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特表2023-554085少なくとも1つの切換装置と少なくとも1つのセンサとを備えた、少なくとも1つの戸をガイドするためのガイドシステム
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-12-26
(54)【発明の名称】少なくとも1つの切換装置と少なくとも1つのセンサとを備えた、少なくとも1つの戸をガイドするためのガイドシステム
(51)【国際特許分類】
   E05D 15/26 20060101AFI20231219BHJP
   E05D 15/58 20060101ALI20231219BHJP
   A47B 97/00 20060101ALI20231219BHJP
【FI】
E05D15/26
E05D15/58 A
A47B97/00 M
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023537054
(86)(22)【出願日】2021-12-14
(85)【翻訳文提出日】2023-07-25
(86)【国際出願番号】 AT2021060472
(87)【国際公開番号】W WO2022126163
(87)【国際公開日】2022-06-23
(31)【優先権主張番号】GM50267/2020
(32)【優先日】2020-12-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】AT
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】597140501
【氏名又は名称】ユリウス ブルーム ゲー・エム・ベー・ハー
【氏名又は名称原語表記】Julius Blum GmbH
【住所又は居所原語表記】Industriestrasse 1, 6973 Hoechst, Austria
(74)【代理人】
【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト
(74)【代理人】
【識別番号】100098501
【弁理士】
【氏名又は名称】森田 拓
(74)【代理人】
【識別番号】100116403
【弁理士】
【氏名又は名称】前川 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100134315
【弁理士】
【氏名又は名称】永島 秀郎
(74)【代理人】
【識別番号】100162880
【弁理士】
【氏名又は名称】上島 類
(72)【発明者】
【氏名】マークス イアガング
【テーマコード(参考)】
2E034
【Fターム(参考)】
2E034JA01
2E034KA00
(57)【要約】
家具キャビネット(3)に対して相対的に少なくとも1つの戸(2)をガイドするためのガイドシステム(1)であって、少なくとも1つの戸(2)を、好ましくは枢動自在に支持することができる少なくとも1つの支持体(4)と、少なくとも1つの支持体(4)の長手方向で互いに離間させられた少なくとも1つの、好ましくは少なくとも2つの支持体ガイドレール(5)と、少なくとも1つの支持体(4)を少なくとも1つの支持体ガイドレール(5)に、好ましくは少なくとも1つの支持体(4)の長手方向に対して実質的に横方向に移動可能に支持することができるかまたは支持している少なくとも1つのガイド装置(6)とを備え、ガイドシステム(1)は、少なくとも1つの切換装置(7)および/または少なくとも1つのセンサ(8)、または少なくとも1つの切換装置(7)および/または少なくとも1つのセンサ(8)を、好ましくは解離可能に固定するための少なくとも1つの接続部分(9)を備えおり、少なくとも1つの切換装置(7)および/または少なくとも1つのセンサ(8)は、少なくとも1つの電気機器(11)、好ましくはキッチン機器(12)への給電を中断および/または許可することができる少なくとも1つの信号(10)を生成するように構成されており、少なくとも1つの切換装置(7)および/または少なくとも1つのセンサ(8)または少なくとも1つの接続部分(9)は、少なくとも1つの切換装置(7)および/または少なくとも1つのセンサ(8)が、少なくとも1つの支持体ガイドレール(5)に対して相対的な少なくとも1つの支持体(4)ひいては少なくとも1つの戸(2)の少なくとも1つの予め規定された位置で切換可能および/または作動可能であるように、少なくとも1つの支持体ガイドレール(5)に対して相対的に位置決めされているかまたは位置決め可能であり、好ましくは、少なくとも1つの予め規定された位置は、少なくとも1つの支持体ガイドレール(5)に対して相対的な少なくとも1つの支持体(4)の1つの終端位置である、ガイドシステム(1)。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
家具キャビネット(3)に対して相対的に少なくとも1つの戸(2)をガイドするためのガイドシステム(1)であって、
前記少なくとも1つの戸(2)を、好ましくは枢動自在に支持することができる少なくとも1つの支持体(4)と、
前記少なくとも1つの支持体(4)の長手方向で互いに離間させられた少なくとも1つの、好ましくは少なくとも2つの支持体ガイドレール(5)と、
前記少なくとも1つの支持体(4)を前記少なくとも1つの支持体ガイドレール(5)に、好ましくは前記少なくとも1つの支持体(4)の長手方向に対して実質的に横方向に移動可能に支持することができるかまたは支持している少なくとも1つのガイド装置(6)と
を備える、ガイドシステム(1)において、
前記ガイドシステム(1)は、少なくとも1つの切換装置(7)および/または少なくとも1つのセンサ(8)、または前記少なくとも1つの切換装置(7)および/または前記少なくとも1つのセンサ(8)を、好ましくは解離可能に固定するための少なくとも1つの接続部分(9)を備え、
前記少なくとも1つの切換装置(7)および/または前記少なくとも1つのセンサ(8)は、少なくとも1つの電気機器(11)、好ましくはキッチン機器(12)への給電を中断および/または許可することができる少なくとも1つの信号(10)を生成するように構成されており、
前記少なくとも1つの切換装置(7)および/または前記少なくとも1つのセンサ(8)または前記少なくとも1つの接続部分(9)は、前記少なくとも1つの切換装置(7)および/または前記少なくとも1つのセンサ(8)が、前記少なくとも1つの支持体ガイドレール(5)に対して相対的な前記少なくとも1つの支持体(4)ひいては前記少なくとも1つの戸(2)の少なくとも1つの予め規定された位置で切換可能および/または作動可能であるように、前記少なくとも1つの支持体ガイドレール(5)に対して相対的に位置決めされているかまたは位置決め可能であり、
好ましくは、前記少なくとも1つの予め規定された位置は、前記少なくとも1つの支持体ガイドレール(5)に対して相対的な前記少なくとも1つの支持体(4)の1つの終端位置である
ことを特徴とする、ガイドシステム(1)。
【請求項2】
前記少なくとも1つの切換装置(7)および/または前記少なくとも1つのセンサ(8)、または前記少なくとも1つの切換装置(7)および/または前記少なくとも1つのセンサ(8)の少なくとも1つの構成要素(71,72)を前記少なくとも1つの支持体ガイドレール(5)に対して相対的に位置固定に取り付けることができる少なくとも1つの取付け装置(13)が設けられており、前記少なくとも1つの切換装置(7)および/または前記少なくとも1つのセンサ(8)、または前記少なくとも1つの切換装置(7)の前記少なくとも1つの構成要素(71,72)を前記少なくとも1つの取付け装置(13)に対して相対的に少なくとも2つの異なる間隔を置いて取り付けることができる少なくとも1つのアダプタ(14)が設けられている、請求項1記載のガイドシステム(1)。
