(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-27
(54)【発明の名称】情報表示方法、装置及び電子機器
(51)【国際特許分類】
H04L 51/04 20220101AFI20240219BHJP
G06F 3/0484 20220101ALI20240219BHJP
H04L 51/21 20220101ALI20240219BHJP
【FI】
H04L51/04
G06F3/0484
H04L51/21
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023546002
(86)(22)【出願日】2022-01-29
(85)【翻訳文提出日】2023-09-06
(86)【国際出願番号】 CN2022074926
(87)【国際公開番号】W WO2022161488
(87)【国際公開日】2022-08-04
(31)【優先権主張番号】202110133443.8
(32)【優先日】2021-01-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(31)【優先権主張番号】202110262482.8
(32)【優先日】2021-03-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】彭 兆元
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ 蕾
(72)【発明者】
【氏名】李 依晨
(72)【発明者】
【氏名】沈 博文
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA26
5E555AA61
5E555BA02
5E555BA04
5E555BB02
5E555BB04
5E555BC08
5E555BD06
5E555CB05
5E555CB07
5E555CB16
5E555DB41
5E555DB53
5E555DC14
5E555DC26
5E555FA00
(57)【要約】
本開示の実施例は、情報表示方法、装置及び電子機器を開示する。この方法の一つの具体的な実施形態は、インスタントメッセージ画面を表示する命令を受信するステップと、命令によりインスタントメッセージの表示画面を表示するステップであって、表示画面が第1表示領域と第2表示領域を含むステップと、第2表示領域に選別情報を表示するステップであって、選別情報が選別識別子及び選別識別子に対応するメッセージのうちの処理待ちメッセージの情報を含み、選別識別子に対応するメッセージが選別識別子に対応する予定選別条件を利用して少なくとも1つの連絡先との間のメッセージを選別して得られ、現在画面中の予定領域内に予定識別子の情報を追加し呈示するステップと、を含む。本実施例によれば、選別識別子別に各メッセージを選別することで、ユーザは選別識別子によって関連メッセージを調べたり、閲覧したりすることができる。ユーザが気にするメッセージを見る速度を高め、ユーザ体験を改善した。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
インスタントメッセージ画面を表示する命令を受信するステップと、
前記命令によりインスタントメッセージの表示画面を表示するステップであって、前記表示画面が第1表示領域と第2表示領域を含むステップと、
前記第1表示領域に連絡先の情報を表示し、前記第2表示領域に選別情報を表示するステップであって、前記連絡先の情報が少なくとも1つの連絡先識別子及び連絡先との間のインタラクション情報を含むステップと、を含み、
前記選別情報は選別識別子及び選別識別子に対応するメッセージ情報を含み、前記選別識別子に対応するメッセージは前記選別識別子に対応する予定選別条件を利用して少なくとも1つの連絡先との間のメッセージを選別して得られる情報表示方法。
【請求項2】
前記選別識別子に対応する新着メッセージは前記選別識別子に対応する予定選別条件を利用して少なくとも1つの連絡先との間の新着メッセージをリアルタイムで選別して得られることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記選別識別子は、
その対応する予定選別条件がメッセージの予定属性タイプにより前記メッセージを選別することを含む少なくとも1つの第1選別識別子と、
その対応する予定選別条件がメッセージの状態情報により選別することを含む少なくとも1つの第2選別識別子と、
その対応する予定選別条件がユーザによって設定されるユーザ選別条件により決定される少なくとも1つの第3選別識別子と、の少なくとも一つ又は二つ以上の組み合わせを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第2表示領域に選別情報を表示するステップの前に、
選別識別子に関連付けられていない処理待ちメッセージが存在するか否かを決定するステップと、
存在する場合に、複数の選別識別子のそれぞれに対応する予定選別条件を利用してそれぞれ前記処理待ちメッセージを選別し、選別結果により前記処理待ちメッセージに対応する目標選別識別子を決定するステップと、
前記処理待ちメッセージを前記目標選別識別子に関連付けるステップと、を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記目標選別識別子の数は選別結果により決められることを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項6】
複数の選別識別子のそれぞれに対応する予定選別条件を利用してそれぞれ前記処理待ちメッセージを選別し、選別結果により前記処理待ちメッセージに対応する目標選別識別子を決定する前記ステップは、
前記処理待ちメッセージの予定属性タイプにより前記処理待ちメッセージに対応する目標第1選別識別子を決定するステップと、
前記処理待ちメッセージに対応する状態情報により前記処理待ちメッセージに対応する目標第2選別識別子を決定するステップと、を含み、
第1選別識別子に対応する予定選別条件はメッセージの予定属性タイプにより前記メッセージを選別することを含み、第2選別識別子に対応する予定選別条件はメッセージの状態情報により選別することを含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記第1選別識別子は、少なくとも
それぞれ個人チャット、グループチャット、共有ドキュメント、情報サービス、問題フィードバック、機密的会話、トピック討論広場を指示するための第1選別識別子の一つを含み、
又は、前記の選別識別子に対応するメッセージ情報は選別識別子に対応する処理待ちメッセージ情報を含むことを特徴とする請求項1-6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記第2選別識別子は未読選別識別子を含み、
前記処理待ちメッセージに対応する状態情報により前記処理待ちメッセージに対応する目標第2選別識別子を決定する前記ステップは、
前記処理待ちメッセージの状態情報が未読状態情報であると確認したことに応答して、前記処理待ちメッセージに対応する目標第2選別識別子が未読状態選別識別子であると決定するステップを含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項9】
上記第1表示領域と第2表示領域は第2方向に沿って並べられ、第2表示領域は第1方向に沿って順に並べられている複数の部分領域を含み、各部分領域はそれぞれ1つの選別識別子に対応する選別情報を表示し、前記第1方向と第2方向とは垂直であり、
各選別情報に対応する部分領域の前記第1方向での幅は当該選別情報に対応する処理待ちメッセージの情報の占用する空間に対して正の相関関係にあることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記処理待ちメッセージの情報は数量情報を含み、
前記各選別情報に対応する部分領域の前記第1方向での幅が前記選別情報に対応する処理待ちメッセージの情報の占用する空間に対して正の相関関係にあることは、
各選別情報に対応する部分領域の前記第1方向での幅が当該選別情報に対応する待処理情報の数量情報で表す数の桁数に対して正の相関関係にあることを含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記第2表示領域に実行した、現在表示されていない選別情報を表示するための第1表示操作を受け付けたことに応答して、前記第1表示操作に対応する表示方式で前記の現在表示されていない選別情報を表示するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項12】
現在表示されていない選別情報があることを指示するための未表示情報識別子を前記第2表示領域に表示する方法であって、
前記第2表示領域に実行した、現在表示されていない選別情報を表示するための第1表示操作を受け付けたことに応答して、前記第1表示操作に対応する表示方式で前記の現在表示されていない選別情報を表示する前記ステップは、
前記未表示情報識別子に実行した選択操作を受け付けたことに応答して、
前記表示画面のウィンドウの上の表示ウィンドウに前記の表示されていない選別情報を表示するステップを含み、
前記表示画面のウィンドウの上の前記表示ウィンドウはポップアップウィンドウ、または、フローティングウィンドウを含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記第1表示領域と第2表示領域は第2方向に沿って並べられ、複数の選別情報表示用の部分領域は前記第2表示領域内において第1方向に沿って順に並べられ、前記第1方向と前記第2方向とは相互に垂直であり、
前記第2表示領域に実行した、現在表示されていない選別情報を表示するための第1表示操作を受け付けたことに応答して、前記第1表示操作に対応する表示方式で前記の現在表示されていない選別情報を表示する前記ステップは、
前記表示画面を前記第1方向又は第1方向とは反対な方向に沿って拡張する拡張操作を受け付けたことに応答して、前記拡張操作で拡張された後の第2表示領域に少なくとも1通の前記の現在表示されていない選別情報を表示するステップを含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記第1表示領域と第2表示領域は第2方向に沿って並べられ、複数の選別情報表示用の部分領域は前記第2表示領域において第1方向に沿って順に並べられ、前記第1方向と前記第2方向とは相互に垂直であり、
前記第2表示領域に実行した、現在表示されていない選別情報を表示するための第1表示操作を受け付けたことに応答して、前記第1表示操作に対応する表示方式で前記の現在表示されていない選別情報を表示する前記ステップは、
ユーザが前記第2表示領域に実行した、第1方向とは反対な方向に沿ってスライドするスライド操作を受け付けたことに応答して、複数の選別情報のそれぞれに対応する部分領域を第1方向とは反対な方向に沿ってスライドさせ、現在表示されていない少なくとも1通の選別情報を表示するステップ、又は、
ユーザが前記第2表示領域に実行した、第1方向に沿ってスライドするスライド操作を受け付けたことに応答して、複数の選別情報のそれぞれに対応する部分領域を第1方向に沿ってスライドさせ、現在表示されていない少なくとも1通の選別情報を表示するステップを含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項15】
第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示する命令を受信したことに応答して、第1表示領域の表示内容を前記第1目標選別識別子に対応する少なくとも1通の第1選別メッセージに切り替えるステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記少なくとも1通の第1選別メッセージは少なくとも1つのグループに分けられ、1つのグループが1つの連絡先に対応することを特徴とする請求項15に記載の方法。
【請求項17】
第1目標選別識別子に対応する第1選別メッセージを表示しているときに、選別識別子を切り替えるための第1切替操作を受け付けたことに応答して、第1表示領域において表示内容を前記第1切替操作で指示する第2目標選別識別子に対応する第2選別メッセージに切り替えるステップを更に含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記第1切替操作は、
前記第2目標選別識別子に対する選択操作、又は、
第1選別メッセージを表示している第1表示領域に対して、第1方向に沿うスライド操作を実行するか、若しくは第1方向とは反対な方向に沿うスライド操作を実行する操作を含み、
前記第1方向は前記第1表示領域と第2表示領域の並べ方向に相互に垂直であることを特徴とする請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記第1選別メッセージの数は複数通であり、
前記第1切替操作で指示する第2目標選別識別子に対応する第2選別情報を表示する前に、前記第1切替操作の発生時に第1表示領域に表示されている最後の1通の第1選別メッセージの識別子を記録するステップを更に含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
【請求項20】
前記第1目標選別識別子に戻るように切り替える第2切替操作を受け付けたことに応答して、記録された前記識別子により、第1表示領域に表示する目標第1選別メッセージを決定するステップと、
前記目標第1選別メッセージを前記第1表示領域に表示するステップと、を更に含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記第1目標選別識別子に戻るように切り替える第2切替操作を受け付けたことに応答して、記録された前記識別子により、第1表示領域に表示する目標第1選別メッセージを決定する前記ステップは、
前記識別子に対応する第1選別メッセージを1通目の目標第1選別情報として、前記第1表示領域に表示する複数通の目標第1選別情報を決定するステップを含むことを特徴とする請求項20に記載の方法。
【請求項22】
選別識別子に対応する処理待ちメッセージの増減により、選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報を更新するステップを更に含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
【請求項23】
選別識別子に対応する処理待ちメッセージの増減により、選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報を更新する前記ステップは、
前記第1目標選別識別子に対応する少なくとも1通の処理待ちメッセージが処理されたことを検出したことに応答して、今回処理された処理待ちメッセージの処理数を決定するステップと、
前記処理数により前記第1目標選別識別子の処理待ちメッセージの情報を更新するステップと、
前記処理された未処理メッセージに関連する他の選別識別子の処理待ちメッセージの情報を同期して更新するステップと、を含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
【請求項24】
選別識別子に対応する処理待ちメッセージの増減により、選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報を更新する前記ステップは、
前記第1目標選別識別子に対応する少なくとも1通の第1選別メッセージを表示しているときに、前記第1目標選別識別子に対応する新着メッセージを受信したと確認したことに応答して、前記新着メッセージが前記第1表示領域に表示されているか否かを決定するステップと、
前記新着メッセージが前記第1表示領域に表示されていないと確認したことに応答して、前記第2目標選別識別子に対応する数量情報を更新するステップと、
前記新着メッセージに関連する他の選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報を同期して更新するステップと、を含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
【請求項25】
上記第1表示領域と第2表示領域は第2方向に沿って並べられ、
前記表示画面に実行した、第2方向に沿うスライド操作を受け付けたことに応答して、前記第2表示領域中の選別情報を固定表示情報として前記表示画面に表示するステップを更に含み、前記第2方向は前記第1表示領域から前記第2表示領域へ指向した方向であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項26】
前記第2表示領域は第1表示領域の上方に表示され、前記第2方向は表示画面底部から画面頂部へ指向した方向であり、
前記表示画面に実行した、第2方向に沿うスライド操作を受け付けたことに応答して、前記第2表示領域中の選別情報を固定表示情報として前記表示画面に表示する前記ステップは、
前記表示画面に実行した、前記第2方向に沿うスライド操作を受け付けたことに応答して、前記選別情報の夫々を固定表示情報として前記表示画面の頂部に表示するステップを含むことを特徴とする請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記第1表示領域と第2表示領域は第2方向に沿って並べられ、
前記表示画面に実行した、第3方向に沿うスライド操作を受け付けたことに応答して、前記第2表示領域中の選別情報を固定表示情報として前記表示画面に表示するステップを更に含み、前記第3方向は前記第2表示領域から前記第1表示領域へ指向した方向であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項28】
選別識別子を編集する命令を受信したことに応答して、選別識別子編集画面を呈示するステップであって、前記選別識別子編集画面が複数の選択された選別識別子を含む第1リストを含むステップと、
ユーザが第1リスト中の目標選別識別子に実行した位置移動操作を受け付け、前記目標選別識別子を位置移動操作で指示する位置に移動するステップと、を更に含み、
前記位置は前記第2表示領域に前記目標選別識別子を表示するか否かを指示するか、又は前記目標選別識別子の前記第2表示領域での表示位置を指示するためのものであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項29】
第1リストにおける前記位置移動操作で調整された各選別識別子の並び順により、第2表示領域に表示されてる各選別識別子の並び順を調整するステップを更に含むことを特徴とする請求項28に記載の方法。
【請求項30】
第2表示領域内の部分領域に対するユーザのドラッグ操作を受け付けたことに応答して、前記ドラッグ操作に関連する部分領域同士の並び順を調整するステップを更に含み、調整される部分領域内に表示されている選別識別子及びその処理待ちメッセージの情報の表示位置は前記部分領域の表示位置と同期して調整されることを特徴とする請求項28に記載の方法。
【請求項31】
