(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-13
(54)【発明の名称】情報検索方法、装置、コンピュータ機器、及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
G06F 16/735 20190101AFI20240205BHJP
【FI】
G06F16/735
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023549611
(86)(22)【出願日】2022-05-06
(85)【翻訳文提出日】2023-08-16
(86)【国際出願番号】 CN2022091077
(87)【国際公開番号】W WO2023273599
(87)【国際公開日】2023-01-05
(31)【優先権主張番号】202110738425.2
(32)【優先日】2021-06-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】呉 萍
(72)【発明者】
【氏名】彭 睿棋
(72)【発明者】
【氏名】▲趙▼ 磊
【テーマコード(参考)】
5B175
【Fターム(参考)】
5B175DA04
5B175HA01
(57)【要約】
本開示は、検索ボックスに入力された文字、キーワード及びキー語のうちのいずれか1つを含む初期クエリ情報を受信するステップと、検索ボックスを除く所定位置に初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報、及び関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツがライブ放送状態であることを示すライブ放送ロゴを展示するステップと、を含む、情報検索方法、装置、コンピュータ機器及び記憶媒体を提供する。本開示は、対応するライブ放送コンテンツがあるか否かを判定できない場合に、クエリ情報を検索してみることを回避し、ライブ放送コンテンツを探すための試行錯誤のコストを削減させ、ライブ放送コンテンツのクエリ効率を高め、また、検索ページに置いて興味のあるライブ放送ロゴ付き関連付けクエリ情報を直接選択することで、対応するライブ放送コンテンツを開くことをトリガーすることができ、視聴したいライブ放送コンテンツを取得する効率を高める。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報検索方法であって、
検索ボックスに入力された文字、キーワード及びキー語のうちのいずれか1つを含む初期クエリ情報を受信するステップと、
前記検索ボックスを除く所定位置に、マルチメディアコンテンツの少なくとも1つの属性特徴とマッチングする前記初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報、及び前記関連付けクエリ情報に対応する前記マルチメディアコンテンツがライブ放送状態であることを示すライブ放送ロゴを展示するステップと、を含む
ことを特徴とする情報検索方法。
【請求項2】
前記関連付けクエリ情報と前記初期クエリ情報との間の属性特徴がマッチングし、及び/又は、前記関連付けクエリ情報に前記初期クエリ情報が含まれている
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記属性特徴は複数の次元の属性特徴を含み、
前記複数の次元は、アンカー次元、ライブ放送ルーム次元、又はライブ放送されるマルチメディアコンテンツで解説されるエンティティオブジェクト次元を含み、
前記検索ボックスを除く所定位置に前記初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報及びライブ放送ロゴを展示する前記ステップは、
前記初期クエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツには複数の次元の属性特徴がマッチングする場合、前記検索ボックスを除く所定位置に、前記複数の次元の属性特徴のうち目標次元の属性特徴に対応する関連付けクエリ情報及びライブ放送ロゴを展示するステップを含み、
前記目標次元は前記複数の次元の属性特徴に対応する最近の所定時間帯内の履歴インタラクションデータに基づいて決定される
ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記関連付けクエリ情報に対するトリガー操作に応答して、前記関連付けクエリ情報が示す目標属性特徴を決定するステップと、
前記目標属性特徴がアンカー名前又はライブ放送ルーム名である場合、ライブ放送中の、前記アンカー名前又はライブ放送ルーム名に対応するマルチメディアコンテンツを展示するステップと、
前記目標属性特徴がライブ放送されるマルチメディアコンテンツで解説されるエンティティオブジェクトである場合、前記エンティティオブジェクトを解説して、再放送されたマルチメディアコンテンツを展示するステップと、をさらに含む
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記検索ボックスを除く所定位置に前記初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報及びライブ放送ロゴを展示する前記ステップは、
前記初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報を取得し、ローカルに記憶されたライブ放送ロゴを抽出するステップと、
前記検索ボックスを除く所定位置に前記関連付けクエリ情報及びライブ放送ロゴを展示するステップと、を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
情報検索方法であって、
クライアントによって送信されて検索ボックスに入力された、文字、キーワード及びキー語のうちのいずれか1つを含む初期クエリ情報を受信するステップと、
前記初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報をクエリするステップであって、前記関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツがライブ放送状態であるステップと、
対応するライブ放送ロゴとともに前記検索ボックスを除く所定位置に展示される、クエリにより得られた前記関連付けクエリ情報を前記クライアントに送信するステップと、を含み、
前記ライブ放送ロゴは、前記関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツがライブ放送状態であることを示すことに用いられ、前記初期クエリ情報は前記マルチメディアコンテンツの少なくとも1つの属性特徴とマッチングする
ことを特徴とする情報検索方法。
【請求項7】
前記初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報をクエリするステップは、
前記初期クエリ情報に基づいて、シソーラスから前記初期クエリ情報の属性特徴とマッチングする関連付けクエリ情報をクエリする、及び/又は前記初期クエリ情報に基づいて、シソーラスから前記初期クエリ情報を含む関連付けクエリ情報をクエリするステップを含む
ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記初期クエリ情報に基づいて、シソーラスから前記初期クエリ情報の属性特徴とマッチングする関連付けクエリ情報をクエリするステップは、
前記初期クエリ情報に基づいて、前記シソーラスにおいて前記初期クエリ情報とマッチングする複数の次元の下の候補クエリ情報をクエリするステップであって、前記複数の次元は、アンカー次元、ライブ放送ルーム次元、又はライブ放送されるマルチメディアコンテンツで解説されるエンティティオブジェクト次元を含むステップと、
前記初期クエリ情報にマッチングする複数の次元の下の候補クエリ情報をクエリする場合、前記複数の次元の下の候補クエリ情報にそれぞれ対応するインタラクションデータに従って、前記複数の次元の下の候補クエリ情報から目標次元の下の候補クエリ情報を前記関連付けクエリ情報として選択するステップと、を含む
ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記シソーラスは、ライブ放送される各マルチメディアコンテンツを取得するステップと、前記ライブ放送される各マルチメディアコンテンツに基づいて、前記各マルチメディアコンテンツに対応する属性特徴を抽出するステップと、抽出した前記属性特徴に基づいて、シソーラスをリアルタイムで更新するステップによって更新される
ことを特徴とする請求項7又は8に記載の方法。
【請求項10】
前記複数の次元の下の候補クエリ情報から目標次元の下の候補クエリ情報を前記関連付けクエリ情報として選択するステップは、
前記目標次元の下の候補クエリ情報が複数である場合、最近の所定時間帯内で前記目標次元の下の複数の候補クエリ情報に対応するライブ放送されるマルチメディアコンテンツの閲覧データに従って、前記複数の候補クエリ情報から前記関連付けクエリ情報を選択するステップを含む
ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項11】
情報検索装置であって、
検索ボックスに入力された文字、キーワード及びキー語のうちのいずれか1つを含む初期クエリ情報を受信するための受信モジュールと、
前記検索ボックスを除く所定位置に、マルチメディアコンテンツの少なくとも1つの属性特徴とマッチングする前記初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報、及び前記関連付けクエリ情報に対応する前記マルチメディアコンテンツがライブ放送状態であることを示すライブ放送ロゴを展示するための第1展示モジュールと、を備える
ことを特徴とする情報検索装置。
【請求項12】
情報検索装置であって、
クライアントによって送信されて検索ボックスに入力され、文字、キーワード及びキー語のうちのいずれか1つを含む初期クエリ情報を受信するための受信モジュールと、
前記初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報をクエリするためのクエリモジュールであって、前記関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツがライブ放送状態であるクエリモジュールと、
対応するライブ放送ロゴとともに前記検索ボックスを除く所定位置に展示される、クエリにより得られた前記関連付けクエリ情報を前記クライアントに送信するための送信モジュールであって、前記ライブ放送ロゴは、前記関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツがライブ放送状態であることを示すことに用いられ、前記初期クエリ情報は前記マルチメディアコンテンツの少なくとも1つの属性特徴とマッチングする送信モジュールと、を備える
ことを特徴とする情報検索装置。
【請求項13】
コンピュータ機器であって、
プロセッサと、メモリと、を備え、
前記メモリは、前記プロセッサによって実行可能な機械読み取り可能な命令を記憶しており、
前記プロセッサは、前記メモリに記憶された、機械読み取り可能な命令を実行することに用いられ、前記機械読み取り可能な命令が前記プロセッサによって実行されると、前記プロセッサは請求項1~5のいずれか1項に記載の情報検索方法のステップ又は請求項6~10のいずれか1項に記載の情報検索方法のステップを実行する
ことを特徴とするコンピュータ機器。
【請求項14】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
コンピュータプログラムが記憶されており、
前記コンピュータプログラムがコンピュータ機器によって実行されると、前記コンピュータ機器は、請求項1~5のいずれか1項に記載の情報検索方法のステップ又は請求項6~10のいずれか1項に記載の情報検索方法のステップを実行する
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【関連出願の相互参照】
【0001】
本願は、出願番号が202110738425.2、出願日が2021年6月30日、名称が「情報検索方法、装置、コンピュータ機器及び記憶媒体」である中国特許出願に基づいて提案され、当該中国特許出願の優先権を主張しており、当該中国特許出願のすべての内容は本明細書に参照として本願に組み込まれている。
【技術分野】
【0002】
本開示は、インターネットの技術分野に関し、具体的には、情報検索方法、装置、コンピュータ機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
インターネット技術の絶え間ない発展に伴い、ネットワークライブ放送は新たなソーシャル方式になりつつある。ネットワークライブ放送はビデオメッセージ方式を利用してオンラインライブ放送を行い、製品や生活などのコンテンツをリアルタイムで展示(提示、表示)することができ、ユーザーは端末アプリやウェブサイトで興味のあるライブ放送コンテンツを視聴することで、自分の生活を豊かにすることができる。
【0004】
一般的に、ユーザーは端末アプリやウェブサイトでクエリ情報を入力して検索を開始する必要があり、検索結果から自分が視聴したいライブ放送コンテンツをさらに探す。多くの場合、クエリ情報を入力した後、得られた検索結果に対応するライブ放送コンテンツがなかったり、検索結果からライブ放送コンテンツを探すのに時間がかかったり、どのように検索すれば視聴したいライブ放送コンテンツが見つかるかわからなかったりする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の実施例は、情報検索方法、装置、コンピュータ機器及び記憶媒体を少なくとも提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様では、本開示の実施例は、
検索ボックスに入力された文字、キーワード及びキー語のうちのいずれか1つを含む初期クエリ情報を受信するステップと、
前記検索ボックスを除く所定位置に、前記マルチメディアコンテンツの少なくとも1つの属性特徴とマッチングする前記初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報、及び前記関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツがライブ放送状態であることを示すライブ放送ロゴを展示するステップと、を含む、情報検索方法を提供する。
【0007】
第2態様では、本開示の実施例は、
クライアントによって送信されて検索ボックスに入力された、文字、キーワード及びキー語のうちのいずれか1つを含む初期クエリ情報を受信するステップと、
前記初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報をクエリするステップであって、前記関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツがライブ放送状態であるステップと、
対応するライブ放送ロゴとともに前記検索ボックスを除く所定位置に展示される、クエリにより得られた前記関連付けクエリ情報を前記クライアントに送信するステップと、を含み、
前記ライブ放送ロゴは、前記関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツがライブ放送状態であることを示すことに用いられ、前記初期クエリ情報は前記マルチメディアコンテンツの少なくとも1つの属性特徴とマッチングする、情報検索方法をさらに提供する。
【0008】
第3態様では、本開示の実施例は、
検索ボックスに入力された文字、キーワード及びキー語のうちのいずれか1つを含む初期クエリ情報を受信するための受信モジュールと、
前記検索ボックスを除く所定位置に、前記マルチメディアコンテンツの少なくとも1つの属性特徴とマッチングする前記初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報、及び前記関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツがライブ放送状態であることを示すライブ放送ロゴを展示するための第1展示モジュールと、を備える、情報検索装置をさらに提供する。
