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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-01-17
(54)【発明の名称】皮膚ケアユニット
(51)【国際特許分類】
   A61N 1/36 20060101AFI20240110BHJP
   A61F 7/00 20060101ALI20240110BHJP
【FI】
A61N1/36
A61F7/00 331H
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023541246
(86)(22)【出願日】2022-08-19
(85)【翻訳文提出日】2023-07-05
(86)【国際出願番号】 CN2022113780
(87)【国際公開番号】W WO2023045655
(87)【国際公開日】2023-03-30
(31)【優先権主張番号】202111124323.8
(32)【優先日】2021-09-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】519302316
【氏名又は名称】深▲せん▼由莱智能電子有限公司
【氏名又は名称原語表記】Shenzhen Ulike Smart Electronics Co.,Ltd.
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】余 飛
(72)【発明者】
【氏名】潘 玉平
【テーマコード(参考)】
4C053
4C099
【Fターム(参考)】
4C053JJ02
4C053JJ12
4C053JJ33
4C053JJ34
4C099AA02
4C099CA05
4C099EA05
4C099GA02
4C099HA01
4C099LA01
4C099LA13
4C099LA21
4C099PA03
4C099TA03
(57)【要約】
本出願は美容機器の分野に関して、皮膚ケアユニット、美容機器及び皮膚ケアユニットを開示している。
本出願が提供した皮膚ケアユニットは、皮膚部位に接触するクーリング部材と、冷却側がクーリング部材の伝導面に熱結合されることで、クーリング部材を降温させる冷却部材と、冷却部材の発熱側に熱結合されることで、冷却部材からの熱を放出する放熱部材と、皮膚部位を放電させ、クーリング部材に相対的に固定される電極と、クーリング部材及び冷却部材を放熱部材に固定する第1蓋体とを含み、第1蓋体には開口が設けられ、開口の少なくとも1つの径方向でのサイズは、クーリング部材の径方向でのサイズより小さい。電極は無線周波、微小電流などの美容機能を提供し、クーリング部材、冷却部材及び放熱部材は協動するように適切な温度環境を提供し、美容効果をさらに向上させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
皮膚ケアユニットであって、
皮膚部位に接触する接触面と、伝導面とを有するクーリング部材と、
冷却側が前記クーリング部材の前記伝導面に熱結合されることで、前記クーリング部材を降温させる冷却部材と、
前記冷却部材の発熱側に熱結合されることで、前記冷却部材からの熱を放出する放熱部材と、
前記皮膚部位を放電させ、前記クーリング部材に相対的に固定される電極と、
前記クーリング部材及び前記冷却部材を前記放熱部材に固定する第1蓋体と、を含み、
前記第1蓋体には第1開口が設けられ、前記第1開口の少なくとも1つの径方向でのサイズは、前記クーリング部材の前記径方向でのサイズより小さい皮膚ケアユニット。
【請求項2】
前記放熱部材に相対的に固定される外部ハウジングと、
前記第1蓋体に位置する第1バックルと、
前記外部ハウジングに位置し、前記第1バックルに係合されて接続されることで、前記第1蓋体を前記外部ハウジングに接続する第2バックルと、を含む請求項1に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項3】
前記第1蓋体は、前記外部ハウジングに対応する2つの側壁を有し、前記第1バックルは前記2つの側壁に設けられ、前記第2バックルは前記外部ハウジング内側の、前記第1蓋体に近接する一端に位置し、前記第1バックルに係合されて接続される請求項2に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項4】
前記第1バックルは、係合フック及び係合口のうちの一方を有し、前記第2バックルは前記係合フック及び前記係合口のうちの他方を有し、
前記係合口の縁には、前記係合フックが前記係合口に入って係合接続を完成させるようにガイドする斜面が設けられる請求項3に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項5】
開放した収容室を有する内部ハウジングと、
前記内部ハウジングに位置する第3バックルと、
前記外部ハウジングに位置して、前記第3バックルに係合されて接続されることで、前記外部ハウジングを前記内部ハウジングに固定する第4バックルと、を含み、
前記放熱部材の少なくとも一部は前記収容室に設けられ、前記放熱部材の、前記開放した側に位置する端部は、前記冷却部材の発熱側に熱結合され、前記内部ハウジングは2つの側面を有する請求項2に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項6】
前記第3バックルは前記内部ハウジングの前記2つの側面の縁に設けられ、前記第4バックルは前記外部ハウジングの内側の、前記第3バックルに対応する位置に設けられ、前記第1バックルに係合されて接続される請求項5に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項7】
前記第3バックルは係合フック及び係合口のうちの一方を有し、前記第4バックルは前記係合フック及び前記係合口のうちの他方を有し、
前記係合口の縁には、前記係合フックが前記係合口に入って係合接続を完成させるようにガイドする斜面が設けられる請求項6に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項8】
第1開口を有する第1パネル部と、前記第1パネル部の側辺から延在し、第1収容溝を形成する第1側壁とを有する第1蓋体と、
第2開口を有する第2パネル部と、前記第2パネル部の側辺から延在し、第2収容溝を形成する第2側壁とを備える第2蓋体と、を含み、
前記第2蓋体は前記第1蓋体の前記第1収容溝に嵌り込まれるとともに、前記第1蓋体に固定され、前記クーリング部材は前記第1パネル部と前記第2パネル部との間に位置する請求項1に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項9】
前記放熱部材の、前記冷却部材に熱結合される一端の一部は、前記第2蓋体の前記第2収容溝に嵌り込まれるとともに、前記第2蓋体に固定されることを特徴とする請求項8に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項10】
前記第2蓋体は、前記第2収容溝内には第1装着柱が設けられ、前記第1装着柱端部にはネジ孔が設けられ、
前記皮膚ケアユニットは第1植込ボルトを含み、前記放熱部材は前記第1装着柱に対応する前記第1装着孔を有し、前記第1植込ボルトは前記第1装着孔を貫通して前記第1装着柱の端部の前記ネジ孔に接続されることを特徴とする請求項9に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項11】
前記放熱部材の側辺は径方向で装着タブから延在し、前記第1装着孔は前記装着タブに設けられ、前記第1植込ボルトは前記装着タブの、前記第2蓋体に背中合わせる側から前記第1装着孔を貫通して前記第1装着柱端部の前記ネジ孔に接続されることを特徴とする請求項10に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項12】
開放した収容室を有する内部ハウジングを含み、前記放熱部材の少なくとも一部は前記収容室に設けられ、前記放熱部材の、前記開放した側に位置する端部は、前記冷却部材の発熱側に熱結合され、前記内部ハウジングは2つの側面を有することを特徴とする請求項8に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項13】
前記第1蓋体は、前記第1収容溝内には第2装着柱が設けられ、前記第2装着柱の端部にはネジ孔が設けられ、
前記皮膚ケアユニットは第2植込ボルトを含み、第2蓋体は、前記第2収容溝内には、第2装着柱に対応する第1貫通孔が設けられ、前記第2装着柱は前記第1貫通孔を貫通して前記第2収容溝に入って、前記内部ハウジングは、第2装着柱に対応する第2装着孔を有し、前記第2植込ボルトは前記第2装着孔を貫通して前記第2装着柱端部の前記ネジ孔に接続されることを特徴とする請求項12に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項14】
前記内部ハウジングの前記側面の縁は、前記内部ハウジングの軸方向に沿って延在する装着溝を有し、前記第2装着孔は前記装着溝の、前記開放口に隣接する側壁を貫通し、
前記皮膚ケアユニットは、前記装着溝から前記第2装着孔を貫通して前記第2装着柱端部の前記ネジ孔に接続される第2植込ボルトを含むことを特徴とする請求項13に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項15】
前記第1蓋体は、前記第1収容溝内には第3装着柱が設けられ、前記第3装着柱の端部にはネジ孔が設けられ、
前記皮膚ケアユニットは第3植込ボルトを含み、前記第2蓋体は前記第2パネル部には、前記第3装着柱に対応する第3装着孔が設けられ、前記第3植込ボルトは前記第2収容溝から前記第3装着孔を貫通して前記第3装着柱端部の前記ネジ孔に接続されることを特徴とする請求項8に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項16】
前記放熱部材は第2蓋体及び放熱本体を含み、前記第2蓋体は前記放熱本体と前記第1蓋体との間に設けられるとともに、固定される請求項1に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項17】
一段が屈曲して屈曲部を形成するヒートパイプを含み、前記屈曲部は前記放熱本体の、前記第2蓋体に近接する一端に当接され、他端は前記冷却部材から離れた方向に、前記放熱本体の末端まで延在し、放熱本体に熱結合され、
