IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ イドーシア ファーマシューティカルズ リミテッドの特許一覧

特表2024-506182ヒドロキシヘテロシクロアルカン-カルバモイル誘導体
<>
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-09
(54)【発明の名称】ヒドロキシヘテロシクロアルカン-カルバモイル誘導体
(51)【国際特許分類】
   C07D 405/14 20060101AFI20240202BHJP
   A61K 31/4192 20060101ALI20240202BHJP
   A61K 31/454 20060101ALI20240202BHJP
   A61P 1/16 20060101ALI20240202BHJP
   A61P 13/12 20060101ALI20240202BHJP
   A61P 9/00 20060101ALI20240202BHJP
   A61P 11/00 20060101ALI20240202BHJP
   A61P 35/00 20060101ALI20240202BHJP
   A61P 29/00 20060101ALI20240202BHJP
   A61P 37/06 20060101ALI20240202BHJP
   A61P 1/00 20060101ALI20240202BHJP
   A61P 1/18 20060101ALI20240202BHJP
   A61P 27/02 20060101ALI20240202BHJP
   A61P 25/04 20060101ALI20240202BHJP
【FI】
C07D405/14 CSP
A61K31/4192
A61K31/454
A61P1/16
A61P13/12
A61P9/00
A61P11/00
A61P35/00
A61P29/00
A61P37/06
A61P1/00
A61P1/18
A61P27/02
A61P25/04
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023547852
(86)(22)【出願日】2022-02-08
(85)【翻訳文提出日】2023-08-08
(86)【国際出願番号】 EP2022052948
(87)【国際公開番号】W WO2022171594
(87)【国際公開日】2022-08-18
(31)【優先権主張番号】PCT/EP2021/053084
(32)【優先日】2021-02-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517248845
【氏名又は名称】イドーシア ファーマシューティカルズ リミテッド
【氏名又は名称原語表記】IDORSIA PHARMACEUTICALS LTD
【住所又は居所原語表記】HEGENHEIMERMATTWEG 91, 4123 ALLSCHWIL, SWITZERLAND
(74)【代理人】
【識別番号】100090398
【弁理士】
【氏名又は名称】大渕 美千栄
(74)【代理人】
【識別番号】100090387
【弁理士】
【氏名又は名称】布施 行夫
(72)【発明者】
【氏名】マーティン ボリ
(72)【発明者】
【氏名】ジョン ガットフィールド
(72)【発明者】
【氏名】コリンナ グリソストミ
(72)【発明者】
【氏名】ルボス レメン
(72)【発明者】
【氏名】クリストフ ザーガー
(72)【発明者】
【氏名】コルネリア ツムブルン
【テーマコード(参考)】
4C063
4C086
【Fターム(参考)】
4C063AA03
4C063BB02
4C063BB09
4C063CC78
4C063DD03
4C063DD10
4C063DD42
4C063EE01
4C086AA01
4C086AA02
4C086AA03
4C086BC60
4C086GA02
4C086GA07
4C086GA16
4C086MA01
4C086MA04
4C086NA14
4C086ZA08
4C086ZA20
4C086ZA33
4C086ZA36
4C086ZA59
4C086ZA66
4C086ZA75
4C086ZA81
4C086ZB08
4C086ZB11
4C086ZB26
(57)【要約】
本発明は、X、Ar、Ar、L、n、m及びRが明細書に記載した通りである式(I)の化合物、それらの製造、その薬学的に許容される塩、及び、医薬としてのそれらの使用、式(I)の化合物を1又は2種以上有する医薬組成物、並びに、特にガレクチン-3阻害剤としてのそれらの使用に関する。
【化1】
【選択図】 なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩:
【化1】
(式中、
n及びmはそれぞれ独立に、整数の1又は2を表し、n+mは2又は3であり;
Xは、O又はNRを表し;Rは、水素、C1-3-アルキル、-CO-H、-SO-C1-3-アルキル又は-CO-C1-3-アルキルを表し;
Arは、
- アリールであって、1、2、3、4又は5個の置換基により置換され、上記置換基が、ハロゲン;メチル;シアノ;メトキシ;トリフルオロメチル;トリフルオロメトキシ;及びNRN11N12(RN11は水素を表し、かつ、RN12はヒドロキシ-C2-3-アルキルを表すか、又は、RN11及びRN12は、それらが結合する窒素原子と一緒に、モルホリン-4-イル、アゼチジン-1-イル、ピロリジン-1-イル及びピペリジン-1-イルから選択される4~6員のヘテロシクリルを形成し、当該4~6員のヘテロシクリルは、未置換であるか又は1個のヒドロキシにより置換される。)から独立に選択される、アリール;
- 5又は6員のヘテロアリールであって、当該5又は6員のヘテロアリールが、独立に、未置換であるか、1又は2個の置換基により置換され、上記置換基が、ハロゲン、メチル、シアノ及びメトキシから独立に選択される、5又は6員のヘテロアリール;又は、
- 9又は10員のヘテロアリールであって、当該9又は10員のヘテロアリールが、独立に、未置換であるか又は1個のメチルにより置換される、9又は10員のヘテロアリール;
を表し;
は、
- ヒドロキシ;
- C1-3-アルコキシ;
- -O-CO-C1-3-アルキル;
- -O-CH-CH-OH;又は、
- -O-CH-CO-R1X(R1Xは、
-- ヒドロキシ;
-- モルホリン-4-イル;又は、
-- -NRN21N22(RN21及びRN22は、それらが結合する窒素原子と一緒に、アゼチジン-1-イル、ピロリジン-1-イル及びピペリジン-1-イルから選択される4~6員のヘテロシクリルを形成し、当該4~6員のヘテロシクリルは、1個のヒドロキシにより置換される。);
を表す。);
を表し;
Lは、直接結合、メチレン又はエチレンを表し;
Arは、
- フェニル又は5若しくは6員のヘテロアリールであって、当該フェニル又は5若しくは6員のヘテロアリールが、独立に、未置換であるか、又は、1、2若しくは3個の置換基により置換され;上記置換基が、C1-6-アルキル、C3-6-シクロアルキル、-CH-C3-6-シクロアルキル、C1-3-フルオロアルキル、C1-3-フルオロアルコキシ、C1-3-アルコキシ、ハロゲン、モルホリン-4-イル、アミノ、エチニル及びシアノから独立に選択される、フェニル又は5若しくは6員のヘテロアリール;
- 9員の二環式ヘテロアリール又は10員の二環式ヘテロアリールであって、当該9又は10員の二環式ヘテロアリールが、独立に、未置換であるか、1又は2個の置換基により置換され、上記置換基が、メチル、メトキシ及びハロゲンから独立に選択される、9員の二環式ヘテロアリール又は10員の二環式ヘテロアリール;又は、
- ナフチル;
を表す。)。
【請求項2】
式(I)の化合物でもある;請求項1に記載の式(I)化合物又はその薬学的に許容される塩:
【化2】
【請求項3】
Arが、フェニルであって、2又は3個の置換基により置換され、上記置換基が、ハロゲン、メチル及びシアノから独立に選択される、フェニルを表し;当該置換基の少なくとも1つは当該フェニルのメタ又はパラ位において結合する;請求項1又は2に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項4】
Arが、
【化3】
を表す;請求項1又は2に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項5】
がメトキシを表す;請求項1~4のいずれか1項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項6】
Lが直接結合を表す;請求項1~5のいずれか1項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項7】
Arが、フェニルであって、1又は2個の置換基により置換され、上記置換基が、C1-4-アルキル、C1-3-アルコキシ、ハロゲン及びシアノから独立に選択される、フェニルを表す;請求項1~6のいずれか1項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項8】
フラグメントL-Arが:
【化4】
を表す;請求項1~5のいずれか1項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項9】
当該化合物が、
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-クロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-N-(3-ヨードフェニル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-クロロ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-
1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-シアノ-5-メトキシフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-シアノ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-シアノ-5-フルオロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-ブロモ-2,3-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-ブロモ-2,3-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-ブロモ-2,3-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロ
キシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(2,3-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-4-(4-(2,3-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(2,3-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(3,4-ジクロロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒド
ロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-4-(4-(3,4-ジクロロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-4-(4-(3,4-ジクロロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(3,4-ジクロロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-クロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-N-(3-ヨードフェニル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-クロロ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニ
ル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-シアノ-5-メトキシフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-シアノ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-シアノ-5-フルオロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-ブロモ-2,3-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-ブロモ-2,3-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-ブロモ-2,3-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-
ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(2,3-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-4-(4-(2,3-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(2,3-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(3,4-ジクロロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-4-(4-(3,4-ジクロロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒド
ロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-4-(4-(3,4-ジクロロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(3,4-ジクロロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-ブロモ-2,3-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(2,3-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(2,3-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(3,4-ジクロロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4R)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド

(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4R)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4R)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(2,3-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4R)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4R)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-4-(4-(4-ブロモ-2,3-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-
ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-4-(4-(4-ブロモ-2,3-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-
カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(3,4-ジクロロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(3,4-ジクロロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-N-((3S,4S)-1-ホルミル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-N-((3S,4S)-1-ホルミル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン
-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-ブロモ-2,3-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-N-((3S,4S)-1-ホルミル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(2,3-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-((3S,4S)-1-ホルミル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-N-((3R,4R)-1-ホルミル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-N-((3R,4R)-1-ホルミル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(2,3-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-((3R,4R)-1-ホルミル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシ-1-メチルピロリジン-3-イル)-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-N-((3S,4S)-1-エチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシ-1-(メチルスルフォニル)ピロリジン-3-イル)-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-3-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-クロロ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-3-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラ
ン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-3-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-3-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-3-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-3-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-3-ヒドロキシピペリジン-4-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-3-ヒドロキシピペリジン-4-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキ
サミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-3-ヒドロキシピペリジン-4-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4R)-3-ヒドロキシピペリジン-4-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピペリジン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピペリジン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;又は、
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4R)-4-ヒドロキシピペリジン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
である、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか1項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩;及び薬学的に許容される担体を有する医薬組成物。
【請求項11】
医薬として使用するための、請求項1~9のいずれか1項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項12】
器官の線維症;肝疾患及び障害;急性腎障害及び慢性腎臓病;心血管疾患及び障害;間質性肺疾患及び障害;細胞増殖性疾患及び癌;炎症性及び自己免疫疾患及び障害;消化器疾患及び障害;膵臓疾患及び障害;異常血管新生関連疾患及び障害;脳関連疾患及び障害;神経因性疼痛及び末梢性ニューロパチー;眼疾患及び障害;又は移植拒絶の予防又は治療において使用するための、請求項1~9のいずれか1項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項13】
器官の線維症;肝疾患及び障害;急性腎障害及び慢性腎臓病;心血管疾患及び障害;間質性肺疾患及び障害;細胞増殖性疾患及び癌;炎症性及び自己免疫疾患及び障害;消化器疾患及び障害;膵臓疾患及び障害;異常血管新生関連疾患及び障害;脳関連疾患及び障害;神経因性疼痛及び末梢性ニューロパチー;眼疾患及び障害;又は移植拒絶の予防又は治療のための医薬の製造における、請求項1~9のいずれか1項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩の使用。
【請求項14】
効果的な量の請求項1~9のいずれか1項に定義する化合物又はその薬学的に許容される塩を、それを必要とする対象に投与することを有する、器官の線維症;肝疾患及び障害;
急性腎障害及び慢性腎臓病;心血管疾患及び障害;間質性肺疾患及び障害;細胞増殖性疾患及び癌;炎症性及び自己免疫疾患及び障害;消化器疾患及び障害;膵臓疾患及び障害;異常血管新生関連疾患及び障害;脳関連疾患及び障害;神経因性疼痛及び末梢性ニューロパチー;眼疾患及び障害;又は移植拒絶の予防又は治療のための方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガレクチン-3(galectin-3)阻害剤である式(I)の化合物及び天然リガンド(natural ligands)へのガレクチン-3の結合が関与する疾患及び障害の予防又は治療におけるそれらの使用に関する。本発明はまた、当該化合物の製造方法、1又は2種以上の式(I)の化合物を有する医薬組成物及びガレクチン-3阻害剤としてのそれらの医学的使用を含む関連した側面に関する。式(I)の化合物は、特に、単剤として又は1若しくは2種以上の治療剤と組み合わせて使用してよい。
【背景技術】
【0002】
ガレクチンは、それらの特徴的な~130アミノ酸(aa)の糖質(carbohydrate)認識ドメイン(CRD)内に見いだされる保存されたβ-ガラクトシド-結合部位に基づくタンパク質ファミリーと定義される(Barondes SHら、Cell
1994;76、597-598)。ヒト、マウス及びラットのゲノムシークエンスにより、一哺乳類ゲノム中に、少なくとも16の保存されたガレクチン及びガレクチン様タンパク質が存在することが明らかになっている(Leffler H.ら、Glycoconj.J.2002、19、433-440)。これまでに、3種のガレクチンサブクラスが同定された。すなわち、1個の糖質認識ドメイン(CRD)を有するプロト型(prototypical)ガレクチン;CRD上に融合したプロリン-及びグリシン-に富む短鎖(short stretches)の異常なタンデムリピート(tandem
repeats)からなるキメラ型(chimaera)ガレクチン;及び、リンカーによりタンデム型に結合した2個の別個のCRDを有するタンデムリピート型(tandem-repeat-type)ガレクチンである(Zhong X.、Clin Exp Pharmacol Physiol.2019;46:197-203)。ガレクチンは2価であるいは多価で結合できるため、細胞表面の複合糖質(glycoconjugates)を例えば架橋して、細胞情報伝達事象を引き起こすことができる。このメカニズムにより、ガレクチンは広範な生物学的プロセスを調節する(Sundblad V.ら、Histol Histopathol 2011;26:247-265)。
【0003】
ガレクチンファミリーの中で唯一のキメラ型であるガレクチン-3(Gal-3)は、32-35kDaの分子量を有し、ヒトでは250個のアミノ酸残基、高度に保存されたCRD及び非定型N末端ドメイン(ND)からなる。ガレクチン-3は高濃度(100μM)まで単量体であるが、はるかに低い濃度でリガンドと凝集でき、これは、オリゴマー化メカニズムを介してそのN末端非CRD領域により促進されるが、完全には解明されていない(Johannes、L.ら、Journal of Cell Science
2018;131、jcs208884)。
【0004】
Gal-3は体内において広範に分布しているが、その発現レベルは臓器によって異なる。その細胞外又は細胞内局在性に応じて、免疫調節、宿主-病原体相互作用、血管新生、細胞遊走、創傷治癒及びアポトーシス等の多岐にわたる生物学的機能を示すことができる(Sundblad V.ら、Histol Histopathol 2011;26:247-265)。Gal-3は、多くのヒト腫瘍並びに骨髄細胞、炎症細胞(マクロファージ、マスト細胞、好中球、T細胞、好酸球等)、線維芽細胞及び心筋細胞等の細胞種において多く発現しており(Zhong X.ら、Clin Exp Pharmacol Physiol.2019;46:197-203)、これは、Gal-3が炎症及び線維化プロセスの制御に関与することを示している(Henderson NC.ら、Immunological Reviews 2009;230:160-171;Sano H.ら、J Immunol.2000;165(4):2156-64)
。さらに、Gal-3タンパクの発現レベルは新生物及び炎症等の特定の病態において上方制御されている(Chiariotti L.ら、Glycoconjugate Journal 2004 19、441-449;Farhad M.ら、OncoImmunology 2018、7:6、e1434467)。
【0005】
喘息(Gao P.ら、Respir Res.2013、14:136;Rao SPら、Front Med(ローザンヌ)2017;4:68)、関節リウマチ、多発性硬化症、糖尿病、尋常性乾癬(Lacina L.ら、Folia Biol(プラハ)2006;52(1-2):10-5)、アトピー性皮膚炎(Saegusa J.ら、Am J Pathol.2009、174(3):922-31)、子宮内膜症(Noel JCら、Appl Immunohistochem Mol Morphol.2011 19(3):253-7)又はウイルス性脳炎(Liu FTら、Ann N
Y Acad Sci.2012;1253:80-91;Henderson NCら、Immunol Rev.2009;230(1):160-71;Li Pら、Cell 2016;167:973-984)等の炎症性/自己免疫疾患の発症にGal-3が機能的に関与していることを支持する多くの証拠がある。最近、Gal-3は、慢性炎症及び器官の線維化の進行において(例えば、肝臓(Henderson NCら、PNAS 2006;103:5060-5065;Hsu DKら、Int J Cancer.1999、81(4):519-26)、腎臓(Henderson NCら、Am.J.Pathol.2008;172:288-298;Dang Z.ら、Transplantation.2012、93(5):477-84)、肺(Mackinnon ACら、Am.J.Respir.Crit.Care Med 2012、185:537-546;Nishi Y.ら、Allergol Int.2007、56(1):57-65)、心臓,(Thandavarayan RAら、Biochem Pharmacol.2008、75(9):1797-806;Sharma
U.ら、Am J Physiol Heart Circ Physiol.2008;294(3):H1226-32)並びに神経系(Burguillos MAら、Cell Rep.2015、10(9):1626-1638))、及び、角膜血管新生において(Chen WS.ら、Investigative Ophthalmology&Visual Science 2017、Vol.58、9-20)重要な役割を担っているとして注目されている。さらに、ケロイド組織の皮膚肥厚(Arciniegas E.ら、The American Journal of dermatopathology 2019;41(3):193-204)及び全身性強皮症(SSc)、特にそのような病態において観察される皮膚線維症及び増殖性脈管障害にGal-3が関与することが見出された(Taniguchi T.ら、J Rheumatol.2012、39(3):539-44)。慢性腎臓病(CKD)関連腎不全を患う患者において、特にそれらの患者のうち糖尿病を有する患者においてGal-3が上方制御されていることが見出された。興味深いことに、この患者集団から得られたデータは、糸球体におけるGal-3上方制御と観察された尿蛋白排泄の間に相関があることを示した(Kikuchi Y.ら、Nephrol Dial Transplant.2004、19(3):602-7)。加えて、2018年からの最近の前向き研究(prospective study)により、Gal-3のプラズマレベルが高いと、特に高血圧罹患集団において付随的CKDの発病リスクが上昇することが示された(Rebholz
CM.ら、Kidney Int.2018 Jan;93(1):252-259)。Gal-3は、アテローム性動脈硬化(Nachtigal M.ら、Am J Pathol.1998;152(5):1199-208)、冠動脈疾患(Falcone
C.ら、Int J Immunopathol Pharmacol 2011、24(4):905-13)、心不全及び血栓症(Nachtigal M.ら、Am J
Pathol.1998;152(5):1199-208;Gehlken C.ら、Heart Fail Clin.2018、14(1):75-92;DeRoo
EP.ら、Blood.2015、125(11):1813-21)等の心血管疾患において大幅に上昇している(Zhong X.ら Clin Exp Pharmacol Physiol.2019、46(3):197-203)。Gal-3の血中濃度は、肥満及び糖尿病患者において上昇し、(心不全、腎症/網膜症、抹消動脈疾患、脳血管イベント又は心筋梗塞等の)微小及び大血管合併症に対するリスクの上昇と関連する(Qi-hui-Jinら、Chin Med J(Engl).2013、126(11):2109-15)。Gal-3は、発癌、癌の進行及び転移を促進し(Vuong L.ら、Cancer Res 2019(79)(7)1480-1492)、微小腫瘍環境内で作用することにより腫瘍促進因子(pro-tumor factor)として機能し、免疫監視を抑制することが示された(Ruvolo PP.ら、Biochim Biophys Acta.2016 Mar、1863(3):427-437;Farhad M.ら、Oncoimmunology 2018 Feb 20;7(6):e1434467)。高レベルのGal-3を発現する癌の中には、甲状腺、中枢神経系、舌、乳房、胃系統、頭頚部扁平上皮細胞、膵臓、膀胱、腎臓、肝臓、副甲状腺、唾液腺に関与するものに加えて、リンパ腫、癌腫、非小細胞肺癌、メラノーマ及び神経芽腫も見つかっている(Sciacchitano S.ら、Int J Mol Sci
2018 Jan 26、19(2):379)。
【0006】
また、Gal-3の阻害が、COVID-19(Caniglia JLら、Peer
J 2020、8:e9392)及びインフルエンザH5N1(Chen YJら、Am.J.Pathol.2018、188(4)、1031-1042)の治療に有益であると提唱されており、これは抗炎症効果によるものと考えられる。
【0007】
最近、Gal-3阻害剤が、併用免疫療法(Galectin Therapeutics。プレスリリース、2017年2月7日)及び特発性肺線維症(Galecto Biotech。プレスリリース、2017年3月10日)及びNASH肝硬変(2017年12月5日)において使用された場合、ポジティブな効果を有することが示された。WO20180209276、WO2018209255及びWO20190890080は、ガレクチンタンパク質に結合親和性を有する、全身性インスリン抵抗性障害治療用の化合物を開示する。従って、Gal-3阻害剤は、単独で又は他の治療と組み合わせて、器官の線維症、心血管疾患及び障害、急性腎障害及び慢性腎臓病、肝疾患及び障害、間質性肺疾患及び障害、眼疾患及び障害、細胞増殖性疾患及び癌、炎症性及び自己免疫疾患及び障害、消化器疾患及び障害、膵臓疾患及び障害、異常血管新生関連疾患及び障害、脳関連疾患及び障害、神経因性疼痛及び末梢性ニューロパチー、及び/又は、移植拒絶等の疾患又は障害の予防又は治療に有用であろう。
【0008】
抗線維化剤として探索されているGal-3の合成阻害剤が種々の公報及び特許出願に記述されている(例えば、WO2005113568、WO2005113569、WO2014067986、WO2016120403、US20140099319、WO2019067702、WO2019075045、WO2014078655、WO2020078807、WO2020078808及びWO2020210308を参照。)。
【0009】
本発明は、ガレクチン-3阻害剤である式(I)の新規な化合物を提供する。従って、本発明の化合物は、Gal-3のその天然糖質リガンドへの結合の調節が必要とされる疾患及び障害の予防又は治療に有用であろう。
【発明の概要】
【0010】
1) 第1の態様において、本発明は式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩に関する(絶対配置はそれぞれの式に示す通りであるものとする。):
【化1】
【0011】
(式中、
n及びmはそれぞれ独立に、整数の1又は2を表し、n+mは2又は3であり;
Xは、O又はNRを表し;Rは、水素、C1-3-アルキル(特に、メチル又はエチル)、-CO-H、-SO-C1-3-アルキル(特にSO-CH)又は-CO-C1-3-アルキル(特に-CO-CH)を表し;
Arは、
- アリール(特にフェニル)であって、1、2、3、4又は5個の置換基により置換され(特に、2又は3個の置換基により置換され)、上記置換基が、ハロゲン;メチル;シアノ;メトキシ;トリフルオロメチル;トリフルオロメトキシ;及びNRN11N12(RN11は水素を表し、かつ、RN12は、ヒドロキシ-C2-3-アルキルを表すか、又は、RN11及びRN12は、それらが結合する窒素原子と一緒に、モルホリン-4-イル、アゼチジン-1-イル、ピロリジン-1-イル及びピペリジン-1-イルから選択される4~6員のヘテロシクリルを形成し、当該4~6員のヘテロシクリルは、未置換であるか又は1個のヒドロキシにより置換される。)から独立に選択される(特に、上記置換基は、ハロゲン又はメチルから独立に選択される。)、アリール(特にフェニル);- 5又は6員のヘテロアリールであって、当該5又は6員のヘテロアリールが、独立に、未置換であるか、1又は2個の置換基により置換され、上記置換基が、ハロゲン、メチル、シアノ及びメトキシから独立に選択される、5又は6員のヘテロアリール;又は、
- 9又は10員のヘテロアリールであって、当該9又は10員のヘテロアリールが、独立に、未置換であるか又は1個のメチルにより置換される、9又は10員のヘテロアリール;
を表し;
は、
- ヒドロキシ;
- C1-3-アルコキシ;
- -O-CO-C1-3-アルキル;
- -O-CH-CH-OH;又は、
- -O-CH-CO-R1X(R1Xは、
-- ヒドロキシ;