選別情報の表示をオフする命令を受信したことに応答して、前記表示画面において前記第2表示領域を非表示するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項32】
前記第1目標選別識別子に対応する目標処理待ちメッセージが処理されたことを検出したことに応答して、前記第1表示領域において前記目標処理待ちメッセージの表示を停止し、第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージから前記目標処理待ちメッセージを取り除くステップを更に含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
【請求項33】
前記第1目標選別識別子に対応する目標処理待ちメッセージが処理されたことを検出した後、予定情報切替操作に基づいて、前記第1表示領域において前記目標処理待ちメッセージの表示を停止するステップを更に含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
【請求項34】
前記第1目標選別識別子は第2選別識別子であり、第2選別識別子に対応する予定選別条件はメッセージの状態情報により選別することを含むことを特徴とする請求項32又は33に記載の方法。
【請求項35】
前記予定情報切替操作は、
前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示しているときに、他の選別識別子に対応するメッセージを表示するように切り替える切替操作、又は、
他の選別識別子のメッセージを表示しているときに、前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示することに戻るように切り替える操作、のうちの一つを含むことを特徴とする請求項33に記載の方法。
【請求項36】
予定情報切替操作に基づいて、前記第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージから前記目標処理待ちメッセージを取り除くステップを更に含み、
前記予定情報切替操作は他の選別識別子のメッセージを表示していることから、前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示することに戻るように切り替える操作を含むときに、予定情報切替操作に基づいて、前記第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージから前記目標処理待ちメッセージを取り除く前記ステップは、
前記予定情報切替操作を受け付けたことに応答して、前記第1目標選別識別子に対応するメッセージに戻るように切り替えた後、前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示していた時間長が予定時間長閾値より大きいか否かを決定するステップと、
決定結果がYESであれば、前記第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージから前記目標処理待ちメッセージを取り除くステップと、を含むことを特徴とする請求項33に記載の方法。
【請求項37】
前記第1目標選別識別子は複数のユーザ識別子を含むユーザリストに対応し、前記ユーザ識別子はグループユーザ識別子を含み、
前記グループユーザ識別子に対応する処理待ちメッセージが取り除かれた後、グループユーザ識別子に対応するグループが解散された情報、又は、ユーザが前記グループユーザ識別子に対応するグループから退会した情報を受信したことに応答して、前記ユーザリストから前記グループユーザ識別子を取り除くステップを更に含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
【請求項38】
第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示する命令を受信したことに応答して、第1表示領域の表示内容を前記第1目標選別識別子に対応する少なくとも1通の第1選別メッセージに切り替える前記ステップは、
ユーザが前記第1目標選別識別子に対応する選別情報に実行した予定処理待ちメッセージ表示操作を受け付けたことに応答して、前記第1表示領域において予定処理待ちメッセージ切替規則に従って現在表示内容を少なくとも1通の処理待ちメッセージに切り替えるステップを含み、前記少なくとも1通の第1選別メッセージは前記処理待ちメッセージを含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
【請求項39】
前記ユーザが前記第1目標選別識別子に対応する選別情報に実行する予定処理待ちメッセージ表示操作は、ユーザが前記第1目標選別識別子に実行する予定処理待ちメッセージ表示操作、又は、ユーザが前記第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報に実行する予定処理待ちメッセージ表示操作を含み、
前記予定処理待ちメッセージ表示操作は、ダブルクリック操作又は長押し操作の一つを含み、
前記予定処理待ちメッセージ切替規則は、
メッセージ受信時間の先後に応じて切り替えること、又は、
処理待ちメッセージを送信したユーザのユーザ情報により切り替えることを含むことを特徴とする請求項38に記載の方法。
【請求項40】
インスタントメッセージ画面を表示する命令を受信するステップと、
前記命令によりインスタントメッセージの表示画面を表示するステップであって、前記表示画面が第1表示領域と第2表示領域を含み、前記第1表示領域に情報フローが表示され、前記第2表示領域に1つ以上の選別識別子が表示されるステップと、
第1目標選別識別子に対する選択操作を受け付けたことに応答して、前記第1表示領域に前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示するステップであって、前記選別識別子に対応するメッセージが選別識別子に対応する選別規則に従って複数のメッセージを選別して得られるステップと、を含む情報表示方法。
【請求項41】
第1目標選別識別子に対する選択操作を受け付けたことに応答して、前記第1表示領域に前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示する前記ステップは、
第1目標選別識別子に対する選択操作を受け付けたことに応答して、前記第1表示領域に複数通の前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示するステップ、又は、
前記第1表示領域に第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージを表示するステップを含むことを特徴とする請求項40に記載の方法。
【請求項42】
前記第1表示領域に第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージを表示する方法であって、
前記第1目標選別識別子に対応する目標処理待ちメッセージが処理されたことを検出した後、予定情報切替操作に基づいて、前記第1表示領域において前記目標処理待ちメッセージの表示を停止するステップを更に含むことを特徴とする請求項40に記載の方法。
【請求項43】
前記予定情報切替操作は、
前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示していることから、他の選別識別子に対応するメッセージを表示するように切り替える切替操作、又は、
他の選別識別子に対応するメッセージを表示していることから、前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示することに戻るように切り替える切替操作、のうちの一つを含むことを特徴とする請求項42に記載の方法。
【請求項44】
インスタントメッセージ画面を表示する命令を受信するために用いられる第1受信ユニットと、
前記命令によりインスタントメッセージの表示画面を表示するステップであって、前記表示画面が第1表示領域と第2表示領域を含むステップと、
前記第1表示領域に連絡先の情報を表示し、前記第2表示領域に選別情報を表示するステップであって、前記連絡先の情報が少なくとも1つの連絡先識別子及び連絡先との間のインタラクション情報を含むステップと、を実行するために用いられる第1表示ユニッと、を備え、
前記選別情報は選別識別子及び選別識別子に対応するメッセージのうちの処理待ちメッセージの情報を含み、前記選別識別子に対応するメッセージは前記選別識別子に対応する予定選別条件を利用して少なくとも1つの連絡先との間のメッセージを選別して得られる情報表示装置。
【請求項45】
インスタントメッセージ画面を表示する命令を受信するために用いられる第2受信ユニットと、
前記命令によりインスタントメッセージの表示画面を表示するために用いられる第2表示ユニットであって、前記表示画面が第1表示領域と第2表示領域を含み、前記第1表示領域に情報フローが表示され、前記第2表示領域に1つ以上の選別識別子が表示される第2表示ユニットと、
目標選別識別子に対する選択操作を受け付けたことに応答して、前記第1表示領域に前記目標選別識別子に対応するメッセージを表示するために用いられる第3表示ユニットであって、前記選別識別子に対応するメッセージが選別識別子に対応する選別規則に従って複数のメッセージを選別して得られる第3表示ユニットと、を備える情報表示装置。
【請求項46】
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するために用いられる記憶装置と、を備え、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサが請求項1-43のいずれか一項に記載の方法を実現することを特徴とする電子機器。
【請求項47】
コンピュータプログラムを記憶しているコンピュータ可読媒体であって、当該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、請求項1-43のいずれか一項に記載の方法を実現することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本願は、2021年1月29に出願された、発明の名称が「情報表示方法、装置及び電子機器」である中国特許出願第202110133443.8号、及び2021年3月9に出願された、発明の名称が「情報表示方法、装置及び電子機器」である中国特許出願第202110262482.8号の優先権を主張するものである。これら2つの出願は、それらの全ての内容を参照によって本願に組み込まれている。
【0002】
[技術分野]
本開示は、インターネットの技術分野に関し、特に、情報表示方法、装置及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0003】
インターネット技術の発展に伴い、ユーザは端末機器を用いて他のユーザとインスタントメッセージをやり取りする。インスタントメッセージのやり取りによって、異なるユーザ間でネットワークを通じて文字、ファイル、写真等をリアルタイムで伝送できる。
【0004】
インスタントメッセージングをサポートするクライアントアプリケーションを用いて他のユーザと情報をリアルタイムでやり取りすることができる。一般的には、インスタントメッセージングをサポートするクライアントアプリケーションにおいて、他のユーザとの間でやり取りするインタラクション情報は受信時間の先後順序で並べられる。
【発明の概要】
【0005】
当該開示内容は、後の具体的な実施形態で詳細に説明される構想を簡潔な形で伝えるために提供される。当該開示内容は、保護を主張する技術的解決手段の重要な特徴又は必要な特徴を特定することを目指すものではなく、保護を主張する技術的解決手段の範囲を制限することを目指すものでもない。
【0006】
本開示の実施例は、情報表示方法、装置及び電子機器を提供する。
【0007】
第1態様において、本開示の実施例は、インスタントメッセージ画面を表示する命令を受信するステップと、前記命令によりインスタントメッセージの表示画面を表示するステップであって、前記表示画面が第1表示領域と第2表示領域を含むステップと、前記第1表示領域に連絡先の情報を表示し、前記第2表示領域に選別情報を表示するステップであって、前記連絡先の情報が少なくとも1つの連絡先識別子及び連絡先との間のインタラクション情報を含むステップと、を含み、前記選別情報は選別識別子及び選別識別子に対応するメッセージ情報、例えば処理待ちメッセージ情報を含み、前記選別識別子に対応するメッセージは前記選別識別子に対応する予定選別条件を利用して少なくとも1つの連絡先との間のメッセージを選別して得られる情報表示方法を提供する。
【0008】
第2態様において、本開示の実施例は、インスタントメッセージ画面を表示する命令を受信するために用いられる受信ユニットと、前記命令によりインスタントメッセージの表示画面を表示するステップであって、前記表示画面が第1表示領域と第2表示領域を含むステップと、前記第1表示領域に連絡先の情報を表示し、前記第2表示領域に選別情報を表示するステップであって、前記連絡先の情報が少なくとも1つの連絡先識別子及び連絡先との間のインタラクション情報を含むステップとを実行するために用いられる表示ユニットと、を備え、前記選別情報は選別識別子及び選別識別子に対応するメッセージ情報、例えば処理待ちメッセージ情報を含み、前記選別識別子に対応するメッセージは前記選別識別子に対応する予定選別条件を利用して少なくとも1つの連絡先との間のメッセージを選別して得られる情報表示装置を提供する。
【0009】
第3態様において、本開示の実施例は、1つ又は複数のプロセッサと、1つ又は複数のプログラムを記憶するために用いられる記憶装置と、を備え、前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサが第1態様に記載の情報表示方法を実現する電子機器を提供する。
【0010】
第4態様において、本開示の実施例は、コンピュータプログラムを記憶しているコンピュータ可読媒体であって、当該プログラムがプロセッサにより実行されると、第1態様に記載の情報表示方法のステップを実現するコンピュータ可読媒体を提供する。
【0011】
本開示の実施例で提供される情報表示方法、装置及び電子機器によれば、インスタントメッセージ画面を表示する命令を受信し、前記命令によりインスタントメッセージの表示画面を表示し、前記表示画面が第1表示領域と第2表示領域を含み、前記第1表示領域に連絡先の情報を表示し、前記第2表示領域に選別情報を表示し、前記連絡先の情報が少なくとも1つの連絡先識別子及び連絡先との間のインタラクション情報を含み、前記選別情報が選別識別子及び選別識別子に対応するメッセージのうちの処理待ちメッセージの情報を含み、前記選別識別子に対応するメッセージが前記選別識別子に対応する予定選別条件を利用して少なくとも1つの連絡先との間のメッセージを選別して得られる。これによって、メッセージ表示画面に各選別識別子及び選別識別子に対応するメッセージを表示する情報透過伝送を実現した。各メッセージをただ時間の先後に応じて並べ、又は連絡先内で時間の先後に応じて並べる関連技術と比べると、本実施例による方法では、表示画面に選別情報を表示し、ユーザは情報フローの方式で各メッセージを閲覧できるだけでなく、選別識別子別に選別識別子に対応するメッセージを閲覧できる。ユーザは選別識別子によって関連メッセージを調べたり、閲覧したりすることができる。ユーザが気にするメッセージを見る速度を高め、ユーザ体験を改善した。なお、表示画面に選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報を表示することで、ユーザは気にする選別識別子に対応する処理待ちメッセージがあるか否かをリアルタイムで知ることができる。ユーザは複数通の処理待ちメッセージから相対的に重要な処理待ちメッセージを選んで処理することが容易になる。ユーザが処理待ちメッセージを処理する適時性の向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図面と合わせて以下の具体的な実施形態を参照すると、本開示の各実施例の上記及び他の特徴、利点及び態様はより明確になる。図面全体を通じて、同一又は類似の符号は同一又は類似の要素を表す。図面は例示的なものであり、現物及び要素は必ずしも比例して描かれていないことを理解すべきである。
【0013】
【
図1】本開示による情報表示方法の一実施例のフローチャートである。
【
図2】本開示による情報表示方法の1つのユースケースの模式図である。
【
図3】本開示による情報表示方法の別の実施例のフローチャートである。
【
図4】本開示による情報表示装置の一実施例の構成模式図である。
【
図5】本開示の一実施例の情報表示方法を適用できる例示的システムアーキテクチャである。
【
図6】本開示の実施例により提供される電子機器の基本的構成の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下において、図面を参照しながら本開示の実施例をより詳細に説明する。本開示のいくつかの実施例を図面に示しているが、本開示は種々の形態で実現でき、且つ本明細書に説明される実施例に限定されるものとして解釈されるべきではなく、逆に、これらの実施例は本開示をより明確且つ完全に理解するために提供されることを理解すべきである。本開示の図面及び実施例は、例示的なものに過ぎず、本開示の保護範囲を限定するためのものではないことを理解すべきである。
【0015】
本開示の方法の実施形態に記載された各ステップは、異なる順序で実行されてもよく、及び/又は並行して実行されてもよいことを理解すべきである。また、方法の実施形態は、追加のステップを含んでもよく、及び/又は示されたステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲はこの点で限定されない。
【0016】
本明細書で使用される「含む」という技術用語及びその変形は、開放的な包含であり、即ち「含むがそれに限定されない」との意味である。「基づく」という技術用語は、「少なくとも部分的に基づく」との意味である。「一実施例」という技術用語は、「少なくとも1つの実施例」を表し、「別の実施例」という技術用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を表し、「いくつかの実施例」という技術用語は、「少なくともいくつかの実施例」を表す。その他の用語の関連する定義は、後文で説明される。
【0017】
本開示で言及される「第1」、「第2」等の概念は、異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためのものに過ぎず、これらの装置、モジュール又はユニットによって実行される機能の順序又は相互依存関係を限定するためのものではないことに注意する必要がある。
【0018】
本開示で言及される「1つの」、「複数の」という修飾は、限定的なものではなく、例示的なものであり、当業者であれば、文脈において別段の明示的な指摘がない限り、「1つ又は複数の」と理解されるべきであることを理解すべきであることに注意が必要である。
【0019】
本開示の実施形態における複数の装置の間でやり取りするメッセージ又は情報の名称は、説明するためのものに過ぎず、これらのメッセージ又は情報の範囲を限定するためのものではない。
