(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-26
(54)【発明の名称】リサイクルのために連結可能なコンタクトレンズパッケージ
(51)【国際特許分類】
B65D 71/70 20060101AFI20240216BHJP
A45C 11/04 20060101ALI20240216BHJP
【FI】
B65D71/70
A45C11/04 B
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023552361
(86)(22)【出願日】2022-07-20
(85)【翻訳文提出日】2023-08-29
(86)【国際出願番号】 GB2022051871
(87)【国際公開番号】W WO2023007123
(87)【国際公開日】2023-02-02
(32)【優先日】2021-07-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521013611
【氏名又は名称】クーパーヴィジョン インターナショナル リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100098475
【氏名又は名称】倉澤 伊知郎
(74)【代理人】
【識別番号】100130937
【氏名又は名称】山本 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100144451
【氏名又は名称】鈴木 博子
(74)【代理人】
【識別番号】100224672
【氏名又は名称】深田 孝徳
(72)【発明者】
【氏名】アラヨン リヴェラ ハヴィエル イー
(72)【発明者】
【氏名】ブルゴス クルス ホセ エイ
(72)【発明者】
【氏名】リヴェラ ヴェレス ヘスス ハヴィエル
(72)【発明者】
【氏名】シーヴェンス フィゲロア ルーカス
【テーマコード(参考)】
3B045
3E067
【Fターム(参考)】
3B045BA09
3B045CA06
3B045CE01
3E067AA13
3E067AB95
3E067AC14
3E067BA07A
3E067BB14A
3E067BC02A
3E067FA01
(57)【要約】
【課題】使用後にリサイクル可能なコンタクトレンズパッケージを提供する。
【解決手段】コンタクトレンズパッケージが提供され、キャビティを有するベース部材と、ベース部材に結合された密封部材とを含む。未装用コンタクトレンズが、密封キャビティ内の包装溶液中に設けられる。ベース部材は、熱可塑性プラスチック材料又はその他のリサイクル可能材料である。ベース部材は、ラッチとスロットとを含む。ラッチ及びスロットは、コンタクトレンズがキャビティから取り出された後に別のベース部材のスロット及びラッチにそれぞれ連結するように構成される。更に、互いに積み重ねられて連結された空のコンタクトレンズパッケージベース部材を含むリサイクル可能熱可塑性プラスチックコンタクトレンズ組立体が提供される。また、使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材を家庭ごみ回収リサイクル等によってリサイクルする方法も提供される。
【選択図】
図1A
【特許請求の範囲】
【請求項1】
縁部を有し、ハンドルを少なくとも部分的に定める平面状上面と、
底面と、
前記平面状上面から凹んだ椀部であって、前記椀部が前記平面状上面と交わる上周縁部を有し且つコンタクトレンズを保持するように構成されたキャビティを定め、前記椀部から前記ハンドルが延びてハンドル端部で終端する、椀部と、
前記平面状上面を貫通して形成され、前記上周縁部から離間され、前記椀部の第1の側に位置付けられた第1のスロットと、
前記平面状上面から下向きに延びて前記第1のスロットに隣接し、前記上周縁部から離間された第1のラッチと、
前記第1の側と反対側にある前記椀部の第2の側に位置付けられた第2のスロットと、
前記第2のスロットに隣接して下向きに延びる第2のラッチと、
を備えているコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項2】
前記平面状上面に結合されて前記キャビティを密封する密封部材と、
前記密封キャビティ内でコンタクトレンズ包装溶液中に設けられた未装用コンタクトレンズと、
を更に備えている、請求項1に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項3】
前記第1のラッチは第1の返し部を備え、前記第2のスロットは、前記第1の返し部を第1の方向から受け入れて係止し、前記第1の返し部が前記第1の方向とは反対の第2の方向に前記第2のスロットから抜け出るのを防止するようなサイズにされている、請求項1に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項4】
前記第2のラッチは第2の返し部を備え、前記第1のスロットは、前記第2の返し部を前記第1の方向から受け入れて係止し、前記第2の返し部が前記反対の第2の方向に前記第1のスロットから抜け出るのを防止するようなサイズにされている、請求項3に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項5】
前記第1のラッチ及び前記第1のスロットは、前記椀部と前記ハンドル端部との間に位置付けられる、請求項1に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項6】
第1の垂直側壁及び第2の垂直側壁を更に備え、
前記第1の垂直側壁は、前記縁部から下向きに延び、第1の深さを有し、前記第1のラッチと前記第2のラッチとの間で前記縁部に沿って位置付けられ、
前記第2の垂直側壁は、前記縁部から下向きに延び、第2の深さを有し、前記第2のラッチと前記第1のラッチとの間で前記縁部に沿って位置付けられ、更に前記第1の垂直側壁に対して前記椀部の反対側に位置付けられる、
請求項1に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項7】
前記椀部は、前記第1の深さよりも大きい寸法の深さを有し、更に前記第2の深さよりも大きい寸法の深さを有する、請求項6に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項8】
前記ハンドル端部は、前記平面状上面から下向きに湾曲し、親指把持部を備えている、請求項6に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項9】
前記縁部から張り出し、前記第2のスロットを定めるスロット付き延長部を更に備えている、請求項1に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項10】
前記第2のラッチは、前記スロット付き延長部から下向きに延びる、請求項9に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項11】
前記第1のラッチは、第1のラッチ寸法であり、前記第2のラッチは、第2の異なる対応するラッチ寸法であり、前記第1のスロットは、第1のスロット寸法であり、前記第2のスロットは、第2の異なる対応するスロット寸法である、請求項1に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項12】
前記第1のラッチ及び前記第2のラッチの各々は、独立して遠位端部を備え、各遠位端部は、先細側部、先細縁部、先細角部、又はこれらの組み合わせを有する、請求項1に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項13】
第2のコンタクトレンズパッケージベース部材に連結された少なくとも第1のコンタクトレンズパッケージベース部材を形成するように互いに連結された、請求項1に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材のうちの2又は3以上を備える連結コンタクトレンズパッケージベース部材の組立体であって、
前記第1のコンタクトレンズパッケージベース部材の前記第1のラッチが、前記第2のコンタクトレンズパッケージベース部材の前記第2のスロットに嵌入するように構成され、前記第2のコンタクトレンズパッケージベース部材の前記第2のラッチが、前記第1のコンタクトレンズパッケージベース部材の前記第1のスロットに嵌入するように構成される、組立体。
【請求項14】
前記第2のコンタクトレンズパッケージベース部材は、前記第1のコンタクトレンズパッケージベース部材の上に積み重ねられてスタックが形成され、前記第2のコンタクトレンズパッケージベース部材の前記第1及び第2のラッチは、前記第1のコンタクトレンズパッケージベース部材の前記第2及び第1のスロットをそれぞれ通って延びる、請求項13に記載の組立体。
【請求項15】
前記第1のコンタクトレンズパッケージベース部材及び前記第2のコンタクトレンズパッケージベース部材の各々は、前記第2のコンタクトレンズパッケージベース部材の前記第1及び第2のラッチが前記第1のコンタクトレンズパッケージベース部材の前記第2及び第1のスロットをそれぞれ通って延びて、前記第2のコンタクトレンズパッケージベース部材の前記ハンドルが、前記第1のコンタクトレンズパッケージベース部材の前記ハンドルの延び方向とは反対の方向に延びるようなポカヨケ設計を備えている、請求項14に記載の組立体。
【請求項16】
複数のコンタクトレンズパッケージであって、
前記複数のコンタクトレンズパッケージの各々が、
キャビティを定めるベース部材であって、前記キャビティを囲む平面状上面と、少なくとも1つのラッチと、少なくとも1つのスロットとを備え、前記平面状上面が密封面を与え、熱可塑性プラスチック材料であるベース部材と、
前記ベース部材の前記密封面に結合されて密封キャビティを与える密封部材と、
前記密封キャビティ内でコンタクトレンズ包装溶液中にある未装用コンタクトレンズと、
を備え、
前記複数のコンタクトレンズパッケージのうちの第1のコンタクトレンズパッケージの前記少なくとも1つのラッチが、前記複数のコンタクトレンズパッケージのうちの第2のコンタクトレンズパッケージの前記少なくとも1つのスロットに、少なくとも前記第2のコンタクトレンズパッケージの前記密封部材が除去された後に固定するように構成される、複数のコンタクトレンズパッケージ。
【請求項17】
前記複数のコンタクトレンズパッケージの各々の前記少なくとも1つのラッチは、前記ベース部材から下向きに延びる突出部を備え、前記突出部は返し部を備え、前記複数のコンタクトレンズパッケージの各々の前記少なくとも1つのスロットは、前記返し部を第1の方向から受け入れ、前記返し部が前記第1の方向とは反対の第2の方向に前記スロットから抜け出るのを防止するようなサイズにされている、請求項16に記載の複数のコンタクトレンズパッケージ。
【請求項18】
前記複数のコンタクトレンズパッケージの各々の前記少なくとも1つのラッチは、前記ベース部材の第1の側に沿った第1のラッチと、前記ベース部材の反対の第2の側に沿った第2のラッチとを備え、前記複数のコンタクトレンズパッケージの各々の前記少なくとも1つのスロットは、前記ベース部材の前記第1の側に沿った第1のスロットと、前記ベース部材の前記第2の側に沿った第2のスロットとを備えている、請求項16に記載の複数のコンタクトレンズパッケージ。
【請求項19】
前記複数のコンタクトレンズパッケージの各々の前記ベース部材は、そこから側方に延びるハンドルを更に備えている、請求項16に記載の複数のコンタクトレンズパッケージ。
【請求項20】
前記複数のコンタクトレンズパッケージの各々の前記少なくとも1つのラッチ及び前記少なくとも1つのスロットは、全体として、前記第1のコンタクトレンズパッケージが前記第2のコンタクトレンズパッケージに機械的に固定された時に、前記第1のコンタクトレンズパッケージの前記ハンドルが前記第2のコンタクトレンズパッケージの前記ハンドルの延び方向とは反対の方向に延びることだけができるようなポカヨケ設計を備えている、請求項19に記載の複数のコンタクトレンズパッケージ。
【請求項21】
前記第1のコンタクトレンズパッケージの前記未装用コンタクトレンズは右眼コンタクトレンズであり、前記第2のコンタクトレンズパッケージの前記未装用コンタクトレンズは左眼コンタクトレンズである、請求項16に記載の複数のコンタクトレンズパッケージ。
【請求項22】
前記第1のコンタクトレンズパッケージの前記少なくとも1つのラッチは遠位端部を有し、前記遠位端部は、先細側部、先細縁部、先細角部、又はこれらの組み合わせを備えている、請求項16に記載の複数のコンタクトレンズパッケージ。
【請求項23】
熱可塑性プラスチック材料で作製されてキャビティを定めるベース部材であって、前記キャビティを囲んで密封面を与える実質的に平面状表面を備え、更に少なくとも1つのラッチと少なくとも1つのスロットとを備える、ベース部材と、
前記ベース部材の前記密封面に結合されて密封キャビティを与える密封部材と、
前記密封キャビティ内でコンタクトレンズ包装溶液中に設けられた未装用コンタクトレンズと、
を備え、
前記少なくとも1つのラッチは、別のコンタクトレンズパッケージのスロットと機械的に固定するように構成され、前記少なくとも1つのスロットは、別のコンタクトレンズパッケージのラッチに機械的に固定するように構成される、コンタクトレンズパッケージ。
【請求項24】
複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材をリサイクルする方法であって、
複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材を準備するステップであって、前記複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々が、内部にコンタクトレンズを保持するようなサイズにされたキャビティと、第1のラッチと、第2のラッチと、第1のスロットと、第2のスロットとを定め、前記各使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材が熱可塑性プラスチック材料を含む、ステップと、
