(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-01-24
(54)【発明の名称】PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法
(51)【国際特許分類】
H04W 72/232 20230101AFI20240117BHJP
H04W 8/24 20090101ALI20240117BHJP
【FI】
H04W72/232
H04W8/24
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023540961
(86)(22)【出願日】2022-01-12
(85)【翻訳文提出日】2023-07-04
(86)【国際出願番号】 US2022012171
(87)【国際公開番号】W WO2022155241
(87)【国際公開日】2022-07-21
(32)【優先日】2021-01-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2022-01-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(72)【発明者】
【氏名】コシュネビサン、モスタファ
(72)【発明者】
【氏名】スン、ジン
(72)【発明者】
【氏名】ジャン、シャオシャ
(72)【発明者】
【氏名】ルオ、タオ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA13
5K067AA23
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
(57)【要約】
ワイヤレス通信のための方法、システム、およびデバイスについて説明される。ユーザ機器(UE)は、基地局に、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUE能力を送信し得、ここで、サポートされる複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信は、単一周波数ネットワーク(SFN)ダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数であり、1つまたは複数の制御リソースセットに関連付けられる。UEは、UE能力の送信に基づいて基地局から、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を受信するための構成を受信し得る。UEは、次いで、構成に従ってダウンリンク制御チャネルを監視し得る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための方法であって、
基地局に、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUE能力を送信することと、ここにおいて、サポートされる前記複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信が、単一周波数ネットワークダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数を備え、1つまたは複数の制御リソースセットに関連付けられる、
前記UE能力の送信に少なくとも部分的に基づいて前記基地局から、前記複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を受信するための構成を受信することと、
前記構成に従ってダウンリンク制御チャネルを監視することと
を備える、方法。
【請求項2】
前記UE能力の一部として、3つ以上の制御リソースセットに関連付けられた複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信を前記UEがサポートするというインジケーションを送信することをさらに備え、ここにおいて、前記3つ以上の制御リソースセットが、共通の帯域幅パートに関連付けられ、ここにおいて、前記構成を受信することは、前記3つ以上の制御リソースセットに関連付けられた複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信を前記UEがサポートするという前記インジケーションに少なくとも部分的に基づく、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記UE能力は、前記UEがスロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返しの受信をサポートすることを示し、前記方法が、
前記基地局から、第1の探索空間セットと、前記第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを受信することをさらに備え、ここにおいて、前記第1の探索空間セットの第1の監視オケージョンが、前記第2の探索空間セットの第2の監視オケージョンに関連付けられ、ここで、前記第1の監視オケージョンと前記第2の監視オケージョンの両方が、共通のスロット中に配置され、ここにおいて、前記監視することが、前記第1の探索空間セット、前記第2の探索空間セット、またはその両方の前記インジケーションに少なくとも部分的に基づく、
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記UE能力の一部として、前記第1の探索空間セットの前記第1の監視オケージョン、前記第2の探索空間セットの前記第2の監視オケージョン、またはその両方内に受信されるダウンリンク制御チャネル送信の受信を前記UEがサポートするというインジケーションを送信することをさらに備え、ここにおいて、前記第1の監視オケージョンと前記第2の監視オケージョンとが、時間ドメイン、周波数ドメイン、またはその両方において少なくとも部分的に重複し、ここにおいて、前記第1の探索空間セット、前記第2の探索空間セット、またはその両方の前記インジケーションを受信することは、前記第1の探索空間セットの前記第1の監視オケージョン、前記第2の探索空間セットの前記第2の監視オケージョン、またはその両方内に受信されるダウンリンク制御チャネル送信の受信を前記UEがサポートするという前記インジケーションに少なくとも部分的に基づく、
請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記UE能力の一部として、UE固有探索空間セットのセット、共通探索空間セットのセット、またはその両方の監視を前記UEがサポートするというインジケーションを送信することと、
前記UEに関連付けられた探索空間セットの前記セット、共通探索空間セットの前記セット、またはその両方の前記監視を前記UEがサポートするという前記インジケーションに少なくとも部分的に基づいて、前記基地局から、第1の探索空間セットと、前記第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを受信することと、ここにおいて、前記監視することが、前記第1の探索空間セット、前記第2の探索空間セット、またはその両方の前記インジケーションに少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記UE能力の一部として、リソースのスパンごとの制御チャネル候補の量、リソースのスパンごとの制御チャネル要素の量、またはその両方の監視を前記UEがサポートするというインジケーションを送信することをさらに備え、ここにおいて、前記構成を受信することが、リソースのスパンごとの制御チャネル候補の前記量、リソースのスパンごとの制御チャネル要素の前記量、またはその両方の前記インジケーションに少なくとも部分的に基づく、
請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記UE能力は、前記UEが単一周波数ネットワークダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートすることを示し、前記方法が、
前記基地局から、2つの送信構成インジケータ状態を備える制御リソースセットのインジケーションを受信することをさらに備え、ここにおいて、前記監視することが、前記制御リソースセットの前記インジケーションに少なくとも部分的に基づく、
請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記UE能力の一部として、リソースの同じスパン内の、リソースの異なるスパン内の、またはその両方内の複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信を前記UEがサポートするというインジケーションを送信することをさらに備え、ここにおいて、前記構成を受信すること、前記ダウンリンク制御チャネルを監視すること、またはその両方が、前記インジケーションに少なくとも部分的に基づく、
請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記UE能力は、前記UEがスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しの受信をサポートすることを示し、前記方法が、
前記基地局から、第1の探索空間セットと、前記第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを受信することをさらに備え、ここで、第1のスロット中の前記第1の探索空間セットの第1の監視オケージョンが、前記第1のスロットとは異なる第2のスロット中の前記第2の探索空間セットの第2の監視オケージョンに関連付けられ、ここにおいて、前記監視することが、前記第1の探索空間セット、前記第2の探索空間セット、またはその両方の前記インジケーションに少なくとも部分的に基づく、
請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記UE能力の一部として、前記UEによって復号されることが可能である、第1のダウンリンク制御チャネル送信と、前記第1のダウンリンク制御チャネル送信に関連付けられた第2のダウンリンク制御チャネル送信との間のスロットの量のインジケーションを送信することをさらに備え、ここにおいて、前記第1の探索空間セット、前記第2の探索空間セット、またはその両方の前記インジケーションを受信することが、スロットの前記量に少なくとも部分的に基づく、
請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記UE能力の一部として、前記UEが1つまたは複数のリンクされた探索空間セットの探索空間セット周期性に従ってスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのために前記1つまたは複数のリンクされた探索空間セットをサポートするスロットの最大数のインジケーションを送信すること
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記UE能力の一部として、前記UEによって監視される1つまたは複数のスロット内のダウンリンク制御チャネル監視オケージョンの量のインジケーションを送信することと、
ダウンリンク制御チャネル監視オケージョンの前記量の前記インジケーションに少なくとも部分的に基づいて前記基地局から、第1の探索空間セットと、前記第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを受信することと、ここにおいて、前記監視することが、前記第1の探索空間セット、前記第2の探索空間セット、またはその両方の前記インジケーションに少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記UE能力の一部として、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、スロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはその両方に関連付けられたダウンリンク制御情報のためのフォーマットのインジケーションを送信することと、
前記フォーマットの前記インジケーションに少なくとも部分的に基づいて前記基地局から、第1の探索空間セットと、前記第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを受信することと、ここにおいて、前記監視することが、前記第1の探索空間セット、前記第2の探索空間セット、またはその両方の前記インジケーションに少なくとも部分的に基づく、をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記UE能力の一部として、パラメータの第1のセットに関連付けられた第1の制御リソースセットに関連付けられた第1のダウンリンク制御チャネル送信と、前記第1のダウンリンク制御チャネル送信に関連付けられ、パラメータの第2のセットに関連付けられた第2の制御リソースセットに関連付けられた第2のダウンリンク制御チャネル送信との受信を前記UEがサポートするというインジケーションを送信することをさらに備え、ここにおいて、前記構成を受信することは、前記第1のダウンリンク制御チャネル送信と前記第2のダウンリンク制御チャネル送信との受信を前記UEがサポートするという前記インジケーションに少なくとも部分的に基づく、
請求項1に記載の方法。
【請求項15】
パラメータの前記第1のセット、パラメータの前記第2のセット、またはその両方が、制御リソースセット持続時間、制御チャネル要素-リソース要素グループマッピングタイプ、プリコーディンググラニュラリティ、制御リソースセットプールインデックス、またはそれらの任意の組合せを備える、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
パラメータの前記第1のセットがパラメータの前記第2のセットとは異なる、請求項14に記載の方法。
【請求項17】
前記UE能力は、前記UEが単一周波数ネットワークダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートすることを示し、前記方法が、
前記UE能力の一部として、帯域幅パート内の制御リソースセットの量のインジケーションを送信することをさらに備え、ここにおいて、前記構成を受信することが、前記帯域幅パート内の制御リソースセットの前記量の前記インジケーションに少なくとも部分的に基づく、
請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記監視することに少なくとも部分的に基づいて前記基地局から、第1のダウンリンク制御チャネル送信と、前記第1のダウンリンク制御チャネル送信に関連付けられた第2のダウンリンク制御チャネル送信とを受信することをさらに備え、ここで、前記第1のダウンリンク制御チャネル送信と前記第2のダウンリンク制御チャネル送信とが、前記構成に少なくとも部分的に基づいて送信される、
請求項1に記載の方法。
【請求項19】
前記複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信が、第5世代無線アクセス技術、新無線アクセス技術、またはその両方に従って送信される、請求項1に記載の方法。
【請求項20】
基地局におけるワイヤレス通信のための方法であって、
ユーザ機器(UE)から、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするための前記UEのUE能力を受信することと、ここにおいて、サポートされる前記複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信が、単一周波数ネットワークダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数を備え、1つまたは複数の制御リソースセットに関連付けられる、
前記UE能力の受信に少なくとも部分的に基づいて前記UEに、前記複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を送信するための構成を送信することと、
前記構成に従ってダウンリンク制御チャネルを介して前記UEと通信することと
を備える、方法。
【請求項21】
前記UE能力の一部として、3つ以上の制御リソースセットに関連付けられた複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信を前記UEがサポートするというインジケーションを受信することをさらに備え、ここにおいて、前記3つ以上の制御リソースセットが、共通の帯域幅パートに関連付けられ、ここにおいて、前記構成を送信することは、前記3つ以上の制御リソースセットに関連付けられた複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信を前記UEがサポートするという前記インジケーションに少なくとも部分的に基づく、
請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記UE能力は、前記UEがスロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返しの受信をサポートすることを示し、前記方法が、
前記UEに、第1の探索空間セットと、前記第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを送信することをさらに備え、ここにおいて、前記第1の探索空間セットの第1の監視オケージョンが、前記第2の探索空間セットの第2の監視オケージョンに関連付けられ、ここで、前記第1の監視オケージョンと前記第2の監視オケージョンの両方が、共通のスロット中に配置され、ここにおいて、前記通信することが、前記第1の探索空間セット、前記第2の探索空間セット、またはその両方の前記インジケーションに少なくとも部分的に基づく、
請求項20に記載の方法。
【請求項23】
前記UE能力の一部として、前記第1の探索空間セットの前記第1の監視オケージョン、前記第2の探索空間セットの前記第2の監視オケージョン、またはその両方内に受信されるダウンリンク制御チャネル送信の受信を前記UEがサポートするというインジケーションを受信することをさらに備え、ここにおいて、前記第1の監視オケージョンと前記第2の監視オケージョンとが、時間ドメイン、周波数ドメイン、またはその両方において少なくとも部分的に重複し、ここにおいて、前記第1の探索空間セット、前記第2の探索空間セット、またはその両方の前記インジケーションを送信することは、前記第1の探索空間セットの前記第1の監視オケージョン、前記第2の探索空間セットの前記第2の監視オケージョン、またはその両方内に受信されるダウンリンク制御チャネル送信の受信を前記UEがサポートするという前記インジケーションに少なくとも部分的に基づく、
請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記UE能力の一部として、UE固有探索空間セットのセット、共通探索空間セットのセット、またはその両方の監視を前記UEがサポートするというインジケーションを受信することと、
前記UEに関連付けられた探索空間セットの前記セット、共通探索空間セットの前記セット、またはその両方の前記監視を前記UEがサポートするという前記インジケーションに少なくとも部分的に基づいて、前記UEに、第1の探索空間セットと、前記第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを送信することと、ここにおいて、前記UEと通信することが、前記第1の探索空間セット、前記第2の探索空間セット、またはその両方の前記インジケーションに少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項20に記載の方法。
【請求項25】
前記UE能力は、前記UEがスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しの受信をサポートすることを示し、前記方法が、
前記UEに、第1の探索空間セットと、前記第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを送信することをさらに備え、ここで、第1のスロット中の前記第1の探索空間セットの第1の監視オケージョンが、前記第1のスロットとは異なる第2のスロット中の前記第2の探索空間セットの第2の監視オケージョンに関連付けられ、ここにおいて、前記通信することが、前記第1の探索空間セット、前記第2の探索空間セット、またはその両方の前記インジケーションに少なくとも部分的に基づく、
請求項20に記載の方法。
【請求項26】
前記UE能力の一部として、前記UEによって復号されることが可能である、第1のダウンリンク制御チャネル送信と、前記第1のダウンリンク制御チャネル送信に関連付けられた第2のダウンリンク制御チャネル送信との間のスロットの量のインジケーションを受信することをさらに備え、ここにおいて、前記第1の探索空間セット、前記第2の探索空間セット、またはその両方の前記インジケーションを送信することが、スロットの前記量に少なくとも部分的に基づく、
請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記UE能力の一部として、前記UEが1つまたは複数のリンクされた探索空間セットの探索空間セット周期性に従ってスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのために前記1つまたは複数のリンクされた探索空間セットをサポートするスロットの最大数のインジケーションを受信すること
をさらに備える、請求項20に記載の方法。
【請求項28】
前記UE能力の一部として、前記UEによって監視される1つまたは複数のスロット内のダウンリンク制御チャネル監視オケージョンの量のインジケーションを受信することと、
ダウンリンク制御チャネル監視オケージョンの前記量の前記インジケーションに少なくとも部分的に基づいて前記UEに、第1の探索空間セットと、前記第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを送信することと、ここにおいて、前記UEと通信することが、前記第1の探索空間セット、前記第2の探索空間セット、またはその両方の前記インジケーションに少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項20に記載の方法。
【請求項29】
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備え、前記メモリは、
基地局に、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUE能力を送信することと、ここにおいて、サポートされる前記複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信が、単一周波数ネットワークダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数を備え、1つまたは複数の制御リソースセットに関連付けられる、
前記UE能力の送信に少なくとも部分的に基づいて前記基地局から、前記複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を受信するための構成を受信することと、
前記構成に従ってダウンリンク制御チャネルを監視することと
を前記装置に行わせるように前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶した、装置。
【請求項30】
基地局におけるワイヤレス通信のための装置であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備え、前記メモリは、
ユーザ機器(UE)から、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするための前記UEのUE能力を受信することと、ここにおいて、サポートされる前記複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信が、単一周波数ネットワークダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数を備え、1つまたは複数の制御リソースセットに関連付けられる、
前記UE能力の受信に少なくとも部分的に基づいて前記UEに、前記複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を送信するための構成を送信することと、
前記構成に従ってダウンリンク制御チャネルを介して前記UEと通信することと
を前記装置に行わせるように前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶した、装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
相互参照
[0001]本特許出願は、各々が本出願の譲受人に譲渡された、2021年1月12日に出願された「TECHNIQUES FOR SIGNALING USER EQUIPMENT CAPABILITY FOR PDCCH REPETITION」と題するKHOSHNEVISANらによる米国仮特許出願第63/136,297号と、2022年1月11日に出願された「TECHNIQUES FOR SIGNALING USER EQUIPMENT CAPABILITY FOR PDCCH REPETITION」と題するKHOSHNEVISANらによる米国特許出願第17/573,252号との利益を主張する。
【0002】
[0002]以下は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法を含む、ワイヤレス通信に関する。
【背景技術】
【0003】
[0003]ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能であり得る。そのような多元接続システムの例は、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))システム、LTEアドバンスト(LTE-A)システム、またはLTE-A Proシステムなどの第4世代(4G)システム、および新無線(NR)システムと呼ばれることがある第5世代(5G)システムを含む。これらのシステムは、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、または離散フーリエ変換拡散直交周波数分割多重化(DFT-S-OFDM)などの技術を採用し得る。ワイヤレス多元接続通信システムは、ユーザ機器(UE)としても知られていることがある、複数の通信デバイスのための通信を各々が同時にサポートする、1つまたは複数の基地局あるいは1つまたは複数のネットワークアクセスノードを含み得る。
【0004】
[0004]いくつかのワイヤレスシステムは、制御情報またはデータなど、様々な信号の繰り返しをサポートし得る。たとえば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信の複数の繰り返しは、単一のスロット内で(たとえば、スロット内PDCCH繰り返し)、複数のスロットにわたって(たとえば、スロット間PDCCH繰り返し)、またはその両方で送信され得る。別の例として、単一周波数ネットワーク(SFN)のコンテキストにおいて、基地局は、複数のリンクされた(たとえば、関係する)PDCCH送信を送信し得、ここで、各PDCCH送信は、2つの送信構成インジケータ(TCI)に関連付けられる。
【発明の概要】
【0005】
[0005]説明される技法は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートする、改善された方法、システム、デバイス、および装置に関する。概して、説明される技法は、UEが単一周波数ネットワーク(SFN)PDCCH送信、スロット間PDCCH繰り返し、もしくはスロット内PDCCH繰り返し、またはそれらの任意の組合せの受信をサポートすることが可能であることをUEがネットワークに通知することを可能にするシグナリングおよび他の技法を提供する。いくつかの態様では、UEは、SFN PDCCH送信、スロット間PDCCH繰り返し、および/またはスロット内PDCCH繰り返しを含む、複数のPDCCH繰り返しをUEが受信することが可能であることを示すUE能力報告を使用して、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を受信/復号するための能力を示し得る。示されたUE能力に基づいて、UEは、複数の関係するPDCCH送信を受信するための構成を受信し得、構成に従ってPDCCHを監視し得る。
【0006】
[0006]UEにおけるワイヤレス通信のための方法について説明される。方法は、基地局に、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUE能力を送信することと、ここで、サポートされる複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信が、SFNダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数を含み、1つまたは複数の制御リソースセット(CORESET)に関連付けられる、UE能力の送信に基づいて基地局から、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を受信するための構成を受信することと、構成に従ってダウンリンク制御チャネルを監視することとを含み得る。
【0007】
[0007]UEにおけるワイヤレス通信のための装置について説明される。装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに(たとえば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、または電気的に)結合されたメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、基地局に、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUE能力を送信することと、ここで、サポートされる複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信が、SFNダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数を含み、1つまたは複数のCORESETに関連付けられる、UE能力の送信に基づいて基地局から、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を受信するための構成を受信することと、構成に従ってダウンリンク制御チャネルを監視することとを装置に行わせるように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能であり得る。
【0008】
[0008]UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明される。装置は、基地局に、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUE能力を送信するための手段と、ここで、サポートされる複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信が、SFNダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数を含み、1つまたは複数のCORESETに関連付けられる、UE能力の送信に基づいて基地局から、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を受信するための構成を受信するための手段と、構成に従ってダウンリンク制御チャネルを監視するための手段とを含み得る。
【0009】
[0009]UEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体について説明される。コードは、基地局に、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUE能力を送信することと、ここで、サポートされる複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信が、SFNダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数を含み、1つまたは複数のCORESETに関連付けられる、UE能力の送信に基づいて基地局から、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を受信するための構成を受信することと、構成に従ってダウンリンク制御チャネルを監視することとを行うように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含み得る。
【0010】
[0010]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UE能力の一部として、3つ以上のCORESETに関連付けられ得る複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をUEがサポートするというインジケーションを送信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、3つ以上のCORESETは、共通の帯域幅パート(BWP)に関連付けられ得、ここで、構成を受信することは、3つ以上のCORESETに関連付けられ得る複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をUEがサポートするというインジケーションに基づき得る。
【0011】
[0011]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、UE能力は、UEがスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しの受信をサポートすることを示し、方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体は、基地局から、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを受信するためのさらなる動作、特徴、手段、または命令を含み得、ここで、第1のスロット中の第1の探索空間セットの第1の監視オケージョンは、第1のスロットとは異なる第2のスロット中の第2の探索空間セットの第2の監視オケージョンに関連付けられ得、ここで、監視することは、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに基づき得る。
【0012】
[0012]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UE能力の一部として、UEによって復号されることが可能であり得る、第1のダウンリンク制御チャネル送信と、第1のダウンリンク制御チャネル送信に関連付けられた第2のダウンリンク制御チャネル送信との間のスロットの量のインジケーションを送信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションを受信することは、スロットの量に基づき得る。
【0013】
[0013]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UE能力の一部として、UEが1つまたは複数のリンクされた探索空間セットの探索空間セット周期性に従ってスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのために1つまたは複数のリンクされた探索空間セットをサポートするスロットの最大数のインジケーションを送信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0014】
[0014]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、UE能力は、UEがスロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返しの受信をサポートすることを示し、方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体は、基地局から、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを受信するためのさらなる動作、特徴、手段、または命令を含み得、ここで、第1の探索空間セットの第1の監視オケージョンは、第2の探索空間セットの第2の監視オケージョンに関連付けられ得、ここで、第1の監視オケージョンと第2の監視オケージョンの両方は、共通のスロット中に配置され得、ここで、監視することは、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに基づき得る。
【0015】
