(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-21
(54)【発明の名称】情報検索方法、装置、電子機器および記憶媒体
(51)【国際特許分類】
G06F 16/9038 20190101AFI20240214BHJP
G06F 16/9538 20190101ALI20240214BHJP
G06F 16/954 20190101ALI20240214BHJP
【FI】
G06F16/9038
G06F16/9538
G06F16/954
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023551187
(86)(22)【出願日】2022-12-23
(85)【翻訳文提出日】2023-08-23
(86)【国際出願番号】 CN2022141577
(87)【国際公開番号】W WO2023125315
(87)【国際公開日】2023-07-06
(31)【優先権主張番号】202111681475.8
(32)【優先日】2021-12-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】514322098
【氏名又は名称】ベイジン バイドゥ ネットコム サイエンス テクノロジー カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】Beijing Baidu Netcom Science Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】2/F Baidu Campus, No.10, Shangdi 10th Street, Haidian District, Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】110000914
【氏名又は名称】弁理士法人WisePlus
(72)【発明者】
【氏名】タン, ズージェ
(72)【発明者】
【氏名】ジャン, チー
(72)【発明者】
【氏名】ワン, ジェン
【テーマコード(参考)】
5B175
【Fターム(参考)】
5B175DA10
5B175JB02
(57)【要約】
本開示は、情報検索方法、装置、電子機器および記憶媒体を提供し、データ処理技術分野に関し、特にクラウドコンピューティングおよびスマート検索の技術分野に関し、ユーザの入力を受信して検索ワードを取得するステップと、当該検索ワードに対応する第1のランディングページを取得するステップと、検索ワードに対応する検索結果ページを取得するステップと、第1のランディングページおよび検索結果ページを組み合わせて表示ページを作成するステップと、を含む。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報検索方法であって、
ユーザの入力を受信して検索ワードを取得するステップと、
前記検索ワードに対応する第1のランディングページを取得するステップと、
前記検索ワードに対応する検索結果ページを取得するステップと、
前記第1のランディングページおよび検索結果ページを組み合わせて表示ページを作成するステップと、を含む情報検索方法。
【請求項2】
検索ワードを取得する前に、
複数の第1のランディングページを取得するステップと、
第1のランディングページごとに、前記第1のランディングページに対応するリコールワードを決定するステップと、
前記複数の第1のランディングページおよび各第1のランディングページに一対一に対応するリコールワードに基づいて、予め設定されたデータベースを作成するステップと、をさらに含む請求項1に記載の情報検索方法。
【請求項3】
前記検索ワードに基づいて第1のランディングページを取得するステップは、
前記予め設定されたデータベースから、前記検索ワードと全く同じリコールワードに対応する第1のランディングページを取得するステップを含む請求項2に記載の情報検索方法。
【請求項4】
前記検索ワードに基づいて第1のランディングページを取得するステップは、
前記予め設定されたデータベースから、前記検索ワードに含まれるリコールワードに対応する第1のランディングページを取得するステップを含む請求項2に記載の情報検索方法。
【請求項5】
前記検索ワードに基づいて第1のランディングページを取得するステップは、
前記検索ワードに対して意味解析を行って検索ワードの意味を取得するステップと、
前記検索ワードの意味に基づいて第1のランディングページを取得するステップと、
を含む請求項1に記載の情報検索方法。
【請求項6】
前記第1のランディングページおよび検索結果ページを組み合わせて表示ページを作成するステップの後、
ユーザの第1の特定指令に応じて、前記表示ページにおける第1のランディングページを全画面に表示するステップをさらに含む請求項1に記載の情報検索方法。
【請求項7】
前記第1のランディングページおよび検索結果ページを組み合わせて表示ページを作成するステップの後、
ユーザの第2の特定指令に応じて、前記表示ページにおける検索結果ページを全画面に表示するステップと、
ユーザの第3の特定指令に応じて、前記第3の特定指令によって選択された第2のランディングページのリンクに対応する第2のランディングページをユーザに表示するステップと、をさらに含み、
前記検索結果ページには、複数の第2のランディングページのリンクが含まれる請求項1に記載の情報検索方法。
【請求項8】
前記表示ページにおける第1のランディングページを全画面に表示するステップの後、
過去のユーザ操作データから、検索ワードが今回の検索ワードと同じ複数の過去のユーザ操作データを取得するステップと、
前記複数の過去のユーザ操作データに基づいて、ユーザクリック率が最も高いランディングページを特定するステップと、
前記ユーザクリック率が最も高いランディングページが前記第1のランディングページと異なることに応じて、ユーザクリック率が最も高いランディングページのユーザクリック率が第1の所定百分率を超えているか否かを判断するステップと、
ユーザクリック率が最も高いランディングページのユーザクリック率が第1の所定百分率を超えたことに応じて、前記第1のランディングページをユーザクリック率が最も高いランディングページに差し替えるステップと、をさらに含む請求項6に記載の情報検索方法。
【請求項9】
前記表示ページにおける第1のランディングページを全画面に表示するステップの後、
過去のユーザ操作データから、検索ワードが今回の検索ワードと同じ複数の過去のユーザ操作データを取得するステップと、
前記複数の過去のユーザ操作データの個数が第1の所定数を超えたことに応じて、前記第1のランディングページのクリック率が第2の所定百分率未満であるか否かを判断するステップと、
前記第1のランディングページのクリック率が第2の所定百分率未満であることに応じて、前記第1のランディングページを削除するステップと、
をさらに含む請求項6に記載の情報検索方法。
【請求項10】
前記表示ページにおける第1のランディングページを全画面に表示するステップの後、
過去のユーザ操作データから、検索ワードが今回の検索ワードと同じ複数の過去のユーザ操作データを取得するステップと、
前記複数の過去のユーザ操作データの個数が第2の所定数を超えたことに応じて、前記第1のランディングページのユーザクリック率が第3の所定百分率未満であるか否かを判断するステップと、
前記第1のランディングページのユーザクリック率が第3の所定百分率未満であることに応じて、前記第1の所定百分率を高くするステップと、
をさらに含む請求項6に記載の情報検索方法。
【請求項11】
情報検索装置であって、
ユーザの入力を受信して検索ワードを取得するように構成される受信モジュールと、
前記検索ワードに対応する第1のランディングページを取得し、
前記検索ワードに対応する検索結果ページを取得し、
