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特表2023-552771動画投稿の方法、装置、デバイス及び媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-12-19
(54)【発明の名称】動画投稿の方法、装置、デバイス及び媒体
(51)【国際特許分類】
   G06T 13/80 20110101AFI20231212BHJP
   H04N 21/854 20110101ALI20231212BHJP
   G06F 3/04845 20220101ALI20231212BHJP
【FI】
G06T13/80 A
H04N21/854
G06F3/04845
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023534108
(86)(22)【出願日】2021-12-27
(85)【翻訳文提出日】2023-06-05
(86)【国際出願番号】 CN2021141766
(87)【国際公開番号】W WO2022148266
(87)【国際公開日】2022-07-14
(31)【優先権主張番号】202110020270.9
(32)【優先日】2021-01-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.SMALLTALK
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】スン,ホイ
(72)【発明者】
【氏名】ワン,ダオユイ
【テーマコード(参考)】
5B050
5C164
5E555
【Fターム(参考)】
5B050BA06
5B050BA08
5B050BA15
5B050CA07
5B050DA04
5B050DA10
5B050EA07
5B050EA09
5B050EA12
5B050EA18
5B050EA19
5B050EA24
5B050FA02
5B050FA09
5B050FA10
5B050FA14
5B050GA08
5C164FA29
5C164MA04S
5C164MA06S
5C164MA07S
5C164MC01P
5C164SB01S
5E555AA76
5E555BA05
5E555BA06
5E555BA65
5E555BA73
5E555BA83
5E555BA87
5E555BA88
5E555BB05
5E555BB06
5E555BC18
5E555CA12
5E555CB07
5E555CB10
5E555CB12
5E555CB33
5E555CB34
5E555CB45
5E555CC03
5E555CC24
5E555CC25
5E555CC27
5E555DA23
5E555DB53
5E555DB57
5E555DC19
5E555DC24
5E555DC26
5E555DC27
5E555DC84
5E555EA14
5E555FA00
(57)【要約】
本開示の実施形態は、動画投稿の方法、装置、デバイス及び媒体に関する。例示的な方法では、画像と音楽を取得し、前記画像をキャンバス上に提示し、前記画像における色に基づいて前記キャンバスの色を決定し、前記画像と、前記キャンバスと、前記音楽とを合成することで投稿用の前記動画を生成する。前記動画は、前記音楽をバックミュージックとして前記キャンバス上に前記画像を静的に提示する。このようにすることで、ユーザが画像を自由に編集し、編集した画像に基づいて高品質な動画を生成することができ、ユーザのショート動画制作への積極的な参加を促し、ユーザのスティッキネスを高めることに寄与する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像と音楽を取得することと、
前記画像をキャンバス上に提示することと、
前記画像における色に基づいて前記キャンバスの色を決定することと、
前記画像と、前記キャンバスと、前記音楽とを合成することで投稿用の動画を生成することと、
を含み、前記動画は、前記音楽をバックミュージックとして前記キャンバス上に前記画像を静的に提示する、
動画投稿方法。
【請求項2】
前記動画を生成することは、
前記画像をグラフィックオブジェクトとする編集操作を前記キャンバス上で受け付けることと、
編集された画像と、前記キャンバスと、前記音楽とを合成することで前記動画を生成することと、
を含み、
前記動画は、前記音楽をバックミュージックとして前記編集された画像を静的に提示する、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記動画を生成することは、
前記編集操作を受け付けたことに応じて、前記画像に対する編集効果を前記キャンバス上に提示することをさらに含む、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記キャンバスの色を決定することは、
前記画像の第1部分から第1の色を抽出することと、
前記画像の第2部分から第2の色を抽出することと、
前記第1の色と前記第2の色に基づいて前記キャンバスの色を決定することと、
を含み、
前記キャンバスの第1領域から前記キャンバスの第2領域に向かって、前記キャンバスの色が前記第1の色から第2の色に向かって徐々に変化し、前記第1領域は前記第1部分に隣接し、前記第2領域は前記第2部分に隣接する、
請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記音楽の長さに基づいて前記動画の長さを決定することをさらに含む、
請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記動画を生成することは、テキストを動的に提示する動的ステッカーを前記動画において提示することをさらに含む、
請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記動的ステッカーは、タイムスタンプを動的に提示する動的タイムスタンプステッカーを含む、
請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記動的ステッカーを提示することは、前記音楽のリズムで前記動的ステッカーを提示することを含む、
請求項6又は7に記載の方法。
【請求項9】
前記キャンバス上にテキストを追加する入力を受け付けることと、
前記入力を受け付けたことに応じて前記キャンバス上に前記テキストを提示することと、
