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特表2023-553614情報表示及び処理方法、装置、機器、媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-12-25
(54)【発明の名称】情報表示及び処理方法、装置、機器、媒体
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/431 20110101AFI20231218BHJP
   H04N 21/435 20110101ALI20231218BHJP
   G06F 3/0481 20220101ALI20231218BHJP
   H04L 67/02 20220101ALN20231218BHJP
【FI】
H04N21/431
H04N21/435
G06F3/0481
H04L67/02
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023534933
(86)(22)【出願日】2021-12-07
(85)【翻訳文提出日】2023-06-14
(86)【国際出願番号】 CN2021135954
(87)【国際公開番号】W WO2022121871
(87)【国際公開日】2022-06-16
(31)【優先権主張番号】202011441733.0
(32)【優先日】2020-12-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
2.SMALLTALK
(71)【出願人】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】シュアン,ホイ
(72)【発明者】
【氏名】ワン,インコオ
(72)【発明者】
【氏名】リウ,ウェンジン
【テーマコード(参考)】
5C164
5E555
【Fターム(参考)】
5C164FA08
5C164GA05
5C164MA06S
5C164UA04S
5C164UB10P
5C164UB88P
5E555AA57
5E555BA01
5E555BA04
5E555BA15
5E555BA23
5E555BA27
5E555BB01
5E555BB04
5E555BB15
5E555BB23
5E555BB27
5E555BC04
5E555BD01
5E555BE12
5E555CA12
5E555CB12
5E555CB74
5E555CC01
5E555DA02
5E555DB03
5E555DB18
5E555DB41
5E555DB56
5E555DC09
5E555DD08
5E555EA05
5E555EA07
5E555EA09
5E555FA00
(57)【要約】
本開示は情報表示及び処理方法、装置、機器、媒体に関する。情報表示方法は、ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードである場合、サーバーからキーイベント情報を受信するステップであって、キーイベント情報は、ターゲットマルチメディアリソースのリソースデータに基づいてキーイベントが発生したと決定するように指示するためのものであるステップと、ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示するステップと、を含む。本開示の実施例によれば、ユーザが非没入型再生モードを使用してターゲットマルチメディアリソースを再生する場合、発生したキーイベントをユーザにプロンプトし、ユーザのエクスペリエンスを向上させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報表示装置により実行される情報表示方法であって、
ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードである場合、サーバーからキーイベント情報を受信するステップであって、前記キーイベント情報は前記ターゲットマルチメディアリソースのリソースデータに基づいて、キーイベントが発生したと決定するように指示するためのものであるステップと、
前記ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、前記キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示するステップと、を含む、方法。
【請求項2】
前記ターゲットマルチメディアリソースはライブ配信マルチメディアリソースを含み、前記リソースデータはライブ配信データを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記キーイベントはライブ配信コンテンツキーイベント及びライブ配信インタラクションキーイベントのうちの少なくとも1つを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、前記キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示する前記ステップの前に、前記方法は、
プリセットされた動画生成方式に基づいて、前記イベントプロンプト情報に対応する動画画像を生成するステップをさらに含み、
前記ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、前記キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示する前記ステップは、
前記再生画面に前記動画画像を表示するステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、前記キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示する前記ステップの後、前記方法は、
前記イベントプロンプト情報の表示期間がターゲット期間に達した場合、前記イベントプロンプト情報を隠して表示するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
情報処理装置により実行される情報処理方法であって、
ターゲットマルチメディアリソースのリソースデータを取得するステップと、
前記リソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすことを検出した場合、前記イベントトリガー条件に対応するキーイベントが発生したと決定するステップと、
前記ターゲットマルチメディアリソースに関連付けられた電子機器に、前記キーイベントに対応するキーイベント情報を送信するステップであって、前記キーイベント情報は、前記ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードである場合、前記ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、前記キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示するように、前記電子機器に指示するためのものであるステップと、を含む、方法。
【請求項7】
前記ターゲットマルチメディアリソースはライブ配信マルチメディアリソースを含み、前記リソースデータはライブ配信データを含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記キーイベントはライブ配信コンテンツキーイベント及びライブ配信インタラクションキーイベントのうちの少なくとも1つを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記ライブ配信データはビデオフレームデータを含み、
前記リソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすと検出した前記ステップは、

現在のタイムスライスでの前記ビデオフレームデータに対してビデオフレームコンテンツ認識を行い、前記現在のタイムスライスに対応するビデオフレームコンテンツ情報を取得するステップと、
前記ビデオフレームコンテンツ情報がプリセットされたコンテンツトリガー条件を満たす場合、前記ビデオフレームデータが前記イベントトリガー条件を満たすと検出したと決定するステップと、を含み、
前記キーイベントはライブ配信コンテンツキーイベントを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記ビデオフレームコンテンツ情報はライブ配信垂直カテゴリラベルを含み、前記コンテンツトリガー条件は、前記現在のタイムスライスでのライブ配信垂直カテゴリラベルが前のタイムスライスでのライブ配信垂直カテゴリラベルと異なることを含み、
又は、前記ビデオフレームコンテンツ情報は文字情報を含み、前記コンテンツトリガー条件は、前記文字情報にプリセットされたキーワードが含まれることを含み、
又は、前記ビデオフレームコンテンツ情報は画像情報を含み、前記コンテンツトリガー条件は、前記画像情報にプリセットされた画像コンテンツが含まれることを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記ライブ配信データはインターフェース操作データを含み、
前記リソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすと検出した前記ステップは、
前記インターフェース操作データがプリセットされたインターフェース呼び出し情報を含む場合、前記インターフェース操作データが前記イベントトリガー条件を満たすと検出したと決定するステップを含み、
前記キーイベントはライブ配信コンテンツキーイベントを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項12】
前記ライブ配信データはターゲットインタラクションタイプのインタラクション数を含み、
前記リソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすと検出した前記ステップは、
現在のタイムスライスでのインタラクション数が、前記ターゲットインタラクションタイプに対応するインタラクション数閾値より大きいと検出した場合、前記インタラクション数がプリセットされたイベントトリガー条件を満たすと検出したと決定するステップを含み、
前記キーイベントはライブ配信インタラクションキーイベントを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項13】
前記インタラクション数閾値は、第1の数閾値及び第2の数閾値とのうちのいずれか1つを含み、
前記第1の数閾値は、ターゲット平均インタラクション数とプリセット比率との積であり、前記ターゲット平均インタラクション数は、前記現在のタイムスライスの前の全てのタイムスライスでの前記ターゲットインタラクションタイプの平均インタラクション数であり、
前記第2の数閾値は、前記ライブ配信マルチメディアリソースが所属するターゲットグループの、プリセットされた時間帯内でのインタラクション数の分布に基づいて決定された閾値である、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記キーイベントの数は複数であり、
前記ターゲットマルチメディアリソースに関連付けられた電子機器に、前記キーイベントに対応するキーイベント情報を送信する前記ステップの前に、前記方法は、
各前記キーイベントに対応するイベント優先度を決定するステップと、
前記イベント優先度に基づいて、複数の前記キーイベントからターゲットキーイベントを決定するステップと、をさらに含み、
前記ターゲットマルチメディアリソースに関連付けられた電子機器に、前記キーイベントに対応するキーイベント情報を送信する前記ステップは、
前記ターゲットマルチメディアリソースに関連付けられた電子機器に、前記ターゲットキーイベントに対応するキーイベント情報を送信するステップを含む、請求項6に記載の方法。
【請求項15】
情報表示装置であって、
ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードである場合、サーバーからキーイベント情報を受信するように配置されるイベント受信ユニットであって、前記キーイベント情報は、前記ターゲットマルチメディアリソースのリソースデータに基づいて、キーイベントが発生したと決定するように指示するためのものであるイベント受信ユニットと、
前記ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、前記キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示するように配置される情報表示ユニットと、を含む、装置。
【請求項16】
情報処理装置であって、
ターゲットマルチメディアリソースのリソースデータを取得するように配置されるデータ取得ユニットと、
前記リソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすことを検出した場合、前記イベントトリガー条件に対応するキーイベントが発生したと決定するように配置されるイベント決定ユニットと、
前記ターゲットマルチメディアリソースに関連付けられた電子機器に、前記キーイベントに対応するキーイベント情報を送信するように配置されるイベント送信ユニットであって、前記キーイベント情報は、前記ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードである場合、前記ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、前記キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示するように、前記電子機器に指示するためのものであるイベント送信ユニットと、を含む、装置。
【請求項17】
コンピューティング機器であって、
プロセッサーと、
実行可能な命令を記憶するメモリと、を含み、
前記プロセッサーは前記メモリから前記実行可能な命令を読み取り、前記実行可能な命令を実行することで、請求項1~5のいずれか一項に記載の情報表示方法、又は請求項6~14のいずれか一項に記載の情報処理方法を実現する、コンピューティング機器。
【請求項18】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムはコンピューティング機器のプロセッサーによって実行される場合、前記プロセッサーに請求項1~5のいずれか一項に記載の情報表示方法、又は請求項6~14のいずれか一項に記載の情報処理方法を実現させる、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は2020年12月08日にて中国専利局に提出した、出願番号が202011441733.0であり、発明の名称が「情報表示及び処理方法、装置、機器、媒体」である中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容は援用により本開示に組み込まれる。
【0002】
本開示は情報処理の技術分野に関し、特に、情報表示及び処理方法、装置、機器、媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
コンピュータ技術及びモバイル通信技術の迅速な発展に伴い、電子機器による各種のマルチメディア再生プラットフォームは広く適用され、人々の日常生活を豊かにする。ユーザは各種のマルチメディア再生プラットフォームを介してマルチメディアリソースを便利に再生できる。
【0004】
マルチメディアリソースの再生過程において、ユーザが他のコンテンツリソースを同時に視聴したい場合、非没入型再生モード(例えば、フローティングウィンドウ再生モード)でメディアリソースを再生することで、マルチメディアリソースに注目するとともに、他のコンテンツリソースを視聴する。ところが、ユーザは他のコンテンツリソースの視聴に夢中になると、非没入型再生モードにあるマルチメディアリソースにおけるエキサイティングなセグメントを見逃しやすくなり、ユーザのエクスペリエンスを低減する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記技術問題又はその少なくとも一部を解决するために、本開示は情報表示及び処理方法、装置、機器、媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様によれば、本開示は情報表示方法を提供し、
ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードである場合、サーバーからキーイベント情報を受信するステップであって、キーイベント情報はターゲットマルチメディアリソースのリソースデータに基づいてキーイベントが発生したと決定するように指示するためのものであるステップと、
ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示するステップと、を含む。
【0007】
第2の態様によれば、本開示は情報処理方法を提供し、
ターゲットマルチメディアリソースのリソースデータを取得するステップと、
リソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすことを検出した場合、イベントトリガー条件に対応するキーイベントが発生したと決定するステップと、
ターゲットマルチメディアリソースに関連付けられた電子機器に、キーイベントに対応するキーイベント情報を送信するステップであって、キーイベント情報は、ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードである場合、ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示するように、電子機器に指示するためのものであるステップと、を含む。
【0008】
第3の態様によれば、本開示は情報表示装置を提供し、
ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードである場合、サーバーからキーイベント情報を受信するように配置されるイベント受信ユニットであって、キーイベント情報はターゲットマルチメディアリソースのリソースデータに基づいてキーイベントが発生したと決定するように指示するためのものであるイベント受信ユニットと、
ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示するように配置される情報表示ユニットと、を含む。
【0009】
第4の態様によれば、本開示は情報処理装置を提供し、
ターゲットマルチメディアリソースのリソースデータを取得するように配置されるデータ取得ユニットと、
リソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすことを検出した場合、イベントトリガー条件に対応するキーイベントが発生したと決定するように配置されるイベント決定ユニットと、
ターゲットマルチメディアリソースに関連付けられた電子機器に、キーイベントに対応するキーイベント情報を送信するように配置されるイベント送信ユニットであって、キーイベント情報は、ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードである場合、ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示するように、電子機器に指示するためのものであるイベント送信ユニットと、を含む。
【0010】
第5の態様によれば、本開示はコンピューティング機器を提供し、
プロセッサーと、
実行可能な命令を記憶するメモリと、を含み、
プロセッサーはメモリから実行可能な命令を読み取り、実行可能な命令を実行することで、第1の態様に記載の情報表示方法又は第2の態様に記載の情報処理方法を実現する。
【0011】
第6の態様によれば、本開示はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、当該記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶されており、コンピュータプログラムはコンピューティング機器のプロセッサーによって実行されると、プロセッサーに第1の態様に記載の情報表示方法又は第2の態様に記載の情報処理方法を実現させる。
【発明の効果】
【0012】
従来技術に比べると、本開示の実施例で提供される技術案は以下の利点を備え、
本開示の実施例の情報表示及び処理方法、装置、機器、媒体によれば、ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードである場合、ターゲットマルチメディアリソースのリソースデータに基づいてキーイベントが発生したと決定するように指示するためのキーイベント情報を受信し、それに当該キーイベント情報に応答して、ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、当該キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示することで、発生したキーイベントをユーザにプロンプトし、さらにユーザが非没入型再生モードにあるターゲットマルチメディアリソースに再生されたキーイベントに対応するリソースコンテンツを見逃すことを回避し、ユーザのエクスペリエンスを向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図面を結合し、以下の具体的な実施形態を参照し、本開示の各実施例の上記及び他の特徴、利点、態様はより明瞭になる。図面において、同様又は類似の符号は同様又は類似の要素を示す。図面は概略的なものであり、原本及び要素は必ずしも縮尺で描かれるわけではないことを理解すべきである。
【0014】
図1】関連技術における1つの非没入型再生インターフェースの概略図である。
図2】関連技術における別の非没入型再生インターフェースの概略図である。
図3】関連技術におけるさらに別の非没入型再生インターフェースの概略図である。
図4】関連技術におけるさらにまた別の非没入型再生インターフェースの概略図である。
図5】本開示の実施例で提供される情報処理のアーキテクチャ図である。
図6】本開示の実施例で提供される情報表示方法の概略フローチャートである。
図7】本開示の実施例で提供される情報表示インターフェースの概略図である。
図8】本開示の実施例で提供される別の情報表示インターフェースの概略図である。
図9】本開示の実施例で提供されるさらに別の情報表示インターフェースの概略図である。
図10】本開示の実施例で提供されるさらにまた別の情報表示インターフェースの概略図である。
図11】本開示の実施例で提供されるさらにまた別の情報表示インターフェースの概略図である。
図12】本開示の実施例で提供される別の情報表示方法の概略フローチャートである。
図13】本開示の実施例で提供される情報処理方法の概略フローチャートである。
図14】本開示の実施例で提供される別の情報処理方法の概略フローチャートである。
図15】本開示の実施例で提供される情報表示装置の構造概略図である。
図16】本開示の実施例で提供される情報処理装置の構造概略図である。
図17】本開示の実施例で提供されるコンピューティング機器の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図面を参照して、本開示の実施例をより詳しく記述する。図面は本開示のいくつかの実施例を示すが、本開示はここに記載の実施例に限定されず、各種の形態で実現されてもよく、これらの実施例は、本開示をより徹底且つ完全に理解するために提供される。ここで、本開示の図面及び実施例は、本開示の保護範囲を限定しなく、ただ例示的なものであることを理解すべきである。
【0016】
本開示の方法実施形態に記載の各ステップは異なる順序に従って実行され、及び/又は並行に実行されることを理解すべきである。また、方法実施形態は付加的なステップを含み、及び/又は示したステップの実行を省略することができる。この点で、本開示の範囲は限定されない。
【0017】
本明細書で使用される「含む」という用語及びその変形は、開放的なものであり、即ち、「含むが、これに限定されない」。「基づく」という用語は、「少なくとも部分的に基づく」。「1つの実施例」という用語は「少なくとも1つの実施例」を示し、「別の実施例」という用語は「少なくとも1つの別の実施例」を示し、「いくつかの実施例」という用語は「少なくともいくつかの実施例」を示す。他の用語の関連定義は、以下の記述から与えられる。
【0018】
なお、本開示に言及された「第1」、「第2」などの概念はただ異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためのものであり、これらの装置、モジュール又はユニットが実行する機能の順序又は相互依存関係を限定しない。
【0019】
なお、本開示に言及された「1つ」、「複数」の修飾は限定的なものではなく、概略的なものであり、当業者であれば理解できるように、明細書において、特に明示的に指摘がない限り、「1つ又は複数」として理解される。
【0020】
本開示の実施形態における複数の装置の間でインタラクションするメッセージ又は情報の名称は、これらのメッセージ又は情報の範囲を限定しなく、ただ説明のためのものである。
【0021】
ユーザがマルチメディアリソースを再生する過程において、ユーザが他のコンテンツリソースを同時に視聴したい場合、非没入型再生モードでメディアリソースを再生することができるため、ユーザはマルチメディアリソースに注目するとともに、他のコンテンツリソースを視聴できる。
【0022】
非没入型再生モードは、少なくともフローティングウィンドウ再生モード及び画面分割再生モードを含むことができ、以下、具体的に図1から図4を結合して非没入型再生モードを詳しく説明する。
【0023】
図1は関連技術における1つの非没入型再生インターフェースの概略図である。図1に示すように、当該非没入型再生インターフェースはフローティングウィンドウ表示インターフェース101であってもよく、フローティングウィンドウ表示インターフェース101は、ライブ配信マルチメディアリソースのストリーム画面(ライブ配信ビデオのストリーム画面)を表示してもよい。
【0024】
フローティングウィンドウ表示インターフェース101は電子機器の任意のインターフェースにフローティング表示されてもよい。例えば、フローティングウィンドウ表示インターフェース101は電子機器のメインスクリーンインターフェースにフローティング表示されてもよい。また、例えば、フローティングウィンドウ表示インターフェース101は電子機器の任意のアプリケーションプログラムインターフェースにフローティング表示されてもよい。
【0025】
ユーザはフローティングウィンドウ表示インターフェース101をドラッグし、フローティングウィンドウ表示インターフェース101を任意の位置に配置し、フローティングウィンドウ表示インターフェース101の表示位置を変更することができる。ユーザはフローティングウィンドウ表示インターフェース101内の閉じるボタン103をクリックして、フローティングウィンドウ表示インターフェース101を閉じることもできる。ユーザは、フローティングウィンドウ表示インターフェース101内の音量制御コントロール104を介してフローティングウィンドウ表示インターフェース101内のライブ配信マルチメディアリソースの音量を制御することもできる。
【0026】
図2は関連技術における別の非没入型再生インターフェースの概略図である。図2に示すように、当該非没入型再生インターフェースはフローティングウィンドウ表示インターフェース201であってもよく、フローティングウィンドウ表示インターフェース201はビデオマルチメディアリソースのストリーム画面(例えばネットワークビデオのストリーム画面)を表示するものであってもよい。
【0027】
フローティングウィンドウ表示インターフェース201は電子機器の任意のインターフェースにフローティング表示することができる。例えば、フローティングウィンドウ表示インターフェース201は電子機器のメインスクリーンインターフェースにフローティング表示することができる。また、例えば、フローティングウィンドウ表示インターフェース201は電子機器の任意のアプリケーションプログラムインターフェースにフローティング表示することができる。
【0028】
ユーザはフローティングウィンドウ表示インターフェース201をドラッグし、任意の位置に配置し、フローティングウィンドウ表示インターフェース201の表示位置を変更することができる。ユーザは、フローティングウィンドウ表示インターフェース201内の閉じるボタン203をクリックして、フローティングウィンドウ表示インターフェース201を閉じることもできる。ユーザは、フローティングウィンドウ表示インターフェース201内の音量制御コントロール204を介してフローティングウィンドウ表示インターフェース201内のビデオマルチメディアリソースの音量を制御することもできる。ユーザは、フローティングウィンドウ表示インターフェース201内の再生制御コントロール205を介してフローティングウィンドウ表示インターフェース201のビデオマルチメディアリソースを再生状態又は一時停止状態に位置させる。ユーザはさらに、フローティングウィンドウ表示インターフェース201内のプログレスバー206を介してフローティングウィンドウ表示インターフェース201内のビデオマルチメディアリソースの再生進行状況を変更することもできる。
【0029】
図3は関連技術におけるさらに別の非没入型再生インターフェースの概略図である。図3に示すように、当該非没入型再生インターフェースはフローティングウィンドウ表示インターフェース301であってもよく、フローティングウィンドウ表示インターフェース301はオーディオマルチメディアリソースのストリーム画面(例えば、ネットワークオーディオのストリーム画面)を表示することができる。
【0030】
フローティングウィンドウ表示インターフェース301の表示方式及び制御方式は図1の例示に類似するため、ここで、贅言しない。
【0031】
図4は関連技術におけるさらにまた別の非没入型再生インターフェースの概略図である。図4に示すように、当該非没入型再生インターフェースは画面分割表示インターフェース401であり、画面分割表示インターフェース401は、マルチメディアリソースのストリーム画面を表示することができる。メディアリソースは少なくともライブ配信マルチメディアリソース、ビデオマルチメディアリソース、及びオーディオマルチメディアリソースを含んでもよい。
【0032】
画面分割表示インターフェース401は電子機器の任意のインターフェースと画面分割で表示することができる。例えば、画面分割表示インターフェース401は電子機器のメインスクリーンインターフェースと画面分割で表示し、画面分割表示インターフェース401は電子機器のディスプレイの上部又は下部に表示することができる。また、例えば、画面分割表示インターフェース401は電子機器の任意のアプリケーションプログラムインターフェースと画面分割で表示することができ、画面分割表示インターフェース401は電子機器のディスプレイのトップ又は下部に表示することができる。
【0033】
ユーザは画面分割表示インターフェース401内の音量制御コントロール403を介して画面分割表示インターフェース401内のメディアリソースの音量を制御することができる。ユーザは、画面分割表示インターフェース401の画面対本体比調整コントロール404をドラッグして、画面分割表示インターフェース401の境界405の位置を変更し、さらに画面分割表示インターフェース401の画面対本体比を調整する。
【0034】
上記各種の非没入型再生インターフェースから分かるように、非没入型再生モードは付随する方式で、ユーザが電子機器のスクリーン内でマルチメディアリソースを再生することをサポートできる。非没入型再生モードの付随性の本質により、他のインターフェースコンテンツとの互換性を考慮する必要がある。全画面表示に対して、非没入型再生モードの表示空間は限られているため、非没入型再生モードの表示はストリーム画面の表示であることが多く、即ち、マルチメディアリソースのユーザインタラクションデータ(例えば、いいねデータ、コメントデータ、ギフトデータ、弾幕データなど)を取り除き、その結果、ユーザインタラクション情報の欠落を引き起こす。
【0035】
また、ユーザが非没入型再生モードを使用してマルチメディアリソースを再生する期間に、マルチメディアリソースの再生を保持するが、ユーザの注目はマルチメディアリソースの画面又は音声に常に保持されず、情報の感知に依然として遅れがあり、エキサイティングなセグメントを見逃してしまうと、再生でしか見返せない。ところは、あるマルチメディアリソース、例えば、ライブ配信マルチメディアリソースは一定のリアルタイム性特徴を有する。電子商取引ライブ配信を例とし、注目される商品が売り切れてしまうと、買いあさるチャンスがなくなり、このような情報の欠落によるコストは直接的にユーザのコンテンツ消費体験に影響する。特に、ユーザは非没入型再生モードを使用してライブ配信マルチメディアリソースをミュート再生する期間、ライブ配信ビデオは純粋な画面のみで再生されるため、ユーザはより多くの情報を見逃す恐れがある。
