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特表2024-507605ビデオによるインタラクション、ビデオ処理方法、装置、機器及び記憶媒体
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  • 特表-ビデオによるインタラクション、ビデオ処理方法、装置、機器及び記憶媒体 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-21
(54)【発明の名称】ビデオによるインタラクション、ビデオ処理方法、装置、機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/431 20110101AFI20240214BHJP
   H04N 21/433 20110101ALI20240214BHJP
   H04N 21/442 20110101ALI20240214BHJP
   H04N 5/765 20060101ALI20240214BHJP
   G06F 3/04842 20220101ALI20240214BHJP
【FI】
H04N21/431
H04N21/433
H04N21/442
H04N5/765
G06F3/04842
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023507659
(86)(22)【出願日】2021-08-26
(85)【翻訳文提出日】2023-02-02
(86)【国際出願番号】 CN2021114669
(87)【国際公開番号】W WO2022068478
(87)【国際公開日】2022-04-07
(31)【優先権主張番号】202011060471.3
(32)【優先日】2020-09-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(71)【出願人】
【識別番号】523037233
【氏名又は名称】北京有竹居▲網▼絡技▲術▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ユアン,イエ
(72)【発明者】
【氏名】ジー,ポンフェイ
(72)【発明者】
【氏名】ワン,ユイチェン
(72)【発明者】
【氏名】マイ,ジャオイディン
(72)【発明者】
【氏名】シ,ジアイ
(72)【発明者】
【氏名】ニエ,ティン
(72)【発明者】
【氏名】ジャン,ジンユイ
【テーマコード(参考)】
5C164
5E555
【Fターム(参考)】
5C164UB36P
5C164UB41P
5C164UB88P
5C164UD11S
5C164UD61S
5C164YA11
5C164YA21
5E555AA02
5E555AA57
5E555AA76
5E555BA01
5E555BA87
5E555BB01
5E555BC08
5E555BC09
5E555BC17
5E555CA24
5E555CB02
5E555CB05
5E555CB07
5E555CB34
5E555CB45
5E555CB76
5E555DA23
5E555DA24
5E555DA32
5E555DA33
5E555DB18
5E555DB41
5E555DB49
5E555DB53
5E555DB57
5E555DC05
5E555DC09
5E555DD06
5E555DD08
5E555EA09
5E555FA00
(57)【要約】
本開示はビデオによるインタラクション、ビデオ処理方法、装置、機器及び記憶媒体を提供している。前記方法は、ターゲットビデオがターゲット画像フレームまで再生されたことに応答して、インタラクションコントロールが含まれるマスクをターゲット画像フレームに対応するビデオ再生インターフェースに表示するステップであって、マスクでのインタラクションコントロールの表示領域の位置と、ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示領域とは対応関係を有し、インタラクションコントロールでの表示画像と、ターゲット要素とは対応関係を有するステップと、当該インタラクションコントロールに対するトリガー操作を受け付けた場合、ターゲットページを展示するステップと、を含む。本開示において、ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示領域と対応関係を有するとともに表示画像がターゲット要素と対応関係を有するインタラクションコントロールをビデオ再生インターフェースに表示し、インタラクションコントロールに対するトリガー操作によって、ビデオ再生インターフェースからターゲットページに切り替える展示機能が実現される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオによるインタラクション方法であって、
ターゲットビデオがターゲット画像フレームまで再生されたことに応答して、インタラクションコントロールが含まれるマスクを前記ターゲット画像フレームに対応する再生インターフェースに表示するステップであって、前記インタラクションコントロールの前記マスクでの表示領域の位置は、前記ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示領域の位置と同じであり、前記インタラクションコントロールでの表示画像と、前記ターゲット要素とは対応関係を有するステップと、
前記インタラクションコントロールに対するトリガー操作に応答して、ターゲットページを展示するステップであって、前記ターゲットページに展示される内容は、前記ターゲット画像フレームに展示される内容に関連しているステップと、を含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記ターゲットページでトリガーされた戻り操作に応答して、前記ターゲットページからビデオ再生インターフェースにジャンプし、前記ビデオ再生インターフェース上で、前記ターゲット画像フレームに基づいて、前記ターゲットビデオを再生し続けるステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記インタラクションコントロールに対するトリガー操作に応答して、ターゲットページを展示するステップの前、さらに、
ビデオ再生インターフェースでの前記マスクの表示時間が予め設定された停留時間に達したことに応答して、前記ターゲット画像フレームに基づいて、前記ターゲットビデオを再生し続けるステップ、
又は、前記ビデオ再生インターフェース上の前記マスクでトリガーされた再生継続操作を受け付けた場合、前記ターゲット画像フレームに基づいて、前記ターゲットビデオを再生し続けるステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記インタラクションコントロールに対するトリガー操作に応答して、ターゲットページを展示するステップの前、さらに、
前記インタラクションコントロールに対応する操作提示を前記マスク上に表示するステップであって、前記操作提示が、前記インタラクションコントロールに対するトリガー操作をユーザーにガイドするために用いられるステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記インタラクションコントロールに対するトリガー操作に応答して、音声提示又は振動提示を再生するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記インタラクションコントロールに対するトリガー操作は、
前記インタラクションコントロールに対するクリック操作、又は、前記インタラクションコントロールをターゲット領域にドラッグする操作を含むことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
ビデオ処理方法であって、
処理対象となるビデオにおけるターゲット画像フレームでのターゲット要素に対する選定操作を受け付けた後、前記ターゲット画像フレームでの前記ターゲット要素に基づいて、インタラクションコントロールをマスク上に生成するステップであって、前記インタラクションコントロールの前記マスクでの表示領域の位置が、前記ターゲット要素の前記ターゲット画像フレームでの表示領域の位置と同じであり、前記インタラクションコントロールの表示画像と前記ターゲット要素とは対応関係を有し、前記インタラクションコントロールはターゲットページの展示をトリガーするためのものであり、前記ターゲットページに展示される内容は、前記ターゲット画像フレームに展示される内容に関連しているステップと、
