(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-13
(54)【発明の名称】情報表示方法、装置、及びコンピュータ記憶媒体
(51)【国際特許分類】
G06F 16/38 20190101AFI20240205BHJP
【FI】
G06F16/38
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023549545
(86)(22)【出願日】2022-04-08
(85)【翻訳文提出日】2023-08-16
(86)【国際出願番号】 CN2022085790
(87)【国際公開番号】W WO2022237410
(87)【国際公開日】2022-11-17
(31)【優先権主張番号】202110518938.2
(32)【優先日】2021-05-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】祝 ▲碩▼宏
【テーマコード(参考)】
5B175
【Fターム(参考)】
5B175DA01
5B175FB03
5B175GA01
5B175JC04
(57)【要約】
本開示は、情報表示方法、装置、及びコンピュータ記憶媒体を提供する。ここで、該方法は、ページの第1事前設定された領域に検索ボックスを表示し、第2事前設定された領域に第1マルチメディアリソースを再生するステップであり、検索ボックスには第1マルチメディアリソースに関連する第1推薦検索情報が表示されるステップと、トリガー操作に応答して、第2事前設定された領域に、第1マルチメディアリソースを、第2マルチメディアリソースに切り替えて再生し、検索ボックスには、第2マルチメディアリソースに関連する第2推薦検索情報が対応して表示されるステップと、を含む。本開示では、ビデオ再生ページに該マルチメディアリソースに関連する推薦検索情報を含む検索ボックスを同期して表示することができ、かつ、現在のページに再生されているビデオリソースを切り替える時に検索ボックスに表示されている推薦検索情報を同期して表示することができ、それにより、情報検索効率を向上させることができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報表示方法であって、
ページの第1事前設定された領域に検索ボックスを表示し、第2事前設定された領域に第1マルチメディアリソースを再生するステップであり、
前記検索ボックスには、前記第1マルチメディアリソースに関連する第1推薦検索情報が表示される、ステップと、
トリガー操作に応答して、
前記第2事前設定された領域に前記第1マルチメディアリソースを、第2マルチメディアリソースに切り替えて再生し、
前記検索ボックスには、前記第2マルチメディアリソースに関連する第2推薦検索情報が、対応して表示される、ステップと、
を含む、 ことを特徴とする、方法。
【請求項2】
前記推薦検索情報は、マルチメディアリソースの特徴情報、及び、前記マルチメディアリソースに対応する閲覧後の検索データに基づいて確定される、
ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
ページの第1事前設定された領域に検索ボックスを表示するステップは、
前記推薦検索情報に対応する文字数に基づいて、前記検索ボックスの表示サイズを確定するステップと、
確定された表示サイズに基づいて、前記検索ボックスを表示し、かつ、前記検索ボックスに前記推薦検索情報を表示するステップと、
を含む、
ことを特徴とする、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記推薦検索情報に対応する文字数に基づいて、前記検索ボックスの表示サイズを確定するステップは、
前記推薦検索情報に対応する文字数が事前設定された文字数よりも小さい場合、前記推薦検索情報に対応する文字数に基づいて、前記検索ボックスの表示サイズを確定するステップと、
前記推薦検索情報に対応する文字数が事前設定された文字数以上である場合、前記事前設定された文字数に基づいて、前記検索ボックスの表示サイズを確定するステップと、
を含む、
ことを特徴とする、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記推薦検索情報に対応する文字数が事前設定された文字数より大きい場合、
前記推薦検索情報は、ターゲットキーワードを含み、
前記ターゲットキーワードは、前記推薦検索情報及び前記事前設定された文字数に基づいて確定され、
前記ターゲットキーワードの文字数は、前記事前設定された文字数以下である、
ことを特徴とする、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記方法は、
前記検索ボックスに対するトリガー操作に応答して、前記推薦検索情報を含む検索中間ページを表示するステップであり、
前記検索中間ページ中の前記推薦検索情報は、トリガーされた後に、前記推薦検索情報に対応する検索結果を表示することに用いられるステップ、または、
前記推薦検索情報に関連する検索結果ページを表示するステップであり、
前記検索結果ページは、前記推薦検索情報に対応する検索結果を含む、ステップ、
を含む、
ことを特徴とする、請求項2に記載の方法。
【請求項7】
前記推薦検索情報を含む検索中間ページを表示するステップは、
前記検索中間ページの検索ボックスに前記推薦検索情報を表示するステップ、
前記検索中間ページの第1領域に、前記マルチメディアリソースに関連する第1拡張推薦検索情報を表示するステップ、
前記検索中間ページの第2領域に、履歴閲覧データに基づいて確定された第2拡張推薦検索情報を表示するステップであり、前記第2拡張推薦検索情報は、適時性識別子を含む、ステップ、及び/又は、
前記検索中間ページの第3領域に、複数の推薦次元、及び、各前記推薦次元での第3拡張推薦検索情報を表示するステップであり、前記推薦次元は、少なくとも適時性次元、エンティティカテゴリー次元、地理的位置次元を含む、ステップ、
を含む、
ことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記第2事前設定された領域は、前記ページの全ページ領域であり、
前記第1事前設定された領域は、前記ページのフローティングレイヤ上の領域である、
ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記マルチメディアリソースは、ビデオであり、
前記ページは、ビデオ推薦ストリームの方式で、ビデオを切り替え及び再生する、
ことを特徴とする、請求項2に記載の方法。
【請求項10】
前記推薦検索情報は、キーワードを含み、前記キーワードは、
マルチメディアリソースのテキスト記述情報に対して単語分割処理を行い、各分割された単語から、前記マルチメディアリソースとの間の関連度が事前設定された条件を満たす候補文を選択するステップと、
