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特表2024-503539カラオケ支援サービスの提供方法及びそのシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-01-25
(54)【発明の名称】カラオケ支援サービスの提供方法及びそのシステム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/0241 20230101AFI20240118BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20240118BHJP
【FI】
G06Q30/0241
G06Q50/10
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023562445
(86)(22)【出願日】2021-12-21
(85)【翻訳文提出日】2023-08-17
(86)【国際出願番号】 KR2021019546
(87)【国際公開番号】W WO2022139428
(87)【国際公開日】2022-06-30
(31)【優先権主張番号】10-2020-0180698
(32)【優先日】2020-12-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】523235792
【氏名又は名称】ヤン,テシク
(74)【代理人】
【識別番号】100091683
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼川 俊雄
(74)【代理人】
【識別番号】100179316
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 寛奈
(72)【発明者】
【氏名】ヤン,テシク
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB08
5L049CC11
(57)【要約】
カラオケ支援サービスの提供方法が開示される。本発明の一側面によると、第1タグ生成部が、複数の広告コンテンツのメタデータをタグ付けして第1タグを生成するステップ、受信部が、カラオケ伴奏機と連結され、ディスプレイを備える支援端末からユーザデータを受信するステップ、第2タグ抽出部が、ユーザデータを分析して第2タグを抽出するステップ、タグ比較部が、第2タグを第1タグと比較するステップ、及び、送信部が、広告コンテンツがディスプレイにより出力されるように、第2タグと対応する第1タグが含まれた広告コンテンツを支援端末に送信するステップを含む、カラオケ支援サービスの提供方法が提供される。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1タグ生成部が複数の広告コンテンツのメタデータをタグ付けして第1タグを生成するステップと、
受信部がカラオケ伴奏機と連結され、ディスプレイを備える支援端末からユーザデータを受信するステップと、
第2タグ抽出部が前記ユーザデータを分析して第2タグを抽出するステップと、
タグ比較部が前記第2タグを前記第1タグと比較するステップと、
送信部が、前記広告コンテンツが前記ディスプレイにより出力されるように、前記第2タグと対応する前記第1タグが含まれた前記広告コンテンツを前記支援端末に送信するステップとを含む、カラオケ支援サービスの提供方法。
【請求項2】
前記ユーザデータは、前記ユーザの音声データを含み、
前記音声データは、入力器により前記支援端末に収集され、
前記ユーザデータを受信するステップの後に、
格納部が、前記ユーザの以降の使用時に、前記ユーザを識別できるように、前記音声データをユーザデータベースに格納するステップをさらに含む、請求項1に記載のカラオケ支援サービスの提供方法。
【請求項3】
前記格納部は、前記第2タグ抽出部が抽出した前記第2タグを前記ユーザデータベースに格納し、
前記第2タグを抽出するステップは、
マッチング部が前記受信部によって受信された前記音声データを前記ユーザデータベースに格納された前記音声データとマッチングさせるステップと、
ローディング部が、前記音声データがマッチングされると、前記ユーザデータベースに格納された前記第2タグをロードするステップとを含む、請求項2に記載のカラオケ支援サービスの提供方法。
【請求項4】
前記ユーザデータは、前記ユーザの音声データを含み、
前記音声データは、入力器により前記支援端末に収集され、
前記ユーザは複数であり、
前記第2タグを抽出するステップは、
予測部が、前記音声データを分析して前記複数のユーザのグループの種類を予測するステップと、
抽出部が、前記予測部により予測された前記グループの種類によって前記第2タグを抽出するステップとを含む、請求項1に記載のカラオケ支援サービスの提供方法。
【請求項5】
前記グループの種類を予測するステップは、
データベース構築部が、前記グループの種類毎の識別音声データが格納されたグループ識別データベースを構築するステップと、
比較部が、前記音声データを前記識別音声データと比較するステップと、
導出部が、前記音声データと対応する前記識別音声データによって前記グループの種類を導出するステップとを含む、請求項4に記載のカラオケ支援サービスの提供方法。
【請求項6】
前記第1タグは、広告ターゲット地域を含み、
前記支援端末は複数であり、
前記ユーザデータを受信するステップの前に、
格納部が、前記複数の支援端末それぞれの設置地域を格納するステップと、
第1タグ検索部が、前記設置地域が属する前記広告ターゲット地域を含む前記第1タグを検索するステップとをさらに含み、
前記送信部は、前記第1タグ検索部によって検索された前記第1タグを含む前記広告コンテンツを前記支援端末に送信する、請求項1に記載のカラオケ支援サービスの提供方法。
【請求項7】