【請求項3】
前記少なくとも1つのアダプタ(14)は、前記少なくとも1つの取付け装置(13)に前記少なくとも1つのアダプタ(14)を、好ましくは解離可能に固定するための少なくとも1つの第1の固定接続部分(15)と、前記少なくとも1つの切換装置(7)および/または前記少なくとも1つのセンサ(8)、または前記少なくとも1つの切換装置(7)および/または前記少なくとも1つのセンサ(8)の前記少なくとも1つの構成要素(71,72)を、好ましくは解離可能に固定するための、前記少なくとも1つのアダプタ(14)の高さ方向で前記第1の固定接続部分(15)から離間させられた少なくとも1つの第2の固定接続部分(16)とを有し、好ましくは、
- 前記少なくとも1つのアダプタ(14)は、両方の固定接続部分(15,16)が高さ方向で互いに異なる距離をもって互いに離間させられている少なくとも2つのアダプタ(14)のグループから選択されており、かつ/または
- 前記少なくとも1つのアダプタ(14)は、前記両方の固定接続部分(15,16)の位置を高さ方向で互いに相対的に調整することができる少なくとも1つの調整装置(17)を有する、
請求項2記載のガイドシステム(1)。
【請求項4】
前記少なくとも1つの取付け装置(13)は、
- 実質的に平らにまたは横断面で見て実質的にブリッジ状に形成されており、かつ/または
- 前記家具キャビネット(3)の第1の側壁(20)に前記少なくとも1つの取付け装置(13)を、好ましくは解離可能に固定するための第1の取付け接続部分(18)と、前記家具キャビネット(3)の、前記第1の側壁(20)から離間させられた第2の側壁(21)に前記少なくとも1つの取付け装置(13)を、好ましくは解離可能に固定するための第2の取付け接続部分(19)とを有する、
請求項2または3記載のガイドシステム(1)。
【請求項5】
前記少なくとも1つの支持体(4)は、前記少なくとも1つの支持体(4)の長手方向で1つの終端領域に配置された支持体ヘッド(22)を有し、前記少なくとも1つの切換装置(7)および/または前記少なくとも1つのセンサ(8)、または前記少なくとも1つの切換装置(7)および/または前記少なくとも1つのセンサ(8)の前記少なくとも1つの構成要素(71,72)は、前記支持体ヘッド(22)に配置されているかまたは配置可能であり、好ましくは、前記支持体ヘッド(22)は、
- 少なくとも、前記少なくとも1つの支持体(4)の長手方向で前記少なくとも1つの支持体(4)の基体(23)に対して相対的に、好ましくは制限されて移動可能に支持されており、かつ/または
- 前記少なくとも1つの戸(2)に結合可能な少なくとも1つのキャリッジ(24)用の少なくとも1つの駐止位置(43)を有し、かつ/または
- 少なくとも1つのヘッドガイドレール(25)に移動可能に支持されているかまたは支持可能であり、前記少なくとも1つのヘッドガイドレール(25)は、前記少なくとも1つの支持体ガイドレール(5)に対して平行に配置されているかまたは配置可能である、
請求項1から4までのいずれか1項記載のガイドシステム(1)。
【請求項6】
前記少なくとも1つの切換装置(7)および/または前記少なくとも1つのセンサ(8)、または前記少なくとも1つの切換装置(7)および/または前記少なくとも1つのセンサ(8)の少なくとも1つの構成要素(71,72)は、固定手段(26)を介して前記支持体ヘッド(22)に、好ましくは解離可能に固定可能であり、好ましくは、前記固定手段(26)は、
- ねじ(27)として形成されており、かつ/または少なくとも1つの係止手段(28)を備え、かつ/または
- 前記少なくとも1つの切換装置(7)および/または前記少なくとも1つのセンサ(8)、または前記少なくとも1つの切換装置(7)および/または前記少なくとも1つのセンサ(8)の前記少なくとも1つの構成要素(71,72)が、前記少なくとも1つの支持体(4)の長手方向に対して実質的に横方向の取付け運動によって、前記支持体ヘッド(22)に固定可能であるように構成されている、
請求項5記載のガイドシステム(1)。
【請求項7】
前記少なくとも1つの切換装置(7)は、少なくとも1つの第1の構成要素(71)と少なくとも1つの第2の構成要素(72)とを有し、好ましくは、前記少なくとも1つの第1の構成要素(71)は、前記少なくとも1つの支持体(4)に連動するように結合されているかまたは結合可能であり、前記少なくとも1つの第2の構成要素(72)は、前記少なくとも1つの支持体ガイドレール(5)に対して相対的に位置固定に配置可能である、請求項1から6までのいずれか1項記載のガイドシステム(1)。
【請求項8】
前記少なくとも1つの第1の構成要素(71)は、磁石(30)として形成されていて、前記少なくとも1つの第2の構成要素(72)は、リードスイッチ(29)として形成されており、または逆の対応関係も可能である、請求項7記載のガイドシステム(1)。
【請求項9】
前記切換装置(7)はフォトインタラプタとして形成されており、好ましくは、前記少なくとも1つのセンサ(8)は光センサとして形成されている、請求項1から8までのいずれか1項記載のガイドシステム(1)。
【請求項10】
前記少なくとも1つの切換装置(7)および/または前記少なくとも1つのセンサ(8)、前記少なくとも1つの電気機器(11)および少なくとも1つの電源(33)に接続可能である少なくとも1つの制御装置(32)が設けられている、請求項1から9までのいずれか1項記載のガイドシステム(1)。
【請求項11】
前記支持体ガイドレール(5)に対して実質的に横方向に配置可能であるかまたは配置されている少なくとも1つの別のガイドレール(34)が設けられており、前記少なくとも1つの支持体(4)に配置可能である前記少なくとも1つの戸(2)に枢動自在に結合されているかまたは結合可能である別の戸(36)を前記少なくとも1つの別のガイドレール(34)に支持することができるかまたは支持している少なくとも1つのキャリッジ(24)が設けられている、請求項1から10までのいずれか1項記載のガイドシステム(1)。
【請求項12】
家具キャビネット(3)に対して相対的に少なくとも1つの戸(2)をガイドするためのガイドアセンブリ(37)であって、請求項1から11までのいずれか1項記載の少なくとも2つのガイドシステム(1)を備える、ガイドアセンブリ(37)。
【請求項13】
前記少なくとも2つのガイドシステム(1)は、少なくとも1つの共通の制御装置(32)を有し、好ましくは、少なくとも1つの電気機器(11)への給電が、
- 少なくとも1つのガイドシステム(1)からの少なくとも1つの信号(10)によって、かつ/または
- 前記少なくとも2つのガイドシステム(1)からのそれぞれ少なくとも1つの信号(10)によって
中断可能および/または許可可能である、請求項12記載のガイドアセンブリ(37)。
【請求項14】
家具(38)であって、家具キャビネット(3)と少なくとも1つの戸(2)とを備え、前記家具キャビネット(3)は少なくとも1つの内室(39)を有し、前記少なくとも1つの内室(39)は、前記少なくとも1つの戸(2)によって少なくとも部分的に覆うことができ、前記少なくとも1つの内室(39)内に少なくとも1つの電気機器(11)が配置されているかまたは配置可能である、家具(38)において、
前記家具(38)は、請求項1から11までのいずれか1項記載の少なくとも1つのガイドシステム(1)または請求項12または13記載の少なくとも1つのガイドアセンブリ(37)を有することを特徴とする、家具(38)。
【請求項15】
