IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司の特許一覧

特表2024-505022インタラクション方法、装置、電子機器、および記憶媒体
<>
  • 特表-インタラクション方法、装置、電子機器、および記憶媒体 図1
  • 特表-インタラクション方法、装置、電子機器、および記憶媒体 図2
  • 特表-インタラクション方法、装置、電子機器、および記憶媒体 図3
  • 特表-インタラクション方法、装置、電子機器、および記憶媒体 図4
  • 特表-インタラクション方法、装置、電子機器、および記憶媒体 図5
  • 特表-インタラクション方法、装置、電子機器、および記憶媒体 図6
  • 特表-インタラクション方法、装置、電子機器、および記憶媒体 図7
  • 特表-インタラクション方法、装置、電子機器、および記憶媒体 図8
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-02
(54)【発明の名称】インタラクション方法、装置、電子機器、および記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/01 20060101AFI20240126BHJP
   G06F 3/0483 20130101ALI20240126BHJP
【FI】
G06F3/01 570
G06F3/0483
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023545191
(86)(22)【出願日】2022-01-25
(85)【翻訳文提出日】2023-09-19
(86)【国際出願番号】 CN2022073633
(87)【国際公開番号】W WO2022161335
(87)【国際公開日】2022-08-04
(31)【優先権主張番号】202110113638.6
(32)【優先日】2021-01-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ANDROID
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】徐涵
(72)【発明者】
【氏名】呉孟奇
(72)【発明者】
【氏名】史暁蕾
(72)【発明者】
【氏名】鐘旭
(72)【発明者】
【氏名】王歓
(72)【発明者】
【氏名】王碩
(72)【発明者】
【氏名】劉継
(72)【発明者】
【氏名】張至権
(72)【発明者】
【氏名】羅智勇
(72)【発明者】
【氏名】劉佳
(72)【発明者】
【氏名】彭程凱
(72)【発明者】
【氏名】陳永康
(72)【発明者】
【氏名】劉子奇
(72)【発明者】
【氏名】趙嘉竜
(72)【発明者】
【氏名】曹益叡
(72)【発明者】
【氏名】金磊
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA12
5E555BA04
5E555BB04
5E555BC08
5E555CA02
5E555CA12
5E555CA18
5E555CA42
5E555CA44
5E555CA47
5E555CB05
5E555CB66
5E555CB76
5E555DA02
5E555DB53
5E555DB57
5E555DC05
5E555DC09
5E555FA00
(57)【要約】
【課題】
インタラクション方法、装置、電子機器および記憶媒体である。
【解決手段】
インタラクション方法は、ターゲットオブジェクトを含むターゲット内容が表示されたターゲットページを表示する(S101)ことと、ユーザのシェイクトリガ操作を受信する(S102)ことと、シェイクトリガ操作に応答して、ターゲットページの上層にターゲット内容の関連内容を展示し、関連内容の展示が完了した後、ターゲットオブジェクトの詳細ページを表示する(S103)こととを含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
インタラクション方法であって、
ターゲットオブジェクトを含むターゲット内容が表示されたターゲットページを表示すること、
ユーザのシェイクトリガ操作を受信すること、および、
前記シェイクトリガ操作に応答して、前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示し、前記関連内容の展示が完了した後で、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページを表示すること、
を含む、方法。
【請求項2】
前記ターゲットページは、スプラッシュページまたはビデオ再生ページの少なくとも1つを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ターゲットページは、前記ビデオ再生ページを含み、
前記ターゲット内容は、ターゲットビデオであり、
前記ターゲットページを表示する前に、
スプラッシュページを表示し、前記スプラッシュページに前記ターゲットオブジェクトを含むスプラッシュ内容を表示すること、を更に含み、
前記ターゲットページを表示することは、
前記スプラッシュ内容の展示が完了した場合、または、前記スプラッシュページ内のスキップ操作子に作用する第1トリガ操作を受信した場合に、
現在の表示ページを前記スプラッシュページから前記ビデオ再生ページに切り替え、
前記ビデオ再生ページで前記ターゲットオブジェクトを含むターゲットビデオを再生する、
ことを含む、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示し、前記関連内容の展示が完了した後で、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページを表示することは、
前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示し、前記関連内容の展示過程で、前記ターゲットページを前記ターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えること、および、
前記関連内容の展示が完了した場合に、前記関連内容の展示を停止し、前記関連内容の下層に位置する前記詳細ページを表示すること、
を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記関連内容は、関連視覚要素を含み、前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示し、前記関連内容の展示過程で、前記ターゲットページを前記ターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えることは、
前記ターゲット内容の関連視覚要素を用いて、前記ターゲットページが位置する表示領域を充填すること、および、
充填が完了した場合に、新しい関連視覚要素を前記表示領域に移入する制御を停止し、前記ターゲットページを前記ターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えること、
を含む、
請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記ターゲット内容の関連視覚要素を用いて、前記ターゲットページが位置する表示領域を充填することは、
前記ターゲット内容の関連視覚要素を、予め設定された位置から、前記ターゲットページが位置する表示領域に移入し、前記表示領域の領域境界へ、前記領域境界または前記表示領域における移動を停止した関連視覚要素に接触するまで移動し続ける制御を含む、
請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記関連内容の展示が完了した場合に、前記関連内容の展示を停止し、前記関連内容の下層に位置する前記詳細ページを表示することは、
充填が完了してから所定時間の後に、各関連視覚要素を前記表示領域から移出するように制御し、前記関連視覚要素の下層に位置する前記詳細ページを表示すること、を含む、
請求項5または6に記載の方法。
【請求項8】
前記関連内容は関連ビデオを含み、前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示し、前記関連内容の展示過程で、前記ターゲットページを前記ターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えることは、
前記ターゲットページの上層で前記ターゲット内容の関連ビデオを再生し、前記関連ビデオの再生過程で前記ターゲットページを前記ターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えること、を含み、
前記関連内容の展示が完了した場合に、前記関連内容の展示を停止し、前記関連内容の下層に位置する前記詳細ページを表示することは、
前記関連ビデオの再生が完了した場合に、前記関連ビデオのビデオフレームの表示を停止し、前記関連ビデオの下層に位置する前記詳細ページを表示すること、を含む、
請求項4に記載の方法。
【請求項9】
前記方法は、さらに、
前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示した後で、
前記関連内容に作用する第2トリガ操作を受信した場合に、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページを表示すること、を含む、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
