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特表2024-501553ビデオ通話方法、装置、電子機器および記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-01-12
(54)【発明の名称】ビデオ通話方法、装置、電子機器および記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04N 7/14 20060101AFI20240104BHJP
   H04N 21/431 20110101ALI20240104BHJP
【FI】
H04N7/14 110
H04N21/431
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023540095
(86)(22)【出願日】2021-12-30
(85)【翻訳文提出日】2023-07-28
(86)【国際出願番号】 CN2021142809
(87)【国際公開番号】W WO2022143857
(87)【国際公開日】2022-07-07
(31)【優先権主張番号】202011628457.9
(32)【優先日】2020-12-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.SMALLTALK
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】陳▲ギョク▼渓
(72)【発明者】
【氏名】王俊強
【テーマコード(参考)】
5C164
【Fターム(参考)】
5C164FA09
5C164UB41S
5C164UB81P
5C164VA07P
5C164VA16S
5C164YA11
(57)【要約】
本開示の実施例は、ビデオ通話方法、装置、電子機器および記憶媒体を提供する。本方法は、ビデオ通話ページを表示することと、第1ターゲット特殊効果を使用する第1トリガ操作の受信に応答して、第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定することと、第1作用対象にターゲット相手ユーザが含まれていることの確定に応答して、第1ターゲット特殊効果が付加された第1特殊効果画面であって、少なくとも1のユーザのクライアントに表示するための第1特殊効果画面の取得を要求するように、サーバに特殊効果要求を送信することと、サーバによって転送された第1特殊効果画面の受信に応答して、ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を第1特殊効果画面に更新することとを含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオ通話を行う少なくとも1のユーザのビデオ通話画面の表示領域が含まれているビデオ通話ページを表示し、前記ユーザがローカルユーザおよび相手ユーザを含むことと、
第1ターゲット特殊効果を使用する第1トリガ操作の受信に応答して、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定することと、
前記第1作用対象にターゲット相手ユーザが含まれていることの確定に応答して、前記第1ターゲット特殊効果が付加された第1特殊効果画面であって、少なくとも1のユーザのクライアントに表示するための第1特殊効果画面の取得を要求するように、サーバに特殊効果要求を送信することと、
前記サーバによって転送された前記第1特殊効果画面の受信に応答して、前記ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1特殊効果画面に更新することと、を含む
ビデオ通話方法。
【請求項2】
前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定することは、
選択状態にあるターゲット表示領域に対応するユーザを、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象として確定することを含み、
前記ビデオ通話ページを表示した後、
ターゲット表示領域をクリックした第2トリガ操作の受信に応答して、前記ターゲット表示領域を非選択状態から前記選択状態に切り替えることを更に含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定することは、
選択状態にあるターゲットユーザ操作子に対応するユーザを前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象として確定することを含み、
前記ビデオ通話ページを表示した後、
各ユーザに対応するユーザ操作子を表示することと、
ターゲットユーザ操作子をクリックする第3トリガ操作の受信に応答して、前記ターゲットユーザ操作子を非選択状態から前記選択状態に切り替えることと、を更に含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1特殊効果画面に更新した後、
現在のターゲット特殊効果を無効化にする第4トリガ操作の受信に応答して、前記第4トリガ操作の第2作用対象を確定することと、
前記第2作用対象に前記ターゲット相手ユーザが含まれていることの確定に応答して、前記サーバに特殊効果無効化要求を送信し、自カメラによって収集された第1通話画面を表示してサーバに送信するように前記ターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアントを制御することを前記サーバに要求することと、
前記サーバによって転送された前記第1通話画面の受信に応答して、前記第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1通話画面に更新することと、を更に含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記サーバから送信された特殊効果命令の受信に応答して、前記特殊効果命令によって付加が指示された第2ターゲット特殊効果を確定することと、
ローカルカメラによって収集された第2通話画面に前記第2ターゲット特殊効果を付加し、第2特殊効果画面を形成することと、
前記ローカルユーザに対応する第2表示領域内に表示された第2ビデオ通話画面を前記第2特殊効果画面に更新し、前記第2特殊効果画面を前記ローカルユーザの第2ビデオ通話画面として前記サーバに送信することと、を更に含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記サーバから送信された特殊効果無効化命令の受信に応答して、前記ローカルユーザに対応する第2表示領域内に表示された第2ビデオ通話画面を前記第2通話画面に更新し、前記第2通話画面を前記ローカルユーザの第2ビデオ通話画面として前記サーバに送信することを更に含む、
請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記ビデオ通話ページを表示する前に、
前記ローカルユーザに少なくとも1つの相手ユーザとビデオ通話を行わせる第5トリガ操作の受信に応答して、前記少なくとも1つの相手ユーザのターゲットユーザ識別情報が担持されたビデオ通話要求を生成し、前記ビデオ通話要求を前記サーバに送信し、前記サーバによりローカルクライアントとビデオ通話接続を確立するように前記相手ユーザのアクティブなクライアントである少なくとも1つの相手クライアントを制御することを前記サーバに要求することを更に含む、
請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
ビデオ通話接続を確立した少なくとも1つのクライアントから送信された少なくとも1つの処理待ち要求を受信し、前記少なくとも1つの処理待ち要求のうち、現在処理待ちのターゲット処理待ち要求を確定することと、
前記ターゲット処理待ち要求が特殊効果要求であることの確定に応答して、前記特殊効果要求によって付加要求されたターゲット特殊効果の特殊効果識別情報および前記ターゲット特殊効果の作用されるターゲット相手ユーザを確定することと、
前記特殊効果識別情報が担持された特殊効果命令を生成し、前記特殊効果命令を前記ターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアントに送信し、前記ターゲット特殊効果が付加された特殊効果画面を表示して送信するように前記ターゲット相手クライアントに指示することと、
前記ターゲット相手クライアントから送信された前記特殊効果画面の受信に応答して、前記特殊効果画面を、前記ターゲット相手クライアントとビデオ通話接続を確立した前記ターゲット相手クライアント以外のクライアントに転送して表示することと、を含む、
ビデオ通話方法。
【請求項9】
前記ターゲット処理待ち要求が特殊効果無効化要求であることの確定に応答して、特殊効果無効化命令を生成し、前記特殊効果無効化命令を前記ターゲット相手クライアントに送信し、自カメラによって収集された通話画面をターゲットビデオ通話画面として表示して送信するように前記ターゲット相手クライアントに指示することと、
前記ターゲット相手クライアントから送信された前記ターゲットビデオ通話画面の受信に応答して、前記ターゲットビデオ通話画面を前記ターゲット相手クライアント以外のクライアントに転送して表示することと、を更に含む、
請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記処理待ち要求のうち、現在処理待ちのターゲット処理待ち要求を確定することは、
前記少なくとも1つの処理待ち要求の受信時間の前後順序に従い、受信時間が最も早い処理待ち要求を現在処理待ちのターゲット処理待ち要求として確定することを含む、
請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記ビデオ通話接続を確立した少なくとも1つのクライアントから送信された少なくとも1つの処理待ち要求を受信し、現在処理中のターゲット処理待ち要求を確定する前に、
いずれかのクライアントから送信されたビデオ通話要求の受信に応答して、前記ビデオ通話要求に担持された相手ユーザのターゲットユーザ識別情報を取得することと、
前記ターゲットユーザ識別情報に基づいて前記相手ユーザのアクティブなクライアントを確定し、前記アクティブなクライアントを前記相手ユーザの相手クライアントとし、前記相手クライアントに通話接続確立要求を送信し、前記ビデオ通話要求を送信するクライアントと前記相手クライアントとの間にビデオ通話接続を確立することと、を更に含む、
請求項8から10のいずれか1項に記載の方法。
【請求項12】
前記ターゲットユーザ識別情報に基づいて前記相手ユーザのアクティブなクライアントを確定することは、
前記ターゲットユーザ識別情報とバンドリング関係があるバンドリングユーザ識別情報を取得し、異なるアプリケーションソフトウェアにおける前記相手ユーザの識別情報である前記ターゲットユーザ識別情報および前記バンドリングユーザ識別情報を含む前記相手ユーザのユーザ識別情報を取得することと、
前記ユーザ識別情報に対応する少なくとも1つのアプリケーションソフトウェアのうち、前記相手ユーザのアクティビティが最も高いアプリケーションソフトウェアをアクティブなアプリケーションソフトウェアとして確定し、前記アクティブなアプリケーションソフトウェアのクライアントを前記相手ユーザのアクティブなクライアントとして確定することと、を含む、
請求項11に記載の方法。
【請求項13】
第1ターゲット特殊効果を使用する第1トリガ操作の受信に応答して、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定するように構成される第1対象確定モジュールと、
前記第1作用対象にターゲット相手ユーザが含まれていることの確定に応答して、前記第1ターゲット特殊効果が付加された第1特殊効果画面であって、少なくとも1のユーザのクライアントに表示するための第1特殊効果画面の取得を要求するように、サーバに特殊効果要求を送信するように構成される第1特殊効果要求モジュールと、
前記サーバによって転送された前記第1特殊効果画面の受信に応答して、前記ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1特殊効果画面に更新するように構成される第1画面更新モジュールと、を備える、
ビデオ通話装置。
【請求項14】
ビデオ通話接続を確立した少なくとも1つのクライアントから送信された少なくとも1つの処理待ち要求を受信し、前記少なくとも1つの処理待ち要求のうち、現在処理待ちのターゲット処理待ち要求を確定するように構成される要求確定モジュールと、
前記ターゲット処理待ち要求が特殊効果要求であることの確定に応答して、前記特殊効果要求によって付加要求されたターゲット特殊効果の特殊効果識別情報および前記ターゲット特殊効果の作用されるターゲット相手ユーザを確定するように構成される情報確定モジュールと、
前記特殊効果識別情報が担持された特殊効果命令を生成し、前記特殊効果命令を前記ターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアントに送信し、前記ターゲット特殊効果が付加された特殊効果画面を表示して送信するように前記ターゲット相手クライアントに指示するように構成される命令生成モジュールと、
前記ターゲット相手クライアントから送信された前記特殊効果画面の受信に応答して、前記特殊効果画面を、前記ターゲット相手クライアントとビデオ通話接続を確立した前記ターゲット相手クライアント以外のクライアントに転送して表示するように構成される特殊効果画面転送モジュールと、を備える、
ビデオ通話装置。
【請求項15】
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのプログラムを記憶するように構成されるメモリとを備える電子機器であって、
前記少なくとも1つのプログラムが前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサは、請求項1から12のいずれか1項に記載のビデオ通話方法を実現する、
電子機器。
【請求項16】
コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、請求項1から12のいずれか1項に記載のビデオ通話方法を実現する、
コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2020年12月31日に中国国家知識産権局に提出された出願番号が202011628457.9である中国特許出願に対して優先権を主張するものであり、この出願の全ての内容を引用により本願に援用する。
【0002】
本開示の実施例は、コンピュータ技術分野に関し、例えば、ビデオ通話方法、装置、電子機器および記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
現在、インスタント通信機能を持つアプリケーションソフトウェアでは、ユーザが簡単かつ迅速に通信できるように、ビデオ通話機能がサポートされていることが多い。
【0004】
ビデオ通話を行うとき、ユーザは、自分に特殊効果を使用し、即ち、カメラによって収集されたビデオに特殊効果を付加し、ローカル電子機器に、特殊効果が付加されたビデオを表示させ、特殊効果が付加されたビデオを、自分とビデオ通話を行っている他のユーザのクライアントに送信して表示することができる。
【0005】
しかし、関連技術におけるビデオ通話方式はインタラクティブ性に欠け、興趣性が強くないため、ユーザがビデオ通話を行うときの体験は良くない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示の実施例は、ビデオ通話過程のインタラクティブ性および興趣性を向上させるためのビデオ通話方法、装置、電子機器および記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
態様1において、本開示の実施例は、
ビデオ通話を行う少なくとも1のユーザのビデオ通話画面の表示領域が含まれているビデオ通話ページを表示し、前記ユーザがローカルユーザおよび相手ユーザを含むことと、
第1ターゲット特殊効果を使用する第1トリガ操作の受信に応答して、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定することと、
前記第1作用対象にターゲット相手ユーザが含まれていることの確定に応答して、前記第1ターゲット特殊効果が付加された第1特殊効果画面であって、少なくとも1のユーザのクライアントに表示するための第1特殊効果画面の取得を要求するように、サーバに特殊効果要求を送信することと、
前記サーバによって転送された前記第1特殊効果画面の受信に応答して、前記ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1特殊効果画面に更新することと、を含む、
ビデオ通話方法を提供する。
【0008】
態様2において、本開示の実施例は、
ビデオ通話接続を確立した少なくとも1つのクライアントから送信された少なくとも1つの処理待ち要求を受信し、前記少なくとも1つの処理待ち要求のうち、現在処理待ちのターゲット処理待ち要求を確定することと、
前記ターゲット処理待ち要求が特殊効果要求であることの確定に応答して、前記特殊効果要求によって付加要求されたターゲット特殊効果の特殊効果識別情報および前記ターゲット特殊効果の作用されるターゲット相手ユーザを確定することと、
前記特殊効果識別情報が担持された特殊効果命令を生成し、前記特殊効果命令を前記ターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアントに送信し、前記ターゲット特殊効果が付加された特殊効果画面を表示して送信するように前記ターゲット相手クライアントに指示することと、
前記ターゲット相手クライアントから送信された前記特殊効果画面の受信に応答して、前記特殊効果画面を、前記ターゲット相手クライアントとビデオ通話接続を確立した前記ターゲット相手クライアント以外のクライアントに転送して表示することと、を含む、
ビデオ通話方法を更に提供する。
【0009】
態様3において、本開示の実施例は、
ビデオ通話を行う少なくとも1のユーザのビデオ通話画面の表示領域が含まれているビデオ通話ページを表示し、前記ユーザがローカルユーザおよび相手ユーザを含むように構成される第1ページ表示モジュールと、
第1ターゲット特殊効果を使用する第1トリガ操作の受信に応答して、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定するように構成される第1対象確定モジュールと、
前記第1作用対象にターゲット相手ユーザが含まれていることの確定に応答して、前記第1ターゲット特殊効果が付加された第1特殊効果画面であって、少なくとも1のユーザのクライアントに表示するための第1特殊効果画面の取得を要求するように、サーバに特殊効果要求を送信するように構成される第1特殊効果要求モジュールと、
