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特表2024-504282サイドリンクデバイスのためのアップリンクリソース共有
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-01-31
(54)【発明の名称】サイドリンクデバイスのためのアップリンクリソース共有
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/1268 20230101AFI20240124BHJP
   H04W 92/18 20090101ALI20240124BHJP
   H04W 72/40 20230101ALI20240124BHJP
   H04W 72/25 20230101ALI20240124BHJP
   H04W 56/00 20090101ALI20240124BHJP
   H04L 27/26 20060101ALI20240124BHJP
【FI】
H04W72/1268
H04W92/18
H04W72/40
H04W72/25
H04W56/00 130
H04L27/26 113
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023540737
(86)(22)【出願日】2021-12-23
(85)【翻訳文提出日】2023-07-03
(86)【国際出願番号】 US2021065134
(87)【国際公開番号】W WO2022154956
(87)【国際公開日】2022-07-21
(31)【優先権主張番号】17/150,876
(32)【優先日】2021-01-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(72)【発明者】
【氏名】シュー、フイリン
(72)【発明者】
【氏名】ジャン、ドゥオ
(72)【発明者】
【氏名】ファン、フェイ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD17
5K067EE02
5K067EE06
5K067EE10
5K067EE25
5K067HH22
(57)【要約】
アイドルモードアップリンク送信のためのグループベースの構成されたアップリンクリソースの割振りをサポートするための、ワイヤレス通信のための方法、システム、およびデバイスが説明される。ユーザ機器(UE)が、地理的におよび/または機能的にグループ化され得、それら自体の間のサイドリンク通信を有し得、非アクティブモードまたはアイドルモードにあり得る。基地局は、1つまたは複数個の構成されたアップリンクリソースをUEのグループに割振り得、ここで、基地局は、グループのうちのUEからのシグナリングに基づいてグループに気づいていることがある。UEのグループは、グループのうちのどのUEが、割り振られたリソースを、どのオケージョンにおいて使用し得るかを決定し得る。決定に基づいて、グループのうちの1つまたは複数のUEは、グループに割り当てられた構成されたアップリンクリソースを使用して、アップリンクメッセージを基地局に送信し得る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための方法であって、
基地局に、複数のサイドリンクUEを備えるUEグループの指示を送信することと、
アイドルモードアップリンク送信のために前記複数のサイドリンクUEのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを受信することと、
前記グループリソース割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記アップリンクグループリソースオケージョン中にアイドルモードにおいてアップリンクメッセージを前記基地局に送信することと
を備える、方法。
【請求項2】
前記UEグループの前記指示を送信することが、
前記UEグループについてのアイドルモードアップリンク送信のためのグループリソースについての要求を送信することを備え、ここにおいて、前記グループリソース割振りメッセージを受信することが、前記要求を送信することに少なくとも部分的に基づく、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記グループリソース割振りメッセージを受信することは、
前記基地局から、前記アップリンクグループリソースオケージョンが前記複数のサイドリンクUEの第1のサブセットに割り振られることを指示する前記グループリソース割振りメッセージを受信することを備え、ここにおいて、前記第1のサブセットが前記第1のUEを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記グループリソース割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のサイドリンクUEの第2のサブセットのうちの1つまたは複数の第2のUEに、前記アップリンクグループリソースオケージョンの指示を送信すること
をさらに備える、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記グループリソース割振りメッセージを受信することは、
前記基地局から、前記アップリンクグループリソースオケージョンが前記UEグループのうちの前記複数のサイドリンクUEに割り振られることを指示する前記グループリソース割振りメッセージを受信すること
を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記グループリソース割振りメッセージが、前記UEグループに関連するグループ識別子を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記グループリソース割振りメッセージを受信することが、
前記グループリソース割振りメッセージを備える無線リソース制御(RRC)解放メッセージを受信すること
を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記グループリソース割振りメッセージを受信することが、
接続モードにおいて動作しながら、前記グループリソース割振りメッセージを備える無線リソース制御(RRC)メッセージを受信すること
を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記アップリンクグループリソースオケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記アップリンクメッセージを介して前記基地局に送信するためのアップリンクデータを指示するサイドリンクメッセージを受信することをさらに備え、ここにおいて、前記アップリンクメッセージを前記基地局に送信することが、前記サイドリンクメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づく、
請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記アップリンクメッセージを送信することが、
前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEによる前記アップリンクグループリソースオケージョン中のアップリンクデータの送信と少なくとも部分的に重複する、前記アップリンクデータを備える前記アップリンクメッセージを送信すること
を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記アップリンクメッセージを送信することが、
アップリンクデータと、前記第1のUEまたは第2のUEの識別子とを備える前記アップリンクメッセージを送信することを備え、ここにおいて、前記識別子は、前記アップリンクデータが、前記第1のUEまたは前記第2のUEによって生成されることを指示する、
請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記アップリンクグループリソースオケージョンを前記第1のUEに割り振る割振りメッセージを受信することをさらに備え、ここにおいて、前記アップリンクグループリソースオケージョンにおいて前記アップリンクメッセージを送信することが、前記割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づく、
請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記第2のUEに、前記アップリンクメッセージの送信のための前記アップリンクグループリソースオケージョンを要求する割振り要求メッセージを送信することをさらに備え、ここにおいて、前記第2のUEから前記割振りメッセージを受信することが、前記割振り要求メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づく、
請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記アップリンクグループリソースオケージョンが予約されていないことを検出することに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のサイドリンクUEのうちの複数個のUEに、前記アップリンクメッセージの送信のための前記アップリンクグループリソースオケージョンを予約するサイドリンク制御メッセージを送信することをさらに備え、ここにおいて、前記アップリンクグループリソースオケージョンにおいて前記アップリンクメッセージを送信することが、前記サイドリンク制御メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づく、
請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記アップリンクメッセージを送信することが、
前記第1のUEによる連続アップリンク送信の数がしきい値を満たすことに少なくとも部分的に基づいて、前記アップリンクメッセージを送信すること
を備える、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記複数のサイドリンクUEのうちのコントローラUEから、前記アップリンクグループリソースオケージョンと第2のアップリンクグループリソースオケージョンとを前記第1のUEに割り振る割振りメッセージを受信することと、ここにおいて、前記アップリンクグループリソースオケージョンにおいて前記アップリンクメッセージを送信することが、前記割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づく、
前記割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に第2のアップリンクメッセージを前記基地局に送信することと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記複数のサイドリンクUEのうちの複数個のUEに、前記アップリンクグループリソースオケージョンと第2のアップリンクグループリソースオケージョンとを予約するサイドリンク制御メッセージを送信することと、ここにおいて、前記アップリンクグループリソースオケージョンにおいて前記アップリンクメッセージを送信することが、前記サイドリンク制御メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づく、
前記サイドリンク制御メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に第2のアップリンクメッセージを前記基地局に送信することと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記アップリンクメッセージを送信することが、
前記アップリンクグループリソースオケージョン中に、第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に前記アップリンクメッセージを前記基地局に中継するための前記複数のサイドリンクUEのうちの1つまたは複数の第2のUEに、前記アップリンクメッセージを送信すること
を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項19】
前記アップリンクメッセージを送信することが、
前記アップリンクグループリソースオケージョンより前に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記アップリンクグループリソースオケージョン中に前記基地局に送信するためのアップリンクデータを指示するサイドリンクメッセージを受信することと、
前記サイドリンクメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のUEによる前記アップリンクグループリソースオケージョン中の前記アップリンクデータの送信と少なくとも部分的に重複する、前記アップリンクデータを備える前記アップリンクメッセージを送信することと
を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項20】
前記グループリソース割振りメッセージを受信することが、
前記アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョンを指示する前記グループリソース割振りメッセージを受信すること
を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項21】
前記基地局から、前記アップリンクグループリソースオケージョンに対応する前記アップリンクグループリソース応答オケージョンにおいて前記アップリンクメッセージに対する応答を受信すること
をさらに備える、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記アップリンクメッセージに対する前記応答を受信することが、
前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEにおける前記アップリンクグループリソース応答オケージョン中の前記アップリンクメッセージに対する前記応答の受信と少なくとも部分的に重複する、前記アップリンクグループリソース応答オケージョンにおける前記アップリンクメッセージに対する前記応答を受信すること
を備える、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記アップリンクメッセージに対する前記応答を受信することが、
前記アップリンクグループリソースオケージョンに対するタイミングアドバンスまたは更新を指示する前記アップリンクメッセージに対する前記応答を受信することと、
前記アップリンクメッセージに対する前記応答を受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のサイドリンクUEのうちの1つまたは複数の第2のUEに、前記アップリンクグループリソースオケージョンに対する前記タイミングアドバンスまたは前記更新の指示を送信することと
を備える、請求項21に記載の方法。
【請求項24】
前記アップリンクメッセージを送信することに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記基地局から中継された前記アップリンクメッセージに対する応答を受信すること
をさらに備える、請求項20に記載の方法。
【請求項25】
基地局におけるワイヤレス通信のための方法であって、
複数のサイドリンクユーザ機器(UE)を含むUEグループの指示を受信することと、
アイドルモードアップリンク送信のために前記複数のサイドリンクUEのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを送信することと、
前記アップリンクグループリソースオケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第1のUEからアップリンクメッセージを受信することと
を備える、方法。
【請求項26】
前記UEグループの前記指示を受信することが、
前記UEグループについてのアイドルモードアップリンク送信のためのグループリソースについての要求を受信することを備え、ここにおいて、前記グループリソース割振りメッセージを送信することが、前記要求を受信することに少なくとも部分的に基づく、
請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記グループリソース割振りメッセージを送信することは、
前記アップリンクグループリソースオケージョンが前記複数のサイドリンクUEの第1のサブセットに割り振られることを指示する前記グループリソース割振りメッセージを送信することを備え、ここにおいて、前記第1のサブセットが前記第1のUEを含む、
請求項25に記載の方法。
【請求項28】
前記グループリソース割振りメッセージを送信することは、
前記アップリンクグループリソースオケージョンが前記UEグループのうちの前記複数のサイドリンクUEに割り振られることを指示する前記グループリソース割振りメッセージを送信すること
を備える、請求項25に記載の方法。
【請求項29】
前記グループリソース割振りメッセージが、前記UEグループに関連するグループ識別子を含む、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記グループリソース割振りメッセージを送信することが、
前記グループリソース割振りメッセージを備える無線リソース制御(RRC)解放メッセージを送信すること
を備える、請求項25に記載の方法。
【請求項31】
前記グループリソース割振りメッセージを送信することが、
接続モードにおいて動作する前記少なくとも1つのサイドリンクUEに、前記グループリソース割振りメッセージを備える無線リソース制御(RRC)メッセージを送信すること
を備える、請求項25に記載の方法。
【請求項32】
前記アップリンクメッセージを受信することが、
前記第1のUEから、アップリンクデータを備える前記アップリンクメッセージを受信することと、
前記アップリンクグループリソースオケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記アップリンクデータを備える第2のアップリンクメッセージを受信することと
を備える、請求項25に記載の方法。
【請求項33】
前記アップリンクメッセージを受信することが、
アップリンクデータと、前記第1のUEまたは第2のUEの識別子とを備える前記アップリンクメッセージを受信することを備え、ここにおいて、前記識別子は、前記アップリンクデータが、前記第1のUEまたは前記第2のUEによって生成されることを指示する、
請求項25に記載の方法。
【請求項34】
前記グループリソース割振りメッセージを送信することが、
連続アップリンク送信のしきい値数を指示する前記グループリソース割振りメッセージを送信すること
を備える、請求項25に記載の方法。
【請求項35】
前記アップリンクメッセージを受信することが、
前記第1のUEから、アップリンクデータを備える前記アップリンクメッセージを受信することと、
前記アップリンクグループリソースオケージョンの後の第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記アップリンクデータを備える第2のアップリンクメッセージを受信することと
を備える、請求項25に記載の方法。
【請求項36】
前記グループリソース割振りメッセージを送信することが、
前記アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョンを指示する前記グループリソース割振りメッセージを送信すること
を備える、請求項25に記載の方法。
【請求項37】
前記アップリンクグループリソースオケージョンに対応する前記アップリンクグループリソース応答オケージョン中に、前記第1のUEに、前記アップリンクメッセージに対する応答を送信すること
をさらに備える、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記アップリンクメッセージに対する前記応答を送信することが、
前記アップリンクグループリソース応答オケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEに、前記アップリンクメッセージに対する前記応答を送信すること
を備える、請求項37に記載の方法。
【請求項39】
前記アップリンクグループリソースオケージョンに対応する前記アップリンクグループリソース応答オケージョン中に、前記アップリンクグループリソースオケージョンに対するタイミングアドバンスまたは更新を指示する前記アップリンクメッセージに対する応答を送信すること
をさらに備える、請求項36に記載の方法。
【請求項40】
前記アップリンクグループリソースオケージョンに対応する前記アップリンクグループリソース応答オケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEに、前記アップリンクメッセージに対する応答を送信すること
をさらに備える、請求項36に記載の方法。
【請求項41】
第1のユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合されたメモリと、
前記メモリに記憶された命令とを備え、前記命令が、前記装置に、
基地局に、複数のサイドリンクUEを備えるUEグループの指示を送信することと、
アイドルモードアップリンク送信のために前記複数のサイドリンクUEのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを受信することと、
前記グループリソース割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記アップリンクグループリソースオケージョン中にアイドルモードにおいてアップリンクメッセージを前記基地局に送信することと
を行わせるために前記プロセッサによって実行可能である、
装置。
【請求項42】
トランシーバをさらに備え、ここにおいて、前記UEグループの前記指示を送信するための前記命令が、前記装置に、
前記UEグループについてのアイドルモードアップリンク送信のためのグループリソースについての要求を前記トランシーバを介して送信することを行わせるために前記プロセッサによって実行可能であり、ここにおいて、前記グループリソース割振りメッセージを受信することが、前記要求を送信することに少なくとも部分的に基づく、
請求項41に記載の装置。
【請求項43】
トランシーバをさらに備え、ここにおいて、前記グループリソース割振りメッセージを受信するための前記命令は、前記装置に、
前記基地局から、前記アップリンクグループリソースオケージョンが前記複数のサイドリンクUEの第1のサブセットに割り振られることを指示する前記グループリソース割振りメッセージを前記トランシーバを介して受信することを行わせるために前記プロセッサによって実行可能であり、ここにおいて、前記第1のサブセットが前記第1のUEを含む、
請求項41に記載の装置。
【請求項44】
前記命令が、前記装置に、
前記アップリンクグループリソースオケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記アップリンクメッセージを介して前記基地局に送信するためのアップリンクデータを指示するサイドリンクメッセージを受信することを行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能であり、ここにおいて、前記アップリンクメッセージを前記基地局に送信することが、前記サイドリンクメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づく、
請求項41に記載の装置。
【請求項45】
アンテナをさらに備え、ここにおいて、前記アップリンクメッセージを送信するための前記命令が、前記装置に、
前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEによる前記アップリンクグループリソースオケージョン中のアップリンクデータの送信と少なくとも部分的に重複する、前記アップリンクデータを備える前記アップリンクメッセージを送信すること
を行わせるために前記プロセッサによって実行可能である、請求項41に記載の装置。
【請求項46】
前記アップリンクメッセージを送信するための前記命令が、前記装置に、
アップリンクデータと、前記第1のUEまたは第2のUEの識別子とを備える前記アップリンクメッセージを送信することを行わせるために前記プロセッサによって実行可能であり、ここにおいて、前記識別子は、前記アップリンクデータが、前記第1のUEまたは前記第2のUEによって生成されることを指示する、
請求項41に記載の装置。
【請求項47】
前記命令が、前記装置に、
前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記アップリンクグループリソースオケージョンを前記第1のUEに割り振る割振りメッセージを受信することを行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能であり、ここにおいて、前記アップリンクグループリソースオケージョンにおいて前記アップリンクメッセージを送信することが、前記割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づく、
請求項41に記載の装置。
【請求項48】
前記命令は、前記装置に、
前記アップリンクグループリソースオケージョンが予約されていないことを検出することに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のサイドリンクUEのうちの複数個のUEに、前記アップリンクメッセージの送信のための前記アップリンクグループリソースオケージョンを予約するサイドリンク制御メッセージを送信することを行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能であり、ここにおいて、前記アップリンクグループリソースオケージョンにおいて前記アップリンクメッセージを送信することが、前記サイドリンク制御メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づく、
請求項41に記載の装置。
【請求項49】
前記アップリンクメッセージを送信するための前記命令が、前記装置に、
前記アップリンクグループリソースオケージョン中に、第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に前記アップリンクメッセージを前記基地局に中継するための前記複数のサイドリンクUEのうちの1つまたは複数の第2のUEに、前記アップリンクメッセージを送信すること
を行わせるために前記プロセッサによって実行可能である、請求項41に記載の装置。
【請求項50】
前記グループリソース割振りメッセージを受信するための前記命令が、前記装置に、
前記アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョンを指示する前記グループリソース割振りメッセージを受信すること
を行わせるために前記プロセッサによって実行可能である、請求項41に記載の装置。
【請求項51】
前記命令が、前記装置に、
前記基地局から、前記アップリンクグループリソースオケージョンに対応する前記アップリンクグループリソース応答オケージョンにおいて前記アップリンクメッセージに対する応答を受信すること
を行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項50に記載の装置。
【請求項52】
前記命令が、前記装置に、
前記アップリンクメッセージを送信することに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記基地局から中継された前記アップリンクメッセージに対する応答を受信すること
を行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項50に記載の装置。
【請求項53】
基地局におけるワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合されたメモリと、
前記メモリに記憶された命令とを備え、前記命令が、前記装置に、
複数のサイドリンクユーザ機器(UE)を含むUEグループの指示を受信することと、
アイドルモードアップリンク送信のために前記複数のサイドリンクUEのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを送信することと、
前記アップリンクグループリソースオケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第1のUEからアップリンクメッセージを受信することと
を行わせるために前記プロセッサによって実行可能である、装置。
【請求項54】
トランシーバをさらに備え、ここにおいて、前記UEグループの前記指示を受信するための前記命令が、前記装置に、
前記UEグループについてのアイドルモードアップリンク送信のためのグループリソースについての要求を前記トランシーバを介して受信することを行わせるために前記プロセッサによって実行可能であり、ここにおいて、前記グループリソース割振りメッセージを送信することが、前記要求を受信することに少なくとも部分的に基づく、
請求項53に記載の装置。
【請求項55】
前記グループリソース割振りメッセージを送信するための前記命令は、前記装置に、
前記アップリンクグループリソースオケージョンが前記複数のサイドリンクUEの第1のサブセットに割り振られることを指示する前記グループリソース割振りメッセージを送信することを行わせるために前記プロセッサによって実行可能であり、ここにおいて、前記第1のサブセットが前記第1のUEを含む、
請求項53に記載の装置。
【請求項56】
前記アップリンクメッセージを受信するための前記命令が、前記装置に、
前記第1のUEから、アップリンクデータを備える前記アップリンクメッセージを受信することと、
前記アップリンクグループリソースオケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記アップリンクデータを備える第2のアップリンクメッセージを受信することと
を行わせるために前記プロセッサによって実行可能である、請求項53に記載の装置。
【請求項57】
前記アップリンクメッセージを受信するための前記命令が、前記装置に、
アップリンクデータと、前記第1のUEまたは第2のUEの識別子とを備える前記アップリンクメッセージを受信することを行わせるために前記プロセッサによって実行可能であり、ここにおいて、前記識別子は、前記アップリンクデータが、前記第1のUEまたは前記第2のUEによって生成されることを指示する、
請求項53に記載の装置。
【請求項58】
前記アップリンクメッセージを受信するための前記命令が、前記装置に、
前記第1のUEから、アップリンクデータを備える前記アップリンクメッセージを受信することと、
前記アップリンクグループリソースオケージョンの後の第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記アップリンクデータを備える第2のアップリンクメッセージを受信することと
を行わせるために前記プロセッサによって実行可能である、請求項53に記載の装置。
【請求項59】
前記グループリソース割振りメッセージを送信するための前記命令が、前記装置に、
前記アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョンを指示する前記グループリソース割振りメッセージを送信すること
を行わせるために前記プロセッサによって実行可能である、請求項53に記載の装置。
【請求項60】
前記命令が、前記装置に、
前記アップリンクグループリソースオケージョンに対応する前記アップリンクグループリソース応答オケージョン中に、前記第1のUEに、前記アップリンクメッセージに対する応答を送信すること
を行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項59に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
相互参照
[0001]本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2021年1月15日に出願された「UPLINK RESOURCE SHARING FOR SIDELINK DEVICES」と題する、XUらによる米国特許出願第17/150,876号の利益を主張する。
【0002】
[0002]以下は、サイドリンクデバイスのためのアップリンクリソース共有を含む、ワイヤレス通信に関する。
【背景技術】
【0003】
[0003]ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって、複数個のユーザとの通信をサポートすることが可能であり得る。そのような多元接続システムの例は、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))システム、LTEアドバンスト(LTE-A)システム、またはLTE-A Proシステムなどの第4世代(4G)システム、および新無線(NR)システムと呼ばれることがある第5世代(5G)システムを含む。これらのシステムは、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、または離散フーリエ変換拡散直交周波数分割多重化(DFT-S-OFDM)などの技術を採用し得る。ワイヤレス多元接続通信システムは、場合によってはユーザ機器(UE)として知られていることがある、複数個の通信デバイスのための通信を各々が同時にサポートする、1つまたは複数の基地局または1つまたは複数のネットワークアクセスノードを含み得る。
