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特表2023-554030ドキュメント処理方法、装置及び電子機器
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-12-26
(54)【発明の名称】ドキュメント処理方法、装置及び電子機器
(51)【国際特許分類】
   G06F 40/117 20200101AFI20231219BHJP
【FI】
G06F40/117
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023536065
(86)(22)【出願日】2021-12-15
(85)【翻訳文提出日】2023-06-14
(86)【国際出願番号】 CN2021138492
(87)【国際公開番号】W WO2022127838
(87)【国際公開日】2022-06-23
(31)【優先権主張番号】202011490102.8
(32)【優先日】2020-12-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】曾 清
【テーマコード(参考)】
5B109
【Fターム(参考)】
5B109NH02
(57)【要約】
ドキュメント処理方法、装置及び電子機器である。当該方法は、目標ドキュメントを決定するステップ(101)と、前記目標ドキュメントと関連ドキュメントとの関連関係に基づいて、前記関連ドキュメントのドキュメント情報を表示するステップ(102)であって、前記関連ドキュメントのドキュメント情報が、前記目標ドキュメントに対して第1引用関係を有する第1ドキュメント、及び/又は、前記目標ドキュメントに対して第2引用関係を有する第2ドキュメントを含み、前記第1引用関係が関連ドキュメントに前記目標ドキュメントを引用したことを指示するものであり、前記第2引用関係が前記目標ドキュメントに関連ドキュメントを引用したことを指示するものであるステップ(102)と、を含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
目標ドキュメントを決定するステップと、
前記目標ドキュメントと関連ドキュメントとの関連関係に基づいて、前記関連ドキュメントのドキュメント情報を表示するステップであって、前記関連ドキュメントのドキュメント情報が、前記目標ドキュメントに対して第1引用関係を有する第1ドキュメント、及び/又は、前記目標ドキュメントに対して第2引用関係を有する第2ドキュメントを含み、前記第1引用関係が関連ドキュメントに前記目標ドキュメントを引用したことを指示するものであり、前記第2引用関係が前記目標ドキュメントに関連ドキュメントを引用したことを指示するものであるステップと、を含むことを特徴とするドキュメント処理方法。
【請求項2】
ドキュメント引用操作を検出したことに応答して、前記目標ドキュメントと前記関連ドキュメントとの引用関係を構築するステップと、
前記関連ドキュメントのドキュメント情報に、構築された前記引用関係で指示する関連ドキュメントを追加するステップと、を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ドキュメント引用操作は、
予定引用符号と導入ドキュメントの名称を入力することと、
ドキュメント挿入コントロールをトリガし、且つ導入ドキュメントを決定することと、
引用ドキュメントのリンクを挿入することと、
引用された導入ドキュメントのコンテンツを挿入することと、の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ドキュメント情報は、第1ドキュメントを含む第1サブ情報、及び/又は、第2ドキュメントを含む第2サブ情報を含み、
前記目標ドキュメントと関連ドキュメントとの関連関係に基づいて、前記関連ドキュメントのドキュメント情報を表示する前記ステップは、
前記目標ドキュメントに対して引用関係を有する関連ドキュメントが存在することに応答して、存在する関連ドキュメントに対応するサブ情報にドキュメントのドキュメント識別子を表示するステップ、又は、
前記目標ドキュメントに対して引用関係を有する関連ドキュメントが存在しないことに応答して、存在しない関連ドキュメントに対応するサブドキュメント情報に引用示唆情報を表示するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
関連関係が解除されたと確認したことに応答して、前記ドキュメント情報から、解除された関連関係に対応するドキュメント識別子を削除するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
関連ドキュメントのコンテンツ直し操作に応答して、前記ドキュメント情報を更新するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
関連ドキュメントのコンテンツ直し操作に応答して、前記ドキュメント情報を更新する前記ステップは、
第1ドキュメント又は第2ドキュメントのタイトル直し操作に応答して、前記ドキュメント情報中で第1ドキュメント又は第2ドキュメントのドキュメント識別子を更新するステップを含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項8】
第1ドキュメントの第1引用テキストユニットの直し操作に応答して、前記ドキュメント情報中で直された第1引用テキストユニットを更新するステップを更に含み、第1引用テキストユニットは第1ドキュメントにおける前記目標ドキュメントを引用したテキストユニットであることを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項9】
関連ドキュメントに対応するコメント数、閲覧数の少なくとも一つを表示するステップを更に含み、コメント数はいいね数、文字コメント数の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項10】
関連ドキュメントに対する第1権限制御操作に応答して、第1ドキュメントのアクセスユーザに対して前記目標ドキュメントに対するアクセス権限を設定するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項11】
関連ドキュメントに対する第2権限制御操作に応答して、目標ドキュメントのアクセスユーザに対して第2ドキュメントに対するアクセス権限をリクエスト又は設定するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項12】
関連ドキュメントのドキュメント情報はドキュメント識別子を含み、
前記目標ドキュメントと関連ドキュメントとの関連関係に基づいて、前記関連ドキュメントのドキュメント情報を表示する前記ステップは、
前記目標ドキュメントを引用した第1ドキュメントの識別子を表示するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項13】
第1ドキュメント識別子に対するトリガ操作を検出したことに応答して、第1ドキュメントを表示するステップを更に含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項14】
引用時間に基づいて前記ドキュメント情報における第1ドキュメント識別子の表示順序を決定するステップを更に含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項15】
関連関係の存続期間において、関連ドキュメントに対して初回に関連関係を構築した時間を引用時間とすることを特徴とする請求項14に記載の方法。
【請求項16】
関連ドキュメントのドキュメント情報は第1引用テキストユニットを含み、
前記目標ドキュメントと関連ドキュメントとの関連関係に基づいて、前記関連ドキュメントのドキュメント情報を表示する前記ステップは、
第1ドキュメントにおける前記目標ドキュメントを引用したテキストユニットである第1引用テキストユニットを表示するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記第1ドキュメントには前記目標ドキュメントが複数回引用され、第1引用テキストユニットを表示する前記ステップは、
前記第1引用テキストユニットの前記第1ドキュメントでの並び順により、前記関連ドキュメントのドキュメント情報での前記第1引用テキストユニットの表示順序を決定するステップを含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
【請求項18】
第1引用テキストユニットを表示する前記ステップは、
予め設定された表示文字数閾値により、第1引用テキストユニットの文字数を決定するステップを含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
【請求項19】
第1引用テキストユニットに対するトリガ操作を検出したことに応答して、第1ドキュメントを開き、且つトリガ操作で指示する第1引用テキストユニットに遷移して表示するステップと、
第1ドキュメント識別子に対するトリガ操作を検出したことに応答して、第1ドキュメントを開き、且つ第1ドキュメントにおける一番目の第1引用テキストユニットに遷移して表示するステップと、の少なくとも一つを更に含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
【請求項20】
第1ドキュメント識別子を表示する前記ステップは、
現在ユーザのアクセス権限情報を確認し、前記現在ユーザに前記アクセス権限情報に合致する第1ドキュメント識別子を表示するステップを含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項21】
前記目標ドキュメントの関連ドキュメントのドキュメント情報を表示する前記ステップは、
前記目標ドキュメントに引用されたドキュメントである第2ドキュメントの識別子を表示するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項22】
現在ユーザの第2関連ドキュメントに対するアクセス権限情報により、第2ドキュメント識別子の表示方式を決定するステップを更に含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
【請求項23】
第2ドキュメント識別子に対するトリガ操作を検出したことに応答して、そしてログインユーザがアクセス権限を有すると確認したことに応答して、トリガ操作で指示する第2ドキュメントを表示するステップを更に含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
【請求項24】
予定ドキュメントデータベース中のオンラインドキュメント間の関係を指示するためのドキュメント関係図を表示するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項25】
ドキュメント関係図を表示する前記ステップは、
前記目標ドキュメントから前記ドキュメント関係図の表示をトリガしたことに応答して、前記目標ドキュメントが第1部分ドキュメント関係図において目立って表示されるように、前記目標ドキュメントと前記関連ドキュメントを含む前記第1部分ドキュメント関係図を表示するステップを含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
【請求項26】
