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特表2024-507903インピーダンス整合のアダプタ、インピーダンス整合システム及び方法
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  • 特表-インピーダンス整合のアダプタ、インピーダンス整合システム及び方法 図1
  • 特表-インピーダンス整合のアダプタ、インピーダンス整合システム及び方法 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-21
(54)【発明の名称】インピーダンス整合のアダプタ、インピーダンス整合システム及び方法
(51)【国際特許分類】
   H04L 25/02 20060101AFI20240214BHJP
【FI】
H04L25/02 F
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023551199
(86)(22)【出願日】2022-09-05
(85)【翻訳文提出日】2023-08-23
(86)【国際出願番号】 CN2022117121
(87)【国際公開番号】W WO2023116052
(87)【国際公開日】2023-06-29
(31)【優先権主張番号】202111563868.9
(32)【優先日】2021-12-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522308967
【氏名又は名称】シャンハイ トサン テクノロジー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】Shanghai TOSUN Technology Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room904,No.4801 Caoan RD.,Jiading District, Shanghai,201804 P.R.China
(74)【代理人】
【識別番号】110001841
【氏名又は名称】弁理士法人ATEN
(72)【発明者】
【氏名】リィゥ チュ
(72)【発明者】
【氏名】シェ ユェイン
(72)【発明者】
【氏名】ムォ マン
【テーマコード(参考)】
5K029
【Fターム(参考)】
5K029JJ08
(57)【要約】
本発明はアダプタ技術分野に属し、具体的にはインピーダンス整合のアダプタ、インピーダンス整合システム及び方法に関する。インピーダンス整合のアダプタは、内部回路、及び内部回路と電気的に接続されるCANインタフェースモジュールとインピーダンス整合モジュールを含む。上記CANインタフェースモジュールは目標ネットワークに接続することに適する。上記インピーダンス整合モジュールは上記CANインタフェースモジュールに接続される。上記内部回路はインピーダンス整合モジュールを制御してCANインタフェースモジュールの二つのインタフェースの間の抵抗値を調整することに適する。ユーザがソフトウェアによりハードウェア回路を自動的に構築することを実現し、インピーダンスが配置可能なバスアダプタを実現し、これは汎用のバスアダプタの使用に対して効率の向上をもたらす。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部回路、及び前記内部回路と電気的に接続されるCANインタフェースモジュールとインピーダンス整合モジュールを含み、
前記CANインタフェースモジュールは、目標ネットワークに接続することに適し、
前記インピーダンス整合モジュールは、前記CANインタフェースモジュールに接続され、
前記内部回路は、前記インピーダンス整合モジュールを制御して前記CANインタフェースモジュールの二つのインタフェースの間の抵抗値を調整することに適することを、
特徴とするインピーダンス整合のアダプタ。
【請求項2】
前記CANインタフェースモジュールは、少なくとも一つのCAN_Lインタフェース及びCAN_Hインタフェースを有し、
前記CAN_Lインタフェースは、前記内部回路に接続され、
前記CAN_Hインタフェースは、前記内部回路に接続され、
前記CAN_Lインタフェースと前記CAN_Hインタフェースとの間に、前記インピーダンス整合モジュールが接続され、
前記CAN_Lインタフェースは、前記目標ネットワークのCAN_Lに接続することに適し、
