(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-13
(54)【発明の名称】管路ライニングを管に挿入、配置するための装置および管路ライニングを管に挿入、配置するための方法
(51)【国際特許分類】
B29C 63/34 20060101AFI20240205BHJP
F16L 1/00 20060101ALI20240205BHJP
【FI】
B29C63/34
F16L1/00 J
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023547667
(86)(22)【出願日】2022-02-08
(85)【翻訳文提出日】2023-09-22
(86)【国際出願番号】 EP2022053005
(87)【国際公開番号】W WO2022171622
(87)【国際公開日】2022-08-18
(32)【優先日】2021-02-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】523212874
【氏名又は名称】ボーダス ゲーエムベーハー
(74)【代理人】
【識別番号】110002321
【氏名又は名称】弁理士法人永井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ボーラー,ダニエル
【テーマコード(参考)】
4F211
【Fターム(参考)】
4F211AG08
4F211AH43
4F211AR02
4F211AR07
4F211SA13
4F211SC03
4F211SD04
4F211SJ01
4F211SJ11
4F211SP01
(57)【要約】
本発明は、管路ライニング(80)を管(100)に挿入するため、および管(100)に挿入された管路ライニング(80)を最終的に配置するための装置(10)に関する。本発明によれば、この装置が、ハウジング(20)、特にドラム形ハウジングを備え、ハウジング(20)内に巻付け装置(25)が形成されており、第1のハウジング開口(21)上に取付け要素(35)、特に取付けリングが形成されており、カバープレート(45)またはインバータアドオン(40)が少なくとも第2のハウジング開口(22)に締着されており、管路ライニング(80)を挿入するための第1の状態ではインバータアドオン(40)が、管路ライニング(80)を最終的に配置するための第2の状態ではカバープレート(45)が、第2のハウジング開口(22)に締着されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
管路ライニング(80)を管(100)に挿入するため、および前記管(100)に挿入された前記管路ライニング(80)を最終的に配置するための装置(10)であって、前記装置(10)がハウジング(20)、特にドラム形ハウジングを備え、前記ハウジング(20)内に巻付け装置(25)が形成されており、第1のハウジング開口(21)上に取付け要素(35)、特に取付けリングが形成されており、
カバープレート(45)またはインバータアドオン(40)が少なくとも第2のハウジング開口(22)に締着されており、前記管路ライニング(80)を挿入するための第1の状態では前記インバータアドオン(40)が、前記管路ライニング(80)を最終的に配置するための第2の状態では前記カバープレート(45)が、前記第2のハウジング開口(22)に締着されている、
装置(10)。
【請求項2】
前記インバータアドオン(40)が、シーリングスリーブ(43)および/または少なくとも1つの圧縮空気ポート(53)を有する
ことを特徴とする、請求項1に記載の装置(10)。
【請求項3】
前記ハウジング(20)が圧縮空気ポート(26)を有する
ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の装置(10)。
【請求項4】
貫いて前記管路ライニング(80)を案内するためのガイド部分(33)が、前記ハウジング(20)内を、前記第2のハウジング開口(22)から始まって前記第1のハウジング開口(21)まで延びている
ことを特徴とする、請求項1から3の一項に記載の装置(10)。
【請求項5】
前記第1の状態では前記巻付け装置(25)に較正チューブ(70)が巻き付けられている
ことを特徴とする、請求項1から4の一項に記載の装置(10)。
【請求項6】
管路ライニング(80)を管(100)に挿入するため、および前記管(100)に挿入された前記管路ライニング(80)を最終的に配置するための方法であって、前記方法が、
a)請求項1から5の一項に記載の装置(10)を提供するステップであり、前記巻付け装置(25)に較正チューブ(70)が巻き付けられた、ステップと、
b)前記第2のハウジング開口(22)に前記インバータアドオン(40)を締着するステップと、
c)前記管路ライニング(80)の第1の端部(81)を前記第2のハウジング開口(22)から前記第1のハウジング開口(21)まで案内し、前記管路ライニング(80)の前記第1の端部(81)を前記取付け要素(35)に締着するステップと、
d)前記インバータアドオン(40)のところの圧力および/または前記ハウジング(20)内の圧力を、特に圧縮空気によって増大させるステップと、
e)前記管路ライニング(80)を前記管(100)に挿入するステップと
を含む方法。
【請求項7】