前記ヒートパイプは中空閉鎖構成であり、内部には液体が充填され、前記液体は前記ヒートパイプを満たさない請求項16に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項18】
前記放熱本体には回避溝が設けられ、前記ヒートパイプは前記回避溝の内壁に沿って配置され、前記回避溝の内壁に溶接される請求項17に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項19】
前記回避溝の開口に装着され、前記皮膚ケアユニットの尾部に延在する装着板と、
前記装着板の末端に設けられ、前記皮膚ケアユニットに露出する充電口と、を含む請求項18に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項20】
前記第2蓋体には位置制限孔がさらに設けられ、前記位置制限孔の位置は前記開口に対応するとともに、前記開口に連通し、前記冷却部材の一部は前記位置制限孔内に設けられ、前記冷却部材の縁と前記位置制限孔の縁との距離は0.5~1ミリメートルであり、
前記放熱本体の、前記冷却部材に対応する領域には接触部が設けられ、前記接触部は前記位置制限孔に対応し、前記冷却部材の前記発熱側は前記接触部に熱結合され、他の一部は前記位置制限孔内に位置し、前記位置制限孔の面積と前記開口の面積との比例は0.8~1.2の間である請求項16に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項21】
前記冷却部材に接続されるリード線を含み、
前記第2蓋体は線溝を有し、前記リード線の一部は前記線溝に収容され、前記線溝は前記位置制限孔の縁に沿って配置される請求項20に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項22】
光線療法用ランプパネルを含み、前記光線療法用ランプパネルの中心は回避孔を有し、前記光線療法用ランプパネルは前記回避孔によって前記冷却部材の周囲を取り囲むように配置され、
前記第2蓋体部分は、前記光線療法用ランプパネルの、前記クーリング部材に対向する側を覆って、前記第2蓋体の、前記光線療法用ランプパネルを覆う部分は導光体であり、 前記光線療法用ランプパネルから放出した光線は前記導光体を介して前記クーリング部材に入って、射出されることができる請求項16に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項23】
前記放熱本体はアルミから一体成形されるように製造され、前記クーリング部材の材料はサファイアであり、
前記放熱本体の一側は放熱フィン構成を有する請求項16に記載の皮膚ケアユニット。請求項16に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項24】
光線療法用ランプは前記クーリング部材に対向して配置され、光線を前記クーリング部材の外側に射出する請求項1に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項25】
いくつかの前記光線療法用ランプを有し、前記第1蓋体と前記放熱部材との間に位置する光線療法用ランプパネルを含む請求項24に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項26】
前記第1蓋体と前記光線療法用ランプパネルとの間に設けられ、前記光線療法用ランプに対応して配置されるいくつかの光透過部を含む光透過板と、
ネジと、を含み、
前記第1蓋体は凹み溝を有し、前記凹み溝の底部、前記光透過板、前記光線療法用ランプパネルは何れも固定孔を有し、前記電極の、前記光線療法用ランプパネルに対向する側には装着柱が突出され、前記装着柱は前記凹み溝に嵌り込まれ、前記装着柱の端部にはネジ孔が設けられ、前記ネジは前記光線療法用ランプパネルの、前記光透過板に背中合わせる側から前記光線療法用ランプパネル、前記光透過板のそれぞれの前記固定孔を貫通して、前記凹み溝の前記固定孔にねじ込まれる請求項25に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項27】
前記クーリング部材は前記第1開口内に位置し、前記クーリング部材は異なる厚さ位置で異なる第1径方向サイズ及び第2径方向サイズを有し、前記第1開口は異なる深さ位置で異なる第3径方向サイズ及び第4径方向サイズを有し、前記第1径方向サイズを有する前記クーリング部材部分は前記第2径方向サイズを有する前記クーリング部材部分より、前記冷却部材に近接し、前記第3径方向サイズを有する前記第1開口部分は前記第4径方向サイズを有する前記第1開口部分より前記冷却部材に近接し、前記第1径方向サイズは前記第3径方向サイズより小さく、前記第2径方向サイズは前記第4径方向サイズより小さく、前記第2径方向サイズは前記第3径方向サイズより大きく、前記第1開口の前記第4径方向サイズは前記クーリング部材の前記第1径方向サイズより小さい請求項1に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項28】
前記第1開口には第2階段面が設けられ、前記クーリング部材の側辺は第1階段面を有し、前記第2階段面は前記第1階段面に当接され、
前記第1階段面は、前記クーリング部材の前記第1径方向サイズを有する部分と前記第2径方向サイズを有する部分との間に位置し、前記第2階段面は前記第1開口の前記第3径方向サイズを有する部分と前記第4径方向サイズを有する部分との間に位置する請求項27に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項29】
第2開口を有する第2パネル部と、前記第2パネル部の側辺から延して、第2収容溝を形成する第2側壁とを有する第2蓋体と、
前記クーリング部材の、前記第2径方向サイズに対応する外周を取り囲むように配置され、前記第1階段面及び前記第2階段面に当接される第1シール部材と、
前記第2蓋体の前記第2側壁の外側を取り囲むように配置される第2シール部材と、を含み、
前記第1蓋体は第1パネル部及び第1側壁を含み、前記第1側壁は前記第1パネル部の側辺から延在して、第1収容溝を形成し、前記第1パネル部は前記第1開口を有し、
前記第2蓋体は前記第1蓋体の前記第1収容溝に嵌り込まれ、前記第1蓋体に固定され、前記クーリング部材の一部は前記第1パネル部と前記第2パネル部との間に位置し、前記第2シール部材は前記第1蓋体の前記第1側壁の内側に当接される請求項28に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項30】
前記電極は本体部と固定部とを含み、前記本体部は前記皮膚に接触し、前記固定部は前記本体部に接続され、前記電極は前記固定部によって前記第1蓋体に固定される請求項1に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項31】
前記固定部は少なくとも1つの装着柱を含み、前記第1蓋体は少なくとも1つの固定孔を有し、前記装着柱は前記固定孔に装着されることで、前記電極を前記第1蓋体に固定し、
前記電極の、前記第1蓋体に突出する高さは0mm~20mmの間である請求項30に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項32】
前記電極は前記開口の縁に設けられ、前記電極の数は少なくとも4つであり、前記少なくとも4つの電極は間隔を空けて前記クーリング部材の外周に設けられる請求項1に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項33】
前記冷却部材は前記放熱部材と前記クーリング部材との間に位置し、前記放熱部材、前記冷却部材、前記クーリング部材という三者のサンドイッチ構成を形成する請求項1に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項34】
前記第1蓋体の前記開口は前記クーリング部材に対応して配置され、前記開口の縁によって前記クーリング部材の縁を前記放熱部材に押圧し、さらに、前記クーリング部材及び前記冷却部材を前記放熱部材に固定する請求項1に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項35】
前記クーリング部材の前記接触面の面積は350平方ミリメートル~450平方ミリメートルの間であり、厚さは2ミリメートル~5ミリメートルの間であり、前記面積と前記厚さとの数値の比例は88:1~225:1の間である請求項1に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項36】
前記電極の放電際の総電力は5ワット~20ワットの間である請求項1に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項37】
前記放熱部材は前記皮膚ケアユニットの頭部から前記皮膚ケアユニットの尾部まで延在し、前記放熱部材は前記皮膚ケアユニットの尾部末端に位置し、前記皮膚ケアユニットの尾部末端との間は隙間を有し、前記隙間のサイズは前記皮膚ケアユニットの長さの1/3より小さい請求項1に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項38】
前記放熱部材に対向して配置され、前記放熱部材付近の気流を流動させるように駆動する気流駆動装置を含む請求項1に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項39】
前記皮膚ケアユニットの尾部には排気口が設けられ、前記放熱部材の尾部は前記排気口に対応して配置される請求項1に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項40】
前記クーリング部材及び前記冷却部材を含み、前記皮膚ケアユニットの頭部に位置する操作ヘッドと、
第1装着位置及び第2装着位置を有し、前記第1装着位置によって、前記操作ヘッドが固定される装着ホルダと、
前記第2装着位置によって前記装着ホルダに固定される回路基板と、を含み、
前記装着ホルダは前記皮膚ケアユニットの頭部から前記皮膚ケアユニットの尾部まで延在し、前記操作ヘッドは前記皮膚又はその近隣組織の表層に対してクーリングを行って、前記電極から放出した電気、磁気又は電磁の、前記皮膚に対する作用の深さ範囲は前記表層より大きく、同一時点で、前記接触面の面積は、前記電極の前記皮膚に対する作用面積より大きく、
