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特表2023-552945非接続モードのUEのための基準信号およびその構成
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-12-20
(54)【発明の名称】非接続モードのUEのための基準信号およびその構成
(51)【国際特許分類】
   H04W 24/10 20090101AFI20231213BHJP
   H04W 76/27 20180101ALI20231213BHJP
   H04W 16/28 20090101ALI20231213BHJP
   H04W 72/20 20230101ALI20231213BHJP
【FI】
H04W24/10
H04W76/27
H04W16/28
H04W72/20
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023521755
(86)(22)【出願日】2020-10-16
(85)【翻訳文提出日】2023-04-10
(86)【国際出願番号】 CN2020121525
(87)【国際公開番号】W WO2022077441
(87)【国際公開日】2022-04-21
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(72)【発明者】
【氏名】シュー、フイリン
(72)【発明者】
【氏名】ガール、ピーター
(72)【発明者】
【氏名】チェン、ワンシ
(72)【発明者】
【氏名】ハオ、チェンシー
(72)【発明者】
【氏名】ジュー、シーペン
(72)【発明者】
【氏名】キム、ユチュル
(72)【発明者】
【氏名】ムッカビィリ、クリシュナ・キラン
(72)【発明者】
【氏名】オズトゥルク、オズキャン
(72)【発明者】
【氏名】レイ、ジン
(72)【発明者】
【氏名】クウォン、フアン・ジュン
(72)【発明者】
【氏名】ジ、ティンファン
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067EE02
5K067EE10
5K067KK02
(57)【要約】
本開示は、1つまたは複数の態様による、非接続モードにおける接続モードのRSの使用をサポートするワイヤレス通信のためのシステム、方法、およびデバイスを提供する。第1の態様では、ワイヤレス通信の方法は、ユーザ機器(UE)によって、非接続モードで動作することを含む。本方法は、UEによって、非接続モードのための基準信号(RS)構成設定値を決定することも含む。本方法は、UEによって、RS構成設定値に基づいて基準信号を監視することを含む。本方法は、UEによって、RS構成設定値に基づいて非接続モードでRS送信を受信することをさらに含む。他の態様および特徴も、特許請求され、説明される。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワイヤレス通信の方法であって、
ユーザ機器(UE)によって、非接続モードで動作することと、
前記UEによって、前記非接続モードのための基準信号(RS)構成設定値を決定することと、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて基準信号を監視することと、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて前記非接続モードでRS送信を受信することと、
を備える、方法。
【請求項2】
前記RS送信は、接続モードのRSである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記RS送信は、専用の非接続モードのRSである、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記非接続モードは、RRC非アクティブモードまたはRRCアイドルモードである、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記RS送信はCSI-RSである、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記RS送信はTRSである、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記UEによって、前記RS送信に基づいてページングメッセージを受信することと、
前記UEによって、前記ページングメッセージに基づいて、前記非接続モードから接続モードに切り替わることと、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記非接続モードのための前記RS構成設定値を決定することは、
前記非接続モードで動作している間、または第2のネットワークエンティティに接続されている間に、ネットワークエンティティからブロードキャストメッセージを受信することと、
前記ブロードキャストメッセージに基づいて前記RS構成設定値を決定することと、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記RS構成は、接続モードで前記UEに提供されたRS構成に対応し、
前記方法は、前記非接続モードで動作する前に、
前記UEによって、前記接続モードにある間に、ネットワークエンティティからRS構成を受信することと、
前記UEによって、前記接続モードにある間に、前記ネットワークエンティティからRS送信を受信することと、
前記UEによって、前記ネットワークエンティティからRRC解放メッセージを受信することと、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記非接続モードのための前記RS構成設定値を決定することは、
前記接続モードのための前記受信されたRS設定値情報に基づいて、前記RS構成設定値を決定すること、
を含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記非接続モードのための前記RS構成は、限られた持続時間を有する、請求項9に記載の方法。
【請求項12】
前記RRC解放メッセージは、RS利用可能性表示を含み、
前記非接続モードのための前記RS構成設定値を決定することは、前記RS利用可能性表示に基づいて、前記RS構成設定値を決定することを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項13】
前記UEによって、前記RRC解放メッセージとは別個のメッセージにおいてRS利用可能性情報を受信すること、ここにおいて、前記非接続モードのための前記RS構成設定値を決定することは、前記RS利用可能性情報に基づいて前記RS構成設定値を決定することを含む、
をさらに備える、請求項9に記載の方法。
【請求項14】
前記RS利用可能性情報は、接続モードのUEのための複数のRSリソースの中からの特定のRSリソース、接続モードのUEのための複数のRSリソースセットの中からの特定のRSリソースセット、前記非接続モードのための前記RS構成のための満了時間、またはそれらの組合せを示す、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記非接続モードのための前記RS構成設定値を決定することは、UE設定値情報と、前記接続モードの前記UEに提供された前記RS構成とに基づいて、前記RS構成設定値を決定することを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項16】
前記UEによって、RS構成に対する調整を示すRS構成更新メッセージを受信すること、をさらに備える、請求項9に記載の方法。
【請求項17】
前記UEによって、RS構成調整条件が満たされているかどうかを決定することと、
前記UEによって、前記RS構成調整条件が満たされていることに基づいて、前記RS構成を調整することと、
をさらに備える、請求項9に記載の方法。
【請求項18】
前記RS送信の第1のサブキャリア間隔(SCS)は、接続モードのUEのアクティブなBWPの第2のSCSと同じである、請求項1に記載の方法。
【請求項19】
前記UEによって、前記RS構成を示すRS構成情報を受信すること、ここにおいて、前記RS構成情報は、サブキャリア間隔(SCS)情報を含まない、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項20】
前記RSは、前記RS構成設定値によって示される前記RSの第1の帯域幅と、前記非接続モードのUEのアクティブなBWPの第2の帯域幅との間の重複する帯域幅において受信される、請求項1に記載の方法。
【請求項21】
前記UEによって、前記RS構成を示すRS構成情報を受信すること、ここにおいて、前記RS構成情報は、前記RSが送信されるキャリアに関連付けられたキャリアインデックス情報を含む、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項22】
前記キャリアインデックスは、現在のサービングセルに関連付けられてなく、
前記UEが前記キャリアインデックスに関連付けられた第2のセルにキャンプオンするとき、前記UEによって、前記キャリアインデックスに関連付けられた前記RSを監視すること、をさらに備える、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記RSは、近隣セル測定、または前記関連付けられたキャリアへのセル再選択後のサービングセル追跡および測定のために使用され得る、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記RSは、接続モードのUEによって監視されるCSI-RSまたはTRSであり、
前記接続モードのUEの関連するBWPの開始リソースブロック(RB)は、4ステップではなく、
前記接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅は、4ステップではない、請求項1に記載の方法。
【請求項25】
接続モードのUEによって監視されるRSの帯域幅を、前記非接続モードのための前記RS構成のために、4RBの粒度を有する帯域幅と、4RBの粒度を有する開始RBとに修正することをさらに備える、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記非接続モードのための前記RS構成として、接続モードのためのRS構成を使用することをさらに備え、
前記非接続モードのUEは、前記RS構成によって示される前記帯域幅に基づいて前記RSを受信する、
請求項24に記載の方法。
【請求項27】
前記非接続モードのUEのための前記RS構成のために、4RB未満の帯域幅粒度を使用することをさらに備える、請求項24に記載の方法。
【請求項28】
前記UEによって、前記RS構成のための前記接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅情報を受信することと、
前記UEによって、前記帯域幅情報に基づいて前記RS送信のための帯域幅を決定することと、
をさらに備える、請求項24に記載の方法。
【請求項29】
前記RSは、接続モードのUEによって監視されるCSI-RSであり、
前記接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅は、24リソースブロック(RB)未満である、
請求項1に記載の方法。
【請求項30】
前記非接続モードのための前記RS構成として、接続モードのためのRS構成を使用することをさらに備え、
前記非接続モードのUEは、前記RS構成によって示される前記帯域幅に基づいて前記RSを受信する、
請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記RS構成のための帯域幅を24RB未満になるように修正することをさらに備える、請求項29に記載の方法。
【請求項32】
前記UEによって、前記RS構成のための前記接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅情報を受信することと、
前記UEによって、前記帯域幅情報に基づいて前記RS送信のための帯域幅を決定することと、
をさらに備える、請求項29に記載の方法。
【請求項33】
前記RSは、接続モードのUEによって監視されるTRSであり、
前記接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅は、52リソースブロック(RB)未満である、請求項1に記載の方法。
【請求項34】
前記非接続モードのための前記RS構成として、接続モードのためのRS構成を使用することをさらに備え、
前記非接続モードのUEは、前記RS構成によって示される前記帯域幅に基づいて前記RSを受信する、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記UEによって、前記RS構成のための前記接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅情報を受信することと、
前記UEによって、前記帯域幅情報に基づいて前記RS送信のための帯域幅を決定することと、
をさらに備える、請求項33に記載の方法。
【請求項36】
QCL情報は、TCI状態によって示され、
各RSリソースは、1つのSSBとQCLされる、請求項1に記載の方法。
【請求項37】
1つのSSBとQCLされたRSリソースは、同じビーム方向、同じビーム幅、またはその両方を有する、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
1つのSSBとQCLされたRSリソースは、前記SSBの第2のビーム内にある第1のビームを有する、請求項36に記載の方法。
【請求項39】
複数のRSは、同じSSBとQCLされる、請求項36に記載の方法。
【請求項40】
複数のRSリソースは、複数のSSBのために構成され、各RSリソースは、異なるSSBに対応する、請求項36に記載の方法。
【請求項41】
前記RSは、ワイドビームで送信される、請求項1に記載の方法。
【請求項42】
複数のRSは、前記UEによって受信され、同じSSBとQCLされた各RSは、同じビームを有する、請求項1に記載の方法。
【請求項43】
前記RS送信は、ダウンリンク送信と重複し、
前記ダウンリンク送信は、PDCCH送信またはPDSCH送信である、請求項1に記載の方法。
【請求項44】
前記PDCCH送信は、ページングDCI送信またはページ表示(PI)であり、
前記PDSCH送信は、ページングDCIまたはシステム情報ブロック(SIB)によってスケジュールされた送信である、請求項43に記載の方法。
【請求項45】
前記UEによって、前記RS送信が送信されないと決定すること、
をさらに備える、請求項43に記載の方法。
【請求項46】
前記UEによって、前記ダウンリンク送信が、前記RS送信によってパンクチャリングされるか、または前記RS送信の周りでレートマッチングされると決定すること、
をさらに備える、請求項43に記載の方法。
【請求項47】
前記UEによって、前記RS送信と前記ダウンリンク送信の両方が送信されると決定すること、
をさらに備える、請求項43に記載の方法。
【請求項48】
前記UEによって、前記非接続モードにある間に、第1のセルから別のセルに移動することと、
前記UEによって、追跡ループ更新および測定動作のために、前記他のセルに関連付けられた第2のRSに切り替わることと、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項49】
前記第2のRSに切り替えた後、
近隣セル測定のために、前記第1のセルに関連付けられた前記RSを使用すること、
をさらに備える、請求項48に記載の方法。
【請求項50】
前記UEによって、ダウンリンクチャネル状態の量を決定することと、
前記UEによって、前記ダウンリンクチャネル状態の前記量をしきい値と比較することと、
前記UEによって、前記ダウンリンクチャネル状態の前記量が前記しきい値よりも大きいと決定したことに応答して、単一のダウンリンク送信ビームから第2のRS送信を受信することと、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項51】
前記UEによって、ダウンリンクチャネル状態の量を決定することと、
前記UEによって、前記ダウンリンクチャネル状態の前記量をしきい値と比較することと、
前記ダウンリンクチャネル状態の前記量が前記しきい値未満であると決定したことに応答して、前記UEによって、2つ以上のダウンリンク送信ビームから第2のRS送信を受信することと、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項52】
前記UEによって、各SSBに関連付けられたダウンリンク送信ビームについてのダウンリンクチャネル状態の量を決定することと、
前記UEによって、前記ダウンリンクチャネル状態の最高の量を決定するために、2つ以上のSSBに関連付けられた前記ダウンリンクチャネル状態の前記量を比較することと、
前記UEによって、前記ダウンリンクチャネル状態の前記決定された最高の量に対応する特定のSSBを選択することと、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項53】
前記ダウンリンクチャネル状態の前記量は、SINR、SNR、RSRP、RSRQ、またはRSSIを含む、請求項50から52のいずれか一項に記載の方法。
【請求項54】
前記RS構成は、繰返し設定値と、ポート数設定値と、周期設定値と、周波数領域密度設定値と、電力制御オフセット設定値とを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項55】
前記RS構成における前記繰返し設定値は、オンに設定される、請求項54に記載の方法。
【請求項56】
前記RS構成における前記ポート数設定値は、1に設定される、請求項54に記載の方法。
【請求項57】
ワイヤレス通信の方法であって、
ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのための基準信号(RS)構成設定値を決定することと、
前記ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのためのRS送信を生成することと、
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成設定値に基づいて、前記RS送信を送信することと、
を備える、方法。
【請求項58】
前記RS送信は、接続モードのRSである、請求項57に記載の方法。
【請求項59】
前記RS送信は、専用の非接続モードのRSである、請求項57に記載の方法。
【請求項60】
前記非接続モードは、RRC非アクティブモードまたはRRCアイドルモードである、請求項57に記載の方法。
【請求項61】
前記RS送信はCSI-RSである、請求項57に記載の方法。
【請求項62】
前記RS送信はTRSである、請求項61に記載の方法。
【請求項63】
前記ネットワークエンティティによって、前記RS送信に基づいてページングメッセージを送信することと、
前記ネットワークエンティティによって、前記ページングメッセージに基づいて、特定のUEを、前記非接続モードから接続モードに遷移させることと、
をさらに備える、請求項57に記載の方法。
【請求項64】
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成設定値を示すブロードキャストメッセージを送信すること、
をさらに備える、請求項57に記載の方法。
【請求項65】
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成設定値を示すRS構成メッセージを送信することと、
前記ネットワークエンティティによって、RS送信を送信することと、
前記ネットワークエンティティによって、RRC解放メッセージを送信することと、
をさらに備える、請求項57に記載の方法。
【請求項66】
前記非接続モードのための前記RS構成設定値を決定することは、
接続モードのためのRS設定値情報に基づいて、前記RS構成設定値を決定すること、
を含む、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
前記非接続モードのための前記RS構成は、限られた持続時間を有する、請求項65に記載の方法。
【請求項68】
前記RRC解放メッセージは、RS利用可能性表示を含み、
前記非接続モードのための前記RS構成設定値を決定することは、前記RS利用可能性表示に基づいて、前記RS構成設定値を決定することを含む、
請求項65に記載の方法。
【請求項69】
前記ネットワークエンティティによって、前記RRC解放メッセージとは別個のメッセージにおいてRS利用可能性情報を送信すること、ここにおいて、前記非接続モードのための前記RS構成設定値を決定することは、前記RS利用可能性情報に基づいて前記RS構成設定値を決定することを含む、
をさらに備える、請求項65に記載の方法。
【請求項70】
前記RS利用可能性情報は、接続モードのデバイスのための複数のRSリソースの中からの特定のRSリソース、接続モードのデバイスのための複数のRSリソースセットの中からの特定のRSリソースセット、前記非接続モードのための前記RS構成のための満了時間、またはそれらの組合せを示す、請求項69に記載の方法。
【請求項71】
前記非接続モードのための前記RS構成設定値を決定することは、ネットワークエンティティ設定値情報と、接続モードのデバイスに提供された前記RS構成とに基づいて、前記RS構成設定値を決定することを含む、請求項65に記載の方法。
【請求項72】
前記ネットワークエンティティによって、RS構成に対する調整を示すRS構成更新メッセージを送信すること、
をさらに備える、請求項65に記載の方法。
【請求項73】
前記ネットワークエンティティによって、RS構成調整条件が満たされているかどうかを決定することと、
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成調整条件が満たされていることに基づいて、前記RS構成を調整することと、
をさらに備える、請求項65に記載の方法。
【請求項74】
前記RS送信の第1のサブキャリア間隔(SCS)は、前記非接続モードのデバイスのアクティブなBWPの第2のSCSと同じである、請求項57に記載の方法。
【請求項75】
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成設定値を示すRS構成情報を受信すること、ここにおいて、前記RS構成情報は、サブキャリア間隔(SCS)情報を含まない、
をさらに備える、請求項57に記載の方法。
【請求項76】
前記RSは、前記RS構成設定値によって示される前記RSの第1の帯域幅と、接続されていないデバイスのアクティブなBWPの第2の帯域幅との間の重複する帯域幅において受信される、請求項57に記載の方法。
【請求項77】
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成設定値を示すRS構成情報を受信すること、ここにおいて、前記RS構成情報は、前記RSが送信されるキャリアに関連付けられたキャリアインデックス情報を含む、
をさらに備える、請求項57に記載の方法。
【請求項78】
前記RSは、接続モードのデバイスによって監視されるCSI-RSまたはTRSであり、
前記接続モードのデバイスの関連するBWPの開始リソースブロック(RB)は、4ステップではなく、
前記接続モードのデバイスの関連するBWPの帯域幅は、4ステップではない、
請求項57に記載の方法。
【請求項79】
接続モードのデバイスによって監視されるRSの帯域幅を、前記非接続モードのための前記RS構成のために、4RBの粒度を有する帯域幅と、4RBの粒度を有する開始RBとに修正することをさらに備える、請求項78に記載の方法。
【請求項80】
前記非接続モードのための前記RS構成として、接続モードのためのRS構成を使用することをさらに備える、請求項78に記載の方法。
【請求項81】
前記非接続モードのデバイスのための前記RS構成のために、4RB未満の帯域幅粒度を使用することをさらに備える、請求項78に記載の方法。
【請求項82】
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成のための前記接続モードのデバイスの関連するBWPの帯域幅情報を送信することと、
前記ネットワークエンティティによって、前記帯域幅情報に基づいて前記RS送信のための帯域幅を決定することと、
をさらに備える、請求項78に記載の方法。
【請求項83】
前記RSは、接続モードのデバイスによって監視されるCSI-RSであり、
前記接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅は、24リソースブロック(RB)未満である、請求項57に記載の方法。
【請求項84】
前記非接続モードのための前記RS構成として、接続モードのためのRS構成を使用することをさらに備え、
前記非接続モードのデバイスは、前記RS構成によって示される前記帯域幅に基づいて前記RSを受信する、請求項83に記載の方法。
【請求項85】
前記RS構成のための帯域幅を24RB未満になるように修正することをさらに備える、請求項83に記載の方法。
【請求項86】
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成のための前記接続モードのデバイスの関連するBWPの帯域幅情報を送信することと、
前記ネットワークエンティティによって、前記帯域幅情報に基づいて前記RS送信のための帯域幅を決定することと、
をさらに備える、請求項83に記載の方法。
【請求項87】
前記RSは、接続モードのデバイスによって監視されるTRSであり、
前記接続モードのデバイスの関連するBWPの帯域幅は、52リソースブロック(RB)未満である、
請求項57に記載の方法。
【請求項88】
前記非接続モードのための前記RS構成として、接続モードのためのRS構成を使用することをさらに備え、
前記非接続モードのデバイスは、前記RS構成によって示される前記帯域幅に基づいて前記RSを受信する、請求項87に記載の方法。
【請求項89】
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成のための前記接続モードのデバイスの関連するBWPの帯域幅情報を送信することと、
前記ネットワークエンティティによって、前記帯域幅情報に基づいて前記RS送信のための帯域幅を決定することと、
をさらに備える、請求項87に記載の方法。
【請求項90】
QCL情報は、TCI状態によって示され、
各RSリソースは、1つのSSBとQCLされる、請求項57に記載の方法。
【請求項91】
1つのSSBとQCLされたRSリソースは、同じビーム方向、同じビーム幅、またはその両方を有する、請求項90に記載の方法。
【請求項92】
1つのSSBとQCLされたRSリソースは、前記SSBの第2のビーム内にある第1のビームを有する、請求項90に記載の方法。
【請求項93】
複数のRSは、同じSSBとQCLされる、請求項90に記載の方法。
【請求項94】
複数のRSリソースは、複数のSSBのために構成され、各RSリソースは、異なるSSBに対応する、請求項90に記載の方法。
【請求項95】
前記RSは、ワイドビームで送信される、請求項57に記載の方法。
【請求項96】
複数のRSは、前記UEによって受信され、
同じSSBとQCLされた各RSは、同じビームを有する、請求項57に記載の方法。
【請求項97】
前記RS送信は、ダウンリンク送信と重複し、
前記ダウンリンク送信は、PDCCH送信またはPDSCH送信である、請求項57に記載の方法。
