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特表2023-553622ビデオ生成方法、装置、機器および記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-12-25
(54)【発明の名称】ビデオ生成方法、装置、機器および記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/431 20110101AFI20231218BHJP
   H04N 21/44 20110101ALI20231218BHJP
   H04L 67/06 20220101ALI20231218BHJP
   G06F 3/0484 20220101ALI20231218BHJP
   H04N 5/272 20060101ALI20231218BHJP
【FI】
H04N21/431
H04N21/44
H04L67/06
G06F3/0484
H04N5/272
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023535441
(86)(22)【出願日】2021-12-20
(85)【翻訳文提出日】2023-06-09
(86)【国際出願番号】 CN2021139606
(87)【国際公開番号】W WO2022143253
(87)【国際公開日】2022-07-07
(31)【優先権主張番号】202011626264.X
(32)【優先日】2020-12-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ワン,ジュンチァン
(72)【発明者】
【氏名】ヂォン,ズーヤン
(72)【発明者】
【氏名】グァン,ウェイホン
(72)【発明者】
【氏名】リュ,ハイタオ
(72)【発明者】
【氏名】リン,ワンリン
(72)【発明者】
【氏名】イェ,ジャリー
(72)【発明者】
【氏名】リン,ウェイウェン
(72)【発明者】
【氏名】リ,ヤン
(72)【発明者】
【氏名】ヂャン,ヂャンチェン
(72)【発明者】
【氏名】ゾン,インウェン
(72)【発明者】
【氏名】チャ,シン
【テーマコード(参考)】
5C023
5C164
5E555
【Fターム(参考)】
5C023AA16
5C023BA11
5C023CA01
5C164FA06
5C164GA05
5C164MA02S
5C164SD12S
5C164UA04S
5C164UA42S
5C164UB01P
5C164UB26S
5C164UB88P
5E555AA05
5E555AA09
5E555BA04
5E555BA46
5E555BA73
5E555BA78
5E555BA83
5E555BA87
5E555BB04
5E555BC17
5E555BC18
5E555BD08
5E555BE12
5E555CC01
5E555CC03
5E555DB53
5E555DB57
5E555EA03
5E555EA19
5E555FA00
(57)【要約】
本開示は、ビデオ生成方法、装置、機器および記憶媒体に関する。この方法は、ユーザによって設定されたビデオテーマ及びビデオ作成命令を取得した場合、ビデオ作成命令に従って、ユーザ画像、及びビデオテーマにマッチングする複数のビデオテンプレートを取得するステップと、ユーザ画像を少なくとも一部のビデオテンプレートの予約位置に埋め込むことで、ユーザ画像をビデオテンプレート上のシーン素材と組み合わせて少なくとも1つのビデオを生成するステップと、少なくとも1つのビデオのうちの配信対象ビデオを取得するステップと、配信対象ビデオをプリセットされたビデオ再生プラットフォームに配信するステップとを含む。本開示の実施例は、ビデオを作成する過程において、ユーザ画像を複数のビデオテンプレートに埋め込むだけで、一度に少なくとも1つのビデオを生成でき、ユーザは撮影を繰り返す必要がなく、また、シーン素材を事前に設計することで、ユーザがテーマコンテンツをよりよく表現するのに寄与し、ビデオの品質及び興趣性を向上させることができるだけでなく、さらにユーザの撮影能力に対する要求を低減することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオ生成装置により実行されるビデオ生成方法であって、
ユーザによって設定されたビデオテーマ及びビデオ作成命令を取得するステップと、
前記ビデオ作成命令に従って、ユーザ画像、及び前記ビデオテーマにマッチングする複数のビデオテンプレートを取得するステップであって、前記ビデオテンプレートには、プリセットされたシーン素材及びユーザ画像の予約位置が含まれるステップと、
前記ユーザ画像を前記複数のビデオテンプレートのうちの少なくとも一部のビデオテンプレートの予約位置に埋め込むことで、前記ユーザ画像をそれぞれに前記少なくとも一部のビデオテンプレート上のシーン素材と組み合わせて、少なくとも1つのビデオを生成するステップと、
前記少なくとも1つのビデオのうちの配信対象ビデオを取得するステップと、
プリセットされたビデオ再生プラットフォームに前記配信対象ビデオを配信するステップと、を含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記配信対象ビデオは、前記ユーザが前記少なくとも1つのビデオから選択したビデオ、または前記複数のビデオテンプレートから前記ユーザが選択したテンプレートに基づいて生成されたビデオを含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ビデオテーマは、ユーザがムード設定インターフェースに設定するムードを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
ユーザによって設定されたビデオテーマ及びビデオ作成命令を取得する前記ステップの後、
前記ユーザのプリセット期間内のムード共有回数がプリセット閾値を超えるかどうかを判断し、
そうであれば、ムード共有回数の超過を指示するための提示情報を出力し、
そうでなければ、前記ビデオ作成命令に従って、ユーザ画像及び前記ビデオテーマにマッチングする複数のビデオテンプレートを取得する前記ステップを実行するステップをさらに含む請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記ビデオ作成命令に従って、ユーザ画像、及びビデオテーマにマッチングする複数のビデオテンプレートを取得する前記ステップは、
前記ビデオテーマにマッチングする複数のビデオテンプレートを取得した後、ユーザ画像を取得するステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記ビデオテーマにマッチングする複数のビデオテンプレートを取得した後、
ユーザに前記複数のビデオテンプレートを展示し、ユーザが前記複数のビデオテンプレートから少なくとも1つのビデオテンプレートをターゲットテンプレートとして選択するようにするステップと、
前記ターゲットテンプレートの予約位置に前記ユーザの履歴画像が含まれる場合、前記ユーザからの配信命令を受信すると、前記ターゲットテンプレートから前記ユーザが選択したテンプレートのビデオをプリセットされたビデオ再生プラットフォームに配信し、今回のビデオ作成を終了するステップと、
ユーザからの撮影命令を受信すると、ユーザ画像を取得する前記ステップを実行し、前記ユーザ画像を前記複数のビデオテンプレートのうちの少なくとも一部のビデオテンプレートの予約位置に埋め込む操作において、前記ターゲットテンプレート内の前記履歴画像を前記ユーザ画像に置き換えるステップと、をさらに含む請求項5に記載の方法。
【請求項7】
ユーザ画像を取得する前記ステップの後、
ユーザ表情を前記ビデオテーマにマッチングさせるように、プリセットモデルに基づいて前記ユーザ画像における前記ユーザ表情を調整するステップをさらに含む請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記ビデオ再生プラットフォーム上のビデオを表示インターフェースに再生するステップであって、前記ビデオ再生プラットフォーム上のビデオとは、前記ビデオテンプレートに基づいて生成されたビデオを指すステップと、
