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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-01-15
(54)【発明の名称】ギャング型同軸コネクタアセンブリ
(51)【国際特許分類】
   H01R 24/38 20110101AFI20240105BHJP
   H01R 13/639 20060101ALI20240105BHJP
【FI】
H01R24/38
H01R13/639 Z
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023540931
(86)(22)【出願日】2022-01-03
(85)【翻訳文提出日】2023-07-04
(86)【国際出願番号】 US2022011008
(87)【国際公開番号】W WO2022150259
(87)【国際公開日】2022-07-14
(31)【優先権主張番号】63/133,888
(32)【優先日】2021-01-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】519407091
【氏名又は名称】コムスコープ テクノロジーズ リミティド ライアビリティ カンパニー
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100092624
【弁理士】
【氏名又は名称】鶴田 準一
(74)【代理人】
【識別番号】100114018
【弁理士】
【氏名又は名称】南山 知広
(74)【代理人】
【識別番号】100153729
【弁理士】
【氏名又は名称】森本 有一
(72)【発明者】
【氏名】ジェフリー ディー.ペインター
【テーマコード(参考)】
5E021
5E223
【Fターム(参考)】
5E021FA05
5E021FA08
5E021FB11
5E021FC31
5E021FC36
5E021HC11
5E223AB28
5E223BA12
5E223BA15
5E223BB12
5E223CA13
5E223CC09
5E223EC22
5E223EC32
5E223EC47
5E223EC78
5E223GA08
5E223GA13
5E223GA83
(57)【要約】
嵌合コネクタアセンブリは、基材上に装着された複数の第1の同軸コネクタを備える第1のコネクタアセンブリであって、第1の同軸コネクタの各々が、それぞれの第1の同軸ケーブルに接続され、かつ基材に旋回可能に装着されたラッチを更に備え、ラッチが自由端を有するアームを有する、第1のコネクタアセンブリと、複数の第2の同軸コネクタとシェルとを備える第2のコネクタアセンブリであって、第2の同軸コネクタの各々が、それぞれの第2の同軸ケーブルに接続され、シェルが複数の電気的に絶縁された第2のキャビティを画定し、第2の同軸コネクタの各々が、それぞれの第2のキャビティ内に位置し、かつその中において、その他の第2の同軸コネクタの各々に対して半径方向及び軸方向に浮動するように装着されている、第2のコネクタアセンブリと、を含み、シェル内にスロットが存在し、スロットはシェルの外側から第2のキャビティのうちの1つへのアクセスを提供し、嵌合された状態では、第1の同軸コネクタの各々はそれぞれの第2の同軸コネクタと嵌合し、ラッチは、アームの自由端がスロットに存在しないラッチ解除位置と、ラッチのアームの自由端がスロットを通って延在し、かつ第2の同軸コネクタと係合するラッチ位置との間で旋回可能であり、第1及び第2のコネクタアセンブリは、ラッチがラッチ位置にあるときに、ラッチによって嵌合された状態で固定される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
嵌合コネクタアセンブリであって、
基材上に装着された複数の第1の同軸コネクタを備える第1のコネクタアセンブリであって、前記第1の同軸コネクタの各々が、それぞれの第1の同軸ケーブルに接続され、かつ前記基材に旋回可能に装着されたラッチを更に備え、前記ラッチが自由端を有するアームを有する、第1のコネクタアセンブリと、
複数の第2の同軸コネクタとシェルとを備える第2のコネクタアセンブリであって、前記第2の同軸コネクタの各々がそれぞれの第2の同軸ケーブルに接続され、前記シェルが複数の電気的に絶縁された第2のキャビティを画定し、前記第2の同軸コネクタの各々が、それぞれの第2のキャビティ内に位置し、かつその中において、その他の第2の同軸コネクタの各々に対して半径方向及び軸方向に浮動するように装着されている、第2のコネクタアセンブリと、を備え、
前記シェル内にスロットが存在し、前記スロットが、前記シェルの外側から前記第2のキャビティのうちの1つへのアクセスを提供し、
