(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-01-30
(54)【発明の名称】二次元コード表示方法、装置、デバイス及び媒体
(51)【国際特許分類】
G06K 19/06 20060101AFI20240123BHJP
【FI】
G06K19/06 131
G06K19/06 037
G06K19/06 112
G06K19/06 140
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023541003
(86)(22)【出願日】2021-12-22
(85)【翻訳文提出日】2023-07-05
(86)【国際出願番号】 CN2021140361
(87)【国際公開番号】W WO2022148242
(87)【国際公開日】2022-07-14
(31)【優先権主張番号】202110014589.0
(32)【優先日】2021-01-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】シン,トン
(72)【発明者】
【氏名】ロン,スコ
(57)【要約】
本開示は、二次元コード表示方法、装置、デバイス及び媒体に関する。二次元コード表示方法は、二次元コード表示操作を受け付けるステップであって、二次元コード表示操作は、ターゲット内容に対応する二次元コード画像の表示をトリガするために用いられ、ターゲット内容は、第1アプリケーションプログラムに属するステップと、二次元コード表示操作に応答して、二次元コード画像を表示するステップであって、二次元コード画像は、重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点を含み、第1主位置決め点は、第2主位置決め点の上に位置し、プリセット色を有し、第2主位置決め点は、第1アプリケーションプログラムの特徴的な色を有するステップと、を含む。本開示の実施例によれば、二次元コードの認識度を向上させることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子デバイスが実行する二次元コード表示方法であって、
二次元コード表示操作を受け付けるステップであって、前記二次元コード表示操作は、ターゲット内容に対応する二次元コード画像の表示をトリガするために用いられ、前記ターゲット内容は、第1アプリケーションプログラムに属するステップと、
前記二次元コード表示操作に応答して、前記二次元コード画像を表示するステップであって、前記二次元コード画像は、重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点を含み、前記第1主位置決め点は、前記第2主位置決め点の上に位置し、プリセット色を有し、前記第2主位置決め点は、前記第1アプリケーションプログラムの特徴的な色を有するステップと、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記二次元コード画像はさらに補助位置決め点を含み、前記補助位置決め点は、前記重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点の周りに均一的に設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記特徴的な色は、第1タイプの色を含み、前記第1タイプの色の二値化された色は、前記プリセット色と同じであり、
前記補助位置決め点は、第1補助位置決め点及び第2補助位置決め点を含み、前記第1補助位置決め点は、前記プリセット色を有し、前記第2補助位置決め点は、前記第1タイプの色を有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記二次元コード画像はさらにデータドットマトリックスを含み、前記データドットマトリックスは第1データドット及び第2データドットを含み、前記第1データドットは前記プリセット色を有し、前記第2データドットは前記特徴的な色を有し、
前記データドットマトリックスは、前記ターゲット内容に応じて生成され、第2アプリケーションプログラムに前記ターゲット内容を取得させるために用いられ、前記第2アプリケーションプログラムは、前記第1アプリケーションプログラム、及び前記第1アプリケーションプログラム以外の他のアプリケーションプログラムのうちの少なくとも1つを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記特徴的な色は、第1タイプの色及び第2タイプの色を含み、前記第1タイプの色の二値化された色は、前記プリセット色と同じであり、前記第2タイプの色の二値化された色は、前記プリセット色と異なり、
前記第2データドットは、第1タイプの第2データドット及び第2タイプの第2データドットを含み、前記第1タイプの第2データドットは、前記第1タイプの色を有し、前記第2タイプの第2データドットは、前記第2タイプの色を有し、前記第1データドット及び前記第1タイプの第2データドットは、前記ターゲット内容に応じて生成される、
ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記第1アプリケーションプログラムの特徴的な色は、前記第1アプリケーションプログラムの特徴的なアイコンに含まれる色を含む、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
前記特徴的なアイコンは、前記第1アプリケーションプログラムのロゴを含む、
ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記二次元コード画像はさらに画像枠を含み、前記画像枠は、前記特徴的な色に応じて生成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記画像枠は、前記特徴的な色を有するサブ枠からなる閉鎖枠であり、或いは、前記画像枠は、前記特徴的な色を有する字枠からなる開放枠である、
ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記特徴的な色が第1タイプの色及び第2タイプの色を含む場合、前記画像枠は、前記第1タイプの色を有する第1サブ枠と、前記第2タイプの色を有する第2サブ枠とからなる閉鎖枠である、
ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記画像枠は、前記特徴的な色を有するサブ枠と、前記プリセット色を有するサブ枠とからなる閉鎖枠であり、或いは、前記画像枠は、前記特徴的な色を有するサブ枠と、前記プリセット色を有するサブ枠とからなる開放枠である、
ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項12】
前記二次元コード画像を表示する前記ステップは、
第1背景画像上に前記二次元コード画像を表示するステップであって、前記第1背景画像は第1色に応じて生成されるステップを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記第1背景画像は、前記第1色に対応するカラーグラデーション画像を含む、
ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記二次元コード画像を表示する前記ステップの後、前記方法はさらに、
画像変更操作を受け付けるステップであって、前記画像変更操作は、前記第1背景画像を第2背景画像に置き換えるために用いられ、前記第2背景画像は、第2色に応じて生成されるステップと、
前記画像変更操作に応答して、前記第1背景画像を前記第2背景画像に置き換えて表示するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項12または13に記載の方法。
【請求項15】
前記第1背景画像を前記第2背景画像に置き換えて表示する前記ステップは、
前記画像変更操作の操作位置を円心として、前記第2背景画像を前記第1背景画像に置き換えるまで、プリセットされた半径増分に従って前記第2背景画像を展開するステップを含む、
ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記第2背景画像は、前記第2色に対応するカラーグラデーション画像を含む、
ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
【請求項17】
前記カラーグラデーション画像は、第3色に応じて前記第2色に対してカラーグラデーションを行うことで生成され、前記第3色は、前記第1色及びターゲット色のうちの少なくとも1種を含む、
ことを特徴とする請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記カラーグラデーション画像は、前記画像変更操作の操作パラメータに応じて前記第2色に対してカラーグラデーションを行うことで生成され、前記操作パラメータは、操作位置、操作時間長、及び操作力のうちの少なくとも1種を含む、
ことを特徴とする請求項16または17に記載の方法。
【請求項19】
二次元コード表示操作を受け付ける前記ステップの後、前記方法はさらに、
前記二次元コード表示操作に応答して、ターゲットコントロールを表示するステップを含み、
前記ターゲットコントロールは、二次元コード記憶コントロール、二次元コード走査コントロール、及び二次元コード共有コントロールのうちの少なくとも1種を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項20】
前記ターゲット内容は、前記第1アプリケーションプログラムにおける、共有対象となる情報であり、或いは、前記ターゲット内容は、前記第1アプリケーションプログラムにおける、共有対象となる情報を展示するためのページの取得アドレスである、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項21】
前記二次元コード画像は、複数の組の重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点を含み、それに、各組の重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点は、前記二次元コード画像の1つのプリセット点箇所に設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項22】
各組の重畳して設けられた第1主位置決め点は複数であり、及び/または、各組の重畳して設けられた第2主位置決め点は複数である、
ことを特徴とする請求項21に記載の方法。
【請求項23】
各組の重畳して設けられた第1主位置決め点が複数である場合、当該組の重畳して設けられた第2主位置決め点は、少なくとも1つの前記第1主位置決め点の任意部分と重畳して設けられる、
ことを特徴とする請求項22に記載の方法。
【請求項24】
各組の重畳して設けられた第2主位置決め点が複数である場合、当該組の重畳して設けられた各第2主位置決め点はそれぞれ、当該組の重畳して設けられた少なくとも第1主位置決め点の異なる部分と重畳して設けられる、
ことを特徴とする請求項22に記載の方法。
【請求項25】
各組の重畳して設けられた複数の第1主位置決め点の円心は、複数の第2主位置決め点の円心と共線をなし、前記複数の第2主位置決め点の円心はそれぞれ、前記複数の第1主位置決め点の円心の両側に位置する、
ことを特徴とする請求項22に記載の方法。
【請求項26】
電子デバイスのローカルに記憶されていない二次元コード画像の表示をトリガするための前記二次元コード表示操作に応答して、前記ターゲット内容が含まれる二次元コード取得要求を前記第1アプリケーションプログラムのサーバに送信するステップであって、前記二次元コード取得要求は、前記ターゲット内容に対応する二次元コード画像をフィードバックするように前記サーバに指示するために用いられるステップと、
前記サーバから送信された前記二次元コード画像を受信するステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項27】
電子デバイスのローカルに記憶されていない二次元コード画像の表示をトリガするための前記二次元コード表示操作に応答して、前記ターゲット内容に対応する二次元コード画像を生成するステップ、
をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項28】
前記二次元コード画像は、複数の組の補助位置決め点を含み、各組の補助位置決め点は、1組の重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点の周りに均一的に設けられる、
ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項29】
前記各組の補助位置決め点の中心は、矩形を形成する、
ことを特徴とする請求項28に記載の方法。
【請求項30】
二次元コード表示装置であって、
二次元コード表示操作を受け付けるように配置される第1受け付けユニットであって、前記二次元コード表示操作は、ターゲット内容に対応する二次元コード画像の表示をトリガするために用いられ、前記ターゲット内容は、第1アプリケーションプログラムに属する第1受け付けユニットと、
前記二次元コード表示操作に応答して、前記二次元コード画像を表示するように配置される第1表示ユニットであって、前記二次元コード画像は、重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点を含み、前記第1主位置決め点は前記第2主位置決め点の上に位置し、プリセット色を有し、前記第2主位置決め点は前記第1アプリケーションプログラムの特徴的な色を有する第1表示ユニットと、
を含むことを特徴とする装置。
【請求項31】
プロセッサと、
実行可能な指令を記憶するためのメモリと、
を含み、
前記プロセッサは、前記メモリから前記実行可能な指令を読み取って実行することで、請求項1から29のいずれか1項に記載の二次元コード表示方法を実現する、
ことを特徴とする電子デバイス。
【請求項32】
コンピュータ可読記憶媒体であって、コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、プロセッサに請求項1から29のいずれか1項に記載の二次元コード表示方法を実現させる、
ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願]
本出願は、2021年1月6日にて提出された、出願番号が202110014589.0であって、出願の名称が「二次元コード表示方法、装置、デバイス及び媒体」である中国特許出願に基づく優先権を主張するものであり、その全内容を援用により本出願に組み込む。
[技術分野]
