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特表2023-554043半導体デバイスのための構造体および半導体デバイスのための構造体を製造するための方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-12-26
(54)【発明の名称】半導体デバイスのための構造体および半導体デバイスのための構造体を製造するための方法
(51)【国際特許分類】
   H01L 21/265 20060101AFI20231219BHJP
   H01L 21/336 20060101ALI20231219BHJP
   H01L 29/78 20060101ALI20231219BHJP
   H01L 29/739 20060101ALI20231219BHJP
【FI】
H01L21/265 602C
H01L29/78 658A
H01L29/78 652G
H01L29/78 655C
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023536135
(86)(22)【出願日】2021-12-13
(85)【翻訳文提出日】2023-08-10
(86)【国際出願番号】 EP2021085481
(87)【国際公開番号】W WO2022128913
(87)【国際公開日】2022-06-23
(31)【優先権主張番号】20214245.1
(32)【優先日】2020-12-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】519431812
【氏名又は名称】ヒタチ・エナジー・スウィツァーランド・アクチェンゲゼルシャフト
【氏名又は名称原語表記】HITACHI ENERGY SWITZERLAND AG
(74)【代理人】
【識別番号】110001195
【氏名又は名称】弁理士法人深見特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ブイトラゴ,エリザベス
(72)【発明者】
【氏名】パパドプーロス,ハラランポス
(72)【発明者】
【氏名】コルバシェ,キアラ
(72)【発明者】
【氏名】ラヒモ,ムナフ
(57)【要約】
半導体デバイスのための構造体(1)であって、第1の導電型の第1のドーパントを含んでいるコンタクト層(4)と、第2の導電型のベース層(2)と、第1の導電型の第1のドーパントを含んでいる欠陥層(5)とを備えており、コンタクト層(4)内の活性化される第1のドーパントの濃度が、欠陥層(5)内の活性化される第1のドーパントの濃度よりも高い構造体(1)が提供される。さらに、半導体デバイスのための構造体を製造するための方法が提供される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体デバイスのための構造体(1)であって、
・第1の導電型の第1のドーパントを含んでいる第1の導電型のコンタクト層(4)と、
・前記第1の導電型とは異なる第2の導電型のベース層(2)と、
・第1の導電型の第1のドーパントを含んでいる前記第1の導電型の欠陥層(5)と
を備え、
・前記コンタクト層(4)内の活性化される前記第1のドーパントの濃度は、前記欠陥層(5)内の活性化される前記第1のドーパントの濃度よりも高く、
・前記第2の導電型のバッファ層(3)が、前記コンタクト層(4)ならびに前記欠陥層(5)と前記ベース層(2)との間に設けられている、構造体(1)。
【請求項2】
前記欠陥層(5)は、少なくともいくつかの領域において前記コンタクト層(4)と前記ベース層(2)との間に設けられる、先行する請求項に記載の構造体(1)。
【請求項3】
前記コンタクト層(4)は、前記欠陥層(5)と前記ベース層(2)との間に設けられる、請求項1に記載の構造体(1)。
【請求項4】
前記コンタクト層(4)内の欠陥濃度は、前記欠陥層(5)内の欠陥濃度よりも低い、先行する請求項のいずれか1項に記載の構造体(1)。
【請求項5】
前記コンタクト層(4)および前記欠陥層(5)は、半導体デバイスのためのアノード層およびカソード層の少なくとも一方である、先行する請求項のいずれか1項に記載の構造体(1)。
【請求項6】
先行する請求項のいずれか1項に記載の構造体(1)を備える半導体デバイス。
【請求項7】
半導体デバイスのための構造体(1)を製造するための方法であって、
・ベース層(2)と、前記ベース層(2)上に配置される半導体膜とを用意するステップと、
・前記半導体膜に第1のドーパントを導入するステップと、
・コンタクト層(4)および欠陥層(5)が少なくともいくつかの領域に生成されるように、前記半導体膜を少なくともいくつかの領域において加熱するステップと
を含み、
・前記コンタクト層(4)および前記欠陥層(5)は、第1の導電型のものであり、前記ベース層(2)は、第2の導電型のものであり、