前記表示インターフェース上でプリセットされたタッチ操作が検出されると、ビデオの配信者とインタラクションを行うためのインタラクティブインターフェースを提供するステップと、
前記インタラクティブインターフェース上で検出されたプリセットオプションに対する操作に基づいて、インタラクティブ情報を生成し、前記インタラクティブ情報を前記配信者に送信するステップであって、前記プリセットオプションは、メッセージを送信するためのオプション、挨拶するためのオプション、およびビデオ配信履歴をチェックするためのオプションの少なくとも1つを含むステップと、をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項9】
ビデオ生成装置であって、
ユーザによって設定されたビデオテーマ及びビデオ作成命令を取得するための第1の取得モジュールと、
前記ビデオ作成命令に従って、ユーザ画像、及び前記ビデオテーマにマッチングする複数のビデオテンプレートを取得するための第2の取得モジュールであって、前記ビデオテンプレートには、プリセットされたシーン素材及びユーザ画像の予約位置が含まれる第2の取得モジュールと、
前記ユーザ画像を前記複数のビデオテンプレートのうちの少なくとも一部のビデオテンプレートの予約位置に埋め込むことで、前記ユーザ画像をそれぞれに前記少なくとも一部のビデオテンプレート上のシーン素材と組み合わせて、少なくとも1つのビデオを生成するためのビデオ生成モジュールと、
前記少なくとも1つのビデオのうちの配信対象ビデオを取得するための第3の取得モジュールと、
前記配信対象ビデオをプリセットされたビデオ再生プラットフォームに配信するための第1の配信モジュールと、を含むことを特徴とする装置。
【請求項10】
メモリとプロセッサとを含み、前記メモリにコンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行される場合、前記プロセッサに請求項1から8のいずれか1項に記載のビデオ生成方法を実行させることを特徴とする端末機器。
【請求項11】
コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、前記プロセッサに請求項1から8のいずれか1項に記載のビデオ生成方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本開示は、2020年12月31日に中国専利局に提出した、出願番号が202011626264.Xであって、発明の名称が「ビデオ生成方法、装置、機器および記憶媒体」である中国特許出願の優先権を主張し、その内容全体が援用により本願に組み込まれる。
【0002】
[技術分野]
本開示の実施例はビデオ処理技術分野に関し、特にビデオ生成方法、装置、機器および記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
関連技術に係るビデオアプリは、ビデオを撮影して共有する機能をユーザに提供することができる。ビデオアプリによってビデオを撮影して共有するユーザが増えるにつれて、如何にユーザが撮影したビデオの品質を向上させ、ユーザの撮影操作を簡素化し、ビデオ撮影の興趣性を向上させるかは、早急に解決されるべき課題になっている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の技術的課題を解決し、または少なくとも部分的に上記技術的課題を解決するために、本開示の実施形態は、ビデオ生成方法、装置、機器および記憶媒体を提供する。
【0005】
本開示の実施例の第1の態様は、ビデオ生成方法を提供し、
ユーザによって設定されたビデオテーマ及びビデオ作成命令を取得するステップと、ビデオ作成命令に従って、ユーザ画像、及びビデオテーマにマッチングする複数のビデオテンプレートを取得するステップであって、ビデオテンプレートには、プリセットされたシーン素材及びユーザ画像の予約位置が含まれるステップと、ユーザ画像を前記複数のビデオテンプレートのうちの少なくとも一部のビデオテンプレートの予約位置に埋め込むことで、ユーザ画像をそれぞれにこれらのビデオテンプレート上のシーン素材と組み合わせて、少なくとも1つのビデオを生成するステップと、これらのビデオのうちの配信対象ビデオを取得するステップと、配信対象ビデオをプリセットされたビデオ再生プラットフォームに配信するステップと、を含む。
【0006】
本開示の実施形態の第2の態様は、ビデオ生成装置を提供し、
ユーザによって設定されたビデオテーマ及びビデオ作成命令を取得するための第1の取得モジュールと、
ビデオ作成命令に従って、ユーザ画像、及びビデオテーマにマッチングする複数のビデオテンプレートを取得するための第2の取得モジュールであって、ビデオテンプレートには、プリセットされたシーン素材及びユーザ画像の予約位置が含まれる第2の取得モジュールと、
ユーザ画像を前記複数のビデオテンプレートのうちの少なくとも一部のビデオテンプレートの予約位置に埋め込むことで、ユーザ画像をそれぞれにこれらのビデオテンプレート上のシーン素材と組み合わせて、少なくとも1つのビデオを生成するためのビデオ生成モジュールと、
少なくとも1つのビデオのうちの配信対象ビデオを取得するための第3の取得モジュールと、
配信対象ビデオをプリセットされたビデオ再生プラットフォームに配信するための配信モジュールと、を含む。
【0007】
本開示の実施例の第3の態様は、端末機器を提供し、当該端末機器は、メモリとプロセッサとを含み、メモリにコンピュータプログラムが記憶されており、コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、プロセッサは前記第1の態様に係る方法を実行することができる。
【0008】
本開示の実施例の第4の態様は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶されており、当該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、プロセッサに前記第1の態様に係る方法を実行させることができる、。
【0009】
本開示の実施例により提供される技術案は従来の技術と比べて、以下の利点がある。
【0010】
本開示の実施例では、ユーザによって設定されたビデオテーマ及びビデオ作成命令を取得した場合、ビデオ作成命令に従って、ユーザ画像、及びビデオテーマにマッチングする複数のビデオテンプレートを取得し、ユーザ画像を少なくとも一部のビデオテンプレートの予約位置に埋め込むことで、ユーザ画像を埋め込まれたビデオテンプレート上のシーン素材と組み合わせて少なくとも1つのビデオを生成し、少なくとも1つのビデオのうちの配信対象ビデオを取得し、配信対象ビデオをプリセットされたビデオ再生プラットフォームに配信する。本開示の実施例により提供される技術案は、テーマごとに複数のビデオテンプレートを予め設定すると同時に、ビデオテンプレートにおいて対応するシーン素材を予め設計し、ビデオテンプレートにユーザ画像の埋め込み位置を予約する。このようにして、ビデオを作成する過程において、ユーザ画像を複数のビデオテンプレートに埋め込むだけで、一度に少なくとも1つのビデオを生成でき、ユーザは撮影を繰り返す必要がなく、ユーザの操作が簡素化され、ビデオ生成効率及びユーザエクスペリエンスを向上させる。さらに、シーン素材を事前に設計することによって、ユーザがテーマコンテンツ(ユーザのムードなど)をよりよく表現するのに寄与し、ビデオの品質及び興趣性を向上させることができるだけでなく、さらにユーザの撮影能力に対する要求を低減し、ユーザが表現したいテーマをよりよく表現するのに寄与し、ユーザのビデオ作成に対する意欲を向上させることができる。また、ビデオ消費者にとって、ビデオ品質の向上も視聴体験を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
