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特表2024-504098エッジコンピューティングにおける垂直アプリケーション
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-01-30
(54)【発明の名称】エッジコンピューティングにおける垂直アプリケーション
(51)【国際特許分類】
   H04L 67/1001 20220101AFI20240123BHJP
   H04W 28/084 20230101ALI20240123BHJP
   H04L 67/289 20220101ALI20240123BHJP
【FI】
H04L67/1001
H04W28/084
H04L67/289
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023542499
(86)(22)【出願日】2021-12-08
(85)【翻訳文提出日】2023-09-06
(86)【国際出願番号】 CN2021136443
(87)【国際公開番号】W WO2022151875
(87)【国際公開日】2022-07-21
(31)【優先権主張番号】PCT/CN2021/071405
(32)【優先日】2021-01-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.3GPP
2.コンパクトフラッシュ
3.Blu-ray
(71)【出願人】
【識別番号】598036300
【氏名又は名称】テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
(74)【代理人】
【識別番号】100109726
【弁理士】
【氏名又は名称】園田 吉隆
(74)【代理人】
【識別番号】100150670
【弁理士】
【氏名又は名称】小梶 晴美
(74)【代理人】
【識別番号】100194294
【弁理士】
【氏名又は名称】石岡 利康
(72)【発明者】
【氏名】シュ, ウェンリャン
(72)【発明者】
【氏名】プシィブィシュ, フベルト
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067BB21
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE16
(57)【要約】
本明細書における実施形態は、エッジコンピューティングにおける垂直アプリケーションに関する。実施形態では、エッジデータネットワーク(EDN)(402)においてエッジイネーブラサーバ(EES)を実装する第1のネットワーク機能(421)によって実施される方法(900)を提案する。方法は、EDN(402)においてエッジアプリケーションサーバ(EAS)を実装する第2のネットワーク機能(422、423)から、関連EAS情報の第1のリストを指し示す情報を備える登録要求メッセージを受信するステップを少なくとも備え得る。本明細書における実施形態によって、関連EAS情報に基づいて、UE(401)は、エッジ展開における垂直アプリケーションのための共同EASディスカバリおよび選択を実施し得、これにより、UE(401)におけるアプリケーションイネーブラクライアント(414)とアプリケーション固有サーバ(424)の両方は、同じアプリケーションイネーブラサーバ(423)と通信し得る。
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エッジデータネットワーク(EDN)(402)においてエッジイネーブラサーバ(EES)を実装する第1のネットワーク機能(421)によって実施される方法(900)であって、
-前記EDN(402)においてエッジアプリケーションサーバ(EAS)を実装する第2のネットワーク機能(422)から、関連EAS情報の第1のリストを指し示す情報を備える登録要求メッセージを受信する(S901)こと
を含む、方法(900)。
【請求項2】
関連EAS情報の前記第1のリストが、それぞれ前記EDN(402)においてEASを実装する少なくとも1つの第3のネットワーク機能(423)のための少なくとも1つの第1のエントリを備え、各第1のエントリが、前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)のEASプロファイルを指し示し、前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)の前記EASプロファイルが、前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)のEAS ID、および前記第2のネットワーク機能(422)と前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)との間の関係を含む、請求項1に記載の方法(900)。
【請求項3】
前記第3のネットワーク機能(423)のための前記第1のエントリが、関連EAS情報の第2のリストを指し示す情報をさらに備え、関連EAS情報の前記第2のリストが、それぞれ前記EDN(402)においてEASを実装する少なくとも1つの第4のネットワーク機能(424)のための少なくとも1つの第2のエントリをさらに備え、各第2のエントリが、前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)のEASプロファイルを指し示し、前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)の前記EASプロファイルが、前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)のEAS ID、および前記第3のネットワーク機能(423)と前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)との間の関係を含む、請求項2に記載の方法(900)。
【請求項4】
前記関係は、前記第3のネットワーク機能(423)が前記第2のネットワーク機能(422)の親、子、または兄弟であることを指し示すか、あるいは
前記関係は、前記第4のネットワーク機能(424)が前記第3のネットワーク機能(423)の親、子、または兄弟であることを指し示す、
請求項2または3に記載の方法(900)。
【請求項5】
関連EAS情報の前記第1のリストの前記少なくとも1つの第1のエントリの各々が、前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)のエンドポイント情報をさらに指し示すか、または
関連EAS情報の前記第2のリストの前記少なくとも1つの第2のエントリの各々が、前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)のエンドポイント情報をさらに指し示す、
請求項2から4のいずれか一項に記載の方法(900)。
【請求項6】
関連EAS情報の前記第1のリストを指し示す前記情報が、前記第2のネットワーク機能(422)のEASプロファイル中に含まれ、前記第2のネットワーク機能(422)の前記EASプロファイルが、前記EAS IDを指し示す情報と、前記第2のネットワーク機能(422)のEASエンドポイントを指し示す情報とをさらに含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法(900)。
【請求項7】
-関連EAS情報の前記第1のリストを指し示す前記情報を記憶する(S902)ことと、
-EASを実装する前記第2のネットワーク機能(422)に、登録応答メッセージを送信する(S903)ことと
をさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法(900)。
【請求項8】
エッジデータネットワーク(EDN)(402)においてエッジアプリケーションサーバ(EAS)を実装する第2のネットワーク機能(422)によって実施される方法(1000)であって、
-前記EDN(402)においてエッジイネーブラサーバ(EES)を実装する第1のネットワーク機能(421)に、関連EAS情報の第1のリストを指し示す情報を備える登録要求メッセージを送信する(S1003)こと
を含む、方法(1000)。
【請求項9】
関連EAS情報の前記第1のリストが、それぞれ前記EDN(402)においてEASを実装する少なくとも1つの第3のネットワーク機能(423)のための少なくとも1つの第1のエントリを備え、各第1のエントリが、前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)のEASプロファイルを指し示し、前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)の前記EASプロファイルが、前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)のEAS ID、および前記第2のネットワーク機能(422)と前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)との間の関係を含む、請求項8に記載の方法(1000)。
【請求項10】
前記第3のネットワーク機能(423)のための前記第1のエントリが、関連EAS情報の第2のリストを指し示す情報をさらに備え、関連EAS情報の前記第2のリストが、それぞれ前記EDNにおいてEASを実装する少なくとも1つの第4のネットワーク機能(424)のための少なくとも1つの第2のエントリをさらに備え、各第2のエントリが、前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)のEASプロファイルを指し示し、前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)の前記EASプロファイルが、前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)のEAS ID、および前記第3のネットワーク機能(423)と前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)との間の関係を含む、請求項9に記載の方法(1000)。
【請求項11】
前記関係は、前記第3のネットワーク機能(423)が前記第2のネットワーク機能(422)の親、子、または兄弟であることを指し示すか、あるいは
前記関係は、前記第4のネットワーク機能(424)が前記第3のネットワーク機能(423)の親、子、または兄弟であることを指し示す、
請求項9または10に記載の方法(1000)。
【請求項12】
関連EAS情報の前記第1のリストの前記少なくとも1つの第1のエントリの各々が、前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)のエンドポイント情報をさらに指し示すか、または
関連EAS情報の前記第2のリストの前記少なくとも1つの第2のエントリの各々が、前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)のエンドポイント情報をさらに指し示す、
請求項9から11のいずれか一項に記載の方法(1000)。
【請求項13】
関連EAS情報の前記第1のリストを指し示す前記情報が、前記第2のネットワーク機能(422)のEASプロファイル中に含まれ、前記第2のネットワーク機能(422)の前記EASプロファイルが、前記EAS IDを指し示す情報と、前記第2のネットワーク機能(422)のEASエンドポイントを指し示す情報とをさらに含む、請求項8から12のいずれか一項に記載の方法(1000)。
【請求項14】
-EESを実装する前記第1のネットワーク機能(421)から、登録応答メッセージを受信する(S1004)こと
をさらに含む、請求項8から13のいずれか一項に記載の方法(1000)。
【請求項15】
前記第2のネットワーク機能(422)、前記第3のネットワーク機能(423)、および前記第4のネットワーク機能(424)のうちの少なくとも2つが、垂直アプリケーションのためのサービスを共同で提供するように設定された、請求項9から14のいずれか一項に記載の方法(1000)。
【請求項16】
前記垂直アプリケーションが、未来の工場(FF)、V2X(Vehicle to Everything)、無人航空システム(UAS)、およびスマートグリッドのうちのいずれか1つである、請求項15に記載の方法(1000)。
【請求項17】
-前記第3のネットワーク機能(423)から、前記第3のネットワーク機能(423)の前記EAS ID、前記第3のネットワーク機能(423)のエンドポイント、および前記第2のネットワーク機能(422)と前記第3のネットワーク機能(423)との間の関係を指し示す登録情報を受信する(S1001)ことと、
-関連EAS情報の前記第1のリストに前記登録情報を記憶する(S1002)ことと
をさらに含む、請求項15または16に記載の方法(1000)。
【請求項18】
-前記第3のネットワーク機能(423)から、前記第3のネットワーク機能(423)の前記EASプロファイルを指し示す登録情報を受信する(S1001)ことと、
-関連EAS情報の前記第1のリストに前記登録情報を記憶する(S1002)ことと
をさらに含む、請求項15または16に記載の方法(1000)。
【請求項19】
前記第2のネットワーク機能(422)が、前記垂直アプリケーションのためのサービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(SEAL)サーバとして実装され、前記第3のネットワーク機能(423)が、垂直アプリケーションレイヤ(VAL)サーバとして実装され、
前記SEALサーバが、前記VALサーバの手順を管理する、
請求項15から18のいずれか一項に記載の方法(1000)。
【請求項20】
前記SEALサーバが、SEAL識別情報管理(IM)サーバを含み、
前記SEAL IMサーバが、前記SEAL IMサーバによって割り当てられたトークンの有効性を確認するためのトークン有効性確認サービスを前記VALサーバに提供する、
請求項19に記載の方法(1000)。
【請求項21】
前記トークンが、アクセストークンおよび/またはIDトークンである、請求項20に記載の方法(1000)。
【請求項22】
前記VALサーバが、FFアプリケーション固有(FFAS)サーバまたはFFアプリケーションイネーブラ(FAE)サーバである、請求項20または21に記載の方法(1000)。
【請求項23】
前記第2のネットワーク機能(422)が、FFアプリケーションイネーブラ(FAE)サーバとして実装され、前記第3のネットワーク機能(423)が、FFアプリケーション固有(FFAS)サーバとして実装される、請求項15から22のいずれか一項に記載の方法(1000)。
【請求項24】
エッジデータネットワーク(EDN)(402)においてエッジイネーブラサーバ(EES)を実装する第1のネットワーク機能(421)によって実施される方法(1100)であって、
-ユーザ機器(UE)(401)の機能構成要素(411)から、前記EDN(402)においてエッジアプリケーションサーバ(EAS)を実装する少なくとも1つの第2のネットワーク機能(422)をディスカバーするための第1のメッセージを受信する(S1101)ことと、
-前記UE(401)の前記機能構成要素(411)に、関連EAS情報の第1のリストを指し示す情報を含む第2のメッセージを送信する(S1103)ことと
を含む、方法(1100)。
【請求項25】
関連EAS情報の前記第1のリストを指し示す前記情報が、前記少なくとも1つの第2のネットワーク機能(422)のEASプロファイル中に含まれる、請求項24に記載の方法(1100)。
【請求項26】
関連EAS情報の前記第1のリストが、それぞれ前記EDNにおいてEASを実装する少なくとも1つの第3のネットワーク機能(423)のための少なくとも1つの第1のエントリを備え、各第1のエントリが、前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)のEASプロファイルを指し示し、前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)の前記EASプロファイルが、前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)のEAS ID、および前記第2のネットワーク機能(422)と前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)との間の関係を含む、請求項25に記載の方法(1100)。
【請求項27】
前記第3のネットワーク機能(423)のための前記第1のエントリが、関連EAS情報の第2のリストを指し示す情報をさらに備え、関連EAS情報の前記第2のリストが、それぞれ前記EDN(402)においてEASを実装する少なくとも1つの第4のネットワーク機能(424)のための少なくとも1つの第2のエントリをさらに備え、各第2のエントリが、前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)のEASプロファイルを指し示し、前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)の前記EASプロファイルが、前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)のEAS ID、および前記第3のネットワーク機能(423)と前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)との間の関係を含む、請求項26に記載の方法(1100)。
【請求項28】
前記関係は、前記第3のネットワーク機能(423)が前記第2のネットワーク機能(422)の親、子、または兄弟であることを指し示すか、あるいは
前記関係は、前記第4のネットワーク機能(424)が前記第3のネットワーク機能(423)の親、子、または兄弟であることを指し示す、
請求項26または27に記載の方法(1100)。
【請求項29】
関連EAS情報の前記第1のリストの前記少なくとも1つの第1のエントリの各々が、前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)のエンドポイント情報をさらに指し示すか、または
関連EAS情報の前記第2のリストの前記少なくとも1つの第2のエントリの各々が、前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)のエンドポイント情報をさらに指し示す、
請求項26から28のいずれか一項に記載の方法(1100)。
【請求項30】
前記第2のネットワーク機能(422)の前記EASプロファイルが、前記EAS IDを指し示す情報と、前記第2のネットワーク機能(422)のEASエンドポイントを指し示す情報とをさらに含む、請求項25から29のいずれか一項に記載の方法(1100)。
【請求項31】
前記第1のメッセージが、前記EASサーバをディスカバーするためのディスカバリ要求メッセージであり、
前記第2のメッセージが、前記第1のメッセージに応答するディスカバリ応答メッセージであり、
関連EAS情報の前記第1のリストおよび関連EAS情報の前記第2のリストが、前記第1のネットワーク機能(421)によって実施される(S1102)EASディスカバリプロセスにおいてディスカバーされる、
請求項24から30のいずれか一項に記載の方法(1100)。
【請求項32】
前記第1のメッセージが、前記EASサーバのディスカバリにサブスクライブするためのディスカバリサブスクリプションメッセージであり、
前記第2のメッセージが、前記第1のメッセージに応答するディスカバリ通知メッセージであり、
関連EAS情報の前記第1のリストおよび関連EAS情報の前記第2のリストが、前記第1のネットワーク機能(421)によって実施される(S1102)EASディスカバリプロセスにおいてディスカバーされる、
請求項24から30のいずれか一項に記載の方法(1100)。
【請求項33】
前記第1のメッセージが、EAS関連付けを明示的に指し示すインジケータをさらに備え、
前記EASディスカバリプロセスが、前記インジケータに基づいて実施される、
請求項24から32のいずれか一項に記載の方法(1100)。
【請求項34】
前記第1の機能構成要素(411)が、エッジイネーブラクライアント(EEC)として実装され、前記第1および/または第2のメッセージが、エッジ-1参照ポイントを介して送られる、請求項24から33のいずれか一項に記載の方法(1100)。
【請求項35】
ユーザ機器(UE)(401)における第1の機能構成要素(411)によって実施される方法(1200)であって、