前記複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材のうちの1つの用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の前記第1のラッチ及び前記第2のラッチが、前記使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材のうちの別の用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の前記第2及び第1のスロット内にそれぞれ受け入られて機械的に固定され、リサイクル可能組立体を形成するように前記複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材を互いに積み重ねるステップと、
前記リサイクル可能組立体をリサイクルするステップと、
を含む方法。
【請求項25】
前記複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々の前記第1のラッチは、前記ベース部材から延びる突出部を備え、前記突出部は返し部を備え、前記複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々の前記第2のスロットは、前記返し部を第1の方向から受け入れて、前記返し部が前記第1の方向とは反対の第2の方向に前記第2のスロットから抜け出るのを防止する、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々の前記第1のラッチは、それぞれの前記使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の第1の側に位置付けられ、前記使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々の前記第2のラッチは、前記第1の側と反対側にある前記使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の第2の側に位置付けられる、請求項24に記載の方法。
【請求項27】
前記複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々の前記ベース部材は、そこから側方に延びるハンドルを更に備え、前記リサイクル可能組立体内では、前記第1の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の前記ハンドルは、隣接する使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の前記ハンドルの延び方向に対して反対の方向に延びる、請求項24に記載の方法。
【請求項28】
前記複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の前記第1及び第2のラッチと前記第1及び第2のスロットとは、全体として、前記第1の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の前記ハンドルが、前記リサイクル可能組立体内で隣接する1又は2以上の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の前記ハンドルに対して反対方向に延びるようなポカヨケ設計を備えている、請求項27に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンタクトレンズパッケージ及びその少なくとも一部のリサイクルに関する。より具体的には、本発明は、コンタクトレンズパッケージ及び使用された後にかかるパッケージの少なくとも複数のベース部材をリサイクルする方法に関する。
【0002】
本出願は、米国特許法第119条(e)項に基づき、2021年7月27日に出願された先行米国仮特許出願第63/225,976号の利益を主張する。
【背景技術】
【0003】
製造したてのコンタクトレンズは、しばしばコンタクトレンズブリスターパッケージ又はコンタクトレンズブリスターパック内に包装される。例えば、製造したてのコンタクトレンズは、コンタクトレンズブリスターパッケージのプラスチックベース部材のキャビティ又は椀部内に入れられることになり、コンタクトレンズ包装溶液がブリスターパッケージキャビティ内に設けられることになり、箔密封部材が、ベース部材の上面に接着されてコンタクトレンズ及び包装溶液をキャビティ内に気密に密封することになる。言い換えれば、コンタクトレンズブリスターパッケージは、キャビティを有するベース部材と、キャビティ内の包装溶液中に設けられた未装用コンタクトレンズと、ベース部材に密着されてキャビティの周辺部の周囲に気密密封を施す密封部材とを収容する。
【0004】
ブリスターパッケージのベース部材は、一般的にプラスチック又は熱可塑性プラスチック材料で形成される。ユーザが密封部材を剥がし取り、未装用コンタクトレンズをキャビティから取り出し、空のブリスターパッケージ又はプラスチックベース部材をごみ箱に捨てるのが一般的であり、従って、パッケージ又はベース部材はリサイクルされない。プラスチック用のほとんどのリサイクルプロセスは、リサイクルすべきプラスチックの最小寸法を必要とすることから、各個々のブリスターパッケージ又はプラスチックベース部材は、ほとんどのリサイクルセンターでプラスチックとしてリサイクルするには小さ過ぎる。ほとんどのリサイクルプロセスラインは、かかる寸法が満たされない場合に、これらの小さめの物体を除去し、リサイクルするのを回避するステップを有する。言い換えれば、個々のブリスターパッケージのような物体は、リサイクルされず、代わりにリサイクル不能なごみ又は廃棄物として取り扱われる。しかしながら、コンタクトレンズパッケージを構成する材料は、リサイクル可能な材料である。従って、コンタクトレンズパッケージをリサイクルセンターがリサイクルすることができるようにこの問題に対処する必要がある。
【0005】
とりわけ、使用後にコンタクトレンズパッケージ又はその一部分をリサイクルする能力を与えるコンタクトレンズパッケージの改善への重要な環境的要求が依然として存在することを理解することができよう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】米国仮特許出願第63/225,976号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の特徴は、コンタクトレンズパッケージ(又はその一部分)をリサイクル施設又はMRF(材料回収施設)においてリサイクル可能材料としてうまく受け入れさせる能力をコンタクトレンズ装用者に提供することである。
【0008】
本発明の更なる特徴は、コンタクトレンズ装用者又は購入者がコンタクトレンズパッケージ又はその一部分を容易にリサイクル(例えば家庭ごみ回収リサイクル)するための方法を提供することである。
【0009】
本発明の更なる特徴は、コンタクトレンズ装用者又は購入者が使用済み又は開封済みのコンタクトレンズパッケージを、例えば家庭ごみ回収リサイクルによってリサイクルするための簡単な手法を提供することである。
【0010】
更に、本発明の特徴は、使用済み又は開封済みのコンタクトレンズパッケージを、寄せ集め集合体であって、好ましくは、それを形成するパッケージがリサイクル施設までの輸送中及び施設における最初の処理ステップの最中に分解又は分離しないような集合体としてリサイクルする手法を提供することである。
【0011】
本発明の更なる特徴及び利点を、以下の説明において部分的に示すことにし、この説明から部分的に明らかになろう、又は本発明の実践によって得ることができよう。本発明の目的及び他の利点が、この説明及び添付の特許請求において具体的に指し示す実施形態及び組み合わせを用いて実現及び取得されることになろう。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記及びその他の利点を達成するために、本明細書で具体的に示し、広義に説明する本発明の目的に従って、本発明は、1つには、コンタクトレンズパッケージベース部材に関する。ベース部材は、縁部を有してハンドルを少なくとも部分的に定める平面状上面と、そこから凹んだ椀部とを含む。椀部は、平面状上面と交わる上周縁部を有し、キャビティを定め、キャビティは、コンタクトレンズを保持するように構成される。ハンドルは、椀部から延び出し、ハンドル端部で終端する。平面状上面を貫通するように第1のスロットが形成され、上周縁部から離間され、椀部の第1の側に位置付けられる。平面状上面から下向きに第1のスロットに隣接して、第1のラッチが延びる。第1のラッチは、上周縁部から離間させることができる。椀部の第2の側に第2のスロットが位置付けられ、第2の側は、第1の側の反対にある、すなわち椀部を跨ぐ。第2のスロットに隣接して、第2のラッチが下向きに延びる。
【0013】
更に、本発明は、複数のコンタクトレンズパッケージに関する。複数のコンタクトレンズパッケージの各々は、キャビティと、少なくとも1つのラッチと、少なくとも1つのスロットとを定めるベース部材を含む。各パッケージのベース部材は、キャビティを囲む平面状上面を備える。平面状上面は、密封面を与える。各ベース部材は、熱可塑性プラスチック材料である。各パッケージに関して、ベース部材の密封面に密封部材が結合されて密封キャビティが与えられる。密封キャビティの中に、コンタクトレンズ包装溶液中に浸った未装用コンタクトレンズが密封される。複数のコンタクトレンズパッケージのうちの第1のものの少なくとも1つのラッチが、複数のコンタクトレンズパッケージのうちの第2のものの少なくとも1つのスロットに、例えば第2のコンタクトレンズパッケージの密封部材が除去された後に固定するように構成される。
【0014】
更に、本発明は、コンタクトレンズパッケージに関する。コンタクトレンズパッケージは、熱可塑性プラスチック材料で作製されてキャビティを定めるベース部材を含む。ベース部材は、キャビティを囲む平面状又は実質的に平面状の上面を有する。上面は、密封面を与える。ベース部材は、少なくとも1つのラッチと少なくとも1つのスロットとを更に含む。密封キャビティを設けるために、ベース部材の密封面に密封部材が結合される。密封キャビティ内で、未装用コンタクトレンズが、コンタクトレンズ包装溶液中に設けられる。少なくとも1つのラッチは、別のコンタクトレンズパッケージのスロットと機械的に固定するように構成され、少なくとも1つのスロットは、なおも別のコンタクトレンズパッケージのラッチに機械的に固定するように構成される。
【0015】
更に、本発明は、使用済みコンタクトレンズパッケージをリサイクルする方法にも関する。方法は、使用済みコンタクトレンズパッケージ又はそのベース部材を、リサイクル施設又はMRFにおけるリサイクルのために選別可能にすることを可能にする。方法は、複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材を互いに積み重ねてリサイクル可能組立体を形成するステップと、リサイクル可能組立体をリサイクルするステップとを含む。複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々は、内部にコンタクトレンズを保持するようなサイズにされたキャビティを定め、第1のラッチと、第2のラッチと、第1のスロットと、第2のスロットとを備える。各使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材は、プラスチック材料又は熱可塑性プラスチック材料を含む。これらの使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材は、1つのベース部材の第1のラッチ及び第2のラッチが、ベース部材のうちの別の用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の第2及び第1のスロット内にそれぞれ受け入られて機械的に固定され、スタックが形成されるように互いに積み重ねることができる。十分なベース部材が互いに積み重ねられると、リサイクル可能組立体が形成される。リサイクル可能組立体は、プラスチックをリサイクルすることができるようにリサイクル施設又はMRFによって受け入れられるのに適切な寸法を有することになる。
【0016】
前述の概要説明と以下の詳細説明との両方が例証的且つ説明的なものでしかなく、請求する本発明のより詳しい説明を提示することを意図したものであることを理解されたい。
【0017】
添付図面は、正確な縮尺で作図したものではないが、用いることができる相対寸法を例証する。添付図面は、本出願に組み込まれてその一部を構成し、本発明の特徴のうちの幾つかを例示する。図面は、本説明と全体として本発明の原理を説明する働きをする。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1A】本発明の例証的実施形態によるコンタクトレンズパッケージベース部材の上面図である。
【
図1B】
図1Aに示すコンタクトレンズパッケージベース部材の底面図である。
【
図2】
図1A及び
図1Bに各々を個々に示す複数のコンタクトレンズパッケージベース部材のリサイクル可能組立体の側面図である。
【
図3】
図2に示すリサイクル可能組立体の底側面斜視図である。
【
図4】密封ベース部材と、コンタクトレンズと、ベース部材の中に収容されたコンタクトレンズ包装溶液とを含み、ベース部材が
図1A及び
図1Bに示すベース部材であるコンタクトレンズパッケージの断面側面図である。
【
図5A】本発明によるブリスターパッケージプラスチックベース部材の別の実施形態の上面図である。
【
図5B】
図5Aに示す線5B-5Bに沿ってとった部分破断側面図である。
【
図5C】
図5Aに示す線5C-5Cに沿ってとった部分破断端面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明は、コンタクトレンズパッケージ、並びに使用済みのコンタクトレンズパッケージ又はコンタクトレンズパッケージのベース部材をリサイクルする方法に関する。更に本発明は、互いに機械的に固定された使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の集合を含むコンタクトレンズパッケージベース部材のスタック又は組立体に関する。同じく本発明は、例えば、リサイクルに必要とされる又は要求される受け入れ可能寸法を呈することによってリサイクル可能材料として適切な使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材のリサイクル可能組立体を形成するために使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材を互いに取着する方法に関する。
【0020】
