(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-12-20
(54)【発明の名称】無線通信方法、端末デバイス及びネットワーク要素
(51)【国際特許分類】
H04W 12/06 20210101AFI20231213BHJP
H04W 88/14 20090101ALI20231213BHJP
【FI】
H04W12/06
H04W88/14
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022550037
(86)(22)【出願日】2020-12-14
(85)【翻訳文提出日】2022-08-19
(86)【国際出願番号】 CN2020136203
(87)【国際公開番号】W WO2022126327
(87)【国際公開日】2022-06-23
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】516227559
【氏名又は名称】オッポ広東移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
【住所又は居所原語表記】No. 18 Haibin Road,Wusha, Chang’an,Dongguan, Guangdong 523860 China
(74)【代理人】
【識別番号】100120031
【氏名又は名称】宮嶋 学
(74)【代理人】
【識別番号】100107582
【氏名又は名称】関根 毅
(74)【代理人】
【識別番号】100152205
【氏名又は名称】吉田 昌司
(74)【代理人】
【識別番号】100137523
【氏名又は名称】出口 智也
(72)【発明者】
【氏名】クオ、ヤリ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067EE02
5K067EE16
(57)【要約】
本願の実施例は、無線通信方法、端末デバイス及びネットワーク要素を提供する。前記方法は、第1の操作に対応する第1のターゲット方式を決定することと、前記第1のターゲット方式に従って前記第1の操作を実行するための情報を送信することとを含み、前記第1の操作は、承認、認証、再承認、及び再認証のうちの少なくとも1つを含む。本願の実施例により、第1の操作に対応する第1のターゲット方式を決定し、端末デバイスが前記第1のターゲット方式に従って前記第1の操作を実行するための情報を送信することができ、これにより、前記第1の操作が承認/認証である場合、3GPPネットワークにおける端末デバイスの承認/認証プロセスを最適化するだけでなく、承認/認証のための不要な重複情報を3GPPネットワークに提供することを回避し、前記第1の操作が再承認/認証である場合、端末デバイスに対して再承認/認証を行うことができ、さらに、システム性能を向上させることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末デバイスに応用される無線通信方法であって、
第1の操作に対応する第1のターゲット方式を決定することと、
前記第1のターゲット方式に従って前記第1の操作を実行するための情報を送信することとを含み、
前記第1の操作は、承認、認証、再承認、及び再認証のうちの少なくとも1つを含む
ことを特徴とする無線通信方法。
【請求項2】
前記第1のターゲット方式は、第1の方式及び/又は第2の方式を含み、前記第1の方式は、前記端末デバイスが登録プロセスで前記第1の操作を実行するための情報を送信することであり、前記第2の方式は、前記端末デバイスがセッション管理プロセスで前記第1の操作を実行するための情報を送信することであり、
前記第1のターゲット方式に従って前記第1の操作を実行するための情報を送信することは、
前記第1のターゲット方式が前記第1の方式である場合、モビリティ管理ネットワーク要素で前記第1の操作を実行するための情報を送信することと、
前記第1のターゲット方式が前記第2の方式である場合、セッション管理ネットワーク要素で前記第1の操作を実行するための情報を送信することとを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項3】
前記第1の操作に対応する第1のターゲット方式を決定することは、
前記端末デバイスに対する再承認及び/又は再認証を要求するために使用される第1の要求を受信することと、
前記第1の要求を取得する方式に従って、前記第1のターゲット方式を決定することとを含む
ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信方法。
【請求項4】
前記第1の要求を取得する方式に従って、前記第1のターゲット方式を決定することは、
前記モビリティ管理ネットワーク要素から前記第1の要求を受信した場合、前記第1の方式を前記第1のターゲット方式として決定することと、
前記セッション管理ネットワーク要素から前記第1の要求を受信した場合、前記第2の方式を前記第1のターゲット方式として決定することとを含む
ことを特徴とする請求項3に記載の無線通信方法。
【請求項5】
前記方法は、さらに、
モビリティ管理ネットワーク要素により送信された、前記第1のターゲット方式を決定するための第1の指示情報を受信することを含む
ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信方法。
【請求項6】
前記第1の指示情報は、前記端末デバイスが前記第1の方式又は前記第2の方式を使用することを示すために使用され、
前記第1の操作に対応する第1のターゲット方式を決定することは、
前記第1の指示情報で示す前記第1の方式又は前記第2の方式を、前記第1のターゲット方式として決定することを含む
ことを特徴とする請求項5に記載の無線通信方法。
【請求項7】
前記第1の指示情報は、前記第1の方式をサポートするかどうか、及び/又は、前記第2の方式をサポートするかどうかを示すために使用され、
前記第1の操作に対応する第1のターゲット方式を決定することは、
前記第1の指示情報で示すサポートする方式を、前記第1のターゲット方式として決定することを含む
ことを特徴とする請求項5に記載の無線通信方法。
【請求項8】
前記第1の指示情報を受信することは、
前記モビリティ管理ネットワーク要素により送信された第1の要求を受信することを含み、前記第1の要求は、前記再承認及び/又は再認証を要求するために使用され、前記第1の要求は、前記第1の指示情報を含む
ことを特徴とする請求項5~7のいずれか1項に記載の無線通信方法。
【請求項9】
前記方法は、さらに、
前記モビリティ管理ネットワーク要素により送信された第1の要求を受信することを含み、前記第1の要求は、前記再承認及び/又は再認証を要求するために使用され、
前記第1の操作に対応する第1のターゲット方式を決定することは、
前記第1の要求に前記第1のターゲット方式を示すための情報が含まれない場合、前記第2の方式を前記第1のターゲット方式として決定することを含む
ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信方法。
【請求項10】
前記第1の操作に対応する第1のターゲット方式を決定することは、
前記第1の方式に対応するパラメータ及び/又は前記第2の方式に対応するパラメータが含まれるポリシー情報を受信することと、
前記ポリシー情報に基づいて前記第1のターゲット方式を決定することとを含む
ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信方法。
【請求項11】
前記ポリシー情報を受信することは、
モビリティ管理ネットワーク要素を介してポリシー制御ネットワーク要素により送信された前記ポリシー情報を受信することを含む
ことを特徴とする請求項10に記載の無線通信方法。
【請求項12】
前記ポリシー情報に基づいて前記第1のターゲット方式を決定することは、
前記端末デバイスのパラメータが前記第1の方式に対応するパラメータにマッチングされる場合、前記第1の方式を前記第1のターゲット方式として決定することと、
前記端末デバイスのパラメータが前記第2の方式に対応するパラメータにマッチングされる場合、前記第2の方式を前記第1のターゲット方式として決定することとを含む
ことを特徴とする請求項10に記載の無線通信方法。
【請求項13】
前記パラメータは、
地域情報、公衆陸上移動体通信網PLMN情報又は時間情報のうちの少なくとも1つに属する
ことを特徴とする請求項10に記載の無線通信方法。
【請求項14】
前記ポリシー情報は、さらに、前記端末デバイスの識別子を含む
ことを特徴とする請求項10に記載の無線通信方法。
【請求項15】
前記方法は、さらに、
承認及び/又は認証の回収を示すための第2の指示情報を受信することを含む
ことを特徴とする請求項1~14のいずれか1項に記載の無線通信方法。
【請求項16】
前記第2の指示情報を受信することは、
モビリティ管理ネットワーク要素を介してセッション管理ネットワーク要素により転送された前記第2の指示情報を受信すること、
前記モビリティ管理ネットワーク要素を介して端末管理ネットワーク要素により転送された前記第2の指示情報を受信すること、又は、
前記セッション管理ネットワーク要素を介して前記端末管理ネットワーク要素により転送された前記第2の指示情報を受信することを含む
ことを特徴とする請求項15に記載の無線通信方法。
【請求項17】
端末管理ネットワーク要素に応用される無線通信方法であって、
第2の要求を受信することと、
ターゲットネットワーク要素を決定することと、
前記ターゲットネットワーク要素に前記第2の要求を送信することとを含み、
前記第2の要求は、端末デバイスに対して再承認、再認証、承認回収及び認証回収のうちの少なくとも1つの操作を行うために要求するために使用される
ことを特徴とする無線通信方法。
【請求項18】
前記ターゲットネットワーク要素を決定することは、
セッション管理ネットワーク要素を前記ターゲットネットワーク要素として決定することを含む
ことを特徴とする請求項17に記載の無線通信方法。
【請求項19】
前記ターゲットネットワーク要素を決定することは、
第2の操作に対応する第2のターゲット方式を決定することと、
前記第2のターゲット方式に基づいて前記ターゲットネットワーク要素を決定することとを含み、
前記第2の操作は、承認、認証、再承認、再認証、承認回収及び認証回収のうちの少なくとも1つを含む
ことを特徴とする請求項17に記載の無線通信方法。
【請求項20】
前記第2のターゲット方式は、第1の方式及び/又は第2の方式を含み、前記第1の方式は、前記端末デバイスが登録プロセスで前記第2の操作を実行するための情報を送信することであり、前記第2の方式は、前記端末デバイスがセッション管理プロセスで前記第2の操作を実行するための情報を送信することであり、
前記第2のターゲット方式に基づいて前記ターゲットネットワーク要素を決定することは、
前記第2のターゲット方式が前記第1の方式である場合、モビリティ管理ネットワーク要素を前記ターゲットネットワーク要素として決定することと、
前記第2のターゲット方式が前記第2の方式である場合、セッション管理ネットワーク要素を前記ターゲットネットワーク要素として決定することとを含む
ことを特徴とする請求項19に記載の無線通信方法。
【請求項21】
前記第2の操作に対応する第2のターゲット方式を決定することは、
第1のマッピング関係に基づいて前記第2のターゲット方式を決定することを含み、前記第1のマッピング関係は、前記第1の方式に対応するパラメータ及び/又は前記第2の方式に対応するパラメータを含む
ことを特徴とする請求項20に記載の無線通信方法。
【請求項22】
前記第1のマッピング関係に基づいて前記第2のターゲット方式を決定することは、
端末デバイスのパラメータが前記第1の方式に対応するパラメータにマッチングされる場合、前記第1の方式を前記第2のターゲット方式として決定することと、
前記端末デバイスのパラメータが前記第2の方式に対応するパラメータにマッチングされる場合、前記第2の方式を前記第2のターゲット方式として決定することとを含む
ことを特徴とする請求項21に記載の無線通信方法。
【請求項23】
前記パラメータは、
地域情報、公衆陸上移動体通信網PLMN情報又は時間情報のうちの少なくとも1つに属する
ことを特徴とする請求項21に記載の無線通信方法。
【請求項24】
前記第1のマッピング関係情報は、予め構成される
ことを特徴とする請求項21に記載の無線通信方法。
【請求項25】
前記第2の操作に対応する第2のターゲット方式を決定することは、
ユニファイドデータ記憶UDR又はユニファイドデータ管理UDMを介して検索情報を取得することと、
前記検索情報に基づいて、前記第2のターゲット方式を決定することとを含み、
前記検索情報は、前記端末デバイスにサービスするモビリティ管理ネットワーク要素及び/又はセッション管理ネットワーク要素の情報を示し、及び/又は、前記モビリティ管理ネットワーク要素及び/又は前記セッション管理ネットワーク要素が前記第2の操作をサポートするかどうかを示すために使用される
ことを特徴とする請求項19に記載の無線通信方法。
【請求項26】
モビリティ管理ネットワーク要素に応用される無線通信方法であって、
第3の要求を受信することと、
端末デバイスに前記第3の要求を送信することとを含み、
前記第3の要求は、端末デバイスに対して再承認、再認証、承認回収及び認証回収のうちの少なくとも1つ操作を行うように要求するために使用される
ことを特徴とする無線通信方法。
【請求項27】
前記第3の要求を受信することは、
端末管理ネットワーク要素により送信された前記第3の要求を受信することを含む
ことを特徴とする請求項26に記載の無線通信方法。
【請求項28】
前記第3の要求を受信することは、
セッション管理ネットワーク要素により送信された前記第3の要求を受信することを含む
ことを特徴とする請求項26に記載の無線通信方法。
【請求項29】
前記第3の要求は、第1の指示情報を含み、前記第1の指示情報は、第1の操作に対応する第1のターゲット方式を決定するために使用され、前記第1の操作は、承認、認証、再承認、及び再認証のうちの少なくとも1つを含む
ことを特徴とする請求項28に記載の無線通信方法。
【請求項30】
前記第1のターゲット方式は、第1の方式及び/又は第2の方式を含み、前記第1の方式は、前記端末デバイスが登録プロセスで前記第1の操作を実行するための情報を送信することであり、前記第2の方式は、前記端末デバイスがセッション管理プロセスで前記第1の操作を実行するための情報を送信することである
ことを特徴とする請求項29に記載の無線通信方法。
【請求項31】