【0020】
本開示による情報表示方法の一実施例の流れを示す
図1を参照されたい。
図1に示す当該情報表示方法は以下のステップ101及びステップ102を含む。
【0021】
ステップ101では、インスタントメッセージ画面を表示する命令を受信する。
【0022】
ユーザは端末機器にインストールされている、インスタントメッセージングをサポートするクライアントアプリケーションを用いて他のユーザと情報をやり取りすることができる。
【0023】
上記端末機器は、モバイル端末であってもよいし、コンピュータ等の固定端末であってもよい。
【0024】
いくつかのユースケースでは、上記のインスタントメッセージ画面表示命令は、ユーザが端末機器に表示されているクライアントアプリケーションの識別子に実行する選択操作で生成する命令を含んでもよい。
【0025】
別のユースケースでは、上記クライアントアプリケーションには、インスタントメッセージング機能に加えて、例えばカレンダー機能のような他の機能も統合されている。これらのユースケースにおいて、上記のインスタントメッセージ画面表示命令は更に、ユーザがクライアントアプリケーションで実行する、他の機能からインスタントメッセージング機能に切り替える切替操作で生成する命令を含んでもよい。
【0026】
ステップ102では、前記命令によりインスタントメッセージの表示画面を表示し、前記表示画面が第1表示領域と第2表示領域を含み、前記第1表示領域に連絡先の情報を表示し、前記第2表示領域に選別情報を表示し、前記連絡先の情報が少なくとも1つの連絡先識別子及び連絡先との間のインタラクション情報を含む。
【0027】
言い換えると、前記命令によりインスタントメッセージの表示画面を表示し、前記表示画面が第1表示領域と第2表示領域を含み、前記第1表示領域に連絡先の情報を表示し、前記連絡先の情報が少なくとも1つの連絡先識別子及び連絡先との間のインタラクション情報を含み、前記第2表示領域に選別情報を表示し、前記選別情報が選別識別子及び選別識別子に対応するメッセージのうちの処理待ちメッセージの情報を含み、前記選別識別子に対応するメッセージが前記選別識別子に対応する予定選別条件を利用して少なくとも1つの連絡先との間のメッセージを選別して得られる。
【0028】
本実施例では、上記第1表示領域と第2表示領域は予定の並べ方式で上記表示画面に並べられてよい。いくつかのユースケースでは、上記第1表示領域と第2表示領域は上下に並べる方式で並べられる。別のユースケースでは、上記第1表示領域と第2表示領域は左右に並べる方式で並べられる。
【0029】
上記第1表示領域と第2表示領域の形状は、矩形であってもよいし、他の形状であってもよい。上記第1表示領域と第2表示領域の形状は同じであってもよい。
【0030】
一実現形態として、上記第1表示領域と第2表示領域の幅は同じであってもよい。
【0031】
ここで、上記第1表示領域は、情報フローを表示する領域であってもよい。
【0032】
上記連絡先は、情報やり取り相手が単一ユーザである個人チャット相手を含んでもよいし、情報やり取り相手が複数のユーザであるグループチャット相手を含んでもよい。
【0033】
いくつかのユースケースでは、上記の連絡先との間のインタラクション情報は、連絡先との間の最後の1通の情報であってもよい。
【0034】
上記選別識別子は、文字、符号、英字及び/又は数字を含んでもよい。
【0035】
上記処理待ちメッセージの情報は、数量情報、及び/又は処理待ちメッセージがあることを指示するための識別子情報を含んでもよい。
【0036】
上記の処理待ちメッセージがあることを指示するための識別子情報は、例えば、符号、文字、図形等を含んでもよい。いくつかのユースケースでは、上記の処理待ちメッセージがあることを指示するための識別子情報は更に、予定の色を有しても良い。
【0037】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記選別識別子は、その対応する予定選別条件がメッセージの予定属性タイプにより前記メッセージを選別することを含む少なくとも1つの第1選別識別子と、その対応する予定選別条件がメッセージの状態情報により選別することを含む少なくとも1つの第2選別識別子と、その対応する予定選別条件がユーザによって設定されるユーザ選別条件により決定される少なくとも1つの第3選別識別子と、の少なくとも一つ又は二つ以上の組み合わせを含む。
【0038】
上記予定属性タイプは、個人チャット、グループチャット、共有ドキュメント、機密的会話等を含んでもよいが、これらに限定されない。上記予定属性タイプはメッセージの固定属性である。メッセージは一方の側から他方の側に送信されると、属性タイプが決められる。例えば、ユーザAがユーザBに1通のメッセージaを送信した。当該メッセージaは送信されると、予定属性タイプが個人チャットと決定される。ユーザAがユーザBに1つの共有ドキュメントbを送信した場合に、当該メッセージの予定属性タイプが共有ドキュメントタイプと決定される。ユーザAがグループチャット相手に1通のメッセージcを送信した場合に、当該メッセージcの予定属性タイプがグループチャットと決定される。
【0039】
上記第1選別識別子は少なくとも、それぞれ個人チャット、グループチャット、共有ドキュメント、情報サービス、問題フィードバック、機密的会話、トピック討論広場を指示するための第1選別識別子の一つを含む。情報サービスは例えば、購読したメッセージプッシュサービスであってもよく、問題フィードバックは例えば、問題フィードバック専用のコミュニケーションツール、例えばコミュニケーショングループであってもよく、トピック討論広場は例えば、1つ以上のトピックを討論するメッセージを指示するための仮想コミュニティであってもよい。
【0040】
上記状態情報は、未読状態情報と、目標ユーザに向けた送信という情報とを含んでもよいが、これらに限定されない。
【0041】
前記選別識別子に対応するメッセージは前記選別識別子に対応する新着メッセージを含む。いくつかのユースケースでは、前記選別識別子に対応する新着メッセージは、前記選別識別子に対応する予定選別条件を利用して少なくとも1つの連絡先との間の新着メッセージをリアルタイムで選別して得られる。
【0042】
一実現形態として、クライアントアプリケーションは、新着メッセージを受信するたびに、当該新着メッセージに対応する選別識別子を決定してもよい。
【0043】
別の実現形態として、クライアントアプリケーションは、予定時間帯毎に当該予定時間帯において受信した新着メッセージのそれぞれに対応する選別識別子を決定してもよい。
【0044】
別の実現形態として、クライアントアプリケーションは、所定の数量の新着メッセージを受信するたびに、これらの新着メッセージのそれぞれに対応する選別識別子を決定してもよい。
【0045】
これらのユースケースにおいて、新着メッセージの選別識別子をリアルタイムで決定し、且つ選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報で反映することによって、ユーザが選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報の変化をリアルタイムで知ることに寄与する。
【0046】
いくつかの選択可能な実現形態では、前記第2表示領域に選別情報を表示する上記ステップの前に、上記情報表示方法は、サブステップ1021、サブステップ1022及びサブステップ1023を更に含む。
【0047】
サブステップ1021では、選別識別子に関連付けられていない処理待ちメッセージが存在するか否かを決定する。
【0048】
上記処理待ちメッセージは、現在新たに受信したメッセージであってもよいし、この前に受信したものであるが、処理されることを待っているメッセージであってもよい。
【0049】
サブステップ1022では、存在する場合に、複数の選別識別子のそれぞれに対応する予定選別条件を利用してそれぞれ前記処理待ちメッセージを選別し、選別結果により前記処理待ちメッセージに対応する目標選別識別子を決定する。
【0050】
更に選択可能に、上記目標選別識別子の数は選別結果により決められる。
【0051】
具体的には、上記の選別識別子に関連付けられていない処理待ちメッセージのそれぞれに対して、各選別識別子のそれぞれに対応する予定選別条件を一つ一つ利用して処理待ちメッセージを選別してよい。一つの処理待ちメッセージが1つの選別識別子に対応する選別条件に合致すれば、当該選別識別子を当該処理待ちメッセージの1つの目標選別識別子とすることができる。また、当該処理待ちメッセージが同時に別の選別識別子に対応する選別条件に合致すれば、この別の選別識別子を当該処理待ちメッセージの別の目標選別識別子とすることもできる。
【0052】
更に選択可能に、上記サブステップ1022は、前記処理待ちメッセージの予定属性タイプにより前記処理待ちメッセージに対応する目標第1選別識別子を決定するステップと、前記処理待ちメッセージに対応する状態情報により前記処理待ちメッセージに対応する目標第2選別識別子を決定するステップと、を含んでもよい。
【0053】
上記状態情報は目標ユーザに向けた送信という状態情報を含む。上記目標ユーザは例えば、クライアントアプリケーションにログインしているユーザであってもよい。目標ユーザに向けて送信するメッセージは、グループチャット相手のメッセージにおいて、目標ユーザに向けて送信するメッセージであってもよい。通常、目標ユーザに向けて送信するメッセージは、予定指向符号と目標ユーザの識別子とを含んでもよい。メッセージに上記予定指向符号及び目標ユーザの識別子を含むか否かを認識することによって、当該メッセージの状態情報を決定することができる。
【0054】
これらの選択可能な実現形態では、処理待ちメッセージに対応する目標第1選別識別子と目標第2選別識別子を同期して決定してもよいし、処理待ちメッセージに対応する目標第1選別識別子と目標第2選別識別子を段階的に決定してもよい。
【0055】
いくつかの選択可能な実現形態では、第2選別識別子は未読選別識別子を含み、前記処理待ちメッセージに対応する状態情報により前記処理待ちメッセージに対応する目標第2選別識別子を決定する上記ステップは、前記処理待ちメッセージの状態情報が未読状態情報であると確認したことに応答して、前記処理待ちメッセージに対応する目標第2選別識別子が未読状態選別識別子であると決定するステップを含んでもよい。
【0056】
これらの選択可能な実現形態では、状態情報が未読状態情報である処理待ちメッセージを未読選別識別子に関連付けてもよい。
【0057】
サブステップ1023では、処理待ちメッセージを目標選別識別子に関連付ける。
【0058】
いくつかのユースケースでは、各メッセージは統一的に1つのメッセージアレイに記憶してもよい。メッセージアレイ中の1つの記憶ユニットは1通のメッセージ及び当該メッセージに対応する処理状態を記憶できる。処理状態は処理済みと処理待ちを含んでもよい。
【0059】
一実現形態として、1通のメッセージの記憶ユニットに当該目標選別識別子を書き込でもよく、これによってこのメッセージが当該目標選別識別子に関連付けられたことを表す。
【0060】
別の実現形態として、各目標選別識別子に対して、当該目標選別識別子に対応するデータ記憶領域を構築してもよい。当該データ記憶領域において、当該選別識別子に対して関連関係を構築した各メッセージを記憶できる。このような実現形態では、処理待ちメッセージを目標選別識別子に関連付けることは、即ち当該処理待ちメッセージを当該目標選別識別子に対応するデータ記憶領域に追加することである。
【0061】
別の実現形態として、各目標選別識別子に対して、当該目標選別識別子に対応するデータ記憶領域を構築してもよい。処理待ちメッセージに対応するメッセージ識別子又はメッセージ取得リンクを目標選別識別子に対応するデータ記憶領域に保存してもよい。
【0062】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記第2表示領域と第1表示領域は第2方向に沿って並べられ、第2表示領域は第1方向に沿って順に並べられている複数の部分領域を含み、各部分領域はそれぞれ1つの選別識別子に対応する選別情報を表示し、前記第1方向と第2方向は相互に垂直であり、各選別情報に対応する部分領域の前記第1方向での幅は、前記選別情報に対応する処理待ちメッセージの情報の占用する空間に対して正の相関関係にある。
【0063】
いくつかのユースケースでは、上記第2表示領域と第1表示領域は上下に並べられる。上記第1表示領域と第2表示領域は第1方向での幅が同じである。これらのユースケースにおいて、上記複数の部分領域は左から右へ並べられる。
【0064】
いくつかのユースケースでは、前記処理待ちメッセージの情報は数量情報を含む。これらのユースケースにおいて、前記各選別情報に対応する部分領域の前記第1方向での幅が当該選別情報に対応する処理待ちメッセージの情報の占用する空間に対して正の相関関係にあることは、各選別情報に対応する部分領域の第1方向での幅が当該選別情報に対応する前記数量情報で表す数の桁数に対して正の相関関係にあることを含む。
【0065】
新着メッセージを受信したときに、新着メッセージに対応する選別識別子をリアルタイムで決定する。選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報は、受信した新着メッセージによりリアルタイムで更新される。
【0066】
これらの選択可能な実現形態では、受信した新着メッセージをそれに対応する目標選別識別子にリアルタイムで関連付けることができる。1つの選別情報に対応する部分領域の第1方向での幅は、上記数量情報中の数の桁数の変化に伴って動的に変化する。
【0067】
部分領域の第1方向での幅が選別情報の占用する空間に対して正の相関関係にあるように設定することによって、各選別情報は完全且つ明瞭に部分領域に表示可能であり、ユーザが閲覧しやすく、そして最大限に表示空間を節約し、限られた表示空間内にできる限り多い情報を表示することができる。
【0068】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記情報表示方法は、
前記第2表示領域に実行した、現在表示されていない選別情報を表示するための第1表示操作を受け付けたことに応答して、前記第1表示操作に対応する表示方式で前記の現在表示されていない選別情報を表示するステップ103(図示せず。)を更に含む。
【0069】
これらの選択可能な実現形態では、少なくとも1つの選別情報は上記第2領域に表示されていない。
【0070】
いくつかのユースケースでは、前記第2表示領域には、現在表示されていない選別情報があることを指示するための未表示情報識別子を表示できる。これらのユースケースにおいて、上記ステップ103は、前記未表示情報識別子に実行した選択操作を受け付けたことに応答して、前記表示画面のウィンドウの上の表示ウィンドウに前記の表示されていない選別情報を表示するステップを含み、前記表示画面のウィンドウの上の前記表示ウィンドウはポップアップウィンドウ、フローティングウィンドウを含む。
【0071】
これらのユースケースにおいて、上記端末機器はデスクトップコンピュータ、ノートパソコンであってもよいし、モバイル端末等であってもよい。
【0072】
更に選択可能に、前記表示画面のウィンドウの上の表示ウィンドウにリストの形式で少なくとも1通の未表示選別情報を表示する。
【0073】
これらのユースケースにおいて、上記の未表示情報識別子にクリック等の選択操作を実行し、表示画面のウィンドウの上の表示ウィンドウに上記の未表示選別情報を表示することによって、ユーザは第2表示領域に表示されていない選別情報を知ることができる。
【0074】
別のユースケースでは、上記第1表示領域と第2表示領域は第2方向に沿って並べられ、複数の選別情報表示用の部分領域は前記第2表示領域内において第1方向に沿って順に並べられ、前記第1方向と前記第2方向とは相互に垂直であり、上記ステップ103は、前記表示画面を前記第1方向又は第1方向とは反対な方向に拡張する拡張操作を受信したことに応答して、前記拡張操作で拡張された後の第2表示領域に少なくとも1通の前記の現在表示されていない選別情報を含む複数の選別情報を表示するステップを含む。
【0075】
これらのユースケースにおいて、ユーザは表示画面において第2方向に沿って延在する1つの境界に対して第1方向に沿うドラッグ操作を実行することができる。上記ドラッグ操作によって表示画面の表示領域の幅を拡張できる。また、ユーザは表示画面において第2方向に沿って延在するもう1つの境界に対して第1方向とは反対な方向に沿うドラッグ操作を実行することもでき、これによっても表示画面の表示領域の幅を拡張できる。
【0076】
上記表示画面の拡張操作によって、現在表示されていない選別情報を快速に閲覧できる。
【0077】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記第1表示領域と第2表示領域は第2方向に沿って並べられ、複数の選別情報表示用の部分領域は前記第2表示領域内において第1方向に沿って順に並べられ、前記第1方向と前記第2方向とは相互に垂直であり、ステップ103は、更に、ユーザが前記第2表示領域に実行した、第1方向とは反対な方向に沿ってスライドするスライド操作を受け付けたことに応答して、複数の選別情報のそれぞれに対応する部分領域を第1方向とは反対な方向に沿ってスライドさせ、現在表示されていない少なくとも1通の選別情報を表示するステップ、又は、ユーザが前記第2表示領域に実行した、第1方向に沿ってスライドするスライド操作を受け付けたことに応答して、複数の選別情報のそれぞれに対応する部分領域を第1方向に沿ってスライドさせ、現在表示されていない少なくとも1通の選別情報を表示するステップを含む。
【0078】
これらの選択可能な実現形態では、ディスプレイにおいて第1方向又は第1方向とは反対な方向に沿って第2表示領域にスライド操作を実行することによって、少なくとも1つの現在未表示選別メッセージを表示することができ、このようにユーザは各選別メッセージを快速に閲覧できる。
【0079】
本願による情報表示方法の1つのユースケースの模式図を示す
図2を参照されたい。
図2に示すように、インスタントメッセージの表示画面20は第1表示領域21と第2表示領域22を含む。
【0080】
第1表示領域21に情報フロー、例えば、情報F1、F2、F3、F4、F5等で構成される情報フローを表示できる。第2表示領域22に選別情報、例えばR1、R2、R3、R4等を表示できる。R1、R2、R3、R4はただ例示的に説明するためのものである。同じ理由から、図におけるF1、F2、F3、F4、F5も例示的に説明するためのものである。
【0081】
図2において、第1表示領域21と第2表示領域22は第2方向に沿って並べられる。第1方向と第2方向とは垂直である。第2表示領域に第1方向に沿うスライド操作を実行して、現在表示されていない選別情報を表示することができ、例えば、選別情報R1に近い現在未表示選別情報を表示する。
【0082】