[0015]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UE能力の一部として、第1の探索空間セットの第1の監視オケージョン、第2の探索空間セットの第2の監視オケージョン、またはその両方内に受信され得るダウンリンク制御チャネル送信の受信をUEがサポートするというインジケーションを送信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、第1の監視オケージョンと第2の監視オケージョンとは、時間ドメイン、周波数ドメイン、またはその両方において少なくとも部分的に重複し、ここで、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションを受信することは、UEが、第1の探索空間セットの第1の監視オケージョン、第2の探索空間セットの第2の監視オケージョン、またはその両方内に受信され得るダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするというインジケーションに基づき得る。
【0016】
[0016]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UE能力の一部として、UEによって監視され得る1つまたは複数のスロット内のダウンリンク制御チャネル監視オケージョンの量のインジケーションを送信することと、ダウンリンク制御チャネル監視オケージョンの量のインジケーションに基づいて基地局から、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを受信することと、ここで、監視することが、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに基づき得る、を行うための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0017】
[0017]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UE能力の一部として、UE固有探索空間セットのセット、共通探索空間セットのセット、またはその両方の監視をUEがサポートするというインジケーションを送信することと、UEに関連付けられ得る探索空間セットのセット、共通探索空間セットのセット、またはその両方の監視をUEがサポートするというインジケーションに基づいて、基地局から、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを受信することと、ここで、監視することが、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに基づき得る、を行うための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0018】
[0018]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UE能力の一部として、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、スロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはその両方に関連付けられたダウンリンク制御情報(DCI)のためのフォーマットのインジケーションを送信することと、フォーマットのインジケーションに基づいて基地局から、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを受信することと、ここで、監視することが、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに基づき得る、を行うための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0019】
[0019]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UE能力の一部として、パラメータの第1のセットに関連付けられた第1のCORESETに関連付けられた第1のダウンリンク制御チャネル送信と、第1のダウンリンク制御チャネル送信に関連付けられ、パラメータの第2のセットに関連付けられた第2のCORESETに関連付けられた第2のダウンリンク制御チャネル送信との受信をUEがサポートするというインジケーションを送信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、構成を受信することは、UEが第1のダウンリンク制御チャネル送信と第2のダウンリンク制御チャネル送信との受信をサポートするというインジケーションに基づき得る。
【0020】
[0020]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、パラメータの第1のセット、パラメータの第2のセット、またはその両方は、CORESET持続時間、制御チャネル要素-リソース要素グループ(CCE-REG)マッピングタイプ、プリコーディンググラニュラリティ、CORESETプールインデックス、またはそれらの任意の組合せを含む。
【0021】
[0021]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、パラメータの第1のセットはパラメータの第2のセットとは異なり得る。
【0022】
[0022]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UE能力の一部として、リソースのスパンごとの制御チャネル候補の量、リソースのスパンごとのCCEの量、またはその両方の監視をUEがサポートするというインジケーションを送信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、構成を受信することは、リソースのスパンごとの制御チャネル候補の量、リソースのスパンごとのCCEの量、またはその両方のインジケーションに基づき得る。
【0023】
[0023]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UE能力の一部として、リソースの同じスパン内の、リソースの異なるスパン内の、またはその両方内の複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をUEがサポートするというインジケーションを送信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、構成を受信すること、ダウンリンク制御チャネルを監視すること、またはその両方は、インジケーションに基づく。
【0024】
[0024]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、UE能力は、UEがSFNダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートすることを示し、方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体は、基地局から、2つの送信構成インジケータ(TCI)状態を含むCORESETのインジケーションを受信するためのさらなる動作、特徴、手段、または命令を含み得、ここで、監視することは、CORESETのインジケーションに基づき得る。
【0025】
[0025]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、UE能力は、UEがSFNダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートすることを示し、方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体は、UE能力の一部として、BWP内のCORESETの量のインジケーションを送信するためのさらなる動作、特徴、手段、または命令を含み得、ここで、構成を受信することは、BWP内のCORESETの量のインジケーションに基づき得る。
【0026】
[0026]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、監視することに基づいて基地局から、第1のダウンリンク制御チャネル送信と、第1のダウンリンク制御チャネル送信に関連付けられた第2のダウンリンク制御チャネル送信とを受信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、第1のダウンリンク制御チャネル送信と第2のダウンリンク制御チャネル送信とは、構成に基づいて送信され得る。
【0027】
[0027]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信は、第5世代(5G)無線アクセス技術、新無線(NR)アクセス技術、またはその両方に従って送信され得る。
【0028】
[0028]基地局におけるワイヤレス通信のための方法について説明される。方法は、UEから、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUEのUE能力を受信することと、ここで、サポートされる複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信が、SFNダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数を含み、1つまたは複数のCORESETに関連付けられる、UE能力の受信に基づいてUEに、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を送信するための構成を送信することと、構成に従ってダウンリンク制御チャネルを介してUEと通信することとを含み得る。
【0029】
[0029]基地局におけるワイヤレス通信のための装置について説明される。装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに(たとえば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、または電気的に)結合されたメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、UEから、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUEのUE能力を受信することと、ここで、サポートされる複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信が、SFNダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数を含み、1つまたは複数のCORESETに関連付けられる、UE能力の受信に基づいてUEに、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を送信するための構成を送信することと、構成に従ってダウンリンク制御チャネルを介してUEと通信することとを装置に行わせるように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能であり得る。
【0030】
[0030]基地局におけるワイヤレス通信のための別の装置について説明される。装置は、UEから、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUEのUE能力を受信するための手段と、ここで、サポートされる複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信が、SFNダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数を含み、1つまたは複数のCORESETに関連付けられる、UE能力の受信に基づいてUEに、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を送信するための構成を送信するための手段と、構成に従ってダウンリンク制御チャネルを介してUEと通信するための手段とを含み得る。
【0031】
[0031]基地局におけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体について説明される。コードは、UEから、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUEのUE能力を受信することと、ここで、サポートされる複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信が、SFNダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数を含み、1つまたは複数のCORESETに関連付けられる、UE能力の受信に基づいてUEに、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を送信するための構成を送信することと、構成に従ってダウンリンク制御チャネルを介してUEと通信することとを行うように少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含み得る。
【0032】
[0032]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UE能力の一部として、3つ以上のCORESETに関連付けられ得る複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をUEがサポートするというインジケーションを受信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、3つ以上のCORESETは、共通のBWPに関連付けられ得、ここで、構成を送信することは、3つ以上のCORESETに関連付けられ得る複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をUEがサポートするというインジケーションに基づき得る。
【0033】
[0033]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、UE能力は、UEがスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しの受信をサポートすることを示し、方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体は、UEに、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを送信するためのさらなる動作、特徴、手段、または命令を含み得、ここで、第1のスロット中の第1の探索空間セットの第1の監視オケージョンは、第1のスロットとは異なる第2のスロット中の第2の探索空間セットの第2の監視オケージョンに関連付けられ得、ここで、通信することは、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに基づき得る。
【0034】
[0034]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UE能力の一部として、UEによって復号されることが可能であり得る、第1のダウンリンク制御チャネル送信と、第1のダウンリンク制御チャネル送信に関連付けられた第2のダウンリンク制御チャネル送信との間のスロットの量のインジケーションを受信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションを送信することは、スロットの量に基づき得る。
【0035】
[0035]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UE能力の一部として、UEが1つまたは複数のリンクされた探索空間セットの探索空間セット周期性に従ってスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのために1つまたは複数のリンクされた探索空間セットをサポートするスロットの最大数のインジケーションを受信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0036】
[0036]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、UE能力は、UEがスロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返しの受信をサポートすることを示し、方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体は、UEに、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを送信するためのさらなる動作、特徴、手段、または命令を含み得、ここで、第1の探索空間セットの第1の監視オケージョンは、第2の探索空間セットの第2の監視オケージョンに関連付けられ得、ここで、第1の監視オケージョンと第2の監視オケージョンの両方は、共通のスロット中に配置され得、ここで、通信することは、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに基づき得る。
【0037】
[0037]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UE能力の一部として、第1の探索空間セットの第1の監視オケージョン、第2の探索空間セットの第2の監視オケージョン、またはその両方内に受信され得るダウンリンク制御チャネル送信の受信をUEがサポートするというインジケーションを受信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、第1の監視オケージョンと第2の監視オケージョンとは、時間ドメイン、周波数ドメイン、またはその両方において少なくとも部分的に重複し、ここで、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションを送信することは、UEが、第1の探索空間セットの第1の監視オケージョン、第2の探索空間セットの第2の監視オケージョン、またはその両方内に受信され得るダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするというインジケーションに基づき得る。
【0038】
[0038]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UE能力の一部として、UEによって監視され得る1つまたは複数のスロット内のダウンリンク制御チャネル監視オケージョンの量のインジケーションを受信することと、ダウンリンク制御チャネル監視オケージョンの量のインジケーションに基づいてUEに、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを送信することと、ここで、UEと通信することが、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに基づき得る、を行うための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0039】
[0039]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UE能力の一部として、UE固有探索空間セットのセット、共通探索空間セットのセット、またはその両方の監視をUEがサポートするというインジケーションを受信することと、UEに関連付けられ得る探索空間セットのセット、共通探索空間セットのセット、またはその両方の監視をUEがサポートするというインジケーションに基づいて、UEに、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを送信することと、ここで、UEと通信することが、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに基づき得る、を行うための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0040】
[0040]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UE能力の一部として、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、スロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはその両方に関連付けられたDCIのためのフォーマットのインジケーションを受信することと、フォーマットのインジケーションに基づいてUEに、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを送信することと、ここで、UEと通信することが、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに基づき得る、を行うための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0041】
[0041]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UE能力の一部として、パラメータの第1のセットに関連付けられた第1のCORESETに関連付けられた第1のダウンリンク制御チャネル送信と、第1のダウンリンク制御チャネル送信に関連付けられ、パラメータの第2のセットに関連付けられた第2のCORESETに関連付けられた第2のダウンリンク制御チャネル送信との受信をUEがサポートするというインジケーションを受信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、構成を送信することは、UEが第1のダウンリンク制御チャネル送信と第2のダウンリンク制御チャネル送信との受信をサポートするというインジケーションに基づき得る。
【0042】
[0042]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、パラメータの第1のセット、パラメータの第2のセット、またはその両方は、CORESET持続時間、CCE-REGマッピングタイプ、プリコーディンググラニュラリティ、CORESETプールインデックス、またはそれらの任意の組合せを含む。
【0043】
[0043]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、パラメータの第1のセットはパラメータの第2のセットとは異なり得る。
【0044】
[0044]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、UE能力の一部として、リソースのスパンごとの制御チャネル候補の量、リソースのスパンごとのCCEの量、またはその両方の監視をUEがサポートするというインジケーションを受信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、構成を送信することは、リソースのスパンごとの制御チャネル候補の量、リソースのスパンごとのCCEの量、またはその両方のインジケーションに基づき得る。
【0045】
[0045]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、UE能力は、UEがSFNダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートすることを示し、方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体は、UEに、2つのTCI状態を含むCORESETのインジケーションを送信するためのさらなる動作、特徴、手段、または命令を含み得、ここで、通信することは、CORESETのインジケーションに基づき得る。
【0046】
[0046]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、UE能力は、UEがSFNダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートすることを示し、方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体は、UE能力の一部として、BWP内のCORESETの量のインジケーションを受信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、構成を送信することは、BWP内のCORESETの量のインジケーションに基づき得る。
【0047】
[0047]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、UEと通信することは、UEに、第1のダウンリンク制御チャネル送信と、第1のダウンリンク制御チャネル送信に関連付けられた第2のダウンリンク制御チャネル送信とを送信するための動作、特徴、手段、または命令を含み得、ここで、第1のダウンリンク制御チャネル送信と第2のダウンリンク制御チャネル送信とは、構成に基づいて送信され得る。
【0048】
[0048]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信は、5G無線アクセス技術、NRアクセス技術、またはその両方に従って送信され得る。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【
図1】[0049]本開示の態様による、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートするワイヤレス通信システムの一例を示す図。
【
図2】[0050]本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートするワイヤレス通信システムの一例を示す図。
【
図3】[0051]本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートするプロセスフローの一例を示す図。
【
図4】[0052]本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートするデバイスのブロック図。
【
図5】本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートするデバイスのブロック図。
【
図6】[0053]本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートする通信マネージャのブロック図。
【
図7】[0054]本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートするデバイスを含むシステムの図。
【
図8】[0055]本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートするデバイスのブロック図。
【
図9】本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートするデバイスのブロック図。
【
図10】[0056]本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートする通信マネージャのブロック図。
【
図11】[0057]本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートするデバイスを含むシステムの図。
【
図12】[0058]本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートする方法を示すフローチャート。
【
図13】本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートする方法を示すフローチャート。
【
図14】本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートする方法を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0050】
[0059]いくつかのワイヤレスシステムは、制御情報またはデータなど、様々な信号の繰り返しをサポートし得る。たとえば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信の複数の繰り返しは、単一のスロット内で(たとえば、スロット内PDCCH繰り返し)、複数のスロットにわたって(たとえば、スロット間PDCCH繰り返し)、またはその両方で送信され得る。別の例として、単一周波数ネットワーク(SFN)のコンテキストにおいて、基地局は、複数のリンクされた(たとえば、関係する)PDCCH送信を送信し得、ここで、各PDCCH送信は、2つの送信構成インジケータ(TCI)に関連付けられる。これらの場合、ユーザ機器(UE)は、複数の関係するPDCCH送信(たとえば、PDCCH繰り返し)を受信し、組み合わせ得、このことは、システムの信頼性を向上させ、また、干渉に対する保護のための送信ダイバーシティを提供するように働き得る。
【0051】
[0060]しかしながら、すべてとは限らないUEと、他のワイヤレスデバイスとは、スロット間PDCCH繰り返し、スロット内PDCCH繰り返し、SFN PDCCH送信、またはそれらの任意の組合せを受信および/または復号するための能力を有し得る。その上、いくつかのUEは、ある構成に従って、関係するPDCCH送信を受信および/または復号するが、別の構成に従って、関係するPDCCH送信を受信および/または復号することが可能であり得る(たとえば、UEは、スロット間PDCCH繰り返しではなく、スロット内PDCCH繰り返しをサポートし得る)。したがって、いくつかのワイヤレス通信システムでは、ネットワークは、どのUEがSFN PDCCH送信、スロット間PDCCH繰り返し、またはスロット内PDCCH繰り返しをサポートすることが可能であるかを認識していないことがある。したがって、ネットワークは、SFN PDCCH送信、スロット間PDCCH繰り返し、またはスロット内PDCCH繰り返しを介してUEと通信することを控え得、このことは、ワイヤレス通信システム内のワイヤレス通信の信頼性を低減し、送信ダイバーシティを低減し得る。
【0052】
[0061]したがって、本明細書で説明される技法は、UEがSFN PDCCH送信、スロット間PDCCH繰り返し、もしくはスロット内PDCCH繰り返し、またはそれらの任意の組合せの受信をサポートすることが可能であることをUEがネットワークに通知することを可能にするシグナリングおよび他の技法を提供し得る。いくつかの態様では、UEは、SFN PDCCH送信、スロット間PDCCH繰り返し、および/またはスロット内PDCCH繰り返しを含む、複数のPDCCH繰り返しをUEが受信することが可能であることを示すUE能力報告を使用して、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を受信/復号するための能力を示し得る。示されたUE能力に基づいて、UEは、複数の関係するPDCCH送信を受信するための構成を受信し得、構成に従ってPDCCHを監視し得る。
【0053】
[0062]いくつかの実装形態では、サポートされる複数の関係するPDCCH送信のタイプを示すことに加えて、ネットワークに送信されるUE能力は、サポートされる構成の各々に関連付けられた追加のパラメータを示し得る。たとえば、UE能力は、関係するPDCCH送信間のスロットの最大量、関係するPDCCH送信のための探索空間セットが時間/周波数において重複していることがあるかどうか、それがサポートし得る単一のスロット内の監視オケージョンの最大数、関係するPDCCH送信のためのサポートされるダウンリンク制御情報(DCI)フォーマット、関係するPDCCH送信のための制御リソースセット(CORESET)が同じであり得るか異なり得るかなどを示し得る。
【0054】
[0063]本開示の態様は、初めにワイヤレス通信システムのコンテキストで説明される。本開示の追加の態様は、例示的なプロセスフローのコンテキストで説明される。本開示の態様はさらに、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法に関する装置図、システム図、およびフローチャートによって示され、それらを参照しながら説明される。
【0055】
[0064]
図1は、本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートするワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、1つまたは複数の基地局105と、1つまたは複数のUE115と、コアネットワーク130とを含み得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク、LTEアドバンスト(LTE-A)ネットワーク、LTE-A Proネットワーク、または新無線(NR)ネットワークであり得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、拡張ブロードバンド通信、超高信頼(たとえば、ミッションクリティカル)通信、低レイテンシ通信、低コストおよび低複雑度のデバイスを用いた通信、またはそれらの任意の組合せをサポートし得る。
【0056】
[0065]基地局105は、ワイヤレス通信システム100を形成するために地理的エリア全体にわたって分散され得、異なる形態のまたは異なる能力を有するデバイスであり得る。基地局105とUE115とは、1つまたは複数の通信リンク125を介してワイヤレス通信し得る。各基地局105は、UE115と基地局105とが1つまたは複数の通信リンク125を確立し得るカバレージエリア110を提供し得る。カバレージエリア110は、基地局105とUE115とが、1つまたは複数の無線アクセス技術に従って信号の通信をサポートし得る地理的エリアの一例であり得る。
【0057】
[0066]UE115は、ワイヤレス通信システム100のカバレージエリア110全体にわたって分散され得、各UE115は、固定、または移動、あるいは異なる時間にその両方であり得る。UE115は、異なる形態のまたは異なる能力を有するデバイスであり得る。いくつかの例示的なUE115が
図1に示されている。本明細書で説明されるUE115は、
図1に示されているように、他のUE115、基地局105、またはネットワーク機器(たとえば、コアネットワークノード、リレーデバイス、統合アクセスおよびバックホール(IAB)ノード、または他のネットワーク機器)など、様々なタイプのデバイスと通信することが可能であり得る。
【0058】
[0067]基地局105は、コアネットワーク130と通信するか、または互いと通信するか、あるいはその両方であり得る。たとえば、基地局105は、1つまたは複数のバックホールリンク120を通して(たとえば、S1、N2、N3、または他のインターフェースを介して)コアネットワーク130とインターフェースし得る。基地局105は、直接(たとえば、基地局105間で直接)または間接的に(たとえば、コアネットワーク130を介して)のいずれかで、あるいはその両方でバックホールリンク120上で(たとえば、X2、Xn、または他のインターフェースを介して)互いに通信し得る。いくつかの例では、バックホールリンク120は、1つまたは複数のワイヤレスリンクであるか、またはそれらを含み得る。
【0059】
[0068]本明細書で説明される基地局105のうちの1つまたは複数は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードB、eノードB(eNB)、次世代ノードBまたはギガノードB(そのいずれもgNBと呼ばれることがある)、ホームノードB、ホームeノードB、あるいは他の好適な用語を含み得るか、または当業者によってそのように呼ばれることがある。
【0060】
[0069]UE115は、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、リモートデバイス、ハンドヘルドデバイス、または加入者デバイス、あるいは何らかの他の好適な用語を含み得るか、またはそのように呼ばれることがあり、ここで、「デバイス」は、例の中でも、ユニット、局、端末、またはクライアントと呼ばれることもある。UE115はまた、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、マルチメディア/エンターテインメントデバイス(たとえば、ラジオ、MP3プレーヤ、またはビデオデバイス)、カメラ、ゲーム機、ナビゲーション/測位デバイス(たとえば、たとえばGPS(全地球測位システム)、Beidou、GLONASS、もしくはGalileoに基づくGNSS(全地球航法衛星システム)デバイス、または地上ベースのデバイスなど)、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータ、ネットブック、スマートブック、パーソナルコンピュータ、スマートデバイス、ウェアラブルデバイス(たとえば、スマートウォッチ、スマート衣料品、スマートグラス、仮想現実ゴーグル、スマートリストバンド、スマートジュエリー(たとえば、スマートリング、スマートブレスレット))、ドローン、ロボット/ロボットデバイス、車両、車両用デバイス、メーター(たとえば、パーキングメーター、電気メーター、ガスメーター、水道メーター)、モニタ、ガスポンプ、アプライアンス(たとえば、台所用器具、洗濯機、乾燥機)、ロケーションタグ、医療/ヘルスケアデバイス、インプラント、センサー/アクチュエータ、ディスプレイなどのパーソナル電子デバイス、あるいはワイヤレスまたはワイヤード媒体を介して通信するように構成された任意の他の好適なデバイスを含み得るか、またはそのように呼ばれることがある。いくつかの例では、UE115は、例の中でも、アプライアンス、または車両、メーターなどの様々な物体中で実装され得る、例の中でも、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、モノのインターネット(IoT)デバイス、あらゆるモノのインターネット(IoE)デバイス、またはマシンタイプ通信(MTC)デバイスを含むか、またはそのように呼ばれることがある。