【0009】
第4態様では、本開示の実施例は、
クライアントによって送信されて検索ボックスに入力された、文字、キーワード及びキー語のうちのいずれか1つを含む初期クエリ情報を受信するための受信モジュールと、
前記初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報をクエリするためのクエリモジュールであって、前記関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツがライブ放送状態であるクエリモジュールと、
対応するライブ放送ロゴとともに前記検索ボックスを除く所定位置に展示される、クエリにより得られた前記関連付けクエリ情報を前記クライアントに送信するための送信モジュールであって、前記ライブ放送ロゴは、前記関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツがライブ放送状態であることを示すことに用いられ、前記初期クエリ情報は前記マルチメディアコンテンツの少なくとも1つの属性特徴とマッチングする送信モジュールと、を備える、情報検索装置をさらに提供する。
【0010】
第5態様では、本開示の実施例は、プロセッサと、メモリと、を備え、前記メモリは、前記プロセッサによって実行可能な機械読み取り可能な命令を記憶しており、前記プロセッサは、前記メモリに記憶された、機械読み取り可能な命令を実行することに用いられ、前記機械読み取り可能な命令が前記プロセッサによって実行されると、前記プロセッサは上記の第1態様、又は第1態様のいずれかの可能な実施形態におけるステップを実行する、コンピュータ機器をさらに提供する。
【0011】
第6態様では、本開示の実施例は、プロセッサと、メモリと、を備え、前記メモリは、前記プロセッサによって実行可能な機械読み取り可能な命令を記憶しており、前記プロセッサは、前記メモリに記憶された機械読み取り可能な命令を実行することに用いられ、前記機械読み取り可能な命令が前記プロセッサによって実行されると、前記プロセッサは、上記の第2態様、又は第2態様のいずれかの可能な実施形態におけるステップを実行する、コンピュータ機器をさらに提供する。
【0012】
第7態様では、本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されており、該コンピュータプログラムがコンピュータ機器によって実行されると、上記の第1態様、又は第1態様のいずれかの可能な実施形態におけるステップを実行するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。
【0013】
第8態様では、本開示の実施例は、コンピュータ機器によって実行されると、上記の第2態様、又は第2態様のいずれかの可能な実施形態におけるステップを実行するコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。
【発明の効果】
【0014】
本開示の実施例による上記の情報検索方法、装置、コンピュータ機器及びコンピュータ記憶媒体では、検索ボックスに入力された初期クエリ情報に応じて、検索ボックスを展示する検索ページに、初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報、及び関連するライブ放送コンテンツが存在することを通知するライブ放送ロゴを直接展示することができる。このように、関連付けクエリ情報とライブ放送ロゴとを組み合わせて展示することにより、ライブ放送コンテンツの関連付けクエリ情報が存在することを示し、対応するライブ放送コンテンツがあるか否かを判定できない場合に、クエリ情報を検索してみることを回避し、ライブ放送コンテンツを探すための試行錯誤のコストを削減させ、ライブ放送コンテンツのクエリ効率を高め、また、検索ページに置いて興味のあるライブ放送ロゴ付き関連付けクエリ情報を直接選択することで、対応するライブ放送コンテンツを開くことをトリガーすることができ、どのように検索すれば視聴したいライブ放送コンテンツを見つけることができるかをわからないという問題をある程度解決し、視聴したいライブ放送コンテンツを取得する効率を高める。
【0015】
上記の情報検索装置、コンピュータ機器、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の効果の説明については、上記の情報検索方法の説明を参照することができるので、ここでは詳しく説明しない。
【0016】
本開示の上記の目的、特徴、及び利点をより明確かつわかりやすくするために、以下に、好適な実施例を例に挙げて、図面と組み合わせて、詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本開示の実施例による情報検索方法のフローチャートを示す。
【
図2】本開示の実施例による第1検索ページの概略図を示す。
【
図3】本開示の実施例による第2検索ページの概略図を示す。
【
図4】本開示の実施例による第3検索ページの概略図を示す。
【
図5】本開示の実施例による別の情報検索方法のフローチャートを示す。
【
図6】本開示の実施例による情報検索装置の一例の概略図を示す。
【
図7】本開示の実施例による別の情報検索装置の概略図を示す。
【
図8】本開示の実施例によるコンピュータ機器の一例の概略図を示す。
【
図9】本開示の実施例による別のコンピュータ機器の概略図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本開示の実施例の技術的解決手段をより明確に説明するために、以下では、実施例で使用する必要がある図面について簡単に説明するが、ここでの図面は、本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、これらの図面は本開示に適合する実施例を示し、明細書とともに本開示の技術的解決手段を説明する。なお、以下の図面は、本開示の特定の実施例のみを示しており、したがって、範囲を限定するものとみなされるべきではなく、当業者であれば、創造的な努力を必要とせずに、これらの図面から他の関連する図面を得ることができる。
【0019】
本開示の実施例の目的、技術的解決手段、及び利点をより明確にするために、以下では、本開示の実施例における技術的解決手段について、本開示の実施例の図面を参照して明確かつ完全に説明するが、説明される実施例は本開示の一部の実施例にすぎず、全ての実施例ではないことは明らかである。本明細書で一般的に説明及び図示される本開示の実施例の構成要素は、様々な構成で配置及び設計されてもよい。したがって、以下の本開示の実施例の詳細な説明は、保護を請求する本開示の範囲を限定することを意図するものではなく、単に本開示の選択された実施例を示すものである。本開示の実施例に基づいて、当業者が創造的な努力を必要とせずに取得した他のすべての実施例は、本開示の特許範囲に属する。
【0020】
一般には、ユーザーが端末アプリやウェブサイトでライブ放送コンテンツを検索する際には、まず、クエリ情報を入力して検索を開始させ、検索結果に対応するライブ放送コンテンツが存在すれば、ライブ放送コンテンツに入り、対応するライブ放送コンテンツが存在しなければ、対応するライブ放送コンテンツを見つけるまで入力するクエリ情報を変更して検索を再開始させる必要がある。このような情報検索方法は、ユーザーの時間が無駄になりやすく、試行錯誤のコストが高い。
【0021】