嵌合された状態では、前記第1の同軸コネクタの各々がそれぞれの第2の同軸コネクタと嵌合し、かつ
前記ラッチは、前記アームの前記自由端が前記スロットに存在しないラッチ解除位置と、前記ラッチの前記アームの前記自由端が前記スロットを通って延在し、かつ第2の同軸コネクタと係合するラッチ位置との間で旋回可能であり、
前記第1及び第2のコネクタアセンブリは、前記ラッチが前記ラッチ位置にあるときに、前記ラッチによって、前記嵌合された状態で固定される、嵌合コネクタアセンブリ。
【請求項2】
前記アームが凹部を含み、前記ラッチ位置において、前記第2の同軸コネクタが前記凹部内に受容される、請求項1に記載の嵌合コネクタアセンブリ。
【請求項3】
前記第2の同軸コネクタが半径方向外側に延在するフランジを含み、前記フランジが前記凹部内に受容される、請求項2に記載の嵌合コネクタアセンブリ。
【請求項4】
前記ラッチ位置において、前記アームが、前記第2の同軸コネクタを、嵌合する前記それぞれの第1の同軸コネクタに向かって付勢する、請求項1~3のいずれか一項に記載の嵌合コネクタアセンブリ。
【請求項5】
前記ラッチが金属材料で形成されている、請求項1~4のいずれか一項に記載の嵌合コネクタアセンブリ。
【請求項6】
嵌合コネクタアセンブリであって、
基材上に装着された複数の第1の同軸コネクタを備える第1のコネクタアセンブリであって、前記第1の同軸コネクタの各々が、それぞれの第1の同軸ケーブルに接続され、かつ前記基材に旋回可能に装着されたラッチを更に備え、前記ラッチが自由端を各々が有する第1及び第2のアームを有する、第1のコネクタアセンブリと、
複数の第2の同軸コネクタとシェルとを備える第2のコネクタアセンブリであって、前記第2の同軸コネクタの各々がそれぞれの第2の同軸ケーブルに接続され、前記シェルが複数の電気的に絶縁された第2のキャビティを画定し、前記第2の同軸コネクタの各々が、それぞれの第2のキャビティ内に位置し、かつその中において、その他の第2の同軸コネクタの各々に対して半径方向及び軸方向に浮動するように装着されている、第2のコネクタアセンブリと、を備え、
前記シェル内に第1及び第2のスロットが存在し、前記第1及び第2のスロットの各々が前記シェルの外側から前記第2のキャビティのうちのそれぞれの1つへのアクセスを提供し、
嵌合された状態では、前記第1の同軸コネクタの各々がそれぞれの第2の同軸コネクタと嵌合し、かつ
前記ラッチは、前記第1及び第2のアームの前記自由端が前記第1及び第2のスロットに存在しないラッチ解除位置と、前記ラッチの前記第1のアームの前記自由端が前記第1のスロットを通って延在し、かつ第2の同軸コネクタのうちの第1のものと係合し、前記ラッチの前記第2のアームの前記自由端が、前記第2のスロットを通って延在し、かつ第2の同軸コネクタのうちの第2のものと係合するラッチ位置との間で旋回可能であり、
前記第1及び第2のコネクタアセンブリは、前記ラッチが前記ラッチ位置にあるときに、前記ラッチによって、前記嵌合された状態で固定される、嵌合コネクタアセンブリ。
【請求項7】
前記第1及び第2のアームが概して平行である、請求項6に記載の嵌合コネクタアセンブリ。
【請求項8】
前記第1及び第2のアームの各々が、凹部を含み、前記ラッチ位置において、前記第2の同軸コネクタのうちの前記第1及び第2のものが前記凹部内に受容される、請求項6又は7に記載の嵌合コネクタアセンブリ。
【請求項9】
前記第2の同軸コネクタが半径方向外側に延在するフランジを含み、前記フランジが前記凹部内に受容される、請求項8に記載の嵌合コネクタアセンブリ。
【請求項10】
前記ラッチ位置において、前記第1のアームが、前記第2の同軸コネクタのうちの第1のものを、嵌合する前記それぞれの第1の同軸コネクタに向かって付勢する、請求項6~9のいずれか一項に記載の嵌合コネクタアセンブリ。
【請求項11】
前記シェルが概して正方形又は長方形であり、前記第1及び第2のスロットが前記シェルの角に位置付けられている、請求項6~10のいずれか一項に記載の嵌合コネクタアセンブリ。
【請求項12】
前記ラッチが金属材料で形成されている、請求項6~11のいずれか一項に記載の嵌合コネクタアセンブリ。
【請求項13】
嵌合コネクタアセンブリであって、
基材上に装着された複数の第1の同軸コネクタを備える第1のコネクタアセンブリであって、前記第1の同軸コネクタの各々が、それぞれの第1の同軸ケーブルに接続され、かつ前記基材に旋回可能に装着された第1及び第2のラッチを更に備え、前記第1及び第2のラッチの各々が自由端を各々が有する第1及び第2のアームを有する、第1のコネクタアセンブリと、