前記冷却部材の動作電力は、前記表層温度を15℃~45℃の間に低減させるという条件を満足する請求項1に記載の皮膚ケアユニット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は美容機器の技術分野に関して、特に皮膚ケアユニット、美容機器及び皮膚ケアユニットに関している。
【背景技術】
【0002】
科学技術の進歩及び時代の発展に連れて、皮膚に対するケアはますます重要視され、そして、皮膚のケア効果を大切にするとともに、皮膚をケアする際の体験もますます重視する。無線周波又は微小電流を使用した接触型美容機器はそのうちの1つである。
【0003】
使用過程で、従来の接触型美容機器は一般的に、皮膚を持続的に加熱するしかなく、表皮の温度はある程度に高まった際、チクチクして、使用者に不快感をもたらす。また、皮膚への刺激過程で、表皮及び真皮は常に高温にあり、皮膚は拡張及び収縮循環を行うことができないため、ケア又は美容効果が普通である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解决しようとする技術問題は、皮膚美容を実現するとともに、不快感を減少させることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記問題を解决するために、本出願は皮膚ケアユニットを提供し、皮膚部位に接触する接触面と、伝導面とを有し、サファイア製のクーリング部材と、前記冷却側が前記クーリング部材の前記伝導面に熱結合されることで、前記クーリング部材を降温させる冷却部材と、前記冷却部材の発熱側に熱結合されることで、前記冷却部材からの熱を放出する放熱部材と、前記皮膚部位を放電させ、前記クーリング部材に相対的に固定される電極と、前記クーリング部材及び前記冷却部材を前記放熱部材に固定する第1蓋体と、を含み、前記第1蓋体には開口が設けられ、前記開口の少なくとも1つの径方向でのサイズは、前記クーリング部材の前記径方向でのサイズより小さい。
【発明の効果】
【0006】
本出願が提供した皮膚ケアユニットはよい使い心地及び優れた美容効果を備える。電極チップはクーリング部材に相対的に固定されるため、余計な構成を減少させ、設計がより簡潔になる。また、余計な構成の干渉がなく、皮膚部位の触感もより快適である。電極から無線周波、微小電流などの美容機能を提供し、クーリング部材、冷却部材及び放熱部材によって適切な温度環境を提供し、美容効果をさらに向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本出願の実施例の技術的解決策をより明らかに説明するために、以下、実施例の記載の必要な図を簡単に紹介し、明らかに、以下の記載の図は本出願のいくつかの実施例のみであり、当業者にとって、進歩性に値する労働をしないことを前提として、これらの図に基づいて、他の図を取得できる。
図1】本出願による皮膚ケアユニットの1つの実施例の構成模式図である。
図2図1において皮膚ケアユニットの1つの方向での立体分解模式図である。
図3図1において皮膚ケアユニットの別の方向での立体分解模式図である。
図4図1において皮膚ケアユニットの頭部の1つの方向での分解模式図である。
図5】本出願による皮膚ケアユニットのクーリング部材の1つの実施例の1つの方向での構成模式図である。
図6】本出願による皮膚ケアユニットの1つの実施例の断面模式図である。
図7図6においてA箇所の局所拡大図である。
図8】本出願による皮膚ケアユニットの電極及び第1蓋体の1つの方向での分解模式図である。
図9】本出願による皮膚ケアユニットの電極組立位置の断面模式図である。
図10】本出願による皮膚ケアユニットの第1蓋体及び内部ハウジングの1つの方向での構成模式図である。
図11】本出願による皮膚ケアユニットの第1蓋体及び内部ハウジングの別の方向での構成模式図である。
図12】本出願による皮膚ケアユニットの放熱本体の1つの実施例の1つの方向での構成模式図である。
図13図11の放熱本体の別の方向での構成模式図である。
図14図11の放熱本体の別の方向での構成模式図である。
図15】本出願による皮膚ケアユニットの1つの実施例において第1蓋体、第2蓋体及び放熱部材の装着模式図である。
図16】本出願による皮膚ケアユニットの1つの実施例の断面模式図である。
図17図15の局所拡大図Bである。
図18】本出願による皮膚ケアユニットの頭部の別の実施例の分解模式図である。
図19】本出願による皮膚ケアユニットの別の実施例において、光透過板の光線療法用ランプパネルに近接する側の構成模式図である。
図20】本出願による皮膚ケアユニットの別の実施例の断面模式図である。
図21】本出願による皮膚ケアユニットの別の実施例において第1蓋体、光透過板、光線療法用ランプパネル、及び第1ボルトの分解模式図である。
図22】本出願による皮膚ケアユニット別の実施例において第1蓋体、光透過板、光線療法用ランプパネル、及び第1ボルトの組立断面模式図である。
図23】本出願による皮膚ケアユニットの1つの実施例において第1蓋体、第2蓋体、及び内部ハウジングの構成模式図である。
図24】本出願による皮膚ケアユニットの1つの実施例において内部ハウジングの構成模式図である。
図25】本出願による皮膚ケアユニットの1つの実施例において第2蓋体、放熱部材の構成模式図である。
図26】本出願による皮膚ケアユニットの1つの実施例において第2シール部材、第2蓋体の構成模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本出願の上記目的、特徴及び利点がより分かりやすくなるために、以下、図を結合して、本出願の具体的な実施形態を詳しく説明する。ここに記載の具体的な実施例は本出願を限定していなく、ただ本出願を解釈するためのものである。また、記載を便利にするために、図は全ての構成ではなく、本出願の関連部分のみを示す。本出願の実施例に基づいて、当業者は進歩性に値する労働をしないことを前提として、取得した他の全ての実施例は何れも本出願の保護範囲に属する。
【0009】
本出願の「第1」、「第2」などの用語は特定の順序を記載していなく、ただ異なる対象を区別するためのものである。また、用語である「含む」、「配置される」及びそれらの任意の変形は、非排他的包含を含むように意図される。例えば、一連のステップ又はユニットを含む過程、方法、システム、製品又は機器は挙げられたステップ又はユニットに限定されず、好ましくは、列挙されていないステップ又はユニットを含み、或いは、更にこのような過程、方法、製品又は機器の固有の他のステップ又はユニットを含む。
【0010】
本明細書に言及された「実施例」は、実施例を結合して記載された特定特徴、構成又は特性が本出願の少なくとも1つの実施例に含まれることを意味する。明細書の各箇所に当該用語が出現することは、必ずしも同一実施例、及び他の実施例と反対する独立又は候補の実施例を指すわけではない。当業者であれば、明示及び暗黙的に理解できるように、本明細書に記載の実施例は、他の実施例と結合してもよい。
【0011】
図1は本出願による皮膚ケアユニットの1つの実施例の構成模式図である。図2図1において皮膚ケアユニットの1つの方向での立体分解模式図である。図3図1において皮膚ケアユニットの別の方向での立体分解模式図である。図4図1において皮膚ケアユニットの頭部の1つの方向での分解模式図である。図5は本出願による皮膚ケアユニットのクーリング部材の1つの実施例の1つの方向での構成模式図である。
【0012】
図1図5を参照する。本出願は、クーリング部材01、冷却部材02、放熱部材03、第1蓋体04及び電極06を含む皮膚ケアユニット1を提供する。クーリング部材01は皮膚部位に接触する接触面01aと、伝導面01bとを有し、冷却部材02の冷却側はクーリング部材01の伝導面01bに熱結合されることで、クーリング部材01を降温させ、放熱部材03は冷却部材02の発熱側に熱結合されることで、冷却部材02からの熱を放出し、第1蓋体04はクーリング部材01を放熱部材03に相対的に固定し、電極06は第1蓋体04に相対的に固定される。クーリング部材01の接触面01aは伝導面01bに背中合わせるように配置され、電極06は接触面01aの一側に位置する。クーリング部材01、冷却部材02及び放熱部材03は積層されるように配置され、サンドイッチ構成を形成し、このように配置されると、三者の装着及び熱伝導を容易にする。
【0013】
皮膚ケアユニット1において、クーリング部材01は皮膚部位に接触して、冷却部材02によって冷却されて降温される。放熱部材03は冷却部材02を放熱させる。第1蓋体04はクーリング部材01を放熱部材03に相対的に固定することで、放熱部材03は冷却部材02とよりよく協動してクーリング部材01を降温させ、短時間内で熱の還流を減少させ、皮膚ケアユニット1の温度バランス状態の保持時間を延長できる。電極06は皮膚部位に対して電流刺激及び加熱を行って、第1蓋体04に相対的に固定されることで、構成で、電極06は皮膚部位に近接する。電極06はクーリング部材01と協動することで、皮膚を引き締めて、毛穴を縮小するなどの美容効果を実現できる。
【0014】
皮膚ケアユニット1が動作すると、電極06は放電し、例えば、無線周波又は微小電流を生成し、電流は皮膚部位を経て、皮膚部位を刺激することで、所望の美容作用を取得できる。皮膚部位が抵抗に相当するため、皮膚部位の温度が高くなる。クーリング部材01及び電極06は第1蓋体に相対的に固定され、クーリング部材10及び電極06は何れも皮膚に接触するとともに、隣り合って、電極06の電流が皮膚を経ると、筋肉の収縮運動を起こし、美容効果を実現する。放電過程で、電極06は皮膚の表皮温度及び真皮温度を高める。皮膚温度の上昇は、皮膚細胞による熱及び電気エネルギー変換後の熱を含む。クーリング部材01を配置することで、電極06の表皮に対する刺激による熱を低減させ、皮膚表皮を降温させ、クーリング及び鎮めという作用を発揮して、温度が高すぎて皮膚を火傷することを回避し、使用過程における不快感を減少させ、操作ヘッドの使い心地を向上させる。冷却部材02はクーリング部材01を冷却させ、クーリング部材01は皮膚表皮を持続的に降温させる。冷熱交互の過程で、皮膚は拡張及び収縮を行うことができ、皮膚の呼吸を強化させ、皮膚を損傷から保護するとともに、真皮層のコラーゲンの締め及び再生をよりよく刺激でき、皮膚を引き締めて、美容効果を向上させる。
【0015】
好ましくは、皮膚部位は顔部皮膚であってもよく、浅層の皮膚部位は表皮であってもよく、深層の皮膚部位は真皮であってもよい。電極06が動作している時、放電して、無線周波又は微小電流などを生成し、顔部皮膚に対して美容を行う。