【0004】
[0004]いくつかのUEは、電力を節約するためにアイドルモードに入り得、ここで、アイドルモードに入ることは、基地局との接続を終了することを含み得る。しかしながら、いくつかの場合には、UEは、時々、アイドルモードにある間にアップリンクデータを生成し、それを基地局に送信し得る。
【発明の概要】
【0005】
[0005]説明される技法は、サイドリンクデバイスのためのアップリンクリソース共有をサポートする、改善された方法、システム、デバイス、および装置に関する。概して、説明される技法は、アイドルモードアップリンク送信のためのグループベースの構成されたアップリンクリソースを割り振ることを提供する。ユーザ機器(UE)が、地理的におよび/または機能的にグループ化され得、それら自体の間のサイドリンク通信を有し得る。いくつかのシナリオでは、UEのグループがアイドルモードに入り得、アイドルモードにおいて、グループのうちのUEが、時々、アップリンクデータを基地局に送信し得る。1つまたは複数個の構成されたアップリンクリソースは、アイドルモードアップリンク送信のために(たとえば、基地局によって)、クラスタリングされたUEのグループに割り振られ得る。基地局は、(たとえば、グループのうちのUEからのシグナリングに基づいて)グループに気づいていることがあり、1つまたは複数個の構成されたアップリンクリソースをグループに割り振り得る。UEのグループは、(たとえば、グループのうちの)どのUEが、割り振られたリソースを、どのオケージョンにおいて使用し得るかを決定し得る。決定に基づいて、グループのうちの1つまたは複数のUEは、グループに割り当てられた構成されたアップリンクリソースを使用して、アップリンクメッセージを基地局に送信し得る。
【0006】
[0006]第1のUEにおけるワイヤレス通信のための方法が説明される。本方法は、基地局に、複数個のサイドリンクUEのセットを含むUEグループの指示を送信することと、アイドルモードアップリンク送信のために複数個のサイドリンクUEのセットのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを受信することと、グループリソース割振りメッセージを受信することに基づいて、アップリンクグループリソースオケージョン中にアイドルモードにおいてアップリンクメッセージを基地局に送信することとを含み得る。
【0007】
[0007]第1のUEにおけるワイヤレス通信のための装置が説明される。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、装置に、基地局に、複数個のサイドリンクUEのセットを含むUEグループの指示を送信することと、アイドルモードアップリンク送信のために複数個のサイドリンクUEのセットのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを受信することと、グループリソース割振りメッセージを受信することに基づいて、アップリンクグループリソースオケージョン中にアイドルモードにおいてアップリンクメッセージを基地局に送信することとを行わせるためにプロセッサによって実行可能であり得る。
【0008】
[0008]第1のUEにおけるワイヤレス通信のための別の装置が説明される。本装置は、基地局に、複数個のサイドリンクUEのセットを含むUEグループの指示を送信するための手段と、アイドルモードアップリンク送信のために複数個のサイドリンクUEのセットのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを受信するための手段と、グループリソース割振りメッセージを受信することに基づいて、アップリンクグループリソースオケージョン中にアイドルモードにおいてアップリンクメッセージを基地局に送信するための手段とを含み得る。
【0009】
[0009]第1のUEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。コードは、基地局に、複数個のサイドリンクUEのセットを含むUEグループの指示を送信することと、アイドルモードアップリンク送信のために複数個のサイドリンクUEのセットのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを受信することと、グループリソース割振りメッセージを受信することに基づいて、アップリンクグループリソースオケージョン中にアイドルモードにおいてアップリンクメッセージを基地局に送信することとを行うためにプロセッサによって実行可能な命令を含み得る。
【0010】
[0010]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、UEグループの指示を送信することは、UEグループについてのアイドルモードアップリンク送信のためのグループリソースについての要求を送信するための動作、特徴、手段、または命令を含み得、ここで、グループリソース割振りメッセージを受信することは、要求を送信することに基づき得る。
【0011】
[0011]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、グループリソース割振りメッセージを受信することは、基地局から、アップリンクグループリソースオケージョンが複数個のサイドリンクUEのセットの第1のサブセットに割り振られ得ることを指示するグループリソース割振りメッセージを受信するための動作、特徴、手段、または命令を含み得、ここで、第1のサブセットは、第1のUEを含む。
【0012】
[0012]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、グループリソース割振りメッセージを受信することに基づいて、複数個のサイドリンクUEのセットの第2のサブセットのうちの1つまたは複数の第2のUEに、アップリンクグループリソースオケージョンの指示を送信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0013】
[0013]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、グループリソース割振りメッセージを受信することは、基地局から、アップリンクグループリソースオケージョンがUEグループのうちの複数個のサイドリンクUEのセットに割り振られ得ることを指示するグループリソース割振りメッセージを受信するための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0014】
[0014]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、グループリソース割振りメッセージは、UEグループに関連するグループ識別子(ID)を含む。
【0015】
[0015]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、グループリソース割振りメッセージを受信することは、グループリソース割振りメッセージを含む無線リソース制御(RRC)解放メッセージを受信するための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0016】
[0016]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、グループリソース割振りメッセージを受信することは、接続モードにおいて動作しながら、グループリソース割振りメッセージを含むRRCメッセージを受信するための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0017】
[0017]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、アップリンクグループリソースオケージョン中に、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第2のUEから、アップリンクメッセージを介して基地局に送信するためのアップリンクデータを指示するサイドリンクメッセージを受信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、アップリンクメッセージを基地局に送信することは、サイドリンクメッセージを受信することに基づき得る。
【0018】
[0018]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、アップリンクメッセージを送信することは、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第2のUEによるアップリンクグループリソースオケージョン中のアップリンクデータの送信と少なくとも部分的に重複する、アップリンクデータを含むアップリンクメッセージを送信するための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0019】
[0019]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、アップリンクメッセージを送信することは、アップリンクデータと、第1のUEまたは第2のUEのIDとを含むアップリンクメッセージを送信するための動作、特徴、手段、または命令を含み得、ここで、IDは、アップリンクデータが、第1のUEまたは第2のUEによって生成され得ることを指示する。
【0020】
[0020]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第2のUEから、アップリンクグループリソースオケージョンを第1のUEに割り振る割振りメッセージを受信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、アップリンクグループリソースオケージョンにおいてアップリンクメッセージを送信することは、割振りメッセージを受信することに基づき得る。
【0021】
[0021]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第2のUEに、アップリンクメッセージの送信のためのアップリンクグループリソースオケージョンを要求する割振り要求メッセージを送信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、第2のUEから割振りメッセージを受信することは、割振り要求メッセージを送信することに基づき得る。
【0022】
[0022]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、アップリンクグループリソースオケージョンが予約されていないことがあることを検出することに基づいて、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの複数個のUEに、アップリンクメッセージの送信のためのアップリンクグループリソースオケージョンを予約するサイドリンク制御メッセージを送信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、アップリンクグループリソースオケージョンにおいてアップリンクメッセージを送信することは、サイドリンク制御メッセージを送信することに基づき得る。
【0023】
[0023]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、アップリンクメッセージを送信することは、第1のUEによる連続アップリンク送信の数がしきい値を満たすことに基づいて、アップリンクメッセージを送信するための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0024】
[0024]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、複数個のサイドリンクUEのセットのうちのコントローラUEから、アップリンクグループリソースオケージョンと第2のアップリンクグループリソースオケージョンとを第1のUEに割り振る割振りメッセージを受信することと、ここで、アップリンクグループリソースオケージョンにおいてアップリンクメッセージを送信することは、割振りメッセージを受信することに基づき得る、割振りメッセージを受信することに基づいて、第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に第2のアップリンクメッセージを基地局に送信することとを行うための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0025】
[0025]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの複数個のUEに、アップリンクグループリソースオケージョンと第2のアップリンクグループリソースオケージョンとを予約するサイドリンク制御メッセージを送信することと、ここで、アップリンクグループリソースオケージョンにおいてアップリンクメッセージを送信することは、サイドリンク制御メッセージを送信することに基づき得る、サイドリンク制御メッセージを送信することに基づいて、第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に第2のアップリンクメッセージを基地局に送信することとを行うための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0026】
[0026]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、アップリンクメッセージを送信することは、アップリンクグループリソースオケージョン中に、第2のアップリンクグループリソースオケージョン中にアップリンクメッセージを基地局に中継するための複数個のサイドリンクUEのセットのうちの1つまたは複数の第2のUEに、アップリンクメッセージを送信するための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0027】
[0027]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、アップリンクメッセージを送信することは、アップリンクグループリソースオケージョンより前に、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第2のUEから、アップリンクグループリソースオケージョン中に基地局に送信するためのアップリンクデータを指示するサイドリンクメッセージを受信することと、サイドリンクメッセージを受信することに基づいて、第2のUEによるアップリンクグループリソースオケージョン中のアップリンクデータの送信と少なくとも部分的に重複する、アップリンクデータを含むアップリンクメッセージを送信することとを行うための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0028】
[0028]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、グループリソース割振りメッセージを受信することは、アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを受信するための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0029】
[0029]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、基地局から、アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョンにおいてアップリンクメッセージに対する応答を受信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0030】
[0030]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、アップリンクメッセージに対する応答を受信することは、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第2のUEにおけるアップリンクグループリソース応答オケージョン中のアップリンクメッセージに対する応答の受信と少なくとも部分的に重複する、アップリンクグループリソース応答オケージョンにおけるアップリンクメッセージに対する応答を受信するための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0031】
[0031]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、アップリンクメッセージに対する応答を受信することは、アップリンクグループリソースオケージョンに対するタイミングアドバンスまたは更新を指示するアップリンクメッセージに対する応答を受信することと、アップリンクメッセージに対する応答を受信することに基づいて、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの1つまたは複数の第2のUEに、アップリンクグループリソースオケージョンに対するタイミングアドバンスまたは更新の指示を送信することとを行うための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0032】
[0032]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、アップリンクメッセージを送信することに基づいて、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第2のUEから、基地局から中継されたアップリンクメッセージに対する応答を受信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0033】
[0033]基地局におけるワイヤレス通信のための方法が説明される。本方法は、複数個のサイドリンクUEのセットを含むUEグループの指示を受信することと、アイドルモードアップリンク送信のために複数個のサイドリンクUEのセットのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを送信することと、アップリンクグループリソースオケージョン中に、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第1のUEからアップリンクメッセージを受信することとを含み得る。
【0034】
[0034]基地局におけるワイヤレス通信のための装置が説明される。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、本装置に、複数個のサイドリンクUEのセットを含むUEグループの指示を受信することと、アイドルモードアップリンク送信のために複数個のサイドリンクUEのセットのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを送信することと、アップリンクグループリソースオケージョン中に、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第1のUEからアップリンクメッセージを受信することとを行わせるためにプロセッサによって実行可能であり得る。
【0035】
[0035]基地局におけるワイヤレス通信のための別の装置が説明される。本装置は、複数個のサイドリンクUEのセットを含むUEグループの指示を受信するための手段と、アイドルモードアップリンク送信のために複数個のサイドリンクUEのセットのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを送信するための手段と、アップリンクグループリソースオケージョン中に、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第1のUEからアップリンクメッセージを受信するための手段とを含み得る。
【0036】
[0036]基地局におけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。コードは、複数個のサイドリンクUEのセットを含むUEグループの指示を受信することと、アイドルモードアップリンク送信のために複数個のサイドリンクUEのセットのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを送信することと、アップリンクグループリソースオケージョン中に、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第1のUEからアップリンクメッセージを受信することとを行うためにプロセッサによって実行可能な命令を含み得る。
【0037】
[0037]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、UEグループの指示を受信することは、UEグループについてのアイドルモードアップリンク送信のためのグループリソースについての要求を受信するための動作、特徴、手段、または命令を含み得、ここで、グループリソース割振りメッセージを送信することは、要求を受信することに基づき得る。
【0038】
[0038]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、グループリソース割振りメッセージを送信することは、アップリンクグループリソースオケージョンが複数個のサイドリンクUEのセットの第1のサブセットに割り振られ得ることを指示するグループリソース割振りメッセージを送信するための動作、特徴、手段、または命令を含み得、ここで、第1のサブセットは、第1のUEを含む。
【0039】
[0039]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、グループリソース割振りメッセージを送信することは、アップリンクグループリソースオケージョンがUEグループのうちの複数個のサイドリンクUEのセットに割り振られ得ることを指示するグループリソース割振りメッセージを送信するための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0040】
[0040]上記で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、グループリソース割振りメッセージは、UEグループに関連するグループIDを含む。
【0041】
[0041]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、グループリソース割振りメッセージを送信することは、グループリソース割振りメッセージを含むRRC解放メッセージを送信するための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0042】
[0042]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、グループリソース割振りメッセージを送信することは、接続モードにおいて動作する少なくとも1つのサイドリンクUEに、グループリソース割振りメッセージを含むRRCメッセージを送信するための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0043】
[0043]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、アップリンクメッセージを受信することは、第1のUEから、アップリンクデータを含むアップリンクメッセージを受信することと、アップリンクグループリソースオケージョン中に、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第2のUEから、アップリンクデータを含む第2のアップリンクメッセージを受信することとを行うための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0044】
[0044]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、アップリンクメッセージを受信することは、アップリンクデータと、第1のUEまたは第2のUEのIDとを含むアップリンクメッセージを受信するための動作、特徴、手段、または命令を含み得、ここで、IDは、アップリンクデータが、第1のUEまたは第2のUEによって生成され得ることを指示する。
【0045】
[0045]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、グループリソース割振りメッセージを送信することは、連続アップリンク送信のしきい値数を指示するグループリソース割振りメッセージを送信するための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0046】
[0046]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、アップリンクメッセージを受信することは、第1のUEから、アップリンクデータを含むアップリンクメッセージを受信することと、アップリンクグループリソースオケージョンの後の第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第2のUEから、アップリンクデータを含む第2のアップリンクメッセージを受信することとを行うための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0047】
[0047]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、グループリソース割振りメッセージを送信することは、アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを送信するための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0048】
[0048]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョン中に、第1のUEに、アップリンクメッセージに対する応答を送信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0049】
[0049]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、アップリンクメッセージに対する応答を送信することは、アップリンクグループリソース応答オケージョン中に、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第2のUEに、アップリンクメッセージに対する応答を送信するための動作、特徴、手段、または命令を含み得る。
【0050】
[0050]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョン中に、アップリンクグループリソースオケージョンに対するタイミングアドバンスまたは更新を指示するアップリンクメッセージに対する応答を送信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0051】
[0051]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョン中に、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第2のUEに、アップリンクメッセージに対する応答を送信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【図面の簡単な説明】
【0052】
図1】[0052]本開示の態様による、ワイヤレス通信システムの一例を示す図。
図2】[0053]本開示の態様による、ワイヤレス通信システムの一例を示す図。
図3】[0054]本開示の態様による、ワイヤレス通信システムの一例を示す図。
図4】[0055]本開示の態様による、プロセスフローの一例を示す図。
図5】[0056]本開示の態様による、ワイヤレス通信システムの一例を示す図。
図6】[0057]本開示の態様による、ワイヤレス通信システムの一例を示す図。
図7】[0058]本開示の態様による、プロセスフローの一例を示す図。
図8】[0059]本開示の態様による、デバイスのブロック図。
図9】本開示の態様による、デバイスのブロック図。
図10】[0060]本開示の態様による、通信マネージャのブロック図。
図11】[0061]本開示の態様による、デバイスを含むシステムの図。
図12】[0062]本開示の態様による、デバイスのブロック図。
図13】本開示の態様による、デバイスのブロック図。
図14】[0063]本開示の態様による、通信マネージャのブロック図。
図15】[0064]本開示の態様による、デバイスを含むシステムの図。
図16】[0065]本開示の態様による、方法を示すフローチャート。
図17】本開示の態様による、方法を示すフローチャート。
図18】本開示の態様による、方法を示すフローチャート。
図19】本開示の態様による、方法を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0053】
[0066]アイドルモードユーザ機器(UE)は、UEが、ネットワークへの無線リソース制御(RRC)接続なしに(たとえば、基地局との接続を再確立することなしに)アップリンクデータを基地局に送信するための、アップリンクリソース(たとえば、事前構成されたアップリンクリソース)で構成され得る。アイドルモードアップリンク送信のための構成されたアップリンクリソースを使用するとき、接続確立および/またはアップリンク同期のためのオーバーヘッドが回避され得る。構成されたアップリンクリソースは、時間的に繰り返し得る(たとえば、複数個の送信オケージョンを含み得る)。
【0054】
[0067]構成されたアップリンクリソースは、N個のアイドルモードUEをもつネットワークにおいて、N個のリソースがアイドルモードUEについて別々に構成され得るように、UEごとに構成され得る。いくつかの場合には、アイドルモードにおいて、UEは、構成されたアップリンクリソースの繰返しよりも低い頻度でアップリンクデータを生成し得、したがって、(たとえば、UEが基地局への送信のためのアップリンクデータを生成しないことがある時間期間またはオケージョン中に)いくつかの構成されたアップリンクリソースオケージョンを未使用のままにし得る。未使用のリソースは、増加されたリソースオーバーヘッドと、減少されたリソース使用とに寄与し得る。いくつかの場合には、UEは、追加または代替として、1つの構成されたアップリンクリソースオケージョンを介して送信され得るものよりも多くのアップリンクデータを生成し得る。そのような場合、UEは、第1の構成されたアップリンクリソースオケージョンにおいてアップリンクデータの一部を送信し、第2の構成されたアップリンクリソースオケージョンにおいて(たとえば、第1の構成されたアップリンクリソースオケージョンの後の時間期間において)一部を送信し得、これは、送信レイテンシ(たとえば、第1の構成されたアップリンクリソースオケージョンと第2の構成されたアップリンクリソースオケージョンとの間のレイテンシ)を増加させ得る。
【0055】
[0068]本開示は、たとえば、グループベースの構成されたアップリンクリソースに基づいて、リソース使用を増加させることと、リソースオーバーヘッドを減少させることと、通信レイテンシを低減させることとを行うための技法を提供する。グループのUEが、地理的におよび/または機能的にクラスタリングされ得、それら自体の間のサイドリンク通信を有し得る。UEのグループはアイドルモードに入り得、アイドルモードにおいて、グループのうちのUEが、時々、アップリンクデータを基地局に送信し得る(たとえば、非アクティブモードまたはアイドルモードにあることに基づいて、ネットワークとの限定された通信を有し得る)。したがって、グループのうちのUEは、アップリンクデータ送信のための構成されたアップリンクリソースを使用し得る。1つまたは複数個の構成されたアップリンクリソースは、(たとえば、基地局によって)クラスタリングされたUEのグループに割り振られ得る。基地局は、(たとえば、グループのうちのUEからのシグナリングに基づいて)グループに気づいていることがあり、1つまたは複数個の構成されたアップリンクリソースをグループに割り振り得る。UEのグループは、(たとえば、グループのうちの)どのUEが、割り振られたリソースを、どのオケージョンにおいて使用し得るかを決定し得る。
【0056】
[0069]グループのうちの1つまたは複数のUEは、(たとえば、グループが、いつ、およびどのUEが、構成されたアップリンクリソースを使用し得るかを決定することに基づいて)グループに割り当てられた構成されたアップリンクリソースを使用して、アップリンクメッセージを基地局に送信し得る。基地局は、構成されたアップリンクリソースを介してアップリンクメッセージを受信したことに応答して、アップリンクメッセージに対する応答をグループのうちのUEのうちの1つまたは複数に送信し得る。構成されたアップリンクリソースをグループベースで割り振ることは、構成されたアップリンクリソースをグループのうちのUE115に割り振るためのフレキシビリティを増加させ得、これは、リソース使用を増加させ、オーバーヘッドを減少させ得る。いくつかの場合には、グループ構成されたアップリンクリソース(group configured uplink resource)は、単一のUE115のための構成されたアップリンクリソースよりも多くのリソースを含み得、これは、(たとえば、単一のより大きい構成されたアップリンクリソースにおけるアップリンクデータの送信をサポートすることによって)通信レイテンシを低減し得る。
