(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-21
(54)【発明の名称】オプトエレクトロニクス半導体部品と少なくとも1つのオプトエレクトロニクス半導体部品の製造方法
(51)【国際特許分類】
H01L 33/36 20100101AFI20240214BHJP
H01L 33/44 20100101ALI20240214BHJP
H01L 33/38 20100101ALI20240214BHJP
【FI】
H01L33/36
H01L33/44
H01L33/38
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023551202
(86)(22)【出願日】2022-02-15
(85)【翻訳文提出日】2023-10-16
(86)【国際出願番号】 EP2022053622
(87)【国際公開番号】W WO2022184414
(87)【国際公開日】2022-09-09
(31)【優先権主張番号】102021202026.7
(32)【優先日】2021-03-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DE
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】599133716
【氏名又は名称】エイエムエス-オスラム インターナショナル ゲーエムベーハー
【氏名又は名称原語表記】ams-OSRAM International GmbH
【住所又は居所原語表記】Leibnizstrasse 4, D-93055 Regensburg, Germany
(74)【代理人】
【識別番号】110002952
【氏名又は名称】弁理士法人鷲田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】モハジェラニ マティン
(72)【発明者】
【氏名】フォイファー アレクサンダー
(72)【発明者】
【氏名】ショルツ ドミニク
【テーマコード(参考)】
5F241
【Fターム(参考)】
5F241AA03
5F241CA74
5F241CA91
5F241CB11
5F241FF01
(57)【要約】
本発明はオプトエレクトロニクス半導体部品(13)に関する。オプトエレクトロニクス半導体部品(13)は、第1の半導体領域(4)を左右方向において画定する第1の側部領域(90A)と第2の半導体領域(5)を部分的に左右方向において画定する第2の側部領域(90B)とをそれぞれ含む1つ以上の側面(9A)と、第1の主面(9B)と第2の主面(9C)とを含む積層体(9)と、第1の主面(9B)に配置され、第1の半導体領域(4)の電気接触のために設けられた第1の接触手段(10)と、少なくとも1つの側面(9A)に配置され、第2の半導体領域(5)の電気接触のために設けられた第2の接触手段(11)と、第2の接触手段(11)と積層体(9)との間に配置された誘電層(12)とを含む。少なくとも1つの第2の側部領域(90B)は少なくとも部分的に誘電層(12)によって覆われておらず、第2の接触手段(11)は誘電層(12)によって覆われていない領域を覆っている。本発明はさらに、少なくとも1つのオプトエレクトロニクス半導体部品の製造方法に関する。
【選択図】
図1C
【特許請求の範囲】
【請求項1】
オプトエレクトロニクス半導体部品(13)であって、
-積層体(9)であって、
-第1の導電型の第1の半導体領域(4)と、
-第2の導電型の第2の半導体領域(5)と、
-前記第1の半導体領域(4)と前記第2の半導体領域(5)の間に配置された活性ゾーン(6)と、
-前記第1の半導体領域(4)を側方において画定する第1の側部領域(90A)と、前記第2の半導体領域(5)を部分的に側方において画定する第2の側部領域(90B)とをそれぞれ含む1つ以上の側面(9A)と、
-前記1つ以上の側面(9A)によって相互に接続された第1の主面(9B)と第1の主面(9B)に対向する第2の主面(9C)と、
を含む積層体(9)と、
-前記第1の主面(9B)に配置され、前記第1の半導体領域(4)の電気接触のために設けられた第1の接触手段(10)と、
-前記少なくとも1つの側面(9A)に配置され、前記第2の半導体領域(5)の前記電気接触のために設けられた第2の接触手段(11)と、
-前記第2の接触手段(11)と前記積層体(9)との間に配置された誘電層(12)であって、少なくとも1つの第2の側部領域(90B)が少なくとも部分的に前記誘電層(12)によって覆われておらず、前記第2の接触手段(11)が前記誘電層(12)によって覆われていない前記領域を覆っている、前記誘電層(12)と、を含み、
-前記第2の半導体領域(5)は、半導体材料から形成され、前記少なくとも1つの第2の側部領域(90B)によって側方において画定される電流拡大層(5A)を有し、
