(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-01-15
(54)【発明の名称】紡績生地用のカット装置
(51)【国際特許分類】
D06H 7/00 20060101AFI20231228BHJP
A41H 43/00 20060101ALI20231228BHJP
【ＦＩ】
D06H7/00
A41H43/00 C
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023543325
(86)(22)【出願日】2021-03-27
(85)【翻訳文提出日】2023-07-18
(86)【国際出願番号】 CN2021083459
(87)【国際公開番号】W WO2022204837
(87)【国際公開日】2022-10-06
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】523272155
【氏名又は名称】蘇州名科紡織科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】ＳＵＺＨＯＵ ＭＩＮＧＫＥ ＴＥＸＴＩＬＥ ＴＥＣＨＮＯＬＯＧＹ ＣＯ．， ＬＴＤ．
【住所又は居所原語表記】Ｒｏｏｍ ２１３， Ｂｕｉｌｄｉｎｇ ６， Ｃｈｉｎａ Ｓｈｅｎｇｚｅ Ｔｅｘｔｉｌｅ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ Ｐｉｏｎｅｅｒ Ｐａｒｋ， １１８８ Ｗｅｓｔ Ｓｅｃｏｎｄ Ｒｉｎｇ Ｒｏａｄ， Ｓｈｅｎｇｚｅ Ｔｏｗｎ， Ｗｕｊｉａｎｇ Ｄｉｓｔｒｉｃｔ Ｓｕｚｈｏｕ， Ｊｉａｎｇｓｕ ２１５２２８， Ｃｈｉｎａ
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】ＴＲＹ国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】肖 海波
【テーマコード（参考）】
3B154
【Ｆターム（参考）】
3B154AB18
3B154AB21
3B154BB47
3B154BB53
3B154BB54
3B154BC31
(57)【要約】
紡績生地用のカット装置であって、第１支持板、ベルト搬送アセンブリ、第７支持板、クランプ板、第２支持板、生地及び第３支持板を含み、動力装置は、第１支持板の側面に設置され、動力装置は、回転軸に伝動して接続され、回転軸にプーリが設置され、２組の第７支持板は、第１支持板に設置され、クランプ板は、２組のベルトの外面に垂直に設置され、２組のクランプ板の対向する端面にいずれもクランプロッドが設置され、第２支持板は、クランプ板に設置され、第２支持板に支持ブロックが設置され、支持ブロックに、カット溝が開けられ、第３支持板は、第１支持板の側面に設置され、第３支持板の底部に第４支持板が設置され、第４支持板にカットアセンブリ及び誘導アセンブリが設けられる。本発明では、作業効率が高く、カット状態で、生地が上下に対向する前後の２組のクランプロッドによりクランプされ、カット品質を確保する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
