(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-01-18
(54)【発明の名称】UE能力情報処理方法、装置、機器、及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04W 8/22 20090101AFI20240111BHJP
H04W 76/27 20180101ALI20240111BHJP
H04W 72/0457 20230101ALI20240111BHJP
H04W 16/32 20090101ALI20240111BHJP
【FI】
H04W8/22
H04W76/27
H04W72/0457 110
H04W16/32
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023541836
(86)(22)【出願日】2022-01-06
(85)【翻訳文提出日】2023-09-04
(86)【国際出願番号】 CN2022070514
(87)【国際公開番号】W WO2022148398
(87)【国際公開日】2022-07-14
(31)【優先権主張番号】202110024367.7
(32)【優先日】2021-01-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】510065207
【氏名又は名称】大唐移▲動▼通信▲設▼▲備▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】DATANG MOBILE COMMUNICATIONS EQUIPMENT CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】1/F, Building 1, No.5 Shangdi East Road, Haidian District,Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ 不方
(72)【発明者】
【氏名】▲許▼ 萌
(72)【発明者】
【氏名】梁 靖
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067EE02
5K067EE10
5K067JJ14
(57)【要約】
本開示は、ネットワーク側機器に第1の能力情報を報告することであって、第1の能力情報は、SCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報であること(101)と、ネットワーク側機器によって発信された第1の設定情報を受信することであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものである(102)ことと、SCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行する(103)ことと、を含むUE能力情報処理方法、装置、機器及び記憶媒体を提供する。マルチ接続シーンにおけるSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を明確にすることにより、ネットワーク側は、SCG非アクティブ化状態に関する操作又は設定を行う場合、対応するUE能力に基づいて、対応する操作又は設定を行うことができるかどうか、又はどのように対応する操作又は設定を実現するかを決定することができ、従って、SCG側にデータの伝送がない場合には、省エネを実現するためにSCGをサスペンドし、そして、必要がある場合にSCGを素早くアクティブ化して通常のデータ伝送を行うことができることが確保される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワーク側機器に第1の能力情報を報告することであって、第1の能力情報は、セカンダリーセルグループSCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報であることと、
ネットワーク側機器によって発信された第1の設定情報を受信することであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものであることと、
SCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行することと、を含むことを特徴とする端末UE能力情報処理方法。
【請求項2】
ネットワーク側機器に第1の能力情報を報告する前に、ネットワーク側機器によって発信された能力要求メッセージを取得することを更に含み、前記能力要求メッセージは、UEが第1の能力情報を報告するように指示するための第1の指示情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項3】
前記第1の能力情報は、
UEがSCG非アクティブ化状態に関連する能力をサポートするか否かと、
UEがSCG状態変換に関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、チャンネル状態情報参照信号CSI-RS測定及び報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、無線リソース管理RRM測定及び報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、無線リンクモニタリングRLM測定及び無線リンク障害RLF報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、ビーム管理を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、サウンディング参照信号SRSの伝送を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、アップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、再設定を行う能力をサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項4】
前記第1の能力情報は、
UEがサポートする周波数帯域と、
UEがサポートする周波数帯域グループと、
UEがサポートするデュプレックスモードと、
UEがサポートする伝送周波数範囲と、
UEがサポートする無線アクセスネットワークタイプと、
UEがサポートするマルチ接続ネットワークアーキテクチャタイプと、
UEがサポートするマスター基地局MNの無線アクセスネットワークタイプと、
UEがサポートするセカンダリ基地局SNの無線アクセスネットワークタイプと、のうちの少なくとも1つにより区別されることを特徴とする請求項3に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項5】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCG状態変換に関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEがメディアアクセス制御の制御エレメントMAC CEによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEが下り制御情報DCIによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEが無線リソース制御RRCによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEがタイマーによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項3に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項6】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にCSI-RS測定及び報告を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にMN側によりCSI-RS測定結果を周期的に報告することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にMN側によりCSI-RS測定結果を半永続的に報告することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にMN側によりCSI-RS測定結果を非周期的に報告することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に予め設定されたSCGリソースによりCSI-RS測定結果を報告することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項3に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項7】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にRRM測定及び報告を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRRM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にリラックスしたRRM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCG側に設定された測定設定に基づいてRRM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCG側に設定された測定設定に基づいてリラックスしたRRM測定を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項3に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項8】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定及びRLF報告を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRLF報告を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定及びRLF報告を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項3に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項9】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にビーム管理を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にプライマリーセカンダリーセルPSCellビーム測定及び報告を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellビーム失敗検出を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellビーム失敗回復を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGセカンダリーセルビーム測定及び報告を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGセカンダリーセルビーム失敗検出を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGセカンダリーセルビーム失敗回復を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項3に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項10】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にSRS伝送を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSRS伝送を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にリラックスしたSRS伝送を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項3に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項11】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に一時的なアップリンクタイミングアドバンスタイマーを実行することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項3に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項12】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つの、SCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEがSCGを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがSCGを再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEが条件付きでPSCellを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPSCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEが条件付きでPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがRRC接続を回復する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがプライマリーセルPCellを切り替える時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項3に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項13】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合に再設定を行う能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にセカンダリーセルSCellを追加することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCellをリリースすることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCellを再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellを変更することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellを同期再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に条件付きでPSCellを変更することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGをリリースすることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGを再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPCellを切り替えることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPCellを同期再設定することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項3に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項14】
前記したSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行することは、
SCGを非アクティブ化状態に設定することと、
SCGの状態変換を設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にCSI-RS測定及び報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にRRM測定及び報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定及びRLF報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にビーム管理に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にSRS伝送に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する設定を行うことと、
SCGを非アクティブ化状態に直接設定するための設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に再設定に関連する設定を行うことと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項1に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項15】
前記したSCGの状態変換を設定することに関連する設定は、
SCGの状態をアクティブ化状態から非アクティブ化状態に変換するように設定することと、
SCGの状態を非アクティブ化状態からアクティブ化状態に変換するように設定することと、のうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記第1の設定情報は、MAC CEと、DCIと、RRCと、のうちの少なくとも1つに含まれることを特徴とする
請求項14に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項16】
前記したSCGの状態変換を設定することに関連する設定は、
第1のタイマーを起動し、SCGの状態を非アクティブ化状態からアクティブ化状態に変換するように設定すること、又は、
第2タイマーを起動し、SCGの状態をアクティブ化状態から非アクティブ化状態に変換するように設定すること、を含むことを特徴とする
請求項14に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項17】
前記したSCGが非アクティブ化状態である場合にCSI-RS測定及び報告に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、MN側によりCSI-RS測定結果を周期的に報告することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、MN側によりCSI-RS測定結果を半永続的に報告することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、MN側によりCSI-RS測定結果を非周期的に報告することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、予め設定されたSCGリソースによりCSI-RS測定結果を報告することと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項14に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項18】
前記したSCGが非アクティブ化状態である場合にRRM測定及び報告に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、RRM測定及び報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、リラックスしたRRM測定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCG側に設定された測定設定に基づいてRRM測定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCG側に設定された測定設定に基づいてリラックスしたRRM測定を行うことと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項14に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項19】
前記したSCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定及びRLF報告に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、RLM測定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、RLF報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、RLM測定及びRLF報告を行うことと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項14に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項20】
前記したSCGが非アクティブ化状態である場合にビーム管理に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellビーム測定及び報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellビーム失敗検出を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellビーム失敗回復を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCGセカンダリーセルビーム測定及び報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCGセカンダリーセルビーム失敗検出を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCGセカンダリーセルビーム失敗回復を行うことと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項14に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項21】
前記したSCGが非アクティブ化状態である場合にSRS伝送に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SRS伝送を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、リラックスしたSRS伝送を行うことと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項14に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項22】
前記したSCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、アップリンクタイミングアドバンス量を維持することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、一時的なアップリンクタイミングアドバンスタイマーを実行することと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項14に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項23】
前記したSCGを非アクティブ化状態に直接設定するための設定を行うことは、
SCGを追加する時に追加されるSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
SCGを再設定する時に再設定されるSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
条件付きでPSCellを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PSCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
条件付きでPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
RRC接続を回復する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PCellを切り替える時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項14に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項24】
前記したSCGが非アクティブ化状態である場合に再設定に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCellを追加することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCellをリリースすることと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCellを再設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellを変更することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellを同期再設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、条件付きでPSCellを変更することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCGをリリースすることと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellを再設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PCellを切り替えることと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PCellを同期再設定する、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項14に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項25】
UEによって報告された第1の能力情報を取得することであって、第1の能力情報は、セカンダリーセルグループSCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報であることと、
第1の設定情報をUEに発信することであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものであることと、を含むことを特徴とする端末UE能力情報処理方法。
【請求項26】
UEによって報告された第1の能力情報を取得する前に、
能力要求メッセージをUEに発信することをさらに含み、前記能力要求メッセージは、UEが第1の能力情報を報告するように指示するための第1の指示情報を含むことを特徴とする
請求項25に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項27】
コンピュータプログラムを記憶するためのメモリと、前記プロセッサの制御下でデータを送受信するための送受信機と、前記メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、
ネットワーク側機器に第1の能力情報を報告することであって、第1の能力情報は、セカンダリーセルグループSCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報であることと、
ネットワーク側機器によって発信された第1の設定情報を受信することであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものであることと、
SCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行することと、を含む操作を実行するためのプロセッサと、を含むことを特徴とする端末UE。
【請求項28】
ネットワーク側機器に第1の能力情報を報告する前に、
ネットワーク側機器によって発信された能力要求メッセージを取得することをさらに含み、前記能力要求メッセージは、UEが第1の能力情報を報告するように指示するための第1の指示情報を含むことを特徴とする
請求項27に記載の端末。
【請求項29】
前記第1の能力情報は、
UEがSCG非アクティブ化状態に関連する能力をサポートするか否かと、
UEがSCG状態変換に関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、チャンネル状態情報参照信号CSI-RS測定及び報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、無線リソース管理RRM測定及び報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、無線リンクモニタリングRLM測定及び無線リンク障害RLF報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、ビーム管理を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、サウンディング参照信号SRSの伝送を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、アップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、再設定を行う能力をサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項27に記載の端末。
【請求項30】
前記第1の能力情報は、
UEがサポートする周波数帯域と、
UEがサポートする周波数帯域グループと、
UEがサポートするデュプレックスモードと、
UEがサポートする伝送周波数範囲と、
UEがサポートする無線アクセスネットワークタイプと、
UEがサポートするマルチ接続ネットワークアーキテクチャタイプと、
UEがサポートするマスター基地局MNの無線アクセスネットワークタイプと、
UEがサポートするセカンダリ基地局SNの無線アクセスネットワークタイプと、のうちの少なくとも1つにより区別されることを特徴とする
請求項29に記載の端末。
【請求項31】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCG状態変換に関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEがメディアアクセス制御の制御エレメントMAC CEによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEが下り制御情報DCIによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEが無線リソース制御RRCによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEがタイマーによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項29に記載の端末。
【請求項32】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にCSI-RS測定及び報告を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にMN側によりCSI-RS測定結果を周期的に報告することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にMN側によりCSI-RS測定結果を半永続的に報告することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にMN側によりCSI-RS測定結果を非周期的に報告することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に予め設定されたSCGリソースによりCSI-RS測定結果を報告することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項29に記載の端末。
【請求項33】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にRRM測定及び報告を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRRM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にリラックスしたRRM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCG側に設定された測定設定に基づいてRRM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCG側に設定された測定設定に基づいてリラックスしたRRM測定を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項29に記載の端末。
【請求項34】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定及びRLF報告を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRLF報告を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定及びRLF報告を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項29に記載の端末。
【請求項35】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にビーム管理を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にプライマリーセカンダリーセルPSCellビーム測定及び報告を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellビーム失敗検出を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellビーム失敗回復を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGセカンダリーセルビーム測定及び報告を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGセカンダリーセルビーム失敗検出を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGセカンダリーセルビーム失敗回復を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項29に記載の端末。
【請求項36】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にSRS伝送を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSRS伝送を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にリラックスしたSRS伝送を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項29に記載の端末。
【請求項37】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に一時的なアップリンクタイミングアドバンスタイマーを実行することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項29に記載の端末。
【請求項38】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つの、SCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEがSCGを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがSCGを再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEが条件付きでPSCellを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPSCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEが条件付きでPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがRRC接続を回復する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPCellを切り替える時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項29に記載の端末。
