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特表2024-505132アスリートデータを共有するためのプラットフォーム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-05
(54)【発明の名称】アスリートデータを共有するためのプラットフォーム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20240129BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023540825
(86)(22)【出願日】2021-12-31
(85)【翻訳文提出日】2023-08-21
(86)【国際出願番号】 CA2021051907
(87)【国際公開番号】W WO2022140861
(87)【国際公開日】2022-07-07
(31)【優先権主張番号】63/132,671
(32)【優先日】2020-12-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.QRコード
(71)【出願人】
【識別番号】523250603
【氏名又は名称】リンクスポーツ インターナショナル コーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】100109896
【弁理士】
【氏名又は名称】森 友宏
(72)【発明者】
【氏名】モナジュム,ナイセン
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC11
(57)【要約】
コンピュータにより実現されるデータ共有プラットフォーム上で、ユーザのアスリートデータを共有するためのコンピュータにより実現される方法であって、ユーザにより取得されるためのデジタルトークンをトランザクションモジュールを介して発行し、デジタルトークンのそれぞれは、金銭的価値を有し、トランザクションモジュールを介してユーザにより購入可能であるか、トランザクションモジュールと通信可能に連結される第三者から購入可能であり、ユーザからアスリートデータをデータ取込モジュールを介して受信し、受信したアスリートデータに基づいて、公開報酬をユーザに割り当て、公開報酬は、プラットフォームのユーザのすべてに見えるようになっており、1以上の第三者の検証者により、及び/又はユーザから受信したデータの検証に対する相互参照により、アスリートデータを検証し、検証済みアスリートデータの少なくとも一部を分散型台帳に送信する。プラットフォームのユーザのそれぞれは、デジタルトークンの残高を維持するために、分散型台帳上に関連するデジタルウォレットを有する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータにより実現されるデータ共有プラットフォーム上で、前記プラットフォームのユーザのアスリートデータを共有するためのコンピュータにより実現される方法であって、
ユーザ計算デバイスを介してネットワーク越しに前記プラットフォームの前記ユーザにより取得されるためのデジタルトークンを前記プラットフォームのトランザクションモジュールを介して発行し、前記デジタルトークンのそれぞれは、金銭的価値を有し、前記トランザクションモジュールを介して前記ネットワーク越しに前記ユーザにより購入可能であるか、第三者計算デバイスを介して前記ネットワーク越しに前記トランザクションモジュールと通信可能に連結される第三者から購入可能であり、
前記ネットワーク越しに前記ユーザ計算デバイスを介した前記プラットフォームのユーザから前記アスリートデータを前記プラットフォームのデータ取込モジュールを介して受信し、
受信した前記アスリートデータに基づいて、公開報酬を前記ユーザに前記トランザクションモジュールを介して割り当て、前記公開報酬は、前記プラットフォームの前記ユーザのすべてに見えるようになっており、
1以上の第三者の検証者により、及び/又は前記ユーザから前記データ取込モジュールを介して受信したデータの検証に対する相互参照により、前記アスリートデータを前記プラットフォームの検証モジュールを介して検証し、
前記検証済みアスリートデータの少なくとも一部を分散型台帳に前記ネットワーク越しに送信し、前記プラットフォームは前記分散型台帳を含み、
前記プラットフォームの前記ユーザのそれぞれは、前記デジタルトークンのうち1つ以上の残高を維持するために、前記分散型台帳上に関連するデジタルウォレットを有する、
方法。
【請求項2】
前記データ取込モジュールは、データ入力インタフェイスであって、前記ユーザの前記ユーザ計算デバイスを介した前記データ入力インタフェイスへの入力を介して前記アスリートデータを受信するためのデータ入力インタフェイスを含む、請求項1に記載のコンピュータにより実現される方法。
【請求項3】
前記分散型台帳はブロックチェーンを含み、前記検証済みアスリートデータの前記少なくとも一部を前記分散型台帳に送信することは、前記検証済みアスリートデータの前記少なくとも一部の有効性をプルーフ・オブ・ステーク検証により前記ブロックチェーン上のブロック取引として確認することを含む、請求項1に記載のコンピュータにより実現される方法。
【請求項4】
前記公開報酬は、(i)ポイント、(ii)前記ポイントの量が増えるのに対応してレベルが上がる仮想バッジ、又は(iii)これら両方を含み、
前記データ取込モジュールを介して受信した前記アスリートデータに基づいて前記公開報酬を前記トランザクションモジュールにより割り当てることは、前記データ取込モジュールを介して受信した前記アスリートデータの量及び/又は前記データ取込モジュールを介して受信した種類の前記アスリートデータの量に対応するように前記割り当てられた公開報酬の量を調整することを含む、
請求項1に記載のコンピュータにより実現される方法。
【請求項5】
前記デジタルトークンは、(i)前記第三者又は前記トランザクションモジュールを介して前記金銭的価値を法定通貨及び/又は暗号通貨として実現するために、及び/又は(ii)前記トランザクションモジュールを介して、前記ユーザのアカウントレベルをアップグレードするために及び/又は前記プラットフォーム上で提供されるグッズ及び/又はサービスを前記プラットフォームのグッズ及びサービスモジュールを介して購入するために、前記ユーザにより交換可能である、請求項1に記載のコンピュータにより実現される方法。
【請求項6】
前記アスリートデータは、(i)非運動データ、(ii)運動能力データ及び技能データを少なくとも含む運動データ、及び/又は(iii)プロモーショナルコンテンツデータを含む、請求項1に記載のコンピュータにより実現される方法。
【請求項7】
前記非運動データは、名前、ニックネーム、誕生日、性別、プレイするスポーツ、プレイするポジション、左右差、関連するスポーツ組織、人体測定データ、及び/又は前記1以上の第三者の検証者に関するリスト及びコンタクト情報を含み、
前記運動能力データは、スピード、迅速性、敏捷性、強さ、及び/又は耐久性のユーザ自己評価を含み、
前記技能データは、前記ユーザによりプレイされるスポーツに関する技能のユーザ自己評価を含み、
前記プロモーショナルコンテンツデータは、前記ユーザの運動の功績のビデオ場面を含む、
請求項6に記載のコンピュータにより実現される方法。
【請求項8】
前記ユーザは、(i)前記デジタルトークンのうち前記1つ以上を前記第三者又は前記トランザクションモジュールから購入することにより、(ii)前記デジタルトークンのうち前記1つ以上を1以上のスポンサから前記トランザクションモジュールを介して受け取ることにより、及び/又は(iii)前記検証済みアスリートデータの前記少なくとも一部を前記分散型台帳に送信することを通じて、前記デジタルトークンのうち前記1つ以上を前記トランザクションモジュールを介して獲得することにより、前記デジタルトークンの前記1つ以上を取得し、前記ユーザにより取得される前記1以上のデジタルトークンは、前記トランザクションモジュールにより決定される前記デジタルトークンのユーザ検証報酬額を含む、請求項7に記載のコンピュータにより実現される方法。
【請求項9】
前記分散型台帳に送信される前記検証済みアスリートデータの前記少なくとも一部は、前記運動データ及び/又は前記プロモーショナルコンテンツデータを含む、請求項8に記載のコンピュータにより実現される方法。
【請求項10】
前記1以上のスポンサのそれぞれは、
(i)パーソナル又はマイクロ(PM)スポンサであって、それぞれが、PMスポンサにより後援される前記プラットフォームの1以上のユーザに前記デジタルトークンの第1の閾値額未満の額を指定するPMスポンサ、
(ii)ローカル又は地域(LR)スポンサであって、それぞれが、(A)前記プラットフォーム、(B)LRスポンサにより支援される前記プラットフォームの1以上のユーザ、及び/又は(C)前記プラットフォームに関連するLRスポンサにより支援される1以上のトーナメントを支援することに対して前記第1の閾値額と前記デジタルトークンの第2の閾値額との間の額を指定するLRスポンサ、及び
(iii)全国的又は世界的(NG)スポンサであって、それぞれが、(A)前記プラットフォーム、(B)NGスポンサにより後援される前記プラットフォームの1以上のユーザ、及び/又は(C)前記プラットフォームに関連するNGスポンサにより後援される1以上のトーナメントを支援することに対してデジタルトークンの前記第2の閾値額を超える額を指定するNGスポンサ
のうち1つを含む、請求項9に記載のコンピュータにより実現される方法。
【請求項11】
さらに、検証者報酬により前記アスリートデータを検証することに対して前記1以上の第三者の検証者に報酬を与えることにより、前記1以上の第三者の検証者による前記アスリートデータの前記検証に対して前記トランザクションモジュールを介してインセンティブを与える、請求項10に記載のコンピュータにより実現される方法。
【請求項12】
前記検証者報酬は、(i)前記トランザクションモジュールにより決定され、前記トランザクションモジュールにより前記プラットフォームのプロの検証者ユーザに対して発行される前記デジタルトークンの検証者報酬額、及び/又は(ii)前記トランザクションモジュールにより決定され、前記トランザクションモジュールにより前記プラットフォームのプロではない検証者ユーザに対して発行されるポイントの検証者報酬額を含み、
前記プロの検証者ユーザのそれぞれは、前記プラットフォームのサービスプロバイダ認定モジュールによりプロフェッショナルサービスプロバイダとして認定されたサービスプロバイダを含み、
前記プロではない検証者ユーザのそれぞれは、プロフェッショナルサービスを提供するものとして前記サービスプロバイダ認定モジュールにより認定されていない、
請求項11に記載のコンピュータにより実現される方法。
【請求項13】
前記プロではない検証者ユーザは、前記ユーザの仲間、前記プラットフォームの学術関連の検証者ユーザ、及び/又は前記ユーザ計算デバイスを介して前記ネットワーク越しに前記ユーザにより提供される他の照会先を含む、請求項12に記載のコンピュータにより実現される方法。
【請求項14】
前記学術関連の検証者ユーザに対して発行される前記ポイントの前記検証者報酬額は、前記プラットフォームのグッズ及びサービスモジュールを介して前記プラットフォームを通じて発行される後援ギフトに前記トランザクションモジュールを介して交換可能である、請求項13に記載のコンピュータにより実現される方法。
【請求項15】
前記後援ギフトは、前記プラットフォームのスポンサシップを通じて前記LRスポンサのうちの1つ以上及び/又は前記NGスポンサのうちの1つ以上により後援される、前記プラットフォームの前記スポンサシップは、プラットフォームスポンサシップデジタルトークンの前記プラットフォームの前記トランザクションモジュールへの寄付を含む、請求項14に記載のコンピュータにより実現される方法。
【請求項16】
さらに、
(i)運動チャレンジを行うため及び/又は(ii)前記プラットフォームの加入者をリクルートするように前記ユーザを促すプロモーショナルビデオコンテンツを作成するための1以上のビデオチュートリアルを前記プラットフォームのプラットフォーム計算デバイスを介して前記ユーザに提示し、
(i)前記運動データは前記チャレンジ完了ビデオデータを含み、ユーザが完了した運動チャレンジのビデオ場面を含む前記ユーザからのチャレンジ完了ビデオ及び/又は(ii)前記プロモーショナルコンテンツデータは前記プロモーショナルビデオコンテンツを含み、前記ユーザの運動能力を促進するビデオ場面を含む前記ユーザからの前記プロモーショナルビデオコンテンツを前記データ取込モジュールを介して受信し、
前記プラットフォームのAIモジュールを介して人工知能(AI)及び/又は機械学習(ML)により、(i)前記ユーザによる前記運動チャレンジのパフォーマンス及び/又は(ii)前記プロモーショナルビデオコンテンツを評価し、
非公開報酬を前記ユーザに前記トランザクションモジュールを介して割り当て、前記割り当てられた非公開報酬の額は、前記トランザクションモジュールにより決定され、(i)前記ユーザが完了した運動チャレンジにおけるパフォーマンスの前記ユーザの評価レベル及び/又は(ii)前記プロモーショナルビデオコンテンツの評価の結果に基づいている、
請求項15に記載のコンピュータにより実現される方法。
【請求項17】
さらに、
前記割り当てられた公開報酬額に基づいて前記ユーザに公開ランクを前記プラットフォームのランキングモジュールを介して割り当て、前記公開ランクは、前記プラットフォームのすべてのユーザに見えるようになっており、さらに/あるいは
前記割り当てられた非公開報酬額に基づいて前記ユーザに非公開ランクを前記ランキングモジュールを介して割り当て、前記非公開ランクは、前記プラットフォームのリクルートする加入者に見えるようになっている、
請求項16に記載のコンピュータにより実現される方法。
【請求項18】
さらに、
前記アスリートデータに基づいてデジタルスコアカードを生成する要求を前記ネットワーク越しに前記プラットフォーム計算デバイスで受信し、
前記デジタルスコアカードを前記プラットフォームのスコアカード生成モジュールを介して生成し、前記スコアカードは、前記アスリートデータの少なくとも一部を含む、
請求項17に記載のコンピュータにより実現される方法。
【請求項19】
さらに、
トップランクのユーザのリストを前記ランキングモジュールを介して生成し、
前記トップランクのユーザのためのトーナメントを前記グッズ及びサービスモジュールを介して設定する、
請求項17に記載のコンピュータにより実現される方法。
【請求項20】
システムのユーザのアスリートデータを共有するためのシステムであって、
一過性コンピュータ読取可能メモリ、通信モジュール、トランザクションモジュール、データ取込モジュール、検証モジュール、及び前記メモリ、前記通信モジュール、前記トランザクションモジュール、前記データ取込モジュール、及び前記検証モジュールと通信可能に連結される少なくとも1つのプロセッサをそれぞれ含む1以上のプラットフォーム計算デバイスと、
分散型台帳と
を備え、
前記メモリは、その上又は内部に、
それぞれのユーザ計算デバイスを介してネットワーク越しに前記ユーザにより取得されるためのデジタルトークンを前記トランザクションモジュールを介して発行し、前記デジタルトークンのそれぞれは、金銭的価値を有し、前記トランザクションモジュールを介して前記ネットワーク越しに前記ユーザにより購入可能であるか、第三者計算デバイス及び前記通信モジュールを介して前記ネットワーク越しに前記トランザクションモジュールと通信可能に連結される第三者から購入可能であり、