前記第1タグは、天気情報をさらに含み、
前記ユーザデータを受信するステップの前に、
連動部が、地域別リアルタイム天気情報提供サーバと連動するステップをさらに含み、
前記第1タグを検索するステップは、前記設置地域の現時点の天気を含む前記第1タグをさらに検索するステップを含む、請求項6に記載のカラオケ支援サービスの提供方法。
【請求項8】
前記第1タグは、時間を含み、
前記ユーザデータを受信するステップの前に、
第1タグ検索部が、現在時間を含む前記第1タグを検索するステップをさらに含み、
前記送信部は、前記第1タグ検索部によって検索された前記第1タグを含む前記広告コンテンツを前記支援端末に送信する、請求項1に記載のカラオケ支援サービスの提供方法。
【請求項9】
連動部が、複数の曲それぞれに対する選好グループを示す曲選好グループデータを提供するサーバと連動するステップと、
第2タグ生成部が、前記複数の曲それぞれに対する前記曲選好グループデータをタグ付けして前記第2タグを生成するステップとをさらに含み、
前記ユーザデータは、前記ユーザの選曲データを含み、
第2タグを抽出するステップは、前記選曲データに含まれる前記曲から前記第2タグを抽出する、請求項1に記載のカラオケ支援サービスの提供方法。
【請求項10】
前記支援端末は、前記広告コンテンツの再生回数をカウントし、
前記受信部は、前記支援端末から前記再生回数をさらに受信し、
実績提供部が、前記再生回数に基づいて前記広告コンテンツの再生実績を図式化して提供するステップをさらに含む、請求項1に記載のカラオケ支援サービスの提供方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カラオケ支援サービスの提供方法及びそのシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
最近、音声分析技術が発展するにつれ、様々な分野への適用が活発に進行されており、特にカラオケの場合、歌を歌う場所として音声が主に使用される空間である点から、該当技術の適用時に大きいシナジー効果が得られることが期待される。
【0003】
したがって、前記音声分析技術をカラオケに適用することで、ユーザの利用便宜を図ると共に、ユーザに対する効果的な広告サービスを提供することが可能なビジネスモデルの開発が必要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】韓国登録特許第10-1996-001727号公報(1999.03.20.公告)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、ユーザの音声を分析することにより、ユーザの曲検索時に便宜を提供することが可能であり、ユーザに対する効果的な広告サービスを提供することが可能なカラオケ支援サービスの提供方法及びそのシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面によると、第1タグ生成部が複数の広告コンテンツのメタデータをタグ付けして第1タグを生成するステップ、受信部がカラオケ伴奏機と連結され、ディスプレイを備える支援端末からユーザデータを受信するステップ、第2タグ抽出部がユーザデータを分析して第2タグを抽出するステップ、タグ比較部が第2タグを第1タグと比較するステップ、及び、送信部が、広告コンテンツがディスプレイにより出力されるように、第2タグと対応する第1タグが含まれた広告コンテンツを支援端末に送信するステップを含む、カラオケ支援サービスの提供方法が提供される。
【0007】
ユーザデータは、ユーザの音声データを含み、音声データは、入力器により支援端末に収集され、ユーザデータを受信するステップの後に、格納部が、ユーザの以降の使用時に、ユーザを識別できるように、音声データをユーザデータベースに格納するステップをさらに含んでもよい。
【0008】
格納部は、第2タグ抽出部が抽出した第2タグをユーザデータベースに格納し、第2タグを抽出するステップは、マッチング部が受信部によって受信された音声データをユーザデータベースに格納された音声データとマッチングさせるステップ、及びローディング部が音声データがマッチングされると、ユーザデータベースに格納された第2タグをロードするステップを含んでもよい。
【0009】
ユーザデータは、ユーザの音声データを含み、音声データは、入力器により支援端末に収集され、ユーザは複数であり、第2タグを抽出するステップは、予測部が音声データを分析して複数のユーザのグループの種類を予測するステップ、及び抽出部が予測部により予測されたグループの種類によって第2タグを抽出するステップを含んでもよい。
【0010】
グループの種類を予測するステップは、データベース構築部がグループの種類毎の識別音声データが格納されたグループ識別データベースを構築するステップ、比較部が音声データを識別音声データと比較するステップ、及び導出部が音声データと対応する識別音声データによってグループの種類を導出するステップを含んでもよい。
【0011】
第1タグは、広告ターゲット地域を含み、支援端末は複数であり、ユーザデータを受信するステップの前に、格納部が複数の支援端末それぞれの設置地域を格納するステップ、及び第1タグ検索部が設置地域が属する広告ターゲット地域を含む第1タグを検索するステップをさらに含み、送信部は、第1タグ検索部によって検索された第1タグを含む広告コンテンツを支援端末に送信してもよい。
【0012】
第1タグは、天気情報をさらに含み、ユーザデータを受信するステップの前に、連動部が地域別リアルタイム天気情報提供サーバと連動するステップをさらに含み、第1タグを検索するステップは、設置地域の現時点の天気を含む第1タグをさらに検索するステップを含んでもよい。
【0013】
第1タグは、時間を含み、ユーザデータを受信するステップの前に、第1タグ検索部が現在時間を含む第1タグを検索するステップをさらに含み、送信部は、第1タグ検索部によって検索された第1タグを含む広告コンテンツを支援端末に送信してもよい。
