(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-09
(54)【発明の名称】保護層付きゴルフバッグ
(51)【国際特許分類】
A63B 55/40 20150101AFI20240202BHJP
【FI】
A63B55/40
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023553507
(86)(22)【出願日】2021-03-04
(85)【翻訳文提出日】2023-09-01
(86)【国際出願番号】 US2021020831
(87)【国際公開番号】W WO2021178640
(87)【国際公開日】2021-09-10
(32)【優先日】2020-03-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】523334040
【氏名又は名称】ゴルディス・ホセ
(74)【代理人】
【識別番号】100088605
【氏名又は名称】加藤 公延
(74)【代理人】
【識別番号】100130384
【氏名又は名称】大島 孝文
(72)【発明者】
【氏名】ゴルディス・ホセ
(57)【要約】
本開示は一般にゴルフバッグに関する。ゴルフバッグは、ゴルフバッグの長さに沿って全体的に延びる保護層を含む。ゴルフバッグは、ゴルフクラブを選択的に保持し捕捉する複数の個別の空洞を提供する複数の仕切りをさらに含んでもよい。ゴルフバッグは、保護層も含む取り外し可能なキャップを含んでもよい。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゴルフバッグであって、
ゴルフバッグの全長に沿って配置された保護層と、ゴルフバッグの底部に配置されたベースとを含むゴルフバッグ。
【請求項2】
ゴルフバッグが、ゴルフバッグ内に配置された複数の全長仕切りをさらに含む、請求項1に記載のゴルフバッグ。
【請求項3】
ゴルフバッグがキャップを含む、請求項1に記載のゴルフバッグ。
【請求項4】
キャップが、ゴルフバッグ内に配置された複数の全長仕切りを覆っている、請求項3に記載のゴルフバッグ。
【請求項5】
ゴルフバッグ本体が1つ以上のポケットを含む請求項1記載のゴルフバッグ。
【請求項6】
本体が紐をさらに含む、請求項1に記載のゴルフバッグ。
【請求項7】
ベースがさらにポケットを含む請求項1記載のゴルフバッグ。
【請求項8】
ハンドルをさらに含む請求項1記載のゴルフバッグ。
【請求項9】
傘ホルダーをさらに含む請求項1記載のゴルフバッグ。
【請求項10】
ゴルフバッグ本体の紐の下に配置された舌をさらに含む、請求項1に記載のゴルフバッグ。
【請求項11】
保護層が第1の幅を含む、請求項1に記載のゴルフバッグ。
【請求項12】
前記保護層は、前記第1の幅よりも小さい第2の幅を含む、請求項11に記載のゴルフバッグ。
【請求項13】
前記保護層は、前記第2の幅よりも広いが前記第3の幅よりも狭い第3の幅を含む、請求項12に記載のゴルフバッグ。
【請求項14】
保護層がゴルフバッグのキャップ上に延びている、請求項13に記載のゴルフバッグ。
【請求項15】
前記保護層は、前記保護層の一側面に沿って凸状の曲線を含む、請求項1に記載のゴルフバッグ。
【請求項16】
保護層がゴムを含む請求項1記載のゴルフバッグ。
【請求項17】
ベースが、キャップを含むゴルフバッグの端部の反対側にあるゴルフバッグの端部に配置される、請求項1に記載のゴルフバッグ。
【請求項18】
ゴルフバッグが取り外し可能なキャップを含む、請求項1に記載のゴルフバッグ。
【請求項19】
ゴルフバッグであって、
ゴルフバッグの長さの全体に沿って配置された保護層であって、前記保護層は第1の幅、第2の幅、および第3の幅を含み、第1の幅は第2の幅および第3の幅よりも広く、第2の幅は第1の幅および第3の幅よりも狭く、第3の幅は第1の幅の幅よりも狭いが第2の幅の幅よりも広い、保護層を含むゴルフバッグ。
【請求項20】
第2の幅がゴルフバッグのほぼ中間点に位置する、請求項19に記載のゴルフバッグ。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
1.技術分野
本開示は、一般に、ゴルフバッグに関する。より具体的には、本明細書に開示されるゴルフバッグは、ゴルフバッグの外面の長さに沿って延びる保護層を含む。ゴルフバッグは、キャップの外面の長さに沿って保護層を延在させるキャップをさらに含み得る。
【0002】
2.関連技術の説明