上記の研究に基づいて、本開示の実施例は、情報検索方法、装置、コンピュータ機器及び記憶媒体を提供し、検索ボックスに入力された初期クエリ情報に応じて、検索ボックスを展示する検索ページに、初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報、及び関連するライブ放送コンテンツが存在することを通知するライブ放送ロゴを直接展示することができる。このように、関連付けクエリ情報とライブ放送ロゴとを組み合わせて展示することにより、対応するライブ放送コンテンツがあるか否かを判定できない場合に、クエリ情報を検索してみることを回避し、ライブ放送コンテンツを探すための試行錯誤のコストを削減させ、ライブ放送コンテンツのクエリ効率を高め、また、検索ページに置いて興味のあるライブ放送ロゴ付き関連付けクエリ情報を直接選択することで、対応するライブ放送コンテンツを開くことをトリガーすることができ、どのように検索すれば視聴したいライブ放送コンテンツを見つけることができるかをわからないという問題をある程度解決し、視聴したいライブ放送コンテンツを取得する効率を高める。
【0022】
上記の解決策に存在する欠点については、いずれも本発明者らが実践を経て、かつ詳細に検討した結果であるので、上記の問題の発見過程及び以下で本開示が上記の問題について提案する解決策は、いずれも本発明者らが本開示の過程において本開示に対して行った貢献であるべきである。
【0023】
なお、以下の図面では、類似のシンボル及び字母が類似の項目を示しているので、ある項目が一度図面で定義されると、それを後の図面でさらに定義して説明する必要はない。
【0024】
本実施例の理解を容易にするために、まず、本開示の実施例で開示された情報検索の方法について詳細に説明する。本開示の実施例で提供される情報検索の方法の実行主体は、一定の計算能力を有するコンピュータ機器であり、一般にクライアントで実行され、ここでのクライアントは、サーバに対応し、一定のインタラクション能力を有するユーザー端末であってもよい。
【0025】
以下では、実行主体がクライアントである場合を例に挙げて本開示の実施例で提供される情報検索方法について説明する。
【0026】
図1を参照すると、本開示の実施例で提供される情報検索方法のフローチャートが示されており、前記方法は、ステップS101~S102を含む。
【0027】
S101、検索ボックスに入力された文字、キーワード及びキー語のうちのいずれか1つを含む初期クエリ情報を受信する。
【0028】
ここで、検索ボックスは、クライアントページに設置されて初期クエリ情報を入力するための入力ボックスであってもよい。具体的に実施するときに、クライアントのホームページ又は媒体コンテンツを展示する他のいずれかのページに、初期クエリ情報を入力する検索ボックスが展示されてもよく、該検索ボックスはページの任意の位置にあってもよいが、通常、ページのトップにある。
【0029】
一実施形態では、ページ中の検索ボックスがクリックされると、検索中間ページに進み、検索中間ページには検索ボックス及び推薦情報が展示されてもよい。
図2には、クライアントページ中の検索ボックスがクリックされた後に進む検索中間ページが示され、検索中間ページの検索ボックス内に推薦クエリ情報が展示されてもよく、検索ボックスの下にある予め設定された領域内に履歴クエリ記録が展示されてもよい。
【0030】
履歴クエリ記録にはライブ放送コンテンツに対応するクエリ情報が存在する場合、それに対応する位置に対応するライブ放送ロゴを展示してもよい。例えば、「BB」の右側にライブ放送ロゴが展示されている場合、現在「BB」に関連するライブ放送コンテンツがライブ放送中であることが示される。履歴クエリのデータが多い場合、履歴クエリ記録の下方に展示された折り畳み位置により残りの履歴クエリ記録を折り畳むことができる。ここでは、履歴クエリ記録のすべてを展開するトリガー操作(例えば、「全部検索記録」のクリック)に対応して、履歴クエリ記録のすべてを展示してもよい。
【0031】
検索中間ページには他の推薦情報カードが展示されてもよく、折り畳み位置の下には「以下のものを探したいか」の情報カードが展示されてもよく、ここでの推薦情報は他のユーザーの履歴クエリ記録から決定された推薦情報でも、現在のユーザーの履歴クエリ記録から決定された推薦情報でもよい。
【0032】
「以下のものを探したいか」の情報カードの下には、さまざまなランキングの情報カード、例えばスターランキング、ライブ放送ランキング、音楽ランキングなどがさらに展示されており、ランキングごとにランキング後の情報及び順位が対応している。ランキング情報ごとに、異なるロゴも配置されてもよく、これにより、ユーザーはロゴによって興味のある情報を選択することができる。
【0033】
初期クエリ情報は、マルチメディアコンテンツをクエリするときに検索ページの検索ボックスに入力されたクエリ情報を指してもよい。初期クエリ情報には、人物名称、人物特徴情報、地理名称、物品名称、物品属性特徴、時間などの1つ又は複数の情報が含まれていてもよい。
【0034】
本開示の実施例では、初期クエリ情報は、文字、キーワード及びキー語のうちのいずれか1つを含んでもよい。文字は字母、数字、演算記号などを含んでもよく、例えば、初期クエリ情報としては、複数の字母を含む中国語のピン音が使用されてもよく、キーワードは少なくとも1つの個別のワードを含んでもよく、キー語は少なくとも2つのワードを含む単語であってもよい。
【0035】
初期クエリ情報の入力において、検索ボックス中の文字、キーワード又はキー語の追加及び削除に伴い、検索ボックスに入力された初期クエリ情報がリアルタイムで更新され、この過程において、リアルタイムで更新された初期クエリ情報に応じて、これとマッチングする関連付けクエリ情報を更新することができ、例えば検索ボックスに「三」が入力されると、得られた関連付けクエリ情報は「三胞胎(三つ子)」、「三生三世十里桃花」などであってもよく、キーワードを追加して、検索ボックス内の初期クエリ情報を「三国」にすると、得られた関連付けクエリ情報は「三国志演義(三国志)」、「三国殺(三国志)」などになる。関連付けクエリ情報の展示詳細については、以下のステップで説明する。
【0036】
S102:前記検索ボックスを除く所定位置に、前記マルチメディアコンテンツの少なくとも1つの属性特徴とマッチングする前記初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報、及び前記関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツがライブ放送状態であることを示すライブ放送ロゴを展示する。
【0037】
本開示の実施例では、初期クエリ情報はマルチメディアコンテンツの少なくとも1つの属性特徴とマッチングし、属性特徴は複数の次元の属性特徴を含んでもよい。具体的には、複数の次元は、アンカー次元、ライブ放送ルーム次元、及びライブ放送されるマルチメディアコンテンツで解説されるエンティティオブジェクト次元を含んでもよい。具体的には、マルチメディアコンテンツは、アンカー次元の属性特徴、例えばアンカー名前を含んでもよいし、ライブ放送ルーム次元の属性特徴、例えばライブ放送ルーム名を含んでもよいし、解説されるエンティティオブジェクト次元、例えば物品名称、物品ブランド、物品の属性情報などを含んでもよい。初期クエリ情報は上記の複数の次元の属性特徴のうちの少なくとも1つの属性特徴とマッチングしてもよく、このため、一例として、初期クエリ情報には、ライブ放送ルーム名、アンカー名前やエンティティオブジェクトなどが含まれていてもよい。
【0038】
本開示の実施例では、関連付けクエリ情報と初期クエリ情報との属性特徴がマッチングし、及び/又は、関連付けクエリ情報に初期クエリ情報が含まれている。
【0039】
具体的に実施するときに、初期クエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツに複数の次元の属性特徴がマッチングする場合、検索ボックスを除く所定位置に、複数の次元の属性特徴のうち目標次元の属性特徴に対応する関連付けクエリ情報及びライブ放送ロゴを展示してもよく、目標次元は、複数の次元の属性特徴に対応する最近の所定時間帯内の履歴インタラクション(対話)データに基づいて決定される。
【0040】
