(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-27
(54)【発明の名称】制約付きマルチアクセスエッジコンピューティングホストをマルチアクセスエッジコンピューティングシステムに統合するための方法、装置、及びシステム
(51)【国際特許分類】
H04W 92/06 20090101AFI20240219BHJP
H04W 72/04 20230101ALI20240219BHJP
【FI】
H04W92/06
H04W72/04
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023551992
(86)(22)【出願日】2022-03-03
(85)【翻訳文提出日】2023-09-01
(86)【国際出願番号】 US2022018598
(87)【国際公開番号】W WO2022187418
(87)【国際公開日】2022-09-09
(32)【優先日】2021-03-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2021-03-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】510030995
【氏名又は名称】インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】弁理士法人谷・阿部特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】110002848
【氏名又は名称】弁理士法人NIP&SBPJ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ベルナルド、カルロス ヘスス
(72)【発明者】
【氏名】デ ラ オリヴァ、アントニオ
(72)【発明者】
【氏名】ムーラド、アラン
(72)【発明者】
【氏名】プルカヤスタ、デバシシュ
(72)【発明者】
【氏名】チョードゥリー、シャリニ
(72)【発明者】
【氏名】ガスダ、ロバート
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE16
(57)【要約】
制約付きMECホストをMECシステムに統合するための無線送信/受信ユニット(WTRU)を対象とする方法、装置、システムなどが本明細書で開示される。一実施形態では、WTRUは、MECシステムによる統合に利用可能な少なくとも1つのマルチアクセスエッジコンピューティング(MEC)リソースを示す情報を取得することができ、MECシステムは、統合に利用可能な複数のタイプのMECリソースをサポートし、少なくとも1つのMECリソースは、MECシステムによってサポートされる複数のタイプのMECリソースのサブセットである。MECシステムによる統合に利用可能な少なくとも1つのMECリソースから、MECシステムによって統合されるべき少なくとも1つのMECリソースを示す情報をMECシステムに送信してもよい。MECシステムから、少なくとも1つの示されたMECリソースのMECシステムによる統合を示す情報を受信することができる。
【選択図】
図13
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線送信/受信ユニット(WTRU)によって実行される方法であって、前記方法は、
マルチアクセスエッジコンピューティング(MEC)システムによる統合のために利用可能な少なくとも1つのMECリソースを示す情報を取得することであって、前記MECシステムが、統合のために利用可能な複数のタイプのMECリソースをサポートし、前記少なくとも1つのMECリソースが、前記MECシステムによってサポートされる前記複数のタイプのMECリソースのサブセットである、取得すると、
前記MECシステムによる統合のために利用可能な前記少なくとも1つのMECリソースから、前記MECシステムによって統合されるべき少なくとも1つのMECリソースを示す情報を前記MECシステムに送信することと、
前記MECシステムから、前記少なくとも1つの示されたMECリソースの前記MECシステムによる統合を示す情報を受信することと、を含む、方法。
【請求項2】
前記WTRUが、統合に利用可能な前記少なくとも1つのMECリソースを有するように構成されている、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
ローカルネットワークノードが、統合のために利用可能な前記少なくとも1つのMECリソースを有するように構成されている、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
統合のために利用可能な前記少なくとも1つのMECリソースのロケーションを示す情報を受信することを更に含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記少なくとも1つの示されたMECリソースにおいて前記MECシステムのアプリケーションをインスタンス化するように前記WTRUを構成することを更に含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記ローカルネットワークノード及び/又は前記MECシステムに、前記少なくとも1つの示されたMECリソースにおいて前記MECシステムのアプリケーションをインスタンス化する要求を示す要求メッセージを送信することを更に含み、前記要求メッセージが、前記少なくとも1つの示されたMECリソースのロケーションを示す、請求項3~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記MECシステムによってサポートされる統合のために利用可能なMECリソースの前記タイプが、ネットワーク機能仮想化インフラストラクチャに関連付けられた仮想化インフラストラクチャマネージャ、MECプラットフォーム(MEP)、MECプラットフォームマネージャ(MEPM)に関連付けられたMEP、並びにMEPM及び/又はMECアプリケーションオーケストレータに関連付けられたMEPのうちのいずれかを含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記MECシステム上でインスタンス化するために利用可能なMECアプリケーションを示す情報の要求を示す要求メッセージを前記MECシステムに送信することと、
前記MECシステムから、前記利用可能なMECアプリケーションを示す前記要求メッセージに対する応答を受信することと、を更に含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記少なくとも1つの示されたMECリソースが、受信された前記利用可能なMECアプリケーションに基づく、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記WTRUから前記MECシステムに、前記MECシステムによって統合された前記少なくとも1つのMECリソースの特性を更新するためのメッセージを送信することを更に含む、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
前記WTRUから前記MECシステムに、前記MECシステムによって統合された前記少なくとも1つのMECリソースの前記統合の除去を要求するメッセージを送信することを更に含む、請求項1~10のいずれか一項に記載の方法。
【請求項12】
前記メッセージが、前記MECシステムによって統合された前記少なくとも1つのMECリソースの識別子属性、有効時間属性、及び/又はコンテキスト属性のいずれかを含む、請求項10又は11に記載の方法。
【請求項13】
統合に利用可能な前記少なくとも1つのMECリソースが、制約付きMECリソースである、請求項1~12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項14】
無線送信/受信ユニット(WTRU)であって、前記WTRUは、送信機と、受信機と、プロセッサとを含む回路を備え、前記回路が、
マルチアクセスエッジコンピューティング(MEC)システムによる統合のために利用可能な少なくとも1つのMECリソースを示す情報を取得することであって、前記MECシステムが、統合のために利用可能な複数のタイプのMECリソースをサポートし、前記少なくとも1つのMECリソースが、前記MECシステムによってサポートされる前記複数のタイプのMECリソースのサブセットである、取得することと、
前記MECシステムによる統合のために利用可能な前記少なくとも1つのMECリソースから、前記MECシステムによって統合されるべき少なくとも1つのMECリソースを示す情報を前記MECシステムに送信することと、
前記MECシステムから、前記少なくとも1つの示されたMECリソースの前記MECシステムによる統合を示す情報を受信することと、を行うように構成されている、無線送信/受信ユニット(WTRU)。
【請求項15】
前記WTRUが、統合に利用可能な前記少なくとも1つのMECリソースを有するように構成されている、請求項14に記載のWTRU。
【請求項16】
ローカルネットワークノードが、統合に利用可能な前記少なくとも1つのMECリソースを有するように構成されている、請求項14に記載のWTRU。
【請求項17】
前記回路が、統合に利用可能な前記少なくとも1つのMECリソースのロケーションを示す情報を受信するように更に構成されている、請求項14~16のいずれか一項に記載のWTRU。
【請求項18】
前記回路が、前記少なくとも1つの示されたMECリソースにおいて前記MECシステムのアプリケーションをインスタンス化するように前記WTRUを構成するように更に構成されている、請求項14~17のいずれか一項に記載のWTRU。
【請求項19】
前記回路が、前記ローカルネットワークノード及び/又は前記MECシステムに、前記少なくとも1つの示されたMECリソースにおいて前記MECシステムのアプリケーションをインスタンス化する要求を示す要求メッセージを送信するように更に構成され、前記要求メッセージが、前記少なくとも1つの示されたMECリソースのロケーションを示す、請求項16~18のいずれか一項に記載のWTRU。
【請求項20】
前記MECシステムによってサポートされる統合のために利用可能な前記タイプのMECリソースが、ネットワーク機能仮想化インフラストラクチャに関連付けられた仮想化インフラストラクチャマネージャ、MECプラットフォーム(MEP)、MECプラットフォームマネージャ(MEPM)に関連付けられたMEP、並びにMEPM及び/又はMECアプリケーションオーケストレータに関連付けられたMEPのうちのいずれかを含む、請求項13~19のいずれか一項に記載のWTRU。
【請求項21】
前記回路が、
前記MECシステム上でインスタンス化するために利用可能なMECアプリケーションを示す情報の要求を示す要求メッセージを前記MECシステムに送信することと、
前記MECシステムから、前記利用可能なMECアプリケーションを示す前記要求メッセージへの応答を受信することと、を行うように更に構成され、前記少なくとも1つの示されたMECリソースが、受信された前記利用可能なMECアプリケーションに基づく、請求項13~20のいずれか一項に記載のWTRU。
【請求項22】
前記回路が、前記WTRUから前記MECシステムに、前記MECシステムによって統合された前記少なくとも1つのMECリソースの特性を更新するためのメッセージを送信するように更に構成されている、請求項13~21のいずれか一項に記載のWTRU。
【請求項23】
前記回路が、前記WTRUから前記MECシステムに、前記MECシステムによって統合された前記少なくとも1つのMECリソースの前記統合の除去を要求するメッセージを送信するように更に構成されている、請求項13~22のいずれか一項に記載のWTRU。
【請求項24】
前記メッセージが、前記MECシステムによって統合された前記少なくとも1つのMECリソースの識別子属性、有効時間属性及び/又はコンテキスト属性のうちのいずれかを含む、請求項22又は23に記載のWTRU。
【請求項25】
統合に利用可能な前記少なくとも1つのMECリソースが、制約付きMECリソースである、請求項13~24のいずれか一項に記載のWTRU。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、(i)2021年3月4日に出願された米国仮特許出願第63/156500号及び(ii)2021年3月4日に出願された米国仮特許出願第63/156,599号の利益を主張し、これらの各々は、参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
(発明の分野)
実施形態は、コンピューティング及び通信の分野に関し、より詳細には、新無線及び/又は新無線(NR)アクセス技術及び通信システムを使用して実行される通信を含む、高度又は次世代無線通信システムにおけるコンピューティング及び通信のための方法、装置、システム、アーキテクチャ及びインターフェースに関する。5Gネットワーク及び技術とも称され得るそのようなNRアクセス及び技術、並びに/又は他の同様の無線通信システム及び技術は、例えば、欧州電気通信標準化機構(ETSI)業界仕様グループ(ISG)MEC作業グループにおいて又はそれによって議論されているような、マルチアクセスエッジコンピューティング(MEC)のための能力を含み得る。例えば、自動車やドローンなどの車両の自動化、リアルタイム拡張現実、没入ゲームなどのユースケースは、例えば低レイテンシサポートのためにエッジコンピューティングを必要とする可能性がある技術的に進歩した少数のユースケースのみを表す。
【0003】
マルチアクセスエッジコンピューティングは、消費者及び企業顧客に垂直ビジネスセグメント及びサービスを提供し、ソフトウェアアプリケーションがローカルコンテンツ及びローカルアクセスネットワーク条件に関するリアルタイム情報にアクセス/使用することを可能にする。更に、モバイルコアネットワークは、サービス及びキャッシングコンテンツがネットワークエッジにおいて配備されるとき、(例えば、局所的な目的に効率的に役立つために)更なる輻輳を緩和される。更に、エッジコンピューティングは、例えば車両/ドローン自動化、リアルタイム拡張現実/仮想拡張現実、及び没入ゲームなどの様々な技術的に進歩したユースケースを可能にするために、必要に応じて(例えば、必須として)閲覧することができる。
【図面の簡単な説明】
【0004】
より詳細な理解は、例示として添付の図面と併せて与えられる、以下の詳細な説明から得られ得る。そのような図面の図は、詳細な説明と同様、例である。したがって、図及び詳細な説明は限定的であるとみなされるべきではなく、他の同様に効果的な例が可能であり、可能性が高い。また、図中の同様の参照番号は、同様の要素を示している。
【
図1A】1つ以上の開示された実施形態が実装され得る、例示的な通信システムを示すシステム図である。
【
図1B】一実施形態による、
図1Aに示される通信システム内で使用され得る、例示的な無線送信/受信ユニット(WTRU)を示すシステム図である。
【
図1C】一実施形態による、
図1Aに示される通信システム内で使用され得る、例示的な無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)及び例示的なコアネットワーク(core network、CN)を示すシステム図である。
【
図1D】一実施形態による、
図1Aに示される通信システム内で使用され得る、更なる例示的なRAN、及びCNの更なる例を示すシステム図である。
【
図2】MECシステムの一例を示すシステム図である。
【
図3】ETSI MEC参照アーキテクチャの一例を示すシステム図である。
【
図5】無線送信/受信ユニット(WTRU)制約付きMEC能力及びETSI MEC基準点の異なる公開の一例を示すシステム図である。
【
図6】MEC能力公開に関するWTRU決定をサポートするためのアプリケーションリスト手順のためのシグナリング交換の一例を示す図である。
【
図7】MEC能力公開手順のシグナリング交換の一例を示す図である。
【
図8】WTRU能力公開更新手順のためのシグナリング交換の一例を示す図である。
【
図9】WTRU能力公開除去手順のためのシグナリング交換の一例を示す図である。
【
図10】MECシステムにおいてWTRUの少なくとも1つの制限されたMECリソースを統合するための、WTRUによって実施される方法の一例を示す図である。
【
図11】MECシステムによって実施される、WTRUの少なくとも1つの制限されたMECリソースをMECシステムに統合するための方法の一例を示す図である。
【
図12】実施形態による、MECのユースケースのための高レベルフレームワークを示す図である。
【
図13】実施形態による、制約付きMEC(cMEC)配置を示す図である。
【
図14】実施形態による、情報フローを示す図である。
【
図15】実施形態による、ローカルcMEC登録解除によるアプリケーションコンテキスト更新を示す図である。
【
図16】実施形態による、サブスクリプションイベント及び通知イベントを示す図である。
【
図17】MECシステムにおいて少なくとも1つの制限されたMECリソースを統合するための、MECシステムによって実施される方法の一例を示す図である。
【
図18】MECシステムによって実施される方法の一例を示す図であり、MECシステムは、統合に利用可能な複数のタイプのMECリソースをサポートし得る。
【
図19】エッジMEC(eMEC)に含まれるcMECノードの登録及び接続のいずれかのためにWTRUによって実施される方法の一例を示す図である。
【
図20】ローカルcMECを発見すること、及びクエリ及びeMECによる非同期通知を介してコンテキストを作成するためにMECユーザアプリケーションをインスタンス化することのいずれかのためにWTRUによって実施される方法の一例を示す図である。
【