【請求項98】
前記PDCCH送信は、ページングDCI送信またはページ表示(PI)であり、
前記PDSCH送信は、ページングDCIまたはシステム情報ブロック(SIB)によってスケジュールされた送信である、請求項97に記載の方法。
【請求項99】
前記ネットワークエンティティによって、前記ダウンリンク送信が、前記RS送信によってパンクチャリングされるか、または前記RS送信の周りでレートマッチングされると決定すること、
をさらに備える、請求項97に記載の方法。
【請求項100】
前記ネットワークエンティティによって、前記RS送信および前記ダウンリンク送信が送信されると決定すること、
をさらに備える、請求項97に記載の方法。
【請求項101】
前記RS構成は、繰返し設定値と、ポート数設定値と、周期設定値と、周波数領域密度設定値と、電力制御オフセット設定値とを含む、請求項57に記載の方法。
【請求項102】
前記RS構成における前記繰返し設定値をオンに調整する、請求項101に記載の方法。
【請求項103】
構成されたポートの数を1まで低減する、請求項101に記載の方法。
【請求項104】
ワイヤレス通信のために構成された装置であって、前記装置は、
プロセッサ可読コードを記憶するメモリと、
前記メモリに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと、
を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
ユーザ機器(UE)によって、非接続モードで動作することと、
前記UEによって、前記非接続モードのための基準信号(RS)構成設定値を決定することと、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて基準信号を監視することと、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて前記非接続モードでRS送信を受信することと、
を行うように構成される、装置。
【請求項105】
前記少なくとも1つのプロセッサは、請求項1から56のいずれか一項に記載の方法を、前記少なくとも1つのプロセッサに実行させるための前記プロセッサ可読コードを実行するように構成される、請求項104に記載の装置。
【請求項106】
ワイヤレス通信のために構成された装置であって、
ユーザ機器(UE)によって、非接続モードで動作するための手段と、
前記UEによって、前記非接続モードのための基準信号(RS)構成設定値を決定するための手段と、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて基準信号を監視するための手段と、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて、前記非接続モードでRS送信を受信するための手段と、
を備える、装置。
【請求項107】
請求項1~56のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された1つまたは複数の手段を含む、請求項106に記載の装置。
【請求項108】
命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、プロセッサによって実行されたとき、前記プロセッサに、
ユーザ機器(UE)によって、非接続モードで動作することと、
前記UEによって、前記非接続モードのための基準信号(RS)構成設定値を決定することと、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて基準信号を監視することと、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて前記非接続モードでRS送信を受信することと、
を備える動作を実行させる、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項109】
前記動作は、請求項1から56のいずれか一項に記載の方法の1つまたは複数の動作をさらに含む、請求項108に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項110】
ワイヤレス通信のために構成された装置であって、前記装置は、
プロセッサ可読コードを記憶するメモリと、
前記メモリに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと、
を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのための基準信号(RS)構成設定値を決定することと、
前記ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのためのRS送信を生成することと、
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成設定値に基づいて、前記RS送信を送信することと、
を行うように構成される、装置。
【請求項111】
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つのプロセッサに、請求項57から103のいずれか一項に記載の方法を実行させるための前記プロセッサ可読コードを実行するように構成される、請求項110に記載の装置。
【請求項112】
ワイヤレス通信のために構成された装置であって、
ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのための基準信号(RS)構成設定値を決定するための手段と、
前記ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのためのRS送信を生成するための手段と、
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成設定値に基づいて、前記RS送信を送信するための手段と、
を備える、装置。
【請求項113】
請求項57~103のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された1つまたは複数の手段を含む、請求項112に記載の装置。
【請求項114】
命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、プロセッサによって実行されたとき、前記プロセッサに、
ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのための基準信号(RS)構成設定値を決定することと、
前記ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのためのRS送信を生成することと、
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成設定値に基づいて、前記RS送信を送信することと、
を備える動作を実行させる、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項115】
前記動作は、請求項57から103のいずれか一項に記載の方法の1つまたは複数の動作をさらに含む、請求項114に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[0001]本開示の態様は、一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、接続されていないデバイスのための基準信号(RS)動作に関する。以下で説明される本技術のいくつかの実施形態は、ユーザ機器(UE)が、RRCアイドルモードまたは非アクティブモードなどの非接続モードで接続モードのRSを使用することを可能にし得る。
【背景技術】
【0002】
[0002]ワイヤレス通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることができる多元接続ネットワークであり得る。そのようなネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザのための通信をサポートする多元接続ネットワークであり得る。
【0003】
[0003]ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかの構成要素を含み得る。これらの構成要素は、いくつかのユーザ機器(UE)のための通信をサポートすることがある基地局(またはノードB)などのワイヤレス通信デバイスを含み得る。UEは、ダウンリンクとアップリンクとを介して基地局と通信し得る。ダウンリンク(または順方向リンク)は、基地局からUEへの通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)は、UEから基地局への通信リンクを指す。
【0004】
[0004]基地局は、ダウンリンク上でUEにデータおよび制御情報を送信し得るか、またはアップリンク上でUEからデータおよび制御情報を受信し得る。ダウンリンク上で、基地局からの送信は、近隣基地局からのまたは他のワイヤレス無線周波数(RF)送信機からの送信による干渉に遭遇し得る。アップリンク上で、UEからの送信は、近隣基地局と通信している他のUEのまたは他のワイヤレスRF送信機からのアップリンク送信からの干渉に遭遇し得る。この干渉は、ダウンリンクとアップリンクの両方で性能を劣化させ得る。
【0005】
[0005]モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、干渉と輻輳したネットワークとの可能性は増大し、より多くのUEが長距離ワイヤレス通信ネットワークにアクセスし、より多くの短距離ワイヤレスシステムがコミュニティ内に展開される。モバイルブロードバンドアクセスに対する増大する需要を満たすためだけでなく、モバイル通信のユーザエクスペリエンスを進化および向上させるためにもワイヤレス技術を進化させる研究および開発が続けられている。
【発明の概要】
【0006】
[0006]以下で、説明される技術の基本的理解を提供するために本開示のいくつかの態様を要約する。この概要は、本開示のすべての企図された特徴の広範な概観ではなく、本開示のすべての態様の主要または重要な要素を識別することも、本開示の任意のまたはすべての態様の範囲も定めることも意図されていない。その唯一の目的は、本開示の1つまたは複数の態様のいくつかの概念を、後で提示されるより詳細な説明の前置きとして概要形式で提示することである。
【0007】
[0007]本開示の一態様では、ワイヤレス通信の方法は、ユーザ機器(UE)によって、非接続モードで動作することを含む。本方法は、UEによって、非接続モードのための基準信号(RS)構成設定値を決定することも含む。本方法は、UEによって、RS構成設定値に基づいて基準信号を監視することを含む。本方法は、UEによって、RS構成設定値に基づいて非接続モードでRS送信を受信することをさらに含む。
【0008】
[0008]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のために構成された装置が開示される。装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、ユーザ機器(UE)によって、非接続モードで動作することと、UEによって、非接続モードのための基準信号(RS)構成設定値を決定することと、UEによって、RS構成設定値に基づいて基準信号を監視することと、UEによって、RS構成設定値に基づいて非接続モードでRS送信を受信することとを行うように構成される。
【0009】
[0009]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のために構成された装置が開示される。本装置は、ユーザ機器(UE)によって、非接続モードで動作するための手段と、UEによって、非接続モードのための基準信号(RS)構成設定値を決定するための手段と、UEによって、RS構成設定値に基づいて基準信号を監視するための手段と、UEによって、RS構成設定値に基づいて非接続モードでRS送信を受信するための手段とを含む。
【0010】
[0010]本開示の追加の態様では、非一時的コンピュータ可読媒体は、プロセッサによって実行されたとき、プロセッサに、ユーザ機器(UE)によって、非接続モードで動作することと、UEによって、非接続モードのための基準信号(RS)構成設定値を決定することと、UEによって、RS構成設定値に基づいて基準信号を監視することと、UEによって、RS構成設定値に基づいて非接続モードでRS送信を受信することとを含む動作を実行させる命令を記憶する。
【0011】
[0011]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信の方法は、ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのための基準信号(RS)構成設定値を決定することと、ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのためのRS送信を生成することと、ネットワークエンティティによって、RS構成設定値に基づいてRS送信を送信することとを含む。
【0012】
[0012]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のために構成された装置が開示される。装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのための基準信号(RS)構成設定値を決定することと、ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのためのRS送信を生成することと、ネットワークエンティティによって、RS構成設定値に基づいてRS送信を送信することとを行うように構成される。
【0013】
[0013]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のために構成された装置が開示される。本装置は、ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのための基準信号(RS)構成設定値を決定するための手段と、ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのためのRS送信を生成するための手段と、ネットワークエンティティによって、RS構成設定値に基づいてRS送信を送信するための手段とを含む。
【0014】
[0014]本開示の追加の態様では、非一時的コンピュータ可読媒体は、プロセッサによって実行されたとき、プロセッサに、ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのための基準信号(RS)構成設定値を決定することと、ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのためのRS送信を生成することと、ネットワークエンティティによって、RS構成設定値に基づいてRS送信を送信することとを含む動作を実行させる命令を記憶する。
【0015】
[0015]他の態様、特徴、および実装形態は、特定の例示的な態様の以下の説明を添付の図と併せて検討すれば、当業者には明らかになろう。特徴が、以下のいくつかの態様および図に関して論じられることがあるが、様々な態様は、本明細書で論じられる有利な特徴のうちの1つまたは複数を含み得る。言い換えれば、1つまたは複数の態様がいくつかの有利な特徴を有するものとして説明され得るが、そのような特徴のうちの1つまたは複数はまた、様々な態様に従って使用され得る。同様に、例示的な態様は、デバイス、システム、または方法の態様として以下で説明され得るが、例示的な態様は、様々なデバイス、システム、および方法において実装され得る。
【0016】
[0016]本開示の性質および利点のさらなる理解は、以下の図面を参照することによって実現され得る。添付の図では、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様の構成要素の間で区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが本明細書において使用される場合、その説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のいずれにも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】[0017]1つまたは複数の態様による例示的なワイヤレス通信システムの詳細を示すブロック図。
図2】[0018]1つまたは複数の態様による、基地局およびユーザ機器(UE)の例を示すブロック図。
図3】[0019]基準信号(RS)情報のための情報要素の一例を示す図。
図4】[0020]1つまたは複数の態様による、非接続モードにおける接続モードのRSの使用をサポートする例示的なワイヤレス通信システムを示すブロック図。
図5】[0021]1つまたは複数の態様による、非接続モードにおける接続モードのRSの使用をサポートする例示的なワイヤレス通信システムを示すラダー図。
図6】[0022]1つまたは複数の態様による、非接続モードにおける接続モードのRSの使用をサポートする例示的なワイヤレス通信システムを示すラダー図。
図7】[0023]1つまたは複数の態様による、非接続モードにおける接続モードのRSの使用をサポートする例示的なワイヤレス通信システムを示すラダー図。
図8】[0024]1つまたは複数の態様による、RSの帯域幅を示すブロック図。
図9】[0025]1つまたは複数の態様による、RSと別の送信との間の重複を示すブロック図。
図10】[0026]1つまたは複数の態様による、ビーム結合をサポートする例示的なワイヤレス通信システムを示す図。
図11】[0027]1つまたは複数の態様による、非接続モードにおける接続モードのRSの使用をサポートする例示的なプロセスを示す流れ図。
図12】[0028]1つまたは複数の態様による、非接続モードにおける接続モードのRSの使用をサポートする例示的なプロセスを示す流れ図。
図13】[0029]1つまたは複数の態様による、非接続モードにおける接続モードのRSの使用をサポートする例示的なUEのブロック図。
図14】[0030]1つまたは複数の態様による、非接続モードにおける接続モードのRSの使用をサポートする例示的な基地局のブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
[0031]付録は、本開示の様々な態様に関するさらなる詳細を提供し、その中の主題は、本出願の明細書の一部を形成する。
【0019】
[0032]様々な図面における同様の参照番号および記号は、同様の要素を示す。
【0020】
[0033]添付の図面および付録に関して以下に記載される発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本開示の範囲を限定するものではない。そうではなく、発明を実施するための形態は、本発明の主題の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。これらの具体的な詳細は、あらゆる場合において必要とされるとは限らないことと、いくつかの事例では、よく知られている構造および構成要素は、提示を明快にするためにブロック図の形式で示されることとが当業者には明らかであろう。
【0021】
[0034]本開示は、一般に、ワイヤレス通信ネットワークとも呼ばれる1つまたは複数のワイヤレス通信システムにおける2つ以上のワイヤレスデバイス間の認可共有アクセスを提供すること、またはそれに参加することに関する。様々な実装形態では、技法と装置とは、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)ネットワーク、LTE(登録商標)ネットワーク、GSM(登録商標)ネットワーク、(「5G NR」ネットワーク、システム、またはデバイスと呼ばれることがある)第5世代(5G)または新無線(NR)ネットワーク、ならびに他の通信ネットワークなどの、ワイヤレス通信ネットワークのために使用され得る。本明細書で説明される「ネットワーク」および「システム」という用語は互換的に使用され得る。
【0022】
[0035]CDMAネットワークは、たとえば、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、広帯域CDMA(W-CDMA(登録商標))と低チップレート(LCR)とを含む。CDMA2000は、IS-2000、IS-95、およびIS-856規格をカバーする。
【0023】
[0036]TDMAネットワークは、たとえば、モバイル通信用グローバルシステム(GSM)などの無線技術を実装し得る。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))は、GERANとしても示されるGSM EDGE(enhanced data rates for GSM evolution)無線アクセスネットワーク(RAN)の規格を定義する。GERANは、基地局(たとえば、AterおよびAbisインターフェース)と基地局コントローラ(Aインターフェースなど)とを結合するネットワークとともにGSM/EDGEの無線構成要素である。無線アクセスネットワークはGSMネットワークの構成要素を表し、それを通して、通話およびパケットデータが公衆交換電話網(PSTN)およびインターネットからユーザ端末またはユーザ機器(UE)としても知られる加入者ハンドセットにルーティングされ、また加入者ハンドセットからPSTNおよびインターネットにルーティングされる。モバイルフォン事業者のネットワークは、1つまたは複数のGERANを備え得、それは、UMTS/GSMネットワークの場合、UTRANに結合され得る。さらに、事業者ネットワークはまた、1つまたは複数のLTEネットワーク、あるいは1つまたは複数の他のネットワークを含み得る。様々な異なるネットワークタイプは、異なる無線アクセス技術(RAT)とRANとを使用し得る。
【0024】
[0037]OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E-UTRA)、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、フラッシュOFDMなどの無線技術を実装し得る。UTRA、E-UTRA、およびGSMは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。特に、ロングタームエボリューション(LTE)は、E-UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E-UTRA、GSM、UMTSおよびLTEは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する団体から提供されている文書に記載されており、cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。これらの様々な無線技術および規格は知られているかまたは開発されている。たとえば、3GPPは、グローバルに適用可能な第3世代(3G)モバイルフォン仕様を定義することを目的とする電気通信協会のグループ間の共同作業である。3GPP LTEは、UMTSモバイルフォン規格を改善することを目的とした3GPPプロジェクトである。3GPPは、次世代のモバイルネットワーク、モバイルシステム、およびモバイルデバイスのための仕様を定義し得る。本開示では、LTE、4G、または5G NR技術を参照しながらいくつかの態様について説明することがあるが、本明細書は、特定の技術または適用例に限定されることを意図されておらず、ある技術に関して説明された1つまたは複数の態様は、別の技術に適用可能であることが理解されよう。さらに、本開示の1つまたは複数の態様は、異なる無線アクセス技術または無線エアインターフェースを使用したネットワーク間のワイヤレススペクトルへの共有アクセスに関係し得る。
【0025】
[0038]5Gネットワークは、OFDMベースの統合されたエアインターフェースを使用して実装され得る多様な展開、多様なスペクトル、ならびに多様なサービスおよびデバイスを企図する。これらの目標を達成するために、5G NRネットワークのための新無線技術の開発に加えて、LTEおよびLTE-Aに対するさらなる拡張が考慮される。5G NRは、(1)超高密度(たとえば、約1Mノード/km2)と、超低複雑性(たとえば、約10sのビット/秒)と、超低エネルギー(たとえば、約10+年のバッテリー寿命)と、難しいロケーションに到達する能力をもつディープカバレージとをもつ大量のモノのインターネット(IoT)に対して、(2)機密の個人的、金融、または秘密情報を保護する強いセキュリティと、超高信頼性(たとえば、約99.9999%信頼性)と、超低レイテンシ(たとえば、約1ミリ秒(ms))と、広範囲のモビリティをもつかまたはそれを欠くユーザとをもつミッションクリティカル制御を含めて、ならびに(3)超大容量(たとえば、約10Tbps/km2)と、極度のデータレート(たとえば、マルチGbpsレート、100+Mbpsユーザエクスペリエンスレート)と、高度な発見および最適化をもつディープアウェアネスとを含む拡張モバイルブロードバンドを伴ってカバレージを提供するように、スケーリングが可能になる。
【0026】
[0039]デバイスと、ネットワークと、システムとは、電磁スペクトルの1つまたは複数の部分を介して通信するように構成され得る。電磁スペクトルは、しばしば、周波数または波長に基づいて、様々なクラス、帯域、チャネルなどに再分割される。5G NRでは、2つの初期動作帯域が、周波数範囲指定FR1(410MHz~7.125GHz)およびFR2(24.25GHz~52.6GHz)として識別されている。FR1とFR2との間の周波数は、しばしば、ミッドバンド周波数と呼ばれる。FR1の一部分は6GHzよりも大きいが、FR1は、様々な文書と記事とではしばしば「サブ6GHz」帯域と(互換的に)呼ばれる。同様の名称問題は、国際電気通信連合(ITU)によって「mmWave」帯域として識別される極高周波(EHF)帯域(30GHz~300GHz)とは異なるにもかかわらず、文書と記事とではしばしば「ミリメートル波」(mmWave)帯域と(互換的に)呼ばれるFR2に関して時々生じる。
【0027】
[0040]上記の態様を念頭に置いて、別段に明記されていない限り、「サブ6GHz」などの用語は、本明細書で使用される場合、6GHzよりも小さくなり得るか、FR1内にあり得るか、またはミッドバンド周波数を含み得る周波数を広く表し得ることを理解されたい。さらに、別段に明記されていない限り、「mmWave」などの用語は、本明細書で使用される場合、ミッドバンド周波数を含み得るか、FR2内にあり得るか、またはEHF帯域内にあり得る周波数を広く表し得ることを理解されたい。
【0028】
[0041]5G NRデバイス、ネットワーク、およびシステムは、最適化されたOFDMベースの波形特徴を使用するように実装され得る。これらの特徴は、スケーラブルヌメロロジーおよび送信時間間隔(TTI)と、動的で低レイテンシの時分割複信(TDD)設計または周波数分割複信(FDD)設計でサービスと特徴とを効率的に多重化するための共通のフレキシブルなフレームワークと、大量の多入力多出力(MIMO)、ロバストなmmWave送信、高度なチャネルコーディング、およびデバイス中心モビリティなどの高度ワイヤレス技術とを含み得る。サブキャリア間隔のスケーリングをもつ、5G NRにおけるヌメロロジーのスケーラビリティは、多様なスペクトルと多様な展開とにわたって多様なサービスを動作させることに効率的に対処し得る。たとえば、3GHz未満のFDDまたはTDD実装形態の様々な屋外およびマクロカバレージ展開では、15kHzをもつサブキャリア間隔が、たとえば1、5、10、20MHzなどの帯域幅上で生じ得る。3GHzを超えるTDDの他の様々な屋外およびスモールセルカバレージ展開では、30kHzをもつサブキャリア間隔が80/100MHz帯域幅上で生じ得る。5GHz帯域の無認可部分上でTDDを使用する、他の様々な屋内広帯域実装では、サブキャリア間隔は160MHz帯域幅上で、60kHzで起こり得る。最後に、28GHzのTDDにおいてmmWave成分を用いて送信する様々な展開では、サブキャリア間隔は500MHz帯域幅上で、120kHzで起こり得る。