【0014】
連動部が、複数の曲それぞれに対する選好グループを示す曲選好グループデータを提供するサーバと連動するステップ、及び、第2タグ生成部が、複数の曲それぞれに対する曲選好グループデータをタグ付けして第2タグを生成するステップをさらに含み、ユーザデータは、ユーザの選曲データを含み、第2タグを抽出するステップは、選曲データに含まれる曲から第2タグを抽出してもよい。
【0015】
支援端末は、広告コンテンツの再生回数をカウントし、受信部は、支援端末から再生回数をさらに受信し、実績提供部が再生回数に基づいて広告コンテンツの再生実績を図式化して提供するステップをさらに含んでもよい。
【発明の効果】
【0016】
本発明によると、ユーザの音声を分析することにより、ユーザの曲検索時に便宜を提供することが可能であり、ユーザに対する効果的な広告サービスを提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1図1は、本発明の一実施例によるカラオケ支援サービスの提供方法を示す順序図である。
図2図2は、本発明の一実施例によるユーザ音声データの分析によるユーザカスタマイズ型広告コンテンツの提供方法を示す順序図である。
図3図3は、本発明の一実施例による複数のユーザ音声データの分析によるユーザカスタマイズ型広告コンテンツの提供を示す順序図である。
図4図4は、本発明の一実施例による支援端末の設置地域、天気、時間による環境的要素を考慮した広告コンテンツの提供を示す順序図である。
図5図5は、本発明の一実施例による曲選好グループデータを活用したユーザカスタマイズ型広告コンテンツの提供を示す順序図である。
図6図6は、本発明の一実施例による再生回数を用いた図式化された再生実績ないし広告費用の提供を示す順序図である。
図7図7は、本発明の他の実施例によるカラオケ支援サービス提供システムを示す図である。
図8図8は、本発明の他の実施例によるユーザ音声データの分析によるユーザカスタマイズ型広告コンテンツの提供を示す図である。
図9図9は、本発明の他の実施例による複数のユーザ音声データの分析によるユーザカスタマイズ型広告コンテンツの提供を示す図である。
図10図10は、本発明の他の実施例による支援端末の設置地域、天気、時間による環境的要素を考慮した広告コンテンツの提供を示す図である。
図11図11は、本発明の他の実施例による曲選好グループデータを活用したユーザカスタマイズ型広告コンテンツの提供を示す図である。
図12図12は、本発明の他の実施例による再生回数を用いた図式化された再生実績ないし広告費用を提供を示す図である。
図13図13は、本発明のまた他の実施例による音声認識選曲サービス提供システムを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明は様々な変換を加えることができ、多様な実施例を有することができるところ、特定の実施例を図面に例示して詳細な説明に詳しく説明する。しかし、これは、本発明を特定の実施形態に対して限定しようとするものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれるすべての変換、均等物ないし代替物を含むものと理解されなければならない。本発明の説明にあたって、関連する公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を曖昧にすると判断される場合はその詳細な説明を省略する。
【0019】
第1、第2などの用語は、様々な構成要素の説明に使用することができるが、上記構成要素は上記用語によって限定されてはならない。上記用語は1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のみで使用される。
【0020】
本出願で使用した用語は、単に特定の実施例を説明するために使用されており、本発明を限定しようとする意図ではない。単数の表現は、文脈上明白に異なる意味がない限り複数の表現を含む。本出願において、「含む」又は「有する」などの用語は、明細書に記載の特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品又はこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとするものであり、1つ又はそれ以上の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部品又はこれらを組み合わせたものなどの存在又は付加の可能性をあらかじめ排除しないものと理解されなければならない。
【0021】
以下、本発明によるカラオケ支援サービスの提供方法及びそのシステム(100)を添付の図面を参照して詳しく説明し、添付の図面を参照して説明するにあたって、同一又は対応する構成要素には同一の図面番号を付し、これに対する重複する説明は省略する。
【0022】
まず、本発明の一実施例によるカラオケ支援サービスの提供方法について説明する。
【0023】
本実施例によると、図1に示すように、第1タグ生成部(110)が複数の広告コンテンツのメタデータをタグ付けして第1タグを生成するステップ(S110)、受信部(130)がカラオケ伴奏機と連結され、ディスプレイ(32)を備える支援端末(30)からユーザデータを受信するステップ(S150)、第2タグ抽出部(140)がユーザデータを分析して第2タグを抽出するステップ(S160)、タグ比較部(150)が第2タグを第1タグと比較するステップ(S170)、及び送信部(160)が広告コンテンツがディスプレイ(32)により出力されるように、第2タグと対応する第1タグが含まれた広告コンテンツを支援端末(30)に送信するステップ(S180)を含む、カラオケ支援サービスの提供方法が提供される。
【0024】