-エッジデータネットワーク(EDN)(402)においてエッジイネーブラサーバ(EES)を実装する第1のネットワーク機能(421)に、前記EDN(402)においてエッジアプリケーションサーバ(EAS)を実装する少なくとも1つの第2のネットワーク機能(422)をディスカバーするための第1のメッセージを送信する(S1202)ことと、
-前記第1のネットワーク機能(421)から、関連EAS情報の第1のリストを指し示す情報を含む第2のメッセージを受信する(S1203)ことと
を含む、方法(1200)。
【請求項36】
関連EAS情報の前記第1のリストを指し示す前記情報が、前記少なくとも1つの第2のネットワーク機能(422)のEASプロファイル中に含まれる、請求項35に記載の方法(1200)。
【請求項37】
関連EAS情報の前記第1のリストが、それぞれ前記EDN(402)においてEASを実装する少なくとも1つの第3のネットワーク機能(423)のための少なくとも1つの第1のエントリを備え、各第1のエントリが、前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)のEASプロファイルを指し示し、前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)の前記EASプロファイルが、前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)のEAS ID、および前記第2のネットワーク機能(422)と前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)との間の関係を含む、請求項36に記載の方法(1200)。
【請求項38】
前記第3のネットワーク機能(423)のための前記第1のエントリが、関連EAS情報の第2のリストを指し示す情報をさらに備え、関連EAS情報の前記第2のリストが、それぞれ前記EDN(402)においてEASを実装する少なくとも1つの第4のネットワーク機能(424)のための少なくとも1つの第2のエントリをさらに備え、各第2のエントリが、前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)のEASプロファイルを指し示し、前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)の前記EASプロファイルが、前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)のEAS ID、および前記第3のネットワーク機能(423)と前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)との間の関係を含む、請求項37に記載の方法(1200)。
【請求項39】
前記関係は、前記第3のネットワーク機能(423)が前記第2のネットワーク機能(422)の親、子、または兄弟であることを指し示すか、あるいは
前記関係は、前記第4のネットワーク機能(424)が前記第3のネットワーク機能(423)の親、子、または兄弟であることを指し示す、
請求項37または38に記載の方法(1200)。
【請求項40】
関連EAS情報の前記第1のリストの前記少なくとも1つの第1のエントリの各々が、前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)のエンドポイント情報をさらに指し示すか、または
関連EAS情報の前記第2のリストの前記少なくとも1つの第2のエントリの各々が、前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)のエンドポイント情報をさらに指し示す、
請求項37から39のいずれか一項に記載の方法(1200)。
【請求項41】
前記第2のネットワーク機能(422)の前記EASプロファイルが、前記EAS IDを指し示す情報と、前記第2のネットワーク機能(422)のEASエンドポイントを指し示す情報とをさらに含む、請求項36から40のいずれか一項に記載の方法(1200)。
【請求項42】
前記第1のメッセージが、前記EASサーバをディスカバーするためのディスカバリ要求メッセージであり、
前記第2のメッセージが、前記第1のメッセージに応答するディスカバリ応答メッセージであり、
関連EAS情報の前記第1のリストおよび関連EAS情報の前記第2のリストが、前記第1のネットワーク機能(421)によって実施される(S1102)EASディスカバリプロセスにおいてディスカバーされる、
請求項35から41のいずれか一項に記載の方法(1200)。
【請求項43】
前記第1のメッセージが、前記EASサーバのディスカバリにサブスクライブするためのディスカバリサブスクリプションメッセージであり、
前記第2のメッセージが、前記第1のメッセージに応答するディスカバリ通知メッセージであり、
関連EAS情報の前記第1のリストおよび関連EAS情報の前記第2のリストが、前記第1のネットワーク機能(421)によって実施される(S1102)EASディスカバリプロセスにおいてディスカバーされる、
請求項35から41のいずれか一項に記載の方法(1200)。
【請求項44】
前記第1のメッセージが、EAS関連付けを明示的に指し示すインジケータをさらに備える、請求項35から43のいずれか一項に記載の方法(1200)。
【請求項45】
前記第1の機能構成要素(411)が、エッジイネーブラクライアント(EEC)として実装され、前記第1のメッセージおよび/または前記第2のメッセージが、エッジ-1参照ポイントを介して送られる、請求項35から44のいずれか一項に記載の方法(1200)。
【請求項46】
関連EAS情報の前記第1のリストを指し示す前記情報が、前記EDNにおいてEASを実装するネットワーク機能の第1のセットのEASプロファイルのセット中に含まれる、請求項35に記載の方法(1200)。
【請求項47】
-EASプロファイルの前記セットから、前記EDNにおいてEASを実装するネットワーク機能の前記第1のセットを決定することと、
-関連EAS情報の前記第1のリストから、前記EDNにおいてEASを実装するネットワーク機能の第2のセットを決定することと
をさらに備え、
ここにおいて、ネットワーク機能の前記第1のセットおよび第2のセットからの少なくとも2つのネットワーク機能が、関連付けられる、
請求項46に記載の方法(1200)。
【請求項48】
ネットワーク機能の前記第1のセットおよび第2のセットからの少なくとも2つのネットワーク機能は、前記少なくとも2つのネットワーク機能のうちの一方が、前記少なくとも2つのネットワーク機能のうちの他方上に登録されることによって関連付けられる、請求項47に記載の方法(1200)。
【請求項49】
-前記UE(401)における第2の機能構成要素(412)から、前記第2の機能構成要素(412)のためのEASディスカバリおよび選択のための第1の委任要求を受信する(S1201)ことと、
-前記UE(401)における第3の機能構成要素(413)から、前記第3の機能構成要素(413)のためのEASディスカバリおよび選択のための第2の委任要求を受信する(S1201)ことと、
をさらに含む、請求項48に記載の方法(1200)。
【請求項50】
-前記第1の機能構成要素(411)によって、前記第2の機能構成要素(412)および前記第3の機能構成要素(413)のためのネットワーク機能を選択する(S1204)ことであって、前記第2の機能構成要素(412)のための前記選択された少なくとも1つのネットワーク機能(422)と、前記第3の機能構成要素(413)のための前記選択された少なくとも1つのネットワーク機能(422)とが関連付けられるように、ネットワーク機能を選択する(S1204)ことと、
-それぞれ前記第2の機能構成要素および前記第3の機能構成要素に、前記第2の機能構成要素および前記第3の機能構成要素のための前記選択されたネットワーク機能を通知することと
をさらに含む、請求項49に記載の方法(1200)。
【請求項51】
前記第2の機能構成要素(412)が、垂直アプリケーションのためのアプリケーションイネーブラクライアントとして実装され、
前記第3の機能構成要素(413)が、垂直アプリケーションのためのアプリケーション固有クライアントとして実装される、
請求項49または50に記載の方法(1200)。
【請求項52】
ユーザ機器(UE)における第2の機能構成要素(412)によって実施される方法(1300)であって、
-前記UE(401)における第1の機能構成要素(411)に、EDNにおいてエッジアプリケーションサーバ(EAS)を実装する少なくとも1つの第2のネットワーク機能をディスカバーするための第1のメッセージを送信する(S1302)ことと、
-前記UE(401)における前記第1の機能構成要素(411)から、関連EAS情報のリストを指し示す情報を含む第2のメッセージを受信する(S1303)ことと
を含む、方法(1300)。
【請求項53】
関連EAS情報の前記リストを指し示す前記情報が、前記EDNにおいてEASを実装するネットワーク機能の第1のセットのEASプロファイルのセット中に含まれる、請求項52に記載の方法(1300)。
【請求項54】
-EASプロファイルの前記セットから、前記EDNにおいてEASを実装するネットワーク機能の前記第1のセットを決定する(S1304)ことと、
-関連EAS情報の前記リストから、前記EDNにおいてEASを実装するネットワーク機能の第2のセットを決定する(S1304)ことと
をさらに備え、
ここにおいて、ネットワーク機能の前記第1および第2のセットからの少なくとも2つのネットワーク機能が、関連付けられる、
請求項53に記載の方法(1300)。
【請求項55】
ネットワーク機能の前記第1のセットおよび第2のセットからの少なくとも2つのネットワーク機能は、前記少なくとも2つのネットワーク機能のうちの一方が、前記少なくとも2つのネットワーク機能のうちの他方上に登録されることによって関連付けられる、請求項54に記載の方法(1300)。
【請求項56】
-前記第2の機能構成要素(412)および前記第3の機能構成要素(413)のためのネットワーク機能を選択するために、前記UE(401)における第3の機能構成要素(413)と協調することであって、前記第2の機能構成要素(412)のための前記選択されたネットワーク機能と、前記第3の機能構成要素(413)のための前記選択されたネットワーク機能とが関連付けられるように、第3の機能構成要素(413)と協調すること
をさらに含む、請求項52から55のいずれか一項に記載の方法(1300)。
【請求項57】
-前記UEにおける第3の機能構成要素(413)から、前記第3の機能構成要素(413)のためのEASを選択するEASディスカバリおよび選択のための委任要求を受信する(S1301)こと
をさらに含む、請求項52から55のいずれか一項に記載の方法(1300)。
【請求項58】
-前記第2の機能構成要素(412)によって、前記第2の機能構成要素(412)および前記第3の機能構成要素(413)のためのネットワーク機能を選択することであって、前記第2の機能構成要素(412)のための前記選択されたネットワーク機能と、前記第3の機能構成要素(413)のための前記選択されたネットワーク機能とが関連付けられるように、ネットワーク機能を選択することと、
-前記第3の機能構成要素(413)に、前記第3の機能構成要素(413)のための前記選択されたネットワーク機能を通知することと
をさらに含む、請求項57に記載の方法(1300)。
【請求項59】
前記第2の機能構成要素(412)のための前記選択されたネットワーク機能と、前記第3の機能構成要素(413)のための前記選択されたネットワーク機能とは、前記第3の機能構成要素(413)のための前記選択されたネットワーク機能が、前記第2の機能構成要素(412)のための前記選択されたネットワーク機能上に登録されることによって関連付けられる、請求項56または58に記載の方法(1300)。
【請求項60】
前記第2の機能構成要素(412)が、垂直アプリケーションのためのサービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(SEAL)クライアントとして実装され、
前記第3の構成要素(413)が、前記垂直アプリケーションのための垂直アプリケーションレイヤ(VAL)クライアントとして実装される、
請求項59に記載の方法(1300)。
【請求項61】
前記VALクライアントが、前記垂直アプリケーションのためのアプリケーションイネーブラクライアント、または前記垂直アプリケーションのためのアプリケーション固有クライアントである、請求項60に記載の方法(1300)。
【請求項62】
前記第2の機能構成要素(412)が、垂直アプリケーションのためのアプリケーションイネーブラクライアントとして実装され、
前記第3の機能構成要素(413)が、前記垂直アプリケーションのためのアプリケーション固有クライアントとして実装される、
請求項59に記載の方法(1300)。
【請求項63】
前記垂直アプリケーションが、未来の工場(FF)、V2X、無人航空システム(UAS)、およびスマートグリッドのうちのいずれか1つである、請求項56から62のいずれか一項に記載の方法(1300)。
【請求項64】
前記第1の機能構成要素(411)が、エッジイネーブラクライアント(EEC)として実装され、前記第1のメッセージが、エッジ-5参照ポイントを介して送られるEASディスカバリ要求メッセージまたはEASディスカバリサブスクリプションメッセージであり、前記第2のメッセージが、前記エッジ-5参照ポイントを介して送られるEASディスカバリ応答メッセージまたはEASディスカバリ通知メッセージである、請求項52から63のいずれか一項に記載の方法(1300)。
【請求項65】
-エッジイネーブラクライアント(EEC)を実装する第1の機能構成要素(411)と、
-垂直アプリケーションのアプリケーションイネーブラクライアントを実装する第3の機能構成要素(413)と、
-前記垂直アプリケーションのアプリケーション固有クライアントを実装する第4の機能構成要素(414)と
-を含む、複数の機能構成要素(411、412、413、414)
を備え、
ここにおいて、前記第3の機能構成要素(413)が、1つまたは複数の第4の機能構成要素(414)に少なくとも1つのサービスを提供し、ならびに
ここにおいて、前記第1の機能構成要素(411)および前記第3の機能構成要素(413)が、前記少なくとも1つのサービスを可能にするために、エッジ-5参照ポイントを介して通信する、
ユーザ機器(UE)(401)。
【請求項66】
前記第1の機能構成要素(411)および前記第4の機能構成要素(414)が、エッジ-5参照ポイントを介して通信するか、または
前記第3の機能構成要素(413)および前記第4の機能構成要素(414)が、少なくとも1つのサービスを可能にするために、AE-C参照ポイントを介して通信する、
請求項65に記載のUE(401)。
【請求項67】
-前記垂直アプリケーションのためのサービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(SEAL)クライアントを実装する第2の機能構成要素(412)
をさらに備え、
ここにおいて、前記第1の機能構成要素(411)および前記第2の機能構成要素(412)が、エッジ-5参照ポイントを介して通信するか、
ここにおいて、前記第3の機能構成要素(413)および前記第2の機能構成要素(412)が、少なくとも1つのサービスを可能にするために、SEAL-C参照ポイントを介して通信するか、または
ここにおいて、前記第4の機能構成要素(414)および前記第2の機能構成要素(412)が、SEAL-C参照ポイントを介して通信する、
請求項65または66に記載のUE(401)。
【請求項68】
前記垂直アプリケーションが、未来の工場(FF)、V2X、無人航空システム(UAS)、およびスマートグリッドのうちのいずれか1つである、請求項65から67のいずれか一項に記載のUE(401)。
【請求項69】
前記第1の機能構成要素(411)が、エッジ-1参照ポイントを介して、エッジイネーブラサーバ(EES)を実装する第1のネットワーク機能(421)と通信するか、
前記第3の機能構成要素(413)が、少なくとも1つのサービスを可能にするために、AE-1参照ポイントを介して、前記垂直アプリケーションのアプリケーションイネーブラサーバを実装する第3のネットワーク機能(423)と通信するか、
前記第4の機能構成要素(414)が、少なくとも1つのサービスを可能にするために、VA-1参照ポイントを介して、前記垂直アプリケーションのアプリケーション固有サーバを実装する第4のネットワーク機能(424)と通信するか、または
前記第2の機能構成要素(412)が、少なくとも1つのサービスを可能にするために、SEAL-UU参照ポイントを介して、前記垂直アプリケーションのサービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(SEAL)サーバを実装する第2のネットワーク機能(422)と通信する、
請求項65から68のいずれか一項に記載のUE(401)。
【請求項70】
エッジ展開における垂直アプリケーションのための通信システム(400)であって、
-エッジイネーブラサーバ(EES)を実装する第1のネットワーク機能(421)と、
-垂直アプリケーションのアプリケーションイネーブラサーバを実装する第3のネットワーク機能(423)と、
-前記垂直アプリケーションのアプリケーション固有サーバを実装する第4のネットワーク機能(424)と
-を含む、エッジデータネットワーク(EDN)(402)における複数のネットワーク機能(421、422、423、424)
を備え、
ここにおいて、前記第3のネットワーク機能(423)が、1つまたは複数の第4のネットワーク機能(424)に少なくとも1つのサービスを提供し、および
ここにおいて、前記第1のネットワーク機能(421)および前記第3のネットワーク機能(423)が、前記少なくとも1つのサービスを可能にするために、エッジ-3参照ポイントを介して通信する、
通信システム(400)。
【請求項71】
前記第1のネットワーク機能(421)および前記第4のネットワーク機能(424)が、エッジ-3参照ポイントを介して通信するか、または
前記第3のネットワーク機能(423)および前記第4のネットワーク機能(424)が、少なくとも1つのサービスを可能にするために、AE-S参照ポイントを介して通信する、
請求項70に記載の通信システム(400)。
【請求項72】
-前記垂直アプリケーションのためのサービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(SEAL)サーバを実装する第2のネットワーク機能(422)
をさらに備え、
ここにおいて、前記第1のネットワーク機能(421)および前記第2のネットワーク機能(422)が、エッジ-3参照ポイントを介して通信するか、
ここにおいて、前記第3のネットワーク機能(423)および前記第2のネットワーク機能(422)が、少なくとも1つのサービスを可能にするために、SEAL-S参照ポイントを介して通信するか、または
ここにおいて、前記第3のネットワーク機能(423)および前記第2のネットワーク機能(422)が、SEAL-S参照ポイントを介して通信する、
請求項70または71に記載の通信システム(400)。
【請求項73】
前記垂直アプリケーションが、未来の工場(FF)、V2X、無人航空システム(UAS)、およびスマートグリッドのうちのいずれか1つである、請求項70から72のいずれか一項に記載の通信システム(400)。
【請求項74】
前記第1のネットワーク機能(421)が、エッジ-1参照ポイントを介して、エッジイネーブラクライアント(EEC)を実装する第1の機能構成要素(411)と通信するか、
前記第3のネットワーク機能(423)が、少なくとも1つのサービスを可能にするために、AE-1参照ポイントを介して、前記垂直アプリケーションのアプリケーションイネーブラクライアントを実装する第3の機能構成要素(413)と通信するか、
前記第4のネットワーク機能(424)が、少なくとも1つのサービスを可能にするために、VA-1参照ポイントを介して、前記垂直アプリケーションのアプリケーション固有クライアントを実装する第4の機能構成要素(414)と通信するか、または
前記第2のネットワーク機能(422)が、少なくとも1つのサービスを可能にするために、SEAL-UU参照ポイントを介して、前記垂直アプリケーションのサービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(SEAL)クライアントを実装する第2の機能構成要素(412)と通信する、