【0029】
[0042]5G NRのスケーラブルヌメロロジーは、多様なレイテンシおよびサービス品質(QoS)要件のためのスケーラブルTTIを容易にする。たとえば、より短いTTIが低レイテンシおよび高信頼性のために使用され得、より長いTTIがより高いスペクトル効率のために使用され得る。長いTTIと短いTTIとの効率的な多重化は、送信がシンボル境界上で開始することを可能にする。5G NRはまた、同じサブフレーム中にアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング情報、データ、および確認応答をもつ自己完結型統合サブフレーム設計を企図する。自己完結型統合サブフレームは、無認可または競合ベースの共有スペクトルにおける通信、現在のトラフィック必要性を満たすためにアップリンクとダウンリンクとの間で動的に切り替わるようにセルごとにフレキシブルに構成され得る適応アップリンクまたはダウンリンクをサポートする。
【0030】
[0043]明快のために、装置および技法のいくつかの態様は、例示的な5G NRの実装形態を参照して、または5G中心の方法で以下に説明されることがあり、5G用語は、以下の説明の部分において例示的な例として使用され得るが、説明は、5Gの適用例に限定されることを意図するものではない。
【0031】
[0044]さらに、動作時、本明細書の概念に従って適応されたワイヤレス通信ネットワークは、負荷および利用可能性に応じて、認可スペクトルまたは無認可スペクトルの任意の組合せで動作し得ることを理解されたい。したがって、本明細書で説明されるシステム、装置、および方法が、提供される特定の例以外の他の通信システムおよびアプリケーションに適用され得ることが、当業者には明らかであろう。
【0032】
[0045]態様および実装形態が、いくつかの例への例示によって本出願で説明されるが、当業者は、追加の実装形態および使用事例が、多くの異なる構成およびシナリオにおいて生じ得ることを理解するであろう。本明細書で説明される革新は、多くの異なるプラットフォームタイプ、デバイス、システム、形状、サイズ、パッケージング構成にわたって実装され得る。たとえば、実装形態または使用は、集積チップ実装形態または他の非モジュール構成要素ベースのデバイス(たとえば、エンドユーザデバイス、車両、通信デバイス、コンピューティングデバイス、工業機器、小売りデバイスまたは購買デバイス、医療デバイス、AI対応デバイスなど)を介して生じ得る。いくつかの例は使用事例または適用例を特に対象とすることも対象としないこともあるが、説明されるイノベーションの幅広い様々な適用可能性があり得る。実装形態は、チップレベルまたはモジュラー構成要素から非モジュラー、非チップレベル実装形態に、さらには1つまたは複数の説明される態様を組み込んだ集約、分散、または相手先商標製造会社(OEM)デバイスまたはシステムにわたり得る。いくつかの実際的な設定では、説明される態様と特徴とを組み込んだデバイスはまた、特許請求および説明される態様の実装と実践とのために追加の構成要素と特徴とを必ず含み得る。本明細書で説明されるイノベーションは、様々なサイズ、形状、および構造の、大型デバイスまたは小型デバイスの両方、チップレベル構成要素、複数構成要素システム(たとえば、無線周波数(RF)チェーン、通信インターフェース、プロセッサ)、分散構成、エンドユーザデバイスなどを含む、多種多様な実装形態で実践され得ることが意図される。
【0033】
[0046]図1は、1つまたは複数の態様による例示的なワイヤレス通信システムの詳細を示すブロック図である。ワイヤレス通信システムは、ワイヤレスネットワーク100を含み得る。ワイヤレスネットワーク100は、たとえば、5Gワイヤレスネットワークを含み得る。当業者によって諒解されるように、図1に現れている構成要素は、たとえば、セルラースタイルネットワーク構成および非セルラースタイルネットワーク構成(たとえば、デバイス間またはピアツーピアまたはアドホックネットワーク構成など)を含めて、他のネットワーク構成における関係する相対物を有する可能性がある。
【0034】
[0047]図1に示されたワイヤレスネットワーク100は、いくつかの基地局105および他のネットワークエンティティを含む。基地局は、UEと通信する局であり得、発展型ノードB(eNB)、次世代eNB(gNB)、アクセスポイントなどと呼ばれることもある。各基地局105は、特定の地理的エリアに通信カバレージを提供し得る。3GPPでは、「セル」という用語は、用語が使用されるコンテキストに応じて、カバレージエリアにサービスする基地局または基地局サブシステムのこの特定の地理的カバレージエリアを指すことがある。本明細書のワイヤレスネットワーク100の実装形態では、基地局105は、同じ事業者または異なる事業者に関連し得る(たとえば、ワイヤレスネットワーク100は、複数の事業者ワイヤレスネットワークを含み得る)。さらに、本明細書のワイヤレスネットワーク100の実装形態では、基地局105は、近隣セルと同じ周波数のうちの1つまたは複数(たとえば、認可スペクトル、無認可スペクトル、またはそれらの組合せの中の1つまたは複数の周波数帯域)を使用してワイヤレス通信を提供し得る。いくつかの例では、個々の基地局105またはUE115は、2つ以上のネットワーク動作エンティティによって動作され得る。いくつかの他の例では、各基地局105とUE115とは、単一のネットワーク動作エンティティによって動作され得る。
【0035】
[0048]基地局は、マクロセル、またはピコセルもしくはフェムトセルなどのスモールセル、あるいは他のタイプのセルに通信カバレージを提供し得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)を概してカバーし、ネットワークプロバイダとのサービスサブスクリプションをもつUEによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルなどのスモールセルは、より比較的小さい地理的エリアを概してカバーし、ネットワークプロバイダとのサービスサブスクリプションをもつUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルなどのスモールセルは、概して、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をもカバーすることになり、無制限アクセスに加えて、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による制限付きアクセスをも与え得る。マクロセル用の基地局は、マクロ基地局と呼ばれることがある。スモールセル用の基地局は、スモールセル基地局、ピコ基地局、フェムト基地局またはホーム基地局と呼ばれることがある。図1に示された例では、基地局105dおよび105eは、通常のマクロ基地局であるが、基地局105a~105cは、3次元(3D)、全次元(FD)、または大量MIMOのうちの1つを可能にされたマクロ基地局である。基地局105a~105cは、仰角と方位角の両方のビームフォーミングにおいて3Dビームフォーミングを活用してカバレージと容量とを増加させるために、それらのより高次元のMIMO能力を利用する。基地局105fは、ホームノードまたはポータブルアクセスポイントであり得る、スモールセル基地局である。基地局は、1つまたは複数(たとえば、2つ、3つ、4つなど)のセルをサポートし得る。
【0036】
[0049]ワイヤレスネットワーク100は、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、基地局は同様のフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信は時間的にほぼ整合され得る。非同期動作の場合、基地局は、異なるフレームタイミングを有することがあり、異なる基地局からの送信は、時間的に整合されない場合がある。いくつかのシナリオでは、ネットワークは、同期動作と非同期動作との間の動的切替えを処理するように有効にされるか、または構成され得る。
【0037】
[0050]UE115はワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散され、各UEは固定または移動であり得る。モバイル装置は、3GPPによって公表された規格と仕様とではUEと通常呼ばれるが、そのような装置は、追加としてまたは他の場合には当業者によって、移動局(MS)、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末(AT)、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、ゲームデバイス、拡張現実デバイス、車両構成要素、車両デバイス、もしくは車両モジュール、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがあることを諒解されたい。本文書内で、「モバイル」装置またはUEは、必ずしも移動する能力を有する必要があるとは限らず、固定であってよい。UE115のうちの1つまたは複数の実装形態を含み得る、モバイル装置のいくつかの非限定的な例は、モバイルと、セルラー(セル)フォンと、スマートフォンと、セッション開始プロトコル(SIP)フォンと、ワイヤレスローカルループ(WLL)局と、ラップトップと、パーソナルコンピュータ(PC)と、ノートブックと、ネットブックと、スマートブックと、タブレットと、携帯情報端末(PDA)とを含む。モバイル装置は、さらに、自動車または他の輸送車両、衛星無線、全地球航法衛星システム(GNSS)デバイス、ロジスティックスコントローラ、ドローン、マルチコプター、クワッドコプター、スマートエネルギーまたはセキュリティデバイス、ソーラーパネルまたはソーラーアレイ、都市照明、水、または他のインフラストラクチャなどの、IoTデバイスまたは「あらゆるモノのインターネット」(IoE)デバイスと、産業自動化および企業デバイスと、アイウェア、ウェアラブルカメラ、スマートウォッチ、ヘルスまたはフィットネストラッカー、哺乳動物埋め込みデバイス、ジェスチャ追跡デバイス、医療デバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機などの、消費者およびウェアラブルデバイスと、ホームオーディオ、ビデオ、およびマルチメディアデバイス、器具、センサー、自動販売機、インテリジェント照明、ホームセキュリティシステム、スマートメーターなどの、デジタルホームデバイスまたはスマートホームデバイスと、であり得る。一態様では、UEは、ユニバーサル集積回路カード(UICC)を含むデバイスであり得る。別の態様では、UEは、UICCを含まないデバイスであり得る。いくつかの態様では、UICCを含まないUEは、IoEデバイスと呼ばれることもある。図1に示された実装形態のUE115a~115dは、ワイヤレスネットワーク100にアクセスするモバイルスマートフォンタイプのデバイスの例である。UEはまた、マシンタイプ通信(MTC)、拡張MTC(eMTC)、狭帯域IoT(NB-IoT)などを含む、接続通信のために特に構成されたマシンであり得る。図1に示されたUE115e~115kは、ワイヤレスネットワーク100にアクセスする通信のために構成された様々なマシンの例である。
【0038】
[0051]UE115などのモバイル装置は、マクロ基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、リレーなどにかかわらず、任意のタイプの基地局と通信することが可能であり得る。図1において、(稲妻として表された)通信リンクは、UEと、ダウンリンクもしくはアップリンク上でUEをサービスするために指定された基地局であるサービング基地局との間のワイヤレス送信、または基地局間の所望の送信、および基地局間のバックホール送信を示す。UEは、いくつかのシナリオでは基地局または他のネットワークノードとして動作し得る。ワイヤレスネットワーク100の基地局間のバックホール通信は、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクを使用して行われ得る。
【0039】
[0052]ワイヤレスネットワーク100における動作中に、基地局105a~105cは、3Dビームフォーミング、および多地点協調(CoMP)またはマルチ接続性などの協調空間技法を使用して、UE115aおよび115bをサービスする。マクロ基地局105dは、基地局105a~105c、ならびにスモールセル、基地局105fとのバックホール通信を実施する。マクロ基地局105dはまた、UE115cおよび115dが加入し、それらによって受信されるマルチキャストサービスを送信する。そのようなマルチキャストサービスは、モバイルテレビジョンまたはストリームビデオを含み得るか、あるいは、気象緊急事態、またはアンバーアラートもしくはグレーアラートなどのアラートなど、コミュニティ情報を提供するための他のサービスを含み得る。
【0040】
[0053]実装形態のワイヤレスネットワーク100は、ドローンであるUE115eなどのミッションクリティカルデバイスのために超高信頼で冗長なリンクをもつミッションクリティカル通信をサポートする。UE115eとの冗長通信リンクは、マクロ基地局105dおよび105e、ならびにスモールセル基地局105fから含む。UE115f(温度計)、UE115g(スマートメーター)、およびUE115h(ウェアラブルデバイス)などの他のマシンタイプデバイスは、スモールセル基地局105f、およびマクロ基地局105eなどの基地局と直接的に、ワイヤレスネットワーク100を通して通信するか、あるいは、たとえば、UE115fがスマートメーターUE115gに温度測定情報を通信し、これが次いでスモールセル基地局105fを通してネットワークに報告されるなど、別のユーザデバイスと通信し、この別のユーザデバイスがそれの情報をネットワークに中継することによるマルチホップ構成で、ワイヤレスネットワーク100を通して通信し得る。ワイヤレスネットワーク100はまた、マクロ基地局105eと通信するUE115i~115k間の車両間(V2V)メッシュネットワークなどにおいて、動的な低レイテンシTDD通信または低レイテンシFDD通信を通して追加のネットワーク効率を提供し得る。
【0041】
[0054]図2は、1つまたは複数の態様による、基地局105およびUE115の例を示すブロック図である。基地局105およびUE115は、図1の基地局のいずれかおよびUEのうちの1つであり得る。(上述の)制限された関連付けシナリオの場合、基地局105は、図1のスモールセル基地局105fであることがあり、UE115は、スモールセル基地局105fにアクセスするために、スモールセル基地局105fのアクセス可能なUEのリストに含まれる、基地局105fのサービスエリア内で動作するUE115cまたは115dであることがある。基地局105はまた、何らかの他のタイプの基地局であり得る。図2に示されているように、ワイヤレス通信を容易にするために、基地局105は、アンテナ234a~234tを装備することがあり、UE115は、アンテナ252a~252rを装備することがある。
【0042】
[0055]基地局105において、送信プロセッサ220は、データソース212からデータを受信し、プロセッサなどのコントローラ240から制御情報を受信し得る。制御情報は、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)、物理ハイブリッドARQ(自動再送要求)インジケータチャネル(PHICH)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)、MTC物理ダウンリンク制御チャネル(MPDCCH)などのためのものであり得る。データは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)などのためのものであり得る。加えて、送信プロセッサ220は、それぞれデータシンボルと制御シンボルとを取得するために、データと制御情報とを処理する(たとえば、符号化およびシンボルマッピングする)ことがある。送信プロセッサ220はまた、たとえば、1次同期信号(PSS)および2次同期信号(SSS)のための基準シンボルと、セル固有基準信号とを生成し得る。送信(TX)MIMOプロセッサ230は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行し得、出力シンボルストリームを変調器(MOD)232a~232tに提供し得る。たとえば、データシンボル、制御シンボル、または基準シンボルに対して実施される空間処理は、プリコーディングを含み得る。各変調器232は、出力サンプルストリームを取得するために、それぞれの出力シンボルストリームを(たとえば、OFDMなどのために)処理し得る。各変調器232は、追加または代替として、ダウンリンク信号を取得するために、出力サンプルストリームを処理(たとえば、アナログに変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)し得る。変調器232a~232tからのダウンリンク信号は、それぞれ、アンテナ234a~234tを介して送信され得る。
【0043】
[0056]UE115において、アンテナ252a~252rは、基地局105からダウンリンク信号を受信し得、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD)254a~254rに提供し得る。各復調器254は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得することができる。各復調器254はさらに、受信シンボルを取得するために、(たとえば、OFDMなどのための)入力サンプルを処理し得る。MIMO検出器256は、復調器254a~254rから受信シンボルを取得し、適用可能な場合、受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供し得る。受信プロセッサ258は、検出シンボルを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)し、UE115の復号されたデータをデータシンク260に提供し、復号された制御情報をプロセッサなどのコントローラ280に提供し得る。
【0044】
[0057]アップリンク上で、UE115において、送信プロセッサ264は、データソース262から(たとえば、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)の)データを受信して処理し、コントローラ280から(たとえば、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の)制御情報を受信し得る。さらに、送信プロセッサ264はまた、基準信号についての基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能な場合、TX MIMOプロセッサ266によってプリコーディングされ、変調器254a~254rによって(たとえば、SC-FDMなどのために)さらに処理され、基地局105に送信され得る。基地局105において、UE115からのアップリンク信号は、アンテナ234によって受信され、復調器232によって処理され、適用可能な場合、MIMO検出器236によって検出され、受信プロセッサ238によってさらに処理されて、UE115によって送られた復号されたデータおよび制御情報が取得され得る。受信プロセッサ238は、復号されたデータをデータシンク239に提供し、復号された制御情報をコントローラ240に提供し得る。
【0045】
[0058]コントローラ240および280は、それぞれ、基地局105およびUE115における動作を指示し得る。基地局105におけるコントローラ240または他のプロセッサおよびモジュール、あるいはUE115におけるコントローラ280または他のプロセッサおよびモジュールは、図5図7図13および図14に示されている実行、または本明細書で説明される技法の他のプロセスを実施または指示することなどのために、本明細書で説明される技法の様々なプロセスの実行を実施または指示し得る。メモリ242および282は、それぞれ、基地局105およびUE115のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ244は、ダウンリンクまたはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジュールし得る。
【0046】
[0059]いくつかの場合には、UE115と基地局105とは、認可または無認可(たとえば、競合ベース)周波数スペクトルを含み得る、共有無線周波数スペクトル帯域中で動作し得る。共有無線周波数スペクトル帯域の無認可周波数部分では、UE115または基地局105は、旧来、周波数スペクトルへのアクセスを求めて競合するために媒体感知手順を実施し得る。たとえば、UE115または基地局105は、共有チャネルが利用可能であるかどうかを決定するために、通信するより前にクリアチャネルアセスメント(CCA)などのリッスンビフォアトークまたはリッスンビフォアトランスミッティング(LBT)手順を実施し得る。いくつかの実装形態では、CCAは、何らかの他のアクティブ送信があるかどうかを決定するためのエネルギー検出手順を含み得る。たとえば、デバイスは、電力メーターの受信信号強度インジケータ(RSSI)の変化が、チャネルが占有されたことを示す、と推論し得る。特に、ある帯域幅に集中され、所定のノイズフロアを超える信号電力は、別のワイヤレス送信機を示し得る。CCAはまた、チャネルの使用を示す特定のシーケンスの検出を含み得る。たとえば、別のデバイスは、データシーケンスを送信するより前に特定のプリアンブルを送信し得る。いくつかの場合には、LBT手順は、チャネル上で検出されたエネルギーの量、または衝突のためのプロキシとしてそれ自体の送信されたパケットに対する確認応答/否定確認応答(ACK/NACK)フィードバックに基づいて、ワイヤレスノードがそれ自体のバックオフウィンドウ(backoff window)を調整することを含み得る。
【0047】
[0060]リリース17における5G NR動作では、アイドルモードまたは非アクティブモードのUEのために、接続モードのUEのためにすでに構成された追跡基準信号(TRS:Tracking Reference Signal)またはチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)を使用することが提案されている。アイドルモードおよび非アクティブモードのUEなどの、非接続モードのUEのためのTRSまたはCSI-RSの使用は、UEがページを受信するのを助けることを可能にし得る。そのような基準信号は、ページングメッセージと同様に、複数の同期信号ブロック(SSB)ビーム上で送信される。
【0048】
[0061]接続モードのUEは、通常、SSBビームよりも狭いビームを使用し、RSは、セル中で送信されるすべてのSSBと擬似コロケート(QCL:Quasi-Colocated)されないことがある。追跡ループ更新のために非接続モードのUEによるRSのブラインド検出を有しないことも提案されている。
【0049】
[0062]いくつかの実装形態では、ネットワークは、RSの構成パラメータと寿命/利用可能性の両方を提供する。接続されていないUEの周期的挙動(ページング方式)により、周期的RSは、拡張ページング受信を可能にする。
【0050】
[0063]追加または代替として、非周期的RSが使用され得る。非周期的RSは、過渡的挙動、たとえば、ページング表示(PI:paging indication)などによってUEがページングされることについて、より有用であり得る。CSI-RSおよびTRS基準信号に加えてまたはそれらの代替として、専用RS(たとえば、UE固有のRSまたは非接続モード固有のRS)が、ページングメッセージを受信するのを助けるための基準信号として使用され得る。
【0051】
[0064]図3は、CSI-RSに関連する情報要素(IE)についての情報要素の例を示す。図3には、CSI-RS報告構成IEと測定構成とが示されている。そのような情報要素は、追跡基準信号(TRS)などのCSI-RSに基づいて決定され得るCSI-RS測定情報を報告するために使用され得る。TRSは、CSI-RSの特殊な場合である。
【0052】
[0065]図4は、本開示の態様による、拡張された非接続モード動作をサポートするワイヤレス通信システム400の一例を示す。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム400は、ワイヤレス通信システム100の態様を実装し得る。たとえば、ワイヤレス通信システム400は、複数のワイヤレス通信デバイスと、場合によってはネットワークエンティティとを含み得る。図4の例では、ワイヤレス通信システム400は、基地局105と、UE115と、場合によっては第2のUE405とを含む。拡張された非接続モード動作は、非接続モードで接続モードのUEに最初に構成された、接続モードのRSの使用を含み得る。非接続モードでの接続モードのRSの使用は、ページングメッセージの有効性を増加させることによって、レイテンシを低減し、スループットを増加させ得る。したがって、ネットワークおよびデバイスの性能が向上され得る。
【0053】
[0066]UE115および基地局105は、410~7125MHzの周波数を有するFR1、mm波のための24250~52600MHzの周波数を有するFR2、および/または1つもしくは複数の他の周波数帯域などの周波数帯域を介して通信するように構成され得る。サブキャリア間隔(SCS)は、いくつかのデータチャネルの場合、15、30、60、または120kHzに等しくなり得ることに留意されたい。UE115および基地局105は、代表的な第1のコンポーネントキャリア(CC)481、第2のCC482、第3のCC483、および第4のCC484などの、1つまたは複数のCCを介して通信するように構成され得る。4つのCCが示されているが、これは説明のためのものにすぎず、4つよりも多いまたは少ないCCが使用され得る。1つまたは複数のCCは、制御チャネル送信、データチャネル送信、および/またはサイドリンクチャネル送信を通信するために使用され得る。
【0054】
[0067]そのような送信は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)、または物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)を含み得る。そのような送信は、非周期的許可および/または周期的許可によってスケジュールされ得る。
【0055】
[0068]各周期的許可は、構成パラメータ/設定値などの、対応する構成を有し得る。周期的許可構成は、構成された許可(CG:configured grant)の構成および設定値を含み得る。追加または代替として、1つまたは複数の周期的許可(たとえば、それらのCG)は、意図されたCC IDなどのCC IDを有するか、またはそれに割り当てられ得る。
【0056】