ここで、ライブ放送コンテンツを例にして、初期クエリ情報に対応するライブ放送コンテンツは、一般には、複数の次元の属性特徴を有し、例えば、「読書」という初期クエリ情報に対応するライブ放送コンテンツには、ライブ放送ルーム「AA(アンカー名前)が本を読む」というライブ放送コンテンツが含まれていてもよい。該ライブ放送ルームのライブ放送コンテンツには、アンカー次元、ライブ放送ルーム次元、ライブ放送ルームで解説されるエンティティオブジェクト次元(ここでは書籍)という複数の次元の下の属性特徴がマッチングしてもよく、これらは、順にアンカー名前「AA」、ライブ放送ルームのライブ放送コンテンツ説明「読書」、ライブ放送ルームで解説される書籍名称「十万個のなぜ」である。関連付けクエリ情報を展示するときに、この複数の次元の属性特徴から目標次元の属性特徴を選択し、目標次元の属性特徴に対応する候補クエリ情報を関連付けクエリ情報として展示することができる。
【0041】
具体的に選択する際には、この複数の次元の属性特徴がそれぞれ最近の所定時間帯内の履歴インタラクションデータに対応する(つまり、該属性特徴にマッチングする候補クエリ情報に対応する)ことに基づいて選択してもよく、例えば、検索回数、コメント回数、各マルチメディアコンテンツに現れる回数の多い次元の下の候補クエリ情報が関連付けクエリ情報として選択される。
【0042】
具体的に実施するときに、ユーザーは、所望の情報を検索するために直接検索ページに入ってもよいし、情報フローページ(ビデオコンテンツを含む)内のコンテンツを閲覧している間に、興味のあるコンテンツを発見した場合もあり、その場合、そのコンテンツ又は関連コンテンツについてさらなる検索を開始して、それに対応するライブ放送コンテンツを取得する必要がある。この場合、興味のあるコンテンツについて決定された初期クエリ情報に基づいて、検索ページに予め決定された初期クエリ情報を入力して、展示された連想クエリ情報及びライブ放送ロゴを取得することができる。
【0043】
検索ボックスを除く所定位置は、検索ボックスのプルダウンボックス、又は検索中間ページ内の所定位置を含んでもよい。
【0044】
具体的には、一実施形態では、関連付けクエリ情報は検索ボックスのプルダウンボックス内に展示されてもよく、
図3に示すように、検索ボックスに初期クエリ情報「BB」が入力されると、検索ボックスの下にプルダウンボックスが展示され、検索ボックスのプルダウンボックスに、「BB」に対応する関連付けクエリ情報、すなわち、「BB」、「BBライブ放送」などが展示される。
【0045】
別の実施形態では、関連付けクエリ情報は、検索中間ページ内の所定位置に展示されてもよく、
図4に示すように、検索中間ページの検索ボックスに初期クエリ情報「BB」が入力されると、検索ボックスの下、履歴クエリ記録の上にある予め設定された領域に、関連付けクエリ情報及び「BB」に対応する関連付けクエリ情報、すなわち、「BB」、「BBライブ放送」などが展示される。
【0046】
具体的に実施するときに、関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツがライブ放送コンテンツである場合、ライブ放送ロゴを該関連付けクエリ情報と同期して展示することができ、ライブ放送ロゴは、関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツがライブ放送状態であることを示してもよい。
図3又は
図4では、関連付けクエリ情報「BBライブ放送」に対応するマルチメディアコンテンツはライブ放送コンテンツであり、このため、ライブ放送ロゴは関連付けクエリ情報「BBライブ放送」の右側に同期して展示される。
【0047】
関連付けクエリ情報に同期して展示されるライブ放送ロゴを利用して、関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツがライブ放送状態であることを示すことにより、どの関連付けクエリ情報が対応するライブ放送コンテンツを有するかをユーザーに知らせることができ、これにより、ライブ放送コンテンツを視聴したいときに、ライブ放送コンテンツを持つ関連付けクエリ情報を選択して検索を開始してもよい。具体的には、関連付けクエリ情報及びそのライブ放送ロゴのいずれがトリガーされても、対応するライブ放送ページに進む。
【0048】
本開示の実施例では、ライブ放送ロゴは一定の形式を設定してもよいし、関連付けクエリ情報ごとに形式を設定してもよい。通常、サービスリソースの計算量を小さくするために、ライブ放送ロゴは一定の形式又は予め設定された形式を設定してもよい。例えば、ライブ放送ロゴはライブ放送シンボルやライブ放送略語としてもよい。
【0049】
1つの可能な実施形態では、ライブ放送ロゴはクライアントにローカルに記憶されておいてもよく、つまり、初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報を取得し、ローカルに記憶されたライブ放送ロゴを抽出した後、検索ボックスを除く所定位置に、関連付けクエリ情報及びライブ放送ロゴを展示してもよい。ここでは、ライブ放送ロゴを一定の形式に設定してローカルに記憶しておくことにより、サーバとクライアントとの間での情報伝送量を少なくし、情報伝送による遅延を低減させることができる。
【0050】
関連付けクエリ情報は、他のロゴ、例えばライブ放送コンテンツの人気が高いことを示すロゴであってもよく、あるライブ放送コンテンツの人気が高いか又は視聴数が大きい場合、当該ライブ放送コンテンツに「ホット」というライブ放送ロゴを付けて、ユーザーがロゴから関連付けクエリ情報を正確かつ効率的に把握し、対応するマルチメディアコンテンツを選択することを可能にする。
【0051】
S102の後、関連付けクエリ情報に対してトリガー操作(具体的には、関連付けクエリ情報のトリガーであってもよく、ライブ放送ロゴが付いた関連付けクエリ情報の場合、対応するライブ放送ロゴのトリガーであってもよい)を実行すると、関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツを展示してもよい。ここで、トリガー操作は、具体的には、クリック、長押し、重押しなどの操作を含んでもよく、ここでは、具体的な操作形態について限定はない。
【0052】
具体的に実施するときに、関連付けクエリ情報が示す目標属性特徴に応じて、マッチングするマルチメディアコンテンツを展示してもよい。ここでの目標属性特徴はマルチメディアコンテンツのリアルタイム性に対する要件を反映することができ、例えば、目標属性特徴がアンカー名前又はライブ放送ルーム名である場合、ライブ放送中の、アンカー名前又はライブ放送ルーム名に対応するマルチメディアコンテンツ、すなわち、現在のリアルタイムライブ放送コンテンツを展示することができ、目標属性特徴がライブ放送されるマルチメディアコンテンツで解説されるエンティティオブジェクトである場合、エンティティオブジェクトを解説して、再放送されるマルチメディアコンテンツを展示することができる。例えば、関連付けクエリ情報が商品や書籍である場合、商品や書籍を解説する再放送ビデオを展示してもよい。
【0053】
以下で、実行主体がサーバである場合を例にして、本開示の実施例で提供される情報検索方法について説明する。
【0054】
図5を参照すると、本開示の実施例で提供される別の情報検索方法のフローチャートが示されており、前記方法は、ステップS501~S503を含む。
【0055】
S501:クライアントによって送信されて検索ボックスに入力された、文字、キーワード及びキー語のうちのいずれか1つを含む初期クエリ情報を受信する。
【0056】
ここで、検索ボックスは、クライアントページに設置されて初期クエリ情報を入力するための入力ボックスであってもよい。
【0057】
S502:前記初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報をクエリし、前記関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツがライブ放送状態である。
【0058】
具体的に実施するときに、初期クエリ情報に基づいて、シソーラスから初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報をクエリしてもよい。
【0059】
