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特表2024-504667無線通信システムで端末移動性をサポートする方法及び装置
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-01
(54)【発明の名称】無線通信システムで端末移動性をサポートする方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   H04W 76/10 20180101AFI20240125BHJP
   H04W 8/22 20090101ALI20240125BHJP
   H04W 76/30 20180101ALI20240125BHJP
   H04W 88/06 20090101ALI20240125BHJP
   H04W 88/16 20090101ALI20240125BHJP
   H04W 88/14 20090101ALI20240125BHJP
   H04W 36/12 20090101ALI20240125BHJP
   H04W 76/20 20180101ALI20240125BHJP
【FI】
H04W76/10
H04W8/22
H04W76/30
H04W88/06
H04W88/16
H04W88/14
H04W36/12
H04W76/20
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023543063
(86)(22)【出願日】2022-01-17
(85)【翻訳文提出日】2023-07-14
(86)【国際出願番号】 KR2022000850
(87)【国際公開番号】W WO2022154628
(87)【国際公開日】2022-07-21
(31)【優先権主張番号】10-2021-0006330
(32)【優先日】2021-01-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】503447036
【氏名又は名称】サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000051
【氏名又は名称】弁理士法人共生国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】パク,ジュンシン
(72)【発明者】
【氏名】ペク,ヨンギョ
(72)【発明者】
【氏名】イ,ホヨン
(72)【発明者】
【氏名】ジョン,サンス
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD17
5K067EE02
5K067EE16
(57)【要約】
【課題】より高いデータ送信率をサポートするための5G及び6G通信システムを提供する。
【解決手段】本発明は、移動通信システムの端末によって行われる方法であって、第1ネットワークと連関された移動性管理エンティティーで、端末のネットワーク機能情報を含む第1メッセージを送信する段階と、ネットワーク機能情報が第2ネットワークに対するサポートを指示する場合、移動性管理エンティティーから、接続再活性化リクエスト情報を含む第2メッセージを受信する段階と、第2メッセージに対する応答で第1ネットワークに対する接続を解除する段階と、接続再活性化リクエスト情報に基づいて、移動性管理エンティティーで、第1ネットワークに対する接続を再確立するための第3メッセージを送信する段階と、を含む。第3メッセージは、端末が割り当てた第1ネットワークに対する接続と相応する第2ネットワークに対する第1セッションの識別子(identifier)を含む。
【選択図】図8
【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動通信システムの端末によって行われる方法において、
第1ネットワークと連関された移動性管理エンティティーに、前記端末のネットワーク機能情報を含む第1メッセージを送信する段階と、
前記ネットワーク機能情報が第2ネットワークに対するサポートを指示する場合、前記移動性管理エンティティーから、接続再活性化リクエスト情報を含む第2メッセージを受信する段階と、
前記第2メッセージに対する応答で前記第1ネットワークに対する接続を解除する段階と、
前記接続再活性化リクエスト情報に基づいて、前記移動性管理エンティティーに、前記第1ネットワークに対する接続を再確立するための第3メッセージを送信する段階と、を含み、
前記第3メッセージは、前記端末が割り当てた前記第1ネットワークに対する接続と相応する前記第2ネットワークに対する第1セッションの識別子(identifier)を含むことを特徴とする、方法。
【請求項2】
前記第1ネットワークに対する接続を再確立するために、前記端末に対して前記第1ネットワーク及び前記第2ネットワークの間の相互連動(interworking)をサポートするゲートウェイエンティティーが決定されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ゲートウェイエンティティーを通じて前記第1セッションに係る少なくとも一つのQoS(quality of service)パラメーターが前記端末に割り当てられることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記割り当てられた少なくとも一つのQoSパラメーターは、前記端末が前記第1ネットワークから前記第2ネットワークに移動する場合に前記第1セッションを確立するために用いられることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第1メッセージを送信する以前に、前記第2ネットワークに対するサポートができないものに変更されて前記端末が前記第2ネットワークから前記第1ネットワークに移動した場合、前記第2ネットワークに対する第2セッションに係る少なくとも一つのQoS(quality of service)パラメーターを記憶する段階をさらに含み、
前記記憶された少なくとも一つのQoSパラメーターは、前記第2ネットワークに対するサポートができるものに変更されて前記端末が前記第1ネットワークから前記第2ネットワークに移動する場合、前記第2セッションを確立するために用いられることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
移動通信システムの第1ネットワークと連関された移動性管理エンティティーによって行われる方法において、
端末から、前記端末のネットワーク機能情報を含む第1メッセージを受信する段階と、
前記ネットワーク機能情報が第2ネットワークがサポートを指示する場合、前記端末に、接続再活性化リクエスト情報を含む第2メッセージを送信する段階と、
前記接続再活性化リクエスト情報によって、前記端末から、前記第1ネットワークに対する接続を再確立するための第3メッセージを受信する段階と、を含み、
前記第2メッセージに対する応答で前記第1ネットワークに対する接続が解除され、
前記第3メッセージは、前記端末が割り当てた前記第1ネットワークに対する接続と相応する前記第2ネットワークに対する第1セッションの識別子(identifier)を含むことを特徴とする、方法。
【請求項7】
前記第1ネットワークに対する接続を再確立するために、前記端末に対して前記第1ネットワーク及び前記第2ネットワークの間の相互連動(interworking)をサポートするゲートウェイエンティティーを決定する段階と、をさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記ゲートウェイエンティティーを通じて前記第1セッションに係る少なくとも一つのQoS(quality of service)パラメーターが前記端末に割り当てられ、
前記割り当てられた少なくとも一つのQoSパラメーターは、前記端末が前記第1ネットワークから前記第2ネットワークに移動する場合に前記第1セッションを確立するために用いられることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
移動通信システムの端末において、
送受信部と、
第1ネットワークと連関された移動性管理エンティティーに、前記端末のネットワーク機能情報を含む第1メッセージを送信するように前記送受信部を制御し、前記ネットワーク機能情報が第2ネットワークに対するサポートを指示する場合、前記移動性管理エンティティーから、接続再活性化リクエスト情報を含む第2メッセージを受信するように前記送受信部を制御し、前記第2メッセージに対する応答で前記第1ネットワークに対する接続を解除し、前記接続再活性化リクエスト情報に基づいて、前記移動性管理エンティティーで、前記第1ネットワークに対する接続を再確立するための第3メッセージを送信するように前記送受信部を制御する制御部と、を含み、
前記第3メッセージは、前記端末が割り当てた前記第1ネットワークに対する接続と相応する前記第2ネットワークに対する第1セッションの識別子(identifier)を含むことを特徴とする、端末。
【請求項10】
前記第1ネットワークに対する接続を再確立するために、前記端末に対して前記第1ネットワーク及び前記第2ネットワークの間の相互連動(interworking)をサポートするゲートウェイエンティティーが決定されることを特徴とする、請求項9に記載の端末。
【請求項11】
前記ゲートウェイエンティティーを通じて前記第1セッションに係る少なくとも一つのQoS(quality of service)パラメーターが前記端末に割り当てられ、
前記割り当てられた少なくとも一つのQoSパラメーターは、前記端末が前記第1ネットワークから前記第2ネットワークに移動する場合に前記第1セッションを確立するために用いられることを特徴とする、請求項10に記載の端末。
【請求項12】
前記制御部は、
前記第1メッセージを送信する以前に、前記第2ネットワークに対するサポートができないものに変更されて前記端末が前記第2ネットワークから前記第1ネットワークに移動した場合、前記第2ネットワークに対する第2セッションに係る少なくとも一つのQoS(quality of service)パラメーターを記憶することを特徴とし、
前記記憶された少なくとも一つのQoSパラメーターは、前記第2ネットワークに対するサポートができるものに変更されて前記端末が前記第1ネットワークから前記第2ネットワークに移動する場合、前記第2セッションを確立するために用いられることを特徴とする、請求項9に記載の端末。
【請求項13】
移動通信システムの第1ネットワークと連関された移動性管理エンティティーにおいて、
送受信部と、
端末から、前記端末のネットワーク機能情報を含む第1メッセージを受信するように前記送受信部を制御し、前記ネットワーク機能情報が第2ネットワークがサポートを指示する場合、前記端末に、接続再活性化リクエスト情報を含む第2メッセージを送信するように前記送受信部を制御し、前記接続再活性化リクエスト情報によって、前記端末から、前記第1ネットワークに対する接続を再確立するための第3メッセージを受信するように前記送受信部を制御する制御部と、を含み、
前記第2メッセージに対する応答で前記第1ネットワークに対する接続が解除され、
前記第3メッセージは、前記端末が割り当てた前記第1ネットワークに対する接続と相応する前記第2ネットワークに対する第1セッションの識別子(identifier)を含むことを特徴とする、移動性管理エンティティー。
【請求項14】
前記制御部は、
前記第1ネットワークに対する接続を再確立するために、前記端末に対して前記第1ネットワーク及び前記第2ネットワークの間の相互連動(interworking)をサポートするゲートウェイエンティティーを決定することを特徴とする、請求項13に記載の移動性管理エンティティー。
【請求項15】
前記ゲートウェイエンティティーを通じて前記第1セッションに係る少なくとも一つのQoS(quality of service)パラメーターが前記端末に割り当てられ、