ステップc)とe)の間に、前記取付け要素(35)から始まって前記管(100)の方向に複数の部分においてサポートチューブ(75)が延ばされ、前記管路ライニング(80)の前記第1の端部(81)の上に引き延ばされた前記サポートチューブ(75)が前記取付け要素(35)に締着される
ことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
ステップe)が完了した後に、前記インバータアドオン(40)および/または前記ハウジング(20)から前記圧力を解放し、特に前記圧縮空気を排出するステップf)
を特徴とする、請求項6または請求項7に記載の方法。
【請求項9】
ステップg)で、前記ハウジング(20)から前記インバータアドオン(40)が取り外され、前記第2のハウジング開口(22)に前記カバープレート(25)が、前記第2のハウジング開口(22)が閉じられるようなやり方で締着される
ことを特徴とする、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
ステップh)で、前記取付け要素(35)から、前記管路ライニング(80)の前記第1の端部(81)および任意選択で締着された前記サポートチューブ(75)が取り外される
ことを特徴とする、請求項8または請求項9に記載の方法。
【請求項11】
ステップi)で、前記巻付け装置(25)から前記較正チューブ(70)の第1の端部(71)がほどかれ、前記取付け要素(35)に締着される
ことを特徴とする、請求項6から10の一項、特に請求項10に記載の方法。
【請求項12】
ステップj)で、前記管路ライニング(80)の前記第1の端部(81)および任意選択で前記サポートチューブ(75)が前記較正チューブ(70)の前記第1の端部(71)の上に引き延ばされ、前記取付け要素(35)に締着される
ことを特徴とする、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
ステップk)で、前記ハウジング(20)内の圧力が、特に圧縮空気によって増大され、前記管路ライニング内に前記較正チューブ(70)が配置され、前記圧力増大によって前記較正チューブ(70)が膨らまされ、したがって前記管路ライニング(80)がその最終位置に配置される
ことを特徴とする、請求項6から12の一項、特に請求項10または請求項12に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、管路ライニングを管に挿入するため、および管に挿入された管路ライニングを最終的に配置するための装置であって、この装置がハウジングを備え、ハウジング内に巻付け装置が形成されており、第1のハウジング開口上に取付け要素が形成されており、カバープレートまたはインバータアドオン(inverter add-on)が少なくとも第2のハウジング開口に締着されている、請求項1に記載の装置に関する。
【0002】
さらに、本発明は、管路ライニングを管に挿入するため、および管に挿入された管路ライニングを最終的に配置するための方法であって、この方法を実行するために本発明による装置が使用される、方法に関する。
【背景技術】
【0003】
先行技術から、管路の内部に管路ライニング、例えば外側プラスチック層および内側繊維複合材料層を有する管路ライニングを提供することが知られている。ここでは続いて、このような管路ライニングを、すでに敷設された管、例えば地中に敷設された管に挿入しなければならない。
【0004】
さらに、すでに挿入された管路ライニングを実際の位置に関して再調整する必要があることがしばしばある。ここでは例えば、続いて較正チューブ(calibration tube)によって管路ライニングの最終的なまたは最後の配置を生じさせることが知られている。このためには、その助けを借りて、すでに配置された管路ライニング部分に較正チューブを挿入することができる装置を使用する必要がある。
【0005】
したがって、管路ライニングを管に挿入し、次いで管路ライニングを正確に配置することができるようにするために複数の装置が必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
したがって、本発明の目的は、上述の欠点が解決されるさらに発展させた装置を記述することにある。
【0007】
さらに、本発明の目的は、管路ライニングを挿入および配置するためのさらに発展させた方法を記述することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によれば、記載された目的は、管路ライニングを管に挿入するため、および管に挿入された管路ライニングを最終的に配置するための装置に関しては、請求項1に記載の物品によって、管路ライニングを管に挿入するため、および管に挿入された管路ライニングを最終的に配置するための方法に関しては、請求項6に記載の方法によって、達成される。
【0009】
従属請求項は、少なくとも都合のよい実施形態および発展形態を含む。
【0010】
具体的には、この目的は、管路ライニングを管に挿入するため、および管に挿入された管路ライニングを最終的に配置するための装置であって、この装置がハウジング、特にドラム形ハウジングを備え、ハウジング内に巻付け装置が形成されており、第1のハウジング開口上に取付け要素、特に取付けリングが形成されている、装置によって達成される。カバープレートまたはインバータアドオンが少なくとも第2のハウジング開口に締着されており、管路ライニングを挿入するための第1の状態ではインバータアドオンが、管路ライニングを最終的に配置するための第2の状態ではカバープレートが、第2のハウジング開口に締着されている。