本開示は、二次元コードの技術分野に関し、特に、二次元コード表示方法、装置、デバイス及び媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネット技術の発展に伴い、二次元コードは、人々の生活の中でますます広く適用されている。例えば、人々は、二次元コードを使用してソーシャル名刺の共有、ショートビデオの共有、ソーシャルプラットフォーム情報の共有などを行うことができる。
【0003】
しかしながら、現在の二次元コードは、スタイルが単調であり、二次元コード自身によりアプリケーションプログラムの独特なスタイルを体現することができず、二次元コードの認識度を低くする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した技術的課題を解決するために、または、少なくとも部分的に解決するために、本開示は、二次元コード表示方法、装置、デバイス及び媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の態様によれば、本開示は、二次元コード表示方法を提供し、
二次元コード表示操作を受け付けるステップであって、二次元コード表示操作は、ターゲット内容に対応する二次元コード画像の表示をトリガするために用いられ、ターゲット内容は、第1アプリケーションプログラムに属するステップと、
二次元コード表示操作に応答して、二次元コード画像を表示するステップであって、二次元コード画像は、重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点を含み、第1主位置決め点は第2主位置決め点の上に位置し、プリセット色を有し、第2主位置決め点は第1アプリケーションプログラムの特徴的な色を有するステップと、を含む。
【0006】
第2の態様によれば、本開示は、二次元コード表示装置を提供し、
二次元コード表示操作を受け付けるように配置される第1受け付けユニットであって、二次元コード表示操作は、ターゲット内容に対応する二次元コード画像の表示をトリガするために用いられ、ターゲット内容は、第1アプリケーションプログラムに属する第1受け付けユニットと、
二次元コード表示操作に応答して、二次元コード画像を表示するように配置される第1表示ユニットであって、二次元コード画像は、重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点を含み、第1主位置決め点は第2主位置決め点の上に位置し、プリセット色を有し、第2主位置決め点は第1アプリケーションプログラムの特徴的な色を有する第1表示ユニットと、を含む。
【0007】
第3の態様によれば、本開示は、電子デバイスを提供し、
プロセッサと、
実行可能な指令を記憶するためのメモリと、を含み、
プロセッサは、メモリから実行可能な指令を読み取って実行することで、第1の態様に記載の二次元コード表示方法を実現する。
【0008】
第4の態様によれば、本開示は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、当該記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶されており、コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、プロセッサに第1の態様に記載の二次元コード表示方法を実現させる。
【0009】
本開示の実施例によって提供される技術案は、従来技術と比較すると、以下のような利点を有する。
本開示の実施例に係る二次元コード表示方法、装置、デバイス及び媒体は、二次元コード表示操作に基づいて、第1アプリケーションプログラムにおけるターゲット内容に対応する二次元コード画像を表示することができ、当該二次元コード画像は、重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点を含むことができ、第1主位置決め点は、第2主位置決め点の上に位置して、プリセット色を有し、第2主位置決め点は、第1アプリケーションプログラムの特徴的な色を有し、ことにより、二次元コードは、第1アプリケーションプログラムの特徴的な色を有し、さらに、特徴的な色により、二次元コードに第1アプリケーションプログラムの独特なスタイルを体現させ、二次元コードの認識度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の各実施例の上記及び他の特徴、利点、並びに態様は、添付の図面と併せて以下の具体的な実施形態を参照することによってより明らかになる。図面全体を通して、同一または類似の符号は、同一または類似の要素を示す。ここで、図面は、概略的なものであり、部品及び要素は必ずしも一定の縮尺で描かれているわけではない。
【
図1】本開示の実施例による二次元コード表示アーキテクチャの概略図である。
【
図2】本開示の実施例による二次元コード表示方法の概略フローチャートである。
【
図3】本開示の実施例による二次元コード画像の概略図である。
【
図4】本開示の実施例による別の二次元コード画像の概略図である。
【
図5】本開示の実施例によるまた別の二次元コード画像の概略図である。
【
図6】本開示の実施例によるさらに別の二次元コード画像の概略図である。
【
図7】本開示の実施例による二次元コード画像枠の概略図である。
【
図8】本開示の実施例による別の二次元コード画像枠の概略図である。
【
図9】本開示の実施例によるまた別の二次元コード画像枠の概略図である。
【
図10】本開示の実施例によるさらに別の二次元コード画像枠の概略図である。
【
図11】本開示の実施例によるさらに別の二次元コード画像枠の概略図である。
【
図12】本開示の実施例による、二次元コード画像を表示するインターフェース概略図である。
【
図13】本開示の実施例による別の二次元コード表示方法の概略フローチャートである。
【
図14】本開示の実施例による別の、二次元コード画像を表示するインターフェース概略図である。
【
図15】本開示の実施例による背景画像の生成原理概略図である。
【
図16】本開示の実施例による別の背景画像の生成原理概略図である。
【
図17】本開示の実施例による二次元コード表示装置の構造概略図である。
【
図18】本開示の実施例による電子デバイスの構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照しながら本開示の実施例についてより詳しく説明する。本開示のいくつかの実施例は図面に示されているが、本開示は様々な形態で実現されることができ、本明細書に記載の実施例に制限されるものと解釈されるべきではなく、むしろこれらの実施例は本開示をより深くかつ完全に理解するために提供されることを理解されたい。また、本開示の図面及び実施例は、例示的な目的のためにのみ使用され、本開示の保護範囲を制限することを意図するものではないことは理解されるべきである。
【0012】
本開示の方法の実施形態に記載される各ステップは、異なる順序に従って実行され、及び/または並行して実行されることが理解されるべきである。また、方法の実施形態は、追加のステップを含み、及び/または図示されるステップの実行を省略することができる。本開示の範囲はこの点に関して限定されない。
【0013】
本明細書で使用される「含む」という用語及びその変形は、自由形式の包含、即ち、「含むがこれらに限定されない」という意味である。「に基づく」という用語は、「少なくとも部分的に基づく」という意味である。「一実施例」という用語は、「少なくとも1つの実施例」を意味し、「別の実施例」という用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を意味し、「いくつかの実施例」という用語は、「少なくともいくつかの実施例」を意味する。他の用語の関連する定義は、以下で説明される。
【0014】
なお、本開示で言及される「第1」、「第2」などの概念は、異なる装置、モジュールまたはユニットを区別するためにのみ使用され、これらの装置、モジュール、またはユニットによって実行される機能の順序または相互依存関係を限定することを意図するものでもない。
【0015】
なお、本開示で言及される「1つ」、「複数」の修飾は限定ではなく、例示的なものであり、当業者であれば理解できるように、本明細書において特に指摘されない限り、「1つまたは複数」として理解されるべきである。
【0016】
本開示の実施形態における複数の装置の間でやり取りされるメッセージまたは情報の名称は、これらのメッセージまたは情報の範囲を限定することを意図するものではなく、説明する目的のためだけである。
【0017】
本開示によって提供される二次元コード表示方法は、
図1に示すアーキテクチャに適用することができ、具体的には、
図1を結合して詳しく説明する。
【0018】
図1は、本開示の実施例による二次元コード表示アーキテクチャの概略図を示す。
【0019】
図1に示すように、当該二次元コード表示アーキテクチャ100には、クライアントの少なくとも1つの電子デバイス101及びサービスエンドの少なくとも1つのサーバ102が含まれることができる。電子デバイス101は、ネットワークプロトコル、例えば、ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル・セキュア(Hyper Text Transfer Protocol over Secure Socket Layer、HTTPS)を介してサーバ102と接続を確立して情報のインタラクションを行うことができる。電子デバイス101は、携帯電話、タブレット、デスクトップコンピュータ、ノートパソコン、車載端末、ウェアラブル電子デバイス、一体機、スマートホームデバイスなどの通信機能を有するデバイスを含んでもよいし、仮想マシンやシミュレータによってシミュレートされたデバイスであってもよい。サーバ102は、クラウドサーバやサーバクラスタなどの記憶及び計算機能を有するデバイスであってもよい。
【0020】
上記アーキテクチャに基づいて、ユーザは、指定されたアプリケーションプログラムに属するターゲット内容に対応する二次元コード画像を、電子デバイス101を介して展示することができる。
【0021】
ユーザが、指定されたアプリケーションプログラムに属するターゲット内容に対応する二次元コード画像を、電子デバイス101を介して展示しようとする場合、電子デバイス101に二次元コード表示操作を入力し、電子デバイス101に二次元コード表示操作を受け付けさせるとともに、二次元コード表示操作に応答して、ターゲット内容に対応する二次元コード画像を表示することができる。
【0022】
電子デバイス101に表示される二次元コード画像は、重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点を含むことができ、第1主位置決め点は、第2主位置決め点の上に位置して、プリセット色を有することができ、第2主位置決め点は、指定されたアプリケーションプログラムの特徴的な色を有することができ、これにより、二次元コードは、指定されたアプリケーションプログラムの特徴的な色を有し、さらに特徴的な色により、二次元コードに、指定されたアプリケーションプログラムの独特なスタイルを体現させ、二次元コードの認識度を向上させることができる。
【0023】
任意選択で、二次元コード画像は、指定されたアプリケーションプログラムのサーバ102によって生成されてもよいし、電子デバイス101によって生成されてもよく、例えば、指定されたアプリケーションプログラムにより生成され、ここでは制限しない。
【0024】
いくつかの例示では、二次元コード表示操作が、電子デバイス101のローカルに記憶されていない二次元コード画像に対する操作である場合、電子デバイス101は、ユーザが指定されたアプリケーションプログラム内で入力した二次元コード表示操作を受け付けた後、ターゲット内容が含まれる二次元コード取得要求を指定されたアプリケーションプログラムのサーバ102に送信することで、サーバ102が二次元コード取得要求に応答して、ターゲット内容に対応する二次元コード画像を電子デバイス101にフィードバックすることができる。
【0025】
二次元コード画像がターゲット内容に基づいてリアルタイムに生成された画像である場合、サーバ102は、電子デバイス101から送信された、ターゲット内容が含まれる二次元コード取得要求を受信した後、当該二次元コード取得要求に応答して、上記重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点を含む二次元コード画像を生成するとともに、生成した二次元コード画像を電子デバイス101に送信することができる。この場合、サーバ102が毎回、同じターゲット内容に基づいてリアルタイムに生成した二次元コード画像は、異なる可能性がある。
【0026】
なお、二次元コード画像がターゲット内容に基づいてリアルタイムに生成された画像である場合、電子デバイス101は、ユーザが指定されたアプリケーションプログラム内で入力した二次元コード表示操作を受け付けた後、上記重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点を含む二次元コード画像を生成することもでき、ここでは贅言しない。
【0027】
二次元コード画像がターゲット内容に基づいて予め生成された画像である場合、サーバ102は、電子デバイス101から送信された、ターゲット内容が含まれる二次元コード取得要求を受信した後、当該二次元コード取得要求に応答して、記憶している画像から、ターゲット内容に対応する二次元コード画像を検索するとともに、検索した二次元コード画像を電子デバイス101に送信することができる。当該二次元コード画像は、サーバ102によって予め上記重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点に基づいて生成されたることができる。この場合、サーバ102が毎回、同じターゲット内容に基づいて検索した二次元コード画像は、同じである。
【0028】
なお、二次元コード画像がターゲット内容に基づいて予め生成された画像である場合、電子デバイス101は、ユーザが指定されたアプリケーションプログラム内で入力した二次元コード表示操作を受け付けた後、記憶している画像から、ターゲット内容に対応する二次元コード画像を検索することもでき、ここでは贅言しない。
【0029】
さらに、電子デバイス101は、サーバ102から送信された二次元コード画像を受信した後、当該二次元コード画像を表示することができる。
【0030】
従って、これらの例示では、ユーザは、電子デバイス101のローカルに記憶されていない二次元コード画像を、電子デバイス101を介して展示することができる。
【0031】
ユーザが二次元コードで情報を共有するシーンにおいて、ターゲット内容は、指定されたアプリケーションプログラムにおける、共有対象となる情報、または指定されたアプリケーションプログラムの当該共有対象となる情報を展示するためのページの取得アドレスであってもよく、二次元コード画像は、共有対象となる情報や取得アドレスに応じて生成された共有二次元コード画像であってもよく、この場合、ユーザが共有オブジェクトに共有二次元コード画像を展示し、または送信する時に、共有二次元コード画像は、特徴的な色により、指定されたアプリケーションプログラムの独特なスタイルを体現することができるため、二次元コードの美観を増加させることができるだけでなく、共有オブジェクトは、特徴的な色に基づいて、当該二次元コードが属するアプリケーションプログラムを快速に了解することができ、二次元コードの認識度を向上させる。
