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特表2024-505487基板の表面と整合された表面相互接続を備える基板を有するパッケージ
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  • 特表-基板の表面と整合された表面相互接続を備える基板を有するパッケージ 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-06
(54)【発明の名称】基板の表面と整合された表面相互接続を備える基板を有するパッケージ
(51)【国際特許分類】
   H01L 23/12 20060101AFI20240130BHJP
   H01L 21/60 20060101ALI20240130BHJP
【FI】
H01L23/12 N
H01L23/12 Q
H01L21/60 311S
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023544579
(86)(22)【出願日】2021-12-22
(85)【翻訳文提出日】2023-07-24
(86)【国際出願番号】 US2021064920
(87)【国際公開番号】W WO2022164560
(87)【国際公開日】2022-08-04
(31)【優先権主張番号】17/164,729
(32)【優先日】2021-02-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(72)【発明者】
【氏名】ウィ、ホン・ボク
(72)【発明者】
【氏名】スー、マーカス
(72)【発明者】
【氏名】パティル、アニケット
【テーマコード(参考)】
5F044
【Fターム(参考)】
5F044KK07
5F044LL13
(57)【要約】
基板と集積デバイスとを含むパッケージ。基板は、少なくとも1つの誘電体層と、第1の材料を備える複数の相互接続と、複数の相互接続に結合された複数の表面相互接続とを含む。複数の表面相互接続は第2の材料を備える。複数の表面相互接続の表面が基板の表面と平面にある。集積デバイスは、複数のピラー相互接続および複数のはんだ相互接続を通して基板の複数の表面相互接続に結合される。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
パッケージであって、
少なくとも1つの誘電体層と、
第1の材料を備える複数の相互接続と、
前記複数の相互接続に結合された複数の表面相互接続と、
を備える基板と、ここにおいて、
前記複数の表面相互接続が第2の材料を備え、
前記複数の表面相互接続の表面が前記基板の表面と平面にある、
複数のピラー相互接続および複数のはんだ相互接続を通して前記基板の前記複数の表面相互接続に結合された集積デバイスと、
を備える、パッケージ。
【請求項2】
前記複数の表面相互接続は、前記基板の前記表面と平面にある、前記集積デバイスのほうを向く表面を有する、表面パッド相互接続を含む、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項3】
前記複数の表面相互接続は、前記複数の相互接続と前記集積デバイスとの間に位置する、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項4】
前記複数の表面相互接続はシード層がない、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項5】
前記複数の表面相互接続はスズ(Sn)を含む、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項6】
前記複数の相互接続は、前記基板の前記表面を通して前記基板の中に埋め込まれたトレース相互接続を含み、
前記トレース相互接続は、前記基板の前記表面からの基板凹部に隣接する、
請求項1に記載のパッケージ。
【請求項7】
前記基板の前記表面は、前記集積デバイスのほうを向く表面である、請求項6に記載のパッケージ。
【請求項8】
前記複数の相互接続はパッド相互接続を含み、
前記複数の表面相互接続は表面パッド相互接続を含み、
前記表面パッド相互接続は前記パッド相互接続に結合され、
前記集積デバイスのほうを向く前記パッド相互接続の表面は、前記基板の前記表面と平面にある、
請求項1に記載のパッケージ。
【請求項9】
前記集積デバイスは、ピラー相互接続およびはんだ相互接続を通して前記表面パッド相互接続に結合された、請求項8に記載のパッケージ。
【請求項10】
前記パッケージは、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテインメントユニット、ナビゲーションデバイス、通信デバイス、モバイルデバイス、モバイルフォン、スマートフォン、携帯情報端末、固定ロケーション端末、タブレットコンピュータ、コンピュータ、ウェアラブルデバイス、ラップトップコンピュータ、サーバ、モノのインターネット(IoT)デバイス、および自動車両の中のデバイスからなるグループから選択されるデバイスに組み込まれる、
請求項1に記載のパッケージ。
【請求項11】
基板であって、
少なくとも1つの誘電体層と、
第1の材料を備える複数の相互接続と、
前記複数の相互接続に結合された複数の表面相互接続と、を備え、
ここにおいて、
前記複数の表面相互接続が第2の材料を備え、
前記複数の表面相互接続の表面が前記基板の表面と平面にある、
基板。
【請求項12】
前記複数の表面相互接続はシード層がない、請求項11に記載の基板。
【請求項13】
前記複数の表面相互接続はスズ(Sn)を含む、請求項11に記載の基板。
【請求項14】
前記複数の相互接続は、前記基板の前記表面を通して前記基板の中に埋め込まれたトレース相互接続を含み、
前記トレース相互接続は、前記基板の前記表面からの基板凹部に隣接する、
請求項11に記載の基板。
【請求項15】
前記基板の前記表面は、前記集積デバイスのほうを向く表面である、請求項14に記載の基板。
【請求項16】
前記複数の相互接続はパッド相互接続を含み、
前記複数の表面相互接続は表面パッド相互接続を含み、
前記表面パッド相互接続は前記パッド相互接続に結合され、
前記パッド相互接続の表面は、前記基板の前記表面と平面にある、
請求項11に記載の基板。
【請求項17】
パッケージを作製するための方法であって、
少なくとも1つの誘電体層と、
第1の材料を備える複数の相互接続と、
前記複数の相互接続に結合された複数の表面相互接続と、
を備える基板を提供することと、ここにおいて、
前記複数の表面相互接続が第2の材料を備え、
前記複数の表面相互接続の表面が前記基板の表面と平面にある、
複数のピラー相互接続および複数のはんだ相互接続を通して集積デバイスを前記基板の前記複数の表面相互接続に結合することと、
を備える、方法。
【請求項18】
前記複数の表面相互接続は、前記基板の前記表面と平面にある、前記集積デバイスのほうを向く表面を有する、表面パッド相互接続を含む、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記複数の表面相互接続は、前記複数の相互接続と前記集積デバイスとの間に位置する、請求項17に記載の方法。
【請求項20】
前記複数の表面相互接続はシード層がない、請求項17に記載の方法。
【請求項21】
前記複数の表面相互接続はスズ(Sn)を含む、請求項17に記載の方法。
【請求項22】
前記複数の相互接続はパッド相互接続を含み、
前記複数の表面相互接続は表面パッド相互接続を含み、