本発明は、使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材が、MRF等のリサイクル施設において選別された状態になり、例えば処理及びリサイクルされた状態になることを可能にする。言い換えれば、本発明は、ユーザ又はその他の利用者が使用済み又は開封済みのコンタクトレンズパッケージベース部材(例えばブリスターパッケージ)又はその一部分をリサイクルすることを可能にし、更にユーザ又はその他の利用者が、複数の開封済み又は使用済みのコンタクトレンズパッケージベース部材(例えばブリスターパッケージベース部材)から、選別施設に適するサイズで受け入れ可能で、取り扱い/選別を通り抜けることができる寸法を呈するリサイクル可能集合体を形成することを可能にする。このように、本発明を用いることによって、家庭ごみ回収リサイクル等のリサイクルが可能及び実施可能で、コンタクトレンズ装用者又は購入者が成し遂げやすい。
【0021】
本発明は、開封済み又は使用済みのコンタクトレンズパッケージベース部材を、例えば家庭ごみ回収リサイクルによってリサイクルするための簡単な手法をコンタクトレンズユーザ又は別の利用者に提供する。
【0022】
より詳細には、コンタクトレンズパッケージに関して、コンタクトレンズパッケージの各々が、複数のコンタクトレンズパッケージのうちの1又は2以上の他のコンタクトレンズパッケージの1つ又は複数のベース部材に連結し、そのように連結されたベースパッケージ、ベース部材、又はその両方が、リサイクル可能な組立体、集合体、又は物品を形成するようにするための連結部材を含むことができる。
【0023】
本明細書で説明する連結部材は、スロットと対応するラッチとの形態にあり、1つのベース部材のラッチが第2のベース部材のスロットと連結し、スロットの中へのラッチのこの取着から連結ベース部材が形成される。この取着は、好ましくは連結済み部材が互いに容易には取り外されないようなものである。
【0024】
1つの任意選択肢として、別のベース部材のスロットに嵌入する1つのベース部材のラッチは、この連結が、ラッチとスロットとの間に噛合嵌合、圧嵌、又は干渉嵌合、又は密嵌を形成するように寸法決定することができる。連結時に最初にスロットに進入するラッチの遠位端部の幅は、ラッチを、スロットを通して力を全くかけないか又は僅かしかかけないかのどちらかで差し込むことができ、それによって1つのベース部材が第2の又は隣接するベース部材に確実に取り付けられ、以降同様に続き、連結ベース部材を容易には取り外すことができない(例えば、これらのベース部材が、重力に起因して又は互いに取り付けられた連結ベース部材の把持に起因して切り離されない)ような幅及び厚みを有することができる。一例として、僅かな力は、少なくとも、利用者がベース部材を隣接ベース部材に連結することができるが、ベース部材を互いに取着するために用いられる力の量よりも大きい量の力をかけずにはベース部材を互いに切り離す又は取り外すことができない量の力として特徴付けることができる。
【0025】
例示している実施形態では、ラッチは、スロットの幅よりも小さい厚み(例えば、スロットの幅と比較して1%から15%小さい、又は1%から10%小さい、又は1%から5%小さい厚み)を有する。例えば、ラッチは、スロットの幅よりも0.05mmから0.4mm小さい厚みを有することができる。一例として、ラッチは、スロットの幅よりも0.1mmから0.3mm小さい厚みを有することができる。更なる例として、ラッチは、スロットの幅よりも0.2mm小さい厚みを有することができる。
【0026】
なおも更に、添付図面に示しているように、ラッチは、その表面から延びる返し部を含むことができる。返し部の長さ(返し部の縁部がラッチ表面から延びる距離)は、0.1mmから0.8mmまで又はこの範囲を上回る他の量とすることができる。好ましい実施形態では、返し部の長さとラッチの長さ(例えば
図5DにD16で例示している)とは共に、ラッチが挿入されるスロットの幅よりも大きい(例えば、長さは、スロットの幅と比較して1%から15%又はそれ以上大きい、又は1%から10%又はそれ以上大きい、又は1%から5%大きい)。例えば、返し部及びラッチの組み合わせの長さ又は距離を、スロットの幅よりも0.1mmから0.5mm大きくすることができる。更なる例として、返し部及びラッチの長さ又は距離は、スロットの幅よりも0.15mmから0.45mm大きくすることができる。更なる例では、返し部及びラッチの長さ又は距離は、スロットの幅よりも約0.2mm大きい。返し部の「長さ」という用語は、本開示の状況でのものであることを理解されよう。更にこの長さが、返し部の厚み又はラッチ及び返し部の厚みを定めることを理解することもできよう。この厚みは、返し部が、スロットを通ってブリスターの底の下面に係合することができるように選択しなければならない。
【0027】
任意選択肢として、2又は3以上のベース部材が互いに連結される時には、1つのベース部材の椀部外面の少なくとも一部分が、連結ベース部材の椀部内面内と入れ子になる。この部分は、椀部の利用可能な外面及び/又は内面の面積の少なくとも5%又は5%から90%まで、例えば25%から70%まで又は30%から60%までとすることができる。
【0028】
互いに連結することができる複数のコンタクトレンズパッケージベース部材は、2個又は3個以上、3個又は4個以上、4個又は5個以上、5個又は6個以上、10個又は11個以上、20個又は21個以上、30個又は31個以上、60個又は61個以上、或いは90個又は91個以上を含むことができる。互いに連結することができるコンタクトレンズパッケージベース部材の個数には制限がない。
【0029】
コンタクトレンズパッケージの各々に関して、パッケージの各々は、少なくとも2つの連結特徴部又は連結部材を備えるベース部材(例えばプラスチックベース部材)を個々に独立して含むことができる。連結部材の各対は、少なくとも1つのラッチ、少なくとも1つのスロット、ラッチとスロットとの組み合わせ、又はこれらの組み合わせを個々に独立して備えることができる。各ベース部材は、コンタクトレンズとコンタクトレンズ包装溶液とを保持するように構成されたキャビティを定める椀部を備えることができる。平面状上面、例えばフランジ領域が、椀部及びキャビティの上周縁部から外向きに延びることができる。密封されたコンタクトレンズパッケージ、例えばブリスターパッケージを実現するために、密封部材又は密封蓋を設けることができ、これらは、平面状上面又はフランジ領域に取り付けられた除去可能な箔又は蓋を備えることができる。
【0030】
使用済みベース部材の各々は、1又は2以上の他のものと連結してリサイクル可能な物品を形成することができる。密封部材がプラスチックである場合には、任意選択的に密封部材を、プラスチックベース部材と一緒にリサイクルすることができる。
【0031】
各ベース部材は、熱可塑性プラスチック材料或いはその他のリサイクル可能プラスチック又はリサイクル可能プラスチック材料を含む、これらで基本的に構成する、又はこれらで構成することができる。各ベース部材は、プラスチック、ポリビニルクロリド(PVC)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、ポリスチレン、ポリアルキレン、ポリエチレンテレフタラート(PET)、これらの組み合わせ、又は同様のものを備えることができる。ベース部材は、リサイクル可能な材料で作製することができる、すなわち、この材料は、リサイクル施設又はごみ処理施設に持ち込むことができ、プラスチックリサイクルビン等のリサイクルビンの中に入れることができる種類のものである。ベース部材は、コンタクトレンズベース部材に用いられる従来の材料で作製することができる。ベース部材は、ポリプロピレン樹脂から形成する又はそれを備えることができる。
【0032】
ベース部材は、椀部の上周縁部と交わる実質的に平面状の上面を有する又は含むことができる。平面状上面は、縁部、例えば垂直縁部と交わることができる。平面状上面は、少なくとも部分的にハンドルを定めることができる。実質的に平面状の表面は、密封部材に対して密封表面を与える。平面状表面の上に密封部材を有することで、密封キャビティが形成される。「実質的に平面状」という用語は、表面区域内で少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも99%、又は100%が平面状の又は平坦な平面状表面又はキャビティ包囲表面、或いは非常に穏やかな凹形又は凸形の表面区域を意味する。非常に穏やかな凹形又は凸形が意味するところは、水平表面上に載っている時に、実質的に平面状の上面の上の最高点と最低点との間の高低差を、約0.5センチメートル(cm)以下、0.25cm以下、0.1cm以下、又は0.05cm以下、或いはこれらの範囲のうちの何れか1又は2以上の範囲内又は範囲外にある他の量とすることができることである。ベース部材は、そのキャビティを囲み、平面状上面から上向きに延びる隆起周縁部を含むこともできる。かかる実施形態では、隆起周縁部も、平面状でベース部材の平面状上面に対して平行な上周縁部表面を有することになる。
【0033】
密封部材は、ベース部材に密着させて、未装用コンタクトレンズを滅菌するために用いられる加圧滅菌条件に耐えることができる密封部を作り出すことができる。本明細書では、密封部材をベース部材から分離することによって密封部が壊されると、コンタクトレンズパッケージが開封されたと言う。
【0034】
ベース部材の少なくとも1つのラッチ、少なくとも1つのスロット、又はこれらの両方に関して、示すように、1つのベース部材のラッチが、別のベース部材の少なくとも1つのスロットの内側に嵌入し、それと機械的に係合(例えば噛合又は連結)し、それによってベース部材同士を互いに連結するように構成される。ベース部材のラッチ及びスロットは、それぞれのコンタクトレンズがそれぞれのキャビティから取り出された後に、他のスロット及びラッチと連結し、複数のコンタクトレンズパッケージベース部材同士を互いに連結するように構成、成形、又は設計することができる。
【0035】
任意選択肢として、ベース部材の各々は、第1のスロットと、第1のラッチと、第2のスロットと、第2のラッチとを含むことができる。第1のスロットは、平面状上面を貫通して形成され、上周縁部から離間させることができ、椀部の第1の側部の場所決めすることができる。第1のラッチは、平面状上面から下向きに延び、第1のスロットに隣接させることができる。第1のラッチは、上周縁部から離間させることができる。第2のスロットは、第1の側部の反対にある椀部の第2の側部に場所決めすることができる。第2のラッチは、下向きに延び、第2のスロットに隣接させることができる。ベース部材のうちの1つの第1のスロット及び第1のラッチは、別のベース部材の第2のラッチ及び第2のスロットとそれぞれ連結することができる。第1及び第2のスロット及び第1及び第2のラッチを含めることで、相互連結されたベース部材同士間の連結が強化される。
【0036】
ベース部材の平面状表面上に1つよりも多くのスロットが存在する時には、2又は3以上のスロットを互いに等しく離間させることができる。例えば、椀部の周縁部は、360度を有する円形状を定めると考えることができる。2つのスロットが存在する時には、スロットは、互いに180度又はこの間隔の10度の範囲内で離すことができる。別の任意選択肢として、2つのスロットが存在する時に、間隔は、180度よりも小さく離す、例えば50度から150度まで離すことができる。
【0037】
任意選択肢として、ラッチの各々は、個々に独立して遠位端部を含むことができ、各遠位端部は、先細側部、先細縁部、先細角部、又はこれらの組み合わせを有することができる。例えば、各ラッチは各々、スロットをロックする又はそれと連結するための返し部、ノッチ、又は係止形状設計を含むことができる。スロットは、返し部を第1の方向から受け入れて係止し、第1の返し部が第1の方向とは反対の第2の方向に抜け出るのを防止するようにサイズ決定することができる。返し部は、順応的、変形可能、弾性的に変形可能、先細形、斜角付き、これらの組み合わせ、又は同様のものとすることができる。
【0038】
スロットは、円形、四角形、台形を含むがこれらに限定されない何れかの形状を有することができ、形状は、直線及び直角とは対照的に湾曲又は丸形の表面によって更に定めることができる。スロットは各々、ベース部材の平面状表面の総表面積の1%よりも小さい(例えば、0.5%又はそれ以下、0.25%又はそれ以下、0.1%又はそれ以下、又は0.05%又はそれ以下である)ような開口区域を形成することができる。
【0039】
ベース部材上のラッチは、互いに同じ又は異なる寸法及び/又は形状を有することができる。ベース部材上のスロットは、互いに同じ又は異なる寸法及び/又は形状を有することができる。例えば、第1のラッチは、第1のラッチ寸法のものであり、第2のラッチは、第2の異なる対応するラッチ寸法のものである。第1のスロットは、第1のスロット寸法のものとすることができ、第2のスロットは、第2の異なる対応するスロット寸法のものとすることができる。
【0040】
複数のコンタクトレンズパッケージの各々の少なくとも1つのラッチと少なくとも1つのスロットとは、全体としてポカヨケ(poka-yoke)設計を備えることができる。かかる設計では、コンタクトレンズパッケージが使用及び開封された後、互いに積み重ねる時に、第1のコンタクトレンズパッケージのハンドルは、直近のコンタクトレンズパッケージのハンドルの延び方向と異なる方向にしか延びることができない。
【0041】
各ベース部材上に又はそれと併せて2つよりも多くのラッチを設けることができる。各ベース部材内に又はそれを貫通する2つよりも多くのスロットを設けることができる。複数のラッチ、複数のスロット、又はこれらの両方を用いることで、使用済みベース部材を互いに積み重ねることによって様々なスタック配列を作り出すことができる。それぞれのハンドルは、異なる方向、例えば、2つの反対方向、2つの斜方方向、3つの斜方位置、4つの斜方位置、又は他のスタックベース部材の他のハンドルに対する何れかの個数の角度で延びることができる。これらの角度位置は、その全てが、使用済みベース部材の椀部の中心を通って延びる軸に関して均等に離間、不均等に離間、ランダムに離間、螺旋状に離間、又は同様に離間させることができる。斜方方向にある時には、互いに連結された(又は互いに入れ子にされた)2つのベース部材に関するそれぞれのハンドルの角度差は、例えば、10度、20度、30度、40度、50度、60度、70度、80度、90度、100度、110度、120度、130度、140度、150度、160度、170度、又は180度等の10度から180度までとすることができる。
【0042】