前記マスクを、前記処理対象となるビデオにおける、前記ターゲット画像フレームと第1の画像フレームとの間の位置に挿入して、前記処理対象となるビデオに対応するターゲットビデオを取得するステップであって、前記第1の画像フレームが、前記処理対象となるビデオにおける、前記ターゲット画像フレームの隣接する次のフレームの画像であるステップと、を含むことを特徴とする方法。
【請求項8】
前記ターゲット画像フレームでの前記ターゲット要素に基づいて、インタラクションコントロールをマスク上に生成するステップは、
前記ターゲット画像フレームでの前記ターゲット要素に対応する表示位置情報を決定するステップと、
前記表示位置情報に基づいて、インタラクションコントロールをマスク上に生成するステップと、を含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記表示位置情報に基づいて、インタラクションコントロールをマスク上に生成するステップの後、さらに、
前記ターゲット画像フレームでの、前記ターゲット要素と対応関係を有する表示要素の表示位置情報を決定するステップと、
前記表示要素の表示位置情報に基づいて、前記インタラクションコントロールに対応するターゲット領域を前記マスク上で決定するステップであって、前記インタラクションコントロールを前記ターゲット領域にドラッグする操作が、ターゲットページの展示をトリガーするために用いられるステップと、を含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記マスクに対応する予め設定された停留時間を決定するステップであって、前記予め設定された停留時間は、前記マスクの表示時間を制御するために用いられるステップをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項11】
ビデオによるインタラクション装置であって、
ターゲットビデオがターゲット画像フレームまで再生されたことに応答して、インタラクションコントロールが含まれるマスクを前記ターゲット画像フレームに対応するビデオ再生インターフェースに表示するためのマスク表示モジュールであって、前記インタラクションコントロールの前記マスクでの表示領域の位置は、前記ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示領域の位置と同じであり、前記インタラクションコントロールでの表示画像と、前記ターゲット要素とは対応関係を有するマスク表示モジュールと、
前記インタラクションコントロールに対するトリガー操作に応答して、ターゲットページを展示するためのページ展示モジュールであって、前記ターゲットページに展示される内容は、前記ターゲット画像フレームに展示される内容に関連しているページ展示モジュールと、を含むことを特徴とする装置。
【請求項12】
ビデオ処理装置であって、
処理対象となるビデオにおけるターゲット画像フレームでのターゲット要素に対する選定操作を受け付けた後、前記ターゲット画像フレームでの前記ターゲット要素に基づいて、インタラクションコントロールをマスク上に生成するための生成モジュールであって、前記インタラクションコントロールの前記マスクでの表示領域の位置は、前記ターゲット要素の前記ターゲット画像フレームでの表示領域の位置と同じであり、前記インタラクションコントロールの表示画像は前記ターゲット要素に基づいて決定され、前記インタラクションコントロールはターゲットページの展示をトリガーするためのものであり、前記ターゲットページに展示される内容は、前記ターゲット画像フレームに展示される内容に関連している生成モジュールと、
前記マスクを、ターゲットビデオにおける前記ターゲット画像フレームと第1の画像フレームとの間の位置に挿入して、処理後のターゲットビデオを取得するための挿入モジュールであって、前記第1の画像フレームが、前記ターゲットビデオにおける前記ターゲット画像フレームの隣接する次のフレームの画像である挿入モジュールと、を含むことを特徴とする装置。
【請求項13】
指令が記憶されているコンピュータ可読記憶媒体であって、前記指令は端末機器で実行されるとき、前記端末機器に請求項1~10のいずれか一項に記載の方法を実現させることを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項14】
機器であって、メモリ、プロセッサー、及び前記メモリに記憶され、前記プロセッサーで実行可能なコンピュータプログラムを含み、前記プロセッサーは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、請求項1~10のいずれか一項に記載の方法を実現することを特徴とする機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2020年9月30日にて中国特許庁に提出され、出願番号が202011060471.3であり、出願名称が「ビデオによるインタラクション、ビデオ処理方法、装置、機器及び記憶媒体」である中国特許出願に基づく優先権を主張し、その全内容は援用により本出願に組み込まれる。
【0002】
本開示は、データ処理の分野に関し、特に、ビデオによるインタラクション、ビデオ処理方法、装置、機器及び記憶媒体に関している。
【背景技術】
【0003】
ショートビデオソフトウェアのユーザー数が継続的に増えていることにつれて、ビデオによるインタラクション方式は、ますます注目されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ユーザーエクスペリエンスを保証したうえで、ビデオの再生からターゲットページの展示への切り替えをどのように実現するかは、現在解决すべき技術的問題である。
【0005】
上記の技術的問題又はその少なくとも一部を解决するために、本開示は、ユーザーエクスペリエンスを保証したうえで、ビデオの再生からターゲットページの展示への切り替えを実現できるビデオによるインタラクション、ビデオ処理方法、装置、機器及び記憶媒体を提供している。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様によれば、本開示は、ビデオによるインタラクション方法を提供し、前記方法は、
ターゲットビデオがターゲット画像フレームまで再生されたことに応答して、インタラクションコントロールが含まれるマスクを前記ターゲット画像フレームに対応するビデオ再生インターフェースに表示するステップであって、前記インタラクションコントロールの前記マスクでの表示領域の位置が、前記ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示領域の位置と同じであり、前記インタラクションコントロールでの表示画像と、前記ターゲット要素とは対応関係を有するステップと、
前記インタラクションコントロールに対するトリガー操作に応答して、ターゲットページを展示するステップであって、前記ターゲットページに展示される内容は、前記ターゲット画像フレームに展示される内容に関連しているステップと、を含む。
【0007】
好適な実施形態において、前記方法は、
前記ターゲットページでトリガーされた戻り操作に応答して、前記ターゲットページからビデオ再生インターフェースにジャンプし、前記ビデオ再生インターフェース上で、前記ターゲット画像フレームに基づいて、前記ターゲットビデオを再生し続けるステップをさらに含む。
【0008】
好適な実施形態において、前記方法は、
前記ビデオ再生インターフェースでの前記マスクの表示時間が予め設定された停留時間に達したことに応答して、前記ターゲット画像フレームに基づいて、前記ターゲットビデオを再生し続けるステップ、
又は、前記ビデオ再生インターフェース上の前記マスクでトリガーされた再生継続操作を受け付けた場合、前記ターゲット画像フレームに基づいて、前記ターゲットビデオを再生し続けるステップをさらに含む。
【0009】
好適な実施形態において、前記インタラクションコントロールに対するトリガー操作に応答して、ターゲットページを展示する前、
前記インタラクションコントロールに対応する操作提示を前記マスクに表示するステップであって、前記操作提示が、前記インタラクションコントロールに対するトリガー操作をユーザーにガイドするために用いられるステップをさらに含む。
【0010】
好適な実施形態において、前記方法は、
前記インタラクションコントロールに対するトリガー操作に応答して、音声提示又は振動提示を再生するステップをさらに含む。
【0011】
好適な実施形態において、前記インタラクションコントロールに対するトリガー操作は、前記インタラクションコントロールに対するクリック操作、又は、前記インタラクションコントロールをターゲット領域にドラッグする操作を含む。