【0061】
[0070]MTCデバイスまたはIoTデバイスなど、いくつかのUE115は、低コストまたは低複雑度のデバイスであり得、(たとえば、マシンツーマシン(M2M)通信を介した)マシン間の自動化された通信を提供し得る。M2M通信またはMTCは、デバイスが人間の介入なしに互いとまたは基地局105と通信することを可能にするデータ通信技術を指し得る。いくつかの例では、M2M通信またはMTCは、情報を測定またはキャプチャするためにセンサーまたはメーターを組み込み、情報を利用することができる中央サーバまたはアプリケーションプログラムにその情報を中継するか、あるいはプログラムまたはアプリケーションと対話する人間に情報を提示する、デバイスからの通信を含み得る。いくつかのUE115は、情報を収集するか、またはマシンの自動化された挙動を可能にするように設計され得る。MTCデバイスのための適用例の例は、スマートメータリング、インベントリ監視、水位監視、機器監視、ヘルスケア監視、野生生物監視、天候および地質学的事象監視、フリート管理およびトラッキング、リモートセキュリティ感知、物理的アクセス制御、ならびにトランザクションベースのビジネスの課金を含む。ある態様では、本明細書で開示される技法は、MTCまたはIoT UEに適用可能であり得る。MTCまたはIoT UEは、MTC/拡張MTC(CAT-M、Cat M1とも呼ばれるeMTC)UE、NB-IoT(CAT NB1とも呼ばれる)UE、ならびに他のタイプのUEを含み得る。eMTCとNB-IoTとは、これらの技術から発展し得るかまたはこれらの技術に基づき得る将来の技術を指し得る。たとえば、eMTCは、FeMTC(さらなるeMTC)、eFeMTC(さらなる拡張eMTC)、およびmMTC(マッシブMTC)を含み得、NB-IoTは、eNB-IoT(拡張NB-IoT)、およびFeNB-IoT(さらなる拡張NB-IoT)を含み得る。
【0062】
[0071]ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。ワイヤレスネットワーク、たとえば、Wi-Fi(登録商標)(たとえば、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11)ネットワークなど、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)は、1つまたは複数のワイヤレスまたはモバイルデバイスと通信し得るアクセスポイント(AP)を含み得る。APは、インターネットなど、ネットワークに結合され得、モバイルデバイスがネットワークを介して通信すること(またはアクセスポイントに結合された他のデバイスと通信すること)を可能にし得る。ワイヤレスデバイスは、ネットワークデバイスと双方向に通信し得る。たとえば、WLANでは、デバイスは、ダウンリンク(たとえば、APからデバイスへの通信リンク)とアップリンク(たとえば、デバイスからAPへの通信リンク)とを介して、関連付けられたAPと通信し得る。Bluetooth(登録商標)接続を含み得るワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(PAN)は、2つ以上のペアにされたワイヤレスデバイスの間の短距離ワイヤレス接続を提供し得る。たとえば、セルラーフォンなどのワイヤレスデバイスは、オーディオ信号などの情報をワイヤレスヘッドセットと交換するのに、ワイヤレスPAN通信を使用し得る。ワイヤレス通信システム内の構成要素は、(たとえば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、および/または電気的に)互いと結合される。
【0063】
[0072]本明細書で説明されるUE115は、
図1に示されているように、時々リレーとして働き得る他のUE115、ならびに、例の中でも、マクロeNBまたはgNB、スモールセルeNBまたはgNB、あるいはリレー基地局を含む基地局105およびネットワーク機器など、様々なタイプのデバイスと通信することが可能であり得る。
【0064】
[0073]UE115と基地局105とは、1つまたは複数のキャリアを介して1つまたは複数の通信リンク125を介して互いにワイヤレス通信し得る。「キャリア」という用語は、通信リンク125をサポートするための定義された物理レイヤ構造を有する無線周波数スペクトルリソースのセットを指すことがある。たとえば、通信リンク125に使用されるキャリアは、所与の無線アクセス技術(たとえば、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、NR)のための1つまたは複数の物理レイヤチャネルに従って動作される無線周波数スペクトル帯域(たとえば、帯域幅部分(BWP))の一部分を含み得る。各物理レイヤチャネルは、取得シグナリング(たとえば、同期信号、システム情報)、キャリアのための動作を協調させる制御シグナリング、ユーザデータ、または他のシグナリングを搬送し得る。ワイヤレス通信システム100は、キャリアアグリゲーションまたはマルチキャリア動作を使用してUE115との通信をサポートし得る。UE115は、キャリアアグリゲーション構成に従って、複数のダウンリンクコンポーネントキャリアと1つまたは複数のアップリンクコンポーネントキャリアとで構成され得る。キャリアアグリゲーションは、周波数分割複信(FDD)コンポーネントキャリアと時分割複信(TDD)コンポーネントキャリアの両方とともに使用され得る。
【0065】
[0074]いくつかの例では(たとえば、キャリアアグリゲーション構成では)、キャリアはまた、他のキャリアのための動作を協調させる取得シグナリングまたは制御シグナリングを有し得る。キャリアは、周波数チャネル(たとえば、発展型ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム地上無線アクセス(E-UTRA)絶対無線周波数チャネル番号(EARFCN))に関連付けられ得、UE115による発見のためにチャネルラスタに従って配置され得る。キャリアは、初期の取得および接続がキャリアを介してUE115によって行われ得るスタンドアロンモードで動作され得るか、または、キャリアは、(たとえば、同じまたは異なる無線アクセス技術の)異なるキャリアを使用して接続が定着される非スタンドアロンモードで動作され得る。
【0066】
[0075]ワイヤレス通信システム100中に示されている通信リンク125は、UE115から基地局105へのアップリンク送信、または基地局105からUE115へのダウンリンク送信を含み得る。キャリアは、(たとえば、FDDモードでは)ダウンリンク通信またはアップリンク通信を搬送し得るか、あるいは、(たとえば、TDDモードでは)ダウンリンク通信およびアップリンク通信を搬送するように構成され得る。
【0067】
[0076]キャリアは、無線周波数スペクトルの特定の帯域幅に関連付けられ得、いくつかの例では、キャリア帯域幅は、キャリアまたはワイヤレス通信システム100の「システム帯域幅」と呼ばれることがある。たとえば、キャリア帯域幅は、特定の無線アクセス技術のキャリアのためのいくつかの所定の帯域幅(たとえば、1.4、3、5、10、15、20、40、または80メガヘルツ(MHz))のうちの1つであり得る。ワイヤレス通信システム100のデバイス(たとえば、基地局105、UE115、またはその両方)は、特定のキャリア帯域幅上での通信をサポートするハードウェア構成を有し得るか、またはキャリア帯域幅のセットのうちの1つの上での通信をサポートするように構成可能であり得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、複数のキャリア帯域幅に関連するキャリアを介した同時通信をサポートする基地局105またはUE115を含み得る。いくつかの例では、各サービスされるUE115は、キャリア帯域幅の部分(たとえば、サブバンド、BWP)またはすべてを介して動作するために構成され得る。
【0068】
[0077]キャリアを介して送信される信号波形は、(たとえば、直交周波数分割多重化(OFDM)または離散フーリエ変換拡張OFDM(DFT-S-OFDM)などのマルチキャリア変調(MCM)技法を使用して)複数のサブキャリアから構成され得る。MCM技法を採用するシステムでは、リソース要素は、1つのシンボル期間(たとえば、1つの変調シンボルの持続時間)と、1つのサブキャリアとからなり得、ここで、シンボル期間とサブキャリア間隔は逆関係にある。各リソース要素によって搬送されるビット数は、変調方式(たとえば、変調方式の次数、変調方式のコーディングレート、またはその両方)に依存し得る。したがって、UE115が受信するリソース要素が多いほど、また変調方式の次数が高いほど、UE115のためのデータレートは高くなり得る。ワイヤレス通信リソースは、無線周波数スペクトルリソースと、時間リソースと、空間リソース(たとえば、空間レイヤまたはビーム)との組合せを指し得、複数の空間レイヤの使用は、UE115との通信のためのデータレートまたはデータの完全性をさらに増加させ得る。
【0069】
[0078]基地局105またはUE115についての時間間隔は、たとえば、Ts=1/(Δfmax・Nf)秒のサンプリング期間を指し得る、基本的な時間単位の倍数単位で表現され得、ここで、Δfmaxは、サポートされる最大サブキャリア間隔を表し得、Nfは、サポートされる最大離散フーリエ変換(DFT)サイズを表し得る。通信リソースの時間間隔は、指定された持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を各々が有する無線フレームに従って編成され得る。各無線フレームは、(たとえば、0から1023までにわたる)システムフレーム番号(SFN)によって識別され得る。
【0070】
[0079]各フレームは、連続的に番号を付けられた複数のサブフレームまたはスロットを含み得、各サブフレームまたはスロットは、同じ持続時間を有し得る。いくつかの例では、フレームは、(たとえば、時間領域において)サブフレームに分割され得、各サブフレームは、いくつかのスロットにさらに分割され得る。代替的に、各フレームは、可変数のスロットを含み得、スロットの数は、サブキャリア間隔に依存し得る。各スロットは、(たとえば、各シンボル期間にプリペンドされたサイクリックプレフィックスの長さに応じて)いくつかのシンボル期間を含み得る。いくつかのワイヤレス通信システム100では、スロットは、1つまたは複数のシンボルを含む複数のミニスロットにさらに分割され得る。サイクリックプレフィックスを除いて、各シンボル期間は、1つまたは複数(たとえば、Nf個)のサンプリング期間を含むことがある。シンボル期間の持続時間は、サブキャリア間隔または周波数動作帯域に依存し得る。
【0071】
[0080]サブフレーム、スロット、ミニスロット、またはシンボルは、ワイヤレス通信システム100の(たとえば、時間領域における)最も小さいスケジューリング単位であり得、送信時間間隔(TTI)と呼ばれることがある。いくつかの例では、TTI持続時間(たとえば、TTI中のシンボル期間の数)は可変であり得る。追加または代替として、ワイヤレス通信システム100の最も小さいスケジューリング単位は、(たとえば、短縮TTI(sTTI)のバースト中で)動的に選択され得る。
【0072】
[0081]物理チャネルは、様々な技法に従ってキャリア上で多重化され得る。物理制御チャネルと物理データチャネルとは、たとえば、時分割多重化(TDM)技法、周波数分割多重化(FDM)技法、またはハイブリッドTDM-FDM技法のうちの1つまたは複数を使用してダウンリンクキャリア上で多重化され得る。物理制御チャネルのための制御領域(たとえば、制御リソースセット(CORESET))は、いくつかのシンボル期間によって定義され得、キャリアのシステム帯域幅またはシステム帯域幅のサブセットにわたり得る。1つまたは複数の制御領域(たとえば、CORESET)は、UE115のセットのために構成され得る。たとえば、UE115のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数の探索空間セットに従って制御情報について制御領域を監視または探索し得、各探索空間セットは、カスケード的に構成された1つまたは複数のアグリゲーションレベルにおいて1つまたは複数の制御チャネル候補を含み得る。制御チャネル候補のアグリゲーションレベルは、所与のペイロードサイズを有する制御情報フォーマットのための符号化された情報に関連するいくつかの制御チャネルリソース(たとえば、制御チャネル要素(CCE))を参照し得る。探索空間セットは、複数のUE115に制御情報を送るために構成された共通探索空間セットと、特定のUE115に制御情報を送るためのUE固有探索空間セットとを含み得る。
【0073】
[0082]いくつかの例では、基地局105は可動であり、したがって、移動する地理的カバレージエリア110に通信カバレージを提供し得る。いくつかの例では、異なる技術に関連する異なる地理的カバレージエリア110は重複し得るが、異なる地理的カバレージエリア110は、同じ基地局105によってサポートされ得る。他の例では、異なる技術に関連する重複する地理的カバレージエリア110は、異なる基地局105によってサポートされ得る。ワイヤレス通信システム100は、たとえば、同じまたは異なる無線アクセス技術を使用して、異なるタイプの基地局105が様々な地理的カバレージエリア110にカバレージを提供する異種ネットワークを含み得る。
【0074】
[0083]ワイヤレス通信システム100は、超高信頼通信または低レイテンシ通信、あるいはそれらの様々な組合せをサポートするように構成され得る。たとえば、ワイヤレス通信システム100は、超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)またはミッションクリティカル通信をサポートするように構成され得る。UE115は、超高信頼機能、低レイテンシ機能、またはクリティカル機能(たとえば、ミッションクリティカル機能)をサポートするように設計され得る。超高信頼通信は、プライベート通信またはグループ通信を含み得、ミッションクリティカルプッシュツートーク(MCPTT)、ミッションクリティカルビデオ(MCVideo)、またはミッションクリティカルデータ(MCData)など、1つまたは複数のミッションクリティカルサービスによってサポートされ得る。ミッションクリティカル機能のサポートは、サービスの優先順位付けを含み得、ミッションクリティカルサービスは、公共安全または一般的な商用適用例のために使用され得る。超高信頼、低レイテンシ、ミッションクリティカル、および超高信頼低レイテンシという用語は、本明細書で互換的に使用され得る。
【0075】
[0084]いくつかの例では、UE115は、デバイスツーデバイス(D2D)通信リンク135上で(たとえば、ピアツーピア(P2P)またはD2Dプロトコルを使用して)他のUE115と直接通信することも可能であり得る。D2D通信を利用する1つまたは複数のUE115は、基地局105の地理的カバレージエリア110内にあり得る。そのようなグループ中の他のUE115は、基地局105の地理的カバレージエリア110外にあるか、またはさもなければ、基地局105からの送信を受信できないことがある。いくつかの例では、D2D通信を介して通信するUE115のグループは、各UE115がグループ中のあらゆる他のUE115に送信する1対多(1:M)システムを利用し得る。いくつかの例では、基地局105は、D2D通信のためのリソースのスケジューリングを容易にする。他の場合には、D2D通信は、基地局105の関与なしにUE115間で行われる。
【0076】
[0085]コアネットワーク130は、ユーザ認証と、アクセス認可と、トラッキングと、インターネットプロトコル(IP)接続性と、他のアクセス、ルーティング、またはモビリティ機能とを提供し得る。コアネットワーク130は、アクセスおよびモビリティを管理する少なくとも1つの制御プレーンエンティティ(たとえば、モビリティ管理エンティティ(MME)、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF))と、パケットまたは相互接続を外部ネットワークにルーティングする少なくとも1つのユーザプレーンエンティティ(たとえば、サービングゲートウェイ(S-GW)、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(P-GW)、またはユーザプレーン機能(UPF))とを含み得る、発展型パケットコア(EPC)または5Gコア(5GC)であり得る。制御プレーンエンティティは、コアネットワーク130に関連する基地局105によってサービスされるUE115のための、モビリティ、認証、およびベアラ管理など、非アクセス層(NAS)機能を管理し得る。ユーザIPパケットは、IPアドレス割振りならびに他の機能を提供し得る、ユーザプレーンエンティティを通して転送され得る。ユーザプレーンエンティティは、1つまたは複数のネットワーク事業者のためにIPサービス150に接続され得る。IPサービス150は、インターネット、(1つまたは複数の)イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、またはパケット交換ストリーミングサービスへのアクセスを含み得る。
【0077】
[0086]基地局105など、ネットワークデバイスのうちのいくつかは、アクセスノードコントローラ(ANC)の一例であり得る、アクセスネットワークエンティティ140などの副構成要素を含み得る。各アクセスネットワークエンティティ140は、無線ヘッド、スマート無線ヘッド、または送信/受信ポイント(TRP)と呼ばれることがある、1つまたは複数の他のアクセスネットワーク送信エンティティ145を通してUE115と通信し得る。各アクセスネットワーク送信エンティティ145は、1つまたは複数のアンテナパネルを含み得る。いくつかの構成では、各アクセスネットワークエンティティ140または基地局105の様々な機能は、様々なネットワークデバイス(たとえば、無線ヘッドおよびANC)にわたって分散されるか、または単一のネットワークデバイス(たとえば、基地局105)に統合され得る。
【0078】
[0087]ワイヤレス通信システム100は、通常、300メガヘルツ(MHz)から300ギガヘルツ(GHz)の範囲内の1つまたは複数の周波数帯域を使用して動作し得る。概して、300MHzから3GHzまでの領域は、波長が長さ約1デシメートルから1メートルに及ぶので、極超短波(UHF)領域またはデシメートル帯域として知られている。UHF波は、建築物および環境的特徴によってブロックまたはリダイレクトされ得るが、波は、マクロセルが、屋内に位置するUE115にサービスを提供するのに十分に構造物を透過し得る。UHF波の送信は、300MHzを下回るスペクトルの高周波(HF)または超短波(VHF)部分のより小さい周波数およびより長い波を使用する送信と比較してより小さいアンテナおよびより短い距離(たとえば、100キロメートル未満)に関連付けられ得る。
【0079】
[0088]ワイヤレス通信システム100は、認可無線周波数スペクトル帯域と無認可無線周波数スペクトル帯域の両方を利用し得る。たとえば、ワイヤレス通信システム100は、5GHz産業科学医療用(ISM)帯域などの無認可帯域においてライセンス支援型アクセス(LAA)、LTE無認可(LTE-U)無線アクセス技術、またはNR技術を採用し得る。無認可無線周波数スペクトル帯域中で動作するとき、基地局105およびUE115などのデバイスは、衝突検出および回避のためのキャリア検知を採用し得る。いくつかの例では、無認可帯域中の動作は、認可帯域(たとえば、LAA)中で動作するコンポーネントキャリアとともに、キャリアアグリゲーション構成に基づき得る。無認可スペクトル中の動作は、例の中でも、ダウンリンク送信、アップリンク送信、P2P送信、またはD2D送信を含み得る。
【0080】
[0089]基地局105またはUE115は、送信ダイバーシティ、受信ダイバーシティ、多入力多出力(MIMO)通信、またはビームフォーミングなどの技法を採用するために使用され得る、複数のアンテナを装備し得る。基地局105またはUE115のアンテナは、MIMO動作、あるいは送信または受信ビームフォーミングをサポートし得る1つまたは複数のアンテナアレイまたはアンテナパネル内に位置し得る。たとえば、1つまたは複数の基地局アンテナまたはアンテナアレイは、アンテナ塔など、アンテナアセンブリにおいてコロケートされ得る。いくつかの例では、基地局105に関連付けられたアンテナまたはアンテナアレイは、多様な地理的ロケーション中に位置し得る。基地局105は、基地局105がUE115との通信のビームフォーミングをサポートするために使用し得るアンテナポートのいくつかの行および列をもつアンテナアレイを有し得る。同様に、UE115は、様々なMIMOまたはビームフォーミング動作をサポートし得る1つまたは複数のアンテナアレイを有し得る。追加または代替として、アンテナパネルは、アンテナポートを介して送信される信号のための無線周波数ビームフォーミングをサポートし得る。
【0081】
[0090]基地局105またはUE115は、マルチパス信号伝搬を活用し、異なる空間レイヤを介して複数の信号を送信または受信することによってスペクトル効率を増加させるために、MIMO通信を使用し得る。そのような技法は、空間多重化と呼ばれることがある。複数の信号は、たとえば、異なるアンテナまたはアンテナの異なる組合せを介して送信デバイスによって送信され得る。同様に、複数の信号は、異なるアンテナまたはアンテナの異なる組合せを介して、受信デバイスによって受信され得る。複数の信号の各々は、別個の空間ストリームと呼ばれることがあり、同じデータストリーム(たとえば、同じコードワード)または異なるデータストリーム(たとえば、異なるコードワード)に関連付けられたビットを搬送し得る。異なる空間レイヤは、チャネル測定および報告のために使用される異なるアンテナポートに関連付けられ得る。MIMO技法は、複数の空間レイヤが同じ受信デバイスに送信されるシングルユーザMIMO(SU-MIMO)と、複数の空間レイヤが複数のデバイスに送信されるマルチユーザMIMO(MU-MIMO)とを含む。
【0082】
[0091]空間フィルタ処理、方向性送信、または方向性受信と呼ばれることもあるビームフォーミングは、送信デバイスと受信デバイスとの間の空間経路に沿ってアンテナビーム(たとえば、送信ビーム、受信ビーム)を成形またはステアリングするために送信デバイスまたは受信デバイス(たとえば、基地局105、UE115)において使用され得る信号処理技法である。ビームフォーミングは、アンテナアレイに対する特定の配向において伝搬するいくつかの信号が強め合う干渉を経験し、他のものが弱め合う干渉を経験するように、アンテナアレイのアンテナ要素を介して通信される信号を組み合わせることによって達成され得る。アンテナ要素を介して通信される信号の調整は、デバイスに関連するアンテナ要素を介して搬送される信号に振幅オフセット、位相オフセット、またはその両方を適用する送信デバイスまたは受信デバイスを含み得る。アンテナ要素の各々に関連する調整は、(たとえば、送信デバイスまたは受信デバイスのアンテナアレイに対する、あるいは何らかの他の配向に対する)特定の配向に関連するビームフォーミング重みセットによって定義され得る。
【0083】
[0092]基地局105またはUE115は、ビームフォーミング動作の一部としてビーム掃引技法を使用し得る。たとえば、基地局105は、UE115との方向性通信のためのビームフォーミング動作を行うために、複数のアンテナまたはアンテナアレイ(たとえば、アンテナパネル)を使用し得る。いくつかの信号(たとえば、同期信号、基準信号、ビーム選択信号、または他の制御信号)は、基地局105によって異なる方向において複数回送信され得る。たとえば、基地局105は、異なる送信方向に関連付けられた異なるビームフォーミング重みセットに従って信号を送信し得る。異なるビーム方向における送信は、基地局105による後の送信または受信のためのビーム方向を(たとえば、基地局105などの送信デバイスによって、またはUE115などの受信デバイスによって)識別するために使用され得る。
【0084】
[0093]特定の受信デバイスに関連付けられたデータ信号など、いくつかの信号は、単一のビーム方向(たとえば、UE115などの受信デバイスに関連付けられた方向)において基地局105によって送信され得る。いくつかの例では、単一のビーム方向に沿った送信に関連付けられたビーム方向は、1つまたは複数のビーム方向において送信された信号に基づいて決定され得る。たとえば、UE115は、異なる方向において基地局105によって送信された信号のうちの1つまたは複数を受信し得、最高信号品質またはさもなければ許容できる信号品質でUE115が受信した信号の指示を基地局105に報告し得る。
【0085】
[0094]いくつかの例では、デバイスによる(たとえば、基地局105またはUE115による)送信は、複数のビーム方向を使用して実施され得、デバイスは、(たとえば、基地局105からUE115への)送信のための合成ビームを生成するために、デジタルプリコーディングまたは無線周波数ビームフォーミングの組合せを使用し得る。UE115は、1つまたは複数のビーム方向についてのプリコーディング重みを示すフィードバックを報告し得、フィードバックは、システム帯域幅または1つまたは複数のサブバンドにわたるビームの構成された数に対応し得る。基地局105は、プリコーディングまたはアンプリコーディングされ得る、基準信号(たとえば、セル固有基準信号(CRS)、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS))を送信し得る。UE115は、プリコーディング行列インジケータ(PMI)またはコードブックベースのフィードバック(たとえば、マルチパネルタイプコードブック、線形結合タイプコードブック、ポート選択タイプコードブック)であり得る、ビーム選択のためのフィードバックを提供し得る。これらの技法は、基地局105によって1つまたは複数の方向において送信される信号に関して説明されたが、UE115は、(たとえば、UE115による後続の送信または受信のためのビーム方向を識別するために)異なる方向において複数回信号を送信するための、または(たとえば、受信デバイスにデータを送信するために)単一の方向において信号を送信するための、同様の技法を採用し得る。
【0086】
[0095]受信デバイス(たとえば、UE115)は、同期信号、基準信号、ビーム選択信号、または他の制御信号など、様々な信号を基地局105から受信するときに複数の受信構成(たとえば、方向性リスニング)を試み得る。たとえば、受信デバイスは、異なるアンテナサブアレイを介して受信することによって、受信された信号を異なるアンテナサブアレイに従って処理することによって、アンテナアレイの複数のアンテナ要素において受信された信号に適用される異なる受信ビームフォーミング重みセット(たとえば、異なる方向性リスニング重みセット)に従って受信することによって、または受信された信号をアンテナアレイの複数のアンテナ要素において受信された信号に適用される異なる受信ビームフォーミング重みセットに従って処理することによって、複数の受信方向を試み得、それらのいずれも、異なる受信構成または受信方向に従って「リッスンすること」と呼ばれることがある。いくつかの例では、受信デバイスは、(たとえば、データ信号を受信するとき)単一のビーム方向に沿って受信するために単一の受信構成を使用し得る。単一の受信構成は、異なる受信構成方向に従ってリッスンすることに基づいて決定されたビーム方向(たとえば、複数のビーム方向に従ってリッスンすることに基づいて、最高信号強度、最高信号対雑音比(SNR)、またはさもなければ許容できる信号品質を有すると決定されたビーム方向)において整合され得る。
【0087】
[0096]ワイヤレス通信システム100は、階層化プロトコルスタックに従って動作するパケットベースネットワークであり得る。ユーザプレーンでは、ベアラまたはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤにおける通信は、IPベースであり得る。無線リンク制御(RLC)レイヤは、論理チャネルを介して通信するためにパケットセグメンテーションおよびリアセンブリを実施し得る。媒体アクセス制御(MAC)レイヤは、優先度処理と、トランスポートチャネルへの論理チャネルの多重化とを実施し得る。MACレイヤはまた、リンク効率を改善するためにMACレイヤにおける再送信をサポートするために、誤り検出技法、誤り訂正技法、またはその両方を使用し得る。制御プレーンでは、無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤは、ユーザプレーンデータのための無線ベアラをサポートする、UE115と基地局105またはコアネットワーク130との間のRRC接続の確立と構成と維持とを提供し得る。物理レイヤにおいて、トランスポートチャネルが物理チャネルにマッピングされ得る。
【0088】
[0097]UE115と基地局105とは、データが正常に受信される可能性を増大させるためにデータの再送信をサポートし得る。ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックは、データが通信リンク125上で正確に受信される可能性を増加させるための1つの技法である。HARQは、(たとえば、巡回冗長検査(CRC)を使用する)エラー検出と、前方エラー訂正(FEC)と、再送信(たとえば、自動再送要求(ARQ))との組合せを含み得る。HARQは、不良な無線条件(たとえば、低信号対雑音条件)でのMACレイヤにおけるスループットを改善し得る。いくつかの例では、デバイスは、同スロットHARQフィードバックをサポートし得、ここで、デバイスは、特定のスロットにおける前のシンボルにおいて受信されたデータについて、そのスロットにおいてHARQフィードバックを提供し得る。他の場合には、デバイスは、後続のスロットにおいてまたは何らかの他の時間間隔に従ってHARQフィードバックを提供し得る。
【0089】
[0098]いくつかの態様では、ワイヤレス通信システム100のUE115は、所与のBWP内の最高3つのCORESETで構成され得る。CORESETは、PDCCH繰り返しのための1つまたは複数のTCI状態を含み得、周波数ドメイン中のリソースブロック(RB)の量と、時間ドメイン中のシンボルまたは他のTTIの量(たとえば、OFDMシンボルの量)とに関連付けられ得る。いくつかの態様では、UE115において構成されるCORESETは、CCEリソース要素グループ(CCE-REG)マッピングタイプ(たとえば、CCE-REGバンドルマッピングタイプ)、プリコーディンググラニュラリティ、PDCCH復調基準信号(DMRS)のためのスクランブリングに関連付けられた識別子(たとえば、スクランブリング識別子)、ダウンリンク制御情報(DCI)コンテンツのコード化ビット、またはそれらの任意の組合せに関連付けられ得る。
【0090】
[0099]いくつかの態様では、UE115は、所与のBWP内の最高10個の探索空間セットで構成され得る。いくつかの態様では、各探索空間セットは、所与のCORESETに関連付けられ得、監視オケージョンのセットを含み得る。いくつかの態様では、探索空間セットは、制御チャネル監視オケージョン(たとえば、PDCCH監視オケージョン)のセットを含み得る。その上、UE115は、UE115において構成(たとえば、事前構成)されるか、基地局105を介してUE115に示されるか、またはその両方が行われ得る探索空間セットの1つまたは複数の特性に基づいて、所与の探索空間セットに関連付けられた制御チャネル監視オケージョンを決定するように構成され得る。UE115は、UE固有探索空間セット、共通探索空間セット、またはその両方を含む、1つまたは複数の異なるタイプの探索空間セット(たとえば、searchSpaceType)で構成され得る。さらに、各探索空間セットは、監視されるべきである1つまたは複数のDCIフォーマットに関連付けられ得る。
【0091】
[0100]探索空間セットのパラメータは、監視オケージョンの周期性(ks)(たとえば、ks個のスロット)、スロットのユニット中の監視オケージョンに対するオフセット(os)(たとえば、os個のスロット)(たとえば、monitoringSlotPeriodicityAndOffset)、探索空間セットが存在する期間内のスロットの量を示す持続時間(Ts)(ここでTs<ks)、またはそれらの任意の組合せを含み得る。ワイヤレス通信システム100のUE115は、スロット
【0092】
【0093】
およびフレームηf内のPDCCH監視オケージョンの量を、
【0094】
【0095】
の場合に決定し得る。いくつかの態様では、制御チャネルを監視するとき、UE115は、スロット
【0096】
【0097】
から始まるTs個の連続するスロットの探索空間セットsについて制御チャネル候補(たとえば、PDCCH候補)を監視するように構成され得、次のks-Ts個の連続するスロットの探索空間セットsについて制御チャネル候補を監視するのを控え得る。制御チャネル候補(たとえば、PDCCH候補)の量は、UE115におけるワイヤレス通信のアグリゲーションレベル(たとえば、CCEの量)に基づき得る。
【0098】
[0101]いくつかの態様では、UE115は、スロット内の制御チャネル監視パターン(たとえば、PDCCH監視パターン)(たとえば、monitoringSymbolsWithinSlot)に従って制御チャネルを監視するように構成され得る。たとえば、スロット内のPDCCH監視パターンは、PDCCH監視のためのスロット内のCORESETの第1のシンボルを示し得る。たとえば、14個のシンボルを含むスロットのコンテキストでは、UE115において構成されるCORESETは、3つのシンボルを含む探索空間セットに関連付けられ得、探索空間セットに関連付けられた制御チャネル監視パターン(たとえば、monitoringSymbolsWithinSlot)は、「01000010001000」として構成され得る。この例では、UE115は、探索空間セットが存在する各スロット内に3つの監視オケージョンがあると決定するように構成され得る。その上、UE115は、3つの監視オケージョンが、探索空間が存在する各それぞれのスロットの第2、第7、および第11のシンボルにおいて開始すると決定するように構成され得る。
【0099】
[0102]SFNのコンテキストでは、SFN PDCCH送信(たとえば、PDCCH DMRS)は、2つのTCI状態に関連付けられ得る。特に、SFN PDCCH送信では、1つのCORESETは、2つのアクティブTCI状態でUE115においてアクティブにされ得る。そのような場合、CORESETに関連付けられた探索空間セットの各制御チャネル候補(たとえば、PDCCH候補)は、CORESETの2つのアクティブTCI状態に関連付けられ得る。
【0100】
[0103]同様に、各PDCCH繰り返しがPDCCH候補を含むPDCCH繰り返しの場合、2つのPDCCH候補(たとえば、2つのPDCCH繰り返し)は、同じ制御チャネル送信の可能な繰り返し(たとえば、DCIの繰り返し)のために互いにリンクされ(たとえば、関係し)得る。PDCCH繰り返しのコンテキストでは、2つのPDCCH候補(たとえば、2つのPDCCH繰り返し)のペイロード(たとえば、DCIペイロード)は、同じであり得る。たとえば、第1のPDCCH候補は、第2のPDCCH候補に関係するか、またはそれにリンクされ得る。この例では、DCIの第1の繰り返しは第1のPDCCH候補中で送信され得、DCIの第2の繰り返しは第2のPDCCH候補中で送信され得、ここで、DCIの第1の繰り返しと第2の繰り返しは、同じである。この例では、UE115は、DCIの第1の繰り返しのみまたはDCIの第2の繰り返しのみを受信および/または復号し得る。追加または代替として、UE115は、DCIの第1の繰り返しと第2の繰り返しのソフト合成を実施することによって、DCIの第1の繰り返しと第2の繰り返しの両方を受信および/または復号し得る。いくつかの態様では、関係する/リンクされたPDCCH候補は、同じアグリゲーションレベル(たとえば、同じ量のCCE)を有し得る。
【0101】
