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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-01-23
(54)【発明の名称】マイクモジュールを含む電子装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 1/16 20060101AFI20240116BHJP
   H04M 1/02 20060101ALI20240116BHJP
【FI】
G06F1/16 312Z
G06F1/16 312L
G06F1/16 312G
H04M1/02 C
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023542002
(86)(22)【出願日】2021-12-16
(85)【翻訳文提出日】2023-07-11
(86)【国際出願番号】 KR2021019228
(87)【国際公開番号】W WO2022149753
(87)【国際公開日】2022-07-14
(31)【優先権主張番号】10-2021-0003575
(32)【優先日】2021-01-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.HDMI
2.ブルートゥース
3.BLUETOOTH
(71)【出願人】
【識別番号】503447036
【氏名又は名称】サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100154922
【弁理士】
【氏名又は名称】崔 允辰
(72)【発明者】
【氏名】ヒジュン・リュ
(72)【発明者】
【氏名】ヒソク・ジュン
(72)【発明者】
【氏名】ハンボム・パク
(72)【発明者】
【氏名】スンヒョプ・イ
(72)【発明者】
【氏名】スンクン・ク
(72)【発明者】
【氏名】ミョンジン・キム
(72)【発明者】
【氏名】ドンジュ・ヨン
【テーマコード(参考)】
5K023
【Fターム(参考)】
5K023AA07
5K023BB01
5K023EE05
(57)【要約】
本開示の様々な実施形態による電子装置は、第1の貫通孔を含む背面プレートと、フラッシュレンズ、及び前記フラッシュレンズを収容し、前記背面プレートと対面する第2の貫通孔を含む支持構造を含み、少なくとも一部が、前記第1の貫通孔内に位置するフラッシュ部材と、前記フラッシュ部材を支持し、前記第2の貫通孔の少なくとも一部と対面する第3の貫通孔を含む支持部材と、前記支持部材の下に位置し、前記第3の貫通孔を覆うマイクモジュールとを含むことができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子装置において、
第1の貫通孔を含む背面プレート;
フラッシュレンズ、及び前記フラッシュレンズを収容し、前記背面プレートと対面する第2の貫通孔を含む支持構造を含み、少なくとも一部が、前記第1の貫通孔内に配置されたフラッシュ部材;
前記フラッシュ部材を支持し、前記第2の貫通孔の少なくとも一部と対面する第3の貫通孔を含む支持部材;及び
前記支持部材の下に位置し、前記第3の貫通孔を覆うマイクモジュール
を含む電子装置。
【請求項2】
前記背面プレートは、前記電子装置の外部に露出した第1面と、前記第1面とは反対の第2面とを含み、
前記フラッシュ部材の前記支持構造は、前記第2面と対面する第3面と、前記第3面とは反対の第4面とを含み、前記第2の貫通孔は、前記第3面と前記第4面との間の少なくとも一部を貫通する、請求項1に記載の電子装置。
【請求項3】
前記マイクモジュールは、少なくとも一部が、前記第2面と前記第3面との間に配置された内部空間、前記第2の貫通孔、及び前記第3の貫通孔を介して、前記電子装置の外部の音を取得するように構成された、請求項2に記載の電子装置。
【請求項4】
少なくとも1つの電子部品を収容し、前記支持部材の下に配置された印刷回路基板をさらに含む、請求項1に記載の電子装置。
【請求項5】
前記印刷回路基板は、前記支持部材と対面する第5面、前記第5面と反対の第6面、及び前記第5面と前記第6面との間を貫通し、前記第3の貫通孔と対面する第4の貫通孔を含み、
前記マイクモジュールは、前記第4の貫通孔を覆い、前記第6面上に配置された、請求項4に記載の電子装置。
【請求項6】
前記支持部材と前記印刷回路基板との間に配置された第2のシール部材をさらに含む、請求項5に記載の電子装置。
【請求項7】
前記支持部材と連結され、前記第3の貫通孔と対面する第5の貫通孔を含むフレキシブル印刷回路基板をさらに含み、
前記マイクモジュールは、前記第5の貫通孔を覆い、前記フレキシブル印刷回路基板の下に配置された、請求項4に記載の電子装置。
【請求項8】
前記支持部材と前記印刷回路基板とを連結するための少なくとも1つの締結構造をさらに含む、請求項4に記載の電子装置。
【請求項9】
前記背面プレートは、前記フラッシュ部材の少なくとも一部を囲む第7面を含み、
前記フラッシュ部材は、前記支持構造から延び、前記第7面と対面する突出構造を含む、請求項1に記載の電子装置。
【請求項10】
前記フラッシュ部材は、前記突出構造に形成された少なくとも1つの溝構造又は前記突出構造から前記第7面に向かって突出された少なくとも1つの突起構造のうち少なくとも1つを含む、請求項9に記載の電子装置。
【請求項11】
前記フラッシュ部材の下に配置され、前記第2の貫通孔を覆う第1の防水部材をさらに含む、請求項1に記載の電子装置。
【請求項12】
前記第2の貫通孔は、内部空間から延びる第1部分と、前記第1部分から延び、前記第1の防水部材が取り付けられた第2部分とを含み、
前記第2部分の断面積は、前記第1部分の断面積よりも広い、請求項11に記載の電子装置。
【請求項13】
前記フラッシュ部材と前記背面プレートとの間に配置された第2の防水部材をさらに含む、請求項1に記載の電子装置。
【請求項14】
前記フラッシュ部材と前記支持部材との間に配置された第1のシール部材をさらに含む、請求項1に記載の電子装置。
【請求項15】
前記背面プレートは、前記第1の貫通孔と離隔された少なくとも1つのカメラホールを含み、
前記電子装置は、少なくとも一部が、前記少なくとも1つのカメラホールを介して、前記電子装置の外部に視覚的に露出されたカメラモジュールをさらに含む、請求項1に記載の電子装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示の様々な実施形態は、マイクモジュールを含む電子装置に関する。
【背景技術】
【0002】
情報通信技術や半導体技術の発展により、一つの携帯用電子装置に様々な機能が統合されている。例えば、電子装置は、通信機能だけでなく、ゲームなどのエンターテイメント機能、音楽/動画再生などのマルチメディア機能、モバイルバンキングなどのための通信及びセキュリティ機能、イメージ/映像を撮影するカメラ機能、スケジュール管理及び電子財布の機能を具現することができる。このような電子装置は、ユーザが便利に携帯できるように小型化されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
電子装置の審美感を向上させるための電子装置のデザインに関する研究が続けられている。
【0004】
電子装置(例えば、携帯端末)は、マイクモジュールを含み、マイクモジュールは、ハウジングに形成されたマイクホールを介して、外部の音を取得することができる。しかしながら、ハウジングに別途のマイクホールが配置されているか、又はカメラウィンドウ又はカメラデコ部材にマイクホールが配置されている場合、審美感が低減することがある。また、カメラウィンドウ又はカメラデコ部材にマイクホールが配置されている場合、マイクモジュールとメイン印刷回路基板とを電気的に接続するための接続部材(例えば、シークリップ(C-clip))が要求され、背面プレートは、接続部材によって圧力を受けることがある。
【0005】
本開示の様々な実施形態によれば、フラッシュ部材と背面プレートとの間に配置された内部空間を、マイクダクトとして使用する電子装置を提供することができる。
【0006】
しかしながら、本開示で解決しようとする課題は、前記の課題に限定されず、本開示の精神及び範囲から逸脱しない範囲で様々に拡張することができる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の様々な実施形態によれば、電子装置は、第1の貫通孔を含む背面プレートと、フラッシュレンズ、及び前記フラッシュレンズを収容し、前記背面プレートと対面する第2の貫通孔を含む支持構造を含み、少なくとも一部が、前記第1の貫通孔内に位置するフラッシュ部材と、前記フラッシュ部材を支持し、前記第2の貫通孔の少なくとも一部と対面する第3の貫通孔とを含む支持部材と、前記支持部材の下に位置し、前記第3の貫通孔を覆うマイクモジュールとを含むことができる。
【0008】
本開示の様々な実施形態によれば、電子装置は、第1の貫通孔を含む背面プレート、前記背面プレートと対面する第2の貫通孔を含む支持構造、及び前記支持構造から延びて、少なくとも一部が、前記第1の貫通孔内に位置する突出構造を含むフラッシュ部材、前記フラッシュ部材を支持し、前記第2の貫通孔の少なくとも一部と対面する第3の貫通孔を含む支持部材、前記支持部材と連結され、前記第3の貫通孔と対面する第4の貫通孔を含む印刷回路基板及び前記印刷回路基板上に配置され、前記第2の貫通孔、前記第3の貫通孔、及び前記第4の貫通孔を覆うマイクモジュールを含むことができる。
【発明の効果】
【0009】
本開示の様々な実施形態によれば、電子装置は、フラッシュ部材と背面プレートとの間に配置された内部空間及び貫通孔をマイクダクトとして利用することができる。背面プレートに露出した別個のマイクホールが存在しないことにより、電子装置の審美性が向上し、電子装置の製造コスト及び製造時間を低減することができる。
【0010】
本開示の様々な実施形態によれば、マイクモジュールは、シール部材を使用して、印刷回路基板上に配置することができる。背面プレートに圧力を提供する接続部材を除外することによって、背面プレートの浮き上がりを防止又は低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本開示の様々な実施形態による、ネットワーク環境内の電子装置を示すブロック図である。
図2】本開示の様々な実施形態による電子装置の前面斜視図である。
図3】本開示の様々な実施形態による電子装置の背面斜視図である。
図4】本開示の様々な実施形態による電子装置の分解斜視図である。
図5図5aは、本開示の様々な実施形態による、フラッシュ部材が取り付けられた背面プレートの前面図である。図5bは、本開示の様々な実施形態による、フラッシュ部材が取り付けられた背面プレートの背面図である。
図6】本開示の様々な実施形態による、背面プレート、及び支持部材を含む電子装置の分解斜視図である。