前記テキストに基づいて前記動的ステッカーを生成することと、
をさらに含む、
請求項6~8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記画像をグラフィックオブジェクトとする編集操作は、前記画像の拡大縮小、回転、又はドラッグのうち少なくとも1つを含む、
請求項2に記載の方法。
【請求項11】
画像と音楽を取得するように設定された取得モジュールと、
前記画像をキャンバス上に提示するように設定された提示モジュールと、
前記画像における色に基づいて前記キャンバスの色を決定するように設定された決定モジュールと、
前記画像と、前記キャンバスと、前記音楽とを合成することで投稿用の動画を生成するように設定された生成モジュールと、
を含み、
前記動画は、前記音楽をバックミュージックとして前記キャンバス上に前記画像を静的に提示する、
動画投稿装置。
【請求項12】
プロセッサと、
コンピュータプログラムを格納するためのメモリと、
を含み、
前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行されることで請求項1~10のいずれか一項に記載の方法を実行する、
電子デバイス。
【請求項13】
プロセッサによって実行されることで請求項1~10のいずれか一項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラムが格納されている、
コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項14】
プロセッサによって実行された場合、請求項1~10のいずれか一項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラムを含む、
コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示の実施形態は、コンピュータ分野に関し、より具体的には、動画投稿の方法、装置、電子デバイス、コンピュータ可読記憶媒体、及びコンピュータプログラム製品に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯端末の普及やネットワークアクセスの絶え間ない高速化に伴い、携帯端末ユーザの間では、時間が短く娯楽性が高いといった特徴からショート動画が徐々に人気を博している。携帯端末の各ユーザは情報の受け手になれるだけでなく、情報の制作側・発信側になることもでき、このことはユーザのショート動画制作への積極的な参加を大いに促す。写真等の画像を合成してショート動画を生成することは、ショート動画生成の1つの解決手段である。しかし、従来の解決手段は複数の側面で、まだ改善の余地がある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
第1の態様において、動画投稿方法が提供される。前記方法は、画像及び音楽を取得することと、前記画像をキャンバス上に提示することと、前記画像における色に基づいて前記キャンバスの色を決定することと、前記画像、前記キャンバス及び前記音楽を合成することで投稿用の前記動画を生成することと、を含む。前記動画は、前記音楽をバックミュージックとして前記キャンバス上に前記画像を静的に提示する。
【0004】
第2の態様において、画像投稿装置が提供される。前記装置は、画像及び音楽を取得するように設定された取得モジュールと、前記画像をキャンバス上に提示するように設定された提示モジュールと、前記画像における色に基づいて前記キャンバスの色を決定するように設定された決定モジュールと、前記画像、前記キャンバス及び前記音楽を合成することで投稿用の前記動画を生成するように設定された生成モジュールとを含む。前記動画は、前記音楽をバックミュージックとして前記キャンバス上に前記画像を静的に提示する。
【0005】
第3の態様では、電子デバイスが提供される。前記電子デバイスは、プロセッサと、コンピュータプログラムを格納するためのメモリとを含む。前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行されることで第1の態様に記載の方法が実施される。
【0006】
第4の態様において、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。前記コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータプログラムが格納され、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されることで第1の態様に記載の方法が実施される。
【0007】
第5の態様では、コンピュータプログラム製品が提供される。前記コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行された場合に、第1の態様に記載の方法が実施される。
【0008】
本開示の実施形態によれば、ユーザがキャンバス上で画像を自由に編集し、編集した画像に基づいて高品質な動画を生成することができ、ユーザのショート動画制作への積極的な参加を促し、ユーザのスティッキネス(Stickiness)を高めることに寄与する。
【0009】
発明の概要において説明した内容は、本開示の実施形態の鍵となる特徴又は重要な特徴を限定することを意図したものではなく、本開示の範囲を限定するためのものでもないことを理解されたい。本開示のその他の特徴は、以下の説明により容易に理解できるはずである。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図面と結び付けて以下の詳細な説明を参照することで、本開示の各実施形態の上述及びその他の特徴、利点及び態様がさらに明らかになるはずである。図中、同一又は類似の図面符号は、同一又は類似の要素を表す。
【0011】
図1】本開示のいくつかの実施形態にかかる、電子デバイスの例示的なユーザインターフェースを示す。
【0012】
図2】本開示のいくつかの実施形態にかかる、電子デバイスの例示的なユーザインターフェースを示す。
【0013】
図3】本開示のいくつかの実施形態にかかる、電子デバイスの例示的なユーザインターフェースを示す。
【0014】
図4】本開示のいくつかの実施形態にかかる、動画投稿方法のフローチャートを示す。
【0015】
図5】本開示のいくつかの実施形態にかかる、動画投稿装置のブロック図である。
【0016】