複数の第2の同軸コネクタとシェルとを備える第2のコネクタアセンブリであって、前記第2の同軸コネクタの各々がそれぞれの第2の同軸ケーブルに接続され、前記シェルが複数の電気的に絶縁された第2のキャビティを画定し、前記第2の同軸コネクタの各々が、それぞれの第2のキャビティ内に位置し、かつその中において、その他の第2の同軸コネクタの各々に対して半径方向及び軸方向に浮動するように装着されている、第2のコネクタアセンブリと、を備え、
第1、第2、第3及び第4のスロットが前記シェル内に存在し、前記第1、第2、第3及び第4のスロットの各々が前記シェルの外側から前記第2のキャビティのうちのそれぞれの1つへのアクセスを提供し、
嵌合された状態では、前記第1の同軸コネクタの各々がそれぞれの第2の同軸コネクタと嵌合し、かつ
前記第1のラッチは、前記第1及び第2のアームの前記自由端が前記第1及び第2のスロットに存在しないラッチ解除位置と、前記ラッチの前記第1のアームの前記自由端が前記第1のスロットを通って延在し、かつ第2の同軸コネクタのうちの第1のものと係合し、前記ラッチの前記第2のアームの前記自由端が、前記第2のスロットを通って延在し、かつ第2の同軸コネクタのうちの第2のものと係合するラッチ位置との間で旋回可能であり、
前記第2のラッチが、前記第1及び第2のアームの前記自由端が前記第3及び第4のスロットに存在しないラッチ解除位置と、前記第2のラッチの前記第1のアームの前記自由端が前記第3のスロットを通って延在し、かつ第2の同軸コネクタの第3のものと係合し、前記第2のラッチの前記第2のアームの前記自由端が、前記第4のスロットを通って延在し、かつ第2の同軸コネクタの第4のものと係合するラッチ位置との間で旋回可能であり、
前記第1及び第2のコネクタアセンブリが、前記第1及び第2のラッチが前記ラッチ位置にあるときに、前記第1及び第2のラッチによって前記嵌合された状態で固定される、嵌合コネクタアセンブリ。
【請求項14】
前記第1及び第2のラッチの前記第1及び第2のアームが概して平行である、請求項13に記載の嵌合コネクタアセンブリ。
【請求項15】
前記第1のラッチが第1の旋回軸を中心に旋回し、前記第2のラッチが第2の旋回軸を中心に旋回し、前記第1の旋回軸と第2の旋回軸が平行である、請求項13又は14に記載の嵌合コネクタアセンブリ。
【請求項16】
前記ラッチ位置において、前記第1のアームが、前記第2の同軸コネクタのうちの前記第1のものを、嵌合する前記それぞれの第1の同軸コネクタに向かって付勢する、請求項13~15のいずれか一項に記載の嵌合コネクタアセンブリ。
【請求項17】
前記シェルが概して正方形又は長方形であり、前記第1、第2、第3及び第4のスロットが前記シェルの角に位置付けられている、請求項13~16のいずれか一項に記載の嵌合コネクタアセンブリ。
【請求項18】
前記ラッチが金属材料で形成されている、請求項13~17のいずれか一項に記載の嵌合コネクタアセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願)
本出願は、開示の全体が参照により本明細書に組み込まれる、2021年1月5日に出願された米国特許仮特許出願第63/133,888号明細書の優先権及び利益を主張する。
【0002】
本発明は、概して、電気ケーブルコネクタに関し、より詳細には、ギャング型コネクタアセンブリに関する。
【背景技術】
【0003】
同軸ケーブルは、RF通信システムにおいて一般的に利用されている。同軸ケーブルコネクタは、例えば高レベルの精度及び信頼性が必要とされた通信システムにおいて、同軸ケーブルを終端させるために適用することができる。
【0004】
コネクタインターフェースは、所望のコネクタインターフェースを有したコネクタによって終端したケーブルと、装置あるいは更なるケーブル上に装着された嵌合コネクタインターフェースを有した対応コネクタと、の間の接続/接続解除機能を提供する。いくつかの同軸コネクタインターフェースは、一方のコネクタ上において回転可能に保持されたカップリングナットが他方のコネクタ上へと螺着される際にコネクタインターフェースペアを確実な電気的機械的係合状態へと引き込むリテーナ(多くの場合、ねじ山付き(threaded)カップリングナットとして提供される)を利用する。
【0005】
これに代えて、接続インターフェースは、また、ブラインド嵌合特性を備えることができ、これにより、プッシュオン相互接続が可能とされ、その場合、コネクタ本体への物理的なアクセスが制限される、かつ/又は、相互接続部分どうしが、正確な位置合わせが困難な態様であるいは費用対効果が高くない態様で連結される(例えば、レールシステム又は同種のものを介して互いに結合された、アンテナとトランシーバとの間の接続など)。位置合わせのずれを受容し得るよう、ブラインド嵌合コネクタには、限定された程度の挿入位置ずれを受容するための、横方向及び/若しくは長手方向のばね作用、又は「浮動」を設けることができる。ブラインド嵌合コネクタは、複数のコネクタ(例えば、4つのコネクタ)が互いに取り付けられていて嵌合コネクタに対して同時的に嵌合される「ギャング型」コネクタ構成での使用に特に好適なものとすることができる。
