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特表2023-553751リソース配置方法、装置、ネットワークノード及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-12-25
(54)【発明の名称】リソース配置方法、装置、ネットワークノード及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 24/02 20090101AFI20231218BHJP
   H04W 72/0453 20230101ALI20231218BHJP
   H04W 28/16 20090101ALI20231218BHJP
   H04W 92/20 20090101ALI20231218BHJP
【FI】
H04W24/02
H04W72/0453
H04W28/16
H04W92/20
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023537196
(86)(22)【出願日】2021-12-17
(85)【翻訳文提出日】2023-08-10
(86)【国際出願番号】 CN2021139103
(87)【国際公開番号】W WO2022127900
(87)【国際公開日】2022-06-23
(31)【優先権主張番号】202011507680.8
(32)【優先日】2020-12-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】110001151
【氏名又は名称】あいわ弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】彭 淑燕
(72)【発明者】
【氏名】王 歡
(72)【発明者】
【氏名】劉 進華
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA11
5K067DD34
5K067EE10
5K067EE13
(57)【要約】
本出願は、リソース配置方法、装置、ネットワークノード及び記憶媒体を提供し、この方法は、IABノードが周波数領域リソース情報を取得することを含み、ここで、前記周波数領域リソース情報は、前記IABノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域リソースを指示するために用いられる。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
リソース配置方法であって、
自己バックホールIABノードが周波数領域リソース情報を取得することを含み、
前記周波数領域リソース情報は、前記自己バックホールIABノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域リソースを指示するために用いられる、リソース配置方法。
【請求項2】
前記周波数領域リソース情報は、
親ノードが前記自己バックホールIABノードのために配置した第一の周波数領域リソース情報と、
集中制御ユニットCUが前記自己バックホールIABノードのために配置した第二の周波数領域リソース情報と、
プロトコルで予め定義された第三の周波数領域リソース情報とのうちの少なくとも一つを含む、請求項1に記載のリソース配置方法。
【請求項3】
前記自己バックホールIABノードが前記第一の周波数領域リソース情報と、前記第二の周波数領域リソース情報と、前記第三の周波数領域リソース情報とのうちの少なくとも二つを取得した場合に、前記使用可能な周波数領域リソースは、第一のシグナリングに従って前記少なくとも二つから決定した周波数領域リソース情報により指示される使用可能な周波数領域リソースである、請求項2に記載のリソース配置方法。
【請求項4】
前記使用可能な周波数領域リソースは、親ノード又は集中制御ユニットCUが前記周波数領域リソース情報により指示するものである、請求項1に記載のリソース配置方法。
【請求項5】
前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記周波数領域リソース情報により指示される前記分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲と、
前記周波数領域リソース情報により指示される分散ユニットDUのキャリア帯域幅と、
親ノードの分散ユニットDUのキャリア帯域幅と、
親ノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲と、
前記自己バックホールIABノードの移動端末MTの作動帯域幅と、
保護間隔とのうちの少なくとも一つに関連する、請求項1に記載のリソース配置方法。
【請求項6】
前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲から前記親ノードの分散ユニットDUのキャリア帯域幅と前記親ノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去した残りの周波数領域リソースと、
前記分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲から前記親ノードの分散ユニットDUのキャリア帯域幅と前記親ノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去し、また保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲から前記自己バックホールIABノードの移動端末MTの作動帯域幅を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲から前記自己バックホールIABノードの移動端末MTの作動帯域幅と保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記分散ユニットDUのキャリア帯域幅から前記親ノードの分散ユニットDUのキャリア帯域幅と前記親ノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去した残りの周波数領域リソースと、
前記分散ユニットDUのキャリア帯域幅から前記親ノードの分散ユニットDUのキャリア帯域幅と前記親ノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去し、また保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記分散ユニットDUのキャリア帯域幅から前記自己バックホールIABノードの移動端末MTの作動帯域幅を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記分散ユニットDUのキャリア帯域幅から前記自己バックホールIABノードの移動端末MTの作動帯域幅と保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースとのうちの少なくとも一つを含む、請求項5に記載のリソース配置方法。
【請求項7】
前記使用可能な周波数領域リソースと前記自己バックホールIABノードの移動端末MTの作動帯域幅とは、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記移動端末MTの作動帯域幅により影響される周波数領域リソースを含む関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記移動端末MTの作動帯域幅を含む関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースと前記移動端末MTの作動帯域幅とにリソースオーバラップが存在する関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記移動端末MTの作動帯域幅内に位置する関係とのうちの少なくとも一つを持つ、請求項1に記載のリソース配置方法。
【請求項8】
前記使用可能な周波数領域リソースは、前記自己バックホールIABノードの多重化方式に関連する、請求項1に記載のリソース配置方法。
【請求項9】
前記自己バックホールIABノードが周波数分割多重化FDMをサポートする場合に、前記周波数領域リソース情報は、さらに前記使用可能な周波数領域リソースをFDM多重化リソースとすることができることを指示するために用いられ、又は
前記自己バックホールIABノードが空間分割多重化SDMをサポートする場合に、前記周波数領域リソース情報は、さらに前記使用可能な周波数領域リソースをSDM多重化リソースとすることができることを指示するために用いられる、請求項8に記載のリソース配置方法。
【請求項10】
前記リソース配置方法は、
前記自己バックホールIABノードが親ノード又は集中制御ユニットCUに希望情報を報告することをさらに含み、前記希望情報は、
希望する多重化方式と、少なくとも一つの多重化方式に対応する周波数領域リソースとのうちの少なくとも一つを含む、請求項1又は8に記載のリソース配置方法。
【請求項11】
前記使用可能な周波数領域リソースは、前記自己バックホールIABノードのデュープレックス方式に関連し、前記デュープレックス方式は、前記自己バックホールIABノードの分散ユニットDUセル上でサポートするデュープレックス方式、又は、前記自己バックホールIABノードの分散ユニットDUセルと少なくとも一つのMTサービングセルとの間のデュープレックス方式を含む、請求項1に記載のリソース配置方法。
【請求項12】
異なるデュープレックス方式に関連する使用可能な周波数領域リソースは、独立して取得され、及び/又は
前記自己バックホールIABの分散ユニットDUと移動端末MTの多重化方式は、前記デュープレックス方式に関連する、請求項11に記載のリソース配置方法。
【請求項13】
前記リソース配置方法は、
前記自己バックホールIABノードが親ノードに前記使用可能な周波数領域リソースを報告することと、
前記自己バックホールIABノードが前記親ノードに前記周波数領域リソース情報の取得方式を報告することとのうちの少なくとも一つをさらに含む、請求項1に記載のリソース配置方法。
【請求項14】
親ノードの分散ユニットDUが周波数領域リソースをスケジューリングしない場合に、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記自己バックホールIABノードにより自律的に決定され、又は
前記周波数領域リソース情報は、親ノードのスケジューリングを含む、請求項1に記載のリソース配置方法。
【請求項15】
前記周波数領域リソース情報は、親ノードによる前記自己バックホールIABの移動端末MTに対する第一のスケジューリングを含み、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記第一のスケジューリングに基づいて決定され、又は
前記周波数領域リソース情報は、前記親ノードによる前記自己バックホールIABの分散ユニットDUに対する第二のスケジューリングを含み、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記第二のスケジューリングに基づいて決定される、請求項1に記載のリソース配置方法。
【請求項16】
前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記第一のスケジューリングの周波数領域範囲中心に基づいて決定された第一の使用可能な周波数領域リソース、又は
前記第一のスケジューリングの周波数領域範囲に基づいて決定された第二の使用可能な周波数領域リソースを含む、請求項15に記載のリソース配置方法。
【請求項17】
前記周波数領域範囲中心の、前記移動端末MTの帯域幅部分BWPの最低周波数領域リソースとの距離が前記帯域幅部分BWPの最高周波数領域リソースとの距離よりも小さい場合に、前記第一の使用可能な周波数領域リソースは、前記帯域幅部分BWPの最高周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の上境界との間の周波数領域リソースを含み又はそれに属し、又は
前記周波数領域範囲中心の、前記移動端末MTの帯域幅部分BWPの最高周波数領域リソースとの距離が前記帯域幅部分BWPの最低周波数領域リソースとの距離よりも小さい場合に、前記第一の使用可能な周波数領域リソースは、前記帯域幅部分BWPの最低周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の下境界との間の周波数領域リソースを含み又はそれに属し、又は
前記第二の使用可能な周波数領域リソースは、前記周波数領域範囲外の周波数領域リソースを含む、請求項16に記載のリソース配置方法。
【請求項18】
前記使用可能な周波数領域リソースの有効化時間は、集中制御ユニットCU又は親ノードにより配置される、請求項1に記載のリソース配置方法。
【請求項19】
前記集中制御ユニットCU又は親ノードは、
周期指示と、時間領域オフセットと、時間領域リソースのサイズとのうちの少なくとも一つの指示パラメータにより前記有効化時間を配置する、請求項18に記載のリソース配置方法。
【請求項20】
前記使用可能な周波数領域リソースが第一のデュープレックス方式に関連して独立して配置される場合に、前記使用可能な周波数領域リソースは、有効化時間内に前記第一のデュープレックス方式が採用される時間のみに有効化される、請求項18に記載のリソース配置方法。
【請求項21】
前記自己バックホールIABの時間周波数リソースについて、時間領域指示と周波数領域指示とのうちの少なくとも一つが前記時間周波数リソースが使用不可能であることを指示する場合に、前記時間周波数リソースは、使用不可能であり、又は
前記自己バックホールIABの時間周波数リソースについて、時間領域指示と周波数領域指示とのうちの少なくとも一つが前記時間周波数リソースが使用可能であることを指示する場合に、前記時間周波数リソースは、使用可能である、請求項1に記載のリソース配置方法。
【請求項22】
リソース配置方法であって、
ターゲットノードが自己バックホールIABノードのために周波数領域リソース情報を配置することを含み、
前記周波数領域リソース情報は、前記自己バックホールIABノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域リソースを指示するために用いられ、前記ターゲットノードは、集中制御ユニットCU又は前記自己バックホールIABノードの親ノードである、リソース配置方法。
【請求項23】
前記使用可能な周波数領域リソースは、親ノード又は集中制御ユニットCUが前記周波数領域リソース情報により指示するものである、請求項22に記載のリソース配置方法。
【請求項24】
前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記周波数領域リソース情報により指示される前記分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲と、
前記周波数領域リソース情報により指示される分散ユニットDUのキャリア帯域幅と、
親ノードの分散ユニットDUのキャリア帯域幅と、
親ノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲と、
前記自己バックホールIABノードの移動ノードMTの作動帯域幅と、
保護間隔とのうちの少なくとも一つに関連する、請求項22に記載のリソース配置方法。
【請求項25】
前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲から前記親ノードの分散ユニットDUのキャリア帯域幅と前記親ノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去した残りの周波数領域リソースと、
前記分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲から前記親ノードの分散ユニットDUのキャリア帯域幅と前記親ノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去し、また保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲から前記自己バックホールIABノードの移動端末MTの作動帯域幅を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲から前記自己バックホールIABノードの移動端末MTの作動帯域幅と保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記分散ユニットDUのキャリア帯域幅から前記親ノードの分散ユニットDUのキャリア帯域幅と前記親ノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去した残りの周波数領域リソースと、
前記分散ユニットDUのキャリア帯域幅から前記親ノードの分散ユニットDUのキャリア帯域幅と前記親ノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去し、また保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記分散ユニットDUのキャリア帯域幅から前記自己バックホールIABノードの移動端末MTの作動帯域幅を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記分散ユニットDUのキャリア帯域幅から前記自己バックホールIABノードの移動端末MTの作動帯域幅と保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースとのうちの少なくとも一つを含む、請求項24に記載のリソース配置方法。
【請求項26】
前記使用可能な周波数領域リソースと前記自己バックホールIABノードの移動端末MTの作動帯域幅とは、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記移動端末MTの作動帯域幅により影響される周波数領域リソースを含む関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記移動端末MTの作動帯域幅を含む関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースと前記移動端末MTの作動帯域幅とにリソースオーバラップが存在する関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記移動端末MTの作動帯域幅内に位置する関係とのうちの少なくとも一つを持つ、請求項22に記載のリソース配置方法。
