IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 向陽農業生技股▲ふん▼有限公司の特許一覧

<>
  • 特表-太陽光発電用支持架台の連結梁 図1
  • 特表-太陽光発電用支持架台の連結梁 図2
  • 特表-太陽光発電用支持架台の連結梁 図3
  • 特表-太陽光発電用支持架台の連結梁 図4
  • 特表-太陽光発電用支持架台の連結梁 図5
  • 特表-太陽光発電用支持架台の連結梁 図6
  • 特表-太陽光発電用支持架台の連結梁 図7
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-21
(54)【発明の名称】太陽光発電用支持架台の連結梁
(51)【国際特許分類】
   H02S 20/10 20140101AFI20240214BHJP
【FI】
H02S20/10 M
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023528732
(86)(22)【出願日】2021-02-26
(85)【翻訳文提出日】2023-05-15
(86)【国際出願番号】 CN2021078083
(87)【国際公開番号】W WO2022178808
(87)【国際公開日】2022-09-01
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】513259609
【氏名又は名称】向陽農業生技股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Sunny Rich Agric.& Biotech CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】12F.,NO.99,SEC.2,DUN-HUA S.RD.,TAIPEI CITY TAIWAN
(74)【代理人】
【識別番号】110003214
【氏名又は名称】弁理士法人服部国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】陳 貴光
(57)【要約】
【課題】 本発明は太陽光発電用支持架台の連結梁を提供する。
【解決手段】 連結梁は硬質材料で製造され、細長い長方形状であり、底板部と、第1側板部と、第2側板部と、第1上板部と、第2上板部と、を含む。底板部は下表面、上表面を有する。第1側板部は側板部に対して傾斜させて設けられる。第2側板部は底板部の他方の側に第1側板部と相対するように設けられる。第2側板部の高さは第1側板部よりも低い。第1側板部及び第2側板部はそれぞれ底板部に対して傾斜させて設けられる。第1上板部は相対する第1側、第2側を有し、第1側は第1側板部の頂端と連結され、第2側の高さは第1側よりも低い。第2上板部は相対する第3側、第4側を備え、第3側は第2側板部の頂端と連結され、第4側の高さは第3側よりも高い。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
硬質材料で製造され、細長い長方形状である、太陽光発電用支持架台の連結梁であって、
下表面及び上表面を備えた底板部と、
第1側板部であって、前記底板部の一方の側に設けられ、前記底板部に対して傾斜させて設けられ、前記底板部の前記上表面に近い側に第1内表面を備えており、前記第1内表面と前記底板部の前記上表面との角度は90度より大きい、前記第1側板部と、
前記第1内表面に設けられた光を反射可能な反射面と、
第2側板部であって、前記底板部の他方の側に前記第1側板部と相対するように設けられ、高さは前記第1側板部よりも低く、前記底板部に対して傾斜させて設けられ、前記底板部の前記上表面に近い側に第2内表面を備えており、前記第2内表面と前記底板部の前記上表面の角度は90度よりも大きい、前記第2側板部と、
第1上板部であって、相対する第1側及び第2側を備え、前記第1側は前記第1側板部の頂端と連結され、前記第2側の高さは前記第1側よりも低い、前記第1上板部と、
第2上板部であって、相対する第3側及び第4側を備え、前記第3側は前記第2側板部の頂端と連結され、前記第4側の高さは前記第3側よりも高い、前記第2上板部と、を含み、