・活性化される前記コンタクト層(4)の前記第1のドーパントの濃度は、活性化される前記欠陥層(5)の前記第1のドーパントの濃度よりも高く、
・前記第2の導電型のバッファ層(3)が、前記コンタクト層(4)ならびに前記欠陥層(5)と前記ベース層(2)との間に設けられる、方法。
【請求項8】
・前記加熱するステップは、レーザ処理によって実行され、
・前記レーザ処理は、少なくともいくつかの領域において前記半導体膜の外面に適用され、
・前記レーザ処理は、前記欠陥層(5)が前記ベース層(2)と前記コンタクト層(4)との間に生成されるように、不完全アニーリング処理である、
請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記第1のドーパントは、少なくとも1・1014cm-2の用量で前記半導体膜に導入される、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記加熱するステップは、少なくとも2つの加熱ステップを含み、
・前記第1のドーパントの前記導入後に、第1の加熱ステップが前記半導体膜に適用され、
・前記第1の加熱ステップの後に、さらなる第1のドーパントが前記半導体膜に導入され、
・前記さらなる第1のドーパントの前記導入後に、前記欠陥層(5)が生成されるように第2の加熱ステップが前記半導体膜に適用される、
請求項7に記載の方法。
【請求項11】
前記さらなる第1のドーパントは、最大で1・1014cm-2の用量で前記半導体膜に導入される、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
・前記第1の加熱ステップは、レーザ処理または炉処理であり、
・前記第2の加熱ステップは、焼結処理である、
請求項10または11に記載の方法。
【請求項13】
前記第1の加熱ステップの温度は、前記第2の加熱ステップの温度よりも高い、請求項10~12のいずれか1項に記載の方法。
【請求項14】
前記バッファ層(3)は、第2のドーパントを含む、請求項8~13のいずれか1項に記載の方法。
【請求項15】
前記バッファ層(3)の前記第2のドーパントは、レーザ処理によって活性化される、請求項8~14のいずれか1項に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
明細書
本開示は、半導体デバイスのための構造体および半導体デバイスのための構造体を製造するための方法に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体デバイスは、多くの技術分野で使用されている。そのようなパワー半導体デバイスの設計最適化は、多くの場合、アノード層およびカソード層の少なくとも一方の注入効率の最適化に関連する。注入効率の制御は、一般に、ドーパントの用量を変えることによって達成される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本開示の実施形態は、注入効率が改善された半導体デバイスのための構造体およびそのような構造体を製造するための方法によって、上記の欠点の全体または一部に対処する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示の例示的な実施形態は、独立請求項の主題によって上記の欠点に対処する。さらなる実施形態は、従属請求項および以下の説明から明らかである。
【0005】
本開示の第1の態様は、半導体デバイスのための構造体に関する。半導体デバイスは、例えば、ダイオード、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBTと略される)、または金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFETと略される)である。例示的には、半導体デバイスは、例えばノンパンチスルー(NPT)型デバイスまたはソフトパンチスルー(SPT)型デバイスである。
【0006】
半導体デバイスは、例えば、パワー半導体デバイスである。この箇所および以下での「パワー」という用語は、例えば、最大1200Vの電圧および数百アンペアの電流など、100V超かつ/または10A超の電圧および電流を処理するように構成されたパワー半導体デバイスを指す。
【0007】
第1の態様の実施形態によれば、構造体は、第1の導電型の第1のドーパントを含むコンタクト層を備える。コンタクト層は、例えば、半導体材料を含み、あるいは半導体材料からなる。例えば、コンタクト層は、p型ドーパントなどの第1のドーパントを含む。この場合、第1の導電型は、p型伝導性である。あるいは、コンタクト層は、第1の導電型がn型伝導性であるように、n型ドーパントである第1のドーパントを含む。例示的には、コンタクト層は、電気を通すやり方で外部と接触可能である。
【0008】
コンタクト層は、例えば、主延在面を有する。例えば、水平方向が、主延在面に平行に整列し、垂直方向が、主延在面に垂直に整列する。