【請求項27】
前記使用可能な周波数領域リソースは、前記自己バックホールIABノードの多重化方式に関連する、請求項22に記載のリソース配置方法。
【請求項28】
前記自己バックホールIABノードが周波数分割多重化FDMをサポートする場合に、前記周波数領域リソース情報は、さらに前記使用可能な周波数領域リソースをFDM多重化リソースとすることができることを指示するために用いられ、又は
前記自己バックホールIABノードが空間分割多重化SDMをサポートする場合に、前記周波数領域リソース情報は、さらに前記使用可能な周波数領域リソースをSDM多重化リソースとすることができることを指示するために用いられる、請求項27に記載のリソース配置方法。
【請求項29】
前記リソース配置方法は、
前記ターゲットノードが前記自己バックホールIABノードにより報告された希望情報を受信することをさらに含み、前記希望情報は、
希望する多重化方式と、少なくとも一つの多重化方式に対応する周波数領域リソースとのうちの少なくとも一つを含む、請求項22又は27に記載のリソース配置方法。
【請求項30】
前記使用可能な周波数領域リソースは、前記自己バックホールIABノードのデュープレックス方式に関連し、前記デュープレックス方式は、前記自己バックホールIABノードの分散ユニットDUセル上でサポートするデュープレックス方式、又は、前記自己バックホールIABノードの分散ユニットDUセルと少なくとも一つのMTサービングセルとの間のデュープレックス方式を含む、請求項22に記載のリソース配置方法。
【請求項31】
異なるデュープレックス方式に関連する使用可能な周波数領域リソースは、独立して取得され、及び/又は
前記自己バックホールIABの分散ユニットDUと移動端末MTの多重化方式は、前記デュープレックス方式に関連する、請求項30に記載のリソース配置方法。
【請求項32】
前記リソース配置方法は、
前記ターゲットノードが前記自己バックホールIABノードにより報告された前記使用可能な周波数領域リソースを受信することと、
前記ターゲットノードが前記自己バックホールIABノードにより報告された前記周波数領域リソース情報の取得方式を受信することとのうちの少なくとも一つをさらに含む、請求項22に記載のリソース配置方法。
【請求項33】
前記周波数領域リソース情報は、前記ターゲットノードのスケジューリングを含む、請求項22に記載のリソース配置方法。
【請求項34】
前記周波数領域リソース情報は、親ノードによる前記自己バックホールIABの移動端末MTに対する第一のスケジューリングを含み、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記第一のスケジューリングに基づいて決定され、又は
前記周波数領域リソース情報は、前記親ノードによる前記自己バックホールIABの分散ユニットDUに対する第二のスケジューリングを含み、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記第二のスケジューリングに基づいて決定される、請求項22に記載のリソース配置方法。
【請求項35】
前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記第一のスケジューリングの周波数領域範囲中心に基づいて決定された第一の使用可能な周波数領域リソース、又は
前記第一のスケジューリングの周波数領域範囲に基づいて決定された第二の使用可能な周波数領域リソースを含む、請求項34に記載のリソース配置方法。
【請求項36】
前記周波数領域範囲中心の、前記移動端末MTの帯域幅部分BWPの最低周波数領域リソースとの距離が前記帯域幅部分BWPの最高周波数領域リソースとの距離よりも小さい場合に、前記第一の使用可能な周波数領域リソースは、前記帯域幅部分BWPの最高周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の上境界との間の周波数領域リソースを含み又はそれに属し、又は
前記周波数領域範囲中心の、前記移動端末MTの帯域幅部分BWPの最高周波数領域リソースとの距離が前記帯域幅部分BWPの最低周波数領域リソースとの距離よりも小さい場合に、前記第一の使用可能な周波数領域リソースは、前記帯域幅部分BWPの最低周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の下境界との間の周波数領域リソースを含み又はそれに属し、又は
前記第二の使用可能な周波数領域リソースは、前記周波数領域範囲外の周波数領域リソースを含む、請求項35に記載のリソース配置方法。
【請求項37】
前記使用可能な周波数領域リソースの有効化時間は、前記ターゲットノードにより配置される、請求項22に記載のリソース配置方法。
【請求項38】
前記ターゲットノードは、
周期指示と、時間領域オフセットと、時間領域リソースのサイズとのうちの少なくとも一つの指示パラメータにより前記有効化時間を配置する、請求項37に記載のリソース配置方法。
【請求項39】
前記使用可能な周波数領域リソースが第一のデュープレックス方式に関連して独立して配置される場合に、前記使用可能な周波数領域リソースは、有効化時間内に前記第一のデュープレックス方式が採用される時間のみに有効化される、請求項37に記載のリソース配置方法。
【請求項40】
リソース配置装置であって、
周波数領域リソース情報を取得するための取得モジュールを含み、
前記周波数領域リソース情報は、自己バックホールIABノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域リソースを指示するために用いられる、リソース配置装置。
【請求項41】
前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記周波数領域リソース情報により指示される前記分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲と、
前記周波数領域リソース情報により指示される分散ユニットDUのキャリア帯域幅と、
親ノードの分散ユニットDUのキャリア帯域幅と、
親ノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲と、
前記自己バックホールIABノードの移動端末MTの作動帯域幅と、
保護間隔とのうちの少なくとも一つに関連する、請求項40に記載のリソース配置装置。
【請求項42】
リソース配置装置であって、
自己バックホールIABノードのために周波数領域リソース情報を配置するための配置モジュールを含み、
前記周波数領域リソース情報は、前記自己バックホールIABノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域リソースを指示するために用いられ、ターゲットノードは、前記リソース配置装置を含み、前記ターゲットノードは、集中制御ユニットCU又は前記自己バックホールIABノードの親ノードである、リソース配置装置。
【請求項43】
前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記周波数領域リソース情報により指示される前記分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲と、
前記周波数領域リソース情報により指示される分散ユニットDUのキャリア帯域幅と、
親ノードの分散ユニットDUのキャリア帯域幅と、
親ノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲と、
前記自己バックホールIABノードの移動ノードMTの作動帯域幅と、
保護間隔とのうちの少なくとも一つに関連する、請求項42に記載のリソース配置装置。
【請求項44】
ネットワークノードであって、前記ネットワークノードは、自己バックホールIABノードであり、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶されており、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1~21のいずれか1項に記載のリソース配置方法におけるステップを実現する、ネットワークノード。
【請求項45】
ネットワークノードであって、前記ネットワークノードは、ターゲットノードであり、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶されており、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項22~39のいずれか1項に記載のリソース配置方法におけるステップを実現する、ネットワークノード。
【請求項46】
可読記憶媒体であって、前記可読記憶媒体上にはプログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項1~21のいずれか1項に記載のリソース配置方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項22~39のいずれか1項に記載のリソース配置方法におけるステップを実現する、可読記憶媒体。
【請求項47】
チップであって、プロセッサと通信インターフェースを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、請求項1~21のいずれか1項に記載のリソース配置方法におけるステップを実現し、又は、請求項22~39のいずれか1項に記載のリソース配置方法におけるステップを実現するために用いられる、チップ。
【請求項48】
コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品が非一時的可読記憶媒体に記憶されており、前記コンピュータプログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、請求項1~21のいずれか1項に記載のリソース配置方法におけるステップを実現し、又は、前記コンピュータプログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、請求項22~39のいずれか1項に記載のリソース配置方法におけるステップを実現する、コンピュータプログラム製品。
【請求項49】
通信機器であって、請求項1~21のいずれか1項に記載のリソース配置方法におけるステップを実行するように構成されており、又は、請求項22~39のいずれか1項に記載のリソース配置方法におけるステップを実行するように構成されている、通信機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2020年12月18日に中国で提出された中国特許出願No.202011507680.8の優先権を主張しており、同出願の内容のすべては、ここに参照として取り込まれる。
【0002】
本出願は、通信技術分野に関し、特にリソース配置方法、装置、ネットワークノード及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
いくつかの通信システム(例えば、第五世代の移動通信技術(5th Generation Mobile Communication Technology、5G)システム)に自己バックホール(integrated access backhaul、IAB)システムが導入されており、ここで、IABシステムにおける一つのIABノードは、分散ユニット(Distributed Unit、DU)と移動端末(Mobile Termination、MT)の二つの部分の機能を含む。しかしながら、現在、IABノードのリソースは、IABノードを単位として配置され、例えば周波数領域リソースを配置する時にIABノードのために対応するキャリアを配置する。これで分かるように、現在、IABノードのためにリソースを配置する配置効果が比較的悪い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本出願の実施例は、IABノードのためにリソースを配置する配置効果が比較的悪いという問題を解決できるリソース配置方法、装置、ネットワークノード及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第一の態様によれば、本出願の実施例は、リソース配置方法を提供し、このリソース配置方法は、
自己バックホールIABノードが周波数領域リソース情報を取得することを含み、
ここで、前記周波数領域リソース情報は、前記IABノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域リソースを指示するために用いられる。
【0006】
第二の態様によれば、本出願の実施例は、リソース配置方法を提供し、このリソース配置方法は、
ターゲットノードが自己バックホールIABノードのために周波数領域リソース情報を配置することを含み、
ここで、前記周波数領域リソース情報は、前記IABノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域リソースを指示するために用いられ、前記ターゲットノードは、集中制御ユニット(Centralized Unit、CU)又は前記IABノードの親ノードである。
【0007】
第三の態様によれば、本出願の実施例は、リソース配置装置を提供し、このリソース配置装置は、
周波数領域リソース情報を取得するための取得モジュールを含み、
ここで、前記周波数領域リソース情報は、IABノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域リソースを指示するために用いられる。
【0008】
第四の態様によれば、本出願の実施例は、リソース配置装置を提供し、このリソース配置装置は、
自己バックホールIABノードのために周波数領域リソース情報を配置するための配置モジュールを含み、
ここで、前記周波数領域リソース情報は、前記IABノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域リソースを指示するために用いられ、ターゲットノードは、前記装置を含み、前記ターゲットノードは、集中制御ユニットCU又は前記IABノードの親ノードである。
【0009】
第五の態様によれば、本出願の実施例は、ネットワークノードを提供し、前記ネットワークノードは、IABノードであり、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶されており、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、本出願の実施例によるIABノード側のリソース配置方法におけるステップを実現する。
【0010】
第六の態様によれば、本出願の実施例は、ネットワークノードを提供し、前記ネットワークノードは、ターゲットノードであり、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶されており、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、本出願の実施例によるターゲットノード側のリソース配置方法におけるステップを実現する。
【0011】
第七の態様によれば、本出願の実施例は、可読記憶媒体を提供し、前記可読記憶媒体上にはプログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、本出願の実施例によるIABノード側のリソース配置方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、本出願の実施例によるターゲットノード側のリソース配置方法におけるステップを実現する。
【0012】
第八の態様によれば、チップを提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、本出願の実施例によるIABノード側のリソース配置方法におけるステップを実現し、又は、本出願の実施例によるターゲットノード側のリソース配置方法におけるステップを実現するために用いられる。
【0013】
第九の態様によれば、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品が非一時的記憶媒体に記憶されており、前記コンピュータプログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、本出願の実施例によるIABノード側のリソース配置方法におけるステップを実現し、又は、本出願の実施例によるターゲットノード側のリソース配置方法におけるステップを実現する。
【0014】
第十の態様によれば、通信機器を提供し、この通信機器は、本出願の実施例によるIABノード側のリソース配置方法におけるステップを実行し、又は、本出願の実施例によるターゲットノード側のリソース配置方法におけるステップを実行するように構成されている。
【発明の効果】
【0015】
本出願の実施例では、IABノードは、周波数領域リソース情報を取得し、ここで、前記周波数領域リソース情報は、前記IABノードのDUの使用可能な周波数領域リソースを指示するために用いられる。このようにDUに周波数領域リソースを割り当てることを実現でき、それによってリソース配置の精度を向上させ、さらにIABノードのためにリソースを配置する配置効果を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本出願の実施例が適用可能な無線通信システムの概略図を示す。
図2】本出願の実施例が適用可能な別の無線通信システムのブロック図である。
図3】本出願の実施例によるリソース配置方法のフローチャートである。
図4】本出願の実施例による使用可能な周波数領域リソースの概略図である。
図5】本出願の実施例による別の使用可能な周波数領域リソースの概略図である。
図6】本出願の実施例による別の使用可能な周波数領域リソースの概略図である。
図7】本出願の実施例による別の使用可能な周波数領域リソースの概略図である。
図8】本出願の実施例による別の使用可能な周波数領域リソースの概略図である。
図9】本出願の実施例による別の使用可能な周波数領域リソースの概略図である。
図10】本出願の実施例による別のリソース配置方法のフローチャートである。
図11】本出願の実施例によるリソース配置装置の構造図である。