【0012】
第2の態様によれば、本開示は、ビデオ処理方法を提供し、前記方法は、
処理対象となるビデオにおけるターゲット画像フレームでのターゲット要素に対する選定操作を受け付けた後、前記ターゲット画像フレームでの前記ターゲット要素に基づいて、インタラクションコントロールをマスク上に生成するステップであって、前記インタラクションコントロールの前記マスクでの表示領域の位置が、前記ターゲット画像フレームでの前記ターゲット要素の表示領域の位置と同じであり、前記インタラクションコントロールの表示画像と前記ターゲット要素とは対応関係を有し、前記インタラクションコントロールは、ターゲットページの展示をトリガーするためのものであり、前記ターゲットページに展示される内容は、前記ターゲット画像フレームに展示される内容に関連しているステップと、
前記マスクを、前記処理対象となるビデオにおける、前記ターゲット画像フレームと第1の画像フレームとの間の位置に挿入して、前記処理対象となるビデオに対応するターゲットビデオを取得するステップであって、前記第1の画像フレームは、前記処理対象となるビデオにおける、前記ターゲット画像フレームの隣接する次のフレームの画像であるステップと、を含む。
【0013】
好適な実施形態において、前記ターゲット画像フレームでの前記ターゲット要素に基づいて、インタラクションコントロールをマスク上に生成するステップは、
前記ターゲット画像フレームでの前記ターゲット要素に対応する表示位置情報を決定するステップと、
前記表示位置情報に基づいて、前記ターゲット要素に対応するインタラクションコントロールをマスク上に生成するステップと、を含む。
【0014】
好適な実施形態において、前記表示位置情報に基づいて、インタラクションコントロールをマスク上に生成した後、
前記ターゲット画像フレームでの、前記ターゲット要素と対応関係を有する表示要素の表示位置情報を決定するステップと、
前記表示要素の表示位置情報に基づいて、前記インタラクションコントロールに対応するターゲット領域を前記マスク上で決定するステップであって、前記インタラクションコントロールを前記ターゲット領域にドラッグする操作が、ターゲットページの展示をトリガーするために用いられるステップと、をさらに含む。
【0015】
好適な実施形態において、前記方法は、
前記マスクに対応する予め設定された停留時間を決定するステップであって、前記予め設定された停留時間は、前記マスクの表示時間を制御するために用いられるステップをさらに含む。
【0016】
第3の態様によれば、本開示は、ビデオによるインタラクション装置を提供し、前記装置は、
ターゲットビデオがターゲット画像フレームまで再生されたことに応答して、インタラクションコントロールが含まれるマスクを前記ターゲット画像フレームに対応するビデオ再生インターフェースに表示するマスク表示モジュールであって、前記インタラクションコントロールの前記マスクでの表示領域の位置が、前記ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示領域の位置と同じであり、前記インタラクションコントロールでの表示画像と前記ターゲット要素とは対応関係を有するマスク表示モジュールと、
前記インタラクションコントロールに対するトリガー操作に応答して、ターゲットページを展示するページ展示モジュールであって、前記ターゲットページと前記ターゲット画像フレームとは対応関係を有するページ展示モジュールと、を含む。
【0017】
第4の態様によれば、本開示はビデオ処理装置を提供し、前記装置は、
処理対象となるビデオにおけるターゲット画像フレームでのターゲット要素に対する選定操作を受け付けた後、前記ターゲット画像フレームでの前記ターゲット要素に基づいて、インタラクションコントロールをマスク上に生成する生成モジュールであって、前記インタラクションコントロールの前記マスクでの表示領域の位置が、前記ターゲット画像フレームでの前記ターゲット要素の表示領域の位置と同じであり、前記インタラクションコントロールの表示画像は前記ターゲット要素に基づいて決定され、前記インタラクションコントロールはターゲットページの展示をトリガーするためのものであり、前記ターゲットページと前記ターゲット画像フレームとは対応関係を有する生成モジュールと、
前記マスクを、前記ターゲットビデオにおける前記ターゲット画像フレームと第1の画像フレームとの間の位置に挿入して、処理後のターゲットビデオを取得する挿入モジュールであって、前記第1の画像フレームは、前記ターゲットビデオにおける前記ターゲット画像フレームの隣接する次のフレームの画像である挿入モジュールと、を含む。
【0018】
第5の態様によれば、本開示は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体には指令が記憶され、前記指令は端末機器で実行されるとき、前記端末機器に上記の方法を実現させる。
【0019】
第6の態様によれば、本開示は、機器を提供し、メモリ、プロセッサー、及び前記メモリに記憶されて前記プロセッサーで実行可能なコンピュータプログラムを含み、前記プロセッサーは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、上記の方法を実現する。
【発明の効果】
【0020】
本開示の実施例によって提供される技術案は、従来技術に比べると、以下の利点を有し、即ち、本開示の実施例は、ビデオによるインタラクション方法を提供し、ターゲットビデオがターゲット画像フレームまで再生されたことに応答して、当該ターゲットビデオの再生を一時停止し、ターゲットインタラクションコントロールが含まれるマスクを、画像フレームに対応するビデオ再生インターフェースに表示する。当該インタラクションコントロールのマスクでの表示領域と、ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示領域とは対応関係を有し、前記インタラクションコントロールでの表示画像と、ターゲット要素とは対応関係を有する。当該インタラクションコントロールに対するトリガー操作を受け付けた場合、ターゲットページを展示し、ターゲットページとターゲット画像フレームとは対応関係を有する。本開示の実施例において、ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示領域と対応関係を有するとともに表示画像がターゲット要素と対応関係を有するインタラクションコントロール、をビデオ再生インターフェースに表示し、インタラクションコントロールに対するトリガー操作によって、ビデオ再生インターフェースからターゲットページに切り替える展示機能が実現される。
【0021】
また、本開示の実施例において、インタラクションコントロールに対する表示は、ターゲット画像フレームでのオリジナル表示内容に関連しているため、インタラクションコントロールが含まれたマスクをターゲットビデオのビデオ再生インターフェースに表示し、ターゲット画像フレームでのオリジナル表示内容に関連しているインタラクションコントロールに基づいて、ターゲット画像フレームに関連しているターゲットウェブページの展示をトリガーすることで、ユーザーをビデオ再生インターフェースからターゲットページの閲覧に没入的に誘導することができ、ユーザーエクスペリエンスが保証される。
【図面の簡単な説明】
【0022】
ここで、図面は、明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本開示に適合する実施例を示し、明細書とともに本開示の原理を解釈するためのものである。
本開示の実施例又は従来技術の技術案をより明らかに説明するために、以下、実施例又は従来技術の記載に使用される必要がある図面を簡単に紹介し、明らかに、当業者にとって、進歩性に値する労働をしない前提の下で、これらの図面に基づいて他の図面を取得することができる。
図1】本開示の実施例が提供するビデオによるインタラクション方法のフローチャートである。
図2】本開示の実施例が提供するターゲットビデオのターゲット画像フレームのインターフェース効果図である。
図3】本開示の実施例が提供するインタラクションコントロールが含まれるマスクを表示するインターフェース効果図である。
図4】本開示の実施例が提供するビデオ処理方法のフローチャートである。
図5】本開示の実施例が提供するマスクのインターフェース効果図である。
図6】本開示の実施例が提供するビデオによるインタラクション装置の構成概略図である。
図7】本開示の実施例が提供するビデオ処理装置の構成概略図である。
図8】本開示の実施例が提供するビデオによるインタラクション機器の構成概略図である。