【0036】
このように、関連技術における非没入型再生モードでは、ユーザは非没入型再生モードにあるマルチメディアリソースにおけるエキサイティングなリソースコンテンツスニペットを見逃しやすく、ユーザのエクスペリエンスを低減する。
【0037】
関連技術において、一般的に、ストリーム画面にマルチメディアリソースのユーザインタラクション情報を表示することで、マルチメディアリソースの再生インターフェースの面積を直接的に小さくすることに相当するが、これによって、多すぎるユーザインタラクション情報はマルチメディアリソースの再生画面をカバーして、メディアリソースの再生効果を低減する。その同時、ユーザインタラクション情報の表示サイズも小さくなるため、ユーザはインタラクションコンテンツをはっきり見えない。このように、当該方法は非没入型再生モードの軽量コンテンツキャリア特徴に適合しておらず、ユーザが情報を効果的に受信して理解するのに不利である。
【0038】
上記問題を解決するために、本開示は情報表示及び処理方法を提供し、当該情報表示及び処理方法は図5のアーキテクチャに適用され、具体的に図5を結合して詳しく説明する。
【0039】
図5は本開示の実施例で提供される情報処理のアーキテクチャ図である。
【0040】
図5に示すように、当該アーキテクチャ図はクライアントの少なくとも1つの電子機器501及びサーバー端末の少なくとも1つのサーバー502を含んでもよい。電子機器501はネットワークプロトコル、例えばハイパーテキスト転送セキュリティプロトコル(Hyper
Text Transfer Protocol
over Secure Socket
Layer、HTTPS)を介してサーバー502と接続を確立して情報交換を行うことができる。電子機器501は携帯電話、タブレット、デスクトップパソコン、ノートパソコン、車載端末、ウェアラブル機器、複合機、スマートホーム機器などの通信機能を有する機器であってもよく、仮想マシン又はシミュレーターによってシミュレートされた機器であってもよい。サーバー502はクラウドサーバー、又はサーバークラスタなどの記憶及び計算機能を有する機器であってもよい。
【0041】
上記アーキテクチャに基づいて、ユーザは非没入型再生モードで電子機器501にマルチメディアリソースを再生する。マルチメディアリソースはビデオマルチメディアリソース、オーディオマルチメディアリソース及びライブ配信マルチメディアリソースのうちの少なくとも1つであってもよい。
【0042】
これによって、ユーザが非没入型再生モードを使用してターゲットマルチメディアリソースを再生する場合、ターゲットマルチメディアリソースのリソースコンテンツに発生したキーイベントをユーザにプロンプトするために、ターゲットマルチメディアリソースの再生画面にイベントプロンプト情報を表示してもよい。ここで、マルチメディアリソースがライブ配信マルチメディアリソースであることを例とし説明する。当該ライブ配信マルチメディアリソースが所属するビデオライブ配信プラットフォームのサーバー502は、当該ライブ配信マルチメディアリソースのリソースデータ(例えばライブ配信データ)を取得し、当該ライブ配信データがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすことを検出した場合、満たされたイベントトリガー条件に対応するキーイベントが発生したと決定し、さらに、当該メディアリソースに関連付けられた電子機器、例えば、非没入型再生モードで当該ライブ配信マルチメディアリソースを再生している電子機器に、当該キーイベントに対応するキーイベント情報を送信する。
【0043】
ユーザは電子機器501の当該ビデオライブ配信プラットフォームを介して当該ライブ配信マルチメディアリソースを再生し、当該ライブ配信マルチメディアリソースの再生モードを非没入型再生モード(例えば、フローティングウィンドウ再生モード)に設置することができる。電子機器501は当該ライブ配信マルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードである場合、サーバーから送信されたキーイベント情報を受信し、当該キーイベント情報に応答して、ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、当該キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示することで、当該キーイベントが発生したことをユーザにプロンプトし、さらにユーザは当該キーイベントに対応するライブ配信リソースコンテンツスニペットを適時的に視聴できる。
【0044】
従って、図5のアーキテクチャによって、ユーザが非没入型再生モードにあるターゲットマルチメディアリソースが再生するキーイベントに対応するリソースコンテンツを見逃すことを回避し、ユーザのエクスペリエンスを向上させることができる。
【0045】
上記アーキテクチャに基づいて、以下、図6図14を結合して、本開示の実施例で提供される情報表示及び処理方法を説明する。いくつかの実施例では、当該情報表示方法は電子機器によって実行されてもよく、電子機器は図5に示すクライアントにおける電子機器501であってもよい。別のいくつかの実施例では、当該情報処理方法はサーバーによって実行されてもよく、サーバーは図5に示すサーバーにおけるサーバー502であってもよい。電子機器は携帯電話、タブレット、デスクトップパソコン、ノートパソコン、車載端末、ウェアラブル機器、複合機、スマートホーム機器などの通信機能を有する機器であってもよく、仮想マシン又はシミュレーターがシミュレートする機器であってもよい。サーバーはクラウドサーバー、又はサーバークラスタなどの記憶及び計算機能を有する機器であってもよい。
【0046】
以下、まず、図6図12を結合して、電子機器がターゲットマルチメディアリソースのキーイベントをプロンプトする過程を詳しく説明する。
【0047】
図6は本開示の実施例で提供される情報表示方法の概略フローチャートを示す。
【0048】
図6に示すように、当該情報表示方法は以下のステップを含んでもよい。
S610:ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードである場合、サーバーからキーイベント情報を受信する。
【0049】
本開示のいくつかの実施例では、電子機器は、ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードであると検出した場合、サーバーにキーイベント取得要求を送信し、サーバーはキーイベント取得要求に応答して、電子機器にターゲットマルチメディアリソースのキーイベント情報を送信することで、電子機器はサーバーからターゲットマルチメディアリソースのキーイベント情報を受信することができる。
【0050】
サーバーは、ターゲットマルチメディアリソースを提供するサーバー、例えば、図5に示すサーバー502であってもよい。
【0051】
任意選択で、非没入型再生モードは少なくともフローティングウィンドウ再生モード及び画面分割再生モードのうちの少なくとも1つを含んでもよく、ここで限定しない。
【0052】
本開示の実施例では、キーイベント情報は、ターゲットマルチメディアリソースのリソースデータに基づいてキーイベントが発生したと決定するように指示するためのものであってもよい。
【0053】
具体的に、キーイベントの発生はターゲットマルチメディアリソースのリソースデータに基づいてサーバーによって決定されてもよく、これについて、以下詳しく説明する。
【0054】
本開示の実施例では、ターゲットマルチメディアリソースはビデオマルチメディアリソース、オーディオマルチメディアリソース及びライブ配信マルチメディアリソースのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0055】
ビデオマルチメディアリソースはネットワークビデオ、例えばビデオ再生ウェブサイトでのドラマ、映画、バラエティなどのビデオを含んでもよい。オーディオマルチメディアリソースはネットワークオーディオ、例えばオーディオ再生ウェブサイトでの音楽、又はオーディオ放送ウェブサイトでの放送などを含んでもよい。ライブ配信マルチメディアリソースはライブ配信ビデオ及びライブ配信オーディオなどを含んでもよい。
【0056】
いくつかの実施例では、ターゲットマルチメディアリソースがライブ配信マルチメディアリソースを含む場合、ライブ配信マルチメディアリソースはライブ配信ビデオ及びライブ配信オーディオを含んでもよく、リソースデータはライブ配信データを含んでもよい。
【0057】
任意選択で、キーイベントはライブ配信コンテンツキーイベント及びライブ配信インタラクションキーイベントのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0058】
一例において、ライブ配信コンテンツキーイベントは、ライブ配信コンテンツに関するキーイベント、例えばライブ配信コンテンツ変更イベント及びライブ配信ハイライトイベントのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0059】
任意選択で、ライブ配信データはライブ配信コンテンツデータを含んでもよく、ライブ配信コンテンツデータはビデオフレームデータ及びオーディオフレームデータのうちの少なくとも1つを含んでもよい。具体的に、ライブ配信マルチメディアリソースがライブ配信ビデオを含む場合、ライブ配信コンテンツデータはビデオフレームデータ及び/又はオーディオフレームデータを含んでもよく、ライブ配信マルチメディアリソースがライブ配信オーディオを含む場合、ライブ配信コンテンツデータはオーディオフレームデータを含んでもよい。
【0060】
任意選択で、本開示の実施例では、ライブ配信マルチメディアリソースの一定時間内でのリソースコンテンツ、例えばライブ配信コンテンツに基づいて、当該時間帯内でライブ配信マルチメディアリソースを対応するライブ配信垂直カテゴリに分割する。
【0061】
例えば、ライブ配信マルチメディアリソースの0~15分内でのライブ配信コンテンツは、ライバーが歌を歌うことであれば、0~15分内のライブ配信マルチメディアリソースは、歌う垂直カテゴリに分割される。また、例えば、ライブ配信マルチメディアリソースの16~20分内のライブ配信コンテンツは、ライバーがライブ配信視聴ユーザとチャットすることであれば、16~20分内のライブ配信マルチメディアリソースは、チャット垂直カテゴリに分割される。また、例えば、ライブ配信マルチメディアリソースの21~30分内でのライブ配信コンテンツは、ライバーが踊ることであれば、21~30分内のライブ配信マルチメディアリソースは、ダンス垂直カテゴリに分割される。
【0062】
このように、異なる時間帯内で、ライバーのライブ配信コンテンツの変更に伴って、ライブ配信マルチメディアリソースが所属するライブ配信垂直カテゴリも変更する。従って、キーイベントはライブ配信コンテンツ変更イベントを含むことで、ライバーのライブ配信コンテンツが変更したことを、ライブ配信マルチメディアリソースを視聴するユーザにプロンプトする。
【0063】
任意選択で、本開示の実施例では、異なるライブ配信垂直カテゴリでの異なるリソースコンテンツ、例えばライブ配信コンテンツのハイライトが異なるため、異なるライブ配信垂直カテゴリでの異なるライブ配信コンテンツに対して、異なるライブ配信ハイライトイベントを設置してもよい。
【0064】
ライブ配信垂直カテゴリがゲーム垂直カテゴリである場合、ライブ配信コンテンツが一人称シューティングゲームであれば、ライブ配信ハイライトイベントは、「最後5人」イベント、「決勝戦に入った」イベント、及び「連続3人倒し」イベントなどであり、ライブ配信コンテンツがマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナであれば、ライブ配信ハイライトイベントは「3倒し/4倒し/5倒し」イベント、「チームファイト時点」イベント及び「クリスタルアタック」イベントなどであり、ライブ配信コンテンツが非対称対戦ゲームであれば、ライブ配信ハイライトイベントは「リリース成功」イベント、「脱出成功」イベント、及び「1対1時点」イベントなどであり、ライブ配信コンテンツが軽競技ゲームであれば、ライブ配信ハイライトイベントは「10sカウントダウン」イベント、「キーゲーム」イベント及び「ゲームポイント」イベントなどである。
【0065】
ライブ配信垂直カテゴリが電子商取引垂直カテゴリである場合、ライブ配信ハイライトイベントは「商品交換」イベント、「紅包配布」イベント、及び「福袋配布」イベントであってもよい。
【0066】
ライブ配信垂直カテゴリが屋外垂直カテゴリである場合、ライブ配信コンテンツは屋外釣りであれば、ライブ配信ハイライトイベントは「魚がかかった」イベントであってもよい。
【0067】
別の例では、ライブ配信インタラクションキーイベントは、ユーザのインタラクション状況に関するキーイベントを含んでもよく、例えば、ライブ配信インタラクションキーイベントは、ユーザとライバーとのキーインタラクションイベント、ユーザの買い物に関するキーインタラクションイベントのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0068】
任意選択で、ライブ配信データはライブ配信インタラクションデータを含み、ライブ配信インタラクションデータはユーザインタラクションデータ及びライバーインタラクションデータを含んでもよい。具体的に、ユーザインタラクションデータは、ユーザから送信されたインタラクション情報及びユーザのインターフェース操作動作のうちの少なくとも1つを含んでもよい。ライバーインタラクションデータはライバーから送信されたインタラクション情報及びライバーのインターフェース操作動作のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0069】
任意選択で、本開示の実施例では、ユーザとライバーとのインタラクションはコメント、いいね、及び投げ銭などを含んでもよい。
【0070】
この場合、ユーザとライバーとのキーインタラクションイベントは、「ユーザコメント1万件以上」イベント、「ユーザいいね1万件以上」イベント、「ユーザ多額投げ銭」イベント、「ユーザ多額ギフト」イベント、「ユーザコメント急増」イベント、及び「ユーザいいね急増」イベントなどを含んでもよい。
【0071】
任意選択で、本開示の実施例では、ユーザの買い物に関するインタラクションは、ユーザの、商品リンクに対するクリックなどを含む。
【0072】
この場合、ユーザの買い物に関するキーインタラクションイベントは、「商品リンクのヒット数急増」イベント、「商品リンクのヒット数が閾値に達した」イベント、及び「商品リンクのヒット数の伸び率が閾値に達した」イベントなどを含んでもよい。
【0073】
別のいくつかの実施例では、ターゲットマルチメディアリソースがビデオマルチメディアリソースを含む場合、ビデオマルチメディアリソースはネットワークビデオを含んでもよく、リソースデータはビデオデータを含んでもよい。
【0074】
任意選択で、キーイベントはビデオコンテンツキーイベント及びビデオインタラクションキーイベントのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0075】
一例では、ビデオコンテンツキーイベントは、ビデオコンテンツに関するキーイベントを含んでもよく、例えば、ビデオコンテンツキーイベントは、ドラマの経典的セグメントの再生、映画の主役のハイライト瞬間の再生、バラエティの効率的な時刻の再生などを含んでもよい。
【0076】
任意選択で、ビデオデータはビデオコンテンツデータ、例えばビデオフレームデータを含んでもよい。
【0077】
別の例では、ビデオインタラクションキーイベントは、ユーザインタラクション状況に関するキーイベント、例えば、ユーザコメント急増イベント、ユーザコメントが閾値に達したイベント、ユーザいいね急増イベント、ユーザいいねが閾値に達したイベントなどを含んでもよい。
【0078】
任意選択で、ビデオデータはユーザインタラクションデータを含んでもよい。具体的に、ユーザインタラクションデータは、ユーザから送信されたインタラクション情報、及びユーザのインターフェース操作動作のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0079】
別のいくつかの実施例では、ターゲットマルチメディアリソースがオーディオマルチメディアリソースを含む場合、オーディオマルチメディアリソースはネットワークオーディオを含んでもよく、リソースデータはオーディオデータを含んでもよい。
【0080】