図12】本出願の実施例による別のリソース配置装置の構造図である。
図13】本出願の実施例によるネットワークノードの構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下は、本出願の実施例における図面を結び付けながら、本出願の実施例における技術案を明瞭且つ完全に記述する。明らかに、記述された実施例は、本出願の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0018】
本出願の明細書と特許請求の範囲における用語である「第一」、「第二」などは、類似している対象を区別するものであり、特定の順序又は前後手順を記述するためのものではない。理解すべきこととして、このように使用されるデータは、適切な場合に交換可能であり、それにより本出願の実施例は、ここで図示又は記述されたもの以外の順序で実施されることが可能であり、且つ「第一」、「第二」によって区別される対象は、一般的には同一種類であり、対象の個数を限定せず、例えば第一の対象は、一つであってもよく、複数であってもよい。なお、明細書及び請求項における「及び/又は」は、接続される対象のうちの少なくとも一つを表し、文字である「/」は、一般的には前後関連対象が「又は」の関係であることを表す。
【0019】
指摘すべきこととして、本出願の実施例に記述された技術は、ロングタームエボリューション型(Long Term Evolution、LTE)/LTEの進化(LTE-Advanced、LTE-A)システムに限らず、他の無線通信システム、例えば符号分割多重接続(Code Division Multiple Access、CDMA)、時分割多重接続(Time Division Multiple Access、TDMA)、周波数分割多重接続(Frequency Division Multiple Access、FDMA)、直交周波数分割多重接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access、OFDMA)、単一キャリア周波数分割多重接続(Single-carrier Frequency-Division Multiple Access、SC-FDMA)と他のシステムにも適用できる。本出願の実施例における用語である「システム」と「ネットワーク」は、常に交換可能に使用され、記述された技術は、以上に言及されたシステムとラジオ技術に用いられてもよく、他のシステムとラジオ技術に用いられてもよい。しかしながら、以下の記述は、例示の目的でニューラジオ(New Radio、NR)システムを記述しているとともに、以下の大部分の記述においてNR用語を使用しているが、これらの技術は、NRシステム応用以外の応用、例えば第6世代(6th Generation、6G)通信システムに適用されてもよい。
【0020】
図1は、本出願の実施例が適用可能な無線通信システムの概略図を示す。無線通信システムは、端末11、IABノード(IAB node)12、親IABノード(parent IAB node)13と集中制御ユニット(Centralized Unit、CU)14を含む。
【0021】
上記システムでは、IABノード12は、MTを介して親IABノード13を探し、親IABノード13のDUと無線接続を確立することができ、この無線接続は、IABノード12のバックホールリンク(backhaul link)と呼ばれ、親IABノード13のアクセスリンクになる。完全なバックホールリンクを確立した後に、IABノード12は、そのDU機能を開き、DUは、セルサービスを提供し、即ちDUは、端末11にアクセスサービスを提供することができる。すべてのIABノードのDUは、いずれもCU14に接続することができる。
【0022】
また、図2に示すように、CUは、F1制御プレーンインターフェース(F1-C)(F1アプリケーションプロトコル(F1-AP))プロトコルによりIABノードのDUを配置することができる。CUは、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)プロトコルによりIABノードのMTを配置することができる。CU14は、ドナーノード(Donor IAB node)又は単独なネットワークノードであってもよく、具体的は、CU-制御プレーン(control plane、CP)とCU-ユーザプレーン(user plane、UP)を含んでもよい。
【0023】
説明すべきこととして、図1は、端末11、IABノード12、親IABノード13とCU14のみを例にして説明しており、実際の応用において、本出願の実施例は、IABノードの数に対して限定しない。
【0024】
また、端末11は、端末機器又はユーザ端末(User Equipment、UE)と呼ばれてもよく、端末11は、携帯電話、タブレットパソコン(Tablet Personal Computer)、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)(又は、ノートパソコンと呼ばれる)、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、パームトップコンピュータ、ネットブック、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer、UMPC)、モバイルインターネットディバイス(Mobile Internet Device、MID)又は車載端末(Vehicle User Equipment、VUE)、歩行者端末(Pedestrian User Equipment、PUE)、低減容量端末(Reduced Capacity User Equipment、RedCap UE)などの端末側機器であってもよく、ここで、RedCap UEは、ウェアラブルデバイス、工業センサ、ビデオモニタリング機器などを含んでもよく、ウェアラブルデバイスは、ブレスレット、イヤホン、メガネなどを含む。説明すべきこととして、本出願の実施例は、端末11の具体的なタイプを限定するものではない。
【0025】
以下では、図面を結び付けながら、具体的な実施例及びその応用シナリオにより、本出願の実施例によるリソース配置方法、装置、ネットワークノード及び記憶媒体を詳細に説明する。
【0026】
図3は、本出願の実施例によるリソース配置方法のフローチャートであり、図3に示すように、以下のステップを含む。
【0027】
ステップ301において、IABノードは、周波数領域リソース情報を取得し、
ここで、前記周波数領域リソース情報は、前記IABノードのDUの使用可能な周波数領域リソースを指示するために用いられる。
【0028】
ここで、上記のIABが周波数領域リソース情報を取得することは、親ノード又はCUにより配置される周波数領域リソース情報を受信することであってもよく、又は予め定義された周波数領域リソース情報を取得することであってもよい。ここで、前記IABノードの親ノードは、IABノードの1ホップ前のノード、又はIABノードのNホップ前のノードである。
【0029】
上記使用可能な周波数領域リソースとは、DUの周波数領域リソース範囲であってもよく、この周波数領域リソース範囲は、DUによる実際の伝送により占有されている実際の周波数領域リソースを含んでもよく、例えば、さらに、DUによる実際の伝送により占有されていない周波数領域リソースを含んでもよい。つまりDUが選択できる周波数領域範囲であってもよく、DUによる実際の伝送の周波数領域範囲は、使用可能な周波数領域リソースのサブセットである。又は、上記使用可能な周波数領域リソースとは、DUの実際の伝送に占有される実際の周波数領域リソースであってもよい。
【0030】
また、上記使用可能な周波数領域リソースは、上記周波数領域リソース情報が非明示的又は明示的に指示する使用可能な周波数領域リソースであってもよい。
【0031】
本出願の実施例では、上記ステップによって、IABノードのDUのために使用可能な周波数領域リソースを配置することを実現することができ、それによってリソース配置の精度を向上させ、即ちDUを単位として使用可能な周波数領域リソースを配置することができ、さらにIABノードのためにリソースを配置する配置効果を向上させる。
【0032】
一つの選択的な実施の形態としては、前記周波数領域リソース情報は、
親ノードが前記IABノードのために配置した第一の周波数領域リソース情報と、
CUが前記IABノードのために配置した第二の周波数領域リソース情報と、
プロトコルで予め定義された第三の周波数領域リソース情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0033】
ここで、上記親ノードは、上記IABノードの1ホップ前のノードであってもよく、又は上記IABノードのNホップ前のノードであってもよく、Nは、1よりも大きい整数であり、即ちこの親ノードと上記IABノードとの間に他のIABノードが存在してもよい。
【0034】
ここで、上記親ノードは、メディアアクセスコントロール制御要素(Medium access control control element、MAC CE)又は下りリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI)シグナリングにより周波数領域リソース情報を配置してもよく、又はCUのRRCシグナリングを伝達することにより周波数領域リソース情報を配置してもよい。
【0035】
上記CUは、F1-C又はRRCシグナリングにより周波数領域リソース情報を配置してもよい。
【0036】
また、さらにIABノードのMTとDUの周波数領域保護間隔のリソースをプロトコルで定義してもよい。
【0037】
この実施の形態では、様々な方式によりIABのDUのために使用可能な周波数領域リソースを配置することを実現することができる。
【0038】
選択的に、前記IABノードが前記第一の周波数領域リソース情報と、前記第二の周波数領域リソース情報と、前記第三の周波数領域リソース情報とのうちの少なくとも二つを取得した場合に、前記使用可能な周波数領域リソースは、第一のシグナリングに従って前記少なくとも二つから決定した周波数領域リソース情報により指示される使用可能な周波数領域リソースである。
【0039】
上記第一のシグナリングは、上記周波数領域リソース情報以外のさらなる指示シグナリングであってもよく、例えば一つのシグナリングは、上記周波数領域リソース情報を配置し、別のシグナリングは、前記少なくとも二つのうちの一つを指示し、このシグナリングにより、上記少なくとも二つのうちの一つを採用することを指示し、例えば親ノード、CU又はプロトコルで予め定義された周波数領域リソース情報を採用して使用可能な周波数領域リソースを決定することを指示し、例えば1ビット又は2ビットで指示する。
【0040】
一つの選択的な実施の形態としては、前記使用可能な周波数領域リソースは、親ノード又はCUが前記周波数領域リソース情報により指示するものである。
【0041】
上記指示は、配置又は動的な指示であってもよく、指示方式は、明示的又は非明示的な指示であってもよい。
【0042】
例えば、DUの使用可能な周波数領域範囲がDUのキャリア帯域幅であることを指示し、また例えば、DUのキャリア帯域幅における周波数領域リソース(全部、一部又はなしを含む)がDUの使用可能な周波数領域リソースであることを指示する。このように、指示粒度がキャリア帯域幅よりも小さいことを実現することができ、また例えば、DUのある/いくつかのキャリアがDUの使用可能な周波数領域リソースであることを指示する。このように、指示粒度がキャリア帯域幅であることを実現することができ、且つキャリア配置をもとに、動的なキャリアのアクティブ化又は非アクティブ化を導入することができ、それによって周波数領域指示により、いくつかのデュープレックスモード(duplexing mode)をオンオフすることを実現することができる。
【0043】
一つの選択的な実施の形態としては、前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記周波数領域リソース情報により指示される前記DUの使用可能な周波数領域範囲と、
前記周波数領域リソース情報により指示されるDUのキャリア帯域幅と、
前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と、
前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲と、
前記IABノードのMTの作動帯域幅と、
保護間隔とのうちの少なくとも一つに関連する。
【0044】
上記MTの作動帯域幅は、MTの部分帯域幅(Bandwidth part、BWP)、又はMTのBWP内の一部の周波数領域リソースであってもよく、MTのBWPは、IAB MTにより配置される一つ又は複数のBWP、又は一つ又は複数のアクティブ化されるBWPを含む。
【0045】
ここで、上記保護間隔は、DUとMTの作動帯域幅の間の保護間隔であってもよい。
【0046】
例えば、上記使用可能な周波数領域リソースは、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去し、また保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記IABノードのMTの作動帯域幅を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記IABノードのMTの作動帯域幅と保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去し、また保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記IABノードのMTの作動帯域幅を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記IABノードのMTの作動帯域幅と保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0047】
ここで、除去は、一部のリソースが排除される意味を表す。
【0048】
ここで、上記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去した残りの周波数領域リソースは、DUの使用可能な周波数領域範囲-前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲、又はDUの使用可能な周波数領域範囲-前記親ノードのDUのキャリア帯域幅、又は、DUの使用可能な周波数領域範囲-前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲-前記親ノードのDUのキャリア帯域幅であってもよい。
【0049】
上記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去し、また保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースは、DUの使用可能な周波数領域範囲-前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲-保護間隔、又はDUの使用可能な周波数領域範囲-前記親ノードのDUのキャリア帯域幅-保護間隔、又は、DUの使用可能な周波数領域範囲-前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲-前記親ノードのDUのキャリア帯域幅-保護間隔であってもよい。
【0050】
説明すべきこととして、他の実施の形態は、上記記述を参照すればよいため、ここで一つずつリストアップしない。また、二つのリソースにオーバラップ部分がない場合、排除操作が不要である。
【0051】
この実施の形態では、上記少なくとも一つにより、DUの使用可能な周波数領域リソースを柔軟に配置することができ、さらにMTとDUとの間の干渉を減少させることができる。
【0052】
一つの選択的な実施の形態としては、前記使用可能な周波数領域リソースと前記IABノードのMTの作動帯域幅とは、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記MTの作動帯域幅により影響される周波数領域リソースを含む関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記MTの作動帯域幅を含む関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースと前記MTの作動帯域幅とにリソースオーバラップが存在する関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記MTの作動帯域幅内に位置する関係とのうちの少なくとも一つを持つ。
【0053】
ここで、上記の、前記使用可能な周波数領域リソースが前記MTの作動帯域幅により影響される周波数領域リソースを含むことは、DUの物理下りリンク制御チャネル(Physical downlink control channel、PDCCH)と、サーチスペースと、物理上りリンク制御チャネル(Physical uplink control channel、PUCCH)とのうちの少なくとも一つの使用可能な周波数領域範囲がある固定されたMT作動帯域幅に基づいて取得されることであってもよい。又は上記の、前記使用可能な周波数領域リソースが前記MTの作動帯域幅により影響される周波数領域リソースを含むことは、DUの物理下りリンク共有チャネル(Physical downlink Shared Channel、PDSCH)と、物理下りリンク共有チャネル(Physical uplink Shared Channel、PUSCH)とのうちの少なくとも一つの使用可能な周波数領域範囲がMTの実際の作動帯域幅(例えばアクティブ化されるMT BWP)に基づいて取得されることであってもよい。
【0054】
上記の、使用可能な周波数領域リソースが前記MTの作動帯域幅を含むことは、DUの使用可能な周波数領域範囲がMTの作動帯域幅を含むことであってもよく、上記の、使用可能な周波数領域リソースが前記MTの作動帯域幅内に位置することは、DUの作動帯域幅/使用可能な周波数領域範囲がMTの作動帯域幅/使用可能な周波数領域範囲内に位置することであってもよい。
【0055】
上記の、使用可能な周波数領域リソースと前記MTの作動帯域幅とにリソースオーバラップが存在することは、
DUの作動帯域幅/使用可能な周波数領域範囲の低周波/周波数領域リソース番号が比較的低いリソースと、MTの作動帯域幅/周波数領域範囲の高周波/周波数領域リソース番号が比較的高いリソースとがオーバラップすること、又は