前記第1のランディングページおよび検索結果ページを組み合わせて表示ページを作成するように構成される処理モジュールと、
を備える情報検索装置。
【請求項12】
前記受信モジュールは、さらに複数の第1のランディングページを取得するように構成され、
前記処理モジュールは、さらに第1のランディングページごとに前記第1のランディングページに対応するリコールワードを決定するように構成され、
前記処理モジュールは、さらに前記複数の第1のランディングページおよび各第1のランディングページに一対一に対応するリコールワードに基づいて、予め設定されたデータベースを構成するように構成される請求項11に記載の情報検索装置。
【請求項13】
前記処理モジュールは、前記予め設定されたデータベースから、前記検索ワードと全く同じリコールワードに対応する第1のランディングページを取得するようにさらに構成される請求項12に記載の情報検索装置。
【請求項14】
前記処理モジュールは、前記予め設定されたデータベースから、前記検索ワードに含まれるリコールワードに対応する第1のランディングページを取得するようにさらに構成される請求項12に記載の情報検索装置。
【請求項15】
前記処理モジュールは、
前記検索ワードに対して意味解析を行って検索ワードの意味を取得し、
前記検索ワードの意味に基づいて第1のランディングページを取得するようにさらに構成される請求項11に記載の情報検索装置。
【請求項16】
ユーザの第1の特定指令に応じて、前記表示ページにおける第1のランディングページを全画面に表示するように構成される表示モジュールをさらに備える請求項11に記載の情報検索装置。
【請求項17】
前記表示モジュールは、
ユーザの第2の特定指令に応じて、前記表示ページにおける検索結果ページを全画面に表示し、
ユーザの第3の特定指令に応じて、前記第3の特定指令によって選択された第2のランディングページのリンクに対応する第2のランディングページをユーザに表示するようにさらに構成され、
前記検索結果ページには、複数の第2のランディングページのリンクが含まれる、請求項11に記載の情報検索装置。
【請求項18】
少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサと通信可能に接続されるメモリと、を備える電子機器であって、
前記メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な指令が格納され、前記指令が前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに請求項1~10のいずれか1項に記載の情報検索方法を実行させる電子機器。
【請求項19】
請求項1~10のいずれか1項に記載の情報検索方法を前記コンピュータに実行させるためのコンピュータ指令が格納されている非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項20】
プロセッサによって実行されると、請求項1~10のいずれか1項に記載の情報検索方法が実現されるコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
<関連出願の相互参照>
本開示は、出願番号が202111681475.8、出願日が2021年12月31日、名称が「情報検索方法、装置、電子機器および記憶媒体」である中国特許出願に基づいて提出され、中国特許出願の優先権を要求するものであり、この中国特許出願の全ての内容は参照として本明細書に組み込まれる。
【0002】
本開示は、データ処理技術分野に関し、特にクラウドコンピューティングおよびスマート検索の技術分野に関する。
【背景技術】
【0003】
現在、ユーザが検索エンジンから必要な情報を検索する時、検索ワードを入力し、検索ワードに基づいて検索結果ページを取得し、次に検索結果ページからランディングページを選択する必要があるので、処理ステップが多くて、ユーザに返されたランディングページがユーザの検索ニーズに対する検索精度も低い。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示は、情報検索方法、装置、電子機器および記憶媒体を提供する。
【0005】
本開示の第1の態様によれば、情報検索方法であって、
ユーザの入力を受信して検索ワードを取得するステップと、
前記検索ワードに対応する第1のランディングページを取得するステップと、
前記検索ワードに対応する検索結果ページを取得するステップと、
前記第1のランディングページおよび検索結果ページを組み合わせて表示ページを作成するステップと、を含む情報検索方法を提供する。
【0006】
本開示の第2の態様によれば、情報検索装置であって、
ユーザの入力を受信して検索ワードを取得するように構成される受信モジュールと、
前記検索ワードに対応する第1のランディングページを取得し、
前記検索ワードに対応する検索結果ページを取得し、
前記第1のランディングページおよび検索結果ページを組み合わせて表示ページを作成するように構成される処理モジュールと、を備える情報検索装置を提供する。
【0007】
本開示の他の態様によれば、少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサと通信可能に接続されるメモリと、を備える電子機器であって、
前記メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な指令が格納され、前記指令が前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに上記いずれか1項に記載の情報検索方法を実行させる電子機器を提供する。
【0008】
本開示の他の態様によれば、コンピュータ指令が格納されている非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ指令は前記コンピュータに上記いずれか1項に記載の情報検索方法を実行させるために用いられる非一時的コンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0009】
本開示の他の態様によれば、プロセッサによって実行されると、上記いずれか1項に記載の情報検索方法が実現されるコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を提供する。
【0010】
なお、発明の概要に記載された内容は、本開示の実施形態のかなめとなる特徴または重要な特徴を限定することを意図するものではなく、本開示の範囲を限定するものでもない。本開示の他の特徴は、以下の説明によって理解しやすくなる。
図面は、本開示をよりよく理解するために用いられ、本開示に対する限定ではない。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本開示の実施形態に係る情報検索方法のフローチャートの概略図である。
【
図2】本開示の実施形態に係るユーザに表示する画面の概略図である。
【
図3】本開示の実施形態に係るユーザに表示する他の画面の概略図である。
【
図4】本開示の実施形態に係る情報検索装置の構造概略図である。
【
図5】本開示の実施形態に係る情報検索方法を実現するための電子機器のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下は、図面を参照して本開示の例示的な実施形態を説明し、ここで理解を助けるため、本開示の実施形態の様々な詳細を記載するが、これらは単なる例示的なものに過ぎないことを理解すべきである。従って、本開示の範囲および要旨を逸脱しない限り、当業者が本明細書の実施形態に対して様々な変更および修正を行うことができることを理解すべきである。なお、以下の説明では、明確化および簡略化のため、公知の機能および構成については説明を省略する。
【0013】
