(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-01-31
(54)【発明の名称】情報処理方法、装置、電子機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04L 51/234 20220101AFI20240124BHJP
H04L 51/08 20220101ALI20240124BHJP
【FI】
H04L51/234
H04L51/08
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023543117
(86)(22)【出願日】2022-01-06
(85)【翻訳文提出日】2023-07-24
(86)【国際出願番号】 CN2022070524
(87)【国際公開番号】W WO2022152040
(87)【国際公開日】2022-07-21
(31)【優先権主張番号】202110064291.0
(32)【優先日】2021-01-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】林 亦▲園▼
(72)【発明者】
【氏名】▲孫▼ 健
(72)【発明者】
【氏名】薛 一▲飛▼
(72)【発明者】
【氏名】▲呉▼ 原野
(57)【要約】
本開示はコンピュータ技術分野に関し、具体的には情報処理方法、装置、電子機器及び記憶媒体に関する。本開示が提供する情報表示方法は、ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報を受信する受信側と第1情報のソースとの関連関係を特定することと、関連関係に基づいて受信側に表示するソースの情報を特定することと、を含む。関連関係が第1関連関係に属する場合、ソースの情報は第1ソース情報を含み、関連関係が第2関連関係に属する場合、ソースの情報は第2ソース情報を含む。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報を受信する受信側と前記第1情報のソースとの関連関係を特定することと、
前記関連関係に基づいて前記受信側に表示される前記ソースの情報を特定することと、を含み、
前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第2ソース情報を含む
ことを特徴とする情報処理方法。
【請求項2】
前記第1関連関係は、前記受信側が前記ソースの所定情報を閲覧する権限を有さない第1ユーザグループに属することを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記第2関連関係は、前記受信側が前記ソースの所定情報を閲覧する権限を有する第2ユーザグループに属することを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記第1関連関係が示す前記受信側と前記ソースとの関係の緊密度は、前記第2関連関係が示す前記受信側と前記ソースとの関係の緊密度より弱く、
前記第2ソース情報の情報量は前記第1ソース情報の情報量より大きい
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記第1ソース情報は前記ソースのソースタイプを含み、及び/又は、
前記第2ソース情報は、前記ソースの関連情報と、前記ソースのアクセス情報とを含み、前記アクセス情報は、前記ソースに進入する又は前記ソースのうち前記第1元情報以外の他の情報を取得するためのものである
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項6】
前記第1情報のソースは第1インスタント通信会話を含み、
前記第1元情報は、前記第1インスタント通信会話内に送信された第1インスタント通信メッセージを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項7】
前記第1情報は、前記第1インスタント通信メッセージに基づいて転送された情報、又は、前記第1インスタント通信メッセージに関連する第1関連情報を含む
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
【請求項8】
前記第1関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属しないことを含み、又は、
前記第2関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属することを含む
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
【請求項9】
前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記情報処理方法は、
前記第1元情報の作成方法に基づいて、前記アクセス情報を特定することをさらに含む
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理方法。
【請求項10】
前記第1元情報の作成方法に基づいて、前記アクセス情報を特定することには、
前記第1元情報が前記ソース内の他の情報に基づいて作成された場合、前記他の情報の識別子に基づいて前記アクセス情報を特定すること、又は、
前記第1元情報が前記ソース内の他の情報に基づいて作成されたものではない場合、前記第1元情報の識別子に基づいて前記アクセス情報を特定することを含む
ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理方法。
【請求項11】
前記第1元情報は、タスク情報を含み、
前記タスク情報は、タスクの内容情報、タスクの人員情報、タスクの時間情報、タスクの状態情報、部門情報、項目情報の少なくとも1つを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項12】
サーバからの、ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報と、クライアントが現在ログインしているアカウントと前記第1情報のソースとの関連関係に基づいて特定されたソース情報と、を受信することと、
前記第1情報と前記ソース情報とを表示することと、を含む
ことを特徴とする情報表示方法。
【請求項13】
前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソース情報は第1ソース情報を含み、
前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソース情報は第2ソース情報を含む
ことを特徴とする請求項12に記載の情報表示方法。
【請求項14】
前記第1ソース情報は前記ソースのソースタイプを含み、及び/又は、
前記第2ソース情報は、前記ソースの関連情報と、前記ソースのアクセス情報とを含み、前記アクセス情報は、前記ソースに進入する又は前記ソースのうち前記第1情報以外の他の情報を取得するためのものである
ことを特徴とする請求項12に記載の情報表示方法。
【請求項15】
前記第1情報のソースは第1インスタント通信会話であり、
前記第1元情報は、前記第1インスタント通信会話内で送信された第1インスタント通信メッセージである
ことを特徴とする請求項12に記載の情報表示方法。
【請求項16】
前記第1情報は、前記第1インスタント通信メッセージに基づいて転送された情報、又は、前記第1インスタント通信メッセージに関連する第1詳細情報を含む
ことを特徴とする請求項15に記載の情報表示方法。
【請求項17】
前記第1関連関係は、前記アカウントが前記第1インスタント通信会話の成員ではないことを含み、又は、
前記第2関連関係は、前記アカウントが前記第1インスタント通信会話の成員であることを含む
ことを特徴とする請求項15に記載の情報表示方法。
【請求項18】
1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示することと、
前記インスタント通信会話インタフェースに表示されたインスタント通信メッセージに対するトリガ操作に応答して、トリガされたインスタント通信メッセージとユーザの入力とに基づいてタスク情報を特定することと、
前記トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定することと、
前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示することと、をさらに備える
ことを特徴とする請求項12に記載の情報表示方法。
【請求項19】
前記トリガされたインスタント通信メッセージとユーザの入力とに基づいてタスク情報を特定することには、
前記トリガされたインスタント通信メッセージがテキストメッセージを含む場合、前記テキストメッセージに基づいて初期タスク情報の内容情報を特定すること、及び/又は、
前記トリガされたインスタント通信メッセージが電子ファイルを含む場合、前記電子ファイルに基づいて初期タスク情報の添付ファイル情報を特定すること、を含む
ことを特徴とする請求項18に記載の情報表示方法。
【請求項20】
前記トリガされたインスタント通信メッセージとユーザの入力とに基づいてタスク情報を特定することには、
前記トリガされたインスタント通信メッセージに対して語義識別を行うことと、
現在の時間情報を取得することと、
語義識別の結果と前記現在の時間情報とに基づいて初期タスク情報の時間情報を特定することと、を含む
ことを特徴とする請求項18に記載の情報表示方法。
【請求項21】
1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示することと、
タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定することと、
前記タスク作成トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定することと、
前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示することと、を含む
ことを特徴とする情報表示方法。
【請求項22】
前記タスク作成トリガ操作は、前記会話インタフェースに表示されているインスタント通信メッセージに対するトリガ操作を含み、
前記タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定することには、前記インスタント通信メッセージに対するトリガ操作に応答して、トリガされたインスタント通信メッセージに基づいて初期タスク情報を特定することを含む
ことを特徴とする請求項21に記載の情報表示方法。
【請求項23】
前記トリガされたインスタント通信メッセージに基づいて初期タスク情報を特定することには、
前記トリガされたインスタント通信メッセージがテキストメッセージを含む場合、前記テキストメッセージに基づいて初期タスク情報の内容情報を特定すること、及び/又は、
前記トリガされたインスタント通信メッセージが電子ファイルを含む場合、前記電子ファイルに基づいて初期タスク情報の添付ファイル情報を特定すること、を含む
ことを特徴とする請求項22に記載の情報表示方法。
【請求項24】
前記トリガされたインスタント通信メッセージに基づいて初期タスク情報を特定することには、
前記トリガされたインスタント通信メッセージの送信者のユーザ情報を取得することと、
前記ユーザ情報に基づいて前記初期タスク情報の作成者情報を特定することと、を含む
ことを特徴とする請求項22に記載の情報表示方法。
【請求項25】
前記トリガされたインスタント通信メッセージに基づいて初期タスク情報を特定することには、
前記トリガされたインスタント通信メッセージに対して語義識別を行うことと、
語義識別の結果に基づいて前記初期タスク情報を特定することと、を含む
ことを特徴とする請求項22に記載の情報表示方法。
【請求項26】
前記語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定することには、
現在の時間情報を取得することと、
前記語義識別の結果と前記現在の時間情報とに基づいて前記初期タスク情報の時間情報を特定することと、を含む
ことを特徴とする請求項25に記載の情報表示方法。
【請求項27】
前記タスク作成トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定することには、
現在表示されているインスタント通信会話インタフェースを前記ターゲット会話インタフェースとするか否かをユーザに注意するよう、注意情報を表示すること、を含む
ことを特徴とする請求項22に記載の情報表示方法。
【請求項28】
前記インスタント通信会話インタフェースに表示されるタスクインタフェースが所定の方式でトリガされたとき、前記タスクインタフェースに関連するタスク詳細情報を表示すること、をさらに含み、
前記タスク詳細情報は、前記インスタント通信会話インタフェースの側欄に表示される
ことを特徴とする請求項21に記載の情報表示方法。
【請求項29】
前記タスク詳細情報は編集されることが可能であり、
前記方法は、編集されたタスク詳細情報に基づいて、前記タスクインタフェースに表示される情報を特定することを、さらに含む
ことを特徴とする請求項28に記載の情報表示方法。
【請求項30】
サーバとクライアントとを備え、前記サーバが前記クライアントと接続されている情報表示システムであって、
前記サーバは、請求項1~11のいずれか一項に記載の情報処理方法を実行するためのものである
ことを特徴とする情報表示システム。
【請求項31】
サーバとクライアントとを備え、前記サーバが前記クライアントと接続されている情報表示システムであって、
前記サーバは、請求項12~20のいずれか一項に記載の情報表示方法を実行するためのものである
ことを特徴とする情報表示システム。
【請求項32】
ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報を受信するユーザと前記第1情報のソースとの関連関係を特定する関係特定ユニットと、
前記関連関係に基づいて、前記ユーザに表示する前記ソースの情報を特定する情報特定ユニットと、を備え、
前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第2ソース情報を含む
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項33】
サーバからの、ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報と、クライアントが現在ログインしているアカウントと前記第1情報のソースとの関連関係に基づいて特定されたソース情報と、を受信する情報受信ユニットと、
前記第1情報と前記ソース情報とを表示する情報表示ユニットと、を備える
ことを特徴とする情報表示装置。
【請求項34】
1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示する会話インタフェース表示ユニットと、
タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定するタスク情報特定ユニットと、
前記タスク作成トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定するターゲット会話特定ユニットと、
前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示するタスクインタフェース表示ユニットと、を備える
ことを特徴とする情報表示装置。
【請求項35】
少なくとも1つのメモリと少なくとも1つのプロセッサと、を備え、
前記メモリは、プログラムコードを記憶するためのものであり、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して請求項1~29のいずれか一項に記載の方法を実行するためのものである
ことを特徴とする電子機器。
【請求項36】
コンピュータ装置が請求項1~29のいずれか一項に記載の方法を実行するよう、コンピュータ装置に実行可能なプログラムコードが記憶されている
ことを特徴とする非一時的なコンピュータ記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2021年1月18日付で中国専利局に出願された、出願番号202110064291.0の名称が「情報処理方法、装置、電子機器及び記憶媒体」である中国特許出願の優先権を要求し、当該出願の内容の全てをここに参照として取り込まれる。
【0002】
本開示はコンピュータ技術分野に関し、具体的には、情報処理方法、装置、電子設備及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
インスタント通信ソフトウェアは、人々の生活及び仕事に不可欠な通信ツールである。ユーザは、仕事グループを作成して、仕事グループにて仕事に関するインスタント通信メッセージを発信したり、仕事グループ内の情報を転送したりすることができる。しかし、これらの仕事情報や仕事グループの他の関連情報が無関係者に漏洩されるリスクがある。
【0004】
また、インスタント通信クライアントは、ユーザに代理事項を作成することを許可するものがあるが、その代理事項の作成は、インスタント通信クライアントの他のユーザには知り得ず、グループ情報共有やグループ提携に不利であり、又は作成過程が煩雑であり、利用効率が低い。
【発明の概要】
【0005】
本発明の概要を提供して簡単の形で思想を紹介する。これらの思想は、以降の発明を実施するための形態の部分において詳細に説明する。当該発明の概要部分は、特許請求する技術案の重要な特徴又は必要な特徴を標識する旨ではなく、特許請求する技術案の範囲を限定する旨でもない。
【0006】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報処理方法が提供されている。当該方法は、
ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報を受信する受信側と前記第1情報のソースとの関連関係を特定することと、
前記関連関係に基づいて前記受信側に表示される前記ソースの情報を特定することと、を含み、
前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第2ソース情報を含む。
【0007】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報表示方法が提供されている。当該方法は、
サーバからの、ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報と、クライアントが現在ログインしているアカウントと前記第1情報のソースとの関連関係に基づいて特定されたソース情報と、を受信することと、
前記第1情報と前記ソース情報とを表示することと、を含む。
【0008】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報表示方法が提供されている。当該方法は、
1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示することと、
タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定することと、
前記タスク作成トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定することと、
前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示することと、を含む。
【0009】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、サーバとクライアントとを備え、前記サーバが前記クライアントと接続されている情報表示システムが提供され前記サーバは、本開示の一つ又は複数の実施例が提供する情報処理方法を実行するためのものであることを特徴とする。
【0010】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、サーバとクライアントとを備え、前記サーバが前記クライアントと接続されている情報表示システムが提供され、前記サーバは、本開示の一つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法を実行するためのものであることを特徴とする。
【0011】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報処理装置が提供されている。当該情報処理装置は、
ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報を受信するユーザと前記第1情報のソースとの関連関係を特定する関係特定ユニットと、
前記関連関係に基づいて、前記ユーザに表示する前記ソースの情報を特定する情報特定ユニットと、を備え、
前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第2ソース情報を含む。
【0012】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報表示装置が提供されている。当該情報表示装置は、
サーバからの、ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報と、クライアントが現在ログインしているアカウントと前記第1情報のソースとの関連関係に基づいて特定されたソース情報と、を受信する情報受信ユニットと、
前記第1情報と前記ソース情報とを表示する情報表示ユニットと、を備える。
【0013】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報表示装置が提供されている。当該情報処理装置は、
1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示する会話インタフェース表示ユニットと、
タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定するタスク情報特定ユニットと、
前記タスク作成トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定するターゲット会話特定ユニットと、
前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示するタスクインタフェース表示ユニットと、を備える。
【0014】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、電子機器が提供されている。当該電子機器は、
少なくとも1つのメモリと少なくとも1つのプロセッサと、を備え、
前記メモリは、プログラムコードを記憶するためのものであり、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して本開示の1つ又は複数の実施例が提供する方法を実行するためのものである。
【0015】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、非一時的なコンピュータ記憶媒体が提供されている。当該非一時的なコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ装置が本開示の1つ又は複数の実施例が提供する方法を実行するよう、前記コンピュータ装置に実行可能なプログラムコードが記憶されている。
【0016】
本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報処理方法によれば、第1情報の受信側と第1情報のソースとの関連関係に基づいて、前記受信側に表示する前記ソースの情報を特定する。一方、第1情報を表示する際にそのソース情報を表示することで、受信側がソースを容易に把握できるようにし、ユーザの情報処理効率を向上させる。一方、当該第1情報に関するソース情報が無関係者に漏洩されることを避けることができ、情報の安全性と秘匿性を向上させる。
【0017】
本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法によれば、第1情報の受信側と第1情報のソースとの関連関係に基づいて前記ソースの情報を表示する。第1情報を表示する際にそのソース情報を表示することで、受信側がソースを容易に把握できるようにし、ユーザの情報処理効率を向上させる。一方、当該第1情報に関するソース情報が無関係者に漏洩されることを避けることができ、情報の安全性と秘匿性を向上させる。
【0018】
本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法によれば、タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定して、ターゲット会話インタフェースに、所定態様でタスクインタフェースを表示する。これにより、ユーザがインスタント通信クライアントの会話においてタスクを素早く作成しやすくなり、このタスクが会話内の他のユーザに知られる可能になり、タスク情報の同期及び処理の効率を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図面を参照するとともに、以下の発明を実施するための形態を参照して、本開示の各実施例の上記内容及び他の特徴、利点がより明確になる。図面において、同一又は類似の符号は、同一又は類似の要素を示す。図面は模式的なものであり、部品と要素は必ずしも比例的に描かれていないことは、理解されるものである。
【
図1】本開示のある実施例に係る情報処理方法のフローチャートである。
【
図2】本開示の他の実施例に係る情報処理方法のフローチャートである。
【
図3】本開示のある実施例に係る情報表示方法のフローチャートである。
【
図4A】本開示のある実施例に係る情報表示システムの模式図である。
【
図4B】本開示のある実施例に係る情報表示システムの信号の流れの模式図である。
【
図5】本開示の他の実施例に係る情報表示方法のフローチャートである。
【
図6】本開示のある実施例に係るインスタント通信クライアントの表示インタフェースの模式図である。
【
図7】本開示の他の実施例に係る情報表示方法のフローチャートである。
【
図8】本開示のある実施例に係る情報処理装置の構造模式図である。
【
図9】本開示の他の実施例に係る情報表示装置の構造模式図である。
【
図10】本開示の別の実施例に係る情報表示装置の構造模式図である。
【
図11】本開示の実施例に係る電子機器を実現するための構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
次に、図面を参照しながら本開示の実施例についてより詳しく説明する。図面には本開示のある実施例が示されているが、本開示は様々な形態で実現することができ、ここで説明する実施例に限定されるものと解釈するものではなく、これらの実施例を提供するのは本開示をより明確に、完全に理解するためであることは、理解されるところである。本開示の図面及び実施例は例示するためのものに過ぎず、本開示の特許請求の範囲を限定するものではないことは、理解されるところである。
【0021】
本開示の実施形態に記載されるステップは、異なる順番で実行する、及び/又は並行に実行することができることは、理解されるところである。さらに、実施形態は、附加のステップ及び/又は省略的に示すステップを含んでもよい。本開示の範囲はこの点において限定しない。
【0022】
明細書において、用語「備える」とその変形は、開放的であり、すなわち、「備えるが、これに限らない」である。用語「に基づく」は、「少なくとも部分的に基づく」である。用語「ある実施例」は、「少なくとも1つの実施例」を表し、用語「他の実施例」は、「少なくとも1つの他の実施例」を表す。用語「に応答する」及び関連の用語は、ある信号又はイベントが他の信号やイベントにある程度影響されることであり、完全的に又は直接的に影響されるとは限らない。事件xが事件y「に応答して」発生すると、xが直接的に又は間接的にyに応答してよい。例えば、yの存在が最終的にxの存在に繋がるが、その他の中間イベント及び/条件が存在するかもしれない。他の状況では、yが必ずしもxの存在に繋がるものではないかもしれなく、また、yが発生していなくてもxが発生するかもしれない。さらに、用語「に応答する」は、「少なくとも部分的に応答する」ことを意味する。用語「特定する」は、様々な動作を広くカバーし、演算する、計算する、処理する、導出する、調査する、検索する(例えば、テーブル、データベース、又はその他のデータ構造で検索する)、究明する、及び類似の動作を含んでもよく、さらに受信する(例えば、情報を受信する)、アクセスする(例えば、メモリの中のデータにアクセスする)、及び類似の動作を含み、そして解析する、選択する、作成する、及び類似の動作などを含む。その他の用語の関係定義は、以下の記載において説明する。
【0023】
本開示に言及する「第1」、「第2」などの概念は、異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためのものに過ぎず、これらの装置、モジュール又はユニットが実行する機能の順番或いは依存関係を限定するものではないことを注意されたい。
【0024】
本開示に言及する「1つ」、「複数」の用語は、制限的なものではなくて模式的なものであることを注意されたい。前後に特に明示しない限り、「1つ又は複数の」と理解すべきであることは、当業者に理解されるところである。
【0025】
本開示の目的を図るために、「A及び/又はB」とは、(A)、(B)又は(AとB)の意味である。
【0026】
本開示の実施形態における複数の装置の間でやり取りされるメッセージ又は情報の名称は、説明の目的のみであり、これらのメッセージ又は情報の範囲を限定するものではない。
【0027】
図1には、本開示のある実施例に係る情報処理方法100のフローチャートが示される。情報処理方法100は、以下のステップを備える。
【0028】
ステップS101:ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報を受信する受信側と前記第1情報のソースとの関連関係を特定する。
第1情報のソース内は、第1元情報を含む複数の情報を含んでもよく、第1情報は、第1元情報に基づいて生成されたものである。
【0029】
例示として、前記ソースは、インスタント通信会話であり、1つ又は複数のユーザがインスタント通信会話内でインスタント通信メッセージを送信することができる。第1元情報は、このインスタント通信会話内の1つのインスタント通信メッセージであってよく、第1情報は、このインスタント通信メッセージの転送情報又はその他の関連情報である。例えば、第1情報は第1元情報の詳細情報である。前記受信側は、この転送情報の受信側又はこの関連情報を閲覧する請求側であり、受信側とインスタント通信会話との関連関係は、インスタント通信会話の成員関係を含む。