DUの作動帯域幅/使用可能な周波数領域範囲の高周波/周波数領域リソース番号が比較的高いリソースと、MTの作動帯域幅/周波数領域範囲の低周波/周波数領域リソース番号が比較的低いリソースとがオーバラップすること、又は
MTの作動帯域幅/使用可能な周波数領域範囲の低周波/周波数領域リソース番号が比較的低いリソースと、DUの作動帯域幅/使用可能な周波数領域範囲の高周波/周波数領域リソース番号が比較的高いリソースとがオーバラップすること、又は
MTの作動帯域幅/周波数領域範囲の高周波/周波数領域リソース番号が比較的高いリソースと、DUの作動帯域幅/使用可能な周波数領域範囲の低周波/周波数領域リソース番号が比較的低いリソースとがオーバラップすることであってもよい。
【0056】
例えば、図4に示すように、DUの使用可能な周波数領域範囲は、MTの作動帯域幅を含む。ここで、保護間隔(guard band)は、MTの作動帯域幅外にあってもよく、MTの作動帯域幅内にある可能性もある。図4は、保護間隔がMT作動帯域幅外にあることを例とする。
【0057】
また例えば、図5に示すように、DUの作動帯域幅/使用可能な周波数領域範囲の低周波/周波数領域リソース番号が比較的低いリソースと、MTの作動帯域幅/周波数領域範囲の高周波/周波数領域リソース番号が比較的高いリソースとは、オーバラップする。ここで、保護間隔は、MTの作動帯域幅外にあってもよく、MTの作動帯域幅内にあってもよい。図5は、保護間隔がMT作動帯域幅外にあることを例とする。
【0058】
また例えば、図6に示すように、DUの作動帯域幅/使用可能な周波数領域範囲の高周波/周波数領域リソース番号が比較的高いリソースと、MTの作動帯域幅/周波数領域範囲の低周波/周波数領域リソース番号が比較的低いリソースとは、オーバラップする。ここで、保護間隔は、MTの作動帯域幅外にあってもよく、MTの作動帯域幅内にあってもよい。図6は、保護間隔がMT作動帯域幅外にあることを例とする。
【0059】
また例えば、図7に示すように、DUの作動帯域幅/使用可能な周波数領域範囲は、MTの作動帯域幅/周波数領域範囲内に位置する。
【0060】
また例えば、図8に示すように、MTの作動帯域幅/周波数領域範囲の低周波/周波数領域リソース番号が比較的低いリソースと、DUの作動帯域幅/使用可能な周波数領域範囲の高周波/周波数領域リソース番号が比較的高いリソースとは、オーバラップする。
【0061】
また例えば、図9に示すように、MTの作動帯域幅/周波数領域範囲の高周波/周波数領域リソース番号が比較的高いリソースと、DUの作動帯域幅/使用可能な周波数領域範囲の低周波/周波数領域リソース番号が比較的低いリソースとは、オーバラップする。
【0062】
一つの選択的な実施の形態としては、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記IABノードの多重化方式に関連する。
【0063】
ここで、上記多重化方式は、周波数分割多重化(Frequency Division Multiplexing、FDM)、空間分割多重化(Space Division Multiplex、SDM)と時分割多重化(Time Division Multiplexing、TDM)を含む。
【0064】
上記周波数領域リソース情報の取得方式は、多重化方式に関連してもよい。
【0065】
この実施の形態では、上記使用可能な周波数領域リソースによってFDM、SDM又はTDMの多重化を実現する。
【0066】
例えば、FDMの多重化をサポートする場合、上記IABノードは、IAB DUの使用可能な周波数領域範囲がIAB MTの作動帯域幅とオーバラップすることを希望しないか、又は、CU/親ノードは、IAB DUの使用可能な周波数領域リソースがIAB MTの作動帯域幅とオーバラップしないように配置する。具体的には、以上に記述された明示的又は非明示的な配置の方式によってFDM多重化を実現することができる。
【0067】
例えば、SDMの多重化をサポートする場合、上記IAB DUの使用可能な周波数領域範囲は、IAB MTの作動帯域幅とオーバラップしてもよい。DUとMTは、前記オーバラップした周波数領域リソースにおいて多重化を行う。また、さらにさらなる指示シグナリングを採用して、DUがオーバラップした部分を使用できるかどうかを指示してもよく、使用できないと指示する場合、DUとMTは、FDMリソース多重化に切り替え、そうではない場合、SDMリソース多重化となる。又は、DUがオーバラップリソースにおける一部のリソースを使用できると指示する。
【0068】
一つの実施の形態では、IABノードは、IAB DUがIAB DUの使用可能な周波数領域範囲の、IAB MTの作動帯域幅と完全にオーバラップした部分を使用するかどうか、又はオーバラップリソースにおける一部のリソースを使用するかどうかを報告してもよく、それによって親ノード又はCUは、オーバラップした部分にSDM多重化が実際に存在するかどうかを判断し、親ノード又はCUによるリソース管理又はスケジューリングを補助することにも寄与する。
【0069】
選択的に、前記IABノードがFDMをサポートする場合に、前記周波数領域リソース情報は、さらに前記使用可能な周波数領域リソースをFDM多重化リソースとすることができることを指示するために用いられる。
【0070】
この実施の形態では、使用可能な周波数領域リソースをFDM多重化リソースとすることができると指示するため、IAB DUの使用可能な周波数領域リソースとIAB MTの作動帯域幅がオーバラップする前に、潜在的なSDM多重化を予め指示することを実現することができ、部分帯域幅(Bandwidth part、BWP)の切り替えのために準備し、切り替え効率を向上させる。
【0071】
選択的に、前記IABノードがSDMをサポートする場合に、前記周波数領域リソース情報は、さらに前記使用可能な周波数領域リソースをSDM多重化リソースとすることができることを指示するために用いられる。
【0072】
使用可能な周波数領域リソースをSDM多重化リソースとすることができると指示するため、IAB DUの使用可能な周波数領域リソースとIAB MTの作動帯域幅がオーバラップする前に、潜在的なFDM多重化を予め指示することを実現することができ、BWPの切り替えのために準備し、切り替え効率を向上させる。
【0073】
一つの選択的な実施の形態としては、前記方法は、
前記IABノードが親ノード又はCUに希望情報を報告することをさらに含み、前記希望情報は、
希望する多重化方式と、少なくとも一つの多重化方式に対応する周波数領域リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0074】
上記希望する多重化方式は、FDM又はSDMであってもよく、TDMであってもよい。
【0075】
上記少なくとも一つの多重化方式に対応する周波数領域リソースは、各多重化方式に対応する周波数領域リソースのサイズと位置とのうちの少なくとも一つであってもよい。
【0076】
この実施の形態では、上記希望情報を報告するため、最終的に取得するリソース配置情報が上記希望情報と容易にマッチングするようにし、最終的にIABノードの作動性能を向上させることができる。
【0077】
また、本出願の実施例では、CUは、上記IABノードの多重化方式を通知してもよく、例えばIABノードに直接通知し、又は親ノードを介してIABノードに通知する。
【0078】
一つの選択的な実施の形態としては、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記IABノードのデュープレックス方式に関連し、前記デュープレックス方式は、前記IABノードのDUセル上でサポートするデュープレックス方式、又は、前記IABノードのDUセルと少なくとも一つのMTサービングセル(MT serving cell)との間のデュープレックス方式を含む。
【0079】
本出願の実施例では、MTは、二重接続をサポートしてもよく、例えば複数のMTセルは、一つのDUセルに対応する。上記DUセルと少なくとも一つのMTサービングセルとの間のデュープレックス方式は、DUセルがMTサービングセルに対応する際に異なるデュープレックス方式に対応し、且つ異なるDUの使用可能な周波数領域リソースを配置できることであってもよい。
【0080】
選択的に、異なるデュープレックス方式に関連する使用可能な周波数領域リソースは、独立して取得される。
【0081】
この実施の形態では、異なるデュープレックス方式に対して、DUの使用可能な周波数領域リソースを独立して取得又は通知できることを実現することができる。説明すべきこととして、いくつかのシナリオでは、一部のデュープレックス方式がDUの使用可能な周波数領域範囲を取得又は通知する必要がないことが排除されないため、ここでの異なるデュープレックス方式は、すべてのデュープレックス方式ではない。
【0082】
選択的に、前記IABのDUとMTの多重化方式は、前記デュープレックス方式に関連する。
【0083】
ここで、上記関連は、
MT送信(MT発射ポート(Transmit X、TX))とDU送信(DU TX)とが同時に発生する時又はMT TXとDU TXとの同時発生をサポートする時、MT TXの周波数領域リソースとDU TXの周波数領域リソースとがオーバラップしてもよいことであって、ここで、MTとDUとの同時送信をサポートすることが、MTとDUとが同時に信号を送信することを要求することではなく、同時発生が、実際にスケジューリングする時に同じ時刻に同時に存在することを要求することであってもよいことと、
MT受信(MT受信ポート(Receive X、RX))とDU受信(DU RX)とが同時に発生する時、又はMT RXとDU RXとの同時発生をサポートする時、MT RXの周波数領域リソースとDU RXの周波数領域リソースとがオーバラップしてもよいことと、
MT TXとDU RXとが同時に発生する時又はMT TXとDU RXとの同時発生をサポートする時、MT TXの周波数領域リソースとDU RXの周波数領域リソースとがオーバラップしてもよく、この場合に、デフォルトでIABノードがフルデュープレックスをサポートしてもよく、又は、MT TXの周波数領域リソースとDU RXの周波数領域リソースとがオーバラップせず、この場合に、デフォルトでIABノードがフルデュープレックスをサポートしなくてもよいことと、
MT RXとDU TXとが同時に発生する時又はMT RXとDU TXとの同時発生をサポートする時、MT RXの周波数領域リソースとDU TXの周波数領域リソースとがオーバラップしてもよく、この場合に、デフォルトでIABノードがフルデュープレックスをサポートしてもよく、又はMT RXの周波数領域リソースとDU TXの周波数領域リソースとがオーバラップせず、この場合に、デフォルトでIABノードがフルデュープレックスをサポートしなくてもよいことと、
IABノードがフルデュープレックスをサポートする(又はMT TXとDU RXとの同時発生、又はMT RXとDU TXとの同時発生をサポートする)時、IAB DUの周波数領域範囲がIAB MTの周波数領域範囲とオーバラップしてもよいこととのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0084】
一つの選択的な実施の形態としては、前記方法は、
前記IABノードが親ノードに前記使用可能な周波数領域リソースを報告することと、
前記IABノードが前記親ノードに前記周波数領域リソース情報の取得方式を報告することとのうちの少なくとも一つをさらに含む。
【0085】
ここで、上記取得方式は、親ノード又はCUが周波数領域リソース情報を通知する通知方式として理解されてもよい。
【0086】
この実施の形態では、親ノードに使用可能な周波数領域リソースと上記取得方式とのうちの少なくとも一つを報告するため、親ノードは、IAB DUの使用可能な周波数領域範囲に基づいて、IAB MTのBWPとリソーススケジューリングなどのうちの少なくとも一つを制御することで、MTとDUとの間のFDMとSDM多重化方式を実現し、又はDUとMTに使用される周波数領域リソース間隔が保護間隔を満たすことを確保することができる。
【0087】
一つの実施の形態では、CUは、親ノードに上記IABノードのDUの使用可能な周波数領域範囲を通知してもよく、及び/又は、CUは、親ノードに上記IAB DUの使用可能な周波数領域範囲の取得方式/通知方式を通知してもよい。この実施の形態では、親ノードは、IAB DUの使用可能な周波数領域範囲に基づいて、IAB MTのBWPとリソーススケジューリングなどのうちの少なくとも一つを制御することで、MTとDUとの間のFDMとSDM多重化方式を実現し、又はDUとMTに使用される周波数領域リソース間隔が保護間隔を満たすことを確保することができる。
【0088】
一つの選択的な実施の形態としては、親ノードのDUが周波数領域リソースをスケジューリングしない場合に、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記IABノードにより自律的に決定される。
【0089】
この実施の形態では、親ノード(例えば、親ノードのIAB-DU)がいくつかの周波数領域リソースをスケジューリングしない場合に、上記IABノードがこれらの周波数領域リソースを自律的に決定して適用できることを実現することができ、伝送オーバヘッドを低減させることができる。例えば、IABノードは、親ノードが最近スケジューリングした最大又は最小の物理リソースブロック(Physical Resource Block、PRB)番号に基づいて、親ノードが将来しばらくの間にスケジューリングする周波数領域範囲を決定し、このIABノードは、このキャリアの残りの周波数領域範囲をスケジューリングして使用することができる。
【0090】
一つの選択的な実施の形態としては、前記周波数領域リソース情報は、親ノードのスケジューリングを含む。
【0091】
ここで、上記スケジューリングは、IABノードのMTに対するスケジューリングであってもよく、IABノードのDUに対するスケジューリングであってもよい。
【0092】
この実施の形態では、親ノードのスケジューリングによってIABノードのためにDUの使用可能な周波数領域リソースを配置することを実現することができる。
【0093】
一つの選択的な実施の形態としては、
CUがF1-Cシグナリングにより配置した上記IABノードのDUの、上記IABノードのMTのPDCCH、サーチスペース、制御リソースセット、PUCCHのうちの少なくとも一つに対応するシンボル上での使用可能な周波数領域範囲は、ある固定されたMT作動帯域幅に基づいて取得され、又は
親ノードがDCIシグナリングにより配置した上記IABノードのDUの、上記IABノードのMTのPDSCH、PUSCHのうちの少なくとも一つに対応するシンボル上での使用可能な周波数領域範囲は、MTの実際の作動帯域幅に基づいて取得され、又は
親ノードがDCIシグナリングにより配置した上記IABノードのDUの、上記IABノードのMTのPDCCH、サーチスペース、制御リソースセット、PUCCHに対応するシンボルを除去したシンボル上での使用可能な周波数領域範囲は、MTの実際の作動帯域幅に基づいて取得される。
【0094】
一つの選択的な実施の形態としては、前記周波数領域リソース情報は、前記親ノードによる前記IABのMTに対する第一のスケジューリングを含み、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記第一のスケジューリングに基づいて決定される。
【0095】
この実施の形態では、MTに対するスケジューリングに基づいてDUの使用可能な周波数領域リソースを決定することを実現することができ、例えばMTのPDSCH又はPUSCHをスケジューリングするPDCCH(例えば、DCI)を用いて、IABノードのDUの使用可能な周波数領域範囲を非明示的に指示する。一つの方式として、PDCCHにおける予約ビットを再定義することにより指示するが、この指示がセットビットである場合、PDCCHによりスケジューリングされる周波数領域範囲に基づいて、将来しばらくの間に親ノードがスケジューリングしない周波数領域範囲をDUの使用可能な周波数領域リソースとして決定してもよく、又は予め定義されたコードポイント又はコードポイントの組み合わせを採用してセットビットとして表すが、指示が予め定義されたコードポイント又はコードポイントの組み合わせである場合、PDCCHによりスケジューリングされる周波数領域範囲に基づいて、将来しばらくの間に親ノードがスケジューリングしない周波数領域範囲を使用可能な周波数領域リソースとして決定してもよい。
【0096】
この実施の形態では、周波数領域リソース情報が前記親ノードによる前記IABのMTに対する第一のスケジューリングを含むため、さらなるシグナリングにより使用可能な周波数領域リソースを決定する必要がなく、それによって伝送オーバヘッドを低減させる。
【0097】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記第一のスケジューリングの周波数領域範囲中心に基づいて決定された第一の使用可能な周波数領域リソース、又は
前記第一のスケジューリングの周波数領域範囲に基づいて決定された第二の使用可能な周波数領域リソースを含む。
【0098】
一つの実施の形態では、前記周波数領域範囲中心の、前記MTの帯域幅部分BWPの最低周波数領域リソースとの距離が前記BWPの最高周波数領域リソースとの距離よりも小さい場合に、前記第一の使用可能な周波数領域リソースは、前記BWPの最高周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の上境界との間の周波数領域リソースを含み又はそれに属する。
【0099】
ここで、前記第一の使用可能な周波数領域リソースが前記BWPの最高周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の上境界との間の周波数領域リソースを含むことは、第一の使用可能な周波数領域リソースの範囲が前記BWPの最高周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の上境界との間の周波数領域リソース以上であることを表し、前記第一の使用可能な周波数領域リソースが前記BWPの最高周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の上境界との間の周波数領域リソースに属することは、第一の使用可能な周波数領域リソースの範囲が前記BWPの最高周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の上境界との間の周波数領域リソース以下であることを表す。