【0016】
好ましくは、電極06は第1蓋体04に固定されて装着される。皮膚ケアユニット1は美容機器に適用される。
【0017】
好ましくは、電極06の数は4つであってもよく、間隔を空けてクーリング部材01の周側に設けられ、電極06の、皮膚に近接する上面の高さはクーリング部材01の接触面の高さと同様であり、即ち、電極06及びクーリング部材01は皮膚に同時に接触でき、皮膚を引き締めて、毛穴を縮小するなどの美容効果を実現できる。
【0018】
好ましくは、クーリング部材01の材料は結晶体及び/又は金属である。
【0019】
好ましくは、クーリング部材01はサファイア、トパーズ、水晶又はガラスなどの、よい熱伝導性を有する材料であってもよく、皮膚に接触して、表皮温度を低減させる。例えば、サファイア材料のクーリング部材01の熱伝導性がよく、肌にやさしい。
【0020】
好ましくは、クーリング部材01は円形、楕円形又は多角形であってもよい。多角形は、例えば、正方形、長方形、五角形、六角形などであってもよく、本出願はクーリング部材01の形状を具体的に限定していない。
【0021】
好ましくは、クーリング部材01の接触面01a面積は350平方ミリメートル~450平方ミリメートルの間であり、厚さは2ミリメートル~5ミリメートルの間であり、面積と厚さとの数値の比例は88:1~225:1の間である。
【0022】
好ましくは、全ての電極06の放電際の総電力は5ワット~20ワットの間であり、皮膚ケアユニット1が動作している時、皮膚部位の真皮温度は50℃~70℃の間であり、冷却部材02の動作電力は、表皮温度を15℃~45℃の間に低減させることを満たしている。
【0023】
好ましくは、電極06は弧状本体、及び弧状本体からクーリング部材01の一側に突出する固定部を含み、第1階段面06aは、弧状本体のクーリング部材01に対向する側に位置する。複数の電極06は間隔を空けて配置され、その弧状本体によって一回りすることで、クーリング部材01の接触面01aをちょうど取り囲むとともに、部分的に接触面01aと重なる。
【0024】
好ましくは、本実施例において、クーリング部材はクーリング部材01及び導冷層07を含み、導冷層07はクーリング部材01と冷却部材02との間に設けられ、クーリング部材01と冷却部材02との間に熱を伝導し、クーリング部材01に当接される。
【0025】
具体的に、クーリング部材01の伝導面01bと冷却部材02の冷却側との間には導冷層07がさらに設けられ、この場合、導冷層07が存在するため、クーリング部材の伝導面01bは導冷層の、クーリング部材に背中合わせる側に移転して、冷却部材02の冷却側に直接的に接触し、導冷層07はよい熱伝導性能を有するため、導冷層07によって、冷却部材02はクーリング部材01を効率的に降温させることができる。
【0026】
好ましくは、クーリング部材の伝導面01bと冷却部材02の冷却側とは直接的な面接触である。面接触の形式によって、熱伝導がより十分になって、伝導効果を最大化する。
【0027】
好ましくは、クーリング部材の伝導面01bと冷却部材02の冷却側とは直接的な面接触であるが、両者の間の接触に対して間隙が免れないため、導冷層07は窒化アルミニウムセラミックス、又は熱伝導性能がよい他の材料であってもよく、面接触によって熱伝導効果を最大化する。クーリング部材01及び導冷層07は何れも熱伝導性能がよい材料から形成される。
【0028】
好ましくは、導冷層07には熱伝導グリースが充填されることで、熱伝導がより十分になる上に、温度の制御がより順調になって、皮膚部位の感覚がより快適になる。
【0029】
好ましくは、皮膚ケアユニット1は第2蓋体08、第1装着板35、第2装着板36、内部ハウジング11、ボタン12、充電口10、及び熱伝導ハウジング09などを含んでもよい。本出願において、サファイアは人工的なものであってもよし、天然的なものであってもよい。
【0030】
好ましくは、皮膚ケアユニット1はリード線及び線溝をさらに含み、リード線は冷却部材02の一側に接続されて固定され、線溝は、第2蓋体08の、冷却部材02のリード線が設けられた側に対応する内側に位置し、位置制限孔24の縁に沿って配置される。
【0031】
好ましくは、リード線は少なくとも1本を含み、線溝の数はリード線の数と一致して、皮膚ケアユニット1の装着過程で、リード線を線溝内に収容することで、冷却部材02を放熱部材03に接続して固定する。
【0032】
本出願は皮膚ケアユニット1をさらに提供し、図2図3を参照して、皮膚ケアユニット1は操作ヘッド、装着ホルダ03及び回路基板を含む。操作ヘッドはクーリング部材01及び冷却部材02を含み、皮膚ケアユニット1の頭部に位置し、皮膚部位に接触するとともに、皮膚部位を降温させる接触面01aを有し、装着ホルダ03は第1装着位置及び第2装着位置を有し、第1装着位置によって操作ヘッドは装着ホルダ03に固定され、第2装着位置によって回路基板は装着ホルダ03に固定され、操作ヘッドは皮膚ケアユニット1の頭部に位置し、装着ホルダ03は皮膚ケアユニット1の頭部から美容機器の尾部まで延在する。操作ヘッド及び回路基板などは何れも装着ホルダ03に装着されることで、皮膚ケアユニット1の各ユニットの装着がより集中にある。組立を便利にするとともに、皮膚ケアユニット1全体の構成がよりコンパクトになり、皮膚ケアユニット1の体積を小さくする。
【0033】
好ましくは、装着ホルダ03は各ユニットを装着するとともに、放熱部材として機能し、美容機器を放熱させることができる。装着ホルダ03は美容機器における操作ヘッドなどのユニットに何れも緊密に接触し、十分且つ均一に放熱することができる。美容機器が動作すると、装着ホルダ03は美容機器全体における熱を吸収し、放熱がより効率的になる。尾部まで延在する装着ホルダ03は、熱をより長時間停留させ、短時間内で後戻りすることがなく、操作ヘッドの冷却時間を延長する。
【0034】
好ましくは、皮膚ケアユニットは熱伝導ハウジング09を含み、装着ホルダ03は、熱伝導ハウジング09を装着するための第3装着位置を有する。
【0035】
好ましくは、装着ホルダ03の側面は凹溝を有し、第2装着位置及び第3装着位置は何れも凹溝に設けられる。
【0036】
好ましくは、第2装着位置及び第3装着位置は凹溝の異なる深さ位置に存在するため、回路基板と熱伝導ハウジング09とが積層されるように配置され、第2装着位置は第3装着位置に対して凹溝の底部から離れる。積層されるように配置されることで、装着ホルダ03の各部分はより整然として配列され、各ユニットの間は互いに干渉することがない。
【0037】
好ましくは、第2装着位置から凹溝の底部までの距離と、第3装着位置から凹溝の底部までの距離との比例は1.5~3倍の間である。
【0038】
好ましくは、皮膚ケアユニットは第1装着板36及びボタン12を含む。
【0039】
ボタン12は第1装着板36に設けられ、凹溝の側壁には階段が設けられ、階段によって回路基板は凹溝内に固定され、第1装着板36は凹溝の側壁に固定されるとともに、回路基板の、凹溝の底部に背中合わせる側に位置する。
【0040】
好ましくは、皮膚ケアユニットは第2装着板35を含む。回路基板は第2装着板35に装着され、第2装着板35は階段に装着され、第2装着板35と凹溝の底部とは間隔を空けて配置される。
【0041】
好ましくは、第1装着板36は皮膚ケアユニットの尾部まで延在し、且つ第1装着板36の、操作ヘッドから離れた一端には、回路基板に接続される充電口10が設けられる。
【0042】
好ましくは、第1装着板36及び第2装着板35自体は、回路基板であってもよい。
【0043】
好ましくは、第2装着板35の長さと装着ホルダ03の長さとの比例は1.2~2の間であり、充電口10と装着ホルダ03との間には一定の距離があり、その距離は1センチメートル~3センチメートルの間である。
【0044】
好ましくは、装着ホルダ03は、第1装着位置の側面に設けられ、皮膚ケアユニットにおける一部のリード線を収容するための収容溝を有する。
【0045】
装着ホルダ03は皮膚ケアユニット1の頭部から皮膚ケアユニット1の尾部まで延在し、操作ヘッドは皮膚又はその近隣組織の表層に対してクーリングを行って、電極から放出した電気、磁気又は電磁の、皮膚に対する作用の深さ範囲は表層より大きく、且つ同一時点で、接触面01aの面積は、電極の皮膚に対する作用面積より大きい。
【0046】
好ましくは、皮膚ケアユニット1は充電口10をさらに含む。充電口10は第2装着板36の末端に設けられ、皮膚ケアユニット1に露出する。第2装着板36は回路基板、電池などの皮膚ケアユニット1の必要なユニット又は素子を装着する。皮膚ケアユニット1の使用方式はプラグインであってもよいし、充電であってもよい。使用方式が充電である場合、皮膚ケアユニット1は充電口10によって電源コードを外部に接続することで電池を充電する。使用方式がプラグインである場合、皮膚ケアユニット1は充電口10によって電源コードを外部に接続することで使用される。使用方式がプラグインである場合、内部の点接触のため、充電口10は一定のインピーダンスが生じる可能性があり、電流が流れると、熱が生じる。従って、充電口10は放熱部材03から離れるように、装着板の末端に配置されることで、充電口10から生じた熱が皮膚ケアユニット1、さらに操作ヘッドに後戻りすることを回避できる。充電口10から生じた熱が皮膚ケアユニット1又は操作ヘッドに後戻りすると、冷却部材02の冷却効果に影響し、さらに、美容効果に影響する。
【0047】
好ましくは、皮膚ケアユニット1は、放熱部材に対向して配置され、放熱部材付近の気流を流動させるように駆動することで、放熱効果を強化させる気流駆動装置をさらに含む。
【0048】
好ましくは、気流駆動装置は、皮膚ケアユニット1の頭部に近接する箇所に設けられる。気流駆動装置は、皮膚ケアユニット1の頭部から尾部へ流れて、尾部の排気口から排出されるように、気流を駆動する。例えば、気流駆動装置は、頭部に位置して、放熱部材03に風を吹くファンであり、皮膚ケアユニット1の尾部には、放熱部材03の尾部に対応して、熱が付けられた気流を排出する排気口が設けられる。
【0049】
好ましくは、放熱部材03は皮膚ケアユニット1の頭部から皮膚ケアユニット1の尾部まで延在し、放熱部材03は皮膚ケアユニット1の尾部末端に位置して、皮膚ケアユニット1の尾部末端との間は隙間を有し、当該隙間のサイズが皮膚ケアユニット1の長さの1/3より小さい。
【0050】