前記ネットワーク越しに前記ユーザ計算デバイス及び前記通信モジュールを介した前記システムのユーザから前記アスリートデータを前記データ取込モジュールを介して受信し、
受信した前記アスリートデータに基づいて、公開報酬を前記ユーザに前記トランザクションモジュールを介して割り当て、前記公開報酬は、前記システムの前記ユーザのすべてに見えるようになっており、
1以上の第三者の検証者により、及び/又は前記ユーザから前記ユーザ計算デバイスを介して前記ネットワーク越しに受信したデータの検証に対する相互参照により、前記アスリートデータを前記通信モジュール及び前記検証モジュールを介して検証し、
前記検証済みアスリートデータの少なくとも一部を前記分散型台帳に前記通信モジュールを介して前記ネットワーク越しに送信する
ためのコンピュータ実行可能な命令を格納しており、
前記システムの前記ユーザのそれぞれは、前記デジタルトークンのうち1つ以上の残高を維持するために、前記分散型台帳上に関連するデジタルウォレットを有する、
システム。
【請求項21】
前記分散型台帳はブロックチェーンを含み、前記検証済みアスリートデータの前記少なくとも一部を前記分散型台帳に送信することは、前記検証済みアスリートデータの前記少なくとも一部の有効性を前記ブロックチェーン上のブロック取引として確認することを含む、請求項20に記載のシステム。
【請求項22】
前記公開報酬は、(i)ポイント、(ii)前記ポイントの量が増えるのに対応してレベルが上がる仮想バッジ、又は(iii)これら両方を含み、
前記データ取込モジュールを介して受信した前記アスリートデータに基づいて前記公開報酬を前記トランザクションモジュールにより割り当てることは、前記データ取込モジュールを介して受信した前記アスリートデータの量及び/又は前記データ取込モジュールを介して受信した種類の前記アスリートデータの量に対応するように前記割り当てられた公開報酬の量を調整することを含む、
請求項20に記載のシステム。
【請求項23】
前記デジタルトークンは、(i)前記第三者又は前記トランザクションモジュールを介して前記金銭的価値を法定通貨及び/又は暗号通貨として実現するために、及び/又は(ii)前記トランザクションモジュールを介して、前記ユーザのアカウントレベルをアップグレードするために及び/又は前記プラットフォーム上で提供されるグッズ及び/又はサービスを前記プラットフォームのグッズ及びサービスモジュールを介して購入するために、前記ユーザにより交換可能である、請求項20に記載のシステム。
【請求項24】
前記アスリートデータは、(i)非運動データ、(ii)運動能力データ及び技能データを少なくとも含む運動データ、及び/又は(iii)プロモーショナルコンテンツデータを含む、請求項20に記載のシステム。
【請求項25】
前記非運動データは、名前、ニックネーム、誕生日、性別、プレイするスポーツ、プレイするポジション、左右差、関連するスポーツ組織、人体測定データ、及び/又は前記1以上の第三者の検証者に関するリスト及びコンタクト情報を含み、
前記運動能力データは、スピード、迅速性、敏捷性、強さ、及び/又は耐久性のユーザ自己評価を含み、
前記技能データは、前記ユーザによりプレイされるスポーツに関する技能のユーザ自己評価を含み、
前記プロモーショナルコンテンツデータは、前記ユーザの運動の功績のビデオ場面を含む、
請求項24に記載のシステム。
【請求項26】
前記ユーザは、(i)前記デジタルトークンのうち前記1つ以上を前記第三者又は前記トランザクションモジュールから購入することにより、(ii)前記デジタルトークンのうち前記1つ以上を1以上のスポンサから前記トランザクションモジュールを介して受け取ることにより、及び/又は(iii)前記検証済みアスリートデータの前記少なくとも一部を前記分散型台帳に送信することを通じて、前記デジタルトークンのうち前記1つ以上を前記トランザクションモジュールを介して獲得することにより、前記デジタルトークンの前記1つ以上を取得し、前記ユーザにより取得される前記1以上のデジタルトークンは、前記トランザクションモジュールにより決定される前記デジタルトークンのユーザ検証報酬額を含む、請求項25に記載のシステム。
【請求項27】
前記分散型台帳に送信される前記検証済みアスリートデータの前記少なくとも一部は、前記運動データ及び/又は前記プロモーショナルコンテンツデータを含む、請求項26に記載のシステム。
【請求項28】
前記1以上のスポンサのそれぞれは、
(i)パーソナル又はマイクロ(PM)スポンサであって、それぞれが、PMスポンサにより後援される前記プラットフォームの1以上のユーザに前記デジタルトークンの第1の閾値額未満の額を指定するPMスポンサ、
(ii)ローカル又は地域(LR)スポンサであって、それぞれが、(A)前記プラットフォーム、(B)LRスポンサにより支援される前記プラットフォームの1以上のユーザ、及び/又は(C)前記プラットフォームに関連するLRスポンサにより支援される1以上のトーナメントを支援することに対して前記第1の閾値額と前記デジタルトークンの第2の閾値額との間の額を指定するLRスポンサ、及び
(iii)全国的又は世界的(NG)スポンサであって、それぞれが、(A)前記プラットフォーム、(B)NGスポンサにより後援される前記プラットフォームの1以上のユーザ、及び/又は(C)前記プラットフォームに関連するNGスポンサにより後援される1以上のトーナメントを支援することに対してデジタルトークンの前記第2の閾値額を超える額を指定するNGスポンサ
のうち1つを含む、請求項26に記載のシステム。
【請求項29】
前記トランザクションモジュールは、検証者報酬により前記アスリートデータを検証することに対して前記1以上の第三者の検証者に報酬を与える、請求項28に記載のシステム。
【請求項30】
前記検証者報酬は、(i)前記トランザクションモジュールにより決定され、前記トランザクションモジュールにより前記プラットフォームのプロの検証者ユーザに対して発行される前記デジタルトークンの検証者報酬額、及び/又は(ii)前記トランザクションモジュールにより決定され、前記トランザクションモジュールにより前記プラットフォームのプロではない検証者ユーザに対して発行されるポイントの検証者報酬額を含み、
前記プロの検証者ユーザのそれぞれは、前記プラットフォームのサービスプロバイダ認定モジュールによりプロフェッショナルサービスプロバイダとして認定されたサービスプロバイダを含み、
前記プロではない検証者ユーザのそれぞれは、プロフェッショナルサービスを提供するものとして前記サービスプロバイダ認定モジュールにより認定されていない、
請求項29に記載のシステム。
【請求項31】
前記プロではない検証者ユーザは、前記ユーザの仲間、前記プラットフォームの学術関連の検証者ユーザ、及び/又は前記ユーザ計算デバイスを介して前記ネットワーク越しに前記ユーザにより提供される他の照会先を含む、請求項30に記載のシステム。
【請求項32】
前記学術関連の検証者ユーザに対して発行される前記ポイントの前記検証者報酬額は、前記プラットフォームのグッズ及びサービスモジュールを介して前記プラットフォームを通じて発行される後援ギフトに前記トランザクションモジュールを介して交換可能である、請求項31に記載のシステム。
【請求項33】
前記後援ギフトは、前記プラットフォームのスポンサシップを通じて前記LRスポンサのうちの1つ以上及び/又は前記NGスポンサのうちの1つ以上により後援される、前記プラットフォームの前記スポンサシップは、プラットフォームスポンサシップデジタルトークンの前記プラットフォームの前記トランザクションモジュールへの寄付を含む、請求項32に記載のシステム。
【請求項34】
前記プラットフォームのプラットフォーム計算デバイスは、(i)運動チャレンジを行うため及び/又は(ii)前記プラットフォームの加入者をリクルートするように前記ユーザを促すプロモーショナルビデオコンテンツを作成するための1以上のビデオチュートリアルを前記ユーザに提示し、
前記データ取込モジュールは、(i)前記運動データは前記チャレンジ完了ビデオデータを含み、ユーザが完了した運動チャレンジのビデオ場面を含む前記ユーザからのチャレンジ完了ビデオ及び/又は(ii)前記プロモーショナルコンテンツデータは前記プロモーショナルビデオコンテンツを含み、前記ユーザの運動能力を促進するビデオ場面を含む前記ユーザからの前記プロモーショナルビデオコンテンツを受信し、
前記プラットフォームの人工知能(AI)及び/又は機械学習(ML)モジュールは、(i)前記ユーザによる前記運動チャレンジのパフォーマンス及び/又は(ii)前記プロモーショナルビデオコンテンツを評価し、
前記トランザクションモジュールは、非公開報酬を前記ユーザに割り当て、前記割り当てられた非公開報酬の額は、前記トランザクションモジュールにより決定され、(i)前記ユーザが完了した運動チャレンジにおけるパフォーマンスの前記ユーザの評価レベル及び/又は(ii)前記プロモーショナルビデオコンテンツの評価の結果に基づいている、
請求項33に記載のシステム。
【請求項35】
前記プラットフォームのランキングモジュールは、前記割り当てられた公開報酬額に基づいて前記ユーザに公開ランクを割り当て、前記公開ランクは、前記プラットフォームのすべてのユーザに見えるようになっており、さらに/あるいは
前記ランキングモジュールは、前記割り当てられた非公開報酬額に基づいて前記ユーザに非公開ランクを割り当て、前記非公開ランクは、前記プラットフォームのリクルートする加入者に見えるようになっている、
請求項34に記載のシステム。
【請求項36】
前記プラットフォーム計算デバイスは、前記アスリートデータに基づいてデジタルスコアカードを生成する要求を前記ネットワーク越しに受信し、
前記プラットフォームのスコアカード生成モジュールは、前記デジタルスコアカードを生成し、前記スコアカードは、前記アスリートデータの少なくとも一部を含む、
請求項35に記載のシステム。
【請求項37】
前記ランキングモジュールは、トップランクのユーザのリストを生成し、
前記グッズ及びサービスモジュールは、前記トップランクのユーザのためのトーナメントを設定する、
請求項35に記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
分野
以下の説明は、概して、アスリートデータを取得、検証及び共有するためのコンピュータにより実現される方法及びシステム、特に、データ共有及び検証のために報酬によってインセンティブを与えることを利用してアスリートデータを取得、検証及び共有するためのコンピュータにより実現される方法及びシステムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
背景
(サッカー、バスケットボール、フットボール、野球、ホッケー、又はクリケットのような)様々なスポーツにおけるアマチュアアスリート及びプロのアスリートになりたいと熱望している者の運動技能に関する現在のデータ共有は、典型的には、異なるソーシャルメディアプラットフォーム上の自ら発信した検証されていない情報に限定される傾向にある。検証可能なデータを利用することにインセンティブを与える、プロになる前のアスリートの全般的なデータベースは存在せず、このため、現在のシステムは、情報の単一のソースとして現役選手に依存しているため、検証されず、本質的に異なり、及び/又は本来的に偏ったものになる傾向がある。
【0003】
さらに、運動からデータを収集する方法が現在存在しているが、多くは、個々のデータ収集者がデータを取得及び収集するために注目する領域を横断する必要があるため、時間がかかり、費用のかかるものとなっている。様々なスポーツのスカウトやコーチによるデータ収集努力は、コストを削減するためにクラウドソーシングに変わってきており、多くの選手のプールにアクセス権を持っている。しかしながら、データ品質とデータ収集におけるギャップに関する事項に関して依然として問題がある。データキュレーターのプールを協働させてデータを(様々なタイプのスポーツのような)すべての注目領域にわたって構造化された方法で収集し、すべての注目データのタイプを収集することは困難である。さらに、収集され保存されたすべての注目データに対して適用する評価基準を決定することは困難である。
【0004】
本明細書における背景の説明は、本明細書に述べられている発明の内容を説明するためだけに含められているのであり、参照されている事項のいずれかが、請求項のいずれかの優先日において発行され、知られ、あるいは一般的な常識の一部であったと自認するものとして解釈されるべきではない。
【発明の概要】
【0005】
概要
一態様によれば、コンピュータにより実現されるデータ共有プラットフォーム上で、プラットフォームのユーザのアスリートデータを共有するためのコンピュータにより実現される方法が提供される。この方法では、プラットフォームのユーザにより取得されるためのデジタルトークンをプラットフォームのトランザクションモジュールを介して発行し、デジタルトークンのそれぞれは、金銭的価値を有し、トランザクションモジュールを介してユーザにより購入可能であるか、トランザクションモジュールと通信可能に連結される第三者から購入可能であり、プラットフォームのユーザからアスリートデータをプラットフォームのデータ取込モジュールを介して受信し、受信したアスリートデータに基づいて、公開報酬をユーザに割り当て、公開報酬は、プラットフォームのユーザのすべてに見えるようになっており、1以上の第三者の検証者により、及び/又はユーザからデータ取込モジュールを介して受信したデータの検証に対する相互参照により、アスリートデータを検証し、検証済みアスリートデータの少なくとも一部をブロックチェーンに送信し、プラットフォームはブロックチェーンを含む。プラットフォームのユーザのそれぞれは、デジタルトークンのうち1つ以上の残高を維持するために、ブロックチェーン上に関連するデジタルウォレットを有する。
【0006】
他の態様によれば、コンピュータにより実現されるデータ共有プラットフォーム上で、プラットフォームのユーザのアスリートデータを共有するためのコンピュータにより実現される方法が提供される。この方法では、ユーザ計算デバイスを介してネットワーク越しにプラットフォームのユーザにより取得されるためのデジタルトークンをプラットフォームのトランザクションモジュールを介して発行し、デジタルトークンのそれぞれは、金銭的価値を有し、トランザクションモジュールを介してネットワーク越しにユーザにより購入可能であるか、第三者計算デバイスを介してネットワーク越しにトランザクションモジュールと通信可能に連結される第三者から購入可能であり、ネットワーク越しにユーザ計算デバイスを介したプラットフォームのユーザからアスリートデータをプラットフォームのデータ取込モジュールを介して受信し、受信したアスリートデータに基づいて、公開報酬をユーザにトランザクションモジュールを介して割り当て、公開報酬は、プラットフォームのユーザのすべてに見えるようになっており、1以上の第三者の検証者により、及び/又はユーザからデータ取込モジュールを介して受信したデータの検証に対する相互参照により、アスリートデータをプラットフォームの検証モジュールを介して検証し、検証済みアスリートデータの少なくとも一部を分散型台帳にネットワーク越しに送信し、プラットフォームは分散型台帳を含む。プラットフォームのユーザのそれぞれは、デジタルトークンのうち1つ以上の残高を維持するために、分散型台帳上に関連するデジタルウォレットを有する。
【0007】