【0030】
なお、上述した例はあくまで例示であり、他の代替の実施形態や変形が可能であるのは当業者に理解されるところであり、これらに制限されるものではない。例えば、前記ソースは他の形式の情報キャリアであってもよく、前記第1元情報はこの情報キャリア内の情報であり、前記受信側とこの情報キャリアとの関連関係は、受信側とこの情報キャリアとは予め設定された関連関係に満たすか否かを含むことなどである。
【0031】
ある実施例では、第1元情報は、タスク情報又は当該タスク情報が生成される基礎となるソース内の他の情報であってもよく、第1情報は、当該タスク情報に関連するタスク詳細情報であってもよい。前記ソース内の他の情報は、インスタント通信会話内のインスタント通信メッセージであってもよい。タスク情報とタスク詳細情報は、タスクの内容情報、タスクの人員情報、タスクの時間情報、タスクの状態情報、部門情報、項目情報を含むが、これらに限らない。タスクの内容情報はタスクの具体的な内容を含み、タスクの人員情報はタスクの作成者、手配者、及び実行者を含み、タスクの時間情報はタスクの作成時間、タスクの修正時間、及びタスクの締切時間を含む。タスクの状態情報は例えば「実行中」「キャンセルされた」などのタスク状態を含む。部門情報はタスクが所属する会社の部門を含む。項目情報はタスクが所属する項目を含んでもよい。
【0032】
好ましくは、インスタント通信会話におけるタスク情報の表示空間を節約するために、タスク情報は一部のタスクの内容情報のみを表示し、タスク詳細情報は全てのタスクの内容情報を表示してもよい。
【0033】
例示として、タスク情報は、インスタント通信会話における任意のユーザが送信したインスタント通信メッセージに基づいて生成され、又は直接に生成されてもよい。インスタント通信メッセージの種類は、テキスト、ファイル、写真、音声、映像などを含むが、これらに限らない。
【0034】
ステップS102:前記関連関係に基づいて前記受信側に表示される前記ソースの情報を特定する。前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第2ソース情報を含む。
【0035】
前記ソースの情報、前記ソースのタイプ、名称などの属性情報とアクセス情報とを含むが、これらに限らない。前記アクセス情報は、例えば、前記ソースに進入する又は前記ソースのうち前記第1元情報以外の他の情報を取得するためのハイパーリンクである。
【0036】
ある実施例では、前記第1関連関係は、前記受信側は前記ソースの所定情報を閲覧する権限を有さない第1ユーザグループに属すること、又は、前記受信側が前記ソースの所定情報を閲覧する権限を有する第2ユーザグループに属することを含む。
【0037】
例示として、前記第1情報のソースがインスタント通信会話である場合、第2ユーザグループはこのインスタント通信会話の成員であってもよく、このインスタント通信会話を閲覧する権限を有する。一方、第1ユーザグループは、このインスタント通信会話の成員ではなく、このインスタント通信会話を閲覧する権限を有さない。
【0038】
このように、本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報処理方法によれば、第1情報の受信側と第1情報のソースとの関連関係に基づいて、前記受信側に表示する前記ソースの情報を特定する。第1情報を表示する際にそのソース情報を表示することで、受信側がソースを容易に把握できるようにし、ユーザの情報処理効率を向上させる。一方、当該第1情報に関するソース情報が無関係者に漏洩されることを避けることができ、情報の安全性と秘匿性を向上させる。
【0039】
ある実施例では、前記第1関連関係が示す前記受信側と前記ソースとの関係の緊密度は、前記第2関連関係が示す前記受信側と前記ソースとの関係の緊密度より弱く、前記第2情報の情報量は前記第1情報の情報量より大きい。本実施例では、受信側と第1情報のソースとの関係の緊密度が強いほど、取得したソースの情報の情報量が大きくなる。
【0040】
ある実施例では、前記第1ソース情報は前記ソースのソースタイプを含み、及び/又は、前記第2ソース情報は、前記ソースの関連情報と、前記ソースのアクセス情報とを含み、前記アクセス情報は、前記ソースに進入する又は前記ソースのうち前記第1元情報以外の他の情報を取得するためのものである。
【0041】
例えば、前記第1情報のソースがインスタント通信会話である場合、第1ソース情報は、ソースタイスを含み、例えば、「会話」である。第2ソース情報は、このインスタント通信会話の属性情報とリンク情報とを含む。インスタント通信会話の関連情報は、インスタント通信会話の名称(例えば、グループ名)、インスタント通信会話の作成者(例えば、グループ管理者)、インスタント通信会話の成員人数、インスタント通信会話の作成時間、インスタント通信会話が所属する項目、インスタント通信会話が所属する部門などを含むが、これらに限らない。インスタント通信会話のアクセス情報は、インスタント通信会話のうち第1元情報を含むインスタント通信メッセージを取得するよう、このインスタント通信会話に対応する会話ページに進入することができる。
【0042】
このように、第1ソース情報に前記ソースのソースタイプを含むことで、ソースのその他の情報が無関係者に漏洩されることを避けることができる。第2ソース情報に前記ソースの関連情報と、前記ソースのアクセス情報とを含むことで、ユーザは、煩雑な操作をする必要がなく、素早く第1情報のソースを確認することができ、第1情報のコンテキスト情報の取得が容易となり、情報処理効率を向上させる。
【0043】
ある実施例では、前記第1関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属しないことを含み、又は、前記第2関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属することを含む。
【0044】
例示として、受信側に関連するインスタント通信会話の識別子と、ターゲットインスタント通信会話の識別子とを比較して、比較結果に基づいて受信側がターゲットインスタント通信会話の成員であるか否かを判断してもよい。さらに、受信側のユーザ識別子、例えば、受信側クライアントが現在ログインしているユーザアカウントと、ターゲットインスタント通信会話の成員のユーザ識別子とを比較して、比較結果に基づいて受信側がターゲットインスタント通信会話の成員であるか否かを判断してもよい。なお、その他の方式で受信側がターゲットインスタント通信会話の成員であるか否かを判断してもよく、ここでは限定しない。
【0045】
このように、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、受信側がインスタント通信会話の成員であるか否かに基づいて、異なるソース(インスタント通信会話)の情報を表示することで、インスタント通信会話が無関係者に漏洩されることを避けることができる。
【0046】
ある実施例では、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、方法100は、以下のステップをさらに備える。
ステップS103:前記第1元情報の作成方法に基づいて、前記アクセス情報を特定する。
ここで、第1元情報の作成方式は、例えばソース内の他の情報に基づいて作成する方式、又は、直接に作成する方式を含んでも良い。
【0047】
さらに、ある実施例では、ステップ103は、以下のステップを含む。
ステップA1:前記第1元情報が前記ソース内の他の情報に基づいて作成された場合、前記他の情報の識別子に基づいて前記アクセス情報を特定する、又は、
ステップA2:前記第1元情報が前記ソース内の他の情報に基づいて作成されたものではない場合、前記第1元情報の識別子に基づいて前記アクセス情報を特定する。
【0048】
本実施例では、第1元情報が他の情報に基づいて生成された場合、すなわち、他の情報がこの第1情報の原始ソースである場合、前記アクセス情報は他の情報の識別子に基づいて特定されるものである。例えば、アクセス情報は、ソースの識別子と他の情報の識別子とを含んでもよい。第1元情報が他の情報基づいて作成されるものではない場合、すなわち、第1元情報が直接に生成されたものである場合、前記アクセス情報は、第1元情報の識別子に基づいて特定されるものである。例えば、アクセス情報は、ソースの識別子と第1元情報の識別子とを含んでもよい。
【0049】
前記ソースがインスタント通信会話である場合を例示として、第1元情報の作成方式に基づいて、アクセス情報は、ソースの識別子、例えば、このインスタント通信会話に対応するURL(Uniform Resource Locator)又はIDを含み、アクセス情報は、第1元情報IDや他の情報IDのうち1つをさらに含んでもよい。このように、アクセス情報は、このインスタント通信会話及び第1元情報や他の情報が存在する位置を確認するために用いられ、受信側が自らインスタント通信会話を閲覧検索する必要がない。
【0050】
本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報処理方法によれば、第1元情報の作成方式に基づいて前記アクセス情報を特定することで、受信側がこのアクセス情報によって第1情報の真の原始ソースの存在位置を位置決めることができる。よって、ユーザは、煩雑な操作をする必要がなく、素早くコンテキスト情報を取得して、第1情報に関する経緯を把握することができる。
【0051】
図2を参照して、
図2には、本開示の他の実施例が提供する情報処理方法200が示されている。この情報処理方法200は、以下のステップを備える。
【0052】
ステップS201:第1情報の受信側が第1インスタント通信会話の成員であるか否かを判定し、前記第1情報は、第1インスタント通信会話内で送信された第1インスタント通信メッセージに基づいて生成されたものである。
【0053】
前記受信側が第1インスタント通信会話の成員に属する場合、ステップS2021を実行する。ステップS2021:前記受信側に前記第1インスタント通信会話の属性情報とアクセス情報とを含む第2ソース情報を表示すると決定する。次に、ステップS203を実行する。
【0054】
前記受信側が第1インスタント通信会話の成員に属しない場合、ステップS2022を実行する。ステップS2022:前記受信側に前記第1インスタント通信会話のタイプ情報、例えば「会話」を含む第1ソース情報を表示すると決定する。
【0055】
ステップS203:前記第1インスタント通信会話が、前記インスタント通信会話の他のインスタント通信メッセージに基づいて作成されたものであるか否かを判定する。
【0056】
前記第1インスタント通信会話が、前記インスタント通信会話の他のインスタント通信メッセージに基づいて作成されたものである場合、ステップS2401を実行する。ステップS2401:前記他のインスタント通信メッセージの識別子に基づいて前記アクセス情報を特定する。
【0057】
前記第1インスタント通信会話が、前記インスタント通信会話のインスタント通信メッセージに基づいて作成されたものではない場合、ステップS2402を実行する。ステップS2402:前記第1インスタント通信メッセージの識別子に基づいて前記アクセス情報を特定する。
【0058】
なお、上述した実施例が提供する情報処理方法は、サーバによって独立に実行されてもよく、クライアントによって独立に実行されてもよく、サーバとクライアントとによって実行されてもよく、ここでは限定しない。
【0059】
図3を参照して、
図3には、本開示の別の実施例が提供する情報表示方法300が示されている。この方法300は、以下のステップを備える。
【0060】
ステップS301:サーバからの、ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報と、クライアントが現在ログインしているアカウントと前記第1情報のソースとの関連関係に基づいて特定されたソース情報と、を受信する。
ステップS302:前記第1情報と前記ソース情報とを表示する。
【0061】
ある実施例では、前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソース情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソース情報は第2ソース情報を含む。
【0062】
本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法によれば、第1情報の受信側と第1情報のソースとの関連関係に基づいて前記ソースの情報を表示する。第1情報を表示する際にそのソース情報を表示することで、受信側がソースを容易に把握できるようにし、ユーザの情報処理効率を向上させる。一方、当該第1情報に関するソース情報が無関係者に漏洩されることを避けることができ、情報の安全性と秘匿性を向上させる。ある実施例では、前記第1ソース情報は前記ソースのソースタイプを含み、及び/又は、前記第2ソース情報は、前記ソースの関連情報と、前記ソースのアクセス情報とを含み、前記アクセス情報は、前記ソースに進入する又は前記ソースのうち前記第1情報以外の他の情報を取得するためのものである。
【0063】
例示として、第1情報のソースがインスタント通信会話である場合、第1ソース情報は、ソースタイスを含み、例えば、「会話」である。第2ソース情報は、このインスタント通信会話の属性情報とリンク情報とを含む。インスタント通信会話の関連情報は、インスタント通信会話の名称(例えば、グループ名)、インスタント通信会話の作成者(例えば、グループ管理者)、インスタント通信会話の成員人数、インスタント通信会話の作成時間、インスタント通信会話が所属する項目、インスタント通信会話が所属する部門などを含むが、これらに限らない。インスタント通信会話のリンク情報は、このインスタント通信会話に対応する会話ページにリンクするためのものである。
【0064】
このように、第1ソース情報に前記ソースのソースタイプを含むことで、ソースのその他の情報が無関係者に漏洩されることを避けることができる。第2ソース情報に前記ソースの関連情報と、前記ソースのアクセス情報とを含むことで、ユーザは、煩雑な操作をする必要がなく、素早く第1情報のソースを確認することができ、第1情報のコンテキスト情報の取得が容易となり、情報処理効率を向上させる。
【0065】
ある実施例では、前記第1関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属しないことを含み、又は、前記第2関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属することを含む。
【0066】
例示として、受信側に関連するインスタント通信会話の識別子と、ターゲットインスタント通信会話の識別子とを比較して、比較結果に基づいて受信側がターゲットインスタント通信会話の成員であるか否かを判断してもよい。さらに、受信側のユーザ識別子と、ターゲットインスタント通信会話の成員のユーザ識別子とを比較して、比較結果に基づいて受信側がターゲットインスタント通信会話の成員であるか否かを判断してもよい。なお、その他の方式で受信側が前記インスタント通信会話の成員であるか否かを判断してもよく、ここでは限定しない。
【0067】
このように、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、受信側がインスタント通信会話の成員であるか否かに基づいて、異なるソース(インスタント通信会話)の情報を表示することで、インスタント通信会話が無関係者に漏洩されることを避けることができる。
【0068】
ある実施例では、方法300は、以下のステップをさらに備える。
ステップB1:1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示する;
ステップB2:前記インスタント通信会話インタフェースに表示されたインスタント通信メッセージに対するトリガ操作に応答して、トリガされたインスタント通信メッセージとユーザの入力とに基づいてタスク情報を特定する;
ステップB3:前記トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定する;
ステップB4:前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示する。
【0069】
インスタント通信メッセージに対するトリガ操作としては、クリック、ダブルクリック、タップ、長押しなどを含むが、これらに限らない。本実施例では、ユーザは、会話インタフェースに表示されたインスタント通信メッセージを直接にトリガすることで、タスクインタフェースを作成することができる。
【0070】
例示として、ユーザがあるインスタント通信メッセージをマウスで右クリック又は長押し、クライアントがユーザの指示に応答してこのインスタント通信メッセージにメニューバーをポップアップする。メニューバーには、「タスク」の選択肢が表示され、ユーザが「タスク」の選択肢をクリックすると、タスク情報を作成するよう、クライアントが対応するタスク編集画面をポップアップする。
【0071】
本実施例が提供する情報表示方法によれば、タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定するとともに、ターゲット会話インタフェースに所定情報構造のタスクインタフェースでタスク情報を表示することで、ユーザがインスタント通信クライアントにおける会話内でタスクを容易に作成できるようにし、会話内の他のユーザに素早く関連のタスク情報を把握することもできるため、タスク情報の同期や処理の効率を向上させる。なお、リーダーの要求やグループメンバーのアドバイスに応じて作業タスクを設定することは一般的な作業シーンである。これに対して、本実施例が提供する情報表示方法によれば、ユーザは、会話インタフェースに表示された自分又は他人が送信したインスタント通信メッセージをトリガすることで、直接に関連のタスク情報を発信することができ、インスタント通信メッセージに基づいて素早くタスクを作成することを実現することができる。また、インスタント通信メッセージに基づいてタスクを作成することは、当該インスタント通信メッセージの発信者が直接的で明確なフィードバックを得ることができ、グループ情報共有やグループ提携の効率を向上させる。さらに、ある実施例では、ステップB2は、以下のステップを備える。
ステップb1:トリガされたインスタント通信メッセージに基づいて初期タスク情報を特定する。
【0072】
例示として、初期タスク情報は、タスク編集インタフェースに初期に表示されたユーザ編集可能な情報であってもよい。例えば、クライアントは、自動的に又はユーザの指示に従って、トリガされたインスタント通信メッセージの一部又は全部の内容を初期タスク情報として、タスク編集インタフェースの1つ又は複数のメッセージ入力ボックスに充填することで、ユーザに修正を行うために提供する。
【0073】
さらに、ある実施例では、ステップb1は、
前記トリガされたインスタント通信メッセージがテキストメッセージを含む場合、前記テキストメッセージに基づいて初期タスク情報の内容情報を特定すること、及び/又は、
前記トリガされたインスタント通信メッセージが電子ファイルを含む場合、前記タスク編集インタフェースに前記電子ファイルに基づいて特定された初期タスク情報の添付ファイル情報を表示すること、を含む。
【0074】
トリガされたインスタント通信メッセージは、テキスト情報及び/又は電子ファイルを含む。電子ファイルとは、コンピュータ情報表示システムに頼って閲覧され、通信ネットワーク上で転送可能なファイルであり、TXT、WORD、EXCEL、PPT、PDFなどのオフィスファイル、写真、映像、音声などのマルチメディアファイル、及びその他のソフトウェアプログラムに対応するファイルなどを含むが、これらに限らない。
【0075】
ある実施例では、ステップb1は、
前記トリガされたインスタント通信メッセージの送信者のユーザ情報を取得して、前記ユーザ情報に基づいて前記初期タスク情報の作成者情報を特定することを含む。
【0076】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、ユーザに編集を行わせるために、トリガされたインスタント通信メッセージを初期タスク情報に変換する、例えば、インスタント通信メッセージにおけるテキストメッセージをタスクの内容情報に変換する、或いは、インスタント通信メッセージにおける電子ファイルをタスクの添付ファイル情報に変換する、或いは、インスタント通信メッセージの送信者をタスクの作成者情報に変換する。これによって、ユーザが、インスタント通信メッセージに基づいてタスクインタフェースを素早く作成しやすくなり、インタラクション効率を向上させる。
【0077】
さらに、ある実施例では、ステップb1は、以下のステップを含む。
ステップb11:トリガされたインスタント通信メッセージに対して語義識別を行う;
ステップb12:語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定する。
【0078】
ある実施例では、トレーニングされた語義識別モデルに基づいてトリガされたインスタント通信メッセージにおける名前、時間、タスク情報を、初期タスク情報として抽出してもよい。例えば、語義識別モデルで抽出したインスタント通信メッセージにおける名前情報、時間情報をそれぞれタスクの実行者情報と時間情報としてタスク編集インタフェースに充填し、その他の情報をタスクの内容情報としてタスク編集インタフェースに充填してもよい。
【0079】
さらに、ある実施例では、ステップb12は、以下のステップを含む。
ステップb121:現在の時間情報を取得する。
ステップb122:前記語義識別の結果と現在の時間情報とに基づいて前記初期タスク情報の時間情報を特定する。
【0080】
ユーザがインスタント通信メッセージを送信する際に、時間を正確に記載しない場合がある、例えば、時間を「火曜日」、「明日」、又は「今月の5日」などと記載する。識別された時間を直接にタスクの時間情報として充填すると、タスクインタフェースに表示されたタスク情報が不明確になる。これに対して、本開示の実施例が提供する情報表示方法によれば、語義識別で取得された時間情報と現在の時間情報とを結合することで、初期タスク情報の時間情報をより正確にする。
【0081】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、トリガされたインスタント通信メッセージに対して語義識別を行うとともに、語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定することで、ユーザがタスクインタフェースを作成する効率を向上させることができる。
【0082】
上述した情報表示方法に対して、
図4Aには、本開示のある実施例に係る情報表示システムの模式図が示されている。この情報表示システムは、サーバ410と端末420とを備え、端末420は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレット)、PMP(携帯型マルチメディアプレーヤ)、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)などの移動端末、及びデジタルTV、デスクトップコンピュータなどの固定端末などを含むが、これらに限らない。端末401は、ローカルエリアネットワーク、広域エリアネットワーク、又はインターネットを介して、サーバ402と直接に接続される、又は他の中間サーバや装置を介して間接的に接続される。
【0083】
図4Bには、本開示の実施例が提供する情報表示システムにおけるサーバ410と端末420の信号の流れの模式図が示されている。
【0084】
ステップS401では、サーバ410は、ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報を受信するクライアントと前記第1情報のソースとの関連関係を特定する。
【0085】
ステップS402では、サーバ410は、前記関連関係に基づいて前記クライアントに表示する前記ソースの情報を特定する。
【0086】
ステップS403では、サーバ410は、前記第1情報と前記ソースの情報を送信する。従って、クライアント420は、サーバ410からの前記第1情報と前記ソースの情報とを受信する。
【0087】
ステップS404では、サーバ420は、前記ソースの情報を表示する。
【0088】
前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第2ソース情報を含む。
【0089】
本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示システムによれば、第1情報の受信側と第1情報のソースとの関連関係に基づいて、前記受信側に表示する前記ソースの情報を特定する。第1情報を表示する際にそのソース情報を表示することで、受信側がソースを容易に把握できるようにし、情報処理効率を向上させる。一方、当該第1情報に関するソース情報が無関係者に漏洩されることを避けることができ、情報の安全性と秘匿性を向上させる。
【0090】
図5を参照して、本開示のある実施例に係る情報表示方法500のフローチャートが示されている。なお、本実施例及び後述の実施例が提供する情報表示方法は、前記実施例に頼らずに独立で実施することができる。情報表示方法500は、以下のステップを含む。
ステップS501:1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示する;
ステップS502:タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定する。
【0091】
タスク作成トリガ操作は、ユーザのタッチ操作、ジェスチャ操作、音声指示、内蔵又は外付けの入力デバイスによるトリガ指示などを含むが、これらに限らない。
【0092】
例示として、インスタント通信インタフェースの会話インタフェースやテキスト編集インタフェースに所定の識別子を表示して、ユーザが、この所定の識別子をタッチしたり、外付けの入力デバイスによってクリックしたりするとき、ユーザが入力してタスク情報を特定させるために、タスク編集インタフェースを表示してもよい。例示として、タスク編集インタフェースは、1つ又は複数のテキスト入力ボックスを有してもよく、ユーザが、テキスト入力ボックスにタスクの作成者、タスクの内容、タスクの実行者、タスクの時間、添付ファイル、部門、項目などを入力してもよい。タスク編集インタフェースは、タスク「送信」と「キャンセル」のボタンコントロールをさらに備えてもよい。なお、タスク編集インタフェースは、ポップアップの形式で会話インタフェースの上層に表示する、又は他の形式で所定の領域に表示してもよく、ここでは限定しない。
【0093】
ステップS503:前記タスク作成トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定する。
【0094】
例示として、タスク作成トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースは、現在表示されているインスタント通信会話インタフェースやユーザが選択した会話インタフェースであってもよい。
【0095】
ステップS504:前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示する。
【0096】
例示として、前記タスク情報は、タスクの作成者情報、タスクの内容情報、タスクの実行者情報、タスクの時間情報、タスクの状態情報、タスクの添付ファイル情報、タスクの部門情報、タスクの項目情報などを含んでもよいが、これらに限らない。タスクの作成者情報は、タスクの作成者、手配者、管理者、タスクインタフェースの作成者などを含み、タスクの時間情報は、タスクの作成時間、修正時間、及び締切時間を含み、タスクの状態情報は、例えば「実行中」「キャンセルされた」などのタスク状態を含み、部門情報はタスクが所属する会社の部門を含み、項目情報はタスクが所属する項目を含んでもよい。相応的に、タスクインタフェースは、所定の形式で配列された各フィールドを有し、上述のタスク情報は、対応のフィールドの下にそれぞれ配列されてもよい。
【0097】
図6には、本開示のある実施例に係るインスタント通信クライアントのインタフェースの模式図が示されている。ユーザ「X」のインスタント通信クライアント600には、現在、「グループA」の会話インタフェース610が表示されており、会話インタフェース610は、グループの成員がインスタント通信会話を行うためのものである。会話インタフェース610には、現在、インスタント通信メッセージ611と612が表示されている。
図2に示すように、ユーザ「X」は、会話インタフェース610にタスクインタフェース620を作成した。タスクインタフェース620には、タスクの作成者「ユーザX」、タスク内容「yyyyyy…」、実行者「B、C、D」、締切日「12.31」、及びタスク状態「実行中」などの情報が表示されている。
【0098】
なお、本開示における「インタフェース」は、アプリケーションウィンドウ、操作子、コンポーネント、識別子又は他の表示要素のグラフィカルユーザインタラクションインタフェースを含むが、これらに限らない。
【0099】
本開示の実施例が提供する情報表示方法によれば、タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定して、ターゲット会話インタフェースに、所定情報構造を有するタスクインタフェースによってタスク情報を表示する。これにより、ユーザがインスタント通信クライアントの会話においてタスクを作成しやすくなり、会話内の他のユーザに関連のタスク情報を素早く知るようにすることができ、タスク情報の同期及び処理の効率を向上させる。
【0100】
ある実施例では、前記タスク作成トリガ操作は、前記会話インタフェースに表示されているインスタント通信メッセージに対するトリガ操作を含む。
【0101】
インスタント通信メッセージに対するトリガ操作としては、クリック、ダブルクリック、タップ、長押しなどを含む。本実施例では、ユーザは、会話インタフェースに表示されたインスタント通信メッセージを直接にトリガしてタスクインタフェースを作成することができる。
【0102】
例示として、ユーザは、あるインスタント通信メッセージをマウスで右クリック又は長押しすることで、クライアントがユーザの指示に応答してこのインスタント通信メッセージにメニューバーをポップアップする。メニューバーには、「タスク」の選択肢が表示され、ユーザが「タスク」の選択肢をクリックすると、タスク情報を作成するよう、クライアントが対応するタスク編集画面をポップアップする。