図9】本開示の実施例が提供するビデオ処理機器の構成概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
本開示の上記の目的、特徴及び利点をより明らかに理解するために、以下、本開示の解決策をさらに説明する。なお、衝突しない場合、本開示の実施例及び実施例における特徴を互いに組み合わせてもよい。
【0024】
本開示を十分に理解しやすいために、以下の記載において、多くの具体的な細部を記載するが、本開示は、本明細書の記載とは異なっている形態で実施されてもよく、明らかに、明細書における実施例は全ての実施例ではなく、本開示の一部の実施例のみである。
【0025】
ショートビデオソフトウェアのユーザー数が迅速に増えていることにつれて、ショートビデオソフトウェアにおけるユーザーの使用エクスペリエンスをどのように保証するかは、開発者からますます注目を集めている。ビデオによるインタラクション方式は、ショートビデオソフトウェアのユーザーの使用エクスペリエンスを保証するための重要な要素の1つであり、従って、ビデオによるインタラクション方式も注目されている。
【0026】
そこで、本開示はビデオによるインタラクション方法を提供し、ターゲットビデオがターゲット画像フレームまで再生されたときに、当該ターゲットビデオの再生を一時停止し、ターゲットインタラクションコントロールが含まれるマスクを、画像フレームに対応するビデオ再生インターフェースに表示する。当該インタラクションコントロールのマスクでの表示領域は、ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示領域の位置と同じであり、インタラクションコントロールでの表示画像と、ターゲット要素とは対応関係を有する。当該インタラクションコントロールに対するトリガー操作を受け付けた場合、ターゲット画像フレームと対応関係を有するターゲットページを展示する。本開示の実施例において、ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示領域の位置と同じであり、且つ表示画像がターゲット要素と対応関係を有するインタラクションコントロールをビデオ再生インターフェースに表示し、インタラクションコントロールに対するトリガー操作によって、ビデオ再生インターフェースからターゲットページに切り替える展示機能が実現される。
【0027】
また、本開示の実施例において、インタラクションコントロールに対する表示は、ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示領域に基づいて実現され、即ち、インタラクションコントロールの表示は、ターゲット画像フレームでのオリジナル表示内容に関連しているため、インタラクションコントロールが含まれたマスクをターゲットビデオのビデオ再生インターフェースに表示し、ターゲット画像フレームでのオリジナル表示内容に関連しているインタラクションコントロールに基づいて、ターゲット画像フレームに関連しているターゲットウェブページの展示をトリガーすることで、ユーザーを再生ビデオインターフェースからターゲットページの閲覧に没入的に誘導することができ、ユーザーエクスペリエンスが保証される。
【0028】
これに基づいて、本開示の実施例はビデオによるインタラクション方法を提供し、図1を参照して、本開示の実施例が提供するビデオによるインタラクション方法のフローチャートであり、当該方法は以下のステップを含む。
ステップS101:ターゲットビデオがターゲット画像フレームまで再生されたことに応答して、インタラクションコントロールが含まれるマスクを前記ターゲット画像フレームに対応するビデオ再生インターフェースに表示する。
【0029】
前記インタラクションコントロールの前記マスクでの表示領域は、前記ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示領域の位置と同じであり、前記インタラクションコントロールでの表示画像と、前記ターゲット要素とは対応関係を有する。
【0030】
本開示の実施例において、ターゲットビデオとは、一定の再生時間を有するビデオ又はビデオクリップである。ターゲットビデオにおけるターゲット画像フレームの隣接する次の1又は複数のフレームの画像は、マスクを表示するための画像フレームであり、つまり、ターゲットビデオには、マスクが表示された少なくとも1フレームの画像フレームが含まれる。例えば、ターゲットビデオにおける、再生時点が5秒~7秒である画像フレームは、マスクを表示するために使用される。
【0031】
実際の適用において、ターゲットビデオの再生中に、ターゲット画像フレームまで再生されたときに、マスクをターゲット画像フレームに対応する再生インターフェースに表示し、ターゲットビデオの再生を一時停止することができる。ビデオ再生インターフェースに表示されるマスクには、インタラクションコントロールが表示され、当該インタラクションコントロールのマスクでの表示領域と、ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示領域とは対応関係を有する。具体的に、当該インタラクションコントロールのマスクでの表示領域の位置は、ターゲット要素のターゲット画像フレームでの表示領域の位置と同じである。マスクの表示は、一定の透明度を有するため、ユーザーにとって、マスクに表示されるインタラクションコントロールは、ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示領域と重畳している。
【0032】
また、インタラクションコントロールでの表示画像は、ターゲット要素と対応関係を有し、具体的に、インタラクションコントロールでの表示画像は、ターゲット要素の表示画像と同じであっても類似してもよい。
【0033】
好適な実施形態において、マスクには、1つのインタラクションコントロールが単独に表示されてもよいし、複数のインタラクションコントロールが同時に表示されてもよく、インタラクションコントロールの数について、ターゲットページの展示ニーズに基づいて決定すればよい。具体的に、異なるインタラクションコントロールは、異なるターゲットページの展示をトリガーするために使用される。例えば、ターゲットページは、ターゲット画像フレームでの表示内容に基づいて設計された広告ページであり、異なるインタラクションコントロールは、ターゲット画像フレームでの表示内容に基づいて設計された異なる広告ページをトリガーするために使用されることができる。
【0034】
実際の適用において、マスクの表示は一定の透明度を有するため、マスクをターゲット画像フレームに対応するビデオ再生インターフェースに表示する場合、ターゲット画像フレームでの画像もかすかに表示することができる。また、ターゲットビデオにおけるターゲット画像フレームは、マスクの設置ニーズに基づいて決定される。
【0035】
本開示の実施例をより形象的に紹介するために、図2に示すように、本開示の実施例が提供するターゲットビデオのターゲット画像フレームのインターフェース効果図である。実際の適用において、ターゲットビデオが当該ターゲット画像フレームまで再生されたときに、インタラクションコントロールが含まれるマスクを当該ターゲット画像フレームに対応するビデオ再生インターフェースに表示する。図3に示すように、本開示の実施例が提供するインタラクションコントロールが含まれるマスクを表示するインターフェース効果図である。具体的に、マスクでの表示領域において、図3のインタラクションコントロールである「合成」は、図2のターゲット画像フレームでのターゲット要素である「合成」の表示領域と重畳している。
【0036】
本開示の実施例において、インタラクションコントロールでの表示画像は、ターゲット画像フレームでのターゲット要素に対応する表示画像と同じであり、例えば、図3のインタラクションコントロールである「合成」上の黄色背景が表示された「合成」という文字の画像は、図2のターゲット画像フレームにおけるターゲット要素である「合成」の表示画像と同じである。
【0037】
本開示の実施例において、マスクに表示されるインタラクションコントロールは、ターゲット画像フレームにおけるオリジナル表示要素に基づいて設定されるので、マスク上でユーザーに表示される内容は、ターゲットビデオの内容から逸脱せず、ユーザーの感覚許容度を超えないようにし、ユーザーエクスペリエンスを保証する。
【0038】