このような本実施例によると、支援端末(30)が収集したユーザデータから抽出された第2タグと、広告コンテンツのメタデータから生成された第1タグとを比較する過程によって、支援端末(30)に備えられたディスプレイ(32)に出力される広告コンテンツを選別することで、カラオケを利用中のユーザ(10)に対するカスタマイズ型広告サービスが可能となり、該当広告の効果をより向上させることができる。
【0025】
以下、図1ないし図6を参照して、本実施例によるカラオケ支援サービスの提供方法の各ステップについて説明する。
【0026】
図1に示すように、ステップ110で、第1タグ生成部(110)が複数の広告コンテンツのメタデータをタグ付けして第1タグを生成することができる。
【0027】
ここで、メタデータ(metadata)は、動画ファイルなどにデータ化された広告コンテンツを説明するデータであり、広告コンテンツの属性情報又は属性データとして理解することができる。
【0028】
例えば、「化粧品」広告コンテンツの場合、該当商品の主顧客層は女性であり、商品の特性によってターゲット年齢層があり得るので、該当広告コンテンツは「20代」、「女性」などのメタデータを有することができる。
【0029】
また、タグ(tag)は、広告コンテンツを検索するときに使用するために該当データに付与されるキーワードを意味し、広告コンテンツに対する検索用索引(index)として理解することができる。
【0030】
上述したような「化粧品」広告コンテンツのメタデータである「20代」、「女性」を、第1タグ生成部(110)によって「20代」、「女性」の第1タグに変換して該当広告コンテンツに付与することで、前記「化粧品」広告コンテンツを検索するためのキーワードを用意することができる。
【0031】
図1に示すように、ステップ150で、受信部(130)がカラオケ伴奏機と連結され、ディスプレイ(32)を備える支援端末(30)からユーザデータを受信することができる。
【0032】
ここで、支援端末(30)は、Wi-Fiなどを用いてカラオケ伴奏機と連結され、カラオケ伴奏機と連結された歌詞表示用モニタなどとは別にDID(Digital Information Display)機能を行う、すなわち様々なコンテンツ、例えば検索曲情報、人気曲順位、新曲リスト、推奨曲リスト、後述する広告などを出力及び提供することが可能なディスプレイ(32)を備えることができる。
【0033】
このとき、支援端末(30)は、ユーザ(10)の曲検索などを支援する役割を行うことができるため、支援端末(30)は、カラオケと関連するOTT(Over The Top)サービスを提供するための端末機器として理解することができる。
【0034】
また、支援端末(30)は、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth)などで入力器(34)と連結され、入力器(34)は、ボタン、タッチスクリーンなどを備え、これによって曲検索、曲選定などのユーザ(10)の命令を入力され、また音声受信機を含んでユーザ(10)の音声を入力されてもよい。
【0035】
図1に示すように、ステップ160で第2タグ抽出部(140)がユーザデータを分析して第2タグを抽出することができる。
【0036】
ここで、第2タグは、ユーザ(10)に対するカスタマイズ型広告コンテンツを提供可能となるように、該当広告コンテンツを検索するための検索キーワードとしての役割を行うことができる。
【0037】
これに対する第2タグ抽出の様子は、ユーザデータに含まれるデータの内容と共に以下でより具体的に説明する。
【0038】
図1に示すように、ステップ170で、タグ比較部(150)が第2タグを第1タグと比較することができる。
【0039】
この場合、上述したように、第2タグで広告コンテンツを検索するために、第2タグをタグ比較部(150)によって各広告コンテンツに付与された第1タグと比較することができ、これに対する比較の基準は、第1タグと第2タグとの同一又は類似度に基づくことができる。
【0040】
図1に示すように、ステップ180で、送信部(160)が、広告コンテンツがディスプレイ(32)により出力されるように、第2タグと対応する第1タグが含まれた広告コンテンツを支援端末(30)に送信することができる。
【0041】
このとき、 第2タグと対応する第1タグが含まれた広告コンテンツが複数検索される場合、第1タグと第2タグとの類似度が最も高い広告コンテンツを支援端末(30)に送信するか、又は類似度の高い順に広告コンテンツを整列して該当データリストを支援端末(30)に送信することができる。
【0042】
これによって、ユーザ(10)に合わせて選別された広告コンテンツがディスプレイ(32)を介してユーザ(10)に露出されることで、該当広告コンテンツに対する広告効果をより向上させることができる。
【0043】
図2に示すように、ユーザデータは、ユーザ(10)の音声データを含み、音声データは、入力器(34)によって支援端末(30)に収集され、ユーザデータを受信するステップ(S150)の後に、格納部(135)が、ユーザ(10)の以降の使用時に、ユーザ(10)を識別できるように、音声データをユーザデータベース(136)に格納するステップ(S155)をさらに含んでもよい。
【0044】
ここで、音声データは、入力器(34)によって入力されたユーザ(10)の音声をファイルの形態に変換してデータ化したものとして理解することができる。
【0045】
前記第2タグ抽出部(140)は、音声データの音声分析方法、すなわち、音声波形から該当音声のユーザ(10)の特性を分析する過程によって、第2タグを生成及び導出することができる。
【0046】
また、第1タグ及び第2タグは、それぞれ性別及び年齢代を含んでもよい。
【0047】