前記第1の指示情報は、前記端末デバイスが前記第1の方式又は前記第2の方式を使用することを示すために使用される
ことを特徴とする請求項30に記載の無線通信方法。
【請求項32】
前記第1の指示情報は、前記第1の方式をサポートするかどうか、及び/又は、前記第2の方式をサポートするかどうかを示すために使用される
ことを特徴とする請求項30に記載の無線通信方法。
【請求項33】
前記第3の要求に第1の操作に対応する第1のターゲット方式を示すための情報が含まれない場合、前記第1のターゲット方式が第2の方式であり、前記第1の操作は、承認、認証、再承認、及び再認証のうちの少なくとも1つを含み、前記第2の方式は、前記端末デバイスがセッション管理プロセスで前記第1の操作を実行するための情報を送信することである
ことを特徴とする請求項28に記載の無線通信方法。
【請求項34】
ポリシー制御ネットワーク要素に応用される無線通信方法であって、
モビリティ管理ネットワーク要素を介して端末デバイスにポリシー情報を送信することを含み、前記ポリシー情報は、第1の方式に対応するパラメータ及び/又は第2の方式に対応するパラメータを含む
ことを特徴とする無線通信方法。
【請求項35】
前記パラメータは、
地域情報、公衆陸上移動体通信網PLMN情報又は時間情報のうちの少なくとも1つに属する
ことを特徴とする請求項34に記載の無線通信方法。
【請求項36】
前記ポリシー情報は、さらに、端末デバイスの識別子を含む
ことを特徴とする請求項34に記載の無線通信方法。
【請求項37】
前記第1の方式は、前記端末デバイスが登録プロセスで第1の操作を実行するための情報を送信することであり、前記第2の方式は、前記端末デバイスがセッション管理プロセスで前記第1の操作を実行するための情報を送信することであり、前記第1の操作は、承認、認証、再承認、及び再認証のうちの少なくとも1つを含む
ことを特徴とする請求項34~36のいずれか1項に記載の無線通信方法。
【請求項38】
決定ユニットと、送信ユニットとを備える端末デバイスであって、
前記決定ユニットは、第1の操作に対応する第1のターゲット方式を決定するように構成され、前記第1の操作は、承認、認証、再承認、及び再認証のうちの少なくとも1つを含む、
前記送信ユニットは、前記第1のターゲット方式に従って前記第1の操作を実行するための情報を送信するように構成される
ことを特徴とする端末デバイス。
【請求項39】
受信ユニットと、決定ユニットと、送信ユニットとを備える端末管理ネットワーク要素であって、
前記受信ユニットは、第2の要求を受信するように構成され、前記第2の要求は、端末デバイスに対して再承認、再認証、承認回収及び認証回収のうちの少なくとも1つの操作を行うために要求するために使用され、
前記決定ユニットは、ターゲットネットワーク要素を決定するように構成され、
前記送信ユニットは、前記ターゲットネットワーク要素に前記第2の要求を送信するように構成される
ことを特徴とする端末管理ネットワーク要素。
【請求項40】
受信ユニットと、送信ユニットとを備えるモビリティ管理ネットワーク要素であって、
前記受信ユニットは、第3の要求を受信するように構成され、前記第3の要求は、端末デバイスに対して再承認、再認証、承認回収及び認証回収のうちの少なくとも1つ操作を行うように要求するために使用され、
前記送信ユニットは、端末デバイスに前記第3の要求を送信するように構成される
ことを特徴とするモビリティ管理ネットワーク要素。
【請求項41】
送信ユニットを備えるポリシー制御ネットワーク要素であって、
前記送信ユニットは、モビリティ管理ネットワーク要素を介して端末デバイスにポリシー情報を送信するように構成され、前記ポリシー情報は、第1の方式に対応するパラメータ及び/又は第2の方式に対応するパラメータを含む
ことを特徴とするポリシー制御ネットワーク要素。
【請求項42】
プロセッサ、メモリ、及び送受信機を備える端末デバイスであって、
前記メモリは、コンピュータプログラムを格納し、
前記プロセッサは、前記メモリに格納されたコンピュータプログラムを呼び出して実行し、請求項1~16のいずれか1項に記載の方法を実行する
ことを特徴とする端末デバイス。
【請求項43】
プロセッサ、メモリ、及び送受信機を備えるネットワーク要素であって、
前記メモリは、コンピュータプログラムを格納し、
前記プロセッサは、前記メモリに格納されたコンピュータプログラムを呼び出して実行し、請求項17~25のいずれか1項に記載の方法、請求項26~33のいずれか1項に記載の方法、又は請求項34~37のいずれか1項に記載の方法を実行する
ことを特徴とするネットワーク要素。
【請求項44】
コンピュータプログラムをメモリから呼び出して実行し、チップが搭載されたデバイスに、請求項1~16のいずれか1項に記載の方法、請求項17~25のいずれか1項に記載の方法、請求項26~33のいずれか1項に記載の方法、又は請求項34~37のいずれか1項に記載の方法を実行させるプロセッサを備える
ことを特徴とするチップ。
【請求項45】
請求項1~16のいずれか1項に記載の方法、請求項17~25のいずれか1項に記載の方法、請求項26~33のいずれか1項に記載の方法、又は請求項34~37のいずれか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを格納する
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項46】
請求項1~16のいずれか1項に記載の方法、請求項17~25のいずれか1項に記載の方法、請求項26~33のいずれか1項に記載の方法、又は請求項34~37のいずれか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム命令を含む
ことを特徴とするコンピュータプログラム製品。
【請求項47】
請求項1~16のいずれか1項に記載の方法、請求項17~25のいずれか1項に記載の方法、請求項26~33のいずれか1項に記載の方法、又は請求項34~37のいずれか1項に記載の方法をコンピュータに実行させる
ことを特徴とするコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願の実施例は、通信分野に関し、具体的に、無線通信方法、端末デバイス及びネットワーク要素に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、第3の世代パートナーシッププロジェクト(The 3rd Generation Partnership Project、3GPP)ネットワークは、2つの方式でUAVの承認/認証プロセスに関与することができる。 一つの方式としては、UAVが3GPPネットワークにアクセスするための登録プロセス中に承認/認証のための情報を提供し、もう一つ方式としては、UAVが3GPPネットワークにアクセスしてプロトコルデータユニット(Protocol Data Unit、PDU)セッションを確立/変更するプロセス中に承認/認証のための情報を提供する。この2つの方式では、UAVとUTM/USS間の承認/認証プロセスには、3GPPネットワークの異なるネットワーク要素が関与し、承認/認証結果が得られる。
【0003】
具体的に、オペレータの設定に応じて、3GPPネットワークがUAVの承認/認証プロセスに参加する方法を選択することができる。しかし、UAVはネットワークの構成を知らないため、登録プロセスとPDUセッションの確立/変更のプロセスの両方で、承認/認証に使用する情報を提し、その結果、異なるプロセスで承認/認証のための不要な重複した情報を3GPPネットワークに提供する可能性がある。 また、UAVの再承認/認証が必要な場合、UAVは登録処理又はPDUセッション関連処理を開始すべきか、承認/認証のための情報を再提供すると判断できず、結果としてUAVの再再承認/認証ができなくなる。
【発明の概要】
【0004】
本願の実施例は、3GPPネットワークにおける端末デバイスの承認/認証プロセスを最適化するだけでなく、承認/認証のための不要な重複情報を3GPPネットワークに提供することを回避し、端末デバイスの再承認/認証を可能にして、システム性能を改善することができる無線通信方法、端末デバイス及びネットワーク要素を提供する。
【0005】
第1の態様は、端末デバイスに応用される無線通信方法を提供し、
第1の操作に対応する第1のターゲット方式を決定することと、
前記第1のターゲット方式に従って前記第1の操作を実行するための情報を送信することとを含み、
前記第1の操作は、承認、認証、再承認、及び再認証のうちの少なくとも1つを含む。
【0006】
第2の態様は、端末管理ネットワーク要素に応用される無線通信方法を提供し、
第2の要求を受信することと、
ターゲットネットワーク要素を決定することと、
前記ターゲットネットワーク要素に前記第2の要求を送信することとを含み、
前記第2の要求は、端末デバイスに対して再承認、再認証、承認回収及び認証回収のうちの少なくとも1つの操作を行うために要求するために使用される。
【0007】
第3の態様は、モビリティ管理ネットワーク要素に応用される無線通信方法を提供し、
第3の要求を受信することと、
端末デバイスに前記第3の要求を送信することとを含み、
前記第3の要求は、端末デバイスに対して再承認、再認証、承認回収及び認証回収のうちの少なくとも1つ操作を行うように要求するために使用される。
【0008】
第4の態様は、ポリシー制御ネットワーク要素に応用される無線通信方法を提供し、
モビリティ管理ネットワーク要素を介して端末デバイスにポリシー情報を送信することを含み、前記ポリシー情報は、第1の方式に対応するパラメータ及び/又は第2の方式に対応するパラメータを含む。
【0009】
第5の態様は、上記の第1の態様又はその各実施例の方法を実行するための端末デバイスを提供する。具体的には、前記端末デバイスは、上記した第1の態様における方法又はその各実施例を実行するための機能モジュールを備える。
【0010】
第6の態様は、上記の第2~第4の態様又はその各実施例の方法を実行するためのネットワーク要素を提供する。具体的には、前記ネットワーク要素は、上記の第2~第4の態様又はその各実施例の方法を実行するための機能モジュールを備える。
【0011】
第7の態様は、プロセッサ及びメモリを含む端末デバイスを提供する。前記メモリは、コンピュータプログラムを格納し、前記プロセッサは、前記メモリに格納されたコンピュータプログラムを呼び出して実行して、上記の第1の態様又はその各実施例の方法を実行する。
【0012】
第8の態様は、プロセッサ及びメモリを含むネットワーク要素を提供する。前記メモリは、コンピュータプログラムを格納し、前記プロセッサは、前記メモリに格納されたコンピュータプログラムを呼び出して実行して、上記の第2~第4の態様又はその各実施例の方法を実行する。
【0013】
第9の態様では、上記第1~第4の態様のいずれか、又はその各実施例に記載の方法を実施するためのチップを提供する。具体的には、前記チップは、コンピュータプログラムをメモリから呼び出して実行し、前記チップが搭載された装置に上記第1~第4の態様のいずれか1つ又はその各実施例に記載の方法を実行させるプロセッサ、を備える。
【0014】
第10の態様は、コンピュータプログラムを格納するためのコンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータプログラムは、コンピュータに、上記の第1~第4の態様のいずれか又はその各実施例に記載の方法を実行させる。
【0015】
第11の態様では、コンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータプログラム命令は、コンピュータに上記の第1~第4の態様のいずれか1つその各実施例に記載の方法を実行させる。
【0016】
第12の態様は、コンピュータ上で実行されると、コンピュータに、上記の第1~第4の態様又はその各実施例に記載の方法を実行させるコンピュータプログラムを提供する。
【0017】
本願の技術案により、第1の操作に対応する第1のターゲット方式を決定し、端末デバイスが前記第1のターゲット方式に従って前記第1の操作を実行するための情報を送信することができ、これにより、前記第1の操作が承認/認証である場合、3GPPネットワークにおける端末デバイスの承認/認証プロセスを最適化するだけでなく、承認/認証のための不要な重複情報を3GPPネットワークに提供することを回避し、前記第1の操作が再承認/認証である場合、端末デバイスに対して再承認/認証を行うことができ、さらに、システム性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】本願の実施例における通信システムの構成の模式図である。
【
図2】本願の実施例におけるUAV管理制御の模式図である。
【
図3-12】本願の実施例における無線通信方法のフローチャートである。
【
図13】本願の実施例における端末デバイスのブロック図である。
【
図14】本願の実施例における端末管理ネットワーク要素のブロック図である。
【
図15】本願の実施例におけるモビリティ管理ネットワーク要素のブロック図である。
【
図16】本願の実施例におけるポリシー制御ネットワーク要素のブロック図である。
【
図17】本願の実施例における通信デバイスのブロック図である。
【
図18】本願の実施例におけるチップのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本願の実施例における技術的解決策を、本願の実施例における添付図面に関連して説明する。 当然ながら、説明する実施例は本願の実施例の一部であって、その全てではない。 本願の実施例に関して、当業者であれば創造的な労力を要することなく得られる他のすべての実施例は、本願の保護範囲に含まれる。
【0020】
本願の実施例は、様々な通信システムに適用可能であり、例えば、GSM(Global System of Mobile Communication)システム、CDMA(Code Division Multiple Access)システム、Wideband Code(広帯域符号化)システム、WCDMA(Division Multiple Access)システム、GPRS(General Packet Radio Service)システム、LTE(Long Term Evolution)システム、LTE-A(Advanced long term evolution)システム、NR(New Radio)システム、NRシステムの進化系システム、LTE-U(LTE-based access to unlicensed spectrum)システム、NR-U(NR-based access to unlicensed spectrum)システム、Umts(Universal Mobile Telecommunication System)、WLAN(Wireless Local Area Network)、WiFi(Wireless Fidelity)、次世代通信システム又はその他の通信システムである。