【0011】
したがって、本発明によれば、その助けを借りて、管路ライニングを管に挿入することと、すでに挿入された管路ライニングをその最終位置に配置することの両方が可能な装置が提供される。
【0012】
したがって、この装置は、少なくとも2つの状態で存在し得る。第1の状態を、管路ライニングを挿入するための状態とすることができる。この第1の状態では、少なくとも第2のハウジング開口にインバータアドオンが締着されている。
【0013】
この装置の第2の状態を、管路ライニングを最終的に配置するための状態とすることができる。この第2の状態ではすでに、管に管路ライニングが置かれている、または挿入されているであろう。第2の状態では、第2のハウジング開口にカバープレートが締着されている。ハウジングが追加のハウジング開口を有することが可能である。しかしながら、少なくとも2つの開口が形成され、第1のハウジング開口上に取付け要素が形成され、少なくとも第2のハウジング開口が、インバータアドオンまたはカバープレートによって閉じられる。
【0014】
この装置が第3の状態で存在することも可能である。このような状態を保守状態または洗浄状態とすることができる。このような状態では、第2のハウジング開口を開くこと、または第2のハウジング開口上に追加の構成要素を締着もしくは装着しないことが可能である。
【0015】
ハウジングはドラムの形状を有することが好ましい。このドラムの形状は特に、ハウジングの側面図で見ると分かる。この側面図は、巻付け装置の軸方向に見た図である。このようなハウジングのドラム形設計によって、巻付け装置にチューブ、特に較正チューブを、通常通りコイラ(coiler)の助けを借りて巻き付けることが可能である。
【0016】
第1のハウジング開口上に取付け要素が形成される。この取付け要素は、ハウジングの部分または別個の構成要素とすることができる。さらに、ハウジング部分と別個に取り付けられた構成要素の両方から取付け要素を形成することも可能である。第1のハウジング開口から、管路ライニングの一端と較正チューブの一端の両方が案内される。これは、現在この装置がどの状態にあるのか、または本発明による装置の助けを借りてどの方法ステップが実行されるのかに依存する。第2のハウジング開口は特に、管路ライニングをハウジングに挿入するために使用される。言い換えると、第2のハウジング開口は特に、装置の第1の状態において必要とされる。本発明による装置の第2の状態では特に、第2のハウジング開口を閉じることが必要である。
【0017】
ドラム形ハウジングは、第1のハウジング開口に向かう部分に管状テーパリングを有することが可能である。この管状テーパリングをくちばし状ハウジング部分(beak-like housing portion)と呼ぶこともできる。くちばし状ハウジング部分は特に、管路ライニングが挿入される管またはその中で管路ライニングが最終位置に配置される管に対する装置の位置合せを単純にする。
【0018】
次いで、このタイプのハウジング部分に、追加の構成要素、例えば(追加の)取付け要素、特に(追加の)取付けリングを締着することができる。
【0019】
管に挿入された管路ライニングの最終的な配置とは、管路ライニングが管に対してすでに密着しているように、または管路ライニングの追加の処理、例えば管路ライニングの硬化を実行することができるようなやり方で管路ライニングが管の中で正確に配置されているように、管の中に管路ライニングを配置することを言う。
【0020】
インバータアドオンは、第2のハウジング開口上に脱離可能に装着することができる構成要素である。以後、管路ライニングの挿入中に必要な構成要素がインバータアドオンを示す。インバータアドオンの助けを借りて管路ライニングをハウジングに挿入することができ、次いで、最初の状態に比べて裏返された形態で管の中に管路ライニングが存在するようなやり方で、管路ライニングを管に挿入することができる。管路ライニングの最初の状態は、本発明による装置に管路ライニングを挿入する前、特に管路ライニングを管に挿入する前に存在する状態を意味すると理解される。インバータアドオンを管路ライニングアダプタと呼ぶこともできる。
【0021】
インバータアドオンは、第2のハウジング開口にねじ留めすることができる。このために、インバータアドオンはフランジ状部分を有することが好ましい。フランジ状部分は、開口を有することが好ましく、これらの開口を通して締着要素、特に締付けねじを案内することができる。フランジ状部分は、第2のハウジング開口のフランジ状部分がインバータアドオンのフランジ状部分と接触するように、装置の第2のハウジング開口の近くに形成されていることが好ましい。次いで、締着要素によって、特にねじまたはねじおよびナット接続によって脱離可能な接続を確立することができる。
【0022】
インバータアドオンはシーリングスリーブおよび/または圧縮空気ポートを有することが可能である。シーリングスリーブの助けを借りて、挿入される管路ライニングに関して管路ライニングに作用する圧力は失われないが、その代わりに管路ライニングに直接に作用するようなやり方で、インバータアドオンをシールすること、およびその結果として装置の第2のハウジング開口をシールすることが可能である。このことは管への管路ライニングの挿入を単純にする。