【0057】
[0070]本開示の態様は、初めにワイヤレス通信システムのコンテキストにおいて説明される。本開示の態様は、さらに、サイドリンクデバイスのためのアップリンクリソース共有に関するプロセスフロー、装置図、システム図、およびフローチャートによって示され、それらを参照しながら説明される。
【0058】
[0071]図1は、本開示の態様による、ワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、1つまたは複数の基地局105と、1つまたは複数のUE115と、コアネットワーク130とを含み得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク、LTEアドバンスト(LTE-A)ネットワーク、LTE-A Proネットワーク、または新無線(NR)ネットワークであり得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、拡張ブロードバンド通信、超高信頼(たとえば、ミッションクリティカル)通信、低レイテンシ通信、低コストおよび低複雑度のデバイスを用いた通信、またはそれらの任意の組合せをサポートし得る。
【0059】
[0072]基地局105は、ワイヤレス通信システム100を形成するために地理的エリア全体にわたって分散され得、異なる形態のまたは異なる能力を有するデバイスであり得る。基地局105およびUE115は、1つまたは複数の通信リンク125を介してワイヤレス通信し得る。各基地局105は、UE115および基地局105が1つまたは複数の通信リンク125を確立し得るカバレージエリア110を提供し得る。カバレージエリア110は、基地局105およびUE115が、1つまたは複数の無線アクセス技術に従って信号の通信をサポートし得る地理的エリアの一例であり得る。
【0060】
[0073]UE115は、ワイヤレス通信システム100のカバレージエリア110全体にわたって分散され得、各UE115は、固定、または移動、あるいは異なる時間にその両方であり得る。UE115は、異なる形態のまたは異なる能力を有するデバイスであり得る。いくつかの例示的なUE115が図1に示されている。本明細書で説明されるUE115は、図1に示されているように、他のUE115、基地局105、またはネットワーク機器(たとえば、コアネットワークノード、リレーデバイス、統合アクセスおよびバックホール(IAB:integrated access and backhaul)ノード、または他のネットワーク機器)など、様々なタイプのデバイスと通信することが可能であり得る。
【0061】
[0074]基地局105は、コアネットワーク130と通信するか、または互いと通信するか、あるいはその両方であり得る。たとえば、基地局105は、1つまたは複数のバックホールリンク120を通して(たとえば、S1、N2、N3、または他のインターフェースを介して)コアネットワーク130とインターフェースし得る。基地局105は、直接(たとえば、基地局105間で直接)または間接的に(たとえば、コアネットワーク130を介して)のいずれかで、あるいはその両方でバックホールリンク120上で(たとえば、X2、Xn、または他のインターフェースを介して)互いと通信し得る。いくつかの例では、バックホールリンク120は、1つまたは複数のワイヤレスリンクであるか、またはそれらを含み得る。
【0062】
[0075]本明細書で説明される基地局105のうちの1つまたは複数は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードB、eノードB(eNB)、次世代ノードBまたはギガノードB(そのいずれもgNBと呼ばれることがある)、ホームノードB、ホームeノードB、あるいは他の好適な用語を含み得るか、または当業者によってそのように呼ばれることがある。
【0063】
[0076]UE115は、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、リモートデバイス、ハンドヘルドデバイス、または加入者デバイス、あるいは何らかの他の好適な用語を含み得るか、またはそのように呼ばれることがあり、ここで、「デバイス」は、他の例の中でも、ユニット、局、端末、またはクライアントと呼ばれることもある。UE115は、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、またはパーソナルコンピュータなどのパーソナル電子デバイスをも含み得るか、またはそのように呼ばれることがある。いくつかの例では、UE115は、他の例の中でも、器具、または車両、メーターなどの様々な物体中で実装され得る、他の例の中でも、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、モノのインターネット(IoT)デバイス、あらゆるモノのインターネット(IoE)デバイス、またはマシンタイプ通信(MTC)デバイスを含むか、またはそのように呼ばれることがある。
【0064】
[0077]本明細書で説明されるUE115は、図1に示されているように、時々リレーとして働き得る他のUE115、ならびに、他の例の中でも、マクロeNBまたはgNB、スモールセルeNBまたはgNB、あるいはリレー基地局を含む基地局105およびネットワーク機器など、様々なタイプのデバイスと通信することが可能であり得る。
【0065】
[0078]UE115および基地局105は、1つまたは複数のキャリア上で1つまたは複数の通信リンク125を介して互いとワイヤレス通信し得る。「キャリア」という用語は、通信リンク125をサポートするための定義された物理レイヤ構造を有する無線周波数スペクトルリソースのセットを指し得る。たとえば、通信リンク125のために使用されるキャリアは、所与の無線アクセス技術(たとえば、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、NR)のための1つまたは複数の物理レイヤチャネルに従って動作される無線周波数スペクトル帯域(たとえば、帯域幅部分(BWP))の一部分を含み得る。各物理レイヤチャネルは、取得シグナリング(たとえば、同期信号、システム情報)、キャリアのための動作を協調させる制御シグナリング、ユーザデータ、または他のシグナリングを搬送し得る。ワイヤレス通信システム100は、キャリアアグリゲーションまたはマルチキャリア動作を使用してUE115との通信をサポートし得る。UE115は、キャリアアグリゲーション構成に従って、複数個のダウンリンクコンポーネントキャリアと1つまたは複数のアップリンクコンポーネントキャリアとで構成され得る。キャリアアグリゲーションは、周波数分割複信(FDD)コンポーネントキャリアと時分割複信(TDD)コンポーネントキャリアの両方とともに使用され得る。
【0066】
[0079]キャリア上で送信される信号波形は、(たとえば、直交周波数分割多重化(OFDM)または離散フーリエ変換拡散OFDM(DFT-S-OFDM)などのマルチキャリア変調(MCM)技法を使用して)複数個のサブキャリアから構成され得る。MCM技法を採用するシステムでは、リソース要素は、1つのシンボル期間(たとえば、1つの変調シンボルの持続時間)と1つのサブキャリアとからなり得、ここで、シンボル期間とサブキャリア間隔とは、逆関係にある。各リソース要素によって搬送されるビット数は、変調方式(たとえば、変調方式の次数、変調方式のコーディングレート、またはその両方)に依存し得る。したがって、UE115が受信するリソース要素が多いほど、また変調方式の次数が高いほど、UE115のためのデータレートは高くなり得る。ワイヤレス通信リソースは、無線周波数スペクトルリソースと、時間リソースと、空間リソース(たとえば、空間レイヤまたはビーム)との組合せを指し得、複数個の空間レイヤの使用は、UE115との通信のためのデータレートまたはデータの完全性をさらに増加させ得る。
【0067】
[0080]基地局105またはUE115についての時間間隔は、たとえば、Ts=1/(Δfmax・Nf)秒のサンプリング期間を指し得る、基本的な時間単位の倍数単位で表現され得、ここで、Δfmaxは、サポートされる最大サブキャリア間隔を表し得、Nfは、サポートされる最大離散フーリエ変換(DFT)サイズを表し得る。通信リソースの時間間隔は、指定された持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を各々が有する無線フレームに従って編成され得る。各無線フレームは、(たとえば、0から1023までにわたる)システムフレーム番号(SFN)によって識別され得る。
【0068】
[0081]各フレームは、複数個の連続的に番号を付けられたサブフレームまたはスロットを含み得、各サブフレームまたはスロットは、同じ持続時間を有し得る。いくつかの例では、フレームは、(たとえば、時間領域において)サブフレームに分割され得、各サブフレームは、いくつかのスロットにさらに分割され得る。代替的に、各フレームは、可変数のスロットを含み得、スロットの数は、サブキャリア間隔に依存し得る。各スロットは、(たとえば、各シンボル期間にプリペンドされたサイクリックプレフィックスの長さに応じて)いくつかのシンボル期間を含み得る。いくつかのワイヤレス通信システム100では、スロットは、1つまたは複数のシンボルを含んでいる複数個のミニスロットにさらに分割され得る。サイクリックプレフィックスを除いて、各シンボル期間は、1つまたは複数(たとえば、Nf個)のサンプリング期間を含んでいることがある。シンボル期間の持続時間は、サブキャリア間隔または周波数動作帯域に依存し得る。
【0069】
[0082]サブフレーム、スロット、ミニスロット、またはシンボルは、ワイヤレス通信システム100の(たとえば、時間領域における)最も小さいスケジューリング単位であり得、送信時間間隔(TTI)と呼ばれることがある。いくつかの例では、TTI持続時間(たとえば、TTI中のシンボル期間の数)は可変であり得る。追加または代替として、ワイヤレス通信システム100の最も小さいスケジューリング単位は、(たとえば、短縮TTI(sTTI)のバースト中で)動的に選択され得る。
【0070】
[0083]物理チャネルは、様々な技法に従ってキャリア上で多重化され得る。物理制御チャネルおよび物理データチャネルは、たとえば、時分割多重化(TDM)技法、周波数分割多重化(FDM)技法、またはハイブリッドTDM-FDM技法のうちの1つまたは複数を使用して、ダウンリンクキャリア上で多重化され得る。物理制御チャネルについての制御領域(たとえば、制御リソースセット(CORESET))は、いくつかのシンボル期間によって定義され得、キャリアのシステム帯域幅またはシステム帯域幅のサブセットにわたって広がり得る。1つまたは複数の制御領域(たとえば、CORESET)は、UE115のセットのために構成され得る。たとえば、UE115のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数の探索空間セットに従って制御情報について制御領域を監視または探索し得、各探索空間セットは、カスケード的に構成された1つまたは複数のアグリゲーションレベルにおいて1つまたは複数個の制御チャネル候補を含み得る。制御チャネル候補についてのアグリゲーションレベルは、所与のペイロードサイズを有する制御情報フォーマットのための符号化された情報に関連するいくつかの制御チャネルリソース(たとえば、制御チャネル要素(CCE))を参照し得る。探索空間セットは、複数個のUE115に制御情報を送るために構成された共通探索空間セットと、特定のUE115に制御情報を送るためのUE固有探索空間セットとを含み得る。
【0071】
[0084]いくつかの例では、基地局105は可動であり、したがって、移動する地理的カバレージエリア110に通信カバレージを提供し得る。いくつかの例では、異なる技術に関連する異なる地理的カバレージエリア110は重複し得るが、異なる地理的カバレージエリア110は、同じ基地局105によってサポートされ得る。他の例では、異なる技術に関連する重複する地理的カバレージエリア110は、異なる基地局105によってサポートされ得る。ワイヤレス通信システム100は、たとえば、同じまたは異なる無線アクセス技術を使用して、異なるタイプの基地局105が様々な地理的カバレージエリア110にカバレージを提供する異種ネットワークを含み得る。
【0072】
[0085]MTCデバイスまたはIoTデバイスなど、いくつかのUE115は、低コストまたは低複雑度デバイスであり得、(たとえば、マシンツーマシン(M2M)通信を介した)マシン間の自動通信を提供し得る。M2M通信またはMTCは、デバイスが人間の介入なしに互いとまたは基地局105と通信することを可能にするデータ通信技術を指し得る。いくつかの例では、M2M通信またはMTCは、情報を測定またはキャプチャするためにセンサーまたはメーターを組み込み、情報を利用する中央サーバまたはアプリケーションプログラムにそのような情報を中継するか、あるいはアプリケーションプログラムと対話する人間に情報を提示する、デバイスからの通信を含み得る。いくつかのUE115は、情報を収集するか、あるいはマシンまたは他のデバイスの自動化された挙動を可能にするように設計され得る。MTCデバイスのための適用の例は、スマートメータリング、インベントリ監視、水位監視、機器監視、ヘルスケア監視、野生生物監視、天候および地質学的事象監視、フリート管理およびトラッキング、リモートセキュリティ検知、物理的アクセス制御、ならびにトランザクションベースのビジネス課金を含む。
【0073】
[0086]いくつかのUE115は、半二重通信などの電力消費量を低減する動作モード(たとえば、送信および受信を同時にではなく、送信または受信を介した一方向通信をサポートするモード)を採用するように構成され得る。いくつかの例では、半二重通信は、低減されたピークレートで実施され得る。UE115のための他の電力節約技法は、アクティブ通信に関与していないときに電力節約ディープスリープモードに入ること、(たとえば、狭帯域通信に従って)限定された帯域幅上で動作すること、またはこれらの技法の組合せを含む。たとえば、いくつかのUE115は、キャリア内、キャリアの保護帯域内、またはキャリアの外部の定義された部分または範囲(たとえば、サブキャリアまたはリソースブロック(RB)のセット)に関連付けられる狭帯域プロトコルタイプを使用する動作のために構成され得る。
【0074】
[0087]ワイヤレス通信システム100は、超高信頼通信または低レイテンシ通信、あるいはそれらの様々な組合せをサポートするように構成され得る。たとえば、ワイヤレス通信システム100は、超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)またはミッションクリティカル通信をサポートするように構成され得る。UE115は、超高信頼機能、低レイテンシ機能、またはクリティカル機能(たとえば、ミッションクリティカル機能)をサポートするように設計され得る。超高信頼通信は、プライベート通信またはグループ通信を含み得、ミッションクリティカルプッシュツートーク(MCPTT)、ミッションクリティカルビデオ(MCVideo)、またはミッションクリティカルデータ(MCData)など、1つまたは複数のミッションクリティカルサービスによってサポートされ得る。ミッションクリティカル機能のサポートは、サービスの優先度付けを含み得、ミッションクリティカルサービスは、公共安全または一般的な商用適用例のために使用され得る。超高信頼、低レイテンシ、ミッションクリティカル、および超高信頼低レイテンシという用語は、本明細書で互換的に使用され得る。
【0075】
[0088]いくつかの例では、UE115は、デバイスツーデバイス(D2D)通信リンク135上で(たとえば、ピアツーピア(P2P)またはD2Dプロトコルを使用して)他のUE115と直接通信することも可能であり得る。D2D通信を利用する1つまたは複数のUE115は、基地局105の地理的カバレージエリア110内にあり得る。そのようなグループ中の他のUE115は、基地局105の地理的カバレージエリア110外にあるか、またはさもなければ、基地局105からの送信を受信することができないことがある。いくつかの例では、D2D通信を介して通信するUE115のグループは、各UE115がグループ中のあらゆる他のUE115に送信する1対多(1:M)システムを利用し得る。いくつかの例では、基地局105は、D2D通信のためのリソースのスケジューリングを容易にする。他の場合には、D2D通信は、基地局105の関与なしにUE115間で行われる。
【0076】
[0089]いくつかのシステムでは、D2D通信リンク135は、車両(たとえば、UE115)間の、サイドリンク通信チャネルなど、通信チャネルの一例であり得る。いくつかの例では、車両は、車両対あらゆるモノ(V2X)通信、車両間(V2V)通信、またはこれらの何らかの組合せを使用して通信し得る。車両は、交通条件、信号スケジューリング、天候、安全、緊急事態、またはV2Xシステムに関連する任意の他の情報に関係する情報をシグナリングし得る。いくつかの例では、V2Xシステム中の車両は、路側ユニットなどの路側インフラストラクチャ、または車両対ネットワーク(V2N)通信を使用する1つまたは複数のネットワークノード(たとえば、基地局105)を介したネットワーク、またはその両方と通信し得る。
【0077】
[0090]コアネットワーク130は、ユーザ認証と、アクセス認可と、トラッキングと、インターネットプロトコル(IP)接続性と、他のアクセス、ルーティング、またはモビリティ機能とを提供し得る。コアネットワーク130は、アクセスおよびモビリティを管理する少なくとも1つの制御プレーンエンティティ(たとえば、モビリティ管理エンティティ(MME)、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF))と、パケットまたは相互接続を外部ネットワークにルーティングする少なくとも1つのユーザプレーンエンティティ(たとえば、サービングゲートウェイ(S-GW)、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(P-GW)、またはユーザプレーン機能(UPF))とを含み得る、発展型パケットコア(EPC)または5Gコア(5GC)であり得る。制御プレーンエンティティは、コアネットワーク130に関連する基地局105によってサービスされるUE115のための、モビリティ、認証、およびベアラ管理など、非アクセス層(NAS)機能を管理し得る。ユーザIPパケットは、IPアドレス割振りならびに他の機能を提供し得る、ユーザプレーンエンティティを通して転送され得る。ユーザプレーンエンティティは、1つまたは複数のネットワーク事業者のためのIPサービス150に接続され得る。IPサービス150は、インターネット、(1つまたは複数の)イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、またはパケット交換ストリーミングサービスへのアクセスを含み得る。
【0078】
[0091]基地局105など、ネットワークデバイスのうちのいくつかは、アクセスノードコントローラ(ANC)の一例であり得る、アクセスネットワークエンティティ140などの副構成要素を含み得る。各アクセスネットワークエンティティ140は、無線ヘッド、スマート無線ヘッド、または送信/受信ポイント(TRP)と呼ばれることがある、1つまたは複数の他のアクセスネットワーク送信エンティティ145を通してUE115と通信し得る。各アクセスネットワーク送信エンティティ145は、1つまたは複数のアンテナパネルを含み得る。いくつかの構成では、各アクセスネットワークエンティティ140または基地局105の様々な機能は、様々なネットワークデバイス(たとえば、無線ヘッドおよびANC)にわたって分散されるか、または単一のネットワークデバイス(たとえば、基地局105)に統合され得る。
【0079】
[0092]ワイヤレス通信システム100は、通常、300メガヘルツ(MHz)から300ギガヘルツ(GHz)の範囲内の1つまたは複数の周波数帯域を使用して動作し得る。概して、300MHzから3GHzまでの領域は、波長が長さ約1デシメートルから1メートルに及ぶので、極超短波(UHF)領域またはデシメートル帯域として知られている。UHF波は、建築物および環境的特徴によってブロックまたはリダイレクトされ得るが、波は、マクロセルが、屋内に位置するUE115にサービスを提供するのに十分に構造物を透過し得る。UHF波の送信は、300MHzを下回るスペクトルの高周波(HF)または超短波(VHF)部分のより小さい周波数およびより長い波を使用する送信と比較してより小さいアンテナおよびより短い距離(たとえば、100キロメートル未満)に関連付けられ得る。
【0080】
[0093]ワイヤレス通信システム100は、認可無線周波数スペクトル帯域と無認可無線周波数スペクトル帯域の両方を利用し得る。たとえば、ワイヤレス通信システム100は、5GHz産業科学医療用(ISM)帯域などの無認可帯域においてライセンス支援型アクセス(LAA)、LTE無認可(LTE-U)無線アクセス技術、またはNR技術を採用し得る。無認可無線周波数スペクトル帯域中で動作するとき、基地局105およびUE115などのデバイスは、衝突検出および回避のためのキャリア検知を採用し得る。いくつかの例では、無認可帯域中の動作は、認可帯域(たとえば、LAA)中で動作するコンポーネントキャリアとともに、キャリアアグリゲーション構成に基づき得る。無認可スペクトル中の動作は、他の例の中でも、ダウンリンク送信、アップリンク送信、P2P送信、またはD2D送信を含み得る。
【0081】
[0094]基地局105またはUE115は、送信ダイバーシティ、受信ダイバーシティ、多入力多出力(MIMO)通信、またはビームフォーミングなどの技法を採用するために使用され得る、複数個のアンテナを装備し得る。基地局105またはUE115のアンテナは、MIMO動作、あるいは送信または受信ビームフォーミングをサポートし得る1つまたは複数のアンテナアレイまたはアンテナパネル内に位置し得る。たとえば、1つまたは複数の基地局アンテナまたはアンテナアレイは、アンテナ塔など、アンテナアセンブリにおいてコロケートされ得る。いくつかの例では、基地局105に関連するアンテナまたはアンテナアレイは、多様な地理的ロケーション中に位置し得る。基地局105は、基地局105がUE115との通信のビームフォーミングをサポートするために使用し得るアンテナポートのいくつかの行および列をもつアンテナアレイを有し得る。同様に、UE115は、様々なMIMOまたはビームフォーミング動作をサポートし得る1つまたは複数のアンテナアレイを有し得る。追加または代替として、アンテナパネルは、アンテナポートを介して送信される信号のための無線周波数ビームフォーミングをサポートし得る。
【0082】
[0095]空間フィルタ処理、方向性送信、または方向性受信と呼ばれることもある、ビームフォーミングは、送信デバイスと受信デバイスとの間の空間経路に沿ってアンテナビーム(たとえば、送信ビーム、受信ビーム)を整形またはステアリングするために送信デバイスまたは受信デバイス(たとえば、基地局105、UE115)において使用され得る信号処理技法である。ビームフォーミングは、アンテナアレイに対する特定の配向において伝搬するいくつかの信号が強め合う干渉を経験し、他のものが弱め合う干渉を経験するように、アンテナアレイのアンテナ要素を介して通信される信号を組み合わせることによって達成され得る。アンテナ要素を介して通信される信号の調整は、送信デバイスまたは受信デバイスが、デバイスに関連するアンテナ要素を介して搬送される信号に振幅オフセット、位相オフセット、またはその両方を適用することを含み得る。アンテナ要素の各々に関連する調整は、(たとえば、送信デバイスまたは受信デバイスのアンテナアレイに対する、あるいは何らかの他の配向に対する)特定の配向に関連するビームフォーミング重みセットによって定義され得る。
【0083】
[0096]グループのUE115が、地理的におよび/または機能的にクラスタリングされ得、それら自体の間のサイドリンク通信を有し得る。UE115のグループはアイドルモードに入り得、ここで、グループのうちのUE115が、時々、アップリンクデータを基地局105に送信し得る(たとえば、非アクティブモードまたはアイドルモードに入ることに基づいて、ネットワークとの限定された通信を有し得る)。基地局105は、1つまたは複数個の構成されたアップリンクリソースをクラスタリングされたUE115のグループに割り振り得る。基地局105は、グループのうちのUE115からのシグナリングに基づいてグループに気づいていることがある。UE115のグループは、(たとえば、グループのうちの)どのUE115が、割り振られたリソースを、どのオケージョンにおいて使用し得るかを決定し得る。グループのうちの1つまたは複数のUE115は、(たとえば、グループが、いつ、およびどのUEが、構成されたアップリンクリソースを使用し得るかを決定することに基づいて)グループに割り当てられた構成されたアップリンクリソースを使用して、アップリンクメッセージを基地局105に送信し得る。
【0084】
[0097]図2は、本開示の態様による、ワイヤレス通信システム200の一例を示す。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム200は、ワイヤレス通信システム100のいくつかの態様を実装し得る。たとえば、ワイヤレス通信システム200は、図1を参照しながら説明された、基地局105およびUE115のそれぞれの例を表し得る、基地局105-aと、UE115-b、115-c、115-d、115-e、115-f、115-g、および115-hとを含み得る。いくつかの場合には、UE115-a、115-b、115-c、115-d、115-e、115-f、115g、および115-hは、基地局105-aとともにアイドルモードにおいて動作するUE115を表し得る。
【0085】
[0098]アイドルモードUE115は、たとえば、基地局105-aとともに接続モードにおいて前に動作し得、UE115をアイドルモードまたは非アクティブモードに切り替えるメッセージ(たとえば、RRCReleaseメッセージ)を受信し得る。アイドルモードUE115が接続モードに再び入るために、UE115は、たとえば、ランダムアクセスプロシージャを介して、基地局105-aとの接続を再確立し得る。アイドルモードUE(たとえば、アイドルモードUE115のうちのいずれか)は、UE115が、ネットワークへの接続なしに(たとえば、基地局105-aとの接続を再確立することなしに)アップリンクデータを基地局105-aに送信するための、アップリンクリソース(たとえば、事前構成されたアップリンクリソース)で構成され得る。UE115は、たとえば、検知データ(たとえば、小さいサイズの検知データ)をネットワークに報告するために、構成されたアップリンクリソースを使用し得る(たとえば、散発的に、検知データをネットワークに報告し得る)。
【0086】
[0099]アイドルまたは非アクティブモードアップリンク送信のための構成されたアップリンクリソースを使用するとき、接続確立および/またはアップリンク同期のためのオーバーヘッドが回避され得る。たとえば、構成されたアップリンクリソースは、固定または低モビリティUE115に適用可能であり得、タイミング整合検証ルールが満たされる場合、有効性を維持し、したがって、接続確立および/またはアップリンク同期のためのオーバーヘッドを回避し得る。たとえば、アイドルモードUE115が低い量の移動を有する場合、アップリンクタイミングが、大まかに同期され得る。構成されたアップリンクリソースについての構成パラメータが、アイドルまたは非アクティブモードUE115へのRRCReleaseメッセージを介してなど、ネットワークによって提供され得る。構成されたアップリンクリソースは、UE115が、経時的に(たとえば、周期的に)アップリンクデータを送信するために、時間的に繰り返し得る(たとえば、複数個の送信オケージョンを含み得る)。
【0087】
[0100]基地局105-aは、構成されたアップリンクリソース上で受信されたアイドルまたは非アクティブモードUE115からのアップリンク送信に対する応答を送信し得る。応答は、アップリンク送信が正常に復号されたかどうかの指示、UE115のためのアップリンクタイミングを調整するための(たとえば、基地局105-aと同期するための)タイミングアドバンスコマンド、構成されたアップリンクリソース構成の調整(たとえば、後続のアップリンク送信のために変調コーディング方式(MCS)または送信電力を使用するための指示)、UE115が構成されたアップリンクリソースを使用することを停止するための指示、またはそれらの任意の組合せを含み得る。
【0088】
[0101]構成されたアップリンクリソースは、N個のアイドルモードUE115をもつネットワークにおいて、N個のリソースがUE115のうちの各UEについて別々に構成され得るように、UE115ごとに構成され得る。いくつかの場合には、アイドルモードにおいて、UE115は、構成されたアップリンクリソースの繰返しよりも低い頻度で基地局105-aへの送信のためのアップリンクデータを生成し得、したがって、(たとえば、UE115が基地局105-aへの送信のためのアップリンクデータを生成しないことがある時間期間またはオケージョン中に)いくつかの構成されたアップリンクリソースオケージョンを未使用のままにし得る。未使用のリソースは、増加されたリソースオーバーヘッドと、減少されたリソース使用とに寄与し得る。いくつかの場合には、UE115は、追加または代替として、1つの構成されたアップリンクリソースオケージョンを介して送信されることが可能であるものよりも多くのアップリンクデータを(たとえば、時間期間中に)生成し得る。そのような場合、UE115は、第1の構成されたアップリンクリソースオケージョンにおいてアップリンクデータの一部を送信し、第2の構成されたアップリンクリソースオケージョンにおいて(たとえば、第1の構成されたアップリンクリソースの後の時間期間において)一部を送信し得、これは、送信レイテンシ(たとえば、第1の構成されたアップリンクリソースオケージョンと第2の構成されたアップリンクリソースオケージョンとの間のレイテンシ)を増加させ得る。
【0089】
[0102]本開示は、たとえば、グループベースの構成されたアップリンクリソース構成に基づいて、リソース使用を増加させることと、リソースオーバーヘッドを減少させることと、通信レイテンシを低減させることとを行うための技法を提供する。グループ205のUE115が、地理的におよび/または機能的にクラスタリングされ得、それら自体の間のサイドリンク通信を有し得る。いくつかの場合には、あるUE115は、複数個のグループ205中に含まれ得る。UE115のグループ205は、(たとえば、UMTS地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN)対UE(Uu)インターフェースなど、UE115と基地局105-aとの間のインターフェース上での)ネットワークとの通信を限定し得るアイドルモードにおいて動作し得、大部分の時間、非アクティブモードまたはアイドルモードにあり得る。したがって、グループ205のうちのUE115は、アップリンクデータ送信のための構成されたアップリンクリソースを使用し得る。
【0090】
[0103]1つまたは複数個の構成されたアップリンクリソースは、(たとえば、基地局105-aによって)クラスタリングされたUE115のグループ205に割り振られ得る。いくつかの場合には、グループに割り振られるリソースの量は、単一のUE115に割り振られるリソースの量よりも大きくなり得る。基地局105-aは、(たとえば、グループのうちのUE115からのシグナリングに基づいて)グループ205に気づいていることがあり、たとえば、グループ205のグループIDと、グループのうちの少なくとも1つのUE115とに気づいていることがある。グループ205は、いつ、および(たとえば、グループ205のうちの)どのUE115が、割り振られたリソースを使用し得るかを決定し得る。
【0091】
[0104]一例では、UE115-a(たとえば、セルフォンなどの拡張モバイルブロードバンド(eMBB)UE115)、および同じ人によって携帯されるいくつかのウェアラブルデバイス(たとえば、低減能力UE115-b、115-c、および115-d)が、クラスタまたはグループ205-aを形成し得る。ウェアラブルデバイスは、UE115-aとともにクラスタリングされ得、(たとえば、ウェアラブルデバイスが、下位ティアまたは低減能力ティアUE115であることに基づいて)集中制御としてUE115-aを使用し得る。別の例では、ワイヤレスセンサー(たとえば、UE115-e、115-f、115-g、および115-h)のグループは、クラスタまたはグループ205-bを形成し得る。ワイヤレスセンサーは、それら自体の間のサイドリンク通信でクラスタリングされ得る。
【0092】
[0105]グループ205-aまたは205-bのうちの1つまたは複数のUE115は、それぞれのグループ205に割り当てられた構成されたアップリンクリソースを使用して(たとえば、グループ205が、いつ、およびどのUE115が、構成されたアップリンクリソースを使用し得るかを決定することに基づいて)、アップリンクメッセージを基地局105-aに送信し得る。基地局105-aは、構成されたアップリンクリソースを介してアップリンクメッセージを受信したことに応答して、アップリンクメッセージに対する応答をそれぞれのグループ205のうちのUE115のうちの1つまたは複数に送信し得る。
【0093】
[0106]図3は、本開示の態様による、ワイヤレス通信システム300の一例を示す。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム300は、ワイヤレス通信システム100または200のいくつかの態様を実装し得る。たとえば、ワイヤレス通信システム300は、図1および図2を参照しながら説明された、基地局105およびUE115のそれぞれの例を表し得る、基地局105-bと、UE115-i、115-j、115-k、および115-lとを含み得る。図2を参照しながら説明されたように、UE115-i、115-j、115-k、および115-lは、サイドリンクUE115のグループ305を形成し得、ここで、グループ305は、基地局105-bへのアイドルモードアップリンク送信のためのグループ構成されたアップリンクリソースを割り当てられ得る。
