IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ クゥアルコム・インコーポレイテッドの特許一覧

特表2024-502963物理ダウンリンク制御チャネル反復のための探索空間セット監視
<>
  • 特表-物理ダウンリンク制御チャネル反復のための探索空間セット監視 図1
  • 特表-物理ダウンリンク制御チャネル反復のための探索空間セット監視 図2
  • 特表-物理ダウンリンク制御チャネル反復のための探索空間セット監視 図3
  • 特表-物理ダウンリンク制御チャネル反復のための探索空間セット監視 図4
  • 特表-物理ダウンリンク制御チャネル反復のための探索空間セット監視 図5
  • 特表-物理ダウンリンク制御チャネル反復のための探索空間セット監視 図6
  • 特表-物理ダウンリンク制御チャネル反復のための探索空間セット監視 図7
  • 特表-物理ダウンリンク制御チャネル反復のための探索空間セット監視 図8
  • 特表-物理ダウンリンク制御チャネル反復のための探索空間セット監視 図9
  • 特表-物理ダウンリンク制御チャネル反復のための探索空間セット監視 図10
  • 特表-物理ダウンリンク制御チャネル反復のための探索空間セット監視 図11
  • 特表-物理ダウンリンク制御チャネル反復のための探索空間セット監視 図12
  • 特表-物理ダウンリンク制御チャネル反復のための探索空間セット監視 図13
  • 特表-物理ダウンリンク制御チャネル反復のための探索空間セット監視 図14
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-01-24
(54)【発明の名称】物理ダウンリンク制御チャネル反復のための探索空間セット監視
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/044 20230101AFI20240117BHJP
【FI】
H04W72/044
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023540089
(86)(22)【出願日】2022-01-12
(85)【翻訳文提出日】2023-06-29
(86)【国際出願番号】 US2022070148
(87)【国際公開番号】W WO2022155644
(87)【国際公開日】2022-07-21
(31)【優先権主張番号】63/136,632
(32)【優先日】2021-01-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】17/573,234
(32)【優先日】2022-01-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(72)【発明者】
【氏名】コシュネビサン、モスタファ
(72)【発明者】
【氏名】スン、ジン
(72)【発明者】
【氏名】ジャン、シャオシャ
(72)【発明者】
【氏名】ルオ、タオ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
5K067HH22
(57)【要約】
ワイヤレス通信のための方法、システム、およびデバイスが記載される。概して、第1および第2の探索空間(SS)セット内の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)候補は、同じスロット内に位置する場合がある。両方のSSセットが同じ周期と同じオフセットとを有するとき、UEは、SSセットがリンクされていると決定することができる。UEは、スロット内のSSセットごとに同じ数の監視機会を予想することができ、第1のインデックス値を有する第1のSSセット内の監視機会が同じインデックス値を有する第2のSSセット内の監視機会とリンクされていると決定することができる。UEは、同じ周期を有するが異なるオフセットを有する異なるSSセットのための監視機会が異なるスロット内に位置し、第1のPDCCH反復が第2のPDCCH反復よりも早いスロット内に位置するように規則が満たされると決定することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための方法であって、
基地局から、送信時間間隔内の第1の探索空間セット用の第1の監視パターンと、前記送信時間間隔内の第2の探索空間セット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信することと、
前記基地局から、前記第1の探索空間セット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために前記第2の探索空間セット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信することと、
前記第1の監視パターンおよび前記第2の監視パターンが同じ周期とオフセットとを有することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の探索空間セットのダウンリンク制御チャネル候補の前記第1のグループと、前記第2の探索空間セットのダウンリンク制御チャネル候補の前記第2のグループとを監視することと
を備える、方法。
【請求項2】
前記第1の監視パターンの監視機会の数が前記第2の監視パターンの監視機会の数と同じであることを検証すること、ここにおいて、ダウンリンク制御チャネル候補の前記第1のグループとダウンリンク制御チャネル候補の前記第2のグループとを監視することが前記検証に少なくとも部分的にさらに基づく、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1の監視パターンおよび前記第2の監視パターンが同じ数の監視機会を有することを検証することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の探索空間セットおよび前記第2の探索空間セットの各々からの監視機会が、それぞれ前記第1の探索空間セットおよび前記第2の探索空間セット内の監視機会の時間的順序付けに少なくとも部分的に基づいてリンクされていると決定すること
をさらに備える、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1の監視パターンおよび前記第2の監視パターンが同じ数の監視機会を有することを検証することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の探索空間セットおよび前記第2の探索空間セットの各々からの監視機会が、それぞれ前記第1の探索空間セットおよび前記第2の探索空間セット内の監視機会に関連付けられたインデックス値の順序に少なくとも部分的に基づいてリンクされていると決定すること
をさらに備える、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記第1の監視パターンおよび前記第2の監視パターンが同じ数の監視機会を有することを検証することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の探索空間セットの第1の監視機会が前記第2の探索空間セットの第2の監視機会とリンクされていると決定すること
をさらに備える、請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記第1の監視機会が前記第2の監視機会とリンクされていると決定することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の監視機会内に位置するダウンリンク制御チャネル候補の前記第1のグループの第1のダウンリンク制御チャネル候補が、前記第2の監視機会内に位置するダウンリンク制御チャネル候補の前記第2のグループの第2のダウンリンク制御チャネル候補とリンクされていると決定すること
をさらに備える、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記監視に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第1の反復と、前記第2のダウンリンク制御チャネル候補上の前記ダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを受信することと、
前記ダウンリンク制御メッセージの前記第1の反復と前記ダウンリンク制御メッセージの前記第2の反復とを結合することと
をさらに備える、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記監視パターンの期間内の前記第1の探索空間セットの持続時間が、前記監視パターンの期間内の前記第2の探索空間セットの持続時間と同じであることを検証すること、ここにおいて、ダウンリンク制御チャネル候補の前記第1のグループとダウンリンク制御チャネル候補の前記第2のグループとを監視することが前記検証に少なくとも部分的にさらに基づく、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための方法であって、
基地局から、第1の送信時間間隔内の第1の探索空間セット用の第1の監視パターンと、第2の送信時間間隔内の第2の探索空間セット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信することと、
前記基地局から、前記第1の探索空間セット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために前記第2の探索空間セット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信することと、
前記第1の探索空間セットおよび前記第2の探索空間セットが同じ周期を有するが異なるオフセットを有することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の探索空間セットのダウンリンク制御チャネル候補の前記第1のグループと、前記第2の探索空間セットのダウンリンク制御チャネル候補の前記第2のグループとを監視することと
を備える、方法。
【請求項10】
1つまたは複数の規則のセットが満たされるかどうかを決定するために、前記第1の監視パターンと前記第2の監視パターンとを比較することと、
前記1つまたは複数の規則が満たされることに少なくとも部分的に基づいて、ダウンリンク制御チャネル候補の前記第1のグループの第1のダウンリンク制御チャネル候補が、ダウンリンク制御チャネル候補の前記第2のグループの第2のダウンリンク制御チャネル候補とリンクされていると決定することと
をさらに備える、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記第1の送信時間間隔の第1のスロット番号、前記第1の送信時間間隔に関連付けられた第1のフレーム番号、前記第1の探索空間セットの第1のオフセット、前記第2の送信時間間隔の第2のスロット番号、前記第2の送信時間間隔に関連付けられた第2のフレーム番号、前記第2の探索空間セットの第2のオフセット、またはそれらの任意の組合せに少なくとも部分的に基づいて、前記1つまたは複数の規則が満たされると決定すること、ここにおいて、フレーム当たりの前記スロット数によって乗算された前記第2のフレーム番号プラススロットの前記第2のスロット番号が、フレーム当たりの前記スロット数によって乗算された前記第1のフレーム番号プラス前記第2のスロット番号よりも大きく、それがスロット当たりの前記フレーム数によって乗算された前記第2のフレーム番号プラス前記第2のスロット番号マイナス前記第1の探索空間セットおよび前記第2の探索空間セットの同じ周期の前記期間よりも大きい、
をさらに備える、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記第1の探索空間セットと前記第2の探索空間セットとを順序付けること、ここにおいて、前記1つまたは複数の規則が満たされると決定することが、前記第1の探索空間セットと前記第2の探索空間セットとを順序付けることに少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記基地局から、前記第1の探索空間セットが前記第2の探索空間セットの前に順序付けられることの指示を受信すること
をさらに備える、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記第1の探索空間セット用の第1のインデックスと前記第2の探索空間セット用の第2のインデックスとを識別すること、ここにおいて、前記第1の監視パターンと前記第2の監視パターンとを比較することが、前記第1のインデックスを前記第2のインデックスと比較することを備える、
をさらに備える、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記1つまたは複数の規則が満たされることに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第1の反復と、前記第2のダウンリンク制御チャネル候補上の前記ダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを受信することと、
前記ダウンリンク制御メッセージの前記第1の反復と前記ダウンリンク制御メッセージの前記第2の反復とを結合することと
をさらに備える、請求項10に記載の方法。
【請求項16】
前記1つまたは複数の規則が満たされるかどうかを決定することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の送信時間間隔が前記第2の送信時間間隔より前に位置すると決定すること
をさらに備える、請求項10に記載の方法。
【請求項17】
前記監視パターンの期間内の前記第1の探索空間セットの持続時間が、前記監視パターンの期間内の前記第2の探索空間セットの持続時間と同じである、請求項9に記載の方法。
【請求項18】
前記持続時間が前記送信時間間隔を備える、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記持続時間が連続する送信時間間隔のセットを備える、請求項17に記載の方法。
【請求項20】
前記第1の監視パターンの監視機会の数が前記第2の監視パターンの監視機会の数と同じであることを検証することと、
前記第1の監視パターンおよび前記第2の監視パターンが同じ数の監視機会を有することを検証することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の探索空間セットの第1の監視機会が前記第2の探索空間セットの第2の監視機会とリンクされていると決定することと、
前記第1の監視機会が前記第2の監視機会とリンクされていると決定することに少なくとも部分的に基づいて、ダウンリンク制御チャネル候補の前記第1のグループの第1のダウンリンク制御チャネル候補が、ダウンリンク制御チャネル候補の前記第2のグループの第2のダウンリンク制御チャネル候補とリンクされていると決定することと
をさらに備える、請求項9に記載の方法。
【請求項21】
前記監視に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第1の反復と、前記第2のダウンリンク制御チャネル候補上の前記ダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを受信することと、
前記ダウンリンク制御メッセージの前記第1の反復と前記ダウンリンク制御メッセージの前記第2の反復とを結合することと
をさらに備える、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を備え、前記メモリが、
基地局から、送信時間間隔内の第1の探索空間セット用の第1の監視パターンと、前記送信時間間隔内の第2の探索空間セット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信することと、
前記基地局から、前記第1の探索空間セット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために前記第2の探索空間セット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信することと、
前記第1の監視パターンおよび前記第2の監視パターンが同じ周期とオフセットとを有することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の探索空間セットのダウンリンク制御チャネル候補の前記第1のグループと、前記第2の探索空間セットのダウンリンク制御チャネル候補の前記第2のグループとを監視することと
を前記装置に行わせるように前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶する、
装置。
【請求項23】
前記命令が、
前記第1の監視パターンの監視機会の数が前記第2の監視パターンの監視機会の数と同じであることを検証すること、ここにおいて、ダウンリンク制御チャネル候補の前記第1のグループとダウンリンク制御チャネル候補の前記第2のグループとを監視することが前記検証に少なくとも部分的にさらに基づく、
を前記装置に行わせるように前記少なくとも1つのプロセッサによってさらに実行可能である、請求項22に記載の装置。
【請求項24】
前記命令が、
前記第1の監視パターンおよび前記第2の監視パターンが同じ数の監視機会を有することを検証することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の探索空間セットおよび前記第2の探索空間セットの各々からの監視機会が、それぞれ前記第1の探索空間セットおよび前記第2の探索空間セット内の監視機会の時間的順序付けに少なくとも部分的に基づいてリンクされていると決定すること
を前記装置に行わせるように前記少なくとも1つのプロセッサによってさらに実行可能である、請求項23に記載の装置。
【請求項25】
前記命令が、
前記第1の監視パターンおよび前記第2の監視パターンが同じ数の監視機会を有することを検証することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の探索空間セットおよび前記第2の探索空間セットの各々からの監視機会が、それぞれ前記第1の探索空間セットおよび前記第2の探索空間セット内の監視機会に関連付けられたインデックス値の順序に少なくとも部分的に基づいてリンクされていると決定すること
を前記装置に行わせるように前記少なくとも1つのプロセッサによってさらに実行可能である、請求項23に記載の装置。
【請求項26】
前記命令が、
前記第1の監視パターンおよび前記第2の監視パターンが同じ数の監視機会を有することを検証することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の探索空間セットの第1の監視機会が前記第2の探索空間セットの第2の監視機会とリンクされていると決定すること
を前記装置に行わせるように前記少なくとも1つのプロセッサによってさらに実行可能である、請求項23に記載の装置。
【請求項27】
前記命令が、
前記第1の監視機会が前記第2の監視機会とリンクされていると決定することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の監視機会内に位置するダウンリンク制御チャネル候補の前記第1のグループの第1のダウンリンク制御チャネル候補が、前記第2の監視機会内に位置するダウンリンク制御チャネル候補の前記第2のグループの第2のダウンリンク制御チャネル候補とリンクされていると決定すること
を前記装置に行わせるように前記少なくとも1つのプロセッサによってさらに実行可能である、請求項26に記載の装置。
【請求項28】
前記命令が、
前記監視に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第1の反復と、前記第2のダウンリンク制御チャネル候補上の前記ダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを受信することと、
前記ダウンリンク制御メッセージの前記第1の反復と前記ダウンリンク制御メッセージの前記第2の反復とを結合することと
を前記装置に行わせるように前記少なくとも1つのプロセッサによってさらに実行可能である、請求項27に記載の装置。
【請求項29】
前記命令が、
前記監視パターンの期間内の前記第1の探索空間セットの持続時間が、前記監視パターンの期間内の前記第2の探索空間セットの持続時間と同じであることを検証すること、ここにおいて、ダウンリンク制御チャネル候補の前記第1のグループとダウンリンク制御チャネル候補の前記第2のグループとを監視することが前記検証に少なくとも部分的にさらに基づく、
を前記装置に行わせるように前記少なくとも1つのプロセッサによってさらに実行可能である、請求項22に記載の装置。
【請求項30】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を備え、前記メモリが、
基地局から、第1の送信時間間隔内の第1の探索空間セット用の第1の監視パターンと、第2の送信時間間隔内の第2の探索空間セット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信することと、
前記基地局から、前記第1の探索空間セット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために前記第2の探索空間セット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信することと、
前記第1の探索空間セットおよび前記第2の探索空間セットが同じ周期を有するが異なるオフセットを有することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の探索空間セットのダウンリンク制御チャネル候補の前記第1のグループと、前記第2の探索空間セットのダウンリンク制御チャネル候補の前記第2のグループとを監視することと
を前記装置に行わせるように前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶する、
装置。
【請求項31】
前記命令が、
1つまたは複数の規則のセットが満たされるかどうかを決定するために、前記第1の監視パターンと前記第2の監視パターンとを比較することと、
前記1つまたは複数の規則が満たされることに少なくとも部分的に基づいて、ダウンリンク制御チャネル候補の前記第1のグループの第1のダウンリンク制御チャネル候補が、ダウンリンク制御チャネル候補の前記第2のグループの第2のダウンリンク制御チャネル候補とリンクされていると決定することと
を前記装置に行わせるように前記少なくとも1つのプロセッサによってさらに実行可能である、請求項30に記載の装置。
【請求項32】
前記命令が、
前記第1の送信時間間隔の第1のスロット番号、前記第1の送信時間間隔に関連付けられた第1のフレーム番号、前記第1の探索空間セットの第1のオフセット、前記第2の送信時間間隔の第2のスロット番号、前記第2の送信時間間隔に関連付けられた第2のフレーム番号、前記第2の探索空間セットの第2のオフセット、またはそれらの任意の組合せに少なくとも部分的に基づいて、前記1つまたは複数の規則が満たされると決定すること、ここにおいて、フレーム当たりの前記スロット数によって乗算された前記第2のフレーム番号プラススロットの前記第2のスロット番号が、フレーム当たりの前記スロット数によって乗算された前記第1のフレーム番号プラス前記第2のスロット番号よりも大きく、それがスロット当たりの前記フレーム数によって乗算された前記第2のフレーム番号プラス前記第2のスロット番号マイナス前記第1の探索空間セットおよび前記第2の探索空間セットの同じ周期の前記期間よりも大きい、
を前記装置に行わせるように前記少なくとも1つのプロセッサによってさらに実行可能である、請求項31に記載の装置。
【請求項33】
前記命令が、
前記第1の探索空間セットと前記第2の探索空間セットとを順序付けること、ここにおいて、前記1つまたは複数の規則が満たされると決定することが、前記第1の探索空間セットと前記第2の探索空間セットとを順序付けることに少なくとも部分的に基づく、
を前記装置に行わせるように前記少なくとも1つのプロセッサによってさらに実行可能である、請求項32に記載の装置。
【請求項34】
前記命令が、
前記基地局から、前記第1の探索空間セットが前記第2の探索空間セットの前に順序付けられることの指示を受信すること
を前記装置に行わせるように前記少なくとも1つのプロセッサによってさらに実行可能である、請求項33に記載の装置。
【請求項35】
前記命令が、
前記第1の探索空間セット用の第1のインデックスと前記第2の探索空間セット用の第2のインデックスとを識別すること、ここにおいて、前記第1の監視パターンと前記第2の監視パターンとを比較することが、前記第1のインデックスを前記第2のインデックスと比較することを備える、
を前記装置に行わせるように前記少なくとも1つのプロセッサによってさらに実行可能である、請求項33に記載の装置。
【請求項36】
前記命令が、
前記1つまたは複数の規則が満たされることに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第1の反復と、前記第2のダウンリンク制御チャネル候補上の前記ダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを受信することと、
前記ダウンリンク制御メッセージの前記第1の反復と前記ダウンリンク制御メッセージの前記第2の反復とを結合することと
を前記装置に行わせるように前記少なくとも1つのプロセッサによってさらに実行可能である、請求項31に記載の装置。
【請求項37】
前記命令が、
前記1つまたは複数の規則が満たされるかどうかを決定することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の送信時間間隔が前記第2の送信時間間隔より前に位置すると決定すること
を前記装置に行わせるように前記少なくとも1つのプロセッサによってさらに実行可能である、請求項31に記載の装置。
【請求項38】
前記監視パターンの期間内の前記第1の探索空間セットの持続時間が、前記監視パターンの期間内の前記第2の探索空間セットの持続時間と同じである、請求項30に記載の装置。
【請求項39】
前記持続時間が前記送信時間間隔を備える、請求項38に記載の装置。
【請求項40】
前記持続時間が連続する送信時間間隔のセットを備える、請求項38に記載の装置。
【請求項41】
前記命令が、
前記第1の監視パターンの監視機会の数が前記第2の監視パターンの監視機会の数と同じであることを検証することと、
前記第1の監視パターンおよび前記第2の監視パターンが同じ数の監視機会を有することを検証することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の探索空間セットの第1の監視機会が前記第2の探索空間セットの第2の監視機会とリンクされていると決定することと、
前記第1の監視機会が前記第2の監視機会とリンクされていると決定することに少なくとも部分的に基づいて、ダウンリンク制御チャネル候補の前記第1のグループの第1のダウンリンク制御チャネル候補が、ダウンリンク制御チャネル候補の前記第2のグループの第2のダウンリンク制御チャネル候補とリンクされていると決定することと
を前記装置に行わせるように前記少なくとも1つのプロセッサによってさらに実行可能である、請求項30に記載の装置。
【請求項42】
前記命令が、
前記監視に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第1の反復と、前記第2のダウンリンク制御チャネル候補上の前記ダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを受信することと、