前記表面パッド相互接続は前記パッド相互接続に結合され、
前記集積デバイスのほうを向く前記パッド相互接続の表面は、前記基板の前記表面と平面にある、
請求項17に記載の方法。
【請求項23】
前記集積デバイスがはピラー相互接続およびはんだ相互接続を通して前記表面パッド相互接続に結合された、請求項22に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【優先権の主張】
【0001】
関連出願の相互参照
[0001]本出願は、その全体が以下に完全に記載されるかのように、およびすべての適用可能な目的のために、その内容全体が本明細書に組み込まれる、2021年2月1日に米国特許庁に出願された非仮出願第17/164,729号の優先権および利益を主張する。
【技術分野】
【0002】
[0002]様々な特徴は、集積デバイスを含むパッケージに関するが、より詳細には、集積デバイスと基板とを含むパッケージに関する。
【背景技術】
【0003】
[0003]基板は、誘電体層と、複数の相互接続とを含む。いくつかの基板作製プロセスは、表面凹部をもつ表面相互接続を生成し、ここで、表面相互接続は、基板の中に埋め込まれ、基板の表面の下方に位置する。基板におけるこれらの表面凹部は、表面相互接続と、基板に結合された集積デバイスとの間の不十分なまたは不良なはんだ接合を引き起こし得る。パッケージにおける不十分なおよび/または不良なはんだ接合は、パッケージにおける信頼性問題を引き起こすことがある。より信頼できるパッケージを提供する必要が継続的にある。
【発明の概要】
【0004】
[0004]様々な特徴は、集積デバイスを含むパッケージに関するが、より詳細には、集積デバイスと基板とを含むパッケージに関する。
【0005】
[0005]一例は、基板と集積デバイスとを含むパッケージを提供する。基板は、少なくとも1つの誘電体層と、第1の材料を備える複数の相互接続と、複数の相互接続に結合された複数の表面相互接続とを含む。複数の表面相互接続は第2の材料を備える。複数の表面相互接続の表面が基板の表面と平面(planar with)にある(平面に位置する)。集積デバイスは、複数のピラー相互接続および複数のはんだ相互接続を通して基板の複数の表面相互接続に結合される。
【0006】
[0006]別の例は、少なくとも1つの誘電体層と、第1の材料を備える複数の相互接続と、複数の相互接続に結合された複数の表面相互接続とを含む基板を提供する。複数の表面相互接続は第2の材料を備える。複数の表面相互接続の表面が基板の表面と平面にある。
【0007】
[0007]別の例は、パッケージを作製するための方法を提供する。本方法は、少なくとも1つの誘電体層と、第1の材料を備える複数の相互接続と、複数の相互接続に結合された複数の表面相互接続とを備える基板を提供する。複数の表面相互接続は第2の材料を備える。複数の表面相互接続の表面が基板の表面と平面にある。本方法は、複数のピラー相互接続および複数のはんだ相互接続を通して集積デバイスを基板の複数の表面相互接続に結合する。
【0008】
[0008]様々な特徴、性質、および利点は、全体を通じて同様の参照符号が同様のものを指す図面とともに読めば、以下に記載される詳細な説明から明らかになり得る。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】[0009]集積デバイスと基板とを含むパッケージの側面図。
図2】[0010]基板の表面と整合された表面相互接続を備える基板を含むパッケージの側面図。
図3】[0011]基板の表面と整合された表面相互接続を備える基板を含む別のパッケージの側面図。
図4A】[0012]基板を作製するための例示的なシーケンスを示す図。
図4B】基板を作製するための例示的なシーケンスを示す図。
図4C】基板を作製するための例示的なシーケンスを示す図。
図4D】基板を作製するための例示的なシーケンスを示す図。
図5】[0013]基板を作製するための方法の例示的な流れ図。
図6A】[0014]基板の表面と整合された表面相互接続を備える基板を含むパッケージを作製するための例示的なシーケンスを示す図。
図6B】基板の表面と整合された表面相互接続を備える基板を含むパッケージを作製するための例示的なシーケンスを示す図。
図7】[0015]基板の表面と整合された表面相互接続を備える基板を含むパッケージを作製するための方法の例示的な流れ図。
図8】[0016]本明細書で説明されるダイ、電子回路、集積デバイス、集積受動デバイス(IPD)、受動構成要素、パッケージ、および/またはデバイスパッケージを統合し得る様々な電子デバイスを示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[0017]以下の説明では、本開示の様々な態様の完全な理解を提供するために、具体的な詳細が与えられる。しかしながら、態様はこれらの具体的な詳細なしに実践され得ることが当業者によって理解されよう。たとえば、不必要な詳細で態様を不明瞭にするのを避けるために、回路がブロック図で示されることがある。他の事例では、本開示の態様を不明瞭にしないために、よく知られている回路、構造、および技法が詳細に示されないことがある。
【0011】
[0018]本開示は、基板と集積デバイスとを含むパッケージについて説明する。基板は、少なくとも1つの誘電体層と、第1の材料を備える複数の相互接続と、複数の相互接続に結合された複数の表面相互接続とを含む。複数の表面相互接続は第2の材料を備える。複数の表面相互接続の表面が基板の表面と平面にある。集積デバイスは、複数のピラー(pillar)相互接続および複数のはんだ相互接続を通して基板の複数の表面相互接続に結合される。複数の表面相互接続(たとえば、表面パッド相互接続)は、集積デバイスが基板に結合されたときに集積デバイスの不整合(misalignment)があるときでも、集積デバイスと基板との間の信頼できるおよび強いはんだ接合を提供するのを助ける。
表面相互接続を備える基板を備える例示的なパッケージ
[0019]図1は、基板102と、集積デバイス104と、集積デバイス106とを含む、パッケージ100を示す。基板102は、少なくとも1つの誘電体層120と、複数の相互接続122とを含む。複数の相互接続122は、基板102の中に埋め込まれた相互接続を含む。集積デバイス104は、複数のピラー相互接続140および複数のはんだ相互接続142を通して基板102に結合される。複数のはんだ相互接続142は、複数の相互接続122に結合される。集積デバイス106は、複数のピラー相互接続160および複数のはんだ相互接続162を通して基板102に結合される。複数のはんだ相互接続162は、複数の相互接続122に結合される。複数のはんだ相互接続124は、基板102に結合される。
【0012】
[0020]集積デバイス104は、基板102の相互接続と不整合(misalignment with)である。その結果、複数のピラー相互接続140の一部と複数のはんだ相互接続142の一部とが、基板102のパッド相互接続(たとえば、122a)と整合されない。これは、パッド相互接続(たとえば、122a)と基板102の上部表面との間の垂直オフセットが、はんだ相互接続(たとえば、142)を伸ばし、および/またははんだ相互接続142の中に1つまたは複数の小さい空隙をもたらすので、はんだ相互接続とパッド相互接続との間の不十分なまたは不良なはんだ接合を生じ、集積デバイス104と基板102との間の不十分なまたは不良な電気的接続を生じる。
【0013】