【0032】
なお、ユーザが二次元コードを使用して情報を共有するシーンに加えて、
図1に示すアーキテクチャは、二次元コードを展示し、または使用する他のシーンにも適用することができ、ここでは制限しない。
【0033】
別の例示では、二次元コード表示操作が、電子デバイス101のローカルに記憶されている二次元コード画像に対する操作である場合、電子デバイス101は、当該ローカルに記憶されている二次元コード画像を直接に表示することができる。
【0034】
これらの例示では、電子デバイス101は、サーバ102から送信された二次元コード画像を予め受信するとともに、受信した二次元コード画像をローカルに記憶することができる。
【0035】
従って、これらの例示では、ユーザは、ローカルに記憶されている二次元コード画像を、電子デバイス101を介して展示することができる。
【0036】
上記のアーキテクチャに応じて、以下、
図2~
図16を結合して本開示の実施例によって提供される二次元コード表示方法を説明する。本開示の実施例では、当該二次元コード表示方法は、電子デバイスによって実行されてもよい。いくつかの実施例では、当該電子デバイスは、
図1に示すクライアントにおける電子デバイス101であってもよい。電子デバイスは、携帯電話、タブレット、デスクトップコンピュータ、ノートパソコン、車載端末、ウェアラブル電子デバイス、一体機、スマートホームデバイスなどの通信機能を有するデバイスを含んでもよいし、仮想マシンやシミュレータによってシミュレートされたデバイスであってもよい。
【0037】
図2は、本開示の実施例による二次元コード表示方法の概略フローチャートを示す。
【0038】
図2に示すように、当該二次元コード表示方法は、ステップS210~S220を含むことができる。
【0039】
S210、二次元コード表示操作を受け付け、二次元コード表示操作は、ターゲット内容に対応する二次元コード画像の表示をトリガするために用いられ、ターゲット内容は、第1アプリケーションプログラムに属する。
【0040】
本開示の実施例では、ユーザが第1アプリケーションプログラムに属するターゲット内容に対応する二次元コード画像を、電子デバイスを介して展示しようとする場合、当該二次元コード画像の表示をトリガするための二次元コード表示操作を電子デバイスに入力し、電子デバイスに当該二次元コード表示操作を受け付けさせることができる。
【0041】
第1アプリケーションプログラムは、任意のアプリケーションプログラムであってもよく、ターゲット内容は、第1アプリケーションプログラムに属する任意の内容であってもよく、ここでは制限しない。
【0042】
例えば、第1アプリケーションプログラムは、情報共有機能を有するアプリケーションプログラムを含むことができ、ターゲット内容は、第1アプリケーションプログラムにおける任意の共有対象となる情報、または当該共有対象となる情報の展示ページの取得アドレスを含むことができ、二次元コード画像は、当該共有対象となる情報、または当該取得アドレスに対応する共有二次元コード画像を含むことができる。
【0043】
任意選択で、共有対象となる情報は、ユーザの個人的なソーシャルホームページ情報、ユーザのソーシャル名刺、ソーシャルプラットフォーム情報、画像、画像セット、ビデオ、ビデオセット、特殊効果、音楽、画像編集テンプレート、ビデオ編集テンプレートなどのうちの少なくとも1種を含むことができる。
【0044】
なお、共有対象となる情報はさらに、他のユーザが二次元コードを介して展示し、または共有しようとする情報であってもよく、ここでは制限しない。
【0045】
S220、二次元コード表示操作に応答して、二次元コード画像を表示し、二次元コード画像は、重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点を含み、第1主位置決め点は第2主位置決め点の上に位置し、プリセット色を有し、第2主位置決め点は第1アプリケーションプログラムの特徴的な色を有する。
【0046】
本開示の実施例では、電子デバイスが、ユーザから入力された二次元コード表示操作を受け付けた後、当該二次元コード表示操作に応答して、第1アプリケーションプログラムに属するターゲット内容に対応する二次元コード画像を表示することができる。
【0047】
任意選択で、電子デバイスは、当該二次元コード画像を全画面で表示してもよいし、任意の位置に当該二次元コード画像を非全画面で表示してもよく、ここでは制限しない。
【0048】
本開示のいくつかの実施例では、二次元コード画像は矩形画像であってもよく、二次元コード画像は、2組または3組の重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点を含むことができ、各組の重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点は、二次元コード画像の1つのプリセット頂点に設けられることができる。
【0049】
いくつかの実施例では、二次元コード画像は、2組の重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点を含むことができ、2組の重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点は、それぞれ、二次元コード画像の2つの隣接するプリセット頂点に位置することができる。
【0050】
別の実施例では、二次元コード画像は、3組の重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点を含むこともでき、3組の重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点は、3組の重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点の中心が直角二等辺三角形を形成することができるように、二次元コード画像の3つのプリセット頂点にそれぞれ位置する。
【0051】
本開示のいくつかの実施例では、各組の第1主位置決め点の数は1つであってもよいし、複数であってもよく、ここでは制限しない。
【0052】
任意選択で、各組の第1主位置決め点の数が複数である場合、複数の第1主位置決め点の間は、互いに重畳して設けられることもできる。
【0053】
本開示のいくつかの実施例では、各組の第2主位置決め点の数は1つであってもよいし、複数であってもよく、ここでは制限しない。
【0054】
任意選択で、各組の第2主位置決め点の数が1つである場合、各組の第1主位置決め点の数が1つであれば、第2主位置決め点は、当該第1主位置決め点の任意部分と重畳して設けられることができ、各組の第1主位置決め点の数が複数であれば、第2主位置決め点は、少なくとも1つの第1主位置決め点の任意部分と重畳して設けられることができる。
【0055】
任意選択で、各組の第2主位置決め点の数が複数である場合、各組の第1主位置決め点の数が1つであれば、各第2主位置決め点は、それぞれ、当該第1主位置決め点の異なる部分と重畳して設けられることができる。各第2主位置決め点は、当該第1主位置決め点の重畳部分と、部分的に重なることができる。
【0056】
各組の第1主位置決め点及び第2主位置決め点のうちの第1主位置決め点の数が1つであって第2主位置決め点の数が2つであることを例として、2つの第2主位置決め点は第1主位置決め点と重畳して設けられた後、2つの第2主位置決め点の円心は、第1主位置決め点の円心と共線をなすことができ、それに、2つの第2主位置決め点の円心は、それぞれ、第1主位置決め点の円心の両側に位置することができる。
【0057】
任意選択で、各組の第2主位置決め点の数が複数である場合、各組の第1主位置決め点の数が複数であれば、各第2主位置決め点は、それぞれ、少なくとも1つの第1主位置決め点の異なる部分と重畳して設けられることができる。各第2主位置決め点は、第1主位置決め点の重畳部分と、部分的に重なることができる。
【0058】
各組の第1主位置決め点及び第2主位置決め点のうちの第1主位置決め点の数が2つであって第2主位置決め点の数が2つであることを例として、2つの第1主位置決め点の間は、互いに重畳して設けられることができ、2つの第2主位置決め点は2つの第1主位置決め点と重畳して設けられた後、2つの第2主位置決め点の円心は、2つの第1主位置決め点の円心と共線をなすことができ、それに、2つの第2主位置決め点の円心は、それぞれ、2つの第1主位置決め点の円心の両側に位置することができる。
【0059】
本開示のいくつかの実施例では、第1主位置決め点は、プリセット色を有することができ、即ち、第1主位置決め点は、所定の色として表示することができる。
【0060】
任意選択で、所定の色は、黒色、及び二値化されて黒色になる他の色のうちの少なくとも1つを含むことができ、ここでは制限しない。
【0061】
本開示のいくつかの実施例では、第2主位置決め点は、第1アプリケーションプログラムの特徴的な色を有することができ、即ち、第2主位置決め点は、第1アプリケーションプログラムの特徴的な色として表示することができる。
【0062】
特徴的な色は、第1アプリケーションプログラムの特徴的なアイコンに含まれる色を含むことができる。
【0063】
任意選択で、特徴的なアイコンは、第1アプリケーションプログラムのロゴ(Logotype、LOGO)を含むことができる。
【0064】
任意選択で、第1アプリケーションプログラムの特徴的な色は、二値化された色が所定の色と同じである少なくとも1つの第1タイプの色、及び二値化された色が所定の色と異なる少なくとも1つの第2タイプの色のうちの少なくとも1種を含むことができ、ここでは制限しない。
【0065】
任意選択で、第1タイプの色の数は1つであってもよいし、複数であってもよく、ここでは制限しない。
【0066】
任意選択で、第2タイプの色の数は1つであってもよいし、複数であってもよく、ここでは制限しない。
【0067】
本開示のいくつかの実施例では、第1主位置決め点は、第2主位置決め点の上に位置することができ、これにより、第1主位置決め点と第2主位置決め点との重ね合わせ部分は、所定の色を有することができ、即ち、第1主位置決め点と第2主位置決め点との重ね合わせ部分を、所定の色として表示することができる。
【0068】
以下、第1主位置決め点及び第2主位置決め点について1つの具体例を用いて詳しく説明する。
【0069】
図3は本開示の実施例による二次元コード画像の概略図を示す。
【0070】
図3に示すように、電子デバイスは、二次元コード画像301が表示されていることができ、二次元コード画像301は、3組の重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点を含むことができ、3組の重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点は、それぞれ、二次元コード画像301の左上頂点、左下頂点及び右上頂点に位置することができる。
【0071】
第1主位置決め点は、(
図3における黒色の大きいドットのような)第1色主位置決め点302を含むことができ、第2主位置決め点の数は、(
図3におけるグリッド塗りつぶしの大きいドットのような)第2色主位置決め点303及び(
図3におけるドット塗りつぶしの大きいドットのような)第3色主位置決め点304を含むことができる。第1色主位置決め点302はそれぞれ、第2色主位置決め点303及び第3色主位置決め点304と重畳して設けられ、それに、第1色主位置決め点302は、第2色主位置決め点303及び第3色主位置決め点304の上に位置する。
【0072】
第1色主位置決め点302、第2色主位置決め点303及び第3色主位置決め点304の円心は共線をなし、第2色主位置決め点303の円心は第1色主位置決め点302の左側に位置し、第3色主位置決め点304の円心は第1色主位置決め点302の右側に位置する。
【0073】
任意選択で、所定の色が黒色を含み、特徴的な色が赤色及び青色を含むことを例として説明し、赤色の二値化された色は黒色であってもよく、青色の二値化された色は白色であってもよい。第1色主位置決め点302は黒色の主位置決め点であってもよく、第2色主位置決め点303は赤色の主位置決め点であってもよく、第3色主位置決め点304は青色の主位置決め点であってもよい。
【0074】
本開示の実施例では、二次元コード表示操作に基づいて、第1アプリケーションプログラムにおけるターゲット内容に対応する二次元コード画像を表示することができ、当該二次元コード画像は、重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点を含むことができ、第1主位置決め点は第2主位置決め点の上に位置してプリセット色を有し、第2主位置決め点は第1アプリケーションプログラムの特徴的な色を有し、ことにより、二次元コードは第1アプリケーションプログラムの特徴的な色を有し、さらに特徴的な色により、二次元コードに第1アプリケーションプログラムの独特なスタイルを体現させ、二次元コードの認識度を向上させることができる。
【0075】
図2に戻り、以下、S210における二次元コード表示操作をさらに説明する。
【0076】
本開示のいくつかの実施例では、二次元コード表示操作は、電子デバイスのローカルのターゲット記憶空間内に記憶されていない二次元コード画像の表示をトリガするために用いられることができる。
【0077】
二次元コード表示操作は、第1アプリケーションプログラムにおける第1コントロールに対するクリック、長押し、ダブルクリック、音声制御、表情制御などの操作であってもよい。
【0078】
第1コントロールは、電子デバイスのローカルのターゲット記憶空間内に記憶されていない二次元コード画像の表示をトリガするために用いられることができる。
【0079】
例えば、二次元コード画像が共有二次元コード画像である場合、第1コントロールは「共有」ボタンであってもよい。このように、ユーザは、二次元コード表示操作により、電子デバイスのローカルのターゲット記憶空間内に記憶されていない二次元コード画像を電子デバイスに表示させることができる。
【0080】