図21】eMECでのcMECの更新登録及び登録解除のいずれかのためにWTRUによって実施される方法の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0005】
以下の詳細な説明では、本明細書に開示される実施形態及び/又は実施例の完全な理解を提供するために、多数の具体的な詳細が記載されている。しかしながら、このような実施形態及び実施例は、本明細書に記載される具体的な詳細の一部又は全部を伴わずに実践され得ることが理解されるであろう。他の例では、以下の説明を不明瞭にしないように、周知の方法、手順、構成要素及び回路は詳細に説明されていない。更に、本明細書に具体的に記載されていない実施形態及び実施例は、本明細書に明示的、暗黙的及び/又は本質的に(集合的に「提供される」)記載、開示又は他の方法で提供される実施形態及び他の実施例の代わりに、又はそれらと組み合わせて実践することができる。本明細書では、装置、システム、デバイスなど及び/又はそれらの任意の要素が、動作、プロセス、アルゴリズム、機能など及び/又はそれらの任意の部分を実行する様々な実施形態が記載及び/又は特許請求されているが、本明細書に記載及び/又は特許請求されている任意の実施形態は、任意の装置、システム、デバイスなど及び/又はそれらの任意の要素が、任意の動作、プロセス、アルゴリズム、機能など及び/又はそれらの任意の部分を実行するように構成されていると仮定することを理解されたい。
【0006】
例示的な通信ネットワーク
本明細書で提供される方法、装置、及びシステムは、有線ネットワークと無線ネットワークの両方を含む通信によく適している。様々なタイプの無線デバイス及びインフラストラクチャの概要が、
図1A~
図1Dを参照して提供される。
図1A~
図1Dでは、ネットワークの様々な要素が、本明細書で提供される方法、装置、及びシステムを利用し、実行し、それらに従って配置され、及び/又はそれらのために適合及び/又は構成され得る。
【0007】
図1Aは、1つ以上の開示された実施形態が実装され得る例示的な通信システム100を示すシステム図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージ伝達、ブロードキャストなどのコンテンツを、複数の無線ユーザに提供する、多重アクセスシステムであり得る。通信システム100は、複数の無線ユーザが、無線帯域幅を含むシステムリソースの共有を通じて、上記のようなコンテンツにアクセスすることを可能にし得る。例えば、通信システム100は、符号分割多重アクセス(CDMA)、時分割多重アクセス(TDMA)、周波数分割多重アクセス(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)、ゼロテール(ZT)ユニークワード(UW)離散フーリエ変換(DFT)拡散OFDM(ZT UW DTS-s OFDM)、ユニークワードOFDM(UW-OFDM)、リソースブロックフィルタ型OFDM、フィルタバンクマルチキャリア(FBMC)などの、1つ以上のチャネルアクセス方法を採用することができる。
【0008】
図1Aに示すように、通信システム100は、無線送信/受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102d、無線アクセスネットワーク(RAN)104/113、コアネットワーク(CN)106/115、公衆交換電話網(PSTN)108、インターネット110、及び他のネットワーク112を含み得るが、開示された実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、及び/又はネットワーク要素を企図していることが理解されよう。WTRU102a、102b、102c、102dの各々は、無線環境において動作し、かつ/又は通信するように構成された、任意のタイプのデバイスであり得る。例として、いずれも「ステーション」及び/又は「STA」と呼ぶことができるWTRU102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信及び/又は受信するように構成することができ、ユーザ機器(UE)、移動局、固定又は移動加入者ユニット、サブスクリプションベースのユニット、ページャ、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、ホットスポット又はMi-Fiデバイス、モノのインターネット(IoT)デバイス、時計又は他のウェアラブル、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、車両、ドローン、医療デバイス及びアプリケーション(例えば、遠隔手術)、産業デバイス及びアプリケーション(例えば、産業及び/又は自動処理チェーンの状況で動作するロボット及び/又は他の無線デバイス)、家庭用電子デバイス、商業及び/又は産業用無線ネットワークで動作するデバイスなどを含む(又はそれらである)ことができる。WTRU102a、102b、102c、及び102dのいずれも、互換的にUEと称され得る。
【0009】
通信システム100はまた、基地局114a及び/又は基地局114bを含み得る。基地局114a、114bの各々は、例えば、CN106/115、インターネット110、及び/又はネットワーク112などの1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェースするように構成された任意のタイプのデバイスであってもよい。一例として、基地局114a、114bは、ベーストランシーバステーション(BTS)、ノードB(NB)、eノードB(eNB)、ホームノードB(HNB)、ホームeノードB(HeNB)、gノードB(gNB)、NRノードB(NR NB)、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、無線ルータなどのいずれかであり得る。基地局114a、114bは各々単一の要素として示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局及び/又はネットワーク要素を含み得ることが理解されるであろう。
【0010】
基地局114aは、基地局コントローラ(base station controller、BSC)、無線ネットワークコントローラ(radio network controller、RNC)、リレーノードなど、他の基地局及び/又はネットワーク要素(図示せず)も含み得る、RAN104/113の一部であり得る。基地局114a及び/又は基地局114bは、セル(図示せず)と称され得る、1つ以上のキャリア周波数で無線信号を送信及び/又は受信するように構成され得る。これらの周波数は、認可スペクトル、未認可スペクトル、又は認可及び未認可スペクトルの組み合わせであり得る。セルは、相対的に固定され得るか又は経時的に変化し得る特定の地理的エリアに、無線サービスのカバレッジを提供し得る。セルは、更にセルセクタに分割され得る。例えば、基地局114aと関連付けられたセルは、3つのセクタに分割され得る。したがって、一実施形態では、基地局114aは、3つのトランシーバ、すなわちセルのセクタごとに1つのトランシーバを含み得る。一実施形態では、基地局114aは、多入力多出力(MIMO)技術を採用することができ、セルの各々の、又は任意のセクタに対して複数のトランシーバを利用することができる。例えば、ビームフォーミングを使用して、所望の空間方向に信号を送信及び/又は受信し得る。
【0011】
基地局114a、114bは、エアインターフェース116を介して、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つ以上と通信し得るが、このエアインターフェース116は、任意の好適な無線通信リンク(例えば、無線周波数(radio frequency、RF)、マイクロ波、センチメートル波、マイクロメートル波、赤外線(infrared、IR)、紫外線(ultraviolet、UV)、可視光など)であり得る。エアインターフェース116は、任意の好適な無線アクセス技術(radio access technology、RAT)を使用して確立され得る。
【0012】
より具体的には、上記のように、通信システム100は、多重アクセスシステムであり得、例えば、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMAなどの、1つ以上のチャネルアクセススキームを用い得る。例えば、RAN104/113内の基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、広帯域CDMA(WCDMA)を使用してエアインターフェース116を確立することができるユニバーサル移動体通信システム(UMTS)地上無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装することができる。WCDMAは、高速パケットアクセス(High-Speed Packet Access、HSPA)及び/又は進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含み得る。HSPAは、高速ダウンリンクパケットアクセス(High-Speed Downlink Packet Access、HSDPA)及び/又は高速アップリンクパケットアクセス(High-Speed Uplink Packet Access、HSUPA)を含み得る。
【0013】
一実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、進化型UMTS地上無線アクセス(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access、E-UTRA)などの無線技術を実装し得、これは、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)及び/又はLTE-Advanced(LTE-Advanced、LTE-A)及び/又はLTE-Advanced Pro(LTE-A Pro)を使用してエアインターフェース116を確立し得る。
【0014】
一実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、NR無線アクセスなどの無線技術を実装することができ、この技術は、新しい無線(NR)を使用してエアインターフェース116を確立することができる。
【0015】
一実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、複数の無線アクセス技術を実装し得る。例えば、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、例えば、デュアルコネクティビティ(dual connectivity、DC)原理を使用して、LTE無線アクセス及びNR無線アクセスを一緒に実装し得る。したがって、WTRU102a、102b、102cによって利用されるエアインターフェースは、複数のタイプの基地局(例えば、eNB及びgNB)に/から送信される複数のタイプの無線アクセス技術及び/又は送信によって特徴付けられ得る。
【0016】
一実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.11(すなわち、無線フィデリティ(Wi-Fi)、IEEE802.16(すなわち、ワイマックス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV-DO、暫定規格2000(IS-2000)、暫定規格95(IS-95)、暫定規格856(IS-856)、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)、GSM進化型高速データレート(EDGE)、GSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実装することができる。
【0017】
図1Aの基地局114bは、例えば、無線ルータ、ホームノードB、ホームeノードB、又はアクセスポイントであり、例えば、事業所、家、車両、キャンパス、産業施設、空中回廊(例えば、ドローンによる使用のために、)、道路などのような局所的エリアにおける無線接続を容易にするために、任意の好適なRATを利用し得る。一実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立するためにIEEE802.11などの無線技術を実装することができる。一実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、IEEE802.15などの無線技術を実装して、無線パーソナルエリアネットワーク(wireless personal area network、WPAN)を確立し得る。一実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、スモールセル、ピコセル、又はフェムトセルのいずれかを確立するためにセルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、NRなど)を利用することができる。
図1Aに示すように、基地局114bは、インターネット110への直接接続を有し得る。したがって、基地局114bは、CN106/115を介してインターネット110にアクセスする必要がない場合がある。
【0018】
RAN104/113は、CN106/115と通信し得、これは、音声、データ、アプリケーション、及び/又はボイスオーバインターネットプロトコル(voice over internet protocol、VoIP)サービスをWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つ以上に提供するように構成された、任意のタイプのネットワークであり得る。データは、例えば、異なるスループット要件、待ち時間要件、エラー許容要件、信頼性要件、データスループット要件、モビリティ要件などの、様々なサービス品質(quality of service、QoS)要件を有し得る。CN106/115は、呼制御、支払い請求サービス、移動体位置ベースのサービス、プリペイド呼、インターネット接続性、ビデオ配信などを提供し、かつ/又はユーザ認証などの高レベルセキュリティ機能を実行し得る。
図1Aには示されていないが、RAN104/113及び/又はCN106/115は、RAN104/113と同じRAT又は異なるRATを採用する他のRANと、直接又は間接的に通信し得ることが理解されよう。例えば、CN106/115は、NR無線技術を利用していてもよいRAN104/113に接続されることに加えて、GSM、UMTS、CDMA2000、WiMAX、E-UTRA、又はWi-Fi無線技術のいずれかを採用する別のRAN(図示せず)と通信してもよい。
【0019】
CN106/115はまた、WTRU102a、102b、102c、102dがPSTN108、インターネット110、及び/又は他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとして機能することができる。PSTN108は、基本電話サービス(plain old telephone service、POTS)を提供する公衆交換電話網を含み得る。インターネット110は、相互接続されたコンピュータネットワーク及びデバイスのグローバルシステムを含み得るが、これらのネットワーク及びデバイスは、送信制御プロトコル(transmission control protocol、TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(user datagram protocol、UDP)、及び/又はTCP/IPインターネットプロトコルスイートのインターネットプロトコル(internet protocol、IP)などの、共通通信プロトコルを使用する。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有及び/又は運営される、有線及び/又は無線通信ネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク112は、RAN104/114と同じRAT又は異なるRATを使用し得る、1つ以上のRANに接続された別のCNを含み得る。
【0020】
通信システム100におけるWTRU102a、102b、102c、102dのいくつか又は全ては、マルチモード能力を含み得る(例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンクを介して異なる無線ネットワークと通信するための複数のトランシーバを含み得る)。例えば、
図1Aに示されるWTRU102cは、セルラベースの無線技術を用い得る基地局114a、及びIEEE802無線技術を用い得る基地局114bと通信するように構成され得る。
【0021】
図1Bは、例示的なWTRU102を示すシステム図である。
図1Bに示すように、WTRU102は、とりわけ、プロセッサ118、トランシーバ120、送信/受信要素122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、非リムーバブルメモリ130、リムーバブルメモリ132、電源134、全地球測位システム(GPS)チップセット136、及び/又は他の要素/周辺機器138を含み得る。WTRU102は、一実施形態との一貫性を有したまま、前述の要素の任意の部分的組み合わせを含み得ることが理解されよう。
【0022】
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連付けられた1つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)回路、任意の他のタイプの集積回路(integrated circuit、IC)、状態機械などであり得る。プロセッサ118は、信号コーディング、データ処理、電力制御、入力/出力処理、及び/又はWTRU102が無線環境で動作することを可能にする任意の他の機能性を実行し得る。プロセッサ118は、伝送/受信要素122に結合され得るトランシーバ120に結合され得る。