任意選択で、キーイベントはオーディオコンテンツキーイベント及びオーディオインタラクションキーイベントのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0081】
一例では、オーディオコンテンツキーイベントは、オーディオコンテンツに関するキーイベントを含んでもよく、例えば、オーディオコンテンツキーイベントは、リフレイン再生イベント、コーラススニペット再生イベントなどを含んでもよい。
【0082】
任意選択で、オーディオデータはオーディオコンテンツデータ、例えばオーディオフレームデータを含んでもよい。
【0083】
別の例では、オーディオインタラクションキーイベントは、ユーザインタラクション状況に関連するキーイベント、例えばユーザコメント急増イベント、ユーザコメントが閾値に達したイベント、ユーザいいね急増イベント、ユーザいいねが閾値に達したイベントなどを含んでもよい。
【0084】
任意選択で、オーディオデータはユーザインタラクションデータを含んでもよい。具体的に、ユーザインタラクションデータは、ユーザから送信されたインタラクション情報及びユーザのインターフェース操作動作のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0085】
S620:ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示する。
【0086】
本開示の実施例では、電子機器は、サーバーから送信されたターゲットマルチメディアリソースのキーイベント情報を受信した後、キーイベント情報に応答して、キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を生成し、ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に当該イベントプロンプト情報を表示することで、ユーザはイベントプロンプト情報を介してキーイベントが発生したことを了解する。
【0087】
任意選択で、電子機器はターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を重ね合わせるように表示する。
【0088】
例えば、電子機器はターゲットマルチメディアリソースの再生画面にフローティング層を設置することができ、当該フローティング層は少なくともターゲットマルチメディアリソースの再生画面を部分的に覆うことができ、フローティング層内に、キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示することができる。
【0089】
さらに、イベントプロンプト情報はターゲットマルチメディアリソースの再生画面の任意の位置、例えばターゲットマルチメディアリソースの再生画面の上部、中部又は下部に表示されることができ、ここで限定しない。
【0090】
本開示のいくつかの実施例では、イベントプロンプト情報は文字情報を含んでもよい。
【0091】
任意選択で、キーイベント情報は指定のテキストフォーマットを有するテキストを含んでもよく、電子機器は当該テキストに基づいてキーイベントに対応するイベントプロンプト情報を生成し、又は当該テキストに基づいて予め記憶されたプロンプト情報から、キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を選択してもよい。
【0092】
例えば、キーイベント情報のテキストが「ライブ配信コンテンツが歌うことに変更する」であれば、当該テキストに基づいて予め記憶されたプロンプト情報から、キーイベントに対応するイベントプロンプト情報「歌い始める」を選択することができる。
【0093】
任意選択で、キーイベント情報はキーイベントプロンプト機能を実現するように直接表示できるテキストであってもよく、これによって、電子機器は直接的に当該テキストをイベントプロンプト情報とすることができる。
【0094】
例えば、キーイベント情報がテキスト「歌い始める」であれば、直接的に「歌い始める」をイベントプロンプト情報とすることができる。
【0095】
図7は本開示の実施例で提供される情報表示インターフェースの概略図である。図7に示すように、非没入型再生モードがフローティングウィンドウ再生モードであることを例とし、当該情報表示インターフェースはフローティングウィンドウ表示インターフェース701であってもよく、フローティングウィンドウ表示インターフェース701内にライブ配信ビデオ画面702を表示している。キーイベントがライブ配信コンテンツ変更イベントである場合、ライブ配信コンテンツは、ライバーがライブ配信視聴ユーザとチャットすることから、ライバーが歌を歌うことに変更すると、イベントプロンプト情報703は文字「歌い始める」を含んでもよく、イベントプロンプト情報703は重ね合わせるようにライブ配信ビデオ画面702の下部に表示されてもよい。
【0096】
図8は本開示の実施例で提供される別の情報表示インターフェースの概略図である。図8に示すように、非没入型再生モードがフローティングウィンドウ再生モードであることを例とし、当該情報表示インターフェースはフローティングウィンドウ表示インターフェース701であってもよく、フローティングウィンドウ表示インターフェース701内にライブ配信ビデオ画面702を表示してもよい。キーイベントがライブ配信ハイライトイベントである場合、ライブ配信垂直カテゴリがゲーム垂直カテゴリであり、ライブ配信コンテンツが一人称シューティングゲームであり、ライブ配信ハイライトイベントが「決勝戦に入った」イベントであれば、イベントプロンプト情報704は文字「決勝戦」を含んでもよく、イベントプロンプト情報704は重ね合わせるようにライブ配信ビデオ画面702の下部に表示されてもよい。
【0097】
図9は本開示の実施例で提供されるさらに別の情報表示インターフェースの概略図を示す。図9に示すように、非没入型再生モードがフローティングウィンドウ再生モードであることを例とし、当該情報表示インターフェースはフローティングウィンドウ表示インターフェース701であってもよく、フローティングウィンドウ表示インターフェース701内にライブ配信ビデオ画面702を表示してもよい。キーイベントがライブ配信ハイライトイベントである場合、ライブ配信垂直カテゴリが電子商取引垂直カテゴリであり、ライブ配信ハイライトイベントが「紅包配布」イベントであれば、イベントプロンプト情報705は文字「紅包が来た」を含んでもよく、イベントプロンプト情報705は重ね合わせるように、ライブ配信ビデオ画面702の下部に表示されてもよい。
【0098】
このように、ターゲットマルチメディアリソースがライブ配信マルチメディアリソースを含む場合、ライブ配信コンテンツキーイベントはハイライトの強感知及びライブ配信ルーム内のライブ配信コンテンツ変更の強到達という両方を含んでもよく、これによって、ユーザは非没入型の視聴シーンで、ライブ配信ルーム内のコンテンツの入れ替わりを感知できる。
【0099】
図10は本開示の実施例で提供されるさらにまた別の情報表示インターフェースの概略図を示す。図10に示すように、非没入型再生モードがフローティングウィンドウ再生モードであることを例とし、当該情報表示インターフェースはフローティングウィンドウ表示インターフェース701であってもよく、フローティングウィンドウ表示インターフェース701内にライブ配信ビデオ画面702を表示してもよい。キーイベントがライブ配信インタラクションキーイベントである場合、ユーザから送信されたインタラクション情報によって、発生したライブ配信インタラクションキーイベントが「ユーザコメント1万件以上」イベントであると検出した場合、イベントプロンプト情報706は文字「コメント1万件以上」を含んでもよく、イベントプロンプト情報706は重ね合わせるようにライブ配信ビデオ画面702の下部に表示されてもよい。
【0100】
図11は本開示の実施例で提供されるさらにまた別の情報表示インターフェースの概略図を示す。図11に示すように、非没入型再生モードがフローティングウィンドウ再生モードであることを例とし、当該情報表示インターフェースはフローティングウィンドウ表示インターフェース701であってもよく、フローティングウィンドウ表示インターフェース701内にライブ配信ビデオ画面702を表示してもよい。キーイベントがライブ配信インタラクションキーイベントである場合、ライブ配信の垂直カテゴリが買い物垂直カテゴリであれば、ユーザのインターフェース操作動作によって、発生したライブ配信インタラクションキーイベントが「商品リンクのヒット数急増」イベントであると検出した場合、イベントプロンプト情報707は文字「超人気商品が来た」を含んでもよく、イベントプロンプト情報707は重ね合わせるようにライブ配信ビデオ画面702の下部に表示されてもよい。
【0101】
このように、ターゲットマルチメディアリソースがライブ配信マルチメディアリソースを含む場合、ライブ配信インタラクションキーイベントは、ライブ配信ルーム内でインタラクション操作に基づいてライバー及びライブ配信視聴ユーザによるフィールド雰囲気構築、及び電子商取引シーンを代表とする利益関連情報のリアルタイム性到達を含んでもよく、コメント、いいね、ギフトなどのインタラクション操作を逸脱した一方向度情報到達キャリアにおいて、ユーザにライブ配信ルーム内のインタラクション雰囲気及びインタラクション行為を感知させることができる。
【0102】
本開示の実施例では、ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードである場合、ターゲットマルチメディアリソースのリソースデータに基づいてキーイベントが発生したと決定するように指示するためのキーイベント情報を受信し、当該キーイベント情報に応答して、ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、当該キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示することで、発生したキーイベントをユーザにプロンプトし、さらにユーザが非没入型再生モードにあるターゲットマルチメディアリソースによって再生されるキーイベントに対応するリソースコンテンツを見逃すことを回避し、ユーザのエクスペリエンスを向上させる。
【0103】
本開示の別のいくつかの実施例では、イベントプロンプト情報はアイコンをさらに含んでもよい。
【0104】
任意選択で、電子機器はキーイベント情報におけるキーワードを抽出し、キーワードと予め記憶されたアイコンとの対応関係に基づいて、キーイベントに対応するアイコンを決定してもよい。
【0105】
例えば、キーイベント情報は「歌う」というキーワードを含むと、当該キーワードに基づいて予め記憶されたアイコンから、キーイベントに対応するアイコン「マイク」を選択することができる。
【0106】
これによって、テキスト及びアイコンの形態で、視聴体験に影響しなく、明確で簡潔なライブ配信ルーム凝縮情報を伝達する。
【0107】
これらの実施例では、任意選択で、S620の後、当該情報表示方法は、
ユーザの、ターゲットマルチメディアリソースの再生インターフェース又はアイコンに対するトリガー操作を受信するステップと、
当該トリガー操作に応答して、没入型再生モードでターゲットマルチメディアリソースを再生するステップであって、没入型再生モードは全画面再生モードを含み、例えば、ターゲットマルチメディアリソースの再生画面を全画面表示するステップと、を含んでもよい。
トリガー操作はクリック操作、長押し操作、ダブルクリック操作などのうちの少なくとも1つであってもよく、ここで限定しない。
【0108】
このように、ターゲットマルチメディアリソースがライブ配信マルチメディアリソースを含む場合、ユーザはターゲットマルチメディアリソースの再生インターフェース又はアイコン領域をクリックすることで、ライブ配信ルームに戻って、全画面没入型体験の形態でライブ配信ビデオを適時的に再生し、さらに、情報到達及び引き戻しを適時的に行って、ライブ配信視聴ユーザはエキサイティングなセグメントを見逃さないようにする。
【0109】
本開示の別のいくつかの実施例では、S620の前、当該情報表示方法は、
プリセットされた動画生成方式に基づいて、イベントプロンプト情報に対応する動画画像を生成するステップを含んでもよい。
【0110】
それに対応して、S620は具体的に、
再生画面に動画画像を重ね合わせるように表示するステップを含んでもよい。
動画生成方式について、必要に応じて予め設置すればよく、ここで限定しない。
【0111】
任意選択で、イベントプロンプト情報に対応する動画画像は、イベントプロンプト情報の「入場」動画画像、「動的エフェクト表示」動画画像、及び「退出」動画画像を含んでもよく、それに対応して、動画生成方式は「入場」動画生成方式、「動的エフェクト表示」動画生成方式、及び「退出」動画生成方式を含んでもよい。異なるイベントプロンプト情報は同じ動画生成方式を有してもよく、異なる動画生成方式を有してもよく、ここで限定しない。
【0112】
これによって、情報の伝達及び表示過程で非没入型再生モードの表示没入性が弱いことを考慮し、動的情報到達を介してユーザの注目を集める。
【0113】
本開示の別の実施形態では、ユーザのエクスペリエンスをさらに向上させるために、イベントプロンプト情報の表示期間を制限してもよい。
【0114】
図12は本開示の実施例で提供される情報表示方法の概略フローチャートを示す。
【0115】
図12に示すように、当該情報表示方法は以下のステップを含んでもよい。
S1210:ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードである場合、サーバーからキーイベント情報を受信する。
キーイベント情報はターゲットマルチメディアリソースのリソースデータに基づいてキーイベントが発生したと決定するように指示するためのものである。
S1220:ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示する。
なお、S1210~S1220は図6の実施例のS610~S620に類似するため、ここで贅言しない。
S1230:イベントプロンプト情報の表示期間がターゲット期間に達した場合、イベントプロンプト情報を隠して表示する。
【0116】
具体的に、電子機器はイベントプロンプト情報を表示した後、イベントプロンプト情報の表示期間を計時し、イベントプロンプト情報の表示期間がターゲット期間に達した場合、イベントプロンプト情報を隠して表示する。
【0117】
ターゲット期間について、必要に応じて設置すればよい。任意選択で、ターゲット期間は予め設定された表示周期の期間であってもよい。例えば、表示周期の期間は5sであれば、ターゲット期間を5sに設置すればよい。
【0118】
任意選択で、イベントプロンプト情報を隠して表示することは、イベントプロンプト情報表示を停止すること、イベントプロンプト情報を片付けてバックグラウンドで表示し続けること、再生画面で遮蔽することなどのいずれか1つの方式を含んでもよい。
【0119】
本開示のいくつかの実施例では、イベントプロンプト情報が「入場」動画画像、「動的エフェクト表示」動画画像、及び「退出」動画画像を有する場合、イベントプロンプト情報の「入場」動画画像、「動的エフェクト表示」動画画像、及び「退出」動画画像の合計表示期間はターゲット期間である。
【0120】
これによって、イベントプロンプト情報が注意という目的を達成した場合、イベントプロンプト情報を隠し、ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に対する遮蔽を低減し、サーバーによって新たに検出されたキーイベントに対応するイベントプロンプト情報の表示に影響していないことができる。
【0121】
本開示において、ターゲットマルチメディアリソースのリソースコンテンツにキーイベントが発生したことを適時的に検出するために、ターゲットマルチメディアリソースを提供するサーバーを利用して、ターゲットマルチメディアリソースのリソースデータに基づいて、キーイベントが発生したと決定する。以下、図13図14に基づいてサーバーは、ターゲットマルチメディアリソースのリソースコンテンツにキーイベントが発生したと決定する過程を詳しく説明する。
【0122】
図13は本開示の実施例で提供される情報処理方法の概略フローチャートを示す。
【0123】
図13に示すように、当該情報処理方法は以下のステップを含んでもよい。
S1310:ターゲットマルチメディアリソースのリソースデータを取得する。
【0124】
本開示の実施例では、ターゲットマルチメディアリソースを提供するサーバーはターゲットマルチメディアリソースのリソースデータをリアルタイムに取得できる。
【0125】