紡績生地用のカット装置であって、第１支持板（１）、ベルト搬送アセンブリ、第７支持板（６）、クランプ板（７）、第２支持板（９）、生地（１２）及び第３支持板（１３）を含み、ベルト搬送アセンブリは、動力装置（２）、回転軸（３）、プーリ（４）及びベルト（５）を含み、第１支持板（１）は、垂直に設置され、動力装置（２）は、第１支持板（１）の側面に設置され、動力装置（２）は、回転軸（３）に伝動して接続され、回転軸（３）は、第１支持板（１）を貫通し、プーリ（４）は、回転軸（３）に設置され、動力装置（２）、回転軸（３）及びプーリ（４）は、いずれも２組設置され、ベルト（５）は、２組のプーリ（４）を回してベルト搬送機構を形成し、ベルト（５）は、水平に搬送し、ベルト搬送アセンブリは、２組設置され、上下位置にある第１ベルト搬送アセンブリ及び第２ベルト搬送アセンブリをそれぞれ含み、２組のベルト搬送アセンブリは、第１支持板（１）に并設され、第７支持板（６）は、第１支持板（１）のプーリ（４）に向かう端面に水平に設置され、第７支持板（６）は、互いに平行する２組が上下に設置され、上方に位置する第７支持板（６）は、第１ベルト搬送アセンブリにおける下方に位置する水平部のベルト（５）の最上部と密着し、下方に位置する第７支持板（６）は、第２ベルト搬送アセンブリにおける上方に位置する水平部のベルト（５）の底部と密着し、クランプ板（７）は、２組のベルト（５）の外面に垂直に設置され、２組のクランプ板（７）は、垂直に対向し、２組のクランプ板（７）の対向する端面に、いずれもクランプロッド（８）が設置され、２組のクランプロッド（８）は、互いに接触し且つ断面形状がいずれも半円であり、クランプ板（７）は、ベルト（５）の長さ方向において複数組均一に配置され、生地（１２）は、対向する複数組のクランプロッド（８）の間に水平に位置し、第２支持板（９）は、第２ベルト搬送アセンブリにおけるベルト（５）のクランプ板（７）に水平に設置され、ベルト（５）の搬送方向において、第２支持板（９）は、クランプ板（７）の前方に位置し、第２支持板（９）に支持ブロック（１０）が設置され、支持ブロック（１０）の上端面は、クランプロッド（８）の最高点と同じ水平面内に位置し、支持ブロック（１０）に、垂直なカット溝（１１）が開けられ、第２支持板（９）は、複数組設置され、複数組の第２支持板（９）は、複数組のクランプ板（７）に一対一で対応し、第３支持板（１３）は、第１支持板（１）の側面に水平に設置され、第３支持板（１３）と動力装置（２）は、第１支持板（１）の同一側に位置し、第３支持板（１３）の底部に、垂直な第４支持板（１４）が設置され、第４支持板（１４）に、生地（１２）を切るカットアセンブリが設けられ、第４支持板（１４）には、第２支持板（９）の位置を誘導する誘導アセンブリが設けられ、本装置は、制御システムが更に設けられ、制御システムは、誘導アセンブリに信号を伝送するように接続され、制御システムは、動力装置（２）及びカットアセンブリにいずれも制御して接続され、制御システム内にタイミングモジュールが設けられる、ことを特徴とする紡績生地用のカット装置。
【請求項2】
カットアセンブリは、第１電動伸縮ロッド（１５）、第５支持板（１６）、第２電動伸縮ロッド（１８）及びブレード（１９）を含み、第１電動伸縮ロッド（１５）は、第４支持板（１４）の第１支持板（１）に向かう端面に水平に設置され、第５支持板（１６）は、第４支持板（１４）の伸縮端に垂直に設置され、第５支持板（１６）の第１支持板（１）に向かう端面の最上部に、水平な第６支持板（１７）が設置され、第２電動伸縮ロッド（１８）は、第６支持板（１７）の底部に垂直に設置され、第２電動伸縮ロッド（１８）の底部伸縮端は、ブレード（１９）に接続され、ブレード（１９）は、第５支持板（１６）の第１支持板（１）に向かう端面に垂直で摺動して設置され、ブレード（１９）の摺動方向が上下方向であり、非カット状態で、第５支持板（１６）、第６支持板（１７）、第２電動伸縮ロッド（１８）及びブレード（１９）は、いずれもクランプ板（７）の第１支持板（１）に向かう側に位置し、カット状態で、ブレード（１９）は、カット溝（１１）内に挿入され、第１支持板（１）には、第５支持板（１６）、第６支持板（１７）、第２電動伸縮ロッド（１８）及びブレード（１９）が貫通するためのストリップ溝が開けられ、制御システムは、第１電動伸縮ロッド（１５）及び第２電動伸縮ロッド（１８）にいずれも制御して接続される、ことを特徴とする請求項１に記載の紡績生地用のカット装置。