前記サーバによって転送された前記第1特殊効果画面の受信に応答して、前記ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1特殊効果画面に更新するように構成される第1画面更新モジュールと、を備える、
ビデオ通話装置を更に提供する。
【0010】
態様4において、本開示の実施例は、
ビデオ通話接続を確立した少なくとも1つのクライアントから送信された少なくとも1つの処理待ち要求を受信し、前記少なくとも1つの処理待ち要求のうち、現在処理待ちのターゲット処理待ち要求を確定するように構成される要求確定モジュールと、
前記ターゲット処理待ち要求が特殊効果要求であることの確定に応答して、前記特殊効果要求によって付加要求されたターゲット特殊効果の特殊効果識別情報および前記ターゲット特殊効果の作用されるターゲット相手ユーザを確定するように構成される情報確定モジュールと、
前記特殊効果識別情報が担持された特殊効果命令を生成し、前記特殊効果命令を前記ターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアントに送信し、前記ターゲット特殊効果が付加された特殊効果画面を表示して送信するように前記ターゲット相手クライアントに指示するように構成される命令生成モジュールと、
前記ターゲット相手クライアントから送信された前記特殊効果画面の受信に応答して、前記特殊効果画面を、前記ターゲット相手クライアントとビデオ通話接続を確立した前記ターゲット相手クライアント以外のクライアントに転送して表示するように構成される特殊効果画面転送モジュールと、を備える、
ビデオ通話装置を更に提供する。
【0011】
態様5において、本開示の実施例は、
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのプログラムを記憶するように構成されるメモリとを備える電子機器であって、
前記少なくとも1つのプログラムが前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサは、本開示の実施例に係るビデオ通話方法を実現する、
電子機器を更に提供する。
【0012】
態様6において、本開示の実施例は、
コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体であって、
該プログラムがプロセッサにより実行されると、本開示の実施例に係るビデオ通話方法を実現する、
コンピュータ可読記憶媒体を更に提供する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図面全体を通して、同じまたは類似する参照番号は、同じまたは類似する要素を表すことが理解されるべきである、図面は模式的なものであり、原本および要素は、必ずしも縮尺どおりに製作するわけではない。
【0014】
図1】本開示の実施例に係るビデオ通話方法のフローチャートである。
図2】本開示の実施例に係るビデオ通話ページの模式図である。
図3】本開示の実施例に係る特殊効果ウィンドウの模式図である。
図4】本開示の実施例に係る別の特殊効果ウィンドウの模式図である。
図5】本開示の実施例に係る別のビデオ通話方法のフローチャートである。
図6】本開示の実施例に係る別のビデオ通話方法のフローチャートである。
図7】本開示の実施例に係る別のビデオ通話方法のフローチャートである。
図8】本開示の実施例に係る別のビデオ通話方法のフローチャートである。
図9】本開示の実施例に係るビデオ通話装置の構成ブロック図である。
図10】本開示の実施例に係る別のビデオ通話装置の構成ブロック図である。
図11】本開示の実施例に係る別のビデオ通話装置の構成ブロック図である。
図12】本開示の実施例に係る電子機器の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図面を参照しながら本開示の実施例についてより詳細に説明する。図面に本開示のいくつかの実施例が示されるが、本開示は、様々な形式で実現でき、ここで記述される実施例に限定されるものと解釈されるべきではなく、逆に、本開示をより明瞭かつ完全に理解するために、これらの実施例を提供することが理解されるべきである。本開示の図面および実施例は、例示的なものに過ぎず、本開示の保護範囲を限定するためのものではないことが理解されるべきである。
【0016】
本開示の方法の実施形態に記載される各ステップは、異なる順序で実行されてもよいし、および/または並行に実行されてもよいことが理解されるべきである。また、方法の実施形態は、追加のステップおよび/または実行が省略されて示されたステップを含んでもよい。本開示の範囲は、この点で限られない。
【0017】
本発明で使用される「含む」という用語およびその変形は、開放的な包含である、即ち、「含むが、これらに限定されない」。「基づく」という用語は、「少なくとも部分的に基づく」という意味である。「1つの実施例」という用語は、「少なくとも1つの実施例」を表す。「別の実施例」という用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を表す。「いくつかの実施例」という用語は、「少なくともいくつかの実施例」を表す。他の用語の関連定義は、以下の記述で与えられる。
【0018】
なお、本開示に言及される「第1」、「第2」等の概念は、異なる装置、モジュールまたはユニットを区分するためのものに過ぎず、これらの装置、モジュールまたはユニットが実行する機能の順序または相互依存関係を限定するためのものでもない。
【0019】
なお、本開示に言及される「1つ」、「複数」という修飾は、模式的なものであるが、限定的なものではなく、当業者は、文脈が明確に例外を示さない限り、「1つまたは複数」として理解されるべきであることを理解すべきである。
【0020】
本開示の実施形態における複数の装置間でインタラクションされるメッセージまたは情報の名称は、説明するためのものに過ぎず、これらのメッセージまたは情報の範囲を限定するためのものではない。
【0021】
図1は、本開示の実施例に係るビデオ通話方法のフローチャートである。該方法は、ビデオ通話装置により実行でき、ここで、該装置は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアにより実現でき、携帯電話機またはタブレットコンピュータのような電子機器に構成され得る。本開示の実施例に係るビデオ通話方法は、ビデオ通話のシーンに適用される。図1に示すように、本実施例に係るビデオ通話方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0022】
S101において、ビデオ通話を行う少なくとも1のユーザのビデオ通話画面の表示領域が含まれているビデオ通話ページを表示し、前記ユーザがローカルユーザおよび相手ユーザを含む。
【0023】
ここで、ビデオ通話ページは、ローカルユーザが他のユーザとビデオ通話を行うときにビデオ通話画面を表示するためのページと理解できる。ローカルユーザは、ビデオ通話ページを表示する電子機器側のユーザであってもよく、例えば、後続のトリガ操作を実行するユーザである。それに対応し、相手ユーザは、ローカルユーザとビデオ通話を行うユーザであってもよい。該ビデオ通話は、任意のシーンでのビデオ通話であってもよく、例えば、2人のビデオ通話(例えば、ローカルユーザと1人の相手ユーザとが閉じた部屋内でリアルタイムなビデオコネクションを行うシーン)、多数の人のビデオ通話(例えば、ローカルユーザと複数の相手ユーザとが閉じた部屋内でリアルタイムなビデオコネクションを行うシーン)、ライブPK(Player Kill)(例えば、ローカルユーザと1人の相手ユーザとが開放された部屋内でリアルタイムなビデオコネクションを行うシーンであり、該開放された部屋は、複数の視聴者の進入をサポートすることができる)、またはフレンドチャットルーム(例えば、ローカルユーザと複数の相手ユーザとが開放された部屋内でリアルタイムなビデオコネクションを行うシーンであり、該開放された部屋は、複数の視聴者の進入をサポートすることができる)等である。
【0024】
図2に示すように(図2は、6人のユーザがビデオ通話を行うことを例として説明する)、ビデオ通話ページには、ビデオ通話を行う各ユーザ(ローカルユーザおよび相手ユーザを含む)の表示領域20が含まれてもよく、各表示領域20に該ユーザのビデオ通話画面(図2では示されていない)が表示されてもよく、該ビデオ通話画面は、該ユーザがビデオ通話を行うときに使用する電子機器に搭載されたカメラによって収集された、いずれの特殊効果も含まない通話画面であってもよいし、該カメラによって収集された通話画面の基に特殊効果を付加して形成した特殊効果画面であってもよく、本実施例は、これについて限定しない。
【0025】
ローカルクライアントは、相手クライアントと通信接続を確立した後、ビデオ通話ページを表示し、ビデオ通話ページに各ユーザの表示領域を表示し、対応するユーザのクライアントから送信された該ユーザのビデオ通話画面を受信した後、該ユーザに対応する表示領域内に該ユーザのビデオ通話画面を表示することができる。それに対応し、あるユーザのクライアントから送信された該ユーザのビデオ通話画面を受信していない場合、例えば、該ユーザがカメラをオフにした場合、該ユーザのビデオ通話画面を表示しなくてもよく、例えば、該ユーザに対応する表示領域内に該ユーザのアイコンおよびユーザ名等の情報を表示してもよい。
【0026】
一実施形態において、ローカルユーザは、ビデオ通話要求を能動的に発信し、ローカルユーザのビデオ通話を行いたい相手ユーザのクライアントとの間でビデオ通話接続を確立することができ、例えば、サーバにより相手ユーザのクライアントと通信接続を確立することができる。この場合、前記ビデオ通話ページを表示する前に、ローカルユーザに少なくとも1つの相手ユーザとビデオ通話を行わせる第5トリガ操作を受信した場合、前記相手ユーザのターゲットユーザ識別情報が担持されたビデオ通話要求を生成し、前記ビデオ通話要求を前記サーバに送信し、前記サーバによりローカルクライアントとビデオ通話接続を確立するように前記相手ユーザのアクティブなクライアントである相手クライアントを制御することを前記サーバに要求することを更に含んでもよい。
【0027】
ここで、第5トリガ操作は、ローカルユーザと他のユーザとのビデオ通話をトリガできる任意の操作と理解でき、例えば、ある会話ページにおけるビデオ通話操作子をクリックする操作等である。相手ユーザのターゲットユーザ識別情報は、ローカルユーザがビデオ通話を開始したクライアントの属するアプリケーションソフトウェアにおける相手ユーザのユーザ識別情報と理解でき、該ユーザ識別情報はユーザID等の情報であってもよい。相手ユーザのアクティブなクライアントは、相手ユーザの比較的アクティブなクライアントと理解でき、該アクティブなクライアントは、識別情報がターゲットユーザ識別情報とバンドリング関係があるクライアントである。例えば、ローカルユーザが第1アプリケーションソフトウェアのクライアントでビデオ通話を開始すると仮定すると、相手ユーザのターゲットユーザ識別情報は、第1アプリケーションソフトウェアにおける相手ユーザのユーザ識別情報であってもよく、相手ユーザが、その第2アプリケーションソフトウェアにおけるユーザ識別情報およびその第3アプリケーションソフトウェアにおけるアプリケーション識別情報を該ターゲットユーザ識別情報とバンドリングしたと仮定すると、相手ユーザのアクティブなクライアントは、第1アプリケーションソフトウェア、第2アプリケーションソフトウェアおよび第3アプリケーションソフトウェアのうち、相手ユーザが最もアクティブなアプリケーションソフトウェアのクライアントであってもよい。相手ユーザが第2アプリケーションソフトウェアで最もアクティブである場合、相手ユーザのアクティブなクライアントは、相手ユーザの第2アプリケーションのクライアントであってもよい。少なくとも1つのアプリケーションソフトウェアでの相手ユーザのアクティビティの確定方式は、柔軟に選択することができ、本実施例は、これについて限定しない。
【0028】
例示的には、ローカルユーザは、ローカル電子機器にインストールされたあるクライアントにより少なくとも1つの相手ユーザとビデオ通話を行いたい場合、該クライアント(即ち、ローカルクライアント)で第5トリガ操作を実行することができる。それに対応し、ローカルクライアントは、ユーザが第5トリガ操作を実行したことを監視した場合、該クライアントの属するアプリケーションソフトウェアにおける相手ユーザのターゲットユーザ識別情報が担持されたビデオ通話要求を生成し、該ビデオ通話要求をサーバに送信する。これにより、サーバは、ローカルクライアントから送信されたビデオ通話要求を受信した場合、該ビデオ通話要求に担持された相手ユーザのターゲットユーザ識別情報に基づいて相手ユーザのアクティブなクライアントを確定し、通話接続確立要求を生成し、該通話接続確立要求を相手ユーザの該アクティブなクライアントに送信することができ、且つ、相手ユーザが通話操作子をトリガしたときに相手ユーザのアクティブなクライアントが送信した接続フィードバック情報を受信した後、ローカルクライアントおよび相手ユーザのアクティブなクライアントとビデオ通話接続を確立し、ローカルユーザと相手ユーザとのビデオ通話を実現することができる。
【0029】
別の実施形態において、ローカルクライアントは、受信した通話接続確立要求に基づいて相手ユーザのクライアントとビデオ通話接続を確立することができ、例えば、サーバにより相手ユーザのクライアントとビデオ通話接続を確立することができる。この場合、前記ビデオ通話ページを表示する前に、サーバから送信された通話接続確立要求を受信した場合、通話提示ページを表示することと、前記通話提示ページにおける通話操作子に作用するトリガ操作を受信した場合、接続フィードバック情報を生成し、サーバにより相手ユーザのクライアントとビデオ通話接続を確立することとを含んでもよい。
【0030】
ここで、サーバから送信された通話接続確立要求を受信するローカルのクライアントは、相手ユーザのクライアントと同じアプリケーションソフトウェアまたは異なるアプリケーションソフトウェアに属してもよく、具体的には、サーバが、少なくとも1つのアプリケーションソフトウェアにおけるローカルユーザのアクティビティに基づいて選択することができる。
【0031】
例示的には、相手ユーザは、ローカルユーザとビデオ通話を行うとき、相手ユーザが使用した相手クライアントによりサーバに通話接続確立要求を送信する。サーバは、相手ユーザから送信された通話接続確立要求を受信した後、ローカルユーザのアクティブなクライアントを確定し、ローカルユーザのアクティブなクライアントに通話接続確立要求を送信する。ローカルユーザのアクティブなクライアントは、サーバから送信された通話接続確立要求を受信した場合、通話提示ページを表示し、ビデオ通話を行うようにローカルユーザに提示する。これにより、ローカルユーザは、相手ユーザとのビデオ通話に同意した場合、ビデオ通話提示ページにおける通話操作子をトリガすることができる。ローカルユーザのアクティブなクライアントは、ユーザが通話操作子をトリガしたことを監視した場合、ローカルユーザがビデオ通話に同意したことを標識するための接続フィードバック情報を生成し、該接続フィードバック情報をサーバに送信する。これにより、サーバは、該接続フィードバック情報を受信した後、ローカルユーザのアクティブなクライアントおよび相手ユーザが使用する相手クライアントとビデオ通話接続を確立することができる。
【0032】
S102において、第1ターゲット特殊効果を使用する第1トリガ操作を受信した場合、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定する。
【0033】
本実施例において、ビデオ通話を行うとき、ローカルユーザは、ローカルユーザ自身または相手ユーザに対して特殊効果を使用することができる、即ち、ローカルユーザは、自身のビデオ通話画面に特殊効果(ビデオ通話画面に付加された特殊効果を切り替える場合を含む)を付加してもよいし、サーバにより相手ユーザのビデオ通話画面に特殊効果を付加するように相手ユーザのクライアントを制御してもよい。それに対応し、相手ユーザは、相手ユーザ自身または相手ユーザ以外の他のユーザ(ローカルユーザを含む)に対して特殊効果を使用することができる。即ち、ビデオ通話中の各ユーザにとって、ビデオ通話を行う少なくとも1のユーザは、いずれも該ユーザに対して特殊効果を使用することができ、それに対応し、該ユーザのビデオ通話画面に付加された特殊効果は、少なくとも1のユーザが該ユーザに対して特殊効果を使用する順に切り替えることができ、これにより、異なるユーザが特殊効果で対戦するという感じを作り出し、ユーザがビデオ通話を行うときのインタラクティブ性および興趣性を増加し、更にユーザのビデオ通話に対する使用体験を向上させる。
【0034】
ここで、第1トリガ操作は、ローカルユーザがある特殊効果を使用するトリガ操作であってもよく、例えば、ローカルユーザが特殊効果ウィンドウ内に表示されたある特殊効果の特殊効果サムネイルをクリックする操作等である。それに対応し、第1ターゲット特殊効果は、ユーザがトリガした特殊効果と理解でき、例えば、ユーザがクリックした特殊効果サムネイルに対応する特殊効果等である。第1作用対象は、第1ターゲット特殊効果の作用対象と理解でき、該作用対象は、ビデオ通話を行う1つまたは複数のユーザを含んでもよく、ローカルユーザが第1トリガ操作を実行する前にまたは第1トリガ操作を実行した後で選択して確定することができ、即ち、クライアントが、1つの作用対象の選択のみをサポートする場合、ローカルユーザは、ビデオ通話を行う1つのユーザを選択してそれに対して第1ターゲット特殊効果を使用することができ、クライアントが、複数の作用対象の選択をサポートする場合、ローカルユーザは、ビデオ通話を行う1つまたは複数のユーザを選択してそれに対して第1ターゲット特殊効果を使用することができる。以下、あるユーザに対して第1ターゲット特殊効果を使用することを例として説明する。
【0035】
例示的には、図2に示すように、ローカルクライアントはビデオ通話ページを表示し、該ビデオ通話画面に特殊効果操作子21を表示する。ローカルユーザは、ビデオ通話を行うあるユーザに対して特殊効果を使用したい場合、該ユーザを選択し、該特殊効果操作子21をクリックすることができる。ローカルクライアントは、ローカルユーザが特殊効果操作子21をクリックしたことを監視した場合、図3および図4に示すように、特殊効果ウィンドウ30を表示し、該特殊効果ウィンドウ30内に少なくとも1つの特殊効果の特殊効果サムネイルを表示する。ローカルユーザは、該ユーザに対してある特殊効果を使用したい場合、該特殊効果の特殊効果サムネイルをクリックすることができる。それに対応し、ローカルクライアントは、ローカルユーザが特殊効果ウィンドウ30内に表示されたある特殊効果の特殊効果サムネイルをクリックしたことを監視した場合、該特殊効果を第1ターゲット特殊効果として確定し、ローカルユーザが選択したユーザを第1ターゲット特殊効果の第1作用対象として確定することができる。
【0036】
