(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-12-20
(54)【発明の名称】画像生成方法、装置及び電子機器
(51)【国際特許分類】
G06F 3/04842 20220101AFI20231213BHJP
H04N 23/63 20230101ALI20231213BHJP
H04N 23/69 20230101ALI20231213BHJP
【FI】
G06F3/04842
H04N23/63
H04N23/63 330
H04N23/69
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023534720
(86)(22)【出願日】2021-12-22
(85)【翻訳文提出日】2023-06-07
(86)【国際出願番号】 CN2021140477
(87)【国際公開番号】W WO2022135475
(87)【国際公開日】2022-06-30
(31)【優先権主張番号】202011568035.7
(32)【優先日】2020-12-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】100159329
【氏名又は名称】三縄 隆
(72)【発明者】
【氏名】▲楊▼ 正思
【テーマコード(参考)】
5C122
5E555
【Fターム(参考)】
5C122DA09
5C122EA47
5C122EA61
5C122EA67
5C122FA18
5C122FE02
5C122FH07
5C122FK24
5C122FK42
5C122FL03
5C122GA01
5C122HA13
5C122HA35
5C122HA46
5C122HB01
5E555AA26
5E555BA06
5E555BB06
5E555BC04
5E555BC17
5E555CA12
5E555CA42
5E555CA47
5E555CB14
5E555CB20
5E555CB64
5E555CC07
5E555DB04
5E555DB53
5E555DC13
5E555DC21
5E555EA22
5E555EA24
5E555FA00
(57)【要約】
本出願は、画像生成方法、装置及び電子機器を開示し、通信の技術分野に属する。該方法は、撮像プレビュー画面の第1領域に第1画像が表示され、且つ第1画像に目標対象が含まれる場合、第1領域中の第2領域に目標対象を含む第2画像を表示するステップであって、目標対象の第2画像における表示サイズが第1画像における表示サイズより大きいステップと、第1入力を受信するステップと、第1入力に応答して、第3画像及び第4画像を撮像し、目標レイアウト方式に応じて、第3画像及び第4画像に基づいて目標画像を生成するステップと、を含み、目標レイアウト方式は第1画像と第2画像のレイアウト方式である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮像プレビュー画面の第1領域に第1画像が表示され、且つ前記第1画像に目標対象が含まれる場合、前記第1領域中の第2領域に前記目標対象を含む第2画像を表示するステップであって、前記目標対象の前記第2画像における表示サイズが前記第1画像における表示サイズより大きいステップと、
第1入力を受信するステップと、
前記第1入力に応答して、第3画像及び第4画像を撮像し、目標レイアウト方式に応じて、前記第3画像及び前記第4画像に基づいて目標画像を生成するステップと、を含み、
前記目標レイアウト方式は前記第1画像と前記第2画像のレイアウト方式である、画像生成方法。
【請求項2】
前記第1画像は第1カメラによって収集された前記目標対象の第1プレビュー画像であり、前記第2画像は第2カメラによって収集された前記目標対象の第2プレビュー画像であり、前記第2カメラの倍率は前記第1カメラの倍率より高く、
前記第1入力に応答して、第3画像及び第4画像を撮像する前記ステップは、
前記第1入力に応答して、前記第1カメラを用いて前記目標対象を撮像し、前記第3画像を得、前記第2カメラを用いて前記目標対象を撮像し、前記第4画像を得るステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
第1入力を受信する前記ステップの前に、
前記撮像プレビュー画面において、前記第1領域及び前記第2領域中の画像の前記目標対象の対応関係を指示するための目標マークを表示するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第2領域のサイズは予め設定されたサイズであり、前記方法は、
前記第1カメラによって前記第1画像を収集した後、且つ前記第2カメラによって前記第2画像を収集する前に、前記第2領域のサイズ及び前記目標対象の前記第1画像でのサイズに応じて、前記第2カメラの焦点距離を調整するステップと、
焦点距離調整後の前記第2カメラを用いて前記目標対象を撮像し、前記第2画像を得るステップと、をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記第1カメラによって前記第1画像を収集した後、前記第1領域に前記第1画像を表示するステップと、
前記第2カメラの焦点距離を調整するユーザの第2入力を受信するステップと、
前記第2入力に応答して、調整後の前記第2カメラを用いて前記目標対象を撮像し、前記第2画像を得るステップと、をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記第1入力は、第1サブ入力及び第2サブ入力を含み、
前記第1入力に応答して、第3画像及び第4画像を撮像し、目標レイアウト方式に応じて、前記第3画像及び前記第4画像に基づいて目標画像を生成する前記ステップは、
前記第2画像を移動させる前記第1サブ入力に応答して、前記第1領域で前記第1画像の表示を維持し、前記第2画像を前記第2領域から、前記第1領域中の領域である第3領域に更新表示するステップと、
画像の撮像をトリガする前記第2サブ入力に応答して、前記第3画像及び前記第4画像を撮像し、前記目標レイアウト方式に応じて、前記第3画像及び前記第4画像に基づいて目標画像を生成するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
表示モジュールと、受信モジュールと、処理モジュールと、収集モジュールと、を含み、
前記表示モジュールは、撮像プレビュー画面の第1領域に第1画像が表示され、且つ前記第1画像に目標対象が含まれる場合、前記第1領域中の第2領域に前記目標対象を含む第2画像を表示するために用いられ、前記目標対象の前記第2画像における表示サイズが前記第1画像における表示サイズより大きく、
前記受信モジュールは、第1入力を受信するために用いられ、
前記処理モジュールは、前記受信モジュールが受信した前記第1入力に応答して、第3画像及び第4画像を撮像するように前記収集モジュールを制御し、目標レイアウト方式に応じて、前記第3画像及び前記第4画像に基づいて目標画像を生成するために用いられ、
前記目標レイアウト方式は前記第1画像と前記第2画像のレイアウト方式である、画像生成装置。
【請求項8】
前記第1画像は第1カメラによって収集された前記目標対象の第1プレビュー画像であり、前記第2画像は第2カメラによって収集された前記目標対象の第2プレビュー画像であり、前記第2カメラの倍率は前記第1カメラの倍率より高く、
前記収集モジュールは、具体的に、前記第1入力に応答して、前記第1カメラを用いて前記目標対象を撮像し、前記第3画像を得、前記第2カメラを用いて前記目標対象を撮像し、前記第4画像を得るために用いられる、請求項7に記載の装置。
【請求項9】
前記表示モジュールは、さらに、第1入力を受信する前に、前記撮像プレビュー画面において、前記第1領域及び前記第2領域中の画像の前記目標対象の対応関係を指示するための目標マークを表示するために用いられる、請求項7に記載の装置。
【請求項10】
前記第2領域のサイズは予め設定されたサイズであり、前記装置は調整モジュールをさらに含み、
前記調整モジュールは、前記第1カメラによって前記第1画像を収集した後、且つ前記第2カメラによって前記第2画像を収集する前に、前記第2領域のサイズ及び前記目標対象の前記第1画像でのサイズに応じて、前記第2カメラの焦点距離を調整するために用いられ、
前記収集モジュールは、具体的に、焦点距離調整後の前記第2カメラを用いて前記目標対象を撮像し、前記第2画像を得るために用いられる、請求項8に記載の装置。
【請求項11】
前記表示モジュールは、さらに、前記第1カメラによって前記第1画像を収集した後、前記第1領域に前記第1画像を表示するために用いられ、
前記受信モジュールは、さらに、前記第2カメラの焦点距離を調整するユーザの第2入力を受信するために用いられ、
前記収集モジュールは、さらに、前記受信モジュールが受信した前記第2入力に応答して、調整後の前記第2カメラを用いて前記目標対象を撮像し、前記第2画像を得るために用いられる、請求項8に記載の装置。
【請求項12】
前記第1入力は、第1サブ入力及び第2サブ入力を含み、
前記表示モジュールは、さらに、前記第2画像を移動させる前記第1サブ入力に応答して、前記第1領域で前記第1画像の表示を維持し、前記第2画像を前記第2領域から、前記第1領域中の領域である第3領域に更新表示するために用いられ、
前記処理モジュールは、具体的に、画像の撮像をトリガする前記第2サブ入力に応答して、前記第3画像及び前記第4画像を撮像するように前記収集モジュールを制御し、前記目標レイアウト方式に応じて、前記第3画像及び前記第4画像に基づいて前記目標画像を生成するために用いられる、請求項7に記載の装置。
【請求項13】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドと、を含み、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項1から6のいずれか1項に記載の画像生成方法のステップが実現される、電子機器。
【請求項14】
プログラム又はコマンドが記憶されており、前記プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、請求項1から6のいずれか1項に記載の画像生成方法のステップが実現される、可読記憶媒体。