初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報をクエリする前に、シソーラスを予め作成してもよく、具体的に実施するときに、ライブ放送される各マルチメディアコンテンツを取得し(ここでのマルチメディアコンテンツは履歴ライブ放送コンテンツを含んでもよく、現在のライブ放送コンテンツを含んでもよい)、その後、各マルチメディアコンテンツに基づいて、各マルチメディアコンテンツに対応する属性特徴を抽出し、抽出した属性特徴に基づいて、シソーラスをリアルタイムで更新してもよい。
【0060】
具体的には、マルチメディアコンテンツの複数の次元の属性特徴を抽出してもよく、前記のように、複数の次元は、アンカー次元、ライブ放送ルーム次元、ライブ放送されるマルチメディアコンテンツで解説されるエンティティオブジェクト次元などを含んでもよい。アンカー次元の属性特徴、例えばアンカー名前、ライブ放送ルーム次元の属性特徴、例えばライブ放送ルーム名又はライブ放送ルームのライブ放送コンテンツの説明など、エンティティオブジェクト次元の属性特徴、例えばライブ放送コンテンツが関する物品名称、物品ブランド、物品の属性情報、又は関するスターネームなどが挙げられる。例えば、読書ライブ放送を行う特定のライブ放送ルーム「AAライブ放送」については、上記の複数の次元の属性特徴、例えばアンカー名前「AA」、ライブ放送ルームのライブ放送コンテンツ説明「読書」、及びライブ放送で解説される書籍名称「十万個のなぜ」を抽出し、「AA」、「読書」、及び「十万個のなぜ」をシソーラスに追加してもよい。
【0061】
シソーラスを作成した後、リアルタイムで更新されたマルチメディアコンテンツに基づいて、最新のクエリニーズに合わせるように、シソーラスにおけるクエリ情報をリアルタイムで更新してもよい。具体的には、ライブ放送コンテンツの場合、ライブ放送中の各マルチメディアコンテンツを取得し、ライブ放送中の各マルチメディアコンテンツに基づいて、各マルチメディアコンテンツに対応する属性特徴を抽出し、抽出した属性特徴に基づいて、シソーラスをリアルタイムで更新してもよい。
【0062】
例えば、追加されたライブ放送ルーム又は既存のライブ放送ルームが新しいライブ放送を開始することを発見した場合、新しくライブ放送されるマルチメディアコンテンツに基づいて、各次元の属性特徴を抽出し、シソーラスを更新することができる。また、ライブ放送されるマルチメディアコンテンツで解説されるエンティティオブジェクトが変化し、例えば、ある物品が追加された場合、追加された物品の物品名称、物品属性情報、物品ブランドなどに基づいて、新しい関連付けクエリ情報を決定することができ、このようにして、入力された初期クエリ情報を受信すると、新しい対応する関連付けクエリ情報を得ることができる。さらに、ライブ放送ルームのアンカーが変化し、例えば、アンカーAから元のアンカーBに戻った場合、シソーラスにおいてアンカーBに基づいて決定された関連付けクエリ情報を削除し、アンカーAに基づいて決定された関連付けクエリ情報を追加してもよい。また、ライブ放送ルームの名称が更新された場合、シソーラスにおいて元のライブ放送ルームの名称に基づいて決定された関連付けクエリ情報を削除し、新しいライブ放送ルーム名に基づいて決定された関連付けクエリ情報を追加してもよい。
【0063】
シソーラスを作成すると、初期クエリ情報に基づいて、シソーラスから初期クエリ情報の属性特徴にマッチングする関連付けクエリ情報をクエリし、及び/又は初期クエリ情報に基づいて、シソーラスから初期クエリ情報を含む関連付けクエリ情報をクエリしてもよい。
【0064】
一実施形態では、初期クエリ情報に基づいて、複数の次元のそれぞれの次元の下の、シソーラスにおいて初期クエリ情報とマッチングする候補クエリ情報をクエリしてもよく、初期クエリ情報にマッチングする複数の次元の下の候補クエリ情報をクエリにより取得すると、複数の次元の下の候補クエリ情報にそれぞれ対応するインタラクションデータに従って、複数の次元の下の候補クエリ情報から目標次元の下の候補クエリ情報を、関連付けクエリ情報として選択する。
【0065】
前述の説明より分かるように、シソーラスにおいては、同一ライブ放送コンテンツに対して、複数の次元の属性特徴に対応する候補クエリ情報が存在する。例えば、初期クエリ情報である「十万個のなぜ」に基づいて、シソーラスにおいて「AA」(アンカー名前)、「読書」などの複数の次元の属性特徴に対応する候補クエリ情報を検索することができる。関連付けクエリ情報を選択する際には、この複数の次元の候補クエリ情報に対応するインタラクションデータ(例えば、検索回数、コメント回数など)に基づいて、インタラクション注目度の高い目標次元の下の候補クエリ情報を関連付けクエリ情報として選択することができ、例えば上記の例では、インタラクション注目度の高いアンカー次元の下の属性特徴であるアンカー名前「AA」を関連付けクエリ情報として選択することができる。
【0066】
さらに、目標次元の下の候補クエリ情報が複数である場合、例えば「十万個のなぜ」を解説する読書ライブ放送ルームが複数であり、「AA読書」に加えて、「BB読書」、「CC読書」等がある場合、この複数の候補クエリ情報から1つの関連付けクエリ情報を選択する。具体的には、最近の所定時間帯内の、目標次元の下の複数の候補クエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツのインタラクション注目度に基づいて、複数の候補クエリ情報から関連付けクエリ情報を選択してもよく、具体的には、対応する閲覧データ(例えば閲覧回数)が最も多い候補クエリ情報を関連付けクエリ情報として選択してもよく、例えば上記の例では、閲覧回数が最も多い「AA読書」のアンカー名前「AA」を関連付けクエリ情報として選択してもよい。
【0067】
シソーラスを作成すると、初期クエリ情報に基づいて、シソーラスから初期クエリ情報を含む関連付けクエリ情報をクエリする際に、セマンティクス類似性に基づいてシソーラスから初期クエリ情報を含む関連付けクエリ情報を検索してもよく、ここでは詳しく説明しない。
【0068】
S503:対応するライブ放送ロゴとともに前記検索ボックスを除く所定位置に展示される、クエリにより得られた前記関連付けクエリ情報を前記クライアントに送信し、前記ライブ放送ロゴは、前記関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツがライブ放送状態であることを示すことに用いられ、前記初期クエリ情報は前記マルチメディアコンテンツの少なくとも1つの属性特徴とマッチングする。
【0069】
ここで、ライブ放送ロゴは、ライブ放送シンボル又はライブ放送略語であってもよく、一定に設定されてもよいし、関連付けクエリ単語に応じて柔軟に設定されてもよく、ここでは制限はない。
【0070】
一実施形態では、ライブ放送ロゴは、対応する関連付けクエリ情報とともにクライアントに返送されるものであってもよい。別の実施形態では、ライブ放送ロゴは、クライアントにローカルに記憶されておいてもよく、つまり、クエリにより得られた関連付けクエリ情報がクライアントに送信されると、クライアントはローカルに記憶されたライブ放送ロゴを抽出し、関連付けクエリ情報をライブ放送ロゴとともに、検索ボックスを除く所定位置に展示する。ここで、ライブ放送ロゴは固定の形式に設定されて、ローカルに記憶されておくことで、サーバとクライアントとの間の情報伝送量を少なくし、情報伝送による遅延を低減させることができる。
【0071】
当業者であれば、具体的な実施形態の上記の方法において、ステップの作成順序は、厳密な実行順序であって、実施過程を限定するものであり、ステップの具体的な実行順序は、その機能及び可能な内在論理によって決定されるべきであることを理解することができる。
【0072】
同一の発明思想に基づいて、本開示の実施例では、
図1に示す情報検索方法に対応する情報検索装置も提供され、本開示の実施例における装置が問題を解決する原理は本開示の実施例の上記情報検索方法と類似するので、装置の実施は
図1に示す情報検索方法の実施を参照することができ、重複する部分については詳しく説明しない。
【0073】
図6を参照すると、本開示の実施例で提供される情報検索装置の概略図が示され、前記装置は、