インタラクション装置であって、
ターゲットオブジェクトを含むターゲット内容が表示されたターゲットページを表示するように構成される、ターゲットページ表示モジュールと、
ユーザのシェイクトリガ操作を受信するように構成される、シェイク受信モジュールと、
前記シェイクトリガ操作に応答して、前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示し、前記関連内容の展示が完了した後で、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページを表示するように構成される、詳細ページ表示モジュールと、
を備える、
装置。
【請求項11】
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのプログラムを記憶するように構成されるメモリと、
を備える、電子機器であって、
前記少なくとも1つのプログラムが、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサは、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の方法を実施する、
電子機器。
【請求項12】
コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の方法を実施する、
コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、インタラクション技術分野に関し、例えば、インタラクション方法、装置、電子機器、および記憶媒体に関する。
【0002】
本願は、2021年01月27日に中国国家知識財産権局に提出された出願番号が202110113638.6である中国特許出願について優先権を主張するものであり、該出願の全ての内容が、引用により本願に援用されている。
【背景技術】
【0003】
クライアントが起動されると、通常は、スプラッシュページを表示し、スプラッシュページに所定のスプラッシュ画面を表示させたり、スプラッシュページで所定のスプラッシュビデオを再生したりする等、スプラッシュページに対応するスプラッシュ内容が表示される。
【0004】
しかし、関連技術におけるスプラッシュページの展示方式は、インタラクティブ性が悪く、ユーザのスプラッシュ内容に対する閲覧体験は悪くなる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、スプラッシュ内容のインタラクティブ性を高め、ユーザの視聴体験を向上させるためのインタラクション方法、装置、電子機器、および記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の実施例は、
ターゲットオブジェクトを含むターゲット内容が表示されたターゲットページを表示すること、
ユーザのシェイクトリガ操作を受信すること、および、
前記シェイクトリガ操作に応答して、前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示し、前記関連内容の展示が完了した後で、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページを表示すること、を含む、
インタラクション方法を提供する。
【0007】
本開示の実施例は、さらに、
ターゲットオブジェクトを含むターゲット内容が表示されたターゲットページを表示するように構成される、ターゲットページ表示モジュールと、
ユーザのシェイクトリガ操作を受信するように構成される、シェイク受信モジュールと、
前記シェイクトリガ操作に応答して、前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示し、前記関連内容の展示が完了した後で、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページを表示するように構成される詳細ページ表示モジュールと、を備える、
インタラクション装置を、提供する。
【0008】
本開示の実施例は、さらに、
1つまたは複数のプロセッサと、
1つまたは複数のプログラムを記憶するように構成されるメモリと、
を備える、電子機器であって、
前記1つまたは複数のプログラムが、前記1つまたは複数のプロセッサにより実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサは、本開示の実施例に係るインタラクション方法を実施する、
電子機器を提供する。
【0009】
本開示の実施例は、さらに、
コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体であって、
該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、本開示の実施例に係るインタラクション方法を実施する、
コンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本開示の実施例に係るインタラクション方法のフローチャートである。
図2】本開示の実施例に係るスプラッシュページの模式図である。
図3】本開示の実施例に係るビデオ再生ページの模式図である。
図4】本開示の実施例に係る別のインタラクション方法のフローチャートである。
図5】本開示の実施例に係る関連視覚要素の移入方式の模式図である。
図6】本開示の実施例に係る関連視覚要素の表示方式の模式図である。
図7】本開示の実施例に係るインタラクション装置の構成ブロック図である。
図8】本開示の実施例に係る電子機器の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照しながら本開示の実施例についてより詳細に説明する。図面に本開示のいくつかの実施例が示されるが、本開示は、様々な形式で実現でき、ここで記述される実施例に限定されるものと解釈されるべきではない。本開示の図面および実施例は、例示的なものに過ぎず、本開示の保護範囲を限定するためのものではない。
【0012】
本開示の方法の実施形態に記載される複数のステップは、異なる順序で実行されてもよいし、かつ/あるいは、並行に実行されてもよい。また、方法の実施形態は、追加のステップおよび/または実行が省略されて示されたステップを含んでもよい。本開示の範囲は、この点で限定されない。
【0013】
本発明で使用される「含む」という用語およびその変形は、開放的な包含であり、即ち、「含むが、これらに限定されない」。「基づく」という用語は、「少なくとも部分的に基づく」という意味である。「1つの実施例」という用語は、「少なくとも1つの実施例」を表す。「別の実施例」という用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を表す。「いくつかの実施例」という用語は、「少なくともいくつかの実施例」を表す。他の用語の関連定義は、以下の記述で与えられる。
【0014】
本開示に言及される「第1」、「第2」等の概念は、異なる装置、モジュール、またはユニットを区分するためのものに過ぎず、これらの装置、モジュール、またはユニットが実行する機能の順序または相互依存関係を限定するためのものでもない。
【0015】
なお、本開示に言及される「1つ」、「複数」という修飾は、模式的なものであるが、限定的なものではなく、文脈において明確に例外が示されない限り、「1つまたは複数」として理解されるべきである。
【0016】
本開示の実施形態における複数の装置間でインタラクションされるメッセージまたは情報の名称は、説明するためのものに過ぎず、これらのメッセージまたは情報の範囲を限定するためのものではない。
【0017】
図1は、本開示の実施例に係るインタラクション方法のフローチャートである。該方法は、インタラクション装置により実行でき、ここで、該装置は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアにより実現でき、携帯電話機またはタブレットコンピュータのような電子機器に構成できる。本開示の実施例に係るインタラクション方法は、スプラッシュ内容を展示するか、または、スプラッシュ内容と同じオブジェクトを含むビデオを再生するシーンに適用される。図1に示すように、本実施例に係るインタラクション方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0018】
S101において、ターゲットオブジェクトを含むターゲット内容が表示されたターゲットページを表示する。
【0019】
ここで、ターゲットオブジェクトは推薦待ちオブジェクトであってもよく、例えば、推薦待ち仮想または非仮想物品、等である。ターゲット内容は、ターゲットオブジェクトの推薦内容と理解でき、例えば、開発者によって設定された1つの物品のコマーシャル内容または他のユーザによってアップロードされた1つの物品の推薦情報、等であり、ターゲット内容のフォーマットは、ピクチャ(静止画像または動画像等を含む)および/またはビデオを含んでもよく、以下、ターゲット内容がコマーシャル内容であることを例として説明する。ターゲットページは、ターゲット内容が表示されたページであってもよく、例えば、コマーシャル内容が表示されたいずれかのページであり、前記ターゲットページは、スプラッシュページおよび/またはビデオ再生ページを含んでもよく、該スプラッシュページは、アプリケーションソフトウェアの起動時に表示されたページと理解でき、該ビデオ再生ページは、ターゲットオブジェクトを含む推薦ビデオを再生しているビデオ再生ページと理解でき、例えば、コマーシャルビデオを再生しているビデオ再生ページ、等である。
