(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-12-27
(54)【発明の名称】充電スタンド
(51)【国際特許分類】
H02J 7/00 20060101AFI20231220BHJP
H02G 3/02 20060101ALI20231220BHJP
H02G 3/10 20060101ALI20231220BHJP
B60L 53/14 20190101ALN20231220BHJP
B60L 53/30 20190101ALN20231220BHJP
【FI】
H02J7/00 301B
H02J7/00 P
H02G3/02
H02G3/10
B60L53/14
B60L53/30
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023537454
(86)(22)【出願日】2022-08-23
(85)【翻訳文提出日】2023-06-19
(86)【国際出願番号】 CN2022114150
(87)【国際公開番号】W WO2023082761
(87)【国際公開日】2023-05-19
(31)【優先権主張番号】202111321461.5
(32)【優先日】2021-11-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】518256049
【氏名又は名称】公牛集団股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】成 瀚
(72)【発明者】
【氏名】桂 林
(72)【発明者】
【氏名】劉 金文
(72)【発明者】
【氏名】陳 武
【テーマコード(参考)】
5G357
5G361
5G503
5H125
【Fターム(参考)】
5G357CA06
5G357CB02
5G357CB03
5G357CC01
5G357CC05
5G357CE01
5G357CE02
5G357CE03
5G357CF02
5G361AA02
5G361AC01
5G361AC03
5G361AC09
5G361AD01
5G503AA01
5G503BA01
5G503BB01
5G503FA03
5G503FA06
5H125AA01
5H125AC12
5H125AC24
5H125FF11
(57)【要約】
本開示に係る充電スタンドは、自動車充電の技術分野に属する。該充電スタンドは、充電スタンド本体と、取付背板と、配線アセンブリとを備え、配線アセンブリが取付背板に取り付けられ、充電スタンド本体と配線アセンブリとが組み立てられることにより、充電スタンド本体の通電を実現する。従来技術に比べて、本開示に係る充電スタンドは、充電スタンド本体と、取付背板と、取付背板に取り付けられる配線アセンブリとを分割構造として構成することにより、分割構造の取り付け、配線を実現し、取り付け効率を高め、人件費を抑え、メンテナンスを容易にすることができる。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
充電スタンド本体(110)と、取付背板(120)と、配線アセンブリ(130)とを備え、前記配線アセンブリ(130)が前記取付背板(120)に取り付けられ、前記充電スタンド本体(110)と前記配線アセンブリ(130)とが組み立てられることにより、前記充電スタンド本体(110)の通電を実現する
ことを特徴とする充電スタンド。
【請求項2】
前記配線アセンブリ(130)は、電気接続部(131)を備え、前記充電スタンド本体(110)に挿着部材(113)が設置され、前記挿着部材(113)が前記電気接続部(131)に挿着されて電気的接続し、前記電気接続部(131)が入力線(200)を介して外部電源と接続する
ことを特徴とする請求項1に記載の充電スタンド。
【請求項3】
前記電気接続部(131)は、電線接続端子(136)と刃受けバネ(137)とを備え、前記電線接続端子(136)と前記刃受けバネ(137)とが電気的接続され、前記挿着部材(113)が前記刃受けバネ(137)に挿入されて前記刃受けバネ(137)と接続され、前記電線接続端子(136)が前記入力線(200)と電気的接続するように構成される
ことを特徴とする請求項2に記載の充電スタンド。
【請求項4】
前記挿着部材(113)および前記電気接続部(131)がいずれも複数あり、複数の前記挿着部材(113)が前記充電スタンド本体(110)に間隔をあけて設置され、各前記挿着部材(113)が一対一でそれぞれ前記電気接続部(131)と電気的接続する
ことを特徴とする請求項3に記載の充電スタンド。
【請求項5】
各前記挿着部材(113)は、直線状を呈し、複数の前記挿着部材(113)が前記充電スタンド本体(110)において等間隔をあけて設置される
ことを特徴とする請求項4に記載の充電スタンド。
【請求項6】
前記配線アセンブリ(130)はカバー(133)をさらに備え、前記カバー(133)と前記取付背板(120)とが、取り外し可能に接続されるとともに合わせて前記電気接続部(131)を格納する格納室(140)を形成し、前記カバー(133)に、前記格納室(140)と連通する差込孔(135)が設けられており、前記挿着部材(113)が、前記差込孔(135)に挿入して前記電気接続部(131)と電気的接続することが可能である
ことを特徴とする請求項3~5のいずれか1項に記載の充電スタンド。
【請求項7】