好適な実施形態において、マスクには、インタラクションコントロールだけではなく、当該インタラクションコントロールに対応する操作提示が表示されてもよい。図3に示すように、マスクには、インタラクションコントロールである「合成」だけではなく、「合成をクリックして、**キャラクターをダウンロードして合成する」という操作提示が表示されることで、インタラクションコントロールに対するトリガー操作をユーザーにガイドし、ユーザーは、インタラクションコントロールをトリガーした後のターゲットページの内容を予期することができる。
【0039】
S102:前記インタラクションコントロールに対するトリガー操作に応答して、ターゲットページを展示し、前記ターゲットページに展示される内容は、前記ターゲット画像フレームに展示される内容に関連している。
【0040】
本開示の実施例において、ターゲット画像フレームに対応するビデオ再生インターフェースに表示されるマスク上で、インタラクションコントロールに対するユーザーのトリガー操作を検出した場合、ビデオ再生インターフェースからターゲットページにジャンプして、ターゲットページに対する展示を実現する。ターゲットページと、ターゲット画像フレームとは対応関係を有し、一般的に、ターゲットページは、ターゲット画像フレームでの表示内容に基づいて設定され、例えば、広告ページ、個人ホームページ、公式アカウントホームページなどである。
【0041】
インタラクションコントロールに対するトリガー操作は、インタラクションコントロールに対するクリック操作、又は、インタラクションコントロールをターゲット領域にドラッグする操作を含む。具体的な実現形態について、以降の実施例において紹介する。
【0042】
図3に示すように、インタラクションコントロールである「合成」に対するユーザーのクリック操作を検出した場合、現在のビデオ再生インターフェースから「**キャラクターを合成する」というダウンロードページにジャンプし、「**キャラクターを合成する」というダウンロードページを展示し、ユーザーは当該ダウンロードページの展示に基づいて、「**キャラクターを合成する」に対するダウンロードを実現することができる。また、ビデオの再生中に、「合成」というボタンをクリックして「**キャラクターを合成する」というダウンロードページに移行するように、ユーザーにガイドすることで、「**キャラクターを合成する」というダウンロード量を増やす。
【0043】
上記の可能な実現形態において、ユーザーは、マスクにおけるインタラクションコントロールをトリガーすることで、ターゲットビデオを再生する再生インターフェースからターゲットページにジャンプすることができる。任意選択で、ユーザーはさらに、戻り操作をトリガーすることで、ターゲットページから、ターゲットビデオを再生するビデオ再生インターフェースにジャンプしてもよい。具体的に、以下のステップS103を実行することができる。
【0044】
ステップS103:前記ターゲットページでトリガーされた戻り操作に応答して、前記ターゲットページからビデオ再生インターフェースにジャンプし、前記ビデオ再生インターフェース上で、前記ターゲット画像フレームに基づいて、前記ターゲットビデオを再生し続ける。
【0045】
本開示の実施例において、ターゲットページの展示中に、ユーザーは、ターゲットページでの戻り操作をトリガーすることで、ターゲットビデオの以降のビデオフレームを再生し続ける。具体的に、ターゲットページでトリガーされた戻り操作を受け付けた場合、ターゲットページからビデオ再生インターフェースにジャンプし、前記ビデオ再生インターフェース上で、ターゲットビデオの以降のビデオフレームを再生し続ける。具体的に、ターゲット画像フレームからターゲットビデオを再生し続けてもよいし、ターゲット画像フレームの次のフレームからターゲットビデオを再生し続けてもよい。つまり、ターゲットビデオの再生を継続し始める画像フレームは、ターゲット画像フレームに基づいて決定される。
【0046】
別の好適な実施形態において、インタラクションコントロールに対するトリガー操作の有効性をユーザーに提示するために、本開示の実施例において、インタラクションコントロールに対するトリガー操作を受け付けた場合、トリガー操作が既に有効になったことをユーザーに提示するために、音声提示又は振動提示を再生し、ユーザーのインタラクションエクスペリエンスが保証される。
【0047】
別の好適な実施形態において、マスクをターゲット画像フレームに対応するビデオ再生インターフェースに表示する場合、当該マスクのビデオ再生インターフェースでの表示時間を計時してもよく、当該マスクのビデオ再生インターフェースでの表示時間が、予め設定された停留時間に達したと判定した場合、ターゲットビデオを再生し続ける。
【0048】
マスクのビデオ再生インターフェースでの表示時間が予め設定された停留時間に達したことは、マスクの表示時間内に、ユーザーがマスクに表示されるインタラクションコントロールをトリガーしていないことを示し、従って、ユーザーのビデオに対する再生エクスペリエンスを保証するために、本開示の実施例において、マスクの表示インターフェースからビデオ再生インターフェースに切り替えて、ターゲットビデオの以降の画像フレームを再生し続ける。
【0049】
別の好適な実施形態において、マスクをターゲット画像フレームに対応するビデオ再生インターフェースに表示する場合、ユーザーは、ターゲットビデオの再生継続を主動にトリガーする。具体的に、ビデオ再生インターフェース上のマスクでトリガーされた再生継続操作を受け付けた場合、ターゲット画像フレームに基づいて、ターゲットビデオを再生し続ける。
【0050】
本開示の実施例によって提供されるビデオによるインタラクション方法において、ターゲットビデオがターゲット画像フレームまで再生されたときに、当該ターゲットビデオの再生を一時停止し、ターゲットインタラクションコントロールが含まれるマスクを、画像フレームに対応するビデオ再生インターフェースに表示する。当該インタラクションコントロールのマスクでの表示領域は、ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示領域の位置と同じであり、前記インタラクションコントロールでの表示画像と、ターゲット要素とは対応関係を有する。当該インタラクションコントロールに対するトリガー操作を受け付けた場合、ターゲットページを展示し、ターゲットページに展示される内容は、前記ターゲット画像フレームに展示される内容に関連している。ターゲットページでトリガーされた戻り操作を受け付けた場合、ターゲットページからビデオ再生インターフェースにジャンプし、ビデオ再生インターフェース上で、ターゲット画像フレームに基づいて、ターゲットビデオを再生し続ける。本開示の実施例において、ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示領域と対応関係を有するとともに表示画像がターゲット要素と対応関係を有するインタラクションコントロールをビデオ再生インターフェースに表示し、インタラクションコントロールに対するトリガー操作によって、ビデオ再生インターフェースからターゲットページに切り替える展示機能が実現される。
【0051】
また、本開示の実施例において、インタラクションコントロールに対する表示は、ターゲット画像フレームでのオリジナル表示内容に関連しているため、インタラクションコントロールが含まれたマスクをターゲットビデオのビデオ再生インターフェースに表示し、ターゲット画像フレームでのオリジナル表示内容に関連しているインタラクションコントロールに基づいて、ターゲット画像フレームに関連しているターゲットウェブページの展示をトリガーすることで、ユーザーを再生ビデオインターフェースからターゲットページの閲覧に没入的に誘導することができ、ユーザーエクスペリエンスが保証される。
【0052】
上記の実施例によれば、本開示は、ビデオ処理方法をさらに提供し、処理対象となるビデオを処理した後、上記の実施例によって提供されるビデオによるインタラクション方法におけるターゲットビデオを取得する。
【0053】
図4を参照して、本開示の実施例が提供するビデオ処理方法のフローチャートであり、当該ビデオ処理方法は、以下のステップを含む。
ステップS401:処理対象となるビデオにおけるターゲット画像フレームでのターゲット要素に対する選定操作を受け付けた後、前記ターゲット画像フレームでの前記ターゲット要素に基づいて、インタラクションコントロールをマスク上に生成する。
【0054】
前記インタラクションコントロールの前記マスクでの表示領域は、前記ターゲット画像フレームでの前記ターゲット要素の表示領域の位置と同じであり、前記インタラクションコントロールの表示画像と前記ターゲット要素とは対応関係を有し、前記インタラクションコントロールはターゲットページの展示をトリガーし、前記ターゲットページに展示される内容は、前記ターゲット画像フレームに展示される内容に関連している。