前記割り当てられた少なくとも一つのQoSパラメーターは、前記端末が前記第1ネットワークから前記第2ネットワークに移動する場合に前記第1セッションを確立するために用いられることを特徴とする、請求項14に記載の移動性管理エンティティー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、4G及び5G無線通信システムを活用して端末の移動性をサポートする方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
5G移動通信技術は、速い送信速度と新しいサービスが可能になるように広い周波数帯域を定義しており、3.5ギガヘルツ(3.5GHz)などの6GHz以下の周波数(“Sub 6GHz”)帯域はもちろん、28GHzと39GHzなどのミリメートル波(mmWave)と呼ばれる超高周波帯域(“Above 6GHz”)でも具現が可能である。また、5G通信以後(Beyond 5G)のシステムと呼ばれられる6G移動通信技術の場合、5G移動通信技術対比で50倍速くなった送信速度と10分の1に減った超低(Ultra Low)遅延時間を達成するためにテラヘルツ(Terahertz)帯域(例えば、95GHzで3テラヘルツ(3THz)帯域のような)での具現が考慮されている。
【0003】
5G移動通信技術の初期には、超広帯域サービス(enhanced Mobile Broad Band、eMBB)、高信頼/超低遅延通信(Ultra-Reliable Low-Latency Communications、ULLC)、大規模機械式通信(massive Machine-Type Communications、mMTC)に対するサービスサポートと性能要件の満足を目指し、超高周波帯域での伝播の経路損失緩和及び伝播の伝達距離を増加させるためのビームフォーミング(Beamforming)及び巨大配列多重入出力(Massive MIMO)、超高周波数リソースの効率的な活用のための多様なヌメロロジーサポート(複数のサブキャリア間隔運用など)とスロットフォーマットに対する動的運営、多重ビーム送信及び広帯域をサポートするための初期接続技術、BWP(Band-Width Part)の定義及び運営、大容量データ伝送のためのLDPC(Low Density Parity Check)符号と制御情報の信頼性が高い送信のためのポーラーコード(Polar Code)のような新しいチャンネルコーディング方法、L2先-処理(L2 pre-processing)、特定のサービスに特化した専用ネットワークを提供するネットワークスライシング(Network Slicing)等に対する標準化が進められた。
【0004】
現在、5G動通信技術がサポートしようとしたサービスを考慮して初期の5G移動通信技術の改善(improvement)及び性能向上(enhancement)のための論議が進行しつつあり、車両が送信する自分の位置及び状態情報に基づいて自律走行車両の走行判断を助けてユーザの便宜を増大するためのV2X(Vehicle-to-Everything)、非免許帯域で各種規制上の要求事項に符合するシステム動作を目的とするNR-U(New Radio Unlicensed)、NR端末低電力消費技術(UE Power Saving)、地上網との通信が不可能な地域でカバレッジ確保のための端末-衛星直接通信である非地上ネットワーク(Non-Terrestrial Network、NTN)、位置測位(Positioning)などの技術に対する物理階層標準化が進行中である。
【0005】
さらに、他の産業との連携及び融合を通じた新しいサービスサポートのための知能型工場(Industrial Internet of Things、IIoT)、無線バックホールリンクとアクセスリンクを統合支援してネットワークサービス地域拡張のためのノードを提供するIAB(Integrated Access and Backhaul)、条件付きハンドオーバー(Conditional Handover)及びDAPS(Dual Active Protocol Stack)ハンドオーバーを含む移動性向上技術(Mobility Enhancement)、ランダムアクセス手順を簡素化する2段階ランダムアクセス(2-step RACH for NR)などの技術に対する無線インターフェースアーキテクチャー/プロトコル分野の標準化も進行中であり、ネットワーク機能仮想化(Network Functions Virtualization、NFV)及びソフトウェア定義ネットワーキング(Software-Defined Networking、SDN)技術を融合させるための5Gベースラインアーキテクチャー(例えば、Service based Architecture、Service based Interface)、端末の位置に基づいてサービスが提供されるモバイルエッジコンピューティング(Mobile Edge Computing、MEC)などに対するシステムアーキテクチャー/サービス分野の標準化も進行中である。
【0006】
このような5G移動通信システムが常用化されると、爆発的な増加趨勢にあるコネクティッド機器が通信ネットワークに接続され、これにより、5G移動通信システムの機能及び性能強化とコネクティッド機器の統合運用が必要なことが予想される。このために、拡張現実(Augmented Reality;AR)、バーチャルリアリティー(Virtual Reality;VR)、混合現実(Mixed Reality;MR)などを効率的にサポートするためのエクステンデッドリアリティ(eXtended Reality;XR)、人工知能(Artificial Intelligence;AI)とマシンラーニング(Machine Learning;ML)を活用した5G性能改善及び複雑度減少、AIサービスサポート、メタバスサービスサポート、ドローン通信などに対する新しい研究が進行される予定である。
【0007】
また、このような5G移動通信システムの発展は、6G移動通信技術のテラヘルツ帯域でのカバレッジ保障のための新規波形(Waveform)、全次元多重入出力(Full Dimensional MIMO、FD-MIMO)、アレイアンテナ(Array Antenna)、大規模アンテナ(Large Scale Antenna)のような多重アンテナ送信技術、テラヘルツ帯域信号のカバレッジを改善するためにメタ物質(Metamaterial)基盤レンズ及びアンテナ、OAM(Orbital Angular Momentum)を利用した高次元空間多重化技術、RIS(Reconfigurable Intelligent Surface)技術だけでなく、6G移動通信技術の周波数効率向上及びシステムネットワーク改善のための全二重化(Full Duplex)技術、衛星(Satellite)、AI(Artificial Intelligence)を設計段階から活用して終端間(End-to-End)AIサポート機能を内在化してシステム最適化を実現するAI基盤通信技術、端末演算能力の限界を越す複雑度のサービスを超高性能通信とコンピューティングリソースを活用して実現する次世代分散コンピューティング技術などの開発の基盤になることができる。
【0008】
上述したように無線通信システムの発展に応じて互いに異なる世代の無線通信システムが共存する環境で端末の移動性を提供するための方法の必要性が台頭した。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、4G及び5G無線通信システムを活用して端末に途切れないサービスを提供する方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一態様によれば、移動通信システムの端末によって行われる方法が提供される。前記方法は、第1ネットワークと連関された移動性管理エンティティーに、前記端末のネットワーク機能情報を含む第1メッセージを送信する段階と、前記ネットワーク機能情報が第2ネットワークに対するサポートを指示する場合、前記移動性管理エンティティーから、接続再活性化リクエスト情報を含む第2メッセージを受信する段階と、前記第2メッセージに対する応答で前記第1ネットワークに対する接続を解除する段階と、前記接続再活性化リクエスト情報に基づいて、前記移動性管理エンティティーに、前記第1ネットワークに対する接続を再確立するための第3メッセージを送信する段階と、を含む。前記第3メッセージは、前記端末が割り当てた前記第1ネットワークに対する接続に相応する前記第2ネットワークに対する第1セッションの識別子(identifier)を含むことを特徴とする。
【0011】
本発明の他の態様によれば、移動通信システムの第1ネットワークと連関された移動性管理エンティティーによって行われる方法が提供される。前記方法は、端末から、前記端末のネットワーク機能情報を含む第1メッセージを受信する段階と、前記ネットワーク機能情報が第2ネットワークがサポートを指示する場合、前記端末に、接続再活性化リクエスト情報を含む第2メッセージを送信する段階と、前記接続再活性化リクエスト情報によって、前記端末から、前記第1ネットワークに対する接続を再確立するための第3メッセージを受信する段階と、を含む。前記第2メッセージに対する応答で前記第1ネットワークに対する接続が解除され、前記第3メッセージは、前記端末が割り当てた前記第1ネットワークに対する接続と相応する前記第2ネットワークに対する第1セッションの識別子(identifier)を含むことを特徴とする。
【0012】
本発明の一態様によれば、移動通信システムの端末が提供される。前記端末は、送受信部及び制御部を含む。前記制御部は、第1ネットワークと連関された移動性管理エンティティーに、前記端末のネットワーク機能情報を含む第1メッセージを送信するように前記送受信部を制御し、前記ネットワーク機能情報が第2ネットワークに対するサポートを指示する場合、前記移動性管理エンティティーから、接続再活性化リクエスト情報を含む第2メッセージを受信するように前記送受信部を制御し、前記第2メッセージに対する応答で前記第1ネットワークに対する接続を解除し、前記接続再活性化リクエスト情報に基づいて、前記移動性管理エンティティーで、前記第1ネットワークに対する接続を再確立するための第3メッセージを送信するように前記送受信部を制御する。前記第3メッセージは、前記端末が割り当てた前記第1ネットワークに対する接続と相応する前記第2ネットワークに対する第1セッションの識別子(identifier)を含むことを特徴とする。
【0013】
本発明の一態様によれば、移動通信システムの第1ネットワークと連関された移動性管理エンティティーが提供される。前記移動性管理エンティティーは、送受信部及び制御部を含む。前記制御部は、端末から、前記端末のネットワーク機能情報を含む第1メッセージを受信するように前記送受信部を制御し、前記ネットワーク機能情報が第2ネットワークがサポートを指示する場合、前記端末に、接続再活性化リクエスト情報を含む第2メッセージを送信するように前記送受信部を制御し、前記接続再活性化リクエスト情報によって、前記端末から、前記第1ネットワークに対する接続を再確立するための第3メッセージを受信するように前記送受信部を制御する。前記第2メッセージに対する応答で前記第1ネットワークに対する接続が解除され、前記第3メッセージは、前記端末が割り当てた前記第1ネットワークに対する接続と相応する前記第2ネットワークに対する第1セッションの識別子(identifier)を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、端末が4G及び5G無線通信システムを通じて通信する環境で、端末の機能変更が発生して端末が接続した無線通信システムが変更される場合にも端末のデータセッションが断絶されずに維持されることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の一実施例による無線通信システムで端末がネットワークを移動して通信する方法を示す図である。