さらなる態様によれば、システムのユーザのアスリートデータを共有するためのシステムであって、一過性コンピュータ読取可能メモリ、通信モジュール、トランザクションモジュール、データ取込モジュール、検証モジュール、及びメモリ、通信モジュール、トランザクションモジュール、データ取込モジュール、及び検証モジュールと通信可能に連結される少なくとも1つのプロセッサをそれぞれ含む1以上のプラットフォーム計算デバイスと、分散型台帳とを備えるシステムが提供される。メモリは、その上又は内部に、それぞれのユーザ計算デバイスを介してネットワーク越しにユーザにより取得されるためのデジタルトークンをトランザクションモジュールを介して発行し、デジタルトークンのそれぞれは、金銭的価値を有し、トランザクションモジュールを介してネットワーク越しにユーザにより購入可能であるか、第三者計算デバイス及び通信モジュールを介してネットワーク越しにトランザクションモジュールと通信可能に連結される第三者から購入可能であり、ネットワーク越しにユーザ計算デバイス及び通信モジュールを介したシステムのユーザからアスリートデータをデータ取込モジュールを介して受信し、受信したアスリートデータに基づいて、公開報酬をユーザにトランザクションモジュールを介して割り当て、公開報酬は、システムのユーザのすべてに見えるようになっており、1以上の第三者の検証者により、及び/又はユーザからユーザ計算デバイスを介してネットワーク越しに受信したデータの検証に対する相互参照により、アスリートデータを通信モジュール及び検証モジュールを介して検証し、検証済みアスリートデータの少なくとも一部を分散型台帳に通信モジュールを介してネットワーク越しに送信するためのコンピュータ実行可能な命令を格納している。システムのユーザのそれぞれは、デジタルトークンのうち1つ以上の残高を維持するために、分散型台帳上に関連するデジタルウォレットを有する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
ここで、本出願の態様を添付図面を参照しつつ例示としてのみ述べる。
【0009】
図1図1は、本明細書で述べられるプラットフォームシステム例の模式図を示している。
【0010】
図2図2は、本明細書で述べられる計算デバイス例の模式図を示している。
【0011】
図3図3は、本明細書で述べられるプラットフォーム例の模式図を示している。
【0012】
図4図4は、本明細書で述べられる方法例のフローチャートを示している。
【0013】
図5図5は、本明細書で述べられるデジタルトークンを取得するための方法例を示している。
【0014】
図6図6は、本明細書で述べられるアスリートデータ例の模式図を示している。
【0015】
図7図7は、本明細書で述べられるスポンサ例の模式図を示している。
【0016】
図8図8は、本明細書で述べられる方法の他の例のフロー図を示している。
【0017】
図9図9は、本明細書で述べられる方法のさらに他の例のフロー図を示している。
【0018】
図10図10は、本明細書で述べられるスコアカード例の模式図を示している。
【0019】
図11図11は、本明細書で述べられるスコアカードの他の例の模式図を示している。
【0020】
図12図12は、本明細書で述べられるビデオチュートリアルのスクリーンショット例の模式図を示している。
【発明を実施するための形態】
【0021】
ある態様の詳細な説明
図面を参照すると、ここで述べられる態様は、(ソフトウェアアズアサービス(SaaS)プラットフォームのような)コンピュータにより実現されるデータ共有プラットフォーム又はシステム200上で、プラットフォーム200のユーザ102のアスリートデータ500を共有するためのコンピュータにより実現される方法に関するものである。各ユーザ102は、プラットフォーム200にアクセスするために毎月サブスクリプション料金を支払う必要があり得る(あるいは、一部のユーザ102は、より限定された特徴セットにアクセスするための料金によりプラットフォームにアクセスし得るか、さらに/あるいはサブスクリプション料金のレベルに対応する特徴へのアクセス権のレベルが存在し得る)。各ユーザ102(及び/又はエンティティ又はコンポーネント101,103,107のような他の相互接続エンティティ又はコンポーネント)は、インターネット106のようなネットワーク106を通じて既知の通信プロトコルによってプラットフォーム200にアクセスすることが可能なユーザ計算デバイス104(それ自体がプラットフォーム200の相互接続エンティティ又はコンポーネントとなり得る)を介してプラットフォーム200にアクセスすることができる。ユーザ計算デバイス104は、例えば、タブレット、スマートフォン又は(デスクトップ又はラップトップ)コンピュータのようなネットワークに接続された任意のユーザ計算デバイスであり得る。プラットフォーム200は、プラットフォームデータを保存している1以上のデータストア又はデータベース110と通信可能に接続された1以上のプラットフォーム計算デバイス(例えば、コンピュータ又はサーバ)108により実現され得る。プラットフォームデータは、複数のデータベース110にわたって分散し同期した状態で保存され得る。データベース110は、分散型台帳技術(「DLT」)又は分散型台帳(すなわち「DL」、ブロックチェーンのようなものであるが必ずしもこれに限られるわけではない)110aを含み得る。この結果、プラットフォーム200はDL110aを含む。本明細書において、「ブロックチェーン」という用語の使用は、ブロックのチェーンに基づくDLT及び(有向非巡回グラフ(DAG)DLTのような)ブロックのチェーンに基づかないDLTを含む、任意の好適なDLT又はDLを包含することを意図している。プラットフォーム200及びユーザ102(プラットフォーム200にアクセスするためのユーザの計算デバイス104を含む)に加え、プラットフォーム200と通信可能に接続された第三者101、及びプラットフォーム200にアクセスする際に経由されるネットワーク106は、ともにプラットフォームシステム又はエコシステム100を構成する。図1は、プラットフォーム200を相互接続エンティティ又はコンポーネント101,102,103,104から分離しているものとして示しているが、計算デバイス104上でのアクセスのために、プラットフォームの計算デバイス又はサーバ108によってネットワーク106を通じて相互接続エンティティ又はコンポーネント101,102,103,104に接続される(プラットフォーム200のユーザインタフェイス202,204のような)プラットフォーム200のクライアント側インスタンスは、プラットフォーム200の一部を含んでいてもよいことは理解できよう。
【0022】
図2を参照すると、本明細書で述べられる計算デバイス104,108のいずれも、メモリ112、通信モジュール114、ディスプレイ116、1以上の入力デバイス118、及びメモリ112と通信可能に接続される少なくとも1つのプロセッサ120、通信モジュール114、ディスプレイ116、及び入力デバイス118を含み得る。メモリ112は、非一過性コンピュータ読取可能メモリ112であってもよい。メモリ112は、プロセッサ120により実行された際に本明細書で述べられる方法ステップを実行するコンピュータ実行可能命令をその上又はその中に含むものか格納したものであり得る。メモリ112は、任意のタイプのローカル及び/又はリモートハードディスク又はハードドライブ、ROM(読取専用メモリ)及び/又はRAM(ランダムアクセスメモリ)、バッファ、キャッシュ、フラッシュメモリ、光メモリ(例えば、CD及びDVD)、及びその中又はその上に情報を任意の期間保存し得る他の任意の形態の揮発性又は不揮発性ストレージ媒体のうち1つ以上を含み得る。通信モジュール114は、計算デバイス104,108をプラットフォームシステム100の1以上の他のコンポーネントと有線及び/又は無線通信ネットワーク106を介して通信できるようにし得る。ネットワーク106は、プラットフォームシステム100の通信しているコンポーネント間(プラットフォーム200のコンポーネント間も含む)のダイレクトリンク、又はEthernet(商標)、Bluetooth(商標)、WiFi(商標)、(固定又は携帯型)WiMAX(商標)による通信を含む(がこれらに限られるものではない)インダイレクトリンク、及び例えば、GSM、GPRS、EDGE、CDMA、UMTS、LTE、LTE-A、及びIMSのような少なくとも5Gプロトコルまでを含む(がこれらに限られるものではない)任意の好適な携帯通信プロトコル、及び任意の専用プロトコルを含む、本明細書で述べられる方法、システム及びデバイスに好適な他の任意の通信プロトコルによる通信を含み得る。ネットワーク106は、本明細書で述べられる方法、システム及びデバイスに好適なタイプの単一ネットワーク又は2以上の相互接続ネットワークを含み得るもので、有線又は無線LAN(ローカルエリアネットワーク)、WAN(ワイドエリアネットワーク)、MAN(メトロポリタンエリアネットワーク)、メッシュ又はアドホックネットワーク、VPN(仮想プライベートネットワーク)、インターネット、及び任意の好適なネットワーク構成又はトポロジ(例えば、メッシュ、トークンリング、ツリー、スターなど)における他の好適なネットワークタイプ、及び上述したものを好適に組み合わせたものを含むが、これらに限られるものではない。図1には示されていないが、プラットフォームシステム100は、使用される通信及び/又はネットワークタイプを実現するために必要なコンポーネントをさらに含み得るもので、ネットワークセキュリティを向上するためのコンポーネント、例えば、アクセスポイント、ルータ、及びファイアウォールも含み得る。
【0023】
図3を参照すると、本明細書で述べられる方法ステップを実行するためのプラットフォーム例200の高レベル模式図は、ユーザインタフェイスレイヤ201を含み得る。ユーザインタフェイスレイヤは、ユーザインタフェイス(UI)202(ある態様においては、UI202は、レギュラーユーザインタフェイス又はログイン202aとプレミアムユーザインタフェイス又はログイン202bを含み得る)及びプロフェッショナルユーザインタフェイス204を含み得る。プラットフォーム200は、ユーザインタフェイスレイヤ201とプラットフォーム200のプラットフォームバックエンド207(ある態様においては、プラットフォームバックエンド207はDL110aも含んでいる)との間のデータフローを管理するためのアプリケーション管理レイヤ206をさらに含み得る。これに加えて、あるいはこれに代えて、アプリケーション管理レイヤ206は、ログイン検証モジュール207aによるユーザのログイン資格情報及びシステムデータベース110に対するログイン資格情報の相互参照に基づくユーザ102のアクセス権の検証に基づいてユーザ102を正しいプラットフォームUI202,204に向けるための論理を含み得る。
【0024】
プロフェッショナルUI204は、スポーツ協会又クラブ、医療専門家又は他のスポーツ又は運動能力機関又はプラットフォーム200のパートナーによってアクセスすることができる。レギュラーUI202は、アスリート又はプラットフォーム200の日々の訪問者によってアクセスすることができる。上述したように、レギュラーUI202は、(プラットフォーム200の有料サブスクリプションを有するユーザ102のためのものであり得る)プレミアムユーザインタフェイス202b及び(プラットフォーム200の無料サブスクリプション、又はプレミアムユーザ102の料金よりも安い料金のサブスクリプションを有するユーザ102のためのものであり得る)標準又はレギュラーユーザインタフェイス202a用のようなさらなる分類を有し得る。図3の例に示されるように、プラットフォームバックエンド207は、例えば様々な処理モジュール205(それぞれ、(i)プラットフォーム計算デバイス108のプロセッサ120による実行により本明細書で述べられる方法ステップを実行するための非一過性コンピュータ読取可能メモリ112内又は非一過性コンピュータ読取可能メモリ112上に保存されたコンピュータ実行可能な命令、及び/又は(ii)そのようなコンピュータ実行可能な命令をそのプロセッサ120によって実行するための(本明細書で述べられるような)計算デバイス108)、例えば、ログイン検証モジュール207a、データ取込モジュール207b、(以下でさらに述べるように、例えば、(ポイントやデジタルトークン212(以下でさらに詳細に述べる)のような)報酬212を発行し、さらに/あるいはトークン212又は報酬212を例えばプラットフォーム200を通じて提供されるグッズ又はサービスと、あるいは、法定通貨又は暗号通貨と交換可能とし得る)トランザクションモジュール207c、サービスプロバイダ認定モジュール207d、検証モジュール207e、抽出/報告モジュール207f、グッズ及びサービスモジュール207h、スコアカード生成モジュール207i、ランキングモジュール207j、検索モジュール207k、及び(人工知能及び/又は機械学習を用いて処理モジュール205の一部又はすべてにより本明細書で述べられる方法ステップのいずれかを実行し得る)人工知能モジュール及び/又は機械学習(AI)アーキテクチャ207gのうち1つ以上を含み得る。ある態様においては、処理モジュール205は、(上述したように、AIモジュール207gを用いてデータ取込モジュール207bを介して受信したデータの一部又は全部の検証を行い得る)検証モジュール207eにより検証された一部のデータ又は全部のデータをDLデータ208としてDL110に送信するか送ってもよい。
【0025】
データ取込モジュール207bは、検証モジュール207eによって検証されるデータをユーザ102のプロフィールに加えるプロセス又はアルゴリズムを実行し得る。このデータは、ユーザプロフィールを作成する際、又はプラットフォーム200用のユーザプロフィールを更新する際に、ユーザ102によってアップロードされ得る。プロフェッショナルユーザ102のような他のグループは、プラットフォーム200上にユーザプロフィール102を有するメンバーを更新するために、彼らの協会又はクラブのメンバーにデータを供給し得る。データ取込モジュール207bは、例えば検証モジュール207eにより検証を待っているデータベース110にユーザ102により入力されたデータを保存し得る。プラットフォーム200に入力され得るデータは、統計、ハイライト、技術的情報、生理学的情報、ビデオ、写真、契約、及びスポーツに関連する又はユーザに関連する他のデータを含み得るが、必ずしもこれらに限られるものではない。ある態様においては、ユーザ102がプロフィールを作成すると、データ取込モジュール207bは、ユーザ102のスポーツに関連する又はユーザに関連するデータについてソーシャルメディア又は他の公開サイトを自動的に検索し得る。上述したように、データ取込モジュール207bは、AIモジュール207gを用いてそのような自動オンラインデータ取得及び構文解析を行って自動生成データを生成し得る。データ取込モジュール207bは、AIモジュール207gを用いて、ユーザが入力したデータ又は自動生成データ(包括的に「データ」)をデータベース110に保存する前に、例えば分類属性又はメタデータをこれらのデータに割り当てることによりこれらのデータを分類し得る。これに加えて、あるいはこれに代えて、ユーザ102は、最初のユーザプロフィールの作成時に、あるいは、その後、ユーザプロフィールを更新する際に、適切な分類に必要とされる情報を提供し得る。分類は、選手の識別、スポーツ、運動、及び/又は他のスポーツ統計によるものであり得る。AIモジュール207gは、データ取込モジュール207bにアップロードされたビデオ又は写真のうちで最低品質条件又は閾値を満たさない使用に適さないビデオ又は写真を破棄し得る。また、AIモジュール207gは、さらなる監査及び/又は人間による検証のために壊れたデータ、一貫性のないデータあるいは使用に適さないデータにフラグを付け得るか、そのようなデータを破棄し、ユーザ102に通知し得る。