【請求項15】
少なくとも1つのプロセッサにより実行されることで請求項1から6のいずれか1項に記載の画像生成方法を実現する、コンピュータソフトウェア製品。
【請求項16】
請求項1から6のいずれか1項に記載の画像生成方法を実行するように設定されることを含む、電子機器。
【請求項17】
プロセッサと通信インタフェースとを含み、前記通信インタフェースと前記プロセッサが結合され、前記プロセッサがプログラム又はコマンドを実行し、請求項1から6のいずれか1項に記載の画像生成方法を実現するためのものである、チップ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2020年12月25日に中国で出願した中国特許出願番号202011568035.7の優先権を主張し、その全ての内容が参照によって本出願に組み込まれる。
【0002】
本出願の実施例は、通信の技術分野に関し、特に画像生成方法、装置及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0003】
電子技術の発展に伴い、ユーザが電子機器によって画像を撮像することが可能になったが、ユーザがこれらの撮像画像を閲覧する際に、画像中の何らかの重要な情報を見逃すことがある。
【0004】
例えば、ユーザは電子機器によってスーパーマーケットのポスターを撮像し、該ポスターは、大フォントで「1個購入1個無料」と表示するとともに、小フォントで「解釈権は店舗に帰属します」と表示している。「解釈権は店舗に帰属します」の位置が目立たず、且つフォントが小さい場合、ユーザは該ポスター画像を閲覧する際に、該重要な情報を見逃してしまう可能性が高い。このように、画像自体のレイアウト、及び画像中の情報の表示サイズ等の要因により、ユーザは撮像画像を閲覧する際に画像中の何らかの重要な情報を見逃すことがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本出願の実施例は、画像自体のレイアウト、及び画像中の情報の表示サイズ等の要因により、ユーザが画像を閲覧する際に画像中の何らかの重要な情報を見逃しやすいという問題を解決できる、画像生成方法、装置及び電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記技術的課題を解決するために、本出願は次のように実現される。
【0007】
第1態様において、本出願の実施例は、撮像プレビュー画面の第1領域に第1画像が表示され、且つ該第1画像に目標対象が含まれる場合、該第1領域中の第2領域に該目標対象を含む第2画像を表示するステップであって、該目標対象の該第2画像における表示サイズが該第1画像における表示サイズより大きいステップと、第1入力を受信するステップと、該第1入力に応答して、第3画像及び第4画像を撮像し、目標レイアウト方式に応じて、該第3画像及び該第4画像に基づいて目標画像を生成するステップと、を含み、該目標レイアウト方式は該第1画像と該第2画像のレイアウト方式である、画像生成方法を提供する。
【0008】
第2態様において、本出願の実施例は、表示モジュールと、受信モジュールと、処理モジュールと、収集モジュールと、を含む画像生成装置を提供する。表示モジュールは、撮像プレビュー画面の第1領域に第1画像が表示され、且つ該第1画像に目標対象が含まれる場合、該第1領域中の第2領域に該目標対象を含む第2画像を表示するために用いられ、該目標対象の該第2画像における表示サイズが該第1画像における表示サイズより大きく、受信モジュールは、第1入力を受信するために用いられ、処理モジュールは、受信モジュールが受信した該第1入力に応答して、第3画像及び第4画像を撮像するように収集モジュールを制御し、そして目標レイアウト方式に応じて、該第3画像及び該第4画像に基づいて目標画像を生成するために用いられ、該目標レイアウト方式は該第1画像と該第2画像のレイアウト方式である。
【0009】
第3態様において、本出願の実施例は、プロセッサと、メモリと、メモリに記憶され且つプロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドと、を含み、プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、第1態様の方法のステップが実現される、電子機器を提供する。
【0010】
第4態様において、本出願の実施例は、プログラム又はコマンドが記憶されており、プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、第1態様の方法のステップが実現される、可読記憶媒体を提供する。
【0011】
第5態様において、本出願の実施例は、プロセッサと通信インタフェースとを含み、通信インタフェースとプロセッサが結合され、該プロセッサがプログラム又はコマンドを実行し、第1態様の方法を実現するためのものである、チップを提供する。
【発明の効果】
【0012】
本出願の実施例において、撮像プレビュー画面の第1領域に第1画像が表示され、且つ該第1画像に目標対象が含まれる場合、該第1領域中の第2領域に該目標対象を含む第2画像を表示し、該目標対象の該第2画像における表示サイズが該第1画像における表示サイズより大きく、続いて、電子機器が第1入力を受信し、そして該入力に応答して、第3画像及び第4画像を撮像し、及び該第1画像と該第2画像のレイアウト方式に応じて、該第3画像及び該第4画像に基づいて目標画像を生成する。該方法によって、電子機器はプレビュー画面に、重要な情報を含む原始画像(例えば第1画像)及び部分拡大画像(例えば第2画像)を表示することができ、また、ユーザの入力を受信することで、電子機器による第3画像及び第4画像の撮像をトリガし、原始画像と部分拡大画像のレイアウト方式に応じて、第3画像及び第4画像を該レイアウト方式で1つの目標画像として合成することができる。このように、電子機器は、部分拡大画像を有する原始画像(即ち、目標画像)を生成でき、それにより原始画像中の何らかの重要な情報の見逃しを防止し、注意喚起の役割を果たすことができ、さらにユーザによる使用が便利になり、ユーザの使用体験が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本出願の実施例で提供される画像生成方法の模式
図1である。
【
図2】本出願の実施例で提供される電子機器で目標画像を生成する操作模式
図1である。
【
図3】本出願の実施例で提供される画像生成方法の模式
図2である。
【
図4】本出願の実施例で提供される電子機器で目標画像を生成する操作模式
図2である。
【
図5】本出願の実施例で提供される画像生成方法の模式
図3である。
【
図6】本出願の実施例で提供される画像生成装置の構造模式図である。
【
図7】本出願の実施例で提供される電子機器のハードウェア模式
図1である。
【
図8】本出願の実施例で提供される電子機器のハードウェア模式
図2である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下において、本出願の実施例における図面を参照しながら、本出願の実施例における技術的解決手段を明確に、完全に説明し、当然ながら、説明される実施例は本出願の実施例の一部に過ぎず、全ての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要することなく得られた他の全ての実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属するものとする。
【0015】
本出願の明細書及び特許請求の範囲における用語「第1」、「第2」等は、特定の順序又は前後順を説明するためのものではなく、類似する対象を区別するためのものである。このように使用される用語は、本出願の実施例がここで図示又は記述される以外の順序で実施できるように、適当な場合において互いに置き換えてもよいことを理解すべきである。且つ、「第1」、「第2」等で区別される対象は、通常1種類であり、対象の数を限定することがなく、例えば第1対象は1つであってもよいし、複数であってもよい。また、明細書及び特許請求の範囲において「及び/又は」は、接続している対象のうちの少なくとも1つを表し、符号の「/」は、一般に前後関連対象が「又は」の関係であることを表す。
【0016】
以下に図面を参照しながら、具体的な実施例及びその適用シナリオにより本出願の実施例で提供される画像生成方法を詳細に説明する。
【0017】
本出願の実施例で提供される方法は、部分拡大画像を有する原始画像を取得するシナリオに適用可能である。撮像プレビュー画面の第1領域に第1画像が表示され、且つ該第1画像に目標対象が含まれる場合、該第1領域中の第2領域に該目標対象を含む第2画像を表示し、該目標対象の該第2画像における表示サイズが該第1画像における表示サイズより大きく、続いて、電子機器が第1入力を受信し、そして該入力に応答して、第3画像及び第4画像を撮像し、及び該第1画像と該第2画像のレイアウト方式に応じて、該第3画像及び該第4画像に基づいて目標画像を生成する。該方法によって、電子機器は、プレビュー画面に、重要な情報を含む原始画像(例えば第1画像)及び部分拡大画像(例えば第2画像)を表示することができ、そしてユーザの入力を受信することで、電子機器による第3画像及び第4画像の撮像をトリガし、原始画像と部分拡大画像のレイアウト方式に応じて、第3画像及び第4画像を該レイアウト方式で1つの目標画像として合成することができる。このように、電子機器は、部分拡大画像を有する原始画像(即ち、目標画像)を生成でき、それにより原始画像中の何らかの重要な情報の見逃しを防止し、注意喚起の役割を果たすことができ、さらにユーザによる使用が便利になり、ユーザの使用体験が向上する。
【0018】
図1に示すように、本出願の実施例は画像生成方法を提供し、該方法は下記のステップ101からステップ103を含んでもよい。
【0019】
ステップ101で、撮像プレビュー画面の第1領域に第1画像が表示され、且つ第1画像に目標対象が含まれる場合、電子機器は第1領域中の第2領域に目標対象を含む第2画像を表示する。