本開示の実施例では、ターゲットマルチメディアリソースはビデオマルチメディアリソース、オーディオマルチメディアリソース、及びライブ配信マルチメディアリソースのうちのいずれか1つを含んでもよい。
【0126】
ビデオマルチメディアリソースはネットワークビデオ、例えばビデオ再生ウェブサイトでのドラマ、映画、バラエティなどのビデオを含んでもよい。オーディオマルチメディアリソースはネットワークオーディオ、例えばオーディオ再生ウェブサイトでの音楽、又はオーディオ放送ウェブサイトでの放送などを含んでもよい。ライブ配信マルチメディアリソースはライブ配信ビデオ及びライブ配信オーディオなどを含んでもよい。
【0127】
いくつかの実施例では、ターゲットマルチメディアリソースがライブ配信マルチメディアリソースを含む場合、ライブ配信マルチメディアリソースはライブ配信ビデオ及びライブ配信オーディオを含んでもよく、リソースデータはライブ配信データを含んでもよい。
【0128】
さらに別のいくつかの実施例では、ターゲットマルチメディアリソースがビデオマルチメディアリソースを含む場合、ビデオマルチメディアリソースはネットワークビデオを含んでもよく、リソースデータはビデオデータを含んでもよい。
【0129】
さらにまた別のいくつかの実施例では、ターゲットマルチメディアリソースがオーディオマルチメディアリソースを含む場合、オーディオマルチメディアリソースはネットワークオーディオを含んでもよく、リソースデータはオーディオデータを含んでもよい。
【0130】
なお、リソースデータについて、図6に示す実施例では既に詳しく説明したため、ここで贅言しない。
【0131】
S1320:リソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすことを検出した場合、イベントトリガー条件に対応するキーイベントが発生したと決定する。
【0132】
本開示の実施例では、サーバーがターゲットマルチメディアリソースのリソースデータを取得した後、ターゲットマルチメディアリソースのリソースデータを検出し、ターゲットマルチメディアリソースのリソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすかどうかを判断し、ターゲットマルチメディアリソースのリソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすことを検出した場合、イベントトリガー条件に対応するキーイベントが発生したと決定し、ターゲットマルチメディアリソースのリソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たさないと検出した場合、イベントトリガー条件に対応するキーイベントが発生していないと決定する。
【0133】
具体的に、リソースデータがリソースコンテンツデータを含む場合、コンテンツ認識技術によって、リソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすかどうかを検出してもよく、リソースデータがインターフェース操作データを含む場合、インターフェース検出技術によって、リソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすかどうかを検出してもよく、リソースデータがインタラクション情報データを含む場合、データ統計技術によって、リソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすかどうかを検出してもよい。
【0134】
ターゲットマルチメディアリソースがビデオマルチメディアリソースを含む場合、リソースコンテンツデータはビデオコンテンツデータを含んでもよく、ターゲットマルチメディアリソースがオーディオマルチメディアリソースを含む場合、リソースコンテンツデータはオーディオコンテンツデータを含んでもよく、ターゲットマルチメディアリソースがライブ配信マルチメディアリソースを含む場合、リソースコンテンツデータはライブ配信コンテンツデータを含んでもよい。
【0135】
ターゲットマルチメディアリソースがライブ配信マルチメディアリソースであることを例とし、リソースデータはライブ配信コンテンツデータ、インタラクション情報データ、及びインターフェース操作データを含んでもよく、ライブ配信コンテンツデータはビデオフレームデータ及び/又はオーディオフレームデータを含んでもよく、インタラクション情報データはユーザから送信されたインタラクション情報、及びライバーから送信されたインタラクション情報を含んでもよく、インターフェース操作データはユーザのインターフェース操作動作、及びライバーのインターフェース操作動作を含んでもよい。
【0136】
ライブ配信コンテンツデータがビデオフレームデータを含む場合、サーバーはビデオフレームデータに対してビデオフレームコンテンツ認識を行うことで、ビデオフレームデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすかどうかを検出してもよく、サーバーはさらにインターフェース操作データに対してインターフェース検出を行うことで、ビデオフレームデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすかどうかを検出し、さらにライブ配信ルーム内のキーイベントをリアルタイムにキャプチャして判断してもよい。これによって、ライブ配信ルーム内のキーイベントをリアルタイムにキャプチャして判断し、ライブ配信視聴ユーザにリアルタイムに伝達することで、ライブ配信視聴ユーザはライブ配信ルーム内のコンテンツ変更を適時的に感知し、エキサイティングな情報を適時的にキャプチャすることができる。
【0137】
サーバーはインタラクション情報データを利用して、インタラクション数に対してデータ統計及びトレンド計算を行うことで、ビデオフレームデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすかどうかを検出し、さらにライブ配信ルーム内のインタラクション(例えば、いいね、コメント、投げ銭、買い物)状況を客観的に測定し、ライブ配信視聴ユーザにリアルタイムに伝達することで、インタラクションシーンから逸脱した非没入型ライブ配信視聴ユーザは依然として、高度に凝縮されたインタラクション情報を介してライブ配信ルーム内のインタラクション雰囲気を感知できる。
【0138】
本開示のいくつかの実施例では、ターゲットマルチメディアリソースがライブ配信マルチメディアリソースを含む場合、キーイベントはライブ配信コンテンツキーイベント及びライブ配信インタラクションキーイベントのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0139】
本開示の別のいくつかの実施例では、ターゲットマルチメディアリソースがビデオマルチメディアリソースを含む場合、キーイベントはビデオコンテンツキーイベント及びビデオインタラクションキーイベントのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0140】
本開示のさらに別のいくつかの実施例では、ターゲットマルチメディアリソースがオーディオマルチメディアリソースを含む場合、キーイベントはオーディオコンテンツキーイベント及びオーディオインタラクションキーイベントのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0141】
なお、キーイベントについて、図6に示す実施例では既に詳しく説明したため、ここで贅言しない。
【0142】
S1330:ターゲットマルチメディアリソースに関連付けられた電子機器に、キーイベントに対応するキーイベント情報を送信する。
【0143】
いくつかの実施例では、ターゲットマルチメディアリソースに関連付けられた電子機器は、ターゲットマルチメディアリソースを取得する電子機器、即ち、ターゲットマルチメディアリソースを再生する必要がある電子機器であってもよい。
【0144】
別のいくつかの実施例では、ターゲットマルチメディアリソースに関連付けられた電子機器は、ターゲットマルチメディアリソースを取得し非没入型再生モードでターゲットマルチメディアリソースを再生する電子機器であってもよい。
【0145】
本開示の実施例では、S1330の前、当該情報処理方法は、
キーイベントに対応するキーイベント情報を生成するステップをさらに含んでもよい。
【0146】
具体的に、サーバーはプリセットされたキーイベント情報生成ルールに基づいて、発生したキーイベントのイベントコンテンツに応じて、キーイベントに対応するキーイベント情報を生成してもよい。
【0147】
さらに、キーイベント情報は、ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードである場合、ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示するように電子機器に指示し、これについて、図6に示す実施例では既に説明したため、ここで贅言しない。
【0148】
具体的に、サーバーは、ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードであると検出した電子機器から送信されたキーイベント取得要求を受信し、当該キーイベント取得要求に応答して、当該電子機器をターゲットマルチメディアリソースに関連付けられた電子機器として、ターゲットマルチメディアリソースに関連付けられた電子機器に、ターゲットマルチメディアリソースに対応するキーイベント情報を送信し、さらに指定した電子機器はターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、当該キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示することができる。
【0149】
本開示の実施例では、ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードである場合、電子機器はターゲットマルチメディアリソースのリソースデータに基づいてキーイベントが発生したと決定するように指示するためのキーイベント情報を受信した後、ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、当該キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示することで、発生したキーイベントをユーザにプロンプトし、さらにユーザが非没入型再生モードにあるターゲットマルチメディアリソースが再生するキーイベントに対応するリソースコンテンツを見逃すことを回避し、ユーザのエクスペリエンスを向上させる。
【0150】
本開示の別の実施形態では、異なるリソースデータに対して、異なる方式でリソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすと検出し、これについて、以下詳しく説明する。
【0151】
いくつかの実施例では、ターゲットマルチメディアリソースがライブ配信マルチメディアリソースを含み、ライブ配信データがビデオフレームデータを含む場合、リソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすと検出したステップは、
現在のタイムスライスでのビデオフレームデータに対してビデオフレームコンテンツ認識を行うことで、現在のタイムスライスに対応するビデオフレームコンテンツ情報を取得するステップと、
ビデオフレームコンテンツ情報がプリセットされたコンテンツトリガー条件を満たす場合、ビデオフレームデータがイベントトリガー条件を満たすと検出したと決定するステップと、を含み、
キーイベントはライブ配信コンテンツキーイベントを含む。
【0152】
具体的に、ビデオフレームデータは少なくとも1つのビデオフレームを含んでもよい。サーバーは人工知能技術(例えば画像認識技術)を利用して、現在のタイムスライスでの少なくとも1つのビデオフレームに対してビデオフレームコンテンツ認識を行い、現在のタイムスライスに対応するビデオフレームコンテンツ情報を取得し、そしてビデオフレームコンテンツ情報がプリセットされたコンテンツトリガー条件を満たすかどうかを判断し、満たされた場合、ビデオフレームデータ(即ち、リソースデータ)がイベントトリガー条件を満たすと検出したと決定し、そうでない場合、ビデオフレームデータがイベントトリガー条件を満たすと検出していないと決定する。
【0153】
任意選択で、タイムスライスの期間について、必要に応じて設置すればよく、ここで限定しない。
【0154】
一例では、ビデオフレームコンテンツ情報はライブ配信垂直カテゴリラベルを含んでもよく、コンテンツトリガー条件は、現在のタイムスライスでのライブ配信垂直カテゴリラベルが、前のタイムスライスでのライブ配信の垂直カテゴリラベルと異なることを含んでもよい。
【0155】
具体的に、画像認識技術によって現在のタイムスライスでの少なくとも1つのビデオフレームに対してビデオフレームコンテンツ認識を行い、現在のタイムスライスでターゲットマルチメディアリソースが所属するライブ配信垂直カテゴリのライブ配信垂直カテゴリラベルを決定し、そして現在のタイムスライスでのライブ配信垂直カテゴリラベルが、前のタイムスライスでのライブ配信垂直カテゴリラベルと同じかどうかを判断し、同じである場合、プリセットされたコンテンツトリガー条件を満たさないと決定し、そうでない場合、プリセットされたコンテンツトリガー条件を満たすと決定する。
【0156】
この場合、ライブ配信コンテンツキーイベントはライブ配信コンテンツ変更イベントであってもよい。
【0157】
例えば、タイムスライスの期間は2分であってもよく、サーバーは2分ごとに、ライブ配信ルームのライブ配信コンテンツに1つのライブ配信垂直カテゴリラベル(例えば歌う垂直カテゴリ、チャット垂直カテゴリ、ダンス垂直カテゴリ、屋外垂直カテゴリ、ゲーム垂直カテゴリ、運動垂直カテゴリ、買い物垂直カテゴリ等)を付与し、直前の2分以内で付与されたライブ配信垂直カテゴリラベルに対して、ライブ配信ルームの、現在の2分以内で付与されたライブ配信垂直カテゴリラベルが変化した場合、ビデオフレームコンテンツ情報がプリセットされたコンテンツトリガー条件を満たすと決定し、さらに、リソースデータがイベントトリガー条件を満たすと検出したと決定し、当該イベントトリガー条件に対応するキーイベントは、ライブ配信コンテンツ変更イベントである。
【0158】
別の例では、ビデオフレームコンテンツ情報は文字情報を含んでもよく、コンテンツトリガー条件は、文字情報にプリセットされたキーワードが含まれることを含んでもよい。
【0159】
具体的に、画像認識技術によって現在のタイムスライスでの少なくとも1つのビデオフレームに対してビデオフレームコンテンツ認識を行い、ターゲットマルチメディアリソースの、現在のタイムスライスでのビデオフレームに含まれる全ての文字情報を決定し、そして現在のタイムスライスでの文字情報にプリセットされたキーワードが含まれるかどうかを判断し、含まれる場合、プリセットされたコンテンツトリガー条件を満たすと決定し、そうでない場合、プリセットされたコンテンツトリガー条件を満たさないと決定する。
【0160】
プリセットされたキーワードについて、必要に応じて設置すればよく、ここで限定しない。
【0161】
この場合、ライブ配信コンテンツキーイベントはライブ配信ハイライトイベントであってもよい。
【0162】
例えば、タイムスライスの期間は30秒であってもよく、リソースコンテンツ、例えばライブ配信コンテンツは一人称シューティングゲームであってもよく、プリセットされたキーワードが「決勝戦」であることを例とし、サーバーは30秒ごとに、ビデオフレームコンテンツ情報にキーワード「決勝戦」が含まれるかどうかを検出し、含まれる場合、ビデオフレームコンテンツ情報がプリセットされたコンテンツトリガー条件を満たすと決定し、さらにビデオフレームデータがイベントトリガー条件を満たすと検出したと決定し、当該イベントトリガー条件に対応するキーイベントはライブ配信ハイライトイベントであってもよい。これによって、ライバーのハイライト瞬間をライブ配信視聴ユーザにプロンプトすることができる。
【0163】
別の例では、ビデオフレームコンテンツ情報は画像情報を含んでもよく、コンテンツトリガー条件は、画像情報にプリセットされた画像コンテンツが含まれることを含んでもよい。
【0164】
具体的に、画像認識技術を利用して、現在のタイムスライスでの少なくとも1つのビデオフレームに対してビデオフレームコンテンツ認識を行い、ターゲットマルチメディアリソースの、現在のタイムスライスでのビデオフレームに含まれる全ての画像情報を決定し、現在のタイムスライスでの画像情報にプリセットされた画像コンテンツが含まれるかどうかを判断し、含まれる場合、プリセットされたコンテンツトリガー条件を満たすと決定し、そうでない場合、プリセットされたコンテンツトリガー条件を満たさないと決定する。