【0026】
検証モジュール207eは、データ取込モジュール207bにより取り込まれた又は受信されたデータを検証し得る。このデータの検証によって保証済み又は検証済みデータとすることが可能となり、検証済みデータの一部又は全部は、以下でより詳細に述べるようにブロックチェーン又は他のDLT110a上に保存され得る。データは、写真の証拠、ビデオの証拠、調査、第三者の検証者、統計、契約、及び他の文書形態によって検証され得る(例えば、ユーザ102によって優勝したと主張されているトーナメントは、例えばトーナメントのトロフィーの写真又はトーナメント主催者からの陳述によって検証され得る)。検証モジュール207eは、AIモジュール207gを用いて例えば顔認識を通じて写真及びビデオの証拠を検証し得る。また、検証は、例えば、他のユーザ102、ユーザ102の以前のチームメイト、ユーザ102に関連するコーチ、教育機関、スポーツチーム、又はスポーツ協会のような機関により提供される証明又は確認のような第三者の検証者103によりマニュアルで行われてもよい。また、そのような第三者の検証者103は、プラットフォーム200上で検証を行うために、プラットフォーム200のユーザ102であり得る。
【0027】
検証モジュール207eは、ユーザ102によってアップロードされたデータを検証し、第三者の検証者103又はプラットフォーム200の検証者ユーザ103,102のカテゴリのうちの1つによってそのようなデータが証明された後にのみ、検証済みデータをDL110aに送信するか送ってもよい。第三者の検証者103は、教育機関の体育部門、スポーツクラブ、理学療法士又は物理療法士、医者、及び/又はアスリートとしてのユーザ102と経験がある他のスポーツ又はスポーツ関連機関又はプロフェッショナルサービスプロバイダを含み得る。プロフェッショナルサービスプロバイダである第三者の検証者103は、バックエンド207のサービスプロバイダ認定モジュール207dにより認定され得る。サービスプロバイダ認定モジュール207dは、AIモジュール207g及び公開されている情報源を用いてサービスプロバイダをプロフェッショナルサービスプロバイダとして認定し得る。また、以下でより詳細に述べるように、(例えばトランザクションモジュール207cを介した)プラットフォーム200は、以下でさらに述べるように、検証のためのプロではない検証者ユーザ102(例えば、サイトの訪問者、ユーザ102の友人、家族、又はチームメイト)よりも、検証のためのそのようなプロの検証者ユーザ102により高いポイント評価が属していると考え得る。
【0028】
プロフェッショナルアスリートデータに関連付けられた時折複雑な分析とは反対に(例えば、プロ野球においては、分析者によって使用されるより先進的な統計のいくつかを挙げると、ホリンガーアシスト率、ポメロイアシスト率、及びチームポゼッションごとのアシストが存在する)、プラットフォーム200は、新しい才能を見つけるときに、そこから意味のある情報を分析して、スカウトのようなスポーツリクルータを補助するために、プラットフォーム200にアップロードされAI/MLにより分析される、アマチュア又はプロではないアスリートのためのデータ(そのようなアスリートのスポーツプレイのビデオ場面を含む)をより簡略された形で、より簡単又は普遍的に利用可能とするものと期待される。これは、世界中の、特にそのようなスポーツリクルータによる可視性を実現することが難しい傾向にある国でのアマチュア及びプロではないアスリートにプラットフォーム200を提供することが期待される。
【0029】
トランザクションモジュール207cは、検証のたびに、及び/又は以下でより詳細に述べるようにDL110aに追加される検証済みデータのブロックごとに、(例えば、ポイント212、及び/又は法定通貨又は暗号通貨と交換可能なデジタルトークン212を含み得る)報酬の価値を評価し、それぞれの第三者の検証者103に割り当て得る。報酬の価値は、例えば(例えばプロの検証者ユーザ対プロでない検証者ユーザによる)データの検証レベル、及び/又は他の関連するファクタに基づいて計算され得る。また、ポイントは、ユーザ102により争われるユーザランキング、投票、及び/又は例えば他のユーザ102又はスポンサ107(以下でさらに述べられる)によりプラットフォーム200上で生成され得る他のコンテストに対して与えられてもよい。ポイントは、蓄積されて、プラットフォーム200内のユーザ102のランキング602に適用されてもよい。これが、次に、プラットフォーム200上のユーザの他のユーザ102及び/又はスポーツリクルータ(プラットフォーム200のプロフェッショナルユーザ102を含み得る)に対する可視性に影響を与え得る。ポイントは、ある態様においては、例えばトランザクションモジュール207cを介してデジタルトークン212を購入するために使用され得る。
【0030】
抽出/報告モジュール207fは、ユーザ(例えばプロフェッショナルユーザを含み得る)102又はプラットフォーム200の管理者による要求があったときなどに、データベース110,110aから情報を抽出し、抽出された情報の説明を表示するかまとめ得る。抽出/報告モジュール207fは、例えば、データベース110,110aからの非DLデータ209及び/又はDLデータ208から情報を抽出して、例えば、プラットフォーム200のプロフェッショナルユーザ102により見られ得るレポートにまとめ得る。抽出/報告モジュール207fからレポートが利用可能であるか否か又は利用可能なレポートのレベルは、ユーザ102が標準/レギュラーユーザ102、プレミアムユーザ102、又はプロフェッショナルユーザ102であるか否かに依存し得る。
【0031】
図4を参照すると、ある態様においては、(ソフトウェアアズアサービス(SaaS)プラットフォーム200のような)コンピュータにより実現されるデータ共有プラットフォーム200上で、プラットフォーム200のユーザ102のアスリートデータ500を共有するためのコンピュータにより実現される方法300が提供される。方法300は、ある態様においては、例えばプラットフォーム200のトランザクションモジュール207cを介して、例えばユーザ計算デバイス104を介したネットワーク106越しのプラットフォーム200のユーザ102による取得のためのデジタルトークン212を発行すること302を含み得る。デジタルトークン212のそれぞれは、金銭的価値を有し得るものであり、トランザクションモジュール207cを介して、又はプラットフォーム200に、例えばプラットフォーム200のトランザクションモジュール207cに(例えば第三者の計算デバイス104を介して)(例えばネットワーク106越しに)通信可能に連結される第三者101(例えば、Coinsquare(商標)又はCoinbase(商標)のような暗号通貨交換所)から(例えばネットワーク106越しに)ユーザ102により購入可能なものであり得る。方法300は、例えば、プラットフォーム200のデータ取込モジュール207bを介して、(例えば、ネットワーク106越しにユーザ計算デバイス104を介して)プラットフォーム200のユーザ102からアスリートデータ500を受信すること304と、(例えば、データ取込モジュール207bを介して)受信したアスリートデータ500に基づいて(例えば、トランザクションモジュール207cを介して)ユーザ102に公開報酬212を割り当てること306をさらに含み得る。ある態様においては、公開報酬212は、プラットフォーム200のユーザ102のすべての者に対して見えていてもよい。さらに、公開報酬212は、ポイント212、ポイント212の量が増えるのに対応してレベルが上がる仮想バッジ又はメダル628(例えば、図10及び図11参照。以下でさらに述べる)、又はその両方を含み得る。割当306は、例えば、最初にアスリートデータ500を受信した304後、ユーザ102から受信した追加のアスリートデータ500について、さらなる公開報酬212をユーザ102に割り当てること306を含み得る。すなわち、方法300のステップ308に示されるように、受信したアスリートデータ500に基づいて公開報酬212を割り当てること306は、割り当てられた公開報酬212の額を(例えばデータ取込モジュール207bを介して)受信したアスリートデータ500の額及び/又は(例えばデータ取込モジュール207bを介して)受信した種類のアスリートデータ500(例えば、テキスト、ビデオ)の額に対応するように調整すること(又はさらに公開報酬212を割り当てること306)を含み得る。
【0032】
ある態様においては、方法300は、(例えばプラットフォーム200の検証モジュール207eを介して)アスリートデータ500を1以上の第三者の検証者103により、さらに/あるいは(例えばステップ304で)データ取込モジュール207bを介してユーザ102から受信した(写真やスキャンされた文書のような)検証データを参照することにより検証すること310と、検証済みアスリートデータ500の少なくとも一部を(例えばネットワーク106越しに)プラットフォーム200のDL110aに送ること312をさらに含み得る。図3に示されるように、プラットフォーム200のユーザ102のそれぞれは、デジタルトークン212のうちの1つ以上の残高を維持するためにDL110a上に関連デジタルウォレット105を有し得る。それぞれのデジタルウォレット105は、第三者暗号通貨交換所によりそれぞれのユーザ102に対して先立って作成され得る。あるいは、プラットフォーム200は、デジタルウォレット105の資金(例えばトークン212)の安全な保管のために中央集中型交換所を含み得る。
【0033】
図3を参照すると、ある態様においては、データ取込モジュール207bは、データ入力インタフェイス210を含み得る。データ入力インタフェイス210は、例えばユーザ計算デバイス104を介したデータ入力インタフェイス210へのユーザ102の入力を介してアスリートデータ500を受信する304ために、計算デバイス104,108の入力デバイス118と通信可能に連結され得る。データ入力インタフェイス210は、(例えばテキスト入力フィールドによる)テキストのような好適な形態又はタイプのデータ、(例えば文書アップロードインタフェイスによる)好適なタイプの文書、(例えばビデオアップロードインタフェイス(これは例えばユーザ計算デバイス104のビデオ取得入力デバイス118(例えばカメラ118)と通信可能に連結され得る)などによる)好適なタイプのビデオ録画を受信するように構成され得る。
【0034】
DL110aは、ブロックチェーン110aを含み得る。このブロックチェーン110aは、プルーフ・オブ・ワーク(PoW)又はプルーフ・オブ・ステーク(PoS)に基づくブロックチェーン110aをはじめとする、プラットフォーム200において又はこれとともに使用される好適な形態のブロックチェーンを含み得る。ある態様においては、ブロックチェーン110aは、許可ベースのブロックチェーン110a(すなわち、匿名ノードのないブロックチェーン110a)を含み得るもので、検証済みアスリートデータ500の少なくとも一部をブロックチェーン110aに送信すること312は、プルーフ・オブ・ステーク検証によるブロックチェーン110a上でのブロック取引として検証済みアスリートデータ500の少なくとも一部の有効性を確認することを含み得る。プルーフ・オブ・ステークブロックチェーン110aを用いることにより、ブロックチェーン110a上の新しい情報のブロックの検証に、プルーフ・オブ・ワークブロックチェーンに関連するマイニング動作に含まれる傾向のある高額な計算コストが必要なくなり、さらに、そのようなマイニング動作に報酬を与えるために暗号通貨(例えば、トランザクションモジュール207cにより発行されるデジタルトークン212)を生成する必要がなくなることが期待される。むしろ、(例えば、プラットフォーム管理者及び/又は例えば、創始者、最初にパートナーになった独立スポーツ機構及び株主として最も大きな資産/デジタルトークンの保有者、投資資金、及び/又はアドバイザをはじめとするプラットフォームエコシステムの重要なメンバーを介した)プラットフォーム200は、選手102のアスリートデータ500の新しく生成されたブロックを認証するために投票するのに十分なコイン又はデジタルトークン212を保持し得る。
【0035】
ある態様においては、デジタルトークン212は、例えば、法定通貨(例えばカナダドル又はアメリカドル)及び/又は暗号通貨(例えばBitcoin(商標)のようなプラットフォーム200の外部で使用される暗号通貨)としてのデジタルトークン212の金銭的価値を実現するために、第三者101又はトランザクションモジュール207cに販売可能、あるいは第三者101又はトランザクションモジュール207cを介して交換可能であり得る。例えば、ユーザ102は、トランザクションモジュール207cを介してデジタルトークン212を購入した後、デジタルトークン212の一部又は全部をさらなるユーザ102への流通のためにトランザクションモジュール207cを介してプラットフォーム200に販売することができる。したがって、ユーザ102は(レギュラーアカウント、プレミアムアカウント、又はプロフェッショナルアカウントを持っているかにかかわらず)投資の手段、公開株式市場又は交換所を介して購入及び販売される株式のように、金銭的利益を得ようとしてプラットフォーム200のデジタルトークン212を売買する手段としてプラットフォーム200を使用することができる。
【0036】
デジタルトークン212は、最初は、プラットフォーム200の管理者により設定された名目上の評価額を有し得る(基準として、デジタルトークン212の価値は、例えば、法定通貨の組み合わせ(例えば、スイスフラン、ユーロ、円、アメリカドル、及びブラジルレアルの組み合わせ)又は、例えば、国際的に取引されている貴金属の1グラムの1/100の価値に基づき得る)。その後、デジタルトークン212は、公に取引されるように開放され、自由市場での価値を取得し得る。すなわち、すなわち、プラットフォーム200は、現在のコイン交換及び取引機関101を用いてトランザクションモジュール207cにより発行されたデジタルトークン又はコイン212のための流通市場取引空間も提供することができ、例えば「スポーツコイン」又は「スポーツキャッシュ」と呼ばれ得るようなデジタルコイン又はトークン212のための取引市場を作ることができる。これは、デジタルトークン又はコイン212は、例えばトランザクションモジュール207c及び/又は第三者銀行又は交換所101を通じた、規制された法定通貨又はアメリカドル、カナダドル又はブラジルレアルのような本位通貨へのデジタルトークンの交換により認められる代替可能性を持って市場に開放されるので、ある程度の思惑買いを提供するものと考えられる。このように、トランザクションモジュール207cにより発行されるデジタルトークン212は、利用可能なコインとして機能するだけではなく、市場におけるデジタルトークン212の信頼が取引空間における交渉可能な価値を高めるので、交換の手段としても機能し得る。プラットフォーム200は、(以下でさらに述べるように)プラットフォーム200上のスポーツ契約を成功させ、スポンサシップを実りのあるものにするために、安定的で持続可能な成長のためにプラットフォーム200の能力を通して(例えばプラットフォーム200のスケーラブルなインフラストラクチャを通じて)証明されるように、プラットフォーム200の健全なビジネス原理及び管理を示すことも通じて、ユーザ102のアスリートデータ500を共有することの有効性を示すものであるため、デジタルトークン212に対する信頼が市場で増加すると期待され、これは、プラットフォーム200の健全な管理と組み合わさって、デジタルトークンの交換価値を高め得る。ホワイトペーパーに基づくイニシャルコインオファリング(ICO)において発行される投機的な暗号通貨と異なり、プラットフォーム200のデジタルトークン212は、クラウドファンディングの形で資本を生み出すための保証として使用されるものではない。むしろ、プラットフォーム200のトランザクションモジュール207cにより発行されるデジタルトークン又はコイン212は、スポーツの直接投資のための市場及びソーシャルネットワークとしてのプラットフォーム200の有効性を通じて価値を得るものと期待され、以下でさらに述べるように、その努力を助けるためのスポンサシップを保証しつつ、アマチュア又はプロになる前のアスリート102をより簡単に見つけることが可能となり、彼らの関連するデータ又はアスリートデータ500をスポーツリクルータ102とより簡単に共有することが可能となる。