前記第1側板部と前記第2側板部と前記底板部による溝を備え、前記第1側板部と前記第2側板部の上方の間隔は下方の間隔よりも大きいことを特徴とする太陽光発電用支持架台の連結梁。
【請求項2】
前記第2内表面に光を反射可能な反射面が設置されることを特徴とする、請求項1に記載の太陽光発電用支持架台の連結梁。
【請求項3】
前記上表面に光を反射可能な反射面が設置されることを特徴とする、請求項1に記載の太陽光発電用支持架台の連結梁。
【請求項4】
前記第1側板部と前記第2側板部は主に平面形状を呈することを特徴とする、請求項1に記載の太陽光発電用支持架台の連結梁。
【請求項5】
前記第1上板部と前記第2上板部は主に平面形状を呈し、前記第1上板部と前記第2上板部は前記底板部に対して対応する傾斜度を備えることを特徴とする、請求項1に記載の太陽光発電用支持架台の連結梁。
【請求項6】
前記底板部に上向きに突出した2つのリブが設けられ、前記2つのリブの間にガイド溝が形成されることを特徴とする、請求項1に記載の太陽光発電用支持架台の連結梁。
【請求項7】
支持架台は複数の連結梁、複数の直線梁、及び複数の支柱を有し、前記連結梁の前記底板部が前記支持架台の前記直線梁の上方に設置されて組み立てられることで架台構造が形成され、前記直線梁の下方には前記支柱が設置され、ソーラーパネルの両側にはそれぞれ隣接する前記連結梁の前記第1上板部、前記第2上板部が組み合わされることを特徴とする、請求項1に記載の太陽光発電用支持架台の連結梁。
【請求項8】
前記第1内表面は吹き付け塗装、焼付塗装、電気めっき又は反射シールを貼り付けることにより反射面を形成することを特徴とする、請求項1に記載の太陽光発電用支持架台の連結梁。
【請求項9】
前記第2内表面は吹き付け塗装、焼付塗装、電気めっき又は反射シールを貼り付けることにより反射面を形成することを特徴とする、請求項2に記載の太陽光発電用支持架台の連結梁。
【請求項10】
前記上表面は吹き付け塗装、焼付塗装、電気めっき又は反射シールを貼り付けることにより反射面を形成することを特徴とする、請求項3に記載の太陽光発電用支持架台の連結梁。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は太陽光発電用支持架台の連結梁に関し、主に支持構造を提供することができ、且つ組み立ての利便性や発電効率を向上させ得る連結梁に関する。
【背景技術】
【0002】
太陽エネルギーは火力発電や原子力発電よりもクリーンなエネルギー源である。太陽光発電設備は主に受けた光を電力に変換できるソーラーパネルを備えており、ソーラーパネルの下方は支持架台によって建築物の頂端や広い地面、水上プラットフォームに設置され、ソーラーパネルの受光面に太陽光を照射させて発電することができる。
【0003】
既知のソーラーパネル下方の支持架台は一般的に、複数の支柱、複数の横梁、複数の直線梁から成り、支柱は建築物の頂端や地面、各種プラットフォーム上に垂直に接続固定され、支柱の上には横張、直線梁を交差させて形成した架台が設置され、架台上にソーラーパネルを組み合わせて設置できるようになっており、隣り合う各支柱の高さは異ならせることができ、ソーラーパネルを架台上に組み合わせて設置する際に傾斜させて、排水を良好にしたり塵埃の堆積を防止したりする効果を持たせることができる。
【0004】
しかし、上述の構造は、長さの異なる複数の支柱をそれぞれ設定要件の高さ位置に設置しなければならず、組み立てが不便であり、また雨水がソーラーパネルの隙間から直接落下して下方の建築物に影響を及ぼし、架台にソーラーパネルを支持する機能しか持たせられず、発電効率を向上させることができないため、実用性が低くなるという欠点があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、支持を提供することができ、且つ組み立ての利便性や発電効率を向上させ得る連結梁を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の目的を達成するために、本発明の太陽光発電用支持架台の連結梁は硬質材料で製造され、細長い長方形状である、太陽光発電用支持架台の連結梁を開示するが下表面、上表面を備えた底板部と、第1側板部であって、前記底板部の一方の側に設けられ、底板部に対して傾斜させて設けられ、前記底板部