-第2の接触手段(11)は、前記第2の半導体領域(5)への水平電流注入のために設けられている、オプトエレクトロニクス半導体部品(13)。
【請求項2】
前記誘電層(12)によって少なくとも部分的に覆われていない前記少なくとも1つの第2の側部領域(90B)が、前記第1の半導体領域(4)を越えて左右方向に延びる前記第2の半導体領域(5)の一部を側方において画定する、請求項1に記載のオプトエレクトロニクス半導体部品(13)。
【請求項3】
前記積層体(9)が、メサの形態で形成され、少なくとも前記第1の半導体領域(4)を有する第1の部分と、メサの形態で形成され、メサの形態で形成された前記第1の部分を少なくとも部分的に左右方向に越えて突出し、前記第2の半導体領域(5)の一部を有する第2の部分とを有する、請求項1または2に記載のオプトエレクトロニクス半導体部品(13)。
【請求項4】
前記誘電層(12)が少なくとも1つの第1の側部領域(90A)を覆う、請求項3に記載のオプトエレクトロニクス半導体部品(13)。
【請求項5】
前記第2の主面(9C)が前記第2の接触手段(11)によって実質的に覆われていない、請求項1~4のいずれか一項に記載のオプトエレクトロニクス半導体部品(13)。
【請求項6】
前記1つ以上の側面(9A)の少なくとも大部分が前記第2の接触手段(11)によって覆われている、請求項1~5のいずれか一項に記載のオプトエレクトロニクス半導体部品(13)。
【請求項7】
前記第2の接触手段(11)が、TCO、金属、グラフェンのうち少なくとも1つの材料を含有、またはTCO、金属、グラフェンのうち少なくとも1つの材料から構成される、請求項1~6のいずれか一項に記載のオプトエレクトロニクス半導体部品(13)。
【請求項8】
前記第2の接触手段(11)が前記積層体(9)のミラーコートを形成する、請求項1~7のいずれか一項に記載のオプトエレクトロニクス半導体部品(13)。
【請求項9】
前記第1の接触手段(10)と前記第2の接触手段(11)とによって、前記第1の主面(9B)の1つの側において外部と電気的に接続可能となっている、請求項1~8のいずれか一項に記載のオプトエレクトロニクス半導体部品(13)。
【請求項10】
前記オプトエレクトロニクス半導体部品(13)が5μm~20μmの範囲の左右方向の寸法を有するマイクロLEDチップとして形成されている、請求項1~9のいずれか一項に記載のオプトエレクトロニクス半導体部品(13)。
【請求項11】
少なくとも1つの、請求項1~10のいずれか一項に記載のオプトエレクトロニクス半導体部品(13)の製造方法であって、
-キャリア(3)と、キャリア(3)上に配置される半導体積層部分(2)とを含む半導体ウェハ(1)を提供するステップと、
-前記半導体ウェハ(1)において、前記半導体積層部分(2)における前記キャリア(3)とは反対の側を起点として少なくとも1つの第1の凹部(7)を生成し、かつ、前記半導体ウェハ(1)において前記少なくとも1つの第1の凹部(7)を起点として少なくとも1つの第2の凹部(8)を生成することにより、少なくとも1つの積層体(9)を製造するステップと、
-前記積層体(9)の側面(9A)の少なくとも1つの第2の側部領域(90B)が誘電層(12)によって少なくとも部分的に覆われないように、前記誘電層(12)を前記半導体ウェハ(1)に塗布するステップと、
-第2の接触手段(11)を形成するために設けられた導電層(11A)が前記誘電層(12)によって覆われていない前記第2の側部領域(90B)の前記領域を覆うように、前記導電層(11A)を前記誘電層(12)に塗布するステップと、
を含み、
前記少なくとも1つの第2の凹部(8)は、前記少なくとも1つの第2の側部領域(90B)によって、少なくとも部分的に左右方向において画定される、方法。
【請求項12】
前記少なくとも1つの第2の凹部(8)が製造される前に前記誘電層(12)が生成される、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記少なくとも1つの第1の凹部(7)が前記少なくとも1つの第2の凹部(8)よりも広く形成される、請求項11または12に記載の方法。
【請求項14】
前記少なくとも1つの第1の凹部(7)が、隣り合う積層体(9)の第1の側部領域(90A)によって左右方向において画定され、前記少なくとも1つの第2の凹部(8)が、隣り合う積層体(9)の第2の側部領域(90B)によって左右方向において画定される、請求項11~13のいずれか一項に記載の方法。
【請求項15】
前記少なくとも1つの第1の凹部(7)と前記少なくとも1つの第2の凹部(8)が、エッチング加工によって生成される、請求項11~14のいずれか一項に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
オプトエレクトロニクス半導体部品とその製造方法を提供する。例えば、オプトエレクトロニクス半導体部品はマイクロLEDチップであり、その寸法と発光幅はマイクロメートルの範囲内にある。
