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特表2024-506735キシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-14
(54)【発明の名称】キシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法
(51)【国際特許分類】
   A23L 27/30 20160101AFI20240206BHJP
   A23L 5/00 20160101ALI20240206BHJP
   A23L 27/00 20160101ALI20240206BHJP
   A23L 29/00 20160101ALI20240206BHJP
【FI】
A23L27/30 A
A23L5/00 D
A23L27/00 A
A23L29/00
A23L5/00 N
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023549910
(86)(22)【出願日】2022-11-21
(85)【翻訳文提出日】2023-08-17
(86)【国際出願番号】 CN2022133107
(87)【国際公開番号】W WO2023109435
(87)【国際公開日】2023-06-22
(31)【優先権主張番号】202111553362.X
(32)【優先日】2021-12-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】520401745
【氏名又は名称】浙江▲華▼康葯▲業▼股▲フン▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】ZHEJIANG HUAKANG PHARMACEUTICAL CO., LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】110000729
【氏名又は名称】弁理士法人ユニアス国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】毛 宝興
(72)【発明者】
【氏名】廖 承軍
(72)【発明者】
【氏名】汪 秀秀
(72)【発明者】
【氏名】魏 子堯
(72)【発明者】
【氏名】呉 愛娟
(72)【発明者】
【氏名】羅 家星
(72)【発明者】
【氏名】林 翠
(72)【発明者】
【氏名】李 勉
【テーマコード(参考)】
4B035
4B047
【Fターム(参考)】
4B035LC16
4B035LG14
4B035LG19
4B035LK19
4B047LB09
4B047LE06
4B047LG15
4B047LG25
4B047LP02
(57)【要約】
本発明は、まず、キシリトール粒子とアスパラギン酸カルシウム粒子を調製して、それらの水分活性を測定し、次に、水分活性が0.50~0.52の範囲のアスパラギン酸カルシウム粒子と水分活性が0.48~0.56の範囲のキシリトール粒子とを混合して使用し、又は水分活性が0.52~0.58のアスパラギン酸カルシウム粒子と水分活性が0.50~0.60のキシリトール粒子とを混合して使用し、又は混合物にキシリトール粒子に対する重量比が5%~20%のマルチトール粒子をさらに添加するステップを含む、キシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法に関する。本発明は、キシリトール粒子及びアスパラギン酸カルシウム粒子の水分活性を制御し、又はマルチトールを添加して混合することによって、組成物製品の固結を効果的に防止することができ、この方法は、各種のキシリトール原料の混合物製品に適用できる。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
キシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法であって、
まず、キシリトール粒子とアスパラギン酸カルシウム粒子を調製して、それらの水分活性を測定し、次に、水分活性が0.50~0.52の範囲のアスパラギン酸カルシウム粒子と水分活性が0.48~0.56の範囲のキシリトール粒子とを混合して使用し、又は混合物にキシリトール粒子に対する重量比が5%~20%のマルチトール粒子をさらに添加するステップを含み、
前記キシリトール粒子の粒径が、10メッシュ~80メッシュである、ことを特徴とするキシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法。
【請求項2】
前記混合物にキシリトール粒子に対する重量比が5%のマルチトール粒子を添加した場合、水分活性が0.46~0.58の範囲のキシリトール粒子と水分活性が0.50~0.52のアスパラギン酸カルシウム粒子とを混合して使用すると固結しない、ことを特徴とする請求項1に記載のキシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法。
【請求項3】
