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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-08
(54)【発明の名称】ワークのディスペンス実装装置
(51)【国際特許分類】
   H01L 21/52 20060101AFI20240201BHJP
   B05C 5/00 20060101ALI20240201BHJP
   B05C 13/02 20060101ALI20240201BHJP
【FI】
H01L21/52 G
B05C5/00 101
B05C13/02
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023545884
(86)(22)【出願日】2022-01-18
(85)【翻訳文提出日】2023-08-22
(86)【国際出願番号】 CN2022072529
(87)【国際公開番号】W WO2022161213
(87)【国際公開日】2022-08-04
(31)【優先権主張番号】202110125197.1
(32)【優先日】2021-01-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】520508310
【氏名又は名称】常州銘賽机器人科技股▲フン▼有限公司
【住所又は居所原語表記】Mingseal Technology Building, Changzhou Science & Education Town, No.18 Middle Changwu Road, Wujin District, Changzhou,Jiangsu 213164, China
(71)【出願人】
【識別番号】522480780
【氏名又は名称】銘賽機器人科技(東莞)有限公司
【氏名又は名称原語表記】MINGSEAL ROBOT TECHNOLOGY (DONGGUAN) CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】Room 110, Building 2, No. 4 Industry South Road, Songshanhu I-Park Dongguan, Guangdong 523808, China
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】曲 東升
(72)【発明者】
【氏名】李 長峰
(72)【発明者】
【氏名】査 進
(72)【発明者】
【氏名】陳 鵬
(72)【発明者】
【氏名】周 典▲ちゅう▼
(72)【発明者】
【氏名】林 翔
(72)【発明者】
【氏名】阮 開滄
(72)【発明者】
【氏名】李 坤
(72)【発明者】
【氏名】李 剛
(72)【発明者】
【氏名】焦 状武
【テーマコード(参考)】
4F041
4F042
5F047
【Fターム(参考)】
4F041AA02
4F041AB01
4F041BA23
4F041BA35
4F042AA02
4F042AB00
4F042DF09
4F042DF17
4F042DF28
4F042DF29
4F042DH09
5F047AA17
5F047BB11
5F047FA22
5F047FA36
(57)【要約】
ワークのディスペンス実装装置であって、2つのローディング・アンローディング機構(1)、二重弁式の非同期ディスペンス装置(2)、放熱カバー実装装置(3)及びホットプレス装置(4)を備え、ワークが2つのローディング・アンローディング機構(1)の間を移動し、一方のローディング・アンローディング機構(1)がワークを供給するためのものであり、他方のローディング・アンローディング機構(1)が加工後のワークを除去するためのものであり、二重弁式の非同期ディスペンス装置(2)、放熱カバー実装装置(3)及びホットプレス装置(4)がワークの移動方向に沿って順に2つのローディング・アンローディング機構(1)の間に設けられる。該ワークのディスペンス実装装置は複数の工程の連続加工を自動的に行うことができ、歩留まりを向上させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワークのディスペンス実装装置であって、
2つのローディング・アンローディング機構(1)であって、ワークが前記2つのローディング・アンローディング機構(1)の間を移動し、一方の前記ローディング・アンローディング機構(1)が加工対象の前記ワークを供給するためのものであり、他方の前記ローディング・アンローディング機構(1)が加工後の前記ワークを除去するためのものである2つのローディング・アンローディング機構(1)と、
二重弁式の非同期ディスペンス装置(2)と、
放熱カバー実装装置(3)と、
ホットプレス装置(4)と、を備え、
前記二重弁式の非同期ディスペンス装置(2)、前記放熱カバー実装装置(3)及び前記ホットプレス装置(4)が前記ワークの移動方向に沿って順に前記2つのローディング・アンローディング機構(1)の間に設けられることを特徴とするワークのディスペンス実装装置。
【請求項2】
前記二重弁式の非同期ディスペンス装置(2)は、
フレーム(100)と、
ワーク搬送装置(200)であって、前記ワーク搬送装置(200)が前記フレーム(100)内に設けられ、前記ワーク搬送装置(200)に前記ワークが載置されるワーク搬送装置(200)と、
高さ自動補正・安定測定装置(300)であって、前記高さ自動補正・安定測定装置(300)が前記ワークの下方に設けられる補正部と、前記ワークを測定するように前記フレーム(100)に設けられ且つ前記ワークの上方に位置する測定部とを含む高さ自動補正・安定測定装置(300)と、
レベリング可能な吸着固定治具(400)であって、前記レベリング可能な吸着固定治具(400)が前記高さ自動補正・安定測定装置(300)の前記補正部に設けられ、前記レベリング可能な吸着固定治具(400)が前記ワークを持ち上げるように前記補正部の駆動によって上向きに移動できるレベリング可能な吸着固定治具(400)と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のワークのディスペンス実装装置。
【請求項3】
前記ワーク搬送装置(200)は、前記ワークをx方向に沿って移動するように搬送するためのワーク運搬装置(1c)を備え、前記ワーク運搬装置(1c)は、
2つの搬送アセンブリであって、前記2つの搬送アセンブリがそれぞれ第1搬送アセンブリ及び第2搬送アセンブリであり、前記第1搬送アセンブリと前記第2搬送アセンブリとがxz平面に関して対称的に配置され、z方向が鉛直方向であり、x方向がz方向に垂直な水平方向である2つの搬送アセンブリと、
複数の検出光ファイバであって、前記複数の検出光ファイバが前記第1搬送アセンブリ及び前記第2搬送アセンブリに設けられ、前記ワークの搬送状態を検出するための複数の検出光ファイバと、
ワーク受板(4c)であって、前記ワーク受板(4c)が前記2つの搬送アセンブリに設けられ、前記ワーク受板(4c)に前記ワークが載置されるワーク受板(4c)と、を備えることを特徴とする請求項2に記載のワークのディスペンス実装装置。
【請求項4】
各前記搬送アセンブリは基板(10)及びベルト駆動装置(13)を備え、前記ベルト駆動装置(13)が前記基板(10)の前記ワーク受板(4c)に向かう側に設けられることを特徴とする請求項3に記載のワークのディスペンス実装装置。
【請求項5】
前記複数の検出光ファイバは投入材検出光ファイバ(14)、減速検出光ファイバ(15)、到着材検出光ファイバ(18)及び吐出材検出光ファイバ(111)を備え、前記投入材検出光ファイバ(14)、前記減速検出光ファイバ(15)、前記到着材検出光ファイバ(18)及び前記吐出材検出光ファイバ(111)がx方向に沿って順に前記基板(10)に設けられることを特徴とする請求項4に記載のワークのディスペンス実装装置。
【請求項6】
前記ワーク運搬装置(1c)は更に、
側方プッシュアセンブリ(17)であって、前記側方プッシュアセンブリ(17)が前記基板(10)に設けられ、且つ前記減速検出光ファイバ(15)と前記到着材検出光ファイバ(18)との間に位置する側方プッシュアセンブリ(17)と、
到着材阻止装置(112)であって、前記到着材阻止装置(112)が前記基板(10)に設けられ、且つ前記到着材阻止装置(112)と前記到着材検出光ファイバ(18)との接続線がy軸に平行し、y方向がz方向及びx方向に垂直な方向である到着材阻止装置(112)と、を備えることを特徴とする請求項5に記載のワークのディスペンス実装装置。
【請求項7】
前記複数の検出光ファイバは更に投入材反り検出光ファイバ(16)及び吐出材反り検出光ファイバ(113)を備え、前記投入材反り検出光ファイバ(16)と前記吐出材反り検出光ファイバ(113)とがz方向に沿って前記基板(10)に移動可能に設置されてもよく、前記投入材反り検出光ファイバ(16)と前記吐出材反り検出光ファイバ(113)とがそれぞれ前記側方プッシュアセンブリ(17)の両側に位置することを特徴とする請求項6に記載のワークのディスペンス実装装置。
【請求項8】
前記高さ自動補正・安定測定装置(300)は、
三次元移動ステージ(1a)であって、前記三次元移動ステージ(1a)が前記ワーク搬送装置(200)の上方に設けられ、前記三次元移動ステージ(1a)に高さ測定装置(2a)及び視覚的認識装置(3a)が設けられ、前記高さ測定装置(2a)と前記視覚的認識装置(3a)とが前記三次元移動ステージ(1a)の駆動によってxy平面内を移動し、y方向がz方向及びx方向に垂直な方向である三次元移動ステージ(1a)と、
持ち上げ機構(5a)であって、前記持ち上げ機構(5a)が前記ワークの下方に設けられ、前記持ち上げ機構(5a)の一部が前記ワークを持ち上げるようにz軸に沿って移動できる持ち上げ機構(5a)と、を備えることを特徴とする請求項2~7のいずれか1項に記載のワークのディスペンス実装装置。
【請求項9】
前記持ち上げ機構(5a)は、
持ち上げ基板(52)と、
前記持ち上げ基板(52)に設けられる軸受台固定ブロック(55)と、
前記持ち上げ基板(52)の上方に位置する持ち上げ板(54)と、
持ち上げ板(54)に設けられる調整ブロック(513)と、
スクリューアセンブリであって、前記スクリューアセンブリの一部が前記軸受台固定ブロック(55)に接続され、前記スクリューアセンブリの残りの部分が前記調整ブロック(513)に接続され、前記スクリューアセンブリが前記調整ブロック(513)と前記持ち上げ板(54)とを駆動してz軸に沿って移動させるように回転でき、z軸方向が鉛直方向であるスクリューアセンブリと、を備えることを特徴とする請求項8に記載のワークのディスペンス実装装置。
【請求項10】
前記スクリューアセンブリは、
前記持ち上げ板(54)の位置する平面に垂直である第1スクリュー軸(510)と、
前記第1スクリュー軸(510)に回転可能に套設されるスクリュー支持ブロック(511)と、
スクリュースライダ(512)であって、前記スクリュースライダ(512)が前記第1スクリュー軸(510)に套設され、前記スクリュースライダ(512)の内周縁が前記第1スクリュー軸(510)の外周縁にねじ接続され、前記スクリュースライダ(512)の外周縁が前記調整ブロック(513)の内周縁に回転接続されるスクリュースライダ(512)と、を備えることを特徴とする請求項9に記載のワークのディスペンス実装装置。
【請求項11】
前記三次元移動ステージ(1a)は、
y方向移動機構と、
x方向移動機構であって、前記x方向移動機構が前記y方向移動機構に設けられ、前記y方向移動機構が前記x方向移動機構を駆動してy軸に沿って移動させ、前記高さ測定装置(2a)と前記視覚的認識装置(3a)とが前記x方向移動機構に設けられるx方向移動機構と、
2つのz方向移動機構であって、前記2つのz方向移動機構が前記x方向移動機構に設けられ、前記x方向移動機構が前記2つのz方向移動機構を駆動してx軸に沿って移動させ、前記2つのz方向移動機構のうちの一方に1つの流体分配器が設けられる2つのz方向移動機構と、
1つのy方向微調整装置(1a1)であって、前記y方向微調整装置(1a1)が他方の前記z方向移動機構に設けられ、前記他方のz方向移動機構が前記y方向微調整装置(1a1)を駆動してy軸に沿って移動させ、前記y方向微調整装置(1a1)に他方の流体分配器が設けられ、前記y方向微調整装置(1a1)が前記他方の流体分配器を駆動してy軸に沿って微調整させる1つのy方向微調整装置(1a1)と、を備え、
前記y方向微調整装置(1a1)は、
外部にリニアガイドアセンブリ(1a16)が設けられるハウジング(1a11)と、
前記ハウジング(1a11)の片側に設けられる第1サーボモータ(1a12)と、
第2スクリュー軸(1a13)であって、前記第2スクリュー軸(1a13)が前記ハウジング(1a11)内に回転可能に設置され、前記第2スクリュー軸(1a13)が前記第1サーボモータ(1a12)の出力端子にダイレクト接続される第2スクリュー軸(1a13)と、
可動ブロック(1a14)であって、前記可動ブロック(1a14)の一部が前記リニアガイドアセンブリ(1a16)に摺動可能に設置され、前記可動ブロック(1a14)の残りの部分がナットスライダ(1a15)により前記第2スクリュー軸(1a13)に移動可能に設置され、前記可動ブロック(1a14)に前記他方の流体分配器が設けられる可動ブロック(1a14)と、を備えることを特徴とする請求項8~10のいずれか1項に記載のワークのディスペンス実装装置。
【請求項12】
前記レベリング可能な吸着固定治具(400)は、
汎用取付アダプタプレート(141)であって、前記汎用取付アダプタプレート(141)がストレートプレート材であり、前記汎用取付アダプタプレート(141)の周りに4つのレベリングボルトアセンブリ(145)が設けられ、前記レベリングボルトアセンブリ(145)が前記汎用取付アダプタプレート(141)を持ち上げ装置に固定し、汎用取付アダプタプレート(141)の上表面が平行になるように調整するよう、前記4つのレベリングボルトアセンブリ(145)がねじ込まれることができる汎用取付アダプタプレート(141)と、
吸着固定治具(144)であって、前記吸着固定治具(144)が前記汎用取付アダプタプレート(141)の前記上表面に設けられ、前記吸着固定治具(144)に前記ワークが載置される吸着固定治具(144)と、を備えることを特徴とする請求項2~11のいずれか1項に記載のワークのディスペンス実装装置。
【請求項13】
前記汎用取付アダプタプレート(141)は厚さ方向に沿って4つの細目ねじ穴(141a)が開設され、各前記レベリングボルトアセンブリ(145)の一端が対応する1つの前記細目ねじ穴(141a)内に設けられ、各前記レベリングボルトアセンブリ(145)の他端が前記持ち上げ装置に接続され、前記汎用取付アダプタプレート(141)は前記厚さ方向に沿って4つのスリット(141b)が更に開設され、前記スリット(141b)が前記細目ねじ穴(141a)に連通し、
前記汎用取付アダプタプレート(141)の周りに4つの水平固定ねじ(146)が設けられ、各前記水平固定ねじ(146)が対応する1つの前記スリット(141b)を貫通し、前記水平固定ねじ(146)が前記スリット(141b)の大きさを調整するように回転でき、更に前記細目ねじ穴(141a)の大きさを調整し、前記水平固定ねじ(146)の軸線が前記レベリングボルトアセンブリ(145)の軸線に垂直であることを特徴とする請求項12に記載のワークのディスペンス実装装置。
【請求項14】
前記レベリングボルトアセンブリ(145)は、
レベリング材(145a)であって、前記レベリング材(145a)が柱状材であり、前記レベリング材(145a)の外周縁に細目雄ねじ(145a1)が設けられ、前記細目雄ねじ(145a1)が前記細目ねじ穴(141a)に係合され、前記レベリング材(145a)には厚さ方向に沿って貫通するレベリング孔が開設されるレベリング材(145a)と、
前記レベリング材(145)と前記持ち上げ装置との間に設けられる球状スペーサ(145b)と、
接続部材(145c)であって、前記接続部材(145c)の一端が前記レベリング孔及び前記球状スペーサ(145b)を通って前記持ち上げ装置に接続される接続部材(145c)と、を備え、
前記レベリング孔の上部が六角皿頭(145a2)であり、前記レベリング孔の中央が円柱皿孔(145a3)であり、前記接続部材(145c)の他端が前記円柱皿孔(145a3)内に係設されることを特徴とする請求項13に記載のワークのディスペンス実装装置。
【請求項15】
前記二重弁式の非同期ディスペンス装置(2)は更に、
前記ワーク搬送装置(200)に設けられる自動計量・接着剤切断装置(400)を備え、前記自動計量・接着剤切断装置(400)は、
内部に第1収容室が限定される計量防風装置(2b)と、
前記第1収容室内に設けられる計量装置(1b)と、
流体分割装置(4b)であって、前記流体分割装置(4b)が前記計量防風装置(2b)の上方に設けられ、前記流体分割装置(4b)が前記第1収容室に連通する第2収容室を有する流体分割装置(4b)と、