[0021]図2は、表面相互接続をもつ基板を含むパッケージ200の側面図を示す。パッケージ200は、基板202と、集積デバイス203と、集積デバイス205とを含む。パッケージ200は、複数のはんだ相互接続280を通してボード290(たとえば、プリント回路板(PCB))に結合される。集積デバイス203は、複数のピラー相互接続230および複数のはんだ相互接続232を通して基板202に結合される。集積デバイス205は、複数のピラー相互接続250および複数のはんだ相互接続252を通して基板202に結合される。
【0014】
[0022]基板202は、埋め込みトレース基板(ETS:embedded trace substrate)であり得る。基板202は、少なくとも1つの誘電体層220と、複数の相互接続222と、複数の表面相互接続224とを含む。複数の相互接続222は、少なくとも1つの誘電体層220の中に位置する相互接続を含む。複数の相互接続222は、基板202の表面を通して埋め込まれたおよび基板202の表面からオフセットされた複数の相互接続(たとえば、パッド相互接続、トレース相互接続)を含む。複数の相互接続222からの相互接続の例は、パッド相互接続222aと、トレース相互接続222bとを含む。基板202の表面からオフセットされた複数の相互接続222は、複数の相互接続222の上に位置する基板凹部を有し得る。相互接続222b(たとえば、トレース相互接続)は、基板202の表面からオフセットされた相互接続の一例であり、基板凹部に隣接する。
【0015】
[0023]基板202は、複数の表面相互接続224を含む。複数の表面相互接続224は、複数の相互接続222のうちのいくつかに結合される。複数の表面相互接続224は、さもなければ基板凹部であり得る空間を占有し得る。複数の表面相互接続224は、複数の相互接続222とは異なる材料を含む。たとえば、複数の相互接続222は銅を含み得、複数の表面相互接続224はスズ(Sn)を含み得る。複数の表面相互接続224は、シード層(たとえば、銅シード層)とは異なり得る。複数の表面相互接続224はシード層がないことがある。複数の表面相互接続224は、基板202の表面(たとえば、第1の表面、上部表面)と整合された、および/またはそれと平面にある、表面を有し得る。たとえば、基板202の外のほうを向く(face away from)複数の表面相互接続224の表面は、基板202の表面(たとえば、第1の表面、上部表面)と整合され、および/またはそれと平面にある。別の例では、基板202の外のほうを向く複数の表面相互接続224の表面は、少なくとも1つの誘電体層220の表面(たとえば、第1の表面、上部表面)と整合され、および/またはそれと平面にある。基板202の外のほうを向く複数の表面相互接続224の表面は、集積デバイス(たとえば、203、205)のほうを向く表面である。
【0016】
[0024]複数の表面相互接続224は、基板202の複数の相互接続222からの相互接続のいずれとも異なる金属層上に位置し得る。複数の表面相互接続224は、基板202の第1の表面(たとえば、上部表面、集積デバイス対向表面(integrated device facing surface))(たとえば、基板202の少なくとも1つの誘電体層220の上部表面)と整合された、および/またはそれと平面にある表面(たとえば、基板の外のほうを向く表面)を有する唯一の相互接続であり得る。複数の表面相互接続224は、複数の相互接続222と少なくとも1つの集積デバイス(たとえば、203、205)との間に位置する。複数の表面相互接続224は、表面相互接続のための手段であり得る。
【0017】
[0025]複数の表面相互接続224は、複数の表面相互接続の表面(たとえば、基板の外のほうを向く表面、集積デバイスのほうを向く表面)が、基板202の表面と平面にある、および/またはそれと整合されるように、複数の相互接続222のうちのいくつかに結合される。複数の表面相互接続224は、集積デバイスが基板202に結合されたときに集積デバイスの不整合があるときでも、集積デバイスと基板との間の信頼できるおよび強いはんだ接合を提供するのを助ける。
【0018】
[0026]図2は、集積デバイス203が、複数のピラー相互接続230および複数のはんだ相互接続232を通して基板202に電気的に結合されるように構成されることを示す。特に、集積デバイス203は、複数のピラー相互接続230および複数のはんだ相互接続232を通して複数の表面相互接続224に電気的に結合されるように構成される。ピラー相互接続230aおよびはんだ相互接続232aは、集積デバイス203の一部と見なされ得る。集積デバイス203は、ピラー相互接続230aに結合される。ピラー相互接続230aは、はんだ相互接続232aに結合される。はんだ相互接続232aは、表面相互接続224aに結合される。表面相互接続224aは、相互接続222aに結合される。表面相互接続224aは、相互接続222aの上に位置する。表面相互接続224aは表面パッド相互接続であり得る。相互接続222aはパッド相互接続であり得る。したがって、表面パッド相互接続は、パッド相互接続に結合され(たとえば、直接結合され)得る。表面相互接続224aおよび相互接続222aは、第1の金属層と第2の金属層とを備える単一のパッド相互接続と見なされ得、ここで、第2の金属層は、第1の金属層の材料とは異なる材料を含む。第1の金属層は、相互接続222aによって表され得、第2の金属層は、表面相互接続224aによって表され得る。第1の金属層は銅を含み得、第2の金属層はスズ(Sn)を含み得る。第1の金属層はシード層を含み得る。
【0019】
[0027]同様に、集積デバイス205は、複数のピラー相互接続250および複数のはんだ相互接続252を通して基板202に電気的に結合されるように構成される。特に、集積デバイス205は、複数のピラー相互接続250および複数のはんだ相互接続252を通して複数の表面相互接続224に電気的に結合されるように構成される。複数のピラー相互接続250と、複数のはんだ相互接続252と、複数の表面相互接続224と、複数の相互接続222とは、集積デバイス203と基板202との間の、複数のピラー相互接続230、複数のはんだ相互接続232、複数の表面相互接続224および複数の相互接続222について上記で説明されたように、互いに結合され得る。
【0020】
[0028]集積デバイス(たとえば、203、205)は、ダイ(たとえば、半導体ベアダイ)を含み得る。集積デバイスは、無線周波数(RF)デバイス、受動デバイス、フィルタ、キャパシタ、インダクタ、アンテナ、送信機、受信機、ガリウムヒ素(GaAs)ベース集積デバイス、表面弾性波(SAW)フィルタ、バルク弾性波(BAW)フィルタ、発光ダイオード(LED)集積デバイス、ケイ素(Si)ベース集積デバイス、炭化ケイ素(SiC)ベース集積デバイス、メモリ、電力管理プロセッサ(たとえば、電力管理集積回路)、アプリケーションプロセッサ、および/またはそれらの組合せを含み得る。集積デバイス(たとえば、203、205)は、少なくとも1つの電子回路(たとえば、第1の電子回路、第2の電子回路など)を含み得る。
【0021】
[0029]異なるパッケージが、異なる数の集積デバイスを有し得ることに留意されたい。集積デバイスのロケーションは例示的である。集積デバイスは、基板の異なる部分に結合され得る。
【0022】
[0030]図3は、表面相互接続を備える基板302を含むパッケージ300の側面図を示す。パッケージ300はパッケージ200と同様である。したがって、パッケージ300は、パッケージ200と同じまたは同様の構成要素を含む。基板302は基板202と同様である。したがって、基板302は、基板202と同じまたは同様の構成要素を含む。基板302は、埋め込みトレース基板(ETS)であり得る。基板302は、少なくとも1つの誘電体層220と、複数の相互接続222と、複数の表面相互接続224と、はんだレジスト層320と、カプセル化層310とを含む。