【請求項39】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合に再設定を行う能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にセカンダリーセルSCellを追加することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCellをリリースすることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCellを再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellを変更することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellを同期再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に条件付きでPSCellを変更することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGをリリースすることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGを再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPCellを切り替えることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPCellを同期再設定することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項29に記載の端末。
【請求項40】
コンピュータプログラムを記憶するためのメモリと、前記プロセッサの制御下でデータを送受信するための送受信機と、前記メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、
UEによって報告された第1の能力情報を取得することであって、第1の能力情報は、セカンダリーセルグループSCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報であることと、
第1の設定情報をUEに発信することであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものであることと、を含む操作を実行するためのプロセッサと、を含むことを特徴とするネットワーク側機器。
【請求項41】
UEによって報告された第1の能力情報を取得する前に、
能力要求メッセージをUEに発信することをさらに含み、前記能力要求メッセージは、UEが第1の能力情報を報告するように指示するための第1の指示情報を含むことを特徴とする
請求項40に記載のネットワーク側機器。
【請求項42】
ネットワーク側機器に第1の能力情報を報告するためのものであって、第1の能力情報は、セカンダリーセルグループSCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報である報告モジュールと、
ネットワーク側機器によって発信された第1の設定情報を受信するためのものであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものである受信モジュールと、
SCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するための実行モジュールと、を含むことを特徴とする端末UE能力情報処理装置。
【請求項43】
ネットワーク側機器によって発信された能力要求メッセージを取得するための第1の取得モジュールをさらに含み、前記能力要求メッセージは、UEが第1の能力情報を報告するように指示するための第1の指示情報を含むことを特徴とする
請求項42に記載のUE能力情報処理装置。
【請求項44】
UEによって報告された第1の能力情報を取得するためのものであって、第1の能力情報は、セカンダリーセルグループSCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報である取得モジュールと、
第1の設定情報をUEに発信するためのものであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものである発信モジュールと、を含むことを特徴とする端末UE能力情報処理装置。
【請求項45】
前記発信モジュールは、能力要求メッセージをUEに発信するためにさらに用いられ、前記能力要求メッセージは、UEが第1の能力情報を報告するように指示するための第1の指示情報を含むことを特徴とする
請求項44に記載のUE能力情報処理装置。
【請求項46】
プロセッサに請求項1から24のいずれか1項に記載の方法又は請求項25から26のいずれか1項に記載の方法を実行させるためのコンピュータプログラムが記憶されていることを特徴とするプロセッサ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
相互参照
本願は、2021年01月08日に提出された、出願番号が202110024367.7であり、発明の名称が「UE能力情報処理方法、装置、機器及び記憶媒体」である中国特許出願の優先権を主張し、その全体が参照により本開示に組み込まれる。
【0002】
本開示は、通信の技術分野に関し、特に、UE能力情報処理方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
NR(New Radio)は、セカンダリーセルグループ(SCG:Secondary Cell Group)非アクティブ化が導入され、ここで、SCG非アクティブ化は、SCGドーマント状態(dormant)、又は、SCGサスペンド、又は、プライマリーセカンダリーセル(PSCell:Primary Secondary Cell)/SCGプライマリーセルサスペンド或いはドーマント状態、又は、PSCell非アクティブ化状態等に等価し、非頻繁で大きなデータストリームに対するためのものであり、比較的大きなデータパッケージの伝送がない場合、又は、SCG側にデータの伝送がない場合に、SCGをサスペンドし、端末/ユーザ機器(UE:User Equipment)及びネットワーク側機器は、SCGのコンテキストを保存するが、いくつかの動作を中止し、例えば、UEはSCG側の物理下り制御チャンネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)に対するリスニングを停止し、UEの電力消費量を節約し、そして、比較的大きなデータストリームのインタラクションがある場合、又は、SCG側にデータの伝送がある場合に、UEのSCGを素早くアクティブ化してデータの伝送を行う。
【0004】
しかしながら、関連技術においてUEがSCG非アクティブ化状態及びSCG非アクティブ化状態に関するUE能力をサポートするか否かは、いまなお不明確であり、マルチ接続シーンにおいて、如何にSCG非アクティブ化状態に関するUE能力に基づいて、ネットワークがUEにSCG非アクティブ化状態を設定すること及びSCG非アクティブ化状態に関する操作を行うことを支援することは、現在早急に解決すべき技術的課題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の実施形態は、従来技術におけるSCG非アクティブ化状態の場合のUE能力がいまなお不明確である技術問題を解決するために、UE能力情報処理方法、装置、機器及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様において、本開示の実施形態は、
ネットワーク側機器に第1の能力情報を報告することであって、第1の能力情報は、セカンダリーセルグループSCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報であることと、
ネットワーク側機器によって発信された第1の設定情報を受信することであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものであることと、
SCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行することと、を含むUE能力情報処理方法を提供する。
【0007】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、ネットワーク側機器に第1の能力情報を報告する前に、ネットワーク側機器によって発信された能力要求メッセージを取得することを更に含み、前記能力要求メッセージは、UEが第1の能力情報を報告するように指示するための第1の指示情報を含む。
【0008】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、前記第1の能力情報は、
UEがSCG非アクティブ化状態に関連する能力をサポートするか否かと、
UEがSCG状態変換に関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、チャンネル状態情報参照信号CSI-RS測定及び報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、無線リソース管理RRM測定及び報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、無線リンクモニタリングRLM測定及び無線リンク障害RLF報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、ビーム管理を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、サウンディング参照信号SRSの伝送を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、アップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、再設定を行う能力をサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0009】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、前記第1の能力情報は、
UEがサポートする周波数帯域と、
UEがサポートする周波数帯域グループと、
UEがサポートするデュプレックスモードと、
UEがサポートする伝送周波数範囲と、
UEがサポートする無線アクセスネットワークタイプと、
UEがサポートするマルチ接続ネットワークアーキテクチャタイプと、
UEがサポートするマスター基地局MNの無線アクセスネットワークタイプと、
UEがサポートするセカンダリ基地局SNの無線アクセスネットワークタイプと、のうちの少なくとも1つにより区別される。
【0010】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCG状態変換に関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEがメディアアクセス制御の制御エレメントMAC CEによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEが下り制御情報DCIによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEが無線リソース制御RRCによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEがタイマーによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0011】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にCSI-RS測定及び報告を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にMN側によりCSI-RS測定結果を周期的に報告することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にMN側によりCSI-RS測定結果を半永続的に報告することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にMN側によりCSI-RS測定結果を非周期的に報告することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に予め設定されたSCGリソースによりCSI-RS測定結果を報告することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0012】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にRRM測定及び報告を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRRM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にリラックスしたRRM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCG側に設定された測定設定に基づいてRRM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCG側に設定された測定設定に基づいてリラックスしたRRM測定を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0013】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定及びRLF報告を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRLF報告を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定及びRLF報告を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0014】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にビーム管理を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にプライマリーセカンダリーセルPSCellビーム測定及び報告を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellビーム失敗検出を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellビーム失敗回復を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGセカンダリーセルビーム測定及び報告を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGセカンダリーセルビーム失敗検出を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGセカンダリーセルビーム失敗回復を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0015】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にSRS伝送を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSRS伝送を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にリラックスしたSRS伝送を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0016】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に一時的なアップリンクタイミングアドバンスタイマーを実行することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0017】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、前記第1の能力情報は、少なくとも1つの、SCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEがSCGを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがSCGを再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEが条件付きでPSCellを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPSCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEが条件付きでPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがRRC接続を回復する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがプライマリーセルPCellを切り替える時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0018】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合に再設定を行う能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にセカンダリーセルSCellを追加することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCellをリリースすることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCellを再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellを変更することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellを同期再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に条件付きでPSCellを変更することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGをリリースすることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGを再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPCellを切り替えることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPCellを同期再設定することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0019】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、前記したSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行することは、
SCGを非アクティブ化状態に設定することと、
SCGの状態変換を設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にCSI-RS測定及び報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にRRM測定及び報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定及びRLF報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にビーム管理に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にSRS伝送に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する設定を行うことと、
SCGを非アクティブ化状態に直接設定するための設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に再設定に関連する設定を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0020】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、前記したSCGの状態変換を設定することに関連する設定は、
SCGの状態をアクティブ化状態から非アクティブ化状態に変換するように設定することと、
SCGの状態を非アクティブ化状態からアクティブ化状態に変換するように設定することと、のうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記第1の設定情報は、MAC CEと、DCIと、RRCと、のうちの少なくとも1つに含まれる。
【0021】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、前記したSCGの状態変換を設定することに関連する設定は、
第1のタイマーを起動し、SCGの状態を非アクティブ化状態からアクティブ化状態に変換するように設定すること、又は、
第2タイマーを起動し、SCGの状態をアクティブ化状態から非アクティブ化状態に変換するように設定すること、を含む。
【0022】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、前記したSCGが非アクティブ化状態である場合にCSI-RS測定及び報告に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、MN側によりCSI-RS測定結果を周期的に報告することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、MN側によりCSI-RS測定結果を半永続的に報告することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、MN側によりCSI-RS測定結果を非周期的に報告することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、予め設定されたSCGリソースによりCSI-RS測定結果を報告することと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0023】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、前記したSCGが非アクティブ化状態である場合にRRM測定及び報告に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、RRM測定及び報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、リラックスしたRRM測定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCG側に設定された測定設定に基づいてRRM測定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCG側に設定された測定設定に基づいてリラックスしたRRM測定を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0024】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、前記したSCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定及びRLF報告に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、RLM測定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、RLF報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、RLM測定及びRLF報告を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0025】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、前記したSCGが非アクティブ化状態である場合にビーム管理に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellビーム測定及び報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellビーム失敗検出を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellビーム失敗回復を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCGセカンダリーセルビーム測定及び報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCGセカンダリーセルビーム失敗検出を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCGセカンダリーセルビーム失敗回復を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0026】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、前記したSCGが非アクティブ化状態である場合にSRS伝送に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SRS伝送を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、リラックスしたSRS伝送を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0027】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、前記したSCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、アップリンクタイミングアドバンス量を維持することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、一時的なアップリンクタイミングアドバンスタイマーを実行することと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0028】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、前記したSCGを非アクティブ化状態に直接設定するための設定を行うことは、
SCGを追加する時に追加されるSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
SCGを再設定する時に再設定されるSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
条件付きでPSCellを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PSCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
条件付きでPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
RRC接続を回復する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PCellを切り替える時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0029】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、前記したSCGが非アクティブ化状態である場合に再設定に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCellを追加することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCellをリリースすることと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCellを再設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellを変更することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellを同期再設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、条件付きでPSCellを変更することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCGをリリースすることと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellを再設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PCellを切り替えることと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PCellを同期再設定する、のうちの少なくとも1つを含む。
【0030】
第2態様において、本開示の実施形態は、
UEによって報告された第1の能力情報を取得することであって、第1の能力情報は、セカンダリーセルグループSCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報であることと、
第1の設定情報をUEに発信することであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものであることと、を含むUE能力情報処理方法を提供する。
【0031】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るUE能力情報処理方法によれば、UEによって報告された第1の能力情報を取得する前に、
能力要求メッセージをUEに発信することを含み、前記能力要求メッセージは、UEが第1の能力情報を報告するように指示するための第1の指示情報を含む。
【0032】
第3態様において、本開示の実施形態は、
コンピュータプログラムを記憶するためのメモリと、前記プロセッサの制御下でデータを送受信するための送受信機と、前記メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、
ネットワーク側機器に第1の能力情報を報告することであって、第1の能力情報は、セカンダリーセルグループSCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報であることと、
ネットワーク側機器によって発信された第1の設定情報を受信することであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものであることと、
SCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行することと、を含む操作を実行するためのプロセッサと、を含む端末UEを提供する。
【0033】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係る端末によれば、ネットワーク側機器に第1の能力情報を報告する前に、
ネットワーク側機器によって発信された能力要求メッセージを取得することをさらに含み、前記能力要求メッセージは、UEが第1の能力情報を報告するように指示するための第1の指示情報を含む。
【0034】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係る端末によれば、前記第1の能力情報は、
UEがSCG非アクティブ化状態に関連する能力をサポートするか否かと、
UEがSCG状態変換に関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、チャンネル状態情報参照信号CSI-RS測定及び報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、無線リソース管理RRM測定及び報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、無線リンクモニタリングRLM測定及び無線リンク障害RLF報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、ビーム管理を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、サウンディング参照信号SRSの伝送を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、アップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、再設定を行う能力をサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0035】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係る端末によれば、前記第1の能力情報は、
UEがサポートする周波数帯域と、
UEがサポートする周波数帯域グループと、
UEがサポートするデュプレックスモードと、
UEがサポートする伝送周波数範囲と、
UEがサポートする無線アクセスネットワークタイプと、
UEがサポートするマルチ接続ネットワークアーキテクチャタイプと、
UEがサポートするマスター基地局MNの無線アクセスネットワークタイプと、
UEがサポートするセカンダリ基地局SNの無線アクセスネットワークタイプと、のうちの少なくとも1つにより区別される。