[0104]いくつかの態様では、対応するCORESETに関連付けられた異なる探索空間セット中の関係するPDCCH候補は、PDCCH繰り返しのために互いにリンクされ(たとえば、関係し)得る。いくつかの場合には、2つの関係する探索空間セット上で同じ候補インデックスをもつ2つのPDCCH候補は、リンクされるかまたは関係し得る。他の場合には、同じ開始CCEインデックスをもつPDCCH候補は、リンクされ得る。いくつかの態様では、関係する/リンクされたPDCCH候補のセットは、制御シグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を介して構成され得る。たとえば、UE115は、第1の探索空間セット中の第1のPDCCH候補が第2の探索空間セット中の第2のPDCCH候補とリンクされる(たとえば、それに関係する)ことを示すRRCメッセージを受信し得る。その上、UE115は、同じスロットもしくはTTI内にあるリンクされた/関係するPDCCH候補のセット(たとえば、スロット内PDCCH繰り返し)、異なるスロット中にあるリンクされた/関係するPDCCH候補のセット(たとえば、スロット内PDCCH繰り返し)、またはその両方で構成され得る。
【0102】
[0105]いくつかの態様では、ワイヤレス通信システム100のUE115と基地局105とは、UE115がSFN PDCCH送信、スロット間PDCCH繰り返し、もしくはスロット内PDCCH繰り返し、またはそれらの任意の組合せの受信をサポートすることが可能であることをUE115がネットワーク(たとえば、基地局105)に通知することを可能にするシグナリングおよび他の技法をサポートし得る。たとえば、いくつかの態様では、UE115は、SFN PDCCH送信、スロット間PDCCH繰り返し、および/またはスロット内PDCCH繰り返しを含む、複数のPDCCH繰り返しをUE115が受信することが可能であることを示すUE能力報告を使用して、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を受信/復号するための能力を示し得る。示されたUE能力に基づいて、UE115は、基地局105から、複数の関係するPDCCH送信を受信するための構成を受信し得、構成に従ってPDCCHを監視し得る。たとえば、UE115が、それがスロット間PDCCH繰り返しをサポートすることを示す場合、UE115は、第1の送信時間間隔(TTI)(たとえば、第1のスロット)中にPDCCH送信の第1の繰り返しを受信し得、第2のTTI(たとえば、第2のスロット)中にPDCCH送信の第2の繰り返しを受信し得る。別の例として、UE115が、それがスロット内PDCCH繰り返しをサポートすることを示す場合、UE115は、共通のTTI(たとえば、共通のスロット)中にPDCCH送信の第1の繰り返しとPDCCH送信の第2の繰り返しとを受信し得る。
【0103】
[0106]いくつかの実装形態では、UE115によってネットワークに(たとえば、基地局105に)送信されるUE能力は、サポートされる構成の各々に関連付けられた追加のパラメータを示し得る。たとえば、UE能力は、関係するPDCCH送信間のスロットの最大量、関係するPDCCH送信のための探索空間セットが時間/周波数において重複していることがあるかどうか、それがサポートし得る単一のスロット内の監視オケージョンの最大数、関係するPDCCH送信のためのサポートされるダウンリンク制御情報(DCI)フォーマット、関係するPDCCH送信のための制御リソースセット(CORESET)が同じであり得るか異なり得るかなどを示し得る。
【0104】
[0107]本明細書で説明される技法は、ワイヤレス通信の改善されたスケジューリングを提供し得る。特に、UE115がPDCCH繰り返し(たとえば、SFN PDCCH送信、スロット間PDCCH繰り返し、スロット内PDCCH繰り返し)のための1つまたは複数の構成をサポートするためのそれの能力をネットワーク(たとえば、基地局105)に通知することを可能にすることによって、本明細書で説明される技法は、ネットワークが、ネットワークの特性(たとえば、データトラフィックの量、雑音)ならびにUE115の能力に応じて、PDCCH繰り返しのためのそれぞれの構成を使用してUE115と通信することを可能にし得る。したがって、本明細書で説明される技法は、ワイヤレス通信システム100内でPDCCH繰り返しを使用した通信のより広範な使用を可能にし、それにより、ワイヤレス通信の信頼性を改善し、送信ダイバーシティを改善し、さらにワイヤレス通信を干渉に対して保護し得る。
【0105】
[0108]
図2は、本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートするワイヤレス通信システム200の一例を示す。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム200は、ワイヤレス通信システム100の態様を実装し得るか、またはそれらによって実装され得る。たとえば、ワイヤレス通信システム200は、UE115が、SFN PDCCH送信、スロット間PDCCH繰り返し、スロット内PDCCH繰り返し、またはそれらの任意の組合せをサポートするための能力を示すことを可能にするシグナリングをサポートし得る。
【0106】
[0109]ワイヤレス通信システム200は、
図1を参照しながら説明された基地局105とUE115との例であり得る、基地局105-aとUE115-aとを含み得る。UE115-aは、UE115-aと基地局105-aとの間のNRまたはLTEリンクの一例であり得る通信リンク205を使用して基地局105-aと通信し得る。いくつかの場合には、UE115-aと基地局105-aとの間の通信リンク205は、アップリンク通信とダウンリンク通信の両方を可能にする双方向リンクを含み得るアクセスリンク(たとえば、Uuリンク)の一例を含み得る。たとえば、UE115-aは、通信リンク205を使用して基地局105-aに、アップリンク制御信号またはアップリンクデータ信号などのアップリンク信号を送信し得、基地局105-aは、通信リンク205を使用してUE115-aに、ダウンリンク制御信号またはダウンリンクデータ信号などのダウンリンク信号を送信し得る。
【0107】
[0110]いくつかの態様では、ワイヤレス通信システム200は、UE115-aが、それがSFN PDCCH送信の受信をサポートするか、スロット間PDCCH繰り返しの受信をサポートするか、もしくはスロット内PDCCH繰り返しの受信をサポートするか、またはそれらの任意の組合せの受信をサポートするかを基地局105-aに示すことを可能にするシグナリングをサポートし得る。たとえば、いくつかの態様では、UE115は、SFN PDCCH送信、スロット間PDCCH繰り返し、および/またはスロット内PDCCH繰り返しを含む、複数のPDCCH繰り返しをUE115が受信することが可能であることを示すUE能力報告を使用して、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を受信/復号するための能力を示し得る。その後、基地局105-aは、UE115-aに、構成(たとえば、SFN PDCCH送信のための構成、スロット間PDCCH繰り返しのための構成、スロット内PDCCH繰り返しのための構成)を送信するように構成され得、それにより、UE115-aと基地局105-aとは、示された構成に従って通信することが可能になり得る。UE115-aが、基地局105-aに、SFN PDCCH送信、スロット間PDCCH繰り返し、および/またはスロット内PDCCH繰り返しに関連付けられた様々な能力および/またはパラメータを示すことを可能にすることによって、本明細書で説明される技法は、UE115-aにおけるワイヤレス通信の改善されたスケジューリングを可能にし、PDCCH繰り返しのより広範な使用を可能にし得る。
【0108】
[0111]たとえば、UE115-aは、UE115-aが、1つまたは複数のCORESETに関連付けられた複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信(たとえば、複数の関係するPDCCH送信220)の受信をサポートすることを示すUE能力210を送信し得る。いくつかの態様では、UE能力210は、UE能力報告を介して示され得る。いくつかの態様では、UE能力210は、それがSFNダウンリンク制御チャネル送信(たとえば、SFN PDCCH送信)、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し(たとえば、スロット内PDCCH繰り返し)、スロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返し(たとえば、スロット間PDCCH繰り返し)、またはそれらの任意の組合せを受信および/またはすることができることを示し得る。
【0109】
[0112]この点について、UE能力210は、UE115-aが、SFN PDCCH送信を受信/復号するための第1の構成215-a、スロット内PDCCH繰り返しを受信/復号するための第2の構成215-b、および/またはスロット間PDCCH繰り返しを受信/復号するための第3の構成215-cをサポートすることを示し得る。
図2に示されているように、UE115-aが、SFN PDCCH送信を受信/復号するための第1の構成215-aをサポートする場合、UE115-aは、第1のSFN PDCCH送信220と、第1のSFN PDCCH送信220に関係する第2のSFN PDCCH送信220とを受信および/または復号することが可能であり得る。SFN PDCCH送信220のコンテキストでは、同じコード化ビットは、リソース要素の共通セット内で(たとえば、CCEおよび/またはCCE-REGの共通セット内で)送信され得る。そのような場合、SFN PDCCH送信220は、2つのTCI状態(たとえば、2つのビーム)に関連付けられ得、ここで、UE115-aは、それぞれのSFN PDCCH送信220の合成信号を受信し、それにより、チャネル推定が改善され得る。
【0110】
[0113]UE115-aが、スロット内PDCCH繰り返しを受信/復号するための第2の構成215-bをサポートする場合、UE115-aは、共通のスロット225(たとえば、第1のスロット225-a)中に第1のPDCCH送信220と第2のPDCCH送信220とを受信および/または復号することが可能であり得、ここで、第1のPDCCH送信220と第2のPDCCH送信220は、互いに関連付けられる(たとえば、リンクされる)。同様に、UE115-aが、スロット間PDCCH繰り返しを受信/復号するための第3の構成215-cをサポートする場合、UE115-aは、第1のスロット225-a中に第1のPDCCH送信220を、および異なるスロット(たとえば、第2のスロット225-b、第3のスロット225-c)中に第2のPDCCH送信220を受信および/または復号することが可能であり得、ここで、第1のPDCCH送信220と第2のPDCCH送信220は、互いに関連付けられる(たとえば、リンクされる)。
【0111】
[0114]いくつかの場合には、ネットワーク(たとえば、ワイヤレス通信システム200)は、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を受信/復号するための1つまたは複数の規格化された構成で構成され得る。そのような場合、UE能力210は、UE115-aが、UE能力報告の1つまたは複数のビットフィールド値を介して、複数の関係するPDCCH送信220を受信/復号するための構成のうちの1つまたは複数をサポートすることを示し得る。
【0112】
[0115]いくつかの態様では、UE能力210は、UEがSFNダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートすることを示し得る。言い換えれば、UE能力210は、UE115-aがSFN PDCCH送信220のための第1の構成215-aをサポートすることを示し得る。本明細書で前述のように、SFNのコンテキストでは、各PDCCH送信220(たとえば、PDCCH DMRS)は、2つのTCI状態に関連付けられ得る。そのような場合、UE能力210は、UE115-aにおいて構成され得るBWP内のCORESETの量のインジケーションを含み得る。特に、UE能力210は、SFN PDCCH送信220のために2つのアクティブTCI状態に同時に関連付けられ得るBWP内のCORESETの量のインジケーションを含み得る。
【0113】
[0116]いくつかの場合には、UE能力210は、UEがスロット内ダウンリンク制御チャネル送信、スロット間ダウンリンク制御チャネル送信、またはその両方の受信をサポートすることを示し得る。言い換えれば、UE能力210は、UE115-aがスロット内PDCCH繰り返しのための第2の構成215-b、スロット内PDCCH繰り返しのための第3の構成215-c、またはその両方をサポートすることを示し得る。そのような場合、UE能力210は、限定はされないが、UE115-aによって監視され得る1つまたは複数のスロット225内のダウンリンク制御チャネル監視オケージョン(たとえば、PDCCH監視オケージョン)の量(たとえば、最大量)、UE115-aがUE固有探索空間セットおよび/または共通探索空間セットの監視をサポートするまたはサポートしないというインジケーション、スロット内および/またはスロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返しに関連付けられたダウンリンク制御情報のためのフォーマット(たとえば、DCI1_0、DCI2_0、DCI3_0などを含むDCIフォーマット)、あるいはそれらの任意の組合せを含む、スロット内および/またはスロット間PDCCH繰り返しに関連付けられた1つまたは複数のパラメータ(たとえば、第2の構成215-bおよび/または第3の構成215-cに関連付けられたパラメータ)を含み得る。
【0114】
[0117]たとえば、UE能力210は、スロット間および/またはスロット内PDCCH繰り返しのための別の探索空間セットにリンクされた探索空間セットのために構成され得るスロット225内のPDCCH監視オケージョンの最大数を示し得る。UE115-aによって監視され得るPDCCH監視オケージョンの最大数のインジケーションは、基地局105-aが、関係する/リンクされた探索空間セットのために構成し得るRRCパラメータ(たとえば、monitoringSymbolsWithinSlot)の許容値を決定し得る。別の例として、UE能力210は、UE115-aが、スロット間PDCCH繰り返し、スロット内PDCCH繰り返し、またはその両方のためにUE固有探索空間セットおよび/または共通探索空間セットを受信および/または復号し得ることを示し得る。別の例として、UE能力210は、UE115-aがスロット間および/またはスロット内PDCCH繰り返しのためにどのDCIフォーマットを受信/復号し得るかを示し得る。いくつかの態様では、DCIフォーマットのインジケーションは、基地局105-aが、関係する/リンクされた探索空間セットのために構成し得るRRCパラメータ(たとえば、searchSpaceType)の許容値を決定し得る。
【0115】
[0118]UE能力210は、スロット間および/またはスロット内PDCCH繰り返しのためにリンクされたCORESETのセットに関連付けられた1つまたは複数のパラメータを示し得る。たとえば、UE能力210は、UE115-aが、第1のCORESETに関連付けられた第1のPDCCH送信220と、第2のCORESETに関連付けられた第2のPDCCH送信220との受信をサポートすることを示し得、ここで、第1のPDCCH送信220と第2のPDCCH送信220は、関係するかまたはリンクされる。この例では、UE能力210は、第1のCORESETに関連付けられたパラメータの第1のセットと、第2のCORESETに関連付けられたパラメータの第2のセットとを示し得る。いくつかの場合には、パラメータの第1のセットとパラメータの第2のセットは、同じであるかまたは異なり得る。それぞれのCORESETに関連付けられたパラメータは、限定はされないが、CORESET持続時間、CCE-REGマッピングタイプ、プリコーディンググラニュラリティ、CORESETプールインデックス、またはそれらの任意の組合せを含み得る。
【0116】
[0119]たとえば、UE能力210は、それぞれのCORESETのシンボルの量(たとえば、CORESET持続時間)を示し得る。UE能力210は、スロット間および/またはスロット内PDCCH繰り返しのための第1のCORESETと第2のCORESETのCORESET持続時間が同じであるべきかどうか、それらが異なり得るかどうか、あるいはUE115-aが両方をサポートするかどうかを示し得る。別の例として、UE能力210は、スロット間および/またはスロット内PDCCH繰り返しのためのリンクされた探索空間セットに関連付けられた第1のCORESETと第2のCORESETのCCE-REGマッピングタイプ(たとえば、CCE-REGバンドリングマッピングタイプ)および/またはプリコーディンググラニュラリティが同じであり得るかどうか、ならびに/あるいはそれらが異なり得るかどうかを示し得る。
【0117】
[0120]同様に、UE能力210は、スロット間および/またはスロット内PDCCH繰り返しのためのリンクされた探索空間セットに関連付けられた第1のCORESETと第2のCORESETが、CORESETプールインデックス値(たとえば、CORESETPoolIndex値)で構成され得るかどうかを示し得る。いくつかの態様では、CORESETプールインデックスは、CORESETプールインデックス値で構成されたCORESETが、CORESETを2つ以上のグループに効果的に分割し得るような、マルチDCIベースのマルチTRP UE115のTRP IDを表し得る。UE115-aが、それがスロット間および/またはスロット内PDCCH繰り返しのためにCORESETプールインデックス値で構成され得ることを示す場合、UE能力210は、スロット間および/またはスロット内PDCCH繰り返しのためのリンクされた探索空間セットに関連付けられた第1のCORESETと第2のCORESETのためのCORESETプールインデックスが同じであり得るかどうか、ならびに/あるいはそれらが異なり得るかどうかをさらに示し得る。
【0118】
[0121]追加または代替として、UE能力210が、UE115-aがスロット間および/またはスロット内PDCCH繰り返しをサポートする(たとえば、第2の構成215-bおよび/または第3の構成215-cをサポートする)ことを示す場合、UE能力210は、UE115-aが、基地局105-aによってサポートされるサービングセルのアクティブBWP(および/またはコンポーネントキャリア)内の4つ以上のCORESETをサポートするかどうかをさらに示し得る。たとえば、UE能力210は、UE115-aが、3つ以上のCORESETに関連付けられた複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信(たとえば、PDCCH送信220)の受信をサポートすることを示し得、ここで、3つ以上のCORESETは、共通のBWPに関連付けられる。いくつかの態様では、BWP内の3つ(またはそれ以上)のCORESETをサポートするための能力は、基地局105-aの1次サービングセルに適用可能であり得る。その上、いくつかの実装形態では、BWP内の3つ(またはそれ以上)のCORESETをサポートするための能力は、FR2周波数範囲内で実施されるワイヤレス通信のみに適用可能であり得る。特に、FR2通信では、1つのCORESETは、ビーム障害回復(BFR)に専用であり得、1つのCORESET(たとえば、CORESET0)は、(広いビームを概して利用する)ブロードキャストPDCCHに専用であり得る。したがって、3つのCORESETがBWPのために構成されるFR2通信では、(狭いビームが使用されることになることを仮定すると)ただ1つのCORESETがダウンリンク制御チャネル送信の繰り返しのために利用され得る。
【0119】
[0122]さらに、UE能力210が、UE115-aがスロット間および/またはスロット内PDCCH繰り返しをサポートすることを示す場合、UE能力210は、UE115-aが、スロット間および/またはスロット内PDCCH繰り返しのために構成されたサービングセル内でスパンベースのPDCCH監視をサポートするかどうかをさらに示し得る。特に、UE能力210は、UE115-aによって監視またはブラインドで復号され得るリソースのスパン(たとえば、時間リソースのスパン、周波数リソースのスパン)ごとの制御チャネル候補および/またはCCE(たとえば、重複しないCCE)の最大量を示し得る。たとえば、UE能力210は、UE115-aが、リソースのスパンごとの制御チャネル候補の量、リソースのスパンごとのCCEの量、またはその両方の監視をサポートすることを示し得る。そのような場合、UE能力210は、PDCCH繰り返しが、リソースの同じスパン内で監視/復号され得るか、リソースの異なるスパン内で監視/復号され得るか、またはその両方で監視/復号され得るかを示し得る。
【0120】
[0123]本明細書で前述のように、UE115-aは、関係するPDCCH送信220の複数の繰り返し(たとえば、DCIの第1の繰り返し、DCIの第2の繰り返し)を、それぞれのPDCCH送信220のソフト合成を実施することによって復号することが可能であり得る。したがって、スロット間および/またはスロット内PDCCH繰り返しをサポートすることによって、UE115-aは、PDCCH候補/繰り返しのソフト出力を、後で受信されたPDCCH候補/繰り返しと合成するために、ある時間量の間、ソフト出力を記憶するように構成され得る。PDCCH繰り返しのソフト出力を記憶するための能力は、関係する/リンクされたPDCCH繰り返しが異なるスロット225中に配置されるスロット間PDCCH繰り返し(第3の構成215-c)のコンテキストでは、特に重要であり得る。たとえば、UE115-aは、3つのスロット225の間、PDCCH送信220の第1の繰り返しのソフト出力を記憶するための記憶能力および/または処理能力のみを有し得、したがって、繰り返しが4つ以上のスロット225によって分離されるスロット間PDCCH繰り返しを受信することが不可能であり得る。
【0121】
[0124]したがって、UE能力210が、UEがスロット間制御チャネル繰り返しの受信をサポートする(たとえば、UE115-aがスロット間PDCCH繰り返しのための第3の構成215-cをサポートする)ことを示す場合、UE能力210は、ブラインド復号されることが可能である、リンクされた/関係するダウンリンク制御チャネル送信間のスロット225の量をさらに示し得る。特に、UE能力210は、PDCCH送信220の繰り返しが連続スロット225中に受信/復号され得るか、不連続スロット225中に受信/復号され得るか、またはその両方中に受信/復号され得るかを示し得る。たとえば、UE能力210は、UE115-aによって復号されることが可能である、第1のPDCCH送信220と、第1のPDCCH送信220に関連付けられた(たとえば、それに関係する/リンクされた)第2のPDCCH送信220との間のスロット225の量(たとえば、最大量)のインジケーションを含み得る。
【0122】
[0125]たとえば、UE能力210が、リンクされたPDCCH送信220間のスロット225の最大量が1であることを示す場合、これは、UE115-aが連続(たとえば、隣接する)スロット225中にスロット間PDCCH繰り返しのみをサポートすることを示し得るが、リンクされた送信間のスロット225の量が1よりも大きいことは、UE115-aが不連続スロット間PDCCH繰り返し、連続スロット間PDCCH繰り返し、またはその両方をサポートし得ることを示し得る。特に、UE能力210が、リンクされたPDCCH送信220間のスロットの最大量がMであることを示す場合、これは、UE115-aが(os,2-os,1) mod ks≦Mのスロット間PDCCH繰り返しをサポートし得ることを示し得、ここで、ksは、第1および第2のリンクされた探索空間セットの周期性であり、os,1は、2つのリンクされた探索空間セットのうちの第1の探索空間セットのスロットオフセットであり、os,2は、2つのリンクされた探索空間セットのうちの第2の探索空間セットのスロットオフセットである。
【0123】
[0126]さらに、UE能力210が、UE115-aがスロット間制御チャネル繰り返しの受信をサポートする(たとえば、UE115-aがスロット間PDCCH繰り返しのための第3の構成215-cをサポートする)ことを示す場合、UE能力210は、探索空間セット周期性内に探索空間セットが存在するスロット225の量(たとえば、最大量)をさらに示し得、ここで、探索空間セットは、スロット間PDCCH繰り返しのための別の探索空間セットにリンクされる。言い換えれば、UE能力210は、スロット間PDCCH繰り返しのためにリンクされた関係する探索空間セットのセットの最大探索空間セット持続時間を示し得る。たとえば、UE能力210は、UE115-aが、1つまたは複数のリンクされた探索空間セットの探索空間セット周期性に従って、スロット間PDCCH繰り返しのために、1つまたは複数のリンクされた探索空間セットをサポートするスロット225の最大数のインジケーションを含み得る。
【0124】
[0127]その上、UE能力210は、UE115-aが、重複している探索空間セット中に受信されるPDCCH送信220を受信および/または復号し得るかどうかを示し得る。特に、UE能力210は、UE115-aが、時間ドメイン、周波数ドメイン、またはその両方において重複する1つまたは複数の探索空間セットの監視オケージョン中に受信されるPDCCH送信220を受信および/または復号し得るかどうかを示し得る。たとえば、UE能力210は、UE115-aが、第1の探索空間セットの第1の監視オケージョン、第2の探索空間セットの第2の監視オケージョン、またはその両方内に受信されるPDCCH送信220の受信をサポートすることを示し得、ここで、第1の監視オケージョンと第2の監視オケージョンは、時間ドメイン、周波数ドメイン、またはその両方において少なくとも部分的に重複する。いくつかの態様では、時間ドメインにおいて重複する探索空間セット/監視オケージョンを監視するためのUE115-aの能力は、基地局105-aが、リンクされた探索空間セットのためにRRCパラメータmonitoringSymbolsWithinSlotの適用可能な(たとえば、許容できる)値を決定することを可能にし得る。同様に、周波数ドメインにおいて重複する探索空間セット/監視オケージョンを監視するためのUE115-aの能力は、基地局105-aが、スロット内PDCCH繰り返しのための2つのリンクされた探索空間セットに関連付けられた2つのリンクされたCORESETのために適用可能な(たとえば、許容できる)構成を決定することを可能にし得る。
【0125】
[0128]いくつかの態様では、UE115-aの様々な能力および/またはUE115-aによってサポートされる構成のパラメータは、変動するグラニュラリティでUE能力210を介して示され得る。たとえば、UE115-aの様々な能力および/またはUE115-aによってサポートされる構成のパラメータは、UE115-aのために示され(たとえば、UE115ごとのベースで示され)得るか、UE115-aの各周波数帯域のために示され(たとえば、帯域ごとのベースで示され)得るか、UE115-aの各周波数帯域合成のために示され(たとえば、帯域合成ごとのベースで示され)得るか、帯域合成の各帯域のために(たとえば、特徴セット(FS)ごとのベースで)示され得るか、帯域合成の帯域の各コンポーネントキャリアのために示され(たとえば、コンポーネントキャリアごとの特徴セット(FSPC)ごとのベースで示され)得るか、またはそれらの任意の組合せで示され得る。
【0126】
[0129]いくつかの態様では、UE115-aは、基地局105-aから、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を受信するための構成215を受信し得る。この点について、UE115-aは、SFN PDCCH送信220のための第1の構成215-a、スロット内PDCCH繰り返しのための第2の構成215-b、スロット間PDCCH繰り返しのための第3の構成215-c、またはそれらの任意の組合せのインジケーションを受信し得る。構成215は、RRCメッセージ、DCIメッセージ、MAC-CEメッセージなどを含む、制御シグナリングを介して示され得る。
【0127】
[0130]いくつかの態様では、UE115-aは、UE能力210を送信することに基づいて構成215を受信し得る。特に、構成215は、UE能力210を介して示されたUE115-aの1つまたは複数のパラメータまたは特性に基づき得る。したがって、基地局105-aは、UE能力210に示されたUE115-aの様々な能力または限界に従って、(構成215を介して)SFN PDCCH送信220、スロット内PDCCH繰り返し、および/またはスロット間PDCCH繰り返しのためにUE115-aを構成し得る。言い換えれば、基地局105-aは、SFN PDCCH送信220、スロット内PDCCH繰り返し、スロット間PDCCH繰り返し、またはそれらの任意の組合せのために、リソースのセット、関係するCORESETのセット、関係する探索空間セットのセット、関係する監視オケージョンのセット、またはそれらの任意の組合せを監視するようにUE115-aに命令する、複数の関係するPDCCH送信220を受信するための構成215でUE115-aを構成し得る。
【0128】
[0131]たとえば、構成215は、限定はされないが、共通のBWPに関連付けられた3つ以上のCORESETに関連付けられた複数の関係するPDCCH送信220を受信するための能力、UE115-aによって復号されることが可能である関係するPDCCH送信220間のスロットの量(たとえば、最大量)、重複する探索空間セットおよび/または重複する監視オケージョン内で関係するPDCCH送信220を受信/復号するための能力、UE115-aによって監視される1つまたは複数のスロット内のPDCCH監視オケージョンの量、UE固有および/または共通探索空間セットを監視するためのUE115-aの能力、PDCCH送信220のためのフォーマット(たとえば、DCIフォーマット)、スロット内および/またはスロット間PDCCH繰り返しのためにCORESETに関連付けられたパラメータ、スパンベースの監視を実施するためのUE115-aの能力、BWP内のCORESETの量、あるいはそれらの任意の組合せを含む、UE能力210に示される任意のパラメータまたは特性に基づき得る。
【0129】
[0132]たとえば、いくつかの場合には、UE能力210は、UE115-aがスパンベースの監視をサポートすることを示し得る。そのような場合、UE能力210は、UE115-aが、リソースのスパンごとの制御チャネル候補の量、リソースのスパンごとのCCEの量、またはその両方の監視をサポートすることを示し得る。この例では、UE115-aは、UE能力210に示される、リソースのスパンごとに監視され得る制御チャネル候補および/またはCCEの量に基づいて構成215を受信し得る。
【0130】
[0133]いくつかの態様では、UE115-aは、複数の関係するPDCCH送信220を受信するための1つまたは複数のCORESET230のインジケーションを受信し得る。1つまたは複数のCORESET230は、RRCメッセージ、DCIメッセージ、MAC-CEメッセージなどを含む、制御シグナリングを介して示され得る。いくつかの態様では、UE115-aは、UE能力210を送信すること、構成215を受信すること、またはその両方に基づいて、1つまたは複数のCORESET230のインジケーションを受信し得る。追加または代替として、1つまたは複数のCORESET230のインジケーションは、構成215とともに示され得る。この点について、いくつかの実装形態では、構成215とCORESET230は、共通の制御メッセージ(たとえば、共通のRRCメッセージ、共通のDCIメッセージ)を介して示され得る。
【0131】
[0134]いくつかの態様では、CORESET230は、UE能力210を介して示されたUE115-aの1つまたは複数のパラメータまたは特性に基づき得る。したがって、基地局105-aは、UE能力210に示されたUE115-aの様々な能力または限界に従って1つまたは複数のCORESET230でUE115-aを構成し得る。たとえば、UE能力210は、2つのリンクされた(たとえば、関係する)CORESET230が、同じ持続時間(たとえば、同じCORESET持続時間)、異なる持続時間、またはその両方を有する場合、UE115-aが、2つのリンクされたCORESET230の監視をサポートし得るかどうかを示し得る。そのような場合、基地局105-aは、リンクされたCORESET230のCORESET持続時間が同じであり得るか、異なり得るか、その両方であり得るというインジケーションに基づいて(たとえば、それに従って)、第1のCORESET230と第2のCORESET230とでUE115-aを構成し得る。たとえば、UE能力210は、UE115-aが、異なるCORESET持続時間を有する2つのリンクされたCORESET230に関連付けられたスロット内および/またはスロット内PDCCH繰り返しを受信し得ることを示し得る。この例では、UE115-aは、第1のCORESET持続時間(たとえば、2つのシンボル)を有する第1のCORESET230と、第2のCORESET持続時間(たとえば、3つのシンボル)を有する第2のCORESET230とのインジケーションを受信し得、ここで、第1のCORESET230と第2のCORESET230とは、スロット間および/またはスロット内PDCCH繰り返しのためにリンクされる。
【0132】
[0135]同様に、UE115-aは、1つまたは複数の関係する探索空間セット235のインジケーションを受信し得る。1つまたは複数の関係する探索空間セット235は、RRCメッセージ、DCIメッセージ、MAC-CEメッセージなどを含む、制御シグナリングを介して示され得る。たとえば、UE115-aは、第1の探索空間セット235と第2の探索空間セット235とのインジケーションを受信し得、ここで、第1の探索空間セット235は、第2の探索空間セット235に関係する(たとえば、それにリンクされる)。いくつかの態様では、UE115-aは、UE能力210を送信すること、構成215を受信すること、CORESET230を受信すること、またはそれらの任意の組合せに基づいて、1つまたは複数の探索空間セット235のインジケーションを受信し得る。追加または代替として、1つまたは複数の探索空間セット235のインジケーションは、構成215、CORESET230、またはその両方とともに示され得る。この点について、いくつかの実装形態では、構成215、CORESET230、および探索空間セット235は、共通の制御メッセージ(たとえば、共通のRRCメッセージ、共通のDCIメッセージ)を介して示され得る。
【0133】
[0136]いくつかの実装形態では、1つまたは複数の探索空間セット235は、UE能力210を介して示されたUE115-aの1つまたは複数のパラメータまたは特性に基づき得る。したがって、基地局105-aは、UE能力210に示されたUE115-aの様々な能力または限界に従って1つまたは複数の探索空間セット235でUE115-aを構成し得る。たとえば、UE能力210が、UE115-aがスロット間PDCCH繰り返しの受信をサポートすることを示す場合、基地局105-aは、第1の探索空間セット235と、第1の探索空間セット235に関連付けられた第2の探索空間セット235とのインジケーションを送信し得る。この例では、第1の探索空間セット235と第2の探索空間セット235は各々、PDCCH間繰り返しのために異なるスロット225中に1つまたは複数の監視オケージョンを含み得る。たとえば、第1の探索空間セット235は、第1のスロット225-a中に第1の監視オケージョンを含み得、第2の探索空間セット235は、異なるスロット225(たとえば、第2のスロット225-b、第3のスロット225-c)中に第2の監視オケージョンを含み得、ここで、第1の監視オケージョンと第2の監視オケージョン235は、PDCCH間繰り返しのために関係するかまたはリンクされる。
【0134】
[0137]別の例として、UE能力210は、UE115-aによって復号されることが可能である、第1のPDCCH送信220と、第1のPDCCH送信220に関連付けられた第2のPDCCH送信220との間のスロット225の量のインジケーションを含み得る。たとえば、UE能力210は、UE115-aが、スロット間PDCCH繰り返しのために関係するPDCCH繰り返し間で最高3つのスロット225をもつ関係するPDCCH繰り返しを復号し得ることを示し得る。この例では、基地局105-aは、スロット225の量のインジケーションに従って、第1の探索空間セット235と、第1の探索空間セット235に関連付けられた第2の探索空間セット235とでUE115-aを構成し得る。特に、UE115-aが、UE115-aによって復号され得る関係するPDCCH送信220間のM個のスロット225の最大量を示す場合、基地局105-aは、それぞれの探索空間セット235に関連付けられた監視オケージョンがM個以下のスロット225だけ分離されるように、第1の探索空間セット235と第2の探索空間セット235を構成し得る。
【0135】