請求項70から73のいずれか一項に記載の通信システム(400)。
【請求項75】
エッジデータネットワーク(EDN)(402)においてエッジイネーブラサーバ(EES)を実装する第1のネットワーク機能(421、1400)であって、
少なくとも1つのプロセッサ(1401)と、
前記少なくとも1つのプロセッサ(1401)に結合された非一時的コンピュータ可読媒体(1402)であって、前記非一時的コンピュータ可読媒体(1402)が、前記少なくとも1つのプロセッサ(1401)によって実行可能な命令を含んでおり、それによって、前記少なくとも1つのプロセッサ(1401)が、請求項1から7および24から34のいずれか一項に記載の方法(900、1100)を実施するように設定される、非一時的コンピュータ可読媒体(1402)と
を備える、第1のネットワーク機能(421、1400)。
【請求項76】
エッジデータネットワーク(EDN)(402)においてエッジアプリケーションサーバ(EAS)を実装する第2のネットワーク機能(422、1500)であって、
少なくとも1つのプロセッサ(1501)と、
前記少なくとも1つのプロセッサ(1501)に結合された非一時的コンピュータ可読媒体(1502)であって、前記非一時的コンピュータ可読媒体(1502)が、前記少なくとも1つのプロセッサ(1501)によって実行可能な命令を含んでおり、それによって、前記少なくとも1つのプロセッサ(1501)が、請求項8から23のいずれか一項に記載の方法(1000)を実施するように設定される、非一時的コンピュータ可読媒体(1502)と
を備える、第2のネットワーク機能(422、1500)。
【請求項77】
ユーザ機器(UE)(401、1600)であって、
少なくとも1つのプロセッサ(1601)と、
前記少なくとも1つのプロセッサ(1601)に結合された非一時的コンピュータ可読媒体(1602)であって、前記非一時的コンピュータ可読媒体(1602)が、前記少なくとも1つのプロセッサ(1601)によって実行可能な命令を含んでおり、それによって、前記少なくとも1つのプロセッサ(1601)が、請求項35から64のいずれか一項に記載の方法(1200、1300)を実施するように設定される、非一時的コンピュータ可読媒体(1602)と
を備える、ユーザ機器(UE)(401、1600)。
【請求項78】
装置(1700)上で走らされたとき、前記装置(1700)が請求項1から64のいずれか一項に記載の方法(900、1000、1100、1200、1300)を実施することを引き起こすコンピュータ可読コードを備える、コンピュータ可読媒体(1702)。
【請求項79】
装置(1700)上で走らされたとき、前記装置(1700)が請求項1から64のいずれか一項に記載の方法(900、1000、1100、1200、1300)を実施することを引き起こすコンピュータ可読コードを備える、コンピュータプログラム製品(1704)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書における実施形態は、概して通信の分野に関し、より詳細には、本明細書における実施形態は、エッジコンピューティングにおける垂直アプリケーションに関する。
【背景技術】
【0002】
垂直アプリケーションおよびSEAL
図1は、3GPP SA6ワーキンググループによって提案された5G垂直アプリケーションのためのアーキテクチャ100を示す概略ブロック図である。3GPPリリース16において、サービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(SEAL)112が、垂直アプリケーション(たとえば、V2X(Vehicle to Everything)アプリケーション)をサポートするために導入された。
【0003】
3GPP TS 23.434は、アプリケーションイネーブリングサービス(たとえば、グループ管理、設定管理、ロケーション管理、識別情報/鍵管理、ネットワークリソース管理)のためのアプリケーションプレーンおよびシグナリングプレーンエンティティを指定し、それは、垂直アプリケーションにわたって再利用され得る。また、SEALは、垂直アプリケーションとのフレキシブルな統合を可能にするために、SEALの個々のサービスのためのノースバウンドアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を指定する。
【0004】
製造におけるスマート工場を可能にするために、3GPP SA6ワーキンググループはまた、3GPP TS 22.104および3GPP TS 22.261において特定されているサイバー物理制御アプリケーションのサービス要件に基づいて、未来の工場(FF)の概略的な適用可能性を目指すアプリケーションイネーブリングサービスを研究しており、5GネットワークにおけるFFのためのアプリケーションレイヤサポートの効率的な使用および展開を保証するために、対応する解決策を開発している。研究は、3GPP TR 23.745においてキャプチャされている。
【0005】
未来の工場(FF)
FFアプリケーション(アプリ)について、研究における1つの提案されたアーキテクチャ(TR 23.745の節7.1)が、図2中に示されており、図2は、FFのためのアプリケーションレイヤアーキテクチャ200を示す概略ブロック図である。
【0006】
FFユーザ機器(UE)201およびFFアプリケーションサーバのためのFFアプリケーションレイヤ機能エンティティ213、223は、FFアプリケーション固有レイヤおよびFFアプリケーションイネーブラ(FAE)レイヤにグループ化される。FAEレイヤは、FFアプリケーション固有レイヤにFAE能力を与える。FFアプリケーション固有レイヤは、FFアプリケーション固有機能性からなる。
【0007】
FFアプリケーションサーバ(AS)は、FAEサーバ222およびFFアプリケーション固有サーバ223からなる。FAEサーバ222は、FAE-S参照ポイントを介してFFアプリケーション固有サーバ223にFFアプリケーションレイヤサポート機能を提供する。
【0008】
FF UE201は、FAEクライアント212およびFFアプリケーション固有クライアント213からなる。FAEクライアント212は、FAE-C参照ポイントを介してFFアプリケーション固有クライアント213にFFアプリケーションレイヤサポート機能を提供する。
【0009】
FAEサーバ222は、FAE-E参照ポイントを介して別のFAEサーバ222と対話する。
【0010】
(AFとしての役割を果たす)FAEサーバ222は、3GPP TS 23.501[7]において指定されているように、N5参照ポイントを介して5Gシステム(5GS)などの3GPPシステム202と対話する。FAEサーバ222は、3GPP TS 23.501[7]において指定されているように、N33参照ポイントを介して(5GSなど)3GPPシステム202と対話する。
【0011】
FFアプリケーション固有サーバ223およびFFアプリケーションイネーブラサーバ222は、SEAL-S参照ポイントを介してSEALサーバ221によって提供されたSEALサービスを消費する。FFアプリケーション固有クライアント213およびFFアプリケーションイネーブラクライアント212は、SEAL-C参照ポイントを介してSEALクライアント211によって提供されたSEALサービスを消費する。
【0012】
FFアプリケーションのための以下のSEALサービスが、サポートされる。
-3GPP TS 23.434において指定されているロケーション管理
-3GPP TS 23.434において指定されているグループ管理
-3GPP TS 23.434において指定されている設定管理
-3GPP TS 23.434において指定されている識別情報管理
-3GPP TS 23.434において指定されている鍵管理
-3GPP TS 23.434において指定されているネットワークリソース管理
【0013】
エッジアプリケーション
3GPP TS 23.558は、3GPPネットワークを介したエッジアプリケーションを可能にするために必要な、アプリケーションレイヤアーキテクチャ、手順および情報フローを指定している。3GPP TS 23.558は、エッジアプリケーションを可能にするためのアーキテクチャ要件と、アーキテクチャ要件を満たすアプリケーションレイヤアーキテクチャと、エッジアプリケーションの展開を可能にするための手順とを含む。
【0014】
エッジコンピューティングサポートのために、目的は、エッジアプリケーションに向けたノースバウンドAPIの公開、および3GPPネットワークとのエッジイネーブリングレイヤの統合を含む、エッジデータネットワーク(EDN)上でエッジアプリケーションをホストするためのアプリケーションレイヤ要件およびアーキテクチャの発展を含む。
【0015】
図3は、エッジアプリケーションを可能にするためのアーキテクチャ300を示す概略ブロック図である。EDN302は、ローカルデータネットワークである。エッジアプリケーションサーバ(EAS)322およびエッジイネーブラサーバ(EES)321は、EDN302内に含まれている。エッジ設定サーバ(ECS)304は、EES321をホストするEDN302の詳細を含む、EES321に関係する設定を提供する。UE301は、アプリケーションクライアント312およびエッジイネーブラクライアント(EEC)311を含んでいる。EAS322、EES321およびECS304は、3GPPコアネットワーク303と対話し得る。
【発明の概要】
【0016】
現在の技術仕様では、垂直アプリケーション、たとえば、FF固有アプリケーション(クライアントとサーバの両方)がエッジアプリケーションサービスをどのように利用することができるかの解決策が欠如している。
【0017】
上記のことを鑑みて、本明細書における実施形態は、少なくとも、UEが、エッジにおいて展開されたアプリケーションサーバを選択するための、とりわけ、それらのサーバの間に何らかの関係があるときに、垂直ドメインにおける異なるアプリケーションおよびイネーブラの利用を容易にするための、統合されたビューを提案する。
【0018】
実施形態では、エッジデータネットワーク(EDN)においてエッジイネーブラサーバ(EES)を実装する第1のネットワーク機能によって実施される第1の方法を提案する。方法は、EDNにおいてエッジアプリケーションサーバ(EAS)を実装する第2のネットワーク機能から、関連EAS情報のリストを指し示す情報を備える登録要求メッセージを受信するステップを備え得る。
【0019】
別の実施形態では、エッジデータネットワーク(EDN)においてエッジアプリケーションサーバ(EAS)を実装する第2のネットワーク機能によって実施される第2の方法を提案する。方法は、EDNにおいてエッジイネーブラサーバ(EES)を実装する第1のネットワーク機能に、関連EAS情報の第1のリストを指し示す情報を備える登録要求メッセージを送信するステップを備え得る。
【0020】
また別の実施形態では、エッジデータネットワーク(EDN)においてエッジイネーブラサーバ(EES)を実装する第1のネットワーク機能によって実施される第3の方法を提案する。方法は、ユーザ機器(UE)の機能構成要素から、EDNにおいてエッジアプリケーションサーバ(EAS)を実装する少なくとも1つの第2のネットワーク機能をディスカバーするための第1のメッセージを受信するステップを備え得る。方法は、UEの機能構成要素に、関連EAS情報の第1のリストを指し示す情報を含む第2のメッセージを送信するステップをさらに備え得る。
【0021】
また別の実施形態では、ユーザ機器(UE)における第1の機能構成要素によって実施される第4の方法を提案する。方法は、エッジデータネットワーク(EDN)においてエッジイネーブラサーバ(EES)を実装する第1のネットワーク機能に、EDNにおいてエッジアプリケーションサーバ(EAS)を実装する少なくとも1つの第2のネットワーク機能をディスカバーするための第1のメッセージを送信するステップを備え得る。方法は、第1のネットワーク機能から、関連EAS情報の第1のリストを指し示す情報を含む第2のメッセージを受信するステップをさらに備え得る。
【0022】
また別の実施形態では、ユーザ機器(UE)における第2の機能構成要素によって実施される第5の方法を提案する。方法は、UEにおける第1の機能構成要素から、関連エッジアプリケーションサーバ(EAS)情報のリストを指し示す情報を含むメッセージを受信するステップをさらに備え得る。
【0023】
また別の実施形態では、複数の機能構成要素を備えるユーザ機器(UE)を提案する。複数の機能構成要素は、エッジイネーブラクライアント(EEC)を実装する第1の機能構成要素と、垂直アプリケーションのアプリケーションイネーブラクライアントを実装する第3の機能構成要素と、垂直アプリケーションのアプリケーション固有クライアントを実装する第4の機能構成要素をさらに含む。第3の機能構成要素は、1つまたは複数の第4の機能構成要素に少なくとも1つのサービスを提供し得る。第1の機能構成要素および第3の機能構成要素は、少なくとも1つのサービスを可能にするために、エッジ-5参照ポイントを介して通信し得る。
【0024】
また別の実施形態では、エッジ展開における垂直アプリケーションのための通信システムであって、エッジデータネットワーク(EDN)における複数のネットワーク機能を備える、通信システムを提案する。複数のネットワーク機能は、エッジイネーブラサーバ(EES)を実装する第1のネットワーク機能と、垂直アプリケーションのアプリケーションイネーブラサーバを実装する第3のネットワーク機能と、垂直アプリケーションのアプリケーション固有サーバを実装する第4のネットワーク機能とをさらに含む。第3のネットワーク機能は、1つまたは複数の第4のネットワーク機能に少なくとも1つのサービスを提供し得る。第1のネットワーク機能および第3のネットワーク機能は、少なくとも1つのサービスを可能にするために、エッジ-3参照ポイントを介して通信し得る。
【0025】
また別の実施形態では、エッジデータネットワーク(EDN)においてエッジイネーブラサーバ(EES)を実装する第1のネットワーク機能を提案する。EESは、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合された非一時的コンピュータ可読媒体とを備える。非一時的コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含んでおり、それによって、少なくとも1つのプロセッサは、上記の第1の方法および第3の方法を実施するように設定される。
【0026】
また別の実施形態では、エッジデータネットワーク(EDN)においてエッジアプリケーションサーバ(EAS)を実装する第2のネットワーク機能を提案する。EASは、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合された非一時的コンピュータ可読媒体とを備える。非一時的コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含んでおり、それによって、少なくとも1つのプロセッサは、上記の第2の方法を実施するように設定される。
【0027】
また別の実施形態では、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合された非一時的コンピュータ可読媒体とを備えるユーザ機器(UE)を提案する。非一時的コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含んでおり、それによって、少なくとも1つのプロセッサは、上記の第4の方法および第5の方法を実施するように設定される。
【0028】
また別の実施形態では、装置上で走らされたとき、装置が上記の方法のうちのいずれかを実施することを引き起こすコンピュータ可読コードを備える、コンピュータ可読媒体を提案する。
【0029】
また別の実施形態では、装置上で走らされたとき、装置が上記の方法のうちのいずれかを実施することを引き起こすコンピュータ可読コードを備える、コンピュータプログラム製品を提案する。
【0030】
本明細書における実施形態によって、関連EAS情報に基づいて、UEは、エッジ展開における垂直アプリケーションのための共同EASディスカバリおよび選択を実施し得、これにより、UEにおけるアプリケーションイネーブラクライアントとアプリケーション固有サーバの両方は、同じアプリケーションイネーブラサーバと通信し得る。
【0031】
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を形成する添付の図面は、本開示の様々な実施形態を図示し、さらに、説明とともに、本開示の原理を解説するように、および当業者が本明細書において開示される実施形態を製作および使用することを可能にするように働く。図面において、同じような参照番号は、同等または機能的に同様のエレメントを指し示す。
【図面の簡単な説明】
【0032】
図1】3GPP SA6ワーキンググループによって提案された5G垂直アプリケーションのためのアーキテクチャを示す概略ブロック図である。
図2】FFのためのアプリケーションレイヤアーキテクチャを示す概略ブロック図である。
図3】エッジアプリケーションを可能にするためのアーキテクチャを示す概略ブロック図である。
図4】本明細書における実施形態が実装され得る例示的な無線通信システムを示す概略ブロック図である。
図5】垂直アプリケーションのためのより汎用的なエッジ展開を示す概略ブロック図である。
図6】エッジ展開における垂直EAS登録におけるメッセージを示す概略シグナリングチャートである。
図7】エッジ展開における垂直EASディスカバリ要求応答におけるメッセージを示す概略シグナリングチャートである。
図8】エッジ展開における垂直EASディスカバリ通知におけるメッセージを示す概略シグナリングチャートである。
図9】本明細書における実施形態による、第1のネットワーク機能によって実施される例示的なEAS登録方法を示す概略フローチャートである。
図10】本明細書における実施形態による、第2のネットワーク機能によって実施される例示的なEAS登録方法を示す概略フローチャートである。
図11】本明細書における実施形態による、第1のネットワーク機能によって実施される例示的なEASディスカバリ方法を示す概略フローチャートである。
図12】本明細書における実施形態による、UEにおける第1の機能構成要素によって実施される例示的なEASディスカバリ方法を示す概略フローチャートである。
図13】本明細書における実施形態による、UEにおける第2の機能構成要素によって実施される例示的なEASディスカバリ方法を示す概略フローチャートである。
図14】本明細書における実施形態による、例示的な第1のネットワーク機能を示す概略ブロック図である。
図15】本明細書における実施形態による、例示的な第2のネットワーク機能を示す概略ブロック図である。
図16】本明細書における実施形態による、例示的なUEを示す概略ブロック図である。
図17】本明細書における実施形態による、例示的なコンピュータ実装装置を示す概略ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0033】
本明細書における実施形態は、実施形態が示されている添付の図面を参照しながら以下で詳細に説明される。しかしながら、本明細書におけるこれらの実施形態は、多くの異なる形態において具現され得、本明細書において記載される実施形態に限定されると解釈されるべきではない。図面のエレメントは、必ずしも互いに対して一定の縮尺であるとは限らない。
【0034】
「一実施形態(one embodiment)」または「実施形態(an embodiment)」への言及は、実施形態に関して説明される特定の特徴、構造または特性が、少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。これにより、本明細書全体にわたる様々な場所において出現する「実施形態では(in an embodiment)」という句の出現は、すべてが同じ実施形態を必ずしも指しているとは限らない。
【0035】
本明細書において使用される「A、B、またはC」という用語は、「A」または「B」または「C」を意味し、本明細書において使用される「A、B、およびC」という用語は、「A」および「B」および「C」を意味し、本明細書において使用される「A、B、および/またはC」という用語は、「A」、「B」、「C」、「AおよびB」、「AおよびC」、「BおよびC」または「A、B、およびC」を意味する。
【0036】
以下、未来工場アプリケーションが、本開示の一実施形態において垂直アプリケーションの一例として説明される。
【0037】