[0069]各CCは、構成パラメータ/設定値などの、対応する構成を有し得る。構成は、帯域幅、帯域幅部分、HARQプロセス、TCI状態、RS、制御チャネルリソース、データチャネルリソース、またはそれらの組合せを含み得る。追加または代替として、1つまたは複数のCCは、セルID、帯域幅部分(BWP)ID、またはその両方を有するか、またはそれらに割り当てられ得る。セルIDは、CCのための一意のセルID、仮想セルID、または複数のCCのうちの特定のCCの特定のセルIDを含み得る。追加または代替として、1つまたは複数のCCは、HARQ IDを有するか、またはそれに割り当てられ得る。各CCはまた、ビーム管理、BWP切替え機能、またはその両方などの、対応する管理機能を有し得る。いくつかの実装形態では、CCが同じビームおよび/または同じシンボルを有するように、2つ以上のCCが擬似コロケートされる。
【0057】
[0070]いくつかの実装形態では、制御情報は、UE115および基地局105を介して通信され得る。たとえば、制御情報は、MAC-CE送信、RRC送信、SCI(サイドリンク制御情報)、送信、別の送信、またはそれらの組合せを使用して通信され得る。
【0058】
[0071]UE115、および場合によっては第2のUE405は、本明細書で説明する1つまたは複数の機能を実行するために使用される様々な構成要素(たとえば、構造的構成要素、ハードウェア構成要素)を含むことができる。たとえば、これらの構成要素は、プロセッサ402と、メモリ404と、送信機410と、受信機412と、エンコーダ413と、デコーダ414と、接続モードマネージャ415と、非接続モードマネージャ416と、アンテナ252a~rとを含むことができる。プロセッサ402は、本明細書で説明される動作を実施するためにメモリ404に記憶された命令を実行するように構成され得る。いくつかの実装形態では、プロセッサ402は、コントローラ/プロセッサ280を含むかまたはそれに対応し、メモリ404は、メモリ282を含むかまたはそれに対応する。メモリ404はまた、本明細書でさらに説明されるように、RS構成データ406、RSリソースデータ408、接続モード設定値データ442、非接続モードデータ444、またはそれらの組合せを記憶するように構成され得る。
【0059】
[0072]RS構成データ406は、RS送信のための構成に関連付けられた、またはそれに対応するデータを含むか、またはそれらのデータに対応する。たとえば、RS構成データ406は、RS送信およびフィードバックのための1つまたは複数の設定値および/またはパラメータを示し得る。RS送信およびフィードバックのためのそのような設定値および/またはパラメータは、1つまたは複数の構成されたRSについての、SCSパラメータ、帯域幅パラメータ、QCLパラメータ、持続時間パラメータ、サブセットパラメータ、またはそれらの組合せを含み得る。RSリソースデータ408は、RS送信およびRSフィードバックのための送信リソースを示すかまたはそれらに対応するデータを含むかまたはそれらのデータに対応する。
【0060】
[0073]接続モード設定値データ442は、非接続モード動作に関連するデータを含むか、またはそれらに対応する。接続モード設定値データ442は、接続モードにある際のRS送信動作およびRS報告動作のための設定値および/または条件データを含み得る。
【0061】
[0074]非接続モード設定値データ444は、非接続モード動作に関連するデータを含むか、またはそれらに対応する。非接続モード設定値データ444は、非接続モードにある際のRS送信動作およびRS報告動作のための設定値および/または条件データを含み得る。
【0062】
[0075]送信機410は、1つまたは複数の他のデバイスにデータを送信するように構成され、受信機412は、1つまたは複数の他のデバイスからデータを受信するように構成される。たとえば、ワイヤードネットワーク、ワイヤレスネットワーク、またはそれらの組合せなどのネットワークを介して、送信機410はデータを送信し得、受信機412はデータを受信し得る。たとえば、UE115は、直接デバイスツーデバイス接続、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、モデムツーモデム接続、インターネット、イントラネット、エクストラネット、ケーブル送信システム、セルラー通信ネットワーク、上記の任意の組合せ、または2つ以上の電子デバイスが通信することを可能にする現在知られているもしくは後に開発される任意の他の通信ネットワークを介して、データを送信および/または受信するように構成され得る。いくつかの実装形態では、送信機410および受信機412は、トランシーバで置き換えられ得る。追加または代替として、送信機410、受信機412、またはその両方は、図2を参照しながら説明されたUE115の1つまたは複数の構成要素を含むか、またはそれらに対応し得る。
【0063】
[0076]エンコーダ413およびデコーダ414は、送信のためにデータを符号化および復号するように構成され得る。接続モードマネージャ415は、接続モード動作を決定し、その動作を実行するように構成され得る。たとえば、接続モードマネージャ415は、基準信号送信およびそのためのフィードバック送信を実行すべき時間および場所など、接続モードで動作するときにRS送信およびRSフィードバックのためにどの1つまたは複数のリソースを使用すべきかを決定するように構成される。別の例として、接続モードマネージャ415は、RS送信に対する時間および周波数追跡動作ならびに測定動作を実行するように構成される。
【0064】
[0077]非接続モードマネージャ416は、接続モード動作を決定し、その動作を実行するように構成され得る。たとえば、非接続モードマネージャ416は、基準信号送信およびそのためのフィードバック送信を実行すべき時間および場所など、非接続モードで動作するときにRS送信およびRSフィードバックのためにどの1つまたは複数のリソースを使用すべきかを決定するように構成される。別の例として、非接続モードマネージャ416は、RS送信に対する時間および周波数追跡動作ならびに測定動作を実行するように構成される。
【0065】
[0078]基地局105は、プロセッサ430と、メモリ432と、送信機434と、受信機436と、エンコーダ437と、デコーダ438と、接続モードマネージャ439と、非接続モードマネージャ440と、アンテナ234a~tとを含む。プロセッサ430は、本明細書で説明される動作を実行するためにメモリ432に記憶された命令を実行するように構成され得る。いくつかの実装形態では、プロセッサ430は、コントローラ/プロセッサ240を含むかまたはそれに対応し、メモリ432は、メモリ242を含むかまたはそれに対応する。メモリ432は、UE115と同様に、本明細書でさらに説明されるように、RS構成データ406、RSリソースデータ408、接続モード設定値データ442、非接続モードデータ444、またはそれらの組合せを記憶するように構成され得る。
【0066】
[0079]送信機434は、1つまたは複数の他のデバイスにデータを送信するように構成され、受信機436は、1つまたは複数の他のデバイスからデータを受信するように構成される。たとえば、ワイヤードネットワーク、ワイヤレスネットワーク、またはそれらの組合せなどのネットワークを介して、送信機434はデータを送信し得、受信機436はデータを受信し得る。たとえば、基地局105は、直接デバイスツーデバイス接続、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、モデムツーモデム接続、インターネット、イントラネット、エクストラネット、ケーブル送信システム、セルラー通信ネットワーク、上記の任意の組合せ、または2つ以上の電子デバイスが通信することを可能にする現在知られているもしくは後に開発される任意の他の通信ネットワークを介して、データを送信および/または受信するように構成され得る。いくつかの実装形態では、送信機434および受信機436は、トランシーバで置き換えられ得る。追加または代替として、送信機434、受信機436、またはその両方は、図2を参照しながら説明した基地局105の1つまたは複数の構成要素を含むか、またはそれらに対応し得る。
【0067】
[0080]エンコーダ437およびデコーダ438は、それぞれ、エンコーダ413およびデコーダ414を参照しながら説明されたものと同じ機能を含み得る。接続モードマネージャ439は、接続モードマネージャ415を参照しながら説明されたものと同様の機能を含み得る。非接続モードマネージャ440は、非接続モードマネージャ416を参照しながら説明されたものと同様の機能を含み得る。
【0068】
[0081]ワイヤレス通信システム400の動作中、基地局105は、UE115が拡張された非接続モード能力を有すると決定し得る。たとえば、基地局105は、拡張RS動作インジケータ490(たとえば、非接続モード動作のための接続モードのRS構成)を含むメッセージ448を送信し得る。インジケータ490は、非接続モードのための拡張RS動作能力、または非接続モードのためのRS動作の特定のタイプもしくはモードを示し得る。いくつかの実装形態では、基地局105は、非接続モードのための拡張RS動作、および/または非接続モードのための拡張RS動作の特定のタイプが使用されるべきであることをUE115に示すために制御情報を送る。たとえば、いくつかの実装形態では、メッセージ448(または構成送信450などの別のメッセージ)は、基地局105またはネットワークエンティティ405によって送信される。構成送信450は、非接続モードのための拡張RS動作を使用すること、または非接続モードのための拡張RS動作の特定のタイプの設定値を調整もしくは実装することを含むか、または示し得る。たとえば、構成送信450は、図4の例に示される444、442、またはその両方を含み得る。
【0069】
[0082]動作中、ワイヤレス通信システム400のデバイスは、非接続モードのための拡張RS動作を実行する。たとえば、ワイヤレス通信デバイス(たとえば、基地局およびUE)は、ダウンリンクチャネルまたはアップリンクチャネルを介して送信を交換する。図4の例では、基地局105は、場合によっては、UE115にRS構成メッセージ452を送信する。RS構成メッセージ452は、接続モード、非接続モード、またはその両方における動作のための特定のRS構成を含むか、またはそれを示し得る。
【0070】
[0083]UE115は、RS構成メッセージ452を受信し得、基地局105によって示されたRSの特定の構成を決定し得る。UE115は、場合によっては、RS送信のために基地局105によって予約された特定のリソースを決定し得る。UE115は、次いで、RS構成メッセージ452に基づいて非接続モードにある間、RS送信454などのRS送信を監視し得る。たとえば、基地局105は、RS送信454を、UE115および場合によっては1つまたは複数の他のデバイスに送信し得る。
【0071】
[0084]UE115は、RS構成、および場合によっては1つまたは複数の設定値に基づいて、非接続モードにある間にRS送信454を監視する。UE115は、将来の動作のための送信パラメータおよび/または受信パラメータを選択するために、RS送信454に基づいて1つまたは複数の動作を実行し得る。
【0072】
[0085]図4に示された例では、基地局105は、RS送信454の後にページングメッセージ456を送信する。ページングメッセージ456は、ページング表示またはウェイクアップメッセージを含むか、またはそれらに対応する。ページングメッセージ456は、基地局105がUEのためのデータを有することを示し得、ページングメッセージ456は、UE115が非接続モードから接続モードに切り替わることを可能にし得る。
【0073】
[0086]接続モードになると、UE115と基地局105とは、通信を交換し得る。たとえば、基地局105は、場合によっては、UE115にダウンリンク送信458を送り得る。
【0074】
[0087]したがって、UE115および基地局105は、RS動作をより効果的に実行すること、すなわち、非接続モードのUEのために接続モードのRS信号を再使用すること、または非接続モードのUEのために専用RSを受信することが可能であり得る。したがって、図4は、非接続モードのデバイスのための拡張RS動作について説明する。拡張RS動作を使用することは、デバイスがアイドルモードまたは非アクティブモードなどの非接続モードで動作しているときの改善を可能にし、ネットワークオーバーヘッドを低減し得る。非接続モードのために拡張RS動作を実行することは、ページングメッセージ受信の成功の増加を可能にし、したがって、スループットを増加させ、エラーおよびレイテンシを低減することによって、拡張されたUEおよびネットワーク性能を可能にする。
【0075】
[0088]UE5~7は、いくつかの態様による、非接続モードのUEのためのRS動作のラダー図の例を示す。図5を参照すると、図5は、いくつかの態様による、非接続モードのUEのためのRS動作のラダー図500である。図5の例では、ラダー図は、UE115と、基地局105などのネットワークエンティティとを示しており、ここで、UEは、すでにネットワークエンティティに接続されていた。
【0076】
[0089]510において、UE115は、基地局105(gNBなど)との接続モードで動作する。たとえば、UE115は、基地局105とのRRC接続モードである。UE115は、接続モードにある間、基地局105との間でデータを送信および受信し得る。いくつかのそのような実装形態では、UE115は、1つまたは複数のRSを用いて構成され得、接続モードで基地局105からRSを受信し得る。
【0077】
[0090]515において、基地局105は、RS構成を含むかまたは示すRRC解放メッセージをUE115に送信する。たとえば、基地局105は、RS利用可能性情報を有するRRC解放メッセージを生成し、それをUE115に送信する。RS利用可能性情報は、非接続モードにある間にUE115が使用すべきRS構成を含むかまたは示し得る。RRC解放メッセージは、UE115を、接続モードから、アイドルモードまたは非アクティブモードなどの非接続モードに遷移させるように構成される。RS構成情報は、RSのための設定値、フォーマット、送信リソースなどを含み得る。
【0078】
[0091]520において、UE115は、非接続モードで動作する。たとえば、UE115は、RRC解放メッセージに応答して、接続モードからアイドルモードまたは非アクティブモードに切り替わる。
【0079】
[0092]525において、UE115は、RS情報に基づいて非接続モードのためのRS構成を決定する。たとえば、UE115は、RRC解放メッセージに含まれるRS利用可能性情報に基づいて、非接続モードにある間に使用すべき接続モードのRSのためのRS構成を決定する。
【0080】
[0093]530において、基地局105は、UE115にRSを送信する。たとえば、基地局105は、時間および周波数追跡動作ならびに測定動作のために、RS送信を生成し、それをUE115に送信する。RSは、CSI-RS、TRS、または専用RSを含み得る。いくつかの実装形態では、RSは、複数のUEなどの複数のデバイスに送られる。他の実装形態では、RSは、単一のデバイスに送られる。
【0081】
[0094]535において、基地局105は、UE115にページングメッセージを送信する。たとえば、基地局105は、ページングメッセージを生成し、それをUE115に送信し、UE115は、RS送信に基づいてページングメッセージを受信する。例示のために、UE115は、基準信号に基づいてページングメッセージを監視および受信するために使用すべき最良のビームまたは設定値を決定し得る。ページングメッセージは、ウェイクアップメッセージを含むか、またはそれに対応し得る。
【0082】
[0095]540において、基地局105およびUE115は、RRC動作を実行する。たとえば、基地局105とUE115とは、UE115を非接続モードから接続モードに切り替えるために、RRCメッセージを交換する。
【0083】
[0096]545において、UE115は、基地局105との接続モードで動作する。たとえば、UE115は、アイドルモードまたは非アクティブモードから、基地局105とのRRC接続モードに切り替わる。UE115は、接続モードにある間、基地局105との間でデータを送信および受信し得る。いくつかのそのような実装形態では、UE115は、1つまたは複数のRSを用いて構成され得、接続モードで基地局105からRSを受信し得る。1つまたは複数のRSおよびその対応する構成は、非接続モードのUEによって使用される同じ1つまたは複数のRSであり得る。
【0084】
[0097]したがって、図5の例では、UEは、接続モードにある間にネットワークエンティティから受信された構成情報に基づいて、非接続モードでRS動作を実行する。すなわち、UEは、RRC解放メッセージ中のRS構成を受信し、非接続モードにある間に、接続モードのRSを受信するためにRS構成を使用する。
【0085】
[0098]図6を参照すると、図6は、いくつかの態様による、非接続モードのUEのためのRS動作のラダー図600である。図6の例では、ラダー図は、UE115と、基地局105などのネットワークエンティティとを示しており、ここで、UEは、すでにネットワークエンティティに接続されていた。図5の例と比較して、図6の例では、RS構成またはその表示は、RRC解放メッセージとは別個のメッセージ中で受信され得る。
【0086】
[0099]610において、UE115は、基地局105(gNBなど)との接続モードで動作する。たとえば、UE115は、基地局105とのRRC接続モードである。UE115は、接続モードにある間、基地局105との間でデータを送信および受信し得る。いくつかのそのような実装形態では、UE115は、1つまたは複数のRSを用いて構成され得、接続モードで基地局105からRSを受信し得る。
【0087】
[0100]615において、基地局105は、UE115にRS構成情報を送信する。たとえば、基地局105は、RS利用可能性情報を有するメッセージを生成し、それをUE115に送信する。RS利用可能性情報は、接続モード、非接続モード、またはその両方にある間にUE115が使用すべきRS構成を含むかまたは示し得る。
【0088】
[0101]620において、UE115は、RS情報に基づいて非接続モードのためのRS構成を決定する。たとえば、UE115は、RS利用可能性情報に基づいて、非接続モードにある間に使用すべき接続モードのRSのためのRS構成を決定する。
【0089】
[0102]625において、基地局105は、UE115にRRC解放メッセージを送信する。たとえば、基地局105は、UE115を、接続モードから、アイドルモードまたは非アクティブモードなどの非接続モードに遷移させるように構成されたRRC解放メッセージを生成し、それを送信する。
【0090】
[0103]630において、UE115は、非接続モードで動作する。たとえば、UE115は、RRC解放メッセージに応答して、接続モードからアイドルモードまたは非アクティブモードに切り替わる。
【0091】
[0104]635において、基地局105は、UE115にRSを送信する。たとえば、基地局105は、時間および周波数追跡動作ならびに測定動作のために、RS送信を生成し、それをUE115に送信する。RSは、CSI-RS、TRS、または専用RSを含み得る。いくつかの実装形態では、RSは、複数のUEなどの複数のデバイスに送られる。他の実装形態では、RSは、単一のデバイスに送られる。
【0092】
[0105]640において、基地局105は、UE115にページングメッセージを送信する。たとえば、基地局105は、ページングメッセージを生成し、それをUE115に送信し、UE115は、RS送信に基づいてページングメッセージを受信する。例示のために、UE115は、基準信号に基づいてページングメッセージを監視および受信するために使用すべき最良のビームまたは設定値を決定し得る。ページングメッセージは、ウェイクアップメッセージを含むか、またはそれに対応し得る。
【0093】
[0106]645において、基地局105およびUE115は、RRC動作を実行する。たとえば、基地局105とUE115とは、UE115を非接続モードから接続モードに切り替えるために、RRCメッセージを交換する。
【0094】
[0107]650において、UE115は、基地局105との接続モードで動作する。たとえば、UE115は、アイドルモードまたは非アクティブモードから、基地局105とのRRC接続モードに切り替わる。UE115は、接続モードにある間、基地局105との間でデータを送信および受信し得る。いくつかのそのような実装形態では、UE115は、1つまたは複数のRSを用いて構成され得、接続モードで基地局105からRSを受信し得る。1つまたは複数のRSおよびその対応する構成は、非接続モードのUEによって使用される同じ1つまたは複数のRSであり得る。
【0095】
[0108]したがって、図6の例では、UEは、接続モードにある間にネットワークエンティティから受信された構成情報に基づいて、非接続モードでRS動作を実行する。すなわち、UEは、RS構成を受信し、非接続モードにある間に、接続モードのRSを受信するためにRS構成を使用する。
【0096】
[0109]図7を参照すると、図7は、いくつかの態様による、非接続モードのUEのためのRS動作のラダー図700である。図7の例では、ラダー図は、第1のUE115aおよび第2のUE115bなどの複数のUEと、基地局105などのネットワークエンティティとを示し、ここで、少なくとも1つのUEは、ネットワークエンティティにあらかじめ接続されていなかった。図5および図6の例と比較して、RS構成またはその表示は、ネットワークエンティティに接続されていないUEによってブロードキャストメッセージ中で受信され得る。
【0097】
[0110]710において、第1のUE115aは、非接続モードで動作する。たとえば、第1のUE115aは、アイドルモードまたは非アクティブモードである。第1のUE115aは、非接続モードにある間、基地局105などの1つまたは複数のセルからの基準信号を監視することを試み得る。
【0098】
[0111]715において、第2のUE115bは、基地局105(gNBなど)との接続モードで動作する。たとえば、第2のUE115bは、基地局105とのRRC接続モードである。第2のUE115bは、接続モードにある間、基地局105との間でデータを送信および受信し得る。いくつかのそのような実装形態では、第2のUE115bは、1つまたは複数のRSを用いて構成され得、接続モードで基地局105からRSを受信し得る。
【0099】
[0112]720において、基地局105は、UE115aおよび115bにRS構成情報をブロードキャストする。たとえば、基地局105は、RS利用可能性情報を有するブロードキャストメッセージを生成し、それをUE115aおよび115bに送信する。RS利用可能性情報は、接続モード、非接続モード、またはその両方にある間にUE115aおよびUE115bが使用すべきRS構成を含むかまたは示し得る。
【0100】
[0113]725において、第1のUE115aは、RS構成情報に基づいて、非接続モードのためのRS構成を決定する。たとえば、第1のUE115aは、RS利用可能性情報に基づいて、非接続モードにある間に使用すべき接続モードのRSのためのRS構成を決定する。
【0101】
[0114]730において、第2のUE115bは、RS構成情報に基づいて、接続モードのためのRS構成を決定する。たとえば、第2のUE115bは、RS利用可能性情報に基づいて、接続モードにある間に使用すべき接続モードのRSのためのRS構成を決定する。
【0102】
[0115]図4図7のRS構成情報は、場合によっては、またはさらに、接続モードにある間にUEに複数のRSリソースが構成された場合、どの特定のRSが非接続モードのUEのために利用可能であるかを示し得る。たとえば、1つまたは複数のパラメータまたは条件に基づいて、特定のRSが示され(たとえば、シグナリングされ)得るか、または特定のRSが決定され得る。例示のために、デバイスは、最も小さいIDを有するRSリソース、N個の最も小さいIDを有するRSリソースの数N、すべての構成されたRSリソースなどに基づいて、複数のRSから使用すべき特定のRSまたはRSのサブセットを決定し得る。表示/シグナリングの別の例として、ネットワークは、構成されたRSのためのIDのリストに基づいて、特定のRSまたはRSのサブセットを示し得る。この表示は、RRCメッセージ(たとえば、RRC解放メッセージ)または別のメッセージ中にあり得る。この表示は、RS構成情報(たとえば、第1のRS構成情報)とともに送られ得るか、または追加のRS構成情報(たとえば、第1のRS構成情報)によって示され得る。表示情報は、RSリソースに関連付けられたリソースセットIDまたはリソースIDを含み得る。
【0103】
[0116]追加または代替として、図4図7のRS構成情報は、UEが非接続モードに入ったときにRSが利用可能であるとUEが仮定することができる満了時間をさらに示し得る。満了時間は、秒(たとえば、ミリ秒またはマイクロ秒)、スロット、無線フレーム、ページングサイクルなどの単位で示され得る。代替的に、満了時間は、0またはヌルとして示され得、これは、無限の持続時間を有するか、または満了時間を有しないようにRSを構成し得る。
【0104】
[0117]735において、基地局105は、UE115aおよび115bにRSを送信する。たとえば、基地局105は、時間および周波数追跡動作ならびに測定動作のために、RS送信を生成し、それをUE115aおよびUE115bに送信する。RSは、CSI-RS、TRS、または専用RSを含み得る。
【0105】
[0118]740において、第2のUE115bは、RS送信を使用する。たとえば、第2のUE115bは、RSに対して測定動作を実行し、および/または基準信号を記憶された信号と比較し、RSおよびそのような動作に基づいてデータを送信または受信する。
【0106】
[0119]745において、基地局105は、第1のUE115aにページングメッセージを送信する。たとえば、基地局105は、ページングメッセージを生成し、それを第1のUE115aに送信し、第1のUE115aは、RS送信に基づいてページングメッセージを受信する。例示のために、第1のUE115aは、RSに基づいてページングメッセージを監視および受信するために使用すべき最良のビームまたは設定値を決定し得る。ページングメッセージは、ウェイクアップメッセージを含むか、またはそれに対応し得る。
【0107】
[0120]750において、基地局105および第1のUE115aは、RRC動作を実行する。たとえば、基地局105と第1のUE115aとは、第1のUE115aを非接続モードから接続モードに切り替えるために、RRCメッセージを交換する。
【0108】
[0121]755において、第1のUE115aは、基地局105との接続モードで動作する。たとえば、第1のUE115aは、アイドルモードまたは非アクティブモードから、基地局105とのRRC接続モードに切り替わる。第1のUE115aは、接続モードにある間、基地局105との間でデータを送信および受信し得る。いくつかのそのような実装形態では、第1のUE115aは、1つまたは複数のRSを用いて構成され得、接続モードで基地局105からRSを受信し得る。1つまたは複数のRSおよびその対応する構成は、非接続モードのUEによって使用される同じ1つまたは複数のRSであり得る。
【0109】
[0122]したがって、図7の例では、UEは、UEが非接続モードにある間にネットワークエンティティによってブロードキャストされた構成情報に基づいて、非接続モードでRS動作を実行する。すなわち、UEは、基地局と接続されていない間にRS構成を受信し、接続モードのRSを受信するために非接続モードにある間にRS構成を使用する。
【0110】
[0123]図8図10は、いくつかの態様によるRS動作の図の例を示す。図8を参照すると、図8は、RSの帯域幅とアクティブな帯域幅部分とを示す図800である。図8の例では、図は、接続モードのUEのためのRS構成の帯域幅とアクティブな帯域幅部分の帯域幅とを示す。