【0094】
[0107]構成されたアップリンクリソース(たとえば、事前構成されたアップリンクリソース)は、クラスタリングされたUE115のグループ305のために構成され得る。第1の例では、同じ構成されたアップリンクリソースが、グループ305中の1つのUE115、またはUE115のサブセットに対して構成され得る。構成されたアップリンクリソース構成は、UE115またはUE115のサブセットによって、グループ305中の他のUE115に伝搬され得る。たとえば、(たとえば、グループ305のうちの他のUE115の中でも)UE115-iは、(たとえば、基地局105-bから)構成されたアップリンクリソース構成を受信し得、(たとえば、他のUE115の中でも)UE115-j、115-k、および115-lなど、グループ305中の他のUE115に対する構成を共有し得る。
【0095】
[0108]第2の例では、同じ構成されたアップリンクリソースが、グループ305のすべてのUE115に対して構成され得る(たとえば、基地局105-bは、グループ305のうちの各UE115に構成を送信し得る)。そのような場合、ネットワークは、構成されたアップリンクリソース構成内で、(たとえば、メッセージのフィールド内に)グループ305のグループIDを含めることによって、リソースがグループベースのリソースであることを指示し得る。
【0096】
[0109]UEクラスタごとの(1つまたは複数の)構成されたアップリンクリソースの割振り(たとえば、UEグループベースのリソース割振り)は、基地局105-bにおける構成されたアップリンクリソース管理を簡略化し得る。グループ305中のUE115が地理的におよび/または論理的にクラスタリングされ得るので、UE115は、各UE115による(1つまたは複数の)構成されたアップリンクリソースの使用をより動的に調整し得る。さらに、グループベースのリソース割振りは、(たとえば、UE115の数が大きい場合にUEごとのリソース割振りにより起こり得る)リソースの断片化を回避し得る。いくつかの場合には、UE115のグループ305のためのリソースの総数が低減され得(たとえば、これは、総オーバーヘッドを低減し得)、UE115ごとに使用され得るリソースの瞬時量または分量(たとえば、リソースの最大量)が増加され得る。
【0097】
[0110]図4は、本開示の態様による、プロセスフロー400の一例を示す。いくつかの例では、プロセスフロー400は、ワイヤレス通信システム100または200のいくつかの態様を実装するか、またはそれらによって実装され得る。いくつかの例では、プロセスフロー400は、ワイヤレス通信システム300のいくつかの態様を実装するか、またはそれらによって実装され得る。プロセスフロー400は、図1図3を参照しながら説明された基地局105およびUE115のそれぞれの例を表し得る、基地局105-cおよびUE115-mによって実装され得る。UE115-mは、サイドリンクUE115のグループ中のUE115を表し得、ここで、グループは、基地局105-cへのアイドルモードアップリンク送信のためのグループ構成されたアップリンクリソースを割り当てられ得る。
【0098】
[0111]プロセスフロー400の以下の説明では、動作は、示される順序とは異なる順序で実施され得るか、あるいはUE115-mおよび基地局105-cによって実施される動作は、異なる順序でまたは異なる時間に実施され得る。また、たとえば、特定の動作がプロセスフロー400から省かれ得、または他の動作がプロセスフロー400に追加され得る。UE115-mおよび基地局105-cがプロセスフロー400の動作を実施することを示されているが、いくつかの動作のいくつかの態様はまた、1つまたは複数の他のワイヤレスデバイスによって実施され得る。
【0099】
[0112]ネットワーク(たとえば、基地局105-c)は、(たとえば、グループ中の他のUE115の中でも)単一のUE115-mが、グループベースの構成されたアップリンクリソースを構成することをシグナリングし得る。第1の例では、ネットワーク(たとえば、基地局105-c)は、UE115-mが接続モードを出るとき、UE115-mへのRRCReleaseメッセージ中で、グループ構成されたアップリンクリソースを構成し得る。たとえば、510において、基地局105-cは、RRCReleaseメッセージ(たとえば、または、接続モードを出ることに関連する他のメッセージ)を介して、UE115-mに、グループ構成されたアップリンクリソース構成を送信し得る。RRCReleaseメッセージは、UE115-mに構成を提供するためのプロシージャ(たとえば、定義されたまたは従来のプロシージャ)に従い得る。
【0100】
[0113]第2の例では、ネットワーク(たとえば、基地局105-c)は、UE115のグループ中の接続モードUE115への異なるRRCメッセージ(たとえば、RRCReleaseメッセージ以外のRRCメッセージ)中で、グループ構成されたアップリンクリソースを構成し得る。たとえば、505において、基地局105-cは、UE115-mが接続モードにおいて動作するとき、UE115-mに、グループ構成されたアップリンクリソース構成を送信し得る。そのような場合、接続モードUE115(たとえば、UE115-m)は、グループのためのコントローラUE115を表し得る。
【0101】
[0114]本明細書で説明される例のうちのいずれかでは、ネットワークは、図3を参照しながら説明されたように、グループ中の1つのUE115または複数個のUE115(たとえば、UE115のサブセットまたはすべて)に対して、グループ構成されたアップリンクリソースを構成し得る。
【0102】
[0115]いくつかの場合には、複数個の構成されたアップリンクリソース(たとえば、複数個の、繰返し構成されたアップリンクリソース)は、UE115のグループに割り振られ得る。複数個の構成されたアップリンクリソースが割り振られるとき、グループ内のUE115(たとえば、UE115-m)は、(たとえば、UE115によって送信されるべきデータの量に基づいて)基地局105-cとの通信のための2つ以上の構成されたアップリンクリソースを割り当てられ(たとえば、割り振られ)得る。UE115(たとえば、低減能力UE)は、アップリンクメッセージの送信を繰り返すために、たとえば、アンテナの低減された数またはサイズによる利得損失を補うために、複数個のリソースを使用し得る。たとえば、UE115-mは、515において、および525において、アップリンクデータの送信を繰り返し得る(たとえば、基地局は、520および530において、UE115-mに対するそれぞれの応答を送信し得る)。
【0103】
[0116]図5は、本開示の態様による、ワイヤレス通信システム500の一例を示す。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム500は、ワイヤレス通信システム100または200のいくつかの態様を実装し得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム500は、ワイヤレス通信システム300またはプロセスフロー400のいくつかの態様を実装するか、またはそれらによって実装され得る。ワイヤレス通信システム500は、図1図4を参照しながら説明された、基地局105およびUE115のそれぞれの例を表し得る、基地局105-dと、UE115-n、115-o、115-p、115-q、および115-rとを含み得る。UE115は、サイドリンクUE115のグループ505中に含まれ得、ここで、各グループ505は、基地局105-dへのアイドルモードアップリンク送信のためのグループ構成されたアップリンクリソースを割り当てられ得る。
【0104】
[0117]UE115間の衝突を回避するために、各グループ構成されたアップリンクリソースは、基地局105-dへのアップリンク送信を向上させるために中継すること(たとえば、同じ情報またはデータを中継すること)が適用されない限り、1つのオケージョンにおいて単一のそれぞれのUE115によって使用され得る。第1の例では、UE115のグループに割り振られたグループ構成されたアップリンクリソースは、アップリンクデータをネットワークに送信するために、グループ構成されたアップリンクリソースオケージョン内で1つのUE115によって使用され得る。たとえば、UE115-nは、アップリンクデータを基地局105-dに送信するために、グループ505-aに割り振られたグループ構成されたアップリンクリソースオケージョンを使用し得る。第1の例はまた、1つのUE115がグループ505中の別のUE115から発信されたアップリンクデータを中継する場合を含み得る。たとえば、UE115-oは、アップリンクデータを基地局105-dに送信するために、グループ505-bに割り振られたグループ構成されたアップリンクリソースオケージョンを使用し得、ここで、アップリンクデータは、UE115-pからUE115-oに中継され得る。
【0105】
[0118]第2の例では、UE115のグループ505に割り振られたグループ構成されたアップリンクリソースは、同じアップリンクデータをネットワークに送信するために、グループ構成されたアップリンクリソースオケージョン内で複数個のUE115によって使用され得る。たとえば、UE115-qおよびUE115-rは、アップリンクデータを基地局105-dに送信するために、グループ505-cに割り振られたグループ構成されたアップリンクリソースオケージョンを使用し得、ここで、アップリンクデータは、(たとえば、重複または同時送信の場合)UE115-rからUE115-qに中継され得る。UE115-qおよび115-rによるアップリンクデータの送信は、時間、周波数、またはその両方において少なくとも部分的に重複し得る(たとえば、グループ構成されたアップリンクリソースオケージョン内で重複し得る)。第2の例は、たとえば、UE115(たとえば、低減能力UE115)が限定されたアップリンク送信電力を有し得るときの、空間繰返しを表し得る。
【0106】
[0119]本明細書で説明される例のうちのいずれかでは、中継は、アップリンクデータを発信する第1のUE115によって開始され得る(たとえば、第1のUE115によって要求され得る)か、または第1のUE115に中継サービスを提供する(たとえば、同じグループ505内の)第2のUE115によって開始され得る。送信UE115(たとえば、UE115-n、115-o、115-q、または115-r)は、アップリンクデータを生成した(たとえば、最初に生成した)UE115を指示するために、アップリンク送信中に識別情報(たとえば、識別子(ID))を含め得る。
【0107】
[0120]本明細書で説明されるように、基地局105-dへのアップリンク送信を中継することは、ネットワークのアップリンクカバレージを向上させ得、UE115(たとえば、低減容量UE115)において、電力消費を減少させ(たとえば、電力を節約し)得る。したがって、グループ505中のUE115は、1つまたは複数の例によれば、グループ構成されたアップリンクリソースにおいてアップリンクデータを送信し得る。第1の例では、アップリンクデータは、グループ構成されたアップリンクリソース上で(たとえば、グループ構成されたアップリンクリソースオケージョンにおいて)、基地局105-dに直接送信され得る。第2の例では、アップリンクデータは、グループ構成されたアップリンクリソース上で(たとえば、グループ構成されたアップリンクリソースオケージョンにおいて)、基地局105-dと、グループ505中の1つまたは複数のリレーUE115の両方に送信され得る。1つまたは複数のリレーUE115はさらに、後のグループ構成されたアップリンクリソースオケージョンにおいて、基地局105-dにアップリンクデータを送信し得る。たとえば、UE115-rは、同じグループ構成されたアップリンクリソースオケージョンにおいて、(たとえば、将来の中継のために)基地局105-dとUE115-qとに同じアップリンクデータを送信し得る。UE115-qは、次いで、後続のグループ構成されたアップリンクリソースオケージョンにおいて、アップリンクデータを基地局105-dに中継し得る。
【0108】
[0121]第3の例では、UE115は、グループ構成されたアップリンクリソースオケージョンの前に、(たとえば、サイドリンクを介して)1つまたは複数のリレーUE115にアップリンクデータを送信し得、UE115と1つまたは複数のリレーUE115の両方は、グループ構成されたアップリンクリソースオケージョンおいて、同じアップリンクデータを(たとえば、基地局105-dに)送信し得る。たとえば、UE115-rは、代替的に、グループ構成されたアップリンクリソースオケージョンの前に、アップリンクデータをUE115-qに送信し得、UE115-qとUE115-rの両方は、(たとえば、時間、周波数、またはその両方において少なくとも部分的に重複する)グループ構成されたアップリンクリソースオケージョンにおいて、アップリンクデータを基地局105-dに送信し得る。同じグループ構成されたアップリンクリソースオケージョンにおいてアップリンクデータを送信することは、アップリンクデータのための総送信電力を増加させ得る。そうすることは、たとえば、UE115のグループがセルエッジにあるか、またはさもなければ、基地局105-dからある距離離れて位置するとき、(たとえば、他のメトリックの中でも)通信品質を増加させ得る。
【0109】
[0122]グループ構成されたアップリンクリソースがUE115のグループによって共有されるとき、UE115のグループは、どのUE115が、およびいつ、グループ構成されたアップリンクリソースを使用し得るか(たとえば、グループ構成されたアップリンクリソースオケージョンを使用し得るか)を決定し得る。この決定は、コントローラUE115がグループ505中に存在するときなど、集中化されたやり方で行われ得るか、またはグループの残りに対する各UE115からの要求に基づいて行われ得る。
【0110】
[0123]第1の例では、グループ構成されたアップリンクリソースの使用は、グループ505中のコントローラUE115によって割り振られ得る。たとえば、1つのeMBB UE115と複数個の低減能力UE115とをもつグループ505(たとえば、グループ505-b)中で、eMBB UE115は、コントローラUE115であり得る。そのようなグループ505は、グループ505-bによって表され得、ここで、UE115-oはeMBB UE115を表し得、(たとえば、UE115-pを含む)他のUE115は、低減能力UE115を表し得る。コントローラUE115は、グループ構成されたアップリンクリソースを使用するための異なるUE115のためのパターンを決定するか、またはUE115からの要求(たとえば、ブロードキャスト要求)に基づいて、グループ構成されたアップリンクリソースをそのUE115に割り振るかのいずれかを行い得る。たとえば、UE115-pは、UE115-oに要求を送信し得、UE115-oは、その要求に基づいて、グループ構成されたアップリンクリソースオケージョンをUE115-pに割り振り得る。追加または代替として、UE115-oは、グループ構成されたアップリンクリソースオケージョンを、(たとえば、UE115-pを含む)グループ505-bのうちの他のUE115に独立して割り振り得る。
【0111】
[0124]第2の例では、UE115は、持続時間の間のグループ構成されたアップリンクリソース(たとえば、1つまたは複数個のオケージョン)を予約し得る。たとえば、UE115は、サイドリンク制御情報(SCI)中で、グループ構成されたアップリンクリソースを予約するための(たとえば、1つまたは複数個のオケージョンを予約するための)要求を送信(たとえば、グループ505のうちの他のUE115にブロードキャスト)し得る。グループ構成されたアップリンクリソースがUE115によって予約されると、グループ構成されたアップリンクリソース(たとえば、UE115によって予約された1つまたは複数個のオケージョン)は、別のUE115によって予約されないことがある(たとえば、予約されるのを制限され得る)。グループ構成されたアップリンクリソースがUE115によって連続的に予約され得る持続時間(たとえば、1つまたは複数個のオケージョン)は、限度またはしきい値(たとえば、しきい値時間量またはオケージョンのしきい値数)を有し得る。限度は、たとえば、UE115において記憶され得るか、または基地局105-dによってシグナリングされ得、UE115が、限度よりも大きい持続時間の間、グループ構成されたアップリンクリソースを予約するのを制限し得る。
【0112】
[0125]本明細書で説明される例のうちのいずれかでは、複数個のグループ構成されたアップリンクリソースがグループ505に対して構成される場合、1つのUE115は、2つ以上の構成されたアップリンクリソースを一度に割り振られ得るか、またはそれらを予約し得る(たとえば、2つ以上のグループ構成されたアップリンクリソースのうちの複数個のそれぞれのオケージョンを割り振られるか、またはそれらを予約し得る)。たとえば、UE115は、複数個のグループ構成されたアップリンクリソースをコントローラUE115によって割り振られ得るか、または、UE115は、複数個のグループ構成されたアップリンクリソースを予約するSCIを送信し得る。グループ505中のすべてのUE115が、必ずしもグループ構成されたアップリンクリソースを同時に使用することを試みるとは限らないことがあるので、一度の各UE115についての実際の使用可能リソース(たとえば、リソースの使用可能量)は、グループ505に対して構成されたUE115ごとのリソースの平均量よりも大きくなり得る。
【0113】
[0126]図6は、本開示の態様による、ワイヤレス通信システム600の一例を示す。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム600は、ワイヤレス通信システム100または200のいくつかの態様を実装し得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム600は、ワイヤレス通信システム300または500、あるいはプロセスフロー400のいくつかの態様を実装するか、またはそれらによって実装され得る。ワイヤレス通信システム600は、図1図5を参照しながら説明された、基地局105およびUE115のそれぞれの例を表し得る、基地局105-eと、UE115-s、115-t、115-u、および115-vとを含み得る。UE115は、サイドリンクUE115のグループ605中に含まれ得、ここで、グループ605は、基地局105-eへのアイドルモードアップリンク送信のためのグループ構成されたアップリンクリソースを割り当てられ得る。
【0114】
[0127]図2を参照しながら本明細書で説明されたように、基地局105-eは、基地局105-eが、割り振られたリソース(たとえば、グループ構成されたアップリンクリソース)において、アップリンク送信(たとえば、アップリンクデータ610)を受信すると、構成されたアップリンクリソース応答(たとえば、応答620)を送信し得る。たとえば、基地局105-eは、それが、割り振られたグループ構成されたアップリンクリソース上で、グループ605のうちの任意のUE115からアップリンク送信を受信すると、構成されたアップリンクリソース応答を送信し得る。第1の例では、グループ構成されたアップリンクリソースオケージョンにおいてアップリンクデータ610を送信するUE115(たとえば、UE115-s)は、構成された応答ウィンドウ615(たとえば、構成されたアップリンクリソース応答ウィンドウ)において、構成されたアップリンクリソース応答を(たとえば、基地局105-eから)受信し得る。
【0115】
[0128]第2の例では、コントローラUE115は、(たとえば、応答ウィンドウ615において)構成されたアップリンクリソース応答を受信し得、ここで、コントローラUE115(たとえば、制御ノード)は、同じUE115であるか、またはアップリンクデータ610を送信するUE115とは異なるUE115であり得る。たとえば、UE115-sは、クラスタまたはグループ605中のウェアラブル(たとえば、UE115-t、115-u、および115-v)についての構成されたアップリンクリソース応答を受信するセルフォン(たとえば、コントローラUE115)を表し得る。そのような場合、UE115-sは、グループ605のうちの1つまたは複数の他のUE115に、構成されたアップリンクリソース応答をフォワーディングまたは中継し得る。
【0116】
[0129]第3の例では、複数個のUE115は、構成されたアップリンクリソース応答を受信し得る。たとえば、図5を参照しながら説明されたように、複数個のUE115が(たとえば、カバレージ拡張のための)アップリンクデータ610を送信する場合、それらはまた、構成されたアップリンクリソース応答を受信することができ、これは、(たとえば、拡張ダウンリンクカバレージが必要とされ得る場合)ダウンリンクカバレージを向上させ得る。一例では、(たとえば、他のUE115の中でも)UE115-sとUE115-tは両方とも、(たとえば、UE115-sと115-tの両方がアップリンクデータ610を送信することに基づいて)構成されたアップリンクリソース応答を受信し得る。
【0117】
[0130]1つまたは複数個のUE115が、構成されたアップリンクリソース応答中でタイミングアドバンスコマンドまたはグループ構成されたアップリンクリソース構成更新を検出した場合、1つまたは複数個のUE115は、グループ605中の他のUE115(たとえば、1つまたは複数の他のUE115)に情報を伝搬(たとえば、中継、送信)し得る。次のグループ構成されたアップリンクリソースオケージョンから、グループ605中のUE115は、基地局105-eへのアップリンク送信のための調整されたタイミングアドバンスおよび/またはグループ構成されたアップリンクリソース構成を使用し得る。
【0118】
[0131]図7は、本開示の態様による、プロセスフロー700の一例を示す。いくつかの例では、プロセスフロー700は、ワイヤレス通信システム100または200のいくつかの態様を実装するか、またはそれらによって実装され得る。いくつかの例では、プロセスフロー700は、ワイヤレス通信システム300、500、または600、あるいはプロセスフロー400のいくつかの態様を実装するか、またはそれらによって実装され得る。プロセスフロー700は、図1図6を参照しながら説明された基地局105およびUE115のそれぞれの例を表し得る、基地局105-fと、UE115-wおよび115-xとによって実装され得る。UE115-wおよび115-xは、サイドリンクUE115のグループ中のUE115を表し得、ここで、グループは、基地局105-fへのアイドルモードアップリンク送信のためのグループ構成されたアップリンクリソースを割り当てられ得る。
【0119】
[0132]プロセスフロー700の以下の説明では、動作は、示される順序とは異なる順序で実施され得るか、あるいはUE115-w、115-x、および基地局105-fによって実施される動作は、異なる順序でまたは異なる時間に実施され得る。また、たとえば、特定の動作がプロセスフロー700から省かれ得、または他の動作がプロセスフロー700に追加され得る。UE115-w、115-x、および基地局105-fがプロセスフロー700の動作を実施することを示されているが、いくつかの動作のいくつかの態様はまた、1つまたは複数の他のワイヤレスデバイスによって実施され得る。
【0120】
[0133]705において、UE115-wは、基地局105-fに、(たとえば、UE115-wと115-xとを含む)複数個のサイドリンクUE115を含むUEグループの指示を送信し得る。たとえば、UE115-wは、UEグループを形成することまたはそれに加わることに基づいて、UEグループの指示を送信し得る。いくつかの場合には、UE115-wは、アイドルモードに入ること、またはアイドルモードに入る準備をすることに基づいて、UEグループの指示を送信し得る。たとえば、UE115-wは、グループのグループIDを含む制御メッセージとして、指示を送信し得る。
【0121】
[0134]710において、基地局105-fは、アイドルモードアップリンク送信のために複数個のサイドリンクUE115のうちの少なくとも1つのサイドリンクUE115に割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを送信し得る。グループリソース割振りメッセージは、たとえば、(たとえば、サイドリンクUE115のグループのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEのために構成された)グループ構成されたアップリンクリソースの単一のまたは複数個のオケージョンを指示し得る。いくつかの場合には、グループリソース割振りメッセージは、グループのうちの1つのUE115がアップリンクグループリソースオケージョンを使用し得る、連続アップリンク送信のしきい値(たとえば、限度)数を指示し得る。いくつかの場合には、基地局105-fは、別の送信を介して(たとえば、構成シグナリングを介して)しきい値を指示し得る。
【0122】
[0135]いくつかの場合には、グループリソース割振りメッセージは、アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョンを指示し得る。いくつかの場合には、基地局105-fは、別の送信を介して(たとえば、構成シグナリングを介して)アップリンクグループリソース応答オケージョンを指示し得る。いくつかの場合には、UE115-w(たとえば、または、グループのうちの別のUE115)は、UEグループについてのアイドルモードアップリンク送信のためのグループリソースについての要求を送信し得、基地局105-fは、グループリソースについての要求を受信することに基づいて、グループリソース割振りメッセージを送信し得る。たとえば、UE115-wは、UEグループの指示を介して、または、基地局105-fへの別の送信を介して、グループリソースについての要求を送信し得る。
【0123】
[0136]いくつかの場合には、基地局105-fは、(たとえば、UE115-wを含む)グループのうちのUE115のサブセットにグループリソース割振りメッセージを送信し得、UE115のサブセット(たとえば、UE115-w)は、グループのうちの1つまたは複数の他のUE115に(たとえば、UE115-xに)グループリソース割振りの指示をフォワーディングまたは送信し得る。いくつかの場合には、基地局105-fは、グループのうちの各UE115に、グループリソース割振りメッセージを送信し得る。
【0124】
[0137]715において、いくつかの場合には、(たとえば、グループのうちの他のUE115の中でも)UE115-wおよび115-xは、アップリンクグループリソースオケージョンのためのリソース割振りを協調させ得る。第1の例では、本明細書で説明されるように、コントローラUE115は、UEグループのためのリソース割振りを協調させ得る。たとえば、UE115-xは、コントローラUE115を表し得、独立して、またはUE115-wからの要求(たとえば、アップリンクグループリソースオケージョンを要求する割振り要求メッセージ)に基づいて、アップリンクグループリソースオケージョンをUE115-wに割り振り(たとえば、割振りを指示する割振りメッセージを送信し)得る。第2の例では、グループのうちのUE115は、アップリンクグループリソースオケージョンを予約するためのサイドリンク制御メッセージ(たとえば、SCI)を送信し得る。たとえば、UE115-wは、(たとえば、グループのうちの他のUE115からの前に受信されたサイドリンク制御メッセージに基づいて)アップリンクグループリソースオケージョンが予約されていないことを検出し得、アップリンクグループリソースオケージョンを予約するサイドリンク制御メッセージを、グループのうちの複数個のUE115に送信(たとえば、ブロードキャスト)し得る。
【0125】
[0138]720において、いくつかの場合には、UE115-wおよび115-xは、アップリンクグループリソースオケージョンを使用して、送信のためのアップリンクメッセージについて中継することを実施し得る。たとえば、UE115-wは、UE115-xが基地局105-fに送信するための、アップリンクメッセージについてのアップリンクデータを(たとえば、UE115-wから基地局105-fへのアップリンクメッセージの送信とともに)UE115-xに送信し得る。本明細書で説明されるように、UE115-wは、(たとえば、UE115-xによる後の送信のために)アップリンクグループリソースオケージョン中にアップリンクデータを送信し得るか、または(たとえば、アップリンクグループリソースオケージョン中の基地局105-fへの送信のために)アップリンクグループリソースオケージョンの前にアップリンクデータを送信し得る。いくつかの場合には、UE115-xは、アップリンクグループリソースオケージョン中にUE115-wが基地局105-fに送信するための、アップリンクデータをUE115-wに送信し得る(たとえば、ここで、UE115-xは、アップリンクデータを基地局105-fに送信しないことがある)。
【0126】
[0139]725において、UE115-wは、グループリソース割振りメッセージを受信することに基づいて(たとえば、ならびに、リソース割振りを協調させることおよび/または中継することを実施することに基づいて)、アイドルモードにおいて、アップリンクグループリソースオケージョン中に、(たとえば、アップリンクデータを含む)アップリンクメッセージを基地局105-fに送信し得る。いくつかの場合には、UE115-xも、基地局105-fに、(たとえば、アップリンクデータを含む)第2のアップリンクメッセージを送信し得る。たとえば、UE115-xは、(たとえば、時間、周波数、またはその両方において少なくとも部分的に重複するなど、UE115-wによって送信されるアップリンクメッセージと少なくとも部分的に重複する)アップリンクグループリソースオケージョンにおいて、またはアップリンクグループリソースオケージョンの後の第2のアップリンクグループリソースオケージョンにおいて、第2のアップリンクメッセージを送信し得る。
【0127】
[0140]730において、いくつかの場合には、基地局105-fは、UE115-wに、アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョンにおいてアップリンクメッセージに対する応答を送信し得る。いくつかの場合には、応答は、アップリンクグループリソースオケージョンに対するタイミングアドバンスコマンドまたは調整の指示を含み得る。そのような場合、735において、UE115-wは、グループのうちの1つまたは複数の他のUE115に(たとえば、UE115-xに)アップリンクグループリソースオケージョンに対するタイミングアドバンスコマンドまたは調整の指示をフォワーディングまたは送信し得る。いくつかの場合には、アップリンクメッセージのアップリンクデータがUE115-xにおいて発信した場合(たとえば、または、UE115-xもアップリンクデータを基地局105-fに送信した場合)、UE115-wは、735において、UE115-xに応答の指示をフォワーディングまたは送信し得る。
【0128】
[0141]図8は、本開示の態様による、デバイス805のブロック図800を示す。デバイス805は、本明細書で説明されるUE115の態様の一例であり得る。デバイス805は、受信機810と、送信機815と、通信マネージャ820とを含み得る。デバイス805はプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと通信していることがある。
【0129】
[0142]受信機810は、様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネル、サイドリンクデバイスのためのアップリンクリソース共有に関係する情報チャネル)に関連するパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を受信するための手段を提供し得る。情報はデバイス805の他の構成要素にパスされ得る。受信機810は、単一のアンテナまたは複数個のアンテナのセットを利用し得る。
【0130】
[0143]送信機815は、デバイス805の他の構成要素によって生成された信号を送信するための手段を提供し得る。たとえば、送信機815は、様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネル、サイドリンクデバイスのためのアップリンクリソース共有に関係する情報チャネル)に関連するパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を送信し得る。いくつかの例では、送信機815は、トランシーバモジュール中で受信機810とコロケートされ得る。送信機815は、単一のアンテナまたは複数個のアンテナのセットを利用し得る。
【0131】
[0144]通信マネージャ820、受信機810、送信機815、あるいはそれらの様々な組合せまたはそれらの様々な構成要素は、本明細書で説明されるサイドリンクデバイスのためのアップリンクリソース共有の様々な態様を実施するための手段の例であり得る。たとえば、通信マネージャ820、受信機810、送信機815、あるいはそれらの様々な組合せまたは構成要素は、本明細書で説明される機能のうちの1つまたは複数を実施するための方法をサポートし得る。
【0132】