【0023】
[0031]はんだレジスト層320は、基板302の下部表面に結合される。カプセル化層310は、基板302の第1の表面(たとえば、上部表面)および(1つまたは複数の)集積デバイス(たとえば、203、205)の上に形成され、および位置し得る。カプセル化層310は、モールド、樹脂および/またはエポキシを含み得る。圧縮成形プロセス、トランスファー成形プロセス、または液体成形プロセスが、カプセル化層310を形成するために使用され得る。カプセル化層310はフォトエッチング可能であり得る。カプセル化層310は、カプセル化のための手段であり得る。
基板を作製するための例示的なシーケンス
[0032]いくつかの実装形態では、基板を作製することは、いくつかのプロセスを含む。図4A図4Dは、表面相互接続を含む基板を提供または作製するための例示的なシーケンスを示す。いくつかの実装形態では、図4A図4Dのシーケンスは、図2の基板202を提供または作製するために使用され得る。しかしながら、図4A図4Dのプロセスは、本開示で説明される基板のいずれかを作製するために使用され得る。
【0024】
[0033]図4A図4Dのシーケンスは、基板を提供または作製するためのシーケンスを簡略化および/または明確化するために、1つまたは複数の段階を組み合わせ得ることに留意されたい。いくつかの実装形態では、プロセスの順序が変更または修正され得る。いくつかの実装形態では、プロセスのうちの1つまたは複数が、本開示の範囲から逸脱することなく交換または置換され得る。
【0025】
[0034]段階1は、図4Aに示されているように、金属層402をもつキャリア400が提供された後の状態を示す。金属層402はシード層を含み得る。金属層402は銅を含み得る。
【0026】
[0035]段階2は、フォトレジスト層403が提供された後の状態を示す。フォトレジスト層403は、金属層402の上に形成され得る。積層プロセスおよび/または堆積プロセスが、フォトレジスト層403を形成するために使用され得る。
【0027】
[0036]段階3は、フォトレジスト層403における開口404を生じる、フォトレジスト層403の選択的エッチングの後の状態を示す。
【0028】
[0037]段階4は、金属層405が、フォトレジスト層403の開口404を通して形成された後の状態を示す。金属層405は、本開示で説明されるように、複数の表面相互接続224を形成し得る。金属層405はスズ(Sn)を含み得る。しかしながら、(1つまたは複数の)異なる材料が金属層405のために使用され得る。めっきプロセスが、金属層405を形成するために使用され得る。金属層405は、シード層(たとえば、銅シード層)とは異なり得る。
【0029】
[0038]段階5は、相互接続406が、金属層405(たとえば、表面相互接続224)と、金属層402との上に形成された後の状態を示す。めっきプロセスが、相互接続を形成するために使用され得る。相互接続406は銅を含み得る。相互接続406は、金属層405および/または表面相互接続224)とは異なる材料を含み得る。
【0030】
[0039]段階6は、図4Bに示されているように、フォトレジスト層403の除去の後の、金属層402を露出する状態を示す。
【0031】
[0040]段階7は、誘電体層420が、金属層402と、金属層405と、キャリア400との上に形成された後の状態を示す。誘電体層420は、ポリイミドを含み得る。しかしながら、異なる実装形態は、誘電体層のために、異なる材料を使用し得る。堆積プロセスおよび/または積層プロセスが、誘電体層420を形成するために使用され得る。
【0032】
[0041]段階8は、複数のキャビティ410が誘電体層420の中に形成された後の状態を示す。複数のキャビティ410は、エッチングプロセス(たとえば、フォトエッチングプロセス)またはレーザープロセスを使用して形成され得る。複数のキャビティ410は、相互接続406の一部を露出し得る。
【0033】
[0042]段階9は、相互接続412が誘電体層420の中におよびその上に形成された後の状態を示す。相互接続412は、複数のキャビティ410の中に形成され得る。形成され得る相互接続の例は、ビア、パッドおよび/またはトレースを含む。めっきプロセスが、相互接続を形成するために使用され得る。相互接続412は銅を含み得る。
【0034】
[0043]段階10は、別の誘電体層422が誘電体層420の上に形成された後の状態を示す。誘電体層422は、誘電体層420と同じ材料であり得る。しかしながら、異なる実装形態は、誘電体層のために、異なる材料を使用し得る。堆積プロセスおよび/または積層プロセスが、誘電体層422を形成するために使用され得る。
【0035】
[0044]段階11は、図4Cに示されているように、複数のキャビティ430が誘電体層422の中に形成された後の状態を示す。エッチングプロセスまたはレーザープロセスが、キャビティ430を形成するために使用され得る。複数のキャビティ430は、相互接続412の一部を露出し得る。
【0036】
[0045]段階12は、相互接続414が誘電体層422の中におよびその上に形成された後の状態を示す。相互接続414は、複数のキャビティ430の中に形成され得る。形成され得る相互接続の例は、ビア、パッドおよび/またはトレースを含む。めっきプロセスが、相互接続を形成するために使用され得る。相互接続414は銅を含み得る。
【0037】
[0046]段階13は、別の誘電体層424が誘電体層422の上に形成された後の状態を示す。誘電体層424は、誘電体層420と同じ材料であり得る。しかしながら、異なる実装形態は、誘電体層のために、異なる材料を使用し得る。堆積プロセスおよび/または積層プロセスが、誘電体層424を形成するために使用され得る。
【0038】
[0047]段階14は、複数のキャビティ440が誘電体層424の中に形成された後の状態を示す。エッチングプロセスまたはレーザープロセスが、キャビティ440を形成するために使用され得る。複数のキャビティ440は、相互接続414の一部を露出し得る。
【0039】
[0048]段階15は、図4Dに示されているように、相互接続416が誘電体層424の中におよびその上に形成された後の状態を示す。相互接続416は、複数のキャビティ440の中に形成され得る。形成され得る相互接続の例は、ビア、パッドおよび/またはトレースを含む。めっきプロセスが、相互接続を形成するために使用され得る。相互接続416は銅を含み得る。相互接続416は、誘電体層424の表面の上に形成され得る。したがって、相互接続416は、基板の表面の上に形成され得る。
【0040】
[0049]相互接続406、412、414および/または416の一部または全部が、基板202の複数の相互接続222を画定し得る。誘電体層420、422、424は、少なくとも1つの誘電体層220によって表され得る。
【0041】