図2】本発明の一実施例による無線通信システムで端末が現在通信中の第1ネットワークとの通信が中断されて、第2ネットワークを選択して接続する方法を示す図である。
図3a】本発明の一実施例によって端末が第1ネットワークに接続して通信中に端末の機能変更により第2ネットワークで転換して接続する過程で端末の機能情報とセッション情報をネットワークへ伝達する手順を示すシーケンス図である。
図3b】本発明の一実施例によって端末が第1ネットワークに接続して通信中に端末の機能変更により第2ネットワークで転換して接続する過程で端末の機能情報とセッション情報をネットワークへ伝達する手順を示すシーケンス図である。
図4】本発明の一実施例によって端末の機能変更によって第2ネットワークに移動した端末が第2ネットワークで新しいセッションを設定する手順を示すシーケンス図である。
図5a】本発明の一実施例によって端末が第2ネットワークに接続して通信中に第1ネットワークと通信するための端末機能が回復される場合、PGW-C+SMFの開始によって第2ネットワークと端末間のセッション情報を更新する手順を示すシーケンス図である。
図5b】本発明の一実施例によって端末が第2ネットワークに接続して通信中に第1ネットワークと通信するための端末機能が回復される場合、PGW-C+SMFの開始によって第2ネットワークと端末間のセッション情報を更新する手順を示すシーケンス図である。
図6a】本発明の一実施例によって端末が第2ネットワークに接続して通信中に第1ネットワークと通信するための端末機能が回復される場合、PCRF+PCFの開始によって第2ネットワークと端末間のセッション情報を更新する手順を示すシーケンス図である。
図6b】本発明の一実施例によって端末が第2ネットワークに接続して通信中に第1ネットワークと通信するための端末機能が回復される場合、PCRF+PCFの開始によって第2ネットワークと端末間のセッション情報を更新する手順を示すシーケンス図である。
図7】本発明の一実施例によって端末が第2ネットワークに接続して通信中に第1ネットワークと通信するための端末機能が回復される場合、MMEの開始によって第2ネットワークと端末間のセッション情報を更新する手順を示すシーケンス図である。
図8a】本発明の一実施例によって端末が第2ネットワークに接続して通信中に第1ネットワークと通信するための端末機能が回復される場合、MMEの開始によって端末がセッションを再設定する手順を示すシーケンス図である。
図8b】本発明の一実施例によって端末が第2ネットワークに接続して通信中に第1ネットワークと通信するための端末機能が回復される場合、MMEの開始によって端末がセッションを再設定する手順を示すシーケンス図である。
図9】本発明の一実施例による端末の構造を示す図である。
図10】本発明の一実施例による基地局の構造を示す図である。
図11】本発明の一実施例によるネットワークエンティティーの構造を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図面を参照しながら本発明の動作原理を詳しく説明する。以下で本発明を説明するに当たり、関連する公知機能又は構成に対する具体的な説明が、本発明の要旨を不必要に不明瞭にすると判断される場合にはその詳細な説明を省略する。また後述する用語は本発明における機能を考慮して定義された用語として、ユーザ、運用者の意図又は慣例などによって変わりうる。したがって、その定義は本明細書全般にわたった内容に基づいて下されなければならない。
【0017】
同様の理由で、図面において一部構成要素は誇張されたり省略されたり概略的に示される。また、各構成要素のサイズは実際のサイズを全面的に反映するものではない。各図面で同じ又は対応する構成要素には同じ参照番号を付した。
【0018】
本発明の利点及び特徴、及びそれらを達成する方法は、図面と共に詳細に後述されている実施例を参照すれば明確になるだろう。しかし、本発明は、以下に開示される実施例に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で具現され、本実施例は単に本発明を完全にし、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に本発明の技術範囲を完全に知らせるために提供されるものである。明細書全体にかけて同じ参照番号は同じ構成要素を指す。
【0019】
このとき、処理フローチャートの各ブロックとフローチャートの図面の組み合せは、コンピュータープログラムインストラクションによって行われることが理解されるであろう。これらコンピュータープログラムインストラクションは、汎用コンピューター、特殊用コンピューター又はその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサに搭載されるので、コンピューター又はその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサを介して行われるそのインストラクションが、フローチャートブロックで説明された機能を行う手段を生成するようになる。これらコンピュータープログラムインストラクションは、特定方式で機能を具現するためにコンピューター又はその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備を指向するコンピューター利用可能、又はコンピューター可読メモリーに記憶されることも可能であるので、そのコンピューター利用可能又はコンピューター可読メモリーに記憶されたインストラクションは、フローチャートブロックで説明された機能を行うインストラクション手段を内包する製造品目を生産することも可能である。コンピュータープログラムインストラクションは、コンピューター又はその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備上に搭載されることも可能であるので、コンピューター又はその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備上で一連の動作段階が行われ、コンピューターで実行されるプロセスを生成してコンピューター又はその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備を作動させるンストラクションはフローチャートブロックで説明された機能を行うための段階を提供することも可能である。
【0020】
また、各ブロックは、特定された論理的機能を行うための一つ以上の実行可能なインストラクションを含むモジュール、セグメント又はコードの一部を示す。また、幾つかの代替実行例ではブロックで言及された機能が順序を外れて発生することも可能であることに注意する必要がある。例えば、接して示されている2つのブロックは、実は実質的に同時に行われることも可能であり、又はそのブロックが時々該当する機能によって逆順に行われることも可能である。
【0021】
このとき、本実施形態に用いられる“~部”という用語は、ソフトウェア又はFPGA(field programmable gate array)若しくはASIC(application specific integrated circuit)のようなハードウェア構成要素を意味し、“~部”はある役割を行う。しかし、“~部”は、ソフトウェア又はハードウェアに限定される意味ではない。“~部”はアドレシングすることができる記憶媒体にあるように構成されることもでき、一つ又はその以上のプロセッサを再生させるように構成されることもできる。したがって、一例として“~部”はソフトウェア構成要素、客体指向ソフトウェア構成要素、クラス構成要素及びタスク構成要素のような構成要素と、プロセス、関数、属性、プロシージャ、サブルーティン、プログラムコードのセグメント、ドライバー、ファームウエア、マイクロコード、回路、データ、データベース、データ構造、テーブル、アレイ、及び変数を含む。構成要素と“~部”のうちで提供される機能は、より小さい数の構成要素及び“~部”に結合されたり追加的構成要素と“~部”でさらに分離されることができる。それだけでなく、構成要素及び“~部”はデバイス又は保安マルチメディアカード内の一つ又はその以上のCPUを再生させるように具現される。また、実施例で“~部”は一つ以上のプロセッサを含むことができる。
【0022】
以下、本発明を説明するに当たり、関連する公知機能又は構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不明瞭にすると判断される場合にはその詳細な説明を省略する。以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
【0023】
以下、説明で用いられる接続ノード(node)を識別するための用語、網客体(network entity)を指す用語、メッセージを指す用語、網客体の間のインターフェースを指す用語、多様な識別情報を指す用語などは説明の便宜のために例示されたものである。したがって、本発明は後述される用語に限定されるものではなく、同等な技術的意味を持つ他の用語が用いられる。
【0024】
以下、説明の便宜のために、本発明は現在存在する通信標準のうち、3GPP(登録商標)(The 3rd Generation Partnership Project)団体が定義する最も最新の標準であるLTE及びNR規格で定義している用語及び名称を用いる。しかし、本発明は上記用語及び名称によって限定されるものではなく、他の規格によるシステムにも同様に適用されうる。特に、本発明は3GPP NR(5世代移動通信標準)に適用することができる。また、類似の技術的背景又はチャンネル形態を有するその他の通信システムにも本発明の実施例が適用されうる。また、本発明の実施例は熟練した技術的知識を有する者の判断により、本発明の技術範囲を大きく逸脱しない範囲内で一部変形を通じて他の通信システムにも適用されうる。
【0025】
本発明は、無線通信システムで端末の機能(capability)変更が発生する時に、端末がサポートする機能に適合したネットワークを通じて途切れない通信が可能になるように端末の通信を統制するための方法及び装置について定義することを目的とする。
【0026】
本発明の一実施例によれば、端末が5G通信機能を解除したり回復する場合に、端末が使用中のセッションの断絶無しにそれぞれ4G又は5Gネットワークに転換して通信するように制御することが可能である。
【0027】
図1は、本発明の一実施例による無線通信システムで端末がネットワークを移動して通信する方法を示す図である。
【0028】
図1を参照すれば、端末が4G又は5Gネットワークのうちの一つを通じて初期接続し、上記2つのネットワークを移動(inter-system mobility)して通信する方法が示される。
【0029】
端末は、通信のために端末の機能に応じて4G及び5Gネットワークのうちの使用可能なネットワークを選択して接続手順を進行し、この過程で端末の機能に対する情報を選択されたネットワークに送信する。
【0030】
端末の機能情報を受信したネットワークは、もし、端末の機能が4G及び5Gの両方をサポートする場合には、制御平面(control plane)においてPGW-C(packet data network gateway-control plane)+SMF(session management function)を端末に割り当て、ユーザ平面(user plane)においてPGW-U(packet data network gateway-user plane)+UPF(user plane function)を端末に割り当てて端末の通信セッションを構成する。本発明においてPGW-C+SMF又はPGW-U+UPFのように“4Gネットワークエンティティー+5Gネットワークエンティティー”と称されるネットワークエンティティーは、4Gネットワーク(EPC)及び5Gネットワーク(5GS)の間の連動をサポートするエンティティーを意味する。