放熱部材03は第2蓋体08及び放熱本体031を含み、第2蓋体08は放熱本体031と第1蓋体04との間に設けられ、放熱本体031に固定され、第1蓋体04は第2蓋体08に固定される。
【0051】
好ましくは、第2蓋体08は光透過板13であってもよい。
【0052】
好ましくは、第2蓋体08には位置制限孔24がさらに設けられ、位置制限孔24の位置は第1蓋体04の第1開口50に対応するとともに、連通し、冷却部材02の一部は位置制限孔24内に設けられ、冷却部材02の縁と位置制限孔24の縁との距離は0.5~1ミリメートルである。
【0053】
好ましくは、位置制限孔24の面積と第1蓋体04の第1開口50の面積との比例は0.8~1.2の間である。
【0054】
図12は本出願による皮膚ケアユニットの放熱本体の1つの実施例の1つの方向での構成模式図である。図13図11の放熱本体の別の方向での構成模式図である。図14図11の放熱本体の別の方向での構成模式図である。
【0055】
図12図14を参照して、本出願は、ヒートパイプ32及び放熱本体031を含む皮膚ケアユニット1をさらに提供する。ヒートパイプ32の一端は放熱本体031の、第2蓋体08に隣接する一端に熱結合され、他端は冷却部材02から離れた方向に延在するとともに、放熱本体031に熱結合される。
【0056】
放熱本体031自体は放熱機能を有し、ヒートパイプ32は放熱するように、放熱本体031を補助し、放熱本体031の放熱効率を向上させる。ヒートパイプ32の一端は、放熱本体031の、第2蓋体08に隣接する一端に熱結合され、他端は冷却部材02から離れた方向に延在する。これによって、熱の伝達経路が十分に長くなり、短時間内で熱が美容機器の頭部に後戻りすることを防止でき、美容機器の冷却時間を延長する。
【0057】
好ましくは、ヒートパイプ32の1段は屈曲して屈曲部として形成され、屈曲部は、放熱本体031の第2蓋体08に近接する一端に当接され、ヒートパイプ32内は中空閉鎖構成であり、その内部には液体が充填され、液体はヒートパイプ32を満たさない。ヒートパイプ32の屈曲部は、放熱本体031の第2蓋体08に近接する一端との接触面積を増やし、ヒートパイプ32は的を絞るように、放熱本体031の、冷却部材02の発熱側の熱に対する吸収を強化させる。
【0058】
好ましくは、放熱本体031には回避溝03cが設けられ、ヒートパイプ32は回避溝03cの内壁に沿って配置され、少なくとも部分的に回避溝03cに嵌り込まれるとともに、回避溝03cの内壁に溶接され、ヒートパイプ32の、所属する屈曲部から離れた一端は放熱本体031の末端まで延在することで、ヒートパイプ32と放熱本体031との接触がより十分になって、放熱部材03の放熱性能を向上させることができる。
【0059】
好ましくは、放熱本体031の、前記冷却部材02に近接する側面には接触部03bが設けられ、当該接触部03bは位置制限孔24の位置に対応し、位置制限孔24によって、冷却部材02の発熱側は接触部03bに熱結合される。
【0060】
好ましくは、接触部03bはボスである場合、接触部03bの一部は位置制限孔24内に位置し、冷却部材02の発熱側に貼合されるとともに、相対的に固定される。
【0061】
好ましくは、放熱本体031はアルミから一体成形されるように製造され、回避溝03cに背中合わせる側は、放熱フィン構成を有する。
【0062】
図18は本出願による皮膚ケアユニットの頭部の別の実施例の分解模式図である。図19は本出願による皮膚ケアユニットの別の実施例において光透過板の、光線療法用ランプパネルに近接する側の構成模式図である。図20は本出願による皮膚ケアユニットの別の実施例の断面模式図である。図21は本出願による皮膚ケアユニットの別の実施例において第1蓋体、光透過板、光線療法用ランプパネル、第1ボルトの分解模式図である。図23は本出願による皮膚ケアユニットの別の実施例において第1蓋体、光透過板、光線療法用ランプパネル、第1ボルトの組立断面模式図である。
【0063】
図18図20に示すように、皮膚ケアユニットは光線療法用ランプパネル14をさらに含み、光線療法用ランプパネル14の、第1蓋体04に近接する側にはいくつかの光線療法用ランプ25が設けられ、光線療法用ランプパネル14の中央には回避孔29設けられ、光線療法用ランプ25は当該回避孔29を取り囲むように配置され、クーリング部材01の、接触面01a方向に垂直する投影にちょうど覆われる。冷却部材02及び導冷層07は回避孔29を貫通してクーリング部材01に接触する。光線療法用ランプパネル14は放熱部材03に対向して配置され、その光線療法用ランプ25がない側は放熱部材03に近接するとともに、熱結合され、回避孔29は、放熱部材03の突出する第1位置制限部30に対して位置制限作用を発揮することで、光線療法用ランプパネル14が放熱部材03に相対的に固定され、当該第1位置制限部30は冷却部材02に熱結合される。
【0064】
好ましくは、光線療法用ランプパネル14と第1蓋体04との間には光透過板13が設けられる。光透過板13の中央には、回避孔29に対向して配置される第2貫通孔24があり、第2貫通孔24を取り囲むように、いくつかの光透過部27が設けられる。当該光透過部27は光線療法用ランプ25に対応して配置され、クーリング部材01の、接触面01a方向に垂直する投影にちょうど覆われる。光透過部27には光透過材料が覆われ、光線療法用ランプ25から放出した光は、光透過部27を貫通してクーリング部材01にマッピングされる。冷却部材02及び導冷層07は第2貫通孔24を貫通してクーリング部材01に接触し、第2貫通孔24は導冷層02に対して位置制限作用を発揮する。光線療法用ランプパネル14にはいくつかの第1固定孔26が設けられ、第1固定孔26の位置は第1蓋体04の第3固定孔28dに対向して配置され、光線療法用ランプパネル14を第1蓋体04に相対的に固定する。
【0065】
図21図22に示すように、光線療法用ランプパネル14と第1蓋体04、光透過板13との相対固定の方式はバックル、止め金具、噛み合い接続又はネジボルトによる接続であってもよく、本実施例が提供した接続方法は、ネジボルトによる接続である。第1固定孔26及び第3固定孔28dの内壁にも、第1ボルト16に対応するネジが設けられ、いくつかの第1ボルト16は第1固定孔26及び第3固定孔28dを貫通して光線療法用ランプパネル14を第1蓋体04に相対的に固定する。
【0066】
好ましくは、光透過板13にはいくつかの第2固定孔23が設けられ、第2固定孔23の数は第1固定孔26、第3固定孔28d、第1ボルト16の数と一致する。第1蓋体04の、光透過板13に近接する側には凹み溝31が設けられ、凹み溝31の形状及び外径は、第2固定孔23の形状及び内径と略同様であり、即ち、第2固定孔23は凹み溝31に対して位置制限作用を発揮する。第3固定孔28dは凹み溝31に貫設され、このように、光線療法用ランプパネル14、光透過板13、第1蓋体04という順序に従って、第1ボルト16によって三者を相対的に固定する。
【0067】
好ましくは、光線療法用ランプ25はLED発光ランプビーズであってもよく、動作際、放出した光は光透過部27を介してクーリング部材01に射出される場合、赤光であり、この時、クーリング部材01は赤い発光体を呈して、皮膚に対して光線治療を行う効果を生成する。また、光線療法用ランプ25は、例えば脱毛などの他の機能を有してもよい。
【0068】
好ましくは、光透過部27に覆われる光透過材料は、光透過性がよい大部分の有機又は無機材料、例えば各類の光学プラスチック、ケイ酸塩ガラスなどであってもよい。
【0069】
好ましくは、いくつかの実施例において、光線療法用ランプパネル13と第1蓋体04との間には導光板13が設けられなくてもよく、光線療法用ランプ25から放出した光は直接的にクーリング部材01にマッピングされる。
【0070】
図15は本出願による皮膚ケアユニットの1つの実施例において第1蓋体、第2蓋体及び放熱部材の装着模式図である。図16は本出願による皮膚ケアユニットの1つの実施例の断面模式図である。図17図16の局所拡大図Bである。
【0071】
皮膚ケアユニット1は、皮膚部位に接触する接触面01aと、伝導面01bとを有するクーリング部材01と、冷却側がクーリング部材01の伝導面01bに熱結合されることで、クーリング部材01を降温させる冷却部材02と、冷却部材02の発熱側に熱結合されることで、冷却部材02からの熱を放出する放熱部材03と、クーリング部材01を放熱部材03に相対的に固定し、クーリング部材01及び放熱部材03の少なくとも一部を包む第1蓋体04と、放熱部材03の、冷却部材に背中合わせる側に設けられ、電気/磁気パルスを生成するパルス発生回路05と、第1蓋体04に相対的に固定され、第1蓋体04に相対的に突出し、パルス発生回路に接続される電極06とを含み、電極06が皮膚に接触すると、パルス発生回路05は電気/磁気パルスを生成し、皮膚をケアする。
【0072】
好ましくは、冷却部材02の発熱側と放熱部材03との間には導冷層が設けられ、導冷層07には熱伝導グリースが充填されることで、熱伝導がより十分になる上に、温度の制御がより順調になって、皮膚部位の感覚が快適になる。
【0073】
本実施例のケアユニット1において、クーリング部材01及び電極06は何れも第1蓋体04に固定されることで、クーリング部材01及び電極06は何れもよりよく固定され、これらの構成の安定性を増やし、また、冷却部材02及びパルス発生回路05は何れも放熱部材03に設けられ、パルス発生回路05は、放熱部材03の冷却部材に背中合わせる側に位置することで、ケアユニット1の放熱効率を向上させるとともに、冷却部材02及びパルス発生回路05から生じた熱の、クーリング部材01に対する干渉を減少させる。電極06は第1蓋体04に固定されるため、クーリング部材01などの素子に電極06を装着する構成を加工する必要がなく、加工コストを相応的に低減させる。
【0074】