【請求項3】
誘導アセンブリは、第３電動伸縮ロッド（２０）及びバッフル（２１）を含み、第３電動伸縮ロッド（２０）は、第４支持板の第１支持板（１）に向かう端面に水平に設置され、第３電動伸縮ロッド（２０）は、第１電動伸縮ロッド（１５）の下方に位置し、バッフル（２１）は、第３電動伸縮ロッド（２０）の伸縮端に水平に設置され、バッフル（２１）は、第２ベルト搬送アセンブリにおける２組のクランプ板（７）の間に突入し、バッフル（２１）のクランプ板（７）に向かう端面に圧力センサー（２２）が設置され、ベルト（５）の移動方向において、圧力センサー（２２）は、バッフル（２１）の後方に位置し、圧力センサー（２２）は、制御システムに信号を伝送するように接続され、第１支持板（１）には、第３電動伸縮ロッド（２０）及びバッフル（２１）が貫通するためのストリップ溝が開けられる、ことを特徴とする請求項１に記載の紡績生地用のカット装置。
【請求項4】
クランプロッド（８）は、弾性ゴム製ロッドである、ことを特徴とする請求項１に記載の紡績生地用のカット装置。
【請求項5】
カット溝（１１）は、支持ブロック（１０）の最上部に形成された開口のエッジに面取りが設置される、ことを特徴とする請求項１に記載の紡績生地用のカット装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、紡績生地生産技術分野に関し、特に紡績生地用のカット装置に関する。
【背景技術】
【0002】
紡績生地は、紡績布地であり、紡績布地の生産加工ステップは、順に紡ぎ、編み、生地のチェック、カット、縫製、アイロンかけ及び検査であり、そのうちカットは、設計されたサイズに応じて紡績生地を対応するサイズに切ることであり、従来のカット装置は、カット過程で生地のゆるみを招きやすく、カット精度が低下し、最終的な生地完成品の品質に影響を与える。
【発明の概要】
【0003】
（一）発明目的
背景技術に存在する技術課題を解決するために、本発明は、紡績生地用のカット装置を提案し、生地を自動的にカットすることができ、作業効率が高く、カット状態で、生地が上下に対向する前後の２組のクランプロッドによりクランプされ、カット過程で生地の搬送によるカットずれを防止し、カット品質を確保する。
背景技術に存在する技術課題を解決するために、本発明は、紡績生地用のカット装置を提案し、生地を自動的にカットすることができ、作業効率が高く、カット状態で、生地が上下に対向する前後の２組のクランプロッドによりクランプされ、カット過程で生地の搬送によるカットずれを防止し、カット品質を確保する。
【0004】
（二）解決手段
本発明は、紡績生地用のカット装置を提案し、紡績生地用のカット装置は、第１支持板、ベルト搬送アセンブリ、第７支持板、クランプ板、第２支持板、生地及び第３支持板を含み、ベルト搬送アセンブリは、動力装置、回転軸、プーリ及びベルトを含み、