【0055】
本開示の実施例において、処理対象となるビデオは、一定の再生時間を有する任意のタイプのビデオ又はビデオクリップ、例えば、ゲームビデオクリップ、旅行ビデオクリップなどであってもよい。
【0056】
本開示の実施例において、処理対象となるビデオを決定した後、まず、処理対象となるビデオにおけるターゲット画像フレームを決定する。一般的に、ターゲット画像フレームは、マスクの設置ニーズに基づいて決定され、例えば、マスクが、処理対象となるビデオにおける25フレーム目の画像に表示するように配置される必要があると仮定すると、処理対象となるビデオにおける25フレーム目の画像をターゲット画像フレームとして決定する。
【0057】
好適な実施形態において、ユーザーは、設置ニーズに基づいて、処理対象となるビデオにおける画像フレームをターゲット画像フレームとして決定することができる。
【0058】
また、処理対象となるビデオにおけるターゲット画像フレームを決定した後、ターゲット画像フレームでのターゲット要素を決定する。一般的に、ターゲット要素は、マスクに表示されるインタラクションコントロールの設置ニーズに基づいて決定される。例えば、マスクでのインタラクションコントロールは、ターゲット画像フレームに表示されるある画像スタイル、例えば、図2の「合成」画像スタイルに配置される必要があると仮定すると、「合成」の画像スタイルをターゲット画像フレームでのターゲット要素として決定することができる。
【0059】
実際の適用において、ターゲット画像フレームには少なくとも1つの表示要素が含まれ、ターゲット画像フレームを決定した後、インタラクションコントロールを生成するために、ターゲット画像フレームでの少なくとも1つの表示要素をターゲット要素として選定する。具体的に、ターゲット画像フレームでのターゲット要素の選定操作を受け付けた後、当該ターゲット要素に基づいてインタラクションコントロールを生成する。
【0060】
本開示の実施例において、処理対象となるビデオのターゲット画像フレームでのターゲット要素を決定した後、ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示領域と対応関係を有するインタラクションコントロールをマスク上に生成することで、当該マスクを、ターゲット画像フレームに対応するビデオ再生インターフェースに表示する場合、当該マスクに表示される当該インタラクションコントロールは、ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示領域に重畳又は近接する。具体的に、ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示領域の位置と同じインタラクションコントロールを、マスク上に生成する。
【0061】
実際の適用において、インタラクションコントロールをマスク上に生成する前、まず、処理対象となるビデオのターゲット画像フレームでのターゲット要素に対応する表示位置情報を決定し、ターゲット要素に対応する表示位置情報は、ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示位置を決定するために使用される。具体的に、表示位置情報は、ターゲット要素の境界線での各画素点の座標などの情報を含んでもよいし、ターゲット要素の中心点座標及び表示形状などの情報を含んでもよい。
【0062】
ターゲット要素に対応する表示位置情報を決定した後、当該表示位置情報に基づいて、当該ターゲット要素に対応するインタラクションコントロールをマスク上に生成する。具体的に、インタラクションコントロールのマスクでの表示位置は、ターゲット要素のターゲット画像フレームでの表示位置と同じであり、即ち、マスクをターゲット画像フレームに対応するビデオ再生インターフェースに表示する場合、マスクに表示されるインタラクションコントロールは、当該インタラクションコントロールに対応するターゲット要素の表示領域に重畳する。
【0063】
また、マスク上で生成されたインタラクションコントロールは、ターゲットページの展示をトリガーする。具体的に、インタラクションコントロールに対するクリック操作又は移動操作は、ターゲットページの展示をトリガーするために使用される。例えば、ユーザーがインタラクションコントロールに対してトリガーしたクリック操作に応答して、ターゲットページを展示することができる。又は、ユーザーがインタラクションコントロールに対してトリガーしたドラッグ操作に応答して、例えば、インタラクションコントロールをターゲット領域に移動させることで、ターゲットユーザーを展示することができる。具体的に、当該インタラクションコントロールに対するトリガー操作が、任意タイプのインタラクション操作であるように配置されてもよく、本開示の実施例において限定していない。
【0064】
また、ターゲットページは、ターゲット画像フレームでの内容に基づいて決定されたページ、例えば、広告ページ、公式アカウントホームページなどであってもよい。
【0065】
好適な実施形態において、インタラクションコントロールに対するクリック操作を、ターゲットページの展示をトリガーするように設置する場合、当該インタラクションコントロールに対するクリック操作のクリック範囲をさらに設定する必要があり、具体的に、当該インタラクションコントロールに対応する表示領域を、当該インタラクションコントロールに対するクリック操作のクリック範囲として決定し、当該クリック範囲内でユーザーによってトリガーされたクリック操作を検出した場合、当該インタラクションコントロールに対応するターゲットページの展示をトリガーする。
【0066】
また、マスクでの表示内容を豊かにするために、ターゲット画像フレームでの他の表示要素をマスクに表示してもよく、具体的に、同一表示要素に対して、マスクでの表示領域は、ターゲット画像フレームでの表示領域の位置と同じである。
【0067】
別の好適な実施形態において、インタラクションコントロールをターゲット領域にドラッグする操作を、ターゲットページの展示をトリガーするように設置する場合、当該ターゲット領域の表示位置情報を設定してもよい。具体的に、ターゲット画像フレームでの、ターゲット要素と対応関係を有する表示要素を決定してから、当該ターゲット画像フレームでの当該表示要素の表示位置情報を決定することができる。図5に示すように、本開示の実施例によって提供されるマスクのインターフェース効果図であり、カード1は、ターゲット画像フレームでのターゲット要素であり、カード1と対応関係を有する表示要素はカード枠であり、カード枠のターゲット画像フレームでの表示位置情報を決定してから、カード枠の表示位置情報に基づいて、カード1に対応するターゲット領域、即ち、カード枠が位置する表示領域をマスク上で決定し、インタラクションコントロールが当該ターゲット領域にドラッグされる操作をターゲット領域内で検出した場合、ターゲットページの展示をトリガーする。
【0068】
また、マスクには、インタラクションコントロールに対するドラッグ操作提示がさらに設けられてもよく、具体的に、ドラッグジェスチャーアニメーション提示、ドラッグ文字提示などを含んでもよく、図5に示すように、マスクには、インタラクションコントロールである「カード1」に対するドラッグジェスチャーアニメーション提示が設けられ、カード1をターゲット領域にドラッグするように、ユーザーにガイドする。具体的に、ドラッグジェスチャーアニメーションの回数などをマスクの表示インターフェースに表示するように配置されることができる。マスクには、インタラクションコントロールに対するトリガー操作をユーザーにガイドするために、「カードをドラッグして、**ゲームのロックを解除する」という文字提示がさらに設けられ、それにより、ユーザーは、インタラクションコントロールをトリガーした後のターゲットページの内容を予期することができ、ユーザーのインタラクションエクスペリエンスを保証する。
【0069】
好適な実施形態において、マスクが表示されるインターフェースに長期間停留するため、ユーザーの使用エクスペリエンスを低減させることを回避するために、マスクの表示時間を制御するための停留時間を設定する。具体的に、マスクの設置ニーズに基づいて、マスクに対応する予め設定された停留時間を決定し、当該マスクの表示時間が予め設定された停留時間に達した場合、マスクの表示インターフェースから次のフレームの画像の再生インターフェースに切り替えることをトリガーして、以降のビデオをユーザーのために再生し続けるように設置することができる。
【0070】