前記CAN_Hインタフェースは、前記目標ネットワークのCAN_Hに接続することに適することを、
特徴とする請求項1に記載のインピーダンス整合のアダプタ。
【請求項3】
前記インピーダンス整合モジュールは、リレーと終端抵抗を含み、
前記終端抵抗の一端は前記リレーに接続され、他端は前記CAN_Hインタフェースに接続され、
前記リレーは、前記内部回路と前記CAN_Lインタフェースに接続され、
前記内部回路は、前記リレーの開閉を制御することに適し、前記CAN_Hインタフェースと前記CAN_Lインタフェースとの間の抵抗値を調整することを、
特徴とする請求項2に記載のインピーダンス整合のアダプタ。
【請求項4】
前記終端抵抗の抵抗値は、120オームが好適であることを、
特徴とする請求項3に記載のインピーダンス整合のアダプタ。
【請求項5】
前記アダプタはさらに、前記内部回路に電気的に接続されたUSBインタフェースモジュールを含み、
前記USBインタフェースモジュールは、上位機の制御指令を受信するように前記上位機に接続され、
前記内部回路は前記制御指令に基づいて前記リレーの開閉を制御し、且つ前記内部回路は前記USBインタフェースモジュールを介して前記リレーの状態をフィードバックすることを、
特徴とする請求項3に記載のインピーダンス整合のアダプタ。
【請求項6】
上位機と、アダプタとを含み、
前記アダプタは、目標ネットワークに接続することに適し、
前記アダプタは、前記上位機から送信された制御指令を受信し、
前記アダプタは、前記制御指令に基づいて前記目標ネットワークに接続される二つのインタフェースの間の抵抗値を調整することを、
特徴とするインピーダンス整合システム。
【請求項7】
アダプタと目標ネットワークとの間のインピーダンスを調整することを、
特徴とするアダプタのインピーダンス整合方法。
【請求項8】
前記アダプタと前記目標ネットワークとの間のインピーダンスを調整する方法は、
上位機から送信された制御指令に基づき、CANインタフェースモジュールの二つのインタフェースの間に終端抵抗を接続又は切断し、前記インタフェース間の抵抗値を調整することを、含むことを、
特徴とする請求項7に記載のアダプタのインピーダンス整合方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はアダプタ技術分野に属し、具体的にはインピーダンス整合のアダプタ、インピーダンス整合システム及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のバス通信、例えばCANバス、FlexRayバス又は自動車イーサネットは、バスのインピーダンス整合を要求する。CANバスを例として、120オームの終端抵抗がバスの両端にそれぞれ接続される必要がある。汎用のバスアダプタであって、そのアクセスされたネットワーク上の終端抵抗数は確定されず、技術者はインピーダンス整合操作を行う必要があり、一般的には以下の2種類の可能性がある:
[1]既存のバスインピーダンスは既に整合しており、アクセスされたバスアダプタはいかなる終端抵抗の増加も許容しない。
[2]既存のバスインピーダンスが整合せず、アクセスされたバスアダプタは一つの終端抵抗を増加する必要がある。
【0003】
未知のバスのインピーダンスに対応するために、一般的なアダプタはいずれの終端抵抗も持たず、インピーダンス整合のタスクをアダプタを使用するエンジニアに渡す。
従来の技術的解決手段は、インピーダンス整合のタスクをアダプタを使用するエンジニアに渡すため、これは関連エンジニアが従来ネットワークのインピーダンスを測定する上で、ワイヤハーネスに抵抗を増加し、又はインタフェースに抵抗付きのアダプタを増加し、又はPCB板にジャンパーキャップを増加する等の方式を用いて抵抗のアクセスを実現する必要があり、関連するエンジニアに不便をもたらす。
したがって、上記技術的問題に基づいて新たなインピーダンス整合のアダプタ、インピーダンス整合システム及び方法を設計する必要がある。
【発明の概要】
【0004】
本発明の目的は、インピーダンス整合のアダプタ、インピーダンス整合システム及び方法を提供することである。
上記技術的問題を解決するために、本発明はインピーダンス整合のアダプタを提供し、
内部回路、及び内部回路と電気的に接続されるCANインタフェースモジュールとインピーダンス整合モジュールを含む。
上記CANインタフェースモジュールは目標ネットワークに接続することに適する。