任意選択肢として、ベース部材は、複数の空のベース部材が単一整列スタック構成又は交互スタック構成で向き決めされるように互いに取り付け可能である。空のベース部材のキャビティは、空のベース部材が互いに上方及び/又は下方に取り付けられる時に互いの中に任意選択的に入れ子になることができる。入れ子になることによって、ベース部材のキャビティ同士が互いに接触するか又はしないかのどちらかの結果を生じることができる。空のベース部材の椀部は、1又は2以上の直近のベース部材の椀部から任意選択的に離間させることができる。
【0043】
任意選択肢として、第1のラッチ及び第1のスロットは、椀部とハンドル端部との間に位置付けられ、第2のラッチ及び第2のスロットは、椀部の反対側に位置付けられる。代替的に、ラッチ及びスロットは、これらが複数の空のベース部材同士を互いに連結することができるような、椀部の周辺部の周囲の他の場所内、ハンドル上、又は何れか他の場所に場所決めすることができる。第1のスロットは、椀部の周縁部と平面状表面の端部との間の平面状表面の何れかの場所に場所決めすることができる。
【0044】
任意選択肢として、2つのラッチ・スロット組み合わせの一方を、ベース部材の外縁部から張り出す延長部の一部とすることができる。例えば、スロット付き延長部が、縁部から張り出すことができ、スロットを定めることができる。ラッチは、スロット付き延長部から下向きに延びることができる。例えば、この種の実施形態を用いると、スロットの一部分を形成する内縁部の側部を、平面状表面自体の縁部によって定めることができる(例えば
図1Bに記載のスロットであるスロット148で示しているように)。
【0045】
ベース部材は、第1の垂直側壁と第2の垂直側壁とを更に含むことができる。第1の垂直側壁は、縁部から下向きに延びることができ、第1の深さを有することができ、第1のラッチと第2のラッチとの間の縁部に沿って場所決めすることができる。第2の垂直側壁は、縁部から下向きに延びることができ、第2の深さを有することができ、第2のラッチと第1のラッチとの間の縁部に沿って場所決めすることができる。第2の垂直側壁は、第1の垂直側壁に対して椀部の反対側に場所決めすることができる。片方又は両方の垂直側壁が、縁部から下向きに延びるが、これらの垂直側壁は、平面状上面から延びる表面から70度から90度までの範囲にわたる傾き又はその他の傾き量(この場合、度数は、平面状表面に対するものである)を有することができる。このように、垂直側壁は、縁部から延びる平面状上面に対してほぼ垂直な向きを有することができることを理解することができよう。椀部は、第1の深さよりも大きい寸法のものである深さを有することができ、更に第2の深さよりも大きい寸法のものである深さを有することができる。
【0046】
第1及び第2の垂直側壁は、これらが何れのスロットにも隣接しないように場所決めすることができる。前と同様に椀部の周縁部を定める360度に関して、垂直側壁は、これらが互いに180度又はこの距離の10度の範囲内で離れるように場所決めすることができる。同じベース部材上の垂直側壁及びスロットに関して、ベース部材上に2つのスロットが存在する時に、1つの垂直側壁は、少なくとも一方のスロットから約10度から約45度まで、例えば約10度から約30度まで離すことができる。他の垂直側壁も同様に、他のスロットが存在する時にはそれから引き離すことができる。
【0047】
垂直側壁は、長方形、台形、半円、及び同様のもの等の何れかの形状又は幾何学構成を有することができ、何れの形状も、丸形の縁部又は側部を有することができる。任意選択肢として、垂直側壁の深さは、2つのベース部材が互いに連結される時に、連結されるベース部材同士が各ベース部材の平面状表面に基づいて水平表面又はほぼ(水平から10度又は5度の範囲内で)水平な表面を形成するように連結されることをこれらの垂直側壁が可能にする又はこのことに寄与することができるようなものとすることができる。
【0048】
本発明は、カートン、ボックス、容器、又はカートンとも呼ぶ他のパッケージを備えるキットを含むことができる。カートンは、未使用又はリサイクルのボール紙、蓋ストック、圧縮紙、板紙、又は同様のものから作製することができる。本発明によるキットは、カートンと、滅菌された未装用コンタクトレンズを収容する複数の密封コンタクトレンズパッケージ(例えばブリスターパック)とを備える、それらで基本的に構成する、又はそれらで構成することができる。複数の密封コンタクトレンズパッケージの各々は、本明細書で説明する連結特徴部又は連結部材のうちの1つ又は2つ以上を含む。更なる実施形態では、かかるキットは、10個又は11個以上のコンタクトレンズパッケージ(例えばブリスターパック)、30個又は31個以上のコンタクトレンズパッケージ、60個又は61個以上のコンタクトレンズパッケージ、或いは90個又は91個以上のコンタクトレンズパッケージを備える。カートンは、ボックス、バッグ、パッケージ、トレイ、封入容器、又は何れか他の種類の容器とすることができる。
【0049】
図1A及び
図1Bに示しているように、コンタクトレンズパッケージベース部材100は、縁部108を有してハンドル112を少なくとも部分的に定める平面状上面104を備える。平面状上面104の反対に底面116がある。平面状上面104から凹んだ椀部120が設けられ、椀部120は、平面状上面と交わる上周縁部124を有し、キャビティ128を定める。キャビティ128は、コンタクトレンズ、例えば
図4に示しているコンタクトレンズ408を保持するのに適するように構成される。ハンドル112は、椀部120から延び出してハンドル端部132で終端する。平面状上面104を貫通するように第1のスロット136が形成され、上周縁部124から離間される。第1のスロット136は、椀部120の第1の側140に位置付けられる。平面状上面104から下向きに第1のラッチ144が延び、第1のスロット136に隣接する。第1のラッチ144は、上周縁部124から離間される。椀部120の第2の側152に第2のスロット148が位置付けられる。明らかなように、第2の側152は、椀部120の第1の側140の反対にある。第2のスロット148に隣接して、第2のラッチ156が下向きに延びる。
【0050】
平面状上面104に、
図4に示している密封部材404、例えば箔シールを密着させて又は結合してキャビティ128を密封することができる。
図4に示しているように、未装用コンタクトレンズ408を、コンタクトレンズ包装溶液412と一緒にキャビティ128の中に設け、密封することができる。
【0051】
第1のラッチ144は、図示しているように係止機構、例えば第1の返し部160を備えることができる。第2のスロット148は、第1の返し部160を第1の方向から受け入れて係止し、第1の返し部が第1の方向とは反対の第2の方向に第2のスロット148を抜け出るのを防止するようにサイズ決定することができる。第1の返し部160は、順応的、変形可能、弾性的に変形可能、先細形、斜角付き、これらの組み合わせ、又は同様のものとすることができる。第2のラッチ156は、係止機構、例えば第2の返し部164を備えることができる。第2の返し部164は、順応的、変形可能、弾性的に変形可能、先細形、斜角付き、これらの組み合わせ、又は同様のものとすることができる。第1のスロット136は、第2の返し部164を第1の方向から受け入れて係止し、それが反対の第2の方向に第1のスロット136を抜け出るのを防止するようにサイズ決定することができる。第1のラッチ144及び第1のスロット136は、例えば椀部120とハンドル端部132との間に場所決めすることができる。ハンドル端部132は、平面状上面104から下向きに湾曲することができ、親指把持部188を備えることができる。
【0052】
コンタクトレンズパッケージベース部材100は、第1の垂直側壁168、第2の垂直側壁172、又はこれらの両方を備えることができる。第1の垂直側壁168及び第2の垂直側壁172は、ベース部材100を強化するため、ベース部材100が傾倒するのを防止するため、及び/又は椀部120の過変形を防止するために設けることができる。垂直側壁は、互いに連結されたベース部材に安定性を付加することができる。第1の垂直側壁168は、
図2に示しているように縁部108から下向きに延びることができ、平面状上面104から測定した第1の深さ176を有することができる。第1の垂直側壁168は、第1のラッチ144と第2のラッチ156との間で縁部108に沿って場所決めすることができる。第2の垂直側壁172は、
図2に示しているように縁部108から下向きに延びることができ、平面状上面104から測定した第2の深さ180を有することができる。第2の垂直側壁172は、第2のラッチ156と第1のラッチ144との間で縁部108に沿って場所決めすることができる。第2の垂直側壁172は、第1の垂直側壁168に対して椀部120の反対側に場所決めすることができる。椀部120は、平面状上面104から測定して、第1の深さ176よりも大きい寸法のものである深さ184を有することができる。椀部120は、第2の深さ180よりも大きい寸法のものである深さを有することができる。第1の深さ176と第2の深さ180とは、互いに同じ寸法のもの又は異なる寸法のものとすることができる。
【0053】
一般的に、垂直側壁の深さは、これらの垂直側壁が、1つのベース部材のラッチが第2のベース部材のスロットに連結するのを妨害することにならない又はかかる連結を妨げることにならないようなものである。従って、垂直側壁の深さは、一般的にラッチの長さによって部分的に左右される。
【0054】
コンタクトレンズパッケージベース部材100は、縁部108から張り出すスロット付き延長部192を備えることができる。スロット付き延長部192は、第2のスロット148を定める又は部分的に定めることができる。第2のラッチ156は、スロット付き延長部192から下向きに延びることができる。
【0055】
第1のラッチ144は、第1のラッチ寸法のものとすることができ、第2のラッチ156は、第2の異なる対応するラッチ寸法のものとすることができる。第1のラッチ144と第2のラッチ156とは、同じ寸法のものとすることができる。第1のスロット136は、第1のスロット寸法のものとすることができ、第2のスロット148は、第2の異なる対応するスロット寸法のものとすることができる。第1のスロット136と第2のスロット148とは、同じ寸法のものとすることができる。第1のラッチ144及び第2のラッチ156の各々は、個々に独立して遠位端部を備えることができ、各遠位端部は、先細側部、先細縁部、先細角部、これらの組み合わせ、又は同様のものを有することができる。
【0056】
更に、
図2に示しているように、2又は3以上のコンタクトレンズパッケージベース部材、例えば第1の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材100と第2の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材200との組み合わせが準備される。この組み合わせは、コンタクトレンズパッケージベース部材のスタック又は組立体であると理解することができ、十分に大きい場合にはリサイクル可能組立体とすることができる。コンタクトレンズパッケージベース部材100、200のどちらか又は両方を、上記で説明したものとすることができる。例えば、第2のコンタクトレンズパッケージベース部材200も、縁部を有してハンドルを少なくとも部分的に定める平面状上面と、底面と、平面状上面から陥入する椀部であって、椀部が平面状上面と交わる上周縁部を有し且つコンタクトレンズを保持するように構成されたキャビティを定め、椀部からハンドルが延びてハンドル端部で終端する、椀部と、平面状上面を貫通して形成され、周縁部から離間され、椀部の第1の側に位置付けられた第1のスロットと、平面状上面から下向きに延びて第1のスロットに隣接し、周縁部から離間された第1のラッチと、第1の側と反対側にある椀部の第2の側に位置付けられた第2のスロットと、第2のスロットに隣接して下向きに延びる第2のラッチとを有することができる。第2のコンタクトレンズパッケージベース部材200の第1のラッチは、第1のコンタクトレンズパッケージベース部材100の第2のスロットに嵌入するように構成することができる。第2のコンタクトレンズパッケージベース部材200の第2のラッチは、第1のコンタクトレンズパッケージベース部材100の第1のスロットに嵌入するように構成することができる。従って、コンタクトレンズパッケージベース部材はスタック可能であり、互いに積み重ねることができ、互いに機械的に係合することができる。例えば、本発明は、リサイクル可能組立体240を形成するために第1のコンタクトレンズパッケージベース部材100の上に第2のコンタクトレンズパッケージベース部材200を積み重ねる組み合わせを可能にする。リサイクル可能組立体240内では、第2のコンタクトレンズパッケージベース部材200の第1及び第2のラッチが、第1のコンタクトレンズパッケージベース部材100の第2及び第1のスロットをそれぞれ通って延びる。
【0057】
本明細書で説明する組み合わせでは、第1のコンタクトレンズパッケージベース部材及び第2のコンタクトレンズパッケージベース部材の各々は、第2のコンタクトレンズパッケージベース部材の第1及び第2のラッチが第1のコンタクトレンズパッケージベース部材の第2及び第1のスロットをそれぞれ通って延びるために、第2のコンタクトレンズパッケージベース部材200のハンドル112が第1のコンタクトレンズパッケージベース部材100のハンドル112の延び方向とは反対の方向に延びるようなポカヨケ設計を備えることができる。ハンドルのかかる交互方向を、
図2及び
図3に示している。
図2は、第2の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材200の上に積み重ねられた第3の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材300を更に示している。
図2~
図4で
図1A及び
図1Bに登場するものと同じ参照番号を用いて標記した特徴部は、
図1A及び
図1Bに示しているものと同じ特徴部を表すことを意図したものである。
【0058】
更に、各々が、例えば
図4に描示しているようにベース部材と、密封部材と、未装用コンタクトレンズとを備える複数のコンタクトレンズパッケージが準備される。このベース部材は、例えば、
図1A及び
図1Bに示しているベース部材100を備えることができる。
図4に示しているように、ベース部材は、キャビティ128を定めることができ、キャビティ128を囲む平面状上面104を有することができ、第1の返し部160を有する少なくとも1つのラッチ156と、少なくとも1つのスロット(