ここでの図面は、明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本開示に適合する実施例を示しており、明細書とともに本開示の原理を説明するために用いられる。
【0012】
本開示の実施例または従来技術における技術案をより明確に説明するために、以下実施例または従来技術を説明するの記述において使用する必要がある図面を簡単に説明し、もちろん、当業者にとって、創造的な労力をしない前提で、これらの図面に応じて他の図面を得ることもできる。
【0013】
図1】本開示の実施例により提供されるビデオ生成方法のフローチャートである。
図2】本開示の実施例により提供されるビデオテンプレートの表示インターフェースの概略図である。
図3】本開示の実施例により提供されるユーザ画像撮影インターフェースの概略図である。
図4】本開示の実施例により提供される第1の表示インターフェースの表示概略図である。
図5】本開示の実施例により提供される第3の表示インターフェースの表示概略図である。
図6】本開示の実施例により提供されるインタラクティブインターフェースの表示概略図である。
図7】本開示の実施例により提供される他のビデオ生成方法のフローチャートである。
図8】本開示の実施例により提供されるムード設定ボタンが表示されたユーザ情報インターフェースの表示概略図である。
図9】本開示の実施例により提供されるムード設定インターフェースの表示概略図である。
図10】本開示の実施例により提供されるムード設定のフローチャートである。
図11】本開示の実施例により提供される第2の表示インターフェースの表示概略図である。
図12】本開示の実施例により提供されるビデオ配信インターフェースの表示概略図である。
図13】本開示の実施例により提供される他のビデオ生成方法のフローチャートである。
図14】本開示の実施例により提供されるビデオ生成装置の構造概略図である。
図15】本開示の実施例により提供される端末機器の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本開示の上記の目的、特徴および利点をより明確に理解するために、以下、本開示の技術案についてさらに記述する。なお、矛盾しない限り、本開示の実施例および実施例における特徴は、互いに組み合わせることができる。
【0015】
以下の説明では、本開示を十分に理解するために、多くの具体的な詳細が記載されているが、本開示は、本明細書に記載されるものとは異なる他の形態で実施されてもよい。もちろん、本明細書における実施例は、本開示の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではない。
【0016】
図1は本開示の実施例により提供されるビデオ生成方法のフローチャートである。本開示の実施例は、如何にユーザ画像に基づいてユーザが要求するビデオを簡便に生成するかに適用することができる。当該ビデオ生成方法はビデオ生成装置によって実行されることができ、この装置はソフトウェアおよび/またはハードウェアによって実現され、モバイル端末やタブレットコンピュータなどの任意の端末機器に集積してもよい。さらに、当該ビデオ生成装置は独立したアプリケーションとして実現されてもよく、機能モジュールとしてビデオインタラクティブアプリケーションに集積してもよい。
【0017】
図1に示すように、本開示の実施例により提供されるビデオ生成方法は、以下をステップを含むことができる。
【0018】
S101:ユーザによって設定されたビデオテーマ及びビデオ作成命令を取得する。
【0019】
ビデオ作成命令は、ユーザに要求ビデオを生成するように端末機器に指示するために使用される。ビデオインタラクティブアプリケーションを例とし、ビデオインタラクティブアプリケーションのプリセットインターフェースにビデオ作成命令をトリガするためのコントロールまたはボタンを含み、ユーザは当該コントロールまたはボタンをタッチすることによりビデオ作成命令をトリガすることができる。良好なアプリケーションインタラクティブ性を実現しながらユーザに高いエクスペリエンスを提供することを確保する上で、当該プリセットインターフェースは、ビデオインタラクティブアプリケーションのメインインターフェースまたはユーザ情報インターフェースなど、ビデオインタラクティブアプリケーション内の任意のインターフェースであってもよい。プリセットインターフェースにおけるコントロールまたはボタンの表示位置も設計要件に応じて決定してもよい。
【0020】
本開示の実施例で言及されるビデオテーマは、ビデオテンプレートを分類するか、または生成すべきビデオを分類するために使用される。例えば、ビデオテーマのタイプは、ユーザのムード(仮想ソーシャルスペースでユーザが示すムード状態を指す)シリーズ、恋愛シリーズ、オフィスシリーズなどを含んでもよい。異なるタイプのビデオテーマは、異なるビデオテンプレートに対応する。また、各タイプのビデオテーマの下で、異なるテーマサブカテゴリ別にビデオテンプレートを細分化することもできる。例えば、ユーザのムードに対応するサブカテゴリには、幸せ、悲しみ、怒り、嫉妬などを含むが、これらに限定されない。各サブカテゴリは、複数のビデオテンプレートに対応することもできる。ユーザは、ビデオ作成命令をトリガする前に、必要なビデオテーマを設定してもよく、ビデオテーマの設定を完了する前にビデオ作成命令をトリガしてもよい。
【0021】
S102:ビデオ作成命令に従って、ユーザ画像、及びビデオテーマにマッチングする複数のビデオテンプレートを取得し、ビデオテンプレートには、プリセットされたシーン素材及びユーザ画像の予約位置が含まれる。
【0022】
本開示の実施例では、取得されたユーザ画像は、ユーザが現在撮影している画像であってもよく、ユーザによる画像選択操作またはアップロード操作に応じてユーザアルバムから取得された既存の画像であってもよいが、本開示の実施例では特に限定されない。つまり、本開示の実施例に係る技術案では、任意のソースからのユーザ画像に広く適用可能である。ユーザ画像とは、人の顔を含む任意の画像を指す。
【0023】
ユーザ画像とビデオテンプレートの取得順序については、本開示の実施例では特に限定されない。例示的に、ユーザによって設定されたビデオテーマにマッチングする複数(少なくとも2つを指す)のビデオテンプレートの取得した後ユーザ画像を取得してもよく、ユーザ画像の取得した後ユーザによって設定されたビデオテーマにマッチングする複数のビデオテンプレートを取得してもよい。
【0024】
ユーザが現在撮影している画像を取得することを例とし、ユーザ画像を取得するステップは、撮影インターフェースを出力するステップと、撮影インターフェースに基づいてユーザが撮影したユーザ画像を取得するステップとを含む。当該撮影インターフェースは、ビデオ作成命令のトリガインターフェースから切り替わってもよく、ビデオテンプレートの表示インターフェースから切り替わってもよい。また、インターフェースのインタラクティブ性を強化し、ユーザエクスペリエンスを向上させるために、ビデオ作成命令のトリガインターフェースまたはビデオテンプレートの表示インターフェースには、撮影インターフェースに切り替わるようにユーザをガイドするための提示情報を表示できる。
【0025】
図2は本開示の実施例により提供されるビデオテンプレートの表示インターフェースの概略図であり、図3は本開示の実施例により提供されるユーザ画像撮影インターフェースの概略図である。図2に示すように、当該表示インターフェースには、撮影インターフェースに切り替わるようにユーザをガイドするための提示情報である「写真を撮る」が表示されている。ユーザはボタン21にタッチすることにより、図3に示すユーザ画像撮影インターフェースに切り替わる。図3に示すユーザ画像撮影インターフェースには、撮影コントロール31が表示されると同時に、撮影するようにユーザをガイドするための提示情報である「画面に向かい合い、できるだけ顔枠に顔を入れてください」が表示されている。
【0026】