[0145]いくつかの例では、通信マネージャ820、受信機810、送信機815、あるいはそれらの様々な組合せまたは構成要素は、ハードウェアで(たとえば、通信管理回路で)実装され得る。ハードウェアは、本開示で説明される機能を実施するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートする、プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含み得る。いくつかの例では、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとは、(たとえば、プロセッサによって、メモリに記憶された命令を実行することによって)本明細書で説明される機能のうちの1つまたは複数を実施するように構成され得る。
【0133】
[0146]追加または代替として、いくつかの例では、通信マネージャ820、受信機810、送信機815、あるいはそれらの様々な組合せまたは構成要素は、プロセッサによって実行される(たとえば、通信管理ソフトウェアまたはファームウェアとしての)コードで実装され得る。プロセッサによって実行されるコードで実装される場合、通信マネージャ820、受信機810、送信機815、あるいはそれらの様々な組合せまたは構成要素の機能は、(たとえば、本開示で説明される機能を実施するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートする)汎用プロセッサ、DSP、中央処理ユニット(CPU)、ASIC、FPGA、あるいはこれらの任意の組合せまたは他のプログラマブル論理デバイスによって実施され得る。
【0134】
[0147]いくつかの例では、通信マネージャ820は、受信機810、送信機815、またはその両方を使用するかまたはさもなければそれらと協働して様々な動作(たとえば、受信すること、監視すること、送信すること)を実施するように構成され得る。たとえば、通信マネージャ820は、受信機810から情報を受信するか、送信機815に情報を送るか、あるいは情報を受信するか、情報を送信するか、または本明細書で説明される様々な他の動作を実施するために、受信機810、送信機815、またはその両方と組み合わせて組み込まれ得る。
【0135】
[0148]通信マネージャ820は、本明細書で開示される例による、第1のUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ820は、基地局に、複数個のサイドリンクUEのセットを含むUEグループの指示を送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。通信マネージャ820は、アイドルモードアップリンク送信のために複数個のサイドリンクUEのセットのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。通信マネージャ820は、グループリソース割振りメッセージを受信することに基づいて、アップリンクグループリソースオケージョン中にアイドルモードにおいてアップリンクメッセージを基地局に送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0136】
[0149]本明細書の他の例の中でも、通信マネージャ820によって実施されるアクションは、1つまたは複数の潜在的な利点を実現するために実装され得る。たとえば、通信マネージャ820は、グループ構成されたアップリンクリソースの割振りおよび使用をサポートすることによって、ワイヤレスデバイス(たとえば、UE115)における利用可能なバッテリー電力および通信品質を増加させ得る。通信品質の増加は、アイドルモード送信のためのグループ構成されたアップリンクリソースを使用することに基づいて、増加されたリンク性能と減少されたオーバーヘッドとを生じ得る。したがって、通信マネージャ820は、ワイヤレスデバイス(たとえば、UE115)における通信の品質を戦略的に増加させることによって、電力を節約し、ワイヤレスデバイス(たとえば、UE115)におけるバッテリー寿命を増加させ得る。
【0137】
[0150]図9は、本開示の態様による、デバイス905のブロック図900を示す。デバイス905は、本明細書で説明されるデバイス805またはUE115の態様の一例であり得る。デバイス905は、受信機910と、送信機915と、通信マネージャ920とを含み得る。デバイス905はプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと通信していることがある。
【0138】
[0151]受信機910は、様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネル、サイドリンクデバイスのためのアップリンクリソース共有に関係する情報チャネル)に関連するパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を受信するための手段を提供し得る。情報はデバイス905の他の構成要素にパスされ得る。受信機910は、単一のアンテナまたは複数個のアンテナのセットを利用し得る。
【0139】
[0152]送信機915は、デバイス905の他の構成要素によって生成された信号を送信するための手段を提供し得る。たとえば、送信機915は、様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネル、サイドリンクデバイスのためのアップリンクリソース共有に関係する情報チャネル)に関連するパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を送信し得る。いくつかの例では、送信機915は、トランシーバモジュール中で受信機910とコロケートされ得る。送信機915は、単一のアンテナまたは複数個のアンテナのセットを利用し得る。
【0140】
[0153]デバイス905、またはそれの様々な構成要素は、本明細書で説明されるサイドリンクデバイスのためのアップリンクリソース共有の様々な態様を実施するための手段の一例であり得る。たとえば、通信マネージャ920は、UEグループ指示構成要素925、グループリソース割振り受信構成要素930、アップリンク送信構成要素935、またはそれらの任意の組合せを含み得る。通信マネージャ920は、本明細書で説明される通信マネージャ820の態様の一例であり得る。いくつかの例では、通信マネージャ920、またはそれの様々な構成要素は、受信機910、送信機915、またはその両方を使用するかまたはさもなければそれらと協働して様々な動作(たとえば、受信すること、監視すること、送信すること)を実施するように構成され得る。たとえば、通信マネージャ920は、受信機910から情報を受信するか、送信機915に情報を送るか、あるいは情報を受信するか、情報を送信するか、または本明細書で説明される様々な他の動作を実施するために、受信機910、送信機915、またはその両方と組み合わせて組み込まれ得る。
【0141】
[0154]通信マネージャ920は、本明細書で開示される例による、第1のUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。UEグループ指示構成要素925は、基地局に、複数個のサイドリンクUEのセットを含むUEグループの指示を送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。グループリソース割振り受信構成要素930は、アイドルモードアップリンク送信のために複数個のサイドリンクUEのセットのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。アップリンク送信構成要素935は、グループリソース割振りメッセージを受信することに基づいて、アップリンクグループリソースオケージョン中にアイドルモードにおいてアップリンクメッセージを基地局に送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0142】
[0155](たとえば、受信機910、送信機915、または図11を参照しながら説明されるトランシーバ1215を制御する)ワイヤレスデバイスのプロセッサは、利用可能なバッテリー電力および通信品質を増加させ得る。増加された通信品質は、たとえば、グループ構成されたアップリンクリソースをサポートしない他のシステムおよび技法と比較して、利用可能なバッテリー電力およびスループットを(たとえば、図10を参照しながら説明されるシステム構成要素の実装を介して)増加させ得る。さらに、ワイヤレスデバイスのプロセッサは、グループ構成されたアップリンクリソース上での送信を実施するための、グループ構成されたアップリンクリソースの1つまたは複数の態様を識別し得、これは、他の利益の中でも、増加された通信品質を生じ、ならびに、(たとえば、グループ構成されたアップリンクリソースを使用することによって、増加された通信品質を戦略的にサポートすることによって)電力を節約し、ワイヤレスデバイスにおけるバッテリー寿命を増加させ得る。
【0143】
[0156]図10は、本開示の態様による、通信マネージャ1020のブロック図1000を示す。通信マネージャ1020は、本明細書で説明される通信マネージャ820、通信マネージャ920、またはその両方の態様の一例であり得る。通信マネージャ1020、またはそれの様々な構成要素は、本明細書で説明されるサイドリンクデバイスのためのアップリンクリソース共有の様々な態様を実施するための手段の一例であり得る。たとえば、通信マネージャ1020は、UEグループ指示構成要素1025、グループリソース割振り受信構成要素1030、アップリンク送信構成要素1035、アップリンクリレー構成要素1040、グループリソース協調構成要素1045、応答受信構成要素1050、またはそれらの任意の組合せを含み得る。これらの構成要素の各々は、直接または間接的に、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと通信し得る。
【0144】
[0157]通信マネージャ1020は、本明細書で開示される例による、第1のUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。UEグループ指示構成要素1025は、基地局に、複数個のサイドリンクUEのセットを含むUEグループの指示を送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。グループリソース割振り受信構成要素1030は、アイドルモードアップリンク送信のために複数個のサイドリンクUEのセットのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。アップリンク送信構成要素1035は、グループリソース割振りメッセージを受信することに基づいて、アップリンクグループリソースオケージョン中にアイドルモードにおいてアップリンクメッセージを基地局に送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0145】
[0158]いくつかの例では、UEグループの指示を送信することをサポートするために、UEグループ指示構成要素1025は、UEグループについてのアイドルモードアップリンク送信のためのグループリソースについての要求を送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得、ここで、グループリソース割振りメッセージを受信することは、要求を送信することに基づく。
【0146】
[0159]いくつかの例では、グループリソース割振りメッセージを受信することをサポートするために、グループリソース割振り受信構成要素1030は、基地局から、アップリンクグループリソースオケージョンが複数個のサイドリンクUEのセットの第1のサブセットに割り振られることを指示するグループリソース割振りメッセージを受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得、ここで、第1のサブセットは、第1のUEを含む。いくつかの例では、グループリソース割振り受信構成要素1030は、グループリソース割振りメッセージを受信することに基づいて、複数個のサイドリンクUEのセットの第2のサブセットのうちの1つまたは複数の第2のUEに、アップリンクグループリソースオケージョンの指示を送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0147】
[0160]いくつかの例では、グループリソース割振りメッセージを受信することをサポートするために、グループリソース割振り受信構成要素1030は、基地局から、アップリンクグループリソースオケージョンがUEグループのうちの複数個のサイドリンクUEのセットに割り振られることを指示するグループリソース割振りメッセージを受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。いくつかの例では、グループリソース割振りメッセージは、UEグループに関連するグループIDを含む。
【0148】
[0161]いくつかの例では、グループリソース割振りメッセージを受信することをサポートするために、グループリソース割振り受信構成要素1030は、グループリソース割振りメッセージを含むRRC解放メッセージを受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。いくつかの例では、グループリソース割振りメッセージを受信することをサポートするために、グループリソース割振り受信構成要素1030は、接続モードにおいて動作しながら、グループリソース割振りメッセージを含むRRCメッセージを受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0149】
[0162]いくつかの例では、アップリンクリレー構成要素1040は、アップリンクグループリソースオケージョン中に、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第2のUEから、アップリンクメッセージを介して基地局に送信するためのアップリンクデータを指示するサイドリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得、ここで、アップリンクメッセージを基地局に送信することは、サイドリンクメッセージを受信することに基づく。いくつかの例では、アップリンクメッセージを送信することをサポートするために、アップリンク送信構成要素1035は、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第2のUEによるアップリンクグループリソースオケージョン中のアップリンクデータの送信と少なくとも部分的に重複する、アップリンクデータを含むアップリンクメッセージを送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0150】
[0163]いくつかの例では、アップリンクメッセージを送信することをサポートするために、アップリンク送信構成要素1035は、アップリンクデータと、第1のUEまたは第2のUEのIDとを含むアップリンクメッセージを送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得、ここで、IDは、アップリンクデータが、第1のUEまたは第2のUEによって生成されることを指示する。
【0151】
[0164]いくつかの例では、グループリソース協調構成要素1045は、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第2のUEから、アップリンクグループリソースオケージョンを第1のUEに割り振る割振りメッセージを受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得、ここで、アップリンクグループリソースオケージョンにおいてアップリンクメッセージを送信することは、割振りメッセージを受信することに基づく。いくつかの例では、グループリソース協調構成要素1045は、第2のUEに、アップリンクメッセージの送信のためのアップリンクグループリソースオケージョンを要求する割振り要求メッセージを送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得、ここで、第2のUEから割振りメッセージを受信することは、割振り要求メッセージを送信することに基づく。
【0152】
[0165]いくつかの例では、グループリソース協調構成要素1045は、アップリンクグループリソースオケージョンが予約されていないことを検出することに基づいて、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの複数個のUEに、アップリンクメッセージの送信のためのアップリンクグループリソースオケージョンを予約するサイドリンク制御メッセージを送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得、ここで、アップリンクグループリソースオケージョンにおいてアップリンクメッセージを送信することは、サイドリンク制御メッセージを送信することに基づく。いくつかの例では、アップリンクメッセージを送信することをサポートするために、アップリンク送信構成要素1035は、第1のUEによる連続アップリンク送信の数がしきい値を満たすことに基づいて、アップリンクメッセージを送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0153】
[0166]いくつかの例では、グループリソース協調構成要素1045は、複数個のサイドリンクUEのセットのうちのコントローラUEから、アップリンクグループリソースオケージョンと第2のアップリンクグループリソースオケージョンとを第1のUEに割り振る割振りメッセージを受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得、ここで、アップリンクグループリソースオケージョンにおいてアップリンクメッセージを送信することは、割振りメッセージを受信することに基づく。いくつかの例では、アップリンク送信構成要素1035は、割振りメッセージを受信することに基づいて、第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に第2のアップリンクメッセージを基地局に送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0154】
[0167]いくつかの例では、グループリソース協調構成要素1045は、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの複数個のUEに、アップリンクグループリソースオケージョンと第2のアップリンクグループリソースオケージョンとを予約するサイドリンク制御メッセージを送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得、ここで、アップリンクグループリソースオケージョンにおいてアップリンクメッセージを送信することは、サイドリンク制御メッセージを送信することに基づく。いくつかの例では、アップリンク送信構成要素1035は、サイドリンク制御メッセージを送信することに基づいて、第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に第2のアップリンクメッセージを基地局に送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0155】
[0168]いくつかの例では、アップリンクメッセージを送信することをサポートするために、アップリンクリレー構成要素1040は、アップリンクグループリソースオケージョン中に、第2のアップリンクグループリソースオケージョン中にアップリンクメッセージを基地局に中継するための複数個のサイドリンクUEのセットのうちの1つまたは複数の第2のUEに、アップリンクメッセージを送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0156】
[0169]いくつかの例では、アップリンクメッセージを送信することをサポートするために、アップリンクリレー構成要素1040は、アップリンクグループリソースオケージョンより前に、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第2のUEから、アップリンクグループリソースオケージョン中に基地局に送信するためのアップリンクデータを指示するサイドリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。いくつかの例では、アップリンクメッセージを送信することをサポートするために、アップリンク送信構成要素1035は、サイドリンクメッセージを受信することに基づいて、第2のUEによるアップリンクグループリソースオケージョン中のアップリンクデータの送信と少なくとも部分的に重複する、アップリンクデータを含むアップリンクメッセージを送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0157】
[0170]いくつかの例では、グループリソース割振りメッセージを受信することをサポートするために、グループリソース割振り受信構成要素1030は、アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0158】
[0171]いくつかの例では、応答受信構成要素1050は、基地局から、アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョンにおいてアップリンクメッセージに対する応答を受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。いくつかの例では、アップリンクメッセージに対する応答を受信することをサポートするために、応答受信構成要素1050は、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第2のUEにおけるアップリンクグループリソース応答オケージョン中のアップリンクメッセージに対する応答の受信と少なくとも部分的に重複する、アップリンクグループリソース応答オケージョンにおけるアップリンクメッセージに対する応答を受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0159】
[0172]いくつかの例では、アップリンクメッセージに対する応答を受信することをサポートするために、応答受信構成要素1050は、アップリンクグループリソースオケージョンに対するタイミングアドバンスまたは更新を指示するアップリンクメッセージに対する応答を受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。いくつかの例では、アップリンクメッセージに対する応答を受信することをサポートするために、応答受信構成要素1050は、アップリンクメッセージに対する応答を受信することに基づいて、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの1つまたは複数の第2のUEに、アップリンクグループリソースオケージョンに対するタイミングアドバンスまたは更新の指示を送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0160】
[0173]いくつかの例では、応答受信構成要素1050は、アップリンクメッセージを送信することに基づいて、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第2のUEから、基地局から中継されたアップリンクメッセージに対する応答を受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0161】
[0174]図11は、本開示の態様による、デバイス1105を含むシステム1100の図を示す。デバイス1105は、本明細書で説明されるデバイス805、デバイス905、またはUE115の構成要素の一例であるか、またはこれらを含み得る。デバイス1105は、1つまたは複数の基地局105、UE115、またはそれらの任意の組合せとワイヤレス通信し得る。デバイス1105は、通信マネージャ1120、入出力(I/O)コントローラ1110、トランシーバ1115、アンテナ1125、メモリ1130、コード1135、およびプロセッサ1140など、通信を送信および受信するための構成要素を含む双方向音声およびデータ通信のための構成要素を含み得る。これらの構成要素は、電子通信しているか、またはさもなければ1つまたは複数のバス(たとえば、バス1145)を介して(たとえば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、電気的に)結合され得る。
【0162】
[0175]I/Oコントローラ1110は、デバイス1105のための入力信号および出力信号を管理し得る。I/Oコントローラ1110は、デバイス1105に組み込まれていない周辺機器をも管理し得る。いくつかの場合には、I/Oコントローラ1110は、外部周辺機器への物理接続またはポートを表し得る。いくつかの場合には、I/Oコントローラ1110は、iOS(登録商標)、ANDROID(登録商標)、MS-DOS(登録商標)、MS-WINDOWS(登録商標)、OS/2(登録商標)、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、または別の知られているオペレーティングシステムなど、オペレーティングシステムを利用し得る。追加または代替として、I/Oコントローラ1110は、モデム、キーボード、マウス、タッチスクリーン、または同様のデバイスを表すか、またはそれらと対話し得る。いくつかの場合には、I/Oコントローラ1110は、プロセッサ1140など、プロセッサの一部として実装され得る。いくつかの場合には、ユーザは、I/Oコントローラ1110を介して、またはI/Oコントローラ1110によって制御されるハードウェア構成要素を介してデバイス1105と対話し得る。
【0163】
[0176]いくつかの場合には、デバイス1105は、単一のアンテナ1125を含み得る。しかしながら、いくつかの他の場合には、デバイス1105は、複数個のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能であり得る2つ以上のアンテナ1125を有し得る。トランシーバ1115は、本明細書で説明されるように、1つまたは複数のアンテナ1125、ワイヤードリンク、またはワイヤレスリンクを介して双方向に通信し得る。たとえば、トランシーバ1115は、ワイヤレストランシーバを表し得、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信し得る。トランシーバ1115は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために1つまたは複数のアンテナ1125に提供するための、および1つまたは複数のアンテナ1125から受信されたパケットを復調するためのモデムをも含み得る。トランシーバ1115、またはトランシーバ1115および1つまたは複数のアンテナ1125は、本明細書で説明される、送信機815、送信機915、受信機810、受信機910、あるいはそれらの任意の組合せまたはそれらの構成要素の一例であり得る。
【0164】
[0177]メモリ1130は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と読取り専用メモリ(ROM)とを含み得る。メモリ1130は、プロセッサ1140によって実行されたとき、デバイス1105に本明細書で説明される様々な機能を実施させる命令を含むコンピュータ可読、コンピュータ実行可能コード1135を記憶し得る。コード1135は、システムメモリまたは別のタイプのメモリなど、非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され得る。いくつかの場合には、コード1135は、プロセッサ1140によって直接実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されたとき)コンピュータに本明細書で説明される機能を実施させ得る。いくつかの場合には、メモリ1130は、特に、周辺構成要素またはデバイスとの対話など、基本ハードウェアまたはソフトウェア動作を制御し得る基本I/Oシステム(BIOS)を含んでいることがある。
【0165】
[0178]プロセッサ1140は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、汎用プロセッサ、DSP、CPU、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理構成要素、個別ハードウェア構成要素、あるいはそれらの任意の組合せ)を含み得る。いくつかの場合には、プロセッサ1140は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを動作させるように構成され得る。いくつかの他の場合には、メモリコントローラはプロセッサ1140に組み込まれ得る。プロセッサ1140は、デバイス1105に様々な機能(たとえば、サイドリンクデバイスのためのアップリンクリソース共有をサポートする機能またはタスク)を実施させるための、メモリ(たとえば、メモリ1130)に記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成され得る。たとえば、デバイス1105またはデバイス1105の構成要素は、プロセッサ1140と、プロセッサ1140に結合されたメモリ1130とを含み得、プロセッサ1140とメモリ1130とは、本明細書で説明される様々な機能を実施するように構成される。
【0166】
[0179]通信マネージャ1120は、本明細書で開示される例による、第1のUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ1120は、基地局に、複数個のサイドリンクUEのセットを含むUEグループの指示を送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。通信マネージャ1120は、アイドルモードアップリンク送信のために複数個のサイドリンクUEのセットのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。通信マネージャ1120は、グループリソース割振りメッセージを受信することに基づいて、アップリンクグループリソースオケージョン中にアイドルモードにおいてアップリンクメッセージを基地局に送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0167】
[0180]いくつかの例では、通信マネージャ1120は、トランシーバ1115、1つまたは複数のアンテナ1125、またはそれらの任意の組合せを使用するかまたはさもなければそれらと協働して様々な動作(たとえば、受信すること、監視すること、送信すること)を実施するように構成され得る。通信マネージャ1120は別個の構成要素として示されているが、いくつかの例では、通信マネージャ1120に関して説明される1つまたは複数の機能は、プロセッサ1140、メモリ1130、コード1135、またはそれらの任意の組合せによってサポートまたは実施され得る。たとえば、コード1135は、デバイス1105に、本明細書で説明されるサイドリンクデバイスのためのアップリンクリソース共有の様々な態様を実施させるための、プロセッサ1140によって実行可能な命令を含み得、あるいはプロセッサ1140とメモリ1130とは、さもなければそのような動作を実施するかまたはサポートするように構成され得る。
【0168】
[0181]図12は、本開示の態様による、デバイス1205のブロック図1200を示す。デバイス1205は、本明細書で説明される基地局105の態様の一例であり得る。デバイス1205は、受信機1210と、送信機1215と、通信マネージャ1220とを含み得る。デバイス1205はプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと通信していることがある。
【0169】
[0182]受信機1210は、様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネル、サイドリンクデバイスのためのアップリンクリソース共有に関係する情報チャネル)に関連するパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を受信するための手段を提供し得る。情報はデバイス1205の他の構成要素にパスされ得る。受信機1210は、単一のアンテナまたは複数個のアンテナのセットを利用し得る。
【0170】
[0183]送信機1215は、デバイス1205の他の構成要素によって生成された信号を送信するための手段を提供し得る。たとえば、送信機1215は、様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネル、サイドリンクデバイスのためのアップリンクリソース共有に関係する情報チャネル)に関連するパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を送信し得る。いくつかの例では、送信機1215は、トランシーバモジュール中で受信機1210とコロケートされ得る。送信機1215は、単一のアンテナまたは複数個のアンテナのセットを利用し得る。
【0171】
[0184]通信マネージャ1220、受信機1210、送信機1215、あるいはそれらの様々な組合せまたはそれらの様々な構成要素は、本明細書で説明されるサイドリンクデバイスのためのアップリンクリソース共有の様々な態様を実施するための手段の例であり得る。たとえば、通信マネージャ1220、受信機1210、送信機1215、あるいはそれらの様々な組合せまたは構成要素は、本明細書で説明される機能のうちの1つまたは複数を実施するための方法をサポートし得る。
【0172】