第1部分関係図と異なる表示モードを有する第2部分関係図を表示するステップを更に含むことを特徴とする請求項25に記載の方法。
【請求項27】
目標ドキュメントと関連ドキュメントとの間の連結経路を特定方向に沿って移動する動的指示情報によって、目標ドキュメントと関連ドキュメントとの間の引用関係を指示するステップを更に含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
【請求項28】
予め定義された目立ち方式によって、選定ノードの上下流ノードを表示するステップを更に含み、上下流ノードで指示するドキュメントは選定ノードで指示するドキュメントに対して直接引用関係及び/又は間接引用関係を有することを特徴とする請求項24に記載の方法。
【請求項29】
ドキュメント検索操作を検出したことに応答して、前記の表示されている部分ドキュメント関係図中で、ドキュメント検索操作で指示する検索ドキュメントを指示するノードが存在するか否かを見つけるステップと、
存在しないと決定したことに応答して、前記検索ドキュメントを指示する検索ノードを表示し、且つ検索ノードの引用関係を表示するステップと、を更に含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
【請求項30】
目標ドキュメントを決定するために用いられる決定ユニットと、
前記目標ドキュメントと関連ドキュメントとの関連関係に基づいて、前記関連ドキュメントのドキュメント情報を表示するために用いられる表示ユニットであって、前記関連ドキュメントのドキュメント情報が、前記目標ドキュメントに対して第1引用関係を有する第1ドキュメント、及び/又は、前記目標ドキュメントに対して第2引用関係を有する第2ドキュメントを含み、前記第1引用関係が関連ドキュメントに前記目標ドキュメントを引用したことを指示するものであり、前記第2引用関係が前記目標ドキュメントに関連ドキュメントを引用したことを指示するものである表示ユニットと、を備えることを特徴とするドキュメント処理装置。
【請求項31】
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するために用いられる記憶装置と、を備え、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサが請求項1-29のいずれか一項に記載の方法を実現することを特徴とする電子機器。
【請求項32】
コンピュータプログラムを記憶しているコンピュータ可読媒体であって、当該プログラムがプロセッサにより実行されると、請求項1-29のいずれか一項に記載の方法を実現することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本願は、2020年12月15に提出された、出願番号が202011490102.8、発明の名称が「ドキュメント処理方法、装置及び電子機器」の中国特許出願の優先権を主張し、この出願の全ての内容が引用によって本願に組み込まれている。
[技術分野]
本開示は、コンピュータの技術分野に関し、特に、ドキュメント処理方法、装置及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネットの発展に伴い、ユーザが端末機器を用いて各種の情報を閲覧する場合が多くなっている。例えば、ユーザはオンラインドキュメントを他のユーザと共有すると共に、他のユーザにアクセス及び/又は編集権限を付与することができ、他のユーザは同一のドキュメントを同時に編集できる。編集機能の他に、ユーザは更に引用の方式によって他のドキュメントを1つのドキュメントに引用でき、これによってドキュメントインデックスを実現する。
【発明の概要】
【0003】
当該開示内容は、後の具体的な実施形態で詳細に説明される構想を簡潔な形で伝えるために提供される。当該開示内容は、保護を主張する技術的解決手段の重要な特徴又は必要な特徴を特定することを目指すものではなく、保護を主張する技術的解決手段の範囲を制限することを目指すものでもない。
【0004】
第1態様において、本開示の実施例は、目標ドキュメントを決定するステップと、前記目標ドキュメントと関連ドキュメントとの関連関係に基づいて、前記関連ドキュメントのドキュメント情報を呈示するステップであって、前記関連ドキュメントのドキュメント情報が、前記目標ドキュメントに対して第1引用関係を有する第1ドキュメント、及び/又は、前記目標ドキュメントに対して第2引用関係を有する第2ドキュメントを含み、前記第1引用関係が関連ドキュメントに前記目標ドキュメントを引用したことを指示するものであり、前記第2引用関係が前記目標ドキュメントに関連ドキュメントを引用したことを指示するものであるステップと、を含むドキュメント処理方法を提供する。
【0005】
第2態様において、本開示の実施例は、目標ドキュメントを決定するために用いられる決定ユニットと、前記目標ドキュメントと関連ドキュメントとの関連関係に基づいて、前記関連ドキュメントのドキュメント情報を呈示するために用いられる呈示ユニットであって、前記関連ドキュメントのドキュメント情報が、前記目標ドキュメントに対して第1引用関係を有する第1ドキュメント、及び/又は、前記目標ドキュメントに対して第2引用関係を有する第2ドキュメントを含み、前記第1引用関係が関連ドキュメントに前記目標ドキュメントを引用したことを指示するものであり、前記第2引用関係が前記目標ドキュメントに関連ドキュメントを引用したことを指示するものである呈示ユニットと、を備えるドキュメント処理装置を提供する。
【0006】
第3態様において、本開示の実施例は、1つ又は複数のプロセッサと、1つ又は複数のプログラムを記憶するために用いられる記憶装置と、を備え、前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサが第1態様に記載のドキュメント処理方法を実現する電子機器を提供する。
【0007】
第4態様において、本開示の実施例は、コンピュータプログラムを記憶しており、当該プログラムがプロセッサにより実行されると、第1態様に記載のドキュメント処理方法のステップを実現するコンピュータ可読媒体を提供する。
【0008】
本開示の実施例で提供されるドキュメント処理方法、装置及び電子機器によれば、本実施例で提供されるドキュメント処理方法では、ドキュメント情報の方式によって、目標ドキュメントの関連ドキュメントを呈示することが説明必要である。これによって、目標ドキュメントに対して関連関係を有するドキュメントを集中呈示でき、ユーザの関連ドキュメント閲覧効率を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図面と合わせて以下の具体的な実施形態を参照すると、本開示の各実施例の上記及び他の特徴、利点及び態様はより明確になる。図面全体を通じて、同一又は類似の符号は同一又は類似の要素を表す。図面は例示的なものであり、現物及び要素は必ずしも比例して描かれていないことを理解すべきである。
【0010】
図1】本開示に係るドキュメント処理方法の一実施例のフローチャートである。
図2】本開示に係るドキュメント処理装置の一実施例の構成模式図である。
図3】本開示の一実施例のドキュメント処理方法を適用できる例示的システムアーキテクチャである。
図4】本開示の実施例により提供される電子機器の基本的構成の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下において、図面を参照しながら本開示の実施例をより詳細に説明する。本開示のいくつかの実施例を図面に示しているが、本開示は種々の形態で実現でき、且つ本明細書に説明される実施例に限定されるものとして解釈されるべきではなく、逆に、これらの実施例は本開示をより明確且つ完全に理解するために提供されることを理解すべきである。本開示の図面及び実施例は、例示的なものに過ぎず、本開示の保護範囲を限定するためのものではないことを理解すべきである。
【0012】
本開示の方法の実施形態に記載された各ステップは、異なる順序で実行されてもよく、及び/又は並行して実行されてもよいことを理解すべきである。また、方法の実施形態は、追加のステップを含んでもよく、及び/又は示されたステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲はこの点で限定されない。
【0013】
本明細書で使用される「含む」という技術用語及びその変形は、開放的な包含であり、即ち「含むがそれに限定されない」との意味である。「基づく」という技術用語は、「少なくとも部分的に基づく」との意味である。「一実施例」という技術用語は、「少なくとも1つの実施例」を表し、「別の実施例」という技術用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を表し、「いくつかの実施例」という技術用語は、「少なくともいくつかの実施例」を表す。その他の用語の関連する定義は、後文で説明される。
【0014】
本開示で言及される「第1」、「第2」等の概念は、異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためのものに過ぎず、これらの装置、モジュール又はユニットによって実行される機能の順序又は相互依存関係を限定するためのものではないことに注意する必要がある。
【0015】
本開示で言及される「1つの」、「複数の」という修飾は、限定的なものではなく、例示的なものであり、当業者であれば、文脈において別段の明示的な指摘がない限り、「1つ又は複数の」と理解されるべきであることを理解すべきであることに注意必要である。
【0016】
本開示の実施形態における複数の装置の間でやり取りするメッセージ又は情報の名称は、説明するためのものに過ぎず、これらのメッセージ又は情報の範囲を限定するためのものではない。
【0017】
本開示に係るドキュメント処理方法の一実施例の流れを示す図1を参照されたい。図1に示す当該ドキュメント処理方法は以下のステップ101とステップ102を含む。
【0018】
ステップ101で、目標ドキュメントを決定する。
【0019】
本実施例では、ドキュメント処理方法の実行主体(例えば、端末機器)は目標ドキュメントを決定できる。
【0020】
ここで、決定される目標ドキュメントは任意のオンラインドキュメントであってもよい。上記目標ドキュメント中の目標というのは、説明するために加えたものであり、オンラインドキュメントを特別に指定又は限定するものではないことが理解できる。
【0021】
選択可能に、ユーザ操作に基づいて目標ドキュメントを決定できる。ユーザ操作の操作タイプと作用は様々であってもよい。
【0022】
例として、ユーザ操作は、オンラインドキュメントを開くこと、オンラインドキュメント中でページをめくること、関連ドキュメント閲覧コントロールをトリガすること等の少なくとも一つを含んでもよいが、これらに限定されない。
【0023】
ステップ102では、目標ドキュメントと関連ドキュメントとの関連関係に基づいて、関連ドキュメントのドキュメント情報を呈示する。
【0024】
ここで、関連ドキュメントのドキュメント情報は、目標ドキュメントに対して第1引用関係を有する第1ドキュメント、及び/又は、目標ドキュメントに対して第2引用関係を有する第2ドキュメントを含む。
【0025】
例として、ドキュメント情報はリスト形式で表示できる。
【0026】
ここで、関連ドキュメントは、目標ドキュメントに対して引用関係を有するドキュメントであってもよい。
【0027】
例として、ドキュメント甲にドキュメント乙を引用できる。ドキュメント丙にドキュメント甲を引用できる。このようにドキュメント乙とドキュメント丙はいずれもドキュメント甲の関連ドキュメントとなってもよい。