[0138]別の例として、UE能力210が、UE115-aがスロット内PDCCH繰り返しの受信をサポートすることを示す(たとえば、第2の構成215-bのサポートを示す)場合、基地局105-aは、第1の探索空間セット235と、第1の探索空間セット235に関連付けられた第2の探索空間セット235とのインジケーションを送信し得る。この例では、第1の探索空間セット235と第2の探索空間セット235は各々、PDCCH間繰り返しのために共通のスロット225中に1つまたは複数の監視オケージョンを含み得る。たとえば、第1の探索空間セット235は、第1のスロット225-a中に第1の監視オケージョンを含み得、第2の探索空間セット235は、第1のスロット225-a中に第2の監視オケージョンを含み得、ここで、第1の監視オケージョンと第2の監視オケージョンは、PDCCH内繰り返しのために関係するかまたはリンクされる。いくつかの態様では、スロット内PDCCH繰り返しのための関係するかまたはリンクされた探索空間235セットおよび/または監視オケージョンのセットは、時間ドメイン、周波数ドメイン、またはその両方において少なくとも部分的に重複し得る。そのような場合、基地局105-aは、UE115-aが、重複する探索空間セット235および/または監視オケージョン中で受信されるPDCCH送信220の受信をサポートするというUE能力210におけるインジケーションに基づいて、重複する探索空間セット235および/または重複する監視オケージョンのセットでUE115-aを構成し得る。
【0136】
[0139]追加または代替の場合には、UE115-aは、UE115-aによって監視され得るPDCCH監視オケージョンの量、UE115-aがUE固有探索空間セット235および/または共通探索空間セット235の監視をサポートするというインジケーション、スロット内および/またはスロット間PDCCH繰り返しに関連付けられたDCIフォーマット、あるいはそれらの任意の組合せを含む、UE能力210に示される1つまたは複数の追加のパラメータまたは特性に基づいて、1つまたは複数の探索空間セット235のインジケーションを受信し得る。
【0137】
[0140]いくつかの態様では、UE115-aは、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を受信するための構成215に従ってダウンリンク制御チャネル(たとえば、PDCCH)を監視し得る。その上、UE115-aは、UE能力210を送信すること、構成215を受信すること、CORESET230を受信すること、探索空間セット235を受信すること、またはそれらの任意の組合せに基づいて、制御チャネルを監視し得る。
【0138】
[0141]たとえば、UE115-aが、スロット間PDCCH繰り返しのために、第1のスロット225-a中に第1の監視オケージョンを含む第1の探索空間セット235と、第3のスロット225-c中に第2の監視オケージョンを含む第2の探索空間セット235とで構成された場合、UE115-aは、構成215と探索空間セット235とに従って、スロット間PDCCH繰り返しのために、第1の探索空間セット235(たとえば、第1の監視オケージョン)、第2の探索空間セット(たとえば、第2の監視オケージョン)、またはその両方を監視し得る。同様に、別の例として、UE115-aが、スロット内PDCCH繰り返しのために、第1のスロット225-a中に第1の監視オケージョンを含む第1の探索空間セット235と、第1のスロット225-a中に第2の監視オケージョンを含む第2の探索空間セット235とで構成された場合、UE115-aは、構成215と探索空間セット235とに従って、スロット内PDCCH繰り返しのために、第1の探索空間セット235(たとえば、第1の監視オケージョン)、第2の探索空間セット235(たとえば、第2の監視オケージョン)、またはその両方を監視し得る。
【0139】
[0142]別の例として、UE能力210が、UE115-aがSFN PDCCH送信220の受信をサポートすることを示す場合、基地局105-aは、315において2つのTCI状態を含むCORESET230でUE115-aを構成し得る。この例では、UE115-aは、CORESET230のインジケーションに基づいて(たとえば、それに従って)、SFNダウンリンク制御チャネル送信のために制御チャネル(たとえば、PDCCH)を監視し得る。
【0140】
[0143]いくつかの態様では、UE115-aは、基地局105-aから、第1のダウンリンク制御チャネル送信(たとえば、第1のPDCCH送信220-a)を受信し得る。いくつかの態様では、基地局105-aは、5G無線アクセス技術、NR無線アクセス技術、またはその両方に従って第1のPDCCH送信220-aを送信し得る。いくつかの態様では、UE115-aは、ダウンリンク制御チャネル(たとえば、PDCCH)を監視することに基づいて、第1のPDCCH送信220-aを受信し得る。その上、UE能力210を送信/受信すること、構成215を送信/受信すること、CORESET230を送信/受信すること、探索空間セット235を送信/受信すること、ダウンリンク制御チャネルを監視すること、またはそれらの任意の組合せに基づいて、UE115-aは第1のPDCCH送信220-aを受信し得る(および基地局105-aはそれを送信し得る)。
【0141】
[0144]同様に、いくつかの実装形態では、UE115-aは、基地局105-aから、第2のダウンリンク制御チャネル送信(たとえば、第2のPDCCH送信220-b)を受信し得る。いくつかの態様では、基地局105-aは、5G無線アクセス技術、NR無線アクセス技術、またはその両方に従って第2のPDCCH送信220-bを送信し得る。本明細書で前述のように、第2のPDCCH送信220-bは、第1のPDCCH送信220-aに関連付けられ得る(たとえば、それにリンクされ得る、それに関係し得る)。たとえば、第1のPDCCH送信220-aと第2のPDCCH送信220-bは、同じPDCCH送信220の繰り返しを含み得、したがって、同じデータペイロードを含み得る。
【0142】
[0145]いくつかの態様では、UE115-aは、ダウンリンク制御チャネル(たとえば、PDCCH)を監視することに基づいて、第2のPDCCH送信220-bを受信し得る。その上、UE能力210を送信/受信すること、構成215を送信/受信すること、CORESET230を送信/受信すること、探索空間セット235を送信/受信すること、ダウンリンク制御チャネルを監視すること、第1のPDCCH送信220-aを送信/受信すること、またはそれらの任意の組合せに基づいて、UE115-aは第2のPDCCH送信220-bを受信し得る(および基地局105-aはそれを送信し得る)。
【0143】
[0146]たとえば、UE能力210が、第1のUE115-aがSFN PDCCH送信220をサポートする(たとえば、第1の構成215-aをサポートする)ことを示す場合、UE115-aは、SFN PDCCH送信220のための構成215を受信し得る。この例では、UE115-aは、SFN PDCCH送信のための構成215に従って、第1のSFN PDCCH送信220-aと、第2のSFN PDCCH送信220-bとを受信し得る。別の例として、UE115-aがスロット内PDCCH繰り返しのために構成された場合、UE115-aは、第1のスロット225-a内に第1のPDCCH送信220-aを受信し得、同じスロット225(たとえば、第1のスロット225-a)内に第1のPDCCH送信220-aに関連付けられた(たとえば、それにリンクされた、それに関係する)第2のPDCCH送信220-bを受信し得る。同様に、UE115-aがスロット間PDCCH繰り返しのために構成された場合、UE115-aは、第1のスロット225-a内に第1のPDCCH送信220-aを受信し得、第1のスロット225-aとは異なる第3のスロット225-c内に第1のPDCCH送信220-bに関連付けられた(たとえば、それにリンクされた、それに関係する)第2のPDCCH送信220-bを受信し得る。
【0144】
[0147]いくつかの態様では、UE115-aは、第1のPDCCH送信220-a、第2のPDCCH送信220-b、またはその両方を復号し得る。いくつかの態様では、UE115-aは、それぞれのPDCCH送信220を受信することに基づいて、第1のPDCCH送信220-aおよび/または第2のPDCCH送信220-bを復号し得る。その上、UE115-aは、UE能力210を送信すること、構成215を受信すること、CORESET230を受信すること、探索空間セット235を受信すること、ダウンリンク制御チャネルを監視すること、第1のPDCCH送信220-aを受信すること、第2のPDCCH送信220-bを受信すること、またはそれらの任意の組合せに基づいて、第1のPDCCH送信220-aおよび/または第2のPDCCH送信220-bを復号し得る。
【0145】
[0148]たとえば、本明細書で前述のように、第1のPDCCH送信220-aと第2のPDCCH送信220-bは、同じPDCCH送信220の繰り返しを含み得、したがって、同じデータペイロードを含み得る。この点について、UE115-aは、第1のPDCCH送信220-aまたは第2のPDCCH送信220-bを復号することによって、それぞれのPDCCH送信220のデータペイロードを復号(たとえば、復調)するように構成され得る。追加または代替として、UE115-aは、第1のPDCCH送信220-aと第2のPDCCH送信220-bの両方を用いたソフト合成手順を実施することによって、それぞれのPDCCH送信220のデータペイロードを復号し得る。
【0146】
[0149]本明細書で説明される技法は、ワイヤレス通信の改善されたスケジューリングを提供し得る。特に、UE115-aがPDCCH繰り返し(たとえば、SFN PDCCH送信220、スロット間PDCCH繰り返し、スロット内PDCCH繰り返し)のための1つまたは複数の構成をサポートするためのそれの能力をネットワーク(たとえば、基地局105-a)に通知することを可能にすることによって、本明細書で説明される技法は、基地局105-aが、ネットワークの特性(たとえば、データトラフィックの量、雑音)ならびにUE115-aの能力に応じて、PDCCH繰り返しのためのそれぞれの構成を使用してUE115-aと通信することを可能にし得る。したがって、本明細書で説明される技法は、ワイヤレス通信システム内でPDCCH繰り返しを使用した通信のより広範な使用を可能にし、それにより、ワイヤレス通信の信頼性を改善し、送信ダイバーシティを改善し、さらにワイヤレス通信を干渉に対して保護し得る。
【0147】
[0150]
図3は、本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートするプロセスフロー300の一例を示す。いくつかの例では、プロセスフロー300は、ワイヤレス通信システム100、ワイヤレス通信システム200、またはその両方の態様を実装し得るか、またはそれらによって実装され得る。たとえば、プロセスフロー300は、
図1~
図2を参照しながら説明されたように、UE115-bが、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUE能力を送信することと、複数の関係するダウンリンクチャネル送信を受信するための構成を受信することと、構成に従ってダウンリンク制御チャネルを監視することとを行うことを示し得る。
【0148】
[0151]いくつかの場合には、プロセスフロー300は、本明細書で説明される対応するデバイスの例であり得る、UE115-aと基地局105-bとを含み得る。特に、
図3に示されているUE115-bと基地局105-bとは、
図2に示されているUE115-aと基地局105-aとの例を含み得る。
【0149】
[0152]いくつかの例では、プロセスフロー300に示されている動作は、(たとえば、回路、処理ブロック、論理構成要素、および他の構成要素を含む)ハードウェア、プロセッサによって実行されるコード(たとえば、ソフトウェア)、またはそれらの任意の組合せによって実施され得る。以下の代替例が実装されてよく、その場合、いくつかのステップは、説明されるのとは異なる順序で実施されるか、またはまったく実施されない。いくつかの場合には、ステップは、以下で述べられない追加の特徴を含み得るか、またはさらなるステップが追加され得る。
【0150】
[0153]305において、UE115-bは、UE115-bが、1つまたは複数のCORESETに関連付けられた複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信(たとえば、複数の関係するPDCCH送信)の受信をサポートすることを示すUE能力を送信し得る。いくつかの態様では、UE能力は、UE能力報告を介して示され得る。いくつかの態様では、UE能力は、それがSFNダウンリンク制御チャネル送信(たとえば、SFN PDCCH送信)、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し(たとえば、スロット内PDCCH繰り返し)、スロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返し(たとえば、スロット間PDCCH繰り返し)、またはそれらの任意の組合せを受信および/またはすることができることを示し得る。この点について、UE能力は、UE115-bが、SFN PDCCH送信を受信/復号するための第1の構成、スロット内PDCCH繰り返しを受信/復号するための第2の構成、および/またはスロット間PDCCH繰り返しを受信/復号するための第3の構成をサポートすることを示し得る。
【0151】
[0154]いくつかの場合には、ネットワーク(たとえば、ワイヤレス通信システム100、200)は、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を受信/復号するための1つまたは複数の規格化された構成で構成され得る。そのような場合、UE能力は、UE115-bが、UE能力報告の1つまたは複数のビットフィールド値を介して、複数の関係するPDCCH送信を受信/復号するための構成のうちの1つまたは複数をサポートすることを示し得る。
【0152】
[0155]いくつかの態様では、UE能力は、UEがSFNダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートすることを示し得る。言い換えれば、UE能力は、UE115-bがSFN PDCCH送信のための第1の構成をサポートすることを示し得る。本明細書で前述のように、SFNのコンテキストでは、各PDCCH送信(たとえば、PDCCH DMRS)は、2つのTCI状態に関連付けられ得る。そのような場合、UE能力は、UE115-bにおいて構成され得るBWP内のCORESETの量のインジケーションを含み得る。特に、UE能力は、2つのアクティブTCI状態に同時に関連付けられ得るBWP内のCORESETの量のインジケーションを含み得る。
【0153】
[0156]いくつかの場合には、UE能力は、UEがスロット間ダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル送信、またはその両方の受信をサポートすることを示し得る。言い換えれば、UE能力は、UE115-bがスロット内PDCCH繰り返しのための第2の構成、スロット内PDCCH繰り返しのための第3の構成、またはその両方をサポートすることを示し得る。そのような場合、UE能力は、限定はされないが、UE115-bによって監視され得る1つまたは複数のスロット内のダウンリンク制御チャネル監視オケージョン(たとえば、PDCCH監視オケージョン)の量(たとえば、最大量)、UE115-bがUE固有探索空間セットおよび/または共通探索空間セットの監視をサポートするまたはサポートしないというインジケーション、スロット内および/またはスロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返しに関連付けられたダウンリンク制御情報のためのフォーマット(たとえば、DCI1_0、DCI2_0、DCI3_0などを含むDCIフォーマット)、あるいはそれらの任意の組合せを含む、UE115-bによって受信/復号され得るスロット内および/またはスロット間PDCCH繰り返しに関連付けられた1つまたは複数のパラメータを含み得る。
【0154】
[0157]たとえば、UE能力は、スロット間および/またはスロット内PDCCH繰り返しのための別の探索空間セットにリンクされた探索空間セットのために構成され得るスロット内のPDCCH監視オケージョンの最大数を示し得る。UE115-bによって監視され得るPDCCH監視オケージョンの最大数のインジケーションは、基地局105-bが、関係する/リンクされた探索空間セットのために構成し得るRRCパラメータ(たとえば、monitoringSymbolsWithinSlot)の許容値を決定し得る。別の例として、UE能力は、UE115-bが、スロット間PDCCH繰り返し、スロット内PDCCH繰り返し、またはその両方のためにUE固有探索空間セットおよび/または共通探索空間セットを受信および/または復号し得ることを示し得る。別の例として、UE能力は、UE115-bがスロット間および/またはスロット内PDCCH繰り返しのためにどのDCIフォーマットを受信/復号し得るかを示し得る。いくつかの態様では、DCIフォーマットのインジケーションは、基地局105-bが、関係する/リンクされた探索空間セットのために構成し得るRRCパラメータ(たとえば、searchSpaceType)の許容値を決定し得る。
【0155】
[0158]UE能力は、スロット間および/またはスロット内PDCCH繰り返しのためにリンクされたCORESETのセットに関連付けられた1つまたは複数のパラメータを示し得る。たとえば、UE能力は、UE115-bが、第1のCORESETに関連付けられた第1のPDCCH送信と、第2のCORESETに関連付けられた第2のPDCCH送信との受信をサポートすることを示し得、ここで、第1のPDCCH送信と第2のPDCCH送信220は、関係するかまたはリンクされる。この例では、UE能力は、第1のCORESETに関連付けられたパラメータの第1のセットと、第2のCORESETに関連付けられたパラメータの第2のセットとを示し得る。いくつかの場合には、パラメータの第1のセットとパラメータの第2のセットは、同じであるかまたは異なり得る。それぞれのCORESETに関連付けられたパラメータは、限定はされないが、CORESET持続時間、CCE-REGマッピングタイプ、プリコーディンググラニュラリティ、CORESETプールインデックス、またはそれらの任意の組合せを含み得る。
【0156】
[0159]追加または代替として、UE能力が、UE115-bがスロット間および/またはスロット内PDCCH繰り返しをサポートすることを示す場合、UE能力は、UE115-bがサービングセルのアクティブBWP(および/またはコンポーネントキャリア)内の4つ以上のCORESETをサポートするかどうかをさらに示し得る。たとえば、UE能力は、UE115-bが、3つ以上のCORESETに関連付けられた複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートすることを示し得、ここで、3つ以上のCORESETは、共通のBWPに関連付けられる。
【0157】
[0160]さらに、UE能力が、UE115-bがスロット間および/またはスロット内PDCCH繰り返しをサポートすることを示す場合、UE能力は、UE115-bが、スロット間および/またはスロット内PDCCH繰り返しのために構成されたサービングセル内でスパンベースのPDCCH監視をサポートするかどうかをさらに示し得る。特に、UE能力は、監視またはブラインドで復号され得るリソースのスパン(たとえば、時間リソースのスパン、周波数リソースのスパン)ごとの制御チャネル候補および/またはCCE(たとえば、重複しないCCE)の最大量を示し得る。たとえば、UE能力は、UE115-bが、リソースのスパンごとの制御チャネル候補の量、リソースのスパンごとのCCEの量、またはその両方の監視をサポートすることを示し得る。そのような場合、UE能力は、PDCCH繰り返しが、リソースの同じスパン内で監視/復号され得るか、リソースの異なるスパン内で監視/復号され得るか、またはその両方で監視/復号され得るかを示し得る。
【0158】
[0161]本明細書で前述のように、UE115-bは、関係するPDCCH送信の複数の繰り返し(たとえば、DCIの第1の繰り返し、DCIの第2の繰り返し)を、それぞれのPDCCH送信のソフト合成を実施することによって復号することが可能であり得る。したがって、スロット間および/またはスロット内PDCCH繰り返しをサポートすることによって、UE115-bは、PDCCH候補/繰り返しのソフト出力を、後で受信されたPDCCH候補/繰り返しと合成するために、ある時間量の間、ソフト出力を記憶するように構成され得る。PDCCH繰り返しのソフト出力を記憶するための能力は、関係する/リンクされたPDCCH繰り返しが異なるスロット中に配置されるスロット間PDCCH繰り返しのコンテキストでは、特に重要であり得る。たとえば、UE115-bは、3つのスロットの間、PDCCH送信の第1の繰り返しのソフト出力を記憶するための記憶能力および/または処理能力のみを有し得、したがって、繰り返しが4つ以上のスロットによって分離されるスロット間PDCCH繰り返しを受信することが不可能であり得る。
【0159】
[0162]したがって、UE能力が、UEがスロット間制御チャネル繰り返しの受信をサポートする(たとえば、UE115-bがスロット間PDCCH繰り返しのための第2の構成をサポートする)ことを示す場合、UE能力は、ブラインド復号されることが可能である、リンクされた/関係するダウンリンク制御チャネル送信間のスロットの量をさらに示し得る。特に、UE能力は、PDCCH送信の繰り返しが連続スロット中に受信/復号され得るか、不連続スロット中に受信/復号され得るか、またはその両方中に受信/復号され得るかを示し得る。たとえば、UE能力は、UE115-bによって復号されることが可能である、第1のPDCCH送信と、第1のPDCCH送信に関連付けられた(たとえば、それに関係する/リンクされた)第2のPDCCH送信との間のスロットの量(たとえば、最大量)のインジケーションを含み得る。たとえば、UE能力が、リンクされたPDCCH送信間のスロットの最大量が1であることを示す場合、これは、UE115-bが連続スロット中にスロット間PDCCH繰り返しのみをサポートすることを示し得るが、リンクされた送信間のスロットの量が1よりも大きいことは、UE115-bが不連続スロット間PDCCH繰り返し、連続スロット間PDCCH繰り返し、またはその両方をサポートし得ることを示し得る。
【0160】
[0163]さらに、UE能力が、UE115-bがスロット間制御チャネル繰り返しの受信をサポートする(たとえば、UE115-bがスロット間PDCCH繰り返しのための第3の構成をサポートする)ことを示す場合、UE能力は、探索空間セット周期性内に探索空間セットが存在するスロットの量(たとえば、最大量)をさらに示し得、ここで、探索空間セットは、スロット間PDCCH繰り返しのための別の探索空間セットにリンクされる。言い換えれば、UE能力は、スロット間PDCCH繰り返しのためにリンクされた関係する探索空間セットのセットの最大探索空間セット持続時間を示し得る。たとえば、UE能力は、UE115-bが1つまたは複数のリンクされた探索空間セットの探索空間セット周期性に従ってスロット間PDCCH繰り返しのために1つまたは複数のリンクされた探索空間セットをサポートするスロットの最大数のインジケーションを含み得る。
【0161】
[0164]その上、UE能力は、UE115-bが、重複している探索空間セット中に受信されるPDCCH送信を受信および/または復号し得るかどうかを示し得る。特に、UE能力は、UE115-bが、時間ドメイン、周波数ドメイン、またはその両方において重複する1つまたは複数の探索空間セットの監視オケージョン中に受信されるPDCCH送信を受信および/または復号し得るかどうかを示し得る。たとえば、UE能力は、UE115-bが、第1の探索空間セットの第1の監視オケージョン、第2の探索空間セットの第2の監視オケージョン、またはその両方内に受信されるPDCCH送信の受信をサポートすることを示し得、ここで、第1の監視オケージョンと第2の監視オケージョンは、時間ドメイン、周波数ドメイン、またはその両方において少なくとも部分的に重複する。
【0162】
[0165]いくつかの態様では、UE115-bの様々な能力および/またはUE115-bによってサポートされる構成のパラメータは、変動するグラニュラリティでUE能力を介して示され得る。たとえば、UE115-bの様々な能力および/またはUE115-bによってサポートされる構成のパラメータは、UE115-bのために示され(たとえば、UE115ごとのベースで示され)得るか、UE115-bの各周波数帯域のために示され(たとえば、帯域ごとのベースで示され)得るか、UE115-bの各周波数帯域合成のために示され(たとえば、帯域合成ごとのベースで示され)得るか、帯域合成の各帯域のために(たとえば、FSごとのベースで)示され得るか、帯域合成の帯域の各コンポーネントキャリアのために示され(たとえば、FSPCごとのベースで示され)得るか、またはそれらの任意の組合せで示され得る。
【0163】
[0166]310において、UE115-bは、基地局105-bから、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を受信するための構成を受信し得る。この点について、UE115-bは、SFN PDCCH送信のための第1の構成、スロット内PDCCH繰り返しのための第2の構成、スロット間PDCCH繰り返しのための第3の構成、またはそれらの任意の組合せのインジケーションを受信し得る。310において送信される構成は、RRCメッセージ、DCIメッセージ、MAC-CEメッセージなどを含む、制御シグナリングを介して示され得る。
【0164】
[0167]いくつかの態様では、UE115-bは、310において、305においてUE能力を送信することに基づいて構成を受信し得る。特に、310において受信される構成は、305においてUE能力を介して示されたUE115-bの1つまたは複数のパラメータまたは特性に基づき得る。したがって、基地局105-bは、UE能力に示されたUE115-bの様々な能力または限界に従って、SFN PDCCH送信、スロット内PDCCH繰り返し、および/またはスロット間PDCCH繰り返しのためにUE115-bを構成し得る。言い換えれば、基地局105-bは、SFN PDCCH送信、スロット内PDCCH繰り返し、スロット間PDCCH繰り返し、またはそれらの任意の組合せのために、リソースのセット、関係するCORESETのセット、関係する探索空間セットのセット、関係する監視オケージョンのセット、またはそれらの任意の組合せを監視するようにUE115-bに命令する、複数の関係するPDCCH送信を受信するための構成でUE115-bを構成し得る。
【0165】
[0168]たとえば、310において受信される構成は、限定はされないが、共通のBWPに関連付けられた3つ以上のCORESETに関連付けられた複数の関係するPDCCH送信を受信するための能力、UE115-bによって復号されることが可能である関係するPDCCH送信間のスロットの量(たとえば、最大量)、重複する探索空間セットおよび/または監視オケージョン内で関係するPDCCH送信を受信/復号するための能力、UE115-bによって監視される1つまたは複数のスロット内のPDCCH監視オケージョンの量、UE固有および/または共通探索空間セットを監視するためのUE115-bの能力、PDCCH送信のためのフォーマット、スロット内および/またはスロット間PDCCH繰り返しのためにCORESETに関連付けられたパラメータ、スパンベースの監視を実施するためのUE115-bの能力、BWP内のCORESETの量、あるいはそれらの任意の組合せを含む、UE能力に示される任意のパラメータまたは特性に基づき得る。
【0166】
[0169]たとえば、いくつかの場合には、UE能力は、UE115-bがスパンベースの監視をサポートすることを示し得る。そのような場合、UE能力は、UE115-bが、リソースのスパンごとの制御チャネル候補の量、リソースのスパンごとのCCEの量、またはその両方の監視をサポートすることを示し得る。この例では、UE115-bは、UE能力に示される、リソースのスパンごとに監視され得る制御チャネル候補および/またはCCEの量に基づいて構成を受信し得る。
【0167】
[0170]315において、UE115-bは、複数の関係するPDCCH送信を受信するための1つまたは複数のCORESETのインジケーションを受信し得る。1つまたは複数のCORESETは、RRCメッセージ、DCIメッセージ、MAC-CEメッセージなどを含む、制御シグナリングを介して示され得る。
【0168】
[0171]いくつかの態様では、UE115-bは、305においてUE能力を送信すること、310において構成を受信すること、またはその両方に基づいて、1つまたは複数のCORESETのインジケーションを受信し得る。追加または代替として、315において示される1つまたは複数のCORESETのインジケーションは、310における構成とともに示され得る。この点について、いくつかの実装形態では、310における構成と315におけるCORESETは、共通の制御メッセージを介して示され得る。
【0169】
[0172]いくつかの態様では、315において受信されるCORESETは、305においてUE能力を介して示されたUE115-bの1つまたは複数のパラメータまたは特性に基づき得る。したがって、基地局105-bは、UE能力に示されたUE115-bの様々な能力または限界に従って、315における1つまたは複数のCORESETでUE115-bを構成し得る。たとえば、UE能力は、2つのリンクされた(たとえば、関係する)CORESETが、同じ持続時間(たとえば、同じCORESET持続時間)、異なる持続時間、またはその両方を有する場合、UE115-bが、2つのリンクされたCORESETの監視をサポートし得るかどうかを示し得る。そのような場合、基地局105-bは、リンクされたCORESETのCORESET持続時間が同じであり得るか、異なり得るか、その両方であり得るというインジケーションに基づいて(たとえば、それに従って)、315における第1のCORESETと第2のCORESETとでUE115-bを構成し得る。たとえば、UE能力は、UE115-bが、異なるCORESET持続時間を有する2つのリンクされたCORESETに関連付けられたスロット内および/またはスロット内PDCCH繰り返しを受信し得ることを示し得る。この例では、UE115-bは、第1のCORESET持続時間(たとえば、2つのシンボル)を有する第1のCORESETと、第2のCORESET持続時間(たとえば、3つのシンボル)を有する第2のCORESETとのインジケーションを受信し得、ここで、第1のCORESETと第2のCORESETとは、スロット間および/またはスロット内PDCCH繰り返しのためにリンクされる。
【0170】
[0173]320において、UE115-bは、1つまたは複数の関係する探索空間セットのインジケーションを受信し得る。1つまたは複数の関係する探索空間セットは、RRCメッセージ、DCIメッセージ、MAC-CEメッセージなどを含む、制御シグナリングを介して示され得る。たとえば、UE115-bは、第1の探索空間セットと第2の探索空間セットとのインジケーションを受信し得、ここで、第1の探索空間セットは、第2の探索空間セットに関係する(たとえば、それにリンクされる)。いくつかの態様では、UE115-bは、305においてUE能力を送信すること、310において構成を受信すること、315においてCORESETを受信すること、またはそれらの任意の組合せに基づいて、1つまたは複数の探索空間セットのインジケーションを受信し得る。追加または代替として、315において示される1つまたは複数の探索空間セットのインジケーションは、310における構成、315におけるCORESET、またはその両方とともに示され得る。この点について、いくつかの実装形態では、310における構成、315におけるCORESET、および320における探索空間セットは、共通の制御メッセージを介して示され得る。
【0171】
[0174]いくつかの態様では、320において受信される1つまたは複数の探索空間セットは、305においてUE能力を介して示されたUE115-bの1つまたは複数のパラメータまたは特性に基づき得る。したがって、基地局105-bは、UE能力に示されたUE115-bの様々な能力または限界に従って、320における1つまたは複数の探索空間セットでUE115-bを構成し得る。たとえば、UE能力が、UE115-bがスロット間PDCCH繰り返しの受信をサポートすることを示す場合、基地局105-bは、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを送信し得る。この例では、第1の探索空間セットと第2の探索空間セットは各々、PDCCH間繰り返しのために異なるスロット中に1つまたは複数の監視オケージョンを含み得る。たとえば、第1の探索空間セットは、第1のスロット中に第1の監視オケージョンを含み得、第2の探索空間セットは、第2のスロット中に第2の監視オケージョンを含み得、ここで、第1の監視オケージョンと第2の監視オケージョンは、PDCCH間繰り返しのために関係するかまたはリンクされる。
【0172】
[0175]別の例として、305において送信されるUE能力は、UE115-bによって復号されることが可能である、第1のPDCCH送信と、第1のPDCCH送信に関連付けられた第2のPDCCH送信との間のスロットの量のインジケーションを含み得る。たとえば、UE能力は、UE115-bが、スロット間PDCCH繰り返しのために関係するPDCCH繰り返し間で最高3つのスロットをもつ関係するPDCCH繰り返しを復号し得ることを示し得る。この例では、基地局105-bは、スロットの量のインジケーションに従って、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとでUE115-bを構成し得る。特に、UE115-bが、UE115-bによって復号され得る関係するPDCCH送信間のM個のスロットの最大量を示す場合、基地局105-bは、それぞれの探索空間セットに関連付けられた監視オケージョンがM個以下のスロットだけ分離されるように、第1の探索空間セットと第2の探索空間セットを構成し得る。
【0173】
[0176]別の例として、UE能力が、UE115-bがスロット内PDCCH繰り返しの受信をサポートすることを示す場合、基地局105-bは、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを送信し得る。この例では、第1の探索空間セットと第2の探索空間セットは各々、PDCCH間繰り返しのために共通のスロット中に1つまたは複数の監視オケージョンを含み得る。たとえば、第1の探索空間セットは、第1のスロット中に第1の監視オケージョンを含み得、第2の探索空間セットは、第1のスロット中に第2の監視オケージョンを含み得、ここで、第1の監視オケージョンと第2の監視オケージョンは、PDCCH内繰り返しのために関係するかまたはリンクされる。いくつかの態様では、スロット内PDCCH繰り返しのための関係するかまたはリンクされた探索空間セットおよび/または監視オケージョンのセットは、時間ドメイン、周波数ドメイン、またはその両方において少なくとも部分的に重複し得る。そのような場合、基地局105-bは、UE115-bが、重複する探索空間セットおよび/または監視オケージョン中で受信されるPDCCH送信の受信をサポートするというUE能力におけるインジケーションに基づいて、重複する探索空間セットおよび/または重複する監視オケージョンのセットでUE115-bを構成し得る。
【0174】
[0177]追加または代替の場合には、UE115-bは、UE115-bによって監視され得るPDCCH監視オケージョンの量、UE115-bがUE固有探索空間セットおよび/または共通探索空間セットの監視をサポートするというインジケーション、スロット内および/またはスロット間PDCCH繰り返しに関連付けられたDCIフォーマット、あるいはそれらの任意の組合せを含む、UE能力に示される1つまたは複数の追加のパラメータまたは特性に基づいて、320において1つまたは複数の探索空間セットのインジケーションを受信し得る。
【0175】
[0178]325において、UE115-bは、310において受信された構成に従ってダウンリンク制御チャネル(たとえば、PDCCH)を監視し得る。その上、UE115-bは、325において、305においてUE能力を送信すること、310において構成を受信すること、315においてCORESETを受信すること、320において探索空間セットを受信すること、またはそれらの任意の組合せに基づいて、制御チャネルを監視し得る。
【0176】
[0179]たとえば、UE115-bが、スロット間PDCCH繰り返しのために、第1のスロット中に第1の監視オケージョンを含む第1の探索空間セットと、第2のスロット中に第2の監視オケージョンを含む第2の探索空間セットとで構成された場合、UE115-bは、315において受信された構成と、320において受信された探索空間セットとに従って、スロット間PDCCH繰り返しのために、第1の探索空間セット(たとえば、第1の監視オケージョン)、第2の探索空間セット(たとえば、第2の監視オケージョン)、またはその両方を監視し得る。同様に、別の例として、UE115-bが、スロット内PDCCH繰り返しのために、第1のスロット中に第1の監視オケージョンを含む第1の探索空間セットと、第1のスロット中に第2の監視オケージョンを含む第2の探索空間セットとで構成された場合、UE115-bは、315において受信された構成と、320において受信された探索空間セットとに従って、スロット内PDCCH繰り返しのために、第1の探索空間セット(たとえば、第1の監視オケージョン)、第2の探索空間セット(たとえば、第2の監視オケージョン)、またはその両方を監視し得る。
【0177】
