(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-22
(54)【発明の名称】回動可能な腕マッサージ部を含むマッサージ装置
(51)【国際特許分類】
A61H 7/00 20060101AFI20240215BHJP
A61H 15/00 20060101ALI20240215BHJP
【FI】
A61H7/00 323H
A61H15/00 350A
A61H7/00 320Z
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023551781
(86)(22)【出願日】2022-06-08
(85)【翻訳文提出日】2023-08-24
(86)【国際出願番号】 KR2022008081
(87)【国際公開番号】W WO2022260428
(87)【国際公開日】2022-12-15
(31)【優先権主張番号】10-2021-0074698
(32)【優先日】2021-06-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2021-0124244
(32)【優先日】2021-09-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2022-0049170
(32)【優先日】2021-09-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】518358871
【氏名又は名称】ボディーフレンド カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】BODYFRIEND Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】163,Yangjaecheon-ro,Gangnam-gu,Seoul,Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】ホ、ジュ ソン
(72)【発明者】
【氏名】イ、ボム ソク
(72)【発明者】
【氏名】カン、ウン チョル
【テーマコード(参考)】
4C100
【Fターム(参考)】
4C100AD02
4C100AD11
4C100AF03
4C100AF05
4C100AF14
4C100BA02
4C100BB04
4C100BC12
4C100CA05
4C100CA06
4C100CA07
4C100CA08
4C100CA09
4C100DA04
4C100DA05
4C100DA08
4C100DA10
4C100EA12
4C100EA13
(57)【要約】
回動可能な腕マッサージ部を含むマッサージ装置に関し、腕マッサージ部が回動可能に具備されてユーザに多様な機能を提供することができるマッサージ装置に関する。マッサージ装置の骨格を形成する主フレームを含み、ユーザの身体をマッサージするボディーマッサージ部と、前記ボディーマッサージ部の両側に配置されて前記ユーザの両腕をそれぞれ収容し、前記ユーザの腕をマッサージする腕マッサージ部とを含み、前記主フレームは、前記腕マッサージ部が連結される腕固定フレームを含み、前記腕マッサージ部は、前記腕固定フレームを基準として少なくとも一方向に回転可能な腕移動フレームを含むことができる。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
マッサージ装置の骨格を形成する主フレームを含み、ユーザの身体をマッサージするボディーマッサージ部と、
前記ボディーマッサージ部の両側に配置されて前記ユーザの両腕をそれぞれ収容し、前記ユーザの腕をマッサージする腕マッサージ部と、
を含み、
前記主フレームは、前記腕マッサージ部が連結される腕固定フレームを含み、
前記腕マッサージ部は、前記腕固定フレームを基準として少なくとも一方向に回転可能な腕移動フレームを含む
ことを特徴とするマッサージ装置。
【請求項2】
前記腕マッサージ部を、少なくとも一方向に回転させるための回転モジュールをさらに含む、請求項1に記載のマッサージ装置。
【請求項3】
前記回転モジュールは、
前記腕マッサージ部を上下方向に回転させる第1の回転モジュールと、
前記腕マッサージ部を左右方向に回転させる第2の回転モジュールと、を含む
請求項2に記載のマッサージ装置。
【請求項4】
前記第1の回転モジュールは、所定の方向に伸縮される第1の回転アクチュエータを含み、
前記第2の回転モジュールは、前記第1の回転アクチュエータと異なる方向に伸縮される第2の回転アクチュエータを含む
請求項3に記載のマッサージ装置。
【請求項5】
前記腕固定フレームの長手方向に延びる仮想の延長線と、前記第2の回転モジュールの伸縮される方向に延びる仮想の延長線とは、互いに交差している
請求項4に記載のマッサージ装置。
【請求項6】
前記回転モジュールは、
前記第1の回転モジュールと前記第2の回転モジュールとの間に配置されており、一面が前記第1の回転モジュールと連結されており、他面が前記第2の回転モジュールと連結されている支持板を含む
請求項3に記載のマッサージ装置。
【請求項7】
前記支持板は、
前記第2の回転モジュールによって回転される
請求項6に記載のマッサージ装置。
【請求項8】
前記腕マッサージ部の長さを調整するための腕長さ調整モジュールをさらに含む
請求項1に記載のマッサージ装置。
【請求項9】
前記腕長さ調整モジュールは、
前記腕マッサージ部の位置を認識する腕位置認識センサーを含む
請求項8に記載のマッサージ装置。
【請求項10】
前記マッサージ装置の動作を制御する制御部をさらに含み、
前記制御部は、
前記腕マッサージ部の回転量に基づいて前記腕マッサージ部の長さを調整するように前記腕長さ調整モジュールを制御する
請求項8に記載のマッサージ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、回動可能な腕マッサージ部を含むマッサージ装置に関し、詳しくは、腕マッサージ部が回動可能に具備されてユーザに多様な機能を提供することができるマッサージ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
マッサージ(massage)とは、被験者の身体の一部分を揉んだり、押したり、引っ張ったり、叩いたり、若しくは動かしたりするなどのように、身体の一部分に多様な形態の力学的刺激を加えることで被験者の身体の変調を調節し、血液循環を助けるとともに被験者の疲れを取るようにする医療補助療法である。
【0003】
マッサージ需要の増加は、経済的事情及び時間的理由によって人工的なマッサージ機能を提供するマッサージ装置またはマッサージ機器への需要の増加を引き起こした。すなわち、マッサージを通じて凝った筋肉をほぐしながら疲れまたはストレスを解消しようとする需要の増大に伴い、時間及び費用効率的な方式の多様なマッサージ装置が市販されている。
【0004】
近年、人々の健康に対する関心は増大されつつあり、マッサージ装置は、単純にマッサージ機能を提供するものから、ひいて、多様な付加機能及び/または医学的機能を提供する電子デバイスに変化されており、これによって、マッサージ装置を効率的に制御する方法に対する研究が続けられている。
【0005】
特に、ユーザごとにマッサージを受けたい部位及び所望する刺激などが異なることができるので、それぞれのユーザに最適化された形態のマッサージを提供する装置及び方法に対するユーザの需要が増えている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、回動可能な腕マッサージ部を含んでユーザに多様な機能を提供することができるマッサージ装置を提供することである。
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、腕マッサージ部を上下または左右に回動させることで、ユーザの腕に多様なマッサージとストレッチを提供することである。
【0008】
ただし、本発明が解決しようとする課題は、前述した課題に限定されるものではなく、本明細書及び添付図面から本発明の属する技術分野における通常の知識を持つ者が容易に把握することができる課題を含む。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前述の目的を達成するために、本発明の一様態は、マッサージ装置の骨格を形成する主フレームを含み、ユーザの身体をマッサージするボディーマッサージ部と、前記ボディーマッサージ部の両側に配置されて前記ユーザの両腕をそれぞれ収容し、前記ユーザの腕をマッサージする腕マッサージ部とを含み、前記主フレームは、前記腕マッサージ部が連結される腕固定フレームを含み、前記腕マッサージ部は、前記腕固定フレームを基準として少なくとも一方向に回転可能な腕移動フレームを含むことができる。
【0010】
また、前記腕マッサージ部を、少なくとも一方向に回転させるための回転モジュールをさらに含むことができる。
【0011】
また、前記回転モジュールは、前記腕マッサージ部を上下方向に回転させる第1の回転モジュールと、前記腕マッサージ部を左右方向に回転させる第2の回転モジュールとを含むことができる。
【0012】
また、前記第1の回転モジュールは、所定の方向に伸縮される第1の回転アクチュエータを含み、前記第2の回転モジュールは、前記第1の回転アクチュエータと異なる方向に伸縮される第2の回転アクチュエータを含むことができる。
【0013】
また、前記腕固定フレームの長手方向に延びる仮想の延長線と前記第2の回転モジュールの伸縮される方向に延びる仮想の延長線とは互いに交差することができる。
【0014】
また、前記回転モジュールは、前記第1の回転モジュールと前記第2の回転モジュールとの間に配置され、一面は前記第1の回転モジュールと連結され、他面は前記第2の回転モジュールと連結される支持板を含むことができる。
【0015】
また、前記支持板は、前記第2の回転モジュールによって回転されることができる。
【0016】
また、前記腕マッサージ部の長さを調整するための腕長さ調整モジュールをさらに含むことができる。
【0017】
また、前記腕長さ調整モジュールは、前記腕マッサージ部の位置を認識する腕位置認識センサーを含むことができる。
【0018】
また、前記マッサージ装置の動作を制御する制御部をさらに含み、前記制御部は、前記腕マッサージ部の回転量に基づいて前記腕マッサージ部の長さを調整するように前記腕長さ調整モジュールを制御することができる。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、回動可能な腕マッサージ部を含んでユーザに多様な機能を提供することができるマッサージ装置を提供することができる。