[0050]段階16は、キャリア400が誘電体層220から分離され(たとえば、除去され、研削され)、金属層402(たとえば、シード層)が誘電体層220から除去され(たとえば、エッチングされ)、基板202を残した後の状態を示す。少なくとも1つのはんだレジスト層(たとえば、320)が、基板202の表面(たとえば、上部表面、下部表面)の上に形成され得る。複数の表面相互接続224は、複数の表面相互接続224の表面(たとえば、基板の外のほうを向く表面、集積デバイスのほうを向く表面)が、基板202の表面(たとえば、少なくとも1つの誘電体層220の表面)と平面にある、および/またはそれと整合されるように、複数の相互接続222のうちのいくつかに結合される。いくつかの実装形態では、相互接続222に直接結合された表面相互接続224は、第1の金属層と第2の金属層とを備える単一のパッド相互接続と見なされ得、ここで、第2の金属層は、第1の金属層の材料とは異なる材料を含む。第1の金属層は、複数の相互接続222からの相互接続によって表され得、第2の金属層は、表面相互接続224によって表され得る。第1の金属層は銅を含み得、第2の金属層はスズ(Sn)を含み得る。第1の金属層はシード層を含み得る。段階16に示されているように、複数の相互接続222からの相互接続のうちのいくつかが、基板202の表面を通して埋め込まれ得、複数の相互接続222からの相互接続のうちのいくつかの上におよび/またはそれに隣接して基板凹部があり得る。
【0042】
[0051]異なる実装形態は、(1つまたは複数の)金属層を形成するために、異なるプロセスを使用し得る。いくつかの実装形態では、(1つまたは複数の)金属層を形成するための化学気相堆積(CVD)プロセスおよび/または物理気相堆積(PVD)プロセス。たとえば、スパッタリングプロセス、スプレーコーティングプロセス、および/またはめっきプロセスが、(1つまたは複数の)金属層を形成するために使用され得る。
基板を作製するための方法の例示的な流れ図
[0052]いくつかの実装形態では、基板を作製することは、いくつかのプロセスを含む。図5は、表面相互接続を含む基板を提供または作製するための方法500の例示的な流れ図を示す。いくつかの実装形態では、図5の方法500は、図2の基板202を提供または作製するために使用され得る。しかしながら、方法500は、本開示で説明される任意の基板を作製するために使用され得る。
【0043】
[0053]図5の方法は、基板を提供または作製するための方法を簡略化および/または明確化するために、1つまたは複数のプロセスを組み合わせ得ることに留意されたい。いくつかの実装形態では、プロセスの順序が変更または修正され得る。
【0044】
[0054]方法は、(505において)金属層402をもつキャリア400を提供する。金属層402は、シード層(たとえば、銅シード層)を含み得る。異なる実装形態は、キャリアのために、異なる材料を使用し得る。図10Aの段階1は、金属層をもつキャリアが提供された後の状態の一例を示し、説明する。
【0045】
[0055]方法は、(510において)フォトレジスト層403を形成およびエッチングする。フォトレジスト層403は、キャリア400の金属層402の上に積層および/または堆積され得る。図10Aの段階2~3は、フォトレジスト層を形成およびエッチングすることを示し、説明する。
【0046】
[0056]方法は、(515において)金属層402の上に複数の表面相互接続224を形成する。表面相互接続224は、金属層405(たとえば、表面金属層)から形成され得る。金属層405は、金属層402とは異なる材料を含み得る。金属層405はスズ(Sn)を含み得る。金属層405は、シード層(たとえば、銅シード層)とは異なり得る。めっきプロセスが、金属層405を形成するために使用され得る。図4Aの段階4は、表面相互接続を形成する一例を示し、説明する。
【0047】
[0057]方法は、(520において)金属層405と金属層402との上に相互接続406を形成する。めっきプロセスが、相互接続406を形成するために使用され得る。図4Aの段階5は、相互接続を形成する一例を示し、説明する。
【0048】
[0058]方法は、(525において)フォトレジスト層403を除去する。図4Bの段階6は、フォトレジスト層を除去する一例を示し、説明する。
【0049】
[0059]方法は、(530において)キャリア400と金属層402との上に誘電体層420を形成する。誘電体層420は、ポリイミドを含み得る。誘電体層を形成することは、誘電体層420の中に複数のキャビティ(たとえば、410)を形成することをも含み得る。複数のキャビティは、エッチングプロセス(たとえば、フォトエッチング)またはレーザープロセスを使用して形成され得る。図4Bの段階7~8は、誘電体層と誘電体層の中のキャビティとを形成する一例を示し、説明する。
【0050】
[0060]方法は、(535において)誘電体層の中におよびその上に相互接続を形成する。たとえば、相互接続412は、誘電体層420の中におよびその上に形成され得る。めっきプロセスが、相互接続を形成するために使用され得る。相互接続を形成することは、誘電体層の上におよび/またはその中に、パターン化された金属層を提供することを含み得る。図4Bの段階9は、誘電体層の中におよびその上に相互接続を形成する一例を示し、説明する。
【0051】
[0061]方法は、(540において)誘電体層420と相互接続との上に誘電体層422を形成する。誘電体層422は、ポリイミドを含み得る。誘電体層を形成することは、誘電体層422の中に複数のキャビティ(たとえば、430)を形成することをも含み得る。複数のキャビティは、エッチングプロセスまたはレーザープロセスを使用して形成され得る。図4B図4Cの段階10~11は、誘電体層と誘電体層の中のキャビティとを形成することを示す。
【0052】
[0062]方法は、(545において)誘電体層の中におよび/またはその上に相互接続を形成する。たとえば、相互接続414が形成され得る。めっきプロセスが、相互接続を形成するために使用され得る。相互接続を形成することは、誘電体層の上におよびその中に、パターン化された金属層を提供することを含み得る。図4Cの段階12は、誘電体層の中におよびその上に相互接続を形成する一例を示し、説明する。
【0053】
[0063]方法は、540および545において説明されたように、(1つまたは複数の)追加の誘電体層および追加の相互接続を形成し得る。図4C図4Dの段階13~15は、誘電体層の中におよびその上に追加の相互接続を形成する一例を示し、説明する。
【0054】
[0064]すべての(1つまたは複数の)誘電体層および追加の相互接続が形成されると、方法は、誘電体層420からキャリア(たとえば、400)を分離(たとえば、除去、研削)し、金属層402(たとえば、シード層)を除去(たとえば、エッチングアウト(etch out))し、基板202を残し得る。図4Dの段階16は、基板からキャリアを分離する一例を示し、説明する。いくつかの実装形態では、方法は、基板の上に(たとえば、基板の第1の表面の上に、基板の第2の表面の上に)少なくとも1つのはんだレジスト層(たとえば、320)を形成し得る。
【0055】
[0065]異なる実装形態は、(1つまたは複数の)金属層を形成するために、異なるプロセスを使用し得る。いくつかの実装形態では、(1つまたは複数の)金属層を形成するための化学気相堆積(CVD)プロセスおよび/または物理気相堆積(PVD)プロセス。たとえば、スパッタリングプロセス、スプレーコーティングプロセス、および/またはめっきプロセスが、(1つまたは複数の)金属層を形成するために使用され得る。
表面相互接続を備える基板を含むパッケージを作製するための例示的なシーケンス
[0066]図6A図6Bは、表面相互接続を備える基板を含むパッケージを提供または作製するための例示的なシーケンスを示す。いくつかの実装形態では、図6A図6Bのシーケンスは、図3の表面相互接続を備える基板を含むパッケージ300、または本開示で説明されるパッケージのいずれかを提供または作製するために使用され得る。
【0056】