【0020】
上記目標対象は第2画像における表示サイズが第1画像における表示サイズより大きい。
【0021】
説明すべきことは、本出願の実施例において、電子機器の撮像プレビュー画面は第1領域及び第2領域を含み、該第2領域が第1領域中に含まれる点である。例示的に、第1領域が撮像プレビュー画面全体である場合、第2領域は第1領域中の一部の領域、即ち該撮像プレビュー画面の部分領域である。具体的には、第1領域及び第2領域の大きさ、形状及び位置関係は実用上の要求に応じて決定してもよい。
【0022】
選択的に、本出願の実施例において、上記第1画像と第2画像は同一カメラで収集された画像であってもよく、異なるカメラで収集された画像であってもよい。具体的には、電子機器が1つのカメラを使用する場合、該第2画像は該第1画像の部分拡大画像であってもよく、つまり、目標対象の第2画像における表示サイズが第1画像における表示サイズより大きくなるように、第1画像中の目標対象を含む領域が部分拡大される。電子機器が2つのカメラを使用してそれぞれ第1画像及び第2画像を撮像する場合、第2画像を撮像するカメラの倍率は、目標対象の第2画像における表示サイズが第1画像における表示サイズより大きくなるように、第1画像を撮像する第1カメラの倍率より高くする必要がある(具体的には下記ステップ103a1の具体的な説明を参照すればよい)。具体的にはユーザの使用要求に応じて決定してもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0023】
説明すべきことは、本出願では、下記実施例の説明の便宜上、2つのカメラで画像を収集する方式を採用して例示的に説明をし、即ち、第1カメラは目標対象の画像を収集して第1画像を得、第2カメラは目標対象の画像を収集して第2画像を得る点である。ただし、2つのカメラを使用して第1画像及び第2画像を取得する下記実施例は、いずれも一様なカメラで実現し得、それは本出願を具体的に限定するものではない。
【0024】
選択的に、本出願の実施例において、上記目標対象はユーザが撮像したい対象であり、該目標対象はユーザが関心を持つ内容(例えば、ユーザが関心を持つ重要な情報等)を含み、且つ該目標対象は撮像された画像全体に比べ、サイズが小さい。具体的には、該目標対象はエレベータにおける広告看板の文字、スーパーマーケットの宣伝ポスターの内容、横断幕の文字等であってもよい。該目標対象は電子機器により収集された画像全体の一部又は全部であってもよく、且つ該目標対象は異なるカメラにより収集された画像に現れてもよい(例えば、下記ステップ103a1のケース)。
【0025】
例示的に、ユーザが電子機器を使用してスーパーマーケットの宣伝ポスターを1枚撮像し、該ポスターは大フォントで表示された「1個購入1個無料」及び小フォントで表示された「解釈権は店舗に帰属します」(即ち目標対象)を含む。この場合、第1画像は、第1カメラにより収集された、大フォントで表示された「1個購入1個無料」及び小フォントで表示された「解釈権は店舗に帰属します」(即ち目標対象)を含むポスター全体であってもよく、第2画像は、第2カメラにより収集された、小フォントで表示された「解釈権は店舗に帰属します」の領域の画像であってもよい(つまり、これにも目標対象が含まれる)。
【0026】
選択的に、本出願の実施例において、上記目標対象は、所定フォントサイズ以下の文字、所定の文字のうちの少なくとも1つであってもよく、該目標領域は該目標対象が指示する目標対象中の領域である。
【0027】
説明すべきことは、上記目標対象にはユーザが必要とする重要な情報が含まれる点である。例えば、目標対象が文字を含む場合、該重要な情報は該文字情報であってもよく、又は該文字情報が指示する他の情報であってもよい。
【0028】
選択的に、本出願の実施例において、上記所定フォントサイズ以下の文字は、第1カメラによって撮像された目標対象の第1画像に含まれる所定フォントサイズ以下の文字をいう。例示的に、第1画像が1枚のスーパーマーケットポスターであり、該ポスターが、初号フォントで表示された「1個購入1個無料」及び五号フォントで表示された「解釈権は店舗に帰属します」を含むと仮定し、該所定フォントサイズが五号フォントであれば、「解釈権は店舗に帰属します」は目標対象となる。
【0029】
選択的に、本出願の実施例において、上記所定文字は、所定数字、所定句読点、所定キーワード(該キーワードは非数字の文字)等のうちの少なくとも1つを含む。具体的には実用上の要求に応じて決定してもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。上記例のように、第1画像は1枚のスーパーマーケットポスターであり、該ポスターは大フォントで表示された「1個購入1個無料」及び小フォントで表示された「電話:136XXXX1234」を含み、且つ所定文字は数字であり、この場合、小フォントで表示された「電話:136XXXX1234」は目標対象となる。
【0030】
ステップ102で、電子機器は第1入力を受信する。
【0031】
選択的に、本出願の実施例において、上記第1入力は、電子機器が撮像を完了することをトリガし、撮像された画像及び目標レイアウト方式に応じて目標画像を生成するためのものである。具体的には、電子機器が2つのカメラを使用して画像をそれぞれ収集する場合、電子機器は第1カメラを用いて目標対象を撮像して第3画像を得、第2カメラを用いて目標対象を撮像して第4画像を得てもよい。第3画像は第1画像に対応し、第4画像は第2画像に対応する。具体的には、第3画像は、第1画像(即ち、プレビュー画像)を表示した後、第1カメラの撮像パラメータが不変のままで、ユーザが電子機器による目標対象撮像をトリガすることで得られた画像である。即ち、第1画像は第3画像のプレビュー画像であり、第3画像は第1画像のプレビュー後に撮像された画像である。説明すべきことは、第2画像と第4画像の関係は上記第1画像と第2画像の関係に類似する点であり、ここでは詳細な説明を省略する。
【0032】
選択的に、本出願の実施例において、該第1入力は、電子機器の物理ボタンに対する入力、例えば、ボリュームボタンに対する押圧入力であってもよい。該第1入力は電子機器に対する音声入力であってもよく、該音声入力の内容は第1カメラ及び第2カメラを撮像するように制御することを電子機器に指示するためのものであり、例えば、入力音声は「撮像」等である。該第1入力は電子機器スクリーンに対するタッチ入力であってもよく、該タッチ入力は電子機器が第1カメラ及び第2カメラを撮像するように制御することをトリガするためのものである。該タッチ入力は、シングルタップ、ダブルタップ、長押し等のうちのいずれかであってもよい。具体的には実用上の要求に応じて決定してもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0033】
ステップ103で、電子機器は第1入力に応答して、第3画像及び第4画像を撮像し、目標レイアウト方式に応じて、第3画像及び第4画像に基づいて目標画像を生成する。
【0034】
上記目標レイアウト方式は第1画像と第2画像のレイアウト方式である。
【0035】
選択的に、本出願の実施例において、上記ステップ103は具体的に下記ステップ103a及びステップ103bによって実現してもよい。
【0036】
ステップ103aで、電子機器は第1入力に応答して、第3画像及び第4画像を撮像する。
【0037】
選択的に、本出願の実施例において、第1画像は第1カメラによって収集された目標対象の第1プレビュー画像であり、第2画像は第2カメラによって収集された目標対象の第2プレビュー画像であり、第2カメラの倍率は前記第1カメラの倍率より高い。具体的には、上記ステップ103aは下記ステップ103a1によって実現してもよい。
【0038】
ステップ103a1で、電子機器は第1入力に応答して、第1カメラを用いて目標対象を撮像し、第3画像を得、第2カメラを用いて目標対象を撮像し、第4画像を得る。
【0039】
説明すべきことは、本出願の実施例において、上記の第1カメラを用いて目標対象を撮像して第3画像を得ること、第2カメラを用いて目標対象を撮像して第4画像を得ること、及び第3画像と第1画像、第4画像と第2画像の対応関係についての具体的な説明は上記ステップ102の関連説明を参照すればよい点であり、ここでは詳細な説明を省略する。
【0040】
また、上記第1カメラ及び第2カメラはいずれも目標対象を収集するカメラであり得、且つ第2カメラの倍率は第1カメラの倍率より高い。具体的には、該第1カメラ及び第2カメラは、電子機器の同一面上に設けられた同じ向きのカメラであってもよい。
【0041】
説明すべきことは、本出願の実施例において、第2カメラの倍率が第1カメラの倍率より高いため、第2カメラにより収集された目標対象の部分画像は、第1カメラにより収集された目標対象の画像全体の部分拡大画像に相当し、即ち、第2画像は第1画像の部分拡大画像に相当する。つまり、該拡大効果は、第1画像を単に拡大表示したものではなく、第2カメラの倍率が第1カメラより高いことを基に実現されるものである。
【0042】
第2カメラの倍率が第1カメラの倍率より高いため、第2カメラにより撮像された第4画像は第3画像の部分拡大画像に相当し、それにより電子機器は第1画像と第2画像のレイアウト方式に応じて、第3画像及び第4画像を該レイアウト方式で1枚の目標画像として合成できることが理解可能である。このように、電子機器は、部分拡大画像を有する原始画像(即ち、目標画像)を生成でき、さらに原始画像中の何らかの重要な情報の見逃しを防止し、注意喚起の役割を果たすことができる。
【0043】
ステップ103bで、電子機器は目標レイアウト方式に応じて、第3画像及び第4画像に基づいて目標画像を生成する。
【0044】
選択的に、本出願の実施例において、上記目標レイアウト方式は第1画像と第2画像のレイアウト方式であり、具体的には、該レイアウト方式は、表示位置、重畳順序、重畳方式、画像サイズ等のレイアウト要素を含む。具体的には実用上の要求に応じて決定してもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0045】