本開示の別の実施例では、二次元コード表示操作は、電子デバイスのローカルのターゲット記憶空間内に記憶されている二次元コード画像の表示をトリガするために用いられることができる。二次元コード表示操作は、電子デバイスのローカルの第2コントロールに対するクリック、長押し、ダブルクリック、音声制御、表情制御などの操作であってもよい。いくつかの例示では、第2コントロールは、電子デバイスに当該二次元コード画像を表示させることができるように、当該二次元コード画像が記憶されているターゲット記憶空間の開きをトリガするために用いられることができる。例えば、ターゲット記憶空間はアルバムであってもよく、第2コントロールは、電子デバイスのデスクトップに表示されるアルバムアイコンであってもよい。別の例示では、第2コントロールは、ターゲット記憶空間内に記憶されている当該二次元コード画像の表示をトリガするために用いられることができる。例えば、ターゲット記憶空間はアルバムであってもよく、第2コントロールは、アルバム内に表示される当該二次元コード画像のプレビュー画像であってもよい。
【0081】
以上は、S210における二次元コード表示操作へのさらなる説明であり、以下、電子デバイスが表示のための二次元コード画像を取得する方法を説明する。
【0082】
本開示のいくつかの実施例では、二次元コード表示操作が電子デバイスのローカルのターゲット記憶空間内に記憶されていない二次元コード画像の表示をトリガするために用いられ、かつ、二次元コード画像が第1アプリケーションプログラムのサーバによって生成される場合、S220の前に、当該二次元コード表示方法はさらに、
ターゲット内容が含まれる二次元コード取得要求を第1アプリケーションプログラムのサーバに送信するステップであって、二次元コード取得要求は、ターゲット内容に対応する二次元コード画像をサーバにフィードバックさせるために用いられるステップと、
サーバからフィードバックされた二次元コード画像を受信するステップと、を含むことができる。
【0083】
サーバは、
図1に示す実施例におけるサーバ102であってもよい。サーバは、クラウドサーバやサーバクラスタなどの記憶及び計算機能を有するデバイスであってもよい。
【0084】
このように、電子デバイスは、二次元コード表示操作を受け付けた後、二次元コード表示操作に応答して、ターゲット内容が含まれる二次元コード取得要求を第1アプリケーションプログラムのサーバに送信することができ、これにより、サーバは、電子デバイスから送信された、ターゲット内容が含まれる二次元コード取得要求を受信した後、二次元コード取得要求に応答して、ターゲット内容に対応する二次元コード画像を電子デバイスにフィードバックし、電子デバイスは、サーバからフィードバックされた二次元コード画像を受信するとともに、当該二次元コード画像を表示することができる。
【0085】
いくつかの実施例では、二次元コード画像がターゲット内容に基づいてリアルタイムに生成された画像である場合、二次元コード取得要求は、ターゲット内容に対応する二次元コード画像をサーバに生成させてフィードバックさせるために用いられることができる。
【0086】
このように、サーバは、二次元コード取得要求に応答して、上記の重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点に基づいて、ターゲット内容に対応する二次元コード画像を生成するとともに、生成した二次元コード画像を電子デバイスに送信することができる。
【0087】
別の実施例では、二次元コード画像がターゲット内容に基づいて予め生成された画像である場合、二次元コード取得要求は、ターゲット内容に対応する二次元コード画像をサーバに検索させてフィードバックさせるために用いられることができる。
【0088】
このように、サーバは、二次元コード取得要求に応答して、記憶している画像から、ターゲット内容に対応する二次元コード画像を検索するとともに、検索した二次元コード画像を電子デバイスに送信することができる。
【0089】
当該二次元コード画像は、サーバによって、上記の重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点に基づいて予め生成されたることができる。
【0090】
本開示の別の実施例では、二次元コード表示操作が電子デバイスのローカルのターゲット記憶空間内に記憶されていない二次元コード画像の表示をトリガするために用いられ、かつ、二次元コード画像が電子デバイスによって第1アプリケーションプログラムを介して生成される場合、S220の前に、当該二次元コード表示方法はさらに、ターゲット内容に対応する二次元コード画像を生成するステップを含むことができる。電子デバイスが二次元コード画像を生成する方法は、サーバが二次元コード画像を生成する方法と類似しており、ここでは贅言しない。
【0091】
本開示の別の実施形態では、二次元コード画像の測位正確性を向上させるために、二次元コード画像はさらに、補助位置決め点を含むことができ、補助位置決め点は、重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点の周りに均一的に設けられることができる。
【0092】
任意選択で、二次元コード画像は、少なくとも1組の補助位置決め点を含むことができ、補助位置決め点の組数は、重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点の組数と同じであってもよい。1組の補助位置決め点は、1組の重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点の周りに均一的に設けられる。任意選択で、各組の補助位置決め点の数は4つの倍数であってもよい。例えば、補助位置決め点の数は、4つ、8つ、12つなどであってもよく、ここでは制限しない。このように、補助位置決め点は重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点の周りに均一的に設けられた後、各組の補助位置決め点の中心は矩形を形成することができる。
【0093】
本開示のいくつかの実施例では、補助位置決め点は、上記のプリセット色を有することができる。
【0094】
以下、これらの実施例における補助位置決め点について1つの具体例を用いて詳しく説明する。
【0095】
図4は、本開示の実施例による別の二次元コード画像の概略図を示す。
【0096】
図4に示すように、電子デバイスは、二次元コード画像401が表示されていることができ、二次元コード画像401は、3組の重畳して設けられた第1主位置決め点402及び第2主位置決め点403、並びに3組の補助位置決め点404を含むことができる。
【0097】
第1主位置決め点402及び第2主位置決め点403は、
図3に示す実施例における第1主位置決め点及び第2主位置決め点と類似しており、ここでは贅言しない。
【0098】
各組の補助位置決め点404の数はそれぞれ8つであってもよく、1組の補助位置決め点404は、それぞれ1組の第1主位置決め点402及び第2主位置決め点403の周りに均一的に設けられることができる。
【0099】
任意選択で、所定の色が黒色を含む場合、補助位置決め点404は黒色であってもよい。
【0100】
本開示の別の実施例では、特徴的な色が第1タイプの色を含みかつ第1タイプの色の二値化された色が所定の色と同じである場合、補助位置決め点は、第1補助位置決め点及び第2補助位置決め点を含むことができる。第1補助位置決め点はプリセット色を有することができ、第2補助位置決め点は第1タイプの色を有することができる。
【0101】
第1タイプの色の二値化された色が所定の色と同じであり、第1タイプの色の二値化された色が依然として黒色であるため、第2補助位置決め点は第1タイプの色を有しても、その測位機能に影響を与えることがない。
【0102】
任意選択で、補助位置決め点における第2補助位置決め点の割合は、第1プリセット割合であってもよい。第1プリセット割合は、(0,1)のうちの任意の数値であってもよく、ここでは制限しない。例えば、各組における補助位置決め点の数が8であることを例として、第1プリセット割合は、1/8または1/4であってもよい。
【0103】
上記のこれらの実施例では、サーバや電子デバイスは、二次元コード画像を生成する過程において、まず、各組の第1主位置決め点及び第2主位置決め点に対応する補助位置決め点を生成することができ、この場合、各補助位置決め点はいずれも所定の色、例えば、黒色であり、そして、各組から第1プリセット割合の補助位置決め点をランダムに選ぶとともに、選ばれた補助位置決め点を所定の色から第1タイプの色、例えば、赤色に変換し、さらに各組の補助位置決め点に第1補助位置決め点及び第2補助位置決め点を含ませることができる。
【0104】
以下、これらの実施例における補助位置決め点について1つの具体例を用いて詳しく説明する。
【0105】
図5は本開示の実施例によるまた別の二次元コード画像の概略図を示す。
【0106】
図5に示すように、電子デバイスは、二次元コード画像501が表示されていることができ、二次元コード画像501は、3組の重畳して設けられた第1主位置決め点502及び第2主位置決め点503、並びに対応する3組の補助位置決め点を含むことができる。
【0107】
第1主位置決め点502及び第2主位置決め点503は、
図3に示す実施例における第1主位置決め点及び第2主位置決め点と類似しており、ここでは贅言しない。
【0108】
各組の補助位置決め点の数が8つであり、1組の補助位置決め点がそれぞれ、対応する1組の第1主位置決め点502及び第2主位置決め点503の周りに均一的に設けられることができ、かつ第1プリセット割合が1/8であることを例として模式的に説明する。各組の補助位置決め点は、7つの第1補助位置決め点504、及び1つの第2補助位置決め点505を含むことができる。
【0109】
任意選択で、所定の色が黒色を含みかつ第1タイプの色が赤色を含む場合、第1補助位置決め点504は黒色であってもよく、第2補助位置決め点505は赤色であってもよい。
【0110】
従って、本開示の実施例では、さらに、二次元コードの測位効果に影響を与えない場合、さらに補助位置決め点のうちの第2補助位置決め点が有する色により、二次元コードの認識度を向上させることができる。
【0111】
本開示のまた別の実施形態では、二次元コード画像はさらに、データドットマトリックスを含むことができ、データドットマトリックスは、ターゲット内容に応じて生成されることができ、データドットマトリックスは、第2アプリケーションプログラムにターゲット内容を取得させるために用いられることができる。
【0112】
さらに、第2アプリケーションプログラムは、第1アプリケーションプログラム、及び第1アプリケーションプログラム以外の他のアプリケーションプログラムのうちの少なくとも1種を含むことができ、ここでは制限しない。このように、当該二次元コード画像は、汎用する二次元コード画像であってもよい。
【0113】
任意選択で、第2アプリケーションプログラムが第1アプリケーションプログラム自身である場合、データドットマトリックスは、第1アプリケーションプログラムに当該二次元コード画像を走査、または認識させた後、直接にターゲット内容を取得するとともに、ターゲット内容に対応する、共有対象となる情報を表示するために用いられることができる。
【0114】
任意選択で、第2アプリケーションプログラムが第1アプリケーションプログラム以外の他のアプリケーションプログラムである場合、データドットマトリックスは、第2アプリケーションプログラムに当該二次元コード画像を走査、または認識させた後、当該第2アプリケーションプログラム内で第1アプリケーションプログラムのターゲット内容を取得するとともに、ターゲット内容に対応する、共有対象となる情報を表示するために用いられることができる。例えば、第2アプリケーションプログラムは二次元コード画像を走査、または認識した後、データドットマトリックスをターゲット内容に変換するとともに、第2アプリケーションプログラムの組み込みブラウザページ、ウィジェットページ、または第5世代ハイパーテキストマークアップランゲージ(HTML5、H5)ページを介してターゲット内容に対応する、共有対象となる情報を表示することができる。
【0115】
任意選択で、第2アプリケーションプログラムが第1アプリケーションプログラム以外の他のアプリケーションプログラムである場合、データドットマトリックスはさらに、第2アプリケーションプログラムに当該二次元コード画像を走査、または認識させた後、第1アプリケーションプログラム内にジャンプしてターゲット内容を取得するとともに、ターゲット内容に対応する、共有対象となる情報を表示するために用いられることができる。例えば、第2アプリケーションプログラムは二次元コード画像を走査、または認識した後、データドットマトリックスをターゲット内容に変換するとともに、ターゲット内容が属する第1アプリケーションプログラムを決定し、さらに第1アプリケーションプログラムにジャンプし、ターゲット内容に対応する、共有対象となる情報を第1アプリケーションプログラムに表示させることができる。
【0116】
本開示のいくつかの実施例では、
図3~
図5に示すように、データドットマトリックスにおけるデータドットは、上記の所定の色を有することができる。
【0117】
図3において、二次元コード画像301はデータドットマトリックスを含むことができ、データドットマトリックスはデータドット305を含むことができる。所定の色が黒色を含む場合、データドット305は黒色であってもよい。
【0118】
図4において、二次元コード画像401はデータドットマトリックスを含むことができ、データドットマトリックスはデータドット405を含むことができる。所定の色が黒色を含む場合、データドット405は黒色であってもよい。
【0119】
図5において、二次元コード画像501はデータドットマトリックスを含むことができ、データドットマトリックスはデータドット506を含むことができる。所定の色が黒色を含む場合、データドット506は黒色であってもよい。
【0120】
本開示の別の実施例では、データドットマトリックスは第1データドット及び第2データドットを含むことができ、第1データドットは、上記のプリセット色を有することができ、第2データドットは、上記の特徴的な色を有することができる。
【0121】
任意選択で、特徴的な色が、二値化された色が所定の色と同じである第1タイプの色を含む場合、第2データドットは、第1タイプの第2データドットを含むことができ、第1タイプの第2データドットは第1タイプの色を有することができ、第1データドット及び第1タイプの第2データドットは、前記ターゲット内容に応じて生成されることができる。
【0122】
第1タイプの色の二値化された色が所定の色と同じであり、第1タイプの色の二値化された色が依然として黒色であるため、第1タイプの第2データドットは第1タイプの色を有しても、そのデータ認識機能に影響を与えることがない。
【0123】
任意選択で、第1データドット及び第1タイプの第2データドットの合計における第1タイプの第2データドットの割合は、第2プリセット割合であってもよい。第2プリセット割合は、(0,1)のうちの任意の数値であってもよく、ここでは制限しない。例えば、第2プリセット割合は、1%、3%、5%、または10%であってもよく、ここでは制限しない。
【0124】