【0111】
[0124]例示的な例として、UEは、動作中、図8に示されているように、第1の帯域幅を有するRS構成を受信するか、または決定し得る。UEはまた、図8に示されているように、接続モードのUEのためのアクティブなBWPが第2の帯域幅を有することを受信するか、または決定し得る。図8において、第2の帯域幅は、第1の帯域幅よりも小さく、第1の帯域幅の中間部分に重複する。非接続モードのUEは、非接続モードのUEのためのRSの帯域幅が、いくつかの実装形態では重複部分、すなわち、非接続モードのUEに提供されたRS構成によって示されたRSの帯域幅と、接続モードのUEのアクティブなBWPの帯域幅との間の重複部分であると決定し得る。他の実装形態では、UEは、非接続モードのUEのためのRSの帯域幅がRS構成の全帯域幅、またはその一部の他の部分であると決定し得る。追加の例が、以下に提供される。
【0112】
[0125]いくつかの動作条件またはモードでは、接続モードのUEのための元のRS構成の帯域幅設定値は、非接続モードで動作しているUEにとって潜在的な問題を引き起こし得る。たとえば、最も小さいRBインデックスが使用されないとき、4RBのステップの帯域幅が使用されないとき、またはRSの帯域幅がしきい値条件を満たさないとき、問題が生じ得る。例示のために、RSの帯域幅は、CSI-RSの場合は24RB以上でないことがあり、またはTRSの場合は52RB以上でないことがある。したがって、これらのパラメータが、接続されたUEのアクティブなBWP帯域幅範囲によって決定されるとき、UEおよびネットワークは、そのようなパラメータを修正し得る。
【0113】
[0126]4RBステップの問題に関して、UEおよびネットワークは、RSの帯域幅を修正するために、多くの異なる緩和アクションをとり得る。一例として、デバイスは、(たとえば、接続された、接続されていない、またはその両方の)UEが4RBグリッド中でRSを監視するように、RS帯域幅を切り詰め得る。
【0114】
[0127]別の例として、デバイスは、元のRS構成を使用することを決定し得、RSは、RSの構成された帯域幅全体中で送信される。また別の例として、デバイスは、帯域幅を決定するための粒度を低減するために、RS構成シグナリングを修正し得る。例示のために、粒度は、より細かい粒度を提供するために4RBから1に低減され得る。
【0115】
[0128]追加の例として、ネットワークは、接続モードのUEのための関連するBWPのBWP構成をシグナリングし得る。そのような情報は、非接続モードのUEが、接続モードのUEによって監視されるRS帯域幅を計算することを可能にし得る。
【0116】
[0129]帯域幅サイズの問題に関して、同様のアクションが採用され得る。例示のために、接続モードのUEのアクティブなBWPの帯域幅が24RB未満であるとき、関連するCSI-RSは、使用されないことがある。別の例示として、24RB以上であり得る元のRS構成の帯域幅が使用され得る。また別の例示として、RS構成シグナリングは、非接続モードのUEによって使用されるとき、元のRS構成の帯域幅を24RB未満になるように低減するために修正され得る。追加の例示として、ネットワークは、代替の接続モードBWP構成を提供することなどによって、代替の帯域幅を提供し得る。
【0117】
[0130]TRSの場合、接続モードのUEのアクティブなBWPの帯域幅が52RB未満であるとき、関連のTRSは、使用されないことがある。そのような実装形態では、異なるRSが使用され得る(たとえば、CSI-RSまたは専用RS)。代替的に、他の実装形態では、52RB以上であり得る元のRS構成が使用され得る。また他の実装形態では、RS構成シグナリングは、非接続モードのUEによって使用されるとき、元のRS構成の帯域幅を52RB未満になるように低減するために修正され得る。さらなる実装形態では、ネットワークは、代替の接続モードBWP構成を提供することなどによって、代替の帯域幅を提供し得る。
【0118】
[0131]追加または代替として、RSのSCSは、デバイスによって構成または決定され得る。いくつかの実装形態では、接続モードのUEの関連するBWP中のRSの第1のSCSは、非接続モードのUEのためのアクティブなBWPの第2のSCSと同じである。UEは、そのアクティブなBWPのSCSと同じSCSを有するRSを受信することを予想するように構成され得る。そのような実装形態では、RSのSCSは、非接続モードのUEのために明示的に構成されないことがある。
【0119】
[0132]いくつかの実装形態では、キャリアインデックスは、非接続モードのUEのためのRS構成に含まれる。キャリアインデックスは、RSが送信されるキャリアを示し得る。キャリアインデックスが現在のサービングセルに関連付けられていない場合、RSは、近隣セル測定、またはキャリアへのセル再選択後のサービングセル追跡および測定のために使用され得る。そのような実装形態では、UEは、UEがキャリアインデックスに関連するセルにキャンプオンするとき、前のサービングセルのためのキャリアインデックス以外のキャリアインデックスに関連するRSを監視し始めることがある。
【0120】
[0133]図9を参照すると、図9は、RSと別の送信との間の重複を示す図900である。図9の例では、図は、RSと、PDCCHまたはPDSCHなどのダウンリンク送信との間の重複を示している。特定の実装形態では、PDCCHは、ページングDCIまたはページング信号、別名、ページ表示(PI:page indication)またはウェイクアップ信号(WUS)であり得る。PIおよびWUSは、UEが次のページングオケージョン(PO)においてページングされるかどうかを示し得る。PIおよび/またはWUSを検出した後、UEは、次のPOが監視および/または処理される必要があるかどうかを決定する。特定の実装形態では、PDSCHは、ページングDCIによってスケジュールされたPDSCH、またはシステム情報ブロック(SIB)を搬送するPDSCHであり得る。
【0121】
[0134]ネットワークは、重複が発生したときに重複を解決するために、1つまたは複数のアクションをとるように構成され得る。代替的に、ネットワークは、スケジュールを決定し、最初に重複を回避するようにスケジュールを調整し得る。たとえば、基地局は、RS重複をもたらさないRS構成を生成し得る。
【0122】
[0135]重複が発生する場合、ネットワークは、1つまたは複数の方法で重複を処理するようにデバイスを構成し得る。いくつかの実装形態では、デバイスは、構成されたRSオケージョンが別の送信との重複を有する場合、RSが送信されないと決定する。他の実装形態では、デバイスは、RS送信の周りのダウンリンクチャネル(すなわち、PDCCH/PDSCH)のパンクチャリングまたはレートマッチングを決定する。また他の実装形態では、デバイスは、RSとダウンリンクチャネルの両方が送信されると決定する。複数のアンテナを有するUEなどの高度なUEは、送信が周波数および/または時間において少なくとも部分的に重複する場合でも、RSとダウンリンクチャネルの両方を受信することが可能であり得る。
【0123】
[0136]図10を参照すると、図10は、ビーム結合を示す図1000である。図10の例では、図は、単一のビーム使用の第1の図と、ビーム結合/複数のビーム使用の第2の図とを示す。ビーム結合は、1つまたは複数の条件に基づいて、オンになるように構成されるか、半静的に構成されるか、または動的に使用され得る。たとえば、品質条件(たとえば、しきい値)が、ビーム結合を使用すべきか否かを決定するために使用され得る。品質条件は、信号対ノイズ比(SNR)条件、信号対ノイズおよび干渉比(SINR)条件、基準信号受信電力(RSRP)条件、基準信号受信品質(RSRQ)条件、またはそれらの組合せを含むか、またはそれらに対応し得る。
【0124】
[0137]いくつかの実装形態では、品質条件が高く、品質を向上させるためにマルチビーム結合が使用されないとき、UEは、最高品質のSSBに関連するRSを使用し得る。いくつかのそのような実装形態では、最良のSSBが変化したとき、UEは、新しい最良のSSBに関連する新しいRSを使用し始める。
【0125】
[0138]いくつかの実装形態では、品質条件が低く、品質を向上させるためにマルチビーム結合が使用されるとき、UEは、先行する最良のビーム(たとえば、最高品質のSSB)に関連するRSを依然として使用し、先行する最高のSSBに対応する、先行する最良のビームを有するページングメッセージを受信し得る。
【0126】
[0139]UEは、動作中、セルからセルに移動し得る。UEが1つのセル(たとえば、第1の基地局)から別のセル(たとえば、第2の基地局)に移動するとき、UEは、古いセル(たとえば、第1の基地局)からのRS構成を使用し続けることがある。たとえば、非接続モードのUEが別のセルに移動するとき、UEは、追跡ループ更新および測定のために、新しいセルに関連付けられた1つまたは複数のRSに切り替わる。いくつかのそのような実装形態では、UEは、他のセル(たとえば、第2の基地局)に移動した後に古いセル(たとえば、第1の基地局)が近隣セルになるとき、近隣セル測定のために古いセル中の1つまたは複数の前のRSを依然として使用し得る。
【0127】
[0140]いくつかの実装形態では、RS構成は、擬似コロケーション(QCL)情報を含み得る。たとえば、基地局は、RS(たとえば、接続モードのUEにすでに構成されているRS)のQCLを、このRSが非接続モードのUEに構成されるとき、SSBをソースとして有するTCI状態によって構成する。
【0128】
[0141]いくつかのそのような実装形態では、各RSリソースは、ただ1つのSSBとQCLされる。これは、各ページングメッセージ送信が単一のSSBに関連付けられるので、ページングメッセージの設定値を反映し得る。
【0129】
[0142]いくつかの他の実装形態では、基地局は、ワイドSSBビーム中でRSを接続されていないUEに送信する。そのような送信は、RSのビームと、ページングPDCCHおよびページングメッセージのビームとを一致させるべきであり得る。
【0130】
[0143]概して、非接続モード(たとえば、アイドル/非アクティブモード)のUEのためのページは、SSBビーム中で送信されるが、接続モードのUEのためのCSI-RSは、より狭くより指向性のあるビーム中で送信され得る。いくつかの実装形態では、非接続モードのUEは、同じSSBを用いてQCLされた複数のRSを用いて構成される。いくつかのそのような実装形態では、同じSSBとQCLされたすべてのRSは、同じビーム(たとえば、同じビーム幅および方向)を有する。このようにして、UEは、SSBビームよりも狭いビームに基づいて、極めて細かいビーム管理を実行しないことがある。
【0131】
[0144]非接続モードのUEの場合、異なるSSBに関連付けられた複数のRSリソースが構成されるべきである。いくつかの実装形態では、接続モードのUEのビーム障害回復または無線リンク障害(RLF)検出のためのCSI-RSは、ワイドビームを有し得る。ビーム障害回復/RLFのためにUEに構成されたCSI-RSリソースのセットは、すべてのSSBに関連付けられることがある。したがって、そのようなRSおよびビームは、非接続モードのUEのためのページングメッセージ受信動作のための適切な候補であり得る。特定の実装形態では、セル上で送信されるすべてのSSBとQCLされたRSは、複数の接続されたUEのためにQCLされた十分なRSを有するように送信され得る。
【0132】
[0145]ネットワークは、非接続モードのUEのためのRSの1つまたは複数の他の構成を決定し、提供し得る。そのような他の構成は、繰返し設定値と、ポート数設定値と、周期設定値と、周波数領域密度設定値と、1つまたは複数の電力制御オフセット設定値とを含み得る。繰返し設定値は、UEが、同じSSBとQCLされたRS(たとえば、CSI-RS)のより多くのシンボルを処理することを可能にするために「オン」に設定され得る。
【0133】
[0146]ポート数設定値ネットワークは、RSがCSI-RSであるときなど、構成されたポートの数を(たとえば、1まで)低減し得る。たとえば、UEは、CSI-RSの単一のポート送信、たとえば、ポート0を仮定し得る。TRSは、単一のポート上でのみ送信され、したがって、基地局は、そのようなRSについてのポート情報を示さない。
【0134】
[0147]周期設定値は、periodicityAndOffset IEを含み得る。ネットワークは、ダウンリンク信号および電力が傍受されるのを回避するために、それを比較的大きい周期に調整し得る。現在、最小周期は、CSI-RSについて4スロットであり、TRSについて10ms(たとえば、52RB以下)である。いくつかの実装形態では、高密度RS(たとえば、高密度CSI-RS)が時間追跡に適している。たとえば、単一のポートCSI-RSおよびTRSは、最高密度3を有し得る。
【0135】
[0148]第1の電力オフセット設定値は、powerControlOffsetを含み得る。RSが接続されていないUEのために使用されるとき、第1の電力オフセット設定値は、RSと、関連するページングPDCCHおよびページングPDSCHとの間の電力差を示す。第2の電力オフセット設定値は、powerConfrolOffsetSSを含み得る。RSが非接続モードのUEのために使用されるとき、第2の電力オフセット設定値は、RSと、QCLされたSSBとの間の電力差を示す。
【0136】
[0149]いくつかの実装形態では、RS構成情報は、RRC解放メッセージによって示される、RRC解放中に送られる。他の実装形態では、RS構成情報は、RRC解放通信とは別個の(すなわち、RRC解放メッセージとは別個の)別のメッセージ中で送られる。
【0137】
[0150]図4図7の例では、RSの構成パラメータは、UEが非接続モード(たとえば、アイドル/非アクティブ)に入るとき、メッセージによって、または、ネットワーク、領域、もしくは規格において定義されたルールによって更新され得る。更新または調整され得るそのようなパラメータの例示的な例として、ポート情報、periodicityAndOffset情報、RS電力オフセット情報、QCL情報、またはそれらの組合せがある。例示のために、ポート数設定値は、正弦ポートに変更され得る。別の例として、周期/オフセット設定値が増加され得る。また別の例示として、RS電力オフセット設定値が増加され得る。追加の例示として、TCI状態は、SSBをQCLソースとして使用することを示すように更新され得る。
【0138】
[0151]いくつかの実装形態では、RS構成情報は、UEが接続モードにある間など、複数のRSリソースが構成された場合、どの特定のRSが非接続モードのUEのために利用可能であるかを示し得る。たとえば、特定のRSがRS構成情報によって示され(たとえば、シグナリングされ)得るか、または、特定のRSが、RS構成情報によって示されたRSの1つもしくは複数のパラメータもしくは条件に基づいて決定され得る。例示のために、ネットワークは、RS構成情報中の構成されたRSのためのIDのリストに基づいて、特定のRSまたはRSのサブセットを示し得る。このRS構成情報または表示は、RRCメッセージ(たとえば、RRC解放メッセージ)または別のメッセージ中にあり得る。この表示は、RS構成情報(たとえば、1つまたは複数のRSを示した第1のRS構成情報)とともに送られ得るか、または、追加のRS構成情報(たとえば、第2のRS構成情報)によって示され得る。表示情報は、RSリソースに関連付けられたリソースセットIDまたはリソースIDを含み得る。決定されたデバイスの別の例として、デバイスは、RSのパラメータに基づいて、複数のRSから使用すべき特定のRSまたはRSのサブセットを決定し得る。たとえば、デバイスは、最も小さいIDを有するRSリソース(または複数のRSリソース)を使用し得る。別の例として、デバイスは、特定のポート設定値(たとえば、ポート0)、または特定の密度設定値、またはその両方を有するRSリソース(または複数のRSリソース)を使用し得る。2つの例が示されているが、デバイスは、上記で説明されたパラメータのいずれかの特定の設定値を使用し得る。代替的に、非接続モードのUEのためのすべてのRSが使用され得る。
【0139】
[0152]追加または代替として、RS構成情報は、RSまたはRSのセットについての満了を示し得る。満了時間は、RSが非接続モードのUEによって使用されるのに利用可能であるとUEが仮定することができる期間を定義し得、満了時間は、UEが非接続モードに入るときからのこの時間を示し得る。満了時間は、任意のタイプの単位で示され得る。たとえば、満了時間は、秒数(たとえば、ミリ秒またはマイクロ秒)、スロット、無線フレーム、ページングサイクルなどによって示され得る。代替的に、満了時間は、0またはヌルとして示され得、これは、無限の持続時間を有するか、または満了時間を有しないように1つまたは複数のRSを構成し得る。
【0140】
[0153]追加または代替として、他の実装形態では、図4図10の1つまたは複数の動作が追加、削除、置換され得る。たとえば、いくつかの実装形態では、図5および図7の例示的なステップは、ともに使用され得る。例示のために、図6のRS構成のブロードキャストは、図5のRRC解放メッセージ中のRS構成情報の送信とともに使用され得る。別の例として、図8図10の動作のうちのいくつかは、図4図7のいずれかのステップとともに使用され得る。
【0141】
[0154]図11は、本開示の態様に従って構成されたUEによって実行される例示的なブロックを示す流れ図である。また、例示的なブロックは、図13に示されているようにUE115に関して説明される。図13は、本開示の一態様に従って構成されたUE115を示すブロック図である。UE115は、図2および/または図4のUE115について示されているように、構造と、ハードウェアと、構成要素とを含む。たとえば、UE115は、メモリ282に記憶されたロジックまたはコンピュータ命令を実行するように動作し、ならびにUE115の特徴と機能とを与えるUE115の構成要素を制御するコントローラ/プロセッサ280を含む。UE115は、コントローラ/プロセッサ280の制御下で、ワイヤレス無線機1301a~rとアンテナ252a~rとを介して信号を送信および受信する。ワイヤレス無線機1301a~rは、UE115について図2に示されているように、変調器/復調器254a~rと、MIMO検出器256と、受信プロセッサ258と、送信プロセッサ264と、TX MIMOプロセッサ266とを含む、様々な構成要素およびハードウェアを含む。図13の例に示されているように、メモリ282は、接続モードロジック1302と、非接続モードロジック1303と、RSロジック1304と、RS構成データ1305と、RSリソースデータ1306と、設定データ1307とを記憶する。
【0142】
[0155]ブロック1100において、UEなどのワイヤレス通信デバイスは、非接続モードで動作する。たとえば、UE115は、図4図10を参照しながら説明されたように、RRCアイドルモードまたはRRC非アクティブモードで動作する。非接続モードは、UEが基地局に接続されていないRRCモードを含むか、またはそれに対応し得る。
【0143】
[0156]ブロック1101において、UE115は、非接続モードのための基準信号(RS)構成設定値を決定する。たとえば、UE115は、図4図10を参照しながら説明されたように、ワイヤレス無線機1301a~rおよびアンテナ252a~rを使用して基地局105からRS構成情報(たとえば、406)を受信する。RS構成情報(たとえば、406)は、RRC解放メッセージ、別の非RRC解放メッセージ、またはブロードキャストメッセージなどの、RS構成メッセージ452によって示され得る。RS構成情報は、RS利用可能性情報を含むか、またはそれに対応し得る。UE115の非接続モードマネージャ416、非接続モードロジック1303、および/またはRSロジック1304は、RS構成情報によって示されたRS構成を決定し得る。
【0144】
[0157]ブロック1102において、UE115は、RS構成設定値に基づいて基準信号を監視する。たとえば、UE115の非接続モードマネージャ416、非接続モードロジック1303および/またはRSロジック1304は、図4図10を参照しながら説明されたように、RS構成情報(たとえば、406/1305)に基づいてRS送信454を監視するために、ワイヤレス無線機1301a~rおよびアンテナ252a~rを使用する。
【0145】
[0158]ブロック1103において、UE115は、RS構成設定値に基づいて、非接続モードでRS送信を受信する。たとえば、UE115は、図4図10を参照しながら説明されたように、ワイヤレス無線機1301a~rおよびアンテナ252a~rを使用して、RS構成設定値に基づいて非接続モードでRS送信454を受信する。RS送信454は、接続モードのUEのためのRS、または非接続モードのUEのための専用RSであり得る。RS送信454を受信し処理することは、UE115がページングメッセージなどの後続のメッセージをより効果的に受信し、処理することを可能にし得、および/または、UE115がより効果的に接続モードに遷移することを可能にし得る。
【0146】
[0159]ワイヤレス通信デバイス(たとえば、UEまたは基地局)は、他の実装形態では、追加のブロックを実行し得る(または、ワイヤレス通信デバイスは、追加の動作をさらに実行するように構成され得る)。たとえば、UE115は、上記で説明された1つまたは複数の動作を実行し得る。別の例として、UE115は、以下に提示される、1つまたは複数の態様を実行し得る。
【0147】
[0160]第1の態様では、RS送信は、接続モードのRSである。
【0148】
[0161]第2の態様では、単独で、または第1の態様と組み合わせて、RS送信は、専用の非接続モードのRSである。
【0149】
[0162]第3の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、非接続モードは、RRC非アクティブモードまたはRRCアイドルモードである。
【0150】
[0163]第4の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、非接続モードは、RRC非アクティブモードまたはRRCアイドルモードである。
【0151】
[0164]第5の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RS送信はCSI-RSである。
【0152】
[0165]第6の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RS送信はTRSである。
【0153】
[0166]第7の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、UEは、RS送信に基づいてページングメッセージを受信し、ページングメッセージに基づいて接続モードに切り替わる。
【0154】
[0167]第8の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、非接続モードのためのRS構成設定値を決定することは、非接続モードで動作している間、または第2のネットワークエンティティに接続されている間に、ネットワークエンティティからブロードキャストメッセージ(たとえば、RRCメッセージ、SIB、または物理(PHY)レイヤメッセージ)を受信することと、ブロードキャストメッセージに基づいてRS構成設定値を決定することとを含む。
【0155】
[0168]第9の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RS構成は、接続モードでUEに提供されるRS構成に対応し、UEは、非接続モードで動作する前に、接続モードにある間にネットワークエンティティからRS構成を受信し、接続モードにある間にネットワークエンティティからRS送信を受信し、ネットワークエンティティからRRC解放メッセージを受信する。
【0156】
[0169]第10の態様にでは、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、非接続モードのためのRS構成設定値を決定することは、接続モードのための受信されたRS設定値情報に基づいて、RS構成設定値を決定することを含む。
【0157】
[0170]第11の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、非接続モードのためのRS構成は、限られた持続時間を有する。
【0158】
[0171]第12の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RRC解放メッセージは、RS利用可能性表示を含み、ここにおいて、非接続モードのためのRS構成設定値を決定することは、RS利用可能性表示に基づいて、RS構成設定値を決定することを含む。
【0159】
[0172]第13の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、UEは、RRC解放メッセージとは別個のメッセージにおいてRS利用可能性情報を受信し、ここにおいて、非接続モードのためのRS構成設定値を決定することは、RS利用可能性情報に基づいてRS構成設定値を決定することを含む。
【0160】
[0173]第14の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、非接続モードのためのRS構成設定値を決定することは、UE設定値情報と、接続モードのUEに提供されたRS構成とに基づいて、RS構成設定値を決定することを含む。
【0161】
[0174]第15の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RS利用可能性情報は、接続モードのUEのための複数のRSリソースの中からの特定のRSリソース、接続モードのUEのための複数のRSリソースセットの中からの特定のRSリソースセット、非接続モードのためのRS構成のための満了時間、またはそれらの組合せを示す。
【0162】
[0175]第16の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、UEは、RS構成(たとえば、変更されたパラメータまたは完全な構成のいずれか)に対する調整を示すRS構成更新メッセージを受信する。
【0163】
[0176]第17の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、UEは、RS構成調整条件が満たされている(たとえば、非接続モードに入る)かどうかを決定し、RS構成調整条件が満たされていることに基づいてRS構成を調整する。
【0164】
[0177]第18の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RS送信の第1のサブキャリア間隔(SCS)は、非接続モードのUEのアクティブなBWPの第2のSCSと同じである。
【0165】
[0178]第19の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RS構成情報は、サブキャリア間隔(SCS)情報を含まない。
【0166】
[0179]第20の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RSは、RS構成設定値によって示されるRSの第1の帯域幅と、接続されていないUE(または接続モードのUE)のアクティブなBWPの第2の帯域幅との間の重複する帯域幅において受信される。
【0167】
[0180]第21の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RS構成情報は、RSが送信されるキャリアに関連付けられたキャリアインデックス情報を含む。
【0168】