【0020】
電子機器は、ユーザのトリガ操作に基づいてターゲットページを表示し、ターゲットページにターゲットオブジェクトを含むターゲット内容を表示する。例えば、電子機器は、図2に示すように、対応するアプリケーションソフトウェアの起動過程中または該アプリケーションソフトウェアの起動が完了した後、スプラッシュページを表示し、スプラッシュページに所定のコマーシャル内容を表示してもよいし、図3に示すように、ユーザの対応するトリガ操作に基づいてビデオ再生ページでビデオを再生し、コマーシャルビデオまたは特定のコマーシャルビデオ(例えば、関連内容が設定されたコマーシャルビデオ)を再生する時、ユーザのシェイクトリガ操作に基づいて後続のステップを実行してもよい。
【0021】
本実施例において、図2に示すように、スプラッシュページにスプラッシュコマーシャルを展示する場合、スプラッシュページには、シェイクトリガ操作を行うことで、より多くのインタラクションを行うことができることをユーザにリマインドするためのシェイク提示情報20が表示されてもよい。また、スプラッシュページには、スキップ操作子21が更に設定されてもよい。これにより、ユーザは、該スキップ操作子21をクリックすることにより、スプラッシュページの表示を停止するように電子機器に指示し、ビデオ再生ページのようなアプリケーションソフトウェアのトップページに入ることができる。または、電子機器は、スプラッシュページ内のコマーシャルビデオの再生が完了した場合(スプラッシュページに表示されたターゲット内容がビデオである場合)またはスプラッシュページ内のコマーシャルピクチャが所定時間表示した場合(スプラッシュページに表示されたターゲット内容がピクチャである場合)、現在の表示ページをスプラッシュページからアプリケーションソフトウェアのトップページに自動的に切り替える。ユーザは、スプラッシュページの非操作子領域(例えば、ターゲット内容の表示領域)をクリックすることにより、現在の表示ページをターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えるように電子機器に指示することもできる。
【0022】
図3に示すように、ビデオ再生ページでターゲットオブジェクトの推薦ビデオを再生する場合、例えば、ビデオ再生ページでターゲットオブジェクトのコマーシャルビデオを再生する場合、ビデオ再生ページには、シェイクトリガ操作を行うことでより多くのインタラクションを行うことができることをユーザにリマインドするためのシェイク提示情報30が表示されてもよい。また、ビデオ再生ページには、閲覧詳細操作子31が表示されてもよく、これにより、ユーザが該ターゲットオブジェクトの詳細情報を閲覧するように、ユーザは、該閲覧詳細操作子31をクリックすることにより、現在の表示ページをビデオ再生ページからターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えるように電子機器に指示することができる。
【0023】
一実施形態において、前記ターゲットページはビデオ再生ページを含み、前記ターゲット内容はターゲットビデオであり、前記ターゲットページを表示する前に、スプラッシュページを表示し、前記スプラッシュページにターゲットオブジェクトを含むスプラッシュ内容を表示することを更に含む。前記ターゲットページを表示することは、前記スプラッシュ内容の展示が完了した場合、または、前記スプラッシュページ内のスキップ操作子に作用する第1トリガ操作を受信した場合、現在の表示ページを前記スプラッシュページからビデオ再生ページに切り替え、前記ビデオ再生ページで前記ターゲットオブジェクトを含むターゲットビデオを再生することを含む。
【0024】
上記実施形態において、電子機器は、スプラッシュ内容のターゲットビデオを再生する時、ユーザにシェイクのインタラクション方式を提供することができる。該ターゲットビデオは、スプラッシュ内容と同じオブジェクトを含むビデオであってもよく、例えば、スプラッシュコマーシャルと同じ物品に対応するビデオであり、該ビデオは、アプリケーションプログラムのトップページ(例えば、ビデオ再生ページ)に入った際に再生できる。第1トリガ操作は、スプラッシュページ内のスキップ操作子をトリガする操作と理解でき、例えば、スプラッシュページ内のスキップ操作子に作用するクリック操作、等である。
【0025】
例示的には、アプリケーションプログラムのトップページがビデオ再生ページであることを例として、電子機器は、対応するアプリケーションプログラムを起動する時、または対応するアプリケーションプログラムの起動が完了した後、スプラッシュページを表示し、スプラッシュページにターゲットオブジェクトを含むターゲット内容を展示する。例えば、スプラッシュページにターゲット物品のコマーシャルピクチャを表示するか、または、スプラッシュページでターゲット物品のコマーシャルビデオを再生する。ユーザは、スプラッシュページに展示されたターゲット内容を閲覧し、且つ、該ターゲット内容をスキップしてアプリケーションプログラムのビデオ再生ページに入りたい場合、スプラッシュページ内のスキップ操作子をクリックすることができる。それに対応して、電子機器は、ユーザがスプラッシュページ内のスキップ操作子をトリガしたことを監視した場合、第1トリガ操作を受信したと確定し、現在の表示ページをスプラッシュページからアプリケーションソフトウェアのトップページに切り替え、ターゲットオブジェクトのターゲットビデオを該トップページのビデオストリーム内の最初のビデオに設定し、該トップページで該最初のビデオを再生することができる。または、電子機器は、ターゲット内容の展示が完了した場合、現在の表示ページをスプラッシュページからアプリケーションソフトウェアのトップページに切り替え、ターゲットオブジェクトのターゲットビデオを該トップページのビデオストリーム内の最初のビデオに設定し、該トップページで該最初のビデオを再生することもできる。これにより、ユーザは、該ターゲットビデオを閲覧したくない場合、上下スワイプ操作のような対応するビデオ切り替え操作を実行することにより、トップページで再生しているビデオを切り替えるように電子機器に指示することができる。
【0026】
別の実施形態において、電子機器は、スプラッシュ内容を展示する時に、シェイクのインタラクション方式をユーザに提供することができる。この時、スプラッシュ内容の再生が完了した場合、または、スプラッシュページ内のスキップ操作子に作用する第1トリガ操作を受信した場合、電子機器は、現在の表示ページをスプラッシュページからアプリケーションソフトウェアのトップページに切り替え、該トップページでターゲットオブジェクトを含むか、または、含まないビデオを再生することができる。トップページでターゲットオブジェクトを含まないビデオを再生することができるとは、即ち、トップページのビデオストリーム内の最初のビデオをターゲットオブジェクトの非推薦ビデオに設定し、ユーザがコマーシャル内容を連続して閲覧することを回避し、ユーザの視聴体験を更に向上させることができる。
【0027】
S102において、ユーザのシェイクトリガ操作を受信する。
【0028】
ここで、シェイクトリガ操作は、電子機器に作用する、シェイク幅が所定角度値以上であり、連続的なシェイク回数が所定回数以上であり、隣接する2回のシェイクの時間間隔が所定時間間隔以下であるシェイク操作と理解できる。該所定角度、所定回数、および所定時間間隔は、開発者が必要に応じて設定することができる。例えば、所定角度値は20°または30°、等に設定されてもよく、所定回数は2回または3回、等に設定されてもよく、所定時間間隔は0.5sまたは1s、等に設定されてもよく、本実施例は、これについて限定しない。
【0029】
電子機器は、ターゲットページにターゲット内容を表示し、ユーザは、ターゲットページに表示されたターゲット内容の関連内容を閲覧したい場合、電子機器をシェイクし、即ち、シェイクトリガ操作を実行することができ、それに対応して、電子機器は、ユーザのシェイクトリガ操作を受信し、S103を実行することができる。
【0030】
S103において、前記シェイクトリガ操作に応答して、前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示し、前記関連内容の展示が完了した後、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページを表示する。
【0031】
ここで、ターゲット内容の関連内容は、ターゲットオブジェクトに関連するエフェクト(即ち、関連エフェクト)またはターゲットオブジェクトに関連するビデオ(即ち、関連ビデオ)、等であってもよく、ターゲット内容の関連内容は、開発者が予め必要に応じて設定することができる。該関連エフェクトは、ターゲットオブジェクトに関連する視覚要素を含んでも、含まなくてもよい。ターゲットオブジェクトの詳細ページは、ターゲットオブジェクトの詳細情報が表示されたページであってもよく、ターゲットオブジェクトがコマーシャル内容に対応する物品である場合、ユーザが対応する物品の詳細情報を閲覧して購入するように、該詳細ページは該物品の購入ページであってもよい。該詳細ページは、アプリケーションプログラム内に設定されたページまたは他のアプリケーションプログラム内のページであってもよく、該詳細ページが他のアプリケーションプログラム内のページである場合、本アプリケーションプログラムは、該他のアプリケーションプログラムを呼び出すことにより、ターゲットオブジェクトの詳細ページを展示することができる。