【0009】
実施形態によれば、構造体は、第1の導電型とは異なる第2の導電型のベース層を備える。ベース層は、例えば、コンタクト層の半導体材料と同じ材料である半導体材料を含み、あるいはそのような半導体材料からなる。第2の導電型は、例えば、n型伝導性である。あるいは、第2の導電型は、p型伝導性である。例示的には、第2の導電型は、第1の導電型とは異なる。すなわち、コンタクト層がp導電型のものである場合、ベース層はn導電型のものであり、その逆も同様である。
【0010】
例えば、ベース層は、第1のドーパントを含まない。例示的には、ベース層は、第1のドーパントを完全に含まない。
【0011】
実施形態によれば、構造体は、第1の導電型の第1のドーパントを含む欠陥層を備え、コンタクト層内で活性化されている第1のドーパントの濃度は、欠陥層内で活性化されている第1のドーパントの濃度よりも高い。
【0012】
欠陥層は、例示的には、コンタクト層の半導体材料と同じ半導体材料である半導体材料を含み、あるいはそのような半導体材料からなる。例えば、活性化されている第1のドーパントの濃度が、コンタクト層から欠陥層へと連続的に減少する。
【0013】
第1のドーパントは、例示的には、導電性などのコンタクト層および欠陥層の電子特性に寄与する。さらに、電子特性に対する第1のドーパントの寄与ゆえに、例えば、注入効率も第1のドーパントに依存する。したがって、注入効率を、第1のドーパントに応じて予め設定することができる。
【0014】
第1のドーパントの少なくとも一部は、例示的には、コンタクト層および欠陥層の少なくとも一方の格子間格子サイトに位置することができる。さらに、第1のドーパントの少なくとも一部は、例示的には、コンタクト層および欠陥層の少なくとも一方の置換格子サイトに位置することができる。
【0015】
第1のドーパントは、例示的には、注入プロセスによって導入される。注入プロセスは、例えば、コンタクト層および欠陥層の少なくとも一方の結晶格子の長距離秩序を破壊する。このため、注入により、コンタクト層および欠陥層の少なくとも一方の結晶格子の非結晶質性が高くなる。
【0016】
第1のドーパントの少なくとも一部が格子間格子サイトに位置する場合、コンタクト層および欠陥層の少なくとも一方の結晶格子内のサイトは、通常は原子が存在しない場所であるが、第1のドーパントによって占められる。コンタクト層および欠陥層の少なくとも一方の非結晶質性は、例えば、格子間格子サイトに位置する第1のドーパントの数が増加すると増加し、逆もまた同様である。
【0017】
第1のドーパントの少なくとも一部が置換格子サイドに位置する場合、コンタクト層および欠陥層の少なくとも一方の結晶格子内のサイトは、通常は原子が存在する場所であるが、第1のドーパントによって占められる。これにより、結晶構造中の規則的なサイトに第1のドーパントが取り込まれる。例えば、コンタクト層および欠陥層の少なくとも一方の非結晶質性は、例えば、置換格子サイトに位置する第1のドーパントの数が増加すると低下し、逆もまた同様である。
【0018】
例えば、コンタクト層および欠陥層の少なくとも一方の非晶質性が高くなると、コンタクト層および欠陥層の少なくとも一方の注入効率が低下し、その逆も同様である。
【0019】
例えば、活性化されている第1のドーパントは、例示的には、置換格子サイトに位置する。さらに、活性化されていない第1のドーパントが、例えば、例示的には格子間格子サイトに位置する。
【0020】
コンタクト層において活性化されている第1のドーパントの濃度は、例えば、欠陥層において活性化されている第1のドーパントの濃度よりも、少なくとも10%高く、例示的には50%高い。
【0021】
例示的には、コンタクト層において活性化されている第1のドーパントの濃度は、少なくとも1・1018cm-3である。欠陥層において活性化されている第1のドーパントの濃度は、例えば、最大で1・1017cm-3である。
【0022】
要約すると、半導体デバイスのためのそのような構造体は、とりわけ、以下の利点を提供することができる。例示的には、構造体の注入効率を、コンタクト層および欠陥層において活性化されている第1のドーパントの濃度によって予め設定することができる。コンタクト層および欠陥層のこのような組み合わせにより、半導体デバイスのニーズに応じて注入効率を予め設定することができる。
【0023】
構造体の少なくとも1つの実施形態によれば、欠陥層は、少なくともいくつかの領域においてコンタクト層とベース層との間に設けられる。例えば、ベース層、欠陥層、およびコンタクト層は、ここに示した順番で垂直方向に積層される。例えば、欠陥層は、ベース層に直接接触する。
【0024】
例示的には、欠陥層は、完全にコンタクト層とベース層との間に設けられる。この場合、欠陥層は、欠陥層に面するコンタクト層の主表面を完全に覆う。
【0025】