[0067]図6A図6Bのシーケンスは、パッケージを提供または作製するためのシーケンスを簡略化および/または明確化するために、1つまたは複数の段階を組み合わせ得ることに留意されたい。いくつかの実装形態では、プロセスの順序が変更または修正され得る。いくつかの実装形態では、プロセスのうちの1つまたは複数が、本開示の範囲から逸脱することなく交換または置換され得る。図6A図6Bのシーケンスは、(ウエハの一部として)一度に1つのパッケージまたはいくつかのパッケージを作製するために使用され得る。
【0057】
[0068]段階1は、図6Aに示されているように、基板302が提供された後の状態を示す。基板302は、サプライヤによって提供されるか、または作製され得る。図4A図4Dに示されているプロセスと同様のプロセスが、基板302を作製するために使用され得る。しかしながら、異なる実装形態は、基板302を作製するために異なるプロセスを使用し得る。基板302を作製するために使用され得るプロセスの例は、セミアディティブプロセス(SAP)およびモディファイドセミアディティブプロセス(mSAP)を含む。基板302は、少なくとも1つの誘電体層220と、複数の相互接続222と、複数の表面相互接続224と、はんだレジスト層320とを含む。基板302は、埋め込みトレース基板(ETS)であり得る。
【0058】
[0069]複数の表面相互接続224は、基板302の表面(たとえば、第1の表面、上部表面)と整合された、および/またはそれと平面にある、表面を有し得る。たとえば、基板302の外のほうを向く複数の表面相互接続224の表面は、基板302の表面(たとえば、第1の表面、上部表面)と整合され、および/またはそれと平面にある。別の例では、基板302の外のほうを向く複数の表面相互接続224の表面は、少なくとも1つの誘電体層220の表面(たとえば、第1の表面、上部表面)と整合され、および/またはそれと平面にある。複数の表面相互接続224は、複数の相互接続222の材料とは異なる材料を含み得る。複数の相互接続224は、シード層とは異なり得る。
【0059】
[0070]段階2は、集積デバイス203と集積デバイス205とが基板302の第1の表面(たとえば、上部表面)に結合された後の状態を示す。集積デバイス203は、複数のピラー相互接続230および複数のはんだ相互接続232を通して基板302に結合され得る。複数のはんだ相互接続232は、複数の表面相互接続224に結合され得る。集積デバイス205は、複数のピラー相互接続250および複数のはんだ相互接続252を通して基板302に結合され得る。複数のはんだ相互接続252は、複数の表面相互接続224に結合され得る。はんだリフロープロセスが、集積デバイスを基板302に結合するために使用され得る。
【0060】
[0071]段階3は、図6Bに示されているように、カプセル化層310が基板302と集積デバイス(たとえば、203、205)との上に提供された後の状態を示す。カプセル化層310は、(1つまたは複数の)集積デバイスおよび/または構成要素をカプセル化し得る。たとえば、カプセル化層310は、基板302と(1つまたは複数の)集積デバイス(たとえば、203、205)との上に形成され得る。カプセル化層310は、モールド、樹脂および/またはエポキシを含み得る。圧縮成形プロセス、トランスファー成形プロセス、または液体成形プロセスが、カプセル化層310を形成するために使用され得る。カプセル化層310はフォトエッチング可能であり得る。カプセル化層310は、カプセル化のための手段であり得る。
【0061】
[0072]段階4は、複数のはんだ相互接続280が基板302の第2の表面(たとえば、下部表面)に結合された後の状態を示す。複数のはんだ相互接続280は、基板302の複数の相互接続222からの相互接続に結合され得る。はんだリフロー(solder reflow)プロセスが、複数のはんだ相互接続280を基板302に結合するために使用され得る。段階4は、パッケージ300を示し得る。本開示で説明されるパッケージ(たとえば、200、300)は、一度に1つ作製され得るか、または1つまたは複数のウエハの一部として一緒に作製され、次いで、個々のパッケージに単一化され得る。
表面相互接続を備える基板を含むパッケージを作製するための方法の例示的な流れ図
[0073]いくつかの実装形態では、表面相互接続を備える基板を含むパッケージを作製することは、いくつかのプロセスを含む。図7は、表面相互接続を備える基板を含むパッケージを提供または作製するための方法700の例示的な流れ図を示す。いくつかの実装形態では、図7の方法700は、本開示で説明される図3のパッケージ300を提供または作製するために使用され得る。しかしながら、方法700は、本開示で説明されるパッケージのいずれかを提供または作製するために使用され得る。
【0062】
[0074]図7の方法は、表面相互接続を備える基板を含むパッケージを提供または作製するための方法を簡略化および/または明確化するために、1つまたは複数のプロセスを組み合わせ得ることに留意されたい。いくつかの実装形態では、プロセスの順序が変更または修正され得る。
【0063】
[0075]方法は、(705において)表面相互接続をもつ基板(たとえば、202、302)を提供する。基板302は、サプライヤによって提供されるか、または作製され得る。基板302は、第1の表面と第2の表面とを含む。基板302は、少なくとも1つの誘電体層220と、複数の相互接続222と、複数の表面相互接続224と、はんだレジスト層320とを含む。複数の表面相互接続224は、複数の相互接続222に結合され得る。複数の表面相互接続224は、複数の相互接続222の上に位置し得る。異なる実装形態は、異なる基板を提供し得る。図4A図4Dに示されているプロセスと同様のプロセスが、基板302を作製するために使用され得る。しかしながら、異なる実装形態は、基板302を作製するために異なるプロセスを使用し得る。図6Aの段階1は、表面相互接続をもつ基板を提供する一例を示し、説明する。
【0064】
[0076]方法は、(710において)複数の集積デバイス(たとえば、203、205)を基板(たとえば、302)の第1の表面に結合する。たとえば、集積デバイス203は、複数のピラー相互接続230および複数のはんだ相互接続232を通して基板202に結合され得る。複数のはんだ相互接続232は、基板302の複数の相互接続224に結合され得る。別の例では、集積デバイス205は、複数のピラー相互接続250および複数のはんだ相互接続252を通して基板302に結合され得る。複数のはんだ相互接続252は、基板302の複数の表面相互接続224に結合され得る。はんだリフロープロセスが、集積デバイスを基板に結合するために使用され得る。図6Aの段階2は、基板に結合された集積デバイスの一例を示し、説明する。
【0065】
[0077]方法は、(715において)基板(たとえば、302)の上にカプセル化層(たとえば、310)を形成する。カプセル化層310は、モールド、樹脂および/またはエポキシを含み得る。圧縮成形プロセス、トランスファー成形プロセス、または液体成形プロセスが、カプセル化層310を形成するために使用され得る。カプセル化層310はフォトエッチング可能であり得る。カプセル化層310は、カプセル化のための手段であり得る。カプセル化層は、(1つまたは複数の)集積デバイスおよび/または構成要素をカプセル化し得る。図6Bの段階3は、基板の上にカプセル化層を形成する一例を示し、説明する。
【0066】
[0078]方法は、(720において)複数のはんだ相互接続(たとえば、280)を基板(たとえば、302)の第2の表面に結合する。複数のはんだ相互接続は、基板の複数の相互接続222に結合され得る。図6Bの段階4は、はんだ相互接続を基板に結合する一例を示し、説明する。