【0036】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係る端末によれば、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCG状態変換に関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEがメディアアクセス制御の制御エレメントMAC CEによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEが下り制御情報DCIによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEが無線リソース制御RRCによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEがタイマーによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0037】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係る端末によれば、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にCSI-RS測定及び報告を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にMN側によりCSI-RS測定結果を周期的に報告することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にMN側によりCSI-RS測定結果を半永続的に報告することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にMN側によりCSI-RS測定結果を非周期的に報告することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に予め設定されたSCGリソースによりCSI-RS測定結果を報告することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0038】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係る端末によれば、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にRRM測定及び報告を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRRM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にリラックスしたRRM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCG側に設定された測定設定に基づいてRRM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCG側に設定された測定設定に基づいてリラックスしたRRM測定を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0039】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係る端末によれば、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定及びRLF報告を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRLF報告を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定及びRLF報告を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0040】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係る端末によれば、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にビーム管理を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にプライマリーセカンダリーセルPSCellビーム測定及び報告を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellビーム失敗検出を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellビーム失敗回復を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGセカンダリーセルビーム測定及び報告を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGセカンダリーセルビーム失敗検出を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGセカンダリーセルビーム失敗回復を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0041】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係る端末によれば、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にSRS伝送を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSRS伝送を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にリラックスしたSRS伝送を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0042】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係る端末によれば、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に一時的なアップリンクタイミングアドバンスタイマーを実行することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0043】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係る端末によれば、前記第1の能力情報は、少なくとも1つの、SCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEがSCGを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがSCGを再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEが条件付きでPSCellを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPSCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEが条件付きでPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがRRC接続を回復する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPCellを切り替える時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0044】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係る端末によれば、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合に再設定を行う能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にセカンダリーセルSCellを追加することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCellをリリースすることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCellを再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellを変更することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellを同期再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に条件付きでPSCellを変更することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGをリリースすることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGを再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPCellを切り替えることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPCellを同期再設定することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0045】
第4態様において、本開示の実施形態は、
コンピュータプログラムを記憶するためのメモリと、前記プロセッサの制御下でデータを送受信するための送受信機と、前記メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、
UEによって報告された第1の能力情報を取得することであって、第1の能力情報は、セカンダリーセルグループSCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報であることと、
第1の設定情報をUEに発信することであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものであることと、を含む操作を実行するためのプロセッサと、を含むネットワーク側機器を提供する。
【0046】
オプションとして、本開示の1つの実施形態に係るネットワーク側機器によれば、UEによって報告された第1の能力情報を取得する前に、
能力要求メッセージをUEに発信することをさらに含み、前記能力要求メッセージは、UEが第1の能力情報を報告するように指示するための第1の指示情報を含む。
【0047】
第5態様において、本開示の実施形態は、
ネットワーク側機器に第1の能力情報を報告するためのものであって、第1の能力情報は、セカンダリーセルグループSCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報である報告モジュールと、
ネットワーク側機器によって発信された第1の設定情報を受信するためのものであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものである受信モジュールと、
SCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するための実行モジュールと、を含む端末UE能力情報処理装置を提供する。
【0048】
第6態様において、本開示の実施形態は、
UEによって報告された第1の能力情報を取得するためのものであって、第1の能力情報は、セカンダリーセルグループSCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報である取得モジュールと、
第1の設定情報をUEに発信するためのものであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものである発信モジュールと、を含む端末UE能力情報処理装置を提供する。
【0049】
第7態様において、本開示の実施形態は、プロセッサに第1態様又は第2態様に記載の端末UE能力情報処理方法におけるスデップを実行させるためのコンピュータプログラムが記憶されているプロセッサ可読記憶媒体を提供する。
【発明の効果】
【0050】
本開示の実施形態に係るUE能力情報処理方法、装置、機器及び記憶媒体によれば、マルチ接続シーンにおけるSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を明確にすることにより、ネットワーク側は、SCG非アクティブ化状態に関する操作又は設定を行う場合、対応するUE能力に基づいて、対応する操作又は設定を行うことができるかどうか、又はどのように対応する操作又は設定を実現するかを決定することができ、従って、SCG側にデータの伝送がない場合には、省エネを実現するためにSCGをサスペンドし、そして、必要がある場合にSCGを素早くアクティブ化して通常のデータ伝送を行うことができることが確保される。
【図面の簡単な説明】
【0051】
以下、本開示の実施形態又は従来技術における技術案をより明確に説明するために、実施形態又は従来技術の説明に使用する必要がある図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明における図面は本開示のいくつかの実施形態であり、当業者にとって、創造的な労働を行わずに、これらの図面に基づいて他の図面をさらに得ることができる。
【0052】
【
図1】本開示の実施形態に係るUE能力情報処理方法のフロー模式図その1である。
【
図2】本開示の実施形態に係るUE能力情報処理方法のフロー模式図その2である。
【
図3】本開示の実施形態に係る端末の構造の概略図である。
【
図4】本開示の実施形態に係るネットワーク側機器の構造の概略図である。
【
図5】本開示の実施形態に係るUE能力情報処理装置の構造の概略図その1である。
【
図6】本開示の実施形態に係るUE能力情報処理装置の構造の概略図その2である。
【発明を実施するための形態】
【0053】
データ伝送レートを向上させるために、ネットワークは、UEにSCGを設定して負荷分散を行うことができ、UEのデータ伝送レートを向上させることができる。ネットワークがUEにSCGを設定した後に、UEは、SCGプライマリーセル、即ち、PSCellにおいてSNに接続する。ネットワークは、UEのためにSCGにおいてベアラを設定して伝送する。UEは、プライマリーセルグループ(MCG:Master Cell Group)とSCGとの設定情報を同時に維持している。
【0054】
NR R17プロジェクトは、SCG非アクティブ化或いはサスペンド(suspend)或いはドーマント状態(dormant)、又は、PSCell非アクティブ化或いはサスペンド或いはドーマント状態をサポートすることが期待され、非頻繁で大きなデータストリームに対するためのものであり、比較的大きなデータパッケージの伝送がない場合、又は、SCG側にデータの伝送がない場合に、SCGをサスペンドし、UE及びネットワーク側は、SCGのコンテキストを保存するが、いくつかの動作を中止し、例えば、UEはSCG側のPDCCHに対するリスニングを停止し、UEはSCGチャンネルに対するリスニングを行わず、SCG側のデータ伝送などを停止し、UEの電力消費量を節約し、そして、比較的大きなデータストリームのインタラクションがある場合、又は、SCG側にデータの伝送がある場合に、UEのSCGを素早くアクティブ化してデータの伝送を行う。
【0055】
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellは、非アクティブ化状態にあり、及び少なくとも1つのセカンダリーセル(SCell:Secondary Cell)は、非アクティブ化状態であるべきである。
【0056】
無線通信は、UEと基地局との間の正確で効率的なコーディネーション及びインターオペラビリティに依存し、ここでは、UE能力は、基地局とUEとの間のコーディネーションの重要な部分である。UE能力は、セキュリティ能力、位置決め能力、測定能力、物理チャンネル能力、伝送チャンネル能力等を含み、基地局は、UE能力を知ってからUEに対して正確なスケジューリングを行うことができる。UEがある機能をサポートする能力を有すると、基地局は、当該UEに当該機能を設定することができ、UEがある機能をサポートする能力を有さないと、基地局は、当該UEに当該機能を設定することができない。また、UEのメーカー及び仕様が異なっており、能力も同一ではないため、従って、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)が接続を確立した後に、UEは、ネットワーク側がUEの能力パラメータに応じてそれを設定することができるように、ネットワークとの間でそのUE能力情報を対話すべきである。
【0057】
ネットワーク側の関連設定及び操作は、対応するUE能力に基づいて実現され、そうではない場合、問題を招く。R17のマルチ接続に係る検討には、SCG非アクティブ化状態が導入されることが期待され、それにより、SCG側にデータ伝送がない場合に、電力消費量を節約するためにSCGをサスペンドし、そして、必要がある場合に、SCGを素早くアクティブ化して正常なデータ伝送を行うことを実現することが期待される。しかし、SCG非アクティブ化状態に関するUE能力はいまなお不明確であり、従って、マルチ接続シーンにおけるSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を考慮し、ネットワークを支援してマルチ接続シーンにおけるSCG非アクティブ化を設定する。
【0058】
本開示の実施形態の目的、技術的手段、利点をより明確にするために、以下、本開示の実施形態における図面を参照しながら、本開示の実施形態における技術案を明確且つ完全に説明する。明らかに、説明された実施形態は、本開示の一部の実施形態に過ぎず、すべての実施形態ではない。本開示における実施形態に基づいて、当業者が創造的な労働を行うことなく取得した他のすべての実施形態は、本開示の保護の範囲に属する。
【0059】
本開示における「関する」の意味は、「関連する」として理解されてもよく、両者はいずれも互いに関連付けられることを表す。
【0060】
図1は、本開示の実施形態に係るUE能力情報処理方法のフロー模式図その1であり、
図1に示すように、本開示の実施形態は、UE能力情報処理方法を提供し、その実行本体は、端末、例えば、携帯電話等であってもよく、当該方法は、
ネットワーク側機器に第1の能力情報を報告するステップであって、第1の能力情報は、SCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報であるステップ101と、
ネットワーク側機器によって発信された第1の設定情報を受信するステップであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものであるステップ102と、
SCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するステップ103と、を含む。
【0061】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、ネットワーク側機器に第1の能力情報を報告する前に、
ネットワーク側機器によって発信された能力要求メッセージを取得することをさらに含み、前記能力要求メッセージは、UEが第1の能力情報を報告するように指示するための第1の指示情報を含む。
【0062】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、UEは、SCG非アクティブ化状態に関する能力をネットワーク側機器に能動的に報告する。
【0063】
ステップ1において、UEは、初回登録、又は登録エリア更新(TAU)の場合に、上述した実施形態で言及されたSCG非アクティブ化状態に関するUE能力をコアネットワークに報告する。
【0064】
ステップ2において、コアネットワークは、UEによって報告されたSCG非アクティブ化状態に関する能力を対応するUEコンテキストに記憶する。
【0065】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、基地局側がSCG非アクティブ化状態に関する能力を保存していない場合、基地局は、コアネットワーク側からUE能力を取得する。
【0066】
ステップ1において、基地局は、SCG非アクティブ化状態に関するUE能力を要求する指示がベアラされるNGインターフェースメッセージをコアネットワークに送信する。
【0067】
ステップ2において、コアネットワークは、それに保存されたUEコンテキストから、SCG非アクティブ化状態に関するUE能力が記憶されているか否かを問い合わせる。
【0068】
ステップ3aにおいて、コアネットワークはそれにSCG非アクティブ化状態に関するUE能力が保存されていることを問い合わせた場合、コアネットワークは、基地局への応答メッセージにおいて要求されたSCG非アクティブ化状態に関するUE能力をベアラする。
【0069】
ステップ3bにおいて、コアネットワークにはSCG非アクティブ化状態に関するUE能力が保存されていない場合、コアネットワークは、基地局への応答メッセージにおいて、SCG非アクティブ化状態に関するUE能力が記憶されていないことを示す指示をベアラする。
【0070】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、コアネットワークと基地局にはSCG非アクティブ化状態に関するUE能力が保存されていない場合、UEはネットワークとの能力のインタラクションを行う。
【0071】
ステップ1において、基地局はUEに能力要求メッセージを送信し、UEがそのSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を報告するように要求する。
【0072】
ステップ2において、UEが基地局によって送信されたUE能力要求メッセージを受信した時に、UEは、基地局によって要求されたSCG非アクティブ化状態に関するUE能力のレベル、即ち、マルチ無線デュアルコネクティビティ(MR-DC:Multi-Radio Dual Connectivity)レベル、及び/又は、マスター基地局/マスターノード(MN:Master Node)レベル、及び/又は、セカンダリ基地局/セカンダリノード(SN:Secondary Node)レベルに基づいて、それを対応するMR-DCキャパビリティ(UE-MRDC-Capability)、及び/又は、NRキャパビリティ(UE-NR-Capability)、及び/又は、E-UTRAキャパビリティ(UE-E-UTRA-Capability) にカプセル化し、基地局に報告する。
【0073】
ステップ3において、基地局は、UEによって報告されたSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を受信した後に、UE能力を基地局側に対応するUEコンテキストに保存し、選択的に、基地局は、NGインターフェースメッセージによりコアネットワークに伝達して、コアネットワーク側に対応するUEコンテキストに保存する。
【0074】
ステップ4において、SCG非アクティブ化状態に関するUE能力を受信した場合、マスター基地局/マスターノード(MN:Master Node)は、インターフェースメッセージにより対応するMR-DCレベルの能力、及びSNレベルの能力をセカンダリ基地局/セカンダリノード(SN:Secondary Node)側に伝達する。ここで、
EUTRA-NRデュアルコネクティビティ((NG)EN-DC:(NG-RAN)E-UTRA-NR Dual Connectivity)又はNR-NRコネクティビティ(NR-DC:NR-NR Dual Connectivity)である場合、UE-MRDC-Capability及びUE-NR-Capabilityに含まれるUE能力をSN側に伝達し、
NR-EUTRAデュアルコネクティビティ(NE-DC:NR-E-UTRA Dual Connectivity)である場合、UE-MRDC-Capability及びUE-EUTRA-Capabilityに含まれるUE能力をMN側に伝達する。
【0075】
ステップ5において、ネットワークが対応する操作を行う必要がある場合、ネットワークは、UEコンテキストに保存されたUE能力を問い合わせ、UE能力に基づいて対応する設定及び操作を行う。
【0076】
例えば、第1の能力情報はUE1のSCG非アクティブ化状態に関連する能力がSCG状態変換をサポートすると指示すると、ネットワークは、第1の設定情報を発信することにより、UE1がSCG状態変換を行うように指示することができる。第1の能力情報はUE1のSCG非アクティブ化状態に関連する能力がSCG状態変換をサポートしないと指示すると、ネットワークは、第1の設定情報を発信することにより、UE1がSCG状態変換を行うように指示することはしない。
【0077】
また、例えば、第1の能力情報はUE1のSCG非アクティブ化状態に関連する能力がフルデュプレックスモードをサポートすると指示すると、ネットワークは、第1の設定情報を発信することにより、UE1がフルデュプレックスモードでデータ伝送を行うように指示することができる。第1の能力情報はUE1のSCG非アクティブ化状態に関連する能力がハーフデュプレックスモードであると、ネットワークは、第1の設定情報を発信することにより、UE1がハーフデュプレックスモードでデータ伝送を行うように指示することができる。
【0078】
UEの他の能力に基づいて対応する設定及び操作を行う方式は上述した例に類似するため、これ以上贅言しない。
【0079】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、
UEがSCG非アクティブ化状態に関連する能力をサポートするか否かと、
UEがSCG状態変換に関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、チャンネル状態情報参照信号(CSI-RS:Channel State Information-Reference Signal)測定及び報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、無線リソース管理(RRM:radio resource management)測定及び報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、無線リンクモニタリング(RLM:radio link monitoring)測定及び無線リンク障害(RLF:radio link failure)報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、ビーム管理を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、サウンディング参照信号(SRS:Sounding Reference Signal)伝送を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、アップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、再設定を行う能力をサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0080】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、
UEがサポートする周波数帯域と、
UEがサポートする周波数帯域グループと、
UEがサポートするデュプレックスモードと、
UEがサポートする伝送周波数範囲と、
UEがサポートする無線アクセスネットワークタイプと、
UEがサポートするマルチ接続ネットワークアーキテクチャタイプと、
UEがサポートするMNの無線アクセスネットワークタイプと、
UEがサポートするSNの無線アクセスネットワークタイプと、のうちの少なくとも1つにより区別される。
【0081】
具体的に、以上の各実施形態に言及されたSCG非アクティブ化状態に関する能力は、per-UEで設定されたものである。
【0082】
オプションとして、以上のSCG非アクティブ化状態に関するUE能力は、異なる周波数帯域(band)、及び/又は、異なる周波数帯域グループ(band combination)、及び/又は、異なるデュプレックスモード(TDD、FDD)、及び/又は、異なる伝送周波数範囲(FR1、FR2)、及び/又は、異なる無線アクセスネットワークタイプ(NR、EUTRA、及び未来に導入可能な新たな無線アクセスネットワークタイプ)、及び/又は、異なるマルチ接続ネットワークアーキテクチャタイプ(EN-DC、NEEN-DC、NE-DC、NR-DC、及び未来に導入可能な新たな無線アクセスネットワークタイプ)、及び/又は、MNの無線アクセスネットワークタイプ(MNはNR、EUTRA、及び未来に導入可能な新たな無線アクセスネットワークタイプである)、及び/又は、SNの無線アクセスネットワークタイプ(SNはNR、EUTRA、及び未来に導入可能な新たな無線アクセスネットワークタイプ)に区別されることができる。
【0083】
選択的に、以上のSCG非アクティブ化状態に関するUE能力は、MR-DCレベル、及び/又は、MNレベル、及び/又は、SNレベルに設定されることができる。ここで、MR-DCレベルの能力は、UE-MRDC-Capability、及び/又は、UE-NR-Capability、及び/又は、UE-E-UTRA-Capabilityに含まれるものである。
【0084】
つまり、異なる周波数帯域により異なるUE能力を区別することができ、2つのUEがサポートする周波数帯域が異なる場合、この2つのUEのSCG非アクティブ化状態に関連する能力も同一ではない。例えば、UE1がサポートする周波数帯域がband Aである場合、UE1のSCG非アクティブ化状態に関連する能力はSCG状態変換をサポートすることであり、UE2がサポートする周波数帯域がband Bである場合、UE2のSCG非アクティブ化状態に関連する能力はSCG状態変換をサポートしないことである。
【0085】
さらに、異なるデュプレックスモードにより異なるUE能力を区別することができ、2つのUEがサポートするデュプレックスモードが異なる場合、この2つのUEのSCG非アクティブ化状態に関連する能力も同一ではない。例えば、UE1がフルデュプレックスモードをサポートする場合、UE1のSCG非アクティブ化状態に関連する能力は、SCGが非アクティブ化状態である場合に、CSI-RS測定及び報告を行うことをサポートすることであり、UE2がハーフデュプレックスモードをサポートする場合、UE2のSCG非アクティブ化状態に関連する能力は、SCGが非アクティブ化状態である場合に、CSI-RS測定及び報告を行うことをサポートしないことである。
【0086】
さらに、異なるデュプレックスモード及び無線アクセスネットワークタイプにより異なるUE能力を区別することができ、2つのUEがサポートするデュプレックスモード及び無線アクセスネットワークタイプが異なる場合、この2つのUEのSCG非アクティブ化状態に関連する能力も同一ではない。例えば、UE1がフルデュプレックスモードをサポートし且つNRをサポートする場合、UE1のSCG非アクティブ化状態に関連する能力は、SCGが非アクティブ化状態である場合に、CSI-RS測定及び報告を行うことをサポートすることであり、UE2がハーフデュプレックスモードをサポートし且つNRをサポートする場合、UE2のSCG非アクティブ化状態に関連する能力は、SCGが非アクティブ化状態である場合に、CSI-RS測定及び報告を行うことをサポートしないことであり、UE3がフルデュプレックスモードをサポートし且つEUTRAをサポートする場合、UE3のSCG非アクティブ化状態に関連する能力は、SCGが非アクティブ化状態である場合に、SRS伝送を行うことをサポートすることであり、UE4がハーフデュプレックスモードをサポートし且つEUTRAをサポートする場合、UE4のSCG非アクティブ化状態に関連する能力は、SCGが非アクティブ化状態である場合に、SRS伝送を行うことをサポートしないことである。
【0087】
他の条件によりUE能力を区別する方式は上述した例に類似するため、これ以上贅言しない。
【0088】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記UEがSCG非アクティブ化状態に関連する能力をサポートするか否かは、
UEがSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かと、
UEが特定マルチ接続アーキテクチャにおけるSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かと、
UEがEN-DCアーキテクチャにおけるSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かと、
UEがNGEN-DCアーキテクチャにおけるSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かと、
UEがNR-DCアーキテクチャにおけるSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かと、
UEがNE-DCアーキテクチャにおけるSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かと、
UEはマスター基地局MNが特定RATである場合のSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かと、
UEはMNがEUTRAである場合のSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かと、
UEはMNがニューラジオNRである場合のSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かと、
UEはセカンダリ基地局SNが特定RATである場合のSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かと、
UEはSNがEUTRAである場合のSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かと、
UEはSNがNRである場合のSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0089】
具体的に、UEがSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かとは、UEがSCG非アクティブ化状態を設定することをサポートするか否かである。UEがSCG非アクティブ化状態をサポートする場合、必要がある時に、例えば、非頻繁で大きなデータストリームを伝送する場合、比較的大きなデータパッケージの伝送がない時、又は、SCG側にデータ伝送がない時に、ネットワーク側は、SCG非アクティブ化状態を設定して電力消費量を低下させることができ、そうではない場合、ネットワークは、SCGを非アクティブ化状態に設定することができない。
【0090】
UEが特定マルチ接続アーキテクチャにおけるSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かとは、UEが特定のマルチ接続アーキテクチャのみでSCG非アクティブ化を設定することをサポートするか否かである。ここでのマルチ接続アーキテクチャとは、EN-DC、及び/又は、NGEN-DC、及び/又は、NE-DC、及び/又は、NR-DC、及び/又は、未来に導入可能な新たなマルチ接続アーキテクチャである。
【0091】
UEがEN-DCアーキテクチャにおけるSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かとは、EN-DCを設定する時に、UEがSCG非アクティブ化状態を設定することをサポートすることである。
【0092】
UEがNGEN-DCアーキテクチャにおけるSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かとは、NGEN-DCを設定する時に、UEがSCG非アクティブ化状態を設定することをサポートすることである。
【0093】
UEがNR-DCアーキテクチャにおけるSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かとは、NR-DCを設定する時に、UEがSCG非アクティブ化状態を設定することをサポートすることである。
【0094】
UEがNE-DCアーキテクチャにおけるSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かとは、NE-DCを設定する時に、UEがSCG非アクティブ化状態を設定することをサポートすることである。
【0095】
UEはマスター基地局MNが特定RATである時のSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かとは、UEはMNが特定RATである時のみにSCG非アクティブ化状態を設定することをサポートすることである。ここでのRATは、EUTRA、及び/又は、NR、及び/又は、未来に導入可能な新たなRATであってもよい。
【0096】
UEはMNがEUTRAである時のSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かとは、MNがEUTRAである時に、UEがSCG非アクティブ化状態を設定することをサポートすることである。
【0097】
UEはMNがNRである時のSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かとは、MNがNRである時に、UEがSCG非アクティブ化状態を設定することをサポートすることである。
【0098】
UEはセカンダリ基地局SNが特定RATである時のSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かとは、UEはSNが特定RATである時のみにSCG非アクティブ化状態を設定することをサポートすることである。ここでのRATは、EUTRA、及び/又は、NR、及び/又は、未来に導入可能な新たなRATであってもよい。
【0099】
UEはSNがEUTRAである時のSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かとは、SNがEUTRAである時に、UEがSCG非アクティブ化状態を設定することをサポートすることである。
【0100】
UEはSNがNRである時のSCG非アクティブ化状態をサポートするか否かとは、SNがNRである時に、UEがSCG非アクティブ化状態を設定することをサポートすることである。
【0101】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCG状態変換に関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEがMAC CEによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEがDCIによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEがRRCによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEがタイマーによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0102】
具体的に、UEがMAC CEによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かとは、UEがMAC CEによりSCG状態をアクティブ化状態又は非アクティブ化状態に変換することをサポートするか否かである。UEがMAC CEによりSCG状態変換を行うことをサポートする場合、ネットワークは、MAC CE命令を発信することによりSCG状態変換を実現することができる。
【0103】
UEがDCIによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かとは、UEがDCIによりSCG状態をアクティブ化状態又は非アクティブ化状態に変換することをサポートするか否かである。UEがDCIによりSCG状態変換を行うことをサポートする場合、ネットワークは、DCI命令を発信することによりSCG状態変換を実現することができる。
【0104】
UEがRRCによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かとは、UEがRRCシグナリングの方式によりSCG状態をアクティブ化状態又は非アクティブ化状態に変換することをサポートするか否かである。UEがRRCによりSCG状態変換を行うことをサポートする場合、ネットワークは、専用RRCシグナリングを発信することによりSCG状態変換を制御することができる。
【0105】
UEがタイマーによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かとは、UEがタイマーの方式によりSCG状態をアクティブ化状態又は非アクティブ化状態に変換することをサポートするか否かである。UEがタイマーによりSCG状態変換を行うことをサポートする場合、ネットワークは、UEに1つのSCG状態変換タイマーT1を設定して、タイマーT1のオンオフを制御することによりSCG状態変換を実現することができる。例えば、タイマーが設定されてオンされた時にSCGがアクティブ化状態又は非アクティブ化状態に入り、タイマーが設定されず又はオフされ又は満了した時にSCGが非アクティブ化状態又はアクティブ化状態に変換される。
【0106】
なお、SCG非アクティブ化状態に関連するUE能力は、1つ又は複数のSCG状態変換の能力を含んでもよく、1つのSCG状態変換の能力は、1つ又は複数の指示情報に対応してもよい。
【0107】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にCSI-RS測定及び報告を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にMN側によりCSI-RS測定結果を周期的に報告することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にMN側によりCSI-RS測定結果を半永続的に報告することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にMN側によりCSI-RS測定結果を非周期的に報告することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に予め設定されたSCGリソースによりCSI-RS測定結果を報告することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0108】