ゴルフバッグは、ほとんどの場合、ゴルフのスポーツの真剣なプレーのために必要である。ゴルフバッグは通常、それぞれ異なる種類のクラブである複数のゴルフクラブを収納するのに適している。例えば、ゴルフバッグに携帯されるゴルフクラブのセットは、典型的なゴルフのラウンド中に遭遇する可能性のある特定のタイプのゴルフショットに優れたクラブを含むことができる。ゴルフクラブの種類には、砂のバンカーからボールを打ち出すためのサンドウェッジ、高い弧でボールを打つための1つまたは複数のいわゆるアイアン、長い弧でボールを打つためのドライバー、およびグリーン上でパッティングするためのパターが含まれ得る。バッグの中のクラブの種類が多いほど、ゴルファーがラウンド中に理想的なクラブを使える可能性が高くなる。
【0003】
ゴルフバッグは、典型的には、不幸なゴルファーによってバッグに戻される地面とクラブの両方からバッグを保護するために、ゴルフバッグのベース上にプラスチックまたは金属の層を備えてきた。このベースの目的は、ゴルフバッグが多かれ少なかれ直立することを保証し、濡れた、泥だらけの、または岩だらけの状態からバッグを保護し、ゴルフバッグ内のゴルフクラブを通常含むゴルフバッグの底部の布を支持することであった。いくつかのゴルフクラブは、いわゆる「キックスタンド」または地面からバッグを支えるためにバッグから伸びる支持体を有する。従来のゴルフバッグは、泥、露、雨、草の汚れ、および他の自然条件のために、歴史的に地面に置くことを意図していない。
【0004】
米国特許第9,474,949号は、ゴルフバッグの外面に沿って取り付けられるゴルフバッグベースを教示している。このベースは、バッグを地面に静止させると同時に、泥、露、雨、草の汚れなどの自然条件からバッグを保護することを意図している。このゴルフバッグベースは、ベースが傾斜地に設置されたときに傾斜地で撓むように意図されている。このように、ゴルフバッグベースの可撓性領域の切れ目は、傾斜面に配置されたときでもベースが地面に完全に接触することを可能にするために設けられている。
【0005】
しかしながら、従来のゴルフバッグは、自然条件によって一時的または永久的に汚されることなく地面に平らに置かれることを意図していない。ゴルファーによっては、ゴルフバッグを地面に置くことが不便であると感じるかもしれないが、地面に置かれたゴルフバッグが倒れて、ゴルフバッグ内の貴重なクラブに損傷を与えることはない。さらに、本明細書で開示されるゴルフバッグは、使用中、任意に地面に寝かせたり、直立させたままにしたりすることを意図しているため、凹凸のある条件でもゴルフバッグの実質的にすべてを地面に静止させることができるある程度の柔軟性をゴルフバッグに与えることが望ましい。
【0006】
したがって、保護層を含み、ゴルフバッグ内の貴重なゴルフクラブを保護するために保護層を有するキャップを提供するゴルフバッグを提供する必要性が存在する。このようなゴルフバッグが、ゴルフバッグの長さにわたって幅が変化するように保護層を設置することによって、ある程度の柔軟性を享受できるようにすることが、さらなる必要性である。
【0007】
概要
本明細書に開示される実施形態と一致して、ゴルフバッグが開示される。ゴルフバッグは本体を含む。本体は、ゴルフバッグの本体の長さに沿って延びる保護層を含んでもよい。ゴルフバッグは、キャップの長さに沿って延びる保護層も含む取り外し可能なキャップをさらに含んでもよい。
【0008】
別の実施形態では、ゴルフバッグが開示される。ゴルフバッグは、ゴルフバッグの長さの全体に沿って配置された保護層を含み得る。保護層は、第1の幅、第2の幅、および第3の幅を含んでもよい。第1の幅は、第2の幅および第3の幅よりも広くてもよい。第2の幅は、第1の幅および第3の幅よりも狭くてもよい。また、第3の幅は、第1の幅よりも狭く、第2の幅よりも広くてもよい。
【0009】
添付図面は、ゴルフバッグのいくつかの実施形態を例示し、本明細書の一部を構成する。図示された実施形態は例示的なものであり、本開示の範囲を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】
図1は、キャップを取り付けたゴルフバッグの側面図である。
【
図2】
図2は、キャップを取り外したゴルフバッグの側面図である。
【
図3】
図3は、キャップを取り付けたゴルフバッグの正面図である。
【
図4】