任意選択で、特徴的な色が、二値化された色が所定の色とは異なる第2タイプの色を含む場合、第2データドットはさらに、第2タイプの第2データドットを含むことができ、第2タイプの第2データドットは、第2タイプの色を有することができる。第2タイプの色の二値化された色が所定の色とは異なり、第2タイプの色の二値化された色が白色であるため、第2タイプの第2データドットは第2タイプの色を有しても、データドットマトリックスに応じて認識された内容に影響を与えることがない。
【0125】
任意選択で、二次元コード画像内の第1データドット及び第1タイプの第2データドット以外の空白データサイトにおける第2タイプの第2データドットの割合は、第3プリセット割合であってもよい。第3プリセット割合は、(0,1)のうちの任意の数値であってもよく、ここでは制限しない。例えば、第3プリセット割合は、1%、3%、5%、または10%であってもよく、ここでは制限しない。
【0126】
これらの実施例では、サーバは、まず、ターゲット内容に応じて初期のデータドットマトリックスを生成することができ、初期のデータドットマトリックスにおいて、各データドットはいずれも所定の色、例えば、黒色であり、そして、サーバは、初期のデータドットマトリックスにおいて第2プリセット割合のデータドットをランダムに選ぶとともに、選ばれたデータドットを所定の色から第1タイプの色、例えば、赤色に変換し、さらにデータドットマトリックスに第1データドット及び第1タイプの第2データドットを含ませることができ、次に、サーバは、データドットマトリックスにおける空白データサイトから第3プリセット割合の空白データサイトをランダムに選ぶとともに、選ばれた空白データサイトにおいて第2タイプの色、例えば、青色を有する第2タイプの第2データドットを生成し、さらに第1データドット、第1タイプの第2データドット、及び第2タイプの第2データドットからなる最終的なデータドットマトリックスを得ることができる。
【0127】
以下、これらの実施例におけるデータドットマトリックスについて1つの具体例を用いて詳しく説明する。
【0128】
図6は本開示の実施例によるさらに別の二次元コード画像の概略図を示す。
【0129】
図6に示すように、電子デバイスは、二次元コード画像601が表示されていることができ、二次元コード画像601は、3組の重畳して設けられた第1主位置決め点602及び第2主位置決め点603、3組の補助位置決め点604、及びデータドットマトリックスを含むことができる。
【0130】
3組の重畳して設けられた第1主位置決め点602及び第2主位置決め点603、対応する3組の補助位置決め点604は、
図5に示す実施例における第1主位置決め点502、第2主位置決め点503、及び補助位置決め点と類似しており、ここでは贅言しない。
【0131】
データドットマトリックスは、(
図6における黒色の小さいドットのような)第1データドット605、(
図6におけるグリッド塗りつぶしの小さいドットのような)第1タイプの第2データドット606、及び(
図6におけるドット塗りつぶしの小さいドットのような)第2タイプの第2データドット607を含むことができる。
【0132】
任意選択で、所定の色が黒色を含み、特徴的な色が赤色及び青色を含む場合、赤色の二値化された色は黒色であってもよく、青色の二値化された色は白色であってもよい。第1データドット605は黒色であってもよく、第1タイプの第2データドット606は赤色であってもよく、第2タイプの第2データドット607は青色であってもよい。
【0133】
従って、本開示の実施例では、さらに、二次元コードの情報読み取りの信頼性に影響を与えない場合、さらにデータドットマトリックスにおける第2データドットが有する色により、二次元コードの認識度を向上させることができる。
【0134】
本開示のさらに別の実施形態では、二次元コードの認識度をさらに向上させるために、二次元コード画像はさらに、画像枠を含むことができ、画像枠は、特徴的な色に応じて生成されることができる。
【0135】
任意選択で、画像枠は、特徴的な色を有するサブ枠からなる閉鎖枠であってもよい。閉鎖枠は、1つの閉鎖形状に囲むことができる。
【0136】
特徴的な色が第1タイプの色及び第2タイプの色を含む場合、画像枠は、第1タイプの色を有する第1サブ枠、及び第2タイプの色を有する第2サブ枠からなる閉鎖枠であってもよい。
【0137】
以下、これらの実施例における画像枠について1つの具体例を用いて詳しく説明する。
【0138】
図7は本開示の実施例による二次元コード画像枠の概略図を示す。
【0139】
図7に示すように、電子デバイスは、二次元コード画像701が表示されていることができ、二次元コード画像701の画像縁には、画像枠が設けられており、画像枠は、L型の第1サブ枠702及び第2サブ枠703からなることができ、第1サブ枠702及び第2サブ枠703は、矩形に囲むことができる。
【0140】
任意選択で、特徴的な色が赤色及び青色を含む場合、赤色の二値化された色は黒色であってもよく、青色の二値化された色は白色であってもよい。第1サブ枠702は赤色であってもよく、第2サブ枠703は青色であってもよい。
【0141】
なお、二次元コード画像701は、
図6に示す二次元コード画像と類似しており、ここでは贅言しない。
【0142】
任意選択で、画像枠はさらに、特徴的な色を有するサブ枠からなる開放枠であってもよい。2つごとの隣接するサブ枠の間は互いに接続しておらず、2つごとの隣接するサブ枠を接続すると、1つの閉鎖形状に囲むことができる。
【0143】
特徴的な色が第1タイプの色及び第2タイプの色を含む場合、画像枠の各サブ枠はそれぞれ、第1タイプの色を有する第1サブ枠部分、及び第2タイプの色を有する第2サブ枠部分を含むことができる。
【0144】
以下、これらの実施例における画像枠について1つの具体例を用いて詳しく説明する。
【0145】
図8は本開示の実施例による別の二次元コード画像枠の概略図を示す。
【0146】
図8に示すように、電子デバイスは、二次元コード画像801が表示されていることができ、二次元コード画像801内に画像枠が設けられており、画像枠は、4つのL型のサブ枠802からなることができ、4つのサブ枠802は、それぞれ、二次元コード画像801の4つの頂点箇所に位置することができ、各サブ枠802は、1つの第1サブ枠部分803及び1つの第2サブ枠部分804を含むことができる。なお、二次元コード画像をより美しくさせるために、各L型のサブ枠802はさらに丸みを有することができ、即ち、L型のサブ枠802のコーナ箇所に一定の弧を呈示する。
【0147】
任意選択で、特徴的な色が赤色及び青色を含む場合、赤色の二値化された色は黒色であってもよく、青色の二値化された色は白色であってもよい。第1サブ枠部分803は赤色であってもよく、第2サブ枠部分804は青色であってもよい。
【0148】
なお、二次元コード画像601は、
図6に示す二次元コード画像と類似しており、ここでは贅言しない。
【0149】
本開示の別の実施例では、二次元コード画像内にさらに、ターゲット内容の内容情報が含まれることができ、内容情報は、ターゲット内容のタイプアイコン、及びターゲット内容の内容名称などのうちの少なくとも1つを含むことができる。
【0150】
1つの実施例では、画像枠が、特徴的な色を有するサブ枠からなる閉鎖枠である場合、内容情報は画像枠内に位置することができる。
【0151】
図9は本開示の実施例によるまた別の二次元コード画像枠の概略図を示す。
【0152】
図9に示すように、電子デバイスは、二次元コード画像701が表示されていることができ、二次元コード画像701の画像縁には、画像枠が設けられており、画像枠は、L型の第1サブ枠702及び第2サブ枠703からなることができ、二次元コード画像701内にさらに、ターゲット内容のタイプアイコン704が含まれることができ、タイプアイコン704は、ターゲット内容のタイプを展示するために用いられることができ、それに、タイプアイコン704は、第1サブ枠702及び第2サブ枠703によって囲まれる矩形内に位置することができる。
【0153】
任意選択で、画像枠が、特徴的な色を有するサブ枠からなる開放枠である場合、内容情報は画像枠外に位置することができる。
【0154】
図10は本開示の実施例によるさらに別の二次元コード画像枠の概略図を示す。
【0155】
図10に示すように、電子デバイスは、二次元コード画像801が表示されていることができ、二次元コード画像801内に画像枠が設けられており、二次元コード画像801の頂部縁には、ターゲット内容のタイプアイコン805が設けられていることができ、タイプアイコン805は、ターゲット内容のタイプを展示するために用いられることができ、それに、タイプアイコン805は、画像枠の上方に位置することができる。
【0156】
画像枠は、4つのL型のサブ枠802からなることができ、4つのサブ枠802は、それぞれ、二次元コード画像801の4つの頂点箇所に位置することができ、各サブ枠802は、1つの第1サブ枠部分及び1つの第2サブ枠部分を含むことができる。
【0157】
本開示の別のいくつかの実施例では、画像枠はさらに、特徴的な色及びプリセット色に応じて生成されることができる。
【0158】
任意選択で、画像枠は、それぞれが特徴的な色を有するサブ枠、及びプリセット色を有するサブ枠からなる閉鎖枠であってもよい。閉鎖枠は、1つの閉鎖形状に囲むことができる。
【0159】
任意選択で、画像枠はさらに、特徴的な色及びプリセット色を有するサブ枠からなる開放枠であってもよい。
【0160】
図11は、本開示の実施例によるさらに別の二次元コード画像枠の概略図を示す。
【0161】
図11に示すように、電子デバイスは、二次元コード画像801が表示されていることができ、二次元コード画像801内に画像枠が設けられており、画像枠は、4つのL型のサブ枠802からなることができ、4つのサブ枠802は、それぞれ、二次元コード画像801の4つの頂点箇所に位置することができ、各サブ枠802は、1つの第1サブ枠部分803、1つの第2サブ枠部分804、及び1つの第3サブ枠部分806を含むことができる。
【0162】
任意選択で、プリセット色が黒色を含みかつ特徴的な色が赤色及び青色を含む場合、赤色の二値化された色は黒色であってもよく、青色の二値化された色は白色であってもよい。第1サブ枠部分803は赤色であってもよく、第2サブ枠部分804は青色であってもよく、第3サブ枠部分806は黒色であってもよい。
【0163】
このように、本開示の実施例では、さらに二次元コード画像の画像枠の色により、二次元コードの認識度を向上させることができる。
【0164】
本開示のさらに別の実施形態では、
図2に戻り、S210の後、当該二次元コード表示方法はさらに、
二次元コード表示操作に応答して、ターゲットコントロールを表示するステップを含むことができる。
【0165】
任意選択で、ターゲットコントロールは、二次元コード記憶コントロール、二次元コード走査コントロール、及び二次元コード共有コントロールのうちの少なくとも1種を含むことができる。
【0166】
任意選択で、ターゲットコントロールはさらに、他の機能をトリガするためのコントロールを含むことができ、ここでは制限しない。
【0167】
任意選択で、ターゲットコントロールは、二次元コード画像以外の任意位置に表示されることができ、ここでは制限しない。例えば、ターゲットコントロールは、二次元コード画像の頂部、底部、右上方、左上方、左下方、右下方などの任意の位置に表示されることができる。
【0168】
以下、二次元コード画像及びターゲットコントロールが表示されているインターフェースについて、1つの具体例を用いて詳しく説明する。
【0169】
図12は本開示の実施例による、二次元コード画像を表示するインターフェース概略図を示す。
【0170】
図12に示すように、電子デバイスは、二次元コード画像1201及びターゲットコントロールが表示されていることができ、二次元コード画像1201の頂部縁には、ターゲット内容のタイプアイコン1202が設けられていることができ、ターゲットコントロールは、二次元コード記憶コントロール1203、二次元コード走査コントロール1204、及び二次元コード共有コントロール1205を含むことができる。
【0171】
二次元コード画像1201は、
図11に示す二次元コード画像と類似しており、ここでは贅言しない。
【0172】
二次元コード記憶コントロール1203は、二次元コード画像をローカルに記憶するために用いられることができる。二次元コード記憶コントロール1203は、「ローカルに記憶する」ボタンであってもよい。ユーザは、二次元コード記憶コントロール1203をクリックして、電子デバイスに二次元コード画像を電子デバイスのローカルのターゲット記憶空間内に記憶させることができる。
【0173】
二次元コード走査コントロール1204は、他の電子デバイスが展示する二次元コード画像、または電子デバイスのローカルに記憶されている二次元コード画像を走査するために用いられることができる。二次元コード走査コントロール1204は、「二次元コードを走査する」ボタンであってもよい。ユーザは、二次元コード走査コントロール1204をクリックして、電子デバイスに二次元コード走査インターフェースを表示させるとともに、二次元コード走査インターフェース内で他の電子デバイスが展示する二次元コード画像を走査することができる。二次元コード走査インターフェースはさらに、例えば、「アルバム」アイコンを含むことができ、ユーザは、アルバムアイコンをクリックしてローカルに記憶されている画像を電子デバイスに表示させることができ、ユーザは、表示される画像における任意の二次元コード画像をクリックし、ユーザによって選択された電子デバイスのローカルに記憶されている二次元コード画像を電子デバイスに走査させることができる。
【0174】
二次元コード共有コントロール1205は、二次元コード画像を、第1アプリケーションプログラム内の他のユーザ、または第1アプリケーションプログラム以外の他のアプリケーションプログラム内のユーザに共有するために用いられることができる。二次元コード共有コントロール1205は、転送ボタンであってもよい。ユーザは、二次元コード共有コントロール1205をクリックして、第1アプリケーションプログラム内の他のユーザ、または第1アプリケーションプログラム以外の他のアプリケーションプログラムを電子デバイスに表示させることができる。ユーザは、第1アプリケーションプログラム内の他のユーザのうちの少なくとも1つをクリックして、電子デバイスに、第1アプリケーションプログラム内のユーザと選択した他のユーザとのチャットウィンドウを介して、当該二次元コード画像を、選択した他のユーザに送信させることができる。ユーザは、第1アプリケーションプログラム以外の他のアプリケーションプログラムのいずれかをクリックして、ユーザが選択した他のアプリケーションプログラム内の共有オブジェクト、例えば、ユーザまたはソーシャルプラットフォームを、電子デバイスに表示させることもでき、ユーザは、他のアプリケーションプログラム内の共有オブジェクトのうちの少なくとも1つを選択することができる。ユーザが選択した他のアプリケーションプログラム内の共有オブジェクトがユーザであると、電子デバイスは、ユーザが選択した他のアプリケーションプログラム内のユーザと選択したユーザとのチャットウィンドウを介して、選択したユーザに当該二次元コード画像を送信することができ、ユーザが選択した他のアプリケーションプログラム内の共有オブジェクトがソーシャルプラットフォームであると、電子デバイスは、当該二次元コード画像を、ユーザが選択した他のアプリケーションプログラムのソーシャルプラットフォームにアップロードすることができる。