【0021】
一般的に、従来の通信システムは、限られた数の接続に対応し、実装も容易であるが、通信技術の進化に伴い、移動通信システムは、従来の通信だけでなく、例えば、D2D(Device to Device)通信、M2M(Machine to Machine)通信、MTC(Machine Type Communication)、V2V(Vehicle to Vehicle)通信などもサポートし、これらは本願の実施例でも利用可能である。
【0022】
任意選択で、本願の実施例における通信システムは、キャリアアグリゲーション(CA)シナリオ、デュアルコネクティビティ(DC)シナリオ、又はスタンドアロン(SA)展開シナリオに適用することができる。
【0023】
本願の実施例は、適用可能なスペクトルが限定されるものではない。 例えば、本願の実施例は、免許された周波数に適用してもよいし、免許不要の周波数に適用してもよい。
【0024】
図1は、本願の通信システム100の概略構成を例示的に示す図である。
図1に示すように、該通信システム100は、主に、端末デバイス(User Equipment、UE)101と、アクセスネットワーク(Access Network、AN)デバイス102と、アクセス&モビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function、AMF)エンティティ103と、セッション管理機能(Session Management Function、SMF)エンティティ104、ユーザープレーン機能(User Plane Function、UPF)エンティティ105、ポリシー制御機能(Policy Control function、PCF)エンティティ106、統合データ管理(Unified Data Management、UDM)エンティティ107、データネットワーク(Data Network、DN)事業体108、アプリケーション機能(Application Function、AF)エンティティ109、認証サーバ機能(Authentication Server Function、AUSF)エンティティ110、ネットワークスライス選択機能(Network Slice Selection Function、NSSF)エンティティ111を含む。
【0025】
具体的には、通信システム100において、UE101は、Uuインターフェースを介してANデバイス102にアクセス層接続されてアクセス層メッセージ及び無線データ伝送の送受信を行い、UE101は、N1インターフェースを介してAMFエンティティ103に非アクセス層(Non-Access Stratum、NAS)接続されてNASメッセージを送受信し、ANデバイス102は、N2 インターフェースを介してAMFエンティティ103に接続されて、インターフェースN3を介してUPFエンティティ105に接続し、複数のUPFエンティティ105はインターフェースN9を介して互いに接続し、UPFエンティティ105はインターフェースN6を介してDN108に接続し、また、UPFエンティティ105はインターフェースN4を介してSMFエンティティ104に接続され、SMFエンティティ104はインターフェースN7を介して PCFエンティティ106に接続され、SMFエンティティ104はインターフェースN10を介してUDMエンティティ107に接続され、SMFエンティティ104はインターフェースN4を介してUPFエンティティ105を制御し、また、SMFエンティティ104はインターフェースN11を介してAMFエンティティ103に接続され、複数のAMFエンティティ103はインターフェースN14を介して互いに接続され、AMFエンティティ103はインターフェースN8を介してUDMエンティティ107に接続され、AMFエンティティ103はインターフェースN12を介してAUSFエンティティ110に接続され、AMFエンティティ103はインターフェースN22を介してNSSFエンティティ111に接続され、また、AMFエンティティ103はインターフェースN15を介してPCFエンティティ106に接続され、PCFエンティティ106はインターフェースN5を介してAFエンティティ109に接続され、AUSFエンティティ110は、N13インターフェースを介してUDMエンティティ107に接続されている。
【0026】
通信システム100において、UDMエンティティ107は、コアネットワークにおける契約データベースであり、5Gネットワークにおける加入者の契約データを格納する。 AMFエンティティ103は、コアネットワークにおけるモビリティ管理機能、SMFエンティティ104は、コアネットワークにおけるセッション管理機能であり、AMFエンティティ103はまた、UE101のモビリティ管理に加えて、UE101とSMFエンティティ104との間でセッション管理からの関連メッセージを転送する。PCFエンティティ106は、コアネットワークにおけるポリシー管理機能であり、UE101のモビリティ管理、セッション管理、課金に関するポリシー設定を担当する。 UPFエンティティ105は、コアネットワークにおけるユーザプレーン機能であり、N6インターフェースを介して外部データネットワークとデータ伝送を行い、N3インターフェースを介してANデバイス102とデータ伝送を行う。 UE101がUuインターフェースを介して5Gネットワークにアクセスした後、SMFエンティティ104の制御下でUE101からUPFエンティティ105へのプロトコルデータユニット(Protocol Data Unit PDU)セッションデータ接続を行い、データ伝送を行う。AMFエンティティ103及びSMFエンティティ104はそれぞれインターフェースN8及びN10を介してUDMエンティティ107からユーザーの契約データを取得し、N15とN7を介してPCFエンティティ106からポリシーデータを取得する。
【0027】
また、さらに、通信システム100には、ネットワーク解放機能(Network Exposure Function、NEF)エンティティもあり、これは、サードパーティアプリケーションサーバとインターフェースし、コアネットワークノードとサードパーティとの間で情報転送を実行するために使用される。
【0028】
なお、上記通信システム100は、5G通信システムを例に挙げて説明したが、もちろん、4G通信システムなどの他の3GPP通信システム、あるいは将来の3GPP通信システムにも適用可能であり、本願はこれを制限するものではない。
【0029】
なお、本願の実施例におけるネットワーク/システムにおいて、通信機能を有する機器を通信機器と呼ぶことがある。
【0030】
本書では、「システム」と「ネットワーク」という用語がしばしば互換的に使用されることを理解されたい。 本書でいう「及び/又は」とは、単に関連するものの関連性を示すもので、例えばA及び/又はBのように、A単独、A及びBの両方、B単独の3つの関係が存在することを示すものである。 また、本書中の「/」の文字は、一般に前後の関連オブジェクトの「又は」の関係を示す。
【0031】
本願の実施例は、端末デバイス及びネットワークデバイスに関連して様々な実施例を説明し、ここで、端末デバイスは、ユーザ装置、アクセス端末、ユーザユニット、ユーザステーション、モバイルステーション、リモートステーション、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、ターミナル、無線通信デバイス、ユーザエージェント、又はユーザデバイスとも呼ばれることがある。 端末デバイスは、WLAN(STAION、ST)内の局、携帯電話、コードレス電話、SIP(Session Initiation Protocol)電話、WLL(Wireless Local Loop)局、PDA(Personal digital Assistant)、デジタルアシスタント(PDA)機器、無線通信機能を持つ携帯機器、無線モデムに接続されたコンピューティング機器やその他の処理装置、車載機器、ウェアラブル機器、NRネットワークや将来進化する公衆回線網(Public Land Mobile Network、PLMN)ネットワーク(PLMN)ネットワークにおける端末デバイスであっても良い。
【0032】
一例であって限定するものではないが、本願の実施例では、端末デバイスは、ウェアラブルデバイスであってもよい。ウェアラブルデバイスは、ウェアラブルスマートデバイスとも呼ばれ、眼鏡、手袋、時計、衣服、靴などの日常着にウェアラブル技術を適用し、身につけることを前提に知能的に設計や開発された機器の総称である。 ウェアラブルデバイスとは、身体に直接装着したり、ユーザの衣服やアクセサリーに組み込んで使用する携帯端末である。ウェアラブルデバイスは、単なるハードウェアのデバイスではなく、ソフトウェアによるサポートだけでなく、データインタラクションやクラウドベースでのインタラクションによって機能を実現する。 ウェアラブルスマートデバイスとは、大まかに言えば、スマートウォッチやスマートグラスのようにスマートフォンに機能の全部又は一部を依存しないフル機能の大型デバイスと、各種身体モニタリングなど特定の用途に特化してスマートフォンなど他のデバイスと併用する必要のあるスマートブレスレットやスマートジュエリーを指す。
【0033】
上記AN装置102は、移動体との通信を行う装置であればよく、AN装置102は、WLANにおけるアクセスポイント(Access Point、AP)、GSMやCDMAにおける基地局(Base Transceiver Station、BTS)、WCDMAにおける基地局(NodeB、NB)、であってもよく、LTEにおけるEvolutional Node B(eNB又はeNodeB)、又は中継器やアクセスポイント、又は車載機器やウェアラブル機器、NRネットワークにおける基地局(gNB)や将来の進化型PLMNネットワークにおけるネットワークデバイスなどであっても良い。
【0034】
本願の実施例では、ネットワークデバイスは、セルにサービスを提供し、端末デバイスは、このセルが使用する伝送リソース(例えば、周波数領域リソース、又はスペクトルリソース)を介してネットワークデバイスと通信し、該セルがネットワークデバイス(例えば、基地局)に対応するセルであってもよく、マクロ基地局に属していてもよく、スモールセル(Small cell)に対応する基地局に属していてもよい、ここでのスモールセルには、メトロセル、マイクロセル、ピコセル、フェムトセルなどであっても良い。これらのスモールセルは、カバレッジが小さく、送信電力が低いという特性を備えており、高速データ伝送サービスの提供に適す。
【0035】
モバイル通信技術の発展により、第3の世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のモバイル通信ネットワークの端末デバイスは、人々が持っている端末デバイスに限られるものではない。多くのデバイス例えばUAVなど、無線通信ネットワークで幅広く利用される機器も増えている。 UAVなどの機器を3GPPネットワークにアクセスする場合、端末デバイスとしてもアクセスし、
図2に示すように、UAV(Unmanned Aerial Vehicle)が3GPPネットワークに接続された後、3GPPネットワークを介してUAVシステム交通管理(UTM)への接続を確立することが可能である、UTMはUAVの登録、位置追跡などの管理機能を担い、飛行経路などUAVの挙動を制御することができる。 UAVが3GPPネットワークに接続されると、UAVコントローラを介してUAVの動作を制御するために、3GPPネットワークを介してUAVコントローラとの接続を確立することも可能である。
【0036】
第3の世代パートナーシッププロジェクト(The 3rd Generation Partnership Project、3GPP)ネットワークは、2つの方式でUAVの承認/認証プロセスに関与することができる。 一つの方式としては、UAVが3GPPネットワークにアクセスするための登録プロセス中に承認/認証のための情報を提供し、もう一つ方式としては、UAVが3GPPネットワークにアクセスしてプロトコルデータユニット(Protocol Data Unit、PDU)セッションを確立/変更するプロセス中に承認/認証のための情報を提供する。この2つの方式では、UAVとUTM/USS間の承認/認証プロセスには、3GPPネットワークの異なるネットワーク要素が関与し、承認/認証結果が得られる。
【0037】
具体的に、オペレータの設定に応じて、3GPPネットワークがUAVの承認/認証プロセスに参加する方法を選択することができる。しかし、UAVはネットワークの構成を知らないため、登録プロセスとPDUセッションの確立/変更のプロセスの両方で、承認/認証に使用する情報を提し、その結果、異なるプロセスで承認/認証のための不要な重複した情報を3GPPネットワークに提供する可能性がある。 また、UAVの再承認/認証が必要な場合、UAVは登録処理又はPDUセッション関連処理を開始すべきか、承認/認証のための情報を再提供すると判断できず、結果としてUAVの再再承認/認証ができなくなる。
【0038】
本願の実施例は、無線通信方法、端末デバイス及びネットワーク要素を提供し、3GPPネットワークにおける端末デバイスの承認/認証プロセスを最適化するだけでなく、承認/認証のための不要な重複情報を3GPPネットワークに提供することを回避し、端末デバイスに対して再承認/認証を行うことができ、さらに、システム性能を向上させることができる。
【0039】
図2は、本願の実施例における無線通信方法210のフローチャートであり、当該方法210は、端末デバイスによって実行され得る。
図2に示す端末デバイスは、
図1に示すような端末デバイスであってもよい。任意選択で、本願の実施例における端末デバイスは、UAVデバイスであってもよいし、他の種類の機械装置や通常の携帯端末デバイスを含む他の種類の端末デバイスであってもよく、これらは本願により限定されるものではない。
【0040】
図2に示すように、前記方法210は、以下のステップを含み、
S211において、第1の操作に対応する第1のターゲット方式を決定し、前記第1の操作は、承認、認証、再承認、及び再認証のうちの少なくとも1つを含み、
S212において、前記第1のターゲット方式に従って前記第1の操作を実行するための情報を送信する。
【0041】