【0020】
また、本発明によれば、腕マッサージ部を上下または左右に回動させることで、ユーザの腕に多様なマッサージとストレッチを提供することができる。
【0021】
ただし、本発明の効果は、前述した効果に限定されるものではなく、本明細書及び添付図面から本発明の属する技術分野における通常の知識を持つ者が容易に把握することができる効果を含む。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【
図1】本発明によるマッサージ装置の一実施の形態を示した図である。
【
図2】
図1の主フレームを説明するための図である。
【
図3】一実施の形態によるマッサージ装置の構成要素を説明するための図である。
【
図4】
図2の主フレームに回転モジュールと腕長さ調整モジュールとが具備されたものを概略的に示した図である。
【
図5】腕マッサージ部が一方向に回転することを示した図である。
【
図6】
図5の腕マッサージ部の回転原理を説明するための図である。
【
図7】腕マッサージ部が異なる方向に回転することを示した図である。
【
図8】
図7の腕マッサージ部の回転原理を説明するための図である。
【
図10】
図9の第1の回転モジュールを示した図である。
【
図11】
図9の第1の回転モジュールを他の角度から見た様子を示した図である。
【
図12】
図9の第1の回転モジュールの駆動原理を説明するための図である。
【
図13】
図9の第2の回転モジュールを示した図である。
【
図14】
図9の第2の回転モジュールを他の角度から見た様子を示した図である。
【
図15】
図9の第2の回転モジュールにベアリングが具備された実施の形態を説明するための図である。
【
図16】
図9の第2の回転モジュールの駆動原理を説明するための図である。
【
図17】
図4の腕長さ調整モジュールを説明するための図である。
【
図18】
図17から腕マッサージ部ハウジングを除去した様子を示した図である。
【
図19】
図17の腕長さ調整モジュールに腕位置認識センサーが具備された実施の形態を説明するための図である。
【
図20】第1の回転アクチュエータの位置を説明するための図である。
【
図21】腕の角度による腕マッサージ部の長さの変化を説明するための図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
マッサージ装置の骨格を形成する主フレームを含み、ユーザの身体をマッサージするボディーマッサージ部と、前記ボディーマッサージ部の両側に配置されて前記ユーザの両腕をそれぞれ収容し、前記ユーザの腕をマッサージする腕マッサージ部とを含み、前記主フレームは、前記腕マッサージ部が連結される腕固定フレームを含み、前記腕マッサージ部は、前記腕固定フレームを基準として少なくとも一方向に回転可能な腕移動フレームを含むマッサージ装置。
【発明を実施するための形態】
【0024】
前述した本開示の目的、特徴及び長所は、添付図面に係わる下記実施の形態によってより明らかになる。以下の特定の構造ないし機能的説明は、ただ本開示の概念による実施の形態を説明するための目的で例示されたものであり、本開示の概念による実施の形態は多様な形態で実施されることができ、本明細書または出願に説明された実施の形態に限定されない。
【0025】
本開示の概念による実施の形態は、多様な変更を加えることができ、種々の形態を有することができるので、特定の実施の形態は図面に例示し、本明細書または出願に詳しく説明する。しかし、これは本開示の概念による実施の形態を特定の開示形態に限定しようとするものではなく、本開示の思想及び技術範囲に含まれるすべての変更、均等物ないし代替物を含む。
【0026】
第1及び/または第2などの用語は、多様な構成要素を説明するのに使用されることができるが、これらの前記構成要素は前記用語に限定されない。これらの前記用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のみで、例えば、本開示の概念による権利範囲から離脱されないまま、第1の構成要素は第2の構成要素と命名されることができ、同様に、第2の構成要素は第1の構成要素とも命名されることができる。
【0027】
ある構成要素が他の構成要素に「連結されて」いるか、または「接続されて」いると言及された時には、該他の構成要素に直接的に連結されているかまたは接続されていてもよいが、中間に他の構成要素が介在してもよい。これに対し、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結されて」いるか、または「直接接続されて」いると言及された時には、中間に他の構成要素が介在していないものと理解されなければならない。構成要素同士間の関係を説明するための他の表現、すなわち「~の間に」と「すぐ~の間に」または「に隣接する」と「~に直接隣接する」などの表現も、同様に解釈される。
【0028】
本明細書で使用する用語は、ただ特定の実施の形態を説明するために使用されたものであって、本開示を限定しようとする意図ではない。単数の表現は文脈上明白に異なることを意味しない限り、複数の表現を含む。本明細書における「含む」または「持つ」などの用語は、実施された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部分品またはこれらの組み合わせが存在することを指定しようとするものであって、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部分品またはこれらの組み合わせなどの存在または付加可能性をあらかじめ排除しない。
【0029】
異なるように定義されない限り、技術的や科学的な用語を含めてここで使われるすべての用語は、本開示の属する技術分野における通常の知識を持つ者によって一般的に理解されるものと同じ意味を持っている。一般的に使われる辞典上に定義されているもののような用語は、関連技術の文脈上有する意味と一致する意味を有するものと解釈されなければならなく、本明細書で明白に定義しない限り、理想的又は過度に形式的な意味で解釈されない。
【0030】
本明細書におけるアクチュエータは、駆動力を提供することができる構成を意味する。例えば、アクチュエータは、モーター、リニアモーター、電磁モーター、DCモーター、ACモーター、リニアアクチュエータ、電動アクチュエータなどを含むことができ、これらに限定されない。
【0031】
本明細書において、バイノーラルビートは、脳波を調節することができる特定の形態のオーディオ情報を意味することができる。
【0032】
本明細書で、一実施の形態によれば、マッサージ装置は、ボディーマッサージ部と脚マッサージ部とを含むマッサージ装置を指すことができる。また、他の実施の形態によれば、ボディーマッサージ部と脚マッサージ部とは、分離された別途の装置(例えば、ボディーマッサージ装置と脚マッサージ装置)で存在してもよく、マッサージ装置は、ボディーマッサージ装置または脚マッサージ装置を指称することができる。
【0033】
以下、添付図面を参照して、本開示の実施の形態をより詳細に説明する。
【0034】
図1は、本発明によるマッサージ装置100の一実施の形態を示した図である。
【0035】
本開示内容の一実施の形態によるマッサージ装置100は、ユーザの身体の少なくとも一部分を収容するための領域を形成し、そしてユーザの胴体をマッサージするボディーマッサージ部1000と、ユーザの脚をマッサージする脚マッサージ部2000とを含むことができる。
【0036】
ボディーマッサージ部1000は、ユーザの身体の少なくとも一部分にマッサージを提供することができる。ボディーマッサージ部1000は、ユーザの身体の少なくとも一部分にマッサージ機能を提供するマッサージモジュール1700と、ユーザに任意の形態のオーディオ出力を提供するためのオーディオ出力モジュール1500と、ボディーマッサージ部1000の骨組を構成する主フレーム1100と、ユーザから任意の形態の入力を受信するためのユーザ入力部1400とを含むことができる。
【0037】
前述したボディーマッサージ部1000を含む構成は、例示的な実施の形態に過ぎず、ボディーマッサージ部1000は前述した構成の以外にも多様な構成を含むことができる。
【0038】
また、
図1に示されているマッサージ装置100の形状及び構造は、例示的なものに過ぎず、本開示内容の請求範囲によって定義される権利範囲を逸脱しない限り、多様な形態のマッサージ装置100も本開示内容の範囲内に含まれることができる。
【0039】
ボディーマッサージ部1000は、ユーザを収容するための任意の形態の空間を形成することができる。ボディーマッサージ部1000は、ユーザの身体の形状と対応される形態の空間を具備することができる。例えば、
図1に示されているように、ボディーマッサージ部1000はユーザの全身または身体の一部分を収容することができる着座型で具現されることができる。
【0040】
ボディーマッサージ部1000における地面と接する部分は、摩擦力を増大させるための任意の材質または摩擦力を増大させるための任意の部材(例えば、滑り止めrhパッドなど)を含むことができ、マッサージ装置100の移動性を強化させるためのホイールを含むことができる。
【0041】
ボディーマッサージ部1000の少なくとも一部は、摺動可能である。例えば、ボディーマッサージ部1000がマッサージを開始する場合、ボディーマッサージ部1000の少なくとも一部は、前方に摺動することができる。また、ボディーマッサージ部1000は、後方に傾くことができる。その結果、ボディーマッサージ部1000は後方に傾いたままマッサージを提供することができる。
【0042】
本開示の一実施の形態によれば、マッサージ装置100は、少なくとも一つのエアセル(不図示)を含むことができる。エアセルは、ユーザの肩部分、骨盤部分、腕マッサージ部、脚マッサージ部2000などに位置することができ、これらに限定されないでマッサージ装置100の多様な箇所に配置されることができる。
【0043】
マッサージ装置100は、エア供給部を含むことができ、エア供給部はエアセルに空気を供給することで、エアセルを膨らすことができる。エア供給部は、ボディーマッサージ部1000の内部に位置してもよく、脚マッサージ部2000に位置してもよい。また、エア供給部はマッサージ装置100の外部に位置することができる。
【0044】
脚マッサージ部2000は、ユーザに脚マッサージを提供することができる。例えば、脚マッサージ部2000は、ユーザのふくらをマッサージするふくらマッサージ部及び/またはユーザの足をマッサージする足マッサージ部を含むことができる。
【0045】