【0103】
リーダーの要求やグループメンバーのアドバイスに応じて作業タスクを設定することは一般的な作業シーンである。これに対して、本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法によれば、ユーザは、会話インタフェースに表示された自分又は他人が送信したインスタント通信メッセージをトリガすることで、直接に関連のタスク情報を発信することができ、インスタント通信メッセージに基づいて素早くタスクを作成することを実現することができる。また、インスタント通信メッセージに基づいてタスクを作成することは、当該インスタント通信メッセージの発信者が直接的で明確なフィードバックを得ることができ、グループ情報共有やグループ提携の効率を向上させる。
【0104】
さらに、ある実施例では、ステップS502は、以下のステップを備える。
ステップC1:前記インスタント通信メッセージに対するトリガ操作に応答して、トリガされたインスタント通信メッセージに基づいて初期タスク情報を特定する。
【0105】
例示として、初期タスク情報は、タスク編集インタフェースに初期に表示されたユーザ編集可能な情報であってもよい。例えば、クライアントは、自動的に又はユーザの指示に従って、トリガされたインスタント通信メッセージの一部又は全部の内容を初期タスク情報として、タスク編集インタフェースの1つ又は複数のメッセージ入力ボックスに充填することで、ユーザに修正を行うために提供する。
【0106】
さらに、ある実施例では、ステップC1は、
前記トリガされたインスタント通信メッセージがテキストメッセージを含む場合、前記テキストメッセージに基づいて初期タスク情報の内容情報を特定すること、及び/又は、
前記トリガされたインスタント通信メッセージが電子ファイルを含む場合、前記タスク編集インタフェースに前記電子ファイルに基づいて特定された初期タスク情報の添付ファイル情報を表示すること、を備える。
【0107】
トリガされたインスタント通信メッセージは、テキスト情報及び/又は電子ファイルを含む。電子ファイルとは、コンピュータ情報表示システムによって閲覧され、通信ネットワーク上で転送可能なファイルであり、TXT、WORD、EXCEL、PPT、PDFなどのオフィスファイル、写真、映像、音声などのマルチメディアファイル、及びその他のソフトウェアプログラムに対応するファイルなどを含むが、これらに限らない。
【0108】
ある実施例では、ステップC1は、
前記トリガされたインスタント通信メッセージの送信者のユーザ情報を取得して、前記ユーザ情報に基づいて前記初期タスク情報の作成者情報を特定することを含む。
【0109】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、ユーザに編集を行わせるために、トリガされたインスタント通信メッセージを初期タスク情報に変換する、例えば、インスタント通信メッセージにおけるテキストメッセージをタスクの内容情報に変換する、或いは、インスタント通信メッセージにおける電子ファイルをタスクの添付ファイル情報に変換する、或いは、インスタント通信メッセージの送信者をタスクの作成者情報に変換する。これによって、ユーザが、インスタント通信メッセージに基づいてタスクインタフェースを素早く作成しやすくなり、インタラクション効率を向上させる。
【0110】
さらに、ある実施例では、ステップC1は、以下のステップを備える。
ステップc1:トリガされたインスタント通信メッセージに対して語義識別を行う;
ステップc2:語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定する。
【0111】
ある実施例では、トレーニングされた語義識別モデルに基づいてトリガされたインスタント通信メッセージにおける名前、時間、タスク情報を、初期タスク情報として抽出してもよい。例えば、語義識別モデルで抽出したインスタント通信メッセージにおける名前情報、時間情報をそれぞれタスクの実行者情報と時間情報としてタスク編集インタフェースに充填し、その他の情報をタスクの内容情報としてタスク編集インタフェースに充填してもよい。
【0112】
さらに、ある実施例では、ステップc2は、以下のステップを備える。
ステップc21:現在の時間情報を取得する。
ステップc22:前記語義識別の結果と現在の時間情報とに基づいて前記初期タスク情報の時間情報を特定する。
【0113】
ユーザがインスタント通信メッセージを送信する際に、時間を正確に記載しない場合がある、例えば、時間を「火曜日」、「明日」、又は「今月の5日」などと記載する。識別された時間を直接にタスクの時間情報として充填すると、タスクインタフェースに表示されたタスク情報が不明確になる。これに対して、本開示の実施例が提供する情報表示方法によれば、語義識別で取得された時間情報と現在の時間情報とを結合することで、初期タスク情報の時間情報をより正確にする。
【0114】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、トリガされたインスタント通信メッセージに対して語義識別を行うとともに、語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定することで、ユーザがタスクインタフェースを作成する効率を向上させることができる。
【0115】
ある実施例では、ステップS503は、
現在表示されているインスタント通信会話インタフェースを前記ターゲット会話インタフェースとするか否かをユーザに注意するよう、注意情報を表示することを含む。
【0116】
ある実施例では、注意情報は、テキスト情報や1つ又は複数の会話インタフェースの識別子を含んでもよい。注意情報は、順番に表示された複数のサブ注意情報をさらに含んでもよい。
【0117】
例示として、ユーザがタスク編集インタフェースでタスク情報の入力を完成したら、第1注意ダイアログをポップアップして、タスクインタフェースを現在の会話インタフェースに送信するか否かをユーザに問い合わせる。ユーザが「はい」をクリックすると、タスクインタフェースを現在の会話インタフェースに送信する。ユーザが「いいえ」をクリックすると、第2注意ダイアログをポップアップする。第2注意ダイアログには、ユーザがチェックを入れるために、複数の会話インタフェースの識別子が表示されている。
【0118】
他の実施例では、注意情報はタスク編集インタフェースに直接表示されてもよい。例えば、タスク編集インタフェースには、予めチェックを入れている、又はチェックを入れていないと黙認された「現在の会話インタフェースに送信」の選択肢、すなわち第1注意情報が表示されている。この選択肢がチェックを入れている状態である場合、対応のタスクインタフェースが現在の会話インタフェースに送信される。この選択肢がチェックを入れていない状態である場合、第2注意情報を表示してもよい。第2注意情報は、ユーザがチェックを入れるために、複数の会話インタフェースの識別子が表示されている。なお、さらに、その他の方式で注意情報とその内容を表示してもよく、ここでは限定しない。
【0119】
ユーザが、インスタント通信クライアントに現在表示された会話インタフェース内のインスタント通信メッセージに基づいてタスクを作成するとき、タスクインタフェースを現在の会話インタフェース以外の、他の成員やグループに対応する会話インタフェースに送信するニーズがあることがある。これに対して、本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法によれば、現在表示されているインスタント通信会話インタフェースをターゲット会話インタフェースとするか否かをユーザに注意することで、ユーザがタスクインタフェースを送信する必要がある会話インタフェースを選択することができる。
【0120】
図7を参照して、
図7には、本開示の他の実施例に係る情報表示方法700が示されている。この情報表示方法700は、以下のステップを備える。
ステップS701:第1インスタント通信会話インタフェースを表示する。
ステップS702:第1インスタント通信会話インタフェースに表示された第1インスタント通信メッセージが所定の方式でトリガされたら、タスク編集インタフェースを表示する。第1インスタント通信メッセージは、第1インスタント通信会話インタフェースに表示されたいずれか1つのインスタント通信メッセージである。
ステップS703:第1インスタント通信メッセージに対して語義識別を行う。
ステップS704:語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定し、前記タスク編集インタフェースを充填する。
ステップS705:タスク編集インタフェースで受信したユーザの入力に基づいてタスク情報を特定する。
ステップS706:タスクインタフェースを第1インスタント通信会話インタフェースに表示するか否かをユーザに問い合わせるよう、注意情報を表示する。ユーザが、タスクインタフェースを第1インスタント通信会話インタフェースに表示すると指示すると、ステップS707を実行する。
ステップS707:第1インスタント通信会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示する。
【0121】
ある実施例では、前記タスク作成トリガ操作は、タスク作成の識別子に対するトリガ操作を含む。
【0122】
なお、タスク作成識別子は、直接に、又は、他の識別子がトリガされてからクライアントの会話インタフェースやその他の位置に表示されてもよく、ここでは限定しない。
【0123】
さらに、ある実施例では、前記タスク作成識別子と前記インスタント通信会話インタフェースが関連する場合、前記ターゲット会話インタフェースが前記インスタント通信会話インタフェースである。或いは、前記タスク作成識別子と前記インスタント通信会話インタフェースが関連しない場合、前記方法は、少なくとも1つの会話識別子を表示して、トリガされた会話識別子に基づいて前記ターゲット会話インタフェースを特定することを、さらに含む。
【0124】
例示として、タスク作成識別子と前記インスタント通信会話インタフェースが関連する場合、例えば、タスク作成識別子が前記インスタント通信会話インタフェース内、又は、前記インスタント通信会話インタフェースに関する場所に位置する場合、ターゲット会話インタフェースがインスタント通信会話インタフェースである。タスク作成識別子と前記インスタント通信会話インタフェースが関連しない場合、例えば、タスク作成識別子がクライアントのメインインタフェース、又は、会話インタフェースに関かわらず他の場所に位置する場合、ユーザにターゲット会話インタフェースを選択させるために、クライアントが1つ又は複数の会話識別子を表示する。
【0125】
ある実施例では、前記ターゲット会話インタフェースは、前記インスタント通信端末に現在表示されている会話インタフェースである。一般的に、ユーザが会話インタフェースでタスクを編集するとき、タスクインタフェースを現在の会話インタフェースに送信しようとする。これに対して、本実施例では、タスクインタフェースをインスタント通信端末に現在表示されている会話インタフェースに直接に送信することで、操作効率を向上させることができる。
【0126】
ある実施例では、前記タスクインタフェースは、タイトル欄と情報欄とを含み、前記タイトル欄には、タスクの作成者情報、タスクの情報情報のうち少なくとも1つを表示する。前記情報欄には、タスクの内容情報、タスクの実行者情報、タスクの時間情報、タスクの添付ファイル情報、タスクの部門情報、タスクの項目情報のうち少なくとも1つを表示する。
【0127】
例示として、タスクの状態情報は、タイトル欄においてカラー情報の形式で表示してもよい。例えば、タスクがキャンセルされた場合、タイトル欄の充填カラーがグレーになる。
【0128】
本実施例では、タイトル欄にタスクの作成者とタスクの状態とを表示することで、インスタント通信会話の他のユーザがタスクの関連情報を把握しやすくなり、インタラクション効率を向上させる。
【0129】
ある実施例では、方法500は、さらに以下のステップを備える。
ステップD1:前記インスタント通信クライアントにログインしているユーザの情報を取得する。
ステップD2:前記タスクインタフェースに前記ユーザ情報に基づいて特定されたタスクの作成者情報を表示する。
【0130】
インスタント通信メッセージが他の会話に転送された場合、他の会話の成員は、一般的、当該インスタント通信メッセージの作成者を把握することができない。これに対して、本実施例では、タスクインタフェースにタスクの作成者情報を表示することで、インスタント通信会話の成員がタスクの作成者を把握しやすくなり、当該タスクインタフェースが他のインスタント通信会話に転送された場合、他のユーザが当該タスクの作成者を把握しやすくなり、情報伝播過程において情報の欠落や誤伝播を防止することができる。
【0131】
ある実施例では、方法500は、さらに以下のステップを備える。
ステップE1:タスクインタフェースが所定の方式でトリガされたとき、前記タスクインタフェースに関連するタスク詳細情報を表示する。
【0132】
ある実施例では、前記タスク詳細情報は、前記タスクインタフェースが位置する前記会話インタフェースの側欄に表示される。本実施例では、会話インタフェースの側欄にタスク詳細情報を表示することで、ユーザがタスク詳細情報とタスクインタフェースのコンテキスト情報(タスクインタフェースに対応する会話インタフェース)を同時に閲覧することができ、ユーザの情報処理効率を向上させる。
【0133】
好ましくは、タスク詳細情報は、タスクインタフェースに表示された内容以外に、タスクインタフェースに対応するインスタント通信会話の関連情報とリンク情報とを表示してもよい。インスタント通信会話の属性情報は、インスタント通信会話の名称(例えば、グループ名)、インスタント通信会話の作成者(例えば、グループ管理者)、インスタント通信会話の成員人数、インスタント通信会話の作成時間、インスタント通信会話が所属する項目、インスタント通信会話が所属する部門などを含むが、これらに限らない。インスタント通信会話のリンク情報は、このインスタント通信会話に対応する会話ページにリンクするためのものである。
【0134】
好ましくは、インスタント通信会話におけるタスク情報の表示空間を節約するために、タスク情報は一部のタスクの内容情報のみを表示し、タスク詳細情報は全てのタスクの内容情報を表示してもよい。ある実施例では、前記タスク詳細情報は編集されることが可能である。方法500は、さらに、以下のステップを含む。
ステップF1:編集されたタスク詳細情報に基づいて、前記タスクインタフェースに表示される情報を特定する。
【0135】
編集可能なタスク詳細情報は、タスクの実行者情報、タスクの内容情報、タスクの時間情報、及びタスクの状態情報を含むが、これらに限らない。
【0136】
本実施例では、編集されたタスク詳細情報に基づいて、前記タスクインタフェースに表示される情報を特定することで、タスクインタフェースに表示される情報をリアルタイムで更新することができ、グループの情報同期と提携の効率を向上させる。
【0137】
図8に示すように、本開示のある実施例に係る情報処理装置800は、
ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報を受信するユーザと前記第1情報のソースとの関連関係を特定する関係特定ユニット801と、
前記関連関係に基づいて、前記ユーザに表示する前記ソースの情報を特定する情報特定ユニット802と、を備え、
前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第2ソース情報を含む。
【0138】
本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報処理装置によれば、第1情報の受信側と第1情報のソースとの関連関係に基づいて、前記受信側に表示する前記ソースの情報を特定する。第1情報を表示する際にそのソース情報を表示することで、受信側がソースを容易に把握できるようにし、ユーザの情報処理効率を向上させる。一方、当該第1情報に関するソース情報が無関係者に漏洩されることを避けることができ、情報の安全性と秘匿性を向上させる。
【0139】
ある実施例では、前記第1関連関係は、前記受信側が前記ソースの所定情報を閲覧する権限を有さない第1ユーザグループに属することを含む。
【0140】
ある実施例では、前記第2関連関係は、前記受信側が前記ソースの所定情報を閲覧する権限を有する第2ユーザグループに属することを含む。
【0141】
ある実施例では、前記第1関連関係が示す前記受信側と前記ソースとの関係の緊密度は、前記第2関連関係が示す前記受信側と前記ソースとの関係の緊密度より弱く、前記第2ソース情報の情報量は前記第1ソース情報の情報量より大きい。本実施例では、受信側と第1情報のソースとの関係の緊密度が強いほど、取得したソースの情報の情報量が大きくなる。
【0142】
ある実施例では、前記第1ソース情報は前記ソースのソースタイプを含み、及び/又は、前記第2ソース情報は、前記ソースの関連情報と、前記ソースのアクセス情報とを含み、前記アクセス情報は、前記ソースに進入する又は前記ソースのうち前記第1情報以外の他の情報を取得するためのものである。
【0143】
ある実施例では、前記第1情報のソースは第1インスタント通信会話を含み、前記第1元情報は、前記第1インスタント通信会話内に送信された第1インスタント通信メッセージを含む。
【0144】
ある実施例では、前記第1情報は、前記第1インスタント通信メッセージに基づいて転送された情報、又は、前記第1インスタント通信メッセージに関連する第1関連情報を含む。
【0145】
ある実施例では、前記第1関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属しないことを含み、又は、前記第2関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属することを含む。
【0146】
ある実施例では、前記情報処理装置800は、
前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記第1元情報の作成方式に基づいて、前記アクセス情報を特定するアクセス情報特定ユニットをさらに備える。
【0147】
ある実施例では、前記アクセス情報特定ユニットは、
前記第1元情報が前記ソース内の他の情報に基づいて作成された場合、前記他の情報の識別子に基づいて前記アクセス情報を特定する第1アクセス情報特定ユニット、又は、
前記第1元情報が前記ソース内の他の情報に基づいて作成されたものではない場合、前記第1元情報の識別子に基づいて前記アクセス情報を特定する第2アクセス情報特定ユニットを備える。
【0148】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1元情報は、タスクの内容情報、タスクの人員情報、タスクの時間情報、タスクの状態情報、部門情報、項目情報の少なくとも1つを含むタスク情報を含む。
【0149】
図9に示すように、本開示の他の実施例に係る情報表示装置900は、
サーバからの、ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報と、クライアントが現在ログインしているアカウントと前記第1情報のソースとの関連関係に基づいて特定されたソース情報と、を受信する情報受信ユニット901と、
前記第1情報と前記ソース情報とを表示する情報表示ユニット902と、を備える。
【0150】
本実施例が提供する情報表示装置によれば、第1情報の受信側と第1情報のソースとの関連関係に基づいて前記ソースの情報を表示する。第1情報を表示する際にそのソース情報を表示することで、受信側がソースを容易に把握できるようにし、ユーザの情報処理効率を向上させる。一方、当該第1情報に関するソース情報が無関係者に漏洩されることを避けることができ、情報の安全性と秘匿性を向上させる。
【0151】
ある実施例では、前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソース情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソース情報は第2ソース情報を含む。
【0152】
ある実施例では、前記第1ソース情報は前記ソースのソースタイプを含み、及び/又は、前記第2ソース情報は、前記ソースの関連情報と、前記ソースのアクセス情報とを含み、前記アクセス情報は、前記ソースに進入する又は前記ソースのうち前記第1情報以外の他の情報を取得するためのものである。
【0153】
ある実施例では、前記第1関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属しないことを含み、又は、前記第2関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属することを含む。
【0154】
ある実施例では、装置900は、
1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示する会話インタフェース表示ユニットと、
前記インスタント通信会話インタフェースに表示されたインスタント通信メッセージに対するトリガ操作に応答して、トリガされたインスタント通信メッセージとユーザの入力とに基づいてタスク情報を特定するタスク情報特定ユニットと、
前記トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定するターゲット会話特定ユニットと、
前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示するタスクインタフェース表示ユニットと、をさらに備える。
【0155】
インスタント通信メッセージに対するトリガ操作としては、クリック、ダブルクリック、タップ、長押しなどを含むが、これらに限らない。本実施例では、ユーザは、会話インタフェースに表示されたインスタント通信メッセージを直接にトリガすることで、タスクインタフェースを作成することができる。
【0156】
さらに、ある実施例では、タスク情報特定ユニットは、
トリガされたインスタント通信メッセージに基づいて初期タスク情報を特定する初期タスク情報特定サブユニットを備える。
【0157】
例示として、初期タスク情報は、タスク編集インタフェースに初期に表示されたユーザ編集可能な情報であってもよい。例えば、クライアントは、自動的に又はユーザの指示に従って、トリガされたインスタント通信メッセージの一部又は全部の内容を初期タスク情報として、タスク編集インタフェースの1つ又は複数のメッセージ入力ボックスに充填することで、ユーザに修正を行うために提供する。
【0158】
さらに、ある実施例では、初期タスク情報特定サブユニットは、
前記トリガされたインスタント通信メッセージがテキストメッセージを含む場合、前記テキストメッセージに基づいて初期タスク情報の内容情報を特定する内容情報特定サブユニット、及び/又は、
前記トリガされたインスタント通信メッセージが電子ファイルを含む場合、前記タスク編集インタフェースに前記電子ファイルに基づいて特定された初期タスク情報の添付ファイル情報を表示する添付ファイル情報特定サブユニット、を備える。
【0159】
ある実施例では、初期タスク情報特定サブユニットは、
前記トリガされたインスタント通信メッセージの送信者のユーザ情報を取得して、前記ユーザ情報に基づいて前記初期タスク情報の作成者情報を特定する作成者情報特定サブユニットを備える。
【0160】
さらに、ある実施例では、初期タスク情報特定サブユニットは、
前記トリガされたインスタント通信メッセージに対して語義識別を行う語義識別サブユニットと、
語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定する意味特定サブユニットと、を備える。
【0161】
ある実施例では、トレーニングされた語義識別モデルに基づいてトリガされたインスタント通信メッセージにおける名前、時間、タスク情報を、初期タスク情報として抽出してもよい。例えば、語義識別モデルで抽出したインスタント通信メッセージにおける名前情報、時間情報をそれぞれタスクの実行者情報と時間情報としてタスク編集インタフェースに充填し、その他の情報をタスクの内容情報としてタスク編集インタフェースに充填してもよい。
【0162】
さらに、ある実施例では、意味特定サブユニットは、
現在の時間情報を取得する時間取得サブユニットと、
語義識別の結果と現在の時間情報とに基づいて前記初期タスク情報の時間情報を特定する時間情報特定サブユニットと、を備える。
【0163】
ユーザがインスタント通信メッセージを送信する際に、時間を正確に記載しない場合がある。例えば、時間を「火曜日」、「明日」、又は「今月の5日」などと記載する。識別された時間を直接にタスクの時間情報として充填すると、タスクインタフェースに表示されたタスク情報が不明確になる。これに対して、本開示の実施例が提供する情報表示方法によれば、語義識別で取得された時間情報と現在の時間情報とを結合することで、初期タスク情報の時間情報をより正確にする。
【0164】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、トリガされたインスタント通信メッセージに対して語義識別を行うとともに、語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定することで、ユーザがタスクインタフェースを作成する効率を向上させることができる。
【0165】
図10に示すように、本開示の別の実施例に係る情報表示装置1000は、
1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示する会話インタフェース表示ユニット1001と、
タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定するタスク情報特定ユニット1002と、
前記タスク作成トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定するターゲット会話特定ユニット1003と、
前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示するタスクインタフェース表示ユニット1004と、を備える。
【0166】
本実施例が提供する情報表示装置によれば、タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定して、ターゲット会話インタフェースに、所定態様でタスクインタフェースを表示する。これにより、ユーザがインスタント通信クライアントの会話においてタスクを素早く作成しやすくなり、このタスクが会話内の他のユーザに知られる可能になり、タスク情報の同期及び処理の効率を向上させる。
【0167】
ある実施例では、前記タスク作成トリガ操作は、前記会話インタフェースに表示されているインスタント通信メッセージに対するトリガ操作を含む。
【0168】
インスタント通信メッセージに対するトリガ操作としては、クリック、ダブルクリック、タップ、長押しなどを含むが、これらに限らない。本実施例では、ユーザは、会話インタフェースに表示されたインスタント通信メッセージを直接にトリガすることで、タスクインタフェースを作成することができる。
【0169】
例示として、ユーザは、あるインスタント通信メッセージをマウスで右クリック又は長押しすることで、クライアントがユーザの指示に応答してこのインスタント通信メッセージにメニューバーをポップアップする。メニューバーには、「タスク」の選択肢が表示され、ユーザが「タスク」の選択肢をクリックすると、タスク情報を作成するよう、クライアントが対応するタスク編集画面をポップアップする。
【0170】
リーダーの要求やグループ成員のアドバイスに応じて作業タスクを設定することは一般的な作業シーンである。これに対して、本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法によれば、ユーザは、会話インタフェースに表示された自分又は他人が送信したインスタント通信メッセージをトリガすることで、直接に関連のタスク情報を発信することができ、インスタント通信メッセージに基づいて素早くタスクを作成することを実現することができる。また、インスタント通信メッセージに基づいてタスクを作成することは、当該インスタント通信メッセージの発信者が直接的で明確なフィードバックを得ることができ、グループ情報共有やグループ提携の効率を向上させる。
【0171】
さらに、ある実施例では、タスク情報特定ユニット1002は、
前記インスタント通信メッセージに対するトリガ操作に応答して、トリガされたインスタント通信メッセージに基づいて初期タスク情報を特定する初期タスク情報特定サブユニットを備える。
【0172】
例示として、初期タスク情報は、タスク編集インタフェースに初期に表示されたユーザ編集可能な情報であってもよい。例えば、クライアントは、自動的に又はユーザの指示に従って、トリガされたインスタント通信メッセージの一部又は全部の内容を初期タスク情報として、タスク編集インタフェースの1つ又は複数のメッセージ入力ボックスに充填することで、ユーザに修正を行うために提供する。
【0173】
さらに、ある実施例では、初期タスク情報特定サブユニットは、
前記トリガされたインスタント通信メッセージがテキストメッセージを含む場合、前記テキストメッセージに基づいて初期タスク情報の内容情報を特定する内容情報特定サブユニット、及び/又は、
前記トリガされたインスタント通信メッセージが電子ファイルを含む場合、前記タスク編集インタフェースに前記電子ファイルに基づいて特定された初期タスク情報の添付ファイル情報を表示する添付ファイル情報特定サブユニット、を備える。
【0174】
ある実施例では、初期タスク情報特定サブユニットは、
前記トリガされたインスタント通信メッセージの送信者のユーザ情報を取得して、前記ユーザ情報に基づいて前記初期タスク情報の作成者情報を特定する作成者情報特定サブユニットを備える。
【0175】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、ユーザに編集を行なわせるために、トリガされたインスタント通信メッセージを初期タスク情報に変換する、例えば、インスタント通信メッセージにおけるテキストメッセージをタスクの内容情報に変換する、或いは、インスタント通信メッセージにおける電子ファイルをタスクの添付ファイル情報に変換する、或いは、インスタント通信メッセージの送信者をタスクの作成者情報に変換する。これによって、ユーザが、インスタント通信メッセージに基づいてタスクインタフェースを素早く作成しやすくなり、インタラクション効率を向上させる。
【0176】
さらに、ある実施例では、初期タスク情報特定サブユニットは、
前記トリガされたインスタント通信メッセージに対して語義識別を行う語義識別サブユニットと、