前記マルチメディアリソースに対応する閲覧後の検索データに基づいて、前記候補文から、前記キーワードを選択するステップと、
を含む、
ことを特徴とする、請求項2に記載の方法。
【請求項11】
情報表示装置であって、
ページの第1事前設定された領域に検索ボックスを表示し、第2事前設定された領域に第1マルチメディアリソースを再生する、第1処理モジュールであり、
前記検索ボックスには、前記第1マルチメディアリソースに関連する第1推薦検索情報が表示される、
第1処理モジュールと、
トリガー操作に応答して、前記第2事前設定された領域に、前記第1マルチメディアリソースを、第2マルチメディアリソースに切り替えて再生する、第2処理モジュールであり、
前記検索ボックスには、前記第2マルチメディアリソースに関連する第2推薦検索情報が対応して表示される、
第2処理モジュールと、
を含む、ことを特徴とする、情報表示装置。
【請求項12】
コンピュータ装置であって、
プロセッサと、記憶装置と、を含み、
前記記憶装置には、前記プロセッサが実行可能な機器可読命令が記憶され、
前記記憶装置に記憶された前記機器可読命令が、前記プロセッサにより実行されると、前記プロセッサは、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法を実行する、
ことを特徴とする、コンピュータ装置。
【請求項13】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体には、コンピュータプログラムが記憶されており、
前記コンピュータプログラムが、コンピュータ装置によって実行されると、前記コンピュータ装置は、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法を実行する、
ことを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、インターネットの技術分野に関し、具体的には、情報表示方法、装置、及びコンピュータ記憶媒体に関する。
【0002】
関連出願の相互参照
本開示は、出願番号が202110518938.2、出願日が2021年5月12日、名称が「情報表示方法、装置及びコンピュータ記憶媒体」である中国特許出願に基づいて提出され、当該中国特許出願について優先権を主張しており、当該中国特許出願のすべての内容は、ここで本願に参照として組み込まれている。
【背景技術】
【0003】
インターネット技術の連続的な発展に伴い、ターミナルアプリケーション又はウエブサイトを介して情報を検索することは主な情報源になっている。
【0004】
一般的に、ユーザーがメディアリソースを見る時に検索ニーズがある場合、ユーザーは、該メディアリソースを終了し、ブラウザ又は検索機能を有するアプリケーションプログラムに切り替えて検索する必要があり、該過程は、繁雑で、長い時間がかかり、情報取得効率が低い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の実施例は、少なくとも情報表示方法、装置及びコンピュータ記憶媒体を提供する。
【0006】
第1態様では、本開示の実施例は、
ページの第1事前設定された領域に検索ボックスを表示し、第2事前設定された領域に第1マルチメディアリソースを再生するステップであり、前記検索ボックスには前記第1マルチメディアリソースに関連する第1推薦検索情報が表示されるステップと、
トリガー操作に応答して、前記第2事前設定された領域に前記第1マルチメディアリソースを第2マルチメディアリソースに切り替えて再生し、前記検索ボックスには前記第2マルチメディアリソースに関連する第2推薦検索情報が対応して表示されるステップと、を含む、情報表示方法を提供する。
【0007】
第2態様では、本開示は、
ページの第1事前設定された領域に検索ボックスを表示し、第2事前設定された領域に第1マルチメディアリソースを再生する、第1処理モジュールであり、前記検索ボックスには前記第1マルチメディアリソースに関連する第1推薦検索情報が表示される、第1処理モジュールと、
トリガー操作に応答して、前記第2事前設定された領域に前記第1マルチメディアリソースを第2マルチメディアリソースに切り替えて再生する、第2処理モジュールであり、前記検索ボックスには前記第2マルチメディアリソースに関連する第2推薦検索情報が対応して表示される、第2処理モジュールと、を含む、情報表示装置を提供する。
【0008】
第3態様では、本開示の任意選択の実装形態は、プロセッサと、記憶装置とを含むコンピュータ装置をさらに提供する。前記記憶装置に記憶された前記機器可読命令が、前記プロセッサにより実行されると、上記第1態様又は第1態様のいずれかの任意選択の実施形態に記載の情報表示方法のステップを実行する。
【0009】
第4態様では、本開示の任意選択の実装形態は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体には、コンピュータプログラムが記憶され、該コンピュータプログラムが、プロセッサによって実行されると、上記第1態様又は第1態様のいずれかの任意選択の実施形態に記載の情報表示方法のステップを実行する。
【0010】
本開示の実施例が提供する情報表示方法、装置、及びコンピュータ記憶媒体は、ページの第1事前設定された領域に検索ボックスを表示し、第2事前設定された領域に第1マルチメディアリソースを再生する。このときに、検索ボックスには第1マルチメディアリソースに関連する第1推薦検索情報が表示され、トリガー操作に応答して、第2事前設定された領域に第1マルチメディアリソースを第2マルチメディアリソースに切り替えて再生する。このときに、検索ボックスに第2マルチメディアリソースに関連する第2推薦検索情報が表示される。本開示では、マルチメディアリソース再生ページ(例えばマルチメディアリソースの詳細ページ、マルチメディアリソースがビデオである場合、詳細ページはビデオ再生ページである)の第1事前設定された領域に該マルチメディアリソースに関連する推薦検索情報を含む検索ボックスを表示することができる。さらに、第2事前設定された領域で再生されるマルチメディアリソースを切り替える場合、検索ボックス内の推薦検索情報は、現在再生されているマルチメディアリソースに従って変換することができ、それにより、現在再生されているマルチメディアリソースに対して迅速な検索を開始するチャンネルを提供し、操作が簡単で、情報検索効率を向上させる。
【0011】
上記情報表示装置、コンピュータ装置、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の効果についての説明は、上記情報表示方法の説明を参照し、ここでは詳しく説明しない。