図7】本開示の一実施形態による電子装置の断面図である。
図8】本開示の様々な実施形態による、支持部材と印刷回路基板の結合構造を説明するための図である。
図9】本開示の別の実施形態による電子装置の断面図である。
図10】本開示の別の実施形態による、マイクモジュールが支持部材に配置された構造を説明するための図である。
図11図11aは、本開示の様々な実施形態によるフラッシュ部材の前面図であり、図11bは、本開示の様々な実施形態によるフラッシュ部材の背面図である。
図12】本開示の様々な実施形態による溝構造を含むフラッシュ部材の斜視図である。
図13】本開示の様々な実施形態による突起構造を含むフラッシュ部材の斜視図である。
図14図12のA - A’面の断面図である。
図15図13のB - B’面の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1は、本開示の様々な実施形態による、ネットワーク環境内の電子装置のブロック図である。
【0013】
図1を参照すると、ネットワーク環境100における電子装置101は、第1のネットワーク198(例えば、近距離無線通信ネットワーク)を介して、電子装置102と通信するか、又は第2のネットワーク199(例えば、遠距離無線通信ネットワーク)を介して、電子装置104又はサーバ108と通信することができる。一実施形態によれば、電子装置101は、サーバ108を介して電子装置104と通信することができる。一実施形態によれば、電子装置101は、プロセッサ120、メモリ130、入力モジュール150、音響出力モジュール155、ディスプレイモジュール160、オーディオモジュール170、センサモジュール176、インターフェース177、接続端子178、触覚モジュール179、カメラモジュール180、電力管理モジュール188、バッテリ189、通信モジュール190、加入者識別モジュール196、又はアンテナモジュール197を含むことができる。いくつかの実施形態では、電子装置101には、これらの構成要素のうち少なくとも1つ(例えば、接続端子178)が省略されてもよく、又は1つ以上の他の構成要素が追加されてもよい。いくつかの様々な実施形態では、これらの構成要素の一部(例えば、センサモジュール176、カメラモジュール180、又はアンテナモジュール197)は、1つの構成要素(例えば、ディスプレイモジュール160)に統合することができる。
【0014】
プロセッサ120は、例えば、ソフトウェア(例えば、プログラム140)を実行して、プロセッサ120に接続された電子装置101の少なくとも1つの他の構成要素(例えば、ハードウェア又はソフトウェア構成要素)を制御することができ、様々なデータ処理又は演算を行うことができる。一実施形態によれば、データ処理又は演算の少なくとも一部として、プロセッサ120は、別の構成要素(例えば、センサモジュール176又は通信モジュール190)から受信した命令又はデータを、揮発性メモリ132に格納し、揮発性メモリ132に格納された命令又はデータを処理し、結果データを不揮発性メモリ134に格納することができる。一実施形態によれば、プロセッサ120は、メインプロセッサ121(例えば、中央処理装置又はアプリケーションプロセッサ)又はそれとは独立的に又は一緒に動作可能な補助プロセッサ123(例えば、グラフィック処理装置、ニューラルネットワーク処理装置(NPU:neural processing unit)、イメージシグナルプロセッサ、センサハブプロセッサ、又はコミュニケーションプロセッサ)を含むことができる。例えば、電子装置101がメインプロセッサ121及び補助プロセッサ123を含む場合、補助プロセッサ123は、メインプロセッサ121よりも低電力を使用するか、又は指定された機能に特化するように設定され得る。補助プロセッサ123は、メインプロセッサ121とは別に、又はその一部として実装され得る。
【0015】
補助プロセッサ123は、例えば、メインプロセッサ121が非アクティブ(例えば、スリープ)状態にある間、メインプロセッサ121の代わりに、又はメインプロセッサ121がアクティブ(例えば、アプリケーションの実行)状態にある間、メインプロセッサ121と共に、電子装置101の構成要素のうち少なくとも1つの構成要素(例えば、ディスプレイモジュール160、センサモジュール176、又は通信モジュール190)に関連する機能又は状態の少なくとも一部を制御することができる。一実施形態によれば、補助プロセッサ123(例えば、イメージシグナルプロセッサ又はコミュニケーションプロセッサ)は、機能的に関連する他の構成要素(例えば、カメラモジュール180又は通信モジュール190)の一部として実装され得る。一実施形態によれば、補助プロセッサ123(例えば、ニューラルネットワーク処理装置)は、人工知能モデルの処理に特化したハードウェア構造を含むことができる。人工知能モデルは、機械学習を通じて生成できる。そのような学習は、例えば、人工知能が実行される電子装置101自体で行われてもよく、別途のサーバ(例えば、サーバ108)を介して行われてもよい。学習アルゴリズムは、例えば、指導型学習(supervised learning)、非指導型学習(unsupervised learning)、準指導型学習(semi-supervised learning)、又は強化学習(reinforcement learning)を含むことができるが、前述の例に限定されない。人工知能モデルは、複数の人工ニューラルネットワーク層を含むことができる。人工ニューラルネットワークは、深層ニューラルネットワーク(DNN:deep neural network)、CNN(convolutional neural network)、RNN(recurrent neural network)、RBM(restricted boltzmann machine、DBN(deep belief network)、BRDNN(bidirectional recurrent deep neural network)、深層Qネットワーク(deep Q-networks)、又は前記の2つ以上の組み合わせのうち1つであり得るが、前述の例に限定されない。人工知能モデルは、ハードウェア構造に加えて、追加的又は代替的にソフトウェア構造を含み得る。
【0016】
メモリ130は、電子装置101のうち少なくとも1つの構成要素(例えば、プロセッサ120又はセンサモジュール176)によって用いられる様々なデータを格納することができる。データは、例えば、ソフトウェア(例えば、プログラム140)、及びそれに関連する命令のための入力データ又は出力データを含み得る。メモリ130は、揮発性メモリ132又は不揮発性メモリ134を含むことができる。
【0017】
プログラム140は、ソフトウェアとしてメモリ130に格納されてもよく、例えば、オペレーティングシステム142、ミドルウェア144、又はアプリケーション146を含んでもよい。
【0018】
入力モジュール150は、電子装置101の構成要素(例えば、プロセッサ120)に用いられる命令又はデータを、電子装置101の外部(例えば、ユーザ)から受信することができる。入力モジュール150は、例えば、マイクロフォン、マウス、キーボード、キー(例えば、ボタン)、又はデジタルペン(例えば、スタイラスペン)を含むことができる。
【0019】
音響出力モジュール155は、音響信号を電子装置101の外部に出力することができる。音響出力モジュール155は、例えば、スピーカ又はレシーバを含むことができる。スピーカは、マルチメディアの再生や録音の再生など、一般的な用途に使用できる。レシーバは、着信電話を受信するために使用できる。一実施形態によれば、レシーバは、スピーカとは別個に、又はその一部として実装され得る。
【0020】
ディスプレイモジュール160は、電子装置101の外部(例えば、ユーザ)に情報を視覚的に提供することができる。ディスプレイモジュール160は、例えば、ディスプレイ、ホログラム装置、又はプロジェクタ及び対応する装置を制御するための制御回路を含むことができる。一実施形態によれば、ディスプレイモジュール160は、タッチを感知するように設定されたタッチセンサ、又は前記タッチによって生じる力の強度を測定するように設定された圧力センサを含み得る。
【0021】
オーディオモジュール170は、音を電気信号に変換するか、逆に電気信号を音に変換することができる。一実施形態によれば、オーディオモジュール170は、入力モジュール150を介して音を取得するか、音響出力モジュール155、又は電子装置101と直接又は無線で接続された外部電子装置(例えば、電子装置102)(例えば、スピーカ又はヘッドホン)を介して、音を出力することができる。
【0022】
センサモジュール176は、電子装置101の動作状態(例えば、電力又は温度)、又は外部の環境状態(例えば、ユーザ状態)を感知し、感知された状態に対応する電気信号又はデータ値を生成することができる。一実施形態によれば、センサモジュール176は、例えば、ジェスチャセンサ、ジャイロセンサ、気圧センサ、磁気センサ、加速度センサ、グリップセンサ、近接センサ、カラーセンサ、IR(infrared)センサ、生体センサ、温度センサ、湿度センサ、又は照度センサを含むことができる。
【0023】
インターフェース177は、電子装置101が外部電子装置(例えば、電子装置102)と直接又は無線で接続するために使用され得る1つ又はそれ以上の指定されたプロトコルをサポートすることができる。一実施形態によれば、インターフェース177は、例えば、HDMI(high definition multimedia interface)、USB(universal serial bus)インターフェース、SDカードインターフェース、又はオーディオインターフェースを含み得る。
【0024】
接続端子178は、それを介して、電子装置101を外部電子装置(例えば、電子装置102)と物理的に接続できるコネクタを含むことができる。一実施形態によれば、接続端子178は、例えば、HDMIコネクタ、USBコネクタ、SDカードコネクタ、又はオーディオコネクタ(例えば、ヘッドホンコネクタ)を含むことができる。
【0025】
触覚モジュール179は、ユーザが触覚又は運動感覚を介して、電気信号を認識することができる機械的な刺激(例えば、振動又は動き)又は電気的な刺激に変換できる。一実施形態によれば、触覚モジュール179は、例えば、モータ、圧電素子、又は電気刺激装置を含むことができる。
【0026】
カメラモジュール180は、静止画像及び動画像を撮影することができる。一実施形態によれば、カメラモジュール180は、1つ又はそれ以上のレンズ、イメージセンサ、イメージシグナルプロセッサ、又はフラッシュを含むことができる。
【0027】
電力管理モジュール188は、電子装置101に供給される電力を管理することができる。一実施形態によれば、電力管理モジュール188は、例えば、PMIC(power management integrated circuit)の少なくとも一部として実装することができる。