【0031】
又は、もし、端末の機能が4Gネットワークのみをサポートする場合、ネットワークはPGW-C及びPGW-Uを割り当てるか、又は、もし、端末の機能が5Gネットワークのみをサポートする場合、ネットワークはSMF及びUPFを端末に割り当てて端末の通信セッションを構成する。
【0032】
図2は、本発明の一実施例による無線通信システムで端末が現在通信中の第1ネットワークとの通信が中断されて、第2ネットワークを選択して接続する方法を示す図である。
【0033】
図2を参照すれば、端末が第1ネットワーク(例えば、5Gネットワーク)と通信中に端末の機能変更により現在通信中の第1ネットワークとの通信が中断されて、第2ネットワーク(例えば4Gネットワーク)を選択して接続する過程でセッションを維持する方法が図示される。本発明において第1ネットワークと第2ネットワークは、一例として、5Gネットワークと4Gネットワークのように互いに異なるRAT(radio access technology)に係る2つのネットワークを意味する。
【0034】
図示された例によれば、端末が5Gネットワークに接続して通信中に5G機能が一時的に使用できなくなる場合に、端末が5Gネットワークとの通信を中断して4Gネットワークに転換して通信を再開する過程において本発明で提案する方法が適用される。
【0035】
端末は、4Gネットワークへの接続過程でネットワークへの接続をリクエストするメッセージ(例えば、Attach Request又はTAU Requestメッセージ)に、端末が5Gネットワークから移動したことを示すインジケーターと共に、端末の5G機能が使用できなくなることを示す情報を含めて4Gネットワークに送信する。ネットワークは、端末から受信した端末の機能情報から端末の5G機能が使用できない状態であることを判断して当該端末のセッション設定のために、PGW-CとPGW-Uを割り当てる代わりに4G及び5G機能の両方をサポートするPGW-C+SMF及びPGW-U+UPFを割り当てる。
【0036】
図3a及び図3bは、本発明の一実施例によって端末が第1ネットワークに接続して通信中に端末の機能変更により第2ネットワークに転換して接続する過程で、端末の機能情報とセッション情報をネットワークへ伝達する手順を示すシーケンス図である。これは説明の便宜のためのもので、システム上での設定及び/又は定義などによって後述する段階が必ずいずれも含まれなければならないものではなく、一部の段階は省略されてもよい。
【0037】
本発明では、第1ネットワークとして5Gネットワークが、第2ネットワークとして4Gネットワークが使用された場合を例として説明するが、本発明の範囲はこれに限定されない。
【0038】
段階301で、端末は、5Gネットワークに接続してPDU(protocol data unit)セッションを生成して通信を開始する。
【0039】
段階302a~段階302eは、ネットワークで端末の機能を変更する場合に適用される手順である。
【0040】
段階302aは、通信事業者などが端末の機能を変更しようとする場合にHSS(home subscriber server)+UDM(unified data management)に記憶された加入情報を変更することで開始される。HSS+UDMは、加入情報が変更される場合にUE Capability Updateメッセージを通じて端末の変更された加入情報をAMF(access and mobility management function)へ伝達する。一実施例によれば、加入情報は、端末の5G機能が使用できないことを示すUE Capability Updateパラメーター(例えば、NR RAN capability disabled)を含む。このような事業者による端末の加入情報の変更は、事業者がネットワーク設定を変更するためにユーザを他のネットワークに移動させるか、トラフィック混雑などによって選択された端末に対して現在ネットワークを一時的に適用することができない場合などのシナリオとして活用される。
【0041】
段階302bで、変更された加入情報を受信したAMFは、変更された条件によって端末が適合したネットワークに移動するようにするために、制御メッセージ(例えば、NG AP Releaseメッセージ)に端末の変更された機能情報を含めてNG-RAN(又は5G基地局、又はnext generation node B;gNB)へ伝達し、段階302cを通じてNG-RANは、AMFから受信した当該情報をRRC Releaseメッセージを通じて端末へ伝達する。また、上記制御メッセージは、5G機能が解除された時に端末が移動するネットワークを指定する情報と5G機能を再び使用できるまでの遅延時間情報を追加で含めて伝達される。または、このような情報が提供されない場合には、端末は事業者によって予め端末に記憶された値を用いて当該動作を行うこともできる。
【0042】
段階302b及び段階302cを通じてAMF及びNG-RANは、それぞれAMFとNG-RANとの間の接続及びNG-RANと端末との間の接続を解除する動作を行う。
【0043】
段階302dで、端末は、段階302bでNG-RANから受信した制御メッセージに含まれた変更された機能情報から5G機能が使用できないように指示されたことを確認し、RRC Release ResponseメッセージをNG-RANに送信して機能変更が成功的に反映されたことを報告する。併せて、端末は上記制御メッセージを送信した後に5G機能を使用できないように設定することによって5Gネットワークとの接続を解除することになり、4Gネットワークを探索する手順を開始する。
【0044】
段階302eを通じて、NG-RANは、AMFに端末の機能変更が成功的に行われたことを報告するメッセージを伝達する。
【0045】
段階303は、事業者が端末に設置されたアプリケーションなどを通じて端末の機能を変更するか、ユーザが端末の環境設定などを通じて機能を変更する場合などのような状況で適用され、端末の運営体制などを通じて端末モデムに端末機能の変更をリクエストする信号が伝達される。
【0046】
段階304で、段階303による機能変更リクエストに従って、端末の通信モデムの5G機能が解除される動作が行われる。
【0047】
段階305で、5G機能が解除された端末が通信のために使用可能なネットワークを探索する。この時、もし段階302を通じてネットワークで接続するネットワークが指定されるか、端末に予め記憶された優先順位のネットワークがある場合、当該ネットワークを優先的に探索する動作を行う。図示された例は、端末が5G機能が解除されて5Gネットワークとの通信が断絶される場合に4Gネットワークを探索する場合を例示している。
【0048】
段階306aで、端末は、探索を通じて見つけた4Gネットワークへの初期接続を進行するためにE-UTRAN(又は4G基地局、又はevolved node B;eNB)との無線リンク設定過程を行う。
【0049】
段階306bで、端末は、4Gネットワークへの初期接続のためにAttach Request又はTAU(Tracking Area Update)Requestメッセージを送信する。端末は、上記メッセージに端末が5Gネットワークと通信中に移動したことを示すインジケーターである“mobility from 5G”パラメーターと共に、端末の機能情報を伝達するUE Capability パラメーターに端末の5G機能が一時的に中断された状態であることを示すための“N1 mode disabled”情報を含めることができる。
【0050】
段階307で、MME(mobility management entity)は、端末から受信した“N1 mode disabled”情報から端末が現在5G機能が一時的に中断された状態であることを確認する。また、MMEは端末の5G機能が復旧される場合に備えて当該端末に対するセッションがPGW-C+SMF及びPGW-U+UPFを通じて設定されるために端末の機能情報を記憶する。
【0051】
段階308で、MMEは、5Gネットワークで当該端末が接続したAMFを確認して端末のセッション情報を伝達することをリクエストする制御メッセージ(例えば、UE Context Requestメッセージ)をAMFに送信する。上記制御メッセージには、段階306bを通じて端末から受信した端末の識別子(例えば、globally unique temporary identity;GUTI)情報が含まれ、AMFは受信したGUTI情報を通じて以前に接続した端末を識別する。
【0052】
段階309で、AMFは、PGW-C+SMFに当該端末のセッション情報をリクエストする制御メッセージ(例えば、PDU Session Context Requestメッセージ)を送信する。
【0053】
段階310で、PGW-C+SMFは、PGW-U+UPFで当該端末の各セッションに対して4Gへの転換時に用いるTunnel Endpoint IE(TEID)割り当てをリクエストし、割り当てられたTEID情報を受信する。
【0054】
段階311で、PGW-C+SMFは、端末のセッション情報及びPGW-U+UPFから受信した各セッションに対するTEID情報を含む制御メッセージ(例えば、PDU Session Context Responseメッセージ)をAMFに送信する。この時、端末のセッション情報は5G各セッション及びフロー別にこれに対応する4Gネットワークで用いられるBearer ID情報を含む。
【0055】
段階312で、AMFは、PGW-C+SMFから受信した情報をMMEへ伝達する。
【0056】
段階313で、MMEは、受信した端末のセッション情報から設定が必要な4Gセッションの個数を決定してセッション設定のためにSGW(serving gateway)でBearer IDとこれに対応するTEID情報を伝達する。この時、用いられるTEIDは段階310でPGW-U+UPFから割り当てられてMMEへ伝達された値であれば良い。
【0057】
段階314で、SGWは、当該端末のための各セッション別の送信経路を設定するために各Bearer ID別にTEIDを割り当てて、これをPGW-C+SMFを通じてPGW-U+UPFに送信する。
【0058】
段階315で、SGWは、PGW-C+SMFから端末のデータ送信経路が成功的に設定されたという応答メッセージを受信する。
【0059】
段階316で、SGWは、MMEにCreate Session Responseメッセージを伝達して端末の4Gセッションが設定されたことを報告する。この時、SGWは上記制御メッセージにE-UTRANとの通信のための送信経路を設定するために各Bearer ID別に割り当てたTEID情報を含めて送信する。
【0060】
段階317で、MMEは、E-UTRANとSGWとの間の端末のデータ送信経路設定をリクエストするための制御メッセージ(例えば、Initial Context Setup Requestメッセージ)をE-UTRANに送信する。上記制御メッセージはSGWから受信した各Bearer ID別に割り当てられたTEID情報を含む。
【0061】
段階318で、E-UTRANは、RRC Reconfiguration手順を通じて各Bearer IDに対して端末との無線リンク設定(setup)を行う。
【0062】
段階319で、E-UTRANは、MMEで端末との無線リンク設定が成功的に完了したことを報告する制御メッセージ(例えば、Update Session Requestメッセージ)を送信する。上記制御メッセージはE-UTRANが各Bearer ID別に割り当てたTEIDを含む。
【0063】
段階320及び段階321で、MMEは、E-UTRANから受信したBearer ID別のTEID情報をSGWへ伝達して段階321でSGWからこれに対する応答メッセージを受信する。
【0064】
段階322で、MMEは、SGWでのデータ経路設定が成功的に完了したことを通知するためのメッセージ(例えば、Update Session Responseメッセージ)をE-UTRANに送信する。