検索ボックスに入力された文字、キーワード及びキー語のうちのいずれか1つを含む初期クエリ情報を受信するための受信モジュール601と、
前記検索ボックスを除く所定位置に、前記マルチメディアコンテンツの少なくとも1つの属性特徴とマッチングする前記初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報、及び前記関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツがライブ放送状態であることを示すライブ放送ロゴを展示するための第1展示モジュール602と、を備える。
【0074】
本開示の実施例で提供される上記の形態では、検索ボックスに入力された初期クエリ情報に応じて、検索ボックスを展示する検索ページに、初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報、及び関連するライブ放送コンテンツが存在することを通知するライブ放送ロゴを直接展示することができる。このように、関連付けクエリ情報とライブ放送ロゴとを組み合わせて展示することにより、対応するライブ放送コンテンツがあるか否かを判定できない場合に、クエリ情報を検索してみることを回避し、ライブ放送コンテンツを探すための試行錯誤のコストを削減させ、ライブ放送コンテンツのクエリ効率を高め、また、検索ページに置いて興味のあるライブ放送ロゴ付き関連付けクエリ情報を直接選択することで、対応するライブ放送コンテンツを開くことをトリガーすることができ、どのように検索すれば視聴したいライブ放送コンテンツを見つけることができるかをわからないという問題をある程度解決し、視聴したいライブ放送コンテンツを取得する効率を高める。
【0075】
1つの可能な実施形態では、前記関連付けクエリ情報と前記初期クエリ情報との間の属性特徴がマッチングし、及び/又は、前記関連付けクエリ情報に前記初期クエリ情報が含まれている。
【0076】
1つの可能な実施形態では、前記属性特徴は複数の次元の属性特徴を含み、前記複数の次元は、アンカー次元、ライブ放送ルーム次元、ライブ放送されるマルチメディアコンテンツで解説されるエンティティオブジェクト次元を含む。
【0077】
第1展示モジュール602は、具体的には、前記初期クエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツには複数の次元の属性特徴がマッチングする場合、前記検索ボックスを除く所定位置に、前記複数の次元の属性特徴のうち目標次元の属性特徴に対応する関連付けクエリ情報及びライブ放送ロゴを展示することに用いられ、前記目標次元は前記複数の次元の属性特徴に対応する最近の所定時間帯内の履歴インタラクションデータに基づいて決定される。
【0078】
1つの可能な実施形態では、
前記関連付けクエリ情報に対するトリガー操作に応答して、前記関連付けクエリ情報が示す目標属性特徴を決定するための応答モジュールと、
前記目標属性特徴がアンカー名前又はライブ放送ルーム名である場合、ライブ放送中の、前記アンカー名前又はライブ放送ルーム名に対応するマルチメディアコンテンツを展示するための第2展示モジュールと、
前記目標属性特徴がライブ放送されるマルチメディアコンテンツで解説されるエンティティオブジェクトである場合、前記エンティティオブジェクトを解説して再放送されたマルチメディアコンテンツを展示するための第3展示モジュールと、をさらに備える。
【0079】
1つの可能な実施形態では、第1展示モジュール602は、具体的には、前記初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報を取得し、ローカルに記憶されたライブ放送ロゴを抽出すること、
前記検索ボックスを除く所定位置に前記関連付けクエリ情報及びライブ放送ロゴを展示することに用いられる。
【0080】
同一の発明思想に基づいて、本開示の実施例では、
図5に示す情報検索方法に対応する情報検索装置も提供され、本開示の実施例における装置が問題を解決する原理は本開示の実施例の上記情報検索方法と類似するので、装置の実施は
図5に示す情報検索方法の実施を参照することができ、重複する部分については詳しく説明しない。
【0081】
図7を参照すると、本開示の実施例で提供される別の情報検索装置の概略図が示されており、前記装置は、
クライアントによって送信されて検索ボックスに入力された、文字、キーワード及びキー語のうちのいずれか1つを含む初期クエリ情報を受信するための受信モジュール701と、
前記初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報をクエリするためのクエリモジュール702であって、前記関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツがライブ放送状態であるクエリモジュール702と、
対応するライブ放送ロゴとともに前記検索ボックスを除く所定位置に展示される、クエリにより得られた前記関連付けクエリ情報を前記クライアントに送信するための送信モジュール703であって、前記ライブ放送ロゴは、前記関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツがライブ放送状態であることを示すことに用いられ、前記初期クエリ情報は前記マルチメディアコンテンツの少なくとも1つの属性特徴とマッチングする送信モジュール703と、を備える。
【0082】
1つの可能な実施形態では、クエリモジュール702は、具体的には、前記初期クエリ情報に基づいて、シソーラスから前記初期クエリ情報の属性特徴とマッチングする関連付けクエリ情報をクエリする、及び/又は
前記初期クエリ情報に基づいて、シソーラスから前記初期クエリ情報を含む関連付けクエリ情報をクエリすることに用いられる。
【0083】
1つの可能な実施形態では、クエリモジュール702は、具体的には、前記初期クエリ情報に基づいて、前記シソーラスにおいて前記初期クエリ情報とマッチングする複数の次元の下の候補クエリ情報をクエリすることに用いられ、前記複数の次元は、アンカー次元、ライブ放送ルーム次元、ライブ放送されるマルチメディアコンテンツで解説されるエンティティオブジェクト次元を含む。
【0084】
前記初期クエリ情報にマッチングする複数の次元の下の候補クエリ情報をクエリする場合、前記複数の次元の下の候補クエリ情報にそれぞれ対応するインタラクションデータに従って、前記複数の次元の下の候補クエリ情報から目標次元の下の候補クエリ情報を前記関連付けクエリ情報として選択する。
【0085】
1つの可能な実施形態では、
ライブ放送される各マルチメディアコンテンツを取得するための取得モジュールと、
前記ライブ放送される各マルチメディアコンテンツに基づいて、前記各マルチメディアコンテンツに対応する属性特徴を抽出するための抽出モジュールと、
抽出した前記属性特徴に基づいて、シソーラスをリアルタイムで更新するための更新モジュールと、をさらに含む。
【0086】
1つの可能な実施形態では、クエリモジュール702は、具体的には、前記目標次元の下の候補クエリ情報が複数である場合、最近の所定時間帯内で前記目標次元の下の複数の候補クエリ情報に対応するライブ放送されるマルチメディアコンテンツの閲覧データに従って、前記複数の候補クエリ情報から前記関連付けクエリ情報を選択することに用いられる。
【0087】
装置内の各モジュールの処理の流れ、及び各モジュール間のインタラクションの流れについては、上記の方法の実施例における説明を参照することができるので、ここでは詳しく説明しない。
【0088】
同一の技術思想に基づいて、本願の実施例では、コンピュータ機器がさらに提供される。
図8を参照すると、本願の実施例で提供されるコンピュータ機器800の構造概略図が示されており、コンピュータ機器800は、プロセッサ801と、メモリ802と、バス803と、を含む。メモリ802は、実行指令を記憶するためのもので、内部メモリ8021と外部メモリ8022を含み、ここでは、内部メモリ8021は内メモリとも呼ばれ、プロセッサ801における演算データやハードディスクなどの外部メモリ8022と交換したデータを一時的に保存するものであり、プロセッサ801は内部メモリ8021を通じて外部メモリ8022とデータを交換し、コンピュータ機器800が動作するときに、プロセッサ801とメモリ802はバス803を介して通信し、これにより、プロセッサ801は以下の指令を実行する。