【背景技術】
【0002】
半導体層を電気的に利用できるようにするために、例えば、n型導電性半導体層の電気接触用のエッチング加工された止まり穴(Sackloch)を有する発光ダイオード(LED)チップが知られている。この場合、金属コンタクト(Metallkontakt)が止まり穴内にそれぞれ配置されえる。放射形成のために設けられるLEDチップの面積は止まり穴または金属コンタクトによって縮小されるため、LEDチップの放射効率が低下することになる。金属コンタクトを任意に小型化することはできないため、LEDチップを小型化する際には、放射効率がさらに低下するという問題が生じる可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明が解決しようとする課題の1つは、効率的なオプトエレクトロニクス半導体部品を提供することである。本発明が解決しようとするさらなる課題は、効率的なオプトエレクトロニクス半導体部品の製造方法を提供することである。
これらの課題は、とりわけ独立請求項の特徴を有するオプトエレクトロニクス半導体部品とオプトエレクトロニクス半導体部品の製造方法によって解決される。
【課題を解決するための手段】
【0004】
オプトエレクトロニクス半導体部品の少なくとも1つの実施形態によれば、オプトエレクトロニクス半導体部品は第1の導電型の第1の半導体領域と、第2の導電型の第2の半導体領域と、第1の半導体領域と第2の半導体領域の間に配置された活性ゾーンとを有する積層体(Schichtenstapel)を含む。例えば、第1の半導体領域はpドープ領域であり、第2の半導体領域はnドープ領域である。また、活性ゾーンは電磁放射を発生するように設けられていることが好ましい。本発明において「電磁放射」という用語は、特に赤外線、可視光線および/または紫外線電磁放射を指す。
【0005】
また、積層体は1つ以上の側面、すなわち、少なくとも1つの側面を含む。各側面は、第1の半導体領域を側方において画定する第1の側部領域、第2の側部領域を部分的に側方において画定する第2の側部領域、ならびに第1の主面と第1の主面に対向する第2の主面とを有しており、1つ以上の側面は第1の主面と第2の主面とを相互に接続している。例えば、積層体が円筒形に形成されている場合、積層体はちょうど1つの側面を有することになる。また、積層体が多面体として形成されている場合、積層体は複数の側面を有することになる。
【0006】
活性ゾーンは、少なくとも1つの第1の側部領域によって側方において画定された積層体の領域に配置できる。第1の側部領域は第1の主面に直接隣接してもよい。また、少なくとも1つの第2の側部領域は第2の主面に直接隣接していてもよい。
【0007】
例えば、第1の主面は第1の半導体領域側に配置された積層体の表面であり、第2の主面は第2の半導体領域側に配置された積層体の表面である。生成された放射の大部分は、第2の主面の側において半導体部品から出てくることができる。
【0008】
少なくとも1つの実施形態によれば、第2の半導体領域は、放射放出のために設けられた前側に配置され、第1の半導体領域は、上記前側に対向するオプトエレクトロニクス半導体部品の後側に配置される。
【0009】
また、オプトエレクトロニクス半導体部品は、第1の主面に配置され、第1の半導体領域の電気接触のために設けられた第1の接触手段と、上記少なくとも1つの側面に配置され、第2の半導体領域の電気接触のために設けられた第2の接触手段とを含む。特に第2の接触手段は、積層体上に配置され、第1の主面から第1の側部領域を越えて第2の側部領域まで延びる、導電性の縁層である。
【0010】
また、オプトエレクトロニクス半導体部品は、第2の接触手段と積層体の間に配置された誘電層を含む。この際、少なくとも1つの第2の側部領域は誘電層によって少なくとも部分的に覆われておらず、また、第2の接触手段は誘電層によって覆われていない領域を覆っている。
【0011】
少なくとも1つの実施形態によれば、第2の主面は実質的に、すなわち、通常の製造公差の範囲内において、第2の接触手段によって覆われていない。第2の接触手段は、特に第2の半導体領域への水平電流注入のために設けられている。
【0012】
少なくとも1つの実施形態によれば、誘電層が少なくとも1つの第1の側部領域を覆っている。存在する全ての第1の側部領域が誘電層によって、特に完全に覆われていることが好ましい。誘電層は特に活性ゾーンのpn接合の電気絶縁を生じさせる。
【0013】
誘電層は単一の層から構成されてもよい。あるいは誘電層は複数の層、特に屈折率が入れ替わる複数の層を有してもよい。この場合、誘電層はさらにミラー機能を有していてもよい。
【0014】