TR 23.745、節5.9において説明されている主要な問題#9があり、既存の解決策#5および#6は、エッジアプリアーキテクチャのコンテキストにおいてEASとしてFFイネーブラ(クライアントおよびサーバ)を置く。しかしながら、FF固有アプリケーション(クライアントおよびサーバ)がエッジアプリサービスをどのように利用することができるかは不明瞭である。
【0038】
TS 22.104の節5.1によれば、ネットワーク側の通信サービスのためのローカルアプローチが、(Uuを介したUEとUEとの間の、およびUEとネットワークサーバとの間の)レイテンシを低減するために、または工場敷地における非公衆ネットワークに機密データを保つために、好ましい。その場合、ネットワーク側のエッジ展開を介したFFAPP通信をどのようにサポートすべきかという問題が依然としてある。
【0039】
FFAPP TR 23.745では、(デバイスオンボーディングサポートのための)解決策#4に従って、FAEクライアント212は、FAE-1参照ポイントを介してFAEサーバ222に登録する。FFアプリケーション固有クライアント213は、FAE-C参照ポイントを介してFAEクライアント212に登録する。また、FFアプリケーション固有サーバ223は、FAE-S参照ポイントを介してFAEサーバ222に登録する。
【0040】
解決策#4に従って、FFASサーバ223は、FAEサーバ222に登録する必要があり、FAEクライアント212も、FAEサーバ222に登録する必要がある。しかしながら、UEの観点からすると、エッジ展開下で、エッジアプリによって提供されるEASディスカバリサービスが使用されるが、FFASサーバ223およびFAEサーバ222の選択が別々にハンドリングされる場合、選択されたFAEサーバ222は、登録されたFFASサーバ223を保持せず、それにより、いくつかの機能は、予期されたとおりに動作することができない可能性がある。たとえば、FFアプリケーション固有サーバ223は、FAEサーバ222を介してFAEクライアント212に記憶されたFFデバイスアプリケーション管理関係IEをディスカバーすることができないか、またはFAEクライアント212は、FAEサーバ222を介してFFアプリケーション固有サーバ223にデバイスアプリケーション管理動作結果を送ることができない。
【0041】
概して、エッジ展開の場合、UEにおけるアプリケーションイネーブラクライアントとアプリケーション固有サーバとが同じアプリケーションイネーブラサーバと通信する必要がある場合、アプリケーションイネーブラサーバおよびアプリケーション固有サーバの選択は、何らかの協働を欠いている。
【0042】
上記の問題に鑑みて、本明細書における実施形態は、サーバ間の関係を説明するために、EAS登録手順において、関連EAS情報という追加情報を提供する。追加情報は、UEが、統合されたビューを用いて適切なEASを選択するのを助け得る。
【0043】
FFAPPのためのエッジコンピューティング
本開示におけるこの解決策は、上記の重要な問題#9、すなわち、エッジ展開上での通信サービスに対応する。「表番号」「従属節番号」などが、3GPP TR 23.745 V1.2.0中にある。
【0044】
エッジアプリアーキテクチャが、3GPP TS 23.558[10]において指定されている。エッジ-5参照ポイントの詳細は、Rel-17において指定されていない。
【0045】
図4は、FFアプリのためのエッジ展開400の例を図示する。簡単のために、イネーブラサーバと5GSとの間の参照ポイントは省略されており、同じイネーブラレイヤにおけるインターイネーブラサーバ通信のための参照ポイントも省略されている。UE401側において、FFアプリケーション固有クライアント414およびFAEクライアント413は、エッジ-5参照ポイントを介してエッジイネーブラクライアント(EEC)411と対話する。エッジデータネットワーク(EDN)402において、エッジアプリケーションサーバ(EAS)、たとえば、FFアプリケーション固有サーバ424およびFFアプリケーションイネーブラサーバ423は、たとえば、それのプロファイルをEES421に登録するために、エッジ-3参照ポイントを介してエッジイネーブラサーバ(EES)421と対話する。EEC411は、たとえば、候補EESをディスカバーするために、エッジ-4参照ポイントを介してエッジ設定サーバ(ECS)404と対話する。EEC411は、たとえば、候補EAS(たとえば、FFアプリケーション固有サーバ424およびFFアプリケーションイネーブラサーバ423)をディスカバーするために、およびディスカバーされたEASをアプリケーションクライアント(たとえば、FFアプリケーション固有クライアント414およびFFアプリケーションイネーブラクライアント413)に提供するために、エッジ-1参照ポイントを介してEES421と対話する。
【0046】
EDN402において、同じまたは異なるエッジコンピューティングサービスプロバイダ(ECSP)によって提供される数個のEESがあり得る。FFASサーバ424およびFAEサーバ423は、適切なEES421をディスカバーし、適切なEES421に登録することができる。CAPIFが使用される場合、これは、3GPP TS 23.222[16]において説明されているようにAEFサービングエリアおよび/またはAEFロケーションを利用することによって行われ得、さもなければ、EESエンドポイントのローカル構成が使用され得る。
【0047】
sol#4では、FFASサーバ424は、FAEサーバ423に登録する必要があり、FAEクライアント413は、オンボーディングプロセス中にFAEサーバ423に登録する必要がある。同様に、FFASサーバ424は、適切なFAEサーバ423をディスカバーし、適切なFAEサーバ423に登録することができる。理想的には、FFASサーバ424、FAEサーバ423およびEES421は、すべて、エッジ展開におけるサーバ間の低レイテンシ通信を達成するために、同じエリア中に配置される。しかし、UEの観点からすると、エッジ展開下で、エッジイネーブラ411/421によって提供されるEASディスカバリサービスが使用されるが、FFASサーバ424およびFAEサーバ423の選択が別々にハンドリングされる場合、選択されたFFASサーバ424は、選択されたFAEサーバ423上にオンボードされず、それにより、何らかの機能は、作動することができない可能性があり、すなわち、たとえば、FFアプリケーション固有サーバ424は、FAEサーバ413に記憶されたFFデバイスアプリケーション管理関係IEをディスカバーすることができないか、またはFAEクライアント413は、FFアプリケーション固有サーバ424にデバイスアプリケーション管理動作結果を送ることができない。
【0048】
FFASサーバ424およびFFASサーバ424のオンボーディングFAEサーバ423の選択を可能にするために、エッジ展開において、FFASサーバ424およびFAEサーバ423は、オンボーディング中にFFASサーバ424およびFAEサーバ423のアプリケーションサーバ情報を交換する必要がある。双方が、関連アプリケーションサーバ情報を記憶した後、FAEサーバ423およびFFASサーバ424は、エッジ-3参照ポイントを介してEES421に登録する。また、結果として、EEC411は、エッジ-5参照ポイントを介したFAEクライアント413との対話に基づいて、それの関連付けられたFFASサーバ424を含む候補FAEサーバ423のリスト、およびそれの関連付けられたFAEサーバ423を含む候補FFASサーバ424のリストをディスカバーすることができる。
【0049】
SEALについて、3GPPにおいて指定されている疎アドミニストラティブ手順により、VALサーバ423、424とSEALサーバ422との間のそのような関連付けがない。SEAL識別情報管理(IM)機能について、SEAL IMクライアント412が、SEAL IMサーバ422から任意のトークンが付与される前に、SEAL IMクライアント412は、3GPP TS 33.434[TS33434]において説明されているように、SEAL IMサーバ422に登録する必要がある。3GPP(さらに、IETF RFC 6749[rfc6749])の範囲外であるトークン有効性確認目的で、VALサーバ423、424とSEAL IMサーバ422との間で対話がある場合、EASディスカバリは、VALサーバ(たとえば、FAEサーバ423)とSEAL IMサーバ424との間の関連付けを考慮に入れる必要がある。
【0050】
UE401において、関連付けられたEASサーバ422、423、424の選択を達成するための数個のやり方があり、以下のリストは、FAE-Cおよびエッジ-5が、両方とも、Rel-17タイムライン内で詳述されていないので、情報目的で2つの代替形態を説明する。
【0051】
a.エッジ-5参照ポイントを介して別々に、FFASクライアント414は、FFASサーバ424をディスカバーし、FAEクライアント413は、FAEサーバ423をディスカバーする。FFASサーバ424およびFAEサーバ423の最後の選択は、FAE-C参照ポイントを介したFFASクライアント414とFAEクライアント413との間の協調に依拠する。
【0052】
b.FFASクライアント414はまた、FAE-C参照ポイントを介してFAEクライアント413にFFAEサーバ424のディスカバリを委任することができ、その場合、FAEクライアント413は、(場合によっては、合わせてFAEサーバ423をディスカバーするための要求を用いて)ディスカバリをトリガし、さらに、ディスカバーされた結果から、選択されたFAEサーバ423に一致するFFAEサーバ424を選択する。
【0053】
3GPP TS 23.558[10]によれば、EEC411は、アプリケーションクライアント412、413、414にディスカバリ結果を提供するとき、ディスカバーされたアプリケーションサーバ422、423、424の数を絞り得る。EEC411におけるそのような機能が使用される(たとえば、アプリケーションクライアント412、413、414によって委任されている)場合、EEC411は、関連EAS情報を有する単一のアプリケーションのみに基づいて、ディスカバーされたアプリケーションサーバ422、423、424の数を絞ることはない。
【0054】
表1は、関連EAS情報のリストを含むEASプロファイルにおける影響を(ボールド体およびイタリック体で)示す。FFAEサーバ424のプロファイルにおいて、オンボードされたFAEサーバ423は、親EASとして提供される。FAEサーバ423のプロファイルにおいて、1つまたは複数のオンボードされたFFASサーバ424は、子EASとして提供される。
【0055】
他のエッジ-3公開サービスは、FFASサーバ424にFAEサーバ423またはSEALサーバ422によって再公開されず、たとえば、FFASサーバ424は、EES421によって提供されたロケーションまたはQoS APIを直接的に消費することに留意されたい。
【0056】
解決策評価
この解決策は、「エッジ展開を介したFFAPP通信をどのようにサポートするか」の重要な問題#9に対処し、エッジアプリケーションアーキテクチャにおけるFFアプリケーションのための展開オプションを提供する。
【0057】
そのような展開において、オンボーディングプロセスに関してFFASサーバ424とFAEサーバ423との間に関係がある場合、関連EAS情報は、EAS登録手順中に提供される必要があり、UE401は、関連付けられたアプリケーションサーバにおける共同考慮を用いて好適なアプリケーションサーバを選択する必要がある。
【0058】
その上、EEC411は、EAS関連付けを有するEAS422、423、424のみがディスカバーされるように、EASディスカバリ要求またはEASディスカバリサブスクリプション要求においてEAS関連付けのために明示的に指し示し得る。
【0059】
これの利益は、UE401が、統合されたビューを用いてEAS422、423、424の選択においてより少ない情報を処理し得るように、ディスカバリ応答/通知におけるディスカバーされたEAS422、423、424の数を絞ることである。
【0060】
上述のように、図4は、本明細書における実施形態が実装され得る例示的な無線通信システム400を示す概略ブロック図である。とりわけ、図4は、エッジ展開におけるFFアプリを示す。
【0061】
図4中のエッジ-1参照ポイントは、EES421とEEC411との間の対話を可能にする。エッジ-1参照ポイントは、a)EES421に対するEEC411の登録および登録解除、b)EAS設定情報の検索およびプロビジョニング、ならびにc)EDN402において利用可能なEASのディスカバリをサポートする。
【0062】
図4中のエッジ-3参照ポイントは、EES421とEAS422、423、424との間の対話を可能にする。エッジ-3参照ポイントは、a)利用可能性情報(たとえば、時間制約、ロケーション制約)を伴うEAS422、423、424の登録、b)EES421からのEAS422、423、424の登録解除、c)アプリケーションコンテキスト転送をサポートするためのターゲットEAS情報のディスカバリ、d)ネットワーク能力情報(たとえば、ロケーション情報、サービス品質(QoS)関係情報)へのアクセスを提供すること、およびe)特定のQoSを用いてアプリケーションクライアント412、413、414とEAS422、423、424との間のデータセッションのセットアップを要求することをサポートする。
【0063】
本明細書における例では、SEALサーバ422、FAEサーバ423およびFFASサーバ424は、すべて、EES421の視点からするとEASとしての役割を果たし得、これにより、SEALサーバ422、FAEサーバ423、およびFFASサーバ424は、それぞれ、EAS422、EAS423、およびEAS424と称されることもあることに留意されたい。同様に、SEALクライアント412、FAEクライアント、およびFFASクライアント414は、それぞれ、アプリケーションクライアント412、413、414と称され得る。
【0064】
図5は、垂直アプリケーションのためのより汎用的なエッジ展開500を示す概略ブロック図である。詳細には、図5は、垂直ドメイン(たとえば、未来の工場、V2X、無人航空システム)においてアプリケーション(アプリケーション固有サーバおよびそれのイネーブラサーバ)をサポートするためのエッジ展開オプションを示す。図5中で、異なるアプリケーションクライアントおよびサーバが、異なるアプリケーションレイヤにおいて分割されている。
【0065】
図5中で、2つのエンティティの間の参照ポイント名は、(対応してクライアントまたはサーバを表す)単一の文字cまたはsが後続する大文字での2つのエンティティ名の間でダッシュデリミタを用いて連結された文字列である。
【0066】
図5中に示されているように、サーバB523は、子EASとしてのサーバD524との関連付けを有し、兄弟(シブリング)EASとしてのサーバC525との関連付けを有し、親EASとしてのサーバA522との関連付けを有し、サーバD524は、親EASとしてのサーバB523との関連付けを有し、サーバC525は、兄弟EASとしてのサーバB523との関連付けを有し、サーバA522は、子EASとしてのサーバB523との関連付けを有する。
【0067】
図4および図5中に示されているように、本明細書における実施形態は、エッジ展開における垂直アプリケーションのためのネットワークアーキテクチャを提案する。
【0068】
実施形態では、複数の機能構成要素を備えるユーザ機器(UE)を提案する。たとえば、複数の機能構成要素は、エッジイネーブラクライアント(EEC)を実装する第1の機能構成要素と、垂直アプリケーションのアプリケーションイネーブラクライアントを実装する第2の機能構成要素とを含み得る。実施形態では、第1の機能構成要素および第2の機能構成要素は、エッジ-5参照ポイントを介して通信し得る。
【0069】
実施形態では、UEは、垂直アプリケーションのアプリケーション固有クライアントを実装する第3の機能構成要素をさらに備え得る。第1の機能構成要素および第3の機能構成要素は、エッジ-5参照ポイントを介して通信し得る。第2の機能構成要素および第3の機能構成要素は、AE-C参照ポイントを介して通信し得る。
【0070】
実施形態では、UEは、垂直アプリケーションのためのサービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(SEAL)クライアントを実装する第4の機能構成要素をさらに備え得る。第1の機能構成要素および第4の機能構成要素は、エッジ-5参照ポイントを介して通信し得る。第2の機能構成要素および第4の機能構成要素は、SEAL-C参照ポイントを介して通信し得る。第2の機能構成要素および第4の機能構成要素は、SEAL-C参照ポイントを介して通信し得る。
【0071】
実施形態では、垂直アプリケーションは、未来の工場(FF)、V2X、無人航空システム(UAS)、およびスマートグリッドのうちのいずれか1つである。
【0072】
実施形態では、第1の機能構成要素は、エッジ-1参照ポイントを介して、エッジイネーブラサーバ(EES)を実装する第1のネットワーク機能と通信し得る。第2の機能構成要素は、AE-1参照ポイントを介して、垂直アプリケーションのアプリケーションイネーブラサーバを実装する第2のネットワーク機能と通信し得る。第3の機能構成要素は、VA-1参照ポイントを介して、垂直アプリケーションのアプリケーション固有サーバを実装する第3のネットワーク機能と通信し得る。たとえば、VA-1参照ポイントは、アプリケーション固有クライアントとアプリケーション固有サーバとの間の参照ポイントであり得る。第4の機能構成要素は、SEAL-UU参照ポイントを介して、垂直アプリケーションのサービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(SEAL)サーバを実装する第4のネットワーク機能と通信し得る。
【0073】
実施形態では、エッジデータネットワーク(EDN)における複数のネットワーク機能を備える、エッジ展開における垂直アプリケーションのための通信システムをさらに提案する。複数のネットワーク機能は、エッジイネーブラサーバ(EES)を実装する第1のネットワーク機能と、垂直アプリケーションのアプリケーションイネーブラサーバを実装する第2のネットワーク機能とを含み得る。第1のネットワーク機能および第2のネットワーク機能は、エッジ-3参照ポイントを介して通信する。
【0074】
実施形態では、通信システムは、垂直アプリケーションのアプリケーション固有サーバを実装する第3のネットワーク機能をさらに備え得る。第1のネットワーク機能および第3のネットワーク機能は、エッジ-3参照ポイントを介して通信し得る。第2のネットワーク機能および第3のネットワーク機能は、AE-S参照ポイントを介して通信し得る。
【0075】
実施形態では、通信システムは、垂直アプリケーションのためのサービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(SEAL)サーバを実装する第4のネットワーク機能をさらに備え得る。第1のネットワーク機能および第4のネットワーク機能は、エッジ-3参照ポイントを介して通信し得る。第2のネットワーク機能および第4のネットワーク機能は、SEAL-S参照ポイントを介して通信し得る。第2のネットワーク機能および第4のネットワーク機能は、SEAL-S参照ポイントを介して通信し得る。
【0076】
実施形態では、垂直アプリケーションは、未来の工場(FF)、V2X、無人航空システム(UAS)、およびスマートグリッドのうちのいずれか1つである。
【0077】
実施形態では、第1のネットワーク機能は、エッジ-1参照ポイントを介して、エッジイネーブラクライアント(EEC)を実装する第1の機能構成要素と通信し得る。第2のネットワーク機能は、AE-1参照ポイントを介して、垂直アプリケーションのアプリケーションイネーブラクライアントを実装する第2の機能構成要素と通信し得る。第3のネットワーク機能は、VA-1参照ポイントを介して、垂直アプリケーションのアプリケーション固有クライアントを実装する第3の機能構成要素と通信し得る。たとえば、VA-1参照ポイントは、アプリケーション固有クライアントとアプリケーション固有サーバとの間の参照ポイントであり得る。第4のネットワーク機能は、SEAL-UU参照ポイントを介して、垂直アプリケーションのサービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(SEAL)クライアントを実装する第4の機能構成要素と通信し得る。
【0078】