図4には示していない)とを有することができる。平面状上面104は、密封面を与え、ベース部材は、例えば熱可塑性プラスチック材料を含むことができる。密封部材は、図示しているように密封部材404を備えることができ、ベース部材の密封面に密着させて又は結合して、
図4に記載の断面図に示している密封キャビティを与えることができる。密封キャビティ128の中にあるコンタクトレンズ包装溶液412中に未装用コンタクトレンズ408が設けられる。複数のコンタクトレンズパッケージのうちの第1のコンタクトレンズパッケージの少なくとも1つのラッチが、複数のコンタクトレンズパッケージのうちの第2のコンタクトレンズパッケージの少なくとも1つのスロットに固定するように構成される。この固定は、密封部材が、少なくとも2つのコンタクトレンズパッケージの底部から除去された後に発生させることができる。第2のコンタクトレンズパッケージの少なくとも1つのラッチは、第1のコンタクトレンズパッケージの少なくとも1つのスロットに嵌入するように構成することができ、その逆もまた同様である。
【0059】
図5A~
図5Iは、本発明のブリスターパッケージプラスチックの別の実施形態ベース部材500を示している。ブリスターパッケージプラスチックベース部材500は、別のスタックブリスターパッケージプラスチックベース部材の1又は2以上のラッチを受け入れるための二重筒スロット547と単筒スロット548とを含む。本発明の1又は2以上の実施形態によると、
図1A~
図1Bに示している特徴部に対応する
図5A~
図5Iに示している特徴部は、
図1A~
図1Bに関連して示し、説明した対応する特徴部に形態、機能、形状、及び寸法が等しいと考えられたい。更に、本発明の1又は2以上の実施形態によると、
図5A~
図5Iに示している特徴部に対応する
図1A~
図1Bに示している特徴部は、
図5A~
図5Iに関連して示し、説明する対応する特徴部に形態、機能、形状、及び寸法が等しいと考えられたい。
【0060】
図5A~
図5Iは、ブリスターパッケージプラスチックベース部材500の例証的な長さ、幅、高さ、厚み、先細り勾配、寸法、角度、及び曲率半径を指し示す参照番号を含む。矛盾を回避するという点で、
図5A~
図5Iに示しているブリスターパッケージプラスチックベース部材500の例証的な長さ、幅、高さ、厚み、先細り勾配、寸法、角度、及び曲率半径は、
図1A~
図1Bに示しているブリスターパッケージプラスチックベース部材100において同等に用いることができる。
【0061】
ブリスターパッケージプラスチックベース部材500は、椀部520と、二重筒スロット547と、単筒スロット548と、ハンドル512とを含む。
【0062】
図5Aを参照すると、寸法D1は、椀部520の中心からブリスターパッケージプラスチックベース部材500の遠位外縁部までで測定した半径である。半径D1は、8mmから20mmまで、10mmから18mmまで、12mmから16mmまで、又は14mmから15mmまで、例えば14.5mmとすることができる。
【0063】
寸法D2は、椀部520の直径である。直径D2は、12mmから30mmまで、14mmから28mmまで、16mmから26mmまで、18mmから24mmまで、又は20mmから22mmまで、例えば21mm又は21.18mmとすることができる。
【0064】
寸法D3は、椀部520の中心からハンドル512の近位にあるブリスターパッケージプラスチックベース部材500の外縁部までで測定した半径である。半径D3は、8mmから20mmまで、10mmから18mmまで、12mmから16mmまで、又は14mmから15mmまで、例えば14mm又は14.5mmとすることができる。
【0065】
寸法D4は、ハンドル512の遠位端部から椀部520の中心までの長さである。長さD4は、15mmから40mmまで、18mmから37mmまで、21mmから34mmまで、又は24mmから31mmまで、例えば31mm又は30.8mmとすることができる。
【0066】
寸法D5は、ブリスターパッケージプラスチックベース部材500の内側の外縁部に沿って指し示す直線部分の長さである。長さD5は、1mmから8mmまで、2mmから7mmまで、3mmから6mmまで、又は4mmから5mmまで、例えば4mmとすることができる。
【0067】
寸法D6は、ハンドル512の遠位端部からハンドル512の近位端部までの間の長さである。長さD6は、2mmから14mmまで、3mmから13mmまで、4mmから12mmまで、5mmから11mmまで、6mmから10mmまで、又は7mmから9mmまで、例えば8mm又は7.84mmとすることができる。
【0068】
寸法D7は、ブリスターパッケージプラスチックベース部材500の外側の外縁部に沿って指し示す直線部分の長さである。長さD7は、5mmから15mmまで、6mmから14mmまで、7mmから13mmまで、又は8mmから12mmまで、例えば11mm又は11.33mmとすることができる。
【0069】
寸法D8は、内側の外縁部の直線部分から外側の外縁部の直線部分までの長さである。長さD8は、15mmから40mmまで、18mmから37mmまで、21mmから34mmまで、又は24mmから31mmまで、例えば29mmとすることができる。
【0070】
寸法D9は、ハンドル512の幅である。幅D9は、8mmから20mmまで、9mmから19mmまで、10mmから18mmまで、11mmから17mmまで、12mmから15mmまで、又は13mmから14mmまで、例えば14mm又は13.73mmとすることができる。
【0071】
寸法D10は、ハンドル512の親指把持部の縁部の対峙端部同士間の長さである。長さD10は、2mmから14mmまで、3mmから13mmまで、4mmから12mmまで、5mmから11mmまで、6mmから10mmまで、又は7mmから9mmまで、例えば7mm又は7.28mmとすることができる。
【0072】
D11は、ハンドル512の近位にある内側の外縁部に沿って指し示す部分における曲率半径を表している。曲率半径D11は、5mmから16mmまで、6mmから15mmまで、7mmから14mmまで、又は8mmから13mmまで、例えば12mm又は12.09mmの半径に基づくことができる。
【0073】
D12は、ハンドル512の近位にある外側の外縁部に沿って指し示す部分の曲率半径を表す。曲率半径D12は、30mmから50mmまで、32mmから48mmまで、又は34mmから46mmまで、例えば40mmの半径に基づくことができる。
【0074】
図5Cを参照すると、寸法D13は、垂直側壁のうちの一方のものの長さである。長さD13は、1mmから5mmまで、1.5mmから4.5mmまで、又は2mmから4mmまで、例えば2mm又は2.3mmとすることができる。
【0075】
D14は、椀部520の曲率半径を表している。曲率半径D14は、10mmから30mmまで、12mmから28mmまで、14mmから26mmまで、又は16mmから24mmまで、例えば22mmの半径に基づくことができる。
【0076】
A1は、垂線と垂直側壁の外壁との間の角度である。角度A1は、垂直側壁に若干の先細りを与えるために設けることができる。角度A1は、0.25°から3°まで、0.5°から2°まで、又は1°とすることができる。
【0077】
図5Dを参照すると、寸法D15は、返し部の遠位端部から、返し部が長さの本体と交わる点までの長さである。長さD15は、0.1mmから0.8mmまで、0.2mmから0.7mmまで、又は0.3mmから0.6mmまで、例えば0.4mm又は0.37mmとすることができる。
【0078】
寸法D16は、返し部の遠位端部から反対にあるラッチの後面までの長さである。長さD16は、0.5mmから1.5mmまで、0.6mmから1.4mmまで、0.7mmから1.3mmまで、0.8から1.2mmまで、又は0.9mmから1.1mmまで、例えば1mm又は0.97mmとすることができる。
【0079】
図5Eを参照すると、寸法D17は、ラッチの長さである。長さD17は、1mmから5mmまで、1.5mmから4.5mmまで、又は2mmから4mmまで、例えば3mm又は2.9mmとすることができる。
【0080】
寸法D18は、返し部の厚みである。厚みD18は、0.1mmから1mmまで、0.2mmから0.9mmまで、0.3mmから0.8mmまで、又は0.4mmから0.7mmまで、例えば0.5mmとすることができる。
【0081】
図5Fを参照すると、A2は、椀部520の中心に関してスロット548の対峙する側部同士によって定義される角度である。角度A2は、10°から20°まで、12°から18°まで、又は14°から16°まで、例えば15°とすることができる。
【0082】
寸法D19は、椀部520の中心から、単筒スロット548に隣接するブリスターパッケージプラスチックベース部材500の遠位外縁部までの半径である。半径D19は、10mmから22mmまで、12mmから20mmまで、14mmから18mmまで、又は15mmから17mmまで、例えば16mmとすることができる。
【0083】
図5Gを参照すると、A3は、椀部520の中心に関して二重筒スロット547の対峙する側部同士によって定義される角度である。角度A3は、12°から30°まで、14°から28°まで、又は16°から26°まで、例えば22°とすることができる。
【0084】
寸法D20は、下向きに二重筒スロット547の一方の筒に隣接して延びるラッチの幅である。幅D20は、1mmから5mmまで、1.5mmから4.5mmまで、又は2mmから4mmまで、例えば3mm又は2.6mmとすることができる。
【0085】
図5Hを参照すると、寸法D21は、椀部520の中心から、二重筒スロット547に隣接するブリスターパッケージプラスチックベース部材500の近位外縁部までで測定した半径である。半径D21は、8mmから22mmまで、10mmから20mmまで、12mmから18mmまで、又は14mmから17mmまで、例えば16mm又は16.49mmとすることができる。
【0086】
寸法D22は、椀部520の中心から二重筒スロット547の内縁部までで測定した半径である。半径D22は、8mmから20mmまで、10mmから18mmまで、12mmから16mmまで、又は14mmから15mmまで、例えば15mm又は14.89mmとすることができる。
【0087】
半径D23は、椀部520の中心から、スロット548に隣接するラッチまでの半径である。半径D23は、8mmから22mmまで、10mmから20mmまで、12mmから18mmまで、又は14mmから17mmまで、例えば15mm又は15.43mmとすることができる。
【0088】
寸法D24は、椀部520の中心から単筒スロット548の内縁部までで測定した半径である。半径D24は、8mmから20mmまで、10mmから18mmまで、又は12mmから16mmまで、例えば14mmとすることができる。
【0089】
寸法D25は、椀部520の中心から、単筒スロット548に隣接するラッチの返し部までで測定した半径である。半径D25は、8mmから22mmまで、10mmから20mmまで、12mmから18mmまで、又は14mmから17mmまで、例えば16mm又は16.4mmとすることができる。
【0090】
寸法D26は、椀部520の中心から単筒スロット548の外縁部までで測定した半径である。半径D26は、8mmから20mmまで、10mmから18mmまで、又は12mmから16mmまで、例えば15mmとすることができる。
【0091】
D27は、椀部520の中心から、二重筒スロット547に隣接するラッチの返し部までで測定した半径である、すなわち半径の端点をマークする。半径D27は、8mmから22mmまで、10mmから20mmまで、12mmから18mmまで、又は14mmから17mmまで、例えば16mm又は15.7mmとすることができる。
【0092】
寸法D28は、椀部520の中心から、二重筒スロット547に隣接するラッチの内側までで測定した半径である、すなわち半径の端点をマークする。半径D28は、8mmから20mmまで、10mmから18mmまで、又は12mmから16mmまで、例えば15mm又は14.7mmとすることができる。
【0093】
図5Iを参照すると、D29は、ハンドル512の内面の曲率半径を表している。曲率半径D29は、5mmから14mmまで、6mmから13mmまで、7mmから12mmまで、又は8mmから10mmまで、例えば8mm又は8.4mmの半径に基づくことができる。
【0094】
寸法H1は、ブリスターパッケージプラスチックベース部材500の上面から椀部520の底部までのブリスターパッケージプラスチックベース部材500の全高である。高さH1は、2mmから12mmまで、3mmから11mmまで、4mmから10mmまで、5mmから9mmまで、又は6mmから8mmまで、例えば7mm又は6.8mmとすることができる。
【0095】
寸法H2は、ブリスターパッケージプラスチックベース部材500の上面からハンドル512の底部までの高さである。高さH2は、1mmから10mmまで、2mmから9mmまで、3mmから8mmまで、又は4mmから7mmまで、例えば5mm又は4.58mmとすることができる。
【0096】
寸法H3は、ブリスターパッケージプラスチックベース部材500の上面の厚みである。厚みH3は、0.1mmから1.5mmまで、0.2mmから1.3mmまで、0.3mmから1.2mmまで、0.4から1.2まで、又は0.5mmから1mmまで、例えば0.6mmとすることができる。
【0097】
寸法H4は、ブリスターパッケージプラスチックベース部材500の上面から、二重筒スロット547に隣接するラッチの底部までの高さである。高さH4は、1mmから6mmまで、2mmから5mmまで、又は3mmから4mmまで、例えば3.5mmとすることができる。
【0098】
寸法H5は、ブリスターパッケージプラスチックベース部材500の上面から第1の垂直側壁の底部までの高さである。高さH5は、1mmから5mmまで、1.5mmから4.5mmまで、又は2mmから4mmまで、例えば2mm又は3mm又は2.3mmとすることができる。
【0099】
寸法H6は、ブリスターパッケージプラスチックベース部材500の上面から、単筒スロット548に隣接するラッチの底部までの高さである。高さH6は、1mmから6mmまで、2mmから5mmまで、又は3mmから4mmまで、例えば3.5mmとすることができる。
【0100】
本明細書で何れかの寸法、サイズ、角度、範囲、又はその他のパラメータに関して提示する何れかの値に関して、代わりにこれらの測定値、量、又は数値を、提示する値のうちの何れか1つ又は2つ以上から1%、5%、10%、15%、20%、又は25%プラス又はマイナスの値とすることができることを理解されたい。
【0101】