具体的に、図15に示すように、第1蓋体04は外側及び内側という2つの側面に分けられ、その外側は空気に露出して電極06及びクーリング部材01を固定し、その内側は冷却部材02を包んで、及び放熱部材03、クーリング部材01の一部を包んで、第1蓋体04の内側には、第1蓋体04を固定するための4つの第1装着孔04bが設けられる。放熱部材03には第1端が設けられ、放熱部材03の第1端には4つの第2装着孔が設けられ、電極06及びクーリング部材01を第1蓋体04に装着した後、放熱部材03の4つの第2装着孔に対応するように、第1蓋体04の第1装着孔04bを装着し、ネジによって固定し、固定して装着した後、放熱部材03の第1端は第1蓋体04の内側により包まれる。冷却部材02の発熱側は放熱部材03の第1端に接続されるとともに、熱結合され、何れも第1蓋体04に包まれ、冷却部材02の冷却側はクーリング部材01の伝導面01bに熱結合され、何れも第1蓋体04に包まれる。クーリング部材01の接触面01a及び電極06は何れも第1蓋体04の外側に位置することで、皮膚ケアユニット1が動作している時、電極06によって皮膚に対して電磁波パルス治療を行うとともに、クーリング部材01によって皮膚に対して降温保護を行って、皮膚ケアユニット1の、皮膚に対するケア効果を向上させることを保証する。放熱部材03において第1端と第2端との間には第1収容室が設けられる。上記放熱部材03の第2端は、冷却部材02の発熱側に背中合わせて放熱部材03の第1端に接続される一端であり、第1収容室内には支持フレームが設けられ、パルス発生回路05は放熱部材03の支持フレームに固定され、皮膚ケアユニット1が動作している時、冷却部材02及びパルス発生回路05から生じた熱は放熱して、直接的に放熱部材03に伝導され、放熱部材03の高放熱性能によって熱を放出する。
【0075】
具体的に、上記内容のように、第1蓋体04は外側及び内側という2つの側面に分けられ、内部・外部という両側は第1開口50によって連通され、第1蓋体04の外側には装着プラットフォームが設けられ、クーリング部材01は電極06によって第1蓋体04の外側の装着プラットフォームに圧着されて固定され、また、第1蓋体04の内側には第1収容溝が設けられ、皮膚ケアユニット1の、放熱部材03を含む一部の素子は何れも1蓋体04に包まれ、又は部分的にその第1収容溝内に包まれ、クーリング部材01の伝導面01bは第1蓋体04の内部・外部という両側の間の第1開口50を貫通して放熱部材03の一側に当接される。
【0076】
図6は本出願による皮膚ケアユニットの1つの実施例の断面模式図である。図7図6においてA箇所の局所拡大図である。図8は本出願による皮膚ケアユニットの電極及び第1蓋体の1つの方向での分解模式図である。図9は本出願による皮膚ケアユニットの電極の組立位置の断面模式図である。
【0077】
具体的に、図4図8図9に示すように、本実施例において、電極06は三日月形に配置され、動作際、電気/磁気パルスによって人体皮膚をケアするための本体部と、第1蓋体04に接続され、電極06を第1蓋体04の外側の装着プラットフォームに固定できる固定部という2つの特別端をそれぞれ有する。装着際、固定部は第1蓋体04の外側の装着プラットフォームに対向し、少なくとも1つの装着柱06aを含み、第1蓋体04の装着プラットフォームには少なくとも1つの装着孔28cが設けられ、装着柱06aは装着孔28cに装着されることで、電極06を第1蓋体04に固定する。
【0078】
好ましくは、電極06の、第1蓋体04に突出する高さは0mm~20mmの間である。
【0079】
好ましくは、第1蓋体04の装着プラットフォームには、装着プラットフォームよりわずかに低い第1ザグリ穴28aが設けられ、当該第1ザグリ穴28aの形状は電極06に対応し、電極06を装着プラットフォームに固定して、揺動又は変位の発生を防止する。
【0080】
さらに、電極06をよりよく固定して、外部の水及び油が本体に染み込むことを防止するために、第1蓋体04と電極06との間にはシール、制振のためのガスケット34が設けられ、装着プラットフォームの第1ザグリ穴28aには、ガスケット34を収容するための第2ザグリ穴28bが設けられ、第2ザグリ穴28bの形状はガスケット34に対応する。ガスケット34には、数が装着柱06aと一致する少なくとも1つの第3貫通孔34aが設けられ、第3貫通孔34aの形状は装着柱06aの断面の形状に適して、これによって、装着柱06aは第3貫通孔34aを貫通してガスケット34を第1蓋体04と電極06との間に固定する。
【0081】
好ましくは、ガスケット34、電極06及び第1蓋体04には、ガスケット34の変位を防止するための他の対応する固定施設が設けられる。
【0082】
好ましくは、ガスケット34に対してシリコーンゴムなどのような、弾性変形が生じて大きな摩擦係数を有する材質を使用してもよい。
【0083】
好ましくは、美観及び経済的な観点から、ガスケット34の形状は電極06の形状に適して、且つ電極06より小さい。
【0084】
図5図17を参照して、クーリング部材01は第1蓋体04の第1開口50内に位置し、クーリング部材01は異なる厚さ位置で異なる第1径方向サイズ及び第2径方向サイズを有し、第1開口50は異なる深さ位置で異なる第3径方向サイズ及び第4径方向サイズを有し、第1径方向サイズを有するクーリング部材01部分は、第2径方向サイズを有するクーリング部材01部分より導冷層07に近接し、第3径方向サイズを有する第1開口50部分は第4径方向サイズを有する第1開口50部分より導冷層07に近接し、第1径方向サイズは第3径方向サイズより小さく、第2径方向サイズは第4径方向サイズより小さく、第2径方向サイズは第3径方向サイズより大きい。
【0085】
具体的に、クーリング部材01の第1径方向サイズを有する部分と、第2径方向サイズを有する部分との間には第1階段面21cが設けられ、第1蓋体04の第1開口50の内側の第3径方向サイズを有する部分と、第4径方向サイズを有する部分との間には第2階段面22aが設けられ、その外側には装着プラットフォームが設けられる。
【0086】
電極06は第1蓋体04の外側の装着プラットフォームに装着され、皮膚をケアする。冷却部材02、導冷層07及びクーリング部材01は放熱部材03の第1端に順に当接され、第1蓋体04の内側の第2階段面22aによって、クーリング部材01の第1階段面21cに当接されて貼合され、冷却部材02、導冷層07及びクーリング部材01を第1蓋体04と放熱部材03的第1端との間に順に固定し、クーリング部材01の接触面01aは第1蓋体04の第1開口50を貫通して第1蓋体04の外側に位置し、皮膚をケアするように電極06を補助する。
【0087】
図4図7を参照して、クーリング部材01をよりよく固定して外部の水及び油が本体に染み込むことを防止するために、第1蓋体04の第1開口50とクーリング部材01との間にはシール、制振のための第1シール部材33が設けられる。第1シール部材33は第1階段面21cと第2階段面22aとの間に設けられ、クーリング部材01が第1蓋体04の第1開口50に当接される時、力を受けて変形し、皮膚ケアユニット1の本体内部と外部環境とを隔離して、本体が衝突を受けて、又は落ちる時、緩衝作用を発揮する。
【0088】
好ましくは、第1シール部材33の形状は第1階段面21cの形状に適する。
【0089】
好ましくは、第1シール部材33、クーリング部材01及び第1蓋体04の間には、第1シール部材33の変位を防止するための他の対応する固定施設が設けられる。
【0090】
好ましくは、第1シール部材33に対して、シリコーンゴムなどのような弾性変形が生じて、且つ大きな摩擦係数を有する材質を使用する。
【0091】
図10は本出願による皮膚ケアユニットの第1蓋体及び内部ハウジングの1つの方向での構成模式図である。図11は本出願による皮膚ケアユニットの第1蓋体及び内部ハウジングの別の方向での構成模式図である。
【0092】
図10図11を参照して、本出願の皮膚ケアユニット1は内部ハウジング11及び外部ハウジング37をさらに含み、当該皮膚ケアユニット1の少なくとも一部は内部ハウジング11の内部に設けられ、例えば、放熱部材03の一部は内部ハウジング11の内部に設けられ、放熱部材03は内部ハウジング11に相対的に固定され、内部ハウジング11の一部は外部ハウジング37の内側に設けられる。外部ハウジング37には第2バックル37bが固定され、第1蓋体04には第1バックル04dが固定され、第2バックル37bは第1バックル04dに係合されて接続される。第1蓋体04には第1バックル04dが設けられ、外部ハウジング37には第2バックル37bが設けられることで、組立際、当該皮膚ケアユニット1はより便利に装着・位置合わせ及びアタッチメントの交換を行うことができる。
【0093】
好ましくは、第2バックル37bの一部は、外部ハウジング37の、放熱部材03の熱結合面に近接する側に設けられ、即ち、外部ハウジング37は放熱部材03のキャビティの口部を収容し、第1蓋体04の側壁04cに近接する。第1蓋体04は、外部ハウジング37に対応する側壁04cを有し、第1バックル04dは第1蓋体04の2つの側壁04cに設けられる。
【0094】
好ましくは、第1バックル04bは係合口を有し、係合口の縁には斜面04eが設けられ、第2バックル37bは係合フックを有する。斜面04eのガイド作用で、第2バックル37bの係合フックは第1バックル04bの係合口に入って、係合接続を完成させるため、第1蓋体04の側壁04cは外部ハウジング37に組み立てられる。
【0095】
好ましくは、側壁04cには複数の第1バックル04d及び斜面04eが設けられ、外部ハウジング37の内側には、数、位置が何れも第1バックル04dに対応する第2バックル37bが設けられてもよく、ここで具体的に限定していない。
【0096】
好ましくは、側壁04cの第1バックル04d及び外部ハウジング37の内側の第2バックル37bは、対応する非対称配置であってよく、例えば、ボタン12に基づいて上、下を区別し、より上部の第1バックル04d及び第2バックル37bの数は、より下部のものと異なっている。このように、第1蓋体04の側壁04c及び外部ハウジング37の装着の裏表は明らかに区別されることができ、ポカヨケ作用を発揮する。
【0097】
図10図11を参照して、本出願の皮膚ケアユニット1は第3バックル11b及び第4バックル37aをさらに含み、外部ハウジング37の縁には第4バックル37aが固定され、内部ハウジング11の2つの側面の縁には第3バックル11bが固定され、第3バックル11bは第4バックル37aに係合されて接続される。内部ハウジング11には第3バックル11bが配置され、外部ハウジング37には第4バックル37aが配置されることで、組立際、当該皮膚ケアユニット1はより便利に装着・位置合わせ及びアタッチメントの交換を行うことができる。
【0098】
好ましくは、第3バックル11bは内部ハウジング11の2つの側面の縁に設けられ、一般的に、内部ハウジング11の頭部から内部ハウジング11の尾部までいくつかが設けられる。第4バックル37aは、外部ハウジング37の内側の、第3バックル11bに対応する位置に設けられ、外部ハウジング37の形状が内部ハウジング11の2つの側面の形状に合うため、第3バックル11bは外部ハウジング37の縁に沿って、外部ハウジング37の頭部から外部ハウジング37の尾部までいくつかが設けられる。