流体受け容器(3b)であって、前記流体受け容器(3b)が前記第2収容室内に設けられ、前記流体受け容器(3b)が前記計量装置(1b)の上方に位置し、前記流体受け容器(3b)が接着剤切断及び計量の2つの状態を有し、前記流体受け容器(3b)が接着剤切断状態にあるとき、前記流体受け容器(3b)が上向きに移動して接着剤を受け入れ、前記流体受け容器(3b)が計量状態にあるとき、前記流体受け容器(3b)が下向きに移動して前記計量装置(1b)に置かれて前記接着剤を計量する流体受け容器(3b)と、を備えることを特徴とする請求項2~14のいずれか1項に記載のワークのディスペンス実装装置。
【請求項16】
前記ローディング・アンローディング機構(1)は型材フレーム(a1)、サイロ横移動昇降機構(a2)及びワーク挟み取り運搬機構(a3)を備え、
前記サイロ横移動昇降機構(a2)と前記ワーク挟み取り運搬機構(a3)とがいずれも前記型材フレーム(a1)内に取り付けられ、
前記サイロ横移動昇降機構(a2)の上はサイロ(a5)を載置するためのものであり、前記サイロ横移動昇降機構(a2)は載置されるサイロ(a5)を昇降及び横移動することにより前記サイロ(a5)を前記ワーク挟み取り運搬機構(a3)に対向させるためのものであり、
前記ワーク挟み取り運搬機構(a3)は対向する前記サイロ(a5)から前記ワークを挟み取って搬送ベルト(a340)に供給し、又は前記搬送ベルト(a340)上の前記ワークを対向する前記サイロ(a5)に押し込むためのものであり、
前記ローディング・アンローディング機構(1)は、前記サイロ横移動昇降機構(a2)に載置されるサイロ(a5)と前記ワーク挟み取り運搬機構(a3)とを仕切るための中間仕切板(a4)を更に備え、前記中間仕切板(a4)にはワークが通る貫通孔が開設され、
前記サイロ横移動昇降機構(a2)は載置されるサイロ(a5)を横移動及び昇降することにより前記サイロ(a5)を前記貫通孔に対向させ、前記ワーク挟み取り運搬機構(a3)は前記貫通孔を通って前記サイロ(a5)内の前記ワークを挟み取り、又は前記ワークを前記貫通孔により前記サイロ(a5)に押し込むことを特徴とする請求項1~15のいずれか1項に記載のワークのディスペンス実装装置。
【請求項17】
前記放熱カバー実装装置(3)は、搬送レールモジュール(b1)、実装モジュール(b2)、放熱カバーローディング装置(b3)及び位置決めモジュールを備え、
前記搬送レールモジュール(b1)は受板を組立ステーションに搬送するように構成され、前記受板内にチップが載置され、
前記放熱カバーローディング装置(b3)は吸引ステーションに放熱カバーを搬送するように構成され、
前記位置決めモジュールが位置決めステーションに取り付けられ、
前記実装モジュール(b2)は前記吸引ステーション、前記位置決めステーション及び前記組立ステーションの間を移動するように構成され、前記実装モジュール(b2)は前記吸引ステーションにおいて放熱カバーを吸引してから前記位置決めステーションに移動し、前記位置決めモジュールは前記実装モジュール(b2)が吸引した前記放熱カバーに対して位置決め認識を行い、前記実装モジュール(b2)は前記位置決めモジュールが吸引された前記放熱カバーに対して位置決め認識を行った後、前記放熱カバーを前記組立ステーションに移動して前記放熱カバーを前記組立ステーションでの前記受板内の前記チップに組み立てることを特徴とする請求項1~16のいずれか1項に記載のワークのディスペンス実装装置。
【請求項18】
前記放熱カバーローディング装置(b3)は、ローディング部(b31)と、取出材位置決め部(b32)と、アンローディング部(b33)と、前記ローディング部(b31)、前記取出材位置決め部(b32)及び前記アンローディング部(b33)に跨がる第1横移動アセンブリ(b34)と、を備え、前記ローディング部(b31)が放熱カバー載置部材(b35)を所定位置に持ち上げた後、前記第1横移動アセンブリ(b34)が前記放熱カバー載置部材(b35)を前記ローディング部(b31)から前記取出材位置決め部(b32)に移動し、前記取出材位置決め部(b32)が前記放熱カバー載置部材(b35)を位置決め固定し、取り出し機構が前記放熱カバー載置部材(b35)上の放熱カバーを取り出し、前記第1横移動アセンブリ(b34)が取り出された前記放熱カバー載置部材(b35)を前記取出材位置決め部(b32)から前記アンローディング部(b33)に移動することを特徴とする請求項17に記載のワークのディスペンス実装装置。
【請求項19】
前記ホットプレス装置(4)は検出部、加熱保圧部(c20)及び搬送装置(c30)を備え、前記検出部が1つあり、前記検出部が前記加熱保圧部(c20)の前のステーション又は後のステーションに設置され、又は、前記検出部が2つあり、2つの前記検出部がそれぞれ前記加熱保圧部(c20)の前のステーション及び後のステーションに設置され、
前記搬送装置(c30)はワーク(c50)が積載される載物治具(c40)を前記検出部及び前記加熱保圧部(c20)に搬送し、
前記検出部は前記ワーク(c50)上の少なくとも一箇所でのワーク(c50)の額高さを測定して前記ワーク(c50)の外観を検出し、前記ワーク(c50)の額高さとは前記ワーク(c50)上の一箇所での高さと前記載物治具(c40)上の前記箇所から所定距離離れる箇所での高さとの高度差を指し、
前記加熱保圧部(c20)は前記加熱保圧部(c20)に位置する前記ワーク(c50)に対して加熱保圧を行うことを特徴とする請求項1~18のいずれか1項に記載のワークのディスペンス実装装置。
【請求項20】
前記検出部は2つあり、それぞれ前記加熱保圧部(c20)の前のステーションに位置する第1検出部(c100)及び前記加熱保圧部(c20)の後のステーションに位置する第2検出部(c101)であり、
前記第1検出部(c100)は前記ワーク(c50)上の少なくとも一箇所でのワーク(c50)の額高さを測定して前記ワーク(c50)の外観を検出して、第1組の検出データを取得し、
前記第2検出部(c101)は前記ワーク(c50)上の少なくとも一箇所でのワーク(c50)の額高さを測定して前記ワーク(c50)の外観を検出して、第2組の検出データを取得し、
前記ホットプレス装置(4)は前記第1検出部(c100)及び前記第2検出部(c101)に電気的に接続されるプロセッサを更に備え、前記プロセッサは前記第1組の検出データ及び前記第2組の検出データに基づいて、前記加熱保圧部(c20)が前記ワーク(c50)に対して加熱保圧を行うプロセスが要件に適合するかどうかを判定することを特徴とする請求項19に記載のワークのディスペンス実装装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示はチップ加工の技術分野に関し、具体的にワークのディスペンス実装装置に関する。
【背景技術】
【0002】
チップをパッケージ加工するとき、ワークはディスペンス、放熱カバーの実装、ホットプレス、検出などの複数の工程を行って、接着剤が固まらないうちに一定時間内に加工し終える必要があり、チップがこの過程において様々な環境要素の影響を受けやすく、このため、歩留まりが低下してしまう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本開示は少なくとも従来技術の技術的問題の1つを解決するように意図されている。このために、本開示はワークのディスペンス実装装置を提供し、該ワークのディスペンス実装装置はワーク加工過程にわたって連続して生産する利点を有する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示の実施例に係るワークのディスペンス実装装置であって、2つのローディング・アンローディング機構、二重弁式の非同期ディスペンス装置、放熱カバー実装装置及びホットプレス装置を備え、ワークが前記2つのローディング・アンローディング機構の間を移動し、一方の前記ローディング・アンローディング機構が加工対象の前記ワークを供給するためのものであり、他方の前記ローディング・アンローディング機構が加工後の前記ワークを除去するためのものであり、前記二重弁式の非同期ディスペンス装置、前記放熱カバー実装装置及び前記ホットプレス装置が前記ワークの移動方向に沿って順に前記2つのローディング・アンローディング機構の間に設けられる。
【0005】
本開示の有益な効果は、本開示の構造が簡単で、2つのローディング・アンローディング機構の間に順に二重弁式の非同期ディスペンス装置、放熱カバー実装装置及びホットプレス装置を設置することにより、ワークのローディングからアンローディングまでの輸送過程において複数の工程の連続加工を自動的に行わせ、ワークの滞留を回避し、それにより歩留まりを向上させることである。
【0006】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記二重弁式の非同期ディスペンス装置は、フレームと、ワーク搬送装置であって、前記ワーク搬送装置が前記フレーム内に設けられ、前記ワーク搬送装置に前記ワークが載置されるワーク搬送装置と、高さ自動補正・安定測定装置であって、前記高さ自動補正・安定測定装置が前記ワークの下方に設けられる補正部と、前記ワークを測定するように前記フレームに設けられ且つ前記ワークの上方に位置する測定部とを含む高さ自動補正・安定測定装置と、レベリング可能な吸着固定治具であって、前記レベリング可能な吸着固定治具が前記高さ自動補正・安定測定装置の前記補正部に設けられ、前記レベリング可能な吸着固定治具が前記ワークを持ち上げるように前記補正部の駆動によって上向きに移動できるレベリング可能な吸着固定治具と、を備えてもよい。
【0007】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記ワーク搬送装置は前記ワークをx方向に沿って移動するように搬送するためのワーク運搬装置を備えてもよく、前記ワーク運搬装置は、2つの搬送アセンブリであって、前記2つの搬送アセンブリがそれぞれ第1搬送アセンブリ及び第2搬送アセンブリであり、前記第1搬送アセンブリと前記第2搬送アセンブリとがxz平面に関して対称的に配置され、z方向が鉛直方向であり、x方向がz方向に垂直な水平方向である2つの搬送アセンブリと、複数の検出光ファイバであって、前記複数の検出光ファイバが前記第1搬送アセンブリ及び前記第2搬送アセンブリに設けられ、前記ワークの搬送状態を検出するための複数の検出光ファイバと、ワーク受板であって、前記ワーク受板が前記2つの搬送アセンブリに設けられ、前記ワーク受板に前記ワークが載置されるワーク受板と、を備える。
【0008】
本開示のいくつかの実施例によれば、各前記搬送アセンブリは基板及びベルト駆動装置を備えてもよく、前記ベルト駆動装置が前記基板の前記ワーク受板に向かう側に設けられる。
【0009】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記複数の検出光ファイバは投入材検出光ファイバ、減速検出光ファイバ、到着材検出光ファイバ及び吐出材検出光ファイバを備えてもよく、前記投入材検出光ファイバ、前記減速検出光ファイバ、前記到着材検出光ファイバ及び前記吐出材検出光ファイバがx方向に沿って順に前記基板に設けられる。
【0010】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記ワーク運搬装置は更に、側方プッシュアセンブリであって、前記側方プッシュアセンブリが前記基板に設けられ、且つ前記減速検出光ファイバと前記到着材検出光ファイバとの間に位置する側方プッシュアセンブリと、到着材阻止装置であって、前記到着材阻止装置が前記基板に設けられ、且つ前記到着材阻止装置と前記到着材検出光ファイバとの接続線がy軸に平行であり、y方向がz方向及びx方向に垂直な方向である到着材阻止装置と、を備えてもよい。
【0011】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記複数の検出光ファイバは更に投入材反り検出光ファイバ及び吐出材反り検出光ファイバを備えてもよく、前記投入材反り検出光ファイバと前記吐出材反り検出光ファイバとがz方向に沿って前記基板に移動可能に設置され、前記投入材反り検出光ファイバと前記吐出材反り検出光ファイバとがそれぞれ前記側方プッシュアセンブリの両側に位置する。
【0012】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記高さ自動補正・安定測定装置は、三次元移動ステージであって、前記三次元移動ステージが前記ワーク搬送装置の上方に設けられ、前記三次元移動ステージに高さ測定装置及び視覚的認識装置が設けられ、前記高さ測定装置と前記視覚的認識装置とが前記三次元移動ステージの駆動によってxy平面内を移動する三次元移動ステージと、持ち上げ機構であって、前記持ち上げ機構が前記ワークの下方に設けられ、前記持ち上げ機構の一部が前記ワークを持ち上げるようにz軸に沿って移動できる持ち上げ機構と、を備えてもよい。
【0013】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記持ち上げ機構は、持ち上げ基板と、前記持ち上げ基板に設けられる軸受台固定ブロックと、前記持ち上げ基板の上方に位置する持ち上げ板と、持ち上げ板に設けられる調整ブロックと、スクリューアセンブリであって、前記スクリューアセンブリの一部が前記軸受台固定ブロックに接続され、前記スクリューアセンブリの残りの部分が前記調整ブロックに接続され、前記スクリューアセンブリが前記調整ブロックと前記持ち上げ板とを駆動してz軸に沿って移動させるように回転でき、z軸方向が鉛直方向であるスクリューアセンブリと、を備えてもよい。
【0014】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記スクリューアセンブリは、前記持ち上げ板の位置する平面に垂直である第1スクリュー軸と、前記第1スクリュー軸に回転可能に套設されるスクリュー支持ブロックと、スクリュースライダであって、前記スクリュースライダが前記第1スクリュー軸に套設され、前記スクリュースライダの内周縁が前記第1スクリュー軸の外周縁にねじ接続され、前記スクリュースライダの外周縁が前記調整ブロックの内周縁に回転接続されるスクリュースライダと、を備えてもよい。
【0015】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記三次元移動ステージは、y方向移動機構と、x方向移動機構であって、前記x方向移動機構が前記y方向移動機構に設けられ、前記y方向移動機構が前記x方向移動機構を駆動してy軸に沿って移動させ、前記高さ測定装置と前記視覚的認識装置とが前記x方向移動機構に設けられるx方向移動機構と、2つのz方向移動機構であって、前記2つのz方向移動機構が前記x方向移動機構に設けられ、前記x方向移動機構が前記2つのz方向移動機構を駆動してx軸に沿って移動させ、前記2つのz方向移動機構のうちの一方に1つの流体分配器が設けられる2つのz方向移動機構と、1つのy方向微調整装置であって、前記y方向微調整装置が他方の前記z方向移動機構に設けられ、前記他方のz方向移動機構が前記y方向微調整装置を駆動してy軸に沿って移動させ、前記y方向微調整装置に他方の流体分配器が設けられ、前記y方向微調整装置が前記他方の流体分配器を駆動してy軸に沿って微調整させる1つのy方向微調整装置と、を備えてもよく、前記y方向微調整装置は、外部にリニアガイドアセンブリが設けられるハウジングと、前記ハウジングの片側に設けられる第1サーボモータと、第2スクリュー軸であって、前記第2スクリュー軸が前記ハウジング内に回転可能に設置され、前記第2スクリュー軸が前記第1サーボモータの出力端子にダイレクト接続される第2スクリュー軸と、可動ブロックであって、前記可動ブロックの一部が前記リニアガイドアセンブリに摺動可能に設置され、前記可動ブロックの残りの部分がナットスライダにより前記第2スクリュー軸に移動可能に設置され、前記可動ブロックに前記他方の流体分配器が設けられる可動ブロックと、を備えてもよい。
【0016】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記レベリング可能な吸着固定治具は、汎用取付アダプタプレートであって、前記汎用取付アダプタプレートがストレートプレート材であり、前記汎用取付アダプタプレートの周りに4つのレベリングボルトアセンブリが設けられ、前記レベリングボルトアセンブリが前記汎用取付アダプタプレートを持ち上げ装置に固定し、汎用取付アダプタプレートの上表面が平行になるように調整するよう、前記4つのレベリングボルトアセンブリがねじ込まれることができる汎用取付アダプタプレートと、吸着固定治具であって、前記吸着固定治具が前記汎用取付アダプタプレートの前記上表面に設けられ、前記吸着固定治具に前記ワークが載置される吸着固定治具と、を備えてもよい。
【0017】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記汎用取付アダプタプレートは厚さ方向に沿って4つの細目ねじ穴が開設されてもよく、各前記レベリングボルトアセンブリの一端が対応する1つの前記細目ねじ穴内に設けられ、各前記レベリングボルトアセンブリの他端が前記持ち上げ装置に接続され、前記汎用取付アダプタプレートは前記厚さ方向に沿って4つのスリットが更に開設されてもよく、前記スリットが前記細目ねじ穴に連通し、前記汎用取付アダプタプレートの周りに4つの水平固定ねじが設けられてもよく、各前記水平固定ねじが対応する1つの前記スリットを貫通し、前記水平固定ねじが前記スリットの大きさを調整するように回転でき、更に前記細目ねじ穴の大きさを調整し、前記水平固定ねじの軸線が前記レベリングボルトアセンブリの軸線に垂直である。