本開示の上記実施例で提供される情報表示方法によれば、インスタントメッセージ画面を表示する命令を受信し、前記命令によりインスタントメッセージの表示画面を表示し、前記表示画面が第1表示領域と第2表示領域を含み、前記第1表示領域に連絡先の情報を表示し、前記第2表示領域に選別情報を表示し、前記連絡先の情報が少なくとも1つの連絡先識別子及び連絡先との間のインタラクション情報を含み、前記選別情報が選別識別子及び選別識別子に対応するメッセージのうちの処理待ちメッセージの情報を含み、前記選別識別子に対応するメッセージが前記選別識別子に対応する予定選別条件を利用して少なくとも1つの連絡先との間のメッセージを選別して得られる。これによって、メッセージ表示画面に各選別識別子及び選別識別子に対応するメッセージを表示する情報透過伝送を実現した。各メッセージをただ時間の先後に応じて並べ、又は連絡先内で時間の先後に応じて並べる関連技術と比べると、本実施例による方法では、表示画面に選別情報を表示し、ユーザは情報フローの方式で各メッセージを閲覧できるだけでなく、選別識別子別に選別識別子に対応するメッセージを閲覧できる。ユーザは選別識別子によって関連メッセージを調べたり、閲覧したりすることができる。ユーザが気にするメッセージを見る速度を高め、ユーザ体験を改善した。なお、表示画面に選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報を表示することで、ユーザは気にする選別識別子に対応する処理待ちメッセージがあるか否かをリアルタイムで知ることができる。ユーザは複数通の処理待ちメッセージから相対的に重要な処理待ちメッセージを選んで処理することが容易になる。ユーザが処理待ちメッセージを処理する適時性の向上に寄与する。
【0083】
続いて、本開示による情報表示方法の別の実施例の流れを示す
図3を参照されたい。
図3に示す当該情報表示方法は以下のステップ301、ステップ302及びステップ302を含む
【0084】
ステップ301では、インスタントメッセージ画面を表示する命令を受信する。
【0085】
ステップ302では、前記命令によりインスタントメッセージの表示画面を表示し、前記表示画面が第1表示領域と第2表示領域を含み、前記第1表示領域に連絡先の情報を表示し、前記第2表示領域に選別情報を表示し、前記連絡先の情報が少なくとも1つの連絡先識別子及び連絡先との間のインタラクション情報を含む。言い換えると、前記命令によりインスタントメッセージの表示画面を表示し、前記表示画面が第1表示領域と第2表示領域を含み、前記第1表示領域に連絡先の情報を表示し、前記連絡先の情報が少なくとも1つの連絡先識別子及び連絡先との間のインタラクション情報を含み、前記第2表示領域に選別情報を表示し、前記選別情報が選別識別子及び選別識別子に対応するメッセージのうちの処理待ちメッセージの情報を含み、前記選別識別子に対応するメッセージが前記選別識別子に対応する予定選別条件を利用して少なくとも1つの連絡先との間のメッセージを選別して得られる。
【0086】
ステップ303では、第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示する命令を受信したことに応答して、第1表示領域の表示内容を第1目標選別識別子に対応する少なくとも1通の第1選別メッセージに切り替える。
【0087】
ユーザは第2表示領域に表示されている複数の選別識別子から1つの選別識別子を選択して第1目標選別識別子とすることができる。
【0088】
いくつかの選択可能な実現形態では、クリック、タッチ等の選択操作によって、第1目標選別識別子を選択できる。
【0089】
上記方式によって上記第1目標選別識別子を選択した後、上記情報表示方法の実行主体はメッセージと選別識別子との間の関連関係によって、第1目標選別識別子に対応する少なくとも1通の第1選別メッセージを第1表示領域に表示できる。
【0090】
具体的には、第1表示領域において、上記少なくとも1通の第1選別メッセージは少なくとも1つのグループに分けられ、各グループが1つの連絡先に対応する。1つのグループは少なくとも1通の第1選別メッセージを含んでもよい。
【0091】
第1選別メッセージを連絡先別にグループ化することで、ユーザは識別子に対応する第1選別メッセージを選別するときに、更に連絡先により比較的重要な第1選別メッセージを選択して閲覧することができる。
【0092】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記情報表示方法は、第1目標選別識別子に対応する第1選別メッセージを表示しているときに、選別識別子を切り替えるための第1切替操作を受け付けたことに応答して、第1表示領域において表示内容を前記第1切替操作で指示する第2目標選別識別子に対応する第2選別メッセージに切り替えるステップ304(図示せず。)を更に含む。
【0093】
これらの選択可能な実現形態では、上記第1切替操作は、前記第2目標選別識別子に対する選択操作、又は、第1選別メッセージを表示している第1表示領域に対して、第1方向に沿うスライド操作を実行するか、若しくは第1方向とは反対な方向に沿うスライド操作を実行する操作を含み、前記第1方向は第2表示領域と第1表示領域の並べ方向に相互に垂直である。
【0094】
これらの選択可能な実現形態では、選別識別子に切替操作を実行し、第1表示領域に切替後の選別識別子に対応する選別情報を表示することによって、切り替えられるメッセージの表示速度を高めることができる。
【0095】
いくつかの選択可能な実現形態では、第1選別メッセージの数は複数通であり、上記ステップ304は、更に、前記第1切替操作で指示する第2目標選別識別子に対応する第2選別情報を表示する前に、前記第1切替操作の発生時に第1表示領域に表示されている最後の1通の第1選別メッセージの識別子を記録するステップを含む。
【0096】
更に選択可能に、情報表示方法は、前記第1目標選別識別子に戻るように切り替える第2切替操作を受け付けたことに応答して、記録された前記識別子により、第1表示領域に表示する目標第1選別メッセージを決定するステップと、前記目標第1選別メッセージを前記第1表示領域に表示するステップと、を更に含む。
【0097】
更に、前記第1目標選別識別子に戻るように切り替える第2切替操作を受け付けたことに応答して、記録された前記識別子により、第1表示領域に表示する目標第1選別メッセージを決定する上記ステップは、前記識別子に対応する第1選別メッセージを1通目の目標第1選別情報として、前記第1表示領域に表示する複数通の目標第1選別情報を決定するステップを含む。
【0098】
これらの選択可能な実現形態では、選択した選別識別子に切り替えるときに、切り替える前における第1目標選別識別子の表示中の最後の1通の選別メッセージの識別子を記録することによって、他の内容を表示していることから、第1目標選別識別子に戻るように切り替えた後、上記の最後の1通の選別メッセージと当該最後の1通の選別メッセージに近い他の選別情報とを表示することができる。これによって、ユーザに閲覧される選別情報は切り替え前後に連続性を保持することができる。
【0099】
いくつかの選択可能な実現形態では、情報表示方法は、選別識別子に対応する処理待ちメッセージの増減により、選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報を更新するステップ305(図示せず。)を更に含む。
【0100】
いくつかのユースケースでは、上記ステップ305は以下のサブステップを含む。
【0101】
まず、前記第1目標選別識別子に対応する少なくとも1通の処理待ちメッセージが処理されたことを検出したことに応答して、今回処理された前記処理待ちメッセージの処理数を決定する。
【0102】
続いて、前記処理数により前記第1目標選別識別子の処理待ちメッセージの情報を更新し、且つ前記処理された前記処理待ちメッセージに関連する他の選別識別子の処理待ちメッセージの情報を同期して更新する。
【0103】
選択可能に、上記処理待ちメッセージは返信待ちのメッセージであってもよい。処理待ちメッセージの処理とは、上記処理待ちメッセージに返信することであってもよい。
【0104】
選択可能に、上記処理待ちメッセージは閲覧待ちのメッセージであってもよい。処理待ちメッセージの処理とは、上記処理待ちメッセージを閲覧することであってもよい。
【0105】
即ち、1通の処理待ちメッセージがどの選別識別子に対応するメッセージ表示画面で処理されたとしても、当該処理待ちメッセージに関連する他の選別識別子の処理待ちメッセージの情報は全て同期される。
【0106】
例示的説明として、選別識別子s1の選別メッセージが表示されているときに処理待ちメッセージd1が処理された場合に、選別識別子s1の処理待ちメッセージの情報が更新され、そして、当該処理待ちメッセージd1に関連する他の選別識別子s2、s3に対応する処理待ちメッセージの情報が更新される。処理待ちメッセージの情報が数量情報であるときに、上記例示的説明において、上記選別識別子s1、選別識別子s2、s3のそれぞれに対応する数は同期して1減少する。
【0107】
別のユースケースでは、上記ステップ305は以下のサブステップを含む。
【0108】
まず、第1目標選別識別子に対応する少なくとも1通の第1選別メッセージを表示しているときに、第1目標選別識別子に対応する新着メッセージを受信したことに応答して、前記新着メッセージが第1表示領域に表示されているか否かを決定する。
【0109】
続いて、新着メッセージが前記第1表示領域に表示されていないと確認したことに応答して、第2目標選別識別子に対応する数量情報を更新し、且つ新着メッセージに関連する他の選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報を同期更新する。
【0110】
これらのユースケースにおいて、第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示しているときに、新たに受信したメッセージが現在画面に表示されていない場合に、当該第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報中で更新できる。同時に新着メッセージに関連する他の選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報を同期して更新する。例えば、当該新着メッセージに関連する複数の選別識別子に対応する処理待ちメッセージの数に1を増加する。
【0111】
図1に示す実施例と比べると、本実施例は、選別識別子の選択により第1表示領域に選別識別子に対応する選別メッセージを表示するステップを重点としており、選定された選別識別子により第1表示領域の表示内容をリアルタイムで表示することで、表示画面に選別識別子に対応する選別情報をリアルタイムで表示することを実現できる。フローティングウィンドウ画面又は他の表示画面で選別情報を表示する場合と比べてると、本実施例で提供される方法は、ユーザが第1表示領域に表示されている内容を切り替える切替操作を減少できる。
【0112】
なお、本実施例は、更に、選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報を選別情報の増減により更新するステップを重点としており、ユーザは上記選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報により選別情報の増減状況を快速に知ることができ、更にユーザが異なる選別識別子中で同じ選別情報を処理することによるリソース浪費を回避できる。
【0113】
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、上記情報表示方法は、前記第1目標選別識別子に対応する目標処理待ちメッセージが処理されたことを検出したことに応答して、前記第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージから前記目標処理待ちメッセージを取り除くステップを更に含む。いくつかの実施例では、前記第1表示領域において前記目標処理待ちメッセージの表示を停止してもよい。これらの選択可能な実現形態では、上記状態情報は未読状態情報と目標ユーザに向けた送信という状態情報を含む。
【0114】
ここに記載の目標処理待ちメッセージは第1目標選別識別子に対応する任意の処理待ちメッセージであってもよい。ここに記載の目標処理待ちメッセージは1通のメッセージであってもよいし、2通以上のメッセージであってもよい。
【0115】
目標処理待ちメッセージが処理されたか否かをリアルタイムで検出してもよい。いくつかのユースケースでは、上記情報表示方法の実行主体は、インスタントメッセンジャーアプリを実行している端末機器であってもよい。第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージの処理操作が閲覧操作であることを例とし、上記実行主体は、ユーザが上記目標処理待ちメッセージを閲覧したか否かをリアルタイムで検出してもよい。例えば、現在画面に表示されていた上記目標処理待ちメッセージが予定領域に移動されたか否かを決定し、上記の予定領域に移動されたことは、現在画面の頂部に移動されたこと、表示領域内に移動されたこと、表示領域を通過して上記表示領域の外に移動されたことを含むが、これらに限定されない。上記目標処理待ちメッセージが予定領域に移動された場合に、当該目標処理待ちメッセージが処理されたと決定する。ユーザが上記処理待ちメッセージを処理したことを検出した場合に、現在画面において上記目標処理待ちメッセージの表示を停止し、且つ前記第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージから前記目標処理待ちメッセージを取り除くことができる。
【0116】
更に選択可能に、上記第1目標選別識別子は第2選別識別子である。第2選別識別子に対応する予定選別条件はメッセージの状態情報により選別することを含む。状態情報は、未読状態の情報と、目標ユーザに向けた送信という情報とを含む。第2選別識別子に対応するメッセージは、他の選別識別子に対応するメッセージを上記状態情報により選別して得られる。即ち、第2選別識別子に対応する情報は他の選別識別子の情報と重複することがある。
【0117】
上記選択可能な手段によれば、上記第2選別識別子に対応する処理済みの処理待ちメッセージをリアルタイムで除去でき、端末機器に多過ぎる余計な情報を記憶することを回避できる。
【0118】
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、前記情報表示方法は、前記第1目標選別識別子に対応する目標処理待ちメッセージが処理されたことを検出した後、予定情報切替操作に基づいて、前記第1表示領域において前記目標処理待ちメッセージの表示を停止するステップを更に含む。いくつかの実施例では、更に予定情報切替操作に基づいて前記第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージから前記目標処理待ちメッセージを取り除くことができる。
【0119】
これらの選択可能な実現形態では、上記状態情報は、未読状態の情報と、目標ユーザに向けた送信という情報とを含む。
【0120】
ここに記載の目標処理待ちメッセージは、第1目標選別識別子に対応する任意の処理待ちメッセージであってもよい。ここに記載の目標処理待ちメッセージは1通のメッセージであってもよいし、2通以上のメッセージであってもよい。
【0121】
目標処理待ちメッセージが処理されたか否かをリアルタイムで検出してもよい。いくつかのユースケースでは、上記情報表示方法の実行主体は、インスタントメッセンジャーアプリを実行している端末機器であってもよい。第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージの処理操作が閲覧操作であることを例とし、上記実行主体は、ユーザが上記目標処理待ちメッセージを閲覧したか否かをリアルタイムで検出してもよい。例えば、現在画面に表示されていた上記目標処理待ちメッセージが予定領域に移動されたか否かを決定し、例えば、上記の予定領域に移動されたことは、現在画面の頂部に移動されたこと、表示領域内に移動されたこと、表示領域を通過して上記表示領域の外に移動されたことを含むが、これらに限定されない。上記目標処理待ちメッセージが予定領域に移動された場合に、当該目標処理待ちメッセージが処理されたと決定する。上記第1目標選別識別子は第2選別識別子であり、第2選別識別子に対応する予定選別条件はメッセージの状態情報により選別することを含む。
【0122】
これらの選択可能な実現形態では、上記目標処理待ちメッセージが処理されたことを検出した後、直ちには上記目標処理待ちメッセージの表示を停止せず、及び/又は、上記目標処理待ちメッセージを取り除かない。目標処理待ちメッセージが処理されたと確認した後、予定情報切替操作に基づいて、目標処理待ちメッセージを取り除き、及び/又は、表示を停止することができる。このようにして、上記目標処理待ちメッセージは一時的に止まることができる。ユーザは、他のメッセージを処理するために目標処理待ちメッセージを参照する必要があるときに、第2選別識別子で当該目標処理待ちメッセージを再度閲覧でき、ユーザ体験を改善できる。
【0123】
更に、上記予定情報切替操作は、前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示しているときに、他の選別識別子に対応するメッセージを表示するように切り替える切替操作、又は、他の選別識別子のメッセージを表示しているときに、前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示することに戻るように切り替える操作、のうちの1つを含む。
【0124】
いくつかのユースケースでは、上記予定情報切替操作は、前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示しているときに、他の選別識別子に対応するメッセージを表示するように切り替える情報切替操作であってもよい。これらの実現形態では、ユーザが第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示しているときに、表示情報を他の選別識別子に対応する情報に切り替えることを、ユーザが当該目標処理待ちメッセージを参照する必要がなくなったと見なすことができ、このため第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージから上記目標処理待ちメッセージを取り除くことができる。一実現形態として、端末機器には当該第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージの記憶領域があれば、当該記憶領域から当該目標処理待ちメッセージを削除できる。いくつかのユースケースでは、端末機器においてメッセージ記憶領域中で当該目標処理待ちメッセージが第1目標選別識別子に関連付けられている。別の実現形態として、当該目標処理待ちメッセージと第1目標選別識別子との関連関係を解除できる。上記端末機器は、上情報切替操作を検出した後、関連関係の解除結果により、上記目標処理待ちメッセージの表示を停止できる。
【0125】