【0032】
例示的には、電子機器は、ユーザのシェイクトリガ操作を監視した場合、ターゲットページにターゲット内容を展示し続け、ターゲットページの上層にターゲット内容の関連内容を展示する。例えば、ターゲットページの上層にターゲットオブジェクトの関連エフェクトを展示するか、または、ターゲットオブジェクトの上層でターゲットオブジェクトの関連ビデオを再生し、該関連エフェクトの展示が完了した(例えば、展示時間長が所定時間に達した)場合、または、該関連ビデオの再生が完了した場合、該関連エフェクト/関連ビデオの表示を停止し、且つ、ユーザがターゲットオブジェクトの関連情報を閲覧するように、ターゲットオブジェクトの詳細ページを表示することができる。
【0033】
本実施例において、電子機器が、ターゲットページをターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えるタイミングは、必要に応じて設定することができる。例えば、電子機器は、ターゲット内容の関連内容を展示し始める時、関連内容の下層に位置するターゲットページをターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えてもよいし、関連内容の展示が完了した時、即ち、関連内容の表示を停止した時、ターゲットページをターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えてもよいし、関連内容の展示過程で、例えば、関連内容がターゲットページを完全にカバーする時、関連内容の下層に位置するターゲットページをターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えてもよい。
【0034】
一実施形態において、電子機器は、関連内容を展示する過程でターゲットページをターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えることができる。この場合、前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示し、前記関連内容の展示が完了した後、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページを表示することは、前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示し、前記関連内容の展示過程で前記ターゲットページを前記ターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えることと、前記関連内容の展示が完了した場合、前記関連内容の展示を停止し、前記関連内容の下層に位置する前記詳細ページを表示することと、を含んでもよい。
【0035】
例示的には、電子機器は、ユーザのシェイクトリガ操作を受信した場合、該シェイクトリガ操作に応答して、ターゲットページの上層にターゲット内容の関連内容を展示する。例えば、ターゲットページの上層にターゲットオブジェクトの関連エフェクトを展示するか、または、ターゲットオブジェクトの関連ビデオを再生し、該関連エフェクトの展示過程で、または、該関連ビデオの再生過程で、該関連エフェクト/関連ビデオの下層に位置するターゲットページをターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替え、該関連エフェクトの展示が完了した場合または該関連ビデオの再生が完了した場合、上層に該関連エフェクト/関連ビデオを表示することを停止し、該関連エフェクト/関連ビデオの下層に位置するターゲットオブジェクトの詳細ページをユーザに展示する。
【0036】
一実施形態において、前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示した後、前記関連内容に作用する第2トリガ操作を受信した場合、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページを表示すること、を更に含む。
【0037】
ここで、第2トリガ操作は、関連内容の展示領域に作用するトリガ操作と理解でき、例えば、関連内容の展示領域内に作用するクリック操作である。
【0038】
上記実施形態において、ユーザは、ターゲットオブジェクトの詳細ページを閲覧するために関連内容の展示の完了を待ちたくない場合、関連内容の展示領域をクリックしてもよく、例えば、電子機器に展示されている関連内容をクリックしてもよい。それに対応して、電子機器は、関連内容の展示領域内に作用するクリック操作を監視した場合、第2トリガ操作を受信したと確定でき、関連内容の表示を停止し、ユーザがターゲットオブジェクトの詳細情報を閲覧するように、ターゲットオブジェクトの詳細ページを表示し、これにより、ユーザがターゲットオブジェクトの詳細情報を閲覧できるために関連内容の展示の完了を待つ必要があることを回避し、ユーザの待ち時間を減少し、ユーザの体験を向上させる。
【0039】
本実施例に係るインタラクション方法は、ターゲットページを表示し、該ターゲットページにターゲットオブジェクトを含むターゲット内容を表示し、ユーザのシェイクトリガ操作を受信し、該シェイクトリガ操作に応答して、該ターゲットページの上層に該ターゲット内容の関連内容を表示し、該関連内容の展示が完了した後、ターゲットオブジェクトの詳細ページを表示する。本実施例において、上記技術案を採用することにより、ユーザは、シェイクトリガ操作により、ターゲットページに表示されたターゲット内容の関連内容を表示して、ターゲットオブジェクトの詳細ページにスキップするように電子機器に指示することができ、ターゲットオブジェクトのターゲット内容および関連内容を展示する時の興趣性を更に高め、ユーザのターゲットオブジェクトへの興味およびユーザの使用体験を向上させることができる。
【0040】
図4は、本開示の実施例に係る別のインタラクション方法のフローチャートである。本実施例における形態は、上記実施例における1つまたは複数の好ましい形態と組み合わせることができる。好ましくは、前記関連内容は関連視覚要素を含み、前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示し、前記関連内容の展示過程で前記ターゲットページを前記ターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えることは、前記ターゲット内容の関連視覚要素を用いて前記ターゲットページが位置する表示領域を充填することと、充填が完了した場合、新しい関連視覚要素を前記表示領域に移入する制御を停止し、前記ターゲットページを前記ターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えることとを含む。
【0041】
好ましくは、前記関連内容の展示が完了した場合、前記関連内容の展示を停止し、前記関連内容の下層に位置する前記詳細ページを表示することは、充填が完了してから所定時間の後に、各関連視覚要素を前記表示領域から移出するように制御し、前記関連視覚要素の下層に位置する前記詳細ページを表示することを含む。
【0042】
好ましくは、前記関連内容は関連ビデオを含み、前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示し、前記関連内容の展示過程で前記ターゲットページを前記ターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えることは、前記ターゲットページの上層で前記ターゲット内容の関連ビデオを再生し、前記関連ビデオの再生過程で前記ターゲットページを前記ターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えることを含む。前記関連内容の展示が完了した場合、前記関連内容の展示を停止し、前記関連内容の下層に位置する前記詳細ページを表示することは、前記関連ビデオの再生が完了した場合、前記関連ビデオのビデオフレームの表示を停止し、前記関連ビデオの下層に位置する前記詳細ページを表示することを含む。
【0043】
図4に示すように、本実施例に係るインタラクション方法は、以下のステップを含む。
【0044】
S201において、ターゲットオブジェクトを含むターゲット内容が表示されたターゲットページを表示する。
【0045】
S202において、ユーザのシェイクトリガ操作を受信し、S203またはS206を実行する。
【0046】
S203において、前記シェイクトリガ操作に応答して、前記ターゲット内容の関連視覚要素を用いて前記ターゲットページが位置する表示領域を充填する。
【0047】
ここで、関連視覚要素は、ターゲットページにターゲット内容を表示する時にユーザのシェイクトリガ操作を受信してターゲットページの上層に表示した視覚要素として理解することができ、該視覚要素は、ターゲット内容に含まれるターゲットオブジェクトに関連する視覚要素であってもよいし、ターゲットオブジェクトに関連しない視覚要素であってもよい。関連視覚要素の形状は、柔軟に設定することができ、例えば、関連データ要素は、球状のようなイースターエッグ形状であってもよいし、他の規則的または不規則形状であってもよく、本実施例は、これについて限定しない。
【0048】
例示的に、電子機器は、ユーザのシェイクトリガ操作を受信すると、サーバからターゲット内容の関連内容を取得することができ、取得した関連内容が関連視覚要素である場合、所定の充填方式に従い、1つまたは複数の該関連視覚要素を用いてターゲットページが位置する表示領域を充填し、画面に表示されているターゲットページをカバーすることができる。