【0028】
バッテリ189は、電子装置101の少なくとも1つの構成要素に、電力を供給することができる。一実施形態によれば、バッテリ189は、例えば、充電式でない1次電池、充電式の2次電池、又は燃料電池を含むことができる。
【0029】
通信モジュール190は、電子装置101と外部電子装置(例えば、電子装置102、電子装置104、又はサーバ108)との間の直接(例えば、有線)通信チャネル又は無線通信チャネルの確立、及び確立された通信チャネルを介した通信の実行をサポートすることができる。通信モジュール190は、プロセッサ120(例えば、アプリケーションプロセッサ)から独立して動作可能であり、直接(例えば、有線)通信又は無線通信をサポートする1つ又はそれ以上のコミュニケーションプロセッサを含み得る。一実施形態によれば、通信モジュール190は、無線通信モジュール192(例えば、セルラー通信モジュール、近距離無線通信モジュール、又はGNSS(global navigation satellite system)通信モジュール)又は有線通信モジュール194(例えば、LAN(local area network)通信モジュール、又は電力線通信モジュール)を含むことができる。これらの通信モジュールのうち、該当する通信モジュールは、第1のネットワーク198(例えば、ブルートゥース(Bluetooth)、WiFi(Wireless Fidelity)ダイレクト、又はIrDA(infrared data association)などの近距離通信ネットワーク)又は第2のネットワーク199(例えば、レガシーセルラーネットワーク、5Gネットワーク、次世代通信ネットワーク、インターネット、又はコンピュータネットワーク(例えば、LAN又はWAN)などの遠距離通信ネットワーク)を介して、外部電子装置104と通信することができる。そのようないくつかの種類の通信モジュールは、1つの構成要素(例えば、単一のチップ)に統合されてもよく、又は互いに別個の複数の構成要素(例えば、複数のチップ)として実装されてもよい。無線通信モジュール192は、加入者識別モジュール196に格納された加入者情報(例えば、国際モバイル加入者識別子(IMSI))を使用して、第1のネットワーク198又は第2のネットワーク199などの通信ネットワーク内で、電子装置101を確認又は認証することができる。
【0030】
無線通信モジュール192は、4Gネットワーク後の5Gネットワーク及び次世代通信技術、例えば、NR接続技術(new radio access technology)をサポートすることができる。NR接続技術は、高容量データの高速伝送(eMBB(enhanced mobile broadband))、端末電力最小化と複数端末の接続(mMTC(massive machine type communications))、又は高信頼度と低遅延(URLLC(ultra-reliable and low-latency communications)) をサポートする可能性がある。無線通信モジュール192は、例えば、高いデータレートを達成するために、高周波帯域(例えば、mmWave帯域)をサポートすることができる。無線通信モジュール192は、高周波帯域での性能を確保するための様々な技術、例えば、ビームフォーミング(beamforming) 、大規模多入力多出力(massive MIMO(multiple-input and multiple-output))、全次元多入力多出力(FD-MIMO:full dimensional MIMO)、アレイアンテナ(array antenna)、アナログビーム形成(analog beam-forming)、又は大規模アンテナ(large scale antenna)などの技術をサポートすることができる。無線通信モジュール192は、電子装置101、外部電子装置(例えば、電子装置104)、又はネットワークシステム(例えば、第2のネットワーク199)で規定された様々な要件をサポートすることができる。一実施形態によれば、無線通信モジュール192は、eMBBを実現するためのピークデータレート(Peak data rate、例えば、20Gbps以上)、mMTCを実現するための損失カバレッジ(例えば、164dB以下)、又はURLCを実現するためのUプレーンレイテンシ(U-plane latency、例:ダウンリンク(DL)とアップリンク(UL)はそれぞれ、0.5ms以下、又はラウンドトリップは、1ms以下)をサポートすることができる。
【0031】
アンテナモジュール197は、信号又は電力を外部(例えば、外部電子装置)に送信することも、外部から受信することもできる。一実施形態によれば、アンテナモジュールは、基板(例えば、PCB)上に形成された導電体又は導電性パターンからなる放射体を含むアンテナを含むことができる。一実施形態によれば、アンテナモジュール197は、複数のアンテナ(例えば、アレイアンテナ)を含むことができる。この場合、第1のネットワーク198又は第2のネットワーク199などの通信ネットワークで使用される通信方式に適した少なくとも1つのアンテナが、例えば、通信モジュール190によって、前記複数のアンテナから選択され得る。信号又は電力は、前記選択された少なくとも1つのアンテナを介して、通信モジュール190と外部電子装置との間で送信又は受信することができる。いくつかの実施形態によれば、放射体以外の他の部品(例えば、RFIC(radio frequency integrated circuit))が、アンテナモジュール197の一部としてさらに形成され得る。
【0032】
様々な実施形態によれば、アンテナモジュール197は、mmWaveアンテナモジュールを形成することができる。一実施形態によれば、mmWaveアンテナモジュールは、印刷回路基板、該印刷回路基板の第1面(例えば、低面)、又はそれに隣接して配置され、指定された高周波帯域(例えば、mmWave帯域)をサポートすることができるRFIC、及び前記印刷回路基板の第2面(例えば、上面又は側面)に又はそれに隣接して配置され、前記指定された高周波帯域の信号を送受信することができる複数のアンテナ(例えば、アレイアンテナ)を含み得る。
【0033】
前記構成要素のうち少なくとも一部は、周辺機器間通信方式(例えば、バス、GPIO(general purpose input and output)、SPI(serial peripheral interface)、又はMIPI(mobile industry processor interface))を介して、互いに接続され、信号(例:命令又はデータ)を相互に交換することができる。
【0034】
一実施形態によれば、命令又はデータは、第2のネットワーク199に接続されたサーバ108を介して、電子装置101と外部電子装置104との間で送信又は受信され得る。外部電子装置102又は104のそれぞれは、電子装置101と同じ又は異なる種類の装置であり得る。一実施形態によれば、電子装置101で実行される動作の全部又は一部は、外部電子装置102、104、又は108のうち1つ又はそれ以上の外部電子装置で実行できる。例えば、電子装置101は、何らかの機能又はサービスを自動的に、又はユーザ又は他の装置からの要求に応じて、実行する必要がある場合、電子装置101は、機能又はサービスを自ら実行するのではなく、又はさらに、1つ又はそれ以上の外部電子装置に、その機能又はそのサービスの少なくとも一部を実行するように要求することができる。前記要求を受信した1つ又はそれ以上の外部電子装置は、要求された機能又はサービスの少なくとも一部、又は前記要求に関連する追加の機能又はサービスを実行し、その実行の結果を電子装置101に伝達することができる。電子装置101は、前記結果を、さらに処理するか、又は処理せずに、前記要求への応答の少なくとも一部として提供することができる。このために、例えば、クラウドコンピューティング、分散コンピューティング、モバイルエッジコンピューティング(MEC:Mobile Edge Computing)、又はクライアントサーバコンピューティング技術を使用することができる。電子装置101は、例えば、分散コンピューティング又はモバイルエッジコンピューティングを使用して、超低遅延サービスを提供することができる。一実施形態では、外部電子装置104は、IoT(Internet of things)機器を含むことができる。サーバ108は、機械学習及び/又はニューラルネットワークを用いたインテリジェントサーバであり得る。一実施形態によれば、外部電子装置104又はサーバ108は、第2のネットワーク199に含まれてもよい。電子装置101は、5G通信技術及びIoT関連技術に基づいて、インテリジェントサービス(例えば、スマートホーム、スマートシティ、スマートカー、又はヘルスケア)に適用することができる。
【0035】
本明細書に開示された様々な実施形態による電子装置は、様々な形態の装置であり得る。 電子装置は、例えば、携帯用通信装置(例えば、スマートフォン)、コンピュータ装置、携帯用マルチメディア装置、携帯用医療機器、カメラ、ウェアラブル装置、又は家電機器を含むことができる。本明細書の実施形態による電子装置は、前述の機器に限定されない。
【0036】
本開示の様々な実施形態及びそれに使用される用語は、本明細書に記載された技術的特徴を、特定の実施形態に限定することを意図するものではなく、その実施形態の様々な変更、等価物、又は代替物を含むことを理解されたい。図面の説明に関して、類似又は関連する構成要素には、同様の参照番号を使用する場合がある。項目に対応する名詞の単数形は、関連する文脈上、明らかに別段の指示がない限り、前記項目の1つ又は複数を含むことができる。本明細書において、「A又はB」、「A及びBのうち少なくとも1つ」、「A又はBのうち少なくとも1つ」、「A、B又はC」、「A、B及びCのうち少なくとも1つ」、及び「A、B又はCのうち少なくとも1つ」などの句のそれぞれは、その句の対応する句に一緒に列挙された項目のいずれか、又はそれらの可能なすべての組み合わせを含むことができる。「第1」、「第2」、又は「一番目」又は「二番目」などの用語は、単にその構成要素を他の対応する構成要素と区別するために使用される場合があり、その構成要素を他の側面(例えば、重要性又は順序)に限定しない。ある(例えば、第1の)構成要素が、他の(例えば、第2の)構成要素に、「機能的に」又は「通信的に」という用語と組み合わせて、又はそのような用語なしで、「結合」又は「接続」と言及されている場合、これは、前記のいくつかの構成要素が、前記の他の構成要素に直接(例えば、有線で)、無線で、又は第3の構成要素を介して接続され得ることを意味する。
【0037】
本明細書の様々な実施形態で使用される「モジュール」という用語は、ハードウェア、ソフトウェア、又はファームウェアで実装されるユニットを含むことができ、例えば、論理、論理ブロック、部品、又は回路などの用語と交換可能に使用することができる。モジュールは、一体に構成された部品又は1つ又はそれ以上の機能を実行する、前記部品の最小単位又はその一部であり得る。例えば、一実施形態によれば、モジュールは、ASIC(application-specific integrated circuit)の形態で実装され得る。