【0012】
本開示の上記目的、特徴、及び利点をより明確にしかつ理解しやすくするために、以下、好ましい実施例を挙げ、添付図面と組み合わせて詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
本開示の実施例の技術的解決手段をより明確に説明するために、以下、実施例で使用される図面を簡単に説明する。ここで、図面は明細書に組み込まれて本明細書の一部として構成し、これらの図面は、本開示に適合する実施例を示し、かつ、明細書とともに本開示の技術的解決手段を説明することに用いられる。以下の図面は、本開示のいくつかの実施例を示すため、範囲に対する限定と見なされるべきではなく、当業者にとって、創造的な労働を払わずに、これらの図面に基づいて、他の関連図面を得ることもできる。
【
図1】本開示の実施例が提供する情報表示方法を示すフローチャートである。
【
図2a】本開示の実施例が提供する情報表示方法において、ビデオ推薦ストリームの方式で第1マルチメディアリソースを再生するページの概略図である。
【
図2b】本開示の実施例が提供する情報表示方法において、第1マルチメディアリソースの再生ページから第2マルチメディアリソースの再生ページに切り替えられる表示ページの概略図である。
【
図3】本開示の実施例が提供する情報表示方法において、検索ボックスに推薦検索情報を表示するマルチメディアリソースの詳細ページの概略図である。
【
図4】本開示の実施例が提供する情報表示方法において、検索ボックスにターゲットキーワードを表示するマルチメディアリソースの詳細ページの概略図である。
【
図5】本開示の実施例が提供する情報表示方法において、検索中間ページの概略図である。
【
図6】本開示の実施例が提供する情報表示方法において、別の検索中間ページの概略図である。
【
図7】本開示の実施例が提供する情報表示方法において、編集状態の検索中間ページの概略図である。
【
図8】本開示の実施例が提供する情報表示方法において、検索結果ページの概略図である。
【
図9】本開示の実施例が提供する情報表示方法において、編集状態のマルチメディアリソースの詳細ページの概略図である。
【
図10】本開示の実施例が提供する情報表示装置の概略図である。
【
図11】本開示の実施例が提供するコンピュータ装置の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本開示の実施例の目的、技術的解決手段、及び利点をより明確にするために、以下、本開示の実施例における図面を組み合わせて、本開示の実施例における技術的解決手段を明確かつ完全に説明する。明らかに、説明される実施例は、単に本開示の一部の実施例にすぎず、すべての実施例ではない。一般に、ここで説明され、示される本開示の実施例のユニットは、様々な異なる構成で配置され、設計されてもよい。従って、本開示の実施例についての以下の詳細な説明は、特許請求している本開示の範囲を制限することを目的とせず、単に本開示の選択された実施例を示す。本開示の実施例によれば、当業者が創造的な労働を行うことなく取得したすべての他の実施例は、いずれも本開示の保護範囲に属する。
【0015】
ビデオ再生ページでビデオを見る時に、検索ビデオに関する人物、物品、シーン、又は状況等を検索するニーズがある場合には、現在のビデオ再生ページを終了し、ブラウザ又は検索機能を有するアプリケーションプログラムに切り替えて検索を開始する必要がある。該過程は、複雑で、かつ、長い時間がかかり、情報検索効率が低い。
【0016】
上記研究に基づいて、本開示の実施例は情報表示方法、装置、及びコンピュータ記憶媒体を提供しする。ビデオ再生ページに該マルチメディアリソースに関連する推薦検索情報を含む検索ボックスを同期して表示することができ、現在のページで再生されているビデオリソースを切り替える時に検索ボックスに表示される推薦検索情報を同期して切り替えることができ、このように、情報検索効率を向上させることができる。
【0017】
上記解決策は、発明者が実践し、よく研究した結果であり、従って、上記問題の発見過程及び以下の本開示が上記問題に対して提出した解決手段は、いずれも発明者が本開示の過程で本開示に貢献したものであるべきである。
【0018】
なお、類似の符号及びアルファベットは、以下の図面において類似項を表し、従って、ある項が図面に定義されると、次の図において、それをさらに定義し解釈する必要はない。
【0019】
本実施例を容易に理解するために、まず、本開示の実施例に開示されている情報表示方法を詳細に説明する。本開示の実施例が提供する情報表示方法の実行本体は、一般的には所定の計算能力を有するコンピュータ装置であり、該コンピュータ装置は、例えば、端末装置又は他の処理装置を含み、端末装置は、ユーザー装置(User Equipment、UE)、移動装置、ユーザー端末、端末、セルラーホン、コードレス電話、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、ハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、等であってもよい。いくつかの任意選択の実施形態では、該情報表示方法は、プロセッサによって記憶装置に記憶されたコンピュータ可読命令を呼び出す方式で達成することができる。
【0020】
なお、本開示の実施例が提供する情報表示方法は、複数種の情報検索シーンに適用できる。主に関連するマルチメディアリソースの詳細ページを閲覧する時の検索ニーズに応用され、特にマルチメディアリソースがビデオリソースである場合、すなわち、ビデオ再生ページのインタラクティブな表示に対する改良に適用できる。以下、本開示の実施例が提供する情報表示方法を説明する。
【0021】
以下、実行本体が端末装置であることを例として、本開示の実施例が提供する情報表示方法を詳細に説明する。具体的には、以下のとおりである。
【0022】
図1を参照すると、本開示の実施例が提供する情報表示方法のフローチャートが示されており、前記方法はステップS101~S102を含む。
【0023】
S101、ページの第1事前設定された領域に検索ボックスを表示し、第2事前設定された領域に第1マルチメディアリソースを再生する。ここで、検索ボックスには第1マルチメディアリソースに関連する第1推薦検索情報が表示される。
【0024】
本開示の実施例では、説明の便宜上、以下の関連する説明は第1推薦検索情報と第2推薦検索情報とを総称して推薦検索情報と呼び、第1マルチメディアリソースと第2マルチメディアリソースとを総称してマルチメディアリソースと呼ぶ場合がある。
【0025】
ここで、前記ページとは、マルチメディアリソースが全画面再生する時のページであり、具体的には、ターゲットアプリケーションのマルチメディア推薦ストリームページ、及び個人ページのマルチメディアストリームページ、及び関連する編集/特集のマルチメディアストリームページ、等を含んでもよい。