誘電層のための材料としては、酸化物および窒化物化合物、例えば、AlxOy、SiOx、SixNy、NbOx、TiOx、HfOx、TaOx、AlxNyおよびTixNy、ならびに有機ポリマー、例えば、パリレン、BCB、シリコーン、シロキサン、フォトレジスト、スピンオングラス、有機-無機ハイブリッド材料、エポキシドおよびアクリル樹脂が想定され得る。
【0015】
活性ゾーンは、一連の個々の層を含むことができる。そのため量子井戸構造、特に単一量子井戸(SQW)構造または多重量子井戸(MQW)構造が形成される。
【0016】
また、第1の半導体領域および第2の半導体領域は、1つ以上の半導体層を有していてもよい。半導体領域と活性ゾーンの半導体層としては、窒化物、リン化物、またはヒ化物化合物半導体をベースとする材料が考えられる。本発明との関連では、「窒化物、リン化物、またはヒ化物化合物半導体をベースとする」とは、半導体層がAlnGamIn1-n-mN、AlnGamIn1-n-mPまたはAlnGamIn1-n-mAs(式中0≦n≦1、0≦m≦1およびn+m≦1)を含有することを意味する。当該材料は、必ずしも上記の式に従った数学的に正確な組成を有する必要はない。むしろ当該材料は、AlnGamIn1-n-mN、AlnGamIn1-n-mPまたはAlnGamIn1-n-mAsの材料が有する特徴的な物理的特性を実質的に変更しない1つ以上のドーパントまたはさらなる構成要素を有することができる。但し、簡便化のため、上記の式は結晶格子の必須構成要素(Al、Ga、In、PまたはAs)のみを含むものとするが、これらの構成要素は、少量のさらなる物質で部分的に置き換えられてもよい。
【0017】
少なくとも1つの実施形態によれば、オプトエレクトロニクス半導体部品は、マイクロLEDチップである。マイクロLEDチップは、第1の左右方向に沿って特定される、例えば5μm~20μm、特に約10μmの第1の左右方向の広がりを有することができる。また、第2の左右方向に沿って特定されるマイクロLEDチップの第2の左右方向の広がりは、第1の左右方向の広がりと同じ大きさであってもよく、例えば、5μm~20μm、特に約10μmであってもよい。また、上下方向に沿って特定されるオプトエレクトロニクス半導体部品、すなわち、マイクロLEDチップの高さは、例えば1μm~2μmであってもよい。第2の左右方向は第1の左右方向に対して垂直であってもよい。また、上下方向は第1の左右方向および第2の左右方向に対して垂直であってもよい。
【0018】
少なくとも1つの実施形態によれば、第2の半導体領域は、第1の半導体領域を越えて左右方向に延びる部分を有する。この際、第1の半導体領域を越えて左右方向に延びる部分は、少なくとも1つの第2の側部領域によって側方において画定されてもよい。特に、第1の半導体領域を越えて左右方向に延びる部分は、誘電層によって少なくとも部分的に覆われていない少なくとも1つの第2の側部領域によって側方において画定される。
【0019】
積層体は、メサの形態で形成され、少なくとも第1の半導体領域を有する第1の部分と、メサの形態で形成され、メサの形態で形成された第1の部分を少なくとも部分的に左右方向に越えて突出し、第2の半導体領域の一部を有する第2の部分とを有することができる。
【0020】
少なくとも1つの実施形態によれば、第2の半導体領域は半導体材料から形成された電流拡大層を有する。電流拡大層は少なくとも1つの第2の側部領域によって側方において画定される。例えば、電流拡大層は約1019*cm-3~1020*cm-3の高濃度にドープされたnドープ半導体層であり、これによって良好な電流拡大と低い接触抵抗を生じさせる。例えば、ケイ素がドーパントとして想定され得る。電流拡大層は1マイクロメートルの範囲の厚さで比較的厚く形成することができる。
【0021】
少なくとも1つの実施形態によれば、上記1つ以上の側面の少なくとも大部分が第2の接触手段によって覆われる。
【0022】
第2の接触手段は、TCO、金属、グラフェンのうち少なくとも1つの材料を含有してもよく、またはTCO、金属、グラフェンのうち少なくとも1つの材料から構成されてもよい。例えば、Ti、Al、AuGeの金属または金属化合物が想定され得る。「TCO」は、透明導電性酸化物(「TCO」と略記)を指す。TCOは透明導電性材料であり、一般的には金属酸化物、例えば酸化亜鉛、酸化スズ、酸化カドミウム、酸化チタン、酸化インジウムまたは酸化インジウムスズ(ITO)である。TCOのグループには、二元金属-酸素化合物、例えば、ZnO、SnO2またはIn2O3の他に、三元金属-酸素化合物、例えばZn2SnO4、CdSnO3、ZnSnO3、MgIn2O4、GaInO3、Zn2In2O5またはIn4Sn3O12、または異なる透明導電酸化物の混合物を含む。また、TCOは必ずしも化学量論的組成に対応せず、p-またはn-ドープされていてもよい。
【0023】
1つの有利な構成では、第2の接触手段は積層体のミラーコート(Verspiegelung)を形成する。このようにして、活性ゾーンによって生成された放射は、有利には第2の主面に向けられ得る。この場合、第2の接触手段は金属を含有してもよく、または金属から構成されてもよい。その際、Rh、Al、Cr、Ti、Pt、W、AuおよびNiが特に金属として想定され得る。