一実施形態では、ユーザ画像が取得された後、本開示の実施例により提供される方法は、ユーザ表情をユーザによって設定されたビデオテーマにマッチングするように、プリセットモデルに基づいてユーザ画像におけるユーザ表情を調整することもできる。プリセットモデルは、画像における人物の表情を調整する機能を有する事前にトレーニングされたモデルである。一実施形態では、プリセットモデルのトレーニング過程は、サンプルユーザ画像及び表情調整済みのターゲットサンプル画像を取得するステップであって、当該ターゲットサンプル画像はプリセットテーマにマッチングするステップと、サンプルユーザ画像をモデルトレーニングの入力とし、ターゲットサンプル画像をモデルトレーニングの出力とし、プリセットモデルをトレーニングするステップとを含んでもよい。プリセットモデルのトレーニング過程で使用される具体的なアルゴリズムについては、本開示の実施例では特に限定されず、トレーニングのニーズに応じて決定することができる。
【0027】
本開示の実施形態では、プリセットモデルを使用してユーザ画像におけるユーザ表情を調整することにより、ユーザ表情の表示効果を最適化し、最終的に生成されたビデオをユーザによって設定されたテーマにマッチングさせることを確保することができる。同時に、ユーザの撮影能力に対する要求を低減することができ、ユーザ画像におけるユーザ表情がテーマとマッチングしない場合でも、ユーザ画像を入れ替える必要がなく、ユーザ画像のインテリジェントな調整を実現する。
【0028】
S103:ユーザ画像を複数のビデオテンプレートのうちの少なくとも一部のビデオテンプレートの予約位置に埋め込むことで、ユーザ画像をそれぞれに少なくとも一部のビデオテンプレート上のシーン素材と組み合わせて、少なくとも1つのビデオを生成する。
【0029】
ユーザ画像を複数のビデオテンプレートの予約位置に埋め込む過程において、プリセットポリシーに従って各ビデオテンプレートの予約位置にユーザ画像を埋め込んでもよく、プリセットポリシーに従って一部のビデオテンプレートの予約位置にユーザ画像を埋め込んでもよい。プリセットポリシーは、ビデオテンプレートに対するユーザの選択操作に従って、ユーザが選択したビデオテンプレートの予約位置にユーザ画像を埋め込むか、または、端末機器の現在のパフォーマンス情報に従って、プリセット数のビデオテンプレートの予約位置にユーザ画像を埋め込むことを含むが、これらに限定されない。このプリセット数は端末機器の現在のパフォーマンス情報に従って決定され、端末機器の現在のパフォーマンスが高いほど、プリセット数の数値が大きくなる。具体的に、ユーザ画像を取得した後、顔認識技術を使用してユーザ画像におけるの顔領域を認識し、その後、顔領域をビデオテンプレートの予約位置の領域と融合させることができる。
【0030】
例1として、ビデオテーマにマッチングする複数のビデオテンプレートを取得した後、ユーザ画像を取得する場合、ユーザによって設定されたビデオテーマにマッチングする複数のビデオテンプレートを取得した後、複数のビデオテンプレートを表示することができる。ビデオテンプレートに対するユーザの選択操作に従って、少なくとも1つのターゲットテンプレートを決定する。その後、ユーザ画像を取得し、ユーザ画像を少なくとも1つのターゲットテンプレートの予約位置に埋め込み、ユーザが要求するビデオを生成する。
【0031】
例2として、ユーザ画像を取得した後、ユーザによって設定されたビデオテーマにマッチングする複数のビデオテンプレートを取得する場合、ユーザ画像を取得した後、ユーザ画像をそれぞれに各ビデオテンプレートの予約位置に直接埋め込むか、または、ユーザ画像をそれぞれに一部のビデオテンプレートの予約位置に埋め込み、少なくとも1つのビデオを生成することができ、さらにユーザはその中から所望のビデオを選択することができる。
【0032】
生成された少なくとも1つのビデオのすべては、機器上にローカルに格納されてもよく、ユーザが選択したビデオは、ユーザのビデオ選択操作に従って機器上にローカルに格納されてもよい。
【0033】
S104:少なくとも1つのビデオのうちの配信対象ビデオを取得する。
【0034】
なお、本実施例で言及される配信対象ビデオは、上記の生成された少なくとも1つのビデオからユーザが選択したビデオと理解されてもよく、上記の取得された複数のビデオテンプレートからユーザが選択したテンプレートに基づいて生成されたビデオと理解されてもよい。例えば、一実施形態では、複数のビデオテンプレートを取得した後、これらのビデオテンプレートから少なくとも1つのビデオテンプレートをターゲットテンプレートとしてユーザに選択するように、これらの複数のビデオテンプレートをユーザに展示するステップをさらに含んでもよい。このステップに基づいて、ユーザは選択されたターゲットテンプレートから1つ以上のテンプレートを選択し続き、これらのテンプレートにユーザ画像を埋め込んで生成されたビデオを、配信対象ビデオとすることができる。または、ユーザはビデオテーマにマッチングする複数のビデオテンプレートから少なくとも1つのビデオテンプレートをターゲットテンプレートとして選択した後、取得されたユーザ画像をこれらのターゲットテンプレートに埋め込み、少なくとも1つのビデオを生成し、その後、生成された少なくとも1つのビデオをユーザに表示することで、ユーザはこれらのビデオから配信対象ビデオを選択することができる。例えば、一例では、ターゲットテンプレートに基づいて生成されたビデオを、プリセットされた第1の表示インターフェースによって表示することができ、ユーザは第1の表示インターフェース上で配信対象ビデオを選択することができ、同時に、第1の表示インターフェースには第1のボタンも含んでもよい。当該第1のボタンは、ユーザがビデオ配信命令をトリガするために使用され、第1のの表示インターフェースにおける第1のボタンの位置は、インターフェースのレイアウトに従って決定することができる。第1のボタンがトリガされると、ユーザが選択したビデオは、プリセットされたビデオ再生プラットフォームに配信される。例えば、図4は本開示の実施例により提供される第1の表示インターフェースの表示概略図である。図4に示すように、第1の表示インターフェースは、生成されたビデオをリスト形式で表示でき、ユーザが左右にスワイプしてインターフェイスに現在表示されているビデオを切り替えることをサポートできる。現在表示されているビデオが注目ビデオ(即ち選択されたビデオ)である場合、ユーザは第1のボタン41にタッチして、注目ビデオの配信操作をトリガすることができる。つまり、本実施例における配信対象ビデオは、ターゲットテンプレートに基づいて生成されたビデオからユーザが選択したビデオであってもよく、ターゲットテンプレートからユーザが選択したテンプレートに基づいて生成されたビデオであってもよい。
【0035】
S105:配信対象ビデオをプリセットされたビデオ再生プラットフォームに配信する。
【0036】
本開示の実施例により提供される技術案では、テーマごとに複数のビデオテンプレートを予め設定し、ビデオテンプレート内に対応するシーン素材を事前に設計し、ビデオテンプレートにユーザ画像の埋め込み位置を予約する(即ちユーザの顔情報をビデオテンプレートと融合する)。このようにしてビデオを作成する過程において、ユーザ画像を複数のビデオテンプレートに埋め込むだけで、一度に少なくとも1つのビデオを生成でき、ユーザは撮影を繰り返す必要がなく、ユーザ操作が簡素化される。これにより、従来の技術における、少なくとも1つのビデオを生成する際に、ユーザは画像を繰り返して撮影する必要がある問題が解決され、ビデオ生成効率及びユーザエクスペリエンスを向上させる。また、シーン素材を事前に設計することにより、ユーザがテーマコンテンツをよりよく表現し、ビデオの品質及び興趣性を向上させるだけでなく、ユーザの撮影能力に対する要求を低減し、ユーザが表現したいテーマをよりよく表現するのに寄与することもでき、ユーザ画像の撮影品質が劣っても、ビデオテンプレートに基づいて高画質のビデオをユーザに生成でき、ユーザのビデオ作成の意欲を向上させ、従来の技術におけるユーザ画像の撮影品質は生成されたビデオ品質に直接的に影響を与えてしまった問題が解決される。また、ビデオ消費者にとって、ビデオ品質の向上により視聴体験も向上させる。
【0037】