の前記上表面に近い側に第1内表面を備えており、前記第1内表面と前記底板部の前記上表面との角度は90度より大きい、前記第1側板部と、前記第1内表面に設けられた光を反射可能な反射面と、第2側板部であって、前記底板部の他方の側に前記第1側板部と相対するように設けられ、第2側板部の高さは第1側板部よりも低く、前記底板部に対して傾斜させて設けられ、前記底板部の上表面に近い側に第2内表面を備えており、前記第2内表面と前記底板部の上表面の角度は90度よりも大きい前記第2側板部と、第1上板部であって、相対する第1側、第2側を備え、前記第1側は前記第1側板部の頂端と連結され、前記第2側の高さは前記第1側よりも低い、前記第1上板部と、第2上板部であって、相対する第3側、第4側を備え、前記第3側は前記第2側板部の頂端と連結され、前記第4側の高さは前記第3側よりも高い、前記第2上板部と、を含み、第1側板部と第2側板部と底板部による溝を備えるようになっており、第1側板部と第2側板部の上方の間隔は下方の間隔よりも大きい。
【0007】
さらに、前記第2内表面に光を反射可能な反射面が設置される。
【0008】
さらに、前記上表面に光を反射可能な反射面が設置される。
【0009】
さらに、前記第1側板部と前記第2側板部は主に平面形状を呈する。
【0010】
さらに、前記第1上板部と前記第2上板部は主に平面形状を呈し、前記第1上板部と前記第2上板部は前記底板部に対して対応する傾斜度を備える。
【0011】
さらに、前記底板部に上向きに突出した2つのリブが設けられ、2つのリブの間にガイド溝が形成される。
【0012】
さらに、支持架台は複数の連結梁、複数の直線梁、複数の支柱を有し、連結梁の底板部が前記支持架台の前記直線梁の上方に設置されて組み立てられることで架台構造が形成され、前記直線梁の下方には支柱が設置され、ソーラーパネルの両側にはそれぞれ隣接する前記連結梁の前記第1上板部、前記第2上板部が組み合わされる。
【0013】
さらに、前記第1内表面は吹き付け塗装、焼付塗装、電気めっき又は反射シールを貼り付けることにより反射面を形成する。
【0014】
さらに、前記第2内表面は吹き付け塗装、焼付塗装、電気めっき又は反射シールを貼り付けることにより反射面を形成する。
【0015】
さらに、前記上表面は吹き付け塗装、焼付塗装、電気めっき又は反射シールを貼り付けることにより反射面を形成する。
【発明の効果】
【0016】
上述の案を採用することで、本発明の太陽光発電用支持架台の連結梁は太陽光がソーラーパネル上面の受光面に照射されたときに発電できるようにし、また太陽光が連結梁の第1、第2内表面、上表面に照射されたとき、太陽光を1回以上反射してソーラーパネルの受光面上に至るようにすることができ、ソーラーパネルの受光・発電効率を向上させることができる。
【0017】
本発明の太陽光発電用支持架台の連結梁は、ソーラーパネルを傾斜させて設置するため、降雨時に雨水がソーラーパネルによって連結梁の溝内に導流されて、連結梁の端部又は連結梁に設けられた排水口から排出することができ、雨水がソーラーパネルの下方位置に直接落ちていくのを防止せしめ、優れた防雨機能を持たせることができる。
【0018】
本発明の太陽光発電用支持架台の連結梁は、溝の位置を保守作業員の保守用通路として提供することができる。また、連結梁の2つのリブ間のガイド溝は、清掃車のローラ体がガイド溝に沿って移動してソーラーパネルを清掃できるようにすることができ、清掃車が安定して進むことでソーラーパネルが確実に清掃される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明の太陽光発電用支持架台の連結梁の立体図である。
図2】本発明の太陽光発電用支持架台の連結梁の側面図である。
図3】本発明の太陽光発電用支持架台の連結梁を重ねた概念図である。
図4】本発明の太陽光発電用支持架台の連結梁の支持架台とソーラーパネルの組立概念図である。
図5】本発明の太陽光発電用支持架台の連結梁のソーラーパネルの受光・発電概念図である。
図6】本発明の太陽光発電用支持架台の連結梁が水を誘導する概念図である。
図7】本発明の太陽光発電用支持架台の連結梁の上方に清掃車を設置した概念図である。
【発明を実施するための形態】
【実施例
【0020】