【0165】
プリセットされた画像コンテンツについて、必要に応じて設置すればよく、ここで限定しない。
【0166】
この場合、ライブ配信コンテンツキーイベントはライブ配信ハイライトイベントであってもよい。
【0167】
例えば、タイムスライスの期間は30秒であってもよく、ライブ配信コンテンツは屋外釣りであってもよく、プリセットされた画像コンテンツが「魚がかかった」であることを例とし、サーバーは30秒ごとに、ライブ配信ビデオコンテンツに、「魚がかかった」画像コンテンツを有するライブ配信ビデオ画面が含まれるかどうかを検出し、含まれる場合、ビデオフレームコンテンツ情報がプリセットされたコンテンツトリガー条件を満たすと決定し、さらにビデオフレームデータがイベントトリガー条件を満たすと検出したと決定し、当該イベントトリガー条件に対応するキーイベントはライブ配信ハイライトイベントであってもよい。これによって、ライバーのハイライト瞬間をライブ配信視聴ユーザにプロンプトすることができる。
【0168】
なお、ターゲットマルチメディアリソースがビデオマルチメディアリソースを含み、ビデオデータがビデオフレームデータを含む場合、リソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすと検出した方法は上記方法に類似するため、ここで贅言しない。
【0169】
別のいくつかの実施例では、ターゲットマルチメディアリソースがオーディオマルチメディアリソースを含み、オーディオデータがオーディオフレームデータを含む場合、リソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすと検出したステップは、
現在のタイムスライスでのオーディオフレームデータに対してオーディオフレームコンテンツ認識を行い、現在のタイムスライスに対応するオーディオフレームコンテンツ情報を取得するステップと、
オーディオフレームコンテンツ情報がプリセットされたコンテンツトリガー条件を満たす場合、オーディオフレームデータがイベントトリガー条件を満たすと検出したと決定するステップと、を含んでもよく、
キーイベントはオーディオコンテンツキーイベントを含む。
【0170】
具体的に、オーディオフレームデータは少なくとも1つのオーディオフレームを含んでもよい。サーバーは人工知能技術(例えば、音声認識技術)によって、現在のタイムスライスでの少なくとも1つのオーディオフレームに対してオーディオフレームコンテンツ認識を行い、現在のタイムスライスに対応するオーディオフレームコンテンツ情報を取得し、そしてオーディオフレームコンテンツ情報がプリセットされたコンテンツトリガー条件を満たすかどうかを判断し、満たされた場合、オーディオフレームデータがイベントトリガー条件を満たすと検出したと決定し、そうでない場合、オーディオフレームデータがイベントトリガー条件を満たすと検出していないと決定する。
【0171】
例えば、オーディオフレームコンテンツ情報はバックグラウンドミュージックを含んでもよく、プリセットされたコンテンツトリガー条件は、バックグラウンドミュージックにプリセット音楽セグメントが含まれることであってもよい。また、例えば、オーディオフレームコンテンツ情報は文字情報を含んでもよく、プリセットされたコンテンツトリガー条件は、文字情報にプリセットされたキーワードが含まれることであってもよい。
【0172】
プリセットされた音楽セグメント及びプリセットされたキーワードについて、必要に応じて設置すればよく、ここで限定しない。
【0173】
別のいくつかの実施例では、ターゲットマルチメディアリソースがライブ配信マルチメディアリソースを含み、ライブ配信データがインターフェース操作データを含む場合、リソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすと検出したステップは、
インターフェース操作データがプリセットされたインターフェース呼び出し情報を含む場合、インターフェース操作データがイベントトリガー条件を満たすと検出したと決定するステップを含み、
キーイベントはライブ配信コンテンツキーイベントを含む。
【0174】
なお、プリセットされたインターフェース呼び出し情報について、必要に応じて設置すればよく、ここで限定しない。
【0175】
具体的に、サーバーは現在のタイムスライスでのインターフェース操作データを取得し、当該インターフェース操作データは少なくとも1つのインターフェース呼び出し情報を含んでもよく、サーバーはインターフェース操作データにおけるインターフェース呼び出し情報をプリセットされたインターフェース呼び出し情報にマッチングし、現在のタイムスライスでのインターフェース操作データはプリセットされたインターフェース呼び出し情報を含むと、インターフェース操作データがイベントトリガー条件を満たすと検出したと決定し、さもなければ、インターフェース操作データがイベントトリガー条件を満たすと検出していないと決定する。
【0176】
例えば、タイムスライスの期間は30秒であってもよく、ライブ配信コンテンツは電子商取引であってもよく、プリセットされたインターフェース呼び出し情報が「商品追加」インターフェース呼び出し情報である場合、サーバーは30秒ごとに、ライブ配信ルームのインターフェース呼び出し情報に「商品追加」インターフェース呼び出し情報が含まれるかどうかを検出し、含まれる場合、インターフェース操作データがプリセットされたコンテンツトリガー条件を満たすと決定し、さらにインターフェース操作データがイベントトリガー条件を満たすと検出したと決定し、当該イベントトリガー条件に対応するキーイベントはライブ配信ハイライトイベントであってもよい。
【0177】
また、例えば、タイムスライスの期間は30秒であってもよく、プリセットされたインターフェース呼び出し情報が「紅包送信」インターフェース呼び出し情報である場合、サーバーは30秒ごとに、ライブ配信ルームのインターフェース呼び出し情報に「紅包送信」インターフェース呼び出し情報が含まれるかどうかを検出し、含まれる場合、インターフェース操作データがプリセットされたコンテンツトリガー条件を満たすと決定し、さらにインターフェース操作データがイベントトリガー条件を満たすと検出したと決定し、当該イベントトリガー条件に対応するキーイベントはライブ配信ハイライトイベントであってもよい。
【0178】
さらに別のいくつかの実施例では、ターゲットマルチメディアリソースがライブ配信マルチメディアリソースを含み、ライブ配信データはインタラクション情報データ、例えばターゲットインタラクションタイプのインタラクション数を含む場合、リソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすと検出したステップは、
現在のタイムスライスでのインタラクション数がターゲットインタラクションタイプに対応するインタラクション数閾値より大きいと検出した場合、インタラクション数がプリセットされたイベントトリガー条件を満たすと検出したと決定するステップを含み、
キーイベントはライブ配信インタラクションキーイベントを含む。
【0179】
なお、ターゲットインタラクションタイプは任意のインタラクションタイプであってもよく、ここで限定しない。任意選択で、インタラクションタイプはコメント、いいね、投げ銭、ギフトなどの、ライバーに対して逆方向情報フィードバックを行う普遍性インタラクション行為タイプを含んでもよく、特定の垂直カテゴリでのライブ配信ルームにおけるユーザの他のインタラクション行為タイプ、例えば電子商取引シーンでのクーポン受領、諮問、購入、商品リンクへのクリックなどのインタラクション行為タイプを含んでもよい。
【0180】
具体的に、サーバーは現在のタイムスライスでのインタラクション数を統計し、統計結果に基づいて当該インタラクション数に対応するターゲットインタラクションタイプに対応するインタラクション数閾値と比較し、比較結果は、現在のタイムスライスでのインタラクション数がターゲットインタラクションタイプに対応するインタラクション数閾値より大きいと、インタラクション数がプリセットされたイベントトリガー条件を満たすと検出したと決定し、さもなければ、インタラクション数がプリセットされたイベントトリガー条件を満たすと検出していないと決定する。
【0181】
任意選択で、インタラクション数閾値は第1の数閾値を含んでもよく、第1の数閾値はターゲット平均インタラクション数とプリセット比率との積であり、ターゲット平均インタラクション数は現在のタイムスライスの前の全てのタイムスライスでのターゲットインタラクションタイプの平均インタラクション数であってもよい。
【0182】
プリセット比率は、必要に応じて設置された1以上の数値であり、ここで限定しない。例えば、プリセット比率は130%、150%又は170%であってもよい。
【0183】
具体的に、サーバーは現在のタイムスライスでのインタラクション数を統計し、そして当該インタラクション数が、現在のタイムスライスの前の全てのタイムスライスでのターゲットインタラクションタイプの平均インタラクション数とプリセット比率との積より大きいかどうかを判断し、より大きい場合、インタラクション数がプリセットされたイベントトリガー条件を満たすと検出したと決定し、さもなければ、インタラクション数がプリセットされたイベントトリガー条件を満たすと検出していないと決定する。
【0184】
さらに、認識精度を向上させるために、現在のタイムスライスはプリセットされたタイムスライスの後のタイムスライスであってもよい。
【0185】
例えば、タイムスライスの期間は5秒であってもよく、ライブ配信ルームが正式的に確立された後、サーバーは5秒ごとに、現在のタイムスライスでのライブ配信ルームのインタラクション数、例えばいいね数、コメント数、投げ銭金額、ギフト金額、各商品リンクのヒット数などを1回記録し、ライブ配信開始前の30秒、即ち、7番目のタイムスライスの前、比較しない。従って、プリセットされたタイムスライスは7番目のタイムスライスであってもよい。続いてプリセット比率が130%であることを例とし、ライブ配信ルーム開始から30秒後、サーバーは5秒内ごとのインタラクション数を、前の全てのタイムスライスの平均インタラクション数と130%との積と比較し、インタラクション数が平均インタラクション数と130%との積より大きいと、インタラクション数がプリセットされたイベントトリガー条件を満たすと検出したと決定し、さもなければ、インタラクション数がプリセットされたイベントトリガー条件を満たすと検出していないと決定する。
【0186】
任意選択で、インタラクション数閾値は第2の数閾値を含んでもよく、第2の数閾値はライブ配信マルチメディアリソースが所属するターゲットグループの、プリセットされた時間帯内でのインタラクション数の分布に基づいて決定された閾値であってもよい。
【0187】
具体的に、サーバーは現在のタイムスライスでのインタラクション数を統計し、そして当該インタラクション数が、ターゲットマルチメディアリソース、例えばライブ配信マルチメディアリソースが所属するターゲットグループの、プリセットされた時間帯内でのインタラクション数の分布に基づいて決定された閾値より大きいかどうかを判断し、より大きい場合、インタラクション数がプリセットされたイベントトリガー条件を満たすと検出したと決定し、さもなければ、インタラクション数がプリセットされたイベントトリガー条件を満たすと検出していないと決定する。
【0188】
ライブ配信マルチメディアリソースが所属するターゲットグループは、ライブ配信マルチメディアリソースのライバーが所属するファンレベルグループであってもよく、ライブ配信マルチメディアリソースが所属するライブ配信垂直カテゴリグループであってもよく、さらに、他の方式に基づいて分類されたグループであってもよく、ここで限定しない。
【0189】
プリセットされた時間帯について、必要に応じて設置すればよく、ここで限定しない。例えば、プリセットされた時間帯は一日、一週間、一ヶ月であってもよい。
【0190】
一例では、第2の数閾値の決定方法は、プリセットされた時間帯内のターゲットグループ内の各ライブ配信マルチメディアリソースの、各タイムスライスでの平均インタラクション数を統計し、平均インタラクション数のインタラクション数の分布を統計し、そしてプリセットされた選択法則(例えばパレートの法則)に基づいて、第2の数閾値を決定してもよい。
【0191】
ライブ配信マルチメディアリソースの所属するターゲットグループが、ライブ配信マルチメディアリソースのライバーの所属するファンレベルグループであり、プリセットされた時間帯が1週間であり、プリセットされた選択法則がパレートの法則であることを例とし、サーバーはまず、ライバーが所属ファンレベルグループの1週間内でのインタラクション数の分布を計算し、そしてパレートの法則に基づいて、前の20%のインタラクション数を第2の数閾値とする。
【0192】
例えば、タイムスライスの期間は5秒であってもよく、ライブ配信ルームが正式的に確立された後、サーバーは5秒ごとに、現在のタイムスライスでのライブ配信ルームのインタラクション数を1回記録し、そして5秒ごとのインタラクション数を、ライブ配信ルームのライバーが所属するファンレベルグループの第2の数閾値と比較し、インタラクション数が当該第2の数閾値より大きいと、インタラクション数がプリセットされたイベントトリガー条件を満たすと検出したと決定し、さもなければ、インタラクション数がプリセットされたイベントトリガー条件を満たすと検出していないと決定する。
【0193】
この場合、インタラクションタイプがコメント、いいねタイプを含む場合、キーイベントは具体的に、ユーザコメント数がインタラクション数閾値を超えて、例えば、「ユーザコメント1万件以上」、ユーザいいね数がインタラクション数閾値を超えて、例えば、「ユーザいいね1万件以上」であってもよい。
【0194】
なお、ターゲットマルチメディアリソースがビデオマルチメディアリソースを含み、ビデオデータがインタラクション情報データを含み、及びターゲットマルチメディアリソースがオーディオマルチメディアリソースを含み、オーディオデータがインタラクション情報データを含む場合、リソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすと検出した方法は上記方法に類似するため、ここで贅言しない。
【0195】
本開示のさらに別の実施形態では、ユーザのエクスペリエンスをさらに向上させるために、複数のキーイベントを検出した場合、電子機器に送信されたキーイベント情報を選択して、ユーザにより興味があるイベントコンテンツをプロンプトしてもよい。
【0196】
任意選択で、キーイベントの数が複数である場合、S1320の前、当該情報処理方法は、
各キーイベントに対応するイベント優先度を決定するステップと、
イベント優先度に基づいて、複数のキーイベントからターゲットキーイベントを決定するステップと、をさらに含んでもよい。
【0197】
それに対応して、S1320は具体的に、
ターゲットマルチメディアリソースに関連付けられた電子機器に、ターゲットキーイベントに対応するキーイベント情報を送信するステップを含んでもよい。
【0198】
以下、図14を参照して、本開示の実施例で提供される別の情報処理方法を詳しく説明する。
【0199】
図14は本開示の実施例で提供される別の情報処理方法の概略フローチャートを示す。
【0200】
図14に示すように、当該情報処理方法は以下のステップを含んでもよい。
S1410:ターゲットマルチメディアリソースのリソースデータを取得する。
S1420:リソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすことを検出した場合、イベントトリガー条件に対応するキーイベントが発生したと決定する。
なお、S1410~S1420は図13の実施例におけるS1310~S1320に類似するため、ここで贅言しない。
S1430:各キーイベントに対応するイベント優先度を決定する。
【0201】
本開示の実施例では、サーバーは、複数のキーイベントが同時に発生したと検出した場合、予め設置されたイベント優先度判断ルールに基づいて、各キーイベントに対応するイベント優先度を決定してもよい。
【0202】
いくつかの実施例では、サーバーは各種のイベントタイプに対してイベントタイプ優先度の重みを予め設置し、各種のイベントタイプ内で各種のキーイベントに対して優先レベルを予め設置してもよい。サーバーは各キーイベントが所属するイベントタイプに対応するイベントタイプ優先度の重みを、各キーイベントの所属するイベントタイプ内における優先レベルと乗算して、各キーイベントのイベント優先度を取得してもよい。この場合、イベント優先度はキーイベントの、全てのイベントにおける優先度であってもよい。