図6】本開示のいくつかの実施形態を実施可能な電子デバイスのブロック図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0017】
次に、図面に示された様々な例示的な実施形態を参照して本開示の構想について説明する。理解すべき点として、これらの実施形態は単に、当業者が本開示をより適切に理解し、さらには実施できることを目的としており、いかなる形態でも本開示の範囲を限定することを意図していない。注意すべき点として、可能な場合には、図面において類似又は同一の図面符号を使用することができ、類似又は同一の図面符号は、類似又は同一の要素を示すことができる。当業者が理解できるように、以下の説明から、本明細書で説明される構成及び/又は方法の代替的な実施形態が、説明される本開示の原理及び構想から逸脱することなく採用され得る。
【0018】
本開示の文脈では、用語「含む」及びその様々な変形は、「・・・を含むがそれらに限定されない」という意味の開放式の用語として理解され得る。「・・・に基づく」という用語は、「少なくとも部分的に基づく」と理解され得る。「1つの実施形態」という用語は、「少なくとも1つの実施形態」と理解され得る。「別の実施形態」という用語は、「少なくとも1つのその他の実施形態」と理解され得る。本明細書に記載されている可能性があるがここで言及しない他の用語については、明確に説明されていない限り、本開示の実施形態が基づく構想に反する形で解釈又は限定されるべきではない。
【0019】
図1は、本開示のいくつかの実施形態にかかる、電子デバイス100の例示的なユーザインターフェースを示す。電子デバイス100は、携帯電話、携帯型電子デバイス、タブレット型コンピュータ等であってもよい。図1に示すように、電子デバイス100はディスプレイ102を含む。ディスプレイ102は液晶ディスプレイ(LCD)技術、有機発光ダイオード(OLED)技術、又はミニLED技術によって実装することができるが、他の実施形態では他のディスプレイ技術によって実装してもよい。ディスプレイ102は、電子デバイス100のプロセッサ等から表示情報を受信し、受信した表示情報に基づいてユーザに視覚的な出力を提供することができる。視覚的な出力は、グラフィックス、テキスト、アイコン、動画及びそれらの任意の組合せを含んでもよい。例えば、ユーザインターフェースにおける視覚的な出力の一部は、ユーザインターフェースの要素、例えば、ボタン、アイコン等に対応してもよい。
【0020】
いくつかの実施形態において、ディスプレイ102は、電子デバイス100とユーザとの間の入力・出力インターフェースを提供するタッチディスプレイによって実装されてもよい。便宜上、タッチディスプレイを場合によって「タッチスクリーン」と称してもよい。ディスプレイ102は、触覚に基づいてユーザから入力を受け付けるタッチ感知面、センサ及び/又はセンサアレイを含んでもよい。これらのセンサは、ディスプレイ102上の接触又は近接を検出し、検出された接触をディスプレイ102上のユーザインターフェース要素との相互作用に変換してもよい。理解すべき点として、ディスプレイ102は、現在知られている、又は後に開発される様々なタッチセンシング技術を使用して実装されてもよい。こうした技術には容量、抵抗、及び表面弾性波の技術が含まれるがこれらに限定されない。いくつかの実施形態において、ユーザは指又はスタイラスペンを使用して、ディスプレイ102と相互作用をしてもよい。
【0021】
図1に示すように、電子デバイス100は、ディスプレイ102内に設置された、Webカメラとも称されるカメラ104をさらに含む。カメラ104は、電子デバイス100の正面に設置されたフロントカメラであり、ユーザが自撮りで制作を行うのに便利である。図1に示すwebカメラのレイアウトは「パンチホール付ディスプレイ」のレイアウトであるが、他の実施形態において電子デバイス100に、フルディスプレイではないレイアウト又は「ポップアップ式」レイアウト等の他の適切なレイアウトが使用されてもよい。カメラ104に加えて、電子デバイス100は、撮影機能を強化するために、背面に設置された1つ又は複数のカメラ(図示せず)、すなわちバックカメラをさらに含んでもよい。ユーザは、Webカメラ切り替え用のアイコン等をクリックすることで、フロントカメラとバックカメラを切り替えてもよい。
【0022】
図1に示すように、ディスプレイ102には、動画共有用アプリケーションの編集インターフェースが提示されている。この編集インターフェースはキャンバス124を提示してもよく、キャンバス124上には画像106が提示されている。画像106は、ユーザが撮影した写真、ユーザがアルバム(例えば、ローカルアルバムやクラウドアルバム)から選択した写真等であってもよい。例えば、当該アプリケーションは、カメラ(例えばカメラ104)を呼び出して写真を撮影し、写真をキャンバス124上に提示してもよい。別の例示として、当該アプリケーションは、アルバムから写真等の画像を取得し、その写真をキャンバス124上に提示してもよい。
【0023】
理解すべき点として、「キャンバス」とは、ここではその提示方法を指すだけで、実施方法は示唆していない。具体的には、キャンバス124は画像106の背景であり、キャンバス124上に画像106を提示するためのものである。また、キャンバス124ではさらに、キャンバス124上でのユーザによる画像106の編集操作を可能にしてもよい。キャンバス124は、様々な方法で実装又は実施することができる。例えば、背景画像を用いた方法でキャンバス124を実装してもよいし、コンテナの方法でキャンバス124を実装してもよい。
【0024】
いくつかの実施形態では、画像106から色を抽出し、画像106から抽出された色に基づいて、キャンバス124の色を決定してもよい。キャンバス124の色が画像106から抽出されるため、画面全体の調和を保つことができる。画像106の周囲に黒又は白の縁を提示する場合と比べて、作品の視覚的な効果とユーザ満足度が著しく向上する。選択的に、画像106にガウシアンぼかしを行うことによってキャンバス124を制作してもよい。
【0025】
いくつかの実施形態では、画像106から1つの色を抽出し、この色をキャンバス124の色としてもよい。例えば、画像106から画像106の背景色を抽出してもよい。一般的に、背景は画像106のほとんどの領域を占めるので、画像106の背景色を抽出してキャンバス124の色とすることで、より穏やかな移行を実現することができる。別の例として、画像106の前景色、例えば主要なオブジェクトの色を画像106から抽出してもよい。例えば、画像106の前景色はハート模様の色である。このようにして、画像106における主な表示オブジェクトの主な色調を、キャンバス124上に提示してもよい。