選択的に、本出願の実施例において、第3画像及び第4画像に基づいて目標画像を生成するステップは下記ステップaとステップbによって実現してもよい。
【0046】
ステップaで、電子機器はプレビュー画面に表示される第1画像及び第2画像に応じて、目標レイアウト方式を決定する。該目標レイアウト方式は第1画像及び第2画像に応じて決定された1つのレイアウトテンプレートに相当し、該テンプレートのレイアウト方式は決定済み(即ち画像の表示位置、重畳順序、重畳方式、画像サイズ等のレイアウト要素は全て決定済み)であるが、該テンプレート中の画像(例えば、第1画像又は第2画像)はいずれも置き換えられ得る。例えば、第3画像で第1画像を置き換え、第4画像で第2画像を置き換える等である。
【0047】
ステップbで、電子機器は第3画像、第4画像及び目標レイアウト方式に基づいて目標画像を生成する。目標画像の生成方法は以下の方法1と方法2のうちのいずれかであってもよい。方法1では、電子機器は決定済みの目標レイアウト方式に応じて、第3画像でその第1画像を置き換え、第4画像でその第2画像を置き換えて、目標画像を生成する。方法2では、電子機器は第3画像及び第4画像を目標レイアウト方式でレイアウトし、重畳表示して、目標画像を生成する。具体的には実用上の要求に応じて決定してもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0048】
説明すべきことは、上記目標画像は1つの出力画像であり、該目標画像に第3画像及び第4画像の内容が含まれる点である。
【0049】
例示的に、
図2は電子機器で目標画像を生成する操作模式
図1である。
図2の(a)に示すように、電子機器は撮像プレビュー画面001に第1画像及び第2画像を表示し、第1画像の領域002は大フォントで「1個購入1個無料」を表示し、領域003は小フォントで「解釈権は店舗に帰属します」(即ち目標対象)を表示し、第2画像の領域004は大フォントで「解釈権は店舗に帰属します」を表示する(即ち、第2画像は領域004に表示される)。第1画像は電子機器の第1カメラにより収集されたポスター画像であり、第2画像は第2カメラにより収集されたポスター画像の部分画像(即ち、小フォントで「解釈権は店舗に帰属します」を表示した箇所の画像)であり、該第2カメラの倍率は第1カメラの倍率より高い。ユーザは撮像ウィジェットをシングルタップしてもよく、
図2の(b)に示すように、電子機器は第1カメラによって第3画像を撮像し、第2カメラによって第4画像を撮像し、その後、第1画像及び第2画像のレイアウト方式に応じて、撮像された第3画像と第4画像を目標画像006として合成し、該電子機器は表示画面005に該目標画像006を表示する。
【0050】
本出願の実施例で提供される画像生成方法は、撮像プレビュー画面の第1領域に第1画像が表示され、且つ該第1画像に目標対象が含まれる場合、該第1領域中の第2領域に該目標対象を含む第2画像を表示し、該目標対象の該第2画像における表示サイズが該第1画像における表示サイズより大きく、続いて、電子機器が第1入力を受信し、そして該入力に応答して、第3画像及び第4画像を撮像し、及び該第1画像及び該第2画像のレイアウト方式に応じて、該第3画像及び該第4画像に基づいて目標画像を生成する。該方法によって、電子機器はプレビュー画面に、重要な情報を含む原始画像(例えば第1画像)及び部分拡大画像(例えば第2画像)を表示することができ、そしてユーザの入力を受信することで、電子機器による第3画像及び第4画像の撮像をトリガし、原始画像と部分拡大画像のレイアウト方式に応じて、第3画像及び第4画像を該レイアウト方式で1つの目標画像として合成することができる。このように、電子機器は、部分拡大画像を有する原始画像(即ち、目標画像)を生成でき、それにより原始画像中の何らかの重要な情報の見逃しを防止し、注意喚起の役割を果たすことができ、さらにユーザによる使用が便利になり、ユーザの使用体験が向上する。
【0051】
選択的に、
図1を参照した上で、
図3に示すように、上記ステップ102の前に、本出願の実施例で提供される画像生成方法は下記ステップ104をさらに含む。
【0052】
ステップ104で、電子機器は撮像プレビュー画面に目標マークを表示する。
【0053】
上記目標マークは前記第1領域及び前記第2領域中の画像の前記目標対象の対応関係を指示するためのものである。
【0054】
説明すべきことは、上記目標マークは第1領域及び第2領域中の目標対象の対応関係を指示するためのものである点である。具体的には、第1領域の第1画像中の目標対象と、第2領域の第2画像中の目標対象との対応関係である。該対応関係は具体的に、2つの画像中の目標対象が同一対象であることを指示するためのものである。
【0055】
選択的に、本出願の実施例において、上記目標マークは第1入力を受信する前に撮像プレビュー画面に表示して、第1領域(即ち第1領域中の第1画像)及び第2領域(即ち第2領域中の第2画像)中の目標対象の対応関係を指示するようにしてもよい。また、生成された目標画像において該目標マークの表示を維持し続けてもよく、この場合、該目標マークは目標画像中の第1領域が所在する位置での第3画像と、目標画像中の第2領域が所在する位置での第4画像との対応関係を指示するためのものである。
【0056】
説明すべきことは、下記実施例では説明の便宜上、撮像プレビュー画面に表示される目標マークを第1マークと呼び、目標画像に表示される目標マークを第2マークと呼んで詳細に説明する点である。それに応じて、上記ステップ104は、具体的に、下記ステップ104aによって実現してもよく、上記ステップ103bは、具体的に、下記ステップ103b1によって実現してもよい。
【0057】
また、該第1マーク及び第2マークの表示形式は同じでも異なってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0058】
ステップ104aで、電子機器は撮像プレビュー画面に第1マークを表示する。
【0059】
上記第1マークは第2画像が第1画像中の部分領域の拡大画像であることを指示するためのものであり、具体的には第2画像中の目標対象が第1画像中の目標対象の拡大画像であることを指示する。
【0060】
選択的に、本出願の実施例において、上記第1マークは第2画像が第1画像中の部分領域の拡大画像であることを指示するためのものである。例えば、第1マークが矢印であれば、該矢印の一端は第1画像中の部分内容の位置(例えば、上記ポスター例において小フォントで表示された「解釈権は店舗に帰属します」の第1画像での位置)を指示でき、該矢印の他端は第2画像の位置(即ち、第2画像において「解釈権は店舗に帰属します」が拡大表示された位置)を指示でき、即ち、該矢印マークは第2画像が第1画像中の部分領域の拡大画像であることを指示するためのものである。
【0061】
また例えば、第1マークが虫眼鏡マークであり、且つ該虫眼鏡の鏡領域が、第2画像が表示されている第2領域である場合、該虫眼鏡マークは第1画像中の部分内容が所在する位置(例えば、上記ポスター例において小フォントで表示された「解釈権は店舗に帰属します」の第1画像での位置)に位置することができ、該虫眼鏡アイコンは第2画像(即ち、虫眼鏡の鏡領域に拡大表示された第2画像)が第1画像中の部分領域の拡大画像であることを指示する。
【0062】
説明すべきことは、本出願の実施例は上記第1マークの表示形状及び表示方式を具体的に限定せず、実用上の要求に応じて決定してもよい点である。
【0063】
ステップ103b1で、電子機器は目標レイアウト方式に応じて、第3画像、第4画像及び第2マークに基づいて目標画像を生成する。
【0064】
上記第2マークは第4画像が第3画像中の部分領域の拡大画像であることを指示するためのものであり、第2マークの目標画像での表示位置は第1マークの撮像プレビュー画面での表示位置に対応する。
【0065】
説明すべきことは、ステップ103b1で生成される目標画像とステップ103bで生成される目標画像の形態は、ステップ103b1での目標画像が第3画像及び第4画像を含むのみならず、指示用の第2マークも含むところで相違する点である。第2マークの目標画像での表示位置は第1マークの撮像プレビュー画面での表示位置に対応する。
【0066】
選択的に、本出願の実施例において、上記第2マークの表示形式と第1マークの表示形式は同じでも異なってもよく、且つ第2マークの目標画像での表示位置は第1マークの撮像プレビュー画面での表示位置に対応する。
【0067】
選択的に、本出願の実施例において、ステップ103b1で目標画像を生成する方法は、具体的に以下の方法Aと方法Bのうちのいずれかであってもよい。方法Aでは、電子機器は決定済みの目標レイアウト方式に応じて、第3画像でその第1画像を置き換え、第4画像でその第2画像を置き換え、及び第2マークで第1マークを置き換えて、第3画像、第4画像及び第2マークを含む目標画像を生成する。方法Bでは、電子機器は第3画像及び第4画像を目標レイアウト方式でレイアウトし、重畳表示し、該重畳後の画像において第1マークに対応する位置で第2マークを重畳表示して(第2マークは最上層に重畳表示される)、第3画像、第4画像及び第2マークを含む目標画像を生成する。具体的には実用上の要求に応じて決定してもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0068】
例示的に、
図4は電子機器で目標画像を生成する操作模式
図2である。
図4の(a)に示すように、電子機器は撮像プレビュー画面001に第1画像及び第2画像を表示し、第1画像の領域002は大フォントで「1個購入1個無料」を表示し、領域003は小フォントで「解釈権は店舗に帰属します」を表示し、第2画像の領域004は中フォントで「解釈権は店舗に帰属します」を表示し(即ち、第2画像は領域004に表示される)、及び該撮像プレビュー画面は第1マーク010を表示し、該第1マークの一端は領域003の小さい文字「解釈権は店舗に帰属します」を指示し、該第1マークの他端は領域004に表示される第2画像を指示する。第1画像は電子機器の第1カメラにより収集されたポスター画像であり、第2画像は第2カメラにより収集されたポスター画像の部分画像(即ち、小フォントで「解釈権は店舗に帰属します」を表示した箇所の画像)であり、該第2カメラの倍率は第1カメラの倍率より高い。ユーザは撮像ウィジェットをシングルタップしてもよく、