脚マッサージ部2000は、ユーザの身体特性によって、長さ調整が可能である。例えば、背の高いユーザがマッサージ装置100を用いる場合、ふくらの長さが長くて脚マッサージ部2000の長さの長くなる必要がある。また、背の低いユーザがマッサージ装置100を用いる場合、ふくらの長さが短くて脚マッサージ部2000の短くなる必要がある。これによって、脚マッサージ部2000は、ユーザの身長に合わせたオーダーメイド型脚マッサージを提供することができる。
【0046】
マッサージモジュール1700は、ボディーマッサージ部1000に収容されたユーザに任意の形態の力学的刺激を提供するように、ボディーマッサージ部1000の内部に具備されることができる。
図1に示されているように、マッサージモジュール1700は、ボディーマッサージ部1000の内部に具備された主フレーム1100に沿って移動することができる。
【0047】
例えば、ボディーマッサージ部1000の主フレーム1100には、ラックギア(Rack gear)が具備されることができ、マッサージモジュール1700は、ラックギア1111に沿って移動しながら、ユーザの身体の多様な部分に力学的刺激を提供することができる。マッサージモジュール1700は、ボールマッサージユニットまたはローラーマッサージユニットを含むことができ、これらに限定されない。
【0048】
主フレーム1100は、ボディーマッサージ部1000の内部構成の骨組みを構成するもので、金属材質またはプラスチック材質などで具現されることができる。例えば、主フレーム1100は、鉄、合金、鋼鉄などで具現されることができ、これらに限定されないで多様な堅い材質で具現されることができる。
【0049】
本開示の一実施の形態によれば、マッサージ装置100は、オーディオ出力モジュール1500を含むことができる。オーディオ出力モジュール1500は、多様な位置に具備されることができる。例えば、オーディオ出力モジュール1500は、ユーザと接触するシート部の上端に配置された上端オーディオ出力ユニット、シート部左右側腕マッサージ部前端に取り付けられた前方オーディオ出力ユニット、及び/または腕マッサージ部の後端に取り付けられた後方オーディオ出力ユニットなどのように複数の出力ユニットを含むことができ、これらに限定されない。この場合、オーディオ出力モジュール1500は、5.1チャンネルのような立体音響を提供することができ、これに限定されない。
【0050】
本開示の一実施の形態によれば、ユーザはマッサージ装置制御デバイスCDを利用してマッサージ装置100を制御することができる。マッサージ装置制御デバイスCDは、マッサージ装置100と有線通信及び/または無線通信を通じて接続されることができる。
【0051】
マッサージ装置制御デバイスCDは、リモートコントローラ(Remote controller)、携帯電話(Cellular phone)、PDA(Personal Digital Assistant)などを含むことができ、これらに限定されないでマッサージ装置100と有線または無線通信を通じて接続可能な様々な電子デバイスを含むことができる。
【0052】
図2は、
図1の主フレームを説明するための図であり、
図3は、一実施の形態によるマッサージ装置の構成要素を説明するための図である。
【0053】
本開示の一実施の形態によれば、マッサージ装置100は、主フレーム1100、制御部1200、格納部1300、ユーザ入力部1400、オーディオ出力モジュール1500、ネットワーク接続部1600、及びマッサージモジュール1700の中で少なくとも一つを含むことができる。
【0054】
主フレーム1100は、ボディーマッサージ部1000の骨格を形成する構成であることができる。
【0055】
本開示の一実施の形態によれば、主フレーム1100は、マッサージモジュール1700が具備されるアッパーフレーム1110と、アッパーフレーム1110を支持するベースフレーム1120とを含むことができる。
【0056】
アッパーフレーム1110の少なくとも一部には、ラックギア1111が具備されることができる。ラックギア1111は、ボディーマッサージモジュール1700の上下移動を案内するための部材であって、複数個の谷部と複数個の山部を含むことができる。
【0057】
本開示の一実施の形態によれば、ラックギア1111は、アッパーフレーム1110の両側部に向かい合う形態で具備されることができ、ボディーマッサージモジュール1700はラックギア1111に沿って移動することができる。
【0058】
例えば、ボディーマッサージモジュール1700は、ラックギア1111と噛合するギアを含むことができ、ボディーマッサージモジュール1700に具備されたアクチュエータによってギアが回転することで、ボディーマッサージモジュール1700は上方もしくは下方に移動することができる。
【0059】
ラックギア1111は、金属材質またはプラスチック材質で具現されることができる。例えば、ラックギア1111は、鉄、鋼鉄、合金、強化プラスチック、メラミン樹脂、フェノール樹脂などで具現されることができ、これらに限定されない。
【0060】
アッパーフレーム1110は、多様な形状に具現されることができる。例えば、アッパーフレーム1110は、形態によって、Sフレーム、Lフレーム、S&Lフレーム、ダブルS&Lフレームに仕分けされることができ、これらに限定されない。
【0061】
Sフレームは、アッパーフレーム1110の中で少なくとも一部が「S」字状のように屈曲された形態を含むフレームを意味する。Lフレームは、アッパーフレーム1110の少なくとも一部が「L」字状のように折り曲げられた形態を含むフレームを意味し、S&Lフレームは、「S」字状のように屈曲された形態と「L」字状のように折り曲げられた形態をいずれも含むフレームを意味し、ダブルS&Lフレームは、「L」字状のように折り曲げられた形態と二つの部分の「S」字状ように屈曲された形態を含むフレームを意味する。
【0062】
ベースフレーム1120は、主フレーム1100のうちアッパーフレーム1110を支持し地面と接する部分を意味する。ベースフレーム1120は、ベース上部フレーム1121及びベース下部フレーム1122を含むことができる。
【0063】
ベース上部フレーム1121は、アッパーフレーム1110を支持することができ、ベース下部フレーム1122は、地面と接することができる。また、ベース上部フレーム1121は、ベース下部フレーム1122に接するように位置することができる。
【0064】
本開示の一実施の形態によれば、ベース上部フレーム1121は、ベース下部フレーム1122に沿って移動することができる。例えば、ベース上部フレーム1121は、ベース下部フレーム1122に沿って前方に若しくは後方に摺動することができる。この場合、アッパーフレーム1110は、ベース上部フレーム1121と連結されて、ベース上部フレーム1121の移動によって動くことができる。
【0065】
例えば、ベース上部フレーム1121が前方に移動する場合、アッパーフレーム1110も前方に一緒に移動することができ、ベース上部フレーム1121が後方に移動する場合、アッパーフレーム1110も後方に一緒に移動することができる。これにより、ボディーマッサージ部1000の摺動が許容されることができる。
【0066】
具体的に説明すれば、ベース上部フレーム1121の移動を許容するために、ベース上部フレーム1121の下部には移動ホイールが具備されることができる。また、ベース下部フレーム1122の上部には移動ホイールを案内することができるガイド部材が具備されることができる。ベース上部フレーム1121に具備された移動ホイールは、ベース下部フレーム1122に具備されたガイド部材に沿って移動することにより、ベース上部フレーム1121の前方移動または後方移動が許容されることができる。
【0067】
本開示の他の実施の形態によれば、マッサージ装置100は、スライド機能を提供しなくてもよく、この場合、ベースフレーム1120は、上部フレームと下部フレームとに分離されないこともある。
【0068】
制御部1200は、マッサージ装置100の動作を制御することができる。制御部1200は、一つのプロセッサで具現されてもよく、複数のプロセッサに具現されてもよい。制御部1200が複数のプロセッサで具現された場合、複数のプロセッサの中で少なくとも一部は物理的に離隔された距離に位置することができる。また、制御部1200は、これに限定されなく多様な方式で具現されることができる。
【0069】
例えば、制御部1200は、一つまたは複数個のプロセッサに該当することができる。プロセッサは、多数の論理ゲートのアレイで具現されることもでき、汎用のマイクロプロセッサと該マイクロプロセッサで実行されることができるプログラムが格納されたメモリとの組み合わせで具現されることもできる。また、他の形態のハードウェアで具現されることもできることを、本実施の形態の属する技術分野における通常の知識を持つ者であれば理解することができる。
【0070】
本開示の一実施の形態によれば、制御部1200は、マッサージ装置100の動作を制御することができる。例えば、マッサージ装置100は複数のアクチュエータを含むことができ、マッサージ装置100は複数のアクチュエータの動作を制御することで、マッサージ装置100の動作を制御することができる。例えば、マッサージ装置100は、マッサージモジュール移動アクチュエータ、マッサージモジュール1700に含まれた少なくとも一つのアクチュエータ、背中角度アクチュエータ、脚角度アクチュエータ、足マッサージアクチュエータ、脚長さ調整アクチュエータ、及びスライドアクチュエータの中で少なくとも一つを含むことができ、制御部1200はこれらを制御することでマッサージ装置100の動作を制御することができる。
【0071】
マッサージモジュール移動アクチュエータは、マッサージモジュール1700の上下移動を可能にするアクチュエータであって、マッサージモジュール移動アクチュエータの動作によってマッサージモジュール1700はラックギア1111に沿って動くことができる。
【0072】
背中角度アクチュエータは、マッサージ装置100でユーザの背中が触れ合う部分の角度を調整するアクチュエータであって、背中角度アクチュエータの動作によってマッサージ装置100の背中角度が調整されることができる。
【0073】
脚角度アクチュエータは、マッサージ装置100の脚マッサージ部2000の角度を調整するアクチュエータであって、脚角度アクチュエータの動作によって脚マッサージ部2000とボディーマッサージ部1000との間の角度が調整されることができる。
【0074】
足マッサージアクチュエータは、脚マッサージ部2000に含まれた足マッサージモジュールを動作させるアクチュエータを示す。足マッサージアクチュエータを活用してマッサージ装置100はユーザに足マッサージを提供することができる。
