(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-12-26
(54)【発明の名称】ネットワーク選択方法、装置、機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04W 48/18 20090101AFI20231219BHJP
H04W 4/90 20180101ALI20231219BHJP
H04W 76/50 20180101ALI20231219BHJP
H04W 48/16 20090101ALI20231219BHJP
【FI】
H04W48/18
H04W4/90
H04W76/50
H04W48/16
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023537112
(86)(22)【出願日】2021-12-28
(85)【翻訳文提出日】2023-06-16
(86)【国際出願番号】 CN2021142061
(87)【国際公開番号】W WO2022143657
(87)【国際公開日】2022-07-07
(31)【優先権主張番号】202011593449.5
(32)【優先日】2020-12-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】110001933
【氏名又は名称】弁理士法人 佐野特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼▲鵬▼▲飛▼
(72)【発明者】
【氏名】▲韓▼▲魯▼峰
(72)【発明者】
【氏名】康▲艶▼超
(72)【発明者】
【氏名】▲劉▼▲選▼兵
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067DD11
5K067FF01
5K067HH11
5K067HH21
5K067LL01
(57)【要約】
本出願は、ネットワーク選択方法、装置、機器及び記憶媒体を開示し、通信の技術分野に属するものである。該方法は、端末の第1ネットワークが故障した場合に、目標ネットワークから災害状態DC情報を取得するステップと、前記DC情報に基づいて、ネットワーク選択を行うステップと、を含み、前記目標ネットワークは第1ネットワーク及び/又は第2ネットワークを含み、前記第1ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在しないネットワークであり、前記第2ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在するネットワークである。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末に適用されるネットワーク選択方法であって、
端末の第1ネットワークが故障した場合に、目標ネットワークから災害状態DC情報を取得するステップと、
前記DC情報に基づいて、ネットワーク選択を行うステップと、を含み、
前記目標ネットワークは第1ネットワーク及び/又は第2ネットワークを含み、
前記第1ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在しないネットワークであり、
前記第2ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在するネットワークである、ネットワーク選択方法。
【請求項2】
端末の第1ネットワークが故障した場合に、目標ネットワークからDC情報を取得する前記ステップは、
非アクセス層NASで取得したネットワーク識別子に対応するネットワークが全て端末の禁止ネットワークリストにあり、且つ端末がサービス中断最小化特徴MINT featureをサポートする場合に、目標ネットワークからDC情報を取得するステップを含む、請求項1に記載のネットワーク選択方法。
【請求項3】
前記目標ネットワークが第1ネットワークである場合に、目標ネットワークからDC情報を取得する前記ステップは、
第1ネットワークが故障した後に送信したDC情報を受信するステップを含む、請求項1又は2に記載のネットワーク選択方法。
【請求項4】
前記DC情報は、
NASメッセージ及びASメッセージの少なくとも一つによって送信される、請求項3に記載のネットワーク選択方法。
【請求項5】
前記目標ネットワークが第1ネットワーク及び/又は第2ネットワークである場合に、目標ネットワークからDC情報を取得する前記ステップは、
第1ネットワーク及び/又は第2ネットワークがブロードキャスト送信したDC情報を受信するステップを含む、請求項1又は2に記載のネットワーク選択方法。
【請求項6】
前記DC情報は、
MIB、SIB1及び他のSIB情報の少なくとも一つによって送信される、請求項5に記載のネットワーク選択方法。
【請求項7】
前記目標ネットワークが第2ネットワークである場合に、目標ネットワークからDC情報を取得する前記ステップは、
DC情報をリクエストするためのリクエスト情報を第2ネットワークへ送信するステップを含む、請求項1又は2に記載のネットワーク選択方法。
【請求項8】
前記リクエスト情報は、
NASメッセージ及びASメッセージの少なくとも一つによって送信される、請求項7に記載のネットワーク選択方法。
【請求項9】
前記DC情報は、
第3ネットワークのリストを含み、
前記第3ネットワークは、前記端末への第1サービスの提供をサポートするネットワークである、請求項1又は2に記載のネットワーク選択方法。
【請求項10】
目標ネットワークが第2ネットワークである時に、前記DC情報は、
第2ネットワークが前記端末への第1サービスの提供をサポートするか否かを指示するための第1情報を更に含む、請求項9に記載のネットワーク選択方法。
【請求項11】
前記第1サービスは、
緊急サービス、
データサービス、
音声サービス、及び
動画サービスのいずれか一つ又はこれらの組合せを含む、請求項10に記載のネットワーク選択方法。
【請求項12】
第1ネットワークに適用されるネットワーク選択方法であって、
端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末へDC情報を送信するステップを含み、
前記DC情報は第1ネットワークが故障した場合に端末がネットワーク選択を行うためのものであり、
前記第1ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在しないネットワークである、ネットワーク選択方法。
【請求項13】
端末へDC情報を送信する前記ステップは、
端末へ前記DC情報をブロードキャスト送信するステップを含む、請求項12に記載のネットワーク選択方法。
【請求項14】
前記DC情報は、NASメッセージ及びASメッセージの少なくとも一つによって送信される、請求項12又は13に記載のネットワーク選択方法。
【請求項15】
前記DC情報は、
第3ネットワークのリストを含み、
前記第3ネットワークは、前記端末への第1サービスの提供をサポートするネットワークである、請求項12又は13に記載のネットワーク選択方法。
【請求項16】
前記第1サービスは、
緊急サービス、
データサービス、
音声サービス、及び
動画サービスのいずれか一つ又はこれらの組合せを含む、請求項15に記載のネットワーク選択方法。
【請求項17】
第2ネットワークに適用されるネットワーク選択方法であって、
端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末へDC情報を送信するステップを含み、
前記DC情報は第1ネットワークが故障した場合に端末がネットワーク選択を行うためのものであり、
前記第2ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在するネットワークである、ネットワーク選択方法。
【請求項18】
端末へDC情報を送信する前記ステップは、
端末へ前記DC情報をブロードキャスト送信するステップを含む、請求項17に記載のネットワーク選択方法。
【請求項19】
前記DC情報は、MIB、SIB1及び他のSIB情報の少なくとも一つによって送信される、請求項18に記載のネットワーク選択方法。
【請求項20】
端末へDC情報を送信する前記ステップは、
端末が送信したリクエスト情報を受信するステップと、
前記リクエスト情報に基づいて、端末へDC情報を送信するステップと、を含む、請求項17に記載のネットワーク選択方法。
【請求項21】
前記リクエスト情報は、NASメッセージ及びASメッセージの少なくとも一つによって送信される、請求項20に記載のネットワーク選択方法。
【請求項22】
前記DC情報は、
第3ネットワークのリストを含み、
前記第3ネットワークは、前記端末への第1サービスの提供をサポートするネットワークである、請求項17~21のいずれか一項に記載のネットワーク選択方法。
【請求項23】
前記DC情報は、
第2ネットワークが前記端末への第1サービスの提供をサポートするか否かを指示するための第1情報を更に含む、請求項22に記載のネットワーク選択方法。
【請求項24】
前記第1サービスは、
緊急サービス、
データサービス、
音声サービス、及び
動画サービスのいずれか一つ又はこれらの組合せを含む、請求項23に記載のネットワーク選択方法。
【請求項25】
端末に適用されるネットワーク選択装置であって、
端末の第1ネットワークが故障した場合に、目標ネットワークから災害状態DC情報を取得するために用いられる取得モジュールと、
前記DC情報に基づいて、ネットワーク選択を行うために用いられる選択モジュールと、を備え、
前記目標ネットワークは第1ネットワーク及び/又は第2ネットワークを含み、
前記第1ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在しないネットワークであり、
前記第2ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在するネットワークである、ネットワーク選択装置。
【請求項26】
前記取得モジュールは、
非アクセス層NASで取得したネットワーク識別子に対応するネットワークが全て端末の禁止ネットワークリストにあり、且つ端末がサービス中断最小化特徴MINT featureをサポートする場合に、目標ネットワークからDC情報を取得するために用いられる、請求項25に記載のネットワーク選択装置。
【請求項27】
前記目標ネットワークが第1ネットワークである場合に、前記取得モジュールは、
第1ネットワークが故障した後に送信したDC情報を受信するために用いられる、請求項25又は26に記載のネットワーク選択装置。
【請求項28】
前記目標ネットワークが第1ネットワーク及び/又は第2ネットワークである場合に、前記取得モジュールは、
第1ネットワーク及び/又は第2ネットワークがブロードキャスト送信したDC情報を受信するために用いられる、請求項25又は26に記載のネットワーク選択装置。
【請求項29】
前記目標ネットワークが第2ネットワークである場合に、前記取得モジュールは、
DC情報をリクエストするためのリクエスト情報を第2ネットワークへ送信するために用いられる、請求項25又は26に記載のネットワーク選択装置。
【請求項30】
第1ネットワークに適用されるネットワーク選択装置であって、
端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末へDC情報を送信するために用いられる第1送信モジュールを備え、
前記DC情報は第1ネットワークが故障した場合に端末がネットワーク選択を行うためのものであり、
前記第1ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在しないネットワークである、ネットワーク選択装置。
【請求項31】
前記第1送信モジュールは、
端末へ前記DC情報をブロードキャスト送信するために用いられる、請求項30に記載のネットワーク選択装置。
【請求項32】
第2ネットワーク機器に適用されるネットワーク選択装置であって、
端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末へDC情報を送信するために用いられる第2送信モジュールを備え、
前記DC情報は第1ネットワークが故障した場合に端末がネットワーク選択を行うためのものであり、
前記第2ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在するネットワークである、ネットワーク選択装置。
【請求項33】
前記第2送信モジュールは、
端末へ前記DC情報をブロードキャスト送信するために用いられる、請求項32に記載のネットワーク選択装置。
【請求項34】
前記第2送信モジュールは、
端末が送信したリクエスト情報を受信すること、
前記リクエスト情報に基づいて、端末へDC情報を送信すること、に用いられる、請求項32に記載のネットワーク選択装置。
【請求項35】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサで動作可能なプログラム又はコマンドと、を備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項1~11のいずれか一項に記載のネットワーク選択方法のステップを実現する、端末。
【請求項36】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサで動作可能なプログラム又はコマンドと、を備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項12~16のいずれか一項に記載のネットワーク選択方法のステップを実現する、第1ネットワーク機器。
【請求項37】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサで動作可能なプログラム又はコマンドと、を備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項17~24のいずれか一項に記載のネットワーク選択方法のステップを実現する、第2ネットワーク機器。
【請求項38】
プログラム又はコマンドが記憶されており、前記プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、請求項1~24のいずれか一項に記載のネットワーク選択方法のステップを実現する、可読記憶媒体。
【請求項39】
プロセッサと通信インタフェースを備え、前記通信インタフェースと前記プロセッサが結合され、前記プロセッサがプログラム又はコマンドを実行して請求項1~24のいずれか一項に記載のネットワーク選択方法のステップを実現するためのものである、チップ。
【請求項40】
非一時的可読記憶媒体に記憶され、少なくとも1つのプロセッサにより実行されて請求項1~24のいずれか一項に記載のネットワーク選択方法のステップを実現する、コンピュータプログラム製品。
【請求項41】
請求項1~24のいずれか一項に記載のネットワーク選択方法のステップを実行するように構成される、通信機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2020年12月29日に中国で出願した中国特許出願No.202011593449.5の優先権を主張し、その全ての内容は引用によって本出願に取り込まれている。
【0002】
本出願は、通信の技術分野に属し、具体的には、ネットワーク選択方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
デバイスの故障、災害等によって第1ネットワークが利用不可能になった時に、端末は災害状態(Disaster Condition,DC)情報を受信し、第1ネットワークが故障した時に、該端末によるサービス提供を第2ネットワークがサポートするように指示することができ、これによってDC情報に基づいてネットワーク選択を行うことができる。
【0004】
DC情報はマスター情報ブロック(MasterInformationBlock,MIB)又はシステム情報ブロック(SystemInformationBlocks,SIB)中のSIB1によってブロードキャスト可能であるが、他のSIBによって送信される場合がより多く、しかしながら、ネットワークが自発的に他のSIB情報を送信しないため、端末は第2ネットワークの他のSIB情報を受信してDC情報を取得することができなく、制限されたサービス状態になり、緊急登録を行う。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本出願の実施例は、端末がDC情報を取得できず、ネットワーク選択を行えないという問題を解決できる、ネットワーク選択方法、装置、機器及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様において、端末に適用されるネットワーク選択方法であって、
端末の第1ネットワークが故障した場合に、目標ネットワークから災害状態DC情報を取得するステップと、
前記DC情報に基づいて、ネットワーク選択を行うステップと、を含み、
前記目標ネットワークは第1ネットワーク及び/又は第2ネットワークを含み、
前記第1ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在しないネットワークであり、
前記第2ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在するネットワークである、ネットワーク選択方法を提供する。
【0007】
第2態様において、第1ネットワークに適用されるネットワーク選択方法であって、
端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末へDC情報を送信するステップを含み、
前記DC情報は第1ネットワークが故障した場合に端末がネットワーク選択を行うためのものであり、
前記第1ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在しないネットワークである、ネットワーク選択方法を提供する。
【0008】
第3態様において、第2ネットワークに適用されるネットワーク選択方法であって、
端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末へDC情報を送信するステップを含み、
前記DC情報は第1ネットワークが故障した場合に端末がネットワーク選択を行うためのものであり、
前記第2ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在するネットワークである、ネットワーク選択方法を提供する。
【0009】
第4態様において、端末に適用されるネットワーク選択装置であって、
端末の第1ネットワークが故障した場合に、目標ネットワークから災害状態DC情報を取得するために用いられる取得モジュールと、
前記DC情報に基づいて、ネットワーク選択を行うために用いられる選択モジュールと、を備え、
前記目標ネットワークは第1ネットワーク及び/又は第2ネットワークを含み、
前記第1ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在しないネットワークであり、
前記第2ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在するネットワークである、ネットワーク選択装置を提供する。
【0010】
第5態様において、第1ネットワークに適用されるネットワーク選択装置であって、
端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末へDC情報を送信するために用いられる第1送信モジュールを備え、
前記DC情報は第1ネットワークが故障した場合に端末がネットワーク選択を行うためのものであり、
前記第1ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在しないネットワークである、ネットワーク選択装置を提供する。
【0011】
第6態様において、第2ネットワークに適用されるネットワーク選択装置であって、
端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末へDC情報を送信するために用いられる第2送信モジュールを備え、
前記DC情報は第1ネットワークが故障した場合に端末がネットワーク選択を行うためのものであり、
前記第2ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在するネットワークである、ネットワーク選択装置を提供する。
【0012】
第7態様において、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサで動作可能なプログラム又はコマンドと、を備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、第1態様で提供されるネットワーク選択方法のステップを実現する、端末を提供する。
【0013】
第8態様において、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサで動作可能なプログラム又はコマンドと、を備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、第2態様で提供されるネットワーク選択方法のステップを実現する、第1ネットワーク機器を提供する。
【0014】
第9態様において、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサで動作可能なプログラム又はコマンドと、を備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、第3態様で提供されるネットワーク選択方法のステップを実現する、第2ネットワーク機器を提供する。
【0015】
第10態様において、プログラム又はコマンドが記憶されており、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、第1態様で提供されるネットワーク選択方法のステップを実現するか、又は第2態様で提供されるネットワーク選択方法のステップを実現するか、又は第3態様で提供されるネットワーク選択方法のステップを実現する、可読記憶媒体を提供する。
【0016】
第11態様において、プロセッサと通信インタフェースを備え、前記通信インタフェースと前記プロセッサが結合され、前記プロセッサがプログラム又はコマンドを実行して第1態様で提供されるネットワーク選択方法のステップを実現するか、又は第2態様で提供されるネットワーク選択方法のステップを実現するか、又は第3態様で提供されるネットワーク選択方法のステップを実現するためのものである、チップを提供する。
【0017】
第12態様において、非一時的記憶媒体に記憶され、少なくとも1つのプロセッサにより実行されて第1態様で提供されるネットワーク選択方法のステップを実現するか、又は第2態様で提供されるネットワーク選択方法のステップを実現するか、又は第3態様で提供されるネットワーク選択方法のステップを実現する、コンピュータプログラム製品を提供する。
【0018】
第13態様において、第1態様で提供されるネットワーク選択方法のステップを実行するか、又は第2態様で提供されるネットワーク選択方法のステップを実行するか、又は第3態様で提供されるネットワーク選択方法のステップを実行するように構成される、通信機器を提供する。
【発明の効果】
【0019】
本出願の実施例では、端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末が第1ネットワーク又は禁止ネットワークリストにおける通信接続している第2ネットワークからDC情報を取得できることで、端末がDC情報を取得してネットワーク選択を行えることを確保し、ネットワークアクセス成功率を向上させた。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】本出願の実施例で提供される無線通信システムのブロック図である。
【
図2】本出願の実施例で提供されるネットワーク選択方法の模式的フローチャート(その1)である。
【
図3】本出願の実施例で提供されるネットワーク選択方法の模式的フローチャート(その2)である。
【
図4】本出願の実施例で提供されるネットワーク選択方法の模式的フローチャート(その3)である。
【
図5】本出願の実施例で提供されるネットワーク選択方法の模式的フローチャート(その4)である。
【
図6】本出願の実施例で提供されるネットワーク選択方法の模式的フローチャート(その5)である。
【
図7】本出願の実施例で提供されるネットワーク選択方法の模式的フローチャート(その6)である。
【
図8】本出願の実施例で提供されるネットワーク選択装置の構成模式図(その1)である。
【
図9】本出願の実施例で提供されるネットワーク選択装置の構成模式図(その2)である。
【
図10】本出願の実施例で提供されるネットワーク選択装置の構成模式図(その3)である。
【
図11】本出願の実施例で提供される通信機器の構成模式図である。
【
図12】本出願の実施例で提供される端末のハードウェア構成の模式図である。
【
図13】本出願の実施例で提供される第1ネットワーク機器のハードウェア構成の模式図である。
【
図14】本出願の実施例で提供される第2ネットワーク機器のハードウェア構成の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下において、本出願の実施例における図面を参照しながら、本出願の実施例における技術的解決手段を明らかに、完全に記述し、当然ながら、記述される実施例は全ての実施例ではなく、本出願の一部の実施例である。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要することなく、得られた他の全ての実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0022】
本出願の明細書及び特許請求の範囲における用語「第1」、「第2」等は、特定の順序又は先後順序を記述するためのものではなく、類似する対象を区別するためのものである。このように使用されるデータは、本出願の実施例がここで図示又は記述される以外の順序で実施できるように、適当な場合において互いに置き換えてもよいことを理解すべきであり、また、「第1」、「第2」で区別する対象は一般に一種類であり、対象の数を限定することがなく、例えば、第1対象は1つであってもよいし、複数であってもよい。また、明細書および特許請求の範囲において「及び/又は」は、接続している対象のうちの少なくとも1つを示し、符号の「/」は、一般的には前後の関連対象が「又は」という関係にあることを示す。
【0023】
指摘すべきことは、本出願に係る実施例に記載の技術は、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution,LTE)/LTEの発展型(LTE-Advanced,LTE-A)システムに限定されず、更に、例えば符号分割多元接続(Code Division Multiple Access,CDMA)、時分割多元接続(Time Division Multiple Access,TDMA)、周波数分割多元接続(Frequency Division Multiple Access,FDMA)、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access,OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(Single-carrier Frequency-Division Multiple Access,SC-FDMA)のような他の無線通信システム及び他のシステムに利用可能である点である。本出願に係る実施例における「システム」と「ネットワーク」という用語は一般に相互に交換して使用することができ、記述される技術は上述したシステムと無線電信技術に用いてもよいし、他のシステムと無線電信技術に用いてもよい。但し、以下の記述では例示するためにニューラジオ(New Radio,NR)システムを記述し、且つ以下の大部分の記述においてNR用語を使用するが、これらの技術はNRシステム以外に適用可能であり、例えば第6世代(6th Generation,6G)通信システムにも適用可能である。