一実施形態において、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定することは、選択状態にあるターゲット表示領域に対応するユーザを、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象として確定することを含み、前記ビデオ通話ページを表示した後、ターゲット表示領域をクリックした第2トリガ操作を受信した場合、前記ターゲット表示領域を非選択状態から選択状態に切り替えることを更に含む。
【0037】
上記実施形態において、ローカルユーザは、ビデオ通話を行うあるユーザに対応する表示領域をクリックすることにより、該表示領域を非選択状態から選択状態に切り替えるようにローカルクライアントに指示し、該ユーザを選択することができる。これにより、ローカルクライアントは、選択状態にある表示領域に対応するユーザを確定することにより、第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定することができる。
【0038】
図2に示すように、ローカルクライアントは、ビデオ通話ページに各ユーザに対応する表示領域を表示する。ローカルユーザは、あるユーザに対して特殊効果を使用したい場合、該ユーザのビデオ通話ページ内の対応する表示領域をクリックする。ローカルクライアントは、ローカルユーザがある表示領域をクリックしたことを監視した場合、該表示領域が選択状態にあるか否かを判断し、該表示領域が非選択状態にある場合、図3に示すように(図3は、ビデオ通話ページの左上の表示領域を選択状態に切り替えることを例とする)、該表示領域を非選択状態から選択状態に切り替え、該表示領域が選択状態にある場合、該表示領域を選択状態から非選択状態に切り替える。これにより、ローカルクライアントは、第1トリガ操作を監視した場合、選択状態にある表示領域に対応するユーザを第1ターゲット特殊効果の第1作用対象として確定することができる。
【0039】
なお、ローカルクライアントは、ある表示領域を選択状態に切り替えるときに、特殊効果ウィンドウを自動的に表示することもできる。または、1つのユーザに対して第1ターゲット特殊効果を同時に使用することのみをサポートする場合、ローカルクライアントは、ある表示領域を非選択状態から選択状態に切り替えた後、他の選択状態にある表示領域を非選択状態に切り替えることもでき、本実施例は、これについて限定しない。
【0040】
別の実施形態において、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定することは、選択状態にあるターゲットユーザ操作子に対応するユーザを前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象として確定することを含み、前記ビデオ通話ページを表示した後、各ユーザに対応するユーザ操作子を表示することと、ターゲットユーザ操作子をクリックする第3トリガ操作を受信した場合、前記ターゲットユーザ操作子を非選択状態から選択状態に切り替えることとを更に含む。
【0041】
上記実施形態において、ローカルユーザは、ビデオ通話を行うあるユーザのユーザ操作子をクリックすることにより、該ユーザのユーザ操作子を非選択状態から選択状態に切り替えるようにローカルクライアントに指示し、該ユーザを選択することができる。これにより、ローカルクライアントは、選択状態にあるユーザ操作子に対応するユーザを確定することにより、第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定することができる。
【0042】
図4に示すように(図4は、ローカルユーザに対応するユーザ操作子が選択状態にあることを例とする)、ローカルクライアントは、特殊効果ウィンドウ30を表示し、該特殊効果ウィンドウ30にビデオ通話を行う少なくとも1のユーザのユーザ操作子31を表示する。ローカルユーザは、あるユーザに対して特殊効果を使用したい場合、該ユーザのユーザ操作子31をクリックする。ローカルクライアントは、ローカルユーザがあるユーザ操作子31をクリックしたことを監視した場合、該ユーザ操作子31が選択状態にあるか否かを判断し、該ユーザ操作子が選択状態にあるという判断結果に基づき、該ユーザ操作子31を選択状態から非選択状態に切り替え、該ユーザ操作子が非選択状態にあるという判断結果に基づき、該ユーザ操作子31を非選択状態から選択状態に切り替える。これにより、ローカルクライアントは、第1トリガ操作を監視した場合、選択状態にあるユーザ操作子31に対応するユーザを第1ターゲット特殊効果の第1作用対象として確定することができる。
【0043】
なお、1つのユーザに対して第1ターゲット特殊効果を同時に使用することのみをサポートする場合、ローカルクライアントは、あるユーザ操作子を非選択状態から選択状態に切り替えた後、選択状態にある他のユーザ操作子を非選択状態に切り替えることもでき、本実施例は、これについて限定しない。
【0044】
また、図2に示すように、ビデオ通話画面には、ローカルユーザがカメラをオン/オフにするためのカメラ操作子22が設定されてもよく、ローカルユーザは、該カメラ操作子22をクリックすることにより、カメラをオン状態からオフ状態に切り替えるか、またはカメラをオフ状態からオン状態に切り替えることができる。ローカルユーザがカメラをオフにした後、カメラによって収集されたローカルユーザの通話画面を取得できないため、ローカルユーザに対応する表示領域内にローカルユーザのビデオ通話画面を表示しなくてもよい。ビデオ通話画面がない場合、該ユーザのビデオ通話画面に特殊効果を付加することができないため、ローカルクライアントは、ビデオ通話を行うあるユーザのビデオ通話画面を取得できない場合、該ユーザに対応する表示領域またはユーザ操作子を選択不可能状態に設定してもよく、即ち、ユーザが該ユーザに対応する表示領域またはユーザ操作子を選択するトリガ操作に応答せず、ユーザが該ユーザに対して特殊効果を使用することを回避する。または、第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定した後、該第1作用対象のビデオ通話画面を取得できるか否かを判断し、該第1作用対象のビデオ通話画面を取得できないと判断した場合、ローカルユーザの第1トリガ操作に応答しない。以下、ビデオ通話を行う各ユーザがいずれもカメラをオンにしたことを例として説明する。
【0045】
S103において、前記第1作用対象にターゲット相手ユーザが含まれている場合、前記第1ターゲット特殊効果が付加された第1特殊効果画面であって、少なくとも1の前記ユーザのクライアントに表示するための第1特殊効果画面の取得を要求するように、サーバに特殊効果要求を送信する。
【0046】
ここで、ターゲット相手ユーザは、第1対象に含まれる相手ユーザ、即ち、第1ターゲット特殊効果の作用される相手ユーザと理解できる。特殊効果要求には、ターゲット相手ユーザの識別情報(例えば、ローカルクライアントの属するアプリケーションソフトウェアにおけるターゲット相手ユーザのユーザ識別情報、または相手クライアントの属するアプリケーションソフトウェアにおけるターゲット相手ユーザのユーザ識別情報等)および第1ターゲット特殊効果の特殊効果識別情報が担持されてもよく、ターゲット相手ユーザの通話ビデオ画面に第1ターゲット特殊効果を付加するようにターゲット相手クライアントを制御することをサーバに要求することに使用できる。
【0047】
ローカルクライアントは、第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定した後、該第1作用対象に相手ユーザが含まれるか否かを判断し、該第1作用対象に相手ユーザが含まれる場合、該相手ユーザのユーザ識別情報および第1ターゲット特殊効果の特殊効果識別情報が担持された特殊効果要求を生成し、該特殊効果要求をサーバに送信する。それに対応し、サーバは、該特殊効果要求を受信した後、第1ターゲット特殊効果の特殊効果識別情報が担持された特殊効果命令を生成し、該特殊効果命令をターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアントに送信することができる。これにより、ターゲット相手クライアントは、サーバから送信された特殊効果命令を受信した後、該特殊効果命令に基づいてターゲット相手クライアント側のカメラによって収集された通話画面に第1ターゲット特殊効果を付加し、第1特殊効果画面を形成し、該第1特殊効果画面を表示し、該第1特殊効果画面をサーバに送信することができる。または、サーバは、該特殊効果要求を受信した後、ターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアント側のカメラによって収集された通話画面を取得し、該通話画面に第1ターゲット特殊効果を付加し、第1特殊効果画面を形成し、該第1特殊効果画面をターゲット相手ユーザのビデオ通話画面としてローカルクライアントおよびローカルクライアントとビデオ通話接続を確立した少なくとも1つのクライアント(ターゲット相手クライアントを含む)に送信して表示することができる。
【0048】
それに対応し、第1作用対象にローカルユーザが含まれている場合、ローカルカメラによって収集された通話画面に第1ターゲット特殊効果を付加し、ローカルユーザの特殊効果画面を形成し、ローカルユーザに対応する表示領域に表示された通話ビデオ画面を該特殊効果画面に切り替え、該特殊効果画面をローカルユーザのビデオ通話画面としてサーバに送信し、サーバに該特殊効果画面をローカルユーザとビデオ通話を行う相手ユーザの相手クライアントに転送させて表示させることができる。または、第1作用対象にローカルユーザが含まれている場合、ローカルユーザのユーザ識別情報および第1ターゲット特殊効果の特殊効果識別情報が担持された特殊効果要求をサーバに送信することができ、それに対応し、サーバは、該特殊効果要求を受信した後、ローカルクライアント側のカメラによって収集された通話画面を取得し、該通話画面に第1ターゲット特殊効果を付加し、第1特殊効果画面を形成し、該第1特殊効果画面をローカルユーザのビデオ通話画面としてローカルクライアントおよびローカルクライアントとビデオ通話接続を確立した少なくとも1つのクライアントに送信して表示することができる。
【0049】
S104において、前記サーバによって転送された前記第1特殊効果画面を受信した場合、前記ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1特殊効果画面に更新する。
【0050】
ここで、第1表示領域は、ターゲット相手ユーザのビデオ通話ページにおける対応する表示領域、即ち、ビデオ通話ページにおけるターゲット相手ユーザのビデオ通話画面を表示するための表示領域と理解できる。第1ビデオ通話画面は、ターゲット相手ユーザのビデオ通話画面と理解できる。
【0051】
ターゲット相手クライアントは、第1特殊効果画面をターゲット相手ユーザのビデオ通話画面としてサーバに送信する。サーバは、ターゲット相手クライアントから送信された第1特殊効果画面を受信した後、該第1特殊効果画面をターゲット相手ユーザのビデオ通話画面としてターゲット相手ユーザとビデオ通話を行う少なくとも1のユーザのクライアント(ローカルクライアントを含む)に送信する。これにより、ローカルクライアントは、サーバがローカルクライアントに送信した第1特殊効果画面を受信し、ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に該第1特殊効果画面を表示し、即ち、第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を該第1特殊効果画面に更新することができる。
【0052】
本実施例に係るビデオ通話方法は、ビデオ通話画面を表示し、ビデオ通話を行うローカルユーザと相手ユーザに対応する表示領域をビデオ通話画面に表示し、且つ、対応するユーザのビデオ通話画面を各表示領域内に表示する。第1ターゲット特殊効果を使用する第1トリガ操作を受信した場合、第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定し、該第1作用対象にターゲット相手ユーザが含まれている場合、第1ターゲット特殊効果を含む第1特殊効果画面であって、ビデオ通話を行う少なくとも1のユーザのクライアントに表示するための第1特殊効果画面の取得を要求するように、サーバに特殊効果要求を送信し、更に、サーバによって転送された第1特殊効果画面を受信した場合、ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を該第1特殊効果画面に更新する。本実施例は、上記技術案を採用することにより、ビデオ通話を行う相手ユーザに対して特殊効果を使用することができ、ビデオ通話を行う少なくとも1のユーザは、いずれも相手ユーザに対して特殊効果を使用した後のビデオ通話画面を見ることができ、ビデオ通話のインタラクティブ性および興趣性を向上させ、更にユーザのビデオ通話体験を向上させる。
【0053】
図5は、本開示の実施例に係る別のビデオ通話方法のフローチャートである。本実施例における形態は、上記実施例における1つまたは複数の例示的な形態と組み合わせることができる。前記ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1特殊効果画面に更新した後、現在のターゲット特殊効果を無効化にする第4トリガ操作を受信した場合、前記第4トリガ操作の第2作用対象を確定することと、前記第2作用対象に前記ターゲット相手ユーザが含まれている場合、前記サーバに特殊効果無効化要求を送信し、自カメラによって収集された第1通話画面を表示してサーバに送信するように前記ターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアントを制御することを前記サーバに要求することと、前記サーバによって転送された前記第1通話画面を受信した場合、前記第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1通話画面に更新することとを更に含む。
【0054】
本実施例に係るビデオ通話方法は、前記サーバから送信された特殊効果命令を受信した場合、前記特殊効果命令によって付加が指示された第2ターゲット特殊効果を確定することと、ローカルカメラによって収集された第2通話画面に前記第2ターゲット特殊効果を付加し、第2特殊効果画面を形成することと、ローカルユーザに対応する第2表示領域内に表示された第2ビデオ通話画面を前記第2特殊効果画面に更新し、前記第2特殊効果画面をローカルユーザの第2ビデオ通話画面として前記サーバに送信することとを更に含む。
【0055】
本実施例に係るビデオ通話方法は、サーバから送信された特殊効果無効化命令を受信した場合、ローカルユーザに対応する第2表示領域内に表示された第2ビデオ通話画面を前記第2通話画面に更新し、前記第2通話画面をローカルユーザの第2ビデオ通話画面として前記サーバに送信することを更に含む。
【0056】
それに対応し、図5に示すように、本実施例に係るビデオ通話方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0057】
S201において、ビデオ通話を行う少なくとも1のユーザのビデオ通話画面の表示領域が含まれているビデオ通話ページを表示し、前記ユーザがローカルユーザおよび相手ユーザを含む。
【0058】
S202において、第1ターゲット特殊効果を使用する第1トリガ操作を受信した場合、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定する。
【0059】
S203において、前記第1作用対象にターゲット相手ユーザが含まれている場合、前記第1ターゲット特殊効果が付加された第1特殊効果画面であって、少なくとも1の前記ユーザのクライアントに表示するための第1特殊効果画面の取得を要求するように、サーバに特殊効果要求を送信する。
【0060】
S204において、前記サーバによって転送された前記第1特殊効果画面を受信した場合、前記ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1特殊効果画面に更新し、S205またはS208を実行する。
【0061】
S205において、現在のターゲット特殊効果を無効化にする第4トリガ操作を受信した場合、前記第4トリガ操作の第2作用対象を確定する。
【0062】
S206において、前記第2作用対象に前記ターゲット相手ユーザが含まれている場合、前記サーバに特殊効果無効化要求を送信し、自カメラによって収集された第1通話画面を表示してサーバに送信するように前記ターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアントを制御することを前記サーバに要求する。
【0063】
本実施例において、ビデオ通話を行う各ユーザは、いずれもビデオ通話を行う他のユーザのビデオ通話画面に特殊効果を付加してもよいし、ビデオ通話を行う他のユーザのビデオ通話画面に付加された特殊効果を切り替えたり削除したりしてもよく、ユーザが、あるユーザのビデオ通話画面に付加された特殊効果を好まない場合、ユーザのビデオ通話の体験を高めるために、該ビデオ通話画面に付加された特殊効果を他の特殊効果に切り替えたり該ビデオ通話画面に付加された特殊効果を削除することができる。
【0064】
ここで、第4トリガ操作は、ビデオ通話を行う1または複数のユーザのビデオ通話画面に付加された特殊効果を削除するためのトリガ操作であってもよく、例えば、無効化操作子をクリックする操作等である。それに対応し、第2作用対象は、ローカルユーザがそのビデオ通話画面に付加された特殊効果を削除したいユーザであり、例えば、ターゲット相手ユーザである。ターゲット相手クライアントは、ターゲット相手ユーザがローカルユーザとビデオ通話を行うときに使用するクライアントであってもよい。第1通話画面は、ターゲット相手クライアント自カメラによって収集された、特殊効果が付加されていない画面と理解できる。
【0065】
図3および図4に示すように、ローカルクライアントは、特殊効果ウィンドウ30を表示し、特殊効果ウィンドウ30内に無効化操作子32を表示する。ローカルユーザは、ビデオ通話を行うあるユーザ(例えば、ターゲット相手ユーザ)のビデオ通話画面に付加された特殊効果を削除したいとき、該ユーザに対応する表示領域/ユーザ操作子を選択状態に切り替えるようにローカルクライアントに指示した後、特殊効果ウィンドウ30内に表示された該無効化操作子32をクリックすることができる。ローカルクライアントは、ユーザが無効化操作子32をクリックしたことを監視した場合、第4トリガ操作を受信したと確定し、現在選択状態にある表示領域/ユーザ操作子に対応するユーザを第2作用対象として確定し、該第2作用対象に相手ユーザが含まれるか否かを確定し、相手ユーザを含む場合、該相手ユーザのユーザ識別情報が担持された特殊効果無効化要求を生成し、該特殊効果無効化要求をサーバに送信する。それに対応し、サーバは、該特殊効果無効化要求を受信した後、該特殊効果無効化要求に担持されたユーザ識別情報に基づいてビデオ通話画面内の特殊効果を削除する必要がある相手クライアントを確定し、特殊効果無効化命令を生成し、該特殊効果無効化命令を該相手クライアントに送信することができる。これにより、相手クライアントは、サーバから送信された特殊効果無効化命令を受信した後、自カメラによって収集された、特殊効果が付加されていない通話画面を自身のビデオ通話画面とし、該通話画面を表示し、サーバに送信することができる。