【0075】
マッサージモジュール1700には少なくとも一つのアクチュエータが含まれることができ、制御部1200は少なくとも一つのアクチュエータを動作させることで多様なマッサージ動作を提供することができる。例えば、制御部1200は、マッサージモジュール1700に含まれた少なくとも一つのアクチュエータを動作させることで、たたきマッサージ、もみマッサージなどを提供することができ、これらに限定されないで多様なマッサージ動作を提供することができる。
【0076】
脚長さ調整アクチュエータは、脚マッサージ部2000の長さを調整するアクチュエータを示す。例えば、制御部1200は、脚長さ調整アクチュエータを活用して脚マッサージ部2000の長さをユーザに合わせて調整することができ、その結果、ユーザは体形に合うマッサージを提供してもらうことができる。
【0077】
スライドアクチュエータは、マッサージ装置100のスライド動作を可能にする。例えば、スライドアクチュエータの動作によって水平ベース上部フレーム1121は、前方にまたは後方に移動することができ、その結果、水平ベース上部フレーム1121と連結されたアッパーフレーム1110も前方または後方に移動することができる。
【0078】
格納部1300は、マッサージ装置100に係わる多様な情報を保存することができる。例えば、格納部1300はマッサージ制御情報を含むことができ、個人認証情報を含むことができ、これに限定されない。
【0079】
格納部1300は、任意のデータを持続的に保存することができる不揮発性(non-volatile)記憶媒体を通じて具現されることができる。例えば、格納部1300は、ディスク、光学(optical)ディスク、及び光磁気(magneto-optical)格納デバイスのみならず、フラッシュメモリ及び/またはバッテリー-バックアップメモリに基づく格納デバイスを含むことができ、これらに限定されない。
【0080】
また、格納部1300はメモリを含むことができる。メモリは、ダイナミックRAM(DRAM;dynamic random access memory)、スタティックRAM(SRAM;static random access memory)などのランダムアクセスメモリ(RAM)のような、プロセッサが直接アクセスする主記憶装置であって、電源がオフされれば保存された情報が瞬間的に消える揮発性(volatile)記憶装置を意味することができるが、これらに限定されるのではない。このようなメモリは制御部1200によって動作され得る。
【0081】
ユーザ入力部1400は、ユーザからマッサージ装置100の動作制御に係わる命令を受信することができ、ユーザ入力部1400は、多様な形態で具現されることができる。例えば、ユーザ入力部1400はボディーマッサージ部1000に具備されてもよく、脚マッサージ部2000に具備されてもよく、これに限定されない。
【0082】
マッサージ装置100は、ユーザ入力部1400を通じてユーザから多様な命令を獲得することができる。例えば、マッサージ装置100は、マッサージモジュールの選択、マッサージモードの選択、マッサージ強度の選択、マッサージ時間の選択、マッサージ部位の選択、ボディーマッサージ部1000の位置と動作に対する選択、マッサージ装置100の電源のOn-Offに対する選択、温熱機能の動作可否に対する選択、音源再生に係わる選択などに対する任意の命令を受信することができ、これらに限定されない。
【0083】
本開示の他の実施の形態によれば、ユーザ入力部1400は、あらかじめ設定されたユーザ設定機能または自体的にあらかじめ設定された機能などによって、ホットケーキ(hot key)形態のボタン及び/または方向選択、キャンセル、入力を行うための選択ボタンなどを具備することができる。
【0084】
ユーザ入力部1400は、キーパッド、ドームスイッチ、タッチパッド(静圧/静電)、ジョグホイール、ジョグスイッチなどで具現されることができ、これらに限定されない。また、ユーザ入力部1400は、音声認識技術に基づいて、ユーザの発話を通じて命令を獲得することができる。
【0085】
本開示の一実施の形態によれば、ユーザ入力部1400は、マッサージ装置100の動作状況またはユーザの現在状態などを表示するためのディスプレイを含むことができる。この場合、ディスプレイは、液晶ディスプレイ(lizuidcrystal display)、LCD、薄膜トランジスター液晶ディスプレイ(thin film transistor-liquid crystal display;TFTLCD)、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode;OLED)、フレキシブルディスプレイ(flexible display)、3次元ディスプレイ(3D display)の中で少なくとも一つを含むことができ、これらに限定されない。
【0086】
オーディオ出力モジュール1500は、ユーザに任意の形態のオーディオ出力を提供することができる。例えば、オーディオ出力モジュール1500は、マッサージ装置100で提供されるマッサージパターンに最適化された音源及び/またはバイノ-ロルビートをユーザに出力することで、ユーザに脳刺激を提供することができる。オーディオ出力モジュール1500は、ネットワーク(図示せず)を通じて受信されるか、または内部/外部記憶媒体(図示せず)に格納された音響信号を出力することができる。例えば、オーディオ出力モジュール1500は、ユーザ端末とネットワーク接続(例えば、ブルートゥース(登録商標)連結)などを通じてユーザ端末の制御による音源を出力することができる。また、オーディオ出力モジュール1500は、マッサージ装置100の動作と係わって発生する任意の形態の音響信号を出力することができる。
【0087】
本開示の一実施の形態によるマッサージ装置100は、ネットワーク接続部1600を含むことができる。ネットワーク接続部1600は、任意の形態のネットワークを通じてマッサージ装置100内部のモジュール、外部マッサージ装置100及び/またはユーザ端末と通信を行うことができる。ネットワーク接続部1600は、ネットワーク接続のための有/無線接続モジュールを含むことができる。無線接続技術としては、例えば、WLAN(Wireless LAN)(Wi-Fi)、Wibro(Wireless broadband)、Wimax(World Interoperability for Microwave Access)、HSDPA(High Speed Down link Packet Access)などが利用されることができる。有線接続技術としては、例えば、xDSL(Digital Subscriber Line)、FTTH(Fibers to the home)、PLC(Power Line Communication)などが利用されることができる。また、ネットワーク接続部1600は、近距離通信モジュールを含み、近距離に位置する任意の装置/端末とデータを送受信することができる。例えば、近距離通信(shortrange communication)技術として、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth)、RFID(Radio Frequency Identification)、赤外線通信(IrDA;infrared Data Association)、UWB(Ultra Wideband)、ZigBeeなどが利用されることができ、これらに限定されない。
【0088】
前述のごとく、本開示の一実施の形態によるマッサージ装置100は、マッサージモジュール1700を含むことができる。すなわち、マッサージモジュール1700は、ユーザに力学的刺激を提供する構成であって、マッサージモジュール1700は主フレーム1100に沿って移動することができる。
【0089】
本開示の一実施の形態によるマッサージ装置100は、主フレーム1100を含むことができる。
図1~
図3によって前述したように、主フレーム1100は、マッサージモジュール1700が移動することができる経路を提供することができる。
【0090】
制御部1200は、マッサージモジュール1700の動作を制御して、ユーザに力学的刺激を印加することで、マッサージを提供することができる。
【0091】
制御部1200は、マッサージモジュール1700をX軸、Y軸及びZ軸などの方向に移動させることができる。制御部1200は、マッサージボールをX軸、Y軸及びZ軸上で前方に前進させたり、後方に後退させたりすることができる。または、制御部1200は、X軸、Y軸及びZ軸を中心にマッサージボールを回転させることができる。
【0092】
本開示の一実施の形態によるマッサージ装置100は、センサー部1800を含むことができる。このとき、センサー部1800は、少なくとも一つ以上のセンサーを含むことができる。例えば、センサー部1800は、圧力センサー、赤外線センサー、LEDセンサー、フォトセンサー、ホールセンサー、静電センサーなどを含むことができ、これらに限定されない。
【0093】
センサー部1800は、多様な情報を獲得するのに利用されることができる。例えば、センサー部1800は、ユーザの認識のために用いられることができる。すなわち、ユーザが着座したかどうか、ユーザの体形、ユーザの身体の異常可否などに対する情報を獲得することができる。また他の例として、センサー部1800は、生体情報獲得のために用いられることができる。すなわち、指紋情報、顔情報、音声情報、虹彩情報、体重情報、心電図(electrocardiogram)情報、体組成情報などを獲得することができ、これらに限定されないで多様な生体情報を含むことができる。
【0094】
本開示の他の実施の形態によれば、マッサージ装置100は、センサー部1800を通じてユーザとの接触面積及び/または接触位置を感知することができる。また、マッサージ装置100は、センサー部1800を通じてユーザの肩位置情報を獲得することができる。また、マッサージ装置100は、獲得した情報に基づいてオーダーメイド型マッサージを提供することができる。例えば、マッサージ装置100が肩マッサージを提供する場合、マッサージ装置100はセンサー部1800を通じて獲得した情報に基づいてユーザの肩位置を認識し、認識結果によってユーザに肩マッサージを提供することができる。
【0095】
脚マッサージ部2000は、ユーザの脚をマッサージするための構成であることができる。脚マッサージ部2000にはユーザの脚が収容される脚収容空間2100が形成されることができる。
【0096】
脚マッサージ部2000は、エアセル(図示せず)、ふくらマッサージモジュール(図示せず)、足マッサージ部(図示せず)のうちの少なくとも一つ以上を含むことができる。