【0026】
いくつかの実施形態では、画像106から複数の色を抽出し、これらの色に基づいてキャンバス124の色を調節してもよい。例えば、画像106を複数の部分に分割し、キャンバス124において画像106の対応部分に隣接する領域の色を、画像106の対応部分の色に指定してもよい。また、キャンバス124の異なる領域の間でカラーグラデーション効果を施してもよい。いくつかの実施形態では、図1に示すように、画像106の上半分の色を位置130で抽出し、画像106の下半分の色を位置132で抽出してもよい。例えば、位置130は画像106の上半分の幾何学的中心であってもよく、位置132は画像106の下半分の幾何学的中心であってもよい。理解すべき点として、他の代表的な位置を使用して、画像の異なる部分の色を特徴づけてもよい。位置130における画像106の色は、キャンバス124の上半分の主な色調を決定するために用いられてもよく、位置132における画像106の色は、キャンバス124の下半分の主な色調を決定するために用いられてもよい。そして、キャンバス124の2つの部分の間で、2つの色の間のグラデーション効果を施してもよい。選択的に、2つの色の間のグラデーション効果をキャンバス124全体に施してもよい。2色のグラデーションによってキャンバス124の色を決定することで、画像全体の色調の調和をより適切に保つことができ、キャンバスの色が雑然としすぎることによりキャンバス124に過度な注目が集まり主役を圧倒することがない。
【0027】
いくつかの実施形態において、編集インターフェースは、例えば、テキストユーザインターフェース要素116、ステッカーユーザインターフェース要素118、エフェクトユーザインターフェース要素120、フィルタユーザインターフェース要素122等の複数の編集ユーザインターフェース要素を含んでもよい。ユーザは、これらの編集ユーザインターフェース要素によって画像106を編集してもよい。例えば、ユーザは、テキストユーザインターフェース要素116をクリックして画像106にテキストを追加したり、ステッカーユーザインターフェース要素118をクリックして画像106にステッカーを追加したり、エフェクトユーザインターフェース要素120をクリックして画像106にエフェクトを適用したり、或いはフィルタユーザインターフェース要素122をクリックして画像106のフィルタを調整したりしてもよい。また、ユーザはさらに、より多くの編集機能を取得するために、ユーザインターフェース要素114をクリックして、より多くの編集ユーザインターフェース要素を展開してもよい。編集インターフェースでは、より多くの、又はより少ない編集用インターフェース要素を提供してもよいことを理解されたい。例えば、画像106に基づいて生成された動画全体に対して、これらの編集機能を適用してもよい。
【0028】
図1に示すように、ユーザは、音楽選択ユーザインターフェース要素110において、例えば「Heart」といった音楽を動画のバックミュージックとして選択してもよい。選択的に、当該アプリケーションは、画像106に対して画像処理を行って画像の関連情報を取得し、画像の情報に基づいて動画のバックミュージックとして音楽を自動的に推薦してもよい。例えば、画像106には撮影場所や露出条件等のメタデータが含まれている可能性がある。当該アプリケーションはこうしたメタデータに基づいて、ユーザの撮影シーンや可能性のある心境を推測し、対応する音楽を推薦してもよい。また、アプリケーションは画像106のシーンを識別し、識別したシーンに基づいて音楽を推薦してもよい。
【0029】
ユーザが撮影結果に満足できない場合、ユーザは戻り用ユーザインターフェース要素127をクリックして撮影インターフェースに戻り、画像撮影を再度行ってもよい。選択的に、ユーザがアルバム内の他の画像に変更したい場合、ユーザは、戻り用ユーザインターフェース要素127をクリックしてアルバムインターフェースに戻り、画像選択を再度行ってもよい。
【0030】
図2は、本開示のいくつかの実施形態にかかる、電子デバイス100の例示的なユーザインターフェースの模式図を示す。図2に示すように、ユーザはキャンバス124上で画像106を編集してもよい。例えば、ユーザは、画像106をグラフィックオブジェクトとしてキャンバス124上で編集操作を行うことで、画像106の自由な編集を実施する。例えば、ユーザは、画像106を拡大縮小、回転、及び/又はドラッグしてもよい。図2に示すように、2本指のジェスチャを行うために、ユーザの指が位置140、142でディスプレイ102に接触している。この2本指のジェスチャは、画像106を拡大縮小又は回転するため等に用いることができる。また、ユーザは画像106の縁をドラッグして画像106を伸ばすか又は縮めてもよい。理解すべき点として、ユーザは他の適切なジェスチャ等の編集操作によって画像106を編集してもよい。
【0031】
ユーザが編集操作を行った後、電子デバイス100は、対応する編集効果をディスプレイ102に提示してもよい。例えば、図2に示すように、ユーザが位置140、142で回転ジェスチャを行った場合、画像106の回転効果をリアルタイムでディスプレイ102に表示してもよい。ユーザが拡大縮小操作を行った場合、画像106の拡大縮小効果をリアルタイムでディスプレイ102に表示してもよい。ユーザがドラッグ操作を行った場合、画像106のドラッグ効果をリアルタイムでディスプレイ102に表示してもよい。ユーザが他の編集操作を行った場合、画像106の他の編集効果をリアルタイムでディスプレイ102に表示してもよい。キャンバス上で画像を自由に編集し、編集した画像とキャンバスを一緒にして高品質な動画を生成することで、ユーザのショート動画制作への積極的な参加を促し、ユーザのスティッキネスを高めることができる。
【0032】
いくつかの実施形態において、ユーザが画像106を編集している間、キャンバス124の色は同じままであってもよい。例えば、図2において、キャンバス124の色は図1と同じであってもよい。別のいくつかの実施形態では、ユーザが画像106を編集している間、キャンバス124の色がリアルタイムで変化して編集後の画像に対応してもよい。例えば、図2において、画像106の上半分の中心点の色に基づいてキャンバス124の上半分の主な色調を決定し、画像106の下半分の中心点の色に基づいてキャンバス124の下半分の主な色調を決定してもよい。画像106が回転したため、画像106の上半分と下半分の形状が矩形から台形に変化し、その中心位置も変化している。