【0023】
さらに、インバータアドオンは少なくとも1つの圧縮空気ポートを有することができる。この圧縮空気ポートは特に、シーリングスリーブの助けを借りて十分なシールを生み出すために使用することができる。このために、インバータアドオンはフレキシブルチャンバ部分を有することが好ましい。このフレキシブルチャンバ部分は例えばシーリングスリーブとインバータハウジング部分との間に形成される。圧縮空気ポートの助けを借りて、シーリングスリーブが膨らみ、チャンバ部分が拡大するようなやり方で、このフレキシブルチャンバ部分に圧縮空気をポンプ給送することができる。この形態では、シーリングスリーブを管路ライニングに押し付けることができる。
【0024】
シーリングスリーブはゴム状材料から形成されていることが好ましい。
【0025】
本発明の追加の実施形態では、装置のハウジングが圧縮空気ポートを有することが提供される。この圧縮空気ポートを使用してハウジング自体に圧力をかけることができる。例えばこれは装置の第2の状態で実行される。これは例えば較正チューブの展開を容易にする。
【0026】
インバータアドオンはさらに圧力解放開口を有することができる。インバータアドオン内に形成された圧縮空気は、圧力解放開口の助けを借りて流出することができる。
【0027】
ハウジングは、圧縮空気排出開口を有することができる。この圧縮空気排出装置の助けを借りて、装置のハウジング内に形成された圧力を解放することができる。
【0028】
本発明の好ましい実施形態では、装置のハウジング内に、貫いて管路ライニングを案内するためのガイド部分が形成されている。このガイド部分は、第2のハウジング開口から始まって第1のハウジング開口まで延びている。管路ライニングは、ガイド部分の助けを借りて第2のハウジング開口から第1のハウジング開口まで案内される。
【0029】
少なくとも第1および第2のハウジング開口は、装置のハウジングの中心で開口軸が互いに交差するようなやり方でハウジング内に配置されている。ハウジングの中心は、巻付け装置の縦軸に対応するハウジングの部分であることが好ましい。言い換えると、第1のハウジング開口の開口軸と第2のハウジング開口の開口軸は、巻付け装置の縦軸の近くで互いに交差する。ハウジング開口軸は、互いに対して鈍角で延びていることが好ましい。このことは、管路ライニングが、第2のハウジング開口から始まって第1のハウジング開口の方向に強く曲がる必要がないことを意味する。それよりもむしろ、管路ライニングは、装置内で案内された状態で少なくとも複数の部分において直線的に延びることもできる。
【0030】
ハウジング開口軸のこの鈍角は、110°から150°の間であることが好ましく。140°から145°の間であることが特に好ましく、130°から140°の間であることが特に好ましい。
【0031】
第1の状態では、巻付け装置に較正チューブが巻き付けられていることが好ましい。巻付け装置は例えば、電気的に動作可能な巻付け装置とすることができる。さらに、望ましくない、ほどけおよび巻き付けが起こらないよう巻付け装置が固定されるように、巻付け装置はロック手段を有することが好ましい。したがって、装置の第1の状態ではこのロック手段がかみ合っていることが好ましい。
【0032】
装置のハウジングは運搬装置上に締着されていることが好ましい。この運搬装置は、手押し車のような装置とすることができる。本発明による装置を容易に運搬することができるように、運搬装置は、少なくとも2つの車輪またはころ、および少なくとも1つの握りユニットを有することが好ましい。
【0033】
本発明の追加の態様は、管路ライニングを管に挿入するため、および管に挿入された管路ライニングを最終的に配置するための方法に関する。
【0034】
本発明によるこの方法は、本発明による装置の使用を提供する。本発明によるこの方法は、
a)本発明による装置を提供するステップであり、巻付け装置に較正チューブが巻き付けられた、ステップと、
b)第2のハウジング開口にインバータアドオンを締着するステップと、
c)管路ライニングの第1の端部を第2のハウジング開口から第1のハウジング開口まで案内し、管路ライニングの第1の端部を取付け要素に締着するステップと、
d)インバータアドオンのところの圧力および/またはハウジング内の圧力を、特に圧縮空気によって増大させるステップと、
e)管路ライニングを管に挿入するステップと
を含む。
【0035】
本発明によるステップa)からe)は、記載された順序で実行されることが好ましい。ステップa)とb)を例えば同時にまたは順序を入れ替えて実行することが可能である。記載されたステップを実行するときには、最初に、管路ライニングを管に挿入するための装置の第1の状態を生み出すことが重要である。
【0036】
ステップc)とe)の間に、管の方向に複数の部分においてサポートチューブを延ばし、管路ライニングの第1の端部の上に引き延ばされたサポートチューブを取付け要素に締着することが可能である。
【0037】
装置の第1の開口と処理または修復する管の始まりとの間の何もない部分をまたぐサポートチューブの助けを借りて、管路ライニングを管に容易に挿入することができる。この場合、サポートチューブは、管路ライニングを意図的に管に挿入することができるようにする一種のガイドの役目を果たす。
【0038】