いくつかの実施形態では、各EAS422、423、424、522、523、524、525は、それ自体のプロファイル、および随意の関連EAS情報を用いてEES421、521に登録し(以下の図6中のメッセージを参照されたい)、それにより、EASディスカバリの後に(以下の図7および図8中のメッセージを参照されたい)、UE401、501は、互いに管理関係を有するエッジアプリケーションサーバ422、423、424、522、523、524、525を選択する際に、共同考慮を有することができる。たとえば、たとえばDc-Bc参照ポイントを介したクライアントB513とクライアントD514との間の協調があり得、それにより、それぞれクライアントB513およびクライアントD514のために使用される、選択されたサーバB523およびサーバD524は、関連付けられる。
【0079】
何らかの実施形態では、ルートまたはボトムレイヤにおけるただ1つのEAS422、522が、それの子423、424、523、524およびそれの兄弟に代わってEES421、521に登録する必要がある(以下の図6中のメッセージを参照されたい)。オンボードされたEASプロファイルにおいて、それは、オンボードされたEASプロファイルのリストをさらに含み得る。簡単に言えば、これは、数個のレイヤを含み得る別のEASプロファイルにおける埋込みEASプロファイルである。
【0080】
表2は、オンボードされたEASプロファイルのリストを含むEASプロファイルへの影響を(ボールド体およびイタリック体で)示す。
【0081】
いくつかの実施形態では、UE401、501において、EEC411、511が、上記のレイヤにおけるすべてのクライアント412、413、414、512、513、514、515のための共同EASディスカバリおよび選択の責任を負う。たとえば、クライアントD514は、クライアントB513にEASディスカバリおよび選択を委任し、次いで、クライアントB513は、Dc-Bc参照ポイントを介して、選択されたサーバD524をクライアントD514に通知する。
【0082】
実施形態は、主に図4のアーキテクチャを参照することによって以下で説明され、実施形態は、図5のアーキテクチャおよび垂直アプリケーションのための同様のアーキテクチャに同様に適用可能であり得る。
【0083】
図6は、エッジ展開における垂直EAS登録におけるメッセージを示す概略シグナリングチャートである。
【0084】
実施形態では、以下の前提条件が、垂直EAS登録を実施する前に満たされる。
【0085】
(1).EAS422に、EAS識別情報が設定されている。
(2).EAS422に、EES421のアドレス(たとえば、URI)が設定されている。
(3).EAS422とEES421の両方が、通信を可能にするのに必要な証明を有する。
【0086】
実施形態では、図6中のシグナリングチャートは、以下のメッセージまたはステップを含み得る。
【0087】
ステップ1.EAS422は、EES421への登録が必要とされると決定する(たとえば、EAS422は、インスタンス化され、スタートアップされる)。
【0088】
ステップ2.EAS422は、EES421にエッジアプリケーションサーバ登録要求を送る。要求は、EASプロファイルを含み得、登録のための提案された満了時間を含み得る。
【0089】
実施形態では、要求は、EAS422、423、424間の関連付けを登録するために、関連EAS情報をも含み得る。たとえば、上記の表1または表2中のEASプロファイルに関する情報は、要求中に含まれ得る。その結果、後続のEASディスカバリ手順において、UE401は、共同考慮においてEAS422、423、424を選択するために使用され得る、EAS422、423、424間の関連付けをディスカバーし得る。
【0090】
ステップ3.EES421は、EAS422がEES421上での登録に対する許可を有するかどうかを検証するために、許可チェックを実施する。
【0091】
ステップ4.許可チェックが成功すると、EES421は、後で使用するために(たとえば、EEC411から受信されたエッジアプリケーションサーバディスカバリ要求をサーブするなどのために)EASプロファイルを記憶し、エッジアプリケーションサーバ登録応答を用いてEAS422に返信する。EES421は、登録がいつ自動的に満了するかをEAS422に指し示すために、満了時間を提供し得る。登録を維持するために、EAS422は、満了時間より前に登録更新要求を送る。登録更新要求が、満了時間の前に受信されなかった場合、EES421は、暗黙的に登録解除されたものとしてEAS422を扱う。
【0092】
同様に、EAS423および/またはEAS424は、EES421にEASプロファイルを登録するために、図6中で説明されている登録プロシージャを実施し得る。
【0093】
図7は、エッジ展開における垂直EASディスカバリ要求応答におけるメッセージを示す概略シグナリングチャートである。
【0094】
実施形態では、以下の前提条件が、垂直EASディスカバリを実施する前に満たされる。
【0095】
(1).EEC411が、EES421に関係する情報(たとえばURI、IPアドレス)を受信した。
(2).EEC411は、EEC411がEES421と通信することを許可する適切なセキュリティ証明を受信した。
(3).EES421に、EASディスカバリのためのECSPのポリシが設定されている。
【0096】
実施形態では、図7中のシグナリングチャートは、以下のメッセージまたはステップを含み得る。
【0097】
ステップ1.EEC411は、EES421にEASディスカバリ要求を送る。EASディスカバリ要求は、セキュリティ証明とともにリクエスタ識別子、たとえば、EEC IDを含み、特定のEASまたはEASのカテゴリー、たとえば、ゲームアプリケーションに関する情報を取り出すためのEASディスカバリフィルタを含み得る。
【0098】
ステップ2.EEC411から要求を受信すると、EES421は、EEC411が、要求されたEASをディスカバーすることを許可されるかどうかをチェックする。許可チェックは、個々のEAS、EASのカテゴリーに、またはEDNに、換言すれば、すべてのEASに適用され得る。EES421は、節8.9.3において指定されているように3GPPコアネットワーク403の能力(たとえば、UEロケーション)を利用し得る。EASディスカバリフィルタが、EEC411によって提供された場合、EES421は、提供されたEASディスカバリフィルタおよびUEロケーションに基づいてEAS422、423、424を識別する。EASディスカバリフィルタが提供されないとき、
-利用可能な場合、EES421は、EES421におけるUE固有サービス情報、およびUEロケーションに基づいてEAS422、423、424を識別し、
-EES421は、(たとえば、UEロケーションのみに基づいて)ECSPポリシを適用することによって、EAS422、423、424を識別する。
【0099】
EES421が、EASディスカバリ要求中の入力、EES421におけるUE固有サービス情報またはECSPポリシを使用してEAS情報を決定することができない場合、EES421は、サービスプロビジョニング要求を拒否し、適切な障害原因で応答する。
【0100】
UE401が、EAS422、423、424の地理的エリアまたはトポロジーサービスエリアの外側に配置されている場合、EES421は、ディスカバリ応答中にこれ422、423、424を含めない。
【0101】
ステップ3.要求の処理が成功した場合、EES421は、ディスカバーされたEAS422、423、424に関する情報を含むEASディスカバリ応答をEEC411に送る。ディスカバーされたEAS422、423、424について、これは、エンドポイント情報を含む。EASディスカバリ要求中で受信されたEASディスカバリフィルタに応じて、応答は、一致した能力に関する追加情報、たとえば、サービスパーミッションレベル、EASがサポートすることができるアプリケーションクライアントロケーション、キーパフォーマンスインジケータなどを含み得る。
【0102】
実施形態では、応答は、関連EAS情報をも含み得る。たとえば、上記の表1または表2中のEASプロファイルに関する情報は、応答中に含まれ得る。その結果、UE401は、共同考慮においてEAS422、423、424を選択するために使用され得る、EAS422、423、424間の関連付けをディスカバーし得る。
【0103】
EASディスカバリ応答を受信すると、EEC411は、必要に応じて、EASへの発信アプリケーションデータトラフィックのルーティングのためにエンドポイント情報を使用し、アプリケーションクライアントに必要な通知を提供し得る。EECは、後で使用するためにEAS情報(たとえば、EASエンドポイント)をキャッシュし、ステップ1を繰り返す必要性を回避し得る。寿命IEが、応答中に含まれている場合、EEC411は、寿命IEによって指定された持続時間の間のみEAS情報をキャッシュし得る。
【0104】
図8は、エッジ展開における垂直EASディスカバリ通知におけるメッセージを示す概略シグナリングチャートである。
【0105】
実施形態では、以下の前提条件が、垂直EASディスカバリを実施する前に満たされる。
【0106】
(1).EEC411が、EASディスカバリ情報のためにEES421を用いてサブスクライブした。
【0107】
実施形態では、図8中のシグナリングチャートは、以下のメッセージまたはステップを含み得る。
ステップ1.イベントが、サブスクライブ済みEEC411のEASディスカバリ情報を提供するためのトリガ条件を満たすEES421において行われる。UEのロケーション情報が利用可能でない場合、EES421は、節8.9.2において指定されているように3GPPコアネットワーク403の能力を利用することによってUEロケーションを取得し得る。EASディスカバリフィルタが、サブスクリプション作成中にEEC411によって提供された場合、EES421は、提供されたEASディスカバリフィルタおよびUEロケーションに基づいてEAS422、423、424を識別する。EASディスカバリフィルタが提供されなかった場合、
-利用可能な場合、EES421は、EES421におけるUE固有サービス情報、およびUEロケーションに基づいてEAS422、423、424を識別し、
-EES421は、(たとえば、UEロケーションのみに基づいて)ECSPポリシを適用することによって、EAS422、423、424を識別する。
【0108】
UE401が、エッジアプリケーションサーバの地理的エリアまたはトポロジーサービスエリアの外側に配置されている場合、EES421は、EASディスカバリ通知中にこのEASを含めない。
【0109】
ステップ2.EES421は、ステップ1において決定されたEAS情報とともにEEC411にEASディスカバリ通知を送る。
【0110】
実施形態では、通知は、関連EAS情報をも含み得る。たとえば、上記の表1または表2中のEASプロファイルに関する情報は、応答中に含まれ得る。その結果、UEは、共同考慮においてEAS422、423、424を選択するために使用され得る、EAS422、423、424間の関連付けをディスカバーし得る。
【0111】
図9は、本明細書における実施形態による、第1のネットワーク機能によって実施される例示的なEAS登録方法900を示す概略フローチャートである。実施形態では、図9中のフローチャートは、(EES421など)上述のEESにおいて実装され得る。
【0112】
方法900は、ステップS901から始まり得、ステップS901において、第1のネットワーク機能は、EDNにおいてEASを実装する(EAS422など)第2のネットワーク機能から、関連EAS情報の第1のリストを指し示す情報を備える登録要求メッセージを受信し得る。
【0113】
実施形態では、関連EAS情報の第1のリストを指し示す情報は、第2のネットワーク機能のEASプロファイル中に含まれ得る。第2のネットワーク機能のEASプロファイルは、EAS IDを指し示す情報と、第2のネットワーク機能のEASエンドポイントを指し示す情報とをさらに含み得る。
【0114】
実施形態では、関連EAS情報の第1のリストは、それぞれEDNにおいてEASを実装する(EAS423など)少なくとも1つの第3のネットワーク機能のための少なくとも1つの第1のエントリを備え得る。各第1のエントリは、それぞれの第3のネットワーク機能のEASプロファイルを指し示し得る。それぞれの第3のネットワーク機能のEASプロファイルは、それぞれの第3のネットワーク機能のEAS ID、および第2のネットワーク機能とそれぞれの第3のネットワーク機能との間の関係を含み得る。
【0115】
たとえば、EAS422は、(他のEAS423および/または424とのEAS422の関連付けを指し示し得る)関連EAS情報の第1のリストを含むEAS422のEASプロファイルをEES421に送信し得る。
【0116】
別の例の場合、EAS423は、(他のEAS424とのEAS423の関連付けを指し示し得る)関連EAS情報の第1のリストを含むEAS423のEASプロファイルをEES421に送信し得る。
【0117】
実施形態では、関係は、図4または図5からわかり得るように、第3のネットワーク機能が第2のネットワーク機能の親、子、または兄弟であることを指し示し得る。
【0118】
実施形態では、関連EAS情報の第1のリストの少なくとも1つの第1のエントリの各々は、それぞれの第3のネットワーク機能のエンドポイント情報をさらに指し示し得る。
【0119】
実施形態では、第3のネットワーク機能のための第1のエントリは、関連EAS情報の第2のリストを指し示す情報をさらに備える。関連EAS情報の第2のリストは、それぞれEDNにおいてEASを実装する(EAS424など)少なくとも1つの第4のネットワーク機能のための少なくとも1つの第2のエントリをさらに備え得る。各第2のエントリは、それぞれの第4のネットワーク機能のEASプロファイルを指し示し得る。それぞれの第4のネットワーク機能のEASプロファイルは、それぞれの第4のネットワーク機能のEAS ID、および第3のネットワーク機能とそれぞれの第4のネットワーク機能との間の関係を含み得る。
【0120】
たとえば、EAS422、423、424の埋込み登録において(EAS424はEAS423上に登録され、EAS423はEAS422上に登録される)、EAS422は、(EAS423とEAS424との間の関連付けのための関連EAS情報の第2のリストを指し示すことによって、他のEAS423および/または424とのEAS422の関連付けを指し示し得る)関連EAS情報の第1のリストを含むEAS422のEASプロファイルをEES421に送信し得る。
【0121】
実施形態では、関係は、図4または図5からわかり得るように、第4のネットワーク機能が第3のネットワーク機能の親、子、または兄弟であることを指し示し得る。
【0122】
実施形態では、関連EAS情報の第2のリストの少なくとも1つの第2のエントリの各々は、それぞれの第4のネットワーク機能のエンドポイント情報をさらに指し示し得る。
【0123】
実施形態では、第2のネットワーク機能、第3のネットワーク機能、および第4のネットワーク機能のうちの少なくとも2つは、垂直アプリケーションのためのサービスを共同で提供するように設定される。次いで、UE側において、UEは、関連EAS情報に基づいて、関連付けられたサーバのうちの少なくとも2つを選択し得る。
【0124】
実施形態では、垂直アプリケーションは、未来の工場(FF)、V2X、無人航空システム(UAS)、およびスマートグリッドのうちのいずれか1つである。
【0125】
実施形態では、第2のネットワーク機能は、垂直アプリケーションのためのサービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(SEAL)サーバ422として実装され、第3のネットワーク機能は、垂直アプリケーションレイヤ(VAL)サーバ423、424として実装される。SEALサーバ422とVALサーバ423、424との間にアドミニストラティブまたは管理関係があり得る。たとえば、SEALサーバ422は、VALサーバ423、424のプロシージャの少なくとも一部を管理し得る。たとえば、VALサーバ423、424は、SEALサーバ422上に(換言すれば、ボーディング設定上に)登録される。
【0126】
実施形態では、SEALサーバ422は、SEAL識別情報管理(IM)サーバを含み得る。SEAL IMサーバは、SEAL IMサーバによって割り当てられたトークンの有効性を確認するためのトークン有効性確認サービスをVALサーバ423、424に提供し得る。
【0127】
実施形態では、トークンは、たとえば、アクセストークンおよび/またはIDトークンであり得る。
【0128】
実施形態では、VALサーバは、FFアプリケーション固有(FFAS)サーバ424またはFFアプリケーションイネーブラ(FAE)サーバ423である。
【0129】
実施形態では、第2のネットワーク機能は、FFアプリケーションイネーブラ(FAE)サーバ423として実装され、第3のネットワーク機能は、FFアプリケーション固有(FFAS)サーバ424として実装される。
【0130】
次いで、方法900は、ステップS902に進み得、ステップS902において、第1のネットワーク機能は、関連EAS情報の第1のリストを指し示す情報を記憶し得る。
【0131】
実施形態では、第1のネットワーク機能は、関連EAS情報の他のリストを指し示す情報を記憶し得る。たとえば、ネットワーク機能は、関連EAS情報の第2のリストを指し示す情報を記憶し得る。
【0132】
実施形態では、第1のネットワーク機能は、EASから受信されたすべての情報を記憶し得る。たとえば、第1のネットワーク機能は、EASから受信された関連EAS情報のリストのすべてを記憶し得る。
【0133】
次いで、方法900は、ステップS903に進み得、ステップS903において、第1のネットワーク機能は、EASを実装する第2のネットワーク機能に、登録応答メッセージを送信し得る。
【0134】
上記のステップは、例にすぎず、第1のネットワーク機能は、UEがエッジにおいて展開されたアプリケーションサーバを選択するための統合されたビューを提供するための関連EAS情報を管理するために、図6図8に関して説明されたアクションを実施し得る。
【0135】
図10は、本明細書における実施形態による、第2のネットワーク機能(EAS422、423、424など)によって実施される例示的なEAS登録方法1000を示す概略フローチャートである。実施形態では、図10中のフローチャートは、上述のEAS422、423、424において実装され得る。
【0136】
方法1000は、ステップS1001から始まり得、ステップS1001において、(EAS422など)第2のネットワーク機能は、(EAS423または424など)第3のネットワーク機能から、第2のネットワーク機能に第3のネットワーク機能を登録するための登録要求を受信し得る。
【0137】
実施形態では、登録要求は、以下、すなわち、第3のネットワーク機能のEAS ID、第3のネットワーク機能のエンドポイント、または第3のネットワーク機能と第3のネットワーク機能との間の関係のうちの少なくとも1つを指し示す情報を含み得る。
【0138】
実施形態では、登録要求は、第3のネットワーク機能のEASプロファイルを指し示す情報を含み得、第3のネットワーク機能のEASプロファイルは、関連付けられた第4のネットワーク機能に関する情報をさらに含み得る。
【0139】
次いで、方法1000は、ステップS1002に進み得、ステップS1002において、第2のネットワーク機能は、第3のネットワーク機能の登録情報として、第3のネットワーク機能から受信された上記の情報を記憶し得る。たとえば、第2のネットワーク機能は、第2のネットワーク機能のEASプロファイル内の関連EAS情報のリストに登録情報を記憶し得る。これを行う際に、関連付けは、第2のネットワーク機能と第3のネットワーク機能(および、さらなるネットワーク機能)との間に確立され得る。
【0140】
次いで、方法1000は、ステップS1003に進み得、ステップS1003において、第2のネットワーク機能は、EDNにおいてEESを実装する(EES421など)第1のネットワーク機能に、関連EAS情報の第1のリストを指し示す情報を備える登録要求メッセージを送信し得る。
【0141】
実施形態では、関連EAS情報の第1のリストを指し示す情報は、第2のネットワーク機能のEASプロファイル中に含まれ得る。第2のネットワーク機能のEASプロファイルは、EAS IDを指し示す情報と、第2のネットワーク機能のEASエンドポイントを指し示す情報とをさらに含み得る。
【0142】
実施形態では、関連EAS情報の第1のリストは、それぞれEDNにおいてEASを実装する少なくとも1つの第3のネットワーク機能のための少なくとも1つの第1のエントリを備え得る。各第1のエントリは、それぞれの第3のネットワーク機能のEASプロファイルを指し示し得る。それぞれの第3のネットワーク機能のEASプロファイルは、それぞれの第3のネットワーク機能のEAS ID、および第2のネットワーク機能とそれぞれの第3のネットワーク機能との間の関係を含み得る。
【0143】