前記ダウンリンク制御メッセージの前記第1の反復と前記ダウンリンク制御メッセージの前記第2の反復とを結合することと
を前記装置に行わせるように前記少なくとも1つのプロセッサによってさらに実行可能である、請求項41に記載の装置。
【請求項43】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置であって、
基地局から、送信時間間隔内の第1の探索空間セット用の第1の監視パターンと、前記送信時間間隔内の第2の探索空間セット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信するための手段と、
前記基地局から、前記第1の探索空間セット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために前記第2の探索空間セット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信するための手段と、
前記第1の監視パターンおよび前記第2の監視パターンが同じ周期とオフセットとを有することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の探索空間セットのダウンリンク制御チャネル候補の前記第1のグループと、前記第2の探索空間セットのダウンリンク制御チャネル候補の前記第2のグループとを監視するための手段と
を備える、装置。
【請求項44】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置であって、
基地局から、第1の送信時間間隔内の第1の探索空間セット用の第1の監視パターンと、第2の送信時間間隔内の第2の探索空間セット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信するための手段と、
前記基地局から、前記第1の探索空間セット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために前記第2の探索空間セット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信するための手段と、
前記第1の探索空間セットおよび前記第2の探索空間セットが同じ周期を有するが異なるオフセットを有することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の探索空間セットのダウンリンク制御チャネル候補の前記第1のグループと、前記第2の探索空間セットのダウンリンク制御チャネル候補の前記第2のグループとを監視するための手段と
を備える、装置。
【請求項45】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードが、
基地局から、送信時間間隔内の第1の探索空間セット用の第1の監視パターンと、前記送信時間間隔内の第2の探索空間セット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信することと、
前記基地局から、前記第1の探索空間セット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために前記第2の探索空間セット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信することと、
前記第1の監視パターンおよび前記第2の監視パターンが同じ周期とオフセットとを有することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の探索空間セットのダウンリンク制御チャネル候補の前記第1のグループと、前記第2の探索空間セットのダウンリンク制御チャネル候補の前記第2のグループとを監視することと
を行うように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項46】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードが、
基地局から、第1の送信時間間隔内の第1の探索空間セット用の第1の監視パターンと、第2の送信時間間隔内の第2の探索空間セット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信することと、
前記基地局から、前記第1の探索空間セット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために前記第2の探索空間セット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信することと、
前記第1の探索空間セットおよび前記第2の探索空間セットが同じ周期を有するが異なるオフセットを有することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の探索空間セットのダウンリンク制御チャネル候補の前記第1のグループと、前記第2の探索空間セットのダウンリンク制御チャネル候補の前記第2のグループとを監視することと
を行うように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
[0001]本特許出願は、各々が本出願の譲受人に譲渡された、2022年1月11日に出願された、「SEARCH SPACE SET MONITORING FOR PHYSICAL DOWNLINK CONTROL CHANNEL REPETITION」と題する、KHOSHNEVISANらによる米国特許出願第17/573,234号、および2021年1月12日に出願された、「SEARCH SPACE SET MONITORING FOR PHYSICAL DOWNLINK CONTROL CHANNEL REPETITION」と題する、KHOSHNEVISANらによる米国仮特許出願第63/136,632号の優先権を主張する。
【0002】
[0002]以下は、物理ダウンリンク制御チャネル反復のための探索空間セット監視を含むワイヤレス通信に関する。
【背景技術】
【0003】
[0003]ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、およびブロードキャストなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能であり得る。そのような多元接続システムの例は、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))システム、LTEアドバンスト(LTE-A)システム、またはLTE-A Proシステムなどの第4世代(4G)システムと、新無線(NR)システムと呼ばれる場合がある第5世代(5G)システムとを含む。これらのシステムは、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、または離散フーリエ変換拡散直交周波数分割多重化(DFT-S-OFDM)などの技術を採用することができる。ワイヤレス多元接続通信システムは、場合によってはユーザ機器(UE)として知られている場合がある、複数の通信デバイスのための通信を各々が同時にサポートする、1つもしくは複数の基地局または1つもしくは複数のネットワークアクセスノードを含む場合がある。いくつかの例では、UEは物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)反復をサポートすることができる。
【発明の概要】
【0004】
[0004]記載される技法は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)反復のための探索空間セット監視をサポートする改善された方法、システム、デバイス、および装置に関する。概して、ユーザ機器(UE)は、同じスロットまたは異なるスロット内に異なるSSセットがあるときに、第1のSSセットの監視機会が第2のSSセットの監視機会にリンクされているかどうかを決定することができる。たとえば、UEは、基地局によって構成されたSSセット用の監視パターンに基づいて、第1および第2のSSセット内のPDCCH候補が同じスロット内に位置すると決定することができる。両方のSSセットが同じ周期と同じオフセットとを有するとき、UEは、同じスロット内に位置するSSセットがリンクされていると決定することができる。いくつかの例では、監視パターンの持続時間も同じであり得る。いくつかの例では、UEは、スロット内の各SSセットに対して同じ数の監視機会を予想することができる(たとえば、無線リソース制御(RRC)パラメータmonitoringsymbolsWithinSlotは各SSセットに対して同じであり得る)。UEは、各SSセットが同じ数の監視機会を有し、第1のインデックス値を有する第1のSSセット内の監視機会が同じインデックス値を有する第2のSSセット内の監視機会とリンクされていると決定することができる。
【0005】
[0005]いくつかの例では、UEは、基地局からの指示に基づいて、異なるSSセットのための監視機会が異なるスロット内に位置すると決定することができ、両方のSSセットは同じ周期を有するが、異なるオフセットを有する。UEは、1つまたは複数の規則が満たされると決定することができ、その結果、第1のSSセット内の第1のPDCCH反復は、常に第2のSSセット内の第2のPDCCH反復よりも早いスロット内に位置する。
【0006】
[0006]UEにおけるワイヤレス通信のための方法が記載される。方法は、基地局から、送信時間間隔内の第1のSSセット用の第1の監視パターンと、送信時間間隔内の第2のSSセット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信することと、基地局から、第1のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために第2のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信することと、第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ周期とオフセットとを有することに基づいて、第1のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループと、第2のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視することとを含む場合がある。
【0007】
[0007]UEにおけるワイヤレス通信のための装置が記載される。装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに(たとえば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、または電気的に)結合されたメモリとを含む場合があり、メモリは、基地局から、送信時間間隔内の第1のSSセット用の第1の監視パターンと、送信時間間隔内の第2のSSセット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信することと、基地局から、第1のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために第2のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信することと、第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ周期とオフセットとを有することに基づいて、第1のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループと、第2のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視することとを装置に行わせるように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能であり得る命令を記憶する。
【0008】
[0008]UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置が記載される。装置は、基地局から、送信時間間隔内の第1のSSセット用の第1の監視パターンと、送信時間間隔内の第2のSSセット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信するための手段と、基地局から、第1のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために第2のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信するための手段と、第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ周期とオフセットとを有することに基づいて、第1のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループと、第2のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視するための手段とを含む場合がある。
【0009】
[0009]UEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が記載される。コードは、基地局から、送信時間間隔内の第1のSSセット用の第1の監視パターンと、送信時間間隔内の第2のSSセット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信することと、基地局から、第1のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために第2のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信することと、第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ周期とオフセットとを有することに基づいて、第1のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループと、第2のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視することとを行うようにプロセッサによって実行可能な命令を含む場合がある。
【0010】
[0010]本明細書に記載された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1の監視パターンの監視機会の数が第2の監視パターンの監視機会の数と同じであり得ることを検証するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含む場合があり、ダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループとダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視することは、検証にさらに基づく場合がある。
【0011】
[0011]本明細書に記載された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ数の監視機会を有する場合があることを検証することに基づいて、第1のSSセットの第1の監視機会が第2のSSセットの第2の監視機会とリンクされ得ると決定するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含む場合がある。
【0012】
[0012]本明細書に記載された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ数の監視機会を有する場合があることを検証することに基づいて、第1のSSおよび第2のSSの各々からの監視機会が、それぞれ第1のSSおよび第2のSS内の監視機会の時間的順序付けに基づいてリンクされ得ると決定するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含む場合がある。
【0013】
[0013]本明細書に記載された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ数の監視機会を有する場合があることを検証することに基づいて、第1のSSおよび第2のSSの各々からの監視機会が、それぞれ第1のSSおよび第2のSS内の監視機会に関連付けられたインデックス値の順序に基づいてリンクされ得ると決定するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含む場合がある。
【0014】
[0014]本明細書に記載された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1の監視機会が第2の監視機会とリンクされ得ると決定することに基づいて、第1の監視機会内に位置するダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループの第1のダウンリンク制御チャネル候補が、第2の監視機会内に位置するダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループの第2のダウンリンク制御チャネル候補とリンクされ得ると決定するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含む場合がある。
【0015】
[0015]本明細書に記載された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、監視に基づいて、第1のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第1の反復と第2のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを受信し、ダウンリンク制御メッセージの第1の反復とダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを結合するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含む場合がある。
【0016】
[0016]本明細書に記載された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、監視パターンの期間内の第1のSSセットの持続時間が監視パターンの期間内の第2のSSセットの持続時間と同じであり得ることを検証するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含む場合があり、ダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループとダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視することは、検証にさらに基づく場合がある。
【0017】
[0017]UEにおけるワイヤレス通信のための方法が記載される。方法は、基地局から、第1の送信時間間隔内の第1のSSセット用の第1の監視パターンと、第2の送信時間間隔内の第2のSSセット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信することと、基地局から、第1のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために第2のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信することと、第1のSSセットおよび第2のSSセットが同じ周期を有するが異なるオフセットを有することに基づいて、第1のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループと、第2のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視することとを含む場合がある。
【0018】
[0018]UEにおけるワイヤレス通信のための装置が記載される。装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに(たとえば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、または電気的に)結合されたメモリとを含む場合があり、メモリは、基地局から、第1の送信時間間隔内の第1のSSセット用の第1の監視パターンと、第2の送信時間間隔内の第2のSSセット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信することと、基地局から、第1のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために第2のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信することと、第1のSSセットおよび第2のSSセットが同じ周期を有するが異なるオフセットを有することに基づいて、第1のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループと、第2のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視することとを装置に行わせるように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能であり得る命令を記憶する。
【0019】
[0019]UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置が記載される。装置は、基地局から、第1の送信時間間隔内の第1のSSセット用の第1の監視パターンと、第2の送信時間間隔内の第2のSSセット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信するための手段と、基地局から、第1のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために第2のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信するための手段と、第1のSSセットおよび第2のSSセットが同じ周期を有するが異なるオフセットを有することに基づいて、第1のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループと、第2のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視するための手段とを含む場合がある。
【0020】
[0020]UEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が記載される。コードは、基地局から、第1の送信時間間隔内の第1のSSセット用の第1の監視パターンと、第2の送信時間間隔内の第2のSSセット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信することと、基地局から、第1のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために第2のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信することと、第1のSSセットおよび第2のSSセットが同じ周期を有するが異なるオフセットを有することに基づいて、第1のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループと、第2のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視することとを行うようにプロセッサによって実行可能な命令を含む場合がある。
【0021】
[0021]本明細書に記載された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、1つまたは複数の規則のセットが満たされ得るかどうかを決定するために第1の監視パターンと第2の監視パターンとを比較し、1つまたは複数の規則が満たされることに基づいて、ダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループの第1のダウンリンク制御チャネル候補がダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループの第2のダウンリンク制御チャネル候補とリンクされ得ると決定するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含む場合がある。
【0022】
[0022]本明細書に記載された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1の送信時間間隔の第1のスロット番号、第1の送信時間間隔に関連付けられた第1のフレーム番号、第1のSSセットの第1のオフセット、第2の送信時間間隔の第2のスロット番号、第2の送信時間間隔に関連付けられた第2のフレーム番号、第2のSSセットの第2のオフセット、またはそれらの任意の組合せに少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数の規則が満たされ得ると決定するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含む場合があり、フレーム当たりのスロット数によって乗算された第2のフレーム番号プラススロットの第2のスロット番号は、フレーム当たりのスロット数倍の第1のフレーム番号プラス第2のスロット番号よりも大きい場合があり、それはスロット当たりのフレーム数によって乗算された第2のフレーム番号プラス第2のスロット番号マイナス第1のSSセットおよび第2のSSセットの同じ周期の期間よりも大きい場合がある。
【0023】
[0023]本明細書に記載された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のSSセットと第2のSSセットとを順序付けるための動作、特徴、手段、または命令をさらに含む場合があり、1つまたは複数の規則が満たされ得ると決定することは、第1のSSセットと第2のSSセットとを順序付けることに基づく場合がある。
【0024】
[0024]本明細書に記載された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、基地局から、第1のSSセットが第2のSSセットの前に順序付けられ得ることの指示を受信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含む場合がある。
【0025】
[0025]本明細書に記載された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のSSセット用の第1のインデックスと第2のSSセット用の第2のインデックスとを識別するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含む場合があり、第1の監視パターンと第2の監視パターンとを比較することは、第1のインデックスを第2のインデックスと比較することを含む。
【0026】