前記少なくとも1つの戸(2)を収納することができる少なくとも1つの縦孔状の中空室(40)が設けられており、好ましくは、前記少なくとも1つの切換装置(7)および/または前記少なくとも1つのセンサ(8)または前記少なくとも1つの接続部分(9)は、前記少なくとも1つの切換装置(7)および/または前記少なくとも1つのセンサ(8)が、前記中空室(40)内における前記少なくとも1つの戸(2)の、好ましくは完全に収納された位置で切換可能および/または作動可能であるように、前記家具キャビネット(3)に対して相対的に位置決めされているかまたは位置決め可能である、請求項14記載の家具(38)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、家具キャビネットに対して相対的に少なくとも1つの戸をガイドするためのガイドシステムであって、少なくとも1つの戸を、好ましくは枢動自在に支持することができる少なくとも1つの支持体と、少なくとも1つの支持体の長手方向で互いに離間させられた少なくとも1つの、好ましくは少なくとも2つの支持体ガイドレールと、少なくとも1つの支持体を少なくとも1つの支持体ガイドレールに、好ましくは少なくとも1つの支持体の長手方向に対して実質的に横方向に移動可能に支持することができるかまたは支持している少なくとも1つのガイド装置とを備える、ガイドシステムに関する。
【0002】
さらに、本発明は、少なくとも2つのこのようなガイドシステムを備える、少なくとも1つの戸をガイドするためのガイドアセンブリと、家具であって、家具キャビネットと少なくとも1つの戸とを備え、家具キャビネットは少なくとも1つの内室を有し、少なくとも1つの内室は、少なくとも1つの戸によって少なくとも部分的に覆うことができ、少なくとも1つの内室内に少なくとも1つの電気機器が配置されているかまたは配置可能である、家具とに関する。
【0003】
家具キャビネットに対して相対的に少なくとも1つの戸をガイドするためのガイドシステムは、従来技術に基づいて既に公知である。戸の閉鎖時には、家具の内室は見えない。これによって、家具の内室内に配置されている電気機器が接続されている、つまり、電気機器のスイッチがオンにされているのかまたは遮断されている、つまり、電気機器のスイッチがオフにされているのかを確認することができない。
【0004】
使用者が、電気機器を戸の閉鎖前に遮断することを忘れてしまうと、電気機器は、戸の閉鎖時に長時間にわたって不本意に監視されずに接続されたままになってしまう。監視されない電気機器は、特に電気機器が電気オーブンのような加熱機器である場合に安全上のリスクとなってしまう。また、電流消費が、不本意に接続されたままの電気機器によって不必要に高まってしまう。このことは、安全性の面でより心配の少ない機器、例えばLEDランプにも該当する。
【0005】
本発明の課題は、これらの欠点を少なくとも部分的に排除し、従来技術に比べて改善されたガイドシステム、従来技術に比べて改善されたガイドアセンブリおよび従来技術に比べて改善された家具を提供することである。特に、本発明の課題は、ガイドシステム、ガイドアセンブリおよび安全にかつ電流を節減して電気機器と一緒に使用することができる家具を提供することである。
【0006】
この課題は、請求項1、請求項12および請求項14の特徴によって解決される。
【0007】
本発明によれば、ガイドシステムは、少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサ、または少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサを、好ましくは解離可能に固定するための少なくとも1つの接続部分を備え、少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサは、少なくとも1つの電気機器、好ましくはキッチン機器への給電を中断および/または許可することができる少なくとも1つの信号を生成するように構成されていることが特定されている。
【0008】
少なくとも1つの信号を用いた給電の中断および/または許可によって、少なくとも1つの電気機器を切換位置に応じて遮断または接続することを保証することができる。
【0009】
本発明によれば、さらに、少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサまたは少なくとも1つの接続部分は、少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサが、少なくとも1つの支持体ガイドレールに対して相対的な少なくとも1つの支持体ひいては少なくとも1つの戸の少なくとも1つの予め規定された位置で切換可能および/または作動可能であるように、少なくとも1つの支持体ガイドレールに対して相対的に位置決めされているかまたは位置決め可能であることが特定されている。
【0010】
これによって、少なくとも1つの電気機器を、少なくとも1つの予め規定された位置への少なくとも1つの戸の運動によって遮断または接続することができる。
【0011】
好ましくは、少なくとも1つの予め規定された位置は、少なくとも1つの支持体ガイドレールに対して相対的な少なくとも1つの支持体の1つの終端位置であることが特定されている。
【0012】
これによって、戸が完全に開放された場合にだけ少なくとも1つの電気機器が接続されていることを保証することができる。逆に、戸が完全に開放された場合にだけ少なくとも1つの電気機器、例えば警報設備または煙センサが遮断されることも保証することができる。
【0013】
これによって、少なくとも1つの電気機器が、もはや不本意に監視されない状態となることがなくなる。これによって、安全性が高められ、不必要な電流消費が回避される。
【0014】
少なくとも1つの家具キャビネットに対して相対的に少なくとも1つの戸をガイドするための本発明に係るガイドアセンブリは、少なくとも2つのガイドシステムを備える。
【0015】
本発明に係る家具は、少なくとも1つのガイドシステムまたは少なくとも1つのガイドアセンブリを有する。
【0016】
少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサ、または少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサの少なくとも1つの構成要素を少なくとも1つの支持体ガイドレールに対して相対的に位置固定に取り付けることができる少なくとも1つの取付け装置が設けられていてよい。
【0017】
この場合、少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサ、または少なくとも1つの切換装置の少なくとも1つの構成要素を少なくとも1つの取付け装置に対して相対的に少なくとも2つの異なる間隔を置いて取り付けることができる少なくとも1つのアダプタが設けられていてよい。これによって、少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサ、または少なくとも1つの切換装置の少なくとも1つの構成要素を所望のように位置決めすることができる。これによって、様々な型式の切換装置および/またはセンサを、これらの切換装置および/またはセンサが確実に作動および/または応働するように取り付けることができる。
【0018】
1つの実施例では、少なくとも1つのアダプタは、少なくとも1つの取付け装置に少なくとも1つのアダプタを、好ましくは解離可能に固定するための少なくとも1つの第1の固定接続部分と、少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサ、または少なくとも1つの切換装置の少なくとも1つの構成要素を、好ましくは解離可能に固定するための、少なくとも1つのアダプタの高さ方向で第1の固定接続部分から離間させられた第2の固定接続部分とを有する。
【0019】