例示的な電子デバイス
[0079]図8は、上述のデバイス、集積デバイス、集積回路(IC)パッケージ、集積回路(IC)デバイス、半導体デバイス、集積回路、ダイ、インターポーザ、パッケージ、パッケージオンパッケージ(PoP)、システムインパッケージ(SiP)、またはシステムオンチップ(SoC)のいずれかと統合され得る様々な電子デバイスを示す。たとえば、モバイルフォンデバイス802、ラップトップコンピュータデバイス804、固定ロケーション端末デバイス806、ウェアラブルデバイス808、または自動車両810は、本明細書で説明されるデバイス800を含み得る。デバイス800は、たとえば、本明細書で説明されるデバイスおよび/または集積回路(IC)パッケージのいずれかであり得る。図8に示されているデバイス802、804、806、および808ならびに車両810は、例示的なものにすぎない。他の電子デバイスはまた、限定はしないが、モバイルデバイス、ハンドヘルドパーソナル通信システム(PCS)ユニット、携帯情報端末などのポータブルデータユニット、全地球測位システム(GPS)対応デバイス、ナビゲーションデバイス、セットトップボックス、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテインメントユニット、メーター読取り機器などの固定ロケーションデータユニット、通信デバイス、スマートフォン、タブレットコンピュータ、コンピュータ、ウェアラブルデバイス(たとえば、時計、眼鏡)、モノのインターネット(IoT)デバイス、サーバ、ルータ、自動車両(たとえば、自律車両)において実装される電子デバイス、またはデータもしくはコンピュータ命令を記憶するかもしくは取り出す任意の他のデバイス、あるいはそれらの任意の組合せを含む、デバイス(たとえば、電子デバイス)のグループを含む、デバイス800を特徴づけ得る。
【0067】
[0080]図2図3図4A図4D図5図6A図6B、および/または図7図8に示されている構成要素、プロセス、特徴、および/または機能のうちの1つまたは複数は、単一の構成要素、プロセス、特徴または機能に再構成され、および/または組み合わせられるか、あるいはいくつかの構成要素、プロセス、または機能において実施され得る。また、本開示から逸脱することなく、追加の要素、構成要素、プロセス、および/または機能が追加され得る。また、本開示における図2図3図4A図4D図5図6A図6B、および/または図7図8、ならびにそれの対応する説明は、ダイおよび/またはICに限定されないことに留意されたい。いくつかの実装形態では、図2図3図4A図4D図5図6A図6B、および/または図7図8、ならびにそれの対応する説明は、デバイスおよび/または集積デバイスを製造、作成、提供、および/または生成するために使用され得る。いくつかの実装形態では、デバイスは、ダイ、集積デバイス、集積受動デバイス(IPD)、ダイパッケージ、集積回路(IC)デバイス、デバイスパッケージ、集積回路(IC)パッケージ、ウエハ、半導体デバイス、パッケージオンパッケージ(PoP)デバイス、熱放散デバイスおよび/またはインターポーザを含み得る。
【0068】
[0081]本開示における図は、様々な部品、構成要素、物体、デバイス、パッケージ、集積デバイス、集積回路、および/またはトランジスタの実際の表現および/または概念的な表現を表し得ることに留意されたい。いくつかの事例では、図は一定の縮尺ではないことがある。いくつかの事例では、明快のために、すべての構成要素および/または部品が示され得るとは限らない。いくつかの事例では、図における様々な部品および/または構成要素の位置、ロケーション、サイズ、および/または形状は、例示的なものであり得る。いくつかの実装形態では、図における様々な構成要素および/または部品は、随意であり得る。
【0069】
[0082]「例示的」という単語は、本明細書では「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用される。「例示的」として本明細書で説明されるいかなる実装形態または態様も、必ずしも本開示の他の態様よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきであるとは限らない。同様に、「態様」という用語は、本開示のすべての態様が、説明される特徴、利点、または動作モードを含むことを必要とするとは限らない。「結合される」という用語は、本明細書では、2つの物体間の直接的または間接的結合(たとえば、機械的結合)を指すために使用される。たとえば、物体Aが物体Bに物理的に接触し、物体Bが物体Cに接触する場合、物体Aと物体Cとは、それらが互いに直接物理的に接触しない場合でも、やはり互いに結合されていると見なされ得る。「電気的に結合される」という用語は、電流(たとえば、信号、電力、接地)が2つの物体間を進み得るように、2つの物体が直接または間接的に互いに結合されることを意味し得る。電気的に結合される2つの物体は、2つの物体間を進む電流を有することも有しないこともある。「第1の」、「第2の」、「第3の」、および「第4の」(および/または第4のを超える何でも)という用語の使用は、任意である。説明される構成要素のいずれも、第1の構成要素、第2の構成要素、第3の構成要素、または第4の構成要素であり得る。たとえば、第2の構成要素と呼ばれる構成要素は、第1の構成要素、第2の構成要素、第3の構成要素、または第4の構成要素であり得る。「カプセル化する」という用語は、物体が別の物体を部分的にカプセル化するか、または完全にカプセル化し得ることを意味する。「上部」および「下部」という用語は、任意である。上部上に位置する構成要素は、下部上に位置する構成要素の上に位置し得る。上部の構成要素が下部の構成要素と見なされ得、その逆も同様である。本開示で説明されるように、第2の構成要素「の上に」位置する第1の構成要素は、下部または上部がどのように任意に画定されるかに応じて、第1の構成要素が第2の構成要素の上方または下方に位置することを意味し得る。別の例では、第1の構成要素は、第2の構成要素の第1の表面の上に(たとえば、上方に)位置し得、第3の構成要素は、第2の構成要素の第2の表面の上に(たとえば、下方に)位置し得、第2の表面は、第1の表面に対向している。1つの構成要素が別の構成要素の上に位置するという文脈において本出願で使用される「の上に(over)」という用語は、別の構成要素上に(on)および/または別の構成要素の中に(in)ある(たとえば、構成要素の表面上にあるかまたは構成要素の中に埋め込まれている)構成要素を意味するために使用され得ることにさらに留意されたい。したがって、たとえば、第2の構成要素の上に(over)ある第1の構成要素は、(1)第1の構成要素が第2の構成要素の上に(over)あるが、第2の構成要素に直接接触していないこと、(2)第1の構成要素が第2の構成要素上に(on)(たとえば、その表面上に)あること、および/または(3)第1の構成要素が第2の構成要素の中に(in)ある(たとえば、その中に埋め込まれている)ことを意味し得る。第2の構成要素「の中に(in)」位置する第1の構成要素は、第2の構成要素の中に部分的に位置するか、または第2の構成要素の中に完全に位置し得る。本開示で使用される「約(about)‘値X’」または「およそ(approximately)値X」という用語は、‘値X’の10パーセント以内を意味する。たとえば、約1またはおよそ1の値は、0.9~1.1の範囲内の値を意味することになる。
【0070】