【0066】
それに対応し、第2作用対象にローカルユーザが含まれている場合、ローカルユーザに対応する表示領域内に表示されたローカルユーザのビデオ通話画面をローカルカメラによって収集された通話画面に更新し、該通話画面をローカルユーザのビデオ通話画面としてサーバに送信し、サーバに該通話画面をローカルクライアントとビデオ通話接続を確立した相手ユーザのクライアントに転送させて表示させることができる。
【0067】
S207において、前記サーバによって転送された前記第1通話画面を受信した場合、前記第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1通話画面に更新し、操作を終了する。
【0068】
サーバは、ある相手クライアント(例えば、ターゲット相手クライアント)から送信された通話画面を受信した場合、該通話画面を該相手クライアントに対応する相手ユーザのビデオ通話画面として該相手クライアントとビデオ通話接続を確立した少なくとも1つのクライアント(ローカルクライアントを含む)に転送する。それに対応し、ローカルクライアントは、サーバがローカルクライアントに送信したある相手ユーザの通話画面を受信した場合、該ユーザに対応する表示領域内に表示されたビデオ通話画面を該通話画面に更新する。
【0069】
S208において、前記サーバから送信された特殊効果命令を受信した場合、前記特殊効果命令によって付加が指示された第2ターゲット特殊効果を確定する。
【0070】
ここで、特殊効果命令は、対応する特殊効果が付加されたビデオ通話画面を表示して送信するようにビデオ通話を行うクライアントに指示することに使用でき、サーバがビデオ通話を行う他のクライアントから送信された特殊効果要求を受信したときに生成して送信することができる。第2ターゲット特殊効果は、該特殊効果命令によって付加が指示された特殊効果と理解できる。
【0071】
例示的には、相手クライアントは、相手ユーザの対応するトリガ操作に基づいてローカルユーザのユーザ識別情報および付加待ち第2ターゲット特殊効果の特殊効果識別情報が担持された特殊効果要求を生成し、該特殊効果要求をサーバに送信する。サーバは、相手クライアントから送信された特殊効果要求を受信した後、該特殊効果要求に含まれるローカルユーザのユーザ識別情報を確定し、第2ターゲット特殊効果の特殊効果識別情報が担持された特殊効果命令を生成し、該特殊効果命令をローカルクライアントに送信する。それに対応し、ローカルクライアントは、サーバから送信された特殊効果命令を受信した後、該特殊効果命令を解析し、該特殊効果命令に担持された特殊効果識別情報を取得し、該特殊効果識別情報に対応する特殊効果を該特殊効果命令によって付加が指示された第2ターゲット特殊効果として確定することができる。
【0072】
S209において、ローカルカメラによって収集された第2通話画面に前記第2ターゲット特殊効果を付加し、第2特殊効果画面を形成する。
【0073】
ここで、第2通話画面は、ローカルカメラによって収集された画面と理解でき、即ち、ローカルクライアントの位置するローカル電子機器に取り付けられたカメラによって収集された画面である。
【0074】
ローカルクライアントは、ローカルカメラによって収集された第2通話画面を取得し、第2ターゲット特殊効果を該第2通話画面に付加し、第2ターゲット特殊効果が美肌特殊効果である場合、第2ターゲット特殊効果を用いて第2通話画面を処理することができ、第2ターゲット特殊効果がツール特殊効果である場合、該ツール特殊効果の画面を第2通話画面の上層に重ね、第2特殊効果画面を取得することができる。
【0075】
S210において、ローカルユーザに対応する第2表示領域内に表示された第2ビデオ通話画面を前記第2特殊効果画面に更新し、前記第2特殊効果画面をローカルユーザの第2ビデオ通話画面として前記サーバに送信する。
【0076】
ここで、第2表示領域は、ビデオ通話ページにおけるローカルユーザの対応する表示領域と理解でき、即ち、ビデオ通話ページにおけるローカルユーザのビデオ通話画面を表示するための表示領域と理解できる。第2ビデオ通話画面は、ローカルユーザのビデオ通話画面と理解できる。
【0077】
ローカルクライアントは、第2特殊効果画面を取得した後、ビデオ通話ページの第2表示領域内に表示された第2ビデオ通話画面を該第2特殊効果画面に更新し、該第2特殊効果画面をローカルユーザの第2ビデオ通話画面としてサーバに送信することができる。それに対応し、サーバは、ローカルクライアントから送信された第2特殊効果画面を受信した後、該第2特殊効果画面を、ローカルユーザとビデオ通話を行う少なくとも1つの相手ユーザの相手クライアントに送信することができる。これにより、相手クライアントは、サーバによって転送された第2特殊効果画面を受信した後、それに表示されたローカルユーザの第2ビデオ通話画面を該第2特殊効果画面に更新することができる。
【0078】
S211において、サーバから送信された特殊効果無効化命令を受信した場合、ローカルユーザに対応する第2表示領域内に表示された第2ビデオ通話画面を前記第2通話画面に更新し、前記第2通話画面をローカルユーザの第2ビデオ通話画面として前記サーバに送信する。
【0079】
ここで、特殊効果無効化命令は、特殊効果が付加されていないビデオ通話画面を表示して送信するようにビデオ通話を行うクライアントに指示することに使用でき、サーバがビデオ通話を行う他のクライアントから送信された特殊効果無効化要求を受信したときに生成して送信することができる。
【0080】
本実施例において、ローカルユーザは、サーバにより、相手ユーザ特殊効果が付加されていないビデオ通話画面を表示して送信するように相手クライアントを制御することができ、相手ユーザは、ローカルユーザ特殊効果が付加されていないビデオ通話画面を表示して送信するようにローカルクライアントを制御することもできる。
【0081】
例示的には、相手クライアントは、相手ユーザの対応するトリガ操作に基づいてローカルユーザのユーザ識別情報が担持された特殊効果無効化要求を生成し、該特殊効果無効化要求をサーバに送信することができる。サーバは、相手クライアントから送信された特殊効果無効化要求を受信した後、該特殊効果無効化要求にローカルユーザのユーザ識別情報が含まれることを確定し、特殊効果無効化命令を生成し、該特殊効果無効化命令をローカルクライアントに送信する。それに対応し、ローカルクライアントは、サーバから送信された特殊効果無効化命令を受信した後、ローカルカメラによって収集された第2通話画面をローカルユーザの第2ビデオ通話画面とし、ローカルユーザに対応する第2表示領域内に表示された第2ビデオ通話画面を該第2通話画面に更新し、該第2通話画面をサーバに送信することができる。それに対応し、サーバは、ローカルクライアントから送信された第2通話画面を受信した後、該第2通話画面をローカルユーザの第2ビデオ通話画面としてローカルユーザとビデオ通話を行う相手ユーザの相手クライアントに送信して表示することができる。
【0082】
本実施例に係るビデオ通話方法において、ビデオ通話を行う各ユーザは、特殊効果を含むビデオ通話画面を表示して送信するようにそれとビデオ通話を行ういずれかのユーザのクライアントを制御してもよいし、特殊効果を含まないビデオ通話画面を表示して送信するようにそれとビデオ通話を行ういずれかのユーザのクライアントを制御してもよく、これにより、ユーザはある特殊効果を好まない場合、該特殊効果を含まないビデオ通話画面を送信するように対応するクライアントを制御してもよく、ユーザのビデオ通話時の体験を向上させることができる。
【0083】
図6は、本開示の実施例に係るビデオ通話方法のフローチャートである。該方法は、ビデオ通話装置により実行でき、ここで、該装置は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアにより実現でき、サーバのような電子機器に構成され得る。本開示の実施例に係るビデオ通話方法は、ビデオ通話のシーンに適用される。図6に示すように、本実施例に係るビデオ通話方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0084】
S301において、ビデオ通話接続を確立した少なくとも1つのクライアントから送信された少なくとも1つの処理待ち要求を受信し、前記少なくとも1つの処理待ち要求のうち、現在処理待ちのターゲット処理待ち要求を確定する。
【0085】
ここで、処理待ち要求は、サーバが受信した処理する必要がある要求と理解でき、例えば、ビデオ通話接続を確立した少なくとも1つのクライアントから送信された、処理する必要がある特殊効果要求および/または特殊効果無効化要求等である。
【0086】
サーバは、ビデオ通話接続を確立した少なくとも1つのクライアントから送信された少なくとも1つの処理待ち要求を受信し、予め設定された確定規則に従って現在時刻に処理する必要がある処理待ち要求を確定してターゲット処理待ち要求とする。ここで、ターゲット処理待ち要求を確定する予め設定された確定規則は、必要に応じて設定することができ、例えば、処理待ち要求を送信する少なくとも1つのクライアントの優先度の高い順に、優先度が最も高いクライアントから送信された処理待ち要求をターゲット処理待ち要求として選択することができる。または、現在処理されていない、最も早く受信した処理待ち要求をターゲット処理待ち要求とし、ユーザのために特殊効果で対戦するという雰囲気を作り出し、ユーザのビデオ通話時の興趣性を高める。この場合、前記処理待ち要求のうち、現在処理待ちのターゲット処理待ち要求を確定することは、少なくとも1つの処理待ち要求の受信時間の前後順序に従い、受信時間が最も早い処理待ち要求を現在処理待ちのターゲット処理待ち要求として確定することを含む。
【0087】
S302において、前記ターゲット処理待ち要求が特殊効果要求である場合、前記特殊効果要求によって付加要求されたターゲット特殊効果の特殊効果識別情報および前記ターゲット特殊効果の作用されるターゲット相手ユーザを確定する。
【0088】
ここで、特殊効果要求は、ビデオ通話を行うクライアントにより送信でき、該クライアントとビデオ通話を行う1つまたは複数の他の相手クライアントに、対応する特殊効果を含むビデオ通話画面を表示して送信することをサーバに要求することに使用できる。ターゲット特殊効果は、特殊効果要求を送信するクライアントが他のクライアントに付加を要求する特殊効果と理解でき、例えば、上記実施例における第1ターゲット特殊効果または第2ターゲット特殊効果等である。ターゲット相手ユーザは、特殊効果要求を送信するクライアントがそのビデオ通話画面に特殊効果を付加することを要求するエンドユーザと理解できる。
【0089】
クライアントはサーバに特殊効果要求を送信し、サーバは、受信したあるクライアントから送信された特殊効果要求を処理するとき、該特殊効果要求を解析し、該特殊効果要求に担持されたターゲット特殊効果の特殊効果識別情報およびターゲット相手ユーザのユーザ識別情報を取得することができる。
【0090】
一実施形態において、前記ビデオ通話接続を確立した少なくとも1つのクライアントから送信された少なくとも1つの処理待ち要求を受信し、現在処理中のターゲット処理待ち要求を確定する前に、いずれかのクライアントから送信されたビデオ通話要求を受信した場合、前記ビデオ通話要求に担持された相手ユーザのターゲットユーザ識別情報を取得することと、前記ターゲットユーザ識別情報に基づいて前記相手ユーザのアクティブなクライアントを確定し、前記アクティブなクライアントを前記相手ユーザの相手クライアントとし、前記相手クライアントに通話接続確立要求を送信し、前記ビデオ通話要求を送信するクライアントと前記相手クライアントとの間にビデオ通話接続を確立することとを更に含んでもよい。
【0091】
上記実施形態において、サーバは、あるクライアントから送信されたビデオ通話要求を受信した後、該ビデオ通話要求によってビデオ通話が要求された相手ユーザの最もアクティブなクライアントを選択して通話接続確立要求を送信し、通話接続確立要求のリーチ率を高め、相手ユーザがサーバによって送信された通話接続確立要求を受信できない(例えば、相手ユーザが既に対応するクライアントをアンインストールした)確率を減少し、更にビデオ通話要求を送信するユーザと相手ユーザとのビデオ通話の成功率を高め、ユーザのビデオ通話の体験を高めることができる。
【0092】
ここで、ビデオ通話要求は、相手ユーザのクライアントとの間のビデオ通話接続を確立することをサーバに要求することに使用でき、他のユーザとビデオ通話を行うニーズがあるユーザがログインしたクライアントにより送信することができ、該ビデオ通話要求には、ビデオ通話要求を送信するクライアントの属するアプリケーションソフトウェアにおけるビデオ通話接続を確立する必要がある相手ユーザのユーザ識別情報、即ち、ターゲットユーザ識別情報が担持されてもよいし、ローカルユーザ(即ち、ビデオ通話要求を送信するユーザ)のユーザ識別情報が担持されてもよい。
【0093】
例示的には、ローカルユーザは、他のユーザとビデオ通話を行うニーズがある場合、ローカルクライアントにより、ローカルクライアントの属するアプリケーションソフトウェアにおけるその自身のユーザ識別情報およびローカルクライアントの属するアプリケーションソフトウェアにおける該他のユーザのターゲットユーザ識別情報が担持されたビデオ通話要求をサーバに送信する。サーバは、ローカルクライアントから送信されたビデオ通話要求を受信した後、該ビデオ通話要求を解析し、該ビデオ通話要求に担持された相手ユーザのターゲットユーザ識別情報を取得し、該ターゲットユーザ識別情報に基づいて相手ユーザのアクティブなクライアントを確定し、該アクティブなクライアントを相手ユーザのコール待ち相手クライアントとして確定し、ビデオ通話要求を送信するローカルユーザのユーザ識別情報が担持された通話接続確立要求を該相手クライアントに送信する。これにより、相手クライアントは、サーバから送信された通話接続確立要求を受信した後、通話提示ページを表示し、通話提示ページにおける相手ユーザのトリガ操作に基づき、サーバから送信された通話接続確立要求を受信または拒否することができる。
【0094】
上記実施形態において、サーバは、相手ユーザのバンドリングした少なくとも1つのアプリケーションソフトウェアにおけるアクティビティに基づいて相手ユーザの相手クライアントを確定することができる。この場合、前記ターゲットユーザ識別情報に基づいて前記相手ユーザのアクティブなクライアントを確定することは、前記ターゲットユーザ識別情報とバンドリング関係があるバンドリングユーザ識別情報を取得し、異なるアプリケーションソフトウェアにおける前記相手ユーザの識別情報である前記ターゲットユーザ識別情報および前記バンドリングユーザ識別情報を含む前記相手ユーザのユーザ識別情報を取得することと、ユーザ識別情報に対応するアプリケーションソフトウェアのうち、前記相手ユーザのアクティビティが最も高いアプリケーションソフトウェアをアクティブなアプリケーションソフトウェアとして確定し、前記アクティブなアプリケーションソフトウェアのクライアントを前記相手ユーザのアクティブなクライアントとして確定することとを含んでもよい。
【0095】
ここで、バンドリングユーザ識別情報は、相手ユーザのターゲットユーザ識別情報とバンドリングしたユーザ識別情報と理解でき、ビデオ通話要求を送信するクライアントの属するアプリケーションソフトウェアと異なる他のアプリケーションソフトウェアにおける相手ユーザのユーザ識別情報であってもよい。アクティブなアプリケーションソフトウェアは、少なくとも1つのアプリケーションソフトウェアにおけるユーザのオンライン情報(例えば、オンラインであるか否か、および/またはオンライン頻度等)に基づいて確定することができる。ユーザがあるアプリケーションソフトウェアでオンライン状態にあれば、該アプリケーションソフトウェアをユーザのアクティブなアプリケーションソフトウェアとして確定し、通話接続確立要求のリーチ率を高めることができる。ユーザが少なくとも1つのアプリケーションソフトウェアでいずれもオフラインにあれば、ユーザのオンライン頻度が最も高いおよび/または最後のオンラインまでの時間長が最も短いアプリケーションソフトウェアを選択してユーザのアクティブなアプリケーションソフトウェア等とすることができる。また、ユーザのアクティビティが最も高いアプリケーションソフトウェアが複数あれば、1つをランダムに選択してアクティブなアプリケーションソフトウェアとしてもよい。予め設定された優先度に従い、アクティビティが最も高いアプリケーションソフトウェアから、優先度が最も高いアプリケーションソフトウェアを選択してアクティブなアプリケーションソフトウェアとしてもよく、本実施例は、これについて限定しない。ここで、該優先度は、少なくとも1つのアプリケーションソフトウェアがビデオ通話要求を発信したクライアントの属するアプリケーションソフトウェアであるか否か、および/または予め統計された少なくとも1つのアプリケーションソフトウェアのリーチ率に基づいて確定でき、アクティビティが最も高いアプリケーションソフトウェアにビデオ通話要求を発信したクライアントの属するソフトウェアが含まれる場合、該アプリケーションソフトウェアを優先度が最も高いアプリケーションソフトウェアとして確定でき、および/または、アクティビティが最も高いアプリケーションソフトウェアのうち、リーチ率が最も高いアプリケーションソフトウェアをアクティブなアプリケーションソフトウェアとして確定できる。
【0096】
例示的には、サーバは、相手ユーザのターゲットユーザ識別情報を確定した後、該ターゲットユーザ識別情報とバンドリングしたバンドリングユーザ識別情報を取得し、該ターゲットユーザ識別情報および該バンドリングユーザ識別情報を相手ユーザのユーザ識別情報とし、相手ユーザのユーザ識別情報の属するアプリケーションソフトウェアを確定し、少なくとも1つのアプリケーションソフトウェアにおける相手ユーザのアクティビティを取得し、相手ユーザのアクティビティが最も高いアプリケーションソフトウェアをアクティブなアプリケーションソフトウェアとして確定し、相手ユーザがログインした該アクティブなアプリケーションソフトウェアのクライアントを相手ユーザのアクティブなクライアントとして確定することができる。
【0097】
アクティブなアプリケーションソフトウェアを確定するとき、相手ユーザのアクティビティを考慮するほか、少なくとも1つのアプリケーションソフトウェアにおけるビデオ通話要求を送信するローカルユーザのバンドリング状況を考慮し、ローカルユーザとバンドリングして相手ユーザのアクティビティが最も高いアプリケーションソフトウェアを選択してアクティブなアプリケーションソフトウェアとしてもよいことが理解できる。この場合、それに対応し、コールする相手クライアントとビデオ通話要求を送信するローカルクライアントとが異なるアプリケーションソフトウェアのクライアントである場合、サーバから送信された通話接続確立要求に担持されたローカルユーザのユーザ識別情報は、該アクティブなアプリケーションソフトウェアにおけるローカルユーザのユーザ識別情報であってもよく、相手ユーザがビデオ通話要求を受信したとき、ビデオ通話要求を発信したユーザを明確にすることができることを確保する。