【0033】
いくつかの実施形態では、ユーザが画像編集を終えた後、ユーザは投稿ユーザインターフェース要素108をクリックして、動画を投稿してもよい。このとき、アプリケーションは画像106に基づいて、また、例えばアプリケーションは音楽の長さに基づいて、生成される動画の長さを決定してもよく、これにより、音楽の完全性を保ち、完璧なバックミュージック体験を保証してもよい。
【0034】
図3は、本開示のいくつかの実施形態にかかる、電子デバイス100の例示的なユーザインターフェースを示す。当該ユーザインターフェースは、画像106、キャンバス124及び音楽を合成することで生成された動画200を示し、動画200の全長にわたって画像106を静的に提示する。動画200内で画像106を静的に提示することで、動画200の画質を保証しつつ、動画200のサイズを著しく増加しなくてすむ。このようにして、ネットワークで動画を簡単に共有することができるとともに、ユーザの視覚体験を高めることができる。
【0035】
いくつかの実施形態では、画像106をキャンバス124と統合することによって動画200を生成してもよい。キャンバス124の色については、上述した方法で画面全体の調和が保たれるようにしてもよい。
【0036】
いくつかの実施形態では、動画200の位置202に音楽のアイコンを表示してもよく、音楽の名称を表示するか、又は曲の歌詞等をスクロール表示してもよい。理解すべき点として、位置202は例として提供されているだけであり、動画200の他の適切な位置で表示されてもよい。
【0037】
いくつかの実施形態では、動画200において動的ステッカー204を提示してもよい。動的ステッカー204はテキストを動的に提示する。静止画像に動的な要素を加えることで、動画の視覚的な体験を高めることができる。例えば、動的ステッカー204は、「2021年1月1日」のように、タイムスタンプを動的に提示する動的タイムスタンプステッカーであってもよい。
【0038】
いくつかの実施形態では、音楽のリズムに従って動的ステッカー204を提示してもよい。例えば、音楽のリズムが速い場合には、動的ステッカー204の動的な提示も速くなる。逆に、音楽のリズムが遅い場合には、動的ステッカー204の動的な提示も遅くなる。こうすることで、動画のリズム感や律動感を高めることができる。
【0039】
いくつかの実施形態において、動的ステッカー204は、例えば、動的タイムスタンプステッカーで動画制作時の時間又は日付を表示するように、当該アプリケーションによって自動的に生成されたものであってもよい。例えば、ユーザが投稿ユーザインターフェース要素108をクリックした後、動画200が生成される際に、動的ステッカー204が追加される。選択的に、動的ステッカー204は、ユーザが編集して生成したものでもよい。例えば、ユーザは、図2に示すテキストユーザインターフェース要素116をクリックして、キャンバス124にテキストボックス又はテキストを追加してもよい。そして、ユーザが投稿インターフェース要素108をクリックした後、動画200が生成される際に、これらのテキストが動的ステッカー204に変換される。
【0040】
図4は、本開示のいくつかの実施形態にかかる、動画投稿方法300のフローチャートを示す。例えば、方法300は電子デバイス100において実施されてもよい。ブロック302において、画像と音楽を取得する。例えば、撮影によって画像を取得してもよいし、アルバムから画像を選択することで画像を取得してもよい。また、例えば画像に合う音楽を自動的に読み込んでもよいし、ランダムに音楽を読み込んでもよい。例えばユーザは、音楽選択ユーザインターフェース要素110により、手動で音楽を選択してもよい。
【0041】
ブロック304において、画像をキャンバス上に提示する。例えば、図1図2に示すように、キャンバス124上に画像106を表示してもよい。
【0042】
ブロック306において、画像106内の色に基づいてキャンバス124の色を決定する。例えば、画像内の1つ又は複数の領域の色からキャンバスの色を決定してもよく、これによって異なる画像に対して異なるキャンバスの色を提示してもよい。
【0043】
注意すべき点として、図3ではブロック304の後にブロック306が示されているが、ブロック306とブロック304は他の順序で実行されてもよい。すなわち、ブロック306はブロック304の前に実行されてもよいし、ブロック304と並行して実行されてもよい。例えば、画像の読み込みにおいて、キャンバスと画像が同時に提示されてもよい。この場合、キャンバスの色は画像の色に基づいてすでに決定されていてもよい。つまり、キャンバスと画像が提示される前に、キャンバスの色がすでに決定されている可能性がある。
【0044】
いくつかの実施形態では、前記画像の第1部分から第1の色を抽出する。前記画像の第2部分から第2の色を抽出する。前記第1の色と前記第2の色に基づいて前記キャンバスの色を決定し、前記キャンバスの第1領域から前記キャンバスの第2領域に向かって、前記キャンバスの色が前記第1の色から第2の色に向かって徐々に変化する。前記第1領域は前記第1部分に隣接し、前記第2領域は前記第2部分に隣接する。例えば、第1部分は、図2においてディスプレイ102の上下方向に沿った画像106の上半分であってもよく、第2部分は、図2においてディスプレイ102の上下方向に沿った画像106の下半分であってもよい。選択的に、第1部分は、図2において画像106の長手方向に沿った画像106の上半分であってもよく、第2部分は、図2において画像106の長手方向に沿った画像106の下半分であってもよい。
【0045】
いくつかの実施形態では、画像106をグラフィックオブジェクトとする編集操作をキャンバス124上で受け付ける。例えば、当該編集操作は、画像106の拡大縮小、回転、又はドラッグであってもよい。
【0046】
いくつかの実施形態では、編集操作を受け付けたことに応じて、画像106に対する編集効果をキャンバス124上に提示する。編集された画像と、前記キャンバスと、前記音楽とを合成することで前記動画が生成され、前記動画は、前記音楽をバックミュージックとして前記編集された画像を静的に提示する。編集効果を提示することで、ユーザはリアルタイムでフィードバックを得ることができ、修正と調整がしやすくなる。
【0047】