あるいは、欠陥層は、コンタクト層の主表面を完全には覆わない。この場合、欠陥層は、水平方向における断面形状が円形、楕円形、または多角形である。さらに、欠陥層は、例えば、格子の格子点のいくつかの領域のみに位置することができる。欠陥層は、格子点において、水平方向における断面形状が円形、楕円形、または多角形である。
【0026】
例えば、コンタクト層および欠陥層は、活性化されている第1のドーパントの濃度に差がある。例示的には、欠陥層は、境界まで延びており、境界は、水平方向に延びており、垂直方向においてコンタクト層と欠陥層との間に位置する。例えば、欠陥層において活性化されている第1のドーパントの濃度は、境界における差の50%まで上昇する。同様に、コンタクト層において活性化されている第1のドーパントの濃度は、境界における差の50%まで低下する。
【0027】
構造体の少なくとも1つの実施形態によれば、欠陥層は、少なくともいくつかの領域においてコンタクト層とベース層との間に設けられる。例えば、ベース層、コンタクト層、および欠陥層は、ここに示した順番で垂直方向に積層される。この実施形態において、コンタクト層は、例えば、ベース層に直接接触する。この場合、欠陥層は、外部と接触するように構成される。したがって、欠陥層は、この実施形態においては、電気を通すやり方で外部と接触できるように構成される。
【0028】
構造体の少なくとも1つの実施形態によれば、コンタクト層内の欠陥濃度は、欠陥層内の欠陥濃度よりも低い。例えば、第1ドーパントの少なくとも一部は、コンタクト層および欠陥層の少なくとも一方に結晶学的欠陥を形成する。結晶学的欠陥は、例示的には、結晶格子の格子間サイトに位置する原子など、コンタクト層および欠陥層の少なくとも一方の結晶格子の中断である。さらに、結晶学的欠陥は、空孔欠陥から形成され得る。空孔欠陥は、例示的には、コンタクト層および欠陥層の少なくとも一方の結晶格子における空格子点である。例えば、欠陥濃度は、すべての結晶学的欠陥を説明する。
【0029】
さらに、コンタクト層および欠陥層の少なくとも一方の注入効率は、欠陥濃度に依存する。例えば、欠陥濃度が高くなると、注入効率が低下し、逆もまた同様である。
【0030】
欠陥層における欠陥濃度は、例えば、欠陥層において活性化されている第1のドーパントの欠陥濃度よりも、少なくとも10%高く、例示的には50%高い。
【0031】
構造体の少なくとも1つの実施形態によれば、第2の導電型のバッファ層が、コンタクト層および欠陥層とベース層との間に設けられる。バッファ層は、半導体材料を含み、あるいは半導体材料からなる。この実施形態において、ベース層は、バッファ層に直接接触する。
【0032】
例えば、バッファ層は、より高濃度にドープされる。例示的には、ベース層は、均一なドーピング濃度を有し、バッファ層は、ベース層の均一なドーピング濃度よりも高いドーピング濃度を有する。
【0033】
例えば、ベース層、バッファ層、欠陥層、およびコンタクト層は、ここに示した順番で垂直方向に積層される。この場合に、バッファ層は、欠陥層に直接接触する。
【0034】
あるいは、ベース層、バッファ層、コンタクト層、および欠陥層は、ここに示した順番で垂直方向に積層される。この場合に、バッファ層は、コンタクト層に直接接触する。
【0035】
構造体の少なくとも1つの実施形態によれば、コンタクト層および欠陥層は、半導体デバイスのためのアノード層およびカソード層の少なくとも一方である。例えば、アノード層およびカソード層の少なくとも一方は、メタライゼーションと接触するように構成される。例示的には、アノード層およびカソード層の少なくとも一方は、外部から自由にアクセス可能である。
【0036】
本開示の第2の態様は、半導体デバイスに関する。半導体デバイスは、本明細書において先に開示した構造体を備える。したがって、構造体に関して開示されたすべての特徴は、半導体デバイスに関しても開示され、逆もまた同様である。
【0037】
本開示の第3の態様は、半導体デバイスのための構造体を製造するための方法に関する。例えば、本方法は、本明細書において上述した半導体デバイスのための構造体を生み出す。したがって、構造体に関して開示されたすべての特徴は、本方法に関しても開示され、逆もまた同様である。
【0038】
本方法の第2の態様の実施形態によれば、ベース層と、ベース層上に配置された半導体膜とが用意される。例示的には、半導体膜は、ベース層上にエピタキシャル成長させられる。
【0039】
本方法の実施形態によれば、第1ドーパントが、半導体膜に導入される。例えば、第1のドーパントが半導体膜に注入される。例示的には、第1のドーパントは、半導体膜に特定の深さまで導入される。例えば、この深さは、垂直方向における半導体膜の厚さよりも小さい。あるいは、この深さは、垂直方向における半導体膜の厚さに等しい。
【0040】
本方法の実施形態によれば、半導体膜が少なくともいくつかの領域において加熱され、コンタクト層および欠陥層が少なくともいくつかの領域において生成される。例示的には、加熱により、第1のドーパントの少なくとも一部が、格子間格子サイトから置換格子サイトへと移動することができる。