【0098】
S303において、前記特殊効果識別情報が担持された特殊効果命令を生成し、前記特殊効果命令を前記ターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアントに送信し、前記ターゲット特殊効果が付加された特殊効果画面を表示して送信するように前記ターゲット相手クライアントに指示する。
【0099】
ここで、ターゲット相手クライアントは、特殊効果要求を送信するクライアントとビデオ通話を行う、ターゲット相手ユーザがログインしたクライアントと理解できる。特殊効果命令は、対応する特殊効果が付加されたビデオ通話画面を表示して送信するように対応するクライアント(例えば、ターゲット相手クライアント)に指示することに使用できる。
【0100】
サーバは、特殊効果要求に担持されたターゲット特殊効果の特殊効果識別情報およびターゲット相手ユーザのユーザ識別情報を解析して取得した後、ターゲット特殊効果の特殊効果識別情報が担持された特殊効果命令を生成し、ターゲット相手ユーザのユーザ識別情報に基づき、生成された特殊効果命令をターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアントに送信することができる。これにより、ターゲット相手クライアントは、サーバから送信された特殊効果命令を受信した後、該特殊効果命令に担持された特殊効果識別情報に基づいて付加する必要があるターゲット特殊効果を確定し、自カメラによって収集された通話画面に該ターゲット特殊効果を付加し、特殊効果画面を形成し、該特殊効果画面をターゲット相手ユーザのビデオ通話画面として表示してサーバに送信することができる。
【0101】
サーバは、ターゲット相手クライアントに特殊効果命令を送信する前に、または、ターゲット相手クライアントは、サーバから送信された特殊効果命令を受信した後、ターゲット相手クライアントの属するアプリケーションソフトウェアにターゲット特殊効果が設定されているか否かを判断することもでき、ターゲット相手クライアントの属するアプリケーションソフトウェアにターゲット特殊効果が設定されているという判断結果に基づき、後続の操作を実行し続け、ターゲット相手クライアントの属するアプリケーションソフトウェアにターゲット特殊効果が設定されていないという判断結果に基づき、操作を終了してもよいことが理解できる。
【0102】
S304において、前記ターゲット相手クライアントから送信された前記特殊効果画面を受信した場合、前記特殊効果画面を前記ターゲット相手クライアントとビデオ通話接続を確立した他のクライアントに転送して表示する。
【0103】
例示的には、ターゲット相手クライアントは、サーバから送信された特殊効果命令に基づいてサーバにターゲット特殊効果が付加された特殊効果画面を送信する。サーバは、ターゲット相手クライアントから送信された特殊効果画面を受信した後、該特殊効果画面をターゲット相手ユーザのビデオ通話画面としてターゲット相手クライアントとビデオ通話接続を確立した少なくとも1つのクライアント(特殊効果要求を送信するクライアントを含む)に送信する。これにより、ターゲット相手クライアントとビデオ通話接続を確立したクライアントは、サーバから送信された特殊効果画面を受信した後、ターゲット相手ユーザに対応する表示領域内に表示されたターゲット相手ユーザのビデオ通話画面を該特殊効果画面に更新することができる。
【0104】
一実施形態において、本実施例に係るビデオ通話方法は、前記ターゲット処理待ち要求が特殊効果無効化要求である場合、特殊効果無効化命令を生成し、前記特殊効果無効化命令を前記ターゲット相手クライアントに送信し、自カメラによって収集された通話画面をターゲットビデオ通話画面として表示して送信するように前記ターゲット相手クライアントに指示することと、前記ターゲット相手クライアントから送信された前記通話画面を受信した場合、前記通話画面を前記他のクライアントに転送して表示することとを更に含んでもよい。
【0105】
ここで、特殊効果無効化要求は、特殊効果が付加されていないビデオ通話画面を表示して送信するように他のクライアントを制御することをサーバに要求することに使用でき、クライアントがユーザのトリガ操作に基づいて生成して送信することができる。特殊効果無効化命令は、特殊効果が付加されていないビデオ通話画面を表示して送信するように対応するクライアントに指示することに使用できる。ターゲット相手ユーザは、特殊効果無効化要求によって特殊効果が付加されていないビデオ通話画面の取得が要求されたユーザと理解できる。それに対応し、ターゲット相手クライアントは、特殊効果無効化要求を送信するクライアントとビデオ通話接続を確立した、ターゲット相手ユーザがログインしたクライアントと理解できる。
【0106】
上記実施形態において、サーバは、受信した特殊効果無効化要求に基づき、特殊効果が付加されていないビデオ通話画面を表示して送信するように他のクライアントを制御することができる。サーバは、受信したあるクライアント(即ち、ローカルクライアント)から送信された特殊効果無効化要求を処理するとき、該特殊効果無効化要求を解析し、該特殊効果無効化要求に担持されたターゲット相手ユーザのユーザ識別情報を取得し、特殊効果無効化命令を生成し、ターゲット相手ユーザのユーザ識別情報に基づき、該特殊効果無効化命令をターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアントに送信することができる。これにより、ターゲット相手クライアントは、サーバから送信された特殊効果無効化命令を受信した後、自カメラによって収集された通話画面をターゲット相手ユーザのビデオ通話画面とし、該通話画面を表示して該通話画面をサーバに送信することができる。それに対応し、サーバは、ターゲット相手クライアントから送信された通話画面を受信した後、該通話画面を、ターゲット相手ユーザとビデオ通話接続を確立した少なくとも1つのクライアント(特殊効果無効化要求を送信するクライアントを含む)に送信して表示することができる。
【0107】
本実施例に係るビデオ通話方法は、ビデオ通話接続を確立した少なくとも1つのクライアントから送信された少なくとも1つの処理待ち要求を受信し、少なくとも1つの処理待ち要求におけるターゲット処理待ち要求を確定し、該ターゲット処理待ち要求が特殊効果要求である場合、該特殊効果要求によって付加要求されたターゲット特殊効果の特殊効果識別情報および該ターゲット特殊効果の作用されるターゲット相手ユーザを確定し、該特殊効果識別情報が担持された特殊効果命令を生成し、該特殊効果命令をターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアントに送信し、該ターゲット特殊効果が付加された特殊効果画面を表示して送信するようにターゲット相手クライアントに指示し、ターゲット相手クライアントから送信された特殊効果画面を受信した場合、該特殊効果画面を、ターゲット相手クライアントとビデオ通話を行う他のクライアントに転送して表示する。本実施例は、上記技術案を採用することにより、ビデオ通話を行うユーザのトリガ操作に基づいて特殊効果を使用するようにビデオ通話を行う相手クライアントを制御し、ビデオ通話を行う複数のユーザは、いずれも相手ユーザが特殊効果を使用した後のビデオ通話画面を見ることができ、ビデオ通話のインタラクティブ性および興趣性を向上させ、更にユーザのビデオ通話体験を向上させることができる。
【0108】
図7は、本開示の実施例に係るビデオ通話方法のフローチャートである。該方法は、ビデオ通話装置により実行でき、ここで、該装置は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアにより実現でき、携帯電話機またはタブレットコンピュータのような電子機器に構成され得る。本開示の実施例に係るビデオ通話方法は、ビデオ通話のシーンに適用される。図7に示すように、本実施例に係るビデオ通話方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0109】
S401において、ビデオ通話を行う少なくとも1のユーザのビデオ通話画面の表示領域が含まれているビデオ通話ページを表示し、前記ユーザがローカルユーザおよび相手ユーザを含む。
【0110】
本ステップは、上記実施例におけるステップS101に類似し、具体的には、上記実施例におけるステップS101に関する説明を参照することができる。
【0111】
一実施形態において、前記ビデオ通話ページを表示する前に、ローカルユーザに少なくとも1つの相手ユーザとビデオ通話を行わせる第5トリガ操作を受信した場合、前記相手ユーザのアクティブなクライアントを確定し、前記アクティブなクライアントを前記相手ユーザの相手クライアントとし、前記相手クライアントにビデオ通話要求を送信し、ローカルクライアントとビデオ通話接続を確立することを前記相手クライアントに要求することを更に含んでもよい。
【0112】
例示的には、ローカルクライアントは、第5トリガ操作を受信した後、相手ユーザのアクティブなクライアントを確定するか、またはサーバにより相手ユーザのアクティブなクライアントを確定し、該アクティブなクライアントを相手ユーザのコール待ち相手クライアントとし、サーバから送信された該相手クライアントの通信アドレスを取得し、該通信アドレスに基づき、相手クライアントにビデオ通話要求を送信することができ、これにより、相手クライアントは、ローカルユーザから送信されたビデオ通話要求を受信した後、相手ユーザのトリガ操作に基づき、該ビデオ通話要求を受け付けるまたは拒否することができる。
【0113】
一実施形態において、ローカルクライアントは、相手ユーザのアクティブなクライアントを自ら確定することができる。この場合、前記相手ユーザのアクティブなクライアントを確定することは、ローカルクライアントに対応するアプリケーションソフトウェアにおける前記相手ユーザのターゲットユーザ識別情報とバンドリング関係があるバンドリングユーザ識別情報を取得し、異なるアプリケーションソフトウェアにおける前記相手ユーザの識別情報である前記ターゲットユーザ識別情報および前記バンドリングユーザ識別情報を含む前記相手ユーザのユーザ識別情報を取得することと、ユーザ識別情報に対応する少なくとも1つのアプリケーションソフトウェアのうち、前記相手ユーザのアクティビティが最も高いアプリケーションソフトウェアをアクティブなアプリケーションソフトウェアとして確定し、前記アクティブなアプリケーションソフトウェアのクライアントを前記相手ユーザのアクティブなクライアントとして確定することとを含んでもよい。
【0114】
例示的には、ローカルクライアントは、まず、サーバから、ローカルクライアントの属するアプリケーションソフトウェアにおける相手ユーザのターゲットユーザ識別情報とバンドリング関係があるバンドリングユーザ識別情報、および、ユーザ識別情報(ターゲットユーザ識別情報およびバンドリングユーザ識別情報を含む)に対応するアプリケーションソフトウェアにおける相手ユーザのオンライン情報(例えば、オンラインであるか否か、および現在の頻度等の情報)を取得することができる。その後、該オンライン情報に基づき、ユーザ識別情報に対応するアプリケーションソフトウェアにおける相手ユーザのアクティビティを確定し、相手ユーザのアクティビティが最も高いアプリケーションソフトウェアを選択してアクティブなアプリケーションソフトウェアとし、相手ユーザがログインした該アクティブなアプリケーションソフトウェアのクライアントを相手ユーザのアクティブなクライアントとして確定する。
【0115】
S402において、第1ターゲット特殊効果を使用する第1トリガ操作を受信した場合、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定する。
【0116】
本ステップは、上記実施例におけるステップS102に類似し、具体的には、上記実施例におけるステップS102に関する説明を参照することができる。
【0117】
一実施形態において、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定することは、選択状態にあるターゲット表示領域に対応するユーザを、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象として確定することを含み、前記ビデオ通話ページを表示した後、ターゲット表示領域をクリックした第2トリガ操作を受信した場合、前記ターゲット表示領域を非選択状態から選択状態に切り替えることを更に含む。
【0118】
別の実施形態において、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定することは、選択状態にあるターゲットユーザ操作子に対応するユーザを前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象として確定することを含み、前記ビデオ通話ページを表示した後、各ユーザに対応するユーザ操作子を表示することと、ターゲットユーザ操作子をクリックする第3トリガ操作を受信した場合、前記ターゲットユーザ操作子を非選択状態から選択状態に切り替えることとを更に含む。
【0119】
S403において、前記第1作用対象にターゲット相手ユーザが含まれている場合、前記ターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアントに特殊効果要求を送信し、前記第1ターゲット特殊効果が付加された第1特殊効果画面を表示して送信することを前記ターゲット相手クライアントに要求する。
【0120】
ローカルクライアントは、第1対象に相手ユーザが含まれると確定した場合、該相手ユーザのユーザ識別情報および第1ターゲット特殊効果の特殊効果識別情報が担持された特殊効果要求を生成し、該特殊効果要求を該相手ユーザとビデオ通話を行うクライアント(即ち、ターゲット相手クライアント)に送信する。これにより、ターゲット相手クライアントは、ローカルクライアントから送信された特殊効果要求を受信した後、該特殊効果要求に基づいてカメラによって収集された通話画面に第1ターゲット特殊効果を付加し、第1特殊効果画面を形成し、該第1特殊効果画面を表示し、該第1特殊効果画面をターゲット相手ユーザのビデオ通話画面としてターゲット相手ユーザとビデオ通話を行う少なくとも1のユーザのクライアント(ローカルクライアントを含む)に送信することができる。
【0121】
それに対応し、第1作用対象にローカルユーザが含まれている場合、ローカルカメラによって収集された通話画面に第1ターゲット特殊効果を付加し、ローカルユーザの特殊効果画面を形成し、ローカルユーザに対応する表示領域に表示された通話ビデオ画面を該特殊効果画面に切り替え、該特殊効果画面をローカルユーザのビデオ通話画面としてローカルクライアントとビデオ通話を行う少なくとも1つのクライアントに送信して表示することができる。
【0122】
S404において、前記ターゲット相手クライアントから送信された前記第1特殊効果画面を受信した場合、前記ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1特殊効果画面に更新する。
【0123】
ローカルクライアントは、ターゲット相手クライアントから送信された第1特殊効果画面を受信し、ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に該第1特殊効果画面を表示し、即ち、第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を該第1特殊効果画面に更新することができる。
【0124】
本実施例に係るビデオ通話方法は、ビデオ通話画面を表示し、ビデオ通話を行うローカルユーザと相手ユーザに対応する表示領域をビデオ通話画面に表示し、且つ、対応するユーザのビデオ通話画面を各表示領域内に表示し、第1ターゲット特殊効果を使用する第1トリガ操作を受信した場合、第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定し、該第1作用対象にターゲット相手ユーザが含まれている場合、該ターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアントに特殊効果要求を送信し、第1ターゲット特殊効果を含む第1特殊効果画面を表示して送信することをターゲット相手クライアントに要求し、更に、ターゲット相手クライアントから送信された第1特殊効果画面を受信した場合、ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を該第1特殊効果画面に更新する。本実施例は、上記技術案を採用することにより、ビデオ通話を行う相手ユーザに対して特殊効果を使用し、ビデオ通話を行う少なくとも1のユーザがいずれも相手ユーザに対して特殊効果を使用した後のビデオ通話画面を見ることができ、ビデオ通話のインタラクティブ性および興趣性を向上させることができるだけでなく、サーバのデータ伝送のストレスを低減し、ビデオ通話画面の更新遅延を低減し、更にユーザのビデオ通話体験を向上させることもできる。
【0125】
図8は、本開示の実施例に係る別のビデオ通話方法のフローチャートである。本実施例における形態は、上記実施例における1つまたは複数の例示的な形態と組み合わせることができる。前記ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1特殊効果画面に更新した後、現在のターゲット特殊効果を無効化にする第4トリガ操作を受信した場合、前記第4トリガ操作の第2作用対象を確定することと、前記第2作用対象に前記ターゲット相手ユーザが含まれている場合、前記ターゲット相手クライアントに特殊効果無効化要求を送信し、自カメラによって収集された第1通話画面を表示して送信することを前記ターゲット相手クライアントに要求することと、前記ターゲット相手クライアントから送信された前記第1通話画面を受信した場合、前記第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1通話画面に更新することとを更に含む。
【0126】
本実施例に係るビデオ通話方法は、相手クライアントから送信された特殊効果要求を受信した場合、前記特殊効果要求によって付加要求された第2ターゲット特殊効果を確定することと、ローカルカメラによって収集された第2通話画面に前記第2ターゲット特殊効果を付加し、第2特殊効果画面を形成することと、ローカルユーザに対応する第2表示領域内に表示された第2ビデオ通話画面を前記第2特殊効果画面に更新し、前記第2特殊効果画面をローカルユーザの第2ビデオ通話画面としてローカルクライアントとビデオ通話接続を確立した少なくとも1つの相手クライアントに送信することとを更に含んでもよい。
【0127】
本実施例に係るビデオ通話方法は、相手クライアントから送信された特殊効果無効化要求を受信した場合、ローカルユーザに対応する第2表示領域内に表示された第2ビデオ通話画面を前記第2通話画面に更新し、前記第2通話画面をローカルユーザの第2ビデオ通話画面としてローカルクライアントとビデオ通話接続を確立した少なくとも1つの相手クライアントに送信することを更に含んでもよい。