語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定する意味特定サブユニットと、を備える。
【0177】
ある実施例では、トレーニングされた語義識別モデルに基づいてトリガされたインスタント通信メッセージにおける名前、時間、タスク情報を、初期タスク情報として抽出してもよい。例えば、語義識別モデルで抽出したインスタント通信メッセージにおける名前情報、時間情報をそれぞれタスクの実行者情報と時間情報としてタスク編集インタフェースに充填し、その他の情報をタスクの内容情報としてタスク編集インタフェースに充填してもよい。
【0178】
さらに、ある実施例では、意味特定サブユニットは、
現在の時間情報を取得する時間取得サブユニットと、
前記語義識別の結果と現在の時間情報とに基づいて前記初期タスク情報の時間情報を特定する時間情報特定サブユニットと、を備える。
【0179】
ユーザがインスタント通信メッセージを送信する際に、時間を正確に記載しない場合がある。例えば、時間を「火曜日」、「明日」、又は「今月の5日」などと記載する。識別された時間を直接にタスクの時間情報として充填すると、タスクインタフェースに表示されたタスク情報が不明確になる。これに対して、本開示の実施例が提供する情報表示方法によれば、語義識別で取得された時間情報と現在の時間情報とを結合することで、初期タスク情報の時間情報をより正確にする。
【0180】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、トリガされたインスタント通信メッセージに対して語義識別を行うとともに、語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定することで、ユーザがタスクインタフェースを作成する効率を向上させることができる。
【0181】
ある実施例では、ターゲット会話特定ユニットは、
現在表示されているインスタント通信会話インタフェースを前記ターゲット会話インタフェースとするか否かをユーザに注意するよう、注意情報を表示する注意サブユニットを備える。
【0182】
ある実施例では、注意情報は、テキスト情報や1つ又は複数の会話インタフェースの識別子を含んでもよい。注意情報は、順番に表示された複数のサブ注意情報をさらに含んでもよい。
【0183】
例示として、ユーザがタスク編集インタフェースでタスク情報の入力を完成したら、第1注意ダイアログをポップアップして、タスクインタフェースを現在の会話インタフェースに送信するか否かをユーザに問い合わせる。ユーザが「はい」をクリックすると、タスクインタフェースを現在の会話インタフェースに送信する。ユーザが「いいえ」をクリックすると、第2注意ダイアログをポップアップする。第2注意ダイアログには、ユーザがチェックを入れるために、複数の会話インタフェースの識別子が表示されている。
【0184】
装置の実施例は基本的に方法の実施例に対応するため、関連する点については方法の実施例の一部を参照すればよい。以上説明した装置の実施例は例示的なものであり、独立のモジュールとして説明したものは、独立であってもよく、独立ではなくてもよい。実際の需要に応じて、その一部又は全てのモジュールを選択して、本実施の形態の目的を実現することができる。当業者は、創造的な工夫をせずに理解し実施することができる。
【0185】
本開示の1つ又は複数の実施例が提供する電子機器は、
少なくとも1つのメモリと少なくとも1つのプロセッサと、を備え、
前記メモリは、プログラムコードを記憶するためのものであり、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法を実行するためのものである。
【0186】
本開示の1つ又は複数の実施例が提供する非一時的なコンピュータ記憶媒体は、前記コンピュータ装置が本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法を実行するよう、前記コンピュータ装置に実行可能なプログラムコードが記憶されている。
【0187】
図11には、本開示の実施例に係る電子機器1100を実現するための構造模式図が示されている。本開示の実施例に係る電子機器は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレット)、PMP(携帯型マルチメディアプレーヤ)、デジタルTV、デスクトップコンピュータなどの端末機器やサーバ機器を含むが、これらに限らない。
図11に示す電子機器は例示的なものであり、本開示の実施例の機能や利用範囲を何ら制限するものではない。
【0188】
図11に示すように、電子機器1100は、ROM(リードオンリーメモリ)1102に記憶されたプログラム、または、記憶装置1108からRAM(ランダムアクセスメモリ)1103にロードされたプログラムに従って様々な適切な動作及び処理を実行可能な処理装置(例えば、中央処理装置、グラフィックスプロセッサなど)1101を備えてもよい。RAM1103には、電子機器1100を操作するための様々なプログラムとデータがさらに記憶されている。処理装置1101、ROM1102、及びRAM1103は、バス1104により互いに接続されている。バス1104には、さらに、入出力(I/0)インタフェース1105も接続されている。
【0189】
I/Oインタフェース1105には、一般的に、例えば、タッチパネル、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロなどを含む入力装置1106、例えば、LCD(LiquidCrystalDisplay)、スピーカ、バイブレータなどを含む出力装置1107、例えば、磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置1108、および通信装置1109が接続される。例示として、記憶装置1108は、第1プログラムの少なくとも1つの第1サブルーチン識別子が記憶された第1のデータベースと、第1プログラムの少なくとも1つの第2サブルーチン識別子が記憶された第2のデータベースとを記憶してもよい。通信装置1109は、電子機器1100が他の機器と無線又は有線通信を行ってデータをやり取りすることを許可してもよい。
図11には、様々な装置を有する電子機器1100を示したが、示された全ての装置を実施又は備えることが必要ではなく、より多い又はより少ない装置を代わりに実施又は備えてよいことは、理解されるところである。
【0190】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照しながら説明した上記過程は、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現されることが可能である。例えば、本開示の実施例は、あるコンピュータプログラム製品に関し、非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体に搭載されたコンピュータプログラムに関する。当該コンピュータプログラムは、フローチャートに示す装置を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、当該コンピュータプログラムは、通信装置1109を介してネットからダウンロード及びインストールされることができる。或いは、記憶装置1108からインストールされる、又は、ROM1102からインストールされる。当該コンピュータプログラムは、処理装置1101によって実行されるとき、本開示の実施例に係る装置に限定された上記機能が実行される。
【0191】
なお、本開示に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ読み取り可能な信号媒体、又はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、又は上記双方の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線、又は半導体の情報表示システム、装置又はデバイス、又は上記の任意の組み合わせであってもよいが、これらに限らない。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体のさらに具体的な例は、1つ又は複数のリード線を有する電気的接続、携帯型コンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、コンパクトディスク・リードオンリーメモリ(CD-ROM)、光メモリデバイス、磁気メモリデバイス、又は上記の任意の組み合わせを含むが、これらに限らない。本開示において、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、プログラムを含む又は記憶するいかなる有形媒体であってもよい。当該プログラムは、指令実行システム、装置又はデバイスに使用されるか、或いはこれらと組み合わせて使用されることができる。本開示において、コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードが担持されたベースバンド又は搬送波の一部として伝播されるデータ信号を含んでもよい。このような伝播されたデータ信号は、多種の形式を用いることができ、電磁信号、光信号、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限らない。コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、さらにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体以外のいかなるコンピュータ読み取り可能な媒体であってもよい。当該コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、指令実行情報表示システム、装置又はデバイスに使用されるか、或いはこれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ読み取り可能な媒体に含まれるプログラムコードは、いかなる好適な媒介によって伝送でき、例えば、電線、光テーブル、RF(高周波)、又は上記の任意の組み合わせを含むが、これらに限らない。
【0192】
ある実施例では、クライアントやサーバは、HTTP(HyperText Transfer Protocol)などの現在既知の又は将来開発される任意のネットワークプロトコルによって通信することができ、任意の形式や媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信網)と相互接続してもよい。通信ネットワークとしては、例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、インターネット(Internet)及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、adhoc Internet network)、及び任意の現在既知の又は将来開発されるネットワークが挙げられる。
【0193】
上記コンピュータ読み取り可能な媒介は、上記電子機器に含まれてもよく、個別で存在して当該電子機器に装着されていなくてもよい
【0194】
上記コンピュータ読み取り可能な媒介には、1つ又は複数のプログラムが搭載されている。上記1つ又は複数のプログラムが上記電子機器に実行されると、当該電子機器が以下の操作を行う。ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報を受信する受信側と前記第1情報のソースとの関連関係を特定し、前記関連関係に基づいて前記受信側に表示される前記ソースの情報を特定する。前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第2ソース情報を含む。
【0195】
或いは、上記コンピュータ読み取り可能な媒介には、1つ又は複数のプログラムが搭載されている。上記1つ又は複数のプログラムが上記電子機器に実行されると、当該電子機器が以下の操作を行う。サーバからの、ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報と、クライアントが現在ログインしているアカウントと前記第1情報のソースとの関連関係に基づいて特定されたソース情報と、を受信し、前記第1情報と前記ソース情報とを表示する。
【0196】
或いは、上記コンピュータ読み取り可能な媒介には、1つ又は複数のプログラムが搭載されている。上記1つ又は複数のプログラムが上記電子機器に実行されると、当該電子機器が以下の操作を行う。1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示し、タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定し、前記タスク作成トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定し、前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示する。
【0197】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、1つ又は複数のプログラミング言語又はその組み合わせでコーディングされる。前記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++等のオブジェクト向けのプログラミング言語を含むが、これらに限らない。「C」言語などの従来のプロセス式プログラミング言語又は類似的なプログラミング言語をさらに含む。プログラムコードは、ユーザのコンピュータ上で全体的に、ユーザのコンピュータ上で部分的に、スタンドアローン・ソフトウェア・パッケージとして実行されてもよい。ユーザのコンピュータ上で部分的におよび遠隔コンピュータ上で部分的に、又は遠隔コンピュータやサーバで全体的に実行されてもよい。遠隔コンピュータに関する場合、遠隔コンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイド・エリア・ネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを通じて、ユーザのコンピュータに接続することができ、或いは外部コンピュータ(例えば、インターネット・サービス・プロバイダを利用してインターネットを通じて)に接続することもできる。
【0198】
図面におけるフローチャート及びブロック図は、本開示の各実施例のシステム、方法及びコンピュータプログラム製品によって実現可能なシステム構成、機能及び操作を示す。この点について、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を表し、このモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部は、1つ又は複数の所定の論理機能を実現するための実行可能な指令を含む。なお、いくつかの代替の実現において、ブロックに記載された機能は、図面に記載された順序を外れて発生することがある。例えば、連続して示された2つのブロックが、実際には、ほぼ同時に実行されてもよいし、時には、その機能に応じて、逆の順番で実行されてもよい。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、ブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能または操作を実行する、専用のハードウェアベースのシステムによって実現されてもよいし、或いは、専用のハードウェアとコンピュータ指令の組み合わせによって実現されてもよい。
【0199】
本開示の実施例に係るユニットは、ソフトウェアによって実現されてもよいし、ハードウェアによって実現されてもよい。ユニットの名称は、ある場合において、そのユニット自身を限定するものではない。例えば、関係特定ユニットは、「ユーザによるタスク詳細情報のクリエ要求に応答して、第1情報を受信するユーザと前記第1情報のソースとの関連関係を特定するユニット」として記載されてもよい。
【0200】
本明細書に説明した上述の機能は、1つ又は複数のハードウェアロジック部品によって少なくとも一部的に実行されてもよい。例えば、使用できるハードウェアロジック部品は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、複雑プログラマブルロジックデバイス(CPLD)などを含むが、これらに限らない。
【0201】
本開示の説明において、機械読取可能な媒体は、指示実行システム、装置又はデバイスに使用されるか、或いはこれらと組み合わせて使用されることができるプログラムを含む又は記憶する有形媒体であってもよい。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械読み取り可能な媒体は、例えば、電気、磁気、光学、電磁、赤外線、又は半導体システム、装置又はデバイス、又は上記の任意の組み合わせであってもよいが、これらに限らない。機械読み取り可能な記憶媒体のさらに具体的な例は、1つ又は複数の線による電気的接続、携帯型コンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、コンパクトディスク・リードオンリーメモリ(CD-ROM)、光メモリデバイス、磁気メモリデバイス、又は上記の任意の組み合わせを含むが、これらに限らない。
【0202】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報処理方法が提供されている。当該方法は、ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報を受信する受信側と前記第1情報のソースとの関連関係を特定することと、前記関連関係に基づいて前記受信側に表示される前記ソースの情報を特定することと、を含み、前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第2ソース情報を含む。
【0203】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1関連関係は、前記受信側が前記ソースの所定情報を閲覧する権限を有さない第1ユーザグループに属することを含む。
【0204】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第2関連関係は、前記受信側が前記ソースの所定情報を閲覧する権限を有する第2ユーザグループに属することを含む。
【0205】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1関連関係が示す前記受信側と前記ソースとの関係の緊密度は、前記第2関連関係が示す前記受信側と前記ソースとの関係の緊密度より弱く、前記第2ソース情報の情報量は前記第1ソース情報の情報量より大きい。
【0206】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1ソース情報は前記ソースのソースタイプを含み、及び/又は、前記第2ソース情報は、前記ソースの関連情報と、前記ソースのアクセス情報とを含み、前記アクセス情報は、前記ソースに進入する又は前記ソースのうち前記第1元情報以外の他の情報を取得するためのものである。
【0207】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1情報のソースは第1インスタント通信会話を含み、前記第1元情報は、前記第1インスタント通信会話内に送信された第1インスタント通信メッセージを含む。
【0208】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1情報は、前記第1インスタント通信メッセージに基づいて転送された情報、又は、前記第1インスタント通信メッセージに関連する第1関連情報を含む。
【0209】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属しないことを含み、又は、前記第2関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属することを含む。
【0210】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記情報処理方法は、前記第1元情報の作成方法に基づいて、前記アクセス情報を特定することをさらに備える。
【0211】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1元情報の作成方法に基づいて、前記アクセス情報を特定することには、前記第1元情報が前記ソース内の他の情報に基づいて作成される場合、前記他の情報の識別子に基づいて前記アクセス情報を特定すること、又は、前記第1元情報が前記ソース内の他の情報に基づいて作成されたものではない場合、前記第1元情報の識別子に基づいて前記アクセス情報を特定することを備える。
【0212】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1元情報は、タスクの内容情報、タスクの人員情報、タスクの時間情報、タスクの状態情報、部門情報、項目情報の少なくとも1つを含むタスク情報を含む。
【0213】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報表示方法が提供されている。当該方法は、サーバからの、ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報と、クライアントが現在ログインしているアカウントと前記第1情報のソースとの関連関係に基づいて特定されたソース情報と、を受信することと、前記第1情報と前記ソース情報とを表示することと、を含む。
【0214】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソース情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソース情報は第2ソース情報を含む。
【0215】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1ソース情報は前記ソースのソースタイプを含み、及び/又は、前記第2ソース情報は、前記ソースの関連情報と、前記ソースのアクセス情報とを含み、前記アクセス情報は、前記ソースに進入する又は前記ソースのうち前記第1情報以外の他の情報を取得するためのものである。
【0216】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1情報のソースは第1インスタント通信会話であり、前記第1元情報は、前記第1インスタント通信会話内で送信された第1インスタント通信メッセージである。
【0217】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1情報は、前記第1インスタント通信メッセージに基づいて転送された情報、又は、前記第1インスタント通信メッセージに関連する第1詳細情報を含む。
【0218】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1関連関係は、前記アカウントが前記第1インスタント通信会話の成員ではないことを含み、又は、前記第2関連関係は、前記アカウントが前記第1インスタント通信会話の成員であることを含む。
【0219】
本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法は、1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示することと、前記インスタント通信会話インタフェースに表示されたインスタント通信メッセージに対するトリガ操作に応答して、トリガされたインスタント通信メッセージとユーザの入力とに基づいてタスク情報を特定することと、前記トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定することと、前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示することと、をさらに含む
【0220】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記トリガされたインスタント通信メッセージとユーザの入力とに基づいてタスク情報を特定することは、前記トリガされたインスタント通信メッセージがテキストメッセージを含む場合、前記テキストメッセージに基づいて初期タスク情報の内容情報を特定すること、及び/又は、前記トリガされたインスタント通信メッセージが電子ファイルを含む場合、前記電子ファイルに基づいて初期タスク情報の添付ファイル情報を特定すること、を含む。
【0221】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記トリガされたインスタント通信メッセージとユーザの入力とに基づいてタスク情報を特定することは、前記トリガされたインスタント通信メッセージに対して語義識別を行うことと、現在の時間情報を取得することと、語義識別の結果と前記現在の時間情報とに基づいて初期タスク情報の時間情報を特定することと、を含む。
【0222】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報表示方法が提供されている。当該方法は、1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示することと、タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定することと、前記タスク作成トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定することと、前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示することと、を含む。
【0223】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記タスク作成トリガ操作は、前記会話インタフェースに表示されているインスタント通信メッセージに対するトリガ操作を含み、前記タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定することには、前記インスタント通信メッセージに対するトリガ操作に応答して、トリガされたインスタント通信メッセージに基づいて初期タスク情報を特定することを含む。
【0224】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記したトリガされたインスタント通信メッセージに基づいて初期タスク情報を特定することには、前記トリガされたインスタント通信メッセージがテキストメッセージを含む場合、前記テキストメッセージに基づいて初期タスク情報の内容情報を特定すること、及び/又は、前記トリガされたインスタント通信メッセージが電子ファイルを含む場合、前記電子ファイルに基づいて初期タスク情報の添付ファイル情報を特定すること、を含む。
【0225】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記したトリガされたインスタント通信メッセージに基づいて初期タスク情報を特定することには、前記トリガされたインスタント通信メッセージの送信者のユーザ情報を取得することと、前記ユーザ情報に基づいて前記初期タスク情報の作成者情報を特定することと、を含む。
【0226】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記したトリガされたインスタント通信メッセージに基づいて初期タスク情報を特定することには、前記トリガされたインスタント通信メッセージに対して語義識別を行うことと、語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定することと、を含む。
【0227】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記した語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定することには、現在の時間情報を取得することと、前記語義識別の結果と現在の時間情報に基づいて前記初期タスク情報の時間情報を特定することと、を含む。
【0228】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記したタスク作成トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定することには、現在表示されているインスタント通信会話インタフェースを前記ターゲット会話インタフェースとするか否かをユーザに注意するよう、注意情報を表示することを含む。
【0229】
本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法は、前記インスタント通信会話インタフェースに表示されるタスクインタフェースが所定の方式でトリガされたとき、前記タスクインタフェースに関連するタスク詳細情報を表示することをさらに含む。前記タスク詳細情報は、前記インスタント通信会話インタフェースの側欄に表示される。
【0230】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記タスク詳細情報は編集されることが可能であり、前記方法は、編集されたタスク詳細情報に基づいて、前記タスクインタフェースに表示される情報を特定することを、さらに含む。
【0231】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報表示システムが提供されている。当該システムは、サーバとクライアントとを備え、前記サーバが前記クライアントと接続されており、前記サーバは、本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報処理方法を実行するためのものである。
【0232】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報表示システムが提供されている。当該システムは、サーバとクライアントとを備え、前記サーバが前記クライアントと接続されており、前記クライアントは、本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法を実行するためのものである。