図4の(b)に示すように、電子機器は第1カメラによって第3画像を撮像し、第2カメラによって第4画像を撮像し、その後、第1画像と第2画像のレイアウト方式に応じて、撮像された第3画像と第4画像を目標画像006として合成し、該目標画像006には第2マーク020が表示されており、該第2マーク020の目標画像006での表示位置は第1マーク010の該撮像プレビュー画面001での表示位置に対応する。該電子機器は表示画面005に該目標画像006及び第2マーク020を表示する。
【0069】
電子機器は撮像プレビュー画面に目標マークを表示して、第1領域及び第2領域中の画像の目標対象の対応関係を示すことができ、且つ、電子機器が目標画像を生成した後、該目標画像に、目標画像中の第1領域が所在する位置での第3画像と、目標画像中の第2領域が所在する位置での第4画像との対応関係を指示するための目標マークをさらに表示することもできる。したがって、ユーザは、第4画像と第3画像の対応関係を迅速に、正確に判定でき、即ち、第4画像が第3画像中のどの部分の拡大画像であるかを迅速に判定でき、さらにユーザは容易に重要な情報を迅速に取得でき、ユーザによる閲覧及び利用が便利になる。
【0070】
選択的に、本出願の実施例において、第2領域のサイズは予め設定されたサイズである。本出願の実施例で提供される画像生成方法は下記ステップ105及びステップ106をさらに含み(該ステップ106はステップ101で示唆された「第2カメラを用いて目標対象を収集し、第2画像を得る」こととする)、上記ステップ105はステップ101の前に実行され、それに応じて、ステップ106は具体的に、下記ステップ106aによって実現してもよい。
【0071】
ステップ105で、第1カメラによって第1画像を収集した後、且つ第2カメラによって第2画像を収集する前に、第2領域のサイズ及び目標対象の第1画像でのサイズに応じて、第2カメラの焦点距離を調整する。
【0072】
選択的に、本出願の実施例において、第2領域のサイズ及び目標対象の第1画像でのサイズに応じて、第2カメラの焦点距離を調整する上記方法は具体的に、下記ステップA1からステップA3によって実現してもよい。
【0073】
ステップA1で、電子機器は第2領域のサイズを基準サイズとして取得し、目標対象の第1画像でのサイズを取得する。上記取得方法は、具体的に、第2領域が矩形であれば、該矩形領域の幅と高さを取得し、第2領域が円形であれば、該円形領域の内接正方形の辺長を取得し、第2領域が他の形状であれば、該他の形状に包絡される最大矩形のサイズ(例えば、長さと幅)を取得する。目標対象の第1画像でのサイズは、第1画像において該目標対象を包絡可能な最小面積の矩形のサイズ(例えば、長さと幅)をいう。
【0074】
ステップA2で、電子機器は、該目標対象の第1画像でのサイズが該基準サイズに適合するように、第2カメラの焦点距離を調整する。具体的には、目標対象の第1画像でのサイズ及び基準サイズに基づいて焦点距離調整量を計算し(該焦点距離調整量は、該目標対象の第1画像でのサイズを該基準サイズに適合するように拡大する場合の、第2カメラの焦点距離に対応して調整した変化量である)、該目標対象の表示サイズが該第2表示領域のサイズに適合できるように、該焦点距離調整量に基づいて第2カメラの焦点距離を調整する。即ち、調整後の第2カメラの焦点距離は、目標対象が該第2領域をはみ出さずに該第2領域に表示可能なサイズとなるようなものである。具体的には実用上の要求に応じて決定してもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0075】
ステップ106aで、電子機器は焦点距離調整後の第2カメラを用いて目標対象を撮像し、第2画像を得る。
【0076】
説明すべきことは、ステップ106aで電子機器は焦点距離調整後の第2カメラを使用することで目標領域の画像を第2画像として収集し、該目標領域は目標対象が所在する領域である点である。具体的な撮像操作は上記ステップ103b及びステップ103b1の具体的な説明を参照すればよく、ここでは詳細な説明を省略する。
【0077】
電子機器が第1画像を収集した後、第2領域のサイズ及び目標対象の該第1画像でのサイズに応じて第2カメラの焦点距離をそれらのサイズが互いに適合するように調整し、調整後の第2カメラによって目標領域の画像を収集して第2領域のサイズに適合するサイズの第2画像を得ることができることが理解可能である。このように、目標対象を含む第2画像は該第2領域に最大化表示可能になり、さらに第2画像が第1画像に含まれる目標対象領域の拡大画像である効果が達成され、それによって、ユーザは該画像において拡大表示された重要な情報を便利に閲覧することができる。
【0078】
選択的に、本出願の実施例で提供される画像生成方法は、ユーザの手動操作で第2カメラの焦点距離を調整し、第2カメラが第2画像を取得することをトリガするようにしてもよい。
【0079】
選択的に、本出願の実施例において、ステップ102の前に、本出願の実施例で提供される画像生成方法は、下記ステップ107及びステップ108をさらに含み、それに応じて、上記ステップ106は具体的に、下記ステップ106bによって実現してもよい。
【0080】
ステップ107で、第1カメラによって第1画像を収集した後、電子機器は第1領域に第1画像を表示する。
【0081】
説明すべきことは、第1カメラによって第1画像を収集した後、電子機器は第1領域に第1画像を表示する上記ステップの具体的な説明は上記ステップ101の関連説明を参照すればよい点であり、ここでは詳細な説明を省略する。
【0082】
ステップ108で、電子機器は第2カメラの焦点距離を調整するユーザの第2入力を受信する。
【0083】
選択的に、本出願の実施例において、上記第2入力は第2カメラの焦点距離を調整するためのものである。具体的には、該第2入力はスクリーンに表示される調整ウィジェットへのタッチ入力であってもよく、該調整ウィジェットは該第2カメラの焦点距離を調整するためのものであり、該タッチ入力は、シングルタップ、ダブルタップ、長押し、所定軌跡に従ったドラッグ等のうちのいずれかであってもよい。該第2入力は電子機器に対する音声入力であってもよく、該音声入力の内容は第2カメラの焦点距離を調整することを電子機器に指示するためのものである。具体的には実用上の要求に応じて決定してもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0084】
説明すべきことは、該第2入力による調整後の第2カメラの焦点距離は、目標対象が該第2領域をはみ出さずに該第2領域に表示可能なサイズとなるようなものである点である。
【0085】
ステップ106bで、電子機器は第2入力に応答して、調整後の第2カメラを用いて目標対象を撮像し、第2画像を得る。
【0086】
説明すべきことは、ステップ106bで電子機器は焦点距離調整後の第2カメラを使用することで目標領域の画像を第2画像として収集し、具体的な撮像操作は上記ステップ106aの具体的な説明を参照すればよい点であり、ここでは詳細な説明を省略する。
【0087】
電子機器が第1カメラによって第1画像を収集した後、且つ第1領域に第1画像が表示されている場合に、ユーザは第2入力によって第2カメラの焦点距離を調整し、調整後の焦点距離で第2画像を撮像できることが理解可能である。このように、ユーザは実用上の要求に応じて手動で調整して、第2画像中の目標対象を該第2領域に最大化表示可能にすることができ、それによりユーザによる閲覧が便利になる。
【0088】
選択的に、
図1を参照した上で、
図5に示すように、第1入力は、第1サブ入力及び第2サブ入力を含み、上記ステップ102は具体的に、ステップ102a及びステップ102bによって実現してもよく、それに応じて、ステップ103は具体的に、ステップ103c及びステップ103dによって実現してもよい。
【0089】
ステップ102aで、撮像プレビュー画面の第1領域に目標対象を含む第1画像が表示され、第1領域中の第2領域に目標対象を含む第2画像が表示される場合、電子機器は第2画像を移動させる第1サブ入力を受信する。
【0090】
選択的に、本出願の実施例において、上記第1サブ入力は第2画像の撮像プレビュー画面での位置を移動させるためのものである。例えば、下記では第2画像を元の第2領域から第3領域に移動して表示する。具体的には、該第1サブ入力は第2画像に対するユーザのタッチ入力であってもよく、該タッチ入力は、シングルタップ、ダブルタップ、ドラッグ等のうちのいずれかであってもよい。例示的に、該第1入力はユーザが該第2画像を第2領域から第3領域にドラッグする入力であってもよく、該第2領域及び第3領域はいずれも第1領域中の領域である。具体的には実用上の要求に応じて決定してもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0091】
ステップ103cで、電子機器は第2画像を移動させる第1サブ入力に応答して、第1領域で第1画像の表示を維持し、第2画像を第2領域から第3領域に更新表示する。
【0092】
上記第3領域は第1領域中の領域である。
【0093】
説明すべきことは、本出願の実施例において、ユーザが第1サブ入力によって第2画像の表示位置を移動させた後、第1領域中の第1画像は表示のままであり、第2画像は移動後の位置に表示され、即ち、第2領域から第3領域に更新表示される点である。
【0094】
また、本出願の実施例において、第2画像を第2領域から第3領域に更新表示する上記表示方法は本出願では具体的に限定されず、実用上の要求に応じて決定してもよい。例示的に、該表示方法は残像表示、運動軌跡表示等であってもよい。
【0095】
ステップ102bで、電子機器は画像の撮像をトリガするユーザの第2サブ入力を受信する。
【0096】