[0026]本明細書に記載された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、1つまたは複数の規則が満たされることに基づいて、第1のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第1の反復と第2のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを受信し、ダウンリンク制御メッセージの第1の反復とダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを結合するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含む場合がある。
【0027】
[0027]本明細書に記載された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、1つまたは複数の規則が満たされ得るかどうかを決定することに基づいて、第1の送信時間間隔が第2の送信時間間隔より前に位置する場合があると決定するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含む場合がある。
【0028】
[0028]本明細書に記載された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、監視パターンの期間内の第1のSSセットの持続時間は、監視パターンの期間内の第2のSSセットの持続時間と同じであり得る。
【0029】
[0029]本明細書に記載された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、持続時間は送信時間間隔を含む。
【0030】
[0030]本明細書に記載された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、持続時間は連続する送信時間間隔のセットを含む。
【0031】
[0031]本明細書に記載された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1の監視パターンの監視機会の数が第2の監視パターンの監視機会の数と同じであり得ることを検証し、第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ数の監視機会を有する場合があることを検証することに基づいて、第1のSSセットの第1の監視機会が第2のSSセットの第2の監視機会とリンクされ得ると決定し、第1の監視機会が第2の監視機会とリンクされ得ると決定することに基づいて、ダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループの第1のダウンリンク制御チャネル候補がダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループの第2のダウンリンク制御チャネル候補とリンクされ得ると決定するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含む場合がある。
【0032】
[0032]本明細書に記載された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、監視に基づいて、第1のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第1の反復と第2のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを受信し、ダウンリンク制御メッセージの第1の反復とダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを結合するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含む場合がある。
【図面の簡単な説明】
【0033】
図1】[0033]本開示の態様による、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)反復のための探索空間(SS)セット監視をサポートするワイヤレス通信システムの一例を示す図。
図2】[0034]本開示の態様による、PDCCH反復のためのSSセット監視をサポートするワイヤレス通信システムの一例を示す図。
図3】[0035]本開示の態様による、PDCCH反復のためのSSセット監視をサポートするタイムラインの一例を示す図。
図4】[0036]本開示の態様による、PDCCH反復のためのSSセット監視をサポートするタイムラインの一例を示す図。
図5】[0037]本開示の態様による、PDCCH反復のためのSSセット監視をサポートするタイムラインの一例を示す図。
図6】[0038]本開示の態様による、PDCCH反復のためのSSセット監視をサポートするタイムラインの一例を示す図。
図7】[0039]本開示の態様による、PDCCH反復のためのSSセット監視をサポートするデバイスのブロック図。
図8】本開示の態様による、PDCCH反復のためのSSセット監視をサポートするデバイスのブロック図。
図9】[0040]本開示の態様による、PDCCH反復のためのSSセット監視をサポートする通信マネージャのブロック図。
図10】[0041]本開示の態様による、PDCCH反復のためのSSセット監視をサポートするデバイスを含むシステムの図。
図11】[0042]本開示の態様による、PDCCH反復のためのSSセット監視をサポートする方法を示すフローチャート。
図12】本開示の態様による、PDCCH反復のためのSSセット監視をサポートする方法を示すフローチャート。
図13】本開示の態様による、PDCCH反復のためのSSセット監視をサポートする方法を示すフローチャート。
図14】本開示の態様による、PDCCH反復のためのSSセット監視をサポートする方法を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0034】
[0043]一部のワイヤレス通信システムは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)監視と、異なる探索空間(SS)セットにわたるPDCCH反復とをサポートすることができる。ユーザ機器(UE)はPDCCH反復で構成される場合がある。そのような例では、基地局は、複数の反復にわたって複数回制御情報を送信することができる。第1のSSセットのPDCCH候補は、第2のSSセットのPDCCH候補とリンクされる場合がある。UEは、第1のSSセット内の第1のPDCCH候補内で受信された制御シグナリングを第2のSSセット内で受信された制御シグナリングと結合することにより、ソフト結合手順を実行することができる。したがって、UEは、(たとえば、第1のSSセット内)PDCCH候補の第1のセットと、(たとえば、第2のSSセット内)PDCCH候補の第2のセットと、(たとえば、PDCCH候補の第1のセットをPDCCH候補の第2のセットと結合することによる)PDCCH候補の第3のセットとを監視することができる。各SSセットは、パラメータ(たとえば、持続時間、監視機会の数など)の中でも特に監視スロットの周期およびオフセットに関して定義される場合がある。したがって、SSセットの監視機会は、インタースロットPDCCH反復シナリオ内のスロットにわたり、イントラスロットPDCCH反復シナリオ内のスロットの様々なシンボルにわたり、またはその両方で拡張される場合がある。UEは、リンクされたPDCCH候補の監視に成功し、制御信号の反復を結合するために、第1のSSセットのどの監視機会が第2のSSセットのどの監視機会とリンクされるかをどのように決定するかを知ることから恩恵を受けることができる。
【0035】
[0044]同じスロットまたは異なるスロット内に異なるSSセットがあるときに、第1のSSセットの監視機会が第2のSSセットの監視機会にリンクされているかどうかを決定するための技法。たとえば、UEは、(たとえば、monitoringSlotPeriodicityAndOffsetパラメータなどの)RRCパラメータによって構成されたSSセット用の監視パターンに基づいて、第1および第2のSSセット内のPDCCH候補が同じスロット内に位置すると決定することができる。両方のSSセットが同じ周期と同じオフセットとを有するとき、UEは、同じスロット内に位置するSSセットがリンクされていると決定することができる。いくつかの例では、監視パターンの持続時間も同じであり得る。そのような例では、UEは、スロット内の各SSセットに対して同じ数の監視機会を予想することができる(たとえば、RRCパラメータmonitoringSymbolsWithinSlotは各SSセットに対して同じであり得る)。UEは、各SSセットが同じ数の監視機会を有し、第1のインデックス値を有する第1のSSセット内の監視機会が同じインデックス値を有する第2のSSセット内の監視機会とリンクされていると決定することができる。
【0036】
[0045]いくつかの例では、UEは、(たとえば、SSセットごとにmonitoringSlotPeriodicityAndOffsetなどのRRCパラメータによって構成された)監視パターンに基づいて、異なるSSセットのための監視機会が異なるスロット内に位置すると決定することができ、両方のSSセットは同じ周期を有するが、異なるオフセットを有する。UEは、1つまたは複数の規則が満たされると決定することができ、その結果、第1のSSセット内の第1のPDCCH反復は、常に第2のSSセット内の第2のPDCCH反復よりも早いスロット内に位置する。そのような例では、UEは、第1のインデックス値を有する第1のSSセット内の監視機会が同じインデックス値を有する第2のSSセット内の監視機会とリンクされていると決定することができる。
【0037】
[0046]本開示の態様は、初めにワイヤレス通信システムとタイムラインとの関連で記載される。本開示の態様はさらに、PDCCH反復に対するSSセット監視に関する装置図、システム図、およびフローチャートによって図示され、それらを参照して記載される。
【0038】
[0047]図1は、本開示の態様による、PDCCH反復に対するSSセット監視をサポートするワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、1つまたは複数の基地局105と、1つまたは複数のUE115と、コアネットワーク130とを含む場合がある。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク、LTEアドバンスト(LTE-A)ネットワーク、LTE-A Proネットワーク、または新無線(NR)ネットワークであり得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、拡張ブロードバンド通信、超高信頼(たとえば、ミッションクリティカル)通信、低遅延通信、低コストおよび低複雑度のデバイスを用いた通信、またはそれらの任意の組合せをサポートすることができる。
【0039】
[0048]基地局105は、ワイヤレス通信システム100を形成するために地理的エリア全体にわたって分散され得、異なる形態のデバイスまたは異なる能力を有するデバイスであり得る。基地局105およびUE115は、1つまたは複数の通信リンク125を介してワイヤレス通信することができる。各基地局105は、UE115および基地局105が1つまたは複数の通信リンク125を確立することができるカバレージエリア110を提供することができる。カバレージエリア110は、基地局105およびUE115が1つまたは複数の無線アクセス技術に従って信号の通信をサポートすることができる地理的エリアの一例であり得る。
【0040】
[0049]UE115は、ワイヤレス通信システム100のカバレージエリア110全体にわたって分散され得、各UE115は、異なる時間に固定型、もしくは移動型、またはその両方であり得る。UE115は、異なる形態のデバイスまたは異なる能力を有するデバイスであり得る。いくつかの例示的なUE115が図1に示されている。本明細書に記載されたUE115は、図1に示されたように、他のUE115、基地局105、またはネットワーク機器(たとえば、コアネットワークノード、リレーデバイス、統合アクセスおよびバックホール(IAB)ノード、もしくは他のネットワーク機器)などの様々なタイプのデバイスと通信することが可能であり得る。
【0041】
[0050]基地局105は、コアネットワーク130と通信するか、または互いに通信するか、またはその両方であり得る。たとえば、基地局105は、1つまたは複数のバックホールリンク120を通して(たとえば、S1、N2、N3、または他のインターフェースを介して)コアネットワーク130とインターフェースすることができる。基地局105は、直接(たとえば、基地局105間で直接)もしくは間接(たとえば、コアネットワーク130を介して)のいずれかで、またはその両方で、バックホールリンク120上で(たとえば、X2、Xn、もしくは他のインターフェースを介して)互いと通信することができる。いくつかの例では、バックホールリンク120は、1つまたは複数のワイヤレスリンクであるか、またはそれらを含む場合がある。
【0042】
[0051]本明細書に記載された基地局105のうちの1つまたは複数は、トランシーバ基地局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードB、eノードB(eNB)、次世代ノードBもしくはギガノードB(それらのいずれもgNBと呼ばれる場合がある)、ホームノードB、ホームeノードB、または他の適切な用語を含む場合があるか、または当業者によってそのように呼ばれる場合がある。
【0043】
[0052]UE115は、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、リモートデバイス、ハンドヘルドデバイス、もしくは加入者デバイス、または何らかの他の適切な用語を含む場合があるか、またはそのように呼ばれる場合があり、ここで、「デバイス」は、例の中でも特に、ユニット、局、端末、またはクライアントと呼ばれる場合もある。UE115はまた、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、マルチメディア/エンターテインメントデバイス(たとえば、ラジオ、MP3プレーヤ、またはビデオデバイス)、カメラ、ゲーム機、ナビゲーション/測位デバイス(たとえば、GPS(全地球測位システム)、Beidou、GLONASS、もしくはGalileoに基づくGNSS(全地球航法衛星システム)デバイス、または地上ベースのデバイス)、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータ、ネットブック、スマートブック、パーソナルコンピュータ、スマートデバイス、ウェアラブルデバイス(たとえば、スマートウォッチ、スマート衣料、スマートグラス、仮想現実ゴーグル、スマートリストバンド、スマートジュエリ(たとえば、スマートリング、スマートブレスレット))、ドローン、ロボット/ロボットデバイス、車両、車両用デバイス、メータ(たとえば、パーキングメータ、電気メータ、ガスメータ、水道メータ)、モニタ、ガスポンプ、アプライアンス(たとえば、台所用器具、洗濯機、乾燥機)、ロケーションタグ、医療/ヘルスケアデバイス、インプラント、センサ/アクチュエータ、ディスプレイ、あるいはワイヤレスまたは有線媒体を介して通信するように構成された任意の他の適切なデバイスなどのパーソナル電子デバイスを含む場合があるか、またはそのように呼ばれる場合がある。いくつかの例では、UE115は、例の中でも特に、アプライアンス、または車両、メータなどの様々な物体内に実装され得る、例の中でも特に、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、モノのインターネット(IoT)デバイス、あらゆるモノのインターネット(IoE)デバイス、またはマシンタイプ通信(MTC)デバイスを含むか、またはそのように呼ばれる場合がある。
【0044】
[0053]本明細書に記載されたUE115は、図1に示されたように、例の中でも特に、リレーとして時々作動することができる他のUE115、ならびに、基地局105およびマクロeNBもしくはgNB、スモールセルeNBもしくはgNB、またはリレー基地局を含むネットワーク機器などの様々なタイプのデバイスと通信することが可能であり得る。
【0045】
[0054]UE115および基地局105は、1つまたは複数のキャリア上で1つまたは複数の通信リンク125を介して互いにワイヤレス通信することができる。「キャリア」という用語は、通信リンク125をサポートするための定義された物理レイヤ構造を有する無線周波数スペクトルリソースのセットを指す場合がある。たとえば、通信リンク125に使用されるキャリアは、所与の無線アクセス技術(たとえば、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、NR)のための1つまたは複数の物理レイヤチャネルに従って動作する無線周波数スペクトル帯域の一部分(たとえば、帯域幅部分(BWP))を含む場合がある。各物理レイヤチャネルは、取得シグナリング(たとえば、同期信号、システム情報)、キャリアのための動作を調整する制御シグナリング、ユーザデータ、または他のシグナリングを搬送することができる。ワイヤレス通信システム100は、キャリアアグリゲーションまたはマルチキャリア動作を使用してUE115との通信をサポートすることができる。UE115は、キャリアアグリゲーション構成に従って、複数のダウンリンクコンポーネントキャリアおよび1つまたは複数のアップリンクコンポーネントキャリアで構成され得る。キャリアアグリゲーションは、周波数分割複信(FDD)コンポーネントキャリアと時分割複信(TDD)コンポーネントキャリアの両方とともに使用され得る。
【0046】
[0055]いくつかの例では(たとえば、キャリアアグリゲーション構成では)、キャリアは、他のキャリアの動作を調整する取得シグナリングまたは制御シグナリングを有する場合もある。キャリアは、周波数チャネル(たとえば、発展型ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム地上波無線アクセス(E-UTRA)絶対無線周波数チャネル番号(EARFCN))に関連付けられる場合があり、UE115による発見のためにチャネルラスタに従って配置される場合がある。キャリアは、初期の取得および接続がキャリアを介してUE115によって行われ得るスタンドアロンモードで動作してもよく、またはキャリアは、(たとえば、同じかもしくは異なる無線アクセス技術の)異なるキャリアを使用して接続が定着される非スタンドアロンモードで動作してもよい。
【0047】
[0056]ワイヤレス通信システム100に示された通信リンク125は、UE115から基地局105へのアップリンク送信、または基地局105からUE115へのダウンリンク送信を含む場合がある。キャリアは、(たとえば、FDDモードでは)ダウンリンク通信もしくはアップリンク通信を搬送することができ、または(たとえば、TDDモードでは)ダウンリンク通信とアップリンク通信とを搬送するように構成され得る。
【0048】
[0057]キャリアは、無線周波数スペクトルの特定の帯域幅に関連付けられる場合があり、いくつかの例では、キャリア帯域幅は、キャリアまたはワイヤレス通信システム100の「システム帯域幅」と呼ばれる場合がある。たとえば、キャリア帯域幅は、特定の無線アクセス技術のキャリアのためのいくつかの決定された帯域幅(たとえば、1.4、3、5、10、15、20、40、または80メガヘルツ(MHz))のうちの1つであり得る。ワイヤレス通信システム100のデバイス(たとえば、基地局105、UE115、またはその両方)は、特定のキャリア帯域幅上での通信をサポートするハードウェア構成を有することができるか、またはキャリア帯域幅のセットのうちの1つの上での通信をサポートするように構成可能であり得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、複数のキャリア帯域幅に関連付けられたキャリアを介する同時通信をサポートする基地局105またはUE115を含む場合がある。いくつかの例では、各々のサービスされるUE115は、キャリア帯域幅の部分(たとえば、サブバンド、BWP)またはすべての上で動作するように構成される場合がある。
【0049】
[0058]キャリア上で送信される信号波形は、(たとえば、直交周波数分割多重化(OFDM)または離散フーリエ変換拡張OFDM(DFT-S-OFDM)などのマルチキャリア変調(MCM)技法を使用して)複数のサブキャリアから構成される場合がある。MCM技法を採用するシステムでは、リソース要素は、1つのシンボル期間(たとえば、1つの変調シンボルの持続時間)および1つのサブキャリアから構成される場合があり、ここで、シンボル期間およびサブキャリア間隔は逆関係にある。各リソース要素によって搬送されるビット数は、変調方式(たとえば、変調方式の次数、変調方式のコーディングレート、またはその両方)に依存する場合がある。したがって、UE115が受信するリソース要素が多いほど、また変調方式の次数が高いほど、UE115のためのデータレートは高くなる場合がある。ワイヤレス通信リソースは、無線周波数スペクトルリソース、時間リソース、および空間リソース(たとえば、空間レイヤまたはビーム)の組合せを指す場合があり、複数の空間レイヤの使用は、UE115との通信のためのデータレートまたはデータの完全性をさらに高めることができる。
【0050】
[0059]キャリアに関する1つまたは複数の数秘学がサポートされ得、ここで、数秘学は、サブキャリア間隔(Δf)とサイクリックプレフィックスとを含む場合がある。キャリアは、同じかまたは異なる数秘学を有する1つまたは複数のBWPに分割される場合がある。いくつかの例では、UE115は複数のBWPで構成される場合がある。いくつかの例では、キャリア用の単一のBWPは、所与の時間にアクティブであり得、UE115のための通信は、1つまたは複数のアクティブBWPに制限される場合がある。
【0051】
[0060]基地局105またはUE115のための時間間隔は、たとえば、Ts=1/(Δfmax・Nf)秒のサンプリング期間を指すことができる基本的な時間単位の倍数で表現される場合があり、ここで、Δfmaxはサポートされる最大サブキャリア間隔を表すことができ、Nfはサポートされる最大離散フーリエ変換(DFT)サイズを表すことができる。通信リソースの時間間隔は、指定された持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を各々が有する無線フレームに従って編成される場合がある。各無線フレームは、(たとえば、0から1023までの範囲の)システムフレーム番号(SFN)によって識別される場合がある。
【0052】
[0061]各フレームは、連続に番号付けされた複数のサブフレームまたはスロットを含む場合があり、各サブフレームまたはスロットは同じ持続時間を有する場合がある。いくつかの例では、フレームは、(たとえば、時間領域内で)サブフレームに分割される場合があり、各サブフレームはいくつかのスロットにさらに分割される場合がある。あるいは、各フレームは可変数のスロットを含む場合があり、スロットの数はサブキャリア間隔に依存する場合がある。各スロットは、(たとえば、各シンボル期間にプリペンドされたサイクリックプレフィックスの長さに応じて)いくつかのシンボル期間を含む場合がある。いくつかのワイヤレス通信システム100では、スロットは、1つまたは複数のシンボルを含んでいる複数のミニスロットにさらに分割される場合がある。サイクリックプレフィックスを除き、各シンボル期間は、1つまたは複数(たとえば、Nf個)のサンプリング期間を含んでいる場合がある。シンボル期間の持続時間は、サブキャリア間隔または周波数動作帯域に依存する場合がある。
【0053】
[0062]サブフレーム、スロット、ミニスロット、またはシンボルは、ワイヤレス通信システム100の(たとえば、時間領域内の)最小のスケジューリング単位であり得、送信時間間隔(TTI)と呼ばれる場合がある。いくつかの例では、TTI持続時間(たとえば、TTI内のシンボル期間の数)は可変であり得る。追加または代替として、ワイヤレス通信システム100の最小のスケジューリング単位は、(たとえば、短縮TTI(sTTI)のバースト内で)動的に選択される場合がある。
【0054】
[0063]物理チャネルは、様々な技法に従ってキャリア上で多重化される場合がある。物理制御チャネルおよび物理データチャネルは、たとえば、時分割多重化(TDM)技法、周波数分割多重化(FDM)技法、またはハイブリッドTDM-FDM技法のうちの1つまたは複数を使用して、ダウンリンクキャリア上で多重化される場合がある。物理制御チャネル用の制御領域(たとえば、制御リソースセット(CORESET))は、いくつかのシンボル期間によって定義される場合があり、キャリアのシステム帯域幅またはシステム帯域幅のサブセットにわたって拡張される場合がある。1つまたは複数の制御領域(たとえば、CORESET)は、UE115のセットのために構成される場合がある。たとえば、UE115のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数のSSセットに従って制御情報について制御領域を監視または探索することができ、各SSセットは、カスケード方式で配置された1つまたは複数のアグリゲーションレベル内の1つまたは複数の制御チャネル候補を含む場合がある。制御チャネル候補についてのアグリゲーションレベルは、所与のペイロードサイズを有する制御情報フォーマットのための符号化情報に関連付けられたいくつかの制御チャネルリソース(たとえば、制御チャネル要素(CCE))を参照することができる。SSセットは、複数のUE115に制御情報を送るように構成された共通SSセットと、特定のUE115に制御情報を送るためのUE固有SSセットとを含む場合がある。
【0055】
[0064]各基地局105は、1つまたは複数のセル、たとえば、マクロセル、スモールセル、ホットスポット、もしくは他のタイプのセル、またはそれらの任意の組合せを介して通信カバレージを提供することができる。「セル」という用語は、(たとえば、キャリア上の)基地局105との通信に使用される論理通信エンティティを指すことができ、隣接セルを区別するための識別子(たとえば、物理セル識別子(PCID)、仮想セル識別子(VCID)など)に関連付けられる場合がある。いくつかの例では、セルはまた、論理通信エンティティが動作する地理的カバレージエリア110または地理的カバレージエリア110の一部分(たとえば、セクタ)を指すことができる。そのようなセルは、基地局105の能力などの様々な要因に応じて、より小さいエリア(たとえば、構造、構造のサブセット)からより大きいエリアまで及ぶ場合がある。たとえば、セルは、例の中でも特に、建物、建物のサブセット、または地理的カバレージエリア110の間もしくはそれらと重複する外部空間であるか、またはそれらを含む場合がある。
【0056】
[0065]マクロセルは、概して、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、マクロセルをサポートするネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115による無制限アクセスを可能にすることができる。スモールセルは、マクロセルと比較して、低電力基地局105に関連付けられる場合があり、スモールセルは、マクロセルと同じかまたは異なる(たとえば、認可、無認可)周波数帯域内で動作することができる。スモールセルは、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115に無制限アクセスを提供することができるか、または、スモールセルとの関連付けを有するUE115(たとえば、限定加入者グループ(CSG)内のUE115、自宅もしくはオフィス内のユーザに関連付けられたUE115)に制限付きアクセスを提供することができる。基地局105は、1つまたは複数のセルをサポートすることができ、1つまたは複数のコンポーネントキャリアを使用して1つまたは複数のセル上での通信をサポートすることもできる。