【0049】
本実施例において、関連視覚要素の充填方式は、必要に応じて柔軟に設定することができる。例えば、所定の1つの位置(例えば、ターゲットページが位置する表示領域の中心位置)に関連視覚要素を表示し、ターゲットページが位置する表示領域を完全にカバーするまで関連視覚要素を徐々に拡大するように制御してもよいし、所定の位置に複数の関連視覚要素を次第に表示したり、複数の関連視覚要素を所定の位置からターゲットページが位置する表示領域に移入するように次第に制御したりし、且つ、関連視覚要素でターゲットページが位置する表示領域を満たすまで、各関連視覚要素を該表示領域の領域境界へ移動するように制御し、該表示領域の別の設定位置(例えば、境界または該表示領域内の別の位置)に移動すると、または、該表示領域における移動を停止した他の関連視覚要素に接触するまで移動すると、移動を停止してもよい。本実施例は、これについて限定しない。
【0050】
一実施形態において、前記ターゲット内容の関連視覚要素を用いて前記ターゲットページが位置する表示領域を充填することは、前記ターゲット内容の関連視覚要素を、所定の位置から前記ターゲットページが位置する表示領域に移入し、前記表示領域の領域境界へ、前記領域境界または前記表示領域における移動を停止した関連視覚要素に接触するまで移動し続ける制御を含む。
【0051】
ここで、所定の位置は、ターゲットページが位置する表示領域のいずれかの位置であり、例えば、ターゲットページが位置する表示領域の1つまたは複数の領域境界位置であり、または、ターゲットページが位置する表示領域内のいずれかの位置であり、例えば、ターゲットページの中心位置または他の非領域境界位置、等である。関連視覚要素の移動方向は、柔軟に設定することができる。例えば、所定の位置からターゲットページが位置する表示領域の領域境界への方向に設定することができ、異なる関連視覚要素の移動方向は、同じであってもよいし、異なってもよい。
【0052】
例示的には、ユーザのシェイクトリガ操作を受信した場合、電子機器は、複数の関連視覚要素をターゲットページが位置する表示領域の1つの領域境界から該表示領域に移入して、該領域境界に対向する別の領域境界へ移動するように次第に制御することができる。例えば、図5に示すように(図では、関連視覚要素が楕円体の視覚要素であり、ターゲットページがスプラッシュページであることを例とする)、複数の関連視覚要素をターゲットページが位置する表示領域の上領域境界から下方向に沿って該表示領域に落ちるように次第に制御し、且つ、各関連視覚要素を、該表示領域の下領域境界または該表示領域内の移動を停止した他の関連視覚要素に接触するまで、該表示領域内で下へ移動し続けるように制御してもよいし、複数の関連視覚要素を、ターゲットページが位置する表示領域の下境界から上方向に沿って該表示領域に舞い上がるように次第に制御し、且つ、各関連視覚要素を、該表示領域の上領域境界または該表示領域内の移動を停止した他の関連視覚要素に接触するまで、該表示領域内で上へ移動し続けるように制御してもよいし、複数の関連視覚要素を、ターゲットページが位置する表示領域内の1つの非領域境界位置から(該表示領域の中心位置)異なる方向に沿って該表示領域に移入し、該表示領域の1つの領域境界または該表示領域内の移動を停止した関連視覚要素に接触するまで、周辺へ移動し続けるように制御してもよい。ここで、ターゲットページが位置する表示領域に一度に移入する関連視覚要素の数は、予め設定されてもよいし、ランダムに確定されてもよく、ターゲットページが位置する表示領域への異なる関連視覚要素の移入速度およびターゲットページが位置する表示領域内の異なる関連視覚要素の移動速度は、同じであってもよいし、異なってもよい。
【0053】
S204において、充填が完了した場合、新しい関連視覚要素を前記表示領域に移入する制御を停止し、前記ターゲットページを前記ターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替える。
【0054】
本実施例において、関連視覚要素でターゲットページの位置する表示領域を満たした後で、ターゲットページをターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えて、ユーザのページ切り替え操作への感知を弱め、ページを切り替える時の突飛性を低減することができる。関連視覚要素でターゲットページが位置する表示領域を満たした場合、図6に示すように(図6では、ターゲットページがスプラッシュページであることを例としている)、新しい関連視覚要素がターゲットページの位置する表示領域に移入できない場合、新しい関連視覚要素を該表示領域に移入する制御を停止し、該関連視覚要素の下層に位置するターゲットページをターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えることができる。充填が完了した場合、新しいターゲットビデオ要素を前記表示領域に移入する制御を停止し、前記ターゲットページを前記ターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替える。
【0055】
関連視覚要素でターゲットページが位置する表示領域を満たすことは、ターゲット領域に関連視覚要素が充填されていない隙間がないことを必ずしも要求するものではなく、充填された関連視覚要素が表示領域全体まで行き渡れば良く、即ち、上記移入方式に従って新しい関連視覚要素を更に移入することができなければ良い。
【0056】
S205において、充填が完了してから所定時間の後に、各関連視覚要素を前記表示領域から移出するように制御し、前記関連視覚要素の下層に位置する前記詳細ページを表示し、操作を終了する。
【0057】
電子機器は、関連視覚要素を用いてターゲットページが位置する表示領域を充填し、充填が完了した後、充填が完了した関連視覚要素の所定時間を表示し続け、所定時間に達した後、各関連視覚要素をターゲットページが位置する表示領域から移出するように制御し、該表示領域に表示されたターゲットオブジェクトの詳細ページの遮蔽をキャンセルし、即ち、関連視覚要素の下層に位置するターゲットオブジェクトの詳細ページをユーザに展示することができる。
【0058】
ここで、所定時間は必要に応じて設定することができ、例えば、所定時間は、1sまたは2s、等に設定されてもよい。各関連視覚要素の表示領域から移出する移動方向は、該関連視覚要素の該表示領域に移入する方向と同じであってもよいし、異なってもよく、各関連視覚要素を該関連視覚要素の該表示領域に移入する時の移動方向に沿って該表示領域から移出するように制御することができる。例えば、各関連視覚要素が下方向に沿って該表示領域に移入する場合、所定時間に達した後、各関連視覚要素を下へ移動し続けて該表示領域から移出するように制御してもよいし、各関連視覚要素が上方向に沿って該表示領域に移入する場合、所定時間に達した後、各関連視覚要素を上へ移動し続けて該表示領域から移出するように制御してもよく、各関連視覚要素の移入および移出時の連続性を向上させる。異なる関連視覚要素の該表示領域から移出する時の移動速度は、同じであってもよいし、異なってもよい。
【0059】
本ステップにおいて、各関連視覚要素を表示領域から移出するように制御するトリガ条件は、ターゲットページをターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えることに設定されてもよい。、即ち、本実施例は、ターゲットページをターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えた後、各関連視覚要素をターゲットページが位置する表示領域から移出するように制御することができる。
【0060】
S206において、前記シェイクトリガ操作に応答して、前記ターゲットページの上層で前記ターゲット内容の関連ビデオを再生し、前記関連ビデオの再生過程で前記ターゲットページを前記ターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替える。
【0061】
S207において、前記関連ビデオの再生が完了した場合、前記関連ビデオのビデオフレームの表示を停止し、前記関連ビデオの下層に位置する前記詳細ページを表示する。
【0062】
ここで、ターゲット内容の関連ビデオは、ターゲットオブジェクトを含むビデオとして理解でき、ターゲットページに表示されたターゲット内容がビデオである場合、関連ビデオは、ターゲット内容と異なるビデオであってもよく、関連ビデオは、開発者が必要に応じて設定することができる。
【0063】
例示的に、電子機器は、ユーザのシェイクトリガ操作を受信した場合、サーバからターゲット内容の関連内容を取得し、取得した関連内容がビデオである場合、即ち、取得した関連内容が関連ビデオである場合、ターゲットページの上層で該関連ビデオを再生し、該関連ビデオの再生過程で、例えば、該関連ビデオが所定の1つのタイムノード(例えば、関連ビデオの開始点、関連ビデオの開始点と終点との間の1つのタイムノード、または関連ビデオの終点、等)に再生した場合、再生している関連ビデオの下層に位置するターゲットページがターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えられる。該関連ビデオの再生が完了すると、上層に関連ビデオを表示することを停止し、例えば、関連ビデオが位置するレイヤを削除し、関連ビデオの下層に位置するターゲットオブジェクトの詳細ページを表示する。
【0064】