【0097】
エアセル(図示せず)は、ユーザの身体の少なくとも一部を固定させるための構成であることができる。脚マッサージ部2000に含まれたエアセルは、別途具備されるエア供給部から空気を供給されて膨脹して、ユーザの身体の少なくとも一部を固定させる構成であることができる。
【0098】
ふくらマッサージモジュール(図示せず)は、収容されたユーザの脚の中でふくら部分をマッサージするための構成であることができる。この時、ふくらマッサージモジュールは、前述のように、ボールマッサージユニットまたはローラーマッサージユニットを含むことができ、これらに限定されない。
【0099】
脚マッサージ部(図示せず)は、ユーザの足をマッサージするための構成であることができる。足マッサージ部は、ユーザの足をマッサージするための足マッサージモジュールを含むことができる。この時、足マッサージモジュールは、ボールマッサージユニットまたはローラーマッサージユニットを含むことができ、これらに限定されない。
【0100】
以下では、本発明の一実施の形態による回動可能な腕マッサージ部を含むマッサージ装置100を、図面を参照して詳しく説明する。
【0101】
図4は、
図2の主フレーム1100に回転モジュール4000と腕長さ調整モジュール5000とが具備されものを概略的に示した図である。
【0102】
図1及び
図4を参照すれば、本発明の一実施の形態によるマッサージ装置100は、マッサージ装置100の骨格を形成する主フレーム1100を含み、ユーザの身体をマッサージするボディーマッサージ部1000と、前記ボディーマッサージ部1000の両側に配置されて前記ユーザの両腕をそれぞれ収容し、前記ユーザの腕をマッサージする腕マッサージ部3000とを含み、前記主フレーム1100は、前記腕マッサージ部3000が連結される腕固定フレーム1130を含み、前記腕マッサージ部3000は、前記腕固定フレーム1130を基準として少なくとも一方向に回転可能な腕移動フレーム3100を含むことができる。
【0103】
前述のように、ボディーマッサージ部1000は、ユーザの身体の少なくとも一部にマッサージを提供する手段であることができる。例えば、ボディーマッサージ部1000には、ユーザの身体の少なくとも一部を収容するための空間が形成されることができる。
【0104】
一実施の形態において、ボディーマッサージ部1000の収容空間は、ユーザが着座するための空間であることができる。すなわち、ユーザは、ボディーマッサージ部1000に形成された空間に着座することができ、ユーザは、座ったままマッサージを提供してもうらことができる。
【0105】
主フレーム1100は、ボディーマッサージ部1000の内部に配置されて、ボディーマッサージ部1000の骨格を形成する手段であることができる。
【0106】
選択的実施の形態において、ボディーマッサージ部1000は、内部に配置されたマッサージモジュール1700が外部に露出しないように覆うカバーを含むことができる。
【0107】
選択的実施の形態において、本発明の一実施の形態によるマッサージ装置100は、脚マッサージ部2000をさらに含むことができる。脚マッサージ部2000は、ユーザに脚マッサージを提供する手段であることができる。例えば、脚マッサージ部2000は、ユーザのふくらをマッサージするふくらマッサージ部及び/またはユーザの足をマッサージする足マッサージ部を含むことができる。
【0108】
脚マッサージ部2000には、ユーザの脚の少なくとも一部を収容するための空間が設けられることができる。ユーザは、脚マッサージ部2000に形成された空間に脚を挿入することができ、ユーザは脚を脚マッサージ部2000に挿入した状態でマッサージを提供してもらうことができる。
【0109】
腕マッサージ部3000は、ユーザの腕にマッサージやストレッチを提供する手段であることができる。例えば、腕マッサージ部3000は、ユーザの腕にマッサージを提供するためのマッサージモジュール1700を含むことができる。
【0110】
一方、後述するように、腕マッサージ部3000は、少なくとも一方向に回転することで、ユーザにストレッチやその他医療的治療及びマッサージなどを提供することができるので、以下でユーザの腕にマッサージを提供するということは、単純に押しマッサージやたたきマッサージ、もみマッサージを提供することのみを意味するものではなく、ユーザの腕を特定の方向に回転させたり、伸ばしたりすることで行われるストレッチ及びその他医療的治療などを含むものと理解されなければならない。
【0111】
腕マッサージ部3000は、ボディーマッサージ部1000の両側に配置されることができる。例えば、腕マッサージ部3000は、ユーザの羊腕に対応される位置にそれぞれ配置されることができる。それぞれの腕マッサージ部3000にはユーザの腕を収容するための空間が設けられることができる。
【0112】
一実施の形態において、腕マッサージ部3000は、腕マッサージ部ハウジング3300を含むことができる。腕マッサージ部ハウジング3300は、ユーザの腕が挿入される構成であることができ、例えば、ユーザの前腕が挿入される構成であることができる。
【0113】
腕マッサージ部ハウジング3300は、腕移動フレーム3100に連結されて腕マッサージ部3000を構成することができる。すなわち、ユーザは、腕マッサージ部ハウジング3300に腕を挿入してマッサージを提供してもらうことができ、後述するように、腕移動フレーム3100が回転することで、腕マッサージ部ハウジング3300が同時に回転しながら腕マッサージ部3000が全体的に回転されることができる。
【0114】
一実施の形態において、主フレーム1100は、腕マッサージ部3000が連結される腕固定フレーム1130を含むことができる。例えば、ボディーマッサージ部1000の両側面には腕固定フレーム1130がそれぞれ配置されることができ、腕固定フレーム1130にはそれぞれ腕マッサージ部3000が配置されることができる。よって、ユーザはボディーマッサージ部1000に着座した状態で両腕を腕マッサージ部3000に挿入することでマッサージを提供してもらうことができる。
【0115】
一実施の形態において、腕マッサージ部3000は、少なくとも一方向に回転できる。望ましくは、腕マッサージ部3000は、
図4を基準として上下方向及び左右方向に回転することができる。このために、本発明の一実施の形態によるマッサージ装置100は、腕マッサージ部3000を少なくとも一方向に回転させるための回転モジュール4000をさらに含むことができる。回転モジュール4000については詳しく後述する。
【0116】
図5は、腕マッサージ部3000が上下方向に回転することを示した図であり、
図6は、
図5の腕マッサージ部3000の回転原理を説明するための図である。
【0117】
図5及び
図6を参照すれば、腕マッサージ部3000は上下方向に回転できる。例えば、腕マッサージ部3000は、ユーザがマッサージ装置100に着座した状態でユーザの腕を収容したまま上下方向に回転することができる。
【0118】
このために、主フレーム1100は、両側に腕固定フレーム1130が配置されることができ、腕固定フレーム1130には腕マッサージ部3000が結合されることができる。この時、腕マッサージ部3000は、腕固定フレーム1130を基準として上下方向に回転可能な腕移動フレーム3100を含むことができる。
【0119】
したがって、腕マッサージ部3000が腕固定フレーム1130に連結された状態で、腕移動フレーム3100は、腕固定フレーム1130を基準として上下方向に回転することができ、腕マッサージ部3000は上下方向に回転することができる。
【0120】
選択的実施の形態において、腕固定フレーム1130は、ユーザがマッサージ装置100に着座した状態で長さを有するようにユーザの前面に向かって延設されることができる。よって、ユーザの腕が腕マッサージ部3000に安着される場合にもユーザの腕の荷重を十分に耐えられるようになる。また、回転モジュール4000によって発生する力を腕マッサージ部3000に効率的に伝達することができるので、安定的に腕マッサージ部3000を回転させることができるようになる。
【0121】
選択的実施の形態において、両側の腕マッサージ部3000は、独立して回転可能であってもよい。例えば、一側の腕マッサージ部3000が、上下方向に回転する場合、他側の腕マッサージ部3000は回転しないか、左右方向に回転することができる。もしくは、両側の腕マッサージ部3000が上下方向に回転する角度や強度、速度が互いに異なることができる。このために、回転モジュール4000は、一対の腕マッサージ部3000に対応されるようにボディーマッサージ部1000の両側にそれぞれ配置されることができる。また、回転モジュール4000は、互いに独立して制御されて挙動されて両側の腕マッサージ部3000を独立に回転可能にすることができる。
【0122】
図7は、腕マッサージ部3000が異なる方向に回転することを示した図であり、
図8は、
図7の腕マッサージ部3000の回転原理を説明するための図である。
【0123】
図7及び
図8を参照すれば、腕マッサージ部3000は左右方向に回転できる。例えば、腕マッサージ部3000は、ユーザがマッサージ装置100に着座した状態でユーザの腕を収容したまま左右方向に回転することができる。
【0124】
このために、前述したように、主フレーム1100は、両側に腕固定フレーム1130が配置されることができ、腕固定フレーム1130には腕マッサージ部3000が結合されることができる。この時、腕マッサージ部3000は、腕固定フレーム1130を基準として左右方向に回転可能な腕移動フレーム3100を含むことができる。
【0125】
したがって、腕マッサージ部3000が腕固定フレーム1130に連結された状態で、腕移動フレーム3100は、腕固定フレーム1130を基準として左右方向に回転することができ、腕マッサージ部3000は左右方向に回転することができる。
【0126】
選択的実施の形態において、腕固定フレーム1130は、ユーザがマッサージ装置100に着座した状態で長さを有するようにユーザの前面に向かって延設されることができる。よって、ユーザの腕が腕マッサージ部3000に安着される場合にもユーザの腕の荷重を十分に耐えられるようになる。また、回転モジュール4000によって発生する力を腕マッサージ部3000に効率的に伝達することができるので、安定的に腕マッサージ部3000を回転させることができるようになる。
【0127】