【0099】
好ましくは、第3バックル11bは係合口を有し、係合口の縁には斜面が設けられ、第4バックル37aは係合フックを有する。斜面のガイド作用で、第4バックル37aの係合フックは第3バックル11bの係合口に入って、係合接続を完成させるため、内部ハウジング11の2つの側面は外部ハウジング37に組み立てられる。
【0100】
好ましくは、内部ハウジング11の側面の縁には複数の第3バックル11b及び斜面が設けられ、外部ハウジング37の内側には、数、位置が何れも第3バックル11bに対応する第4バックル37aが設けられてもよく、ここで、具体的に限定していない。
【0101】
好ましくは、内部ハウジング11の側面の縁の第3バックル11b及び外部ハウジング37の内側の第4バックル37aは、対応する非対称配置であってよく、例えば、ボタン12に基づいて裏、表を区別し、正面の内部ハウジング11の側面の縁に設けられる第3バックル11b、斜面及び第4バックル37aの数は、裏面のものと異なっている。このように、装着の裏表は明らかに区別されることができ、ポカヨケ作用を発揮する。
【0102】
図23は本出願による皮膚ケアユニットの1つの実施例において第1蓋体、第2蓋体、内部ハウジングの構成模式図である。図24は本出願による皮膚ケアユニットの1つの実施例中において内部ハウジングの構成模式図である。図25は本出願による皮膚ケアユニットの1つの実施例において第2蓋体、放熱部材の構成模式図である。
【0103】
図23図25を参照して、本出願の皮膚ケアユニット1の1つの実施例において、第1蓋体04はクーリング部材01の接触面に平行する第1パネル部48、及び第1パネル部48の側辺から延在して、放熱部材03方向に延在する第1側壁46を有することで、第1蓋体04の内側に第1収容溝を形成する。当該第1パネル部48は第1開口50を有し、クーリング部材01の接触面は第1開口50から第1収容溝外に露出し、これによって、皮膚部位に接触する。
【0104】
第2蓋体08は第1パネル部48に平行する第2パネル部49、及び第2パネル部49の側辺から延在して、放熱部材03方向に延在する第2側壁47を有することで、第2蓋体08の内側に第2収容溝を形成する。第2パネル部49は第2開口51を有し、クーリング部材01の伝導面は第2開口51を介して第2収容溝に露出し、これによって、冷却部材02に熱結合される。
【0105】
好ましくは、第2蓋体08は第1蓋体04の第1収容溝に嵌り込まれ、第1蓋体04に固定され、クーリング部材01を第1蓋体04の第1パネル部48と第2蓋体08の第2パネル部49との間に固定する。
【0106】
好ましくは、本出願皮膚ケアユニット1は第1装着柱41及び第1装着孔42aをさらに含む。第2蓋体08は、第2収容溝内には第1装着柱41が設けられ、装着タブ42は放熱部材03の側辺の径方向から延在し、第1装着孔42aは装着タブ42に設けられ、装着タブ42の数は第1装着柱41に対応する。放熱部材03の、冷却部材02に熱結合される一端の一部は、第2蓋体08の第2収容溝に嵌り込まれるとともに、第2蓋体08に固定される。
【0107】
好ましくは、第1装着柱41の、第1装着孔42aに近接する端部にはネジ孔が設けられ、第1植込ボルトは装着タブ42の第1装着孔42aから第1装着柱41の端部のネジ孔を貫入して、放熱部材03を第2蓋体08に螺着する。
【0108】
好ましくは、第1植込ボルトは装着タブ42の、第2蓋体08に背中合わせる側から第1装着孔42aを貫通して、第1装着柱41の端部のネジ孔に接続される。
【0109】
好ましくは、本出願の皮膚ケアユニット1は収容室53及び開放口52をさらに含む。収容室53は内部ハウジング04の内部に設けられ、内部ハウジング11の頭部から内部ハウジング04の尾部まで延在し、冷却部材02に近接する一端は開放口52を有し、放熱部材03の一部は開放口52を介して収容室53に嵌り込まれ、放熱部材03の、冷却部材02に熱結合される一端は開放口52を介して部分的に収容室53外に露出する。放熱部材03は開放口52を介して部分的に収容室53外に露出于する部分は、第1蓋体04の第1収容溝に嵌り込まれる。
【0110】
好ましくは、本出願の皮膚ケアユニット1は第2装着柱38、第1貫通孔39及び第2装着孔40をさらに含む。第1蓋体04は、第1収容溝内には第2装着柱38が設けられ、第2蓋体08は、第2収容溝内には、第2装着柱38に対応する第1貫通孔39が設けられ、内部ハウジング11は、第2装着柱38に対応する第2装着孔40を有する。
【0111】
第1貫通孔39の直径は第2装着柱38の直径に接近して、且つ第2装着柱38の直径よりわずかに大きい。
【0112】
好ましくは、第2装着柱38は第1蓋体04の第1収容溝内部、第1パネル部48と第1側壁46との遷移位置に設けられ、第1貫通孔39は、第2パネル部49と第2側壁47との遷移位置に設けられることで、内部ハウジング11の収容室の壁に設けられ、開放口52に近接する第2装着孔40と係合する。
【0113】
好ましくは、内部ハウジング11の収容室53内は、開放口52から収容室53の尾部に延在する装着リブ40aを有し、内部ハウジングの外側の、装着リブ40aに対応する位置には、収容室53方向へ凹んだ装着溝40bが設けられ、装着リブ40a及び装着溝40bの存在のため、第2装着孔40の、第2装着柱38に近接する先端は、装着リブ40aの、開放口52に近接する一端に露出し、第2装着孔40の底端は、装着溝40bの、開放口52に近接する一端に露出する。
【0114】
好ましくは、第2装着柱38の、第2装着孔40に近接する端部にはネジ孔が設けられ、第2植込ボルトは第2装着孔40の先端から貫入して、底端から出て、第1貫通孔39を貫通した第2装着柱38の端部のネジ孔に螺着されることで、第1蓋体04を内部ハウジング11に固定する。
【0115】
図21に示すように、本出願の皮膚ケアユニット1は第3装着柱43及び第3装着孔44をさらに含み、第1蓋体04は、第1収容溝内には第3装着柱43が設けられ、第2蓋体08は、第2パネル部49には、第3装着柱43に対応する第3装着孔44が設けられる。第3装着柱43の、第3装着孔44に近接する端部にはネジ孔が設けられ、第3植込ボルトは第3装着孔44から貫入して第3装着柱43の端部のネジ孔に螺着されることで、第2蓋体08を第1蓋体04の第1収容溝内に固定し、クーリング部材01を第1蓋体04の第1収容溝内、第1蓋体04と第2蓋体08との間に固定する。
【0116】
好ましくは、第3装着孔44は第2パネル部49を貫通し、第2蓋体08の第2収容溝に連通し、クーリング部材01の伝導面は第2貫通孔24を介して露出し、冷却部材02に熱結合される。
【0117】
図26は本出願による皮膚ケアユニットの1つの実施例において第2シール部材、第2蓋体の構成模式図である。図26を参照して、本出願の皮膚ケアユニット1は第2シール部材45をさらに含み、第2蓋体08には第2シール部材45が設けられ、当該第2シール部材45は第2蓋体08の、第2パネル部49から第2側壁47への遷移部分の表面に付着され、第2蓋体08に緊密に貼合される。第2蓋体08を第1蓋体04に組み立てる時、第1蓋体04の押出によって、第2シール部材45は変形が生じて、第2蓋体08と第1蓋体04の第1収容溝との間の間隙を塞ぎ、水及び油が第2蓋体08の第2収容溝内に入って、内部回路の安定に影響することを防止する。
【0118】
好ましくは、第2シール部材45の材質はシリコーンゴム、エマルジョンなどの弾性を有する材質であってもよいし、注入用の液体接着剤であってもよい。
【0119】
好ましくは、本実施例において、皮膚ケアユニット1は、第1蓋体04と、少なくとも部分的に第1蓋体04と放熱部材03との間に位置し、放熱部材03に固定される第2蓋体08とをさらに含み、第1蓋体04は第2蓋体08に固定され、クーリング部材01は第1方向で、導冷層07及び冷却部材02を放熱部材03に締め付ける。
【0120】
具体的に、第2蓋体08は第1蓋体04の内側に嵌められ、且つ少なくとも部分的に第1蓋体04と放熱部材03との間に位置し、放熱部材03の第1方向での変位を制限し、ここで、第1方向は、第1蓋体04及び第2蓋体08に同時に垂直する方向である。第2蓋体08には、第1装着孔及び第2装着孔に対応する4つの第1位置決め孔が設けられ、第1蓋体04の内側には4本の位置決め柱04aが設けられ、第1蓋体04の第1装着孔04bは当該4本の位置決め柱04a内に設けられ、装着際、第1蓋体04の4本の位置決め柱は第2蓋体08の第1位置決め孔を貫通して、放熱部材03の第2位置決め孔に当接され、最後、ネジによって固定されることで、第2蓋体08は第1蓋体04と放熱部材03との間に固定され、第1蓋体04に固定されたクーリング部材01は第1蓋体04を貫通して第1蓋体04及び第2蓋体08に同時に垂直する方向で、導冷層07及び冷却部材02を放熱部材03に締め付ける。
【0121】
好ましくは、第2蓋体08には位置制限孔がさらに設けられ、位置制限孔は第1蓋体04の開口に位置して、開口に連通し、冷却部材02の一部は位置制限孔内に設けられ、冷却部材02の縁と位置制限孔の縁との距離は0.5~1ミリメートルであり、放熱部材03の冷却部材02に対応する領域には凹溝が設けられ、凹溝は位置制限孔に対応し、冷却部材02の一部は凹溝に嵌り込まれ、他の部分は位置制限孔内に位置し、位置制限孔の面積と開口の面積との比例は0.8~1.2の間である。
【0122】
具体的に、第2蓋体08は、第1方向には第1蓋体04の開口に対応する1つの位置制限孔が設けられ、皮膚ケアユニット1の装着が完成した後、当該位置制限孔及び第1蓋体04の開口は何れも第1方向に位置して、互いに連通することで、冷却部材02がクーリング部材01に熱結合され、クーリング部材01を降温させる。放熱部材03の第1端には、冷却部材02に対応する凹溝が設けられ、冷却部材02の一部は当該凹溝内に嵌り込まれ、冷却部材02は第2蓋体08の位置制限孔を貫通して導冷層07に接続されることで、クーリング部材01を降温させる。
【0123】
好ましくは、上記皮膚ケアユニットは、放熱部材03の第2端に装着され、放熱効率を向上させる熱伝導ハウジング09をさらに含む。
【0124】
具体的に、放熱部材03の第2端には装着柱が設けられ、装着柱には第3位置決め孔が設けられ、熱伝導ハウジングの一端には第4位置決め孔が設けられ、装着際、第3位置決め孔は第4位置決め孔に対応するように貼合された後、ネジによって熱伝導ハウジングを放熱部材03の第2端の側壁に固定し、装着された熱伝導ハウジングの側壁は放熱部材03の第2端に貼合され、これによって、放熱部材03の熱は熱伝導ハウジングに効率的に伝導され、さらに、皮膚ケアユニット1の放熱効率及び動作の安定性を保証する。