【0175】
本開示のさらに別の実施形態では、
図2に戻り、S220では、電子デバイスはさらに、二次元コード表示操作を受け付けた時に表示されるインターフェース上に、二次元コード画像を重ね合わせて表示することができる。
【0176】
任意選択で、ユーザがターゲット内容の表示インターフェース内に二次元コード表示操作を入力する場合、電子デバイスは二次元コード表示操作を受け付けた後、二次元コード表示操作に応答して、当該プレビューインターフェース上にフローティングレイヤを設けるとともに、フローティングレイヤ内の任意の位置に当該二次元コード画像を表示することができる。
【0177】
例えば、ターゲット内容は、ターゲットビデオであってもよく、表示インターフェースは、ビデオ表示インターフェースであってもよく、ユーザは、ビデオ表示インターフェース内に二次元コード表示操作を入力した後、電子デバイスは、直接に当該ビデオ表示インターフェースの中央部に二次元コード画像を重ね合わせて表示することができる。
【0178】
本開示のいくつかの実施例では、電子デバイスが二次元コード表示操作に応答して、二次元コード画像及びターゲットコントロールを同時に表示することができる場合、電子デバイスはさらに、二次元コード表示操作を受け付けた時に表示されるインターフェース上に、二次元コード画像及びターゲットコントロールを重ね合わせて表示することができる。例えば、二次元コード表示操作を受け付けた時に表示されるインターフェース上にフローティングレイヤが設けられ、それに、当該フローティングレイヤ内の任意の位置に二次元コード画像及びターゲットコントロールを表示する。
【0179】
これにより、本開示の実施例では、電子デバイスは、直接に二次元コード表示操作を受け付けた時に表示されるインターフェース上に二次元コード画像を重ね合わせて表示することができ、ページジャンプ回数を低減し、ユーザの体験を向上させる。
【0180】
本開示のさらに別の実施形態では、S220はさらに、具体的に、第1背景画像上に二次元コード画像を表示するステップを含むことができる。
【0181】
第1背景画像は全画面で表示されてもよいし、二次元コード表示操作を受け付けた時に表示されるインターフェース上の任意の位置に表示されてもよく、ここでは制限しない。
【0182】
任意選択で、第1背景画像は、プリセット画像であってもよい。プリセット画像は、予め設けられた任意画像であってもよく、ここでは制限しない。
【0183】
いくつかの実施例では、第1背景画像は、第1色に応じて生成されることができる。
【0184】
いくつかの例示では、第1色は、プリセット背景色であってもよい。プリセット背景色は、予め設けられた任意色であってもよく、ここでは制限しない。
【0185】
別の例示では、第1色は、二次元コード表示操作に応じて決定されることもできる。
【0186】
例えば、二次元コード表示操作が、ターゲット内容に対応する二次元コード画像の表示をトリガするための最初の操作である場合、第1色は、プリセット背景色であってもよい。プリセット背景色は、予め設けられた任意色であってもよく、ここでは制限しない。また例えば、二次元コード表示操作が、ターゲット内容に対応する二次元コード画像の表示をトリガするための最初ではない操作である場合、第1色は、前回に二次元コード画像を表示する時にユーザが最終的に選択した背景画像に対応する色であってもよい。
【0187】
これらの実施例では、それに対応して、S220の後、当該二次元コード表示方法はさらに、
画像変更操作を受け付けるステップであって、画像変更操作は、第1背景画像を第2背景画像に置き換えるために用いられるステップと、
画像変更操作に応答して、第1背景画像を第2背景画像に置き換えて表示するステップと、を含むことができる。
【0188】
以下、
図13に示す二次元コード表示方法に基づいて詳しく説明する。
【0189】
図13は本開示の実施例による別の二次元コード表示方法の概略フローチャートを示す。
【0190】
図13に示すように、当該二次元コード表示方法は、ステップS1310~S1340を含むことができる。
【0191】
S1310、二次元コード表示操作を受け付け、二次元コード表示操作は、ターゲット内容に対応する二次元コード画像の表示をトリガするために用いられ、ターゲット内容は、第1アプリケーションプログラムに属する。
【0192】
S1310は、
図2に示す実施例におけるS210と類似しており、ここでは贅言しない。
【0193】
S1320、二次元コード表示操作に応答して、第1背景画像上に二次元コード画像を表示し、二次元コード画像は、重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点を含み、第1主位置決め点は第2主位置決め点の上に位置し、プリセット色を有し、第2主位置決め点は第1アプリケーションプログラムの特徴的な色を有し、第1背景画像は第1色に応じて生成され、第1色は二次元コード表示操作に応じて決定される。
【0194】
本開示の実施例では、第1色は、二次元コード表示操作に応じて決定されることができる。
【0195】
いくつかの実施例では、二次元コード表示操作が、ターゲット内容に対応する二次元コード画像の表示をトリガするための最初の操作である場合、第1色は、プリセット背景色であってもよい。プリセット背景色は、予め設けられた任意色であってもよく、ここでは制限しない。
【0196】
別の実施例では、二次元コード表示操作が、ターゲット内容に対応する二次元コード画像の表示をトリガするための最初ではない操作である場合、第1色は、前回に二次元コード画像を表示する時にユーザが最終的に選択した背景画像に対応する色であってもよい。
【0197】
本開示の実施例では、第1背景画像は、第1色に応じて生成されることができる。
【0198】
いくつかの実施例では、第1背景画像は、第1色に応じてリアルタイムに生成された画像であってもよい。
【0199】
任意選択で、S1320の前に、当該二次元コード表示方法はさらに、第1色に応じて、第1背景画像を生成するステップを含むことができる。
【0200】
従って、電子デバイスは、二次元コード表示操作を受け付けた後、二次元コード表示操作に応答して、まず、第1色に応じて、第1背景画像を生成し、そして、第1背景画像上に二次元コード画像を表示することができる。
【0201】
二次元コード画像は既に上記実施例で説明され、ここでは贅言しない。
【0202】
これらの実施例では、第1背景画像は、第1色に応じて生成された単色画像であってもよい。第1背景画像は、ターゲット色に応じて第1色に対してカラーグラデーション処理を行った後に得られたカラーグラデーション画像であってもよい。本開示はここで制限しない。ターゲット色は、予め設けられた任意色、例えば、白色であってもよい。
【0203】
さらに、第1背景画像がカラーグラデーション画像である場合、カラーグラデーション中心は、第1背景画像内に位置してもよいし、第1背景画像外に位置してもよく、ここでは制限しない。それに、カラーグラデーション中心は固定的に設けられてもよいし、ランダムに設けられてもよく、ここでは制限しない。
【0204】
任意選択で、電子デバイスは、二次元コード表示操作を受け付けた後、二次元コード表示操作に応答して、まず、第1色をキャンバスに充填し、第1背景色画像を生成し、そして、カラーグラデーション中心を決定し、決定したカラーグラデーション中心及びターゲット色に基づいて、第1色背景画像に対してカラーグラデーション処理を行い、第1背景画像を得、さらに第1背景画像上に二次元コード画像を表示することができる。
【0205】
別の実施例では、第1背景画像は、第1色に応じて予め生成された画像であってもよい。
【0206】
任意選択で、S1320の前に、当該二次元コード表示方法はさらに、第1色に対応する第1背景画像を照会するステップを含むことができる。
【0207】
いくつかの実施例では、二次元コード表示操作が、ターゲット内容に対応する二次元コード画像の表示をトリガするための最初の操作である場合、電子デバイスは、予め記憶された各色に対応するプリセット背景画像において、第1色に対応する第1背景画像を照会することができる。プリセット背景画像は、上記の第1背景画像のリアルタイムに生成された方法に応じて生成されることができ、ここでは贅言しない。
【0208】
任意選択で、1つの色が複数のプリセット背景画像に対応する場合、電子デバイスは、第1色に対応するプリセット背景画像から1つをランダムに選ぶとともに、選ばれたプリセット背景画像を第1背景画像とすることができる。
【0209】
別のいくつかの実施例では、二次元コード表示操作が、ターゲット内容に対応する二次元コード画像の表示をトリガするための最初ではない操作である場合、電子デバイスは、前回に二次元コード画像を表示する時にユーザが最終的に選択した背景画像を取得することができる。
【0210】
S1330、画像変更操作を受け付け、画像変更操作は、第1背景画像を第2背景画像に置き換えるために用いられる。
【0211】
本開示のいくつかの実施例では、画像変更操作は、第2背景画像に対する選択操作であってもよい。
【0212】
画像変更操作は、複数の画像の表示をトリガするための第3コントロールに対するクリック、長押し、ダブルクリック、音声制御、表情制御などの操作、及び複数の画像における第2背景画像に対する選択操作を含むことができる。任意選択で、複数の画像は、電子デバイスのローカル画像及びインターネット画像のうちの少なくとも1種を含むことができ、ここでは制限しない。任意選択で、複数の画像は、静的画像及び例えばビデオなどの動的画像のうちの少なくとも1種を含むことができ、ここでは制限しない。
【0213】
以下、これらの実施例における画像変更操作について1つの具体例を用いて説明する。
【0214】
図14は本開示の実施例による別の、二次元コード画像を表示するインターフェース概略図を示す。
【0215】
図14に示すように、電子デバイスは第1背景画像1401が全画面で表示されていることができ、第1背景画像1401上に、二次元コード画像1402、及び例えば、「背景を変更する」ボタンなどの第3コントロール1403が重ね合わせて表示されていることができる。二次元コード画像1402は、第1背景画像1401の中央部に位置することができ、第3コントロール1403は、二次元コード画像1402の上に位置することができる。
【0216】
ユーザは、第3コントロール1403をクリックして電子デバイスのアルバムに入るとともに、アルバムにおいて1つの画像を第2背景画像として選択し、電子デバイスに第1背景画像1401を第2背景画像に置き換えさせることができる。
【0217】
本開示の別の実施例では、画像変更操作は、背景色の変更をトリガするための操作であってもよい。
【0218】
任意選択で、第2色は、画像変更操作に応じて決定されることができる。
【0219】
いくつかの実施例では、電子デバイスには、複数の色が予め記憶されていることができ、画像変更操作は、第2色を選ぶために用いられることができる。
【0220】
画像変更操作は、複数の色の表示をトリガするための第4コントロールまたは任意の表示位置に対するクリック、長押しなどの操作、及び複数の色における第2色に対する選択操作を含むことができる。
【0221】
別の実施例では、電子デバイスには、複数の色が予め記憶されていることができ、画像変更操作は、電子デバイスによる第2色の選択をトリガするために用いられることができる。
【0222】
画像変更操作は、ユーザが任意の表示位置で入力したクリック、長押しなどの操作を含むことができる。
【0223】
いくつかの例示では、電子デバイスは、画像変更操作に応答して、第1色とは異なる第2色を複数の色からランダムに選ぶことができる。
【0224】
別の例示では、電子デバイスには、予め定められた配列順序で循環的に配列されるように、複数の色が予め記憶されていることができ、電子デバイスは、画像変更操作に応答して、第1背景画像を表示した後に受信した画像変更操作の総回数を決定し、当該総回数に基づいて、第2色と第1色との間のランキング位置差を決定し、さらに、当該ランキング位置差に基づいて、循環的に配列された複数の色のうち、第1色の後の第2色を選ぶことができる。
【0225】
本開示の実施例では、第2背景画像は、第2色に応じて生成された単色画像であってもよい。第2背景画像は、第2色に対応するカラーグラデーション画像を含むこともできる。本開示では、ここで制限しない。
【0226】
S1340、画像変更操作に応答して、第1背景画像を第2背景画像に置き換えて表示する。
【0227】
本開示の実施例では、電子デバイスは、画像変更操作を受け付けた後、画像変更操作に応答して、第1背景画像を第2背景画像に置き換えて表示することができる。
【0228】
任意選択で、S1340は具体的に、
画像変更操作の操作位置を円心とし、プリセットされた半径増分に応じて、第2背景画像を第1背景画像に置き換えるまで第2背景画像を展開するステップを含むことができる。操作位置は、ユーザが画像変更操作を入力する時の電子デバイスの表示画面に対するタッチ中心点であってもよい。
【0229】
具体的には、電子デバイスは、画像変更操作の操作位置を円心とし、プリセットされた半径増分に応じて、第1背景画像において円形表示領域を小さいから大きいまで徐々に拡大するとともに、円形表示領域内に第2背景画像内の対応位置の画像内容を表示することができ、円形表示領域が第1背景画像を完全に覆った際に、第1背景画像を第2背景画像に置き換えて表示することができる。
【0230】
これにより、本開示の実施例では、ユーザはさらに、二次元コード画像の背景画像に対して個人化調整を行うことができ、さらにユーザの体験を向上させる。
【0231】
本開示のいくつかの実施例では、第2背景画像は、第2色に応じてリアルタイムに生成された画像であってもよい。
【0232】
任意選択で、S1340の前に、当該二次元コード表示方法はさらに、第2色に応じて、第2背景画像を生成するステップを含むことができる。
【0233】
いくつかの実施例では、第2背景画像が、第2色に対応するカラーグラデーション画像を含む場合、第2背景画像に対応するカラーグラデーション画像は、第3色に応じて第2色に対してカラーグラデーション生成を行うことができる。第3色は、第1色及びターゲット色のうちの少なくとも1種を含むことができ、ここでは制限しない。任意選択で、ターゲット色は、予め設けられた任意色、例えば、白色であってもよい。
【0234】
任意選択で、電子デバイスは、画像変更操作を受け付けた後、画像変更操作に応答して、まず、第2色をキャンバスに充填し、第2背景色画像を生成し、そして、第3色に基づいて、第2色背景画像に対してカラーグラデーション処理を行い、第2背景画像を得、さらに第1背景画像を第2背景画像に置き換えて表示することができる。