これによって、アダプタの2つの固定接続部分の間隔が、少なくとも1つの取付け装置と、少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサ、または少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサの少なくとも1つの構成要素との間の間隔に影響を及ぼす。
【0020】
少なくとも1つのアダプタは、両方の固定接続部分が高さ方向で互いに異なる距離をもって互いに離間させられている少なくとも2つのアダプタのグループから選択されていることが特定されていてよい。これによって、規定されたアダプタの選択により、少なくとも1つの取付け装置と、少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサ、または少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサの少なくとも1つの構成要素との間の間隔を調整することができる。
【0021】
少なくとも1つのアダプタは、両方の固定接続部分の位置を高さ方向で互いに相対的に調整することができる少なくとも1つの調整装置を有することが特定されていてよい。これによって、調整装置により、少なくとも1つの取付け装置と、少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサ、または少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサの少なくとも1つの構成要素との間の間隔を調整することができる。
【0022】
少なくとも1つの取付け装置は、実質的に平らにまたは横断面で見て実質的にブリッジ状に形成されていることが特定されていてよい。
【0023】
少なくとも1つの取付け装置は、家具キャビネットの第1の側壁に少なくとも1つの取付け装置を、好ましくは解離可能に固定するための第1の取付け接続部分と、家具キャビネットの、第1の側壁から離間させられた第2の側壁に少なくとも1つの取付け装置を、好ましくは解離可能に固定するための第2の取付け接続部分とを有することが特定されていてよい。好ましくは、これらの取付け接続部分は、これらの取付け接続部分が側壁の端面に取付け可能であるように構成されている。
【0024】
これによって、第1の側壁と第2の側壁との間の間隔を、少なくとも1つの取付け装置によって橋渡しすることができる。これによって、両方の側壁は互いに保持される。これによって、また、少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサ、または切換装置の少なくとも1つの構成要素を、両方の側壁の間で少なくとも1つの取付け装置に、好ましくはアダプタを用いて取り付けることができる。
【0025】
1つの実施例では、少なくとも1つの支持体は、少なくとも1つの支持体の長手方向で1つの終端領域に配置された支持体ヘッドを有し、少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサ、または少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサの少なくとも1つの構成要素は、支持体ヘッドに配置されているかまたは配置可能である。
【0026】
支持体ヘッドは、少なくとも、少なくとも1つの支持体の長手方向で少なくとも1つの支持体の基体に対して相対的に、好ましくは制限されて移動可能に支持されていることが特定されていてよい。
【0027】
支持体ヘッドは、少なくとも1つの戸に結合可能な少なくとも1つのキャリッジ用の少なくとも1つの駐止位置を有することが特定されていてよい。
【0028】
キャリッジは、好ましくは支持体ガイドレールに対して横方向に配置された別のガイドレールに沿ってガイド可能であってよい。キャリッジは、少なくとも1つの戸および/または少なくとも1つの別の戸に結合可能であってよい。
【0029】
支持体ヘッドは、少なくとも1つのヘッドガイドレールに移動可能に支持されているかまたは支持可能であり、少なくとも1つのヘッドガイドレールは、少なくとも1つの支持体ガイドレールに対して平行に配置されているかまたは配置可能であることが特定されていてよい。これによって、支持体ヘッドを付加的に支持することができる。
【0030】
少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサ、または少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサの少なくとも1つの構成要素は、固定手段を介して支持体ヘッドに、好ましくは解離可能に固定可能であることが特定されていてよい。
【0031】
固定手段は、ねじとして形成されており、かつ/または少なくとも1つの係止手段を備えることが特定されていてよい。ねじによって簡単な結合が可能になる。係止手段によって工具なしの結合が可能になる。
【0032】
固定手段は、少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサ、または少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサの少なくとも1つの構成要素が、少なくとも1つの支持体の長手方向に対して実質的に横方向の取付け運動によって、支持体ヘッドに固定可能であるように構成されていることが特定されていてよい。
【0033】
例えば、少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサ、または少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサの少なくとも1つの構成要素を取付け運動によって係止手段内に係止することができる。
【0034】
1つの実施例では、少なくとも1つの切換装置は、少なくとも1つの第1の構成要素と少なくとも1つの第2の構成要素とを有し、好ましくは、少なくとも1つの第1の構成要素は、少なくとも1つの支持体に連動するように結合されているかまたは結合可能であり、少なくとも1つの第2の構成要素は、少なくとも1つの支持体ガイドレールに対して相対的に位置固定に配置可能であることが特定されている。
【0035】
これによって、切換装置の両方の構成要素を少なくとも1つの支持体の運動によって互いに接近させることができる。これによって、信号を切換装置によって生成することができる。
【0036】
切換装置の少なくとも1つの第1の構成要素は、磁石として形成されていて、切換装置の少なくとも1つの第2の構成要素は、リードスイッチとして形成されていてよく、または逆の対応関係も可能であり、つまり、切換装置の少なくとも1つの第1の構成要素は、リードスイッチとして形成されていて、切換装置の少なくとも1つの第2の構成要素は、磁石として形成されていてよい。支持体の運動による磁石の接近によって、リードスイッチを切り換えることができる。
【0037】
これによって、リードスイッチでは、磁気によって電気的な接点を閉鎖することができる。電気的な接点の閉鎖によって、電気信号が生成され、この電気信号によって少なくとも1つの電気機器への給電が中断可能および/または許可可能となる。
【0038】
切換装置はフォトインタラプタとして形成されており、好ましくは、少なくとも1つのセンサは光センサとして形成されていることが特定されていてよい。支持体および/または戸は、フォトインタラプタを中断することができ、信号を光センサによって生成することができる。信号によって、少なくとも1つの電気機器への給電を中断および/または許可することができる。
【0039】
少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサ、少なくとも1つの電気機器および少なくとも1つの電源に接続可能である少なくとも1つの制御装置が設けられていてよい。少なくとも1つの制御装置によって、少なくとも1つの電気機器への給電を信号に起因して中断および/または許可することができる。