【0024】
図1は本出願の実施例で提供される無線通信システムのブロック図である。無線通信システムは、端末11とネットワーク側機器12を備える。ここで、端末11は、端末機器又はユーザ端末(User Equipment,UE)と呼ばれてもよく、携帯電話、タブレットコンピュータ(Tablet Personal Computer)、ノートパソコンとも呼ばれるラップトップコンピュータ(Laptop Computer)、パーソナルディジタルアシスタント(Personal Digital Assistant,PDA)、携帯情報端末、ネットブック、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer,UMPC)、モバイルインターネットデバイス(Mobile Internet Device,MID)、ウェアラブル機器(Wearable Device)又は車載端末(Vehicle User Equipment,VUE)、歩行者端末(Pedestrian User Equipment,PUE)等の端末側機器であってもよく、ウェアラブル機器は、ブレスレット、イヤホン、メガネ等を含む。本出願に係る実施例では端末11の具体的な種類が限定されないことは説明必要である。ネットワーク側機器12は、基地局又はコアネットワークであってもよく、その中で、基地局は、ノードB、発展型ノードB、アクセスポイント、ベーストランシーバ基地局(Base Transceiver Station,BTS)、無線基地局、無線送受信機、基本サービスセット(Basic Service Set,BSS)、拡張サービスセット(Extended Service Set,ESS)、Bノード、発展型Bノード(eNB)、家庭用Bノード、家庭用発展型Bノード、WLANアクセスポイント、WiFiノード、送受信ポイント(Transmitting Receiving Point,TRP)又は前記分野中の他のある適切な用語で称してもよく、同じ技術効果を達成できれば、前記基地局は特定の技術用語に限定されるものではなく、本出願に係る実施例では、NRシステムにおける基地局のみを例とするが、基地局の具体的な種類が限定されないことは説明必要である。
【0025】
以下、図面を参照しながら、具体的な実施例及びこれを適用する場合によって本出願の実施例で提供されるネットワーク選択方法及び装置を詳細に説明する。
【0026】
図2は本出願の実施例で提供されるネットワーク選択方法の模式的フローチャート(その1)であり、該方法は、端末に適用され、
図2に示すように、
端末の第1ネットワークが故障した場合に、目標ネットワークから災害状態DC情報を取得するステップ200と、
前記DC情報に基づいて、ネットワーク選択を行うステップ210と、を含み、
前記目標ネットワークは第1ネットワーク及び/又は第2ネットワークを含み、
前記第1ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在しないネットワークであり、
前記第2ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在するネットワークである。
【0027】
選択可能に、UEがUE操作モードA又はBで操作する場合に、許可される公衆陸上移動体通信網(Public Land Mobile Network,PLMN)は加入者識別モジュール(Subscriber Identity Module,SIM)/汎用加入者識別モジュール(Universal Subscriber Identity Module,USIM)における「禁止PLMN」リストに存在しなく、ここで、該リストはモバイル機器(Mobile equipment,ME)のメモリにおいて拡張可能である。UEがUE操作モードCで操作する場合に、許可されるPLMNはSIM/USIMにおける「禁止PLMN」リストに存在しなく、又はMEにおける「汎用パケット無線サービス技術(General Packet Radio Service,GPRS)のサービスのための禁止PLMN」リストに存在しない。SIM/USIMの「禁止PLMN(Forbidden PLMN)」リストにおいてPLMN以外は利用可能なPLMNがなく且つ利用可能なPLMNが災難条件に適用すると指示された時に、このPLMNを、UEへの登録が許可され、災難条件に適用するものと見なしても良い。このため、UEはホームネットワークである第1ネットワークが故障した場合に、例えば緊急サービス、データサービス、音声サービス及び動画サービス等のサービスを提供されるように他のネットワークを選択できる。
【0028】
選択可能に、第1ネットワークが故障したのは、第1ネットワークの関連機器において故障又は災害が発生したことを指してもよく、例えば、コアネットワークデバイスが故障し、UEにサービスを提供できなくなる。
【0029】
選択可能に、第1ネットワークの災害状態、災難及び災害等はいずれも第1ネットワークが故障した場合を指してもよい。
【0030】
選択可能に、第1ネットワークはUEの「Forbidden PLMN」リスト(list)に存在しないネットワークであり、UEのホームネットワークとなり得、UEへDC情報を提供できる。
【0031】
選択可能に、第2ネットワークはUEの「Forbidden PLMN」listに存在する利用可能(available)なネットワークであり、UEへDC情報を提供することに用いられる。
【0032】
選択可能に、第2ネットワークは、端末の禁止ネットワークリストに存在するネットワークであってもよく、前記端末は第2ネットワークが送信した情報を受信できるように、前記第2ネットワークのカバレッジ範囲内にある。選択可能に、災害状態(Disaster Condition,DC)情報は、第1ネットワークに災難が発生したことをUEに通知するための指示、及び/又は、災難状況において第2ネットワーク又は他のネットワークが第1ネットワークのUEにサービスを提供できる指示等の情報を含んでもよい。
【0033】
選択可能に、モバイル端末(Mobile Station,MS)が在圏に適合するセルを見つけられなく、又は、SIMが挿入されなく、又は、MSがスタンド・アロン・ノンパブリック・ネットワーク(Stand-alone Non-Public Network,SNPN)アクセスモードで動作し、又は、特定のメッセージを受信した場合に、「ユーザデータリスト」には位置管理(Location registration,LR)リクエストに応答する有効なエントリがなく(例えば「不正MS」)、PLMNの身分又はSNPNの身分に関わらず、セルへの在圏を試し、且つ「制限されたサービス」状態になり、該状態では、緊急呼又はリストゥリクティド・ローカル・オペレータ・サービス(Restricted Local Operator Services,RLOS)へのアクセスしかを試すことができない。NB-S1モードで動作するMSは絶対に緊急呼又は制限されたリストゥリクティド・ローカル・オペレータ・サービス(Restricted Local Operator Services,RLOS)へのアクセスを試さない。スタンド・アロン・ノンパブリック・ネットワーク(Stand-alone Non-Public Network,SNPN)アクセスモードでMSは絶対に緊急呼を試さない。N1モードで動作するMSはRLOSへのアクセスを試さない。
【0034】
選択可能に、デバイス故障、災害等の原因によってUEの第1ネットワークが利用不可能になった時に、UEは、第1ネットワークが故障した時に第2ネットワーク又は他のネットワークが第1ネットワークをホームネットワークとするUEへのサービス提供をサポートするのを指示するためのDC情報を受信できる。ここで、DC情報はMIB、SIB1によってブロードキャストしてもよいし、他のSIBによって送信してもよく、サービス中断最小化(Minimization of service Interruption,MINT)が極端な状況であるので、リソースを省くために、他のSIBによって送信する可能性がより大きい。DC情報をMIB、SIB1によって送信せず、他のSIBによって送信する場合に、ネットワークが自発的に他のSIB情報を送信しないので、UEは第2ネットワークの他のSIB情報を読み取ってDC情報を取得することがなく、更に災難場合でのネットワーク選択手順をトリガできず、制限されたサービス状態になり、緊急登録を行う。
【0035】
選択可能に、UEがDC情報を取得することをどのようにトリガするかという問題を解決するために、端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末が目標ネットワークから災害状態DC情報を取得するようにしてもよく、これによって、端末がDC情報を受信し、次にDC情報に基づいてネットワーク選択手順を行えることを確保する。
【0036】
選択可能に、許可されるPLMN(Allowable PLMN)がない時に、UEがMINT特徴(MINT feature)をサポートすれば、DC情報を取得できる。
【0037】
選択可能に、UEは第1ネットワークからDC情報を取得でき、例えば、第1ネットワークに災難が発生した時に、第1ネットワークはUEへDC情報を送信できる。
【0038】
選択可能に、UEは第1ネットワークからDC情報を取得でき、例えば、第1ネットワークに災難が発生した時に、第1ネットワークはDC情報をブロードキャストできる。
【0039】
選択可能に、UEは第2ネットワークからDC情報を取得でき、例えば、第1ネットワークに災難が発生した時に、第2ネットワークはDC情報をブロードキャストできる。
【0040】
選択可能に、UEはDC情報を受信した後、DC情報に基づいてネットワークアクセス制御、即ちネットワーク選択を行うことができる。
【0041】
選択可能に、第1ネットワークはニューラジオ(New Radio,NR)又はロングタームエボリューション(Long Term Evolution,LTE)におけるPLMNであってもよいが、これらに限定されなく、第1PLMNと称してもよい。
【0042】
選択可能に、第2ネットワークはNR又はLTEにおけるPLMNであってもよいが、これらに限定されなく、第2PLMNと称してもよい。
【0043】
本出願の実施例では、端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末が第1ネットワーク又は禁止ネットワークリストにおける通信接続している第2ネットワークからDC情報を取得できることで、端末がDC情報を取得してネットワーク選択を行えることを確保し、ネットワークアクセス成功率を向上させた。
【0044】
選択可能に、端末の第1ネットワークが故障した場合に、目標ネットワークからDC情報を取得する前記ステップは、
非アクセス層NASで取得したネットワーク識別子に対応するネットワークが全て端末の禁止ネットワークリストにあり、且つ端末がサービス中断最小化特徴MINT featureをサポートする場合に、目標ネットワークからDC情報を取得するステップを含む。
【0045】
選択可能に、UEがサーチングしてMIBとSIB1のシステム情報を取得した後、ASはSIB1からPLMN識別子(PLMN ID)を読み取り、非アクセス層(Non-Access Stratum,NAS)に送信することができ、NASはAllowable PLMN(s)があると決定した場合に、その中から1つのAllowable PLMNを選択してセル(cell)選択等の手順を実行し、NASの受信したPLMN ID(s)がいずれも「禁止PLMN」リスト(forbidden list)にある場合に、更にUEがMINT featureをサポートするか否かを判断できる。
【0046】
選択可能に、UEがMINT featureをサポートしない場合に、UEが制限されたサービス状態になる。
【0047】
選択可能に、UEがMINT featureをサポートする場合に、DC情報を取得するために、第2ネットワークとしてforbidden listにあるPLMN ID(s)から1つのPLMNを選択できる。
【0048】
選択可能に、前記目標ネットワークが第1ネットワークである場合に、目標ネットワークからDC情報を取得する前記ステップは、
第1ネットワークが故障した後に送信したDC情報を受信するステップを含む。
【0049】
選択可能に、UEは第1ネットワークからDC情報を取得でき、例えば、第1ネットワークに災難が発生した時に、第1ネットワークはUEへDC情報を送信できる。
【0050】
選択可能に、第1ネットワークに災難が発生した場合に、例えば、コアネットワークデバイスが故障した場合に、基地局側は依然としてシステム情報を送信又はブロードキャストでき、このようにDC情報をUEへ送信できる。
【0051】
選択可能に、DC情報は、災難場合に第1ネットワークにデータサービスを提供できる第3ネットワークのネットワークリストPLMNリスト(PLMN list)、及び/又は、第1ネットワークに災難が発生した指示であってもよい。
【0052】
選択可能に、前記DC情報は、NASメッセージ及びASメッセージの少なくとも一つによって送信される。
【0053】
選択可能に、第1ネットワークがUEへDC情報を送信する時に、NASメッセージ及びASメッセージ等の少なくとも一つによって送信できるが、これらに限定されない。
【0054】
選択可能に、前記目標ネットワークが第1ネットワーク及び/又は第2ネットワークである場合に、目標ネットワークからDC情報を取得する前記ステップは、