【0037】
ある態様においては、デジタルトークン212は、ユーザ102によりトランザクションモジュール207cを介して、(i)ユーザ102のアカウントレベルをアップグレードする(例えば、レギュラーユーザ102からプレミアムユーザ102に(プレミアムアカウントでは、例えば、プラットフォーム200上でユーザ102が他のユーザ102及び/又は(スポーツリクルータやスカウトなどの)プロフェッショナルユーザ102に見られることが増加し得る)及び/又は(ii)グッズ(例えば、スポンサ価格で提供される靴のようなスポーツ用衣装)及び/又はサービス(例えば、オンラインパーソナルトレーニングコーチ又はオンラインコース(例えば、運動トレーニングプログラム(例えば、「初心者のための戦術的サッカーのヒント」)、又はプラットフォーム200上で又はプラットフォーム200を通じて、例えばプラットフォーム200のグッズ及びサービスモジュール207hを介して提供される、例えばスポーツ栄養学又はスポーツ代理人との専門的な交渉のような概してアスリートに関連するトピックをカバーするコースを購入するために交換され得る。
【0038】
図6を参照すると、ある態様においては、アスリートデータ500は、(i)非運動データ502、(ii)運動能力データ504a及び技能データ504bを少なくとも含む運動データ504、及び/又は(iii)販売促進コンテンツデータ506を含み得る。(以下でより詳細に述べられるスコアカード例600を示している)図10を参照すると、非運動データ502は、例えば、ユーザ102の名前604、ニックネーム606、誕生日608、性別(図示せず)、プレイするスポーツ(例えば「サッカー」)(「クラブ名」614及び「リーグ名」614への言及から推測できるが、図示はしていない)、プレイするポジション610(ユーザ102がプレイするスポーツとしてユーザ102により選択されたスポーツに対して好適なオプションが自動的に入力され得る)、左右差612(すなわち、左手/左足利き又は右手/右足利き)、関連するスポーツ組織614(例えば、ユーザはどこでプレイしている?)、人体測定データ616(ユーザ102の身長616a及び体重616bを含むが、必ずしもこれらに限られるものではない)、写真617(例えば、ユーザ102の顔を示すプロフィール写真617及び/又はプレイしているユーザ102を示す動作写真617、例えば、ユーザ102の動作写真617を示している図10及び図11を参照)、及び/又は第三者の検証者103(図示せず)に関するリスト及びコンタクト情報を含み得る。運動能力データは、運動能力に関する情報、例えば、スピード621、迅速性621、敏捷性621、強さ621、及び/又は耐久性621のような運動特性621についてのユーザ自己評価618(すなわち、図10に示される非検証自己評価618ではなく、図11のスコアカード例600に示されるように、検証済みアスリートデータ500に基づいて生成された評価620)を含み得る。技能データは、運動技能に関する情報、例えば、ユーザ102によりプレイされるスポートに関する技能623のユーザ自己評価618(すなわち、スポーツに依存する技能、例えばサッカーについては「ボールコントロール」623、「シュートの正確性」623、「シュート力」623、「ヘディング」623。及び「クロス」623)を含み得る。技能623には、ユーザ102がプレイするスポーツとしてユーザ102により選択されたスポーツに対して好適なオプションが自動的に入力され得る。評価618,620は、それぞれ評価618及び620に対するデータ入力インタフェイス210を介してユーザ102又は第三者の検証者103により入力され得る(例えば、1(悪い、図10及び図11における「運動能力」及び「技能」の下の最も左側のボックス622)から4(素晴らしい、図10及び図11における「運動能力」及び「技能」の下の最も右側のボックス622)までの)数字付きのスケールを含み得る(あるいは、例えば、評価620は、検証済みアスリートデータ500に基づいて検証モジュール207eを介して生成され得る。)。販売促進コンテンツデータ506は、例えば、運動功績データ624、例えばユーザの運動功績のビデオ場面(例えば、サッカーハイライトのようなスポーツにおけるユーザ102の最も良い瞬間のビデオモンタージュ)を含み得る。このデータには、デジタルスコアカード600を介して、例えば図10及び図11に示されるビデオインジケータ626を介してアクセス可能であり得る(この場合、ユーザインタフェイス202はデジタルスコアカード600を含み得る)。これに追加して、あるいはこれに代えて、ビデオインジケータ626は、ユーザ102に関連するビデオの数を示す役割を有し得る。アスリートデータ502は、テキスト、音声、ビデオ、及び/又はアスリートデータ500を伝えるのに好適な文書など(例えば、画像ファイル、ビデオファイル、文書ファイル(例えばスキャン文書))他のタイプのデータをはじめとする好適なタイプのデータを含み得る。
【0039】
図5を参照すると、ある態様においては、ユーザ102は、方法400によりデジタルトークン212のうち1つ以上を取得し得る。この方法400は、(i)第三者101又はトランザクションモジュール207cからデジタルトークン212のうち1つ以上を購入すること402、(ii)1以上のスポンサ107(それぞれのスポンサ107はプラットフォーム200のユーザ102であり得る)から例えばトランザクションモジュール207cを介してデジタルトークン212のうち1つ以上を受領すること404、及び/又は(iii)例えばトランザクションモジュール207cを介して、検証済みアスリートデータの少なくとも一部をDL(例えばブロックチェーン)110aに送信すること312を通じて、デジタルトークンのうち1つ以上を獲得すること406を含み得る。この場合には、ユーザ102により取得される1以上のデジタルトークン212は、例えば、DL(例えばブロックチェーン)110a上のユーザのデジタルウォレット105において、デジタルトークン212のユーザ検証報酬額(すなわち、検証に対する報酬)(その額はトランザクションモジュール207cにより決定され得る)を含み得る。ある態様においては、DL(例えばブロックチェーン)110aに送信される312検証済みアスリートデータ500の少なくとも一部は、(運動能力データ504a及び技能データ504bを少なくとも含む)運動データ504及び/又は販売促進コンテンツデータ506のみを含み得る。
【0040】
図7を参照すると、ある態様においては、スポンサ107は、(i)パーソナル又はマイクロ(PM)スポンサ107a(それぞれのPMスポンサ107aは、PMスポンサにより後援されるプラットフォーム200の1以上のユーザ102にデジタルトークン212の第1の閾値額未満の額を指定する)、(ii)ローカル又は地域(LR)スポンサ107b(それぞれのLRスポンサ107bは、(A)プラットフォーム200、(B)LRスポンサにより後援されるプラットフォーム200の1以上のユーザ102、及び/又は(C)プラットフォーム200に関連するLRスポンサにより後援される1以上のトーナメント(これは、グッズ及びサービスモジュール207hを介してサービスとして管理され得る)を後援することにデジタルトークン212の第1の閾値額と第2の閾値額との間の額を指定する)、及び(iii)全国的又は世界的(NG)スポンサ107c(それぞれのNGスポンサ107cは、(A)プラットフォーム200、(B)NGスポンサにより後援されるプラットフォーム200の1以上のユーザ102、及び/又は(C)プラットフォーム200に関連するNGスポンサにより後援される1以上のトーナメント(これは、グッズ及びサービスモジュール207hを介してサービスとして管理され得る)を支援することにデジタルトークン212の第2の閾値額を超える額を指定する)のいずれかを含み得る。ある態様においては、スポンサ107は、デジタルトークン212を取得しないが、例えばプラットフォーム200のトランザクションモジュール207cを介してプラットフォーム200に手数料を支払う代わりにプラットフォーム200上で宣伝を行うプラットフォームメディアスポンサ107dも含み得る。(例えば、ネットワーク106越しの安全なネットワーク接続を介した、例えばスポンサ107が顧客であり、トランザクションモジュール207cと取引を行う銀行101を通じた)例えばトランザクションモジュール207cを介してプラットフォーム200に参加するスポンサシップ金額は、トランザクションモジュール207cによってプラットフォーム200のエコシステム100内で使用される等価値のデジタルトークン212に交換され得る。ある態様においては、スポンサ107がPMスポンサ107aであるか、LRスポンサ107bであるか、あるいはNGスポンサ107cであるかは、これに加えて、あるいはこれに代えて、スポンサ107により後援されるユーザ102の数に依存し得る。
【0041】
図4及び図8を参照すると、ある態様においては、方法300は、1以上の第三者の検証者103によりアスリートデータ500を検証すること310に対して、1以上の第三者の検証者103にアスリートデータ500を検証すること310に対して検証者報酬212を与えること316により(例えばトランザクションモジュール207cを介して)インセンティブを与えること314をさらに含み得る(すなわち、図8に示されるように、インセンティブを与えること314は報酬を与えること316を含み得るが、インセンティブを与える314他の形態も使用できることは理解できよう)。検証者報酬は、例えば、(i)プラットフォーム200のプロの検証者ユーザ102に対して(例えばトランザクションモジュール207cにより)発行されるデジタルトークン212の検証者報酬額(この額はトランザクションモジュール207cによって決定され得る)、及び/又は(ii)プラットフォーム200のプロではない検証者のユーザ102に対して(例えばトランザクションモジュール207cにより)発行されるポイントの検証者報酬額(この額はトランザクションモジュール207cによって決定され得る)を含み得る。これは、ある態様においては、ユーザ102は(トランザクションモジュール207cを介してユーザ102により購入されるデジタルトークン212及び/又は例えばPMスポンサ107a(例えば友達や家族)によりユーザ102に与えられたデジタルトークン212のような)資金を必要とすることがあり、この結果、ユーザ102は、アスリートデータ500の検証のための報酬としてプロの検証者ユーザ102に(そのようなプロの検証者ユーザ102が例えばLR又はNGスポンサから報酬を与えられない範囲で)デジタルトークン212の形態で検証者報酬を発行するために利用可能な財源を有することを意味し得る。プロの検証者ユーザ102のそれぞれは、プラットフォーム200のサービスプロバイダ認定モジュール207dによりプロフェッショナルサービスプロバイダ(例えば、理学療法士/物理療法士、トレーナー、医者、パフォーマンスアドバイザなど)として認定され、プラットフォーム200上にアクティブなアカウントを有するサービスプロバイダを含み得る。プロではない検証者ユーザ102のそれぞれは、プラットフォーム200により(例えばサービスプロバイダ認定モジュール207dにより)プロフェッショナルサービスを提供するものとして認定されていない場合がある。プロではない検証者ユーザ102は、例えば、ユーザ102の仲間(例えば現在又は以前のチームメイト)、プラットフォームの学術関連の検証者ユーザ102(例えば以前の学校のコーチ及び教師)、及び/又は(例えばユーザ計算デバイス104を介したネットワーク106越しに)ユーザ102により提供される他の照会先を含み得る。検証は、例えば、ユーザインタフェイス202を介してプロ又はプロではない検証者ユーザ102により入力され、プラットフォーム200(例えばその検証モジュール207e)によりアスリートデータ500の一部又は全ての検証として登録された確認により行われ得る。ある態様においては、プラットフォーム200(例えばその検証モジュール207e)は、検証の閾値数が登録されるまで検証されるアスリートデータ500の一部を考慮しない場合がある。検証の閾値数は、プロ及びプロではない検証者ユーザ102のそれぞれに関するもの(すなわち、1つがプロ及びプロではないプロの検証者ユーザ102のそれぞれに対するものである、2つの閾値)又はプロ及びプロではない検証者ユーザ102の両方に関するもの(すなわち、プロ及びプロではない検証者ユーザ102の双方から受け取った検証の累積合計に対する1つの閾値)又はその両方となり得る。ある態様においては、プラットフォーム200(例えばその検証モジュール207e)は、最終手段として検証源としてプロでない検証者ユーザ102の他の照会先を用いるだけの場合がある。
【0042】
プラットフォーム200は、「クラウドファンディング」の原理に似た、スポーツ空間におけるPMスポンサ107aの(グローバルプラットフォーム200を通じた)世界的なプレゼンスを提供し得ることが期待されるが、多額の金がスターアスリートに向けられるのではなく、プラットフォーム200は、それぞれが例えばトランザクションモジュール207cにより等価なデジタルトークン212又は暗号通貨212に交換される比較的少額の金を提供し(あるいは、投資に対する何らかの見返りを期待する場合には賭け)、より大きなスポンサ107b,107cからより多額の投資を可能としつつ、好みの若いアスリートのキャリアを後援する数千の小さな投資家又はPMスポンサ107aを提供することが期待される。
【0043】
友達や家族107aにより提供される場合には、これらの少額の寄付又は投資は、スポンサ107aのお気に入りのようなユーザ102が成功してプロのアスリートになる手助けとなり得る。PMスポンサ107aの寄付又は投資は、例えばトランザクションモジュール207cを介して等価なデジタルトークン212に交換され得る。このデジタルトークン212は、寄付/投資がユーザインタフェイス202,204を介してPMスポンサ107aにより取り分けられた又は指定された特定のユーザ102に属する一意なデジタルウォレット105に自動的に転送される。ある態様においては、ユーザ102は、例えばプレミアムアカウントへのアップグレードによりプラットフォーム200又はプラットフォームシステム100における可視性を上げるように、あるいは、例えばトランザクションモジュール207c及びグッズ及びサービスモジュール207hを介してグッズ及び/又はサービス(例えば上述したようなスポンサ価格で提供されるオンラインコース又は靴)の支払を行うように、プラットフォーム200のエコシステム100内のデジタルウォレット105内の資金を用いるだけであり得る。
【0044】