【0041】
例えば、本方法のステップは、以下の順序、すなわちベース層およびベース層上に配置されている半導体膜を用意するステップ、第1のドーパントを半導体膜に導入するステップ、および少なくともいくつかの領域において半導体膜を加熱するステップで実行される。
【0042】
本方法の実施形態によれば、コンタクト層および欠陥層は、第1の導電型のものであり、ベース層は、第2の導電型のものである。
【0043】
本方法の実施形態によれば、活性化されている第1のコンタクト層の第1のドーパントの濃度は、活性化されている欠陥層の第1ドーパントの濃度よりも高い。
【0044】
本方法の少なくとも1つの実施形態によれば、加熱するステップは、レーザ処理によって行われる。例えば、レーザ処理の際に、半導体膜にレーザ光が適用される。
【0045】
例示的には、レーザ光は、少なくとも0.5ジュール~最大8Jのエネルギーを有する。レーザ光は、例えば、490nm以上575nm以下のピーク波長を含む。レーザ光の半導体膜への進入深さは、ピーク波長に依存する。レーザ光の半導体膜への進入深さは、例えば、0.01μm以上10μm以下である。
【0046】
本方法の少なくとも1つの実施形態によれば、レーザ処理は、半導体膜の外面に、少なくともいくつかの領域において適用される。例えば、この外面は、ベース層から遠ざかる方を向く。例示的には、欠陥層の水平方向の断面形状は、レーザ光のビームの水平方向の断面形状に依存する。
【0047】
例示的には、外面がレーザ光によって完全に覆われるように、レーザ光を半導体膜の外面に完全に適用することができる。
【0048】
あるいは、レーザ光を、格子の格子点において半導体膜の外面に適用することができる。この場合、生成される欠陥層は、格子点において、レーザ光のビームの水平方向の断面形状の水平方向の断面形状を有する。
【0049】
本方法の少なくとも1つの実施形態によれば、レーザ処理は、欠陥層がベース層とコンタクト層との間に生成されるように、不完全アニーリング処理である。例えば、レーザ処理のレーザ光は、レーザ光のピーク波長に比例する半導体膜への垂直方向の進入深さを有する。例示的には、半導体膜に導入された第1のドーパントの少なくとも一部が、半導体膜の外面から進入深さまでの垂直方向の領域において、格子間格子サイドから置換格子サイドに移動する。半導体膜は、この領域内で適切にアニールされる。
【0050】
この実施形態において、半導体膜のうちの外面に近い領域がアニールされることで、接続層が適切に形成され、半導体膜のうちのベース層に近い領域がアニールされないことで、欠陥層が形成される。
【0051】
本方法の少なくとも1つの実施形態によれば、第1のドーパントは、少なくとも1・1014cm-2の用量で半導体膜に導入される。例示的には、第1のドーパントは、少なくとも1・1015cm-2の用量で半導体膜に導入される。例えば、第1のドーパントは、ホウ素およびリンの少なくとも一方を含み、あるいはそれらからなる。
【0052】
本方法の少なくとも1つの実施形態によれば、第1の加熱ステップが、第1のドーパントの導入後に半導体膜に適用される。例えば、第一の加熱ステップにおいて、半導体膜は少なくとも900℃に加熱される。例示的には、このステップにおいて、第1のドーパントを有する半導体膜全体がアニールされ、第1のドーパントの少なくとも一部が半導体膜の格子間格子サイドから置換格子サイドに移動する。
【0053】
このステップにおいて、例示的には、例えば、半導体膜の非結晶質性が全体として低下する。
【0054】
本方法の少なくとも1つの実施形態によれば、第1の加熱ステップの後に、さらなる第1のドーパントが半導体膜に導入される。例示的には、さらなる第1のドーパントは、第1のドーパントと同じドーパントである。あるいは、さらなる第1のドーパントは、第1のドーパントとは異なる材料を含む。
【0055】
さらなる第1のドーパントは、例えば、垂直方向における半導体膜の厚さよりも小さい深さまで、半導体膜に導入される。あるいは、さらなる第1のドーパントは、例えば、垂直方向における半導体膜の厚さに等しい深さまで、半導体膜に導入される。
【0056】
第1のドーパントが垂直方向における半導体膜の厚さよりも小さい深さまで半導体膜に導入される場合、さらなる第1のドーパントは、垂直方向における第1のドーパントの深さよりも大きい深さまで半導体膜に導入される。
【0057】
さらなる第1のドーパントが第1のドーパントの深さよりも小さい深さまで半導体膜に導入される場合、半導体膜のうちの外面により近い領域は、さらなる第1のドーパントを含み、半導体膜のうちのベース層により近い領域は、さらなる第1のドーパントを含まない。例示的には、外面により近い領域において、半導体膜の非結晶質性が高くなる。
【0058】
さらなる第1のドーパントが第1のドーパントの深さよりも大きい深さまで半導体膜に導入される場合、半導体膜のうちの外面により近い領域は、さらなる第1のドーパントおよび活性化されている第1のドーパントを含み、半導体膜のうちのベース層により近い領域は、さらなる第1のドーパントを含む。例示的には、ベース層により近い領域において、半導体膜の非結晶質性が高くなる。