選択的に、本出願の実施例において、上記第2サブ入力は電子機器が第1カメラ及び第2カメラを画像を撮像するように制御するためのものである。具体的には、該第2サブ入力は電子機器の物理ボタンに対する押圧入力であってもよい。該第2サブ入力は電子機器に対する音声入力であってもよく、該音声入力は第1カメラ及び第2カメラを画像を撮像するように制御することを電子機器に指示するためのものであり、該第2サブ入力は電子機器スクリーンに対するタッチ入力であってもよく、該タッチ入力は、シングルタップ、ダブルタップ、長押し、所定軌跡に従ったドラッグ等のうちのいずれかであってもよい。具体的には実用上の要求に応じて決定してもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0097】
ステップ103dで、電子機器は画像の撮像をトリガする第2サブ入力に応答して、第3画像及び第4画像を撮像し、目標レイアウト方式に応じて、第3画像及び第4画像に基づいて目標画像を生成する。
【0098】
説明すべきことは、本出願の実施例において、上記ステップ103dは第2サブ入力に応答してトリガ実行し、その具体的な実行プロセスの説明は上記ステップ103(具体的にはステップ103a及びステップ103b)の具体的な説明を参照すればよい点であり、ここでは詳細な説明を省略する。
【0099】
ユーザは2つのサブ入力によって第1入力への効果を実現でき、ユーザは、第2画像を移動させる第1サブ入力によって電子機器が第2画像の位置を更新表示することをトリガし、撮像をトリガする第2サブ入力によって、電子機器が第3画像及び第4画像を収集することをトリガし、及び目標レイアウト方式に応じて、第3画像及び第4画像に基づいて目標画像を生成させることができる。このように、ユーザは実用上の要求に応じて第2画像の表示位置を調整して、調整後の位置に基づいて目標画像を生成させることができる。それにより、ユーザによる使用が便利になり、ユーザの使用体験が向上する。
【0100】
説明すべきことは、本出願の実施例で提供される画像生成方法は、実行主体が画像生成装置であってもよく、又は該画像生成装置における画像生成方法を実行するための制御モジュールであってもよい点である。本出願の実施例では画像生成装置が画像生成方法を実行することを例にし、本出願の実施例で提供される装置を説明する。
【0101】
図6に示すように、本出願の実施例は画像生成装置600を提供する。該画像生成装置600は、表示モジュール601と、受信モジュール602と、処理モジュール603と、収集モジュール604と、を含んでもよい。表示モジュール601は、撮像プレビュー画面の第1領域に第1画像が表示され、且つ該第1画像に目標対象が含まれる場合、該第1領域中の第2領域に該目標対象を含む第2画像を表示するために用いることができ、該目標対象の該第2画像における表示サイズが該第1画像における表示サイズより大きい。受信モジュール602は、第1入力を受信するために用いることができる。処理モジュール603は、受信モジュール602が受信した該第1入力に応答して、収集モジュール604を、第3画像及び第4画像を撮像するように制御し、目標レイアウト方式に応じて、該第3画像及び該第4画像に基づいて目標画像を生成するために用いることができる。該目標レイアウト方式は該第1画像と該第2画像のレイアウト方式である。
【0102】
選択的に、本出願の実施例において、第1画像は第1カメラによって収集された目標対象の第1プレビュー画像であり、第2画像は第2カメラによって収集された目標対象の第2プレビュー画像であり、該第2カメラの倍率は第1カメラの倍率より高い。収集モジュール604は、具体的に、第1入力に応答して、該第1カメラを用いて該目標対象を撮像し、第3画像を得、該第2カメラを用いて該目標対象を撮像し、第4画像を得るために用いることができる。
【0103】
選択的に、本出願の実施例において、表示モジュール601は、さらに、第1入力を受信する前に、撮像プレビュー画面に目標マークを表示するために用いることができ、該目標マークは第1画像及び第2画像中の目標対象の対応関係を指示するためのものである。
【0104】
選択的に、本出願の実施例において、第2領域のサイズは予め設定されたサイズであり、該画像生成装置600は調整モジュール605をさらに含んでもよい。調整モジュール605は、第1カメラによって第1画像を収集した後、且つ第2カメラによって第2画像を収集する前に、第2領域のサイズ及び目標対象の該第1画像でのサイズに応じて、第2カメラの焦点距離を調整するために用いることができる。
【0105】
収集モジュール604は、具体的に、焦点距離調整後の該第2カメラを用いて該目標対象を撮像し、該第2画像を得るために用いることができる。
【0106】
選択的に、本出願の実施例において、表示モジュール601は、さらに、第1カメラによって第1画像を収集した後、第1領域に該第1画像を表示するために用いることができる。受信モジュール602は、さらに、第2カメラの焦点距離を調整するユーザの第2入力を受信するために用いることができる。収集モジュール604は、さらに、受信モジュール602が受信した該第2入力に応答して、調整後の第2カメラを用いて目標対象を撮像し、該第2画像を得るために用いることができる。
【0107】
選択的に、本出願の実施例において、第1入力は、第1サブ入力及び第2サブ入力を含む。表示モジュール601は、さらに、第2画像を移動させる第1サブ入力に応答して、第1領域で該第1画像の表示を維持し、該第2画像を該第2領域から、前記第1領域中の領域である第3領域に更新表示するために用いることができる。処理モジュール603は、さらに、画像の撮像をトリガする該第2サブ入力に応答して、収集モジュール604を、第3画像及び第4画像を撮像するように制御し、目標レイアウト方式に応じて、該第3画像及び該第4画像に基づいて目標画像を生成するために用いることができる。
【0108】
本出願の実施例における画像生成装置は電子機器において画像生成方法を実行する機能エンティティ及び/又は機能モジュールであってもよいし、端末における部材、集積回路、又はチップであってもよい。該装置はモバイル電子機器であってもよいし、非モバイル電子機器であってもよい。例示的に、モバイル電子機器は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、携帯情報端末、車載電子機器、ウェアラブルデバイス、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer,UMPC)、ネットブック又はパーソナルディジタルアシスタント(personal digital assistant,PDA)等であってもよく、非モバイル電子機器は、サーバ、ネットワーク接続ストレージ(network attached storage,NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer,PC)、テレビジョン(television,TV)、現金自動預払機又はキオスク等であってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0109】
本出願の実施例における画像生成装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。該オペレーティングシステムは、アンドロイド(Android、登録商標)オペレーティングシステムであってもよく、iosオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0110】
本出願の実施例で提供される画像生成装置は
図1から
図5の方法実施例における画像生成装置で実現される各プロセスを実現でき、重複を回避するために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0111】
本出願の実施例で提供される画像生成装置では、撮像プレビュー画面の第1領域に第1画像が表示され、且つ該第1画像に目標対象が含まれる場合、該第1領域中の第2領域に該目標対象を含む第2画像を表示し、該目標対象の該第2画像における表示サイズが該第1画像における表示サイズより大きく、続いて、画像生成装置が第1入力を受信し、そして該入力に応答して、第3画像及び第4画像を撮像し、及び該第1画像と該第2画像のレイアウト方式に応じて、該第3画像及び該第4画像に基づいて目標画像を生成する。該方法によって、画像生成装置はプレビュー画面に重要な情報を含む原始画像(例えば第1画像)及び部分拡大画像(例えば第2画像)を表示することができ、そしてユーザの入力を受信し、画像生成装置が第3画像及び第4画像を撮像することをトリガし、原始画像と部分拡大画像のレイアウト方式に応じて、第3画像と第4画像を該レイアウト方式で1枚の目標画像として合成することができる。このように、画像生成装置は、部分拡大画像を有する原始画像(即ち、目標画像)を生成でき、それにより原始画像中の何らかの重要な情報の見逃しを防止し、注意喚起の役割を果たすことができ、さらにユーザによる使用が便利になり、ユーザの使用体験が向上する。
【0112】
選択的に、
図7に示すように、本出願の実施例は電子機器700をさらに提供し、該電子機器700は、プロセッサ701と、メモリ702と、メモリ702に記憶され且つ前記プロセッサ701上で実行可能なプログラム又はコマンドとを含み、該プログラム又はコマンドはプロセッサ701により実行されると、上記画像生成方法の実施例の各プロセスが実現され、且つ同じ技術的効果を達成でき、重複を回避するために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0113】
説明すべきことは、本出願の実施例における電子機器は上述したモバイル電子機器及び非モバイル電子機器を含む点である。
【0114】
図8は本出願の実施例を実現する電子機器のハードウェア構造模式図である。
【0115】
該電子機器2000は、高周波ユニット2001、ネットワークモジュール2002、オーディオ出力ユニット2003、入力ユニット2004、センサ2005、表示ユニット2006、ユーザ入力ユニット2007、インタフェースユニット2008、メモリ2009、及びプロセッサ2010等の部材を含むが、それらに限定されない。
【0116】