前記電線接続端子(136)は、電線接続溝(1361)が設けられた電線接続柱(1363)と、前記電線接続柱(1363)と接続される接続部材(1365)とを含み、前記入力線(200)が前記電線接続溝(1361)内に挿入され、前記刃受けバネ(137)が前記電線接続溝(1361)内に挿入され、前記接続部材(1365)が、前記入力線(200)と前記刃受けバネ(137)とを圧締するように構成される
ことを特徴とする請求項6に記載の充電スタンド。
【請求項8】
前記カバー(133)に、前記接続部材(1365)に対応する貫通孔(1331)が設けられており、前記貫通孔(1331)が前記格納室(140)と連通し、前記接続部材(1365)が前記貫通孔(1331)内に設置される
ことを特徴とする請求項7に記載の充電スタンド。
【請求項9】
前記取付背板(120)に防水板(123)が設置され、前記防水板(123)が前記カバー(133)の上方に傾斜して設置される
ことを特徴とする請求項6~8のいずれか1項に記載の充電スタンド。
【請求項10】
前記取付背板(120)は、底板(1201)と側板(1203)とを含み、前記側板(1203)が前記底板(1201)を囲むように前記底板(1201)に設置され、前記電気接続部(131)が前記底板(1201)に取り付けられ、前記カバー(133)が前記底板(1201)および前記側板(1203)の少なくとも一方に取り外し可能に接続され、前記防水板(123)が、前記底板(1201)に設置されるとともに、前記電気接続部(131)と前記側板(1203)との間に位置する
ことを特徴とする請求項9に記載の充電スタンド。
【請求項11】
複数の前記刃受けバネ(137)の間に隔離板(138)が設置される
ことを特徴とする請求項3~10のいずれか1項に記載の充電スタンド。
【請求項12】
前記配線アセンブリ(130)は位置制限部材(134)を備え、前記取付背板(120)と前記位置制限部材(134)とが取り外し可能に接続されるとともに前記取付背板(120)と前記位置制限部材(134)とにより前記入力線(200)を通すための位置制限中空部(150)を形成する
ことを特徴とする請求項2~11のいずれか1項に記載の充電スタンド。
【請求項13】
前記充電スタンド本体(110)に格納溝(114)が設けられており、前記格納溝(114)の溝壁が、周壁(115)と底壁(116)とを含み、前記周壁(115)が前記底壁(116)を囲むように設置され、前記挿着部材(113)と前記電気接続部(131)とが接続された状態で、前記取付背板(120)が前記格納溝(114)内に配置される
ことを特徴とする請求項2~12のいずれか1項に記載の充電スタンド。
【請求項14】
前記挿着部材(113)が前記底壁(116)に垂直な方向で延伸して設置され、前記挿着部材(113)が前記底壁(116)に垂直な方向に沿って前記電気接続部(131)に挿着可能である
ことを特徴とする請求項13に記載の充電スタンド。
【請求項15】
前記周壁(115)の下部に進入口(118)が設けられ、前記進入口(118)が前記格納溝(114)と連通し、前記進入口(118)が、前記取付背板(120)を通し可能に構成され、前記挿着部材(113)が、前記底壁(116)に平行な方向で延伸して設置され、前記底壁(116)に平行な方向に沿って前記電気接続部(131)と接続可能である
ことを特徴とする請求項13または14に記載の充電スタンド。
【請求項16】
前記周壁(115)に通し穴(117)が設けられており、前記取付背板(120)の側面に取付溝(121)が設けられており、前記取付溝(121)内にナット(124)が嵌設され、前記ナット(124)が、前記通し穴(117)を通る固定ねじと接続される
ことを特徴とする請求項13~15のいずれか1項に記載の充電スタンド。
【請求項17】
前記周壁(115)の前記取付背板(120)に近接する側にシールストリップ(127)が設置され、前記シールストリップ(127)が前記周壁(115)と前記取付背板(120)との間の隙間を密封するように配置される
ことを特徴とする請求項13~16のいずれか1項に記載の充電スタンド。
【請求項18】
前記取付背板(120)に取付孔(122)が設けられており、前記取付孔(122)が取付部材(125)を通すためのものであり、これによって前記取付背板(120)を固定支持体(300)に固定して取り付ける
ことを特徴とする請求項1~17のいずれか1項に記載の充電スタンド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、自動車充電の技術分野に属し、具体的に、充電スタンドに関する。
【0002】
(関係出願の相互参照)
【0003】
本開示は、2021年11月09日に中国国家知識産権局に提出された、出願番号が2021113214615であり、名称が「充電スタンド」である中国出願に基づいて優先権を主張し、その内容のすべては本開示に参照として取り込まれる。
【背景技術】
【0004】
従来の小型充電スタンドは、メンテナンスしにくく、重量が重くて自由に運びにくい。したがって、一人で充電スタンドの取り付け、配線の作業を済ませることができなく、取り付け効率が低く、人件費が高い。
【発明の概要】
【0005】
本開示は、分割構造の取り付け、配線を実現し、取り付け効率を高め、人件費を抑え、メンテナンスを容易にすることができる充電スタンドを提供することを目的とする。
【0006】
本開示は、以下の技術案により実現できる。
【0007】
充電スタンドは、充電スタンド本体と、取付背板と、配線アセンブリとを備え、配線アセンブリが取付背板に取り付けられ、充電スタンド本体と配線アセンブリとが組み立てられることにより、充電スタンド本体の通電を実現する。
【0008】