【0018】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記レベリングボルトアセンブリは、レベリング材であって、前記レベリング材が柱状材であり、前記レベリング材の外周縁に細目雄ねじが設けられ、前記細目雄ねじが前記細目ねじ穴に係合され、前記レベリング材には厚さ方向に沿って貫通するレベリング孔が開設されるレベリング材と、前記レベリング材と前記持ち上げ装置との間に設けられる球状スペーサと、接続部材であって、前記接続部材の一端が前記レベリング孔及び前記球状スペーサを通って前記持ち上げ装置に接続される接続部材と、を備えてもよく、前記レベリング孔の上部が六角皿頭であり、前記レベリング孔の中央が円柱皿孔であり、前記接続部材の他端が前記円柱皿孔内に係設される。
【0019】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記二重弁式の非同期ディスペンス装置は更に、前記ワーク搬送装置に設けられる自動計量・接着剤切断装置を備えてもよく、前記自動計量・接着剤切断装置は、内部に第1収容室が限定される計量防風装置と、前記第1収容室内に設けられる計量装置と、流体分割装置であって、前記流体分割装置が前記計量防風装置の上方に設けられ、前記流体分割装置が前記第1収容室に連通する第2収容室を有する流体分割装置と、流体受け容器であって、前記流体受け容器が前記第2収容室内に設けられ、前記流体受け容器が前記計量装置の上方に位置し、前記流体受け容器が接着剤切断及び計量の2つの状態を有し、前記流体受け容器が接着剤切断状態にあるとき、前記流体受け容器が上向きに移動して接着剤を受け入れ、前記流体受け容器が計量状態にあるとき、前記流体受け容器が下向きに移動して前記計量装置に置かれて前記接着剤を計量する流体受け容器と、を備えてもよい。
【0020】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記ローディング・アンローディング機構は型材フレーム、サイロ横移動昇降機構及びワーク挟み取り運搬機構を備えてもよく、前記サイロ横移動昇降機構と前記ワーク挟み取り運搬機構とがいずれも前記型材フレーム内に取り付けられ、前記サイロ横移動昇降機構の上はサイロを載置するためのものであり、前記サイロ横移動昇降機構は載置されるサイロを昇降及び横移動することにより前記サイロを前記ワーク挟み取り運搬機構に対向させるためのものであり、前記ワーク挟み取り運搬機構は対向する前記サイロから前記ワークを挟み取って搬送ベルトに供給し、又は前記搬送ベルト上の前記ワークを対向する前記サイロに押し込むためのものであり、前記ローディング・アンローディング機構は、前記サイロ横移動昇降機構に載置されるサイロと前記ワーク挟み取り運搬機構とを仕切るための中間仕切板を更に備え、前記中間仕切板にはワークが通る貫通孔が開設され、前記サイロ横移動昇降機構は載置されるサイロを横移動及び昇降することにより前記サイロを前記貫通孔に対向させ、前記ワーク挟み取り運搬機構は前記貫通孔を通って前記サイロ内の前記ワークを挟み取り、又は前記ワークを前記貫通孔により前記サイロに押し込む。
【0021】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記放熱カバー実装装置は搬送レールモジュール、実装モジュール、放熱カバーローディング装置及び位置決めモジュールを備えてもよく、前記搬送レールモジュールは受板を組立ステーションに搬送するように構成され、前記受板内にチップが載置され、前記放熱カバーローディング装置は吸引ステーションに放熱カバーを搬送するように構成され、前記位置決めモジュールが位置決めステーションに取り付けられ、前記実装モジュールは前記吸引ステーション、前記位置決めステーション及び前記組立ステーションの間を移動するように構成され、前記実装モジュールは前記吸引ステーションにおいて放熱カバーを吸引してから前記位置決めステーションに移動し、前記位置決めモジュールは前記実装モジュールが吸引した前記放熱カバーに対して位置決め認識を行い、前記実装モジュールは前記位置決めモジュールが吸引された前記放熱カバーに対して位置決め認識を行った後、前記放熱カバーを前記組立ステーションに移動して前記放熱カバーを前記組立ステーションでの前記受板内の前記チップに組み立てる。
【0022】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記放熱カバーローディング装置はローディング部と、取出材位置決め部と、アンローディング部と、前記ローディング部、前記取出材位置決め部及び前記アンローディング部に跨がる第1横移動アセンブリとを備えてもよく、前記ローディング部が放熱カバー載置部材を所定位置に持ち上げた後、前記第1横移動アセンブリが前記放熱カバー載置部材を前記ローディング部から前記取出材位置決め部に移動し、前記取出材位置決め部が前記放熱カバー載置部材を位置決め固定し、取り出し機構が前記放熱カバー載置部材上の放熱カバーを取り出し、前記第1横移動アセンブリが取り出された前記放熱カバー載置部材を前記取出材位置決め部から前記アンローディング部に移動する。
【0023】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記ホットプレス装置は検出部、加熱保圧部及び搬送装置を備えてもよく、前記検出部が1つあり、前記検出部が前記加熱保圧部の前のステーション又は後のステーションに設置され、又は、前記検出部が2つあり、2つの前記検出部がそれぞれ前記加熱保圧部の前のステーション及び後のステーションに設置され、前記搬送装置はワークが積載される載物治具を前記検出部及び前記加熱保圧部に搬送し、前記検出部は前記ワーク上の少なくとも一箇所でのワークの額高さを測定して前記ワークの外観を検出し、前記ワークの額高さとは前記ワーク上の一箇所での高さと前記載物治具上の前記箇所から所定距離離れる箇所での高さとの高度差を指し、前記加熱保圧部は前記加熱保圧部に位置する前記ワークに対して加熱保圧を行う。
【0024】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記検出部は2つあってもよく、それぞれ前記加熱保圧部の前のステーションに位置する第1検出部及び前記加熱保圧部の後のステーションに位置する第2検出部であり、前記第1検出部は前記ワーク上の少なくとも一箇所でのワークの額高さを測定して前記ワークの外観を検出して、第1組の検出データを取得し、前記第2検出部は前記ワーク上の少なくとも一箇所でのワークの額高さを測定して前記ワークの外観を検出して、第2組の検出データを取得し、前記ホットプレス装置は前記第1検出部及び前記第2検出部に電気的に接続されるプロセッサを更に備え、前記プロセッサは前記第1組の検出データ及び前記第2組の検出データに基づいて、前記加熱保圧部が前記ワークに対して加熱保圧を行うプロセスが要件に適合するかどうかを判定する。
【0025】
本開示の他の特徴及び利点はその後の明細書において説明され、且つ部分的に明細書から明らかになり、又は本開示を実施することで理解される。本開示の目的及び他の利点は明細書、特許請求の範囲及び図面において特に示される構造により実現及び取得される。
【図面の簡単な説明】
【0026】
本開示の上記及び/又は添付の態様及び利点は以下の図面を参照して実施例を説明することにより、明らかになり、理解されやすくなる。
図1】本開示に係るワークのディスペンス実装装置の斜視構造模式図である。
図2】本開示に係るワークのディスペンス実装装置における二重弁式の非同期ディスペンス装置の斜視構造模式図である。
図3】本開示に係るワークのディスペンス実装装置における高さ自動補正・安定測定装置の斜視構造模式図である。
図4】本開示に係るワークのディスペンス実装装置における持ち上げ機構の斜視構造模式図である。
図5】本開示に係るワークのディスペンス実装装置における持ち上げ機構の断面構造模式図である。
図6】本開示に係るワークのディスペンス実装装置における三次元移動ステージの部分斜視構造模式図である。
図7】本開示に係るワークのディスペンス実装装置におけるy方向微調整装置の断面構造模式図である。
図8】本開示に係るワークのディスペンス実装装置におけるワーク搬送装置の斜視構造模式図である。
図9】本開示に係るワークのディスペンス実装装置におけるワーク運搬装置の上面構造模式図である。
図10】本開示に係るワークのディスペンス実装装置におけるワーク運搬装置の斜視構造模式図である。
図11】本開示に係るワークのディスペンス実装装置におけるベルト駆動装置の構造模式図である。
図12】本開示に係るワークのディスペンス実装装置におけるレベリング可能な吸着固定治具の斜視構造模式図である。
図13】本開示に係るワークのディスペンス実装装置におけるレベリング可能な吸着固定治具の上面構造模式図である。
図14】本開示に係るワークのディスペンス実装装置におけるレベリング可能な吸着固定治具の部分断面構造模式図である。
図15】本開示に係るワークのディスペンス実装装置におけるレベリングボルトアセンブリの断面構造模式図である。
図16】本開示に係るワークのディスペンス実装装置における自動計量・接着剤切断装置の断面構造模式図である。
図17】本開示に係るワークのディスペンス実装装置における自動計量・接着剤切断装置の斜視構造模式図である。
図18】本開示に係るワークのディスペンス実装装置における自動計量・接着剤切断装置の部分断面構造模式図である。
図19】本開示に係るワークのディスペンス実装装置におけるローディング・アンローディング機構の1つの可視角度の構造模式図である。
図20】本開示に係るワークのディスペンス実装装置におけるローディング・アンローディング機構の他の可視角度の構造模式図である。
図21】本開示に係るワークのディスペンス実装装置におけるサイロ横移動昇降機構の構造模式図である。
図22】本開示に係るワークのディスペンス実装装置におけるワーク挟み取り運搬機構の1つの視角の構造模式図である。
図23】本開示に係るワークのディスペンス実装装置におけるワーク挟み取り運搬機構の他の視角の構造模式図である。
図24】本開示に係るワークのディスペンス実装装置におけるワーク挟み取り運搬機構の別の視角の構造模式図である。
図25】本開示に係るワークのディスペンス実装装置におけるピンチローラアセンブリの機構模式図である。
図26】本開示に係るワークのディスペンス実装装置における放熱カバー実装装置の外部模式図である。
図27】本開示に係るワークのディスペンス実装装置における放熱カバー実装装置の構造模式図である。
図28】本開示のワークのディスペンス実装装置に係る放熱カバー実装装置が放熱カバーを吸引するときの上面図である。
図29】本開示のワークのディスペンス実装装置に係る放熱カバー実装装置が放熱カバーを組み立てるときの上面図である。
図30A】本開示のワークのディスペンス実装装置に係る実装モジュールの構造模式図である。
図30B】本開示のワークのディスペンス実装装置に係る実装モジュールの断面図である。
図30C】本開示のワークのディスペンス実装装置に係る実装モジュールの正面模式図である。
図30D】本開示のワークのディスペンス実装装置に係る真空吸盤がレベリングされるときの模式図である。
図31A】本開示のワークのディスペンス実装装置に係る放熱カバーローディング装置の構造模式図である。
図31B】本開示のワークのディスペンス実装装置に係る放熱カバーローディング装置の上面図である。
図31C】本開示のワークのディスペンス実装装置に係る取出材位置決め部の構造模式図である。
図31D】本開示のワークのディスペンス実装装置に係る持ち上げローディングアセンブリの構造模式図である。
図31E】本開示のワークのディスペンス実装装置に係る放熱カバー載置部材がローディング部に供給されるときの模式図である。
図31F】本開示のワークのディスペンス実装装置に係る放熱カバー載置部材が取出材位置決め部に移動されるときの模式図である。
図31G】本開示のワークのディスペンス実装装置に係る放熱カバー載置部材がアンローディング部に移動されるときの模式図である。
図32】本開示のワークのディスペンス実装装置に係るホットプレス装置の構造模式図である。
図33】本開示のワークのディスペンス実装装置に係る検出部の構造模式図である。
図34】本開示のワークのディスペンス実装装置に係る圧力印加装置の構造模式図である。
図35】本開示のワークのディスペンス実装装置に係る圧力印加装置の断面図である。
図36】本開示のワークのディスペンス実装装置に係るシリンダ付勢原理のガス制御模式図である。
図37】本開示のワークのディスペンス実装装置に係るワーク付勢装置の構造模式図である。
図38】本開示のワークのディスペンス実装装置に係るワーク付勢装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下に本開示の実施例を詳しく説明し、前記実施例の例は図面に示され、常に同様又は類似の番号は同様又は類似の素子或いは同様又は類似の機能を有する素子を示す。以下に図面を参照して説明した実施例は例示的なものであって、本開示を解釈するためのものに過ぎず、本開示を制限するものと理解されるべきではない。
【0028】
以下に本開示の実施例を詳しく説明し、前記実施例の例は図面に示され、常に同様又は類似の番号は同様又は類似の素子或いは同様又は類似の機能を有する素子を示す。以下に図面を参照して説明した実施例は例示的なものであって、本開示を解釈するためのものに過ぎず、本開示を制限するものと理解されるべきではない。
【0029】
本開示の説明において、理解されるように、用語「中心」、「縦方向」、「横方向」、「長さ」、「幅」、「厚さ」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」、「時計回り」、「反時計回り」、「軸方向」、「径方向」、「周方向」などで示される方位又は位置関係は図面に示される方位又は位置関係であり、本開示を説明しやすくし及び説明を簡素化するためのものに過ぎず、指す装置又は素子が必ず特定の方位を有し、特定の方位で構成及び操作しなければならないことを指示又は暗示するのではなく、従って、本開示を制限するものと理解されるべきではない。また、「第1」、「第2」により限定される特徴は1つ又は複数の該特徴を明示的又は暗示的に含んでもよい。本開示の説明において、特に説明しない限り、「複数」の意味が2つ以上である。
【0030】
本開示の説明において、説明すべきことは、特に明確に規定及び限定しない限り、用語「取付」、「連結」、「接続」は広義に理解されるべきであり、例えば、固定接続、取り外し可能な接続、又は一体接続であってもよく、機械的接続、電気的接続であってもよく、直接接続、中間素子による間接接続、2つの素子の内部の連通であってもよい。当業者であれば、具体的な状況に応じて上記用語の本開示における具体的な意味を理解することができる。
【0031】
以下、図面を参照しながら具体的に本開示の実施例に係るワークのディスペンス実装装置を説明する。
【0032】
図1図38に示すように、本開示の実施例に係るワークのディスペンス実装装置は、2つのローディング・アンローディング機構1、2つの二重弁式の非同期ディスペンス装置2、2つの放熱カバー実装装置3及びホットプレス装置4を備え、ワークが2つのローディング・アンローディング機構1の間を移動し、一方のローディング・アンローディング機構1が加工対象のワークを供給するためのものであり、他方のローディング・アンローディング機構1が加工後のワークを除去するためのものであり、2つの二重弁式の非同期ディスペンス装置2、2つの放熱カバー実装装置3及びホットプレス装置4がワークの移動方向に沿って順に2つのローディング・アンローディング機構1の間に設けられる。
【0033】
ローディング・アンローディング機構1、二重弁式の非同期ディスペンス装置2、放熱カバー実装装置3及びホットプレス装置4はいずれもワークを搬送するための部材があり、且つワークを搬送するためのこれらの部材が順に接続される。
図2図18に示すように、本開示の実施例に係る二重弁式の非同期ディスペンス装置2はフレーム100、ワーク搬送装置200、高さ自動補正・安定測定装置300及びレベリング可能な吸着固定治具400を備える。ワーク搬送装置200はフレーム100内に設けられ、ワーク搬送装置200にワークが載置され、高さ自動補正・安定測定装置300はワークの下方に設けられる補正部と、ワークを測定するようにフレーム100に設けられ且つワークの上方に位置する測定部とを備え、レベリング可能な吸着固定治具400は高さ自動補正・安定測定装置300の補正部に設けられ、レベリング可能な吸着固定治具400はワークを持ち上げるように補正部の駆動によって上向きに移動できる。
【0034】
本開示はワーク搬送装置200によりワークを搬送し、測定部によりワークを測定するとともに、補正部によりレベリング可能な吸着固定治具400を駆動してワークを上向きに持ち上げさせるが、レベリング可能な吸着固定治具400がワークを持ち上げるとき、ワークを吸着固定して、更にディスペンス前の固定を完了することができ、ワークの搬送、検出及び補正過程が互いに連動し、且つ互いに独立して実行でき、ワークの安定搬送、加工前に自動検出及び補正を実現する要件を満足することができる。
【0035】