【0038】
様々な実施形態によれば、前記の構成要素の各構成要素(例えば、モジュール又はプログラム)は、単数又は複数の個体を含んでもよく、複数の個体のいくつかは、異なる構成要素に分離配置され得る。様々な実施形態によれば、前述の該当構成要素のうち1つ又はそれ以上の構成要素又は動作を省略しても、又は1つ又はそれ以上の他の構成要素又は動作を追加してもよい。代替的又は追加的に、複数の構成要素(例えば、モジュール又はプログラム)は、1つの構成要素に統合することができる。この場合、統合された構成要素は、前記複数の構成要素の各構成要素の1つ又はそれ以上の機能を、統合前に前記複数の構成要素のうち該当構成要素によって実行されるのと同じ又は同様に実行することができる。様々な実施形態によれば、モジュール、プログラム、又は他の構成要素によって実行される動作は、順次、並列的、繰り返し、又はヒューリスティックに実行されてもよく、又は前記動作のうち1つ又はそれ以上が異なる順序で実行されても、又は省略されてもよく、あるいは、1つ以上の他の動作が追加される場合がある。
【0039】
図2は、本開示の様々な実施形態による電子装置の前面斜視図である。図3は、本開示の様々な実施形態による電子装置の背面斜視図である。
【0040】
図2及び図3を参照すると、一実施形態による電子装置101は、前面210A、背面210B、及び前面210Aと背面210Bとの間の空間を囲む側面210Cを含むハウジング210を含むことができる。別の実施形態(図示せず)では、ハウジング210は、図2の前面210A、図3の背面210B及び側面210Cの一部を形成する構造を指すことができる。一実施形態によれば、前面210Aの少なくとも一部は、実質的に透明な前面プレート202(例えば、様々なコーティング層を含むガラスプレート、又はポリマープレート)によって形成することができる。背面210Bは、背面プレート211によって形成され得る。背面プレート211は、例えば、ガラス、セラミック、ポリマー、金属(例えば、アルミニウム、ステンレス鋼(STS)、又はマグネシウム)、又は前記材料のうち少なくとも2つの組み合わせによって形成することができる。側面210Cは、前面プレート202及び背面プレート211と結合し、金属及び/又はポリマーを含む側面ベゼル構造(又は「側面部材」)218によって形成することができる。いくつかの実施形態では、背面プレート211及び側面ベゼル構造218は、一体に形成され、同じ材料(例えば、ガラス、アルミニウムなどの金属材料又はセラミック)を含み得る。別の実施形態によれば、前面210A及び/又は前面プレート202は、ディスプレイ220の一部として解釈することができる。一実施形態によれば、ハウジング210は、前面プレート202及び背面プレート211を含むことができる。
【0041】
一実施形態によれば、電子装置101は、ディスプレイ220、オーディオモジュール203、207、214(例えば、図1のオーディオモジュール170)、センサモジュール(例えば、図1のセンサモジュール176)、カメラモジュール205、206(例えば、図1のカメラモジュール180)、キー入力装置217(例えば、図1の入力モジュール150)、及びコネクタホール208、209(例えば、図1の接続端子178)のうち少なくとも1つ以上を含み得る。いくつかの実施形態では、電子装置101は、構成要素のうち少なくとも1つ(例えば、コネクタホール209)を省略しても、他の構成要素をさらに含んでもよい。
【0042】
一実施形態によれば、ディスプレイ220は、例えば、前面プレート202の相当の部分を通して視覚的に露出できる。いくつかの実施形態では、前面210Aを形成する前面プレート202を介して、ディスプレイ220の少なくとも一部が露出され得る。一実施形態によれば、ディスプレイ220は、フレキシブル(flexible)ディスプレイ又はフォルダブル(foldable)ディスプレイであり得る。
【0043】
一実施形態によれば、ハウジング210の表面(又は前面プレート202)は、ディスプレイ220が視覚的に露出されるにつれて形成される画面表示領域を含み得る。一例では、画面表示領域は、前面210Aを含むことができる。
【0044】
別の実施形態(図示せず)では、電子装置101は、ディスプレイ220の画面表示領域(例えば、前面210A)の一部に形成された凹部又は開口部(opening)を含み、凹部又は開口部と整列したオーディオモジュール214、センサモジュール(図示せず)、発光素子(図示せず)、及びカメラモジュール205のうち少なくとも1つ以上を含むことができる。別の実施形態(図示せず)では、ディスプレイ220の画面表示領域の背面には、オーディオモジュール214、センサモジュール(図示せず)、カメラモジュール205、指紋センサ(図示せず)、及び発光素子 (図示せず)のうち少なくとも1つ以上が含まれ得る。
【0045】
別の実施形態(図示せず)では、ディスプレイ220は、タッチ感知回路、タッチの強度(圧力)を測定できる圧力センサ、及び/又は磁場方式のスタイラスペンを検出するデジタイザに結合されるか、又は隣接して配置され得る。
【0046】
いくつかの実施形態では、キー入力装置217の少なくとも一部が、側面ベゼル構造218に配置され得る。
【0047】
一実施形態によれば、オーディオモジュール203、207、214は、例えば、マイクホール203及びスピーカホール207、214を含むことができる。マイクホール203は、外部の音を取得するためのマイクが内部に配置されてもよく、いくつかの実施形態では、音の方向を感知できるように、複数のマイクが配置されてもよい。スピーカホール207、214は、外部スピーカホール207と通話用レシーバホール214とを含むことができる。いくつかの実施形態では、スピーカホール207、214とマイクホール203とが、1つのホールとして実施されてもよく、又はスピーカホール207、214なしで、スピーカが含まれてもよい(例えば、ピエゾスピーカ)。
【0048】
一実施形態によれば、センサモジュール(図示せず)は、例えば、電子装置101の内部の動作状態、又は外部の環境状態に対応する電気信号又はデータ値を生成することができる。センサモジュール(図示せず)は、例えば、ハウジング210の前面210Aに配置された第1のセンサモジュール(図示せず)(例えば、近接センサ)及び/又は第2のセンサモジュール(図示せず)(例えば、指紋センサ)、及び/又はハウジング210の背面210Bに配置された第3のセンサモジュール(図示せず)(例えば、HRMセンサ)及び/又は第4のセンサモジュール(図示せず)(例えば、指紋センサー)を含むことができる。いくつかの実施形態では(図示せず)、前記指紋センサは、ハウジング210の前面210A(例えば、ディスプレイ220)だけではなく、背面210Bに配置されてもよい。電子装置101は、図示しないセンサモジュール、例えば、ジェスチャセンサ、ジャイロセンサ、気圧センサ、磁気センサ、加速度センサ、グリップセンサ、カラーセンサ、IR(infrared)センサ、生体センサ、温度センサ、湿度センサ、又は照度センサ(図示せず)のうち少なくとも1つをさらに含むことができる。
【0049】
一実施形態によれば、カメラモジュール205、206は、例えば、電子装置101の前面210Aに配置された前面カメラモジュール205、及び背面210Bに配置された背面カメラモジュール 206、及び/又はフラッシュ204を含むことができる。カメラモジュール205、206は、1つ又はそれ以上のレンズ、イメージセンサ、及び/又はイメージシグナルプロセッサを含むことができる。フラッシュ204は、例えば、発光ダイオード又はキセノンランプ(xenon lamp)を含むことができる。いくつかの実施形態では、2つ以上のレンズ(赤外線カメラ、広角及び望遠レンズ)及びイメージセンサが、電子装置101の一面に配置され得る。
【0050】
一実施形態によれば、キー入力装置217は、ハウジング210の側面210Cに配置することができる。別の実施形態では、電子装置101は、前述のキー入力装置217の一部又は全部を含まなくてもよく、含まれていないキー入力装置217は、ディスプレイ220上に、ソフトキーなどの他の形態で実装することができる。
【0051】
一実施態様によれば、発光素子(図示せず)は、例えば、ハウジング210の前面210Aに配置することができる。発光素子(図示せず)は、例えば、電子装置101の状態情報を光の形態で提供することができる。別の実施形態では、発光素子(図示せず)は、例えば、前面カメラモジュール205の動作と連動する光源を提供することができる。発光素子(図示せず)は、例えば、LED、IR LED及び/又はキセノンランプを含むことができる。
【0052】
一実施形態によれば、コネクタホール208、209は、例えば、外部電子装置と電力及び/又はデータを送受信するためのコネクタ(例えば、USBコネクタ)又は外部電子装置とオーディオ信号を送受信するためのコネクタ(例えば、イヤホンジャック)を収容することができる第1のコネクタホール208、及び/又は記憶装置(例えば、シム(subscriber identification module、SIM)カード)を収容することができる第2のコネクタホール209を含むことができる。一実施形態によれば、第1のコネクタホール208及び/又は第2のコネクタホール209は、省略することができる。
【0053】
図4は、本開示の様々な実施形態による電子装置の分解斜視図である。
【0054】
図4を参照すると、電子装置101は、背面プレート211、第1の支持部材230、第2の支持部材240、及び印刷回路基板250を含むことができる。図4の背面プレート211の構成は、図3の背面プレート211の構成と全部又は一部が同一であってもよい。
【0055】
様々な実施形態によれば、背面プレート211は、電子装置101の外観の少なくとも一部を形成することができる。例えば、背面プレート211は、電子装置101の背面(例えば、図2の背面210B)及び/又は側面(例えば、図2の側面210C)を形成することができる。
【0056】
様々な実施形態によれば、第1の支持部材230は、ハウジング(例えば、図2のハウジング210)内に配置することができる。一実施形態によれば、第1の支持部材230は、背面プレート211の下(例えば、+Z方向)に配置されてもよい。例えば、第1の支持部材230は、背面プレート211と第2の支持部材240との間に配置されてもよい。一実施形態によれば、第1の支持部材230は、電子部品(例えば、図1のオーディオモジュール170)を収容することができる。
【0057】