上記の技術案により、第1の操作に対応する第1のターゲット方式を決定し、端末デバイスが前記第1のターゲット方式に従って前記第1の操作を実行するための情報を送信することができ、これにより、前記第1の操作が承認/認証である場合、3GPPネットワークにおける端末デバイスの承認/認証プロセスを最適化するだけでなく、承認/認証のための不要な重複情報を3GPPネットワークに提供することを回避し、前記第1の操作が再承認/認証である場合、端末デバイスに対して再承認/認証を行うことができ、さらに、システム性能を向上させることができる。
【0042】
なお、本願の実施例は、前記第1の操作を実行するための情報を特に限定しない。例えば、承認/認証に用いる情報については、UAV識別情報、UAVシーケンス番号、パイロット情報、メーカー情報、UAV型式又は重量情報等の少なくとも1つを含むが、これらに限定されない。
【0043】
本願のいくつかの実施例では、前記第1のターゲット方式は、第1の方式及び/又は第2の方式を含み、前記第1の方式は、前記端末デバイスが登録プロセスで前記第1の操作を実行するための情報を送信することであり、前記第2の方式は、前記端末デバイスがセッション管理プロセスで前記第1の操作を実行するための情報を送信することであり、前記S212は、
前記第1のターゲット方式が前記第1の方式である場合、モビリティ管理ネットワーク要素で前記第1の操作を実行するための情報を送信することと、前記第1のターゲット方式が前記第2の方式である場合、セッション管理ネットワーク要素で前記第1の操作を実行するための情報を送信することとを含む。
【0044】
なお、本願の実施例におけるモビリティ管理ネットワーク要素は、例えば、5G通信システムにおけるアクセス及びモビリティ管理機能(Accessand Mobility Management Function、AMF)であってもよく、もちろん、他の3GPP通信システムにおけるモビリティ管理機能を有するエンティティであってもよく、本願において何ら限定されるものではない。 同様に、本願の実施例におけるセッション管理ネットワーク要素は、例えば、5G通信システムにおけるセッション管理機能(Session Management Function、SMF)であってもよく、もちろん、他の3GPP通信システムにおけるセッション管理機能を有するエンティティでもよく、本願では特に限定されるものではない。
【0045】
なお、本願の実施例では、前記第1の方式と前記第2の方式とは、他の方式により対応するプロセスを示すことができる。例えば、前記第1の方式は、前記端末デバイスがモビリティ管理ネットワーク要素又はモビリティ管理メッセージを介して前記第1の操作を実行するための情報を送信することであり、前記第2の方式は、前記端末デバイスがセッション管理ネットワーク要素又はセッション管理メッセージを介して前記第1の操作を実行するための情報を送信することである。また、例えば、前記第1の方式は、前記端末デバイスがモビリティ管理ネットワーク要素で前記第1の操作を実行することであり、前記第2の方式は、前記端末デバイスがセッション管理ネットワーク要素で前記第1の操作を実行することである。本願の実施例がこれに限定されない。
【0046】
本願のいくつかの実施例では、前記S211は、
前記端末デバイスに対する再承認及び/又は再認証を要求するために使用される第1の要求を受信することと、前記第1の要求を取得する方式に従って、前記第1のターゲット方式を決定することとを含む。
【0047】
つまり、UTM/USSがUAVに対して第1の操作を行う必要がある場合、UAVが3GPPネットワークから取得された第1の要求の方式により、対応する3GPPプロセスで前記第1の操作を実行するための情報を提供する。
【0048】
任意選択で、前記モビリティ管理ネットワーク要素から前記第1の要求を受信した場合、前記第1の方式を前記第1のターゲット方式として決定し、前記セッション管理ネットワーク要素から前記第1の要求を受信した場合、前記第2の方式を前記第1のターゲット方式として決定する。
【0049】
本願のいくつかの実施例では、前記方法210は、さらに、
モビリティ管理ネットワーク要素により送信された、前記第1のターゲット方式を決定するための第1の指示情報を受信することを含む。
【0050】
つまり、UTM/USSがUAVに対して第1の操作を行う必要がある場合、UAVが3GPPネットワークから取得された第1の要求における第1の指示情報により、対応する3GPPプロセスで前記第1の操作を実行するための情報を提供する。
【0051】
任意選択で、前記第1の指示情報は、前記端末デバイスが前記第1の方式又は前記第2の方式を使用することを示すために使用され、前記S211は、前記第1の指示情報で示す前記第1の方式又は前記第2の方式を、前記第1のターゲット方式として決定することを含む。
【0052】
任意選択で、前記第1の指示情報は、前記第1の方式をサポートするかどうか、及び/又は、前記第2の方式をサポートするかどうかを示すために使用され、前記S211は、前記第1の指示情報で示すサポートする方式を、前記第1のターゲット方式として決定することを含む。
【0053】
任意選択で、前記モビリティ管理ネットワーク要素により送信された第1の要求を受信し、前記第1の要求は、前記再承認及び/又は再認証を要求するために使用され、前記第1の要求は、前記第1の指示情報を含む。
【0054】
本願のいくつかの実施例では、前記方法210は、さらに、
前記モビリティ管理ネットワーク要素により送信された第1の要求を受信することを含み、前記第1の要求は、前記再承認及び/又は再認証を要求するために使用され、前記S211は、前記第1の要求に前記第1のターゲット方式を示すための情報が含まれない場合、前記第2の方式を前記第1のターゲット方式として決定することを含む。
【0055】
つまり、UTM/USSがUAVに対して第1の操作を行う必要がある場合、UAVが3GPPネットワークから取得された第1の要求に前記第1のターゲット方式を示すための情報が含まれない場合、前記第2の方式を前記第1のターゲット方式として決定する。
【0056】
本願のいくつかの実施例では、前記S211は、
前記第1の方式に対応するパラメータ及び/又は前記第2の方式に対応するパラメータが含まれるポリシー情報を受信することと、前記ポリシー情報に基づいて前記第1のターゲット方式を決定することとを含む。
【0057】
任意選択で、モビリティ管理ネットワーク要素を介してポリシー制御ネットワーク要素により送信された前記ポリシー情報を受信する。
【0058】
任意選択で、前記端末デバイスのパラメータが前記第1の方式に対応するパラメータにマッチングされる場合、前記第1の方式を前記第1のターゲット方式として決定し、前記端末デバイスのパラメータが前記第2の方式に対応するパラメータにマッチングされる場合、前記第2の方式を前記第1のターゲット方式として決定する。
【0059】
任意選択で、前記パラメータは、地域情報、公衆陸上移動体通信網PLMN情報又は時間情報のうちの少なくとも1つに属する。
【0060】
任意選択で、前記ポリシー情報は、さらに、前記端末デバイスの識別子を含む。
【0061】
本願のいくつかの実施例では、前記方法210は、さらに、
承認及び/又は認証の回収を示すための第2の指示情報を受信することを含む。
【0062】
任意選択で、モビリティ管理ネットワーク要素を介してセッション管理ネットワーク要素により転送された前記第2の指示情報を受信する。
【0063】
任意選択で、前記モビリティ管理ネットワーク要素を介して端末管理ネットワーク要素により転送された前記第2の指示情報を受信する。
【0064】
任意選択で、前記セッション管理ネットワーク要素を介して前記端末管理ネットワーク要素により転送された前記第2の指示情報を受信する。
【0065】
図4は、本願の実施例による無線通信方法220のフローチャートであり、当該方法220は、端末管理ネットワーク要素によって実行され得る。 任意選択で、前記端末管理ネットワーク要素は、端末デバイスを管理するために使用されてもよく、前記端末デバイスは、UAVデバイス又は他の種類の機械装置又は通常の携帯端末デバイスを含む他の種類の端末デバイスであってもよく、これらは本願によって限定されるものではない。 例えば、前記端末管理ネットワーク要素は、UAV機能(Unmanned Aerial Vehicle Function:UAVF)又はUAV機能を有するエンティティであってもよい。
【0066】
図4に示すように、前記方法220は、以下のステップを含み、
S221において、第2の要求を受信し、前記第2の要求は、端末デバイスに対して再承認、再認証、承認回収及び認証回収のうちの少なくとも1つの操作を行うために要求するために使用され、
S222において、ターゲットネットワーク要素を決定し、
S223において、前記ターゲットネットワーク要素に前記第2の要求を送信する。
【0067】
本願のいくつかの実施例では、前記S222は、
セッション管理ネットワーク要素を前記ターゲットネットワーク要素として決定することを含む。
【0068】
本願のいくつかの実施例では、前記S222は、
第2の操作に対応する第2のターゲット方式を決定し、前記第2の操作は、承認、認証、再承認、再認証、承認回収及び認証回収のうちの少なくとも1つを含み、前記第2のターゲット方式に基づいて前記ターゲットネットワーク要素を決定することを含む。
【0069】
本願のいくつかの実施例では、前記第2のターゲット方式は、第1の方式及び/又は第2の方式を含み、前記第1の方式は、前記端末デバイスが登録プロセスで前記第2の操作を実行するための情報を送信することであり、前記第2の方式は、前記端末デバイスがセッション管理プロセスで前記第2の操作を実行するための情報を送信することであり、これにより、前記第2のターゲット方式が前記第1の方式である場合、モビリティ管理ネットワーク要素を前記ターゲットネットワーク要素として決定し、前記第2のターゲット方式が前記第2の方式である場合、セッション管理ネットワーク要素を前記ターゲットネットワーク要素として決定する。
【0070】
本願のいくつかの実施例では、第1のマッピング関係に基づいて前記第2のターゲット方式を決定し、前記第1のマッピング関係は、前記第1の方式に対応するパラメータ及び/又は前記第2の方式に対応するパラメータを含む。
【0071】
任意選択で、端末デバイスのパラメータが前記第1の方式に対応するパラメータにマッチングされる場合、前記第1の方式を前記第2のターゲット方式として決定し、前記端末デバイスのパラメータが前記第2の方式に対応するパラメータにマッチングされる場合、前記第2の方式を前記第2のターゲット方式として決定する。
【0072】
任意選択で、前記パラメータは、
地域情報、公衆陸上移動体通信網PLMN情報又は時間情報のうちの少なくとも1つに属する。
【0073】
任意選択で、前記第1のマッピング関係情報は、予め構成される。
【0074】
本願のいくつかの実施例では、ユニファイドデータ記憶UDR又はユニファイドデータ管理UDMを介して検索情報を取得し、前記検索情報は、前記端末デバイスにサービスするモビリティ管理ネットワーク要素及び/又はセッション管理ネットワーク要素の情報を示し、及び/又は、前記モビリティ管理ネットワーク要素及び/又は前記セッション管理ネットワーク要素が前記第2の操作をサポートするかどうかを示すために使用され、前記検索情報に基づいて、前記第2のターゲット方式を決定する。
【0075】
図5は、本願の実施例による無線通信方法230のフローチャートであり、前記方法230は、モビリティ管理ネットワーク要素によって実行され得る。 本願の実施例におけるモビリティ管理ネットワーク要素は、例えば、5G通信システムにおけるAMF(Access and Mobility Management Function)であってもよいが、もちろん、他の3GPP通信システムにおけるモビリティ管理機能を有するエンティティであってもよく、本願に制限されない。
【0076】
図5に示すように、前記方法230は、以下のステップを含み、
S231において、第3の要求を受信し、前記第3の要求は、端末デバイスに対して再承認、再認証、承認回収及び認証回収のうちの少なくとも1つ操作を行うように要求するために使用され、
S232において、端末デバイスに前記第3の要求を送信する。
【0077】
本願のいくつかの実施例では、前記S231は、
端末管理ネットワーク要素により送信された前記第3の要求を受信することを含む。
【0078】
本願のいくつかの実施例では、前記S231は、
セッション管理ネットワーク要素により送信された前記第3の要求を受信することを含む。
【0079】
本願のいくつかの実施例では、前記第3の要求は、第1の指示情報を含み、前記第1の指示情報は、第1の操作に対応する第1のターゲット方式を決定するために使用され、前記第1の操作は、承認、認証、再承認、及び再認証のうちの少なくとも1つを含む。
【0080】
本願のいくつかの実施例では、前記第1のターゲット方式は、第1の方式及び/又は第2の方式を含み、前記第1の方式は、前記端末デバイスが登録プロセスで前記第1の操作を実行するための情報を送信することであり、前記第2の方式は、前記端末デバイスがセッション管理プロセスで前記第1の操作を実行するための情報を送信することである。
【0081】
本願のいくつかの実施例では、前記第1の指示情報は、前記端末デバイスが前記第1の方式又は前記第2の方式を使用することを示すために使用される。
【0082】
本願のいくつかの実施例では、前記第1の指示情報は、前記第1の方式をサポートするかどうか、及び/又は、前記第2の方式をサポートするかどうかを示すために使用される。
【0083】
本願のいくつかの実施例では、前記第3の要求に第1の操作に対応する第1のターゲット方式を示すための情報が含まれない場合、前記第1のターゲット方式が第2の方式であり、前記第1の操作は、承認、認証、再承認、及び再認証のうちの少なくとも1つを含み、前記第2の方式は、前記端末デバイスがセッション管理プロセスで前記第1の操作を実行するための情報を送信することである。
【0084】
図6は、本願の実施例による無線通信方法240のフローチャートであり、当該方法240は、ポリシー制御ネットワーク要素によって実行され得る。 本願の実施例におけるポリシー制御ネットワーク要素は、例えば、5G通信システムにおけるポリシー制御機能(PCF)であってもよいし、もちろん、他の3GPP通信システムにおけるポリシー制御機能を有するエンティティであってもよく、本願に限定されない。
【0085】
図6に示すように、前記方法240は、以下のステップを含み、
S241において、モビリティ管理ネットワーク要素を介して端末デバイスにポリシー情報を送信し、前記ポリシー情報は、第1の方式に対応するパラメータ及び/又は第2の方式に対応するパラメータを含む。