【0028】
ここで、前記第1引用関係は関連ドキュメントに前記目標ドキュメントを引用したことを指示するものであってもよい。例として、目標ドキュメント甲は、ドキュメント丙に引用でき、ドキュメント丙は目標ドキュメント甲の関連ドキュメントとなり、目標ドキュメント甲にとって、関連ドキュメント丙と自分(目標ドキュメント甲)の関係は第1引用関係と称してもよい。
【0029】
ここで、前記第2引用関係は前記目標ドキュメントに関連ドキュメントを引用したことを指示するものであってもよい。例として、目標ドキュメント甲はドキュメント乙を引用でき、ドキュメント乙は目標ドキュメント甲の関連ドキュメントとなり、目標ドキュメント甲にとって、関連ドキュメント乙と自分(目標ドキュメント甲)の関係は第2引用関係と称してもよい。
【0030】
ここで、関連ドキュメントのドキュメント情報に含まれる関連ドキュメントの具体的なコンテンツと具体的な形式は、実際のユースケースに合わせて設定でき、ここで限定しない。
【0031】
例として、上記ドキュメント情報には、関連ドキュメントの関連コンテンツ(例えば、ドキュメント識別子、ドキュメントコメント数等)を含んでもよい。
【0032】
例として、ドキュメント情報には、写真、テーブル、テキスト等の形式で指示する関連ドキュメントを含んでもよい。
【0033】
本実施例で提供されるドキュメント処理方法では、ドキュメント情報の方式によって、目標ドキュメントの関連ドキュメントを呈示することが説明必要である。これによって、目標ドキュメントに対して関連関係を有するドキュメントを集中呈示でき、ユーザの関連ドキュメント閲覧効率を向上させる。
【0034】
第2ドキュメント、即ち目標ドキュメントを引用した関連ドキュメントを呈示することによって、ユーザに目標ドキュメント以外の情報を提供でき、ユーザが目標ドキュメントを閲覧する時に、より豊富な目標ドキュメント関連引用情報を閲覧できるのを実現することが説明必要である。これによって、ユーザが目標ドキュメントの使用方式(即ち、引用される)を知ることを確保でき、ユーザが目標ドキュメントの使用を管理することを便利にする。更に、目標ドキュメントの使用の規範性を高める。
【0035】
いくつかの実施例では、上記ステップ102は、前記目標ドキュメントに前記関連ドキュメントのドキュメント情報を呈示するステップを含んでもよい。
【0036】
ここで、目標ドキュメントにおける任意位置に関連ドキュメントのドキュメント情報を呈示できる。
【0037】
例として、オンラインドキュメントの底部に前記関連ドキュメントのドキュメント情報を呈示できる。
【0038】
目標ドキュメントに関連ドキュメントのドキュメント情報を呈示することによって、オンラインドキュメントを閲覧しているユーザが便利に関連ドキュメント情報を取得でき、ユーザの情報取得効率が高くなることが説明必要である。
【0039】
いくつかの実施例では、上記ステップ102は、関連ドキュメント閲覧コントロールに対するトリガ操作を検出したことに応答して、前記関連ドキュメントのドキュメント情報を呈示するステップを含んでもよい。
【0040】
いくつかのユースケースでは、ドキュメントが関連ドキュメントを有すれば、ドキュメント識別子を表示する各種の場合に、ドキュメント識別子と共に関連ドキュメント閲覧コントロールを対応的に表示できる。ユーザが関連ドキュメント閲覧コントロールをトリガしたら、対応する関連ドキュメントのドキュメント情報を呈示できる。
【0041】
関連ドキュメント閲覧コントロールに対するトリガ操作に基づいて関連ドキュメントコントロールを呈示することで、ユーザがオンラインドキュメントに移行せずに、オンラインドキュメントの関連ドキュメント情報を呈示できることが説明必要である。これによって、関連ドキュメント情報を閲覧するステップを省くことができ、計算リソースと表示リソースの消費が少なくなる。
【0042】
いくつかの実施例では、前記方法は、ドキュメント引用操作を検出したことに応答して、目標ドキュメントと関連ドキュメントとのドキュメント引用関係を構築するステップと、前記関連ドキュメントのドキュメント情報に、前記の構築された引用関係で指示する関連ドキュメントを追加するステップと、を更に含む。
【0043】
ここで、ドキュメント引用操作の具体的な実現形態は、実際のユースケースに合わせて設定できる。
【0044】
ここで、ドキュメント引用関係を構築することで、ドキュメント間の関係をリアルタイムで生成できる。これによって、新しく引用される関連ドキュメントをオンラインドキュメントにリアルタイムで表示し、ドキュメント間の関連関係の表示の適時性と正確性を高めることを実現できる。
【0045】
いくつかの実施例では、上記ドキュメント引用操作は、予定引用符号と導入ドキュメントの名称を入力することと、ドキュメント挿入コントロールをトリガし、且つ導入ドキュメントを決定することと、引用ドキュメントのリンクを挿入することと、引用された導入ドキュメントのコンテンツを挿入することと、の少なくとも一つを含んでもよいが、これらに限定されない。
【0046】
例として、予定引用符号と導入ドキュメントの名称を入力するというのは、符号「@」によって一つのドキュメントに言及することであってもよい。
【0047】
例として、ドキュメント挿入コントロールをトリガし、且つ導入ドキュメントを決定するというのは、追加パネルによって一つのドキュメントを挿入することであってもよい。
【0048】
例として、引用ドキュメントのリンクを挿入するというのは、ドキュメントリンクを貼り付けることによってドキュメントを挿入することであってもよい。
【0049】
例として、引用された導入ドキュメントのコンテンツを挿入するというのは、再度引用するために、導入されたドキュメントのコンテンツを再度目標ドキュメントに貼り付けることであってもよい。
【0050】
上記のドキュメントを引用する具体的な方式によって、ドキュメント引用の便利さを高めることができ、ユーザがドキュメントを快速に引用するのが便利になることが説明必要である。
【0051】
いくつかの実施例では、前記ドキュメント情報は、第1ドキュメントを呈示するための第1サブ情報、及び/又は、第2ドキュメントを呈示するための第2サブ情報を含む。
【0052】
いくつかの実施例では、上記ステップ102は、前記目標ドキュメントに対して引用関係を有する関連ドキュメントが存在することに応答して、存在するドキュメントに対応するサブ情報にドキュメントのドキュメント識別子を呈示するステップ、又は、前記目標ドキュメントに対して引用関係を有する関連ドキュメントが存在しないことに応答して、存在しない関連ドキュメントに対応するサブ情報に引用示唆情報を呈示するステップを含んでもよい。
【0053】
例として、目標ドキュメントに対して第1引用関係を有する第1ドキュメント(例えば、ドキュメント丙)が存在する場合に、第1サブ情報を呈示できる。
【0054】
例として、目標ドキュメントに対して第2引用関係を有する第2ドキュメント(例えば、ドキュメント乙)が存在する場合に、第2サブ情報を呈示できる。
【0055】
例として、目標ドキュメントに対して第1引用関係を有するドキュメントも、第2引用関係を有するドキュメントも存在しない場合に、関連ドキュメントの情報を呈示しなくてもよい。
【0056】
例として、上記第1引用ドキュメントが存在するが、上記第2引用ドキュメントが存在しない場合に、第1ドキュメントを含む第1サブ情報を呈示すると共に、第2サブ情報に引用示唆情報(例えば、本文にまだドキュメントを引用しておらず、「引用操作」を入力することによって一つのドキュメントを快速に引用できる)を呈示することができる。
【0057】
例として、上記第2引用ドキュメントが存在するが、上記第1引用ドキュメントが存在しない場合に、第2ドキュメントを含む第2サブ情報を呈示すると共に、第1サブ情報に引用示唆情報(例えば、本文はまだ他のドキュメントに引用されておらず、「引用操作」を入力することによってドキュメントを快速に引用できる)を呈示することができる。
【0058】
上記のように異なるサブ情報に第1ドキュメントと第2ドキュメントを呈示することによって、異なる関連ドキュメントをユーザに直観的に提供することを実現でき、ユーザは種類別に関連ドキュメントの状況を知ることができ、ユーザの情報取得効率が高くなることが説明必要である。
【0059】
少なくとも1種の関連ドキュメントが存在する場合に、2つのサブ情報を呈示することになり、空白ドキュメント情報に引用示唆情報を呈示することで、引用関連操作を行うようにユーザを案内し、目標ドキュメントの使用頻度を高めることができ、ドキュメント引用によって情報のやり取り効率を高めることが説明必要である。
【0060】
いくつかの実施例では、上記方法は、関連関係が解除されたと確認したことに応答して、前記ドキュメント情報から、解除された関連関係に対応するドキュメント識別子を削除するステップを更に含む。
【0061】
ここで、目標ドキュメントと関連ドキュメントとの関連関係が解除された場合に、上記ドキュメント情報からドキュメント識別子をリアルタイムで削除することで、リアルタイムで正確な情報をユーザに呈示することを実現できる。関係解除というのは、対応するドキュメントから引用されたドキュメントコンテンツを削除することであってもよい。
【0062】
いくつかの実施例では、上記方法は、関連ドキュメントのコンテンツ直し操作に応答して、前記ドキュメント情報を更新するステップを更に含む。
【0063】
ここで、関連ドキュメントのコンテンツが変わった時に、関連ドキュメントのドキュメント情報をリアルタイムで更新できる。これによって、ドキュメント情報に正確な関連ドキュメントの関連情報を呈示することを実現できる。
【0064】
いくつかの実施例では、関連ドキュメントのコンテンツ直し操作に応答して、前記ドキュメント情報を更新する上記ステップは、第1ドキュメント又は第2ドキュメントのタイトル直し操作に応答して、前記ドキュメント情報中で前記第1ドキュメント又は第2ドキュメントのドキュメント識別子を更新するステップを含んでもよい。
【0065】
ここで、関連ドキュメント(即ち、第1ドキュメント又は第2ドキュメント)のタイトルが変わった場合に、ドキュメント情報中の関連ドキュメントのタイトルを更新できる。
【0066】
これによって、ドキュメント情報中のドキュメント識別子が関連ドキュメントを正確に指示し、ユーザの取得する関連ドキュメント情報が正確であるのを確保することを実現できる。
【0067】
いくつかの実施例では、第1ドキュメントの第1引用テキストユニットの関連操作に応答して、前記ドキュメント情報中で直された第1引用テキストユニットを更新する。
【0068】
ここで、第1テキスト引用ユニットは第1ドキュメントにおける前記目標ドキュメントを引用したテキストユニットである。
【0069】
ここで、第1テキスト引用ユニットが直された場合に、ドキュメント情報中で第1テキスト引用ユニットをリアルタイムで更新できる。これによって、ユーザがドキュメント情報に呈示されている第1テキスト引用ユニットから正確な引用ユニットのコンテンツを取得することを実現できる。
【0070】
いくつかの実施例では、前記方法は、関連ドキュメントに対応するコメント数、閲覧数の少なくとも一つを呈示するステップを更に含み、コメント数はいいね数、文字コメント数の少なくとも一つを含む。
【0071】
ここで、上記関連ドキュメントについて対応的に呈示する情報は様々であってもよい。
【0072】
例として、対応的に呈示する情報はコメント数を含んでもよく、コメントの実現方式はいいね又は具体的なコメント文字を含んでもよい。対応的に呈示する情報は更に閲覧数を呈示してもよく、閲覧数は上記関連ドキュメントを閲覧した回数を示すことができる。