様々な実施形態によれば、第2の支持部材240は、電子装置101の構成要素を支持することができる。例えば、電子装置101の部品(例えば、印刷回路基板250又はバッテリ(例えば、図1のバッテリ189))は、第2の支持部材240に装着され得る。一実施形態によれば、第1の支持部材240の一面には、ディスプレイ(例えば、図2のディスプレイ220)が配置され、他面には、印刷回路基板250が配置され得る。一実施形態によれば、第2の支持部材240は、側面(例えば、図2の側面210C)の少なくとも一部を形成することができる。一実施形態によれば、第2の支持部材240は、金属材料及び/又は非金属(例えば、ポリマー)材料で形成できる。
【0058】
様々な実施形態によれば、印刷回路基板250は、第2の支持部材240上に配置することができる。一実施形態によれば、印刷回路基板250の少なくとも一部は、第1の支持部材230と第2の支持部材240との間に配置されてもよい。一実施形態によれば、印刷回路基板250は、プロセッサ(例えば、図1のプロセッサ120)、メモリ(例えば、図1のメモリ130)、及び/又はインターフェース(例えば、図1のインターフェース177)を収容することができる。
【0059】
図5aは、本開示の様々な実施形態による、フラッシュ部材が取り付けられた背面プレートの前面図であり、図5bは、本開示の様々な実施形態による、フラッシュ部材が取り付けられた背面プレートの背面図である。
【0060】
図5a及び図5bを参照すると、電子装置101は、背面プレート310及び背面プレート310に取り付けられたフラッシュ部材320を含むことができる。図5a及び図5bの背面プレート310及びフラッシュ部材320の構成は、図3の背面プレート211及びフラッシュ204の構成と全部又は一部が同じであり得る。
【0061】
様々な実施形態によれば、背面プレート310は、第1の貫通孔312を含むことができる。一実施形態によれば、背面プレート310は、電子装置101の外部に露出した背面プレート310の第1面310aと、第1面310aとは反対の第2面31bとを含み得る。第1の貫通孔312は、第1面310aと第2面310bとの間の少なくとも一部を貫通する孔であり得る。一実施形態によれば、第1の貫通孔312は、フラッシュ部材320の少なくとも一部を収容することができる。
【0062】
様々な実施形態によれば、背面プレート310は、少なくとも1つのカメラホール314を含むことができる。一実施形態によれば、少なくとも1つのカメラホール314は、カメラモジュール(例えば、図3のカメラモジュール206)に対応するように配置することができる。一実施形態によれば、カメラホール314は、背面プレート310の第1面310aと第2面310bとの間の少なくとも一部を貫通する穴であり得る。一実施形態によれば、第1の貫通孔312は、少なくとも1つのカメラホール314と離隔されてもよい。一実施形態によれば、カメラモジュール(例えば、図1のカメラモジュール180)の少なくとも一部は、カメラホール314を介して、電子装置101の外部に視覚的に露出され得る。
【0063】
様々な実施形態によれば、フラッシュ部材320は、光を電子装置101の外部に放射することができる。例えば、フラッシュ部材320は、フラッシュレンズ322及びフラッシュレンズ322を収容する支持構造324を含むことができる。一実施形態によれば、フラッシュレンズ322は、発光ダイオード(light emitting diode、LED)又はキセノンランプ(xenon lamp)であり得る。一実施形態によれば、フラッシュレンズ322は、バッテリ(例えば、図1のバッテリ189)及び/又はプロセッサ(例えば、図1のプロセッサ120)と電気的に接続することができる。一実施形態によれば、支持構造324は、フラッシュレンズ322を収容することができる。支持構造324は、フラッシュ部材320のハウジング又はケースとして解釈することができる。一実施形態によれば、支持構造324は、背面プレート310の一部(例えば、第2面310b)と対面することができる。
【0064】
様々な実施形態によれば、フラッシュ部材320の少なくとも一部は、第1の貫通孔312内に配置することができる。例えば、フラッシュ部材320の少なくとも一部は、第1の貫通孔312を介して、電子装置101の外部に視覚的に露出されてもよい。一実施形態によれば、フラッシュ部材320のフラッシュレンズ322から生成された光は、第1の貫通孔312を介して、電子装置101の外部に伝達され得る。一実施形態によれば、フラッシュ部材320は、背面プレート310の下部(例えば、+Z方向)に配置することができる。例えば、フラッシュ部材320は、背面プレート310の第2面310b上に配置されてもよい。一実施形態によれば、フラッシュ部材320は、カメラホール314を介して、外部のイメージを取得するためのカメラモジュール(例えば、図1のカメラモジュール180)又は前記カメラモジュールを保護するためのカメラウィンドウ(図示せず)と厚さ方向(例えば、Z軸方向)に重ならない場合がある。
【0065】
図6は、本開示の様々な実施形態による、背面プレート及び支持部材を含む電子装置の分解斜視図である。図7は、本開示の一実施形態による電子装置の断面図である。
【0066】
図6及び図7を参照すると、電子装置101は、ディスプレイ301、背面プレート310、フラッシュ部材320、支持部材330、印刷回路基板340、及びマイクモジュール350を含むことができる。図6及び/又は図7のディスプレイ301、背面プレート310、フラッシュ部材320、支持部材330、及び印刷回路基板340の構成は、図2図4図5a及び/又は図5bのディスプレイ220、背面プレート310、フラッシュ部材320、第1の支持部材230、及び印刷回路基板250の構成と全部又は一部が同じであり得る。
【0067】
様々な実施形態によれば、背面プレート310は、フラッシュ部材320の少なくとも一部を囲むことができる。例えば、背面プレート310は、フラッシュ部材320の少なくとも一部(例えば、突出構造327)を囲む第7面310cを含むことができる。一実施形態によれば、第7面310cは、背面プレート310の第1面310aと第2面310bとの間の少なくとも一部を囲むことができる。一実施形態によれば、第7面310cは、第1の貫通孔312を形成することができる。例えば、第7面310cによって囲まれた空間の少なくとも一部は、第1の貫通孔312として解釈され得る。
【0068】
様々な実施形態によれば、フラッシュ部材320は、背面プレート310と離隔することができる。一実施形態によれば、フラッシュ部材320の支持構造324は、背面プレート310の第2面310bと対面する第3面320a及び第3面320aとの反対である第4面320bを含むことができる。第3面320aは、背面プレート310の第2面310bと離隔することができる。一実施形態によれば、フラッシュ部材320は、支持構造324の第3面320aから延びたか、又は突出した突出構造327を含むことができる。突出構造327の少なくとも一部は、背面プレート310の第7面310cと離隔した状態で対面することができる。一実施形態によれば、第3面320aと第2面310bとの間の隙間又は空間、及び/又は第7面310cと突出構造327との間の隙間又は空間は、電子装置101の内部空間302として解釈することができる。例えば、内部空間302の少なくとも一部は、第2面310bと第3面320aとの間に位置することができる。一実施形態によれば、電子装置101の外部から伝達される音又は振動の少なくとも一部は、背面プレート310の背面プレート310とフラッシュ部材320との間に配置された内部空間302を介して、マイクモジュール350に伝達され得る。
【0069】
様々な実施形態によれば、フラッシュ部材320の支持構造324は、第2の貫通孔326を含むことができる。一実施形態によれば、第2の貫通孔326は、第3面320a及び第4面320bを貫通することができる。一実施形態によれば、第2の貫通孔326は、背面プレート310と対面することができる。例えば、第2の貫通孔326は、内部空間302と連結され、電子装置101の外部から伝達された音又は振動は、内部空間302及び第2の貫通孔326を介して、マイクモジュール350に伝達できる。
【0070】
様々な実施形態によれば、フラッシュ部材320の支持構造324は、第2の貫通孔326を含むことができる。一実施形態によれば、第2の貫通孔326は、第3面320a及び第4面320bを貫通することができる。一実施形態によれば、第2の貫通孔326は、背面プレート310と対面することができる。例えば、第2の貫通孔326は、内部空間302と連結され、電子装置101の外部から伝達された音又は振動は、内部空間302及び第2の貫通孔326を介して、マイクモジュール350に伝達できる。
【0071】
様々な実施形態によれば、第2の貫通孔326の少なくとも一部は、溝(groove)又は凹部(recess)であり得る。例えば、第2の貫通孔326は、第1部分326-1及び第2部分326-2を含むことができる。一実施形態によれば、第1部分326-1は、内部空間302から延び、第3面320aに形成されてもよい。一実施形態によれば、第2部分326-2は、第1部分326-1からフラッシュ部材320の第4面320bまで延びることができる。一実施形態によれば、第1の防水部材361は、第2部分362-2上に取り付けることができる。例えば、第1の防水部材361は、第2部分326-2が形成する溝上に取り付けることができる。
【0072】
様々な実施形態によれば、支持部材330は、フラッシュ部材320を支持することができる。例えば、フラッシュ部材320は、シール部材(例えば、第1のシール部材363)を使用して、支持部材330と連結することができる。一実施形態によれば、支持部材330は、フラッシュ部材320の第4面320bと対面する第8面330aと、第8面330aと反対の第9面330bとを含むことができる。
【0073】
様々な実施形態によれば、支持部材330は、第3の貫通孔332を含むことができる。一実施形態によれば、第3の貫通孔332は、第2の貫通孔326の少なくとも一部と対面することができる。例えば、電子装置101の外部の音又は振動は、内部空間302及び第2の貫通孔326を通過して、第3の貫通孔332に伝達されてもよい。一実施形態によれば、第3の貫通孔332は、第8面330aと第9面330bとの間の少なくとも一部を貫通することができる。
【0074】
様々な実施形態によれば、印刷回路基板340は、第4の貫通孔342を含むことができる。一実施形態によれば、第4の貫通孔342の少なくとも一部は、第3の貫通孔332の少なくとも一部と対面することができる。例えば、電子装置101の外部の音又は振動は、内部空間302、第2の貫通孔326、及び第3の貫通孔332を通して、第4の貫通孔342に伝達できる。一実施形態によれば、印刷回路基板340は、支持部材330と対面する第5面340aと、第5面340aとは反対の第6面340bとを含むことができる。一実施形態によれば、第4の貫通孔342は、第5面340aと第6面340bとの間の少なくとも一部を貫通することができる。一実施形態によれば、印刷回路基板340は、支持部材330と連結することができる。例えば、印刷回路基板340は、第2のシール部材364を介して、支持部材330と連結することができる。一実施形態によれば、印刷回路基板340は、支持部材330の下部(例えば、+Z方向)に配置されてもよい。例えば、印刷回路基板340は、支持部材330の第9面330b上に配置されてもよい。