【0233】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報処理装置が提供されている。当該装置は、ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報を受信するユーザと前記第1情報のソースとの関連関係を特定する関係特定ユニットと、前記関連関係に基づいて、前記ユーザに表示する前記ソースの情報を特定する情報特定ユニットと、を備え、前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第2ソース情報を含む。
【0234】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報表示装置が提供されている。当該装置は、サーバからの、ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報と、クライアントが現在ログインしているアカウントと前記第1情報のソースとの関連関係に基づいて特定されたソース情報と、を受信する情報受信ユニットと、前記第1情報と前記ソース情報とを表示する情報表示ユニットと、を備える。
【0235】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報表示装置が提供されている。当該装置は、1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示する会話インタフェース表示ユニットと、タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定するタスク情報特定ユニットと、前記タスク作成トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定するターゲット会話特定ユニットと、前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示するタスクインタフェース表示ユニットと、を備える。
【0236】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、電子機器が提供されている。当該電子機器は、少なくとも1つのメモリと少なくとも1つのプロセッサと、を備え、前記メモリは、プログラムコードを記憶するためのものであり、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して本開示の1つ又は複数の実施例が提供する方法を実行するためのものである。
【0237】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、非一時的なコンピュータ記憶媒体が提供されている。前記非一時的なコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ装置が本開示の1つ又は複数の実施例が提供する方法を実行するよう、前記コンピュータ装置に実行可能なプログラムコードが記憶されている。以上の説明は、本開示の好適な実施例及び適用される技術的原理の説明に過ぎない。本開示に係る開示の範囲は、上記技術的特徴の特定の組み合わせからなる技術案に限定されるものではなく、上記開示の思想を逸脱しない範囲において、上記技術的特徴または同等のものにより任意に組み合わせた他の技術案をも含むことは、当業者に理解されるところである。例えば、上記特徴と、本開示に開示した(これに限らない)類似の機能を有する技術的特徴とを入れ替えてなる技術案が挙げられる。
【0238】
なお、各操作を特性の順番で描かれているが、これらの操作を示された特定の順番又は順に実行することを要求するものと理解すべきではない。一定の環境において、マルチタスク及び並列処理は有利である可能性がある。同様に、上記の説明に幾つかの具体的な実現の詳細内容が含まれるが、これらは本開示の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。単一の実施例の説明に記載した幾つかの特徴は単一の実施例に組み合わせて実現されてもよい。反対に、単一の実施例の説明に記載した様々な特徴は単一で又は任意の適切なサブ組み合わせの方式で複数の実施例に実現されてもよい。
【0239】
構造的特徴及び/又は装置の論理的な動作に特定した言語で本開示を説明したが、特許請求の範囲に限定された内容は、必ずしも上述した特定の特徴や動作に限られるものではないことは、理解されるところである。なお、上述した特定の特徴や動作は、特許請求の範囲を実現するための例示である。
【手続補正書】
【提出日】2023-07-24
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報を受信する受信側と前記第1情報のソースとの関連関係を特定することと、
前記関連関係に基づいて前記受信側に表示される前記ソースの情報を特定することと、を含み、
前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第2ソース情報を含む
ことを特徴とする情報処理方法。
【請求項2】
前記第1関連関係は、前記受信側が前記ソースの所定情報を閲覧する権限を有さない第1ユーザグループに属することを含
み、又は
前記第2関連関係は、前記受信側が前記ソースの所定情報を閲覧する権限を有する第2ユーザグループに属することを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記第1関連関係が示す前記受信側と前記ソースとの関係の緊密度は、前記第2関連関係が示す前記受信側と前記ソースとの関係の緊密度より弱く、
前記第2ソース情報の情報量は前記第1ソース情報の情報量より大きい
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記第1ソース情報は前記ソースのソースタイプを含み、及び/又は、
前記第2ソース情報は、前記ソースの関連情報
、又は、前記ソースのアクセス情
報を含み、前記アクセス情報は、前記ソースに進入する又は前記ソースのうち前記第1元情報以外の他の情報を取得するためのものである
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記第1情報のソースは第1インスタント通信会話を含み、
前記第1元情報は、前記第1インスタント通信会話内に送信された第1インスタント通信メッセージを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項6】
前記第1情報は、前記第1インスタント通信メッセージに基づいて転送された情報、又は、前記第1インスタント通信メッセージに関連する第1関連情報を含む
ことを特徴とする請求項
5に記載の情報処理方法。
【請求項7】
前記第1関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属しないことを含み、又は、
前記第2関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属することを含む
ことを特徴とする請求項
5に記載の情報処理方法。
【請求項8】
前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記情報処理方法は、
前記第1元情報が前記ソース内の他の情報に基づいて作成された場合、前記他の情報の識別子に基づいて前記アクセス情報を特定すること、又は、
前記第1元情報が前記ソース内の他の情報に基づいて作成されたものではない場合、前記第1元情報の識別子に基づいて前記アクセス情報を特定することを含む
ことを特徴とする請求項
7に記載の情報処理方法。
【請求項9】
前記第1元情報は、タスク情報を含み、
前記タスク情報は、タスクの内容情報、タスクの人員情報、タスクの時間情報、タスクの状態情報、部門情報、項目情報の少なくとも1つを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項10】
1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示することと、
タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定することと、
前記タスク作成トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定することと、
前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示することと、を含む
ことを特徴とする情報表示方法。
【請求項11】
前記タスク作成トリガ操作は、前記会話インタフェースに表示されているインスタント通信メッセージに対するトリガ操作を含み、
前記タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定することには、前記インスタント通信メッセージに対するトリガ操作に応答して、トリガされたインスタント通信メッセージに基づいて初期タスク情報を特定することを含む
ことを特徴とする請求項
10に記載の情報表示方法。
【請求項12】
前記トリガされたインスタント通信メッセージに基づいて初期タスク情報を特定することには、
前記トリガされたインスタント通信メッセージがテキストメッセージを含む場合、前記テキストメッセージに基づいて初期タスク情報の内容情報を特定すること
、又は、
前記トリガされたインスタント通信メッセージが電子ファイルを含む場合、前記電子ファイルに基づいて初期タスク情報の添付ファイル情報を特定すること、を含
み、
又は、
前記トリガされたインスタント通信メッセージの送信者のユーザ情報を取得することと、
前記ユーザ情報に基づいて前記初期タスク情報の作成者情報を特定することと、を含
み、
又は、
前記トリガされたインスタント通信メッセージに対して語義識別を行うことと、
語義識別の結果に基づいて前記初期タスク情報を特定することと、を含む
ことを特徴とする請求項
11に記載の情報表示方法。
【請求項13】
前記語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定することには、
現在の時間情報を取得することと、
前記語義識別の結果と前記現在の時間情報とに基づいて前記初期タスク情報の時間情報を特定することと、を含む
ことを特徴とする請求項
12に記載の情報表示方法。
【請求項14】
前記タスク作成トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定することには、
現在表示されているインスタント通信会話インタフェースを前記ターゲット会話インタフェースとするか否かをユーザに注意するよう、注意情報を表示すること、を含む
ことを特徴とする請求項
11に記載の情報表示方法。
【請求項15】
前記インスタント通信会話インタフェースに表示されるタスクインタフェースが所定の方式でトリガされたとき、前記タスクインタフェースに関連するタスク詳細情報を表示すること、をさらに含み、
前記タスク詳細情報は、前記インスタント通信会話インタフェースの側欄に表示される
ことを特徴とする請求項
10に記載の情報表示方法。
【請求項16】
前記タスク詳細情報は編集されることが可能であり、
前記方法は、編集されたタスク詳細情報に基づいて、前記タスクインタフェースに表示される情報を特定することを、さらに含む
ことを特徴とする請求項
15に記載の情報表示方法。
【請求項17】
情報処理装置であって、
少なくとも一つのプロセッサと、
前記少なくとも一つのプロセッサに通信可能に接続され、前記少なくとも一つのプロセッサにより実行される指令が記憶される少なくとも一つの記憶媒体と
を備え、
前記指令が前記少なくとも一つのプロセッサにより実行される時に、前記情報処理装置は、
ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報を受信するユーザと前記第1情報のソースとの関連関係を特定
し、
前記関連関係に基づいて、前記ユーザに表示する前記ソースの情報を特定
し、
前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第2ソース情報を含む
ことを特徴とする情報処理装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2021年1月18日付で中国専利局に出願された、出願番号202110064291.0の名称が「情報処理方法、装置、電子機器及び記憶媒体」である中国特許出願の優先権を要求し、当該出願の内容の全てをここに参照として取り込まれる。
【0002】
本開示はコンピュータ技術分野に関し、具体的には、情報処理方法、装置、電子設備及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
インスタント通信ソフトウェアは、人々の生活及び仕事に不可欠な通信ツールである。ユーザは、仕事グループを作成して、仕事グループにて仕事に関するインスタント通信メッセージを発信したり、仕事グループ内の情報を転送したりすることができる。しかし、これらの仕事情報や仕事グループの他の関連情報が無関係者に漏洩されるリスクがある。
【0004】
また、インスタント通信クライアントは、ユーザに代理事項を作成することを許可するものがあるが、その代理事項の作成は、インスタント通信クライアントの他のユーザには知り得ず、グループ情報共有やグループ提携に不利であり、又は作成過程が煩雑であり、利用効率が低い。
【発明の概要】
【0005】
本発明の概要を提供して簡単の形で思想を紹介する。これらの思想は、以降の発明を実施するための形態の部分において詳細に説明する。当該発明の概要部分は、特許請求する技術案の重要な特徴又は必要な特徴を標識する旨ではなく、特許請求する技術案の範囲を限定する旨でもない。
【0006】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報処理方法が提供されている。当該方法は、
ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報を受信する受信側と前記第1情報のソースとの関連関係を特定することと、
前記関連関係に基づいて前記受信側に表示される前記ソースの情報を特定することと、を含み、
前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第2ソース情報を含む。
【0007】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報表示方法が提供されている。当該方法は、
サーバからの、ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報と、クライアントが現在ログインしているアカウントと前記第1情報のソースとの関連関係に基づいて特定されたソース情報と、を受信することと、
前記第1情報と前記ソース情報とを表示することと、を含む。
【0008】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報表示方法が提供されている。当該方法は、
1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示することと、
タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定することと、
前記タスク作成トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定することと、
前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示することと、を含む。
【0009】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、サーバとクライアントとを備え、前記サーバが前記クライアントと接続されている情報表示システムが提供され前記サーバは、本開示の一つ又は複数の実施例が提供する情報処理方法を実行するためのものであることを特徴とする。
【0010】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、サーバとクライアントとを備え、前記サーバが前記クライアントと接続されている情報表示システムが提供され、前記サーバは、本開示の一つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法を実行するためのものであることを特徴とする。
【0011】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報処理装置が提供されている。当該情報処理装置は、
ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報を受信するユーザと前記第1情報のソースとの関連関係を特定する関係特定ユニットと、
前記関連関係に基づいて、前記ユーザに表示する前記ソースの情報を特定する情報特定ユニットと、を備え、
前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第2ソース情報を含む。
【0012】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報表示装置が提供されている。当該情報表示装置は、
サーバからの、ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報と、クライアントが現在ログインしているアカウントと前記第1情報のソースとの関連関係に基づいて特定されたソース情報と、を受信する情報受信ユニットと、
前記第1情報と前記ソース情報とを表示する情報表示ユニットと、を備える。
【0013】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報表示装置が提供されている。当該情報処理装置は、
1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示する会話インタフェース表示ユニットと、
タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定するタスク情報特定ユニットと、
前記タスク作成トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定するターゲット会話特定ユニットと、
前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示するタスクインタフェース表示ユニットと、を備える。
【0014】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、電子機器が提供されている。当該電子機器は、
少なくとも1つのメモリと少なくとも1つのプロセッサと、を備え、
前記メモリは、プログラムコードを記憶するためのものであり、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して本開示の1つ又は複数の実施例が提供する方法を実行するためのものである。
【0015】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、非一時的なコンピュータ記憶媒体が提供されている。当該非一時的なコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ装置が本開示の1つ又は複数の実施例が提供する方法を実行するよう、前記コンピュータ装置に実行可能なプログラムコードが記憶されている。
【0016】
本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報処理方法によれば、第1情報の受信側と第1情報のソースとの関連関係に基づいて、前記受信側に表示する前記ソースの情報を特定する。一方、第1情報を表示する際にそのソース情報を表示することで、受信側がソースを容易に把握できるようにし、ユーザの情報処理効率を向上させる。一方、当該第1情報に関するソース情報が無関係者に漏洩されることを避けることができ、情報の安全性と秘匿性を向上させる。
【0017】
本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法によれば、第1情報の受信側と第1情報のソースとの関連関係に基づいて前記ソースの情報を表示する。第1情報を表示する際にそのソース情報を表示することで、受信側がソースを容易に把握できるようにし、ユーザの情報処理効率を向上させる。一方、当該第1情報に関するソース情報が無関係者に漏洩されることを避けることができ、情報の安全性と秘匿性を向上させる。
【0018】
本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法によれば、タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定して、ターゲット会話インタフェースに、所定態様でタスクインタフェースを表示する。これにより、ユーザがインスタント通信クライアントの会話においてタスクを素早く作成しやすくなり、このタスクが会話内の他のユーザに知られる可能になり、タスク情報の同期及び処理の効率を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図面を参照するとともに、以下の発明を実施するための形態を参照して、本開示の各実施例の上記内容及び他の特徴、利点がより明確になる。図面において、同一又は類似の符号は、同一又は類似の要素を示す。図面は模式的なものであり、部品と要素は必ずしも比例的に描かれていないことは、理解されるものである。
【
図1】本開示のある実施例に係る情報処理方法のフローチャートである。
【
図2】本開示の他の実施例に係る情報処理方法のフローチャートである。
【
図3】本開示のある実施例に係る情報表示方法のフローチャートである。
【
図4A】本開示のある実施例に係る情報表示システムの模式図である。
【
図4B】本開示のある実施例に係る情報表示システムの信号の流れの模式図である。
【
図5】本開示の他の実施例に係る情報表示方法のフローチャートである。
【
図6】本開示のある実施例に係るインスタント通信クライアントの表示インタフェースの模式図である。
【
図7】本開示の他の実施例に係る情報表示方法のフローチャートである。
【
図8】本開示のある実施例に係る情報処理装置の構造模式図である。
【
図9】本開示の他の実施例に係る情報表示装置の構造模式図である。
【
図10】本開示の別の実施例に係る情報表示装置の構造模式図である。
【
図11】本開示の実施例に係る電子機器を実現するための構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
次に、図面を参照しながら本開示の実施例についてより詳しく説明する。図面には本開示のある実施例が示されているが、本開示は様々な形態で実現することができ、ここで説明する実施例に限定されるものと解釈するものではなく、これらの実施例を提供するのは本開示をより明確に、完全に理解するためであることは、理解されるところである。本開示の図面及び実施例は例示するためのものに過ぎず、本開示の特許請求の範囲を限定するものではないことは、理解されるところである。
【0021】
本開示の実施形態に記載されるステップは、異なる順番で実行する、及び/又は並行に実行することができることは、理解されるところである。さらに、実施形態は、附加のステップ及び/又は省略的に示すステップを含んでもよい。本開示の範囲はこの点において限定しない。
【0022】
明細書において、用語「備える」とその変形は、開放的であり、すなわち、「備えるが、これに限らない」である。用語「に基づく」は、「少なくとも部分的に基づく」である。用語「ある実施例」は、「少なくとも1つの実施例」を表し、用語「他の実施例」は、「少なくとも1つの他の実施例」を表す。用語「に応答する」及び関連の用語は、ある信号又はイベントが他の信号やイベントにある程度影響されることであり、完全的に又は直接的に影響されるとは限らない。事件xが事件y「に応答して」発生すると、xが直接的に又は間接的にyに応答してよい。例えば、yの存在が最終的にxの存在に繋がるが、その他の中間イベント及び/条件が存在するかもしれない。他の状況では、yが必ずしもxの存在に繋がるものではないかもしれなく、また、yが発生していなくてもxが発生するかもしれない。さらに、用語「に応答する」は、「少なくとも部分的に応答する」ことを意味する。用語「特定する」は、様々な動作を広くカバーし、演算する、計算する、処理する、導出する、調査する、検索する(例えば、テーブル、データベース、又はその他のデータ構造で検索する)、究明する、及び類似の動作を含んでもよく、さらに受信する(例えば、情報を受信する)、アクセスする(例えば、メモリの中のデータにアクセスする)、及び類似の動作を含み、そして解析する、選択する、作成する、及び類似の動作などを含む。その他の用語の関係定義は、以下の記載において説明する。
【0023】
本開示に言及する「第1」、「第2」などの概念は、異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためのものに過ぎず、これらの装置、モジュール又はユニットが実行する機能の順番或いは依存関係を限定するものではないことを注意されたい。
【0024】
本開示に言及する「1つ」、「複数」の用語は、制限的なものではなくて模式的なものであることを注意されたい。前後に特に明示しない限り、「1つ又は複数の」と理解すべきであることは、当業者に理解されるところである。
【0025】
本開示の目的を図るために、「A及び/又はB」とは、(A)、(B)又は(AとB)の意味である。
【0026】
本開示の実施形態における複数の装置の間でやり取りされるメッセージ又は情報の名称は、説明の目的のみであり、これらのメッセージ又は情報の範囲を限定するものではない。
【0027】
図1には、本開示のある実施例に係る情報処理方法100のフローチャートが示される。情報処理方法100は、以下のステップを備える。
【0028】
ステップS101:ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報を受信する受信側と前記第1情報のソースとの関連関係を特定する。
第1情報のソース内は、第1元情報を含む複数の情報を含んでもよく、第1情報は、第1元情報に基づいて生成されたものである。
【0029】
例示として、前記ソースは、インスタント通信会話であり、1つ又は複数のユーザがインスタント通信会話内でインスタント通信メッセージを送信することができる。第1元情報は、このインスタント通信会話内の1つのインスタント通信メッセージであってよく、第1情報は、このインスタント通信メッセージの転送情報又はその他の関連情報である。例えば、第1情報は第1元情報の詳細情報である。前記受信側は、この転送情報の受信側又はこの関連情報を閲覧する請求側であり、受信側とインスタント通信会話との関連関係は、インスタント通信会話の成員関係を含む。
【0030】
なお、上述した例はあくまで例示であり、他の代替の実施形態や変形が可能であるのは当業者に理解されるところであり、これらに制限されるものではない。例えば、前記ソースは他の形式の情報キャリアであってもよく、前記第1元情報はこの情報キャリア内の情報であり、前記受信側とこの情報キャリアとの関連関係は、受信側とこの情報キャリアとは予め設定された関連関係に満たすか否かを含むことなどである。
【0031】
ある実施例では、第1元情報は、タスク情報又は当該タスク情報が生成される基礎となるソース内の他の情報であってもよく、第1情報は、当該タスク情報に関連するタスク詳細情報であってもよい。前記ソース内の他の情報は、インスタント通信会話内のインスタント通信メッセージであってもよい。タスク情報とタスク詳細情報は、タスクの内容情報、タスクの人員情報、タスクの時間情報、タスクの状態情報、部門情報、項目情報を含むが、これらに限らない。タスクの内容情報はタスクの具体的な内容を含み、タスクの人員情報はタスクの作成者、手配者、及び実行者を含み、タスクの時間情報はタスクの作成時間、タスクの修正時間、及びタスクの締切時間を含む。タスクの状態情報は例えば「実行中」「キャンセルされた」などのタスク状態を含む。部門情報はタスクが所属する会社の部門を含む。項目情報はタスクが所属する項目を含んでもよい。
【0032】
好ましくは、インスタント通信会話におけるタスク情報の表示空間を節約するために、タスク情報は一部のタスクの内容情報のみを表示し、タスク詳細情報は全てのタスクの内容情報を表示してもよい。
【0033】
例示として、タスク情報は、インスタント通信会話における任意のユーザが送信したインスタント通信メッセージに基づいて生成され、又は直接に生成されてもよい。インスタント通信メッセージの種類は、テキスト、ファイル、写真、音声、映像などを含むが、これらに限らない。
【0034】
ステップS102:前記関連関係に基づいて前記受信側に表示される前記ソースの情報を特定する。前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第2ソース情報を含む。
【0035】
前記ソースの情報、前記ソースのタイプ、名称などの属性情報とアクセス情報とを含むが、これらに限らない。前記アクセス情報は、例えば、前記ソースに進入する又は前記ソースのうち前記第1元情報以外の他の情報を取得するためのハイパーリンクである。
【0036】
ある実施例では、前記第1関連関係は、前記受信側は前記ソースの所定情報を閲覧する権限を有さない第1ユーザグループに属すること、又は、前記受信側が前記ソースの所定情報を閲覧する権限を有する第2ユーザグループに属することを含む。
【0037】
例示として、前記第1情報のソースがインスタント通信会話である場合、第2ユーザグループはこのインスタント通信会話の成員であってもよく、このインスタント通信会話を閲覧する権限を有する。一方、第1ユーザグループは、このインスタント通信会話の成員ではなく、このインスタント通信会話を閲覧する権限を有さない。
【0038】
このように、本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報処理方法によれば、第1情報の受信側と第1情報のソースとの関連関係に基づいて、前記受信側に表示する前記ソースの情報を特定する。第1情報を表示する際にそのソース情報を表示することで、受信側がソースを容易に把握できるようにし、ユーザの情報処理効率を向上させる。一方、当該第1情報に関するソース情報が無関係者に漏洩されることを避けることができ、情報の安全性と秘匿性を向上させる。
【0039】
ある実施例では、前記第1関連関係が示す前記受信側と前記ソースとの関係の緊密度は、前記第2関連関係が示す前記受信側と前記ソースとの関係の緊密度より弱く、前記第2情報の情報量は前記第1情報の情報量より大きい。本実施例では、受信側と第1情報のソースとの関係の緊密度が強いほど、取得したソースの情報の情報量が大きくなる。