ステップ155では、音声データをユーザ(10)毎の音声データを格納可能なユーザデータベース(136)に格納することで、ユーザ(10)の次回利用時に、該当ユーザ(10)を直ちに認識し、より効果的に広告サービスを提供できるようにする。
【0048】
支援端末(30)、及び支援端末(30)に連結されて音声受信可能な入力器(34)によって、ユーザ(10)に音声認識選曲サービスを提供することができ、これに対する詳細な内容は、本発明による広告提供サービスを説明した後に説明する。
【0049】
より具体的に、図2に示すように、格納部(135)は、第2タグ抽出部(140)が抽出した第2タグをユーザデータベース(136)に格納し、第2タグを抽出するステップ(S160)は、マッチング部(142)が受信部(130)によって受信された音声データをユーザデータベース(136)に格納された音声データとマッチングさせるステップ(S162)、及びローディング部(144)が、音声データがマッチングされると、ユーザデータベース(136)に格納された第2タグをロードするステップ(S164)を含んでもよい。
【0050】
すなわち、マッチング部(142)がユーザ(10)の音声データを既に格納された音声データとマッチングさせ、マッチングがなされた場合、ローディング部(144)が前記ユーザ(10)の最初使用時に音声データと共に格納しておいた第2タグをロードするため、別に音声データを分析しなくても直ちに広告コンテンツを検索することが可能であり、これによって、ユーザ(10)により迅速にカスタマイズ型広告を提供することができる。
【0051】
この場合、音声データ間のマッチングは、個人ごとに差がある音声の特徴を用いることで、音声の波形を照合して同一又は類似度の高い音声データを検索する方式で行われてもよい。
【0052】
ここで、第2タグ抽出部(140)が音声データから第2タグを抽出する様子を、例を挙げて具体的に検討すると、音声波形は、性別、年齢代などによって差があるので、このようなユーザ(10)の音声データを分析することで、「20代女性」であるユーザ(10)の音声データから「20代」、「女性」の第2タグを抽出することができる。
【0053】
一方、図3に示すように、ユーザデータは、ユーザ(10)の音声データを含み、音声データは、入力器(34)によって支援端末(30)に収集され、ユーザ(10)は複数であり、第2タグを抽出するステップ(S160)は、予測部(146)が音声データを分析して複数のユーザ(10)のグループの種類を予測するステップ(S166)、及び抽出部(148)が予測部(146)によって予測されたグループの種類によって第2タグを抽出するステップ(S168)を含んでもよい。
【0054】
ユーザ(10)が複数である場合、単一のユーザ(10)を認識する場合と同様に、音声データの分析に困難があるので、複数のユーザ(10)のそれぞれの音声が組み合わせられた全体音声データを分析して該当グループの種類を予測することで、第2タグを抽出することができる。
【0055】
より具体的に、グループの種類を予測するステップ(S166)は、図3に示すように、データベース構築部(146(a))がグループの種類毎の識別音声データが格納されたグループ識別データベースを構築するステップ(S166(a))、比較部(146(b))が音声データを識別音声データと比較するステップ(S166(b))、及び導出部(146(c))が音声データと対応する識別音声データによってグループの種類を導出するステップ(S166(c))を含んでもよい。
【0056】
すなわち、グループの種類を識別できるように、グループの種類毎に該当グループを代表できる識別音声データを設けてグループ識別データベースを構築し、複数のユーザ(10)の音声データを前記識別音声データと比較することで、複数のユーザ(10)のグループの種類を導出することができる。
【0057】
この場合、音声データと識別音声データとの比較は、組み合わせられた音声の波形を照合して同一又は類似度の高い識別音声データを検索する方式で行うことができる。
【0058】
これによって、音声データと同一又は類似度の高い識別音声データが検索されると、該当識別音声データを有するグループの種類が前記複数のユーザ(10)のグループの種類として導出できるようになる。
【0059】
図4に示すように、第1タグは、広告ターゲット地域を含み、支援端末(30)は複数であり、ユーザデータを受信するステップ(S150)の前に、格納部(135)が複数の支援端末(30)それぞれの設置地域を格納するステップ(S120)、及び、第1タグ検索部(170)が、設置地域が属する広告ターゲット地域を含む第1タグを検索するステップ(S130)をさらに含み、送信部(160)は、第1タグ検索部(170)によって検索された第1タグを含む広告コンテンツを支援端末(30)に送信することができる。
【0060】
ここで、広告コンテンツは、場合によって特定の地域をターゲットとする地域広告であり、又は特定の地域の消費者層をターゲットとする広告であるところ、第1タグは、広告ターゲット地域を含んでもよい。
【0061】
この場合、格納部(135)は、複数の支援端末(30)が設置地域を格納し、第1タグ検索部(170)は、前記設置地域を検索キーワードとして該当地域を含む広告ターゲット地域を有する第1タグを検索することができる。
【0062】
これによって検索された第1タグを含む広告コンテンツを該当設置地域の支援端末(30)に送信することで、該当広告コンテンツが広告ターゲット地域内で出力可能となるため、アドバタイザーのニーズを満たすと共に広告効果を向上させることができる。
【0063】
このとき、ディスプレイ(32)は、上述したDID機能を行うことで、ユーザ(10)の操作がない場合に、上述したステップによって支援端末(30)の設置地域に対応する広告コンテンツを持続して出力することができる。
【0064】