図2及び図3に示すように、本開示の実施例に係る高さ自動補正・安定測定装置300は三次元移動ステージ1a及び持ち上げ機構5aを備え、ワーク搬送装置200にワークが載置され、三次元移動ステージ1aがワーク搬送装置200の上方に設けられ、三次元移動ステージ1aに高さ測定装置2a及び視覚的認識装置3aが設けられ、高さ測定装置2a及び視覚的認識装置3aが三次元移動ステージ1aの駆動によってxy平面内を移動し、持ち上げ機構5aがワークの下方に設けられ、持ち上げ機構5aの一部がワークを持ち上げるようにz軸に沿って移動できる。本開示において、z方向が鉛直方向であり、x及びy方向がそれぞれz方向に垂直であって互いに垂直である。本開示は構造が簡単で、高さ測定装置2a及び視覚的認識装置3aをxy平面内において移動するように設置することにより、高さ方向における測定誤差を回避するとともに、持ち上げ機構5aによってワークを持ち上げる高さを調整し、高さの自動補正、検出及びデバッグ動作の分離を実現し、互いに干渉せず、検出精度及び加工効果が向上する。
【0036】
本開示の一実施例によれば、図3及び図7に示すように、三次元移動ステージ1aはy方向移動機構、x方向移動機構、2つのz方向移動機構及び1つのy方向微調整装置1a1を備える。x方向移動機構がy方向移動機構に設けられ、y方向移動機構がx方向移動機構を駆動してy軸に沿って移動させる。高さ測定装置2aと視覚的認識装置3aとがx方向移動機構に設けられる。2つのz方向移動機構がx方向移動機構に設けられ、x方向移動機構が2つのz方向移動機構を駆動してx軸に沿って移動させ、1つのz方向移動機構に一方の流体分配器が設けられる。y方向微調整装置1a1が他方のz方向移動機構に設けられ、該他方のz方向移動機構がy方向微調整装置1a1を駆動してy軸に沿って移動させる。y方向微調整装置1a1に他方の流体分配器が設けられ、y方向微調整装置1a1が該他方の流体分配器を駆動してy軸に沿って微調整させる。y方向移動機構、x方向移動機構及びz方向移動機構が互いに独立し、干渉せず、ワークの上方に正確に移動できる。
【0037】
更に、図7に示すように、y方向微調整装置1a1はハウジング1a11、第1サーボモータ1a12、第2スクリュー軸1a13及び可動ブロック1a14を備える。ハウジング1a11の外部にリニアガイドアセンブリ1a16が設けられる。第1サーボモータ1a12がハウジング1a11の片側に設けられ、第2スクリュー軸1a13がハウジング1a11内に回転可能に設置され、第2スクリュー軸1a13が第1サーボモータ1a12の出力端子にダイレクト接続される。可動ブロック1a14の一部がリニアガイドアセンブリ1a16に摺動可能に設置され、可動ブロック1a14の残りの部分がナットスライダ1a15により第2スクリュー軸1a13に可動設置され、可動ブロック1a14に該他方の流体分配器が設けられる。
【0038】
本開示の一実施例によれば、図4及び図5に示すように、持ち上げ機構5aは持ち上げ基板52、軸受台固定ブロック55、持ち上げ板54、調整ブロック513及びスクリューアセンブリを備える。軸受台固定ブロック55が持ち上げ基板52に設けられ、持ち上げ板54が持ち上げ基板52の上方に位置し、調整ブロック513が持ち上げ板54に設けられ、スクリューアセンブリの一部が軸受台固定ブロック55に接続され、スクリューアセンブリの残りの部分が調整ブロック513に接続され、回転スクリューアセンブリにより調整ブロック513及び持ち上げ板54を駆動してz軸に沿って移動させる。更に、図3に示すように、スクリューアセンブリは第1スクリュー軸510、スクリュー支持ブロック511及びスクリュースライダ512を備える。第1スクリュー軸510が持ち上げ板54の位置する平面に垂直であり、スクリュー支持ブロック511が第1スクリュー軸510に回転可能に套設され、スクリュースライダ512が第1スクリュー軸510に套設され、スクリュースライダ512の内周縁が第1スクリュー軸510の外周縁にねじ接続され、スクリュースライダ512の外周縁が調整ブロック513の内周縁に回転接続され、スクリューアセンブリの伝動をより緊密にし、調整精度をより高くする。
【0039】
本開示の1つの好適な実施形態として、持ち上げ機構5aは更にモータ56、主タイミングプーリ58、従タイミングプーリ59及びタイミングベルト57を備える。モータ56が持ち上げ基板52の側面に設けられ、主タイミングプーリ58が第1スクリュー軸510の一端に設けられ、従タイミングプーリ59がモータ56の出力端子に設けられ、タイミングベルト57が主タイミングプーリ58及び従タイミングプーリ59に套設され、タイミングベルト57によりモータ56の動力を伝送し、伝送過程が安定し、モータ56が第1スクリュー軸510の片側に位置し、構造を更に簡素化し、持ち上げ機構5aの体積を縮小する。
【0040】
本開示の1つの好適な実施形態として、持ち上げ機構5aは軸受台固定ブロック55の左右両側に設けられる2つのz方向案内アセンブリ53を更に備え、z方向案内アセンブリ53の一端が持ち上げ基板52に接続され、z方向案内アセンブリ53の他端が持ち上げ板54に接続され、2つのz方向案内アセンブリ53によりスクリューアセンブリの両側において案内し、持ち上げる際に持ち上げ板54が安定して移動することが確保される。
【0041】
更に、持ち上げ基板52の上表面に取付溝が開設され、軸受台固定ブロック55が取付溝内に設けられ、スクリュー支持ブロック511の周側面に環状突起を有し、軸受台固定ブロック55の一部がスクリュー支持ブロック511を取付溝内に押さえるように環状突起に当接され、取付溝が取り付けながら位置決めすることができるとともに、軸受台固定ブロック55の取付高さを更に低下させ、持ち上げ機構5aのコンパクト程度を向上させる。
【0042】
より更には、第1スクリュー軸510の一端が持ち上げ基板52の下方まで延在し、タイミングベルト57が持ち上げ基板52の下方に位置する。
【0043】
本開示の一実施例によれば、持ち上げ機構5aは、ワーク搬送装置200に設けられる2つのy方向調整ガイドレールアセンブリ51を更に備え、2つのy方向調整ガイドレールアセンブリ51がいずれもy軸に平行であり、持ち上げ基板52が2つのy方向調整ガイドレールアセンブリ51に設けられ、且つ2つのy方向調整ガイドレールアセンブリ51の駆動によってy軸に沿って移動し、2つのy方向調整ガイドレールアセンブリ51によって持ち上げ板54がワーク搬送装置200上のワークの位置に従って対応移動できるようにし、持ち上げ時のオフセットを回避する。
【0044】
本開示の一実施例によれば、持ち上げ機構5aは更にリセット用光電スイッチ及び光電遮蔽シートを備え、リセット用光電スイッチが軸受台固定ブロック55の側面に設けられ、光電遮蔽シートがz方向案内アセンブリ53に設けられ且つz方向案内アセンブリ53につれてz軸に沿って移動し、リセット用光電スイッチと光電遮蔽シートは各回持ち上げた後のリセットにて所定位置に戻るかどうかを判断することができ、長時間使用すると持ち上げ機構5aの初期位置にずれが生じることを回避する。
【0045】
動作時に、高さ測定装置2aと視覚的認識装置3aとがy方向移動機構及びx方向移動機構の駆動によってワークの上方に移動し、モータ56が動作し、タイミングベルト57により第1スクリュー軸510を駆動して回転させ、スクリュースライダ512が上向きに移動し、これにより持ち上げ板54を駆動して上向きに移動させてワークを適切な位置に持ち上げる。
【0046】
図8図11に示すように、本開示の実施例に係るワーク搬送装置4aはワーク運搬装置1c及びワーク受板4cを備える。ワーク運搬装置1cはワークをx方向に沿って移動するように搬送するためのものであり、且つワーク運搬装置1cは2つの搬送アセンブリ及び複数の検出光ファイバを備え、2つの搬送アセンブリがそれぞれ第1搬送アセンブリ及び第2搬送アセンブリであり、第1搬送アセンブリと第2搬送アセンブリとがxz平面に関して対称的に配置される。複数の検出光ファイバは第1搬送アセンブリ及び第2搬送アセンブリに設けられ、ワークの搬送状態を検出するためのものである。ワーク受板4cはこの2つの搬送アセンブリに設けられ、ワーク受板4cにワークが載置される。本開示は構造が簡単で、ワーク搬送経路に複数の検出光ファイバを設置することにより、ワーク搬送位置を検出して位置決めを行いやすくする一方、ワーク状態を検出し、ワーク状態の不良による加工資源及び加工時間の浪費を回避し、更に生産効率を向上させ、加工コストを低減し、後続の検出作業を減少させ、最終的な歩留まりを向上させる。
【0047】
本開示のいくつかの具体的な実施形態では、図11に示すように、搬送アセンブリは基板10及びベルト駆動装置13を備え、ベルト駆動装置13が基板10のワーク受板4cに向かう側に設けられ、ベルト駆動装置13がワーク受板4cを駆動して移動させる過程において、基板10が案内でき、ワーク受板4cが移動する際にオフセットが生じることを回避する。
【0048】
本開示の一実施例によれば、ベルト駆動装置13は2つの第1従動プーリ13c、ベルト支持ストリップ13d、タイミングベルト13a及び複数のテンションプーリ13bを備える。2つの第1従動プーリ13cは基板10の左右両端に設けられ、ベルト支持ストリップ13dは基板10に設けられ、且つ2つの第1従動プーリ13cの間に位置し、タイミングベルト13aは2つの第1従動プーリ13c及びベルト支持ストリップ13dに套設され、複数のテンションプーリ13bは基板10に設けられ、複数のテンションプーリ13bがタイミングベルト13aの外周縁に当接される。更に、1つのベルト駆動装置13に第1駆動プーリ13d及び第1駆動モータ13fを有し、第1駆動プーリ13dがタイミングベルト13aの内周縁と噛み合い、第1駆動モータ13fの出力端子が第1駆動プーリ13dに接続され、第1駆動モータ13fが台座11に設けられる。より更には、ワーク運搬装置1cは更に第1軸継手19及びスプライン軸110を備え、スプライン軸110の一端が1番目の搬送アセンブリの第1従動プーリ13cにダイレクト接続され、スプライン軸110の一端がy方向に沿って移動して1番目の搬送アセンブリの第1従動プーリ13cの中心に挿着されることができ、異なる寸法のワークを加工するとき、2つの基板10の距離を調整する必要があり、スプライン軸110のダイレクト接続によって2つの基板10が接近するか、離れるかに関わらず、常にダイレクト接続状態を維持することが確保され、動力伝送過程が影響を受けることなく、スプライン軸110の他端が第1軸継手19の一端に接し、第1軸継手19の他端が他方の搬送アセンブリの第1従動プーリ13cに接続される。1つのみの第1駆動モータ13fによって2本のタイミングベルト13aを同時に駆動するとき、移動過程が統合制御されることができ、2つの第1駆動モータ13fがそれぞれ2本のタイミングベルト13aを駆動して移動させる際に同期しない状況が発生することを回避し、第1軸継手19及びスプライン軸110により2つのベルト駆動装置13を接続し、2つのベルト駆動装置13が移動する際に2本のタイミングベルト13aの移動過程が一致するように維持することが確保され、更にワーク受板4cがx方向に沿って移動する安定性を向上させる。
【0049】
本開示の一実施例によれば、図9及び図10に示すように、複数の検出光ファイバは、投入材検出光ファイバ14、減速検出光ファイバ15、到着材検出光ファイバ18及び吐出材検出光ファイバ111を備え、投入材検出光ファイバ14、減速検出光ファイバ15、到着材検出光ファイバ18及び吐出材検出光ファイバ111がx方向に沿って順に基板10に設けられ、ワーク受板4cが搬送アセンブリに入ってから搬送アセンブリを離れるまでの過程全体を検出及び制御し、ワーク受板4cの移動状態をリアルタイムに取得することができ、加工装置が適切な位置でワークを加工するように制御することを容易にする。
【0050】
本開示の一実施例によれば、ワーク運搬装置1cは更に側方プッシュアセンブリ17及び到着材阻止装置112を備える。側方プッシュアセンブリ17は基板10に設けられ、且つ減速検出光ファイバ15と到着材検出光ファイバ18との間に位置する。到着材阻止装置112が基板10に設けられ、到着材阻止装置112と到着材検出光ファイバ18との接続線がy軸に平行である。
【0051】
更に、複数の検出光ファイバは更に投入材反り検出光ファイバ16及び吐出材反り検出光ファイバ113を備え、投入材反り検出光ファイバ16と吐出材反り検出光ファイバ113とがz方向に沿って基板10に可動設置されてもよく、投入材反り検出光ファイバ16と吐出材反り検出光ファイバ113とがそれぞれ側方プッシュアセンブリ17の両側に位置し、投入材反り検出光ファイバ16がワークの加工前の状態を検出し、反ったワークを直ちに発見し、反り状態のワークを加工して加工不良が生じることを回避し、吐出材反り検出光ファイバ113が加工後のワークを検出するとともに、投入材反り検出光ファイバ16の検出結果と合わせて加工過程によるワーク反りが生じるかどうかを総合的に判断して、更に加工過程を調整することができる。投入材反り検出光ファイバ16と吐出材反り検出光ファイバ113とがいずれも昇降ブラケット114により基板10に固定され、ワークの寸法が変化するとき、ワークの厚さの相違に応じて更に昇降ブラケット114により投入材反り検出光ファイバ16及び吐出材反り検出光ファイバ113の高さを調整し、検出過程の適用性を向上させる。
【0052】
本開示の一実施例によれば、ワーク運搬装置1cは更に台座11及び2つのy方向ガイドレール12を備え、2つのy方向ガイドレール12が台座11に設けられ、2つのy方向ガイドレール12がy軸に平行であるように配置され、搬送アセンブリが2つのy方向ガイドレール12に摺動可能に設置され、各y方向ガイドレール12が2つのスライダを有し、2つの基板10がそれぞれこの2つのスライダに接続され、2つの基板10の相対位置がこの2つのスライダにより調整され、異なる寸法のワークを加工するとき、2つの基板10の相対位置を調整しやすくする。
【0053】
本開示の一実施例によれば、ワーク搬送装置4aは更に持ち上げ機構5a及びレベリング可能な吸着固定治具3cを備え、持ち上げ機構5aが台座11に設けられ且つワーク受板4cの移動軌跡の真下に位置し、レベリング可能な吸着固定治具3cが持ち上げ機構5aの上表面に固定して設置される。
【0054】
図12図15に示すように、本開示の実施例に係るレベリング可能な吸着固定治具400は、汎用取付アダプタプレート141及び吸着固定治具144を備える。汎用取付アダプタプレート141はストレートプレート材であり、汎用取付アダプタプレート141の周りに4つのレベリングボルトアセンブリ145が設けられ、レベリングボルトアセンブリ145が汎用取付アダプタプレート141を持ち上げ機構5aに固定し、汎用取付アダプタプレート141の上表面が平行になるように調整するよう、4つのレベリングボルトアセンブリ145がねじ込まれることができる。吸着固定治具144は汎用取付アダプタプレート141の上表面に設けられ、吸着固定治具144にワークが載置される。
【0055】
本開示の有益な効果は、本開示の構造が簡単で、4つのレベリングボルトアセンブリ145により汎用取付アダプタプレート141の4つの隅の高さを調整し、更に間接的に吸着固定治具144上のワークが平行になるように調整し、レベリング過程が簡便であるとともに、レベリングとワークとの直接干渉を回避することである。
【0056】
本開示の一実施例によれば、汎用取付アダプタプレート141は厚さ方向に沿って4つの細目ねじ穴141aが開設され、各レベリングボルトアセンブリ145の一端が対応する1つの細目ねじ穴141a内に設けられ、各レベリングボルトアセンブリ145の他端が持ち上げ機構5aに接続される。汎用取付アダプタプレート141は厚さ方向に沿って4つのスリット141bが開設され、スリット141bが細目ねじ穴141aに連通する。汎用取付アダプタプレート141の周りに4つの水平固定ねじ146が設けられ、各水平固定ねじ146が対応する1つのスリット141bを貫通し、水平固定ねじ146を回転することによりスリット141bの大きさを調整し、更に細目ねじ穴141aの大きさを調整し、最終的に細目ねじ穴141aとレベリングボルトアセンブリ145との緊密な接続を実現する。更に、水平固定ねじ146の軸線がレベリングボルトアセンブリ145の軸線に垂直である。水平固定ねじ146によって側面から固定し、固定時にz方向の作用力が生じることを回避し、更に固定過程によるレベリング過程の干渉を低減する。
【0057】
本開示の一実施例によれば、図15に示すように、レベリングボルトアセンブリ145はレベリング材145a、球状スペーサ145b及び接続部材145cを備える。レベリング材145aは柱状材であり、レベリング材145aの外周縁に細目雄ねじ145a1が設けられ、細目雄ねじ145a1が細目ねじ穴141aに係合され、レベリング材145aには厚さ方向に沿って貫通するレベリング孔が開設され、球状スペーサ145bはレベリング材145と持ち上げ機構との間に設けられ、接続部材145cの一端はレベリング孔及び球状スペーサ145bを通って持ち上げ機構5aに接続される。更に、レベリング孔の上部が六角皿頭145a2であり、レンチでねじ込んだ後にレベリング操作をすることを容易にし、レベリング孔の中央が円柱皿孔145a3であり、接続部材145cの他端が円柱皿孔145a3内に係設され、円柱皿孔145a3と接続部材145cとの係合作用によって、細目雄ねじ145a1のねじ接続と変化するレベリング角度との干渉が生じることを回避するとともに、球状スペーサ145bの上下スペーサ同士が球面接触することにより、レベリング過程における角度の変化がレベリング効果に影響しないことが確保される。好ましくは、接続部材145cが六角穴付ボルトである。