【0006】
ギャング型同軸コネクタの実施例は、Paynterの特許文献1に記載されており、その開示は参照により本明細書に完全に組み込まれる。この刊行物では、ギャング型ブラインド嵌合コネクタで発生し得る2つの異なる問題、すなわち、「浮動」と安全な相互接続のソリューションを特定する。その中に共通シェル付きでギャング型コネクタが示されている。各個別の「オス」コネクタは、シェルに対して軸方向、角状、及び半径方向に「浮動」することができるサイズである。また、各個別の「オス」コネクタは、シェルにも係合するそれぞれのらせん状ばねと係合する。各コネクタは、嵌合中にシェルに対して移動して調整することができるが、ばねの圧縮は、オスコネクタが嵌合されると、オスコネクタがシェルに対して定位置に維持される十分な力を提供することができる。ギャング型オスコネクタは、オスコネクタのギャング上のピンを捕捉する旋回ラッチを介して、嵌合する「メス」コネクタに固定される。
【0007】
ギャング型同軸コネクタのための追加の概念及びソリューションを開発することが望ましい場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】米国特許出願公開第2019/0312394号明細書
【発明の概要】
【0009】
第1の態様として、本発明の実施形態は、嵌合コネクタアセンブリを対象とする。嵌合コネクタアセンブリは、基材上に装着された複数の第1の同軸コネクタを備える第1のコネクタアセンブリであって、第1の同軸コネクタの各々が、それぞれの第1の同軸ケーブルに接続され、かつ基材に旋回可能に装着されたラッチを更に備え、ラッチが、自由端を有するアームを有する、第1のコネクタアセンブリと、複数の第2の同軸コネクタとシェルとを備える第2のコネクタアセンブリであって、第2の同軸コネクタの各々が、それぞれの第2の同軸ケーブルに接続され、シェルが、複数の電気的に絶縁された第2のキャビティを画定し、第2の同軸コネクタの各々が、それぞれの第2のキャビティ内に位置し、かつその中において、その他の第2の同軸コネクタの各々に対して半径方向及び軸方向に浮動するように装着されている、第2のコネクタアセンブリと、を備える。シェル内にスロットが存在し、スロットは、シェルの外側から第2のキャビティのうちの1つへのアクセスを提供する。嵌合された状態では、第1の同軸コネクタの各々は、それぞれの第2の同軸コネクタと嵌合する。ラッチは、アームの自由端がスロットに存在しないラッチ解除位置と、ラッチのアームの自由端がスロットを通って延在し、かつ第2の同軸コネクタと係合するラッチ位置との間で旋回可能である。第1及び第2のコネクタアセンブリは、ラッチがラッチ位置にあるときに、ラッチによって、嵌合された状態で固定される。
【0010】
第2の態様として、本発明の実施形態は、嵌合コネクタアセンブリを対象とし、嵌合コネクタアセンブリは、基材上に装着された複数の第1の同軸コネクタを備える第1のコネクタアセンブリであって、第1の同軸コネクタの各々が、それぞれの第1の同軸ケーブルに接続され、かつ基材に旋回可能に装着されたラッチを更に備え、ラッチが、自由端を各々が有する第1及び第2のアームを有する、第1のコネクタアセンブリと、複数の第2の同軸コネクタとシェルとを備える第2のコネクタアセンブリであって、第2の同軸コネクタの各々が、それぞれの第2の同軸ケーブルに接続され、シェルが、複数の電気的に絶縁された第2のキャビティを画定し、第2の同軸コネクタの各々が、それぞれの第2のキャビティ内に位置し、かつその中において、その他の第2の同軸コネクタの各々に対して半径方向及び軸方向に浮動するように装着されている、第2のコネクタアセンブリと、を備える。シェル内に第1及び第2のスロットが存在し、第1及び第2のスロットの各々は、シェルの外側から第2のキャビティのうちのそれぞれの1つへのアクセスを提供する。嵌合された状態では、第1の同軸コネクタの各々は、それぞれの第2の同軸コネクタと嵌合する。ラッチは、第1及び第2のアームの自由端が第1及び第2のスロットに存在しないラッチ解除位置と、ラッチの第1のアームの自由端が第1のスロットを通って延在し、かつ第2の同軸コネクタのうちの第1のものと係合し、ラッチの第2のアームの自由端が第2のスロットを通って延在し、かつ第2の同軸コネクタのうちの第2のものと係合するラッチ位置との間で旋回可能である。第1及び第2のコネクタアセンブリは、ラッチがラッチ位置にあるときに、ラッチによって、嵌合された状態で固定される。