【0040】
給電は、電気機器に関連した電気出力の限界値以降に中断および/または許可することができる。これによって、給電が中断されているにもかかわらず、電気機器に僅かな出力を供給することができる。これによって、例えば僅かな出力しか要しない電気オーブンの時計を給電の中断時にも引き続き作動させることができ、リセットする必要がなく、他方、大きな電気出力を要する電気オーブンの加熱は不可能となる。
【0041】
ここで付言しておくと、家具における全ての電気機器が、本願の対象によって遮断または接続可能である必要はない。冷蔵庫では、例えば持続運転が望ましく、冷蔵庫は、好ましくは制御装置からは遮断されて電源に接続されていることが望ましい。
【0042】
1つの実施例では、支持体ガイドレールに対して実質的に横方向に配置可能であるかまたは配置されている少なくとも1つの別のガイドレールが設けられており、少なくとも1つの支持体に配置可能である少なくとも1つの戸に枢動自在に結合されているかまたは結合可能である別の戸を少なくとも1つの別のガイドレールに支持することができるかまたは支持している少なくとも1つのキャリッジが設けられている。これによって、2つの戸から成る折畳み可能なドアを得ることができる。このことは、例えば広幅のドアにおいて有利である。なぜならば、これによって、開閉時に家具の前におけるスペースが少なくて済むからである。
【0043】
ガイドアセンブリの1つの実施例では、少なくとも2つのガイドシステムは、少なくとも1つの共通の制御装置を有することが特定されている。
【0044】
このような実施例では、少なくとも1つの電気機器への給電が、
- 少なくとも1つのガイドシステムからの少なくとも1つの信号によって、かつ/または
- 少なくとも2つのガイドシステムからのそれぞれ少なくとも1つの信号によって
中断可能および/または許可可能であることが特定されていてよい。
【0045】
少なくとも1つの電気機器への給電を中断および/または許可するためには、複数の戸のうちの1つの戸だけが、少なくとも1つの予め規定された、特に開放された位置にあるだけで十分であると言える。
【0046】
少なくとも1つの電気機器への給電を中断および/または許可するために、少なくとも2つの戸が、少なくとも1つの予め規定された、特に開放された位置にあることが要求されてよい。これによって、少なくとも2つの戸は適正に開放されなければならない。
【0047】
ガイドアセンブリの1つの実施例では、2つの戸から成る折畳み可能なドアが、別の折畳み可能なドアおよび/または1つの戸から成る折畳み不能なドアと組み合わせられる。これによって、種々異なる家具に対する解決手段をフレキシブルに実現することができる。
【0048】
家具の1つの実施例では、少なくとも1つの戸を収納することができる少なくとも1つの縦孔状の中空室が設けられている。これによって、開放状態にある戸が片付けられる。
【0049】
ガイド装置およびその他の機構は、美的な理由から中空室内に配置されていることが特定されていてよい。
【0050】
少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサまたは少なくとも1つの接続部分は、少なくとも1つの切換装置および/または少なくとも1つのセンサが、中空室内における少なくとも1つの戸の、好ましくは完全に収納された位置で切換可能および/または作動可能であるように、家具キャビネットに対して相対的に位置決めされているかまたは位置決め可能であってよい。例えば、電気機器が電流を得ることができるようにするためには、戸が中空室内に収納されていなければならないことが特定されていてよい。
【0051】
更なる好適な実施例を以下の図面に基づき説明する。
【図面の簡単な説明】
【0052】
図1a】2つのガイドシステムを備えたガイドアセンブリを有する家具を全ての戸の閉鎖状態で示す図である。
図1b】2つのガイドシステムを有するガイドアセンブリを備えた家具を1つの戸の開放状態で示す図である。
図2】ガイドアセンブリを備えた家具の代替的な実施例を後ろから見た斜視図である。
図3a図2に示したガイドアセンブリの一部を拡大して示す詳細図である。
図3b図2に示したガイドアセンブリの一部を拡大して示す別の詳細図である。
図4a】切換装置の第1の構成要素が取り付けられた状態の、ガイドシステムの切換装置を示す詳細図である。
図4b】切換装置の第1の構成要素が取り付けられていない状態の、ガイドシステムの切換装置を示す詳細図である。
図5】切換装置と取付け装置とアダプタとを示す分解図である。
図6a】支持体ヘッドに切換装置の第1の構成要素を備えた支持体全体を示す図である。
図6b】支持体ヘッドに切換装置の第1の構成要素を備えた支持体の一部を拡大して示す詳細図である。
図7a】アダプタを示す斜視図である。
図7b】アダプタを示す側面図である。
図7c】取付け装置を示す斜視図である。
図7d】取付け装置を示す側面図である。
図8a】アダプタの代替的な実施例を示す斜視図である。
図8b】アダプタの代替的な実施例を示す側面図である。
図8c】取付け装置の代替的な実施例を示す斜視図である。
図8d】取付け装置の代替的な実施例を示す側面図である。
図9a図8a~図8dに示した実施例による、取付け状態における切換装置、アダプタおよび取付け装置を示す図である。
図9b図7a~図7dに示した実施例による、取付け状態における切換装置、アダプタおよび取付け装置を示す図である。
図10】家具の側壁を省いて、取付け状態における切換装置、アダプタおよび取付け装置を示す図である。
図11a】切換装置、アダプタおよび取付け装置の第2の構成要素を、側壁に取り付けられた状態で示す斜視図である。
図11b】切換装置、アダプタおよび取付け装置の第2の構成要素を、側壁を省いて示す斜視図である。
図12】切換装置、アダプタおよび取付け装置の第2の構成要素を示す分解図である。
図13a図11bに示したアセンブリを、切換装置の第2の構成要素が取り付けられた状態で下から見た斜視図である。
図13b図11bに示したアセンブリを、切換装置の第2の構成要素が取り付けられていない状態で下から見た斜視図である。
図14a図8a~図8dに示した取付け装置およびアダプタを備えた、図4aに示した切換装置を、側壁と共に示す斜視図である。
図14b図8a~図8dに示した取付け装置およびアダプタを備えた、図4aに示した切換装置を、側壁をフェードアウトして示す斜視図である。
図15】切換装置の第1の構成要素のために設けられた、係止手段を備えた接続部分の外側における、第1の構成要素を示す斜視図である。
図16a】切換装置の第1の構成要素のために設けられた、係止手段を備えた接続部分の外側における、第1の構成要素を示す斜視図である。
図16b】切換装置の第1の構成要素のために設けられた、係止手段を備えた接続部分の内側における、第1の構成要素を示す斜視図である。
図17a】切換のために予め規定された位置における切換装置を示す斜視図である。
図17b】切換のために予め規定された位置とは別の位置における切換装置を示す斜視図である。
図18】切換装置を、解離された固定手段と共に示す斜視図である。
図19a】切換装置の第1の構成要素を、接続部分に係止された磁石と共に示す斜視図である。
図19b】切換装置の第1の構成要素を、接続部分に係止されていない磁石と共に示す斜視図である。
図20a】二重戸のドアを備えた家具の第2実施例を示す全体図である。
図20b】第2実施例による家具の切換装置を示す詳細図である。
図21】切換装置、取付け装置およびアダプタを示す分解図である。
図22a】切換装置、取付け装置およびアダプタを、1つの方向から見た斜視図である。
図22b】切換装置、取付け装置およびアダプタを、別の方向から見た斜視図である。