第１支持板は、垂直に設置され、動力装置は、第１支持板の側面に設置され、動力装置は、回転軸に伝動して接続され、回転軸は、第１支持板を貫通し、プーリは、回転軸に設置され、動力装置、回転軸及びプーリは、いずれも２組設置され、ベルトは、２組のプーリを回してベルト搬送機構を形成し、ベルトは、水平に搬送し、ベルト搬送アセンブリは、２組設置され、上下位置にある第１ベルト搬送アセンブリ及び第２ベルト搬送アセンブリをそれぞれ含み、２組のベルト搬送アセンブリは、第１支持板に并設され、第７支持板は、第１支持板のプーリに向かう端面に水平に設置され、第７支持板は、互いに平行する２組が上下に設置され、上方に位置する第７支持板は、第１ベルト搬送アセンブリにおける下方に位置する水平部のベルトの最上部と密着し、下方に位置する第７支持板は、第２ベルト搬送アセンブリにおける上方に位置する水平部のベルトの底部と密着し、クランプ板は、２組のベルトの外面に垂直に設置され、２組のクランプ板は、垂直に対向し、２組のクランプ板の対向する端面に、いずれもクランプロッドが設置され、２組のクランプロッドは、互いに接触し且つ断面形状がいずれも半円であり、クランプ板は、ベルトの長さ方向において複数組均一に配置され、生地は、対向する複数組のクランプロッドの間に水平に位置し、第２支持板は、第２ベルト搬送アセンブリにおけるベルトのクランプ板に水平に設置され、ベルトの搬送方向において、第２支持板は、クランプ板の前方に位置し、第２支持板に支持ブロックが設置され、支持ブロックの上端面は、クランプロッドの最高点と同じ水平面内に位置し、支持ブロックに、垂直なカット溝が開けられ、第２支持板は、複数組設置され、複数組の第２支持板は、複数組のクランプ板に一対一で対応し、第３支持板は、第１支持板の側面に水平に設置され、第３支持板と動力装置は、第１支持板の同一側に位置し、第３支持板の底部に、垂直な第４支持板が設置され、第４支持板に、生地を切るカットアセンブリが設けられ、第４支持板には、第２支持板の位置を誘導する誘導アセンブリが設けられ、本装置は、制御システムが更に設けられ、制御システムは、誘導アセンブリに信号を伝送するように接続され、制御システムは、動力装置及びカットアセンブリにいずれも制御して接続され、制御システム内にタイミングモジュールが設けられる。
本発明は、紡績生地用のカット装置を提案し、紡績生地用のカット装置は、第１支持板、ベルト搬送アセンブリ、第７支持板、クランプ板、第２支持板、生地及び第３支持板を含み、ベルト搬送アセンブリは、動力装置、回転軸、プーリ及びベルトを含み、
第１支持板は、垂直に設置され、動力装置は、第１支持板の側面に設置され、動力装置は、回転軸に伝動して接続され、回転軸は、第１支持板を貫通し、プーリは、回転軸に設置され、動力装置、回転軸及びプーリは、いずれも２組設置され、ベルトは、２組のプーリを回してベルト搬送機構を形成し、ベルトは、水平に搬送し、ベルト搬送アセンブリは、２組設置され、上下位置にある第１ベルト搬送アセンブリ及び第２ベルト搬送アセンブリをそれぞれ含み、２組のベルト搬送アセンブリは、第１支持板に并設され、第７支持板は、第１支持板のプーリに向かう端面に水平に設置され、第７支持板は、互いに平行する２組が上下に設置され、上方に位置する第７支持板は、第１ベルト搬送アセンブリにおける下方に位置する水平部のベルトの最上部と密着し、下方に位置する第７支持板は、第２ベルト搬送アセンブリにおける上方に位置する水平部のベルトの底部と密着し、クランプ板は、２組のベルトの外面に垂直に設置され、２組のクランプ板は、垂直に対向し、２組のクランプ板の対向する端面に、いずれもクランプロッドが設置され、２組のクランプロッドは、互いに接触し且つ断面形状がいずれも半円であり、クランプ板は、ベルトの長さ方向において複数組均一に配置され、生地は、対向する複数組のクランプロッドの間に水平に位置し、第２支持板は、第２ベルト搬送アセンブリにおけるベルトのクランプ板に水平に設置され、ベルトの搬送方向において、第２支持板は、クランプ板の前方に位置し、第２支持板に支持ブロックが設置され、支持ブロックの上端面は、クランプロッドの最高点と同じ水平面内に位置し、支持ブロックに、垂直なカット溝が開けられ、第２支持板は、複数組設置され、複数組の第２支持板は、複