【0011】
第3の態様として、本発明の実施形態は、嵌合コネクタアセンブリを対象とし、嵌合コネクタアセンブリは、基材上に装着された複数の第1の同軸コネクタを備える第1のコネクタアセンブリであって、第1の同軸コネクタの各々が、それぞれの第1の同軸ケーブルに接続され、かつ基材に旋回可能に装着された第1及び第2のラッチを更に備え、第1及び第2のラッチの各々が、自由端を各々が有する第1及び第2のアームを有する、第1のコネクタアセンブリと、複数の第2の同軸コネクタとシェルとを備える第2のコネクタアセンブリであって、第2の同軸コネクタの各々が、それぞれの第2の同軸ケーブルに接続され、シェルが、複数の電気的に絶縁された第2のキャビティを画定し、第2の同軸コネクタの各々が、それぞれの第2のキャビティ内に位置し、かつその中において、その他の第2の同軸コネクタの各々に対して半径方向及び軸方向に浮動するように装着されている、第2のコネクタアセンブリと、を備える。第1、第2、第3及び第4のスロットは、シェル内に存在し、第1、第2、第3及び第4のスロットの各々は、シェルの外側から第2のキャビティのうちのそれぞれの1つへのアクセスを提供する。嵌合された状態では、第1の同軸コネクタの各々は、それぞれの第2の同軸コネクタと嵌合する。第1のラッチは、第1及び第2のアームの自由端が第1及び第2のスロットに存在しないラッチ解除位置と、ラッチの第1のアームの自由端が第1のスロットを通って延在し、かつ第2の同軸コネクタのうちの第1のものと係合し、ラッチの第2のアームの自由端が第2のスロットを通って延在し、かつ第2の同軸コネクタのうちの第2のものと係合するラッチ位置との間で旋回可能である。第2のラッチは、第1及び第2のアームの自由端が第3及び第4のスロットに存在しないラッチ解除位置と、第2のラッチの第1のアームの自由端が第3のスロットを通って延在し、かつ第2の同軸コネクタの第3のものと係合し、第2のラッチの第2のアームの自由端が第4のスロットを通って延在し、かつ第2の同軸コネクタの第4のものと係合するラッチ位置との間で旋回可能である。第1及び第2のコネクタアセンブリは、第1及び第2のラッチがラッチ位置にあるときに、第1及び第2のラッチによって嵌合された状態で固定される。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1図1は嵌合されたギャング型コネクタの以前のアセンブリの斜視図である。
図2図2図1のアセンブリの端部斜視図である。
図3図3は、嵌合アセンブリと嵌合し、ラッチが係合してアセンブリを一緒に固定している、図1のアセンブリの側面図である。
図4図4は、個別のコネクタに、ハウジングに対して「浮動」する能力を提供するために用いられる、ばねを示す、図1のアセンブリの断面図である。
図5図5は、コネクタが浮動する能力を提供するばねを示す、図1のアセンブリの代替バージョンの断面図である。
図6図6は、本発明の実施形態によるギャング型コネクタアセンブリの側面斜視図である。
図7図7は、ハウジングが取り除かれ、かつラッチがコネクタと係合した状態の図6のアセンブリの側面図である。
図8図8図6のアセンブリのラッチの斜視図である。
図9図9は、コネクタとの係合前の、図6のラッチのうちの1つの大幅に拡大した部分側面図である。
図10図10は、係合状態にある図6のアセンブリのラッチの部分側面斜視図である。
図11図11は、係合状態にある図6のアセンブリのラッチのうちの1つの大幅に拡大した部分側面斜視図である。
図12図12は、係合状態にある図6のアセンブリのラッチのうちの1つの大幅に拡大した部分端部斜視図である。
図13図13は本発明の代替の実施形態による図6のアセンブリのラッチの斜視図である。
図14図14図13のラッチを利用する嵌合されたギャング型アセンブリの側面斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明について、本発明の特定の実施形態が図示されている添付図面を参照して説明する。しかしながら、本発明は、多くの異なる形態で具現化されてもよく、本明細書に示され、かつ記載される実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、本開示が徹底的かつ完全なものとなるように、及び本発明の範囲を当業者に十分に伝えるように提供される。また、本明細書において開示する実施形態が、多くの追加的な実施形態を提供するために、任意の態様で及び/又は任意の組み合わせで組み合わせ得ることは、理解されるであろう。
【0014】