【0059】
本方法の少なくとも1つの実施形態によれば、さらなる第1のドーパントは、最大1・1014cm-2の用量で半導体膜に導入される。さらなる第1のドーパントは、最大100keVの印加エネルギーで半導体膜に導入される。例えば、さらなる第1のドーパントは、ホウ素およびリンの少なくとも一方を含み、あるいはそれらからなる。
【0060】
本方法の少なくとも1つの実施形態によれば、欠陥層が生成されるように第2の加熱ステップが半導体膜に適用される。例えば、半導体膜は、第2の加熱ステップにおいて最大500℃まで加熱される。例示的には、さらなる第1のドーパントの少なくとも一部が、第2の加熱ステップに起因して、半導体膜の格子間格子サイドから置換格子サイドに移動する。この場合、移動は、第1の加熱ステップと比較して効率的ではない。したがって、格子間格子サイドから置換格子サイドへと移動するさらなる第1のドーパントは比較的少ない。
【0061】
例示的には、さらなる第1のドーパントを含んでいる半導体膜のうちの外面により近い領域が、欠陥領域を形成し、さらなる第1のドーパントを含んでいない半導体膜のうちのベース層により近い領域が、コンタクト層を形成する。
【0062】
あるいは、さらなる第1のドーパントを含んでいる半導体膜のうちのベース層により近い領域が、欠陥領域を形成し、第1のドーパントおよびさらなる第1のドーパントを含んでいる半導体膜のうちのベース層により近い領域が、コンタクト層を形成する。
【0063】
本方法の少なくとも1つの実施形態によれば、第1の加熱ステップは、レーザ処理または炉処理である。
【0064】
本方法の少なくとも1つの実施形態によれば、第2の加熱ステップは、焼結処理である。
【0065】
例えば、半導体膜の外面にメタライゼーションが設けられる。例示的には、メタライゼーションは、金属を含み、あるいは金属からなる。例えば、このメタライゼーションを、焼結処理によって半導体膜の外面に設けることができる。
【0066】
本方法の少なくとも1つの実施形態によれば、第1の加熱ステップの温度は、第2の加熱ステップの温度よりも高い。
【0067】
本方法の少なくとも1つの実施形態によれば、バッファ層がベース層上に設けられる。すなわち、バッファ層は、ベース層とコンタクト層との間に設けられる。
【0068】
本開示の主題を、添付の図面に示される例示的な実施形態を参照して、以下でさらに詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0069】
図1】先行技術および一実施形態による構造体の断面図を概略的に示している。
図2】種々の実施形態による種々の構造体の広がり抵抗プロファイルを例示的に示している。
図3】種々の実施形態による種々の構造体の広がり抵抗プロファイルを例示的に示している。
図4】種々の実施形態による種々の構造体の技術曲線を例示的に示している。
図5】種々の実施形態による種々の構造体の広がり抵抗プロファイルを例示的に示している。
図6】種々の実施形態による種々の構造体の技術曲線を例示的に示している。
図7】半導体デバイスの構造体の波形のターンオフを例示的に示している。
図8】半導体デバイスの構造体の公称オン状態測定値を例示的に示している。
図9】種々の実施形態による種々の構造体の広がり抵抗プロファイルを例示的に示している。
図10】種々の実施形態による種々の構造体の広がり抵抗プロファイルを例示的に示している。
図11】一実施形態による半導体デバイスのための構造体を製造するための方法のフロー図を概略的に示している。
【発明を実施するための形態】
【0070】
図面において使用される参照符号およびそれらの意味は、「符号の説明」に要約形式で列挙される。原則として、同一な部分には、図中で同じ参照符号が与えられる。
【0071】
図1の上部に示した構造体は、先行技術による半導体デバイスの構造体1Aを概略的に示している。
【0072】
図1の下部に示した構造体は、一実施形態による半導体デバイスの構造体1を示している。
【0073】
図1の構造体1は、第1の導電型の第1のドーパントを含むコンタクト層4と、第1の導電型の第1のドーパントを含む欠陥層5とを含む。コンタクト層4および欠陥層5は、バッファ層3およびベース層2の上に配置されている。
【0074】
コンタクト層4、欠陥層5、バッファ層3、およびベース層2は、互いに積層されており、互いに直接接触している。さらに、コンタクト層4において活性化される第1のドーパントの濃度は、欠陥層5において活性化される第1ドーパントの濃度よりも高い。
【0075】
コンタクト層4の幅は、例えば、5μm以下である。この実施形態において、欠陥層5の幅は、コンタクト層4の幅よりも小さい。
【0076】