サポートチューブは例えば、サポートチューブが修復する管または処理する管に入るまで挿入することができる。例えば、サポートチューブは、処理する管内に約10cm延びることができる。サポートチューブは、管路ライニングの第1の端部の上に案内され、管路ライニングの第1の端部に適用されたこの状態で取付け要素、特に取付けリングに締着されることが好ましい。この締着は、例えばテンションストラップおよび/またはテンションリングによって達成することができる。
【0039】
サポートチューブはステップc)とe)の間で挿入される。このステップはステップc)とd)の間で実行されることが好ましい。
【0040】
ステップc)では、管路ライニングの第1の端部が取付け要素に締着される。このために、最初に、ハウジングを通して管状管路ライニングが案内され、第1の端部で折り返される。したがって、管路ライニングの最初は内面だった面が次いで、取付け要素に締着された状態では外面を形成するように、管路ライニングの第1の端部において管路ライニングの内面が外側に向けられる。
【0041】
第1の管路ライニングは外側に向けられた形態で取付け要素に締着されているため、管路ライニングを管に挿入するときに管路ライニングを裏返して管に完全に挿入することができる。この管路ライニングが外側に向けられているため、特に好ましいやり方で管路ライニングに樹脂混合物を含浸させることができる。樹脂は、管路ライニングの内面に塗布されることが好ましく、外側に向けられているため、樹脂は、すでに樹脂を含浸させた管路ライニングの特に単純な取り扱いを可能にすることができるやり方で外側を移動するだけである。
【0042】
ステップa)はさらに、本発明による装置を提供するときに、例えば装置に保持コード(retaining cord)を接続し、装置内で保持コードを例えば循環チューブおよび凝縮物排出チューブとともに巻くことを提供することができる。
【0043】
較正チューブは、最初に較正チューブの第2の端部が巻付け装置に巻き付けられるようなやり方で巻付け装置に巻き付けられることが好ましい。較正の第2の端部は、較正チューブをほどく工程中に、最後にほどかれる較正チューブの端部、または較正チューブの最後にほどかれる部分を表す較正チューブの端部であると理解される。
【0044】
ステップc)では、例えばテンションストラップおよび/またはテンションリングによって、管路ライニングの第1の端部を取付け要素に締着することができる。
【0045】
本発明の追加の実施形態では、この方法がステップf)を含む。ステップf)によれば、ステップe)が完了した後に、インバータアドオンおよび/またはハウジングから圧力が解放される。言い換えると、管路ライニングが管に完全に挿入された後に、最初に、インバータアドオンおよび/またはハウジングから、以前に加えられた圧力が解放される。
【0046】
圧力が解放された後にのみ、ステップg)で、ハウジングからインバータアドオンを取り外すことができる。次いで、第2のハウジング開口にカバープレートを、第2のハウジング開口が閉じられるようなやり方で締着することができる。
【0047】
装置の第1の状態では、第2のハウジング開口が完全には閉じられていない。それよりもむしろ、インバータアドオンによって外側から装置に管路ラインを挿入することができるように、インバータアドオンによってハウジングへの一種のアクセスが形成される。
【0048】
さらに、ステップh)で、取付け要素から、管路ライニングの第1の端部および任意選択で締着されたサポートチューブが取り外される。ステップh)は、ステップf)の後に実行されることが好ましい。ステップg)の後にステップh)を実行することが可能である。さらに、ステップf)とg)の間にステップh)を実行することが可能である。
【0049】
ステップh)が実行された場合、取付け要素に対して最初に接触していた構成要素および/またはチューブ部分はもはやない。
【0050】
ステップi)で、巻付け装置から較正チューブの第1の端部をほどき、取付け要素に締着することが可能である。較正チューブの第1の端部は、較正チューブが同様に外側に向けられ、この外側に向けられた形態で較正チューブが取付け要素に締着されるようなやり方で、取付け要素に締着されることが好ましい。取付け要素へのこの締着は、テンションストラップおよび/またはテンションリングによって達成することができる。
【0051】
ステップj)によれば、管路ライニングの第1の端部および任意選択でサポートチューブを較正チューブの第1の端部の上に引き延ばし、取付け要素に締着することが可能である。内側から外側へ、較正チューブの第1の端部、管路ライニングの第1の端部および任意選択でサポートチューブを取付け要素上に装着し、取付け要素に締着することができるように、取付け要素上に装着された較正チューブの上に、最初に管路ライニングの第1の端部を案内し、次いでサポートチューブを案内することができる。
【0052】
管路ライニングおよびサポートチューブのこのような締着によって、管路ライニングも任意選択で提供されたサポートチューブも較正工程中に望ましくない変位を引き起こさないため、較正チューブは特に都合よく動作する。サポートチューブを取り付けることによって、較正チューブは、第1のハウジング開口から管の始まりまで首尾よく案内される。この場合も、サポートチューブは管内に約10cm延びることができる。
【0053】