[0181]第22の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、キャリアインデックスは、現在のサービングセルに関連付けられず、UEがキャリアインデックスに関連付けられた第2のセルにキャンプオンするとき、キャリアインデックスに関連付けられたRSを監視することをさらに備える。
【0169】
[0182]第23の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RSは、近隣セル測定、または関連するキャリアへのセル再選択後のサービングセル追跡および測定のために使用され得る。
【0170】
[0183]第24の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RSは、接続モードのUEによって監視されるCSI-RSまたはTRSであり、ここにおいて、接続モードのUEの関連するBWPの開始リソースブロック(RB)は、4ステップではなく、接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅(たとえば、RBの#)は、4ステップではない。
【0171】
[0184]第25の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、UEは、接続モードのUEによって監視されるRSの帯域幅を、非接続モードのためのRS構成のために、4RBの粒度を有する帯域幅と、4RBの粒度を有する開始RBとに修正する。
【0172】
[0185]第26の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、UEは、非接続モードのためのRS構成として接続モードのためのRS構成を使用し、非接続モードのUEは、RS構成によって示される帯域幅に基づいてRSを受信する。
【0173】
[0186]第27の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、UEは、非接続モードのUEのためのRS構成のために4RB未満の帯域幅粒度を使用する。
【0174】
[0187]第28の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、UEは、RS構成のための接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅情報を受信し、帯域幅情報に基づいてRS送信のための帯域幅を決定する。
【0175】
[0188]第29の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RSは、接続モードのUEによって監視されるCSI-RSであり、ここにおいて、接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅は、24リソースブロック(RB)未満である。
【0176】
[0189]第30の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、方法は、非接続モードのためのRS構成として接続モードのためのRS構成を使用することを備え、非接続モードのUEは、RS構成によって示される帯域幅に基づいてRSを受信する。
【0177】
[0190]第31の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、方法は、RS構成のための帯域幅を24RB未満になるように修正することをさらに備える。
【0178】
[0191]第32の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、UEは、RS構成のための接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅情報を受信し、帯域幅情報に基づいてRS送信のための帯域幅を決定する。
【0179】
[0192]第33の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RSは、接続モードのUEによって監視されるTRSであり、ここにおいて、接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅は、52リソースブロック(RB)未満である。
【0180】
[0193]第34の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、UEは、非接続モードのためのRS構成として接続モードのためのRS構成を使用し、非接続モードのUEは、RS構成によって示される帯域幅に基づいてRSを受信する。
【0181】
[0194]第35の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、UEは、RS構成のための接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅情報を受信し、帯域幅情報に基づいてRS送信のための帯域幅を決定する。
【0182】
[0195]第36の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、QCL情報は、TCI状態によって示され、ここにおいて、各RSリソースは、1つのSSBとQCLされる。
【0183】
[0196]第37の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、1つのSSBとQCLされたRSリソースは、同じビーム方向、同じビーム幅、またはその両方を有する。
【0184】
[0197]第38の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、1つのSSBとQCLされたRSリソースは、SSBの第2のビーム内にある第1のビームを有する。
【0185】
[0198]第39の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、複数のRSは、同じSSBとQCLされる。
【0186】
[0199]第40の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、複数のRSリソースは、複数のSSBのために構成され、各RSリソースは、異なるSSBに対応する。
【0187】
[0200]第41の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RSは、ワイドビームで送信される。
【0188】
[0201]第42の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、複数のRSは、UEによって受信され、ここにおいて、同じSSBとQCLされる各RSは、同じビーム(たとえば、ビーム幅および方向)を有する。
【0189】
[0202]第43の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RS送信は、ダウンリンク送信と重複し、ここにおいて、ダウンリンク送信は、PDCCH送信またはPDSCH送信である。
【0190】
[0203]第44の態様では、単独で、または上記態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、PDCCH送信は、ページングDCI送信またはページ表示(PI)であり、PDSCH送信は、ページングDCIまたはシステム情報ブロック(SIB)によってスケジュールされた送信である。
【0191】
[0204]第45の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、UEは、RS送信が送信されないと決定する。
【0192】
[0205]第46の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、UEは、ダウンリンク送信が、RS送信によってパンクチャリングされるか、またはRS送信の周りでレートマッチングされると決定する。
【0193】
[0206]第47の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、UEは、RS送信とダウンリンク送信の両方が送信されると決定する。
【0194】
[0207]第48の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、UEは、非接続モードにある間に、第1のセルから別のセルに移動し、追跡ループ更新および測定動作のために、他のセルに関連付けられた第2のRSに切り替わる。
【0195】
[0208]第49の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、UEは、第2のRSに切り替えた後、近隣セル測定のために第1のセルに関連付けられたRSを使用する。
【0196】
[0209]第50の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、UEは、ダウンリンクチャネル状態の量を決定し、ダウンリンクチャネル状態の量をしきい値と比較し、ダウンリンクチャネル状態の量がしきい値よりも大きいと決定したことに応答して、単一のダウンリンク送信ビームから第2のRS送信を受信する。
【0197】
[0210]第51の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、UEは、ダウンリンクチャネル状態の量を決定し、ダウンリンクチャネル状態の量をしきい値と比較し、ダウンリンクチャネル状態の量がしきい値未満であると決定したことに応答して、2つ以上のダウンリンク送信ビームから第2のRS送信を受信する。
【0198】
[0211]第52の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、UEは、各SSBに関連付けられたダウンリンク送信ビームについてのダウンリンクチャネル状態の量を決定し、ダウンリンクチャネル状態の最高の量を決定するために、2つ以上のSSBに関連付けられたダウンリンクチャネル状態の量を比較し、ダウンリンクチャネル状態の決定された最高の量に対応する特定のSSBに切り替え/特定のSSBを選択する。
【0199】
[0212]第53の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、ダウンリンクチャネル状態の量は、SINR、SNR、RSRP、RSRQ、またはRSSIを含む。
【0200】
[0213]第54の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RS構成は、繰返し設定値と、ポート数設定値と、周期設定値と、周波数領域密度設定値と、電力制御オフセット設定値とを含む。
【0201】
[0214]第55の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RS構成における繰返し設定値は、オンに設定される。
【0202】
[0215]第56の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1もしくは複数と組み合わせて、RS構成におけるポート数設定値は、1に設定される。
【0203】
[0216]したがって、ワイヤレス通信デバイスは、1つまたは複数の動作態様に従って、非接続モードで接続モードのRSを使用し得る。拡張された非接続モードのRS動作を実行することによって、スループットおよび信頼性が向上され得、そのような動作は、非接続モードで動作しているときの拡張を可能にし得る。
【0204】
[0217]図12は、本開示の態様に従って構成された、基地局などのネットワークエンティティによって実行される例示的なブロックを示す流れ図である。また、例示的なブロックは、図14に示されているように基地局105に関して説明される。図14は、本開示の一態様に従って構成された基地局105を示すブロック図である。基地局105は、図2および/または図4の基地局105について示されるように、構造と、ハードウェアと、構成要素とを含む。たとえば、基地局105は、メモリ282に記憶されたロジックまたはコンピュータ命令を実行するように動作し、ならびに基地局105の特徴および機能を与える基地局105の構成要素を制御するコントローラ/プロセッサ280を含む。基地局105は、コントローラ/プロセッサ280の制御下で、ワイヤレス無線機1401a~tおよびアンテナ234a~tを介して信号を送信および受信する。ワイヤレス無線機1401a~tは、基地局105について図2に示されているように、変調器/復調器232a~rと、MIMO検出器236と、受信プロセッサ238と、送信プロセッサ220と、TX MIMOプロセッサ230とを含む、様々な構成要素およびハードウェアを含む。図14の例に示されているように、メモリ282は、接続モードロジック1402と、非接続モードロジック1403と、RSロジック1404と、RS構成データ1405と、RSリソースデータ1406と、設定データ1407とを記憶する。
【0205】
[0218]ブロック1200において、基地局105などのワイヤレス通信デバイスは、非接続モードのUEのための基準信号(RS)構成設定値を決定する。たとえば、基地局105の非接続モードマネージャ440、非接続モードロジック1303、および/またはRSロジック1304は、図4図10を参照しながら説明されたように、非接続モードのUEのためのRS構成情報を決定する。基地局105の非接続モードマネージャ440、非接続モードロジック1303、および/またはRSロジック1304は、非接続モードのUEのためのRS構成情報を生成するために既存のRS設定値を調整し得るか、または、1つもしくは複数のネットワーク状態および/もしくはルールに基づいて非接続モードのUEのためのRS構成情報を生成し得る。
【0206】
[0219]ブロック1201において、基地局105は、非接続モードのUEのためのRS送信を生成する。たとえば、基地局105の非接続モードマネージャ440、非接続モードロジック1303、および/またはRSロジック1304は、図4図10を参照しながら説明されたように、非接続モードのUEのためのRS構成設定値を使用して、非接続モードのUEのためのRS送信454を生成する。例示のために、基地局105のRSロジック1304は、RS構成設定値によって示されるRSパラメータに従って、既存のRSのパラメータを調整するか、または新しいRSを生成し得る。RSは、非接続モードのUEのみのためのもの、または非接続モードのUEおよび接続モードのUEのためのものであり得る。
【0207】
[0220]ブロック1202において、基地局105は、RS構成設定値に基づいてRS送信を送信する。たとえば、基地局105の非接続モードマネージャ440、非接続モードロジック1303、および/またはRSロジック1304は、図4図10を参照しながら説明されたように、ワイヤレス無線機1401a~tおよびアンテナ234a~tを使用して、RS構成(たとえば、444/1306)に従ってRS送信454を送信する。例示のために、基地局105のRSロジック1304は、RS構成設定値に基づいて送信パラメータを調整し得る。RS送信454は、非接続モードのUEのみのためのもの、または非接続モードのUEおよび接続モードのUEのためのものであり得る。RS送信454は、PDCCH送信および/またはPDSCH送信を含むか、またはそれらに対応し得る。
【0208】
[0221]ネットワークエンティティ(たとえば、基地局105)は、他の実装形態では、追加のブロックを実行し得る(または、ネットワークエンティティは、追加の動作をさらに実行するように構成され得る)。たとえば、基地局105は、上記で説明された1つまたは複数の動作を実行し得る。別の例として、基地局105は、以下に提示される、1つまたは複数の態様を実行し得る。
【0209】
[0222]第1の態様では、RS送信は、接続モードのRSである。
【0210】
[0223]第2の態様では、単独で、または第1の態様と組み合わせて、RS送信は、専用の非接続モードのRSである。
【0211】
[0224]第3の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、非接続モードは、RRC非アクティブモードまたはRRCアイドルモードである。
【0212】
[0225]第4の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RS送信はCSI-RSである。
【0213】
[0226]第5の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RS送信はTRSである。
【0214】
[0227]第6の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、ネットワークエンティティ(たとえば、基地局105)は、RS送信に基づいてページングメッセージを送信し、ページングメッセージに基づいて特定のUEを非接続モードから接続モードに遷移させる。
【0215】
[0228]第7の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、ネットワークエンティティ(たとえば、基地局105)は、RS構成設定値を示すブロードキャストメッセージを送信する。
【0216】
[0229]第8の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、ネットワークエンティティは、RS構成設定値を示すRS構成メッセージを送信し、RS送信を送信し、RRC解放メッセージを送信する。
【0217】
[0230]第9の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、非接続モードのためのRS構成設定値を決定することは、接続モードのためのRS設定値情報に基づいて、RS構成設定値を決定することを含む。
【0218】
[0231]第10の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、非接続モードのためのRS構成は、限られた持続時間を有する。
【0219】
[0232]第11の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RRC解放メッセージは、RS利用可能性表示を含み、ここにおいて、非接続モードのためのRS構成設定値を決定することは、RS利用可能性表示に基づいて、RS構成設定値を決定することを含む。
【0220】
[0233]第12の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、ネットワークエンティティは、RRC解放メッセージとは別個のメッセージにおいてRS利用可能性情報を送信し、ここにおいて、非接続モードのためのRS構成設定値を決定することは、RS利用可能性情報に基づいてRS構成設定値を決定することを含む。
【0221】
[0234]第13の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、非接続モードのためのRS構成設定値を決定することは、ネットワークエンティティ設定値情報と、接続モードのデバイスに提供されたRS構成とに基づいて、RS構成設定値を決定することを含む。
【0222】
[0235]第14の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RS利用可能性情報は、接続モードのデバイスのための複数のRSリソースの中からの特定のRSリソース、接続モードのデバイスのための複数のRSリソースセットの中からの特定のRSリソースセット、非接続モードのためのRS構成のための満了時間、またはそれらの組合せを示す。
【0223】
[0236]第15の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、ネットワークエンティティは、RS構成に対する調整を示すRS構成更新メッセージを送信する。
【0224】
[0237]第16の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、ネットワークエンティティは、RS構成調整条件が満たされているかどうかを決定し、RS構成調整条件が満たされていることに基づいてRS構成を調整する。
【0225】
[0238]第17の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RS送信の第1のサブキャリア間隔(SCS)は、非接続モードのデバイスのアクティブなBWPの第2のSCSと同じである。
【0226】
[0239]第18の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RS構成情報は、サブキャリア間隔(SCS)情報を含まない。
【0227】
[0240]第19の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RSは、RS構成設定値によって示されるRSの第1の帯域幅と、接続されていないデバイス(または接続モードのデバイス)のアクティブなBWPの第2の帯域幅との間の重複する帯域幅において受信される。
【0228】
[0241]第20の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RS構成情報は、RSが送信されるキャリアに関連付けられたキャリアインデックス情報を含む。
【0229】
[0242]第21の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RSは、接続モードのデバイスによって監視されるCSI-RSまたはTRSであり、ここにおいて、接続モードのデバイスの関連するBWPの開始リソースブロック(RB)は、4ステップではなく、接続モードのデバイスの関連するBWPの帯域幅は、4ステップではない。
【0230】
[0243]第22の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、ネットワークエンティティは、接続モードのデバイスによって監視されるRSの帯域幅を、非接続モードのためのRS構成のために、4RBの粒度を有する帯域幅と、4RBの粒度を有する開始RBとに修正する。
【0231】
[0244]第23の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、方法は、接続モードのためのRS構成を、非接続モードのためのRS構成として使用することを備える。
【0232】
[0245]第24の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、方法は、非接続モードのUEのためのRS構成のために4RB未満の帯域幅粒度を使用することをさらに備える。
【0233】
[0246]第25の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、ネットワークエンティティは、RS構成のための接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅情報を送信し、帯域幅情報に基づいてRS送信のための帯域幅を決定する。
【0234】
[0247]第26の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RSは、接続モードのデバイスによって監視されるCSI-RSであり、ここにおいて、接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅は、24リソースブロック(RB)未満である。
【0235】
[0248]第27の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、ネットワークエンティティは、非接続モードのためのRS構成として接続モードのためのRS構成を使用し、非接続モードのデバイスは、RS構成によって示される帯域幅に基づいてRSを受信する。
【0236】
[0249]第28の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、ネットワークエンティティは、RS構成のための帯域幅を、24RB未満になるように修正する。
【0237】
[0250]第29の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、ネットワークエンティティは、RS構成のための接続モードのデバイスの関連するBWPの帯域幅情報を送信し、帯域幅情報に基づいてRS送信のための帯域幅を決定する。
【0238】
[0251]第30の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RSは、接続モードのデバイスによって監視されるTRSであり、ここにおいて、接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅は、52リソースブロック(RB)未満である。
【0239】
[0252]第31の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、ネットワークエンティティは、非接続モードのためのRS構成として接続モードのためのRS構成を使用し、非接続モードのデバイスは、RS構成によって示される帯域幅に基づいてRSを受信する。
【0240】
[0253]第32の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、ネットワークエンティティは、RS構成のための接続モードのデバイスの関連するBWPの帯域幅情報を送信し、帯域幅情報に基づいてRS送信のための帯域幅を決定する。
【0241】
[0254]第33の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、QCL情報は、TCI状態によって示され、ここにおいて、各RSリソースは、1つのSSBとQCLされる。
【0242】
[0255]第34の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、1つのSSBとQCLされたRSリソースは、同じビーム方向、同じビーム幅、またはその両方を有する。
【0243】
[0256]第35の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、1つのSSBとQCLされたRSリソースは、SSBの第2のビーム内にある第1のビームを有する。
【0244】
[0257]第36の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、複数のRSは、同じSSBとQCLされる。
【0245】
[0258]第37の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、複数のRSリソースは、複数のSSBのために構成され、各RSリソースは、異なるSSBに対応する。
【0246】
[0259]第38の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RSは、ワイドビームで送信される。
【0247】
[0260]第39の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、複数のRSは、UEによって受信され、ここにおいて、同じSSBとQCLされる各RSは、同じビームを有する。
【0248】
[0261]第40の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RS送信は、ダウンリンク送信と重複し、ここにおいて、ダウンリンク送信は、PDCCH送信またはPDSCH送信である。
【0249】