図2に、4つの異なる構造体1の広がり抵抗プロファイル(SRP)が示されている。SRPは、構造体1を有する半導体デバイスの抵抗率の測定値を、位置の関数として表す。測定された抵抗率は、活性化されるキャリア密度、すなわち所与の体積中の電気的に活性な電子または正孔の数に比例する。したがって、SRPは、「ActiveNet」によってcm-3で表される活性化される第1のドーパントの濃度に比例する。図2図3、および図5におけるx軸の範囲は、0μm~3μmであり、図9および図10におけるx軸の範囲は、0μm~2.5μmである。
【0077】
構造体1のコンタクト層4および欠陥層5は、半導体デバイスにおけるアノード層として用いられる。第1のドーパントは、この場合には、ホウ素およびリンである。さらに、4つの異なる構造体1は、すべて同じバッファ層3を有する。
【0078】
バッファ層3は、第2の導電型のものであり、例えば、第2のドーパントのイオン注入によって生成される。バッファ層3の第2のドーパントは、例えば、レーザ処理によって活性化される。
【0079】
コンタクト層4および欠陥層5は、最初に半導体膜に第1ドーパントを含有させることによって生成される。第1のドーパントの用量は、4つの構造体1について同じである。
【0080】
構造体1のコンタクト層4および欠陥層5内の第1のドーパントは、不完全レーザアニーリング処理であるレーザ処理によって、4つの構造体1のすべてについてコンタクト層4および欠陥層5の合計注入効率が異なるように、1.1ジュールから1.4ジュールまでの4つの異なるレーザエネルギーを使用して活性化される。
【0081】
1μmにおける濃度が最も低いSRPは、1.1Jのレーザエネルギーに対応する。1μm、すなわちx軸の4番目の目盛りにおける濃度が2番目に低いSRPは、1.4Jのレーザエネルギーに対応し、1μmにおける濃度が3番目に低いSRPは、1.2Jのレーザエネルギーに対応し、1μmにおける濃度が最も高いSRPは、1.3Jのレーザエネルギーに対応する。
【0082】
図3は、2つの構造体1のSRPを示している。SRP「E」に関する構造体1は、ただ1回の加熱ステップによって製造される。しかしながら、SRP「F」に関する構造体1のコンタクト層4および欠陥層5は、第1のドーパントを半導体膜に取り入れた後に第1の加熱ステップを行い、さらなる第1のドーパントを半導体膜に取り入れた後に第2の加熱ステップを行うことによって生成される。
【0083】
図4は、種々の構造体1について、コレクタ-エミッタ電圧Vce(単位は、V)に応じたターンオフ損失Eoff(単位は、mJ)を示している。このような表現は、「技術曲線」とも呼ばれる。
【0084】
第1のドーパントが、1・1015cm-2の用量で「G」および「I」に対応する半導体デバイスの構造体1の半導体膜に取り入れられる。さらに、第1のドーパントが、5・1015cm-2の用量で「H」および「J」に対応するデバイスの構造体1の半導体膜に取り入れられる。続いて、「G」および「H」に対応する構造体1の半導体膜を不完全アニーリング処理によって1.3Jのエネルギーで加熱することにより、コンタクト層4および欠陥層5を生成する。さらに、続いて、「I」および「J」に対応する構造体1の半導体膜を不完全アニーリング処理によって1.1Jのエネルギーで加熱することにより、コンタクト層4および欠陥層5を生成する。
【0085】
同じレーザ処理エネルギーを有することにより、より高い用量で処理された半導体デバイスの構造体1は、レーザアニーリング処理における欠陥の不完全なアニーリングに起因して、より高いオン状態を有する。したがって、用量の増加に伴って、注入効率が低下し、すなわちオン状態が増加する。
【0086】
図5が、6つの構造体1のSRPを示している。「L」に対応する2つの構造体1には、さらなる第1のドーパントのさらなる含有はもたらされていない。「M」に対応する2つの構造体1には、25keVのエネルギーを使用して1・1013cm-2の用量でさらなる第1のドーパントがさらに取り入れられている。「N」に対応する2つの構造体1には、25keVのエネルギーを使用して1・1014cm-2の用量でさらなる第1のドーパントがさらに取り入れられている。
【0087】
さらに、1μmにおいて3つの濃度を有する3つのSRPの各々は、1.6Jのレーザエネルギーに対応する。1μmにおいて3つの最も高い濃度を有する3つのSRPの各々は、1.4Jのレーザエネルギーに対応する。
【0088】
図6が、種々の構造体1について、コレクタ-エミッタ電圧Vce(単位は、V)に応じたターンオフ損失Eoff(単位は、mJ)を示している。
【0089】
塗りつぶされていない記号で示されている種々の半導体デバイス、すなわち「R」で示されたデバイスの構造体1は、1.6Jのエネルギーを有するレーザ処理でアニールされる。塗りつぶされた記号で示されている種々の半導体デバイス、すなわち「Q」で示されたデバイスの構造体1は、1.4Jのエネルギーを有するレーザ処理でアニールされる。円によって示されているデバイスは、1つの注入ステップおよび1つの不完全アニーリングステップで製造される。正方形および三角形によって示されているデバイスは、2つの注入ステップおよび2つのアニーリングステップで製造される。正方形によって示されているデバイスの欠陥層5は、三角形によって示されているデバイスの欠陥層5よりも少ない用量のさらなる第1のドーパントで製造される。