別段に定義しない限り、本開示において使用される全ての技術的用語及び科学的用語は、本発明が属する当該技術分野の当業者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有している。以下の説明において使用される用語は、特定の実施形態のみを説明する目的のためのものに過ぎず、本発明を限定することを意図するものではない。本開示において使用されたときには、単数形の「1つの(a)」、「1つの(an)」及び「その(the)」は、そうでないことを文脈が明確に示していない限り、複数形をも含むことが意図されている。また、ある要素(例えば、デバイス、回路、等)が別の要素に対して「接続されている」又は「結合されている」として参照されているときには、その要素が他の要素に対して直接的に接続され得ること又は直接的に結合され得ること、あるいは、介在する要素が存在してもよいことは、理解されるであろう。対照的に、ある要素が別の要素に対して「直接的に接続されている」又は「直接的に結合されている」として参照されているときには、介在する要素は存在しない。
【0015】
上述のように、ギャング型コネクタアセンブリで発生し得る問題は、個別の嵌合コネクタのアラインメントである。個別の「オス」コネクタを個別の「メス」コネクタと適切に嵌合させることは、健全な電気的接触を確保するために必要である。電気的接触の品質は、高性能レベルではより重要となり得、接触不良又は一貫性のない接触は、予測不可能な受動的相互変調(PIM)性能を生む可能性がある。PIMは、望ましくない効果であり、接続不良で現れる可能性がある。そのため、嵌合コネクタ間の接触/係合が予測可能なものであるように、嵌合コネクタを設計することは重要である。
【0016】
ギャング型コネクタアセンブリは、単に構成要素公差などの変数によって、コネクタ嵌合に不一致を生じさせる可能性がある。したがって、嵌合コネクタ間の信頼性があり、かつ予測可能なものである接触を維持する様式で、ギャング型アセンブリ内の嵌合コネクタが、それらが中に装着されるハウジングに対して浮動する能力は、非常に望ましい場合がある。浮動は、軸(すなわち、嵌合方向)、放射状(すなわち、軸方向に対して垂直な移動)、及び角(軸方向に対して「傾斜する」移動)の構成要素を伴う場合があり、したがって、任意の浮動機構又は溶液は、これら3つのモードでの移動を許容するべきである。
【0017】
軸方向、放射状方向、及び角方向の提供を有するアセンブリの実施例が、図1図4に示されている。ここで示されるコネクタの対になったアセンブリ1200は、5つのコネクタ1210を有した機器コネクタアセンブリ1205と、5つのケーブル1242に対して接続された5つのコネクタ1250を有したケーブルコネクタアセンブリ1240と、を含む。図1及び図2及び図4に示すように、コネクタ1210及び1250は、十字形状のパターンで配置されており、コネクタ1210、1250のうちの1つが、互いに90度だけ離れた4つの他のコネクタ1210、1250によって取り囲まれている。図3に示すように、アセンブリ1205、1240は、ラッチ885で固定され得、ラッチ885は、アセンブリ1205に旋回可能に装着され、かつアセンブリ1240上のピン888と係合する。
【0018】
ここで図4を参照すると、ケーブルコネクタアセンブリ1240のコネクタ1250がシェル1260内に存在することが分かる。コネクタ1250の各々は、機器コネクタアセンブリ1205の嵌合するコネクタ1210の外側コネクタ本体1212及び内部接点1214とそれぞれ嵌合する、外側コネクタ本体1252及び内部接点1254を含む。図4はまた、各外側コネクタ本体1252が、シェル1260のショルダー1262と外側コネクタ本体1252のフランジ1270との間に延在している、らせん状ばね1258によって取り囲まれていることを示している。ばね1258は、圧縮状態のままである。外側コネクタ本体1252のショルダー1256は、シェル1260の第2のショルダー1264と係合し、外側コネクタ本体1252の前方移動の前方制限を提供するように位置付けられる。また、外側コネクタ本体1252とシェル1260との間で、その外側コネクタ本体の半径方向外側に空間がある。したがって、コネクタ1250は、シェル1260に対して軸方向、放射状方向、及び角方向に浮動する能力を有し、これは、アセンブリ1205のコネクタ1210と嵌合するために必要に応じて、コネクタ1250の各々が、その位置を個別に調整することを可能にし得る。圧縮ばね1258は、コネクタ1250が嵌合中にその位置を調整した後、シェル1260及びコネクタ1250上に十分な力を提供し、コネクタ1250をシェル1260に対して定位置に維持する。
【0019】