【0100】
一つの実施の形態では、前記周波数領域範囲中心の、前記MTの帯域幅部分BWPの最高周波数領域リソースとの距離が前記BWPの最低周波数領域リソースとの距離よりも小さい場合に、前記第一の使用可能な周波数領域リソースは、前記BWPの最低周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の下境界との間の周波数領域リソースを含み又はそれに属する。ここで、前記第一の使用可能な周波数領域リソースが前記BWPの最低周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の下境界との間の周波数領域リソースを含むことは、第一の使用可能な周波数領域リソースの範囲が前記BWPの最低周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の下境界との間の周波数領域リソース以上であることを表し、前記第一の使用可能な周波数領域リソースが前記BWPの最低周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の下境界との間の周波数領域リソースに属することは、第一の使用可能な周波数領域リソースの範囲が前記BWPの最低周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の下境界との間の周波数領域リソース以下であることを表す。
【0101】
一つの実施の形態では、前記第二の使用可能な周波数領域リソースは、前記周波数領域範囲外の周波数領域リソースを含む。
【0102】
例えば、親ノードのIAB-DUのスケジューリングする周波数領域範囲中心PRBがMT BWPの最低周波数領域リソースにより近い場合、親IAB-DUが将来しばらくの間にMT BWPの最高周波数領域リソースからスケジューリングする周波数領域範囲の上境界までの周波数領域範囲を使用しないと決定し、それによって上記第一の使用可能な周波数領域リソースがこの周波数領域範囲を含み又はそれに属すると決定し、
また例えば、親ノードのIAB-DUのスケジューリングする周波数領域範囲中心PRBがMT BWPの最高周波数領域リソースにより近い場合、親IAB-DUが将来しばらくの間にMT BWPの最低周波数領域リソースからスケジューリングする周波数領域範囲の下境界までの周波数領域範囲を使用しないと決定し、それによって上記第二の使用可能な周波数領域リソースがこの周波数領域範囲を含み又はそれに属すると決定し、
また例えば、上記IABノードのDUは、親ノードのIAB-DUのスケジューリングする周波数領域範囲外の周波数領域リソースを使用することができ、
一つの選択的な実施の形態としては、前記周波数領域リソース情報は、前記親ノードによる前記IABのDUに対する第二のスケジューリングを含み、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記第二のスケジューリングに基づいて決定される。
【0103】
この実施の形態では、スケジューリングによって、上記IABノードのDUのために使用可能な周波数領域リソースを配置することを実現することができる。例えば、親ノードにより送信されるMTのPDSCH又はPUSCHのスケジューリングについて、このスケジューリング伝送は、親IABのDUの周波数領域リソース範囲を予約するためにのみ用いられる。
【0104】
一つの選択的な実施の形態としては、前記使用可能な周波数領域リソースの有効化時間は、CU又は親ノードにより配置される。
【0105】
この実施の形態では、上記使用可能な周波数領域リソースが上記有効化時間内のみに有効化されるように配置することを実現することができ、それによってDUの使用可能な周波数領域リソースに対する制御をさらに強化する。
【0106】
選択的に、前記CU又は親ノードは、
周期指示と、時間領域オフセットと、時間領域リソースのサイズとのうちの少なくとも一つの指示パラメータにより前記有効化時間を配置する。
【0107】
例えば、CU又は親ノードは、上記IABノードに上記少なくとも一つの指示パラメータを送信して、上記有効化時間を配置してもよい。具体的には、F1-Cシグナリングと、RRCシグナリングと、バックホール適応プロトコル制御パケットデータユニット(Backhaul Adaptation Protocol control packet data unit、BAP control PDU)と、DCIとのうちの少なくとも一つにより上記指示パラメータを配置してもよい。また、指示粒度は、M個のスロット、N個のシンボル、Lミリ秒、K個のサブフレーム又はA個のフレームなどであってもよく、ここで、M、N、L、K、A≧1である。
【0108】
また、本出願の実施例では、さらにIABノードのMTの作動帯域幅と、IABノードの保護周波数帯域とのうちの少なくとも一つの有効化時間を配置してもよい。
【0109】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースが第一のデュープレックス方式に関連して独立して配置される場合に、前記使用可能な周波数領域リソースは、有効化時間内に前記第一のデュープレックス方式が採用される時間のみに有効化される。
【0110】
ここで、上記第一のデュープレックス方式は、予め定義されたデュープレックス方式であってもよく、これに対して限定しない。
【0111】
この実施の形態は、上記有効化時間にIABノードが上記第一のデュープレックス方式で作動する時のみに上記使用可能な周波数領域リソースが有効化されることを実現することができ、それによってDUの使用可能な周波数領域リソースに対する制御をさらに強化する。
【0112】
一つの選択的な実施の形態としては、前記IABの時間周波数リソースについて、時間領域指示と周波数領域指示とのうちの少なくとも一つが前記時間周波数リソースが使用不可能であることを指示する場合に、前記時間周波数リソースは、使用不可能であり、又は
前記IABの時間周波数リソースについて、時間領域指示と周波数領域指示とのうちの少なくとも一つが前記時間周波数リソースが使用可能であることを指示する場合に、前記時間周波数リソースは、使用可能である。
【0113】
上記時間周波数リソースは、時間領域リソースと周波数領域リソースのセットであってもよい。
【0114】
ここで、上記IABの時間領域リソースについて、時間領域指示と周波数領域指示とのうちの少なくとも一つが前記時間周波数リソースが使用不可能であることを指示する場合に、前記時間周波数リソースが使用不可能であることは、
上記時間周波数リソースに対して、時間領域指示と周波数領域指示がいずれもこのリソースが使用不可能であることを指示する場合、このリソースが使用不可能であること、又は
上記時間周波数リソースに対して、時間領域指示又は周波数領域指示のいずれか一つがこのリソースが使用不可能であることを指示する場合、このリソースが使用不可能であることであってもよい。
【0115】
上記IABの時間領域リソースについて、時間領域指示と周波数領域指示とのうちの少なくとも一つが前記時間周波数リソースが使用可能であることを指示する場合に、前記時間周波数リソースが使用可能であることは、
上記時間周波数リソースに対して、時間領域指示と周波数領域指示がいずれもこのリソースが使用可能であることを指示する場合、このリソースが使用可能であること、又は
上記時間周波数リソースに対して、時間領域指示又は周波数領域指示のいずれか一つがこのリソースが使用可能であることを指示する場合、このリソースが使用可能であることであってもよい。
【0116】
この実施の形態では、上記方式により、上記時間領域リソースが使用可能である又は使用不可能であるように配置することによって、時間周波数領域リソースの柔軟な指示を実現することができる。
【0117】
以下では、IABノードのDUの使用可能な周波数領域リソースを配置する配置シグナリングについて、以下のように例を挙げて説明する。
【0118】
上記CUは、F1-C又はRRCシグナリングにより周波数領域リソース情報を配置してもよい。
【0119】
一つの方式では、CUは、F1-CシグナリングによりDUのために使用可能な周波数領域リソースを配置し、具体的には、以下のとおりであってもよい。F1-Cシグナリングは、周波数領域の開始位置と周波数領域リソースの長さ指示を明示的に配置してもよく、例えばF1-Cシグナリングは、以下のような配置を含んでもよい。
【0120】
Frequency configuration item:
> Starting PRBs
> Number of PRBs
ここで、Frequency configuration itemとは、周波数配置アイテムであり、
Starting PRBsは、周波数領域の開始位置であり、
Number of PRBsは、周波数領域リソースの長さ指示である。
【0121】
別の方式では、F1-Cシグナリングは、以下のような配置を含んでもよい。
【0122】
Frequency configuration item:
> BW ENUMERATED(BwofCarrier、BwofparentDU、BwofBWP)
ここで、BWは、帯域幅(Bandwidth、BW)であり、BwofCarrierとは、キャリア帯域幅であり、
BwofparentDUとは、親IABのDUの帯域幅であり、
BwofBWPとは、上記IABのMTの帯域幅であり、
この方式では、CUは、DUの使用可能な周波数領域リソースと他の帯域幅との間の関係を半静的に配置してもよい。
【0123】
別の方式では、CUは、周波数領域の開始位置と周波数領域リソースの長さ指示を明示的に配置すること又は非明示的に配置することを選択してもよく、F1-Cシグナリングは、以下のような配置を含んでもよい。
【0124】
Frequency configuration item:
> choice frequency configuration
>>Explicit Format
>>> Starting PRBs
>>> Number of PRBs
>>Implicit Format
>>> BW ENUMERATED(BwofCarrier、BwofparentDU、BwofBWP)。
【0125】
ここで、choice frequency configurationは、選択された周波数配置であり、Explicit Formatは、選択されたフォーマットであり、Starting PRBsは、周波数領域の開始位置であり、Number of PRBsは、周波数領域リソースの長さ指示であり、Implicit Formatは、非明示的なフォーマットである。
【0126】
別の方式では、CUは、多重化方式に関連する使用可能な周波数領域リソースを配置してもよく、シグナリングは、以下のような配置を含んでもよい。
【0127】
Frequency configuration item:
> FDM ENUMERATED(BW1、BW2、BW3)
> SDM ENUMERATED(BW1、BW2、BW3)
> TDM ENUMERATED(BW1、BW2、BW3)
ここで、BW1は、配置される第一の周波数領域リソース帯域幅であり、この周波数領域リソース帯域幅は、キャリア帯域幅と、親IABのDUの帯域幅と、IABのMTのBWP範囲とのうちの少なくとも一つを含んでもよい。ここで、IABのDUの使用可能な周波数領域リソースは、キャリア帯域幅-親IAB DUの帯域幅であってもよく、又はIABのDUの使用可能な周波数領域リソースは、キャリア帯域幅-親IAB DUの帯域幅-N、キャリア帯域幅-IAB MT BWPの帯域幅、キャリア帯域幅-IAB MT BWPの帯域幅-Nのうちの一つであってもよく、ここで、Nは、保護間隔である。
【0128】
BW2は、配置される第二の周波数領域リソース帯域幅であり、この周波数領域リソース帯域幅は、キャリア帯域幅と、親IABのDUの帯域幅と、IABのMTのBWP範囲とのうちの少なくとも一つを含んでもよい。ここで、IABのDUの使用可能な周波数領域リソースは、キャリア帯域幅-親IAB DUの帯域幅であってもよく、又はIABのDUの使用可能な周波数領域リソースは、キャリア帯域幅-親IAB DUの帯域幅-N、キャリア帯域幅-IAB MT BWPの帯域幅、キャリア帯域幅-IAB MT BWPの帯域幅-Nのうちの一つであってもよい。
【0129】
BW3は、配置される第三の周波数領域リソース帯域幅であり、この周波数領域リソース帯域幅は、キャリア帯域幅と、親IABのDUの帯域幅と、IABのMTのBWP範囲とのうちの少なくとも一つを含んでもよく、IABのDUの使用可能な周波数領域リソースはキャリア帯域幅-親IAB DUの帯域幅であってもよく、又はIABのDUの使用可能な周波数領域リソースは、キャリア帯域幅-親IAB DUの帯域幅-N、キャリア帯域幅-IAB MT BWPの帯域幅、キャリア帯域幅-IAB MT BWPの帯域幅-Nのうちの一つであってもよい。
【0130】
説明すべきこととして、上記BW1、BW2とBW3の配置は、同じであってもよく又は異なってもよく、これに対して限定しない。
【0131】
説明すべきこととして、以上は、3つだけの帯域幅パラメータを例にしたが、3つの帯域幅の配置を選択できることに限らず、実際に選択できる数は、1以上の整数である。
【0132】
別の方式では、CUは、デュープレックス方式に関連する使用可能な周波数領域リソースを配置してもよく、例えばシグナリングのデュープレックス情報ユニット(multiplexing info IE)には、以下のような配置が含まれる。
【0133】
IAB-MT Cell List:
> IAB-MT Cell Item
>> NR Cell Identity
>>DU_RX/MT_RX
>>> frequency info ENUMERATED(BW1、BW2、BW3、BW4)
>>DU_TX/MT_TX
>>> frequency info ENUMERATED(BW1、BW2、BW3、BW4)
>>DU_TX/MT_RX
>>> frequency info ENUMERATED(BW1、BW2、BW3、BW4)
>>DU_RX/MT_TX
>>> frequency info ENUMERATED(BW1、BW2、BW3、BW4)
ここで、IAB-MT Cell Listとは、IAB-MTセルリストであり、NR Cell Identityは、NRセルの識別子であり、frequency infoは、周波数点情報であり、
BW1、BW2、BW3とBW4は、選択的なものであり、キャリア帯域幅と、親IABのDUの帯域幅と、IABのMTのBWP範囲とのうちの少なくとも一つを含んでもよく、IABのDUの使用可能な周波数領域リソースは、キャリア帯域幅-親IAB DUの帯域幅であってもよく、又はIABのDUの使用可能な周波数領域リソースは、キャリア帯域幅-親IAB DUの帯域幅-Nであってもよく、又はIABのDUの使用可能な周波数領域リソースは、又はキャリア帯域幅-IAB MT BWPの帯域幅であってもよく、又はIABのDUの使用可能な周波数領域リソースは、キャリア帯域幅-IAB MT BWPの帯域幅-Nであってもよい。
【0134】
説明すべきこととして、以上は、CU配置を例として説明したが、本出願の実施例では、親ノードは、上記シグナリングを参照してIABノードのDUのために使用可能な周波数領域リソースを配置してもよい。
【0135】
本出願の実施例では、IABノードは、周波数領域リソース情報を取得し、ここで、前記周波数領域リソース情報は、前記IABノードのDUの使用可能な周波数領域リソースを指示するために用いられる。このようにDUに周波数領域リソースを割り当てることを実現でき、それによってリソース配置の精度を向上させ、さらにIABノードのためにリソースを配置する配置効果を向上させる。
【0136】
図10は、本出願の実施例による別のリソース配置方法のフローチャートであり、図10に示すように、以下のステップを含む。
【0137】
ステップ1001において、ターゲットノードは、自己バックホールIABノードのために周波数領域リソース情報を配置し、
ここで、前記周波数領域リソース情報は、前記IABノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域リソースを指示するために用いられ、前記ターゲットノードは、集中制御ユニットCU又は前記IABノードの親ノードである。
【0138】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、親ノード又はCUが前記周波数領域リソース情報により指示するものである。
【0139】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記周波数領域リソース情報により指示される前記DUの使用可能な周波数領域範囲と、
前記周波数領域リソース情報により指示されるDUのキャリア帯域幅と、
前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と、
前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲と、
前記IABノードの移動ノードMTの作動帯域幅と、
保護間隔とのうちの少なくとも一つに関連する。
【0140】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去し、また保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記IABノードのMTの作動帯域幅を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記IABノードのMTの作動帯域幅と保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去し、また保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記IABノードのMTの作動帯域幅を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記IABノードのMTの作動帯域幅と保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0141】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースと前記IABノードのMTの作動帯域幅とは、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記MTの作動帯域幅により影響される周波数領域リソースを含む関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記MTの作動帯域幅を含む関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースと前記MTの作動帯域幅とにリソースオーバラップが存在する関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記MTの作動帯域幅内に位置する関係とのうちの少なくとも一つを持つ。