[0262]第41の態様では、単独で、または上記態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、PDCCH送信は、ページングDCI送信またはページ表示(PI)であり、PDSCH送信は、ページングDCIまたはシステム情報ブロック(SIB)によってスケジュールされた送信である。
【0250】
[0263]第42の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、ネットワークエンティティは、ダウンリンク送信が、RS送信によってパンクチャリングされるか、またはRS送信の周りでレートマッチングされると決定する。
【0251】
[0264]第43の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、ネットワークエンティティは、RS送信を送信することを決定し、ダウンリンク送信が送信される。
【0252】
[0265]第44の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、RS構成は、繰返し設定値と、ポート数設定値と、周期設定値と、周波数領域密度設定値と、電力制御オフセット設定値とを含む。
【0253】
[0266]第45の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、ネットワークエンティティは、RS構成における繰返し設定値をオンに調整する。
【0254】
[0267]第46の態様では、単独で、または上記の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせて、ネットワークエンティティは、RSのために構成されたポートの数を1まで低減する。
【0255】
[0268]したがって、ワイヤレス通信デバイスは、1つまたは複数の動作態様に従って、非接続モードで接続モードのRSを使用し得る。拡張された非接続モードのRS動作を実行することによって、スループットおよび信頼性が向上され得、そのような動作は、非接続モードで動作しているときの拡張を可能にし得る。
【0256】
[0269]当業者は、情報および信号が、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを理解するであろう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
【0257】
[0270]図1図14を参照しながら本明細書で説明された構成要素、機能ブロック、およびモジュールは、他の例の中でも、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子構成要素、ロジック回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコード、またはそれらの任意の組合せを含む。さらに、本明細書で説明された特徴は、専用プロセッサ回路を介して、実行可能命令を介して、またはそれらの組合せを介して実装され得る。
【0258】
[0271]さらに、本明細書の開示に関して説明された様々な例示的なロジックブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概してそれらの機能に関して上記で説明された。そのような機能がハードウェアとして実装されるのかソフトウェアとして実装されるのかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明された機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の判断は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈されるべきではない。当業者はまた、本明細書で説明された構成要素、方法、または相互作用の順序あるいは組合せは例にすぎないこと、および本開示の様々な態様の構成要素、方法、または相互作用は、本明細書で例示され、説明されたもの以外の方法で組み合わせられるかまたは実行され得ることを容易に認識するであろう。
【0259】
[0272]本明細書で開示された実装形態に関して説明された様々な例示的なロジック、ロジックブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムプロセスは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得る。ハードウェアとソフトウェアの互換性が、概して機能に関して説明され、上記で説明された様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路およびプロセスにおいて示された。そのような機能がハードウェアで実装されるのかソフトウェアで実装されるのかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。
【0260】
[0273]本明細書で開示された態様に関して説明された様々な例示的なロジック、ロジックブロック、モジュールおよび回路を実装するために使用される、ハードウェアおよびデータ処理装置は、汎用シングルチップまたはマルチチッププロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブルロジックデバイス、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明された機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ、あるいは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。いくつかの実装形態では、プロセッサは、DSPとマイクロプロセッサとの組合せなどのコンピューティングデバイスの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。いくつかの実装形態では、特定のプロセスおよび方法は、所与の機能に固有である回路によって実施され得る。
【0261】
[0274]1つまたは複数の態様では、説明された機能は、本明細書で開示された構造を含むハードウェア、デジタル電子回路、コンピュータソフトウェア、ファームウェア、およびそれらの上記構造の構造的等価物において、またはそれらの任意の組合せにおいて実装され得る。また、本明細書で説明された主題の実装形態は、1つまたは複数のコンピュータプログラムとして、すなわち、データ処理装置が実行するためにコンピュータ記憶媒体上に符号化された、またはデータ処理装置の動作を制御するための、コンピュータプログラム命令の1つまたは複数のモジュールとして、実装され得る。
【0262】
[0275]ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。本明細書で開示された方法またはアルゴリズムのプロセスは、コンピュータ可読媒体上に存在し得るプロセッサ実行可能ソフトウェアモジュールで実装され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所にコンピュータプログラムを転送することを可能にされ得る任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、電気消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM(登録商標))、CD-ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を含み得る。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれ得る。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。さらに、方法またはアルゴリズムの動作は、コンピュータプログラム製品に組み込まれ得る、機械可読媒体およびコンピュータ可読媒体上のコードおよび命令の1つまたは任意の組合せ、あるいはそのセットとして存在し得る。
【0263】
[0276]本開示で説明された実装形態への様々な修正は当業者には容易に明らかであり得、本明細書で定義された一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなくいくつかの他の実装形態に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書で示された実装形態に限定されるものではなく、本開示と、本明細書で開示された原理および新規の特徴とに一致する、最も広い範囲を与えられるべきである。
【0264】
[0277]さらに、「上側」および「下側」という用語は、図の説明を簡単にするために時々使用され、適切に配向されたページ上の図の配向に対応する相対位置を示し、実装された任意のデバイスの適切な配向を反映しないことがあることを、当業者は容易に諒解されよう。
【0265】
[0278]また、別個の実装形態の文脈で本明細書において説明されたいくつかの特徴は、単一の実装形態において組合せで実装され得る。また、逆に、単一の実装形態に関して説明された様々な特徴は、複数の実装形態において別個に、または任意の好適な部分組合せで実装され得る。さらに、特徴が、特定の組合せで作用するものとして上記に記載され、最初にそのように請求されることもあるが、請求される組合せからの1つまたは複数の特徴は、場合によっては、その組合せから削除されることがあり、請求される組合せは、部分組合せ、または部分組合せの変形形態を対象とすることがある。
【0266】
[0279]同様に、動作が特定の順序で図面において示されているが、これは、望ましい結果を達成するために、そのような動作が示される特定の順序で、もしくは逐次的な順序で実行されること、または、すべての示される動作が実行されることを要求するものとして理解されるべきではない。さらに、図面は、フロー図の形態でもう1つの例示的なプロセスを概略的に図示し得る。しかしながら、図示されていない他の動作が、概略的に示される例示的なプロセスに組み込まれ得る。たとえば、1つまたは複数の追加の動作が、図示の動作のうちのいずれかの前に、後に、同時に、またはそれらの間に実行され得る。いくつかの状況では、マルチタスキングおよび並列処理が有利であり得る。その上、上記で説明された実装形態における様々なシステム構成要素の分離は、すべての実装形態においてそのような分離を必要とするものとして理解されるべきでなく、説明されたプログラム構成要素およびシステムは、概して、単一のソフトウェア製品において互いに一体化されるか、または複数のソフトウェア製品にパッケージングされ得ることを理解されたい。さらに、いくつかの他の実装形態が以下の特許請求の範囲内に入る。場合によっては、特許請求の範囲に記載の行為は、異なる順序で実施され、依然として望ましい結果を達成し得る。
【0267】
[0280]特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、2つ以上の項目の列挙中で使用されるとき、「または」という用語は、列挙された項目のうちのいずれか1つが単独で採用され得ること、または列挙された項目のうちの2つ以上の任意の組合せが採用され得ることを意味する。たとえば、組成が構成要素A、B、またはCを含んでいるものとして説明される場合、その組成は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、AとCの組合せ、BとCの組合せ、またはAとBとCの組合せを含んでいることがある。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、「のうちの少なくとも1つ」で終わる項目の列挙中で使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)あるいは任意のこれらの組合せにおけるこれらのうちのいずれかを意味するような選言的列挙を示す。「実質的に」という用語は、当業者によって理解されるように、大部分が指定されるものであるが、必ずしも完全に指定されるものではない(および指定されるものを含む、たとえば、実質的に90度は、90度を含み、実質的に平行は、平行を含む)として定義される。任意の開示された実装形態では、「実質的に」という用語は、指定されるもの「の[割合]内の」で置換され得、ここで、割合は、.1(コンマ1)、1、5、または10パーセントを含む。
【0268】
[0281]本開示の以上の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるように提供されたものである。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明された例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示された原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
【付録】
【0269】
【0270】
【0271】
【0272】
【0273】
【0274】
【0275】
【0276】
【0277】
【0278】
【0279】
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
【手続補正書】
【提出日】2023-04-19
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワイヤレス通信の方法であって、
ユーザ機器(UE)によって、非接続モードで動作することと、
前記UEによって、前記非接続モードのための基準信号(RS)構成設定値を決定することと、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて基準信号を監視することと、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて前記非接続モードでRS送信を受信することと、
を備える、方法。
【請求項2】
前記RS送信は、接続モードのRS送信または専用の非接続モードのRS送信である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記非接続モードは、無線リソース制御(RRC非アクティブモードまたはRRCアイドルモードである、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記RS送信は、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)または追跡基準信号(TRS)である、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記RS送信は、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)または追跡基準信号(TRS)であり、
前記UEによって、前記RS送信に基づいてページングメッセージを受信することと、
前記UEによって、前記ページングメッセージに基づいて、前記非接続モードから接続モードに切り替わることと、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記非接続モードのための前記RS構成設定値を決定することは、
前記非接続モードで動作している間、または第2のネットワークエンティティに接続されている間に、ネットワークエンティティからブロードキャストメッセージを受信することと、
前記ブロードキャストメッセージに基づいて前記RS構成設定値を決定することと、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記RS構成設定値は、接続モードで前記UEに提供されたRS構成に対応し、
前記方法は、前記非接続モードで動作する前に、
前記UEによって、前記接続モードにある間に、ネットワークエンティティからRS構成を受信することと、
前記UEによって、前記接続モードにある間に、前記ネットワークエンティティからRS送信を受信することと、
前記UEによって、前記ネットワークエンティティから無線リソース制御(RRC解放メッセージを受信することと、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記非接続モードのための前記RS構成設定値を決定することは、
前記接続モードのための受信されたRS設定値情報に基づいて、前記RS構成設定値を決定すること、
を含む、請求項に記載の方法。
【請求項9】
前記非接続モードのための前記RS構成は、限られた持続時間を有する、請求項に記載の方法。
【請求項10】
前記UEによって、前記RRC解放メッセージとは別個のメッセージにおいてRS利用可能性情報を受信すること、ここにおいて、前記非接続モードのための前記RS構成設定値を決定することは、前記RS利用可能性情報に基づいて前記RS構成設定値を決定することを含む、
をさらに備える、請求項に記載の方法。
【請求項11】
前記RRC解放メッセージとは別個の前記メッセージは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)メッセージを備える、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記RS利用可能性情報は、接続モードのUEのための複数のRSリソースの中からの特定のRSリソース、接続モードのUEのための複数のRSリソースセットの中からの特定のRSリソースセット、前記非接続モードのための前記RS構成のための満了時間、またはそれらの組合せを示す、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
ワイヤレス通信のために構成された装置であって、前記装置は、
プロセッサ可読コードを記憶するメモリと、
前記メモリに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと、
を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
ユーザ機器(UE)によって、非接続モードで動作することと、
前記UEによって、前記非接続モードのための基準信号(RS)構成設定値を決定することと、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて基準信号を監視することと、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて前記非接続モードでRS送信を受信することと、
を行うように構成される、装置。
【請求項14】
前記プロセッサは、
RS利用可能性情報を受信すること、ここにおいて、前記RS利用可能性情報は、接続モードにおいて複数のRSリソースが前記UEのために構成された場合、どのRSリソースが利用可能であるかを示す、
を行うようにさらに構成される、請求項13に記載の装置。
【請求項15】
前記複数のRSリソースは、前記構成された複数のRSリソースのための識別子のリストによって示される、請求項14に記載の装置。
【請求項16】
前記プロセッサは、
RS利用可能性情報を受信すること、ここにおいて、前記RS利用可能性情報は、前記UEが無線リソース制御(RRC)非アクティブモードまたはアイドルモードに入ったときに前記RSリソースが利用可能であるページングサイクルにおける満了時間を示す、
を行うようにさらに構成される、請求項13に記載の装置。
【請求項17】
前記RS送信の第1のサブキャリア間隔(SCS)は、接続モードのUEのアクティブな帯域幅部分(BWPの第2のSCSと同じである、請求項13に記載の装置
【請求項18】
前記プロセッサは、
記RS構成設定値を示すRS構成情報を受信すること、ここにおいて、前記RS構成情報は、サブキャリア間隔(SCS)情報を含まない、
を行うようにさらに構成される、請求項13に記載の装置
【請求項19】
前記RSは、前記RS構成設定値によって示される前記RSの第1の帯域幅と、前記非接続モードのUEのアクティブな帯域幅部分(BWPの第2の帯域幅との間の重複する帯域幅において受信される、請求項13に記載の装置
【請求項20】
前記RSは、接続モードのUEによって監視されるCSI-RSまたはTRSであり、前記接続モードのUEの関連する帯域幅部分(BWPの開始リソースブロック(RB)は、4ステップではなく、前記接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅は、4ステップではない、請求項13に記載の装置
【請求項21】
前記RSは、接続モードのUEによって監視されるCSI-RSであり、
前記接続モードのUEの関連する帯域幅部分(BWPの帯域幅は、24リソースブロック(RB)未満である、
請求項13に記載の装置
【請求項22】
前記RSは、接続モードのUEによって監視されるTRSであり、
前記接続モードのUEの関連する帯域幅部分(BWPの帯域幅は、52リソースブロック(RB)未満である、請求項13に記載の装置
【請求項23】
ワイヤレス通信のために構成された装置であって、
ユーザ機器(UE)によって、非接続モードで動作するための手段と、
前記UEによって、前記非接続モードのための基準信号(RS)構成設定値を決定するための手段と、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて基準信号を監視するための手段と、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて、前記非接続モードでRS送信を受信するための手段と、
を備える、装置。
【請求項24】
擬似コロケーション情報は、TCI状態によって示され、各RSリソースは、1つの同期信号ブロック(SSB擬似コロケートされる、請求項23に記載の装置
【請求項25】
1つのSSBと擬似コロケートされた特定のRSリソースは、同じビーム方向、同じビーム幅、またはその両方を有する、請求項24に記載の装置
【請求項26】
複数のRSリソースは、同じSSBと擬似コロケートされる、請求項24に記載の装置
【請求項27】
複数のRSリソースは、複数のSSBのために構成され、各RSリソースは、異なるSSBに対応する、請求項24に記載の装置
【請求項28】
命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、プロセッサによって実行されたとき、前記プロセッサに、
ユーザ機器(UE)によって、非接続モードで動作することと、
前記UEによって、前記非接続モードのための基準信号(RS)構成設定値を決定することと、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて基準信号を監視することと、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて前記非接続モードでRS送信を受信することと、
を備える動作を実行させる、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項29】
複数のRSは、前記UEによって受信され、同じ同期信号ブロック(SSB擬似コロケートされた各RSは、同じビームを有する、請求項28に記載の非一時的コンピュータ可読媒体
【請求項30】
前記RS構成設定値、周期設定値、電力制御オフセット設定値、またはその両方を含む、請求項28に記載の非一時的コンピュータ可読媒体
【請求項31】
前記RS構成設定値は、前記周期設定値を含み、前記周期設定値は、periodicityAndOffsetリソースを含む、請求項30に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項32】
前記RS構成設定値は、前記電力制御オフセット設定値を含み、前記電力制御オフセット設定値は、powerControlOffsetリソースを備え、前記powerControlOffsetリソースは、前記RS送信と、関連するページングPDCCHおよびページングPDSCHメッセージとの間の電力差、または、前記RS送信と、擬似コロケートされた同期信号ブロック(SSB)送信との間の電力差を示す、請求項30に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項33】
ワイヤレス通信の方法であって、
ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのための基準信号(RS)構成設定値を決定することと、
前記ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのためのRS送信を生成することと、
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成設定値に基づいて、前記RS送信を送信することと、
を備える、方法。
【請求項34】
前記RS送信の第1のサブキャリア間隔(SCS)は、接続モードのUEのアクティブな帯域幅部分(BWP)の第2のSCSと同じである、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記RS送信は、前記RS構成設定値によって示される前記RSの第1の帯域幅と、前記非接続モードのUEのアクティブな帯域幅部分(BWP)の第2の帯域幅との間の重複する帯域幅において受信される、請求項33に記載の方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0268
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0268】
[0281]本開示の以上の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるように提供されたものである。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明された例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示された原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信の方法であって、
ユーザ機器(UE)によって、非接続モードで動作することと、
前記UEによって、前記非接続モードのための基準信号(RS)構成設定値を決定することと、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて基準信号を監視することと、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて前記非接続モードでRS送信を受信することと、
を備える、方法。
[C2]
前記RS送信は、接続モードのRSである、C1に記載の方法。
[C3]
前記RS送信は、専用の非接続モードのRSである、C1に記載の方法。
[C4]
前記非接続モードは、RRC非アクティブモードまたはRRCアイドルモードである、C1に記載の方法。
[C5]
前記RS送信はCSI-RSである、C1に記載の方法。
[C6]
前記RS送信はTRSである、C5に記載の方法。
[C7]
前記UEによって、前記RS送信に基づいてページングメッセージを受信することと、
前記UEによって、前記ページングメッセージに基づいて、前記非接続モードから接続モードに切り替わることと、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C8]
前記非接続モードのための前記RS構成設定値を決定することは、
前記非接続モードで動作している間、または第2のネットワークエンティティに接続されている間に、ネットワークエンティティからブロードキャストメッセージを受信することと、
前記ブロードキャストメッセージに基づいて前記RS構成設定値を決定することと、
を含む、C1に記載の方法。
[C9]