また、図4に示すように、第1タグは、天気情報をさらに含み、ユーザデータを受信するステップ(S150)の前に、連動部(137)が地域別リアルタイム天気情報提供サーバ(40)と連動するステップをさらに含み、第1タグを検索するステップ(S130)は、設置地域の現時点の天気を含む第1タグをさらに検索するステップ(S135)を含んでもよい。
【0065】
すなわち、第1タグは、前記広告ターゲット地域と共にリアルタイム天気情報提供サーバ(40)(例えば、気象庁サーバなど)との連動により取得した地域天気情報をさらに含み、第1タグ検索部(170)は、設置地域が属する広告ターゲット地域と共に設置地域の現時点の天気を含む第1タグをさらに検索することで、「設置地域」の「天気」と対応する広告コンテンツを支援端末(30)に送信して出力することができる。
【0066】
これによって、ユーザ(10)は、現在利用中のカラオケが位置した地域の天気に対応する広告コンテンツに接することで、該当広告ないし広告内の商品に対する高い好感度を有するようになり、これによって、該当広告コンテンツのユーザ(10)への提供効果をより向上させることができる。
【0067】
図4に示すように、第1タグは、時間を含み、ユーザデータを受信するステップ(S150)の前に、第1タグ検索部(170)が現在時間を含む第1タグを検索するステップ(S130)をさらに含み、送信部(160)は、第1タグ検索部(170)によって検索された第1タグを含む広告コンテンツを支援端末(30)に送信することができる。
【0068】
すなわち、第1タグ検索部(170)が、現在時間を含む第1タグを検索し、送信部(160)が、検索された第1タグを含む広告コンテンツを支援端末(30)に送信してディスプレイ(32)により出力することで、ユーザ(10)は、自身がカラオケにいる時間帯に合わせた広告コンテンツに触れることができる。
【0069】
これによって、ユーザ(10)の該当広告コンテンツ内の商品に対する購買意思がより高くなり、アドバタイザーとしてはより向上した広告効果を得ることができる。
【0070】
例えば「酒類」の場合は、一般に昼よりは夕方の時間帯に消費される傾向が大きい商品であるので、夕方の時間帯に「酒類」広告コンテンツがユーザ(10)に提供されると、ユーザ(10)は、広告コンテンツ内の商品に対するより大きな購買意欲を感じることができるであろう。
【0071】
図5に示すように、連動部(137)が、複数の曲それぞれに対する選好グループを示す曲選好グループデータを提供するサーバ(50)と連動するステップ(S142)、及び、第2タグ生成部(180)が、複数の曲それぞれに対する曲選好グループデータをタグ付けして第2タグを生成するステップ(S144)をさらに含み、ユーザデータは、ユーザ(10)の選曲データを含み、第2タグを抽出するステップ(S160)は、選曲データに含まれる曲から第2タグを抽出することができる。
【0072】
ここで、連動部(137)は、多くの曲に対して、選好グループ、例えば選好性別、選好年齢代などを調査して該当結果データをそれぞれの曲に付与し、これによって生成された曲選好グループデータを提供するサーバ(50)(例えば、音楽ストリーミングサービス提供サーバなど)と連動して当該サーバから曲選好グループデータを提供されてもよい。
【0073】
第2タグ生成部(180)が、曲それぞれに対する選好グループデータをタグ付けして第2タグを生成することで、この後にユーザデータに含まれた選曲データ内の曲から第2タグが抽出され、第1タグと比較できるようになる。
【0074】
これによって、ユーザ(10)が選曲した曲より、ユーザ(10)が属したグループ、例えば性別、年齢代などを予測することができ、予測した情報によってユーザ(10)に合わせた広告コンテンツを選別して出力することができる。
【0075】
例えば、「BTS」の「Dynamite」という曲に対する選好グループが「20代」の「女性」であると調査された場合、曲選好グループデータ及びそれから生成された第2タグは「20代」、「女性」となり、ユーザ(10)が「Dynamite」を選曲した場合、該当選曲データから上記の第2タグが抽出され、これによって、上述したように該当第2タグを含む第1タグを有する「化粧品」広告コンテンツが支援端末(30)に送信され得る。
【0076】
ここで、選曲データが1つ以上の曲を含んでいる場合は、最も多い回数で重複抽出された第2タグを、選曲データの代表の第2タグとしてもよい。
【0077】
図6に示すように、支援端末(30)は、広告コンテンツの再生回数をカウントし、受信部(130)は、支援端末(30)から再生回数をさらに受信し、実績提供部が再生回数に基づいて広告コンテンツの再生実績を図式化して提供するステップ(S152)をさらに含んでもよい。
【0078】
言い換えると、受信部(130)によって支援端末(30)から受信された広告コンテンツの再生回数に基づいて、該当広告コンテンツの再生実績を図式化した資料が管理者などに提供されてもよい。
【0079】
これによって、管理者などは、広告コンテンツサービス提供実績などを容易に管理することができる。
【0080】
より具体的に、図6に示すように、前記支援端末(30)は複数であり、前記複数の支援端末(30)は異なる地域に設置され、前記再生実績を図式化して提供するステップ(S152)は、前記広告コンテンツの日別、月別及び地域別の前記再生回数を含むグラフを生成して提供することができる。
【0081】
また、図6に示すように、費用算出部が、前記受信部(130)によって受信された前記再生回数に前記広告コンテンツの1回再生時の広告単価を乗じることにより広告費用を算出して提供するステップ(S154)をさらに含んでもよい。
【0082】
次いで、本発明の他の実施例によるカラオケ支援サービス提供システム(100)について説明する。
【0083】