【0235】
これらの実施例では、任意選択で、電子デバイスは、固定カラーグラデーション中心及び固定グラデーション半径に応じて、第3色に基づいて、第2色背景画像に対してカラーグラデーション処理を行い、第2背景画像を得ることができる。
【0236】
固定カラーグラデーション中心は、任意の表示位置であってもよく、ここでは制限しない。例えば、固定カラーグラデーション中心は、電子デバイスの表示画面の中心位置であってもよい。
【0237】
固定カラーグラデーション中心を電子デバイスの表示画面の中心位置とすることを例として、電子デバイスは、電子デバイスの表示画面と同じサイズのキャンバスに第2色を充填し、第2背景色画像を生成し、そして、第3色に基づいて、キャンバスの中心位置をカラーグラデーション中心とし、固定グラデーション半径に応じて、第2色背景画像に対してカラーグラデーション処理を行い、表示画面の中心位置をカラーグラデーション中心とする、固定グラデーション半径を有する第2背景画像を得、さらに、第1背景画像を第2背景画像に置き換えて表示することができる。
【0238】
以下、固定カラーグラデーション中心を電子デバイスの表示画面の中心位置とすることを例として、これらの実施例における第2背景画像の生成の具体的な方法を説明する。
【0239】
図15は本開示の実施例による背景画像の生成原理概略図を示す。
【0240】
図15に示すように、電子デバイスは第1背景画像1501が全画面で表示されていることができ、第1背景画像1501上に、二次元コード画像1502が重ね合わせて表示されていることができる。二次元コード画像1502は、第1背景画像1501の中央部に位置することができる。
【0241】
電子デバイスが画像変更操作を受け付けた後、第2色を取得し、第1背景画像と同じサイズのキャンバスに第2色を充填し、第2色背景画像を生成し、さらに第1背景画像1501の中心をカラーグラデーション中心とし、第1背景画像1502の対角線の長さの半分をグラデーション半径1503とし、第3色に基づいて、第2色背景画像に対してカラーグラデーション処理を行い、グラデーション処理後の第2背景画像を得、第2背景画像において第2色が中心から周囲へ徐々に第3色に遷移することができる。
【0242】
別の実施例では、第2背景画像が第2色に対応するカラーグラデーション画像を含みかつ画像変更操作が、電子デバイスによる第2色の選択をトリガするために用いられる場合、第2背景画像に対応するカラーグラデーション画像は、画像変更操作の操作パラメータに応じて第2色に対してカラーグラデーション生成を行うことができる。
【0243】
任意選択で、操作パラメータは、操作位置、操作時間長、及び操作力のうちの少なくとも1種を含むことができる。
【0244】
操作位置は、カラーグラデーション中心の決定に用いられることができ、操作時間長は、カラーグラデーション半径及び/または第2色の色差の決定に用いられることができ、操作力は、カラーグラデーション半径及び/または第2色の色差の決定に用いられることができる。
【0245】
さらに、第2色の色差とは、第2色の実際の色値と初期の色値との間の色差を意味することができる。第2色の実際の色値とは、第2背景画像のグラデーション中心点における色値を意味し、第2色の初期の色値とは、電子デバイスが予め設けた第2色の色値を意味する。
【0246】
いくつかの例示では、操作パラメータが操作位置を含む場合、電子デバイスは、操作位置に応じて、カラーグラデーション中心を決定し、決定したカラーグラデーション中心及び固定グラデーション半径に応じて、第3色に基づいて、第2色背景画像に対してカラーグラデーション処理を行い、第2背景画像を得ることができる。操作位置は、ユーザが画像変更操作を入力する時の電子デバイスの表示画面に対するタッチ中心点であってもよい。
【0247】
具体的には、電子デバイスは、サイズが電子デバイスの表示画面のN倍(Nは正整数であり、例えば、Nは4である)であるキャンバスに第2色を充填して、第2背景色画像を生成し、そして、第3色に基づいて、キャンバスの中心位置をカラーグラデーション中心とし、固定グラデーション半径に応じて、第2色背景画像に対してカラーグラデーション処理を行い、グラデーション処理後の第2色背景画像を得、次に、操作位置をキャンバスの中心位置と重なるとともに、電子デバイスの表示画面における操作位置の相対位置に応じて、第2背景画像におけるカラーグラデーション中心の相対位置が表示画面における操作位置の相対位置と同じであるように、第2色背景画像において表示画面と同じサイズの第2背景画像を切り取り、さらに、操作位置をカラーグラデーション中心とする、固定グラデーション半径を有する第2背景画像に第1背景画像を置き換えて表示することができる。
【0248】
以下、
図16を参照してこれらの例示における第2背景画像の生成の具体的な方法を説明する。
【0249】
図16は本開示の実施例による別の背景画像の生成原理概略図を示す。
【0250】
図16に示すように、電子デバイスは第1背景画像1601が全画面で表示されていることができ、第1背景画像1601上に、二次元コード画像1602が重ね合わせて表示されていることができる。二次元コード画像1602は、第1背景画像1601の中央部に位置することができる。
【0251】
ユーザが第1背景画像1601上の表示位置1603をクリックする時、電子デバイスは、第2色を取得し、第2色を、サイズが第1背景画像1601の4倍であるキャンバスに充填し、第2色背景画像1604を生成し、さらに第2色背景画像1604の中心をカラーグラデーション中心とし、第2色背景画像1604の対角線の長さの半分をグラデーション半径1605とし、第3色に基づいて、第2色背景画像1604に対してカラーグラデーション処理を行い、グラデーション処理後の第2色背景画像1604を得、グラデーション処理後の第2色背景画像1604において第2色が中心から周囲へ徐々に第3色に遷移することができ、最後に、電子デバイスは、表示位置1603を第2色背景画像1604の中心と重なり、グラデーション処理後の第2色背景画像1604において第1背景画像1601と同じサイズの第2背景画像を切り取ることができる。
【0252】
別の例示では、画像変更操作が長押し操作を含み、操作パラメータが操作時間長を含みかつ操作時間長がカラーグラデーション半径の決定に用いられる場合、電子デバイスはさらに、時間長と半径との間の対応関係に応じて、操作時間長に対応するカラーグラデーション半径を決定し、さらに、決定されたカラーグラデーション半径に応じて、第3色に基づいて、第2色背景画像に対してカラーグラデーション処理を行い、第2背景画像を得ることができ、ここでは贅言しない。
【0253】
さらに別の例示では、操作パラメータが操作力を含みかつ操作力が第2色の色差の決定に用いられる場合、第2色背景画像は、第2色の初期の色値によって充填して得られ、電子デバイスはさらに、力の程度と色差との間の対応関係に応じて、操作力に対応する第2色の色差を決定し、さらに第2色の色差に応じて、第2色背景画像の画像色を第2色の初期の色値から第2色の実際の色値に調整し、第3色に基づいて、画像色調整後の第2色背景画像に対してカラーグラデーション処理を行い、第2背景画像を得ることができ、ここでは贅言しない。
【0254】
本開示の別の実施例では、第2背景画像は、第2色に応じて予め生成された画像であってもよい。
【0255】
任意選択で、S1340の前に、当該二次元コード表示方法はさらに、第2色に対応する第2背景画像を照会するステップを含むことができる。
【0256】
具体的には、電子デバイスは、予め記憶された各色に対応するプリセット背景画像において、第2色に対応する第2背景画像を照会することができる。プリセット背景画像は、上記の第1背景画像のリアルタイムに生成された方法に応じて生成されることができ、ここでは贅言しない。
【0257】
任意選択で、1つの色が複数のプリセット背景画像に対応する場合、電子デバイスは、第2色に対応するプリセット背景画像から1つをランダムに選ぶとともに、選ばれたプリセット背景画像を第2背景画像とすることができる。
【0258】
このように、本開示の実施例では、さらに、ユーザの個人化ニーズを満たし、ユーザの体験を向上させることができる。
【0259】
本開示の実施例はさらに、二次元コード表示装置を提供し、以下、
図17を結合して説明する。
【0260】
本開示の実施例では、当該二次元コード表示装置は電子デバイスであってもよい。いくつかの実施例では、当該電子デバイスは、
図1に示すクライアントにおける電子デバイス101であってもよい。電子デバイスは、携帯電話、タブレット、デスクトップコンピュータ、ノートパソコン、車載端末、ウェアラブルデバイス、一体機、スマートホームデバイスなどの通信機能を有するデバイスであってもよいし、仮想マシンやシミュレータによってシミュレートされたデバイスであってもよい。
【0261】
図17は本開示の実施例による二次元コード表示装置の構造概略図を示す。
【0262】
図17に示すように、当該二次元コード表示装置1700は、第1受け付けユニット1710及び第1表示ユニット1720を含むことができる。
当該第1受け付けユニット1710は、二次元コード表示操作を受け付けるように配置されることができ、二次元コード表示操作は、ターゲット内容に対応する二次元コード画像の表示をトリガするために用いられ、ターゲット内容は、第1アプリケーションプログラムに属する。
当該第1表示ユニット1720は、二次元コード表示操作に応答して、二次元コード画像を表示するように配置されることができ、二次元コード画像は、重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点を含み、第1主位置決め点は第2主位置決め点の上に位置し、プリセット色を有し、第2主位置決め点は第1アプリケーションプログラムの特徴的な色を有する。
【0263】
本開示の実施例では、二次元コード表示操作に基づいて、第1アプリケーションプログラムにおけるターゲット内容に対応する二次元コード画像を表示することができ、当該二次元コード画像は、重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点を含むことができ、第1主位置決め点は第2主位置決め点の上に位置してプリセット色を有し、第2主位置決め点は第1アプリケーションプログラムの特徴的な色を有し、ことにより、二次元コードは第1アプリケーションプログラムの特徴的な色を有し、さらに特徴的な色により、二次元コードに第1アプリケーションプログラムの独特なスタイルを体現させ、二次元コードの認識度を向上させることができる。
【0264】
本開示のいくつかの実施例では、当該二次元コード画像はさらに補助位置決め点を含むことができ、補助位置決め点は、重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点の周りに均一的に設けられることができる。
【0265】
本開示のいくつかの実施例では、特徴的な色は第1タイプの色を含むことができ、第1タイプの色の二値化された色は所定の色と同じであることができる。
それに対応して、補助位置決め点は、第1補助位置決め点及び第2補助位置決め点を含むことができ、第1補助位置決め点はプリセット色を有することができ、第2補助位置決め点は第1タイプの色を有することができる。
【0266】
本開示のいくつかの実施例では、当該二次元コード画像はさらにデータドットマトリックスを含むことができ、データドットマトリックスは第1データドット及び第2データドットを含むことができ、第1データドットはプリセット色を有することができ、第2データドットは特徴的な色を有することができる。
それに対応して、当該データドットマトリックスは、ターゲット内容に応じて生成されることができ、第2アプリケーションプログラムにターゲット内容を取得させるために用いられることができ、第2アプリケーションプログラムは、第1アプリケーションプログラム、及び第1アプリケーションプログラム以外の他のアプリケーションプログラムのうちの少なくとも1種を含むことができる。
【0267】
本開示のいくつかの実施例では、当該特徴的な色は、第1タイプの色及び第2タイプの色を含むことができ、第1タイプの色の二値化された色は所定の色と同じであることができ、第2タイプの色の二値化された色は所定の色とは異なることができる。
それに対応して、第2データドットは、第1タイプの第2データドット及び第2タイプの第2データドットを含むことができ、第1タイプの第2データドットは第1タイプの色を有することができ、第2タイプの第2データドットは第2タイプの色を有することができ、第1データドット及び第1タイプの第2データドットは、ターゲット内容に応じて生成されることができる。
【0268】
本開示のいくつかの実施例では、当該二次元コード画像はさらに画像枠を含むことができ、画像枠は特徴的な色に応じて生成されることができる。
【0269】
本開示のいくつかの実施例では、当該第1表示ユニット1720は、さらに第1背景画像上に二次元コード画像を表示するように配置されることができ、第1背景画像は第1色に応じて生成されることができる。
それに対応して、当該二次元コード表示装置1700はさらに、第2受け付けユニット及び第2表示ユニットを含むことができる。
【0270】
当該第2受け付けユニットは、画像変更操作を受け付けるように配置されることができ、画像変更操作は、第1背景画像を第2背景画像に置き換えるために用いられることができる。
当該第2表示ユニットは、画像変更操作に応答して、第1背景画像を第2背景画像に置き換えて表示するように配置されることができる。
【0271】
本開示のいくつかの実施例では、当該第2表示ユニットは、さらに画像変更操作の操作位置を円心とし、プリセットされた半径増分に応じて、第2背景画像を第1背景画像に置き換えるまで第2背景画像を展開するように配置されることができる。
【0272】
本開示のいくつかの実施例では、当該第2背景画像は、第2色に対応するカラーグラデーション画像を含むことができる。
【0273】
本開示のいくつかの実施例では、当該カラーグラデーション画像は、第3色に応じて第2色に対してカラーグラデーションを行うことで生成されることができ、第3色は、第1色及びターゲット色のうちの少なくとも1種を含むことができる。
【0274】
本開示のいくつかの実施例では、当該カラーグラデーション画像は、画像変更操作の操作パラメータに応じて第2色に対してカラーグラデーションを行うことで生成されることができ、操作パラメータは、操作位置、操作時間長、及び操作力のうちの少なくとも1種を含むことができる。
【0275】
本開示のいくつかの実施例では、当該二次元コード表示装置1700はさらに、第3表示ユニットを含むことができ、当該第3表示ユニットは、二次元コード表示操作に応答して、ターゲットコントロールを表示するように配置されることができる。
当該ターゲットコントロールは、二次元コード記憶コントロール、二次元コード走査コントロール、及び二次元コード共有コントロールのうちの少なくとも1種を含むことができる。
【0276】
なお、