図4は、キャップを取り付けたゴルフバッグの背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下の説明では、限定ではなく説明の目的で、本明細書で開示される装置の完全な理解を提供するために、特定の技法および構成などの特定の技法および実施形態が示される。技法および実施形態は、主に添付の図面との関連において説明されるが、当業者は、技法および実施形態が他の類似の装置においても実施され得ることをさらに理解するであろう。
【0012】
次に、添付の図面に例示されている例示的な実施形態を詳細に参照する。可能な限り、同じ参照番号は、図面全体を通して、同じまたは同様の部品を参照するために使用される。さらに、特定の実施形態に関して開示される要素は、それらが記載される実施形態のみに限定されないことに留意されたい。例えば、1つの実施形態または図を参照して説明される要素は、それらの要素が別の実施形態または図に示されまたは説明されるか否かにかかわらず、別の実施形態または図に代替的に含まれ得る。言い換えれば、図中の要素は、図示されているか否かにかかわらず、本明細書に開示される様々な実施形態間で交換可能であり得る。
【0013】
図1は、キャップ110が取り付けられたバッグ部分105を有するゴルフバッグ100の側面図である。バッグ部分105およびキャップ110の両方は、革、ポリマー、およびプラスチックなどの天然材料および合成材料から作られてもよい。バッグ部分105は、一般に円形の形状を有し、任意に、開閉するために舌部120と会合し得るポケット115を含み得る。例えば、舌部120は、ポケット115を閉じ、それによって舌部120の下に含まれるポケットも密封するためにポケット115とインターフェースする磁石ラッチを含むことができる。バッグ部分105はさらに、好ましくは「X」字形の交差パターンで横断するひも125を備えてもよい。レーシング125は、レーシング材がレーシング125内に物品を保持すると同時に、物品がレーシング125を通過できるようにする「オープン」ポケットであってもよい。例えば、ヤーデージブック、ゴルフティーのパッケージ、または水の入ったボトルをレース125の下に挿入し、ゲーム中に使用するために保持することができる。バッグ部分105はさらに、ゴルフバッグ100を手に取り操作するための便利な手掛けとしてハンドル130を備えてもよい。ハンドル130は、オプションのショルダーストラップ(図示せず)の接続点としても機能し、使用者がバッグの重量を手だけでなく肩に掛けることを可能にする。
【0014】
ハンドル130を含むゴルフバッグ100の側とは反対側に沿ったバッグ部分105およびキャップ110の両方の外面に、例えば、ゴルフバッグ100は、バッグ部分105およびキャップ110の全長に沿って延在し得る保護層135を含み得る。例えば、保護層135は、キャップ保護層135aおよびバッグ部分保護層135b(保護層135と総称する)を含み得る。保護層135は、可撓性があるが耐久性のある材料で形成することができる。保護層135の例示的な材料は、ゴムに包まれたポリマー発泡体、またはそれらの等価物であってもよい。保護層135は、幅が広いものから狭いものまで様々であってよく、これについては後述する。しかしながら、保護層135の中間部分は、バッグ部分105とキャップ110との間のゴルフバッグ100の可撓性を増加させるために、保護層135の他の部分よりも幅が狭くてもよい。このようにして、ゴルフバッグ100は傾斜して配置されても、狭くなった保護層135によって提供される可撓性のために、ゴルフバッグ100の長さに沿って地面に接触することができる。
【0015】
ゴルフバッグ100は、保護層135に沿って(例えば、保護層135に平行かつ近接して)配置されたポケット140などの複数のポケット、ゴルフバッグ100の垂直軸を通るように引かれたほぼ正中線の両端で終端する円弧内に配置されたポケット145を備えてもよい。別のポケット150はベース155に配置されてもよく、ベース155を周方向に横断してポケット150を密封するジッパーを含んでもよい。
【0016】
図2は、バッグ部分205および取り外されたキャップ210を有するゴルフバッグ200の側面図である。ゴルフバッグ200は、