数組のクランプ板に一対一で対応し、第３支持板は、第１支持板の側面に水平に設置され、第３支持板と動力装置は、第１支持板の同一側に位置し、第３支持板の底部に、垂直な第４支持板が設置され、第４支持板に、生地を切るカットアセンブリが設けられ、第４支持板には、第２支持板の位置を誘導する誘導アセンブリが設けられ、本装置は、制御システムが更に設けられ、制御システムは、誘導アセンブリに信号を伝送するように接続され、制御システムは、動力装置及びカットアセンブリにいずれも制御して接続され、制御システム内にタイミングモジュールが設けられる。
【0005】
好適には、カットアセンブリは、第１電動伸縮ロッド、第５支持板、第２電動伸縮ロッド及びブレードを含み、第１電動伸縮ロッドは、第４支持板の第１支持板に向かう端面に水平に設置され、第５支持板は、第４支持板の伸縮端に垂直に設置され、第５支持板の第１支持板に向かう端面の最上部に、水平な第６支持板が設置され、第２電動伸縮ロッドは、第６支持板の底部に垂直に設置され、第２電動伸縮ロッドの底部伸縮端は、ブレードに接続され、ブレードは、第５支持板の第１支持板に向かう端面に垂直で摺動して設置され、ブレードの摺動方向が上下方向であり、非カット状態で、第５支持板、第６支持板、第２電動伸縮ロッド及びブレードは、いずれもクランプ板の第１支持板に向かう側に位置し、カット状態で、ブレードは、カット溝内に挿入され、第１支持板には、第５支持板、第６支持板、第２電動伸縮ロッド及びブレードが貫通するためのストリップ溝が開けられ、制御システムは、第１電動伸縮ロッド及び第２電動伸縮ロッドにいずれも制御して接続される。
【0006】
好適には、誘導アセンブリは、第３電動伸縮ロッド及びバッフルを含み、第３電動伸縮ロッドは、第４支持板の第１支持板に向かう端面に水平に設置され、第３電動伸縮ロッドは、第１電動伸縮ロッドの下方に位置し、バッフルは、第３電動伸縮ロッドの伸縮端に水平に設置され、バッフルは、第２ベルト搬送アセンブリにおける２組のクランプ板の間に突入し、バッフルのクランプ板に向かう端面に圧力センサーが設置され、ベルトの移動方向において、圧力センサーは、バッフルの後方に位置し、圧力センサーは、制御システムに信号を伝送するように接続され、第１支持板には、第３電動伸縮ロッド及びバッフルが貫通するためのストリップ溝が開けられる。
【0007】
好適には、クランプロッドは、弾性ゴム製ロッドである。
【0008】
好適には、カット溝は、支持ブロックの最上部に形成された開口のエッジに面取りが設置される。
【0009】
本発明の上記技術的解決手段は、以下の有益な技術的効果を有する。２組のベルト搬送アセンブリにおけるベルトは、絶えず等速に移動して、上下に対向するクランプ板を等速に移動させ、上下に対向する２組のクランプ板は、クランプロッドにより生地をクランプし、第２支持板が誘導アセンブリの誘導位置に移動する時、制御システムは、作動を停止するように動力装置を制御し、カットアセンブリは、作動を開始して生地を切り、その後、カットアセンブは、リリセットし、動力装置は、作動を続行してクランプ板を前へ移動させ、後の１組のクランプ板は、垂直状態に回転した後に生地をクランプすることを続行し、次のカットを開始する。生地を自動的にカットすることができ、作業効率が高く、カット状態で、生地が上下に対向する前後の２組のクランプロッドによりクランプされ、カット過程で生地の搬送によるカットずれを防止し、カット品質を確保する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の目的、技術的解決手段及び利点をより明確及び明瞭にするために、以下、具体的な実施形態を挙げて図面を参照しながら、本発明を更に詳しく説明する。理解すべきなのは、これらの説明は、例示的なものに過ぎず、本発明の範囲を制限するものではない。なお、以下の説明では、本発明の概念が不必要に混淆されないように、公知構造及び技術についての説明を省略している。
