特表 2024-501352 服装加工用の搬送装置

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】公表特許公報(A)

(11)【公表番号】

(43)【公表日】2024-01-11

(54)【発明の名称】服装加工用の搬送装置

(51)【国際特許分類】

   D06C 15/00 20060101AFI20231228BHJP

【ＦＩ】

D06C15/00

【審査請求】有

【予備審査請求】未請求

(21)【出願番号】P 2023543328

(86)(22)【出願日】2021-03-27

(85)【翻訳文提出日】2023-07-18

(86)【国際出願番号】 CN2021083460

(87)【国際公開番号】W WO2022204838

(87)【国際公開日】2022-10-06

(81)【指定国・地域】

(71)【出願人】

【識別番号】523272155

【氏名又は名称】蘇州名科紡織科技有限公司

【氏名又は名称原語表記】ＳＵＺＨＯＵ ＭＩＮＧＫＥ ＴＥＸＴＩＬＥ ＴＥＣＨＮＯＬＯＧＹ ＣＯ．， ＬＴＤ．

【住所又は居所原語表記】Ｒｏｏｍ ２１３， Ｂｕｉｌｄｉｎｇ ６， Ｃｈｉｎａ Ｓｈｅｎｇｚｅ Ｔｅｘｔｉｌｅ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ Ｐｉｏｎｅｅｒ Ｐａｒｋ， １１８８ Ｗｅｓｔ Ｓｅｃｏｎｄ Ｒｉｎｇ Ｒｏａｄ， Ｓｈｅｎｇｚｅ Ｔｏｗｎ， Ｗｕｊｉａｎｇ Ｄｉｓｔｒｉｃｔ Ｓｕｚｈｏｕ， Ｊｉａｎｇｓｕ ２１５２２８， Ｃｈｉｎａ

(74)【代理人】

【識別番号】110002262

【氏名又は名称】ＴＲＹ国際弁理士法人

(72)【発明者】

【氏名】肖 海波

【テーマコード（参考）】

3B154

【Ｆターム（参考）】

3B154AB18

3B154AB31

3B154BA35

3B154BB02

3B154BB47

(57)【要約】

服装加工用の搬送装置であって、作業フレーム、作業ボックス、モータ、ウオーム、第２回転軸、ターボ、回転ディスク、伝動ブロック、スライダバー、搬送筒、第３回転軸及びファンを含み、作業フレームに搬送アセンブリが設けられ、作業ボックスは、作業フレームに接続され、モータは、作業ボックスの内壁に接続され、ウオームは、モータに接続され、第２回転軸は、作業ボックスに回転接続され、ターボは、第２回転軸に接続され、ターボは、ウオームと噛み合って接続され、回転ディスクは、第２回転軸に接続され、回転ディスクは、伝動ブロックに接続され、スライダバーは、作業ボックスに摺動して接続され、スライダバーに係合ブロックが設けられ、スライダバーに弾性アセンブリ及び押え板が設けられ、作業フレームに回収ボックスが脱着可能に設けられ、回収ボックスにボックス蓋が設けられ、搬送筒は、作業ボックスから突出し、搬送筒の他端は、回収ボックス内に突入し、第３回転軸は、取り付け柱を介して搬送筒に接続され、第３回転軸は、ウオームに伝動して接続され、第３回転軸は、ファンに接続される。本発明は、服装を搬送する過程で服装に平坦化及び不純物除去を行うことができる。