【0058】
本開示の一実施例によれば、図12に示すように、レベリング可能な吸着固定治具400は更に加熱板142及び断熱板143を備える。加熱板142が汎用取付アダプタプレート141と持ち上げ機構5aとの間に設けられ、断熱板143が加熱板142と持ち上げ機構15aとの間に設けられ、加熱板142及び断熱板143にはいずれもレベリングボルトアセンブリ145に隙間ばめされる貫通孔が開設される。
【0059】
本開示の一実施例によれば、図14に示すように、吸着固定治具144は本体144a、複数の吸盤144b及び真空コネクタ144cを備える。複数の吸盤144bが本体144aの上表面に間隔を置いて開設され、吸盤144bにワークが吸着され、真空コネクタ144cが本体144aの側面に設けられ、真空コネクタ144cが複数の吸盤144bに連通する。
【0060】
更に、吸着固定治具144は本体144aの上表面に設けられるシェーディング板144dを更に備え、シェーディング板144dの上表面が鏡面であり、視覚的認識装置がワークに対して輪郭を認識するとき、鏡面により反射して、輪郭を認識する光源を強化させることを容易にし、ワークの輪郭の認識精度を向上させる。
【0061】
使用時に、レベリング材145aを細目ねじ穴141a内にねじ込んでから接続部材145cをレベリング孔内に入れて、接続部材145cを回転して接続部材145cの下端を持ち上げ機構に固定させ、次に、レベリング材145aを回転して平準化し、平準化が完了した後、水平固定ねじ146を締め付けてレベリングボルトアセンブリ145の固定を完了する。
【0062】
図16図18に示すように、本開示の実施例に係る自動計量・接着剤切断装置6aは、内部に第1収容室が限定される計量防風装置2bと、第1収容室内に設けられる計量装置1bと、流体分割装置4bであって、流体分割装置4bが計量防風装置2bの上方に設けられ、流体分割装置4bが第1収容室に連通する第2収容室を有する流体分割装置4bと、流体受け容器3bであって、流体受け容器3bが第2収容室内に設けられ、流体受け容器3bが計量装置1bの上方に位置し、流体受け容器3bが接着剤切断及び計量の2つの状態を有し、流体受け容器3bが接着剤切断状態にあるとき、流体受け容器3bが上向きに移動して接着剤を受け入れ、流体受け容器3bが計量状態にあるとき、流体受け容器3bが下向きに移動して計量装置1bに置かれて接着剤を計量する流体受け容器3bと、を備える。本開示は構造が簡単で、計量装置1b及び流体受け容器3bを収容室内に置くことにより計量過程に干渉が生じないことが確保され、流体分割装置4bにより接着剤を分割し、各回測定するディスペンス量がより正確であることが確保される。
【0063】
本開示の一実施例によれば、図16に示すように、計量防風装置2bは底板21及び防風カバー22を備える。計量装置1bが底板21の上表面に設けられ、防風カバー22が計量装置1bの上方に覆設され、且つ防風カバー22が底板21の縁部にシール接続され、防風カバー22の上端に開口を有し、流体分割装置4bが開口に設けられる。
【0064】
本開示の一実施例によれば、図17及び図18に示すように、流体分割装置4bはシール台座411、シールカバー47、秤皿412、抱締めリング48及びz方向移動シリンダ41を備える。シール台座411が開口に設けられ、シール台座411の中央に貫通孔を有し、シールカバー47がシール台座411に位置し、且つシールカバー47の下端が貫通孔内に設けられ、シールカバー47が上開口及び下開口を有し、下開口の内周縁が内向きに突起してボス47aを形成し、秤皿412がシールカバー47内に設けられ、流体受け容器3bが接着剤切断状態にあるとき、秤皿412がボス47aに係設され、抱締めリング48がシールカバー47に套設され、z方向移動シリンダ41の一端がシール台座411に設けられ、z方向移動シリンダ41の他端がシリンダ接続ブロック42により抱締めリング48に接続され、それによりシールカバー47を駆動して上下移動させる。
【0065】
本開示の一実施例によれば、図18に示すように、流体受け容器3bは秤皿412に設けられ、流体受け容器3bは外錐面32及び内錐面31を備え、外錐面32の直径が上から下へ小さくなり、内錐面31の直径が上から下へ大きくなり、内錐面31が外錐面32の内部に設けられ、内錐面31の下縁が外錐面32の下縁に接続され、内錐面31と外錐面32との間に接着剤収容室が形成される。更に、内錐面31の上縁が外錐面32の上縁よりも高く、内錐面31と外錐面32とがいずれも錐台面である。錐台面は直筒面に比べて接着剤に接触しやすく、接着剤を切断する際に接着剤が内錐面31又は外錐面32に沿って落ちやすいとともに、内錐面31と外錐面32との間に形成される接着剤収容室の上部空間がより大きく、接着剤ヘッドが内錐面31又は外錐面32に衝突することがないようにする。
【0066】
本開示の一実施例によれば、図17及び図18に示すように、流体分割装置4bは上開口に設けられる計量カバー45を更に備え、計量カバー45に接着剤切断口45aが開設され、接着剤切断口45aの中心点の正投影が内錐面31に位置し、接着剤切断口45aに弾性リング44が更に設けられ、弾性リング44が接着剤ヘッドを緩衝して、接着剤ヘッドが接着剤切断口45aと剛接触することを回避し、このように設計すると、接着剤ヘッドが接着剤切断口45aに入って接着剤切断を行うとき、接着剤ヘッドの中心が内錐面31の上方に位置し、接着剤が内錐面31に落ちて内錐面31に沿って滑り落ちるようにする。
【0067】
本開示の一実施例によれば、計量カバー45の周側面が上開口の内周面に接続され、計量カバー45の周側面に2つの環状溝45b及び正圧溝45dが開設され、正圧溝45dが2つの環状溝45bの間に位置する。
【0068】
本開示の1つの好適な実施形態によれば、図18に示すように、計量カバー45に空気拡張孔45f及び複数の空気案内孔45eが開設され、空気拡張孔45fが接着剤切断口45aの真下に位置し、且つ空気拡張孔45fが接着剤切断口45aに連通し、空気拡張孔45fが下向きに開口するラッパ口であり、複数の空気案内孔45eは接着剤切断口45aの中心点を円心として円形を呈するようにアレイ状に配置され、空気案内孔45eの一端が空気拡張孔45fに連通し、空気案内孔45eの他端が正圧溝45dに連通し、正圧溝45dを通ってガスを入れるとともに、空気案内孔45eによりガスを空気拡張孔45fに引き込み、ラッパ口がガスを集中的に下向きに吹き出すことができ、ガスが下向きに移動する際に接着剤を接着剤ヘッドから剥離することが確保される。
【0069】
本開示の一実施例によれば、図17に示すように、流体分割装置4bは更に正圧送気コネクタ46及び真空負圧コネクタ49を備える。正圧送気コネクタ46は正圧溝45dに連通し、真空負圧コネクタ49は外錐面32の下部に設けられ、且つ接着剤収容室に連通し、それぞれ正圧ガスを利用して接着剤ヘッドから送気し、負圧ガスを利用して接着剤収容室から吸気することにより、接着剤がガスの上から下への流れ方向に沿って移動することが確保され、接着剤を接着剤ヘッドから剥離することを容易にする。
【0070】
本開示の一実施例によれば、図18に示すように、流体分割装置4bは更に2つの第1シールリング43及び第2シールリング410を備え、各環状溝45b内にいずれも1つの第1シールリング43が設けられ、第2シールリング410がシールカバー47とシール台座411との間に設けられ、第1シールリング43及び第2シールリング410を設置することにより、接着剤切断及び計量の2つの過程においてシールカバー47及び防風カバー22の内部が常に無風状態にあることが確保され、外部干渉を回避し、測定結果が正確であることが確保される。
【0071】
動作時に、ワークはワーク受板4cに置かれ、ワーク受板4cの両端はタイミングベルト13aの駆動によってx軸に沿って移動し、投入材検出光ファイバ14はワーク受板4cが搬送アセンブリに入るかどうかを検出し、減速検出光ファイバ15がワーク受板4cを検出した場合、第1駆動モータ13fが減速し始めるとともに、投入材反り検出光ファイバ16が通過するワークの上表面を検出し、ワークに反りが生じると警報を出し、ワーク受板4cが到着材検出光ファイバ18に移動した場合、到着材阻止装置112が持ち上げられてワーク受板4cの阻止を完了し、その後、側方プッシュアセンブリ17がワーク受板4cを基板10に当接するように押動し、ワーク受板4cがx方向及びy方向において位置決めされることが確保され、その後、持ち上げ機構5aがワーク受板4cを持ち上げるとともに、レベリング可能な吸着固定治具400がワークを吸着固定し、高さ測定装置2a及び視覚的認識装置3aはy方向移動機構及びx方向移動機構の駆動によってワークの上方に移動し、高さ測定装置2aがワーク受板4cの高さを測定した後、持ち上げ機構5aにより高さ補正を行い、更にz方向における位置決めを完了し、その後、視覚的認識装置3aにより撮影して検出し、y方向移動機構、x方向移動機構及びz方向移動機構が協調して動作し、一方の流体分配器を1つのチップの真上に移動してディスペンス加工を行い、x方向移動機構と他方のz方向移動機構とが協調して動作して他方の流体分配器を他方のチップに移動し、更にy方向微調整装置1a1によりy方向において微調整し、他方の流体分配器を他方のチップの真上に移動してディスペンス加工を行わせ、加工が完了した後、吐出時に、吐出材反り検出光ファイバ113によりワークに対して二次検出を行って、吐出材検出光ファイバ111によりワーク受板4cの吐出位置を検出する。
【0072】
そして、装置が始動し又は流体分配器を取り替えるたびにディスペンス量に対して計量補正を行い、z方向移動シリンダ41がシールカバー47を上向きに駆動して移動させ、ボス47aに秤皿412及び流体受け容器3bを持ち上げさせ、次に、流体分配器の接着剤ヘッドが接着剤切断口45aに伸び込まれて空気拡張孔45fに入り、正圧送気コネクタ46と真空負圧コネクタ49とが動作し、吹き出してから吸い込むことにより接着剤ヘッド上の接着剤を流体受け容器3b内にスムーズに引き込み、その後、正圧送気コネクタ46と真空負圧コネクタ49とが動作を停止し、z方向移動シリンダ41が下向きに移動して秤皿412及び流体受け容器3bを計量装置1bに落ちて計量させる。
【0073】
図19図20に示すように、本開示に係るローディング・アンローディング機構1は型材フレームa1、サイロ横移動昇降機構a2及びワーク挟み取り運搬機構a3を備えてもよく、サイロ横移動昇降機構a2とワーク挟み取り運搬機構a3とがいずれも型材フレームa1内に取り付けられる。
【0074】
ここの型材フレームa1は実際の必要に応じて寸法及び形状を設定してもよく、本開示はこれを限定しない。選択肢として、ここの型材フレームa1がアルミニウム型材であってもよい。
【0075】
サイロ横移動昇降機構a2の上はサイロa5を載置するためのものであり、サイロ横移動昇降機構a2は載置されるサイロa5を昇降及び横移動することによりサイロa5をワーク挟み取り運搬機構a3に対向させるためのものである。
【0076】
ローディング端の応用シーンにおいて、ワーク挟み取り運搬機構3は対向するサイロa5からワークを挟み取って搬送ベルトに供給するためのものであり、又は、吐出端の応用シーンにおいて、ワーク挟み取り運搬機構a3は搬送ベルト上のワークを対向するサイロa5に押し込むためのものである。
【0077】
可能な実現方式では、ローディング・アンローディング機構は、サイロ横移動昇降機構a2に載置されるサイロa5と、ワーク挟み取り運搬機構a3とを仕切るための中間仕切板a4を更に備えてもよく、中間仕切板a4にはワークが通る貫通孔が開設される。
【0078】
サイロ横移動昇降機構a2は載置されるサイロa5を横移動及び昇降することによりサイロa5を貫通孔に対向させ、ワーク挟み取り運搬機構a3は貫通孔を通ってサイロa5内のワークを挟み取り、又はワークを貫通孔によりサイロa5に押し込む。
【0079】
図21を参照して、本開示に係るサイロ横移動昇降機構a2は第2サーボモータa21、親ねじa22、第2軸継手a23、摺動ナットa24、昇降ステージa25、スライダ接続板a26、第1縦方向ガイドレールa27、横移動ステージa28、第1型材支柱a29、横移動モジュールa230及びサイロステージa231を備えてもよい。
【0080】
親ねじa22の第1端が第2軸継手a23により第2サーボモータa21に接続され、親ねじa22の第2端が摺動ナットa24により昇降ステージa25に接続され、昇降ステージa25にスライダ接続板a26が取り付けられ、スライダ接続板a26が第1縦方向ガイドレールa27に取り付けられ、第2サーボモータa21が親ねじa22により昇降ステージa25を駆動して第1縦方向ガイドレールa27に沿って上下移動させる。
【0081】
昇降ステージa25が第1型材支柱a29により横移動ステージa28に接続され、横移動モジュールa230が第1型材支柱a29の上端部に取り付けられ、横移動ステージa28の上には少なくとも1つのサイロa5を載置するためのサイロステージa231が取り付けられる。サイロa5が横移動モジュールa230の駆動によって横方向に移動できる。
【0082】
図22図24を参照して、本開示に係るワーク挟み取り運搬機構a3は、搬送ステージ底板a31、第2型材支柱a32、横方向ガイドレールa33、摺動支柱取付ブロックa34、ガイドレールスライダa35a、スライダ取付板a35b、可動取付垂直板a36、固定支柱a37、固定取付垂直板a38、搬送ベルト駆動アセンブリ、2本の搬送ベルトa340及びチャックジョー取り出し機構a341を備えてもよい。
【0083】
サイロa5内には上下に積み上げられる複数のワーク受板4cが設けられ、可動取付垂直板a36及び固定取付垂直板a38の一端が基板10の一端に接近し、ワーク受板4cをサイロa5からワーク運搬装置1cに搬送することを容易にする。
【0084】
搬送ステージ底板a31が第2型材支柱a32の上端に取り付けられる。
【0085】
横方向ガイドレールa33が第1水平方向に沿って搬送ステージ底板a31の一端に取り付けられ、摺動支柱取付ブロックa34がガイドレールスライダa35a及びスライダ取付板a35bにより横方向ガイドレールa33に取り付けられ、可動取付垂直板a36が摺動支柱取付ブロックa34に取り付けられる。
【0086】
固定支柱a37が搬送ステージ底板a31の他端に固定して取り付けられ、且つ可動取付垂直板a36と間隔を置いて対向して設置され、固定取付垂直板a38が固定支柱a37に取り付けられ、2本の搬送ベルトa340がそれぞれ可動取付垂直板a36及び固定取付垂直板a38に取り付けられ、搬送ベルト駆動アセンブリが2本の搬送ベルトa340を駆動して同期回転させる。
【0087】
固定取付垂直板a38にチャックジョー取り出し機構a341が取り付けられ、チャックジョー取り出し機構a341が対向するサイロa5に向かって移動し、又は対向するサイロa5から離れて移動することにより、サイロa5から挟み取られたワークを搬送ベルトに置き、又は搬送ベルト上のワークをサイロa5に押し込む。
【0088】
選択肢として、搬送ベルト駆動アセンブリは、搬送駆動プーリa391、搬送ベルトテンションアイドラa392及び第1駆動モータa393を備えてもよく、第1駆動モータa393の駆動端が搬送駆動プーリa391に接続され、搬送ベルトa340が搬送駆動プーリa391及び搬送ベルトテンションアイドラa392に巻回され、第1駆動モータa393が搬送駆動プーリa391により搬送ベルトa340を駆動して回転させる。
【0089】
可能な実現方式では、チャックジョー取り出し機構a341はベルト駆動アセンブリ及びチャックジョー取り出しアセンブリを備えてもよく、チャックジョー取り出しアセンブリがベルト駆動アセンブリに取り付けられ、ベルト駆動アセンブリがチャックジョー取り出しアセンブリを駆動して対向するサイロa5に向かって移動させ、又は対向するサイロa5から離れて移動させる。
【0090】
図24に示すように、ベルト駆動アセンブリは、第2駆動モータa3411、第2駆動プーリa3412、第2従動プーリa3413及びベルトa3414を備えてもよく、第2駆動モータa3411、第2駆動プーリa3412及び第2従動プーリa3413がいずれも固定取付垂直板a38に取り付けられ、ベルトa3414が第2駆動プーリa3412及び第2従動プーリa3413に巻回され、第2駆動モータa3411の駆動端が第2駆動プーリa3412に接続され、第2駆動モータa3411が第2駆動プーリa3412を駆動することによりベルトa3414を駆動して回転させる。
【0091】
依然として図24を参照して、チャックジョー取り出しアセンブリは、チャックa3415、シリンダa3416、シリンダ取付ブロックa3417、リニアガイドa3418及び摺動ブロックa3419を備えてもよく、摺動ブロックa3419の一端がベルトa3414に固定して接続され、摺動ブロックa3419の他端がリニアガイドa3418に取り付けられ、チャックa3415がシリンダa3416に取り付けられ、シリンダa3416がシリンダ取付ブロックa3417により摺動ブロックa3419に固定され、リニアガイドa3418が対向するサイロa5に沿って設置され、摺動ブロックa3419がベルトa3414の駆動によってリニアガイドa3418に沿って移動することにより、チャックジョーを駆動して対向するサイロa5に向かって移動させ、又は対向するサイロa5から離れて移動させる。