更に、複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材(例えば、空のベース部材、又はレンズ及び包装溶液を取り出すのと一緒に密封部材が除去されたベース部材)のリサイクル法を提示する。方法は、複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材を用いて開始する又はそれらを準備するステップを含むことができる。複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々は、内部にコンタクトレンズを保持するようなサイズにされたキャビティを個々に独立して定めることができる。複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々は、第1のラッチと、第2のラッチと、第1のスロットと、第2のスロットとを備えることができ、更に熱可塑性プラスチック材料を含むことができる。リサイクル法は、複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材のうちの1つの用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の第1のラッチ及び第2のラッチが、これらの使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材のうちの別の用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の第2のスロット及び第1のスロット内にそれぞれ受け入られて機械的に固定されるように複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材を互いに積み重ねるステップを含む。その結果、スタックが形成される。十分なベース部材が互いに積み重ねられると、スタックは、リサイクル可能組立体として十分に大きいものとすることができる。その後、リサイクル可能組立体をリサイクルすることができる。本明細書で解説するように、複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々の第1のラッチは、ベース部材から延びる突出部又はラッチを備えることができる。突出部又はラッチは、返し部を備えることができる。複数の空のコンタクトレンズパッケージベース部材の各々の第2のスロットは、第1の方向から返し部を受け入れ、第1の返し部が第1の方向とは反対の第2の方向に抜け出るのを防止する開口部又はスロットを備えることができる。
【0102】
リサイクル可能な作製物を形成してリサイクルするために、複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々の第1のラッチは、それぞれの使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の第1の側に場所決めすることができる。使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々の第2のラッチは、これらの使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の第2の側に場所決めすることができる。第2の側は、第1の側と同じ、異なる、又は反対とすることができる。
【0103】
リサイクル可能作製物を形成してリサイクルするために、複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々のベース部材は、そこから側方に延びるハンドルを備えることができ、スタック又はリサイクル可能組立体内で、第1の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材のハンドルが、隣接する使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材のハンドルの延び方向に対して反対の方向に延びることができる。複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々の第1及び第2のラッチと第1及び第2のスロットとは、全体として、第1の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材のハンドルが1又は2以上の隣接使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材のハンドルに対して異なる又は反対の方向に延びるようなポカヨケ設計を備えることができる。
【0104】
本発明は、リサイクル可能熱可塑性プラスチックコンタクトレンズ組立体を更に含む。この組立体は、リサイクル可能プラスチックコンタクトレンズ組立体、リサイクル可能熱可塑性プラスチック組立体、又はリサイクル可能組立体と考えることができる。熱可塑性プラスチック材料の代わりに、何れかのリサイクル可能材料を用いることができる。リサイクル可能組立体は、本明細書で説明する複数の空のコンタクトレンズパッケージを含む。言い換えれば、リサイクル可能組立体は、コンタクトレンズ又は包装溶液を有さない複数のコンタクトレンズパッケージベース部材を含む。各空のコンタクトレンズパッケージは、キャビティを有するベース部材を含む。ベース部材は、本明細書で説明する通りのものであり、熱可塑性プラスチック材料(又はその他のリサイクル可能材料)であり、キャビティを囲む実質的に平面状の表面を有する。複数のベース部材は各々、本明細書で説明するように互いに取り付けられる少なくとも1つのスロットと少なくとも1つのラッチとを有する(例えば、第1のベース部材のラッチが別のベース部材のスロットと連結される)。互いに取り付けられるベース部材は空である(すなわち、密封部材が開封済み又は除去済みであり、コンタクトレンズが、装用者又はユーザによって取り出し済みである)。密封部材が、ベース部材のものと同じリサイクル分類のものである場合には、任意選択肢として、密封部材を、ベース部材に取り付けられたままにすることもできる。
【0105】
任意選択肢として、リサイクル可能熱可塑性プラスチック組立体は、少なくとも、最小で2インチ(例えば2インチから6インチ又はそれ以上まで)の全高と、最小で2インチ(例えば2インチから6インチ又はそれ以上まで)の幅及び深さのうちのどちらか又は両方とを有することができる。これらの寸法は、組立体をリサイクルビンの中に投棄することを可能にし、リサイクル施設でのリサイクルのために受け入れ可能である。
【0106】
示したように、未装用コンタクトレンズは、密封コンタクトレンズパッケージのキャビティの中に密封され、コンタクトレンズ包装溶液中に包装される。コンタクトレンズ包装溶液中には、何れのコンタクトレンズを包装することもできる。例えば、コンタクトレンズは、ヒドロゲルコンタクトレンズとすることができる、又はシリコーンヒドロゲルコンタクトレンズとすることができる。これらのパッケージ内に設けることができるコンタクトレンズの例は、methafilcon(メタフィルコン)A、ocufilcon(オキュフィルコン)A、ocufilcon(オキュフィルコン)B、ocufilcon(オキュフィルコン)C、ocufilcon(オキュフィルコン)D、omafilcon(オマフィルコン)A、omafilcon(オマフィルコン)B、comfilcon(コムフィルコン)A、enfilcon(エンフィルコン)A、stenfilcon(ステンフィルコン)A、fanfilcon(ファンフィルコン)A、etafilcon(エタフィルコン)A、senofilcon(セノフィルコン)A、senofilcon(セノフィルコン)B、senofilcon(セノフィルコン)C、narafilcon(ナラフィルコン)A、narafilcon(ナラフィルコン)B、balafilcon(バラフィルコン)A、samfilcon(サムフィルコン)A、lotrafilcon(ロトラフィルコン)A、lotrafilcon(ロトラフィルコン)B、somofilcon(ソモフィルコン)A、riofilcon(リオフィルコン)A、delefilcon(デレフィルコン)A、kalifilcon(カリフィルコン)A、lehfilcon(レフフィルコン)Aという米国一般名(USAN)を有するものを含む。一般的に、コンタクトレンズ包装溶液は、界面活性剤、湿潤剤、粘性剤、及び同様のもの等の1又は2以上の添加剤を含有することができるリン酸緩衝生理食塩水溶液又はホウ酸緩衝生理食塩水溶液等の緩衝生理食塩水溶液である。
【0107】
ベース部材内のコンタクトレンズは、ソフトシリコーンヒドロゲルコンタクトレンズ等のソフトコンタクトレンズとすることができる。
【0108】
コンタクトレンズは、何れかのレンズ装用様式のものとすることができる。レンズ装用様式は、レンズを取り外すことなく何昼夜続けて装用することができるかを意味する。1つの例では、コンタクトレンズは、1日使い捨てレンズである。1日使い捨てレンズは、最長で約12時間又は16時間の連続装用の単回使用向けに処方されるものであり、単回使用後に廃棄しなければならない。別の例では、コンタクトレンズは終日装用レンズである。終日装用レンズは、起きている時間、一般的に最長で約12時間から16時間までの間に装用され、就寝前に取り外される。一般的に、終日装用レンズは、不使用時間中にレンズを洗浄及び消毒するためのコンタクトレンズケア溶液を収容するコンタクトレンズケース内に保管される。一般的に、終日装用レンズは、最長で30日間の装用の後に廃棄される。なおも別の例では、コンタクトレンズは連続装用レンズである。一般的に、連続装用レンズは、最長で6昼夜、14昼夜、又は30昼夜連続で装用される。
【0109】
コンタクトレンズパッケージの中に密封される包装溶液は、何れか従来のコンタクトレンズ適合溶液とすることができる。一例では、包装溶液は、緩衝液及び/又は等張化剤の水溶液を含む、これらで構成される、又はこれらで基本的に構成される。別の例では、包装溶液は、1又は2以上の更なる抗菌剤、快適剤、親水性ポリマー、界面活性剤、及び/又はその他の有益な薬剤等の1又は2以上の更なる薬剤を含有する。幾つかの例では、包装溶液は、点眼溶液及びコンタクトレンズ包装溶液中で快適剤ポリマー又は増粘剤として一般的に用いられるポリサッカリド(例えば、ヒアルロン酸、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等)又はその他の高分子量ポリマー、例えばポリビニルピロリドンを含むことができる。他の実施形態では、包装溶液は、眼薬を含むことができる。包装溶液は、約6.8又は7.0から約7.8又は8.0までの範囲内にあるpHを有することができる。一例では、包装溶液は、リン酸緩衝液又はホウ酸緩衝液を含む。別の例では、包装溶液は、オスモル濃度を約200mOsm/kgから400mOsm/kgまで、一般的には約270mOsm/kgから約310mOsm/kgまでの範囲内に維持するための量で塩化ナトリウム又はソルビトールから選択された等張化剤を含む。
【0110】
密封コンタクトレンズパッケージを製造する上で従来の製造法を用いることができることを理解されよう。コンタクトレンズパッケージを製造する方法では、方法は、未装用コンタクトレンズ及びコンタクトレンズ包装溶液を受容部の中に入れるステップと、受容部の上にカバーを配置するステップと、カバーを受容部の上に密着させるステップとを含むことができる。一般的に、受容部は、単一のコンタクトレンズと、それを完全に覆うのに十分な量、一般的に約0.5~1.5mlの包装溶液とを受け入れるように構成される。一例では、受容部は、ラッチと、スロットと、コンタクトレンズ及び包装溶液を保持するように構成されたキャビティと、キャビティの周囲で外向きに延びるフランジ領域とを備えるプラスチックベース部材を備え、カバーは、密封コンタクトレンズパッケージを実現するためにフランジ領域に取り付けられる除去可能箔(又はその他の密封カバー又は密封蓋)を備える。除去可能箔(又はその他の密封カバー又は密封蓋)は、熱溶着又は糊付け等の何れか従来の手段によって密着させることができる。密封コンタクトレンズパッケージを製造する方法は、密封コンタクトレンズパッケージを加圧滅菌することによって未装用コンタクトレンズを滅菌するステップを更に含むことができる。密封パッケージは、加圧滅菌等の熱又は蒸気を含む滅菌量の放射線によって、又はガンマ放射線、eビーム放射線、紫外放射線等によって滅菌することができる。一般的に、加圧滅菌は、密封コンタクトレンズパッケージを少なくとも121℃の温度に少なくとも20分にわたって曝すステップを含む。
【0111】
本発明を用いることで、使用済み又は開封済みのコンタクトレンズパッケージを、集合体であって、好ましくはそれを形成するパッケージがリサイクル施設において処理されている間に分解又は分離しないような集合体としてリサイクルすることが可能になる。集合体は、リサイクル可能材料として処理されるのに十分な寸法を有する。
【0112】
本発明を用いることで、利用者は、使用済み又は開封済みのコンタクトレンズパッケージをリサイクルする簡単な手法を有する。
【0113】
本発明を用いることで、利用者は、使用済み又は開封済みのコンタクトレンズパッケージをリサイクルする簡単であるがなおも効率的な手法を有し、簡単な手法を提供することによって、この材料を実際にリサイクルすることを利用者に喚起することができる。例えば、密封部材を除去し、ベース部材からコンタクトレンズを取り出した後に、ベース部材を別の開封済みベース部材に対して、これら2つが互いに結合されて、単一のベース部材だけよりも大きいサイズ、例えば体積又は表面積を有する組立体又はスタックを形成するように押しつけることができる。十分なベース部材が積み重ねられると、最小サイズ要件を満たすことができ、リサイクル可能組立体が形成される。
【0114】
本明細書における「一例」、「特定の例」、「一態様」、又は「一実施形態」、或いは同様の句への言及は、先に説明した又は後に説明する例、態様、実施形態(すなわち特徴)の何れかの組み合わせと組み合わせることができる本発明の1つ又は複数の特徴又はその構成要素、或いはその方法(状況に依存して)を、特徴の特定の組み合わせが互いに排他的でない限り、又は状況が別途示さない限り、導入することを意図したものである。更に、本明細書で用いる場合、数量詞を伴わない指示物は、状況が別途明確に規定しない限り、単数と複数との(例えば少なくとも1又は2以上の)指示物を含む。従って、例えば、「コンタクトレンズ」への言及は、単一のレンズ並びに2又は3以上の同じ又は異なるレンズを含む。
【0115】
本発明は、以下の態様/実施形態/特徴を何れかの順序及び/又は何れかの組み合わせで含む。
実施形態/特徴/態様1.