図1に示すように、本開示の一実施形態は、最も正確なランディングページをユーザに返してユーザ検索のステップを減らすために、次のステップを含む情報検索方法を提供する。
【0014】
ステップ101では、ユーザの入力を受信して検索ワードを取得する。
【0015】
ユーザが入力した検索ワードを受信する。
【0016】
例えば、ユーザが入力した「電話料金リチャージ」を受信すると、今回の検索のための検索ワード「電話料金リチャージ」を得る。
【0017】
ステップ102では、当該検索ワードに対応する第1のランディングページを取得する。
【0018】
得られた検索ワードに基づいて、当該検索ワードに対応する第1のランディングページを取得し、第1のランディングページはウェブページアドレスまたはミニアプリ(Mini apps)であってもよい。
【0019】
ステップ103では、検索ワードに対応する検索結果ページを取得する。
【0020】
得られた検索ワードに基づいて、当該検索ワードに対応する複数の第2のランディングページを取得し、複数の第2のランディングページに対応するリンクに基づいて検索結果ページを作成し、第2のランディングページは従来の検索方法によって得られた複数の検索結果であって、ウェブページアドレスまたはミニアプリであってもよい。
【0021】
例えば、ユーザが「電話料金リチャージ」を検索する場合、検索ワード「電話料金リチャージ」とマッチングする第1のランディングページは「電話料金リチャージのミニアプリ」であり、検索ワード「電話料金リチャージ」とマッチングする複数の第2のランディングページは「サードパーティの電話料金リチャージのウェブページアドレス」および「サードパーティの電話料金リチャージのミニアプリ」であり、「サードパーティの電話料金リチャージのウェブページアドレス」および「サードパーティの電話料金リチャージのミニアプリ」に対応するリンクを用いて検索結果ページを作成する。第2のランディングページはユーザの検索ニーズを満たす場合もある。
【0022】
ステップ104では、第1のランディングページおよび検索結果ページを組み合わせて表示ページを作成する。
【0023】
図2(a)に示すように、第1のランディングページおよび検索結果ページを組み合わせて表示ページを作成する場合、第1のランディングページは少なくとも全画面の半分であり、ユーザが第一時間に第1のランディングページの内容を見ることができ、それにより第1のランディングページが所望の検索結果であるか否かを判断することができる。
【0024】
ユーザが検索ワードを入力した後、この方法によって計算された後に表示された表示ページを直接取得することができ、検索結果ページにおける複数のランディングページのリンクを一つずつクリックすることによってリンクに関連付けられるコンテンツが自分の検索ニーズを満たすか否かを判断する必要がなく、第1のランディングページが少なくとも全画面の半分であるため、ユーザは第一時間に第1のランディングページのコンテンツを読み、第1のランディングページが自分の所望する検索結果であるか否かを判断することができる。ユーザに表示された第1のランディングページはユーザの検索ニーズに最も適合するランディングページであり、ユーザは面倒な操作をしなくても自分の検索ニーズを満たすことができ、ユーザの検索処理ステップを減少し、ユーザの検索体験を向上できる。
【0025】
ステップ101では、検索ワードを取得する前に、一つのオプション的な実施形態では、さらに次のステップを含む。
【0026】
ステップ201では、複数の第1のランディングページを取得する。
【0027】
複数の第1のランディングページを取得し、第1のランディングページはウェブページアドレスまたはミニアプリであってもよく、第1のランディングページは通常、ユーザの検索ニーズを満たすことができる。
【0028】
例えば、ある第1のランディングページは、ユーザの電話料金をリチャージするニーズを満たすことができる「電話料金リチャージのミニアプリ」である。
【0029】
ステップ202では、第1のランディングページごとに、当該第1のランディングページに対応するリコールワードを決定する。
【0030】
第1のランディングページごとに、当該第1のランディングページに対応するリコールワードを決定することは、
例えば、第1のランディングページにおける「電話料金リチャージのミニアプリ」のリコールワードは、「電話料金リチャージ」と決定されてもよい。
【0031】
ステップ203では、複数の第1のランディングページおよび各第1のランディングページに一対一に対応するリコールワードに基づいて予め設定されたデータベースを作成する。
【0032】
複数の第1のランディングページおよび各第1のランディングページに一対一に対応するリコールワードから予め設定されたデータベースを作成することにより、プロジェクトの初期にユーザが第1のランディングページを取得することができ、ユーザの検索体験を向上させることができ、且つ予め設定されたデータベースにおける第1のランディングページがユーザの検索ワードとのマッチングに成功すれば、マッチングされた第1のランディングページはユーザの検索ニーズを基本的に満たすことができ、ユーザの検索ニーズを満たした結果を取得する効率を向上できる。
【0033】
一つのオプション的な実施形態において、ステップ102では、検索ワードに基づいて第1のランディングページを取得することは、次のステップを含む。
【0034】
ステップ301では、予め設定されたデータベースから、検索ワードと全く同じリコールワードに対応する第1のランディングページを取得する。
【0035】
検索ワードと全く同じリコールワードに対応する第1のランディングページを取得し、例えば、今回の検索に使用される検索ワードが「電話料金リチャージ」であり、内容が「電話料金リチャージ」であるリコールワードが存在し、このリコールワードに対応する第1のランディングページが「電話料金リチャージのミニアプリ」である場合、「電話料金リチャージのミニアプリ」は第1のランディングページであり、ユーザの検索体験を向上させることができる。
【0036】
一つのオプション的な実施形態において、ステップ102では、検索ワードに基づいて第1のランディングページを取得することは、次のステップを含む。
【0037】
ステップ401では、予め設定されたデータベースから、検索ワードに含まれるリコールワードに対応する第1のランディングページを取得する。
【0038】
検索ワードに含まれるリコールワードに対応する第1のランディングページを取得することは、
例えば、ファジーマッチング後、内容が「電話料金リチャージ」であるリコールワードが存在し、当該リコールワードが検索ワード「電話料金をチャージしたい」に含まれる場合、リコールワード「電話料金リチャージ」に対応する第1のランディングページ「電話料金リチャージのミニアプリ」を取得する。
【0039】
一部のユーザは検索のメカニズムに慣れておらず、リコールワードと部分的に一致する検索ワードを入力したとしても、当該ユーザの検索ニーズを満たすことができる第1のランディングページが存在する場合、ファジーマッチングにより、検索ワードに含まれるリコールワードに対応する第1のランディングページを取得することができ、ユーザの検索体験を向上でき、検索の安定性が高められる。
【0040】
ステップ102では、検索ワードに基づいて第1のランディングページを取得することは、次のステップを含む。
【0041】
ステップ501では、検索ワードを意味解析し、検索ワードの意味を得る。
【0042】
検索ワードに対して意味解析を行って検索ワードの意味を取得することができる。検索ワードの意味はユーザの検索ニーズを表す。
【0043】
例えば、あるユーザが入力した検索ワードを「携帯電話料金をチャージしたい」とし、その検索ワード「携帯電話料金をチャージしたい」を意味解析し、検索ワードの意味を得る。
【0044】