具体的に、UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にMN側によりCSI-RS測定結果を周期的に報告することをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがMN側によりMN側に設定されたCSI-RS測定結果、及び/又は、SN側に設定されたCSI-RS測定結果を周期的に報告することをサポートするか否かである。
【0109】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にMN側によりCSI-RS測定結果を半永続的に報告することをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがMN側によりMN側に設定されたCSI-RS測定結果、及び/又は、SN側に設定されたCSI-RS測定結果を半永続的に報告することをサポートするか否かである。
【0110】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にMN側によりCSI-RS測定結果を非周期的に報告することをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがMN側によりMN側に設定されたCSI-RS測定結果、及び/又は、SN側に設定されたCSI-RS測定結果を非周期的に報告することをサポートするか否かである。
【0111】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に予め設定されたSCGリソースによりCSI-RS測定結果を報告することをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEが予め設定されたSCGリソースによりCSI-RS測定結果を報告することをサポートするか否かである。UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に予め設定されたSCGリソースによりCSI-RS測定結果を報告することをサポートする場合、SN側は測定結果を報告するためのSCGリソースをUEに予め設定する。
【0112】
なお、SCG非アクティブ化状態に関するUE能力は、1つ又は複数のSCGが非アクティブ化状態である場合にCSI-RS測定及び報告を行うことに関連する能力を含んでもよく、1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にCSI-RS測定及び報告を行うことに関連する能力は、1つ又は複数の指示情報に対応してもよい。
【0113】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にRRM測定及び報告を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRRM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にリラックスしたRRM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCG側に設定された測定設定に基づいてRRM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCG側に設定された測定設定に基づいてリラックスしたRRM測定を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0114】
具体的に、UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRRM測定及び報告を行うことをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがRRM測定及び報告を行うことをサポートするか否かである。
【0115】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にリラックスしたRRM測定を行うことをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがリラックスしたRRM測定をサポートするか否かであり、長周期のRRM測定のみを行うこと、及び/又は、PSCellのみを測定すること、及び/又は、SCellのみを測定すること、及び/又は、inter-RAT測定のみを行うこと、及び/又は、intra-RAT測定のみを行うこと等を含むが、それらに限定されない。
【0116】
リラックスしたRRM測定は、端末がリラックスしたRRM測定基準に従ってRRM測定を行うことであり、測定周期、測定精度、測定セル又はRATタイプ、測定トリガ条件等を含むが、それらに限定されない。
【0117】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCG側に設定された測定設定に基づいてRRM測定及び報告を行うことをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがSCG側に設定された測定設定に基づいてRRM測定及び報告を行うことをサポートするか否かである。
【0118】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCG側に設定された測定設定に基づいてリラックスしたRRM測定を行うことをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがSCG側に設定された測定設定に基づいてリラックスしたRRM測定を行うことをサポートするか否かであり、長周期のRRM測定のみを行うこと、及び/又は、PSCellのみを測定すること、及び/又は、SCellのみを測定すること、及び/又は、inter-RAT測定のみを行うこと、及び/又は、intra-RAT測定のみを行うこと等を含むが、それらに限定されない。
【0119】
なお、SCG非アクティブ化状態に関するUE能力は、1つ又は複数のSCGが非アクティブ化状態である場合にRRM測定及び報告を行うことに関連する能力を含んでもよく、1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にRRM測定及び報告を行うことに関連する能力は、1つ又は複数の指示情報を対応してもよい。
【0120】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定及びRLF報告を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRLF報告を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定及びRLF報告を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0121】
具体的に、UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定を行うことをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがSCG側のRLM測定を行うことをサポートするか否かであり、CSI-RSに基づくLM測定、及び/又は、SSBに基づくRLM測定を含むが、それらに限定されない。
【0122】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRLF報告を行うことをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがRLF報告を行うことをサポートするか否かである。UEがRLF報告を行うことをサポートする前提は、UEがRLM測定を行うことをサポートすることである。
【0123】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定及びRLF報告を行うことをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがSCG側のRLM測定及びRLF報告を行うことをサポートするか否かである。UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定及びRLF報告を行うことをサポートする場合、UEはSCG非アクティブ化状態の場合にRLM測定を行うこと、及びSCG非アクティブ化状態場合にRLF報告を行うことを必ずサポートする。
【0124】
なお、SCG非アクティブ化状態に関するUE能力は、1つ又は複数のSCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定及びRLF報告を行うことに関連する能力を含んでもよく、1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定及びRLF報告を行うことに関連する能力は、1つ又は複数の指示情報に対応してもよい。
【0125】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にビーム管理を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellビーム測定及び報告を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellビーム失敗検出を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellビーム失敗回復を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGセカンダリーセルビーム測定及び報告を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGセカンダリーセルビーム失敗検出を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGセカンダリーセルビーム失敗回復を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0126】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellビーム測定及び報告を行うことをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがPSCellに対するビーム測定及び報告を行うことをサポートするか否かであり、SSBに基づいてPSCellに対してビーム測定及び報告を行うこと、及び/又は、CSI-RSに基づいてPSCellに対してビーム測定及び報告を行うことを含むが、それらに限定されない。
【0127】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellビーム失敗検出を行うことをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがPSCellに対するビーム失敗検出を行うことをサポートするか否かであり、又は当該UE能力とは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがPSCellに対するビーム失敗検出とPSCellに対するビーム測定及び報告を行うことをサポートするか否かである。
【0128】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellビーム失敗回復を行うことをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがPSCellに対するビーム失敗回復を行うことをサポートするか否かであり、又は当該UE能力とは、MR-DCのシーンにおいて、SCG非アクティブ化状態にあるUEがPSCellに対するビーム失敗回復とPSCellに対するビーム失敗検出を行うことをサポートするか否かである。
【0129】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGセカンダリーセルビーム測定及び報告を行うことをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがSCGセカンダリーセルに対するビーム測定及び報告を行うことをサポートするか否かであり、SSBに基づいてSCGセカンダリーセルに対してビーム測定及び報告を行うこと、及び/又は、CSI-RSに基づいてSCGセカンダリーセルに対してビーム測定及び報告を行うことを含むが、それらに限定されない。
【0130】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGセカンダリーセルビーム失敗検出を行うことをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがSCGセカンダリーセルに対するビーム失敗検出を行うことをサポートするか否かであり、又は当該UE能力とは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがSCGセカンダリーセルに対するビーム失敗検出と、SCGセカンダリーセルに対するビーム測定及び報告を行うことをサポートするか否かである。
【0131】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGセカンダリーセルビーム失敗回復を行うことをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがSCGセカンダリーセルに対するビーム失敗回復を行うことをサポートするか否かであり、又は当該UE能力とは、MR-DCのシーンにおいて、SCG非アクティブ化状態にあるUEがSCGセカンダリーセルに対するビーム失敗回復とSCGセカンダリーセルに対するビーム失敗検出を行うことをサポートするか否かである。
【0132】
なお、SCG非アクティブ化状態に関連するUE能力は、1つ又は複数のSCGが非アクティブ化状態である場合にビーム管理を行うことに関連する能力を含んでもよく、1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にビーム管理を行うことに関連する能力は、1つ又は複数の指示情報に対応してもよい。
【0133】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にSRS伝送を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSRS伝送を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にリラックスしたSRS伝送を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0134】
具体的に、UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSRS伝送を行うことをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがアップリンクSRS伝送を行うことをサポートするか否かである。
【0135】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にリラックスしたSRS伝送を行うことをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがリラックスしたSRS伝送、例えば、長周期のSRS伝送等を行うことをサポートするか否かである。
【0136】
なお、SCG非アクティブ化状態に関するUE能力は、1つ又は複数のSCGが非アクティブ化状態である場合にSRS伝送を行うことに関連する能力を含んでもよく、1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にSRS伝送を行うことに関連する能力は、1つ又は複数の指示情報に対応してもよい。
【0137】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に一時的なアップリンクタイミングアドバンスタイマーを実行することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0138】
具体的に、UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEが常にアップリンクタイミングアドバンス(TA:Timing Advance)量を維持することをサポートするか否かである。UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することをサポートする場合、ネットワークは、1つの長期的なTAタイマー(TAT:Timing Advance Timer)をUEに設定し、当該タイマーが実行している期間において、TAが有効であり且つUEは当該TAを維持する。当該タイマーが満了する前又は満了した時に、ネットワークは、新たなTAをUEに再設定し、且つUEはTATタイマーをリスタートして、タイマーが実行する期間において新たなTA量を維持する。
【0139】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に一時的なアップリンクタイミングアドバンスタイマーを実行することをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEが一時的なTATタイマーの実行を維持することをサポートするか否かである。UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に一時的なアップリンクタイミングアドバンスタイマーを実行することをサポートする場合、ネットワークは、1つの一時的なTAタイマー(TAT)をUEに設定し、当該タイマーが実行している期間のみで、TAが有効であり且つUEは当該TAを維持する。当該タイマーがタイムアウトした場合、UEは当該TAを維持しなくなる。
【0140】
ここで、「一時的」とはTAタイマーが更新されないことである。
【0141】
なお、SCG非アクティブ化状態に関するUE能力は、1つ又は複数のSCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する能力を含んでもよく、1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する能力は、1つ又は複数の指示情報に対応してもよい。
【0142】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つの、SCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEがSCGを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがSCGを再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEが条件付きでPSCellを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPSCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEが条件付きでPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがRRC接続を回復する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEが(MCG)プライマリーセル(PCell:Primary Cell)を切り替える時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0143】
具体的に、UEがSCGを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かとは、UEがSCGを追加する時、即ち、PSCell additionの時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かである。
【0144】
UEがSCGを再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かとは、UEがSCGの再設定を行う時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かである。
【0145】
UEが条件付きでPSCellを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かとは、UEが条件付きPSCell additionの時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かである。
【0146】
UEがPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かとは、UEがPSCell changeを行う時、即ち、同期再設定の時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かである。
【0147】
UEがPSCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かとは、UEがPSCell同期再設定を行う時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かである。
【0148】
UEが条件付きでPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かとは、UEが条件付きPSCell changeを行う時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かである。
【0149】
UEがRRCを回復する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かとは、UEがRRCの回復を行う時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かである。
【0150】
UEがPCellを切り替える時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かとは、UEがPCellの切り替えを行う時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かである。ここでのPCellの切り替えは、PSCell changeを伴うPCellの間の切り替え、及び/又は、PSCell changeを伴わないPCellの間の切り替え、及び/又は、SAからNSAへの切り替えを含む。
【0151】
UEがPCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かとは、UEがPCellの同期再設定を行う時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かである。
【0152】
なお、SCG非アクティブ化状態に関するUE能力は、1つ又は複数のSCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力を含んでもよく、1つのSCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力は、1つ又は複数の指示情報に対応してもよい。
【0153】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合に再設定を行う能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCellを追加することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCellをリリースすることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCellを再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellを変更することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellを同期再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に条件付きでPSCellを変更することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGをリリースすることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGを再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPCellを切り替えることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPCellを同期再設定することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0154】
具体的に、UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCellを追加することをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがSCellを追加することをサポートするか否かである。
【0155】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCellをリリースすることをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがSCellをリリースすることをサポートするか否かである。
【0156】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCellを再設定することをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがSCellを再設定するか否かである。
【0157】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellを変更することをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがPSCell changeをサポートするか否かである。
【0158】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellを同期再設定することをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがPSCellを再設定することをサポートするか否かである。
【0159】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に条件付きでPSCellを変更することをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEが条件付きのPSCell changeを行うことをサポートするか否かである。
【0160】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGをリリースすることをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがSCGを直接リリースすることをサポートするか否かである。
【0161】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGを再設定することをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがSCGを再設定することをサポートするか否かである。
【0162】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPCellを切り替えることをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがPCellの切り替えを行うことをサポートするか否かであり、PSCell changeを伴うPCellの間、又は、PSCell changeを伴わないPCellの切り替え、及び、NAS状態からSA状態への切り替えを含む。
【0163】
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPCellを同期再設定することをサポートするか否かとは、SCG非アクティブ化状態にあるUEがPCellの同期再設定を行うことをサポートするか否かである。
【0164】
なお、SCG非アクティブ化状態に関するUE能力は、1つ又は複数のSCGが非アクティブ化状態である場合に再設定を行う能力を含んでもよく、1つのSCGが非アクティブ化状態である場合に再設定を行う能力は、1つ又は複数の指示情報に対応してもよい。
【0165】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行することは、
SCGを非アクティブ化状態に設定することと、
SCGの状態変換を設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にCSI-RS測定及び報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にRRM測定及び報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定及びRLF報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にビーム管理に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にSRS伝送に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する設定を行うことと、
SCGを非アクティブ化状態に直接設定するための設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に再設定に関連する設定を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0166】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGを非アクティブ化状態に設定することは、
SCGを非アクティブ化状態に設定することと、
特定マルチ接続アーキテクチャにおいてSCGを非アクティブ化状態に設定することと、
EN-DCアーキテクチャにおいてSCGを非アクティブ化状態に設定することと、
NGEN-DCアーキテクチャにおいてSCGを非アクティブ化状態に設定することと、
NR-DCアーキテクチャにおいてSCGを非アクティブ化状態に設定することと、
NE-DCアーキテクチャにおいてSCGを非アクティブ化状態に設定することと、
マスター基地局MNが特定RATである時にSCGを非アクティブ化状態に設定することと、
MNがEUTRAである時にSCGを非アクティブ化状態に設定することと、
MNがニューラジオNRである時にSCGを非アクティブ化状態に設定することと、
セカンダリ基地局SNが特定RATである時にSCGを非アクティブ化状態に設定することと、
SNがEUTRAである時にSCGを非アクティブ化状態に設定することと、
SNがNRである時にSCGを非アクティブ化状態に設定することと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0167】
具体的に、SCGを非アクティブ化状態に設定することに関連する設定の具体的なステップは以下の通りである。
【0168】
ステップ1において、ネットワークがSCGを非アクティブ化状態に設定しようとする時に、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されている場合、ネットワークは、UEがSCG非アクティブ化状態に関する能力をサポートするか否かを直接問い合わせ、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、コアネットワークに記憶されているSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を取得するようにコアネットワークに要求し、ネットワーク側及びコアネットワークにはいずれも対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、UEがそのSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を報告するように要求し、当該報告には、少なくともUEがSCG非アクティブ化状態に関するUE能力をサポートするか否かが含まれる。
【0169】
ステップ2において、UEがSCG非アクティブ化状態をサポートする場合、ネットワーク側は、SCGを非アクティブ化状態に設定する命令をUEに送信することができる。
【0170】
及び/又は、
ステップ2aにおいて、UEが特定マルチ接続アーキテクチャにおいてSCG非アクティブ化状態を設定する能力をサポートする場合、対応するマルチ接続アーキテクチャを設定した時、ネットワークは、SCGを非アクティブ化状態に設定する命令をUEに送信することができる。
【0171】
及び/又は、
ステップ2bにおいて、UEがEN-DCアーキテクチャにおいてSCG非アクティブ化状態を設定する能力をサポートする場合、EN-DCを設定した時に、ネットワークは、SCGを非アクティブ化状態に設定する命令をUEに送信することができる。
【0172】
及び/又は、
ステップ2cにおいて、UEがNGEN-DCアーキテクチャにおいてSCG非アクティブ化状態を設定する能力をサポートする場合、NGEN-DCを設定した時に、ネットワークは、SCGを非アクティブ化状態に設定する命令をUEに送信することができる。
【0173】
及び/又は、
ステップ2dにおいて、UEがNE-DCアーキテクチャにおいてSCG非アクティブ化状態を設定する能力をサポートする場合、NE-DCを設定した時に、ネットワークは、SCGを非アクティブ化状態に設定する命令をUEに送信することができる。
【0174】
及び/又は、
ステップ2eにおいて、UEがNR-DCアーキテクチャにおいてSCG非アクティブ化状態を設定する能力をサポートする場合、NR-DCを設定した時に、ネットワークは、SCGを非アクティブ化状態に設定する命令をUEに送信することができる。
【0175】
及び/又は、
ステップ2fにおいて、UEはMNが特定RATである時にSCG非アクティブ化状態を設定する能力をサポートする場合、MNが対応するRATである時に、ネットワークは、SCGを非アクティブ化状態に設定する命令をUEに送信することができる。
【0176】
及び/又は、
ステップ2gにおいて、UEはMNがEUTRAである時にSCG非アクティブ化状態を設定する能力をサポートする場合、MNがEUTRAである時に、ネットワークは、SCGを非アクティブ化状態に設定する命令をUEに送信することができる。
【0177】
及び/又は、
ステップ2hにおいて、UEはMNがNRである時にSCG非アクティブ化状態を設定する能力をサポートする場合、MNがNRである時に、ネットワークは、SCGを非アクティブ化状態に設定する命令をUEに送信することができる。
【0178】
及び/又は、
ステップ2iにおいて、UEはSNが特定RATである時にSCG非アクティブ化状態を設定する能力をサポートする場合、SNが対応するRATである時に、ネットワークは、SCGを非アクティブ化状態に設定する命令をUEに送信することができる。
【0179】
及び/又は、
ステップ2jにおいて、UEはSNがEUTRAである時にSCG非アクティブ化状態を設定する能力をサポートする場合、SNがEUTRAである時に、ネットワークは、SCGを非アクティブ化状態に設定する命令をUEに送信することができる。
【0180】
及び/又は、
ステップ2kにおいて、UEはSNがNRである時にSCG非アクティブ化状態を設定する能力をサポートする場合、SNがNRである時に、ネットワークは、SCGを非アクティブ化状態に設定する命令をUEに送信することができる。
【0181】
ステップ3において、UEは、SCGを非アクティブ化状態に設定する命令を受信した後に、SCGを非アクティブ化状態に設定する。
【0182】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGの状態変換を設定することに関連する設定は、
SCGの状態をアクティブ化状態から非アクティブ化状態に変換するように設定することと、
SCGの状態を非アクティブ化状態からアクティブ化状態に変換するように設定することと、のうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記第1の設定情報は、
メディアアクセス制御の制御エレメントMAC CEと、
下り制御情報DCIと、
無線リソース制御RRCと、のうちの少なくとも1つに含まれる。
【0183】
具体的に、本開示の実施形態は、MAC CE、及び/又は、DCI、及び/又は、RRCシグナリングの方式によりSCG状態変換に関連する設定を行う。具体的なステップは、以下のとおりである。
【0184】
ステップ1において、ネットワーク側はUEにSCGを設定し、且つSCGはアクティブ化状態にある。ネットワークは、SCGを非アクティブ化状態に変換するように設定しようとする時に、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されている場合、ネットワークはUEがサポートするSCG状態変換を行うことに関する能力を直接問い合わせ、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、コアネットワークに記憶されているSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を取得するようにコアネットワークに要求し、ネットワーク側及びコアネットワークにはいずれも対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、UEがそのSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を報告するように要求し、当該報告には、少なくともUEがSCG状態変換に関するUE能力をサポートするか否かが含まれる。
【0185】
ステップ2において、UEがMAC CE、及び/又は、DCI、及び/又は、RRCシグナリングの方式によりSCG状態変換を行うことをサポートする場合、ネットワーク側は、対応するUE能力に従って、対応する操作を行い、