-- モルホリン-4-イル;又は、
-- -NRN21N22(RN21及びRN22は、それらが結合する窒素原子と一緒に、アゼチジン-1-イル、ピロリジン-1-イル及びピペリジン-1-イルから選択される4~6員のヘテロシクリルを形成し、当該4~6員のヘテロシクリルは1個のヒド
ロキシにより置換される。);
を表す。);
を表し;
[かかる置換基Rは、特にC1-3-アルコキシ(とりわけメトキシ)を表す。]
Lは、直接結合、メチレン又はエチレン(特に直接結合)を表し;
Arは、
- フェニル又は5若しくは6員のヘテロアリール(特にフェニル)であって、当該フェニル又は5若しくは6員のヘテロアリールが、独立に、未置換であるか、又は、1、2若しくは3個の置換基により置換され(特に、1又は2個の置換基により置換され)、上記置換基が、C1-6-アルキル(特にメチル)、C3-6-シクロアルキル、-CH-C3-6-シクロアルキル、C1-3-フルオロアルキル、C1-3-フルオロアルコキシ、C1-3-アルコキシ(特にメトキシ)、ハロゲン、モルホリン-4-イル、アミノ、エチニル及びシアノから独立に選択される(特に、C1-6-アルキル(特にメチル)、C1-3-アルコキシ(特にメトキシ)、ハロゲン及びシアノから独立に選択される)、フェニル又は5若しくは6員のヘテロアリール(特にフェニル);
- 9員の二環式ヘテロアリール又は10員の二環式ヘテロアリールであって、当該9又は10員の二環式ヘテロアリールが、独立に、未置換であるか、1又は2個の置換基により置換され、上記置換基が、メチル、メトキシ及びハロゲンから独立に選択される、9員の二環式ヘテロアリール又は10員の二環式ヘテロアリール;又は、
- ナフチル;
を表す。)。
【0012】
副態様では、当該式(I)の化合物、又は、必要な変更を加えて、下記の式(II)、(III)又は(IV)の化合物において、各式中に示される、ヘテロシクロアルカンを分子の残りの部分に結合させる窒素と当該ヘテロシクロアルカンのヒドロキシ置換基は相対的トランス配置にある。疑義を避けるために、式(I)の化合物は、特に、下記の態様3)に示す式(I)の化合物、下記の態様4)に示す式(I)の化合物又はこれらの任意の混合物である。
【0013】
2) 本発明の第2の側面は、式(II)、式(III)又は式(IV)の化合物でもある、態様1)に従う式(I)の化合物に関する(絶対配置はそれぞれの式に示す通りであるものとする。):
【0014】
【化2】
【0015】
(式(II)、式(III)又は式(IV)のそれぞれにおいて、基X、Ar、Ar、R及びLは、独立に、態様1)に定義する通りである。)。
【0016】
第1の副態様において、態様2)の化合物は、XがOであり;基Ar、Ar、R及びLが、独立に、態様1)に定義する通りである、式(II)、(III)又は(IV)の化合物を意味する。
【0017】
第2の副態様において、態様2)の化合物は、XがNR(Rは、水素、C1-3-アルキル(特に、メチル又はエチル)、-CO-H、-SO-C1-3-アルキル(特にSO-CH)、-CO-C1-3-アルキル(特に-CO-CH)を表す。)であり;基Ar、Ar、R及びLが、独立に、態様1)に定義する通りである、式(II)、(III)又は(IV)の化合物を意味する。
【0018】
3) 本発明の第3の側面は、式(I)の化合物でもある、態様1)に従う式(I)の化合物に関する(絶対配置はそれぞれの式に示す通りであるものとする。):
【0019】
【化3】
【0020】
(式中、基X、Ar、Ar、R、L、m及びnは態様1)に定義する通りである。)。特定の態様において、当該式(I)の化合物は、式(II)、式(III)又は式(IV)の化合物でもある(絶対配置はそれぞれの式に示す通りであるものとする。):
【0021】
【化4】
【0022】
(式(II)、式(III)又は式(IV)のそれぞれにおいて、基X、Ar、Ar、R及びLは、独立に、態様1)に定義する通りである。)。
【0023】
第1の副態様において、態様3)の化合物は、XがOであり;基Ar、Ar、R及びLが、独立に、態様1)に定義する通りである、式(II)、(III)又は(IV)の化合物を意味する。
【0024】
第2の副態様において、態様3)の化合物は、XがNR(Rは、水素、C1-3-アルキル(特に、メチル又はエチル)、-CO-H、-SO-C1-3-アルキル(特にSO-CH)、-CO-C1-3-アルキル(特に-CO-CH)を表す。)であり;基Ar、Ar、R及びLが、独立に、態様1)に定義する通りである、式(II)、(III)又は(IV)の化合物を意味する。
【0025】
4) 本発明の別の側面は、式(I)の化合物でもある、態様1)に従う式(I)の化合物に関する(絶対配置はそれぞれの式に示す通りであるものとする。):
【0026】
【化5】
【0027】
(式中、基X、Ar、Ar、R、L、m及びnは、独立に、態様1)に定義する通りである。)。特定の態様において、当該式(I)の化合物は、式(II)、式(III)又は式(IV)の化合物でもある(絶対配置はそれぞれの式に示す通りであるものとする。):
【0028】
【化6】
【0029】
(式(II)、式(III)又は式(IV)のそれぞれにおいて、基X、Ar、Ar、R及びLは、独立に、態様1)に定義する通りである。)。
【0030】
第1の副態様において、態様4)の化合物は、XがOであり;基Ar、Ar、R及びLが、独立に、態様1)に定義する通りである、式(II)、(III)又は(IV)の化合物を意味する。
【0031】
第2の副態様において、態様4)の化合物は、XがNR(Rは、水素、C1-3-アルキル(特に、メチル又はエチル)、-CO-H、-SO-C1-3-アルキル(特にSO-CH)、-CO-C1-3-アルキル(特に-CO-CH)を表す。)であり;基Ar、Ar、R及びLが、独立に、態様1)に定義する通りである、式(II)、(III)又は(IV)の化合物を意味する。
【0032】
式(I)の化合物は、テトラヒドロピラン部分に位置し、式(I)に記載する絶対配置にある5つのキラル又は不斉中心を有する。式(I)の化合物はさらに、ヘテロシクロアルカン部分に位置する2つのキラル又は不斉中心を有する。特定の態様においては、当該式(I)の化合物、又は、必要な変更を加えて、式(II)、(III)又は(IV)の化合物において、各式中に示される、ヘテロシクロアルカンを分子の残りの部分に結合させる窒素と当該ヘテロシクロアルカンのヒドロキシ置換基は相対的トランス配置にある。疑義を避けるために、式(I)の化合物は特に、態様3)に示す式(I)の化合物、態様4)に示す式(I)の化合物又はこれらの任意の混合物である。
【0033】
加えて、式(I)の化合物は、1又は2以上のさらなる不斉炭素原子等の、1つの、場合によってはさらに多くのキラル又は不斉中心を含んでよい。従って、式(I)の化合物は、立体異性体の混合物として、又は、好ましくは純粋な立体異性体として存在してよい。立体異性体の混合物は当業者に知られた方法で分離してよい。
【0034】
特定の化合物(又は包括的構造)が、例えば(R)-又は(S)-エナンチオマー等の
特定の絶対配置にあるものとして記載される場合、そのような記載は、富化された、特に本質的に純粋な、エナンチオマー形態の各化合物(又は包括的構造)を意味するものと解される。同様に、ある化合物の特定の不斉中心が(R)-又は(S)-配置にある、又は、特定の相対配置にあるものと記載される場合、そのような記載は、上記不斉中心の各配置に関し、富化された、特に本質的に純粋な形態の上記化合物を意味するものと解される。同様に、例えば環状基中の2つのキラル中心は特定の相対配置で存在してよい。
【0035】
「富化(enriched)」という用語は、立体異性体に関連して使用される場合、本発明に関しては、それぞれの立体異性体が、それぞれ他の立体異性体/他のそれぞれの立体異性体の全体に関し、少なくとも70:30、特に少なくとも90:10の比率で(すなわち、少なくとも70重量%、特に少なくとも90重量%の純度で)で存在することを意味するものと解される。
【0036】
「本質的に純粋な」という用語は、立体異性体に関連して使用される場合、本発明に関しては、それぞれの立体異性体が、それぞれ他の立体異性体/他のそれぞれの立体異性体の全体に関し、少なくとも95重量パーセント、特に、少なくとも99重量パーセントの純度で存在すること意味するものと解される。
【0037】
本発明はまた、同位体標識された、特にH(重水素)標識された態様1)~18)に従う式(I)の化合物をも含み、当該同位体標識された化合物は、1又は2以上の原子が、同じ原子番号を有するが、自然において通常見出される原子量と異なる原子量を有する原子によってそれぞれ置き換えられていることを除いては、式(I)の化合物と同一である。同位体標識された、特にH(重水素)標識された式(I)、(II)、(III)、(IV)、(I)、(II)、(III)、(IV)、(I)、(II)、(III)、(IV)及び(V)の化合物及びその塩は、本発明の範囲に含まれる。水素をより重い同位体H(重水素)に置換することにより代謝安定性が増大するため、例えば、in-vivoでの半減期が長くなり、あるいは、必要用量を減らすことができ、又は、チトクロームP450酵素の阻害が軽減され得るため、例えば、安全性プロファイルが改善される。本発明の1つの態様においては、式(I)の化合物は同位体標識されていないか、又は、それらは1若しくは2以上の重水素原子によってのみ標識されている。副態様においては、式(I)の化合物は全く同位体標識されていない。同位体標識された式(I)の化合物は、適切な試薬又は出発物質の適宜な同位体種を用いることを除いては、後述の方法と同様に製造してよい。
【0038】
本特許出願において、点線として描かれる結合は、記載された基の結合点を示す。例えば、下記の基
【0039】
【化7】
【0040】
は、3-フルオロフェニル基である。
【0041】
化合物、塩、医薬組成物、疾患等について複数形が使用される場合は、単数の化合物、
塩等をも意味することが意図されている。
【0042】
態様1)~18)に従う式(I)の化合物に対するいかなる言及も、状況に応じて、そのような化合物の塩(特に薬学的に許容される塩)をも指すものと解される。
【0043】
「薬学的に許容される塩」という用語は、対象化合物の所望の生物活性を保持し、かつ最小の望ましくない毒性作用を示す塩を意味する。そのような塩としては、対象化合物中の塩基性基及び/又は酸性基の存在に応じた、無機又は有機の酸及び/又は塩基付加塩が挙げられる。参考としては、例えば、「Handbook of Pharmaceutical Salts.Properties、Selection and Use.」、P.Heinrich Stahl、Camille G.Wermuth(Eds.)、Wiley-VCH、2008;及び「Pharmaceutical Salts and Co-crystals」、Johan Wouters and Luc
Quere(Eds.)、RSC Publishing、2012を参照されたい。
【0044】
ここに記載される定義は、態様1)~17)のいずれか1つに定義される式(I)、(II)、(III)、(IV)、(I)、(II)、(III)、(IV)、(I)、(II)、(III)、(IV)及び(V)の化合物に対して一律に適用されるものであり、特段の定義によってより広い又はより狭い定義が与えられない限り本明細書及び請求項を通じて必要な変更を加えて適用される。当然ながら、ある用語の定義又は好ましい定義が、ここに定義されるいずれか又は他のすべての用語のいずれか又は好ましい定義におけるそれぞれの用語を、独立して(及びそれらと共に)定義し置き換えるものであってよい。
【0045】
本特許出願において、化合物はIUPAC命名法を用いて命名されるが、炭水化物命名法を用いて命名することもできる。従って、基:
【0046】
【化8】
【0047】
は、(2R,3R,4S,5R,6R)-3,5-ジヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-4-(4-フェニル-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボニル、又は、あるいは1,3-ジ-デオキシ-3-[4-フェニル-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル]-β-D-ガラクトピラノシド-1-カルボニルと命名することができ、分子の残りの部分に対する結合点である、カルボ
ニル基を担持する炭素原子の絶対配置は、(2R)-、又は、ベータ-配置にある。例えば、化合物、(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-クロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミドは:1,3-ジ-デオキシ-2-O-メチル-3-[4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル]-N-(3-クロロフェニル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシ-3-テトラヒドロフラニル)-ベータ-D-ガラクト-ピラノース-1-カルボキサミドとも呼ばれるものと理解される。
【0048】
置換基が任意であると記載されている場合は常に、そのような置換基は存在しなくてもよく(すなわち、各残基はそのような任意の置換基に関して未置換であり)、その場合、(例えば、芳香環における、遊離価を有する環炭素原子及び/又は環窒素原子等の、そのような任意の置換基が結合し得る)遊離価を有するすべての部位は状況に応じて水素により置換されているものと理解される。同様に、「任意に」という用語が(環)ヘテロ原子に関して使用される場合、この用語は、各任意のヘテロ原子等が存在しないか(すなわち、ある基が、ヘテロ原子を有さず/炭素環である/等)、又は、各任意のヘテロ原子等が明示的に定義されるように存在することを意味する。各態様又は請求項中に明示的に別段の定義がない限り、本明細書中に定義した基は未置換である。
【0049】
「ハロゲン」という用語は、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素(特に、フッ素、塩素又は臭素)を意味する。
【0050】
「アルキル」という用語は、単独で使用される場合も、組み合わせて使用される場合も、1~6個の炭素原子を有する、直鎖又は分枝鎖の飽和炭化水素基を意味する。「Cx-y-アルキル」(x及びyはそれぞれ整数である。)という用語は、x~y個の炭素原子を有する、先に定義したアルキル基を意味する。例えば、C1-6-アルキル基は1~6個の炭素原子を有する。アルキル基の代表的な例は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert.-ブチル、ペンチル、3-メチル-ブチル、2,2-ジメチル-プロピル及び3,3-ジメチル-ブチルである。好ましくはメチルである。疑義を避けるために、ある基が例えばプロピル又はブチルと記載されている場合には、それは、それぞれn-プロピル又はn-ブチルであることを意味する。Ar又はArの置換基が「C1-6-アルキル」を表す場合には、この用語は特にメチルを意味する。Rが「C1-6-アルキル」を表す場合には、この用語は特にメチル又はエチルを意味する。「C1-3-アルキル」という用語が、「-SO-C1-3-アルキル」又は「-CO-C1-3-アルキル」等のRの置換基に関して使用される場合には、この用語は特にメチルを意味する。
【0051】
「フルオロアルキル」という用語は、単独で使用される場合も、組み合わせて使用される場合も、1又は2以上の(場合によってはすべての)水素原子がフッ素で置き換えられた、1~3個の炭素原子を有する、先に定義したアルキル基を意味する。「Cx-y-フルオロアルキル」(x及びyはそれぞれ整数である。)という用語は、x~y個の炭素原子を有する、先に定義したフルオロアルキル基を意味する。例えば、C1-3-フルオロアルキル基は、1~3個の炭素原子を有し、1~7個の水素原子がフッ素で置き換えられている。
【0052】
「フルオロアルコキシ」という用語は、単独で使用される場合も、組み合わせて使用される場合も、1又は2以上の(場合によってはすべての)水素原子がフッ素で置き換えられた、1~3個の炭素原子を有する、先に定義したアルコキシ基を意味する。「Cx-y
-フルオロアルコキシ」(x及びyはそれぞれ整数である。)という用語は、x~y個の炭素原子を有する、先に定義したフルオロアルコキシ基を意味する。例えば、C1-3-フルオロアルコキシ基は、1~3個の炭素原子を有し、1~7個の水素原子がフッ素で置き換えられている。
【0053】
「シクロアルキル」という用語は、単独で使用される場合も、組み合わせて使用される場合も、3~8個の炭素原子を有する、飽和した単環式、又は、縮合、架橋若しくはスピロ-二環式炭化水素環を特に意味する。「Cx-y-シクロアルキル」(x及びyはそれぞれ整数である。)という用語は、x~y個の炭素原子を有する、先に定義したシクロアルキル基を意味する。例えば、C3-6-シクロアルキル基は3~6個の炭素原子を有する。シクロアルキル基の例は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル及びシクロヘキシルである。
【0054】
「アルコキシ」という用語は、単独で使用される場合も、組み合わせて使用される場合も、アルキル基が先に定義した通りである、アルキル-O-基を意味する。「Cx-y-アルコキシ」(x及びyはそれぞれ整数である。)という用語は、x~y個の炭素原子を有する、先に定義したアルコキシ基を意味する。好ましくはエトキシ及び特にメトキシである。Rが「C1-3-アルコキシ」を表す場合には、この用語は特にメトキシを意味する。Arの置換基が「C1-3-アルコキシ」を表す場合には、この用語は特にメトキシを意味する。
【0055】
「アリール」という用語は、単独で使用される場合も、組み合わせて使用される場合も、フェニル又はナフチル、特にフェニルを意味し、当該アリール基は、未置換であるか又は明示的に定義するように置換される。「アリール」を表す置換基Ar又はArに関し、この用語は特にフェニルを表わす。
【0056】