図1図4を参照されたい。本発明の太陽光発電用支持架台の連結梁1は金属、プラスチック又は他の硬質材料で製造され、細長い長方形状であり、底板部11、第1側板部12、第2側板部13、第1上板部14、第2上板部15を備えている。底板部11は主に平面形状であり、下表面111、上表面112を備え、太陽発電用支持架台4の直線梁2と組み合わせることができ、底板部11には上向きに突出した2つのリブ113が設けられ、2つのリブ113の間にガイド溝114が形成されており、上表面112には、吹き付け塗装、焼付塗装、電気めっき、反射シールを貼り付ける(図示しない)、又は他の適当な方法によって反射可能な反射面が設けられる。
【0021】
第1側板部12は平面形状であり、底板部11の一方の側に設けられ、底部が底板部11の一方の側と連結されている。第1側板部12は底板部11に対して傾斜させて設置され、底板部11の上表面112に近い側に第1内表面121を備えている。第1内表面121と底板部11の上表面112との角度θ1は90度より大きい。第1内表面121には、吹き付け塗装、焼付塗装、電気めっき、反射シールを貼り付ける(図示しない)、又は他の適当な方法によって反射可能な反射面が設けられる。
【0022】
第2側板部13は平面形状であり、底板部11の他方の側に第1側板部12と相対するように設けられる。第2側板部13の高さは第1側板部12よりも低い。第2側板部13は底板部11に対して傾斜させて設けられ、底板部11の上表面112に近い側に第2内表面131を備えている。第2内表面131と底板部11の上表面112との角度θ2は90度より大きい。第1側板部12と第2側板部13と底板部11による溝16を備える。第1側板部12と第2側板部13の上方の間隔は下方の間隔よりも大きい。第2内表面131には、吹き付け塗装、焼付塗装、電気めっき、反射シールを貼り付ける(図示しない)、又は他の適当な方法によって反射可能な反射面が設けられる。
【0023】
第1上板部14は平面形状であり、相対する第1側141、第2側142を備え、第1側141は第1側板部12の頂端と連結され、第2側142の高さは第1側141よりも低い。
【0024】
第2上板部15は平面形状であり、相対する第3側151、第4側152を備え、第3側151は第2側板部13の頂端と連結され、第4側152の高さは第3側151よりも高く、第1上板部14、第2上板部15は異なる高さを備えており、底板部11に対して対応する傾斜度を備えている。
【0025】
本発明の太陽光発電用支持架台の連結梁1は、第1側板部12と第2側板部13の上方の間隔が下方の間隔よりも大きいため、図3に示す通り、複数の連結梁1を上下に重ね置くことができ、保管スペースを減らすことができ、積載して輸送するのにも便利である。
【0026】
図4を参照されたい。本発明の太陽光発電用支持架台の連結梁1の底板部11は、太陽発電用支持架台4の直線梁2の上方に設置してから接合部材又は溶接によって組み立てる(図示しない)ことで架台構造を形成することができ、直線梁2の下方には支柱3を設置することができ、連結梁1、直線梁2、支柱3に支持架台4を構成させることができる。また、ソーラーパネル5の両側にはそれぞれ隣接する連結梁1の第1上板部14、第2上板部15を組み合わせることができ、組み立てることでソーラーパネル5を直線梁に対して傾斜させて設置することができ、長さの異なる支柱3を設置する必要がないうえに、連結梁1によって各ソーラーパネル5同士に間隔を持たせることもできる。
【0027】
図5を参照されたい。本発明の太陽光発電用支持架台の連結梁は太陽光がソーラーパネル5上面の受光面51に照射されたときに発電できるようにし、また太陽光が連結梁1の第1内表面121、第2内表面131、上表面112に照射されたとき、主に第1内表面121が光を一度反射したり、第1内表面121、第2内表面131、上表面112が太陽光を複数回反射してソーラーパネル5の受光面51上に至るようにしたりすることができ、ソーラーパネル5の受光・発電効率を向上させることができる。
【0028】
図6を参照されたい。本発明の太陽光発電用支持架台の連結梁は、ソーラーパネル5を傾斜させて設置するため、降雨時に雨水がソーラーパネル5によって連結梁1の溝16内に導流されて、連結梁1の端部又は連結梁1に設けられた排水口(図示しない)から排出することができ、雨水がソーラーパネル5の下方位置に直接落ちていくのを防止せしめ、優れた防雨機能を持たせることができる。