本実施例に係るインタラクション方法は、ユーザのシェイクトリガ操作を受信した場合、ターゲットページの上層に関連視覚要素または再生関連ビデオを表示し、表示過程でターゲットページをターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替え、より多くのインタラクション方式およびインタラクション内容をユーザに提供することができるだけでなく、ユーザのページ切り替えへの感知を弱め、ページ内の表示内容の連続性を高め、ユーザの視聴体験を向上させることもできる。
【0065】
図7は、本開示の実施例に係るインタラクション装置の構成ブロック図である。該装置は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアにより実現でき、携帯電話機またはタブレットコンピュータのような電子機器に構成されてよく、インタラクション方法を実行することにより、インタラクションを行うことができる。図7に示すように、本実施例に係るインタラクション装置は、ターゲットページ表示モジュール701、シェイク受信モジュール702、および詳細ページ表示モジュール703を備えてもよい。
【0066】
ターゲットページ表示モジュール701は、ターゲットオブジェクトを含むターゲット内容が表示されたターゲットページを表示するように構成されている。
【0067】
シェイク受信モジュール702は、ユーザのシェイクトリガ操作を受信するように構成されている。
【0068】
詳細ページ表示モジュール703は、前記シェイクトリガ操作に応答して、前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示し、前記関連内容の展示が完了した後、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページを表示するように構成されている。
【0069】
本実施例に係るインタラクション装置は、ターゲットページ表示モジュール701により、ターゲットオブジェクトを含むターゲット内容が表示されたターゲットページを表示し、シェイク受信モジュール702により、ユーザのシェイクトリガ操作を受信し、詳細ページ表示モジュール703により、該シェイクトリガ操作に応答して、該ターゲットページの上層に該ターゲット内容の関連内容を表示し、該関連内容の展示が完了した後、ターゲットオブジェクトの詳細ページを表示する。本実施例において、上記技術案を採用することにより、ユーザは、シェイクトリガ操作により、ターゲットページに表示されたターゲット内容の関連内容を表示してターゲットオブジェクトの詳細ページにスキップするように電子機器に指示することができ、ターゲットオブジェクトのターゲット内容および関連内容を展示する時の興趣性を高め、ユーザのターゲットオブジェクトへの興味およびユーザの使用体験を向上させることができる。
【0070】
上記形態において、前記ターゲットページは、スプラッシュページおよび/またはビデオ再生ページを含んでもよい。
【0071】
前記ターゲットページはビデオ再生ページを含んでもよく、前記ターゲット内容はターゲットビデオであってもよく、本実施例に係るインタラクション装置は、前記ターゲットページを表示する前に、スプラッシュページを表示し、前記スプラッシュページにターゲットオブジェクトを含むスプラッシュ内容を表示するように構成されるスプラッシュページ表示モジュールを更に備えてもよい。前記ターゲットページ表示モジュール701は、前記スプラッシュ内容の展示が完了した場合、または、前記スプラッシュページ内のスキップ操作子に作用する第1トリガ操作を受信した場合、現在の表示ページを前記スプラッシュページからビデオ再生ページに切り替え、前記ビデオ再生ページで前記ターゲットオブジェクトを含むターゲットビデオを再生するように構成できる。
【0072】
上記形態において、前記詳細ページ表示モジュール703は、前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示し、前記関連内容の展示過程で前記ターゲットページを前記ターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えるように構成されるページ切り替えユニットと、前記関連内容の展示が完了した場合、前記関連内容の展示を停止し、前記関連内容の下層に位置する前記詳細ページを表示するように構成される詳細ページ表示ユニットとを備え得る。
【0073】
前記形態において、前記関連内容は関連視覚要素を含み、前記ページ切り替えユニットは、前記ターゲット内容の関連視覚要素を用いて前記ターゲットページが位置する表示領域を充填し、充填が完了した場合、新しい関連視覚要素を前記表示領域に移入する制御を停止し、前記ターゲットページを前記ターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えるように構成され得る。
【0074】
前記形態において、前記ページ切り替えユニットは、前記ターゲット内容の関連視覚要素を、所定の位置から前記ターゲットページが位置する表示領域に移入し、前記表示領域の領域境界へ、前記領域境界または前記表示領域における移動を停止した関連視覚要素に接触するまで、移動し続けるように制御するように構成され得る。
【0075】
上記形態において、前記詳細ページ表示ユニットは、充填が完了してから所定時間の後に、各関連視覚要素を前記表示領域から移出するように制御し、前記関連視覚要素の下層に位置する前記詳細ページを表示するように構成され得る。
【0076】
前記形態において、前記ページ切り替えユニットは、前記ターゲットページの上層で前記ターゲット内容の関連ビデオを再生し、前記関連ビデオの再生過程で前記ターゲットページを前記ターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えるように構成され、前記詳細ページ表示ユニットは、前記関連ビデオの再生が完了した場合、前記関連ビデオのビデオフレームの表示を停止し、前記関連ビデオの下層に位置する前記詳細ページを表示するように構成され得る。
【0077】
本実施例に係るインタラクション装置は、前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示した後、前記関連内容に作用する第2トリガ操作を受信した場合、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページを表示するように構成されるトリガ受信モジュールを更に備え得る。
【0078】
本開示の実施例に係るインタラクション装置は、本開示のいずれかの実施例に係るインタラクション方法を実行することができ、インタラクション方法の実行に対応する機能モジュールおよび効果を備える。本実施例で詳しく説明されていない技術詳細は、本開示のいずれかの実施例に係るインタラクション方法を参照することができる。
【0079】
以下、図8を参照し、本開示の実施例を実現するために適した電子機器(例えば、端末機器)800の構造模式図を示す。本開示の実施例における端末機器は、携帯電話機、ノートパソコン、デジタル放送受信機、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、タブレットコンピュータ(Portable Android Device、PAD)、ポータブルマルチメディアプレイヤー(Portable Media Player、PMP)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)、等のようなモバイル端末、および、デジタルTV、デスクトップ型コンピュータ、等のような固定端末を含み得る。図8に示す電子機器は一例に過ぎず、本開示の実施例の機能および使用範囲に何らかの制限を与えるものではない。
【0080】
図8に示すように、電子機器800は、処理装置(例えば、中央プロセッサ、グラフィックプロセッサ、等)801を備えてもよく、処理装置801は、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)802に記憶されたプログラム、または、記憶装置808からランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)803にロードされたプログラムに基づいて、様々な適当な動作および処理を実行することができる。RAM 803には、電子機器800の操作に必要な様々なプログラムおよびデータが、更に記憶されている。処理装置801、ROM 802、およびRAM 803は、バス804を介して互いに接続されている。入力/出力(Input/Output、I/O)インターフェース805もバス804に接続されている。
【0081】
例えば、タッチパネル、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイク、加速度計、ジャイロスコープ、等を含む入力装置806、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、スピーカ、バイブレータ、等を含む出力装置807、例えば、磁気テープ、ハードディスク、等を含む記憶装置808、および、通信装置809は、I/Oインターフェース805に接続することができる。通信装置809は、電子機器800が他の機器と無線または有線通信して、データを交換することを可能にする。図8には、様々な装置を備える電子機器800を示したが、全ての示された装置を実施または具備することが必要ではないことが理解されるべきである。代わりに、より多いまたはより少ない装置を実施または具備してもよい。