本発明は、
縁部を有し、ハンドルを少なくとも部分的に定める平面状上面と、
底面と、
平面状上面から凹んだ椀部であって、上記椀部が平面状上面と交わる上周縁部を有し且つコンタクトレンズを保持するように構成されたキャビティを定め、上記椀部から上記ハンドルが延びてハンドル端部で終端する、椀部と、
平面状上面を貫通して形成され、上周縁部から離間され、椀部の第1の側に位置付けられた第1のスロットと、
平面状上面から下向きに延びて第1のスロットに隣接し、上周縁部から離間された第1のラッチと、
第1の側と反対側にある椀部の第2の側に位置付けられた第2のスロットと、
第2のスロットに隣接して下向きに延びる第2のラッチと、
を備えるコンタクトレンズパッケージベース部材に関する。
実施形態/特徴/態様2.
平面状上面に結合されてキャビティを密封する密封部材と、
密封キャビティ内でコンタクトレンズ包装溶液中に設けられた未装用コンタクトレンズと、
を更に備える、上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材、方法、又はその他の実施形態。
実施形態/特徴/態様3.
第1のラッチは第1の返し部を備え、上記第2のスロットは、第1の返し部を第1の方向から受け入れて係止し、第1の返し部が第1の方向とは反対の第2の方向に第2のスロットから抜け出るのを防止するようなサイズにされる、上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材、方法、又はその他の実施形態。
実施形態/特徴/態様4.
第2のラッチは第2の返し部を備え、第1のスロットは、第2の返し部を第1の方向から受け入れて係止し、第2の返し部が反対の第2の方向に第1のスロットから抜け出るのを防止するようなサイズにされる、上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材、方法、又はその他の実施形態。
実施形態/特徴/態様5.
第1のラッチ及び第1のスロットは、椀部とハンドル端部との間に位置付けられる、上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材、方法、又はその他の実施形態。
実施形態/特徴/態様6.
第1の垂直側壁及び第2の垂直側壁を更に備え、
第1の垂直側壁は、縁部から下向きに延び、第1の深さを有し、第1のラッチと第2のラッチとの間で縁部に沿って位置付けられ、
第2の垂直側壁は、縁部から下向きに延び、第2の深さを有し、第2のラッチと第1のラッチとの間で縁部に沿って位置付けられ、更に第1の垂直側壁に対して椀部の反対側に位置付けられる、
上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材、方法、又はその他の実施形態。
実施形態/特徴/態様7.
椀部は、第1の深さよりも大きい寸法の深さを有し、更に第2の深さよりも大きい寸法の深さを有する、上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材、方法、又はその他の実施形態。
実施形態/特徴/態様8.
ハンドル端部は、平面状上面から下向きに湾曲し、親指把持部を備える、上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材、方法、又はその他の実施形態。
実施形態/特徴/態様9.
縁部から張り出し、第2のスロットを定めるスロット付き延長部を更に備える、上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材、方法、又はその他の実施形態。
実施形態/特徴/態様10.
第2のラッチは、スロット付き延長部から下向きに延びる、上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材、方法、又はその他の実施形態。
実施形態/特徴/態様11.
第1のラッチは、第1のラッチ寸法のものであり、第2のラッチは、第2の異なる対応するラッチ寸法のものであり、第1のスロットは、第1のスロット寸法のものであり、第2のスロットは、第2の異なる対応する寸法のものである、上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材、方法、又はその他の実施形態。
実施形態/特徴/態様12.
第1のラッチ及び第2のラッチの各々は、独立して遠位端部を備え、各遠位端部は、先細側部、先細縁部、先細角部、又はこれらの組み合わせを有する、上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材、方法、又はその他の実施形態。
実施形態/特徴/態様13.
、上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材、方法、又はその他の実施形態と、第1の上記のコンタクトレンズパッケージベース部材とは独立した第2のコンタクトレンズパッケージベース部材との組み合わせにおいて、
縁部を有し、ハンドルを少なくとも部分的に定める平面状上面と、
底面と、
平面状上面から凹んだ椀部であって、椀部が平面状上面と交わる上周縁部を有し、コンタクトレンズを保持するように構成されたキャビティを定め、椀部からハンドルが延びてハンドル端部で終端する、椀部と、
平面状上面を貫通して形成され、上周縁部から離間され、椀部の第1の側に位置付けられた第1のスロットと、
平面状上面から下向きに延びて第1のスロットに隣接し、上周縁部から離間された第1のラッチと、
第1の側と反対側にある椀部の第2の側に位置付けられた第2のスロットと、
第2のスロットに隣接して下向きに延びる第2のラッチと、
を備え、
第2のコンタクトレンズパッケージベース部材の第1のラッチは、第1のコンタクトレンズパッケージベース部材の第2のスロットに嵌入するように構成され、第2のコンタクトレンズパッケージベース部材の第2のラッチは、第1のコンタクトレンズパッケージベース部材の第1のスロットに嵌入するように構成される、
組み合わせ。
実施形態/特徴/態様14.
第2のコンタクトレンズパッケージベース部材は、第1のコンタクトレンズパッケージベース部材の上に積み重ねられてスタックが形成され、第2のコンタクトレンズパッケージベース部材の第1及び第2のラッチは、第1のコンタクトレンズパッケージベース部材の第2及び第1のスロットをそれぞれ通って延びる、上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載の組み合わせ、方法、又はその他の実施形態。
実施形態/特徴/態様15.
第1のコンタクトレンズパッケージベース部材及び第2のコンタクトレンズパッケージベース部材の各々は、第2のコンタクトレンズパッケージベース部材の第1及び第2のラッチが第1のコンタクトレンズパッケージベース部材の第2及び第1のスロットをそれぞれ通って延びて、第2のコンタクトレンズパッケージベース部材のハンドルが、第1のコンタクトレンズパッケージベース部材のハンドルの延び方向とは反対の方向に延びるようなポカヨケ設計を備える、上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載の組み合わせ、方法、又はその他の実施形態。
実施形態/特徴/態様16.
複数のコンタクトレンズパッケージである実施形態であって、その各々が、
キャビティを定めるベース部材であって、キャビティを囲む平面状上面と、少なくとも1つのラッチと、少なくとも1つのスロットとを備え、平面状上面が密封面を与え、熱可塑性プラスチック材料であるベース部材と、
ベース部材の密封面に結合されて密封キャビティを与える密封部材と、
密封キャビティ内でコンタクトレンズ包装溶液中に浸った未装用コンタクトレンズと、
を備え、
複数のコンタクトレンズパッケージのうちの第1のコンタクトレンズパッケージの少なくとも1つのラッチが、複数のコンタクトレンズパッケージのうちの第2のコンタクトレンズパッケージの少なくとも1つのスロットに、少なくとも第2のコンタクトレンズパッケージの密封部材が除去された後に固定するように構成される、
実施形態。
実施形態/特徴/態様17.
複数のコンタクトレンズパッケージの各々の少なくとも1つのラッチは、ベース部材から下向きに延びる突出部を備え、突出部は返し部を備え、複数のコンタクトレンズパッケージの各々の少なくとも1つのスロットは、返し部を第1の方向から受け入れ、第1の返し部が第1の方向とは反対の第2の方向にスロットから抜け出るのを防止するようなサイズにされる、上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載の複数のコンタクトレンズパッケージ、方法、又はその他の実施形態。
実施形態/特徴/態様18.
複数のコンタクトレンズパッケージの各々の少なくとも1つのラッチは、ベース部材の第1の側に沿った第1のラッチと、ベース部材の反対の第2の側に沿った第2のラッチとを備え、複数のコンタクトレンズパッケージの各々の少なくとも1つのスロットは、ベース部材の第1の側に沿った第1のスロットと、ベース部材の第2の側に沿った第2のスロットとを備える、上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載の複数のコンタクトレンズパッケージ、方法、又はその他の実施形態。
実施形態/特徴/態様19.
複数のコンタクトレンズパッケージの各々のベース部材は、そこから側方に延びるハンドルを更に備える、上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載の複数のコンタクトレンズパッケージ、方法、又はその他の実施形態。
実施形態/特徴/態様20.
複数のコンタクトレンズパッケージの各々の少なくとも1つのラッチ及び少なくとも1つのスロットとは、全体として、第1のコンタクトレンズパッケージが第2のコンタクトレンズパッケージに機械的に固定された時に、第1のコンタクトレンズパッケージのハンドルが、第2のコンタクトレンズパッケージのハンドルの延び方向とは反対の方向にだけ延びることができるようなポカヨケ設計を備える、上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載の複数のコンタクトレンズパッケージ、方法、又はその他の実施形態。
実施形態/特徴/態様21.
第1のコンタクトレンズパッケージの未装用コンタクトレンズは右眼コンタクトレンズであり、第2のコンタクトレンズパッケージの未装用コンタクトレンズは左眼コンタクトレンズである、上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載の複数のコンタクトレンズパッケージ、方法、又はその他の実施形態。
実施形態/特徴/態様22.
第1のコンタクトレンズパッケージの少なくとも1つのラッチは遠位端部を有し、遠位端部は、先細側部、先細縁部、先細角部、又はこれらの組み合わせを備える、上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載の複数のコンタクトレンズパッケージ、方法、又はその他の実施形態。
実施形態/特徴/態様23.
コンタクトレンズパッケージである実施形態であって、
熱可塑性プラスチック材料で作製されてキャビティを定めるベース部材であって、キャビティを囲んで密封面を与える実質的に平面状の表面を備え、更に少なくとも1つのラッチと少なくとも1つのスロットとを備えるベース部材と、
ベース部材の密封面に結合されて密封キャビティを与える密封部材と、
密封キャビティ内でコンタクトレンズ包装溶液中に設けられた未装用コンタクトレンズと、
を備え、
少なくとも1つのラッチは、別のコンタクトレンズパッケージのスロットと機械的に固定するように構成され、少なくとも1つのスロットは、別のコンタクトレンズパッケージのラッチに機械的に固定するように構成される、
実施形態。
実施形態/特徴/態様24.
複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材をリサイクルする方法である実施形態であって、
複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材を準備するステップであって、複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々が、内部にコンタクトレンズを保持するようなサイズにされたキャビティと、第1のラッチと、第2のラッチと、第1のスロットと、第2のスロットとを定め、熱可塑性プラスチック材料を含む、ステップと、
複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材のうちの1つの用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の第1のラッチ及び第2のラッチが、使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材のうちの別の用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の第2及び第1のスロット内にそれぞれ受け入られて機械的に固定され、リサイクル可能組立体を形成するように複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材を互いに積み重ねるステップと、
リサイクル可能組立体をリサイクルするステップと、
を含む実施形態。
実施形態/特徴/態様25.
複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々の第1のラッチは、ベース部材から延びる突出部を備え、突出部は返し部を備え、複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々の第2のスロットは、返し部を第1の方向から受け入れて、第1の返し部が第1の方向とは反対の第2の方向に第2のスロットから抜け出るのを防止する、上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載の方法、コンタクトレンズパッケージ、又はその他の実施形態。
実施形態/特徴/態様26.
複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々の第1のラッチは、それぞれの使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の第1の側に位置付けられ、使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々の第2のラッチは、第1の側と反対側にある使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の第2の側に位置付けられる、上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載の方法、コンタクトレンズパッケージ、又はその他の実施形態。
実施形態/特徴/態様27.
複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々のベース部材は、そこから側方に延びるハンドルを更に備え、リサイクル可能組立体内では、第1の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材のハンドルは、隣接する使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材のハンドルの延び方向に対して反対の方向に延びる、上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載の方法、コンタクトレンズパッケージ、又はその他の実施形態。
実施形態/特徴/態様28.