一実施形態では、本開示の実施例により提供される方法は、
プリセットされたビデオ再生プラットフォーム上のビデオを、第3の表示インターフェース上でユーザに表示するステップをさらに含み、当該ビデオも、上記の図1の実施例に係る方法によって生成されたビデオである。
【0038】
本開示の実施例では、第3の表示インターフェースには、第1のアイコンも含んでもよい。ユーザが第3の表示インターフェースにおける第1のアイコンに対してプリセットされたタッチ操作を実行したことを検出した場合、ビデオの配信者とインタラクションを行うためのインタラクティブインターフェースをユーザに提供する。
【0039】
インタラクティブインターフェース上で検出された、プリセットオプションに対する操作に基づいてインタラクティブ情報を生成し、インタラクティブ情報をビデオの配信者に送信する。
【0040】
インタラクティブインターフェース上のプリセットオプションは、メッセージを送信するためのオプション、挨拶するためのオプション、およびビデオ配信履歴をチェックするためのオプションのうちの少なくとも1つを含んでもよい。これらのオプションによって、ビデオ配信者へのメッセージの送信、挨拶、ビデオ配信者のビデオ配信履歴(例えば、ユーザの過去のムードを表現するためのビデオ)のチェックなどの操作をトリガできるが、これらに限定されない。インタラクティブインターフェースは、第3の表示インターフェース上に重ねて表示することによって実現してもよい。または、インタラクティブインターフェースは、第3の表示インターフェースから切り替わった新しいインターフェースによって実現してもよい。または、インタラクティブインターフェースは、第3の表示インターフェースから新しいインターフェースに切り替わった後、この新しいインターフェース上に重ねて表示することによって実現してもよい。新しいインターフェースはビデオ配信者のユーザ情報インターフェースであり、さらに第1のアイコンはビデオ配信者のユーザアバターアイコンであってもよい。現在のユーザが第1のアイコンにタッチした後、インタラクティブインターフェースの表示をトリガするほか、ビデオ配信者がユーザのフォロー対象でない場合、ビデオ配信者へのフォローを実現することもできる。第3の表示インターフェースにおける第1のアイコンの表示位置は、ページ設計に応じて決定可能であり、第1のアイコンの形状も柔軟に決定可能である。
【0041】
インタラクティブインターフェースでは、ユーザのタッチ操作または情報入力操作をサポートし、ユーザのタッチ操作または情報入力操作に従って、インタラクティブ情報を生成する。例えば、インタラクティブインターフェースには、予め設定されたインタラクティブセンテンスが表示されてもよく、インタラクティブセンテンスに対するユーザの選択操作に従って、ユーザが選択したセンテンスを、ビデオ配信者に送信する必要があるインタラクティブ情報とする。インタラクティブ情報は、生成された後、ビデオ配信者への送信操作を自動的にトリガしてもよく、ユーザによってトリガされた送信命令を受信した後送信してもよい。例示的に、インタラクティブインターフェースには決定ボタンとキャンセルボタンが表示されてもよく、決定ボタンは、ユーザが送信命令をトリガするために使用され、キャンセルボタンは、ユーザが送信キャンセル命令をトリガするために使用される。本開示の実施例では、ビデオを再生するための第3の表示インターフェースから、インタラクティブインターフェースに切り替えることにより、ユーザとビデオ配信者との柔軟なインタラクションを実現し、ユーザ間のインタラクション実現方式が豊かになり、インタラクション方式がより柔軟になる。
【0042】
図5は本開示の実施例により提供される第3の表示インターフェースの表示概略図、即ちビデオ再生インターフェースである。第1のアイコン51が第3の表示インターフェースに表示され、ユーザが第1のアイコン51にタッチした後、端末機器はインタラクティブインターフェースを表示できる。図6は本開示の実施例により提供されるインタラクティブインターフェースの表示概略図である。具体的に、当該インタラクティブインターフェースは第3の表示インターフェースからビデオ配信者のユーザ情報インターフェースに切り替わった後、当該ビデオ配信者のユーザ情報インターフェース上に重ねて表示することによって実現される。図6に示すように、インタラクティブインターフェースで、メッセージの送信、挨拶、相手のビデオ配信履歴のチェックがサポートされる。なお、図6を例として、インタラクティブインターフェースでサポートされる各種インタラクティブ機能は独立したインタラクティブインターフェースの形態で実現される。インタラクティブインターフェースでサポートされる種々のインタラクティブ機能は統合表示されてもよいことを理解されるべきである。なお、ユーザが現在設定中のビデオテーマなど、具体的にユーザが現在設定中のムードやユーザのアカウント名など、その他の情報もインタラクティブインターフェース上に表示できるが、具体的にインターフェース設計に応じて調整可能であり、本開示の実施例では特に限定されない。
【0043】
図7は本開示の実施例により提供される他のビデオ生成方法のフローチャートであり、上記の技術案に基づいてさらに最適化および拡張され、上記の選択可能な各実施形態と組み合わせることができる。そして、図7は、具体的にビデオテーマがユーザによって設定されたムードを指すことを例とし、本開示の実施例に係る技術案について例示的に説明する。
【0044】
図7に示すように、本開示の実施例により提供されるビデオ生成方法は、以下のステップを含む。
【0045】
S201:ユーザによってトリガされたムード設定命令を受信する。
【0046】
例示的に、ユーザは、ビデオインタラクティブアプリケーションによって提供されるユーザ情報インターフェース上のムード設定ボタンを介してムード設定命令をトリガすることができる。ムード設定命令は、端末機器にムード設定インターフェースを表示させるように指示するために使用される。
【0047】
S202:ムード設定命令に従って、ムード設定インターフェースを出力する。
【0048】
ムード設定インターフェースには、ムードを共有するためのボタンが含まれる。ユーザがボタンをトリガする場合、ユーザからのビデオ作成命令が受信される。
【0049】
図8は本開示の実施例により提供されるムード設定ボタンが表示されているユーザ情報インターフェースの表示概略図である。図8に示すように、ムード設定ボタン82がユーザアイコン81の右下隅に表示されている。ユーザがムード設定ボタン82にタッチした後、端末機器にムード設定インターフェースを表示する。当該ムード設定インターフェースは1つのインターフェースを含むことができる。ユーザはインターフェースに表示されたムードアイコンに従って現在のムードを選択した後、ムードを共有するためのボタンにタッチしてビデオ作成命令をトリガすることができる。当該ムード設定インターフェースは、ムード選択サブインターフェース(複数のムードアイコンが表示されている)とムード設定表示サブインターフェースを含むこともでき、ムードを共有するためのボタンは、ムード設定表示サブインターフェース上に表示されてもよい。このとき、ユーザがムード設定ボタン82にタッチした後、端末機器は、ムード選択サブインターフェースを最初に表示し、ユーザがムード選択操作を完了したことを検出した後、ムード設定表示サブインターフェースを切り替えて表示する。ムード設定インターフェースは、ユーザ情報インターフェースに重ねて表示することによって実現されてもよく、ユーザ情報インターフェースから切り替わった新しいインターフェースによって実現されてもよい。
【0050】