【0073】
関連ドキュメントに対応する情報、例えばコメント数や閲覧数を呈示することで、より豊富な関連ドキュメントの参照情報をユーザに提供し、ユーザの情報取得効率を高めることを実現できるのを説明必要である。
【0074】
いくつかの実施例では、上記方法は、関連ドキュメントに対する第1権限制御操作に応答して、第1ドキュメントのアクセスユーザに対して前記目標ドキュメントに対するアクセス権限を設定するステップを更に含んでもよい。
【0075】
ここで、第1権限制御操作は各種の方式によって実現できる。例として、ドキュメント情報中の第1ドキュメントにより、第1ドキュメントの第1権限設定パネルを呈示できる。現在ユーザは上記第1権限設定パネルを操作して、目標ドキュメントに対する第1ドキュメントのアクセスユーザのアクセス権限を設定できる。
【0076】
これによって、アクセス権限設定を統一で快速に実現でき、第1ドキュメントのアクセスユーザが目標ドキュメントにアクセスすることが便利になる。
【0077】
いくつかの実施例では、上記方法は、関連ドキュメントに対する第2権限制御操作に応答して、目標ドキュメントのアクセスユーザに対して第2ドキュメントに対するアクセス権限をリクエスト又は設定するステップを更に含んでもよい。
【0078】
ここで、第2権限制御操作は各種の方式によって実現できる。例として、ドキュメント情報中の第2ドキュメントにより、第2ドキュメントの第2権限設定パネルを呈示できる。
【0079】
選択可能に、現在ユーザは第2権限設定パネルを操作して、目標ドキュメントのアクセスユーザに対して第2ドキュメントの所有者へアクセス権限をリクエストすることができる。
【0080】
選択可能に、現在ユーザは第2権限設定パネルを操作して、目標ドキュメントのアクセスユーザに対して第2ドキュメントのアクセス権限を設定できる。
【0081】
現在ユーザは第2ドキュメントのアクセス権限を開放する権限を有すれば、第2ドキュメントのアクセス権限を設定できることが説明必要である。現在ユーザは第2ドキュメントのアクセス権限を開放する権限を有さなければ、他のユーザへ第2ドキュメントのアクセス権限をリクエストできる。これによって、現在ユーザは、目標ドキュメントのアクセスユーザに対してアクセス権限を統一的に設定又はリクエストでき、目標ドキュメントのアクセスユーザが第2ドキュメントに快速にアクセスできることを実現し、目標ドキュメントのアクセスユーザが誰もアクセス権限リクエスト操作を実行することを回避する。これによって、アクセスリクエスト操作による計算量と通信量を減少できる。
【0082】
いくつかの実施例では、上記ステップ102は、第1ドキュメント識別子を呈示するステップを含んでもよい。
【0083】
ここで、第1ドキュメントは前記目標ドキュメントを引用するドキュメントである。
【0084】
選択可能に、第1ドキュメント識別子は、ドキュメント名称、ドキュメントアイコンの少なくとも一つを含んでもよいが、これらに限定されない。
【0085】
いくつかの実施例では、上記方法は、第1ドキュメント識別子に対するトリガ操作を検出したことに応答して、トリガ操作で指示する第1ドキュメントを呈示するステップを更に含んでもよい。
【0086】
第1ドキュメント識別子に対するトリガ操作に基づいて第1ドキュメントを呈示することで、ユーザが第1ドキュメント情報を閲覧する時に、前記目標ドキュメントを引用したドキュメントを快速に閲覧することを実現でき、操作の利便性が高くなることが説明必要である。
【0087】
いくつかの実施例では、前記方法は、引用時間に基づいて前記ドキュメント情報における第1ドキュメント識別子の呈示順序を決定するステップを更に含む。
【0088】
選択可能に、引用時間に基づいて第1ドキュメント識別子の呈示順序を決定するステップは、引用時間が最も早い第1ドキュメント識別子を関連ドキュメントのドキュメント情報中の第一位に並べるステップを含んでもよい。
【0089】
選択可能に、引用時間に基づいて第1ドキュメント識別子の呈示順序を決定するステップは、引用時間が最も遅い第1ドキュメント識別子を関連ドキュメントのドキュメント情報中の第一位に並べるステップを含んでもよい。
【0090】
ここで、引用時間とは一つのドキュメントをもう一つのドキュメントに引用する時間のことであってもよい。具体的に第1ドキュメントの場合に、引用時間とは第1ドキュメントに目標ドキュメントを引用した時間のことであってもよい。
【0091】
引用時間に基づいて呈示順序を決定することで、第1ドキュメント識別子の呈示に時間論理を持たせることができ、ユーザが便利に閲覧し調べることができるのを説明必要である。
【0092】
いくつかの実施例では、関連関係の存続期間において、関連ドキュメントに対して初回に関連関係を構築した時間を引用時間とする。
【0093】
ここで、一つの第1ドキュメントに目標ドキュメントを複数回引用した場合に、一回目の引用時間に準拠し、一回目の引用が削除された後、一回目の引用の時間が記録され、即ち、第1ドキュメントに第1ドキュメントが引用されなくなるまで、継続的に一回目の引用時間を引用時間とする。
【0094】
関連関係の存続期間において、関連関係を初回に構築する時間を引用時間とすることで、第1ドキュメントにおいて目標ドキュメントとの引用関係が部分的に変わった時に、ドキュメント情報において第1ドキュメントの順序が変動しないことを確保でき、ドキュメント情報の呈示安定性を確保し、呈示リソース消費量を低減すると共に、ユーザに安定的な呈示効果を提供してユーザの情報取得効率を高めることが説明必要である。
【0095】
いくつかの実施例では、上記ステップ102は、第1引用テキストユニットを呈示するステップを含んでもよい。
【0096】
ここで、第1引用テキストユニットは第1ドキュメントにおける前記目標ドキュメントを引用したテキストユニットである。
【0097】
ここで、テキストユニットの具体的な設定方式は実際のユースケースに合わせて設定できる。例として、テキストユニットは、テキスト行であってもよいし、センテンスであってもよいし、段落であってもよい。
【0098】
例として、ドキュメント乙はドキュメント甲の第1ドキュメントである。ドキュメント乙には「具体的な操作方式については、ドキュメント甲を参照できる」という1行の文字が含まれる。関連ドキュメントのドキュメント情報にこの1行の文字を呈示できる。
【0099】
第1ドキュメントの場合に、第1引用テキストユニットを呈示することで、ユーザが第1ドキュメントに移行せずに、目標ドキュメントを引用したテキストコンテンツを知れることを実現でき、ユーザが第1ドキュメントに遷移して呈示する必要があるか否かを決定することが便利になることが説明必要である。
【0100】
いくつかの実施例では、第1ドキュメントに目標ドキュメントを引用した時にテキストを配置しなかった場合に、第1引用テキストユニットを呈示しなくてもよい。即ち、呈示テキストを配置せずに、目標ドキュメントを第1ドキュメントに挿入する時のドキュメント識別子を呈示してもよい。
【0101】
前記第1ドキュメントには前記目標ドキュメントが複数回引用され、第1引用テキストユニットを呈示する前記ステップは、前記第1引用テキストユニットの前記第1ドキュメントでの並び順により、前記関連ドキュメントのドキュメント情報での前記第1引用テキストユニットの呈示順序を決定するステップを含む。
【0102】
ここで、第1ドキュメントに目標ドキュメントを複数回引用できる。このような場合に、第1引用テキストの第1ドキュメントでの並び順により、第1引用テキストユニットを呈示できる。
【0103】
ここで、上記ドキュメント情報中の第1引用テキスト行は、左から右へ、上から下への順序で並べることができる。
【0104】
例として、第1引用テキストユニットの第1ドキュメントでの行番号絶対値により並べることができる。並べ結果によりドキュメント情報に第1引用テキストユニットを呈示し、即ち、並べ結果により、第1引用テキストユニットを左から右へ、上から下へ表示できる。
【0105】
例として、テーブルに目標ドキュメントを複数回引用した時に、テーブルの通し番号又はテーブルにおける左から右へ、上から下への順序により第1引用テキストユニットを表示する。
【0106】
一つのドキュメントにおいて第1引用テキストユニットが複数である場合に、第1引用テキストユニットを順に並べることで、ユーザが各第1引用テキストユニットのコンテンツを取得することが便利になり、第1引用テキストユニットを順に並べることで、第1ドキュメントの概略コンテンツと概略論理をユーザに簡略に示すこともでき、ユーザがドキュメント情報によって第1ドキュメントの関連情報を取得する情報取得効率が高くなることが説明必要である。
【0107】
第1引用テキストユニットを呈示する前記ステップは、予め設定された表示文字数閾値により、第1引用テキストユニットの文字数を決定するステップを含む。
【0108】
第1ドキュメントに目標ドキュメントを引用した文字部分の文字が多いことがあり、このような場合に、予め設定された表示文字数閾値により、文字数が適切な第1引用テキストユニットを取得でき、ドキュメント情報に呈示される第1引用テキストユニットの文字数が多過ぎて呈示領域が大き過ぎることがないのを確保することが説明必要である。
【0109】
いくつかの実施例では、上記方法は、第1引用テキストユニットに対するトリガ操作を検出したことに応答して、第1ドキュメントを開き、且つトリガ操作で指示する第1引用テキストユニットに遷移して呈示するステップと、第1ドキュメント識別子に対するトリガ操作を検出したことに応答して、第1ドキュメントを開き、且つ第1ドキュメントにおける一番目の第1引用テキストユニットに遷移して呈示するステップと、の少なくとも一つを更に含む。
【0110】
ここで、第1引用テキストユニットに対するトリガ操作に基づいて、第1ドキュメントを呈示できる。第1ドキュメントが呈示されている時に、トリガ操作で指示する第1引用テキストユニットの位置に直接遷移して呈示できる。
【0111】
これによって、ユーザが第1引用テキストユニットを閲覧したい時に、ユーザが閲覧したい第1引用テキストユニットを快速に呈示できる。ユーザが第1ドキュメント中で自分で調べる過程を回避し、ユーザの情報取得効率を高める。
【0112】
ここで、ユーザは第1ドキュメント識別子をトリガすると、第1ドキュメントを開いてから、第1ドキュメントにおける一番目の第1引用テキストユニットに遷移して呈示することができる。
【0113】
これによって、ユーザは第1ドキュメントを閲覧したい時に、第1ドキュメントを開くことができるだけでなく、第1ドキュメントにおける一番目の第1引用テキストユニットを呈示でき、即ち、一番目の第1引用テキストユニットを呈示することは、第1ドキュメントと目標ドキュメントの関連関係から切り込むと理解でき、ユーザが目標ドキュメントから第1ドキュメントを開く予想に合致し、ユーザの情報取得効率が高くなる。
【0114】
いくつかの実施例では、前記方法は、第1ドキュメント情報に対する選定操作に基づいて、第1ドキュメント概要情報を呈示するステップを更に含む。
【0115】
ここで、第1ドキュメント情報の選定操作の具体的な方式は実際のユースケースに合わせて設定できる。例として、選定操作はホバリング操作、シングルクリック操作のいずれか一つであってもよい。
【0116】
ここで、第1ドキュメント概要情報の呈示方式は様々であってもよい。例として、第1ドキュメント概要情報はサムネイルの方式で表示してもよいし、カードの方式で表示してもよい。
【0117】