DL(例えばブロックチェーン)110a内のユーザ102のデジタルウォレット105にデジタルトークン212を追加するたびにプラットフォーム上でのユーザの純資産が増加する。ある態様においては、選手に対するそれぞれの寄付者又は投資家(すなわち、ユーザ102のそれぞれのスポンサ107)は、そのようなスポンサ107は、例えばスポーツ契約の下で選手又はユーザ102に金額を提示する雇用クラブ又はチームに対するその選手又はユーザ102の将来の移籍における断片的な代理人となり得る点で、選手又はユーザ102の共同所有者となり得る。すなわち、スポンサ107(例えばPMスポンサ107a)は、クラブ又はチームが例えばスポート契約下でその選手/ユーザ102に金額を提示した際には、選手102の移籍額の一部を受け取る権利を有し得るし、そのような断片的な移籍額の所有(これは、そのような断片的な割当がユーザ102に対して追跡され得る場合には、トランザクションモジュール207c及び/又はDL110aにより追跡され得る)は、プラットフォーム200を通じて管理され、例えばDL110aを介して(例えば、プラットフォーム200に参加する条件としてユーザ102により締結されるスマート契約として)実現される契約により支配され得る。
【0045】
図8を参照すると、ある態様においては、方法300は、学術関連検証者ユーザ102に対して発行される検証者報酬額のポイント212を例えばプラットフォーム200のグッズ及びサービスモジュール207hを介してプラットフォーム200を通じて発行される後援ギフトに(例えばトランザクションモジュール207cを介して)交換すること318をさらに含み得る。後援ギフトは、LRスポンサ107bのうちの1人以上及び/又はNGスポンサ107cのうちの1人以上によりプラットフォーム200のスポンサシップを通じて後援され得る。プラットフォームのスポンサシップは、例えば、プラットフォームスポンサシップデジタルトークン212をプラットフォーム200のトランザクションモジュール207cに寄付することを含み得る。プラットフォームスポンサシップデジタルトークン212は、プラットフォームプロモーション(例えば、1以上の第三者の検証者103に検証報酬額のデジタルトークン212として報酬を与えること316)用に指定され得る。
【0046】
図3及び図9を参照すると、ある態様においては、方法300は、(i)運動のチャレンジ(運動能力チャレンジ及び/又は技能チャレンジを含み得る)を行う及び/又は(ii)プロモーションビデオコンテンツ(プロモーションビデオコンテンツを含むプロモーショナルコンテンツデータ506)を作成するプラットフォーム200のリクルート加入者(すなわちプロフェッショナルスポーツリクルータ(プロフェッショナルユーザ102))に対してユーザ102を奨励するための1以上のビデオチュートリアルを、例えばプラットフォーム200のプラットフォーム計算デバイス108を介して、ユーザ102に提示すること320、(i)ユーザが完了した運動チャレンジのビデオ場面を含む、ユーザ102からのチャレンジ完了ビデオデータ(チャレンジ完了ビデオデータを含む運動データ504)、及び/又は(ii)ユーザの運動能力を促進するビデオ場面を含む、ユーザからのプロモーショナルビデオコンテンツをデータ取込モジュール207bを介して受信すること322、(i)(例えば、プロフェッショナルスポーツ評価者102又は(例えばプラットフォーム200のAIモジュール207gを介した)人工知能(AI)及び/又は機械学習(ML)による)ユーザ102による運動チャレンジのパフォーマンス及び/又は(ii)(例えば、プロフェッショナルビデオ評価者102又は(例えばプラットフォーム200のAIモジュール207gを介した)人工知能(AI)及び/又は機械学習(ML)によるビデオ品質のための)プロモーショナルビデオコンテンツを評価すること324、非公開報酬を例えばトランザクションモジュール207cを介してユーザ102に割り当てること326をさらに含み得る。割り当てられる非公開報酬212の額(この額はトランザクションモジュール207cにより決定され得る)は、(i)ユーザが完了した運動チャレンジにおけるパフォーマンスのユーザの評価レベル(ユーザ102から受信したさらなるチャレンジ完了ビデオデータにおいて受信され得る322ような、改善された又はユーザがさらに完了した運動チャレンジに対してさらなる非公開報酬212がユーザ102に割り当てられ得る)、及び/又は(ii)(例えば、プロモーショナルビデオコンテンツデータの評価品質に基づいて)プロモーショナルビデオコンテンツを評価した324結果に基づいている。非公開報酬212は、ユーザ102による運動チャレンジにパフォーマンスが評価される場合には、例えば運動能力ポイント212及び/又は技能ポイント212のようなポイント212、及び/又はプロモーショナルビデオコンテンツが評価される場合には、プロモーショナルポイント212を含み得る。ビデオチュートリアルは、プラットフォーム200により、例えば毎週(又は毎日又は毎月のような他の周期で)ユーザ102に提示され得る。ユーザが完了した運動チャレンジ及び/又は(以下でさらに述べられるような)ユーザ102のランキング602に影響を与えるプロモーショナルビデオコンテンツの評価結果により、ユーザ102は、ランキング602を上昇させるためにプロモーショナルビデオコンテンツを通じて自分自身をプロモートしようとし、及び/又はビデオチュートリアルに提示されるチャレンジをしようとするインセンティブが与えられることが期待される。図12を参照すると、運動チャレンジを行うためのビデオチュートリアル700は、例えば、ある距離からのシュートに対して最適な角度(例えば、バスケットボールのゴールの真ん中から6.75メートルの場所に立っている身長6フィートの人については53°のリリース角度)を示すバスケットボールのシュートのチュートリアルを含み得る。
【0047】
ある態様においては、方法300は、トップランクのユーザ又は選手102のリストを(例えばランキングモジュール207jを介して)生成すること334、及びユーザ又は選手102を見て潜在的にリクルートするプロフェッショナルユーザ102(例えばスポーツスカウト)又は他のリクルータを魅了することが期待される現実世界のトーナメントにトップランクのユーザ102を物理的に携わらせるために、プラットフォーム200を通じて例えばグッズ及びサービスモジュール207hを介してトーナメント(例えば「クラス最高」トーナメント)を設定すること336をさらに含み得る。
【0048】
図9図10及び図11を参照すると、ある態様においては、方法300は、例えばプラットフォーム200のランキングモジュール207jを介して報酬212の額に基づいてユーザ102にランク602を割り当てること328をさらに含み得る。ランク602は、(例えば、ユーザに割り当てられた非公開報酬212の額に基づく)図11に示されるような非公開ランク602、又は(例えば、ユーザに割り当てられた公開報酬212の額に基づく)図10に示されるような公開ランク602を含み得る。公開ランク602は、ある態様においては、プラットフォーム200のすべてのユーザ102に見えていてもよい。非公開ランク602は、ある態様においては、プロのスポーツクラブに所属しているスポーツスカウト及び/又は加入者102のようなプラットフォーム200のリクルート加入者(プロフェッショナルユーザ102)にのみ見えていてもよい。(公開又は非公開)ランク602は、同じスポーツをするプラットフォーム200の他のユーザ102と比較したユーザ102の運動能力の(例えばプロフェッショナルユーザ102又はリクルータ102に対する)指標として機能し得る。プラットフォーム200は、人工知能(AI)及び/又は機械学習(ML)を用いて、ユーザ102に割り当てられた(公開又は非公開)報酬212の額に基づいて(公開又は非公開)ランク602を例えばAIモジュール207gを介して割り当てることができる。
【0049】
ある態様においては、方法300は、ユーザ102用のアスリートデータ500に基づいてユーザ102用のデジタルスコアカード600を生成する要求を例えばプラットフォーム計算デバイス108でネットワーク106越しに受信すること330、及びデジタルスコアカード600を例えばプラットフォーム200のスコアカード生成モジュール207iを介して生成すること332をさらに含み得る。スコアカード600は、物理的なスポーツカードに似るように印刷可能なものであり、ファンが一般的に集める異なるスポーツのプロフェッショナルアスリートのカードに似ていてもよい。スコアカード600は、図10及び図11を参照して上記で述べたようにアスリートデータ500の少なくとも一部を含み得る。ある態様においては、プラットフォーム200のユーザ102は、特定のユーザ/選手102用のデジタルスコアカード600を生成することを要求することができる。さらなる態様においては、プラットフォーム200のリクルート加入者(プロフェッショナルユーザ102)のみが、図11に示されるデジタルスコアカード例600に示されるような非公開ランク602、非公開報酬630及び/又は非公開評価620を含むデジタルスコアカード600を見ることができる(一方、任意のユーザ102は、図10に示されるデジタルスコアカード例600に示されるような公開ランク602、公開報酬630及び/又は公開評価618のような公開情報のみを含むデジタルスコアカード600を見ることができる)。ある態様においては、スコアカード生成モジュール207iは、デジタルスコアカード600を生成する要求が、プロフェッショナルユーザ102又はプロではない(すなわち、レギュラーアカウント又はプレミアムアカウント)ユーザ102から受信されたか330否かに基づいて、非公開情報(例えば、非公開ランク602、非公開報酬630及び/又は非公開評価620)がデジタルスコアカード600上に表示され得るか否かを決定し得る(スコアカード生成モジュール207iは、デジタルスコアカード600を生成する要求がプロフェッショナルユーザ102から受信された330場合にのみ、そのような非公開情報を含む)。
【0050】
ある態様においては、システム200のユーザ102のアスリートデータ500を共有するためのシステム200は、本明細書で述べられる方法ステップのいずれかを行うための本明細書で述べられる構成要素のいずれかを含み、例えば、1以上のプラットフォーム計算デバイス108とDL(例えばブロックチェーン)110aとを含み得る。プラットフォーム計算デバイス108のそれぞれは、例えば、非一過性コンピュータ読取可能メモリ112、通信モジュール114、及び少なくとも1つのプロセッサ120を含み得る。また、プラットフォーム計算デバイス108は、本明細書で述べられるプラットフォームバックエンド207のモジュールのいずれかを含み得る。ある態様例では、プラットフォーム計算デバイス108は、それぞれトランザクションモジュール207c、データ取込モジュール207b、及び検証モジュール207eを含み得る。プロセッサ120は、メモリ112、通信モジュール114、及びトランザクションモジュール207c、データ取込モジュール207b、及び検証モジュール207eのような本明細書で述べられるプラットフォームバックエンド207のモジュールのいずれかと通信可能に連結され得る。ある態様においては、メモリ112は、例えば、ユーザ102により取得されるデジタルトークン212を例えばプラットフォーム200のトランザクションモジュール207cを介して(例えばそれぞれのユーザ計算デバイス104を介してネットワーク106越しに)発行すること302(上述したように、デジタルトークン212のそれぞれは、金銭的価値を有し得るもので、ユーザ102によりトランザクションモジュール207cを介して(例えばネットワーク106越しに)、あるいは、プラットフォーム200と、例えばトランザクションモジュール207cと第三者計算デバイス104及び通信モジュール114を介して(例えばネットワーク106越しに)通信可能に連結される第三者101(例えば、Coinsquare(商標)又はCoinbase(商標)のような暗号通貨交換所)から購入可能なものであり得る)、(例えばユーザ計算デバイス104及び通信モジュール114を介してネットワーク106越しに)システム200のユーザ102からアスリートデータ500を例えばデータ取込モジュール207bを介して受信すること304、(例えばデータ取込モジュール207bを介して)受信したアスリートデータ500に基づいて公開報酬212をユーザ102に(例えばトランザクションモジュール207cを介して)割り当てること306(上述したように、公開報酬212は、システム200のすべてのユーザ102に見え得る)、アスリートデータ500を1以上の第三者の検証者103により及び/又は(例えばユーザ計算デバイス104を介して、ネットワーク106越しに、通信モジュール114及びデータ取込モジュール207bを介して)ユーザ102から受信される検証データ(例えば写真又はスキャン文書)に対する相互参照により(例えばプラットフォーム200の検証モジュール207eを介して)検証すること310、及び検証済みアスリートデータ500の少なくとも一部を(例えばネットワーク106越しに)DL(例えばブロックチェーン)110aに(例えば通信モジュール114を介して)送ること312を含む、本明細書で述べられている方法ステップのいずれかを行うためのコンピュータ実行可能な命令をその上に又はその内部に格納し得る。上述したように、システム200のユーザ102のそれぞれは、デジタルトークン212のうち1つ以上の残高を維持するためにDL(例えばブロックチェーン)110a上に関連するデジタルウォレット105を有し得る。
【0051】
プラットフォーム又はシステム200は、上述した他の欠点に加え、スカウト及びリクルータには限られたアマチュアアスリートしか見えていないこと、本質的に異なるソースから検証されず自ら提供され、支離滅裂で不均一なデータとなっていることなど、現在のスポーツのリクルート状況における欠点を解消するように、(多様なタイプのスポーツにわたりプロになる前及び/又はアマチュアのスポーツに携わっている才能のあるスポーツ選手を見つけ、ランク付けし、選択する)市場機能を、パートナー及びサービスのプラットフォーム200のエコシステム100において使用される、プラットフォーム200を通じて(例えばトランザクションモジュール207cを介して)発行されるデジタルトークン212(例えば暗号通貨)を用いて例えばトランザクションモジュール207cを介して財政的援助を行うことにより選手102がグッズ及びサービスモジュール207hを介してグッズ及び/又はサービスを取得することを投資家が手助けすることを可能にする、コンピュータにより実現されるインフラストラクチャに組み合わせたものを提供するものと期待される。
【0052】
プラットフォーム200は、カスタマイズされた評価アルゴリズムを用い、意欲的な選手又はユーザ102が能力によりランク付けされ、スポーツリクルータ(すなわちプロフェッショナルユーザ)102に見られることを可能にするスコア付けユーティリティを提供し得るものと期待される。(例えば、ユーザ102に提示される320ビデオチュートリアル700に応答して)ユーザ102から受信322されるチャレンジ完了ビデオデータ及び/又はプロモーショナルビデオコンテンツにおいては、ユーザ計算デバイス104の1以上のセンサ又は入力デバイス118からのデータが収集され、このチャレンジ完了ビデオデータ及び/又はプロモーショナルビデオコンテンツは、(例えば、AIモジュール207g内で実現され得る)様々な人工知能及び/又は機械学習システムを訓練し、プロフェッショナルユーザ/スポーツリクルータ102によるユーザランキング602とひいては才能の選択を改善するために使用され得る。上述したように、そのようなチャレンジ完了ビデオデータ及び/又はプロモーショナルビデオコンテンツを提供するインセンティブが、例えば非公開報酬212をユーザ102に割り当て326、ユーザのプロフィールにはなかったかもしれないデータ500を収集し、さらに/あるいは(AIモジュール207gにより決定され得る)アスリートデータ500を適切に特徴付け又はラベル付けすることをユーザ102に促すことによりさらなるアスリートデータ500をプラットフォーム200に提供することにより与えられる。スコア付けは、それぞれのステップが関連するタイムスタンプ、トランザクションログなどをDL110a内に保存するようにトークン212に基づいていてもよく、これにより、スコア付けメカニズムにより透明性及び信頼性を与えることができる。