図23a】支持体ヘッドに切換装置を備えた支持体を、取付け装置およびアダプタと共に示す斜視図である。
図23b】支持体ヘッドに切換装置を備えた支持体を、取付け装置およびアダプタを省いて示す斜視図である。
図24】制御装置、電源および切換装置を備えた家具の概略図である。
【0053】
図1aおよび図1bには、家具キャビネット3とガイドアセンブリ37とを備えた家具38が示してある。ガイドアセンブリ37は、2つのガイドシステム1を備えている。家具38は、3つの戸2,36を備える2つのドアを有している。単一戸の第1のドアは1つの戸2から成っていて、二重戸の第2のドアは2つの戸から成っている。2つの戸は、戸3と別の戸36とを有している。別の戸36は、戸2に枢動自在に結合されている。戸2には支持体4が配置されている(この支持体4は図1aおよび図1bでは明らかでない)。
【0054】
図1aでは全ての戸2,36が閉鎖されているのに対して、図1bでは2つの戸が開放されている。
【0055】
少なくとも1つの戸2に加えて、家具38は家具キャビネット3を有しており、家具キャビネット3は少なくとも1つの内室39を有しており、少なくとも1つの内室39は、少なくとも1つの戸2によって少なくとも部分的に覆うことができる。内室39内には少なくとも1つの電気機器11が配置可能であり、電気機器11は図1bには示していない。
【0056】
図1bでは、支持体ガイドレール5に対して実質的に横方向に配置された別のガイドレール34を見ることができる。さらに、少なくとも1つのキャリッジ34が設けられていて、このキャリッジ34によって、別の戸36は、少なくとも1つの別のガイドレール34に支持可能であるかまたは支持されている。
【0057】
図2には、ガイドアセンブリ37を備えた家具の代替的な実施例が後ろから見た斜視図で示してある。これによって、内室39内が見えるが、この内室39内には、同図でも相変わらず電気機器11は示してない。この図2においても、二重戸のドアと単一戸のドアとが設けられている。しかしながら、支持体ガイドレール5は、図1aおよび図1bのように、家具38の、互いに向かい合っている側に配置されていない。
【0058】
家具38は、2つの縦孔状の中空室40を備えており、両方の中空室40内に戸2,36は収納可能である。中空室は、側壁20,21によって画定されており、側壁20,21は、取付け装置13を用いて結合される。これらの中空室40内には、支持体ガイドレール5が位置している。
【0059】
図3aおよび図3bには、図2に示したガイドアセンブリ37が詳細に示してある。図3aでは、中空室40は、後方に対して覆われているのに対して、図3bでは中空室40は、後方に向かって開放している。
【0060】
図3bの右側の中空室40内では、支持体ガイドレール5とヘッドガイドレール25とが明らかである。これらのガイドレールは、図3bの左側の中空室40内には示していない。
【0061】
さらに、中空室40内で取付け装置13に配置されているアダプタ14が明らかである。さらに、後述するように、このアダプタ14には、少なくとも1つの切換装置7および/または少なくとも1つのセンサ8を取り付けることができる。
【0062】
取付け装置13は、実質的に平らにまたは横断面で見て実質的にブリッジ状に形成されていて、家具キャビネット3の第1の側壁20に少なくとも1つの取付け装置13を、好ましくは解離可能に固定するための第1の取付け接続部分18と、家具キャビネット3の、第1の側壁20から離間させられた第2の側壁21に少なくとも1つの取付け装置13を、好ましくは解離可能に固定するための第2の取付け接続部分19とを有している。
【0063】
これによって、両方の側壁20,21が互いに固定され、アダプタ14は、中空室40内で真ん中に取り付けることができる。
【0064】
以下の図4a~図19bの実施例は、好ましくは単一戸のドア用のガイドシステム1に関する。
【0065】
図4aおよび図4bには、ガイドシステム1の切換装置7が詳細に示してあり、図4aでは、切換装置7の第1の構成要素71が取り付けられており、図4bでは、切換装置7の第1の構成要素71は(まだ)取り付けられていない。
【0066】
家具キャビネット3に対して相対的に少なくとも1つの戸2をガイドするためのガイドシステム1は、少なくとも1つの戸2を、好ましくは枢動自在に支持することができる少なくとも1つの支持体4を備えている。
【0067】
さらに、ガイドシステム1は、少なくとも1つの支持体4の長手方向で互いに離間させられた、好ましくは少なくとも2つの支持体ガイドレール5(図面を見やすくするために図示せず)と、少なくとも1つのガイド装置6とを備えており、このガイド装置6によって、少なくとも1つの支持体4は、好ましくは少なくとも1つの支持体4の長手方向に対して実質的に横方向で少なくとも1つの支持体ガイドレール5に移動可能に支持可能であるかまたは支持されている。
【0068】
これによって、支持体4ひいては戸2は、支持体ガイドレール5に沿って中空室40内にかつ中空室40外に移動することができる。これによって、(開放された)戸2が中空室40内に収納され、家具38の美的な全体印象を損なわなくなる。
【0069】
ガイドシステム1は、少なくとも1つの切換装置7および/または少なくとも1つのセンサ8、または少なくとも1つの切換装置7および/または少なくとも1つのセンサ8を、好ましくは解離可能に固定するための少なくとも1つの接続部分9を備えていてよい。
【0070】
少なくとも1つの切換装置7および/または少なくとも1つのセンサ8は、少なくとも1つの信号10を生成するように構成されており、この信号10によって、少なくとも1つの電気機器11、特にキッチン機器12への給電を中断しかつ/または許可することができる。例えばキッチン機器は、ドアの開放時にのみ運転することができる。
【0071】
少なくとも1つの切換装置7および/または少なくとも1つのセンサ8または少なくとも1つの接続部分9は、少なくとも1つの切換装置7および/または少なくとも1つのセンサ8が、少なくとも1つの支持体ガイドレール5に対して相対的な少なくとも1つの支持体4ひいては少なくとも1つの戸2の少なくとも1つの予め規定された位置で切換可能および/または作動可能であるように、少なくとも1つの支持体ガイドレール5に対して相対的に位置決めされている。
【0072】
少なくとも1つの予め規定された位置は、少なくとも1つの支持体ガイドレール5に対して相対的な少なくとも1つの支持体4の1つの終端位置であってよい。図4aおよび図4bでは、この予め規定された位置がとられている。
【0073】
これによって、切換装置7および/またはセンサ8はまた、少なくとも1つの切換装置7および/または少なくとも1つのセンサ8が、中空室40内における少なくとも1つの戸2の、好ましくは完全に収納された位置で切換可能および/または作動であるように、家具キャビネット3に対して相対的に位置決めされている。
【0074】
図4aおよび図4bでは、切換装置7は、2つの構成要素71,72として形成されている。したがって、切換装置は、第1の構成要素71と第2の構成要素72とを有している。第1の構成要素71は、支持体4に連動するように結合されており、第2の構成要素72は、少なくとも1つの支持体ガイドレール5に対して相対的に位置固定に配置可能である。
【0075】
切換装置7の第1の構成要素71は、磁石30として形成されていて、切換装置7の第2の構成要素72は、リードスイッチ29として形成されている。リードスイッチ29の近傍への磁石30を備えた支持体4の走行によって、リードスイッチ29が切り換えられ、特に信号10が送信され、この信号10は、電気機器11への給電を接続または遮断する。
【0076】
ゆえに、リードスイッチ29は、磁石30の磁界用のセンサ8として機能する。リードスイッチ29を切り換えるために、磁石30はリードスイッチ29の十分に近傍に配置されなければならない。