【0040】
ある実施例では、前記第1ソース情報は前記ソースのソースタイプを含み、及び/又は、前記第2ソース情報は、前記ソースの関連情報と、前記ソースのアクセス情報とを含み、前記アクセス情報は、前記ソースに進入する又は前記ソースのうち前記第1元情報以外の他の情報を取得するためのものである。
【0041】
例えば、前記第1情報のソースがインスタント通信会話である場合、第1ソース情報は、ソースタイスを含み、例えば、「会話」である。第2ソース情報は、このインスタント通信会話の属性情報とリンク情報とを含む。インスタント通信会話の関連情報は、インスタント通信会話の名称(例えば、グループ名)、インスタント通信会話の作成者(例えば、グループ管理者)、インスタント通信会話の成員人数、インスタント通信会話の作成時間、インスタント通信会話が所属する項目、インスタント通信会話が所属する部門などを含むが、これらに限らない。インスタント通信会話のアクセス情報は、インスタント通信会話のうち第1元情報を含むインスタント通信メッセージを取得するよう、このインスタント通信会話に対応する会話ページに進入することができる。
【0042】
このように、第1ソース情報に前記ソースのソースタイプを含むことで、ソースのその他の情報が無関係者に漏洩されることを避けることができる。第2ソース情報に前記ソースの関連情報と、前記ソースのアクセス情報とを含むことで、ユーザは、煩雑な操作をする必要がなく、素早く第1情報のソースを確認することができ、第1情報のコンテキスト情報の取得が容易となり、情報処理効率を向上させる。
【0043】
ある実施例では、前記第1関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属しないことを含み、又は、前記第2関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属することを含む。
【0044】
例示として、受信側に関連するインスタント通信会話の識別子と、ターゲットインスタント通信会話の識別子とを比較して、比較結果に基づいて受信側がターゲットインスタント通信会話の成員であるか否かを判断してもよい。さらに、受信側のユーザ識別子、例えば、受信側クライアントが現在ログインしているユーザアカウントと、ターゲットインスタント通信会話の成員のユーザ識別子とを比較して、比較結果に基づいて受信側がターゲットインスタント通信会話の成員であるか否かを判断してもよい。なお、その他の方式で受信側がターゲットインスタント通信会話の成員であるか否かを判断してもよく、ここでは限定しない。
【0045】
このように、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、受信側がインスタント通信会話の成員であるか否かに基づいて、異なるソース(インスタント通信会話)の情報を表示することで、インスタント通信会話が無関係者に漏洩されることを避けることができる。
【0046】
ある実施例では、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、方法100は、以下のステップをさらに備える。
ステップS103:前記第1元情報の作成方法に基づいて、前記アクセス情報を特定する。
ここで、第1元情報の作成方式は、例えばソース内の他の情報に基づいて作成する方式、又は、直接に作成する方式を含んでも良い。
【0047】
さらに、ある実施例では、ステップ103は、以下のステップを含む。
ステップA1:前記第1元情報が前記ソース内の他の情報に基づいて作成された場合、前記他の情報の識別子に基づいて前記アクセス情報を特定する、又は、
ステップA2:前記第1元情報が前記ソース内の他の情報に基づいて作成されたものではない場合、前記第1元情報の識別子に基づいて前記アクセス情報を特定する。
【0048】
本実施例では、第1元情報が他の情報に基づいて生成された場合、すなわち、他の情報がこの第1情報の原始ソースである場合、前記アクセス情報は他の情報の識別子に基づいて特定されるものである。例えば、アクセス情報は、ソースの識別子と他の情報の識別子とを含んでもよい。第1元情報が他の情報基づいて作成されるものではない場合、すなわち、第1元情報が直接に生成されたものである場合、前記アクセス情報は、第1元情報の識別子に基づいて特定されるものである。例えば、アクセス情報は、ソースの識別子と第1元情報の識別子とを含んでもよい。
【0049】
前記ソースがインスタント通信会話である場合を例示として、第1元情報の作成方式に基づいて、アクセス情報は、ソースの識別子、例えば、このインスタント通信会話に対応するURL(Uniform Resource Locator)又はIDを含み、アクセス情報は、第1元情報IDや他の情報IDのうち1つをさらに含んでもよい。このように、アクセス情報は、このインスタント通信会話及び第1元情報や他の情報が存在する位置を確認するために用いられ、受信側が自らインスタント通信会話を閲覧検索する必要がない。
【0050】
本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報処理方法によれば、第1元情報の作成方式に基づいて前記アクセス情報を特定することで、受信側がこのアクセス情報によって第1情報の真の原始ソースの存在位置を位置決めることができる。よって、ユーザは、煩雑な操作をする必要がなく、素早くコンテキスト情報を取得して、第1情報に関する経緯を把握することができる。
【0051】
図2を参照して、
図2には、本開示の他の実施例が提供する情報処理方法200が示されている。この情報処理方法200は、以下のステップを備える。
【0052】
ステップS201:第1情報の受信側が第1インスタント通信会話の成員であるか否かを判定し、前記第1情報は、第1インスタント通信会話内で送信された第1インスタント通信メッセージに基づいて生成されたものである。
【0053】
前記受信側が第1インスタント通信会話の成員に属する場合、ステップS2021を実行する。ステップS2021:前記受信側に前記第1インスタント通信会話の属性情報とアクセス情報とを含む第2ソース情報を表示すると決定する。次に、ステップS203を実行する。
【0054】
前記受信側が第1インスタント通信会話の成員に属しない場合、ステップS2022を実行する。ステップS2022:前記受信側に前記第1インスタント通信会話のタイプ情報、例えば「会話」を含む第1ソース情報を表示すると決定する。
【0055】
ステップS203:前記第1インスタント通信会話が、前記インスタント通信会話の他のインスタント通信メッセージに基づいて作成されたものであるか否かを判定する。
【0056】
前記第1インスタント通信会話が、前記インスタント通信会話の他のインスタント通信メッセージに基づいて作成されたものである場合、ステップS2401を実行する。ステップS2401:前記他のインスタント通信メッセージの識別子に基づいて前記アクセス情報を特定する。
【0057】
前記第1インスタント通信会話が、前記インスタント通信会話のインスタント通信メッセージに基づいて作成されたものではない場合、ステップS2402を実行する。ステップS2402:前記第1インスタント通信メッセージの識別子に基づいて前記アクセス情報を特定する。
【0058】
なお、上述した実施例が提供する情報処理方法は、サーバによって独立に実行されてもよく、クライアントによって独立に実行されてもよく、サーバとクライアントとによって実行されてもよく、ここでは限定しない。
【0059】
図3を参照して、
図3には、本開示の別の実施例が提供する情報表示方法300が示されている。この方法300は、以下のステップを備える。
【0060】
ステップS301:サーバからの、ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報と、クライアントが現在ログインしているアカウントと前記第1情報のソースとの関連関係に基づいて特定されたソース情報と、を受信する。
ステップS302:前記第1情報と前記ソース情報とを表示する。
【0061】
ある実施例では、前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソース情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソース情報は第2ソース情報を含む。
【0062】
本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法によれば、第1情報の受信側と第1情報のソースとの関連関係に基づいて前記ソースの情報を表示する。第1情報を表示する際にそのソース情報を表示することで、受信側がソースを容易に把握できるようにし、ユーザの情報処理効率を向上させる。一方、当該第1情報に関するソース情報が無関係者に漏洩されることを避けることができ、情報の安全性と秘匿性を向上させる。ある実施例では、前記第1ソース情報は前記ソースのソースタイプを含み、及び/又は、前記第2ソース情報は、前記ソースの関連情報と、前記ソースのアクセス情報とを含み、前記アクセス情報は、前記ソースに進入する又は前記ソースのうち前記第1情報以外の他の情報を取得するためのものである。
【0063】
例示として、第1情報のソースがインスタント通信会話である場合、第1ソース情報は、ソースタイスを含み、例えば、「会話」である。第2ソース情報は、このインスタント通信会話の属性情報とリンク情報とを含む。インスタント通信会話の関連情報は、インスタント通信会話の名称(例えば、グループ名)、インスタント通信会話の作成者(例えば、グループ管理者)、インスタント通信会話の成員人数、インスタント通信会話の作成時間、インスタント通信会話が所属する項目、インスタント通信会話が所属する部門などを含むが、これらに限らない。インスタント通信会話のリンク情報は、このインスタント通信会話に対応する会話ページにリンクするためのものである。
【0064】
このように、第1ソース情報に前記ソースのソースタイプを含むことで、ソースのその他の情報が無関係者に漏洩されることを避けることができる。第2ソース情報に前記ソースの関連情報と、前記ソースのアクセス情報とを含むことで、ユーザは、煩雑な操作をする必要がなく、素早く第1情報のソースを確認することができ、第1情報のコンテキスト情報の取得が容易となり、情報処理効率を向上させる。
【0065】
ある実施例では、前記第1関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属しないことを含み、又は、前記第2関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属することを含む。
【0066】
例示として、受信側に関連するインスタント通信会話の識別子と、ターゲットインスタント通信会話の識別子とを比較して、比較結果に基づいて受信側がターゲットインスタント通信会話の成員であるか否かを判断してもよい。さらに、受信側のユーザ識別子と、ターゲットインスタント通信会話の成員のユーザ識別子とを比較して、比較結果に基づいて受信側がターゲットインスタント通信会話の成員であるか否かを判断してもよい。なお、その他の方式で受信側が前記インスタント通信会話の成員であるか否かを判断してもよく、ここでは限定しない。
【0067】
このように、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、受信側がインスタント通信会話の成員であるか否かに基づいて、異なるソース(インスタント通信会話)の情報を表示することで、インスタント通信会話が無関係者に漏洩されることを避けることができる。
【0068】
ある実施例では、方法300は、以下のステップをさらに備える。
ステップB1:1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示する;
ステップB2:前記インスタント通信会話インタフェースに表示されたインスタント通信メッセージに対するトリガ操作に応答して、トリガされたインスタント通信メッセージとユーザの入力とに基づいてタスク情報を特定する;
ステップB3:前記トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定する;
ステップB4:前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示する。
【0069】
インスタント通信メッセージに対するトリガ操作としては、クリック、ダブルクリック、タップ、長押しなどを含むが、これらに限らない。本実施例では、ユーザは、会話インタフェースに表示されたインスタント通信メッセージを直接にトリガすることで、タスクインタフェースを作成することができる。
【0070】
例示として、ユーザがあるインスタント通信メッセージをマウスで右クリック又は長押し、クライアントがユーザの指示に応答してこのインスタント通信メッセージにメニューバーをポップアップする。メニューバーには、「タスク」の選択肢が表示され、ユーザが「タスク」の選択肢をクリックすると、タスク情報を作成するよう、クライアントが対応するタスク編集画面をポップアップする。
【0071】
本実施例が提供する情報表示方法によれば、タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定するとともに、ターゲット会話インタフェースに所定情報構造のタスクインタフェースでタスク情報を表示することで、ユーザがインスタント通信クライアントにおける会話内でタスクを容易に作成できるようにし、会話内の他のユーザに素早く関連のタスク情報を把握することもできるため、タスク情報の同期や処理の効率を向上させる。なお、リーダーの要求やグループメンバーのアドバイスに応じて作業タスクを設定することは一般的な作業シーンである。これに対して、本実施例が提供する情報表示方法によれば、ユーザは、会話インタフェースに表示された自分又は他人が送信したインスタント通信メッセージをトリガすることで、直接に関連のタスク情報を発信することができ、インスタント通信メッセージに基づいて素早くタスクを作成することを実現することができる。また、インスタント通信メッセージに基づいてタスクを作成することは、当該インスタント通信メッセージの発信者が直接的で明確なフィードバックを得ることができ、グループ情報共有やグループ提携の効率を向上させる。さらに、ある実施例では、ステップB2は、以下のステップを備える。
ステップb1:トリガされたインスタント通信メッセージに基づいて初期タスク情報を特定する。
【0072】
例示として、初期タスク情報は、タスク編集インタフェースに初期に表示されたユーザ編集可能な情報であってもよい。例えば、クライアントは、自動的に又はユーザの指示に従って、トリガされたインスタント通信メッセージの一部又は全部の内容を初期タスク情報として、タスク編集インタフェースの1つ又は複数のメッセージ入力ボックスに充填することで、ユーザに修正を行うために提供する。
【0073】
さらに、ある実施例では、ステップb1は、
前記トリガされたインスタント通信メッセージがテキストメッセージを含む場合、前記テキストメッセージに基づいて初期タスク情報の内容情報を特定すること、及び/又は、
前記トリガされたインスタント通信メッセージが電子ファイルを含む場合、前記タスク編集インタフェースに前記電子ファイルに基づいて特定された初期タスク情報の添付ファイル情報を表示すること、を含む。
【0074】
トリガされたインスタント通信メッセージは、テキスト情報及び/又は電子ファイルを含む。電子ファイルとは、コンピュータ情報表示システムに頼って閲覧され、通信ネットワーク上で転送可能なファイルであり、TXT、WORD、EXCEL、PPT、PDFなどのオフィスファイル、写真、映像、音声などのマルチメディアファイル、及びその他のソフトウェアプログラムに対応するファイルなどを含むが、これらに限らない。
【0075】
ある実施例では、ステップb1は、
前記トリガされたインスタント通信メッセージの送信者のユーザ情報を取得して、前記ユーザ情報に基づいて前記初期タスク情報の作成者情報を特定することを含む。
【0076】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、ユーザに編集を行わせるために、トリガされたインスタント通信メッセージを初期タスク情報に変換する、例えば、インスタント通信メッセージにおけるテキストメッセージをタスクの内容情報に変換する、或いは、インスタント通信メッセージにおける電子ファイルをタスクの添付ファイル情報に変換する、或いは、インスタント通信メッセージの送信者をタスクの作成者情報に変換する。これによって、ユーザが、インスタント通信メッセージに基づいてタスクインタフェースを素早く作成しやすくなり、インタラクション効率を向上させる。
【0077】
さらに、ある実施例では、ステップb1は、以下のステップを含む。
ステップb11:トリガされたインスタント通信メッセージに対して語義識別を行う;
ステップb12:語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定する。
【0078】
ある実施例では、トレーニングされた語義識別モデルに基づいてトリガされたインスタント通信メッセージにおける名前、時間、タスク情報を、初期タスク情報として抽出してもよい。例えば、語義識別モデルで抽出したインスタント通信メッセージにおける名前情報、時間情報をそれぞれタスクの実行者情報と時間情報としてタスク編集インタフェースに充填し、その他の情報をタスクの内容情報としてタスク編集インタフェースに充填してもよい。
【0079】
さらに、ある実施例では、ステップb12は、以下のステップを含む。
ステップb121:現在の時間情報を取得する。
ステップb122:前記語義識別の結果と現在の時間情報とに基づいて前記初期タスク情報の時間情報を特定する。
【0080】
ユーザがインスタント通信メッセージを送信する際に、時間を正確に記載しない場合がある、例えば、時間を「火曜日」、「明日」、又は「今月の5日」などと記載する。識別された時間を直接にタスクの時間情報として充填すると、タスクインタフェースに表示されたタスク情報が不明確になる。これに対して、本開示の実施例が提供する情報表示方法によれば、語義識別で取得された時間情報と現在の時間情報とを結合することで、初期タスク情報の時間情報をより正確にする。
【0081】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、トリガされたインスタント通信メッセージに対して語義識別を行うとともに、語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定することで、ユーザがタスクインタフェースを作成する効率を向上させることができる。
【0082】
上述した情報表示方法に対して、
図4Aには、本開示のある実施例に係る情報表示システムの模式図が示されている。この情報表示システムは、サーバ410と端末420とを備え、端末420は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレット)、PMP(携帯型マルチメディアプレーヤ)、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)などの移動端末、及びデジタルTV、デスクトップコンピュータなどの固定端末などを含むが、これらに限らない。端末
420は、ローカルエリアネットワーク、広域エリアネットワーク、又はインターネットを介して、サーバ
410と直接に接続される、又は他の中間サーバや装置を介して間接的に接続される。
【0083】
図4Bには、本開示の実施例が提供する情報表示システムにおけるサーバ410と端末420の信号の流れの模式図が示されている。
【0084】
ステップS401では、サーバ410は、ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報を受信するクライアントと前記第1情報のソースとの関連関係を特定する。
【0085】
ステップS402では、サーバ410は、前記関連関係に基づいて前記クライアントに表示する前記ソースの情報を特定する。
【0086】
ステップS403では、サーバ410は、前記第1情報と前記ソースの情報を送信する。従って、クライアント420は、サーバ410からの前記第1情報と前記ソースの情報とを受信する。
【0087】
ステップS404では、サーバ420は、前記ソースの情報を表示する。
【0088】
前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第2ソース情報を含む。
【0089】
本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示システムによれば、第1情報の受信側と第1情報のソースとの関連関係に基づいて、前記受信側に表示する前記ソースの情報を特定する。第1情報を表示する際にそのソース情報を表示することで、受信側がソースを容易に把握できるようにし、情報処理効率を向上させる。一方、当該第1情報に関するソース情報が無関係者に漏洩されることを避けることができ、情報の安全性と秘匿性を向上させる。
【0090】
図5を参照して、本開示のある実施例に係る情報表示方法500のフローチャートが示されている。なお、本実施例及び後述の実施例が提供する情報表示方法は、前記実施例に頼らずに独立で実施することができる。情報表示方法500は、以下のステップを含む。
ステップS501:1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示する;
ステップS502:タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定する。
【0091】
タスク作成トリガ操作は、ユーザのタッチ操作、ジェスチャ操作、音声指示、内蔵又は外付けの入力デバイスによるトリガ指示などを含むが、これらに限らない。
【0092】
例示として、インスタント通信インタフェースの会話インタフェースやテキスト編集インタフェースに所定の識別子を表示して、ユーザが、この所定の識別子をタッチしたり、外付けの入力デバイスによってクリックしたりするとき、ユーザが入力してタスク情報を特定させるために、タスク編集インタフェースを表示してもよい。例示として、タスク編集インタフェースは、1つ又は複数のテキスト入力ボックスを有してもよく、ユーザが、テキスト入力ボックスにタスクの作成者、タスクの内容、タスクの実行者、タスクの時間、添付ファイル、部門、項目などを入力してもよい。タスク編集インタフェースは、タスク「送信」と「キャンセル」のボタンコントロールをさらに備えてもよい。なお、タスク編集インタフェースは、ポップアップの形式で会話インタフェースの上層に表示する、又は他の形式で所定の領域に表示してもよく、ここでは限定しない。
【0093】
ステップS503:前記タスク作成トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定する。
【0094】
例示として、タスク作成トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースは、現在表示されているインスタント通信会話インタフェースやユーザが選択した会話インタフェースであってもよい。
【0095】
ステップS504:前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示する。
【0096】
例示として、前記タスク情報は、タスクの作成者情報、タスクの内容情報、タスクの実行者情報、タスクの時間情報、タスクの状態情報、タスクの添付ファイル情報、タスクの部門情報、タスクの項目情報などを含んでもよいが、これらに限らない。タスクの作成者情報は、タスクの作成者、手配者、管理者、タスクインタフェースの作成者などを含み、タスクの時間情報は、タスクの作成時間、修正時間、及び締切時間を含み、タスクの状態情報は、例えば「実行中」「キャンセルされた」などのタスク状態を含み、部門情報はタスクが所属する会社の部門を含み、項目情報はタスクが所属する項目を含んでもよい。相応的に、タスクインタフェースは、所定の形式で配列された各フィールドを有し、上述のタスク情報は、対応のフィールドの下にそれぞれ配列されてもよい。
【0097】
図6には、本開示のある実施例に係るインスタント通信クライアントのインタフェースの模式図が示されている。ユーザ「X」のインスタント通信クライアント600には、現在、「グループA」の会話インタフェース610が表示されており、会話インタフェース610は、グループの成員がインスタント通信会話を行うためのものである。会話インタフェース610には、現在、インスタント通信メッセージ611と612が表示されている。図
6に示すように、ユーザ「X」は、会話インタフェース610にタスクインタフェース620を作成した。タスクインタフェース620には、タスクの作成者「ユーザX」、タスク内容「yyyyyy…」、実行者「B、C、D」、締切日「12.31」、及びタスク状態「実行中」などの情報が表示されている。
【0098】
なお、本開示における「インタフェース」は、アプリケーションウィンドウ、操作子、コンポーネント、識別子又は他の表示要素のグラフィカルユーザインタラクションインタフェースを含むが、これらに限らない。
【0099】
本開示の実施例が提供する情報表示方法によれば、タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定して、ターゲット会話インタフェースに、所定情報構造を有するタスクインタフェースによってタスク情報を表示する。これにより、ユーザがインスタント通信クライアントの会話においてタスクを作成しやすくなり、会話内の他のユーザに関連のタスク情報を素早く知るようにすることができ、タスク情報の同期及び処理の効率を向上させる。
【0100】
ある実施例では、前記タスク作成トリガ操作は、前記会話インタフェースに表示されているインスタント通信メッセージに対するトリガ操作を含む。
【0101】
インスタント通信メッセージに対するトリガ操作としては、クリック、ダブルクリック、タップ、長押しなどを含む。本実施例では、ユーザは、会話インタフェースに表示されたインスタント通信メッセージを直接にトリガしてタスクインタフェースを作成することができる。
【0102】
例示として、ユーザは、あるインスタント通信メッセージをマウスで右クリック又は長押しすることで、クライアントがユーザの指示に応答してこのインスタント通信メッセージにメニューバーをポップアップする。メニューバーには、「タスク」の選択肢が表示され、ユーザが「タスク」の選択肢をクリックすると、タスク情報を作成するよう、クライアントが対応するタスク編集画面をポップアップする。
【0103】
リーダーの要求やグループメンバーのアドバイスに応じて作業タスクを設定することは一般的な作業シーンである。これに対して、本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法によれば、ユーザは、会話インタフェースに表示された自分又は他人が送信したインスタント通信メッセージをトリガすることで、直接に関連のタスク情報を発信することができ、インスタント通信メッセージに基づいて素早くタスクを作成することを実現することができる。また、インスタント通信メッセージに基づいてタスクを作成することは、当該インスタント通信メッセージの発信者が直接的で明確なフィードバックを得ることができ、グループ情報共有やグループ提携の効率を向上させる。
【0104】
さらに、ある実施例では、ステップS502は、以下のステップを備える。
ステップC1:前記インスタント通信メッセージに対するトリガ操作に応答して、トリガされたインスタント通信メッセージに基づいて初期タスク情報を特定する。
【0105】
例示として、初期タスク情報は、タスク編集インタフェースに初期に表示されたユーザ編集可能な情報であってもよい。例えば、クライアントは、自動的に又はユーザの指示に従って、トリガされたインスタント通信メッセージの一部又は全部の内容を初期タスク情報として、タスク編集インタフェースの1つ又は複数のメッセージ入力ボックスに充填することで、ユーザに修正を行うために提供する。
【0106】
さらに、ある実施例では、ステップC1は、
前記トリガされたインスタント通信メッセージがテキストメッセージを含む場合、前記テキストメッセージに基づいて初期タスク情報の内容情報を特定すること、及び/又は、
前記トリガされたインスタント通信メッセージが電子ファイルを含む場合、前記タスク編集インタフェースに前記電子ファイルに基づいて特定された初期タスク情報の添付ファイル情報を表示すること、を備える。
【0107】
トリガされたインスタント通信メッセージは、テキスト情報及び/又は電子ファイルを含む。電子ファイルとは、コンピュータ情報表示システムによって閲覧され、通信ネットワーク上で転送可能なファイルであり、TXT、WORD、EXCEL、PPT、PDFなどのオフィスファイル、写真、映像、音声などのマルチメディアファイル、及びその他のソフトウェアプログラムに対応するファイルなどを含むが、これらに限らない。
【0108】
ある実施例では、ステップC1は、
前記トリガされたインスタント通信メッセージの送信者のユーザ情報を取得して、前記ユーザ情報に基づいて前記初期タスク情報の作成者情報を特定することを含む。
【0109】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、ユーザに編集を行わせるために、トリガされたインスタント通信メッセージを初期タスク情報に変換する、例えば、インスタント通信メッセージにおけるテキストメッセージをタスクの内容情報に変換する、或いは、インスタント通信メッセージにおける電子ファイルをタスクの添付ファイル情報に変換する、或いは、インスタント通信メッセージの送信者をタスクの作成者情報に変換する。これによって、ユーザが、インスタント通信メッセージに基づいてタスクインタフェースを素早く作成しやすくなり、インタラクション効率を向上させる。
【0110】
さらに、ある実施例では、ステップC1は、以下のステップを備える。
ステップc1:トリガされたインスタント通信メッセージに対して語義識別を行う;
ステップc2:語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定する。
【0111】
ある実施例では、トレーニングされた語義識別モデルに基づいてトリガされたインスタント通信メッセージにおける名前、時間、タスク情報を、初期タスク情報として抽出してもよい。例えば、語義識別モデルで抽出したインスタント通信メッセージにおける名前情報、時間情報をそれぞれタスクの実行者情報と時間情報としてタスク編集インタフェースに充填し、その他の情報をタスクの内容情報としてタスク編集インタフェースに充填してもよい。
【0112】