【0086】
任意選択で、前記パラメータは、
地域情報、公衆陸上移動体通信網PLMN情報又は時間情報のうちの少なくとも1つに属する。
【0087】
任意選択で、前記ポリシー情報は、さらに、端末デバイスの識別子を含む。
【0088】
任意選択で、前記第1の方式は、前記端末デバイスが登録プロセスで第1の操作を実行するための情報を送信することであり、前記第2の方式は、前記端末デバイスがセッション管理プロセスで前記第1の操作を実行するための情報を送信することであり、前記第1の操作は、承認、認証、再承認、及び再認証のうちの少なくとも1つを含む。
【0089】
なお、各ネットワーク要素が実行する方法プロセスと端末デバイスが実行する方法プロセスとは、互いに参考することができる。例えば、上記方法220/230/240におけるステップは、方法210の対応するステップを参照し、簡潔するために、ここで説明を省略する。
【0090】
以下、具体的な実施例を参照し、本願の実施例における方法を説明する。
【0091】
本願のいくつかの実施例では、UTM/USSがUAVに対して再承認/認証を行う必要がある場合、再承認/認証要求を3GPPネットワークにおけるUAVFに送信し、UAVFが該UAVに対する再承認/認証方式を取得し、取得された再承認/認証方式に従って再承認/認証要求を対応するネットワーク要素に送信し、さらに、対応するネットワーク要素により再承認/認証要求をUAVに送信する。UAVが3GPPネットワークから取得された再承認/認証要求の方式に基づいて、対応する3GPPプロセスで再承認/認証情報を提供する。
【0092】
図7は本願の実施例における無線通信方法310のフローチャートである。前記方法310は、UAV(Unmanned Aerial Vehicle、UAV)、AMF、SMF、UAVF及び統一脅威管理(Unified Threat Management、UTM)/UAVシステムプロバイダー(UAS Service Supplier、USS)により送受信されて実行される。任意選択で、本願の実施例におけるUAVがUAVデバイスとも呼ばれ、他のタイプの端末デバイスに切り替えても良く、他のタイプの機器デバイス又は持っている端末デバイスを含むが、本願に限定されない。同様に、AMFが他のモビリティ管理ネットワーク要素に切り替えても良く、SMFが他のセッション管理ネットワーク要素に切り換えても良く、UAVFが他の端末管理ネットワーク要素に切り換えても良い。なお、任意選択で、UTM/ USSがデータ処理能力を有する任意のサーバーであっても良い。
【0093】
図7に示すように、前記方法310は、以下の一部又は全部の内容を含む。
【0094】
S311において、UTM/USSがUAVに対して再承認/認証を行う必要がある場合、再承認/認証要求を3GPPネットワークにおけるUAVFに送信する。
【0095】
S312において、UAVFが再承認/認証方式を決定する。
【0096】
任意選択で、方式一として、モビリティ管理ネットワーク要素、例えばAMFでUAVの再承認/認証を行い、方式二として、セッション管理ネットワーク要素、例えばSMFでUAVの再承認/認証を行う。
【0097】
任意選択で、UAVFが以下の方法で再承認/認証方式を決定するが、これらに限定されない。
【0098】
方法1:
UAVFにUAVの再承認/認証方式が構成されている。例えば、公衆陸上移動体通信網(Public Land Mobile Network、PLMN)又は地域情報に対応するUAVの再承認/認証方式であり、UAVが該UAVが位置するPLMN又は地域情報に基づいて、対応する再承認/認証方式を決定する。
【0099】
方法2:
UAVFがUDM及び/又はUDRを検索して該UAVに対する再承認/認証方式を取得する。例えば、UDMを検索して該UAVにサービスするAMF及び/又はSMF情報を取得し、UDRを検索して該AMF及び/又はSMFがUAVに対する再承認/認証をサポートするかどうかを取得する。
【0100】
該UAVに対する再承認/認証方式が方式一であると決定した場合、以下のステップを実行する。
【0101】
S313aにおいて、UAVFが再承認/認証要求をモビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)に送信する。
【0102】
S314aにおいて、モビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)が再承認/認証要求をUAVに送信する。
【0103】
S315aにおいて、登録プロセスで再承認/認証のための情報をモビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)に送信する。
【0104】
S316aにおいて、モビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)が再承認/認証のための情報をUAVFに送信する。
【0105】
S317において、UAVFが再承認/認証情報をUTM/USSに送信する。
【0106】
該UAVに対する再承認/認証方式が方式二であると決定した場合、以下のステップを実行する。
【0107】
S313bにおいて、UAVFが再承認/認証要求をセッション管理ネットワーク要素(例えばSMF)に送信する。
【0108】
S314bにおいて、セッション管理ネットワーク要素(例えばSMF)が再承認/認証要求をUAVに送信する。
【0109】
S315bにおいて、セッション管理プロセスで再承認/認証のための情報をセッション管理ネットワーク要素(例えばSMF)に送信する。
【0110】
S316bにおいて、セッション管理ネットワーク要素(例えばSMF)が再承認/認証のための情報をUAVFに送信する。
【0111】
S313a~S316a及びS313b~S316bについて、UAVが3GPPネットワークから取得された再承認/認証要求の方式に基づいて、再承認/認証のための情報を提供する3GPPプロセスを決定する。モビリティ管理メッセージから再承認/認証要求を取得した場合、登録プロセス(例えばモビリティ管理メッセージ)で再承認/認証のための情報をモビリティ管理ネットワーク要素、例えばAMFに送信する。セッション管理メッセージから再承認/認証要求を取得した場合、セッション管理プロセス(例えばセッション管理メッセージ)で再承認/認証のための情報をセッション管理ネットワーク要素、例えばSMFに送信する。
【0112】
本願のいくつかの実施例では、UTM/USSがUAVに対する承認/認証を回収する必要がある場合、承認/認証の回収指示を3GPPネットワークにおけるUAVFに送信し、UAVFが該UAVに対する承認/認証の回収方式を取得し、取得された承認/認証の回収方式に基づいて承認/認証の回収指示を対応するネットワーク要素に送信し、さらに、対応するネットワーク要素が承認/認証の回収指示をUAVに送信する。
【0113】
図8は本願の実施例における無線通信方法320のフローチャートである。前記方法320は、UAV(Unmanned Aerial Vehicle、UAV)、AMF、SMF、UAVF及び統一脅威管理(Unified Threat Management、UTM)/UAVシステムプロバイダー(UAS Service Supplier、USS)により送受信されて実行される。任意選択で、本願の実施例におけるUAVがUAVデバイスとも呼ばれ、他のタイプの端末デバイスに切り替えても良く、他のタイプの機器デバイス又は持っている端末デバイスを含むが、本願に限定されない。同様に、AMFが他のモビリティ管理ネットワーク要素に切り替えても良く、SMFが他のセッション管理ネットワーク要素に切り換えても良く、UAVFが他の端末管理ネットワーク要素に切り換えても良い。なお、任意選択で、UTM/ USSがデータ処理能力を有する任意のサーバーであっても良い。
【0114】
図8に示すように、前記方法320は、以下の一部又は全部の内容を含む。
【0115】
S321において、UTM/USSがUAVに対する承認/認証を回収する必要があり、承認/認証の回収指示を3GPPネットワークにおけるUAVFに送信する。
【0116】
S322において、UAVFが承認/認証の回収方式を決定する。なお、UAVFが承認/認証の回収方式を決定することは、方法310におけるS312を参照し、即ち、UAVFが再承認/認証方式を決定し、簡潔のため、ここで説明を省略する。
【0117】
該UAVに対する承認/認証方式が方式一であると決定した場合、以下のステップを実行する。
【0118】
S323aにおいて、UAVFが承認/認証の回収指示をモビリティ管理ネットワーク要素、例えばAMFに送信する。
【0119】
S324aにおいて、モビリティ管理ネットワーク要素が承認/認証の回収指示をUAVに送信する。例えば、AMFが承認/認証の回収指示をUAVに送信する。
【0120】
該UAVに対する承認/認証方式が方式二であると決定した場合、以下のステップを実行する。
【0121】
S323bにおいて、UAVFが承認/認証の回収指示をセッション管理ネットワーク要素、例えばSMFに送信する。
【0122】
S324bにおいて、セッション管理ネットワーク要素が承認/認証の回収指示をUAVに送信する。例えばSMFが承認/認証の回収指示をUAVに送信する。
【0123】
本願のいくつかの実施例では、UTM/USSがUAVに対して再承認/認証を行う必要がある場合、再承認/認証要求を3GPPネットワークにおけるUAVFに送信し、UAVFが再承認/認証要求をSMFに送信し、SMFが再承認/認証要求をAMFに送信し、AMFが再承認/認証要求をUAVに送信し、さらに、AMFが再承認/認証方式を決定するための情報をUAVに送信する。UAVがAMFから取得された再承認/認証方式を決定するための情報に基づいて、対応する3GPPプロセスで再承認/認証のための情報を提供する。
【0124】
図9は本願の実施例における無線通信方法330のフローチャートである。前記方法330は、UAV(Unmanned Aerial Vehicle、UAV)、AMF、SMF、UAVF及び統一脅威管理(Unified Threat Management、UTM)/UAVシステムプロバイダー(UAS Service Supplier、USS)により送受信されて実行される。任意選択で、本願の実施例におけるUAVがUAVデバイスとも呼ばれ、他のタイプの端末デバイスに切り替えても良く、他のタイプの機器デバイス又は持っている端末デバイスを含むが、本願に限定されない。同様に、AMFが他のモビリティ管理ネットワーク要素に切り替えても良く、SMFが他のセッション管理ネットワーク要素に切り換えても良く、UAVFが他の端末管理ネットワーク要素に切り換えても良い。なお、任意選択で、UTM/ USSがデータ処理能力を有する任意のサーバーであっても良い。
【0125】
図9に示すように、前記方法330は、以下の一部又は全部の内容を含む。
【0126】
S331において、UTM/USSがUAVに対して再承認/認証を行う必要がある場合、再承認/認証要求を3GPPネットワークにおけるUAVFに送信する。
【0127】
S332において、UAVFが再承認/認証要求をセッション管理ネットワーク要素(例えばSMF)に送信する。
【0128】
S333において、セッション管理ネットワーク要素(例えばSMF)が再承認/認証要求をモビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)に送信する。
【0129】
S334において、モビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)が再承認/認証方式を決定する。
【0130】
S335において、モビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)が再承認/認証要求をUAVに送信する。モビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)は、さらに、再承認/認証方式を決定するための情報をUAVに送信する。方式一は、モビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)でUAVの再承認/認証を行い、方式二は、セッション管理ネットワーク要素(例えばSMF)でUAV的承認/認証を行う。AMFがUAVに再承認/認証方式を決定するための情報を送信することは、以下の内容を含むが、これらに限定されない。
【0131】
a)、UAVが方式一又は方式二を使用することを直接に指示する。
b)、ネットワーク側が方式一又は方式二をサポートするかどうかを指示する。
c)、指示しない。
【0132】
これにより、UAVがAMFから取得された再承認/認証方式を決定するための情報に基づいて、再承認/認証情報の提供に使用される3GPPプロセスを決定する。UAVがAMFから再承認/認証方式が方式一であると決定した場合、以下のステップを実行する。
【0133】
S336aにおいて、UAVがモビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)に再承認/認証のための情報を送信する。
【0134】
S337aにおいて、モビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)がUAVFに再承認/認証のための情報を送信する。
【0135】
UAVがAMFから再承認/認証方式が方式二であると決定した場合、以下のステップを実行する。
【0136】
S336bにおいて、UAVがセッション管理ネットワーク要素(例えばSMF)に再承認/認証のための情報を送信する。
【0137】
S337bにおいて、セッション管理ネットワーク要素(例えばSMF)がUAVFに再承認/認証のための情報を送信する。
【0138】
S336a~S337a及びS336b~S337bについて、AMFは、UAVが方式一又は方式二を使用することを直接指示する場合、方式一により登録プロセス(例えばモビリティ管理メッセージ)で再承認/認証情報をモビリティ管理ネットワーク要素、例えばAMFに送信し、方式二によりセッション管理プロセス(例えばセッション管理メッセージ)で再承認/認証情報をセッション管理ネットワーク要素、例えばSMFに送信する。AMFは、ネットワーク側が方式一をサポートしないと指示する場合、セッション管理プロセス(例えばセッション管理メッセージ)で再承認/認証情報をセッション管理ネットワーク要素、例えばSMFに送信する。AMFは、ネットワーク側が方式一をサポートすると指示する場合、登録プロセス(例えばモビリティ管理メッセージ)で再承認/認証情報をモビリティ管理ネットワーク要素、例えばAMFに送信する。指示しない場合、方式二を利用して、セッション管理プロセス(例えばセッション管理メッセージ)で再承認/認証情報をセッション管理ネットワーク要素、例えばSMFに送信する。