(1)UEがMAC CEの方式によりSCG状態変換を行うことをサポートする場合、ネットワークは、1つのSCGをアクティブ化状態から非アクティブ化状態に変換しようとするMAC CE命令を生成して、UEに送信する。
(2)UEがDCIの方式によりSCG状態変換を行うことをサポートする場合、ネットワークは、1つのSCGをアクティブ化状態から非アクティブ化状態に変換しようとするDCI命令を生成して、UEに送信する。
(3)UEがRRC命令の方式によりSCG状態変換を行うことをサポートする場合、ネットワークは、1つのSCGをアクティブ化状態から非アクティブ化状態に変換しようとするRRC命令を生成して、UEに送信する。
【0186】
ステップ3において、UEがネットワーク側から送信されたMAC CE命令、及び/又は、DCI命令、及び/又は、RRCシグナリングを受信する時、UEは、アクティブ化状態にあるSCGを非アクティブ化状態に変換する。
【0187】
ステップ4において、UEがネットワーク側から送信されたMAC CE命令、及び/又は、DCI命令、及び/又は、RRCシグナリングを受信する時、UEは、非アクティブ化状態にあるSCGをアクティブ化状態に変換する。
【0188】
また、ネットワーク側はUEにSCGを設定し、且つSCGは非アクティブ化状態にある。ネットワークがSCGをアクティブ化状態に変換するように決定する時に、1つのSCGをアクティブ化状態から非アクティブ化状態に変換しようとするMAC CE命令、及び/又は、DCI命令、及び/又は、RRCシグナリングを生成して、UEに送信する状況は上述した状況に類似するため、ここではこれ以上贅言しない。
【0189】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGの状態変換を設定することに関連する設定は、
第1のタイマーを起動し、SCGの状態を非アクティブ化状態からアクティブ化状態に変換するように設定すること、又は、
第2タイマーを起動し、SCGの状態をアクティブ化状態から非アクティブ化状態に変換するように設定すること、を含む。
【0190】
具体的に、本開示の実施形態は、タイマーの方式によりSCG状態変換に関連する設定を行う。具体的なステップは、以下のとおりである。
【0191】
ステップ1において、ネットワーク側はUEにSCGを設定し、且つSCGは非アクティブ化状態にある。ネットワークがSCGをアクティブ化状態に変換するように設定しようとする時に、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されている場合、ネットワークは、UEがSCGアクティブ化状態に関する能力をサポートするか否かを直接問い合わせ、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、コアネットワークに記憶されているSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を取得するようにコアネットワークに要求し、ネットワーク側及びコアネットワークにはいずれも対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、UEがそのSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を報告するように要求し、当該報告には、少なくともUEがSCG状態変換に関するUE能力をサポートするか否かが含まれる。
【0192】
ステップ2において、UEがタイマーの方式によりSCG状態変換を行うことをサポートする場合、ネットワークは、UEに1つの状態変換タイマーT1を設定して、対応する設定情報をUEに送信する。
【0193】
ステップ3aにおいて、UEが状態変換タイマーの設定情報を受信した後に、タイマーT1をオンにして、SCGをアクティブ化状態に変換する。
【0194】
ステップ3bにおいて、SCGにデータの伝送がない時に、UEがタイマーT1をオフにして、SCGを非アクティブ化状態に変換する。
【0195】
ステップ3cにおいて、タイマーT1が満了する時に、UEはSCGを非アクティブ化状態に変換する。
【0196】
ステップ3dにおいて、選択的に、SCG側にデータの伝送がある時且つタイマーが満了する直前に、UEはタイマーをリスタートして、SCGをアクティブ化状態に維持し続ける。
【0197】
また、ネットワーク側はUEにSCGを設定し、且つSCGはアクティブ化状態にある。ネットワークはSCGを非アクティブ化状態に変換するように決定する時に、タイマーを設定することができ、タイマーのオンはSCG非アクティブ化状態の場合に対応し、上述した情況に類似するため、ここではこれ以上贅言しない。
【0198】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である場合にCSI-RS測定及び報告に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、MN側によりCSI-RS測定結果を周期的に報告することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、MN側によりCSI-RS測定結果を半永続的に報告することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、MN側によりCSI-RS測定結果を非周期的に報告することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、予め設定されたSCGリソースによりCSI-RS測定結果を報告することと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0199】
具体的に、UEはSCG非アクティブ化状態の時にCSI-RS測定及び報告に関連する設定を行う。具体的なステップは、以下のとおりである。
【0200】
ステップ1において、ネットワークは、UEがSCG非アクティブ化状態の時にCSI-RS測定及び報告を行うように設定しようとする時に、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されている場合、ネットワークは、UEがSCG非アクティブ化状態の時にCSI-RS測定及び報告を行うことに関する能力をサポートするか否かを直接問い合わせ、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、コアネットワークに記憶されているSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を取得するようにコアネットワークに要求し、ネットワーク側及びコアネットワークにはいずれも対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、UEがそのSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を報告するように要求し、当該報告には、少なくともUEがSCG非アクティブ化状態の時にCSI-RS測定及び報告を行うことに関するUE能力をサポートするか否かが含まれる。
【0201】
ステップ2において、UEがSCG非アクティブ化状態の時にSCG側に予め設定されたリソースによりCSI-RS測定報告を行うことをサポートする場合、ネットワーク側は、SCG非アクティブ化状態の時に測定及び報告のためのSCG側リソースをUEに予め設定する。
【0202】
選択的に、ネットワーク側はSCGを非アクティブ化状態に変換する前に、予約されたSCGリソースをUEに発信し、その後、SCGを非アクティブ化状態に変換して、UEが前に予め設定されたSCGリソースを維持するように指示し、
又は、
選択的に、ネットワーク側はSCGを非アクティブ化状態に変換する時に、SCG状態変換命令において予め設定されたSCGリソースを発信し、
又は、
選択的に、ネットワーク側はまずSCGを非アクティブ化状態に変換して、それから予め設定されたSCGリソースをUEに発信する。
【0203】
ステップ2aにおいて、UEがSCG非アクティブ化状態の時にMN側により、周期的、及び/又は、半永続的、及び/又は、非周期的にCSI-RS測定報告を行い、及び/又は、SCG側に予め設定されたリソースによりCSI-RS測定報告を行うことをサポートする場合、
選択的に、ネットワーク側はSCGを非アクティブ化状態に変換する前に、対応するCSI-RS測定設定をUEに発信し、その後、SCGを非アクティブ化状態に変換して、UEが前のCSI-RS測定設定を維持するように指示し、
又は、
選択的に、ネットワーク側はSCGを非アクティブ化状態に変換する時に、SCG状態変換命令において対応するCSI-RS測定設定を発信し、
又は、
選択的に、ネットワーク側はまずSCGを非アクティブ化状態に変換して、それから対応するCSI-RS測定設定をUEに発信する。
【0204】
なお、ここでのCSI-RS測定設定は、周期的、及び/又は、非周期的、及び/又は、半永続的な設定であり、且つMN側、及び/又は、SN側の設定を同時に含んでもよい。具体的には、対応するUE能力に依存する。
【0205】
ステップ3において、UEはSCG非アクティブ化状態に入った後に、引き続きCSI-RS測定を行い、MN側により周期的又は非周期的又は半永続的にCSI-RS測定報告を行い、及び/又は、予め設定されたSCG側のリソースによりCSI-RS測定報告を行う(どの方式によりCSI-RS測定報告を行うかは、UE能力及びネットワーク設定に依存する)。
【0206】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である場合にRRM測定及び報告に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、RRM測定及び報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、リラックスしたRRM測定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCG側に設定された測定設定に基づいてRRM測定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCG側に設定された測定設定に基づいてリラックスしたRRM測定を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0207】
具体的に、UEはSCG非アクティブ化状態の時にRRM測定及び報告に関連する設定を行う。具体的なステップは、以下のとおりである。
【0208】
ステップ1において、ネットワークはUEがSCG非アクティブ化状態の時にRRM測定及び報告を行うように設定しようとする時に、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されている場合、ネットワークは、UEがSCG非アクティブ化状態の時にRRM測定及び報告を行うことに関する能力をサポートするか否かを直接問い合わせ、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、コアネットワークに記憶されているSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を取得するようにコアネットワークに要求し、ネットワーク側及びコアネットワークにはいずれも対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、UEがそのSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を報告するように要求し、当該報告には、少なくともUEがSCG非アクティブ化状態の時にRRM測定及び報告を行うことに関するUE能力をサポートするか否かが含まれる。
【0209】
ステップ2aにおいて、UEがSCG非アクティブ化状態の時にRRM測定及び報告、及び/又は、リラックスしたRRM測定を行うことをサポートする場合、
選択的に、ネットワーク側はSCGを非アクティブ化状態に変換する前に、対応するRRM測定設定をUEに発信し、その後、SCGを非アクティブ化状態に変換して、UEが前のRRM測定設定を維持するように指示し、
又は、
選択的に、ネットワーク側はSCGを非アクティブ化状態に変換する時に、SCG状態変換命令において対応するRRM測定設定を発信し、
又は、
選択的に、ネットワーク側はまずを非アクティブ化状態に変換して、それから対応するRRM測定設定をUEに発信する。
【0210】
なお、ここでのRRM設定は、MCG側による設定、及び/又は、SCG側による設定を含む。また、ここでのRRM設定は、通常のRRM測定設定、及び/又は、リラックスしたRRM測定設定であってもよく、具体的には、対応するUE能力に依存する。
【0211】
ステップ2bにおいて、UEは、SCG非アクティブ化状態の時に、SCG側に予め設定された測定設定に基づくRRM測定を行うこと、及び/又は、SCG側に予め設定された測定設定に基づくリラックスしたRRM測定を行う場合、
選択的に、ネットワーク側はSCGを非アクティブ化状態に変換する前に、対応するRRM測定設定をUEに発信し、その後、SCG変換を非アクティブ化状態に変換して、UEが前のRRM測定設定を維持するように指示し、
又は、
選択的に、ネットワーク側はSCGを非アクティブ化状態に変換する時に、SCG状態変換命令において対応するRRM測定設定を発信し、
又は、
選択的に、ネットワーク側はまずSCGを非アクティブ化状態に変換して、それから対応するRRM測定設定をUEに発信する。
【0212】
なお、ここでのRRM設定はSCG側に設定された設定であり、通常のRRM測定設定、及び/又は、リラックスしたRRM測定設定であってもよく、具体的には、対応するUE能力に依存する。
【0213】
ステップ3において、UEはSCG非アクティブ化状態に入り、ネットワーク側によって発信されたRRM設定に基づいて引き続きRRM測定及び報告、又は、リラックスしたRRM測定及び報告を行う(どの操作を行うかは、UE能力及びネットワーク配置に依存する)。
【0214】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である時にRLM測定及びRLF報告に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、RLM測定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、RLF報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、RLM測定及びRLF報告を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0215】
具体的に、UEはSCG非アクティブ化状態の時にRLM測定及びRLF報告に関連する設定を行う。具体的なステップは、以下のとおりである。
【0216】
ステップ1において、ネットワークは、UEがSCG非アクティブ化状態の時にRLM測定、及び/又は、RLF報告を行うように設定しようとする時に、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されている場合、ネットワークは、UEがSCG非アクティブ化状態の時にRLM測定及びRLF報告を行うことに関する能力をサポートするか否かを直接問い合わせ、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、コアネットワークに記憶されているSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を取得するようにコアネットワークに要求し、ネットワーク側及びコアネットワークにはいずれも対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、UEがそのSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を報告するように要求し、当該報告には、少なくともUEがSCG非アクティブ化状態の時にRLM測定及びRLF報告を行うことに関する能力をサポートするか否かが含まれる。
【0217】
ステップ2において、UEがSCG非アクティブ化状態の時にRLM測定、及び/又は、RLF報告を行うことをサポートする場合、
選択的に、ネットワーク側はSCGを非アクティブ化状態に変換する前に、RLM測定設定、及び/又は、RLF報告設定をUEに発信し、その後、SCGを非アクティブ化状態に変換して、UEが前のRLM測定設定を維持するように指示し、
又は、
選択的に、ネットワーク側はSCGを非アクティブ化状態に変換する時に、SCG状態変換命令においてRLM測定設定、及び/又は、RLF報告設定を発信し、
又は、
選択的に、ネットワーク側はまずSCGを非アクティブ化状態に変換して、それからRLM測定、及び/又は、RLF報告に関する設定をUEに発信する。
【0218】
なお、ここでの設定はRLM測定設定、及び/又は、RLF報告設定であってもよく、具体的には、対応するUE能力に依存する。
【0219】
ステップ3において、UEはSCG非アクティブ化状態に入り、引き続きRLM測定、及び/又は、RLF報告を行う(どの操作を行うかは、UE能力及びネットワーク配置に依存する)。
【0220】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である場合にビーム管理に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellビーム測定及び報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellビーム失敗検出を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellビーム失敗回復を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCGセカンダリーセルビーム測定及び報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCGセカンダリーセルビーム失敗検出を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCGセカンダリーセルビーム失敗回復を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0221】
具体的に、UEはSCG非アクティブ化状態の時にビーム管理に関連する設定を行う。具体的なステップは、以下のとおりである。
【0222】
ステップ1において、ネットワークがSCG非アクティブ化状態の時にビーム測定及び報告、及び/又は、ビーム失敗検出、及び/又は、ビーム失敗回復を行うように設定しようとする時に、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されている場合、ネットワークは、UEがSCG非アクティブ化状態の時にビーム管理を行うことに関する能力をサポートするか否かを直接問い合わせ、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、コアネットワークに記憶されているSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を取得するようにコアネットワークに要求し、ネットワーク側及びコアネットワークにはいずれも対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、UEがそのSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を報告するように要求し、当該報告には、少なくともUEがSCG非アクティブ化状態の時にビーム管理を行うことに関する能力をサポートするか否かが含まれる。
【0223】
ステップ2において、UEがSCG非アクティブ化状態の時にPSCellビーム測定及び報告、及び/又は、PSCellビーム失敗検出、及び/又は、PSCellビーム失敗回復、及び/又は、SCGセカンダリーセルビーム測定及び報告、及び/又は、SCGセカンダリーセルビーム失敗検出、及び/又は、SCGセカンダリーセルビーム失敗回復を行うことをサポートする場合、
選択的に、ネットワーク側はSCGを非アクティブ化状態に変換する前に、対応するビーム管理に関する設定をUEに発信し、その後、SCGを非アクティブ化状態に変換して、UEが前のビーム管理に関する設定を維持するように指示し、
又は、
選択的に、ネットワーク側はSCGを非アクティブ化状態に変換する時に、SCG状態変換命令において対応するビーム管理に関する設定を発信し、
又は、
選択的に、ネットワーク側はまずSCGを非アクティブ化状態に変換して、それからUEに対応するビーム管理に関する設定を発信する。
【0224】
なお、ここでの設定は、PSCellのビーム測定及び報告設定、及び/又は、PSCellのビーム失敗検出設定、及び/又は、PSCellのビーム失敗回復設定、及び/又は、SCGセカンダリーセルのビーム測定及び報告設定、及び/又は、SCGセカンダリーセルのビーム失敗検出設定、及び/又は、SCGセカンダリーセルのビーム失敗回復設定であってもよく、具体的には、対応するUE能力に依存する。
【0225】
ステップ3において、UEはSCG非アクティブ化状態に入り、受信した設定に従ってPSCellのビーム測定及び報告、及び/又は、PSCellのビーム失敗検出、及び/又は、PSCellのビーム失敗回復、及び/又は、SCGセカンダリーセルのビーム測定及び報告、及び/又は、SCGセカンダリーセルのビーム失敗検出、及び/又は、SCGセカンダリーセルのビーム失敗回復を行う(どの操作を行うかは、UE能力及びネットワーク配置に依存する)。
【0226】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である場合にSRS伝送に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SRS伝送を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、リラックスしたSRS伝送を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0227】
具体的に、UEは、SCG非アクティブ化状態の時にSRS伝送に関連する設定を行う。具体的なステップは、以下のとおりである。
【0228】
ステップ1において、ネットワークは、UEがSCG非アクティブ化状態の時にSRS伝送を行うように設定しようとする時に、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されている場合、ネットワークは、UEがSCG非アクティブ化状態の時にSRS伝送を行うことに関する能力をサポートするか否かを直接問い合わせ、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、コアネットワークに記憶されているSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を取得するようにコアネットワークに要求し、ネットワーク側及びコアネットワークにはいずれも対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、UEがそのSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を報告するように要求し、当該報告には、少なくともUEがSCG非アクティブ化状態の時にSRS伝送を行うことに関する能力をサポートするか否かが含まれる。
【0229】
ステップ2において、UEがSCG非アクティブ化状態の時にSRS伝送、及び/又は、リラックスしたSRS伝送を行うことをサポートする場合、
選択的に、ネットワーク側はSCGを非アクティブ化状態に変換する前に、SRS設定をUEに発信し、その後、SCGを非アクティブ化状態に変換して、UEが前のSRS設定を維持するように指示し、
又は、
選択的に、ネットワーク側はSCGを非アクティブ化状態に変換する時に、SCG状態変換命令においてSRS設定を発信し、
又は、
選択的に、ネットワーク側はまずSCGを非アクティブ化状態に変換して、それからSRS設定をUEに発信する。
【0230】
なお、ここでのSRS設定は、通常のSRS設定、及び/又は、リラックスしたSRS設定であってもよく、具体的には、対応するUE能力に依存する。
【0231】
ステップ3において、UEはSCG非アクティブ化状態に入り、受信したSRS設定に従ってSRS伝送、及び/又は、リラックスしたSRS伝送を行う(どの操作を行うかは、UE能力及びネットワーク配置に依存する)。
【0232】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、アップリンクタイミングアドバンス量を維持することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、一時的なアップリンクタイミングアドバンスタイマーを実行することと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0233】
具体的に、UEはSCG非アクティブ化状態の時にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する設定を実行する。具体的なステップは、以下のとおりである。
【0234】
ステップ1において、ネットワークは、UEがSCG非アクティブ化状態の時にTAを維持するように設定しようとする時に、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されている場合、ネットワークは、UEがSCG非アクティブ化状態の時にTAを維持することに関する能力をサポートするか否かを直接問い合わせ、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、コアネットワークに記憶されているSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を取得するようにコアネットワークに要求し、ネットワーク側及びコアネットワークにはいずれも対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、UEがそのSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を報告するように要求し、当該報告には、少なくともUEがSCG非アクティブ化状態の時にTAを維持することに関する能力をサポートするか否かが含まれる。
【0235】
ステップ2において、UEがSCG非アクティブ化状態の時にアップリンクタイミング(TA)量、及び/又は、一時的なアップリンクタイミングアドバンスタイマーを維持することをサポートする場合、
選択的に、ネットワークはSCGを非アクティブ化状態に変換する前に、長期的、及び/又は、一時的なTATタイマーT2をUEに設定してタイマー設定をUEに発信し、その後、ネットワーク側は、SCGを非アクティブ化状態に変換して、UEが前のTATタイマー設定を維持するように指示し、
又は、
選択的に、ネットワークはSCGを非アクティブ化状態に変換する時に、SCG状態変換命令において長期的、及び/又は、一時的なTATタイマーT2の設定をUEに発信し、
又は、
選択的に、ネットワークはまずSCGを非アクティブ化状態に変換した後に、それから長期的、及び/又は、一時的なTATタイマーT2の設定をUEに発信する。
【0236】
なお、ここでのTATタイマー設定は、一時的なTATタイマー設定(対応するUEがSCG非アクティブ化状態の時に一時的なアップリンクタイミングアドバンスタイマーを維持することをサポートする場合)、及び/又は、長期的なTATタイマー設定(対応するUEがSCG非アクティブ化状態の時にアップリンクタイミング量を維持することをサポートする場合)であってもよく、具体的には、対応するUE能力に依存する。
【0237】
ステップ3において、UEはSCG非アクティブ化状態に入り、TATタイマーT2をオンにし、
(1)ネットワークが一時的なTATタイマーを設定した場合、当該タイマーが実行している期間のみにおいて、TAが有効であり且つUEが当該TA量を維持し、当該一時的なTATタイマーがタイムアウトした場合、UEは当該TA量を維持しなくなり、
(2)ネットワークが長期的なTATタイマーを設定した場合、当該タイマーが実行している期間において、TAが有効であり且つUEが当該TA量を維持し、且つ当該タイマーが満了する前又は満了した時に、ネットワークは新たなTA量をUEに再設定し、且つUEは当該タイマーをリスタートして、タイマーが実行している期間において新たなTA量を維持する。
【0238】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGを非アクティブ化状態に直接設定するための設定を行うことは、
SCGを追加する時に追加されるSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
SCGを再設定する時に再設定されるSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
条件付きでPSCellを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PSCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
条件付きでPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
RRC接続を回復する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PCellを切り替える時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0239】
具体的に、SCG追加(及び/又は、SCGの再設定、及び/又は、条件付きのPSCellの追加、及び/又は、PSCell change、及び/又は、条件付きのPSCell change、及び/又は、RRCの回復、及び/又は、PSCellの同期再設定)の時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定する。具体的なステップは、以下のとおりである。
【0240】
ステップ1において、ネットワークがSCG追加操作を設定しようとする時に、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されている場合、ネットワークは、UEがSCGを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力をサポートするか否かを直接問い合わせ、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、コアネットワークに記憶されているSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を取得するようにコアネットワークに要求し、ネットワーク側及びコアネットワークにはいずれも対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、UEがそのSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を報告するように要求し、当該報告には、少なくともUEがSCGを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力をサポートするか否かが含まれる。
【0241】
ステップ2において、UEがSCGの追加を行う時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力を有する場合、ネットワークは、SCGを追加する時に、SCGを非アクティブ化状態に直接設定するRRC再設定メッセージをUEに送信する。
【0242】
ステップ3において、UEはSCGを非アクティブ化状態に直接設定することが含まれるRRC再設定メッセージを受信した後に、SCGの追加過程を完了させ、SCGを非アクティブ化状態に直接設定する。そうではない場合、UEは、SCGを追加した後に、SCGを非アクティブ化状態に設定する実施形態における操作によりSCGを非アクティブ化状態に変換することしかできない。
【0243】
なお、SCGの追加を例としたが、SCGの再設定、及び/又は、条件付きのPSCellの追加、及び/又は、PSCell change、及び/又は、条件付きのPSCell change、及び/又は、RRCの回復、及び/又は、PSCellの同期再設定のような操作が含まれる他の過程はそれに類似するため、ここではこれ以上贅言しない。
【0244】
具体的に、PCellの同期再設定(及び/又はPCell change)の時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定する。具体的なステップは、以下のとおりである。
【0245】
ステップ1において、ネットワークがPCellの同期再設定を設定しようとする時に、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されている場合、ネットワークは、UEがPCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力をサポートするか否かを直接問い合わせ、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、コアネットワークに記憶されているSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を取得するようにコアネットワークに要求し、ネットワーク側及びコアネットワークにはいずれも対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、UEがそのSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を報告するように要求し、当該報告には、少なくともUEがPCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力をサポートするか否かが含まれる。
【0246】
ステップ2において、UEがPCellの同期再設定を行う時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力を有する場合、ネットワークはPCellの同期再設定を行う時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定するRRC再設定メッセージをUEに送信する。
【0247】
ステップ3において、UEはSCGを非アクティブ化状態に直接設定することが含まれるRRC再設定メッセージを受信した後に、PCellの同期再設定を完了させ、SCGを非アクティブ化状態に直接設定する。そうではない場合、UEは、PCellの同期再設定を行った後に、SCGを非アクティブ化状態に設定する実施形態における操作によりSCGを非アクティブ化状態に変換することしかできない。
【0248】
なお、PCellの同期再設定を例としたが、PCell change操作が含まれる他の過程はそれに類似するため、ここではこれ以上贅言しない。
【0249】
具体的に、RRCの回復の時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定する。具体的なステップは、以下のとおりである。
【0250】
ステップ1において、ネットワークがRRC接続の回復を設定しようとする時に、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されている場合、ネットワークは、UEがRRCの回復の時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力をサポートするか否かを直接問い合わせ、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、コアネットワークに記憶されているSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を取得するようにコアネットワークに要求し、ネットワーク側及びコアネットワークにはいずれも対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、UEがそのSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を報告するように要求し、当該報告には、少なくともUEがRRCの回復の時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力をサポートするか否かが含まれる。
【0251】
ステップ2において、UEがRRCの回復を行う時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力を有する場合、ネットワークはRRCの回復を行う時に、SCGを非アクティブ化状態に直接設定するRRC Resume、又はRRC Connection ResumeメッセージをUEに送信する。
【0252】
ステップ3において、UEはSCGを非アクティブ化状態に直接設定するRRC Resume、又はRRC Connection Resumeが含まれるメッセージを受信した後に、RRCの回復の過程を完了させ、SCGを非アクティブ化状態に直接設定する。そうではない場合、UEはRRCの回復を行った後に、SCGを非アクティブ化状態に設定する実施形態における操作によりSCGを非アクティブ化状態に変換することしかできない。