本発明の他の側面によると、図7に示すように、複数の広告コンテンツのメタデータをタグ付けして第1タグを生成する第1タグ生成部(110)、カラオケ伴奏機と連結されてディスプレイ(32)を備える支援端末(30)からユーザ(10)データを受信する受信部(130)、ユーザ(10)データを分析して第2タグを抽出する第2タグ抽出部(140)、第2タグを第1タグと比較するタグ比較部(150)、及び広告コンテンツがディスプレイ(32)により出力されるように、第2タグと対応する第1タグが含まれた広告コンテンツを支援端末(30)に送信する送信部(160)を含む、カラオケ支援サービス提供システム(100)が提供される。
【0084】
このような本実施例によると、第2タグ抽出部(140)が、支援端末(30)が入力器(34)によって収集したユーザ(10)データから第2タグを抽出し、タグ比較部(150)は、第2タグを第1タグ生成部(110)によって広告コンテンツのメタデータから生成された第1タグと比較することにより、支援端末(30)に備えられたディスプレイ(32)により出力される広告コンテンツを選別することで、カラオケを利用中のユーザ(10)に対するカスタマイズ型広告サービスが可能となり、該当広告の効果をより向上させることができる。
以下、図7ないし図12を参照して本実施例によるカラオケ支援サービス提供システム(100)の各構成について説明する。
【0085】
第1タグ生成部(110)は、図7に示すように、複数の広告コンテンツのメタデータをタグ付けして第1タグを生成することができる。
【0086】
受信部(130)は、図7に示すように、カラオケ伴奏機と連結され、ディスプレイ(32)を備える支援端末(30)からユーザ(10)データを受信することができる。
【0087】
第2タグ抽出部(140)は、図7に示すように、ユーザ(10)データを分析して第2タグを抽出することができる。
【0088】
タグ比較部(150)は、図7に示すように、第2タグを第1タグと比較することができる。
【0089】
送信部(160)は、図7に示すように、広告コンテンツがディスプレイ(32)により出力されるように、第2タグと対応する第1タグが含まれた広告コンテンツを支援端末(30)に送信することができる。
【0090】
図8に示すように、ユーザ(10)データは、ユーザ(10)の音声データを含み、音声データは、入力器(34)によって支援端末(30)に収集され、ユーザ(10)の以降の使用時に、ユーザ(10)を識別できるように、音声データをユーザデータベース(136)に格納する格納部(135)をさらに含んでもよい。
【0091】
また、図8に示すように、格納部(135)は、第2タグ抽出部(140)が抽出した第2タグをユーザデータベース(136)に格納し、第2タグ抽出部(140)は、受信部(130)が受信した音声データをユーザデータベース(136)に格納された音声データとマッチングさせるマッチング部(142)、及び音声データがマッチングされると、ユーザデータベース(136)に格納された第2タグをロードするローディング部(144)を含んでもよい。
【0092】
一方、図9に示すように、ユーザ(10)データは、ユーザ(10)の音声データを含み、音声データは、入力器(34)によって支援端末(30)に収集され、ユーザ(10)は複数であり、第2タグ抽出部(140)は、音声データを分析して複数のユーザ(10)のグループの種類を予測する予測部(146)、及び予測部(146)が予測したグループの種類によって第2タグを抽出する抽出部(148)を含んでもよい。
【0093】
予測部(146)は、図9に示すように、グループの種類毎の識別音声データが格納されたグループ識別データベースを構築するデータベース構築部(146(a))、音声データを識別音声データと比較する比較部(146(b))、及び音声データと対応する識別音声データによってグループの種類を導出する導出部(146(c))を含んでもよい。
【0094】
図10に示すように、第1タグは、広告ターゲット地域を含み、支援端末(30)は複数であり、複数の支援端末(30)それぞれの設置地域を格納する格納部(135)、及び設置地域が属する広告ターゲット地域を含む第1タグを検索する第1タグ検索部(170)をさらに含み、送信部(160)は、第1タグ検索部(170)によって検索された第1タグを含む広告コンテンツを支援端末(30)に送信することができる。
【0095】
また、図10に示すように、第1タグは、天気情報をさらに含み、地域別リアルタイム天気情報提供サーバ(40)と連動する連動部(137)をさらに含み、第1タグ検索部(170)は、設置地域の現時点の天気を含む第1タグをさらに検索することができる。
【0096】
図10に示すように、第1タグは、時間を含み、現在時間を含む第1タグを検索する第1タグ検索部(170)をさらに含み、送信部(160)は、第1タグ検索部(170)によって検索された第1タグを含む広告コンテンツを支援端末(30)に送信することができる。
【0097】
図11に示すように、複数の曲それぞれに対する選好グループを示す曲選好グループデータを提供するサーバ(50)と連動される連動部(137)、及び複数の曲それぞれに対する曲選好グループデータをタグ付けして第2タグを生成する第2タグ生成部(180)をさらに含み、ユーザ(10)データは、ユーザ(10)の選曲データを含み、第2タグ抽出部(140)は、選曲データに含まれる曲から第2タグを抽出することができる。
【0098】
図12に示すように、支援端末(30)は、広告コンテンツの再生回数をカウントし、受信部(130)は、支援端末(30)から再生回数をさらに受信し、再生回数に基づいて広告コンテンツの再生実績を図式化して提供する実績提供部をさらに含んでもよい。
【0099】
より具体的に、図12に示すように、支援端末(30)は複数であり、複数の支援端末(30)は異なる地域に設置され、実績提供部は、広告コンテンツの日別、月別及び地域別の再生回数を含むグラフを生成して提供することができる。
【0100】
また、図12に示すように、受信部(130)が受信した再生回数に広告コンテンツの1回再生時の広告単価を乗じることにより広告費用を算出して提供する費用算出部をさらに含んでもよい。