図1に関して上記で示され説明されたゴルフバッグ100と同様の実施態様および説明であり得る。バッグ部分205およびキャップ210は、革、ポリマー、およびプラスチックなどの天然材料および合成材料から作られてもよい。バッグ部分205は、一般に円形であってよく、任意に、開閉するために舌部220と会合してよいポケット215を含んでよい。例えば、舌部220は、ポケット215を閉じ、それによって舌部220の下に含まれるポケットも密封するためにポケット215とインターフェースする磁石ラッチを含むことができる。バッグ部分205はさらに、好ましくは「X」字形の交差パターンで横断するひも225を備えてもよい。レーシング225は、レーシング材がレーシング225内に物品を保持すると同時に、物品がレーシング225を通過できるようにする「オープン」ポケットであってもよい。例えば、ヤーデージブック、ゴルフティーのパッケージ、または水のボトルは、レーシング225の下に挿入され、ゲーム中に使用するために保持され得る。バッグ部分205はさらに、ゴルフバッグ200を手に取って操作するための便利な手掛けとしてハンドル230を備えてもよい。ハンドル230は、オプションのショルダーストラップ(図示せず)の接続点としても機能し、使用者がバッグの重量を手だけでなく肩に掛けることを可能にする。
【0017】
ハンドル230を含むゴルフバッグ200の側とは反対側に沿ったバッグ部分205およびキャップ210の両方の外面に、例えば、ゴルフバッグ200は、バッグ部分205およびキャップ210の全長に沿って延在し得る保護層235を含み得る。例えば、保護層235は、キャップ保護層235aおよびバッグ部分保護層235b(集合的に保護層135と称される)を含み得る。保護層135は、可撓性であるが耐久性のある材料で形成することができる。保護層135の例示的な材料は、ゴムで包まれたポリマー発泡体、またはそれらの等価物であってもよい。
図2に示すように、キャップ210は袋部205から取り外し可能である。キャップ210は、摩擦嵌め、スナップ、ボタン、または当該技術分野で公知の他のコネクタによってキャップ210をバッグ部分205に接続できるように、バッグ部分205に相応する大きさにすることができる。キャップ210をバッグ部分205に取り付けた場合、キャップ210とバッグ部分205との間の接続により、実質的に継ぎ目がないように見える場合がある。
【0018】
ゴルフバッグ200は、保護層235に沿って(例えば、保護層235に平行かつ近接して)配置されたポケット240のような複数のポケットを備えてもよく、ポケット245は、ゴルフバッグ200の垂直軸を通って描かれたほぼ正中線の両端で終端する円弧状に配置される。別のポケット250がベース255に配置されてもよく、ベース255を周方向に横断してポケット250を密封するジッパーを含んでもよい。
【0019】
ゴルフバッグ200は、全長クラブ仕切り260をさらに含み得る。全長クラブ仕切りは、ゴルフバッグ200の内部空洞内に配置され、バッグ部分205の頂部から底部255まで延びて、個々のゴルフクラブがゴルフバッグ200内で他の個々のゴルフクラブと接触しないようにする別々の空洞を形成することができる。任意の数の全長クラブ仕切り260をゴルフバッグ200内に設けてもよい。
【0020】
最後に、ゴルフバッグ200は、傘ホルダー265をさらに含み得る。傘ホルダー265は、ゴルフバッグ200が端に立たされたときに、傘ホルダー265に配置された傘がゴルフバッグ200に雨避けを提供し得るように、ゴルフバッグ200の垂直軸に沿って嵌め込まれてもよい。あるいは、傘ホルダー265はさらに、ゴルフバッグ200が保護層235上(例えば、地面上)に配置されたときに、傘ホルダー265に配置された傘がゴルフバッグ200の雨よけを提供するように、ゴルフバッグ200の水平軸に沿って嵌め込まれてもよい。あるいは、傘ホルダ265は、ユーザが意図するゴルフバッグ200の静止位置に応じて、傘ホルダが選択的に回転して垂直方向に配置されるか水平方向に配置されるように調節可能であってもよい。
【0021】
図3は、取り付けられたキャップ310を有するバッグ部分305を有するゴルフバッグ300の正面図である。バッグ部分305およびキャップ310の両方は、革、ポリマー、およびプラスチックなどの天然材料および合成材料から作られてもよい。バッグ部分305は、概して円形であってよく、任意選択で、開閉するために舌320と会合してよいポケット315を含んでよい。例えば、舌320は、ポケット315を閉じ、それによって舌320の下に含まれるポケットも密封するためにポケット315とインターフェースする磁石ラッチを含むことができる。バッグ部分305はさらに、好ましくは「X」字形の交差パターンで横断するひも325を備えてもよい。レーシング325は、レーシング材がレーシング325内に物品を保持すると同時に、物品がレーシング325を通過できるようにする「オープン」ポケットであってもよい。例えば、ヤーデージブック、ゴルフティーのパッケージ、または水の入ったボトルをレース325の下に挿入し、ゲーム中に使用するために保持することができる。バッグ部分305はさらに、ゴルフバッグ300を手に取って操作するための便利な手掛けとしてハンドル330を備えてもよい。ハンドル330は、オプションのショルダーストラップ(図示せず)の接続点としても機能し、使用者がバッグの重量を手だけでなく肩に掛けることを可能にする。