図5は、ギャング型コネクタアセンブリ1700の別の実施形態を示している。アセンブリ1700は、アセンブリ1200と同様であり、機器コネクタアセンブリ1705が、シェル1760内にコネクタ1750を有したケーブルコネクタアセンブリ1740と嵌合するコネクタ1710を有する。ばね1780は、上述したように、シェル1760に対して外側コネクタ本体1756の軸方向及び放射状方向の調整のための能力を提供する。この実施形態では、外側コネクタ本体1756は、(ばね1780の前方端部を捕捉する)フランジ1782の前方に位置する半径方向外側のフランジ1784を有する。フランジ1784は、その前方表面にトレパンギャップ1786を有する(突起1785は、ギャップ1785の半径方向外側に位置する)。また、外側コネクタ本体1756の後方端部では、外側コネクタ本体1756とシェル1760との間に、図1図4に示されるアセンブリ1200のものよりも大きな隙間ギャップCがある。コネクタ1710の外側コネクタ本体1716は、その前方端部1718に面取りされた外側エッジ1719を有する。
【0020】
図5に示されるように、コネクタ1710、1750の最初の嵌合中に、コネクタ1750の内側接点1754は、コネクタ1710の内側接点1712と係合し、これにより、コネクタ1750の第1「中心合わせ」作用を提供する。この動作はまた、ばね1780を「底打ち」させる。嵌合が継続すると、ばね1780がわずかに開き、これにより、外側コネクタ本体1716の面取りされた外側エッジ1719が突起1785に接触する。この相互作用は、嵌合に対する第2「中心合わせ」作用を提供し、これにより、外側コネクタ本体1756の後方部分とシェル1760との間の隙間ギャップCを、他の実施形態のものよりも大きくすることができる。
【0021】
追加の実施形態は、上記のPaynterの米国特許公開第2019/0312394号明細書に開示され、記載されている。
【0022】
さて、図6図12を参照すると、全体的に符号100が付された嵌合されたギャング型コネクタからなる別のアセンブリが、ここに示されている。図6及び図7に示すように、アセンブリ100は、上述したアセンブリ1205、1705と類似した機器コネクタアセンブリ105、及び上述したアセンブリ1240、1740と類似したケーブルコネクタアセンブリ140を含む。しかしながら、ケーブルコネクタアセンブリ140のコネクタ150への浮動能力、及びアセンブリ105、140を嵌合状態で固定するための別個のラッチを提供するためにばね1258、1780を用いるのではなく、アセンブリ100は、アセンブリ105、140の両方を固定し、浮動能力を支援するために2つのラッチ185に依存する。ラッチが機能する機構については、以下で説明する。
【0023】
ここで図8を参照すると、ラッチ185の各々は、2つの対のアーム186、187を有する。アーム186、187の各対は、概して、V字形状部材188を形成する。部材188は、部材188の頂点の間に延在するクロス部材189によってスパンされる。ハンドル190は、クロス部材189から延在し、かつ概して平行である。延長部191は、ハンドル190から延在し、かつハンドル190に対して概して垂直である。ハンドル190には、レバレッジスロット192(スクリュドライバ又は他のレバレッジデバイスを受け入れるため)が存在する。各アーム187は、その自由端部の近くでその下端部に凹部193を含む。
【0024】
ここで図6及び図7を参照すると、アーム186の各々は、アセンブリ105のプレート120に固定されたピン182を受容する、穴181を有する。ピン182及び穴181は、旋回軸Aを画定する。
【0025】
更に図6及び図7を参照すると、ケーブルコネクタアセンブリ140のシェル160は、4つのスロット162を含み、そのうちの1つは各角に存在する。スロット162の各々は、シェル160の外部の間に、それぞれのコネクタ150が位置付けられるそれぞれのキャビティ164内に延在する。具体的には、スロット162は、コネクタ本体152から半径方向外側に延在する、フランジ157につながる。
【0026】
図5及び図6を参照することによって想起され得るように、ケーブルコネクタアセンブリ140は、機器コネクタアセンブリ105の各コネクタ110がケーブルコネクタアセンブリ140のそれぞれのコネクタ150と嵌合して、通常の様式で機器コネクタアセンブリ105と嵌合することができる。こうした嵌合は、旋回軸Aの上方に旋回したラッチ185が、入来するケーブルコネクタアセンブリ140に干渉しないほど十分に実施される。アセンブリ105、140は、アーム187がそれぞれのスロット162内に挿入されるように、軸Aの周りでラッチ185を旋回することによって固定され得る。アーム187がキャビティ164内に前進し続けると、それらは、コネクタ150のフランジ157と係合する(図9を参照)。更なる前進により、最終的に、各フランジ157がそれぞれの凹部193内に受容されるようになる(図10~12を参照)。凹部193内のフランジ157の捕捉は、ラッチ185を定位置に係止し、そこでアセンブリ105、140が一緒に固定される。