また、前述のように、選択的実施の形態において、両側の腕マッサージ部3000は、独立して回転可能であってもよい。例えば、一側の腕マッサージ部3000が左右方向に回転する場合、他側の腕マッサージ部3000は回転しないか、上下方向に回転することができる。もしくは、両側の腕マッサージ部3000が左右方向に回転する角度や強度、速度が互いに異なることができる。このために、回転モジュール4000は一対の腕マッサージ部3000に対応されるように、ボディーマッサージ部1000の両側にそれぞれ配置されることができる。また、回転モジュール4000は、互いに独立して制御されて挙動されて両側の腕マッサージ部3000を独立に回転可能にすることができる。
【0128】
このように、腕マッサージ部3000が上下方向または左右方向に回転することでユーザの腕にストレッチを提供するか、ユーザの腕にリハビリ運動機能を提供することができる。例えば、腕マッサージ部3000は、ユーザの腕を収容した状態で上下または左右方向に回転することでユーザの腕を回転させてストレッチ機能を提供することができる。または、ユーザが腕を負傷した場合、腕マッサージ部3000は、ユーザの腕を収容した状態で回転することでリハビリ運動ができるようにリハビリ機能を提供することができる。または、ユーザは、回転モジュール4000が駆動されない状態で腕マッサージ部3000を自力で回転させることで運動機能を提供してもよい。すなわち、腕マッサージ部3000は、上下方向及び左右方向に回転するように構成されるので、ユーザに手動で腕マッサージ部3000を回転させることで筋力運動を行わせることができる。
【0129】
選択的実施の形態において、腕マッサージ部3000は負荷を測定する負荷センサーをさらに含むことができる。例えば、負荷センサーは、腕マッサージ部3000を回転させるために回転モジュール4000から加えられる力を測定することができ、その力が既設定済みの値以上である場合、ユーザの腕がもう回転できない限界値だけ回転されたことを認識して、腕マッサージ部3000の回転を止めるように、制御信号を制御部1200に送信することができる。また、負荷センサーは、ユーザの腕によって腕マッサージ部3000に加えられる負荷を測定することができ、その力が既設定済みの値以上の場合、ユーザが腕マッサージ部3000を手動で制御したいことを認識して、腕マッサージ部3000の回転動作を手動モードに変更させる制御信号を制御部1200に送信することができる。
【0130】
また他の選択的実施の形態において、腕マッサージ部3000は、ユーザの身体の少なくとも一部が挟まったことを感知する挟まり防止センサーをさらに含むことができる。例えば、挟まり防止センサーは、腕マッサージ部3000が回転する途中、所定の位置にユーザの身体が挟まったことを感知する場合、腕マッサージ部3000の回転を中止させる制御信号を制御部1200に送信することができる。したがって、ユーザの身体に対する安全性がさらに向上することができる。
【0131】
図9は、
図4の回転モジュール4000を示した図である。
【0132】
図9を参照すると、本発明の一実施の形態によるマッサージ装置100は、腕マッサージ部3000を少なくとも一方向に回転させるための回転モジュール4000をさらに含むことができる。
【0133】
一実施の形態において、回転モジュール4000は、腕マッサージ部3000を、
図9を基準として上下方向に回転させる第1の回転モジュール4100と、腕マッサージ部3000を左右方向に回転させる第2の回転モジュール4200とを含むことができる。この時、第1の回転モジュール4100および第2の回転モジュール4200は、アクチュエータを基盤で駆動されることができる。
【0134】
ここで、腕マッサージ部3000は、前述のごとく、腕移動フレーム3100を含むことができ、第1の回転モジュール4100および第2の回転モジュール4200は、腕移動フレーム3100を回転させることで腕マッサージ部3000を回転させることができる。これに対する詳しい内容は後述する。
【0135】
一実施の形態において、回転モジュール4000は、第1回転モジュール4100と第2の回転モジュール4200との間に配置され、一面が第1の回転モジュール4100と連結され、他面が第2の回転モジュール4200と連結される支持板4300を含むことができる。
【0136】
支持板4300は、広さを有する板状に形成されることができ、
図9を基準として支持板4300の上部には第1の回転モジュール4100が連結され、支持板4300の下部には第2の回転モジュール4200が連結されることができる。
【0137】
第1の回転モジュール4100は支持板4300の上部に連結されて固定されることができる。すなわち、支持板4300は、第1回転モジュール4100と結合されることで第1の回転モジュール4100が所定の位置に固定されるように第1の回転モジュール4100を支持することができる。
【0138】
具体的に、第1の回転モジュール4100は支持板4300の上部に配置され、ユーザがマッサージ装置100に着座した状態で肘よりも後ろに配置されることができる。すなわち、第1の回転モジュール4100は支持板4300の上部に配置されて、ユーザの肘よりも後ろに配置されることで、腕マッサージ部3000は左右や上下に回転する時に第1の回転モジュール4100によって邪魔を受けることなく、マッサージ装置100に空間的な効率性を有するように配置できる。
【0139】
第2の回転モジュール4200は、支持板4300の下部に連結されることができ、支持板4300は、第2回転モジュール4200によって回転されることができる。例えば、第2の回転モジュール4200は、支持板4300を回転させることができ、これによって支持板4300の上部に連結された第1の回転モジュール4100が一緒に回転しながら腕マッサージ部3000を左右に回転させることができる。
【0140】
具体的に、第2の回転モジュール4200は支持板4300の下部に配置され、マッサージ装置100の両側面に配置されることができ、ユーザの前腕よりは下側に配置されることができる。すなわち、第2の回転モジュール4200は、支持板4300の下部に配置されて、マッサージ装置100の両側にユーザの前腕よりも下方に配置されることで腕マッサージ部3000は左右や上下に回転する時に第2の回転モジュール4200によって邪魔を受けることがなく、マッサージ装置100に空間的な効率性を有するように配置されることができる。
【0141】
このほか、第2の回転モジュール4200の駆動に対する詳しい内容は後述する。
【0142】
このように、腕マッサージ部3000は、上下及び左右方向ともに回転が可能であり、両側の腕マッサージ部3000は互いに独立して回転することができる。よって、上下及び左右方向の回転が同時に駆動されることで、ユーザに伸びをするようなストレッチ機能や、運動機能を提供することができる。
【0143】
図10は、
図9の第1の回転モジュール4100を示した図であり、
図11は、
図9の第1の回転モジュール4100を他の角度から見た様子を示した図であり、
図12は、
図9の第1の回転モジュール4100の駆動原理を説明するための図である。
【0144】
図10~
図12を参照すると、第1の回転モジュール4100は、腕マッサージ部3000を上下方向に回転させるための動力を発生させる第1の回転アクチュエータ4110及び支持板4300から一側に向かって延設され、腕移動フレーム3100と連結される支持フレーム4120を含むことができる。
【0145】
第1の回転アクチュエータ4110は、所定の方向に伸縮されるリニアアクチュエータであってよい。例えば、第1の回転アクチュエータ4110は、電力を供給され、供給された電力によって線形に駆動されることができる。
【0146】
第1の回転アクチュエータ4110は、腕移動フレーム3100と連結されることができ、一方向に伸縮することで腕移動フレーム3100を上下に回転させることができる。
【0147】
一実施の形態において、腕移動フレーム3100は、腕連結部3110と、第1の回転アクチュエータ4110と連結されて回転する回転部3120と、腕連結部3110と回転部3120とを連結する延長部3130とを含むことができる。
【0148】
腕連結部3110は、腕マッサージ部ハウジング3300と連結される部位であることができる。
【0149】
腕連結部3110は、腕マッサージ部3000の長手方向に沿って延設されることができ、腕連結部3110は、腕マッサージ部3000の腕マッサージ部ハウジング3300と結合されることができる。したがって、第1の回転アクチュエータ4110によって腕移動フレーム3100が回転する場合、腕マッサージ部3000は全体的に回転することができる。また、腕連結部3110は、腕マッサージ部3000の長手方向に沿って延設されることから、腕マッサージ部ハウジング3300と複数の部位で締結されることができるので、腕連結部3110と腕マッサージ部ハウジング3300との結合がさらに堅固になることができる。
【0150】
回転部3120は、第1の回転アクチュエータ4110及び支持フレーム4120と連結されて第1の回転アクチュエータ4110の駆動によって回転される構成であってもよい。
【0151】
具体的に、回転部3120は、一位置で第1の回転アクチュエータ4110と回転可能に連結されることができ、他位置で支持フレーム4120と連結されることができる。この時、回転部3120が第1の回転アクチュエータ4110と連結された位置は、第1の回転アクチュエータ4110の伸縮によって回転が可能になるように連結される部位であることができる。また、回転部3120が支持フレーム4120と連結された部位は固定されることができ、これによって、この部位は回転部3120の回転軸AR1になることができる。
【0152】
回転部3120が回転する場合、回転部3120と連結された延長部3130及び腕連結部3110は一緒に回転することができる。つまり、第1の回転アクチュエータ4110によって回転部3120が回転することで腕移動フレーム3100は全体的に上下方向に回転することができ、腕マッサージ部3000は上下方向に回転することができる。
【0153】
延長部3130は、腕連結部3110と回転部3120とを連結する部分であることができる。すなわち、延長部3130は、第1の回転アクチュエータ4110によって回転部3120が回転する場合、その回転力を腕連結部3110に伝達することができる。
【0154】
この時、延長部3130は、
図10を基準として腕マッサージ部3000が回転されない状態で回転部3120から腕連結部3110に向かって下向きに延設されることができる。したがって、第1の回転アクチュエータ4110が上下に伸縮してもその伸縮による回転力が相対的に下方に配置される腕連結部3110に容易に伝達することができる。
【0155】
再び、
図12を参照して、第1の回転モジュール4100の駆動原理を説明すると、第1の回転アクチュエータ4110の伸縮によって腕移動フレーム3100は上下方向に回転することができる。