【特許請求の範囲】

【請求項1】

服装加工用の搬送装置であって、作業フレーム（１）、支持柱（２）、第１回転軸（３）、回転ローラ（４）、作業ボックス（６）、モータ（７）、ウオーム（８）、第２回転軸（９）、ターボ（１０）、回転ディスク（１１）、伝動ブロック（１２）、スライダバー（１３）、ばね（１５）、制限板（１６）、押え板（１７）、搬送筒（１８）、第３回転軸（１９）及びファン（２０）を含み、
複数組の支持柱（２）は、いずれも作業フレーム（１）に接続され、複数組の支持柱（２）は、作業フレーム（１）の中軸線の方向に対称に分布し、複数組の第１回転軸（３）は、それぞれ複数組の支持柱（２）に回転接続され、複数組の第１回転軸（３）に駆動アセンブリが設けられ、複数組の第１回転軸（３）は、それぞれ複数組の回転ローラ（４）に接続され、複数組の回転ローラ（４）にコンベア（５）が設けられ、
作業ボックス（６）は、作業フレーム（１）のコンベア（５）に向かう端面に接続され、モータ（７）は、作業ボックス（６）の内壁に接続され、ウオーム（８）は、モータ（７）の出力軸に伝動して接続され、第２回転軸（９）は、作業ボックス（６）の内壁に回転接続され、ターボ（１０）は、第２回転軸（９）に接続され、ターボ（１０）は、ウオーム（８）と噛み合って接続され、回転ディスク（１１）は、第２回転軸（９）に接続され、回転ディスク（１１）は、伝動ブロック（１２）に接続され、スライダバー（１３）の一端は、作業ボックス（６）から突出し、スライダバー（１３）は、作業ボックス（６）に摺動して接続され、スライダバー（１３）には、伝動ブロック（１２）と係合するための係合ブロック（１４）が設けられ、スライダバー（１３）の一端は、制限板（１６）に接続され、ばね（１５）の両端は、それぞれ制限板（１６）及び作業ボックス（６）に接続され、押え板（１７）は、スライダバー（１３）のコンベア（５）に近い端面に接続され、
作業フレーム（１）に回収ボックス（２１）が脱着可能に設けられ、回収ボックス（２１）に複数組の第１貫通穴が設けられ、回収ボックス（２１）にボックス蓋が設けられ、複数組の搬送筒（１８）の一端は、いずれも作業ボックス（６）から突出し、複数組の搬送筒（１８）の他端は、それぞれ複数組の第１貫通穴を通過して複数組の回収ボックス（２１）内に突入し、複数組の搬送筒（１８）は、作業ボックス（６）の中軸線の方向に対称に分布し、複数組の第３回転軸（１９）は、それぞれ複数組の取り付け柱を介して複数組の搬送筒（１８）に接続され、複数組の第３回転軸（１９）は、いずれもウオーム（８）に伝動して接続され、複数組の第３回転軸（１９）は、それぞれ複数組のファン（２０）に接続される、ことを特徴とする服装加工用の搬送装置。

【請求項2】

第１ヒンジ（２２）、密封板（２３）、制限ブロック（２４）及び制限ロッド（２５）を更に含み、
複数組の密封板（２３）は、それぞれ複数組の第１ヒンジ（２２）を介して回収ボックス（２１）に接続され、複数組の密封板（２３）は、それぞれ複数組の第１貫通穴に位置し、複数組の制限ブロック（２４）は、それぞれ複数組の密封板（２３）に接続され、複数組の制限ブロック（２４）のそれぞれに複数組の制限孔が設けられ、回収ボックス（２１）の内壁のそれぞれには、複数組の密封板（２３）を収容するための複数組の第１凹溝が設けられ、複数組の制限ロッド（２５）は、それぞれ複数組の第１凹溝内に突入し、複数組の制限ロッド（２５）は、いずれも回収ボックス（２１）に摺動して接続され、複数組の制限ロッド（２５）は、それぞれ複数組の制限孔の内壁に摺動して接続される、ことを特徴とする請求項１に記載の服装加工用の搬送装置。

【請求項3】

ボックス蓋は、第２ヒンジ（２６）を介して回収ボックス（２１）に回転接続される、ことを特徴とする請求項１に記載の服装加工用の搬送装置。

【請求項4】

固定板（２７）、固定柱（２８）及びねじ棒（２９）を更に含み、
複数組の固定柱（２８）は、いずれも作業フレーム（１）に接続され、複数組の固定柱（２８）は、作業フレーム（１）の中軸線の方向に対称に分布し、複数組のねじ棒（２９）は、それぞれ複数組の固定柱（２８）にねじ接続され、複数組のねじ棒（２９）は、それぞれ複数組の固定板（２７）に接続され、複数組の固定板（２７）は、いずれも作業フレーム（１）に摺動して接続され、複数組の固定板（２７）の互いに近い端面は、それぞれ回収ボックス（２１）を周期的に押圧する、ことを特徴とする請求項１に記載の服装加工用の搬送装置。

【請求項5】

複数組の固定板（２７）の回収ボックス（２１）に近い端面のそれぞれに複数組の滑り止めパッドが設けられる、ことを特徴とする請求項４に記載の服装加工用の搬送装置。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

本発明は、服装搬送の技術分野に関し、特に服装加工用の搬送装置に関する。

【背景技術】

【0002】

服装加工は、近代的な機械加工を主とし、手作業加工を補助とする服装生産方法であり、服装加工過程で、作業効率を向上させるために、通常搬送装置を使用して搬送する。従って、服装搬送装置は、服装加工過程に欠かせないものである。
現在、一般的な搬送装置は、服装を搬送するしかないことが多いが、服装は、搬送中にコンベヤーの状況によって平らではないことが多く、このように後続加工の作業強度が増大し、服装の加工過程で不純物が付着しやすく、それにより後続操作に影響を与えてしまう。