【0139】
S338において、UAVFが再承認/認証情報をUTM/USSに送信する。
【0140】
本願のいくつかの実施例では、UTM/USSがUAVに対する承認/認証を回収する必要がある場合、承認/認証の回収指示を3GPPネットワークにおけるUAVFに送信し、UAVFが承認/認証の回収指示をSMFに送信し、SMFが承認/認証の回収指示をAMFに送信し、AMFが承認/認証の回収指示をUAVに送信する。
【0141】
図10は本願の実施例における無線通信方法340のフローチャートである。前記方法340は、UAV(Unmanned Aerial Vehicle、UAV)、AMF、SMF、UAVF及び統一脅威管理(Unified Threat Management、UTM)/UAVシステムプロバイダー(UAS Service Supplier、USS)により送受信されて実行される。任意選択で、本願の実施例におけるUAVがUAVデバイスとも呼ばれ、他のタイプの端末デバイスに切り替えても良く、他のタイプの機器デバイス又は持っている端末デバイスを含むが、本願に限定されない。同様に、AMFが他のモビリティ管理ネットワーク要素に切り替えても良く、SMFが他のセッション管理ネットワーク要素に切り換えても良く、UAVFが他の端末管理ネットワーク要素に切り換えても良い。なお、任意選択で、UTM/ USSがデータ処理能力を有する任意のサーバーであっても良い。
【0142】
図10に示すように、前記方法340は、以下の一部又は全部の内容を含む。
【0143】
S341において、UTM/USSがUAVに対する承認/認証を回収する必要があり、承認/認証の回収指示を3GPPネットワークにおけるUAVFに送信する。
【0144】
S342において、UAVFが承認/認証の回収指示をセッション管理ネットワーク要素(例えばSMF)に送信する。
【0145】
S343において、セッション管理ネットワーク要素(例えばSMF)が承認/認証の回収指示をモビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)に送信する。
【0146】
S344において、モビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)が承認/認証の回収指示をUAVに送信する。
【0147】
本願のいくつかの実施例では、UAVにポリシー情報が構成され、UAVが構成されたポリシー情報に基づいて、対応する3GPPプロセスで承認/認証情報を提供する。
【0148】
図11は本願の実施例における無線通信方法350のフローチャートである。前記方法340は、UAV(Unmanned Aerial Vehicle、UAV)、AMF、SMF、UAVF、PCF及び統一脅威管理(Unified Threat Management、UTM)/UAVシステムプロバイダー(UAS Service Supplier、USS)により送受信されて実行される。任意選択で、本願の実施例におけるUAVがUAVデバイスとも呼ばれ、他のタイプの端末デバイスに切り替えても良く、他のタイプの機器デバイス又は携帯端末デバイスを含むが、本願に限定されない。同様に、AMFが他のモビリティ管理ネットワーク要素に切り替えても良く、SMFが他のセッション管理ネットワーク要素に切り換えても良く、UAVFが他の端末管理ネットワーク要素に切り換えても良く、PCFが他のポリシー制御ネットワーク要素に切り換えてもよい。なお、任意選択で、UTM/USSがデータ処理能力を有する任意のサーバーであっても良い。
【0149】
図11に示すように、前記方法350は、以下の一部又は全部の内容を含む。
【0150】
S351において、ポリシー制御ネットワーク要素(例えばPCF)がポリシー情報をモビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)に送信する。
【0151】
任意選択で、ポリシー情報は、
パラメータ:地域情報、PLMN情報、時間情報等を含む。
【0152】
パラメータに対応する承認/認証方式を選択し、方式一は、モビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)でUAVの承認/認証行い、及び/又は、方式二は、セッション管理ネットワーク要素(例えばSMF)でUAVの承認/認証を行う。
【0153】
任意選択で、前記ポリシー情報は、さらに、UAVの識別子を含む。
【0154】
S352において、モビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)がポリシー情報をUAVに送信する。
【0155】
UAVがポリシー情報に基づいて、承認/認証方式が方式一であると決定した場合、以下のステップを実行する。
【0156】
S353aにおいて、UAVがモビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)に承認/認証のための情報を送信する。
【0157】
S354aにおいて、モビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)がUAVFに承認/認証のための情報を送信する。
【0158】
UAVがポリシー情報に基づいて、承認/認証方式が方式二であると決定した場合、以下のステップを実行する。
【0159】
S353bにおいて、UAVがセッション管理ネットワーク要素(例えばSMF)に承認/認証のための情報を送信する。
【0160】
S354bにおいて、セッション管理ネットワーク要素(例えばSMF)がUAVFに承認/認証のための情報を送信する。
【0161】
S353a~S354a及びS353b~S354bについて、UAVがポリシー情報に基づいて承認/認証のための情報に使用される3GPPプロセスを決定する。例えば、UAVが現在に位置するネットワーク情報、位置情報、時間情報等のポリシー情報における情報にマッチング状況に基づいて、承認/認証のための情報に使用される3GPPプロセスを決定する。方式一である場合、登録プロセス(例えばモビリティ管理メッセージ)で承認/認証のための情報をモビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)に送信する。方式二である場合、セッション管理プロセス(例えばセッション管理メッセージ)で承認/認証のための情報をセッション管理ネットワーク要素(例えばSMF)に送信する。
【0162】
S355bにおいて、UAVFが承認/認証のための情報をUTM/USSに送信する。
【0163】
本願のいくつかの実施例では、UTM/USSがUAVに対して再承認/認証を行う必要がある場合、再承認/認証要求を3GPPネットワークにおけるUAVFに送信し、UAVFが再承認/認証要求をSMFに送信し、SMFが再承認/認証要求をAMFに送信し、AMFが再承認/認証要求をUAVに送信し、UAVが構成されたポリシー情報に基づいて、再承認/認証方式を決定し、対応する3GPPプロセスで再承認/認証のための情報を提供する。
【0164】
図12は本願の実施例における無線通信方法360のフローチャートである。前記方法360は、UAV(Unmanned Aerial Vehicle、UAV)、AMF、SMF、UAVF及び統一脅威管理(Unified Threat Management、UTM)/UAVシステムプロバイダー(UAS Service Supplier、USS)により送受信されて実行される。任意選択で、本願の実施例におけるUAVがUAVデバイスとも呼ばれ、他のタイプの端末デバイスに切り替えても良く、他のタイプの機器デバイス又は持っている端末デバイスを含むが、本願に限定されない。同様に、AMFが他のモビリティ管理ネットワーク要素に切り替えても良く、SMFが他のセッション管理ネットワーク要素に切り換えても良く、UAVFが他の端末管理ネットワーク要素に切り換えても良い。なお、任意選択で、UTM/ USSがデータ処理能力を有する任意のサーバーであっても良い。
【0165】
図12に示すように、前記方法360は、以下の一部又は全部の内容を含む。
【0166】
S361において、UTM/USSがUAVに対して再承認/認証を行う必要がある場合、再承認/認証要求を3GPPネットワークにおけるUAVFに送信する。
【0167】
S362において、UAVFが再承認/認証要求をセッション管理ネットワーク要素(例えばSMF)に送信する。
【0168】
S363において、セッション管理ネットワーク要素(例えばSMF)が再承認/認証要求をモビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)に送信する。
【0169】
S364において、モビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)が再承認/認証要求をUAVに送信する。
【0170】
以上のように、UAVがポリシー情報に基づいて再承認/認証方式を決定することができる。なお、UAVがポリシー情報に基づいて再承認/認証方式を決定することは、方法350においてUAVがポリシー情報に基づいて承認/認証方式を決定することと同様であり、簡潔のため、ここで説明を省略する。
【0171】
UAVがポリシー情報に基づいて承認/認証方式が方式一であると決定した場合、以下のステップを実行する。
【0172】
S365aにおいて、UAVがモビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)に再承認/認証のための情報を送信する。
【0173】
S366aにおいて、モビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)がUAVFに再承認/認証のための情報を送信する。
【0174】
UAVがポリシー情報に基づいて承認/認証方式が方式二であると決定した場合、以下のステップを実行する。
【0175】
S365bにおいて、UAVがセッション管理ネットワーク要素(例えばSMF)に再承認/認証のための情報を送信する。
【0176】
S366bにおいて、セッション管理ネットワーク要素(例えばSMF)がUAVFに再承認/認証のための情報を送信する。
【0177】
S365a~S366a及びS365b~S366bについて、UAVがポリシー情報に基づいて再承認/認証のための情報に使用される3GPPプロセスを決定する。例えば、UAV現在に位置するネットワーク情報、位置情報、時間情報等のポリシー情報における情報にマッチング状況に基づいて、再承認/認証のための情報に使用される3GPPプロセスを決定する。方式一である場合、登録プロセス(例えばモビリティ管理メッセージ)で再承認/認証のための情報をモビリティ管理ネットワーク要素(例えばAMF)に送信する。方式二である場合、セッション管理プロセス(例えばセッション管理メッセージ)で再承認/認証のための情報をセッション管理ネットワーク要素(例えばSMF)に送信する。
【0178】
S367において、UAVFが再承認/認証のための情報をUTM/USSに送信する。
【0179】
なお、
図1~
図12は、本願の例示に過ぎず、本願の限定と解釈すべきではない。
【0180】
例えば、本願の他の実施例では、UAVの承認/認証のための方法310及び方法330のプロセスは、UAVに対して承認/認証のプロセスを行うプロセスであり、同様に、UAV は、電源がオンになるとすぐに承認/認証を実行する必要がなく、ネットワークが承認/認証方法の指示を受信した後に、承認/認証プロセスを実行する。
【0181】
以上、本願の好ましい実施例を添付図面と共に詳細に説明したが、本願は上記実施例における特定の内容に限定されるものではなく、本願の技術的解決手段の様々な単純な変形を本願の技術思想の範囲で行うことができ、これらは全て本願の保護範囲内に含まれるものである。 例えば、上記の具体的な実施例で説明した様々な具体的な技術的特徴は、矛盾することなく、任意の適切な方法で組み合わせることができ、本願では、不必要な繰り返しを避けるために、様々な可能な組み合わせについて個別に説明することはしない。 例えば、本願の様々な実施例も、本願の思想に反しない限り、いくつも組み合わせることができ、それらも同様に、本願に開示されたものとみなすものとする。 また、本願の様々な方法の実施例において、上記処理の通し番号の大きさは、実行順序を意味するものではなく、処理の実行順序は、その機能及び固有の論理によって決定されるものとし、本願の実施例において実施される処理に対するいかなる制限も構成しないものと理解されるべきである。 さらに、本願の実施例における「及び/又は」という用語は、単に関連するオブジェクトの関連する関係を説明するものであり、3つの関係が存在し得ることを示すものである。 具体的には、A及び/又はBは、Aのみの存在、A及びBの両方の存在、Bのみの存在を表す場合がある。 また、本書中の「/」は、一般に前後の関連オブジェクトの「又は」関係を示す。
【0182】
以上、
図1~
図12を参照し、本願の方法の実施例を説明し、以下、本願の装置の実施例を説明する。
【0183】
図13は本願の実施例における端末デバイス410のブロック図である。
【0184】
図13に示すように、前記端末デバイス410は、決定ユニット411と、送信ユニット412とを備え、
決定ユニット411は、第1の操作に対応する第1のターゲット方式を決定するように構成され、前記第1の操作は、承認、認証、再承認、及び再認証のうちの少なくとも1つを含み、
送信ユニット412は、前記第1のターゲット方式に従って前記第1の操作を実行するための情報を送信するように構成される。
【0185】
本願のいくつかの実施例では、前記第1のターゲット方式は、第1の方式及び/又は第2の方式を含み、前記第1の方式は、前記端末デバイスが登録プロセスで前記第1の操作を実行するための情報を送信することであり、前記第2の方式は、前記端末デバイスがセッション管理プロセスで前記第1の操作を実行するための情報を送信することであり、前記送信ユニット412は、具体的に、
前記第1のターゲット方式が前記第1の方式である場合、モビリティ管理ネットワーク要素で前記第1の操作を実行するための情報を送信し、前記第1のターゲット方式が前記第2の方式である場合、セッション管理ネットワーク要素で前記第1の操作を実行するための情報を送信するように構成される。
【0186】
本願のいくつかの実施例では、前記決定ユニット411は、具体的に、