ステップk)で、ハウジング内の圧力が増大され、この圧力増大のために、管路ライニング内に較正チューブが配置され、膨らみ、したがって管路ライニングはその最終位置に配置される。この圧力増大のために較正チューブは巻付け装置からほどかれ、管、特に管路ライニングにますます押し込まれる。
【0054】
較正チューブは裏返しになって装置から管路ライニングに入る。工程k)は、較正チューブが完全に設置されるまでの期間、継続されることが好ましい。装置が保持コードを有する場合、保持コード上の長さマーカは、較正チューブの位置についての情報を与えることができる。この保持コードの助けを借りて、較正チューブの第2の端部の位置をいつでも知ることができる。
【0055】
ハウジング内の圧力増大の助けを借りてステップk)の実行速度を制御することができ、保持コードの助けを借りてステップk)の実行速度を監視することができる。
【0056】
樹脂でコーティングされた不織布チューブによって管路ライニングを構成することができる。このような管路ライニングはチューブライナとしても知られている。管路ライニングを管に挿入するときには管路ライニングの内面が外側に向けられる。このやり方での管路ライニングの挿入はインバージョン(inversion)とも呼ばれる。
【0057】
圧縮空気の供給の助けを借りて、ステップe)で、管路ライニングは完全に放出され、次いで裏返された形態で存在する。完全に正確な配置または最終的な配置の後、管路ライニングは、管路ライニングの樹脂を硬化させることができる形態で存在する。このタイプの硬化工程は、例えば蒸気および/または赤外線放射によって実行することができる。管路ライニングはすでに正しい位置にあるため、この硬化工程中に追加の配置ステップを実行する必要はない。
【0058】
本発明による方法は、本発明による装置が使用されることに基づく。本発明による装置の助けを借りることによって初めて、管路ライニングの導入または挿入と管路ライニングの最終的な配置の両方を単一の装置によって実行することが可能になる。このことは、使用可能な状態に維持する必要がある装置の大幅な節減に関連する。
【0059】
次に、添付の概略図を参照し、例示的な実施形態に基づいて本発明をより詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0060】
【
図1a-1c】異なる状態にある、本発明による装置を示す図である。
【
図2a-2b】管路ライニングが挿入されていないインバータアドオンおよび管路ライニングが挿入されたインバータアドオンに関する断面図である。
【
図3a-3c】本発明による方法の異なる段階を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0061】
以下では、同じ構成要素および機能上同じ構成要素に対して同じ参照符号が使用されている。
【0062】
図1aは、本発明による装置10の主構造を示している。装置10は、ドラム形ハウジング20を有し、ハウジング20内には巻付け装置25が形成されている。最も単純なケースでは、巻付け装置25を一種のスピンドルとして形成することができ、巻付け装置25にはチューブ、具体的には較正チューブ70を巻き付けることができる。
【0063】
較正チューブ70は第1の端部71および第2の端部72を有する。このケースでは、第1の端部71が較正チューブ70の最後に巻き付けられた端部または最後に巻かれた端部となるように、最初に第2の端部72が巻かれる、または巻き付けられる。ハウジング20は運搬装置90上に固定されている。運搬装置90は、実質的に2つのころ91、握り部分92およびフレーム93を有する。フレーム93によって、とりわけ、運搬装置が静止しているときに運搬装置が傾斜可能となることが防止される。したがって、フレーム93は、本発明による方法が実行されている間、装置10が安定して配置されることを可能にする。
【0064】
ハウジング20は実質的にドラムの形状を有する。ハウジング20はさらに、第1のハウジング開口21および第2のハウジング開口22を有する。ハウジング20は、第1のハウジング開口21の方向を向いたハウジング部分23を有する。このハウジング部分23は、第1のハウジング開口21の方向に次第に細くなるように延びている。このタイプのハウジング部分23の助けを借りて、ハウジング20内に一種のガイドを確保することができる。
【0065】
さらに、ハウジング20は、少なくとも1つの圧縮空気ポート26、および1つの圧縮空気表示器すなわち圧力計27を有する。
【0066】
第2のハウジング開口22の近くにハウジング開口部分30が形成されている。このハウジング開口部分30は特に、異なる構成要素を固定するために使用される。この目的のため、ハウジング開口部分30はフランジ要素31を有する。
【0067】
ハウジング開口21は第1のハウジング開口軸A1を有し、ハウジング開口22は第2のハウジング開口軸A2を有する。2つのハウジング開口軸A1とA2は、巻付け装置25の近くで、すなわち巻付け装置25の縦軸の近くで交わっていることが分かる。ハウジング開口軸A1とA2は互いに対して角度αで配置されている。角度αは鈍角であることが好ましく、135°であることが好ましい。
【0068】
このような角度にすると、ハウジング20内で管路ライニングを比較的に自由な角度で案内することが可能である(
図1b参照)。
図1aでは、ハウジング開口22にインバータアドオン40が締着されている。インバータアドオン40のより正確な図が