【0065】
段階323で、MMEは、E-UTRANを通じて端末でAttach Accept又は TAU Acceptメッセージを送信して端末がリクエストしたネットワーク接続が成功的に完了されたことを通知する。
【0066】
段階324で、端末は、MMEからの応答メッセージが成功的に受信されたことを報告するAttach Complete又はTAU CompleteメッセージをMMEに送信する。
【0067】
図4は、本発明の一実施例によって端末の機能変更によって第2ネットワークに移動した端末が第2ネットワークで新しいセッションを設定する手順を示すシーケンス図である。これは説明の便宜のためのものであって、システム上での設定及び/又は定義などによって後述する段階が必ずいずれも含まれなければならないものではなく、一部の段階は省略されてもよい。
【0068】
段階401で、端末は、4Gネットワークとの新しいセッション設定をリクエストするメッセージ(例えば、PDN Connectivity Requestメッセージ)をE-UTRANを通じてMMEへ伝達し、上記メッセージには新たに生成するセッションがどのようなデータネットワークとの接続であるかを明示するAPN(Access Point Name)情報を含めることができる。
【0069】
段階402で、MMEは、上述の図3の接続過程を行う過程でMMEに記憶された端末情報から新しいセッションをリクエストした端末が、5G機能が一時的に止められた端末であることを確認し、今後の端末の5G機能が復旧される場合に備えて当該端末のセッション設定リクエストを収容するPGW-C+SMFを選択(決定)する。
【0070】
段階403~段階407の過程を通じて、MME、SGW、及びPGW-C+SMFは、端末のセッション設定を行ってこの過程で端末のセッションに適用するQoS(quality of service)政策などを受信するために段階405でIP Session Modification手順を行う。この過程で、5G機能をサポートする端末に対してセッションを生成する場合とは異なり、PGW-C+SMFからMMEへ伝達する制御メッセージ(例えば、Create Session Responseメッセージ)には、5G QoS情報は含まれないこともあり、一般的な4G端末に対してセッションを生成するのと同じ動作が行われる。
【0071】
段階408で、MMEは、E-UTRANで端末に対するセッション及びBearer設定をリクエストする制御メッセージ(例えば、Bearer Setup Requestメッセージ)を送信する。上記制御メッセージには、MMEから端末へ伝達するためのPDN Connectivity Acceptメッセージが含まれる。
【0072】
段階409で、E-UTRANは、端末と各Bearerに対して必要な無線リンク設定(setup)過程を行い、この過程でMMEから受信したPDN Connectivity Acceptメッセージを端末に伝達する。
【0073】
段階410で、E-UTRANは、MMEに端末との無線リンク設定過程が完了したことを報告するメッセージ(例えば、Bearer Setup Responseメッセージ)を伝達する。上記メッセージには、E-UTRANが各Bearer IDに対して割り当てたTEID情報を含めることができる。
【0074】
段階411及び段階412を通じて、端末は、MMEが伝達したPDN Connectivity Acceptメッセージが成功的に受信されたことを報告するメッセージ(例えば、PDN Connectivity Completeメッセージ)をE-UTRANを通じてMMEへ伝達する。
【0075】
段階413及び段階414で、MMEは、E-UTRANから受信した、各Bearer別のTEID情報をSGWへ伝達し、これに対する応答メッセージを受信することによって端末に対するデータ送信経路設定を完了する。
【0076】
段階415で、データ送信経路設定を完了したMMEは、端末に対して新しいセッションが設定されたことをHSS+UDMに報告する。
【0077】
段階416で、MMEは、HSS+UDMから上記報告に対する応答メッセージを受信する。
【0078】
図5a及び図5bは、本発明の一実施例によって端末が第2ネットワークに接続して通信中に第1ネットワークと通信するための端末機能が回復される場合、PGW-C+SMFの開始によって第2ネットワークと端末間のセッション情報を更新する手順を示すシーケンス図である。これは説明の便宜のためのものであって、システム上での設定及び/又は定義などによって後述する段階が必ずいずれも含まれなければならないものではなく、一部の段階は省略されてもよい。
【0079】
段階501で、端末は、4Gネットワークに接続されている状況で機能変更が発生したことを確認する。例えば、5G機能が再活性化される。
【0080】
段階502で、端末の変更された機能をネットワークに報告するためにTAU RequestメッセージをE-UTRANを経てMMEへ伝達する。又は一実施例によれば、TAU Requestメッセージを送信する代りに現在の接続状態を解除して初期接続をさらに進行し、この場合にはAttach Requestメッセージに端末の機能情報(例えば、N1 mode enabled)を含めて伝達する。
【0081】
段階503で、MMEは、端末から受信した機能情報から端末の5G機能が活性化されたことを確認し、記憶された端末の加入情報を確認して端末が5Gネットワークに接続可能であるか否かを決定する。MMEは受信した更新された端末の機能情報を記憶する。
【0082】
段階504で、端末が5Gネットワークに接続可能なことが確認された場合、MMEはSGWに制御メッセージ(例えば、Modify Bearer Requestメッセージ)を伝達する。上記制御メッセージには端末の5G機能が活性化されたことを示す情報(例えば、“5G supported”)が含まれる。
【0083】
段階505で、SGWは、MMEから受信した情報(例えば、UE ID、Bearer ID、TEID)のうちの少なくとも一つをPGW-C+SMFへ伝達する。
【0084】
段階506で、PGW-C+SMFは、必要に応じてPCRF(policy and charging rules function)+PCF(policy control function)とIP-CAN Session Modification手順を行って、当該端末の各セッション又はBearerに対応する5G QoSパラメーターを決定するのに必要な政策情報をPCRF+PCFから受信する。
【0085】
段階507及び段階508で、PGW-C+SMFとSGWは、それぞれSGW、MMEでBearer Modificationが成功的に完了したことを通知する応答メッセージ(例えば、Bearer Modification Responseメッセージ)を送信する。
【0086】
段階509及び段階510で、MMEは、端末の更新された機能情報をHSS+UDMへ伝達して、HSS+UDMからこれに対する応答メッセージを受信する。
【0087】
段階511で、MMEは、端末から受信したTAU Requestメッセージ又はAttach Requestメッセージに対応する応答メッセージとしてTAU Acceptメッセージ又はAttach Acceptメッセージを端末に送信して、端末がリクエストした機能情報の更新が成功的に完了されたことを通知する。
【0088】
段階512で、端末は、MMEから受信したTAU Acceptメッセージ又はAttach Acceptメッセージに対応する応答メッセージ(例えば、TAU completeメッセージ又はAttach completeメッセージ)をMMEに送信する。
【0089】
段階513及び段階514で、PGW-C+SMFは、各Bearerに対応する5G QoSパラメーターを端末へ伝達するために、Update Bearer RequestメッセージをSGWを経てMMEに送信する。Update Bearer RequestメッセージにはPCO(Protocol Configuration Option)情報が含まれ、5G QoS パラメーターはPCO情報内に含まれて伝達される。PGW-C+SMFは、段階505で受信した更新された端末の機能情報から5G QoSパラメーター伝達のためのBearer変更手順が必要であるか否かを決定する。
【0090】
段階515で、MMEは、E-UTRANにSession Management Requestメッセージを含むBearer Modify Requestメッセージを送信する。Session Management RequestメッセージはPGW-C+SMFから受信した5G QoSパラメーターを含む。
【0091】
段階516で、E-UTRANは、MMEのリクエストに従って必要な無線リンク設定過程を端末と行い、この過程でMMEから受信したSession Management Requestメッセージを端末に送信する。
【0092】
段階517及び段階518で、端末とE-UTRANは、リクエストされたBearer変更が成功的に完了されたことを通知する応答メッセージをそれぞれE-UTRANとMMEへ伝達する。
【0093】
段階519で、端末は、Direct Transferメッセージを用いてSession Management ResponseメッセージをE-UTRANを経てMMEに送信する。Session Management Responseメッセージは、端末が段階516を通じて5G QoSパラメーターを受信した各Bearer IDに対して対応するPDU Session ID情報を含む。
【0094】
段階520で、E-UTRANは、端末から受信したSession Management ResponseメッセージをMMEへ伝達する。
【0095】
段階521及び段階522で、MMEは、段階520で受信した各Bearer IDに対応するPDU Session ID情報をSGWを経てPGW-C+SMFに送信する。PGW-C+SMFは、受信したPDU Session IDとBearer IDのマッピング情報を記憶し、今後の端末が5Gネットワークに移動する場合に4Gネットワークの各Bearerに該当する5Gセッションを構成する情報として活用する。
【0096】
図6a及び図6bは、本発明の一実施例によって端末が第2ネットワークに接続して通信中に第1ネットワークと通信するための端末機能が回復される場合、PCRF+PCFの開始によって第2ネットワークと端末間のセッション情報を更新する手順を示すシーケンス図である。これは説明の便宜のためのものであって、システム上での設定及び/又は定義などによって後述する段階が必ずすべて含まれる必要はなく、一部のステップは省略されてもよい。
【0097】
段階601で、端末は、新しいセッションをリクエストするためにPDN接続設定をリクエストするメッセージ(例えば、PDN Connectivity Setup Requestメッセージ)をMMEに送信する。端末は上記メッセージに端末が5Gネットワークから移動した端末であることを指示する情報(例えば、“moving from 5G”)を含めることができる。
【0098】
段階602で、MMEは、記憶された端末情報を確認して端末のセッション設定リクエストに対して適合したPGWを選択する。この時、MMEは端末に対して記憶された端末情報から端末の5G機能が現在一時的に中断されたものと判断する。今後端末の機能が回復して5Gネットワークへの移動する場合に備えて、端末に対するセッション設定のために4G-only端末のみをサポートする一般的なPGWを選択する代わりに4G及び5G機能をサポートするPGW-C+SMFを選択する。又は、一実施例によれば、端末が上述した段階601で“moving from 5G”インジケーターをPDN Connectivity Setup Requestメッセージを通じて伝達した場合、記憶された端末の機能情報と受信した上記インジケーター情報に基づいて端末の5G機能が一時的に中断されたことを判断してPGW-C+SMFを割り当てる動作が可能である。