ステップ502では、検索ワードの意味に基づいて第1のランディングページを取得する。
【0045】
各リコールワードに対して予め意味解析を行い、各リコールワードに一対一に対応するリコールワードの意味が存在し、前のステップで検索ワードに意味解析を行った後に得られた検索ワードの意味を各リコールワードの意味にマッチングし、予め設定されたデータベースから意味が検索ワードの意味と同じであるリコールワードに対応する第1のランディングページを取得する。
【0046】
一部のユーザは検索のメカニズムを完全に理解しておらず、リコールワードと全く異なる検索ワードを入力する可能性があり、しかもファジーマッチングしても対応するリコールワードを見つけることができない場合、当該ユーザの検索ニーズを満たすことができる第1のランディングページが存在すれば、検索ワードの意味解析を行い、検索ワードの意味を取得し、検索ワードの意味と各リコールワードの意味とをマッチングすることによって、予め設定されたデータベースから、検索ワードの意味と同じ意味を有するリコールワードに対応する第1のランディングページを取得することができ、ユーザの検索体験をさらに向上させ、検索の安定性をさらに向上させることができる。
【0047】
ステップ104において、第1のランディングページおよび検索結果ページを組み合わせて表示ページを作成した後、一つのオプション的な実施形態において、次のステップをさらに含む。
【0048】
ステップ601では、ユーザの第1の特定指令に応じて、表示ページにおける第1のランディングページを全画面に表示する。
【0049】
図2(b)に示すように、ユーザが第1のランディングページが自分の検索ニーズを満たすことができると考える場合、ユーザは第1の特定指令に対応する動作を行い、このとき第1の特定指令に応じて、表示ページにおける第1のランディングページを全画面に表示し、検索結果ページを最下部の欄に縮小したり、検索結果ページをフローティングウィンドウに縮小したり、または隠したりすることもでき、そうすると、ユーザは第1のランディングページを閲覧または操作することができ、自分の検索ニーズを満たすことができる。
【0050】
本実施形態において、第1の特定指令は、スクロールタウンコマンド、スワイプコマンドなど、ユーザが操作しやすいコマンドであってもよい。
【0051】
ステップ104において、第1のランディングページおよび検索結果ページを組み合わせて表示ページを作成した後、一つのオプション的な実施形態において、次のステップをさらに含む。
【0052】
ステップ701では、ユーザの第2の特定指令に応じて、表示ページにおける検索結果ページを全画面に表示する。
【0053】
図3(a)に示すように、ユーザが第1のランディングページが自分の検索ニーズを満たすことができないと認定した場合、ユーザは第2の特定指令を行い、このとき、第2の特定指令に応じて、表示ページにおける検索結果ページを全画面に表示し、第1のランディングページを最上部の欄に縮小したり、第1のランディングページをフローティングウィンドウに縮小したり、または隠したりすることもできる。
【0054】
本実施形態において、第2の特定指令は、スクロールアップコマンド、スワイプコマンドなど、ユーザが操作しやすいコマンドであってもよい。
【0055】
ステップ702では、ユーザの第3の特定指令に応じて、第3の特定指令に応じて選択された第2のランディングページのリンクに対応する第2のランディングページをユーザに表示し、検索結果ページには複数の第2のランディングページのリンクが含まれる。
【0056】
図3(b)に示すように、検索結果ページに複数の第2のランディングページのリンクが含まれ、ユーザは検索結果ページに第3の特定指令に応じて第2のランディングページに対応するリンクを選択すれば、対応する第2のランディングページを開くことができ、自分の検索ニーズを満たし、ユーザの使用体験をさらに向上できる。
【0057】
本実施形態において、第3の特定指令は、クリックコマンド、指関節コマンドなど、ユーザが操作しやすいコマンドであってもよい。
【0058】
ステップ601では、表示ページにおける第1のランディングページを全画面に表示した後、次のステップを含む。
【0059】
ステップ801では、過去のユーザ操作データから、検索ワードが今回の検索ワードと同じである複数の過去のユーザ操作データを取得する。
【0060】
過去のユーザ操作データのそれぞれには、対応する検索ワードと、検索後にユーザがクリックしたランディングページとが含まれており、過去のユーザ操作データから検索ワードが今回の検索ワードと同じである複数の過去のユーザ操作データを取得し、例えば、今回の検索ワードが「電話料金リチャージ」である場合、過去のユーザ操作データから検索ワードが同じく「電話料金リチャージ」である複数の過去のユーザ操作データを取得する。
【0061】
ステップ802では、複数の過去のユーザ操作データに基づいて、ユーザクリック率が最も高いランディングページを特定する。
【0062】
複数の過去のユーザ操作データに基づいて今回の検索ワードを検索するユーザがクリックしたランディングページおよび各ランディングページに対応するユーザクリック率を取得し、ユーザクリック率が最も高いランディングページを特定できる。
【0063】
例えば、ユーザが「電話料金リチャージ」を検索すると、検索ワード「電話料金リチャージ」に基づいて検索ワードがすべて「電話料金リチャージ」である複数の過去のユーザ操作データを取得した場合、これらの過去のユーザ操作データに基づいて、すべての「電話料金リチャージ」を検索したユーザが「電話料金リチャージのミニアプリ」、「サードパーティの電話料金リチャージのウェブページアドレス」および「サードパーティの電話料金リチャージのミニアプリ」をクリックしたことを知り、第1のランディングページである「電話料金リチャージのミニアプリ」のユーザクリック率が30%であり、第2のランディングページである「サードパーティの電話料金リチャージのウェブページアドレス」のクリック率が20%であり、第2のランディングページである「サードパーティの電話料金リチャージのミニアプリ」のクリック率が50%である場合、ユーザクリック率が最も高いランディングページは第2のランディングページ「サードパーティの電話料金リチャージのミニアプリ」である。
【0064】
ステップ803では、ユーザクリック率が最も高いランディングページが第1のランディングページと異なることに応じて、ユーザクリック率が最も高いランディングページのユーザクリック率が第1の所定百分率を超えているか否かを判断する。
【0065】
ユーザクリック率が最も高いランディングページが今回の検索にユーザに表示した第1のランディングページでない場合、当該第1のランディングページが当該検索ワードを検索するユーザのニーズの大部分を満たすことができないことを意味し、引き続き当該ユーザクリック率が第1の所定百分率を超えているか否かを判断する。
【0066】
例えば、第1のランディングページである「電話料金リチャージのミニアプリ」のユーザクリック率が30%であり、第2のランディングページである「サードパーティの電話料金リチャージのウェブページアドレス」のユーザクリック率が20%であり、第2のランディングページである「サードパーティの電話料金リチャージのミニアプリ」のユーザクリック率が50%である場合、ユーザクリック率が最も高いランディングページは第2のランディングページ「サードパーティの電話料金リチャージのミニアプリ」であり、且つ「サードパーティの電話料金リチャージのミニアプリ」は今回の検索にユーザに返された第1のランディングページではない場合、第2のランディングページ「サードパーティの電話料金リチャージのミニアプリ」のユーザクリック率が第1の所定百分率を超えているか否かを判断する。
【0067】
ステップ804では、ユーザクリック率が最も高いランディングページのユーザクリック率が第1の所定百分率を超えたことに応じて、当該第1のランディングページをユーザクリック率が最も高いランディングページに差し替える。