【0012】
図１～図２に示すように、本発明による紡績生地用のカット装置は、第１支持板１、ベルト搬送アセンブリ、第７支持板６、クランプ板７、第２支持板９、生地１２及び第３支持板１３を含み、ベルト搬送アセンブリは、動力装置２、回転軸３、プーリ４及びベルト５を含み、
第１支持板１は、垂直に設置され、動力装置２は、第１支持板１の側面に設置され、動力装置２は、回転軸３に伝動して接続され、回転軸３は、第１支持板１を貫通し、プーリ４は、回転軸３に設置され、動力装置２、回転軸３及びプーリ４は、いずれも２組設置され、ベルト５は、２組のプーリ４を回してベルト搬送機構を形成し、ベルト５は、水平に搬送し、ベルト搬送アセンブリは、２組設置され、上下位置にある第１ベルト搬送アセンブリ及び第２ベルト搬送アセンブリをそれぞれ含み、２組のベルト搬送アセンブリは、第１支持板１に并設され、第７支持板６は、第１支持板１のプーリ４に向かう端面に水平に設置され、第７支持板６は、互いに平行する２組が上下に設置され、上方に位置する第７支持板６は、第１ベルト搬送アセンブリにおける下方に位置する水平部のベルト５の最上部と密着し、下方に位置する第７支持板６は、第２ベルト搬送アセンブリにおける上方に位置する水平部のベルト５の底部と密着し、クランプ板７は、２組のベルト５の外面に垂直に設置され、２組のクランプ板７は、垂直に対向し、２組のクランプ板７の対向する端面に、いずれもクランプロッド８が設置され、２組のクランプロッド８は、互いに接触し且つ断面形状がいずれも半円であり、クランプ板７は、ベルト５の長さ方向において複数組均一に配置され、生地１２は、対向する複数組のクランプロッド８の間に水平に位置し、第２支持板９は、第２ベルト搬送アセンブリにおけるベルト５のクランプ板７に水平に設置され、ベルト５の搬送方向において、第２支持板９は、クランプ板７の前方に位置し、第２支持板９に支持ブロック１０が設置され、支持ブロック１０の上端面は、クランプロッド８の最高点と同じ水平面内に位置し、支持ブロック１０に、垂直なカット溝１１が開けられ、第２支持板９は、複数組設置され、複数組の第２支持板９は、複数組のクランプ板７に一対一で対応し、第３支持板１３は、第１支持板１の側面に水平に設置され、第３支持板１３と動力装置２は、第１支持板１の同一側に位置し、第３支持板１３の底部に、垂直な第４支持板１４が設置され、第４支持板１４に、生地１２を切るカットアセンブリが設けられ、第４支持板１４には、第２支持板９の位置を誘導する誘導アセンブリが設けられ、本装置は、制御システムが更に設けられ、制御システムは、誘導アセンブリに信号を伝送するように接続され、制御システムは、動力装置２及びカットアセンブリにいずれも制御して接続され、制御システム内にタイミングモジュールが設けられる。
第１支持板１は、垂直に設置され、動力装置２は、第１支持板１の側面に設置され、動力装置２は、回転軸３に伝動して接続され、回転軸３は、第１支持板１を貫通し、プーリ４は、回転軸３に設置され、動力装置２、回転軸３及びプーリ４は、いずれも２組設置され、ベルト５は、２組のプーリ４を回してベルト搬送機構を形成し、ベルト５は、水平に搬送し、ベルト搬送アセンブリは、２組設置され、上下位置にある第１ベルト搬送アセンブリ及び第２ベルト搬送アセンブリをそれぞれ含み、２組のベルト搬送アセンブリは、第１支持板１に并設され、第７支持板６は、第１支持板１のプーリ４に向かう端面に水平に設置され、第７支持板６は、互いに平行する２組が上下に設置