【0053】
ある態様においては、ポイント212を含む報酬212は、プラットフォーム200上で購入、販売又は移転することができず、金銭的価値がない。ある態様においては、プラットフォーム200上でのユーザ102の可視性は、ユーザ102が溜めたポイント212の量と相互に関連し得るものであり、溜めたポイント212の量が多いと(例えば、プラットフォーム200の検索モジュール207kによりプロフェッショナルユーザ102が検索する際に検索結果の上部に近くなることにより)可視性が高まる。
【0054】
例えば本明細書で述べられる様々な処理モジュール205(例えば、ログイン検証モジュール207a、データ取込モジュール207b、トランザクションモジュール207c、サービスプロバイダ認定モジュール207d、検証モジュール207e、抽出/報告モジュール207f、人工知能及び/又は機械学習(AI)モジュール207g、グッズ及びサービスモジュール207h、スコアカード生成モジュール207i、ランキングモジュール207j、及び/又は検索モジュール207kのうちの1つ以上を含む)を介した本明細書で述べられる様々な機能のモジュール化により、例えば、(i)コンピュータ処理リソース(例えばプロセッサ120)を必要に応じて任意の時点でそのようなリソースを必要としているプラットフォームバックエンド207のモジュール205にのみ分散させることができることにより、及び/又は例えば、付加的な処理リソース(例えばプロセッサ120)を必要とし得る所定のモジュール205に対してシステム200に処理リソース(例えばプロセッサ120)を加えることを可能にすることにより、プラットフォーム又はシステム200のパフォーマンスメトリクスをモニタリングすることにより決定され得るように、そのような機能が本明細書で述べたようにモジュール化されていないシステムに対してパフォーマンスを改善し、パフォーマンス管理を行うことが可能になり得ることが期待される。
【0055】
ここで述べられるデータ共有及び検証に対して報酬を用いたインセンティブを用いてアスリートデータを取得、検証、保存、及び共有する態様は、データベース110及び分散型台帳110aを介して、特にユーザから提出されたアップロードされたビデオ(それぞれ例えば500MBの記憶領域を必要とし得る)のコピー、ある態様においてはバックアップを保存するために必要とされる記憶容量という点で、大量のデータ記憶容量を必要とし得ることは理解できよう。
【0056】
ある態様においては、すべてのDLデータ208のデジタル署名がDL110a上に保存され得る。このハッシュが言及しているデータの真正性を保証するためにこのハッシュのみが記録され得る。さらなる態様においては、DL110a上にデータを記録する責任を負う者を保証するためのデジタル署名も存在し得る。既知のソースがメッセージを生成したこと(否認不能)、メッセージが途中で変更されていないこと(完全性)を保証するためにデジタル署名が使用される。ハッシュは、メッセージの完全性を検証するために使用される。すなわち、メッセージが変化すると、メッセージのハッシュも変化する。
【0057】
ここで述べられるデータ共有の態様は、(本明細書で述べられる方法により共有されるデータに対する標準化データフォーマットのような)例えばコンソーシアムにより得られる「普遍的な」データ共有フォーマットを利用し得る。ある態様においては、例えば、情報又はデータを交換するために使用される標準フォーマットはJSONを含み得るが、情報交換規格は、異なるタイプのプラットフォームとコンピュータ言語との間でデータを交換することが可能なgRPCのようなバイナリのより高速なプログラミング言語アグノスティックアプローチに代えることができる。
【0058】
ここで述べられる態様は、本明細書で述べられている任意のタイプのユーザ102(例えば、アスリート、親、教師、コーチ、スポンサなど)により提供されるデータを含む、ユーザ提供データに検証を通じて価値を追加することが期待されている。ある態様においては、例えば特定のセキュリティ及びプライバシー基準(例えば、ブラジル一般データ保護法(LGPD))を有する内部チームのような、クレジットカードを持っていない若いユーザ(例えば18歳以下)により提供されるデータを検証するために適切な制御がなされる。ある態様においては、ユーザにより提供されるデータは保存のために暗号化され得、提供及び/又は生成されたデータ冗長化バックアップが例えばリモートデータストレージにアクセス制御、データ復元及び災害復旧のための適切なプロセスにより維持され得る。ある態様においては、先進データアクセス及び回復メカニズム(例えば顔認識)を利用する第三者システムをバックオフィスチームの代わりに用いてもよい。
【0059】
ある態様においては、有効性確認の代替として、プラットフォーム200にアクセスするための条件として利用条件にユーザ102が合意することを要求し、例えば、それぞれのユーザ102がユーザにより提供されるデータの正確性に対する責任を負い、そのようなデータがすべての適用法に適合していることを保証することを求めてもよい。
【0060】
スポーツ協会又はクラブ、医療専門家又はプラットフォーム200の他のスポーツ又は運動パフォーマンス機関又はパートナーがプロフェッショナルUI204にアクセスし得るので、そのような専門家の有効性を確認するためにそのようなプロフェッショナルユーザ102のそれぞれのタイプから異なる文書の形態が必要とされ得ることは理解できよう。
【0061】
ここで述べられる態様に対する価値主題が以下に述べられる。
【0062】
ソーシャルファイナンス(SoFi)
【0063】
プラットフォーム200のDL110aは、ソーシャルネットワークのための支払を行う(ソーシャルファイナンス(SoFi))ために使用され得ることが期待される。プラットフォーム200は、若いアスリートをサポートするように最適化された分散型ファイナンシャル基本要素からなるSoFiツールキットを含み得る。これは、スポーツプロフェッショナルの間での統合を促進しつつ、スポーツをすること、若いアスリートの幸福と可視性を奨励することが期待される。ここで述べられる世界中の様々なスポーツにおける若いアスリートに焦点を当てたソーシャルファイナンシャル投資プラットフォームは、スポーツにおけるソーシャルファイナンスの世界の全体論的な視点を提供するものと期待される。ここで述べられるDL、例えばブロックチェーン110aは、社会的支払方法を大きく変えるものであり得ると期待される。ここで述べられるトランザクションモジュール207cにより、プラットフォーム200が誰にも金を貸すことのない新しい種類の銀行として機能することが可能になり得る。
【0064】
また、ここで述べられる態様は、セグメント(例えばサッカー、バスケットボールなど)により分けられたスポーツに関係する話題に対するニュースフィードプラットフォームを提供し得るものであり、「共有」及び「お気に入り」ボタンや機能に加えて、プラットフォーム200は以下のオプションを提供し得る。
【0065】
賞品
【0066】
若いアスリートのキャリアの初期段階で彼らをサポートすることは、ユーザがスポーツとアスリートの個人的な成長の両方に投資することを可能にする。賞品は、スポーツグッズを購入するために使用可能な内在価値を有する仮想ギフトを含み得る。スポーツでの進歩を推奨するために、アスリートは、プロフィール上又はテキスト、画像、又はビデオ投稿において寄付を受け取ることができる。寄付ボタンを通じて、寄付者は、明確なシールにより表される仮想ギフトを選択した後、投稿を通じて寄付をすることができる。それぞれのシールは、ある価格で購入することができ、特定のトークン量に対してのみ取引され得る。寄付者が自分のウォレット105内のトークン212に仮想ギフトを購入するための十分な資金を持っていない場合には、法定通貨や暗号通貨などの他の通貨を必要とされるトークン212の量に例えばトランザクションモジュール207cを介して交換しなければならない。そのような賞品は、大きな財政的投資を行うことなく若いアスリートを刺激したいと考えている任意のユーザにより与えられ得る。そのような賞品をアスリートユーザ102に与えることにより、自分の技能を向上させるようにアスリートを励まして動機付けることができる。これらの仮想ギフトが取得されると、これらの仮想ギフトはクレジット又はポイントに変換され得る。そのような賞品は、例えば、「チーム選手」、「リーダシップ」、「コーチ」、「勇敢」、「楽観主義」、「非差別的」、「素晴らしい」、「ありがとう」、「功績者」、「問題解決者」、「優しい心」、及び「創造的」をはじめとする、例えば、画像及び/又はメッセージの表現のような代替不可能なトークン又はNFTを含み得る。
【0067】
NFT
【0068】
ある態様においては、選択された投稿又はアスリートプロフィールから代替不可能なトークン(NFT)をオンデマンドで生成するオプションが存在し得る。プラットフォーム200は、このファイルの署名及びユーザアカウントに直接関連付けられた一意なキーに関連するトークンの生成を取得するために刊行物をアップロードし得る。このトークンの価値は、独自のアルゴリズムを用いて決定されるか、あるいは、ユーザにより、又はその投稿に対して責任のある者により定義される価値に基づいて決定される。それぞれのNFTトークンは、そのスマート契約において、取引ごとにアセット作成者及びプラットフォーム200の管理者に永続的に送られるコミッション料を有し得る。プラットフォーム200において作り出されたすべてのNFTは、アスリート及びプラットフォーム200の管理者に対して永続的なロイヤルティ報酬を保有し得る。
【0069】
ある態様においては、プラットフォーム200は、例えば、プラットフォーム200内でアスリート102に寄付するための資金を集め、そのNFTを流通市場に提供してそのプロフェッショナルスポーツのレベルを実現するためのコストを助成するためのNFT市場を含み得る。そのようなNFTは、例えば、スコアカード600、ユーザの運動能力のビデオ場面、ソーシャルプラットフォーム上に投稿されたビデオ及び写真、仮想Tシャツ、及びチームパックを含み得る。
【0070】
プラットフォームショップ
【0071】
プラットフォーム200の管理者は、上述したようなベスト、ボール、書籍、サッカーシューズ、及び他のスポーツグッズ及び/又はサービスのようなアイテムをトークン212又は寄付を通じて卸しで買い売ることができる。
ある態様においては、プラットフォーム200は、1以上のパートナーストアと統合してもよく、これにより、トークン212を用いてホワイトレーベルのプラットフォームを通じてオンデマンドで販売することを可能にしてもよい。
【0072】
プラットフォームアカデミー
【0073】
上述したように、プラットフォーム200は、デジタルビデオガイド、コースなどにスポーツ専門家(トークン212を介して支払可能)を提供し得る。このため、必要に応じてユーザ102によるオンデマンドアクセスのためのデジタルアカデミーを提供することができる。
【0074】
有効性確認者
【0075】
DL(例えばブロックチェーン)内で使用されるデータ有効性確認システムは、確認の数、監査人の信頼性及び情報の真正性を確認するための他の戦略を組み合わせることができる。この有効性確認プロセスは、その後データを抽出するために使用することができる、暗号によるセキュリティのある時間ロックのある台帳を生成する。プラットフォーム200は、有効性確認者に常に情報を検証し、暗号通貨トークン212の形態の報酬を得る動機付けがなされることを保証するように設計されている。トークンは、有効性確認者のウォレット105に真っ直ぐ送られる。これらのトークン報酬212は、上述したように、暗号通貨取引プラットフォーム上の他の暗号通貨と取引され得る。
【0076】
プラットフォーム200は、有効性確認者が取引を保証することで報酬212を得ることができる、分散型の信頼性の高いデータストレージシステムを提供することを期待されている。プラットフォーム200は、誰でも情報を提供及び共有することができる自己規制環境を提供する、分散型のピアツーピアのDL(例えばブロックチェーン)に基づくプラットフォームとなるように設計されている。プラットフォーム200は、信頼性の高い情報を提供するためにオリジナルコンテンツの生成及び報酬行為者を奨励することを期待されている。プラットフォーム200は、特別なノード(マイナー)により行われる強力で頑健な高価な有効性確認を、すべてのユーザ(有効性確認者)により行われる正確で規則正しい安価な有効性確認に組み合わせたハイブリッド有効性確認モデルを有している。
【0077】
プラットフォーム200は、提出されたデータ(例えば、チャレンジが完了したユーザのビデオ)を監査するためにプラットフォーム認定の有効性確認者のみを用いてもよいが、プラットフォーム200は、より分散されたコミュニティ指向型の有効性確認モデルを発展させることができると期待される。このモデルでは、より多くの有効性確認者が有効性確認に参加する。このように、コーチ、教育機関、スポーツチーム、又はスポーツ協会のような機関が、保存されたデータの品質をさらに高め、有効性確認のための合意メカニズムを生成するか否かにかかわらず(例えば、他のアスリートから10回の有効性確認、トレーナーから3回の有効性確認、内部スタッフから2回の有効性確認)、それぞれのデータは、コミュニティにより監査される信頼性、有効性確認の数に関係するデータの価値及びそれぞれの有効性確認者の重みを有することができる。報酬の価値は、例えば、データの検証のレベル(例えば、プロの検証者ユーザ対プロではない検証者ユーザによる)及び/又は他の関連するファクタに基づいて計算され得る。
【0078】
そのような有効性確認への参加は、特定のトークン212として提供され、分配アルゴリズムに従った報酬により動機付けられる(そして、そのような機能性は、ブロックチェーンネットワークにおけるマイナーの役割に似ていると考えられる)。
【0079】
「アドトークン」トークンの分配の例が以下に示される。
1.検証済みユーザ(例えばコーチ)=1「アドトークン」、1.アスリート=0.1「アドトークン」
2.検証済みユーザ(例えばコーチ)=0.5「アドトークン」、2.アスリート=0.05「アドトークン」
3.検証済みユーザ(例えばコーチ)=0.25「アドトークン」、3.アスリート=0.025「アドトークン」
4.検証済みユーザ(例えばコーチ)=0.125「アドトークン」、4.アスリート=0.0125「アドトークン」
【0080】
上記例に従えば、データの有効性を確認する最初のコーチは1「アドトークン」を受け取り、2番目のコーチは0.5「アドトークン」、3番目のコーチは0.25「アドトークン」、4番目のコーチは0.125「アドトークン」などということが分かる。共通のユーザによる有効性確認の場合、そのような共通のユーザ又はプロではない検証者ユーザは、上述したような仮想バッジを受け取る。そのような有効性確認報酬の分配のシステムでは、数千回の有効性確認の後でさえも、たった2つのトークン212が分配される。
【0081】