【0024】
少なくとも1つの実施形態によれば、オプトエレクトロニクス半導体部品は、第1の接触手段と第2の接触手段によって、第1の主面の1つの側において外部と電気的に接続可能となっている。この際、第1の接触手段は第1の導電型の接触パッドとなり、第1の主面における第2の接触手段は第2の導電型の接触パッドとなる。例えば、第1の接触手段は第1の主面の中央に配置されてもよく、第2の接触手段によってすべての方面から囲まれていてもよい。
【0025】
第1の接触手段および第2の接触手段は、異なる材料から形成されてもよい。例えば、第1の接触手段は金属または金属化合物を包含するか、または金属または金属化合物から構成される。
【0026】
第1の接触手段と第2の接触手段とを含む第1の半導体領域および第2の半導体領域の電気接触のための手段は、積層体外に配置される。これにより、接触のためにすべての面積が「使い尽くされる」わけではないため、面効率または放射効率が改善可能となる。さらに、従来の部品において金属コンタクトに生じる問題、例えばダークスポットやいわゆる「電流集中」を防止することができる。
【0027】
以下に述べる方法は、上述したタイプの1つのオプトエレクトロニクス半導体部品または複数のオプトエレクトロニクス半導体部品の製造に適している。したがって、半導体部品に関連して記載される特徴は当該方法にも使用され得るし、またその逆も同様である。
【0028】
上述のタイプの少なくとも1つのオプトエレクトロニクス半導体部品の製造方法の少なくとも1つの実施形態によれば、当該方法は、
-キャリアと、キャリア上に配置される半導体積層部分(Halbleiterschichtenfolge)とを含む半導体ウェハを提供するステップと
-半導体ウェハにおいて、半導体積層部分におけるキャリアとは反対の側を起点として少なくとも1つの第1の凹部を生成し、かつ、半導体ウェハにおいて第1の凹部を起点として少なくとも1つの第2の凹部を生成することにより、少なくとも1つの積層体を製造するステップと、
-積層体の側面の少なくとも1つの第2の側部領域が誘電層によって少なくとも部分的に覆われないように、誘電層を半導体ウェハに塗布するステップと、
-第2の接触手段を形成するために設けられた導電層が誘電層によって覆われていない第2の側部領域の領域を覆うように、導電層を第2の誘電層に塗布するステップと、
を有する方法であって、
少なくとも1つの第2の凹部は、少なくとも1つの第2の側部領域によって、少なくとも部分的に左右方向において画定される。
【0029】
少なくとも1つの実施形態によれば、少なくとも1つの第1の凹部は、隣り合う積層体の第1の側部領域によって左右方向において画定されている。また、少なくとも1つの第2の凹部は、隣り合う積層体の第2の側部領域によって左右方向において画定されていてもよい。
【0030】
少なくとも1つの実施形態によれば、少なくとも1つの第2の凹部が製造される前に誘電層が生成される。この際、誘電層は第2の凹部の内部には到達しないので、左右方向において第2の凹部を画定する第2の側部領域は誘電層によって覆われていない。
【0031】
例えば、少なくとも1つの第1の凹部は、第2の凹部よりも広く形成されてもよい。また、少なくとも1つの第1の凹部は、上下方向において第1の主面を起点として、活性ゾーンを越え、第2の半導体領域の製造のために設けられた第2の半導体積層部分内まで延びてもよい。第2の凹部は、上下方向において第1の凹部より下に配置されていてもよく、例えば、電流拡大層を越えて第2の半導体積層部分内まで延びていてもよい。
【0032】
少なくとも1つの実施形態によれば、第1の凹部および第2の凹部は、エッチング加工によって、例えば異方性エッチング加工によって生成される。例えば、プラズマエッチングがエッチング加工の方法として想定される。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【
図1A】第1の例示的な実施形態に係るオプトエレクトロニクス半導体部品の製造方法において平面A-A(
図1B参照)に沿った中間生成物の概略断面図である。
【
図1B】
図1Aで表される中間生成物の一部分の概略平面図である。
【
図1C】第1の例示的な実施形態に係るオプトエレクトロニクス半導体部品の概略断面図である。
【
図2A】第2の例示的な実施形態に係るオプトエレクトロニクス半導体部品の製造方法において平面A-A(
図2B参照)に沿った中間生成物の概略断面図である。
【
図3A】第3の例示的な実施形態に係るオプトエレクトロニクス半導体部品の製造方法において平面A-A(
図3B参照)に沿った中間生成物の概略断面図である。
【
図3B】
図3Aで表される中間生成物の一部分の概略平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0034】