【0142】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記IABノードの多重化方式に関連する。
【0143】
選択的に、前記IABノードが周波数分割多重化FDMをサポートする場合に、前記周波数領域リソース情報は、さらに前記使用可能な周波数領域リソースをFDM多重化リソースとすることができることを指示するために用いられ、又は
前記IABノードが空間分割多重化SDMをサポートする場合に、前記周波数領域リソース情報は、さらに前記使用可能な周波数領域リソースをSDM多重化リソースとすることができることを指示するために用いられる。
【0144】
選択的に、前記方法は、
前記ターゲットノードが前記IABノードにより報告された希望情報を受信することをさらに含み、前記希望情報は、
希望する多重化方式と、少なくとも一つの多重化方式に対応する周波数領域リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0145】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記IABノードのデュープレックス方式に関連し、前記デュープレックス方式は、前記IABノードのDUセル上でサポートするデュープレックス方式、又は、前記IABノードのDUセルと少なくとも一つのMTサービングセルとの間のデュープレックス方式を含む。
【0146】
選択的に、異なるデュープレックス方式に関連する使用可能な周波数領域リソースは、独立して取得され、及び/又は
前記IABのDUとMTの多重化方式は、前記デュープレックス方式に関連する。
【0147】
選択的に、前記方法は、
前記ターゲットノードが前記IABノードにより報告された前記使用可能な周波数領域リソースを受信することと、
前記ターゲットノードが前記IABノードにより報告された前記周波数領域リソース情報の取得方式を受信することとのうちの少なくとも一つをさらに含む。
【0148】
選択的に、前記周波数領域リソース情報は、前記ターゲットノードのスケジューリングを含む。
【0149】
選択的に、前記周波数領域リソース情報は、前記親ノードによる前記IABのMTに対する第一のスケジューリングを含み、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記第一のスケジューリングに基づいて決定され、又は
前記周波数領域リソース情報は、前記親ノードによる前記IABのDUに対する第二のスケジューリングを含み、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記第二のスケジューリングに基づいて決定される。
【0150】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記第一のスケジューリングの周波数領域範囲中心に基づいて決定された第一の使用可能な周波数領域リソース、又は
前記第一のスケジューリングの周波数領域範囲に基づいて決定された第二の使用可能な周波数領域リソースを含む。
【0151】
選択的に、前記周波数領域範囲中心の、前記MTの帯域幅部分BWPの最低周波数領域リソースとの距離が前記BWPの最高周波数領域リソースとの距離よりも小さい場合に、前記第一の使用可能な周波数領域リソースは、前記BWPの最高周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の上境界との間の周波数領域リソースを含み又はそれに属し、又は
前記周波数領域範囲中心の、前記MTの帯域幅部分BWPの最高周波数領域リソースとの距離が前記BWPの最低周波数領域リソースとの距離よりも小さい場合に、前記第一の使用可能な周波数領域リソースは、前記BWPの最低周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の下境界との間の周波数領域リソースを含み又はそれに属し、
又は
前記第二の使用可能な周波数領域リソースは、前記周波数領域範囲外の周波数領域リソースを含む。
【0152】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースの有効化時間は、前記ターゲットノードにより配置される。
【0153】
選択的に、前記ターゲットノードは、
周期指示と、時間領域オフセットと、時間領域リソースのサイズとのうちの少なくとも一つの指示パラメータにより前記有効化時間を配置する。
【0154】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースが第一のデュープレックス方式に関連して独立して配置される場合に、前記使用可能な周波数領域リソースは、有効化時間内に前記第一のデュープレックス方式が採用される時間のみに有効化される。
【0155】
説明すべきこととして、本実施例は、図3に示す実施例における対応するターゲットノード側の実施の形態として、その具体的な実施の形態については、図3に示す実施例の関連説明を参照すればよい。説明の繰り返しを回避するために、本実施例は、これ以上説明しない。本実施例では、同様にIABノードのためにリソースを配置する配置効果を向上させることができる。
【0156】
図11は、本発明の実施例によるリソース配置装置の構造図であり、図11に示すように、リソース配置装置1100は、
周波数領域リソース情報を取得するための取得モジュール1101を含み、
ここで、前記周波数領域リソース情報は、前記IABノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域リソースを指示するために用いられる。
【0157】
選択的に、前記周波数領域リソース情報は、
親ノードが前記IABノードのために配置した第一の周波数領域リソース情報と、
集中制御ユニットCUが前記IABノードのために配置した第二の周波数領域リソース情報と、
プロトコルで予め定義された第三の周波数領域リソース情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0158】
選択的に、前記IABノードが前記第一の周波数領域リソース情報と、前記第二の周波数領域リソース情報と、前記第三の周波数領域リソース情報とのうちの少なくとも二つを取得した場合に、前記使用可能な周波数領域リソースは、第一のシグナリングに従って前記少なくとも二つから決定した周波数領域リソース情報により指示される使用可能な周波数領域リソースである。
【0159】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、親ノード又はCUが前記周波数領域リソース情報により指示するものである。
【0160】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記周波数領域リソース情報により指示される前記DUの使用可能な周波数領域範囲と、
前記周波数領域リソース情報により指示されるDUのキャリア帯域幅と、
前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と、
前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲と、
前記IABノードの移動端末MTの作動帯域幅と、
保護間隔とのうちの少なくとも一つに関連する。
【0161】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去し、また保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記IABノードのMTの作動帯域幅を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記IABノードのMTの作動帯域幅と保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去し、また保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記IABノードのMTの作動帯域幅を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記IABノードのMTの作動帯域幅と保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0162】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースと前記IABノードのMTの作動帯域幅とは、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記MTの作動帯域幅により影響される周波数領域リソースを含む関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記MTの作動帯域幅を含む関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースと前記MTの作動帯域幅とにリソースオーバラップが存在する関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記MTの作動帯域幅内に位置する関係とのうちの少なくとも一つを持つ。
【0163】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記IABノードの多重化方式に関連する。
【0164】
選択的に、前記IABノードが周波数分割多重化FDMをサポートする場合に、前記周波数領域リソース情報は、さらに前記使用可能な周波数領域リソースをFDM多重化リソースとすることができることを指示するために用いられ、又は
前記IABノードが空間分割多重化SDMをサポートする場合に、前記周波数領域リソース情報は、さらに前記使用可能な周波数領域リソースをSDM多重化リソースとすることができることを指示するために用いられる。
【0165】
選択的に、前記装置は、
親ノード又はCUに希望情報を報告するための第一の報告モジュールをさらに含み、前記希望情報は、
希望する多重化方式と、少なくとも一つの多重化方式に対応する周波数領域リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0166】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記IABノードのデュープレックス方式に関連し、前記デュープレックス方式は、前記IABノードのDUセル上でサポートするデュープレックス方式、又は、前記IABノードのDUセルと少なくとも一つのMTサービングセルとの間のデュープレックス方式を含む。
【0167】
選択的に、異なるデュープレックス方式に関連する使用可能な周波数領域リソースは、独立して取得され、及び/又は
前記IABのDUとMTの多重化方式は、前記デュープレックス方式に関連する。
【0168】
選択的に、前記装置は、
親ノードに前記使用可能な周波数領域リソースを報告するための第二の報告モジュールと、
前記親ノードに前記周波数領域リソース情報の取得方式を報告するための第三の報告モジュールとのうちの少なくとも一つをさらに含む。
【0169】
選択的に、親ノードのDUが周波数領域リソースをスケジューリングしない場合に、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記IABノードにより自律的に決定され、又は
前記周波数領域リソース情報は、親ノードのスケジューリングを含む。
【0170】
選択的に、前記周波数領域リソース情報は、前記親ノードによる前記IABのMTに対する第一のスケジューリングを含み、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記第一のスケジューリングに基づいて決定され、又は
前記周波数領域リソース情報は、前記親ノードによる前記IABのDUに対する第二のスケジューリングを含み、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記第二のスケジューリングに基づいて決定される。
【0171】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記第一のスケジューリングの周波数領域範囲中心に基づいて決定された第一の使用可能な周波数領域リソース、又は
前記第一のスケジューリングの周波数領域範囲に基づいて決定された第二の使用可能な周波数領域リソースを含む。
【0172】
選択的に、前記周波数領域範囲中心の、前記MTの帯域幅部分BWPの最低周波数領域リソースとの距離が前記BWPの最高周波数領域リソースとの距離よりも小さい場合に、前記第一の使用可能な周波数領域リソースは、前記BWPの最高周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の上境界との間の周波数領域リソースを含み又はそれに属し、又は
前記周波数領域範囲中心の、前記MTの帯域幅部分BWPの最高周波数領域リソースとの距離が前記BWPの最低周波数領域リソースとの距離よりも小さい場合に、前記第一の使用可能な周波数領域リソースは、前記BWPの最低周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の下境界との間の周波数領域リソースを含み又はそれに属し、又は
前記第二の使用可能な周波数領域リソースは、前記周波数領域範囲外の周波数領域リソースを含む。
【0173】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースの有効化時間は、CU又は親ノードにより配置される。
【0174】
選択的に、前記CU又は親ノードは、
周期指示と、時間領域オフセットと、時間領域リソースのサイズとのうちの少なくとも一つの指示パラメータにより前記有効化時間を配置する。
【0175】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースが第一のデュープレックス方式に関連して独立して配置される場合に、前記使用可能な周波数領域リソースは、有効化時間内に前記第一のデュープレックス方式が採用される時間のみに有効化される。
【0176】
選択的に、前記IABの時間周波数リソースについて、時間領域指示と周波数領域指示とのうちの少なくとも一つが前記時間周波数リソースが使用不可能であることを指示する場合に、前記時間周波数リソースは、使用不可能であり、又は
前記IABの時間周波数リソースについて、時間領域指示と周波数領域指示とのうちの少なくとも一つが前記時間周波数リソースが使用可能であることを指示する場合に、前記時間周波数リソースは、使用可能である。
【0177】
本出願の実施例によるリソース配置装置は、図3の方法の実施例における各プロセスを実現することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明せず、且つIABノードのためにリソースを配置する配置効果を向上させることができる。
【0178】
説明すべきこととして、本出願の実施例におけるリソース配置装置は、装置であってもよく、IABノードにおける部材、集積回路、又はチップであってもよい。
【0179】
図12は、本発明の実施例による別のリソース配置装置の構造図であり、図12に示すように、リソース配置装置1200は、
IABノードのために周波数領域リソース情報を配置する配置モジュール1201を含み、
ここで、前記周波数領域リソース情報は、前記IABノードのDUの使用可能な周波数領域リソースを指示するために用いられ、ターゲットノードは、前記装置を含み、前記ターゲットノードは、CU又は前記IABノードの親ノードである。
【0180】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、親ノード又はCUが前記周波数領域リソース情報により指示するものである。
【0181】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記周波数領域リソース情報により指示される前記DUの使用可能な周波数領域範囲と、
前記周波数領域リソース情報により指示されるDUのキャリア帯域幅と、
前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と、
前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲と、
前記IABノードの移動ノードMTの作動帯域幅と、
保護間隔とのうちの少なくとも一つに関連する。
【0182】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去し、また保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記IABノードのMTの作動帯域幅を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記IABノードのMTの作動帯域幅と保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去し、また保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記IABノードのMTの作動帯域幅を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記IABノードのMTの作動帯域幅と保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0183】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースと前記IABノードのMTの作動帯域幅とは、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記MTの作動帯域幅により影響される周波数領域リソースを含む関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記MTの作動帯域幅を含む関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースと前記MTの作動帯域幅とにリソースオーバラップが存在する関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記MTの作動帯域幅内に位置する関係とのうちの少なくとも一つを持つ。