【0075】
様々な実施形態によれば、印刷回路基板340は、少なくとも1つの電子部品303を収容することができる。例えば、印刷回路基板340は、マイクモジュール350を収容することができる。一実施形態によれば、マイクモジュール350は、印刷回路基板340の第6面340b上に配置することができる。
【0076】
様々な実施形態によれば、マイクモジュール350は、電子装置101の外部の音を取得することができる。例えば、マイクモジュール350は、第1の経路P1を介して伝達された音を取得することができる。第1の経路P1は、内部空間302、第2の貫通孔326、第3の貫通孔332、及び第4の貫通孔342として解釈することができる。一実施形態によれば、第1の経路P1は、マイクダクトとして解釈することができる。一実施形態によれば、マイクモジュール350は、第2の貫通孔326、第3の貫通孔332、及び/又は第4の貫通孔342を覆うことができる。例えば、マイクモジュール350は、第2の貫通孔326、第3の貫通孔332、及び/又は第4の貫通孔342の少なくとも一部と重なることができる。マイクモジュール350の構成は、図1のオーディオモジュール170の構成と全部又は一部が同じであってもよい。
【0077】
様々な実施形態によれば、電子装置101は、第1の防水部材361を含むことができる。一実施形態によれば、第1の防水部材361は、第2の貫通孔326を通って流入する水分又は異物の電子装置101の内部への浸透を低減又は防止することができる。一実施形態によれば、第1の防水部材361は、フラッシュ部材320の下部(例えば、+Z方向)に取り付けることができる。例えば、第1の防水部材361は、フラッシュ部材320の第2部分326-2上に配置され、第2の貫通孔326を覆うことができる。一実施形態によれば、第1の防水部材361の少なくとも一部は、第2の貫通孔326と重なり合うことができる。一実施形態によれば、第1の防水部材361の少なくとも一部は、複数の貫通孔を含むことができる。例えば、第1の防水部材361の少なくとも一部は、メッシュ(mesh)状に形成されてもよい。
【0078】
様々な実施形態によれば、電子装置101は、第2の防水部材362を含むことができる。一実施形態によれば、第2の防水部材362は、背面プレート310とフラッシュ部材320との間の隙間(例えば、内部空間302)に流入する水分又は異物の電子装置101の内部への浸透を低減又は防止することができる。一実施形態によれば、第2の防水部材362は、背面プレート310とフラッシュ部材320との間に配置されてもよい。例えば、第2の防水部材362は、背面プレート310の第2面310bとフラッシュ部材320の第3面320aとの間に配置されてもよい。一実施形態によれば、第2の防水部材362は、防水テープであり得る。一実施形態によれば、第2の防水部材362は、閉曲線(closed loop)状に形成することができる。例えば、第2の防水部材362は、第1の経路P1の少なくとも一部を囲み、電子装置101の外部からマイクモジュール350に伝達される音又は振動の漏れを低減又は防止することができる。一実施形態によれば、第2の防水部材362は、フラッシュレンズ322から生成された光の電子装置101の内部への伝達を低減又は防止することができる。例えば、第2の防水部材362は、フラッシュ部材320のフラッシュレンズ322から生成された光の少なくとも一部を吸収することができる。
【0079】
様々な実施形態によれば、電子装置101は、第1のシール部材363を含むことができる。一実施形態によれば、第1のシール部材363は、フラッシュ部材320と支持部材330とを連結することができる。例えば、第1のシール部材363は、接着テープ又は接着剤であり得る。一実施形態によれば、第1のシール部材363は、フラッシュ部材320と支持部材330との間に配置されてもよい。例えば、第1のシール部材363は、フラッシュ部材320の第4面320bと支持部材330の第8面330aとの間に配置されてもよい。一実施形態によれば、第1のシール部材363は、マイクモジュール350に伝達される音又は振動の漏れ(sound leak)を低減又は防止することができる。例えば、第1のシール部材363は、フラッシュ部材320と支持部材330との間の空間から漏れる音又は振動を低減又は防止することができる。一実施形態によれば、第1のシール部材363は、閉曲線(closed loop)状に形成することができる。
【0080】
様々な実施形態によれば、電子装置101は、第2のシール部材364を含むことができる。一実施形態によれば、第2のシール部材364は、マイクモジュール350に伝達される音又は振動の漏れ(sound leak)を低減又は防止することができる。例えば、第2のシール部材364は、支持部材330と印刷回路基板340との間の空間から漏れる音又は振動を低減又は防止することができる。一実施形態によれば、第2のシール部材364は、支持部材330と印刷回路基板340との間に配置されてもよい。例えば、第2のシール部材364は、支持部材330の第9面330bと印刷回路基板340の第5面340aとの間に配置されてもよい。一実施形態によれば、第2のシール部材364は、閉曲線(closed loop)状に形成することができる。一実施形態によれば、第2のシール部材364は、発泡体を含むことができる。例えば、第2のシール部材364は、スポンジであり得る。
【0081】
図8は、本開示の様々な実施形態による、支持部材と印刷回路基板との結合構造を説明するための図である。
【0082】
図8を参照すると、電子装置101は、支持部材330を印刷回路基板(例えば、図7の印刷回路基板340)と連結するための少なくとも1つの締結構造304を含むことができる。図8の支持部材330の構成は、図4の第1の支持部材230の構成と全部又は一部が同一であってもよい。
【0083】
様々な実施形態によれば、締結構造304は、支持部材330を印刷回路基板(例えば、図7の印刷回路基板340)に結合することができる。例えば、締結構造304は、第1のシール部材363(例えば、図7の第1のシール部材363)と共に、支持部材330を印刷回路基板340に連結することができる。一実施形態によれば、支持部材330は、締結構造304によって印刷回路基板340に固定され、第2のシール部材(例えば、図7の第2のシール部材364)の反発力による支持部材330と印刷回路基板340との間の音の漏れを低減又は防止することができる。一実施形態によれば、締結構造304は、支持部材330(例えば、図4の第1の支持部材230)、印刷回路基板340、及び第2の支持部材(例えば、図4の第2の支持部材240)と連結することができる。例えば、支持部材330及び印刷回路基板340は、第2の支持部材240と締結構造304を介して連結されてもよい。一実施形態によれば、締結構造304は、ボス構造又はねじ構造であり得る。一実施形態によれば、支持部材330は、第1のシール部材363が位置する第8面330a(例えば、図7の第8面330a)を含むことができる。
【0084】
図9は、本開示の別の実施形態による電子装置の断面図である。本開示の別の実施形態による、マイクモジュールが支持部材に配置された構造を説明するための図である。
【0085】
図9及び図10を参照すると、電子装置101は、ディスプレイ301、背面プレート310、フラッシュ部材320、支持部材330、印刷回路基板340、マイクモジュール350、第1の防水部材361、第2の防水部材362、及び第1のシール部材363を含むことができる。図9及び図10のディスプレイ301、背面プレート310、フラッシュ部材320、支持部材330、印刷回路基板340、マイクモジュール350、第1の防水部材361、第2の防水部材362、及び第1のシール部材363の構成は、図7のディスプレイ301、背面プレート310、フラッシュ部材320、支持部材330、印刷回路基板340、マイクモジュール350、第1の防水部材361、第2の防水部材362、及び第1のシール部材363の構成と全部又は一部が同一であってもよい。
【0086】
様々な実施形態によれば、電子装置101は、フレキシブル印刷回路基板370を含むことができる。一実施形態によれば、フレキシブル印刷回路基板370は、第3の貫通孔332の少なくとも一部と対面する第5の貫通孔372を含むことができる。例えば、電子装置101の外部の音又は振動は、内部空間302、第2の貫通孔326、第3の貫通孔332を通過して、第5の貫通孔372に伝達され得る。一実施形態によれば、フレキシブル印刷回路基板370は、第2のシール部材374を介して、支持部材330に取り付けられてもよい。一実施形態によれば、第2のシール部材374は、支持部材330の第10面330c上に配置されてもよい。
【0087】
様々な実施形態によれば、フレキシブル印刷回路基板370は、電子部品(例えば、マイクモジュール350及び/又はスピーカモジュール305)を収容することができる。一実施形態によれば、フレキシブル印刷回路基板370の少なくとも一部は、マイクモジュール350と支持部材330との間に配置されてもよい。一実施形態によれば、フレキシブル印刷回路基板370は、印刷回路基板340に配置された電子部品303と電気的に接続することができる。例えば、フレキシブル印刷回路基板370は、印刷回路基板340と接続するためのコネクタ構造376を含むことができる。
【0088】
様々な実施形態によれば、マイクモジュール350は、電子装置101の外部の音を取得することができる。例えば、マイクモジュール350は、第2の経路P2を介して伝達された音を取得することができる。第2の経路P2は、内部空間302、第2の貫通孔326、第3の貫通孔332、及び第5の貫通孔372として解釈することができる。一実施形態によれば、第2の経路P2は、マイクダクトとして解釈することができる。一実施形態によれば、マイクモジュール350は、フレキシブル印刷回路基板370の下(例えば、+Z方向)に配置することができる。一実施形態によれば、第2の経路P2の長さは、第1の経路(例えば、図7の第1の経路P1)の長さよりも短くてもよい。マイクモジュール350が、音を取得する経路の長さに基づいて、電子装置101の共振周波数及び/又はマイクモジュール350で取得する音の大きさを変更することができる。例えば、フレキシブル印刷回路基板370を用いて、支持部材330の下部(例えば、+Z方向)に配置されたマイクモジュール350を含む電子装置101(例えば、図9)の共振周波数の帯域及び/又はマイクモジュール350に流入する音の大きさは、印刷回路基板340の下に配置されたマイクモジュール350を含む電子装置(例えば、図7)の共振周波数の帯域及び/又はマイクモジュール350に流入する音の大きさより大きくてもよい。