【0203】
任意選択で、ターゲットマルチメディアリソースがライブ配信マルチメディアリソースを含む場合、キーイベントはライブ配信コンテンツキーイベント及びライブ配信インタラクションキーイベントのうちの少なくとも1つを含んでもよい。それに対応して、イベントタイプはライブ配信コンテンツタイプ及びライブ配信インタラクションタイプを含んでもよい。
【0204】
別のいくつかの実施例では、サーバーは各種のイベントタイプに対してイベントタイプ優先度を予め設置し、各種のイベントタイプ内で各種のキーイベントに対して優先レベルを予め設置してもよい。サーバーは直接的に各キーイベントの所属するイベントタイプにおけるイベントタイプ優先度、及び各キーイベントの所属するイベントタイプ内における優先レベルを各キーイベントのイベント優先度としてもよい。この場合、イベント優先度は、キーイベントの所属するイベントタイプ内における優先度であってもよい。
【0205】
任意選択で、ターゲットマルチメディアリソースがライブ配信マルチメディアリソースを含む場合、キーイベントはライブ配信コンテンツキーイベント及びライブ配信インタラクションキーイベントのうちの少なくとも1つを含んでもよい。それに対応して、イベントタイプはライブ配信コンテンツタイプ及びライブ配信インタラクションタイプを含んでもよい。
【0206】
以下、一例を使用して、ターゲットマルチメディアリソースがライブ配信マルチメディアリソースを含む場合、予め設置されたイベントタイプ優先度及びイベントタイプ内の優先レベルを説明する。
【0207】
予め設置されたイベントタイプ優先度は、ライブ配信コンテンツタイプが第1の優先度であり、ライブ配信インタラクションタイプが第2の優先度である。
【0208】
予め設置されたイベントタイプ内の優先レベルは、異なるライブ配信垂直カテゴリによるコンテンツの重要度、希少度、観賞性などの要因に基づいて優先レベルを配置してもよい。
【0209】
ライブ配信垂直カテゴリがゲーム垂直カテゴリであることを例とし、イベントタイプ内の優先レベルは以下を含んでもよい。
一人称シューティングゲーム:「最後5人」イベントは第1の優先レベルであり、「決勝戦に入った」イベントは第2の優先レベルであり、「連続3人倒し」イベントは第3の優先レベルである。
マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ:「3倒し/4倒し/5倒し」イベントは第1の優先レベルであり、「チームファイト時点」イベントは第2の優先レベルであり、「クリスタルアタック」イベントは第3の優先レベルである。
非対称対戦ゲーム:「リリース成功」イベントは第1の優先レベルであり、「脱出成功」イベントは第2の優先レベルであり、「1対1時点」イベントは第3の優先レベルである。
軽競技ゲーム:「10sカウントダウン」イベントは第1の優先レベルであり、「キーゲーム」イベントは第2の優先レベルであり、「ゲームポイント」イベントは第3の優先レベルである。
【0210】
ライブ配信垂直カテゴリは買い物垂直カテゴリであることを例とし、イベントタイプ内の優先レベルは、「ショッピングカートのヒット数急増」イベントは第1の優先レベルであり、「ユーザ多額ギフト」イベントは第2の優先レベルであり、「ユーザ多額投げ銭」イベントは第3の優先レベルであり、「ユーザいいね1万件以上」イベントは第4の優先レベルであり、「ユーザコメント1万件以上」イベントは第5の優先レベルである。
【0211】
S1440:イベント優先度に基づいて、複数のキーイベントからターゲットキーイベントを決定する。
【0212】
本開示のいくつかの実施例では、イベント優先度がキーイベントの全てのイベントにおける優先度である場合、サーバーは複数のキーイベントから、イベント優先度が最も高いキーイベントを選択し、選択されたキーイベントをターゲットキーイベントとしてもよい。
【0213】
本開示の別のいくつかの実施例では、イベント優先度がキーイベントの所属するイベントタイプ内における優先度である場合、サーバーはまず、複数のキーイベントから、イベントタイプ優先度が最も高い少なくとも1つのキーイベントを選択してもよい。選択されたキーイベントの数は1つであれば、当該キーイベントをターゲットキーイベントとし、選択されたキーイベントの数は2つ以上であれば、選択されたキーイベントから、当該イベントタイプ内における優先レベルが最も高いキーイベントを選択し、最終的に選択されたキーイベントをターゲットキーイベントとする。
【0214】
具体的に、サーバーはイベント優先度に基づいて各表示周期内の複数のキーイベントからターゲットキーイベントを決定することで、電子機器は次の表示周期において、ターゲットキーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示し、さらにターゲットキーイベントが発生したことをユーザに優先的にプロンプトする。
【0215】
S1450:ターゲットマルチメディアリソースに関連付けられた電子機器に、ターゲットキーイベントに対応するキーイベント情報を送信する。
【0216】
本開示のいくつかの実施例では、サーバーはターゲットキーイベントを決定した後、ターゲットマルチメディアリソースに関連付けられた電子機器に、ターゲットキーイベントに対応するキーイベント情報を送信することで、電子機器はターゲットキーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示することができる。
【0217】
キーイベントの検出周期が検出ルールと異なる可能性があるため、同一表示周期内でキーイベントに対応するイベントプロンプト情報が重なるように表示される状況が出現する恐れがある。本開示の実施例では、ターゲットマルチメディアリソースに関連付けられた電子機器に、イベント優先度に基づいて決定されたターゲットキーイベントを送信することで、電子機器は1つの表示周期内で1つのキーイベントのみを取得し、さらにイベントプロンプト情報が重なるように表示されるという問題を解決することができる。
【0218】
任意選択で、キーイベント情報は、ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードである場合、ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示するように、電子機器に指示するためのものである。
【0219】
なお、ターゲットマルチメディアリソースに関連付けられた電子機器に、ターゲットキーイベントに対応するキーイベント情報を送信するステップは、図13に示す実施例のS1330に類似するため、ここで贅言しない。
【0220】
このように、本開示の実施例で提供される情報表示及び処理方法によれば、マルチメディアリソースのリソースコンテンツに対してキーイベントをキャプチャし、非没入型再生モードでキーイベントの情報を披露することで、非没入型のライブ配信視聴の体験においても、依然として発生したキーイベントを効果的に取得し、メディアリソースのコンテンツ変化、ハイライト、インタラクションリズムを把握することができ、さらに、非没入型再生モードの軽型情報伝搬の本質に従って、キーイベントのイベントプロンプト情報を効果的且つ簡潔的に加工してから表示し、ユーザのエクスペリエンスが向上し、ユーザの注目関係が確立され、プラットフォームのユーザスティッキネスがプロンプトされる。
【0221】
図15は本開示の実施例で提供される情報表示装置の構造概略図を示す。
【0222】
いくつかの実施例では、当該情報表示装置1500は上記電子機器に設置されてもよく、電子機器は図5に示すクライアントにおける電子機器501であってもよい。電子機器は携帯電話、タブレット、デスクトップパソコン、ノートパソコン、車載端末、ウェアラブル機器、複合機、スマートホーム機器などの通信機能を有する機器であってもよく、仮想マシン又はシミュレーターがシミュレートする機器であってもよい。
【0223】
図15に示すように、当該情報表示装置1500は、イベント受信ユニット1510及び情報表示ユニット1520を含んでもよい。
当該イベント受信ユニット1510は、ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードである場合、サーバーからキーイベント情報を受信するように配置されてもよく、キーイベント情報はターゲットマルチメディアリソースのリソースデータに基づいてキーイベントが発生したと決定するように指示するためのものである。
当該情報表示ユニット1520は、ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示するように配置されてもよい。
【0224】
本開示の実施例では、ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードである場合、ターゲットマルチメディアリソースのリソースデータに基づいてキーイベントが発生したと決定するように指示するためのキーイベント情報を受信し、当該キーイベント情報に応答して、ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、当該キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示することで、発生したキーイベントをユーザにプロンプトし、ユーザが非没入型再生モードにあるターゲットマルチメディアリソースが再生するキーイベントに対応するリソースコンテンツを見逃すことを回避し、ユーザのエクスペリエンスを向上させる。
【0225】
本開示のいくつかの実施例では、ターゲットマルチメディアリソースはライブ配信マルチメディアリソースを含んでもよく、リソースデータはライブ配信データを含んでもよい。
【0226】
本開示のいくつかの実施例では、キーイベントはライブ配信コンテンツキーイベント及びライブ配信インタラクションキーイベントのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0227】
本開示のいくつかの実施例では、当該情報表示装置1500は動画生成ユニットをさらに含んでもよく、当該動画生成ユニットはプリセットされた動画生成方式に基づいて、イベントプロンプト情報に対応する動画画像を生成するように配置されてもよい。
【0228】
それに対応して、当該情報表示ユニット1520はさらに、再生画面に動画画像を重ね合わせるように表示するように配置されてもよい。
【0229】
本開示のいくつかの実施例では、当該情報表示装置1500は情報隠しユニットをさらに含んでもよく、当該情報隠しユニットは、イベントプロンプト情報の表示期間がターゲット期間に達した場合、イベントプロンプト情報を隠して表示するように配置されてもよい。
【0230】
なお、図15に示す情報表示装置1500は図6図12の方法実施例における各ステップを実行し、図6図12の方法実施例における各過程及び効果を実現でき、ここで贅言しない。
【0231】
図16は本開示の実施例で提供される情報処理装置の構造概略図である。
【0232】
いくつかの実施例では、当該情報処理装置1600はサーバーに設置されてもよく、サーバーは図5に示すサーバー端末におけるサーバー502であってもよい。サーバーはクラウドサーバー、又はサーバークラスタなどの記憶及び計算機能を有する機器であってもよい。
【0233】
図16に示すように、当該情報処理装置1600は、データ取得ユニット1610、イベント決定ユニット1620、及びイベント送信ユニット1630を含む。
当該データ取得ユニット1610は、ターゲットマルチメディアリソースのリソースデータを取得するように配置されてもよい。
当該イベント決定ユニット1620は、リソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすことを検出した場合、イベントトリガー条件に対応するキーイベントが発生したと決定するように配置されてもよい。
当該イベント送信ユニット1630は、ターゲットマルチメディアリソースに関連付けられた電子機器に、キーイベントに対応するキーイベント情報を送信するように配置されてもよく、キーイベント情報は、ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードである場合、ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示するように、電子機器に指示するためのものである。
【0234】
本開示の実施例では、ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードである場合、電子機器はターゲットマルチメディアリソースのリソースデータに基づいてキーイベントが発生したと決定するように指示するためのキーイベント情報を受信した後、ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、当該キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示することで、発生したキーイベントをユーザにプロンプトし、さらにユーザが非没入型再生モードにあるターゲットマルチメディアリソースによって再生されるキーイベントに対応するリソースコンテンツを見逃すことを回避し、ユーザのエクスペリエンスを向上させる。
【0235】
本開示のいくつかの実施例では、ターゲットマルチメディアリソースはライブ配信マルチメディアリソースを含んでもよく、リソースデータはライブ配信データを含んでもよい。
【0236】
本開示のいくつかの実施例では、キーイベントはライブ配信コンテンツキーイベント及びライブ配信インタラクションキーイベントのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0237】
本開示のいくつかの実施例では、ライブ配信データはビデオフレームデータを含んでもよい。
【0238】
それに対応して、当該情報処理装置1600は、コンテンツ認識ユニット及び第1の検出ユニットをさらに含んでもよい。
当該コンテンツ認識ユニットは、現在のタイムスライスでのビデオフレームデータに対してビデオフレームコンテンツ認識を行うことで、現在のタイムスライスに対応するビデオフレームコンテンツ情報を取得するように配置されてもよい。
ビデオフレームコンテンツ情報がプリセットされたコンテンツトリガー条件を満たす場合、ビデオフレームデータがイベントトリガー条件を満たすと検出したと決定するように配置されてもよい。
【0239】
それに対応して、キーイベントはライブ配信コンテンツキーイベントを含んでもよい。
【0240】
任意選択で、ビデオフレームコンテンツ情報はライブ配信垂直カテゴリラベルを含んでもよく、コンテンツトリガー条件は、現在のタイムスライスでのライブ配信垂直カテゴリラベルが、前のタイムスライスでのライブ配信垂直カテゴリラベルと異なることを含んでもよい。
【0241】
任意選択で、ビデオフレームコンテンツ情報は文字情報を含んでもよく、コンテンツトリガー条件は、文字情報にプリセットされたキーワードが含まれることを含んでもよい。
【0242】
任意選択で、ビデオフレームコンテンツ情報は画像情報を含んでもよく、コンテンツトリガー条件は、画像情報にプリセットされた画像コンテンツが含まれることを含んでもよい。
【0243】
本開示の別のいくつかの実施例では、ライブ配信データはインターフェース操作データを含んでもよい。
【0244】
それに対応して、当該情報処理装置1600は第2の検出ユニットをさらに含んでもよく、当該第2の検出ユニットはインターフェース操作データがプリセットされたインターフェース呼び出し情報を含む場合、インターフェース操作データがイベントトリガー条件を満たすと検出したと決定するように配置されてもよい。
【0245】
それに対応して、キーイベントはライブ配信コンテンツキーイベントを含んでもよい。
【0246】
本開示の別のいくつかの実施例では、ライブ配信データはターゲットインタラクションタイプのインタラクション数を含んでもよい。
【0247】
それに対応して、当該情報処理装置1600は第3の検出ユニットをさらに含んでもよく、当該第3の検出ユニットは現在のタイムスライスでのインタラクション数がターゲットインタラクションタイプに対応するインタラクション数閾値より大きいと検出した場合、インタラクション数がプリセットされたイベントトリガー条件を満たすと検出したと決定するように配置されてもよい。
【0248】
それに対応して、キーイベントはライブ配信インタラクションキーイベントを含んでもよい。
【0249】