複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の第1及び第2のラッチと第1及び第2のスロットとは、全体として、第1の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材のハンドルが、リサイクル可能組立体内で隣接する1又は2以上の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材のハンドルに対して反対方向に延びるようなポカヨケ設計を備える、上記又は下記の何れかの実施形態/特徴/態様に記載の方法、コンタクトレンズパッケージ、又はその他の実施形態。
【0116】
本発明は、上記及び/又は下記で文章及び/又は段落内に示す様々な特徴の何れかの組み合わせを含むことができる。組み合わせ可能な特徴に関して、本明細書に記載の本開示の特徴の何れかの限定されない組み合わせを企図している。
【0117】
本明細書における開示は、ある特定の具体例に言及し、これらの例が、限定ではなく例示を目的として提示するものであることを理解されたい。例証的な例しか解説しなかったものの、前述の詳細説明の目的は、更なる開示によって定める本発明の創意及び範囲の中に収まる可能性があるこれらの例の全ての改変物、変更物、及び均等物を網羅することである。
【0118】
本開示と矛盾しない限り、本開示で引用する全ての参考文献の全内容が、引用によって本明細書に組み込まれている。
【0119】
本発明は、上記及び/又は下記で説明し、文章及び/又は段落内に示す様々な特徴又は実施形態の何れかの組み合わせを含むことができる。本明細書で開示する特徴の何れかの組み合わせを、本発明の一部と見なし、組み合わせ可能な特徴に関して、いかなる限定も意図していない。
【0120】
当業者には、本明細書の検討及び本明細書で開示する発明の実践から本発明の他の実施形態が明らかになろう。本明細書及び例が、単に例証的なものとして受け止められ、本発明の真の範囲及び創意を、以下の特許請求及びその均等物によって示すことを意図している。
【符号の説明】
【0121】
100 コンタクトレンズパッケージベース部材
104 平面状上面
108 縁部
112 ハンドル
120 椀部
124 上周縁部
128 キャビティ
132 ハンドル端部
136 第1のスロット
140 第1の側
148 第2のスロット
152 第2の側
156 第2のラッチ
164 第2の返し部
168 第1の垂直側壁
172 第2の垂直側壁
188 親指把持部
192 スロット付き延長部
【手続補正書】
【提出日】2023-08-29
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
縁部を有し、ハンドルを少なくとも部分的に定める平面状上面と、
底面と、
前記平面状上面から凹んだ椀部であって、前記椀部が前記平面状上面と交わる上周縁部を有し且つコンタクトレンズを保持するように構成されたキャビティを定め、前記椀部から前記ハンドルが延びてハンドル端部で終端する、椀部と、
前記平面状上面を貫通して形成され、前記上周縁部から離間され、前記椀部の第1の側に位置付けられた第1のスロットと、
前記平面状上面から下向きに延びて前記第1のスロットに隣接し、前記上周縁部から離間された第1のラッチと、
前記第1の側と反対側にある前記椀部の第2の側に位置付けられた第2のスロットと、
前記第2のスロットに隣接して下向きに延びる第2のラッチと、
を備えているコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項2】
前記平面状上面に結合されて前記キャビティを密封する密封部材と、
前記密封キャビティ内でコンタクトレンズ包装溶液中に設けられた未装用コンタクトレンズと、
を更に備えている、請求項1に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項3】
前記第1のラッチは第1の返し部を備え、前記第2のスロットは、前記第1の返し部を第1の方向から受け入れて係止し、前記第1の返し部が前記第1の方向とは反対の第2の方向に前記第2のスロットから抜け出るのを防止するようなサイズにされている、請求項1に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項4】
前記第2のラッチは第2の返し部を備え、前記第1のスロットは、前記第2の返し部を前記第1の方向から受け入れて係止し、前記第2の返し部が前記反対の第2の方向に前記第1のスロットから抜け出るのを防止するようなサイズにされている、請求項3に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項5】
前記第1のラッチ及び前記第1のスロットは、前記椀部と前記ハンドル端部との間に位置付けられる、請求項1に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項6】
第1の垂直側壁及び第2の垂直側壁を更に備え、
前記第1の垂直側壁は、前記縁部から下向きに延び、第1の深さを有し、前記第1のラッチと前記第2のラッチとの間で前記縁部に沿って位置付けられ、
前記第2の垂直側壁は、前記縁部から下向きに延び、第2の深さを有し、前記第2のラッチと前記第1のラッチとの間で前記縁部に沿って位置付けられ、更に前記第1の垂直側壁に対して前記椀部の反対側に位置付けられる、
請求項1に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項7】
前記椀部は、前記第1の深さよりも大きい寸法の深さを有し、更に前記第2の深さよりも大きい寸法の深さを有する、請求項6に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項8】
前記ハンドル端部は、前記平面状上面から下向きに湾曲し、親指把持部を備えている、請求項6に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項9】
前記縁部から張り出し、前記第2のスロットを定めるスロット付き延長部を更に備えている、請求項1に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項10】
前記第2のラッチは、前記スロット付き延長部から下向きに延びる、請求項9に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項11】
前記第1のラッチは、第1のラッチ寸法であり、前記第2のラッチは、第2の異なる対応するラッチ寸法であり、前記第1のスロットは、第1のスロット寸法であり、前記第2のスロットは、第2の異なる対応するスロット寸法である、請求項1に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項12】
前記第1のラッチ及び前記第2のラッチの各々は、独立して遠位端部を備え、各遠位端部は、先細側部、先細縁部、先細角部、又はこれらの組み合わせを有する、請求項1に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材。
【請求項13】
第2のコンタクトレンズパッケージベース部材に連結された少なくとも第1のコンタクトレンズパッケージベース部材を形成するように互いに連結された、請求項1に記載のコンタクトレンズパッケージベース部材のうちの2又は3以上を備える連結コンタクトレンズパッケージベース部材の組立体であって、
前記第1のコンタクトレンズパッケージベース部材の前記第1のラッチが、前記第2のコンタクトレンズパッケージベース部材の前記第2のスロットに嵌入するように構成され、前記第2のコンタクトレンズパッケージベース部材の前記第2のラッチが、前記第1のコンタクトレンズパッケージベース部材の前記第1のスロットに嵌入するように構成される、組立体。
【請求項14】
前記第2のコンタクトレンズパッケージベース部材は、前記第1のコンタクトレンズパッケージベース部材の上に積み重ねられてスタックが形成され、前記第2のコンタクトレンズパッケージベース部材の前記第1及び第2のラッチは、前記第1のコンタクトレンズパッケージベース部材の前記第2及び第1のスロットをそれぞれ通って延びる、請求項13に記載の組立体。
【請求項15】
前記第1のコンタクトレンズパッケージベース部材及び前記第2のコンタクトレンズパッケージベース部材の各々は、前記第2のコンタクトレンズパッケージベース部材の前記第1及び第2のラッチが前記第1のコンタクトレンズパッケージベース部材の前記第2及び第1のスロットをそれぞれ通って延びて、前記第2のコンタクトレンズパッケージベース部材の前記ハンドルが、前記第1のコンタクトレンズパッケージベース部材の前記ハンドルの延び方向とは反対の方向に延びるようなポカヨケ設計を備えている、請求項14に記載の組立体。
【請求項16】
複数のコンタクトレンズパッケージであって、
前記複数のコンタクトレンズパッケージの各々が、
キャビティを定めるベース部材であって、前記キャビティを囲む平面状上面と、少なくとも1つのラッチと、少なくとも1つのスロットとを備え、前記平面状上面が密封面を与え、熱可塑性プラスチック材料であるベース部材と、
前記ベース部材の前記密封面に結合されて密封キャビティを与える密封部材と、
前記密封キャビティ内でコンタクトレンズ包装溶液中にある未装用コンタクトレンズと、
を備え、
前記複数のコンタクトレンズパッケージのうちの第1のコンタクトレンズパッケージの前記少なくとも1つのラッチが、前記複数のコンタクトレンズパッケージのうちの第2のコンタクトレンズパッケージの前記少なくとも1つのスロットに、少なくとも前記第2のコンタクトレンズパッケージの前記密封部材が除去された後に固定するように構成され
、
前記複数のコンタクトレンズパッケージの各々の前記少なくとも1つのラッチは、前記ベース部材から下向きに延びる突出部を備え、前記突出部は返し部を備え、前記複数のコンタクトレンズパッケージの各々の前記少なくとも1つのスロットは、前記返し部を第1の方向から受け入れ、前記返し部が前記第1の方向とは反対の第2の方向に前記スロットから抜け出るのを防止するようなサイズにされている、複数のコンタクトレンズパッケージ。
【請求項17】
前記複数のコンタクトレンズパッケージの各々の前記少なくとも1つのラッチは、前記ベース部材の第1の側に沿った第1のラッチと、前記ベース部材の反対の第2の側に沿った第2のラッチとを備え、前記複数のコンタクトレンズパッケージの各々の前記少なくとも1つのスロットは、前記ベース部材の前記第1の側に沿った第1のスロットと、前記ベース部材の前記第2の側に沿った第2のスロットとを備えている、請求項16に記載の複数のコンタクトレンズパッケージ。
【請求項18】
前記複数のコンタクトレンズパッケージの各々の前記ベース部材は、そこから側方に延びるハンドルを更に備えている、請求項16に記載の複数のコンタクトレンズパッケージ。
【請求項19】
前記複数のコンタクトレンズパッケージの各々の前記少なくとも1つのラッチ及び前記少なくとも1つのスロットは、全体として、前記第1のコンタクトレンズパッケージが前記第2のコンタクトレンズパッケージに機械的に固定された時に、前記第1のコンタクトレンズパッケージの前記ハンドルが前記第2のコンタクトレンズパッケージの前記ハンドルの延び方向とは反対の方向に延びることだけができるようなポカヨケ設計を備えている、請求項
18に記載の複数のコンタクトレンズパッケージ。
【請求項20】
前記第1のコンタクトレンズパッケージの前記未装用コンタクトレンズは右眼コンタクトレンズであり、前記第2のコンタクトレンズパッケージの前記未装用コンタクトレンズは左眼コンタクトレンズである、請求項16に記載の複数のコンタクトレンズパッケージ。
【請求項21】
前記第1のコンタクトレンズパッケージの前記少なくとも1つのラッチは遠位端部を有し、前記遠位端部は、先細側部、先細縁部、先細角部、又はこれらの組み合わせを備えている、請求項16に記載の複数のコンタクトレンズパッケージ。
【請求項22】
熱可塑性プラスチック材料で作製されてキャビティを定めるベース部材であって、前記キャビティを囲んで密封面を与える実質的に平面状表面を備え、更に
返し部を含む少なくとも1つのラッチと
、少なくとも1つのスロットとを備える、ベース部材と、
前記ベース部材の前記密封面に結合されて密封キャビティを与える密封部材と、
前記密封キャビティ内でコンタクトレンズ包装溶液中に設けられた未装用コンタクトレンズと、
を備え、
前記少なくとも1つのラッチは、別のコンタクトレンズパッケージのスロットと機械的に固定するように構成され、前記少なくとも1つのスロットは、別のコンタクトレンズパッケージのラッチに機械的に固定するように構成され
、
前記少なくとも1つのスロットは、別のコンタクトレンズパッケージの前記返し部を第1の方向から受け入れ、前記返し部が前記第1の方向とは反対の第2の方向に前記スロットから抜け出るのを防止するようなサイズにされている、コンタクトレンズパッケージ。
【請求項23】
複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材をリサイクルする方法であって、
複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材を準備するステップであって、前記複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々が、内部にコンタクトレンズを保持するようなサイズにされたキャビティと、第1のラッチと、第2のラッチと、第1のスロットと、第2のスロットとを定め、前記各使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材が熱可塑性プラスチック材料を含む、ステップと、
前記複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材のうちの1つの用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の前記第1のラッチ及び前記第2のラッチが、前記使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材のうちの別の用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の前記第2及び第1のスロット内にそれぞれ受け入られて機械的に固定され、リサイクル可能組立体を形成するように前記複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材を互いに積み重ねるステップと、
前記リサイクル可能組立体をリサイクルするステップと、
を含
み、
前記複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々の前記第1のラッチは、前記ベース部材から延びる突出部を備え、前記突出部は返し部を備え、前記複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々の前記第2のスロットは、前記返し部を第1の方向から受け入れて、前記返し部が前記第1の方向とは反対の第2の方向に前記第2のスロットから抜け出るのを防止する、方法。
【請求項24】
前記複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々の前記第1のラッチは、それぞれの前記使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の第1の側に位置付けられ、前記使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々の前記第2のラッチは、前記第1の側と反対側にある前記使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の第2の側に位置付けられる、請求項
23に記載の方法。
【請求項25】
前記複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の各々の前記ベース部材は、そこから側方に延びるハンドルを更に備え、前記リサイクル可能組立体内では、前記第1の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の前記ハンドルは、隣接する使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の前記ハンドルの延び方向に対して反対の方向に延びる、請求項
23に記載の方法。
【請求項26】
前記複数の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の前記第1及び第2のラッチと前記第1及び第2のスロットとは、全体として、前記第1の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の前記ハンドルが、前記リサイクル可能組立体内で隣接する1又は2以上の使用済みコンタクトレンズパッケージベース部材の前記ハンドルに対して反対方向に延びるようなポカヨケ設計を備えている、請求項
25に記載の方法。
【国際調査報告】