選定操作に基づいて第1ドキュメント概要情報を呈示することで、ユーザがより多い第1ドキュメントの関連情報を知ることを便利にできると共に、第1ドキュメントを更に閲覧するか否かの根拠をユーザに提供することが説明必要である。
【0118】
いくつかの実施例では、第1ドキュメント識別子を呈示するステップは、現在ユーザのアクセス権限情報を確認し、前記アクセス権限に合致する第1ドキュメント識別子を前記現在ユーザに呈示するステップを含んでもよい。
【0119】
ここで、上記現在ユーザは、目標ドキュメントを呈示しているアプリケーションの現在ユーザであってもよい。
【0120】
例として、ドキュメント甲は目標ドキュメントとなってもよい。ドキュメント甲を引用したオンラインドキュメントはドキュメント丙とドキュメント丁を含んでもよい。現在ユーザの張三はドキュメント丙のアクセス権限を有するが、ドキュメント丁のアクセス権限を有さない。このような場合に、現在ユーザの張三に呈示される第1ドキュメント識別子はドキュメント丙を含んでもよいが、ドキュメント丁を含まない。
【0121】
第1ドキュメントの場合に、現在ユーザがアクセス権限を有する方向ドキュメントを呈示するが、現在ユーザがアクセス権限を有さない第1ドキュメントを呈示しないことで、第1ドキュメントの編集者の第1ドキュメント権限管理要求を満たし、第1ドキュメントの機密性を高めることができるのを説明必要である。
【0122】
いくつかの実施例では、前記目標ドキュメントの関連ドキュメントのドキュメント情報を呈示する前記ステップは、第2ドキュメント識別子を呈示するステップを含む。
【0123】
ここで、第2ドキュメントは前記目標ドキュメントに引用されるドキュメントである。
【0124】
いくつかの実施例では、前記方法は、ログインアカウントの第2関連ドキュメントに対するアクセス権限情報により、前記第2ドキュメント識別子の呈示方式を決定するステップを更に含む。
【0125】
例として、第2ドキュメントはドキュメント乙とドキュメント戊を含んでもよい。現在ユーザの張三はドキュメント乙のアクセス権限を有するが、ドキュメント戊のアクセス権限を有さない。このような場合に、ドキュメント乙とドキュメント戊を開くことができるか否かを現在ユーザの張三に示すように、ドキュメント乙とドキュメント戊の識別子を異なる様式で呈示できる。
【0126】
いくつかの実施例では、前記方法は、第2ドキュメント識別子に対するトリガ操作を検出したことに応答して、そして現在ユーザがアクセス権限を有すると確認したことに応答して、トリガ操作で指示する第2ドキュメントを呈示するステップを更に含む。
【0127】
ここで、ユーザが第2ドキュメントの呈示をトリガした後、現在ユーザが当該第2ドキュメントのアクセス権限を有するか否かを検出でき、アクセス権限を有する場合に、第2ドキュメントを呈示できる。これによって、第2ドキュメントの機密性を高めることができる。
【0128】
いくつかの実施例では、前記方法は、ドキュメント関係図を呈示するステップを更に含む。
【0129】
ここで、前記ドキュメント関係図は予定ドキュメントデータベース中のオンラインドキュメント間の関係を指示するためのものである。
【0130】
ここで、ドキュメント関係図は、ノードとノード関係指示情報を含んでもよい。ノード関係指示情報はオンラインドキュメント間の関係を指示することに用いられる。
【0131】
ここで、ドキュメント関係図は、任意のオンラインドキュメント間の関係を指示するためのものであってもよく、目標ドキュメントを含むが、これに限定されない。
【0132】
ドキュメント関係図を呈示することで、ユーザが可視化の方式で各ドキュメント間の関係をより直観的に見られることを実現でき、伝統的な層構造の欠陥を補ったことが説明必要である。ユーザは権限を有するが、知っていないドキュメントをより好適に発見でき、情報流動を促進し、二次インタラクションと共有を誘発する。
【0133】
いくつかの実施例では、ドキュメント関係図を呈示する上記ステップは、前記目標ドキュメントから前記ドキュメント関係図の呈示をトリガしたことに応答して、前記目標ドキュメントと前記関連ドキュメントを含む第1部分ドキュメント関係図を呈示するステップを含んでもよい。
【0134】
ドキュメント関係図に含まれるノードは多い数のオンラインドキュメントを指示可能であることが理解できる。実際のユースケースでは、一回に呈示するノードは限られる。
【0135】
ここで、オンラインドキュメントからドキュメント関係図の呈示をトリガすれば、第1部分ドキュメント関係図(即ち、ドキュメント関係図の一部)を呈示でき、部分ドキュメント関係図は目標ドキュメントを中心とし、目標ドキュメントと目標ドキュメントの関連ドキュメントを含んでもよい。
【0136】
ここで、上記目標ドキュメントは第1部分ドキュメント関係図において目立って表示できる。目立って表示する具体的な方式は様々であってもよく、ここで限定しない。
【0137】
目標ドキュメントからドキュメント関係図の呈示をトリガする場合、呈示される第1部分ドキュメント関係図が目標ドキュメントと目標ドキュメントの関連ドキュメントを含み、目標ドキュメントのドキュメント関係図での位置を快速に呈示し、ユーザが自ら目標ドキュメントを検索したり、見つけたりする操作を減少し、呈示効率を高め、ユーザの検索による計算リソースと呈示リソースの消費を低減することができるのを説明必要である。
【0138】
いくつかの実施例では、前記方法は、前記第1部分関係図と異なる表示モードを有する第2部分関係図を呈示するステップを更に含む。
【0139】
ここで、第2部分関係図は、目標ドキュメントとの関連関係の緊密さが予定緊密さより低いドキュメントを含んでもよい。
【0140】
選択可能に、目標ドキュメントとの引用関係が比較的緊密なドキュメントノードをハイライト表示し、緊密でないドキュメントノードを灰色/透明で表示することができる。
【0141】
選択可能に、引用度という概念で目標ドキュメントとの引用関係の緊密さを評価できる。
【0142】
例えば、直接引用関係は1度関係で指示できる。間接引用関係は2度関係、3度関係等で、具体的に何層を仲立ちとして目標ドキュメントを引用したかを指示できる。
【0143】
例えば、引用関係が3より大きくない関連ドキュメントを引用関係が比較的緊密な関連ドキュメントと決定し、ハイライト表示することができる。引用関係が3より大きい関連ドキュメントを引用関係が緊密でない関連ドキュメントと決定し、灰色で表示する。
【0144】
第1部分関係図と異なる表示方式で第2部分関係図を表示することで、区別後の目標ドキュメントの関連関係をユーザに表示するのを実現でき、ユーザが関係図において目標ドキュメントと関連ドキュメントの位置を快速に決められるのを実現し、ユーザが情報を取得する直観性を高め、即ち、ユーザの情報取得効率を高めることが説明必要である。
【0145】
いくつかの実施例では、前記方法は、目標ドキュメントと関連ドキュメントとの間の連結経路を特定方向に沿って移動する動的指示情報によって、目標ドキュメントと関連ドキュメントとの間の引用関係を指示するステップを更に含む。
【0146】
例として、関係図のノード間の連結線は移動効果を有し、1つの小さいカーソルは繰り返して連結線に沿って一つのノードからもう一つのノードへ移動し、移動方向は引用する/引用される関係に対応し、引用する方向と引用される方向は反対である。
【0147】
動的指示情報を用いて引用関係を指示することで、ユーザが目標ドキュメントと関連ドキュメントとの引用関係を直観的に知ることができ、ユーザが情報を取得する正確性が確保されることが説明必要である。
【0148】
いくつかの実施例では、ドキュメント関係図で指示するドキュメント関係は相関性ドキュメントを含み、前記方法は、予め設定された相関性指示方式によって、ノード間の相関性関係を指示するステップを更に含む。
【0149】
ここで、連結線の形式は例えば点線であってもよく、このドキュメントは引用関係が存在するドキュメントではなく、推奨ドキュメントであることを示す。
【0150】
これによって、ドキュメント関係図においてドキュメントの種類を豊富にし、より豊富な情報をユーザに提供することができ、できる限りユーザの検索ステップを減少し、計算リソースを節約する。
【0151】
いくつかの実施例では、前記方法は、予め定義された目立ち方式によって、選定ノードの上下流ノードを呈示するステップを更に含む。
【0152】
ここで、上下流ノードで指示するドキュメントは選定ノードで指示するドキュメントに対して直接引用関係及び/又は間接引用関係を有する。
【0153】
ここで、選定ノードは選定状態にあるノードであってもよい。例として、ノード位置でホバリングし又はシングルクリックして、ノードを選定状態にすることができる。
【0154】
選定ノードの上下流ノードを目立って表示することで、比較的大きいドキュメント関係図において、選定ノードの引用関係をユーザに明らかに示すことができ、ユーザがドキュメント関係図から情報を取得する効率を高めることが説明必要である。
【0155】
いくつかの実施例では、前記方法は、ドキュメント検索操作を検出したことに応答して、前記の呈示されている部分ドキュメント関係図中で、ドキュメント検索操作で指示する検索ドキュメントを指示するノードが存在するか否かを見つけるステップと、存在しないと決定したことに応答して、前記検索ドキュメントを指示する検索ノードを呈示し、且つ検索ノードの引用関係を呈示するステップと、を更に含む。
【0156】
ここで、ユーザがドキュメント関係図中で閲覧したいオンラインドキュメントについては、ユーザはドキュメント検索操作によって検索でき、検索目標は検索ドキュメントと称してもよい。続いて、現在呈示されている部分ドキュメント関係図には当該検索ドキュメントを指示するノードがなければ、当該ノードをロード及びレンダリングして、検索ドキュメントを指示するノードを呈示することができる。
【0157】
部分ドキュメント関係図が呈示されている場合に、ユーザは検索によって呈示したい検索ドキュメントのドキュメント関係図での位置を快速に見つけることができ、更に検索ドキュメントの引用関係を決定し、ユーザが検索したいドキュメントの関連情報を知る速度を高め、ユーザの情報取得効率を高めることができるのを説明必要である。
【0158】
更に図2を参照し、上記の各図に示す方法の実現として、本開示はドキュメント処理装置の一実施例を提供し、当該装置実施例は図1に示す方法実施例に対応し、当該装置は具体的に各種の電子機器に適用できる。
【0159】
図2に示すように、本実施例のドキュメント処理装置は決定ユニット201と呈示ユニットを備える。その中、決定ユニットは、目標ドキュメントを決定するために用いられ、呈示ユニットは、前記目標ドキュメントと関連ドキュメントとの関連関係に基づいて、前記関連ドキュメントのドキュメント情報を呈示するために用いられ、前記関連ドキュメントのドキュメント情報が、前記目標ドキュメントに対して第1引用関係を有する第1ドキュメント、及び/又は、前記目標ドキュメントに対して第2引用関係を有する第2ドキュメントを含み、前記第1引用関係が関連ドキュメントに前記目標ドキュメントを引用したことを指示するものであり、前記第2引用関係が前記目標ドキュメントに関連ドキュメントを引用したことを指示するものである。
【0160】
本実施例では、ドキュメント処理装置の決定ユニット201と呈示ユニットの具体的な処理及びそれらによる技術効果については、それぞれ図1に対応する実施例におけるステップ101とステップ102の関連説明を参照でき、ここで詳細な説明を省略する。
【0161】