【0077】
スイッチの構造寸法は変えられる可能性があるので、リードスイッチ29はフレキシブルに配置できることが望ましい。ゆえに、切換装置7の第2の構成要素72は、アダプタ14を備えて取付け装置13に配置されている。アダプタ14を用いて、切換装置7の第2の構成要素72は、少なくとも1つの取付け装置13に対して相対的に少なくとも2つの異なる間隔を置いて取り付けることができる。
【0078】
図4aおよび図4bでは、支持体4の長手方向で1つの終端位置に配置された支持体ヘッド22に切換装置7の第1の構成要素71を取り付けるための接続部分9が明らかである。磁石30は、係止手段28を介して、少なくとも1つの支持体4の長手方向に対して実質的に横方向の取付け運動によって接続部分9に固定することができる。
【0079】
接続部分9は、固定手段26を介して、好ましくは解離可能に支持体ヘッド22に固定可能である。固定手段26は、本実施例ではねじ27である。
【0080】
図4bでは、接続部分9、固定手段26および切換装置7の第1の構成要素71が、分解図で示してある。
【0081】
ここで付言しておくと、切換装置7はフォトインタラプタとして形成されていて、好ましくは、少なくとも1つのセンサ8は光センサとして形成されていることも考えられる。
【0082】
図5には、図4aおよび図4bに示したアセンブリが分解図で示してある。
【0083】
この図5で明らかなように、アダプタ14は、取付け装置13にアダプタ14を、好ましくは解離可能に固定するための少なくとも1つの第1の固定接続部分15と、切換装置7の第2の構成要素72を、好ましくは解離可能に固定するための、アダプタ14の高さ方向で第1の固定接続部分15から離間させられた第2の固定接続部分16とを有している。
【0084】
図6aには、支持体4が全体図で示してある。支持体4はヒンジ条片35を備えていて、このヒンジ条片35によって、支持体4は、好ましくは枢動自在に戸2に固定可能である。支持体ヘッド22は、支持体4の長手方向で1つの終端領域に配置されている。支持体ヘッド22には、切換装置7、特に切換装置の第1の構成要素71が配置されている。
【0085】
図6bには、図6aの一部が詳細図で示してある。この図6bでは、支持体ヘッド22における切換装置7の第1の構成要素71が明らかである。切換装置7は、先行する図と同様に構成されている。すなわち、切換装置7は、ねじ27を用いて支持体ヘッド22に取り付けるための接続部分9を有している。磁石30は、係止手段28を用いて接続部分に固定することができる。
【0086】
支持体ヘッド22は、ねじを用いてヒンジ条片35に固定されており、ねじ35は、ヒンジ条片35に設けられた長孔を通って延びている。長孔の使用によって、戸22に対する支持体ヘッド22の高さ位置を制限して調整することができる。
【0087】
図7aおよび図7bには、アダプタ14が斜視図もしくは側面図で示してある。図8aおよび図8bには、アダプタ14の代替的な実施例が示してある。
【0088】
特に図7bおよび図8bから明らかなように、両方のアダプタ14の両方の固定接続部分15,16は、高さ方向で互いに異なる距離をもって互いに離間させられている。
【0089】
図7cおよび図7dには、取付け装置13が斜視図もしくは側面図で示してある。図8aおよび図8bには、取付け装置13の代替的な実施例が示してある。
【0090】
特に図7dおよび図8dから明らかなように、取付け装置13のブリッジ部分44は、高さ方向で互いに異なる距離をもって取付け接続部分18,19から離間させられている。言い換えれば、両方の取付け装置13のブリッジ部分44の湾曲は、互いに異なる強さをもって形成されている。
【0091】
ここで付言しておくと、図7cおよび図7dに示した取付け装置13が、実質的に図4a、図4bおよび図5における実施例に相当しているのに対して、図8cおよび図8dに示した取付け装置13は、実質的に図11a~図14bおよび図16a~図18における実施例に相当している。
【0092】
図9aには、切換装置7、アダプタ14および取付け装置13が取付け状態で示してあり、アダプタ14および取付け装置13は、図8a~図8dに示した実施例に従って構成されている。
【0093】
図9bには、切換装置7、アダプタ14および取付け装置13が取付け状態で示してあり、アダプタ14および取付け装置13は、図7a~図7dに示した実施例に従って構成されている。
【0094】
切換装置7の両方の構成要素71,72の間の間隔Dは、図9aおよび図9bにおける取付け装置13の異なる構成にもかかわらず、同じである。切換装置7の切換を良好に機能させるために、このことは望ましい。なぜならば、切換装置7の第1の構成要素71の磁石30と、切換装置7の第2の構成要素72のリードスイッチ29との間の間隔によって、リードスイッチ29を切り換えるための磁界の最適な強さが得られるからである。
【0095】
図9aおよび図9bにおける等しい間隔Dは、2つの異なるアダプタ14の使用によって得られる。両方の固定接続部分15,16が、高さ方向で互いに異なる距離をもって離間させられている、少なくとも2つのアダプタ14のグループからの選択によって、高さ方向における取付け装置13のブリッジ部分44と取付け接続部分18,19との間の異なる間隔が補償される。
【0096】
高さ方向における取付け装置13のブリッジ部分44と取付け接続部分18,19との間の間隔は、図10において明らかであり、符号Aで示してある。このことから良好に明らかなように、間隔Dはアダプタ14の選択によって一定に保つことができる。
【0097】
ここで付言しておくと、アダプタ14は、両方の固定接続部分15,16の位置を高さ方向で互いに相対的に調整することができる調整装置17を有していてよい。これによって、調整不能な複数のアダプタ14の間で選択をする必要がなくなる。
【0098】
以下の図11a~図19bには、特に単一戸のドア用のガイドシステム1の別の実施例が示してある。
【0099】
図11aには、切換装置7の第2の構成要素72、アダプタ14および取付け装置13が、側壁20,21に取り付けられた状態で示してある。取付け装置13およびアダプタ14に第2の構成要素72を取り付けることによって、第2の構成要素72は、両方の側壁20,21の間の中空室40内に配置されている。
【0100】
図11bには、側壁20,21は図示していないが、図11aに似た図が示してある。この図11bでは、切換装置7から延びているケーブル41が明らかである。このケーブル41を介して、電気機器11への給電を遮断することを促す信号10を送信することができる。
【0101】
図12には、切換装置7の第2の構成要素72、アダプタ14および取付け装置13が分解図で示してある。
【0102】
図13aには、図11bを下から見た代替的な図が示してあり、この図13aで明らかなように、切換装置7の第2の構成要素72は、固定プレート45、ケーブル42を保持するためのケーブル保持体46およびリードスイッチ29を有している。リードスイッチ29は、磁界を感知するためのセンサ8を備えている。
【0103】
図13bには、切換装置7の第2の構成要素72を取り外した状態で、図13aと同じ図が示してある。これによって、アダプタ14の第2の固定接続部分16が明らかである。
【0104】
図14aには、図4aと同様の図であるが、図14aでは、図7a~図7dに示した取付け装置13およびアダプタ14の代わりに、図8a~図8dに示した取付け装置13およびアダプタ14が示してある。図14aでも、ガイド装置6が明らかである。図14bには、図14aと同様の図が示してあるが、側壁20は省略されている。
【0105】