図1Bは、プロセッサ118及びトランシーバ120を別個の構成要素として示しているが、プロセッサ118及びトランシーバ120は、例えば電子パッケージ又はチップに統合されてもよいことが理解されよう。
【0023】
送信/受信要素122は、エアインターフェース116を介して基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信するか又は基地局(例えば、基地局114a)から信号を受信するように構成され得る。例えば、一実施形態では、送/受信要素122は、RF信号を伝送及び/又は受信するように構成されたアンテナであり得る。一実施形態では、送信/受信要素122は、例えば、IR、UV又は可視光信号を送信及び/又は受信するように構成されたエミッタ/検出器であり得る。一実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号と光信号の両方を送信及び/又は受信するように構成されてもよい。送信/受信要素122は、無線信号の任意の組み合わせを送信及び/又は受信するように構成され得るということが理解されよう。
【0024】
送信/受信要素122は、単一の要素として
図1Bに示されているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信要素122を含み得る。例えば、WTRU102は、MIMO技術を採用することができる。したがって、一実施形態では、WTRU102は、エアインターフェース116を介して無線信号を送受信するための2つ以上の送信/受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含み得る。
【0025】
トランシーバ120は、伝送/受信要素122によって伝送される信号を変調し、伝送/受信要素122によって受信される信号を復調するように構成され得る。上記のように、WTRU102は、マルチモード能力を有し得る。したがって、トランシーバ120は、例えばNR及びIEEE802.11などの複数のRATを介してWTRU102が通信することを可能にするための複数のトランシーバを含み得る。
【0026】
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、及び/又はディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)表示ユニット若しくは有機発光ダイオード(organic light-emitting diode、OLED)表示ユニット)に結合され得、これらからユーザが入力したデータを受信し得る。プロセッサ118はまた、ユーザデータをスピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、及び/又はディスプレイ/タッチパッド128に出力し得る。加えて、プロセッサ118は、非リムーバブルメモリ130及び/又はリムーバブルメモリ132などの任意のタイプの好適なメモリから情報にアクセスし、かつ当該メモリにデータを記憶し得る。非リムーバブルメモリ130は、ランダムアクセスメモリ(random-access memory、RAM)、読み取り専用メモリ(read-only memory、ROM)、ハードディスク又は任意の他のタイプのメモリ記憶デバイスを含み得る。リムーバブルメモリ132は、加入者識別モジュール(subscriber identity module、SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(secure digital、SD)メモリカードなどを含み得る。他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバ又はホームコンピュータ(図示せず)上など、WTRU102上に物理的に配置されていないメモリから情報にアクセスし、かつ当該メモリにデータを記憶し得る。
【0027】
プロセッサ118は、電源134から電力を受信し得るが、WTRU102における他のコンポーネントに電力を分配し、かつ/又は制御するように構成され得る。電源134は、WTRU102に電力を供給するための任意の好適なデバイスであり得る。例えば、電源134は、1つ以上の乾電池(例えば、ニッケルカドミウム(nickel-cadmium、NiCd)、ニッケル亜鉛(nickel-zinc、NiZn)、ニッケル金属水素化物(nickel metal hydride、NiMH)、リチウムイオン(lithium-ion、Li-ion)など)、太陽セル、燃料セルなどを含み得る。
【0028】
プロセッサ118はまた、GPSチップセット136に結合され得、これは、WTRU102の現在の場所に関する場所情報(例えば、経度及び緯度)を提供するように構成され得る。GPSチップセット136からの情報に加えて又はその代わりに、WTRU102は、基地局(例えば、基地局114a、114b)からエアインターフェース116を介して場所情報を受信し、かつ/又は2つ以上の近くの基地局から受信されている信号のタイミングに基づいて、その場所を判定し得る。WTRU102は、一実施形態との一貫性を有したまま、任意の好適な位置判定方法によって位置情報を取得し得るということが理解されよう。
【0029】
プロセッサ118は、他の要素/周辺機器138に更に結合することができ、他の要素/周辺機器は、追加の特徴、機能、及び/又は有線若しくは無線接続を提供する1つ以上のソフトウェア及び/又はハードウェアモジュール/ユニットを含み得る。例えば、要素/周辺機器138は、加速度計、電子コンパス、衛星トランシーバ、デジタルカメラ(例えば、写真及び/又はビデオ用)、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、振動デバイス、テレビトランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、仮想現実及び/又は拡張現実(VR/AR)デバイス、アクティビティトラッカなどを含み得る。要素/周辺機器138は、1つ以上のセンサを含んでもよく、センサは、ジャイロスコープ、加速度計、ホール効果センサ、磁力計、方位センサ、近接センサ、温度センサ、時間センサジオロケーションセンサ、高度計、光センサ、タッチセンサ、磁力計、気圧計、ジェスチャセンサ、生体認証センサ、及び/又は湿度センサのうちの1つ以上であり得る。
【0030】
WTRU102は、(例えば、アップリンク(例えば、送信用)とダウンリンク(例えば、受信のために、)の両方のための特定のサブフレームに関連付けられた)信号の一部又は全部の送信及び受信が並列及び/又は同時であり得る全二重無線機を含み得る。全二重無線機は、ハードウェア(例えば、チョーク)又はプロセッサを介した信号処理(例えば、別個のプロセッサ(図示せず)又はプロセッサ118を介して)を介して自己干渉を低減し、かつ又は実質的に排除するための干渉管理ユニットを含み得る。一実施形態では、WTRU102は、(例えば、アップリンク(例えば、送信用)又はダウンリンク(例えば、受信用)のいずれかのための特定のサブフレームに関連付けられた)信号の一部又は全部の送受信のための半二重無線機を含み得る。
【0031】
図1Cは、一実施形態によるRAN104及びCN106を図示するシステム図である。上記のように、RAN104は、E-UTRA無線技術を用いて、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、及び102cと通信し得る。RAN104はまた、CN106と通信してもよい。
【0032】
RAN104は、eノードB160a、160b、160cを含み得るが、RAN104は、一実施形態との一貫性を有しながら、任意の数のeノードBを含み得るということが理解されよう。eノードB160a、160b、160cは各々、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つ以上のトランシーバを含み得る。一実施形態では、eノード-B160a、160b、160cは、MIMO技術を実装し得る。したがって、eノード-B160aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aにワイヤレス信号を伝送し、WTRU102aからワイヤレス信号を受信し得る。
【0033】
eノードB160a、160b、160cの各々は、特定のセル(図示せず)に関連付けられ、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、アップリンク(UL)及び/又はダウンリンク(DL)におけるユーザのスケジューリングなどを処理するように構成され得る。
図1Cに示すように、eノードB160a、160b、160cは、X2インターフェースを介して互いに通信し得る。
【0034】
図1Cに示されるCN106は、モビリティ管理エンティティ(mobility management entity、MME)162、サービングゲートウェイ(serving gateway、SGW)164、及びパケットデータネットワーク(packet data network、PDN)ゲートウェイ(PGW)166を含み得る。前述の要素のそれぞれは、CN106の一部として示されているが、これらの要素のいずれか1つは、CNオペレータ以外のエンティティによって所有及び/又は操作されてもよいことが理解されよう。
【0035】
MME162は、S1インターフェースを介して、RAN104内のeノード-B160a、160b及び160cの各々に接続され得、制御ノードとして機能し得る。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ベアラのアクティブ化/非アクティブ化、WTRU102a、102b、102cの初期アタッチ中に特定のサービス中のゲートウェイを選択すること、などの役割を果たし得る。MME162は、RAN104と、GSM及び/又はWCDMAなどの他の無線技術を採用する他のRAN(図示せず)との間で切り替えるための制御プレーン機能を提供し得る。
【0036】
SGW164は、S1インターフェースを介してRAN104内のeノードB160a、160b、160cの各々に接続することができる。SGW164は、概して、ユーザデータパケットをWTRU102a、102b、102cに/からルーティングし、転送し得る。SGW164は、eノードB間ハンドオーバ中のユーザプレーンの固定、WTRU102a、102b、102cにDLデータが利用可能な場合のページングのトリガ、WTRU102a、102b、102cのコンテキストの管理及び記憶などの他の機能を実行することができる。
【0037】
SGW164は、PGW166に接続され得、PGW166は、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供し得る。
【0038】
CN106は、他のネットワークとの通信を容易にすることができる。例えば、CN106は、WTRU102a、102b、102cと従来の地上回線通信デバイスとの間の通信を容易にするために、PSTN108などの回路交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供し得る。例えば、CN106は、CN106とPSTN108との間のインターフェースとして機能するIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IP multimedia subsystem、IMS)サーバ)を含み得るか、又はそれと通信し得る。更に、CN106は、他のサービスプロバイダによって所有及び/又は操作される他の有線及び/又は無線ネットワークを含み得る他のネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。
【0039】
WTRUは、無線端末として
図1A~
図1Dに記載されているが、特定の代表的な実施形態では、そのような端末は、通信ネットワークとの(例えば、一時的又は永久的に)有線通信インターフェースを使用し得ることが企図される。
【0040】
代表的な実施形態では、他のネットワーク112は、WLANであり得る。
【0041】
インフラストラクチャ基本サービスセット(BSS)モードのWLANは、BSS用のアクセスポイント(AP)と、APに関連付けられた1つ以上のステーション(STA)とを有することができる。APは、トラフィックをBSS内及び/又はBSS外に搬送する、配信システム(DS)又は別のタイプの有線/無線ネットワークへのアクセス又はインターフェースを有し得る。BSS外から生じる、STAへのトラフィックは、APを通って到達し得、STAに配信され得る。STAからBSS外の宛先への生じるトラフィックは、APに送信されて、それぞれの宛先に送信され得る。BSS内のSTAどうしの間のトラフィックは、例えば、APを介して送信され得、ソースSTAは、APにトラフィックを送信し得、APは、トラフィックを宛先STAに配信し得。BSS内のSTA間のトラフィックは、ピアツーピアトラフィックとしてみなされ、かつ/又は称され得る。ピアツーピアトラフィックは、ソースSTAと宛先STAとの間で(例えば、それらの間で直接的に)、直接リンクセットアップ(direct link setup、DLS)で送信され得る。特定の代表的な実施形態では、DLSは、802.11e DLS又は802.11zトンネル化DLS(tunneled DLS、TDLS)を使用し得る。独立BSS(Independent BSS、IBSS)モードを使用するWLANは、APを有しない場合があり、IBSS内又はそれを使用するSTA(例えば、STAの全部)は、互いに直接通信し得る。IBSS通信モードは、本明細書では「アドホック」通信モードと称されることもある。
【0042】
802.11acインフラストラクチャ動作モード又は同様の動作モードを使用するときに、APは、プライマリチャネルなどの固定チャネル上にビーコンを送信し得る。プライマリチャネルは、固定幅(例えば、20MHz幅の帯域幅)又はシグナリングを介して動的に設定される幅であり得る。プライマリチャネルは、BSSの動作チャネルであり得、APとの接続を確立するためにSTAによって使用され得る。ある代表的な実施形態において、搬送波感知多重アクセス/衝突回避(CSMA/CA)は、例えば802.11システムにおいて実施され得る。CSMA/CAの場合、APを含むSTA(例えば、全てのSTA)は、プライマリチャネルを感知し得る。プライマリチャネルが特定のSTAによってビジーであると感知され/検出され、かつ/又は判定される場合、特定のSTAはバックオフされ得る。1つのSTA(例えば、1つのステーションのみ)は、所与のBSSにおいて、任意の所与の時間に送信し得る。
【0043】
高スループット(High throughput、HT)STAは、例えば、40MHz幅チャネルを形成するために、プライマリ20MHzチャネルと隣接又は非隣接の20MHzチャネルとの組み合わせを介して、通信に40MHz幅チャネルを使用することができる。
【0044】
超高スループット(Very high throughput、VHT)STAは、20MHz、40MHz、80MHz、及び/又は160MHz幅のチャネルをサポートし得る。上記の40MHz及び/又は80MHz幅のチャネルは、連続する20MHzチャネルどうしを組み合わせることによって形成され得る。160MHzチャネルは、8つの連続する20MHzチャネルを組み合わせることによって、又は80+80構成と称され得る2つの連続していない80MHzチャネルを組み合わせることによって、形成され得る。80+80構成の場合、チャネル符号化後、データは、データを2つのストリームに分割し得るセグメントパーサを通過し得る。逆高速フーリエ変換(IFFT)処理及び時間領域処理は、各ストリームで別々に行われ得る。ストリームは、2つの80MHzチャネルにマッピングされ得、データは、送信STAによって送信され得る。受信STAの受信機では、80+80構成のための前述した動作が逆にされ、結合されたデータが、媒体アクセス制御(MAC)層、エンティティなどへ送信され得る。
【0045】
サブ1GHzの動作モードは、802.11af及び802.11ahによってサポートされる。チャネル動作帯域幅及びキャリアは、802.11n及び802.11acで使用されるものと比較して、802.11af及び802.11ahでは低減される。802.11afは、TVホワイトスペース(TVWS)スペクトルにおいて5MHz、10MHz、及び20MHzの帯域幅をサポートし、802.11ahは、非TVWSスペクトルを使用して1MHz、2MHz、4MHz、8MHz、及び16MHzの帯域幅をサポートする。代表的な実施形態によれば、802.11ahは、マクロカバレッジエリアにおけるMTCデバイスのようなメータタイプ制御/マシンタイプ通信(MTC)をサポートし得る。MTCデバイスは、例えば、特定の、かつ/又は限定された帯域幅のためのサポート(例えば、そのためのみのサポート)を含む、特定の能力を有し得る。MTCデバイスは、(例えば、非常に長いバッテリ寿命を維持するために)閾値を超えるバッテリ寿命を有するバッテリを含み得る。
【0046】
複数のチャネル、並びに802.11n、802.11ac、802.11af、及び802.11ahなどのチャネル帯域幅をサポートし得るWLANシステムは、プライマリチャネルとして指定され得るチャネルを含む。プライマリチャネルは、BSSにおける全てのSTAによってサポートされる最大共通動作帯域幅に等しい帯域幅を有し得る。プライマリチャネルの帯域幅は、最小帯域幅動作モードをサポートするBSSで動作する全てのSTAの中から、STAによって設定され、かつ/又は制限され得る。802.11ahの例では、プライマリチャネルは、AP及びBSSにおける他のSTAが2MHz、4MHz、8MHz、16MHz、及び/又は他のチャネル帯域幅動作モードをサポートする場合であっても、1MHzモードをサポートする(例えば、それのみをサポートする)STA(例えば、MTCタイプデバイス)に対して1MHz幅であり得る。キャリア感知及び/又はネットワーク割り当てベクトル(NAV)設定は、プライマリチャネルの状態に依存し得る。例えば、APに送信する(1MHz動作モードのみをサポートする)STAに起因してプライマリチャネルがビジーである場合、周波数帯域の大部分がアイドルのままであり、利用可能であり得るとしても、利用可能な周波数帯域全体がビジーであると見なされ得る。