図2に示されている。
【0069】
ハウジング20内にはさらにガイド部分33が形成されている。ガイド部分33の助けを借りて、チューブ、特に管路ライニング80を、第2のハウジング開口22から第1のハウジング開口21の方向に案内することができる。
【0070】
図1bには、装置10が、管路ライニング80を管に挿入するための第1の状態に従って示されている。第2のハウジング開口22から第1のハウジング開口21まで管路ライニング80が案内されていることが分かる。管路ライニング80の第1の端部81のところで管路ライニング80が取付け要素35に締着されている。取付け要素35は取付けリングである。
【0071】
図示の例では、取付け要素35がハウジング部分23に締着されている。取付け要素35を、ハウジング20と一体化された構成要素として形成することも可能である。管路ライニング80は、内面82が外側に向けられ、締着された状態では内面82が管路ライニング80の外面を形成するようなやり方で、その第1の端部81が取付け要素35上に配置されまたは取付け要素35に締着される。対照的に、装置10内に置かれた状態では外面83が見える。
【0072】
管路ライニング80の第1の端部81は、テンションストラップ88によって取付け要素35上に嵌められていることが好ましい。
【0073】
装置10の第1の状態では、巻付け装置25が、管路ライニング80の挿入中に較正チューブ70が巻付け装置25からほどけないようなやり方で固定されている。
【0074】
さらに、
図1cには、取付け要素35にサポートチューブ75を締着することができることが示されている。サポートチューブは、管路ライニング80の折り返された第1の端部81の上に押し込まれ、このケースでは同様に、テンションストラップ88によって取付け要素35に締着される。サポートチューブ75は、案内された態様で管路ライニングを管に挿入するために使用される。サポートチューブ75は管に達することが好ましい。例えば、挿入工程の間、サポートチューブ75がなければ何もない管と第1のハウジング開口21との間の空間において管路ライニング80が制御不能に移動可能となることなく、管路ライニング80を特に容易に管に導入することができるように、サポートチューブ75は管内に最大10cm延びることができる。
【0075】
図2aに、インバータアドオン40がより詳細に示されている。管路ライニング80を管に挿入するのに必要な構成要素はインバータアドオンであると理解され、管路ライニング80は、管への管路ライニング80の挿入中に、管路ライニングの以前に形成された内面が圧縮空気によって外側に向けられるまたは裏返されるような形で管路ライニングの側面が折り返されるようなやり方で挿入される。インバータアドオン40を管路ライニングアダプタと呼ぶこともできる。
【0076】
図2aには、管路ライニング80が挿入されていないインバータアドオン40が示されている。
図2bには、インバータアドオン40の機能が、挿入された管路ライニング80に基づいて示されている。
【0077】
最初に、インバータアドオン40はフランジ要素41を有する。インバータアドオン40のフランジ要素41の助けを借りて、ハウジング20のフランジ要素31にインバータアドオン40を締着することを可能にすることができる。シーリング機能を達成するためにリングシール42が提供されている。
【0078】
インバータアドオン40は基本的に、シーリングスリーブ43および第1の締着アタッチメント44を有する。シーリングスリーブ43の一端を第1の締着アタッチメント44に、例えば管クランプ46によって締着することができる。
【0079】
シーリングスリーブ43の第2の端部は第2の締着アタッチメント47に締着されている。この締着アタッチメント47への締着も管クランプ46によって達成することができる。シーリングスリーブはプラスチック製であることが好ましい。
【0080】
シーリングスリーブは、インバータアドオン40の中心48の方向にシーリングスリーブを膨張させることができるような長さを有する。このシーリングスリーブによって、シーリングスリーブ43とインバータハウジング部分49との間にフレキシブルチャンバ部分50が形成される。
【0081】
フレキシブルチャンバ部分50の体積を大きくすることまたは小さくすることができる。このために、インバータアドオン40は圧縮空気入口51および圧縮空気出口52を有する。図示の例では、圧縮空気入口51およびさらに圧縮空気出口52は三方弁53の一部であると理解することができる。図示の例では、この弁が具体的には三方スレッドボール弁(3-way thread ball valve)である。握り54を作動させることによって圧縮空気を供給または排出することができる。フレキシブルチャンバ部分50への圧縮空気の注入を増大させることによって、シーリングスリーブ43は、インバータアドオン40の中心48の方向に膨張する。
【0082】
図2bには、シーリングスリーブ43の膨張状態、したがってフレキシブルチャンバ部分50に関する大きな体積が示されている。さらに、締着手段55が示されており、締着手段55の助けを借りて、インバータアドオン40を、ハウジング20またはハウジング開口部分30に締着することができる。このケースでは締着手段55がねじ接続として形成されている。
【0083】