入力ユニット2004はグラフィックスプロセッシングユニット20041及びマイクロホン20042を含んでもよく、表示ユニット2006は表示パネル20061を含んでもよく、ユーザ入力ユニット2007はタッチパネル20071及び他の入力デバイス20072を含んでもよく、メモリ2009はソフトウェアプログラム(例えば、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーション)及び各種のデータを記憶するために用いることができる。
【0117】
当業者であれば、電子機器2000はさらに各部材に給電する電源(例えば、電池)を含んでもよく、電源は電源管理システムによってプロセッサ2010に論理的に接続し、さらに電源管理システムによって充放電の管理、及び電力消費管理等の機能を実現できることが理解可能である。
図8に示す電子機器の構造は電子機器を限定するものではなく、電子機器は図示より多く又はより少ない部材、又は一部の部材の組合せ、又は異なる部材配置を含んでもよく、ここでは詳細な説明を省略する。
【0118】
表示ユニット2006は、撮像プレビュー画面の第1領域に第1画像が表示され、且つ該第1画像に目標対象が含まれる場合、該第1領域中の第2領域に該目標対象を含む第2画像を表示するために用いることができ、該目標対象の該第2画像における表示サイズが該第1画像における表示サイズより大きい。ユーザ入力ユニット2007は、第1入力を受信するために用いることができる。プロセッサ2010は、ユーザ入力ユニット2007が受信した該第1入力に応答して、第3画像及び第4画像を撮像するように制御し、目標レイアウト方式に応じて、該第3画像及び該第4画像に基づいて目標画像を生成するために用いることができる。該目標レイアウト方式は該第1画像と該第2画像のレイアウト方式である。
【0119】
本出願の実施例は電子機器を提供し、撮像プレビュー画面の第1領域に第1画像が表示され、且つ該第1画像に目標対象が含まれる場合、該第1領域中の第2領域に該目標対象を含む第2画像を表示し、該目標対象の該第2画像における表示サイズが該第1画像における表示サイズより大きく、続いて、電子機器が第1入力を受信し、そして該入力に応答して、第3画像及び第4画像を撮像し、及び該第1画像と該第2画像のレイアウト方式に応じて、該第3画像及び該第4画像に基づいて目標画像を生成する。該方法によって、電子機器はプレビュー画面に重要な情報を含む原始画像(例えば第1画像)及び部分拡大画像(例えば第2画像)を表示することができ、そしてユーザの入力を受信することで、電子機器による第3画像及び第4画像の撮像をトリガし、原始画像と部分拡大画像のレイアウト方式に応じて、第3画像と第4画像を該レイアウト方式で1つの目標画像として合成することができる。このように、電子機器は、部分拡大画像を有する原始画像(即ち、目標画像)を生成でき、それにより原始画像中の何らかの重要な情報の見逃しを防止し、注意喚起の役割を果たすことができ、さらにユーザにより使用が便利になり、ユーザの使用体験が向上する。
【0120】
選択的に、本出願の実施例において、第1画像は第1カメラによって収集された目標対象の第1プレビュー画像であり、第2画像は第2カメラによって収集された目標対象の第2プレビュー画像であり、該第2カメラの倍率は第1カメラの倍率より高い。プロセッサ2010は、具体的に、第1入力に応答して、該第1カメラを用いて該目標対象を撮像し、第3画像を得、該第2カメラを用いて該目標対象を撮像し、第4画像を得るために用いることができる。
【0121】
第2カメラの倍率が第1カメラの倍率より高いため、第2カメラで撮像された第4画像は第3画像の部分拡大画像に相当し、それにより電子機器は第1画像と第2画像のレイアウト方式に応じて、第3画像と第4画像を該レイアウト方式で1枚の目標画像として合成できることが理解可能である。このように、電子機器は、部分拡大画像を有する原始画像(即ち、目標画像)を生成でき、それにより原始画像中の何らかの重要な情報の見逃しを防止し、注意喚起の役割を果たすことができる。
【0122】
選択的に、本出願の実施例において、表示ユニット2006は、さらに、第1入力を受信する前に、撮像プレビュー画面に目標マークを表示するために用いることができ、該目標マークは第1画像及び第2画像中の目標対象の対応関係を指示するためのものである。
【0123】
電子機器は撮像プレビュー画面に目標マークを表示して、第1領域及び第2領域中の画像の目標対象の対応関係を表示することができ、また、電子機器が目標画像を生成した後、該目標画像において、目標画像中の第1領域が所在する位置での第3画像と、目標画像中の第2領域が所在する位置での第4画像との対応関係を指示するための目標マークを表示することもできることが理解可能である。それにより、ユーザは、第4画像と第3画像の対応関係を迅速に、正確に判定でき、即ち、第4画像が第3画像中のどの部分の拡大画像であるかを迅速に判定でき、さらにユーザは容易に重要な情報を迅速に取得でき、ユーザによる閲覧及び使用が便利になる。
【0124】
選択的に、本出願の実施例において、第2領域のサイズは予め設定されたサイズであり、該電子機器2000はプロセッサ2010をさらに含んでもよい。プロセッサ2010は、第1カメラによって第1画像を収集した後、且つ第2カメラによって第2画像を収集する前に、第2領域のサイズ及び目標対象の該第1画像でのサイズに応じて、第2カメラの焦点距離を調整するために用いることができる。プロセッサ2010は、具体的に、焦点距離調整後の該第2カメラを用いて該目標対象を撮像し、該第2画像を得るために用いることができる。
【0125】
電子機器が第1画像を収集した後、第2領域のサイズ及び目標対象の該第1画像でのサイズに応じて第2カメラの焦点距離をそれらのサイズが互いに適合するように調整し、調整後の第2カメラによって目標領域の画像を収集して第2領域のサイズに適合するサイズの第2画像を得ることができることが理解可能である。このように、目標対象を含む第2画像は該第2領域に最大化表示可能になり、さらに第2画像が第1画像に含まれる目標対象領域の拡大画像である効果が達成され、それによって、ユーザは該画像に拡大表示された重要な情報を便利に閲覧することができる。
【0126】
選択的に、本出願の実施例において、表示ユニット2006は、さらに、第1カメラによって第1画像を収集した後、第1領域に該第1画像を表示するために用いることができる。ユーザ入力ユニット2007は、さらに、第2カメラの焦点距離を調整するユーザの第2入力を受信するために用いることができる。プロセッサ2010は、さらに、ユーザ入力ユニット2007が受信した該第2入力に応答して、調整後の第2カメラを用いて目標対象を撮像し、該第2画像を得るために用いることができる。
【0127】
電子機器が第1カメラによって第1画像を収集した後、第1領域に第1画像が表示されている場合に、ユーザは第2入力によって第2カメラの焦点距離を調整し、調整後の焦点距離によって第2画像を撮像できることが理解可能である。このように、ユーザは実用上の要求に応じて手動で調整して、第2画像中の目標対象を該第2領域に最大化表示可能にすることができ、それによりユーザによる閲覧が便利になる。
【0128】
選択的に、本出願の実施例において、第1入力は、第1サブ入力及び第2サブ入力を含む。表示ユニット2006は、さらに、第2画像を移動させる第1サブ入力に応答して、第1領域で該第1画像の表示を維持し、該第2画像を該第2領域から、前記第1領域中の領域である第3領域に更新表示するために用いることができる。プロセッサ2010は、さらに、画像の撮像をトリガする該第2サブ入力に応答して、プロセッサ2010を、第3画像及び第4画像を撮像するように制御し、目標レイアウト方式に応じて、該第3画像及び該第4画像に基づいて目標画像を生成するために用いることができる。
【0129】
ユーザは2つのサブ入力によって第1入力への効果を実現でき、ユーザは、第2画像を移動させる第1サブ入力によって電子機器が第2画像の位置を更新表示することをトリガし、撮像をトリガする第2サブ入力によって、電子機器が第3画像及び第4画像を収集することをトリガし、及び目標レイアウト方式に応じて、第3画像及び第4画像に基づいて目標画像を生成させることができる。このように、ユーザは実用上の要求に応じて第2画像の表示位置を調整して、調整後の位置に基づいて目標画像を生成させることができる。それにより、ユーザによる使用が便利になり、ユーザの使用体験が向上する。
【0130】
本出願の実施例は可読記憶媒体をさらに提供し、該可読記憶媒体にはプログラム又はコマンドが記憶されており、該プログラム又はコマンドはプロセッサにより実行されると、上記画像生成方法の実施例の各プロセスが実現され、且つ同じ技術的効果を達成でき、重複を回避するために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0131】
該プロセッサは上記実施例における電子機器内のプロセッサである。該可読記憶媒体は、コンピュータ読み取りメモリ(Read-Only Memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、磁気ディスク又は光ディスク等のようなコンピュータ可読記憶媒体を含む。
【0132】
本出願の実施例はチップをさらに提供し、該チップはプロセッサと通信インタフェースとを含み、該通信インタフェースと該プロセッサが結合され、該プロセッサはプログラム又はコマンドを実行し、上記画像生成方法の実施例の各プロセスを実現するためのものであり、且つ同じ技術的効果を達成でき、重複を回避するために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0133】
本出願の実施例で言及したチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップ等と呼ばれてもよいことを理解すべきである。
【0134】