例示的な実施形態および図面において、同一の、同一タイプの、または同一の効果を奏する要素には、それぞれ同じ参照符号を付されることがある。図示された要素および図示された要素間の大きさの割合は、必ずしも縮尺通りであると見なされるべきではない。むしろ個々の要素は、より良い図示のため、および/または、より良い理解のために、誇張して大きく図示されることがある。
【0035】
図1Aは、第1の例示的な実施形態に係るオプトエレクトロニクス半導体部品13の製造方法における中間生成物を示す(
図1C参照)。
【0036】
中間生成物を製造するために、キャリア3と、キャリア3上に配置された半導体積層部分2とを含む半導体ウェハ1が提供される。半導体積層部分2は、積層体9の少なくとも1つの第1の半導体領域4を製造するための第1の導電型の第1の半導体積層部分2Aと、積層体9の第2の半導体領域5を製造するための第2の導電型の第2の半導体積層部分2Bとを含む。さらに半導体積層部分2は、第1の半導体積層部分2Aと第2の半導体積層部分2Bとの間に配置された活性ゾーン6を含む。第2の半導体積層部分2Bは、上下方向Vにおいて第1の半導体積層部分2Aより下に配置される。キャリア3は、例えば、その上に半導体積層部分2がエピタキシャルに成長する成長基板である。例えば、キャリア3は、サファイア(Al2O3)から形成されていてもよい。
【0037】
半導体ウェハ1には、積層体9を生成するための構造が与えられる。この際、積層体9を製造するために、第1の凹部7が、半導体積層部分2におけるキャリア3とは反対の側を起点として半導体ウェハ1に導入される。第1の凹部7は、半導体積層部分2の平面図において、枠の形態で形成されてもよい(
図1B参照)。また、第1の凹部7の断面は、キャリア3の方向で先細りになっていてもよい。さらに、第1の凹部7を起点として半導体ウェハ1内に第2の凹部8が生成される。第2の凹部8も半導体積層部分2の平面図において枠の形態で形成されていてもよく、また、キャリア3への方向において先細りになる断面を有してもよい。この際、第1の凹部7は第2の凹部8よりも広く形成される。また、第2の凹部8は、第1の凹部7よりも深く形成されていてもよい。第1の例示的な実施形態において、第1の凹部7は、上下方向Vにおいて、活性ゾーン6を越えて第2の半導体積層部分2B内まで延び、第2の半導体領域5の電流拡大層5Aの手前で終わる。例えば、電流拡大層5AはGaNから形成され、n型ドーピングされていてもよく、約1μmの厚さで比較的厚く形成されていてもよい。特に第1の凹部7は、第2の半導体積層部分2Bのスペーサ層5B内で終わる。
【0038】
このように形成された積層体9において、第2の半導体領域5は、第1の半導体領域4を越えて左右方向に延びる部分を有する。各積層体9は、メサの形態で形成され、第1の半導体領域4と活性ゾーン6とを含む第1の部分と、メサの形態で形成され、メサの形態で形成された第1の部分を越えて左右方向に突出し、第2の半導体領域5の一部を含む第2の部分とを有する。
【0039】
例えば、第1の凹部7は、約2μm~3μmの最大幅b1、すなわち、第1の左右方向L1に沿って特定される最大の第1の左右方向の広がりb1で形成される。上下方向に沿って特定される第1の凹部7の高さh1は、200nm~400nmであってもよい。また、第2の凹部8は、約1μm~2μmの最大幅b2で形成されてもよい。第2の凹部8の高さh2は、600nm~800nmであってもよい。
【0040】
第1の凹部7および第2の凹部8は、例えばエッチング加工、例えば異方性エッチング加工によって生成される。
【0041】
半導体積層部分2におけるキャリア3とは反対の側において、誘電層12が半導体ウェハ1に塗布され、積層体9の各側面9Aが誘電層12によって覆われる。特に、左右方向においてまたは側方において第1の半導体領域4をそれぞれ画定する側面9Aの第1の側部領域90Aは、誘電層12によって完全に覆われている。ここでの「左右方向において」または「側方において」とは、上下方向Vに対して横向きに、特に上下方向Vに対して垂直に配置された左右方向L1,L2を意味する。また、誘電層12は第1の側部領域90Aに対して横向きに配置された第3の側部領域90Cに、あるいは第1の凹部7の底面に配置されている。さらに、側面9Aに対して横向きに配置された、積層体9の第1の主面9Bは、それぞれ誘電層12によって完全に覆われている。
【0042】
誘電層12は、特に第2の凹部8が製造される前に生成される。その結果、誘電層12は第2の凹部8の内部には到達しないので、左右方向において第2の半導体領域5の一部を画定する、側面9Aの第2の側部領域90Bは誘電層12によって覆われていない。
【0043】