【0068】
当該ユーザクリック率が第1の所定百分率を超えた場合、当該第1のランディングページをユーザクリック率が最も高いランディングページに差し替える。
【0069】
例えば、本実施形態において第1の所定百分率が45%に設定され、ユーザクリック率が最も高いランディングページは第2のランディングページ「サードパーティの電話料金リチャージのミニアプリ」であり、当該ユーザクリック率が50%であり、第1の所定百分率(45%)を超えたので、今回の検索にユーザに返される第1のランディングページ「電話料金リチャージのミニアプリ」を第2のランディングページ「サードパーティの電話料金リチャージのミニアプリ」に差し替え、リコールワード「電話料金リチャージ」に対応する第1のランディングページ「電話料金リチャージのミニアプリ」を「サードパーティの電話料金リチャージのミニアプリ」に変更する。
【0070】
過去のユーザ操作データに基づいて今回の検索ワードに対応するユーザがクリックしたランディングページのユーザクリック率を取得し、元の第1のランディングページを、ユーザクリック率が最も高く且つ第1の所定百分率を超えたランディングページに差し替えることにより、当該検索ワードがマッチングできる第1のランディングページの精度をますます高くすることができ、ユーザに返される第1のランディングページの精度を効果的に向上させることができ、ユーザの使用体験を大幅に向上することができる。
【0071】
ステップ601では、表示ページにおける第1のランディングページを全画面に表示した後、次のステップを含む。
【0072】
ステップ901では、過去のユーザ操作データから、検索ワードが今回の検索ワードと同じである複数の過去のユーザ操作データを取得する。
【0073】
ステップ902では、複数の過去のユーザ操作データの個数が第1の所定数を超えたことに応じて、第1のランディングページのクリック率が第2の所定百分率未満であるか否かを判断する。
【0074】
ユーザによって検索された検索ワードの個数が一定の数を超えなければこの動作を実行しないので、複数の過去のユーザ操作データの個数が第1の所定数を超えた場合、第1のランディングページのクリック率が第2の所定百分率未満であるか否かを判断する。
【0075】
例えば、本実施形態では、第1の所定数を10000とし、今回の検索に用いた検索ワード「電話料金リチャージ」に基づいて取得した過去のユーザ操作データの個数が10000を超えた場合に、第1のランディングページのクリック率が第2の所定百分率未満であるか否かを判断する。
【0076】
今回検索された検索ワードに基づいて取得された過去のユーザ操作データの個数が第1の所定数を超えると、複数の過去のユーザ操作データに基づいてユーザに返された第1のランディングページのクリック率が第2の所定百分率未満であるか否かを判断し、すなわち複数の過去のユーザ操作データのうち、ユーザが今回検索されてユーザに返された第1のランディングページをクリックした数の割合を取得する。
【0077】
例えば、今回の検索の検索ワード「電話料金リチャージ」に基づいて、12000個の過去のユーザ操作データを取得し、これらの12000個の過去のユーザ操作データのうち今回の検索にユーザに返された第1のランディングページがクリックされた個数が1200個であることに応じて、今回の検索にユーザに返された第1のランディングページのユーザクリック率は10%であり、本実施形態において第2の所定百分率は15%に設定される場合、今回の検索にユーザに返された第1のランディングページのユーザクリック率は第2の所定百分率より小さい。
【0078】
ステップ903では、第1のランディングページのクリック率が第2の所定百分率未満であることに応じて、当該第1のランディングページを削除する。
【0079】
今回の検索にユーザに返された第1のランディングページのユーザクリック率が第2の所定百分率より小さい場合、今回の検索にユーザに返された第1のランディングページ、すなわち当該リコールワードに対応する第1のランディングページを削除し、ユーザクリック率が第2の所定百分率より小さい場合、当該第1のランディングページが今回の検索におけるユーザの検索ニーズを満たすことができないことを意味するので、当該第1のランディングページを削除し、ユーザに表示するユーザの検索ニーズを満たすことができない第1のランディングページの数量を減少し、ユーザの使用体験をさらに向上させる。
【0080】
ステップ601では、表示ページにおける第1のランディングページを全画面に表示した後、さらに次のステップを含む。
【0081】
ステップ1001では、過去のユーザ操作データから、検索ワードが今回の検索ワードと同じである複数の過去のユーザ操作データを取得する。
【0082】
ステップ1002では、複数の過去のユーザ操作データの個数が第2の所定数を超えたことに応じて、第1のランディングページのユーザクリック率が第3の所定百分率未満であるか否かを判断する。
【0083】
ユーザによって検索された検索ワードの個数が所定の数を超えなければこの動作を実行しないので、複数の過去のユーザ操作データの数が第2の所定数を超えた場合、第1のランディングページのユーザクリック率が第3の所定百分率未満であるか否かを判断する。
【0084】
例えば、本実施形態では、第1の所定数が100000に設定されると、今回の検索に使われた検索ワード「電話料金リチャージ」に基づいて取得された過去のユーザ操作データの個数が100000を超えた時に、前記第1のランディングページのユーザクリック率が第3の所定百分率未満であるか否かを判断する。
【0085】
今回の検索に使われた検索ワードに基づいて取得された過去のユーザ操作データの個数が第2の所定数を超えると、複数の過去のユーザ操作データに基づいて、ユーザに返された第1のランディングページのクリック率が第3の所定百分率未満であるか否かを判断し、すなわち、複数の過去のユーザ操作データに対する、ユーザが今回の検索にユーザに返された第1のランディングページをクリックした数の割合を取得し、第3の所定百分率は第2の所定百分率より高い。
【0086】
例えば、今回の検索に使われた検索ワード「電話料金リチャージ」に応じて120000個の過去のユーザ操作データを取得したとすると、これらの120000個の過去のユーザ操作データのうち、今回の検索にユーザに返された第1のランディングページをクリックした数が24000個である場合、今回の検索にユーザに返された第1のランディングページのユーザクリック率は20%となり、本実施形態では第3の所定百分率が30%である場合、今回の検索にユーザに返された第1のランディングページのユーザクリック率は第3の所定百分率よりも小さい。
【0087】
ステップ1003では、第1のランディングページのユーザクリック率が第3の所定百分率未満であることに応じて、第1の所定百分率を高くする。
【0088】
今回の検索においてユーザに返された第1のランディングページのユーザクリック率が第3の所定百分率よりも小さく、且つ今回の検索にユーザに返された第1のランディングページが、過去のユーザ操作データに応じて前の第1のランディングページを差し替えたものであれば、第1の所定百分率の設定値が比較的低く、スクリーニングにより得られた、前の第1のランディングページを差し替えた新たな第1のランディングページは、依然として十分に正確でなく、ユーザの検索ニーズを満たすことができないことを示すため、第1の所定百分率を高くし、それによって後続の第1のランディングページを差し替える要求が高くなり、差し替えにより得られるランディングページの精度がより高くなり、ユーザの使用体験をさらに向上できる。
【0089】
本開示の一実施形態では、
図4に示すように、情報検索装置をさらに提供する。当該装置は、
ユーザの入力を受信して検索ワードを取得するように構成される受信モジュール10と、