[0185]いくつかの例では、通信マネージャ1220、受信機1210、送信機1215、あるいはそれらの様々な組合せまたは構成要素は、ハードウェアで(たとえば、通信管理回路で)実装され得る。ハードウェアは、本開示で説明される機能を実施するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートする、プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含み得る。いくつかの例では、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとは、(たとえば、プロセッサによって、メモリに記憶された命令を実行することによって)本明細書で説明される機能のうちの1つまたは複数を実施するように構成され得る。
【0173】
[0186]追加または代替として、いくつかの例では、通信マネージャ1220、受信機1210、送信機1215、あるいはそれらの様々な組合せまたは構成要素は、プロセッサによって実行される(たとえば、通信管理ソフトウェアまたはファームウェアとしての)コードで実装され得る。プロセッサによって実行されるコードで実装される場合、通信マネージャ1220、受信機1210、送信機1215、あるいはそれらの様々な組合せまたは構成要素の機能は、(たとえば、本開示で説明される機能を実施するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートする)汎用プロセッサ、DSP、CPU、ASIC、FPGA、あるいはこれらの任意の組合せまたは他のプログラマブル論理デバイスによって実施され得る。
【0174】
[0187]いくつかの例では、通信マネージャ1220は、受信機1210、送信機1215、またはその両方を使用するかまたはさもなければそれらと協働して様々な動作(たとえば、受信すること、監視すること、送信すること)を実施するように構成され得る。たとえば、通信マネージャ1220は、受信機1210から情報を受信するか、送信機1215に情報を送るか、あるいは情報を受信するか、情報を送信するか、または本明細書で説明される様々な他の動作を実施するために、受信機1210、送信機1215、またはその両方と組み合わせて組み込まれ得る。
【0175】
[0188]通信マネージャ1220は、本明細書で開示される例による、基地局におけるワイヤレス通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ1220は、複数個のサイドリンクUEのセットを含むUEグループの指示を受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。通信マネージャ1220は、アイドルモードアップリンク送信のために複数個のサイドリンクUEのセットのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。通信マネージャ1220は、アップリンクグループリソースオケージョン中に、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第1のUEからアップリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0176】
[0189]図13は、本開示の態様による、デバイス1305のブロック図1300を示す。デバイス1305は、本明細書で説明されるデバイス1205または基地局105の態様の一例であり得る。デバイス1305は、受信機1310と、送信機1315と、通信マネージャ1320とを含み得る。デバイス1305はプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと通信していることがある。
【0177】
[0190]受信機1310は、様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネル、サイドリンクデバイスのためのアップリンクリソース共有に関係する情報チャネル)に関連するパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を受信するための手段を提供し得る。情報はデバイス1305の他の構成要素にパスされ得る。受信機1310は、単一のアンテナまたは複数個のアンテナのセットを利用し得る。
【0178】
[0191]送信機1315は、デバイス1305の他の構成要素によって生成された信号を送信するための手段を提供し得る。たとえば、送信機1315は、様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネル、サイドリンクデバイスのためのアップリンクリソース共有に関係する情報チャネル)に関連するパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を送信し得る。いくつかの例では、送信機1315は、トランシーバモジュール中で受信機1310とコロケートされ得る。送信機1315は、単一のアンテナまたは複数個のアンテナのセットを利用し得る。
【0179】
[0192]デバイス1305、またはそれの様々な構成要素は、本明細書で説明されるサイドリンクデバイスのためのアップリンクリソース共有の様々な態様を実施するための手段の一例であり得る。たとえば、通信マネージャ1320は、UEグループ受信構成要素1325、グループリソース割振り構成要素1330、アップリンク受信構成要素1335、またはそれらの任意の組合せを含み得る。通信マネージャ1320は、本明細書で説明される通信マネージャ1220の態様の一例であり得る。いくつかの例では、通信マネージャ1320、またはそれの様々な構成要素は、受信機1310、送信機1315、またはその両方を使用するかまたはさもなければそれらと協働して様々な動作(たとえば、受信すること、監視すること、送信すること)を実施するように構成され得る。たとえば、通信マネージャ1320は、受信機1310から情報を受信するか、送信機1315に情報を送るか、あるいは情報を受信するか、情報を送信するか、または本明細書で説明される様々な他の動作を実施するために、受信機1310、送信機1315、またはその両方と組み合わせて組み込まれ得る。
【0180】
[0193]通信マネージャ1320は、本明細書で開示される例による、基地局におけるワイヤレス通信をサポートし得る。UEグループ受信構成要素1325は、複数個のサイドリンクUEのセットを含むUEグループの指示を受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。グループリソース割振り構成要素1330は、アイドルモードアップリンク送信のために複数個のサイドリンクUEのセットのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。アップリンク受信構成要素1335は、アップリンクグループリソースオケージョン中に、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第1のUEからアップリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0181】
[0194]図14は、本開示の態様による、通信マネージャ1420のブロック図1400示す。通信マネージャ1420は、本明細書で説明される通信マネージャ1220、通信マネージャ1320、またはその両方の態様の一例であり得る。通信マネージャ1420、またはそれの様々な構成要素は、本明細書で説明されるサイドリンクデバイスのためのアップリンクリソース共有の様々な態様を実施するための手段の一例であり得る。たとえば、通信マネージャ1420は、UEグループ受信構成要素1425、グループリソース割振り構成要素1430、アップリンク受信構成要素1435、応答送信構成要素1440、またはそれらの任意の組合せを含み得る。これらの構成要素の各々は、直接または間接的に、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと通信し得る。
【0182】
[0195]通信マネージャ1420は、本明細書で開示される例による、基地局におけるワイヤレス通信をサポートし得る。UEグループ受信構成要素1425は、複数個のサイドリンクUEのセットを含むUEグループの指示を受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。グループリソース割振り構成要素1430は、アイドルモードアップリンク送信のために複数個のサイドリンクUEのセットのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。アップリンク受信構成要素1435は、アップリンクグループリソースオケージョン中に、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第1のUEからアップリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0183】
[0196]いくつかの例では、UEグループの指示を受信することをサポートするために、UEグループ受信構成要素1425は、UEグループについてのアイドルモードアップリンク送信のためのグループリソースについての要求を受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得、ここで、グループリソース割振りメッセージを送信することは、要求を受信することに基づく。
【0184】
[0197]いくつかの例では、グループリソース割振りメッセージを送信することをサポートするために、グループリソース割振り構成要素1430は、アップリンクグループリソースオケージョンが複数個のサイドリンクUEのセットの第1のサブセットに割り振られることを指示するグループリソース割振りメッセージを送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得、ここで、第1のサブセットは、第1のUEを含む。いくつかの例では、グループリソース割振りメッセージを送信することをサポートするために、グループリソース割振り構成要素1430は、アップリンクグループリソースオケージョンがUEグループのうちの複数個のサイドリンクUEのセットに割り振られることを指示するグループリソース割振りメッセージを送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。いくつかの例では、グループリソース割振りメッセージは、UEグループに関連するグループIDを含む。
【0185】
[0198]いくつかの例では、グループリソース割振りメッセージを送信することをサポートするために、グループリソース割振り構成要素1430は、グループリソース割振りメッセージを含むRRC解放メッセージを送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。いくつかの例では、グループリソース割振りメッセージを送信することをサポートするために、グループリソース割振り構成要素1430は、接続モードにおいて動作する少なくとも1つのサイドリンクUEに、グループリソース割振りメッセージを含むRRCメッセージを送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0186】
[0199]いくつかの例では、アップリンクメッセージを受信することをサポートするために、アップリンク受信構成要素1435は、第1のUEから、アップリンクデータを含むアップリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。いくつかの例では、アップリンクメッセージを受信することをサポートするために、アップリンク受信構成要素1435は、アップリンクグループリソースオケージョン中に、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第2のUEから、アップリンクデータを含む第2のアップリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0187】
[0200]いくつかの例では、アップリンクメッセージを受信することをサポートするために、アップリンク受信構成要素1435は、アップリンクデータと、第1のUEまたは第2のUEのIDとを含むアップリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得、ここで、IDは、アップリンクデータが、第1のUEまたは第2のUEによって生成されることを指示する。
【0188】
[0201]いくつかの例では、アップリンクメッセージを受信することをサポートするために、アップリンク受信構成要素1435は、第1のUEから、アップリンクデータを含むアップリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。いくつかの例では、アップリンクメッセージを受信することをサポートするために、アップリンク受信構成要素1435は、アップリンクグループリソースオケージョンの後の第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第2のUEから、アップリンクデータを含む第2のアップリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0189】
[0202]いくつかの例では、グループリソース割振りメッセージを送信することをサポートするために、グループリソース割振り構成要素1430は、連続アップリンク送信のしきい値数を指示するグループリソース割振りメッセージを送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。いくつかの例では、グループリソース割振りメッセージを送信することをサポートするために、グループリソース割振り構成要素1430は、アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0190】
[0203]いくつかの例では、応答送信構成要素1440は、アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョン中に、第1のUEに、アップリンクメッセージに対する応答を送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。いくつかの例では、アップリンクメッセージに対する応答を送信することをサポートするために、応答送信構成要素1440は、アップリンクグループリソース応答オケージョン中に、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第2のUEに、アップリンクメッセージに対する応答を送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0191】
[0204]いくつかの例では、応答送信構成要素1440は、アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョン中に、アップリンクグループリソースオケージョンに対するタイミングアドバンスまたは更新を指示するアップリンクメッセージに対する応答を送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。いくつかの例では、応答送信構成要素1440は、アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョン中に、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第2のUEに、アップリンクメッセージに対する応答を送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0192】
[0205]図15は、本開示の態様による、デバイス1505を含むシステム1500の図を示す。デバイス1505は、本明細書で説明されるデバイス1205、デバイス1305、または基地局105の構成要素の一例であるか、またはそれらを含み得る。デバイス1505は、1つまたは複数の基地局105、UE115、またはそれらの任意の組合せとワイヤレス通信し得る。デバイス1505は、通信マネージャ1520、ネットワーク通信マネージャ1510、トランシーバ1515、アンテナ1525、メモリ1530、コード1535、プロセッサ1540、および局間通信マネージャ1545など、通信を送信および受信するための構成要素を含む、双方向音声およびデータ通信のための構成要素を含み得る。これらの構成要素は、電子通信しているか、またはさもなければ1つまたは複数のバス(たとえば、バス1550)を介して(たとえば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、電気的に)結合され得る。
【0193】
[0206]ネットワーク通信マネージャ1510は、(たとえば、1つまたは複数のワイヤードバックホールリンクを介して)コアネットワーク130との通信を管理し得る。たとえば、ネットワーク通信マネージャ1510は、1つまたは複数のUE115など、クライアントデバイスのためのデータ通信の転送を管理し得る。
【0194】
[0207]いくつかの場合には、デバイス1505は、単一のアンテナ1525を含み得る。しかしながら、いくつかの他の場合には、デバイス1505は、複数個のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能であり得る2つ以上のアンテナ1525を有し得る。トランシーバ1515は、本明細書で説明されるように、1つまたは複数のアンテナ1525、ワイヤードリンク、またはワイヤレスリンクを介して双方向に通信し得る。たとえば、トランシーバ1515は、ワイヤレストランシーバを表し得、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信し得る。トランシーバ1515は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために1つまたは複数のアンテナ1525に提供するための、および1つまたは複数のアンテナ1525から受信されたパケットを復調するためのモデムをも含み得る。トランシーバ1515、またはトランシーバ1515および1つまたは複数のアンテナ1525は、本明細書で説明される、送信機1215、送信機1315、受信機1210、受信機1310、あるいはそれらの任意の組合せまたはそれらの構成要素の一例であり得る。
【0195】
[0208]メモリ1530は、RAMとROMとを含み得る。メモリ1530は、プロセッサ1540によって実行されたとき、デバイス1505に本明細書で説明される様々な機能を実施させる命令を含むコンピュータ可読、コンピュータ実行可能コード1535を記憶し得る。コード1535は、システムメモリまたは別のタイプのメモリなど、非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され得る。いくつかの場合には、コード1535は、プロセッサ1540によって直接実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されたとき)コンピュータに本明細書で説明される機能を実施させ得る。いくつかの場合には、メモリ1530は、特に、周辺構成要素またはデバイスとの対話など、基本ハードウェアまたはソフトウェア動作を制御し得るBIOSを含んでいることがある。
【0196】
[0209]プロセッサ1540は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、汎用プロセッサ、DSP、CPU、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理構成要素、個別ハードウェア構成要素、あるいはそれらの任意の組合せ)を含み得る。いくつかの場合には、プロセッサ1540は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを動作させるように構成され得る。いくつかの他の場合には、メモリコントローラはプロセッサ1540に組み込まれ得る。プロセッサ1540は、デバイス1505に様々な機能(たとえば、サイドリンクデバイスのためのアップリンクリソース共有をサポートする機能またはタスク)を実施させるための、メモリ(たとえば、メモリ1530)に記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成され得る。たとえば、デバイス1505またはデバイス1505の構成要素は、プロセッサ1540と、プロセッサ1540に結合されたメモリ1530とを含み得、プロセッサ1540とメモリ1530とは、本明細書で説明される様々な機能を実施するように構成される。
【0197】
[0210]局間通信マネージャ1545は、他の基地局105との通信を管理し得、他の基地局105と協働してUE115との通信を制御するためのコントローラまたはスケジューラを含み得る。たとえば、局間通信マネージャ1545は、ビームフォーミングまたはジョイント送信などの様々な干渉緩和技法のためにUE115への送信のためのスケジューリングを協調させ得る。いくつかの例では、局間通信マネージャ1545は、基地局105間の通信を提供するために、LTE/LTE-Aワイヤレス通信ネットワーク技術内のX2インターフェースを提供し得る。
【0198】
[0211]通信マネージャ1520は、本明細書で開示される例による、基地局におけるワイヤレス通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ1520は、複数個のサイドリンクUEのセットを含むUEグループの指示を受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。通信マネージャ1520は、アイドルモードアップリンク送信のために複数個のサイドリンクUEのセットのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを送信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。通信マネージャ1520は、アップリンクグループリソースオケージョン中に、複数個のサイドリンクUEのセットのうちの第1のUEからアップリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたはさもなければその手段をサポートし得る。
【0199】
[0212]いくつかの例では、通信マネージャ1520は、トランシーバ1515、1つまたは複数のアンテナ1525、またはそれらの任意の組合せを使用するかまたはさもなければそれらと協働して様々な動作(たとえば、受信すること、監視すること、送信すること)を実施するように構成され得る。通信マネージャ1520は別個の構成要素として示されているが、いくつかの例では、通信マネージャ1520に関して説明される1つまたは複数の機能は、プロセッサ1540、メモリ1530、コード1535、またはそれらの任意の組合せによってサポートまたは実施され得る。たとえば、コード1535は、デバイス1505に、本明細書で説明されるサイドリンクデバイスのためのアップリンクリソース共有の様々な態様を実施させるための、プロセッサ1540によって実行可能な命令を含み得、あるいはプロセッサ1540とメモリ1530とは、さもなければそのような動作を実施するかまたはサポートするように構成され得る。
【0200】
[0213]図16は、本開示の態様による、方法1600を示すフローチャートを示す。方法1600の動作は、本明細書で説明されるUEまたはそれの構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1600の動作は、図1図11を参照しながら説明されたUE115によって実施され得る。いくつかの例では、UEは、説明される機能を実施するようにUEの機能要素を制御するための命令のセットを実行し得る。追加または代替として、UEは、専用ハードウェアを使用して、説明される機能の態様を実施し得る。
【0201】
[0214]1605において、方法は、基地局に、複数個のサイドリンクUEのセットを含むUEグループの指示を送信することを含み得る。1605の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1605の動作の態様は、図10を参照しながら説明されたUEグループ指示構成要素1025によって実施され得る。
【0202】
[0215]1610において、方法は、アイドルモードアップリンク送信のために複数個のサイドリンクUEのセットのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを受信することを含み得る。1610の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1610の動作の態様は、図10を参照しながら説明されたグループリソース割振り受信構成要素1030によって実施され得る。
【0203】
[0216]1615において、方法は、グループリソース割振りメッセージを受信することに基づいて、アップリンクグループリソースオケージョン中にアイドルモードにおいてアップリンクメッセージを基地局に送信することを含み得る。1615の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1615の動作の態様は、図10を参照しながら説明されたアップリンク送信構成要素1035によって実施され得る。
【0204】
[0217]図17は、本開示の態様による、方法1700を示すフローチャートを示す。方法1700の動作は、本明細書で説明されるUEまたはそれの構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1700の動作は、図1図11を参照しながら説明されたUE115によって実施され得る。いくつかの例では、UEは、説明される機能を実施するようにUEの機能要素を制御するための命令のセットを実行し得る。追加または代替として、UEは、専用ハードウェアを使用して、説明される機能の態様を実施し得る。
【0205】
[0218]1705において、方法は、基地局に、複数個のサイドリンクUEのセットを含むUEグループの指示を送信することを含み得る。1705の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1705の動作の態様は、図10を参照しながら説明されたUEグループ指示構成要素1025によって実施され得る。
【0206】
[0219]1710において、方法は、UEグループについてのアイドルモードアップリンク送信のためのグループリソースについての要求を送信することを含み得る。1710の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1710の動作の態様は、図10を参照しながら説明されたUEグループ指示構成要素1025によって実施され得る。
【0207】
[0220]1715において、方法は、アイドルモードアップリンク送信のために複数個のサイドリンクUEのセットのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを受信することを含み得、ここで、グループリソース割振りメッセージを受信することが、要求を送信することに基づく。1715の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1715の動作の態様は、図10を参照しながら説明されたグループリソース割振り受信構成要素1030によって実施され得る。
【0208】
[0221]1720において、方法は、グループリソース割振りメッセージを受信することに基づいて、アップリンクグループリソースオケージョン中にアイドルモードにおいてアップリンクメッセージを基地局に送信することを含み得る。1720の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1720の動作の態様は、図10を参照しながら説明されたアップリンク送信構成要素1035によって実施され得る。
【0209】
[0222]図18は、本開示の態様による、方法1800を示すフローチャートを示す。方法1800の動作は、本明細書で説明される基地局またはそれの構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1800の動作は、図1図6および図12図15を参照しながら説明された基地局105によって実施され得る。いくつかの例では、基地局は、説明される機能を実施するように基地局の機能要素を制御するための命令のセットを実行し得る。追加または代替として、基地局は、専用ハードウェアを使用して、説明される機能の態様を実施し得る。
【0210】
[0223]1805において、方法は、複数個のサイドリンクUEのセットを含むUEグループの指示を受信することを含み得る。1805の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1805の動作の態様は、図14を参照しながら説明されたUEグループ受信構成要素1425によって実施され得る。
【0211】
[0224]1810において、方法は、アイドルモードアップリンク送信のために複数個のサイドリンクUEのセットのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを送信することを含み得る。1810の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1810の動作の態様は、図14を参照しながら説明されたグループリソース割振り構成要素1430によって実施され得る。
【0212】
[0225]1815において、方法は、アップリンクグループリソースオケージョン中に、複数個のサイドリンクUEのセットうちの第1のUEからアップリンクメッセージを受信することを含み得る。1815の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1815の動作の態様は、図14を参照しながら説明されたアップリンク受信構成要素1435によって実施され得る。
【0213】
[0226]図19は、本開示の態様による、方法1900を示すフローチャートを示す。方法1900の動作は、本明細書で説明される基地局またはそれの構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1900の動作は、図1図6および図12図15を参照しながら説明された基地局105によって実施され得る。いくつかの例では、基地局は、説明される機能を実施するように基地局の機能要素を制御するための命令のセットを実行し得る。追加または代替として、基地局は、専用ハードウェアを使用して、説明される機能の態様を実施し得る。
【0214】
[0227]1905において、方法は、複数個のサイドリンクUEのセットを含むUEグループの指示を受信することを含み得る。1905の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1905の動作の態様は、図14を参照しながら説明されたUEグループ受信構成要素1425によって実施され得る。
【0215】
[0228]1910において、方法は、UEグループについてのアイドルモードアップリンク送信のためのグループリソースについての要求を受信することを含み得る。1910の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1910の動作の態様は、図14を参照しながら説明されたUEグループ受信構成要素1425によって実施され得る。
【0216】
[0229]1915において、方法は、アイドルモードアップリンク送信のために複数個のサイドリンクUEのセットのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを送信することを含み得、ここで、グループリソース割振りメッセージを送信することは、要求を受信することに基づく。1915の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1915の動作の態様は、図14を参照しながら説明されたグループリソース割振り構成要素1430によって実施され得る。
【0217】
[0230]1920において、方法は、アップリンクグループリソースオケージョン中に、複数個のサイドリンクUEのセットうちの第1のUEからアップリンクメッセージを受信することを含み得る。1920の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1920の動作の態様は、図14を参照しながら説明された、アップリンク受信構成要素1435によって実施され得る。
【0218】
[0231]以下は、本開示の態様の概観を提供する。
【0219】
[0232]態様1:第1のUEにおけるワイヤレス通信のための方法であって、基地局に、複数のサイドリンクUEを備えるUEグループの指示を送信することと、アイドルモードアップリンク送信のために複数のサイドリンクUEのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを受信することと、グループリソース割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、アップリンクグループリソースオケージョン中にアイドルモードにおいてアップリンクメッセージを基地局に送信することとを備える、方法。
【0220】
[0233]態様2:UEグループの指示を送信することが、UEグループについてのアイドルモードアップリンク送信のためのグループリソースについての要求を送信することを備え、ここにおいて、グループリソース割振りメッセージを受信することが、要求を送信することに少なくとも部分的に基づく、態様1に記載の方法。
【0221】