【0184】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記IABノードの多重化方式に関連する。
【0185】
選択的に、前記IABノードが周波数分割多重化FDMをサポートする場合に、前記周波数領域リソース情報は、さらに前記使用可能な周波数領域リソースをFDM多重化リソースとすることができることを指示するために用いられ、又は
前記IABノードが空間分割多重化SDMをサポートする場合に、前記周波数領域リソース情報は、さらに前記使用可能な周波数領域リソースをSDM多重化リソースとすることができることを指示するために用いられる。
【0186】
選択的に、前記装置は、
前記IABノードにより報告された希望情報を受信するための第一の受信モジュールをさらに含み、前記希望情報は、
希望する多重化方式と、少なくとも一つの多重化方式に対応する周波数領域リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0187】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記IABノードのデュープレックス方式に関連し、前記デュープレックス方式は、前記IABノードのDUセル上でサポートするデュープレックス方式、又は、前記IABノードのDUセルと少なくとも一つのMTサービングセルとの間のデュープレックス方式を含む。
【0188】
選択的に、異なるデュープレックス方式に関連する使用可能な周波数領域リソースは、独立して取得され、及び/又は
前記IABのDUとMTの多重化方式は、前記デュープレックス方式に関連する。
【0189】
選択的に、前記装置は、
前記IABノードにより報告された前記使用可能な周波数領域リソースを受信するための第二の受信モジュールと、
前記IABノードにより報告された前記周波数領域リソース情報の取得方式を受信するための第三の受信モジュールとのうちの少なくとも一つをさらに含む。
【0190】
選択的に、前記周波数領域リソース情報は、前記ターゲットノードのスケジューリングを含む。
【0191】
選択的に、前記周波数領域リソース情報は、前記親ノードによる前記IABのMTに対する第一のスケジューリングを含み、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記第一のスケジューリングに基づいて決定され、又は
前記周波数領域リソース情報は、前記親ノードによる前記IABのDUに対する第二のスケジューリングを含み、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記第二のスケジューリングに基づいて決定される。
【0192】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記第一のスケジューリングの周波数領域範囲中心に基づいて決定された第一の使用可能な周波数領域リソース、又は
前記第一のスケジューリングの周波数領域範囲に基づいて決定された第二の使用可能な周波数領域リソースを含む。
【0193】
選択的に、前記周波数領域範囲中心の、前記MTの帯域幅部分BWPの最低周波数領域リソースとの距離が前記BWPの最高周波数領域リソースとの距離よりも小さい場合に、前記第一の使用可能な周波数領域リソースは、前記BWPの最高周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の上境界との間の周波数領域リソースを含み又はそれに属し、又は
前記周波数領域範囲中心の、前記MTの帯域幅部分BWPの最高周波数領域リソースとの距離が前記BWPの最低周波数領域リソースとの距離よりも小さい場合に、前記第一の使用可能な周波数領域リソースは、前記BWPの最低周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の下境界との間の周波数領域リソースを含み又はそれに属し、又は
前記第二の使用可能な周波数領域リソースは、前記周波数領域範囲外の周波数領域リソースを含む。
【0194】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースの有効化時間は、前記ターゲットノードにより配置される。
【0195】
選択的に、前記ターゲットノードは、
周期指示と、時間領域オフセットと、時間領域リソースのサイズとのうちの少なくとも一つの指示パラメータにより前記有効化時間を配置する。
【0196】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースが第一のデュープレックス方式に関連して独立して配置される場合に、前記使用可能な周波数領域リソースは、有効化時間内に前記第一のデュープレックス方式が採用される時間のみに有効化される。
【0197】
本出願の実施例によるリソース配置装置は、図11の方法の実施例における各プロセスを実現することができ、且つIABノードのためにリソースを配置する配置効果を向上させることができる。説明の繰り返しを回避するために、ここではこれ以上説明しない。
【0198】
説明すべきこととして、本出願の実施例におけるリソース配置装置は、装置であってもよく、ターゲットノードにおける部材、集積回路、又はチップであってもよい。
【0199】
図13は、本発明の実施例によるネットワークノードの構造図であり、図13に示すように、このネットワークノード1300は、プロセッサ1301、送受信機1302、メモリ1303とバスインターフェースを含み、ここで、
一つの実施例では、上記ネットワークノードは、IABノードであり、具体的には、以下のとおりであってもよい。
【0200】
プロセッサ1301又は送受信機1302は、周波数領域リソース情報を取得するために用いられ、
ここで、前記周波数領域リソース情報は、前記IABノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域リソースを指示するために用いられる。
【0201】
選択的に、前記周波数領域リソース情報は、
親ノードが前記IABノードのために配置した第一の周波数領域リソース情報と、
集中制御ユニットCUが前記IABノードのために配置した第二の周波数領域リソース情報と、
プロトコルで予め定義された第三の周波数領域リソース情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0202】
選択的に、前記IABノードが前記第一の周波数領域リソース情報と、前記第二の周波数領域リソース情報と、前記第三の周波数領域リソース情報とのうちの少なくとも二つを取得した場合に、前記使用可能な周波数領域リソースは、第一のシグナリングに従って前記少なくとも二つから決定した周波数領域リソース情報により指示される使用可能な周波数領域リソースである。
【0203】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、親ノード又はCUが前記周波数領域リソース情報により指示するものである。
【0204】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記周波数領域リソース情報により指示される前記DUの使用可能な周波数領域範囲と、
前記周波数領域リソース情報により指示されるDUのキャリア帯域幅と、
前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と、
前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲と、
前記IABノードの移動端末MTの作動帯域幅と、
保護間隔とのうちの少なくとも一つに関連する。
【0205】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去し、また保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記IABノードのMTの作動帯域幅を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記IABノードのMTの作動帯域幅と保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去し、また保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記IABノードのMTの作動帯域幅を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記IABノードのMTの作動帯域幅と保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0206】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースと前記IABノードのMTの作動帯域幅とは、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記MTの作動帯域幅により影響される周波数領域リソースを含む関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記MTの作動帯域幅を含む関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースと前記MTの作動帯域幅とにリソースオーバラップが存在する関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記MTの作動帯域幅内に位置する関係とのうちの少なくとも一つを持つ。
【0207】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記IABノードの多重化方式に関連する。
【0208】
選択的に、前記IABノードが周波数分割多重化FDMをサポートする場合に、前記周波数領域リソース情報は、さらに前記使用可能な周波数領域リソースをFDM多重化リソースとすることができることを指示するために用いられ、又は
前記IABノードが空間分割多重化SDMをサポートする場合に、前記周波数領域リソース情報は、さらに前記使用可能な周波数領域リソースをSDM多重化リソースとすることができることを指示するために用いられる。
【0209】
選択的に、前記送受信機1302は、さらに、
親ノード又はCUに希望情報を報告するために用いられ、前記希望情報は、
希望する多重化方式と、少なくとも一つの多重化方式に対応する周波数領域リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0210】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記IABノードのデュープレックス方式に関連し、前記デュープレックス方式は、前記IABノードのDUセル上でサポートするデュープレックス方式、又は、前記IABノードのDUセルと少なくとも一つのMTサービングセルとの間のデュープレックス方式を含む。
【0211】
選択的に、異なるデュープレックス方式に関連する使用可能な周波数領域リソースは、独立して取得され、及び/又は
前記IABのDUとMTの多重化方式は、前記デュープレックス方式に関連する。
【0212】
選択的に、前記送受信機1302は、さらに、
親ノードに前記使用可能な周波数領域リソースを報告することと、
前記親ノードに前記周波数領域リソース情報の取得方式を報告することとのうちの少なくとも一つに用いられる。
【0213】
選択的に、親ノードのDUが周波数領域リソースをスケジューリングしない場合に、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記IABノードにより自律的に決定され、又は
前記周波数領域リソース情報は、親ノードのスケジューリングを含む。
【0214】
選択的に、前記周波数領域リソース情報は、前記親ノードによる前記IABのMTに対する第一のスケジューリングを含み、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記第一のスケジューリングに基づいて決定され、又は
前記周波数領域リソース情報は、前記親ノードによる前記IABのDUに対する第二のスケジューリングを含み、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記第二のスケジューリングに基づいて決定される。
【0215】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記第一のスケジューリングの周波数領域範囲中心に基づいて決定された第一の使用可能な周波数領域リソース、又は
前記第一のスケジューリングの周波数領域範囲に基づいて決定された第二の使用可能な周波数領域リソースを含む。
【0216】
選択的に、前記周波数領域範囲中心の、前記MTの帯域幅部分BWPの最低周波数領域リソースとの距離が前記BWPの最高周波数領域リソースとの距離よりも小さい場合に、前記第一の使用可能な周波数領域リソースは、前記BWPの最高周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の上境界との間の周波数領域リソースを含み又はそれに属し、又は
前記周波数領域範囲中心の、前記MTの帯域幅部分BWPの最高周波数領域リソースとの距離が前記BWPの最低周波数領域リソースとの距離よりも小さい場合に、前記第一の使用可能な周波数領域リソースは、前記BWPの最低周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の下境界との間の周波数領域リソースを含み又はそれに属し、又は
前記第二の使用可能な周波数領域リソースは、前記周波数領域範囲外の周波数領域リソースを含む。
【0217】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースの有効化時間は、CU又は親ノードにより配置される。
【0218】
選択的に、前記CU又は親ノードは、
周期指示と、時間領域オフセットと、時間領域リソースのサイズとのうちの少なくとも一つの指示パラメータにより前記有効化時間を配置する。
【0219】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースが第一のデュープレックス方式に関連して独立して配置される場合に、前記使用可能な周波数領域リソースは、有効化時間内に前記第一のデュープレックス方式が採用される時間のみに有効化される。
【0220】
選択的に、前記IABの時間周波数リソースについて、時間領域指示と周波数領域指示とのうちの少なくとも一つが前記時間周波数リソースが使用不可能であることを指示する場合に、前記時間周波数リソースは、使用不可能であり、又は
前記IABの時間周波数リソースについて、時間領域指示と周波数領域指示とのうちの少なくとも一つが前記時間周波数リソースが使用可能であることを指示する場合に、前記時間周波数リソースは、使用可能である。
【0221】
別の実施例では、上記ネットワークノードは、ターゲットノードであり、前記ターゲットノードは、集中制御ユニットCU又は前記IABノードの親ノードであり、具体的には、以下のとおりであってもよい。
【0222】
送受信機1302は、自己バックホールIABノードのために周波数領域リソース情報を配置するために用いられ、
ここで、前記周波数領域リソース情報は、前記IABノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域リソースを指示するために用いられ、前記ターゲットノードは、集中制御ユニットCU又は前記IABノードの親ノードである。
【0223】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、親ノード又はCUが前記周波数領域リソース情報により指示するものである。
【0224】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記周波数領域リソース情報により指示される前記DUの使用可能な周波数領域範囲と、
前記周波数領域リソース情報により指示されるDUのキャリア帯域幅と、
前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と、
前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲と、
前記IABノードの移動ノードMTの作動帯域幅と、
保護間隔とのうちの少なくとも一つに関連する。
【0225】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去し、また保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記IABノードのMTの作動帯域幅を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUの使用可能な周波数領域範囲から前記IABノードのMTの作動帯域幅と保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記親ノードのDUのキャリア帯域幅と前記親ノードのDUの使用可能な周波数領域範囲とのうちの少なくとも一つを除去し、また保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記IABノードのMTの作動帯域幅を除去した残りの周波数領域リソースと、