【0253】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記した、SCGが非アクティブ化状態である場合に再設定に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCellを追加することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCellをリリースすることと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCellを再設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellを変更することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellを同期再設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、条件付きでPSCellを変更することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCGをリリースすることと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellを再設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PCellを切り替えることと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PCellを同期再設定する、のうちの少なくとも1つを含む。
【0254】
具体的に、SCG非アクティブ化状態の時に、SCell追加(及び/又は、SCellリリース、及び/又は、SCell再設定)操作を行う。具体的なステップは、以下のとおりである。
【0255】
ステップ1において、ネットワークはUEにSCGを設定し、且つSCGは非アクティブ化状態にある。ネットワークがSCell追加操作を設定しようとする時に、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されている場合、ネットワークは、UEがSCG非アクティブ化状態の時にSCellを追加する能力をサポートするか否かを直接問い合わせ、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、コアネットワークに記憶されているSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を取得するようにコアネットワークに要求し、ネットワーク側及びコアネットワークにはいずれも対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、UEがそのSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を報告するように要求し、当該報告には、少なくともUEがSCG非アクティブ化状態の時にSCellを追加する能力をサポートするか否かが含まれる。
【0256】
ステップ2において、UEがSCG非アクティブ化状態の時にSCellを追加する能力を有する場合、ネットワークがSCell追加操作を実行し、SCellの追加を完了させる。
【0257】
ステップ2-1において、UEが当該能力を有さない場合、ネットワークはまず、SCGを非アクティブ化状態に設定する実施形態における操作に従って、SCGをアクティブ化状態に変換してから、SCell追加操作を完了させることしかできない。
【0258】
なお、SCellの追加を例としたが、SCellのリリース、及び/又は、SCellの再設定の操作が含まれる過程はそれに類似するため、ここではこれ以上贅言しない。
【0259】
具体的に、SCG非アクティブ化状態の時にPSCellの再設定(及び/又は、PSCell change、及び/又は、条件付きのPSCell change、及び/又は、PSCellの同期再設定、及び/又は、SCGのリリース)の操作を行う。具体的なステップは、以下のとおりである。
【0260】
ステップ1において、ネットワークはUEにSCGを設定し、且つSCGは非アクティブ化状態にある。ネットワークがPSCell再設定操作を設定しようとする時に、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されている場合、ネットワークは、UEがSCG非アクティブ化状態の時にPSCellを再設定する能力をサポートするか否かを直接問い合わせ、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、コアネットワークに記憶されているSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を取得するようにコアネットワークに要求し、ネットワーク側及びコアネットワークにはいずれも対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、UEがそのSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を報告するように要求し、当該報告には、少なくともUEがSCG非アクティブ化状態の時にPSCellを再設定する能力をサポートするか否かが含まれる。
【0261】
ステップ2において、UEがSCG非アクティブ化状態の時にPSCellの再設定を行う能力を有する場合、ネットワークはPSCell再設定操作を実行し、PSCellの再設定を完了させる。
【0262】
ステップ2-1において、UEが当該能力を有さない場合、ネットワークはまず、SCGを非アクティブ化状態に設定する実施形態における操作に従って、SCGをアクティブ化状態に変換してから、PSCell再設定操作を完了させる。
【0263】
なお、PSCell再設定を例として、PSCell change、及び/又は、PSCellの同期再設定、及び/又は、条件付きのPSCell change、及び/又は、SCGのリリースの操作が含まれる他の過程はそれに類似するため、ここではこれ以上贅言しない。
【0264】
具体的に、SCG非アクティブ化状態の時にPCellの切り替え(及び/又はPCellの同期再設定)の操作を行う。具体的なステップは、以下のとおりである。
【0265】
ステップ1において、ネットワークはUEにSCGを設定し、且つSCGは非アクティブ化状態にある。ネットワークがPCellの切り替えを設定しようとする時に、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されている場合、ネットワークは、UEがSCG非アクティブ化状態の時にPCellの切り替えを行う能力をサポートするか否かを直接問い合わせ、ネットワーク側には対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、コアネットワークに記憶されているSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を取得するようにコアネットワークに要求し、ネットワーク側及びコアネットワークにはいずれも対応するUE能力が記憶されていない場合、ネットワークは、UEがそのSCG非アクティブ化状態に関するUE能力を報告するように要求し、当該報告には、少なくともUEがSCG非アクティブ化状態の時にPCellの切り替えを行う能力をサポートするか否かが含まれる。
【0266】
ステップ2において、UEがSCG非アクティブ化状態の時にPCellの切り替えを行う能力を有する場合、ネットワークはPCell切り替えの操作を実行し、PCellの切り替えを完了させる。
【0267】
ステップ2-1において、UEが当該能力を有さない場合、ネットワークはまず、SCGを非アクティブ化状態に設定する実施形態における操作に従って、SCGをアクティブ化状態に変換してから、PCellの切り替えの操作を完了させる。
【0268】
なお、PCellの切り替えを例としたが、PCellの同期再設定が含まれる他の過程はこれに類似するため、ここではこれ以上贅言しない。
【0269】
図2は、本開示の実施形態に係るUE能力情報処理方法のフロー模式図その2であり、
図2に示すように、本開示の実施形態は、UE能力情報処理方法を提供し、その実行本体は、ネットワーク側機器、例えば、基地局、コアネットワーク要素等であってもよい。当該方法は、
UEによって報告された第1の能力情報を取得するステップであって、第1の能力情報は、SCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報であるステップ201と、
第1の設定情報をUEに発信するステップであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものであるステップ202と、を含む。
【0270】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、UEによって報告された第1の能力情報を取得する前に、
能力要求メッセージをUEに発信することを含み、前記能力要求メッセージは、UEが第1の能力情報を報告するように指示するための第1の指示情報を含む。
【0271】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の設定情報は、
SCGを非アクティブ化状態に設定することと、
SCGの状態変換を設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にCSI-RS測定及び報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にRRM測定及び報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定及びRLF報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にビーム管理に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にSRS伝送に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する設定を行うことと、
SCGを非アクティブ化状態に直接設定するための設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に再設定に関連する設定を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0272】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGの状態変換を設定することに関連する設定は、
SCGの状態をアクティブ化状態から非アクティブ化状態に変換するように設定することと、
SCGの状態を非アクティブ化状態からアクティブ化状態に変換するように設定することと、のうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記第1の設定情報は、
メディアアクセス制御の制御エレメントMAC CEと、
下り制御情報DCIと、
無線リソース制御RRCと、のうちの少なくとも1つに含まれる。
【0273】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGの状態変換を設定することに関連する設定は、
第1のタイマーを起動し、SCGの状態を非アクティブ化状態からアクティブ化状態に変換するように設定すること、又は、
第2タイマーを起動し、SCGの状態をアクティブ化状態から非アクティブ化状態に変換するように設定すること、を含む。
【0274】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である場合にCSI-RS測定及び報告に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、MN側によりCSI-RS測定結果を周期的に報告することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、MN側によりCSI-RS測定結果を半永続的に報告することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、MN側によりCSI-RS測定結果を非周期的に報告することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、予め設定されたSCGリソースによりCSI-RS測定結果を報告することと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0275】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記した、SCGが非アクティブ化状態である場合にRRM測定及び報告に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、RRM測定及び報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、リラックスしたRRM測定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCG側に設定された測定設定に基づいてRRM測定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCG側に設定された測定設定に基づいてリラックスしたRRM測定を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0276】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定及びRLF報告に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、RLM測定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、RLF報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、RLM測定及びRLF報告を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0277】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である場合にビーム管理に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellビーム測定及び報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellビーム失敗検出を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellビーム失敗回復を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCGセカンダリーセルビーム測定及び報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCGセカンダリーセルビーム失敗検出を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCGセカンダリーセルビーム失敗回復を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0278】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である場合にSRS伝送に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SRS伝送を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、リラックスしたSRS伝送を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0279】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、アップリンクタイミングアドバンス量を維持することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、一時的なアップリンクタイミングアドバンスタイマーを実行することと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0280】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGを非アクティブ化状態に直接設定するための設定を行うことは、
SCGを追加する時に追加されるSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
SCGを再設定する時に再設定されるSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
条件付きでPSCellを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PSCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
条件付きでPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
RRC接続を回復する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PCellを切り替える時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0281】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である場合に再設定に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCellを追加することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCellをリリースすることと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCellを再設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellを変更することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellを同期再設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、条件付きでPSCellを変更することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、SCGをリリースすることと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PSCellを再設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PCellを切り替えることと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に、PCellを同期再設定する、のうちの少なくとも1つを含む。
【0282】
ここで、本開示の実施形態は、UE能力情報処理方法を提供し、上述した実行本体が端末である実施形態もネットワーク機器側に適用され、且つ同一の技術効果を果たすことができ、ここでは、本実施形態における上述した対応する方法の実施形態と同一である部分及び有益な効果をこれ以上具体的に贅言しない。
【0283】
図3は、本開示の実施形態に係る端末の構造の概略図であり、
図3に示すように、前記端末は、
コンピュータプログラムを記憶するためのメモリ320と、前記プロセッサ310の制御下でデータを送受信するための送受信機300と、前記メモリ320におけるコンピュータプログラムを読み取り、
ネットワーク側機器に第1の能力情報を報告することであって、第1の能力情報は、SCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報であることと、
ネットワーク側機器によって発信された第1の設定情報を受信することであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものであることと、
SCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行することと、を含む操作を実行するためのプロセッサ310と、を含む。
【0284】
具体的に、送受信機300は、プロセッサ310の制御下でデータを受信及び送信するために用いられる。
【0285】
ここで、
図3において、バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されたバスおよびブリッジを含んでもよく、具体的には、プロセッサ310に代表される1つ又は複数のプロセッサ、及びメモリ320に代表されるメモリの様々な回路は、一体にリンクされている。バスアーキテクチャは、また、周辺デバイス、電圧レギュレーター、電力管理回路などの様々な他の回路を一体にリンクすることができ、これらはすべて当分野でよく知られているものであるため、本明細書ではこれらをさらに説明しない。バスインターフェイスはインターフェースを提供する。送受信機300は、複数の素子であってもよく、即ち、送信機および受信機を含み、伝送媒体において他の様々なデバイスと通信するためのユニットを提供する。これらの伝送媒体には、無線チャネル、有線チャネル、光ケーブル等の伝送媒体が含まれる。異なるユーザ機器に対して、ユーザインターフェース330は、必要な機器に外部又は内部で接続可能なインターフェースであってもよく、接続される機器は、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイク、ジョイスティック等を含むが、それらに限定されない。
【0286】
プロセッサ310は、バスアーキテクチャ及び通常の処理を管理し、メモリ320は、プロセッサ310が操作を実行する際に使用されるデータを記憶することができる。
【0287】
選択的に、プロセッサ310は、中央処理装置(CPU)、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field-Programmable Gate Array)、又は複雑なプログラマブルロジックデバイス(CPLD:Complex Programmable Logic Device)であってもよく、プロセッサは、マルチコアアーキテクチャを採用してもよい。
【0288】
プロセッサは、メモリに記憶されているコンピュータプログラムを呼び出することにより、取得した実行可能な命令に従って本開示の実施形態に係るいずれかの前記方法を実行するために用いられる。プロセッサとメモリは物理に分離して配置することもできる。
【0289】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、ネットワーク側機器に第1の能力情報を報告する前に、
ネットワーク側機器によって発信された能力要求メッセージを取得することをさらに含み、前記能力要求メッセージは、UEが第1の能力情報を報告するように指示するための第1の指示情報を含む。
【0290】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、
UEがSCG非アクティブ化状態に関連する能力をサポートするか否かと、
UEがSCG状態変換に関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である時に、CSI-RS測定及び報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である時に、RRM測定及び報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である時に、RLM測定及びRLF報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である時に、ビーム管理を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である時に、サウンディング参照信号SRSの伝送を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である時に、アップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である時に、再設定を行う能力をサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0291】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、
UEがサポートする周波数帯域と、
UEがサポートする周波数帯域グループと、
UEがサポートするデュプレックスモードと、
UEがサポートする伝送周波数範囲と、
UEがサポートする無線アクセスネットワークタイプと、
UEがサポートするマルチ接続ネットワークアーキテクチャタイプと、
UEがサポートするマスター基地局MNの無線アクセスネットワークタイプと、
UEがサポートするセカンダリ基地局SNの無線アクセスネットワークタイプと、のうちの少なくとも1つにより区別される。
【0292】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCG状態変換に関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEがMAC CEによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEがDCIによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEがRRCによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEがタイマーによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0293】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である時にCSI-RS測定及び報告を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にMN側によりCSI-RS測定結果を周期的に報告することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にMN側によりCSI-RS測定結果を半永続的に報告することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にMN側によりCSI-RS測定結果を非周期的に報告することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時に予め設定されたSCGリソースによりCSI-RS測定結果を報告することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0294】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である時にRRM測定及び報告を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にRRM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にリラックスしたRRM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にSCG側に設定された測定設定に基づいてRRM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にSCG側に設定された測定設定に基づいてリラックスしたRRM測定を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0295】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である時にRLM測定及びRLF報告を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にRLM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にRLF報告を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にRLM測定及びRLF報告を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0296】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である時にビーム管理を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にPSCellビーム測定及び報告を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にPSCellビーム失敗検出を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にPSCellビーム失敗回復を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にSCGセカンダリーセルビーム測定及び報告を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にSCGセカンダリーセルビーム失敗検出を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にSCGセカンダリーセルビーム失敗回復を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0297】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である時にSRS伝送を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にSRS伝送を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にリラックスしたSRS伝送を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0298】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である時にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時に一時的なアップリンクタイミングアドバンスタイマーを実行することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0299】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つの、SCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEがSCGを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがSCGを再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEが条件付きでPSCellを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPSCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEが条件付きでPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがRRC接続を回復する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPCellを切り替える時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0300】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である時に再設定を行う能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にSCellを追加することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にSCellをリリースすることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にSCellを再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にPSCellを変更することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にPSCellを同期再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時に条件付きでPSCellを変更することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にSCGをリリースすることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にSCGを再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にPCellを切り替えることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にPCellを同期再設定することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0301】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行することは、
SCGを非アクティブ化状態に設定することと、
SCGの状態変換を設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である時にCSI-RS測定及び報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時にRRM測定及び報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時にRLM測定及びRLF報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時にビーム管理に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時にSRS伝送に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する設定を行うことと、
SCGを非アクティブ化状態に直接設定するための設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に再設定に関連する設定を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0302】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGの状態変換を設定することに関連する設定は、
SCGの状態をアクティブ化状態から非アクティブ化状態に変換するように設定することと、
SCGの状態を非アクティブ化状態からアクティブ化状態に変換するように設定することと、のうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記第1の設定情報は、
メディアアクセス制御の制御エレメントMAC CEと、
下り制御情報DCIと、
無線リソース制御RRCと、のうちの少なくとも1つに含まれる。
【0303】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGの状態変換を設定することに関連する設定は、
第1のタイマーを起動し、SCGの状態を非アクティブ化状態からアクティブ化状態に変換するように設定すること、又は、
第2タイマーを起動し、SCGの状態をアクティブ化状態から非アクティブ化状態に変換するように設定すること、を含む。
【0304】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である時にCSI-RS測定及び報告に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である時に、MN側によりCSI-RS測定結果を周期的に報告することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、MN側によりCSI-RS測定結果を半永続的に報告することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、MN側によりCSI-RS測定結果を非周期的に報告することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、予め設定されたSCGリソースによりCSI-RS測定結果を報告することと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0305】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である時にRRM測定及び報告に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である時に、RRM測定及び報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、リラックスしたRRM測定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCG側に設定された測定設定に基づいてRRM測定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCG側に設定された測定設定に基づいてリラックスしたRRM測定を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0306】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である時にRLM測定及びRLF報告に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である時に、RLM測定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、RLF報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、RLM測定及びRLF報告を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0307】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である時にビーム管理に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PSCellビーム測定及び報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PSCellビーム失敗検出を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PSCellビーム失敗回復を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCGセカンダリーセルビーム測定及び報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCGセカンダリーセルビーム失敗検出を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCGセカンダリーセルビーム失敗回復を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0308】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である時にSRS伝送に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SRS伝送を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、リラックスしたSRS伝送を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0309】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である時にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する設定は、