【0156】
具体的に、第1の回転アクチュエータ4110が収縮する場合回転部3120は、
図12を基準として時計回りに回転することができる。この時、支持フレーム4120と回転部3120とが連結された部位は、回転部3120の回転軸AR1になることができる。
【0157】
逆に、第1の回転アクチュエータ4110が伸張する場合、回転部3120は
図12を基準として反時計回りに回転することができる。この時、支持フレーム4120と回転部3120とが連結された部位は、同様に回転部3120の回転軸AR1になることができ、これによって、延長部3130および腕連結部3110が反時計回りに回転することで、腕マッサージ部3000が下方に向かって回転できるようになる。
【0158】
選択的実施の形態において、腕移動フレーム3100は、第1ストッパ3200をさらに含むことができる。例えば、腕移動フレーム3100の回転部3120には第1のストッパ3200が具備されることができる。
【0159】
第1のストッパ3200は、腕移動フレーム3100の上向き回転の限度を決める手段であることができる。
【0160】
具体的に、第1のストッパ3200は、
図10を基準として回転部3120の左右側の中で少なくとも一方に配置されることができる。第1のストッパ3200は回転部3120の左右側に配置されるが、外側に向かって延びることができ、広さを有する部材であることができる。
【0161】
したがって、回転部3120が第1の回転アクチュエータ4110によってユーザの腕を持ち上げる方向に回転する場合、第1のストッパ3200は一緒に回転しながら支持フレーム4120に向けた方向に移動することができる。この時、回転部3120が最大限に回転する場合、
図12に示されているように、第1のストッパ3200は支持フレーム4120に接触することができ、これにより、それ以上回転しないようになる。この時、第1のストッパ3200が回転部3120のどの位置に配置されるかによって回転部3120の上向き回転限度が決められる。
【0162】
選択的実施の形態において、第1の回転モジュール4100は、第2ストッパ4130をさらに含むことができる。第2のストッパ4130は第1の回転モジュール4100の支持フレーム4120に配置されることができる。第2のストッパ4130は腕移動フレーム3100の下向き回転限度を決める手段であることができる。
【0163】
具体的に、第2のストッパ4130は、延長部3130が回転する経路上に配置され、支持フレーム4120の両側を連結するように配置されることができ、延長部3130がユーザの腕が下がる方向に最大限回転された位置に配置されることができる。これによって、延長部3130は、ユーザの腕が下がる方向に回転しているうちに、第2のストッパ4130に遮られる場合、もう回転することができなくなり、延長部3130と第2のストッパ4130とが接触される時点が、延長部3130が最大限に回転される位置となることである。
【0164】
図13は、
図9の第2の回転モジュール4200を示した図であり、
図14は、
図9の第2の回転モジュール4200を他の角度から見た様子を示した図である。
図15は、
図9の第2の回転モジュール4200にベアリング4250が具備された実施の形態を説明するための図であり、
図16は、
図9の第2の回転モジュール4200の駆動原理を説明するための図である。
【0165】
図13~
図16を参照すると、第2の回転モジュール4200は、腕マッサージ部3000を左右方向に回転させるための動力を発生させる第2の回転アクチュエータ4210を含むことができる。
【0166】
第2の回転アクチュエータ4210は、所定の方向に伸縮されるリニアアクチュエータであることができる。例えば、第2の回転アクチュエータ4210は、電力を供給されて、供給された電力によって線形に駆動されることができる。
【0167】
第2の回転アクチュエータ4210は、第1の回転アクチュエータ4110と異なる方向に伸縮されることができる。すなわち、第1の回転アクチュエータ4110が伸縮される方向と第2の回転アクチュエータ4210が伸縮される方向とは互いに異なっているので、それぞれ腕マッサージ部3000を異なる方向に回転させることができる。
【0168】
第2の回転アクチュエータ4210は、支持板4300と連結されることができ、一方向に伸縮することで支持板4300を回転させることができる。これによって、支持板4300に連結された第1の回転モジュール4100は一緒に回転することができ、第1の回転モジュール4100と連結された腕マッサージ部3000も一緒に左右に回転することができる。この時、支持板4300と第1の回転モジュール4100とは、互いに固定されるように連結されることができるので、支持板4300が回転することで第1の回転モジュール4100はそれ自体が回転することができ、第1の回転モジュール4100と連結された腕マッサージ部3000も一緒に回転できるようになる。
【0169】
支持板4300と第2の回転モジュール4200は、複数の位置で連結されることができる。
【0170】
具体的に、第2の回転アクチュエータ4210は、支持板4300および第1の連結部4220によって結合されることができる。このため、第2の回転アクチュエータ4210が線形に伸縮する時、第2の回転アクチュエータ4210と第1の連結部4220は相対的に回転するようになる。
【0171】
この時、第2の回転アクチュエータ4210の線形駆動によって支持板4300が回転するためには回転軸を必要とする。
【0172】
このために、第2の回転アクチュエータ4210は、支持板4300および第2の連結部4230によって結合されることができる。この時、第2の連結部4230は、支持板4300の回転軸AR2になることができる。第2の連結部4230が回転軸AR2の機能を果たすためには、第2の回転アクチュエータ4210の駆動にもかかわらず、その位置が変わってはならない。そこで、第2の連結部4230は腕固定フレーム1130に連結されて固定されることができる。
【0173】
第2の回転モジュール4200は、第1連結部4220と第2の連結部4230とを連結する連結プレート4240をさらに含むことができる。例えば、連結プレート4240は、長さを有するように延設され、両端には第1の連結部4220と第2の連結部4230が配置されることができる。よって、第2の回転アクチュエータ4210によって第1の連結部4220が移動する場合、第2の連結部4230は定位置に固定された状態で連結プレート4240は回転することができ、これによって、支持板4300が容易に回転することができる。
【0174】
図16を参照して第2の回転モジュール4200の駆動原理を説明すると、第2の回転アクチュエータ4210が一方向に伸長される場合、第2の連結部4230は支持板4300の回転軸AR2として固定され、第1の連結部4220は、第2の回転アクチュエータ4210の伸長とともに
図16を基準として右側に押し出されて支持板4300を回転させるようになる。これによって、支持板4300は反時計回りに回転するようになり、これと連結された第1の回転モジュール4100が回転することで腕マッサージ部3000が回転するようになる。
【0175】
逆に、第2の回転アクチュエータ4210が反対方向に収縮する場合、第2の連結部4230は支持板4300の回転軸AR2として固定され、第1の連結部4220は、第2の回転アクチュエータ4210の収縮とともに
図16を基準として左側に引っ張られながら支持板4300を回転させるようになる。これによって、支持板4300は時計回りに回転するようになり、これと連結された第1の回転モジュール4100が回転することで腕マッサージ部3000が回転するようになる。
【0176】
一実施の形態において、第2の回転アクチュエータ4210の動作によって支持板4300を回転させるために腕固定フレームが長手方向に延びる仮想の延長線AX1と、第2の回転モジュール4200の第2の回転アクチュエータ4210が伸縮される方向に延びる仮想の延長線AX2とは互いに交差することができる。すなわち、腕固定フレームの長手方向の延長線AX1と、第2の回転アクチュエータ4210の伸縮方向の延長線AX2とは、互いに並んでいないようになる。このように、二つの延長線が互いに交差することで第2の回転アクチュエータ4210の伸縮によって支持板4300が容易に回転可能になる。
【0177】
選択的実施の形態において、回転モジュール4000は、第2の回転モジュール4200と支持板4300との間に配置されるベアリング4250をさらに含むことができる。ベアリング4250は、概して内部に通孔が形成される原板の形状に形成されることができる。
【0178】
ベアリング4250は、第2の回転モジュール4200と支持板4300との間に配置されて第1の回転モジュール4100が結合された支持板4300の重心を調整するための手段であることができる。例えば、支持板4300の上部には第1の回転モジュール4100に配置されるので、支持板4300には一定以上の荷重が加えられることができる。また、支持板4300が第2の回転モジュール4200によって回転するためには、支持板4300と第2の回転モジュール4200との間は、所定の距離だけ離間していなければならない。したがって、支持板4300と第2の回転モジュール4200とが離間した状態で、その間の離間空間に別途の部材が介在されない場合、支持板4300の荷重によって支持板4300が一方向に傾くようになるか、連結される軸部位が撓むという問題が発生する可能性がある。
【0179】
これを解決するために、ベアリング4250は、第2回転モジュール4200と支持板4300との間に配置されて支持板4300が一側に偏向される問題を防止することができる。
【0180】
図17は、
図4の腕長さ調整モジュール5000を説明するための図であり、
図18は、
図17から腕マッサージ部ハウジング3300を除去した様子を示した図である。
【0181】
図17及び
図18を参照すれば、本発明の一実施の形態によるマッサージ装置100は、腕マッサージ部3000の長さを調整するための腕尋が調整モジュール5000を含むことができる。
【0182】
腕マッサージ部3000は、ユーザの腕を収容することができ、例えばユーザの前腕を収容することができる。このために、腕マッサージ部3000は、ユーザの前腕を収容することができる腕マッサージ部ハウジング3300を含むことができる。腕マッサージ部ハウジング3300には、ユーザの前腕が挿入可能な空間が設けられることができ、ユーザはこの空間に前腕を挿入した後マッサージを提供してもらえる。
【0183】