図9は本開示の実施例により提供されるムード設定インターフェースの表示概略図である。具体的なムード設定インターフェースはユーザ情報インターフェースに重ねて表示され、ムード選択サブインターフェース及びムード設定表示サブインターフェースが含まれ、ムード設定表示サブインターフェースには、ムードを共有するためのボタン91が表示されている。ユーザがムード選択サブインターフェースで現在のムードを選択した後、例えば、ユーザが現在のムードを超幸せと選択すると、端末機器は、ムードアイコンに対するユーザの選択操作に従って、ムード設定表示サブインターフェースを自動的に切り替えて表示することができ、その後、ユーザはボタン91にタッチすることにより、ビデオ作成命令をトリガする。図9に表示されたムード設定インターフェースのインターフェースレイアウト、ムードアイコンのスタイル、およびムードアイコンの表示数は単なる例に過ぎず、実際の適用中に必要に応じて柔軟に設計できるが、本開示の実施形態では特に限定されない。さらに、ムード設定インターフェース、具体的に例えば、ムード設定表示サブインターフェースには、ユーザアイコンやムード設定の成功を示す提示情報をさらに表示してもよい。
【0051】
S203:ムード設定インターフェースでユーザによって設定されたムードを取得する。
【0052】
S204:ユーザからのビデオ作成命令を受信する。
【0053】
ビデオ作成命令は、ユーザがムード設定インターフェースでムードを共有するためのボタンにタッチすることでトリガされる。
【0054】
S205:ビデオ作成命令に従って、ユーザによって設定されたムードにマッチングする複数のビデオテンプレートを取得し、ビデオテンプレートには、プリセットされたシーン素材及びユーザ画像の予約位置が含まれる。
【0055】
S206:ユーザが複数のビデオテンプレートから少なくとも1つのビデオテンプレートをターゲットテンプレートとして選択するように、第2の表示インターフェースに複数のビデオテンプレートを表示する。
【0056】
S207:ユーザ画像を取得する。
【0057】
第2の表示インターフェースには、第3のボタンが含まれる。ユーザが第3のボタンをトリガした場合、ユーザ画像を取得するステップを実行する。一実施形態では、第2の表示インターフェースには、第3のボタンにタッチして撮影インターフェースに切り替わるようにユーザをガイドするための提示情報がさらに含まれる。
【0058】
一例として、第2の表示インターフェースの表示概略図は図2を参照することができ、端末機器は、第2の表示インターフェースでのユーザの選択操作に従って、少なくとも1つのターゲットテンプレートを決定する。そして、第2の表示インターフェースの第3のボタン(例えば、図2に示す「写真を撮る」ボタン21)に対するユーザのタッチ操作に従って、撮影インターフェースに切り替わり、撮影インターフェースに基づいてユーザが撮影したユーザ画像を取得する。
【0059】
S208:ユーザ画像をターゲットデオテンプレートの予約位置に埋め込むことで、ユーザ画像をターゲットビデオテンプレート上のシーン素材と組み合わせて、少なくとも1つのビデオを生成する。
【0060】
一実施形態では、ユーザ画像を複数のビデオテンプレートのうちの少なくとも一部のビデオテンプレートの予約位置に埋め込むステップは、ターゲットテンプレート内のプリセット画像をユーザ画像で置き換えることを含む。プリセット画像とは、ビデオテンプレートの生成過程中に予め設定されたサンプルユーザの顔領域を含む画像、例えば、アニメーションキャラクター画像を指す。顔認識技術を使用してユーザ画像におけるの顔を認識した後、ユーザ画像におけるの顔領域をターゲットテンプレート内のプリセット画像における顔領域に置き換えることで、少なくとも1つのビデオを生成する。ユーザ画像をターゲットテンプレート内のプリセット画像に置き換えることによって、ユーザ画像を使用して一度に複数のビデオを生成する利便性を向上させる。
【0061】
少なくとも1つのビデオが生成された後、端末機器は、少なくとも1つのビデオに対するユーザの選択操作に従って、ユーザによって選択された注目ビデオをプリセットされたビデオ再生プラットフォームに配信することができる。
【0062】
本開示の実施例に係る技術案によれば、ユーザのムード設定命令に従ってムード設定インターフェースを表示し、ムード設定インターフェースでユーザによって設定されたムードを取得し、ユーザからのビデオ作成命令を受信した後、ユーザによって設定されたムードにマッチングする複数のビデオテンプレートを取得し、複数のビデオテンプレートを表示し、そして、ビデオテンプレートに対するユーザの選択操作に従って、少なくとも1つのターゲットテンプレートを決定し、最後に、ユーザ画像を少なくとも1つのターゲットテンプレートに埋め込むとともに、ユーザのムードを表現するための少なくとも1つのビデオを生成することによって、ビデオを作成する過程において、ユーザ画像を少なくとも1つのターゲットテンプレートに埋め込むだけで、一度に少なくとも1つのビデオを生成できるという効果を実現し、異なるビデオを生成する過程において、ユーザが画像を繰り返し撮影する必要がなくなり、ユーザ操作が簡素化され、ユーザエクスペリエンスを向上させる。さらに、ビデオテンプレートにおいて事前に設計されたシーン素材を用いて、ユーザが現在のムードをよりよく表現するのに寄与し、ビデオの品質及び興趣性を向上させるだけでなく、ユーザの撮影能力に対する要求を低減することができ、ユーザ画像の撮影品質が劣っても、ビデオテンプレートに基づいて高画質のビデオを生成でき、ユーザのビデオ作成の意欲を向上させる。また、ビデオ消費者にとって、ビデオ品質の向上により視聴体験も向上させる。
【0063】
上記の技術案に基づいて、一実施形態では、ユーザからのビデオ作成命令を受信した後、本開示の実施例により提供される方法は、
プリセット期間内のユーザのムード共有回数がプリセット閾値を超えるかどうかを判断し、
そうであれば、今回のムード共有を実行できないことを指示するための提示情報を出力し、
そうでなければ、ビデオ作成命令に従って、ユーザ画像及びユーザによって設定されたテーマにマッチングする複数のビデオテンプレートを取得する操作を実行するステップをさらに含む。
【0064】
プリセット期間の値に応じてプリセット閾値の値を設定し、プリセット期間の値が大きいほど、それに応じて、プリセット閾値の値が大きくなる。例えば、プリセット期間は24時間の場合、プリセット閾値を1に設定でき、即ちユーザが1日に1回だけムードを共有できることを示す。プリセット期間内にユーザによるムード共有回数を効果的に制御することにより、ビデオ再生プラットフォームのリソース消費を軽減し、プリセット期間内にビデオ再生プラットフォームで受信したムード共有リクエストが多すぎてプラットフォーム機能が麻痺したり、他のリクエストに対するビデオ再生プラットフォームの応答性が低下したり、ひいてはユーザのビデオ共有体験に影響を与える現象を回避することができる。
【0065】
図10は本開示の実施例により提供されるムード設定のフローチャートであり、本開示の実施例を例示的に説明するために使用され、本開示の実施例に対する具体的な限定として理解されるべきではない。図10に示すように、当該ムード設定過程は、ムード設定インターフェース上のムードアイコンに対するユーザの選択操作に従って、ユーザによって選択されたあるムードを確認するステップと、ユーザが現在にムード共有中の状態にあるかどうかを検出し、そうでなければ、ユーザによって選択されたムードを現在のムードに設定し、そうであれば、ユーザによって選択されている新しいムードで現在のムードを上書きするステップと、ユーザからのビデオ作成命令を受信した後、ユーザが今日ムードビデオを配信したかどうかを検出し、そうであれば、提示が現れ、今日はムードビデオを配信できない旨を提示し、そうでなければ、ユーザはムードビデオを配信できるステップを含んでもよい。即ち、端末機器は、ビデオ作成命令に従って、ユーザによって設定されたムードにマッチングする複数のビデオテンプレートを取得し、ユーザが複数のビデオテンプレートから少なくとも1つのターゲットテンプレートを選択するように、取得された複数のビデオテンプレートを表示するステップを実行することができる。ターゲットテンプレートにはユーザの履歴画像(即ち過去にターゲットテンプレートに挿入されたユーザ画像)が含まれる場合、ユーザからの配信命令を受信すると、ターゲットテンプレートからユーザが選択したあるテンプレート内のビデオをプリセットされたビデオ再生プラットフォームに配信し、今回のビデオ作成を終了する。ユーザからの撮影命令を受信すると、ユーザ画像を取得する操作を実行し、取得されたユーザ画像でターゲットテンプレート内の履歴画像を置き換えてビデオを生成する。ターゲットテンプレートにはユーザの履歴画像が含まれない場合、直接にユーザからの撮影命令に従ってユーザ画像を撮影し、撮影されたユーザ画像をターゲットテンプレートの予約位置に埋め込んでビデオを生成する。