前記端末デバイスに対する再承認及び/又は再認証を要求するために使用される第1の要求を受信し、
前記第1の要求を取得する方式に従って、前記第1のターゲット方式を決定するように構成される。
【0187】
本願のいくつかの実施例では、前記決定ユニット411は、具体的に、
前記モビリティ管理ネットワーク要素から前記第1の要求を受信した場合、前記第1の方式を前記第1のターゲット方式として決定し、
前記セッション管理ネットワーク要素から前記第1の要求を受信した場合、前記第2の方式を前記第1のターゲット方式として決定するように構成される。
【0188】
本願のいくつかの実施例では、前記送信ユニット412は、さらに、
モビリティ管理ネットワーク要素により送信された、前記第1のターゲット方式を決定するための第1の指示情報を受信するように構成される。
【0189】
本願のいくつかの実施例では、前記第1の指示情報は、前記端末デバイスが前記第1の方式又は前記第2の方式を使用することを示すために使用され、前記決定ユニット411は、具体的に、
前記第1の指示情報で示す前記第1の方式又は前記第2の方式を、前記第1のターゲット方式として決定するように構成される。
【0190】
本願のいくつかの実施例では、前記第1の指示情報は、前記第1の方式をサポートするかどうか、及び/又は、前記第2の方式をサポートするかどうかを示すために使用され、前記決定ユニット411は、具体的に、
前記第1の指示情報で示すサポートする方式を、前記第1のターゲット方式として決定するように構成される。
【0191】
本願のいくつかの実施例では、前記送信ユニット412は、具体的に、
前記モビリティ管理ネットワーク要素により送信された第1の要求を受信するように構成され、前記第1の要求は、前記再承認及び/又は再認証を要求するために使用され、前記第1の要求は、前記第1の指示情報を含む。
【0192】
本願のいくつかの実施例では、前記送信ユニット412は、さらに、
前記モビリティ管理ネットワーク要素により送信された第1の要求を受信するように構成され、前記第1の要求は、前記再承認及び/又は再認証を要求するために使用され、前記決定ユニット411は、具体的に、
前記第1の要求に前記第1のターゲット方式を示すための情報が含まれない場合、前記第2の方式を前記第1のターゲット方式として決定するように構成される。
【0193】
本願のいくつかの実施例では、前記送信ユニット412は、さらに、
前記第1の方式に対応するパラメータ及び/又は前記第2の方式に対応するパラメータが含まれるポリシー情報を受信するように構成され、前記決定ユニット411は、具体的に、
前記ポリシー情報に基づいて前記第1のターゲット方式を決定するように構成される。
【0194】
本願のいくつかの実施例では、前記送信ユニット412は、具体的に、
モビリティ管理ネットワーク要素を介してポリシー制御ネットワーク要素により送信された前記ポリシー情報を受信するように構成される。
【0195】
本願のいくつかの実施例では、前記決定ユニット411は、具体的に、
前記端末デバイスのパラメータが前記第1の方式に対応するパラメータにマッチングされる場合、前記第1の方式を前記第1のターゲット方式として決定し、前記端末デバイスのパラメータが前記第2の方式に対応するパラメータにマッチングされる場合、前記第2の方式を前記第1のターゲット方式として決定するように構成される。
【0196】
本願のいくつかの実施例では、前記パラメータは、
地域情報、公衆陸上移動体通信網PLMN情報又は時間情報のうちの少なくとも1つに属する。
【0197】
本願のいくつかの実施例では、前記ポリシー情報は、さらに、前記端末デバイスの識別子を含む。
【0198】
本願のいくつかの実施例では、前記送信ユニット412は、具体的に、
承認及び/又は認証の回収を示すための第2の指示情報を受信するように構成される。
【0199】
本願のいくつかの実施例では、前記送信ユニット412は、具体的に、
モビリティ管理ネットワーク要素を介してセッション管理ネットワーク要素により転送された前記第2の指示情報を受信し、
前記モビリティ管理ネットワーク要素を介して端末管理ネットワーク要素により転送された前記第2の指示情報を受信し、又は、
前記セッション管理ネットワーク要素を介して前記端末管理ネットワーク要素により転送された前記第2の指示情報を受信するように構成される。
【0200】
図14は本願の実施例における端末管理ネットワーク要素420のブロック図である。
【0201】
図14に示すように、前記端末管理ネットワーク要素420は、受信ユニット421と、決定ユニット422と、送信ユニット423とを備え、
受信ユニット421は、第2の要求を受信するように構成され、前記第2の要求は、端末デバイスに対して再承認、再認証、承認回収及び認証回収のうちの少なくとも1つの操作を行うために要求するために使用され、
決定ユニット422は、ターゲットネットワーク要素を決定するように構成され、
送信ユニット423は、前記ターゲットネットワーク要素に前記第2の要求を送信するように構成される。
【0202】
本願のいくつかの実施例では、前記決定ユニット422は、具体的に、
セッション管理ネットワーク要素を前記ターゲットネットワーク要素として決定するように構成される。
【0203】
本願のいくつかの実施例では、前記決定ユニット422は、具体的に、
第2の操作に対応する第2のターゲット方式を決定し、前記第2の操作は、承認、認証、再承認、再認証、承認回収及び認証回収のうちの少なくとも1つを含み、
前記第2のターゲット方式に基づいて前記ターゲットネットワーク要素を決定するように構成される。
【0204】
本願のいくつかの実施例では、前記第2のターゲット方式は、第1の方式及び/又は第2の方式を含み、前記第1の方式は、前記端末デバイスが登録プロセスで前記第2の操作を実行するための情報を送信することであり、前記第2の方式は、前記端末デバイスがセッション管理プロセスで前記第2の操作を実行するための情報を送信することであり、前記決定ユニット422は、具体的に、
前記第2のターゲット方式が前記第1の方式である場合、モビリティ管理ネットワーク要素を前記ターゲットネットワーク要素として決定し、前記第2のターゲット方式が前記第2の方式である場合、セッション管理ネットワーク要素を前記ターゲットネットワーク要素として決定するように構成される。
【0205】
本願のいくつかの実施例では、前記決定ユニット422は、さらに、
第1のマッピング関係に基づいて前記第2のターゲット方式を決定するように構成され、前記第1のマッピング関係は、前記第1の方式に対応するパラメータ及び/又は前記第2の方式に対応するパラメータを含む。
【0206】
本願のいくつかの実施例では、前記決定ユニット422は、具体的に、
端末デバイスのパラメータが前記第1の方式に対応するパラメータにマッチングされる場合、前記第1の方式を前記第2のターゲット方式として決定し、前記端末デバイスのパラメータが前記第2の方式に対応するパラメータにマッチングされる場合、前記第2の方式を前記第2のターゲット方式として決定するように構成される。
【0207】
本願のいくつかの実施例では、前記パラメータは、
地域情報、公衆陸上移動体通信網PLMN情報又は時間情報のうちの少なくとも1つに属する。
【0208】
本願のいくつかの実施例では、前記第1のマッピング関係情報は、予め構成される。
【0209】
本願のいくつかの実施例では、前記決定ユニット422は、具体的に、
ユニファイドデータ記憶UDR又はユニファイドデータ管理UDMを介して検索情報を取得し、前記検索情報は、前記端末デバイスにサービスするモビリティ管理ネットワーク要素及び/又はセッション管理ネットワーク要素の情報を示し、及び/又は、前記モビリティ管理ネットワーク要素及び/又は前記セッション管理ネットワーク要素が前記第2の操作をサポートするかどうかを示すために使用され、
前記検索情報に基づいて、前記第2のターゲット方式を決定するように構成される。
【0210】
図15は本願の実施例におけるモビリティ管理ネットワーク要素430のブロック図である。
【0211】
図15に示すように、前記モビリティ管理ネットワーク要素430は、受信ユニット431と、送信ユニット432とを備え、
受信ユニット431は、第3の要求を受信するように構成され、前記第3の要求は、端末デバイスに対して再承認、再認証、承認回収及び認証回収のうちの少なくとも1つ操作を行うように要求するために使用され、
送信ユニット432は、端末デバイスに前記第3の要求を送信するように構成される。
【0212】
本願のいくつかの実施例では、前記受信ユニット431は、具体的に、
端末管理ネットワーク要素により送信された前記第3の要求を受信するように構成される。
【0213】
本願のいくつかの実施例では、前記受信ユニット431は、具体的に、
セッション管理ネットワーク要素により送信された前記第3の要求を受信するように構成される。
【0214】
本願のいくつかの実施例では、前記第3の要求は、第1の指示情報を含み、前記第1の指示情報は、第1の操作に対応する第1のターゲット方式を決定するために使用され、前記第1の操作は、承認、認証、再承認、及び再認証のうちの少なくとも1つを含む。
【0215】
本願のいくつかの実施例では、前記第1のターゲット方式は、第1の方式及び/又は第2の方式を含み、前記第1の方式は、前記端末デバイスが登録プロセスで前記第1の操作を実行するための情報を送信することであり、前記第2の方式は、前記端末デバイスがセッション管理プロセスで前記第1の操作を実行するための情報を送信することである。
【0216】
本願のいくつかの実施例では、前記第1の指示情報は、前記端末デバイスが前記第1の方式又は前記第2の方式を使用することを示すために使用される。
【0217】
本願のいくつかの実施例では、前記第1の指示情報は、前記第1の方式をサポートするかどうか、及び/又は、前記第2の方式をサポートするかどうかを示すために使用される。
【0218】
本願のいくつかの実施例では、前記第3の要求に第1の操作に対応する第1のターゲット方式を示すための情報が含まれない場合、前記第1のターゲット方式が第2の方式であり、前記第1の操作は、承認、認証、再承認、及び再認証のうちの少なくとも1つを含み、前記第2の方式は、前記端末デバイスがセッション管理プロセスで前記第1の操作を実行するための情報を送信することである。
【0219】
図16は本願の実施例におけるポリシー制御ネットワーク要素440のブロック図である。
【0220】
図16に示すように、前記ポリシー制御ネットワーク要素440は、送信ユニット441を備え、
送信ユニット441は、モビリティ管理ネットワーク要素を介して端末デバイスにポリシー情報を送信するように構成され、前記ポリシー情報は、第1の方式に対応するパラメータ及び/又は第2の方式に対応するパラメータを含む。
【0221】
本願のいくつかの実施例では、前記パラメータは、
地域情報、公衆陸上移動体通信網PLMN情報又は時間情報のうちの少なくとも1つに属する。
【0222】
本願のいくつかの実施例では、前記ポリシー情報は、さらに、端末デバイスの識別子を含む。
【0223】
本願のいくつかの実施例では、前記第1の方式は、前記端末デバイスが登録プロセスで第1の操作を実行するための情報を送信することであり、前記第2の方式は、前記端末デバイスがセッション管理プロセスで前記第1の操作を実行するための情報を送信することであり、前記第1の操作は、承認、認証、再承認、及び再認証のうちの少なくとも1つを含む。
【0224】
本願において、装置の実施例と方法の実施例は互いに対応し、同様の説明は方法の実施例に言及する場合があることを理解されたい。具体的には、
図13に示す端末デバイス410、
図14に示す端末管理ネットワーク要素420、
図15に示すモビリティ管理ネットワーク要素、
図16に示すポリシー制御ネットワーク要素は、いずれも本願の実施例の実行方法における対応する主体に相当し、また、
図13に示す端末デバイス410、
図14に示す端末管理ネットワーク要素420、
図15に示すモビリティ管理ネットワーク要素、及び
図16に示すポリシー制御ネットワーク要素におけるそれぞれのユニットの前述及び他の動作及び/又は機能は、それぞれ、それぞれの方法における対応する処理を実施することを意図しており、簡潔さのためにここで説明を省略する。
【0225】
以上、本願の一実施例に係る通信デバイスについて、機能モジュールの観点から添付図面に関連して説明した。 機能モジュールは、ハードウェアの形態で実装されてもよいし、ソフトウェアの形態の命令によって実装されてもよいし、ハードウェアとソフトウェアモジュールの組み合わせによって実装されてもよいことを理解する必要がある。 具体的には、本願の実施例における方法の実施例のステップは、プロセッサ内のハードウェアの形態の集積論理回路及び/又はソフトウェアの形態の命令によって達成されてもよく、本願の実施例に開示される方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって実行されるように直接具体化されてもよく、又は復号化プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行されるように具体化されてもよい。任意選択で、ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリーメモリ、プログラマブルリードオンリーメモリ、電気的に消去可能なプログラマブルメモリ、レジスタ及び当技術分野でよく確立されている他の記憶媒体に配置することができる。 記憶媒体はメモリ内にあり、プロセッサはそのハードウェアと連動して、メモリ内の情報を読み出し、上述の方法実施例のステップを完了させる。 例えば、上記で取り上げた判定部と通信部は、それぞれプロセッサと送受信機によって実現されてもよい。
【0226】
図17は、本願の一実施例の通信デバイス500の概略構造図である。
【0227】
図17に示すように、当該通信デバイス500は、プロセッサ510を含んで構成されてもよい。
【0228】
ここで、プロセッサ510は、本願の実施例における方法を実施するために、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することができる。
【0229】
図17をさらに参照すると、通信デバイス500は、メモリ520をさらに備えていてもよい。
【0230】
ここで、メモリ520は、指示情報を格納するために使用されてもよく、また、プロセッサ510によって実行されるコード、命令などを格納するために使用されてもよい。ここで、プロセッサ510は、メモリ520からコンピュータプログラムを呼び出して実行し、この応用実施例における方法を実施することができる。 メモリ520は、プロセッサ510とは別の装置であってもよいし、プロセッサ510に統合されていてもよい。