【0089】
図11aは、本開示の様々な実施形態によるフラッシュ部材の前面図であり、図11bは、本開示の様々な実施形態によるフラッシュ部材の背面図である。
【0090】
図11a及び図11bを参照すると、フラッシュ部材320は、フラッシュレンズ322及び支持構造324を含むことができる。図11a及び図11bのフラッシュ部材320の構成は、図5a及び図5bのフラッシュ部材320の構成と全部又は一部が同じであり得る。
【0091】
様々な実施形態によれば、フラッシュ部材320は、第2の防水部材(例えば、図6の第2の防水部材362)と対面するための第1の領域321を含むことができる。第1の領域321は、フラッシュ部材320の第3面320aの少なくとも一部であり得る。一実施形態によれば、第1の領域321は、フラッシュレンズ322の少なくとも一部を囲むことができる。
【0092】
様々な実施形態によれば、フラッシュレンズ322と第1の領域321との間の内部空間302(例えば、図7の内部空間302)を通って流入する音又は振動の少なくとも一部は、第1部分326-1に伝達できる。一実施形態によれば、第1部分326-1に伝達された音又は振動の少なくとも一部は、第2部分326-2に伝達され得る。一実施形態によれば、第2部分326-2の断面積は、第1部分326-1の断面積より広くてもよい。例えば、第2部分326-2の第2の長さl2は、第1部分326-1の第1の長さl1よりも長くてもよい。
【0093】
様々な実施形態によれば、フラッシュ部材320は、第1のシール部材(例えば、図6の第1のシール部材363)と対面するための第2の領域323を含むことができる。第2の領域323は、フラッシュ部材320の第4面320bの少なくとも一部であり得る。一実施形態によれば、第2の領域323は、第2部分326-2の少なくとも一部を囲むことができる。
【0094】
様々な実施形態によれば、フラッシュ部材320は、第1の防水部材(例えば、図6の第1の防水部材361)と対面するための第3の領域325を含むことができる。一実施形態によれば、第3の領域325は、第2部分326-2の少なくとも一部を形成することができる。一実施形態によれば、第3の領域325は、第2の領域323と実質的に平行であり得る。
【0095】
図12は、本開示の様々な実施形態による溝構造を含むフラッシュ部材の斜視図であり、図13は、本開示の様々な実施形態による突起構造を含むフラッシュ部材の斜視図である。図14は、図12のA - A’面の断面図であり、図15は、図13のB - B’面の断面図である。
【0096】
図12図15を参照すると、フラッシュ部材320は、支持構造324から延びる突出構造327を含むことができる。一実施形態によれば、突出構造327は、背面プレート(例えば、図7の背面プレート310)の第1の貫通孔(例えば、図7の第1の貫通孔312)によって囲まれたフラッシュ部材320の一部の領域として解釈することができる。一実施形態によれば、突出構造327の少なくとも一部は、電子装置(例えば、図7の電子装置101)の外部に視覚的に露出され得る。例えば、フラッシュレンズ322から発生した光は、突出構造327を通過して電子装置101の外部に放射されてもよい。図12図15のフラッシュ部材320の構成は、図7のフラッシュ部材320の構成と全部又は一部が同一であってもよい。
【0097】
様々な実施形態(例えば、図12及び図14)によれば、フラッシュ部材320は、突出構造327に形成された少なくとも1つの溝構造328を含むことができる。一実施形態によれば、溝構造328は、マイクモジュール(例えば、図7のマイクモジュール350)に流入する空気の量を増加させることができる。例えば、背面プレート(例えば、図7の背面プレート310)とフラッシュ部材320との間の内部空間(例えば、図7の内部空間302)の体積は、溝構造328によって増加し、内部空間302を介して第2の貫通孔326に伝達される空気の量(体積及び/又は質量)を増加させることができる。一実施形態によれば、溝構造328は、電子装置101の外部の空気を、第2の貫通孔326にガイドすることができる。例えば、溝構造328は、第2の貫通孔326を向かって、突出構造327に配置することができる。
【0098】
様々な実施形態(例えば、図13及び図15)によれば、フラッシュ部材320は、突出構造327に形成された少なくとも1つの突起構造329を含むことができる。一実施形態によれば、突起構造329は、背面プレート(例えば、図7の背面プレート310)の一部(例えば、図7の第7面310c)に向かって突出することができる。一実施形態によれば、突起構造329は、マイクモジュール350に流入する空気の量を増加させることができる。例えば、突起構造329が形成されていない突出構造327の一部の領域は、溝構造328として解釈されてもよい。一実施形態によれば、突起構造329は、フラッシュ部材320と背面プレート310との連結又は結合をガイドすることができる。例えば、背面プレート(例えば、図7の背面プレート310)は、突起構造329に対応する溝(図示せず)を含み、突起構造329は、前記溝内に挿入することができる。一実施形態によれば、フラッシュ部材320は、溝構造328及び/又は突起構造329を含まなくてもよい。
【0099】
本開示の様々な実施形態によれば、電子装置(例えば、図2の電子装置101)は、第1の貫通孔(例えば、図5aの第1の貫通孔312)を含む背面プレート(例えば、図5aの背面プレート310)、フラッシュレンズ(例えば、図11aのフラッシュレンズ322)、及びフラッシュレンズを収容し、前記背面プレートと対面する第2の貫通孔(例えば、図7の第2の貫通孔326)を含む支持構造(例えば、図11aの支持構造324)を含み、少なくとも一部が、前記第1の貫通孔内に配置されたフラッシュ部材(例えば、図7のフラッシュ部材320)、前記フラッシュ部材を支持し、前記第2の貫通孔の少なくとも一部と対面する第3の貫通孔(例えば、図7の第3の貫通孔332)を含む支持部材(例えば、図4の第1の支持部材230又は図6の支持部材330)、及び前記支持部材の下に位置し、前記第2の貫通孔及び前記第3の貫通孔を覆うマイクモジュール(例えば、図7のマイクモジュール350)を含むことができる。
【0100】
様々な実施形態によれば、前記背面プレートは、電子装置の外部に露出した第1面(例えば、図7の第1面310a)と前記第1面とは反対の第2面(例えば、図7の第2面310b)を含み、前記フラッシュ部材の支持構造は、第2面と対面する第3面(例えば、図7の第3面320a)及び第3面とは反対の第4面(例えば、図7の第4面320b)を含み、前記第2の貫通孔は、第3面と第4面との間の少なくとも一部を貫通することができる。
【0101】
様々な実施形態によれば、前記マイクモジュールは、少なくとも一部が、第2面と第3面との間に配置された内部空間(例えば、図7の内部空間302)、及び第2の貫通孔を通して、電子装置の外部から音を取得するように構成することができる。
【0102】
様々な実施形態によれば、前記電子装置は、少なくとも1つの電子部品を収容し、前記支持部材の下に配置された印刷回路基板(例えば、図7の印刷回路基板340)をさらに含むことができる。
【0103】
様々な実施形態によれば、前記印刷回路基板は、前記支持部材と対面する第5面(例えば、図7の第5面340a)、第5面とは反対の第6面(例えば、図7の第6面340b)、及び第5面と第6面との間を貫通し、第3の貫通孔と対面する第4の貫通孔(例えば、図7の第4の貫通孔342)を含み、前記マイクモジュールは、第4の貫通孔を覆い、第6面上に配置され得る。
【0104】
様々な実施形態によれば、前記電子装置は、前記支持部材と前記印刷回路基板との間に配置された第2のシール部材(例えば、図7の第2のシール部材364)をさらに含むことができる。
【0105】
様々な実施形態によれば、前記電子装置は、前記支持部材と連結され、第3の貫通孔と対面する第5の貫通孔(例えば、図9の第5の貫通孔372)を含むフレキシブル印刷回路基板(例えば、図9のフレキシブル印刷回路基板370)をさらに含み、前記マイクモジュールは、第5の貫通孔を覆い、前記フレキシブル印刷回路基板の下に配置することができる。
【0106】
様々な実施形態によれば、前記背面プレートは、前記フラッシュ部材の少なくとも一部を囲む第7面(例えば、図7の第7面310c)を含み、前記フラッシュ部材は、前記支持構造から延びて、第7面と対面する突出構造(例えば、図7の突出構造327)を含むことができる。
【0107】
様々な実施形態によれば、前記フラッシュ部材は、前記突出構造に形成された少なくとも1つの溝構造(例えば、図12の溝構造328)又は突出構造から第7面に向かって突出した少なくとも1つの突起構造(例えば、図13の突起構造329)のうち少なくとも1つを含むことができる。
【0108】
様々な実施形態によれば、前記電子装置は、前記支持部材と前記印刷回路基板とを連結するための少なくとも1つの締結構造(例えば、図8の締結構造304)をさらに含むことができる。
【0109】
様々な実施形態によれば、前記電子装置は、前記フラッシュ部材の下に配置され、第2の貫通孔を覆う第1の防水部材(例えば、図7の第1の防水部材361)をさらに含むことができる。
【0110】
様々な実施形態によれば、第2の貫通孔は、内部空間(例えば、図7の内部空間302)から延びる第1部分(例えば、図7の第1部分326-1)、及び第1部分から延び、第1の防水部材が取り付けられた第2部分(例えば、図7の第2部分326-2)を含み、第2部分の断面積は、第1部分の断面積より広いことがある。様々な実施形態によれば、前記電子装置は、前記フラッシュ部材と前記背面プレートとの間に配置された第2の防水部材(例えば、図7の第2の防水部材362)をさらに含むことができる。
【0111】
様々な実施形態によれば、前記電子装置は、前記フラッシュ部材と前記支持部材との間に配置された第1のシール部材(例えば、図7の第1のシール部材363)をさらに含むことができる。
【0112】
様々な実施形態によれば、前記背面プレートは、第1の貫通孔と離隔された少なくとも1つのカメラホール(例えば、図5aのカメラホール314)を含み、前記電子装置は、少なくとも一部が、前記少なくとも1つのカメラホールを介して、電子装置の外部に視覚的に露出されたカメラモジュール(例えば、図1のカメラモジュール180)をさらに含むことができる。
【0113】