【0128】
それに対応し、図8に示すように、本実施例に係るビデオ通話方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0129】
S501において、ビデオ通話を行う少なくとも1のユーザのビデオ通話画面の表示領域が含まれているビデオ通話ページを表示し、前記ユーザがローカルユーザおよび相手ユーザを含む。
【0130】
S502において、第1ターゲット特殊効果を使用する第1トリガ操作を受信した場合、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定する。
【0131】
S503において、前記第1作用対象にターゲット相手ユーザが含まれている場合、前記ターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアントに特殊効果要求を送信し、前記第1ターゲット特殊効果が付加された第1特殊効果画面を表示して送信することを前記ターゲット相手クライアントに要求する。
【0132】
S504において、前記ターゲット相手クライアントから送信された前記第1特殊効果画面を受信した場合、前記ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1特殊効果画面に更新し、S505またはS508を実行する。
【0133】
S505において、現在のターゲット特殊効果を無効化にする第4トリガ操作を受信した場合、前記第4トリガ操作の第2作用対象を確定する。
【0134】
本ステップは、上記実施例におけるステップS205に類似し、具体的には、上記実施例におけるステップS205に関する説明を参照することができる。
【0135】
S506において、前記第2作用対象に前記ターゲット相手ユーザが含まれている場合、前記ターゲット相手クライアントに特殊効果無効化要求を送信し、自カメラによって収集された第1通話画面を表示して送信することを前記ターゲット相手クライアントに要求する。
【0136】
例示的には、ローカルクライアントは、第2作用対象がターゲット相手ユーザを含むと確定した場合、該相手ユーザのユーザ識別情報が担持された特殊効果無効化要求を生成し、該特殊効果無効化要求を、ターゲット相手ユーザがビデオ通話を行うときに使用するターゲット相手クライアントに送信する。これにより、ターゲット相手クライアントは、ローカルクライアントから送信された特殊効果無効化命令を受信した後、自カメラによって収集された、いずれの特殊効果も付加されていない通話画面を自身のビデオ通話画面とし、該通話画面を表示し、それをターゲット相手ユーザのビデオ通話画面としてターゲット相手クライアントとビデオ通話を行う少なくとも1つのクライアント(ローカルクライアントを含む)に送信することができる。
【0137】
それに対応し、第2作用対象にローカルユーザが含まれている場合、ローカルユーザの表示領域内に表示されたローカルユーザのビデオ通話画面をカメラによって収集された通話画面に更新し、該通話画面をローカルユーザのビデオ通話画面としてローカルクライアントとビデオ通話を行う少なくとも1つのクライアントに送信して表示することができる。
【0138】
S507において、前記ターゲット相手クライアントから送信された前記第1通話画面を受信した場合、前記第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1通話画面に更新する。
【0139】
ローカルクライアントは、ターゲット相手クライアントがローカルクライアントに送信した第1通話画面を受信した場合、ターゲット相手ユーザに対応する表示領域内に表示されたビデオ通話画面を該第1通話画面に更新する。
【0140】
S508において、相手クライアントから送信された特殊効果要求を受信した場合、前記特殊効果要求によって付加要求された第2ターゲット特殊効果を確定する。
【0141】
例示的には、相手クライアントは、相手ユーザの対応するトリガ操作に基づき、付加待ち第2ターゲット特殊効果の特殊効果識別情報が担持された特殊効果要求を生成し、該特殊効果要求をローカルクライアントに送信する。それに対応し、ローカルクライアントは、相手クライアントから送信された特殊効果要求を受信した後、該特殊効果要求を解析し、該特殊効果要求に担持された特殊効果識別情報を取得し、該特殊効果識別情報に対応する特殊効果を該特殊効果要求によって付加要求された第2ターゲット特殊効果として確定する。
【0142】
ローカルクライアントは、第2ターゲット特殊効果を確定した後、ローカルクライアントの属するアプリケーションソフトウェアに該第2ターゲット特殊効果が設定されているか否かを判断することもでき、ローカルクライアントの属するアプリケーションソフトウェアに該第2ターゲット特殊効果が設定されているという判断結果に基づき、後続の操作を実行し続け、ローカルクライアントの属するアプリケーションソフトウェアに該第2ターゲット特殊効果が設定されていないという判断結果に基づき、操作を終了してもよいことが理解できる。
【0143】
S509において、ローカルカメラによって収集された第2通話画面に前記第2ターゲット特殊効果を付加し、第2特殊効果画面を形成する。
【0144】
本ステップは、上記実施例におけるステップS209に類似し、具体的には、上記実施例におけるステップS209に関する説明を参照することができる。
【0145】
S510において、ローカルユーザに対応する第2表示領域内に表示された第2ビデオ通話画面を前記第2特殊効果画面に更新し、前記第2特殊効果画面をローカルユーザの第2ビデオ通話画面としてローカルクライアントとビデオ通話接続を確立した少なくとも1つの相手クライアントに送信する。
【0146】
ローカルクライアントは、第2特殊効果画面を取得した後、ビデオ通話ページの第2表示領域内に表示された第2ビデオ通話画面を該第2特殊効果画面に更新し、該第2特殊効果画面をローカルユーザの第2ビデオ通話画面としてローカルクライアントとビデオ通話を行う少なくとも1つの相手クライアント(特殊効果要求を送信する相手クライアントを含む)に送信することができる。これにより、相手クライアントは、ローカルクライアントから送信された第2特殊効果画面を受信した後、それに表示されたローカルユーザの第2ビデオ通話画面を該第2特殊効果画面に更新することができる。
【0147】
S511において、相手クライアントから送信された特殊効果無効化要求を受信した場合、ローカルユーザに対応する第2表示領域内に表示された第2ビデオ通話画面を前記第2通話画面に更新し、前記第2通話画面をローカルユーザの第2ビデオ通話画面としてローカルクライアントとビデオ通話接続を確立した少なくとも1つの相手クライアントに送信する。
【0148】
例示的には、相手クライアントは、相手ユーザの対応するトリガ操作に基づき、ローカルユーザのユーザ識別情報が担持された特殊効果無効化要求を生成し、該特殊効果無効化要求をローカルクライアントに送信する。ローカルクライアントは、ある相手クライアントから送信された特殊効果無効化要求を受信した後、ローカルカメラによって収集された第2通話画面をローカルユーザの第2ビデオ通話画面とし、ローカルユーザに対応する第2表示領域内に表示された第2ビデオ通話画面を該第2通話画面に更新し、該第2通話画面をローカルクライアントとビデオ通話を行う少なくとも1つの相手クライアント(ローカルクライアントに特殊効果無効化要求を送信する相手クライアントを含む)に送信して表示する。
【0149】
本実施例に係るビデオ通話方法において、ビデオ通話を行う少なくとも1のユーザは、特殊効果を含むビデオ通話画面を表示して送信するようにビデオ通話を行ういずれかのユーザのクライアントを制御してもよいし、特殊効果を含まないビデオ通話画面を表示して送信するようにビデオ通話を行ういずれかのユーザのクライアントを制御してもよく、これにより、ユーザは、ある特殊効果を好まない場合、該特殊効果を含まないビデオ通話画面を送信するように対応するクライアントを制御してもよく、ユーザのビデオ通話時の体験を向上させることができる。
【0150】
図9は、本開示の実施例に係るビデオ通話装置の構成ブロック図である。該装置は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアにより実現でき、携帯電話機またはタブレットコンピュータのような電子機器に構成され得て、ビデオ通話方法を実行することによりビデオ通話を行うことができる。図9に示すように、本実施例に係るビデオ通話装置は、第1ページ表示モジュール901、第1対象確定モジュール902、第1特殊効果要求モジュール903、および第1画面更新モジュール904を備えてもよい。
【0151】
第1ページ表示モジュール901は、ビデオ通話を行う少なくとも1のユーザのビデオ通話画面の表示領域が含まれているビデオ通話ページを表示し、前記ユーザがローカルユーザおよび相手ユーザを含むように構成される。
【0152】
第1対象確定モジュール902は、第1ターゲット特殊効果を使用する第1トリガ操作を受信した場合、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定するように構成される。
【0153】
第1特殊効果要求モジュール903は、前記第1作用対象にターゲット相手ユーザが含まれている場合、前記第1ターゲット特殊効果が付加された第1特殊効果画面であって、少なくとも1の前記ユーザのクライアントに表示するための第1特殊効果画面の取得を要求するように、サーバに特殊効果要求を送信するように構成される。
【0154】
第1画面更新モジュール904は、前記サーバによって転送された前記第1特殊効果画面を受信した場合、前記ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1特殊効果画面に更新するように構成される。
【0155】
本実施例に係るビデオ通話装置は、第1ページ表示モジュールにより、ビデオ通話画面を表示し、ビデオ通話を行うローカルユーザと相手ユーザに対応する表示領域をビデオ通話画面に表示し、且つ、対応するユーザのビデオ通話画面を各表示領域内に表示し、第1対象確定モジュールにより、第1ターゲット特殊効果を使用する第1トリガ操作を受信した場合、第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定し、第1特殊効果要求モジュールにより、該第1作用対象にターゲット相手ユーザが含まれている場合、第1ターゲット特殊効果を含む第1特殊効果画面であって、ビデオ通話を行う少なくとも1のユーザのクライアントに表示するための第1特殊効果画面の取得を要求するように、サーバに特殊効果要求を送信し、更に、第1画面更新モジュールにより、サーバによって転送された第1特殊効果画面を受信した場合、ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を該第1特殊効果画面に更新する。本実施例は、上記技術案を採用することにより、ビデオ通話を行う相手ユーザに対して特殊効果を使用することができ、ビデオ通話を行う少なくとも1のユーザは、いずれも相手ユーザに対して特殊効果を使用した後のビデオ通話画面を見ることができ、ビデオ通話のインタラクティブ性および興趣性を向上させ、更にユーザのビデオ通話体験を向上させる。
【0156】
前記第1対象確定モジュール902は、第1ターゲット特殊効果を使用する第1トリガ操作を受信した場合、選択状態にあるターゲット表示領域に対応するユーザを、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象として確定するように構成され、本実施例に係るビデオ通話装置は、前記ビデオ通話ページを表示した後、ターゲット表示領域をクリックした第2トリガ操作を受信した場合、前記ターゲット表示領域を非選択状態から選択状態に切り替えるように構成される第1領域状態切替モジュールを更に備える。
【0157】
前記第1対象確定モジュール902は、第1ターゲット特殊効果を使用する第1トリガ操作を受信した場合、選択状態にあるターゲットユーザ操作子に対応するユーザを前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象として確定するように構成され、本実施例に係るビデオ通話装置は、前記ビデオ通話ページを表示した後、各ユーザに対応するユーザ操作子を表示し、ターゲットユーザ操作子をクリックする第3トリガ操作を受信した場合、前記ターゲットユーザ操作子を非選択状態から選択状態に切り替えるように構成される第1操作子状態切替モジュールを更に備える。
【0158】
本実施例に係るビデオ通話装置は、前記ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1特殊効果画面に更新した後、現在のターゲット特殊効果を無効化にする第4トリガ操作を受信した場合、前記第4トリガ操作の第2作用対象を確定するように構成される第3対象確定モジュールと、前記第2作用対象に前記ターゲット相手ユーザが含まれている場合、前記サーバに特殊効果無効化要求を送信し、自カメラによって収集された第1通話画面を表示してサーバに送信するように前記ターゲット相手クライアントを制御することを前記サーバに要求するように構成される第1無効化要求モジュールと、前記サーバによって転送された前記第1通話画面を受信した場合、前記第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1通話画面に更新するように構成される第3画面更新モジュールとを更に備える。
【0159】
本実施例に係るビデオ通話装置は、前記サーバから送信された特殊効果命令を受信した場合、前記特殊効果命令によって付加が指示された第2ターゲット特殊効果を確定するように構成される第1特殊効果確定モジュールと、ローカルカメラによって収集された第2通話画面に前記第2ターゲット特殊効果を付加し、第2特殊効果画面を形成するように構成される第1特殊効果付加モジュールと、ローカルユーザに対応する第2表示領域内に表示された第2ビデオ通話画面を前記第2特殊効果画面に更新し、前記第2特殊効果画面をローカルユーザの第2ビデオ通話画面として前記サーバに送信するように構成される第1画面送信モジュールとを更に備える。
【0160】
本実施例に係るビデオ通話装置は、サーバから送信された特殊効果無効化命令を受信した場合、ローカルユーザに対応する第2表示領域内に表示された第2ビデオ通話画面を前記第2通話画面に更新し、前記第2通話画面をローカルユーザの第2ビデオ通話画面として前記サーバに送信するように構成される第1特殊効果無効化モジュールを更に備える。
【0161】
本実施例に係るビデオ通話装置は、前記ビデオ通話ページを表示する前に、ローカルユーザに少なくとも1つの相手ユーザとビデオ通話を行わせる第5トリガ操作を受信した場合、前記相手ユーザのターゲットユーザ識別情報が担持されたビデオ通話要求を生成し、前記ビデオ通話要求を前記サーバに送信し、前記サーバによりローカルクライアントとビデオ通話接続を確立するように前記相手ユーザのアクティブなクライアントである相手クライアントを制御することを前記サーバに要求するように構成される第1通話要求モジュールを更に備える。
【0162】
本開示の実施例に係るビデオ通話装置は、本開示の対応する実施例に係るビデオ通話方法を実行することができ、ビデオ通話方法の実行に対応する機能モジュールおよび有益な効果を備える。本実施例で詳しく説明されていない技術詳細は、本開示の対応する実施例に係るビデオ通話方法を参照することができる。
【0163】
図10は、本開示の実施例に係るビデオ通話装置の構成ブロック図である。該装置は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアにより実現でき、サーバのような電子機器に構成され得て、ビデオ通話方法を実行することによりビデオ通話を実現することができる。図10に示すように、本実施例に係るビデオ通話装置は、要求確定モジュール1001、情報確定モジュール1002、命令生成モジュール1003、および特殊効果画面転送モジュール1004を備えてもよい。
【0164】
要求確定モジュール1001は、ビデオ通話接続を確立した少なくとも1つのクライアントから送信された少なくとも1つの処理待ち要求を受信し、前記少なくとも1つの処理待ち要求のうち、現在処理待ちのターゲット処理待ち要求を確定するように構成される。
【0165】
情報確定モジュール1002は、前記ターゲット処理待ち要求が特殊効果要求である場合、前記特殊効果要求によって付加要求されたターゲット特殊効果の特殊効果識別情報および前記ターゲット特殊効果の作用されるターゲット相手ユーザを確定するように構成される。
【0166】
命令生成モジュール1003は、前記特殊効果識別情報が担持された特殊効果命令を生成し、前記特殊効果命令を前記ターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアントに送信し、前記ターゲット特殊効果が付加された特殊効果画面を表示して送信するように前記ターゲット相手クライアントに指示するように構成される。
【0167】
特殊効果画面転送モジュール1004は、前記ターゲット相手クライアントから送信された前記特殊効果画面を受信した場合、前記特殊効果画面を前記ターゲット相手クライアントとビデオ通話接続を確立した他のクライアントに転送して表示するように構成される。
【0168】
本実施例に係るビデオ通話装置は、ビデオ通話接続を確立した少なくとも1つのクライアントから送信された少なくとも1つの処理待ち要求を受信し、少なくとも1つの処理待ち要求におけるターゲット処理待ち要求を確定し、該ターゲット処理待ち要求が特殊効果要求である場合、該特殊効果要求によって付加要求されたターゲット特殊効果の特殊効果識別情報および該ターゲット特殊効果の作用されるターゲット相手ユーザを確定し、命令生成モジュールにより、該特殊効果識別情報が担持された特殊効果命令を生成し、該特殊効果命令をターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアントに送信し、該ターゲット特殊効果が付加された特殊効果画面を表示して送信するようにターゲット相手クライアントに指示し、特殊効果画面転送モジュールにより、ターゲット相手クライアントから送信された特殊効果画面を受信した場合、該特殊効果画面を、ターゲット相手クライアントとビデオ通話を行う他のクライアントに転送して表示する。本実施例は、上記技術案を採用することにより、ビデオ通話を行うユーザのトリガ操作に基づいて特殊効果を使用するようにビデオ通話を行う相手クライアントを制御し、ビデオ通話を行う少なくとも1のユーザは、いずれも相手ユーザが特殊効果を使用した後のビデオ通話画面を見ることができ、ビデオ通話のインタラクティブ性および興趣性を向上させ、更にユーザのビデオ通話体験を向上させることができる。
【0169】
本実施例に係るビデオ通話装置は、前記ターゲット処理待ち要求が特殊効果無効化要求である場合、特殊効果無効化命令を生成し、前記特殊効果無効化命令を前記ターゲット相手クライアントに送信し、自カメラによって収集された通話画面をターゲットビデオ通話画面として表示して送信するように前記ターゲット相手クライアントに指示するように構成される無効化モジュールと、前記ターゲット相手クライアントから送信された前記通話画面を受信した場合、前記通話画面を前記他のクライアントに転送して表示するように構成される通話画面転送モジュールとを更に備える。