【0057】
[0066]いくつかの例では、キャリアは複数のセルをサポートすることができ、異なるセルは、異なるタイプのデバイスにアクセスを提供することができる異なるプロトコルタイプ(たとえば、MTC、狭帯域IoT(NB-IoT)、拡張モバイルブロードバンド(eMBB))に従って構成される場合がある。
【0058】
[0067]いくつかの例では、基地局105は可動であり、したがって、移動する地理的カバレージエリア110に通信カバレージを提供することができる。いくつかの例では、異なる技術に関連付けられた異なる地理的カバレージエリア110は重複する場合があるが、異なる地理的カバレージエリア110は、同じ基地局105によってサポートされる場合がある。他の例では、異なる技術に関連付けられた重複する地理的カバレージエリア110は、異なる基地局105によってサポートされる場合がある。ワイヤレス通信システム100は、たとえば、同じかまたは異なる無線アクセス技術を使用して、異なるタイプの基地局105が様々な地理的カバレージエリア110にカバレージを提供する異種ネットワークを含む場合がある。
【0059】
[0068]ワイヤレス通信システム100は、同期動作または非同期動作をサポートすることができる。同期動作の場合、基地局105は同様のフレームタイミングを有する場合があり、異なる基地局105からの送信は時間的にほぼ整列される場合がある。非同期動作の場合、基地局105は異なるフレームタイミングを有する場合があり、異なる基地局105からの送信は、いくつかの例では、時間的に整列されない場合がある。本明細書に記載された技法は、同期動作または非同期動作のいずれかに使用される場合がある。
【0060】
[0069]MTCデバイスまたはIoTデバイスなどのいくつかのUE115は、低コストまたは低複雑度のデバイスであり得、(たとえば、マシンツーマシン(M2M)通信を介する)マシン間の自動通信を提供することができる。M2M通信またはMTCは、デバイスが人間の介入なしに互いとまたは基地局105と通信することを可能にするデータ通信技術を指すことができる。いくつかの例では、M2M通信またはMTCは、情報を測定またはキャプチャするためにセンサまたはメータを一体化し、情報を利用する中央サーバもしくはアプリケーションプログラムにそのような情報を中継するか、またはアプリケーションプログラムと対話する人間に情報を提示するデバイスからの通信を含む場合がある。いくつかのUE115は、情報を収集するか、またはマシンもしくは他のデバイスの自動化された挙動を可能にするように設計される場合がある。MTCデバイス向けのアプリケーションの例には、スマートメータリング、在庫監視、水位監視、機器監視、ヘルスケア監視、野生生物監視、天候および地質学的事象監視、フリート管理および追跡、リモートセキュリティ検知、物理アクセス制御、ならびに取引ベースのビジネス課金が含まれる。一態様では、本明細書に開示された技法は、MTCまたはIoT UEに適用可能であり得る。MTCまたはIoT UEは、MTC/拡張MTC(CAT-M、Cat M1とも呼ばれるeMTC)UE、(CAT NB1とも呼ばれる)NB-IoT UE、ならびに他のタイプのUEを含む場合がある。eMTCおよびNB-IoTは、これらの技術から発展する場合があるか、またはそれらに基づく場合がある将来技術を指すことができる。たとえば、eMTCは、FeMTC(さらなるeMTC)と、eFeMTC(さらなる拡張eMTC)と、mMTC(大規模MTC)とを含む場合があり、NB-IoTは、eNB-IoT(拡張NB-IoT)と、FeNB-IoT(さらなる拡張NB-IoT)とを含む場合がある。
【0061】
[0070]いくつかのUE115は、半二重通信などの電力消費量を低減する動作モード(たとえば、送信と受信を同時にではなく、送信または受信を介する単方向通信をサポートするモード)を採用するように構成される場合がある。いくつかの例では、半二重通信は、低減されたピークレートで実行される場合がある。UE115のための他の電力節約技法は、アクティブ通信に関与していないときに電力節約ディープスリープモードに入ること、(たとえば、狭帯域通信に従って)限定された帯域幅上で動作すること、またはこれらの技法の組合せを含む。たとえば、いくつかのUE115は、キャリア内、キャリアの保護帯域内、またはキャリアの外部の定義された部分または範囲(たとえば、サブキャリアまたはリソースブロック(RB)のセット)に関連付けられた狭帯域プロトコルタイプを使用する動作のために構成される場合がある。
【0062】
[0071]ワイヤレス通信システム100は、超高信頼通信もしくは低遅延通信、またはそれらの様々な組合せをサポートするように構成される場合がある。たとえば、ワイヤレス通信システム100は、超高信頼低遅延通信(URLLC)またはミッションクリティカル通信をサポートするように構成される場合がある。UE115は、超高信頼機能、低遅延機能、またはクリティカル機能(たとえば、ミッションクリティカル機能)をサポートするように設計される場合がある。超高信頼通信は、プライベート通信またはグループ通信を含む場合があり、ミッションクリティカルプッシュツートーク(MCPTT)、ミッションクリティカルビデオ(MCVideo)、またはミッションクリティカルデータ(MCData)などの1つまたは複数のミッションクリティカルサービスによってサポートされる場合がある。ミッションクリティカル機能のサポートは、サービスの優先順位付けを含む場合があり、ミッションクリティカルサービスは、公共安全または一般的な商用アプリケーションに使用される場合がある。超高信頼、低遅延、ミッションクリティカル、および超高信頼低遅延という用語は、本明細書で互換的に使用される場合がある。
【0063】
[0072]いくつかの例では、UE115は、(たとえば、ピアツーピア(P2P)またはD2Dプロトコルを使用して)デバイスツーデバイス(D2D)通信リンク135上で他のUE115と直接通信することも可能であり得る。D2D通信を利用する1つまたは複数のUE115は、基地局105の地理的カバレージエリア110内にあり得る。そのようなグループ内の他のUE115は、基地局105の地理的カバレージエリア110外にあるか、またはさもなければ、基地局105からの送信を受信することができない場合がある。いくつかの例では、D2D通信を介して通信するUE115のグループは、各UE115がグループ内のあらゆる他のUE115に送信する1対多(1:M)システムを利用することができる。いくつかの例では、基地局105は、D2D通信用のリソースのスケジューリングを容易にする。他の場合、D2D通信は基地局105の関与なしにUE115の間で実行される。
【0064】
[0073]いくつかのシステムでは、D2D通信リンク135は、車両(たとえば、UE115)間のサイドリンク通信チャネルなどの通信チャネルの一例であり得る。いくつかの例では、車両は、車両対あらゆるモノ(V2X)通信、車両間(V2V)通信、またはこれらの何らかの組合せを使用して通信することができる。車両は、交通条件、信号スケジューリング、天候、安全、緊急事態、またはV2Xシステムに関係する任意の他の情報に関する情報をシグナリングすることができる。いくつかの例では、V2Xシステム内の車両は、路側ユニットなどの路側基盤、または車両対ネットワーク(V2N)通信を使用する1つもしくは複数のネットワークノード(たとえば、基地局105)を介するネットワーク、またはその両方と通信することができる。
【0065】
[0074]コアネットワーク130は、ユーザ認証と、アクセス認可と、トラッキングと、インターネットプロトコル(IP)接続と、他のアクセス、ルーティング、またはモビリティ機能とを提供することができる。コアネットワーク130は、アクセスおよびモビリティを管理する少なくとも1つの制御プレーンエンティティ(たとえば、モビリティ管理エンティティ(MME)、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF))と、パケットまたは相互接続を外部ネットワークにルーティングする少なくとも1つのユーザプレーンエンティティ(たとえば、サービングゲートウェイ(S-GW)、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(P-GW)、またはユーザプレーン機能(UPF))とを含む場合がある、発展型パケットコア(EPC)または5Gコア(5GC)であり得る。制御プレーンエンティティは、コアネットワーク130に関連付けられた基地局105によってサービスされるUE115のための、モビリティ、認証、およびベアラ管理などの非アクセス層(NAS)機能を管理することができる。ユーザIPパケットは、IPアドレス割振りならびに他の機能を提供することができるユーザプレーンエンティティを通して転送される場合がある。ユーザプレーンエンティティは、1つまたは複数のネットワーク事業者のためのIPサービス150に接続される場合がある。IPサービス150は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、またはパケット交換ストリーミングサービスへのアクセスを含む場合がある。
【0066】
[0075]基地局105などのネットワークデバイスのうちのいくつかは、アクセスノードコントローラ(ANC)の一例であり得るアクセスネットワークエンティティ140などの副構成要素を含む場合がある。各アクセスネットワークエンティティ140は、無線ヘッド、スマート無線ヘッド、または送信/受信ポイント(TRP)と呼ばれる場合がある、1つまたは複数の他のアクセスネットワーク送信エンティティ145を通してUE115と通信することができる。各アクセスネットワーク送信エンティティ145は、1つまたは複数のアンテナパネルを含む場合がある。いくつかの構成では、各アクセスネットワークエンティティ140または基地局105の様々な機能は、様々なネットワークデバイス(たとえば、無線ヘッドおよびANC)にわたって分散されるか、または単一のネットワークデバイス(たとえば、基地局105)に統合される場合がある。
【0067】
[0076]ワイヤレス通信システム100は、通常、300メガヘルツ(MHz)から300ギガヘルツ(GHz)の範囲の1つまたは複数の周波数帯域を使用して動作することができる。概して、300MHzから3GHzまでの領域は、波長が長さ約1デシメートルから1メートルまで及ぶので、極超短波(UHF)領域またはデシメートル帯域として知られている。UHF波は、建物および環境的な特徴によってブロックまたはリダイレクトされる場合があるが、波は、マクロセルが屋内に位置するUE115にサービスを提供するには十分に構造物を透過することができる。UHF波の送信は、300MHzを下回るスペクトルの高周波(HF)部分または超短波(VHF)部分のより小さい周波数およびより長い波を使用する送信と比較して、より小さいアンテナおよびより短い距離(たとえば、100キロメートル未満)に関連付けられる場合がある。
【0068】
[0077]ワイヤレス通信システム100は、センチメートル帯域としても知られる3GHzから30GHzまでの周波数帯域を使用する超高周波(SHF)領域、またはミリメートル帯域としても知られるスペクトルの極高周波(EHF)領域(たとえば、30GHzから300GHzまで)で動作することもできる。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、UE115と基地局105との間のミリメートル波(mmW)通信をサポートすることができ、それぞれのデバイスのEHFアンテナは、UHFアンテナよりも小さく、より間隔が密であり得る。いくつかの例では、これは、デバイス内のアンテナアレイの使用を容易にすることができる。しかしながら、EHF送信の伝搬は、SHF送信またはUHF送信よりも一層大きい大気減衰を受け、より短い範囲になり得る。本明細書に開示された技法は、1つまたは複数の異なる周波数領域を使用する送信にわたって採用される場合があり、これらの周波数領域にわたる帯域の指定された使用は、国または規制団体によって異なる場合がある。
【0069】
[0078]ワイヤレス通信システム100は、認可無線周波数スペクトル帯域と無認可無線周波数スペクトル帯域の両方を利用することができる。たとえば、ワイヤレス通信システム100は、5GHz産業科学医療用(ISM)帯域などの無認可帯域においてライセンス支援型アクセス(LAA)、LTE無認可(LTE-U)無線アクセス技術、またはNR技術を採用することができる。無認可無線周波数スペクトル帯域内で動作するとき、基地局105およびUE115などのデバイスは、衝突検出および回避のためのキャリア検知を採用することができる。いくつかの例では、無認可帯域内の動作は、認可帯域(たとえば、LAA)内で動作するコンポーネントキャリアとともに、キャリアアグリゲーション構成に基づく場合がある。無認可スペクトル内の動作は、例の中でも特に、ダウンリンク送信、アップリンク送信、P2P送信、またはD2D送信を含む場合がある。
【0070】
[0079]基地局105またはUE115は、送信ダイバーシティ、受信ダイバーシティ、多入力多出力(MIMO)通信、またはビームフォーミングなどの技法を採用するために使用され得る複数のアンテナを装備することができる。基地局105またはUE115のアンテナは、MIMO動作または送信もしくは受信のビームフォーミングをサポートすることができる1つまたは複数のアンテナアレイまたはアンテナパネル内に位置する場合がある。たとえば、1つまたは複数の基地局アンテナまたはアンテナアレイは、アンテナ塔などのアンテナアセンブリにコロケートされる場合がある。いくつかの例では、基地局105に関連付けられたアンテナまたはアンテナアレイは、多様な地理的ロケーション内に位置する場合がある。基地局105は、基地局105がUE115との通信のビームフォーミングをサポートするために使用することができるアンテナポートのいくつかの行および列をもつアンテナアレイを有することができる。同様に、UE115は、様々なMIMOまたはビームフォーミング動作をサポートすることができる1つまたは複数のアンテナアレイを有することができる。追加または代替として、アンテナパネルは、アンテナポートを介して送信される信号のための無線周波数ビームフォーミングをサポートすることができる。
【0071】
[0080]基地局105またはUE115は、マルチパス信号伝搬を活用し、異なる空間レイヤを介して複数の信号を送信または受信することによってスペクトル効率を増加させるために、MIMO通信を使用することができる。そのような技法は空間多重化と呼ばれる場合がある。複数の信号は、たとえば、異なるアンテナまたはアンテナの異なる組合せを介して送信デバイスによって送信される場合がある。同様に、複数の信号は、異なるアンテナまたはアンテナの異なる組合せを介して受信デバイスによって受信される場合がある。複数の信号の各々は、別個の空間ストリームと呼ばれる場合があり、同じデータストリーム(たとえば、同じコードワード)または異なるデータストリーム(たとえば、異なるコードワード)に関連付けられたビットを搬送することができる。異なる空間レイヤは、チャネル測定および報告に使用される異なるアンテナポートに関連付けられる場合がある。MIMO技法は、複数の空間レイヤが同じ受信デバイスに送信されるシングルユーザMIMO(SU-MIMO)と、複数の空間レイヤが複数のデバイスに送信されるマルチユーザMIMO(MU-MIMO)とを含む。
【0072】
[0081]空間フィルタリング、指向性送信、または指向性受信と呼ばれる場合もあるビームフォーミングは、送信デバイスと受信デバイスとの間の空間経路に沿ってアンテナビーム(たとえば、送信ビーム、受信ビーム)を成形またはステアリングするために送信デバイスまたは受信デバイス(たとえば、基地局105、UE115)において使用され得る信号処理技法である。ビームフォーミングは、アンテナアレイに対する特定の向きに伝搬するいくつかの信号が強め合う干渉に遭遇し、他の信号が弱め合う干渉に遭遇するように、アンテナアレイのアンテナ要素を介して通信される信号を組み合わせることによって実現される場合がある。アンテナ要素を介して通信される信号の調整は、送信デバイスまたは受信デバイスがデバイスに関連付けられたアンテナ要素を介して搬送される信号に振幅オフセット、位相オフセット、またはその両方を適用することを含む場合がある。アンテナ要素の各々に関連付けられた調整は、(たとえば、送信デバイスもしくは受信デバイスのアンテナアレイに対する、または何らかの他の向きに対する)特定の向きに関連付けられたビームフォーミング重みセットによって定義される場合がある。
【0073】
[0082]基地局105またはUE115は、ビームフォーミング動作の一部としてビーム掃引技法を使用することができる。たとえば、基地局105は、UE115との指向性通信のためのビームフォーミング動作を行うために、複数のアンテナまたはアンテナアレイ(たとえば、アンテナパネル)を使用することができる。いくつかの信号(たとえば、同期信号、基準信号、ビーム選択信号、または他の制御信号)は、基地局105によって異なる方向に複数回送信される場合がある。たとえば、基地局105は、異なる送信方向に関連付けられた異なるビームフォーミング重みセットに従って信号を送信することができる。異なるビーム方向の送信は、基地局105による後の送信または受信のためのビーム方向を(たとえば、基地局105などの送信デバイスによって、またはUE115などの受信デバイスによって)識別するために使用される場合がある。
【0074】
[0083]特定の受信デバイスに関連付けられたデータ信号などのいくつかの信号は、単一のビーム方向(たとえば、UE115などの受信デバイスに関連付けられた方向)に基地局105によって送信される場合がある。いくつかの例では、単一のビーム方向に沿った送信に関連付けられたビーム方向は、1つまたは複数のビーム方向に送信された信号に基づいて決定される場合がある。たとえば、UE115は、異なる方向に基地局105によって送信された信号のうちの1つまたは複数を受信することができ、最も高い信号品質またはさもなければ許容できる信号品質でUE115が受信した信号の指示を基地局105に報告することができる。
【0075】
[0084]いくつかの例では、デバイスによる(たとえば、基地局105またはUE115による)送信は、複数のビーム方向を使用して実行される場合があり、デバイスは、(たとえば、基地局105からUE115への)送信用の合成ビームを生成するために、デジタルプリコーディングまたは無線周波数ビームフォーミングの組合せを使用することができる。UE115は、1つまたは複数のビーム方向についてのプリコーディング重みを示すフィードバックを報告することができ、フィードバックは、システム帯域幅または1つもしくは複数のサブバンドにわたるビームの構成された数に対応することができる。基地局105は、プリコーディングまたはアンプリコーディングされ得る基準信号(たとえば、セル固有基準信号(CRS)、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS))を送信することができる。UE115は、プリコーディング行列インジケータ(PMI)またはコードブックベースのフィードバック(たとえば、マルチパネルタイプコードブック、線形結合タイプコードブック、ポート選択タイプコードブック)であり得る、ビーム選択のためのフィードバックを提供することができる。これらの技法は、基地局105によって1つまたは複数の方向に送信される信号に関して記載されたが、UE115は、異なる方向に複数回信号を送信するために(たとえば、UE115による後続の送信もしくは受信のためのビーム方向を識別するために)、または単一の方向に信号を送信するために(たとえば、受信デバイスにデータを送信するために)同様の技法を採用することができる。
【0076】
[0085]受信デバイス(たとえば、UE115)は、基地局105から、同期信号、基準信号、ビーム選択信号、または他の制御信号などの様々な信号を受信するときに、複数の受信構成(たとえば、指向性リスニング)を試みることができる。たとえば、受信デバイスは、異なるアンテナサブアレイを介して受信することにより、異なるアンテナサブアレイに従って受信された信号を処理することにより、アンテナアレイの複数のアンテナ要素において受信された信号に適用された異なる受信ビームフォーミング重みセット(たとえば、異なる方向性リスニング重みセット)に従って受信することにより、またはアンテナアレイの複数のアンテナ要素において受信された信号に適用された異なる受信ビームフォーミング重みセットに従って受信された信号を処理することにより、複数の受信方向を試みることができ、それらのいずれも、異なる受信構成または受信方向に従って「リッスンすること」と呼ばれる場合がある。いくつかの例では、受信デバイスは、(たとえば、データ信号を受信するときに)単一のビーム方向に沿って受信するために単一の受信構成を使用することができる。単一の受信構成は、異なる受信構成方向に従ってリッスンすることに基づいて決定されたビーム方向(たとえば、複数のビーム方向に従ってリッスンすることに基づいて、最も高い信号強度、最も高い信号対雑音比(SNR)、またはさもなければ許容できる信号品質を有すると決定されたビーム方向)に整列される場合がある。
【0077】
[0086]ワイヤレス通信システム100は、階層化プロトコルスタックに従って動作するパケットベースネットワークであり得る。ユーザプレーンでは、ベアラまたはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤにおける通信は、IPベースであり得る。無線リンク制御(RLC)レイヤは、論理チャネル上で通信するためにパケットセグメンテーションおよびリアセンブリを実行することができる。媒体アクセス制御(MAC)レイヤは、優先度処理と、トランスポートチャネルへの論理チャネルの多重化とを実行することができる。MACレイヤはまた、MACレイヤにおける再送信をサポートしてリンク効率を改善するために、誤り検出技法、誤り訂正技法、またはその両方を使用することができる。制御プレーンでは、RRCプロトコルレイヤは、ユーザプレーンデータのための無線ベアラをサポートする、UE115と基地局105またはコアネットワーク130との間のRRC接続の確立と構成と維持とを提供することができる。物理レイヤにおいて、トランスポートチャネルは物理チャネルにマッピングされる場合がある。
【0078】
[0087]UE115および基地局105は、データが正常に受信される可能性を増大させるためにデータの再送信をサポートすることができる。ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックは、データが通信リンク125上で正確に受信される可能性を増大させるための1つの技法である。HARQは、(たとえば、巡回冗長検査(CRC)を使用する)エラー検出、前方エラー訂正(FEC)、および再送信(たとえば、自動再送要求(ARQ))の組合せを含む場合がある。HARQは、不十分な無線条件(たとえば、低い信号対雑音条件)でのMACレイヤにおけるスループットを改善することができる。いくつかの例では、デバイスは、同スロットHARQフィードバックをサポートすることができ、ここで、デバイスは、特定のスロット内の前のシンボルにおいて受信されたデータについて、そのスロット内でHARQフィードバックを提供することができる。他の場合、デバイスは、後続のスロット内で、または何らかの他の時間間隔に従ってHARQフィードバックを提供することができる。
【0079】
[0088]同じスロットまたは異なるスロット内に異なるSSセットがあるときに、第1のSSセットの監視機会が第2のSSセットの監視機会にリンクされているかどうかを決定するための技法。たとえば、UE115は、(たとえば、monitoringSlotPeriodicityAndOffsetパラメータなどの)RRCパラメータによって構成されたSSセット用の監視パターンに基づいて、第1および第2のSSセット内のPDCCH候補が同じスロット内に位置すると決定することができる。両方のSSセットが同じ周期と同じオフセットとを有するとき、UE115は、同じスロット内に位置するSSセットがリンクされていると決定することができる。いくつかの例では、監視パターンの持続時間も同じであり得る。そのような例では、UE115は、スロット内の各SSセットに対して同じ数の監視機会を予想することができる(たとえば、RRCパラメータmonitoringsymbolsWithinSlotは各SSセットに対して同じであり得る)。UE115は、各SSセットが同じ数の監視機会を有し、第1のインデックス値を有する第1のSSセット内の監視機会が同じインデックス値を有する第2のSSセット内の監視機会とリンクされていると決定することができる。
【0080】
[0089]いくつかの態様では、ワイヤレス通信システム100のUE115は、所与のBWP内で最大3つのCORESETで構成される場合がある。CORESETは、PDCCH反復に対する1つまたは複数の送信構成インジケータ(TCI)状態を含む場合があり、周波数領域内のリソースブロック(RB)の数、および時間領域内のシンボルの数または他のTTI(たとえば、OFDMシンボルの数)に関連付けられる場合がある。いくつかの態様では、UE115において構成されたCORESETは、CCEリソース要素グループ(CCE-REG)マッピングタイプ(たとえば、CCE-REGバンドルマッピングタイプ)、プリコーディング粒度、PDCCH復調基準信号(DMRS)に対するスクランブリングに関連付けられた識別子(たとえば、スクランブリング識別子)、ダウンリンク制御情報(DCI)コンテンツのコード化ビット、またはそれらの任意の組合せに関連付けられる場合がある。
【0081】
[0090]いくつかの態様では、UE115は所与のBWP内で最大10個のSSセットで構成される場合がある。いくつかの態様では、各SSセットは、所与のCORESETに関連付けられる場合があり、監視機会のセットを含む場合がある。いくつかの態様では、SSセットは、制御チャネル監視機会(たとえば、PDCCH監視機会)のセットを含む場合がある。その上、UE115は、UE115において構成(たとえば、事前構成)されるか、基地局105を介してUE115に示されるか、または両方であり得るSSセットの1つまたは複数の特性に基づいて、所与のSSセットに関連付けられた制御チャネル監視機会を決定するように構成される場合がある。UE115は、UE固有のSSセット、共通のSSセット、または両方を含む、SSセットの1つまたは複数の異なるタイプ(たとえば、searchSpaceType)で構成される場合がある。さらに、各SSセットは、監視されるべき1つまたは複数のDCIフォーマットに関連付けられる場合がある。
【0082】
[0091]SSセットのパラメータは、監視機会の周期(ks)(たとえば、ksスロット)、スロット単位の監視機会用のオフセット(os)(たとえば、osスロット)(たとえば、monitoringSlotPeriodicityAndOffset)、SSセットが存在する期間内のスロットの数を示す持続時間(Ts)(ここで、Ts<ksである)、またはそれらの任意の組合せを含む場合がある。ワイヤレス通信システム100のUE115は、スロット
【0083】
【数1】
【0084】
およびフレームηf内のPDCCH監視機会の数を
【0085】
【数2】
【0086】
の場合に決定することができる。
いくつかの態様では、制御チャネルを監視するとき、UE115は、スロット
【0087】
【数3】
【0088】
から始まるTs個の連続するスロットに対するSSセット用の制御チャネル候補(たとえば、PDCCH候補)を監視するように構成される場合があり、次のks-Ts個の連続するスロットに対するSSセット用の制御チャネル候補の監視を控える場合がある。制御チャネル候補(たとえば、PDCCH候補)の数は、UE115におけるワイヤレス通信のアグリゲーションレベル(たとえば、CCEの数)に基づく場合がある。