本開示の様々な実施形態によれば、電子装置(例えば、図2の電子装置101)は、第1の貫通孔(例えば、図5aの第1の貫通孔312)を含む背面プレート( 例えば、図5aの背面プレート310)、前記ハウジングと対面する第2の貫通孔(例えば、図7の第2の貫通孔326)を含む支持構造(例えば、図7の支持構造324)、及び前記支持構造から延び、少なくとも一部が、第1の貫通孔内に位置する突出構造(図7の突出構造327)を含むフラッシュ部材(例えば、図7のフラッシュ部材320)、前記フラッシュ部材を支持し、第2の貫通孔の少なくとも一部と対面する第3の貫通孔(例えば、図7の第3の貫通孔332)を含む支持部材(例えば、図7の支持部材330)、前記支持部材と連結され、第3の貫通孔と対面する第4の貫通孔(例えば、図7の第4の貫通孔342)を含む印刷回路基板(例えば、図7の印刷回路基板340)、及び前記印刷回路基板上に配置され、第2の貫通孔、第3の貫通孔、及び第4の貫通孔を覆うマイクモジュール(例えば、図7のマイクモジュール 350)を含むことができる。
【0114】
様々な実施形態によれば、前記背面プレートは、前記電子装置の外部に露出した第1面(例えば、図7の第1面310a)と、第1面とは反対の第2面(例えば、図7の第2面310b)とを含み、前記フラッシュ部材の支持構造は、第2面と対面する第3面(例えば、図7の第3面320a)及び第3面とは反対の第4面(例えば、図7の第4面320b)を含み、第2の貫通孔は、第3面と第4面との間の少なくとも一部を貫通することができる。
【0115】
様々な実施形態によれば、前記マイクモジュールは、少なくとも一部が、第2面と第3面との間に配置された内部空間(例えば、図7の内部空間302)、第2の貫通孔、第3の貫通孔及び第4の貫通孔を介して、電子装置の外部の音を取得するように構成することができる。
【0116】
様々な実施形態によれば、前記電子装置は、前記支持部材と前記印刷回路基板との間に配置された第2のシール部材(例えば、図7の第2のシール部材364)をさらに含むことができる。
【0117】
様々な実施形態によれば、前記背面プレートは、前記突出構造の少なくとも一部を囲む第7面(例えば、図7の第7面310c)を含み、前記フラッシュ部材は、前記突出構造に形成された少なくとも1つの溝構造(例えば、図12の溝構造328)又は前記突出構造から第7面に向かって突出した少なくとも1つの突起構造(例えば、図13の突起構造329)のうち少なくとも1つを含むことができる。
【0118】
以上から説明した本開示のマイクモジュールを含む電子装置は、前述の実施形態及び図面によって限定されるものではなく、本開示の技術的範囲内で種々の置換、変形及び変更が可能であることは、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者にとって明らかであろう。
【符号の説明】
【0119】
100 ネットワーク環境
101、102、104 電子装置
108 サーバ
120 プロセッサ
121 メインプロセッサ
123 補助プロセッサ
130 メモリ
132 揮発性メモリ
134 不揮発性メモリ
140 プログラム
142 オペレーティングシステム
144 ミドルウェア
146 アプリケーション
150 入力モジュール
155 音響出力モジュール
160 ディスプレイモジュール
170 オーディオモジュール
176 センサモジュール
177 インターフェース
178 接続端子
179 触覚モジュール
180 カメラモジュール
188 電力管理モジュール
189 バッテリ
190 通信モジュール
192 無線通信モジュール
194 有線通信モジュール
196 加入者識別モジュール
197 アンテナモジュール
198 第1のネットワーク
199 第2のネットワーク
202 前面プレート
203 オーディオモジュール
204 フラッシュ
205 前面カメラモジュール
206 背面カメラモジュール
207 外部スピーカホール
208 第1のコネクタホール
209 第2のコネクタホール
210 ハウジング
210A 前面
210B 背面
210C 側面
211 背面プレート
214 スピーカホール
217 キー入力装置
218 側面ベゼル構造
220 ディスプレイ
230 第1の支持部材
240 第2の支持部材
250 印刷回路基板
301 ディスプレイ
302 内部空間
303 電子部品
304 締結構造
305 スピーカモジュール
310 背面プレート
310a 第1面
310b 第2面
310c 第7面
312 第1の貫通孔
314 カメラホール
320 フラッシュ部材
320a 第3面
320b 第4面
321 第1の領域
322 フラッシュレンズ
323 第2の領域
324 支持構造
325 第3の領域
326 第2の貫通孔
327 突出構造
328 溝構造
329 突起構造
330 支持部材
330a 第8面
330b 第9面
330c 第10面
332 第3の貫通孔
340 印刷回路基板
340a 第5面
340b 第6面
342 第4の貫通孔
350 マイクモジュール
361 第1の防水部材
362 第2の防水部材
363 第1のシール部材
364 第2のシール部材
370 フレキシブル印刷回路基板
372 第5の貫通孔
374 第2のシール部材
376 コネクタ構造
図1
図2
図3
図4
図5a
図5b
図6
図7
図8
図9
図10
図11a
図11b
図12
図13
図14
図15
【手続補正書】
【提出日】2023-07-12
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子装置において、
第1の貫通孔を含む背面プレート;
フラッシュレンズ、及び前記フラッシュレンズを収容し、前記背面プレートと対面する第2の貫通孔を含む支持構造を含み、少なくとも一部が、前記第1の貫通孔内に配置されたフラッシュ部材;
前記フラッシュ部材を支持し、前記第2の貫通孔の少なくとも一部と対面する第3の貫通孔を含む支持部材;及び
前記支持部材の下に配置され、前記第3の貫通孔を覆うマイクモジュール
を含む電子装置。
【請求項2】
前記背面プレートは、前記電子装置の外部に露出した第1面と、前記第1面とは反対の第2面とを含み、
前記フラッシュ部材の前記支持構造は、前記第2面と対面する第3面と、前記第3面とは反対の第4面とを含み、前記第2の貫通孔は、前記第3面と前記第4面との間の前記フラッシュ部材の少なくとも一部を貫通する、請求項1に記載の電子装置。
【請求項3】
前記マイクモジュールは、少なくとも一部が、前記第2面と前記第3面との間に配置された内部空間、前記第2の貫通孔、及び前記第3の貫通孔を介して、前記電子装置の外部の音を取得するように構成された、請求項2に記載の電子装置。
【請求項4】
少なくとも1つの電子部品を収容し、前記支持部材の下に配置された印刷回路基板をさらに含む、請求項1に記載の電子装置。
【請求項5】
前記印刷回路基板は、前記支持部材と対面する第5面、前記第5面と反対の第6面、及び前記第5面と前記第6面との間を貫通し、前記第3の貫通孔と対面する第4の貫通孔を含み、
前記マイクモジュールは、前記第4の貫通孔を覆い、前記第6面上に配置された、請求項4に記載の電子装置。
【請求項6】
前記支持部材と前記印刷回路基板との間に配置された第2のシール部材をさらに含む、請求項5に記載の電子装置。
【請求項7】
前記支持部材と連結され、前記第3の貫通孔と対面する第5の貫通孔を含むフレキシブル印刷回路基板をさらに含み、
前記マイクモジュールは、前記第5の貫通孔を覆い、前記フレキシブル印刷回路基板の下に配置された、請求項4に記載の電子装置。
【請求項8】
前記支持部材と前記印刷回路基板とを連結するための少なくとも1つの締結構造をさらに含む、請求項4に記載の電子装置。
【請求項9】
前記背面プレートは、前記フラッシュ部材の少なくとも一部を囲む第7面を含み、
前記フラッシュ部材は、前記支持構造から延び、前記第7面と対面する突出構造を含む、請求項1に記載の電子装置。
【請求項10】
前記フラッシュ部材は、前記突出構造に形成された少なくとも1つの溝構造又は前記突出構造から前記第7面に向かって突出された少なくとも1つの突起構造のうち少なくとも1つを含む、請求項9に記載の電子装置。
【請求項11】
前記フラッシュ部材の下に配置され、前記第2の貫通孔を覆う第1の防水部材をさらに含む、請求項に記載の電子装置。
【請求項12】
前記第2の貫通孔は、前記第2面と前記第3面との間の内部空間から延びる第1部分と、前記第1部分から延び、前記第1の防水部材が取り付けられた第2部分とを含み、
前記第2部分の断面積は、前記第1部分の断面積よりも広い、請求項11に記載の電子装置。
【請求項13】
前記フラッシュ部材と前記背面プレートとの間に配置された第2の防水部材をさらに含む、請求項1に記載の電子装置。
【請求項14】
前記フラッシュ部材と前記支持部材との間に配置された第1のシール部材をさらに含む、請求項1に記載の電子装置。
【請求項15】
前記背面プレートは、前記第1の貫通孔と離隔された少なくとも1つのカメラホールを含み、
前記電子装置は、少なくとも一部が、前記少なくとも1つのカメラホールを介して、前記電子装置の外部に視覚的に露出されたカメラモジュールをさらに含む、請求項1に記載の電子装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0057】
様々な実施形態によれば、第2の支持部材240は、電子装置101の構成要素を支持することができる。例えば、電子装置101の部品(例えば、印刷回路基板250又はバッテリ(例えば、図1のバッテリ189))は、第2の支持部材240に装着され得る。一実施形態によれば、第の支持部材240の一面には、ディスプレイ(例えば、図2のディスプレイ220)が配置され、他面には、印刷回路基板250が配置され得る。一実施形態によれば、第2の支持部材240は、側面(例えば、図2の側面210C)の少なくとも一部を形成することができる。一実施形態によれば、第2の支持部材240は、金属材料及び/又は非金属(例えば、ポリマー)材料で形成できる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0113
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0113】
本開示の様々な実施形態によれば、電子装置(例えば、図2の電子装置101)は、第1の貫通孔(例えば、図5aの第1の貫通孔312)を含む背面プレート( 例えば、図5aの背面プレート310)、前記背面プレートと対面する第2の貫通孔(例えば、図7の第2の貫通孔326)を含む支持構造(例えば、図7の支持構造324)、及び前記支持構造から延び、少なくとも一部が、第1の貫通孔内に位置する突出構造(図7の突出構造327)を含むフラッシュ部材(例えば、図7のフラッシュ部材320)、前記フラッシュ部材を支持し、第2の貫通孔の少なくとも一部と対面する第3の貫通孔(例えば、図7の第3の貫通孔332)を含む支持部材(例えば、図7の支持部材330)、前記支持部材と連結され、第3の貫通孔と対面する第4の貫通孔(例えば、図7の第4の貫通孔342)を含む印刷回路基板(例えば、図7の印刷回路基板340)、及び前記印刷回路基板上に配置され、第2の貫通孔、第3の貫通孔、及び第4の貫通孔を覆うマイクモジュール(例えば、図7のマイクモジュール 350)を含むことができる。
【国際調査報告】