第1ネットワーク及び/又は第2ネットワークがブロードキャスト送信したDC情報を受信するステップを含む。
【0055】
選択可能に、UEは第1ネットワークからDC情報を取得でき、例えば、第1ネットワークに災難が発生した時に、第1ネットワークはDC情報をブロードキャストできる。
【0056】
選択可能に、UEは第2ネットワークからDC情報を取得でき、例えば、第1ネットワークに災難が発生した時に、第2ネットワークはDC情報をブロードキャストできる。
【0057】
選択可能に、UEは第1ネットワーク又は第2ネットワークからDC情報を取得でき、例えば、第1ネットワークに災難が発生した時に、第1ネットワークと第2ネットワークはいずれもDC情報をブロードキャストでき、UEはその一方のネットワークブがロードキャスト送信するDC情報を受信してもよいし、2つのネットワークブがロードキャストするDC情報を受信し、その一方を選択して使用してもよく、例えば、いずれかを選択して使用してもよいし、先に受信したDC情報を選択して使用してもよい。
【0058】
選択可能に、UEがMINT featureをサポートする場合に、第2ネットワークとしてforbidden listにあるPLMN ID(s)から1つのPLMNを選択できる。
【0059】
選択可能に、第2ネットワークとなり得るPLMNはいずれもDC情報をブロードキャストでき、これによって、UEが第2ネットワークとしてDC情報をブロードキャストしているネットワークを選択できることを確保する。
【0060】
選択可能に、第1ネットワークに災難が発生した場合に、例えば、コアネットワークデバイスが故障した場合に、基地局側は依然としてシステム情報を送信又はブロードキャストでき、このようにDC情報をブロードキャストでき、UEは第1ネットワークがブロードキャストするDC情報を受信できる。
【0061】
選択可能に、前記DC情報は、MIB、SIB1及び他のSIB情報の少なくとも一つによって送信される。
【0062】
選択可能に、DC情報は、
MIB、SIB1又は他のSIB情報の少なくとも一つによってブロードキャストできるが、これらに限定されない。
【0063】
選択可能に、前記目標ネットワークが第2ネットワークである場合に、目標ネットワークからDC情報を取得する前記ステップは、
DC情報をリクエストするためのリクエスト情報を第2ネットワークへ送信するステップを含む。
【0064】
選択可能に、UEは第2ネットワークに対してDC情報をリクエストできる。
【0065】
選択可能に、DC情報は、第2ネットワークが災難発生PLMNのUEへのデータサービスの提供をサポートするか否か、及び/又は、第2ネットワークによって提供される、災難PLMNのUEへのサービスの提供をサポートするPLNN list等の情報を含んでもよい。
【0066】
選択可能に、第2ネットワークはUEのリクエストを受信した後、DC情報を返信できる。
【0067】
選択可能に、UEは、第2ネットワークがフィードバックするDC情報中のforbidden PLMNによりアクセス制御を行うことができる。
【0068】
選択可能に、UEは、第2ネットワークがフィードバックする情報により、第2ネットワークにアクセスしてサービスを取得できるか否かを决定でき、例えば、DC情報には、第2ネットワークが災難発生PLMNのUEにデータサービスを提供できる指示情報が含まれる時に、第2ネットワークにアクセスしてサービスを取得できる。
【0069】
選択可能に、UEは、第2ネットワークがフィードバックする情報であるDC情報により、アクセスしてサービスを取得できる第3ネットワークを決定し、ネットワーク選択手順を完了する。
【0070】
選択可能に、前記リクエスト情報は、NASメッセージ及びASメッセージの少なくとも一つによって送信される。
【0071】
選択可能に、UEが第2ネットワークに対してDC情報をリクエストする時に、該リクエストはNASメッセージ又はASメッセージによって行うことができる。
【0072】
選択可能に、前記DC情報は、
前記端末への第1サービスの提供をサポートするネットワークである第3ネットワークのリストを含む。
【0073】
選択可能に、DC情報は、前記端末への第1サービスの提供をサポートする第3ネットワークのリストを含んでもよい。
【0074】
選択可能に、第3ネットワークのリストは、前記端末への第1サービスの提供をサポートする第3ネットワークの全部又は一部を含んでもよい。
【0075】
選択可能に、第3ネットワークのリストは、第1ネットワーク及び/又は第2ネットワークがUEに提供する、前記端末への第1サービスの提供をサポートする第3ネットワークを含んでもよい。
【0076】
選択可能に、第3ネットワークはNR又はLTEにおけるPLMNであってもよいが、これらに限定されなく、第3PLMNと称してもよい。
【0077】
選択可能に、目標ネットワークが第2ネットワークである時に、前記DC情報は、
第2ネットワークが前記端末への第1サービスの提供をサポートするか否かを指示するための第1情報を更に含む。
【0078】
選択可能に、目標ネットワークが第2ネットワークである時に、前記DC情報は、第2ネットワークが前記端末への第1サービスの提供をサポートするか否かを指示するための第1情報を更に含んでもよく、これによって第2ネットワークからサービスを取得できるか否かをUEに通知する。
【0079】
選択可能に、前記第1サービスは、
緊急サービス、
データサービス、
音声サービス、及び
動画サービスのいずれか一つ又はこれらの組合せを含む。
【0080】
選択可能に、UEの正常なサービス処理を確保するように、第1サービスは緊急サービス、データサービス、音声サービス、動画サービスのいずれか一つ又はこれらの組合せを含んでもよいが、これらに限定されない。
【0081】
本出願の実施例では、端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末が第1ネットワーク又は禁止ネットワークリストにおける通信接続している第2ネットワークからDC情報を取得できることで、端末がDC情報を取得してネットワーク選択を行えることを確保し、ネットワークアクセス成功率を向上させた。
【0082】
図3は本出願の実施例で提供されるネットワーク選択方法の模式的フローチャート(その2)であり、該方法は、第1ネットワークに適用され、
図3に示すように、
端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末へDC情報を送信するステップ300を含み、
前記DC情報は第1ネットワークが故障した場合に端末がネットワーク選択を行うためのものであり、
前記第1ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在しないネットワークである。
【0083】
選択可能に、第1ネットワークはUEの「禁止PLMN」リスト(「Forbidden PLMN」 list)に存在しないネットワークであり、UEのホームネットワークとなり得、UEへDC情報を提供できる。ここで、公衆陸上移動体通信網(Public Land Mobile Network,PLMN)。
【0084】
選択可能に、災害状態(Disaster Condition,DC)情報は、第1ネットワークに災難が発生したことをUEに通知するための指示、及び/又は、災難状況において第2ネットワーク又は他のネットワークが第1ネットワークのUEにサービスを提供できる指示等の情報を含んでもよい。
【0085】
選択可能に、第2ネットワークはUEの「Forbidden PLMN」listに存在する利用可能(available)なネットワークであり、UEへDC情報を提供することに用いられる。
【0086】
選択可能に、デバイス故障、災害等の原因によってUEの第1ネットワークが利用不可能になった時に、UEは、第1ネットワークが故障した時に第2ネットワーク又は他のネットワークが第1ネットワークをホームネットワークとするUEへのサービス提供をサポートするのを指示するためのDC情報を受信できる。ここで、DC情報はMIB、SIB1によってブロードキャストしてもよいし、他のSIBによって送信してもよく、サービス中断最小化(Minimization of service Interruption,MINT)が極端な状況であるので、リソースを省くために、他のSIBによって送信する可能性がより大きい。DC情報をMIB、SIB1によって送信せず、他のSIBによって送信する場合に、ネットワークが自発的に他のSIB情報を送信しないので、UEは第2ネットワークの他のSIB情報を読み取ってDC情報を取得することがなく、更に災難場合でのネットワーク選択手順をトリガできず、制限されたサービス状態になり、緊急登録を行う。
【0087】
選択可能に、UEがDC情報を取得することをどのようにトリガするかという問題を解決するために、端末の第1ネットワークが故障した場合に、第1ネットワークが端末へ災害状態DC情報を送信できるようにしてもよく、これによって、端末がDC情報を受信し、DC情報に基づいてネットワーク選択手順を行えることを確保する。
【0088】
選択可能に、Allowable PLMNがない時に、UEがMINT featureをサポートする場合に、DC情報を取得できる。
【0089】
選択可能に、第1ネットワークは端末へ災害状態DC情報を送信でき、例えば、第1ネットワークに災難が発生した時に、第1ネットワークはUEへDC情報を送信できる。
【0090】
選択可能に、第1ネットワークは端末へ災害状態DC情報を送信でき、例えば、第1ネットワークに災難が発生した時に、第1ネットワークはDC情報をブロードキャストできる。
【0091】
選択可能に、UEはDC情報を受信した後、DC情報に基づいてネットワークアクセス制御、即ちネットワーク選択を行うことができる。
【0092】
選択可能に、第1ネットワークはNR又はLTEにおけるPLMNであってもよいが、これらに限定されなく、第1PLMNと称してもよい。
【0093】
選択可能に、第2ネットワークはNR又はLTEにおけるPLMNであってもよいが、これらに限定されなく、第2PLMNと称してもよい。
【0094】
本出願の実施例では、端末の第1ネットワークが故障した場合に、第1ネットワークが自発的に端末へDC情報を送信できることで、端末がDC情報を取得してネットワーク選択を行えることを確保し、ネットワークアクセス成功率を向上させた。
【0095】
選択可能に、端末へDC情報を送信する前記ステップは、
端末へ前記DC情報をブロードキャスト送信するステップを含む。
【0096】
選択可能に、第1ネットワークは端末へ災害状態DC情報を送信でき、例えば、第1ネットワークに災難が発生した時に、第1ネットワークはDC情報をブロードキャストできる。
【0097】
選択可能に、UEがMINT featureをサポートする場合に、第2ネットワークとしてforbidden listにあるPLMN ID(s)から1つのPLMNを選択できる。
【0098】
選択可能に、第1ネットワークに災難が発生した場合に、例えばコアネットワークデバイスが故障した場合に、基地局側は依然としてシステム情報を送信又はブロードキャストでき、このようにDC情報をブロードキャストでき、UEは第1ネットワークがブロードキャストするDC情報を受信できる。
【0099】
選択可能に、前記DC情報は、NASメッセージ及びASメッセージの少なくとも一つによって送信される。
【0100】
選択可能に、DC情報は、
MIB、SIB1又は他のSIB情報の少なくとも一つによってブロードキャストできるが、これらに限定されない。
【0101】
選択可能に、前記DC情報は、
前記端末への第1サービスの提供をサポートするネットワークである第3ネットワークのリストを含む。
【0102】
選択可能に、DC情報は、前記端末への第1サービスの提供をサポートする第3ネットワークのリストを含んでもよい。
【0103】
選択可能に、第3ネットワークのリストは、前記端末への第1サービスの提供をサポートする第3ネットワークの全部又は一部を含んでもよい。
【0104】
選択可能に、第3ネットワークのリストは、第1ネットワーク及び/又は第2ネットワークがUEに提供する、前記端末への第1サービスの提供をサポートする第3ネットワークを含んでもよい。
【0105】
選択可能に、第3ネットワークはニューラジオ(New Radio,NR)又はロングタームエボリューション(Long Term Evolution,LTE)におけるPLMNであってもよいが、これらに限定されなく、第3PLMNと称してもよい。
【0106】
選択可能に、前記第1サービスは、
緊急サービス、
データサービス、
音声サービス、及び
動画サービスのいずれか一つ又はこれらの組合せを含む。
【0107】
選択可能に、第1サービスは、UEの正常なサービス処理を確保するように、緊急サービス、データサービス、音声サービス、動画サービスのいずれか一つ又はこれらの組合せを含んでもよいが、これらに限定されない。
【0108】
本出願の実施例では、端末の第1ネットワークが故障した場合に、第1ネットワークが自発的に端末へDC情報を送信できることで、端末がDC情報を取得してネットワーク選択を行えることを確保し、ネットワークアクセス成功率を向上させた。
【0109】
図4は本出願の実施例で提供されるネットワーク選択方法の模式的フローチャート(その3)であり、該方法は、第2ネットワークに適用され、
図4に示すように、
端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末へDC情報を送信するステップ400を含み、
前記DC情報は第1ネットワークが故障した場合に端末がネットワーク選択を行うためのものであり、
前記第2ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在するネットワークである。
【0110】
選択可能に、第1ネットワークはUEの「Forbidden PLMN」listに存在しないネットワークであり、UEのホームネットワークとなり得、UEへDC情報を提供できる。ここで、公衆陸上移動体通信網(Public Land Mobile Network,PLMN)。