任意で、配線アセンブリは、電気接続部を備え、充電スタンド本体に挿着部材が設置され、挿着部材が電気接続部に挿着されて電気的接続し、電気接続部が入力線を介して外部電源と接続する。
【0009】
任意で、電気接続部は、電線接続端子と刃受けバネとを備え、電線接続端子と刃受けバネとが電気的接続され、挿着部材が刃受けバネに挿入されて刃受けバネと接続され、電線接続端子が入力線と電気的接続するように構成される。
【0010】
任意で、挿着部材および電気接続部がいずれも複数あり、複数の挿着部材が充電スタンド本体に間隔をあけて設置され、各挿着部材が一対一でそれぞれ電気接続部と電気的接続する。
【0011】
任意で、各前記挿着部材は、直線状を呈し、複数の前記挿着部材が前記充電スタンド本体において等間隔をあけて設置される。
【0012】
任意で、配線アセンブリはカバーをさらに備え、カバーと取付背板とが、取り外し可能に接続されるとともに合わせて電気接続部を格納する格納室を形成し、カバーに、格納室と連通する差込孔が設けられており、挿着部材が、差込孔に挿入して電気接続部と電気的接続することが可能である。
【0013】
任意で、前記電線接続端子は、電線接続溝が設けられた電線接続柱と、前記電線接続柱と接続される接続部材とを含み、前記入力線が前記電線接続溝内に挿入され、前記刃受けバネが前記電線接続溝内に挿入され、前記接続部材が、前記入力線と前記刃受けバネとを圧締するように構成される。
【0014】
任意で、前記カバーに、前記接続部材に対応する貫通孔が設けられており、前記貫通孔が前記格納室と連通し、前記接続部材が前記貫通孔内に設置される。
【0015】
任意で、取付背板に防水板が設置され、防水板がカバーの上方に傾斜して設置される。
【0016】
任意で、前記取付背板は、底板と側板とを含み、前記側板が前記底板を囲むように前記底板に設置され、前記電気接続部が前記底板に取り付けられ、前記カバーが前記底板および前記側板の少なくとも一方に取り外し可能に接続され、前記防水板が、前記底板に設置されるとともに、前記電気接続部と前記側板との間に位置する。
【0017】
任意で、複数の前記刃受けバネの間に隔離板が設置される。
【0018】
任意で、前記配線アセンブリは位置制限部材を備え、前記取付背板と前記位置制限部材とが取り外し可能に接続されるとともに前記取付背板と前記位置制限部材とにより前記入力線を通すための位置制限中空部を形成する。
【0019】
任意で、充電スタンド本体に格納溝が設けられており、格納溝の溝壁が、周壁と底壁とを含み、周壁が底壁を囲むように設置され、挿着部材と電気接続部とが接続された状態で、取付背板が格納溝内に配置される。
【0020】
任意で、挿着部材が底壁に垂直な方向で延伸して設置され、挿着部材が底壁に垂直な方向に沿って電気接続部に挿着可能である。
【0021】
任意で、周壁の下部に進入口が設けられ、進入口が格納溝と連通し、進入口が、取付背板を通し可能に構成され、挿着部材が、底壁に平行な方向で延伸して設置され、底壁に平行な方向に沿って電気接続部と接続可能である。
【0022】
任意で、周壁に通し穴が設けられており、取付背板の側面に取付溝が設けられており、取付溝内にナットが嵌設され、ナットが、通し穴を通る固定ねじと接続される。
【0023】
任意で、周壁の取付背板に近接する側にシールストリップが設置され、シールストリップが周壁と取付背板との間の隙間を密封するように配置される。
【0024】
任意で、取付背板に取付孔が設けられており、取付孔が取付部材を通すためのものであり、これによって取付背板を固定支持体に固定して取り付ける。
【0025】
本開示に係る充電スタンドは下記の有益効果を有する。
【0026】
本開示に係る充電スタンドは、充電スタンド本体と、取付背板と、配線アセンブリとを備え、配線アセンブリが取付背板に取り付けられ、充電スタンド本体と配線アセンブリとが組み立てられることにより、充電スタンド本体の通電を実現する。従来技術に比べて、本開示に係る充電スタンドは、充電スタンド本体と、取付背板と、取付背板に取り付けられる配線アセンブリとを分割構造として構成することにより、分割構造の取り付け、配線を実現し、取り付け効率を高め、人件費を抑え、メンテナンスを容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
本開示の実施例の技術案をより明瞭に説明するため、以下、実施例に用いられる図面を簡単に説明する。なお、説明する図面は本出願のいくつかの実施例を示すものにすぎず、範囲を限定するものではない。当業者は、発明能力を用いなくても、これらの図面に基づいて他の図面を得ることが可能である。
【0028】
【
図1】本開示の実施例による充電スタンドの模式的構成図である。
【
図2】本開示の実施例による充電スタンドが固定支持体に取り付けられた場合の模式図である。
【
図3】本開示の実施例による充電スタンドの分解図である。
【
図4】本開示の実施例による充電スタンドにおける充電スタンド本体の模式的構成図である。
【
図5】本開示の実施例による充電スタンドにおける取付背板の模式的構成図である。
【
図6】本開示の実施例による充電スタンドにおける配線アセンブリの分解図である。
【
図7】本開示の実施例による充電スタンドにおける電気接続部と入力線との接続を示す模式的構成図である。
【
図8】本開示の実施例による充電スタンドにおける充電スタンド本体の他の模式的構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