【0026】
第1マルチメディアリソース及び第2マルチメディアリソースの形式は、ビデオ、音声、画像、及びテキスト、等のうちの少なくとも1つを含んでもよい。なお、第1マルチメディアリソース及び第2マルチメディアリソースの形式、は同一であってもよく、異なってもよい。
【0027】
推薦検索情報には、推薦検索文、顔文字、キーワード等のような検索を開始するための情報を含むことができる。推薦検索情報は、マルチメディアリソースの特徴情報、及び前記マルチメディアリソースに対応する閲覧後の検索データに基づいて確定されてもよい。例えば、第1推薦検索情報は、第1マルチメディアリソースの特徴情報及び第1マルチメディアリソースに対応する閲覧後の検索データに基づいて確定されてもよく、第2推薦検索情報は、第2マルチメディアリソースの特徴情報及び第2マルチメディアリソースに対応する閲覧後の検索データに基づいて確定されてもよい。
【0028】
前述したように、マルチメディアリソースは、画像、テキスト、ビデオ、音声のうちの少なくとも1つを含むことができる。画像を例として、画像の特徴情報は、具体的には画像に関連するテキスト記述情報、例えば画像に対応する文字紹介コンテンツ、画像コンテンツ解析、画像をアップロードする時に設定したラベル又はトピック、等を含むことができる。画像に対応する閲覧後の検索データは、画像を閲覧した後、検索を開始する関連データを含み、例えば検索された媒体コンテンツ、入力されたクエリキーワード、等を含む。テキストを例として、テキストの特徴情報は、具体的には、テキストのヘッダー、テキストコンテンツ解析、テキストをアップロードする時に設定したラベル又はトピック、等を含むことができる。トピックに対応する閲覧後の検索データは、テキストを閲覧した後、検索を開始する関連データを含み、例えば検索された媒体コンテンツ、入力されたクエリキーワード、等を含むことができる。ビデオを例として、ビデオの特徴情報は、具体的にはビデオに関連するテキスト記述情報、例えばビデオのヘッダー、ビデオコンテンツ解析、ビデオをアップロードする時に設定したラベル又はトピック、等を含むことができる。ビデオに対応する閲覧後の検索データは、該ビデオを閲覧又は再生した後、検索を開始する関連データ、例えば検索された媒体コンテンツ、入力されたクエリキーワード、等を含む。音声を例として、音声の特徴情報は、具体的には音声に関連するテキスト記述情報、例えば音声に対応する文字紹介コンテンツ、音声コンテンツ解析、音声をアップロードする時に設定したラベル又はトピック等を含むことができる。音声に対応する閲覧後の検索データは、該音声を再生した後、検索を開始する関連データ、例えば検索された媒体コンテンツ、入力されたクエリキーワード、等を含むことができる。本開示の実施例では、マルチメディアリソースがビデオであることを例として、詳細に説明する。
【0029】
検索推薦情報がキーワードを含む場合、マルチメディアリソースのテキスト記述情報に対して単語分割処理を行い、各分割された単語からマルチメディアリソースとの間の関連度が事前設定された条件を満たす候補文を選択するステップと、マルチメディアリソースに対応する閲覧後の検索データに基づき、候補文からキーワードを選択するステップと、に基づいて、該キーワードを確定することができる。
【0030】
具体的には、マルチメディアリソースがビデオである場合、サーバによって推薦検索情報を確定してもよく、例えば、ビデオの上記テキスト記述情報を抽出することがでる。自然言語処理(Natural Language Processing、NLP)技術を用いて、テキスト記述情報に対して単語分割処理を行って、複数の分割された単語が得られ、各分割された単語に対して重複排除及び敏感解除処理を行って、複数のターゲット分割された単語が得られ、各ターゲット分割された単語と該ビデオとの間の関連度を計算し、該ビデオとの間の関連度が事前設定された関連度の閾値よりも大きいターゲット分割された単語を、候補文として選択する。該ビデオに対応する閲覧後の検索データに基づき、上記確定された候補文及び検索データに含まれる各検索語の間のマッチング度を計算し、マッチング度が事前設定されたマッチング度の閾値よりも大きい候補文を、推薦検索情報に含まれるキーワードとして選択する。
【0031】
推薦検索情報が推薦検索文を含む場合、下記方法に基づいて、推薦検索文を確定することができる。マルチメディアリソースのテキスト記述情報に対してセマンティクス分析を行い、セマンティクス分析結果に基づいて、マルチメディアリソースのテキスト記述情報を複数の文に分割し、各文からマルチメディアリソースとの間の関連度が事前設定された条件を満たす候補文を選択し、マルチメディアリソースに対応する閲覧後の検索データに基づき、候補文から推薦検索文を選択する。
【0032】
具体的には、マルチメディアリソースがビデオである場合、サーバは、ビデオの上記テキスト記述情報を抽出することができ、NLP技術を用いて、ビデオのテキスト記述情報を複数の文に分割し、各文と該ビデオとの間の関連度を計算し、該ビデオとの間の関連度が事前設定された関連度の閾値よりも大きい文を候補文として選択することができ、該ビデオに対応する閲覧後の検索データに基づき、上記確定された候補文及び検索データに含まれる各検索語の間のマッチング度を計算し、マッチング度が事前設定されたマッチング度の閾値よりも大きい候補文を、推薦検索文として選択する。
【0033】
本開示の実施例では、マルチメディアリソースがビデオである場合、ページは、ビデオ、推薦ストリームの方式でビデオを切り替え及び再生する。一般的に、ユーザーは事前設定されたジェスチャーによってページにおいて推薦されるビデオを切り替えることができる、。ここで、事前設定されたジェスチャーは実際の需要に応じて設定されてもよく、例えば画面を上下に摺動し、画面を前後に摺動し、空中で手のひらを上下に振り、空中で手のひらを前後に振る、等であってもよい。具体的には、ビデオ推薦ストリームの方式でマルチメディアリソースを切り替え及び再生するページは、
図2a及び
図2bに示され、
図2aはユーザーが上向きに画面を摺動することにより、現在ページに表示されているマルチメディアリソースを切り替えることができ、それにより、
図2bに示されるページを得る。
【0034】
本開示の実施例では、第2事前設定された領域をページの全ページ領域として設定し、第1事前設定された領域をページのフローティングレイヤ上の領域として設定する。このように、第2事前設定された領域に再生されるマルチメディアリソースを切り替える場合に、検索ボックスは、マルチメディアリソースの切り替えに従って移動しなくてもよい。
【0035】