【発明の概要】

【0003】

（一）発明目的
背景技術に存在する技術課題を解決するために、本発明は、服装加工用の搬送装置を提案し、本発明は、服装搬送過程で服装を圧延することができ、服装の後続加工をより容易にし且つ服装における不純物をクリーニングすることができる。
（二）解決手段

【0004】

上記課題を解決するために、本発明は、服装加工用の搬送装置を提供し、この服装加工用の搬送装置は、作業フレーム、支持柱、第１回転軸、回転ローラ、作業ボックス、モータ、ウオーム、第２回転軸、ターボ、回転ディスク、伝動ブロック、スライダバー、ばね、制限板、押え板、搬送筒、第３回転軸及びファンを含み、
複数組の支持柱は、いずれも作業フレームに接続され、複数組の支持柱は、作業フレームの中軸線の方向に対称に分布し、複数組の第１回転軸は、それぞれ複数組の支持柱に回転接続され、複数組の第１回転軸に駆動アセンブリが設けられ、複数組の第１回転軸は、それぞれ複数組の回転ローラに接続され、複数組の回転ローラにコンベアが設けられ、
作業ボックスは、作業フレームのコンベアに向かう端面に接続され、モータは、作業ボックスの内壁に接続され、ウオームは、モータの出力軸に伝動して接続され、第２回転軸は、作業ボックスの内壁に回転接続され、ターボは、第２回転軸に接続され、ターボは、ウオームと噛み合って接続され、回転ディスクは、第２回転軸に接続され、回転ディスクは、伝動ブロックに接続され、スライダバーの一端は、作業ボックスから突出し、スライダバーは、作業ボックスに摺動して接続され、スライダバーには、伝動ブロックと係合するための係合ブロックが設けられ、スライダバーの一端は、制限板に接続され、ばねの両端は、それぞれ制限板及び作業ボックスに接続され、押え板は、スライダバーのコンベアに近い端面に接続され、
作業フレームに回収ボックスが脱着可能に設けられ、回収ボックスに複数組の第１貫通穴が設けられ、回収ボックスにボックス蓋が設けられ、複数組の搬送筒の一端は、いずれも作業ボックスから突出し、複数組の搬送筒の他端は、それぞれ複数組の第１貫通穴を通過して複数組の回収ボックス内に突入し、複数組の搬送筒は、作業ボックスの中軸線の方向に対称に分布し、複数組の第３回転軸は、それぞれ複数組の取り付け柱を介して複数組の搬送筒に接続され、複数組の第３回転軸は、いずれもウオームに伝動して接続され、複数組の第３回転軸は、それぞれ複数組のファンに接続される。

【0005】

好適には、第１ヒンジ、密封板、制限ブロック及び制限ロッドを更に含み、
複数組の密封板は、それぞれ複数組の第１ヒンジを介して回収ボックスに接続され、複数組の密封板は、それぞれ複数組の第１貫通穴に位置し、複数組の制限ブロックは、それぞれ複数組の密封板に接続され、複数組の制限ブロックのそれぞれに複数組の制限孔が設けられ、回収ボックスの内壁のそれぞれには、複数組の密封板を収容するための複数組の第１凹溝が設けられ、複数組の制限ロッドは、それぞれ複数組の第１凹溝内に突入し、複数組の制限ロッドは、いずれも回収ボックスに摺動して接続され、複数組の制限ロッドは、それぞれ複数組の制限孔の内壁に摺動して接続される。

【0006】

好適には、ボックス蓋は、第２ヒンジを介して回収ボックスに回転接続される。

【0007】

好適には、固定板、固定柱及びねじ棒を更に含み、
複数組の固定柱は、いずれも作業フレームに接続され、複数組の固定柱は、作業フレームの中軸線の方向に対称に分布し、複数組のねじ棒は、それぞれ複数組の固定柱にねじ接続され、複数組のねじ棒は、それぞれ複数組の固定板に接続され、複数組の固定板は、いずれも作業フレームに摺動して接続され、複数組の固定板の互いに近い端面は、それぞれ回収ボックスを周期的に押圧する。