本開示の実施例の目的、技術案および利点をより明瞭にするため、以下、本開示の実施例に用いられる図面を参照しながら、本開示の実施例における技術案を明瞭且つ完全に説明し、説明される実施例が本開示の一部の実施例にすぎず、すべての実施例ではないことは無論である。ここで図面を用いて示した本開示の実施例における部品は、様々な配置方法で配置、設計することが可能である。
【0030】
このため、以下の、図面に示された本開示の実施例に対する詳細な説明は、本開示の選択された実施例にすぎず、保護しようとする本開示の範囲を限定するものではない。本開示の実施例をもとに、当業者が発明能力を用いることなく得たすべての他の実施例も、本開示の保護範囲に属する。
【0031】
なお、同様な符号は、図面において同様なものを示すので、1つの図面で定義された場合、その他の図面でさらに定義、解釈することが不要になる。
【0032】
本開示の説明において、「内」、「外」、「上」、「下」、「水平」などの用語で表された方向または位置関係は、図面に基づくものであり、または該発明製品の通常の配置方向または位置関係であり、本開示を簡単におよび簡略に説明するためのものにすぎず、該当装置または要素が、必ずしも特定の方向を有したり、特定の方向に構成、操作されたり、することを明示または暗示するものではないため、本開示を限定するものではないと理解すべきである。また、「第1」、「第2」、「第3」などの用語は、区別して説明するためのものにすぎず、相対重要性を明示または暗示するものではない。
【0033】
本開示の説明において、明確な定義や限定がない限り、用語の「設置」、「連係」、「取付」、「接続」を、広義に理解すべきである。例えば、固定接続でもよいし、取外し可能な接続でもよいし、一体的な接続でもよい。そして、機械的な接続でもよいし、電気的な接続でもよい。また、直接接続してもよいし、中間物を介して間接的に接続してもよいし、2つの要素の内部が連通してもよい。当業者は、本開示における上記用語の具体的な意味を、具体的な状況に応じて理解することができる。
【0034】
以下、図面を参照しながら、本開示のいくつかの実施形態を詳細に説明する。矛盾がない限り、下記の実施例における特徴は互いに組み合わせることが可能である。
【0035】
図1~7を参照し、本開示の実施例による充電スタンド100は、新エネルギー自動車に充電するためのものである。該充電スタンド100によれば、分割構造の取り付け、配線を実現し、取り付け効率を高め、人件費を抑え、メンテナンスを容易にすることができる。
【0036】
充電スタンド100は、新エネルギー自動車に対する付帯設備として、一般的に駐車場内に設置される。充電スタンド100が駐車場における固定支持体300に固定して取り付けられ、固定支持体300として、壁または柱などを含むが、これらに限定されない。固定支持体300は、ユーザが充電スタンド100を使用して新エネルギー自動車に充電することを容易にするように、充電スタンド100を支持、固定することができるものである。
【0037】
充電スタンド100は、充電スタンド本体110と、取付背板120と、配線アセンブリ130とを備える。配線アセンブリ130が取付背板120に取り付けられ、取付背板120が、固定支持体300に固定して取り付けられるとともに、配線アセンブリ130の位置を固定するように構成される。充電スタンド本体110と配線アセンブリ130とが電気的接続するように組み立てられることにより、充電スタンド本体110の通電を実現する。任意で、充電スタンド本体110に、充電コネクタ111を備えるケーブル112が設置され、充電スタンド本体110が通電したあと、ユーザが充電コネクタ111を新エネルギー自動車に挿入して新エネルギー自動車の充電を実現することができる。
【0038】
配線アセンブリ130は、電気接続部131と、カバー133と、位置制限部材134とを備える。電気接続部131が取付背板120に取り付けられるとともに入力線200を介して外部電源と接続し、これによって電気接続部131の通電を実現する。充電スタンド本体110に挿着部材113が設置され、挿着部材113を電気接続部131に挿着して電気的接続し、これによって、充電スタンド本体110と配線アセンブリ130との相対位置が固定され、充電スタンド本体110が通電する。
【0039】
任意で、挿着部材113および電気接続部131の数は1つまたは複数であり得る。例えば、挿着部材113および電気接続部131がいずれも複数あり、複数の挿着部材113が直線状を呈するとともに充電スタンド本体110において等間隔をあけて設置され、各挿着部材113が一対一でそれぞれ電気接続部131と電気的接続し、これによって充電スタンド本体110の通電を実現する。無論、挿着部材113は、直線状を呈してもよく、円柱状、三角形または他の任意の形状のものであってもよく、ここで具体的に限定しない。本実施例において、挿着部材113および電気接続部131がいずれも5つあり、5つの挿着部材113が充電スタンド本体110に並設され、電気接続部131と一対一で各挿着部材113をそれぞれ各電気接続部131に挿着する。これに限定されなく、他の実施例では、挿着部材113および電気接続部131の数は、4つであってもよく、6つであってもよく、挿着部材113および電気接続部131の数に対して具体的に限定しない。
【0040】
任意で、挿着部材113および電気接続部131は、その一方がオス部材であり、他方がメス部材であり、挿着部材113と電気接続部131が機械的に接続するとともに電気的にも接続する。本実施例において、挿着部材113は、プラグ栓刃のようなオス部材を採用する。電気接続部131は、例えば刃受けバネ137のようなメス部材を採用する。任意で、複数の前記刃受けバネ137の間に隔離板138が設置される。本実施例において、隣接する2つの刃受けバネ137の間に隔離板138が設置され、隔離板138が底板1201に設置されるとともに底板1201に垂直な方向に沿って延在するように設置される。隔離板138によれば、隣接する2つの刃受けバネ137が電気的に絶縁され、短絡を防止することができる。