【0099】
段階603で、MMEは、上述した段階602で選択したPGW-C+SMFに端末に対する新しいセッション設定をリクエストするメッセージ(例えば、Create Session Requestメッセージ)を送信する。また、図示しないがMMEからPGW-C+SMFへ伝達する制御メッセージは、SGWを通じてPGW-C+SMFへ伝達する。MMEは、Create Session Requestメッセージに、新しいセッション設定をリクエストする端末が今後の5G機能をサポートする端末であることを指示する情報(例えば、“5G disabled”)を含めることができる。
【0100】
段階604で、MMEから端末に対するセッション生成がリクエストされたPGW-C+SMFは、PGW-U+UPFと端末に対する新しいセッションを設定する過程を行う。この過程で、PGW-C+SMFは、MMEから受信した“5G disabled”インジケーターから端末が今後の5Gネットワークに移動する可能性がある端末であることを判断して端末の5Gネットワークへの移動時のセッションを維持するのに必要な5G QoSパラメーター及びネットワークスライス情報(single-network slice selection assistance information;S-NSSAI)などをセッション生成過程で予め割り当てて記憶する。このような5Gパラメーターの割り当て過程は、一実施例によって現在段階でセッションを生成する過程で予め割り当てられるか、実際端末の機能変更が報告されてセッションをアップデートする過程で割り当てられるなど端末の機能を確認して5Gパラメーターを割り当てるという面で多様な方法が適用されうる。PGW-C+SMFによって割り当てられた5Gパラメーターは、現在段階でMMEへ伝達せずPGW-C+SMF内部的に記憶される。
【0101】
段階605で、PGW-C+SMFからMMEへ端末のリクエストしたセッションが成功的に生成されたことを報告する応答メッセージが伝達することを始めとして、MME、E-UTRAN、及びUEの間で4GネットワークのPDN Connectivity Setup手順が行われる。この時、PDN Connectivity Setupのためのシグナリング手順で、5Gネットワークに係るパラメーターは伝達されず、一般的な4Gネットワークセッションを生成するための手順が行われる。
【0102】
段階606で、中断された端末の5G機能が復旧される。例えば、ユーザ設定、通信事業者の別途アプリケーションを通じた信号、若しくは端末が5G機能が中断される過程で受信した別途の遅延時間が経過するなどによって5G機能が復旧される。
【0103】
段階607で、端末が変更された機能をネットワークに報告するためのメッセージ(例えば、TAU Requestメッセージ)をMMEに送信する。上記メッセージには変更された端末の機能情報が含まれる。
【0104】
段階608で、MMEは、端末が送信したTAU Requestメッセージから端末の更新された機能情報を確認して端末の機能情報をHSS+UDMに送信する。HSS+UDMは、MMEが送信した端末の機能情報を記憶してMMEに応答メッセージを送信する。
【0105】
段階609で、MMEは、端末にTAU Acceptメッセージを送信して端末が送信した端末の機能情報がネットワークで成功的に受信されたことを通知する。
【0106】
段階610で、端末は、MMEが応答をリクエストした場合、TAU CompleteメッセージをMMEに送信してMMEが伝達したTAU Acceptメッセージが成功的に受信されたことを報告する。
【0107】
段階611~段階613は、HSS+UDMが段階608で更新された端末の機能情報を受信した後に端末の加入情報による加入者政策などを適用して端末のセッション変更を要求する場合に発生可能な信号手順を示す。
【0108】
段階611で、HSS+UDMは、端末の機能変更を反映して端末に新たに適用する加入情報を含むInsert Subscriber DataメッセージをMMEに送信する。
【0109】
段階612で、MMEが、段階611でHSS+UDMの送信したメッセージを成功的に受信したことを確認する応答メッセージをHSS+UDMに送信する。
【0110】
段階613で、MMEは、HSS+UDMが伝達した新しい加入情報を適用して端末のセッションを変更するためのメッセージ(例えば、Modify Bearer Commandメッセージ)をPGW-C+SMFに送信する。上記メッセージは、端末の5G機能が回復したことを指示する情報(例えば、“5G enabled”)を含む。以上の段階611から段階613までの過程は、端末の機能更新が発生した時にHSS+UDMによって端末のセッション変更が開始する場合に行われる手順として、他のネットワーク機能によって端末のセッション変更が開始される場合には省略される。
【0111】
段階614は、PCRF+PCFによってセッションの変更が開始される場合に行われる。段階608で更新された端末の機能情報がMMEによってHSS+UDMへ伝達される場合、HSS+UDMは更新された端末の機能情報をUDR(unified data repository)に記憶する。PCRF+PCFはUDRに記憶された端末の機能情報から5Gネットワークへの移動に備えて端末のセッションを変更する必要があることを判断する。PCRF+PCFは端末の各セッションに対して5Gネットワークへの移動時連続性が提供されなければならないセッション又はBearerを選別してこのようなセッション及びBearerに対して端末とネットワーク間に5Gパラメーター情報が更新されるように新しいQoS政策情報を設定してPGW-C+SMFへ伝達する。この時、伝達するパラメーターは新しいQoS政策情報が用いられる代わりに該当する各セッション及びBearer別に単純に5Gパラメーターアップデートを指示するインジケーター形態が用いられる。
【0112】
段階615で、PGW-C+SMFは、段階613又は段階614から受信した制御メッセージから端末との5Gパラメーターアップデートが必要なことを判断して端末とPDN Connectivity Modification過程を開始するためにPDN Connectivity Modification CommandメッセージをMME及びE-UTRANを通じて端末に送信する。上記メッセージには、5Gパラメーターアップデートが要求されるBearerのID及びこれに対応する5G QoSパラメーターと端末に5Gパラメーターアップデートが必要なことを指示する情報(例えば、“5G parameter update required”)のうちの少なくとも一つが含まれる。
【0113】
段階616で、端末は、受信したメッセージから各Bearer IDとこれに対応する5G Qosパラメーターが含まれていることを確認し、これから各Bearer IDに対して5Gセッション情報の更新が必要なことを判断する。端末は各Bearer IDに対して端末内に記憶中のセッション情報に受信した5G QoSパラメーターを追加で記憶する。端末はこの中で各セッションのDefault Bearerに対しては5Gネットワークへの移動に備えてPDU Session IDを一つ割り当ててDefault Bearer IDとPDU Session IDのマッピング情報を記憶する。一実施例によって、“5G parameter update required”インジケーターが用いられる場合は、端末はインジケーターを参考して5Gパラメーター更新及びPDU Session IDを割り当てる必要があると判断し、上記インジケーターが用いられない場合には、以前に5G QoSパラメーターが割り当てられないDefault Bearerに対し、5G QoSパラメーターが受信されたことに基づいてPDU Session ID割り当てが必要であるか否かを判断する。端末は、受信した各Bearer IDに対して受信した5G QoSパラメーターを用いて記憶された各Bearer情報を更新した後のE-UTRAN及びMMEを通じてPGW-C+SMFでPDN Connectivity Modification Requestメッセージを送信する。これを通じて端末内のセッション情報が更新されたことを報告して対応するネットワーク内のセッション情報の更新をリクエストする。上記メッセージには上述したDefault Bearer IDとPDU Session IDのマッピング情報が含まれる。
【0114】
段階617で、PGW-C+SMFは、端末にPDN Connectivity Modification Responseメッセージを送信してネットワークでセッション情報が更新されたことを通知する。一実施例によれば、段階616で端末がBearer ID及び5G QoS パラメーター間のマッピング情報を記憶する代りに、段階617でPDN Connectivity Modification Responseを受信した後に記憶する方法も可能である。
【0115】
図7は、本発明の一実施例によって端末が第2ネットワークに接続して通信中に第1ネットワークと通信するための端末機能が回復される場合、MMEの開始によって第2ネットワークと端末間のセッション情報を更新する手順を示すシーケンス図である。これは説明の便宜のためのものであって、システム上での設定及び/又は定義などによって後述する段階が必ずすべて含まれる必要はなく、一部のステップは省略されてもよい。
【0116】
段階701で、端末は、4Gネットワークに接続されている状況で機能変更が発生したことを確認する。例えば、5G機能が再活性化される。
【0117】
段階702で、端末は、機能変更が発生したことをネットワークに報告するためにTAU RequestメッセージをE-UTRANを経てMMEへ伝達する。又は一実施例によれば、TAU Requestメッセージを送信する代りに現在の接続状態を解除して初期接続をさらに進行し、この場合にはAttach Requestメッセージに端末の機能情報を含めて伝達する。上記メッセージは更新された端末の機能情報を含む。
【0118】
段階703で、MMEは、端末から受信した機能情報から端末の5G機能が活性化されたことを確認して記憶された端末の加入情報を確認して端末が5Gネットワークに接続可能であるか否かを決定する。MMEは今後の端末のセッション及び5Gネットワークへのハンドオーバーリクエスト時に端末の5Gネットワークサポートするか否かを判断するために、受信した更新された端末の機能情報を記憶する。
【0119】
段階704で、MMEは、端末が5Gネットワークに接続可能なことが確認された場合に、SGWに制御メッセージ(例えば、Modify Bearer Requestメッセージ)を伝達する。上記制御メッセージには端末の5G機能が活性化されたことを示す情報(例えば、“5G supported”)が含まれる。
【0120】
段階705で、SGWは、MMEから受信した情報をPGW-C+SMFへ伝達する。
【0121】
段階706で、PGW-C+SMFは、必要によってPCRF+PCFとIP-CAN Session Modification手順を行って当該端末の各セッション又はBearerに対応する5G QoSパラメーターを決定するのに必要な政策情報をPCRF+PCFから受信する。
【0122】
段階707及び段階708で、PGW-C+SMFとSGWは、それぞれSGW、MMEでBearer Modificationが成功的に完了されたことを通知する応答メッセージ(例えば、Modify Bearer Responseメッセージを)送信する。段階707で、PGW-C+SMFは、PCRF+PCFから受信した5G QoSに対する政策情報及びPGW=C+SMF内部に記憶された事業者政策などを活用して5Gネットワークへの移動に備えて5G QoSパラメーター更新が必要なBearer ID及びこれらに適用される5Gパラメーターを決定する。また、PGW-C+SMFは、各Bearer IDに対して対応する5G QoSパラメーターをModify Bearer Requestメッセージ内部のPCO(Protocol Configuration Option)フィールドに記憶してSGWに送信する。段階708で、SGWは受信したメッセージをMMEへ伝達する。