【0101】
上記で言及した支援端末(30)、及び支援端末(30)に連結されて音声受信可能な入力器(34)による音声認識選曲サービス提供システム(200)について説明する。
【0102】
本実施例によると、図13に示すように、ユーザ(10)が曲を検索するために発話した検索発話文を入力される入力器(34)、検索発話文をテキスト形態に変換する変換サーバ、テキスト形態に変換された検索発話文を、分かち書き、品詞、及び語幹と語尾を基準に分割して複数の検索トークンを生成する生成サーバ、曲名と歌手名を含む基準発話文を、分かち書き、品詞、及び語幹と語尾を基準に分割して生成された複数の基準トークンを格納し、複数の基準トークンと複数の検索トークンとを比較し、比較結果によって基準発話文に対する検索発話文の類似度点数を算出し、類似度点数を基準にユーザ(10)に提供する曲情報を生成する分析サーバ、ユーザ(10)に提供された曲情報のうちでユーザ(10)が選択した曲を予約及び再生の少なくとも一方を含んで行う歌伴奏機(20)、及び入力器(34)、生成サーバ、分析サーバ及び歌伴奏機(20)の間でデータを送受信する支援端末(30)を含む、音声認識選曲サービス提供システム(200)が提供される。
【0103】
ユーザ(10)が曲を検索するために発話した検索発話文という音声データは、装置を介して支援端末(30)に送られ、該当音声データは、支援端末(30)によって変換サーバに送信され、テキスト形態に変換されてテキストデータになることができる。
【0104】
また、該当テキストデータは、また支援端末(30)に受信されて生成サーバに送信され、このとき、分かち書き、品詞、及び語幹と語尾を基準に分割されて複数の検索トークンとなり、前記複数の検索トークンは、支援端末(30)を介して分析サーバに送られてもよい。
【0105】
これによって、前記複数の検索トークンは、分析サーバに格納された曲名と歌手名を含む基準発話文を、分かち書き、品詞、及び語幹と語尾を基準に分割して生成された複数の基準トークンと比較し、分析サーバは、該当比較結果によって類似度点数を算出し、類似度点数を基準にユーザ(10)に提供する曲情報を生成した後、支援端末(30)に送信することができる。
【0106】
この後、支援端末(30)によってユーザ(10)に提供される前記曲情報のうちでユーザ(10)が希望する曲を選択すると、該当情報は、歌伴奏機(20)に送信され、最終的に該当曲の伴奏が始まるようになる。
【0107】
このような本実施例によると、ユーザ(10)のより容易かつ正確な曲検索が可能となる。
【0108】
一方、前述した実施例の構成要素は、プロセス的な観点から容易に把握することができる。すなわち、それぞれの構成要素はそれぞれのプロセスで把握することができる。また、前述した実施例のプロセスは、装置の構成要素的な観点から容易に把握することができる。
【0109】
また、上記で説明した技術的内容は、様々なコンピュータ手段によって行うことができるプログラム命令形態で具現され、コンピュータ判読可能媒体に記録されてもよい。前記コンピュータ判読可能媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独又は組み合わせて含んでもよい。前記媒体に記録されるプログラム命令は、実施例のために特に設計及び構成されたものであるか、又はコンピュータソフトウェアにおける当業者に公知とされて使用可能なものであってもよい。コンピュータ判読可能記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピーディスク及び磁気テープのような磁気媒体(magnetic media)、CD-ROM、DVDのような光記録媒体(optical media)、フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気-光媒体(magneto-optical media)、及びROM、RAM、フラッシュメモリーなどのようなプログラム命令を格納して実行するように特に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令の例としては、コンパイラーによって作成されるような機械語コードだけでなく、インタプリターなどを用いてコンピュータによって実行できる高級言語コードを含む。ハードウェア装置は、実施例の動作を実行するために1つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成されてもよく、その逆も同様である。
【0110】
以上、本発明の一実施例について説明してきたが、該当技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載の本発明の思想から逸脱しない範囲内で、構成要素の付加、変更、削除又は追加などによって本発明を多様に修正及び変更させることができ、これも本発明の権利範囲内に含まれると言える。
【符号の説明】
【0111】
10:ユーザ
20:歌伴奏機
30:支援端末
32:ディスプレイ
34:入力器
40:地域別リアルタイム天気情報提供サーバ(天気サーバ)
50:曲選好グループデータを提供するサーバ(データサーバ)
60:管理者など
100:カラオケ支援サービス提供システム
110:第1タグ生成部
130:受信部
135:格納部
136:ユーザデータベース
137:連動部
140:第2タグ抽出部
142:マッチング部
144:ローディング部
146:予測部
146(a):データベース構築部
146(b):比較部
146(c):導出部
148:抽出部
150:タグ比較部
160:送信部
170:第1タグ検索部
180:第2タグ生成部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
【国際調査報告】