ブロック308において、画像106と、キャンバス124と、音楽とを合成して動画を生成する。動画は、当該音楽をバックミュージックとして、キャンバス124上に画像106を静的に提示する。いくつかの実施形態では、前記音楽の長さに基づいて前記動画の長さを決定する。例えば、動画の長さを音楽の長さと同じにすることで、完璧なバックミュージック体験を保証する。
【0048】
いくつかの実施形態では、テキストを動的に提示する動的ステッカーを動画において提示する。動的ステッカーは。例えば、動的ステッカーは、タイムスタンプを動的に提示する動的タイムスタンプステッカーを含む。例えば前記動的ステッカーは、前記音楽のリズムで提示される。
【0049】
いくつかの実施形態では、キャンバス上にテキストを追加する入力を受け付け、入力を受け付けたことに応じて、入力されたテキストをキャンバス上に提示してもよい。そして、入力されたテキストに基づいて、動的ステッカーを生成する。
【0050】
図5は、本開示のいくつかの実施形態にかかる、動画投稿装置400を示すブロック図である。当該装置400は、画像及び音楽を取得するように設定された取得モジュール402と、前記画像をキャンバス上に提示するように設定された提示モジュール404と、前記画像における色に基づいて前記キャンバスの色を決定するように設定された決定モジュール406と、前記画像、前記キャンバス及び前記音楽を合成することで投稿用の前記動画を生成するように設定された生成モジュール408とを含む。前記動画は、前記音楽をバックミュージックとして前記キャンバス上に前記画像を静的に提示する。
【0051】
いくつかの実施形態において、生成モジュール408は、画像をグラフィックオブジェクトとする編集操作をキャンバス上で受け付け、編集された画像、前記キャンバス及び前記音楽を合成することによって前記動画を生成するように設定されている。前記動画は、前記音楽をバックミュージックとして前記編集された画像を静的に提示する。
【0052】
いくつかの実施形態において、生成モジュール408はさらに、前記編集操作を受け付けたことに応じて、前記画像に対する編集効果を前記キャンバス上に提示するように設定されている。
【0053】
いくつかの実施形態において、当該装置400は、前記画像の第1部分から第1の色を抽出するように設定された第1抽出モジュールと、前記画像の第2部分から第2の色を抽出するように設定された第2抽出モジュールと、前記第1の色及び第2の色に基づいて前記キャンバスの色を決定するように設定された決定モジュールと、をさらに含む。前記キャンバスの第1領域から前記キャンバスの第2領域に向かって、前記キャンバスの色が前記第1の色から第2の色に向かって徐々に変化する。前記第1領域は前記第1部分に隣接し、前記第2領域は前記第2部分に隣接する。
【0054】
いくつかの実施形態において、当該装置400は、前記音楽の長さに基づいて前記動画の長さを決定するように設定された決定モジュールをさらに含む。
【0055】
いくつかの実施形態において、生成モジュール408はさらに、テキストを動的に提示する動的ステッカーを前記動画において提示するように設定されている。いくつかの実施形態において、前記動的ステッカーは、タイムスタンプを動的に提示する動的タイムスタンプステッカーを含む。いくつかの実施形態において、前記動的ステッカーを提示することは、前記音楽のリズムで前記動的ステッカーを提示することを含む。
【0056】
いくつかの実施形態において、当該装置400は、前記キャンバス上にテキストを追加する入力を受け付けるように設定された別の受付モジュールと、前記入力を受け付けたことに応じて前記キャンバス上に前記テキストを提示するように設定された別の提示モジュールと、前記テキストに基づいて前記動的ステッカーを生成するように設定された別の生成モジュールとをさらに含む。
【0057】
いくつかの実施形態において、前記画像をグラフィックオブジェクトとする編集操作は、前記画像の拡大縮小、回転、又はドラッグのうち少なくとも1つを含む。
【0058】
図6は、本開示のいくつかの実施形態を実施可能な電子デバイス500のブロック図を示す。図1図3に示すような電子デバイス100、又は図5に示すような装置400は、デバイス500によって実現することができる。図6に示すように、デバイス500は、中央プロセッサユニット(CPU)501を含む。CPU501は、リードオンリーメモリ(ROM)502に格納されたコンピュータプログラム命令、又は記憶ユニット508からランダムアクセスメモリ(RAM)503にロードされたコンピュータプログラム命令に基づいて、各種の適切な動作及び処理を実行することができる。RAM503にはさらに、デバイス500の操作に必要な各種プログラム及びデータを格納してもよい。CPU501、ROM502及びRAM503はバス504を介して互いに接続されている。入力/出力(I/O)インターフェース505もバス504に接続されている。
【0059】
デバイス500における複数の部材は、I/Oインターフェース505に接続されている。複数の部材には、キーボード、マウス等の入力ユニット506、様々な種類のディスプレイ、スピーカ等の出力ユニット507、磁気ディスク、光ディスク等の記憶ユニット508、及びネットワークインターフェースカード、モデム、無線通信送受信機等の通信ユニット509が含まれる。通信ユニット509によって、デバイス500は、インターネットのようなコンピュータネットワーク及び/又は各種電信ネットワークを介して、他のデバイスと情報/データを交換することができる。
【0060】
上述した各プロセス及び処理、例えば方法300は、プロセッサユニット501により実行することができる。例えば、いくつかの実施形態において、方法300は、コンピュータソフトウェアプログラムとして実装してもよく、記憶ユニット508のようなマシン可読媒体に有形記憶されている。いくつかの実施形態において、コンピュータプログラムの一部又は全部は、ROM502及び/又は通信ユニット509を経由してデバイス500にロード及び/又はインストールしてもよい。コンピュータプログラムがRAM503にロードされCPU501により実行された場合、上述した方法300の1つ又は複数のステップを実行することができる。選択的に、その他の実施形態において、CPU501は、その他任意の適切な方法(例えば、ファームウェアを利用)によって、方法300を実行するように設定されてもよい。
【0061】
本開示は、方法、デバイス、システム及び/又はコンピュータプログラム製品であり得る。コンピュータプログラム製品は、本開示の各態様を実行するためのコンピュータ可読プログラム命令が格納されたコンピュータ可読記憶媒体を含んでもよい。