[0234]態様3:グループリソース割振りメッセージを受信することは、基地局から、アップリンクグループリソースオケージョンが複数のサイドリンクUEの第1のサブセットに割り振られることを指示するグループリソース割振りメッセージを受信することを備え、ここにおいて、第1のサブセットが第1のUEを含む、態様1から2のいずれかに記載の方法。
【0222】
[0235]態様4:グループリソース割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、複数のサイドリンクUEの第2のサブセットのうちの1つまたは複数の第2のUEに、アップリンクグループリソースオケージョンの指示を送信することをさらに備える、態様3に記載の方法。
【0223】
[0236]態様5:グループリソース割振りメッセージを受信することは、基地局から、アップリンクグループリソースオケージョンがUEグループのうちの複数のサイドリンクUEに割り振られることを指示するグループリソース割振りメッセージを受信することを備える、態様1から4のいずれかに記載の方法。
【0224】
[0237]態様6:グループリソース割振りメッセージが、UEグループに関連するグループIDを含む、態様1から5のいずれかに記載の方法。
【0225】
[0238]態様7:グループリソース割振りメッセージを受信することが、グループリソース割振りメッセージを備えるRRC解放メッセージを受信することを備える、態様1から6のいずれかに記載の方法。
【0226】
[0239]態様8:グループリソース割振りメッセージを受信することが、接続モードにおいて動作しながら、グループリソース割振りメッセージを備えるRRCメッセージを受信することを備える、態様1から6のいずれかに記載の方法。
【0227】
[0240]態様9:アップリンクグループリソースオケージョン中に、複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、アップリンクメッセージを介して基地局に送信するためのアップリンクデータを指示するサイドリンクメッセージを受信することをさらに備え、ここにおいて、アップリンクメッセージを基地局に送信することが、サイドリンクメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づく、態様1から8のいずれかに記載の方法。
【0228】
[0241]態様10:アップリンクメッセージを送信することが、複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEによるアップリンクグループリソースオケージョン中のアップリンクデータの送信と少なくとも部分的に重複する、アップリンクデータを備えるアップリンクメッセージを送信することを備える、態様1から9のいずれかに記載の方法。
【0229】
[0242]態様11:アップリンクメッセージを送信することが、アップリンクデータと、第1のUEまたは第2のUEのIDとを備えるアップリンクメッセージを送信することを備え、ここにおいて、IDは、アップリンクデータが、第1のUEまたは第2のUEによって生成されることを指示する、態様1から10のいずれかに記載の方法。
【0230】
[0243]態様12:複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、アップリンクグループリソースオケージョンを第1のUEに割り振る割振りメッセージを受信することをさらに備え、ここにおいて、アップリンクグループリソースオケージョンにおいてアップリンクメッセージを送信することが、割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づく、態様1から11のいずれかに記載の方法。
【0231】
[0244]態様13:第2のUEに、アップリンクメッセージの送信のためのアップリンクグループリソースオケージョンを要求する割振り要求メッセージを送信することをさらに備え、ここにおいて、第2のUEから割振りメッセージを受信することが、割振り要求メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づく、態様12に記載の方法。
【0232】
[0245]態様14:アップリンクグループリソースオケージョンが予約されていないことを検出することに少なくとも部分的に基づいて、複数のサイドリンクUEのうちの複数個のUEに、アップリンクメッセージの送信のためのアップリンクグループリソースオケージョンを予約するサイドリンク制御メッセージを送信することをさらに備え、ここにおいて、アップリンクグループリソースオケージョンにおいてアップリンクメッセージを送信することが、サイドリンク制御メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づく、態様1から11のいずれかに記載の方法。
【0233】
[0246]態様15:アップリンクメッセージを送信することが、第1のUEによる連続アップリンク送信の数がしきい値を満たすことに少なくとも部分的に基づいて、アップリンクメッセージを送信することを備える、態様14に記載の方法。
【0234】
[0247]態様16:複数のサイドリンクUEのうちのコントローラUEから、アップリンクグループリソースオケージョンと第2のアップリンクグループリソースオケージョンとを第1のUEに割り振る割振りメッセージを受信することと、ここにおいて、アップリンクグループリソースオケージョンにおいてアップリンクメッセージを送信することが、割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づく、割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に第2のアップリンクメッセージを基地局に送信することとをさらに備える、態様1から13、および15のいずれかに記載の方法。
【0235】
[0248]態様17:複数のサイドリンクUEのうちの複数個のUEに、アップリンクグループリソースオケージョンと第2のアップリンクグループリソースオケージョンとを予約するサイドリンク制御メッセージを送信することと、ここにおいて、アップリンクグループリソースオケージョンにおいてアップリンクメッセージを送信することが、サイドリンク制御メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づく、サイドリンク制御メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づいて、第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に第2のアップリンクメッセージを基地局に送信することとをさらに備える、態様1から11、14、および15のいずれかに記載の方法。
【0236】
[0249]態様18:アップリンクメッセージを送信することが、アップリンクグループリソースオケージョン中に、第2のアップリンクグループリソースオケージョン中にアップリンクメッセージを基地局に中継するための複数のサイドリンクUEのうちの1つまたは複数の第2のUEに、アップリンクメッセージを送信することを備える、態様1から8、および10から17のいずれかに記載の方法。
【0237】
[0250]態様19:アップリンクメッセージを送信することが、アップリンクグループリソースオケージョンより前に、複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、アップリンクグループリソースオケージョン中に基地局に送信するためのアップリンクデータを指示するサイドリンクメッセージを受信することと、サイドリンクメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、第2のUEによるアップリンクグループリソースオケージョン中のアップリンクデータの送信と少なくとも部分的に重複する、アップリンクデータを備えるアップリンクメッセージを送信することとを備える、態様1から17のいずれかに記載の方法。
【0238】
[0251]態様20:グループリソース割振りメッセージを受信することが、アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを受信することを備える、態様1から19のいずれかに記載の方法。
【0239】
[0252]態様21:基地局から、アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョンにおいてアップリンクメッセージに対する応答を受信することをさらに備える、態様20に記載の方法。
【0240】
[0253]態様22:アップリンクメッセージに対する応答を受信することが、複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEにおけるアップリンクグループリソース応答オケージョン中のアップリンクメッセージに対する応答の受信と少なくとも部分的に重複する、アップリンクグループリソース応答オケージョンにおけるアップリンクメッセージに対する応答を受信することを備える、態様21に記載の方法。
【0241】
[0254]態様23:アップリンクメッセージに対する応答を受信することが、アップリンクグループリソースオケージョンに対するタイミングアドバンスまたは更新を指示するアップリンクメッセージに対する応答を受信することと、アップリンクメッセージに対する応答を受信することに少なくとも部分的に基づいて、複数のサイドリンクUEのうちの1つまたは複数の第2のUEに、アップリンクグループリソースオケージョンに対するタイミングアドバンスまたは更新の指示を送信することとを備える、態様21から22のいずれかに記載の方法。
【0242】
[0255]態様24:アップリンクメッセージを送信することに少なくとも部分的に基づいて、複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、基地局から中継されたアップリンクメッセージに対する応答を受信することをさらに備える、態様20に記載の方法。
【0243】
[0256]態様25:基地局におけるワイヤレス通信のための方法であって、複数のサイドリンクUEを含むUEグループの指示を受信することと、アイドルモードアップリンク送信のために複数のサイドリンクUEのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを送信することと、アップリンクグループリソースオケージョン中に、複数のサイドリンクUEのうちの第1のUEからアップリンクメッセージを受信することとを備える、方法。
【0244】
[0257]態様26:UEグループの指示を受信することが、UEグループについてのアイドルモードアップリンク送信のためのグループリソースについての要求を受信することを備え、ここにおいて、グループリソース割振りメッセージを送信することが、要求を受信することに少なくとも部分的に基づく、態様25に記載の方法。
【0245】
[0258]態様27:グループリソース割振りメッセージを送信することは、アップリンクグループリソースオケージョンが複数のサイドリンクUEの第1のサブセットに割り振られることを指示するグループリソース割振りメッセージを送信することを備え、ここにおいて、第1のサブセットが第1のUEを含む、態様25から26のいずれかに記載の方法。
【0246】
[0259]態様28:グループリソース割振りメッセージを送信することは、アップリンクグループリソースオケージョンがUEグループのうちの複数のサイドリンクUEに割り振られることを指示するグループリソース割振りメッセージを送信することを備える、態様25から27のいずれかに記載の方法。
【0247】
[0260]態様29:グループリソース割振りメッセージが、UEグループに関連するグループIDを含む、態様28に記載の方法。
【0248】
[0261]態様30:グループリソース割振りメッセージを送信することが、グループリソース割振りメッセージを備えるRRC解放メッセージを送信することを備える、態様25から29のいずれかに記載の方法。
【0249】
[0262]態様31:グループリソース割振りメッセージを送信することが、接続モードにおいて動作する少なくとも1つのサイドリンクUEに、グループリソース割振りメッセージを備えるRRCメッセージを送信することを備える、態様25から29のいずれかに記載の方法。
【0250】
[0263]態様32:アップリンクメッセージを受信することが、第1のUEから、アップリンクデータを備えるアップリンクメッセージを受信することと、アップリンクグループリソースオケージョン中に、複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、アップリンクデータを備える第2のアップリンクメッセージを受信することとを備える、態様25から31のいずれかに記載の方法。
【0251】
[0264]態様33:アップリンクメッセージを受信することが、アップリンクデータと、第1のUEまたは第2のUEのIDとを備えるアップリンクメッセージを受信することを備え、ここにおいて、IDは、アップリンクデータが、第1のUEまたは第2のUEによって生成されることを指示する、態様25から32のいずれかに記載の方法。
【0252】
[0265]態様34:グループリソース割振りメッセージを送信することが、連続アップリンク送信のしきい値数を指示するグループリソース割振りメッセージを送信することを備える、態様25から33のいずれかに記載の方法。
【0253】
[0266]態様35:アップリンクメッセージを受信することが、第1のUEから、アップリンクデータを備えるアップリンクメッセージを受信することと、アップリンクグループリソースオケージョンの後の第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に、複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、アップリンクデータを備える第2のアップリンクメッセージを受信することとを備える、態様25から34のいずれかに記載の方法。
【0254】
[0267]態様36:グループリソース割振りメッセージを送信することが、アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを送信することを備える、態様25から35のいずれかに記載の方法。
【0255】
[0268]態様37:アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョン中に、第1のUEに、アップリンクメッセージに対する応答を送信することをさらに備える、態様36に記載の方法。
【0256】
[0269]態様38:アップリンクメッセージに対する応答を送信することが、アップリンクグループリソース応答オケージョン中に、複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEに、アップリンクメッセージに対する応答を送信することを備える、態様37に記載の方法。
【0257】
[0270]態様39:アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョン中に、アップリンクグループリソースオケージョンに対するタイミングアドバンスまたは更新を指示するアップリンクメッセージに対する応答を送信することをさらに備える、態様36から38のいずれかに記載の方法。
【0258】
[0271]態様40:アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョン中に、複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEに、アップリンクメッセージに対する応答を送信することをさらに備える、態様36、38、および39のいずれかに記載の方法。
【0259】
[0272]態様41:第1のUEにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリに記憶された命令とを備え、命令が、装置に態様1から24のいずれかに記載の方法を実施させるようにプロセッサによって実行可能である、装置。
【0260】
[0273]態様42:第1のUEにおけるワイヤレス通信のための装置であって、態様1から24のいずれかに記載の方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0261】
[0274]態様43:第1のUEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様1から24のいずれかに記載の方法を実施するようにプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0262】
[0275]態様44:基地局におけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリに記憶された命令とを備え、命令が、装置に態様25から40のいずれかに記載の方法を実施させるためにプロセッサによって実行可能である、装置。
【0263】
[0276]態様45:基地局におけるワイヤレス通信のための装置であって、態様25から40のいずれかに記載の方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0264】
[0277]態様46:基地局におけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様25から40のいずれかに記載の方法を実施するためにプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0265】
[0278]本明細書で説明される方法は、可能な実装形態を説明すること、ならびに動作およびステップが並べ替えられるかまたは場合によっては修正され得ること、ならびに他の実装形態が可能であることに留意されたい。さらに、方法のうちの2つまたはそれ以上からの態様が組み合わせられ得る。
【0266】
[0279]LTE、LTE-A、LTE-A Pro、またはNRシステムの態様は例として説明され得、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、またはNR用語が説明の大部分において使用され得るが、本明細書で説明された技法は、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、またはNRネットワーク以外に適用可能である。たとえば、説明された技法は、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash-OFDMなどの様々な他のワイヤレス通信システム、ならびに本明細書で明示的に言及されていない他のシステムおよび無線技術に適用可能であり得る。
【0267】
[0280]本明細書で説明された情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
【0268】
[0281]本明細書の開示に関して説明された様々な例示的なブロックおよび構成要素は、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、CPU、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明された機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数個のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)としても実装され得る。
【0269】
[0282]本明細書で説明される機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶され得るか、あるいはコンピュータ可読媒体上で送信され得る。他の例および実装形態は、本開示の範囲内および添付の特許請求の範囲内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質により、本明細書で説明される機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が、異なる物理的ロケーションにおいて実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に位置し得る。
【0270】
[0283]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、非一時的コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、フラッシュメモリ、コンパクトディスク(CD)ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の非一時的媒体を含み得る。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、コンピュータ可読媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
【0271】
[0284]特許請求の範囲内を含めて、本明細書で使用される、項目の列挙(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つまたは複数」などの句で終わる項目の列挙)中で使用される「または」は、たとえば、A、B、またはCのうちの少なくとも1つの列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような包括的列挙を示す。また、本明細書で使用される「に基づいて」という句は、条件の閉集合への参照として解釈されないものとする。たとえば、「条件Aに基づいて」として説明される例示的なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく、条件Aと条件Bの両方に基づき得る。言い換えれば、本明細書で使用される「に基づいて」という句は、「に少なくとも部分的に基づいて」という句と同じ様式で解釈されるものとする。
【0272】
[0285]添付の図では、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様の構成要素を区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが本明細書において使用される場合、その説明は、第2の参照ラベル、または他の後続の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のいずれにも適用可能である。
【0273】
[0286]添付の図面に関して本明細書に記載される説明は、例示的な構成について説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入るすべての例を表すとは限らない。本明細書で使用される「例」という用語は、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利な」を意味しない。詳細な説明は、説明される技法の理解を提供するための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実践され得る。いくつかの事例では、説明される例の概念を不明瞭にすることを回避するために、知られている構造およびデバイスがブロック図の形式で示される。
【0274】
[0287]本明細書の説明は、当業者が本開示を作成または使用することを可能にするように提供される。本開示の様々な修正は当業者には明らかとなり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明される例および設計に限定されず、本明細書で開示される原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
【手続補正書】
【提出日】2023-07-21
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための方法であって、
基地局に、複数のサイドリンクUEを備えるUEグループの指示を送信することと、
アイドルモードアップリンク送信のために前記複数のサイドリンクUEのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを受信することと、
前記グループリソース割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記アップリンクグループリソースオケージョン中にアイドルモードにおいてアップリンクメッセージを前記基地局に送信することと
を備える、方法。
【請求項2】
前記UEグループの前記指示を送信することが、
前記UEグループについてのアイドルモードアップリンク送信のためのグループリソースについての要求を送信することを備え、ここにおいて、前記グループリソース割振りメッセージを受信することが、前記要求を送信することに少なくとも部分的に基づく、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記グループリソース割振りメッセージを受信することは、
前記基地局から、前記アップリンクグループリソースオケージョンが前記複数のサイドリンクUEの第1のサブセットに割り振られることを指示する前記グループリソース割振りメッセージを受信することを備え、ここにおいて、前記第1のサブセットが前記第1のUEを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記グループリソース割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のサイドリンクUEの第2のサブセットのうちの1つまたは複数の第2のUEに、前記アップリンクグループリソースオケージョンの指示を送信すること
をさらに備える、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記グループリソース割振りメッセージを受信することは、
前記基地局から、前記アップリンクグループリソースオケージョンが前記UEグループのうちの前記複数のサイドリンクUEに割り振られることを指示する前記グループリソース割振りメッセージを受信すること
を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記アップリンクグループリソースオケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記アップリンクメッセージを介して前記基地局に送信するためのアップリンクデータを指示するサイドリンクメッセージを受信することをさらに備え、ここにおいて、前記アップリンクメッセージを前記基地局に送信することが、前記サイドリンクメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づく、
請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記アップリンクメッセージを送信することが、
前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEによる前記アップリンクグループリソースオケージョン中のアップリンクデータの送信と少なくとも部分的に重複する、前記アップリンクデータを備える前記アップリンクメッセージを送信すること
を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記アップリンクメッセージを送信することが、
アップリンクデータと、前記第1のUEまたは第2のUEの識別子とを備える前記アップリンクメッセージを送信することを備え、ここにおいて、前記識別子は、前記アップリンクデータが、前記第1のUEまたは前記第2のUEによって生成されることを指示する、
請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記アップリンクグループリソースオケージョンを前記第1のUEに割り振る割振りメッセージを受信することをさらに備え、ここにおいて、前記アップリンクグループリソースオケージョンにおいて前記アップリンクメッセージを送信することが、前記割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づく、
請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記第2のUEに、前記アップリンクメッセージの送信のための前記アップリンクグループリソースオケージョンを要求する割振り要求メッセージを送信することをさらに備え、ここにおいて、前記第2のUEから前記割振りメッセージを受信することが、前記割振り要求メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づく、
請求項に記載の方法。
【請求項11】
前記アップリンクグループリソースオケージョンが予約されていないことを検出することに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のサイドリンクUEのうちの複数個のUEに、前記アップリンクメッセージの送信のための前記アップリンクグループリソースオケージョンを予約するサイドリンク制御メッセージを送信することをさらに備え、ここにおいて、前記アップリンクグループリソースオケージョンにおいて前記アップリンクメッセージを送信することが、前記サイドリンク制御メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づく、
請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記アップリンクメッセージを送信することが、
前記第1のUEによる連続アップリンク送信の数がしきい値を満たすことに少なくとも部分的に基づいて、前記アップリンクメッセージを送信すること
を備える、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記複数のサイドリンクUEのうちのコントローラUEから、前記アップリンクグループリソースオケージョンと第2のアップリンクグループリソースオケージョンとを前記第1のUEに割り振る割振りメッセージを受信することと、ここにおいて、前記アップリンクグループリソースオケージョンにおいて前記アップリンクメッセージを送信することが、前記割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づく、
前記割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に第2のアップリンクメッセージを前記基地局に送信することと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記複数のサイドリンクUEのうちの複数個のUEに、前記アップリンクグループリソースオケージョンと第2のアップリンクグループリソースオケージョンとを予約するサイドリンク制御メッセージを送信することと、ここにおいて、前記アップリンクグループリソースオケージョンにおいて前記アップリンクメッセージを送信することが、前記サイドリンク制御メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づく、
前記サイドリンク制御メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に第2のアップリンクメッセージを前記基地局に送信することと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記アップリンクメッセージを送信することが、
前記アップリンクグループリソースオケージョン中に、第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に前記アップリンクメッセージを前記基地局に中継するための前記複数のサイドリンクUEのうちの1つまたは複数の第2のUEに、前記アップリンクメッセージを送信すること
を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記アップリンクメッセージを送信することが、
前記アップリンクグループリソースオケージョンより前に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記アップリンクグループリソースオケージョン中に前記基地局に送信するためのアップリンクデータを指示するサイドリンクメッセージを受信することと、
前記サイドリンクメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のUEによる前記アップリンクグループリソースオケージョン中の前記アップリンクデータの送信と少なくとも部分的に重複する、前記アップリンクデータを備える前記アップリンクメッセージを送信することと
を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記グループリソース割振りメッセージを受信することが、
前記アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョンを指示する前記グループリソース割振りメッセージを受信すること
を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記基地局から、前記アップリンクグループリソースオケージョンに対応する前記アップリンクグループリソース応答オケージョンにおいて前記アップリンクメッセージに対する応答を受信すること
をさらに備える、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記アップリンクメッセージに対する前記応答を受信することが、