され、上方に位置する第７支持板６は、第１ベルト搬送アセンブリにおける下方に位置する水平部のベルト５の最上部と密着し、下方に位置する第７支持板６は、第２ベルト搬送アセンブリにおける上方に位置する水平部のベルト５の底部と密着し、クランプ板７は、２組のベルト５の外面に垂直に設置され、２組のクランプ板７は、垂直に対向し、２組のクランプ板７の対向する端面に、いずれもクランプロッド８が設置され、２組のクランプロッド８は、互いに接触し且つ断面形状がいずれも半円であり、クランプ板７は、ベルト５の長さ方向において複数組均一に配置され、生地１２は、対向する複数組のクランプロッド８の間に水平に位置し、第２支持板９は、第２ベルト搬送アセンブリにおけるベルト５のクランプ板７に水平に設置され、ベルト５の搬送方向において、第２支持板９は、クランプ板７の前方に位置し、第２支持板９に支持ブロック１０が設置され、支持ブロック１０の上端面は、クランプロッド８の最高点と同じ水平面内に位置し、支持ブロック１０に、垂直なカット溝１１が開けられ、第２支持板９は、複数組設置され、複数組の第２支持板９は、複数組のクランプ板７に一対一で対応し、第３支持板１３は、第１支持板１の側面に水平に設置され、第３支持板１３と動力装置２は、第１支持板１の同一側に位置し、第３支持板１３の底部に、垂直な第４支持板１４が設置され、第４支持板１４に、生地１２を切るカットアセンブリが設けられ、第４支持板１４には、第２支持板９の位置を誘導する誘導アセンブリが設けられ、本装置は、制御システムが更に設けられ、制御システムは、誘導アセンブリに信号を伝送するように接続され、制御システムは、動力装置２及びカットアセンブリにいずれも制御して接続され、制御システム内にタイミングモジュールが設けられる。
【0013】
本発明では、２組のベルト搬送アセンブリにおけるベルト５は、絶えず等速に移動して、上下に対向するクランプ板７を等速に移動させ、上下に対向する２組のクランプ板７は、クランプロッド８により生地１２をクランプし、第２支持板９が誘導アセンブリの誘導位置に移動する時、制御システムは、作動を停止するように動力装置２を制御し、カットアセンブリは、作動を開始して生地１２を切り、その後、カットアセンブリは、リセットし、動力装置２は、作動を続行してクランプ板７を前へ移動させ、後の１組のクランプ板７は、垂直状態に回転した後に生地１２をクランプすることを続行し、次のカットを開始する。本発明では、生地１２を自動的にカットすることができ、作業効率が高く、カット状態で、生地１２が上下に対向する前後の２組のクランプロッド８によりクランプされ、カット過程で生地１２の搬送によるカットずれを防止し、カット品質を確保する。
【0014】
１つの選択可能な実施例では、カットアセンブリは、第１電動伸縮ロッド１５、第５支持板１６、第２電動伸縮ロッド１８及びブレード１９を含み、第１電動伸縮ロッド１５は、第４支持板１４の第１支持板１に向かう端面に水平に設置され、第５支持板１６は、第４支持板１４の伸縮端に垂直に設置され、第５支持板１６の第１支持板１に向かう端面の最上部に、水平な第６支持板１７が設置され、第２電動伸縮ロッド１８は、第６支持板１７の底部に垂直に設置され、第２電動伸縮ロッド１８の底部伸縮端は、ブレード１９に接続され、ブレード１９は、第５支持板１６の第１支持板１に向かう端面に垂直で摺動して設置され、ブレード１９の摺動方向が上下方向であり、非カット状態で、第５支持板１６、第６支持板１７、第２電動伸縮ロッド１８及びブレード１９は、いずれもクランプ板７の第１支持板１に向かう側に位置し、カット状態で、ブレード１９は、カット溝１１内に挿入され、第１支持板１には、第５支持板１６、第６支持板１７、第２電動伸縮ロッド１８及びブレード１９が貫通するためのストリップ溝が開けられ、制御システムは、第１電動伸縮ロッド１５及び第２電動伸縮ロッド１８にいずれも制御して接続され、アセンブリが第２支持板９が所定の位置にあることを誘導すると、動力装置２は、作動を停止し、第１電動伸縮ロッド１５は、最大限まで伸長し、次に第２電動伸縮ロッド１８は、最大限まで伸長し、第２電動伸縮ロッド１８は、下へ移動してカット溝１１内に挿入して生地１２を切るようにブレード１９をプッシュし、次に第２電動伸縮ロッド１８及び第１電動伸縮ロッド１５は、初期状態まで収縮する。
【0015】
１つの選択可能な実施例では、誘導アセンブリは、第３電動伸縮ロッド２０及びバッフル２１を含み、第３電動伸縮ロッド２０は、第４支持板の第１支持板１に向かう端面に水平に設置され、第３電動伸縮ロッド２０は、第１電動伸縮ロッド１５の下方に位置し、バッフル２１は、第３電動伸縮ロッド２０の伸縮端に水平に設置され、バッフル２１は、第２ベルト搬送アセンブリにおける２組のクランプ板７の間に突入し、バッフル２１のクランプ板７に向かう端面に圧力センサー２２が設置され、ベルト５の移動方向において、圧力センサー２２は、バッフル２１の後方に位置し、圧力センサー２２は、制御システムに信号を伝送するように接続され、第１支持板１には、第３電動伸縮ロッド２０及びバッフル２１が貫通するためのストリップ溝が開けられ、第２支持板９が圧力センサー２２と接触するまで移動する時、動力装置２は、作動を停止し、カットアセンブリは、作動を開始し、第３電動伸縮ロッド２０は、収縮を開始して、バッフル２１をクランプ板７の左側まで移動させ、設定された時間が経た後、カットアセンブリは、生地１２を切ってリセットし、動力装置２は、しばらく作動し、第２支持板９が圧力センサー２２と再接触するまで、第３電動伸縮ロッド２０は、伸長してバッフル２１を第２支持板９の前方にプッシュすることを続行する。
【0016】
１つの選択可能な実施例では、クランプロッド８は、弾性ゴム製ロッドであり、クランプによる生地１２の摩損を防止する。
【0017】
１つの選択可能な実施例では、カット溝１１は、支持ブロック１０の最上部に形成された開口のエッジに面取りが設置され、ブレード１９は、カット溝１１内に挿入されやすい。
【0018】
理解されたいのは、本発明の上記具体的な実施形態は、あくまでも本発明の原理を例示的に説明又は解釈するためのものに過ぎず、本発明に対する制限を構成しない。したがって、本発明の精神及び範囲から逸脱ことなく行われた任意の修正、同等的置換、改良等は、全て本発明の保護範囲内に含まれるべきである。なお、本発明の添付の特許請求の範囲は、添付の特許請求の範囲及び境界、又はこれらの範囲及び境界の同等の形態内の全ての変更及び修正例をカバーすることを意図している。
【符号の説明】
【0019】
１ 第１支持板
２ 動力装置
３ 回転軸
４ プーリ
５ ベルト
６ 第７支持板
７ クランプ板
８ クランプロッド
９ 第２支持板
１０ 支持ブロック
１１ カット溝
１２ 生地
１３ 第３支持板
１４ 第４支持板
１５ 第１電動伸縮ロッド
１６ 第５支持板
１７ 第６支持板
１８ 第２電動伸縮ロッド
１９ ブレード
２０ 第３電動伸縮ロッド
２１ バッフル
２２ 圧力センサー
２ 動力装置
３ 回転軸
４ プーリ
５ ベルト
６ 第７支持板
７ クランプ板
８ クランプロッド
９ 第２支持板
１０ 支持ブロック
１１ カット溝
１２ 生地
１３ 第３支持板
１４ 第４支持板
１５ 第１電動伸縮ロッド
１６ 第５支持板
１７ 第６支持板
１８ 第２電動伸縮ロッド
１９ ブレード
２０ 第３電動伸縮ロッド
２１ バッフル
２２ 圧力センサー
【図1】
【図2】
【国際調査報告】