【0123】
段階709及び段階710で、MMEは、端末の更新された機能情報をHSS+UDMへ伝達してHSS+UDMからこれに対する応答メッセージを受信する。
【0124】
段階711で、MMEは、端末から受信したTAU Requestメッセージ又はAttach Requestメッセージに対応する応答メッセージとしてTAU Acceptメッセージ又はAttach Acceptメッセージを端末に送信して端末がリクエストした機能情報の更新が成功的に完了したことを通知する。TAU Acceptメッセージ及びAttach Acceptメッセージは、段階708でMMEがSGWから受信した、各Bearer IDに対応する5G QoSパラメーターが含まれたPCO情報を含む。
【0125】
段階712で、端末は、MMEから受信したTAU Acceptメッセージ又はAttach Acceptメッセージに対応するTAU Completeメッセージ又はAccess CompleteメッセージをMMEに送信する。TAU Complete又はAccess Completeメッセージは、段階711で受信したメッセージのPCOフィールドに含まれた5G QoSパラメーターの更新がリクエストされるBearerのうちで各セッションのDefault Bearerに対して端末が割り当てたPDU Session ID情報を含む。例えば、端末は、段階712で5Gパラメーターが更新された各Default Bearerに対してそれぞれ一つのPDU Session IDを割り当てて、5Gネットワークに移動する時に備えて{Default Bearer ID、PDU Session ID}の間のマッピング情報を端末内部に記憶した後、上記メッセージに含めてMMEへ伝達する。
【0126】
段階713で、MMEは、端末から受信した各 Default Bearer IDに対応されるPDU Session ID情報をSGWに送信する。
【0127】
段階714で、SGWは、段階713で受信した情報をPGW-C+SMFに送信する。PGW-C+SMFは、受信したPDU Session IDとDefault Bearer IDのマッピング情報を記憶し、今後端末が5Gネットワークに移動する場合にDefault Bearer IDに代表される4Gネットワークの各PDN Connectionに対応する5G PDU Sessionを構成する情報として活用する。
【0128】
段階715及び段階716で、PGW-C+SMF及びSGWは、それぞれSGW及びMMEで端末に対するセッション情報が成功的に更新されたことを報告する。
【0129】
図8a及び図8bは、本発明の一実施例によって端末が第2ネットワークに接続して通信中に第1ネットワークと通信するための端末機能が回復される場合、MMEの開始によって端末がセッションを再設定する手順を示すシーケンス図である。これは説明の便宜のためのものであって、システム上での設定及び/又は定義などによって後述する段階が必ずすべて含まれる必要はなく、一部のステップは省略されてもよい。
【0130】
段階801~段階810の過程は、図5及びこれに対応する説明で段階501~段階510を通じて記述した手順と類似の手順が適用される。
【0131】
具体的に、段階801で、端末は、4Gネットワークに接続されている状況で機能変更が発生したことを確認する。例えば、5G機能が再活性化される。
【0132】
段階802で、端末の変更された機能をネットワークに報告するためにTAU RequestメッセージをE-UTRANを経てMMEへ伝達する。又は一実施例によれば、TAU Requestメッセージを送信する代りに、現在の接続状態を解除して初期接続をさらに進行し、この場合にはAttach Requestメッセージに端末の機能情報(例えば、N1 mode enabled)を含めて伝達する。
【0133】
段階803で、MMEは、端末から受信した機能情報から端末の5G機能が活性化されたことを確認して記憶された端末の加入情報を確認し、端末が5Gネットワークに接続可能であるか否かを決定する。MMEは受信した更新された端末の機能情報を記憶する。
【0134】
段階804で、端末が5Gネットワークに接続可能なことが確認された場合に、MMEはSGWにセッション削除リクエストメッセージ(例えば、Delete session Requestメッセージ)を伝達する。
【0135】
段階805で、SGWは、Delete session RequestメッセージをPGW-C+SMFへ伝達する。
【0136】
段階806で、PGW-C+SMFは、必要によってPCRF+PCFとIP-CAN Session Modification手順を行って当該端末の各セッション又はBearerに対応する5G QoSパラメーターを決定するのに必要な政策情報をPCRF+PCFから受信する。
【0137】
段階807及び段階808で、PGW-C+SMFとSGWは、それぞれSGW、MMEにセッション削除が成功的に完了されたことを通知する応答メッセージ(例えば、Delete Session Responseメッセージ)を送信する。
【0138】
段階809及び段階810で、MMEは、端末の更新された機能情報をHSS+UDMへ伝達してHSS+UDMからこれに対する応答メッセージを受信する。
【0139】
段階811で、MMEは、更新された端末機能が適用されて端末の5Gネットワークへの移動が許容されたため、ネットワークとの接続を再設定することをリクエストするインジケーター情報をTAU Acceptメッセージに含めて端末に送信する。
【0140】
段階812で、端末は、MMEにTAU Completeメッセージを送信してMMEが伝達したTAU Acceptが成功的に処理されたことを報告する。
【0141】
段階813~段階817は、MMEが端末に端末のすべてのセッションを解除するようにリクエストする手順として、一実施例によって端末が自らセッションを解除する代りに適用され、若しくは端末のセッション解除が一定時間が経ても開始されない場合に適用される。例えば、段階813~段階815で、MMEと端末は端末とE-UTRANの間のRRC Reconfiguration手順を通じてDeactive Bearer Requestメッセージ及びDeactive Bearer Responseメッセージを送受信する。段階816で、Direct Transferメッセージを用いてDeactivate EPS Bearer Context AcceptメッセージをE-UTRANを経てMMEに送信する。段階817で、E-UTRANは端末から受信したDeactivate EPS Bearer Context AcceptメッセージをMMEに送信する。
【0142】
段階818で、端末は自主的にすべてのセッションを解除するか、または段階813~段階817の手順にしたがってMMEのリクエストによってすべてのセッションを解除した後、セッションを再設定するために各セッション別にPDN Connectivity RequestメッセージをMMEに送信する。この時、5G機能が活性化された状態であるため、5Gネットワークへの移動に備えて5G QoSパラメーターの割り当てをリクエストするために、メッセージに端末が割り当てたPDU Session IDを含めて送信する。
【0143】
以下、段階819~段階833で、端末とネットワークの間にPDN Connectionを設定するための手順が行われる。例えば、端末はPDN Connectivity RequestメッセージをE-UTRANを通じてMMEへ伝達し、MMEは記憶された端末情報からPGW-C+SMFを選択する。MME、SGW、及びPGW-C+SMFは、端末のセッション設定を行ってこの過程でIP Session Modification手順を行う。具体的に段階820で、MMEはUE ID、APN、Bearer IDを含むセッション生成リクエスト(Create Session Request)メッセージをSGWに送信する。段階821で、SGWはUE ID、APN、Bearer ID、TEIDを含むCreate Session RequestメッセージをPGW-C+SMFに送信する。段階822で、PGW-C+SMFはPCRF+PCFとIP-CAN Session Modification手順を行って当該端末の各セッション又はBearerに対応する5G QoSパラメーターを決定するのに必要な政策情報をPCRF+PCFから受信する。段階823で、PGW-C+SMFはUE ID、APN、Bearer ID、TEIDを含むセッション生成応答(Create Session Response)メッセージをSGWに送信する。段階824で、SGWはUE ID、Bearer ID、TEIDを含むCreate Session ResponseメッセージをMMEに送信する。MMEはE-UTRANにBearer Setup Requestメッセージを送信する。E-UTRANは端末と各Bearerに対して必要な無線リンク設定(setup)過程を行い、この過程でMMEから受信したPDN Connectivity Acceptメッセージを端末へ伝達する。E-UTRANはMMEにBearer Setup Responseメッセージを伝達する。上記メッセージには、E-UTRANが各Bearer IDに対して割り当てたTEID情報を含む。端末はPDN Connectivity CompleteメッセージをE-UTRANを通じてMMEへ伝達する。以後、MMEはE-UTRANから受信した、各Bearer別のTEID情報をSGWへ伝達することによって端末に対するデータ送信経路設定を完了し、データ送信経路設定を完了したMMEは、端末に対して新しいセッションが設定されたことをHSS+UDMに報告してこれに対する応答メッセージを受信する。
【0144】
本発明で上述した実施例の間には各構成、情報又は段階が選択的に結合/組み合せて適用される。
【0145】
図9は、本発明の一実施例による端末の構造を示す図である。
【0146】
図9を参考すれば、端末は、送受信部910、制御部920、記憶部930を含む。本発明において制御部は、回路又はアプリケーション特定統合回路又は少なくとも一つのプロセッサと定義される。
【0147】
送受信部910は、基地局又は他のネットワークエンティティーと信号を送受信する。送受信部910は、例えば、基地局からシステム情報を受信し、同期信号又は基準信号を受信する。また、他のネットワークエンティティーと情報又は制御メッセージを送受信する。
【0148】
制御部920は、本発明で提案する実施例による端末の全般的な動作を制御する。例えば、制御部920は上述した実施例による動作を行うように各ブロック間の信号流れを制御する。具体的に、制御部920は本発明の実施例による端末が4G及び5G無線通信システムを通じて通信する環境で、端末の機能変更が発生して接続した無線通信システムが変更される場合にも端末のデータセッションが切断されず維持されるように本発明で提案する動作を制御する。
【0149】
記憶部930は、送受信部910を通じて送受信される情報及び制御部920を通じて生成される情報のうちの少なくとも一つを記憶する。例えば、記憶部930は端末のネットワークに係る機能情報などを記憶する。
【0150】
図10は、本発明の一実施例による基地局の構造を示す図である。
【0151】
図10を参考すれば、基地局は、送受信部1010、制御部1020、記憶部1030を含む。本発明で制御部は、回路又はアプリケーション特定統合回路又は少なくとも一つのプロセッサと定義される。
【0152】