【0111】
第2ネットワークはUEの「Forbidden PLMN」listに存在するavailableネットワークであり、UEへDC情報を提供することに用いられる。
【0112】
選択可能に、災害状態(Disaster Condition,DC)情報は、第1ネットワークに災難が発生したことをUEに通知するための指示、及び/又は、災難状況において第2ネットワーク又は他のネットワークが第1ネットワークのUEにサービスを提供できる指示等の情報を含んでもよい。
【0113】
選択可能に、デバイス故障、災害等の原因によってUEの第1ネットワークが利用不可能になった時に、UEは、第1ネットワークが故障した時に第2ネットワーク又は他のネットワークが第1ネットワークをホームネットワークとするUEへのサービス提供をサポートするのを指示するためのDC情報を受信できる。ここで、DC情報はMIB、SIB1によってブロードキャストしてもよいし、他のSIBによって送信してもよく、サービス中断最小化(Minimization of service Interruption,MINT)が極端な状況であるので、リソースを省くために、他のSIBによって送信する可能性がより大きい。DC情報をMIB、SIB1によって送信せず、他のSIBによって送信する場合に、ネットワークが自発的に他のSIB情報を送信しないので、UEは第2ネットワークの他のSIB情報を読み取ってDC情報を取得することがなく、更に災難場合でのネットワーク選択手順をトリガできず、制限されたサービス状態になり、緊急登録を行う。
【0114】
選択可能に、UEがDC情報を取得することをどのようにトリガするかという問題を解決するために、端末の第1ネットワークが故障した場合に、第2ネットワークが端末に災害状態DC情報を送信するようにしてもよく、これによって、端末がDC情報を受信でき、次にDC情報に基づいてネットワーク選択手順を行えることを確保する。
【0115】
選択可能に、Allowable PLMNがない時に、UEがMINT featureをサポートする場合に、DC情報を取得できる。
【0116】
選択可能に、第2ネットワークは端末へ災害状態DC情報を送信でき、例えば、第1ネットワークに災難が発生した時に、第2ネットワークはDC情報をブロードキャストできる。
【0117】
選択可能に、UEはDC情報を受信した後、DC情報に基づいてネットワークアクセス制御、即ちネットワーク選択を行うことができる。
【0118】
選択可能に、第1ネットワークはNR又はLTEにおけるPLMNであってもよいが、これらに限定されなく、第1PLMNと称してもよい。
【0119】
選択可能に、第2ネットワークはNR又はLTEにおけるPLMNであってもよいが、これらに限定されなく、第2PLMNと称してもよい。
【0120】
本出願の実施例では、端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末の禁止ネットワークリストにおける通信接続している第2ネットワークが端末へDC情報を送信できることで、端末がDC情報を取得してネットワーク選択を行えることを確保し、ネットワークアクセス成功率を向上させた。
【0121】
選択可能に、端末へDC情報を送信する前記ステップは、
端末へ前記DC情報をブロードキャスト送信するステップを含む。
【0122】
選択可能に、第2ネットワークは端末へ災害状態DC情報を送信でき、例えば、第1ネットワークに災難が発生した時に、第2ネットワークはDC情報をブロードキャストできる。
【0123】
選択可能に、UEがMINT featureをサポートする場合に、第2ネットワークとしてforbidden listにあるPLMN ID(s)から1つのPLMNを選択できる。
【0124】
選択可能に、第2ネットワークとなり得るPLMNはいずれもDC情報をブロードキャストでき、これによって、UEが第2ネットワークとしてDC情報をブロードキャストしているネットワークを選択できることを確保する。
【0125】
選択可能に、前記DC情報は、MIB、SIB1及び他のSIB情報の少なくとも一つによって送信される。
【0126】
選択可能に、DC情報は、
MIB、SIB1又は他のSIB情報の少なくとも一つによってブロードキャストできるが、これらに限定されない。
【0127】
選択可能に、端末へDC情報を送信する前記ステップは、
端末が送信したリクエスト情報を受信するステップと、
前記リクエスト情報に基づいて、端末へDC情報を送信するステップと、を含む。
【0128】
選択可能に、UEは第2ネットワークに対してDC情報をリクエストできる。
【0129】
選択可能に、DC情報は、第2ネットワークが災難発生PLMNのUEへのデータサービスの提供をサポートするか否か、及び/又は、第2ネットワークによって提供される、災難PLMNのUEへのサービスの提供をサポートするPLNN list等の情報を含んでもよい。
【0130】
選択可能に、第2ネットワークはUEのリクエストを受信した後、DC情報を返信できる。
【0131】
選択可能に、UEは、第2ネットワークがフィードバックするDC情報中のforbidden PLMNによりアクセス制御を行うことができる。
【0132】
選択可能に、前記リクエスト情報は、NASメッセージ及びASメッセージの少なくとも一つによって送信される。
【0133】
選択可能に、UEが第2ネットワークに対してDC情報をリクエストする時に、該リクエストはNASメッセージ又はASメッセージによって行うことができる。
【0134】
選択可能に、前記DC情報は、
前記端末への第1サービスの提供をサポートするネットワークである第3ネットワークのリストを含む。
【0135】
選択可能に、DC情報は、前記端末への第1サービスの提供をサポートする第3ネットワークのリストを含んでもよい、
【0136】
選択可能に、第3ネットワークのリストは、前記端末への第1サービスの提供をサポートする第3ネットワークの全部又は一部を含んでもよい。
【0137】
選択可能に、第3ネットワークのリストは、第1ネットワーク及び/又は第2ネットワークがUEに提供する、前記端末への第1サービスの提供をサポートする第3ネットワークを含んでもよい。
【0138】
選択可能に、第3ネットワークはNR又はLTEにおけるPLMNであってもよいが、これらに限定されなく、第3PLMNと称してもよい。
【0139】
選択可能に、前記DC情報は、
第2ネットワークが前記端末への第1サービスの提供をサポートするか否かを指示するための第1情報を更に含む。
【0140】
選択可能に、目標ネットワークが第2ネットワークである時に、前記DC情報は、第2ネットワークが前記端末への第1サービスの提供をサポートするか否かを指示するための第1情報を更に含んでもよく、これによって、UEが第2ネットワークに直接アクセスできるか否かをUEに通知する。
【0141】
選択可能に、前記第1サービスは、
緊急サービス、
データサービス、
音声サービス、及び
動画サービスのいずれか一つ又はこれらの組合せを含む。
【0142】
選択可能に、第1サービスは、UEの正常なサービス処理を確保するように、緊急サービス、データサービス、音声サービス、動画サービスのいずれか一つ又はこれらの組合せを含んでもよいが、これらに限定されない。
【0143】
本出願の実施例では、端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末の禁止ネットワークリストにおける通信接続している第2ネットワークが端末へDC情報を送信できることで、端末がDC情報を取得してネットワーク選択を行えることを確保し、ネットワークアクセス成功率を向上させた。
【0144】
図5は本出願の実施例で提供されるネットワーク選択方法の模式的フローチャート(その4)であり、
図5に示すように、該方法は以下のステップを含む。
【0145】
ステップ500では、UEがサーチングし、且つMIB、SIB1のシステム情報を受信する。
【0146】
ステップ510では、アクセス層(Access Stratum,AS)がSIB1からPLMN IDを読み取り、且つNAS層に送信する。
【0147】
選択可能に、ASはPLMN IDと測定情報等の関連情報を取得し、且つぞの中のPLMN IDを取得してNAS層に送信する。
【0148】
ステップ520では、UEがPLMN選択を行う。
【0149】
選択可能に、NASは受信したPLMN ID(s)と記憶したPLMN list情報、例えばforbidden list等により、PLMN選択を行うことができる。
【0150】
ステップ530aでは、Allowable PLMN(s)があると決定した場合に、その中から1つのAllowable PLMNを選択し、cell選択等の手順を実行できる。
【0151】
ステップ530bでは、NASの受信したPLMN ID(s)が全てforbidden listにあり、即ちAllowable PLMNがない場合に、UEがMINT featureをサポートするか否かを判断できる。
【0152】
ステップ540aでは、UEがMINT featureをサポートしない場合に、UEが制限されたサービス状態になる。
【0153】
ステップ540bでは、UEが第2ネットワークを選択する。
【0154】
選択可能に、UEがMINT featureをサポートする場合に、第2ネットワークとしてforbidden listにあるPLMN ID(s)から1つのPLMNを選択できる。
【0155】
ステップ550では、UEが第2ネットワークに対してDC情報をリクエストする。
【0156】
選択可能に、リクエスト情報はNASメッセージ又はASメッセージによってリクエストできる
【0157】
選択可能に、DC情報は、第2ネットワークが災難発生PLMNのUEにデータサービスを提供するか否か、及び/又は、災難PLMNのUEへのサービスの提供をサポートするPLMN list等の情報を含んでもよい。
【0158】
ステップ560では、UEが第2ネットワークからDC情報を取得する。
【0159】
選択可能に、第2ネットワークはUEのリクエストにより、DC情報を返信できる。
【0160】
ステップ570では、UEがDC情報に基づいてネットワーク選択を行う。
【0161】
選択可能に、UEは第2ネットワークがフィードバックするDC情報により、第2ネットワークにアクセスしてサービスを取得できるか否かを决定でき、例えば、DC情報には、第2ネットワークが災難発生PLMNのUEにデータサービスを提供できる指示情報が含まれる時に、第2ネットワークにアクセスしてサービスを取得できる。
【0162】
選択可能に、UEは、第2ネットワークがフィードバックする情報であるDC情報により、アクセスしてサービスを取得できる第3ネットワークを決定し、ネットワーク選択手順を完了することができる。
【0163】
図6は本出願の実施例で提供されるネットワーク選択方法の模式的フローチャート(その5)であり、
図6に示すように、該方法は以下のステップを含む。
【0164】
ステップ600では、UEがサーチングし、且つMIB、SIB1のシステム情報を受信する。
【0165】
ステップ610では、アクセス層ASがSIB1からPLMN IDを読み取り、且つNAS層に送信する。
【0166】
選択可能に、ASはPLMN IDと測定情報等の関連情報を取得し、且つぞの中のPLMN IDを取得してNAS層に送信する。
【0167】
ステップ620では、UEがPLMN選択を行う。
【0168】
選択可能に、NASは受信したPLMN ID(s)と記憶したPLMN list情報、例えばforbidden list等により、PLMN選択を行うことができる。
【0169】
ステップ630aでは、Allowable PLMN(s)があると決定した場合に、その中から1つのAllowable PLMNを選択し、cell選択等の手順を実行できる。
【0170】
ステップ630bでは、NASの受信したPLMN ID(s)が全てforbidden listにあり、即ちAllowable PLMNがない場合に、UEがMINT featureをサポートするか否かを判断できる。
【0171】
ステップ640aでは、UEがMINT featureをサポートしない場合に、UEが制限されたサービス状態になる。
【0172】
ステップ640bでは、UEが第2ネットワークを選択する。
【0173】
選択可能に、UEがMINT featureをサポートする場合に、第2ネットワークとしてforbidden listにあるPLMN ID(s)から1つのPLMNを選択できる。
【0174】
ステップ650では、UEが第2ネットワークがブロードキャストしたDC情報を読み取る。
【0175】
第2ネットワークはDC情報をブロードキャストし、UEは第2ネットワークがブロードキャストするDC情報を読み取ることができる。
【0176】
該情報はMIB、SIB1又は他のSIB情報によってブロードキャストできる。
【0177】
ステップ660では、UEがDC情報に基づいてネットワーク選択を行う。
【0178】
選択可能に、UEは第2ネットワークがブロードキャストするDC情報によりforbidden PLMNのアクセス制御を行うことができる。
【0179】
選択可能に、UEは第2ネットワークがフィードバックするDC情報により、第2ネットワークにアクセスしてサービスを取得できるか否かを决定でき、例えば、DC情報には、第2ネットワークが災難発生PLMNのUEにデータサービスを提供できる指示情報が含まれる時に、第2ネットワークにアクセスしてサービスを取得できる。
【0180】
選択可能に、UEは、第2ネットワークがフィードバックする情報であるDC情報により、アクセスしてサービスを取得できる第3ネットワークを決定し、ネットワーク選択手順を完了することができる。
【0181】
図7は本出願の実施例で提供されるネットワーク選択方法の模式的フローチャート(その6)であり、
図7に示すように、該方法は以下のステップを含む。
【0182】
ステップ700では、第1ネットワークに災難が発生した。
【0183】