前記RS構成は、接続モードで前記UEに提供されたRS構成に対応し、
前記方法は、前記非接続モードで動作する前に、
前記UEによって、前記接続モードにある間に、ネットワークエンティティからRS構成を受信することと、
前記UEによって、前記接続モードにある間に、前記ネットワークエンティティからRS送信を受信することと、
前記UEによって、前記ネットワークエンティティからRRC解放メッセージを受信することと、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C10]
前記非接続モードのための前記RS構成設定値を決定することは、
前記接続モードのための前記受信されたRS設定値情報に基づいて、前記RS構成設定値を決定すること、
を含む、C9に記載の方法。
[C11]
前記非接続モードのための前記RS構成は、限られた持続時間を有する、C9に記載の方法。
[C12]
前記RRC解放メッセージは、RS利用可能性表示を含み、
前記非接続モードのための前記RS構成設定値を決定することは、前記RS利用可能性表示に基づいて、前記RS構成設定値を決定することを含む、C9に記載の方法。
[C13]
前記UEによって、前記RRC解放メッセージとは別個のメッセージにおいてRS利用可能性情報を受信すること、ここにおいて、前記非接続モードのための前記RS構成設定値を決定することは、前記RS利用可能性情報に基づいて前記RS構成設定値を決定することを含む、
をさらに備える、C9に記載の方法。
[C14]
前記RS利用可能性情報は、接続モードのUEのための複数のRSリソースの中からの特定のRSリソース、接続モードのUEのための複数のRSリソースセットの中からの特定のRSリソースセット、前記非接続モードのための前記RS構成のための満了時間、またはそれらの組合せを示す、C13に記載の方法。
[C15]
前記非接続モードのための前記RS構成設定値を決定することは、UE設定値情報と、前記接続モードの前記UEに提供された前記RS構成とに基づいて、前記RS構成設定値を決定することを含む、C9に記載の方法。
[C16]
前記UEによって、RS構成に対する調整を示すRS構成更新メッセージを受信すること、をさらに備える、C9に記載の方法。
[C17]
前記UEによって、RS構成調整条件が満たされているかどうかを決定することと、
前記UEによって、前記RS構成調整条件が満たされていることに基づいて、前記RS構成を調整することと、
をさらに備える、C9に記載の方法。
[C18]
前記RS送信の第1のサブキャリア間隔(SCS)は、接続モードのUEのアクティブなBWPの第2のSCSと同じである、C1に記載の方法。
[C19]
前記UEによって、前記RS構成を示すRS構成情報を受信すること、ここにおいて、前記RS構成情報は、サブキャリア間隔(SCS)情報を含まない、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C20]
前記RSは、前記RS構成設定値によって示される前記RSの第1の帯域幅と、前記非接続モードのUEのアクティブなBWPの第2の帯域幅との間の重複する帯域幅において受信される、C1に記載の方法。
[C21]
前記UEによって、前記RS構成を示すRS構成情報を受信すること、ここにおいて、前記RS構成情報は、前記RSが送信されるキャリアに関連付けられたキャリアインデックス情報を含む、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C22]
前記キャリアインデックスは、現在のサービングセルに関連付けられてなく、
前記UEが前記キャリアインデックスに関連付けられた第2のセルにキャンプオンするとき、前記UEによって、前記キャリアインデックスに関連付けられた前記RSを監視すること、をさらに備える、C21に記載の方法。
[C23]
前記RSは、近隣セル測定、または前記関連付けられたキャリアへのセル再選択後のサービングセル追跡および測定のために使用され得る、C22に記載の方法。
[C24]
前記RSは、接続モードのUEによって監視されるCSI-RSまたはTRSであり、
前記接続モードのUEの関連するBWPの開始リソースブロック(RB)は、4ステップではなく、
前記接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅は、4ステップではない、C1に記載の方法。
[C25]
接続モードのUEによって監視されるRSの帯域幅を、前記非接続モードのための前記RS構成のために、4RBの粒度を有する帯域幅と、4RBの粒度を有する開始RBとに修正することをさらに備える、C24に記載の方法。
[C26]
前記非接続モードのための前記RS構成として、接続モードのためのRS構成を使用することをさらに備え、
前記非接続モードのUEは、前記RS構成によって示される前記帯域幅に基づいて前記RSを受信する、
C24に記載の方法。
[C27]
前記非接続モードのUEのための前記RS構成のために、4RB未満の帯域幅粒度を使用することをさらに備える、C24に記載の方法。
[C28]
前記UEによって、前記RS構成のための前記接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅情報を受信することと、
前記UEによって、前記帯域幅情報に基づいて前記RS送信のための帯域幅を決定することと、
をさらに備える、C24に記載の方法。
[C29]
前記RSは、接続モードのUEによって監視されるCSI-RSであり、
前記接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅は、24リソースブロック(RB)未満である、
C1に記載の方法。
[C30]
前記非接続モードのための前記RS構成として、接続モードのためのRS構成を使用することをさらに備え、
前記非接続モードのUEは、前記RS構成によって示される前記帯域幅に基づいて前記RSを受信する、
C29に記載の方法。
[C31]
前記RS構成のための帯域幅を24RB未満になるように修正することをさらに備える、C29に記載の方法。
[C32]
前記UEによって、前記RS構成のための前記接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅情報を受信することと、
前記UEによって、前記帯域幅情報に基づいて前記RS送信のための帯域幅を決定することと、
をさらに備える、C29に記載の方法。
[C33]
前記RSは、接続モードのUEによって監視されるTRSであり、
前記接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅は、52リソースブロック(RB)未満である、C1に記載の方法。
[C34]
前記非接続モードのための前記RS構成として、接続モードのためのRS構成を使用することをさらに備え、
前記非接続モードのUEは、前記RS構成によって示される前記帯域幅に基づいて前記RSを受信する、C33に記載の方法。
[C35]
前記UEによって、前記RS構成のための前記接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅情報を受信することと、
前記UEによって、前記帯域幅情報に基づいて前記RS送信のための帯域幅を決定することと、
をさらに備える、C33に記載の方法。
[C36]
QCL情報は、TCI状態によって示され、
各RSリソースは、1つのSSBとQCLされる、C1に記載の方法。
[C37]
1つのSSBとQCLされたRSリソースは、同じビーム方向、同じビーム幅、またはその両方を有する、C36に記載の方法。
[C38]
1つのSSBとQCLされたRSリソースは、前記SSBの第2のビーム内にある第1のビームを有する、C36に記載の方法。
[C39]
複数のRSは、同じSSBとQCLされる、C36に記載の方法。
[C40]
複数のRSリソースは、複数のSSBのために構成され、各RSリソースは、異なるSSBに対応する、C36に記載の方法。
[C41]
前記RSは、ワイドビームで送信される、C1に記載の方法。
[C42]
複数のRSは、前記UEによって受信され、同じSSBとQCLされた各RSは、同じビームを有する、C1に記載の方法。
[C43]
前記RS送信は、ダウンリンク送信と重複し、
前記ダウンリンク送信は、PDCCH送信またはPDSCH送信である、C1に記載の方法。
[C44]
前記PDCCH送信は、ページングDCI送信またはページ表示(PI)であり、
前記PDSCH送信は、ページングDCIまたはシステム情報ブロック(SIB)によってスケジュールされた送信である、C43に記載の方法。
[C45]
前記UEによって、前記RS送信が送信されないと決定すること、
をさらに備える、C43に記載の方法。
[C46]
前記UEによって、前記ダウンリンク送信が、前記RS送信によってパンクチャリングされるか、または前記RS送信の周りでレートマッチングされると決定すること、
をさらに備える、C43に記載の方法。
[C47]
前記UEによって、前記RS送信と前記ダウンリンク送信の両方が送信されると決定すること、
をさらに備える、C43に記載の方法。
[C48]
前記UEによって、前記非接続モードにある間に、第1のセルから別のセルに移動することと、
前記UEによって、追跡ループ更新および測定動作のために、前記他のセルに関連付けられた第2のRSに切り替わることと、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C49]
前記第2のRSに切り替えた後、
近隣セル測定のために、前記第1のセルに関連付けられた前記RSを使用すること、
をさらに備える、C48に記載の方法。
[C50]
前記UEによって、ダウンリンクチャネル状態の量を決定することと、
前記UEによって、前記ダウンリンクチャネル状態の前記量をしきい値と比較することと、
前記UEによって、前記ダウンリンクチャネル状態の前記量が前記しきい値よりも大きいと決定したことに応答して、単一のダウンリンク送信ビームから第2のRS送信を受信することと、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C51]
前記UEによって、ダウンリンクチャネル状態の量を決定することと、
前記UEによって、前記ダウンリンクチャネル状態の前記量をしきい値と比較することと、
前記ダウンリンクチャネル状態の前記量が前記しきい値未満であると決定したことに応答して、前記UEによって、2つ以上のダウンリンク送信ビームから第2のRS送信を受信することと、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C52]
前記UEによって、各SSBに関連付けられたダウンリンク送信ビームについてのダウンリンクチャネル状態の量を決定することと、
前記UEによって、前記ダウンリンクチャネル状態の最高の量を決定するために、2つ以上のSSBに関連付けられた前記ダウンリンクチャネル状態の前記量を比較することと、
前記UEによって、前記ダウンリンクチャネル状態の前記決定された最高の量に対応する特定のSSBを選択することと、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C53]
前記ダウンリンクチャネル状態の前記量は、SINR、SNR、RSRP、RSRQ、またはRSSIを含む、C50から52のいずれか一項に記載の方法。
[C54]
前記RS構成は、繰返し設定値と、ポート数設定値と、周期設定値と、周波数領域密度設定値と、電力制御オフセット設定値とを含む、C1に記載の方法。
[C55]
前記RS構成における前記繰返し設定値は、オンに設定される、C54に記載の方法。
[C56]
前記RS構成における前記ポート数設定値は、1に設定される、C54に記載の方法。
[C57]
ワイヤレス通信の方法であって、
ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのための基準信号(RS)構成設定値を決定することと、
前記ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのためのRS送信を生成することと、
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成設定値に基づいて、前記RS送信を送信することと、
を備える、方法。
[C58]
前記RS送信は、接続モードのRSである、C57に記載の方法。
[C59]
前記RS送信は、専用の非接続モードのRSである、C57に記載の方法。
[C60]
前記非接続モードは、RRC非アクティブモードまたはRRCアイドルモードである、C57に記載の方法。
[C61]
前記RS送信はCSI-RSである、C57に記載の方法。
[C62]
前記RS送信はTRSである、C61に記載の方法。
[C63]
前記ネットワークエンティティによって、前記RS送信に基づいてページングメッセージを送信することと、
前記ネットワークエンティティによって、前記ページングメッセージに基づいて、特定のUEを、前記非接続モードから接続モードに遷移させることと、
をさらに備える、C57に記載の方法。
[C64]
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成設定値を示すブロードキャストメッセージを送信すること、
をさらに備える、C57に記載の方法。
[C65]
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成設定値を示すRS構成メッセージを送信することと、
前記ネットワークエンティティによって、RS送信を送信することと、
前記ネットワークエンティティによって、RRC解放メッセージを送信することと、
をさらに備える、C57に記載の方法。
[C66]
前記非接続モードのための前記RS構成設定値を決定することは、
接続モードのためのRS設定値情報に基づいて、前記RS構成設定値を決定すること、
を含む、C65に記載の方法。
[C67]
前記非接続モードのための前記RS構成は、限られた持続時間を有する、C65に記載の方法。
[C68]
前記RRC解放メッセージは、RS利用可能性表示を含み、
前記非接続モードのための前記RS構成設定値を決定することは、前記RS利用可能性表示に基づいて、前記RS構成設定値を決定することを含む、
C65に記載の方法。
[C69]
前記ネットワークエンティティによって、前記RRC解放メッセージとは別個のメッセージにおいてRS利用可能性情報を送信すること、ここにおいて、前記非接続モードのための前記RS構成設定値を決定することは、前記RS利用可能性情報に基づいて前記RS構成設定値を決定することを含む、
をさらに備える、C65に記載の方法。
[C70]
前記RS利用可能性情報は、接続モードのデバイスのための複数のRSリソースの中からの特定のRSリソース、接続モードのデバイスのための複数のRSリソースセットの中からの特定のRSリソースセット、前記非接続モードのための前記RS構成のための満了時間、またはそれらの組合せを示す、C69に記載の方法。
[C71]
前記非接続モードのための前記RS構成設定値を決定することは、ネットワークエンティティ設定値情報と、接続モードのデバイスに提供された前記RS構成とに基づいて、前記RS構成設定値を決定することを含む、C65に記載の方法。
[C72]
前記ネットワークエンティティによって、RS構成に対する調整を示すRS構成更新メッセージを送信すること、
をさらに備える、C65に記載の方法。
[C73]
前記ネットワークエンティティによって、RS構成調整条件が満たされているかどうかを決定することと、
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成調整条件が満たされていることに基づいて、前記RS構成を調整することと、
をさらに備える、C65に記載の方法。
[C74]
前記RS送信の第1のサブキャリア間隔(SCS)は、前記非接続モードのデバイスのアクティブなBWPの第2のSCSと同じである、C57に記載の方法。
[C75]
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成設定値を示すRS構成情報を受信すること、ここにおいて、前記RS構成情報は、サブキャリア間隔(SCS)情報を含まない、
をさらに備える、C57に記載の方法。
[C76]
前記RSは、前記RS構成設定値によって示される前記RSの第1の帯域幅と、接続されていないデバイスのアクティブなBWPの第2の帯域幅との間の重複する帯域幅において受信される、C57に記載の方法。
[C77]
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成設定値を示すRS構成情報を受信すること、ここにおいて、前記RS構成情報は、前記RSが送信されるキャリアに関連付けられたキャリアインデックス情報を含む、
をさらに備える、C57に記載の方法。
[C78]
前記RSは、接続モードのデバイスによって監視されるCSI-RSまたはTRSであり、
前記接続モードのデバイスの関連するBWPの開始リソースブロック(RB)は、4ステップではなく、
前記接続モードのデバイスの関連するBWPの帯域幅は、4ステップではない、
C57に記載の方法。
[C79]
接続モードのデバイスによって監視されるRSの帯域幅を、前記非接続モードのための前記RS構成のために、4RBの粒度を有する帯域幅と、4RBの粒度を有する開始RBとに修正することをさらに備える、C78に記載の方法。
[C80]
前記非接続モードのための前記RS構成として、接続モードのためのRS構成を使用することをさらに備える、C78に記載の方法。
[C81]
前記非接続モードのデバイスのための前記RS構成のために、4RB未満の帯域幅粒度を使用することをさらに備える、C78に記載の方法。
[C82]
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成のための前記接続モードのデバイスの関連するBWPの帯域幅情報を送信することと、
前記ネットワークエンティティによって、前記帯域幅情報に基づいて前記RS送信のための帯域幅を決定することと、
をさらに備える、C78に記載の方法。
[C83]
前記RSは、接続モードのデバイスによって監視されるCSI-RSであり、
前記接続モードのUEの関連するBWPの帯域幅は、24リソースブロック(RB)未満である、C57に記載の方法。
[C84]
前記非接続モードのための前記RS構成として、接続モードのためのRS構成を使用することをさらに備え、
前記非接続モードのデバイスは、前記RS構成によって示される前記帯域幅に基づいて前記RSを受信する、C83に記載の方法。
[C85]
前記RS構成のための帯域幅を24RB未満になるように修正することをさらに備える、C83に記載の方法。
[C86]
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成のための前記接続モードのデバイスの関連するBWPの帯域幅情報を送信することと、
前記ネットワークエンティティによって、前記帯域幅情報に基づいて前記RS送信のための帯域幅を決定することと、
をさらに備える、C83に記載の方法。
[C87]
前記RSは、接続モードのデバイスによって監視されるTRSであり、
前記接続モードのデバイスの関連するBWPの帯域幅は、52リソースブロック(RB)未満である、
C57に記載の方法。
[C88]
前記非接続モードのための前記RS構成として、接続モードのためのRS構成を使用することをさらに備え、
前記非接続モードのデバイスは、前記RS構成によって示される前記帯域幅に基づいて前記RSを受信する、C87に記載の方法。
[C89]
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成のための前記接続モードのデバイスの関連するBWPの帯域幅情報を送信することと、
前記ネットワークエンティティによって、前記帯域幅情報に基づいて前記RS送信のための帯域幅を決定することと、
をさらに備える、C87に記載の方法。
[C90]
QCL情報は、TCI状態によって示され、
各RSリソースは、1つのSSBとQCLされる、C57に記載の方法。
[C91]
1つのSSBとQCLされたRSリソースは、同じビーム方向、同じビーム幅、またはその両方を有する、C90に記載の方法。
[C92]
1つのSSBとQCLされたRSリソースは、前記SSBの第2のビーム内にある第1のビームを有する、C90に記載の方法。
[C93]
複数のRSは、同じSSBとQCLされる、C90に記載の方法。
[C94]
複数のRSリソースは、複数のSSBのために構成され、各RSリソースは、異なるSSBに対応する、C90に記載の方法。
[C95]
前記RSは、ワイドビームで送信される、C57に記載の方法。
[C96]
複数のRSは、前記UEによって受信され、
同じSSBとQCLされた各RSは、同じビームを有する、C57に記載の方法。
[C97]
前記RS送信は、ダウンリンク送信と重複し、
前記ダウンリンク送信は、PDCCH送信またはPDSCH送信である、C57に記載の方法。
[C98]
前記PDCCH送信は、ページングDCI送信またはページ表示(PI)であり、
前記PDSCH送信は、ページングDCIまたはシステム情報ブロック(SIB)によってスケジュールされた送信である、C97に記載の方法。
[C99]
前記ネットワークエンティティによって、前記ダウンリンク送信が、前記RS送信によってパンクチャリングされるか、または前記RS送信の周りでレートマッチングされると決定すること、
をさらに備える、C97に記載の方法。
[C100]
前記ネットワークエンティティによって、前記RS送信および前記ダウンリンク送信が送信されると決定すること、
をさらに備える、C97に記載の方法。
[C101]
前記RS構成は、繰返し設定値と、ポート数設定値と、周期設定値と、周波数領域密度設定値と、電力制御オフセット設定値とを含む、C57に記載の方法。
[C102]
前記RS構成における前記繰返し設定値をオンに調整する、C101に記載の方法。
[C103]
構成されたポートの数を1まで低減する、C101に記載の方法。
[C104]
ワイヤレス通信のために構成された装置であって、前記装置は、
プロセッサ可読コードを記憶するメモリと、
前記メモリに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと、
を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
ユーザ機器(UE)によって、非接続モードで動作することと、
前記UEによって、前記非接続モードのための基準信号(RS)構成設定値を決定することと、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて基準信号を監視することと、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて前記非接続モードでRS送信を受信することと、
を行うように構成される、装置。
[C105]
前記少なくとも1つのプロセッサは、C1から56のいずれか一項に記載の方法を、前記少なくとも1つのプロセッサに実行させるための前記プロセッサ可読コードを実行するように構成される、C104に記載の装置。
[C106]
ワイヤレス通信のために構成された装置であって、
ユーザ機器(UE)によって、非接続モードで動作するための手段と、
前記UEによって、前記非接続モードのための基準信号(RS)構成設定値を決定するための手段と、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて基準信号を監視するための手段と、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて、前記非接続モードでRS送信を受信するための手段と、
を備える、装置。
[C107]
C1~56のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された1つまたは複数の手段を含む、C106に記載の装置。
[C108]
命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、プロセッサによって実行されたとき、前記プロセッサに、
ユーザ機器(UE)によって、非接続モードで動作することと、
前記UEによって、前記非接続モードのための基準信号(RS)構成設定値を決定することと、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて基準信号を監視することと、
前記UEによって、前記RS構成設定値に基づいて前記非接続モードでRS送信を受信することと、
を備える動作を実行させる、非一時的コンピュータ可読媒体。
[C109]
前記動作は、C1から56のいずれか一項に記載の方法の1つまたは複数の動作をさらに含む、C108に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C110]
ワイヤレス通信のために構成された装置であって、前記装置は、
プロセッサ可読コードを記憶するメモリと、
前記メモリに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと、
を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのための基準信号(RS)構成設定値を決定することと、
前記ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのためのRS送信を生成することと、
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成設定値に基づいて、前記RS送信を送信することと、
を行うように構成される、装置。
[C111]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つのプロセッサに、C57から103のいずれか一項に記載の方法を実行させるための前記プロセッサ可読コードを実行するように構成される、C110に記載の装置。
[C112]
ワイヤレス通信のために構成された装置であって、
ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのための基準信号(RS)構成設定値を決定するための手段と、
前記ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのためのRS送信を生成するための手段と、
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成設定値に基づいて、前記RS送信を送信するための手段と、
を備える、装置。
[C113]
C57~103のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された1つまたは複数の手段を含む、C112に記載の装置。
[C114]
命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、プロセッサによって実行されたとき、前記プロセッサに、
ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのための基準信号(RS)構成設定値を決定することと、
前記ネットワークエンティティによって、非接続モードのUEのためのRS送信を生成することと、
前記ネットワークエンティティによって、前記RS構成設定値に基づいて、前記RS送信を送信することと、
を備える動作を実行させる、非一時的コンピュータ可読媒体。
[C115]
前記動作は、C57から103のいずれか一項に記載の方法の1つまたは複数の動作をさらに含む、C114に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【国際調査報告】