説明すべきことは、本明細書において、用語「含む」、「からなる」又はその他のあらゆる変形は、非排他的包含を含むように意図され、それにより一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素のみならず、明示されていない他の要素、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素をも含む点である。特に断らない限り、語句「1つの……を含む」により限定される要素は、該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置に別の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。また、指摘すべきことは、本出願の実施形態における方法及び装置の範囲は、図示又は検討された順序で機能を実行することに限定されず、係る機能に応じて実質的に同時に又は逆の順序で機能を実行することも含み得る点であり、例えば、説明されたものと異なる順番で、説明された方法を実行してもよく、さらに各種のステップを追加、省略、又は組み合わせてもよい。また、何らかの例を参照して説明した特徴は他の例において組み合わせられてもよい。
【0135】
以上の実施形態に対する説明によって、当業者であれば上記実施例の方法がソフトウェアと必要な共通ハードウェアプラットフォームとの組合せという形態で実現できることを明確に理解可能であり、当然ながら、ハードウェアによって実現してもよいが、多くの場合において前者はより好ましい実施形態である。このような見解をもとに、本出願の技術的解決手段は実質的に又は従来技術に寄与する部分はソフトウェア製品の形で実施することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器等であってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行させる複数のコマンドを含む。
【0136】
以上、図面を参照しながら本出願の実施例を説明したが、本出願は上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、本出願の示唆をもとに、当業者が本出願の趣旨及び特許請求の保護範囲から逸脱することなくなし得る多くの形態は、いずれも本出願の保護範囲に属するものとする。
【符号の説明】
【0137】
600 像生成装置
601 表示モジュール
602 受信モジュール
603 処理モジュール
604 収集モジュール
700 電子機器
701 プロセッサ
702 メモリ
2000 電子機器
2001 高周波ユニット
2002 ネットワークモジュール
2003 オーディオ出力ユニット
2004 入力ユニット
2005 センサ
2006 表示ユニット
2007 ユーザ入力ユニット
2008 インタフェースユニット
2009 メモリ
2010 プロセッサ
【手続補正書】
【提出日】2023-06-07
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮像プレビュー画面の第1領域に第1画像が表示され、且つ前記第1画像に目標対象が含まれる場合、前記第1領域中の第2領域に前記目標対象を含む第2画像を表示するステップであって、前記目標対象の前記第2画像における表示サイズが前記第1画像における表示サイズより大きいステップと、
第1入力を受信するステップと、
前記第1入力に応答して、第3画像及び第4画像を撮像し、目標レイアウト方式に応じて、前記第3画像及び前記第4画像に基づいて目標画像を生成するステップと、を含み、
前記目標レイアウト方式は前記第1画像と前記第2画像のレイアウト方式である、画像生成方法。
【請求項2】
前記第1画像は第1カメラによって収集された前記目標対象の第1プレビュー画像であり、前記第2画像は第2カメラによって収集された前記目標対象の第2プレビュー画像であり、前記第2カメラの倍率は前記第1カメラの倍率より高く、
前記第1入力に応答して、第3画像及び第4画像を撮像する前記ステップは、
前記第1入力に応答して、前記第1カメラを用いて前記目標対象を撮像し、前記第3画像を得、前記第2カメラを用いて前記目標対象を撮像し、前記第4画像を得るステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
第1入力を受信する前記ステップの前に、
前記撮像プレビュー画面において、前記第1領域及び前記第2領域中の画像の前記目標対象の対応関係を指示するための目標マークを表示するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第2領域のサイズは予め設定されたサイズであり、前記方法は、
前記第1カメラによって前記第1画像を収集した後、且つ前記第2カメラによって前記第2画像を収集する前に、前記第2領域のサイズ及び前記目標対象の前記第1画像でのサイズに応じて、前記第2カメラの焦点距離を調整するステップと、
焦点距離調整後の前記第2カメラを用いて前記目標対象を撮像し、前記第2画像を得るステップと、をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記第1カメラによって前記第1画像を収集した後、前記第1領域に前記第1画像を表示するステップと、
前記第2カメラの焦点距離を調整するユーザの第2入力を受信するステップと、
前記第2入力に応答して、調整後の前記第2カメラを用いて前記目標対象を撮像し、前記第2画像を得るステップと、をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記第1入力は、第1サブ入力及び第2サブ入力を含み、
前記第1入力に応答して、第3画像及び第4画像を撮像し、目標レイアウト方式に応じて、前記第3画像及び前記第4画像に基づいて目標画像を生成する前記ステップは、
前記第2画像を移動させる前記第1サブ入力に応答して、前記第1領域で前記第1画像の表示を維持し、前記第2画像を前記第2領域から、前記第1領域中の領域である第3領域に更新表示するステップと、
画像の撮像をトリガする前記第2サブ入力に応答して、前記第3画像及び前記第4画像を撮像し、前記目標レイアウト方式に応じて、前記第3画像及び前記第4画像に基づいて目標画像を生成するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
表示モジュールと、受信モジュールと、処理モジュールと、収集モジュールと、を含み、
前記表示モジュールは、撮像プレビュー画面の第1領域に第1画像が表示され、且つ前記第1画像に目標対象が含まれる場合、前記第1領域中の第2領域に前記目標対象を含む第2画像を表示するために用いられ、前記目標対象の前記第2画像における表示サイズが前記第1画像における表示サイズより大きく、
前記受信モジュールは、第1入力を受信するために用いられ、
前記処理モジュールは、前記受信モジュールが受信した前記第1入力に応答して、第3画像及び第4画像を撮像するように前記収集モジュールを制御し、目標レイアウト方式に応じて、前記第3画像及び前記第4画像に基づいて目標画像を生成するために用いられ、
前記目標レイアウト方式は前記第1画像と前記第2画像のレイアウト方式である、画像生成装置。
【請求項8】
前記第1画像は第1カメラによって収集された前記目標対象の第1プレビュー画像であり、前記第2画像は第2カメラによって収集された前記目標対象の第2プレビュー画像であり、前記第2カメラの倍率は前記第1カメラの倍率より高く、
前記収集モジュールは、具体的に、前記第1入力に応答して、前記第1カメラを用いて前記目標対象を撮像し、前記第3画像を得、前記第2カメラを用いて前記目標対象を撮像し、前記第4画像を得るために用いられる、請求項7に記載の装置。
【請求項9】
前記表示モジュールは、さらに、第1入力を受信する前に、前記撮像プレビュー画面において、前記第1領域及び前記第2領域中の画像の前記目標対象の対応関係を指示するための目標マークを表示するために用いられる、請求項7に記載の装置。
【請求項10】
前記第2領域のサイズは予め設定されたサイズであり、前記装置は調整モジュールをさらに含み、
前記調整モジュールは、前記第1カメラによって前記第1画像を収集した後、且つ前記第2カメラによって前記第2画像を収集する前に、前記第2領域のサイズ及び前記目標対象の前記第1画像でのサイズに応じて、前記第2カメラの焦点距離を調整するために用いられ、
前記収集モジュールは、具体的に、焦点距離調整後の前記第2カメラを用いて前記目標対象を撮像し、前記第2画像を得るために用いられる、請求項8に記載の装置。
【請求項11】
前記表示モジュールは、さらに、前記第1カメラによって前記第1画像を収集した後、前記第1領域に前記第1画像を表示するために用いられ、
前記受信モジュールは、さらに、前記第2カメラの焦点距離を調整するユーザの第2入力を受信するために用いられ、
前記収集モジュールは、さらに、前記受信モジュールが受信した前記第2入力に応答して、調整後の前記第2カメラを用いて前記目標対象を撮像し、前記第2画像を得るために用いられる、請求項8に記載の装置。
【請求項12】
前記第1入力は、第1サブ入力及び第2サブ入力を含み、
前記表示モジュールは、さらに、前記第2画像を移動させる前記第1サブ入力に応答して、前記第1領域で前記第1画像の表示を維持し、前記第2画像を前記第2領域から、前記第1領域中の領域である第3領域に更新表示するために用いられ、
前記処理モジュールは、具体的に、画像の撮像をトリガする前記第2サブ入力に応答して、前記第3画像及び前記第4画像を撮像するように前記収集モジュールを制御し、前記目標レイアウト方式に応じて、前記第3画像及び前記第4画像に基づいて前記目標画像を生成するために用いられる、請求項7に記載の装置。
【請求項13】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドと、を含み、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項1から6のいずれか1項に記載の画像生成方法のステップが実現される、電子機器。
【請求項14】
プログラム又はコマンドが記憶されており、前記プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、請求項1から6のいずれか1項に記載の画像生成方法のステップが実現される、可読記憶媒体。
【請求項15】
少なくとも1つのプロセッサにより実行されることで請求項1から6のいずれか1項に記載の画像生成方法を実現する、コンピュータソフトウェア製品。
【国際調査報告】