【0047】
米国では、802.11ahにより使用され得る利用可能な周波数帯域は、902MHz~928MHzである。韓国では、利用可能な周波数帯域は917.5MHz~923.5MHzである。日本では、利用可能な周波数帯域は916.5MHz~927.5MHzである。802.11ahに利用可能な総帯域幅は、国のコードに応じて6MHz~26MHzである。
【0048】
図1Dは、一実施形態によるRAN113及びCN115を例解するシステム図である。上記のように、RAN113は、NR無線技術を用いて、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信し得る。RAN113はまた、CN115と通信し得る。
【0049】
RAN113は、gNB180a、180b、180cを含み得るが、RAN113は、一実施形態との一貫性を維持しながら、任意の数のgNBを含み得ることが理解されよう。gNB180a、180b、180cは各々、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つ以上のトランシーバを含み得る。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、MIMO技術を実装することができる。例えば、gNB180a、180bは、ビームフォーミングを利用して、WTRU102a、102b、102cに信号を送信し、及び/又はそこから信号を受信することができる。したがって、gNB180aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、かつ/又はWTRU102aから無線信号を受信し得る。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、キャリアアグリゲーション技術を実装し得る。例えば、gNB180aは、複数のコンポーネントキャリアをWTRU102a(図示せず)に送信し得る。これらのコンポーネントキャリアのサブセットは、未認可スペクトル上にあり得、残りのコンポーネントキャリアは、認可スペクトル上にあり得る。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、協調マルチポイント(Coordinated Multi-Point、CoMP)技術を実装し得る。例えば、WTRU102aは、gNB180a及びgNB180b(及び/又はgNB180c)からの協調送信を受信し得る。
【0050】
WTRU102a、102b、102cは、拡張可能なヌメロロジと関連付けられた送信を使用して、gNB180a、180b、180cと通信し得る。例えば、OFDMシンボル間隔及び/又はOFDMサブキャリア間隔は、異なる送信、異なるセル、及び/又は無線送信スペクトルの異なる部分について異なり得る。WTRU102a、102b、102cは、様々な又は拡張可能な長さのサブフレーム又は送信時間間隔(TTI)を使用して(例えば、様々な数のOFDMシンボル及び/又は様々な長さの絶対時間の持続し変化する時間を含む)gNB180a、180b、180cと通信することができる。
【0051】
gNB180a、180b、180cは、スタンドアロン構成及び/又は非スタンドアロン構成でWTRU102a、102b、102cと通信するように構成され得る。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、他のRAN(例えば、eノードB160a、160b、160cなど)にアクセスすることなく、gNB180a、180b、180cと通信し得る。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、モビリティアンカポイントとしてgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上を利用し得る。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、未認可バンドにおける信号を使用して、gNB180a、180b、180cと通信し得る。非スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、gNB180a、180b、180cと通信し、これらに接続する一方で、eノードB160a、160b、160cなどの別のRANとも通信し、これらに接続し得る。例えば、WTRU102a、102b、102cは、1つ以上のgNB180a、180b、180c及び1つ以上のeノードB160a、160b、160cと実質的に同時に通信するためのDC原理を実装し得る。非スタンドアロン構成では、eノードB160a、160b、160cは、WTRU102a、102b、102cのモビリティアンカとして機能し得るが、gNB180a、180b、180cは、WTRU102a、102b、102cをサービス提供するための追加のカバレッジ及び/又はスループットを提供し得る。
【0052】
gNB180a、180b、180cの各々は、特定のセル(図示せず)に関連付けられてもよく、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、UL及び/又はDLにおけるユーザのスケジューリング、ネットワークスライシングのサポート、デュアルコネクティビティ、NRとE-UTRAとの間のインターワーキング、ユーザプレーン機能(UPF)184a、184bに向かうユーザプレーンデータのルーティング、アクセス及びモビリティ管理機能(AMF)182a、182bに向かう制御プレーン情報のルーティングなどを処理するように構成されてもよい。
図1Dに示すように、gNB180a、180b、180cは、Xnインターフェースを介して互いに通信し得る。
【0053】
図1Dに示されるCN115は、少なくとも1つのAMF182a、182b、少なくとも1つのUPF184a、184b、少なくとも1つのセッション管理機能(SMF)183a、183b、及び少なくとも1つのデータネットワーク(DN)185a、185bを含み得る。前述の要素の各々は、CN115の一部として示されているが、これらの要素のいずれも、CNオペレータ以外のエンティティによって所有及び/又は操作され得ることが理解されよう。
【0054】
AMF182a、182bは、N2インターフェースを介してRAN113におけるgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上に接続され得、制御ノードとして機能し得る。例えば、AMF182a、182bは、WTRU102a、102b、102cのユーザ認証、ネットワークスライシングのためのサポート(例えば、異なる要件を有する異なるプロトコルデータユニット(protocol data unit、PDU)セッションの処理)、特定のSMF183a、183bを選択すること、登録エリアの管理、NAS信号伝送の終了、モビリティ管理などの役割を果たし得る。ネットワークスライシングは、例えば、WTRU102a、102b、102cで利用されているサービスのタイプに基づいてWTRU102a、102b、102cのCNサポートをカスタマイズするために、AMF182、182bによって使用されてもよい。例えば、異なるネットワークスライスは、超高信頼低待ち時間(ultra-reliable low latency、URLLC)アクセスに依存するサービス、拡張大規模モバイルブロードバンド(enhanced massive mobile broadband、eMBB)アクセスに依存するサービス、MTCアクセスのためのサービスなどのような、異なる使用事例に対して確立され得る。AMF162は、RAN113と、LTE、LTE-A、LTE-A Proなどの他の無線技術、及び/又はWi-Fiなどの非3GPPアクセス技術を採用する他のRAN(図示せず)との間で切り替えるための制御プレーン機能を提供することができる。
【0055】
SMF183a、183bは、N11インターフェースを介して、CN115内のAMF182a、182bに接続され得る。SMF183a、183bはまた、N4インターフェースを介して、CN115内のUPF184a、184bに接続され得る。SMF183a、183bは、UPF184a、184bを選択及び制御し、UPF184a、184bを通るトラフィックのルーティングを構成し得る。SMF183a、183bは、UE IPアドレスを管理して割り当てること、PDUセッションを管理すること、ポリシー執行及びQoSを制御すること、ダウンリンクデータ通知を提供することなど、他の機能を実施し得る。PDUセッションタイプは、IPベース、非IPベース、イーサネットベースなどであり得る。
【0056】
UPF184a、184bは、N3インターフェースを介してRAN113内のgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上に接続することができ、これは、例えば、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、WTRU102a、102b、102cにインターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスを提供することができる。UPF184、184bは、パケットをルーティングして転送すること、ユーザプレーンポリシーを執行すること、マルチホームPDUセッションをサポートすること、ユーザプレーンQoSを処理すること、ダウンリンクパケットをバッファすること、モビリティアンカリングを提供することなど、他の機能を実施し得る。
【0057】
CN115は、他のネットワークとの通信を容易にし得る。例えば、CN115は、CN115とPSTN108との間のインターフェースとして機能するIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含んでもよく、又はそれと通信してもよい。加えて、CN115は、WTRU102a、102b、102cに他のネットワーク112へのアクセスを提供し得、他のネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有及び/又は動作される他の有線及び/又は無線ネットワークを含み得る。一実施形態では、WTRU102a、102b、102cは、UPF184a、184bとのN3インターフェース、及びUPF184a、184bとDN185a、185bとの間のN6インターフェースを介して、UPF184a、184bを介してローカルデータネットワーク(DN)185a、185bに接続されてもよい。
【0058】
図1A~
図1D、及び
図1A~
図1Dの対応する説明を鑑みると、WTRU102a~d、基地局114a~b、eノードB160a~c、MME162、SGW164、PGW166、gNB180a~c、AMF182a~ab、UPF184a~b、SMF183a~b、DN185a~b、及び/又は本明細書に記載の任意の他の要素/デバイスのうちのいずれかに関して本明細書に記載の機能のうちの1つ以上又は全ては、1つ以上のエミュレーション要素/デバイス(図示せず)によって実行され得る。エミュレーションデバイスは、本明細書に説明される機能の1つ以上又は全てをエミュレートするように構成された1つ以上のデバイスであり得る。例えば、エミュレーションデバイスを使用して、他のデバイスを試験し、かつ/又はネットワーク及び/若しくはWTRU機能をシミュレートし得る。
【0059】
エミュレーションデバイスは、ラボ環境及び/又はオペレータネットワーク環境における他のデバイスの1つ以上の試験を実装するように設計され得る。例えば、1つ以上のエミュレーションデバイスは、通信ネットワーク内の他のデバイスを試験するために、有線及び/又は無線通信ネットワークの一部として完全に若しくは部分的に実装され、かつ/又は展開されている間、1つ以上若しくは全ての機能を実行し得る。1つ以上のエミュレーションデバイスは、有線及び/又は無線通信ネットワークの一部として一時的に実装/展開されている間、1つ以上若しくは全ての機能を実行し得る。エミュレーションデバイスは、試験を目的として別のデバイスに直接結合され得、かつ/又は地上波無線通信を使用して試験を実行し得る。
【0060】
1つ以上のエミュレーションデバイスは、有線及び/又は無線通信ネットワークの一部として実装/展開されていない間、全てを含む1つ以上の機能を実行し得る。例えば、エミュレーションデバイスは、1つ以上のコンポーネントの試験を実装するために、試験実験室での試験シナリオ、並びに/又は展開されていない(例えば、試験用の)有線及び/若しくは無線通信ネットワークにおいて利用され得る。1つ以上のエミュレーションデバイスは、試験機器であり得る。RF回路(例えば、1つ以上のアンテナを含み得る)を介した直接RF結合及び/又は無線通信は、データを送信及び/又は受信するように、エミュレーションデバイスによって使用され得る。
【0061】
マルチアクセスエッジコンピューティングの例
モバイルネットワークのエッジに配置されたMEC能力は、モバイルユーザへのサービスの(例えば、容易にする)動的な(例えば、及び効率的)提供を可能にすることができる。マルチアクセスエッジコンピューティングは、モバイルエッジコンピューティングと称されることもある。
【0062】
図2は、MECシステムの一例を示すシステム図である。ETSI ISG MEC作業グループは、
図2に示すように、MEC能力をサービスプロバイダネットワークと統合するためのオープン環境を指定する。オープン環境は、例えば第三者からのアプリケーションを含み得る。例えば、分散コンピューティング能力は、モバイルアクセスネットワークにおける能力の展開のために、例えばクラウド環境のように、情報技術(IT)インフラストラクチャを利用可能にすることを可能にすることができる。
【0063】
図3は、ETSI MEC参照アーキテクチャの一例を示すシステム図である。MEC参照アーキテクチャは、モバイルエッジシステム及び機能要素間の基準点を含み得る機能要素を含み得る。システムエンティティ間には、基準点の3つのグループが存在し得る。例えば、モバイルエッジプラットフォーム機能に関連する基準点の第1のグループは、本明細書ではMpと称されることがある。管理機能に関連する基準点の第2のグループは、本明細書ではMmと称される場合がある。外部エンティティに接続することを可能にする基準点の第3のグループは、本明細書ではMxと称されることがある。
【0064】
例えば、モバイルエッジシステムは、オペレータネットワーク(例えば、サービスプロバイダのネットワーク)(例えば、これらのサブセット)及び/又はオペレータネットワークのサブセット(例えば、任意の部分)内でモバイルエッジアプリケーション301、302、303を実行(例えば、実行、提供、与えるなど)するためのモバイルエッジホスト30及びモバイルエッジ管理(例えば、機能、要素)を備えることができる。
【0065】
モバイルエッジホスト30は、モバイルエッジアプリケーション301、302、303を実行する(例えば、その目的の)ために、モバイルエッジプラットフォーム311と、計算、ストレージ、及びネットワークリソースのいずれかを提供することができる仮想化インフラストラクチャ312とを備えるエンティティとみなすことができる。
【0066】
モバイルエッジプラットフォーム311は、(例えば、特に)仮想化インフラストラクチャ上でモバイルエッジアプリケーション301、302、303を実行(例えば、起動)するための機能のセット(例えば、集合)とみなすことができる。モバイルエッジプラットフォーム311は、モバイルエッジアプリケーション301、302、303がモバイルエッジサービスを提供及び消費することのいずれかを可能にすることができる。
【0067】
モバイルエッジアプリケーション(本明細書では、MEC App及びME Appのいずれかと互換的に称される)301、302、303は、例えば、モバイルエッジ管理によって検証され得る構成要求に基づいて、モバイルエッジホストの仮想化インフラストラクチャ上でインスタンス化(例えば、開始される)され得る。
【0068】
モバイルエッジ管理(例えば、機能、要素)は、モバイルエッジシステムレベル管理(例えば、機能、要素)及びモバイルエッジホストレベル管理(例えば、機能、要素)を含み得る。
【0069】
モバイルエッジシステムレベル管理(例えば、機能、要素)は、(例えば、完全、全体的)モバイルエッジシステムの概要を有することができるモバイルエッジオーケストレータ33を含み得る。
【0070】
モバイルエッジホストレベル管理(例えば、機能、要素)は、モバイルエッジプラットフォームマネージャ32及び仮想化インフラストラクチャマネージャ31を備えることができる。モバイルエッジホストレベル管理(例えば、機能、要素)は、(例えば、特に)モバイルエッジホスト30及びそのモバイルエッジホスト30上で実行されるアプリケーション301、302、303のモバイルエッジ(例えば、特定の)機能の管理を処理(例えば、実行)することができる。
【0071】
5GにおけるMECの配置の例
ETSI MEC ISGは、「5GネットワークにおけるMEC」と題された第28号初版の(すなわち、2018年6月)ホワイトペーパー(本明細書では互換的にホワイトペーパー又はETSI MECホワイトペーパーと称される)を公開し、5GアーキテクチャにおいてMECを配置及び統合する方法を例示及び議論している。ETSI MEC ISGホワイトペーパーは、「MECが5Gシステム仕様のエッジコンピューティングイネーブラから利益を得る機会、及び3GPPエコシステムが、モバイルネットワークの最先端のアプリケーション及びサービス環境を可能にするための相補的能力のセットとしてのMECシステム及びそのAPIから利益を得る機会について」に焦点を当てている。