また、インタラクションコントロールに対するユーザーのトリガー操作の有効性を提示するために、本開示の実施例は、マスク上のインタラクションコントロールに対して、トリガー後に対応する音声提示又は振動提示の再生を配置することで、トリガー操作が既に有効になったことをユーザーに提示してもよく、ユーザーのインタラクションエクスペリエンスを保証する。
【0071】
また、本開示の実施例において、マスクでのインタラクションコントロールに対して、トリガー後に対応する視覚効果、例えばマスク消散の効果を配置することで、インタラクションコントロールに対するユーザーのトリガー操作の有効性を提示してもよく、ユーザーのインタラクションエクスペリエンスを向上させる。
【0072】
S402:前記マスクを、前記処理対象となるビデオにおける、前記ターゲット画像フレームと第1の画像フレームとの間の位置に挿入して、前記処理対象となるビデオに対応するターゲットビデオを取得し、前記第1の画像フレームは、前記処理対象となるビデオにおける、前記ターゲット画像フレームの隣接する次のフレームの画像である。
【0073】
本開示の実施例において、インタラクションコントロールをマスク上に生成し、インタラクションコントロールに対してインタラクション操作を設定した後、当該マスクを、処理対象となるビデオにおけるターゲット画像フレームと第1の画像フレームとの間の位置に挿入して、処理対象となるビデオに対応するターゲットビデオを取得する。
【0074】
第1の画像フレームは、処理対象となるビデオにおけるターゲット画像フレームの隣接する次のフレームの画像である。例えば、ターゲット画像フレームが、処理対象となるビデオにおける5フレーム目の画像である場合、第1の画像フレームは、当該処理対象となるビデオにおける6フレーム目の画像であり、マスクを、当該処理対象となるビデオの5フレーム目の画像と6フレーム目の画像との間に挿入する。
【0075】
また、ターゲットページに入った後、ユーザーによってトリガーされた戻り操作を検出するように配置されてもよい。ユーザーが戻り操作をトリガーしたことに応答して、上述した5フレーム目の画像又は6フレーム目の画像の再生インターフェースに戻り、ターゲットビデオを再生し続けることができる。
【0076】
本開示の実施例によって提供されるビデオ処理方法において、ユーザーは処理対象となるビデオにおけるターゲット画像フレームでのターゲット要素を選定した後、ユーザーのために、ターゲットページにジャンプするためのインタラクションコントロールをマスク上に自動に生成し、マスクを処理対象となるビデオに挿入した後、ユーザーのために、ターゲットビデオを自動に生成する。このように、本開示の実施例によって提供されるビデオ処理方法は、ユーザーがビデオ処理を行う操作の困難さを低減させ、ユーザーがビデオ処理を行う操作エクスペリエンスを向上させる。
【0077】
上記の方法実施例と同じ発明構想に基づいて、本開示は、ビデオによるインタラクション装置をさらに提供し、図6を参照して、本開示の実施例が提供するビデオによるインタラクション装置の構成概略図であり、前記装置は、
ターゲットビデオがターゲット画像フレームまで再生されたことに応答して、インタラクションコントロールが含まれるマスクを前記ターゲット画像フレームに対応するビデオ再生インターフェースに表示するためのマスク表示モジュール601であって、前記インタラクションコントロールの前記マスクでの表示領域の位置が、前記ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示領域の位置と同じであり、前記インタラクションコントロールでの表示画像と、前記ターゲット要素とは対応関係を有するマスク表示モジュール601と、
前記インタラクションコントロールに対するトリガー操作に応答して、ターゲットページを展示するためのページ展示モジュール602であって、前記ターゲットページに展示される内容は、前記ターゲット画像フレームに展示される内容に関連しているページ展示モジュール602と、を含む。
【0078】
好適な実施形態において、前記装置は、
前記ターゲットページでトリガーされた戻り操作に応答して、前記ターゲットページからビデオ再生インターフェースにジャンプして、前記ビデオ再生インターフェース上で、前記ターゲット画像フレームに基づいて、前記ターゲットビデオを再生し続けるためのジャンプモジュールをさらに含む。
【0079】
好適な実施形態において、前記装置は、
前記マスクの前記ビデオ再生インターフェースでの表示時間が予め設定された停留時間に達したことに応答して、前記ターゲット画像フレームに基づいて、前記ターゲットビデオを再生し続けるか、又は、前記ビデオ再生インターフェース上の前記マスクでトリガーされた再生継続操作を受け付けた場合、前記ターゲット画像フレームに基づいて、前記ターゲットビデオを再生し続けるための第1の再生モジュールをさらに含む。
【0080】
好適な実施形態において、前記装置は、
前記インタラクションコントロールに対応する操作提示を前記マスクに表示するための表示モジュールであって、前記操作提示は、前記インタラクションコントロールに対するトリガー操作をユーザーにガイドするために用いられる表示モジュールをさらに含む。
【0081】
好適な実施形態において、前記装置は、
前記インタラクションコントロールに対するトリガー操作に応答して、音声提示又は振動提示を再生するための提示モジュールをさらに含む。
【0082】
好適な実施形態において、前記インタラクションコントロールに対するトリガー操作は、前記インタラクションコントロールに対するクリック操作、又は、前記インタラクションコントロールをターゲット領域にドラッグする操作を含む。
【0083】
本開示の実施例によって提供されるビデオによるインタラクション装置において、ターゲットビデオがターゲット画像フレームまで再生されたときに、当該ターゲットビデオの再生を一時停止し、ターゲットインタラクションコントロールが含まれるマスクを、画像フレームに対応するビデオ再生インターフェースに表示する。当該インタラクションコントロールのマスクでの表示領域の位置は、ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示領域の位置と同じであり、前記インタラクションコントロールでの表示画像と、ターゲット要素とは対応関係を有する。当該インタラクションコントロールに対するトリガー操作を受け付けた場合、ターゲットページを展示し、ターゲットページに展示される内容は、前記ターゲット画像フレームに展示される内容に関連している。本開示の実施例において、ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示領域と対応関係を有するとともに表示画像がターゲット要素と対応関係を有するインタラクションコントロールをビデオ再生インターフェースに表示し、インタラクションコントロールに対するトリガー操作によって、ビデオ再生インターフェースからターゲットページに切り替える展示機能が実現される。ターゲットページでトリガーされた戻り操作を受け付けた場合、ターゲットページからビデオ再生インターフェースにジャンプし、ビデオ再生インターフェース上で、ターゲット画像フレームに基づいて、ターゲットビデオを再生し続ける。
【0084】
また、本開示の実施例において、インタラクションコントロールに対する表示は、ターゲット画像フレームでのターゲット要素の表示領域に基づいて実現され、即ち、インタラクションコントロールの表示は、ターゲット画像フレームでのオリジナル表示内容に関連しているため、インタラクションコントロールが含まれたマスクをターゲットビデオのビデオ再生インターフェースに表示し、ターゲット画像フレームでのオリジナル表示内容に関連しているインタラクションコントロールに基づいて、ターゲット画像フレームに関連しているターゲットウェブページの展示をトリガーすることで、ユーザーを再生ビデオインターフェースからターゲットページの閲覧に没入的に誘導することができ、ユーザーエクスペリエンスが保証される。
【0085】
また、上記の方法実施例と同じ発明構想に基づいて、本開示の実施例は、ビデオ処理装置をさらに提供し、図7を参照して、本開示の実施例が提供するビデオ処理装置の構成概略図であり、前記装置は、
処理対象となるビデオにおけるターゲット画像フレームでのターゲット要素に対する選定操作を受け付けた後、前記ターゲット画像フレームでの前記ターゲット要素に基づいて、インタラクションコントロールをマスク上に生成するための生成モジュール701であって、前記インタラクションコントロールの前記マスクでの表示領域の位置が、前記ターゲット画像フレームでの前記ターゲット要素の表示領域の位置と同じであり、前記インタラクションコントロールの表示画像と前記ターゲット要素とは対応関係を有し、前記インタラクションコントロールはターゲットページの展示をトリガーするためのものであり、前記ターゲットページに展示される内容は、前記ターゲット画像フレームに展示される内容に関連している生成モジュール701と、