別のユースケースでは、上記予定情報切替操作は、他の選別識別子のメッセージを表示しているときに、前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示することに戻るように切り替える操作を含む。これらのユースケースにおいて、ユーザが第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示しているときに、目標処理待ちメッセージが処理されたことを検出した場合には、ユーザが、上記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示しているときに表示情報を他の選別識別子に対応するメッセージに切り替えることを実行した場合に、第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージから当該目標処理待ちメッセージを取り除かない。代わりに、第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージに上記目標処理待ちメッセージを保留する。ユーザが、他の選別識別子に対応するメッセージを表示していることから、上記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示することに戻るように切り替える予定情報切替操作を実行した場合に、上記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示している第1表示領域中で上記目標処理待ちメッセージの表示を停止できる。続いて、第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージから上記目標処理待ちメッセージを取り除く。このようにして、第1目標選別識別子に上記目標処理待ちメッセージを一時的に保留でき、ユーザは目標処理待ちメッセージを調べることができる。
【0126】
更に、これらのユースケースにおいて、予定情報切替操作に基づいて、前記第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージから前記目標処理待ちメッセージを取り除く上記ステップは、前記予定情報切替操作を受け付けたことに応答して、前記第1目標選別識別子に対応するメッセージに戻るように切り替えた後、前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示していた時間長が予定時間長閾値より大きいか否かを決定するステップと、決定結果がYESであれば、前記第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージから前記目標処理待ちメッセージを取り除くステップと、を含む。更に、上記の前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示していた時間長が予定時間長閾値より大きいか否かを決定することは、前記目標処理待ちメッセージを表示していた時間長が予定時間長閾値より大きいか否かを決定することを含む。
【0127】
上記予定時間長閾値は例えば、1分間、2分間等を含んでもよい。上記予定時間長閾値は具体的なユースケースに合わせて設定でき、ここで限定しない。
【0128】
これらのユースケースにおいて、処理された目標処理待ちメッセージが第1目標選別識別子に対応するメッセージに留まる時間長を長くして、ユーザが第1目標選別識別子に対応するメッセージ中で他のメッセージを処理するときに当該目標処理待ちメッセージを参照したいという要求を満たすことができる。
【0129】
更に選択可能に、第1目標選別識別子は第2選別識別子である。第2選別識別子に対応する予定選別条件はメッセージの状態情報により選別することを含み、前記第1目標選別識別子は複数のユーザ識別子を含むユーザリストに対応し、前記ユーザ識別子はグループユーザ識別子を含む。上記情報表示方法は、前記グループユーザ識別子に対応する処理待ちメッセージが取り除かれた後、グループユーザ識別子に対応するグループが解散された情報、又は、ユーザが前記グループユーザ識別子に対応するグループから退会した情報を受信したことに応答して、前記ユーザリストから前記グループユーザ識別子を取り除くステップを更に含む。
【0130】
これらの選択可能な実現形態では、上記目標ユーザは、上記端末機器において上記インスタントメッセンジャーアプリにログインしているユーザであってもよい。いくつかのユースケースでは、上記目標ユーザは、当該グループユーザ識別子に対応するグループを作成したユーザであってもよい。
【0131】
グループ中のユーザはグループから退会することを選択できる。ユーザがグループから退会することを選択したときに、当該ユーザに対応するインスタントメッセンジャーアプリクライアントは、本クライアントにおいて第1目標選別識別子のうちの当該グループユーザ識別子に関して処理待ちメッセージがあるか否かを決定できる。なければ、第1目標選別識別子から当該グループユーザ識別子を取り除くことができる。あれば、処理待ちメッセージを取り除いてから当該グループユーザ識別子を削除することができる。
【0132】
なお、グループ作成ユーザ又は他のグループ解散権限ありのユーザはグループを解散できる。グループが解散された情報を受信したことを検出した後、グループ中のユーザに使用されるインスタントメッセンジャーアプリクライアントは、本クライアント中の処理待ちメッセージが取り除かれたか否かを決定できる。取り除かれた場合に、本クライアントの第1目標選別識別子に対応するユーザリストから当該グループユーザ識別子を取り除くことができる。
【0133】
これらの選択可能な実現形態では、解散したグループ又は退会したグループのグループユーザ識別子を第1目標選別識別子(即ち、上記第2選別識別子)のユーザリストから取り除くことによって、第1目標選別識別子リストに対して無効情報をリアルタイムで除去でき、ユーザ体験を向上させることが可能である。
【0134】
いくつかの選択可能な実現形態では、ユーザが同一ユーザアカウントを用いて少なくとも2つの端末機器においてインスタントメッセンジャーアプリにログインしており、情報表示方法は、前記少なくとも2つの端末機器のうちの一端末機器において前記目標処理待ちメッセージが取り除かれた場合に、当該端末機器が、前記目標処理待ちメッセージが取り除かれた情報を前記少なくとも2つの端末機器のうちの他の端末機器に同期し、前記他の端末機器に前記目標処理待ちメッセージを同期して取り除かせるステップを更に含む。
【0135】
これらの選択可能な実現形態では、ユーザが複数の端末機器を用いて同時にインスタントメッセンジャーアプリにログインし、第2選別識別子に対応するメッセージを閲覧しているときに、ユーザが一端末機器で目標処理待ちメッセージを処理し、且つ当該一端末機器が上記目標処理待ちメッセージを取り除いた場合に、当該一端末機器は上記目標処理待ちメッセージが取り除かれた情報を上記少なくとも2つの端末機器のうちの他の端末機器に同期することができる。他の端末機器は上記情報を受信した後、ローカルのインスタントメッセージングクライアント中の第2選別識別子に対応する処理待ちメッセージから、上記目標処理待ちメッセージを取り除くことができる。
【0136】
上記インスタントメッセンジャーアプリクライアントに同時にログインしている別々の端末機器間で上記目標処理待ちメッセージが取り除かれたという情報を同期させることによって、複数のデバイスにおいて表示する情報の一致性を実現できる。別々のデバイス間の表示情報が同期しないことでユーザにもたらす不便を減少し、ユーザ体験を向上させた。
【0137】
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、
図3に示す実施例の情報表示方法のステップ303は更に、ユーザが前記第1目標選別識別子に対応する選別情報に実行した予定処理待ちメッセージ表示操作を受け付けたことに応答して、前記第1表示領域において予定処理待ちメッセージ切替規則に従って現在表示内容を少なくとも1通の処理待ちメッセージに切り替えるステップを含んでもよく、前記少なくとも1通の第1選別メッセージは前記処理待ちメッセージを含む。
【0138】
上記選別情報は第1目標選別識別子及び上記処理待ちメッセージの情報を含む。
【0139】
上記予定処理待ちメッセージ表示操作は、選別情報に対応する部分領域に実行するクリック、ダブルクリック、複数回クリック、長押し、シングルタッチ、ダブルタッチ又は複数回タッチ等の操作を含むが、これらに限定されない。
【0140】
更に、上記の選別情報に対応する部分領域に実行する操作は、前記第1目標選別識別子に実行する予定操作、又は前記第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報に実行する予定操作を含む。
【0141】
即ち、前記ユーザが前記第1目標選別識別子に対応する選別情報に実行する予定処理待ちメッセージ表示操作は、ユーザが前記第1目標選別識別子に実行する予定処理待ちメッセージ表示操作、又は、ユーザが前記第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報に実行する予定処理待ちメッセージ表示操作を含む。
【0142】
ユーザが上記第1目標選別識別子に対応する選別情報に予定処理待ちメッセージ表示操作を実行した後、第1表示領域において、少なくとも1通の処理待ちメッセージを現在表示内容とすることができる。上記少なくとも1通の処理待ちメッセージは上記予定処理待ちメッセージ切替規則により決められる。
【0143】
上記予定処理待ちメッセージ切替規則は、メッセージ受信時間の先後に応じて切り替えること、又は、処理待ちメッセージを送信したユーザのユーザ情報により切り替えること、を含むが、これらに限定されない。
【0144】
いくつかのユースケースでは、予定処理待ちメッセージ切替規則は、メッセージ受信時間の先後に応じて切り替えることである。これらのユースケースにおいて、ユーザが上記予定処理待ちメッセージ表示操作を実行した後、処理待ちメッセージ受信時間の先後に応じて上記第1表示領域に受信時間が一番早い処理待ちメッセージを表示する。当該時間が一番早い処理待ちメッセージが処理された後、当該処理待ちメッセージは、処理済みメッセージとされるか、又は処理待ちメッセージから取り除かれる。ユーザが実行した予定処理待ちメッセージ表示操作を再度受け付けた場合に、処理待ちメッセージから受信時間が一番早い処理待ちメッセージを再度決定して表示することができる。
【0145】
別のユースケースでは、予定処理待ちメッセージ切替規則は、処理待ちメッセージを送信したユーザのユーザ情報に応じて切り替えることである。上記ユーザ情報は、処理待ちメッセージを送信したユーザのユーザ識別子、及び/又は、処理待ちメッセージを送信したユーザと目標ユーザとの関連関係を含んでも良いが、これらに限定されないは。
【0146】
これらのユースケースにおいて、ユーザが上記予定処理待ちメッセージ表示操作を実行した後、処理待ちメッセージを送信したユーザのユーザ識別子に応じて、第1表示領域に表示する少なくとも1通の処理待ちメッセージを決定できる。又は、処理待ちメッセージを送信したユーザと目標ユーザとの関連関係に応じて、第1表示領域に表示する少なくとも1通の処理待ちメッセージを決定する。
【0147】
本開示の情報表示方法の各実施例のいくつかの選択可能実現形態では、上記第1表示領域と第2表示領域は第2方向に沿って並べられ、
図1に示す実施例と
図3に示す実施例の情報表示方法は更に以下のステップを含んでもよい
【0148】
前記表示画面に実行した、第2方向に沿うスライド操作を受け付けたことに応答して、前記第2表示領域中の選別情報を固定表示情報として前記表示画面に表示し、前記第2方向は前記第1表示領域から前記第2表示領域へ指向した方向である。
【0149】
これらの選択可能な実現形態では、現在表示画面において表示されている内容を第2方向に沿ってスライドさせるときに、各選別情報が表示画面の外にスライドすることを回避するために、上記各選別情報を上記表示画面に固定的に表示してもよい。上記選別情報を固定的に表示する領域は予定領域であってもよい。上記予定領域は表示画面の任意位置に設置可能である。
【0150】
ユーザが表示されている内容をスライドさせるときには、ユーザがある1つ又はある1種の情報を調べたり、又は閲覧したりしたい可能性があることを意味し、上記各選別情報を表示画面に固定的に表示することで、ユーザは選別情報を用いて情報を調べたり、又は閲覧したりすることができる。
【0151】
いくつかのユースケースでは、第2表示領域は第1表示領域の上方に表示され、前記第2方向は表示画面底部から画面頂部へ指向した方向である。前記表示画面に実行した、第2方向に沿うスライド操作を受け付けたことに応答して、前記第2表示領域中の選別情報を固定表示情報として前記表示画面に表示する上記ステップは、前記表示画面に実行した、前記第2方向に沿うスライド操作を受け付けたことに応答して、前記各選別情報を固定表示情報として前記表示画面の頂部に表示するステップを含む。
【0152】
これらのユースケースにおいて、上記各選別情報を上記表示画面の頂部に固定的に表示でき、ユーザは上記選別情報を用いて情報を閲覧することができる。
【0153】
本開示の情報表示方法の各実施例のいくつかの選択可能実現形態では、上記第1表示領域と第2表示領域は第2方向に沿って並べられ、
図1に示す実施例と
図3に示す実施例の情報表示方法は更に以下のステップを含んでもよい。
【0154】
前記表示画面に実行した、第3方向に沿うスライド操作を受け付けたことに応答して、前記第2表示領域中の選別情報を固定表示情報として前記表示画面に表示し、前記第3方向は前記第2表示領域から前記第1表示領域へ指向した方向である。
【0155】
第1表示領域と第2表示領域が上下に並べられているときに、上記第3方向は表示画面の頂部から表示画面の底部へ指向した方向であり、即ち、下へスライドさせる。上記スライド操作が発生したときに、選別情報を固定表示情報として前記表示画面に表示でき、ユーザは選別情報を用いて情報を調べたり、閲覧したりすることができる。
【0156】
いくつかの実施例では、情報表示方法の1つの流れは以下のステップを含む。まず、インスタントメッセージ画面を表示する命令を受信する。
【0157】
当該ステップの関連実施形態については、
図1に示す実施例のステップ101及び
図3に示す実施例中のステップ301の関連部分を参照できる。
【0158】
続いて、前記命令によりインスタントメッセージの表示画面を表示し、前記表示画面が第1表示領域と第2表示領域を含み、前記第1表示領域に情報フローが表示され、前記第2表示領域に1つ以上の選別識別子が表示される。
【0159】
当該ステップの関連実施形態については、
図1に示す実施例のステップ102及び
図3に示す実施例中のステップ302中の関連部分を参照できる。
【0160】
本実施例中の第2表示領域は1つ以上の選別識別子を表示する。
【0161】
最後に、第1目標選別識別子に対する選択操作を受け付けたことに応答して、前記第1表示領域に前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示し、前記選別識別子に対応するメッセージが選別識別子に対応する選別規則に従って複数のメッセージを選別して得られる。
【0162】
上記第1目標選別識別子は、上記1つ以上の選別識別子のうち、選定された1つの選別識別子であってもよい。
【0163】
第1目標選別識別子に対する選択操作を受け付けたことに応答して、前記第1表示領域に前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示する上記ステップは、第1目標選別識別子に対する選択操作を受け付けたことに応答して、前記第1表示領域に複数通の前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示するステップ、又は、前記第1表示領域に第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージを表示するステップを含んでもよい。
【0164】
いくつかのユースケースでは、第1目標選別識別子が選定されたときに、第1表示領域に複数通の第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示できる。複数通の第1目標選別識別子に対応するメッセージは既読メッセージを含んでもよいし、未読メッセージを含んでもよい。
【0165】
別のユースケースでは、第1目標選別識別子が選定されたときに、第1表示領域に第1目標選別識別子に対応する未読メッセージを表示できる。
【0166】
いくつかの実施例では、前記第1表示領域に第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージを表示し、前記情報やり取り方法は、前記第1目標選別識別子に対応する目標処理待ちメッセージが処理されたことを検出した後、予定情報切替操作に基づいて、前記第1表示領域において前記目標処理待ちメッセージの表示を停止するステップを更に含む。
【0167】
いくつかの実施例では、前記予定情報切替操作は、前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示していることから、他の選別識別子に対応するメッセージを表示するように切り替える切替操作、又は、他の選別識別子のメッセージを表示していることから、前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示することに戻るように切り替える操作、のうちの一つを含む。
【0168】
本開示の情報表示方法の各実施例のいくつかの選択可能実現形態では、情報表示方法は、選別識別子を編集する命令を受信したことに応答して、選別識別子編集画面を呈示するステップであって、前記選別識別子編集画面が複数の選択された選別識別子を含む第1リストを含むステップと、ユーザが第1リスト中の目標選別識別子に実行した位置移動操作を受け付け、前記目標選別識別子を位置移動操作で指示する位置に移動するステップであって、前記位置が前記第2表示領域に前記目標選別識別子を表示するか否かを指示するか、又は前記目標選別識別子の前記第2表示領域での表示位置を指示するためのものであるステップと、を更に含む。
【0169】
これらの選択可能な実現形態では、ユーザはドラッグや引っ張り等の簡単な位置移動操作で選別識別子の位置を移動できる。
【0170】
なお、上記選別識別子編集画面は第2リストを更に含む。第2リストには少なくとも1つの候補選別識別子を含んでもよい。ユーザは第1リスト中で削除操作を実行できる。第2リスト中の候補識別子を第1リストに追加することもできる。第1リスト中の各選別識別子の第1リストでの並び順と各選別識別子に対応する部分領域の第2表示領域での並び順との間は予定マッピング規則を満たす。ここに記載の予定マッピング規則は位置マッピングを含む。
【0171】
更に選択可能に、上記情報表示方法は、第1リストにおける位置移動操作で調整された各選別識別子の並び順により、第2表示領域に表示されている各選別識別子の順序を調整するステップを更に含む。
【0172】
これらの選択可能な実現形態では、予定マッピング規則により、第1リスト中の各選別識別子を各自の順序で第2表示領域にマッピングできる。一実現形態として、第1リストにおいて上から下へ順に並べられている各選別識別子を、各自の並び順で、第2表示領域において第1方向に沿って順に並べられる各選別識別子に対応する選別情報に順にマッピングできる。例えば、上記第1リストにおいて上から下へ順に並べられている1番目の選別識別子を、第2表示領域において第1方向に沿って順に並べられる1番目の選別識別子に対応する選別情報にマッピングする。