【0072】
例えば、MECは、構成されたポリシーに基づいて他の3GPPネットワーク機能によって提供されるサービス(例えば、及び情報)を使用することができる、3GPPによって定義されたアプリケーション機能(AF)にマッピングされ得る。有効化機能により、MECの異なる配置に対して柔軟なサポートを提供し、ユーザモビリティイベントの場合にMECをサポートすることが可能になり得る。
【0073】
図4は、5GネットワークにおけるMEC配置の一例を示すシステム図である。MECシステム41は、MECオーケストレータ410を備えてもよい。MECオーケストレータ410は、例えば、AFとして動作することによって、ネットワーク公開機能(NEF)420、及び(例えば、ターゲット)5Gネットワーク機能(NF)を有する(例えば、いくつかのシナリオでは、)のいずれかと相互作用することができるシステムレベル(例えば、機能的)エンティティであってもよい。MECホストレベルでは、MECシステム41は、例えばAFの役割で5G NFと相互作用することができるMECプラットフォーム411を備えることができる。MECホスト、例えばホストレベルの機能エンティティ(例えば、ソフトウェア構成要素)は、例えば、5Gシステム内のデータネットワーク内に配置(例えば、位置)されてもよい。例えば、コアネットワーク機能としてのNEFは、システムレベルエンティティであってもよく、他の(例えば、同様の)NFと共に集中的に展開されてもよい。NEFのインスタンスはまた、MECホストからの低レイテンシ及び高スループットサービスアクセスのいずれかを可能にするためにエッジに配置されてもよい。MECは、例えば、5Gシステムの外部のデータネットワーク内のN6基準点に配置されてもよい。
【0074】
実施形態によれば、異なるMECシステムが配置されてもよい。例えば、MECホストは、(例えば、データ)ネットワークのエッジに配置されてもよく、ユーザプレーントラフィックは、ユーザプレーン機能(UPF)によって(例えば、データ)ネットワーク内の(例えば、標的)アプリケーションに向けて操作されてもよい。MECホストの物理的配置に関して、MECホストは、基地局においてローカルUPFとコロケートされてもよい。別の例では、MECホストは、伝送ネットワーク要素、例えばローカルUPFとコロケートされてもよい。更に別の例では、MECホスト及びローカルUPFは、ネットワークアグリゲーションポイント(例えば、ネットワーク要素)とコロケートされてもよい。更に別の例では、MECホストは、コアネットワーク機能(例えば、同じデータセンタ内)とコロケートされてもよい。
【0075】
MEC対応WTRUの例
実施形態によれば、WTRU(例えば、端末ユニット、モバイルホスト及び/又はパーソナルデバイス)を使用して、エッジで(例えば、ホスト)クラウドコンピューティングをサポートすることができる。例えば、(本明細書では、低減/制限された能力/リソースMEC WTRU、又はMEC対応WTRUとも称され得る)WTRUは、縮小(例えば、限定的)能力(例えば、リソース)MECのホストであってもよい。低減された能力MECは、ETSIによって標準化されたMECシステム(本明細書では完全能力MECとも称される)の全てのアーキテクチャ構成要素を備えていないデバイス(例えば、WTRU)(例えば、コンピューティングリソース)、及び/又は非常に限定されたデバイス、及び/又はETSIによって標準化されたMECプラットフォーム(本明細書では完全能力MECプラットフォームとも称される)の全てのアーキテクチャ構成要素を備えていないデバイスを指していた。制約付きデバイス(例えば、WTRU)上に配置するための能力が低減されたMEC(制約付きMEC、又はCMECと称されることもある)を可能にすることが有利であり得る様々なシナリオがあり、したがって、これらの制約付きデバイス(例えば、WTRU)上でMECアプリケーション(アプリケーションと称されることもある)をインスタンス化することが可能になる。限定するものではないが、異なるユースケースは、そのような展開シナリオの利益を得ることができる。例えば、WTRUが車両に組み込まれ得る車両シナリオは、他の隣接するWTRU(例えば、隊列走行状況において、)又はエッジネットワーク(安全性及びトラフィック効率のアプリケーション)のためのアプリケーションを実行することができる。例えば、特定のユースケースによって必要とされるレイテンシを最小限に抑えるために移動ロボット又はロボットアームがMECアプリケーションをホストすることができる業界4.0のシナリオ。例えば、同じ家庭にあるWTRUがクラウドベースのゲームアプリケーションに(例えば、ウルトラ)低いレイテンシ及び/又は拡張された計算能力を提供することを可能にするホームゲームシナリオ。
【0076】
上記の配置シナリオは、MEC対応WTRUが必要に応じて動的にクラウドサービスを提供することを許可され、より大きなエッジコンピューティングインフラストラクチャの一部になる場合に利益を得ることができる。これにより、能力が低下したMEC WTRUが、通常の通信会社のエッジクラウドサービスと相互運用し、コンピューティングを共有することが可能になる。これらの低減された能力WTRUは、第三者によって供給され、モバイルネットワークオペレータ(MNO)インフラストラクチャと統合することを望むサービスプロバイダによって購入される可能性もある。例えば、車載MECは、車両に取り付けられるように車両製造業者によって設置及び管理されてもよく、自律型車両サービスを提供するためにMNOのエッジコンピューティングインフラストラクチャと統合されてもよい。
【0077】
ETSI MECによって標準化されたメカニズムは、能力/リソースが低減されたMECのホストとして制約付きデバイス(例えば、WTRU)の使用をサポートせず、MNOクラウドインフラストラクチャの一部であることによってクラウドサービスを動的に提供し得る。
【0078】
本明細書に記載された実施形態は、より大きなMNOエッジ/クラウドインフラストラクチャにおいてWTRUによってホストされた低減された能力MECを動的に統合又は関連付けることを可能にし得る。本明細書に記載の実施形態は、WTRUの制御下でこれらの低減された能力のMEC WTRUを統合することを可能にし得る。例えば、本明細書に記載された実施形態は、MEC対応WTRUが、例えばMx2インターフェースを拡張する手順によって、その低減された能力を既存のMECシステムに公開することを可能にし得る。例えば、本明細書に記載された実施形態は、(制約付きMEC、CMEC)低減された能力MECを統合すること、及び、CMECと(例えば、フル能力MECシステム)との間の相互運用を可能にするためにWTRUによって公開された情報を使用することを受け入れることを決定する完全能力MECシステムを可能にし得る。
【0079】
本明細書で説明される実施形態は、携帯電話端末に限定されなくてもよい。例えば、3GPP接続車又はロボット/ドローンは、本明細書に記載の実施形態に適用可能であり得る。本明細書に記載された実施形態は、非3GPP MEC配置にも適用可能である。
【0080】
本明細書に記載の実施形態は、MEC対応WTRUがそのMEC能力をMECシステムに選択的に公開することを可能にし得る。本明細書に記載された実施形態はまた、WTRUがそれが公開する能力をいつでも更新することを可能にし得る。例えば、MEC対応WTRUは、それ自体の能力、及び/又はMEC対応WTRUが所与のMECシステムに公開することを決定/判定することができるもの(例えば、MECプラットフォーム)に応じて、既存のMECシステム(例えば、MECプラットフォーム)に異なる能力を公開することができる。
【0081】
図5は、WTRU制約付きMEC能力及びETSI MEC基準点の異なる公開の一例を示すシステム図である。
【0082】
実施形態によれば、MEC能力をホストするWTRU102は、少なくとも1つの制限されたMECリソース(例えば、能力)を備えてもよい。
【0083】
図5を参照すると、MECシステム200は、MECシステムレベル管理210、MECホストレベル管理220、及び/又はMECホスト230を含み得る。MECシステムレベル管理210は、ユーザライフサイクル管理プロキシ(UALCMP)211、MECアプリケーションオーケストレータ(MEAO)212、運用支援システム(OSS)213、及びネットワーク機能仮想化(NFV)オーケストレータ(NFVO)214を含んでもよい。UALCMP211は、Mm9インターフェースを使用してMEAO212と通信することができる。MEAO212は、Mm1インターフェースを使用してOSS213と通信し、Mv1インターフェースを使用してNFVO214と通信することができる。MECホストレベル管理220は、MECプラットフォームマネージャ(MEPM)221及び仮想化インフラストラクチャマネージャ(VIM)222を含み得る。MEPM221は、Mm3インターフェースを使用してMEAO212と通信し、Mm6インターフェースを使用してVIM222と通信することができる。VIM222は、Or-Viインターフェースを使用してNFVO214と通信することができる。MECホスト230は、MEP231及びネットワーク機能仮想化インフラストラクチャ(NFVI)232を含み得る。MECホスト230は、モバイルエッジアプリケーション233a、233b、233cを実行することができる。MEP231は、Mp2インターフェースを使用してNFVI232と通信し、Mp1インターフェースを使用してモバイルエッジアプリケーション233a、233b、233cと通信し、Mp3インターフェースを使用して他のMEP241a、241bと通信することができる。
【0084】
図5を参照すると、MEC能力をホストするWTRU102(例えば、102a、102b、102c、102d)は、例えば、UALCMP211(例えば、ネットワーク要素)とのMx2インターフェースを使用して、MECシステム200に接続することができる。
【0085】
図5を参照すると、MEC能力をホストするWTRU102(例えば、102a、102b、102c、102d)は、例えば、NFVI及びVIM能力(本明細書ではNFVI能力と呼ぶことができる)、MEP能力、MEPM及びMEP能力(本明細書ではMEPM能力と呼ぶことができる)、並びに/又はMEAO、MEPM及びMEP能力(本明細書ではMEAO能力と呼ぶことができる)のいずれかをホストすることができる。NVFI能力をホストするWTRU102aは、Or-Viインターフェースを公開することができる(例えば、インターフェースに到達可能である)。MEP能力をホストするWTRU102bは、Mm5及びMp3インターフェースを公開することができる(例えば、インターフェースに到達可能である)。MEPM能力をホストするWTRU102cは、MEPM能力を有するMm3インターフェース、及び/又はMEP能力を有するMm5インターフェース及びMp3インターフェースを公開することができる(例えば、インターフェースに到達可能である)。MEAO能力をホストするWTRU102dは、MEAO能力を有するMm1インターフェース、MEPM能力を有するMm3インターフェース、及び/又はMEP能力を有するMm5インターフェース及びMp3インターフェースを公開することができる(例えば、インターフェースに到達可能である)。
【0086】
実施形態によれば、MEC対応WTRU102は、それ自体の能力、及びMEC対応WTRU102が所与のMECシステム200に公開することを決定し得るもの(例えば、MECプラットフォーム)に応じて、異なる能力を既存のMECシステム200(例えば、MECプラットフォーム)に公開することができる。
【0087】
MECシステムから制約付きMEC能力サポートを要求するための代表的な手順
図6は、MEC能力公開に関するMEC能力WTRU102決定をサポートするために、MECシステム200から制約付きMEC能力サポートを要求するための手順のシグナリングフロー図の一例を示す図である。
【0088】
動作6-1において、MEC対応WTRU102は、要求しているMEC対応WTRU102(例えば、アプリケーション)が利用可能であり得る(例えば、ユーザ、MEC)アプリケーションのリスト(例えば、「ユーザアプリケーション探索」手順)を要求するために、(本明細書では「GET」と称され得る)要求メッセージをMECシステム、例えばUALCMP211ネットワーク要素に送信することができる。GET要求は、(ETSI MECによって)定義されたMx2インターフェースを介して送信され得る。例えば、GET要求メッセージは、MEC対応WTRU102がMECシステムの制約付きMEC能力(例えば、リソース)サポート情報に関心がある可能性があることを示す情報(例えば、要素)を含み得る。情報(例えば、要素)は、MECシステムの制約付きMEC能力(例えば、リソース)サポート情報を受信する要求を示すことができる任意の種類のデータ表現であってもよい。例えば、UALCMP211ネットワーク要素は、MEC対応WTRU102からの要求を許可してもよい。
【0089】
動作6-2において、MECシステム200は、要求側MEC対応WTRU102が利用可能であり得るMECアプリケーションのリストを検索してもよい。例えば、UALCMP211は、MECアプリケーションのリストを要求及び受信するために、MEAOネットワーク要素とシグナリングメッセージを交換することができる。
【0090】
動作6-3において、MEC対応WTRU102は、例えばUALCMP211ネットワーク要素からメッセージ(本明細書では「200 OK応答」と呼ぶことがある)を受信することができる。200 OK応答メッセージは、例えば、メッセージ本体に、利用可能なユーザアプリケーション、MECアプリケーション、集合的に「アプリケーション」のリストを示すことができるデータ構造(本明細書では「アプリケーションリスト」と称されることがある)を含み得る。データ構造は、例えば、アプリケーション識別子、アプリケーション名、アプリケーションプロバイダ、アプリケーションソフトウェアバージョン、アプリケーション記述、アプリケーション特性(例えば、メモリ、ストレージ、レイテンシ、帯域幅、サービス継続性)のいずれかなどの、アプリケーションに関する情報を含み得る。実施形態によれば、データ構造は、例えば、表1に記載されているように、MECシステムによる統合のためにサポートされ得る制約付きMEC能力に関する情報(例えば、追加の情報)を含み得る。
【0091】
実施形態によれば、制約付きMEC能力に関する情報(本明細書では「cMECサポート」と称されることがある)は、MECシステムによる統合のためにサポートされ得る(例えば、提供される)制約付きMEC能力のタイプを示すことができる。
【0092】
実施形態によれば、制約付きMEC能力のタイプ(例えば、リソース)は、サポートされていない(例えば、0値)、VIM+NFVI(例えば、1値)、MEP(例えば、2値)、MEP+MEPM(例えば、3値)、及びMEP+MEPM+MEAO(例えば、4値)のいずれかであり得る。
【0093】
表1は、MECシステムからの制約付きMEC能力サポートを要求するための手順の200 OK応答メッセージに含まれ得る制約付きMEC能力サポート属性を記載している。表1、表2、及び表3は、ETSI MEC仕様によって指定されるデータモデルの形式で属性を記述し、記号「>」、「>>」、「>>>」は、データモデル内の異なる階層レベルを示すことができる。例えば、「>アプリ情報」とそれに続く「>>有効時間」は、「有効時間」が「アプリ情報」のサブ属性であり得ることを示し得る。
【0094】
【0095】
実施形態によれば、MEC対応WTRU102は、要求することなく、200 OK応答メッセージ内の制約付きMEC能力(例えば、リソース)サポートに関する情報を受信することができる。例えば、MEC対応WTRU102は、制約付きMEC能力(例えば、リソース)情報を要求する(例えば、サポートされる)ための情報要素を含まずに、アプリケーションのリストを要求するためにGET要求メッセージをUALCMP211ネットワーク要素に送信することができる。例えば、UALCMP211ネットワーク要素は、例えば、それ自体の論理(例えば、ポリシー)に基づいて、表1に記載されているように、制約付きMEC能力(例えば、リソース)情報を(例えば、決定/判定する)送信(例えば、サポートされる)することができる。
【0096】
実施形態によれば、制約付きMEC能力(例えば、リソース)サポート情報は、(例えば、ユーザ、MEC)アプリケーションのリスト(例えば、「ユーザアプリケーション探索」手順)を要求するためにGET要求メッセージを再使用する代わりに、専用リソースで照会されてもよい。
【0097】
MECシステムへのWTRU制約付きMEC能力公開の代表的な手順
MEC対応WTRU102は、異なるポリシーに応じて、その全ての制約付きMEC能力のサブセットを所与のMECシステムに公開することを決定/判定することができる。ポリシーは、MECシステム200がWTRU102によって提供される制約付きMEC能力の統合をサポートするかどうかを考慮することができる。ポリシーはまた、MECシステム200が有するアプリケーションのリスト(MEC対応WTRU102が以前に問い合わせたことがある場合、上記で説明したようにGETメッセージを使用するステップ)を考慮してもよい。MEC対応WTRU102は、MECシステム200内でインスタンス化され得るアプリケーションが、MEC対応WTRU102が提供できるもの(例えば、産業又はゲームのシナリオでは、)を補完する場合にのみ、特定のMEC能力の公開を考慮することができる。ポリシーはまた、WTRU上の利用可能なバッテリを考慮してもよい。ポリシーはまた、現在のMECプラットフォームが到達可能な時間に影響を与える可能性があるため、既知であれば、MEC対応WTRU102と現在のRANとの予想接続時間を考慮してもよい。ポリシーはまた、MEC対応WTRU102をMECシステム200のMECプラットフォーム231と相互接続するネットワークの信頼性及び可用性特性を考慮してもよい。ポリシーはまた、MECシステム200を実行しているオペレータを考慮してもよい。ポリシーはまた、MECシステム200の(例えば、フル)能力MECで利用可能なアプリケーションと、WTRU102の低減された能力MECで利用可能なアプリケーションとの相互依存性を考慮してもよい。