【0092】
実際の応用において、駆動モータは順方向に回転することによりチャックa3415を駆動してサイロa5に向かって移動させ、シリンダa3416はチャックa3415を開閉するように制御することによりサイロa5内のワークの挟み取りを実現し、駆動モータは逆方向に回転することによりチャックa3415を駆動してリニアガイドa3418に沿ってサイロa5から離れて移動させ、それにより挟持されたワークを搬送ベルト駆動アセンブリの搬送ベルトに置く。
【0093】
シリンダa3416がチャックa3415を開閉するように制御し、駆動モータは順方向に回転することによりチャックa3415を駆動して搬送ベルト駆動アセンブリの搬送ベルト上のワークを押動させる。
【0094】
図25に示すように、本開示に係るワーク挟み取り運搬機構a3は更にピンチローラアセンブリa350を備え、ピンチローラアセンブリa350がピンチローラa351、ゴムリングa352、回転軸a353、昇降軸a354及び機構ブロックa355を備え、ゴムリングa352がピンチローラa351に套設され、ピンチローラa351が回転軸a353により昇降軸a354に固定され、昇降軸a354が機構ブロックa355を通って可動取付垂直板a36の上端に取り付けられ、ピンチローラa351が可動取付垂直板a36の固定取付垂直板a38に接近する内側に位置し、ピンチローラa351がチャックジョー取り出し機構a341により挟持されるワークを平らにするためのものである。
【0095】
要するに、本開示に係るローディング・アンローディング機構1は、サイロ横移動昇降機構及びワーク挟み取り運搬機構を同一の機械に統合し、サイロ横移動昇降機構を設置することによりサイロとワーク挟み取り運搬機構との自動接合を実現することができ、ワーク挟み取り運搬機構がサイロ内のワークをピックアップし又はワークをサイロに押し込むために保障を提供し、また、ワーク挟み取り運搬機構を設置することにより、サイロからワークをピックアップして搬送ベルトに供給する自動ローディングと、ワークを搬送ベルトからサイロに押し込む自動吐出と、を実現し、それによりワークの自動ローディング及び自動アンローディングを実現し、ワークの供給・除去効率を向上させ、且つ構造がローディング端及び吐出端に同時に適用されることができ、従って、構造の適用性がより高い。
【0096】
図26は本開示の一実施例に係る放熱カバー実装装置の外部模式図であり、図27は本開示の一実施例に係る放熱カバー実装装置の構造模式図であり、本開示に係る放熱カバー実装装置は、搬送レールモジュールb1、実装モジュールb2、放熱カバーローディング装置b3及び位置決めモジュールb4を備えてもよい。
【0097】
搬送レールモジュールb1は受板を組立ステーションに搬送するように構成され、前記受板内にチップが載置され、前記放熱カバーローディング装置b3は吸引ステーションに放熱カバーを搬送するように構成され、前記位置決めモジュールb4は位置決めステーションに取り付けられる。
【0098】
実装モジュールb2は前記吸引ステーション、前記位置決めステーション及び前記組立ステーションの間を移動するように構成され、実装モジュールb2は前記吸引ステーションが放熱カバーを吸引してから前記位置決めステーションに移動し、位置決めモジュールb4は実装モジュールb2により吸引される放熱カバーに対して位置決め認識を行い、実装モジュールb2は位置決めモジュールb4が吸引された放熱カバーに対して位置決め認識を行った後、前記放熱カバーを前記組立ステーションに移動して前記放熱カバーを前記組立ステーションでの受板内のチップに組み立てる。
【0099】
一般的に、前記放熱カバー実装装置は、更に装置フレームb5を備えてもよく、搬送レールモジュールb1、実装モジュールb2、放熱カバーローディング装置b3及び位置決めモジュールb4が装置フレームb5内に取り付けられ、前記放熱カバー実装装置は、装置フレームb5の上方に取り付けられるディスプレイb6と、装置フレームb5の側面に取り付けられる折り畳みキーボードb7とを更に備える。
【0100】
可能な実現において、実装モジュールb2が吸引ステーション、位置決めステーション及び組立ステーションの間を移動することを実現するために、本開示に係る放熱カバー実装装置は、更に実装モジュール駆動アセンブリb8を備えてもよく、実装モジュール駆動アセンブリb8が第2駆動モータb81と、間隔を置いて平行に取り付けられる2つの搬送ガイドレールb82と、2つの搬送ガイドレールb82に搭載される取付枠b83とを備え、搬送ガイドレールb82が搬送レールモジュールb1、位置決めモジュールb4及び放熱カバーローディング装置b3に跨がり、第2駆動モータb81の駆動端が取付枠b83に伝動接続され、取付枠b83の両端がそれぞれスライダにより搬送ガイドレールb82に取り付けられ、実装モジュールb2が取付枠b83に取り付けられ、第2駆動モータb81が取付枠b83により実装モジュールb2を駆動して搬送ガイドレールb82に沿って移動させる。
【0101】
また、実装モジュール駆動アセンブリb8は更に第3駆動モータb84を備えてもよく、第3駆動モータb84の駆動端が実装モジュールb2に接続され、それにより実装モジュールb2を駆動して取付枠b83において取付枠b83に沿って移動させる。
【0102】
図28は本開示の一実施例に係る放熱カバー実装装置が放熱カバーを吸引するときの上面図であり、図29は本開示の一実施例に係る放熱カバー実装装置が放熱カバーを組み立てるときの上面図であり、図28及び図29を参照して、本開示において、搬送レールモジュールb1により受板を組立ステーションに搬送し、放熱カバー載置部材(放熱カバーが載置される)を放熱カバーローディング装置b3に供給し、放熱カバーローディング装置b3が放熱カバー載置部材を吸引ステーションに供給し、実装モジュールb2が吸引ステーションに移動して放熱カバーを吸引し、図3に示すように、次に、実装モジュールb2が吸引された放熱カバーを位置決めステーションに移動し、位置決めモジュールb4によって実装モジュールb2により吸引される放熱カバーに対して位置決め認識を行い、ついでに、実装モジュールb2が吸引された放熱カバーを組立ステーションに移動して前記放熱カバーを前記組立ステーションでの受板内のチップに組み立て、図29に示すように、これにより放熱カバーの自動ローディング、位置決め及び組み立てを実現し、放熱カバーを組み立てる前に放熱カバーを位置決めできるため、組み立て過程において放熱カバーの位置決め情報に基づいて組み立てることができ、組み立てをより正確にし、組み立てプロセスの要件に適合する。
【0103】
以下、放熱カバー実装装置におけるいくつかの主なモジュールを解釈・説明する。
【0104】
可能な実現方式では、搬送レールモジュールb1は搬送レール及び持ち上げ位置決めモジュールb4を備えてもよく、持ち上げ位置決めモジュールb4が前記搬送レールのローディング端とアンローディング端との間に位置し、前記搬送レールが前記搬送レールのローディング端に受板を受け入れて前記受板を持ち上げ位置決めモジュールb4の上方に搬送し、持ち上げ位置決めモジュールb4が前記受板を持ち上げて所定位置に持ち上げてから前記受板を位置決め固定する。前記搬送レールは前記受板内のチップの放熱カバーの組み立て・パッケージが完了した後、前記受板を前記搬送レールのアンローディング端に搬送して吐出する。
【0105】
図30A及び図30Bを参照しながら本開示に係る実装モジュール2を解釈・説明する。
【0106】
図30Aは本開示の一実施例に係る実装モジュールの構造模式図であり、図30Bは本開示の一実施例に係る実装モジュールの断面図であり、図30Cは本開示の一実施例に係る実装モジュールの正面模式図であり、図30A図30Cを参照して、本開示に係る実装モジュールb2は、負圧給気アセンブリ、真空吸盤b21、角度調整アセンブリ、圧力センサb22、伝動アセンブリ、伝導ロッドb23、ばねb24を備えてもよい。
【0107】
負圧給気アセンブリの空気管コネクタb251が真空吸盤b21の吸気口に連通することにより、真空吸盤b21に負圧を供給する。即ち、負圧給気アセンブリが空気管コネクタb251により真空吸盤b21に負圧を供給する。
【0108】
真空吸盤b21が伝動アセンブリの第1端に取り付けられ、伝動アセンブリの第2端がばねb24の第1端に当接して設置され、ばねb24の第2端が伝導ロッドb23の第1端に当接して設置され、伝導ロッドb23の第2端が圧力センサb22に当接して設置される。このように、真空吸盤b21が放熱カバーを吸着した後、伝動アセンブリがばねb24により圧力センサb22に圧力を伝達することとなり、圧力センサb22に真空吸盤b21による吸着された放熱カバーの圧力値を感知させる。
【0109】
角度調整アセンブリが真空吸盤b21に伝動接続され、角度調整アセンブリが真空吸盤b21を駆動して角度調整を行わせる。即ち、角度調整アセンブリは真空吸盤b21を駆動して回転させることにより真空吸盤b21と水平方向とがなす角度を調整することができる。例えば、角度調整アセンブリは真空吸盤b21を駆動して360°の方位で角度調整を行わせることができる。
【0110】
可能な実現方式では、負圧給気アセンブリは空気管コネクタb251、シールキャビティb252、シールリングを備えてもよく、空気管コネクタb251がシールキャビティb252に入り、シールキャビティb252が真空吸盤b21に連通し、シールキャビティb252がシールリングによりシールされる。
【0111】
シールリングの数はシールキャビティb252の実際の状況、例えば図27における第3シールリングb253及び第4シールリングb254に応じて設定されてもよい。
【0112】
可能な実現方式では、伝動アセンブリはスプラインb26を備えてもよく、スプラインb26が中空構造であり、スプラインb26の所定セグメントに貫通孔が設置され、該所定セグメントがシールキャビティb252内に設置され、シールキャビティb252がスプラインb26の貫通孔及び中空構造により真空吸盤b21に連通する。
【0113】
空気管コネクタb251がシールキャビティb252に入り、空気管コネクタb251の他端が荷重印加装置に連通し、このように荷重印加装置が負圧を空気管コネクタb251によりシールキャビティb252に導入することとなり、また、スプラインb26が中空構造であってシールキャビティb252内の部分に貫通孔が設置されるため、シールキャビティb252内の負圧を真空吸盤b21に連通して真空吸盤b21の吸着制御を実現することができる。
【0114】
選択肢として、スプラインb26の上端がばねb24の第1端に当接され、スプラインb26が上下移動してばねb24に伝達し、ばねb24の変形による圧力が伝導ロッドb23により圧力センサb22に伝達し、即ち、真空吸盤b21が放熱カバーを吸着した後、スプラインb26がばねb24により圧力を圧力センサb22に伝達することとなり、圧力センサb22が圧力の大きさを感知し、それにより真空吸盤b21が放熱カバーを吸着する際に発生した圧力をリアルタイムに監視することができる。
【0115】
ばねb24の初期圧縮量を調整しやすくするために、本開示に係る実装モジュールb2は、ばねb24の初期圧縮量を調整するために圧力センサb22の上方に取り付けられる予圧力調整座b27を更に備えてもよい。
【0116】
可能な実現方式では、角度調整アセンブリは、第3サーボモータb281、第3軸継手b282、第1タイミングプーリb283、ベルト、第2タイミングプーリb285、伝動スリーブb286、回転軸b287を備えてもよい。
【0117】
第3サーボモータb281の駆動ロッドが第3軸継手b282により第1タイミングプーリb283に伝動接続され、第1タイミングプーリb283が回転軸b287の第1端に固定され、第2タイミングプーリb285と伝動スリーブb286とがいずれも回転軸b287の第2端に固定され、第2タイミングプーリb285と伝動スリーブb286とが回転軸b287につれて同期回転する。
【0118】
ベルトが第1タイミングプーリb283及び第2タイミングプーリb285に套設され、伝動スリーブb286が伝動アセンブリのスプラインb26に套設して固定される。
【0119】
伝動アセンブリが上記スプラインb26を備える場合、ここに言う伝動スリーブb286は一般的にスプラインb26スリーブを指す。
【0120】
実際の応用において、一般的に更にベルトを張架する必要があり、ベルトの引張度を調整しやすくするために、角度調整アセンブリはベルトの張力を調整するためのベルト引張ねじb288を更に備えてもよい。
【0121】
一般的に、実装モジュールb2の吸着面が取付後に傾斜する恐れがあり、プロセス要件を確保するために、本開示に係る実装モジュールb2は、真空吸盤b21の水平角度を調整するように真空吸盤b21に伝動接続されるレベリングアセンブリを更に備えてもよい。
【0122】
可能な実現方式では、実装モジュールb2は更にブラケットを備えてもよく、ブラケットが作用ブラケットb296及び調整ブラケットb297を備え、真空吸盤b21が作用ブラケットb296に取り付けられる。また、負圧給気アセンブリ、角度調整アセンブリ、圧力センサb22、伝動アセンブリ、伝導ロッドb23、ばねb24なども作用ブラケットb296に固定される。
【0123】
レベリングアセンブリは第1レベリング板b291及び第2レベリング板b292を備えてもよく、第1レベリング板b291が調整回転軸b293により調整ブラケットb297に取り付けられ、調整ブラケットb297が第2レベリング板b292により作用ブラケットb296に固定される。
【0124】
図30A及び図30Cに示すように、レベリングアセンブリは更に第1レベリングねじb294及び第2レベリングねじb295を備えてもよく、第2レベリング板b292に第1ねじ穿孔ベース及び第2ねじ穿孔ベースが上下に固定して設置され、第1レベリングねじb294が第1ねじ穿孔ベースを通って第1レベリング板b291の上端部に挿入され、第2レベリングねじb295が第2ねじ穿孔ベースを通って第2レベリング板b292の下端部に挿入される。
【0125】
第1レベリングねじb294が第1レベリング板b291に向かってねじ込まれるとき、第1レベリング板b291が調整回転軸b293に沿って反時計回りに回転するように駆動し、第2レベリングねじb295が第1レベリング板b291に向かってねじ込まれるとき、第2レベリング板b292が調整回転軸b293に沿って時計回りに回転するように駆動する。
【0126】
図30Dは本開示の一実施例に係る真空吸盤がレベリングされるときの模式図であり、真空吸盤21をレベリングする前は図30Dにおける(a)に示され、真空吸盤21をレベリングした後は図30Dにおける(b)に示される。
【0127】
本開示に係る実装モジュールは、角度調整アセンブリを設置することにより真空吸盤の角度をより正確に調整することができ、異なる寸法規格の放熱カバーの実装を満足することができ、圧力センサを設置することにより真空吸盤による吸着されたワークの圧力をリアルタイムに監視することができ、実装時の圧力フィードバックを実現し、プロセス要件を満足するとともに、製品が組み立て過程において圧壊されるリスクも回避する。また、高精度の角度調整アセンブリを設置することにより組み立て精度を確保することができる。
【0128】
図31A及び図31Bを参照しながら本開示に係る放熱カバーローディング装置を解釈・説明する。
【0129】
図31Aは本開示の一実施例に係る放熱カバー載置部材b3のローディング・アンローディング装置の構造模式図であり、図31Bは本開示の一実施例に係る放熱カバー載置部材b3のローディング・アンローディング装置の上面図であり、図31A及び図31Bを参照して、本開示に係る放熱カバー載置部材b3のローディング・アンローディング装置は、ローディング部b31と、取出材位置決め部b32と、アンローディング部b33と、ローディング部b31、取出材位置決め部b32及びアンローディング部b33に跨がる第1横移動アセンブリb34と、を備えてもよい。
【0130】
ローディング部b31が放熱カバー載置部材b35を所定位置に持ち上げた後、第1横移動アセンブリb34が放熱カバー載置部材b35をローディング部b31から取出材位置決め部b32に移動し、取出材位置決め部b32が放熱カバー載置部材b35を位置決め固定し、取り出し機構が放熱カバー載置部材b35上の放熱カバーを取り出し、第1横移動アセンブリb34が取り出された放熱カバー載置部材b35を取出材位置決め部b32からアンローディング部b33に移動する。
【0131】
一般的には、取出材位置決め部b32がローディング部b31とアンローディング部b33との間に位置することにより第1横移動アセンブリb34の移動ストロークを減少させ、且つ空間的配置が簡単で、空間利用率が高い。
【0132】
可能な実現方式では、ローディング部b31は、第1持ち上げ板b32、持ち上げ位置決めセンサb312及び第1持ち上げアセンブリb313を備えてもよく、第1横移動アセンブリb34がクランプシリンダ及びクランプブロックb342を備える。第1持ち上げアセンブリb313の持ち上げ端に第1持ち上げ板b32が取り付けられ、第1持ち上げ板b32の上方が放熱カバー載置部材b35を載置するためのものであり、クランプシリンダの駆動端がクランプブロックb342に接続されることによりクランプブロックb342を駆動して開閉させ、第1持ち上げアセンブリb313が放熱カバー載置部材b35をセンサに持ち上げ、クランプシリンダがクランプブロックb342を駆動して放熱カバー載置部材b35をクランプさせる。