[0180]別の例として、305において送信されるUE能力が、UE115-bがSFN PDCCH送信の受信をサポートすることを示す場合、基地局105-bは、315において2つのTCI状態を含むCORESETでUE115-bを構成し得る。この例では、UE115-bは、315におけるCORESETのインジケーションに基づいて(たとえば、それに従って)、325においてSFNダウンリンク制御チャネル送信のために制御チャネル(たとえば、PDCCH)を監視し得る。
【0178】
[0181]330において、UE115-bは、基地局105-bから、第1のダウンリンク制御チャネル送信(たとえば、第1のPDCCH送信)を受信し得る。いくつかの態様では、基地局105-bは、330において、5G無線アクセス技術、NR無線アクセス技術、またはその両方に従って第1のPDCCH送信を送信し得る。いくつかの態様では、UE115-bは、330において、325においてダウンリンク制御チャネル(たとえば、PDCCH)を監視することに基づいて、第1のPDCCH送信を受信し得る。その上、330において、305においてUE能力を送信/受信すること、310において構成を送信/受信すること、315においてCORESETを送信/受信すること、320において探索空間セットを送信/受信すること、325においてダウンリンク制御チャネルを監視すること、またはそれらの任意の組合せに基づいて、UE115-bは第1のPDCCH送信を受信し得る(および基地局105-bはそれを送信し得る)。
【0179】
[0182]335において、UE115-bは、基地局105-bから、第2のダウンリンク制御チャネル送信(たとえば、第2のPDCCH送信)を受信し得る。いくつかの態様では、基地局105-bは、335において、5G無線アクセス技術、NR無線アクセス技術、またはその両方に従って第2のPDCCH送信を送信し得る。本明細書で前述のように、第2のPDCCH送信は、第1のPDCCH送信に関連付けられ得る(たとえば、それにリンクされ得る、それに関係し得る)。たとえば、第1のPDCCH送信と第2のPDCCH送信は、同じPDCCH送信の繰り返しを含み得、したがって、同じデータペイロードを含み得る。
【0180】
[0183]いくつかの態様では、UE115-bは、335において、325においてダウンリンク制御チャネル(たとえば、PDCCH)を監視することに基づいて、第2のPDCCH送信を受信し得る。その上、335において、305においてUE能力を送信/受信すること、310において構成を送信/受信すること、315においてCORESETを送信/受信すること、320において探索空間セットを送信/受信すること、325においてダウンリンク制御チャネルを監視すること、330において第1のPDCCH送信を送信/受信すること、またはそれらの任意の組合せに基づいて、UE115-bは第2のPDCCH送信を受信し得る(および基地局105-bはそれを送信し得る)。
【0181】
[0184]たとえば、UE能力が、第1のUE115-bがSFN PDCCH送信をサポートすることを示す場合、UE115-bは、310においてSFN PDCCH送信のための構成を受信し得る。この例では、UE115-bは、310において受信された構成に従って、330において第1のSFN PDCCH送信を、および335において第2のSFN PDCCH送信を受信し得る。別の例として、UE115-bがスロット内PDCCH繰り返しのために構成された場合、UE115-bは、330においてスロット内に第1のPDCCH送信を受信し得、335において同じスロット内に、第1のPDCCH送信に関連付けられた(たとえば、それにリンクされた、それに関係する)第2のPDCCH送信を受信し得る。同様に、UE115-bがスロット間PDCCH繰り返しのために構成された場合、UE115-bは、330において第1のスロット内に第1のPDCCH送信を受信し得、335において第1のスロットとは異なる第2のスロット内に、第1のPDCCH送信に関連付けられた(たとえば、それにリンクされた、それに関係する)第2のPDCCH送信を受信し得る。
【0182】
[0185]340において、UE115-bは、第1のPDCCH送信、第2のPDCCH送信、またはその両方を復号し得る。いくつかの態様では、UE115-bは、340において、330および/または335においてそれぞれのPDCCH送信を受信することに基づいて、第1のPDCCH送信および/または第2のPDCCH送信を復号し得る。その上、UE115-bは、340において、305においてUE能力を送信すること、310において構成を受信すること、315においてCORESETを受信すること、320において探索空間セットを受信すること、325においてダウンリンク制御チャネルを監視すること、330において第1のPDCCH送信を受信すること、335において第2のPDCCH送信を受信すること、またはそれらの任意の組合せに基づいて、第1のPDCCH送信および/または第2のPDCCH送信を復号し得る。
【0183】
[0186]たとえば、本明細書で前述のように、第1のPDCCH送信と第2のPDCCH送信は、同じPDCCH送信の繰り返しを含み得、したがって、同じデータペイロードを含み得る。この点について、UE115-bは、第1のPDCCH送信または第2のPDCCH送信を復号することによって、それぞれのPDCCH送信のデータペイロードを復号(たとえば、復調)するように構成され得る。追加または代替として、UE115-bは、第1のPDCCH送信と第2のPDCCH送信の両方を用いたソフト合成手順を実施することによって、それぞれのPDCCH送信のデータペイロードを復号し得る。
【0184】
[0187]本明細書で説明される技法は、ワイヤレス通信の改善されたスケジューリングを提供し得る。特に、UE115-bがPDCCH繰り返し(たとえば、SFN PDCCH送信、スロット間PDCCH繰り返し、スロット内PDCCH繰り返し)のための1つまたは複数の構成をサポートするためのそれの能力をネットワーク(たとえば、基地局105-b)に通知することを可能にすることによって、本明細書で説明される技法は、基地局105-bが、ネットワークの特性(たとえば、データトラフィックの量、雑音)ならびにUE115-bの能力に応じて、PDCCH繰り返しのためのそれぞれの構成を使用してUE115-bと通信することを可能にし得る。したがって、本明細書で説明される技法は、ワイヤレス通信システム内でPDCCH繰り返しを使用した通信のより広範な使用を可能にし、それにより、ワイヤレス通信の信頼性を改善し、送信ダイバーシティを改善し、さらにワイヤレス通信を干渉に対して保護し得る。
【0185】
[0188]
図4は、本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートするデバイス405のブロック
図400を示す。デバイス405は、本明細書で説明されたUE115の態様の一例であり得る。デバイス405は、受信機410と、送信機415と、通信マネージャ420とを含み得る。デバイス405はプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと通信していることがある。
【0186】
[0189]受信機410は、様々な情報チャネル(たとえば、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を受信するための手段を提供し得る。情報は、デバイス405の他の構成要素に受け渡され得る。受信機410は、単一のアンテナ、または複数のアンテナのセットを利用し得る。
【0187】
[0190]送信機415は、デバイス405の他の構成要素によって生成された信号を送信するための手段を提供し得る。たとえば、送信機415は、様々な情報チャネル(たとえば、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を送信し得る。いくつかの例では、送信機415は、トランシーバモジュール中で受信機410とコロケートされ得る。送信機415は、単一のアンテナ、または複数のアンテナのセットを利用し得る。
【0188】
[0191]通信マネージャ420、受信機410、送信機415、またはそれらの様々な組合せもしくはそれらの様々な構成要素は、本明細書で説明されるPDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法の様々な態様を実施するための手段の例であり得る。たとえば、通信マネージャ420、受信機410、送信機415、またはそれらの様々な組合せもしくは構成要素は、本明細書で説明される機能のうちの1つまたは複数を実施するための方法をサポートし得る。
【0189】
[0192]いくつかの例では、通信マネージャ420、受信機410、送信機415、またはそれらの様々な組合せもしくは構成要素は、ハードウェアにおいて(たとえば、通信管理回路において)実装され得る。ハードウェアは、本開示で説明される機能を実施するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートする、プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含み得る。いくつかの例では、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとは、(たとえば、プロセッサによって、メモリに記憶された命令を実行することによって)本明細書で説明される機能のうちの1つまたは複数を実施するように構成され得る。
【0190】
[0193]追加または代替として、いくつかの例では、通信マネージャ420、受信機410、送信機415、またはそれらの様々な組合せもしくは構成要素は、プロセッサによって実行される(たとえば、通信管理ソフトウェアとしての)コードにおいて実装され得る。プロセッサによって実行されるコードにおいて実装された場合、通信マネージャ420、受信機410、送信機415、またはそれらの様々な組合せもしくは構成要素の機能は、(たとえば、本開示で説明される機能を実施するための手段として構成されたかまたは他の方法でそれをサポートする)汎用プロセッサ、DSP、中央処理ユニット(CPU)、グラフィックス処理ユニット(GPU)、ASIC、FPGA、あるいはこれらまたは他のプログラマブル論理デバイスの任意の組合せによって実施され得る。
【0191】
[0194]いくつかの例では、通信マネージャ420は、受信機410、送信機415、またはその両方を使用してまたは他の方法でそれらと協働して様々な動作(たとえば、受信、監視、送信)を実施するように構成され得る。たとえば、通信マネージャ420は、受信機410から情報を受信するか、送信機415に情報を送るか、あるいは情報を受信するか、情報を送信するか、または本明細書で説明される様々な他の動作を実施するために、受信機410、送信機415、またはその両方と組み合わせて組み込まれ得る。
【0192】
[0195]通信マネージャ420は、本明細書で開示される例に従ってUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ420は、基地局に、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUE能力を送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、サポートされる複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信は、SFNダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数であり、1つまたは複数のCORESETに関連付けられる。通信マネージャ420は、UE能力の送信に基づいて基地局から、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を受信するための構成を受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。通信マネージャ420は、構成に従ってダウンリンク制御チャネルを監視するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。
【0193】
[0196]本明細書で説明される例に従って通信マネージャ420を含むかまたは構成することによって、デバイス405(たとえば、受信機410、送信機415、通信マネージャ420、またはそれらの組合せを制御するかもしくはさもなければそれらに結合されたプロセッサ)は、ワイヤレス通信の改善されたスケジューリングのための技法をサポートし得る。特に、UE115がPDCCH繰り返し(たとえば、SFN PDCCH送信、スロット間PDCCH繰り返し、スロット内PDCCH繰り返し)のための1つまたは複数の構成をサポートするためのそれらの能力をネットワーク(たとえば、基地局105)に通知することを可能にすることによって、本明細書で説明される技法は、ネットワークが、ネットワークの特性(たとえば、データトラフィックの量、雑音)ならびにUE115の能力に応じて、PDCCH繰り返しのためのそれぞれの構成を使用してUE115と通信することを可能にし得る。したがって、本明細書で説明される技法は、ワイヤレス通信システム内でPDCCH繰り返しを使用した通信のより広範な使用を可能にし、それにより、ワイヤレス通信の信頼性を改善し、送信ダイバーシティを改善し、さらにワイヤレス通信を干渉に対して保護し得る。
【0194】
[0197]
図5は、本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートするデバイス505のブロック
図500を示す。デバイス505は、本明細書で説明されたデバイス405またはUE115の態様の一例であり得る。デバイス505は、受信機510と、送信機515と、通信マネージャ520とを含み得る。デバイス505はプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと通信していることがある。
【0195】
[0198]受信機510は、様々な情報チャネル(たとえば、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を受信するための手段を提供し得る。情報は、デバイス505の他の構成要素に受け渡され得る。受信機510は、単一のアンテナ、または複数のアンテナのセットを利用し得る。
【0196】
[0199]送信機515は、デバイス505の他の構成要素によって生成された信号を送信するための手段を提供し得る。たとえば、送信機515は、様々な情報チャネル(たとえば、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を送信し得る。いくつかの例では、送信機515は、トランシーバモジュール中で受信機510とコロケートされ得る。送信機515は、単一のアンテナ、または複数のアンテナのセットを利用し得る。
【0197】
[0200]デバイス505、またはそれの様々な構成要素は、本明細書で説明されるPDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法の様々な態様を実施するための手段の一例であり得る。たとえば、通信マネージャ520は、UE能力送信マネージャ525、構成受信マネージャ530、ダウンリンク制御チャネル監視マネージャ535、またはそれらの任意の組合せを含み得る。通信マネージャ520は、本明細書で説明された通信マネージャ420の態様の一例であり得る。いくつかの例では、通信マネージャ520、またはそれの様々な構成要素は、受信機510、送信機515、またはその両方を使用するかまたはさもなければそれらと協働して様々な動作(たとえば、受信すること、監視すること、送信すること)を実施するように構成され得る。たとえば、通信マネージャ520は、受信機510から情報を受信するか、送信機515に情報を送るか、あるいは情報を受信するか、情報を送信するか、または本明細書で説明される様々な他の動作を実施するために、受信機510、送信機515、またはその両方と組み合わせて組み込まれ得る。
【0198】
[0201]通信マネージャ520は、本明細書で開示される例に従ってUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。UE能力送信マネージャ525は、基地局に、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUE能力を送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、サポートされる複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信は、SFNダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数であり、1つまたは複数のCORESETに関連付けられる。構成受信マネージャ530は、UE能力の送信に基づいて基地局から、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を受信するための構成を受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。ダウンリンク制御チャネル監視マネージャ535は、構成に従ってダウンリンク制御チャネルを監視するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。
【0199】
[0202]
図6は、本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートする通信マネージャ620のブロック
図600を示す。通信マネージャ620は、本明細書で説明された通信マネージャ420、通信マネージャ520、またはその両方の態様の一例であり得る。通信マネージャ620、またはそれの様々な構成要素は、本明細書で説明されるPDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法の様々な態様を実施するための手段の一例であり得る。たとえば、通信マネージャ620は、UE能力送信マネージャ625、構成受信マネージャ630、ダウンリンク制御チャネル監視マネージャ635、探索空間セット受信マネージャ640、CORESET受信マネージャ645、ダウンリンク制御チャネル受信マネージャ650、またはそれらの任意の組合せを含み得る。これらの構成要素の各々は、直接または間接的に、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと通信し得る。
【0200】
[0203]通信マネージャ620は、本明細書で開示される例に従ってUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。UE能力送信マネージャ625は、基地局に、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUE能力を送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、サポートされる複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信は、SFNダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数であり、1つまたは複数のCORESETに関連付けられる。構成受信マネージャ630は、UE能力の送信に基づいて基地局から、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を受信するための構成を受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。ダウンリンク制御チャネル監視マネージャ635は、構成に従ってダウンリンク制御チャネルを監視するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。
【0201】
[0204]いくつかの例では、UE能力送信マネージャ625は、UE能力の一部として、3つ以上のCORESETに関連付けられた複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をUEがサポートするというインジケーションを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、3つ以上のCORESETは、共通のBWPに関連付けられ、ここで、構成を受信することは、3つ以上のCORESETに関連付けられた複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をUEがサポートするというインジケーションに基づく。
【0202】
[0205]いくつかの例では、UE能力は、UEがスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しの受信をサポートすることを示し、探索空間セット受信マネージャ640は、基地局から、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、第1のスロット中の第1の探索空間セットの第1の監視オケージョンは、第1のスロットとは異なる第2のスロット中の第2の探索空間セットの第2の監視オケージョンに関連付けられ、ここで、監視することは、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに基づく。
【0203】
[0206]いくつかの例では、UE能力送信マネージャ625は、UE能力の一部として、UEによって復号されることが可能である、第1のダウンリンク制御チャネル送信と、第1のダウンリンク制御チャネル送信に関連付けられた第2のダウンリンク制御チャネル送信との間のスロットの量のインジケーションを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションを受信することは、スロットの量に基づく。
【0204】
[0207]いくつかの例では、UE能力送信マネージャ625は、UE能力の一部として、UEが1つまたは複数のリンクされた探索空間セットの探索空間セット周期性に従ってスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのために1つまたは複数のリンクされた探索空間セットをサポートするスロットの最大数のインジケーションを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。
【0205】
[0208]いくつかの例では、UE能力は、UEがスロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返しの受信をサポートすることを示し、探索空間セット受信マネージャ640は、基地局から、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、第1の探索空間セットの第1の監視オケージョンは、第2の探索空間セットの第2の監視オケージョンに関連付けられ、ここで、第1の監視オケージョンと第2の監視オケージョンの両方は、共通のスロット中に配置され、ここで、監視することは、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに基づく。
【0206】
[0209]いくつかの例では、UE能力送信マネージャ625は、UE能力の一部として、UEが、第1の探索空間セットの第1の監視オケージョン、第2の探索空間セットの第2の監視オケージョン、またはその両方内に受信されるダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするというインジケーションを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、第1の監視オケージョンと第2の監視オケージョンとは、時間ドメイン、周波数ドメイン、またはその両方において少なくとも部分的に重複し、ここで、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションを受信することは、UEが、第1の探索空間セットの第1の監視オケージョン、第2の探索空間セットの第2の監視オケージョン、またはその両方内に受信されるダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするというインジケーションに基づく。
【0207】
[0210]いくつかの例では、UE能力送信マネージャ625は、UE能力の一部として、UEによって監視される1つまたは複数のスロット内のダウンリンク制御チャネル監視オケージョンの量のインジケーションを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、探索空間セット受信マネージャ640は、ダウンリンク制御チャネル監視オケージョンの量のインジケーションに基づいて基地局から、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、監視することは、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに基づく。
【0208】
[0211]いくつかの例では、UE能力送信マネージャ625は、UE能力の一部として、UEがUE固有探索空間セットのセット、共通探索空間セットのセット、またはその両方の監視をサポートするというインジケーションを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、探索空間セット受信マネージャ640は、UEに関連付けられた探索空間セットのセット、共通探索空間セットのセット、またはその両方の監視をUEがサポートするというインジケーションに基づいて、基地局から、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、監視することは、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに基づく。
【0209】
[0212]いくつかの例では、UE能力送信マネージャ625は、UE能力の一部として、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返しおよび/またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しに関連付けられたDCIのためのフォーマットのインジケーションを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、探索空間セット受信マネージャ640は、フォーマットのインジケーションに基づいて基地局から、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、監視することは、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに基づく。
【0210】
[0213]いくつかの例では、UE能力送信マネージャ625は、UE能力の一部として、UEが、パラメータの第1のセットに関連付けられた第1のCORESETに関連付けられた第1のダウンリンク制御チャネル送信と、第1のダウンリンク制御チャネル送信に関連付けられ、パラメータの第2のセットに関連付けられた第2のCORESETに関連付けられた第2のダウンリンク制御チャネル送信との受信をサポートするというインジケーションを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、構成を受信することは、UEが第1のダウンリンク制御チャネル送信と第2のダウンリンク制御チャネル送信との受信をサポートするというインジケーションに基づく。
【0211】
[0214]いくつかの例では、パラメータの第1のセット、パラメータの第2のセット、またはその両方は、CORESET持続時間、CCE-リソース要素グループマッピングタイプ、プリコーディンググラニュラリティ、CORESETプールインデックス、またはそれらの任意の組合せを含む。いくつかの例では、パラメータの第1のセットは、パラメータの第2のセットとは異なる。
【0212】
[0215]いくつかの例では、UE能力送信マネージャ625は、UE能力の一部として、UEがリソースのスパンごとの制御チャネル候補の量、リソースのスパンごとのCCEの量、またはその両方の監視をサポートするというインジケーションを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、構成を受信することは、リソースのスパンごとの制御チャネル候補の量、リソースのスパンごとのCCEの量、またはその両方のインジケーションに基づく。
【0213】
[0216]いくつかの例では、UE能力は、UEがSFNダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートすることを示し、CORESET受信マネージャ645は、基地局から、2つのTCI状態を含むCORESETのインジケーションを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、監視することは、CORESETのインジケーションに基づく。
【0214】
[0217]いくつかの例では、UE能力は、UEがSFNダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートすることを示し、UE能力送信マネージャ625は、UE能力の一部として、BWP内のCORESETの量のインジケーションを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、構成を受信することは、BWP内のCORESETの量のインジケーションに基づく。
【0215】
[0218]いくつかの例では、ダウンリンク制御チャネル受信マネージャ650は、監視することに基づいて基地局から、第1のダウンリンク制御チャネル送信と、第1のダウンリンク制御チャネル送信に関連付けられた第2のダウンリンク制御チャネル送信とを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、第1のダウンリンク制御チャネル送信と第2のダウンリンク制御チャネル送信とは、構成に基づいて送信される。
【0216】
[0219]いくつかの例では、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信は、5G無線アクセス技術、NRアクセス技術、またはその両方に従って送信される。
【0217】
[0220]
図7は、本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートするデバイス705を含むシステム700の図を示す。デバイス705は、本明細書で説明されたデバイス405、デバイス505、またはUE115の構成要素の一例であるか、またはそれらを含み得る。デバイス705は、1つまたは複数の基地局105、UE115、またはそれらの任意の組合せとワイヤレス通信し得る。デバイス705は、通信マネージャ720、入出力(I/O)コントローラ710、トランシーバ715、アンテナ725、メモリ730、コード735、およびプロセッサ740など、通信を送信および受信するための構成要素を含む双方向音声およびデータ通信のための構成要素を含み得る。これらの構成要素は、1つまたは複数のバス(たとえば、バス745)を介して電子通信しているかまたは他の方法で(たとえば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、電気的に)結合され得る。
【0218】
[0221]I/Oコントローラ710は、デバイス705のための入力信号と出力信号とを管理し得る。I/Oコントローラ710は、デバイス705内に組み込まれていない周辺機器をも管理し得る。いくつかの場合には、I/Oコントローラ710は、外部周辺機器への物理接続またはポートを表し得る。いくつかの場合には、I/Oコントローラ710は、iOS(登録商標)、ANDROID(登録商標)、MS-DOS(登録商標)、MS-WINDOWS(登録商標)、OS/2(登録商標)、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、または別の知られているオペレーティングシステムなど、オペレーティングシステムを利用し得る。追加または代替として、I/Oコントローラ710は、モデム、キーボード、マウス、タッチスクリーン、または同様のデバイスを表すか、またはそれらと対話し得る。いくつかの場合には、I/Oコントローラ710は、プロセッサ740などのプロセッサの一部として実装され得る。いくつかの場合には、ユーザは、I/Oコントローラ710を介して、またはI/Oコントローラ710によって制御されるハードウェア構成要素を介してデバイス705と対話し得る。
【0219】
[0222]いくつかの場合には、デバイス705は、単一のアンテナ725を含み得る。しかしながら、いくつかの他の場合には、デバイス705は、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能であり得る2つ以上のアンテナ725を有し得る。トランシーバ715は、本明細書で説明されたように、1つまたは複数のアンテナ725、ワイヤードリンク、またはワイヤレスリンクを介して双方向に通信し得る。たとえば、トランシーバ715は、ワイヤレストランシーバを表し得、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信し得る。トランシーバ715は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために1つまたは複数のアンテナ725に提供するための、および1つまたは複数のアンテナ725から受信されたパケットを復調するためのモデムをも含み得る。トランシーバ715、あるいはトランシーバ715および1つまたは複数のアンテナ725は、本明細書で説明された送信機415、送信機515、受信機410、受信機510、またはそれらの任意の組合せもしくはそれらの構成要素の一例であり得る。
【0220】
[0223]メモリ730は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と読取り専用メモリ(ROM)とを含み得る。メモリ730は、プロセッサ740によって実行されたとき、本明細書で説明される様々な機能をデバイス705に実施させる命令を含むコンピュータ可読、コンピュータ実行可能コード735を記憶し得る。コード735は、システムメモリまたは別のタイプのメモリなど、非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され得る。いくつかの場合には、コード735は、プロセッサ740によって直接実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されたとき)コンピュータに本明細書で説明される機能を実施させ得る。いくつかの場合には、メモリ730は、特に、周辺構成要素またはデバイスとの対話など、基本ハードウェアまたはソフトウェア動作を制御し得る基本I/Oシステム(BIOS)を含むことがある。
【0221】
[0224]プロセッサ740は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、汎用プロセッサ、DSP、CPU、GPU、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理構成要素、個別ハードウェア構成要素、あるいはそれらの任意の組合せ)を含み得る。いくつかの場合には、プロセッサ740は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを動作させるように構成され得る。いくつかの他の場合には、メモリコントローラはプロセッサ740に組み込まれ得る。プロセッサ740は、様々な機能(たとえば、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートする機能またはタスク)をデバイス705に実施させるために、メモリ(たとえば、メモリ730)に記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成され得る。たとえば、デバイス705またはデバイス705の構成要素は、プロセッサ740とプロセッサ740に結合されたメモリ730とを含み得、プロセッサ740とメモリ730とは、本明細書で説明される様々な機能を実施するように構成される。
【0222】
[0225]通信マネージャ720は、本明細書で開示される例に従ってUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ720は、基地局に、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUE能力を送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、サポートされる複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信は、SFNダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数であり、1つまたは複数のCORESETに関連付けられる。通信マネージャ720は、UE能力の送信に基づいて基地局から、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を受信するための構成を受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。通信マネージャ720は、構成に従ってダウンリンク制御チャネルを監視するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。