【0062】
コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行デバイスにより使用される命令を保持し格納することができる有形デバイスであり得る。コンピュータ可読記憶媒体は例えば、電気記憶装置、磁気記憶装置、光記憶装置、電磁気記憶装置、半導体記憶装置又は上述の任意の適切な組合せであり得るが、これらに限られない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例として(全てではない)、ポータブル・コンピュータ・ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去・書き込み可能なリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、スタティックRAM(SRAM:Static
Random Access Memory)、携帯型コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、メモリースティック、フロッピーディスク、機械的エンコーダディスク、例えば命令が格納されているパンチカード又は溝内の突起構造、及び上述の任意の適切な組合せが含まれる。ここで使用されるコンピュータ可読記憶媒体は、例えば無線電波若しくは他の自由伝播する電磁波、導波若しくは他の送信媒体を介して伝播する電磁波(例えば、光ケーブルを介する光パルス)、又は電線で送信される電気信号のような、瞬時の信号そのものであるとは解釈されない。
【0063】
ここで説明されるコンピュータ可読プログラム命令は、コンピュータ可読記憶媒体から各計算/処理デバイスにダウンロードしてもよく、又は、ネットワーク、例えばインターネット、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク及び/若しくは無線ネットワークを介して外部のコンピュータ若しくは外部記憶装置にダウンロードしてもよい。ネットワークは、銅線送信ケーブル、光ケーブル送信、無線送信、ルータ、ファイアウォール、スイッチ、ゲートウェイコンピュータ及び/又はエッジサーバを含んでもよい。各計算/処理デバイスにおけるネットワークインターフェースカード又はネットワークインターフェースは、コンピュータ可読プログラム命令をネットワークから受信し、当該コンピュータ可読プログラム命令を転送し、各計算/処理デバイスのコンピュータ可読記憶媒体に格納されるようにする。
【0064】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラム命令は、アセンブラ指示文、命令セットアーキテクチャ(ISA:Instruction
Set Architecture)、機械語命令、機械関連命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、又は、1種類若しくは複数種類のプログラミング言語の任意の組合せで記述されたソースコード若しくは対象コードであり得る。前記プログラミング言語は、Smalltalk、C++等のオブジェクト指向のプログラミング言語、及び、「C」言語又は類似のプログラミング語言のような一般的なプロセス式プログラミング言語を含む。コンピュータ可読プログラム命令は、全てユーザコンピュータ上で実行してもよいし、部分的にユーザコンピュータ上で実行してもよいし、1つの独立したソフトウェアパッケージとして実行してもよいし、ユーザコンピュータ上で部分的に実行するとともにリモートコンピュータ上で部分的に実行してもよいし、或いは、全てリモートコンピュータ又はサーバ上で実行してもよい。リモートコンピュータにかかる状況において、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを介して、ユーザコンピュータに接続してもよく、又は、外部のコンピュータに接続してもよい(例えばインターネットサービスプロバイダを利用しインターネットを介して接続する)。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読プログラム命令のステータス情報を利用して、例えばプログラマブルロジック回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又はプログラマブルロジックアレイ(PLA)のような電子回路をパーソナライズすることができる。当該電子回路は、コンピュータ可読プログラム命令を実行することで、本開示の各態様を実現してもよい。
【0065】
ここでは、本開示の実施形態にかかる方法、装置(システム)及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照して、本開示の各態様を説明した。理解すべき点として、フローチャート及び/又はブロック図の各ブロック並びにフローチャート及び/又はブロック図の各ブロックの組合せは、いずれも、コンピュータ可読プログラム命令により実現してもよい。
【0066】
これらのコンピュータ可読プログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ又は他のプログラミング可能なデータ処理装置のプロセッサユニットに提供されて、マシンを生成してもよく、これらの命令がコンピュータ又は他のプログラミング可能なデータ処理装置のプロセッサユニットにより実行された場合、フローチャート及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックで規定された機能/動作を実現する装置が生成される。これらのコンピュータ可読プログラム命令は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよい。これらの命令によって、コンピュータ、プログラミング可能なデータ処理装置及び/又はその他のデバイスは特定の方法で動作を行う。したがって、命令が格納されているコンピュータ可読媒体は、フローチャート及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックで規定された機能/動作を実現する各態様の命令が含まれている製品を含む。
【0067】