【0090】
図7が、各々が一実施形態による構造体1を備えている3つの異なる1700V半導体デバイスについて、175℃で1300Vの最大電圧および300Aを印加している逆バイアス安全動作領域(RBSOA)条件において測定されたターンオフ波形を概略的に示している。
【0091】
「S」および「V」によって示されているデバイスは、1つの注入ステップおよび1つの不完全アニーリングステップで製造される。「T」および「W」ならびに「U」および「X」によって示されているデバイスの欠陥層5は、2つの注入ステップおよび2つのアニーリングステップで製造される。「T」および「W」によって示されているデバイスに関しては、さらなる第1のドーパントが、1・1013cm-2の用量で半導体膜に導入される。「U」および「X」によって示されているデバイスに関しては、さらなる第1のドーパントが、5・1013cm-2の用量で半導体膜に導入される。さらなる第1のドーパントは、例えば、ホウ素で形成される。
【0092】
種々の半導体デバイスの構造体1の公称オン状態測定値が、図8に示される。
「a」によって示される測定点群は、1つの注入ステップおよび1つの不完全アニーリングステップによって製造される4つの半導体デバイスの構造体1に対応する。第1のドーパントは、少なくとも1013cm-2かつ最大5 1016cm-2の用量で取り入れられる。構造体1は、左から1番目の位置にあるデバイスについては1.5J、左から2番目の位置にあるデバイスについては2.0J、左から3番目の位置にあるデバイスについては2.5J、左から4番目の位置にあるデバイスについては3.0Jのエネルギーを有する不完全レーザ処理でアニールされる。
【0093】
「b」によって示される測定点群は、2つの注入ステップおよび2つのアニーリングステップによって製造される4つの半導体デバイスの構造体1に対応する。「a」によって示されるデバイスと比較して、欠陥層5を生成するために、さらなる第1のドーパント、例えばホウ素が、半導体膜に取り入れられる。
【0094】
「c」によって示される測定点群は、「a」によって示されるデバイスと同様に製造される4つの半導体デバイスの構造体1に対応する。比較すると、「a」によって示されるデバイスに関する第1のドーパントの用量よりも高い用量を有する欠陥層5を生成するために、第1のドーパントが半導体膜に取り入れられる。
【0095】
「d」によって示される測定点群は、「b」によって示されるデバイスと同様に製造される4つの半導体デバイスの構造体1に対応する。比較すると、「a」によって示されるデバイスに関する第1のドーパントの用量よりも高い用量を有する欠陥層5を生成するために、第1のドーパントが半導体膜に第1の取り込みステップで取り入れられる。
【0096】
図9が、種々の半導体デバイスの7つの構造体1のSRPを示している。デバイスのコンタクト層4および欠陥層5は、異なるアニーリングエネルギーのレーザ処理で製造される。図5と比較して、第1のドーパントおよびさらなる第1のドーパントを取り入れるための用量がより高い。0.0μmから0.5μmまでの深さ範囲において、「Y」によって示される領域は、図5に「N」によって示されるデバイスよりも高いさらなる第1のドーパントの用量で製造されるデバイスのSRPに対応する。
【0097】
図10が、種々の半導体デバイスの4つの構造体1のSRPを示しており、第1のドーパントの用量は、1015cm-2よりも大きく、さらなる第1のドーパントの用量は、1015cm-2よりも大きい。
【0098】
図11によれば、最初に、ベース層2と、ベース層2上に配置された半導体膜とが用意される(100)。続いて、第1のドーパントが半導体膜に導入される(200)。次のステップにおいて、半導体膜が少なくともいくつかの領域において加熱され(300)、コンタクト層4および欠陥層5が少なくともいくつかの領域において生成される(400)。ここで、コンタクト層4および欠陥層5は、第1の導電型のものであり、ベース層2は、第2の導電型のものである。さらに、活性化されるコンタクト層4の第1のドーパントの濃度は、活性化される欠陥層5の第1ドーパントの濃度よりも高い。
【符号の説明】
【0099】
符号の説明
1 構造体
1A 先行技術による構造体
2 ベース層
3 バッファ層
4 コンタクト層
5 欠陥層
a-d 測定点群
E-F SRP
G-J 測定点に対応する構造体
L-P SRP
Q,R 測定点に対応する構造体
S-X 測定点に対応する構造体
Y SRPの一領域
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
【国際調査報告】