「ヘテロアリール」という用語は、単独で使用される場合も、組み合わせて使用される場合も、より広い又はより狭い定義が明示的に示されていない場合には、それぞれが酸素、窒素及び硫黄から独立に選択される、1から最大で4個のヘテロ原子を有する、5~10員の単環式又は二環式芳香環を意味する。そのようなヘテロアリール基の代表的な例は、フラニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、チアゾリル、イソチアゾリル、チアジアゾリル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル等の5員のヘテロアリール基;ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラジニル等の6員のヘテロアリール基;及び、インドリル、イソインドリル、ベンゾフラニル、イソベンゾフラニル、ベンゾチオフェニル、インダゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾオキサジアゾリル、ベンゾチアジアゾリル、チエノピリジニル、キノリニル、イソキノリニル、ナフチリジニル、シノリニル、キナゾリニル、キノキサリニル、フタラジニル、ピロロピリジニル、ピラゾロピリジニル、ピラゾロピリミジニル、ピロロピラジニル、イミダゾピリジニル、イミダゾピリダジニル及びイミダゾチアゾリル等の8~10員の二環式ヘテロアリール基である。上記のヘテロアリール基は、未置換であるか又は明示的に定義されるように置換される。
【0057】
「5又は6員のヘテロアリール」を表す置換基Arに関し、この用語は、特に、チアゾリル(とりわけ4-クロロチアゾール-2-イル)を意味する。「5又は6員のヘテロアリール」を表す置換基Arに関し、この用語は、特に、フラニル、チオフェニル、ピロリル、チアゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、ピラゾリル、イミダゾリル、ピリジニル又はピリミジニルを意味し;当該5又は6員のヘテロアリールは未置換であるか又は明示的に定義されるように置換される。
【0058】
「9又は10員の二環式ヘテロアリール」を表す置換基Arに関し、この用語は、特に、ベンゾチアゾリル(とりわけ2-メチルベンゾ[d]チアゾール-6-イル)を意味する。「9員の二環式ヘテロアリール」を表す置換基Arに関し、この用語は、特に、インドリル、ベンゾチオフェニル、ベンゾチアゾリル又はベンゾイミダゾリルを意味し、当該9員の二環式ヘテロアリールは、未置換であるか又は明示的に定義されるように置換される。「10員の二環式ヘテロアリール」を表す置換基Arに関し、この用語は、特に、キノリニル又はキノキサリニルを意味し;当該10員の二環式ヘテロアリールは、未置換であるか又は明示的に定義されるように置換される。
【0059】
「シアノ」という用語は基-CNを意味する。
【0060】
数値の範囲を記述するために「間」という語が使用される場合は常に、示された範囲の末端の点は明示的にその範囲に含まれるものとする。これは、例えば、温度範囲が40℃から80℃の間であると記述される場合、末端の点である40℃と80℃はその範囲に含まれることを意味し;あるいは、可変数が1から4の間の整数であると定義される場合、可変数は整数の1、2、3又は4であることを意味する。
【0061】
温度に関して使用されていない場合には、数値「X」の前に置かれる「約」という用語は、本出願において、X-Xの10%からX+Xの10%の間、好ましくはX-Xの5%からX+Xの5%の間を意味する。温度の特定の場合には、温度「Y」の前に置かれる「約」という用語は、この出願において、温度Y-10℃からY+10℃の間、好ましくはY-5℃からY+5℃の間を意味する。さらに、本明細書において使用される「室温」という用語は約25℃の温度を意味する。
【0062】
本発明のさらなる態様を以下に記述する:
5) 別の態様は、Arが、フェニルであって、1、2、3、4又は5個の置換基により置換され(特に2又は3個の置換基により置換され)、上記置換基がハロゲン;メチル;シアノ;及びメトキシ;から独立に選択される、フェニルを表す;態様1)~4)のいずれかに従う化合物に関する。
【0063】
6) 別の態様は、Arが、フェニルであって、2又は3個の置換基により置換され、上記置換基がハロゲン及びメチルから独立に選択される、フェニルを表す;態様1)~4)のいずれかに従う化合物に関する。
【0064】
副態様において、当該置換基の少なくとも1つは当該フェニルのメタ又はパラ位に結合する。
【0065】
7) 別の態様は、Arが、フェニルであって、2又は3個の置換基により置換され、上記置換基がハロゲン、メチル及びシアノから独立に選択される、フェニルを表し;
当該置換基の少なくとも1つは当該フェニルのメタ又はパラ位において結合し;
- 特に、パラ位の置換基が存在する場合には、パラ位の当該置換基はハロゲン又はメチルであり;
- 特に、メタ位の置換基が存在する場合には、メタ位の当該置換基はハロゲンである;;態様1)~4)のいずれかに従う化合物に関する。
【0066】
8) 別の態様は、Arが、フェニルであって、2又は3個の置換基により置換され、上記置換基が、ハロゲン;メチル;及びシアノから独立に選択される(特に、ハロゲン又はメチルである)、フェニルを表し;
- 当該フェニルが2個の置換基により置換される場合には、当該置換基の少なくとも1つはメタ位にあり、当該置換基は特にハロゲンであり;他の置換基は特に他方のメタ位又
はパラ位にあり;又は、
- 当該フェニルが3個の置換基により置換される場合には、上記置換基は、Arの結合点に対して2,3,4又は3,4,5置換パターンを形成し、特にパラ位の置換基はハロゲン又はメチルであり、残りの置換基は独立にハロゲン(特にフルオロ)である;
;態様1)~4)のいずれかに従う化合物に関する。
【0067】
9) 別の態様は、Arが、
【0068】
【化9】
【0069】
を表す;態様1)~4)のいずれかに従う化合物に関する。
【0070】
副態様において、Arは特に、群A)又はB)から選択される基を表し:
【0071】
【化10】
【0072】
当該群A)及びB)のそれぞれは特定の副態様を形成する。
【0073】
別の副態様において、Arは特に、群C)、D)又はE)から選択される基を表し:
【0074】
【化11】
【0075】
当該群C)、D)及びE)のそれぞれは特定の副態様を形成する。
【0076】
10) 別の態様は、Rがメトキシを表す;態様1)~9)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0077】
11) 別の態様は、Lが直接結合を表す;態様1)~10)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0078】
12) 別の態様は、Arが、フェニルであって、未置換であるか、1、2又は3個の置換基により置換され(特に、1又は2個の置換基により置換され)、上記置換基が、C1-6-アルキル(特にメチル)、C1-3-アルコキシ(特にメトキシ)、ハロゲン及びシアノから独立に選択される(特に、当該置換基の少なくとも1つがメタ位にある)、フェニルを表す;態様1)~11)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0079】
13) 別の態様は、Arが、フェニルであって、1又は2個の置換基により置換され、上記置換基が、C1-4-アルキル(特にメチル)、C1-3-アルコキシ(特にメトキシ)、ハロゲン及びシアノから独立に選択される(特に、当該置換基の少なくとも1つがメタ位にある)、フェニルを表す;態様1)~11)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0080】
14) 別の態様は、Arが、フェニルであって、
- 1個の置換基により置換され、上記置換基が、C1-4-アルキル(特にメチル)、C1-3-アルコキシ(特にメトキシ)、ハロゲン及びシアノから選択される(特に、当該置換基がメタ位にある);又は、
- 2個の置換基により置換され、上記置換基が、C1-4-アルキル(特にメチル)、C1-3-アルコキシ(特にメトキシ)、ハロゲン及びシアノから独立に選択される(特に、当該置換基がメタ位にある);
フェニルを表す;態様1)~11)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0081】
15) 別の態様は、フラグメントL-Arが:
【0082】
【化12】
【0083】
を表す;態様1)~10)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0084】
16) 従って、本発明は、態様1)に定義する式(I)の化合物、又は、そのような化合物であって、それぞれの従属関係に従って態様2)~15)のいずれか1つの特徴によってさらに限定される化合物;その薬学的に許容される塩;及び以下にさらに記載されるそのような化合物の使用に関する。いかなる疑義をも避けるために、式(I)の化合物に関して特に下記の態様が可能であり、意図されており、そして個々の形態としてここに具体的に開示される:
2+1、3+1、4+1、5+1、5+2+1、5+3+1、5+4+1、6+1、6+2+1、6+3+1、6+4+1、7+1、7+2+1、7+3+1、7+4+1、8+1、8+2+1、8+3+1、8+4+1、9+1、9+2+1、9+3+1、9+4+1、10+1、10+2+1、10+3+1、10+4+1、10+5+1、10+5+2+1、10+5+3+1、10+5+4+1、10+6+1、10+6+2+1、10+6+3+1、10+6+4+1、10+7+1、10+7+2+1、10+7+3+1、10+7+4+1、10+8+1、10+8+2+1、10+8+3+1、10+8+4+1、10+9+1、10+9+2+1、10+9+3+1、10+9+4+1、11+1、11+2+1、11+3+1、11+4+1、11+5+1、11+5+2+1、11+5+3+1、11+5+4+1、11+6+1、11+6+2+1、11+6+3+1、11+6+4+1、11+7+1、11+7+2+1、11+7+3+1、11+7+4+1、11+8+1、11+8+2+1、11+8+3+1、11+8+4+1、11+9+1、11+9+2+1、11+9+3+1、11+9+4+1、11+10+1、11+10+2+1、11+10+3+1、11+10+4+1、11+10+5+1、11+10+5+2+1、11+10+5+3+1、11+10+5+4+1、11+10+6+1、11+10+6+2+1、11+10+6+3+1、11+10+6+4+1、11+10+7+1、11+10+7+2+1、11+10+7+3+1、11+10+7+4+1、11+10+8+1、11+10+8+2+1、11+10+8+3+1、11+10+8+4+1、11+10+9+1、11+10+9+2+1、11+10+9+3+1、11+10+9+4+1、12+1、12+2+1、12+3+1、12+4+1、12+5+1、12+5+2+1、12+5+3+1、12+5+4+1、12+6+1、12+6+2+1、12+6+3+1、12+6+4+1、12+7+1、12+7+2+1、12+7+3+1、12+7+4+1、12+8+1、12+8+2+1、12+8+3+1、12+8+4+1、12+9+1、12+9+2+1、12+9+3+1、12+9+4+1、12+10+1、12+10+2+1、12+10+3+1、12+10+4+1、12+10+5+1、12+10+5+2+1、12+10+5+3+1、12+10+5+4+1、12+10+6+1、12+10+6+2+1、12+10+6+3+1、12+10+6+4+1、12+10+7+1、12+10+7+2+1、12+10+7+3+1、12+10+7+4+1、12+10+8+1、12+10+8+2+1、12+10+8+3+1、12+10+8+4+1、12+10+9+1、12+10+9+2+1、12+10+9+3+1、12+10+9+4+1、12+11+1、12+11+2+1、12+11+3+1、12+11+4+1、12+11+5+1、12+11+5+2+1、12+11+5+3+1、12+11+5+4+1、12+11+6+1、12+11+6+2+1、12+11+6+3+1、12+11+6+4+1、12+11+7+1、12+11+7+2+1、12+11+7+3+1、12+11+7+4+1、12+11+8+1、12+11+8+2+1、12+11+8+3+1、12+11+8+4+1、12+11+9+1、12+11+9+2+1、12+11+9+3+1、12+11+9+4+1、12+11+10+1、12+11+10+2+1、12+11+10+3+1、12+11+10+4+1、12+11+10+5+1、12+11+10+5+2+1、12+11+10+5+3+1、12+11+10+5+4+1、12+11+10+6+1、12+11
+10+6+2+1、12+11+10+6+3+1、12+11+10+6+4+1、12+11+10+7+1、12+11+10+7+2+1、12+11+10+7+3+1、12+11+10+7+4+1、12+11+10+8+1、12+11+10+8+2+1、12+11+10+8+3+1、12+11+10+8+4+1、12+11+10+9+1、12+11+10+9+2+1、12+11+10+9+3+1、12+11+10+9+4+1、
13+1、13+2+1、13+3+1、13+4+1、13+5+1、13+5+2+1、13+5+3+1、13+5+4+1、13+6+1、13+6+2+1、13+6+3+1、13+6+4+1、13+7+1、13+7+2+1、13+7+3+1、13+7+4+1、13+8+1、13+8+2+1、13+8+3+1、13+8+4+1、13+9+1、13+9+2+1、13+9+3+1、13+9+4+1、13+10+1、13+10+2+1、13+10+3+1、13+10+4+1、13+10+5+1、13+10+5+2+1、13+10+5+3+1、13+10+5+4+1、13+10+6+1、13+10+6+2+1、13+10+6+3+1、13+10+6+4+1、13+10+7+1、13+10+7+2+1、13+10+7+3+1、13+10+7+4+1、13+10+8+1、13+10+8+2+1、13+10+8+3+1、13+10+8+4+1、13+10+9+1、13+10+9+2+1、13+10+9+3+1、13+10+9+4+1、13+11+1、13+11+2+1、13+11+3+1、13+11+4+1、13+11+5+1、13+11+5+2+1、13+11+5+3+1、13+11+5+4+1、13+11+6+1、13+11+6+2+1、13+11+6+3+1、13+11+6+4+1、13+11+7+1、13+11+7+2+1、13+11+7+3+1、13+11+7+4+1、13+11+8+1、13+11+8+2+1、13+11+8+3+1、13+11+8+4+1、13+11+9+1、13+11+9+2+1、13+11+9+3+1、13+11+9+4+1、13+11+10+1、13+11+10+2+1、13+11+10+3+1、13+11+10+4+1、13+11+10+5+1、13+11+10+5+2+1、13+11+10+5+3+1、13+11+10+5+4+1、13+11+10+6+1、13+11+10+6+2+1、13+11+10+6+3+1、13+11+10+6+4+1、13+11+10+7+1、13+11+10+7+2+1、13+11+10+7+3+1、13+11+10+7+4+1、13+11+10+8+1、13+11+10+8+2+1、13+11+10+8+3+1、13+11+10+8+4+1、13+11+10+9+1、13+11+10+9+2+1、13+11+10+9+3+1、13+11+10+9+4+1、14+1、14+2+1、14+3+1、14+4+1、14+5+1、14+5+2+1、14+5+3+1、14+5+4+1、14+6+1、14+6+2+1、14+6+3+1、14+6+4+1、14+7+1、14+7+2+1、14+7+3+1、14+7+4+1、14+8+1、14+8+2+1、14+8+3+1、14+8+4+1、14+9+1、14+9+2+1、14+9+3+1、14+9+4+1、14+10+1、14+10+2+1、14+10+3+1、14+10+4+1、14+10+5+1、14+10+5+2+1、14+10+5+3+1、14+10+5+4+1、14+10+6+1、14+10+6+2+1、14+10+6+3+1、14+10+6+4+1、14+10+7+1、14+10+7+2+1、14+10+7+3+1、14+10+7+4+1、14+10+8+1、14+10+8+2+1、14+10+8+3+1、14+10+8+4+1、14+10+9+1、14+10+9+2+1、14+10+9+3+1、14+10+9+4+1、14+11+1、14+11+2+1、14+11+3+1、14+11+4+1、14+11+5+1、14+11+5+2+1、14+11+5+3+1、14+11+5+4+1、14+11+6+1、14+11+6+2+1、14+11+6+3+1、14+11+6+4+1、14+11+7+1、14+11+7+2+1、14+11+7+3+1、14+11+7+4+1、14+11+8+1、14+11+8+2+1、14+11+8+3+1、14+11+8+4+1、14
+11+9+1、14+11+9+2+1、14+11+9+3+1、14+11+9+4+1、14+11+10+1、14+11+10+2+1、14+11+10+3+1、14+11+10+4+1、14+11+10+5+1、14+11+10+5+2+1、14+11+10+5+3+1、14+11+10+5+4+1、14+11+10+6+1、14+11+10+6+2+1、14+11+10+6+3+1、14+11+10+6+4+1、14+11+10+7+1、14+11+10+7+2+1、14+11+10+7+3+1、14+11+10+7+4+1、14+11+10+8+1、14+11+10+8+2+1、14+11+10+8+3+1、14+11+10+8+4+1、14+11+10+9+1、14+11+10+9+2+1、14+11+10+9+3+1、14+11+10+9+4+1、
15+1、15+2+1、15+3+1、15+4+1、15+5+1、15+5+2+1、15+5+3+1、15+5+4+1、15+6+1、15+6+2+1、15+6+3+1、15+6+4+1、15+7+1、15+7+2+1、15+7+3+1、15+7+4+1、15+8+1、15+8+2+1、15+8+3+1、15+8+4+1、15+9+1、15+9+2+1、15+9+3+1、15+9+4+1、15+10+1、15+10+2+1、15+10+3+1、15+10+4+1、15+10+5+1、15+10+5+2+1、15+10+5+3+1、15+10+5+4+1、15+10+6+1、15+10+6+2+1、15+10+6+3+1、15+10+6+4+1、15+10+7+1、15+10+7+2+1、15+10+7+3+1、15+10+7+4+1、15+10+8+1、15+10+8+2+1、15+10+8+3+1、15+10+8+4+1、15+10+9+1、15+10+9+2+1、15+10+9+3+1、15+10+9+4+1。
【0085】