[0083]いくつかの実装形態では、相互接続は、2つの点、要素および/または構成要素の間の電気的接続を可能にするかまたは容易にする、デバイスまたはパッケージの要素または構成要素である。いくつかの実装形態では、相互接続は、トレース、ビア、パッド、ピラー、メタライゼーション層、再分配層、および/またはアンダーバンプメタライゼーション(UBM)層/相互接続を含み得る。いくつかの実装形態では、相互接続は、信号(たとえば、データ信号)、接地および/または電力のための電気経路を提供するように構成され得る導電性材料を含み得る。相互接続は、2つ以上の要素または構成要素を含み得る。相互接続は、1つまたは複数の相互接続によって画定され得る。相互接続は、1つまたは複数の金属層を含み得る。相互接続は、回路の一部であり得る。異なる実装形態は、相互接続を形成するために、異なるプロセスおよび/またはシーケンスを使用し得る。いくつかの実装形態では、化学気相堆積(CVD)プロセス、物理気相堆積(PVD)プロセス、スパッタリングプロセス、スプレーコーティング、および/またはめっきプロセスが、相互接続を形成するために使用され得る。
【0071】
[0084]また、本明細書に含まれている様々な開示は、フローチャート、流れ図、構造図、またはブロック図として示されるプロセスとして説明され得ることに留意されたい。フローチャートは、動作を逐次的なプロセスとして説明し得るが、動作の多くは、並行してまたは同時に実施され得る。さらに、動作の順序は並べ替えられ得る。プロセスは、それの動作が完了したときに終了する。
【0072】
[0085]以下では、本発明の理解を容易にするために、さらなる例が説明される。
【0073】
[0086]態様1:基板と集積デバイスとを備えるパッケージ。少なくとも1つの誘電体層と、第1の材料を備える複数の相互接続と、複数の相互接続に結合された複数の表面相互接続とを備える、基板。複数の表面相互接続は第2の材料を備え、複数の表面相互接続の表面が基板の表面と平面にある。集積デバイスは、複数のピラー相互接続および複数のはんだ相互接続を通して基板の複数の表面相互接続に結合される。
【0074】
[0087]態様2:複数の表面相互接続が、基板の表面と平面にある、集積デバイスのほうを向く表面を有する、表面パッド相互接続を含む、態様1に記載のパッケージ。
【0075】
[0088]態様3:複数の表面相互接続が、複数の相互接続と集積デバイスとの間に位置する、態様1から2に記載のパッケージ。
【0076】
[0089]態様4:複数の表面相互接続はシード層がない、態様1から3に記載のパッケージ。
【0077】
[0090]態様5:複数の表面相互接続がスズ(Sn)を含む、態様1から4に記載のパッケージ。
【0078】
[0091]態様6:複数の相互接続が、基板の表面を通して基板の中に埋め込まれたトレース相互接続を含み、ここにおいて、トレース相互接続が、基板の表面からの基板凹部に隣接する、態様1から5に記載のパッケージ。
【0079】
[0092]態様7:基板の表面が、集積デバイスのほうを向く表面である、態様6に記載のパッケージ。
【0080】
[0093]態様8:複数の相互接続がパッド相互接続を含み、ここにおいて、複数の表面相互接続が表面パッド相互接続を含み、ここにおいて、表面パッド相互接続がパッド相互接続に結合され、ここにおいて、集積デバイスのほうを向くパッド相互接続の表面が、基板の表面と平面にある、態様1から7に記載のパッケージ。
【0081】
[0094]態様9:集積デバイスが、ピラー相互接続およびはんだ相互接続を通して表面パッド相互接続に結合された、態様8に記載のパッケージ。
【0082】
[0095]態様10:パッケージが、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテインメントユニット、ナビゲーションデバイス、通信デバイス、モバイルデバイス、モバイルフォン、スマートフォン、携帯情報端末、固定ロケーション端末、タブレットコンピュータ、コンピュータ、ウェアラブルデバイス、ラップトップコンピュータ、サーバ、モノのインターネット(IoT)デバイス、および自動車両の中のデバイスからなるグループから選択されるデバイスに組み込まれる、態様1から9に記載のパッケージ。
【0083】
[0096]態様11:少なくとも1つの誘電体層と、第1の材料を備える複数の相互接続と、複数の相互接続に結合された複数の表面相互接続とを備える、基板。複数の表面相互接続は第2の材料を備える。複数の表面相互接続の表面が基板の表面と平面にある。
【0084】
[0097]態様12:複数の表面相互接続はシード層がない、態様11に記載の基板。
【0085】
[0098]態様13:複数の表面相互接続がスズ(Sn)を含む、態様11から12に記載の基板。
【0086】
[0099]態様14:複数の相互接続が、基板の表面を通して基板の中に埋め込まれたトレース相互接続を含み、ここにおいて、トレース相互接続が、基板の表面からの基板凹部に隣接する、態様11から13に記載の基板。
【0087】
[00100]態様15:基板の表面が、集積デバイスのほうを向く表面である、態様14に記載の基板。
【0088】
[00101]態様16:複数の相互接続がパッド相互接続を含み、ここにおいて、複数の表面相互接続が表面パッド相互接続を含み、ここにおいて、表面パッド相互接続がパッド相互接続に結合され、ここにおいて、パッド相互接続の表面が基板の表面と平面にある、態様11から15に記載の基板。
【0089】
[00102]態様17:パッケージを作製するための方法。方法は、少なくとも1つの誘電体層と、第1の材料を備える複数の相互接続と、複数の相互接続に結合された複数の表面相互接続とを備える基板を提供し、ここにおいて、複数の表面相互接続は第2の材料を備え、ここにおいて、複数の表面相互接続の表面は基板の表面と平面にある。方法は、複数のピラー相互接続および複数のはんだ相互接続を通して集積デバイスを基板の複数の表面相互接続に結合する。
【0090】
[00103]態様18:複数の表面相互接続が、基板の表面と平面にある、集積デバイスのほうを向く表面を有する、表面パッド相互接続を含む、態様17に記載の方法。
【0091】
[00104]態様19:複数の表面相互接続が、複数の相互接続と集積デバイスとの間に位置する、態様17から18に記載の方法。
【0092】
[00105]態様20:複数の表面相互接続はシード層がない、態様17から19に記載の方法。
【0093】
[00106]態様21:複数の表面相互接続がスズ(Sn)を含む、態様17から20に記載の方法。
【0094】
[00107]態様22:複数の相互接続がパッド相互接続を含み、ここにおいて、複数の表面相互接続が表面パッド相互接続を含み、ここにおいて、表面パッド相互接続がパッド相互接続に結合され、ここにおいて、集積デバイスのほうを向くパッド相互接続の表面が、基板の表面と平面にある、態様17から21に記載の方法。
【0095】
[00108]態様23:集積デバイスが、ピラー相互接続およびはんだ相互接続を通して表面パッド相互接続に結合された、態様22に記載の方法。
【0096】
[00109]本明細書で説明される本開示の様々な特徴は、本開示から逸脱することなく、異なるシステムにおいて実装され得る。本開示の上記の態様は例にすぎず、本開示を限定するものと解釈されるべきではないことに留意されたい。本開示の態様の説明は、例示的なものであり、特許請求の範囲を限定するものではない。したがって、本教示は他のタイプの装置に容易に適用され得、多くの代替形態、変更形態、および変形形態が当業者には明らかであろう。
図1
図2
図3
図4A
図4B
図4C
図4D
図5
図6A
図6B
図7
図8
【国際調査報告】