当該検索ワードに対応する第1のランディングページを取得し、
当該検索ワードに対応する検索結果ページを取得し、
第1のランディングページおよび検索結果ページを組み合わせて表示ページを作成するように構成される処理モジュール20と、を備える。
【0090】
ここで、受信モジュール10は、さらに複数の第1のランディングページを取得するように構成される。
【0091】
処理モジュール20は、さらに第1のランディングページごとに当該第1のランディングページに対応するリコールワードを決定するように構成され、
処理モジュール20は、さらに複数の第1のランディングページおよび各第1のランディングページに一対一に対応するリコールワードに基づいて、予め設定されたデータベースを作成する。
【0092】
ここで、処理モジュール20は、さらに、予め設定されたデータベースから、検索ワードと全く同じであるリコールワードに対応する第1のランディングページを取得するように構成される。
【0093】
ここで、処理モジュール20は、さらに、予め設定されたデータベースから、検索ワードに含まれるリコールワードに対応する第1のランディングページを取得するように構成される。
【0094】
ここで、処理モジュール20は、さらに検索ワードに対して意味解析を行い、検索ワードの意味を取得するように構成される。
【0095】
処理モジュール20は、さらに検索ワードの意味に基づいて第1のランディングページを取得するように構成される。
【0096】
ここで、さらに
表示モジュール30は、ユーザの第1の特定指令に応じて、表示ページにおける第1のランディングページを全画面に表示するように構成される。
【0097】
ここで、表示モジュール30は、さらにユーザの第2の特定指令に応じて、表示ページにおける検索結果ページを全画面に表示するように構成される。
【0098】
表示モジュール30は、さらにユーザの第3の特定指令に応じて、第3の特定指令によって選択された第2のランディングページのリンクに対応する第2のランディングページをユーザに表示するように構成され、検索結果ページには複数の第2のランディングページのリンクが含まれる。
【0099】
ここで、さらに
処理モジュール20は、さらに過去のユーザ操作データから、検索ワードが今回の検索ワードと同じ複数の過去のユーザ操作データを取得するように構成される。
【0100】
処理モジュール20は、さらに複数の過去のユーザ操作データに基づいて、ユーザクリック率が最も高いランディングページを特定するように構成される。
【0101】
判断モジュール40は、さらにユーザクリック率が最も高いランディングページが第1のランディングページと異なることに応じて、ユーザクリック率が最も高いランディングページのユーザクリック率が第1の所定百分率を超えているか否かを判断するように構成される。
【0102】
処理モジュール20はさらに、ユーザクリック率が最も高いランディングページのユーザクリック率が第1の所定百分率を超えたことに応じて、当該第1のランディングページをユーザクリック率が最も高いランディングページに差し替えるように構成される。
【0103】
ここで、処理モジュール20は、さらに過去のユーザ操作データから、検索ワードが今回の検索ワードと同じ複数の過去のユーザ操作データを取得するように構成される。
【0104】
判断モジュール40は、さらに複数の過去のユーザ操作データの個数が第1の所定数を超えたことに応じて、第1のランディングページのクリック率が第2の所定百分率未満であるか否かを判断するように構成される。
【0105】
処理モジュール20は、さらに、第1のランディングページのクリック率が第2の所定百分率未満であることに応じて、当該第1のランディングページを削除するように構成される。
【0106】
ここで、処理モジュール20は、さらに過去のユーザ操作データから、検索ワードが今回の検索ワードと同じ複数の過去のユーザ操作データを取得するように構成される。
【0107】
判断モジュール40は、さらに複数の過去のユーザ操作データの個数が第2の所定数を超えたことに応じて、第1のランディングページのユーザクリック率が第3の所定百分率未満であるか否かを判断するように構成される。
【0108】
処理モジュール20は、さらに第1のランディングページのユーザクリック率が第3の所定百分率未満であることに応じて、第1の所定百分率を高くするように構成される。
【0109】
本開示の技術方案では、関連するユーザ個人情報の取得、記憶および応用などは、いずれも関連法律法規の規定に準拠し、且つ公序良俗に反しない。
【0110】
本開示の実施形態によれば、本開示はさらに電子機器、読み取り可能な記憶媒体およびコンピュータプログラムを提供する。
【0111】
図5は、本開示の実施形態を実施するために使用できる例示的な電子機器1100の概略ブロック図を示している。電子機器は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ワークステーション、パーソナルデジタルアシスタント、サーバ、ブレード型サーバ、メインフレームコンピュータおよびその他の適切なコンピュータ等の様々な形態の数値コンピュータを表す。また、電子機器は、個人デジタル処理、携帯電話、スマートフォン、ウェアラブル機器およびその他の類似する計算装置等の様々な形態のモバイルデバイスを表すことができる。なお、ここで示したコンポーネント、それらの接続関係、およびそれらの機能はあくまでも例示であり、ここで記述および/または要求した本開示の実施形態を限定することを意図するものではない。
【0112】
図5に示すように、電子機器1100は、読み出し専用メモリ(ROM)1102に記憶されているコンピュータプログラムまたは記憶ユニット1108からランダムアクセスメモリ(RAM)1103にロードされたコンピュータプログラムによって様々な適当な動作および処理を実行することができる計算ユニット1101を備える。RAM1103には、機器1100の動作に必要な様々なプログラムおよびデータがさらに格納されることが可能である。計算ユニット1101、ROM1102およびRAM1103は、バス1104を介して互いに接続されている。入/出力(I/O)インターフェース1105もバス1104に接続されている。
【0113】
電子機器1100において、キーボード、マウスなどの入力ユニット1106と、様々なタイプのディスプレイ、スピーカなどの出力ユニット1107と、磁気ディスク、光ディスクなどの記憶ユニット1108と、ネットワークプラグイン、モデム、無線通信送受信機などの通信ユニット1109とを含む複数のコンポーネントは、I/Oインターフェース1105に接続されている。通信ユニット1109は、電子機器1100がインターネットなどのコンピュータネットワークおよび/または様々な電気通信ネットワークを介して他の装置と情報またはデータのやりとりを可能にする。
【0114】
計算ユニット1101は、処理および計算機能を有する様々な汎用および/または専用処理コンポーネントであってもよい。計算ユニット1101のいくつかの例示として、中央処理装置(CPU)、グラフィックスプロセシングユニット(GPU)、様々な専用人工知能(AI)計算チップ、機械学習モデルアルゴリズムを実行する様々な計算ユニット、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、および任意の適切なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラなどを含むが、これらに限定されない。計算ユニット1101は、上述した情報検索方法のような様々な方法および処理を実行する。例えば、いくつかの実施形態では、情報検索方法は、記憶ユニット1108などの機械可読媒体に有形に含まれるコンピュータソフトウェアプログラムとして実現されてもよい。いくつかの実施形態では、コンピュータプログラムの一部または全部は、ROM1102および/または通信ユニット1109を介して電子機器1100にロードおよび/またはインストールされてもよい。コンピュータプログラムがRAM1103にロードされ、計算ユニット1101によって実行されると、上述した情報検索方法の1つまたは複数のステップを実行可能である。あるいは、他の実施形態では、計算ユニット1101は、他の任意の適切な方式によって(例えば、ファームウェアを介して)、情報検索方法を実行するように構成されてもよい。