上述のように、誘電層12は単一の層から構成されてもよい。あるいは誘電層12は複数の層、特に屈折率が入れ替わる複数の層を有してもよい。誘電層12のための材料としては、酸化物および窒化物化合物、例えば、AlxOy、SiOx、SixNy、NbOx、TiOx、HfOx、TaOx、AlxNyおよびTixNy、ならびに有機ポリマー、例えばパリレン、BCB、シリコーン、シロキサン、フォトレジスト、スピンオングラス、有機-無機ハイブリッド材料、エポキシドおよびアクリル樹脂が想定され得る。
【0044】
第1の凹部7は、隣り合う積層体9の第1の側部領域90Aによって左右方向において画定される。また、第2の凹部8は、隣り合う積層体9の第2の側部領域90Bによって左右方向において画定される。
【0045】
第2の接触手段11を形成するために設けられる導電層11Aが誘電層12に塗布される。この塗布は、第2の凹部8の製造後に行われることが好ましく、導電層11Aは、誘電層12によって覆われていない第2の側部領域90Bの領域を覆う。特に導電層11Aは、第2の凹部8の底面8Aの全ての面と、第2の側部領域90B並びに誘電層12に塗布され、その後第1の接触手段10を取り付けるために開口している。これは、例えばエッチング加工またはリフトオフ工程によって行うことができる。
【0046】
図1Cから分かるように、誘電層12も開口しているため、第1の主面9Bは、第1の半導体領域4の電気接触のために設けられた第1の接触手段10が配置される、覆われていない領域を有する。
【0047】
また、第1の主面9Bに対向する積層体9の第2の主面9Cが露出される。ここでは、特にキャリア3が除去されている。半導体ウェハ1は、キャリア3を起点として、少なくとも第2の凹部8の底面8Aまで薄くすることができ、その結果、第2の半導体領域5によって接続された積層体9は、相互に分離されるか、またはばらばらにされる。
【0048】
例えば、第2の主面9Cの露出は、研磨および/またはエッチング加工および/またはレーザーリフトオフ工程によって行われる。
【0049】
図1Cは、
図1Aと
図1Bと共に記載された方法によって製造可能なオプトエレクトロニクス半導体部品13を示す。したがって、当該方法と関連して説明された特徴は、オプトエレクトロニクス半導体部品13にも使用され得るし、またその逆も同様である。
【0050】
オプトエレクトロニクス半導体部品13は、第1の導電型の第1の半導体領域4と、第2の導電型の第2の半導体領域5と、第1の半導体領域4と第2の半導体領域5の間に配置され、例えば、可視スペクトル領域、紫外スペクトル領域、または赤外スペクトル領域における電磁放射の放出のために設けられた活性ゾーン6とを有する積層体9を含む。
【0051】
半導体領域4、5と活性ゾーン6、ならびに半導体領域4、5と活性ゾーン6に含まれる半導体層については、上述したように、窒化物、リン化物、またはヒ化物化合物半導体をベースとする材料が考えられる。本発明との関連では、「窒化物、リン化物、またはヒ化物化合物半導体をベースとする」とは、半導体領域4、5と活性ゾーン6、あるいは半導体領域4、5と活性ゾーン6に含まれる半導体層がAlnGamIn1-n-mN、AlnGamIn1-n-mPまたはAlnGamIn1-n-mAs(式中0≦n≦1、0≦m≦1およびn+m≦1)を含有することを意味する。
【0052】
積層体9は、複数の側面9Aを含む。複数の側面9Aはそれぞれ、第1の半導体領域4を側方において画定する第1の側部領域90Aと、第2の半導体領域5を部分的に側方において画定する第2の側部領域90Bとを有する。さらに積層体9は、第1の主面9Bと、第1の主面9Bに対向する第2の主面9Cとを有する。第1の側部領域90Aと第2の側部領域90Bは、それぞれ、第1の主面9Bと第2の主面9Cに対して横向きに配置される。
【0053】
オプトエレクトロニクス半導体部品13は、第1の半導体領域4の電気接触のために設けられ、第1の主面9Bにおいて、または、第1の主面9B上に配置された第1の接触手段10と、第2の半導体領域5の電気接触のために設けられ、側面9Aに配置された第2の接触手段11とをさらに含む。第2の接触手段11によって、第2の半導体領域5への水平電流注入が行われる(矢印で示す)。例えば、第2の接触手段11は積層体9のミラーコートを形成する。このようにして、活性ゾーン6によって生成された放射は、有利には、第2の主面9Cに向けられ得る。ここでは、第2の接触手段11は有利には金属を含有するか、または金属から構成されることができ、Rh、Al、Cr、Ti、Pt、W、AuおよびNiが、特に金属として想定され得る。
【0054】
また、オプトエレクトロニクス半導体部品13は、第2の接触手段11と積層体9との間に配置された誘電層12を含んでおり、第2の側部領域90Bは誘電層12によって覆われておらず、第2の接触手段11は誘電層12によって覆われない領域を覆う。
【0055】
第1の接触手段10と第2の接触手段11は、後側13A上での半導体部品13の電気接触を可能としている。半導体部品13は、後側13Aにおいて第1の接触手段10と第2の接触手段11によって外部と電気的に接続可能となっている。