【0173】
このようにして、第1リスト中の各選別識別子の順序を調整することによって、第2表示領域中の各選別情報の並び順を調整する。
【0174】
更に選択可能に、上記情報表示方法は、第2表示領域内の部分領域に対するユーザのドラッグ操作を受け付けたことに応答して、前記ドラッグ操作に関連する部分領域同士の並び順を調整するステップを更に含み、調整される部分領域内に表示されている選別識別子及びその処理待ちメッセージの情報の表示位置は、前記部分領域の表示位置と同期して調整される。
【0175】
これらの選択可能な実現形態では、第2表示領域において部分領域にドラッグ操作を実行することで、選別情報の表示位置調整を実現でき、ユーザが各選別情報の表示位置を調整する利便性が高くなった。
【0176】
本開示の情報表示方法の各実施例のいくつかの選択可能実現形態では、情報表示方法は、選別情報の表示をオフする命令を受信したことに応答して、前記表示画面において前記第2表示領域を非表示するステップを更に含む。
【0177】
これらの選択可能な実現形態では、上記選別識別子編集画面に選別情報の表示スイッチを設置してもよい。上記スイッチに対する制御操作により、選別情報を表示するか、又は選別情報の表示をオフする。即ち、ユーザは上記選別情報を表示するか否かを人為的に制御でき、ユーザ体験が高くなった。
【0178】
更に
図4を参照し、上記の各図に示す方法の実現として、本開示は情報表示装置の一実施例を提供し、当該装置実施例は
図1に示す方法実施例に対応し、当該装置は具体的に各種の電子機器に適用できる。
【0179】
図4に示すように、本実施例の情報表示装置は受信ユニット401及び表示ユニット402を備える。その中、受信ユニット401は、インスタントメッセージ画面を表示する命令を受信するために用いられ、表示ユニット402は、前記命令によりインスタントメッセージの表示画面を表示するステップであって、前記表示画面が第1表示領域と第2表示領域を含むステップと、前記第1表示領域に連絡先の情報を表示し、前記第2表示領域に選別情報を表示するステップであって、前記連絡先の情報が少なくとも1つの連絡先識別子及び連絡先との間のインタラクション情報を含むステップと、を実行するために用いられ、前記選別情報は選別識別子及び選別識別子に対応するメッセージのうちの処理待ちメッセージの情報を含み、前記選別識別子に対応するメッセージは前記選別識別子に対応する予定選別条件を利用して少なくとも1つの連絡先との間のメッセージを選別して得られる。言い換えると、前記命令によりインスタントメッセージの表示画面を表示し、前記表示画面が第1表示領域と第2表示領域を含み、前記第1表示領域に連絡先の情報を表示し、前記連絡先の情報が少なくとも1つの連絡先識別子を含み、前記第2表示領域に選別情報を表示し、前記選別情報が選別識別子及び選別識別子に対応するメッセージのうちの処理待ちメッセージの数量情報を含み、前記選別識別子に対応するメッセージが前記選別識別子に対応する予定選別条件を利用して少なくとも1つの連絡先との間のメッセージを選別して得られる。
【0180】
本実施例では、情報表示装置の受信ユニット401と表示ユニット402の具体的な処理及びそれらによる技術効果については、それぞれ
図1に対応する実施例におけるステップ101とステップ102の関連説明を参照でき、ここで詳細な説明を省略する。
【0181】
いくつかの選択可能な実現形態では、前記選別識別子に対応する新着メッセージは、前記選別識別子に対応する予定選別条件を利用して少なくとも1つの連絡先との間の新着メッセージをリアルタイムで選別して得られる。
【0182】
いくつかの選択可能な実現形態では、前記選別識別子は、その対応する予定選別条件がメッセージの予定属性タイプにより前記メッセージを選別することを含む少なくとも1つの第1選別識別子と、その対応する予定選別条件がメッセージの状態情報により選別することを含む少なくとも1つの第2選別識別子と、その対応する予定選別条件がユーザによって設定されるユーザ選別条件により決定される少なくとも1つの第3選別識別子と、の少なくとも一つ又は二つ以上の組み合わせを含む。
【0183】
いくつかの選択可能な実現形態では、情報表示装置は更に、関連付けユニット(図示せず。)を備える。関連付けユニットは、表示ユニットが前記第2表示領域に選別情報を表示する前に、選別識別子に関連付けられていない処理待ちメッセージが存在するか否かを決定するステップと、存在する場合に、複数の選別識別子のそれぞれに対応する予定選別条件を利用してそれぞれ前記処理待ちメッセージを選別し、選別結果により前記処理待ちメッセージに対応する目標選別識別子を決定するステップと、前記処理待ちメッセージを前記目標選別識別子に関連付けるステップと、を実行するために用いられる。
【0184】
いくつかの選択可能な実現形態では、前記目標選別識別子の数は選別結果により決められる。
【0185】
いくつかの選択可能な実現形態では、関連付けユニットは、更に、前記処理待ちメッセージの予定属性タイプにより前記処理待ちメッセージに対応する目標第1選別識別子を決定するステップと、前記処理待ちメッセージに対応する状態情報により前記処理待ちメッセージに対応する目標第2選別識別子を決定するステップと、を実行するために用いられる。
【0186】
いくつかの選択可能な実現形態では、前記第1選別識別子は、少なくとも、それぞれ個人チャット、グループチャット、共有ドキュメント、情報サービス、問題フィードバック、機密的会話、トピック討論広場を指示するための第1選別識別子の一つを含む。
【0187】
いくつかの選択可能な実現形態では、前記第2選別識別子は未読選別識別子を含み、関連付けユニットは、更に、前記処理待ちメッセージの状態情報が未読状態情報であると確認したことに応答して、前記処理待ちメッセージを前記未読選別識別子に関連付けるために用いられる。
【0188】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記第1表示領域と第2表示領域は第2方向に沿って並べられ、第2表示領域は第1方向に沿って順に並べられている複数の部分領域を含み、各部分領域はそれぞれ1つの選別識別子に対応する選別情報を表示し、前記第1方向と第2方向とは垂直であり、各選別情報に対応する部分領域の前記第1方向での幅は前記選別情報に対応する処理待ちメッセージの情報の占用する空間に対して正の相関関係にある。
【0189】
いくつかの選択可能な実現形態では、前記処理待ちメッセージの情報は数量情報を含み、前記各選別情報に対応する部分領域の前記第1方向での幅が前記選別情報に対応する処理待ちメッセージの情報の占用する空間に対して正の相関関係にあることは、各選別情報に対応する部分領域の前記第1方向での幅が当該選別情報に対応する待処理情報の数量情報で表す数の桁数に対して正の相関関係にあることを含む。
【0190】
いくつかの選択可能な実現形態では、表示ユニット402は、更に、前記第2表示領域に実行した、現在表示されていない選別情報を表示するための第1表示操作を受け付けたことに応答して、前記第1表示操作に対応する表示方式で前記の現在表示されていない選別情報を表示するために用いられる。
【0191】
いくつかの選択可能な実現形態では、現在表示されていない選別情報があることを指示するための未表示情報識別子を第2表示領域に表示し、表示ユニット402は、更に、前記未表示情報識別子に実行した選択操作を受け付けたことに応答して、前記表示画面のウィンドウの上の表示ウィンドウに前記の表示されていない選別情報を表示するために用いられ、前記表示画面のウィンドウの上の前記表示ウィンドウはポップアップウィンドウ、フローティングウィンドウを含む。
【0192】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記第2表示領域と第1表示領域は第2方向に沿って並べられ、複数の選別情報表示用の部分領域は前記第2表示領域内において第1方向に沿って順に並べられ、前記第1方向と前記第2方向とは相互に垂直であり、上記表示ユニット402は、更に、前記表示画面を前記第1方向又は第1方向とは反対な方向に拡張する拡張操作を受け付けたことに応答して、前記拡張操作で拡張された後の第2表示領域に少なくとも1通の前記の現在表示されていない選別情報を含む複数の選別情報を表示するために用いられる。
【0193】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記第1表示領域と第2表示領域は第2方向に沿って並べられ、複数の選別情報表示用の部分領域は前記第2表示領域において第1方向に沿って順に並べられ、前記第1方向と前記第2方向とは相互に垂直であり、上記表示ユニット402は、更に、ユーザが前記第2表示領域に実行した、第1方向とは反対な方向に沿ってスライドするスライド操作を受け付けたことに応答して、複数の選別情報のそれぞれに対応する部分領域を第1方向とは反対な方向に沿ってスライドさせ、現在表示されていない少なくとも1通の選別情報を表示するステップ、又は、ユーザが前記第2表示領域に実行した、第1方向に沿ってスライドするスライド操作を受け付けたことに応答して、複数の選別情報のそれぞれに対応する部分領域を第1方向に沿ってスライドさせ、現在表示されていない少なくとも1通の選別情報を表示するステップを実行するために用いられる。
【0194】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記表示ユニット402は、更に、第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示する命令を受信したことに応答して、第1表示領域の表示内容を前記第1目標選別識別子に対応する少なくとも1通の第1選別メッセージに切り替えるために用いられる。
【0195】
いくつかの選択可能な実現形態では、前記少なくとも1通の第1選別メッセージは少なくとも1つのグループに分けられ、1つのグループが1つの連絡先に対応する。
【0196】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記表示ユニット402は、更に、第1目標選別識別子に対応する第1選別メッセージを表示しているときに、選別識別子を切り替えるための第1切替操作を受け付けたことに応答して、第1表示領域において表示内容を前記第1切替操作で指示する第2目標選別識別子に対応する第2選別メッセージに切り替えるために用いられる。
【0197】
いくつかの選択可能な実現形態では、前記第1切替操作は、前記第2目標選別識別子に対する選択操作、又は、第1選別メッセージを表示している第1表示領域に対して、第1方向に沿うスライド操作を実行するか、若しくは第1方向とは反対な方向に沿うスライド操作を実行する操作を含み、前記第1方向は前記第1表示領域と第2表示領域の並べ方向に相互に垂直である。
【0198】
いくつかの選択可能な実現形態では、情報表示装置は更に記録ユニット(図示せず。)を備え、前記第1選別メッセージの数は複数通であり、記録ユニットは、前記第1切替操作で指示する第2目標選別識別子に対応する第2選別情報を表示する前に、前記第1切替操作の発生時に第1表示領域に表示されている最後の1通の第1選別メッセージの識別子を記録するために用いられる。
【0199】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記表示ユニット402は、更に、前記第1目標選別識別子に戻るように切り替える第2切替操作を受け付けたことに応答して、記録された前記識別子により、第1表示領域に表示する目標第1選別メッセージを決定するステップと、前記目標第1選別メッセージを前記第1表示領域に表示するステップと、を実行するために用いられる。
【0200】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記表示ユニット402は、更に、前記識別子に対応する第1選別メッセージを1通目の目標第1選別情報として、前記第1表示領域に表示する複数通の目標第1選別情報を決定するために用いられる。
【0201】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記表示ユニット402は、更に、選別識別子に対応する処理待ちメッセージの増減により、選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報を更新するために用いられる。
【0202】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記表示ユニット402は、更に、前記第1目標選別識別子に対応する少なくとも1通の処理待ちメッセージが処理されたことを検出したことに応答して、今回処理された処理待ちメッセージの処理数を決定するステップと、前記処理数により前記第1目標選別識別子の処理待ちメッセージの情報を更新するステップと、前記処理された未処理メッセージに関連する他の選別識別子の処理待ちメッセージの情報を同期して更新するステップと、を実行するために用いられる。
【0203】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記表示ユニット402は、更に、前記第1目標選別識別子に対応する少なくとも1通の第1選別メッセージを表示しているときに、前記第1目標選別識別子に対応する新着メッセージを受信したと確認したことに応答して、前記新着メッセージが前記第1表示領域に表示されているか否かを決定するステップと、前記新着メッセージが前記第1表示領域に表示されていないと確認したことに応答して、前記第2目標選別識別子に対応する数量情報を更新するステップと、前記新着メッセージに関連する他の選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報を同期して更新するステップと、を実行するために用いられる。
【0204】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記第1表示領域と第2表示領域は第2方向に沿って並べられ、上記表示ユニット402は、更に、前記表示画面に実行した、第2方向に沿うスライド操作を受け付けたことに応答して、前記第2表示領域中の選別情報を固定表示情報として前記表示画面に表示するために用いられ、前記第2方向は前記第1表示領域から前記第2表示領域へ指向した方向である。
【0205】
いくつかの選択可能な実現形態では、前記第2表示領域は第1表示領域の上方に表示され、前記第2方向は表示画面底部から画面頂部へ指向した方向であり、上記表示ユニット402は、更に、前記表示画面に実行した、前記第2方向に沿うスライド操作を受け付けたことに応答して、前記各選別情報を固定表示情報として前記表示画面の頂部に表示するために用いられる。
【0206】
いくつかの選択可能な実現形態では、前記第1表示領域と第2表示領域は第2方向に沿って並べられ、上記表示ユニット402は、更に、前記表示画面に実行した、第3方向に沿うスライド操作を受け付けたことに応答して、前記第2表示領域中の選別情報を固定表示情報として前記表示画面に表示するために用いられ、前記第3方向は前記第2表示領域から前記第1表示領域へ指向した方向である。
【0207】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記表示ユニット402は、更に、選別識別子を編集する命令を受信したことに応答して、選別識別子編集画面を呈示するステップであって、前記選別識別子編集画面が複数の選択された選別識別子を含む第1リストを含むステップと、ユーザが第1リスト中の目標選別識別子に実行した位置移動操作を受け付け、前記目標選別識別子を位置移動操作で指示する位置に移動するステップと、を実行するために用いられ、前記位置は前記第2表示領域に前記目標選別識別子を表示するか否かを指示するか、又は前記目標選別識別子の前記第2表示領域での表示位置を指示するためのものである。
【0208】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記表示ユニット402は、更に、第1リストにおける位置移動操作で調整された各選別識別子の並び順により、第2表示領域に表示されている各選別識別子の順序を調整するために用いられる。
【0209】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記表示ユニット402は、更に、第2表示領域内の部分領域に対するユーザのドラッグ操作を受け付けたことに応答して、前記ドラッグ操作に関連する部分領域同士の並び順を調整するために用いられ、調整される部分領域内に表示されている選別識別子及びその処理待ちメッセージの情報の表示位置は前記部分領域の表示位置と同期して調整される。
【0210】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記表示ユニット402は、更に、選別情報の表示をオフする命令を受信したことに応答して、前記表示画面において前記第2表示領域を非表示するために用いられる。
【0211】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記表示ユニット402は、更に、前記第1目標選別識別子に対応する目標処理待ちメッセージが処理されたことを検出したことに応答して、前記第1表示領域において前記目標処理待ちメッセージの表示を停止し、第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージから前記目標処理待ちメッセージを取り除くために用いられる。
【0212】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記表示ユニット402は、更に、前記第1目標選別識別子に対応する目標処理待ちメッセージが処理されたことを検出した後、予定情報切替操作に基づいて、前記第1表示領域において前記目標処理待ちメッセージの表示を停止するために用いられる。
【0213】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記表示ユニット402は、更に、予定情報切替操作に基づいて、前記第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージから前記目標処理待ちメッセージを取り除くために用いられ、前記予定情報切替操作は他の選別識別子のメッセージを表示していることから、前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示することに戻るように切り替える操作を含むときに、予定情報切替操作に基づいて、前記第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージから前記目標処理待ちメッセージを取り除く前記ステップは、前記予定情報切替操作を受け付けたことに応答して、前記第1目標選別識別子に対応するメッセージに戻るように切り替えた後、前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示していた時間長が予定時間長閾値より大きいか否かを決定するステップと、決定結果がYESであれば、前記第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージから前記目標処理待ちメッセージを取り除くステップと、を含む。