【0008】

好適には、複数組の固定板の回収ボックスに近い端面のそれぞれに複数組の滑り止めパッドが設けられる。

【0009】

本発明の上記技術的解決手段は、以下の有益な技術的効果を有する。

【0010】

本発明では、モータを起動し、モータは、ウオームを回転させ、ウオームは、回転して伝動してターボを回転させ、ターボは、回転して第２回転軸を回転させ、第２回転軸は、回転して回転ディスクを回転させ、回転ディスクは、回転して伝動ブロックを回転させ、伝動ブロックは、回転して係合ブロックを押圧して移動させ、係合ブロックは、スライダバーを移動させ、スライダバーは、係合ブロック及びばねの作用で往復移動し、スライダバーは、往復移動して押え板を往復移動させ、押え板は、往復移動してコンベアにおける服装を押圧し、押え板は、服装を押圧することにより、後続のプロセスで服装をより容易に加工することに寄与し、押え板は、服装を押圧する時に服装における不純物を跳ね上げることができ、複数組の第３回転軸は、ウオームの伝動で複数組のファンを回転させて不純物を吸着させ且つ搬送筒により回収ボックス内に搬送し、該装置は、服装の搬送過程で服装を圧延することができ、服装の後続加工をより容易にし且つ服装における不純物をクリーニングすることができる。

【図面の簡単な説明】

【0011】

【図1】本発明による服装加工用の搬送装置の正面断面図である。

【図2】本発明による服装加工用の搬送装置におけるＡのところの局所拡大の構造模式図である。

【発明を実施するための形態】

【0012】

本発明の目的、技術的解決手段及び利点をより明確及び明瞭にするために、以下、具体的な実施形態を挙げて図面を参照しながら、本発明を更に詳しく説明する。理解すべきなのは、これらの説明は、例示的なものに過ぎず、本発明の範囲を制限するものではない。なお、以下の説明では、本発明の概念が不必要に混淆されないように、公知構造及び技術についての説明を省略している。

【0013】

図１～図２に示すように、本発明による服装加工用の搬送装置は、作業フレーム１、支持柱２、第１回転軸３、回転ローラ４、作業ボックス６、モータ７、ウオーム８、第２回転軸９、ターボ１０、回転ディスク１１、伝動ブロック１２、スライダバー１３、ばね１５、制限板１６、押え板１７、搬送筒１８、第３回転軸１９及びファン２０を含み、
複数組の支持柱２は、いずれも作業フレーム１に接続され、複数組の支持柱２は、作業フレーム１の中軸線の方向に対称に分布し、複数組の第１回転軸３は、それぞれ複数組の支持柱２に回転接続され、複数組の第１回転軸３に駆動アセンブリが設けられ、複数組の第１回転軸３は、それぞれ複数組の回転ローラ４に接続され、複数組の回転ローラ４にコンベア５が設けられ、
作業ボックス６は、作業フレーム１のコンベア５に向かう端面に接続され、モータ７は、作業ボックス６の内壁に接続され、ウオーム８は、モータ７の出力軸に伝動して接続され、第２回転軸９は、作業ボックス６の内壁に回転接続され、ターボ１０は、第２回転軸９に接続され、ターボ１０は、ウオーム８と噛み合って接続され、回転ディスク１１は、第２回転軸９に接続され、回転ディスク１１は、伝動ブロック１２に接続され、スライダバー１３の一端は、作業ボックス６から突出し、スライダバー１３は、作業ボックス６に摺動して接続され、スライダバー１３には、伝動ブロック１２と係合するための係合ブロック１４が設けられ、スライダバー１３の一端は、制限板１６に接続され、ばね１５の両端は、それぞれ制限板１６及び作業ボックス６に接続され、押え板１７は、スライダバー１３のコンベア５に近い端面に接続され、
作業フレーム１に回収ボックス２１が脱着可能に設けられ、回収ボックス２１に複数組の第１貫通穴が設けられ、回収ボックス２１にボックス蓋が設けられ、複数組の搬送筒１８の一端は、いずれも作業ボックス６から突出し、複数組の搬送筒１８の他端は、それぞれ複数組の第１貫通穴を通過して複数組の回収ボックス２１内に突入し、複数組の搬送筒１８は、作業ボックス６の中軸線の方向に対称に分布し、複数組の第３回転軸１９は、それぞれ複数組の取り付け柱を介して複数組の搬送筒１８に接続され、複数組の第３回転軸１９は、いずれもウオーム８に伝動して接続され、複数組の第３回転軸１９は、それぞれ複数組のファン２０に接続される。