【0056】
第1の接触手段10と第2の接触手段11とを含む第1の半導体領域4と第2の半導体領域5の電気接触のための手段は積層体9外に配置される。これにより、接触のためにすべての面積が「使い尽くされる」わけではないため、面効率または放射効率が改善可能となる。
【0057】
オプトエレクトロニクス半導体部品13は、マイクロLEDチップである。半導体部品13は、例えば5μm~20μm、特に約10μmの、第1の左右方向L1に沿って特定される第1の左右方向の広がりa1を有する。また、第2の左右方向L2に沿って特定される第2の左右方向の広がり(図示せず)は、第1の左右方向の広がりa1と同じ大きさであってもよく、例えば、5μmと20μm、特に約10μmの大きさであってもよい。また、上下方向Vに沿って特定されるオプトエレクトロニクス半導体部品13の高さhは、例えば1μm~2μmであってよい。
【0058】
図2A、2Bと
図3A、3Bに示す例示的な実施形態では、主に第1の例示的な実施形態との相違点を記載する。その他の点では、第1の例示的な実施形態との関連ですでに記載された事項が適用される。
【0059】
第2の例示的な実施形態では,少なくとも1つの第1の凹部7が製造される。少なくとも1つの第1の凹部7は、完全な周状として、または、枠の形態で形成されておらず、円形、楕円形または長方形のブラインドボアの形態で半導体ウェハ1に導入される。
図2Bから分かるように、第1の凹部7は、隣り合う積層体9において互いに隣接する角部領域において生成され得る。したがって、第1の半導体領域4を越えて左右方向に延びる第2の半導体層領域5の一部は、部分的にのみ存在する。
【0060】
第2の例示的な実施形態は、局部的に画定された第1の凹部7では表面の利用が少なくなるため、第1の凹部7が第1の例示的な実施形態よりも広く形成できるという利点がある。第1の凹部7がより広いことにより、側面9Aにおいてさらなる構造上の縁部が製造されることが可能になる。例えば、レジストマスクを用いて誘電層12を構造化するために、独自の構造体が生成されてもよい。第2の例示的な実施形態では、誘電層12が塗布される前に、第1および第2の凹部7、8を生成することができる。
【0061】
第3の例示的な実施形態(
図3A、3B参照)では、第1の凹部7は第1の例示的な実施形態よりもさらに第2の半導体積層部分2Bの内部に到達する。第1の凹部7は電流拡大層5A内で終わる。その結果、積層体9の電流拡大層5Aは部分的に第1の側部領域90Aによって、かつ、部分的に第2の側部領域90Bによって左右方向において画定される。また、第3の側部領域90Cは、その一部だけが誘電層12によって覆われる。その結果、第3の側部領域90C上の第2の接触手段11は、第2の半導体領域5と直接接することになる。これにより接触面積が拡大される。この拡大は、大電流の場合に特に有利である。ここでは水平電流注入に加えて、垂直電流注入が行われてもよい(矢印によって図示)。
【0062】
第3の例示的な実施形態において、第2の凹部8は、第1の例示的な実施形態と同様に誘電層12の製造後に生成されてもよい。第2の凹部8の製造に使用されるフォトレジスト層により、誘電層12は、第2の凹部8への移行時には、例えば等方性エッチング加工により除去される。
【0063】
例示的な実施形態に依拠して本発明を記載したが、本発明はそれに限定されない。むしろ本発明は、特に特許請求の範囲の特徴のあらゆる組合せを含む、あらゆる新しい特徴あるいはあらゆる特徴の組合せ自体が特許請求の範囲または例示的な実施形態において明示的に記載されていないとしても、当該特徴および当該組み合わせを含むものである。
【産業上の利用可能性】
【0064】
オプトエレクトロニクス半導体部品は、特にディスプレイ装置、ビデオウォール、車両ヘッドランプ、および車両の内部における用途に適している。
【0065】
さらなる利点、有利な実施形態および展開は、図面を用いて記載される以下の例示的な実施形態から明らかになる。
【符号の説明】
【0066】
1 半導体ウェハ
2 半導体積層部分
2A 第1の半導体積層部分
2B 第2の半導体積層部分
3 キャリア
4 第1の導電型の第1の半導体領域
5 第2の導電型の第2の半導体領域
5A 第2の半導体領域の電流拡大層
5B スペーサ層
6 活性ゾーン
7 第1の凹部
8 第2の凹部
8A 底面
9 積層体
9A 側面
9B 第1の主面
9C 第2の主面
10 第1の接触手段
11 第2の接触手段
11A 導電層
12 誘電層
13 オプトエレクトロニクス半導体部品
13A 後側
90A 第1の側部領域
90B 第2の側部領域
90C 第3の側部領域
a1 第1の左右方向の広がり
b1,b2 幅、第1の左右方向の広がり
h,h1,h2 高さ、上下方向の広がり
L1 第1の左右方向
L2 第2の左右方向
V 上下方向
【国際調査報告】