【0223】
[0226]本明細書で説明される例に従って通信マネージャ720を含むかまたはそれを構成することによって、デバイス705は、ワイヤレス通信の改善されたスケジューリングのための技法をサポートし得る。特に、UE115がPDCCH繰り返し(たとえば、SFN PDCCH送信、スロット間PDCCH繰り返し、スロット内PDCCH繰り返し)のための1つまたは複数の構成をサポートするためのそれらの能力をネットワーク(たとえば、基地局105)に通知することを可能にすることによって、本明細書で説明される技法は、ネットワークが、ネットワークの特性(たとえば、データトラフィックの量、雑音)ならびにUE115の能力に応じて、PDCCH繰り返しのためのそれぞれの構成を使用してUE115と通信することを可能にし得る。したがって、本明細書で説明される技法は、ワイヤレス通信システム内でPDCCH繰り返しを使用した通信のより広範な使用を可能にし、それにより、ワイヤレス通信の信頼性を改善し、送信ダイバーシティを改善し、さらにワイヤレス通信を干渉に対して保護し得る。
【0224】
[0227]いくつかの例では、通信マネージャ720は、トランシーバ715、1つまたは複数のアンテナ725、あるいはそれらの任意の組合せを使用するかまたはさもなければそれらと協働して様々な動作(たとえば、受信すること、監視すること、送信すること)を実施するように構成され得る。通信マネージャ720は、別個の構成要素として示されているが、いくつかの例では、通信マネージャ720を参照しながら説明された1つまたは複数の機能は、プロセッサ740、メモリ730、コード735、またはそれらの任意の組合せによってサポートされるかまたはそれらによって実施され得る。たとえば、コード735は、本明細書で説明されるPDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法の様々な態様をデバイス705に実施させるようにプロセッサ740によって実行可能な命令を含み得るか、あるいはプロセッサ740とメモリ730とは、他の方法でそのような動作を実施またはサポートするように構成され得る。
【0225】
[0228]
図8は、本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートするデバイス805のブロック
図800を示す。デバイス805は、本明細書で説明された基地局105の態様の一例であり得る。デバイス805は、受信機810と、送信機815と、通信マネージャ820とを含み得る。デバイス805はプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと通信していることがある。
【0226】
[0229]受信機810は、様々な情報チャネル(たとえば、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を受信するための手段を提供し得る。情報は、デバイス805の他の構成要素に受け渡され得る。受信機810は、単一のアンテナ、または複数のアンテナのセットを利用し得る。
【0227】
[0230]送信機815は、デバイス805の他の構成要素によって生成された信号を送信するための手段を提供し得る。たとえば、送信機815は、様々な情報チャネル(たとえば、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を送信し得る。いくつかの例では、送信機815は、トランシーバモジュール中で受信機810とコロケートされ得る。送信機815は、単一のアンテナ、または複数のアンテナのセットを利用し得る。
【0228】
[0231]通信マネージャ820、受信機810、送信機815、またはそれらの様々な組合せもしくはそれらの様々な構成要素は、本明細書で説明されるPDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法の様々な態様を実施するための手段の例であり得る。たとえば、通信マネージャ820、受信機810、送信機815、またはそれらの様々な組合せもしくは構成要素は、本明細書で説明される機能のうちの1つまたは複数を実施するための方法をサポートし得る。
【0229】
[0232]いくつかの例では、通信マネージャ820、受信機810、送信機815、またはそれらの様々な組合せもしくは構成要素は、ハードウェアにおいて(たとえば、通信管理回路において)実装され得る。ハードウェアは、本開示で説明される機能を実施するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートする、プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含み得る。いくつかの例では、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとは、(たとえば、プロセッサによって、メモリに記憶された命令を実行することによって)本明細書で説明される機能のうちの1つまたは複数を実施するように構成され得る。
【0230】
[0233]追加または代替として、いくつかの例では、通信マネージャ820、受信機810、送信機815、またはそれらの様々な組合せもしくは構成要素は、プロセッサによって実行される(たとえば、通信管理ソフトウェアとしての)コードにおいて実装され得る。プロセッサによって実行されるコードで実装される場合、通信マネージャ820、受信機810、送信機815、またはそれらの様々な組合せもしくは構成要素の機能は、(たとえば、本開示で説明される機能を実施するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートする)汎用プロセッサ、DSP、CPU、GPU、ASIC、FPGA、あるいはそれらの任意の組合せまたは他のプログラマブル論理デバイスによって実施され得る。
【0231】
[0234]いくつかの例では、通信マネージャ820は、受信機810、送信機815、またはその両方を使用してまたは他の方法でそれらと協働して様々な動作(たとえば、受信すること、監視すること、送信すること)を実施するように構成され得る。たとえば、通信マネージャ820は、受信機810から情報を受信するか、送信機815に情報を送るか、あるいは情報を受信するか、情報を送信するか、または本明細書で説明される様々な他の動作を実施するために、受信機810、送信機815、またはその両方と組み合わせて組み込まれ得る。
【0232】
[0235]通信マネージャ820は、本明細書で開示される例に従って基地局におけるワイヤレス通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ820は、UEから、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUEのUE能力を受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、サポートされる複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信は、SFNダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数であり、1つまたは複数のCORESETに関連付けられる。通信マネージャ820は、UE能力の受信に基づいてUEに、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を送信するための構成を送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。通信マネージャ820は、構成に従ってダウンリンク制御チャネルを介してUEと通信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。
【0233】
[0236]本明細書で説明される例に従って通信マネージャ820を含むかまたは構成することによって、デバイス805(たとえば、受信機810、送信機815、通信マネージャ820、またはそれらの組合せを制御するかもしくはさもなければそれらに結合されたプロセッサ)は、ワイヤレス通信の改善されたスケジューリングのための技法をサポートし得る。特に、UE115がPDCCH繰り返し(たとえば、SFN PDCCH送信、スロット間PDCCH繰り返し、スロット内PDCCH繰り返し)のための1つまたは複数の構成をサポートするためのそれらの能力をネットワーク(たとえば、基地局105)に通知することを可能にすることによって、本明細書で説明される技法は、ネットワークが、ネットワークの特性(たとえば、データトラフィックの量、雑音)ならびにUE115の能力に応じて、PDCCH繰り返しのためのそれぞれの構成を使用してUE115と通信することを可能にし得る。したがって、本明細書で説明される技法は、ワイヤレス通信システム内でPDCCH繰り返しを使用した通信のより広範な使用を可能にし、それにより、ワイヤレス通信の信頼性を改善し、送信ダイバーシティを改善し、さらにワイヤレス通信を干渉に対して保護し得る。
【0234】
[0237]
図9は、本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートするデバイス905のブロック
図900を示す。デバイス905は、本明細書で説明されたデバイス805または基地局105の態様の一例であり得る。デバイス905は、受信機910と、送信機915と、通信マネージャ920とを含み得る。デバイス905はプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと通信していることがある。
【0235】
[0238]受信機910は、様々な情報チャネル(たとえば、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を受信するための手段を提供し得る。情報は、デバイス905の他の構成要素に受け渡され得る。受信機910は、単一のアンテナ、または複数のアンテナのセットを利用し得る。
【0236】
[0239]送信機915は、デバイス905の他の構成要素によって生成された信号を送信するための手段を提供し得る。たとえば、送信機915は、様々な情報チャネル(たとえば、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を送信し得る。いくつかの例では、送信機915は、トランシーバモジュール中で受信機910とコロケートされ得る。送信機915は、単一のアンテナ、または複数のアンテナのセットを利用し得る。
【0237】
[0240]デバイス905、またはそれの様々な構成要素は、本明細書で説明されるPDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法の様々な態様を実施するための手段の一例であり得る。たとえば、通信マネージャ920は、UE能力受信マネージャ925、構成送信マネージャ930、UE通信マネージャ935、またはそれらの任意の組合せを含み得る。通信マネージャ920は、本明細書で説明された通信マネージャ820の態様の一例であり得る。いくつかの例では、通信マネージャ920、またはそれの様々な構成要素は、受信機910、送信機915、またはその両方を使用するかまたはさもなければそれらと協働して様々な動作(たとえば、受信すること、監視すること、送信すること)を実施するように構成され得る。たとえば、通信マネージャ920は、受信機910から情報を受信するか、送信機915に情報を送るか、あるいは情報を受信するか、情報を送信するか、または本明細書で説明される様々な他の動作を実施するために、受信機910、送信機915、またはその両方と組み合わせて組み込まれ得る。
【0238】
[0241]通信マネージャ920は、本明細書で開示される例に従って基地局におけるワイヤレス通信をサポートし得る。UE能力受信マネージャ925は、UEから、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUEのUE能力を受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、サポートされる複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信は、SFNダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数であり、1つまたは複数のCORESETに関連付けられる。構成送信マネージャ930は、UE能力の受信に基づいてUEに、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を送信するための構成を送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。UE通信マネージャ935は、構成に従ってダウンリンク制御チャネルを介してUEと通信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。
【0239】
[0242]
図10は、本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートする通信マネージャ1020のブロック
図1000を示す。通信マネージャ1020は、本明細書で説明された通信マネージャ820、通信マネージャ920、またはその両方の態様の一例であり得る。通信マネージャ1020、またはそれの様々な構成要素は、本明細書で説明されるPDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法の様々な態様を実施するための手段の一例であり得る。たとえば、通信マネージャ1020は、UE能力受信マネージャ1025、構成送信マネージャ1030、UE通信マネージャ1035、探索空間セット送信マネージャ1040、CORESET送信マネージャ1045、ダウンリンク制御チャネル送信マネージャ1050、またはそれらの任意の組合せを含み得る。これらの構成要素の各々は、直接または間接的に、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと通信し得る。
【0240】
[0243]通信マネージャ1020は、本明細書で開示される例に従って基地局におけるワイヤレス通信をサポートし得る。UE能力受信マネージャ1025は、UEから、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUEのUE能力を受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、サポートされる複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信は、SFNダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数であり、1つまたは複数のCORESETに関連付けられる。構成送信マネージャ1030は、UE能力の受信に基づいてUEに、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を送信するための構成を送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。UE通信マネージャ1035は、構成に従ってダウンリンク制御チャネルを介してUEと通信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。
【0241】
[0244]いくつかの例では、UE能力受信マネージャ1025は、UE能力の一部として、3つ以上のCORESETに関連付けられた複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をUEがサポートするというインジケーションを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、3つ以上のCORESETは、共通のBWPに関連付けられ、ここで、構成を送信することは、3つ以上のCORESETに関連付けられた複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をUEがサポートするというインジケーションに基づく。
【0242】
[0245]いくつかの例では、UE能力は、UEがスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しの受信をサポートすることを示し、探索空間セット送信マネージャ1040は、UEに、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、第1のスロット中の第1の探索空間セットの第1の監視オケージョンは、第1のスロットとは異なる第2のスロット中の第2の探索空間セットの第2の監視オケージョンに関連付けられ、ここで、通信することは、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに基づく。
【0243】
[0246]いくつかの例では、UE能力受信マネージャ1025は、UE能力の一部として、UEによって復号されることが可能である、第1のダウンリンク制御チャネル送信と、第1のダウンリンク制御チャネル送信に関連付けられた第2のダウンリンク制御チャネル送信との間のスロットの量のインジケーションを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションを送信することは、スロットの量に基づく。
【0244】
[0247]いくつかの例では、UE能力受信マネージャ1025は、UE能力の一部として、UEが1つまたは複数のリンクされた探索空間セットの探索空間セット周期性に従ってスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのために1つまたは複数のリンクされた探索空間セットをサポートするスロットの最大数のインジケーションを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。
【0245】
[0248]いくつかの例では、UE能力は、UEがスロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返しの受信をサポートすることを示し、探索空間セット送信マネージャ1040は、UEに、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、第1の探索空間セットの第1の監視オケージョンは、第2の探索空間セットの第2の監視オケージョンに関連付けられ、ここで、第1の監視オケージョンと第2の監視オケージョンの両方は、共通のスロット中に配置され、ここで、通信することは、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに基づく。
【0246】
[0249]いくつかの例では、UE能力受信マネージャ1025は、UE能力の一部として、UEが、第1の探索空間セットの第1の監視オケージョン、第2の探索空間セットの第2の監視オケージョン、またはその両方内に受信されるダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするというインジケーションを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、第1の監視オケージョンと第2の監視オケージョンとは、時間ドメイン、周波数ドメイン、またはその両方において少なくとも部分的に重複し、ここで、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションを送信することは、UEが、第1の探索空間セットの第1の監視オケージョン、第2の探索空間セットの第2の監視オケージョン、またはその両方内に受信されるダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするというインジケーションに基づく。
【0247】
[0250]いくつかの例では、UE能力受信マネージャ1025は、UE能力の一部として、UEによって監視される1つまたは複数のスロット内のダウンリンク制御チャネル監視オケージョンの量のインジケーションを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、探索空間セット送信マネージャ1040は、ダウンリンク制御チャネル監視オケージョンの量のインジケーションに基づいてUEに、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、UEと通信することは、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに基づく。
【0248】
[0251]いくつかの例では、UE能力受信マネージャ1025は、UE能力の一部として、UEがUE固有探索空間セットのセット、共通探索空間セットのセット、またはその両方の監視をサポートするというインジケーションを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、探索空間セット送信マネージャ1040は、UEに関連付けられた探索空間セットのセット、共通探索空間セットのセット、またはその両方の監視をUEがサポートするというインジケーションに基づいて、UEに、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、UEと通信することは、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに基づく。
【0249】
[0252]いくつかの例では、UE能力受信マネージャ1025は、UE能力の一部として、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返しおよび/またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しに関連付けられたDCIのためのフォーマットのインジケーションを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、探索空間セット送信マネージャ1040は、フォーマットのインジケーションに基づいてUEに、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、UEと通信することは、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに基づく。
【0250】
[0253]いくつかの例では、UE能力受信マネージャ1025は、UE能力の一部として、UEが、パラメータの第1のセットに関連付けられた第1のCORESETに関連付けられた第1のダウンリンク制御チャネル送信と、第1のダウンリンク制御チャネル送信に関連付けられ、パラメータの第2のセットに関連付けられた第2のCORESETに関連付けられた第2のダウンリンク制御チャネル送信との受信をサポートするというインジケーションを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、構成を送信することは、UEが第1のダウンリンク制御チャネル送信と第2のダウンリンク制御チャネル送信との受信をサポートするというインジケーションに基づく。
【0251】
[0254]いくつかの例では、パラメータの第1のセット、パラメータの第2のセット、またはその両方は、CORESET持続時間、CCE-リソース要素グループマッピングタイプ、プリコーディンググラニュラリティ、CORESETプールインデックス、またはそれらの任意の組合せを含む。いくつかの例では、パラメータの第1のセットは、パラメータの第2のセットとは異なる。
【0252】
[0255]いくつかの例では、UE能力受信マネージャ1025は、UE能力の一部として、UEがリソースのスパンごとの制御チャネル候補の量、リソースのスパンごとのCCEの量、またはその両方の監視をサポートするというインジケーションを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、構成を送信することは、リソースのスパンごとの制御チャネル候補の量、リソースのスパンごとのCCEの量、またはその両方のインジケーションに基づく。
【0253】
[0256]いくつかの例では、UE能力は、UEがSFNダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートすることを示し、CORESET送信マネージャ1045は、UEに、2つのTCI状態を含むCORESETのインジケーションを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、通信することは、CORESETのインジケーションに基づく。
【0254】
[0257]いくつかの例では、UE能力は、UEがSFNダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートすることを示し、UE能力受信マネージャ1025は、UE能力の一部として、BWP内のCORESETの量のインジケーションを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、構成を送信することは、BWP内のCORESETの量のインジケーションに基づく。
【0255】
[0258]いくつかの例では、UEと通信することをサポートするために、ダウンリンク制御チャネル送信マネージャ1050は、UEに、第1のダウンリンク制御チャネル送信と、第1のダウンリンク制御チャネル送信に関連付けられた第2のダウンリンク制御チャネル送信とを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、第1のダウンリンク制御チャネル送信と第2のダウンリンク制御チャネル送信とは、構成に基づいて送信される。
【0256】
[0259]いくつかの例では、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信は、5G無線アクセス技術、NRアクセス技術、またはその両方に従って送信される。
【0257】
[0260]
図11は、本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートするデバイス1105を含むシステム1100の図を示す。デバイス1105は、本明細書で説明されたデバイス805、デバイス905、または基地局105の構成要素の一例であるか、またはそれらを含み得る。デバイス1105は、1つまたは複数の基地局105、UE115、またはそれらの任意の組合せとワイヤレス通信し得る。デバイス1105は、通信マネージャ1120、ネットワーク通信マネージャ1110、トランシーバ1115、アンテナ1125、メモリ1130、コード1135、プロセッサ1140、および局間通信マネージャ1145など、通信を送信および受信するための構成要素を含む、双方向音声およびデータ通信のための構成要素を含み得る。これらの構成要素は、1つまたは複数のバス(たとえば、バス1150)を介して電子通信しているかまたは他の方法で(たとえば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、電気的に)結合され得る。
【0258】
[0261]ネットワーク通信マネージャ1110は、(たとえば、1つまたは複数のワイヤードバックホールリンクを介して)コアネットワーク130との通信を管理し得る。たとえば、ネットワーク通信マネージャ1110は、1つまたは複数のUE115など、クライアントデバイスのためのデータ通信の転送を管理し得る。
【0259】
[0262]いくつかの場合には、デバイス1105は、単一のアンテナ1125を含み得る。しかしながら、いくつかの他の場合には、デバイス1105は、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能であり得る2つ以上のアンテナ1125を有し得る。トランシーバ1115は、本明細書で説明されるように、1つまたは複数のアンテナ1125、ワイヤードリンク、またはワイヤレスリンクを介して双方向に通信し得る。たとえば、トランシーバ1115はワイヤレストランシーバを表し得、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信し得る。トランシーバ1115は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために1つまたは複数のアンテナ1125に提供するための、および1つまたは複数のアンテナ1125から受信されたパケットを復調するためのモデムをも含み得る。トランシーバ1115、あるいはトランシーバ1115および1つまたは複数のアンテナ1125は、本明細書で説明された送信機815、送信機915、受信機810、受信機910、またはそれらの任意の組合せもしくはそれらの構成要素の一例であり得る。
【0260】
[0263]メモリ1130は、RAMとROMとを含み得る。メモリ1130は、プロセッサ1140によって実行されたとき、本明細書で説明される様々な機能をデバイス1105に実施させる命令を含むコンピュータ可読、コンピュータ実行可能コード1135を記憶し得る。コード1135は、システムメモリまたは別のタイプのメモリなど、非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され得る。いくつかの場合には、コード1135は、プロセッサ1140によって直接実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されたとき)コンピュータに本明細書で説明される機能を実施させ得る。いくつかの場合には、メモリ1130は、特に、周辺構成要素またはデバイスとの対話など、基本ハードウェアまたはソフトウェア動作を制御し得るBIOSを含むことがある。
【0261】
[0264]プロセッサ1140は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、汎用プロセッサ、DSP、CPU、GPU、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理構成要素、個別ハードウェア構成要素、あるいはそれらの任意の組合せ)を含み得る。いくつかの場合には、プロセッサ1140は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを動作させるように構成され得る。いくつかの他の場合には、メモリコントローラはプロセッサ1140に組み込まれ得る。プロセッサ1140は、様々な機能(たとえば、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートする機能またはタスク)をデバイス1105に実施させるために、メモリ(たとえば、メモリ1130)に記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成され得る。たとえば、デバイス1105またはデバイス1105の構成要素は、プロセッサ1140とプロセッサ1140に結合されたメモリ1130とを含み得、プロセッサ1140とメモリ1130とは、本明細書で説明される様々な機能を実施するように構成される。
【0262】
[0265]局間通信マネージャ1145は、他の基地局105との通信を管理し得、他の基地局105と協働してUE115との通信を制御するためのコントローラまたはスケジューラを含み得る。たとえば、局間通信マネージャ1145は、ビームフォーミングまたはジョイント送信などの様々な干渉緩和技法のために、UE115への送信のためのスケジューリングを協調させ得る。いくつかの例では、局間通信マネージャ1145は、基地局105間の通信を行うために、LTE/LTE-Aワイヤレス通信ネットワーク技術内のX2インターフェースを提供し得る。
【0263】
[0266]通信マネージャ1120は、本明細書で開示される例に従って基地局におけるワイヤレス通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ1120は、UEから、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUEのUE能力を受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、サポートされる複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信は、SFNダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数であり、1つまたは複数のCORESETに関連付けられる。通信マネージャ1120は、UE能力の受信に基づいてUEに、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を送信するための構成を送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。通信マネージャ1120は、構成に従ってダウンリンク制御チャネルを介してUEと通信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。
【0264】
[0267]本明細書で説明される例に従って通信マネージャ1120を含むかまたはそれを構成することによって、デバイス1105は、ワイヤレス通信の改善されたスケジューリングのための技法をサポートし得る。特に、UE115がPDCCH繰り返し(たとえば、SFN PDCCH送信、スロット間PDCCH繰り返し、スロット内PDCCH繰り返し)のための1つまたは複数の構成をサポートするためのそれらの能力をネットワーク(たとえば、基地局105)に通知することを可能にすることによって、本明細書で説明される技法は、ネットワークが、ネットワークの特性(たとえば、データトラフィックの量、雑音)ならびにUE115の能力に応じて、PDCCH繰り返しのためのそれぞれの構成を使用してUE115と通信することを可能にし得る。したがって、本明細書で説明される技法は、ワイヤレス通信システム内でPDCCH繰り返しを使用した通信のより広範な使用を可能にし、それにより、ワイヤレス通信の信頼性を改善し、送信ダイバーシティを改善し、さらにワイヤレス通信を干渉に対して保護し得る。
【0265】
[0268]いくつかの例では、通信マネージャ1120は、トランシーバ1115、1つまたは複数のアンテナ1125、あるいはそれらの任意の組合せを使用するかまたはさもなければそれらと協働して様々な動作(たとえば、受信すること、監視すること、送信すること)を実施するように構成され得る。通信マネージャ1120は、別個の構成要素として示されているが、いくつかの例では、通信マネージャ1120を参照しながら説明された1つまたは複数の機能は、プロセッサ1140、メモリ1130、コード1135、またはそれらの任意の組合せによってサポートされるかまたはそれらによって実施され得る。たとえば、コード1135は、本明細書で説明されるPDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法の様々な態様をデバイス1105に実施させるようにプロセッサ1140によって実行可能な命令を含み得るか、あるいはプロセッサ1140とメモリ1130とは、他の方法でそのような動作を実施またはサポートするように構成され得る。
【0266】
[0269]
図12は、本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートする方法1200を示すフローチャートを示す。方法1200の動作は、本明細書で説明されるUEまたはそれの構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1200の動作は、
図1~
図7を参照しながら説明されたUE115によって実施され得る。いくつかの例では、UEは、説明される機能を実施するようにUEの機能要素を制御するための命令のセットを実行し得る。追加または代替として、UEは、専用ハードウェアを使用して、説明される機能の態様を実施し得る。
【0267】
[0270]1205において、方法は、基地局に、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUE能力を送信することを含み得、ここで、サポートされる複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信は、SFNダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数を含み、1つまたは複数のCORESETに関連付けられる。1205の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1205の動作の態様は、
図6を参照しながら説明されたUE能力送信マネージャ625によって実施され得る。
【0268】