具体的に実施する場合、ユーザーがターゲットアプリケーション識別子をトリガーすると、ターゲットアプリケーションのホームページに入った後、端末装置は、複数の推薦されるマルチメディアリソース及び各マルチメディアリソースに対応する推薦検索情報を取得し、ビデオ推薦ストリームの形式で全ページ領域に第1マルチメディアリソースを再生し、かつ、第1マルチメディアリソースを再生するとともに、該ページのフローティングレイヤ上の第1事前設定された領域に第1推薦検索情報を含む検索ボックスを同期して表示する。具体的な表示ページは、
図2aに示されている。
【0036】
任意選択の実施形態では、ある投稿者ユーザーの個人ページに表示されるマルチメディアリソースリストページにいずれかのマルチメディアリソース識別子(ここで、マルチメディアリソース識別子はマルチメディアリソースに対応するヘッダー、簡単な紹介、紹介画像、等のうちの少なくとも1つであってもよい)をトリガーすると、端末装置は、該マルチメディアリソース識別子とマッチングする第1マルチメディアリソース、及び、該第1マルチメディアリソースに対応する推薦検索情報を検索し、ビデオ推薦ストリームの形式で全ページ領域に該第1マルチメディアリソース(すなわち該第1マルチメディアリソースを表示する詳細ページ)を再生し、かつ、第1マルチメディアリソースを再生するとともに、該ページのフローティングレイヤ上の第1事前設定された領域に推薦検索情報を含む検索ボックスを同期して表示する。具体的な表示ページは、
図2aの表示ページと一致してもよい。
【0037】
S102、トリガー操作に応答して、第2事前設定された領域に、第1マルチメディアリソースを、第2マルチメディアリソースに切り替えて再生し、検索ボックスには、第2マルチメディアリソースに関連する第2推薦検索情報が対応して表示される。
【0038】
上記
図2a及び2bを参照して、具体的に実施する場合、上記S101で取得されたマルチメディアリソースに基づいて、マルチメディアリソースの再生ページにマルチメディアリソースの詳細コンテンツを表示する時、該マルチメディアリソースの再生ページに推薦検索情報を含む検索ボックスに同期して表示した後、該マルチメディアリソースの再生ページに対するマルチメディアリソース切り替えトリガー操作に応答して、現在全ページ領域に再生されている第1マルチメディアリソースを第2マルチメディアリソースに切り替えて再生することができ(すなわち、全ページ領域に第2マルチメディアリソースの詳細コンテンツを表示する)、かつ、第2マルチメディアリソースを再生するとともに、該ページのフローティングレイヤ上の第1事前設定された領域に第2推薦検索情報を含む検索ボックスを同期して表示する。具体的な表示ページは、
図2bに示されている。ここで、ページ領域にマルチメディアリソースを切り替えて再生する時に、フローティングレイヤ上の第1事前設定された領域に表示される検索ボックスは、静止していてもよく、また、該検索ボックスは、ページ内のマルチメディアリソースの切り替えに従って変化し、例えば、検索ボックス及びその内の推薦検索情報が再生されているマルチメディアリソース中の前景コンテンツ(例えばビデオ中の人物)を遮蔽することを回避するために、検索ボックスを再生されているマルチメディアリソースの背景領域部分(例えばビデオ中の人物がいる背景)に設定してもよい。
【0039】
また、例えば、切り替えられた後の推薦検索情報に対応する文字数に応じて、検索ボックスの表示サイズを調整することができ、それにより、検索ボックスの表示サイズは推薦検索情報の文字数に適応することができる。具体的には、推薦検索情報に対応する文字数に基づき、検索ボックスの表示サイズを確定することができ、確定される表示サイズに基づき、検索ボックスを表示し、かつ、検索ボックスに推薦検索情報を表示することができる。
【0040】
ここで、推薦検索情報に対応する文字数は事前設定された文字数よりも小さい場合、推薦検索情報に対応する文字数に基づき、検索ボックスの表示サイズを確定することができる。ここで、事前設定された文字数は表示需要に応じて設定される文字数の閾値であってもよく、詳細な説明は省略する。例えば、事前設定された文字数が5である場合、推薦検索情報に対応する文字数は4であり、及び、事前設定された単一文字の表示サイズに基づき、検索ボックスの表示サイズを確定し、かつ、検索ボックスに推薦検索情報を表示することができる。具体的なビデオ再生ページは、
図3に示され、端末装置が携帯電話であることを例として、推薦検索情報が「一二三四」であることを例とする。
【0041】
ここで、推薦検索情報に対応する文字数が事前設定された文字数以上である場合、事前設定された文字数に基づき、検索ボックスの表示サイズを確定することができる。
【0042】
具体的には、推薦検索情報に対応する文字数が事前設定された文字数より大きい場合、多すぎる画面位置を占用することを回避するために、検索推薦情報を事前設定された文字数以内に制限することができ、それにより、再生されているマルチメディアリソースを遮蔽することをできるだけ減少させる。検索ボックスに推薦検索情報に対応するターゲットキーワードを表示し、該ターゲットキーワードは、推薦検索情報及び事前設定された文字数に基づいて確定され、ターゲットキーワードの文字数は、事前設定された文字数以下である。具体的には、推薦検索情報に対応するターゲットキーワードを確定する方法は、サーバがNLP技術により、推薦検索情報に対してキー情報抽出を行うことができ、対応する文字数が事前設定された文字数以下のターゲットキーワードを得て、かつ、該推薦検索情報に対応するターゲットキーワードを端末装置にフィードバックし、それにより、端末装置は検索ボックスに推薦検索情報に対応するターゲットキーワードを表示する。
【0043】
例示的に、事前設定された文字数が3つである場合、確定された推薦検索情報は「孩子愛吃冰淇淋」であり、推薦検索情報が6つの文字を含み、事前設定された文字数よりも大きいため、NLP技術を用い、事前設定された文字数に基づいて、該推薦検索情報に対して単語分割処理を行い、「孩子」、「愛吃」、「冰淇淋」の3つのキーワードが得られ、各キーワードとマルチメディアリソースとの間の関連度に基づき、「冰淇淋」がマルチメディアリソースとの間の関連度が最も高いと確定し、従って、「冰淇淋」を推薦検索情報に対応するターゲットキーワードとすることができる。具体的な詳細ページは、
図4に示されている。
【0044】
別の任意選択の実施形態では、推薦検索情報に対応する文字数が事前設定された文字数よりも大きい場合、さらに、検索ボックスに推薦検索情報の前の事前設定された文字数の文字を表示し、後続の文字を省略することができ、ユーザーが該検索ボックスをトリガーする時、推薦検索情報中のすべての文字をユーザーに表示することができる。例えば、事前設定された文字数が3つである場合、確定された推薦検索情報が、「百搭神器」である場合、検索ボックスには「百搭神」のみが表示され、ユーザーが該検索ボックスをトリガーする時、「百搭神器」をユーザーに表示することができる。