【0022】
ハンドル330を含むゴルフバッグ300の側とは反対側に沿ったバッグ部分305およびキャップ310の両方の外面に、例えば、ゴルフバッグ300は、バッグ部分305およびキャップ310の全長に沿って延びることができる保護層335を含むことができる。ゴルフバッグ300は、保護層335の対向する側面に沿って(例えば、保護層335に平行かつ近接して)それぞれ配置されたポケット340aおよび340bなどの複数のポケット、ゴルフバッグ300の対向する側面にそれぞれ配置されたポケット345aおよび345b、ゴルフバッグ300の垂直軸を通って引かれたほぼ正中線で両端が終端する円弧内に配置されたポケット345aおよび345bを備えてもよい。別のポケット350がベース355に配置されてもよく、ベース355を円周方向に横断してポケット350を密封するジッパーを含んでもよい。
【0023】
図4は、バッグ部分405および取り外し可能なキャップ410を有するゴルフバッグ400の背面図である。ゴルフバッグ400は、
図1~3にそれぞれ示されるゴルフバッグ100、200、および300と実施態様および説明において類似し得る。
図4に示すように、ゴルフバッグ400は、バッグ部分405の外側の全長およびキャップ410の外側の全長を含む、ゴルフバッグ400の外側の全長に沿って延びる(例えば、保護層435aを有するキャップ410および保護層435bを有するバッグ部分405に沿って延びる)保護層435を含む。ゴルフバッグ400は、ポケット450が設置されるベース455をさらに含み得る。
【0024】
図4に示すように、保護層435は異なる幅を有してもよい。
図4に示すように、長いキャップ410の保護層435は、第1の幅470、第2の幅475、および第3の幅480を有することがあり、第1の幅470および第3の幅480の両方は、第2の幅475よりも広い。第1の幅470は、キャップ410と袋部405との間の接続部における保護層435の幅とほぼ同様であると特定され得る。第二の幅475は、ゴルフバッグ400のほぼ中間点(キャップ410の頂部から底部455まで)に位置するように特定され得る。第三の幅480は、第二の幅475とベース455との間の最も広い点として特定され得る。
【0025】
ゴルフバッグ400の保護層435の幅が様々であることにより、キャップ410とバッグ部分405との間の柔軟性を可能にしながら、左から右への安定性の両方を可能にする。すなわち、ゴルフバッグ400は、左から右へ転倒することなく安定している一方で、キャップ410の上端またはバッグ部分405の上端がバッグ部分405の下端よりも高くまたは低く配置されてもなお安定したままである(例えば、傾斜または地面の他の凹凸に関係なく転倒することなく直立する)ように、ゴルフバッグ400を傾斜にセットすることもできる。
【0026】
最後に、保護層435は、保護層435の一方の側に配置された凸状曲線485を含み得ることに留意すべきである。凸状曲線485は、保護層435が人の腰の湾曲に沿うように都合よく配置され得る。このようにして、ゴルフバッグ400は、凸状曲線485が使用者の腰の周りを包むようにすることによって、特にショルダーストラップを使用することによって、快適に保持され得る。
【0027】
前述の説明は、説明のために提示されたものである。これは網羅的なものではなく、本発明を開示された正確な形態または実施形態に限定するものではない。当業者には、開示された実施形態の明細書および実施態様を考慮すれば、変更および適応が明らかであろう。例えば、本明細書に開示された実施形態または添付の特許請求の範囲の範囲または精神から逸脱することなく、本明細書に記載された構成要素を削除し、他の構成要素を追加することができる。
【0028】
他の実施形態は、本明細書に開示された本開示の明細書および実施例の考察から当業者には明らかであろう。明細書および実施例は、例示的なものとしてのみ考慮されることが意図され、本発明の真の範囲および精神は、以下の特許請求の範囲によって示される。
【国際調査報告】