ステップ710では、第1ネットワークがUEへDC情報を送信する。
【0184】
選択可能に、DC情報は、NASメッセージ、ASメッセージ等によって伝送できるが、これらに限定されない。
【0185】
ステップ720では、UEがPLMN選択を行う。
【0186】
他のallowable PLMN(s)があると決定した場合に、UEが正常なPLMN選択を行う。
【0187】
ステップ730では、UEがDC情報に基づいてネットワーク選択を行う。
【0188】
UEがサーチングできたPLMN(s)が全てforbidden listにある場合に、受信したDC情報に基づいて、PLMN選択を行う。
【0189】
選択可能に、UEは、DC情報により、アクセスしてサービスを取得できる第3ネットワークのネットワークリストPLMN listを決定し、第3ネットワークのネットワークリストPLMN listに基づいてネットワーク選択手順を完了することができる。
【0190】
説明すべきことは、本出願の実施例で提供されるネットワーク選択方法は、実行主体がネットワーク選択装置であってもよいし、該ネットワーク選択装置におけるネットワーク選択方法を実行するための制御モジュールであってもよい点である。本出願の実施例では、ネットワーク選択装置がネットワーク選択方法を実行することを例として、本出願の実施例で提供されるネットワーク選択装置を説明する。
【0191】
図8は本出願の実施例で提供されるネットワーク選択装置の構成模式図(その1)であり、端末に適用されるネットワーク選択装置であって、
端末の第1ネットワークが故障した場合に、目標ネットワークから災害状態DC情報を取得するために用いられる取得モジュール810と、
前記DC情報に基づいて、ネットワーク選択を行うために用いられる選択モジュール820と、を備え、
前記目標ネットワークは第1ネットワーク及び/又は第2ネットワークを含み、
前記第1ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在しないネットワークであり、
前記第2ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在するネットワークである、ネットワーク選択装置である。
【0192】
具体的には、ネットワーク選択装置は、端末の第1ネットワークが故障した場合に、取得モジュール810によって第1ネットワーク及び/又は第2ネットワークから災害状態DC情報を取得し、続いて、前記DC情報に基づいて、選択モジュール820によってネットワーク選択を行うことができる。
【0193】
ここで説明必要であるように、本出願の実施例で提供される上記装置は、上記ネットワーク選択方法の実施例で実現する全ての方法ステップを実現でき、且つ同様な技術効果を達成でき、ここで、本実施例における方法実施例と同じ部分及び有益な効果について具体的に説明しない。
【0194】
本出願の実施例では、端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末が第1ネットワーク又は禁止ネットワークリストにおける通信接続している第2ネットワークからDC情報を取得できることで、端末がDC情報を取得してネットワーク選択を行えることを確保し、ネットワークアクセス成功率を向上させた。
【0195】
選択可能に、前記取得モジュールは、
非アクセス層NASで取得したネットワーク識別子に対応するネットワークが全て端末の禁止ネットワークリストにあり、且つ端末がサービス中断最小化特徴MINT featureをサポートする場合に、目標ネットワークからDC情報を取得するために用いられる。
【0196】
選択可能に、前記目標ネットワークが第1ネットワークである場合に、前記取得モジュールは、
第1ネットワークが故障した後に送信したDC情報を受信するために用いられる。
【0197】
選択可能に、前記DC情報は、NASメッセージ及びASメッセージの少なくとも一つによって送信される。
【0198】
選択可能に、前記目標ネットワークが第1ネットワーク及び/又は第2ネットワークである場合に、前記取得モジュールは、
第1ネットワーク及び/又は第2ネットワークがブロードキャスト送信したDC情報を受信するために用いられる。
【0199】
選択可能に、前記DC情報は、MIB、SIB1及び他のSIB情報の少なくとも一つによって送信される。
【0200】
選択可能に、前記目標ネットワークが第2ネットワークである場合に、前記取得モジュールは、
DC情報をリクエストするためのリクエスト情報を第2ネットワークへ送信するために用いられる。
【0201】
選択可能に、前記リクエスト情報は、NASメッセージ及びASメッセージの少なくとも一つによって送信される。
【0202】
選択可能に、前記DC情報は、
前記端末への第1サービスの提供をサポートするネットワークである第3ネットワークのリストを含む。
【0203】
選択可能に、目標ネットワークが第2ネットワークである時に、前記DC情報は、
第2ネットワークが前記端末への第1サービスの提供をサポートするか否かを指示するための第1情報を更に含む。
【0204】
選択可能に、前記第1サービスは、
緊急サービス、
データサービス、
音声サービス、及び
動画サービスのいずれか一つ又はこれらの組合せを含む。
【0205】
本出願の実施例におけるネットワーク選択装置は、装置であってもよいし、端末における素子、集積回路又はチップであってもよい。当該装置は、携帯型端末であってもよいし、非携帯型端末であってもよい。例として、携帯型端末は、以上で挙げられた端末11の種類を含んでもよいが、それらに限定されることがなく、非携帯型端末は、サーバ、ネットワークアタッチドストレージ(Network Attached Storage,NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer,PC)、テレビ(television,TV)、現金自動預払機又はキオスク等であってもよい。
【0206】
本出願の実施例におけるネットワーク選択装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。該オペレーティングシステムは、アンドロイド(Android)オペレーティングシステムであってもよく、iosオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0207】
本出願の実施例で提供されるネットワーク選択装置は
図2~
図8の方法実施例で実現する各工程を実現し、且つ同様な技術効果を達成することができ、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0208】
図9は本出願の実施例で提供されるネットワーク選択装置の構成模式図(その2)であり、第1ネットワークに適用されるネットワーク選択装置であって、
端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末へDC情報を送信するために用いられる第1送信モジュール910を備え、
前記DC情報は第1ネットワークが故障した場合に端末がネットワーク選択を行うためのものであり、
前記第1ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在しないネットワークである、ネットワーク選択装置である。
【0209】
選択可能に、ネットワーク選択装置は、端末の第1ネットワークが故障した場合に、第1送信モジュール910によって端末へDC情報を送信することができる。
【0210】
ここで説明必要であるように、本出願の実施例で提供される上記装置は、上記ネットワーク選択方法の実施例で実現する全ての方法ステップを実現でき、且つ同様な技術効果を達成でき、ここで、本実施例における方法実施例と同じ部分及び有益な効果について具体的に説明しない。
【0211】
本出願の実施例では、端末の第1ネットワークが故障した場合に、第1ネットワークが自発的に端末へDC情報を送信できることで、端末がDC情報を取得してネットワーク選択を行えることを確保し、ネットワークアクセス成功率を向上させた。
【0212】
選択可能に、前記第1送信モジュールは、
端末へ前記DC情報をブロードキャスト送信するために用いられる。
【0213】
選択可能に、前記DC情報は、NASメッセージ及びASメッセージの少なくとも一つによって送信される。
【0214】
選択可能に、前記DC情報は、
前記端末への第1サービスの提供をサポートするネットワークである第3ネットワークのリストを含む。
【0215】
本出願の実施例では、端末の第1ネットワークが故障した場合に、第1ネットワークが自発的に端末へDC情報を送信できることで、端末がDC情報を取得してネットワーク選択を行えることを確保し、ネットワークアクセス成功率を向上させた。
【0216】
本出願の実施例におけるネットワーク選択装置は、装置であってもよいし、端末における素子、集積回路又はチップであってもよい。当該装置は、携帯型端末であってもよいし、非携帯型端末であってもよい。例として、携帯型端末は、以上で挙げられた端末11の種類を含んでもよいが、それらに限定されることがなく、非携帯型端末は、サーバ、ネットワークアタッチドストレージ(Network Attached Storage,NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer,PC)、テレビ(television,TV)、現金自動預払機又はキオスク等であってもよい。
【0217】
本出願の実施例におけるネットワーク選択装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。該オペレーティングシステムは、アンドロイド(Android)オペレーティングシステムであってもよく、iosオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0218】
本出願の実施例で提供されるネットワーク選択装置は
図2~
図8の方法実施例で実現する各工程を実現し、且つ同様な技術効果を達成することができ、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0219】
図10は本出願の実施例で提供されるネットワーク選択装置の構成模式図(その3)であり、第2ネットワーク機器に適用されるネットワーク選択装置であって、
端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末へDC情報を送信するために用いられる第2送信モジュール1010を備え、
前記DC情報は第1ネットワークが故障した場合に端末がネットワーク選択を行うためのものであり、
前記第2ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在するネットワークである、ネットワーク選択装置である。
【0220】
具体的には、ネットワーク選択装置は、端末の第1ネットワークが故障した場合に、第2送信モジュール1010によって端末へDC情報を送信することができる。
【0221】
ここで説明必要であるように、本出願の実施例で提供される上記装置は、上記ネットワーク選択方法の実施例で実現する全ての方法ステップを実現でき、且つ同様な技術効果を達成でき、ここで、本実施例における方法実施例と同じ部分及び有益な効果について具体的に説明しない。
【0222】
本出願の実施例では、端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末の禁止ネットワークリストにおける通信接続している第2ネットワークが端末へDC情報を送信できることで、端末がDC情報を取得してネットワーク選択を行えることを確保し、ネットワークアクセス成功率を向上させた。
【0223】
選択可能に、前記第2送信モジュールは、
端末へ前記DC情報をブロードキャスト送信するために用いられる。
【0224】
選択可能に、前記DC情報は、MIB、SIB1及び他のSIB情報の少なくとも一つによって送信される。
【0225】
選択可能に、前記第2送信モジュールは、
端末が送信したリクエスト情報を受信すること、
前記リクエスト情報に基づいて、端末へDC情報を送信すること、に用いられる。
【0226】
選択可能に、前記リクエスト情報は、NASメッセージ及びASメッセージの少なくとも一つによって送信される。
【0227】
選択可能に、前記DC情報は、
前記端末への第1サービスの提供をサポートするネットワークである第3ネットワークのリストを含む。
【0228】
選択可能に、前記DC情報は、
第2ネットワークが前記端末への第1サービスの提供をサポートするか否かを指示するための第1情報を更に含む。
【0229】
選択可能に、前記第1サービスは、
緊急サービス、
データサービス、
音声サービス、及び
動画サービスのいずれか一つ又はこれらの組合せを含む。
【0230】
本出願の実施例では、端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末の禁止ネットワークリストにおける通信接続している第2ネットワークが端末へDC情報を送信できることで、端末がDC情報を取得してネットワーク選択を行えることを確保し、ネットワークアクセス成功率を向上させた。
【0231】
本出願の実施例におけるネットワーク選択装置は、装置であってもよいし、端末における素子、集積回路又はチップであってもよい。当該装置は、携帯型端末であってもよいし、非携帯型端末であってもよい。例として、携帯型端末は、以上で挙げられた端末11の種類を含んでもよいが、それらに限定されることがなく、非携帯型端末は、サーバ、ネットワークアタッチドストレージ(Network Attached Storage,NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer,PC)、テレビ(television,TV)、現金自動預払機又はキオスク等であってもよい。
【0232】