【0045】
具体的には、実施する場合、検索ボックスは、トリガーされた後、検索ボックスに表示される推薦検索情報に関連する検索ページを取得することに用いられ、該検索ページは、マルチメディアリソースの詳細ページ(例えばビデオ再生ページ)においてフローティングレイヤの形式で表示されてもよく、又は、マルチメディアリソースの詳細ページから、推薦検索情報に関連する検索ページにジャンプしてもよい。
【0046】
具体的には、実施する場合、ユーザーが該検索ボックスをトリガーした後、端末装置は、該検索ボックスに対するトリガー操作に応答して、推薦検索情報を含む検索中間ページを検索して表示し、検索中間ページによって、拡張推薦検索情報を提供することができ、さらなる検索を開始するための多くの選択を提供する。
【0047】
ここで、検索中間ページ中の推薦検索情報は、トリガーされた後、ターゲット推薦検索情報に対応する検索結果を表示することに用いられる。
【0048】
具体的には、検索中間ページの検索ボックスに推薦検索情報を表示し、検索中間ページの第1領域にマルチメディアリソースに関連する第1拡張推薦検索情報を表示し、検索中間ページの第2領域に履歴閲覧データに基づいて確定された第2拡張推薦検索情報を表示し、及び/又は、検索中間ページの第3領域に複数の推薦次元、及び、各推薦次元での第3拡張推薦検索情報を表示する。
【0049】
ここで、検索中間ページの第1領域はマルチメディアリソースに関連する第1拡張推薦検索情報を表示することに用いられ、検索中間ページの第2領域は履歴閲覧データに関連する拡張推薦検索情報、すなわち、履歴閲覧データに基づいて確定された第2拡張推薦検索情報を表示することに用いられ、検索中間ページの第3領域は複数の推薦次元、及び、各推薦次元に含まれる複数の第3拡張推薦検索情報を表示することに用いられる。
【0050】
ここで、検索中間ページの第1領域に表示される第1拡張推薦検索情報は、マルチメディアリソースの特徴情報、及び、前記マルチメディアリソースに対応する閲覧後の検索データに基づいて確定されてもよい。具体的には、第1拡張推薦検索情報は、上記S101で確定されたキーワード及び推薦検索文のうちの少なくとも1つを含むことができ、第1拡張推薦検索情報の確定方法は、上記したS101で確定された推薦検索情報の記述を参照する。第2拡張推薦検索情報は、履歴閲覧データに基づいて確定された、ユーザーの趣味に関連する推薦検索情報であってもよい。
【0051】
前記推薦次元は、適時性次元、エンティティカテゴリー次元、地理的位置次元、等を含むことができ、各推薦次元には該推薦次元とマッチングする複数の第3拡張推薦検索情報が重合される。ここで、適時性次元は、例えば生放送次元、ホットスポット次元を含むことができ、生放送次元での第3拡張推薦検索情報は生放送媒体コンテンツに関連し、すなわち、生放送次元での第3拡張推薦検索情報に対して検索を開始した後、生放送媒体コンテンツを取得することができる。ホットスポット次元での第3拡張推薦検索情報は、現在ホットスポット媒体コンテンツに関連する。すなわち、ホットスポット次元での第3拡張推薦検索情報に対して検索を開始した後、ホットスポット媒体コンテンツを取得することができ、エンティティカテゴリー次元は、例えばスター次元、良質投稿者次元を含むことができる。ここで、スター次元での第3拡張推薦検索情報は関連するスターの媒体コンテンツに関連し、良質投稿者次元での第3拡張推薦検索情報は関連する良質投稿者の媒体コンテンツに関連し、地理的位置次元は端末現在位置に基づいて確定されてもよい。ここで、人気度が高く又は生放送に関連する拡張推薦検索情報に対応する適時性識別子を設定することができ、該適時性識別子は、画像、文字、符号のうちの少なくとも1つを含むことができる。例えば、「炎」符号のホットスポット識別子、「撮像」符号の生放送識別子、等であってもよい。
【0052】
例示的に、具体的な検索中間ページは、
図5に示されるように、推薦検索情報を含む検索ボックス、第1領域に表示されたマルチメディアリソースに関連する第1拡張推薦検索情報、第2領域に表示された履歴閲覧データに基づいて確定された第2拡張推薦検索情報、第3領域に表示された複数の推薦次元、及び、各推薦次元での第3拡張推薦検索情報を含む。ここで、人気度が高い拡張推薦検索情報に「炎」符号のホットスポット識別子を追加することができ、さらに、生放送に関連する拡張推薦検索情報に「撮像」符号の生放送識別子を追加することができる。
【0053】
任意選択の実施形態では、検索中間ページは、第1領域及び第3領域のみを含むことができ、検索中間ページの第1領域にマルチメディアリソースに関連する第1拡張推薦検索情報を表示することができ、履歴閲覧データに基づいて確定された上記第2拡張推薦検索情報を第3領域の推薦次元(例えば「おすすめ」)での拡張推薦検索情報とすることができる。すなわち、検索中間ページの第3領域に「おすすめ」推薦次元を含む複数の推薦次元、及び、各推薦次元での拡張推薦検索情報を表示する。具体的な検索中間ページは、
図6に示されている。
【0054】
具体的に実施する場合、ユーザーが検索中間ページに表示される推薦検索情報をトリガーした後、推薦検索情報とマッチングする検索結果を取得することができ、検索中間ページに該推薦検索情報とマッチングする検索結果を表示し、又は、検索中間ページにフローティングレイヤの形式で該推薦検索情報とマッチングする検索結果を含む検索結果ページを表示し、又は、検索中間ページから、該推薦検索情報とマッチングする検索結果を含む検索結果ページにジャンプする。
【0055】
ここで、ユーザーは、また、検索中間ページにおいて、検索中間ページ中の検索ボックス領域をトリガーすることにより、検索語編集状態に入り、該検索中間ページに表示されていない他の検索語を入力し、該他の検索語を検索することもできる。具体的な編集状態の検索中間ページは、
図7に示されている。
【0056】
任意選択の実施形態では、上記S102に基づいて、マルチメディアリソースの詳細ページに、推薦検索情報を含む検索ボックスを表示した後、該検索ボックスがトリガーされ、端末装置は、該検索ボックスに対するトリガー操作に応答して、推薦検索情報とマッチングする検索結果を取得し、かつ、該検索結果に対応する検索結果ページを表示する。具体的な検索結果ページは、
図8に示されており、該検索結果ページは、推薦検索情報とマッチングする検索結果を含む。
【0057】
別の任意選択の実施形態では、上記S102に基づいて、マルチメディアリソースの詳細ページに、推薦検索情報を含む検索ボックスを表示した後、該検索ボックスがトリガーされると、端末装置は、該検索ボックスに対するトリガー操作に応答して、検索語編集状態に入つ。具体的な編集状態のマルチメディアリソースの詳細ページは、