【0082】
本開示の実施例によれば、上記フローチャートを参照して記述した過程は、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現され得る。例えば、本開示の実施例は、非一時的コンピュータ可読媒体に担持されたコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、該コンピュータプログラムは、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例において、該コンピュータプログラムは、通信装置809によりネットワークからダウンロードされてインストールされてもよいし、記憶装置808からインストールされてもよいし、ROM 802からインストールされてもよい。該コンピュータプログラムが処理装置801により実行されると、本開示の実施例の方法で限定される上記機能を実行する。
【0083】
なお、本開示に記載されたコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体であってもよいし、コンピュータ可読記憶媒体であってもよいし、上記両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気の、磁気の、光の、電磁気の、赤外線の、または、半導体のシステム、装置またはデバイス、あるいは、以上の任意の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体の更なる具体的な例は、1つまたは複数のリード線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、RAM、ROM、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable Programmable Read-Only Memory、EPROM)、フラッシュメモリ、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(Compact Disc Read-Only Memory、CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または、上記内容の任意の適当な組み合わせを含んでもよい。記憶媒体は、非一時的(non-transitory)記憶媒体であってもよい。本開示において、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスに使用され得る、もしくは、命令実行システム、装置、またはデバイスと合わせて使用され得るプログラムを含有または記憶する任意の有形的な媒体であってもよい。本開示において、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドで、または、搬送波の一部として、伝搬されるデータ信号を含んでもよく、その中にコンピュータ可読プログラムコードが担持されている。このような伝搬されるデータ信号は、様々な形式を採用することができ、電磁信号、光信号、または上記内容の任意の適当な組み合わせを含む。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置またはデバイスに使用される、または命令実行システム、装置、またはデバイスと合わせて使用されるプログラムを送信、伝搬、または伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適当な媒体で伝送でき、電線、光ケーブル、無線周波数(Radio Frequency、RF)等、または、上記内容の任意の適当な組み合わせを含む。
【0084】
いくつかの実施形態において、クライアント、サーバは、ハイパーテキストトランスファープロトコル(HyperText Transfer Protocol、HTTP)のような、任意の現在知られている、または、将来研究開発されるネットワークプロトコルを利用して通信することができ、且つ、任意の形式または媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続できる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network、LAN)、ワイドエリアネットワーク(Wide Area Network、WAN)、ネットワークオブネットワーク(例えば、インターネット)、およびピアツーピアネットワーク(例えば、ad hocピアツーピアネットワーク)、並びに、任意の現在知られているまたは将来研究開発されるネットワークを含む。
【0085】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよいし、単独で存在して、該電子機器に取り付けられていないものであってもよい。
【0086】
上記コンピュータ可読媒体に1つまたは複数のプログラムが担持され、上記1つまたは複数のプログラムが該電子機器により実行されると、該電子機器は、ターゲットオブジェクトを含むターゲット内容が表示されたターゲットページを表示し、ユーザのシェイクトリガ操作を受信し、前記シェイクトリガ操作に応答して、前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示し、前記関連内容の展示が完了した後、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページを表示する。
【0087】
1種または複数種のプログラミング言語またはその組み合わせで本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを記述することができ、上記プログラミング言語は、Java(登録商標)、Smalltalk、C++(登録商標)のようなオブジェクト指向プログラミング言語を含み、「C」言語のような通常の手続型プログラミング言語または類似するプログラミング言語を更に含む。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータで実行されてもよいし、部分的にユーザのコンピュータで実行されてもよいし、1つの独立したソフトウェアパッケージとして実行されてもよいし、部分的にユーザのコンピュータで部分的にリモートコンピュータで実行されてもよいし、完全にリモートコンピュータまたは業務サーバで実行されてもよい。リモートコンピュータに関する場合、リモートコンピュータは、LANまたはWANを含む任意の種類のネットワークを介してユーザのコンピュータに接続することができ、または、外部コンピュータ(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続する)に接続することができる。
【0088】
図面におけるフローチャートおよびブロック図は、本開示の様々な実施例による方法およびコンピュータプログラム製品の実現可能なアーキテクチャ、機能、および操作を示す。この点で、フローチャートまたはブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラム、またはコードの一部を表すことができ、該モジュール、プログラム、またはコードの一部は、所定のロジック機能を実現するための1つまたは複数の実行可能命令を含む。なお、代替としてのいくつかの実現において、ブロックに記載された機能は、図面に記載された順序と異なる順序で発生してもよい。例えば、接続されているように示された2つのブロックは、関連する機能によって、実際にほぼ並行して実行してもよいし、逆の順序で実行してもよい。なお、ブロック図および/またはフローチャートにおける各ブロック、およびブロック図および/またはフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能または操作を実行する専用のハードウェアに基づくシステムで実現してもよいし、専用のハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせで実現してもよい。
【0089】
本開示の実施例に係るユニットは、ソフトウェアの方式で実現されてもよいし、ハードウェアの方式で実現されてもよい。ここで、モジュールの名称は、ある場合、ユニット自体を限定するものではない。
【0090】
本開示に係る機能は、少なくとも部分的に1つまたは複数のハードウェアロジックコンポーネントにより実行されてもよい。例えば、非限定的に、使用可能な例示的なタイプのハードウェアロジックコンポーネントは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、特定用途向け標準パーツ(Application Specific Standard Parts、ASSP)、システムオンチップのシステム(System on Chip、SOC)、複合プログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device、CPLD)、等を含む。
【0091】