図2bに示された構成では、一方で、挿入された管路ライニング80を第1のハウジング開口51の方向に移動させることができ、他方で、シーリングスリーブがあるために、導入される管路ライニングに対して第2のハウジング開口22がシールされる。管路ライニング80に作用する圧力は失われないが、管路ライニング80に直接に作用する。このことは、管への管路ライニング80の導入を単純にする。
【0084】
管路ライニング80が管に完全に挿入された場合には、フレキシブルチャンバ部分50に位置する圧縮空気を出口52を通して排出することができる。シーリングスリーブ43は、側方のインバータハウジング部分49の方向に戻され、その結果、フレキシブルチャンバ部分50の体積は再び小さくなる。この場合、管路ライニング80に作用する圧力は低下し、その結果、管路ライニング80の端部を再び容易に取り扱うことができるようになり、同時に、ハウジング20からインバータアドオン40を取り外すことができる。
【0085】
図3aから3cは、管路ライニング80の挿入と、較正チューブ70の挿入による管路ライニング80の最終的な配置とに関するさまざまな方法ステップを示している。
【0086】
図3aは、一方で、管路ライニング80の第1の端部81が取付け要素35にすでに締着されていることを示している。さらに、サポートチューブ75の進路も示されている。サポートチューブ75は、管路ライニング80の第1の端部81の上に引き延ばされて取付け要素35に締着されている。サポートチューブ75は、マンホール99を通して管100の方向に置かれている。サポートチューブ75の助けを借りて、結果的に管路ライニング80を管100の方向に意図的に延ばすことができる。装置10の第1の状態によれば、第2のハウジング開口22にはインバータアドオン40が締着されている。管路ライニング80が管100に挿入されている間、較正チューブ70は巻付け装置25上にあり続ける。
【0087】
管路ライニング80は、圧縮空気によって管100に、所望の長さにわたって挿入される。この状態が
図3bに示されている。
【0088】
管路ライニング80が管100に完全に導入された後、管路ライニング80は、装置10の第2の状態の最終位置に配置される。この目的のため、第2のハウジング開口22からインバータアドオン40が取り外される。インバータアドオン40の代わりに第2のハウジング開口22にカバープレート25が嵌められる。インバータアドオン40を取り外す前に、インバータアドオン40および/またはハウジング20から圧力を解放しまたは圧縮空気を排出しなければならない。
【0089】
カバープレート45は、第2のハウジング開口22が完全に閉じられるようなやり方で第2のハウジング開口22に嵌められる。この第2の状態では、最初に、管路ライニング80の第1の端部81、さらに任意選択で締着されたサポートチューブ75が取付け要素35から取り外される。較正チューブ70は、第1の端部71をつかむことによって第1のハウジング開口21の方向に引っ張られ、同様に、裏返された状態で取付け要素35に締着される。
【0090】
次いで、管路ライニング80の第1の端部81が較正チューブ70の第1の端部71の上に押し込まれる。次いで、管路ライニング80の第1の端部81の上にサポートチューブ75を押し込むことまたは引き延ばすことができる。この配置では、較正チューブ、管路ライニングおよびサポートチューブが取付け要素35に締着される。
【0091】
図3cに示されているように、この締着された形態で圧縮空気を供給することによって、管路ライニング80の中に較正チューブを押し込むことができる。較正チューブ70に圧縮空気を供給することによって、管路ライニング80を外側へ押すことができ、その結果、管路ライニング80、例えば側面に樹脂を含浸させた管路ライニング80を外側へ、すなわち管100の方向に押し付けることができる。
【0092】
較正チューブ70が管路ライニング80の中に完全に配置された場合には、管路ライニング80を完全に配置することができる。次いで較正チューブ70を取り外すことができる。
【0093】
次いで、追加の硬化ステップを実行することが可能である。例えば蒸気または赤外線放射によって管路ライニング80を硬化させることができる。
【符号の説明】
【0094】
10 装置
20 ハウジング
21 第1のハウジング開口
22 第2のハウジング開口
23 ハウジング部分
25 巻付け装置
26 圧縮空気ポート
27 圧力計
30 ハウジング開口部分
31 フランジ要素
33 ガイド部分
35 取付け要素
40 インバータアドオン
41 フランジ要素
42 リングシール
43 シーリングスリーブ
44 第1の締着アタッチメント
45 カバープレート
46 管クランプ
47 第2の締着アタッチメント
48 インバータアドオンの中心
49 インバータハウジング部分
50 フレキシブルチャンバ部分
51 圧縮空気入口
52 圧縮空気出口
53 三方弁
54 握り
55 締着手段
70 較正チューブ
71 較正チューブの第1の端部
72 較正チューブの第2の端部
75 サポートチューブ
80 管路ライニング(pipeline lining)
81 管路ライニングの第1の端部
82 内面
83 外面
88 テンションベルト
90 運搬装置
91 ころ
92 握り部分
93 フレーム
99 マンホール
100 管
A1 第1のハウジング開口軸
A2 第2のハウジング開口軸
α ハウジング開口軸間の角度
【国際調査報告】