前記DUのキャリア帯域幅から前記IABノードのMTの作動帯域幅と保護間隔を除去した残りの周波数領域リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0226】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースと前記IABノードのMTの作動帯域幅とは、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記MTの作動帯域幅により影響される周波数領域リソースを含む関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記MTの作動帯域幅を含む関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースと前記MTの作動帯域幅とにリソースオーバラップが存在する関係と、
前記使用可能な周波数領域リソースが前記MTの作動帯域幅内に位置する関係とのうちの少なくとも一つを持つ。
【0227】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記IABノードの多重化方式に関連する。
【0228】
選択的に、前記IABノードが周波数分割多重化FDMをサポートする場合に、前記周波数領域リソース情報は、さらに前記使用可能な周波数領域リソースをFDM多重化リソースとすることができることを指示するために用いられ、又は
前記IABノードが空間分割多重化SDMをサポートする場合に、前記周波数領域リソース情報は、さらに前記使用可能な周波数領域リソースをSDM多重化リソースとすることができることを指示するために用いられる。
【0229】
選択的に、送受信機1302は、さらに、
前記IABノードにより報告された希望情報を受信するために用いられ、前記希望情報は、
希望する多重化方式と、少なくとも一つの多重化方式に対応する周波数領域リソースとのうちの少なくとも一つを含む。
【0230】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記IABノードのデュープレックス方式に関連し、前記デュープレックス方式は、前記IABノードのDUセル上でサポートするデュープレックス方式、又は、前記IABノードのDUセルと少なくとも一つのMTサービングセルとの間のデュープレックス方式を含む。
【0231】
選択的に、異なるデュープレックス方式に関連する使用可能な周波数領域リソースは、独立して取得され、及び/又は
前記IABのDUとMTの多重化方式は、前記デュープレックス方式に関連する。
【0232】
選択的に、送受信機1302は、さらに
前記ターゲットノードが前記IABノードにより報告された前記使用可能な周波数領域リソースを受信することと、
前記ターゲットノードが前記IABノードにより報告された前記周波数領域リソース情報の取得方式を受信することとのうちの少なくとも一つに用いられる。
【0233】
選択的に、前記周波数領域リソース情報は、前記ターゲットノードのスケジューリングを含む。
【0234】
選択的に、前記周波数領域リソース情報は、前記親ノードによる前記IABのMTに対する第一のスケジューリングを含み、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記第一のスケジューリングに基づいて決定され、又は
前記周波数領域リソース情報は、前記親ノードによる前記IABのDUに対する第二のスケジューリングを含み、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記第二のスケジューリングに基づいて決定される。
【0235】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記第一のスケジューリングの周波数領域範囲中心に基づいて決定された第一の使用可能な周波数領域リソース、又は
前記第一のスケジューリングの周波数領域範囲に基づいて決定された第二の使用可能な周波数領域リソースを含む。
【0236】
選択的に、前記周波数領域範囲中心の、前記MTの帯域幅部分BWPの最低周波数領域リソースとの距離が前記BWPの最高周波数領域リソースとの距離よりも小さい場合に、前記第一の使用可能な周波数領域リソースは、前記BWPの最高周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の上境界との間の周波数領域リソースを含み又はそれに属し、又は
前記周波数領域範囲中心の、前記MTの帯域幅部分BWPの最高周波数領域リソースとの距離が前記BWPの最低周波数領域リソースとの距離よりも小さい場合に、前記第一の使用可能な周波数領域リソースは、前記BWPの最低周波数領域リソースと前記周波数領域範囲の下境界との間の周波数領域リソースを含み又はそれに属し、又は
前記第二の使用可能な周波数領域リソースは、前記周波数領域範囲外の周波数領域リソースを含む。
【0237】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースの有効化時間は、前記ターゲットノードにより配置される。
【0238】
選択的に、前記ターゲットノードは、
周期指示と、時間領域オフセットと、時間領域リソースのサイズとのうちの少なくとも一つの指示パラメータにより前記有効化時間を配置する。
【0239】
選択的に、前記使用可能な周波数領域リソースが第一のデュープレックス方式に関連して独立して配置される場合に、前記使用可能な周波数領域リソースは、有効化時間内に前記第一のデュープレックス方式が採用される時間のみに有効化される。
【0240】
ここで、送受信機1302は、プロセッサ1301の制御下でデータを送受信するために用いられ、前記送受信機1302は、少なくとも二つのアンテナポートを含む。
【0241】
図13において、バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されたバスとブリッジを含んでもよく、具体的にはプロセッサ1301により代表される一つ又は複数のプロセッサとメモリ1303により代表されるメモリの様々な回路でリンクされる。バスアーキテクチャは、周辺機器、電圧レギュレータとパワー管理回路などのような様々な他の回路をリンクしてもよく、これらは、すべて当分野で公知のものであるため、本明細書は、それをさらに記述しない。バスインターフェースは、インターフェースを提供する。送受信機1302は、複数の素子であってもよく、即ち送信機と受信機とを含み、伝送媒体で様々な他の装置と通信するためのユニットを提供する。
【0242】
プロセッサ1301は、バスアーキテクチャと一般的な処理の管理を担当し、メモリ1303は、プロセッサ1301の操作の実行時に使用されるデータを記憶することができる。
【0243】
選択的に、本発明の実施例は、ネットワークノードをさらに提供し、前記ネットワークノードは、自己バックホールIABノードであり、プロセッサ1301と、メモリ1303と、メモリ1303に記憶されており、且つ前記プロセッサ1301上で運行できるプログラム又は命令とを含み、このプログラム又は命令がプロセッサ1301により実行される時、上記リソース配置方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0244】
選択的に、本発明の実施例は、ネットワークノードをさらに提供し、前記ネットワークノードは、ターゲットノードであり、プロセッサ1301と、メモリ1303と、メモリ1303に記憶されており、且つ前記プロセッサ1301上で運行できるプログラム又は命令とを含み、このプログラム又は命令がプロセッサ1301により実行される時、上記リソース配置方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0245】
本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供し、前記可読記憶媒体は、非揮発性のものであってもよく、揮発性のものであってもよく、前記可読記憶媒体上にはプログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、本出願の実施例によるリソース配置方法におけるステップを実現する。
【0246】
本出願の実施例は、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、前記コンピュータプログラム製品は、非一時的記憶媒体に記憶されており、前記コンピュータプログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、本出願の実施例によるリソース配置方法におけるステップを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0247】
ここで、前記プロセッサは、上記実施例に記載の端末又はネットワーク機器におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ可読記憶媒体、例えばコンピュータリードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどを含む。
【0248】
本出願の実施例は、チップをさらに提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、上記リソース配置方法の実施例の各プロセスを実現するために用いられ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0249】
理解すべきこととして、本出願の実施例に言及されたチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどと呼ばれてもよい。
【0250】
説明すべきこととして、本明細書では、用語である「含む」、「包含」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合に、「・・・を1つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。なお、指摘すべきこととして、本出願の実施の形態における方法と装置の範囲は、図示又は討論された順序で機能を実行することに限らず、関わる機能に基づいて基本的に同時である方式又は逆の順序で機能を実行することを含んでもよく、例えば記述されたものとは異なる手順で記述された方法を実行することができるとともに、様々なステップを追加、省略又は組み合わせることができる。また、いくつかの例を参照して記述された特徴は、他の例で組み合わせられることができる。
【0251】
以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように、上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されることができる。無論、ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合、前者は、より好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本出願の技術案は、実質には又は従来の技術に寄与した部分がソフトウェア製品の形式によって具現化されてもよい。このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶されており、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器などであってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の命令を含む。
【0252】
以上は、図面を結び付けながら、本出願の実施例を記述したが、本出願は、上記の具体的な実施の形態に限らない。上記の具体的な実施の形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本出願の示唆で、本出願の趣旨と特許請求の範囲から逸脱しない限り、多くの形式を行うこともでき、いずれも本出願の保護範囲に属する。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
【手続補正書】
【提出日】2023-08-10
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
リソース配置方法であって、
自己バックホールIABノードが周波数領域リソース情報を取得することを含み、
前記周波数領域リソース情報は、前記自己バックホールIABノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域リソースを指示するために用いられる、リソース配置方法。
【請求項2】
前記周波数領域リソース情報は、
親ノードが前記自己バックホールIABノードのために配置した第一の周波数領域リソース情報と、
集中制御ユニットCUが前記自己バックホールIABノードのために配置した第二の周波数領域リソース情報と、
プロトコルで予め定義された第三の周波数領域リソース情報とのうちの少なくとも一つを含む、請求項1に記載のリソース配置方法。
【請求項3】
前記自己バックホールIABノードが前記第一の周波数領域リソース情報と、前記第二の周波数領域リソース情報と、前記第三の周波数領域リソース情報とのうちの少なくとも二つを取得した場合に、前記使用可能な周波数領域リソースは、第一のシグナリングに従って少なくとも二つから決定した周波数領域リソース情報により指示される使用可能な周波数領域リソースである、請求項2に記載のリソース配置方法。
【請求項4】
前記使用可能な周波数領域リソースは、親ノード又は集中制御ユニットCUが前記周波数領域リソース情報により指示するものである、請求項1に記載のリソース配置方法。
【請求項5】
前記使用可能な周波数領域リソースは、
前記周波数領域リソース情報により指示される前記分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲と、
前記周波数領域リソース情報により指示される分散ユニットDUのキャリア帯域幅と、
親ノードの分散ユニットDUのキャリア帯域幅と、
親ノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域範囲と、
前記自己バックホールIABノードの移動端末MTの作動帯域幅と、
保護間隔とのうちの少なくとも一つに関連する、請求項1に記載のリソース配置方法。
【請求項6】
前記使用可能な周波数領域リソースは、前記自己バックホールIABノードの多重化方式に関連し、
又は、
前記使用可能な周波数領域リソースは、前記自己バックホールIABノードのデュープレックス方式に関連し、前記デュープレックス方式は、前記自己バックホールIABノードの分散ユニットDUセル上でサポートするデュープレックス方式、又は、前記自己バックホールIABノードの分散ユニットDUセルと少なくとも一つのMTサービングセルとの間のデュープレックス方式を含む、請求項1に記載のリソース配置方法。
【請求項7】
前記自己バックホールIABノードが周波数分割多重化FDMをサポートする場合に、前記周波数領域リソース情報は、さらに前記使用可能な周波数領域リソースをFDM多重化リソースとすることができることを指示するために用いられ、又は
前記自己バックホールIABノードが空間分割多重化SDMをサポートする場合に、前記周波数領域リソース情報は、さらに前記使用可能な周波数領域リソースをSDM多重化リソースとすることができることを指示するために用いられる、請求項6に記載のリソース配置方法。
【請求項8】
前記リソース配置方法は、
前記自己バックホールIABノードが親ノード又は集中制御ユニットCUに希望情報を報告することをさらに含み、前記希望情報は、
希望する多重化方式と、少なくとも一つの多重化方式に対応する周波数領域リソースとのうちの少なくとも一つを含む、請求項1又は6に記載のリソース配置方法。
【請求項9】
前記周波数領域リソース情報は、親ノードによる前記自己バックホールIABの移動端末MTに対する第一のスケジューリングを含み、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記第一のスケジューリングに基づいて決定され、又は
前記周波数領域リソース情報は、前記親ノードによる前記自己バックホールIABの分散ユニットDUに対する第二のスケジューリングを含み、前記使用可能な周波数領域リソースは、前記第二のスケジューリングに基づいて決定される、請求項1に記載のリソース配置方法。
【請求項10】
リソース配置方法であって、
ターゲットノードが自己バックホールIABノードのために周波数領域リソース情報を配置することを含み、
前記周波数領域リソース情報は、前記自己バックホールIABノードの分散ユニットDUの使用可能な周波数領域リソースを指示するために用いられ、前記ターゲットノードは、集中制御ユニットCU又は前記自己バックホールIABノードの親ノードである、リソース配置方法。
【請求項11】
前記使用可能な周波数領域リソースは、親ノード又は集中制御ユニットCUが前記周波数領域リソース情報により指示するものである、請求項10に記載のリソース配置方法。
【請求項12】
前記リソース配置方法は、
前記ターゲットノードが前記自己バックホールIABノードにより報告された希望情報を受信することをさらに含み、前記希望情報は、
希望する多重化方式と、少なくとも一つの多重化方式に対応する周波数領域リソースとのうちの少なくとも一つを含む、請求項10に記載のリソース配置方法。
【請求項13】
前記使用可能な周波数領域リソースは、前記自己バックホールIABノードのデュープレックス方式に関連し、前記デュープレックス方式は、前記自己バックホールIABノードの分散ユニットDUセル上でサポートするデュープレックス方式、又は、前記自己バックホールIABノードの分散ユニットDUセルと少なくとも一つのMTサービングセルとの間のデュープレックス方式を含む、請求項10に記載のリソース配置方法。
【請求項14】
ネットワークノードであって、前記ネットワークノードは、自己バックホールIABノードであり、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶されており、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1~9のいずれか1項に記載のリソース配置方法におけるステップを実現する、ネットワークノード。
【請求項15】
ネットワークノードであって、前記ネットワークノードは、ターゲットノードであり、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶されており、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項10~13のいずれか1項に記載のリソース配置方法におけるステップを実現する、ネットワークノード。
【国際調査報告】