SCGが非アクティブ化状態である時に、アップリンクタイミングアドバンス量を維持することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、一時的なアップリンクタイミングアドバンスタイマーを実行することと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0310】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGを非アクティブ化状態に直接設定するための設定を行うことは、
SCGを追加する時に追加されるSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
SCGを再設定する時に再設定されるSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
条件付きでPSCellを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PSCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
条件付きでPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
RRC接続を回復する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PCellを切り替える時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0311】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である時に再設定に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCellを追加することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCellをリリースすることと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCellを再設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PSCellを変更することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PSCellを同期再設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、条件付きでPSCellを変更することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCGをリリースすることと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PSCellを再設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PCellを切り替えることと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PCellを同期再設定する、のうちの少なくとも1つを含む。
【0312】
ここで、本開示の実施形態に係る上述した端末は、上述した実行本体が端末である方法の実施形態によって実現されるすべての方法におけるステップを実現し、且つ同一の技術効果を果たすことができ、ここでは、本実施形態における方法の実施形態と同一である部分及び有益な効果をこれ以上具体的に贅言しない。
【0313】
図4は、本開示の実施形態に係るネットワーク側機器の構造の概略図であり、
図4に示すように、前記ネットワーク側機器は、
コンピュータプログラムを記憶するためのメモリ420と、前記プロセッサ410の制御下でデータを送受信するための送受信機400と、前記メモリ420におけるコンピュータプログラムを読み取り、
UEによって報告された第1の能力情報を取得することであって、第1の能力情報は、SCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報であることと、
第1の設定情報をUEに発信することであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものであることと、、を含む操作を実行するためのプロセッサ410と、を含む。
【0314】
具体的に、送受信機400は、プロセッサ410の制御下でデータを受信及び送信するために用いられる。
【0315】
ここで、
図4において、バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されたバスおよびブリッジを含んでもよく、具体的には、プロセッサ410に代表される1つ又は複数のプロセッサ、及びメモリ420に代表されるメモリの様々な回路は、一体にリンクされている。バスアーキテクチャは、また、周辺デバイス、電圧レギュレーター、電力管理回路などの様々な他の回路を一体にリンクすることができ、これらはすべて当分野でよく知られているものであるため、本明細書ではこれらをさらに説明しない。バスインターフェイスはインターフェースを提供する。送受信機400は、複数の素子であってもよく、即ち、送信機および受信機を含み、伝送媒体において他の様々なデバイスと通信するためのユニットを提供する。これらの伝送媒体には、無線チャネル、有線チャネル、光ケーブル等の伝送媒体が含まれる。プロセッサ410は、バスアーキテクチャ及び通常の処理を管理し、メモリ420は、プロセッサ410が操作を実行する際に使用されるデータを記憶することができる。
【0316】
プロセッサ410は、中央処理装置(CPU)、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field-Programmable Gate Array)、又は複雑なプログラマブルロジックデバイス(CPLD:Complex Programmable Logic Device)であってもよく、プロセッサは、マルチコアアーキテクチャを採用してもよい。
【0317】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、UEによって報告された第1の能力情報を取得する前に、
能力要求メッセージをUEに発信することをさらに含み、前記能力要求メッセージは、UEが第1の能力情報を報告するように指示するための第1の指示情報を含む。
【0318】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の設定情報は、
SCGを非アクティブ化状態に設定することと、
SCGの状態変換を設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である時にCSI-RS測定及び報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時にRRM測定及び報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時にRLM測定及びRLF報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時にビーム管理に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時にSRS伝送に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する設定を行うことと、
SCGを非アクティブ化状態に直接設定するための設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に再設定に関連する設定を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0319】
オプションとして、前記したSCGの状態変換を設定することに関連する設定は、
SCGの状態をアクティブ化状態から非アクティブ化状態に変換するように設定することと、
SCGの状態を非アクティブ化状態からアクティブ化状態に変換するように設定することと、のうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記第1の設定情報は、
メディアアクセス制御の制御エレメントMAC CEと、
下り制御情報DCIと、
無線リソース制御RRCと、のうちの少なくとも1つに含まれる。
【0320】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGの状態変換を設定することに関連する設定は、
第1のタイマーを起動し、SCGの状態を非アクティブ化状態からアクティブ化状態に変換するように設定すること、又は、
第2タイマーを起動し、SCGの状態をアクティブ化状態から非アクティブ化状態に変換するように設定すること、を含む。
【0321】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である時にCSI-RS測定及び報告に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である時に、MN側によりCSI-RS測定結果を周期的に報告することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、MN側によりCSI-RS測定結果を半永続的に報告することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、MN側によりCSI-RS測定結果を非周期的に報告することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、予め設定されたSCGリソースによりCSI-RS測定結果を報告することと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0322】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である時にRRM測定及び報告に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である時に、RRM測定及び報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、リラックスしたRRM測定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCG側に設定された測定設定に基づいてRRM測定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCG側に設定された測定設定に基づいてリラックスしたRRM測定を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0323】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である時にRLM測定及びRLF報告に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である時に、RLM測定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、RLF報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、RLM測定及びRLF報告を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0324】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である時にビーム管理に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PSCellビーム測定及び報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PSCellビーム失敗検出を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PSCellビーム失敗回復を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCGセカンダリーセルビーム測定及び報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCGセカンダリーセルビーム失敗検出を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCGセカンダリーセルビーム失敗回復を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0325】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である時にSRS伝送に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SRS伝送を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、リラックスしたSRS伝送を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0326】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である時にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する設定は、
SCGが非アクティブ化状態である時に、アップリンクタイミングアドバンス量を維持することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、一時的なアップリンクタイミングアドバンスタイマーを実行することと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0327】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGを非アクティブ化状態に直接設定するための設定を行うことは、
SCGを追加する時に追加されるSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
SCGを再設定する時に再設定されるSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
条件付きでPSCellを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PSCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
条件付きでPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
RRC接続を回復する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PCellを切り替える時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0328】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である時に再設定に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCellを追加することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCellをリリースすることと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCellを再設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PSCellを変更することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PSCellを同期再設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、条件付きでPSCellを変更することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCGをリリースすることと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PSCellを再設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PCellを切り替えることと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PCellを同期再設定する、のうちの少なくとも1つを含む。
【0329】
ここで、本開示の実施形態に係る上述したネットワーク側機器は、上述した実行本体がネットワーク側機器である方法の実施形態によって実現されるすべての方法におけるステップを実現し、且つ同一の技術効果を果たすことができ、ここでは、本実施形態における方法の実施形態と同一である部分及び有益な効果をこれ以上具体的に贅言しない。
【0330】
図5は、本開示の実施形態に係るUE能力情報処理装置の構造の概略図その1であり、
図5に示すように、当該UE能力情報処理装置は、
ネットワーク側機器に第1の能力情報を報告するためのものであって、第1の能力情報は、SCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報である報告モジュール501と、ネットワーク側機器によって発信された第1の設定情報を受信するためのものであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものである受信モジュール502と、SCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するための実行モジュール503と、を含む。
【0331】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、
ネットワーク側機器によって発信された能力要求メッセージを取得するための第1の取得モジュールをさらに含み、前記能力要求メッセージは、UEが第1の能力情報を報告するように指示するための第1の指示情報を含む。
【0332】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、
UEがSCG非アクティブ化状態に関連する能力をサポートするか否かと、
UEがSCG状態変換に関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である時に、CSI-RS測定及び報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である時に、RRM測定及び報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である時に、RLM測定及びRLF報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である時に、ビーム管理を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である時に、サウンディング参照信号SRSの伝送を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である時に、アップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である時に、再設定を行う能力をサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0333】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、
UEがサポートする周波数帯域と、
UEがサポートする周波数帯域グループと、
UEがサポートするデュプレックスモードと、
UEがサポートする伝送周波数範囲と、
UEがサポートする無線アクセスネットワークタイプと、
UEがサポートするマルチ接続ネットワークアーキテクチャタイプと、
UEがサポートするマスター基地局MNの無線アクセスネットワークタイプと、
UEがサポートするセカンダリ基地局SNの無線アクセスネットワークタイプと、のうちの少なくとも1つにより区別される。
【0334】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCG状態変換に関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEがMAC CEによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEがDCIによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEがRRCによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEがタイマーによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0335】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である時にCSI-RS測定及び報告を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にMN側によりCSI-RS測定結果を周期的に報告することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にMN側によりCSI-RS測定結果を半永続的に報告することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にMN側によりCSI-RS測定結果を非周期的に報告することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時に予め設定されたSCGリソースによりCSI-RS測定結果を報告することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0336】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である時にRRM測定及び報告を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にRRM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にリラックスしたRRM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にSCG側に設定された測定設定に基づいてRRM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にSCG側に設定された測定設定に基づいてリラックスしたRRM測定を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0337】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である時にRLM測定及びRLF報告を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にRLM測定を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にRLF報告を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にRLM測定及びRLF報告を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0338】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である時にビーム管理を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にPSCellビーム測定及び報告を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にPSCellビーム失敗検出を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にPSCellビーム失敗回復を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にSCGセカンダリーセルビーム測定及び報告を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にSCGセカンダリーセルビーム失敗検出を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にSCGセカンダリーセルビーム失敗回復を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0339】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である時にSRS伝送を行うことに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にSRS伝送を行うことをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にリラックスしたSRS伝送を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0340】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である時にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時に一時的なアップリンクタイミングアドバンスタイマーを実行することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0341】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つの、SCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEがSCGを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがSCGを再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEが条件付きでPSCellを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPSCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEが条件付きでPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがRRC接続を回復する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPCellを切り替える時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0342】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である時に再設定を行う能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にSCellを追加することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にSCellをリリースすることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にSCellを再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にPSCellを変更することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にPSCellを同期再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時に条件付きでPSCellを変更することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にSCGをリリースすることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にSCGを再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にPCellを切り替えることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である時にPCellを同期再設定することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0343】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行することは、
SCGを非アクティブ化状態に設定することと、
SCGの状態変換を設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である時にCSI-RS測定及び報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時にRRM測定及び報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時にRLM測定及びRLF報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時にビーム管理に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時にSRS伝送に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する設定を行うことと、
SCGを非アクティブ化状態に直接設定するための設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に再設定に関連する設定を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0344】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGの状態変換を設定することに関連する設定は、
SCGの状態をアクティブ化状態から非アクティブ化状態に変換するように設定することと、
SCGの状態を非アクティブ化状態からアクティブ化状態に変換するように設定することと、のうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記第1の設定情報は、
メディアアクセス制御の制御エレメントMAC CEと、
下り制御情報DCIと、
無線リソース制御RRCと、のうちの少なくとも1つに含まれる。
【0345】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGの状態変換を設定することに関連する設定は、
第1のタイマーを起動し、SCGの状態を非アクティブ化状態からアクティブ化状態に変換するように設定すること、又は、
第2タイマーを起動し、SCGの状態をアクティブ化状態から非アクティブ化状態に変換するように設定すること、を含む。
【0346】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である時にCSI-RS測定及び報告に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である時に、MN側によりCSI-RS測定結果を周期的に報告することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、MN側によりCSI-RS測定結果を半永続的に報告することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、MN側によりCSI-RS測定結果を非周期的に報告することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、予め設定されたSCGリソースによりCSI-RS測定結果を報告することと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0347】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である時にRRM測定及び報告に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である時に、RRM測定及び報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、リラックスしたRRM測定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCG側に設定された測定設定に基づいてRRM測定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCG側に設定された測定設定に基づいてリラックスしたRRM測定を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0348】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である時にRLM測定及びRLF報告に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である時に、RLM測定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、RLF報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、RLM測定及びRLF報告を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0349】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である時にビーム管理に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PSCellビーム測定及び報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PSCellビーム失敗検出を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PSCellビーム失敗回復を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCGセカンダリーセルビーム測定及び報告を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCGセカンダリーセルビーム失敗検出を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCGセカンダリーセルビーム失敗回復を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0350】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である時にSRS伝送に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SRS伝送を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、リラックスしたSRS伝送を行うことと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0351】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である時にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する設定は、