実施形態では、関係は、図4または図5からわかり得るように、第3のネットワーク機能が第2のネットワーク機能の親、子、または兄弟であることを指し示し得る。
【0144】
実施形態では、関連EAS情報の第1のリストの少なくとも1つの第1のエントリの各々は、それぞれの第3のネットワーク機能のエンドポイント情報をさらに指し示し得る。
【0145】
実施形態では、第3のネットワーク機能のための第1のエントリは、関連EAS情報の第2のリストを指し示す情報をさらに備える。関連EAS情報の第2のリストは、それぞれEDNにおいてEASを実装する少なくとも1つの第4のネットワーク機能のための少なくとも1つの第2のエントリをさらに備え得る。各第2のエントリは、それぞれの第4のネットワーク機能のEASプロファイルを指し示し得る。それぞれの第4のネットワーク機能のEASプロファイルは、それぞれの第4のネットワーク機能のEAS ID、および第3のネットワーク機能と(EAS424など)それぞれの第4のネットワーク機能との間の関係を含み得る。
【0146】
実施形態では、関係は、図4または図5からわかり得るように、第4のネットワーク機能が第3のネットワーク機能の親、子、または兄弟であることを指し示し得る。
【0147】
実施形態では、関連EAS情報の第2のリストの少なくとも1つの第2のエントリの各々は、それぞれの第4のネットワーク機能のエンドポイント情報をさらに指し示し得る。
【0148】
実施形態では、第2のネットワーク機能、第3のネットワーク機能、および第4のネットワーク機能のうちの少なくとも2つは、垂直アプリケーションのためのサービスを共同で提供するように設定される。次いで、UE側において、UEは、関連EAS情報に基づいて、関連付けられたサーバのうちの少なくとも2つを選択し得る。
【0149】
実施形態では、垂直アプリケーションは、未来の工場(FF)、V2X、無人航空システム(UAS)、およびスマートグリッドのうちのいずれか1つである。
【0150】
実施形態では、(EAS422など)第2のネットワーク機能は、垂直アプリケーションのためのサービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(SEAL)サーバとして実装され、第3のネットワーク機能は、(EAS423、424など)垂直アプリケーションレイヤ(VAL)サーバとして実装される。SEALサーバ422とVALサーバ423、424との間にアドミニストラティブまたは管理関係があり得る。たとえば、SEALサーバ422は、VALサーバ423、424のプロシージャの少なくとも一部を管理し得る。たとえば、VALサーバ423、424は、SEALサーバ422上に(換言すれば、ボーディング設定上に)登録される。
【0151】
実施形態では、SEALサーバ422は、SEAL識別情報管理(IM)サーバを含み得る。SEAL IMサーバは、SEAL IMサーバによって割り当てられたトークンの有効性を確認するためのトークン有効性確認サービスをVALサーバ423、424に提供し得る。
【0152】
実施形態では、トークンは、たとえば、アクセストークンおよび/またはIDトークンであり得る。
【0153】
実施形態では、VALサーバ423、424は、FFアプリケーション固有(FFAS)サーバ424またはFFアプリケーションイネーブラ(FAE)サーバ423である。
【0154】
実施形態では、第2のネットワーク機能は、FFアプリケーションイネーブラ(FAE)サーバ423として実装され、第3のネットワーク機能は、FFアプリケーション固有(FFAS)サーバ424として実装される。
【0155】
次いで、方法1000は、ステップS1004に進み得、ステップS1004において、第2のネットワーク機能は、EESを実装する第1のネットワーク機能から、登録応答メッセージを受信し得る。
【0156】
上記のステップは、例にすぎず、第2のネットワーク機能は、UEがエッジにおいて展開されたアプリケーションサーバを選択するための統合されたビューを提供するための関連EAS情報を管理するために、図6図8に関して説明されたアクションを実施し得る。
【0157】
図11は、本明細書における実施形態による、第1のネットワーク機能によって実施される例示的なEASディスカバリ方法1100を示す概略フローチャートである。実施形態では、図11中のフローチャートは、(EES421など)上述のEESにおいて実装され得る。
【0158】
方法1100は、ステップS1101から始まり得、ステップS1101において、第1のネットワーク機能は、ユーザ機器(UE)401の機能構成要素から、EDN402においてエッジアプリケーションサーバ(EAS)を実装する少なくとも1つの第2のネットワーク機能をディスカバーするための第1のメッセージを受信し得る。
【0159】
実施形態では、第1のメッセージは、EASサーバをディスカバーするためのディスカバリ要求メッセージであり得る。
【0160】
実施形態では、第1のメッセージは、EASサーバのディスカバリにサブスクライブするためのディスカバリサブスクリプションメッセージであり得る。
【0161】
実施形態では、第1のメッセージは、EAS関連付けを明示的に指し示すインジケータをさらに備える。たとえば、EEC411は、EAS関連付けを有するEASのみがディスカバーされるように、EASディスカバリ要求またはEASディスカバリサブスクリプション要求においてEAS関連付けのために明示的に指し示し得る。
【0162】
次いで、方法1100は、ステップS1102に進み得、ステップS1102において、第1のネットワーク機能は、EASをディスカバーするためにEASディスカバリプロセスを実施し得る。実施形態では、EASディスカバリプロセスは、EAS関連付けを明示的に指し示すインジケータに基づいて実施される。その結果、第1のネットワーク機能は、少なくとも1つのEASをディスカバーし得る。少なくとも1つのEASの間の関連付けがあり得る。たとえば、第1のネットワーク機能は、関連EAS情報の少なくとも第1のリストをディスカバーし得る。
【0163】
実施形態では、関連EAS情報の第1のリストを指し示す情報は、第2のネットワーク機能のEASプロファイル中に含まれ得る。(EAS422など)第2のネットワーク機能のEASプロファイルは、EAS IDを指し示す情報と、第2のネットワーク機能のEASエンドポイントを指し示す情報とをさらに含み得る。
【0164】
実施形態では、関連EAS情報の第1のリストは、それぞれEDNにおいてEASを実装する(EAS423など)少なくとも1つの第3のネットワーク機能のための少なくとも1つの第1のエントリを備え得る。各第1のエントリは、それぞれの第3のネットワーク機能のEASプロファイルを指し示し得る。それぞれの第3のネットワーク機能のEASプロファイルは、それぞれの第3のネットワーク機能のEAS ID、および第2のネットワーク機能とそれぞれの第3のネットワーク機能との間の関係を含み得る。
【0165】
実施形態では、関係は、図4または図5からわかり得るように、第3のネットワーク機能が第2のネットワーク機能の親、子、または兄弟であることを指し示し得る。
【0166】
実施形態では、関連EAS情報の第1のリストの少なくとも1つの第1のエントリの各々は、それぞれの第3のネットワーク機能のエンドポイント情報をさらに指し示し得る。
【0167】
実施形態では、第3のネットワーク機能のための第1のエントリは、関連EAS情報の第2のリストを指し示す情報をさらに備える。関連EAS情報の第2のリストは、それぞれEDNにおいてEASを実装する(EAS424など)少なくとも1つの第4のネットワーク機能のための少なくとも1つの第2のエントリをさらに備え得る。各第2のエントリは、それぞれの第4のネットワーク機能のEASプロファイルを指し示し得る。それぞれの第4のネットワーク機能のEASプロファイルは、それぞれの第4のネットワーク機能のEAS ID、および第3のネットワーク機能とそれぞれの第4のネットワーク機能との間の関係を含み得る。
【0168】
実施形態では、関係は、図4または図5からわかり得るように、第4のネットワーク機能が第3のネットワーク機能の親、子、または兄弟であることを指し示し得る。
【0169】
実施形態では、関連EAS情報の第2のリストの少なくとも1つの第2のエントリの各々は、それぞれの第4のネットワーク機能のエンドポイント情報をさらに指し示し得る。
【0170】
実施形態では、第2のネットワーク機能、第3のネットワーク機能、および第4のネットワーク機能のうちの少なくとも2つは、垂直アプリケーションのためのサービスを共同で提供するように設定される。次いで、UE側において、UEは、関連EAS情報に基づいて、関連付けられたサーバのうちの少なくとも2つを選択し得る。
【0171】
実施形態では、垂直アプリケーションは、未来の工場(FF)、V2X、無人航空システム(UAS)、およびスマートグリッドのうちのいずれか1つである。
【0172】
実施形態では、第2のネットワーク機能は、垂直アプリケーションのためのサービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(SEAL)サーバ422として実装され、第3のネットワーク機能は、垂直アプリケーションレイヤ(VAL)サーバ423、424として実装される。SEALサーバ422とVALサーバ423、424との間にアドミニストラティブまたは管理関係があり得る。たとえば、SEALサーバ422は、VALサーバ423、424のプロシージャの少なくとも一部を管理し得る。たとえば、VALサーバ423、424は、SEALサーバ422上に(換言すれば、ボーディング設定上に)登録される。
【0173】
実施形態では、SEALサーバ422は、SEAL識別情報管理(IM)サーバを含み得る。SEAL IMサーバは、SEAL IMサーバによって割り当てられたトークンの有効性を確認するためのトークン有効性確認サービスをVALサーバ423、424に提供し得る。
【0174】
実施形態では、トークンは、たとえば、アクセストークンおよび/またはIDトークンであり得る。
【0175】
実施形態では、VALサーバは、FFアプリケーション固有(FFAS)サーバ424またはFFアプリケーションイネーブラ(FAE)サーバ423である。
【0176】
実施形態では、第2のネットワーク機能は、FFアプリケーションイネーブラ(FAE)サーバ423として実装され、第3のネットワーク機能は、FFアプリケーション固有(FFAS)サーバ424として実装される。
【0177】
次いで、方法1100は、ステップS1103に進み得、ステップS1103において、第1のネットワーク機能は、UEの機能構成要素に、関連EAS情報の第1のリストを指し示す情報を含む第2のメッセージを送信し得る。
【0178】
実施形態では、第2のメッセージは、第1のメッセージ(要求メッセージ)に応答するディスカバリ応答メッセージである。
【0179】
実施形態では、第2のメッセージは、第1のメッセージ(サブスクリプションメッセージ)に応答するディスカバリ通知メッセージである。
【0180】
実施形態では、第1の機能構成要素は、エッジイネーブラクライアント(EEC)411として実装され、第1および/または第2のメッセージは、エッジ-1参照ポイントを介して送られる。
【0181】
上記のステップは、例にすぎず、第2のネットワーク機能は、UEがエッジにおいて展開されたアプリケーションサーバを選択するための統合されたビューを提供するための関連EAS情報を管理するために、図6図8に関して説明されたアクションを実施し得る。
【0182】
図12は、本明細書における実施形態による、UEにおける第1の機能構成要素によって実施される例示的なEASディスカバリ方法1200を示す概略フローチャートである。実施形態では、図12中のフローチャートは、(EEC411など)上述のEECにおいて実装され得る。
【0183】
方法1200は、ステップS1201から始まり得、ステップS1201において、第1の機能構成要素は、UEにおける(アプリケーションクライアント412、413または414のうちの1つなど)第2の機能構成要素から、第2の機能構成要素のためのEASディスカバリおよび選択のための第1の委任要求を受信し得る。その上、第1の機能構成要素は、UEにおける(アプリケーションクライアント412、413または414のうちの別のものなど)第3の機能構成要素から、第3の機能構成要素のためのEASディスカバリおよび選択のための第2の委任要求を受信し得る。
【0184】
実施形態では、第2の機能構成要素は、垂直アプリケーションのためのサービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(SEAL)クライアント412として実装される。その上、第3の機能構成要素は、垂直アプリケーションレイヤ(VAL)クライアント413、414として実装される。
【0185】
実施形態では、VALサーバは、アプリケーション固有クライアント414またはアプリケーションイネーブラクライアント413である。
【0186】
実施形態では、第2の機能構成要素は、アプリケーションイネーブラクライアント413として実装され、第3の機能構成要素は、アプリケーション固有クライアント414として実装される。
【0187】
次いで、方法1200は、ステップS1202に進み得、ステップS1202において、第1の機能構成要素は、エッジデータネットワーク(EDN)においてエッジイネーブラサーバ(EES)を実装する第1のネットワーク機能に、EDNにおいてエッジアプリケーションサーバ(EAS)を実装する少なくとも1つの第2のネットワーク機能をディスカバーするための第1のメッセージを送信し得る。
【0188】
実施形態では、第1のメッセージは、EASサーバをディスカバーするためのディスカバリ要求メッセージであり得る。
【0189】
実施形態では、第1のメッセージは、EASサーバのディスカバリにサブスクライブするためのディスカバリサブスクリプションメッセージであり得る。
【0190】
実施形態では、第1のメッセージは、EAS関連付けを明示的に指し示すインジケータをさらに備える。たとえば、EEC411は、EAS関連付けを有するEASのみがディスカバーされるように、EASディスカバリ要求またはEASディスカバリサブスクリプション要求においてEAS関連付けのために明示的に指し示し得る。
【0191】
実施形態では、UEにおける第1の機能構成要素から第1のメッセージを受信した後に、(EES421など)第1のネットワーク機能は、EAS422、423、424をディスカバーするために、EASディスカバリプロセスを実施し得る。実施形態では、EASディスカバリプロセスは、EAS関連付けを明示的に指し示すインジケータに基づいて実施される。その結果、第1のネットワーク機能は、少なくとも1つのEASをディスカバーし得る。少なくとも1つのEASの間の関連付けがあり得る。たとえば、第1のネットワーク機能は、関連EAS情報の少なくとも第1のリストをディスカバーし得る。
【0192】
次いで、方法1200は、ステップS1203に進み得、ステップS1203において、第1の機能構成要素は、第1のネットワーク機能から、関連EAS情報の第1のリストを指し示す情報を含む第2のメッセージを受信し得る。
【0193】
実施形態では、第2のメッセージは、第1のメッセージ(要求メッセージ)に応答するディスカバリ応答メッセージである。
【0194】
実施形態では、第2のメッセージは、第1のメッセージ(サブスクリプションメッセージ)に応答するディスカバリ通知メッセージである。
【0195】
実施形態では、第1および/または第2のメッセージは、エッジ-1参照ポイントを介して送られる。
【0196】
実施形態では、関連EAS情報の第1のリストを指し示す情報は、(EAS422など)第2のネットワーク機能のEASプロファイル中に含まれ得る。第2のネットワーク機能のEASプロファイルは、EAS IDを指し示す情報と、第2のネットワーク機能のEASエンドポイントを指し示す情報とをさらに含み得る。
【0197】
実施形態では、関連EAS情報の第1のリストは、それぞれEDNにおいてEASを実装する(EAS423など)少なくとも1つの第3のネットワーク機能のための少なくとも1つの第1のエントリを備え得る。各第1のエントリは、それぞれの第3のネットワーク機能のEASプロファイルを指し示し得る。それぞれの第3のネットワーク機能のEASプロファイルは、それぞれの第3のネットワーク機能のEAS ID、および第2のネットワーク機能とそれぞれの第3のネットワーク機能との間の関係を含み得る。
【0198】
実施形態では、関係は、図4または図5からわかり得るように、第3のネットワーク機能が第2のネットワーク機能の親、子、または兄弟であることを指し示し得る。
【0199】
実施形態では、関連EAS情報の第1のリストの少なくとも1つの第1のエントリの各々は、それぞれの第3のネットワーク機能のエンドポイント情報をさらに指し示し得る。
【0200】
実施形態では、第3のネットワーク機能のための第1のエントリは、関連EAS情報の第2のリストを指し示す情報をさらに備える。関連EAS情報の第2のリストは、それぞれEDNにおいてEASを実装する(EAS424など)少なくとも1つの第4のネットワーク機能のための少なくとも1つの第2のエントリをさらに備え得る。各第2のエントリは、それぞれの第4のネットワーク機能のEASプロファイルを指し示し得る。それぞれの第4のネットワーク機能のEASプロファイルは、それぞれの第4のネットワーク機能のEAS ID、および第3のネットワーク機能とそれぞれの第4のネットワーク機能との間の関係を含み得る。
【0201】
実施形態では、関係は、図4または図5からわかり得るように、第4のネットワーク機能が第3のネットワーク機能の親、子、または兄弟であることを指し示し得る。
【0202】
実施形態では、関連EAS情報の第2のリストの少なくとも1つの第2のエントリの各々は、それぞれの第4のネットワーク機能のエンドポイント情報をさらに指し示し得る。
【0203】
実施形態では、第2のネットワーク機能、第3のネットワーク機能、および第4のネットワーク機能のうちの少なくとも2つは、垂直アプリケーションのためのサービスを共同で提供するように設定される。次いで、UE側において、UEは、関連EAS情報に基づいて、関連付けられたサーバのうちの少なくとも2つを選択し得る。
【0204】
実施形態では、垂直アプリケーションは、未来の工場(FF)、V2X、無人航空システム(UAS)、およびスマートグリッドのうちのいずれか1つである。
【0205】
実施形態では、第2のネットワーク機能は、垂直アプリケーションのためのサービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(SEAL)サーバ422として実装され、第3のネットワーク機能は、垂直アプリケーションレイヤ(VAL)サーバ423、424として実装される。SEALサーバ422とVALサーバ423、424との間にアドミニストラティブまたは管理関係があり得る。たとえば、SEALサーバ422は、VALサーバ423、424のプロシージャの少なくとも一部を管理し得る。たとえば、VALサーバ423、424は、SEALサーバ422上に(換言すれば、ボーディング設定上に)登録される。
【0206】
実施形態では、SEALサーバ422は、SEAL識別情報管理(IM)サーバを含み得る。SEAL IMサーバは、SEAL IMサーバによって割り当てられたトークンの有効性を確認するためのトークン有効性確認サービスをVALサーバに提供し得る。
【0207】
実施形態では、トークンは、たとえば、アクセストークンおよび/またはIDトークンであり得る。
【0208】
実施形態では、VALサーバは、FFアプリケーション固有(FFAS)サーバ424またはFFアプリケーションイネーブラ(FAE)サーバ423である。
【0209】
実施形態では、第2のネットワーク機能は、FFアプリケーションイネーブラ(FAE)サーバ423として実装され、第3のネットワーク機能は、FFアプリケーション固有(FFAS)サーバ424として実装される。
【0210】
実施形態では、関連EAS情報の第1のリストを指し示す情報は、EDNにおいてEASを実装するネットワーク機能の第1のセットのEASプロファイルのセット中に含まれる。たとえば、第1のネットワーク機能は、EASのセット(換言すれば、2つ以上のEASまたは少なくとも1つのEAS)をディスカバーし得、EASのディスカバーされたセットの情報(EASプロファイルなど)を提供し得る。
【0211】