【0066】
本実施例は、ユーザの履歴画像を含むビデオテンプレートをユーザに展示し、ユーザが履歴画像を含むテンプレートを選択して配信する場合、履歴画像とテンプレートとを組み合わせたビデオを、直接にプリセットされたビデオ再生プラットフォームに配信することにより、ビデオの配信効率を向上させる。
【0067】
図11は本開示の実施例により提供される第2の表示インターフェースの表示概略図である。図11に示すように、具体的にユーザによって設定された「超幸せ」ムードを例とし、現在表示されているビデオテンプレートは、ユーザが選択したユーザの履歴画像を含むターゲットテンプレートであり、ユーザは第2の表示インターフェース上の第2のボタン111にタッチして、ターゲットテンプレート内のビデオに対する配信操作をトリガする。即ち、ユーザが履歴ビデオの作成過程において現在のターゲットテンプレートを使用して履歴ビデオを作成すると、ユーザが現在のターゲットテンプレートを再度選択する場合、現在のターゲットテンプレート内の履歴ビデオを直接現在ビデオとすることができる。ムードテーマを例とし、ユーザの過去のムードを表現するための履歴ビデオは、ユーザの現在のムードを表現するビデオとし(即ち現在のムードは過去のムードと同じである)、ビデオ再生プラットフォームに配信することで、ユーザのビデオの共有効率を向上させる。
【0068】
図12は本開示の実施例により提供されるビデオ配信インターフェースの表示概略図である。ユーザが第2の表示インターフェース上の第2のボタンにタッチして、ターゲットテンプレート内のビデオの配信操作をトリガした後、端末機器は、ビデオ配信インターフェースに切り替えることができる。図12に示すように、ユーザが配信情報の編集を終了した後、配信ボタン1202にタッチして、配信対象ビデオをビデオ再生プラットフォームに配信することができる。同時に、ビデオ配信インターフェースには、ドラフトボックスボタン1201も含んでもよい。ユーザが当該ドラフトボックスボタン1201にタッチした後、配信対象ビデオがドラフトボックスに保存することができる。次回にビデオを配信する場合、ドラフトボックスに記憶されたビデオを直接配信したり、ドラフトボックス内のビデオをもとに編集したりでき、ビデオの共有効率の向上に寄与する。
【0069】
図13は本開示の実施例により提供される別のビデオ生成方法のフローチャートであり、本開示の実施例を例示的に説明するために使用され、本開示の実施例に対する具体的な限定として理解されるべきではない。図13に示すように、当該ビデオ生成方法は、次のステップを含んでもよい。ユーザがビデオを配信できると決定し、ユーザによって設定されたムードにマッチングする複数のビデオテンプレートを取得した後、端末機器は、ユーザが新規ユーザであるかどうかを判断し、当該新規ユーザとは、現時点までに専属ビデオを生成するために顔画像をいずれのビデオテンプレートに埋め込んでいないユーザを意味する。そうであれば、ユーザは、ビデオテンプレートの表示インターフェース上の「写真を撮る」ボタンをクリックして、顔撮影インターフェース(即ち前記ユーザ画像撮影インターフェース)に切り替え、顔撮影インターフェースでユーザが撮影したユーザの顔画像を取得する。次に、ユーザの顔画像を複数のビデオ素材(即ちビデオテンプレート)と融合し、ユーザの顔を含む少なくとも1つのビデオを得る。最後に、生成された少なくとも1つのビデオでのユーザの選択操作に従って、配信対象ビデオを決定し、配信する。ユーザが新規ユーザでない場合、即ちユーザが現時点までにユーザの顔画像が写っているビデオを生成した場合、ユーザからの配信命令に従って、ユーザが選択した、顔画像が融合されているビデオテンプレート上のあるビデオを、プリセットされたビデオ再生プラットフォームに直接配信することができる。ユーザの顔画像が写っているビデオを以前に生成したが、ユーザが依然として撮影命令をトリガすると、まだ顔撮影インターフェースに切り替え、ユーザの顔画像を複数のビデオ素材(即ちビデオテンプレート)と融合し、ユーザの顔が写っている少なくとも1つのビデオを得る。
【0070】
図14は本開示の実施例により提供されるビデオ生成装置1400の構造概略図である。当該装置はソフトウェアおよび/またはハードウェアによって実現され、任意の端末機器に集積することができる。
【0071】
図14に示すように、本開示の実施例により提供されるビデオ生成装置1400は、第1の受信モジュール1401と、第1の取得モジュール1402と、ビデオ生成モジュール1403とを含むことができる。
第1の取得モジュール1401は、ユーザによって設定されたビデオテーマ及びビデオ作成命令を取得する。
第2の取得モジュール1402は、ビデオ作成命令に従って、ユーザ画像、及びビデオテーマにマッチングする複数のビデオテンプレートを取得し、ビデオテンプレートには、プリセットされたシーン素材及びユーザ画像の予約位置が含まれる。
ビデオ生成モジュール1403は、ユーザ画像を複数のビデオテンプレートのうちの少なくとも一部のビデオテンプレートの予約位置に埋め込むことで、ユーザ画像をそれぞれに少なくとも一部のビデオテンプレート上のシーン素材と組み合わせて、少なくとも1つのビデオを生成する。
第3の取得モジュール1404は、少なくとも1つのビデオのうちの配信対象ビデオを取得する。
第1の配信モジュール1405は、配信対象ビデオをプリセットされたビデオ再生プラットフォームに配信する。
【0072】
可能な実現方式では、配信対象ビデオは、前記ユーザが前記少なくとも1つのビデオから選択したビデオ、または前記複数のビデオテンプレートからユーザが選択したテンプレートに基づいて生成されたビデオを含む。
【0073】
可能な実現方式では、ビデオテーマは、ユーザがムード設定インターフェース上で設定されたムードを含む。
【0074】
可能な実現方式では、本開示の実施例により提供されるビデオ生成装置1400は、
プリセット期間内のユーザのムード共有回数がプリセット閾値を超えるかどうかを判断するためのムード共有回数決定モジュールと、
そうであれば、ムード共有回数の超過を指示するための提示情報を出力するための提示情報出力モジュールとをさらに含み、
第1の取得モジュール1402は具体的に、そうでなければ、ビデオ作成命令に従って、ユーザ画像、及びユーザによって設定されたビデオテーマにマッチングする複数のビデオテンプレートを取得する操作を実行する。
【0075】
可能な実現方式では、第1の取得モジュール1402は具体的に、
ユーザによって設定されたビデオテーマにマッチングする複数のビデオテンプレートを取得した後、ユーザ画像を取得する。
【0076】
可能な実現方式では、本開示の実施例により提供されるビデオ生成装置1400は、
ユーザに複数のビデオテンプレートを展示し、ユーザが複数のビデオテンプレートから少なくとも1つのビデオテンプレートをターゲットテンプレートとして選択するようにするための第2の表示モジュールと、
ターゲットテンプレートの予約位置にユーザの履歴画像が含まれ、かつユーザからの配信命令を受信した場合、ターゲットテンプレートからユーザが選択したテンプレートのビデオをプリセットされたビデオ再生プラットフォームに配信し、今回のビデオ作成を終了するための第2の配信モジュールと、
ユーザからの撮影命令を受信した場合、ユーザ画像を取得する操作を実行し、ユーザ画像を複数のビデオテンプレートのうちの少なくとも一部のビデオテンプレートの予約位置に埋め込む操作において、ターゲットテンプレートにおける履歴画像を前記ユーザ画像に置き換えるためのビデオ生成モジュールとを、さらに含む。
【0077】
可能な実現方式では、本開示の実施例により提供されるビデオ生成装置1400は、
ユーザ表情をユーザによって設定されたビデオテーマにマッチングするように、プリセットモデルに基づいてユーザ画像におけるユーザ表情を調整するための表情調整モジュールをさらに含む。