認定有効性確認者になるために、ノウユアカスタマー(KYC)プロセスを用いてプラットフォーム200により有効性確認者を(例えば認定モジュール207dを介して)認定してもよく、「アドトークン」を用いて控除可能な月額料金が必要とされてもよい。
【0082】
有効性確認者になることの利点としては、例えば
・ある回数の有効性確認の後に月額料金が免除される
・トークン有効性確認を通じて収益を生む
・アスリートデータへの直接アクセス
・パートナーネットワークにおけるリスティング
を挙げることができる。
【0083】
収益を得るためにプレイするプラットフォーム
【0084】
プラットフォーム200は、収益を得るためにプレイする機能を有していてもよい。この機能は、ゲームをプレイし、チャレンジを完了したアスリートユーザ102に報酬を与える独特のゲームモデルである(例えば、プラットフォーム200からそのようなユーザ102へのメッセージが「カスタムNFTトロフィーのコレクションを築き上げて自分のステータスを見せることも手助けしつつ自分自身に挑戦せよ」であってもよい)。プラットフォーム200は、ユーザ102により提供されるデータの有効性を確認する上述のコーチメカニズムを使用してもよい。報酬を受ける他の方法は、例えば、カスタム報酬、デジタルグッズ、仮想トークン、暗号通貨又はNFT、又は現実世界の賞品を受け取ることである。
【0085】
プラットフォームドリームチーム
【0086】
プラットフォーム200は、上述したように、プラットフォーム200上で宣伝を行う広告主から(例えば毎月)スポンサシップを受けることができる。法定通貨で支払われるスポンサシップは、前もって規定された基準によりある期間に目立っている選手の間に配布される暗号通貨に自動的に変換され得る(例えば、1ヶ月間にプラットフォーム内で最も多いチャレンジ数を達成したトップ5の選手は、広告又はスポンサシップ価値の1/10をそれぞれ獲得し、広告又はスポンサシップ価値の残りはプラットフォーム200の管理者に行く)。
【0087】
バトルカード
【0088】
フリップカード又はスコアカード600は、上述したように、プラットフォーム200のアルゴリズムによりランク付けされた様々なスポーツからエリートレベルの若い選手102を取り上げたNFTトレーディングカードのオリジナルコレクションを含み得る。カード600は、オンデマンドでリリースされ得る。そのようなNFTフリップカードのそれぞれは、フリップカードデジタルエコシステム内で取引可能であり得る。また、フリップカードは、ターンごとのバトルにおいて選手102が対戦相手と対戦することを可能にし得る。それぞれの選手は、試合での成功に繋がる鍵となる異なる統計を持っている。また、そのようなNFTフリップカードは、流通市場で購入することも可能である。この流通市場は、選手が「プロに転向する」かプロフェッショナルアスリートになる前にそのようなカードのコレクションを構築する素晴らしい機会を提供する。
【0089】
パトレオンモジュール
【0090】
パトレオンの目的は、若くて意欲的なアスリートをサポートし報酬を与えることを手助けし、また、スポーツグッズ、食料及び教育の形態で支援を提供することにある。支払は、再帰的なDL(例えばブロックチェーン)取引及び寄付の利用を通じて透明性の高い方法で行われ得る。
【0091】
パトレオンモジュールは、誰かに定期的に少ない金額を提供する方法である。好きなスポーツに参加する機会を子供、特に恵まれない環境出身でスポーツにおける教育にお金をかける余裕のない子供に与えることはスポーツの世界においては特に重要であるが、パトレオンモジュールを通じて、そのようなユーザ102がアスリートとしての目標を追い求めることを促進するための資金を受け取れることが期待される。
【0092】
スポンサシップは、若いアスリートが自分の時間とエネルギーをスポーツに捧げることを可能にする重要な財政的サポートシステムである。パトレオンモジュールは、プラットフォーム200内で興味のあるスポーツを追求するために何らかのサポートを必要としている人を手助けするマイクロスポンサシッププラットフォームを提供する。パトレオンモジュールは、子供とアスリート102をサポート及び教育するための手頃で便利な方法を提供するものと期待され、プラットフォーム200の外部での他の形態での寄付よりも効果的であると期待される。ある態様においては、パトレオンモジュールは、開放式支払でクラウドファンディングすることを提供し得る。パトレオンモジュールは、例えば人々が若いアスリート102に食料と学校に対する財政援助を提供することにより、あるいは、彼らがスポーツ設備を購入するため又はトレーニングに支払うためのリソースを提供することにより、彼らの活躍期間を助けることを可能にすると期待される。
【0093】
パトレオンモジュールを介したすべての支払は、DL(例えばブロックチェーン)取引を用いた透明性の高い方法でなされ得る。また、DL取引は、そのような支払を安全なものにすると期待される。プラットフォーム200は、ある態様においては、パトレオンプラットフォームを介して(例えばトランザクションモジュール207cを介して)寄付された暗号通貨価値の保管に対して責任を負い得る。これにより、毎月アスリート102に対しての取引が実現される。
【0094】
暗号交換/幻想スポーツ
【0095】
プラットフォーム200のユーザ102のそれぞれは、上述したように、デジタルトークン212のうち1つ以上の残高を維持するために、DL(例えばブロックチェーン)110a上に関連するデジタルウォレット105を持っている。プラットフォームトークン212は、プラットフォーム200のDL(例えばブロックチェーン)110aにより作り出され得るもので、すべてのプラットフォーム上の投票がDL(例えばブロックチェーン)110aを横断する一連のスマート契約として実行され得る。ある態様においては、ファンは、プラットフォーム200上のより高いランクの最も人気のあるスポーツのアスリート102のうち一部の人からブランドトークン212を購入することができてもよい。トークン212は、ユーザ102が人気投票を介してアスリート102に影響を与え、報酬と表彰を受けられるようになることを可能にし得る。
【0096】
DLを利用した投票システムは、投票システムを安全なものにするためにDL(例えばブロックチェーン)を利用する点で革新的である。(DLTの例としての)ブロックチェーンは、中央集中機関なしで取引を複数のコンピュータ間で記録することができる分散型台帳システムである。投票者は、アスリート102に対して影響を与えるためにトークン212の購入を利用し得る。ファンは、試合、レース、及び他のイベントの勝者を決定するために自分のトークン212で投票し得る。より多くのトークン212を所有しているファンは、持っているトークン212がより少ない者よりも多くの投票パワーを有し得る。
【0097】
中央集中型暗号通貨交換モデルにおいては、すべてのユーザ102が(トークン212の残高を有している場合には)トークン212と対をなし得ることは理解できよう。さらに、分散型暗号通貨交換モデルにおいては、プラットフォーム200は、トークン212を受け入れるビジネスのネットワークに接続し得ることも理解できよう。
【0098】
プラットフォーム200のファン又はユーザ102は、上述したような様々な理由によりトークン212を購入し得る。そのような理由としては、例えば以下のものが挙げられる。
・クラブ/アスリートの判断に影響を与える
・仮想VIP報酬(NFT)及び経験を得る
・ファントークンを取引する
・独占プロモーションを受ける
・スコア予想ゲームに参加する
・幻想交換プラットフォームに参加する
・試合、アンケートなどに参加する
【0099】
ある態様においては、そのようなクレジットを投資選手トークンに変換する(プロフェッショナル収入共有合意)ことができる場合がある。
【0100】
広告システム
【0101】
プラットフォームの広告ネットワークを用いて広告にトークン212を費やすことが可能であり、特定の広告予算内でより関連のある顧客に到達することが可能となり、プラットフォーム200の多くの若いアスリート102の活躍期間を向上する手助けをすることができる。
【0102】
プレミアムアカウントフィーチャ
【0103】
プレミアムアカウントは特別な特徴と関連付けられ得る。特別な特徴は、ユーザにプレミアムアカウントを選ばせるインセンティブを与え得る。例えば、ユーザがプレミアムアカウントを選び得る理由としては、以下のものが挙げられる。
・ビデオプロフィール時間、カスタムアイコン、背景の拡張
・暗号通貨エアドロップへの参加
・広告なしのナビゲーション
・限定アバター服及びアイテム
・メンバーシップホール
・プレミアムアワード
・ウェルカムギフトとしてのコインボーナス(例えば1000トークン)
・年間又は月間プラン
【0104】
パートナーネットワーク
【0105】
プラットフォームのスマート契約のホワイトリストにウォレット105を追加して、業者がプラットフォーム通貨又はトークン212を受け取ることを可能にしてもよい。そのような第三者の会社は、例えば、若いアスリート102に恩恵を与える基準を尊重する場合に認定され得る。認定された場合には、そのような会社は、特定のアプリケーションモジュールにおける会社及びプロフェッショナルのためのガイドの一部となり得る。月額料金を支払うことが求められ得る。この支払は、広告トークン(「アドトークン」)212に変換され得る。これらのトークン212は、特定のアスリートを支援するために使用され得るか、毎月その価値を分配するランキングシステムプールに寄付され得る。
【0106】
スコアカード
【0107】
上述したスコアカード600は、印刷可能な仮想カード600を含み得る。それぞれのカード600は、プラットフォームパートナーネットワーク上でクレジットを使用可能にし得るもので、ある態様においては、特定の日時まで有効であり得るQRコードのグラフィックを有し得る。
【0108】
ブロックチェーンオラクル
【0109】
ブロックチェーンオラクルは、主として世界からの情報を提供するために、またその逆(すなわちプラットフォーム200から世界へ)のために、外部の世界とスマート契約を接続する第三者サービスである。世界の情報は、分散された知識が取得され得るように複数のソースをカプセル化している。
【0110】
プラットフォーム200のユーザ102のアスリートデータ500を共有することは、自身のアプリを通じてアクセス可能な自身のスマート契約を通じてアクセス可能な1つのオラクルである。API(例えばweb3)を介したスマート契約によりなされるそれぞれのクエリ/取引に対しては、プラットフォーム200により(例えばトランザクションモジュール207cを介して)少額が請求され得る。
【0111】
他の可能性
【0112】
ここで述べられる態様に対する他の価値主題は、例えば以下のものを含み得る。
・経験-トークン212で購入されたアスリートからのビデオ記録
・チケット-どのユーザもNFTチケットを売ることにより試合をプロモートすることができる
・賭け-デジタル賭けシステム
・イベント-アマチュア競技及びイベントのカレンダー
・仕事-スポーツプロフェッショナル(学校、教師、医者など)及び関連する求人の認証リスト
・メタ-アスリートの3Dアバター
・スマートウォッチ統合
【0113】
プラットフォーム200は、何百万人の選手102の一貫性のある信頼できる情報へのアクセスをスカウト及びアナリストに提供して選手の大きなプールから才能のある選手102の発見を容易にするものと期待されるアスリートデータの別のソースを提供することにより、アマチュアの運動データにおける現在の不足及び信頼性を解決し得るものと期待される。
【0114】
プラットフォームは、上述した収入の他の様々な形態に加え、ブランドスポンサシップ、メディアスポンサシップ、プレミアムユーザ102によるプレミアムサブスクリプション、及びマイクロスポンサシップを通じた収入(これらに限られるものではない)をはじめとする様々な収入源を提供するものと期待される。
【0115】
そうでないと説明されていない限り、本明細書で使用されるすべての技術的及び科学的用語は、本開示が属する分野の当業者により通常理解されるのと同一の意味を有する。本発明を実際に試験する際には、本明細書で述べられているものと同様又は等価な方法及び材料を使用することができるが、本明細書では典型的な材料及び方法が述べられている。
【0116】
また、本明細書で使用される専門用語は、特定の態様を述べるためだけのものであり、限定することを意図するものではないことは理解すべきである。本明細書で引用されている特許出願、特許、及び刊行物は、述べられている態様を理解するのに役立てるものである。本明細書で引用されるそのような参考文献のすべては、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、個々の刊行物又は特許又は特許出願のそれぞれがすべての目的のためにその全体が参照により組み込まれると特に個別に示されていた場合と同様の程度においてすべての目的のために組み込まれる。参照により組み込まれる刊行物及び特許又は特許出願が明細書に含まれる開示と矛盾する範囲に対して、明細書は、そのような矛盾する資料に取って代わる及び/又は優先することを意図している。
【0117】
本出願の範囲を理解する際には、冠詞「a」、「an」、「the」、及び「said」は、要素のうち1つ以上が存在することを意味することを意図しているものである。加えて、本明細書で使用される場合には、「備える」という用語及びその派生語は、述べられている特徴、要素、構成要素、グループ、整数、及び/又はステップの存在を特定するオープンエンド型の用語であることを意図しているが、述べられていない他の特徴、要素、構成要素、グループ、整数、及び/又はステップの存在を排除するものではない。また、上述の事項は、「含む」、「有する」の用語及びそれらの派生語のような同様の意味を有する語にも適用される。
【0118】
ある構成要素を「備える」として述べられている態様は、「からなる」はクローズドエンド型又は制限的の意味を有し、「から本質的になる」は述べられている構成要素を含むが、不純物として存在する材料、構成要素を提供するために使用されるプロセスの結果として存在する不可避の材料、及び本発明の技術的効果を実現する以外の目的のために追加される構成要素を除いて他の構成要素は排除していることを意味していることは理解できよう。
【0119】
本明細書で含まれているものとして定義されている構成要素は、ただし書き又は否定的限定により請求項に記載された発明から明示的に排除され得ることは理解できよう。加えて、本明細書に記載されているすべての範囲は、明示的に述べられているか否かを問わず、範囲の端及び述べられている範囲内の任意の中間範囲点又は値を含むものである。
【0120】
「実質的に」、「約」及び「およそ」などの程度の用語は、本明細書で使用される場合には、最終結果が著しく変化しないような、修飾されている語の合理的な偏差量を意味している。これらの程度の用語は、その偏差が修飾する語の意味を否定しない場合には、修飾されている語の少なくとも±5%の偏差を含むものと解釈すべきである。
【0121】
本明細書で述べられている方法ステップは、本明細書では1つの特定の順序又は構成の例が示され及び/又は述べられてきたにもかかわらず、任意の好適な順序又は構成で行われ得る。
【0122】
略語である「e.g.」はラテン語の語句exempli gratiaに由来しており、本明細書では非限定的な例を示すために用いられている。このため、略語「e.g.」は用語「for example」と同義なものである。「又は」という語は、文脈が明確にそうでないことを示していない限り、「及び」を含むことを意図している。
図1
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【国際調査報告】