上記のリスト中、数字は上記の番号に応じた態様を意味し、「+」は他の態様からの従属関係を表す。種々の態様は読点により個々に分けられている。換言すると、例えば「11+9+4+1」は、態様1)に従属する態様4)に従属する態様9)に従属する態様11)を意味し、すなわち、態様「11+9+4+1」は、態様4)、9)及び11)のすべての特徴によりさらに限定された態様1)に従う式(I)の化合物に相当する。
【0086】
17) 本発明のさらなる側面は、式(V)の化合物でもある、態様1)に従う式(I)の化合物に関し(絶対配置はそれぞれの式に示す通りであるものとする。):
【0087】
【化13】
【0088】
(式中、
Xは、O又はNRを表し;Rは、水素、C1-3-アルキル(特に、メチル又はエチ
ル)、-CO-H、-SO-C1-3-アルキル(特にSO-CH)又は-CO-C1-3-アルキル(特に-CO-CH)を表し;
Arは、フェニルであって、1、2、3、4又は5個の置換基により置換され(特に、2又は3個の置換基により置換され)、上記置換基が、ハロゲン;メチル;シアノ;及びメトキシから独立に選択される(特に、ハロゲン及びメチルから独立に選択される。)、フェニルを表し;
[基Arは特に、態様9)又はその副態様のいずれかに記載された基を表す。]
は、
- ヒドロキシ;
- C1-3-アルコキシ;
- -O-CO-C1-3-アルキル;
- -O-CH-CH-OH;又は、
- -O-CH-CO-OH;
を表し;
[かかる置換基Rは、特にC1-3-アルコキシ(とりわけメトキシ)を表す。]
Lは、直接結合又はメチレン(特に直接結合)を表し;
Arは、
- フェニルであって、当該フェニルが、未置換であるか、1、2又は3個の置換基により置換され(特に、1又は2個の置換基により置換され)、上記置換基が、メチル、メトキシ、ハロゲン及びシアノから独立に選択される、フェニル;
を表す。);
態様2)~16)に開示する特徴が、態様17)に従う式(V)の化合物にも必要な変更を加えて適用されることが意図される。
【0089】
18) 別の態様は、下記の化合物から選択される、態様1)に従う式(I)の化合物に関する:
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-クロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-N-(3-ヨードフェニル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-クロロ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-
カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-シアノ-5-メトキシフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-シアノ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-シアノ-5-フルオロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-ブロモ-2,3-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-ブロモ-2,3-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-ブロモ-2,3-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-
カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(2,3-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-4-(4-(2,3-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(2,3-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン
-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(3,4-ジクロロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-4-(4-(3,4-ジクロロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-4-(4-(3,4-ジクロロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(3,4-ジクロロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-クロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-N-(3-ヨードフェニル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-クロロ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボ
キサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-シアノ-5-メトキシフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-シアノ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-シアノ-5-フルオロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-ブロモ-2,3-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-ブロモ-2,3-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-ブロモ-2,3-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-
カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(2,3-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-4-(4-(2,3-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(2,3-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(3,4-ジクロロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド

(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-4-(4-(3,4-ジクロロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-4-(4-(3,4-ジクロロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(3,4-ジクロロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-ブロモ-2,3-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(2,3-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(2,3-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(3,4-ジクロロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4R)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4R)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4R)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(2,3-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4R)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4R)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-4-(4-(4-ブロモ-2,3-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-4-(4-(4-ブロモ-2,3-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(3,5-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-4-(4-(4-クロロ-3,5-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジブロモフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(3,4-ジクロロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3R,4R)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-4-(4-(3,4-ジクロロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-N-((3S,4S)-1-ホルミル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-N-((3S,4S)-1-ホルミル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-4-(4-(4-ブロモ-2,3-ジフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-N-((3S,4S)-1-ホルミル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(2,3-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-((3S,4S)-1-ホルミル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-N-((3R,4R)-1-ホルミル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-N-((3R,4R)-1-ホルミル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-4-(4-(2,3-ジフルオロ-4-メチルフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-N-((3R,4R)-1-ホルミル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシ-1-メチルピロリジン-3-イル)-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-N-((3S,4S)-1-エチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシ-1-(メチルスルフォニル)ピロリジン-3-イル)-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-3-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-クロロ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-3-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-3-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-3-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-3-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-3-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-3-ヒドロキシピペリジン-4-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-シアノフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-3-ヒドロキシピペリジン-4-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-3-ヒドロキシピペリジン-4-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4R)-3-ヒドロキシピペリジン-4-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピペリジン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピペリジン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド;及び
(2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4R)-4-ヒドロキシピペリジン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド。
【0090】
態様1)~18)に従う式(I)の化合物及びこれらの薬学的に許容される塩は、医薬として、例えば、(例えば錠剤又はカプセル剤の形態で、特に経口等の)経腸又は(局所的適用又は吸入を含む)非経口投与のための医薬組成物の形態で使用することができる。
【0091】
医薬組成物の製造は、いずれの当業者にもよく知られた方法で(例えば、Remington、The Science and Practice of Pharmacy、21st Edition(2005)、Part5、「Pharmaceutical Manufacturing」[Lippincott Williams&Wilkinsにより出版]参照。)、既述の式(I)の化合物又はこれらの薬学的に許容される塩を、任意にその他の治療的に有益な物質と組み合わせて、適切な無毒の不活性な治療上適合性のある固体又は液体の担体材料及び必要に応じて、通常の薬学的アジュバントと共に、製剤投与形態とすることにより遂行することができる。
【0092】
本発明はまた、薬学的に有効な量の態様1)~18)に従う式(I)の化合物を、対象に投与することを有する、本明細書に記載の疾患又は障害の予防又は治療方法に関する。本発明の副態様において、投与量は1日当たり1mgから1000mgの間に含まれる。
【0093】
いかなる疑義をも避けるために、化合物がある疾患の予防又は治療について有用であると記載されている場合には、そのような化合物は、同様に当該疾患の予防又は治療のため
の医薬の製造における使用に適している。同様に、そのような化合物は、効果的な量のそのような化合物をそれを必要とする対象(哺乳類、特にヒト)に投与することを有する、そのような疾患の予防又は治療のための方法においても適している。
【0094】
19) 別の態様は、ガレクチン-3の天然リガンドへの結合が関与する疾患及び障害の予防又は治療に有用な、態様1)~18)のいずれか1つに定義する式(I)の化合物に関する。
【0095】
Gal-3の天然リガンドへの結合が関与するそのような疾患及び障害は、特に、Gal-3の生理活性の阻害が有益に働く疾患及び障害であり、例えば、Gal-3受容体が関与し、疾患の病因又は病理に関係し、又は、さもなければ疾患の少なくとも1つの症状に関係する疾患である。
【0096】
ガレクチン-3の天然リガンドへの結合が関与する疾患又は障害は、特に下記のものを含むものと定義してよい:
- 器官の線維症であって:
-- すべての形態の線維化間質性肺疾患、特に、特発性肺線維症(あるいは、特発性線維化性肺胞炎(cryptogenic fibrosing alveolitis)とも呼ばれる);関節リウマチ、強皮症(全身性強皮症、SSc)、狼瘡(全身性エリテマトーデス;SLE)、多発性筋炎又は混合性結合組織病(MCTD)等の全身性炎症性疾患の二次疾患である肺線維症;サルコイドーシスの二次疾患である肺線維症;放射線誘発線維症を含む医原性肺線維症;ケイ肺誘発肺線維症;アスベスト誘発肺線維症;及び胸膜線維症;を含むすべての形態の肺(lung/pulmonary)線維症;
-- 慢性腎臓病(CKD)、(急性又は慢性)腎不全、尿細管間質性腎炎、及び/又は、(原発性)糸球体腎炎又はSLE及びSSc等の全身性炎症性疾患の二次疾患である糸球体腎炎等の慢性腎症、糖尿病、巣状分節性糸球体硬化症、IgA腎症、高血圧、腎移植並びにAlport症候群に起因/関連する腎線維症を含む腎(renal/kidney)線維症;
-- 肝硬変、アルコール誘発性肝線維症、非アルコール性脂肪肝炎、胆管損傷、(原発性胆汁性胆管炎としても知られる)原発性胆汁性肝硬変、感染症若しくはウイルス誘発性肝線維症(例えば、慢性HCV感染症)及び自己免疫性肝炎を含む(門脈圧亢進症に関連し又は関連しない)すべての形態の肝(liver/hepatic)線維症;
-- 心血管疾患、心不全、ファブリー病(Fabry disease)、CKD;糖尿病、高血圧又は高コレステロール血症に関連する心臓線維症を含むすべての形態の心臓(heart/cardiac)線維症;
-- SScの二次疾患である消化管線維症及び放射線誘発消化管線維症を含む消化管線維症(gut fibrosis);
-- SSc及び皮膚瘢痕を含む皮膚線維症;
-- 放射線誘発頭頚部線維症を含む頭頚部線維症;
-- 瘢痕(例えば、レーザー支援in situ角膜曲率形成(laser-assisted in situ keratomileusis)又は線維柱帯切除の続発症)を含む眼/角膜線維症;
-- 熱傷誘発性又は外科的肥厚性瘢痕及びケロイドを含む肥厚性瘢痕及びケロイド;
-- (角膜移植を含む)器官移植の線維症続発症;
-- 及び、子宮内膜症、脊髄線維症、骨髄線維症、血管周囲及び動脈線維化(perivascular and aterial fibrosis)を含む他の線維性疾患;並びに、瘢痕組織の形成、Peyronie病、腹部又は腸の癒着、膀胱線維症(bladder fibrosis)、鼻孔の線維症及び線維芽細胞により介在される線維症;