【0089】
[0092]いくつかの態様では、UE115は、スロット内の制御チャネル監視パターン(たとえば、PDCCH監視パターン)(たとえば、monitoringSymbolsWithinSlot)に従って制御チャネルを監視するように構成される場合がある。たとえば、スロット内のPDCCH監視パターンは、PDCCH監視のためのスロット内のCORESETの第1のシンボルを示すことができる。たとえば、14個のシンボルを含むスロットのコンテキストでは、UE115において構成されたCORESETは、3つのシンボルを含むSSセットに関連付けられる場合があり、SSセットに関連付けられた制御チャネル監視パターン(たとえば、monitoringSymbolsWithinSlot)は、「01000010001000」として構成される場合がある。この例では、UE115は、SSセットが存在する各スロット内に3つの監視機会が存在すると決定するように構成される場合がある。その上、UE115は、SSが存在する各それぞれのスロットの2番目、7番目、および11番目のシンボルにおいて3つの監視機会が始まると決定するように構成される場合がある。
【0090】
[0093]SFNのコンテキストでは、SFNのPDCCH送信(たとえば、PDCCH DMRS)は、2つのTCI状態に関連付けられる場合がある。詳細には、SFNのPDCCH送信の場合、1つのCORESETは、2つのアクティブなTCI状態でUE115においてアクティブ化される場合がある。そのような場合、CORESETに関連付けられたSSセットの各制御チャネル候補(たとえば、PDCCH候補)は、CORESETの2つのアクティブなTCI状態に関連付けられる場合がある。
【0091】
[0094]同様に、各PDCCH反復がPDCCH候補を含むPDCCH反復の場合、2つのPDCCH候補(たとえば、2つのPDCCH反復)は、同じ制御チャネル送信の可能な反復(たとえば、DCIの反復)のために一緒にリンク(たとえば、関連付け)される場合がある。PDCCH反復のコンテキストでは、2つのPDCCH候補(たとえば、2つのPDCCH反復)のペイロード(たとえば、DCIペイロード)は同じであり得る。たとえば、第1のPDCCH候補は、第2のPDCCH候補に関連付けまたはリンクされる場合がある。この例では、DCIの第1の反復は第1のPDCCH候補内で送信される場合があり、DCIの第2の反復は第2のPDCCH候補内で送信される場合があり、DCIの第1および第2の反復は同じである。この例では、UE115は、DCIの第1の反復のみまたはDCIの第2の反復のみを受信および/または復号することができる。追加または代替として、UE115は、DCIの第1および第2の反復のソフト結合を実行することにより、DCIの第1と第2の両方の反復を受信および/または復号することができる。いくつかの態様では、関連付け/リンクされたPDCCH候補は、同じアグリゲーションレベル(たとえば、同じ数のCCE)を有する場合がある。
【0092】
[0095]いくつかの態様では、対応するCORESETに関連付けられた異なるSSセット内の関連するPDCCH候補は、PDCCH反復のために一緒にリンク(たとえば、関連付け)される場合がある。場合によっては、2つの関連するSSセットにわたって同じ候補インデックスを有する2つのPDCCH候補は、リンクまたは関連付けされる場合がある。他の場合には、同じ開始CCEインデックスを有するPDCCH候補がリンクされる場合がある。いくつかの態様では、関連付け/リンクされたPDCCH候補のセットは、制御シグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を介して構成される場合がある。たとえば、UE115は、第1のSSセット内の第1のPDCCH候補が第2のSSセット内の第2のPDCCH候補とリンク(たとえば、関連付け)されることを示すRRCメッセージを受信することができる。その上、UE115は、同じスロットもしくはTTI内にあるリンク/関連付けされたPDCCH候補のセットで(たとえば、イントラスロットPDCCH反復)、異なるスロット内にあるリンク/関連付けされたPDCCH候補のセットで(たとえば、インタースロットPDCCH反復)、または両方で構成される場合がある。
【0093】
[0096]いくつかの例では、UE115は、(たとえば、SSセットごとにmonitoringSlotPeriodicityAndOffsetなどのRRCパラメータによって構成された)監視パターンに基づいて、異なるSSセットのための監視機会が異なるスロット内に位置すると決定することができ、両方のSSセットは同じ周期を有するが、異なるオフセットを有する。UE115は、1つまたは複数の規則が満たされると決定することができ、その結果、第1のSSセット内の第1のPDCCH反復は、常に第2のSSセット内の第2のPDCCH反復よりも早いスロット内に位置する。そのような例では、UE115は、第1のインデックス値を有する第1のSSセット内の監視機会が同じインデックス値を有する第2のSSセット内の監視機会とリンクされていると決定することができる。
【0094】
[0097]図2は、本開示の態様による、PDCCH反復のためのSSセット監視をサポートするワイヤレス通信システム200の一例を示す。ワイヤレス通信システムは、ワイヤレス通信システム100の態様を実装することができる。たとえば、ワイヤレス通信システム200は、図1を参照して記載された対応するデバイスの例であり得る基地局205とUE215とを含む場合がある。基地局205は、カバレージエリア110-a内に位置する1つまたは複数のUE215をサービスすることができる。
【0095】
[0098]いくつかの態様では、UE215は、サービングセルのBWP内の1つまたは複数のCORESETで構成される場合がある。たとえば、UE215は、基地局205によって構成されたBWP内の3つ、5つ、または何らかの他の数のCORESETで構成される場合がある。概して、各CORESETは、1つのアクティブな送信構成インジケータ(TCI)状態に関連付けられる場合がある。たとえば、基地局205によるUE215向けのCORESETの構成の一部として、周波数領域内のCORESETのリソースブロック(RB)の数および時間領域内のCORESETのシンボル(たとえば、1つ、2つ、または3つのOFDMシンボル)の数は、UE215向けに構成されたRRCであり得る。
【0096】
[0099]いくつかの例では、ワイヤレス通信システム200は、1つまたは複数のSSセット内のPDCCH監視をサポートすることができる。いくつかの態様では、各SSセットは1つのCORESETに関連付けられる場合がある。たとえば、コンポーネントキャリア(CC)のBWP内に最大10個のSSセットが存在する場合がある。SSセット構成の一部として、RRCシグナリングは、関連付けられたCORESET、時間領域におけるスロット内で監視されるべき監視されるスロットおよびシンボルの周期およびオフセット、監視されるべきDCIフォーマット、または所与のアグリゲーションレベル(AL)用のPDCCH候補の数を構成するために使用される場合がある。PDCCH候補は、SSセット構成の一部として定義される場合がある。たとえば、所与のPDCCH候補インデックス内の所与のALを有するPDCCH候補は、所与のSSセット内で定義される場合がある。DCIは1つのPDCCH候補内で伝達される場合がある。たとえば、基地局205は、複数のPDCCH監視機会210(たとえば、監視機会210-a、監視機会210-b、および監視機会210-c)を含む第1のSSセットと、複数のPDCCH監視機会220(たとえば、監視機会220-a、監視機会220-b、および監視機会220-c)を含む第2のSSセットとを構成することができる。各監視機会は、1つまたは複数のPDCCH候補(たとえば、監視機会210に含まれるPDCCH候補、監視機会220に含まれるPDCCH候補など)で構成される場合がある。
【0097】
[0100]いくつかの例では、各SSセット(たとえば、監視機会210を含む第1のSSセット)は、1つまたは複数のパラメータによって定義される場合がある。たとえば、第1のSSセットは、CORESET、および1つまたは複数のPDCCH監視機会210に対応することができる。SSセットのパラメータは、監視機会の周期(ks)(たとえば、ksスロット)、スロット単位の監視機会用のオフセット(os)(たとえば、osスロット)を含む場合がある。たとえば、第1のSSセットs=1は、5つのスロット230の周期(k1)225と、0個のスロット230のオフセット(o1)とを有する場合がある。基地局205は、RRCメッセージ(たとえば、monitoringSlotPeriodicityAndOffset)を介してSSセットの周期とオフセットとを構成することができる。SSセットは、SSセットが存在する期間内のスロットの数を示す持続時間(Ts)によってさらに定義される場合がある(ここで、Ts<ksである)。たとえば、第1のSSセットs=1は、2つのスロット230の持続時間(T1)235を有する場合がある。いくつかの例では、基地局205は、TTI(たとえば、スロット230)を有するPDCCH監視パターンを示すことによってSSセット内の制御シグナリングを監視するようにUE215を構成することができる。たとえば、RRCパラメータ(たとえば、monitoringSymbolsWithinSlot)は、監視のためのスロット230内のCORESETの第1のシンボルを示すことができる。たとえば、3つのシンボル240を有するCORESETの場合、RRCパラメータは、第1のシンボル(たとえば、スロット230のシンボル2)と、第2のシンボル(たとえば、スロット230の7番目のシンボル)と、第3のシンボル(たとえば、スロット230の11番目のシンボル)とを示すことができる。最初に示されたシンボルは、スロット230内の第1の監視機会210-dの第1のシンボルであり得、2番目のシンボルは、スロット230内の第2の監視機会210-eの第1のシンボルであり得、3番目のシンボルは、第3の監視機会210-fの第1のシンボルであり得る。スロット230のそのような構成を示すビットマップは、「01000010001000」として構成される場合がある。
【0098】
[0101]UE215は、1つまたは複数のDCIメッセージを受信するために様々なSSセット内のPDCCH候補を監視することができる。UE215は、PDCCH候補が巡回冗長検査(CRC)チェックに合格したと決定することができる(たとえば、UE215は、PDCCH候補が復号に成功したDCIに対応するCRCチェックに合格するブラインド復号試行で、各PDCCH候補をブラインド復号するように試みることができる)。いくつかのワイヤレス通信システムには、UE215がブラインド復号するように試みることができる監視されるPDCCH候補の制限(たとえば、最大数)が存在する場合がある(たとえば、最大ブラインド復号カウント、BD制限、監視されるPDCCH候補の制限などと呼ばれる場合もあるブラインド復号制限)。ブラインド復号制限(BD制限)は、所与の送信時間間隔(たとえば、スロット、スパン、または時間領域内の他の持続時間)に基づく場合がある。したがって、任意の所与のTTI内で、UEは1つまたは複数のPDCCH候補で構成される場合がある。PDCCH候補は異なるSSセットに対応することができる。UEは、PDCCH候補のいくつかまたはすべてをBD制限に向かってカウントすることができる。
【0099】
[0102]いくつかのワイヤレス通信システムは、2つのアクティブなTCI状態を有するPDCCH送信を可能にすることができる。この手法の変形形態は、2つのアクティブなTCI状態を有する1つのCORESET、2つの異なるCORESETに関連付けられた1つのSSセット、または対応するCORESETに関連付けられた2つのSSセットを含む場合がある。1つのCORESETが2つのアクティブなTCI状態に関連付けられた状況では、基地局205は、CORESETの両方のTCI状態に関連付けられるように(所与のSSセット内の)1つのPDCCH候補を構成することができる。1つのCORESETが2つのアクティブなTCI状態に関連付けられる場合がある別の手法では、基地局205は、それぞれ、CORESETの2つのアクティブなTCI状態に関連付けられるように(所与のSSセット内の)PDCCH候補の2つのセットを構成することができる。1つのCORESETが2つのアクティブなTCI状態に関連付けられる場合があるさらに別の手法では、基地局205は、2つの対応するSSセットに関連付けられるようにPDCCH候補の2つのセットを構成することができ、両方のSSセットはCORESETに関連付けられ、各SSセットはCORESETのただ1つのTCI状態に関連付けられる。概して、PDCCH候補のセットは、単一または複数のPDCCH候補を含む場合があり、セット内のPDCCH候補は、DCIがUE215に示され得る反復または機会に対応する。
【0100】
[0103]様々なSSセット内のPDCCH候補のセットは、反復ベースのPDCCH候補を提供することができ、各PDCCH候補は他のPDCCH候補にリンクされる。たとえば、第1のSSセットのPDCCH候補は、監視機会210-a内に位置する場合があり、第2のSSセットの監視機会220-a内に位置するPDCCH候補にリンクされる場合がある。第1のSSセットのPDCCH候補および第2のSSセットのPDCCH候補は、同じスロット内、または異なるスロット内に位置する場合がある。いくつかの例では、基地局205は、2つのリンクされたPDCCH候補上でPDCCH反復を使用してDCIメッセージを送信することができる。たとえば、基地局205は、第1のSSセット内のPDCCH候補上のDCIメッセージの第1の反復と、第2のSSセット内のPDCCH候補上のDCIメッセージの第2の反復とを送信することができる。いくつかの例では、UE215は、ソフト結合PDCCH候補をもたらす、第1および第2のSSセット内で受信されたPDCCH候補に対するソフト結合手順を実行することができる。UEは、さらに監視されるPDCCH候補としてソフト結合PDCCH候補を考慮することができる。
【0101】
[0104]いくつかの例では、2つ以上のPDCCH候補が明示的に一緒にリンクされる場合がある(たとえば、基地局205は、UE215がPDCCH候補のブラインド復号を実行しようと試みる前に、UE215へのリンクを構成することができる)。いくつかの例では、2つ以上のPDCCH候補が明示的に一緒にリンクされない場合があり、UE215は、復号の前後にリンクを識別またはさもなければ決定することができる。しかしながら、いくつかのワイヤレス通信システムは、UE215向けに構成されたブラインド復号制限に監視が適用されるときに1つまたは複数のPDCCH候補がどのようにカウントされるかの機構または他の指示を提供しない。
【0102】
[0105]したがって、本明細書に記載されたように、異なるSSセットのための監視機会は、(たとえば、それぞれのSSセットのためのmonitoringSlotPeriodicityAndOffset、Duration、およびmonitoringSmbolsWithinSlotなどの様々なRRCパラメータに示された)期間、オフセット、持続時間、およびスロット内の監視機会を含む、SSセット構成に依存する場合がある。PDCCH反復のために、2つのリンクされたPDCCH候補が異なるSSセット内にあるとき、リンクされたPDCCH候補は所与のSSセットの所与の監視機会内で定義されるので、2つのSSセットの監視機会もリンクされ得る。したがって、UE215は、第1のSSセットのどの監視機会が第2のSSセットのどの監視機会にリンクされるかを決定する必要があり得る。いくつかの例では、UE215は、図3を参照してより詳細に記載されるように、同じTTI(たとえば、スロット)内の異なるSSセット内の監視機会がリンクされているかどうかを識別することができる。いくつかの例では、UE215は、図4図6を参照してより詳細に記載されるように、異なるTTI(たとえば、スロット)内の異なるSSセット内の監視機会がリンクされているかどうかを識別することができる。
【0103】
[0106]図3は、本開示の態様による、PDCCH反復のためのSSセット監視をサポートするタイムライン300の一例を示す。タイムライン300は、ワイヤレス通信システム100およびワイヤレス通信システム200の態様を実装することができる。たとえば、基地局およびUEはタイムライン300に従って通信することができ、基地局およびUEは、図1および図2を参照して記載された対応するデバイスの例であり得る。
【0104】
[0107]いくつかの例では、基地局は、同じTTI(たとえば、スロット305)内の複数のSSセット(たとえば、第1のSSセットおよび第2のSSセット用の2つのSSセットインデックスの指示)でUEを構成することができる。基地局は、第1のSSセットの第1の監視機会315-aと第2の監視機会315-bとを構成することができ、第2のSSセットの第1の監視機会320-aと第2の監視機会320-bとを構成することもできる。UEは、両方のSSセットが同じ周期および同じオフセット(たとえば、monitoringSlotPeriodicityAndOffset用の同じ値)で構成されることを予想することができる。第1のSSセットおよび第2のSSセットは、さらに同じ持続時間を有することができる。同じ周期、オフセット、持続時間、またはそれらの任意の組合せを有することは、イントラスロットPDCCH反復をもたらすことができる。
【0105】
[0108]いくつかの例では、UEは、両方のSSセットのためのスロット305-a内の同じ数の監視機会を予想することができる。たとえば、UEは、第2のSSセット用のRRC指示(たとえば、monitoringSymbolsWithinSlot)内に存在するのと同じ数の1が第1のSSセット用のRRC指示(たとえば、monitoringSymbolsWithinSlot)内に存在することを検証することができる。そのような例では、UEは、2つのSSセット内で同じインデックス値(j)を有する監視機会がリンクされていると決定することができる。たとえば、第1のSSセットは、2つの1を含むRRCパラメータmonitoringSymbolsWithinSlot(たとえば、ビットマップ00100001000000)で構成される場合があり、それは、(たとえば、2つのシンボルを有するCORESETに関連付けられた)監視機会315-aがスロット305-aの3番目のシンボル310の間に始まることと、監視機会315-bがスロット305-aの8番目のシンボル310の間に始まることとを示すことができる。第2のSSセットは、2つの1を含むRRCパラメータmonitoringSymbolsWithinSlot(ビットマップ00100001000000)で構成される場合があり、それは、(たとえば、2つのシンボルを有するCORESETに関連付けられた)監視機会320-aがスロット305-aの3番目のシンボル310の間に始まることと、監視機会320-bがスロット305-aの8番目のシンボル310の間に始まることとを示すことができる。両方のビットマップが同じ数の監視機会を示す同じ数の1を含むので、UEは、スロット305-a内に同じ数の監視機会が存在することを検証することができる。したがって、UEは、第1のSSセットの監視機会315-aが第2のSSセットの監視機会320-aにリンクされている(たとえば、各SSセットの第1の監視機会が同じインデックス値を有する)と決定することができ、第1のSSセットの監視機会315-bが第2のSSセットの監視機会320-bにリンクされている(たとえば、各SSセットの第2の監視機会が同じインデックス値を有する)と決定することができる。リンクされた監視機会内の個々のPDCCH候補は、PDCCH反復のために互いにリンクされる場合がある。
【0106】
[0109]同様に、監視機会のTTI境界(たとえば、シンボル境界)が整列されていない場合でも、UEは、TTI内の監視機会の数を検証することに基づいて、異なるSSセットの監視機会がリンクされていると決定することができる。たとえば、スロット305-bにおいて、UEは、第2のSSセット用のRRC指示(たとえば、monitoringSymbolsWithinSlot)内に存在するのと同じ数の1が第1のSSセット用のRRC指示(たとえば、monitoringSymbolsWithinSlot)内に存在することを検証することができる。第1のSSセットは、2つの1を含むRRCパラメータmonitoringSymbolsWithinSlot(たとえば、ビットマップ00100001000000)で構成される場合があり、それは、(たとえば、2つのシンボルを有するCORESETに関連付けられた)監視機会325-aがスロット305-bの3番目のシンボル310の間に始まることと、監視機会325-bがスロット305-bの8番目のシンボル310の間に始まることとを示すことができる。第2のSSセットは、2つの1を含むRRCパラメータmonitoringSymbolsWithinSlot(ビットマップ10000000010000)で構成される場合があり、それは、(たとえば、2つのシンボルを有するCORESETに関連付けられた)監視機会330-aがスロット305-bの1番目のシンボル310の間に始まることと、監視機会330-bがスロット305-bの10番目のシンボル310の間に始まることとを示すことができる。両方のビットマップが同じ数の監視機会を示す同じ数の1を含むので、UEは、スロット305-b内に同じ数の監視機会が存在することを検証することができる。したがって、UEは、第1のSSセットの監視機会325-aが第2のSSセットの監視機会330-aにリンクされている(たとえば、各SSセットの第1の監視機会が同じインデックス値を有する)と決定することができ、第1のSSセットの監視機会325-bが第2のSSセットの監視機会330-bにリンクされている(たとえば、各SSセットの第2の監視機会が同じインデックス値を有する)と決定することができる。リンクされた監視機会内の個々のPDCCH候補は、PDCCH反復のために互いにリンクされる場合がある。
【0107】
[0110]したがって、2つのSSセットが存在するスロット305において、第1のSSセットのj番目の監視機会は、第2のSSセットのj番目の監視機会にリンクされる場合がある。制御メッセージ(たとえば、DCIメッセージ)の第1の反復は、第1のSSセットの第1の監視機会(たとえば、監視機会325-a)内の第1のPDCCH候補内で受信される場合があり、制御メッセージ(たとえば、DCIメッセージ)の第2の反復は、第2のSSセットの第1の監視機会(たとえば、監視機会330-a)内の(たとえば、監視機会325-a内の第1のPDCCH候補にリンクされた)第1のPDCCH候補内で受信される場合がある。UEは、第1のSSセット内の第1のPDCCH候補内で受信されたDCIを第2のSSセット内の第1のPDCCH候補内で受信されたDCIとソフト結合することができる。
【0108】
[0111]いくつかの例では、UEは、図4図6を参照してより詳細に記載されるように、異なるTTI内に位置する異なるSSセットのどの監視機会がリンクされているかを決定することができる。
【0109】
[0112]図4は、本開示の態様による、PDCCH反復のためのSSセット監視をサポートするタイムライン400の一例を示す。タイムライン400は、ワイヤレス通信システム100およびワイヤレス通信システム200の態様を実装することができる。たとえば、基地局およびUEはタイムライン400に従って通信することができ、基地局およびUEは、図1および図2を参照して記載された対応するデバイスの例であり得る。
【0110】
[0113]いくつかの例では、基地局は、第1のSSセットおよび第2のSSセットでUEを構成することができる。第1のSSセットおよび第2のSSセットは同じ周期ksを有する場合があるが、異なるオフセット値(たとえば、第1のSSセット用のos,1および第2のSSセット用のos,2)を有する場合がある。UEが連続するスロット内のインタースロットPDCCH反復をサポートすることができる場合、基地局は、周期および2つのオフセット値が(os,2-os,1)mod ks=1であるように、2つのSSセットのオフセットを構成することができる。
【0111】
[0114]基地局は、インタースロットPDCCH反復のためのSSセットインデックスのペアでUEを構成することができる。UEは、2つのSSセットが1スロットよりも大きい(たとえば、ks>1)同じ周期で構成されるが、異なるオフセット(たとえば、それぞれ、os,1およびos,2)を有することを予想することができる。そのような例では、第1のSSセットのための監視機会を含む第1のスロット(たとえば、スロット番号
【0112】
【数4】
【0113】
を有し、フレーム番号nf,1を有するフレーム内のSCS方式μ、フレーム当たりのスロットの数
【0114】
【数5】
【0115】
を有し、その結果、
【0116】
【数6】
【0117】
である第1のスロットは、1つまたは複数の規則または条件が満たされる場合、第2のSSセットのための監視機会を含む第2のスロット(たとえば、スロット番号
【0118】
【数7】
【0119】
とフレーム番号nf,2とを有するスロット)にリンクされる場合がある。
【0120】
[0115]UEは、1つまたは複数の規則が満たされると決定することができ、その結果、第1のSSセット内の第1のPDCCH反復は、第2のSSセット内の第2のPDCCH反復よりも早い時間(たとえば、早いTTI)内に位置する。たとえば、UEは、第1の条件が満たされることを検証することができ、
【0121】
【数8】
【0122】
の場合
【0123】
【数9】
【0124】
である。
いくつかの例では、UEは、第2の条件が満たされることを検証することができ、
【0125】
【数10】
【0126】
である。
UEは、これらの条件のうちの1つ、これらの条件の両方、または追加の条件を適用することができる。そのような条件または規則が満たされることを検証することは、第1のSSセットの第1の反復が第2のSSセットの第2の反復より前に位置することをもたらす場合がある。
【0127】
[0116]たとえば、基地局は、第1のSSセットs=1および第2のSSセットs=2でUEを構成することができ、ここで、ks=5、os,1=1、os,2=3であり、30KHzのSCSおよびフレーム当たりのスロットの数
【0128】
【数11】
【0129】
が想定される。
スロット405-aは、第1のSSセットの監視機会を含む場合があり、16のスロット番号を有することができる。したがって、
【0130】
【数12】
【0131】
である。
スロット405-aよりも2スロット後に位置する410-bは、第2のSSセットの監視機会を含む場合があり、スロット番号18を有することができる。したがって、
【0132】
【数13】
【0133】
である。
UEは、スロット405-a内に位置する第1のSSセットの監視機会がスロット410-b内に位置する第2のSSセットの監視機会にリンクされており、同様にスロット405-b内の監視機会がスロット410-c内の監視機会にリンクされていると決定することができる。本明細書に記載された1つまたは複数の条件を適用することにより、UEは、DCIメッセージの第1の反復がDCIメッセージの第2の反復よりも早い時間に位置する(たとえば、スロット405-aよりも早く第2の反復を搬送するスロット410-aとは対照的に、第1の反復を搬送するスロット405-aが第2の反復を搬送するスロット410-bとリンクされている)ことを保証することができる。
【0134】
[0117]いくつかの例では、基地局は、第1のSSセットs=1および第2のSSセットs=2でUEを構成することができ、ここで、ks=5、os,1=4、os,2=0であり、30KHzのSCSおよびフレーム当たりのスロットの数
【0135】
【数14】
【0136】
が想定される。
スロット415-aは、第1のSSセットの監視機会を含む場合があり、19のスロット番号を有することができる。したがって、