【0027】
特に、アーム187が凹部193内でフランジ157と係合するときに、それらは、機器コネクタアセンブリ105に向かって(すなわち、嵌合コネクタに向かって、又はアセンブリ1240、1740のらせん状ばね1258、1758と同じ方向に)、コネクタ本体152上に主に軸方向に配向された力を及ぼす。アーム187(及びラッチ185の残りの部分)は、ある程度の柔軟性を有するため、前述のばねと同じ方法で作用する。すなわち、それらは、コネクタ150をコネクタ110に向かって付勢するが、ラッチ185の柔軟性により、コネクタ150は、適切な嵌合のために、そのキャビティ158内で軸方向に、放射状方向に、かつ角方向に浮動することができる。
【0028】
ラッチ185の材料は、ラッチ185の幾何学的形状と組み合わせて、ラッチ185がコネクタ本体152のフランジ157と係合するときに、それらがコネクタ本体152上に所定の軸方向力を及ぼすように選択され得る。一部の実施形態では、力は、10~13.5フィートポンドである。例示的な材料には、ばね鋼が含まれる。
【0029】
前述の考察及び図から理解され得るように、ラッチ185は、アセンブリ105、140を嵌合状態で一緒に固定する二重の目的を果たし、一方で、コネクタ150の軸方向、半径方向、及び角方向に浮動する能力を容易にすることができる付勢力を提供することができる。
【0030】
図示した実施形態では、ラッチ185は中央コネクタ150と係合しないことに留意されたい。一部の実施形態では、中央コネクタ150は、キャリブレーションの目的で用いられるため、中央コネクタ150の嵌合は、残りのコネクタ150が必要とする浮動の程度を必要としない場合がある。
【0031】
ここで、図13及び図14を参照すると、全体的に符号200が付されたアセンブリの別の実施形態が、それらに示されている。アセンブリ200は、ラッチ285の構成を除いて、アセンブリ100と類似している。図13に示すように、各ラッチ285は、概して平行であり、かつアーム187と整列する、2つの追加のアーム297を有する。ケーブルコネクタアセンブリ240のシェル260は、各側面上に2つの追加のスロット263を有し、その各々は、アーム297のうちの1つを受容する。したがって、ラッチ285が定位置に旋回されるとき、各コネクタ150は、アーム287によって一方の側で、かつアーム297によって反対側で接触する。この構成は、ラッチ285がよりバランスのとれた様式でコネクタ150に付勢力を提供することを可能にし得る。
【0032】
当業者であれば、アセンブリが他の形態を取り得ることを理解するであろう。例えば、同軸コネクタは、異なって構成されてもよく、及び/又は異なるインターフェース(例えば、DIN、4.3/10、2.2/5、NEX10など)を有してもよい。コネクタの数及び/又は配置が、異なる場合がある。シェルは、フットプリントが概ね正方形であると本明細書に示されるが、別の形態(例えば、長方形、円形、楕円形など)を取り得る。その他の変形がまた企図される。
【0033】
更に、ラッチ185、285は、他の実施形態では異なって構成され得る。例えば、一部の実施形態では、単一のアームが2つの異なる同軸コネクタと係合し得ることを理解して、1つのラッチのみを用いてもよい。他の実施形態では、ラッチは、各同軸コネクタが、異なるラッチと係合するように構成され得る(例えば、4つの同軸コネクタに対して4つの異なるラッチがあり得る)。
【0034】
上記は、本発明の例示であり、本発明を限定するものと解釈されるべきではない。本発明の例示的な実施形態を説明しているが、当業者であれば、本発明の新規な教示及び利点から実質的に逸脱することなく、例示的な実施形態において多くの修正が可能であることを容易に理解するであろう。したがって、そのような全ての改変は、特許請求の範囲において規定された本発明の範囲内に含まれることが意図されている。本発明は、特許請求の範囲の均等物を内部に包含しつつ、以下の特許請求の範囲によって規定される。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
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図13
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【国際調査報告】