前記混合物にキシリトール粒子に対する重量比が10%のマルチトール粒子を添加する場合、水分活性が0.43~0.60の範囲のキシリトール粒子と水分活性が0.50~0.52のアスパラギン酸カルシウム粒子とを混合して使用すると固結しない、ことを特徴とする請求項1に記載のキシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法。
【請求項4】
前記混合物にキシリトール粒子に対する重量比が15%のマルチトール粒子を添加する場合、水分活性が0.40~0.62の範囲のキシリトール粒子と水分活性が0.50~0.52のアスパラギン酸カルシウム粒子とを混合して使用すると固結しない、ことを特徴とする請求項1に記載のキシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法。
【請求項5】
前記混合物にキシリトール粒子に対する重量比が20%のマルチトール粒子を添加する場合、水分活性が0.36~0.66の範囲のキシリトール粒子と水分活性が0.50~0.52のアスパラギン酸カルシウム粒子とを混合して使用すると固結しない、ことを特徴とする請求項1に記載のキシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法。
【請求項6】
キシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法であって、
まず、キシリトール粒子とアスパラギン酸カルシウム粒子を調製して、それらの水分活性を測定し、次に、水分活性が0.52~0.58のアスパラギン酸カルシウム粒子と水分活性が0.50~0.60のキシリトール粒子とを混合して使用すると固結せず、又は混合物にキシリトール粒子に対する重量比が5%~20%のマルチトール粒子をさらに添加するステップを含み、
前記キシリトール粒子の粒径が、10メッシュ~80メッシュである、ことを特徴とするキシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法。
【請求項7】
前記混合物にキシリトール粒子に対する重量比が5%のマルチトール粒子を添加した場合、水分活性が0.48~0.62の範囲のキシリトール粒子と水分活性が0.52~0.58のアスパラギン酸カルシウム粒子とを混合して使用すると固結しない、ことを特徴とする請求項4に記載のキシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法。
【請求項8】
前記混合物にキシリトール粒子に対する重量比が10%のマルチトール粒子を添加する場合、水分活性が0.46~0.63の範囲のキシリトール粒子と水分活性が0.52~0.58のアスパラギン酸カルシウム粒子とを混合して使用すると固結しない、ことを特徴とする請求項4に記載のキシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法。
【請求項9】
前記混合物にキシリトール粒子に対する重量比が15%のマルチトール粒子を添加する場合、水分活性が0.43~0.65の範囲のキシリトール粒子と水分活性が0.52~0.58のアスパラギン酸カルシウム粒子とを混合して使用すると固結しない、ことを特徴とする請求項4に記載のキシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法。
【請求項10】
前記混合物にキシリトール粒子に対する重量比が20%のマルチトール粒子を添加する場合、水分活性が0.40~0.67の範囲のキシリトール粒子と水分活性が0.52~0.58のアスパラギン酸カルシウム粒子とを混合して使用すると固結しない、ことを特徴とする請求項4に記載のキシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、糖アルコールを使用する技術分野に属し、特にキシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法に関する。
【背景技術】
【0002】
アスパラギン酸カルシウムは生物活性構造を持つアミノ酸キレートカルシウムであり、その化学構造は安定で、水溶性が良く、人体吸収率が高く、カルシウム栄養強化剤の新世代製品であり、医薬、食品などの業界で応用の将来性が期待できる。キシリトールは機能性糖アルコール甘味料として、食品業界でも広く利用されている。
【0003】