さらに、ある実施例では、ステップc2は、以下のステップを備える。
ステップc21:現在の時間情報を取得する。
ステップc22:前記語義識別の結果と現在の時間情報とに基づいて前記初期タスク情報の時間情報を特定する。
【0113】
ユーザがインスタント通信メッセージを送信する際に、時間を正確に記載しない場合がある、例えば、時間を「火曜日」、「明日」、又は「今月の5日」などと記載する。識別された時間を直接にタスクの時間情報として充填すると、タスクインタフェースに表示されたタスク情報が不明確になる。これに対して、本開示の実施例が提供する情報表示方法によれば、語義識別で取得された時間情報と現在の時間情報とを結合することで、初期タスク情報の時間情報をより正確にする。
【0114】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、トリガされたインスタント通信メッセージに対して語義識別を行うとともに、語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定することで、ユーザがタスクインタフェースを作成する効率を向上させることができる。
【0115】
ある実施例では、ステップS503は、
現在表示されているインスタント通信会話インタフェースを前記ターゲット会話インタフェースとするか否かをユーザに注意するよう、注意情報を表示することを含む。
【0116】
ある実施例では、注意情報は、テキスト情報や1つ又は複数の会話インタフェースの識別子を含んでもよい。注意情報は、順番に表示された複数のサブ注意情報をさらに含んでもよい。
【0117】
例示として、ユーザがタスク編集インタフェースでタスク情報の入力を完成したら、第1注意ダイアログをポップアップして、タスクインタフェースを現在の会話インタフェースに送信するか否かをユーザに問い合わせる。ユーザが「はい」をクリックすると、タスクインタフェースを現在の会話インタフェースに送信する。ユーザが「いいえ」をクリックすると、第2注意ダイアログをポップアップする。第2注意ダイアログには、ユーザがチェックを入れるために、複数の会話インタフェースの識別子が表示されている。
【0118】
他の実施例では、注意情報はタスク編集インタフェースに直接表示されてもよい。例えば、タスク編集インタフェースには、予めチェックを入れている、又はチェックを入れていないと黙認された「現在の会話インタフェースに送信」の選択肢、すなわち第1注意情報が表示されている。この選択肢がチェックを入れている状態である場合、対応のタスクインタフェースが現在の会話インタフェースに送信される。この選択肢がチェックを入れていない状態である場合、第2注意情報を表示してもよい。第2注意情報は、ユーザがチェックを入れるために、複数の会話インタフェースの識別子が表示されている。なお、さらに、その他の方式で注意情報とその内容を表示してもよく、ここでは限定しない。
【0119】
ユーザが、インスタント通信クライアントに現在表示された会話インタフェース内のインスタント通信メッセージに基づいてタスクを作成するとき、タスクインタフェースを現在の会話インタフェース以外の、他の成員やグループに対応する会話インタフェースに送信するニーズがあることがある。これに対して、本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法によれば、現在表示されているインスタント通信会話インタフェースをターゲット会話インタフェースとするか否かをユーザに注意することで、ユーザがタスクインタフェースを送信する必要がある会話インタフェースを選択することができる。
【0120】
図7を参照して、
図7には、本開示の他の実施例に係る情報表示方法700が示されている。この情報表示方法700は、以下のステップを備える。
ステップS701:第1インスタント通信会話インタフェースを表示する。
ステップS702:第1インスタント通信会話インタフェースに表示された第1インスタント通信メッセージが所定の方式でトリガされたら、タスク編集インタフェースを表示する。第1インスタント通信メッセージは、第1インスタント通信会話インタフェースに表示されたいずれか1つのインスタント通信メッセージである。
ステップS703:第1インスタント通信メッセージに対して語義識別を行う。
ステップS704:語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定し、前記タスク編集インタフェースを充填する。
ステップS705:タスク編集インタフェースで受信したユーザの入力に基づいてタスク情報を特定する。
ステップS706:タスクインタフェースを第1インスタント通信会話インタフェースに表示するか否かをユーザに問い合わせるよう、注意情報を表示する。ユーザが、タスクインタフェースを第1インスタント通信会話インタフェースに表示すると指示すると、ステップS707を実行する。
ステップS707:第1インスタント通信会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示する。
【0121】
ある実施例では、前記タスク作成トリガ操作は、タスク作成の識別子に対するトリガ操作を含む。
【0122】
なお、タスク作成識別子は、直接に、又は、他の識別子がトリガされてからクライアントの会話インタフェースやその他の位置に表示されてもよく、ここでは限定しない。
【0123】
さらに、ある実施例では、前記タスク作成識別子と前記インスタント通信会話インタフェースが関連する場合、前記ターゲット会話インタフェースが前記インスタント通信会話インタフェースである。或いは、前記タスク作成識別子と前記インスタント通信会話インタフェースが関連しない場合、前記方法は、少なくとも1つの会話識別子を表示して、トリガされた会話識別子に基づいて前記ターゲット会話インタフェースを特定することを、さらに含む。
【0124】
例示として、タスク作成識別子と前記インスタント通信会話インタフェースが関連する場合、例えば、タスク作成識別子が前記インスタント通信会話インタフェース内、又は、前記インスタント通信会話インタフェースに関する場所に位置する場合、ターゲット会話インタフェースがインスタント通信会話インタフェースである。タスク作成識別子と前記インスタント通信会話インタフェースが関連しない場合、例えば、タスク作成識別子がクライアントのメインインタフェース、又は、会話インタフェースに関かわらず他の場所に位置する場合、ユーザにターゲット会話インタフェースを選択させるために、クライアントが1つ又は複数の会話識別子を表示する。
【0125】
ある実施例では、前記ターゲット会話インタフェースは、前記インスタント通信端末に現在表示されている会話インタフェースである。一般的に、ユーザが会話インタフェースでタスクを編集するとき、タスクインタフェースを現在の会話インタフェースに送信しようとする。これに対して、本実施例では、タスクインタフェースをインスタント通信端末に現在表示されている会話インタフェースに直接に送信することで、操作効率を向上させることができる。
【0126】
ある実施例では、前記タスクインタフェースは、タイトル欄と情報欄とを含み、前記タイトル欄には、タスクの作成者情報、タスクの情報情報のうち少なくとも1つを表示する。前記情報欄には、タスクの内容情報、タスクの実行者情報、タスクの時間情報、タスクの添付ファイル情報、タスクの部門情報、タスクの項目情報のうち少なくとも1つを表示する。
【0127】
例示として、タスクの状態情報は、タイトル欄においてカラー情報の形式で表示してもよい。例えば、タスクがキャンセルされた場合、タイトル欄の充填カラーがグレーになる。
【0128】
本実施例では、タイトル欄にタスクの作成者とタスクの状態とを表示することで、インスタント通信会話の他のユーザがタスクの関連情報を把握しやすくなり、インタラクション効率を向上させる。
【0129】
ある実施例では、方法500は、さらに以下のステップを備える。
ステップD1:前記インスタント通信クライアントにログインしているユーザの情報を取得する。
ステップD2:前記タスクインタフェースに前記ユーザ情報に基づいて特定されたタスクの作成者情報を表示する。
【0130】
インスタント通信メッセージが他の会話に転送された場合、他の会話の成員は、一般的、当該インスタント通信メッセージの作成者を把握することができない。これに対して、本実施例では、タスクインタフェースにタスクの作成者情報を表示することで、インスタント通信会話の成員がタスクの作成者を把握しやすくなり、当該タスクインタフェースが他のインスタント通信会話に転送された場合、他のユーザが当該タスクの作成者を把握しやすくなり、情報伝播過程において情報の欠落や誤伝播を防止することができる。
【0131】
ある実施例では、方法500は、さらに以下のステップを備える。
ステップE1:タスクインタフェースが所定の方式でトリガされたとき、前記タスクインタフェースに関連するタスク詳細情報を表示する。
【0132】
ある実施例では、前記タスク詳細情報は、前記タスクインタフェースが位置する前記会話インタフェースの側欄に表示される。本実施例では、会話インタフェースの側欄にタスク詳細情報を表示することで、ユーザがタスク詳細情報とタスクインタフェースのコンテキスト情報(タスクインタフェースに対応する会話インタフェース)を同時に閲覧することができ、ユーザの情報処理効率を向上させる。
【0133】
好ましくは、タスク詳細情報は、タスクインタフェースに表示された内容以外に、タスクインタフェースに対応するインスタント通信会話の関連情報とリンク情報とを表示してもよい。インスタント通信会話の属性情報は、インスタント通信会話の名称(例えば、グループ名)、インスタント通信会話の作成者(例えば、グループ管理者)、インスタント通信会話の成員人数、インスタント通信会話の作成時間、インスタント通信会話が所属する項目、インスタント通信会話が所属する部門などを含むが、これらに限らない。インスタント通信会話のリンク情報は、このインスタント通信会話に対応する会話ページにリンクするためのものである。
【0134】
好ましくは、インスタント通信会話におけるタスク情報の表示空間を節約するために、タスク情報は一部のタスクの内容情報のみを表示し、タスク詳細情報は全てのタスクの内容情報を表示してもよい。ある実施例では、前記タスク詳細情報は編集されることが可能である。方法500は、さらに、以下のステップを含む。
ステップF1:編集されたタスク詳細情報に基づいて、前記タスクインタフェースに表示される情報を特定する。
【0135】
編集可能なタスク詳細情報は、タスクの実行者情報、タスクの内容情報、タスクの時間情報、及びタスクの状態情報を含むが、これらに限らない。
【0136】
本実施例では、編集されたタスク詳細情報に基づいて、前記タスクインタフェースに表示される情報を特定することで、タスクインタフェースに表示される情報をリアルタイムで更新することができ、グループの情報同期と提携の効率を向上させる。
【0137】
図8に示すように、本開示のある実施例に係る情報処理装置800は、
ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報を受信するユーザと前記第1情報のソースとの関連関係を特定する関係特定ユニット801と、
前記関連関係に基づいて、前記ユーザに表示する前記ソースの情報を特定する情報特定ユニット802と、を備え、
前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第2ソース情報を含む。
【0138】
本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報処理装置によれば、第1情報の受信側と第1情報のソースとの関連関係に基づいて、前記受信側に表示する前記ソースの情報を特定する。第1情報を表示する際にそのソース情報を表示することで、受信側がソースを容易に把握できるようにし、ユーザの情報処理効率を向上させる。一方、当該第1情報に関するソース情報が無関係者に漏洩されることを避けることができ、情報の安全性と秘匿性を向上させる。
【0139】
ある実施例では、前記第1関連関係は、前記受信側が前記ソースの所定情報を閲覧する権限を有さない第1ユーザグループに属することを含む。
【0140】
ある実施例では、前記第2関連関係は、前記受信側が前記ソースの所定情報を閲覧する権限を有する第2ユーザグループに属することを含む。
【0141】
ある実施例では、前記第1関連関係が示す前記受信側と前記ソースとの関係の緊密度は、前記第2関連関係が示す前記受信側と前記ソースとの関係の緊密度より弱く、前記第2ソース情報の情報量は前記第1ソース情報の情報量より大きい。本実施例では、受信側と第1情報のソースとの関係の緊密度が強いほど、取得したソースの情報の情報量が大きくなる。
【0142】
ある実施例では、前記第1ソース情報は前記ソースのソースタイプを含み、及び/又は、前記第2ソース情報は、前記ソースの関連情報と、前記ソースのアクセス情報とを含み、前記アクセス情報は、前記ソースに進入する又は前記ソースのうち前記第1情報以外の他の情報を取得するためのものである。
【0143】
ある実施例では、前記第1情報のソースは第1インスタント通信会話を含み、前記第1元情報は、前記第1インスタント通信会話内に送信された第1インスタント通信メッセージを含む。
【0144】
ある実施例では、前記第1情報は、前記第1インスタント通信メッセージに基づいて転送された情報、又は、前記第1インスタント通信メッセージに関連する第1関連情報を含む。
【0145】
ある実施例では、前記第1関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属しないことを含み、又は、前記第2関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属することを含む。
【0146】
ある実施例では、前記情報処理装置800は、
前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記第1元情報の作成方式に基づいて、前記アクセス情報を特定するアクセス情報特定ユニットをさらに備える。
【0147】
ある実施例では、前記アクセス情報特定ユニットは、
前記第1元情報が前記ソース内の他の情報に基づいて作成された場合、前記他の情報の識別子に基づいて前記アクセス情報を特定する第1アクセス情報特定ユニット、又は、
前記第1元情報が前記ソース内の他の情報に基づいて作成されたものではない場合、前記第1元情報の識別子に基づいて前記アクセス情報を特定する第2アクセス情報特定ユニットを備える。
【0148】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1元情報は、タスクの内容情報、タスクの人員情報、タスクの時間情報、タスクの状態情報、部門情報、項目情報の少なくとも1つを含むタスク情報を含む。
【0149】
図9に示すように、本開示の他の実施例に係る情報表示装置900は、
サーバからの、ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報と、クライアントが現在ログインしているアカウントと前記第1情報のソースとの関連関係に基づいて特定されたソース情報と、を受信する情報受信ユニット901と、
前記第1情報と前記ソース情報とを表示する情報表示ユニット902と、を備える。
【0150】
本実施例が提供する情報表示装置によれば、第1情報の受信側と第1情報のソースとの関連関係に基づいて前記ソースの情報を表示する。第1情報を表示する際にそのソース情報を表示することで、受信側がソースを容易に把握できるようにし、ユーザの情報処理効率を向上させる。一方、当該第1情報に関するソース情報が無関係者に漏洩されることを避けることができ、情報の安全性と秘匿性を向上させる。
【0151】
ある実施例では、前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソース情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソース情報は第2ソース情報を含む。
【0152】
ある実施例では、前記第1ソース情報は前記ソースのソースタイプを含み、及び/又は、前記第2ソース情報は、前記ソースの関連情報と、前記ソースのアクセス情報とを含み、前記アクセス情報は、前記ソースに進入する又は前記ソースのうち前記第1情報以外の他の情報を取得するためのものである。
【0153】
ある実施例では、前記第1関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属しないことを含み、又は、前記第2関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属することを含む。
【0154】
ある実施例では、装置900は、
1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示する会話インタフェース表示ユニットと、
前記インスタント通信会話インタフェースに表示されたインスタント通信メッセージに対するトリガ操作に応答して、トリガされたインスタント通信メッセージとユーザの入力とに基づいてタスク情報を特定するタスク情報特定ユニットと、
前記トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定するターゲット会話特定ユニットと、
前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示するタスクインタフェース表示ユニットと、をさらに備える。
【0155】
インスタント通信メッセージに対するトリガ操作としては、クリック、ダブルクリック、タップ、長押しなどを含むが、これらに限らない。本実施例では、ユーザは、会話インタフェースに表示されたインスタント通信メッセージを直接にトリガすることで、タスクインタフェースを作成することができる。
【0156】
さらに、ある実施例では、タスク情報特定ユニットは、
トリガされたインスタント通信メッセージに基づいて初期タスク情報を特定する初期タスク情報特定サブユニットを備える。
【0157】
例示として、初期タスク情報は、タスク編集インタフェースに初期に表示されたユーザ編集可能な情報であってもよい。例えば、クライアントは、自動的に又はユーザの指示に従って、トリガされたインスタント通信メッセージの一部又は全部の内容を初期タスク情報として、タスク編集インタフェースの1つ又は複数のメッセージ入力ボックスに充填することで、ユーザに修正を行うために提供する。
【0158】
さらに、ある実施例では、初期タスク情報特定サブユニットは、
前記トリガされたインスタント通信メッセージがテキストメッセージを含む場合、前記テキストメッセージに基づいて初期タスク情報の内容情報を特定する内容情報特定サブユニット、及び/又は、
前記トリガされたインスタント通信メッセージが電子ファイルを含む場合、前記タスク編集インタフェースに前記電子ファイルに基づいて特定された初期タスク情報の添付ファイル情報を表示する添付ファイル情報特定サブユニット、を備える。
【0159】
ある実施例では、初期タスク情報特定サブユニットは、
前記トリガされたインスタント通信メッセージの送信者のユーザ情報を取得して、前記ユーザ情報に基づいて前記初期タスク情報の作成者情報を特定する作成者情報特定サブユニットを備える。
【0160】
さらに、ある実施例では、初期タスク情報特定サブユニットは、
前記トリガされたインスタント通信メッセージに対して語義識別を行う語義識別サブユニットと、
語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定する意味特定サブユニットと、を備える。
【0161】
ある実施例では、トレーニングされた語義識別モデルに基づいてトリガされたインスタント通信メッセージにおける名前、時間、タスク情報を、初期タスク情報として抽出してもよい。例えば、語義識別モデルで抽出したインスタント通信メッセージにおける名前情報、時間情報をそれぞれタスクの実行者情報と時間情報としてタスク編集インタフェースに充填し、その他の情報をタスクの内容情報としてタスク編集インタフェースに充填してもよい。
【0162】
さらに、ある実施例では、意味特定サブユニットは、
現在の時間情報を取得する時間取得サブユニットと、
語義識別の結果と現在の時間情報とに基づいて前記初期タスク情報の時間情報を特定する時間情報特定サブユニットと、を備える。
【0163】
ユーザがインスタント通信メッセージを送信する際に、時間を正確に記載しない場合がある。例えば、時間を「火曜日」、「明日」、又は「今月の5日」などと記載する。識別された時間を直接にタスクの時間情報として充填すると、タスクインタフェースに表示されたタスク情報が不明確になる。これに対して、本開示の実施例が提供する情報表示方法によれば、語義識別で取得された時間情報と現在の時間情報とを結合することで、初期タスク情報の時間情報をより正確にする。
【0164】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、トリガされたインスタント通信メッセージに対して語義識別を行うとともに、語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定することで、ユーザがタスクインタフェースを作成する効率を向上させることができる。
【0165】
図10に示すように、本開示の別の実施例に係る情報表示装置1000は、
1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示する会話インタフェース表示ユニット1001と、
タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定するタスク情報特定ユニット1002と、
前記タスク作成トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定するターゲット会話特定ユニット1003と、
前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示するタスクインタフェース表示ユニット1004と、を備える。
【0166】
本実施例が提供する情報表示装置によれば、タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定して、ターゲット会話インタフェースに、所定態様でタスクインタフェースを表示する。これにより、ユーザがインスタント通信クライアントの会話においてタスクを素早く作成しやすくなり、このタスクが会話内の他のユーザに知られる可能になり、タスク情報の同期及び処理の効率を向上させる。
【0167】
ある実施例では、前記タスク作成トリガ操作は、前記会話インタフェースに表示されているインスタント通信メッセージに対するトリガ操作を含む。
【0168】
インスタント通信メッセージに対するトリガ操作としては、クリック、ダブルクリック、タップ、長押しなどを含むが、これらに限らない。本実施例では、ユーザは、会話インタフェースに表示されたインスタント通信メッセージを直接にトリガすることで、タスクインタフェースを作成することができる。
【0169】
例示として、ユーザは、あるインスタント通信メッセージをマウスで右クリック又は長押しすることで、クライアントがユーザの指示に応答してこのインスタント通信メッセージにメニューバーをポップアップする。メニューバーには、「タスク」の選択肢が表示され、ユーザが「タスク」の選択肢をクリックすると、タスク情報を作成するよう、クライアントが対応するタスク編集画面をポップアップする。
【0170】
リーダーの要求やグループ成員のアドバイスに応じて作業タスクを設定することは一般的な作業シーンである。これに対して、本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法によれば、ユーザは、会話インタフェースに表示された自分又は他人が送信したインスタント通信メッセージをトリガすることで、直接に関連のタスク情報を発信することができ、インスタント通信メッセージに基づいて素早くタスクを作成することを実現することができる。また、インスタント通信メッセージに基づいてタスクを作成することは、当該インスタント通信メッセージの発信者が直接的で明確なフィードバックを得ることができ、グループ情報共有やグループ提携の効率を向上させる。
【0171】
さらに、ある実施例では、タスク情報特定ユニット1002は、
前記インスタント通信メッセージに対するトリガ操作に応答して、トリガされたインスタント通信メッセージに基づいて初期タスク情報を特定する初期タスク情報特定サブユニットを備える。
【0172】
例示として、初期タスク情報は、タスク編集インタフェースに初期に表示されたユーザ編集可能な情報であってもよい。例えば、クライアントは、自動的に又はユーザの指示に従って、トリガされたインスタント通信メッセージの一部又は全部の内容を初期タスク情報として、タスク編集インタフェースの1つ又は複数のメッセージ入力ボックスに充填することで、ユーザに修正を行うために提供する。
【0173】
さらに、ある実施例では、初期タスク情報特定サブユニットは、
前記トリガされたインスタント通信メッセージがテキストメッセージを含む場合、前記テキストメッセージに基づいて初期タスク情報の内容情報を特定する内容情報特定サブユニット、及び/又は、
前記トリガされたインスタント通信メッセージが電子ファイルを含む場合、前記タスク編集インタフェースに前記電子ファイルに基づいて特定された初期タスク情報の添付ファイル情報を表示する添付ファイル情報特定サブユニット、を備える。
【0174】
ある実施例では、初期タスク情報特定サブユニットは、
前記トリガされたインスタント通信メッセージの送信者のユーザ情報を取得して、前記ユーザ情報に基づいて前記初期タスク情報の作成者情報を特定する作成者情報特定サブユニットを備える。
【0175】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、ユーザに編集を行なわせるために、トリガされたインスタント通信メッセージを初期タスク情報に変換する、例えば、インスタント通信メッセージにおけるテキストメッセージをタスクの内容情報に変換する、或いは、インスタント通信メッセージにおける電子ファイルをタスクの添付ファイル情報に変換する、或いは、インスタント通信メッセージの送信者をタスクの作成者情報に変換する。これによって、ユーザが、インスタント通信メッセージに基づいてタスクインタフェースを素早く作成しやすくなり、インタラクション効率を向上させる。
【0176】
さらに、ある実施例では、初期タスク情報特定サブユニットは、
前記トリガされたインスタント通信メッセージに対して語義識別を行う語義識別サブユニットと、
語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定する意味特定サブユニットと、を備える。
【0177】
ある実施例では、トレーニングされた語義識別モデルに基づいてトリガされたインスタント通信メッセージにおける名前、時間、タスク情報を、初期タスク情報として抽出してもよい。例えば、語義識別モデルで抽出したインスタント通信メッセージにおける名前情報、時間情報をそれぞれタスクの実行者情報と時間情報としてタスク編集インタフェースに充填し、その他の情報をタスクの内容情報としてタスク編集インタフェースに充填してもよい。
【0178】
さらに、ある実施例では、意味特定サブユニットは、
現在の時間情報を取得する時間取得サブユニットと、
前記語義識別の結果と現在の時間情報とに基づいて前記初期タスク情報の時間情報を特定する時間情報特定サブユニットと、を備える。
【0179】
ユーザがインスタント通信メッセージを送信する際に、時間を正確に記載しない場合がある。例えば、時間を「火曜日」、「明日」、又は「今月の5日」などと記載する。識別された時間を直接にタスクの時間情報として充填すると、タスクインタフェースに表示されたタスク情報が不明確になる。これに対して、本開示の実施例が提供する情報表示方法によれば、語義識別で取得された時間情報と現在の時間情報とを結合することで、初期タスク情報の時間情報をより正確にする。
【0180】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、トリガされたインスタント通信メッセージに対して語義識別を行うとともに、語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定することで、ユーザがタスクインタフェースを作成する効率を向上させることができる。
【0181】
ある実施例では、ターゲット会話特定ユニットは、
現在表示されているインスタント通信会話インタフェースを前記ターゲット会話インタフェースとするか否かをユーザに注意するよう、注意情報を表示する注意サブユニットを備える。
【0182】
ある実施例では、注意情報は、テキスト情報や1つ又は複数の会話インタフェースの識別子を含んでもよい。注意情報は、順番に表示された複数のサブ注意情報をさらに含んでもよい。
【0183】
例示として、ユーザがタスク編集インタフェースでタスク情報の入力を完成したら、第1注意ダイアログをポップアップして、タスクインタフェースを現在の会話インタフェースに送信するか否かをユーザに問い合わせる。ユーザが「はい」をクリックすると、タスクインタフェースを現在の会話インタフェースに送信する。ユーザが「いいえ」をクリックすると、第2注意ダイアログをポップアップする。第2注意ダイアログには、ユーザがチェックを入れるために、複数の会話インタフェースの識別子が表示されている。
【0184】
装置の実施例は基本的に方法の実施例に対応するため、関連する点については方法の実施例の一部を参照すればよい。以上説明した装置の実施例は例示的なものであり、独立のモジュールとして説明したものは、独立であってもよく、独立ではなくてもよい。実際の需要に応じて、その一部又は全てのモジュールを選択して、本実施の形態の目的を実現することができる。当業者は、創造的な工夫をせずに理解し実施することができる。
【0185】
本開示の1つ又は複数の実施例が提供する電子機器は、
少なくとも1つのメモリと少なくとも1つのプロセッサと、を備え、
前記メモリは、プログラムコードを記憶するためのものであり、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法を実行するためのものである。
【0186】
本開示の1つ又は複数の実施例が提供する非一時的なコンピュータ記憶媒体は、前記コンピュータ装置が本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法を実行するよう、前記コンピュータ装置に実行可能なプログラムコードが記憶されている。
【0187】