本出願の実施例におけるネットワーク選択装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。該オペレーティングシステムは、アンドロイド(Android)オペレーティングシステムであってもよく、iosオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0233】
本出願の実施例で提供されるネットワーク選択装置は
図2~
図8の方法実施例で実現する各工程を実現し、且つ同様な技術効果を達成することができ、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0234】
選択可能に、
図11は本出願の実施例で提供される通信機器の構成模式図であり、
図11に示すように、通信機器1100は、プロセッサ1101と、メモリ1102と、メモリ1102に記憶されて前記プロセッサ1101で動作可能なプログラム又はコマンドと、を備え、例えば、該通信機器1100が端末である時に、該プログラム又はコマンドがプロセッサ1101により実行されると、上記ネットワーク選択方法の実施例の各工程を実現し、且つ同様な技術効果を達成できる。該通信機器1100がネットワーク側機器である時に、該プログラム又はコマンドがプロセッサ1101により実行されると、上記ネットワーク選択方法の実施例の各工程を実現し、且つ同様な技術効果を達成でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0235】
図12は本出願の実施例で提供される端末のハードウェア構成の模式図である。
【0236】
該端末1200は、高周波ユニット1201、ネットワークモジュール1202、オーディオ出力ユニット1203、入力ユニット1204、センサ1205、表示ユニット1206、ユーザ入力ユニット1207、インタフェースユニット1208、メモリ1209及びプロセッサ1210等の素子を含むが、これらに限定されない。
【0237】
当業者であれば、端末1200は各部材に給電する電源(例えば、電池)をさらに含んでもよいことが理解可能であり、電源は、電源管理システムによってプロセッサ1210と論理的に接続してもよく、このように電源管理システムによって充放電の管理、及び電力消費管理等の機能を実現する。
図12に示す端末の構造は端末を限定するものではなく、端末は図示より多く又はより少ない部材、又は一部の部材の組合せ、又は異なる部材配置を含んでもよく、ここで詳細な説明は省略する。
【0238】
本出願に係る実施例では、入力ユニット1204は、ビデオ獲得モード又は画像獲得モードで画像獲得装置(例えば、カメラ)により取得した静的画像又はビデオの画像データを処理するグラフィックスプロセッシングユニット(Graphics Processing Unit,GPU)12041と、マイクロホン12042とを含んでもよいことを理解すべきである。表示ユニット1206は表示パネル12061を含んでもよく、表示パネル12061は液晶ディスプレイ、有機発光ダイオード等の形式で配置してもよい。ユーザ入力ユニット1207はタッチパネル12071及び他の入力機器12072を含む。タッチパネル12071はタッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル12071は、タッチ検出装置及びタッチ制御器という2つの部分を含んでもよい。他の入力機器12072は、物理キーボード、機能ボタン(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタン等)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、これらに限定されなく、ここで詳細な説明を省略する。
【0239】
本出願の実施例において、高周波ユニット1201は、通信相手側からの情報を受信した後、プロセッサ1210で処理し、また、伝送待ちの情報を通信相手側に送信する。通常、高周波ユニット1201は、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、受送信機、カプラー、低騒音増幅器、デュプレクサ等を含むが、それらに限定されない。
【0240】
メモリ1209は、ソフトウェアプログラム又はコマンド及び様々なデータを記憶するために用いることができる。メモリ1209は、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーション又はコマンド(例えば、音声再生機能、画像再生機能等)等を記憶可能な、プログラム又はコマンドを記憶する領域及びデータ記憶領域を主に含んでもよい。また、メモリ1209は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよいし、不揮発性メモリを含んでもよく、そのうち、不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(Programmable ROM,PROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable PROM,EPROM)、電気的消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically EPROM,EEPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性ソリッドステート記憶デバイスが挙げられる。
【0241】
プロセッサ1210は、1つ又は複数の処理ユニットを含んでもよく、選択可能に、プロセッサ1210に、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーション又はコマンド等を主に処理するアプリケーションプロセッサと、ベースバンドプロセッサのような無線通信を主に処理するモデムプロセッサとを統合することができる。上記モデムプロセッサはプロセッサ1210に統合されなくてもよいことが理解可能である。
【0242】
ここで、プロセッサ1210は、
端末の第1ネットワークが故障した場合に、目標ネットワークから災害状態DC情報を取得すること、
前記DC情報に基づいて、ネットワーク選択を行うこと、に用いられ、
前記目標ネットワークは第1ネットワーク及び/又は第2ネットワークを含み、
前記第1ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在しないネットワークであり、
前記第2ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在するネットワークである。
【0243】
本出願の実施例では、端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末が第1ネットワーク又は禁止ネットワークリストにおける通信接続している第2ネットワークからDC情報を取得できることで、端末がDC情報を取得してネットワーク選択を行えることを確保し、ネットワークアクセス成功率を向上させた。
【0244】
選択可能に、前記端末の第1ネットワークが故障した場合に、プロセッサ1210は、
非アクセス層NASで取得したネットワーク識別子に対応するネットワークが全て端末の禁止ネットワークリストにあり、且つ端末がサービス中断最小化特徴MINT featureをサポートする場合に、目標ネットワークからDC情報を取得するために用いられる。
【0245】
選択可能に、前記目標ネットワークが第1ネットワークである場合に、プロセッサ1210は、
第1ネットワークが故障した後に送信したDC情報を受信するために用いられる。
【0246】
選択可能に、前記DC情報は、NASメッセージ及びASメッセージの少なくとも一つによって送信される。
【0247】
選択可能に、前記目標ネットワークが第1ネットワーク及び/又は第2ネットワークである場合に、プロセッサ1210は、
第1ネットワーク及び/又は第2ネットワークがブロードキャスト送信したDC情報を受信するために用いられる。
【0248】
選択可能に、前記DC情報は、MIB、SIB1及び他のSIB情報の少なくとも一つによって送信される。
【0249】
選択可能に、前記目標ネットワークが第2ネットワークである場合に、プロセッサ1210は、
DC情報をリクエストするためのリクエスト情報を第2ネットワークへ送信するために用いられる。
【0250】
選択可能に、前記リクエスト情報は、NASメッセージ及びASメッセージの少なくとも一つによって送信される。
【0251】
選択可能に、前記DC情報は、
前記端末への第1サービスの提供をサポートするネットワークである第3ネットワークのリストを含む。
【0252】
選択可能に、目標ネットワークが第2ネットワークである時に、前記DC情報は、
第2ネットワークが前記端末への第1サービスの提供をサポートするか否かを指示するための第1情報を更に含む。
【0253】
選択可能に、前記第1サービスは、
緊急サービス、
データサービス、
音声サービス、及び
動画サービスのいずれか一つ又はこれらの組合せを含む。
【0254】
本出願の実施例では、端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末が第1ネットワーク又は禁止ネットワークリストにおける通信接続している第2ネットワークからDC情報を取得できることで、端末がDC情報を取得してネットワーク選択を行えることを確保し、ネットワークアクセス成功率を向上させた。
【0255】
図13は本出願の実施例で提供される第1ネットワーク機器のハードウェア構成の模式図である。
【0256】
図13に示すように、当該ネットワーク側機器1300は、アンテナ1301、高周波装置1302、ベースバンド装置1303を含む。アンテナ1301が高周波装置1302に接続される。アップリンク方向において、高周波装置1302はアンテナ1301を介して情報を受信し、受信した情報をベースバンド装置1303に送信して処理させる。ダウンリンク方向において、ベースバンド装置1303は送信される情報を処理し、且つ高周波装置1302に送信し、高周波装置1302は受信した情報を処理してからアンテナ1301を経由して送信する。
【0257】
上記周波帯処理装置はベースバンド装置1303にあってもよく、上記実施例でネットワーク側機器が実行する方法はベースバンド装置1303で実現でき、当該ベースバンド装置1303はプロセッサ1304とメモリ1305を含む。
【0258】
ベースバンド装置1303は、例えば、複数のチップを設置した少なくとも1つのベースバンドボードを含んでもよく、
図13に示すように、その中の1つのチップは、例えば、メモリ1305に接続されてメモリ1305中のプログラムを呼び出して、上記方法実施例に示されたネットワーク機器の操作を実行するプロセッサ1304である。
【0259】
当該ベースバンド装置1303は、高周波装置1302と情報をやり取りするためのネットワークインタフェース1306を更に含んでもよく、当該インタフェースは、例えば、共通公衆無線インタフェース(common public radio interface;CPRIと略称する)である。
【0260】
具体的には、本出願の実施例のネットワーク側機器は、メモリ1305に記憶されてプロセッサ1304で動作可能なコマンド又はプログラムを更に備え、プロセッサ1304はメモリ1305中のコマンド又はプログラムを呼び出して、
図9に示す各モジュールが実行する方法を実行し、且つ同様な技術効果を達成し、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0261】
ここで、プロセッサ1304は、
端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末へDC情報を送信するために用いられ、
前記DC情報は第1ネットワークが故障した場合に端末がネットワーク選択を行うためのものであり、
前記第1ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在しないネットワークである。
【0262】
本出願の実施例では、端末の第1ネットワークが故障した場合に、第1ネットワークが自発的に端末へDC情報を送信できることで、端末がDC情報を取得してネットワーク選択を行えることを確保し、ネットワークアクセス成功率を向上させた。
【0263】
選択可能に、プロセッサ1304は、
端末へ前記DC情報をブロードキャスト送信するために用いられる。
【0264】
選択可能に、前記DC情報は、NASメッセージ及びASメッセージの少なくとも一つによって送信される。
【0265】
選択可能に、前記DC情報は、
前記端末への第1サービスの提供をサポートするネットワークである第3ネットワークのリストを含む。
【0266】
選択可能に、前記第1サービスは、
緊急サービス、
データサービス、
音声サービス、及び
動画サービスのいずれか一つ又はこれらの組合せを含む。
【0267】
本出願の実施例では、端末の第1ネットワークが故障した場合に、第1ネットワークが自発的に端末へDC情報を送信できることで、端末がDC情報を取得してネットワーク選択を行えることを確保し、ネットワークアクセス成功率を向上させた。
【0268】
図14は本出願の実施例で提供される第2ネットワーク機器のハードウェア構成の模式図である。
【0269】
図14に示すように、当該ネットワーク側機器1400は、アンテナ1401、高周波装置1402、ベースバンド装置1403を含む。アンテナ1401が高周波装置1402に接続される。アップリンク方向において、高周波装置1402はアンテナ1401を介して情報を受信し、受信した情報をベースバンド装置1403に送信して処理させる。ダウンリンク方向において、ベースバンド装置1403は送信される情報を処理し、且つ高周波装置1402に送信し、高周波装置1402は受信した情報を処理してからアンテナ1401を経由して送信する。
【0270】
上記周波帯処理装置はベースバンド装置1403にあってもよく、上記実施例でネットワーク側機器が実行する方法はベースバンド装置1403で実現でき、当該ベースバンド装置1403はプロセッサ1404とメモリ1405を含む。