【0125】
好ましくは、上記皮膚ケアユニット1は、パルス発生回路05に装着され、放熱部材03の第2端の一側に位置し、皮膚ケアユニット1を充電するための充電口10をさらに含む。
【0126】
好ましくは、皮膚ケアユニット1は、肌色認識機能を実現するための肌色センサー及び皮膚検出器をさらに含む。皮膚検出器及び肌色センサーは、美容機器が皮膚に接触するかどうかを迅速に認識して、皮膚照度を取得し、取得した情報に基づいて制御回路及び調光回路によって、出力された光線治療、無線周波、微小電流などの美容機能の強度を正確に制御する。使用過程で、強度の不当による接触面の皮膚の不快及び損傷問題を回避し、美容機器の安定性及び異なる肌色に対する適応性を永久に向上させる。
【0127】
矛盾しない状況で、上記技術的解決策、実施例を任意に組み合わせてもよい。
【0128】
好ましくは、本出願の明細書に言及された美容機器、皮膚ケアユニットなどは、何れもクーリング部材を必要とせず、冷却部材のみを保留してもよく、この場合、冷却部材の冷却側は皮膚に直接的に接触してもよい。
【0129】
好ましくは、クーリング部材を必要としない上で、冷却部材の冷却側には、いくつかの媒体層、例えば絶縁層が覆われてもよい。
【0130】
好ましくは、冷却部材02は、一定の圧力で放熱本体とクーリング部材との間に押圧され、第2蓋体08の位置制限孔24によって位置制限されるように装着され、これによって、冷却部材02及び相応的な装着構成の加工コストを省略できる。日常使用で、皮膚ケアユニット1は地面に落ちて、又は衝突しても、構成の安定を保持できる。この程度の衝突による変形のため、冷却部材02が位置制限孔24から弾き出され、位置制限孔24の縁に引っ掛けることがない。従って、日常使用で、皮膚ケアユニット1はよい耐用性を有する。
【0131】
以上は本出願の実施形態のみであるため、本出願の特許範囲を限定していなく、本出願の明細書及び図の内容による等価構成、又は等価フローの変換、或いは他の関連技術分野に直接又は間接に適用されるものは同じように、何れも本出願の特許保護範囲内に該当する。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
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図20
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図22
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図24
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図26
【手続補正書】
【提出日】2023-07-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1開口が設けられた第1蓋体と、
前記第1蓋体に固定されて、皮膚に対して放電する電極と、
前記第1開口に収容されて、皮膚に接触するためのクーリング部材と、
を備えることを特徴とする皮膚ケアユニット。
【請求項2】
前記電極は、前記第1蓋体の一方側に取り付けられ、前記クーリング部材の前記電極から離れた一端には、第1階段面が形成されており、前記第1開口の孔壁における前記電極から離れた一端には、前記第1階段面に整合する第2階段面が形成され、前記第1階段面と前記第2階段面は、互いに当接していることを特徴とする請求項1に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項3】
前記電極は、複数があり、
複数の前記電極は、前記クーリング部材の周りに間隔を空けて配列されるか又は前記クーリング部材の一方側に間隔を空けて配列され、
或いは、前記クーリング部材は、前記複数の電極の周りに設けられることを特徴とする請求項1に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項4】
冷却部材をさらに備え、前記冷却部材は、前記クーリング部材の前記電極から離れる一端に設けられて、前記クーリング部材を降温させるために用いられることを特徴とする請求項1又は2に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項5】
前記クーリング部材と前記冷却部材との間に介在する導冷層をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項6】
前記電極の外表面は、前記クーリング部材の外表面と面一であるか、又は前記クーリング部材の外表面から突出することを特徴とする請求項1~3の何れか一項に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項7】
前記電極の外表面と前記クーリング部材の外表面は、いずれも前記第1蓋体の外表面と面一であるか、又はいずれも前記第1蓋体の外表面から突出することを特徴とする請求項6に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項8】
放熱部材をさらに備え、前記放熱部材は、互いに連接している第2蓋体及び放熱本体を含み、
前記第2蓋体は、前記第1蓋体と前記放熱本体との間に位置し、
前記第1蓋体と前記第2蓋体は、互いに固定され、
前記第2蓋体には、前記第1開口に対向し且つ前記第1開口と連通する位置制限孔が開設されており、前記冷却部材は、前記位置制限孔の中に部分的に収容されていることを特徴とする請求項4に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項9】
前記放熱本体の一端には、接触部が形成されており、
前記接触部は、前記位置制限孔の中に部分的に収容され、且つ前記冷却部材の前記クーリング部材から離反する側に貼り合わされており、
前記放熱本体の他端は、前記冷却部材から離れるように伸びていることを特徴とする請求項8に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項10】
前記放熱本体の一方側には、回避溝が設けられており、前記回避溝内には、ヒートパイプが設けられ、前記ヒートパイプの内部には、液体が充填されていることを特徴とする請求項9に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項11】
前記ヒートパイプの一端は折り曲げられており、且つ前記放熱本体の接触部の背面に当接され、前記ヒートパイプの他端は前記放熱本体の末端まで延びていることを特徴とする請求項10に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項12】
前記放熱本体の接触部が形成された一端には、装着タブがさらに設けられ、前記装着タブには、第1装着孔が設けられ、
前記第2蓋体の前記放熱本体に向かう側には、第1装着柱が設けられ、前記第1装着柱内には、ネジ孔が設けられ、
前記装着タブと前記第1装着柱は、第1ネジボルトを介してねじ山接続されていることを特徴とする請求項9に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項13】
前記第1蓋体には、第1収容溝が形成されており、前記第2蓋体は、前記第1収容溝の中に嵌り込まれ、前記クーリング部材は、前記第1蓋体と前記第2蓋体との間に介在していることを特徴とする請求項8に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項14】
前記第1蓋体は、第1パネル部と、前記第1パネル部の周縁部と連接する第1側壁とを含み、前記第1パネル部は、前記第1側壁と共同で前記第1収容溝を形成し、前記第1蓋体は、前記第1収容溝内に第3装着柱を設け、前記第3装着柱内には、ねじ孔が設けられており、
前記第2蓋体は、第2パネル部を含み、前記第2パネル部には、前記第3装着柱に対応する第3装着孔が設けられ、
前記第1蓋体と前記第2蓋体は、第3ネジボルトを介して前記第3装着柱及び前記第3装着孔のネジと螺合接続され、
前記クーリング部材は、前記第1パネル部と前記第2パネル部との間に介在していることを特徴とする請求項13に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項15】
前記第1階段面と前記第2階段面との間には、第1シール部材が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項16】
前記第2蓋体は、前記第2パネル部の周縁部と連接する第2側壁をさらに含み、前記第1側壁は、前記第2側壁と当接し、前記第1側壁と前記第2側壁との間には、第2シール部材が設けられていることを特徴とする請求項14に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項17】
前記クーリング部材の前記電極から離反する側に位置する光線療法用ランプパネルをさらに備え、前記光線療法用ランプパネルには、複数の光線療法用ランプが設けられており、前記光線療法用ランプは、前記クーリング部材の外側に光を放射することを特徴とする請求項4に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項18】
前記第1蓋体と前記光線療法用ランプパネルとの間に設けられた光透過板をさらに備え、前記光透過板には、前記複数の光線療法用ランプに対応して複数の光透過部が設けられ、前記電極、前記光透過板及び前記光線療法用ランプパネルは、互いに固定接続されていることを特徴とする請求項17に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項19】
前記皮膚ケアユニットは、装着板をさらに備え、前記装着板は、前記回避溝の開口側に位置し且つ前記皮膚ケアユニットの尾部に延び、前記装着板には、回路基板が装着され、
或いは、前記皮膚ケアユニットは、回路基板を備え、前記回路基板は、前記回避溝の開口側に設けられ且つ前記皮膚ケアユニットの尾部に延びることを特徴とする請求項10に記載の皮膚ケアユニット。
【請求項20】
操作ヘッドを備える皮膚ケアユニットであって、
前記操作ヘッドは、皮膚に対して放電するための電極と、
前記電極が皮膚に対して放電する時に皮膚を冷却させるためのクーリング部材と、を含むことを特徴とする皮膚ケアユニット。
【国際調査報告】