図11には、本開示の実施例に係る電子機器1100を実現するための構造模式図が示されている。本開示の実施例に係る電子機器は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレット)、PMP(携帯型マルチメディアプレーヤ)、デジタルTV、デスクトップコンピュータなどの端末機器やサーバ機器を含むが、これらに限らない。
図11に示す電子機器は例示的なものであり、本開示の実施例の機能や利用範囲を何ら制限するものではない。
【0188】
図11に示すように、電子機器1100は、ROM(リードオンリーメモリ)1102に記憶されたプログラム、または、記憶装置1108からRAM(ランダムアクセスメモリ)1103にロードされたプログラムに従って様々な適切な動作及び処理を実行可能な処理装置(例えば、中央処理装置、グラフィックスプロセッサなど)1101を備えてもよい。RAM1103には、電子機器1100を操作するための様々なプログラムとデータがさらに記憶されている。処理装置1101、ROM1102、及びRAM1103は、バス1104により互いに接続されている。バス1104には、さらに、入出力(I/0)インタフェース1105も接続されている。
【0189】
I/Oインタフェース1105には、一般的に、例えば、タッチパネル、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロなどを含む入力装置1106、例えば、LCD(LiquidCrystalDisplay)、スピーカ、バイブレータなどを含む出力装置1107、例えば、磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置1108、および通信装置1109が接続される。例示として、記憶装置1108は、第1プログラムの少なくとも1つの第1サブルーチン識別子が記憶された第1のデータベースと、第1プログラムの少なくとも1つの第2サブルーチン識別子が記憶された第2のデータベースとを記憶してもよい。通信装置1109は、電子機器1100が他の機器と無線又は有線通信を行ってデータをやり取りすることを許可してもよい。
図11には、様々な装置を有する電子機器1100を示したが、示された全ての装置を実施又は備えることが必要ではなく、より多い又はより少ない装置を代わりに実施又は備えてよいことは、理解されるところである。
【0190】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照しながら説明した上記過程は、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現されることが可能である。例えば、本開示の実施例は、あるコンピュータプログラム製品に関し、非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体に搭載されたコンピュータプログラムに関する。当該コンピュータプログラムは、フローチャートに示す装置を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、当該コンピュータプログラムは、通信装置1109を介してネットからダウンロード及びインストールされることができる。或いは、記憶装置1108からインストールされる、又は、ROM1102からインストールされる。当該コンピュータプログラムは、処理装置1101によって実行されるとき、本開示の実施例に係る装置に限定された上記機能が実行される。
【0191】
なお、本開示に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ読み取り可能な信号媒体、又はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、又は上記双方の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線、又は半導体の情報表示システム、装置又はデバイス、又は上記の任意の組み合わせであってもよいが、これらに限らない。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体のさらに具体的な例は、1つ又は複数のリード線を有する電気的接続、携帯型コンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、コンパクトディスク・リードオンリーメモリ(CD-ROM)、光メモリデバイス、磁気メモリデバイス、又は上記の任意の組み合わせを含むが、これらに限らない。本開示において、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、プログラムを含む又は記憶するいかなる有形媒体であってもよい。当該プログラムは、指令実行システム、装置又はデバイスに使用されるか、或いはこれらと組み合わせて使用されることができる。本開示において、コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードが担持されたベースバンド又は搬送波の一部として伝播されるデータ信号を含んでもよい。このような伝播されたデータ信号は、多種の形式を用いることができ、電磁信号、光信号、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限らない。コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、さらにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体以外のいかなるコンピュータ読み取り可能な媒体であってもよい。当該コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、指令実行情報表示システム、装置又はデバイスに使用されるか、或いはこれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ読み取り可能な媒体に含まれるプログラムコードは、いかなる好適な媒介によって伝送でき、例えば、電線、光テーブル、RF(高周波)、又は上記の任意の組み合わせを含むが、これらに限らない。
【0192】
ある実施例では、クライアントやサーバは、HTTP(HyperText Transfer Protocol)などの現在既知の又は将来開発される任意のネットワークプロトコルによって通信することができ、任意の形式や媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信網)と相互接続してもよい。通信ネットワークとしては、例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、インターネット(Internet)及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、adhoc Internet network)、及び任意の現在既知の又は将来開発されるネットワークが挙げられる。
【0193】
上記コンピュータ読み取り可能な媒介は、上記電子機器に含まれてもよく、個別で存在して当該電子機器に装着されていなくてもよい
【0194】
上記コンピュータ読み取り可能な媒介には、1つ又は複数のプログラムが搭載されている。上記1つ又は複数のプログラムが上記電子機器に実行されると、当該電子機器が以下の操作を行う。ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報を受信する受信側と前記第1情報のソースとの関連関係を特定し、前記関連関係に基づいて前記受信側に表示される前記ソースの情報を特定する。前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第2ソース情報を含む。
【0195】
或いは、上記コンピュータ読み取り可能な媒介には、1つ又は複数のプログラムが搭載されている。上記1つ又は複数のプログラムが上記電子機器に実行されると、当該電子機器が以下の操作を行う。サーバからの、ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報と、クライアントが現在ログインしているアカウントと前記第1情報のソースとの関連関係に基づいて特定されたソース情報と、を受信し、前記第1情報と前記ソース情報とを表示する。
【0196】
或いは、上記コンピュータ読み取り可能な媒介には、1つ又は複数のプログラムが搭載されている。上記1つ又は複数のプログラムが上記電子機器に実行されると、当該電子機器が以下の操作を行う。1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示し、タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定し、前記タスク作成トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定し、前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示する。
【0197】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、1つ又は複数のプログラミング言語又はその組み合わせでコーディングされる。前記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++等のオブジェクト向けのプログラミング言語を含むが、これらに限らない。「C」言語などの従来のプロセス式プログラミング言語又は類似的なプログラミング言語をさらに含む。プログラムコードは、ユーザのコンピュータ上で全体的に、ユーザのコンピュータ上で部分的に、スタンドアローン・ソフトウェア・パッケージとして実行されてもよい。ユーザのコンピュータ上で部分的におよび遠隔コンピュータ上で部分的に、又は遠隔コンピュータやサーバで全体的に実行されてもよい。遠隔コンピュータに関する場合、遠隔コンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイド・エリア・ネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを通じて、ユーザのコンピュータに接続することができ、或いは外部コンピュータ(例えば、インターネット・サービス・プロバイダを利用してインターネットを通じて)に接続することもできる。
【0198】
図面におけるフローチャート及びブロック図は、本開示の各実施例のシステム、方法及びコンピュータプログラム製品によって実現可能なシステム構成、機能及び操作を示す。この点について、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を表し、このモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部は、1つ又は複数の所定の論理機能を実現するための実行可能な指令を含む。なお、いくつかの代替の実現において、ブロックに記載された機能は、図面に記載された順序を外れて発生することがある。例えば、連続して示された2つのブロックが、実際には、ほぼ同時に実行されてもよいし、時には、その機能に応じて、逆の順番で実行されてもよい。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、ブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能または操作を実行する、専用のハードウェアベースのシステムによって実現されてもよいし、或いは、専用のハードウェアとコンピュータ指令の組み合わせによって実現されてもよい。
【0199】
本開示の実施例に係るユニットは、ソフトウェアによって実現されてもよいし、ハードウェアによって実現されてもよい。ユニットの名称は、ある場合において、そのユニット自身を限定するものではない。例えば、関係特定ユニットは、「ユーザによるタスク詳細情報のクリエ要求に応答して、第1情報を受信するユーザと前記第1情報のソースとの関連関係を特定するユニット」として記載されてもよい。
【0200】
本明細書に説明した上述の機能は、1つ又は複数のハードウェアロジック部品によって少なくとも一部的に実行されてもよい。例えば、使用できるハードウェアロジック部品は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、複雑プログラマブルロジックデバイス(CPLD)などを含むが、これらに限らない。
【0201】
本開示の説明において、機械読取可能な媒体は、指示実行システム、装置又はデバイスに使用されるか、或いはこれらと組み合わせて使用されることができるプログラムを含む又は記憶する有形媒体であってもよい。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械読み取り可能な媒体は、例えば、電気、磁気、光学、電磁、赤外線、又は半導体システム、装置又はデバイス、又は上記の任意の組み合わせであってもよいが、これらに限らない。機械読み取り可能な記憶媒体のさらに具体的な例は、1つ又は複数の線による電気的接続、携帯型コンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、コンパクトディスク・リードオンリーメモリ(CD-ROM)、光メモリデバイス、磁気メモリデバイス、又は上記の任意の組み合わせを含むが、これらに限らない。
【0202】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報処理方法が提供されている。当該方法は、ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報を受信する受信側と前記第1情報のソースとの関連関係を特定することと、前記関連関係に基づいて前記受信側に表示される前記ソースの情報を特定することと、を含み、前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第2ソース情報を含む。
【0203】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1関連関係は、前記受信側が前記ソースの所定情報を閲覧する権限を有さない第1ユーザグループに属することを含む。
【0204】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第2関連関係は、前記受信側が前記ソースの所定情報を閲覧する権限を有する第2ユーザグループに属することを含む。
【0205】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1関連関係が示す前記受信側と前記ソースとの関係の緊密度は、前記第2関連関係が示す前記受信側と前記ソースとの関係の緊密度より弱く、前記第2ソース情報の情報量は前記第1ソース情報の情報量より大きい。
【0206】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1ソース情報は前記ソースのソースタイプを含み、及び/又は、前記第2ソース情報は、前記ソースの関連情報と、前記ソースのアクセス情報とを含み、前記アクセス情報は、前記ソースに進入する又は前記ソースのうち前記第1元情報以外の他の情報を取得するためのものである。
【0207】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1情報のソースは第1インスタント通信会話を含み、前記第1元情報は、前記第1インスタント通信会話内に送信された第1インスタント通信メッセージを含む。
【0208】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1情報は、前記第1インスタント通信メッセージに基づいて転送された情報、又は、前記第1インスタント通信メッセージに関連する第1関連情報を含む。
【0209】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属しないことを含み、又は、前記第2関連関係は、前記受信側が前記第1インスタント通信会話の成員に属することを含む。
【0210】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記情報処理方法は、前記第1元情報の作成方法に基づいて、前記アクセス情報を特定することをさらに備える。
【0211】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1元情報の作成方法に基づいて、前記アクセス情報を特定することには、前記第1元情報が前記ソース内の他の情報に基づいて作成される場合、前記他の情報の識別子に基づいて前記アクセス情報を特定すること、又は、前記第1元情報が前記ソース内の他の情報に基づいて作成されたものではない場合、前記第1元情報の識別子に基づいて前記アクセス情報を特定することを備える。
【0212】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1元情報は、タスクの内容情報、タスクの人員情報、タスクの時間情報、タスクの状態情報、部門情報、項目情報の少なくとも1つを含むタスク情報を含む。
【0213】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報表示方法が提供されている。当該方法は、サーバからの、ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報と、クライアントが現在ログインしているアカウントと前記第1情報のソースとの関連関係に基づいて特定されたソース情報と、を受信することと、前記第1情報と前記ソース情報とを表示することと、を含む。
【0214】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソース情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソース情報は第2ソース情報を含む。
【0215】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1ソース情報は前記ソースのソースタイプを含み、及び/又は、前記第2ソース情報は、前記ソースの関連情報と、前記ソースのアクセス情報とを含み、前記アクセス情報は、前記ソースに進入する又は前記ソースのうち前記第1情報以外の他の情報を取得するためのものである。
【0216】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1情報のソースは第1インスタント通信会話であり、前記第1元情報は、前記第1インスタント通信会話内で送信された第1インスタント通信メッセージである。
【0217】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1情報は、前記第1インスタント通信メッセージに基づいて転送された情報、又は、前記第1インスタント通信メッセージに関連する第1詳細情報を含む。
【0218】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1関連関係は、前記アカウントが前記第1インスタント通信会話の成員ではないことを含み、又は、前記第2関連関係は、前記アカウントが前記第1インスタント通信会話の成員であることを含む。
【0219】
本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法は、1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示することと、前記インスタント通信会話インタフェースに表示されたインスタント通信メッセージに対するトリガ操作に応答して、トリガされたインスタント通信メッセージとユーザの入力とに基づいてタスク情報を特定することと、前記トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定することと、前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示することと、をさらに含む
【0220】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記トリガされたインスタント通信メッセージとユーザの入力とに基づいてタスク情報を特定することは、前記トリガされたインスタント通信メッセージがテキストメッセージを含む場合、前記テキストメッセージに基づいて初期タスク情報の内容情報を特定すること、及び/又は、前記トリガされたインスタント通信メッセージが電子ファイルを含む場合、前記電子ファイルに基づいて初期タスク情報の添付ファイル情報を特定すること、を含む。
【0221】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記トリガされたインスタント通信メッセージとユーザの入力とに基づいてタスク情報を特定することは、前記トリガされたインスタント通信メッセージに対して語義識別を行うことと、現在の時間情報を取得することと、語義識別の結果と前記現在の時間情報とに基づいて初期タスク情報の時間情報を特定することと、を含む。
【0222】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報表示方法が提供されている。当該方法は、1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示することと、タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定することと、前記タスク作成トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定することと、前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示することと、を含む。
【0223】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記タスク作成トリガ操作は、前記会話インタフェースに表示されているインスタント通信メッセージに対するトリガ操作を含み、前記タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定することには、前記インスタント通信メッセージに対するトリガ操作に応答して、トリガされたインスタント通信メッセージに基づいて初期タスク情報を特定することを含む。
【0224】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記したトリガされたインスタント通信メッセージに基づいて初期タスク情報を特定することには、前記トリガされたインスタント通信メッセージがテキストメッセージを含む場合、前記テキストメッセージに基づいて初期タスク情報の内容情報を特定すること、及び/又は、前記トリガされたインスタント通信メッセージが電子ファイルを含む場合、前記電子ファイルに基づいて初期タスク情報の添付ファイル情報を特定すること、を含む。
【0225】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記したトリガされたインスタント通信メッセージに基づいて初期タスク情報を特定することには、前記トリガされたインスタント通信メッセージの送信者のユーザ情報を取得することと、前記ユーザ情報に基づいて前記初期タスク情報の作成者情報を特定することと、を含む。
【0226】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記したトリガされたインスタント通信メッセージに基づいて初期タスク情報を特定することには、前記トリガされたインスタント通信メッセージに対して語義識別を行うことと、語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定することと、を含む。
【0227】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記した語義識別の結果に基づいて初期タスク情報を特定することには、現在の時間情報を取得することと、前記語義識別の結果と現在の時間情報に基づいて前記初期タスク情報の時間情報を特定することと、を含む。
【0228】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記したタスク作成トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定することには、現在表示されているインスタント通信会話インタフェースを前記ターゲット会話インタフェースとするか否かをユーザに注意するよう、注意情報を表示することを含む。
【0229】
本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法は、前記インスタント通信会話インタフェースに表示されるタスクインタフェースが所定の方式でトリガされたとき、前記タスクインタフェースに関連するタスク詳細情報を表示することをさらに含む。前記タスク詳細情報は、前記インスタント通信会話インタフェースの側欄に表示される。
【0230】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記タスク詳細情報は編集されることが可能であり、前記方法は、編集されたタスク詳細情報に基づいて、前記タスクインタフェースに表示される情報を特定することを、さらに含む。
【0231】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報表示システムが提供されている。当該システムは、サーバとクライアントとを備え、前記サーバが前記クライアントと接続されており、前記サーバは、本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報処理方法を実行するためのものである。
【0232】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報表示システムが提供されている。当該システムは、サーバとクライアントとを備え、前記サーバが前記クライアントと接続されており、前記クライアントは、本開示の1つ又は複数の実施例が提供する情報表示方法を実行するためのものである。
【0233】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報処理装置が提供されている。当該装置は、ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報を受信するユーザと前記第1情報のソースとの関連関係を特定する関係特定ユニットと、前記関連関係に基づいて、前記ユーザに表示する前記ソースの情報を特定する情報特定ユニットと、を備え、前記関連関係が第1関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第1ソース情報を含み、前記関連関係が第2関連関係に属する場合、前記ソースの情報は第2ソース情報を含む。
【0234】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報表示装置が提供されている。当該装置は、サーバからの、ソース内の第1元情報に基づいて生成された第1情報と、クライアントが現在ログインしているアカウントと前記第1情報のソースとの関連関係に基づいて特定されたソース情報と、を受信する情報受信ユニットと、前記第1情報と前記ソース情報とを表示する情報表示ユニットと、を備える。
【0235】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、情報表示装置が提供されている。当該装置は、1つ又は複数のインスタント通信メッセージを表示するためのインスタント通信会話インタフェースを表示する会話インタフェース表示ユニットと、タスク作成トリガ操作に応答して、ユーザの入力に基づいてタスク情報を特定するタスク情報特定ユニットと、前記タスク作成トリガ操作に関連するターゲット会話インタフェースを特定するターゲット会話特定ユニットと、前記ターゲット会話インタフェースに、前記タスク情報と所定情報構造とに基づいて取得されたタスクインタフェースを所定態様で表示するタスクインタフェース表示ユニットと、を備える。
【0236】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、電子機器が提供されている。当該電子機器は、少なくとも1つのメモリと少なくとも1つのプロセッサと、を備え、前記メモリは、プログラムコードを記憶するためのものであり、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して本開示の1つ又は複数の実施例が提供する方法を実行するためのものである。
【0237】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、非一時的なコンピュータ記憶媒体が提供されている。前記非一時的なコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ装置が本開示の1つ又は複数の実施例が提供する方法を実行するよう、前記コンピュータ装置に実行可能なプログラムコードが記憶されている。以上の説明は、本開示の好適な実施例及び適用される技術的原理の説明に過ぎない。本開示に係る開示の範囲は、上記技術的特徴の特定の組み合わせからなる技術案に限定されるものではなく、上記開示の思想を逸脱しない範囲において、上記技術的特徴または同等のものにより任意に組み合わせた他の技術案をも含むことは、当業者に理解されるところである。例えば、上記特徴と、本開示に開示した(これに限らない)類似の機能を有する技術的特徴とを入れ替えてなる技術案が挙げられる。
【0238】
なお、各操作を特性の順番で描かれているが、これらの操作を示された特定の順番又は順に実行することを要求するものと理解すべきではない。一定の環境において、マルチタスク及び並列処理は有利である可能性がある。同様に、上記の説明に幾つかの具体的な実現の詳細内容が含まれるが、これらは本開示の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。単一の実施例の説明に記載した幾つかの特徴は単一の実施例に組み合わせて実現されてもよい。反対に、単一の実施例の説明に記載した様々な特徴は単一で又は任意の適切なサブ組み合わせの方式で複数の実施例に実現されてもよい。
【0239】
構造的特徴及び/又は装置の論理的な動作に特定した言語で本開示を説明したが、特許請求の範囲に限定された内容は、必ずしも上述した特定の特徴や動作に限られるものではないことは、理解されるところである。なお、上述した特定の特徴や動作は、特許請求の範囲を実現するための例示である。
【国際調査報告】