【0133】
ここに言う持ち上げ位置決めセンサb312は、光電センサなどであってもよく、光電センサが一般的に対向して取り付けられる光発射器及び光受信器を備え、放熱カバー載置部材b35が光発射器と光電受信器との間に持ち上げられる場合、光受信器が変化する電気信号を生成することとなり、それにより放熱カバー載置部材b35が光電センサの位置に持ち上げられることを判定する。
【0134】
選択肢として、第1持ち上げアセンブリb313は、第1持ち上げモータb3131、第1持ち上げガイドレールb3132及び第1持ち上げ親ねじb3133を備えてもよく、第1持ち上げ板b32が第1スライダb3134により第1持ち上げガイドレールb3132に取り付けられ、第1持ち上げ親ねじb3133が第1持ち上げモータb3131と第1持ち上げ板b32との間に取り付けられ、第1持ち上げモータb3131が第1持ち上げ親ねじb3133により第1持ち上げ板b32を駆動して第1持ち上げガイドレールb3132に沿って上下移動させる。
【0135】
実際の応用において、放熱カバー載置部材b35は、放熱カバーを載置するTray供給板b3であってもよく、放熱カバーを載置するクリップであってもよい。
【0136】
放熱カバー載置部材b35がTray供給板b3である場合を例とすると、ローディング部b31のTray供給板b3が第1持ち上げ板b32の上方に位置し、Tray供給板b3に放熱カバーが載置され、第1持ち上げアセンブリb313は第1持ち上げ板b32によりTray供給板b3を持ち上げることでTray供給板b3を持ち上げ位置決めセンサb312の位置に持ち上げ、ローディング部b31は更に第1横方向スライドレールb314を備え、Tray供給板b3が外力の作用によって第1横方向スライドレールb314に沿って第1持ち上げ板b32の真上に供給される。
【0137】
操作者がTray供給板b3を操作しやすくするために、Tray供給板b3の端部にハンドルb36が固定して取り付けられてもよく、操作者がハンドルb36を操作してTray供給板b3に作用することにより第1横方向スライドレールb314上の引締めを実現することに対応して、Tray供給板b3が外力の作用(一般的に操作者による加力を指してもよく、当然ながら他の機械による加力の形式を用いてもよい)によって第1横方向スライドレールb314に沿って第1持ち上げ板b32の真上に供給される。
【0138】
取出材位置決め部b32は複数の持ち上げ位置決めブロックb321を備えてもよく、第1横移動アセンブリb34が更に移動部材b341及び移動部材b341駆動モジュールを備え、クランプブロックb342シリンダが移動部材b341に固定して取り付けられ、移動部材b341駆動モジュールが移動部材b341を駆動して回転させ、移動部材b341はクランプシリンダ及びクランプブロックb342を駆動して移動させることでクランプブロックb342により挟持される放熱カバー載置部材b35を持ち上げ位置決めブロックb321の上方に移動し、持ち上げ位置決めブロックb321が上昇して放熱カバー載置部材b35の対応する挿入孔に挿入され、放熱カバー載置部材b35の位置決め固定が実現される。
【0139】
選択肢として、複数の持ち上げ位置決めブロックb321がそれぞれ取出材位置決め部b32の両端に位置し、これにより、放熱カバー載置部材b35を位置決めする際の加力のバランスを確保し、放熱カバー載置部材35の角度オフセットを低減する。
【0140】
放熱カバー載置部材b35上の放熱カバーがすべて取り出された後、移動部材b341駆動モジュールが移動部材b341を駆動して回転させることにより放熱カバー載置部材b35をアンローディング部b33に移動し、クランプブロックb342を開いて放熱搬送部材をアンローディング部b33に解放する。
【0141】
ここに言う移動部材b341はベルトであってもよく、対応する移動部材b341駆動モジュールは駆動装置(例えば、モータなど)、駆動プーリ、従動プーリを備えてもよく、駆動プーリと従動プーリとがそれぞれローディング部b31の外側及びアンローディング部b33の外側に間隔を置いて設置され、駆動装置の駆動端が駆動プーリに接続され、ベルトが駆動プーリ及び従動プーリに巻回され、駆動装置は駆動プーリを駆動することによりベルトを駆動してローディング部b31とアンローディング部b33との間で回転させる。
【0142】
ここに言う移動部材b341は親ねじであってもよく、対応する移動部材b341駆動モジュールは駆動モータであってもよく、駆動モータの駆動端に親ねじが取り付けられ、駆動モータが親ねじを駆動して回転させる。
【0143】
放熱カバー載置部材b35がTray供給板b3である場合、放熱カバーが一般的に直接にTray供給板b3に置かれて、放熱カバーの上方又は周りが遮られていないため、取り出しヘッドは直接にTray供給板b3から放熱カバーをピックアップすることができる。ところが、放熱カバー載置部材b35がクリップである場合、放熱カバーがクリップに積載されるため、取り出しヘッドはクリップから取り出すとき、放熱カバーをピックアップするように一般的にまず放熱カバーをクリップから突き出し又はクリップの上端部に持ち上げる必要がある。
【0144】
クリップによる放熱カバーのローディング方式を両立するために、図31C及び図31Dを参照して、本開示に係る取出材位置決め部b32は更に持ち上げローディングアセンブリb322を備えてもよく、持ち上げローディングアセンブリb322が供給モータb3221、供給親ねじb3222、持ち上げロッドb3223、第2縦方向ガイドレールb3224及びタイミングベルトを備え、供給モータb3221が供給親ねじb3222上の親ねじナットに伝動接続され、持ち上げロッドb3223が親ねじナットに取り付けられ、親ねじナットがスライダにより第2縦方向ガイドレールb3224に取り付けられ、供給モータb3221が親ねじナットを駆動して第2縦方向ガイドレールb3224に沿って上向きに移動させ、持ち上げロッドb3223がクリップ内の放熱カバーをクリップから離れるように持ち上げる。
【0145】
依然として図31A及び図31Bを参照して、アンローディング部b33は第2持ち上げ板b331及び第2持ち上げアセンブリb332を備えてもよく、第2持ち上げアセンブリb332の持ち上げ端に第2持ち上げ板b331が取り付けられ、第2持ち上げ板b331の上方が取り出された放熱カバー載置部材b35を載置するためのものであり、第2持ち上げアセンブリb332が第2持ち上げ板b331を駆動して上昇又は降下させる。
【0146】
同様に、第2持ち上げアセンブリb332は第2持ち上げモータ、第2持ち上げガイドレール及び第2持ち上げ親ねじを備えてもよく、第2持ち上げ板b331がスライダにより第2持ち上げガイドレールに取り付けられ、第2持ち上げ親ねじが第2持ち上げモータと第2持ち上げ板b331との間に取り付けられ、第2持ち上げモータが第2持ち上げ親ねじにより第2持ち上げ板b331を駆動して第2持ち上げガイドレールに沿って上下移動させる。
【0147】
放熱カバー載置部材b35はTray供給板b3であり、アンローディング部b33は更に第2スライドレールb333を備えてもよく、Tray供給板b3が第2持ち上げ板b331の上方に位置し、第2持ち上げアセンブリb332は第2持ち上げ板b331により取り出されたTray供給板b3を駆動して降下させることによりTray供給板b3を第2スライドレールb333に置き、Tray供給板b3は外力の作用によって第2スライドレールb333に沿って移動することによりアンローディング部b33から引き出される。
【0148】
実際の応用において、放熱カバー載置部材b35がTray供給板b3である場合を例とすると、まず、操作者はTray供給板b3をローディング部b31に置き、例えば図31EにおいてTray供給板b37をローディング部b31の持ち上げ板に押動し、ローディング部b31の第1持ち上げアセンブリb313がTray供給板b37を持ち上げ位置決めセンサb312の位置に持ち上げた後、クランプシリンダがTray供給板b37を挟むようにクランプブロックb342を駆動し、次に、横移動モジュールは、移動部材b341によりクランプシリンダ及びクランプブロックb342を駆動して横移動させ、更にTray供給板b37を取出材位置決め部b32に移動することが実現され、図31Fに示すように、取出材位置決め部b32の持ち上げ位置決めブロックb321がTray供給板b37を位置決めし、取り出しヘッドがTray供給板b37から放熱カバーをピックアップし、ピックアップが完了した後、横移動モジュールが空いているTray供給板b37をアンローディング部b33の第2持ち上げ板b331に移動し続け、図31Gに示される。
【0149】
放熱カバー載置部材b35がクリップである場合、一般的にクリップが取出材位置決め部b32に移動して位置決めされた後、持ち上げローディングアセンブリb322はクリップ内の放熱カバーを持ち上げることとなり、取り出しヘッドがクリップから放熱カバーをピックアップすることを容易にする。残りの作業プロセスがいずれもTray供給板b37と類似する。
【0150】
本開示に係る放熱カバー載置部材b3のローディング・アンローディング装置は、ローディング部b3、取出材位置決め部b3及び、アンローディング部b3に跨がる第1横移動アセンブリb3を設置することで、第1横移動アセンブリb3によりローディング部b3で供給される放熱カバー載置部材b3を取出材位置決め部b3に移動して取り出し、取り出しが完了した後に第1横移動アセンブリb3により空いている放熱カバー載置部材b3をアンローディング部b3に搬送して除去し、放熱カバー載置部材b3の自動ローディング・アンローディングを実現し、機械停止時のローディング又は機械停止時のアンローディング方式を回避し、生産ラインの連続作業に保障を提供する。取出材位置決め部b3に持ち上げローディングアセンブリb3を設置することにより、放熱カバー載置部材b3のローディング・アンローディング装置がクリップによるローディングの応用を両立できるようにし、より多くの使用ニーズを満足する。
【0151】
要するに、本開示に係る放熱カバー実装装置は、位置決めモジュールを設置することにより、吸引された放熱カバーを位置決めしてから放熱カバーを受板内のチップに組み立てることができ、放熱カバーの組み立て精度を向上させる。
【0152】
また、実装モジュールを設置するとき、角度調整アセンブリが設置されるため、真空吸盤の角度をより正確に調整することができ、異なる寸法規格の放熱カバーの実装を満足することができ、圧力センサを設置することにより真空吸盤による吸着されたワークの圧力をリアルタイムに監視することができ、実装時の圧力フィードバックを実現し、プロセス要件を満足するとともに、製品が組み立て過程において圧壊されるリスクも回避する。
【0153】
搬送レールモジュール内にはローディング部、取出材位置決め部及びアンローディング部に跨がる第1横移動アセンブリを設置することで、第1横移動アセンブリによりローディング部で供給される放熱カバー載置部材を取出材位置決め部に移動して取り出し、取り出しが完了した後に第1横移動アセンブリにより空いている放熱カバー載置部材をアンローディング部に搬送して除去し、放熱カバー載置部材の自動ローディング・アンローディングを実現し、機械停止時のローディング又は機械停止時のアンローディング方式を回避し、生産ラインの連続作業に保障を提供する。
【0154】
図32は本開示の一実施例に係るホットプレス装置の構造模式図であり、本開示に係るホットプレス装置は検出部(図32に第1検出部c100及び第2検出部c101を示す)、加熱保圧部c20及び搬送装置c30を備えてもよい。
【0155】
可能な実現方式では、検出部は1つあり、検出部は加熱保圧部c20の前のステーション又は後のステーションに設置される。
【0156】
他の可能な実現方式では、図32に示すように、検出部は2つあり、2つの検出部はそれぞれ加熱保圧部c20の前のステーション及び後のステーションに設置され、それぞれ第1検出部c100及び第2検出部c101である。
【0157】
実際の応用において、分析ニーズに応じて検出部を加熱保圧部c20の前のステーション及び/又は後のステーションに設置してもよい。
【0158】
実際の生産において、搬送装置c30はワークc50が積載される載物治具c40を検出部及び加熱保圧部c20に搬送する。
【0159】
検出部はワークc50上の少なくとも一箇所でのワークの額高さを測定してワークc50の外観を検出する。
【0160】
ここに言うワークの額高さとは、ワークc50の前の箇所での高さと載物治具c40上の該箇所から所定距離離れる箇所での高さとの高度差を指す。
【0161】
例えば、ワークc50の一箇所Aでの高さがHaであり、載物治具c40上の該箇所Aから所定距離離れる箇所A′での高さがhaである場合、生成された1組のワークの額高さが△ha=ha-Haである。ここに言う所定距離は一般的にワークc50の寸法に応じて設定されてもよく、一般的には、ワークの額高さを計算するためのワークc50上の箇所及び載物治具c40上の箇所との距離が極めて接近し、このようにして生ずる計算誤差は比較的小さい。
【0162】
加熱保圧部c20が加熱保圧部c20に位置するワークc50に対して加熱保圧を行う。
【0163】
図33は本開示の一実施例に係る検出部の構造模式図であり、検出部は第2横移動アセンブリc11、高さ測定センサヘッドc12及びAOIカメラC13を備えてもよく、高さ測定センサヘッドc12とAOIカメラC13とが第2横移動アセンブリc11に取り付けられ、且つ第2横移動アセンブリc11の駆動によって水平調整方向において移動し、水平調整方向が搬送装置c30の搬送方向に垂直である。
【0164】
高さ測定センサヘッドc12は、ワークc50の所定位置及び載物治具c40上の所定位置から所定距離離れる箇所に対して高さ測定を行い、AOIカメラC13はワークc50の外観に対して撮影検出を行う。
【0165】
可能な実現方式では、図32に示すように、検出部は2つあり、それぞれ加熱保圧部c20の前のステーションに位置する第1検出部c100及び加熱保圧部c20の後のステーションに位置する第2検出部c101である。
【0166】
第1検出部c100は、ワークc50上の少なくとも一箇所でのワークの額高さを測定してワークc50の外観を検出し、第1組の検出データを取得することができる。
【0167】
例えば、高さ測定センサヘッドc12は、ワークc50の3箇所(複数箇所であってもよい)に対して高さ測定(高さデータH1、H2、H3…)を行って、載物治具c40におけるワークc50のテストポイントに近いポイントに対しても高さ測定(高さデータh1、h2、h3…)を行うと、テストポイントに対してワークの額高さ(△h1、△h2、△h3…)が生成され、△h1=h1-H1、△h2=h2-H2、△h3=h3-H3などである。
【0168】
第2検出部c101は、ワークc50上の少なくとも一箇所でのワークの額高さを測定してワークc50の外観を検出し、第2組の検出データを取得することができる。
【0169】
例えば、高さ測定センサヘッドc12は、ワークc50の3箇所(複数箇所であってもよい)に対して高さ測定(高さデータH1′、H2′、H3′…)を行って、載物治具c40におけるワークc50のテストポイントに近いポイントに対しても高さ測定(高さデータh1′、h2′、h3′…)を行うと、テストポイントに対してワークの額高さ(△h1′、△h2′、△h3′…)が生成される。
【0170】
一般的に、ホットプレス装置は、第1検出部c100及び第2検出部c101に電気的に接続されるプロセッサを更に備え、プロセッサは第1組の検出データ及び第2組の検出データに基づいて、加熱保圧部c20がワークc50に対して加熱保圧を行うプロセスが要件に適合するかどうかを判定する。
【0171】
一般的には、第2組の検出データ及び第1組の検出データの検出位置が同じであり、このように、第1組の検出データ及び第2組の検出データの比較によって加熱保圧プロセスが要件に適合するかどうかを判定することができる。
【0172】
例えば、加熱保圧を行った後、ワークの額高さの変化率が所定閾値よりも低く、第2組の検出データ及び第1組の検出データに基づいて計算して取得された変化率が所定閾値よりも低い場合には、加熱保圧プロセスが要件に適合すると示され、そうでない場合には、加熱保圧プロセスが要件に適合しないと判定する。
【0173】
ここの変化率については、可能な実現において、第2組の検出データと第1組の検出データとの差を計算して、該差の絶対値を第1組の検出データで割って変化率を取得してもよい。
【0174】
実際の生産において、ワークc50の外観が不合格であると検出した場合、一般的にこれらの不合格なワークc50を除去する必要があり、従って、本開示に係る検出部は更に移送装置及び回収箱を備えてもよく、AOIカメラC13はワークc50の外観が不合格であると検出した場合、移送装置はワークc50及び/又は載物治具c40を回収箱に運搬する。
【0175】
要するに、本開示に係るホットプレス装置は、加熱保圧工程の前後にワークの額高さ及びワークの外観のAIO検出を追加することにより、加熱保圧効果の判定要素を追加し、ワークパッケージの優良率を向上させる。
【0176】