【0098】
低減された能力MECをホストするWTRU102は、そのMEC能力を既存のMECシステムに公開することができ、例えばMx2インターフェースを介して両方を統合することを可能にすることができる。
【0099】
図7は、MEC能力公開手順のシグナリング交換の一例を示す図である。
【0100】
動作7-0において、MEC対応WTRU102は、その能力の一部をMECシステムに公開することを決定/判定することができる。
【0101】
動作7-1において、MEC対応WTRU102は、その能力の一部又は全部を既存のMECシステムに公開するために、要求メッセージ(本明細書では「POST」と呼ぶことがある)をUALCMP211ネットワーク要素に送信(例えば、送信する)することができる。POSTメッセージは、(ETSI MECによって)定義されたMx2インターフェースを介して送信されてもよい。POSTメッセージは、MEC対応WTRU102が公開することを決定/判定することができる能力に関する情報を含み得る(決定部分は上記でカバーされている)。
【0102】
POSTメッセージ本体は、(例えば、MECシステムが利用可能なWTRU(例えば、デバイス)MEC能力のリスト)公開されたMEC能力のリストを示すことができるデータ構造(本明細書では「Mec能力」と称されることがある)を含み得る。実施形態によれば、公開されたMEC能力のリストは、WTRU102によって提供される能力(例えば、リソース)、関連する公開されたインターフェースURI、及び/又は必要なセキュリティ情報に関する情報を含む/含み得る。実施形態によれば、公開されたMEC能力のリスト(例えば、データ構造)は、例えば表2に記載されるように、MEC能力に関する情報を含む(例えば、追加)ことができる。実施形態によれば、(POSTメッセージに含まれ得る)MEC能力に関する情報は、有効時間属性、ロケーション属性、所望の完全能力MEC属性、識別子属性、名前属性、記述属性、及びMEC能力特性のいずれかを含み得る。実施形態によれば、(POSTメッセージに含まれ得る)MEC能力特性に関する情報は、MEC能力のタイプ、Or-Vi VIMインターフェースのアドレス、Mp3インターフェースのアドレス、Mm5インターフェース属性のアドレス、Mm3インターフェースのアドレス、Mm1インターフェースのアドレス、広告可能属性、VIM特性及び/又はバージョン、Or-Viインターフェース認証特性、Mp3インターフェース特性、Mm5インターフェース特性、Mm3インターフェース特性、Mm1インターフェース特性のいずれかに関する情報を含み得る。
【0103】
実施形態によれば、有効時間属性は、公開されたMEC能力のリストが有効である期間を示すことができる。
【0104】
実施形態によれば、ロケーション属性は、MEC対応WTRU102が接続することができる正しいMECプラットフォームを選択するためにOSS及びMECオーケストレータによって使用されてもよい。
【0105】
実施形態によれば、既知であり、MEC対応WTRU102で利用可能である場合、所望の完全能力MEC属性は、MEC対応WTRU102が接続したい所望の完全能力MEC(例えば、MECシステム200は、)を示すことができる。
【0106】
実施形態によれば、識別子属性は、MEC能力の識別子を示すことができる。この属性は、関連するネットワーク及びMECシステムの範囲内で一意であり得る。
【0107】
実施形態によれば、名前(name)属性は、MEC能力の名前を示すことができる。値の長さは32文字を超えてはならない。
【0108】
実施形態によれば、記述属性は、MEC能力の人間が読み取り可能な記述を示すことができる。
【0109】
実施形態によれば、MEC能力特性は、MEC能力の特性を示すことができる。MEC能力特性は、能力/リソースのタイプ、その統一資源識別子(URI)、及び関連する認証情報に関連し得る。
【0110】
実施形態によれば、MEC能力のタイプ(例えば、リソース)は、VIM+NFVI(例えば、0値)、MEP(例えば、1値)、MEP+MEPM(例えば、2値)、及びMEP+MEPM+MEAO(例えば、3値)のいずれかであり得る。
【0111】
実施形態によれば、Or-Vi VIMインターフェースのアドレスは、Or-Vi VIM公開インターフェースのアドレスを示すことができる。それは、リソースのタイプ(例えば、MEC能力)がVIM+NFVI(例えば、0値)である場合にのみ応答に含まれ得る。
【0112】
実施形態によれば、Mp3インターフェースのアドレスは、MEPによって公開されたMp3インターフェースのアドレスを指示し得る。MECリソースのタイプが、MEP(例えば、1値)、MEP+MEPM(例えば、2値)、及び/又はMEP+MEPM+MEAO(例えば、3値)のいずれかである場合、アドレスが応答に含まれ得る(例えば、含まれるのみである)。
【0113】
実施形態によれば、Mm5インターフェースのアドレスは、MEPによって公開されるMm5インターフェースのアドレスを示し得る。MECリソースのタイプが、MEP(例えば、1値)、MEP+MEPM(例えば、2値)、及び/又はMEP+MEPM+MEAO(例えば、3値)のいずれかである場合、アドレスが応答に含まれ得る(例えば、含まれるのみである)。
【0114】
実施形態によれば、Mm3インターフェースのアドレスは、MEPMによって公開されたMm3インターフェースのアドレスを示すことができる。MECリソースのタイプが、MEP+MEPM(例えば、2値)、及び/又はMEP+MEPM+MEAO(例えば、3値)のいずれかである場合、アドレスが応答に含まれてもよい(例えば、含まれるのみである)。
【0115】
実施形態によれば、Mm1インターフェースのアドレスは、MEAOによって公開されたMm1インターフェースのアドレスを示すことができる。MECリソースのタイプがMEP+MEPM+MEAO(例えば、3値)である場合、アドレスは応答に含まれてもよい(例えば、含まれるのみである)。
【0116】
実施形態によれば、広告可能属性は、MEC能力が他のWTRUに広告され得るかどうかを示すことができる。広告可能属性は、不許可(例えば値0)及び許可(例えば値1)のいずれであってもよい。
【0117】
実施形態によれば、VIM特性及び/又はバージョンは、VIM(Or-Vi)固有情報(例えば、VIMの特性及びバージョン)を示すことができる。MECリソースのタイプがVIM+NFVI(例えば、0値)である場合、それは応答に含まれてもよい(例えば、含まれるのみである)。
【0118】
実施形態によれば、Or-Viインターフェース認証特性は、Or-ViインターフェースURI(例えば、O認証)へのアクセスを可能にするために必要/使用される認証情報を示してもよい。これは、MECリソースのタイプがVIM+NFVI(例えば、0値)である場合にのみ応答に含まれてもよい。
【0119】
実施形態によれば、Mp3インターフェース特性は、Mp3インターフェースURI(例えば、O認証)へのアクセスを可能にするために必要/使用される認証情報を示すことができる。MECリソースのタイプが、MEP(例えば、1値)、MEP+MEPM(例えば、2値)、及び/又はMEP+MEPM+MEAO(例えば、3値)のいずれかである場合、これは応答に含まれ得る(例えば、含まれるのみである)。
【0120】
実施形態によれば、Mm5インターフェース特性は、Mm5インターフェースURI(例えば、O認証)へのアクセスを可能にするために必要/使用される認証情報を示すことができる。MECリソースのタイプが、MEP(例えば、1値)、MEP+MEPM(例えば、2値)、及び/又はMEP+MEPM+MEAO(例えば、3値)のいずれかである場合、これは応答に含まれ得る(例えば、含まれるのみである)。
【0121】
実施形態によれば、Mm3インターフェース特性は、Mm3インターフェースURI(例えば、O認証)へのアクセスを可能にするために必要/使用される認証情報を示すことができる。MECリソースのタイプが、MEP+MEPM(例えば、2値)、及び/又はMEP+MEPM+MEAO(例えば、3値)のいずれかである場合、これは応答に含まれ得る(例えば、含まれるのみである)。
【0122】
実施形態によれば、Mm1インターフェース特性は、Mm1インターフェースURI(例えば、O認証)へのアクセスを可能にするために必要/使用される認証情報を示すことができる。MECリソースのタイプがMEPM+MEAO(例えば、3値)である場合、これは応答に含まれてもよい(例えば、含まれるのみである)。
【0123】
表2は、MEC能力公開手順のためのPOSTメッセージに含まれ得るWTRU(例えば、デバイス)MEC能力属性のリストを記載している。
【0124】
【0125】
【0126】
動作7-2において、UALCMP211ネットワーク要素は、WTRU102によって提供されるMEC能力のタイプに応じて、例えば、Mm9インターフェースを介してMECシステムの関連エンティティに連絡してもよい。
【0127】
動作7-3において、MEC対応WTRU102は、応答メッセージ(本明細書では「201作成済み」と呼ぶことができる)を受信することができる。UALCMP211ネットワーク要素は、MEC能力コンテキスト(例えば、レジスタ)が作成されている可能性があることを示すために、MEC対応WTRU102に201作成応答メッセージを返す(例えば、送信する)ことができる。201作成された応答メッセージ81は、作成されたMEC能力レジスタのデータ構造をMECシステム200(例えば、MECシステムが利用可能なデバイスMEC能力のリスト)に含み得るメッセージ本体を有し得る。201で作成された応答メッセージ本体は、例えば、MEC能力識別子、有効時間属性、システムで作成されたアドレス属性のいずれかなどの、MEC能力に関する情報を含み得る。
【0128】
実施形態によれば、MEC能力識別子は、MEC能力の識別子を示してもよい。この属性は、関連するネットワーク及びMECシステムの範囲内で一意であり得る。
【0129】
実施形態によれば、有効時間属性は、WTRUによって公開されたMEC能力が有効である期間を示すことができる。これは、前のメッセージにWTRUによって含まれる時間(例えば、POSTメッセージ81)以下であり得る。
【0130】
実施形態によれば、アドレス属性は、MECシステム200で作成されたMEC能力コンテキストのアドレスを示すことができる。アドレス属性は、公開された能力に関する情報を更新したい場合に、MEC対応WTRU102によって使用されてもよい。
【0131】
表3は、MEC能力コンテキスト(例えば、レジスタ)が作成されている可能性があることを示すために、MEC対応WTRU102に対する201作成済み応答メッセージに含まれ得る信頼性及び可用性属性を説明する。
【0132】
【0133】
動作7-4において、受信した情報に基づいて、MECシステム200は、WTRU(これは、Mm1、Mm3、Mm5、Mp3及び/又はOr-Viのいずれかを含むことができる)によって公開されたインターフェースに到達することができ、それらを使用して、公開されたリソースをMECシステムに統合することができる。MEC対応WTRU102がOr-Viインターフェースのみを公開する場合、NFVOはそれを使用してオンボードにすることができ、MEC対応WTRU102上でMEP NFVをインスタンス化することができる。
【0134】
実施形態によれば、MECシステム200及びMEC対応WTRU102は、例えば更新通知が発生するまでの間に通常のMEC動作に進むことができる。
【0135】
WTRU能力公開更新の代表的な手順
【0136】
WTRU能力公開更新(例えば、手順)は、WTRU102が既存のMECシステムに公開するMEC能力を更新することを可能にすることができる。WTRU能力公開更新(例えば、手順)は、低減された能力MECをホストするWTRU102が、例えばMx2インターフェースを介して、(例えば、フル)能力MECシステム200に公開するものを更新することを可能にし得る。
【0137】
図8は、WTRU102能力公開更新のためのシグナリング交換の一例を示す図である。
【0138】
実施形態によれば、MEC対応WTRU102は、特定のMEC能力を、それらを登録している(更にそれらを使用することができる)MECシステム200に公開した。MEC対応WTRU102は、例えば、利用可能なリソースが変更されたために、又は/及び例えば、ポリシー決定がMECシステム200に提供されるものを変更するようにトリガしたために、MECシステムに現在公開されている(例えば、登録されている)MEC能力を変更することができる。
【0139】
動作8-1において、MEC対応WTRU102は、提供されたリソースを更新するために、(本明細書では「PUT」と呼ぶことができる)要求メッセージを、(例えば、「Mec能力」)公開されたMEC能力のリストを示すことができるデータ構造の修正されたデータ構造を含むメッセージ本体を用いて、それを表すMECシステム200内のリソースに送信することによって、MECシステム200によって作成されたコンテキストである特定のMEC能力を更新することができる。Mec能力は、MEC対応のWTRU102によって提供される更新された能力(例えば、リソース)、関連する公開されたインターフェースURI、及び要求された/使用されたセキュリティ情報に関する情報を含み得る/含み得る。要求メッセージは、更新するためにMEC能力の識別子(例えば、mecCId)を使用/含み得る。
【0140】
動作8-2において、UALCMP211は、MEC対応WTRU102によって公開されたMEC能力のタイプ(例えば、提供される)に応じて、MECシステム200の関連エンティティに、例えばMEAOを介してMm9インターフェースを介して連絡して、MEC対応WTRU102によって公開されたMEC能力に関する更新を伝達することができる。
【0141】
動作8-3において、MEC対応WTRU102は、例えば、公開されたMEC能力が(例えば、成功した場合、)更新された可能性があることを示すために、応答メッセージ(本明細書では「204 no content」と称されることがある)を受信することができる。
【0142】
WTRU能力公開除去の代表的な手順
WTRU能力公開更新(例えば、手順)は、WTRU102が既存のMECシステムに公開するMEC能力を除去することを可能にすることができる。WTRU能力公開除去(例えば、手順)は、低減された能力MECをホストするWTRU102が、例えばMx2インターフェースを介して、(例えば、フル)能力MECシステム200に公開するものを除去することを可能にすることができる。
【0143】
図9は、WTRU102能力公開更新のためのシグナリング交換の一例を示す図である。
【0144】
実施形態によれば、MEC対応WTRU102は、特定のMEC能力を、それらを登録している(更にそれらを使用することができる)MECシステム200に公開した。MEC対応WTRU102は、例えば、利用可能なリソースが変更されたために、又は/及び例えば、ポリシー決定がMECシステム200に提供されるものを変更するようにトリガしたために、MECシステムに現在公開されている(例えば、登録されている)MEC能力を変更することができる。
【0145】
動作9-1において、MEC対応WTRU102は、それを表す要求メッセージ(本明細書では「DELETE」と呼ぶことができる)をMECシステム200内のリソースに送信することによって、MECシステム200によって作成された特定のMEC能力、コンテキストを除去することができる。要求メッセージは、除去するためにMEC能力の識別子(例えば、mecCId)を使用/含み得る。
【0146】
動作9-2において、UALCMP211は、MEC対応WTRU102によって公開された(例えば、提供される)MEC能力のタイプに応じて、MECシステム200の関連エンティティに、例えばMEAOを介したMm9インターフェースを介して連絡して、MEC対応WTRU102によって公開されたMEC能力の除去を伝達することができる。
【0147】
動作9-3において、MEC対応WTRU102は、例えば、公開されたMEC能力が(例えば、成功した場合、)除去された可能性があることを示す応答メッセージ(本明細書では「204 no content」と称されることがある)を受信することができる。
【0148】
図10は、MECシステム200においてWTRU102の少なくとも1つ(例えば、制限されている/低減されている/制約付き)のMECリソースを統合するための、WTRU102によって実施される方法1000の一例を示す図である。
【0149】
実施形態によれば、ステップ1010において、WTRU102は、WTRU102からMECシステム200に、MECシステム200によってサポートされる少なくとも1つのタイプの(例えば、制限されている/低減されている/制約付き)MECリソースの情報の要求を示す要求メッセージを送信するように構成されてもよい。
【0150】
実施形態によれば、ステップ1020において、WTRU102は、MECシステム200によってサポートされる少なくとも1つのタイプの限定されたMECリソースを示す要求メッセージに対する応答を、WTRU102によってMECシステム200から受信するように構成されてもよい。
【0151】