次いで、方法1200は、ステップS1204に進み得、ステップS1204において、第1の機能構成要素は、選択のためのEASを決定し得る。たとえば、第1の機能構成要素(たとえば、EEC)は、EASプロファイルのセットから、EDNにおいてEASを実装するネットワーク機能の第1のセットを決定し得る。その上、第1の機能構成要素は、関連EAS情報の第1のリストから、EDNにおいてEASを実装するネットワーク機能の第2のセットを決定し得る。受信された関連EAS情報に応じて、EECは、垂直アプリケーションサービスを提供するためのEASを決定するために、様々なアプローチを使用し得ることに留意されたい。
【0212】
実施形態では、選択のための少なくとも2つのネットワーク機能が、関連付けられる。たとえば、ネットワーク機能の第1および第2のセットからの少なくとも2つのネットワーク機能は、アドミニストラティブまたは管理関係を有する。たとえば、2つのネットワーク機能のうちの一方は、2つのネットワーク機能のうちの他方上に(換言すれば、ボーディング設定上に)登録される。
【0213】
実施形態では、第1の機能構成要素は、委任要求に応答して、第2の機能構成要素および第3の機能構成要素によって選択されるべきネットワーク機能をしぼり得る。たとえば、第1の機能構成要素は、第2の機能構成要素および第3の機能構成要素に数個のオプションを提供(すなわち、関連付けられたネットワーク機能の数個のセットを提供)し得る。
【0214】
実施形態では、第1の機能構成要素は、第2の機能構成要素および第3の機能構成要素について、関連付けられたネットワーク機能のただ1つのセットを選択し得る。すなわち、第1の機能構成要素は、委任要求に従って、第2の機能構成要素のためのネットワーク機能、および第3の機能構成要素のためのネットワーク機能を決定し得る。
【0215】
実施形態では、第1の機能構成要素は、それぞれ第2の機能構成要素および第3の機能構成要素に、第2の機能構成要素および第3の機能構成要素のための選択されたネットワーク機能を通知し得る。
【0216】
通知を受信すると、第2の機能構成要素および第3の機能構成要素は、選択されたネットワーク機能が関連付けられるようにネットワーク機能を選択するために、協調を実施し得る。たとえば、選択されたネットワーク機能は、アドミニストラティブまたは管理関係を有する。たとえば、選択されたネットワーク機能のうちの一方は、選択されたネットワーク機能のうちの他方上に(換言すれば、ボーディング設定上に)登録される。一方、第3の機能構成要素は、第2の機能構成要素に委任要求を送り得、それにより、第2の機能構成要素は、第3の機能構成要素に代わって選択を実施し得る。
【0217】
上記のステップS1201およびステップS1202~S1203は、任意の様式で実施され得、たとえば、任意のシーケンスで実施されるか、同時に実施されるか、または別々に実施され得ることに留意されたい。
【0218】
上記のステップは、例にすぎず、UEは、エッジにおいて展開されたアプリケーションサーバを、統合されたビューにおいて選択するための関連EAS情報を管理するためのアクションを実施し得る。
【0219】
図13は、本明細書における実施形態による、UEにおける第2の機能構成要素によって実施される例示的なEASディスカバリ方法1300を示す概略フローチャートである。実施形態では、図13中のフローチャートは、垂直アプリケーションのためのアプリケーションクライアント412、413または414において実装され得る。
【0220】
方法1300は、ステップS1301から始まり得、ステップS1301において、(アプリケーションクライアント412、413または414のうちの1つなど)第2の機能構成要素は、UEにおける(アプリケーションクライアント412、413または414のうちの別のものなど)第3の機能構成要素から、第3の機能構成要素のためのEASディスカバリおよび選択のための委任要求を受信し得る。
【0221】
実施形態では、第2の機能構成要素は、垂直アプリケーションのためのサービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(SEAL)クライアント412として実装される。その上、第3の機能構成要素は、垂直アプリケーションレイヤ(VAL)クライアント413、414として実装される。
【0222】
実施形態では、VALサーバは、アプリケーション固有クライアント414またはアプリケーションイネーブラクライアント413である。
【0223】
実施形態では、第2の機能構成要素は、アプリケーションイネーブラクライアント413として実装され、第3の機能構成要素は、アプリケーション固有クライアント414として実装される。
【0224】
次いで、方法1300は、ステップS1302に進み得、ステップS1302において、第2の機能構成要素は、任意のアプローチでEASディスカバリプロセスを始動し得る。たとえば、第2の機能構成要素は、エッジ-5参照ポイントを介して第1の機能構成要素にEASディスカバリプロセスを要求し得る。
【0225】
次いで、第2の機能構成要素から要求を受信した後に、(EEC411など)第1の機能構成要素は、EASディスカバリプロセスについて(EES421など)第1の機能構成要素にさらに要求し得る。次いで、第1のネットワーク機能は、(EAS422、423、424など)EASをディスカバーするために、EASディスカバリプロセスを実施し得る。その結果、第1のネットワーク機能は、少なくとも1つのEASをディスカバーし得る。少なくとも1つのEASの間の関連付けがあり得る。たとえば、第1のネットワーク機能は、関連EAS情報の少なくとも第1のリストをディスカバーし得る。EASのディスカバリは、図12に関する上記のステップをさらに指し得る。
【0226】
次いで、方法1300は、ステップS1303に進み得、ステップS1303において、第2の機能構成要素は、UEにおける第1の機能構成要素から、関連エッジアプリケーションサーバ(EAS)情報のリストを指し示す情報を含むメッセージを受信し得る。実施形態では、第1の機能構成要素は、エッジイネーブラクライアント(EEC)411として実装される。実施形態では、メッセージは、エッジ-5参照ポイントを介して送られるEASディスカバリ応答メッセージまたはEASディスカバリ通知メッセージである。
【0227】
実施形態では、関連EAS情報の第1のリストを指し示す情報は、第2のネットワーク機能のEASプロファイル中に含まれ得る。第2のネットワーク機能のEASプロファイルは、EAS IDを指し示す情報と、第2のネットワーク機能のEASエンドポイントを指し示す情報とをさらに含み得る。
【0228】
実施形態では、関連EAS情報の第1のリストは、それぞれEDNにおいてEASを実装する少なくとも1つの第3のネットワーク機能のための少なくとも1つの第1のエントリを備え得る。各第1のエントリは、それぞれの第3のネットワーク機能のEASプロファイルを指し示し得る。それぞれの第3のネットワーク機能のEASプロファイルは、それぞれの第3のネットワーク機能のEAS ID、および第2のネットワーク機能とそれぞれの第3のネットワーク機能との間の関係を含み得る。
【0229】
実施形態では、関係は、図4または図5からわかり得るように、第3のネットワーク機能が第2のネットワーク機能の親、子、または兄弟であることを指し示し得る。
【0230】
実施形態では、関連EAS情報の第1のリストの少なくとも1つの第1のエントリの各々は、それぞれの第3のネットワーク機能のエンドポイント情報をさらに指し示し得る。
【0231】
実施形態では、(EAS423など)第3のネットワーク機能のための第1のエントリは、関連EAS情報の第2のリストを指し示す情報をさらに備える。関連EAS情報の第2のリストは、それぞれEDNにおいてEASを実装する(EAS424など)少なくとも1つの第4のネットワーク機能のための少なくとも1つの第2のエントリをさらに備え得る。各第2のエントリは、それぞれの第4のネットワーク機能のEASプロファイルを指し示し得る。それぞれの第4のネットワーク機能のEASプロファイルは、それぞれの第4のネットワーク機能のEAS ID、および第3のネットワーク機能とそれぞれの第4のネットワーク機能との間の関係を含み得る。
【0232】
実施形態では、関係は、図4または図5からわかり得るように、第4のネットワーク機能が第3のネットワーク機能の親、子、または兄弟であることを指し示し得る。
【0233】
実施形態では、関連EAS情報の第2のリストの少なくとも1つの第2のエントリの各々は、それぞれの第4のネットワーク機能のエンドポイント情報をさらに指し示し得る。
【0234】
実施形態では、第2のネットワーク機能、第3のネットワーク機能、および第4のネットワーク機能のうちの少なくとも2つは、垂直アプリケーションのためのサービスを共同で提供するように設定される。次いで、UE側において、UEは、関連EAS情報に基づいて、関連付けられたサーバのうちの少なくとも2つを選択し得る。
【0235】
実施形態では、垂直アプリケーションは、未来の工場(FF)、V2X、無人航空システム(UAS)、およびスマートグリッドのうちのいずれか1つである。
【0236】
実施形態では、第2のネットワーク機能は、垂直アプリケーションのためのサービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(SEAL)サーバ422として実装され、第3のネットワーク機能は、垂直アプリケーションレイヤ(VAL)サーバ423、424として実装される。SEALサーバ422とVALサーバ423、424との間にアドミニストラティブまたは管理関係があり得る。たとえば、SEALサーバ422は、VALサーバ423、424のプロシージャの少なくとも一部を管理し得る。たとえば、VALサーバ423、424は、SEALサーバ422上に(換言すれば、ボーディング設定上に)登録される。
【0237】
実施形態では、SEALサーバ422は、SEAL識別情報管理(IM)サーバを含み得る。SEAL IMサーバは、SEAL IMサーバによって割り当てられたトークンの有効性を確認するためのトークン有効性確認サービスをVALサーバ423、424に提供し得る。
【0238】
実施形態では、トークンは、たとえば、アクセストークンおよび/またはIDトークンであり得る。
【0239】
実施形態では、VALサーバは、FFアプリケーション固有(FFAS)サーバ424またはFFアプリケーションイネーブラ(FAE)サーバ423である。
【0240】
実施形態では、第2のネットワーク機能は、FFアプリケーションイネーブラ(FAE)サーバ423として実装され、第3のネットワーク機能は、FFアプリケーション固有(FFAS)サーバ424として実装される。
【0241】
実施形態では、関連EAS情報の第1のリストを指し示す情報は、EDNにおいてEASを実装するネットワーク機能の第1のセットのEASプロファイルのセット中に含まれる。たとえば、第1のネットワーク機能は、EASのセット(換言すれば、2つ以上のEASまたは少なくとも1つのEAS)をディスカバーし得、EASのディスカバーされたセットの情報(EASプロファイルなど)を提供し得る。
【0242】
次いで、方法1300は、ステップS1304に進み得、ステップS1304において、第2の機能構成要素は、選択のためのEASを決定し得る。たとえば、第2の機能構成要素は、EASプロファイルのセットから、EDNにおいてEASを実装するネットワーク機能の第1のセットを決定し得る。その上、第2の機能構成要素は、関連EAS情報の第1のリストから、EDNにおいてEASを実装するネットワーク機能の第2のセットを決定し得る。受信された関連EAS情報に応じて、第2の機能構成要素は、垂直アプリケーションサービスを提供するためのEASを決定するために、様々なアプローチを使用し得ることに留意されたい。
【0243】
実施形態では、選択のための少なくとも2つのネットワーク機能が、関連付けられる。たとえば、ネットワーク機能の第1および第2のセットからの少なくとも2つのネットワーク機能は、アドミニストラティブまたは管理関係を有する。たとえば、2つのネットワーク機能のうちの一方は、2つのネットワーク機能のうちの他方上に(換言すれば、ボーディング設定上に)登録される。
【0244】
実施形態では、第2の機能構成要素は、委任要求に応答して、第2の機能構成要素および第3の機能構成要素によって選択されるべきネットワーク機能をしぼり得る。たとえば、第2の機能構成要素は、第3の機能構成要素に数個のオプションを提供(すなわち、関連付けられたネットワーク機能の数個のセットを提供)し得る。
【0245】
実施形態では、第2の機能構成要素は、第2の機能構成要素および第3の機能構成要素について、関連付けられたネットワーク機能のただ1つのセットを選択し得る。すなわち、第2の機能構成要素は、委任要求に従って、第2の機能構成要素のためのネットワーク機能、および第3の機能構成要素のためのネットワーク機能を決定し得る。
【0246】
実施形態では、第2の機能構成要素は、第3の機能構成要素に、第3の機能構成要素のための選択されたネットワーク機能を通知し得る。
【0247】
実施形態では、第2の機能構成要素および第3の機能構成要素は、選択されたネットワーク機能が関連付けられるようにネットワーク機能を選択するために、協調を実施し得る。たとえば、選択されたネットワーク機能は、アドミニストラティブまたは管理関係を有する。たとえば、選択されたネットワーク機能のうちの一方は、選択されたネットワーク機能のうちの他方上に(換言すれば、ボーディング設定上に)登録される。
【0248】
上記のステップS1301およびステップS1302~S1303は、任意の様式で実施され得、たとえば、任意のシーケンスで実施されるか、同時に実施されるか、または別々に実施され得ることに留意されたい。
【0249】
上記のステップS1301(換言すれば、EASディスカバリおよび選択の委任)は、必須のステップであり得、それにより、後続のEAS選択ステップS1304は、第2の機能構成要素において行われ得、さもなければ、ステップS1304は、第3の機能構成要素において行われることにさらに留意されたい。その上、上記のステップS1301は、随意のステップであってもよく、すなわち、第2の機能構成要素と第3の機能構成要素との間の委任がなく、その場合、第2の機能構成要素および第3の機能構成要素は、関連EAS情報が受信された場合、EAS選択を協調させる必要がある。
【0250】
上記のステップは、例にすぎず、UEは、エッジにおいて展開されたアプリケーションサーバを、統合されたビューにおいて選択するための関連EAS情報を管理するためのアクションを実施し得る。
【0251】
図14は、本明細書における実施形態による、(EES421など)例示的な第1のネットワーク機能を示す概略ブロック図である。
【0252】
実施形態では、第1のネットワーク機能1400は、少なくとも1つのプロセッサ1401と、少なくとも1つのプロセッサ1401に結合された非一時的コンピュータ可読媒体1402とを含み得る。非一時的コンピュータ可読媒体1402は、少なくとも1つのプロセッサ1401によって実行可能な命令を含んでおり、それによって、少なくとも1つのプロセッサ1401は、図9の概略フローチャート中に示されている例示的な方法900、および図11の概略フローチャート中に示されている例示的な方法1100におけるステップを実施するように設定され、それの詳細は、ここでは省略される。
【0253】
第1のネットワーク機能1400は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアおよびそれらの任意の組合せとして実装され得ることに留意されたい。たとえば、第1のネットワーク機能1400は、複数のユニット、回路類、モジュールなどを含み得、それらの各々は、例示的な方法900/1100の1つまたは複数のステップ、あるいはEESに関係する図6図8中に示されている1つまたは複数のステップを実施するために使用され得る。
【0254】
ネットワーク機能は、専用ハードウェア上のネットワークエレメントとして、専用ハードウェア上で走るソフトウェアインスタンスとして、または適切なプラットフォーム上で、たとえば、クラウドインフラストラクチャ上でインスタンス化された仮想化された機能としてのいずれかで実装され得ることを理解されたい。
【0255】
図15は、本明細書における実施形態による、(EAS422、423、424など)例示的な第2のネットワーク機能を示す概略ブロック図である。
【0256】
実施形態では、第2のネットワーク機能1500は、少なくとも1つのプロセッサ1501と、少なくとも1つのプロセッサ1501に結合された非一時的コンピュータ可読媒体1502とを含み得る。非一時的コンピュータ可読媒体1502は、少なくとも1つのプロセッサ1501によって実行可能な命令を含んでおり、それによって、少なくとも1つのプロセッサ1501は、図10の概略フローチャート中に示されている例示的な方法1000におけるステップを実施するように設定され、それの詳細は、ここでは省略される。
【0257】
第2のネットワーク機能1500は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアおよびそれらの任意の組合せとして実装され得ることに留意されたい。たとえば、第2のネットワーク機能1500は、複数のユニット、回路類、モジュールなどを含み得、それらの各々は、例示的な方法1000の1つまたは複数のステップ、あるいはEASに関係する図6図8中に示されている1つまたは複数のステップを実施するために使用され得る。
【0258】
第2のネットワーク機能と同様に、上述の第3のネットワーク機能および/または第4のネットワーク機能も、EDNにおけるEASとして実装され得ることに留意されたい。これにより、上述の第3のネットワーク機能および/または第4のネットワーク機能も、第2のネットワーク機能と同じまたは同様の構造および/または機能を含み得る。第3のネットワーク機能および/または第4のネットワーク機能の詳細は、ここでは省略される。
【0259】
図16は、本明細書における実施形態による、例示的なUEを示す概略ブロック図である。実施形態では、UE1600は、図4図5中に示されているように、(EEC411、SEAL412、イネーブラクライアント413、アプリケーション固有クライアント414など)機能構成要素を含み得る。
【0260】
実施形態では、UE1600は、少なくとも1つのプロセッサ1601と、少なくとも1つのプロセッサ1601に結合された非一時的コンピュータ可読媒体1602とを含み得る。非一時的コンピュータ可読媒体1602は、少なくとも1つのプロセッサ1601によって実行可能な命令を含んでおり、それによって、少なくとも1つのプロセッサ1601は、図12の概略フローチャート中に示されている例示的な方法1200におけるステップ、および/または図13の概略フローチャート中に示されている例示的な方法1300におけるステップを実施するように設定され、それの詳細は、ここでは省略される。
【0261】
UE1600は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアおよびそれらの任意の組合せを含み得ることに留意されたい。たとえば、UE1600は、複数のユニット、回路類、モジュールなどを含み得、それらの各々は、例示的な方法1200/1300の1つまたは複数のステップ、あるいはUEに関係する図6図8中に示されている1つまたは複数のステップを実施するために使用され得る。
【0262】
また、(EEC、SEAL、イネーブラクライアント、アプリケーション固有クライアントなど)UEにおける機能構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアおよびそれらの任意の組合せであり得る。たとえば、機能構成要素は、複数のユニット、回路類、モジュールなどとして実装され得、それらの各々は、例示的な方法1200/1300の1つまたは複数のステップ、あるいはUEに関係する図6図8中に示されている1つまたは複数のステップを実施するために使用され得る。
【0263】
いくつかの実施形態では、UEという非限定的な用語が使用される。本明細書において説明されるUE1600は、たとえば、無線信号を介してネットワークノードおよび/または別の無線デバイスと無線で通信することが可能な、通信するように設定された、通信するように配列された、および/または通信するように動作可能な任意のタイプの無線デバイスであり得る。無線で通信することは、電磁信号、電波、赤外線信号、および/または空気を通して情報を伝達するのに好適な他のタイプの信号を使用して無線信号を送信および/または受信することを伴い得る。特定の実施形態では、UE1600は、直接の人間対話なしに情報を送信および/または受信するように設定され得る。たとえば、UEは、あらかじめ決定されたスケジュールで、内部または外部イベントによってトリガされたとき、あるいはネットワークからの要求に応答してネットワークに情報を送信するように設計され得る。
【0264】