【0214】
いくつかの選択可能な実現形態では、前記第1目標選別識別子は複数のユーザ識別子を含むユーザリストに対応し、前記ユーザ識別子はグループユーザ識別子を含み、上記表示ユニット402は、更に、前記グループユーザ識別子に対応する処理待ちメッセージが取り除かれた後、グループユーザ識別子に対応するグループが解散された情報、又は、ユーザが前記グループユーザ識別子に対応するグループから退会した情報を受信したことに応答して、前記ユーザリストから前記グループユーザ識別子を取り除くために用いられる。
【0215】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記表示ユニット402は、更に、ユーザが前記第1目標選別識別子に対応する選別情報に実行した予定処理待ちメッセージ表示操作を受け付けたことに応答して、前記第1表示領域において予定処理待ちメッセージ切替規則に従って現在表示内容を少なくとも1通の処理待ちメッセージに切り替えるために用いられ、前記少なくとも1通の第1選別メッセージは前記処理待ちメッセージを含む。
【0216】
本開示の一実施例の情報表示方法を適用できる例示的システムアーキテクチャを示す
図5を参照されたい。
【0217】
図5に示すように、システムアーキテクチャは、端末機器501、502、503、ネットワーク504、サーバ505を含んでもよい。ネットワーク504は端末機器501、502、503とサーバ505との間で通信リンクを提供するための媒体である。ネットワーク504は、例えば有線、無線通信リンク又は光ファイバーケーブル等の各種の接続タイプを含んでもよい。
【0218】
端末機器501、502、503はネットワーク504を介してサーバ505とインタラクションして、メッセージの受信又は送信等を行うことができる。端末機器501、502、503には、例えば、ウェブページブラウザアプリケーション、検索類アプリケーション、ニュース情報類アプリケーションのような各種のクライアントアプリケーションが実装されていてもよい。端末機器501、502、503におけるクライアントアプリケーションは、ユーザの命令を受信し、ユーザの命令により対応機能を完成することができ、例えば、ユーザの命令により情報に対応情報を追加する。
【0219】
端末機器501、502、503はハードウェアであっても、ソフトウェアであってもよい。端末機器501、502、503は、ハードウェアである場合に、ディスプレイを備え且つウェブページ閲覧をサポートする様々な電子機器であってもよく、スマートフォン、タブレット、電子書籍リーダー、MP3プレーヤー(Moving Picture Experts Group Audio Layer III,ムービング・ピクチャー・エクスパーツ・グループ・オーディオレイヤー3)、MP4(Moving Picture Experts Group Audio Layer IV,ムービング・ピクチャー・エクスパーツ・グループ・オーディオレイヤー4)プレーヤー、ラップトップコンピュータ及びデスクトップコンピュータ等を含むが、これらに限定されない。端末機器501、502、503は、ソフトウェアである場合に、以上で挙げられた電子機器にインストールし得る。それは複数のソフトウェア又はソフトウェアモジュールで実現してもよいし(例えば、分散型サービスを提供するためのソフトウェア又はソフトウェアモジュール)、単独のソフトウェア又はソフトウェアモジュールで実現してもよい。ここで具体的に限定されない。
【0220】
サーバ505は各種のサービスを提供でき、例えば、端末機器501、502、503の送信する情報を受信し、上記情報を他の端末機器に転送する。
【0221】
本開示の実施例で提供される情報表示方法は端末機器によって実行してもよく、これに対して、情報表示装置は端末機器501、502、503に設置してもよいことが説明される必要がある。なお、本開示の実施例で提供される情報表示方法は更にサーバ505によって実行してもよく、これに対して、情報表示装置はサーバ505に設置してもよい。
【0222】
図5における端末機器、ネットワーク及びサーバの数はただ例示的なものであることが理解されるべきである。実現要求に応じて、任意数の端末機器、ネットワーク及びサーバを有してもよい。
【0223】
以下において、本開示の実施例を実現することに適合する電子機器(例えば、
図5における端末機器又はサーバ)の構成模式図を示す
図6を参照する。本開示の実施例における端末機器は、例えば、携帯電話、ノート型パソコン、デジタル放送受信機、PDA(携帯情報端末)、PAD(タブレット)、PMP(ポータブルマルチメディアプレーヤー)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)等の携帯端末、及び例えばデジタルTV、デスクトップコンピュータ等の固定端末を含み得るが、これらに限定されない。
図6に示されている電子機器は一例に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲を何ら制限するものではない。
【0224】
図6に示すように、電子機器は処理装置(例えば、中央処理ユニット、画像プロセッサ等)601を含んでよく、それは読み取り専用メモリ(ROM)602に記憶されたプログラム又は記憶装置608からランダムアクセスメモリ(RAM)603にロードされたプログラムによって各種の適切な動作及び処理を実現することができる。RAM603には、電子機器600の動作に必要な各種のプログラムやデータが格納されている。処理装置601、ROM602及びRAM603は、通信バス604を介して相互に接続される。入力/出力(I/O)インタフェース605も通信バス604に接続される。
【0225】
一般的には、例えばタッチスクリーン、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロ等を含む入力装置606と、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカー、発振器等を含む出力装置607と、例えば磁気テープ、ハードディスク等を含む記憶装置608と、通信装置609とがI/Oインタフェース605に接続されていてよい。通信装置609は電子機器が他のデバイスと無線又は有線通信してデータを交換することを可能にする。
図6に各種装置を備えた電子機器が示されているが、示された装置の全てを実施又は備えることが要求されていないことを理解されたい。代替的に、より多く又はより少ない装置を実施又は備えることが可能である。
【0226】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照しながら上述したプロセスはコンピュータソフトウェアプログラムとして実現できる。例えば、本開示の実施例はコンピュータプログラム製品を含み、それは非一時的コンピュータ可読媒体に実装されている、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含むコンピュータプログラムを含む。このような実施例では、該コンピュータプログラムは通信装置609によってネットワークからダウンロード及びインストールされ、又は記憶装置608からインストールされ、又はROM 602からインストールされ得る。該コンピュータプログラムが処理装置601によって実行されると、本開示の実施例の方法で限定された上記機能が実行される。
【0227】
本開示の上記のコンピュータ可読媒体はコンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又は上記二者を任意に組み合わせたものであってもよいことが説明される必要がある。コンピュータ可読媒体はコンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体であってよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線又は半導体のシステム、装置又はデバイス或いはそれらの任意の組み合わせであってよいが、それらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の導線を有する電気的接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディス、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、携帯型コンパクトディスク・リード・オンリー・メモリ(CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを含むか記憶するいかなる有形媒体であってもよく、このプログラムは命令実行システム、装置又はデバイスに使用されるか、それらと組み合わせて使用されることが可能である。本開示では、コンピュータ可読信号媒体はベースバンド内で又は搬送波の一部として伝播されるデータ信号を含んでよく、その中にコンピュータ可読プログラムコードが搭載される。このように伝播されるデータ信号は多種の形式を採用してよく、電磁信号、光信号又はそれらの任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体はさらにコンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、このコンピュータ可読信号媒体は命令実行システム、装置又はデバイスに使用されるかそれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは任意の適切な媒体で伝送可能であり、電線、光ケーブル、RF(ラジオ周波数)等又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでよいが、それらに限定されない。
【0228】
いくつかの実施形態では、クライアント、サーバはHTTP(ハイパー・テキスト転送プロトコル:HyperText Transfer Protocol)のような現在既知の又は将来研究開発される任意のネットワークプロトコルを利用して通信することができ、且つ任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続することができる。通信ネットワークの例として、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、広域ネットワーク(「WAN」)、インターネット(例えば、相互接続ネットワーク)、ピアツーピアネットワーク(例えば、ad hocピアツーピアネットワーク)、及び現在既知又は将来研究開発される任意のネットワークを含む。
【0229】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよいし、該電子機器に実装されず、単独して存在するものであってもよい。
【0230】
上記コンピュータ可読媒体に1つ又は複数のプログラムが搭載されており、上記1つ又は複数のプログラムがこの電子機器により実行されると、当該電子機器は、インスタントメッセージ画面を表示する命令を受信し、前記命令によりインスタントメッセージの表示画面を表示し、前記表示画面が第1表示領域と第2表示領域を含み、前記第1表示領域に連絡先の情報を表示し、前記第2表示領域に選別情報を表示し、前記連絡先の情報が少なくとも1つの連絡先識別子及び連絡先との間のインタラクション情報を含み、前記選別情報が選別識別子及び選別識別子に対応するメッセージのうちの処理待ちメッセージの情報を含み、前記選別識別子に対応するメッセージが前記選別識別子に対応する予定選別条件を利用して少なくとも1つの連絡先との間のメッセージを選別して得られる。
【0231】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは1種又は多種のプログラミング言語又はそれらの組み合わせで書くことが可能であり、上記プログラミング言語はオブジェクト指向のプログラミング言語、例えばJava、Smalltalk、C++を含むが、これらに限定されなく、さらに一般の手続き型プログラミング言語、例えば「C」言語又は類似的なプログラミング言語を含む。プログラムコードは完全にユーザコンピュータで実行したり、部分的にユーザコンピュータで実行したり、独立したソフトウェアパッケージとして実行したり、一部をユーザコンピュータで一部をリモートコンピュータで実行したり、完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行したりすることができる。リモートコンピュータの場合に、リモートコンピュータはローカルエリアネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)を含む任意のネットワークによってユーザコンピュータに接続でき、又は、外部コンピュータに接続できる(例えばインタネットサービスプロバイダを用いてインターネット経由で接続する)。
【0232】
図面のうちフローチャート及びブロック図は本開示の様々な実施例に係るシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なシステムアーキテクチャ、機能及び動作を示す。この点では、フローチャート又はブロック図における各ブロックは一つのモジュール、プログラムセグメント又はコードの一部分を代表することができ、このモジュール、プログラムセグメント又はコードの一部分は指定された論理機能を実現するための一つ又は複数の実行可能命令を含む。いくつかの置換としての実現では、ブロックに表記される機能は図面に付したものと異なる順序で実現してもよいことにも注意すべきである。例えば、二つの連続的なブロックは実質的に同時に実行してもよく、また、係る機能によって、それらは逆な順序で実行してもよい場合がある。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、指定される機能又は動作を実行するハードウェアに基づく専用システムによって実現してもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実現してもよいことにも注意すべきである。
【0233】
本開示の実施例で説明されたユニットは、ソフトウェアの方式で実現されてもよいし、ハードウェアの方式で実現されてもよい。ここで、ユニットの名称は、このユニット自体を限定するものではない場合がある。
【0234】
本明細書において以上で記述した機能は少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェアロジックユニットによって実行してもよい。例えば、使用可能な代表的タイプのハードウェアロジックユニットは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け規格品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD)等を含むが、これらに限定されない。
【0235】
本開示の文脈において、機械可読媒体は有形の媒体であってよく、命令実行システム、装置又は機器に使用されるか、又は命令実行システム、装置又は機器に組み合わせて使用されるプログラムを含むか、又は記憶してよい。機械可読媒体は機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械可読媒体は、電子、磁性、光学、電磁、赤外線のもの又は半導体システム、装置又は機器或いはそれらの任意の適切な組み合わせを含んでも良いが、それらに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の線に基づく電気的接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディス、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、携帯型コンパクトディスク・リード・オンリー・メモリ(CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置、又はそれらの任意の適切な組み合わせを含む。
【0236】
以上は本開示の好ましい実施例及び適用する技術原理の説明に過ぎない。本開示に係る開示範囲は、上記技術特徴の特定の組み合わせによる技術手段に限定されず、上記開示構想を逸脱することなく上記技術特徴又はそれと同等な特徴を任意に組み合わせて形成した他の技術手段をも含むべきであることが当業者に自明である。例えば、上記特徴と本開示の開示(それに限定されない)による類似的な機能を有する技術特徴を互いに取り替えて形成した技術手段をも含む。
【0237】
また、特定の順番で各操作を説明したが、これらの操作を、示される特定の順番又は順次実行することが求められるものとして理解されるべきではない。ある環境において、マルチタスク及び並行処理が有利になる可能性がある。同様に、上記説明に様々な具体的な実現の詳細が含まれているが、これらは本開示の範囲を限定するものとして解釈してはならない。単一な実施例の文脈に説明されている幾つかの特徴は、単一な実施例において組み合わせて実現されてもよい。逆に、単一な実施例の文脈で説明されている様々な特徴も、別個に、または適切な任意の部分的組み合わせで複数の実施例に実現されてもよい。
【0238】
構成特徴及び/又は方法論理動作に特定された言語を採用して本主題を説明したが、添付される特許請求の範囲に限定された主題は上記に説明された特定特徴又は動作に限られないことを、理解すべきである。むしろ、上記に記載された特定特徴と動作は、特許請求の範囲を実現する例示的な形式に過ぎない。
【手続補正書】
【提出日】2023-09-06
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
インスタントメッセージ画面を表示する命令を受信するステップと、
前記命令によりインスタントメッセージの表示画面を表示するステップであって、前記表示画面が第1表示領域と第2表示領域を含むステップと、
前記第1表示領域に連絡先の情報を表示し、前記第2表示領域に選別情報を表示するステップであって、前記連絡先の情報が少なくとも1つの連絡先識別子及び連絡先との間のインタラクション情報を含むステップと、を含み、
前記選別情報は選別識別子及び選別識別子に対応するメッセージ情報を含み、
または、前記選別情報は選別識別子を含み、
前記選別識別子に対応するメッセージは前記選別識別子に対応する予定選別条件を利用して少なくとも1つの連絡先との間のメッセージを選別して得られる情報表示方法。
【請求項2】
前記選別識別子に対応する新着メッセージは前記選別識別子に対応する予定選別条件を利用して少なくとも1つの連絡先との間の新着メッセージをリアルタイムで選別して得られ
、または、
前記選別識別子は、
その対応する予定選別条件がメッセージの予定属性タイプにより前記メッセージを選別することを含む少なくとも1つの第1選別識別子と、
その対応する予定選別条件がメッセージの状態情報により選別することを含む少なくとも1つの第2選別識別子と、
その対応する予定選別条件がユーザによって設定されるユーザ選別条件により決定される少なくとも1つの第3選別識別子と、の少なくとも一つ又は二つ以上の組み合わせを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第2表示領域に選別情報を表示するステップの前に、