【0089】
検索ボックスに入力された文字、キーワード及びキー語のうちのいずれか1つを含む初期クエリ情報を受信する。
【0090】
前記検索ボックスを除く所定位置に、前記マルチメディアコンテンツの少なくとも1つの属性特徴とマッチングする前記初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報、及び前記関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツがライブ放送状態であることを示すライブ放送ロゴを展示する。
【0091】
ここで、プロセッサ801の具体的な処理流れは、上記の方法実施例の記載を参照することができるので、ここでは詳しく説明しない。
【0092】
本願の実施例では、別のコンピュータ機器がさらに提供される。
図9を参照すると、本願の実施例で提供されるコンピュータ機器900の構造概略図が示されており、コンピュータ機器900は、プロセッサ901と、メモリ902と、バス903と、を含む。メモリ902は実行指令を記憶するもので、内部メモリ9021と外部メモリ9022を含み、ここでは、内部メモリ9021は内メモリとも呼ばれ、プロセッサ901における演算データやハードディスクなどの外部メモリ9022と交換したデータを一時的に保存するものであり、プロセッサ901は内部メモリ9021を通じて外部メモリ9022とデータを交換し、コンピュータ機器900が動作するときに、プロセッサ901とメモリ902はバス903を介して通信し、これにより、プロセッサ901は以下の指令を実行する。
【0093】
クライアントによって送信されて検索ボックスに入力された、文字、キーワード及びキー語のうちのいずれか1つを含む初期クエリ情報を受信する。
【0094】
前記初期クエリ情報に対応する関連付けクエリ情報をクエリし、前記関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツがライブ放送状態である。
【0095】
対応するライブ放送ロゴとともに前記検索ボックスを除く所定位置に展示される、クエリにより得られた前記関連付けクエリ情報を前記クライアントに送信し、前記ライブ放送ロゴは、前記関連付けクエリ情報に対応するマルチメディアコンテンツがライブ放送状態であることを示すことに用いられ、前記初期クエリ情報は前記マルチメディアコンテンツの少なくとも1つの属性特徴とマッチングする。
【0096】
ここでは、プロセッサ901の具体的な処理流れは、上記の方法実施例の記載を参照することができるので、ここでは詳しく説明しない。
【0097】
本開示の実施例では、プロセッサによって実行されると、上記の
図1に示す方法実施例に記載の情報検索方法のステップ又は
図5に示す方法実施例に記載の情報検索方法のステップを実行するコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体がさらに提供される。該記憶媒体は、揮発性又は不揮発性のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であってもよい。
【0098】
本開示の実施例では、コンピュータプログラム製品がさらに提供され、コンピュータプログラム製品はプログラムコードを含み、前記プログラムコードに含まれる指令は、上記の
図1に示す方法実施例に記載の情報検索方法のステップ又は
図5に示す方法実施例に記載の情報検索方法のステップを実行することに用いられ、ここでは詳しく説明しない。
【0099】
上記のコンピュータプログラム製品は、具体的には、ハードウェア、ソフトウェア又はそれらの組み合わせにより実現することができる。1つの任意の実施例では、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータ記憶媒体として具体化され、別の任意の実施例では、コンピュータプログラム製品は、ソフトウェア開発キット(SDK:Software Development Kit)などのソフトウェア製品として具体化される。
【0100】
説明の便宜及び簡潔さのために、上記したシステム及び装置の特定の動作プロセスは、前記方法の実施例における対応するプロセスを参照することができることを当業者は明確に理解するが、ここでは詳しく説明しない。本開示で提供されるいくつかの実施例では、開示されたシステム、装置、及び方法は、他の方法によって実装されてもよいことが理解されるべきである。上記した装置の実施例は単に概略的なものであり、例えば、前記ユニットの分割は、単に論理的機能の分割であり、実際に実装される場合には、追加の分割方法を有することができ、また、例えば、複数のユニット又は構成要素が別のシステムに結合されてもよく、統合されてもよく、又はいくつかの特徴が無視されてもよく、又は実行されなくてもよい。さらに、示されているか又は議論されている相互間の結合又は直接結合又は通信接続は、いくつかの通信インターフェース、装置デ又はユニットを介した間接結合又は通信接続であってもよく、電気的、機械的、又は他の形態であってもよい。
【0101】
分離された構成要素として説明されたユニットは、物理的に分離されていてもよいし、分離されてなくてもよいし、ユニットとして示された構成要素は、物理的な構成要素であってもよいし、物理的な構成要素でなくてもよい、すなわち、1つの場所に配置されていてもよいし、複数のネットワークユニットに分散されていてもよい。これらのユニットの一部又は全部は、実際の必要に応じて、本実施例の目的を達成するために選択されてもよい。
【0102】
また、本開示の様々な実施例における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されていてもよいし、個々のユニットが物理的に個別に存在していてもよいし、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されていてもよい。
【0103】
前記機能は、ソフトウェア機能ユニットの形で実現され、独立した製品として販売され、又は使用される場合、プロセッサで実行可能な不揮発性のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶され得る。このような理解に基づいて、本開示の技術的解決手段の本質的部分又は先行技術に貢献する部分、又は該技術的解決手段の一部は、コンピュータ機器(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク機器などとすることができる)に本開示の様々な実施例に記載された方法のステップの全部又は一部を実行させるためのいくつかの指令を含む記憶媒体に格納されたソフトウェア製品として具現化することができる。一方、上記した記憶媒体は、USBメモリ、リムーバブルハードディスク、読出し専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスクなど、プログラムコードを記憶することができる各種の媒体を含む。
【0104】
なお、上記の実施例は、本開示の技術的解決手段を説明するための本開示の具体的な実施形態に過ぎず、本開示の技術的解決手段を限定するものではなく、本開示の特許範囲はこれに限定されるものではなく、上記の実施例を参照して本開示を詳細に説明したが、当業者であれば、本開示で開示された技術的範囲内で、本技術分野に精通している技術者は、上記の実施例に記載された技術的解決手段を修正したり、容易に変更を思いつくことができる、又は、その一部の技術的特徴を同等に置き換えることができることを理解すべきである。これらの修正、変更又は置換は、対応する技術的解決手段の本質を本開示の実施例の技術的解決手段の精神及び範囲から逸脱させるものではなく、いずれも本開示の特許範囲内に含まれるべきである。したがって、本開示の特許範囲は、特許請求の範囲による特許範囲に準じるべきである。
【国際調査報告】