図17に示す二次元コード表示装置1700は、
図2~
図16に示す方法実施例における各ステップを実行するとともに、
図2~
図16に示す方法実施例における各過程及び効果を実現することができ、ここでは贅言しない。
【0277】
本開示の実施例はさらに、電子デバイスを提供し、該電子デバイスは、プロセッサと、メモリとを含んでもよく、メモリは、実行可能な指令を記憶するために用いられてもよい。プロセッサは、メモリから実行可能な指令を読み取って実行することで、上記実施例における二次元コード表示方法を実現するために用いられてもよい。
【0278】
図18は本開示の実施例による電子デバイスの構造概略図を示す。以下、具体的に
図18を参照し、本開示の実施例における電子デバイス1800を実現するのに適した構造概略図が示される。
【0279】
本開示の実施例における電子デバイス1800は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(携帯情報端末)、PAD(タブレット)、PMP(ポータブルマルチメディアプレーヤー)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)、ウェアラブルデバイスなどの携帯端末、及びデジタルTV、デスクトップコンピュータ、スマートホームデバイスなどの固定端末を含むことができるが、これらに限定されない。
【0280】
なお、
図18に示す電子デバイス1800は、1つの例示に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲に任意の制限を与えるべきではない。
【0281】
図18に示すように、該電子デバイス1800は、リードオンリーメモリ(ROM)1802に記憶されたプログラム、または記憶装置1808からランダムアクセスメモリ(RAM)1803にロードされたプログラムに従って、様々な適切な動作及び処理を実行できる処理装置(例えば、中央処理ユニット、グラフィックプロセッサなど)1801を含むことができる。RAM1803には、電子デバイス1800の操作に必要な様々なプログラム及びデータがさらに記憶されている。処理装置1801、ROM1802及びRAM1803は、バス1804を介して互いに接続される。入出力(I/O)インターフェース1805もバス1804に接続される。
【0282】
通常、I/Oインターフェース1805には、例えばタッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロフォン、加速度計、ジャイロなどを含む入力装置1806、例えば、液晶ディスプレー(LCD)、スピーカー、バイブレーターなどを含む出力装置1807、例えば、磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置1808、及び通信装置1809が接続されることができる。通信装置1809は、電子デバイス1800が他の機器と無線または有線通信を行ってデータをやり取りすることを可能にする。
図18には、様々な装置を有する電子デバイス1800が示されているが、全ての示される装置を実施または具備することが要求されないは理解されるべきである。代わりに、より多くのまたはより少ない装置を実施または具備してもよい。
【0283】
本開示の実施例はさらに、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、該記憶媒体はコンピュータプログラムが記憶されており、コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、プロセッサに上記実施例における二次元コード表示方法を実現させる。
【0284】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照して以上で説明される過程は、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現されることができる。例えば、本開示の実施例は、非一時的なコンピュータ可読媒体上に担持されるコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、当該コンピュータプログラムは、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、当該コンピュータプログラムは、通信装置1809を介してネットワークからダウンロード及びインストールされ、または、記憶装置1808からインストールされ、またはROM1802からインストールされることができる。当該コンピュータプログラムが処理装置1801によって実行される場合、本出願の実施例の二次元コード表示方法で限定される上記機能を実行する。
【0285】
なお、本開示の実施例に記載のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体、またはコンピュータ可読記憶媒体、または上記両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁気、赤外線、または半導体のシステム、装置、若しくはデバイス、または任意の以上の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例としては、1つまたは複数のワイヤを有する電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(electrical programmable ROM、EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスクリードオンリーメモリ(compactdisc ROM、CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上記の任意の適切な組み合わせを含むことができるが、これらに限定されない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体は、指令実行システム、装置、またはデバイスによって使用され、またはこれらと結合して使用されることができるプログラムを含むか、または記憶する任意の有形媒体であってもよい。本開示では、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドで、または搬送波の一部として伝搬するデータ信号を含むことができ、当該データ信号にコンピュータ可読のプログラムコードが担持される。このように伝搬されるデータ信号は、多種の形式を採用することができ、電磁信号、光信号、または上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体を除いた任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、当該コンピュータ可読信号媒体は、指令実行システム、装置、またはデバイスによって使用され、またはこれらと結合して使用されるためのプログラムを送信、伝搬、または伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適切な媒体によって伝送されることができ、当該媒体は、電線、光ファイバケーブル、RF(無線周波数)など、または上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。
【0286】
いくつかの実施形態では、クライアントやサーバは、例えばHTTPなどのような、現在既知、又は将来開発される任意のネットワークプロトコルを利用して通信することができ、任意の形態又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続されることができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、ワールドワイドウェブ(例えば、インターネット)、エンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、及び現在既知、又は将来開発されるネットワークを含む。
【0287】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子デバイスに含まれてもよいし、当該電子デバイスに配置されず、別個に存在しもよい。
【0288】
上記コンピュータ可読媒体に1つまたは複数のプログラムが担持されており、上記1つまたは複数のプログラムが当該電子デバイスによって実行される場合、当該電子デバイスに、
二次元コード表示操作を受け付けるステップであって、二次元コード表示操作は、ターゲット内容に対応する二次元コード画像の表示をトリガするために用いられ、ターゲット内容は、第1アプリケーションプログラムに属するステップと、二次元コード表示操作に応答して、二次元コード画像を表示するステップであって、二次元コード画像は、重畳して設けられた第1主位置決め点及び第2主位置決め点を含み、第1主位置決め点は第2主位置決め点の上に位置し、プリセット色を有し、第2主位置決め点は第1アプリケーションプログラムの特徴的な色を有するステップと、を実行させる。
【0289】
本開示の実施例では、本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、1種または多種のプログラミング言語またはそれらの組み合わせで作成されることができ、上記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++のようなオブジェクト指向プログラミング言語を含み、「C」言語または類似するプログラミング言語のような従来の手続き型プログラミング言語をさらに含むが、これらに限定されない。プログラムコードは、ユーザのコンピュータ上で完全に、ユーザのコンピュータ上で一部的に、1つの独立型ソフトウェアパッケージとして、ユーザのコンピュータ上で一部的にかつリモートコンピュータ上で一部的に、またはリモートコンピュータ若しくはサーバ上で完全に実行することができる。リモートコンピュータが関与する場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)を含む、任意の種類のネットワークを介してユーザのコンピュータに接続することができ、または、外部コンピュータに接続することができる(例えば、インタネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続する)。
【0290】
図面におけるフローチャート及びブロック図は、本出願の様々な実施例のシステム、方法及びコンピュータプログラム製品に従って実現可能なアーキテクチャ、機能及び操作を示す。この点について、フローチャートまたはブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラムセグメント、またはコードの一部を代表することができ、当該モジュール、プログラムセグメント、またはコードの一部は、所定の論理機能を実現するための1つまたは複数の実行可能な指令を含む。なお、いくつかの代替の実現において、ブロックに示されている機能は、図に示されている順序とは異なる順序に従って発生してもよい。例えば、連続的に示される2つのブロックは実際には、基本的に並行して実行されてもよく、ある場合、逆の順序に従って実行されてもよく、関連する機能に応じて決定される。また、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、並びにブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能又は操作を実行するための、ハードウェアによる専用システムで実現されてもよいし、又は専用ハードウェアとコンピュータ指令との組み合わせで実現されてもよい。
【0291】
本開示の実施例に記述されたユニットは、ソフトウェアの方式で実現されてもよいし、ハードウェアの方式で実現されてもよい。ユニットの名称は、ある場合、当該ユニット自身への限定を構成しない。
【0292】
本明細書で上記に説明された機能は、少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェアロジック部材によって実行されてもよい。例えば、利用できるハードウェアロジック部材の例示的なタイプは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD)などを含むが、これらに限定されない。
【0293】
本開示において、機械可読媒体は、指令実行システム、装置又はデバイスによって、又はそれらと組み合わせて使用されてもよいプログラムを含むか、又は記憶する有形媒体であってもよい。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械可読媒体は、電子、磁気、光学、電磁、赤外線、又は半導体システム、装置又はデバイス、或いは上記の内容の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のワイヤによる電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクト磁気ディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、又は上記内容の任意の適切な組み合わせを含む。
【0294】
以上の記載は、本開示の好適な実施例及び適用される技術原理に対する説明にすぎない。当業者であれば理解できるように、本開示に係る開示範囲は、上記の技術特徴の特定の組み合わせによって形成される技術案に限定されず、その同時、上記の開示された構想から逸脱することなく、上記の技術特徴またはその等価特徴の任意の組み合わせによって形成される他の技術案、例えば、上記の特徴と、本開示に開示された(ただしこれに限定されていない)類似機能を有する技術特徴とを互いに置き換えることによって形成された技術案も含む。
【0295】
また、特定の順序を採用して各操作を記載したが、示される特定の順番、または順序に従ってこれらの操作を順に実行することを要求するものとして解釈されるべきではない。特定の環境で、マルチタスク及び並行処理は有利である可能性がある。同様に、以上の論述には、いくつかの具体的な実現の詳細が含まれるが、本開示の範囲に対する限定として解釈されるべきではない。単一の実施例の文脈で説明されるいくつかの特徴は、組み合わせて、単一の実施例で実現されてもよい。逆に、単一の実施例の文脈で説明される様々な特徴は、別々に、または任意の適切なサブ組み合わせの形態で、複数の実施例で実現されてもよい。
【0296】
構成特徴及び/または方法の論理動作に固有の言語で、本主題を説明したが、添付の特許請求の範囲で限定される主題は、上記の特定の特徴または動作に限定されないことを理解すべきである。むしろ、上述した特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実現するための単なる例示的な形態である。
【国際調査報告】