したがって、腕長さ調整モジュール5000は、腕マッサージ部ハウジング3300の位置を前後に移動させることで腕マッサージ部3000の長さを調整することができる。すなわち、ユーザの前腕が腕マッサージ部ハウジング3300に挿入された状態で腕マッサージ部ハウジング3300は前後に移動することができ、それ以外の構成は元の位置に止められていることにより、腕マッサージ部3000の長さは調整されることができる。
【0184】
腕長さ調整モジュール5000は、腕マッサージ部ハウジング3300を移動させるための動力を発生させる腕長さ調整モーター5200、腕長さ調整モーター5200から発生された動力を腕マッサージ部ハウジング3300に伝達する第1の移動部材5320及び第1の移動部材5320と、腕マッサージ部ハウジング3300とを連結する第1の連結ブラケット5110とを含むことができる。
【0185】
一実施の形態において、腕長さ調整モーター5200は電力を供給されて回転を発生させる手段であることができる。この時、腕長さ調整モーター5200は、リードスクリュー5310と連結されることができ、腕長さ調整モーター5200が回転することで、これと連結されたリードスクリュー5310も一緒に回転することができる。
【0186】
リードスクリュー5310の表面にはねじ山が形成されることができる。リードスクリュー5310は、第1の移動部材5320に形成される通孔を貫通するように配置されることができ、第1の移動部材5320の通孔にはリードスクリュー5310の表面に形成されたねじ山と噛合する溝が形成されることができる。よって、リードスクリュー5310が回転することで第1の移動部材5320はこれと対応されるように移動することができるようになる。
【0187】
リードスクリュー5310は、腕マッサージ部ハウジング3300の移動方向に並んでいる方向に延設されることができる。これによって、リードスクリュー5310は、第1の移動部材5320に動力を提供すると同時に第1の移動部材5320の移動方向を案内することができる。
【0188】
選択的実施の形態において、腕長さ調整モーター5200は、エアシリンダーを含むタイプのモーターであってもよい。例えば、腕長さ調整モーター5200は、エアシリンダーを利用して第1の移動部材5320を直接的に直線運動させることができ、この時、リードスクリュー5310の表面にはねじ山が形成されていなくてもよく、リードスクリュー5310は、第1の移動部材5320の移動方向を案内する機能を果たすことができる。
【0189】
一実施の形態において、腕長さ調整モジュール5000は、腕移動フレーム3100の腕連結部3110の一側に配置されて腕マッサージ部ハウジング3300の移動方向を案内するガイド棒5410及び第2の移動部材5420をさらに含むことができる。
【0190】
ガイド棒5410は、腕マッサージ部ハウジング3300の移動方向を案内する手段であることができる。
【0191】
ガイド棒5410は、リードスクリュー5310と並んでいる方向に長さを有するように延設されることができる。従って、腕マッサージ部ハウジング3300が移動する方向とガイド棒5410の延びる方向とは、並んでいてもよい。
【0192】
第2の移動部材5420は、ガイド棒5410が延びた方向に沿って移動する手段であることができる。第2の移動部材5420は、ガイド棒5410が貫通されるための通孔を含むことができる。すなわち、ガイド棒5410は、第2の移動部材5420を貫通するように配置され、第2の移動部材5420はガイド棒5410が延びた方向に沿って移動することができる。
【0193】
腕長さ調整モジュール5000は、第2移動部材5420と腕マッサージ部ハウジング3300とを連結する少なくとも一つの第2の連結ブラケット5120をさらに含むことができる。第2の連結ブラケット5120は、第2移動部材5420と腕マッサージ部ハウジング3300とを連結する手段であることができる。
【0194】
したがって、腕長さ調整モーター5200によって第1の移動部材5320及び第1の移動部材5320と連結された腕マッサージ部ハウジング3300が移動すると、腕マッサージ部ハウジング3300と連結される第2の移動部材5420が腕マッサージ部ハウジング3300と同時に移動することができる。この際、第2の移動部材5420はガイド棒5410に沿って移動することで腕マッサージ部ハウジング3300の移動方向を案内することができる。
【0195】
第2の連結ブラケット5120は、第2移動部材5420の個数に対応するように具備されることができる。
【0196】
図19は、
図17の腕長さ調整モジュール5000に腕位置認識センサー5500が具備された実施の形態を説明するための図である。
【0197】
図19を参照すれば、腕長さ調整モジュール5000は、腕マッサージ部3000の位置を認識する腕位置認識センサー5500を含むことができる。
【0198】
腕位置認識センサー5500は、腕移動フレーム3100の腕連結部3110の一側に少なくとも一つ以上配置されることができる。例えば、腕位置認識センサー5500は、腕連結部3110の長手方向に沿って複数個が配置されることができる。
【0199】
一実施の形態において、腕位置認識センサー5500は、フォトセンサーであることができる。例えば、腕位置認識センサー5500は、溝を含むことができ、第1の連結ブラケット5110は、腕位置認識センサー5500の溝を通過する突出部5111をさらに含むことができる。
【0200】
具体的に、腕長さ調整モーター5200によって第1の移動部材5320が移動すると、第1の連結ブラケット5110は、第1移動部材5320とともに移動することができる。これによって、第1の移動部材5320に形成された突出部は、第1の移動部材5320の移動方向に沿って移動することができる。この時、突出部は、腕位置認識センサー5500を通過することができ、腕位置認識センサー5500は突出部が通過したか否かを認識することができる。
【0201】
腕位置認識センサー5500は、突出部が通過することを認識した場合、これに対する認識信号を制御部1200に送信することができる。これによって、制御部1200は腕位置認識センサー5500が認識した情報に基づいて腕マッサージ部ハウジング3300の位置を把握することができる。例えば、腕位置認識センサー5500によって突出部が通過したか否が認識されれば、制御部1200は、これに基づいて腕マッサージ部ハウジング3300の位置を把握することができる。
【0202】
したがって、マッサージ装置100が駆動されないときには、腕マッサージ部3000は定位置に配置されることができる。また、腕長さ調整モジュール5000が腕マッサージ部3000の長さを調整する時、腕マッサージ部3000の長さがどの分だけ伸長または収縮されているかを把握することができるようになる。
【0203】
図20は、第1回転アクチュエータ4110の位置を説明するための図である。
【0204】
図20を参照すれば、第1の回転モジュール4100の第1の回転アクチュエータ4110は支持板4300の上部に配置され、上下に伸縮されるように配置されることができる。
【0205】
この時、第1の回転アクチュエータ4110は、上下に伸縮されるために支持板4300を基準に縦方向に配置されることができる。よって、第1の回転アクチュエータ4110の荷重は、相対的に支持板4300の狭い領域に集中して加えられることができる。このように、支持板4300の特定部位にのみ荷重が偏重される場合には、支持板4300が撓むか、支持板4300が傾くようになって回転モジュール4000の耐久性が減少されることができるという問題がある。
【0206】
これを解決すべく、第1の回転アクチュエータ4110は、支持板4300の回転軸AR2に沿って延びる仮想の延長線上に配置されることができる。例えば、第1の回転アクチュエータ4110は、支持板4300と第2の回転モジュール4200との連結部の中で第2の連結部4230に隣接した位置に配置されることができる。したがって、前述のように、第2の連結部4230は腕固定フレーム1130に連結されているので、第1の回転モジュールによって加えられる荷重をより一層耐えられ、第1の回転アクチュエータ4110は支持板4300によって安定に支持されることができる。
【0207】
図21は、腕の角度による腕マッサージ部3000の長さの変化を説明するための図である。
【0208】
図21を参照すれば、人体の構造上、ヒトが楽に座っている時には肘を基準として腕が曲げられることが自然である。ただし、腕を上に持ち上げたり外方へ回転させたりする場合は、肘を基準に腕が広げられるのが自然である。さらに、ユーザの腕をストレッチするためには一層そうである。
【0209】
したがって、ユーザが腕を回転させない状態での肩から手首までの距離L1は、ユーザが腕を持ち上げるか外に回転させた状態での肩から手首までの距離L2よりも短いことが望ましい。すなわち、ユーザの腕が持ち上げられるか、外に回転される場合には、その増える距離を補うために腕マッサージ部3000の長さが長くなるように制御されることが望ましい。
【0210】
このために、本発明の一実施の形態によるマッサージ装置100は、マッサージ装置100の動作を制御する制御部1200を含むことができ、制御部1200は腕マッサージ部3000の回転量に基づいて腕マッサージ部3000の長さを調整するように腕長さ調整モジュール5000を制御することができる。
【0211】
すなわち、腕マッサージ部3000が上下方向や左右方向に回転する場合にユーザの腕が自然に広がるように制御部1200は腕長さ調整モジュール5000を制御することができる。具体的に、制御部1200は腕マッサージ部3000が回転される程度を認識することができ、これに対応される分だけ腕マッサージ部3000の長さが長くなるように腕長さ調整モジュール5000を制御することができる。
【0212】
したがって、ユーザは、安定的に腕が回転されることができ、ストレッチや運動機能をマッサージ装置100から安全に提供してもらうことができる。
【0213】
以上、添付された図面を参照して本開示の実施の形態をより詳細に説明したが、本開示は必ずこれらの実施の形態に限らず、本開示の技術思想を逸脱しない範囲内で多様に変形実施されることができる。したがって、本開示に開示された実施の形態は、本開示の技術思想を限定するためのものではなく、説明するためのものであって、これらの実施の形態によって本開示の技術思想の範囲が限定されるものではない。それゆえ、以上で記述した実施の形態はすべての面で例示的なものであり、限定的ではないものと理解しなければならない。本開示の保護範囲は、請求範囲によって解釈されなければならなく、それと同等な範囲内に属するすべての技術思想は本開示の権利範囲に含まれる。
【国際調査報告】