【0170】
前記要求確定モジュール1001は、ビデオ通話接続を確立した少なくとも1つのクライアントから送信された少なくとも1つの処理待ち要求を受信し、少なくとも1つの処理待ち要求の受信時間の前後順序に従い、受信時間が最も早い処理待ち要求を現在処理待ちのターゲット処理待ち要求として確定するように構成される。
【0171】
本実施例に係るビデオ通話装置は、前記ビデオ通話接続を確立した少なくとも1つのクライアントから送信された少なくとも1つの処理待ち要求を受信し、現在処理中のターゲット処理待ち要求を確定する前に、いずれかのクライアントから送信されたビデオ通話要求を受信した場合、前記ビデオ通話要求に担持された相手ユーザのターゲットユーザ識別情報を取得するように構成される識別取得モジュールと、前記ターゲットユーザ識別情報に基づいて前記相手ユーザのアクティブなクライアントを確定し、前記アクティブなクライアントを前記相手ユーザの相手クライアントとし、前記相手クライアントに通話接続確立要求を送信し、前記ビデオ通話要求を送信するクライアントと前記相手クライアントとの間にビデオ通話接続を確立するように構成される接続要求モジュールとを更に備える。
【0172】
前記接続要求モジュールは、前記ターゲットユーザ識別情報とバンドリング関係があるバンドリングユーザ識別情報を取得し、異なるアプリケーションソフトウェアにおける前記相手ユーザの識別情報である前記ターゲットユーザ識別情報および前記バンドリングユーザ識別情報を含む前記相手ユーザのユーザ識別情報を取得するように構成される第1情報取得ユニットと、ユーザ識別情報に対応するアプリケーションソフトウェアのうち、前記相手ユーザのアクティビティが最も高いアプリケーションソフトウェアをアクティブなアプリケーションソフトウェアとして確定し、前記アクティブなアプリケーションソフトウェアのクライアントを前記相手ユーザのアクティブなクライアントとして確定するように構成される第1クライアント確定ユニットとを備える。
【0173】
本開示の実施例に係るビデオ通話装置は、本開示の対応する実施例に係るビデオ通話方法を実行することができ、ビデオ通話方法の実行に対応する機能モジュールおよび有益な効果を備える。本実施例で詳しく説明されていない技術詳細は、本開示の対応する実施例に係るビデオ通話方法を参照することができる。
【0174】
図11は、本開示の実施例に係るビデオ通話装置の構成ブロック図である。該装置は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアにより実現でき、携帯電話機またはタブレットコンピュータのような電子機器に構成され得て、ビデオ通話方法を実行することによりビデオ通話を行うことができる。図11に示すように、本実施例に係るビデオ通話装置は、第2ページ表示モジュール1101、第2対象確定モジュール1102、第2特殊効果要求モジュール1103、および第2画面更新モジュール1104を備えてもよい。
【0175】
第2ページ表示モジュール1101は、ビデオ通話を行う複数のユーザのビデオ通話画面の表示領域が含まれているビデオ通話ページを表示するように構成され、前記ユーザがローカルユーザおよび相手ユーザを含む。
【0176】
第2対象確定モジュール1102は、第1ターゲット特殊効果を使用する第1トリガ操作を受信した場合、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定するように構成される。
【0177】
第2特殊効果要求モジュール1103は、前記第1作用対象にターゲット相手ユーザが含まれている場合、前記ターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアントに特殊効果要求を送信し、前記第1ターゲット特殊効果が付加された第1特殊効果画面を表示して送信することを前記ターゲット相手クライアントに要求するように構成される。
【0178】
第2画面更新モジュール1104は、前記ターゲット相手クライアントから送信された前記第1特殊効果画面を受信した場合、前記ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1特殊効果画面に更新するように構成される。
【0179】
本実施例に係るビデオ通話装置は、第2画面表示モジュールにより、ビデオ通話画面を表示し、ビデオ通話を行うローカルユーザと相手ユーザに対応する表示領域をビデオ通話画面に表示し、且つ、対応するユーザのビデオ通話画面を各表示領域内に表示し、第2対象確定モジュールにより、第1ターゲット特殊効果を使用する第1トリガ操作を受信した場合、第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定し、第2特殊効果要求モジュールにより、該第1作用対象にターゲット相手ユーザが含まれている場合、該ターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアントに特殊効果要求を送信し、第1ターゲット特殊効果を含む第1特殊効果画面を表示して送信することをターゲット相手クライアントに要求し、更に、第2画面更新モジュールにより、ターゲット相手クライアントから送信された第1特殊効果画面を受信した場合、ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を該第1特殊効果画面に更新する。本実施例は、上記技術案を採用することにより、ビデオ通話を行う相手ユーザに対して特殊効果を使用し、ビデオ通話を行う少なくとも1のユーザがいずれも相手ユーザに対して特殊効果を使用した後のビデオ通話画面を見ることができ、ビデオ通話のインタラクティブ性および興趣性を向上させることができるだけでなく、サーバのデータ伝送のストレスを低減し、ビデオ通話画面の更新遅延を低減し、更にユーザのビデオ通話体験を向上させることもできる。
【0180】
前記第2対象確定モジュール1102は、第1ターゲット特殊効果を使用する第1トリガ操作を受信した場合、選択状態にあるターゲット表示領域に対応するユーザを、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象として確定するように構成され、本実施例に係るビデオ通話装置は、前記ビデオ通話ページを表示した後、ターゲット表示領域をクリックした第2トリガ操作を受信した場合、前記ターゲット表示領域を非選択状態から選択状態に切り替えるように構成される第2領域状態切替モジュールを更に備える。
【0181】
前記第2対象確定モジュール1102は、第1ターゲット特殊効果を使用する第1トリガ操作を受信した場合、選択状態にあるターゲットユーザ操作子に対応するユーザを前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象として確定するように構成され、本実施例に係るビデオ通話装置は、前記ビデオ通話ページを表示した後、各ユーザに対応するユーザ操作子を表示し、ターゲットユーザ操作子をクリックする第3トリガ操作を受信した場合、前記ターゲットユーザ操作子を非選択状態から選択状態に切り替えるように構成される第2操作子状態切替モジュールを更に備える。
【0182】
本実施例に係るビデオ通話装置は、前記ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1特殊効果画面に更新した後、現在のターゲット特殊効果を無効化にする第4トリガ操作を受信した場合、前記第4トリガ操作の第2作用対象を確定するように構成される第4対象確定モジュールと、前記第2作用対象に前記ターゲット相手ユーザが含まれている場合、前記ターゲット相手クライアントに特殊効果無効化要求を送信し、自カメラによって収集された第1通話画面を表示して送信することを前記ターゲット相手クライアントに要求するように構成される第2無効化要求モジュールと、前記ターゲット相手クライアントから送信された前記第1通話画面を受信した場合、前記第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1通話画面に更新するように構成される第4画面更新モジュールとを更に備える。
【0183】
本実施例に係るビデオ通話装置は、相手クライアントから送信された特殊効果要求を受信した場合、前記特殊効果要求によって付加要求された第2ターゲット特殊効果を確定するように構成される第2特殊効果確定モジュールと、ローカルカメラによって収集された第2通話画面に前記第2ターゲット特殊効果を付加し、第2特殊効果画面を形成するように構成される第2特殊効果付加モジュールと、ローカルユーザに対応する第2表示領域内に表示された第2ビデオ通話画面を前記第2特殊効果画面に更新し、前記第2特殊効果画面をローカルユーザの第2ビデオ通話画面としてローカルクライアントとビデオ通話接続を確立した少なくとも1つの相手クライアントに送信するように構成される第2画面送信モジュールとを更に備える。
【0184】
本実施例に係るビデオ通話装置は、相手クライアントから送信された特殊効果無効化要求を受信した場合、ローカルユーザに対応する第2表示領域内に表示された第2ビデオ通話画面を前記第2通話画面に更新し、前記第2通話画面をローカルユーザの第2ビデオ通話画面としてローカルクライアントとビデオ通話接続を確立した少なくとも1つの相手クライアントに送信するように構成される第2特殊効果無効化モジュールを更に備える。
【0185】
本実施例に係るビデオ通話装置は、前記ビデオ通話ページを表示する前に、ローカルユーザに少なくとも1つの相手ユーザとビデオ通話を行わせる第5トリガ操作を受信した場合、前記相手ユーザのアクティブなクライアントを確定し、前記アクティブなクライアントを前記相手ユーザの相手クライアントとし、前記相手クライアントにビデオ通話要求を送信し、ローカルクライアントとビデオ通話接続を確立することを前記相手クライアントに要求するように構成される第2通話要求モジュールを更に備える。
【0186】
前記第2通話要求モジュールは、ローカルクライアントに対応するアプリケーションソフトウェアにおける前記相手ユーザのターゲットユーザ識別情報とバンドリング関係があるバンドリングユーザ識別情報を取得し、異なるアプリケーションソフトウェアにおける前記相手ユーザの識別情報である前記ターゲットユーザ識別情報および前記バンドリングユーザ識別情報を含む前記相手ユーザのユーザ識別情報を取得するように構成される第2情報取得ユニットと、ユーザ識別情報に対応するアプリケーションソフトウェアのうち、前記相手ユーザのアクティビティが最も高いアプリケーションソフトウェアをアクティブなアプリケーションソフトウェアとして確定し、前記アクティブなアプリケーションソフトウェアのクライアントを前記相手ユーザのアクティブなクライアントとして確定するように構成される第2クライアント確定ユニットとを備える。
【0187】
本開示の実施例に係るビデオ通話装置は、本開示の対応する実施例に係るビデオ通話方法を実行することができ、ビデオ通話方法の実行に対応する機能モジュールおよび有益な効果を備える。本実施例で詳しく説明されていない技術詳細は、本開示の対応する実施例に係るビデオ通話方法を参照することができる。
【0188】
以下、図12を参照し、本開示の実施例を実現するために適した電子機器(例えば、端末機器またはサーバ)1200の構造模式図を示す。本開示の実施例における端末機器は、携帯電話機、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレットコンピュータ)、PMP(ポータブルマルチメディアプレイヤー)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)等のようなモバイル端末、およびデジタルTV、デスクトップ型コンピュータ等のような固定端末を含んでもよいが、これらに限定されない。図12に示す電子機器は一例に過ぎず、本開示の実施例の機能および使用範囲に何かの制限を与えるものではない。
【0189】
図12に示すように、電子機器1200は、処理装置(例えば、中央プロセッサ、グラフィックプロセッサ等)1201を備えてもよく、読み出し専用メモリ(ROM)1202に記憶されたプログラム、または記憶装置1208からランダムアクセスメモリ(RAM)1203にロードされたプログラムに基づき、様々な適当な動作および処理を実行することができる。RAM1203には、電子機器1200の操作に必要な様々なプログラムおよびデータが更に記憶されている。処理装置1201、ROM1202およびRAM1203は、バス1204を介して互いに接続されている。入力/出力(I/O)インターフェース1205もバス1204に接続されている。
【0190】
通常、例えば、タッチパネル、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイク、加速度計、ジャイロスコープ等を含む入力装置1206、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ、バイブレータ等を含む出力装置1207、例えば、磁気テープ、ハードディスク等を含む記憶装置1208、および通信装置1209は、I/Oインターフェース1205に接続することができる。通信装置1209は、電子機器1200が他の機器と無線または有線通信してデータを交換することを可能にする。図12は、様々な装置を備える電子機器1200を示したが、全ての示された装置を実施または具備することが必要ではないことが理解されるべきである。代わりに、より多いまたはより少ない装置を実施または具備してもよい。
【0191】
本開示の実施例によれば、上記フローチャートを参照して記述した過程は、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現され得る。例えば、本開示の実施例は、非一時的コンピュータ可読媒体に担持されたコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、該コンピュータプログラムは、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例において、該コンピュータプログラムは、通信装置1209によりネットワークからダウンロードされてインストールされてもよいし、記憶装置1208からインストールされてもよいし、ROM1202からインストールされてもよい。該コンピュータプログラムが処理装置1201により実行されると、本開示の実施例の方法で限定される上記機能を実行する。
【0192】
なお、本開示に記載されたコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体であってもよいし、コンピュータ可読記憶媒体であってもよいし、上記両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気の、磁気の、光の、電磁気の、赤外線の、または半導体のシステム、装置またはデバイス、あるいは以上の任意の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体の更なる具体的な例は、1つまたは複数のリード線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上記内容の任意の適当な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。本開示において、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置またはデバイスに使用され得る、または命令実行システム、装置またはデバイスと併せて使用され得るプログラムを含有または記憶する任意の有形的な媒体であってもよい。本開示において、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドでまたは搬送波の一部として伝搬されるデータ信号を含んでもよく、その中にコンピュータ可読プログラムコードが担持されている。このような伝搬されるデータ信号は、様々な形式を採用することができ、電磁信号、光信号または上記内容の任意の適当な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置またはデバイスに使用される、または命令実行システム、装置またはデバイスと併せて使用されるプログラムを送信、伝搬または伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適当な媒体で伝送でき、電線、光ケーブル、RF(無線周波数)等、または上記内容の任意の適当な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。
【0193】
いくつかの実施形態において、クライアント、サーバは、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol、ハイパーテキストトランスファープロトコル)のような、任意の現在知られているまたは将来研究開発されるネットワークプロトコルを利用して通信することができ、且つ、任意の形式または媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続できる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、ネットワークオフネットワーク(例えば、インターネット)およびピアツーピアネットワーク(例えば、ad hocピアツーピアネットワーク)、および任意の現在知られているまたは将来研究開発されるネットワークを含む。
【0194】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよいし、単独で存在して該電子機器に取り付けられていないものであってもよい。
【0195】
上記コンピュータ可読媒体に1つまたは複数のプログラムが担持され、上記1つまたは複数のプログラムが該電子機器により実行されると、該電子機器は、ビデオ通話を行う各ユーザのビデオ通話画面の表示領域が含まれているビデオ通話ページを表示し、前記ユーザがローカルユーザおよび相手ユーザを含み、第1ターゲット特殊効果を使用する第1トリガ操作を受信した場合、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定し、前記第1作用対象にターゲット相手ユーザが含まれている場合、前記第1ターゲット特殊効果が付加された第1特殊効果画面であって、少なくとも1の前記ユーザのクライアントに表示するための第1特殊効果画面の取得を要求するように、サーバに特殊効果要求を送信し、前記サーバによって転送された前記第1特殊効果画面を受信した場合、前記ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1特殊効果画面に更新し、
または