既存のいくつかの製品はキシリトールとアスパラギン酸カルシウムを同時に含んでおり、キシリトールの吸湿性、アスパラギン酸カルシウムの吸湿性と粘性により、両者が混合した後に凝集と固結のリスクがある。一部の食品処方では、他の成分を添加することにより、固結を防止することがよくある。例えば、出願番号CN201711212727.6の特許は、アスパラギン酸カルシウム、マルトデキストリン及びキシリトールの3つの成分を含むカルシウムキレート固形飲料を開示しており、そのうち、マルトデキストリンは製品の体積を膨張させ、固結しにくくすることができるが、マルトデキストリンの添加量は比較的多く、キシリトール、アスパラギン酸カルシウムを主とすることを要求する製品には適用できない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする技術的課題は、キシリトールとアスパラギン酸カルシウムとが混合して生じる固結の問題を防止及び抑制する、キシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は以下のように達成される。まず、キシリトール粒子とアスパラギン酸カルシウム粒子を調製して、それらの水分活性を測定し、次に、水分活性が0.50~0.52の範囲のアスパラギン酸カルシウム粒子と水分活性が0.48~0.56の範囲のキシリトール粒子とを混合して使用し、又は混合物にキシリトール粒子に対する重量比が5%~20%のマルチトール粒子をさらに添加するステップを含み、前記キシリトール粒子の粒径が、10メッシュ~80メッシュである、キシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法を提供する。
【0006】
さらに、前記混合物にキシリトール粒子に対する重量比が5%のマルチトール粒子を添加した場合、水分活性が0.46~0.58の範囲のキシリトール粒子と水分活性が0.50~0.52のアスパラギン酸カルシウム粒子とを混合して使用すると固結しない。
【0007】
さらに、前記混合物にキシリトール粒子に対する重量比が10%のマルチトール粒子を添加する場合、水分活性が0.43~0.60の範囲のキシリトール粒子と水分活性が0.50~0.52のアスパラギン酸カルシウム粒子とを混合して使用すると固結しない。
【0008】
さらに、前記混合物にキシリトール粒子に対する重量比が15%のマルチトール粒子を添加する場合、水分活性が0.40~0.62の範囲のキシリトール粒子と水分活性が0.50~0.52のアスパラギン酸カルシウム粒子とを混合して使用すると固結しない。
【0009】
さらに、前記混合物にキシリトール粒子に対する重量比が20%のマルチトール粒子を添加する場合、水分活性が0.36~0.66の範囲のキシリトール粒子と水分活性が0.50~0.52のアスパラギン酸カルシウム粒子とを混合して使用すると固結しない。
【0010】
本発明は、以下のように達成される。まず、キシリトール粒子とアスパラギン酸カルシウム粒子を調製して、それらの水分活性を測定し、次に、水分活性が0.52~0.58のアスパラギン酸カルシウム粒子と水分活性が0.50~0.60のキシリトール粒子とを混合して使用すると固結せず、又は混合物にキシリトール粒子に対する重量比が5%~20%のマルチトール粒子をさらに添加するステップを含み、前記キシリトール粒子の粒径が、10メッシュ~80メッシュであるキシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法を提供する。
【0011】
さらに、前記混合物にキシリトール粒子に対する重量比が5%のマルチトール粒子を添加した場合、水分活性が0.48~0.62の範囲のキシリトール粒子と水分活性が0.52~0.58のアスパラギン酸カルシウム粒子とを混合して使用すると固結しない。
【0012】
さらに、前記混合物にキシリトール粒子に対する重量比が10%のマルチトール粒子を添加する場合、水分活性が0.46~0.63の範囲のキシリトール粒子と水分活性が0.52~0.58のアスパラギン酸カルシウム粒子とを混合して使用すると固結しない。
【0013】
さらに、前記混合物にキシリトール粒子に対する重量比が15%のマルチトール粒子を添加する場合、水分活性が0.43~0.65の範囲のキシリトール粒子と水分活性が0.52~0.58のアスパラギン酸カルシウム粒子とを混合して使用すると固結しない。
【0014】
さらに、前記混合物にキシリトール粒子に対する重量比が20%のマルチトール粒子を添加する場合、水分活性が0.40~0.67の範囲のキシリトール粒子と水分活性が0.52~0.58のアスパラギン酸カルシウム粒子とを混合して使用すると固結しない。
【発明の効果】
【0015】
従来技術と比べて、本発明のキシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法は、まず、キシリトール粒子とアスパラギン酸カルシウム粒子を調製して、それらの水分活性を測定し、次に、水分活性が0.50~0.52の範囲のアスパラギン酸カルシウム粒子と水分活性が0.48~0.56の範囲のキシリトール粒子とを混合して使用し、又は水分活性が0.52~0.58のアスパラギン酸カルシウム粒子と水分活性が0.50~0.60のキシリトール粒子とを混合して使用し、又は混合物にキシリトール粒子に対する重量比が5%~20%のマルチトール粒子をさらに添加するステップを含む。本発明は、キシリトール粒子及びアスパラギン酸カルシウム粒子の水分活性を制御し、又はマルチトールを添加して混合することによって、組成物製品の固結を効果的に防止することができ、この方法は、各種のキシリトール原料の混合物製品に適用できる。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明が解決しようとする技術的課題、技術的解決手段及び有益な効果をより明確にするために、以下では、実施例を参照して、本発明についてさらに詳細に説明する。なお、ここで説明される特定実施例は本発明を解釈するために過ぎず、本発明を限定するものではない。