【0115】
ここで説明するシステムおよび技術の様々な実施形態はデジタル電子回路システム、集積回路システム、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD)、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、および/またはそれらの組み合わせにおいて実現することができる。これらの各実施形態は、1つまたは複数のコンピュータプログラムに実装され、当該1つまたは複数のコンピュータプログラムは少なくとも1つのプログラマブルプロセッサを含むプログラマブルシステムにおいて実行および/または解釈することができ、当該プログラマブルプロセッサは専用または汎用プログラマブルプロセッサであってもよく、記憶システム、少なくとも1つの入力装置および少なくとも1つの出力装置からデータおよび指令を受信することができ、且つデータおよび指令を当該記憶システム、当該少なくとも1つの入力装置および当該少なくとも1つの出力装置に伝送することを含み得る。
【0116】
本開示の方法を実施するためのプログラムコードは、1つまたは複数のプログラミング言語のあらゆる組み合わせで作成されてもよい。これらのプログラムコードは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または他のプログラミング可能なデータ処理装置のプロセッサまたはコントローラに提供されることができ、これらのプログラムコードがプロセッサまたはコントローラによって実行されると、フローチャートおよび/またはブロック図に規定された機能または動作が実施される。プログラムコードは、完全にデバイス上で実行されることも、部分的にデバイス上で実行されることも、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして部分的にデバイス上で実行されながら部分的にリモートデバイス上で実行されることも、または完全にリモートデバイスもしくはサーバ上で実行されることも可能である。
【0117】
本開示のコンテキストでは、機械可読媒体は、有形の媒体であってもよく、指令実行システム、装置または機器が使用するため、または指令実行システム、装置または機器と組み合わせて使用するためのプログラムを含むか、または格納してもよい。機械可読媒体は、機械可読信号媒体または機械可読記憶媒体であり得る。機械可読媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線の、または半導体のシステム、装置または機器、またはこれらのあらゆる適切な組み合わせを含むことができるが、これらに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例には、1本または複数本のケーブルに基づく電気的接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、コンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD‐ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置、またはこれらのあらゆる適切な組み合わせが含まれ得る。
【0118】
ユーザとのインタラクションを提供するために、ここで説明するシステムと技術は、ユーザに情報を表示するための表示装置(例えば、陰極線管(CathodeRayTube,CRT)またはLCD(液晶ディスプレイ)モニタ)と、キーボードおよびポインティングデバイス(例えば、マウスまたはトラックボール)とを備えるコンピュータ上で実装することができ、ユーザが該キーボードおよび該ポインティングデバイスを介してコンピュータに入力を提供できる。他の種類の装置もユーザとのやりとりを行うことに用いることができる。例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、または触覚フィードバックであるいかなる形態のセンシングフィードバックであってもよく、且つ音入力、音声入力若しくは触覚入力を含むいかなる形態でユーザからの入力を受信してもよい。
【0119】
ここで説明したシステムおよび技術は、バックエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、データサーバ)に実施されてもよく、またはミドルウェアコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、アプリケーションサーバ)に実施されてもよく、またはフロントエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、グラフィカルユーザインターフェースまたはウェブブラウザを有するユーザコンピュータ)に実施されてもよく、ユーザは該グラフィカルユーザインターフェースまたはウェブブラウザを介してここで説明したシステムおよび技術の実施形態とインタラクションしてもよく、またはこのようなバックエンドコンポーネント、ミドルウェアコンポーネントまたはフロントエンドコンポーネントのいずれかの組み合わせを含むコンピューティングシステムに実施されてもよい。また、システムの各コンポーネントの間は、通信ネットワーク等の任意の形態または媒体を介してデジタルデータ通信により接続されていてもよい。通信ネットワークとしては、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)およびインターネットなどを含む。
【0120】
コンピュータシステムは、クライアントとサーバとを含んでもよい。クライアントとサーバは、通常、互いに離れており、通信ネットワークを介してやりとりを行う。クライアントとサーバとの関係は、互いにクライアント-サーバの関係を有するコンピュータプログラムをそれぞれのコンピュータ上で動作することによって生成される。サーバはクラウドサーバであってもよく、分散システムのサーバ、あるいはブロックチェーンを結合したサーバであってもよい。
【0121】
なお、上述した様々な形態のフローを用いて、ステップの並び替え、追加または削除を行うことができることを理解すべきである。例えば、本開示に記載された各ステップは、本開示に開示された技術的解決方案の所望の結果が達成できる限り、並行して実行されてもよく、順番に実行されてもよく、異なる順番で実行されてもよい。本明細書はここで制限しない。
【0122】
上記具体的な実施形態は、本開示の保護範囲を限定するものではない。当業者であれば、設計要件および他の要因に応じて、様々な修正、組み合わせ、副次的な組み合わせ、および差し替えを行うことができることを理解すべきである。本開示の趣旨および原理を逸脱せずに行われたあらゆる修正、均等な置換および改善などは、いずれも本開示の保護範囲内に含まれるべきである。
【手続補正書】
【提出日】2023-08-23
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報検索方法であって、
ユーザの入力を受信して検索ワードを取得するステップと、
前記検索ワードに対応する第1のランディングページを取得するステップと、
前記検索ワードに対応する検索結果ページを取得するステップと、
前記第1のランディングページおよび検索結果ページを組み合わせて表示ページを作成するステップと、を含む情報検索方法。