図15には、切換装置7が詳細図で示してある。磁石30を備えた切換装置7の第1の構成要素71は、そのために設けられた、係止手段28を備えた接続部分9の外側に配置されている。接続部分9は、同図でもねじ27によって支持体ヘッド22に固定されている。
【0106】
切換装置7の第1の構成要素71は、手によって工具なしに接続部分9内に押し込むことができ、第1の構成要素71は、接続部分9に係止手段28を用いて固定される。
【0107】
図16aには、図15に示したアセンブリの別の図が示してある。図16bでは、切換装置7の第1の構成要素71は既に接続部分9に配置されている。
【0108】
図17aおよび図17bには、切換装置7の第1の構成要素71が配置されている支持体4の2つの異なる位置が示してある。
【0109】
図17aにおいて、支持体4は、切換装置7が作動させられる予め規定された位置にある。そのために、磁石30は、リードスイッチ29のセンサ8の近傍に配置されていなければならない。好ましくは、予め規定された位置は、支持体ガイドレール5に対して相対的な支持体4の1つの終端位置に相当している。このような位置で戸2を中空室40内に完全に押し込むことができる。さらに、支持体4のこの予め規定された位置において、つまり、リードスイッチ29の接点の閉鎖時に、電気機器11用の給電が許可されることが特定されている。
【0110】
図17bでは、支持体4は他方の位置にある。この位置では、磁石30が、リードスイッチ29のセンサ8の近傍に配置されていない。したがって、リードスイッチ29における電気的な接点は、図17bでは閉鎖されていない。電気機器11用の給電は遮断されている。
【0111】
図18には、接続部分9の固定手段27が解離された状態で切換装置7が示してある。
【0112】
図19aおよび図19bには、切換装置7の第1の構成要素71が、接続部分9の係止手段28に磁石30が係止された状態と係止されていない状態とで示してある。図16aおよび図16bとは異なり、図19aおよび図19bでは、切換装置7の第1の構成要素71が単独で示してある。
【0113】
以下の図20a~図23bの実施例は、有利には2つの戸2,36を備えた二重戸のドア用のガイドシステム1に関する。
【0114】
図20aには、2つの戸2,36から成る二重戸のドアを備えた家具38の別の実施例が示してある。同図では、戸2,36は、2つの側壁20,21の間の中空室40内に配置されている。また、戸2に配置されている支持体4も明らかである。
【0115】
少なくとも1つの支持体4は、支持体4の長手方向で1つの終端位置に配置された支持体ヘッド22を有しており、少なくとも1つの切換装置7および/または少なくとも1つのセンサ8、または少なくとも1つの切換装置7および/または少なくとも1つのセンサ8の少なくとも1つの構成要素71,72は、支持体ヘッド22に配置されているかまたは配置可能である。
【0116】
図20bには、切換装置7が詳細図で示してある。同図では、磁石30用の接続部分9は、ハニカム状の構造を有している。磁石30は、その固定プレートを介して接続部分9にねじ結合されている。
【0117】
支持体ヘッド22は、少なくとも1つのヘッドガイドレール25に移動可能に支持されているかまたは支持可能であり、少なくとも1つのヘッドガイドレール25は、少なくとも1つの支持体ガイドレール5に対して平行に配置されているかまたは配置可能である。
【0118】
図21には、切換装置7、取付け装置13およびアダプタ14が分解図で示してある。
【0119】
支持体ヘッド22は、少なくとも1つの戸36に結合可能な少なくとも1つのキャリッジ34用の少なくとも1つの駐止位置43を有している。キャリッジ24(および戸36)が中空室40から押し出された後、キャリッジ24は、支持体ガイドレール5に対して横方向に延びる別のガイドレール34内に走入することができる。これによって、二重戸のドアをコントロールして折畳み状態から開くことができる。
【0120】
図22aおよび図22bには、切換装置7、取付け装置13およびアダプタ14が2つの異なる図で示してある。
【0121】
図23aおよび図23bには、支持体ヘッド22に切換装置7を備えた支持体4が示してある。図23aには、切換装置7の第2の構成要素72を備えた取付け装置13が示してあるのに対して、図23bには、取付け装置13は示してない。
【0122】
支持体ヘッド22は、少なくとも、少なくとも1つの支持体4の長手方向で少なくとも1つの支持体4の基体23に対して相対的に、好ましくは制限されて移動可能に支持されている。
【0123】
支持体4は、少なくとも1つのガイド装置6によって支持体ガイドレール5内に移動可能に支持され、少なくとも1つのヘッドガイド装置42によってヘッドガイドレール25内に移動可能に支持されてよい。
【0124】
図24には、制御装置32、電源33および2つの切換装置7を備えた家具38が概略図で示してある。
【0125】
制御装置32は、少なくとも1つの切換装置7および/または少なくとも1つのセンサ、少なくとも1つの電気機器11および少なくとも1つの電源33に接続可能である。
【0126】
制御装置32によって生成された信号10は、切換装置7に送信される。制御装置32は、信号10に基づいて、電源33が電流を電気機器11に供給すべきか否かを決定する。
【0127】
本実施例では、少なくとも1つの共通の制御装置32を備えた2つのガイドシステム1が設けられており、好ましくは、少なくとも1つの電気機器11への給電は、(少なくとも1つの切換装置7を備えた)少なくとも1つのガイドシステム1からの少なくとも1つの信号10によって、かつ/または(少なくとも2つの切換装置7を備えた)少なくとも2つのガイドシステム1からのそれぞれ少なくとも1つの信号10によって中断可能および/または許可可能である。
【0128】
図24に示した電気機器11のうちの1つの電気機器は、電源33によって直接制御され、したがって、制御装置32によっては制御されず、かつ/または切換装置7によっては切り換えられない。冷蔵庫は、例えばドアの閉鎖によって遮断されないことが望ましい。
【符号の説明】
【0129】
1 ガイドシステム
2 戸
3 家具キャビネット
4 支持体
5 支持体ガイドレール
6 ガイド装置
7 切換装置
71 切換装置の第1の構成要素
72 切換装置の第2の構成要素
8 センサ
9 接続部分
10 信号
11 電気機器
12 キッチン機器
13 取付け装置
14 アダプタ
15 第1の固定接続部分
16 第2の固定接続部分
17 調整装置
18 第1の取付け接続部分
19 第2の取付け接続部分
20 第1の側壁
21 第2の側壁
22 支持体ヘッド
23 基体
24 キャリッジ
25 ヘッドガイドレール
26 固定手段
27 ねじ
28 係止手段
29 リードスイッチ
30 磁石
32 制御装置
33 電源
34 別のガイドレール
35 ヒンジ条片
36 別の戸
37 ガイドアセンブリ
38 家具
39 家具の内室
40 中空室
41 ケーブル
42 ヘッドガイド装置
43 駐止位置
44 ブリッジ部分
45 固定プレート
46 ケーブル保持体
図1a
図1b
図2
図3a
図3b
図4a
図4b
図5
図6a
図6b
図7a
図7b
図7c
図7d
図8a
図8b
図8c
図8d
図9a
図9b
図10
図11a
図11b
図12
図13a
図13b
図14a
図14b
図15
図16a
図16b
図17a
図17b
図18
図19a
図19b
図20a
図20b
図21
図22a
図22b
図23a
図23b
図24
【手続補正書】
【提出日】2023-07-25
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正の内容】
図11a
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正の内容】
図11b
【国際調査報告】