任意選択で、ターゲットインタラクション数は、第1の数閾値及び第2の数閾値のうちのいずれか1つを含んでもよい。
当該第1の数閾値は、ターゲット平均インタラクション数とプリセット比率との積であり、ターゲット平均インタラクション数は現在のタイムスライスの前の全てのタイムスライスでのターゲットインタラクションタイプの平均インタラクション数であり、
当該第2の数閾値は、ライブ配信マルチメディアリソースが所属するターゲットグループのプリセットされた時間帯内でのインタラクション数の分布に基づいて決定された閾値である。
【0250】
本開示のいくつかの実施例では、当該情報処理装置1600は、優先権決定ユニット及びイベント選択ユニットを含んでもよい。
当該優先権決定ユニットは各キーイベントに対応するイベント優先度を決定するように配置されてもよい。
当該イベント選択ユニットはイベント優先度に基づいて、複数のキーイベントからターゲットキーイベントを決定するように配置されてもよい。
【0251】
それに対応して、当該イベント送信ユニット1630はさらに、ターゲットマルチメディアリソースに関連付けられた電子機器に、ターゲットキーイベントに対応するキーイベント情報を送信するように配置されてもよい。
【0252】
なお、図16の情報処理装置1600は図13図14の方法実施例における各ステップを実行し、図13図14の方法実施例における各過程及び効果を実現し、ここで贅言しない。
【0253】
本開示の実施例はコンピューティング機器をさらに提供し、当該コンピューティング機器はプロセッサー及びメモリを含み、メモリは実行可能な命令を記憶する。プロセッサーはメモリから実行可能な命令を読み取り、実行可能な命令を実行することで、上記実施例における情報表示方法又は情報処理方法を実現してもよい。
【0254】
図17は本開示の実施例で提供されるコンピューティング機器の構造概略図を示す。以下、具体的に図17を参照して、本開示の実施例におけるコンピューティング機器1700を実現するのに適した構造概略図を示す。
【0255】
本開示の実施例におけるコンピューティング機器1700は、情報表示方法を実行する電子機器であってもよく、情報処理方法を実行するサーバーであってもよい。電子機器は、例えば携帯電話、ノートパソコン、デジタルブロードキャスト受信器、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレット)、PMP(ポータブルマルチメディアプレーヤー)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)、ウェアラブル機器などのモバイル端末、及び例えばデジタルTV、デスクトップパソコン、スマートホーム機器などの固定端末を含んでもよいが、これらに限定されない。サーバーはクラウドサーバー、又はサーバークラスタなどの記憶及び計算機能を有する機器であってもよい。
【0256】
なお、図17のコンピューティング機器1700は一例のみであるため、本開示の実施例の機能及び使用範囲を限定しない。
【0257】
図17に示すように、当該コンピューティング機器1700は、処理装置(例えば、中央プロセッサー、グラフィックプロセッサーなど)1701を含むことができ、この処理装置は、読み取り専用メモリ(ROM)1702に記憶されたプログラム、又は記憶装置1708からランダムアクセスメモリ(RAM)1703にロードされたプログラムに従って、様々な適切な動作及び処理を実行できる。RAM1703には、コンピューティング機器1700の操作に必要な様々なプログラム及びデータがさらに記憶されている。処理装置1701、ROM1702及びRAM1703は、通信回線1704を介して互いに接続される。入力/出力(I/O)インターフェース1705も通信回線1704に接続される。
【0258】
通常、例えばタッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイク、加速度計、ジャイロなどを含む入力装置1706と、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ、バイブレーターなどを含む出力装置1707と、例えば磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置1708と、通信装置1709はI/Oインターフェース1705に接続されてもよい。通信装置1709は、コンピューティング機器1700が他の機器と無線又は有線通信を行ってデータを交換することを可能にする。図17には様々な装置を有するコンピューティング機器1700を示すが、全ての示される装置を実施又は具備することが要求されないは理解されるべきである。代わりに、より多く又は少ない装置を実施又は具備してもよい。
【0259】
本開示の実施例はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、当該記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶されており、コンピュータプログラムがプロセッサーによって実行される場合、プロセッサーに上記実施例における情報表示方法又は情報処理方法を実現させる。
【0260】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照して以上で記述された過程は、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現されることができる。例えば、本開示の実施例はコンピュータプログラム製品を含み、そのコンピュータプログラム製品は非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体に担持されるコンピュータプログラムを含み、当該コンピュータプログラムは、フローチャートの方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、当該コンピュータプログラムは、通信装置1709を介してネットワークからダウンロード及びインストールされ、又は記憶装置1708からインストールされ、或いはROM1702からインストールされることができる。当該コンピュータプログラムが処理装置1701によって実行される場合、本開示の実施例の情報表示方法又は情報処理方法で限定される上記機能を実行する。
【0261】
なお、本開示に上記したコンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ読み取り可能な信号媒体、又はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、又は上記両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えば電気、磁気、光、電磁気、赤外線、又は半導体のシステム、装置或いはデバイス、若しくは以上の任意の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のワイヤを有する電気接続、ポータブルコンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むことができるが、これらに限定されない。本開示において、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体はプログラムを含み又は記憶する任意の有形媒体であってもよく、当該プログラムは命令実行システム、装置又はデバイスによって使用され、又はこれらと結合して使用されることができる。本開示において、コンピュータ読み取り可能な信号媒体はベースバンドで、又は搬送波の一部として伝搬するデータ信号を含むことができ、当該データ信号にコンピュータ読み取り可能なのプログラムコードが担持される。このように伝搬されるデータ信号は、多種の形式を採用することができ、電磁信号、光信号、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体以外の任意のコンピュータ読み取り可能な媒体であってもよく、当該コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、命令実行システム、装置、又はデバイスによって使用され、又はこれらと結合して使用されるためのプログラムを送信、伝搬、又は伝送することができる。コンピュータ読み取り可能な媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適切な媒体によって伝送されることができ、電線、光ファイバケーブル、RF(無線周波数)など、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。
【0262】
いくつかの実施形態では、クライアントやサーバーは、例えばHTTPのような現在既知、又は将来開発される任意のネットワークプロトコルを利用して通信することができ、任意の形態又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続されることができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、ワールドワイドウェブ(例えば、インターネット)、エンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、及び任意の現在既知、又は将来開発されるネットワークを含む。
【0263】
上記コンピュータ読み取り可能な媒体は上記情報表示機器に含まれてもよく、個別に存在して、当該コンピューティング機器に取り付けられていなくてもよい。
【0264】
上記コンピュータ読み取り可能な媒体に1つ又は複数のプログラムが担持されており、上記1つ又は複数のプログラムが当該コンピューティング機器によって実行されると、当該コンピューティング機器に、
ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードである場合、サーバーからキーイベント情報を受信するステップであって、キーイベント情報はターゲットマルチメディアリソースのリソースデータに基づいてキーイベントが発生したと決定するように指示し、ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、キーイベントに対応するイベントプロンプト情報を表示するステップ、
又は、ターゲットマルチメディアリソースのリソースデータを取得し、リソースデータがプリセットされたイベントトリガー条件を満たすことを検出した場合、イベントトリガー条件に対応するキーイベントが発生したと決定し、ターゲットマルチメディアリソースに関連付けられた電子機器に、キーイベントに対応するキーイベント情報を送信するステップであって、キーイベント情報は、ターゲットマルチメディアリソースの再生モードが非没入型再生モードである場合、ターゲットマルチメディアリソースの再生画面に、キーイベントに対応するイベント注意情報を表示するように電子機器に指示するためのものであるステップを実行させる。
【0265】
本開示の実施例では、1つ又は複数のプログラミング言語、或いはその組み合わせで、本開示の操作を実行するコンピュータプログラムコードを作成されることができ、上記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++のようなオブジェクト指向のプログラミング言語を含み、「C」言語又は類似のプログラミング言語のような従来の手続き型プログラミング言語をさらに含むが、これらに限定されない。プログラムコードはユーザのコンピュータで完全に、ユーザのコンピュータで部分的に、1つの独立型ソフトウェアパッケージとして、ユーザのコンピュータ上で一部的にかつリモートコンピュータ上で一部的に、またはリモートコンピュータ若しくはサーバー上で完全に実行することができる。リモートコンピュータに関する場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む、任意の種類のネットワークを介してユーザのコンピュータに接続することができ、又は外部コンピュータに接続することができる(例えば、インターネットサービスプロバイダーを利用してインターネットを介して接続する)。
【0266】
図面におけるフローチャート及びブロック図は、本開示の各種実施例のシステム、方法及びコンピュータプログラム製品による実現可能なシステムアーキテクチャ、機能及び操作を示す。これについて、フローチャート又はブロック図における各ブロックは1つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を代表し、当該モジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部は、プリセットされた論理機能を実現する1つ又は複数の実行可能な命令を含む。また、いくつかの代わりとしての実現において、ブロックに記載の機能は、図面と異なる順序で発生してもよい。例えば、実際に、連続して示されている2つのブロックは基本的に並行に実行してもよく、逆の順序で実行されることもあり、これは、関する機能に応じて決定する。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、ブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、プリセットされた機能又は操作を実行するハードウェアによる専門なシステムによって実現されてもよく、専門なハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせで実現されてもよい。
【0267】
本開示の実施例に係るユニットはソフトウェアの形態で実現されてもよく、ハードウェアの形態で実現されてもよい。ある場合、ユニットの名称は当該ユニット自体を限定しない。
【0268】
本明細書において、以上に記述した機能は少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェア論理部材で実行されてもよい。例えば、非限定的に、使用可能なタイプのハードウェア論理部材は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD)などを含む。
【0269】
本開示において、機械読み取り可能な媒体は有形媒体であり、命令実行システム、装置又は機器によって使用され、又は命令実行システム、装置又は機器と結合して使用されるプログラムを含み又は記憶する。機械読み取り可能な媒体は機械読み取り可能な信号媒体又は機械読み取り可能な記憶媒体であってもよい。機械読み取り可能な媒体は電子、磁気、光学、電磁、赤外線、又は半導体システム、装置又は機器、或いは上記内容の任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。機械読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例示は1つ又は複数のワイヤによる電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光記憶機器、磁気記憶機器、又は上記内容の任意の適切な組み合わせを含む。
【0270】
以上の記述は本開示の好適な実施例、及び使用する技術原理の説明のみである。当業者であれば、本開示に係る開示範囲は、上記技術特徴の特定の組み合わせから構成される技術案に限定されず、また、上記開示の構想から逸脱しない場合、上記技術特徴又はその等価特徴を任意に組み合わせることで形成される他の技術案も含むことを理解すべきである。例えば、上記特徴と本開示に開示した(限定されず)類似の機能を有する技術特徴とを互いに置き換えることで形成される技術案である。
【0271】
また、特定の順次で各操作を記述したが、これらの操作は示した特定の順次又は順序に従って順に実行されるように要求していない。一定の環境で、マルチタスク及び並行処理は有利である。同様に、以上の論述にはいくつかの具体的な実現細部が含まれるが、これらは本開示の範囲の限定として理解されるべきではない。個別の実施例に記述したいくつかの特徴は組み合わせて、単一の実施例に実現されてもよい。また、単一の実施例に記述した各種の特徴は単独又は任意の適切なサブ組み合わせの形態で複数の実施例に実現されてもよい。
【0272】
構造特徴及び/又は方法論理動作の固有言語で本テーマを記載したが、添付の請求項に限定されたテーマは以上に記載の特定の特徴又は動作に限定されない。むしろ、以上に記載の特定の特徴及び動作は請求項を実現する例示的な形態のみである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
【国際調査報告】