いくつかの実施例では、前記装置は、更に、ドキュメント引用操作を検出したことに応答して、前記目標ドキュメントと前記関連ドキュメントとの引用関係を構築するステップと、前記関連ドキュメントのドキュメント情報に、構築された前記引用関係で指示する関連ドキュメントを追加するステップと、を実行するために用いられる。
【0162】
いくつかの実施例では、前記ドキュメント引用操作は、予定引用符号と導入ドキュメントの名称を入力することと、ドキュメント挿入コントロールをトリガし、且つ導入ドキュメントを決定することと、引用ドキュメントのリンクを挿入することと、引用された導入ドキュメントのコンテンツを挿入することと、の少なくとも一つを含む。
【0163】
いくつかの実施例では、前記情報は、第1ドキュメントを呈示するための第1サブ情報、及び/又は、第2ドキュメントを呈示するための第2サブ情報を含み、前記目標ドキュメントと関連ドキュメントとの関連関係に基づいて、前記関連ドキュメントのドキュメント情報を呈示する前記ステップは、前記目標ドキュメントに対して引用関係を有する関連ドキュメントが存在することに応答して、存在する関連ドキュメントに対応するサブドキュメント情報にドキュメントのドキュメント識別子を呈示するステップ、又は、前記目標ドキュメントに対して引用関係を有する関連ドキュメントが存在しないことに応答して、存在しない関連ドキュメントに対応するサブドキュメント情報に引用示唆情報を呈示するステップと、を含む。
【0164】
いくつかの実施例では、前記装置は、更に、関連関係が解除されたと確認したことに応答して、前記ドキュメント情報から、解除された関連関係に対応するドキュメント識別子を削除するために用いられる。
【0165】
いくつかの実施例では、前記装置は、更に、関連ドキュメントのコンテンツ直し操作に応答して、前記ドキュメント情報を更新するために用いられる。
【0166】
いくつかの実施例では、関連ドキュメントのコンテンツ直し操作に応答して、前記ドキュメント情報を更新する前記ステップは、第1ドキュメント又は第2ドキュメントのタイトル直し操作に応答して、前記ドキュメント情報中で第1ドキュメント又は第2ドキュメントのドキュメント識別子を更新するステップを含む。
【0167】
いくつかの実施例では、前記装置は、更に、第1ドキュメントの第1引用テキストユニットの直し操作に応答して、前記ドキュメント情報中で直された第1引用テキストユニットを更新するために用いられ、第1引用テキストユニットは第1ドキュメントにおける前記目標ドキュメントを引用したテキストユニットである。
【0168】
いくつかの実施例では、前記装置は、更に、関連ドキュメントに対応するコメント数、閲覧数の少なくとも一つを呈示するために用いられ、コメント数はいいね数、文字コメント数の少なくとも一つを含む。
【0169】
いくつかの実施例では、前記装置は、更に、関連ドキュメントに対する第1権限制御操作に応答して、第1ドキュメントのアクセスユーザに対して前記目標ドキュメントに対するアクセス権限を設定するために用いられる。
【0170】
いくつかの実施例では、前記装置は、更に、関連ドキュメントに対する第2権限制御操作に応答して、目標ドキュメントのアクセスユーザに対して第2ドキュメントに対するアクセス権限をリクエスト又は設定するために用いられる。
【0171】
いくつかの実施例では、関連ドキュメントのドキュメント情報はドキュメント識別子を含み、前記目標ドキュメントと関連ドキュメントとの関連関係に基づいて、前記関連ドキュメントのドキュメント情報を呈示する前記ステップは、前記目標ドキュメントを引用した第1ドキュメントの識別子を呈示するステップを含む。
【0172】
いくつかの実施例では、前記装置は、更に、第1ドキュメント識別子に対するトリガ操作を検出したことに応答して、トリガ操作で指示する第1ドキュメントを呈示するために用いられる。
【0173】
いくつかの実施例では、前記装置は、更に、引用時間に基づいて前記ドキュメント情報における第1ドキュメント識別子の呈示順序を決定するために用いられる。
【0174】
いくつかの実施例では、関連関係の存続期間において、関連ドキュメントに対して初回に関連関係を構築した時間を引用時間とする。
【0175】
いくつかの実施例では、関連ドキュメントのドキュメント情報は第1引用テキストユニットを含み、前記目標ドキュメントと関連ドキュメントとの関連関係に基づいて、前記関連ドキュメントのドキュメント情報を呈示する前記ステップは、第1ドキュメントにおける前記目標ドキュメントを引用したテキストユニットである第1引用テキストユニットを呈示するステップを含む。
【0176】
いくつかの実施例では、前記第1ドキュメントには前記目標ドキュメントが複数回引用され、第1引用テキストユニットを呈示する前記ステップは、前記第1引用テキストユニットの前記第1ドキュメントでの並び順により、前記関連ドキュメントのドキュメント情報での前記第1引用テキストユニットの呈示順序を決定するステップを含む。
【0177】
いくつかの実施例では、第1引用テキストユニットを呈示する前記ステップは、予め設定された表示文字数閾値により、第1引用テキストユニットの文字数を決定するステップを含む。
【0178】
いくつかの実施例では、前記装置は、更に、第1引用テキストユニットに対するトリガ操作を検出したことに応答して、第1ドキュメントを開き、且つトリガ操作で指示する第1引用テキストユニットに遷移して呈示するステップと、第1ドキュメント識別子に対するトリガ操作を検出したことに応答して、第1ドキュメントを開き、且つ第1ドキュメントにおける一番目の第1引用テキストユニットに遷移して呈示するステップと、の少なくとも一つを実行するために用いられる。
【0179】
いくつかの実施例では、第1ドキュメント識別子を呈示する前記ステップは、現在ユーザのアクセス権限情報を確認し、前記現在ユーザに前記アクセス権限情報に合致する第1ドキュメント識別子を呈示するステップを含む。
【0180】
いくつかの実施例では、前記目標ドキュメントの関連ドキュメントのドキュメント情報を呈示する前記ステップは、前記目標ドキュメントに引用されたドキュメントである第2ドキュメントの識別子を呈示するステップを含む。
【0181】
いくつかの実施例では、前記装置は、更に、現在ユーザの第2関連ドキュメントに対するアクセス権限情報により、前記第2ドキュメント識別子の呈示方式を決定するために用いられる。
【0182】
いくつかの実施例では、前記装置は、更に、第2ドキュメント識別子に対するトリガ操作を検出したことに応答して、そしてログインユーザがアクセス権限を有すると確認したことに応答して、トリガ操作で指示する第2ドキュメントを呈示するために用いられる。
【0183】
いくつかの実施例では、前記装置は、更に、予定ドキュメントデータベース中のオンラインドキュメント間の関係を指示するためのドキュメント関係図を呈示するために用いられる。
【0184】
いくつかの実施例では、ドキュメント関係図を呈示する前記ステップは、前記目標ドキュメントから前記ドキュメント関係図の呈示をトリガしたことに応答して、前記目標ドキュメントが第1部分ドキュメント関係図において目立って表示されるように、前記目標ドキュメントと前記関連ドキュメントを含む前記第1部分ドキュメント関係図を呈示するステップを含む。
【0185】
いくつかの実施例では、前記装置は、更に、前記第1部分関係図と異なる表示モードを有する第2部分関係図を呈示するために用いられる。
【0186】
いくつかの実施例では、前記装置は、更に、目標ドキュメントと関連ドキュメントとの間の連結経路を特定方向に沿って移動する動的指示情報によって、目標ドキュメントと関連ドキュメントとの間の引用関係を指示するために用いられる。
【0187】
いくつかの実施例では、前記装置は、更に、予め定義された目立ち方式によって、選定ノードの上下流ノードを呈示するために用いられ、上下流ノードで指示するドキュメントは選定ノードで指示するドキュメントに対して直接引用関係及び/又は間接引用関係を有する。
【0188】
いくつかの実施例では、前記装置は、更に、ドキュメント検索操作を検出したことに応答して、前記の呈示されている部分ドキュメント関係図中で、ドキュメント検索操作で指示する検索ドキュメントを指示するノードが存在するか否かを見つけるステップと、存在しないと決定したことに応答して、前記検索ドキュメントを指示する検索ノードを呈示し、且つ検索ノードの引用関係を呈示するステップと、を実行するために用いられる。
【0189】
本開示の一実施例のドキュメント処理方法を適用できる例示的システムアーキテクチャを示す図3を参照されたい。
【0190】
図3に示すように、システムアーキテクチャは、端末機器301、302、303、ネットワーク304、サーバ305を含んでもよい。ネットワーク304は端末機器301、302、303とサーバ305との間で通信リンクを提供するための媒体である。ネットワーク304は、例えば有線、無線通信リンク又は光ファイバーケーブル等の各種の接続タイプを含んでもよい。
【0191】
端末機器301、302、303はネットワーク304を介してサーバ305とインタラクションして、メッセージの受信又は送信等を行うことができる。端末機器301、302、303には、例えば、ウェブページブラウザアプリケーション、検索類アプリケーション、ニュース情報類アプリケーションのような各種のクライアントアプリケーションが実装されていてもよい。端末機器301、302、303におけるクライアントアプリケーションは、ユーザの命令を受信し、ユーザの命令により対応機能を完成することができ、例えば、ユーザの命令により情報に対応情報を追加する。
【0192】
端末機器301、302、303はハードウェアであっても、ソフトウェアであってもよい。端末機器301、302、303はハードウェアである時に、ディスプレイを備え且つウェブページ閲覧をサポートする様々な電子機器であってもよく、スマートフォン、タブレット、電子書籍リーダー、MP3プレーヤー(Moving Picture Experts Group Audio Layer III,ムービング・ピクチャー・エクスパーツ・グループ・オーディオレイヤー3)、MP4(Moving Picture Experts Group Audio Layer IV,ムービング・ピクチャー・エクスパーツ・グループ・オーディオレイヤー4)プレーヤー、ラップトップコンピュータ及びデスクトップコンピュータ等を含むが、これらに限定されない。端末機器301、302、303はソフトウェアである時に、以上で挙げられた電子機器にインストールし得る。それは複数のソフトウェア又はソフトウェアモジュールで実現してもよいし(例えば、分散型サービスを提供するためのソフトウェア又はソフトウェアモジュール)、単独のソフトウェア又はソフトウェアモジュールで実現してもよい。ここで具体的に限定されない。
【0193】
サーバ305は各種のサービスを提供するサーバであってもよく、例えば、端末機器301、302、303の送信する情報取得リクエストを受信し、情報取得リクエストにより各種の方式で情報取得リクエストに対応する呈示情報を取得する。そして呈示情報の関連データを端末機器301、302、303に送信する。
【0194】
本開示の実施例で提供されるドキュメント処理方法は端末機器によって実行してもよく、これに対して、ドキュメント処理装置は端末機器301、302、303に設置してもよいことが説明必要である。なお、本開示の実施例で提供されるドキュメント処理方法は更にサーバ305によって実行してもよく、これに対して、ドキュメント処理装置はサーバ305に設置してもよい。
【0195】
図3における端末機器、ネットワーク及びサーバの数はただ例示的なものであることが理解すべきである。実現要求に応じて、任意数の端末機器、ネットワーク及びサーバを有してもよい。
【0196】