【0271】
ベースバンド装置1403は、例えば、複数のチップを設置した少なくとも1つのベースバンドボードを含んでもよく、
図14に示すように、その中の1つのチップは、例えば、メモリ1405に接続されてメモリ1405中のプログラムを呼び出して、上記方法実施例に示されたネットワーク機器の操作を実行するプロセッサ1404である。
【0272】
当該ベースバンド装置1403は、高周波装置1402と情報をやり取りするためのネットワークインタフェース1406を更に含んでもよく、当該インタフェースは、例えば、共通公衆無線インタフェース(common public radio interface;CPRIと略称する)である。
【0273】
具体的には、本出願の実施例のネットワーク側機器は、メモリ1405に記憶されてプロセッサ1404で動作可能なコマンド又はプログラムを更に備え、プロセッサ1404はメモリ1405中のコマンド又はプログラムを呼び出して、
図10に示す各モジュールが実行する方法を実行し、且つ同様な技術効果を達成し、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0274】
ここで、プロセッサ1404は、
端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末へDC情報を送信するために用いられ、
前記DC情報は第1ネットワークが故障した場合に端末がネットワーク選択を行うためのものであり、
前記第2ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在するネットワークである。
【0275】
本出願の実施例では、端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末の禁止ネットワークリストにおける通信接続している第2ネットワークが端末へDC情報を送信できることで、端末がDC情報を取得してネットワーク選択を行えることを確保し、ネットワークアクセス成功率を向上させた。
【0276】
選択可能に、プロセッサ1404は、
端末へ前記DC情報をブロードキャスト送信するために用いられる。
【0277】
選択可能に、前記DC情報は、MIB、SIB1及び他のSIB情報の少なくとも一つによって送信される。
【0278】
選択可能に、プロセッサ1404は、
端末が送信したリクエスト情報を受信すること、
前記リクエスト情報に基づいて、端末へDC情報を送信すること、に用いられる。
【0279】
選択可能に、前記リクエスト情報は、NASメッセージ及びASメッセージの少なくとも一つによって送信される。
【0280】
選択可能に、前記DC情報は、
前記端末への第1サービスの提供をサポートするネットワークである第3ネットワークのリストを含む。
【0281】
選択可能に、前記DC情報は、
第2ネットワークが前記端末への第1サービスの提供をサポートするか否かを指示するための第1情報を更に含む。
【0282】
選択可能に、前記第1サービスは、
緊急サービス、
データサービス、
音声サービス、及び
動画サービスのいずれか一つ又はこれらの組合せを含む。
【0283】
本出願の実施例では、端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末の禁止ネットワークリストにおける通信接続している第2ネットワークが端末へDC情報を送信できることで、端末がDC情報を取得してネットワーク選択を行えることを確保し、ネットワークアクセス成功率を向上させた。
【0284】
本出願の実施例は更に可読記憶媒体を提供し、前記可読記憶媒体は不揮発性のものであってもよいし、揮発性のものであってもよく、前記可読記憶媒体にはプログラム又はコマンドが記憶されており、該プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、上記ネットワーク選択方法の実施例の各工程を実現し、且つ同様な技術効果を達成でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0285】
ここで、前記プロセッサは上記実施例に記載の端末におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、例えば、コンピュータ読み出し専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、磁気ディスク又は光ディスク等のコンピュータ可読記憶媒体を含む。
【0286】
本出願の実施例は、更に、ロセッサと通信インタフェースを備え、前記通信インタフェースと前記プロセッサが結合され、前記プロセッサがプログラム又はコマンドを実行して上記ネットワーク選択方法の実施例の各工程を実現するためのものであり、且つ同様な技術効果を達成できる、チップを提供し、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0287】
本出願に係る実施例に記載のチップは、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップ等と呼んでもよいことを理解すべきである。
【0288】
本出願の実施例は、更に、非一時的可読記憶媒体に記憶され、少なくとも1つのプロセッサにより実行されて上記ネットワーク選択方法の実施例の各工程を実現し、且つ同様な技術効果を達成できる、コンピュータプログラム製品を提供し、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0289】
説明すべきことは、本明細書において、用語「含む」、「からなる」又はその他のあらゆる変形は非排他的包含を含むように意図され、それにより一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素のみならず、明示されていない他の要素、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素をも含む点である。特に断らない限り、語句「一つの……を含む」により限定される要素は、該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置に別の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。また、指摘すべきことは、本出願の実施形態における方法及び装置の範囲は、図示又は検討された順序で機能を実行することに限定されず、係る機能に応じて実質的に同時に又は逆の順序で機能を実行することも含み得る点であり、例えば、説明されたものと異なる順番で、説明された方法を実行してもよく、さらに各種のステップを追加、省略、又は組み合わせてもよい。また、何らかの例を参照して説明した特徴は他の例において組み合わせられてもよい。
【0290】
以上の実施形態に対する説明によって、当業者であれば上記実施例の方法がソフトウェアと必要な共通ハードウェアプラットフォームとの組合せという形態で実現できることを明確に理解可能であり、当然ながら、ハードウェアによって実現してもよいが、多くの場合において前者はより好ましい実施形態である。このような見解をもとに、本出願の技術的解決手段は実質的に又は従来技術に寄与する部分はソフトウェア製品の形で実施することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン又はネットワーク機器等であってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行させる複数の命令を含む。
【0291】
以上、図面を参照しながら本出願の実施例を説明したが、本出願は上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、本出願の示唆をもとに、当業者が本出願の趣旨及び特許請求の保護範囲から逸脱することなくなし得る多くの形態は、いずれも本出願の保護範囲に属するものとする。
【手続補正書】
【提出日】2023-06-16
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末に適用されるネットワーク選択方法であって、
端末の第1ネットワークが故障した場合に、目標ネットワークから災害状態DC情報を取得するステップと、
前記DC情報に基づいて、ネットワーク選択を行うステップと、を含み、
前記目標ネットワークは第1ネットワーク及び/又は第2ネットワークを含み、
前記第1ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在しないネットワークであり、
前記第2ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在するネットワークである、ネットワーク選択方法。
【請求項2】
端末の
前記第1ネットワークが故障した場合に、
前記目標ネットワークからDC情報を取得する前記ステップは、
非アクセス層NASで取得したネットワーク識別子に対応するネットワークが全て端末の禁止ネットワークリストにあり、且つ端末がサービス中断最小化特徴MINT featureをサポートする場合に、
前記目標ネットワークから
前記DC情報を取得するステップを含む、請求項1に記載のネットワーク選択方法。
【請求項3】
前記目標ネットワークが
前記第1ネットワークである場合に、
前記目標ネットワークから
前記DC情報を取得する前記ステップは、
前記第1ネットワークが故障した後に送信した
前記DC情報を受信するステップを含
み、
前記DC情報は、
NASメッセージ及びASメッセージの少なくとも一つによって送信される、請求項
1又は2に記載のネットワーク選択方法。
【請求項4】
前記目標ネットワークが
前記第1ネットワーク及び/又は
前記第2ネットワークである場合に、
前記目標ネットワークから
前記DC情報を取得する前記ステップは、
前記第1ネットワーク及び/又は
前記第2ネットワークがブロードキャスト送信した
前記DC情報を受信するステップを含
み、
前記DC情報は、
MIB、SIB1及び他のSIB情報の少なくとも一つによって送信される、請求項
1又は2に記載のネットワーク選択方法。
【請求項5】
前記目標ネットワークが
前記第2ネットワークである場合に、
前記目標ネットワークから
前記DC情報を取得する前記ステップは、
前記DC情報をリクエストするためのリクエスト情報を
前記第2ネットワークへ送信するステップを含
み、
前記リクエスト情報は、
NASメッセージ及びASメッセージの少なくとも一つによって送信される、請求項
1又は2に記載のネットワーク選択方法。
【請求項6】
前記DC情報は、
第3ネットワークのリストを含み、
前記第3ネットワークは、前記端末への第1サービスの提供をサポートするネットワークである、請求項1又は2に記載のネットワーク選択方法。
【請求項7】
前記目標ネットワークが
前記第2ネットワークである時に、前記DC情報は、
前記第2ネットワークが前記端末への
前記第1サービスの提供をサポートするか否かを指示するための第1情報を更に含む、請求項
6に記載のネットワーク選択方法。
【請求項8】
前記第1サービスは、
緊急サービス、
データサービス、
音声サービス、及び
動画サービスのいずれか一つ又はこれらの組合せを含む、請求項
7に記載のネットワーク選択方法。
【請求項9】
第1ネットワークに適用されるネットワーク選択方法であって、
端末の
前記第1ネットワークが故障した場合に、端末へDC情報を送信するステップを含み、
前記DC情報は
前記第1ネットワークが故障した場合に端末がネットワーク選択を行うためのものであり、
前記第1ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在しないネットワークである、ネットワーク選択方法。
【請求項10】
端末へ
前記DC情報を送信する前記ステップは、
端末へ前記DC情報をブロードキャスト送信するステップを含む、請求項
9に記載のネットワーク選択方法。
【請求項11】
第2ネットワークに適用されるネットワーク選択方法であって、
端末の第1ネットワークが故障した場合に、端末へDC情報を送信するステップを含み、
前記DC情報は
前記第1ネットワークが故障した場合に端末がネットワーク選択を行うためのものであり、
前記第2ネットワークは端末の禁止ネットワークリストに存在するネットワークである、ネットワーク選択方法。
【請求項12】
端末へ
前記DC情報を送信する前記ステップは、
端末が送信したリクエスト情報を受信するステップと、
前記リクエスト情報に基づいて、端末へ
前記DC情報を送信するステップと、を含む、請求項
11に記載のネットワーク選択方法。
【請求項13】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサで動作可能なプログラム又はコマンドと、を備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項1~
8のいずれか一項に記載のネットワーク選択方法のステップを実現する、端末。
【請求項14】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサで動作可能なプログラム又はコマンドと、を備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項
9~
10のいずれか一項に記載のネットワーク選択方法のステップを実現する、第1ネットワーク機器。
【請求項15】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサで動作可能なプログラム又はコマンドと、を備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項
11~
12のいずれか一項に記載のネットワーク選択方法のステップを実現する、第2ネットワーク機器。
【国際調査報告】