【0078】
可能な実現方式では、本開示の実施例により提供されるビデオ生成装置1400は、
ビデオ再生プラットフォーム上のビデオを表示インターフェースに再生するためのビデオ再生モジュールであって、当該ビデオ再生プラットフォーム上のビデオとは、上記ビデオテンプレートに基づいて生成されたビデオを指すビデオ再生モジュールと、
表示インターフェース上でプリセットされたタッチ操作が検出される場合、ビデオの配信者とインタラクションを行うためのインタラクティブインターフェースを提供するためのインタラクティブインターフェース表示モジュールと、
インタラクティブインターフェース上のオプションに対するユーザの操作に基づいてインタラクティブ情報を生成し、インタラクティブ情報をビデオの配信者に送信するためのインタラクティブ情報送信モジュールであって、インタラクティブインターフェース上のオプションは、メッセージを送信するためのオプション、挨拶するためのオプション、およびビデオ配信履歴をチェックするためのオプションの少なくとも1つを含むインタラクティブ情報送信モジュールと、をさらに含む。
【0079】
本開示の実施例により提供されるビデオ生成装置は、本開示の実施例により提供されるいずれか1つのビデオ生成方法を実行することができ、方法を実行するための対応する機能モジュールおよび有益な効果を有する。本開示の装置実施例において詳細に説明されない内容については、本開示の任意の方法実施例における記述を参照することができる。
【0080】
図15は本開示の実施例により提供される端末機器の構造概略図である。図15に示すように、端末機器1500は、1つ以上のプロセッサ1501およびメモリ1502を含む。
【0081】
プロセッサ1501は、中央処理ユニット(CPU)またはデータ処理能力および/または命令実行能力を有する他の形態の処理ユニットであってもよく、所望の機能を実行するように端末機器1500における他の構成要素を制御してもよい。
【0082】
メモリ1502は1つまたは複数のコンピュータプログラム製品を含むことができ、コンピュータプログラム製品は、揮発性メモリおよび/または不揮発性メモリなどの様々な形態のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含む。揮発性メモリは、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)および/またはキャッシュメモリ(cache)などを含んでもよい。不揮発性メモリは、例えば、読み取り専用メモリ(ROM)、ハードディスク、フラッシュメモリなどを含んでもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体には、1つ以上のコンピュータプログラム命令が記憶されてもよく、プロセッサ1501はプログラム命令を実行することで、本開示の実施例により提供されるいずれか1つのビデオ生成方法を実現することができ、さらに他の所望の機能を実現することもできる。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体には、入力信号、信号成分、ノイズ成分などの様々なコンテンツも記憶することができる。
【0083】
一例では、端末機器1500は、入力装置1503および出力装置154をさらに含んでもよい。これらの構成要素は、バスシステムおよび/または他の形態の接続機構(図示せず)を介して相互接続されている。
【0084】
また、当該入力装置1503は、例えば、キーボード、マウスなどを含んでもよい。
【0085】
当該出力装置1504は、決定した距離情報や、方向情報等の各種情報を外部に出力することができる。当該出力装置1504は、例えば、ディスプレイ、スピーカー、プリンタ、通信ネットワーク、およびそれに接続されたリモート出力装置などを含むことができる。
【0086】
もちろん、簡素化の便宜上、図15に当該端末機器1500における本開示に関連する構成要素の一部のみ示されており、バスや入出力インターフェースなどの構成要素が省略されている。その他、具体的な適用条件に従って、端末機器1500は任意の他の適切な構成要素をさらに含んでもよい。
【0087】
上記の方法および機器に加えて、本開示の実施例はコンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品であってもよく、コンピュータプログラム命令がプロセッサによって実行される場合、本開示の実施例により提供されるいずれかのビデオ生成方法をプロセッサに実行させる。
【0088】
コンピュータプログラム製品は、1つ以上のプログラミング言語の任意の組み合わせで、本開示の実施例の操作を実行するためのプログラムコードを記述することができる。プログラミング言語は、オブジェクト指向プログラミング言語、例えば、Java、C++などを含み、従来の手続き型プログラミング言語、例えば、「C」言語または類似のプログラミング言語なども含む。プログラムコードは、完全にユーザの端末機器上で、部分的にユーザの機器上で、1つの独立型ソフトウェアパッケージとして、部分的にユーザの端末機器と部分的にリモート端末機器上で、または完全にリモート端末機器またはサーバ上で実行することができる。
【0089】
また、本開示の実施例はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であってもよく、当該記憶媒体にコンピュータプログラム命令が記憶されており、コンピュータプログラム命令がプロセッサによって実行される場合、本開示の実施例により提供されるいずれかのビデオ生成方法をプロセッサに実行させる。
【0090】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、1つ以上の読み取り可能な媒体の任意の組み合わせを採用することができる。読み取り可能な媒体は、読み取り可能な信号媒体または読み取り可能な記憶媒体であり得る。読み取り可能な記憶媒体は、電気、磁気、光学、電磁気、赤外線、または半導体のシステム、装置やデバイス、またはそれらの任意の組み合わせを含むが、これらに限定されない。読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例(非網羅的なリスト)は、1つまたは複数のリード線を有する電気的接続、ポータブルディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上記の任意の適切な組み合わせを含む。
【0091】
なお、本明細書では、「第1」や「第2」などの関係用語は、ただ1つのエンティティまたは操作を別のエンティティまたは操作と区別するために使用され、必ずしもこれらのエンティティまたは操作間にいずれかのこのような実際の関係または順序が存在することを要求または暗示するものではない。さらに、「含む」や「包含」またはその任意の他の変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図するため、一連の要素を含むプロセスや方法、物品又は装置はそれらの要素を含むだけでなく、さらに明示されない他の要素をも含み、またはそのようなプロセス、方法、物品または装置に固有の他の要素をも含む。さらなる制限がない場合、「1つの…を含む」という語句によって限定される要素は、前記要素を含むプロセス、方法、物品または装置に別の同一要素が存在することを排除するものではない。
【0092】
上記は、本開示の具体的な実施形態に過ぎず、当業者が本開示を理解又は実施できるようにする。これらの実施例に対する様々な補正は当業者にとって明らかであり、本明細書に定義される一般原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他の実施例でも実施することができる。したがって、本開示は本明細書に記載された実施例に限定されず、本明細書で開示された原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
【国際調査報告】