【0137】
【数15】
【0138】
である。
スロット415-aよりも1スロット後に位置するスロット420-bは、第2のSSセットの監視機会を含む場合があり、スロット番号0(たとえば、次のフレームの第1のスロット)を有することができる。したがって、
【0139】
【数16】
【0140】
である。
UEは、スロット415-a内に位置する第1のSSセットの監視機会がスロット420-b内に位置する第2のSSセットの監視機会にリンクされていると決定することができる。本明細書に記載された1つまたは複数の条件を適用することにより、UEは、DCIメッセージの第1の反復がDCIメッセージの第2の反復よりも早い時間に位置する(たとえば、スロット415-aよりも早く第2の反復を搬送するスロット420-aとは対照的に、第1の反復を搬送するスロット415-aが第2の反復を搬送するスロット420-bにリンクされている)ことを保証することができる。このパターンは、その後のスロットに対して繰り返される場合がある。たとえば、UEは、スロット415-b内に位置する第1のSSセットの監視機会がスロット420-c内に位置する第2のSSセットの監視機会にリンクされていると決定することができる。
【0141】
[0118]いくつかの例では、SSセットの順序を決定することは、条件の適用、または監視機会間のリンクの決定、またはその両方に影響を及ぼす場合がある。たとえば、第2のSSセットは第1のSSセットの前に順序付けられる場合があり、その結果、第2のSSセット内の監視機会はPDCCHメッセージの第1の反復を搬送し、第2のSSセットの監視機会はDCIメッセージの第2の反復を搬送する。そのような例では、UEは、1つまたは複数の規則が満たされることを検証することができ、たとえば、第2のSSセットのスロット410-aがスロット405-aにリンクされており、スロット410-bがスロット405-bにリンクされていると決定することができる。
【0142】
[0119]いくつかの例では、UEは、2つのSSセットのうちのどれが他の前に順序付けまたは優先されるかを決定することができる。たとえば、UEは、基地局による構成に基づいて2つのSSセットを順序付けることができる。そのような例では、基地局は、UEに、たとえば、第1のSSセットが最初に順序付けられ(たとえば、最初のSSセットとして優先され)、第2のSSセットが2番目に順序付けられることを示す構成メッセージを送信することができる。構成メッセージは、4のインデックス値を有する第1のSSセットおよび2のインデックス値を有する第2のSSセットがリンクされていることを示すことができ、第1のSSセット(たとえば、インデックス値4)が第2のSSセット(たとえば、インデックス値2)の前に順序付けられることをさらに示すことができる。いくつかの例では、UEは、リンクされたSSセットの順序付けを暗黙的に決定することができる。たとえば、UEは、(たとえば、1つまたは複数の事前構成されるか、標準化されるか、または構成された規則に従って)どのSSセットが高いまたは低いインデックス値を有するかを決定することができる。そのような例では、4のインデックス値を有する第1のSSセットおよび2のインデックス値を有する第2のSSセットがリンクされた場合、UEは、小さいインデックス値を有するSSセット(たとえば、2のインデックス値を有する第2のSSセット)が(たとえば、より大きい4のインデックス値を有する)第1のSSセットの上に順序付けられ得ると決定することができる。本明細書に記載されたように、SSセットの順序が変化した場合、PDCCH反復のためにリンクされたスロットは変化する場合がある。
【0143】
[0120]連続するスロットの場合のインタースロット反復は、図5を参照してより詳細に記載される。
【0144】
[0121]図5は、本開示の態様による、PDCCH反復のためのSSセット監視をサポートするタイムライン500の一例を示す。タイムライン500は、ワイヤレス通信システム100およびワイヤレス通信システム200の態様を実装することができる。たとえば、基地局およびUEはタイムライン500に従って通信することができ、基地局およびUEは、図1および図2を参照して記載された対応するデバイスの例であり得る。
【0145】
[0122]いくつかの例では、SSセットの持続時間に関して、UEは、SSセットが期間内の1スロット内にのみ存在する(たとえば、両方のSSセットが持続時間Ts=1で構成される)ことを予想することでき、または基地局は値を構成しない場合があり、UEは1スロットの持続時間を想定することができる。たとえば、(構成されるか想定されるかにかかわらず)1スロットの持続時間は、図4を参照して図示または記載されている。
【0146】
[0123]いくつかの例では、図5を参照して記載されたように、持続時間は1スロットよりも長い場合があるが、各SSセットに対して同じであり得る。たとえば、第1のSSセットは、Ts=3の持続時間を有する場合がある。そのような例では、UEは、SSセットの期間の第1のスロットと第2のSSセットの期間の第1のスロットとの間のリンクを決定することができ、それらの持続時間の残りのスロットが1対1にマッピングされることを想定することができる。たとえば、スロット505-aは、Ts=3の第1のスロットであり得、ここでks=5である。スロット505-aは第1のSSセットのための監視機会を含む場合があり、スロット510-aは第2のSSセットのための監視機会を含む場合がある。スロット505-aはスロット番号16を有する場合があるので、
【0147】
【数17】
【0148】
である。
スロット510-aは(たとえば、同じフレーム内の)スロット番号18を有する場合があるので、
【0149】
【数18】
【0150】
である。
したがって、図4を参照して記載された1つまたは複数の規則を適用することにより、UEは、スロット505-aがスロット510-aとリンクされ、スロット505-a内の第1のSSセットの監視期間の個々のPDCCH候補が、スロット510-a内の第2のSSセットの監視期間の対応するPDCCH候補とリンクされていると決定することができる。次いで、Ts=3の持続時間が与えられると、UEは、同じ持続時間の第2のスロット505-bが第2のスロット510-bとリンクされており、同じ持続時間の第3のスロット505-cが第3のスロット510-cとリンクされていると決定することができる。
【0151】
[0124]いくつかの例では、UEは連続するインタースロット反復のために構成される場合があり、(os,2-os,1)mod ks=1であるようなオフセット値で構成される場合がある。
【0152】
[0125]いくつかの例では、図6を参照してより詳細に記載されるように、リンクされたスロット内に複数の監視機会が存在する場合がある。
【0153】
[0126]図6は、本開示の態様による、PDCCH反復のためのSSセット監視をサポートするタイムライン600の一例を示す。タイムライン600は、ワイヤレス通信システム100およびワイヤレス通信システム200の態様を実装することができる。たとえば、基地局およびUEはタイムライン600に従って通信することができ、基地局およびUEは、図1および図2を参照して記載された対応するデバイスの例であり得る。
【0154】
[0127]基地局は、(たとえば、RRCパラメータmonitoringSymbolsWithinSlotを介して)単一のスロット内の1つまたは複数の監視機会を構成することができる。いくつかの例では、インタースロットPDCCH反復の場合、各スロット内の監視機会の数は、1(たとえば、RRCパラメータmonitoringSymbolsWithinSlotのビットマップ内の1の数)に等しい場合があり、両方のSSセットに対して1に等しい場合がある。そのような例では、UEは、第1のSSセットの第1のスロット内の単一の監視機会が第2のSSセットのリンクされたスロット内の監視機会のみにリンクされていると決定することができる。いくつかの例では、監視スロットのリンクは、図4および図5を参照して記載されたスロットのリンクに基づいて暗黙的であり得る。場合によっては、基地局は、異なるスロット内でリンクされたSSセットのスロット当たりただ1つの監視機会を構成するように制約される場合がある。
【0155】
[0128]いくつかの例では、基地局は、2つのSSセットの各リンクされたスロット内でただ1つの監視機会を構成するように許可される場合がある。UEは、両方のSSセットに対してリンクされたスロット内の同じ数の監視機会を予想することができる(たとえば、RRCパラメータmonitoringSymbolsWithinSlotのビットマップ内の同じ数の1を予想することができる)。2つのSSセットが存在するリンクされたスロット605-aおよび605-cにおいて、第1のスロット605-a(たとえば、スロット
【0156】
【数19】
【0157】
)内の第1のSSセットのj番目の監視機会は、第2のスロット605-c(たとえば、スロット
【0158】
【数20】
【0159】
)内の第2のSSセットのj番目の監視機会にリンクされる場合があり、ここで、
【0160】
【数21】
【0161】
および
【0162】
【数22】
【0163】
は、図4を参照して記載された規則に従って決定された2つの異なるスロットである。制御メッセージ(たとえば、DCIメッセージ)の第1の反復は、第1のSSセットの第1の監視機会(たとえば、監視機会610-a)内の第1のPDCCH候補内で受信される場合があり、制御メッセージ(たとえば、DCIメッセージ)の第2の反復は、第2のSSセットの第1の監視機会(たとえば、監視機会615-a)内の(たとえば、監視機会610-a内の第1のPDCCH候補とリンクされた)第1のPDCCH候補内で受信される場合がある。UEは、第1のSSセット内の第1のPDCCH候補内で受信されたDCIを第2のSSセット内の第1のPDCCH候補内で受信されたDCIとソフト結合することができる。
【0164】
[0129]いくつかの例では、UEは、(たとえば、図4および図5を参照して記載された1つまたは複数の規則を使用して)スロット605-aがスロット605-cとリンクされていると決定することができる。第1のSSセットの監視機会610-aおよび610-bはスロット605-a内に位置する場合があり、第2のSSセットの監視機会615-aおよび615-bはスロット605-c内に位置する場合がある。UEは、両方のSSセットに対するスロット605-a内の同じ数の監視機会を予想することができる。たとえば、UEは、第2のSSセット用のRRC指示(たとえば、monitoringSymbolsWithinSlot)内に存在するのと同じ数の1が第1のSSセット用のRRC指示(たとえば、monitoringSymbolsWithinSlot)内に存在することを検証することができる。そのような例では、UEは、2つのSSセット内で同じインデックス値(j)を有する監視機会がリンクされていると決定することができる。
【0165】
[0130]たとえば、第1のSSセットは、2つの1を含むRRCパラメータmonitoringSymbolsWithinSlot(たとえば、ビットマップ00100001000000)で構成される場合があり、それは、(たとえば、2つのシンボル620を有するCORESETに関連付けられた)監視機会610-aがスロット605-aの3番目のシンボル620の間に始まることと、監視機会610-bがスロット605-aの8番目のシンボル620の間に始まることとを示すことができる。第2のSSセットは、2つの1を含むRRCパラメータmonitoringSymbolsWithinSlot(ビットマップ10000000001000)で構成される場合があり、それは、(たとえば、2つのシンボルを有するCORESETに関連付けられた)監視機会615-aがスロット605-cの1番目のシンボル620の間に始まることと、監視機会615-bがスロット605-cの11番目のシンボル620の間に始まることとを示すことができる。両方のビットマップが同じ数の監視機会を示す同じ数の1を含むので、UEは、スロット605-aおよびスロット605-b内に同じ数の監視機会が存在することを検証することができる。したがって、UEは、第1のSSセットの監視機会610-aが第2のSSセットの監視機会615-aにリンクされている(たとえば、各SSセットの第1の監視機会が同じインデックス値を有する)と決定することができ、第1のSSセットの監視機会610-bが第2のSSセットの監視機会615-bにリンクされている(たとえば、各SSセットの第2の監視機会が同じインデックス値を有する)と決定することができる。リンクされた監視機会内の個々のPDCCH候補は、PDCCH反復のために互いにリンクされる場合がある。
【0166】
[0131]2つのSSセットが存在するリンクされたスロット605-aおよびスロット605-cにおいて、第1のSSセットのj番目の監視機会は、第2のSSセットのj番目の監視機会とリンクされる場合がある。制御メッセージ(たとえば、DCIメッセージ)の第1の反復は、第1のSSセットの第1の監視機会(たとえば、監視機会325-a)内の第1のPDCCH候補内で受信される場合があり、制御メッセージ(たとえば、DCIメッセージ)の第2の反復は、第2のSSセットの第1の監視機会(たとえば、監視機会330-a)内の(たとえば、監視機会325-a内の第1のPDCCH候補にリンクされた)第1のPDCCH候補内で受信される場合がある。UEは、第1のSSセット内の第1のPDCCH候補内で受信されたDCIを第2のSSセット内の第1のPDCCH候補内で受信されたDCIとソフト結合することができる。
【0167】
[0132]図7は、本開示の態様による、PDCCH反復のためのSSセット監視をサポートするデバイス705のブロック図700を示す。デバイス705は、本明細書に記載されたUE115の態様の一例であり得る。デバイス705は、受信機710と、送信機715と、通信マネージャ720とを含む場合がある。デバイス705は、プロセッサを含む場合もある。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと通信している場合がある。
【0168】
[0133]受信機710は、様々な情報チャネル(たとえば、PDCCH反復に対するSSセット監視に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を受信するための手段を提供することができる。情報は、デバイス705の他の構成要素に渡される場合がある。受信機710は、単一のアンテナまたは複数のアンテナのセットを利用することができる。
【0169】
[0134]送信機715は、デバイス705の他の構成要素によって生成された信号を送信するための手段を提供することができる。たとえば、送信機715は、様々な情報チャネル(たとえば、PDCCH反復に対するSSセット監視に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を送信することができる。いくつかの例では、送信機715は、トランシーバモジュール内で受信機710とコロケートされる場合がある。送信機715は、単一のアンテナまたは複数のアンテナのセットを利用することができる。
【0170】
[0135]通信マネージャ720、受信機710、送信機715、またはそれらの様々な組合せもしくはそれらの様々な構成要素は、本明細書に記載されたPDCCH反復に対するSSセット監視の様々な態様を実行するための手段の例であり得る。たとえば、通信マネージャ720、受信機710、送信機715、またはそれらの様々な組合せもしくは構成要素は、本明細書に記載された機能のうちの1つまたは複数を実行するための方法をサポートすることができる。
【0171】
[0136]いくつかの例では、通信マネージャ720、受信機710、送信機715、またはそれらの様々な組合せもしくは構成要素は、ハードウェア(たとえば、通信管理回路)、(たとえば、プロセッサによって実行される)ソフトウェア、またはそれらの任意の組合せに実装される場合がある。ハードウェアは、本開示に記載された機能を実行するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートする、プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組合せを含む場合がある。いくつかの例では、プロセッサおよびプロセッサと結合されたメモリは、(たとえば、プロセッサにより、メモリに記憶された命令を実行することによって)本明細書に記載された機能のうちの1つまたは複数を実行するように構成される場合がある。
【0172】
[0137]追加または代替として、いくつかの例では、通信マネージャ720、受信機710、送信機715、またはそれらの様々な組合せもしくは構成要素は、ハードウェア、(たとえば、プロセッサによって実行される)ソフトウェア、またはそれらの任意の組合せに実装される場合がある。プロセッサによって実行されるソフトウェアに実装される場合、通信マネージャ720、受信機710、送信機715、またはそれらの様々な組合せもしくは構成要素の機能は、(たとえば、本開示に記載された機能を実行するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートする)汎用プロセッサ、DSP、中央処理装置(CPU)、グラフィックス処理装置(GPU)、ASIC、FPGA、もしくはこれらの任意の組合せ、または他のプログラマブル論理デバイスによって実行される場合がある。
【0173】
[0138]いくつかの例では、通信マネージャ720は、受信機710、送信機715、またはその両方を使用して、またはさもなければそれらと協働して様々な動作(たとえば、受信、監視、送信)を実行するように構成される場合がある。たとえば、通信マネージャ720は、受信機710から情報を受信するか、送信機715に情報を送るか、または情報を受信するか、情報を送信するか、もしくは本明細書に記載された様々な他の動作を実行するために、受信機710、送信機715、もしくはその両方と組み合わせて統合される場合がある。
【0174】
[0139]通信マネージャ720は、本明細書に開示された例による、UEにおけるワイヤレス通信をサポートすることができる。たとえば、通信マネージャ720は、基地局から、送信時間間隔内の第1のSSセット用の第1の監視パターンと、送信時間間隔内の第2のSSセット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。たとえば、通信マネージャ720は、基地局から、第1のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために第2のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。通信マネージャ720は、第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ周期とオフセットとを有することに基づいて、第1のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループと、第2のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。
【0175】
[0140]追加または代替として、通信マネージャ720は、本明細書に開示された例による、UEにおけるワイヤレス通信をサポートすることができる。たとえば、通信マネージャ720は、基地局から、第1の送信時間間隔内の第1のSSセット用の第1の監視パターンと、第2の送信時間間隔内の第2のSSセット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。たとえば、通信マネージャ720は、基地局から、第1のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために第2のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。通信マネージャ720は、第1のSSセットおよび第2のSSセットが同じ周期を有するが異なるオフセットを有することに基づいて、第1のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループと、第2のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。
【0176】
[0141]本明細書に記載された例による通信マネージャ720を含むかまたは構成することにより、デバイス705(たとえば、受信機710、送信機715、通信マネージャ720、またはそれらの組合せを制御するか、またはさもなければそれらに結合されたプロセッサ)は、利用可能なリソースのより効率的な使用、改善されたPDCCH反復機能、デバイスにおける計算リソースのより効率的な使用などをもたらす、PDCCH反復のための技法をサポートすることができる。
【0177】
[0142]図8は、本開示の態様による、PDCCH反復に対するSSセット監視をサポートするデバイス805のブロック図800を示す。デバイス805は、本明細書に記載されたデバイス705またはUE115の態様の一例であり得る。デバイス805は、受信機810と、送信機815と、通信マネージャ820とを含む場合がある。デバイス805は、プロセッサを含む場合もある。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと通信している場合がある。
【0178】
[0143]受信機810は、様々な情報チャネル(たとえば、PDCCH反復に対するSSセット監視に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を受信するための手段を提供することができる。情報は、デバイス805の他の構成要素に渡される場合がある。受信機810は、単一のアンテナまたは複数のアンテナのセットを利用することができる。
【0179】
[0144]送信機815は、デバイス805の他の構成要素によって生成された信号を送信するための手段を提供することができる。たとえば、送信機815は、様々な情報チャネル(たとえば、PDCCH反復に対するSSセット監視に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を送信することができる。いくつかの例では、送信機815は、トランシーバモジュール内で受信機810とコロケートされる場合がある。送信機815は、単一のアンテナまたは複数のアンテナのセットを利用することができる。
【0180】
[0145]デバイス805またはその様々な構成要素は、本明細書に記載されたPDCCH反復に対するSSセット監視の様々な態様を実行するための手段の一例であり得る。たとえば、通信マネージャ820は、構成情報マネージャ825、反復マネージャ830、監視マネージャ835、SSセットリンクマネージャ840、またはそれらの任意の組合せを含む場合がある。通信マネージャ820は、本明細書に記載された通信マネージャ720の態様の一例であり得る。いくつかの例では、通信マネージャ820またはその様々な構成要素は、受信機810、送信機815、またはその両方を使用するか、またはさもなければそれらと協働して様々な動作(たとえば、受信、監視、送信)を実行するように構成される場合がある。たとえば、通信マネージャ820は、受信機810から情報を受信するか、送信機815に情報を送るか、または情報を受信するか、情報を送信するか、もしくは本明細書に記載された様々な他の動作を実行するために、受信機810、送信機815、もしくはその両方と組み合わせて統合される場合がある。
【0181】
[0146]通信マネージャ820は、本明細書に開示された例による、UEにおけるワイヤレス通信をサポートすることができる。構成情報マネージャ825は、基地局から、送信時間間隔内の第1のSSセット用の第1の監視パターンと、送信時間間隔内の第2のSSセット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。反復マネージャ830は、基地局から、第1のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために第2のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。監視マネージャ835は、第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ周期とオフセットとを有することに基づいて、第1のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループと、第2のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。
【0182】
[0147]追加または代替として、通信マネージャ820は、本明細書に開示された例による、UEにおけるワイヤレス通信をサポートすることができる。構成情報マネージャ825は、基地局から、第1の送信時間間隔内の第1のSSセット用の第1の監視パターンと、第2の送信時間間隔内の第2のSSセット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。SSセットリンクマネージャ840は、基地局から、第1のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために第2のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。監視マネージャ835は、第1のSSセットおよび第2のSSセットが同じ周期を有するが異なるオフセットを有することに基づいて、第1のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループと、第2のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。
【0183】
[0148]図9は、本開示の態様による、PDCCH反復に対するSSセット監視をサポートする通信マネージャ920のブロック図900を示す。通信マネージャ920は、本明細書に記載された通信マネージャ720、通信マネージャ820、またはその両方の態様の一例であり得る。通信マネージャ920またはその様々な構成要素は、本明細書に記載されたPDCCH反復のためのSSセット監視の様々な態様を実行するための手段の一例であり得る。たとえば、通信マネージャ920は、構成情報マネージャ925、反復マネージャ930、監視マネージャ935、SSセットリンクマネージャ940、リンク規則マネージャ945、SSセット順序付けマネージャ950、またはそれらの任意の組合せを含む場合がある。これらの構成要素の各々は、直接的または間接的に、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと通信することができる。
【0184】
[0149]通信マネージャ920は、本明細書に開示された例による、UEにおけるワイヤレス通信をサポートすることができる。構成情報マネージャ925は、基地局から、送信時間間隔内の第1のSSセット用の第1の監視パターンと、送信時間間隔内の第2のSSセット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。反復マネージャ930は、基地局から、第1のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために第2のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。監視マネージャ935は、第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ周期とオフセットとを有することに基づいて、第1のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループと、第2のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。