【0017】
(実施例1)
本発明のキシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法の第1好適な実施例は、まず、キシリトール粒子とアスパラギン酸カルシウム粒子を調製して、それらの水分活性を測定し、次に、水分活性が0.50~0.52の範囲のアスパラギン酸カルシウム粒子と水分活性が0.48~0.56の範囲のキシリトール粒子とを混合して使用し、又は混合物にキシリトール粒子に対する重量比が5%~20%のマルチトール粒子をさらに添加するステップを含み、前記キシリトール粒子の粒径が、10メッシュ~80メッシュである。
【0018】
水分活性は水分活性度計により直接測定された。キシリトール粒子及びアスパラギン酸カルシウム粒子は乾燥により対応する水分活性にされた。以下は同様であった。
【0019】
(実施例2)
本発明のキシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法の第2好適な実施例は、まず、キシリトール粒子とアスパラギン酸カルシウム粒子を調製して、それらの水分活性を測定し、次に、水分活性が0.52~0.58のアスパラギン酸カルシウム粒子と水分活性が0.50~0.60のキシリトール粒子とを混合して使用すると固結せず、又は混合物にキシリトール粒子に対する重量比が5%~20%のマルチトール粒子をさらに添加するステップを含み、前記キシリトール粒子の粒径が、10メッシュ~80メッシュである。
【0020】
(実施例3)
本発明のキシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法の第3好適な実施例は、水分活性の異なる10メッシュ~80メッシュキシリトール粒子100gとアスパラギン酸カルシウム粒子8gとを均一に混合し、4週間放置し、定期的にその状態を観察するステップと、固結が認められると、振れ、押し出しや押しつぶしなどの物理方式により固結した部分を分散させて元の状態にし、次に、更に保管して観察するステップと、を含む。その結果を以下の表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】
表1の結果から以下のことが分かった。
【0023】
(1)水分活性が0.50~0.52のアスパラギン酸カルシウム粒子と水分活性が0.48~0.56のキシリトール粒子とを混合した場合、すべて4週間貯蔵後に固結が認められ、一方、水分活性が<0.48又は>0.56のキシリトール粒子と混合した場合は、1週間貯蔵すると、固結が認められ、物理方式により固結した部分を分散させて元の原料状態にしても、貯蔵を持続すると、固結がさらに発生した。
【0024】
(2)水分活性が0.52~0.58のアスパラギン酸カルシウム粒子と水分活性0.50~0.60のキシリトール粒子とを混合した場合、4週間貯蔵後に固結が認められ、一方、水分活性が<0.50又は>0.60のキシリトールと混合した場合は、すべて1週間貯蔵すると、固結が認められ、上記と同様に、物理方式により対処しても、貯蔵を持続すると、固結の問題がまだ存在する。
【0025】
さらに、10メッシュ~80メッシュのキシリトール原料を篩分けして10メッシュ~30メッシュ、30メッシュ~50メッシュ、50メッシュ~60メッシュ、60メッシュ~80メッシュなどの粒度範囲にした場合、結果は10メッシュ~80メッシュと一致する。
【0026】
(実施例4)
本発明のキシリトールとアスパラギン酸カルシウムの混合物の固結防止方法の第4好適な実施例は、水分活性の異なる10メッシュ~80メッシュのキシリトール粒子とマルチトール混合物100g及びアスパラギン酸カルシウム粒子8gとを均一に混合して、1カ月保存してその状態を観察するステップを含み、キシリトールとマルチトールの混合物において、キシリトール成分は80%~95%、マルチトール成分は5%~20%を占める。混合物の固結については、表2に示すように、マルチトール成分が添加されるにつれて、アスパラギン酸カルシウム粒子と混合して固結しないキシリトール粒子の水分活性の範囲が広がり、これは、当初は固結する可能性があったキシリトール粒子が、マルチトールと混合した後、アスパラギン酸カルシウム粒子と混合することで固結現象が起こらなくなることを示している。
【0027】
【表2】
【0028】
さらに、10メッシュ~80メッシュのキシリトール原料を篩分けして10メッシュ~30メッシュ、30メッシュ~50メッシュ、50メッシュ~60メッシュ、60メッシュ~80メッシュなどの粒度範囲にした場合、その結果は10メッシュ~80メッシュと一致する。
【0029】
以上は本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明を制限するものではなく、本発明の主旨及び原則を逸脱することなく行われる全ての修正、等同置換及び改良などは、本発明の特許範囲に含まれるものとする。
【国際調査報告】