【0041】
また、カバー133と取付背板120とは、取り外し可能に接続されるとともに合わせて電気接続部131を格納する格納室140を形成する。電気接続部131が格納室140内に設置され、カバー133と取付背板120とが協働して電気接続部131の位置を制限し、これによって電気接続部131が格納室140から抜け出ることを防止する。任意で、カバー133に、格納室140と連通する差込孔135が設けられており、充電スタンド本体110の通電を実現するように、挿着部材113が、差込孔135に挿入されて格納室140に進入し、電気接続部131と電気的接続することが可能である。
【0042】
本実施例において、カバー133と取付背板120とが係合することにより固定されるが、これに限定されなく、他の実施例では、カバー133と取付背板120とが、ねじ接続、ボルト接続、かしめ、接着または溶接により固定してもよく、カバー133と取付背板120との取り外し可能な接続方式に対して具体的に限定しない。
【0043】
任意で、取付背板120は、底板1201と側板1203とを含み、前記側板1203が前記底板1201を囲むように前記底板1201に設置され、前記電気接続部131が前記底板1201に取り付けられ、前記カバー133が前記底板1201および前記側板1203の少なくとも一方に取り外し可能に接続される。本実施例において、カバー133が側板1203に係合される。
【0044】
本実施例において、取付背板120に防水板123が設置され、防水板123がカバー133の上方に傾斜して設置される。すなわち、防水板123は、水を止め、導流するように構成され、これによって水が格納室140に進入することを防止し、水または他の異物が格納室140に入ることに起因する電気接続部131の短絡または損壊のリスクを抑える。任意で、防水板123が前記底板1201に設置されるとともに前記電気接続部131と前記側板1203との間に位置し、これによって電気接続部131に対して防水、防塵、防虫などの役割を果たすことができる。
【0045】
位置制限部材134と取付背板120とが取り外し可能に接続されるとともに合わせて位置制限中空部150を形成するように設置され、入力線200が位置制限中空部150を挿通して設置され、位置制限部材134が入力線200に対して位置を制限するように構成される。位置制限部材134により入力線200を取付背板120に固定でき、これによって入力線200の位置制限中空部150からの抜け出ることを防止し、電気接続部131の安定かつ確実な通電を保証することができる。
【0046】
電気接続部131は、電線接続端子136と刃受けバネ137とを備える。電線接続端子136と刃受けバネ137とが電気的接続され、挿着部材113が刃受けバネ137に挿入されて刃受けバネ137と接続され、これによって挿着部材113と刃受けバネ137との電気の導通を実現する。充電スタンド本体110の通電を実現するように、電線接続端子136が入力線200と電気的接続するように構成される。任意で、刃受けバネ137が電線接続端子136に挿入され、電線接続端子136がねじ接続の方式により刃受けバネ137と固定され、入力線200が電線接続端子136に挿入されるとともに電線接続端子136に密着して設置され、入力線200が電線接続端子136を介して刃受けバネ137に給電し、これによって挿着部材113を通電させて充電スタンド本体110を通電させる。
【0047】
任意で、電線接続端子136は、電線接続溝1361が設けられた電線接続柱1363と、電線接続柱1363と接続される接続部材1365とを含む。入力線200が電線接続溝1361内に挿入され、刃受けバネ137が電線接続溝1361内に挿入され、接続部材1365が、入力線200と刃受けバネ137とを圧締するように構成される。接続部材1365の圧締作用で、入力線200と刃受けバネ137とが密着するとともに、入力線200および刃受けバネ137の少なくとも一方が電線接続溝1361の内壁に緊密に接触し、これによって入力線200と刃受けバネ137との安定かつ確実な電気的接続を実現する。任意で、接続部材1365は、ねじを採用する。
【0048】
任意で、刃受けバネ137に挿入片1371が設けられ、挿入片が電線接続溝1361内に挿入され、接続部材1365が挿入片1371と当接し、入力線200が挿入片1371と電線接続溝1361の内壁との間に位置する。接続部材を締めることにより入力線200と挿入片1371とを圧締して入力線200と挿入片1371との安定かつ確実な電気的接続を実現することができる。
【0049】
カバー133に、接続部材1365に対応する貫通孔1331が設けられており、貫通孔1331が格納室140と連通し、接続部材1365が貫通孔1331内に設置される。各貫通孔1331内にそれぞれ1つの接続部材1365が設置され、カバー133が接続部材1365に対して保護および隔離の役割を果たすことができる。
【0050】
本実施例において、挿着部材113は栓刃であり、挿着部材113が差込孔135を通って刃受けバネ137に挿着されるように刃受けバネ137と組み立てられ、このような電気的接続方式は、簡単で確実であり、電流の通電の安定を保証することができる。
【0051】