【0185】
[0150]いくつかの例では、SSセットリンクマネージャ940は、第1の監視パターンの監視機会の数が第2の監視パターンの監視機会の数と同じであることを検証するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができ、ダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループとダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視することは、検証にさらに基づく。
【0186】
[0151]いくつかの例では、SSセットリンクマネージャ940は、第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ数の監視機会を有することを検証することに基づいて、第1のSSおよび第2のSSの各々からの監視機会が、それぞれ第1のSSおよび第2のSS内の監視機会の時間的順序付けに基づいてリンクされていると決定するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。
【0187】
[0152]いくつかの例では、SSセットリンクマネージャ940は、第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ数の監視機会を有することを検証することに基づいて、第1のSSおよび第2のSSの各々からの監視機会が、それぞれ第1のSSおよび第2のSS内の監視機会に関連付けられたインデックス値の順序に基づいてリンクされていると決定するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。
【0188】
[0153]いくつかの例では、SSセットリンクマネージャ940は、第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ数の監視機会を有することを検証することに基づいて、第1のSSセットの第1の監視機会が第2のSSセットの第2の監視機会とリンクされていると決定するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。
【0189】
[0154]いくつかの例では、SSセットリンクマネージャ940は、第1の監視機会が第2の監視機会とリンクされていると決定することに基づいて、第1の監視機会内に位置するダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループの第1のダウンリンク制御チャネル候補が、第2の監視機会内に位置するダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループの第2のダウンリンク制御チャネル候補とリンクされていると決定するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。
【0190】
[0155]いくつかの例では、反復マネージャ930は、監視に基づいて、第1のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第1の反復と、第2のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを受信するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。いくつかの例では、反復マネージャ930は、ダウンリンク制御メッセージの第1の反復とダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを結合するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。
【0191】
[0156]いくつかの例では、SSセットリンクマネージャ940は、監視パターンの期間内の第1のSSセットの持続時間が、監視パターンの期間内の第2のSSセットの持続時間と同じであることを検証するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができ、ダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループとダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視することは、検証にさらに基づく。
【0192】
[0157]追加または代替として、通信マネージャ920は、本明細書に開示された例による、UEにおけるワイヤレス通信をサポートすることができる。いくつかの例では、構成情報マネージャ925は、基地局から、第1の送信時間間隔内の第1のSSセット用の第1の監視パターンと、第2の送信時間間隔内の第2のSSセット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。SSセットリンクマネージャ940は、基地局から、第1のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために第2のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。いくつかの例では、監視マネージャ935は、第1のSSセットおよび第2のSSセットが同じ周期を有するが異なるオフセットを有することに基づいて、第1のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループと、第2のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。
【0193】
[0158]いくつかの例では、リンク規則マネージャ945は、1つまたは複数の規則のセットが満たされるかどうかを決定するために、第1の監視パターンと第2の監視パターンとを比較するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。いくつかの例では、リンク規則マネージャ945は、1つまたは複数の規則が満たされることに基づいて、ダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループの第1のダウンリンク制御チャネル候補が、ダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループの第2のダウンリンク制御チャネル候補とリンクされていると決定するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。
【0194】
[0159]いくつかの例では、リンク規則マネージャ945は、第1の送信時間間隔の第1のスロット番号、第1の送信時間間隔に関連付けられた第1のフレーム番号、第1のSSセットの第1のオフセット、第2の送信時間間隔の第2のスロット番号、第2の送信時間間隔に関連付けられた第2のフレーム番号、第2のSSセットの第2のオフセット、またはそれらの任意の組合せに少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数の規則が満たされると決定するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができ、フレーム当たりのスロット数によって乗算された第2のフレーム番号プラススロットの第2のスロット番号は、フレーム当たりのスロット数倍の第1のフレーム番号プラス第2のスロット番号よりも大きく、それはスロット当たりのフレーム数によって乗算された第2のフレーム番号プラス第2のスロット番号マイナス第1のSSセットおよび第2のSSセットの同じ周期の期間よりも大きい。
【0195】
[0160]いくつかの例では、SSセット順序付けマネージャ950は、第1のSSセットと第2のSSセットとを順序付けるための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができ、1つまたは複数の規則が満たされると決定することは、第1のSSセットと第2のSSセットとを順序付けることに基づく。
【0196】
[0161]いくつかの例では、SSセット順序付けマネージャ950は、基地局から、第1のSSセットが第2のSSセットの前に順序付けられることの指示を受信するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。
【0197】
[0162]いくつかの例では、SSセット順序付けマネージャ950は、第1のSSセット用の第1のインデックスと第2のSSセット用の第2のインデックスとを識別するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができ、第1の監視パターンと第2の監視パターンとを比較することは、第1のインデックスを第2のインデックスと比較することを含む。
【0198】
[0163]いくつかの例では、反復マネージャ930は、1つまたは複数の規則が満たされることに基づいて、第1のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第1の反復と、第2のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを受信するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。いくつかの例では、反復マネージャ930は、ダウンリンク制御メッセージの第1の反復とダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを結合するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。
【0199】
[0164]いくつかの例では、リンク規則マネージャ945は、1つまたは複数の規則が満たされるかどうかを決定することに基づいて、第1の送信時間間隔が第2の送信時間間隔より前に位置すると決定するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。
【0200】
[0165]いくつかの例では、監視パターンの期間内の第1のSSセットの持続時間は、監視パターンの期間内の第2のSSセットの持続時間と同じである。
【0201】
[0166]いくつかの例では、持続時間は送信時間間隔を含む。
【0202】
[0167]いくつかの例では、持続時間は連続する送信時間間隔のセットを含む。
【0203】
[0168]いくつかの例では、SSセットリンクマネージャ940は、第1の監視パターンの監視機会の数が第2の監視パターンの監視機会の数と同じであることを検証するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。いくつかの例では、SSセットリンクマネージャ940は、第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ数の監視機会を有することを検証することに基づいて、第1のSSセットの第1の監視機会が第2のSSセットの第2の監視機会とリンクされていると決定するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。いくつかの例では、SSセットリンクマネージャ940は、第1の監視機会が第2の監視機会とリンクされていると決定することに基づいて、ダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループの第1のダウンリンク制御チャネル候補が、ダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループの第2のダウンリンク制御チャネル候補とリンクされていると決定するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。
【0204】
[0169]いくつかの例では、反復マネージャ930は、監視に基づいて、第1のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第1の反復と、第2のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを受信するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。いくつかの例では、反復マネージャ930は、ダウンリンク制御メッセージの第1の反復とダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを結合するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。
【0205】
[0170]図10は、本開示の態様による、PDCCH反復に対するSSセット監視をサポートするデバイス1005を含むシステム1000の図を示す。デバイス1005は、本明細書に記載されたデバイス705、デバイス805、またはUE115の構成要素の一例であるか、またはそれらを含む場合がある。デバイス1005は、1つまたは複数の基地局105、UE115、またはそれらの任意の組合せとワイヤレス通信することができる。デバイス1005は、通信マネージャ1020、入出力(I/O)コントローラ1010、トランシーバ1015、アンテナ1025、メモリ1030、コード1035、およびプロセッサ1040などの、通信を送信および受信するための構成要素を含む双方向音声およびデータ通信のための構成要素を含む場合がある。これらの構成要素は、1つもしくは複数のバス(たとえば、バス1045)と結合されるか、またはさもなければ1つもしくは複数のバス(たとえば、バス1045)を介して(たとえば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、電気的に)結合される場合がある。
【0206】
[0171]I/Oコントローラ1010は、デバイス1005向けの入出力信号を管理することができる。I/Oコントローラ1010は、デバイス1005に組み込まれていない周辺装置も管理することができる。場合によっては、I/Oコントローラ1010は、外部周辺機器への物理接続またはポートを表すことができる。場合によっては、I/Oコントローラ1010は、iOS(登録商標)、ANDROID(登録商標)、MS-DOS(登録商標)、MS-WINDOWS(登録商標)、OS/2(登録商標)、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、または別の知られているオペレーティングシステムなどのオペレーティングシステムを利用することができる。追加または代替として、I/Oコントローラ1010は、モデム、キーボード、マウス、タッチスクリーン、または同様のデバイスを表すか、またはそれらと対話することができる。場合によっては、I/Oコントローラ1010は、プロセッサ1040などのプロセッサの一部として実装される場合がある。場合によっては、ユーザは、I/Oコントローラ1010を介して、またはI/Oコントローラ1010によって制御されるハードウェア構成要素を介してデバイス1005と対話することができる。
【0207】
[0172]場合によっては、デバイス1005は、単一のアンテナ1025を含む場合がある。しかしながら、いくつかの他の場合には、デバイス1005は、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能であり得る2つ以上のアンテナ1025を有することができる。トランシーバ1015は、本明細書に記載されたように、1つまたは複数のアンテナ1025、有線リンク、またはワイヤレスリンクを介して双方向に通信することができる。たとえば、トランシーバ1015は、ワイヤレストランシーバを表すことができ、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信することができる。トランシーバ1015は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために1つまたは複数のアンテナ1025に提供し、1つまたは複数のアンテナ1025から受信されたパケットを復調するためのモデムも含む場合がある。トランシーバ1015、またはトランシーバ1015および1つもしくは複数のアンテナ1025は、本明細書に記載された送信機715、送信機815、受信機710、受信機810、またはそれらの任意の組合せもしくはそれらの構成要素の一例であり得る。
【0208】
[0173]メモリ1030は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と読取り専用メモリ(ROM)とを含む場合がある。メモリ1030は、プロセッサ1040によって実行されると、本明細書に記載された様々な機能をデバイス1005に実行させる命令を含むコンピュータ可読、コンピュータ実行可能コード1035を記憶することができる。コード1035は、システムメモリまたは別のタイプのメモリなどの非一時的コンピュータ可読媒体に記憶される場合がある。場合によっては、コード1035は、プロセッサ1040によって直接実行可能でない場合があるが、(たとえば、コンパイルされ実行されると)本明細書に記載された機能をコンピュータに実行させることができる。場合によっては、メモリ1030は、とりわけ、周辺構成要素またはデバイスとの対話などの基本ハードウェアまたはソフトウェア動作を制御することができる基本I/Oシステム(BIOS)を含んでいる場合がある。
【0209】
[0174]プロセッサ1040は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、汎用プロセッサ、DSP、CPU、GPU、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理構成要素、個別ハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組合せ)を含む場合がある。場合によっては、プロセッサ1040は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを動作させるように構成される場合がある。他の場合によっては、メモリコントローラはプロセッサ1040に組み込まれる場合がある。プロセッサ1040は、様々な機能(たとえば、PDCCH反復に対するSSセット監視をサポートする機能またはタスク)をデバイス1005に実行させるために、メモリ(たとえば、メモリ1030)に記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成される場合がある。たとえば、デバイス1005またはデバイス1005の構成要素は、プロセッサ1040とプロセッサ1040に結合されたメモリ1030とを含む場合があり、プロセッサ1040およびメモリ1030は、本明細書に記載された様々な機能を実行するように構成される。
【0210】
[0175]通信マネージャ1020は、本明細書に開示された例による、UEにおけるワイヤレス通信をサポートすることができる。たとえば、通信マネージャ1020は、基地局から、送信時間間隔内の第1のSSセット用の第1の監視パターンと、送信時間間隔内の第2のSSセット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。通信マネージャ1020は、基地局から、第1のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために第2のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。通信マネージャ1020は、第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ周期とオフセットとを有することに基づいて、第1のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループと、第2のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。
【0211】
[0176]追加または代替として、通信マネージャ1020は、本明細書に開示された例による、UEにおけるワイヤレス通信をサポートすることができる。たとえば、通信マネージャ1020は、基地局から、第1の送信時間間隔内の第1のSSセット用の第1の監視パターンと、第2の送信時間間隔内の第2のSSセット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。通信マネージャ1020は、基地局から、第1のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために第2のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。通信マネージャ1020は、第1のSSセットおよび第2のSSセットが同じ周期を有するが異なるオフセットを有することに基づいて、第1のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループと、第2のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視するための手段として構成されるか、またはさもなければその手段をサポートすることができる。
【0212】
[0177]本明細書に記載された例による通信マネージャ1020を含むかまたは構成することにより、デバイス1005は、利用可能なリソースのより効率的な使用、改善されたPDCCH反復機能、デバイスにおける計算リソースのより効率的な使用などをもたらす、PDCCH反復のための技法をサポートすることができる。
【0213】
[0178]いくつかの例では、通信マネージャ1020は、トランシーバ1015、1つもしくは複数のアンテナ1025、またはそれらの任意の組合せを使用して、またはさもなければそれらと協働して様々な動作(たとえば、受信、監視、送信)を実行するように構成される場合がある。通信マネージャ1020は別個の構成要素として示されるが、いくつかの例では、通信マネージャ1020を参照して記載された1つまたは複数の機能は、プロセッサ1040、メモリ1030、コード1035、またはそれらの任意の組合せによってサポートされるか、またはそれらによって実行される場合がある。たとえば、コード1035は、本明細書に記載されたPDCCH反復に対するSSセット監視の様々な態様をデバイス1005に実行させるようにプロセッサ1040によって実行可能な命令を含む場合があるか、またはさもなければプロセッサ1040およびメモリ1030は、そのような動作を実行またはサポートするように構成される場合がある。
【0214】
[0179]図11は、本開示の態様による、PDCCH反復に対するSSセット監視をサポートする方法1100を示すフローチャートを示す。方法1100の動作は、本明細書に記載されたUEまたはその構成要素によって実装される場合がある。たとえば、方法1100の動作は、図1図10を参照して記載されたUE115によって実行される場合がある。いくつかの例では、UEは、記載された機能を実行するようにUEの機能要素を制御するために命令のセットを実行することができる。追加または代替として、UEは、専用ハードウェアを使用して、記載された機能の態様を実行することができる。
【0215】
[0180]1105において、方法は、基地局から、送信時間間隔内の第1のSSセット用の第1の監視パターンと、送信時間間隔内の第2のSSセット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信することを含む場合がある。1105の動作は、本明細書に開示された例に従って実行される場合がある。いくつかの例では、1105の動作の態様は、図9を参照して記載された構成情報マネージャ925によって実行される場合がある。
【0216】
[0181]1110において、方法は、基地局から、第1のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために第2のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信することを含む場合がある。1110の動作は、本明細書に開示された例に従って実行される場合がある。いくつかの例では、1110の動作の態様は、図9を参照して記載された反復マネージャ930によって実行される場合がある。
【0217】
[0182]1115において、方法は、第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ周期とオフセットとを有することに基づいて、第1のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループと、第2のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視することを含む場合がある。1115の動作は、本明細書に開示された例に従って実行される場合がある。いくつかの例では、1115の動作の態様は、図9を参照して記載された監視マネージャ935によって実行される場合がある。
【0218】
[0183]図12は、本開示の態様による、PDCCH反復のためのSSセット監視をサポートする方法1200を示すフローチャートを示す。方法1200の動作は、本明細書に記載されたUEまたはその構成要素によって実装される場合がある。たとえば、方法1200の動作は、図1図10を参照して記載されたUE115によって実行される場合がある。いくつかの例では、UEは、記載された機能を実行するようにUEの機能要素を制御するために命令のセットを実行することができる。追加または代替として、UEは、専用ハードウェアを使用して、記載された機能の態様を実行することができる。
【0219】
[0184]1205において、方法は、基地局から、送信時間間隔内の第1のSSセット用の第1の監視パターンと、送信時間間隔内の第2のSSセット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信することを含む場合がある。1205の動作は、本明細書に開示された例に従って実行される場合がある。いくつかの例では、1205の動作の態様は、図9を参照して記載された構成情報マネージャ925によって実行される場合がある。
【0220】
[0185]1210において、方法は、基地局から、第1のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために第2のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信することを含む場合がある。1210の動作は、本明細書に開示された例に従って実行される場合がある。いくつかの例では、1210の動作の態様は、図9を参照して記載された反復マネージャ930によって実行される場合がある。
【0221】
[0186]1215において、方法は、第1の監視パターンの監視機会の数が第2の監視パターンの監視機会の数と同じであることを検証することを含む場合があり、ダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループとダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視することは、検証にさらに基づく。1215の動作は、本明細書に開示された例に従って実行される場合がある。いくつかの例では、1215の動作の態様は、図9を参照して記載されたSSセットリンクマネージャ940によって実行される場合がある。
【0222】