選別識別子に関連付けられていない処理待ちメッセージが存在するか否かを決定するステップと、
存在する場合に、複数の選別識別子のそれぞれに対応する予定選別条件を利用してそれぞれ前記処理待ちメッセージを選別し、選別結果により前記処理待ちメッセージに対応する目標選別識別子を決定するステップと、
前記処理待ちメッセージを前記目標選別識別子に関連付けるステップと、を更に含
み、
前記目標選別識別子の数は選別結果により決められる、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
複数の選別識別子のそれぞれに対応する予定選別条件を利用してそれぞれ前記処理待ちメッセージを選別し、選別結果により前記処理待ちメッセージに対応する目標選別識別子を決定する前記ステップは、
前記処理待ちメッセージの予定属性タイプにより前記処理待ちメッセージに対応する目標第1選別識別子を決定するステップと、
前記処理待ちメッセージに対応する状態情報により前記処理待ちメッセージに対応する目標第2選別識別子を決定するステップと、を含み、
第1選別識別子に対応する予定選別条件はメッセージの予定属性タイプにより前記メッセージを選別することを含み、第2選別識別子に対応する予定選別条件はメッセージの状態情報により選別することを含むことを特徴とする請求項
3に記載の方法。
【請求項5】
前記第1選別識別子は、少なくとも
それぞれ個人チャット、グループチャット、共有ドキュメント、情報サービス、問題フィードバック、機密的会話、トピック討論広場を指示するための第1選別識別子の一つを含み、
又は、前記の選別識別子に対応するメッセージ情報は選別識別子に対応する処理待ちメッセージ情報を含むことを特徴とする請求項1-
4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記第2選別識別子は未読選別識別子を含み、
前記処理待ちメッセージに対応する状態情報により前記処理待ちメッセージに対応する目標第2選別識別子を決定する前記ステップは、
前記処理待ちメッセージの状態情報が未読状態情報であると確認したことに応答して、前記処理待ちメッセージに対応する目標第2選別識別子が未読状態選別識別子であると決定するステップを含むことを特徴とする請求項
4に記載の方法。
【請求項7】
上記第1表示領域と第2表示領域は第2方向に沿って並べられ、第2表示領域は第1方向に沿って順に並べられている複数の部分領域を含み、各部分領域はそれぞれ1つの選別識別子に対応する選別情報を表示し、前記第1方向と第2方向とは垂直であり、
各選別情報に対応する部分領域の前記第1方向での幅は当該選別情報に対応する処理待ちメッセージの情報の占用する空間に対して正の相関関係にあることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記処理待ちメッセージの情報は数量情報を含み、
前記各選別情報に対応する部分領域の前記第1方向での幅が前記選別情報に対応する処理待ちメッセージの情報の占用する空間に対して正の相関関係にあることは、
各選別情報に対応する部分領域の前記第1方向での幅が当該選別情報に対応する待処理情報の数量情報で表す数の桁数に対して正の相関関係にあることを含むことを特徴とする請求項
7に記載の方法。
【請求項9】
前記第2表示領域に実行した、現在表示されていない選別情報を表示するための第1表示操作を受け付けたことに応答して、前記第1表示操作に対応する表示方式で前記の現在表示されていない選別情報を表示するステップを更に含
み、
現在表示されていない選別情報があることを指示するための未表示情報識別子を前記第2表示領域に表示する方法であって、
前記第2表示領域に実行した、現在表示されていない選別情報を表示するための第1表示操作を受け付けたことに応答して、前記第1表示操作に対応する表示方式で前記の現在表示されていない選別情報を表示する前記ステップは、
前記未表示情報識別子に実行した選択操作を受け付けたことに応答して、
前記表示画面のウィンドウの上の表示ウィンドウに前記の表示されていない選別情報を表示するステップを含み、
前記表示画面のウィンドウの上の前記表示ウィンドウはポップアップウィンドウ、または、フローティングウィンドウを含み、
又は、
前記第1表示領域と第2表示領域は第2方向に沿って並べられ、複数の選別情報表示用の部分領域は前記第2表示領域内において第1方向に沿って順に並べられ、前記第1方向と前記第2方向とは相互に垂直であり、
前記第2表示領域に実行した、現在表示されていない選別情報を表示するための第1表示操作を受け付けたことに応答して、前記第1表示操作に対応する表示方式で前記の現在表示されていない選別情報を表示する前記ステップは、
前記表示画面を前記第1方向又は第1方向とは反対な方向に沿って拡張する拡張操作を受け付けたことに応答して、前記拡張操作で拡張された後の第2表示領域に少なくとも1通の前記の現在表示されていない選別情報を表示するステップ、又は、
ユーザが前記第2表示領域に実行した、第1方向とは反対な方向に沿ってスライドするスライド操作を受け付けたことに応答して、複数の選別情報のそれぞれに対応する部分領域を第1方向とは反対な方向に沿ってスライドさせ、現在表示されていない少なくとも1通の選別情報を表示するステップ、又は、
ユーザが前記第2表示領域に実行した、第1方向に沿ってスライドするスライド操作を受け付けたことに応答して、複数の選別情報のそれぞれに対応する部分領域を第1方向に沿ってスライドさせ、現在表示されていない少なくとも1通の選別情報を表示するステップを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項10】
第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示する命令を受信したことに応答して、第1表示領域の表示内容を前記第1目標選別識別子に対応する少なくとも1通の第1選別メッセージに切り替えるステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記少なくとも1通の第1選別メッセージは少なくとも1つのグループに分けられ、1つのグループが1つの連絡先に対応
し、又は、
前記第1目標選別識別子は複数のユーザ識別子を含むユーザリストに対応し、前記ユーザ識別子はグループユーザ識別子を含み、
前記グループユーザ識別子に対応する処理待ちメッセージが取り除かれた後、グループユーザ識別子に対応するグループが解散された情報、又は、ユーザが前記グループユーザ識別子に対応するグループから退会した情報を受信したことに応答して、前記ユーザリストから前記グループユーザ識別子を取り除くステップを更に含む、ことを特徴とする請求項
10に記載の方法。
【請求項12】
第1目標選別識別子に対応する第1選別メッセージを表示しているときに、選別識別子を切り替えるための第1切替操作を受け付けたことに応答して、第1表示領域において表示内容を前記第1切替操作で指示する第2目標選別識別子に対応する第2選別メッセージに切り替えるステップを更に含むことを特徴とする請求項
10に記載の方法。
【請求項13】
前記第1切替操作は、
前記第2目標選別識別子に対する選択操作、又は、
第1選別メッセージを表示している第1表示領域に対して、第1方向に沿うスライド操作を実行するか、若しくは第1方向とは反対な方向に沿うスライド操作を実行する操作を含み、
前記第1方向は前記第1表示領域と第2表示領域の並べ方向に相互に垂直であることを特徴とする請求項
12に記載の方法。
【請求項14】
前記第1選別メッセージの数は複数通であり、
前記第1切替操作で指示する第2目標選別識別子に対応する第2選別情報を表示する前に、前記第1切替操作の発生時に第1表示領域に表示されている最後の1通の第1選別メッセージの識別子を記録するステップを更に含
み、
前記第1目標選別識別子に戻るように切り替える第2切替操作を受け付けたことに応答して、記録された前記識別子により、第1表示領域に表示する目標第1選別メッセージを決定するステップと、
前記目標第1選別メッセージを前記第1表示領域に表示するステップと、を更に含む、ことを特徴とする請求項
12に記載の方法。
【請求項15】
前記第1目標選別識別子に戻るように切り替える第2切替操作を受け付けたことに応答して、記録された前記識別子により、第1表示領域に表示する目標第1選別メッセージを決定する前記ステップは、
前記識別子に対応する第1選別メッセージを1通目の目標第1選別情報として、前記第1表示領域に表示する複数通の目標第1選別情報を決定するステップを含むことを特徴とする請求項
14に記載の方法。
【請求項16】
選別識別子に対応する処理待ちメッセージの増減により、選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報を更新するステップを更に含
み、
選別識別子に対応する処理待ちメッセージの増減により、選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報を更新する前記ステップは、
前記第1目標選別識別子に対応する少なくとも1通の処理待ちメッセージが処理されたことを検出したことに応答して、今回処理された処理待ちメッセージの処理数を決定するステップと、
前記処理数により前記第1目標選別識別子の処理待ちメッセージの情報を更新するステップと、
前記処理された未処理メッセージに関連する他の選別識別子の処理待ちメッセージの情報を同期して更新するステップと、
又は、
選別識別子に対応する処理待ちメッセージの増減により、選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報を更新する前記ステップは、
前記第1目標選別識別子に対応する少なくとも1通の第1選別メッセージを表示しているときに、前記第1目標選別識別子に対応する新着メッセージを受信したと確認したことに応答して、前記新着メッセージが前記第1表示領域に表示されているか否かを決定するステップと、
前記新着メッセージが前記第1表示領域に表示されていないと確認したことに応答して、前記第2目標選別識別子に対応する数量情報を更新するステップと、
前記新着メッセージに関連する他の選別識別子に対応する処理待ちメッセージの情報を同期して更新するステップと、を含む、ことを特徴とする請求項
10に記載の方法。
【請求項17】
上記第1表示領域と第2表示領域は第2方向に沿って並べられ、
前記表示画面に実行した、第2方向に沿うスライド操作を受け付けたことに応答して、前記第2表示領域中の選別情報を固定表示情報として前記表示画面に表示す
るステップを更に含み、前記第2方向は前記第1表示領域から前記第2表示領域へ指向した方向であり、
前記第2表示領域は第1表示領域の上方に表示され、前記第2方向は表示画面底部から画面頂部へ指向した方向であり、
前記表示画面に実行した、第2方向に沿うスライド操作を受け付けたことに応答して、前記第2表示領域中の選別情報を固定表示情報として前記表示画面に表示する前記ステップは、
前記表示画面に実行した、前記第2方向に沿うスライド操作を受け付けたことに応答して、前記選別情報の夫々を固定表示情報として前記表示画面の頂部に表示するステップを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記第1表示領域と第2表示領域は第2方向に沿って並べられ、
前記表示画面に実行した、第3方向に沿うスライド操作を受け付けたことに応答して、前記第2表示領域中の選別情報を固定表示情報として前記表示画面に表示するステップを更に含み、前記第3方向は前記第2表示領域から前記第1表示領域へ指向した方向であ
り、
又はは、
選別情報の表示をオフする命令を受信したことに応答して、前記表示画面において前記第2表示領域を非表示するステップを更に含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項19】
選別識別子を編集する命令を受信したことに応答して、選別識別子編集画面を呈示するステップであって、前記選別識別子編集画面が複数の選択された選別識別子を含む第1リストを含むステップと、
ユーザが第1リスト中の目標選別識別子に実行した位置移動操作を受け付け、前記目標選別識別子を位置移動操作で指示する位置に移動
し、前記位置は前記第2表示領域に前記目標選別識別子を表示するか否かを指示するか、又は前記目標選別識別子の前記第2表示領域での表示位置を指示するためのものであるステップ、及び、
第1リストにおける前記位置移動操作で調整された各選別識別子の並び順により、第2表示領域に表示されてる各選別識別子の並び順を調整するステップ、又は、第2表示領域内の部分領域に対するユーザのドラッグ操作を受け付けたことに応答して、前記ドラッグ操作に関連する部分領域同士の並び順を調整し、調整される部分領域内に表示されている選別識別子及びその処理待ちメッセージの情報の表示位置は前記部分領域の表示位置と同期して調整されるステップと、を更に含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項20】
前記第1目標選別識別子に対応する目標処理待ちメッセージが処理されたことを検出したことに応答して、前記第1表示領域において前記目標処理待ちメッセージの表示を停止し、第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージから前記目標処理待ちメッセージを取り除くステップを更に含むことを特徴とする請求項
10に記載の方法。
【請求項21】
前記第1目標選別識別子に対応する目標処理待ちメッセージが処理されたことを検出した後、予定情報切替操作に基づいて、前記第1表示領域において前記目標処理待ちメッセージの表示を停止するステップを更に含むことを特徴とする請求項
10に記載の方法。
【請求項22】
前記第1目標選別識別子は第2選別識別子であり、第2選別識別子に対応する予定選別条件はメッセージの状態情報により選別することを含むことを特徴とする請求項
20に記載の方法。
【請求項23】
前記予定情報切替操作は、
前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示しているときに、他の選別識別子に対応するメッセージを表示するように切り替える切替操作、
若しくは、他の選別識別子のメッセージを表示しているときに、前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示することに戻るように切り替える操作、のうちの一つを含
み、
又は、
予定情報切替操作に基づいて、前記第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージから前記目標処理待ちメッセージを取り除くステップを更に含み、
前記予定情報切替操作は他の選別識別子のメッセージを表示していることから、前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示することに戻るように切り替える操作を含むときに、予定情報切替操作に基づいて、前記第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージから前記目標処理待ちメッセージを取り除く前記ステップは、
前記予定情報切替操作を受け付けたことに応答して、前記第1目標選別識別子に対応するメッセージに戻るように切り替えた後、前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示していた時間長が予定時間長閾値より大きいか否かを決定するステップと、
決定結果がYESであれば、前記第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージから前記目標処理待ちメッセージを取り除くステップと、を含むことを特徴とする請求項
21に記載の方法。
【請求項24】
第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示する命令を受信したことに応答して、第1表示領域の表示内容を前記第1目標選別識別子に対応する少なくとも1通の第1選別メッセージに切り替える前記ステップは、
ユーザが前記第1目標選別識別子に対応する選別情報に実行した予定処理待ちメッセージ表示操作を受け付けたことに応答して、前記第1表示領域において予定処理待ちメッセージ切替規則に従って現在表示内容を少なくとも1通の処理待ちメッセージに切り替えるステップを含み、前記少なくとも1通の第1選別メッセージは前記処理待ちメッセージを含むことを特徴とする請求項
10に記載の方法。
【請求項25】
インスタントメッセージ画面を表示する命令を受信するステップと、
前記命令によりインスタントメッセージの表示画面を表示するステップであって、前記表示画面が第1表示領域と第2表示領域を含み、前記第1表示領域に情報フローが表示され、前記第2表示領域に1つ以上の選別識別子が表示されるステップと、
第1目標選別識別子に対する選択操作を受け付けたことに応答して、前記第1表示領域に前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示するステップであって、前記選別識別子に対応するメッセージが選別識別子に対応する選別規則に従って複数のメッセージを選別して得られるステップと、を含む情報表示方法。
【請求項26】
第1目標選別識別子に対する選択操作を受け付けたことに応答して、前記第1表示領域に前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示する前記ステップは、
第1目標選別識別子に対する選択操作を受け付けたことに応答して、前記第1表示領域に複数通の前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示するステップ、又は、
前記第1表示領域に第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージを表示するステップを含むことを特徴とする請求項
25に記載の方法。
【請求項27】
前記第1表示領域に第1目標選別識別子に対応する処理待ちメッセージを表示する方法であって、
前記第1目標選別識別子に対応する目標処理待ちメッセージが処理されたことを検出した後、予定情報切替操作に基づいて、前記第1表示領域において前記目標処理待ちメッセージの表示を停止するステップを更に含
み、
前記予定情報切替操作は、
前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示していることから、他の選別識別子に対応するメッセージを表示するように切り替える切替操作、又は、
他の選別識別子に対応するメッセージを表示していることから、前記第1目標選別識別子に対応するメッセージを表示することに戻るように切り替える切替操作、のうちの一つを含む、ことを特徴とする請求項
25に記載の方法。
【請求項28】
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するために用いられる記憶装置と、を備え、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサが請求項
1または25に記載の方法を実現することを特徴とする電子機器。
【国際調査報告】