充電スタンド本体110に格納溝114が設けられており、格納溝114の溝壁が、周壁115と底壁116とを含み、周壁115が底壁116を囲むように設置される。挿着部材113と電気接続部131とが接続された状態で、取付背板120が格納溝114内に配置され、これによって周壁115が取付背板120を四周で覆い、これによって周壁115が取付背板120を保護、遮蔽することができ、水または虫などの異物の侵入を防止することができる。
【0052】
本実施例において、挿着部材113が底壁116に設置され、挿着部材113が底壁116に垂直な方向で延伸して設置され、挿着部材113が底壁116に垂直な方向に沿って電気接続部131に挿着可能である。任意で、充電スタンド本体110を組み立てるとき、充電スタンド本体110が取付背板120に垂直な方向に沿って取付背板120に接近して挿着部材113を電気接続部131に挿入させ、この過程において、取付背板120が格納溝114に入る。挿着部材113と電気接続部131とが完全に接続されたとき、取付背板120が格納溝114内に完全に入って底壁116に密着するように設置される。
【0053】
周壁115に通し穴117が開設されており、取付背板120の側面に取付溝121が設けられており、通し穴117と取付溝121とは、位置が対応して設けられたものであり、取付溝121内にナット124が嵌設され、ナット124が、通し穴117を通る固定ねじと接続される。任意で、取付溝121内にナット124を嵌設する方式によれば、取付背板120の側面にネジ穴を設ける必要がなく、水が通し穴117およびネジ穴から取付背板120に流入することを効果的に防止することができ、電気接続部131を保護できる。挿着部材113と電気接続部131とが接続されたあと、固定ねじを通し穴117に通して取付溝121に入らせてナット124に締めることで、充電スタンド本体110と取付背板120との相対位置を固定し、そして充電スタンド本体110と配線アセンブリ130との相対位置を固定する。これによって、締着効果を向上させ、充電スタンド本体110の抜け出ることを防止することができる。
【0054】
本実施例において、充電スタンド本体110と取付背板120とはねじ接続の方式により固定されるが、これに限定されなく、他の実施例では、充電スタンド本体110と取付背板120とは、係合、接着、かしめまたは溶接の方式で固定してもよく、充電スタンド本体110と取付背板120との取り外し可能な接続方式に対して具体的に限定しない。
【0055】
本実施例において、通し穴117、取付溝121、ナット124および固定ねじの数がいずれも4つであり、そのうち、2つの通し穴117が周壁115の上部に間隔をあけて設けられており、他の2つの通し穴117が周壁115の下部に設けられており、各固定ねじが一対一で通し穴117を通ってナット124に締められ、これによって位置決め効果を向上させることができる。これに限定されなく、他の実施例では、通し穴117、取付溝121、ナット124および固定ねじの数は、2~10であり得、例えば3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つまたは9つなどであり、通し穴117、取付溝121、ナット124および固定ねじの数に対して具体的に限定しない。
【0056】
本実施例において、周壁115の取付背板120に近接する側にシールストリップ127が設置され、シールストリップ127が周壁115と取付背板120との間の隙間を密封するように配置され、これによって、防水および防虫の効果を向上させ、水または虫が周壁115と取付背板120との間の隙間から充電スタンド本体110内に侵入することを防止し、電気接続部131の確実な接続を保証し、その使用寿命を延長させることができる。
【0057】
取付背板120に取付孔122が設けられており、取付孔122が取付部材125を通すためのものであり、これによって取付背板120を固定支持体300に固定して取り付けることができる。任意で、取付部材125が取付ねじであり、取付背板120を取り付けるとき、取付部材125を取付孔122に通して固定支持体300に締めることにより、取付背板120と固定支持体300との相対位置を固定し、取付背板120の固定支持体300に対する変位または傾斜を防止する。
【0058】
本実施例において、取付孔122および取付部材125の数がいずれも6つであり、6つの取付孔122が、矩形に配列するように取付背板120に設けられ、各取付部材125が一対一で取付孔122を通って固定支持体300に取り付けられ、これによって固定の効果を向上させる。これに限定されなく、他の実施例では、取付孔122および取付部材125の数は、いずれも2~10であり得、例えばそれぞれ3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つまたは9つあり、取付孔122および取付部材125の数に対して具体的に限定しない。
【0059】
充電スタンド100を取り付けるとき、まず、取付背板120を固定支持体300に密着するように設置し、取付部材125を取付孔122に通して固定支持体300に締めることにより、取付背板120を固定支持体300に固定する。そして、入力線200を取付背板120に挿入して取付背板120に取り付けられた電気接続部131と接続させるとともに、位置制限部材134により入力線200に対して位置を制限して固定する。そして、充電スタンド本体110の挿着部材113を電気接続部131に挿入して取付背板120を格納溝114内に設置する。最後に、固定ねじを通し穴117を通してナット124に締めることにより充電スタンド本体110と取付背板120との相対位置を固定し、取り付けを済ませて配線する。