以下において、本開示の実施例を実現することに適合する電子機器(例えば、図3における端末機器又はサーバ)の構成模式図を示す図4を参照する。本開示の実施例における端末機器は、例えば、携帯電話、ノート型パソコン、デジタル放送受信機、PDA(携帯情報端末)、PAD(タブレット)、PMP(ポータブルマルチメディアプレーヤー)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)等の携帯端末、及び例えばデジタルTV、デスクトップコンピュータ等の固定端末を含み得るが、これらに限定されない。図4に示されている電子機器は一例に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲を何ら制限するものではない。
【0197】
図4に示すように、電子機器は処理装置(例えば、中央処理ユニット、画像プロセッサ等)401を含んでよく、それは読み取り専用メモリ(ROM)402に記憶されたプログラム又は記憶装置408からランダムアクセスメモリ(RAM)403にロードされたプログラムによって各種の適切な動作及び処理を実現することができる。RAM403には、電子機器400の動作に必要な各種のプログラムやデータが格納されている。処理装置401、ROM402及びRAM403は、通信バス404を介して相互に接続される。入力/出力(I/O)インタフェース405も通信バス404に接続される。
【0198】
一般的には、例えばタッチスクリーン、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロ等を含む入力装置406と、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカー、発振器等を含む出力装置407と、例えば磁気テープ、ハードディスク等を含む記憶装置408と、通信装置409とがI/Oインタフェース405に接続されていてよい。通信装置409は電子機器が他のデバイスと無線又は有線通信してデータを交換することを可能にする。図4に各種装置を備えた電子機器が示されているが、示された装置の全てを実施又は備えることが要求されていないことを理解されたい。代替的に、より多く又はより少ない装置を実施又は備えることが可能である。
【0199】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照しながら上述したプロセスはコンピュータソフトウェアプログラムとして実現できる。例えば、本開示の実施例はコンピュータプログラム製品を含み、それは非一時的コンピュータ可読媒体に実装されている、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含むコンピュータプログラムを含む。このような実施例では、該コンピュータプログラムは通信装置409によってネットワークからダウンロード及びインストールされ、又は記憶装置408からインストールされ、又はROM 402からインストールされ得る。該コンピュータプログラムが処理装置401によって実行されると、本開示の実施例の方法で限定された上記機能が実行される。
【0200】
本開示の上記のコンピュータ可読媒体はコンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又は上記二者を任意に組み合わせたものであってもよいことが説明必要である。コンピュータ可読媒体はコンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体であってよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線又は半導体のシステム、装置又はデバイス或いはそれらの任意の組み合わせであってよいが、それらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の導線を有する電気的接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、携帯型コンパクトディスク・リード・オンリー・メモリ(CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを含むか記憶するいかなる有形媒体であってもよく、このプログラムは命令実行システム、装置又はデバイスに使用されるか、それらと組み合わせて使用されることが可能である。本開示では、コンピュータ可読信号媒体はベースバンド内で又は搬送波の一部として伝播されるデータ信号を含んでよく、その中にコンピュータ可読プログラムコードが搭載される。このように伝播されるデータ信号は多種の形式を採用してよく、電磁信号、光信号又はそれらの任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体はさらにコンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、このコンピュータ可読信号媒体は命令実行システム、装置又はデバイスに使用されるかそれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは任意の適切な媒体で伝送可能であり、電線、光ケーブル、RF(ラジオ周波数)等又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでよいが、それらに限定されない。
【0201】
いくつかの実施形態では、クライアント、サーバはHTTP(ハイパー・テキスト転送プロトコル:HyperText Transfer Protocol)のような現在既知又は将来研究開発される任意のネットワークプロトコルを利用して通信することができ、且つ任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続することができる。通信ネットワークの例として、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、広域ネットワーク(「WAN」)、インターネット(例えば、相互接続ネットワーク)、ピアツーピアネットワーク(例えば、ad hocピアツーピアネットワーク)、及び現在既知又は将来研究開発される任意のネットワークを含む。
【0202】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよいし、該電子機器に実装されず、単独して存在するものであってもよい。
【0203】
上記コンピュータ可読媒体に1つ又は複数のプログラムが搭載されており、上記1つ又は複数のプログラムがこの電子機器により実行されると、当該電子機器は、目標ドキュメントを決定するステップと、前記目標ドキュメントと関連ドキュメントとの関連関係に基づいて、前記関連ドキュメントのドキュメント情報を呈示するステップであって、前記関連ドキュメントのドキュメント情報が、前記目標ドキュメントに対して第1引用関係を有する第1ドキュメント、及び/又は、前記目標ドキュメントに対して第2引用関係を有する第2ドキュメントを含み、前記第1引用関係が関連ドキュメントに前記目標ドキュメントを引用したことを指示するものであり、前記第2引用関係が前記目標ドキュメントに関連ドキュメントを引用したことを指示するものであるステップと、を実行する。
【0204】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは1種又は多種のプログラミング言語又はそれらの組み合わせで書くことが可能であり、上記プログラミング言語はオブジェクト指向のプログラミング言語、例えばJava(登録商標)、Smalltalk(登録商標)、C++を含むが、これらに限定されなく、さらに一般の手続き型プログラミング言語、例えば「C」言語又は類似的なプログラミング言語を含む。プログラムコードは完全にユーザコンピュータで実行したり、部分的にユーザコンピュータで実行したり、独立したソフトウェアパッケージとして実行したり、一部をユーザコンピュータで一部をリモートコンピュータで実行したり、完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行したりすることができる。リモートコンピュータの場合に、リモートコンピュータはローカルエリアネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)を含む任意のネットワークによってユーザコンピュータに接続でき、又は、外部コンピュータに接続できる(例えばインターネットサービスプロバイダを用いてインターネット経由で接続する)。
【0205】
図面のうちフローチャート及びブロック図は本開示の様々な実施例に係るシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なシステムアーキテクチャ、機能及び動作を示す。この点では、フローチャート又はブロック図における各ブロックは一つのモジュール、プログラムセグメント又はコードの一部分を代表することができ、このモジュール、プログラムセグメント又はコードの一部分は指定された論理機能を実現するための一つ又は複数の実行可能命令を含む。いくつかの置換としての実現では、ブロックに表記される機能は図面に付したものと異なる順序で実現してもよいことにも注意すべきである。例えば、二つの連続的なブロックは実質的に同時に実行してもよく、また、係る機能によって、それらは逆な順序で実行してもよい場合がある。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、指定される機能又は動作を実行するハードウェアに基づく専用システムによって実現してもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実現してもよいことにも注意すべきである。
【0206】
本開示の実施例で説明されたユニットは、ソフトウェアの方式で実現されてもよいし、ハードウェアの方式で実現されてもよい。ここで、ユニットの名称は、このユニット自体を限定するものではない場合がある。例えば、決定ユニットは「目標ドキュメントを決定するユニット」と記述してもよい。
【0207】
本明細書において以上で記述した機能は少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェアロジックユニットによって実行してもよい。例えば、使用可能な代表的タイプのハードウェアロジックユニットは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け規格品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD)等を含むが、これらに限定されない。
【0208】
本開示の文脈において、機械可読媒体は有形の媒体であってよく、命令実行システム、装置又は機器に使用されるか、又は命令実行システム、装置又は機器に組み合わせて使用されるプログラムを含むか、又は記憶してよい。機械可読媒体は機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械可読媒体は、電子、磁性、光学、電磁、赤外線のもの又は半導体システム、装置又は機器或いはそれらの任意の適切な組合せを含んでも良いが、それらに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の線に基づく電気的接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、携帯型コンパクトディスク・リード・オンリー・メモリ(CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置、又はそれらの任意の適切な組み合わせを含む。