[0187]1220において、方法は、第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ数の監視機会を有することを検証することに基づいて、第1のSSセットの第1の監視機会が第2のSSセットの第2の監視機会とリンクされていると決定することを含む場合がある。1220の動作は、本明細書に開示された例に従って実行される場合がある。いくつかの例では、1220の動作の態様は、図9を参照して記載されたSSセットリンクマネージャ940によって実行される場合がある。
【0223】
[0188]1225において、方法は、第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ周期とオフセットとを有することに基づいて、第1のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループと、第2のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視することを含む場合がある。1225の動作は、本明細書に開示された例に従って実行される場合がある。いくつかの例では、1225の動作の態様は、図9を参照して記載された監視マネージャ935によって実行される場合がある。
【0224】
[0189]図13は、本開示の態様による、PDCCH反復に対するSSセット監視をサポートする方法1300を示すフローチャートを示す。方法1300の動作は、本明細書に記載されたUEまたはその構成要素によって実装される場合がある。たとえば、方法1300の動作は、図1図10を参照して記載されたUE115によって実行される場合がある。いくつかの例では、UEは、記載された機能を実行するようにUEの機能要素を制御するために命令のセットを実行することができる。追加または代替として、UEは、専用ハードウェアを使用して、記載された機能の態様を実行することができる。
【0225】
[0190]1305において、方法は、基地局から、第1の送信時間間隔内の第1のSSセット用の第1の監視パターンと、第2の送信時間間隔内の第2のSSセット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信することを含む場合がある。1305の動作は、本明細書に開示された例に従って実行される場合がある。いくつかの例では、1305の動作の態様は、図9を参照して記載された構成情報マネージャ925によって実行される場合がある。
【0226】
[0191]1310において、方法は、基地局から、第1のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために第2のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信することを含む場合がある。1310の動作は、本明細書に開示された例に従って実行される場合がある。いくつかの例では、1310の動作の態様は、図9を参照して記載されたSSセットリンクマネージャ940によって実行される場合がある。
【0227】
[0192]1315において、方法は、第1のSSセットおよび第2のSSセットが同じ周期を有するが異なるオフセットを有することに基づいて、第1のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループと、第2のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視することを含む場合がある。1315の動作は、本明細書に開示された例に従って実行される場合がある。いくつかの例では、1315の動作の態様は、図9を参照して記載された監視マネージャ935によって実行される場合がある。
【0228】
[0193]図14は、本開示の態様による、PDCCH反復のためのSSセット監視をサポートする方法1400を示すフローチャートを示す。方法1400の動作は、本明細書に記載されたUEまたはその構成要素によって実装される場合がある。たとえば、方法1400の動作は、図1図10を参照して記載されたUE115によって実行される場合がある。いくつかの例では、UEは、記載された機能を実行するようにUEの機能要素を制御するために命令のセットを実行することができる。追加または代替として、UEは、専用ハードウェアを使用して、記載された機能の態様を実行することができる。
【0229】
[0194]1405において、方法は、基地局から、第1の送信時間間隔内の第1のSSセット用の第1の監視パターンと、第2の送信時間間隔内の第2のSSセット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信することを含む場合がある。1405の動作は、本明細書に開示された例に従って実行される場合がある。いくつかの例では、1405の動作の態様は、図9を参照して記載された構成情報マネージャ925によって実行される場合がある。
【0230】
[0195]1410において、方法は、基地局から、第1のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために第2のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信することを含む場合がある。1410の動作は、本明細書に開示された例に従って実行される場合がある。いくつかの例では、1410の動作の態様は、図9を参照して記載されたSSセットリンクマネージャ940によって実行される場合がある。
【0231】
[0196]1415において、方法は、1つまたは複数の規則のセットが満たされるかどうかを決定するために、第1の監視パターンと第2の監視パターンとを比較することを含む場合がある。1415の動作は、本明細書に開示された例に従って実行される場合がある。いくつかの例では、1415の動作の態様は、図9を参照して記載されたリンク規則マネージャ945によって実行される場合がある。
【0232】
[0197]1420において、方法は、1つまたは複数の規則が満たされることに基づいて、ダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループの第1のダウンリンク制御チャネル候補が、ダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループの第2のダウンリンク制御チャネル候補とリンクされていると決定することを含む場合がある。1420の動作は、本明細書に開示された例に従って実行される場合がある。いくつかの例では、1420の動作の態様は、図9を参照して記載されたリンク規則マネージャ945によって実行される場合がある。
【0233】
[0198]1425において、方法は、第1のSSセットおよび第2のSSセットが同じ周期を有するが異なるオフセットを有することに基づいて、第1のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループと、第2のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視することを含む場合がある。1425の動作は、本明細書に開示された例に従って実行される場合がある。いくつかの例では、1425の動作の態様は、図9を参照して記載された監視マネージャ935によって実行される場合がある。
【0234】
[0199]以下は、本開示の態様の概要を提供する。
【0235】
[0200]態様1:基地局から、送信時間間隔内の第1のSSセット用の第1の監視パターンと、送信時間間隔内の第2のSSセット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信することと、基地局から、第1のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために第2のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信することと、第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ周期とオフセットとを有することに少なくとも部分的に基づいて、第1のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループと、第2のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視することとを備える、UEにおけるワイヤレス通信のための方法。
【0236】
[0201]態様2:第1の監視パターンの監視機会の数が第2の監視パターンの監視機会の数と同じであることを検証することをさらに備え、ダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループとダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視することが検証に少なくとも部分的にさらに基づく、態様1の方法。
【0237】
[0202]態様3:第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ数の監視機会を有することを検証することに少なくとも部分的に基づいて、第1のSSおよび第2のSSの各々からの監視機会が、それぞれ第1のSSおよび第2のSS内の監視機会の時間的順序付けに少なくとも部分的に基づいてリンクされていると決定することをさらに備える、態様2の方法。
【0238】
[0203]態様4:第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ数の監視機会を有することを検証することに少なくとも部分的に基づいて、第1のSSおよび第2のSSの各々からの監視機会が、それぞれ第1のSSおよび第2のSS内の監視機会に関連付けられたインデックス値の順序に少なくとも部分的に基づいてリンクされていると決定することをさらに備える、態様2の方法。
【0239】
[0204]態様5:第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ数の監視機会を有することを検証することに少なくとも部分的に基づいて、第1のSSセットの第1の監視機会が第2のSSセットの第2の監視機会とリンクされていると決定することをさらに備える、態様2の方法。
【0240】
[0205]態様6:第1の監視機会が第2の監視機会とリンクされていると決定することに少なくとも部分的に基づいて、第1の監視機会内に位置するダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループの第1のダウンリンク制御チャネル候補が、第2の監視機会内に位置するダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループの第2のダウンリンク制御チャネル候補とリンクされていると決定することをさらに備える、態様5の方法。
【0241】
[0206]態様7:監視に少なくとも部分的に基づいて、第1のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第1の反復と第2のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを受信することと、ダウンリンク制御メッセージの第1の反復とダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを結合することとをさらに備える、態様6の方法。
【0242】
[0207]態様8:監視パターンの期間内の第1のSSセットの持続時間が、監視パターンの期間内の第2のSSセットの持続時間と同じであることを検証することをさらに備え、ダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループとダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視することが検証に少なくとも部分的にさらに基づく、態様1から7のいずれかの方法。
【0243】
[0208]態様9:基地局から、第1の送信時間間隔内の第1のSSセット用の第1の監視パターンと、第2の送信時間間隔内の第2のSSセット用の第2の監視パターンとを示す構成を受信することと、基地局から、第1のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループが、ダウンリンク制御チャネル反復のために第2のSSセット内のダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとリンクされていることの指示を受信することと、第1のSSセットおよび第2のSSセットが同じ周期を有するが異なるオフセットを有することに少なくとも部分的に基づいて、第1のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループと、第2のSSセットのダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループとを監視することとを備える、UEにおけるワイヤレス通信のための方法。
【0244】
[0209]態様10:1つまたは複数の規則のセットが満たされるかどうかを決定するために第1の監視パターンと第2の監視パターンとを比較することと、1つまたは複数の規則が満たされることに少なくとも部分的に基づいて、ダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループの第1のダウンリンク制御チャネル候補がダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループの第2のダウンリンク制御チャネル候補とリンクされていると決定することとをさらに備える、態様9の方法。
【0245】
[0210]態様11:第1の送信時間間隔の第1のスロット番号、第1の送信時間間隔に関連付けられた第1のフレーム番号、第1のSSセットの第1のオフセット、第2の送信時間間隔の第2のスロット番号、第2の送信時間間隔に関連付けられた第2のフレーム番号、第2のSSセットの第2のオフセット、またはそれらの任意の組合せに少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数の規則が満たされると決定することをさらに備え、フレーム当たりのスロット数によって乗算された第2のフレーム番号プラススロットの第2のスロット番号が、フレーム当たりのスロット数倍の第1のフレーム番号プラス第2のスロット番号よりも大きく、それがスロット当たりのフレーム数によって乗算された第2のフレーム番号プラス第2のスロット番号マイナス第1のSSセットおよび第2のSSセットの同じ周期の期間よりも大きい、態様10の方法。
【0246】
[0211]態様12:第1のSSセットと第2のSSセットとを順序付けることをさらに備え、1つまたは複数の規則が満たされると決定することが、第1のSSセットと第2のSSセットとを順序付けることに少なくとも部分的に基づく、態様11の方法。
【0247】
[0212]態様13:基地局から、第1のSSセットが第2のSSセットの前に順序付けられることの指示を受信することをさらに備える、態様12の方法。
【0248】
[0213]態様14:第1のSSセット用の第1のインデックスと第2のSSセット用の第2のインデックスとを識別することをさらに備え、第1の監視パターンと第2の監視パターンとを比較することが、第1のインデックスを第2のインデックスと比較することを備える、態様12から13のいずれかの方法。
【0249】
[0214]態様15:1つまたは複数の規則が満たされることに少なくとも部分的に基づいて、第1のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第1の反復と第2のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを受信することと、ダウンリンク制御メッセージの第1の反復とダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを結合することとをさらに備える、態様10から14のいずれかの方法。
【0250】
[0215]態様16:1つまたは複数の規則が満たされるかどうかを決定することに少なくとも部分的に基づいて、第1の送信時間間隔が第2の送信時間間隔より前に位置すると決定することをさらに備える、態様10から15のいずれかの方法。
【0251】
[0216]態様17:監視パターンの期間内の第1のSSセットの持続時間が、監視パターンの期間内の第2のSSセットの持続時間と同じである、態様9から16のいずれかの方法。
【0252】
[0217]態様18:持続時間が送信時間間隔を備える、態様17の方法。
【0253】
[0218]態様19:持続時間が連続する送信時間間隔のセットを備える、態様17から18のいずれかの方法。
【0254】
[0219]態様20:第1の監視パターンの監視機会の数が第2の監視パターンの監視機会の数と同じであることを検証することと、第1の監視パターンおよび第2の監視パターンが同じ数の監視機会を有することを検証することに少なくとも部分的に基づいて、第1のSSセットの第1の監視機会が第2のSSセットの第2の監視機会とリンクされていると決定することと、第1の監視機会が第2の監視機会とリンクされていると決定することに少なくとも部分的に基づいて、ダウンリンク制御チャネル候補の第1のグループの第1のダウンリンク制御チャネル候補がダウンリンク制御チャネル候補の第2のグループの第2のダウンリンク制御チャネル候補とリンクされていると決定することとをさらに備える、態様9から19のいずれかの方法。
【0255】
[0220]態様21:監視に少なくとも部分的に基づいて、第1のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第1の反復と第2のダウンリンク制御チャネル候補上のダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを受信することと、ダウンリンク制御メッセージの第1の反復とダウンリンク制御メッセージの第2の反復とを結合することとをさらに備える、態様20の方法。
【0256】
[0221]態様22:少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備え、メモリが、態様1から8のいずれかの方法を装置に実行させるように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶する、UEにおけるワイヤレス通信のための装置。
【0257】
[0222]態様23:態様1から8のいずれかの方法を実行するための少なくとも1つの手段を備える、UEにおけるワイヤレス通信のための装置。
【0258】
[0223]態様24:UEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様1から8のいずれかの方法を実行するようにプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0259】
[0224]態様25:少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備え、メモリが、態様9から21のいずれかの方法を装置に実行させるように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶する、UEにおけるワイヤレス通信のための装置。
【0260】
[0225]態様26:態様9から21のいずれかの方法を実行するための少なくとも1つの手段を備える、UEにおけるワイヤレス通信のための装置。
【0261】
[0226]態様27:UEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様9から21のいずれかの方法を実行するようにプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0262】
[0227]本明細書に記載された方法が可能な実装形態を記載すること、動作およびステップが並べ替えられるかまたはさもなければ修正され得ること、ならびに他の実装形態が可能であることに留意されたい。さらに、方法のうちの2つ以上からの態様が組み合わされ得る。
【0263】
[0228]LTE、LTE-A、LTE-A Pro、またはNRシステムの態様が例として記載され得、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、またはNR用語が説明の大部分において使用され得るが、本明細書に記載された技法は、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、またはNRネットワーク以外に適用可能である。たとえば、記載された技法は、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、フラッシュOFDMなどの様々な他のワイヤレス通信システム、ならびに本明細書で明示的に言及されていない将来のシステムと無線技術とを含む他のシステムおよび無線技術に適用可能である。
【0264】
[0229]本明細書に記載された情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表される場合がある。たとえば、説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁気粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表される場合がある。
【0265】
[0230]本明細書の開示に関して記載された様々な例示的なブロックおよび構成要素は、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、CPU、GPU、FPGAもしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書に記載された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行される場合がある。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)として実装される場合もある。
【0266】
[0231]本明細書に記載された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、またはそれらの任意の組合せに実装される場合がある。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、または関数を意味するように広く解釈されるべきである。プロセッサによって実行されるソフトウェアに実装される場合、機能は、1つもしくは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信される場合がある。他の例および実装形態は、本開示の範囲内および添付の特許請求の範囲内である。たとえば、ソフトウェアの性質により、本明細書に記載された機能は、プロセッサ、ハードウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装される場合がある。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が、異なる物理的位置において実装されるように分散されることを含む、様々な位置に物理的に配置される場合がある。
【0267】
[0232]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、非一時的コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用コンピュータまたは専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、フラッシュメモリ、相変化メモリ、コンパクトディスク(CD)ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の非一時的媒体を含む場合がある。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、コンピュータ可読媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
【0268】
[0233]特許請求の範囲内を含む本明細書で使用される、項目のリスト(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つまたは複数」などの句で終わる項目のリスト)内で使用される「または」は、たとえば、A、B、またはCのうちの少なくとも1つのリストが、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(たとえば、AおよびBおよびC)を意味するような包括的なリストを示す。また、本明細書で使用される「に基づいて」という句は、条件の閉集合への参照として解釈されるべきでない。たとえば、「条件Aに基づいて」として記載される例示的なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく、条件Aと条件Bの両方に基づく場合がある。言い換えれば、本明細書で使用される「に基づいて」という句は、「に少なくとも部分的に基づいて」という句と同様に解釈されるべきである。本明細書で使用される、2つ以上の項目のリスト内で使用されるときの「および/または」という用語は、列挙された項目のうちのいずれか1つが単独で利用され得ること、または列挙された項目のうちの2つ以上の任意の組合せが利用され得ることを意味する。たとえば、組成が、成分A、B、および/またはCを含んでいると記載された場合、その組成は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、AとCの組合せ、BとCの組合せ、またはAとBとCの組合せを含むことができる。
【0269】
[0234]添付の図では、同様の構成要素または特徴は、同じ参照ラベルを有することができる。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、同様の構成要素を区別する第2のラベルとを続けることによって区別される場合がある。第1の参照ラベルのみが本明細書において使用される場合、その説明は、第2の参照ラベル、または他の後続の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のいずれにも適用可能である。
【0270】
[0235]添付の図面に関して本明細書に記載された説明は例示的な構成を記載し、実装され得るか、または特許請求の範囲の範囲内にあるすべての例を表すとは限らない。本明細書で使用される「例」という用語は、「例、事例、または例示として働く」を意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利な」を意味しない。詳細な説明は、記載された技法の理解を提供する目的で具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実践されてもよい。いくつかの事例では、記載された例の概念を不明瞭にすることを回避するために、既知の構造およびデバイスがブロック図の形式で示される。
【0271】
[0236]本明細書の説明は、当業者が本開示を作成または使用することを可能にするように提供される。本開示に対する様々な修正は当業者には明らかであり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用される場合がある。したがって、本開示は、本明細書に記載された例および設計に限定されず、本明細書に開示された原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
【国際調査報告】