ビデオ通話接続を確立した少なくとも1つのクライアントから送信された少なくとも1つの処理待ち要求を受信し、前記少なくとも1つの処理待ち要求のうち、現在処理待ちのターゲット処理待ち要求を確定し、前記ターゲット処理待ち要求が特殊効果要求である場合、前記特殊効果要求によって付加要求されたターゲット特殊効果の特殊効果識別情報および前記ターゲット特殊効果の作用されるターゲット相手ユーザを確定し、前記特殊効果識別情報が担持された特殊効果命令を生成し、前記特殊効果命令を前記ターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアントに送信し、前記ターゲット特殊効果が付加された特殊効果画面を表示して送信するように前記ターゲット相手クライアントに指示し、前記ターゲット相手クライアントから送信された前記特殊効果画面を受信した場合、前記特殊効果画面を前記ターゲット相手クライアントとビデオ通話接続を確立した他のクライアントに転送して表示する。
【0196】
1種または複数種のプログラミング言語またはその組み合わせで本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを記述することができ、上記プログラミング言語は、Java(登録商標)、Smalltalk、C++のようなオブジェクト指向プログラミング言語を含み、「C」言語のような通常の手続型プログラミング言語または類似するプログラミング言語を更に含む。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータで実行されてもよいし、部分的にユーザのコンピュータで実行されてもよいし、1つの独立したソフトウェアパッケージとして実行されてもよいし、部分的にユーザのコンピュータで実行されて部分的にリモートコンピュータで実行されてもよいし、完全にリモートコンピュータまたは業務サーバで実行されてもよい。リモートコンピュータに関する場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを介してユーザのコンピュータに接続することができ、または、外部コンピュータ(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続する)に接続することができる。
【0197】
図面におけるフローチャートおよびブロック図は、本開示の様々な実施例による方法およびコンピュータプログラム製品の実現可能なアーキテクチャ、機能および操作を示す。この点で、フローチャートまたはブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラム、またはコードの一部を表すことができ、該モジュール、プログラム、またはコードの一部は、所定のロジック機能を実現するための1つまたは複数の実行可能命令を含む。なお、代替としてのいくつかの実現において、ブロックに記載された機能は、図面に記載された順序と異なる順序で発生してもよい。例えば、接続されているように示された2つのブロックは、関連する機能によって、実際にほぼ並行して実行してもよいし、逆の順序で実行してもよい。なお、ブロック図および/またはフローチャートにおける各ブロック、およびブロック図および/またはフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能または操作を実行する専用のハードウェアに基づくシステムで実現してもよいし、専用のハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせで実現してもよい。
【0198】
本開示の実施例に係るユニットは、ソフトウェアの方式で実現されてもよいし、ハードウェアの方式で実現されてもよい。ここで、モジュールの名称は、ある場合、ユニット自体を限定するものではない。
【0199】
本開示に係る機能は、少なくとも部分的に1つまたは複数のハードウェアロジックコンポーネントにより実行されてもよい。例えば、非限定的に、使用可能な例示的なタイプのハードウェアロジックコンポーネントは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準パーツ(ASSP)、システムオンチップのシステム(SOC)、複合プログラマブルロジックデバイス(CPLD)等を含む。
【0200】
本発明の明細書において、機器可読媒体は、命令実行システム、装置またはデバイスに使用される、または命令実行システム、装置またはデバイスと合わせて使用されるプログラムを含有または記憶できる有形的な媒体であってもよい。機器可読媒体は、機器可読信号媒体または機器可読記憶媒体であってもよい。機器可読媒体は、電子の、磁気の、光の、電磁気の、赤外線の、または半導体のシステム、装置またはデバイス、または上記内容の任意の適当な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。機器可読記憶媒体の更なる具体的な例は、1つまたは複数の線による電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用ディスク(CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上記内容の任意の適当な組み合わせを含む。
【0201】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例1は、
ビデオ通話を行う複数のユーザのビデオ通話画面の表示領域が含まれているビデオ通話ページを表示し、前記ユーザがローカルユーザおよび相手ユーザを含むことと、
第1ターゲット特殊効果を使用する第1トリガ操作を受信した場合、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定することと、
前記第1作用対象にターゲット相手ユーザが含まれている場合、前記第1ターゲット特殊効果が付加された第1特殊効果画面であって、少なくとも1の前記ユーザのクライアントに表示するための第1特殊効果画面の取得を要求するように、サーバに特殊効果要求を送信することと、
前記サーバによって転送された前記第1特殊効果画面を受信した場合、前記ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1特殊効果画面に更新することと、を含む、
ビデオ通話方法を提供する。
【0202】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例2は、例1に記載の方法に基づき、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定することは、
選択状態にあるターゲット表示領域に対応するユーザを、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象として確定することを含み、
前記ビデオ通話ページを表示した後、
ターゲット表示領域をクリックした第2トリガ操作を受信した場合、前記ターゲット表示領域を非選択状態から選択状態に切り替えることを更に含む。
【0203】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例3は、例1に記載の方法に基づき、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定することは、
選択状態にあるターゲットユーザ操作子に対応するユーザを前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象として確定することを含み、
前記ビデオ通話ページを表示した後、
各ユーザに対応するユーザ操作子を表示することと、
ターゲットユーザ操作子をクリックする第3トリガ操作を受信した場合、前記ターゲットユーザ操作子を非選択状態から選択状態に切り替えることと、を更に含む。
【0204】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例4は、例1に記載の方法に基づき、前記ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1特殊効果画面に更新した後、
現在のターゲット特殊効果を無効化にする第4トリガ操作を受信した場合、前記第4トリガ操作の第2作用対象を確定することと、
前記第2作用対象に前記ターゲット相手ユーザが含まれている場合、前記サーバに特殊効果無効化要求を送信し、自カメラによって収集された第1通話画面を表示してサーバに送信するように前記ターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアントを制御することを前記サーバに要求することと、
前記サーバによって転送された前記第1通話画面を受信した場合、前記第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1通話画面に更新することと、を更に含む。
【0205】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例5は、例1に記載の方法に基づき、
前記サーバから送信された特殊効果命令を受信した場合、前記特殊効果命令によって付加が指示された第2ターゲット特殊効果を確定することと、
ローカルカメラによって収集された第2通話画面に前記第2ターゲット特殊効果を付加し、第2特殊効果画面を形成することと、
ローカルユーザに対応する第2表示領域内に表示された第2ビデオ通話画面を前記第2特殊効果画面に更新し、前記第2特殊効果画面をローカルユーザの第2ビデオ通話画面として前記サーバに送信することと、を更に含む。
【0206】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例6は、例5に記載の方法に基づき、
サーバから送信された特殊効果無効化命令を受信した場合、ローカルユーザに対応する第2表示領域内に表示された第2ビデオ通話画面を前記第2通話画面に更新し、前記第2通話画面をローカルユーザの第2ビデオ通話画面として前記サーバに送信することを更に含む。
【0207】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例7は、例1から例6のいずれか1項に記載の方法に基づき、前記ビデオ通話ページを表示する前に、
ローカルユーザに少なくとも1つの相手ユーザとビデオ通話を行わせる第5トリガ操作を受信した場合、前記相手ユーザのターゲットユーザ識別情報が担持されたビデオ通話要求を生成し、前記ビデオ通話要求を前記サーバに送信し、前記サーバによりローカルクライアントとビデオ通話接続を確立するように前記相手ユーザのアクティブなクライアントである相手クライアントを制御することを前記サーバに要求することを更に含む。
【0208】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例8は、
ビデオ通話接続を確立した少なくとも1つのクライアントから送信された少なくとも1つの処理待ち要求を受信し、前記少なくとも1つの処理待ち要求のうち、現在処理待ちのターゲット処理待ち要求を確定することと、
前記ターゲット処理待ち要求が特殊効果要求である場合、前記特殊効果要求によって付加要求されたターゲット特殊効果の特殊効果識別情報および前記ターゲット特殊効果の作用されるターゲット相手ユーザを確定することと、
前記特殊効果識別情報が担持された特殊効果命令を生成し、前記特殊効果命令を前記ターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアントに送信し、前記ターゲット特殊効果が付加された特殊効果画面を表示して送信するように前記ターゲット相手クライアントに指示することと、
前記ターゲット相手クライアントから送信された前記特殊効果画面を受信した場合、前記特殊効果画面を前記ターゲット相手クライアントとビデオ通話接続を確立した他のクライアントに転送して表示することと、を含む、
ビデオ通話方法を提供する。
【0209】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例9は、例8に記載の方法に基づき、
前記ターゲット処理待ち要求が特殊効果無効化要求である場合、特殊効果無効化命令を生成し、前記特殊効果無効化命令を前記ターゲット相手クライアントに送信し、自カメラによって収集された通話画面をターゲットビデオ通話画面として表示して送信するように前記ターゲット相手クライアントに指示することと、
前記ターゲット相手クライアントから送信された前記通話画面を受信した場合、前記通話画面を前記他のクライアントに転送して表示することと、を更に含む。
【0210】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例10は、例8に記載の方法に基づき、前記処理待ち要求のうち、現在処理待ちのターゲット処理待ち要求を確定することは、
少なくとも1つの処理待ち要求の受信時間の前後順序に従い、受信時間が最も早い処理待ち要求を現在処理待ちのターゲット処理待ち要求として確定することを含む。
【0211】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例11は、例8から例10のいずれか1項に記載の方法に基づき、前記ビデオ通話接続を確立した少なくとも1つのクライアントから送信された少なくとも1つの処理待ち要求を受信し、現在処理中のターゲット処理待ち要求を確定する前に、
いずれかのクライアントから送信されたビデオ通話要求を受信した場合、前記ビデオ通話要求に担持された相手ユーザのターゲットユーザ識別情報を取得することと、
前記ターゲットユーザ識別情報に基づいて前記相手ユーザのアクティブなクライアントを確定し、前記アクティブなクライアントを前記相手ユーザの相手クライアントとし、前記相手クライアントに通話接続確立要求を送信し、前記ビデオ通話要求を送信するクライアントと前記相手クライアントとの間にビデオ通話接続を確立することとを更に含む。
【0212】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例12は、例11に記載の方法に基づき、前記ターゲットユーザ識別情報に基づいて前記相手ユーザのアクティブなクライアントを確定することは、
前記ターゲットユーザ識別情報とバンドリング関係があるバンドリングユーザ識別情報を取得し、異なるアプリケーションソフトウェアにおける前記相手ユーザの識別情報である前記ターゲットユーザ識別情報および前記バンドリングユーザ識別情報を含む前記相手ユーザのユーザ識別情報を取得することと、
ユーザ識別情報に対応するアプリケーションソフトウェアのうち、前記相手ユーザのアクティビティが最も高いアプリケーションソフトウェアをアクティブなアプリケーションソフトウェアとして確定し、前記アクティブなアプリケーションソフトウェアのクライアントを前記相手ユーザのアクティブなクライアントとして確定することと、を含む。
【0213】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例13は、
ビデオ通話を行う複数のユーザのビデオ通話画面の表示領域が含まれているビデオ通話ページを表示し、前記ユーザがローカルユーザおよび相手ユーザを含むように構成される第1ページ表示モジュールと、
第1ターゲット特殊効果を使用する第1トリガ操作を受信した場合、前記第1ターゲット特殊効果の第1作用対象を確定するように構成される第1対象確定モジュールと、
前記第1作用対象にターゲット相手ユーザが含まれている場合、前記第1ターゲット特殊効果が付加された第1特殊効果画面であって、少なくとも1の前記ユーザのクライアントに表示するための第1特殊効果画面の取得を要求するように、サーバに特殊効果要求を送信するように構成される第1特殊効果要求モジュールと、
前記サーバによって転送された前記第1特殊効果画面を受信した場合、前記ターゲット相手ユーザに対応する第1表示領域内に表示された第1ビデオ通話画面を前記第1特殊効果画面に更新するように構成される第1画面更新モジュールと、を備える、
ビデオ通話装置を提供する。
【0214】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例14は、
ビデオ通話接続を確立した少なくとも1つのクライアントから送信された少なくとも1つの処理待ち要求を受信し、前記少なくとも1つの処理待ち要求のうち、現在処理待ちのターゲット処理待ち要求を確定するように構成される要求確定モジュールと、
前記ターゲット処理待ち要求が特殊効果要求である場合、前記特殊効果要求によって付加要求されたターゲット特殊効果の特殊効果識別情報および前記ターゲット特殊効果の作用されるターゲット相手ユーザを確定するように構成される情報確定モジュールと、
前記特殊効果識別情報が担持された特殊効果命令を生成し、前記特殊効果命令を前記ターゲット相手ユーザのターゲット相手クライアントに送信し、前記ターゲット特殊効果が付加された特殊効果画面を表示して送信するように前記ターゲット相手クライアントに指示するように構成される命令生成モジュールと、
前記ターゲット相手クライアントから送信された前記特殊効果画面を受信した場合、前記特殊効果画面を前記ターゲット相手クライアントとビデオ通話接続を確立した他のクライアントに転送して表示するように構成される特殊効果画面転送モジュールと、を備える、
ビデオ通話装置を提供する。
【0215】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例15は、
1つまたは複数のプロセッサと、
1つまたは複数のプログラムを記憶するように構成されるメモリと
を備える電子機器であって、
前記1つまたは複数のプログラムが前記1つまたは複数のプロセッサにより実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサは、例1から例12のいずれか1項に記載のビデオ通話方法を実現する、
電子機器を提供する。
【0216】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例16は、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体であって、該プログラムがプロセッサにより実行されると、例1から例12のいずれか1項に記載のビデオ通話方法を実現する、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0217】
特定の順番で複数の操作を記述したが、これらの操作を示された特定の順番または正方向順番で実行する必要があると理解されるべきではない。一定の環境において、マルチタスクおよび並行処理が有利である可能性がある。同様に、以上の検討に複数の具体的な実現詳細が含まれているが、これらは本開示の範囲を限定するものと理解されるべきではない。単独な実施例の説明に記述された一部の特徴は、組み合わせて単一の実施例で実現されてもよい。逆に、単一の実施例の説明に記述された様々な特徴は、単独で、または任意の適当なサブ組み合わせの方式で複数の実施例で実現されてもよい。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
【国際調査報告】