【0014】

１つの選択可能な実施例では、第１ヒンジ２２、密封板２３、制限ブロック２４及び第２制限ロッド５を更に含み、
複数組の密封板２３は、それぞれ複数組の第１ヒンジ２２を介して回収ボックス２１に接続され、複数組の密封板２３は、それぞれ複数組の第１貫通穴に位置し、複数組の制限ブロック２４は、それぞれ複数組の密封板２３に接続され、複数組の制限ブロック２４のそれぞれに複数組の制限孔が設けられ、回収ボックス２１の内壁のそれぞれには、複数組の密封板２３を収容するための複数組の第１凹溝が設けられ、複数組の第２制限ロッド５は、それぞれ複数組の第１凹溝内に突入し、複数組の第２制限ロッド５は、いずれも回収ボックス２１に摺動して接続され、複数組の第２制限ロッド５は、それぞれ複数組の制限孔の内壁に摺動して接続され、密封板２３は、第１ヒンジ２２を介して回収ボックス２１に回転接続され、密封板２３は、動作時に制限ブロック２４を介して第２制限ロッド５に固定して接続されることができ、回収ボックス２１を取る必要がある時に密封板２３により第１貫通穴を密封することができる。

【0015】

１つの選択可能な実施例では、ボックス蓋は、第２ヒンジ２６を介して回収ボックス２１に回転接続される。

【0016】

１つの選択可能な実施例では、固定板２７、固定柱２８及びねじ棒２９を更に含み、
複数組の固定柱２８は、いずれも作業フレーム１に接続され、複数組の固定柱２８は、作業フレーム１の中軸線の方向に対称に分布し、複数組のねじ棒２９は、それぞれ複数組の固定柱２８にねじ接続され、複数組のねじ棒２９は、それぞれ複数組の固定板２７に接続され、複数組の固定板２７は、いずれも作業フレーム１に摺動して接続され、複数組の固定板２７の互いに近い端面は、それぞれ回収ボックス２１を周期的に押圧し、ねじ棒２９を回転することにより固定板２７を移動させ、固定板２７は、移動して回収ボックス２１を固定し、該装置の安定性を効果的に向上させる。

【0017】

１つの選択可能な実施例では、複数組の固定板２７の回収ボックス２１に近い端面のそれぞれに複数組の滑り止めパッドが設けられ、滑り止めパッドは、固定板２７による回収ボックス２１の固定安定性を更に向上させることができる。

【0018】

本発明では、モータ７を起動し、モータ７は、ウオーム８を回転させ、ウオーム８は、回転して伝動してターボ１０を回転させ、ターボ１０は、回転して第２回転軸９を回転させ、第２回転軸９は、回転して回転ディスク１１を回転させ、回転ディスク１１は、回転して伝動ブロック１２を回転させ、伝動ブロック１２は、回転して係合ブロック１４を押圧して移動させ、係合ブロック１４は、スライダバー１３を移動させ、スライダバー１３は、係合ブロック１４及びばね１５の作用で往復移動し、スライダバー１３は、往復移動して押え板１７を往復移動させ、押え板１７は、往復移動してコンベア５における服装を押圧し、押え板１７は、服装を押圧することにより、後続のプロセスで服装をより容易に加工することに寄与し、押え板１７は、服装を押圧する時に服装における不純物を跳ね上げることができ、複数組の第３回転軸１９は、ウオーム８の伝動で複数組のファン２０を回転させて不純物を吸着させ且つ搬送筒１８により回収ボックス２１内に搬送し、該装置は、服装の搬送過程で服装を圧延することができ、服装の後続加工をより容易にし且つ服装における不純物をクリーニングすることができる。

【0019】

理解されたいのは、本発明の上記具体的な実施形態は、あくまでも本発明の原理を例示的に説明又は解釈するためのものに過ぎず、本発明に対する制限を構成しない。したがって、本発明の精神及び範囲から逸脱ことなく行われた任意の修正、同等的置換、改良等は、全て本発明の保護範囲内に含まれるべきである。なお、本発明の添付の特許請求の範囲は、添付の特許請求の範囲及び境界、又はこれらの範囲及び境界の同等の形態内の全ての変更及び修正例をカバーすることを意図している。

【符号の説明】

【0020】

１ 作業フレーム
２ 支持柱
３ 第１回転軸
４ 回転ローラ
５ コンベア
６ 作業ボックス
７ モータ
８ ウオーム
９ 第２回転軸
１０ ターボ
１１ 回転ディスク
１２ 伝動ブロック
１３ スライダバー
１４ 係合ブロック
１５ ばね
１６ 制限板
１７ 押え板
１８ 搬送筒
１９ 第３回転軸
２０ ファン
２１ 回収ボックス
２２ 第１ヒンジ
２３ 密封板
２４ 制限ブロック
２５ 制限ロッド
２６ 第２ヒンジ
２７ 固定板
２８ 固定柱
２９ ねじ棒

【図1】

【図2】

【国際調査報告】