実施形態によれば、ステップ1030において、WTRU102は、WTRU102によって、サポートされているタイプの(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)MECリソースに基づいて、MECシステム200による統合に利用可能なWTRU102の少なくとも1つの(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)MECリソースを判定するように構成されてもよい。
【0152】
実施形態によれば、ステップ1040において、WTRU102は、WTRU102によってMECシステム200に、MECシステム200によって統合されるべきWTRU102の少なくとも1つの判定された(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)MECリソースを示す更なるメッセージを送信するように構成されてもよい。
【0153】
実施形態によれば、ステップ1050において、WTRU102は、WTRU102によってMECシステム200から、WTRU102の判定された少なくとも1つの(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)MECリソースのMECシステム200による統合を示す更なるメッセージに対する応答を受信するように構成されてもよい。
【0154】
例えば、WTRU102は、WTRU102の少なくとも1つの(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)MECリソース内でMECシステム200のアプリケーションをインスタンス化するように更に構成されてもよい。
【0155】
例えば、WTRU102は、WTRU102の少なくとも1つの(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)MECリソースをMECシステム200と統合するように更に構成されてもよい。
【0156】
例えば、MECシステム200によってサポートされる(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)MECリソースのタイプは、NFVIに関連付けられたVIM、MEP、MEPMに関連付けられたMEP、並びにMEPM及び/又はMEAOに関連付けられたMEPのうちのいずれかを含み得る。
【0157】
例えば、要求メッセージは、MECシステム200内のWTRU102が利用可能なアプリケーションのリストの要求を示すことができ、及び/又は要求メッセージに対する応答は、利用可能なアプリケーションのリストを示すことができる。
【0158】
例えば、WTRU102は、WTRU102からMECシステム200に、MECシステム200によって統合されたWTRU102の少なくとも1つ(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)のMECリソースの特性を更新するための別のメッセージを送信するように更に構成されてもよい。
【0159】
例えば、WTRU102は、WTRU102からMECシステム200に、MECシステム200によって統合されたWTRU102の少なくとも1つ(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)のMECリソースの統合の除去を要求するメッセージを送信するように更に構成されてもよい。
【0160】
例えば、更なるメッセージは、MECシステム200によって統合されたWTRU102の少なくとも1つの(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)MECリソースの識別子属性、有効時間属性、及び/又はコンテキスト属性のいずれかを含む。
【0161】
図11は、MECシステム200によって実施される、WTRU102の少なくとも1つ(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)のMECリソースをMECシステム200に統合するための方法1100の一例を示す図である。
【0162】
実施形態によれば、ステップ1110において、MECシステム200は、MECシステム200によって、少なくとも1つの(例えば、制限されている/低減されている/制約付き)MECリソースを含むWTRU102から、MECシステム200によってサポートされる少なくとも1つのタイプの(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)MECリソースの情報の要求を示す要求メッセージを受信するように構成されてもよい。
【0163】
実施形態によれば、ステップ1120において、MECシステム200は、MECシステム200によって、MECシステム200によってサポートされる少なくとも1つのタイプの(例えば、制限されている/低減されている/制約付き)MECリソースを判定するように構成されてもよい。
【0164】
実施形態によれば、ステップ1130において、MECシステム200は、少なくとも1つのサポートされるタイプの(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)MECリソースを示す要求メッセージに対する応答をMECシステム200からWTRU102に送信するように構成されてもよい。
【0165】
実施形態によれば、ステップ1140において、MECシステム200は、MECシステム200によってWTRU102から、サポートされているタイプの(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)MECリソースに基づいてWTRU102によって判定された、MECシステム200によって統合されるべきWTRU102の少なくとも1つの(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)MECリソースを示す更なるメッセージを受信するように構成されてもよい。
【0166】
実施形態によれば、ステップ1150において、MECシステム200は、WTRU102の少なくとも1つの(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)MECリソースを統合するように構成されてもよい。
【0167】
実施形態によれば、ステップ1160において、MECシステム200は、MECシステム200によって統合されたWTRU102の少なくとも1つ(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)のMECリソースを示す更なるメッセージに対する応答をMECシステム200からWTRU102に送信するように構成されてもよい。
【0168】
例えば、MECシステム200は、WTRU102の少なくとも1つの(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)MECリソース内でMECシステム200のアプリケーションをインスタンス化するように更に構成されてもよい。
【0169】
例えば、MECシステム200によってサポートされる(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)MECリソースのタイプは、(NFVIに関連付けられたVIM、MEP、MEPMに関連付けられたMEP、並びにMEPM及び/又はMEAOに関連付けられたMEPのいずれかを含むことができる。
【0170】
例えば、要求メッセージは、MECシステム200内のWTRU102が利用可能なアプリケーションのリストの要求を示すことができ、及び/又は要求メッセージに対する応答は、利用可能なアプリケーションのリストを示すことができる。
【0171】
例えば、MECシステム200は、WTRU102から、MECシステム200によって統合されたWTRU102の少なくとも1つの(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)MECリソースの特性を更新するための別のメッセージを受信するように更に構成されてもよく、及び/又はMECシステム200は、MECシステム200によって統合されたWTRU102の少なくとも1つの(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)MECリソースの特性を更新するように更に構成されてもよい。
【0172】
例えば、MECシステム200は、WTRU102から、MECシステム200によって統合されたWTRU102の少なくとも1つの(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)MECリソースの除去を要求するメッセージを受信するように更に構成されてもよく、及び/又はMECシステム200は、MECシステム200によって統合されたWTRU102の少なくとも1つの(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)MECリソースを除去するように更に構成されてもよい。
【0173】
例えば、更なるメッセージは、MECシステムによって統合されたWTRU102の少なくとも1つの(例えば、制限された/低減された/制約付きマルチアクセスエッジコンピューティング)MECリソースの識別子属性、有効時間属性、及び/又はコンテキスト属性のいずれかを含む。
【0174】
制約付きデバイスにおけるMEC
図12は、実施形態による、MECのユースケースのための高レベルフレームワークを示す図である。
【0175】
ETSI MEC ISG は、ETSI MECの場合(例えば、従来技術、最先端技術など)、例えば、エッジでのクラウドコンピューティングをサポートするための、端末ユニット、モバイルホスト、パーソナルデバイスのいずれかにおける、ETSI MEC技術の(例えば、可能な)アプリケーションの分析を提供する(例えば、ETSI MEC 036、「Multi-access Edge Computing(MEC),Study on MEC in resource constrained terminals,fixed or mobile」2020年10月、を参照)。そのような場合、そのようなデバイスの(例えば、異なる)態様に焦点が当てられる。例えば、MECアプリケーションを実行するために利用可能な限られた(例えば、計算、バッテリなど)容量に関連する態様があり得、そのような限られた容量の影響は仮想インスタンスのライフサイクルに影響する。更に、MECインフラストラクチャをホストする端末のモビリティなどの態様、及び制約付きデバイス(例えば、小容量デバイス)と(例えば、ネットワーク)インフラストラクチャとの間の接続性の信頼性に関する態様(例えば、問題)を含む、コンピューティングリソースの揮発性に関連する態様が存在し得る。態様はまた、セキュリティ及び許可に特有の機能と、ユーザデータのプライバシーに対するそのような機能の影響とに関連付けられ得る。
【0176】
図12を参照すると、ユースケース(例えば、ETSI MECによって考慮されるように、)のための(例えば、全体的に)フレームワークは、例えば、ネットワーク層1210、コンピューティング層1220、及びアプリケーション層1230を含む(例えば、含む、からなるなど)(例えば、3つの)論理層を有することができる。
【0177】
例えば、ネットワーク層は、エンドツーエンド5Gネットワークであり得る(例えば、以下のように示されている)。
図12を参照すると、コンピューティング層1220は、例えば、中央クラウド1221、ネットワークエッジ能力及び遠端能力のいずれかに接続されたエッジクラウド1222(例えば、telcoエッジ)などの(例えば、異なる)コンピューティング層で構成することができ、例えば、制約付きデバイス(例えば、WTRU102)に関連付けられる(例えば、端末、WTRU、容量削減WTRU、顧客宅内機器(CPE)など)。遠端能力は、制約付きデバイス(例えば、WTRU102)に(例えば、事前構成、事前プロビジョニングなど)組み込まれてもよく、及び/又は動的にプロビジョニングされてもよい。制約付きデバイス(例えば、WTRU102)は、例えば、従来のエッジクラウドと比較して、限られた計算(例えば、能力)及び/又は接続性を有する、バッテリ駆動、モバイル、揮発性のデバイスであってもよい。制約付きデバイス(例えば、WTRU102)は、それらの間で協働し、情報を交換することができる。
図12を参照すると、テレメトリ、訓練、及び推論などの機能を提供することができるアプリケーション層1230は、遠端制約付きデバイス(例えば、WTRU102)を含む異なるコンピューティング層に分散される。アプリケーション及び機能は、クラウド、エッジデバイス、及び/又は遠端デバイスなど、コンピューティングストラタム内のどこでもホストすることができる。
【0178】
(例えば、従来技術、最新技術などの)場合ETSI MECでは、制約付きデバイス(例えば、WTRU102)に対して、MEC技術を含み得るユースケースが存在する。例えば、連合学習のための制約付きデバイス(例えば、WTRU102)のユースケースがあり得る。そのような場合、連合学習(FL)は分散学習技術であり、プライバシーセンシティブ訓練データは、例えば、集中型エッジクラウド又は遠隔クラウドで移送及び処理される代わりに、学習エージェントにわたって生成及び処理(例えば、場合によっては不均一に)される。このようなFLの場合、各エージェント(例えば、遠端制約付きデバイスに展開される)は、利用可能な訓練データからローカル学習パラメータのセットを計算することができ、これをローカルモデルと呼ぶことができる。更に、FLのそのような場合、訓練データを共有する代わりに、エージェントは、それらのローカルモデルを中央エンティティ(例えば、エッジクラウド1222)と共有する。中央エンティティ(例えば、次に)はモデル平均化を行い、(例えば、次いで、)グローバルモデルをエージェント(例えば、遠端制約付きデバイスでは、)と共有する。このように、FLのケースは、訓練データの交換を必要(例えば、必須)とせず、例えば、通信レイテンシを短縮し、例えば、これらのデータが他のエンティティと交換されないため、エンドデバイスで機密データを扱うことができる解決策を提供する。
【0179】
別のユースケースは、スマートファクトリのユースケースであってもよい。そのようなスマートファクトリのユースケースでは、スマートファクトリ内の(例えば、仮定される)機械及び/又はデバイスは、ネットワーキング、コンピューティング、及びストレージのための能力を有する。スマートファクトリ内のローカルマシン及び/又はデバイス上のそのような計算能力は、分散データ遠隔測定をローカルにサポートし、及び/又はインテリジェント能力をローカルにサポートすることができる。例えば、そのような場合、多数のカメラ及びセンサが、いくつかのカメラ及び/又はセンサが移動式(例えば、無人機ベース、オンホイール、誘導車両によって運ばれるものなど)である(例えば、場合によっては、)状態で、スマート工場の生産ラインを継続的に監視している。そのような場合、カメラ及びセンサは、リアルタイムで対応する知識を抽出し利用することを含む、データ記憶及び高速データ分析のいずれかが可能である。
【0180】
そのようなスマートファクトリーケースでは、複数の参加するエンドデバイスにわたる深層学習(DL)の進歩の場合に(例えば、それと相まって)FLを実行すると、スマートファクトリにおける製造プロセスの最適化(例えば、その可能性が開けること)があり得る。例えば、そのようなスマートファクトリのユースケースでは、スマート製造プロセスは、例えば遅延を防止し、間違いを回避し、効率を改善するために、収集されたデータのリアルタイム推論を必要とする。そのような場合、リアルタイムデータを迅速に解析し、より良い情報に基づいた決定を行い、生産における潜在的な欠陥を認識する能力を工場管理者に提供するために、分散型局所エッジコンピューティングソリューションが活用される。更に、マルチプレーヤAR/VRマルチモーダルモバイルゲームのユースケースがあり得る。クラウドゲームの従来のケースでは、そのような(例えば、従来の)クラウドゲームを介して/使用してプレイされるゲームは、専用ハードウェアでローカルに計算された対応物のグラフィック品質を達成することができる(例えば、できない)。更に、そのようなクラウドゲームの場合、AR/VRの追加は、例えば、現在のアーキテクチャのレイテンシ制限を克服するために、ローカル計算を必要(例えば、必須)とし得る。そのような(例えば、追加、追加など)ローカル計算は、制約付きデバイス(例えば、WTRU102)内のローカルMECによって提供され得る。
【0181】
上述したように、(例えば、リソース)制約付きデバイス(例えば、WTRU102)のための(例えば、従来技術、最新技術など)ETSI MECの場合があり、これは、本明細書では、低減/制限された能力MEC又はcMECのいずれかと交換可能に呼ばれ、ローカルネットワークに配置されてもよく、及び/又は関連するユースケースのためのETSI MECであってもよい。WTRU102であり得る、及び/又はローカルcMECであり得るWTRU102に含まれ得るcMECは、様々な能力、アーキテクチャ、及び利用可能なサービスのいずれかを有し得る。WTRU102は、ローカル消費のために能力、アーキテクチャ、及び利用可能なサービスのいずれかを使用することができ、インフラストラクチャの奥深くに位置するフル能力MECプラットフォーム(エッジMEC又はeMEC)と密接に協働して動作することができる。本明細書で言及されるように、エッジMEC及びeMECのいずれも、eMECシステム又はMECシステム200と交換可能に称され得る。上述の事例及び/又はユースケースにおいて、(例えば、従来技術、最新技術、電流など)ETSI MEC仕様の適用性が分析の対象である。
【0182】