【0029】
図7を参照されたい。本発明の太陽光発電用支持架台の連結梁1は、溝16の位置を保守作業員の保守用通路として提供することができる。また、連結梁1の2つのリブ113間のガイド溝114は、清掃車6のローラ体がガイド溝114に沿って移動してソーラーパネル5を清掃できるようにすることができ、清掃車6が安定して進むことでソーラーパネル5が確実に清掃される効果を提供することができる。
【0030】
以上、本発明の太陽光発電用支持架台の連結梁は支持と発電効率の向上、防雨機能を備えることができる。上述の実施例は本発明を例示するものであり、決して本発明を限定するものではなく、本発明の精神に基づく同等の効果が得られる改変はすべて本発明の範囲に属する。
【符号の説明】
【0031】
1 連結梁
11 底板部
111 下表面
112 上表面
113 リブ
114 ガイド溝
12 第1側板部
121 第1内表面
13 第2側板部
131 第2内表面
14 第1上板部
141 第1側
142 第2側
15 第2上板部
151 第3側
152 第4側
16 溝
2 直線梁
3 支柱
4 支持架台
5 ソーラーパネル
51 受光面
6 清掃車
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【手続補正書】
【提出日】2023-08-29
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
硬質材料で製造され、細長い長方形状である、太陽光発電用支持架台の連結梁であって、
下表面及び上表面を備えた底板部と、
第1側板部であって、前記底板部の一方の側に設けられ、前記底板部に対して傾斜させて設けられ、前記底板部の前記上表面に近い側に第1内表面を備えており、前記第1内表面と前記底板部の前記上表面との角度は90度より大きい、前記第1側板部と、
前記第1内表面に設けられた光を反射可能な反射面と、
第2側板部であって、前記底板部の他方の側に前記第1側板部と相対するように設けられ、高さは前記第1側板部よりも低く、前記底板部に対して傾斜させて設けられ、前記底板部の前記上表面に近い側に第2内表面を備えており、前記第2内表面と前記底板部の前記上表面の角度は90度よりも大きい、前記第2側板部と、
第1上板部であって、相対する第1側及び第2側を備え、前記第1側は前記第1側板部の頂端と連結され、前記第2側の高さは前記第1側よりも低い、前記第1上板部と、
第2上板部であって、相対する第3側及び第4側を備え、前記第3側は前記第2側板部の頂端と連結され、前記第4側の高さは前記第3側よりも高い、前記第2上板部と、を含み、
前記第1側板部と前記第2側板部と前記底板部による溝を備え、前記第1側板部と前記第2側板部の上方の間隔は下方の間隔よりも大きいことを特徴とする太陽光発電用支持架台の連結梁。
【請求項2】
前記第2内表面に光を反射可能な反射面が設置されることを特徴とする、請求項1に記載の太陽光発電用支持架台の連結梁。
【請求項3】
前記上表面に光を反射可能な反射面が設置されることを特徴とする、請求項1に記載の太陽光発電用支持架台の連結梁。
【請求項4】
前記第1側板部と前記第2側板部は主に平面形状を呈することを特徴とする、請求項1に記載の太陽光発電用支持架台の連結梁。
【請求項5】
前記第1上板部と前記第2上板部は主に平面形状を呈し、前記第1上板部と前記第2上板部は前記底板部に対して対応する傾斜度を備えることを特徴とする、請求項1に記載の太陽光発電用支持架台の連結梁。
【請求項6】
前記底板部に上向きに突出した2つのリブが設けられ、前記2つのリブの間にガイド溝が形成されることを特徴とする、請求項1に記載の太陽光発電用支持架台の連結梁。
【請求項7】
支持架台は複数の連結梁、複数の直線梁、及び複数の支柱を有し、前記連結梁の前記底板部が前記支持架台の前記直線梁の上方に設置されて組み立てられることで架台構造が形成され、前記直線梁の下方には前記支柱が設置され、ソーラーパネルの両側にはそれぞれ隣接する前記連結梁の前記第1上板部、前記第2上板部が組み合わされることを特徴とする、請求項1に記載の太陽光発電用支持架台の連結梁。
【国際調査報告】