上記インピーダンス整合モジュールは上記CANインタフェースモジュールに接続される。
上記内部回路はインピーダンス整合モジュールを制御してCANインタフェースモジュールの二つのインタフェースの間の抵抗値を調整することに適する。
【0005】
さらに、上記CANインタフェースモジュールは、少なくとも一つのCAN_Lインタフェース及びCAN_Hインタフェースを有する。
上記CAN_Lインタフェースは、上記内部回路に接続される。
上記CAN_Hインタフェースは、上記内部回路に接続されている。
上記CAN_LインタフェースとCAN_Hインタフェースとの間にインピーダンス整合モジュールが接続される。
上記CAN_Lインタフェースは目標ネットワークのCAN_Lに接続することに適する。
上記CAN_Hインタフェースは目標ネットワークのCAN_Hに接続することに適する。
【0006】
さらに、上記インピーダンス整合モジュールは、リレーと終端抵抗を含む。
上記終端抵抗の一端はリレーに接続され、他端はCAN_Hインタフェースに接続される。
上記リレーは内部回路とCAN_Lインタフェースに接続される。
上記内部回路はリレーの開閉を制御することに適し、CAN_HインタフェースとCAN_Lインタフェースとの間の抵抗値を調整する。
【0007】
さらに、上記終端抵抗の抵抗値は、120オームが好適である。
【0008】
さらに、上記アダプタはさらに、上記内部回路に電気的に接続されたUSBインタフェースモジュールを含む。
上記USBインタフェースモジュールは上位機に接続され、上位機の制御指令を受信する。
上記内部回路は制御指令に基づいてリレーの開閉を制御し、且つ上記内部回路はUSBインタフェースモジュールを介してリレー状態をフィードバックする。
【0009】
第二態様では、本発明はさらにインピーダンス整合システムを提供し、上位機とアダプタを含む。
上記アダプタは目標ネットワークに接続することに適する。
上記アダプタは上記上位機から送信された制御指令を受信する。
上記アダプタは制御指令に基づいて目標ネットワークに接続される二つのインタフェースの間の抵抗値を調整する。
【0010】
第三方面、本発明はさらにアダプタのインピーダンス整合方法を提供し、以下を含む:
アダプタと目標ネットワークとの間のインピーダンスを調整する。
【0011】
さらに、上記アダプタと目標ネットワークとの間のインピーダンスを調整する方法は以下を含む:
上位機から送信された制御指令に基づき、CANインタフェースモジュールの二つのインタフェースの間に終端抵抗を接続又は切断し、インタフェース間の抵抗値を調整する。
【発明の効果】
【0012】
本発明の効果は以下の通りである。本発明は内部回路、及び内部回路と電気的に接続されるCANインタフェースモジュールとインピーダンス整合モジュールにより、ユーザがソフトウェアによりハードウェア回路を自動的に構築することを実現し、インピーダンスが配置可能なバスアダプタを実現し、これは汎用のバスアダプタの使用に対して効率の向上をもたらす。そのうち、上記CANインタフェースモジュールは目標ネットワークに接続することに適す。上記インピーダンス整合モジュールは上記CANインタフェースモジュールに接続する。上記内部回路はインピーダンス整合モジュールを制御してCANインタフェースモジュールの二つのインタフェースの間の抵抗値を調整することに適する。
【0013】
本発明の他の特徴及び利点は以下の明細書に記載され、且つ、一部は明細書から明らかになり、又は本発明を実施することによって理解される。本発明の目的及び他の利点は明細書及び図面に特に指摘された構造によって実現及び取得される。
本発明の上記目的、特徴及び利点をより分かりやすくするために、以下は好適な実施例を挙げ、且つ添付図面と合わせ、詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
本発明の具体的な実施形態又は従来技術における技術的解決手段をより明らかに説明するために、以下は具体的な実施形態又は従来技術の説明に用いる必要がある図面を簡単に紹介し、明らかに、以下の説明における図面は本発明のいくつかの実施形態であり、当業者にとって、創造的な労働をしない前提で、さらにこれらの図面に基づいて他の図面を取得することができる。
図1図1は、本発明のインピーダンス整合のアダプタの概略図である。