図9に示されており、ユーザーが検索情報を入力した後、端末装置は、ユーザーが検索ボックスに入力した検索入力情報を検索し、該検索入力情報に基づいて該検索入力情報を有する検索要求を開始し、検索入力情報とマッチングする検索結果を取得し、該検索結果に対応する検索結果ページを表示する。
【0058】
ここで、検索入力情報とマッチングする検索結果を取得した後、マルチメディアリソースの詳細ページにフローティングレイヤの形式で検索入力情報に対応する検索結果ページを表示することができ、又は、マルチメディアリソースの詳細ページから、検索入力情報に対応する検索結果ページにジャンプする。
【0059】
本開示の実施例では、マルチメディアリソースの再生ページに該マルチメディアリソースに関連する推薦検索情報の検索ボックスを表示することができ、また、再生領域に再生されているマルチメディアリソースを切り替える時、検索ボックス内の推薦検索情報は、現在再生されているマルチメディアリソースに従って変換することができる。それにより、現在再生されているマルチメディアリソースに対して迅速な検索を開始する経路を提供し、操作が簡単で、情報検索効率を向上させる。
【0060】
当業者であれば理解できるように、具体的な実施形態の上記方法では、各ステップの記載順次は、厳密な実行順序で実施過程を限定するものではなく、各ステップの具体的な実行順次は、その機能及び可能な固有の論理で確定されるべきである。
【0061】
同じ発明発想に基づき、本開示の実施例は情報表示方法に対応する情報表示装置を提供し、本開示の実施例における装置が問題を解決する原理は、本開示の実施例の上記情報表示方法と類似するため、装置の実施は、方法の実施を参照することができ、重複点は省略される。
【0062】
図10を参照すると、本開示の実施例が提供する情報表示装置1000の概略図が示されており、前記装置は、第1処理モジュール1001と、第2処理モジュール1002と、を含む。
【0063】
第1処理モジュール1001は、ページの第1事前設定された領域に前記第1マルチメディアリソースに関連する第1推薦検索情報が表示される検索ボックスを表示し、第2事前設定された領域に第1マルチメディアリソースを再生することに用いられる。
【0064】
第2処理モジュール1002は、トリガー操作に応答して、前記第2事前設定された領域に前記第1マルチメディアリソースを第2マルチメディアリソースに切り替えて再生することに用いられる。前記検索ボックスには、前記第2マルチメディアリソースに関連する第2推薦検索情報が対応して表示される。
【0065】
本開示の実施例では、マルチメディアリソースの再生ページに該マルチメディアリソースに関連する推薦検索情報を含む検索ボックスを表示することができ、また、再生領域に再生されるマルチメディアリソースを切り替える時、検索ボックス内の推薦検索情報は、現在再生されているマルチメディアリソースに従って変換することができる。それにより、現在再生されているマルチメディアリソースに対して迅速な検索を開始するチャンネルを提供し、操作が簡単で、情報検索効率を向上させる。
【0066】
任意選択の実施形態では、前記推薦検索情報は、マルチメディアリソースの特徴情報、及び、前記マルチメディアリソースに対応する閲覧後の検索データに基づいて確定される。
【0067】
任意選択の実施形態では、第1処理モジュール1001は、ページの第1事前設定された領域に検索ボックスを表示するステップを実行する場合、具体的には、前記推薦検索情報に対応する文字数に基づき、前記検索ボックスの表示サイズを確定すること、および、確定された表示サイズに基づき、前記検索ボックスを表示し、かつ、前記検索ボックスに前記推薦検索情報を表示すること、に用いられる。
【0068】
任意選択の実施形態では、第1処理モジュール1001は、前記推薦検索情報に対応する文字数に基づき、前記検索ボックスの表示サイズを確定するステップを実行する場合、具体的には、前記推薦検索情報に対応する文字数が事前設定された文字数よりも小さい場合、前記推薦検索情報に対応する文字数に基づき、前記検索ボックスの表示サイズを確定すること、および、前記推薦検索情報に対応する文字数が事前設定された文字数以上である場合、前記事前設定された文字数に基づき、前記検索ボックスの表示サイズを確定すること、に用いられる。
【0069】
任意選択の実施形態では、前記推薦検索情報に対応する文字数が事前設定された文字数よりも大きい場合、前記推薦検索情報はターゲットキーワードを含み、前記ターゲットキーワードは前記推薦検索情報及び前記事前設定された文字数に基づいて確定され、前記ターゲットキーワードの文字数は前記事前設定された文字数以下である。
【0070】
任意選択の実施形態では、前記装置は、前記検索ボックスに対するトリガー操作に応答して、前記推薦検索情報を含む検索中間ページを表示するための第3処理モジュールをさらに含む。前記検索中間ページの前記推薦検索情報は、トリガーされた後に、前記推薦検索情報に対応する検索結果を表示し、又は、前記推薦検索情報に関連する検索結果ページを表示することに用いられ、前記検索結果ページは、前記推薦検索情報に対応する検索結果を含む。
【0071】
任意選択の実施形態では、前記第3処理モジュールは、前記推薦検索情報を含む検索中間ページを表示する場合、具体的には、前記検索中間ページの検索ボックスに前記推薦検索情報を表示することと、前記検索中間ページの第1領域に前記マルチメディアリソースに関連する第1拡張推薦検索情報を表示することと、前記検索中間ページの第2領域に履歴閲覧データに基づいて確定された第2拡張推薦検索情報を表示することとに用いられる。ここで、前記第2拡張推薦検索情報は、適時性識別子を含み、及び/又は、前記検索中間ページの第3領域に複数の推薦次元、及び、各前記推薦次元での第3拡張推薦検索情報を表示する。ここで、前記推薦次元は、少なくとも適時性次元、エンティティカテゴリー次元、地理的位置次元を含む。
【0072】
任意選択の実施形態では、前記第2事前設定された領域は、前記ページの全ページ領域であり、前記第1事前設定された領域は、前記ページのフローティングレイヤ上の領域である。
【0073】
任意選択の実施形態では、前記マルチメディアリソースは、ビデオであり、前記ページは、ビデオ推薦ストリームの方式でビデオを切り替え及び再生する。
【0074】
任意選択の実施形態では、前記推薦検索情報は、キーワードを含み、前記キーワードは、マルチメディアリソースのテキスト記述情報に対して単語分割処理を行い、各分割された単語から、前記マルチメディアリソースとの間の関連度が事前設定された条件を満たす候補文を選択し、前記マルチメディアリソースに対応する閲覧後の検索データに基づき、前記候補文から前記キーワードを選択する。
【0075】
装置における各モジュールの処理フロー、及び、各モジュールの間の相互作用フローについての説明は、上記方法実施例における関連説明を参照することができ、ここでは詳しく説明しない。