概して、UEは、無線通信が可能な、無線通信のために設定された、無線通信のために配列された、および/または無線通信のために動作可能な任意のデバイス、たとえば、無線通信デバイスを表し得る。UEの例は、限定はしないが、スマートフォンを含む。さらなる例は、無線カメラ、無線対応タブレットコンピュータ、ラップトップ組込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル、および/または無線顧客構内機器(CPE)を含む。また、UE900は、無線通信デバイス、ターゲットデバイス、D2D UE、マシン型通信(MTC)UEまたはマシンツーマシン(M2M)通信が可能なUE、低コストおよび/もしくは低複雑度UE、UEを装備したセンサー、タブレット、モバイル端末、モノのインターネット(IoT)デバイス、または狭帯域IoT(NB-IoT)デバイス、または任意の他の好適なデバイスであり得る。
【0265】
1つの特定の例として、UEは、新無線(New Radio:NR)のための3GPPのグローバルシステム、モバイル通信(GSM)、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)、Long Term Evolution(LTE)、および/または他の好適な2G、3G、4Gもしくは5G規格または他の好適な規格など、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公表された1つまたは複数の通信規格による通信のために設定され得る。本明細書において使用される「UE」は、必ずしも、関連デバイスを所有し、および/または動作させる人間のユーザという意味における「ユーザ」を有するとは限らないことがある。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売、または人間のユーザによる動作を意図されるが、特定の人間のユーザに初めは関連付けられないことがあるデバイスを表し得る。
【0266】
図17は、本明細書における実施形態による、例示的なコンピュータ実装装置1700を示す概略ブロック図である。実施形態では、装置1700は、第1のネットワーク機能1400、第2のネットワーク機能1500、第3のネットワーク機能、第4のネットワーク機能、またはUE1600など、上述の装置として設定され得る。
【0267】
実施形態では、装置1700は、限定はされないが、中央処理ユニット(CPU)1701などの少なくとも1つプロセッサ、コンピュータ可読媒体1702、およびメモリ1703を含み得る。メモリ1703は、揮発性メモリ(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM))および/または不揮発性メモリ(たとえば、ハードディスクもしくはフラッシュメモリ)を備え得る。実施形態では、コンピュータ可読媒体1702は、プロセッサ1701によって実行されたとき、プロセッサ1701が上述の方法のうちのいずれかを行うことを引き起こす、コンピュータプログラムおよび/または命令を記憶するように設定され得る。
【0268】
実施形態では、(非一時的コンピュータ可読媒体など)コンピュータ可読媒体1702は、メモリ1703に記憶され得る。別の実施形態では、コンピュータプログラムは、遠隔ロケーション、たとえば、コンピュータプログラム製品1704に記憶され得(また、コンピュータ可読媒体として具現され得)、たとえば、キャリア1705を介してプロセッサ1701によってアクセス可能であり得る。
【0269】
コンピュータ可読媒体1702および/またはコンピュータプログラム製品1704は、リムーバブルコンピュータ可読媒体、たとえば、ディスケット、CD(コンパクトディスク)、DVD(デジタルビデオディスク)、フラッシュもしくは同様のリムーバブルメモリ媒体(たとえば、コンパクトフラッシュ、SD(セキュアデジタル)、メモリスティック、ミニSDカード、MMCマルチメディアカード、スマートメディア)、HD-DVD(高精細度DVD)、またはBlu-ray DVD、USB(ユニバーサルシリアルバス)ベースのリムーバブルメモリ媒体、磁気テープメディア、光記憶媒体、磁気光学メディア、バブルメモリ上で供給および/または記憶されるか、あるいはネットワーク(たとえば、イーサネット、ATM、ISDN、PSTN、X.25、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、またはインフラストラクチャノードにデータパケットを輸送することが可能な同様のネットワーク)を介して伝搬信号として供給され得る。
【0270】
例示的な実施形態が、コンピュータ実装方法、装置(システムおよび/またはデバイス)ならびに/あるいは非一時的コンピュータプログラム製品のブロック図および/またはフローチャート図を参照しながら本明細書で説明された。ブロック図および/またはフローチャート図のブロック、ならびにブロック図および/またはフローチャート図中のブロックの組合せは、1つまたは複数のコンピュータ回路によって実施されるコンピュータプログラム命令によって実装され得ることを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータおよび/または他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサを介して実行する命令が、ブロック図および/あるいは1つまたは複数のフローチャートブロック中で指定されている機能/行為を実装するために、トランジスタ、メモリロケーションに記憶された値、およびそのような回路類内の他のハードウェア構成要素を変換および制御し、それにより、ブロック図および/またはフローチャートブロック中で指定されている機能/行為を実装するための手段(機能性)および/または構造を作成するように機械を作り出すために、汎用コンピュータ回路、専用コンピュータ回路、および/または他のプログラマブルデータ処理回路のプロセッサ回路に提供され得る。
【0271】
これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ可読媒体に記憶された命令が、ブロック図および/あるいは1つまたは複数のフローチャートブロック中で指定されている機能/行為を実装する命令を含む製造品を作り出すように、特定の様式で機能するようにコンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置に指示し得る、有形コンピュータ可読媒体に記憶され得る。したがって、本発明的概念の実施形態は、ハードウェアで、および/あるいはまとめて「回路類」、「モジュール」またはそれらの変形態と呼ばれることがある、デジタル信号プロセッサなどのプロセッサ上で走る(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)ソフトウェアで具現され得る。
【0272】
また、いくつかの代替実装形態では、ブロック中に記されている機能/行為は、フローチャート中に記されている順序外で行われ得ることに留意されたい。たとえば、連続して示されている2つのブロックは、事実上、実質的に同時に実行され得るか、またはブロックは、時には、関与する機能性/行為に応じて逆順で実行され得る。その上、フローチャートおよび/またはブロック図の所与のブロックの機能性は、複数のブロックに分離され得、ならびに/あるいはフローチャートおよび/またはブロック図の2つまたはそれ以上のブロックの機能性は、少なくとも部分的に統合され得る。最後に、他のブロックが、図示されているブロックの間に追加/挿入され得、および/またはブロック/動作は、発明的概念の範囲から逸脱することなく省略され得る。その上、図のうちのいくつかは、通信の主要な方向を示すために通信経路上に矢印を含むが、通信は、描かれている矢印の反対方向に行われ得ることを理解されたい。
【0273】
多くの変形および修正が、本発明的概念の原理から実質的に逸脱することなしに実施形態に対して行われ得る。すべてのそのような変形および修正は、本発明的概念の範囲内で本明細書に含まれることを意図される。したがって、上記の開示された主題は、例示的であり、制限的ではないと見なされるべきであり、実施形態の添付の例は、本発明的概念の趣旨および範囲内に入るすべてのそのような修正、拡張および他の実施形態を包含することを意図される。これにより、法律によって認められる最大限まで、本発明的概念の範囲は、実施形態およびそれらの等価物の以下の例を含む、本開示の最も広い許容される解釈によって決定されるべきであり、上記の発明を実施するための形態によって制限または限定されるものではない。
【0274】
略語
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
5G 第5世代モバイルネットワーク
API アプリケーションプログラミングインターフェース
アプリ アプリケーション
EAS エッジアプリケーションサーバ
ECS エッジ設定サーバ
ECSP エッジコンピューティングサービスプロバイダ
EDN エッジデータネットワーク
EEC エッジイネーブラクライアント
EES エッジイネーブラサーバ
FAE 未来の工場アプリケーションイネーブラ
FF 未来の工場
FFAPP 未来の工場アプリケーション
QoS サービス品質
SEAL 垂直のためのサービスイネーブラアーキテクチャレイヤ
UAS 無人航空システム
UE ユーザ機器
V2X Vehicle to Everything
VAL 垂直アプリケーションレイヤ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
【手続補正書】
【提出日】2023-09-14
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エッジデータネットワーク(EDN)(402)においてエッジアプリケーションサーバ(EAS)を実装する第2のネットワーク機能(422)によって実施される方法(1000)であって、
-前記EDN(402)においてエッジイネーブラサーバ(EES)を実装する第1のネットワーク機能(421)に、関連EAS情報の第1のリストを指し示す情報を備える登録要求メッセージを送信する(S1003)こと
を含む、方法(1000)。
【請求項2】
関連EAS情報の前記第1のリストが、それぞれ前記EDN(402)においてEASを実装する少なくとも1つの第3のネットワーク機能(423)のための少なくとも1つの第1のエントリを備え、各第1のエントリが、前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)のEASプロファイルを指し示し、前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)の前記EASプロファイルが、前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)のEAS ID、および前記第2のネットワーク機能(422)と前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)との間の関係を含む、請求項に記載の方法(1000)。
【請求項3】
前記第3のネットワーク機能(423)のための前記第1のエントリが、関連EAS情報の第2のリストを指し示す情報をさらに備え、関連EAS情報の前記第2のリストが、それぞれ前記EDNにおいてEASを実装する少なくとも1つの第4のネットワーク機能(424)のための少なくとも1つの第2のエントリをさらに備え、各第2のエントリが、前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)のEASプロファイルを指し示し、前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)の前記EASプロファイルが、前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)のEAS ID、および前記第3のネットワーク機能(423)と前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)との間の関係を含む、請求項に記載の方法(1000)。
【請求項4】
前記関係は、前記第3のネットワーク機能(423)が前記第2のネットワーク機能(422)の親、子、または兄弟であることを指し示すか、あるいは
前記関係は、前記第4のネットワーク機能(424)が前記第3のネットワーク機能(423)の親、子、または兄弟であることを指し示す、
請求項またはに記載の方法(1000)。
【請求項5】
関連EAS情報の前記第1のリストの前記少なくとも1つの第1のエントリの各々が、前記それぞれの第3のネットワーク機能(423)のエンドポイント情報をさらに指し示すか、または
関連EAS情報の前記第2のリストの前記少なくとも1つの第2のエントリの各々が、前記それぞれの第4のネットワーク機能(424)のエンドポイント情報をさらに指し示す、
請求項からのいずれか一項に記載の方法(1000)。
【請求項6】
関連EAS情報の前記第1のリストを指し示す前記情報が、前記第2のネットワーク機能(422)のEASプロファイル中に含まれ、前記第2のネットワーク機能(422)の前記EASプロファイルが、前記EAS IDを指し示す情報と、前記第2のネットワーク機能(422)のEASエンドポイントを指し示す情報とをさらに含む、請求項からのいずれか一項に記載の方法(1000)。
【請求項7】
前記第2のネットワーク機能(422)、前記第3のネットワーク機能(423)、および前記第4のネットワーク機能(424)のうちの少なくとも2つが、垂直アプリケーションのためのサービスを共同で提供するように設定された、請求項からのいずれか一項に記載の方法(1000)。
【請求項8】
前記垂直アプリケーションが、未来の工場(FF)、V2X(Vehicle to Everything)、無人航空システム(UAS)、およびスマートグリッドのうちのいずれか1つである、請求項に記載の方法(1000)。
【請求項9】
-前記第3のネットワーク機能(423)から、前記第3のネットワーク機能(423)の前記EAS ID、前記第3のネットワーク機能(423)のエンドポイント、および前記第2のネットワーク機能(422)と前記第3のネットワーク機能(423)との間の関係を指し示す登録情報を受信する(S1001)ことと、
-関連EAS情報の前記第1のリストに前記登録情報を記憶する(S1002)ことと
をさらに含む、請求項またはに記載の方法(1000)。
【請求項10】
-前記第3のネットワーク機能(423)から、前記第3のネットワーク機能(423)の前記EASプロファイルを指し示す登録情報を受信する(S1001)ことと、
-関連EAS情報の前記第1のリストに前記登録情報を記憶する(S1002)ことと
をさらに含む、請求項またはに記載の方法(1000)。
【請求項11】
前記第2のネットワーク機能(422)が、前記垂直アプリケーションのためのサービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(SEAL)サーバとして実装され、前記第3のネットワーク機能(423)が、垂直アプリケーションレイヤ(VAL)サーバとして実装され、
前記SEALサーバが、前記VALサーバの手順を管理する、
請求項から10のいずれか一項に記載の方法(1000)。
【請求項12】
前記SEALサーバが、SEAL識別情報管理(IM)サーバを含み、
前記SEAL IMサーバが、前記SEAL IMサーバによって割り当てられたトークンの有効性を確認するためのトークン有効性確認サービスを前記VALサーバに提供する、
請求項11に記載の方法(1000)。
【請求項13】
前記トークンが、アクセストークンおよび/またはIDトークンである、請求項12に記載の方法(1000)。
【請求項14】
前記VALサーバが、FFアプリケーション固有(FFAS)サーバまたはFFアプリケーションイネーブラ(FAE)サーバである、請求項12または13に記載の方法(1000)。
【請求項15】
前記第2のネットワーク機能(422)が、FFアプリケーションイネーブラ(FAE)サーバとして実装され、前記第3のネットワーク機能(423)が、FFアプリケーション固有(FFAS)サーバとして実装される、請求項から14のいずれか一項に記載の方法(1000)。
【請求項16】
ユーザ機器(UE)(401)における第1の機能構成要素(411)によって実施される方法(1200)であって、
-エッジデータネットワーク(EDN)(402)においてエッジイネーブラサーバ(EES)を実装する第1のネットワーク機能(421)に、前記EDN(402)においてエッジアプリケーションサーバ(EAS)を実装する少なくとも1つの第2のネットワーク機能(422)をディスカバーするための第1のメッセージを送信する(S1202)ことと、
-前記第1のネットワーク機能(421)から、関連EAS情報の第1のリストを指し示す情報を含む第2のメッセージを受信する(S1203)ことと
を含む、方法(1200)。
【請求項17】
関連EAS情報の前記第1のリストを指し示す前記情報が、前記少なくとも1つの第2のネットワーク機能(422)のEASプロファイル中に含まれる、請求項16に記載の方法(1200)。
【請求項18】
前記第1のメッセージが、EAS関連付けを明示的に指し示すインジケータをさらに備える、請求項16または17に記載の方法(1200)。
【請求項19】
-エッジイネーブラクライアント(EEC)を実装する第1の機能構成要素(411)と、
-垂直アプリケーションのアプリケーションイネーブラクライアントを実装する第3の機能構成要素(413)と、
-前記垂直アプリケーションのアプリケーション固有クライアントを実装する第4の機能構成要素(414)と
-を含む、複数の機能構成要素(411、412、413、414)
を備え、
ここにおいて、前記第3の機能構成要素(413)が、1つまたは複数の第4の機能構成要素(414)に少なくとも1つのサービスを提供し、ならびに
ここにおいて、前記第1の機能構成要素(411)および前記第3の機能構成要素(413)が、前記少なくとも1つのサービスを可能にするために、エッジ-5参照ポイントを介して通信する、
ユーザ機器(UE)(401)。
【請求項20】
前記第1の機能構成要素(411)および前記第4の機能構成要素(414)が、エッジ-5参照ポイントを介して通信するか、または
前記第3の機能構成要素(413)および前記第4の機能構成要素(414)が、少なくとも1つのサービスを可能にするために、AE-C参照ポイントを介して通信する、
請求項19に記載のUE(401)。
【請求項21】
-前記垂直アプリケーションのためのサービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(SEAL)クライアントを実装する第2の機能構成要素(412)
をさらに備え、
ここにおいて、前記第1の機能構成要素(411)および前記第2の機能構成要素(412)が、エッジ-5参照ポイントを介して通信するか、
ここにおいて、前記第3の機能構成要素(413)および前記第2の機能構成要素(412)が、少なくとも1つのサービスを可能にするために、SEAL-C参照ポイントを介して通信するか、または
ここにおいて、前記第4の機能構成要素(414)および前記第2の機能構成要素(412)が、SEAL-C参照ポイントを介して通信する、
請求項18または19に記載のUE(401)。
【請求項22】
前記垂直アプリケーションが、未来の工場(FF)、V2X、無人航空システム(UAS)、およびスマートグリッドのうちのいずれか1つである、請求項19から21のいずれか一項に記載のUE(401)。
【請求項23】
前記第1の機能構成要素(411)が、エッジ-1参照ポイントを介して、エッジイネーブラサーバ(EES)を実装する第1のネットワーク機能(421)と通信するか、
前記第3の機能構成要素(413)が、少なくとも1つのサービスを可能にするために、AE-1参照ポイントを介して、前記垂直アプリケーションのアプリケーションイネーブラサーバを実装する第3のネットワーク機能(423)と通信するか、
前記第4の機能構成要素(414)が、少なくとも1つのサービスを可能にするために、VA-1参照ポイントを介して、前記垂直アプリケーションのアプリケーション固有サーバを実装する第4のネットワーク機能(424)と通信するか、または
前記第2の機能構成要素(412)が、少なくとも1つのサービスを可能にするために、SEAL-UU参照ポイントを介して、前記垂直アプリケーションのサービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(SEAL)サーバを実装する第2のネットワーク機能(422)と通信する、
請求項19から22のいずれか一項に記載のUE(401)。
【国際調査報告】