送受信部1010は、端末又は他のネットワークエンティティーと信号を送受信する。送受信部1010は、例えば、端末にシステム情報を送信し、同期信号又は基準信号を送信する。また、他のネットワークエンティティーと情報又は制御メッセージを送受信する。
【0153】
制御部1020は、本発明で提案する実施例による基地局の全般的な動作を制御する。例えば、制御部1020は上述した実施例による動作を行うように各ブロック間の信号流れを制御する。具体的に、制御部1020は本発明の実施例による端末が4G及び5G無線通信システムを通じて通信する環境で、端末の機能変更が発生して接続した無線通信システムが変更される場合にも端末のデータセッションが切断されず維持されるように本発明で提案する動作を制御する。
【0154】
記憶部1030は、送受信部1010を通じて送受信される情報及び制御部1020を通じて生成される情報のうちの少なくとも一つを記憶する。例えば、記憶部1030は端末のネットワークに係る機能情報などを記憶する。
【0155】
図11は、本発明の一実施例によるネットワークエンティティーの構造を示す図である。
【0156】
図11を参考すれば、ネットワークエンティティーは、送受信部1110、制御部1120、記憶部1130を含む。本発明で制御部は、回路又はアプリケーション特定統合回路又は少なくとも一つのプロセッサと定義される。
【0157】
送受信部1110は、端末、基地局又は他のネットワークエンティティーと信号を送受信する。送受信部1110は、例えば、他のネットワークエンティティーと情報又は制御メッセージを送受信する。
【0158】
制御部1120は、本発明で提案する実施例による端末の全般的な動作を制御する。例えば、制御部1120は上述した実施例による動作を行うように各ブロック間の信号流れを制御する。具体的に、制御部1120は本発明の実施例に端末が4G及び5G無線通信システムを通じて通信する環境で、端末の機能変更が発生して接続した無線通信システムが変更される場合にも端末のデータセッションが切断されず維持されるように本発明で提案する動作を制御する。
【0159】
記憶部1130は、送受信部1110を通じて送受信される情報及び制御部1120を通じて生成される情報のうちの少なくとも一つを記憶する。例えば、記憶部1130は端末のネットワークに係る機能情報又は端末の加入情報などを記憶する。
【0160】
上述した本発明の具体的な実施例で、本発明に含まれる構成要素は提示された具体的な実施例によって単数又は複数で表現された。しかし、単数又は複数の表現は説明の便宜のために提示した状況に適合して選択されたものであり、本発明が単数又は複数の構成要素に限定されるものではなく、複数で表現された構成要素であっても単数で構成されるか、単数で表現された構成要素であっても複数で構成されうる。
【0161】
一方、本明細書及び図面に開示された本発明の実施例は本発明の技術内容を容易に説明して発明の理解を助けるために特定例を提示したものであり、本発明の技術範囲を限定しようとするものではない。すなわち、本発明の技術的思想に基づく他の変形例が実施可能であるということは本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者に自明なものである。また、それぞれの実施例は必要によって互いに組み合せて操作することができる。例えば、本発明の一実施例と異なる一実施例の一部分が互いに組み合せて基地局と端末が操作されうる。また、本発明の実施例は他の通信システムにも適用可能であり、実施例の技術的思想に基づいた他の変形例も実施可能である。
【符号の説明】
【0162】
910、1010、1110 送受信部
920、1020、1120 制御部
930、1030、1130 記憶部
図1
図2
図3a
図3b
図4
図5a
図5b
図6a
図6b
図7
図8a
図8b
図9
図10
図11
【手続補正書】
【提出日】2023-07-18
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動通信システムの端末によって行われる方法において、
第1ネットワークと連関された移動性管理エンティティーに、前記端末のネットワーク機能情報を含む第1メッセージを送信する段階と、
前記ネットワーク機能情報が第2ネットワークに対するサポートを指示する場合、前記移動性管理エンティティーから、接続再活性化リクエスト情報を含む第2メッセージを受信する段階と、
前記第2メッセージを受信した後、前記第1ネットワークに対する接続を解除する段階と、
記移動性管理エンティティーに、前記第1ネットワークに対する接続を再確立するための第3メッセージを送信する段階と、を含み、
前記第3メッセージは、前記第2ネットワークに対するセッション識子を含むことを特徴とする、方法。
【請求項2】
前記第1ネットワークから前記第2ネットワークに移動する前記端末のセッション連続性のために、前記第1ネットワーク及び前記第2ネットワークの間の相互連動(interworking)をサポートするゲートウェイエンティティーが決定されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ゲートウェイエンティティーを通じて前記第1ネットワークに対する前記接続に相応する少なくとも一つのQoS(quality of service)パラメーターが前記端末に割り当てられ、前記端末が前記第1ネットワークから前記第2ネットワークに移動する場合に用いられることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
記第2ネットワークにする前記セッション識別子は、前記第1ネットワークに対する前記接続と連関することを特徴とする、請求項に記載の方法。
【請求項5】
前記第メッセージパケットデータネットワーク(packet data network、PDN)接続リクエストメッセージであり、前記セッション識別子は、プロトコル設定オプション(protocol configuration option、PCO)を通じて送信されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
移動通信システムの第1ネットワークと連関された移動性管理エンティティーによって行われる方法において、
端末から、前記端末のネットワーク機能情報を含む第1メッセージを受信する段階と、
前記ネットワーク機能情報が第2ネットワークがサポートを指示する場合、前記端末に、接続再活性化リクエスト情報を含む第2メッセージを送信する段階と、
記端末から、前記第1ネットワークに対する接続を再確立するための第3メッセージを受信する段階と、を含み、
前記第2メッセージを送信した後、前記第1ネットワークに対する接続が解除され、
前記第3メッセージは、前記第2ネットワークに対するセッション識子を含むことを特徴とする、方法。
【請求項7】
前記第1ネットワークから前記第2ネットワークに移動する前記端末のセッション連続性のために、前記第1ネットワーク及び前記第2ネットワークの間の相互連動(interworking)をサポートするゲートウェイエンティティーを決定する段階と、をさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記ゲートウェイエンティティーを通じて前記第1ネットワークに対する前記接続に相応する少なくとも一つのQoS(quality of service)パラメーターが前記端末に割り当てられ、前記端末が前記第1ネットワークから前記第2ネットワークに移動する場合に用いられ、
記第2ネットワークにする前記セッション識別子は、前記第1ネットワークに対する前記接続と連関し、
前記第3メッセージは、パケットデータネットワーク(packet data network、PDN)接続リクエストメッセージであり、前記セッション識別子は、プロトコル設定オプション(protocol configuration option、PCO)を通じて送信されることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
移動通信システムの端末において、
送受信部と、
第1ネットワークと連関された移動性管理エンティティーに、前記端末のネットワーク機能情報を含む第1メッセージを送信するように前記送受信部を制御し、前記ネットワーク機能情報が第2ネットワークに対するサポートを指示する場合、前記移動性管理エンティティーから、接続再活性化リクエスト情報を含む第2メッセージを受信するように前記送受信部を制御し、前記第2メッセージを受信した後、前記第1ネットワークに対する接続を解除し、前記移動性管理エンティティーで、前記第1ネットワークに対する接続を再確立するための第3メッセージを送信するように前記送受信部を制御する制御部と、を含み、
前記第3メッセージは、前記第2ネットワークに対するセッション識子を含むことを特徴とする、端末。
【請求項10】
前記第1ネットワークから前記第2ネットワークに移動する前記端末のセッション連続性のために、前記第1ネットワーク及び前記第2ネットワークの間の相互連動(interworking)をサポートするゲートウェイエンティティーが決定されることを特徴とする、請求項9に記載の端末。
【請求項11】
前記ゲートウェイエンティティーを通じて前記第1ネットワークに対する前記接続に相応する少なくとも一つのQoS(quality of service)パラメーターが前記端末に割り当てられ、前記端末が前記第1ネットワークから前記第2ネットワークに移動する場合に用いられることを特徴とする、請求項10に記載の端末。
【請求項12】
記第2ネットワークに対する前記セッション識別子は、前記第1ネットワークに対する前記接続と連関し、
前記第3メッセージは、パケットデータネットワーク(packet data network、PDN)接続リクエストメッセージであり、前記セッション識別子は、プロトコル設定オプション(protocol configuration option、PCO)を通じて送信されることを特徴とする、請求項9に記載の端末。
【請求項13】
移動通信システムの第1ネットワークと連関された移動性管理エンティティーにおいて、
送受信部と、
端末から、前記端末のネットワーク機能情報を含む第1メッセージを受信するように前記送受信部を制御し、前記ネットワーク機能情報が第2ネットワークがサポートを指示する場合、前記端末に、接続再活性化リクエスト情報を含む第2メッセージを送信するように前記送受信部を制御し、前記端末から、前記第1ネットワークに対する接続を再確立するための第3メッセージを受信するように前記送受信部を制御する制御部と、を含み、
前記第2メッセージを送信した以後、前記第1ネットワークに対する接続が解除され、
前記第3メッセージは、前記第2ネットワークに対するセッション識子を含むことを特徴とする、移動性管理エンティティー。
【請求項14】
前記制御部は、
前記第1ネットワークから前記第2ネットワークに移動する前記端末のセッション連続性のために、前記第1ネットワーク及び前記第2ネットワークの間の相互連動(interworking)をサポートするゲートウェイエンティティーを決定することを特徴とする、請求項13に記載の移動性管理エンティティー。
【請求項15】
前記ゲートウェイエンティティーを通じて前記第1ネットワークに対する前記接続に相応する少なくとも一つのQoS(quality of service)パラメーターが前記端末に割り当てられ、前記端末が前記第1ネットワークから前記第2ネットワークに移動する場合に用いられ、
記第2ネットワークにする前記セッション識別子は、前記第1ネットワークに対する前記接続と連関し、
前記第3メッセージは、パケットデータネットワーク(packet data network、PDN)接続リクエストメッセージであり、前記セッション識別子は、プロトコル設定オプション(protocol configuration option、PCO)を通じて送信されることを特徴とする、請求項14に記載の移動性管理エンティティー。
【国際調査報告】