【0060】
本開示の実施例による充電スタンド100は、充電スタンド本体110と、取付背板120と、配線アセンブリ130とを備え、配線アセンブリ130が取付背板120に取り付けられ、充電スタンド本体110と配線アセンブリ130とが組み立てられることにより充電スタンド本体110の通電を実現する。従来技術に比べ、本開示に係る充電スタンド100は、充電スタンド本体110と、取付背板120と、取付背板120に取り付けられる配線アセンブリ130とを分割構造として構成することにより、充電スタンド100を配線部(配線部が取付背板120と配線アセンブリ130とを含む)と本体部(すなわち充電スタンド本体110)に分け、配線部が比較的軽量で、配線するときの運びなどの操作が比較的らくである。配線部を不用意に落としても、直接配線部全体を替えればよい。また、取付後、充電スタンド本体110内のスマートハードウェアなどを交換または修理するとき、充電スタンド本体110だけを替えまたは修理すればよく、配線部までも壁から取り外す必要がなく、自由度が高い。したがって、分割構造の取り付け、配線を実現し、取り付け効率を高めることができる。一人でも充電スタンド100の取り付け、配線の操作を速く済ませることができ、人件費を抑え、メンテナンスを容易にすることができる。
【0061】
任意で、
図8を参照し、本開示の実施例による充電スタンド100は、その挿着部材113が、底壁116に平行な方向に沿って延伸するように設置されてもよい。
【0062】
本実施例において、周壁115の下部に進入口118が設けられ、進入口118が格納溝114と連通し、進入口118が、取付背板120を通し可能に構成され、取付背板120が進入口118から格納溝114に進入することができる。挿着部材113は、底壁116に平行な方向で延伸して設置され、底壁116に平行な方向に沿って電気接続部131と接続可能である。任意で、充電スタンド本体110を取り付けるとき、充電スタンド本体110が取付背板120に平行な方向に沿って取付背板120に接近して挿着部材113を電気接続部131に挿入させ、この過程において、取付背板120が進入口118を通って格納溝114に入り、挿着部材113と電気接続部131とが完全に接続されたとき、取付背板120が格納溝114内に完全に入ったように設置される。
【0063】
任意で、挿着部材113が縦方向において下方向に延伸して設置され、挿着部材113が縦方向の下方向に沿って電気接続部131と接続可能である。充電スタンド本体110を取り付けるとき、充電スタンド本体110が取付背板120にくっつきながら縦方向の下に移動することにより、挿着部材113を電気接続部131に挿入させる。
【0064】
本実施例において、挿着部材113が底壁116に設置されかつ底壁116に平行に設置されるが、これに限定されなく、他の実施例では、挿着部材113が周壁115に設置されかつ底壁116に平行に設置されるようにしてもよく、挿着部材113の設置位置に対して具体的に限定しない。
【0065】
上記は、本開示の選択可能な実施例にすぎず、本開示を限定するものではない。当業者にとって、本開示に各種の変更および変化を有してもよい。本開示の精神および主旨から逸脱しない限り、いかなる変更、均等置換、改良なども、本開示の保護範囲に属する。
【0066】
産業上の利用可能性
【0067】
本開示の実施例による充電スタンド100は、分割構造の取り付け、配線を実現し、取り付け効率を高め、人件費を抑え、メンテナンスを容易にすることができる。
【符号の説明】
【0068】
100 充電スタンド
110 充電スタンド本体
111 充電コネクタ
112 ケーブル
113 挿着部材
114 格納溝
115 周壁
116 底壁
117 通し穴
118 進入口
120 取付背板
1201 底板
1203 側板
121 取付溝
122 取付孔
123 防水板
124 ナット
125 取付部材
127 シールストリップ
130 配線アセンブリ
131 電気接続部
133 カバー
1331 貫通孔
134 位置制限部材
135 差込孔
136 電線接続端子
1361 電線接続溝
1363 電線接続柱
1365 接続部材
137 刃受けバネ
1371 挿入片
138 隔離板
140 格納室
150 位置制限中空部
200 入力線
300 固定支持体
【手続補正書】
【提出日】2023-06-19
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
充電スタンド本体(110)と、取付背板(120)と、配線アセンブリ(130)とを備え、前記配線アセンブリ(130)が前記取付背板(120)に取り付けられ、前記充電スタンド本体(110)と前記配線アセンブリ(130)とが組み立てられることにより、前記充電スタンド本体(110)の通電を実現する
ことを特徴とする充電スタンド。
【請求項2】
前記配線アセンブリ(130)は、電気接続部(131)を備え、前記充電スタンド本体(110)に挿着部材(113)が設置され、前記挿着部材(113)が前記電気接続部(131)に挿着されて電気的接続し、前記電気接続部(131)が入力線(200)を介して外部電源と接続する
ことを特徴とする請求項1に記載の充電スタンド。
【請求項3】
前記電気接続部(131)は、電線接続端子(136)と刃受けバネ(137)とを備え、前記電線接続端子(136)と前記刃受けバネ(137)とが電気的接続され、前記挿着部材(113)が前記刃受けバネ(137)に挿入されて前記刃受けバネ(137)と接続され、前記電線接続端子(136)が前記入力線(200)と電気的接続するように構成される