【0076】
同じ技術的発想に基づき、本願の実施例は、コンピュータ装置をさらに提供する。
図11を参照すると、本願の実施例が提供するコンピュータ装置1100の構造概略図が示されており、プロセッサ1101、記憶装置1102、及びバス1103を含む。ここで、記憶装置1102は、実行指示を記憶することに用いられ、メモリ11021及び外部記憶装置11022を含み、このメモリ11021は、内部記憶装置とも呼ばれ、プロセッサ1101における計算データ、及び、ハードディスク、等の外部記憶装置11022と交換するデータを一時的に記憶することに用いられる。プロセッサ1101は、メモリ11021及び外部記憶装置11022を介してデータ交換を行い、コンピュータ装置1100が動作すると、プロセッサ1101と記憶装置1102との間はバス1103を介して通信し、プロセッサ1101に以下の命令を実行させる。
【0077】
ページの第1事前設定された領域に検索ボックスを表示し、第2事前設定された領域に第1マルチメディアリソースを再生する。ここで、前記検索ボックスには、前記第1マルチメディアリソースに関連する第1推薦検索情報が表示され、
トリガー操作に応答して、前記第2事前設定された領域に、前記第1マルチメディアリソースを、第2マルチメディアリソースに切り替えて再生する。前記検索ボックスには、前記第2マルチメディアリソースに関連する第2推薦検索情報が対応して表示される。
【0078】
ここで、プロセッサ1101の具体的な処理フローは、上記方法の実施例の記載を参照することができ、ここでは詳しく説明しない。
【0079】
本開示の実施例は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体には、コンピュータプログラムが記憶され、該コンピュータプログラムは、プロセッサによって実行される時に、上記方法の実施例に記載の情報表示方法のステップを実行する。ここで、該記憶媒体は揮発性又は不揮発性コンピュータリーダブル記憶媒体であってもよい。
【0080】
本開示の実施例は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。該コンピュータプログラム製品にはプログラムコードが担持され、前記プログラムコードに含まれる命令は、上記方法の実施例に記載の情報表示方法のステップを実行することに用いられる。具体的には、上記方法の実施例を参照することができ、ここでは詳しく説明しない。
【0081】
ここで、上記コンピュータプログラム製品は、具体的にはハードウェア、ソフトウェア又はそれらの組み合わせの方式によって達成することができる。任意選択の実施例では、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータ記憶媒体として具体的に具現化され、別の任意選択の実施例では、コンピュータプログラム製品は、ソフトウェア製品、例えばソフトウェア開発キット(Software Development Kit、SDK)、等として具体的に具現化される。
【0082】
当業者であれば、説明を容易かつ簡潔にするために、上記説明されたシステム及び装置の具体的な動作過程は、前述の方法の実施例における対応する過程を参照することができるものと理解することができ、ここでは詳しく説明しない。本開示が提供するいくつかの実施例では、開示されたシステム、装置、及び方法は、他の方法で実現されてもよいことが理解されるべきである。上記で説明した装置の実施例は、単なる例である。例えば、前記ユニットの分割は、単に論理機能分割であり、実際の実装においては別の分割方法があり、例えば、複数のユニット又はコンポーネントが組み合わされてもよく、又は、別のシステムに統合されてもよく、又は、一部の機能が無視されて、実行されなくてもよい。さらに、表示、又は検討された相互結合、又は直接結合、又は通信接続は、いくつかのインタフェース、装置、もしくはユニット間の間接結合、又は通信接続、又は電気的接続、機械的接続、あるいは、他の形態の接続であってもよい。
【0083】
前記分離部材として説明されたユニットは、物理的に分離されていても、いなくてもよく、ユニットとして表示された部分は、物理的なユニットであっても、なくてもよい。すなわち、1つの位置に配置されていてもよく、又は、複数のネットワークユニットに分散されていてもよい。ユニットの一部又はすべては、本実施例の解決策の目的を達成するために、実際のニーズに応じて選択されてもよい。
【0084】
また、本開示の各実施例における各機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、各ユニットは単独で物理的に存在してもよく、または、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。
【0085】
前記機能がソフトウェア機能ユニットの形式として実装され、単独の製品として販売又は使用される場合、プロセッサが実行可能な不揮発性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解により、本開示の技術的解決手段は、本質的に、従来技術に貢献した部分又は該技術的解決手段の部分はソフトウェア製品の形式で具現化することができ、該コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に記憶され、1台のコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク装置、等であってもよい)に本開示の各実施例に記載の方法のすべて又は一部のステップを実行させるためのいくつかの命令を含む。前述した記憶媒体は、Uディスク、モバイルディスク、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又はディスク等、プログラムコードを記憶することができる様々な媒体を含む。
【0086】
最後に説明すべきことは、上記した実施例は、本開示の具体的な実施形態にすぎず、本開示の技術的解決手段を説明することに用いられ、それを制限するものではなく、本開示の保護範囲はこれに限定されないことである。上述の実施例を参照して本開示を詳細に説明してきたが、当業者にとっては、以下が理解されるべきである。当業者であれば、本開示に開示された技術範囲内で、上述の実施例に記載の技術的解決手段を修正したり、変更を容易に思い出したり、又は、技術的特徴の一部を等価置換することができる。これらの修正、変化、又は置換は、対応する技術的解決手段の本質を本開示の実施例の技術的解決手段の精神と範囲から逸脱させることなく、本開示の保護範囲内に含まれるべきである。従って、本開示の保護範囲は、特許請求の保護範囲を基準とするべきである。
【国際調査報告】