SCGが非アクティブ化状態である時に、アップリンクタイミングアドバンス量を維持することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、一時的なアップリンクタイミングアドバンスタイマーを実行することと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0352】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGを非アクティブ化状態に直接設定するための設定を行うことは、
SCGを追加する時に追加されるSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
SCGを再設定する時に再設定されるSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
条件付きでPSCellを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PSCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
条件付きでPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
RRC接続を回復する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PCellを切り替える時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、
PCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0353】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、前記したSCGが非アクティブ化状態である時に再設定に関連する設定を行うことは、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCellを追加することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCellをリリースすることと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCellを再設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PSCellを変更することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PSCellを同期再設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、条件付きでPSCellを変更することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、SCGをリリースすることと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PSCellを再設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PCellを切り替えることと、
SCGが非アクティブ化状態である時に、PCellを同期再設定する、のうちの少なくとも1つを含む。
【0354】
ここで、本開示の実施形態に係る上述したUE能力情報処理装置は、上述した実行本体が端末である方法の実施形態によって実現されるすべての方法におけるステップを実現し、且つ同一の技術効果を果たすことができ、ここでは、本実施形態における方法の実施形態と同一である部分及び有益な効果をこれ以上具体的に贅言しない。
【0355】
図6は、本開示の実施形態に係るUE能力情報処理装置の構造の概略図その2であり、
図6に示すように、当該UE能力情報処理装置は、
UEによって報告された第1の能力情報を取得するためのものであって、第1の能力情報は、SCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報である取得モジュール601と、第1の設定情報をUEに発信するためのものであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものである発信モジュール602と、を含む。
【0356】
オプションとして、本開示の1つの実施形態において、UEによって報告された第1の能力情報を取得する前に、
能力要求メッセージをUEに発信することを含み、前記能力要求メッセージは、UEが第1の能力情報を報告するように指示するための第1の指示情報を含む。
【0357】
ここで、本開示の実施形態に係る上述したUE能力情報処理装置は、上述した実行本体がネットワーク側機器である方法の実施形態によって実現されるすべての方法におけるステップを実現し、且つ同一の技術効果を果たすことができ、ここでは、本実施形態における方法の実施形態と同一である部分及び有益な効果をこれ以上具体的に贅言しない。
【0358】
なお、本開示の上述した各実施形態においてユニット/モジュールに対する分割は、模式的なものであり、論理的な機能分割に過ぎず、実際の実現では他の分割方式があり得る。また、本開示の各実施形態における各機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合され得るか、又は各ユニットが単独で物理的に存在するか、又は2つ以上のユニットが1つのユニットに統合され得る。上記の統合されたユニットは、ハードウェアの形で実現することができ、ソフトウェア機能ユニットの形で実現することもできる。
【0359】
上記の統合されたユニットは、ソフトウェア機能ユニットの形で実現し、独立した製品として販売又は使用される場合、プロセッサ可読記憶媒体に格納することができる。このような理解に基づいて、本開示の技術案は、その本質、又は先行技術に寄与する部分、又は当該技術手段の全て又は一部が、ソフトウェア製品の形で具体化されてもよい。当該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶されており、本開示の各実施形態に記載の方法のすべて又は一部のステップをコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワークデバイスであってもよい)に実行させるいくつかの指令を含む。前記記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、リードオンリーメモリ(ROM:Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク、又は光ディスクなどの、プログラムコードを格納可能な様々な媒体を含む。
【0360】
オプションとして、本開示の実施形態は、プロセッサ可読記憶媒体をさらに提供し、前記プロセッサ可読記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサに上述した各実施形態によって提供される方法を実行させるために用いられ、前記方法は、
ネットワーク側機器に第1の能力情報を報告することであって、第1の能力情報は、セカンダリーセルグループSCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報であることと、
ネットワーク側機器によって発信された第1の設定情報を受信することであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものであることと、
SCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行することと、を含む。
【0361】
又は、前記方法は、
UEによって報告された第1の能力情報を取得することであって、第1の能力情報は、セカンダリーセルグループSCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報であることと、
第1の設定情報をUEに発信することであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものであることと、を含む。
【0362】
なお、前記プロセッサ可読記憶媒体は、プロセッサがアクセスできる任意の利用可能な媒体又はデータ記憶デバイスであってもよく、磁気メモリ(例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク(MO)等)、光学メモリ(例えば、CD、DVD、BD、HVD等)、半導体メモリ(例えば、ROM、EPROM、EEPROM、不揮発性メモリ(NAND FLASH)、ソリッドステートドライブ(SSD)等を含むが、それらに限定されない。
【0363】
また、なお、本開示の実施形態における「及び/又は」の用語は、関連対象の関連関係を説明し、3種類の関係が存在し得ることを示す。例えば、A及び/又はBは、Aが単独で存在する場合、A及びBが同時に存在する場合、及びBが単独で存在する場合、の3つの場合を指示する。文字「/」は、通常、前後の関連対象が「or」関係であることを表す。
【0364】
本開示の実施形態における「複数の」という用語は、2つ又は2つ以上を指し、他の量はそれに類似するものである。
【0365】
本開示の実施形態によって提供される技術案は、様々なシステム、特に5Gシステムに適用することができる。例えば、適用可能なシステムは、グローバル移動通信(GSM:global system of mobile communication)システム、符号分割多元接続(CDMA:code division multiple access)システム、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標):Wideband Code Division Multiple Access)、汎用パケット無線サービス(GPRS:general packet radio service)システム、ロングタームエボリューション(LTE:long term evolution)システム、LTE周波数分割デュプレックス(FDD:frequency division duplex)システム、LTE時分割デュプレックス(TDD:time division duplex)システム、ロングタームエボリューションアドバンスト(LTE-A:long term evolution advanced)システム、汎用移動システム(UMTS:universal mobile telecommunication system)、ワイマックス(WiMAX:worldwide interoperability for microwave access)システム、5Gニューラジオ(NR:New Radio)システムなどがある。これらの多くのシステムの何れにも、端末デバイスとネットワークデバイスが含まれる。システムには、例えば進化パケットシステム(EPS:Evloved Packet System)、5Gシステム(5GS)などのコアネットワーク部分も含まれ得る。
【0366】
本開示の実施形態に係る端末デバイスは、ユーザに音声及び/又はデータ接続性を提供するデバイス、無線接続機能を有するハンドヘルドデバイス、又は無線モデムに接続された他の処理装置などであってもよい。異なるシステムでは、端末デバイスの名前が異なる場合もあり、例えば、5Gシステムでは、端末デバイスはユーザ装置(UE:User Equipment)と呼ぶことができる。無線端末デバイスは、無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)を介して1つ又は複数のコアネットワーク(CN:Core Network)と通信することができ、無線端末デバイスは、例えば携帯電話(又は「セルラ」電話と呼ぶ)や移動端末デバイスを有するコンピュータのような移動端末デバイスであってもよく、例えば、携帯式、ポケット式、ハンドヘルド式、コンピュータ内蔵、又は車載の移動装置であり、これらは、無線アクセスネットワークと言語及び/又はデータを交換する。例えば、パーソナル通信サービス(PCS:Personal Communication Service)電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP:Session Initiated Protocol)電話、無線ローカルループ(WLL:Wireless Local Loop)局、パーソナルデジタルアシスタント(PDA:Personal Digital Assistant)などのデバイスが挙げられる。無線端末デバイスは、システム、利用者ユニット(subscriber unit)、利用者ステーション(subscriber station)、移動局(mobile station)、移動台(mobile)、リモートステーション(remote station)、アクセスポイント(access point)、リモート端末デバイス(remote terminal)、アクセス端末デバイス(access terminal)、ユーザ端末デバイス(user terminal)、ユーザエージェント(user agent)、ユーザデバイス(user device)と呼ぶこともでき、本開示の実施形態では限定されない。
【0367】
本開示の実施形態に係るネットワークデバイスは、端末にサービスを提供する複数のセルを含むことができる基地局であってもよい。具体的な応用場面に応じて、基地局は、アクセスポイントとも呼ばれてもよく、アクセスネットワークにおいてエアインターフェース上で1つ又は複数のセクタを介して無線端末デバイスと通信するデバイスであってもよく、又はその他の名前であってもよい。ネットワークデバイスは、無線端末デバイスとアクセスネットワークの残りの部分との間のルータとして、受信したエアフレームとインターネットプロトコル(IP:Internet Protocol)パケットを互いに交換するために使用することができ、ここで、アクセスネットワークの残りの部分はインターネットプロトコル(IP)通信ネットワークを含むことができる。ネットワークデバイスはまた、エアインターフェースの属性管理を調整することができる。例えば、本開示の実施形態に係るネットワークデバイスは、グローバル移動通信システム(GSM:Global System for Mobile communications)又は符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)におけるネットワークデバイス(BTS:Base Transceiver Station)であってもよく、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標):Wide-band Code Division Multiple Access)におけるネットワークデバイス(NodeB)であってもよく、ロングタームエボリューション(LTE:long term evolution)システムにおける進化型ネットワークデバイス(eNB又はe-NodeB:evolutional Node B)、5Gネットワークアーキテクチャ(next generation system)における5G基地局(gNB)であってもよく、ホーム進化基地局(HeNB:Home evolved Node B)、中継ノード(relay node)、ホーム基地局(femto)、ピコ基地局(pico)などであってもよく、本開示の実施形態では限定されない。一部のネットワーク構造において、ネットワークデバイスは、集中ユニット(CU:centralized unit)ノードと分布ユニット(DU:distributed unit)ノードとを含むことができ、集中ユニットと分布ユニットは地理的に分離して配置することもできる。
【0368】
ネットワーク機器と端末機器との間は、1つ又は複数のアンテナをそれぞれ用いてマルチ入力マルチ出力(MIMO:Multi Input Multi Output)伝送を行うことができ、MIMO伝送は、シングルユーザMIMO(SU-MIMO:Single User MIMO)又はマルチユーザMIMO(MU-MIMO:Multiple User MIMO)であってもよい。アンテナの組み合わせの形態及び数量によれば、MIMO伝送は、2D-MIMO、3D-MIMO、FD-MIMO又はmassive-MIMOであってもよく、ダイバーシティ伝送またはプリコーディング伝送またはビームフォーカシング伝送等であってもよい。
【0369】
当業者には理解されるように、本開示の実施形態は、方法、システム、又はコンピュータプログラム製品として提供され得る。従って、本開示は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態、又はソフトウェアとハードウェアとを組み合わせた実施形態を採用することができる。そして、本開示は、コンピュータで利用可能なプログラムコードが含まれている1つ又は複数のコンピュータで利用可能な記憶媒体(磁気ディスクメモリ、光学メモリ等を含むが、それらに限定されない)において実施されるコンピュータプログラム製品の形態を採用することができる。
【0370】
本開示は、本開示の実施形態による方法、デバイス(システム)、及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照しながら説明するものである。フローチャート及び/又はブロック図における各フロー及び/又はブロック、並びにフローチャート及び/又はブロック図の各フロー及び/又はブロックの組み合わせは、コンピュータ実行可能な命令により実現できることは理解されるべきである。これらのコンピュータ実行可能な命令は、1つのマシンを生成するために、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組込型プロセッサ又は他のプログラマブルデータ処理デバイスのプロセッサに提供されて、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理デバイスのプロセッサにより実行される命令により、フローチャートの1つのフロー又は複数のフロー及び/又はブロック図における1つのブロック又は複数のブロックにおいて指定された機能を実現するための手段が生成される。
【0371】
これらのコンピュータプログラマブル命令は、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理デバイスを特定の方式で作動させることができるプロセッサ可読メモリに記憶されて、当該プロセッサ可読メモリに記憶されている命令によって命令手段を含む製品を生成させることもできる。当該命令装置は、フローチャートにおける1つ又は複数のフロー及び/又はブロック図における1つ又は複数のブロックで指定された機能を実現する。
【0372】
これらのコンピュータプログラマブル命令は、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理デバイスにロードされて、コンピュータで実現される処理を生成するために、コンピュータ又は他のプログラマブルデバイスで一連の操作ステップを実行させることもできる。それにより、コンピュータ又は他のプログラマブルデバイスで実行される命令は、フローチャートにおける1つ又は複数のフロー、及び/又は、ブロック図における1つ又は複数のブロックで指定された機能を実現するためのステップを提供する。
【0373】
もちろん、当業者が、本開示の精神及び範囲から逸脱することなく、様々な変更及び修正を行うことができる。このように、本開示のこれらの変更及び修正が、本開示の特許請求の範囲及びその均等な技術的範囲内に含まれる場合、本開示は、これらの変更及び修正を含むことも意図する。
【符号の説明】
【0374】
300 送受信機
310 プロセッサ
320 メモリ
330 ユーザインターフェース
400 送受信機
410 プロセッサ
420 メモリ
501 報告モジュール
502 受信モジュール
503 実行モジュール
601 取得モジュール
602 発信モジュール
【手続補正書】
【提出日】2023-09-04
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワーク側機器に第1の能力情報を報告することであって、第1の能力情報は、セカンダリーセルグループSCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報であることと、
ネットワーク側機器によって発信された第1の設定情報を受信することであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものであることと、
SCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行することと、を含むことを特徴とする端末UE能力情報処理方法。
【請求項2】
前記第1の能力情報は、
UEがSCG非アクティブ化状態に関連する能力をサポートするか否かと、
UEがSCG状態変換に関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、チャンネル状態情報参照信号CSI-RS測定及び報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、無線リソース管理RRM測定及び報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、無線リンクモニタリングRLM測定及び無線リンク障害RLF報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、ビーム管理を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、サウンディング参照信号SRSの伝送を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、アップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、再設定を行う能力をサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項3】
前記第1の能力情報は、
UEがサポートする周波数帯域と、
UEがサポートする周波数帯域グループと、
UEがサポートするデュプレックスモードと、
UEがサポートする伝送周波数範囲と、
UEがサポートする無線アクセスネットワークタイプと、
UEがサポートするマルチ接続ネットワークアーキテクチャタイプと、
UEがサポートするマスター基地局MNの無線アクセスネットワークタイプと、
UEがサポートするセカンダリ基地局SNの無線アクセスネットワークタイプと、のうちの少なくとも1つにより区別されることを特徴とする請求項
2に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項4】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCG状態変換に関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEがメディアアクセス制御の制御エレメントMAC CEによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEが下り制御情報DCIによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEが無線リソース制御RRCによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEがタイマーによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項
2に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項5】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に一時的なアップリンクタイミングアドバンスタイマーを実行することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項
2に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項6】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つの、SCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEがSCGを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがSCGを再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEが条件付きでPSCellを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPSCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEが条件付きでPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがRRC接続を回復する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがプライマリーセルPCellを切り替える時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項
2に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項7】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合に再設定を行う能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にセカンダリーセルSCellを追加することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCellをリリースすることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCellを再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellを変更することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellを同期再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に条件付きでPSCellを変更することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGをリリースすることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGを再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPCellを切り替えることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPCellを同期再設定することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項
2に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項8】
前記したSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行することは、
SCGを非アクティブ化状態に設定することと、
SCGの状態変換を設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にCSI-RS測定及び報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にRRM測定及び報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定及びRLF報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にビーム管理に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にSRS伝送に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する設定を行うことと、
SCGを非アクティブ化状態に直接設定するための設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に再設定に関連する設定を行うことと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項1に記載のUE能力情報処理方法。
【請求項9】
UEによって報告された第1の能力情報を取得することであって、第1の能力情報は、セカンダリーセルグループSCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報であることと、
第1の設定情報をUEに発信することであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものであることと、を含むことを特徴とする端末UE能力情報処理方法。
【請求項10】
ネットワーク側機器に第1の能力情報を報告するためのものであって、第1の能力情報は、セカンダリーセルグループSCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報である報告モジュールと、
ネットワーク側機器によって発信された第1の設定情報を受信するためのものであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものである受信モジュールと、
SCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するための実行モジュールと、を含むことを特徴とする端末UE能力情報処理装置。
【請求項11】
前記第1の能力情報は、
UEがSCG非アクティブ化状態に関連する能力をサポートするか否かと、
UEがSCG状態変換に関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、チャンネル状態情報参照信号CSI-RS測定及び報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、無線リソース管理RRM測定及び報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、無線リンクモニタリングRLM測定及び無線リンク障害RLF報告を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、ビーム管理を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、サウンディング参照信号SRSの伝送を行うことに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、アップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力をサポートするか否かと、
UEは、SCGが非アクティブ化状態である場合に、再設定を行う能力をサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項10に記載の端末UE能力情報処理装置。
【請求項12】
前記第1の能力情報は、
UEがサポートする周波数帯域と、
UEがサポートする周波数帯域グループと、
UEがサポートするデュプレックスモードと、
UEがサポートする伝送周波数範囲と、
UEがサポートする無線アクセスネットワークタイプと、
UEがサポートするマルチ接続ネットワークアーキテクチャタイプと、
UEがサポートするマスター基地局MNの無線アクセスネットワークタイプと、
UEがサポートするセカンダリ基地局SNの無線アクセスネットワークタイプと、のうちの少なくとも1つにより区別されることを特徴とする請求項11に記載の端末UE能力情報処理装置。
【請求項13】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCG状態変換に関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEがメディアアクセス制御の制御エレメントMAC CEによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEが下り制御情報DCIによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEが無線リソース制御RRCによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、
UEがタイマーによりSCG状態変換を行うことをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項11に記載の端末UE能力情報処理装置。
【請求項14】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に一時的なアップリンクタイミングアドバンスタイマーを実行することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項11に記載の端末UE能力情報処理装置。
【請求項15】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つの、SCGを非アクティブ化状態に直接設定する能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEがSCGを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがSCGを再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEが条件付きでPSCellを追加する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPSCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEが条件付きでPSCellを変更する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがRRC接続を回復する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがプライマリーセルPCellを切り替える時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、
UEがPCellを同期再設定する時にSCGを非アクティブ化状態に直接設定することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項11に記載の端末UE能力情報処理装置。
【請求項16】
前記第1の能力情報は、少なくとも1つのSCGが非アクティブ化状態である場合に再設定を行う能力の指示情報を含み、ここで、前記指示情報は、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にセカンダリーセルSCellを追加することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCellをリリースすることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCellを再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellを変更することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPSCellを同期再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合に条件付きでPSCellを変更することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGをリリースすることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にSCGを再設定することをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPCellを切り替えることをサポートするか否かと、
UEはSCGが非アクティブ化状態である場合にPCellを同期再設定することをサポートするか否かと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項11に記載の端末UE能力情報処理装置。
【請求項17】
前記したSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行することは、
SCGを非アクティブ化状態に設定することと、
SCGの状態変換を設定することと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にCSI-RS測定及び報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にRRM測定及び報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にRLM測定及びRLF報告に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にビーム管理に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にSRS伝送に関連する設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合にアップリンクタイミングアドバンス量を維持することに関連する設定を行うことと、
SCGを非アクティブ化状態に直接設定するための設定を行うことと、
SCGが非アクティブ化状態である場合に再設定に関連する設定を行うことと、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項10に記載の端末UE能力情報処理装置。
【請求項18】
UEによって報告された第1の能力情報を取得するためのものであって、第1の能力情報は、セカンダリーセルグループSCG非アクティブ化状態に関連するUE能力情報である取得モジュールと、
第1の設定情報をUEに発信するためのものであって、前記第1の設定情報は、UEがSCG非アクティブ化状態に関連する設定を実行するように指示するためのものである発信モジュールと、を含むことを特徴とする端末UE能力情報処理装置。
【国際調査報告】