を含む器官の線維症;
- (急性又は慢性)肝疾患及び障害(急性及び慢性ウイルス性肝炎;関節炎及び脈管炎に起因/関連する肝硬変;関節炎、心筋炎、糖尿病又は神経症状に起因/関連する代謝性肝疾患;高脂血症、炎症性腸疾患(IBD)又は潰瘍性大腸炎に起因/関連する胆汁うっ滞性疾患(cholestatic diseases);肝臓腫瘍;セリアック病、自己免疫性溶血性貧血、IBD、自己免疫性甲状腺炎、潰瘍性大腸炎、糖尿病、糸球体腎炎、心膜炎、自己免疫性甲状腺炎、甲状腺機能亢進症、多発性筋炎、シェーグレン症候群、脂肪組織炎、肺胞炎又はアルコール性脂肪変性に起因/関連する自己免疫性肝炎及び肝硬変;認知症に関連する肝硬変;末梢性ニューロパチーに関連する肝硬変;口腔又は食道癌に起因/関連する肝硬変;肥満、メタボリック症候群又は2型糖尿病に起因/関連する非アルコール性脂肪性肝疾患(特に、非アルコール性脂肪性肝炎);(Budd-Chiari症候群、門脈血栓症、類洞閉塞症候群を含む)肝血管障害;急性及び慢性肝不全(門脈圧亢進症に関連し又は関連しない);肝機能不全;を含む。);
- (心腎症候群1型及び2型とも呼ばれる)心疾患に起因/関連する、又は、高血圧に起因/関連する、又は、(高血圧に関連するDKDを含む、糖尿病性腎症(DKD)とも呼ばれる)糖尿病であって、そのような糖尿病が特に1又は2型糖尿病である)糖尿病に起因/関連する、又は、(糸球体腎炎、及び、SLE又はSSc等の全身性炎症性疾患、尿細管間質性腎炎、脈管炎、敗血症、尿路感染症の二次疾患である糸球体腎炎等の)炎症性疾患及び障害に起因/関連する、又は、多発性嚢胞腎疾患に起因/関連する、又は、(結石、前立腺肥大症、前立腺癌、後腹膜骨盤腫瘍(retroperitoneal pelvic tumor)を含む)閉塞性腎症に起因/関連する、又は、神経因性膀胱疾患関連症状)に起因/関連する、急性腎障害及び慢性腎臓病(CKD)[特に、Kidney Disease Improving Global Outcomes(KDIGO)Guidelinesに定義されるステージ1~5のCKD]、とりわけ(特に、これらのステージの)CKD;並びに急性及び慢性腎不全;
- 心血管疾患及び障害(高血圧、高コレステロール血症、糖尿病、炎症、肥満、加齢(elderly/age)に起因/関連するアテローム性動脈硬化;高血圧、高コレステロール血症、糖尿病、加齢に起因/関連する抹消動脈疾患;深部静脈血栓症;肥満又は癌に起因/関連する肺塞栓症;加齢、高血圧、Marfan症候群、先天的心臓障害、炎症性又は感染性障害に起因/関連する大動脈瘤及び解離;高血圧、心房細動、高コレステロール血症、糖尿病、加齢に起因/関連する脳血管疾患;高血圧、高コレステロール血症、糖尿病、加齢又はCKD(特に、Kidney Disease Improving
Global Outcomes(KDIGO)Guidelinesに定義されるステージ1~5のCKD)に起因/関連する冠動脈心疾患;細菌感染症に起因/関連するリウマチ性心疾患;心臓及び血管腫瘍;心筋症及び不整脈;(心臓弁石灰化及び変性大動脈弁狭窄症(degenerative aortic stenosis)を含む)心臓弁膜症;感染症、心臓炎、糸球体腎炎、癌に起因/関連する炎症性心疾患;特に、収縮期HF/駆出率が低下したHF(HFrEF)及び拡張期HF/駆出率が保存されたHF(HFpEF)をとりわけ含むうっ血性HFを含むものと定義される心不全(HF)を含む。);
- 間質性肺疾患及び障害(喫煙関連間質性肺疾患;慢性閉塞性肺疾患に起因/関連する間質性肺疾患;膠原病性脈管疾患に関連する間質性肺炎(通常の間質性肺炎を含む。)、又は肺炎を含む。);
- 細胞増殖性疾患及び癌(固形腫瘍、固形腫瘍転移、癌腫、肉腫、骨髄腫(及び多発性骨髄腫)、白血病、リンパ腫、混合型の癌、血管線維腫(vascular fibroma)、カポジ肉腫、慢性リンパ性白血病(CLL)、脊髄腫瘍及び癌細胞の浸潤性転移を含む;特に、当該細胞増殖性疾患及び癌は、甲状腺、中枢神経系、舌、乳房、消化器系、頭頚部扁平上皮細胞、膵臓、膀胱、腎臓、肝臓、副甲状若しくは唾液腺の癌;又は、リンパ腫;癌腫、非小細胞肺癌、メラノーマ若しくは神経芽腫である。);
- 炎症性及び自己免疫疾患及び障害(慢性及び急性炎症性及び自己免疫疾患及び障害(特に、敗血症、Q熱、喘息、関節リウマチ、多発性硬化症、SLE、SSc、多発性筋
炎、尋常性乾癬(NASHに起因/関連する乾癬を含む。)、アトピー性皮膚炎、腎症(糖尿病性腎症、糸球体腎炎、尿細管間質性腎炎を含む。)等の炎症性腎臓病(renal/kidney diseases)、炎症性心(cardiac/heart)疾患、炎症性肺/肺関連疾患;炎症性肝臓/肝臓関連疾患;糖尿病(1型又は2型)及び糖尿病性脈管障害、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病性末梢性ニューロパチー又は皮膚関連疾病等の糖尿病関連疾患;ウイルス性脳炎;並びにCOVID-19及びその続発症;を含む。);
- 消化器疾患及び障害(過敏性腸症候群(IBS)、炎症性腸疾患(IBD)、胃炎及び異常膵液分泌を含む);
- 膵臓疾患及び障害(例えば、嚢胞性線維症に関連する膵炎を含む);
- 異常血管新生関連疾患及び障害(動脈閉塞症を含む);
- 脳関連疾患及び障害(卒中及び脳出血を含む);
- 神経因性疼痛及び末梢性ニューロパチー;
- 眼疾患及び障害(ドライアイ(眼球乾燥症候群)、加齢と関連した黄斑変性症(AMD)、糖尿病関連疾患(糖尿病性網膜症)、増殖性硝子体網膜症(PVR)、瘢痕性類天疱瘡及び緑内障(緑内障濾過手術後の眼瘢痕(ocular scarring)及び眼内圧上昇に関連する緑内障を含む。)及び角膜の血管新生(angiogenesis/neovascularization)を含む。);並びに
- 移植拒絶(腎臓、肝臓、心臓、肺、膵臓、角膜及び皮膚等の移植された器官の拒絶;造血幹細胞移植によりもたらされる移植片対宿主病;慢性同種移植片拒絶及び慢性同種移植片血管症を含む。);並びにそのような移植拒絶の続発症。
【0097】
20) さらなる態様は、当該化合物が、肝(liver/hepatic)線維症、腎(renal/kidney)線維症、肺(lung/pulmonary)線維症、心臓(heart/cardiac)線維症、眼/角膜線維症及び皮膚線維症;並びに、消化管線維症、頭頚部線維症、肥厚性瘢痕及びケロイド;及び器官移植の線維症続発症を含む器官の線維症の予防又は治療において使用するためのものである、態様19)に従う使用のための式(I)の化合物に関する。
【0098】
21) さらなる態様は、当該化合物が、心血管疾患及び障害の予防又は治療において使用するためのものである、態様19)に従う使用のための式(I)の化合物に関する。
【0099】
22) さらなる態様は、当該化合物が、急性腎障害及び慢性腎臓病(CKD)の予防又は治療において使用するためのものである、態様19)に従う使用のための式(I)の化合物に関する。
【0100】
23) さらなる態様は、当該化合物が、(急性又は慢性)肝疾患及び障害の予防又は治療において使用するためのものである、態様19)に従う使用のための式(I)の化合物に関する。
【0101】
24) さらなる態様は、当該化合物が、間質性肺疾患及び障害の予防又は治療において使用するためのものである、態様19)に従う使用のための式(I)の化合物に関する。
【0102】
25) さらなる態様は、当該化合物が、眼疾患及び障害の予防又は治療において使用するためのものである、態様19)に従う使用のための式(I)の化合物に関する。
【0103】
26) さらなる態様は、当該化合物が、細胞増殖性疾患及び癌の予防又は治療において使用するためのものである、態様19)に従う使用のための式(I)の化合物に関する。
【0104】
特に、かかる細胞増殖性疾患及び癌は、甲状腺、中枢神経系、舌、乳房、消化器系、頭頚部扁平上皮細胞、膵臓、膀胱、腎臓、肝臓、副甲状若しくは唾液腺の癌;又は、リンパ腫;癌腫、非小細胞肺癌、メラノーマ若しくは神経芽腫である。
【0105】
27) さらなる態様は、当該化合物が、慢性又は急性炎症性及び自己免疫疾患及び障害の予防又は治療において使用するためのものである、態様19)に従う使用のための式(I)の化合物に関する。
【0106】
28) さらなる態様は、当該化合物が、消化器疾患及び障害の予防又は治療において使用するためのものである、態様19)に従う使用のための式(I)の化合物に関する。
【0107】
29) さらなる態様は、当該化合物が、膵臓疾患及び障害の予防又は治療において使用するためのものである、態様19)に従う使用のための式(I)の化合物に関する。
【0108】
30) さらなる態様は、当該化合物が、異常血管新生関連疾患及び障害の予防又は治療において使用するためのものである、態様19)に従う使用のための式(I)の化合物に関する。
【0109】
31) さらなる態様は、当該化合物が、脳関連疾患及び障害の予防又は治療において使用するためのものである、態様19)に従う使用のための式(I)の化合物に関する。
【0110】
32) さらなる態様は、当該化合物が、神経因性疼痛及び末梢性ニューロパチーの予防又は治療において使用するためのものである、態様19)に従う使用のための式(I)の化合物に関する。
【0111】
33) さらなる態様は、当該化合物が、移植拒絶の治療において使用するためのものである、態様19)に従う使用のための式(I)の化合物に関する。
【0112】
さらに、式(I)の化合物について示されたいかなる好適性及び(副)態様も、(上記化合物自体、その塩、上記化合物若しくはその塩を有する組成物又は上記化合物若しくはその塩の使用等についてであるか否かに関わらず)、必要な変更を加えて、式(II)、(III)、(IV)、(I)、(II)、(III)、(IV)、(I)、(II)、(III)、(IV)及び(V)の化合物に適用される。
【0113】
式(I)の化合物の製造
式(I)の化合物は、周知の文献的方法によって、下記の方法によって、下記の実験の項に記載された方法によって、又は、類似の方法によって製造することができる。最適反応条件は、使用する具体的反応物又は溶媒によって変わるが、このような条件は、当業者により、ルーチンの最適化手順によって決定することができる。場合によっては、反応を容易にしたり又は望ましくない副生成物を回避したりするために、下記の反応スキーム及び/又は反応工程の実行順序を変更してよい。以下に概説した一般的反応シークエンスにおいて、整数のn及びm並びに包括的な基、R、L、Ar、Ar、n及びmは、式(I)について定義した通りである。本明細書で使用される他の略語は、明示的に定義されるか、又は、実験の項において定義される通りである。場合によっては、当該包括的な基、R、L、Ar、Ar、n及びmは、下記のスキームに図示した製法に適合しないかもしれず、保護基(Pg)の使用が必要となるであろう。保護基の使用は当技術分野において周知である(例えば、「Protective Groups in Organic Synthesis」T.W.Greene、P.G.M.Wuts、Wiley-Interscience、1999参照)。この目的のために、そのような保護基が
必要に応じて導入されているものと仮定する。場合によっては、最終生成物をさらに改変してよく、例えば、置換基を操作することにより新たな最終生成物が得られる。こうした操作は、当業者に周知の還元、酸化、アルキル化、アシル化、加水分解及び遷移金属触媒クロスカップリング反応を含むが、これらに限定されるものではない。得られた化合物は、それ自体知られた方法により、塩、特に薬学的に許容される塩に変換してよい。
【0114】
本発明の式(I)の化合物は、以下に概説する一般的反応シークエンスに従って製造することができる。式(I)の化合物を生じる合成の可能性のうちの少数のみを記述してある。
【0115】
式(I)の化合物は、Rが、水素、適切な保護基(Pg)又は(式(I)に定義される)Rである構造1の化合物を、構造2の化合物とカップリングさせて、構造3を得ることにより製造される。カップリング反応は、TEA又はDIPEA等の塩基の存在下、DCM又はDMF又はそれらの混合物等の適切な溶媒中、DCC、HOBT又はT3P等の標準的なペプチドカップリング条件を用いて行われる。あるいは、POClを、塩基としてのピリジンとともに使用することができる。構造2及び3において、Pgは、アセチル、トリメチルシリル(TMS)又はtert-ブチル ジメチルシリル(TBS)又はベンジル等の適切な保護基であり、これらは当業者に周知である。構造1の4及び6位のヒドロキシ基は、イソプロピリデン、ベンジリデン又はビス-tert-ブチルシリル基等の環状保護基で保護することができる。Rは、適切な保護基(Pg)であるか、又は、基ORは(式(I)に定義される)Rに対応する。次いで、構造3の化合物を脱保護して式(I)の化合物を得る。
【0116】
【化14】
【0117】
Pgがアシル保護基を表す場合、そのような保護基は、標準的条件下で、例えば、THF、ジオキサン等の追加の溶媒の存在下又は非存在下、及び、KCO、NaOH、LiOH等の塩基の存在下において、水又はアルコールにより開裂させることができる。そのような保護基がベンジル基を表す場合には、保護基は、例えば、メタノール、EA、THF等又はそれらの混合物中、Pd/C、PtO等の触媒の存在下、水素により、又は、DCM等の溶媒中、BBrにより、開裂させることができる。そのような保護基がTMS又はTBSである場合には、保護基は、TBAF又はピリジン中のHF等のフッ化物イオンを用いて開裂される。あるいは、シリル保護基は、rtから還流の間の温度にて、AcOH水溶液等の温和な酸性条件下で除かれる。Pgが、イソプロピリデン、ベンジリデン及びビス-tert-ブチルシリレン基等の環状保護基である場合には、開裂は、AcOH又はTFA水溶液を用いて酸性条件下で行うことができる。
【0118】
【化15】
【0119】
構造1の化合物は、20から100℃の間の温度にて、水性酸性(conc.HCl)又は塩基性(NaOH)条件を用いて、構造4中のニトリル官能基をカルボン酸に加水分解し、次いで、遊離のヒドロキシル基を適切に保護し又は修飾することにより製造される。又は、構造4は、例えば、THF又はDMF等の溶媒中、CuI及びDIPEAの存在下、構造5の化合物を構造6の化合物と反応させることにより得られ(Click Chemistry in Glycoscience:New Development and Strategies、初版、2013、John Wiley&Sons)、あるいは、反応は、THF等の溶媒中、銅コイルを用いて、市販の連続流通式反応器(continuous-flow reactor)(Vapourtec)で行うことができる。構造6の化合物は、市販されているか、又は、当業者に既知の製法に従って製造することができる(Synthesis 2011、22、3604-3611)。構造5の化合物は、当業者に周知の方法により、対応するグロフラノース(gulo furanose)誘導体から製造することができる(Carbohydrate Research 1994、251、33-67;Bioorg.Med.Chem.2002、10、1911-2013)。
【0120】
構造2の化合物は、構造7の化合物を標準的な条件下で適切なシリル系保護基で保護することにより得られる。構造7の化合物は、3,6-ジオキサビシクロ[3.1.0]ヘキサン、tert-ブチル 6-オキサ-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-カルボキシレート、1-(6-オキサ-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エタン-1-オン、3,7-ジオキサビシクロ[4.1.0]ヘプタン又はtert-ブチル 7-オキサ-3-アザビシクロ[4.1.0]ヘプタン-3-カルボキシレートのアミンとの反応により得られる。
【0121】
構造1の化合物とのカップリングにおいて、構造2の化合物はラセミ体又は分離されたエナンチオマーとしてで使用される。構造3又は式Iのジアステレオマー(脱保護後)は、アキラル又はキラル固定相を用いて、キラル分取用HPLC等の当業者に周知の技術を用いて分離される。キラル分取用HPLCの通常使用されるアキラル又はキラル固定相は、例えば、それぞれ、Waters XBridge C18、10μmOBD、30x75mm又はDaicel Chiralcel OZ-H(5μm)カラム、Daicel ChiralCel OJ-H(5~10μm)カラム、ChiralPak IC(5μm)カラム、ChiralPak ID(5μm)カラム、ChiralPak
IG(5μm)カラム、ChiralPak IH(5μm)カラム、ChiralPak IE(5μm)カラム、ChiralPak AS-H(5μm)、AD-H(5μm又はIB(5μm)カラムである。
【0122】
キラルHPLCの典型的な条件は、0.8~160mL/minの流速における、溶出
液A(CO)及び溶出液B(DCM/MeOH、MeCN/MeOH、MeCN/EtOH、EtOH中0.1%EtNH、MeOH、EtOH、iPrOH)の無勾配混合物である。場合によっては、エナンチオマーとして純粋な形態の構造2の化合物が構造1の化合物とのアミドカップリングに使用され、それぞれ構造3及び式Iの化合物の純粋なエナンチオマーを与える。ジアステレオマーが分離されなかった場合には、IC50値はジアステレオマーの混合物について測定する。
【0123】
実験の項
下記の実施例は本発明を説明するが、その範囲を限定するものではまったくない。
【0124】
温度はすべて℃で示す。市販の出発物質は、さらに精製を行うことなく、入手した状態で使用した。別段の記載が無い限り、すべての反応は、窒素又はアルゴン雰囲気下で行った。化合物は、シリカゲル(Biotage、Redisep)上のフラッシュクロマトグラフィーにより、分取用TLC(MerckのTLCプレート、Silica gel
60 F254)により、又は、分取用HPLCにより精製した。本発明に記載した化合物は、H-NMR(Bruker Neo、400MHz Ultra Shield(商標)又はBruker Avance III HD、Ascend 500MHz);化学シフトは、使用する溶媒に対するppmで示す;多重度:s=一重項、d=二重項、t=三重項、q=四重項、quint=五重項、hex=六重項、hept=七重項、m=多重項、br=広域;結合定数はHzで示す。)及び/又はLC-MS(保持時間tはminで示す;質量分析から得られた分子量はg/molで示す。)によって、以下に記載した条件を用いて特徴を明らかにする。
【0125】
使用した定性分析法
LC-MS保持時間は下記の溶出条件を用いて得られた:
A) LC-MS(A):
40℃に温度制御されたZorbax RRHD SB-Aq、1.8μm、2.1x50mmカラム。2種の溶出溶媒は下記の通りであった:溶媒A=水+0.04%TFA;溶媒B=MeCN。溶出液の流速は0.8mL/minであり、溶出の開始からの時間tに関連した溶出混合物の割合の特徴を下記の表に要約する(2つの連続する時点の間では直線勾配を使用する):
【0126】
【表1】
【0127】
分取用LC-MSによる精製は以下に記載する条件を用いて行った。
【0128】
B) 分取用LC-MS(I):
Zorbaxカラム(Zorbax Dr.Maisch、5μm、30x75mm)を使用した。2種の溶出溶媒は下記の通りであった:溶媒A=水+0.5%のギ酸水溶液;溶媒B=MeCN。溶出液の流速は75mL/minであり、溶出の開始からの時間tに関連した溶出混合物の割合の特徴を以下の表に要約する(2つの連続する時点の間では直線勾配を使用する):
【0129】
【表2】
【0130】
C) 分取用LC-MS(II):
Watersカラム(Waters XBridge C18、10μm OBD、30x75mm)を使用した。2種の溶出溶媒は下記の通りであった:溶媒A=水+0.5%の25%NHOH水溶液;溶媒B=MeCN。溶出液の流速は75mL/minであり、溶出の開始からの時間tに関連した溶出混合物の割合の特徴を以下の表に要約する(2つの連続する時点の間では直線勾配を使用する):
【0131】
【表3】
【0132】
(本明細書において使用される)略語:
ABTS 2,2’-アジノ-ビス(3-エチルベンゾチアゾリン-6-スルホン酸
Ac AcOH=酢酸等におけるアセチル
aq. 水溶液
Bu (nBuLi=n-ブチルリチウム等における)ブチル
Ca 約
CC シリカカラムクロマトグラフィー
conc. 濃縮した
DCM ジクロロメタン
DIPEA N-エチルジイソプロピルアミン
DMF ジメチルホルムアミド
DMSO ジメチルスルホキシド
EA 酢酸エチル
eq (モル)当量
Et エチル
EtOH エタノール
EtO ジエチルエーテル
Ex. 実施例
FC フラッシュクロマトグラフィー
h 時間
HOBt 1-ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物
HPLC 高速液体クロマトグラフィー
hv 高真空
LC 液体クロマトグラフィー
M モル濃度[mol L-1
Me メチル
MeCN アセトニトリル
MeOH メタノール
MS 質量分析法
min. 分
N 規定度
NaOH 水酸化ナトリウム
OD 光学密度
o/n 一晩
org. 有機
Pg 保護基
Ph フェニル
PTSA p-トルエンスルホン酸
rt 室温
sat. 飽和
TBME tert-ブチルメチルエーテル
TBS tert-ブチルジメチルシリル
tBu tert-ブチル=3級ブチル
TEA トリエチルアミン
Tf トリフルオロメタンスルホナート
TFA トリフルオロ酢酸
THF テトラヒドロフラン
TMS トリメチルシリル
T3P プロピルホスホン酸無水物
保持時間
【0133】
A 前駆体及び中間体の製造
構造1の中間体の製造
化合物の合成のために下記の前駆体を製造した:
【0134】
【化16】
【0135】
中間体1: (3R,4S,5R,6R)-6-(アセトキシメチル)-4-アジドテトラヒドロ-2H-ピラン-2,3,5-トリイル トリアセテート
(3R,4S,5R,6R)-6-(アセトキシメチル)-4-アジドテトラヒドロ-2H-ピラン-2,3,5-トリイル トリアセテートは、Ref:Carbohydrate Research 1994、251、33-67及び本明細書に引用される参考文献からの文献的製法に従って、(3aR,5S,6S,6aR)-5-((R)-2,2-ジメチル-1,3-ジオキソラン-4-イル)-2,2-ジメチルテトラヒドロフロ[2,3-d][1,3]ジオキソール-6-オールから合成される。
【0136】
中間体2: (2R,3R,4R,5R,6S)-2-(アセトキシメチル)-6-シアノ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-3,5-ジイル ジアセテート
中間体1(10000mg、26.5mmol、1eq)をニトロメタン(4vol.)(40mL)中に溶解し、トリメチルシリルシアニド98%(10.2mL、79.6mmol、3eq)及び三フッ化ホウ素ジエチルエテレート(3.93mL、31.8mmol、1.2eq)を、30minにわたって少しずつ加える。温度を水浴で35℃未満に保つ。混合物をrtにて2h撹拌する。混合物を、水(400mL)、飽和重炭酸塩水溶液(100mL)及びTBME(300mL)の間で分画する。水相をもう一度TBME(200mL)で抽出し、有機相を、2回、水/塩水(brine)(ca.5:1)及び塩水で洗浄し、MgSOで乾燥する。TBMEをRotavapで20℃にて蒸発させる。粗製の中間体を、SiOでろ過(3/4充填した150mLカートリッジ、DCM/TBME 10:1)により精製する。中間体は次の工程ですぐに使用する。
【0137】
H NMR(500MHz、DMSO) δ:5.47(dd、J=0.7Hz、J=3.2Hz、1H)、5.17(t、J=10.3Hz、1H)、5.04(d、J=10.1Hz、1H)、4.22(dd、J=3.2Hz、J=10.4Hz、1H)、4.15(ddd、J=0.8Hz、J=4.5Hz、J=7.2Hz、1H)、4.03-4.08(m、1H)、3.97(dd、J=7.4Hz、J=11.7Hz、1H)、2.18(s、3H)、2.15(m、3H)、2.04(s、3H)
中間体3: (2R,3R,4R,5R,6S)-2-(アセトキシメチル)-6-シアノ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-3,5-ジイル ジアセテート
中間体2をDMF(80mL)中に溶解し、5-エチニル-1,2,3-トリフルオロベンゼン(312mg、21.2mmol、0.8eq)、DIPEA(13.6mL、79.6mmol、3eq)及びCuI(505mg、2.65mmol、0.1eq)をN下で加える。黄色の混合物をrtにて1h撹拌する。発熱。黄色の溶液をゆっくりと水(800mL)に注ぎ、10min撹拌する。ベージュ色の沈殿をろ過し、ろ液を廃棄する。ベージュ色の固体をMeOHで洗浄し、次いでEA(300mL)中に溶解し、10min撹拌する。細かいCu残渣をろ過し、ろ液をNH4Cl溶液(半飽和)及び塩水で洗浄し、MgSOで乾燥し、濃縮する。残渣をMeOH(ca 100mL)で粉砕し、ろ過し、hv下で乾燥して、所望の中間体3aをベージュ色の固体として得る。
【0138】
H NMR(500MHz、DMSO-d6) δ:8.85(s、1H)、7.81-7.85(m、2H)、5.91(m、1H)、5.64(dd、J1=3.1Hz、J2=11.0Hz、1H)、5.51(dd、J1=0.7Hz、J2=3.0Hz、1H)、5.24(d、J=9.9Hz、1H)、4.43-4.46(m、1H)、4.03-4.12(m、2H)、2.10(s、3H)、2.04(m、3H)、1.94(m、3H)。LCMS(A):t=0.97min;[M+H]=497.21
中間体3を、下記のスキームに示すようにさらに官能基化する。
【0139】
【化17】
【0140】
中間体4: (2R,3R,4S,5R,6R)-3,5-ジヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボン酸
中間体3(2800mg、5.64mmol、1eq)をHCl25%(20.6mL、169mmol、30eq)中に懸濁し、還流下で1.5h加熱する。溶液を、水を含むMCI(登録商標)ゲルカラム(ca 100mLゲル)に注ぐ。カラムを中性pHになるまで水で溶出する(5フラクション 40mL)。次いで、化合物をHO/MeCN(3:1)で溶出する。40mLのフラクションを取る。生成物を含むフラクションをまず真空下で濃縮してMeCNを除き、次いで凍結乾燥して、表題の化合物を無色の固体として得る。LCMS(A):t=0.59min;[M+H]=390.22
H NMR(500MHz、DMSO-d6) δ:12.88-12.90(br、1H)、8.79(s、1H)、7.86(dd、J=6.8Hz、J=9.1Hz、2H)、5.43-5.46(m、1H)、5.30(d、J=6.2Hz、1H)、4.84(dd、J=3.0Hz、J=10.8Hz、1H)、4.72(d、J=0.5Hz、1H)、4.36(t、J=10.0Hz、1H)、3.94(dd、J=3.0Hz、J=6.0Hz、1H)、3.85(d、J=9.4Hz、1H)、3.71(t、J=6.5Hz、1H)、3.48-3.55(m、2H)
中間体5: メチル (4aR,6R,7R,8R,8aR)-7-ヒドロキシ-2,2-ジメチル-8-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)ヘキサヒドロピラノ[3,2-d][1,3]ジオキシン-6-カルボキシレート
工程1: メチル (2R,3R,4S,5R,6R)-3,5-ジヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキシレート
中間体4(14.2g、0.036mol)のMeOH(60ml)及びTHF(40ml)中の懸濁液に、[HSO95-98%(0.136ml)を2.5mlのMeOH中に溶解することにより新たに製造した]MeOH中の1M HSO(1.82ml、0.00182mol)を加える。混合物をrtにて週末にわたって撹拌する。K
CO(0.25g、0.0018mol)を加え、混合物をろ過し、溶媒を真空下で蒸発させる。粗製の中間体をSiO上でろ過することにより精製する(EA/MeOH 9:1)。粗生成物-無色の固体-を精製せずに次の工程で使用する。LCMS(A):t=0.85min;[M+H]=403.87
工程2: メチル (4aR,6R,7R,8R,8aR)-7-ヒドロキシ-2,2-ジメチル-8-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)ヘキサ-ヒドロピラノ[3,2-d][1,3]ジオキシン-6-カルボキシレート
THF(400ml)中の工程1の粗生成物(15.5g、0.038mmol)、及び、2,2-ジメトキシプロパン(7.22ml、0.058mmol)の混合物に、rtにてPTSA(0.165g、0.001mol)を加える。反応混合物を75℃にて1.5h撹拌し、その間にca.150mlの溶媒を混合物から蒸留により除く。混合物をrtに冷まし、飽和NaHCO水溶液とEAの間で分画する。水層をEAでもう一度抽出する。有機層を合わせて、水及び塩水で洗浄し、MgSOで乾燥し、ろ過し、真空下で蒸発させる。粗生成物-黄色がかった固体-を精製せずに次の工程で使用する。LCMS(A):t=0.88min;[M+H]+=444.01
中間体6: メチル (4aR,6R,7R,8R,8aR)-7-メトキシ-2,2-ジメチル-8-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)ヘキサヒドロピラノ[3,2-d][1,3]ジオキシン-6-カルボキシレート
中間体5(16.5g、0.037mol)のDMF(180ml)中の溶液に、0℃にて、ヨードメタン(2.57ml、0.041mol)を、次いでNaH(鉱油中の60%分散液、1.57g、0.041mol)を加える。混合物をrtに温まるようにし、rtにて4h撹拌する。混合物を0℃に冷却し、水を加えることにより注意深くクエンチし、EAで2回抽出する。有機層を合わせて、水及び塩水で洗浄し、MgSOで乾燥し、ろ過し、真空下で蒸発させる。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(6cmx24cm SiOカラム;勾配:ヘプタン/EA 2:1からヘプタン/EA 1:1へ)で精製して、所望の生成物を黄色がかった固体として得る。LCMS(A):t=0.98min;[M+H]=458.03
酸1: (4aR,6R,7R,8R,8aR)-7-メトキシ-2,2-ジメチル-8-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)ヘキサヒドロピラノ[3,2-d][1,3]ジオキシン-6-カルボン酸
THF/MeOH/HO(3.2:1、90ml)中の中間体6(12.8g、0.028mol)、及び、LiOH.HO(1.77g、0.042mmol)の混合物をrtにて2h撹拌する。混合物を水(100ml)で希釈し、THF/MeOHを蒸発させる。さらに水(100ml)及びクエン酸(10%水溶液)を加えて、pH3にする。懸濁液をろ過し、固体を水で洗浄し、粗生成物-無色の固体-をhv下で乾燥する。LCMS(A):t=0.87min;[M+H]=444.03
酸2~6は、中間体2による付加環化のために対応するアセチレンを用いて、酸1と同様に合成される。
【0141】
【表4】
【0142】
構造2の中間体の製造
【0143】
【化18】
【0144】
中間体7: 4-((3-クロロフェニル)アミノ)テトラヒドロフラン-3-オール
工程1:3,6-ジオキサビシクロ[3.1.0]ヘキサン(400mg、4.55mmol)及び3-クロロアニリン(639mg、5.01mmol)のトルエン(4ml)中の溶液に、InCl(71mg、0.32mmol)を加え、反応混合物を85°にて3日間撹拌する。水とEAをrtにて加え、混合物をrtにて30min撹拌する。水相を分離し、EAで抽出する。有機層を合わせて、MgSOで乾燥し、ろ過し、真空下で蒸発させる。粗生成物をprep.LC-MS MS(II)で精製して、表題の中間体7を黄色のオイルとして得る。LCMS(A):t=0.72min;[M+H]=214.06
アミン1: 4-((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)-N-(3-クロロフェニル)テトラヒドロフラン-3-アミン
工程2:中間体7(250mg、1.41mmol)及び2,6-ルチジン(333mg、3.1mmol)のDCM(10ml)中の溶液に、0℃にて、tert-ブチルジメチルシリル トリフルオロメタンスルホネート(447mg、1.69mmol)を加え、混合物を0℃にて1h撹拌する。水を加え、混合物を飽和NHCl水溶液でクエンチ
し、DCMで2回抽出する。有機層を塩水で洗浄する。有機層を合わせて、MgSOで乾燥し、ろ過し、濃縮する。粗製物をFC CombiFlash(24g RediSepカラム、10min以内にヘプタン中0-30%EA)で精製して、アミン1を無色のオイルとして得る。LCMS(A):t=1.21min;[M+H]=328.05
下記のアミン2~11は、対応するアニリンの3,6-ジオキサビシクロ[3.1.0]ヘキサンとのカップリングにより、アミン1と同様に、2工程で製造される。
【0145】
【表5】
【0146】
下記のアミン12及び13は、対応するアニリンのtert-ブチル 6-オキサ-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-カルボキシレートとのカップリングにより、アミン1と同様に、2工程で製造される。エナンチオマーをキラルクロマトグラフィーで分離した後、シリル化し、アミドカップリングに使用する。
【0147】
【化19】
【0148】
【表6】
【0149】
下記のアミン14~17は、対応するアニリンの1-(6-オキサ-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エタン-1-オンとのカップリングにより、アミン1と同様に、2工程で製造される。16のエナンチオマーはキラルクロマトグラフィーで分離した後、シリル化し、アミドカップリングに使用し、アミン14、15及び17はラセミ体としてアミドカップリングに使用する。
【0150】
【化20】
【0151】
【表7】
【0152】
下記のアミン18~21は、対応するアニリンの3,7-ジオキサビシクロ[4.1.0]ヘプタンとのカップリングにより、アミン1と同様に、2工程で製造される。これらの場合においては、得られたアミノアルコールをキラルクロマトグラフィーで分離した後、シリル化し、アミドカップリングに使用する。
【0153】
【化21】
【0154】
【表8】
【0155】
下記のアミン22~25は、対応するアニリンのtert-ブチル 7-オキサ-3-アザビシクロ[4.1.0]ヘプタン-3-カルボキシレートとのカップリングにより、アミン1と同様に、2工程で製造される。これらの場合においては、得られたアミノアルコールをキラルクロマトグラフィーで分離した後、シリル化し、アミドカップリングに使用する。
【0156】
【化22】
【0157】
【表9】
【0158】
B 実施例の製造
【0159】
【化23】
【0160】
実施例1: (2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-クロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド
工程1: (4aR,6R,7R,8R,8aR)-N-((3S,4R)-4-((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)テトラヒドロフラン-3-イル)-N-(3-クロロフェニル)-7-メトキシ-2,2-ジメチル-8-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)ヘキサヒドロピラノ[3,2-d][1,3]ジオキシン-6-カルボキサミド
酸1(50mg;0.113mmol)及びアミン1(39mg、0.118mmol)のDCM(4ml)中の混合物に、rtにて、オキシ塩化リン(V)(ピリジン中の1M溶液、0.14mL、0.135mmol)を加え、混合物をrtにて24h撹拌する。水を加え、混合物を飽和NHCl水溶液でクエンチし、DCMで2回抽出する。有機層を塩水で洗浄する。有機層を合わせて、MgSOで乾燥し、ろ過し、濃縮する。粗製物をprep.LC-MS(I)で精製して、(ジアステレオマーの混合物として)中間体8を得る。LCMS(A):t=1.29/1.30min;[M+H]=753.10。
【0161】
工程2: (2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-クロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4R)-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド
中間体8(ジアステレオマーの混合物)(74mg、0.98mmol)のジオキサン(1ml)及び水(0.5ml)中の溶液に、0℃にて、TFA(0.60ml、7.8mmol)を加え、反応混合物をrtにて21h撹拌する。溶媒を蒸発させ、MeCNを加え、混合物を25%NHOH水溶液で(pH11になるまで)塩基性化し、生成物をprep.LCMS(II)で精製して、最終化合物をジアステレオマーの混合物として得、それをキラルカラムクロマトグラフィーで分離して、実施例1及び実施例30を得る。
【0162】
実施例1:H NMR(500MHz、DMSO) δ:9.00(s、1H)、7.88(dd、J=9.0Hz、J=6.8Hz、2H)、7.57(m、1H)、7.49-7.52(m、1H)、7.46(s、1H)、7.35-7.39(m、1H)、5.39(d、J=4.9Hz、1H)、5.33(d、J=6.0Hz、1H)、4.83(d、J=9.2Hz、1H)、4.63-4.72(m、2H)、4.39(dd、J=9.1Hz、J=10.6Hz、1H)、4.24(m、1H)、4.03(dd、J=7.1Hz、J=9.5Hz、1H)、3.76(m、1H)、3.64(m、2H)、3.50(d、J=9.0Hz、1H)、3.38-3.46(m、3H)、3.17(t、J=6.4Hz、1H)、3.07(s、3H)。
【0163】
LC-MS(A):t=0.85min;[M+H]=599.05
【0164】
【化24】
【0165】
実施例59: (2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド
工程1: tert-ブチル (3S,4S)-3-((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)-4-((4aR,6R,7R,8R,8aR)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-7-メトキシ-2,2-ジメチル-8-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)ヘキサヒドロピラノ[3,2-d][1,3]ジオキシン-6-カルボキサミド)ピロリジン-1-カルボキシレート酸1(450mg;1.01mmol)及びアミン12(554mg、1.07mmol)のDCM(35ml)中の混合物に、rtにて、オキシ塩化リン(V)(ピリジン中の1M溶液、1.22ml、1.22mmol)を加え、混合物をrtにて24h撹拌する。水を加え、混合物を飽和NHCl水溶液でクエンチし、DCMで2回抽出する。有機層を塩水で洗浄する。有機層を合わせて、MgSOで乾燥し、ろ過し、濃縮する。粗製
物をISCO(24g RediSepカラム、15min以内にヘプタン中0-80%EA)で精製して、中間体9を黄色のフォームとして得る。LCMS(A):t=1.37min;[M+H]=886.09。
【0166】
生成物はtert-ブチルジメチルシリル (3S,4S)-3-((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)-4-((4aR,6R,7R,8R,8aR)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-7-メトキシ-2,2-ジメチル-8-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)ヘキサヒドロピラノ[3,2-d][1,3]ジオキシン-6-カルボキサミド)ピロリジン-1-カルボキシレートを含むかもしれない。LCMS(A):t=1.42min;[M+H]=944.10
工程2: (2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド
中間体9(486mg、0.51mmol)のジオキサン(10ml)及び水(5ml)中の溶液に、0℃にて、TFA(1.97ml、25.7mmol)を加え、反応混合物をrtにて2週間攪拌する[さらなるTFA(0.5ml)を3日及び1週間後に加える。]。EAを加え、混合物を25%NHOH水溶液で(pH9になるまで)塩基性化し、EAで2回抽出する。有機層を塩水で洗浄する。有機層を合わせて、MgSOで乾燥し、ろ過し、濃縮する。粗製物をISCO(12g RediSepカラム、DCM中0-30% 7N NH/MeOH)及びprep.LC-MS (II)で精製して、最終生成物を無色の固体として得る。LCMS(A):t=0.71min;[M+H]=631.96
実施例59:H NMR(500MHz、DMSO) δ:9.01(s、1H)、7.89(dd、J=9.0Hz、J=6.8Hz、2H)、7.76(t、J=1.8Hz、1H)、7.48(s、2H)、5.34(d、J=6.0Hz、1H)、5.11(d、J=5.1Hz、1H)、4.92(dd、J=10.7Hz、J=2.9Hz、1H)、4.70(m、1H)、4.40(dd、J=9.0Hz、J=10.7Hz、1H)、4.33(m、1H)、4.01(m、1H)、3.79(dd、J=6.0Hz、J=2.8Hz、1H)、3.59(d、J=9.0Hz、1H)、3.40-3.56(m、2H)、3.31(m、2H)、3.16(dd、J=8.3Hz、J=11.3Hz、1H)、3.00-3.07(m、3H)、2.87(dd、J=6.6Hz、J=11.2Hz、1H)、2.80(dd、J=7.4Hz、J=11.4Hz、1H)。
【0167】
【化25】
【0168】
実施例72: (2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド
この生成物は、酸1及びアミン15より、実施例1と同様に、2工程で製造される。ジアステレオマーをキラルクロマトグラフィーにより分離して、実施例72及び79を得る。LCMS(A):t=0.84min;[M+H]=697.91
実施例72:100℃:H NMR(400MHz、DMSO) δ:8.82(m、1H)、7.77-7.83(m、2H)、7.49-7.51(m、1H)、7.31-7.42(m、1H)、7.17-7.28(m、1H)、5.17-5.29(m、1H)、4.96-5.02(m、1H)、4.64-4.82(m、2H)、4.42-4.49(m、1H)、4.33-4.42(m、1H)、4.13-4.29(m、1H)、3.84-3.93(m、1H+0.5H)、3.70-3.75(m、0.5H)、3.33-3.65(m、5H)、3.16-3.33(m、1H)、3.09(s、3H)、2.97(m、1H)、2.39(s、3H)、1.83(s、3H)。
【0169】
このN-アセチルアナログは2工程の手順-実施例71に示す対応するNH生成物のペルアセチル化及びO-脱アセチル化においても製造することができる。
【0170】
実施例71: (2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド
工程1: (2R,3R,4R,5R,6R)-6-(((3S,4S)-4-アセトキシ-1-アセチルピロリジン-3-イル)(3,5-ジクロロフェニル)カルバモイル)-2-(アセトキシメチル)-5-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル アセテート
化合物59(23mg、0.0364mmol)のDCM(1.5ml)中の溶液に、rtにて、トリエチルアミン(0.050ml、0.364mmol)、無水酢酸(0.017ml、0.182mmol)及びDMAP(6.7mg、0.054mmol)を加え、混合物をrtにて15min攪拌する。混合物を飽和NHCl水溶液でクエンチし、DCMで2回抽出する。有機層を塩水で洗浄する。有機層を合わせて、MgSOで乾燥し、ろ過し、濃縮する。中間体11を精製せずに次の工程で使用する。LCMS(A):t=1.07min;[M+H]=800.03
工程2: (2R,3R,4S,5R,6R)-N-((3S,4S)-1-アセチル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド
中間体11(27mg、0.0337mmol)のMeOH(1.5ml)中の溶液に、NaOMeのMeOH中の溶液(1.26ml;0.25mgのNaOMeを1mlのMeOH中に溶解することにより自ら調製)をrtにて加え、混合物を3h攪拌する。混合物を飽和NHCl水溶液でクエンチし、酢酸エチルで2回抽出する。有機層を塩水で洗浄する。有機層を合わせて、MgSOで乾燥し、ろ過し、濃縮する。粗製物をprep.LC-MS(II)で精製して、最終生成物を無色の固体として得る。LCMS(A):t=0.85min;[M+H]=673.86。
【0171】
【化26】
【0172】
実施例90: (2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3-ブロモ-5-メチルフェニル)-N-((3S,4S)-1-ホルミル-4-ヒドロキシピロリジン-3-イル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド
実施例61(35mg、0.053mmol)のギ酸エチル(0.44ml、5.33mmol)中の溶液に、トリエチルアミン(0.008ml、0.053mmol)を加え、反応混合物を封止したチューブ内で50℃にて4h撹拌する。溶媒を蒸発させ、混合物をprep.LC-MS(II)で精製して、最終生成物を無色の固体として得る。LCMS(A):t=0.84min;[M+H]=683.83
実施例90:100℃ H NMR(400MHz、DMSO) δ:8.82(s、1H)、8.00(brs、1H)、7.78-7.82(m、2H)、7.50(s、1H)、7.37(m、1H)、7.23(s、1H)、5.22-5.37(m、1H)、4.97-5.03(m、1H)、4.74-4.79(m、1H)、4.59-4.65(m、1H)、4.45(m、1H)、4.34-4.41(m、1H)、4.18-4.28(m、1H)、3.50-4.0(m、6H)、3.34-3.49(m、1H)、3.19-3.32(m、1H)、3.09(s、3H)、3.01-3.05(m、1H)、2.39(s、3H)
【0173】
【化27】
【0174】
実施例99: (2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3R,4S)-3-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド
この生成物は、酸1及びアミン18より、実施例1と同様に、2工程で製造される。LCMS(A):t=0.93min;[M+H]=646.97
実施例99:H NMR(500MHz、DMSO) δ:9.00(s、1H)、7.89(dd、J=6.8Hz、J=9.1Hz、2H)、7.78(t、J=1.9Hz、1H)、7.55(s、1H)、7.38(s、1H)、5.33(d、J=6.0Hz、1H)、5.10(d、J=5.7Hz、1H)、4.90(dd、J=10.8Hz、J=2.9Hz、1H)、4.68(t、J=5.6Hz、1H)、4.31-4.41(m、2H)、3.76-3.81(m、4H)、3.55(d、J=9.0Hz、1H)、3.45(t、J=6.1Hz、2H)、3.31-3.36(m、1H)、3.28(t、J=6.7Hz、1H)、3.21(m、1H)、3.07(s、3H)、1.71-1.84(m、2H)
【0175】
【化28】
【0176】
実施例105: (2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド
この生成物は、酸1及びアミン20より、実施例1と同様に、2工程で製造される。LCMS(A):t=0.93min;[M+H]=647.00。
【0177】
実施例105:H NMR(500MHz、DMSO) δ:9.00(s、1H)、7.89(dd、J=6.8Hz、J=9.1Hz、2H)、7.76(m、1H)、7.59(s、1H)、7.31-7.39(m、1H)、5.32(d、J=6.0Hz、1H)、5.04(d、J=5.8Hz、1H)、4.89(dd、J=10.8Hz、J=2.9Hz、1H)、4.68(t、J=5.6Hz、1H)、4.39(dd、J=10.7Hz、J=9.0Hz、1H)、4.23(td、J=10.4Hz、J=4.4Hz、1H)、3.85(dd、J=4.7Hz、J=11.0Hz、1H)、3.74-3.79(m、2H)、3.53(d、J=9.0Hz、1H)、3.45(t、J=6.0Hz、2H)、3.32-3.36(m、1H)、3.25-3.30(m、2H)、3.20(td、J=1.4Hz、J=12.1Hz、1H)、3.07(s、3H)、1.84-1.87(m、1H)、1.42-1.61(m、1H)
【0178】
【化29】
【0179】
実施例109: (2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-3-ヒドロキシピペリジン-4-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド
この生成物は、酸1及びアミン22より、実施例1と同様に、2工程で製造される。LCMS(A):t=0.71min;[M+H]=645.90
実施例109:H NMR(500MHz、DMSO) δ:9.00(s、1H)、7.89(dd、J=9.1Hz、J=6.8Hz、2H)、7.77(t、J=1.9Hz、1H)、7.57(s、1H)、7.27-7.34(m、1H)、5.33(d、J=6.0Hz、1H)、4.88(dd、J=2.9Hz、J=10.8Hz、1H)、4.85(d、J=5.4Hz、1H)、4.68(t、J=5.4Hz、1H)、4.38(dd、J=10.7Hz、J=9.0Hz、1H)、4.24-4.33(m、1H)、3.79(dd、J=6.1Hz、J=3.0Hz、1H)、3.52-3.55(m、1H)、3.45(m、2H)、3.23-3.28(m、1H)、3.06(s、3H)、2.87-3.03(m、2H)、2.78-2.87(m、1H)、2.37-2.43(m、1H)、2.22-2.27(m、1H)、1.67-1.81(m、1H)、1.31-1.54(m、1H)
実施例113: (2R,3R,4S,5R,6R)-N-(3,5-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)-N-((3S,4S)-4-ヒドロキシピペリジン-3-イル)-3-メトキシ-4-(4-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボキサミド
この生成物は、酸1及びアミン24より、実施例1と同様に、2工程で製造される。LCMS(A):t=0.70min;[M+H]=645.90
実施例113:H NMR(500MHz、DMSO) δ:9.00(s、1H)、7.89(dd、J=6.8Hz、J=9.1Hz、2H)、7.75(t、J=1.9Hz、1H)、7.58(s、1H)、7.31-7.35(m、1H)、5.33(d、J=6.0Hz、1H)、4.88(dd、J=2.9Hz、J=10.8Hz、1H)、4.85(d、J=5.6Hz、1H)、4.69(t、J=5.5Hz、1H)、4.39(dd、J=10.7Hz、J=9.0Hz、1H)、4.11-4.19(m、1H)、3.79(dd、J=6.0Hz、J=3.0Hz、1H)、3.52(d、J=8.9Hz、1H)、3.45(t、J=6.0Hz、2H)、3.26(t、J=6.6Hz、1H)、3.10-3.21(m、1H)、3.07(s、3H)、2.96-2.99(m、1H)、2.78(dd、J=10.9Hz、J=1.3Hz、1H)、2.43-2.49(m、1H)、2.20-2.30(m、1H)、1.80-1.83(m、1H)、1.32-1.39(m、1H)
下記の化合物は、対応する酸及びアミンから、実施例1と同様に、又は、参照実施例59、71、72、90、99、105、109若しくは113に記載の通りに製造される。
【0180】
【表10】
【0181】
【表11】
【0182】
【表12】
【0183】
【表13】
【0184】
【表14】
【0185】
【表15】
【0186】
【表16】
【0187】
【表17】
【0188】
【表18】
【0189】
【表19】
【0190】
【表20】
【0191】
【表21】
【0192】
【表22】
【0193】
【表23】
【0194】
II. 生物学的試験
化合物の阻害活性(IC50)の評価
化合物の阻害活性を競争的結合試験において決定する。この分光光度分析は、それぞれビオチン標識ヒトGal-3(hGal-3)又はヒトGal-1(hGal-1)のマイクロプレートに吸着させた糖タンパク質、アシアロフェチュイン(asialofetuin)(ASF)への結合を測定する(Proc Natl Acad Sci USA。2013 Mar 26;110(13):5052-7)。あるいは、そして好ましくは、6個のすべてのシステインがセリンにより置換されたヒトGal-1バージョンを使用してよい。
【0195】
要約すると、化合物をDMSO中に段階希釈する(試験用希釈液)。ASF-コート384ウェルプレートに、22.8μL/ウェルのアッセイバッファー中ビオチン標識hGal-3又はhGal-1を添加し(すなわち、300-1000ng/mlのビオチン標識hGal-3又はhGal-1)、それに1.2μLの化合物試験用希釈液を加えて混合する。
【0196】
プレートを4℃で3時間インキュベートし、次いで冷アッセイバッファー(3x50μl)で洗浄し、25μL/ウェルのストレプトアビジン-ペルオキシダーゼ溶液(アッセイバッファーで80ng/mLに希釈)とともに4℃で1時間インキュベートし、次いでアッセイバッファー(3x50μL)でさらに洗浄する。最後に、25μL/ウェルのABTS基質を加える。30~45min後にOD(410nm)を記録し、IC50値を
算出する。
【0197】
算出されるIC50値は各日のアッセイ操作により変動するかもしれない。この種の変動は、当業者に既知である。数回の測定から得られるIC50値を平均値として記載する。
【0198】
【表24】
【0199】
【表25】
【0200】
本発明の化合物を、当該技術分野において周知の従来のアッセイ法を用いて、それらの一般的薬物動態及び薬理学的特性について;例えば、(ラット又は犬等の)異なる種におけるそれらのバイオアベイラビリティー(溶解性、透過性、代謝安定性、吸収性等の側面を含む。)に関して;又は、当該技術分野において周知の従来のアッセイ法を用いて、薬物安全性及び/又は毒物学的特性に関するそれらの特性、例えば、チトクロームP450酵素阻害及び時間依存的阻害、プレグナンX(pregnane X)受容体(PXR)活性化、グルタチオン結合又は光毒性挙動についてさらに特徴づけてよい。
【国際調査報告】