加熱保圧工程の前にワークの外観検出を追加することにより、直接に不良ワークを除去して、合格したワークのみに対して加熱保圧を行うことを容易にし、更に不良ワークの加熱保圧を回避し、ワークパッケージの優良率を向上させるのであり、加熱保圧工程の後にワークの外観検出を追加することにより、加熱保圧後に品質問題が生じた不良ワークを除去することを容易にし、加熱保圧後の不良ワークを後続のパッケージ工程に送ることを回避し、ワークパッケージの優良率も更に向上させるのであり、加熱保圧工程の前及び加熱保圧工程の後にいずれもワークの外観検出及びワークの額高さ検出を追加することにより、ワークの加熱保圧前後の検出データに基づいて加熱保圧工程が要件に適合するかどうかを分析することができ、更に加熱保圧工程における対応する工程、構造又はパラメータを最適化することができる。
【0177】
図34は本開示の一実施例に係る圧力印加装置の構造模式図であり、図35は本開示の一実施例に係る圧力印加装置の断面図であり、図34及び図35を参照して、本開示に係る圧力印加装置d1は、付勢装置底板d11、低摩擦シリンダd12、リニア軸受d13、圧力案内ロッドd14、断熱ワーク押さえ板d15、温度センサヘッドd16及びワーク押さえ板回転防止板d17を備えてもよく、各部材の取付関係は以下のとおりである。
【0178】
低摩擦シリンダd12のプッシュロッドが圧力案内ロッドd14の第1端に接続される。一般的には、ワークを付勢する際の付勢方向が下向きであり、従って、低摩擦シリンダd12のプッシュロッドが一般的に縦方向に設置され、即ち低摩擦シリンダd12が圧力案内ロッドd14の上方に位置し、且つ低摩擦シリンダd12のプッシュロッドが圧力案内ロッドd14の第1端に接続される。
【0179】
圧力案内ロッドd14が付勢装置底板d11内に取り付けられ且つ圧力案内ロッドd14の第2端に1つの断熱ワーク押さえ板d15が取り付けられ、温度センサが断熱ワーク押さえ板d15の付勢面に取り付けられ、それにより付勢されたワークの温度をリアルタイムにテストすることを容易にする。
【0180】
リニア軸受d13が付勢装置底板d11内に設置され、圧力案内ロッドd14がリニア軸受d13内に収容され、リニア軸受d13が圧力案内ロッドd14を支持及び案内することができる。
【0181】
ワーク押さえ板回転防止板d17が付勢装置底板d11の下方に取り付けられ、断熱ワーク押さえ板d15がワーク押さえ板回転防止板d17の回転防止溝内に収容される。
【0182】
本開示の可能な実施例では、1つの低摩擦シリンダd12が1つの圧力案内ロッドd14に対応し、1つの圧力案内ロッドd14の下方に1つの断熱ワーク押さえ板d15が対応して取り付けられ、各断熱ワーク押さえ板d15の付勢面にいずれも1つの温度センサが取り付けられ、1つの断熱ワーク押さえ板d15が一般的に1つのワークを付勢するためのものである。
【0183】
低摩擦シリンダd12の取付及び固定を確保するために、本開示に係る圧力印加装置d1は更にシリンダ取付底板d18を備えてもよく、低摩擦シリンダd12がシリンダ取付底板d18に取り付けられる。
【0184】
選択肢として、本開示に係る圧力印加装置d1は更に接続柱d19を備えてもよく、接続柱d19の両端がそれぞれシリンダ取付底板d18及び付勢装置底板d11に取り付けられる。
【0185】
断熱ワーク押さえ板d15がワークを付勢する際に回転することを防止するために、断熱ワーク押さえ板d15は四角形に設計されてもよく、ワーク押さえ板回転防止板d17の回転防止溝が断熱ワーク押さえ板d15の形状にフィットする。
【0186】
可能な実現方式では、図36は本開示の一実施例に係るシリンダ付勢原理のガス制御模式図であり、本開示に係る圧力印加装置d1は更に空気貯蔵タンクd110及び空気室配管を備えてもよく、空気貯蔵タンクd110が空気室配管により低摩擦シリンダd12の吸気口に連通する。
【0187】
空気貯蔵タンクd110は回路における空気室を増加させ、空気圧の変化がシリンダの出力圧力値に与えた影響を軽減することができる。
【0188】
圧力印加装置d1は更に電気制御ユニット及び電気比例弁d111を備えてもよく、電気制御ユニットが電気比例弁d111に電気的に接続され、電気比例弁d111が空気室配管に取り付けられ、電気制御ユニットが電気比例弁d111の出口での空気圧圧力値を制御し、電気比例弁d111の出口での空気圧が低摩擦シリンダd12に入って低摩擦シリンダd12のプッシュロッドに圧力が印加されるようにする。
【0189】
実際の応用において、電気比例弁d111の圧力値は一般的に設定された所定圧力であり、所定圧力は圧力案内ロッドd14、断熱ワーク押さえ板d15及び温度センサヘッドd16の総重量並びにワークに付勢された圧力値に基づいて設定される。
【0190】
ワークに必要な圧力値は、圧力案内ロッドd14、四角形断熱ワーク押さえ板d15、温度センサヘッドd16の総重量Gにシリンダの推力を加えたものである。ワークに必要な圧力値Fは、
F=G+Pa*Sであり、
ここで、Fがワークに付勢した圧力であり、Paが電気比例弁d111に設定された圧力値であり、Sが低摩擦シリンダd12のシリンダボア面積である。
【0191】
上記式によれば、Fの値を調整するために、電気比例弁d111に設定された圧力値を調整すればよいことが分かる。
【0192】
要するに、本開示に係る圧力印加装置は、圧力印加装置に低摩擦シリンダを設置することにより、低摩擦シリンダの推力でワークへの付勢を実現し、分銅でワークを付勢する際の制限を解決し、圧力印加装置の重量を軽減するのであり、温度センサヘッドを設置することにより、付勢されたワークの温度をリアルタイムに測定することができ、付勢過程におけるワークの温度変化を随時に把握することができる。
【0193】
また、電気比例弁を設置することにより、圧力案内ロッド、前記断熱ワーク押さえ板及び前記温度センサヘッドの総重量並びに前記ワークに付勢された圧力値に基づいて電気比例弁の圧力を設定することができ、電気比例弁の出口での空気圧圧力値における低摩擦シリンダに印加した圧力を制御可能にし、更に付勢圧力が大きすぎ又は小さすぎることによる不良品を減少させることができる。
【0194】
図37は本開示の一実施例に係るワーク付勢装置の構造模式図であり、図38は本開示の一実施例に係るワーク付勢装置の断面図であり、図37及び図38を参照して、本開示に係るワーク付勢装置は加熱持ち上げアセンブリd2、ワーク治具アセンブリd3及び圧力印加装置d1を備えてもよく、ここに言う圧力印加装置d1は図34及び図35に示されるものを参照してもよく、ここで詳細な説明は省略する。なお、ここのワーク付勢装置が加熱保圧部c20の構造の1種である。
【0195】
ワーク治具アセンブリd3は加熱持ち上げアセンブリd2の上方に位置し、付勢対象のワークを載置するためのものである。
【0196】
圧力印加装置d1は加熱持ち上げアセンブリd2の持ち上げ端に対向して設置され、ワーク治具アセンブリd3に載置されるワークを付勢するためのものである。
【0197】
搬送機構がワーク治具アセンブリd3を加熱持ち上げアセンブリd2の上方に搬送するとき、加熱持ち上げアセンブリd2はワーク治具アセンブリd3内のワークを加熱して、ワーク治具アセンブリd3を圧力印加装置d1の押下面に持ち上げ、圧力印加装置d1における低摩擦シリンダd12は圧力案内ロッドd14がワークを付勢するように押動し、圧力印加装置d1における温度センサヘッドd16はワーク上の温度を感知する。
【0198】
加熱持ち上げアセンブリd2がワークを加熱する役割を有するため、本開示に係るワーク付勢装置は更に制御ユニットを備えてもよく、温度センサヘッドd16は制御ユニットに電気的に接続され、温度センサヘッドd16はワークの温度が所定温度範囲内にないと検出した場合、即ちワークの加熱温度が適切でない場合、制御ユニットにより加熱持ち上げアセンブリd2の加熱値を調整することができ、それにより生産過程をより良く監視する。
【0199】
選択肢として、圧力印加装置d1における電気制御ユニットは電気比例弁d111の出口での空気圧圧力値を制御して、低摩擦シリンダd12が一定の圧力値において圧力案内ロッドd14を押動してワークを付勢するようにする。付勢過程全体において、電気比例弁d111に設定された圧力が変化しないように維持し、ワークの圧力値も変化しないように維持する。
【0200】
実際の応用において、搬送機構がワーク治具アセンブリd3を加熱持ち上げアセンブリd2の上方に搬送するとき、加熱持ち上げアセンブリd2はワーク治具アセンブリd3内のワークを加熱し、加熱持ち上げアセンブリd2はワーク治具アセンブリd3を持ち上げてワークを圧力印加装置d1の断熱ワーク押さえ板d15に接触させ、更に所定距離持ち上げ続けることにより断熱ワーク押さえ板d15が圧力案内ロッドd14を押動して低摩擦シリンダd12のプッシュロッドを圧縮するようにし、低摩擦シリンダd12の圧力をワークに印加させる。
【0201】
要するに、本開示に係るワーク付勢装置は、圧力印加装置に低摩擦シリンダを設置することにより、低摩擦シリンダの推力でワークへの付勢を実現し、分銅でワークを付勢する際の制限を解決し、圧力印加装置の重量を軽減するのであり、温度センサヘッドを設置することにより、付勢されたワークの温度をリアルタイムに測定することができ、付勢過程におけるワークの温度変化を随時に把握することができる。
【0202】
また、電気比例弁を設置することにより、圧力案内ロッド、前記断熱ワーク押さえ板及び前記温度センサヘッドの総重量並びに前記ワークに付勢された圧力値に基づいて電気比例弁の圧力を設定することができ、電気比例弁の出口での空気圧圧力値における低摩擦シリンダに印加した圧力を制御可能にし、更に付勢圧力が大きすぎ又は小さすぎることによる不良品を減少させることができる。
【0203】
本明細書の説明において、参照用語「1つの実施例」、「いくつかの実施例」、「模式的な実施例」、「例」、「具体例」、又は「いくつかの例」などの説明は該実施例又は例を参照して説明した具体的な特徴、構造、材料又は特性が本開示の少なくとも1つの実施例又は例に含まれることを意味する。本明細書において、上記用語の模式的な説明は必ず同じ実施例又は例を指すとは限らない。
【0204】
本開示の実施例を表示及び説明したが、当業者であれば理解されるように、本開示の原理及び主旨を逸脱せずにこれらの実施例に対して種々の変更、修正、置換及び変形を行うことができ、本開示の範囲は特許請求の範囲及びその均等物により限定される。
【符号の説明】
【0205】
1 2つのローディング・アンローディング機構
2 二重弁式の非同期ディスペンス装置
3 放熱カバー実装装置
4 ホットプレス装置
100 フレーム
200 ワーク搬送装置
300 高さ自動補正・安定測定装置
400 レベリング可能な吸着固定治具
1a 三次元移動ステージ
2a 高さ測定装置
3a 視覚的認識装置
5a 持ち上げ機構
6a 自動計量・接着剤切断装置
51 y方向調整ガイドレールアセンブリ
52 持ち上げ基板
53 z方向案内アセンブリ
54 持ち上げ板
55 軸受台固定ブロック
56 モータ
57 タイミングベルト
58 主タイミングプーリ
59 従タイミングプーリ
510 第1スクリュー軸
511 スクリュー支持ブロック
512 スクリュースライダ
513 調整ブロック
1a1 y方向微調整装置
1a11 ハウジング
1a12 第1サーボモータ
1a13 第2スクリュー軸
1a14 可動ブロック
1a15 ナットスライダ
1a16 リニアガイドアセンブリ
1c ワーク運搬装置
5a 持ち上げ機構
4c ワーク受板
10 基板
11 台座
12 y方向ガイドレール
13 ベルト駆動装置
14 投入材検出光ファイバ
15 減速検出光ファイバ
16 投入材反り検出光ファイバ
17 側方プッシュアセンブリ
18 到着材検出光ファイバ
19 第1軸継手
110 スプライン軸
111 吐出材検出光ファイバ
112 到着材阻止装置
113 吐出材反り検出光ファイバ
114 昇降ブラケット
13a タイミングベルト
13b テンションプーリ
13c 第1従動プーリ
13d ベルト支持ストリップ
13e 第1駆動プーリ
13f 第1駆動モータ
141 汎用取付アダプタプレート
142 加熱板
143 断熱板
144 吸着固定治具
145 レベリングボルトアセンブリ
146 水平固定ねじ
141a 細目ねじ穴
141b スリット
145a レベリング材
145b 球状スペーサ
145c 接続部材
145a1 細目雄ねじ
145a2 六角皿頭
145a3 円柱皿孔
144a 本体
144b 吸盤
144c 真空コネクタ
144d シェーディング板
1b 計量装置
2b 計量防風装置
3b 流体受け容器
4b 流体分割装置
21 底板
22 防風カバー
31 内錐面
32 外錐面
41 z方向移動シリンダ
42 シリンダ接続ブロック
43 第1シールリング
44 弾性リング
45 計量カバー
46 正圧送気コネクタ
47 シールカバー
47a ボス
48 抱締めリング
49 真空負圧コネクタ
410 第2シールリング
411 シール台座
412 秤皿
45a 接着剤切断口
45b 環状溝
45c 皿孔
45d 正圧溝
45e 空気案内孔
45f 空気拡張孔
a1 型材フレーム
a2 サイロ横移動昇降機構
a21 第2サーボモータ
a22 親ねじ
a23 第2軸継手
a24 摺動ナット
a25 昇降ステージ
a26 スライダ接続板
a27 第1縦方向ガイドレール
a28 横移動ステージ
a29 第1型材支柱
a230 横移動モジュール
a231 サイロステージ
a3 ワーク挟み取り運搬機構
a31 搬送ステージ底板
a32 第2型材支柱
a33 横方向ガイドレール
a34 摺動支柱取付ブロック
a35a ガイドレールスライダ
a35b スライダ取付板
a36 可動取付垂直板
a37 固定支柱
a38 固定取付垂直板
a391 搬送駆動プーリ
a392 搬送ベルトテンションアイドラ
a393 第1駆動モータ
a340 搬送ベルト
a341 チャックジョー取り出し機構
a3411 第2駆動モータ
a3412 第2駆動プーリ
a3413 第2従動プーリ
a3414 ベルト
a3415 チャック
a3416 シリンダ
a3417 シリンダ取付ブロック
a3418 リニアガイド
a3419 摺動ブロック
a350 ピンチローラアセンブリ
a351 ピンチローラ
a352 ゴムリング
a353 回転軸
a354 昇降軸
a355 機構ブロック
a4 中間仕切板
a5 サイロ
b1 搬送レールモジュール
b2 実装モジュール
b21 真空吸盤
b22 圧力センサ
b23 伝導ロッド
b24 ばね
b251 空気管コネクタ
b252 シールキャビティ
b253 第3シールリング
b254 第4シールリング
b26 スプライン
b27 予圧力調整座
b281 第3サーボモータ
b282 第3軸継手
b283 第1タイミングプーリ
b285 第2タイミングプーリ
b286 伝動スリーブ
b287 回転軸
b288 ベルト引張ねじ
b291 第1レベリング板
b292 第2レベリング板
b293 調整回転軸
b294 第1レベリングねじ
b295 第2レベリングねじ
b296 作用ブラケット
b297 調整ブラケット
b3 放熱カバーローディング装置
b31 ローディング部
b311 第1持ち上げ板
b312 持ち上げ位置決めセンサ
b313 第1持ち上げアセンブリ
b3131 第1持ち上げモータ
b3132 第1持ち上げガイドレール
b3133 第1持ち上げ親ねじ
b3134 第1スライダ
b314 第1横方向スライドレール
b32 取出材位置決め部
b321 持ち上げ位置決めブロック
b322 持ち上げローディングアセンブリ
b3221 供給モータ
b3222 供給親ねじ
b3223 持ち上げロッド
b3224 第2縦方向ガイドレール
b33 アンローディング部
b331 第2持ち上げ板
b332 第2持ち上げアセンブリ
b333 第2スライドレール
b34 第1横移動アセンブリ
b341 移動部材
b342 クランプブロック
b35 放熱カバー載置部材
b36 ハンドル
b37 Tray供給板
b4 位置決めモジュール
b5 装置フレーム
b6 ディスプレイ
b7 折り畳みキーボード
b8 実装モジュール駆動アセンブリ
b81 第2駆動モータ
b82 搬送ガイドレール
b83 取付枠
b84 第3駆動モータ
c100 第1検出部
c101 第2検出部
c11 第2横移動アセンブリ
c12 高さ測定センサヘッド
c13 AOIカメラ
c20 加熱保圧部
c30 搬送装置
c40 載物治具
c50 ワーク
d1 圧力印加装置
d11 付勢装置底板
d12 低摩擦シリンダ
d13 リニア軸受
d14 圧力案内ロッド
d15 断熱ワーク押さえ板
d16 温度センサヘッド
d17 ワーク押さえ板回転防止板
d18 シリンダ取付底板
d19 接続柱
d110 空気貯蔵タンク
d111 電気比例弁
d2 加熱持ち上げアセンブリ
d3 ワーク治具アセンブリ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
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図25
図26
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図30A
図30B
図30C
図30D
図31A
図31B
図31C
図31D
図31E
図31F
図31G
図32
図33
図34
図35
図36
図37
図38
【国際調査報告】