【0209】
以上は本開示の好ましい実施例及び適用する技術原理の説明に過ぎない。本開示に係る開示範囲は、上記技術特徴の特定の組み合わせによる技術手段に限定されず、上記開示構想を逸脱することなく上記技術特徴又はそれと同等な特徴を任意に組み合わせて形成した他の技術手段をも含むべきであることが当業者に自明である。例えば、上記特徴と本開示の開示(それに限定されない)による類似的な機能を有する技術特徴を互いに取り替えて形成した技術手段をも含む。
【0210】
また、特定の順番で各操作を説明したが、これらの操作を、示される特定の順番又は順次実行することが求められるものとして理解されるべきではない。ある環境において、マルチタスク及び並行処理が有利になる可能性がある。同様に、上記説明に様々な具体的な実現の詳細が含まれているが、これらは本開示の範囲を限定するものとして解釈してはならない。単一な実施例の文脈に説明されている幾つかの特徴は、単一な実施例において組み合わせて実現されてもよい。逆に、単一な実施例の文脈で説明されている様々な特徴も、別個に、または適切な任意の部分的組合せで複数の実施例に実現されてもよい。
【0211】
構成特徴及び/又は方法論理動作に特定された言語を採用して本主題を説明したが、添付される特許請求の範囲に限定された主題は上記に説明された特定特徴又は動作に限られないことを、理解すべきである。むしろ、上記に記載された特定特徴と動作は、特許請求の範囲を実現する例示的な形式に過ぎない。
図1
図2
図3
図4
【手続補正書】
【提出日】2023-06-14
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
目標ドキュメントを決定するステップと、
前記目標ドキュメントと関連ドキュメントとの関連関係に基づいて、前記関連ドキュメントのドキュメント情報を表示するステップであって、前記関連ドキュメントのドキュメント情報が、前記目標ドキュメントに対して第1引用関係を有する第1ドキュメント、及び/又は、前記目標ドキュメントに対して第2引用関係を有する第2ドキュメントを含み、前記第1引用関係が関連ドキュメントに前記目標ドキュメントを引用したことを指示するものであり、前記第2引用関係が前記目標ドキュメントに関連ドキュメントを引用したことを指示するものであるステップと、を含むことを特徴とするドキュメント処理方法。
【請求項2】
ドキュメント引用操作を検出したことに応答して、前記目標ドキュメントと前記関連ドキュメントとの引用関係を構築するステップと、
前記関連ドキュメントのドキュメント情報に、構築された前記引用関係で指示する関連ドキュメントを追加するステップと、を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ドキュメント引用操作は、
予定引用符号と導入ドキュメントの名称を入力することと、
ドキュメント挿入コントロールをトリガし、且つ導入ドキュメントを決定することと、
引用ドキュメントのリンクを挿入することと、
引用された導入ドキュメントのコンテンツを挿入することと、の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ドキュメント情報は、第1ドキュメントを含む第1サブ情報、及び/又は、第2ドキュメントを含む第2サブ情報を含み、
前記目標ドキュメントと関連ドキュメントとの関連関係に基づいて、前記関連ドキュメントのドキュメント情報を表示する前記ステップは、
前記目標ドキュメントに対して引用関係を有する関連ドキュメントが存在することに応答して、存在する関連ドキュメントに対応するサブ情報にドキュメントのドキュメント識別子を表示するステップ、又は、
前記目標ドキュメントに対して引用関係を有する関連ドキュメントが存在しないことに応答して、存在しない関連ドキュメントに対応するサブドキュメント情報に引用示唆情報を表示するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
関連関係が解除されたと確認したことに応答して、前記ドキュメント情報から、解除された関連関係に対応するドキュメント識別子を削除するステップ、または、
関連ドキュメントに対する第1権限制御操作に応答して、第1ドキュメントのアクセスユーザに対して前記目標ドキュメントに対するアクセス権限を設定するステップ、または、
関連ドキュメントに対する第2権限制御操作に応答して、目標ドキュメントのアクセスユーザに対して第2ドキュメントに対するアクセス権限をリクエスト又は設定するステップ
を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
関連ドキュメントのコンテンツ直し操作に応答して、前記ドキュメント情報を更新するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
関連ドキュメントのコンテンツ直し操作に応答して、前記ドキュメント情報を更新する前記ステップは、
第1ドキュメント又は第2ドキュメントのタイトル直し操作に応答して、前記ドキュメント情報中で第1ドキュメント又は第2ドキュメントのドキュメント識別子を更新するステップを含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項8】
第1ドキュメントの第1引用テキストユニットの直し操作に応答して、前記ドキュメント情報中で直された第1引用テキストユニットを更新するステップを更に含み、第1引用テキストユニットは第1ドキュメントにおける前記目標ドキュメントを引用したテキストユニットであることを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項9】
関連ドキュメントのドキュメント情報はドキュメント識別子を含み、
前記目標ドキュメントと関連ドキュメントとの関連関係に基づいて、前記関連ドキュメントのドキュメント情報を表示する前記ステップは、
前記目標ドキュメントを引用した第1ドキュメントの識別子を表示するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項10】
第1ドキュメント識別子に対するトリガ操作を検出したことに応答して、第1ドキュメントを表示するステップを更に含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項11】
引用時間に基づいて前記ドキュメント情報における第1ドキュメント識別子の表示順序を決定するステップを更に含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項12】
関連関係の存続期間において、関連ドキュメントに対して初回に関連関係を構築した時間を引用時間とすることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項13】
関連ドキュメントのドキュメント情報は第1引用テキストユニットを含み、
前記目標ドキュメントと関連ドキュメントとの関連関係に基づいて、前記関連ドキュメントのドキュメント情報を表示する前記ステップは、
第1ドキュメントにおける前記目標ドキュメントを引用したテキストユニットである第1引用テキストユニットを表示するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記第1ドキュメントには前記目標ドキュメントが複数回引用され、第1引用テキストユニットを表示する前記ステップは、
前記第1引用テキストユニットの前記第1ドキュメントでの並び順により、前記関連ドキュメントのドキュメント情報での前記第1引用テキストユニットの表示順序を決定するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項15】
第1ドキュメント識別子を表示する前記ステップは、
現在ユーザのアクセス権限情報を確認し、前記現在ユーザに前記アクセス権限情報に合致する第1ドキュメント識別子を表示するステップを含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項16】
前記目標ドキュメントの関連ドキュメントのドキュメント情報を表示する前記ステップは、
前記目標ドキュメントに引用されたドキュメントである第2ドキュメントの識別子を表示するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項17】
現在ユーザの第2関連ドキュメントに対するアクセス権限情報により、第2ドキュメント識別子の表示方式を決定するステップ、または、
第2ドキュメント識別子に対するトリガ操作を検出したことに応答して、そしてログインユーザがアクセス権限を有すると確認したことに応答して、トリガ操作で指示する第2ドキュメントを表示するステップを更に含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
【請求項18】
予定ドキュメントデータベース中のオンラインドキュメント間の関係を指示するためのドキュメント関係図を表示するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項19】
ドキュメント関係図を表示する前記ステップは、
前記目標ドキュメントから前記ドキュメント関係図の表示をトリガしたことに応答して、前記目標ドキュメントが第1部分ドキュメント関係図において目立って表示されるように、前記目標ドキュメントと前記関連ドキュメントを含む前記第1部分ドキュメント関係図を表示するステップを含み、
前記ドキュメント処理方法は、第1部分関係図と異なる表示モードを有する第2部分関係図を表示するステップを更に含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
【請求項20】
目標ドキュメントと関連ドキュメントとの間の連結経路を特定方向に沿って移動する動的指示情報によって、目標ドキュメントと関連ドキュメントとの間の引用関係を指示するステップ、または、
予め定義された目立ち方式によって、選定ノードの上下流ノードを表示するステップを更に含み、上下流ノードで指示するドキュメントは選定ノードで指示するドキュメントに対して直接引用関係及び/又は間接引用関係を有すること、または、
ドキュメント検索操作を検出したことに応答して、前記の表示されている部分ドキュメント関係図中で、ドキュメント検索操作で指示する検索ドキュメントを指示するノードが存在するか否かを見つけるステップと、存在しないと決定したことに応答して、前記検索ドキュメントを指示する検索ノードを表示し、且つ検索ノードの引用関係を表示するステップと、を更に含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
【請求項21】
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するために用いられる記憶装置と、を備え、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサが請求項1-2のいずれか一項に記載の方法を実現することを特徴とする電子機器。
【請求項22】
コンピュータプログラムを記憶しているコンピュータ可読媒体であって、当該プログラムがプロセッサにより実行されると、請求項1-2のいずれか一項に記載の方法を実現することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
【国際調査報告】