図2図2は、本発明のインピーダンス整合のアダプタの原理ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明の実施例の目的、技術的解決手段及び利点をより明確にするために、以下は図面を参照しながら本発明の技術的解決手段を明瞭、完全に説明し、明らかに、説明された実施例は本発明の一部の実施例であり、全ての実施例ではない。本発明における実施例に基づき、当業者は創造的な労働をしない前提で得られた全ての他の実施例は、いずれも本発明の保護範囲に属する。
【0016】
図1及び図2に示すように、本実施例はインピーダンス整合のアダプタを提供し、内部回路、及び内部回路と電気的に接続されるCANインタフェースモジュールとインピーダンス整合モジュールを含む。上記CANインタフェースモジュールは目標ネットワークに接続することに適する。上記インピーダンス整合モジュールは上記CANインタフェースモジュールに接続される。上記内部回路はインピーダンス整合モジュールを制御してCANインタフェースモジュールの二つのインタフェースの間の抵抗値を調整することに適する。ユーザがソフトウェアによりハードウェア回路を自動的に構築することを実現し、インピーダンスが配置可能なバスアダプタを実現し、これは汎用のバスアダプタの使用に対して効率の向上をもたらす。
【0017】
本実施例において、上記CANインタフェースモジュールは少なくとも一つのCANインタフェースを含み、すなわち少なくとも一つのCAN_Lインタフェース及びCAN_Hインタフェースを有する。上記CAN_Lインタフェースは、上記内部回路に接続される。上記CAN_Hインタフェースは、上記内部回路に接続されている。上記CAN_LインタフェースとCAN_Hインタフェースとの間にインピーダンス整合モジュールが接続される。上記CAN_Lインタフェースは目標ネットワークのCAN_Lに接続することに適する。上記CAN_Hインタフェースは目標ネットワークのCAN_Hに接続することに適する。
【0018】
本実施例において、上記インピーダンス整合モジュールは、リレーと終端抵抗を含む。上記終端抵抗の一端はリレーに接続され、他端はCAN_Hインタフェースに接続される。上記リレーは内部回路とCAN_Lインタフェースに接続される。リレーの制御端は内部回路に接続され、内部回路の論理によってリレーの開閉を決定する。上記内部回路はリレーの開閉を制御することに適し、CAN_HインタフェースとCAN_Lインタフェースとの間の抵抗値を調整する。アダプタは終端抵抗にアクセスし、且つリレーの開閉によって終端抵抗を二つのインタフェースの間にアクセスし又は二つのインタフェースの間から切断し、アダプタの使用者は本来手動で操作する必要がある内容は完全に内部回路又は上位機に設けられたソフトウェアプログラムに置き換えることができ、アダプタの使用効率を向上させ、アダプタ終端抵抗の動的整合の困難を解決する。
【0019】
本実施例において、上記終端抵抗の抵抗値は120オームを採用することに適し、120オームの終端抵抗は必要なインピーダンスに容易にマッチングすることができる。
【0020】
本実施例において、上記アダプタはさらに、上記内部回路に電気的に接続されたUSBインタフェースモジュールを含む。上記USBインタフェースモジュールは上位機に接続され、上位機の制御指令を受信する。上記内部回路は制御指令に基づいてリレーの開閉を制御し、且つ上記内部回路はUSBインタフェースモジュールを介してリレー状態をフィードバックする。上位機内のソフトウェアはUSBインタフェースモジュールによってリレーの開閉指令を送信することができ、同時にUSBインタフェースモジュールによってリレー状態を読み取ることができる。
【0021】
本実施例において、内部回路はUSB信号を処理することができるマイクロコントローラで構成され、このマイクロコントローラはさらにそのIOポートを制御することにより、リレーの開閉を実現することができ、且つソフトウェアプログラムをマイクロコントローラに予め設置することができ、内部回路自体によってリレーの開閉を直接制御する。
実施例2
【0022】
本実施例2はさらにインピーダンス整合システムを提供し、上位機とアダプタを含む。上記アダプタは目標ネットワークに接続することに適する。上記アダプタは上記上位機から送信された制御指令を受信する。上記アダプタは制御指令に基づいて目標ネットワークに接続される二つのインタフェースの間の抵抗値を調整する。
本実施例において、上記アダプタは、実施例1のインピーダンス整合のアダプタを使用するように適合される。
実施例3
【0023】