ことを特徴とする請求項2に記載の充電スタンド。
【請求項4】
前記挿着部材(113)および前記電気接続部(131)がいずれも複数あり、複数の前記挿着部材(113)が前記充電スタンド本体(110)に間隔をあけて設置され、各前記挿着部材(113)が一対一でそれぞれ前記電気接続部(131)と電気的接続する
ことを特徴とする請求項3に記載の充電スタンド。
【請求項5】
各前記挿着部材(113)は、直線状を呈し、複数の前記挿着部材(113)が前記充電スタンド本体(110)において等間隔をあけて設置される
ことを特徴とする請求項4に記載の充電スタンド。
【請求項6】
前記配線アセンブリ(130)はカバー(133)をさらに備え、前記カバー(133)と前記取付背板(120)とが、取り外し可能に接続されるとともに合わせて前記電気接続部(131)を格納する格納室(140)を形成し、前記カバー(133)に、前記格納室(140)と連通する差込孔(135)が設けられており、前記挿着部材(113)が、前記差込孔(135)に挿入して前記電気接続部(131)と電気的接続することが可能である
ことを特徴とする
請求項3に記載の充電スタンド。
【請求項7】
前記電線接続端子(136)は、電線接続溝(1361)が設けられた電線接続柱(1363)と、前記電線接続柱(1363)と接続される接続部材(1365)とを含み、前記入力線(200)が前記電線接続溝(1361)内に挿入され、前記刃受けバネ(137)が前記電線接続溝(1361)内に挿入され、前記接続部材(1365)が、前記入力線(200)と前記刃受けバネ(137)とを圧締するように構成される
ことを特徴とする請求項6に記載の充電スタンド。
【請求項8】
前記カバー(133)に、前記接続部材(1365)に対応する貫通孔(1331)が設けられており、前記貫通孔(1331)が前記格納室(140)と連通し、前記接続部材(1365)が前記貫通孔(1331)内に設置される
ことを特徴とする請求項7に記載の充電スタンド。
【請求項9】
前記取付背板(120)に防水板(123)が設置され、前記防水板(123)が前記カバー(133)の上方に傾斜して設置される
ことを特徴とする
請求項6に記載の充電スタンド。
【請求項10】
前記取付背板(120)は、底板(1201)と側板(1203)とを含み、前記側板(1203)が前記底板(1201)を囲むように前記底板(1201)に設置され、前記電気接続部(131)が前記底板(1201)に取り付けられ、前記カバー(133)が前記底板(1201)および前記側板(1203)の少なくとも一方に取り外し可能に接続され、前記防水板(123)が、前記底板(1201)に設置されるとともに、前記電気接続部(131)と前記側板(1203)との間に位置する
ことを特徴とする請求項9に記載の充電スタンド。
【請求項11】
複数の前記刃受けバネ(137)の間に隔離板(138)が設置される
ことを特徴とする
請求項3に記載の充電スタンド。
【請求項12】
前記配線アセンブリ(130)は位置制限部材(134)を備え、前記取付背板(120)と前記位置制限部材(134)とが取り外し可能に接続されるとともに前記取付背板(120)と前記位置制限部材(134)とにより前記入力線(200)を通すための位置制限中空部(150)を形成する
ことを特徴とする
請求項2に記載の充電スタンド。
【請求項13】
前記充電スタンド本体(110)に格納溝(114)が設けられており、前記格納溝(114)の溝壁が、周壁(115)と底壁(116)とを含み、前記周壁(115)が前記底壁(116)を囲むように設置され、前記挿着部材(113)と前記電気接続部(131)とが接続された状態で、前記取付背板(120)が前記格納溝(114)内に配置される
ことを特徴とする
請求項2に記載の充電スタンド。
【請求項14】
前記挿着部材(113)が前記底壁(116)に垂直な方向で延伸して設置され、前記挿着部材(113)が前記底壁(116)に垂直な方向に沿って前記電気接続部(131)に挿着可能である
ことを特徴とする請求項13に記載の充電スタンド。
【請求項15】
前記周壁(115)の下部に進入口(118)が設けられ、前記進入口(118)が前記格納溝(114)と連通し、前記進入口(118)が、前記取付背板(120)を通し可能に構成され、前記挿着部材(113)が、前記底壁(116)に平行な方向で延伸して設置され、前記底壁(116)に平行な方向に沿って前記電気接続部(131)と接続可能である
ことを特徴とする
請求項13に記載の充電スタンド。
【請求項16】
前記周壁(115)に通し穴(117)が設けられており、前記取付背板(120)の側面に取付溝(121)が設けられており、前記取付溝(121)内にナット(124)が嵌設され、前記ナット(124)が、前記通し穴(117)を通る固定ねじと接続される
ことを特徴とする
請求項13に記載の充電スタンド。
【請求項17】
前記周壁(115)の前記取付背板(120)に近接する側にシールストリップ(127)が設置され、前記シールストリップ(127)が前記周壁(115)と前記取付背板(120)との間の隙間を密封するように配置される
ことを特徴とする
請求項13に記載の充電スタンド。
【請求項18】
前記取付背板(120)に取付孔(122)が設けられており、前記取付孔(122)が取付部材(125)を通すためのものであり、これによって前記取付背板(120)を固定支持体(300)に固定して取り付ける
ことを特徴とする請求項1~17のいずれか1項に記載の充電スタンド。
【国際調査報告】