【請求項2】
検索ワードを取得する前に、
複数の第1のランディングページを取得するステップと、
第1のランディングページごとに、前記第1のランディングページに対応するリコールワードを決定するステップと、
前記複数の第1のランディングページおよび各第1のランディングページに一対一に対応するリコールワードに基づいて、予め設定されたデータベースを作成するステップと、をさらに含む請求項1に記載の情報検索方法。
【請求項3】
前記検索ワードに
対応する第1のランディングページを取得するステップは、
前記予め設定されたデータベースから、前記検索ワードと全く同じリコールワードに対応する第1のランディングページを取得するステップを含む請求項2に記載の情報検索方法。
【請求項4】
前記検索ワードに
対応する第1のランディングページを取得するステップは、
前記予め設定されたデータベースから、前記検索ワードに含まれるリコールワードに対応する第1のランディングページを取得するステップを含む請求項2に記載の情報検索方法。
【請求項5】
前記検索ワードに
対応する第1のランディングページを取得するステップは、
前記検索ワードに対して意味解析を行って検索ワードの意味を取得するステップと、
前記検索ワードの意味に基づいて第1のランディングページを取得するステップと、
を含む請求項1に記載の情報検索方法。
【請求項6】
前記第1のランディングページおよび検索結果ページを組み合わせて表示ページを作成するステップの後、
ユーザの第1の特定指令に応じて、前記表示ページにおける第1のランディングページを全画面に表示するステップをさらに含む請求項1に記載の情報検索方法。
【請求項7】
前記第1のランディングページおよび検索結果ページを組み合わせて表示ページを作成するステップの後、
ユーザの第2の特定指令に応じて、前記表示ページにおける検索結果ページを全画面に表示するステップと、
ユーザの第3の特定指令に応じて、前記第3の特定指令によって選択された第2のランディングページのリンクに対応する第2のランディングページをユーザに表示するステップと、をさらに含み、
前記検索結果ページには、複数の第2のランディングページのリンクが含まれる請求項1に記載の情報検索方法。
【請求項8】
前記表示ページにおける第1のランディングページを全画面に表示するステップの後、
過去のユーザ操作データから、検索ワードが今回の検索ワードと同じ複数の過去のユーザ操作データを取得するステップと、
前記複数の過去のユーザ操作データに基づいて、ユーザクリック率が最も高いランディングページを特定するステップと、
前記ユーザクリック率が最も高いランディングページが前記第1のランディングページと異なることに応じて、ユーザクリック率が最も高いランディングページのユーザクリック率が第1の所定百分率を超えているか否かを判断するステップと、
ユーザクリック率が最も高いランディングページのユーザクリック率が第1の所定百分率を超えたことに応じて、前記第1のランディングページをユーザクリック率が最も高いランディングページに差し替えるステップと、をさらに含む請求項6に記載の情報検索方法。
【請求項9】
前記表示ページにおける第1のランディングページを全画面に表示するステップの後、
過去のユーザ操作データから、検索ワードが今回の検索ワードと同じ複数の過去のユーザ操作データを取得するステップと、
前記複数の過去のユーザ操作データの個数が第1の所定数を超えたことに応じて、前記第1のランディングページのクリック率が第2の所定百分率未満であるか否かを判断するステップと、
前記第1のランディングページのクリック率が第2の所定百分率未満であることに応じて、前記第1のランディングページを削除するステップと、
をさらに含む請求項6に記載の情報検索方法。
【請求項10】
前記表示ページにおける第1のランディングページを全画面に表示するステップの後、
過去のユーザ操作データから、検索ワードが今回の検索ワードと同じ複数の過去のユーザ操作データを取得するステップと、
前記複数の過去のユーザ操作データの個数が第2の所定数を超えたことに応じて、前記第1のランディングページのユーザクリック率が第3の所定百分率未満であるか否かを判断するステップと、
前記第1のランディングページのユーザクリック率が第3の所定百分率未満であることに応じて、前記第1の所定百分率を高くするステップと、
をさらに含む請求項6に記載の情報検索方法。
【請求項11】
情報検索装置であって、
ユーザの入力を受信して検索ワードを取得するように構成される受信モジュールと、
前記検索ワードに対応する第1のランディングページを取得し、
前記検索ワードに対応する検索結果ページを取得し、
前記第1のランディングページおよび検索結果ページを組み合わせて表示ページを作成するように構成される処理モジュールと、
を備える情報検索装置。
【請求項12】
前記受信モジュールは、さらに複数の第1のランディングページを取得するように構成され、
前記処理モジュールは、さらに第1のランディングページごとに前記第1のランディングページに対応するリコールワードを決定するように構成され、
前記処理モジュールは、さらに前記複数の第1のランディングページおよび各第1のランディングページに一対一に対応するリコールワードに基づいて、予め設定されたデータベースを構成するように構成される請求項11に記載の情報検索装置。
【請求項13】
前記処理モジュールは、前記予め設定されたデータベースから、前記検索ワードと全く同じリコールワードに対応する第1のランディングページを取得するようにさらに構成される請求項12に記載の情報検索装置。
【請求項14】
前記処理モジュールは、前記予め設定されたデータベースから、前記検索ワードに含まれるリコールワードに対応する第1のランディングページを取得するようにさらに構成される請求項12に記載の情報検索装置。
【請求項15】
前記処理モジュールは、
前記検索ワードに対して意味解析を行って検索ワードの意味を取得し、
前記検索ワードの意味に基づいて第1のランディングページを取得するようにさらに構成される請求項11に記載の情報検索装置。
【請求項16】
ユーザの第1の特定指令に応じて、前記表示ページにおける第1のランディングページを全画面に表示するように構成される表示モジュールをさらに備える請求項11に記載の情報検索装置。
【請求項17】
前記表示モジュールは、
ユーザの第2の特定指令に応じて、前記表示ページにおける検索結果ページを全画面に表示し、
ユーザの第3の特定指令に応じて、前記第3の特定指令によって選択された第2のランディングページのリンクに対応する第2のランディングページをユーザに表示するようにさらに構成され、
前記検索結果ページには、複数の第2のランディングページのリンクが含まれる、請求項11に記載の情報検索装置。
【請求項18】
少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサと通信可能に接続されるメモリと、を備える電子機器であって、
前記メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な指令が格納され、前記指令が前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに請求項1~10のいずれか1項に記載の情報検索方法を実行させる電子機器。
【請求項19】
請求項1~10のいずれか1項に記載の情報検索方法
をコンピュータに実行させるためのコンピュータ指令が格納されている非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項20】
プロセッサによって実行されると、請求項1~10のいずれか1項に記載の情報検索方法が実現されるコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品。
【国際調査報告】