前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEにおける前記アップリンクグループリソース応答オケージョン中の前記アップリンクメッセージに対する前記応答の受信と少なくとも部分的に重複する、前記アップリンクグループリソース応答オケージョンにおける前記アップリンクメッセージに対する前記応答を受信すること
を備える、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記アップリンクメッセージに対する前記応答を受信することが、
前記アップリンクグループリソースオケージョンに対するタイミングアドバンスまたは更新を指示する前記アップリンクメッセージに対する前記応答を受信することと、
前記アップリンクメッセージに対する前記応答を受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のサイドリンクUEのうちの1つまたは複数の第2のUEに、前記アップリンクグループリソースオケージョンに対する前記タイミングアドバンスまたは前記更新の指示を送信することと
を備える、請求項18に記載の方法。
【請求項21】
前記アップリンクメッセージを送信することに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記基地局から中継された前記アップリンクメッセージに対する応答を受信すること
をさらに備える、請求項17に記載の方法。
【請求項22】
基地局におけるワイヤレス通信のための方法であって、
複数のサイドリンクユーザ機器(UE)を含むUEグループの指示を受信することと、
アイドルモードアップリンク送信のために前記複数のサイドリンクUEのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを送信することと、
前記アップリンクグループリソースオケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第1のUEからアップリンクメッセージを受信することと
を備える、方法。
【請求項23】
前記UEグループの前記指示を受信することが、
前記UEグループについてのアイドルモードアップリンク送信のためのグループリソースについての要求を受信することを備え、ここにおいて、前記グループリソース割振りメッセージを送信することが、前記要求を受信することに少なくとも部分的に基づく、
請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記グループリソース割振りメッセージを送信することは、
前記アップリンクグループリソースオケージョンが前記複数のサイドリンクUEの第1のサブセットに割り振られることを指示する前記グループリソース割振りメッセージを送信することを備え、ここにおいて、前記第1のサブセットが前記第1のUEを含む、
請求項22に記載の方法。
【請求項25】
前記グループリソース割振りメッセージを送信することは、
前記アップリンクグループリソースオケージョンが前記UEグループのうちの前記複数のサイドリンクUEに割り振られることを指示する前記グループリソース割振りメッセージを送信すること
を備える、請求項22に記載の方法。
【請求項26】
前記アップリンクメッセージを受信することが、
前記第1のUEから、アップリンクデータを備える前記アップリンクメッセージを受信することと、
前記アップリンクグループリソースオケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記アップリンクデータを備える第2のアップリンクメッセージを受信することと
を備える、請求項22に記載の方法。
【請求項27】
前記グループリソース割振りメッセージを送信することが、
連続アップリンク送信のしきい値数を指示する前記グループリソース割振りメッセージを送信すること
を備える、請求項22に記載の方法。
【請求項28】
前記グループリソース割振りメッセージを送信することが、
前記アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョンを指示する前記グループリソース割振りメッセージを送信すること
を備える、請求項22に記載の方法。
【請求項29】
第1のユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合されたメモリと、
前記メモリに記憶された命令とを備え、前記命令が、前記装置に、
基地局に、複数のサイドリンクUEを備えるUEグループの指示を送信することと、
アイドルモードアップリンク送信のために前記複数のサイドリンクUEのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを受信することと、
前記グループリソース割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記アップリンクグループリソースオケージョン中にアイドルモードにおいてアップリンクメッセージを前記基地局に送信することと
を行わせるために前記プロセッサによって実行可能である、
装置。
【請求項30】
基地局におけるワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合されたメモリと、
前記メモリに記憶された命令とを備え、前記命令が、前記装置に、
複数のサイドリンクユーザ機器(UE)を含むUEグループの指示を受信することと、
アイドルモードアップリンク送信のために前記複数のサイドリンクUEのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを送信することと、
前記アップリンクグループリソースオケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第1のUEからアップリンクメッセージを受信することと
を行わせるために前記プロセッサによって実行可能である、装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0274
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0274】
[0287]本明細書の説明は、当業者が本開示を作成または使用することを可能にするように提供される。本開示の様々な修正は当業者には明らかとなり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明される例および設計に限定されず、本明細書で開示される原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
第1のユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための方法であって、
基地局に、複数のサイドリンクUEを備えるUEグループの指示を送信することと、
アイドルモードアップリンク送信のために前記複数のサイドリンクUEのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを受信することと、
前記グループリソース割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記アップリンクグループリソースオケージョン中にアイドルモードにおいてアップリンクメッセージを前記基地局に送信することと
を備える、方法。
[C2]
前記UEグループの前記指示を送信することが、
前記UEグループについてのアイドルモードアップリンク送信のためのグループリソースについての要求を送信することを備え、ここにおいて、前記グループリソース割振りメッセージを受信することが、前記要求を送信することに少なくとも部分的に基づく、
C1に記載の方法。
[C3]
前記グループリソース割振りメッセージを受信することは、
前記基地局から、前記アップリンクグループリソースオケージョンが前記複数のサイドリンクUEの第1のサブセットに割り振られることを指示する前記グループリソース割振りメッセージを受信することを備え、ここにおいて、前記第1のサブセットが前記第1のUEを含む、
C1に記載の方法。
[C4]
前記グループリソース割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のサイドリンクUEの第2のサブセットのうちの1つまたは複数の第2のUEに、前記アップリンクグループリソースオケージョンの指示を送信すること
をさらに備える、C3に記載の方法。
[C5]
前記グループリソース割振りメッセージを受信することは、
前記基地局から、前記アップリンクグループリソースオケージョンが前記UEグループのうちの前記複数のサイドリンクUEに割り振られることを指示する前記グループリソース割振りメッセージを受信すること
を備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記グループリソース割振りメッセージが、前記UEグループに関連するグループ識別子を含む、C1に記載の方法。
[C7]
前記グループリソース割振りメッセージを受信することが、
前記グループリソース割振りメッセージを備える無線リソース制御(RRC)解放メッセージを受信すること
を備える、C1に記載の方法。
[C8]
前記グループリソース割振りメッセージを受信することが、
接続モードにおいて動作しながら、前記グループリソース割振りメッセージを備える無線リソース制御(RRC)メッセージを受信すること
を備える、C1に記載の方法。
[C9]
前記アップリンクグループリソースオケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記アップリンクメッセージを介して前記基地局に送信するためのアップリンクデータを指示するサイドリンクメッセージを受信することをさらに備え、ここにおいて、前記アップリンクメッセージを前記基地局に送信することが、前記サイドリンクメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づく、
C1に記載の方法。
[C10]
前記アップリンクメッセージを送信することが、
前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEによる前記アップリンクグループリソースオケージョン中のアップリンクデータの送信と少なくとも部分的に重複する、前記アップリンクデータを備える前記アップリンクメッセージを送信すること
を備える、C1に記載の方法。
[C11]
前記アップリンクメッセージを送信することが、
アップリンクデータと、前記第1のUEまたは第2のUEの識別子とを備える前記アップリンクメッセージを送信することを備え、ここにおいて、前記識別子は、前記アップリンクデータが、前記第1のUEまたは前記第2のUEによって生成されることを指示する、
C1に記載の方法。
[C12]
前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記アップリンクグループリソースオケージョンを前記第1のUEに割り振る割振りメッセージを受信することをさらに備え、ここにおいて、前記アップリンクグループリソースオケージョンにおいて前記アップリンクメッセージを送信することが、前記割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づく、
C1に記載の方法。
[C13]
前記第2のUEに、前記アップリンクメッセージの送信のための前記アップリンクグループリソースオケージョンを要求する割振り要求メッセージを送信することをさらに備え、ここにおいて、前記第2のUEから前記割振りメッセージを受信することが、前記割振り要求メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づく、
C12に記載の方法。
[C14]
前記アップリンクグループリソースオケージョンが予約されていないことを検出することに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のサイドリンクUEのうちの複数個のUEに、前記アップリンクメッセージの送信のための前記アップリンクグループリソースオケージョンを予約するサイドリンク制御メッセージを送信することをさらに備え、ここにおいて、前記アップリンクグループリソースオケージョンにおいて前記アップリンクメッセージを送信することが、前記サイドリンク制御メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づく、
C1に記載の方法。
[C15]
前記アップリンクメッセージを送信することが、
前記第1のUEによる連続アップリンク送信の数がしきい値を満たすことに少なくとも部分的に基づいて、前記アップリンクメッセージを送信すること
を備える、C14に記載の方法。
[C16]
前記複数のサイドリンクUEのうちのコントローラUEから、前記アップリンクグループリソースオケージョンと第2のアップリンクグループリソースオケージョンとを前記第1のUEに割り振る割振りメッセージを受信することと、ここにおいて、前記アップリンクグループリソースオケージョンにおいて前記アップリンクメッセージを送信することが、前記割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づく、
前記割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に第2のアップリンクメッセージを前記基地局に送信することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C17]
前記複数のサイドリンクUEのうちの複数個のUEに、前記アップリンクグループリソースオケージョンと第2のアップリンクグループリソースオケージョンとを予約するサイドリンク制御メッセージを送信することと、ここにおいて、前記アップリンクグループリソースオケージョンにおいて前記アップリンクメッセージを送信することが、前記サイドリンク制御メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づく、
前記サイドリンク制御メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に第2のアップリンクメッセージを前記基地局に送信することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C18]
前記アップリンクメッセージを送信することが、
前記アップリンクグループリソースオケージョン中に、第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に前記アップリンクメッセージを前記基地局に中継するための前記複数のサイドリンクUEのうちの1つまたは複数の第2のUEに、前記アップリンクメッセージを送信すること
を備える、C1に記載の方法。
[C19]
前記アップリンクメッセージを送信することが、
前記アップリンクグループリソースオケージョンより前に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記アップリンクグループリソースオケージョン中に前記基地局に送信するためのアップリンクデータを指示するサイドリンクメッセージを受信することと、
前記サイドリンクメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のUEによる前記アップリンクグループリソースオケージョン中の前記アップリンクデータの送信と少なくとも部分的に重複する、前記アップリンクデータを備える前記アップリンクメッセージを送信することと
を備える、C1に記載の方法。
[C20]
前記グループリソース割振りメッセージを受信することが、
前記アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョンを指示する前記グループリソース割振りメッセージを受信すること
を備える、C1に記載の方法。
[C21]
前記基地局から、前記アップリンクグループリソースオケージョンに対応する前記アップリンクグループリソース応答オケージョンにおいて前記アップリンクメッセージに対する応答を受信すること
をさらに備える、C20に記載の方法。
[C22]
前記アップリンクメッセージに対する前記応答を受信することが、
前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEにおける前記アップリンクグループリソース応答オケージョン中の前記アップリンクメッセージに対する前記応答の受信と少なくとも部分的に重複する、前記アップリンクグループリソース応答オケージョンにおける前記アップリンクメッセージに対する前記応答を受信すること
を備える、C21に記載の方法。
[C23]
前記アップリンクメッセージに対する前記応答を受信することが、
前記アップリンクグループリソースオケージョンに対するタイミングアドバンスまたは更新を指示する前記アップリンクメッセージに対する前記応答を受信することと、
前記アップリンクメッセージに対する前記応答を受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のサイドリンクUEのうちの1つまたは複数の第2のUEに、前記アップリンクグループリソースオケージョンに対する前記タイミングアドバンスまたは前記更新の指示を送信することと
を備える、C21に記載の方法。
[C24]
前記アップリンクメッセージを送信することに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記基地局から中継された前記アップリンクメッセージに対する応答を受信すること
をさらに備える、C20に記載の方法。
[C25]
基地局におけるワイヤレス通信のための方法であって、
複数のサイドリンクユーザ機器(UE)を含むUEグループの指示を受信することと、
アイドルモードアップリンク送信のために前記複数のサイドリンクUEのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを送信することと、
前記アップリンクグループリソースオケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第1のUEからアップリンクメッセージを受信することと
を備える、方法。
[C26]
前記UEグループの前記指示を受信することが、
前記UEグループについてのアイドルモードアップリンク送信のためのグループリソースについての要求を受信することを備え、ここにおいて、前記グループリソース割振りメッセージを送信することが、前記要求を受信することに少なくとも部分的に基づく、
C25に記載の方法。
[C27]
前記グループリソース割振りメッセージを送信することは、
前記アップリンクグループリソースオケージョンが前記複数のサイドリンクUEの第1のサブセットに割り振られることを指示する前記グループリソース割振りメッセージを送信することを備え、ここにおいて、前記第1のサブセットが前記第1のUEを含む、
C25に記載の方法。
[C28]
前記グループリソース割振りメッセージを送信することは、
前記アップリンクグループリソースオケージョンが前記UEグループのうちの前記複数のサイドリンクUEに割り振られることを指示する前記グループリソース割振りメッセージを送信すること
を備える、C25に記載の方法。
[C29]
前記グループリソース割振りメッセージが、前記UEグループに関連するグループ識別子を含む、C28に記載の方法。
[C30]
前記グループリソース割振りメッセージを送信することが、
前記グループリソース割振りメッセージを備える無線リソース制御(RRC)解放メッセージを送信すること
を備える、C25に記載の方法。
[C31]
前記グループリソース割振りメッセージを送信することが、
接続モードにおいて動作する前記少なくとも1つのサイドリンクUEに、前記グループリソース割振りメッセージを備える無線リソース制御(RRC)メッセージを送信すること
を備える、C25に記載の方法。
[C32]
前記アップリンクメッセージを受信することが、
前記第1のUEから、アップリンクデータを備える前記アップリンクメッセージを受信することと、
前記アップリンクグループリソースオケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記アップリンクデータを備える第2のアップリンクメッセージを受信することと
を備える、C25に記載の方法。
[C33]
前記アップリンクメッセージを受信することが、
アップリンクデータと、前記第1のUEまたは第2のUEの識別子とを備える前記アップリンクメッセージを受信することを備え、ここにおいて、前記識別子は、前記アップリンクデータが、前記第1のUEまたは前記第2のUEによって生成されることを指示する、
C25に記載の方法。
[C34]
前記グループリソース割振りメッセージを送信することが、
連続アップリンク送信のしきい値数を指示する前記グループリソース割振りメッセージを送信すること
を備える、C25に記載の方法。
[C35]
前記アップリンクメッセージを受信することが、
前記第1のUEから、アップリンクデータを備える前記アップリンクメッセージを受信することと、
前記アップリンクグループリソースオケージョンの後の第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記アップリンクデータを備える第2のアップリンクメッセージを受信することと
を備える、C25に記載の方法。
[C36]
前記グループリソース割振りメッセージを送信することが、
前記アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョンを指示する前記グループリソース割振りメッセージを送信すること
を備える、C25に記載の方法。
[C37]
前記アップリンクグループリソースオケージョンに対応する前記アップリンクグループリソース応答オケージョン中に、前記第1のUEに、前記アップリンクメッセージに対する応答を送信すること
をさらに備える、C36に記載の方法。
[C38]
前記アップリンクメッセージに対する前記応答を送信することが、
前記アップリンクグループリソース応答オケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEに、前記アップリンクメッセージに対する前記応答を送信すること
を備える、C37に記載の方法。
[C39]
前記アップリンクグループリソースオケージョンに対応する前記アップリンクグループリソース応答オケージョン中に、前記アップリンクグループリソースオケージョンに対するタイミングアドバンスまたは更新を指示する前記アップリンクメッセージに対する応答を送信すること
をさらに備える、C36に記載の方法。
[C40]
前記アップリンクグループリソースオケージョンに対応する前記アップリンクグループリソース応答オケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEに、前記アップリンクメッセージに対する応答を送信すること
をさらに備える、C36に記載の方法。
[C41]
第1のユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合されたメモリと、
前記メモリに記憶された命令とを備え、前記命令が、前記装置に、
基地局に、複数のサイドリンクUEを備えるUEグループの指示を送信することと、
アイドルモードアップリンク送信のために前記複数のサイドリンクUEのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを受信することと、
前記グループリソース割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記アップリンクグループリソースオケージョン中にアイドルモードにおいてアップリンクメッセージを前記基地局に送信することと
を行わせるために前記プロセッサによって実行可能である、
装置。
[C42]
トランシーバをさらに備え、ここにおいて、前記UEグループの前記指示を送信するための前記命令が、前記装置に、
前記UEグループについてのアイドルモードアップリンク送信のためのグループリソースについての要求を前記トランシーバを介して送信することを行わせるために前記プロセッサによって実行可能であり、ここにおいて、前記グループリソース割振りメッセージを受信することが、前記要求を送信することに少なくとも部分的に基づく、
C41に記載の装置。
[C43]
トランシーバをさらに備え、ここにおいて、前記グループリソース割振りメッセージを受信するための前記命令は、前記装置に、
前記基地局から、前記アップリンクグループリソースオケージョンが前記複数のサイドリンクUEの第1のサブセットに割り振られることを指示する前記グループリソース割振りメッセージを前記トランシーバを介して受信することを行わせるために前記プロセッサによって実行可能であり、ここにおいて、前記第1のサブセットが前記第1のUEを含む、
C41に記載の装置。
[C44]
前記命令が、前記装置に、
前記アップリンクグループリソースオケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記アップリンクメッセージを介して前記基地局に送信するためのアップリンクデータを指示するサイドリンクメッセージを受信することを行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能であり、ここにおいて、前記アップリンクメッセージを前記基地局に送信することが、前記サイドリンクメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づく、
C41に記載の装置。
[C45]
アンテナをさらに備え、ここにおいて、前記アップリンクメッセージを送信するための前記命令が、前記装置に、
前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEによる前記アップリンクグループリソースオケージョン中のアップリンクデータの送信と少なくとも部分的に重複する、前記アップリンクデータを備える前記アップリンクメッセージを送信すること
を行わせるために前記プロセッサによって実行可能である、C41に記載の装置。
[C46]
前記アップリンクメッセージを送信するための前記命令が、前記装置に、
アップリンクデータと、前記第1のUEまたは第2のUEの識別子とを備える前記アップリンクメッセージを送信することを行わせるために前記プロセッサによって実行可能であり、ここにおいて、前記識別子は、前記アップリンクデータが、前記第1のUEまたは前記第2のUEによって生成されることを指示する、
C41に記載の装置。
[C47]
前記命令が、前記装置に、
前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記アップリンクグループリソースオケージョンを前記第1のUEに割り振る割振りメッセージを受信することを行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能であり、ここにおいて、前記アップリンクグループリソースオケージョンにおいて前記アップリンクメッセージを送信することが、前記割振りメッセージを受信することに少なくとも部分的に基づく、
C41に記載の装置。
[C48]
前記命令は、前記装置に、
前記アップリンクグループリソースオケージョンが予約されていないことを検出することに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のサイドリンクUEのうちの複数個のUEに、前記アップリンクメッセージの送信のための前記アップリンクグループリソースオケージョンを予約するサイドリンク制御メッセージを送信することを行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能であり、ここにおいて、前記アップリンクグループリソースオケージョンにおいて前記アップリンクメッセージを送信することが、前記サイドリンク制御メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づく、
C41に記載の装置。
[C49]
前記アップリンクメッセージを送信するための前記命令が、前記装置に、
前記アップリンクグループリソースオケージョン中に、第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に前記アップリンクメッセージを前記基地局に中継するための前記複数のサイドリンクUEのうちの1つまたは複数の第2のUEに、前記アップリンクメッセージを送信すること
を行わせるために前記プロセッサによって実行可能である、C41に記載の装置。
[C50]
前記グループリソース割振りメッセージを受信するための前記命令が、前記装置に、
前記アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョンを指示する前記グループリソース割振りメッセージを受信すること
を行わせるために前記プロセッサによって実行可能である、C41に記載の装置。
[C51]
前記命令が、前記装置に、
前記基地局から、前記アップリンクグループリソースオケージョンに対応する前記アップリンクグループリソース応答オケージョンにおいて前記アップリンクメッセージに対する応答を受信すること
を行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能である、C50に記載の装置。
[C52]
前記命令が、前記装置に、
前記アップリンクメッセージを送信することに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記基地局から中継された前記アップリンクメッセージに対する応答を受信すること
を行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能である、C50に記載の装置。
[C53]
基地局におけるワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合されたメモリと、
前記メモリに記憶された命令とを備え、前記命令が、前記装置に、
複数のサイドリンクユーザ機器(UE)を含むUEグループの指示を受信することと、
アイドルモードアップリンク送信のために前記複数のサイドリンクUEのうちの少なくとも1つのサイドリンクUEに割り振られるアップリンクグループリソースオケージョンを指示するグループリソース割振りメッセージを送信することと、
前記アップリンクグループリソースオケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第1のUEからアップリンクメッセージを受信することと
を行わせるために前記プロセッサによって実行可能である、装置。
[C54]
トランシーバをさらに備え、ここにおいて、前記UEグループの前記指示を受信するための前記命令が、前記装置に、
前記UEグループについてのアイドルモードアップリンク送信のためのグループリソースについての要求を前記トランシーバを介して受信することを行わせるために前記プロセッサによって実行可能であり、ここにおいて、前記グループリソース割振りメッセージを送信することが、前記要求を受信することに少なくとも部分的に基づく、
C53に記載の装置。
[C55]
前記グループリソース割振りメッセージを送信するための前記命令は、前記装置に、
前記アップリンクグループリソースオケージョンが前記複数のサイドリンクUEの第1のサブセットに割り振られることを指示する前記グループリソース割振りメッセージを送信することを行わせるために前記プロセッサによって実行可能であり、ここにおいて、前記第1のサブセットが前記第1のUEを含む、
C53に記載の装置。
[C56]
前記アップリンクメッセージを受信するための前記命令が、前記装置に、
前記第1のUEから、アップリンクデータを備える前記アップリンクメッセージを受信することと、
前記アップリンクグループリソースオケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記アップリンクデータを備える第2のアップリンクメッセージを受信することと
を行わせるために前記プロセッサによって実行可能である、C53に記載の装置。
[C57]
前記アップリンクメッセージを受信するための前記命令が、前記装置に、
アップリンクデータと、前記第1のUEまたは第2のUEの識別子とを備える前記アップリンクメッセージを受信することを行わせるために前記プロセッサによって実行可能であり、ここにおいて、前記識別子は、前記アップリンクデータが、前記第1のUEまたは前記第2のUEによって生成されることを指示する、
C53に記載の装置。
[C58]
前記アップリンクメッセージを受信するための前記命令が、前記装置に、
前記第1のUEから、アップリンクデータを備える前記アップリンクメッセージを受信することと、
前記アップリンクグループリソースオケージョンの後の第2のアップリンクグループリソースオケージョン中に、前記複数のサイドリンクUEのうちの第2のUEから、前記アップリンクデータを備える第2のアップリンクメッセージを受信することと
を行わせるために前記プロセッサによって実行可能である、C53に記載の装置。
[C59]
前記グループリソース割振りメッセージを送信するための前記命令が、前記装置に、
前記アップリンクグループリソースオケージョンに対応するアップリンクグループリソース応答オケージョンを指示する前記グループリソース割振りメッセージを送信すること
を行わせるために前記プロセッサによって実行可能である、C53に記載の装置。
[C60]
前記命令が、前記装置に、
前記アップリンクグループリソースオケージョンに対応する前記アップリンクグループリソース応答オケージョン中に、前記第1のUEに、前記アップリンクメッセージに対する応答を送信すること
を行わせるために前記プロセッサによってさらに実行可能である、C59に記載の装置。
【国際調査報告】