[0271]1210において、方法は、UE能力の送信に少なくとも部分的に基づいて基地局から、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を受信するための構成を受信することを含み得る。1210の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1210の動作の態様は、
図6を参照しながら説明された構成受信マネージャ630によって実施され得る。
【0269】
[0272]1215において、方法は、構成に従ってダウンリンク制御チャネルを監視することを含み得る。1215の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1215の動作の態様は、
図6を参照しながら説明されたダウンリンク制御チャネル監視マネージャ635によって実施され得る。
【0270】
[0273]
図13は、本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートする方法1300を示すフローチャートを示す。方法1300の動作は、本明細書で説明されるUEまたはそれの構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1300の動作は、
図1~
図7を参照しながら説明されたUE115によって実施され得る。いくつかの例では、UEは、説明される機能を実施するようにUEの機能要素を制御するための命令のセットを実行し得る。追加または代替として、UEは、専用ハードウェアを使用して、説明される機能の態様を実施し得る。
【0271】
[0274]1305において、方法は、基地局に、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUE能力を送信することを含み得、ここで、サポートされる複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信は、SFNダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数を含み、1つまたは複数のCORESETに関連付けられる。1305の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1305の動作の態様は、
図6を参照しながら説明されたUE能力送信マネージャ625によって実施され得る。
【0272】
[0275]1310において、方法は、UE能力の一部として、3つ以上のCORESETに関連付けられた複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をUEがサポートするというインジケーションを送信することを含み得、ここで、3つ以上のCORESETは、共通のBWPに関連付けられる。1310の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1310の動作の態様は、
図6を参照しながら説明されたUE能力送信マネージャ625によって実施され得る。
【0273】
[0276]1315において、方法は、UE能力の送信に基づいて基地局から、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を受信するための構成を受信することを含み得、ここで、構成を受信することは、3つ以上のCORESETに関連付けられた複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をUEがサポートするというインジケーションに少なくとも部分的に基づく。1315の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1315の動作の態様は、
図6を参照しながら説明された構成受信マネージャ630によって実施され得る。
【0274】
[0277]1320において、方法は、構成に従ってダウンリンク制御チャネルを監視することを含み得る。1320の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1320の動作の態様は、
図6を参照しながら説明されたダウンリンク制御チャネル監視マネージャ635によって実施され得る。
【0275】
[0278]
図14は、本開示の態様による、PDCCH繰り返しのためのユーザ機器能力をシグナリングするための技法をサポートする方法1400を示すフローチャートを示す。方法1400の動作は、本明細書で説明される基地局またはそれの構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1400の動作は、
図1~
図3および
図8~
図11を参照しながら説明された基地局105によって実施され得る。いくつかの例では、基地局は、説明される機能を実施するように基地局の機能要素を制御するための命令のセットを実行し得る。追加または代替として、基地局は、専用ハードウェアを使用して、説明される機能の態様を実施し得る。
【0276】
[0279]1405において、方法は、UEから、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUEのUE能力を受信することを含み得、ここで、サポートされる複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信は、SFNダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数を含み、1つまたは複数のCORESETに関連付けられる。1405の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1405の動作の態様は、
図10を参照しながら説明されたUE能力受信マネージャ1025によって実施され得る。
【0277】
[0280]1410において、方法は、UE能力の受信に少なくとも部分的に基づいてUEに、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を送信するための構成を送信することを含み得る。1410の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1410の動作の態様は、
図10を参照しながら説明された構成送信マネージャ1030によって実施され得る。
【0278】
[0281]1415において、方法は、構成に従ってダウンリンク制御チャネルを介してUEと通信することを含み得る。1415の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1415の動作の態様は、
図10を参照しながら説明されたUE通信マネージャ1035によって実施され得る。
【0279】
[0282]以下で、本開示の態様の概要を提供する。
【0280】
[0283]態様1:UEにおけるワイヤレス通信のための方法であって、基地局に、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUE能力を送信することと、ここにおいて、サポートされる複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信が、SFNダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数を備え、1つまたは複数のCORESETに関連付けられる、UE能力の送信に少なくとも部分的に基づいて基地局から、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を受信するための構成を受信することと、構成に従ってダウンリンク制御チャネルを監視することとを備える、方法。
【0281】
[0284]態様2:UE能力の一部として、3つ以上のCORESETに関連付けられた複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をUEがサポートするというインジケーションを送信することをさらに備え、ここにおいて、3つ以上のCORESETが、共通のBWPに関連付けられ、ここにおいて、構成を受信することは、3つ以上のCORESETに関連付けられた複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をUEがサポートするというインジケーションに少なくとも部分的に基づく、態様1の方法。
【0282】
[0285]態様3:UE能力は、UEがスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しの受信をサポートすることを示し、方法が、基地局から、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを受信することをさらに備え、ここで、第1のスロット中の第1の探索空間セットの第1の監視オケージョンが、第1のスロットとは異なる第2のスロット中の第2の探索空間セットの第2の監視オケージョンに関連付けられ、ここにおいて、監視することが、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに少なくとも部分的に基づく、態様1または2の方法。
【0283】
[0286]態様4:UE能力の一部として、UEによって復号されることが可能である、第1のダウンリンク制御チャネル送信と、第1のダウンリンク制御チャネル送信に関連付けられた第2のダウンリンク制御チャネル送信との間のスロットの量のインジケーションを送信することをさらに備え、ここにおいて、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションを受信することが、スロットの量に少なくとも部分的に基づく、態様3の方法。
【0284】
[0287]態様5:UE能力の一部として、UEが1つまたは複数のリンクされた探索空間セットの探索空間セット周期性に従ってスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのために1つまたは複数のリンクされた探索空間セットをサポートするスロットの最大数のインジケーションを送信することをさらに備える、態様1~4のいずれかの方法。
【0285】
[0288]態様6:UE能力は、UEがスロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返しの受信をサポートすることを示し、方法が、基地局から、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを受信することをさらに備え、ここにおいて、第1の探索空間セットの第1の監視オケージョンが、第2の探索空間セットの第2の監視オケージョンに関連付けられ、ここで、第1の監視オケージョンと第2の監視オケージョンの両方が、共通のスロット中に配置され、ここにおいて、監視することが、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに少なくとも部分的に基づく、態様1~5のいずれかの方法。
【0286】
[0289]態様7:UE能力の一部として、第1の探索空間セットの第1の監視オケージョン、第2の探索空間セットの第2の監視オケージョン、またはその両方内に受信されるダウンリンク制御チャネル送信の受信をUEがサポートするというインジケーションを送信することをさらに備え、ここにおいて、第1の監視オケージョンと第2の監視オケージョンとが、時間ドメイン、周波数ドメイン、またはその両方において少なくとも部分的に重複し、ここにおいて、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションを受信することは、第1の探索空間セットの第1の監視オケージョン、第2の探索空間セットの第2の監視オケージョン、またはその両方内に受信されるダウンリンク制御チャネル送信の受信をUEがサポートするというインジケーションに少なくとも部分的に基づく、態様6の方法。
【0287】
[0290]態様8:UE能力の一部として、UEによって監視される1つまたは複数のスロット内のダウンリンク制御チャネル監視オケージョンの量のインジケーションを送信することと、ダウンリンク制御チャネル監視オケージョンの量のインジケーションに少なくとも部分的に基づいて基地局から、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを受信することとをさらに備え、ここにおいて、監視することが、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに少なくとも部分的に基づく、態様1~7のいずれかの方法。
【0288】
[0291]態様9:UE能力の一部として、UE固有探索空間セットのセット、共通探索空間セットのセット、またはその両方の監視をUEがサポートするというインジケーションを送信することと、UEに関連付けられた探索空間セットのセット、共通探索空間セットのセット、またはその両方の監視をUEがサポートするというインジケーションに少なくとも部分的に基づいて、基地局から、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを受信することとをさらに備え、ここにおいて、監視することが、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに少なくとも部分的に基づく、態様1~8のいずれかの方法。
【0289】
[0292]態様10:UE能力の一部として、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、スロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはその両方に関連付けられたDCIのためのフォーマットのインジケーションを送信することと、フォーマットのインジケーションに少なくとも部分的に基づいて基地局から、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを受信することとをさらに備え、ここにおいて、監視することが、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに少なくとも部分的に基づく、態様1~9のいずれかの方法。
【0290】
[0293]態様11:UE能力の一部として、パラメータの第1のセットに関連付けられた第1のCORESETに関連付けられた第1のダウンリンク制御チャネル送信と、第1のダウンリンク制御チャネル送信に関連付けられ、パラメータの第2のセットに関連付けられた第2のCORESETに関連付けられた第2のダウンリンク制御チャネル送信との受信をUEがサポートするというインジケーションを送信することをさらに備え、ここにおいて、構成を受信することは、第1のダウンリンク制御チャネル送信と第2のダウンリンク制御チャネル送信との受信をUEがサポートするというインジケーションに少なくとも部分的に基づく、態様1~10のいずれかの方法。
【0291】
[0294]態様12:パラメータの第1のセット、パラメータの第2のセット、またはその両方が、CORESET持続時間、CCE-REGマッピングタイプ、プリコーディンググラニュラリティ、CORESETプールインデックス、またはそれらの任意の組合せを備える、態様11の方法。
【0292】
[0295]態様13:パラメータの第1のセットがパラメータの第2のセットとは異なる、態様11または12の方法。
【0293】
[0296]態様14:UE能力の一部として、リソースのスパンごとの制御チャネル候補の量、リソースのスパンごとのCCEの量、またはその両方の監視をUEがサポートするというインジケーションを送信することをさらに備え、ここにおいて、構成を受信することが、リソースのスパンごとの制御チャネル候補の量、リソースのスパンごとのCCEの量、またはその両方のインジケーションに少なくとも部分的に基づく、態様1~13のいずれかの方法。
【0294】
[0297]態様15:UE能力は、UEがSFNダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートすることを示し、方法が、基地局から、2つのTCI状態を備えるCORESETのインジケーションを受信することをさらに備え、ここにおいて、監視することが、CORESETのインジケーションに少なくとも部分的に基づく、態様1~14のいずれかの方法。
【0295】
[0298]態様16:UE能力は、UEがSFNダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートすることを示し、方法が、UE能力の一部として、BWP内のCORESETの量のインジケーションを送信することをさらに備え、ここにおいて、構成を受信することが、BWP内のCORESETの量のインジケーションに少なくとも部分的に基づく、態様1~15のいずれかの方法。
【0296】
[0299]態様17:監視することに少なくとも部分的に基づいて基地局から、第1のダウンリンク制御チャネル送信と、第1のダウンリンク制御チャネル送信に関連付けられた第2のダウンリンク制御チャネル送信とを受信することをさらに備え、ここで、第1のダウンリンク制御チャネル送信と第2のダウンリンク制御チャネル送信とが、構成に少なくとも部分的に基づいて送信される、態様1~16のいずれかの方法。
【0297】
[0300]態様18:複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信が、5G無線アクセス技術、NRアクセス技術、またはその両方に従って送信される、態様1~17のいずれかの方法。
【0298】
[0301]態様19:UE能力の一部として、リソースの同じスパン内の、リソースの異なるスパン内の、またはその両方内の複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をUEがサポートするというインジケーションを送信することをさらに備え、ここにおいて、構成を受信すること、ダウンリンク制御チャネルを監視すること、またはその両方が、インジケーションに基づく、態様1~17のいずれかの方法。
【0299】
[0302]態様20:基地局におけるワイヤレス通信のための方法であって、UEから、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートするためのUEのUE能力を受信することと、ここにおいて、サポートされる複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信が、SFNダウンリンク制御チャネル送信、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのうちの1つまたは複数を備え、1つまたは複数のCORESETに関連付けられる、UE能力の受信に少なくとも部分的に基づいてUEに、複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信を送信するための構成を送信することと、構成に従ってダウンリンク制御チャネルを介してUEと通信することとを備える、方法。
【0300】
[0303]態様21:UE能力の一部として、3つ以上のCORESETに関連付けられた複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をUEがサポートするというインジケーションを受信することをさらに備え、ここにおいて、3つ以上のCORESETが、共通のBWPに関連付けられ、ここにおいて、構成を送信することは、3つ以上のCORESETに関連付けられた複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信の受信をUEがサポートするというインジケーションに少なくとも部分的に基づく、態様20の方法。
【0301】
[0304]態様22:UE能力は、UEがスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しの受信をサポートすることを示し、方法が、UEに、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを送信することをさらに備え、ここで、第1のスロット中の第1の探索空間セットの第1の監視オケージョンが、第1のスロットとは異なる第2のスロット中の第2の探索空間セットの第2の監視オケージョンに関連付けられ、ここにおいて、通信することが、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに少なくとも部分的に基づく、態様20または21の方法。
【0302】
[0305]態様23:UE能力の一部として、UEによって復号されることが可能である、第1のダウンリンク制御チャネル送信と、第1のダウンリンク制御チャネル送信に関連付けられた第2のダウンリンク制御チャネル送信との間のスロットの量のインジケーションを受信することをさらに備え、ここにおいて、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションを送信することが、スロットの量に少なくとも部分的に基づく、態様22の方法。
【0303】
[0306]態様24:UE能力の一部として、UEが1つまたは複数のリンクされた探索空間セットの探索空間セット周期性に従ってスロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返しのために1つまたは複数のリンクされた探索空間セットをサポートするスロットの最大数のインジケーションを受信することをさらに備える、態様20~23のいずれかの方法。
【0304】
[0307]態様25:UE能力は、UEがスロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返しの受信をサポートすることを示し、方法が、UEに、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを送信することをさらに備え、ここにおいて、第1の探索空間セットの第1の監視オケージョンが、第2の探索空間セットの第2の監視オケージョンに関連付けられ、ここで、第1の監視オケージョンと第2の監視オケージョンの両方が、共通のスロット中に配置され、ここにおいて、通信することが、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに少なくとも部分的に基づく、態様20~24のいずれかの方法。
【0305】
[0308]態様26:UE能力の一部として、第1の探索空間セットの第1の監視オケージョン、第2の探索空間セットの第2の監視オケージョン、またはその両方内に受信されるダウンリンク制御チャネル送信の受信をUEがサポートするというインジケーションを受信することをさらに備え、ここにおいて、第1の監視オケージョンと第2の監視オケージョンとが、時間ドメイン、周波数ドメイン、またはその両方において少なくとも部分的に重複し、ここにおいて、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションを送信することは、第1の探索空間セットの第1の監視オケージョン、第2の探索空間セットの第2の監視オケージョン、またはその両方内に受信されるダウンリンク制御チャネル送信の受信をUEがサポートするというインジケーションに少なくとも部分的に基づく、態様25の方法。
【0306】
[0309]態様27:UE能力の一部として、UEによって監視される1つまたは複数のスロット内のダウンリンク制御チャネル監視オケージョンの量のインジケーションを受信することと、ダウンリンク制御チャネル監視オケージョンの量のインジケーションに少なくとも部分的に基づいてUEに、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを送信することとをさらに備え、ここにおいて、UEと通信することが、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに少なくとも部分的に基づく、態様20~26のいずれかの方法。
【0307】
[0310]態様28:UE能力の一部として、UE固有探索空間セットのセット、共通探索空間セットのセット、またはその両方の監視をUEがサポートするというインジケーションを受信することと、UEに関連付けられた探索空間セットのセット、共通探索空間セットのセット、またはその両方の監視をUEがサポートするというインジケーションに少なくとも部分的に基づいて、UEに、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを送信することとをさらに備え、ここにおいて、UEと通信することが、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに少なくとも部分的に基づく、態様20~27のいずれかの方法。
【0308】
[0311]態様29:UE能力の一部として、スロット内ダウンリンク制御チャネル繰り返し、スロット間ダウンリンク制御チャネル繰り返し、またはその両方に関連付けられたDCIのためのフォーマットのインジケーションを受信することと、フォーマットのインジケーションに少なくとも部分的に基づいてUEに、第1の探索空間セットと、第1の探索空間セットに関連付けられた第2の探索空間セットとのインジケーションを送信することとをさらに備え、ここにおいて、UEと通信することが、第1の探索空間セット、第2の探索空間セット、またはその両方のインジケーションに少なくとも部分的に基づく、態様20~28のいずれかの方法。
【0309】
[0312]態様30:UE能力の一部として、パラメータの第1のセットに関連付けられた第1のCORESETに関連付けられた第1のダウンリンク制御チャネル送信と、第1のダウンリンク制御チャネル送信に関連付けられ、パラメータの第2のセットに関連付けられた第2のCORESETに関連付けられた第2のダウンリンク制御チャネル送信との受信をUEがサポートするというインジケーションを受信することをさらに備え、ここにおいて、構成を送信することは、第1のダウンリンク制御チャネル送信と第2のダウンリンク制御チャネル送信との受信をUEがサポートするというインジケーションに少なくとも部分的に基づく、態様20~29のいずれかの方法。
【0310】
[0313]態様31:パラメータの第1のセット、パラメータの第2のセット、またはその両方が、CORESET持続時間、CCE-REGマッピングタイプ、プリコーディンググラニュラリティ、CORESETプールインデックス、またはそれらの任意の組合せを備える、態様30の方法。
【0311】
[0314]態様32:パラメータの第1のセットがパラメータの第2のセットとは異なる、態様30または31の方法。
【0312】
[0315]態様33:UE能力の一部として、リソースのスパンごとの制御チャネル候補の量、リソースのスパンごとのCCEの量、またはその両方の監視をUEがサポートするというインジケーションを受信することをさらに備え、ここにおいて、構成を送信することが、リソースのスパンごとの制御チャネル候補の量、リソースのスパンごとのCCEの量、またはその両方のインジケーションに少なくとも部分的に基づく、態様20~32のいずれかの方法。
【0313】
[0316]態様34:UE能力は、UEがSFNダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートすることを示し、方法が、UEに、2つのTCI状態を備えるCORESETのインジケーションを送信することをさらに備え、ここにおいて、通信することが、CORESETのインジケーションに少なくとも部分的に基づく、態様20~33のいずれかの方法。
【0314】
[0317]態様35:UE能力は、UEがSFNダウンリンク制御チャネル送信の受信をサポートすることを示し、方法が、UE能力の一部として、BWP内のCORESETの量のインジケーションを受信することをさらに備え、ここにおいて、構成を送信することが、BWP内のCORESETの量のインジケーションに少なくとも部分的に基づく、態様20~34のいずれかの方法。
【0315】
[0318]態様36:UEと通信することが、UEに、第1のダウンリンク制御チャネル送信と、第1のダウンリンク制御チャネル送信に関連付けられた第2のダウンリンク制御チャネル送信とを送信することを備え、ここで、第1のダウンリンク制御チャネル送信と第2のダウンリンク制御チャネル送信とが、構成に少なくとも部分的に基づいて送信される、態様20~35のいずれかの方法。
【0316】
[0319]態様37:複数の関係するダウンリンク制御チャネル送信が、5G無線アクセス技術、NRアクセス技術、またはその両方に従って送信される、態様20~36のいずれかの方法。
【0317】
[0320]態様38:UEにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリに記憶され、態様1~19のいずれかの方法を装置に実施させるようにプロセッサによって実行可能な命令とを備える、装置。
【0318】
[0321]態様39:UEにおけるワイヤレス通信のための装置であって、態様1~19のいずれかの方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0319】
[0322]態様40:UEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様1~19のいずれかの方法を実施するようにプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0320】
[0323]態様41:基地局におけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリに記憶され、態様20~37のいずれかの方法を装置に実施させるようにプロセッサによって実行可能な命令とを備える、装置。
【0321】
[0324]態様42:基地局におけるワイヤレス通信のための装置であって、態様20~37のいずれかの方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0322】
[0325]態様43:基地局におけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様20~37のいずれかの方法を実施するようにプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0323】
[0326]本明細書で説明された方法は可能な実装形態を説明することと、動作およびステップは並べ替えられるかまたは場合によっては修正され得ることと、他の実装形態が可能であることとに留意されたい。さらに、方法のうちの2つ以上からの態様が組み合わされ得る。
【0324】
[0327]LTE、LTE-A、LTE-A Pro、またはNRシステムの態様は例として説明され得、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、またはNR用語が説明の大部分において使用され得るが、本明細書で説明された技法は、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、またはNRネットワーク以外に適用可能である。たとえば、説明された技法は、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash-OFDMなどの様々な他のワイヤレス通信システム、ならびに本明細書で明示的に言及されていない将来のシステムおよび無線技術を含む他のシステムおよび無線技術に適用可能であり得る。
【0325】
[0328]本明細書で説明された情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁気粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
【0326】
[0329]本明細書の開示に関して説明された様々な例示的なブロックおよび構成要素は、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、CPU、GPU、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明された機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成)としても実装され得る。
【0327】
[0330]本明細書で説明された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味すると広く解釈されたい。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態は、本開示の範囲内および添付の特許請求の範囲内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質により、本明細書で説明された機能は、プロセッサ、ハードウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が、異なる物理的ロケーションにおいて実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に位置し得る。
【0328】
[0331]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、非一時的コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、フラッシュメモリ、相変化メモリ、コンパクトディスク(CD)ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の非一時的媒体を含み得る。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、コンピュータ可読媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
【0329】
[0332]特許請求の範囲内を含めて、本明細書で使用される、項目の列挙(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つまたは複数」などの句で終わる項目の列挙)中で使用される「または」は、たとえば、A、B、またはCのうちの少なくとも1つの列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(たとえば、AおよびBおよびC)を意味するような包括的列挙を示す。また、本明細書で使用される「に基づいて」という句は、条件の閉集合への参照として解釈されないものとする。たとえば、「条件Aに基づいて」と記述された例示的なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく、条件Aと条件Bの両方に基づき得る。言い換えれば、本明細書で使用される「に基づいて」という句は、「に少なくとも部分的に基づいて」という句と同じ様式で解釈されるものとする。本明細書で使用される場合、2つ以上の項目の列挙中で使われるとき、「および/または」という用語は、列挙された項目のうちのいずれか1つが単独で利用され得ること、または列挙された項目のうちの2つ以上の任意の組合せが利用され得ることを意味する。たとえば、組成が、構成要素A、B、および/またはCを含むと記述されている場合、その組成は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、AとCの組合せ、BとCの組合せ、またはAとBとCの組合せを含むことができる。
【0330】
[0333]添付の図では、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様の構成要素を区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが本明細書において使用される場合、その説明は、第2の参照ラベル、または他の後続の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のいずれにも適用可能である。
【0331】
[0334]添付の図面に関して本明細書に記載された説明は、例示的な構成について説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入るすべての例を表すとは限らない。本明細書で使用される「例」という用語は、「例、事例、または例示として働く」を意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利な」を意味しない。詳細な説明は、説明された技法の理解を提供するための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実践され得る。いくつかの事例では、説明される例の概念を不明瞭にすることを回避するために、知られている構造およびデバイスはブロック図の形式で示される。
【0332】
[0335]本明細書の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるように提供される。本開示の様々な修正は当業者には明らかとなり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明された例および設計に限定されず、本明細書で開示された原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
【国際調査報告】