コンピュータ可読プログラム命令を、コンピュータ、他のプログラミング可能なデータ処理装置又は他のデバイスにロードして、コンピュータ、他のプログラミング可能なデータ処理装置又は他のデバイス上で一連の操作ステップを実行させ、コンピュータが実現するプロセスを生成してもよい。こうすることで、コンピュータ、他のプログラミング可能なデータ処理装置又は他のデバイスで実行される命令に、フローチャート及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックで規定された機能/動作を実現させる。
【0068】
図中のフローチャート及びブロック図は、本開示の複数の実施形態にかかるシステム、方法、コンピュータプログラム製品の実現可能なアーキテクチャ、機能及び操作を表している。この点において、フローチャート又はブロック図の各ブロックは、1つのモジュール、プログラムセグメント又は命令の一部を示してもよく、前記モジュール、プログラムセグメント又は命令の一部は、規定されたロジック機能を実現するための1つ又は複数の実行可能な命令を含む。代替としてのいくつかの実装において、ブロック内に表記された機能は、図中の表記と異なる順序で発生してもよい。例えば、2つの連続するブロックは実際には基本的に並行して実行されてもよいし、場合によっては反対の順序で実行されてもよい。これは、関係する機能によって定められる。また、注意すべき点として、ブロック図及び/又はフローチャートの各ブロック、並びにブロック図及び/又はフローチャートのブロックの組合せは、規定された機能又は動作を実行する、ハードウェアに基づく専用システムで実現してもよいし、或いは、専用のハードウェアとコンピュータ命令との組合せにより実現してもよい。
【0069】
以上、本開示の各実施形態を説明したが、上述した説明は、例示的なもので、全て網羅したものではなく、開示された各実施形態に限定されない。説明した各実施形態の範囲及び精神から逸脱しない状況において、当業者が多数の修正及び変更を行うことができることは明らかである。ここで使用した用語は、各実施形態の原理、実際の応用又は市場での技術改良について最適な説明を行うこと、又は当業者に本明細書で開示された各実施形態を理解させることを意図して、選択したものである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【手続補正書】
【提出日】2023-06-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像と音楽を取得することと、
前記画像をキャンバス上に提示することと、
前記画像における色に基づいて前記キャンバスの色を決定することと、
前記画像と、前記キャンバスと、前記音楽とを合成することで投稿用の動画を生成することと、
を含み、前記動画は、前記音楽をバックミュージックとして前記キャンバス上に前記画像を静的に提示する、
動画投稿方法。
【請求項2】
前記動画を生成することは、
前記画像をグラフィックオブジェクトとする編集操作を前記キャンバス上で受け付けることと、
編集された画像と、前記キャンバスと、前記音楽とを合成することで前記動画を生成することと、
を含み、
前記動画は、前記音楽をバックミュージックとして前記編集された画像を静的に提示する、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記動画を生成することは、
前記編集操作を受け付けたことに応じて、前記画像に対する編集効果を前記キャンバス上に提示することをさらに含む、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記キャンバスの色を決定することは、
前記画像の第1部分から第1の色を抽出することと、
前記画像の第2部分から第2の色を抽出することと、
前記第1の色と前記第2の色に基づいて前記キャンバスの色を決定することと、
を含み、
前記キャンバスの第1領域から前記キャンバスの第2領域に向かって、前記キャンバスの色が前記第1の色から第2の色に向かって徐々に変化し、前記第1領域は前記第1部分に隣接し、前記第2領域は前記第2部分に隣接する、
請求項に記載の方法。
【請求項5】
前記音楽の長さに基づいて前記動画の長さを決定することをさらに含む、
請求項に記載の方法。
【請求項6】
前記動画を生成することは、テキストを動的に提示する動的ステッカーを前記動画において提示することをさらに含む、
請求項に記載の方法。
【請求項7】
前記動的ステッカーは、タイムスタンプを動的に提示する動的タイムスタンプステッカーを含む、
請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記動的ステッカーを提示することは、前記音楽のリズムで前記動的ステッカーを提示することを含む、
請求項に記載の方法。
【請求項9】
前記キャンバス上にテキストを追加する入力を受け付けることと、
前記入力を受け付けたことに応じて前記キャンバス上に前記テキストを提示することと、
前記テキストに基づいて前記動的ステッカーを生成することと、
をさらに含む、
請求項に記載の方法。
【請求項10】
前記画像をグラフィックオブジェクトとする編集操作は、前記画像の拡大縮小、回転、又はドラッグのうち少なくとも1つを含む、
請求項2に記載の方法。
【請求項11】
画像と音楽を取得するように設定された取得モジュールと、
前記画像をキャンバス上に提示するように設定された提示モジュールと、
前記画像における色に基づいて前記キャンバスの色を決定するように設定された決定モジュールと、
前記画像と、前記キャンバスと、前記音楽とを合成することで投稿用の動画を生成するように設定された生成モジュールと、
を含み、
前記動画は、前記音楽をバックミュージックとして前記キャンバス上に前記画像を静的に提示する、
動画投稿装置。
【請求項12】
プロセッサと、
コンピュータプログラムを格納するためのメモリと、
を含み、
前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行されることで請求項1~10のいずれか一項に記載の方法を実行する、
電子デバイス。
【請求項13】
プロセッサによって実行されることで請求項1~10のいずれか一項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラムが格納されている、
コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項14】
プロセッサによって実行された場合、請求項1~10のいずれか一項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラ
【国際調査報告】