前記マスクを、前記ターゲットビデオにおける前記ターゲット画像フレームと第1の画像フレームとの間の位置に挿入して、処理後のターゲットビデオを取得するための挿入モジュール702であって、前記第1の画像フレームが、前記ターゲットビデオにおける前記ターゲット画像フレームの隣接する次のフレームの画像である挿入モジュール702と、を含む。
【0086】
好適な実施形態において、前記生成モジュールは、
前記ターゲット画像フレームでの前記ターゲット要素に対応する表示位置情報を決定するための第1の決定サブモジュールと、
前記表示位置情報に基づいて、前記ターゲット要素に対応するインタラクションコントロールをマスク上に生成するための生成サブモジュールと、を含む。
【0087】
好適な実施形態において、前記生成モジュールは、
前記ターゲット画像フレームでの、前記ターゲット要素と対応関係を有する表示要素の表示位置情報を決定するための第2の決定サブモジュールと、
前記表示要素の表示位置情報に基づいて、前記インタラクションコントロールに対応するターゲット領域を前記マスク上で決定するための第3の決定サブモジュールであって、前記インタラクションコントロールを前記ターゲット領域にドラッグする操作は、ターゲットページの展示をトリガーするために使用される第3の決定サブモジュールと、をさらに含む。
【0088】
好適な実施形態において、前記装置は、
前記マスクに対応する予め設定された停留時間を決定するための決定モジュールであって、前記予め設定された停留時間が、前記マスクの表示時間を制御するために使用される決定モジュールをさらに含む。
【0089】
本開示の実施例によって提供されるビデオ処理装置において、ユーザーが処理対象となるビデオにおけるターゲット画像フレームでのターゲット要素を選定した後、ユーザーのために、ターゲットページにジャンプするためのインタラクションコントロールをマスク上に自動的に生成し、マスクを処理対象となるビデオに挿入した後、ユーザーのために、ターゲットビデオを自動的に生成することができる。このように、本開示の実施例によって提供されるビデオ処理方法は、ユーザーがビデオ処理を行う操作の困難さを低減させ、ユーザーがビデオ処理を行う操作エクスペリエンスを向上させる。
【0090】
上記の方法及び装置以外、本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、コンピュータ可読記憶媒体には指令が記憶され、前記指令が端末機器で実行されるとき、本開示の実施例に記載のビデオによるインタラクション方法又はビデオ処理方法を前記端末機器に実現させる。
【0091】
また、本開示の実施例はビデオによるインタラクション機器を提供し、図8に示すように、プロセッサー801、メモリ802、入力装置803及び出力装置804を含むことができる。ビデオによるインタラクション装置におけるプロセッサー801の数は1つ又は複数であってもよく、図8において、1つのプロセッサーを例とする。本開示のいくつかの実施例において、プロセッサー801、メモリ802、入力装置803及び出力装置804はバス又は他の方式で接続され、図8において、バスによる接続を例とする。
【0092】
メモリ802は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを記憶することができ、プロセッサー801は、メモリ802に記憶されるソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することで、ビデオによるインタラクション機器の様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行する。メモリ802は主にプログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含み、プログラム記憶領域はオペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラムなどを記憶する。また、メモリ802は、高速ランダムアクセスメモリをふくんでもよく、不揮発性メモリ、例えば少なくとも1つの磁気ディスクメモリ、フラッシュメモリデバイス、又は他の揮発性固体メモリを含んでもよい。入力装置803は、入力された数字又は文字情報を受信し、ビデオによるインタラクション機器のユーザー設置及び機能制御に関する信号入力を生成するために使用されることができる。
【0093】
具体的に、本実施例において、プロセッサー801は以下の指令に従って、1つ又は複数のアプリケーションプログラムのプロセスに対応する実行可能なファイルをメモリ802にロードして、プロセッサー801によって、メモリ802に記憶されるアプリケーションプログラムを実行することで、上記のビデオによるインタラクション機器の様々な機能を実現する。
【0094】
また、本開示の実施例は、ビデオ処理機器をさらに提供し、図9に示すように、プロセッサー901、メモリ902、入力装置903及び出力装置904を含むことができる。ビデオ処理機器におけるプロセッサー901の数は1つ又は複数であってもよく、図9において1つのプロセッサーを例とする。本開示のいくつかの実施例において、プロセッサー901、メモリ902、入力装置903及び出力装置904は、バス又は他の方式で接続され、図9においてバスによる接続を例とする。
【0095】
メモリ902は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを記憶することができ、プロセッサー901は、メモリ902に記憶されるソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することで、ビデオ処理機器の様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行する。メモリ902は主にプログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含み、プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも1つ機能に必要なアプリケーションプログラムなどを記憶する。また、メモリ902は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、不揮発性メモリ、例えば少なくとも1つの磁気ディスク記憶装置デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の揮発性固体メモリを含んでもよい。入力装置903は、入力されたデジタル又は文字情報を受信し、ビデオ処理機器のユーザー設置及び機能制御に関する信号入力を生成するために使用されることができる。
【0096】
具体的に、本実施例において、プロセッサー901は、以下の指令に従って、1つ又は複数のアプリケーションプログラムのプロセスに対応する実行可能なファイルをメモリ902にロードして、プロセッサー901によって、メモリ902に記憶されるアプリケーションプログラムを実行することで、上記のビデオ処理機器の様々な機能を実現する。
【0097】
なお、本明細書において、「第1」及び「第2」のような関係用語は1つのエンティティ又は操作を他のエンティティ又は操作と区別するためのものであり、これらのエンティティ又は操作同士の間にはこのような実際の関係又は順序があることを要求又は暗示するとは限らない。且つ、「含む」「包含」という用語又はそれらの他の任意の変形は、非排他的包含を含むことを意図し、それにより、一連の要素を含む過程、方法、品物又は機器はそれらの要素を含むだけでなく、更に明確に列挙されていない他の要素を含み、或いは、更にこのような過程、方法、品物又は機器に固有の要素を含む。これ以上限定しない限り、「○○を含む」という文で限定された要素は、該要素を含む過程、方法、品物又は機器には更に他の同じ要素があることを排除しない。
【0098】
以上は、本開示の具体的な実施形態のみであり、これによって、当業者は、本開示を理解又は実現できる。これらの実施例に対する様々な補正は、当業者にとって自明であり、本明細書に定義された一般的な原理は、本開示の精神又は範囲から逸脱することなく、他の実施例で実現されてもよい。従って、本開示は、本明細書に記載のこれらの実施例に限定されず、本明細書が開示した原理及び新規特点と一致する最も幅広い範囲に合う。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
【国際調査報告】