【0231】
さらに
図17を参照すると、通信デバイス500は、送受信機530をさらに含んでもよい。
【0232】
ここで、プロセッサ510は、送受信機530を制御して、他のデバイスと通信し、具体的には、他のデバイスに情報又はデータを送信し、又は他のデバイスから情報又はデータを受信するようにしてもよい。 送受信機530は、送信機と受信機とから構成されてもよい。 送受信機530は、さらに、アンテナを含んでいてもよく、その数は1つであってもよいし、複数であってもよい。
【0233】
通信デバイス500の様々な構成要素は、バスシステムを介して接続され、バスシステムは、データバスに加えて、電源バス、制御バス、及びステータス信号バスを含むことを理解されたい。
【0234】
また、通信デバイス500は、本願の実施例の端末デバイスであってもよく、通信デバイス500は、本願の実施例の各方法において端末デバイスによって実装される対応する処理を実装してもよく、すなわち、本願の実施例の通信デバイス500は、本願の実施例の端末デバイス410に対応してもよく、本願の実施例に従った方法200の主体を実行してもよいと理解されるべきである。 簡潔するために、ここで説明を省略する。 同様に、通信デバイス500は、本願の実施例のそれぞれのネットワーク要素であってもよく、通信デバイス500は、本願の実施例のそれぞれの方法において、対応するネットワーク要素によって実装される対応するプロセスを実装してもよい。 すなわち、本願の実施例の通信デバイス500は、本願の実施例における
図13に示す端末デバイス410、
図14に示す端末管理ネットワーク要素420、
図15に示す移動管理ネットワーク要素、又は
図16に示すポリシー制御ネットワーク要素に対応してもよく、本願の実施例による方法を行う際の対応対象に対応してもよいが、ここでは簡潔にするため説明を省略する。
【0235】
なお、本願の実施例では、チップを提供する。
【0236】
例えば、チップは、本願の実施例に開示されるそれぞれの方法、ステップ、及び論理ブロック図を実装又は実行する信号の処理能力を有する集積回路チップであってもよい。 前記チップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム、システムオンチップ等と呼ばれることもある。 任意選択で、チップを搭載した通信デバイスが本願の実施例に開示されるそれぞれの方法、ステップ、及び論理ブロック図を実行できるように、チップを様々な通信デバイスに適用することができる。
【0237】
図18は、本願の一実施例に係るチップ600の概略構成図である。
【0238】
図18に示すように、前記チップ600は、プロセッサ610を含んで構成される。
【0239】
ここで、プロセッサ610は、本願の実施例における方法を実施するために、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することができる。
【0240】
さらに、
図18を参照すると、前記チップ600は、メモリ620をさらに備えてもよい。
【0241】
ここで、プロセッサ610は、本願の実施例における方法を実施するために、メモリ620からコンピュータプログラムを呼び出して実行することができる。 メモリ620は、指示情報を格納するために使用されてもよく、また、プロセッサ610によって実行されるコード、命令などを格納するために使用されてもよい。 メモリ620は、プロセッサ610とは別の装置であってもよいし、プロセッサ610に統合されていてもよい。
【0242】
さらに、
図18を参照すると、前記チップ600は、入力インターフェース630を具備してもよい。
【0243】
ここで、プロセッサ610は、この入力インターフェース630を制御して、他のデバイス又はチップと通信し、具体的には、他のデバイス又はチップから送信される情報又はデータを取得することができる。
【0244】
さらに
図18を参照すると、前記チップ600は、出力インターフェース640をさらに備えてもよい。
【0245】
ここで、プロセッサ610は、この出力インターフェース640を制御して、他のデバイス又はチップと通信し、具体的には、他のデバイス又はチップに情報又はデータを出力するようにしてもよい。
【0246】
前記チップ600は、本願の実施例におけるネットワークデバイスに適用されてもよく、本願の実施例の様々な方法においてネットワークデバイスによって実装される対応する処理を実装してもよく、本願の実施例の様々な方法において端末デバイスによって実装される対応する処理を実装してもよいことを理解する必要があり、簡潔さのために、ここで説明を省略する。
【0247】
また、チップ600内の様々な構成要素はバスシステムを介して接続され、バスシステムは、データバスに加えて、電源バス、制御バス、及びステータス信号バスを含むことを理解されたい。
【0248】
上記の対象となるプロセッサーは、
汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、その他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートやトランジスタのロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントなどを含むが、これらに限定されない。
【0249】
前記プロセッサは、本願の実施例に開示される方法、ステップ、及び論理ブロック図の各々を実施又は実行するために使用されてもよい。 本願の実施例と関連して開示される方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサに直接具現化されてもよいし、復号化プロセッサのハードウェアとソフトウェアモジュールの組み合わせで実行されてもよい。 ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリーメモリ、プログラマブルリードオンリーメモリ又は消去可能プログラマブルメモリ、レジスタ又は当技術分野で周知の他の記憶媒体に配置されることができます。 記憶媒体はメモリ内にあり、プロセッサはメモリ内の情報を読み出し、そのハードウェアとの組み合わせで上述した方法のステップを完了させる。
【0250】
上記の対象となるメモリは、
揮発性メモリ及び/又は不揮発性メモリを含むが、これらに限定されない。ここで、不揮発性メモリは、ROM(Read-Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable Programmable Read-Only Memory)、EPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるRAM(Random Access Memory)を含み、例えば、スタティック ランダム アクセス メモリ (スタティック RAM、SRAM)、ダイナミック ランダム アクセス メモリ (ダイナミック RAM、DRAM)、同期ダイナミック ランダム アクセス メモリ (同期 DRAM、SDRAM)、ダブル データ レート同期ダイナミック ランダム アクセス メモリ (ダブル データ レート SDRAM、 DDR SDRAM)、拡張同期ダイナミック ランダム アクセス メモリ (拡張 SDRAM、ESDRAM)、同期リンク ダイナミック ランダム アクセス メモリ (同期リンク DRAM、SLDRAM)、ダイレクト メモリ バス ランダム アクセス メモリ (ダイレクト ラムバス RAM、DR RAM)である。
【0251】
本明細書で説明するメモリは、これらと他の任意の適切なタイプのメモリを含むことを意図していることに留意されたい。
【0252】
本願の実施例は、コンピュータプログラムを格納するためのコンピュータ可読記憶媒体も提供する。 コンピュータ可読記憶媒体は、複数のアプリケーションプログラムを含むポータブル電子デバイスによって実行されると、ポータブル電子デバイスが方法の実施例の方法を実行できるようにする命令を含む1つ又は複数のプログラムを格納する。
【0253】
任意選択で、コンピュータ可読記憶媒体は、本願の実施例における各ネットワーク要素に適用することができ、コンピュータプログラムは、本発明の実施例の各方法において、対応するネットワーク要素によって実装される対応するプロセスをコンピュータが実行できるようにする。簡潔にするために、ここ説明を省略する。
【0254】
任意選択的に、コンピュータ可読記憶媒体は、本願の実施例における携帯端末/端末デバイスに適用することができ、コンピュータプログラムは、コンピュータが、以下の各方法において携帯端末/端末デバイスによって実装される対応するプロセスを実行することを可能にする。簡潔にするために、ここで説明を省略する。
【0255】
本願の実施例は、コンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品も提供する。
【0256】
任意選択で、コンピュータプログラム製品は、本願の実施例における各ネットワーク要素に適用することができ、コンピュータプログラムは、本願の実施例の各方法において、対応するネットワーク要素によって実装される対応するプロセスをコンピュータが実行することを可能にする。簡潔にするために、ここで説明を省略する。
【0257】
任意選択で、コンピュータプログラム製品は、本願の実施例における携帯端末/端末デバイスに適用することができ、コンピュータプログラムは、コンピュータが、実施例の各方法において携帯端末/端末デバイスによって実施される対応するプロセスを実行することを可能にする。これは簡潔であるため、ここで説明を省略する。
【0258】
本願の実施例では、コンピュータプログラムも提供される。 コンピュータプログラムがコンピュータによって実行されると、コンピュータは方法の実施例の方法を実行することができる。
【0259】
任意選択で、コンピュータプログラムは、本願の実施例における各ネットワーク要素に適用されてもよく、コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、実施例の各方法において対応するネットワーク要素によって実装される対応するプロセスを実行する。簡潔にするために、詳細はここでは繰り返さない。
【0260】
さらに、本願の実施例は、通信システムも提供し、通信システムは、
図1に示すように、通信システム100を形成するために、上述の端末デバイス及び様々なネットワーク要素を含むことができるが、簡潔するために、ここで説明を省略する。 本文書における「システム」などの用語は、「ネットワーク管理アーキテクチャ」又は「ネットワークシステム」などと呼ばれることもある。
【0261】
なお、本願の実施例及び添付の特許請求の範囲で使用される用語は、特定の実施例を説明するためだけのものであり、本願の実施例を限定することを意図していない。
【0262】
例えば、本願の実施例及び添付の特許請求の範囲で使用される単数形「1つの」、「前記」、「上記」、及び「該」は、文脈が明確に指示しない限り、複数形も含むことを意図している。
【0263】
当業者は、本明細書に開示される実施例と併せて説明される各例のユニット及びアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせで実装できることを理解することができる。 これらの機能がハードウェアで実行されるかソフトウェアで実行されるかは、特定のアプリケーションと技術ソリューションの設計上の制約によって異なります。 当業者は、特定のアプリケーションごとに説明された機能を実装するために異なる方法を使用することができるが、そのような実装は、本願の実施例の範囲を超えて考慮されるべきではない。
【0264】
ソフトウェア機能ユニットの形で実装され、スタンドアロン製品として販売又は使用される場合、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体に格納することができる。 この理解に基づいて、本願の実施例の技術的解決策は、本質的にソフトウェア製品、又は先行技術に貢献する部分又は技術的解決策の一部、及びコンピュータソフトウェア製品の形で具現化することができる。記憶媒体には、コンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワークデバイスなどであってもよい)に、実施例で説明した方法のステップの全部又は一部を実行させるためのいくつかの命令が含まれる。前述の記憶媒体には、Uディスク、リムーバブルハードディスク、読み取り専用メモリ、ランダムアクセスメモリ、磁気ディスク又は光ディスク、及びプログラムコードを記憶できるその他の媒体が含まれる。
【0265】
当業者は、説明の便宜及び簡潔さのために、上記のシステム、デバイス、及びユニットの特定の動作プロセスが、前述の方法の実施例における対応するプロセスを参照し得ることを明確に理解することができ、ここで説明を省略する。
【0266】
本願で提供されるいくつかの実施例において、開示されたシステム、デバイス、及び方法は、他の方法で実装され得ることが理解されるべきである。
【0267】
例えば、上述した装置の実施例におけるユニット、モジュール、又はコンポーネントの分割は、論理的な機能分割にすぎず、実際の実装では他の分割方法を使用することができ、例えば、複数のユニット、モジュール、又はコンポーネントを結合又は統合することができる。別のシステム、又は一部のユニット、モジュール、又はコンポーネントは無視されるか、実装されない可能性がある。
【0268】
また、例えば、別個のコンポーネント/表示コンポーネントとして説明された上記のユニット/モジュール/コンポーネントは、物理的に分離されていても分離されていなくてもよく、すなわち、一箇所に配置されていてもよく、又は複数のネットワークユニットに分散されていてもよい。 ユニット/モジュール/構成要素の一部又は全部は、本願の実施例の目的を達成するための実際の必要性に従って選択され得る。
【0269】
最後に、上記で示され、又は議論された相互結合又は直接結合又は通信接続は、電気的、機械的又は他の形態であり得る、デバイス又はユニットのいくつかのインターフェース、間接結合又は通信接続を介し得ることに留意されたい。
【0270】
上記の内容は、本願の実施例の特定の実装にすぎないが、本願の実施例の保護範囲はこれに限定されず、変更又は置換はすべて本願の実施例の保護範囲内に含まれるべきである。 したがって、本願の実施例の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うべきである。
【国際調査報告】