本実施例3はさらに実施例1のアダプタのインピーダンス整合方法を提供し、アダプタと目標ネットワークとの間のインピーダンスを調整する。
【0024】
本実施例において、上記アダプタと目標ネットワークとの間のインピーダンスを調整する方法は以下を含む:上位機から送信された制御指令に基づき、CANインタフェースモジュールの二つのインタフェースの間に終端抵抗を接続又は切断し、インタフェース間の抵抗値を調整する。
【0025】
以上をまとめると、本発明は内部回路、及び内部回路と電気的に接続されるCANインタフェースモジュールとインピーダンス整合モジュールにより、ユーザがソフトウェアによりハードウェア回路を自動的に構築することを実現し、インピーダンスが配置可能なバスアダプタを実現し、これは汎用のバスアダプタの使用に対して効率の向上をもたらす。そのうち、上記CANインタフェースモジュールは目標ネットワークに接続することに適す。上記インピーダンス整合モジュールは上記CANインタフェースモジュールに接続する。上記内部回路はインピーダンス整合モジュールを制御してCANインタフェースモジュールの二つのインタフェースの間の抵抗値を調整することに適する。
【0026】
本願の提供するいくつかの実施例において、当然のことながら、開示された装置及び方法は、他の方式によって実現することもできる。上記で説明した装置の実施例は単なる例示であり、例えば、図面におけるフローチャート及びブロック図は本発明の複数の実施例による装置、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なアーキテクチャ、機能及び操作を示す。この点に関して、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、所定の論理機能を実行するための一つ以上の実行可能命令を含むモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を表すことができる。なお、いくつかの代替的な実現方式において、ブロックに表記された機能は図面に表記された順序と異なる順序で発生してもよい。例えば、二つの連続するブロックは、実際には実質的に並行して実行することができ、関連する機能に応じて、時には逆の順序で実行することもできる。また、ブロック図及び/又はフローチャートの各ブロック、並びにブロック図及び/又はフローチャートのブロックの組み合わせは、所定の機能又は動作を実行する専用のハードウェアベースのシステムで実現されてもよく、又は専用のハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせで実現されてもよいことに留意されたい。
【0027】
また、本発明の各実施例における各機能モジュールは一体に集積して一つの独立した部分を形成してもよく、各モジュールが単独で存在してもよく、二つ又は二つ以上のモジュールを集積して一つの独立した部分を形成してもよい。
【0028】
上記機能はソフトウェア機能モジュールの形式で実現し且つ独立した製品として販売又は使用する場合、一つのコンピュータの読み取り可能な記憶媒体に記憶することができる。このような理解に基づき、本発明の技術的解決手段は本質的に又は従来技術に寄与する部分又は当該技術的解決手段の部分はソフトウェア製品の形式で表すことができる。当該コンピュータソフトウェア製品は一つの記憶媒体に記憶され、複数のコマンドを含んで一つのコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク装置等であってもよい)に本発明の各実施例に記載の方法の全部又は一部のステップを実行させる。前述の記憶媒体は以下を含む:Uディスク、リムーバブルディスク、リードオンリーメモリ(ROM,Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM,Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスク等の各種のプログラムコードを記憶できる媒体。
【0029】
上述した本発明による好ましい実施例を啓発して、上述した説明内容から、当業者は本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で多様な変更及び修正を行うことができる。本発明の技術的範囲は明細書の内容に限定されず、特許請求の範囲に基づいてその技術的範囲を確定しなければならない。
図1
図2
【国際調査報告】