本発明の明細書において、機器可読媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスに使用される、もしくは、命令実行システム、装置、またはデバイスと合わせて使用されるプログラムを含有または記憶できる有形的な媒体であってもよい。機器可読媒体は、機器可読信号媒体または機器可読記憶媒体であってもよい。機器可読媒体は、電子の、磁気の、光の、電磁気の、赤外線の、または半導体のシステム、装置またはデバイス、または上記内容の任意の適当な組み合わせを含んでもよい。機器可読記憶媒体の更なる具体的な例は、1つまたは複数の線による電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、RAM、ROM、EPROMまたはフラッシュメモリ、ポータブルCD-ROM、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または、上記内容の任意の適当な組み合わせを含む。
【0092】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例1は、
ターゲットオブジェクトを含むターゲット内容が表示されたターゲットページを表示することと、
ユーザのシェイクトリガ操作を受信することと、
前記シェイクトリガ操作に応答して、前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示し、前記関連内容の展示が完了した後、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページを表示することと、を含む、
インタラクション方法を提供する。
【0093】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例2は、例1に記載の方法に基づき、前記ターゲットページは、スプラッシュページおよび/またはビデオ再生ページを含む。
【0094】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例3は、例2に記載の方法に基づき、前記ターゲットページはビデオ再生ページを含み、前記ターゲット内容はターゲットビデオであり、前記ターゲットページを表示する前に、
スプラッシュページを表示し、前記スプラッシュページにターゲットオブジェクトを含むスプラッシュ内容を表示すること、を更に含み、
前記ターゲットページを表示することは、
前記スプラッシュ内容の展示が完了した場合、または、前記スプラッシュページ内のスキップ操作子に作用する第1トリガ操作を受信した場合、現在の表示ページを前記スプラッシュページからビデオ再生ページに切り替え、前記ビデオ再生ページで前記ターゲットオブジェクトを含むターゲットビデオを再生することを含む。
【0095】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例4は、例1に記載の方法に基づき、前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示し、前記関連内容の展示が完了した後で、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページを表示することは、
前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示し、前記関連内容の展示過程で、前記ターゲットページを前記ターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えることと、
前記関連内容の展示が完了した場合に、前記関連内容の展示を停止し、前記関連内容の下層に位置する前記詳細ページを表示することと、を含む。
【0096】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例5は、例4に記載の方法に基づき、前記関連内容は関連視覚要素を含み、前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示し、前記関連内容の展示過程で、前記ターゲットページを前記ターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えることは、
前記ターゲット内容の関連視覚要素を用いて、前記ターゲットページが位置する表示領域を充填することと、
充填が完了した場合に、新しい関連視覚要素を前記表示領域に移入する制御を停止し、前記ターゲットページを前記ターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えることと、を含む。
【0097】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例6は、例5に記載の方法に基づき、前記ターゲット内容の関連視覚要素を用いて、前記ターゲットページが位置する表示領域を充填することは、
前記ターゲット内容の関連視覚要素を、予め設定された位置から前記ターゲットページが位置する表示領域に移入し、前記表示領域の領域境界へ、前記領域境界または前記表示領域における移動を停止した関連視覚要素に接触するまで移動し続ける制御を含む。
【0098】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例7は、例5または6に記載の方法に基づき、前記関連内容の展示が完了した場合に、前記関連内容の展示を停止し、前記関連内容の下層に位置する前記詳細ページを表示することは、
充填が完了してから所定時間の後に、各関連視覚要素を前記表示領域から移出するように制御し、前記関連視覚要素の下層に位置する前記詳細ページを表示することを含む。
【0099】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例8は、例4に記載の方法に基づき、前記関連内容は関連ビデオを含み、前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示し、前記関連内容の展示過程で、前記ターゲットページを前記ターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えることは、
前記ターゲットページの上層で前記ターゲット内容の関連ビデオを再生し、前記関連ビデオの再生過程で前記ターゲットページを前記ターゲットオブジェクトの詳細ページに切り替えること、を含み、
前記関連内容の展示が完了した場合に、前記関連内容の展示を停止し、前記関連内容の下層に位置する前記詳細ページを表示することは、
前記関連ビデオの再生が完了した場合、前記関連ビデオのビデオフレームの表示を停止し、前記関連ビデオの下層に位置する前記詳細ページを表示することを含む。
【0100】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例9は、例1から例4のいずれか1項に記載の方法に基づき、前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示した後で、
前記関連内容に作用する第2トリガ操作を受信した場合に、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページを表示すること、を含む。
【0101】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例10は、
ターゲットオブジェクトを含むターゲット内容が表示されたターゲットページを表示するように構成される、ターゲットページ表示モジュールと、
ユーザのシェイクトリガ操作を受信するように構成される、シェイク受信モジュールと、
前記シェイクトリガ操作に応答して、前記ターゲットページの上層に前記ターゲット内容の関連内容を展示し、前記関連内容の展示が完了した後で、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページを表示するように構成される、詳細ページ表示モジュールと、を備える、
インタラクション装置を提供する。
【0102】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例11は、
1つまたは複数のプロセッサと、
1つまたは複数のプログラムを記憶するように構成されるメモリと
を備える、電子機器であって、
前記1つまたは複数のプログラムが、前記1つまたは複数のプロセッサにより実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサは、例1から9のいずれか1項に記載のインタラクション方法を実現する、
電子機器を提供する。
【0103】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例12は、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体であって、該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、例1から例9のいずれか1項に記載のインタラクション方法を実施する、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0104】
特定の順番で複数の操作を記述したが、これらの操作を示された特定の順番または正方向順番で実行する必要があると理解されるべきではない。一定の環境において、マルチタスクおよび並行処理が有利である可能性がある。同様に、以上の検討に複数の具体的な実現詳細が含まれているが、これらは、本開示の範囲を限定するものと理解されるべきではない。単独な実施例の説明に記述された一部の特徴は、組み合わせて、単一の実施例で実現されてもよい。逆に、単一の実施例の説明に記述された様々な特徴は、単独で、または任意の適当なサブ組み合わせの方式で、複数の実施例で実現されてもよい。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【国際調査報告】