実施形態によれば、例えば、5G/3GPPシステムにおいてMEC技術を提供するために、以下に議論される特徴、ノード、インターフェース、エンティティ、要素、属性、特性、構成、方法、手順、動作等のいずれかの必要性が存在し得る。例えば、そのような実施形態のいずれかは、(例えば、リソース)制約付きデバイス及び/又は関連するユースケースのための、(例えば、従来の、技術の状態など)ETSI MECの上述の議論されたケースに関連付けられ、指示され、対処され、適用され、及び/又は(例えば、ギャップの)ためにあり得る。実施形態によれば、WTRUは、例えば、ローカルcMECでリソースを登録して利用可能にするために、eMECとの確立された通信を使用(例えば、既に)することができる。実施形態によれば、リソースの異なる性質及び/又はcMECの異なる特性をeMECに通知することができる。実施形態によれば、WTRU102は、例えば、ローカルcMEC内のアプリケーションの好ましいロケーションを示すために、MECオーケストレータの決定に影響を与えてもよい。例えば、実施形態によれば、WTRU102は、cMECの能力に関してeMECに(例えば、また)通知することができる。
【0183】
MECアプリケーションのアーキテクチャ及びシナリオ
制約付きMECの場合(例えば、制約付きMECの概念によれば)、CPU、メモリ、ストレージ、又はネットワーキングに対する制限などの、計算及び/又は通信のいずれかに対する制限を有する及び/又はそれに関連付けられたノード(例えば、ローカルネットワークノード又はcMECノード)上で(例えば、ETSI)MECアプリケーション及び/又はMECサービスを実行する(例えば、の仮定、の可能性)ことができる。そのような場合、そのようなデバイスの特性は、例えば、揮発性又は特定のアプリケーションを実行するためのリソースの欠如など、ETSI MECにおいて/ETSI MECによって考慮されない(例えば、以前に)制限の(例えば、異なる及び/又は新しいものを課す)セットを有し得る。
【0184】
実施形態によれば、制約付きMECの場合のアーキテクチャは、制約付きMEC(cMEC)デバイスとも称され得る、縮小された能力(赤色キャップ)のMECデバイスを、エッジMEC(eMEC)と称され得るネットワーク内のロケーション(例えば、深い)に(例えば、典型的には、)され得るレガシーMECプラットフォームと相互接続するために使用され得る接続アーキテクチャを示す(例えば、定義すること)ためのブロックのセット(例えば、以下に従って定義される)によって表され得る。実施形態によれば、そのようなeMECは、オペレータネットワーク及び/又はサービスプロバイダのネットワークのインフラストラクチャの深いネットワークロケーションにあってもよい。ETSI MEC参照アーキテクチャでは、eMECは、特定のエンティティ(MECオーケストレータ(MEO)、MEPなど)として示されていない限り、一般にMECシステム200である。
【0185】
図13は、実施形態による、cMEC配置を示す図である。
【0186】
実施形態によれば、例えば、
図13を参照し、かつ/又は後述するように、cMEC1310及びeMEC200の配置(例えば、その焦点)は、階層システムであってもよい。実施形態によれば、そのような(例えば、考えられる)階層システムは、eMEC200とcMEC1310(例えば、それぞれ)とが属するドメイン間の関係(例えば、関係性)にいかなる制約も課し得ない(例えば、課さない)。実施形態によれば、eMEC管理ドメインがcMEC1310を含むように拡張される(例えばそう考えられる)場合が(例えば、いくつかの場合に)あり得る。実施形態によれば、相互作用が、プロバイダドメインとして機能するeMEC200と、ユーザドメインとして機能するcMEC1310との間にある(例えば、そう考えられる)場合が(例えば、いくつかの他の場合に)あり得る。
【0187】
実施形態によれば、例えば、
図13に示す(例えば、可能である)cMEC1310配置シナリオを参照すると、例えば、(例えば、via、using、overなど)無線(例えば、5G)ネットワークオペレータを介して、モバイルネットワークオペレータ(例えば、通信事業者、RAN104/113)及びハイパースケーラ(例えば、AWS、Azureなど)のいずれかによって提供されるeMEC200に接続されたWTRU102を有するモバイルゲームの事例(例えば、ユースケース)があり得る。そのような場合、実施形態によれば、WTRUは、例えば、利用可能なローカルcMEC1310を有するWLANを介して/介して、(例えば、別の)ローカルネットワークに(例えば、また)接続することができる。本開示、及び本明細書で後述する実施形態は、
図13のアクセス技術(すなわち、5G及びWLAN)に限定されず、本明細書で説明する実施形態及び/又は開示は、任意の適切な及び/又は同様のアクセス技術、無線技術、通信/ネットワーキング技術など(例えば、4G、WLAN、イーサネットなど)に適用することができる。
【0188】
実施形態によれば、例えば、本明細書で説明されていないメカニズムを使用して、WTRU102がローカルcMEC1310を発見する(例えば、発見できる)場合があり得る(例えば、考えられる)。実施形態によれば、WTRU102が、例えば、本明細書で説明されていないメカニズムを介して許可又は取得された認証を介して/使用して、ローカルcMEC1310を使用することを許可され得る場合があり得る(例えば、考えられる)。実施形態によれば、WTRU102が、ローカルcMEC1310をeMEC200に統合するために使用される(例えば、異なる)メカニズムを発見する(例えば、発見することができる)場合があり得(例えば、考えられ)、WTRU102は、それを行うために必要な認証鍵を、例えば、本明細書で説明されていない認証メカニズム/動作などのメカニズムによって許可又は取得された認証を介して/使用して取得し得る。実施形態によれば、WTRU102が、例えば、本明細書で説明されていないメカニズムによって許可又は取得された認証を介して/使用して、Mx2インターフェースを介してeMEC200のUALCMP211を位置特定及び/又は発見する(例えば、そうすることができる)場合があり得る(例えば、考えられる)。
【0189】
MEC用のメッセージ交換
図14は、実施形態による、情報フローを示す図である。
【0190】
図14を参照すると、情報フローは、メッセージ交換、シグナリングフロー、RF送信及び/又は受信などのいずれかのためであり得る(例えば、表すことができる)。実施形態によれば、例えば
図14の情報フローのような第1の動作として、WTRU102は、例えばeMEC200の(例えば、指示、約など)cMEC統合機能に関連付けられた情報を(例えば、必要である、必要とされる、など)取得し得る(例えば、検索、受信、要求、判定など)。実施形態によれば、WTRU102は、例えば、WTRU102とUALCMP211との間のMx2インターフェース上で搬送される(例えば、の定義、すなわち新規)メッセージ及び/又は情報要素のいずれかを介してなど、(例えば、様々な)メカニズムを介してそのような情報を取得することができる。
【0191】
実施形態によれば、cMEC統合機能に関連するそのような(例えば、新しく定義された)情報(例えば、シグナリング、メッセージ、情報要素、データ型など)は、../cmec_integration_optionsとして(例えば、本明細書では、)参照され得る。実施形態によれば、cMEC機能に関連するそのような情報は、例えば、(例えば、ローカルな)cMECによってサポートされる統合オプションを示すために、cMEC統合能力を示す(例えば、それらを示す情報、リスト等)を(例えば、任意選択的に、また、更に)含み得る。実施形態によれば、例えば、eMEC200によってサポートされる(例えば、異なる)統合オプションは、例えば、ローカルcMEC1310によってサポートされる統合オプションを示すcMEC統合能力に応答して提供される(例えば、送信される、伝送される等)cMEC統合能力を介して示され得る。
【0192】
すなわち、実施形態によれば、eMEC200によってサポートされる(例えば、異なる)統合オプションを示すためのcMEC統合能力を含む応答(例えば、それらを示す情報)が存在し得る。実施形態によれば、そのような情報は、WTRU102によって提供され、要求メッセージ内のローカルcMEC1310に関する統合オプションのいずれか(例えば、統合オプションのリスト)によって影響を受ける(例えば、それらに関連付けられる)統合オプションのリストに関連付けられてもよい。実施形態によれば、cMEC統合能力に関連する(例えば、cMEC統合能力のために、表す、指定するなどの)データ型(例えば、情報要素、メッセージ、情報、信号など)は、表4に示す通りであってもよい。
【0193】
【0194】
実施形態によれば、例えば、
図14の第1の動作14-1の更なる態様として、WTRU102は、ポリシーに従って、ローカルcMEC1310を公開する、例えば、WTRU102がそのローカルLAN上でアクセスできると判定する(例えば、決定する)ことができる。すなわち、実施形態によれば、WTRU102がeMEC200のcMEC統合能力を確認(例えば、取得、取得、受信など)した後、WTRU102は、例えば、異なるポリシーに応じて、WTRU102がローカルLANを介してアクセスするローカルcMEC1310を公開することを決定することができる。実施形態によれば、そのようなポリシーは、様々な同様の及び/又は適切なポリシーの中でも、アプリケーション固有の要件である、ローカルcMECまでの待ち時間、ローカルcMEC1310の計算能力、(例えば、ネットワーク及びストレージ)ローカルcMEC1310のリソース可用性、ローカルcMEC1310の電力(例えば、バッテリ)状態、ローカルcMEC1310で利用可能なハードウェア加速度のいずれかであってもよい(例えば、いずれかに関連付けられてもよい)。
【0195】
実施形態によれば、第2の動作14-2として、例えば
図14を参照すると、WTRU102は、(例えば、ローカル)cMEC1310の特性をeMEC200に(例えば、判定する、決定するなど)公開することができる。例えば、実施形態によれば、WTRU102は、例えば(例えば、ETSI MECによって定義されるように、)Mx2インターフェースを介して、(例えば、新規)メッセージ、(例えば、信号、コマンド、情報要素、を示す情報など)POST../local_cmec_registrationを送信することができる。
【0196】
実施形態によれば、(例えば、新規)メッセージ、POST../local_cmec_registrationは、eMEC200がcMEC1310を統合する(例えば、それらによって使用される、必要とされるなどの)ための情報を含み得る(例えば、それらを示す)。すなわち、実施形態によれば、WTRU102は、eMECとの登録のために(例えば、新規)メッセージ、POST../local_cmec_registrationを送信することができる。実施形態によれば、cMEC登録に関連する(例えば、cMEC登録のために、表す、指定するなどの)データ型(例えば、情報要素、メッセージ、情報、信号など)は、表5に示す通りであってもよい。
【0197】
【0198】
実施形態によれば、統合インターフェース及びCMEC機能(例えば、
図14に適用可能)のいずれかは、参照される構造に関して以下に説明するように説明される(例えば、定義される)。実施形態によれば、例えば、第2の動作14-2の一部として、UALCMP211は、例えば、Mm9インターフェースを介して(例えば、使用、貫通、オーバーなど)、MECシステム200のエンティティに(例えば、関連する)接触することができる。例えば、実施形態によれば、(例えば、ローカル)cMEC1310によって提供され、eMEC200によってサポートされるタイプのMEC統合に応じて(例えば、依存して)、UALCMP211は、Mm9インターフェースを介してMECシステム200の関連エンティティに接触する。実施形態によれば、例えば、第2の動作14-2の一部として、UALCMP211は、WTRU102に(例えば、応答)を送信することができ、UALCMP211は、登録に関連する情報及び/又はcMEC1310がeMECシステム200にどのように登録されているかを示す情報を含む(例えば、メッセージ本体に含まれる)cMEC登録データ構造を含む201作成応答を返す。
【0199】
実施形態によれば、cMEC登録データ構造に含まれる参照URIは、登録を更新するためにWTRU102によって使用され得る。実施形態によれば、統合インターフェースに関連付けられた(例えば、統合インターフェース内の)参照URIは、WTRU102が登録の(例えば、一定)インターフェースに関する情報を更新(例えば、更新したい、決定したい、したいなど)する場合に、WTRU102によって使用され得る。実施形態によれば、例えば、第2の動作の一部として、WTRU102は、例えば、以前に行われていない場合(例えば、第2の動作の上記の特徴を実行するステップと、)、(例えば、利用可能)アプリケーションのリストを要求することができる。
【0200】
実施形態によれば、第3の動作14-3として、例えば
図14を参照すると、WTRU102は、MECアプリケーション(例えば、ローカルエリア内のeMEC200及び/又はcMECノード内の/にあるロケーション)のインスタンス化のための(例えば、可能である)ロケーションのリストを要求することができる(例えば、要求を送信する)。例えば、実施形態によれば、WTRU102がeMEC200に正常に参加したcMEC1310の確認応答を受信した場合、WTRU102は、ローカルエリア内のeMECノード又はcMECノードのいずれかのロケーションなど、MECアプリケーションがインスタンス化され得るエッジシステム内の可能なロケーションのリストを要求することができる。実施形態によれば、そのような要求は、例えば、obtain_app_loc_availability Mx2呼び出しに含まれる(例えば、その中で使用される)アプリケーションロケーション可用性構造を使用して/介して(例えば、含まれる、として送信される、形式を有する、など)行われ得る。実施形態によれば、構造アプリケーションロケーション可用性は、例えば、ロケーション制約構造を拡張することによって、(例えば、ローカルな)cMECのIDのセットを含むことができる(例えば、搬送するように拡張され得る)。実施形態によれば、ロケーション制約。構造/データ型は、表6に示す通りであってもよい。
【0201】
【0202】
実施形態によれば、第4の動作14-4として、例えば
図14を参照すると、WTRU102は、例えばアプリケーションをインスタンス化するためにアプリケーションコンテキストを作成することができる。例えば、実施形態によれば、上述した第1から第3の動作を完了する場合、アプリケーションをインスタンス化するために、WTRU102は、POST../app_contexts(アプリコンテキスト)を使用してアプリケーションコンテキストを作成することができる。実施形態によれば、アプリコンテキストのデータ型、言い換えればデータ構造又は構造は、例えば、アプリケーションがcMEC200内でインスタンス化され得ることをeMEC1310に示すための情報(例えば、修正される)を含み得る。実施形態によれば、アプリケーションは、アプリコンテキスト構造のアプリロケーションフィールド(例えば、ロケーション制約型の)に従って(例えば、提供されるように、に基づいてなど)インスタンス化されてもよい。実施形態によれば、例えば、局所的なcMECロケーションをシグナリングできるようにするために、ロケーション制約型が(例えば、上記のように)修正されてもよい。実施形態によれば、(例えば、修正、新規など)データ型、又は言い換えれば、アプリコンテキストの(例えば、拡張、修正、新規など)構造は、表7に示す通りであり得る。
【0203】
【0204】
実施形態によれば、(例えば、ETSI手順と同様の/標準的な/ETSI手順のための方法で、)アプリコンテキストデータ型(例えば、アプリコンテキスト情報要素、そのようなプリミティブなど)を受信した後、UALCMP211は、デバイスアプリケーションからの要求を許可することができ、そのような許可の場合、要求を運用サポートシステム(OSS)に転送することができる。実施形態によれば、そのような許可は、モバイルエッジオーケストレータと称され得るMECオーケストレータで行われてもよい(例えば、それらを伴って/介して/使用して/など発生してもよい)。実施形態によれば、OSSは、コンテキスト作成要求を(例えば、判定するか、又は決定するか、)許可することができる。実施形態によれば、MECオーケストレータは、例えば、ユーザの選択及び好みに従って(例えば、応じて)、MECシステム200又は(例えば、ローカルの)CMEC1310のいずれかにおけるアプリケーションコンテキストの作成をトリガ(例えば、コマンド、命令、編成、開始など)してもよい。
【0205】
実施形態によれば、UALCMP211は、例えば、WTRU102上で実行されるアプリケーション(例えば、デバイスアプリケーション)のために、WTRU102に201作成応答を送信(例えば、返送、送信など)することができる。実施形態によれば、201作成済み応答(例えば、応答のメッセージ本体)は、作成されたアプリケーションコンテキストのデータ構造を(例えば、それらを示す情報を)含むことができ、これは、例えば、ユーザアプリケーションと対話するためにMECシステム200の外部にあるクライアントに提供されるアドレス(例えば、参照URI)を含み得る。実施形態によれば、201作成済み応答は、例えば、メッセージヘッダとして、MECシステム200によって作成及び/又は維持されるアプリケーションインスタンスコンテキストに関連するリソースのアドレスを示す情報を含み得る。
【0206】
実施形態によれば、
図14(例えば、以下と同様の方法で、)を参照すると、cMECは、例えば、アプリケーションが(例えば、既に)インスタンス化されている場合(例えば、インスタンス化された後)に、eMEC200に/によって/と共に登録されてもよい。実施形態によれば、そのような場合、eMEC200は、利用可能な場所の(例えば、利用可能な場所上の)変更を示す(例えば、送信することができ、通知する)情報を提供してもよい。実施形態によれば、eMEC200は、そのような情報を、例えば、新しいcMECが利用可能であることを通知するために、拡張型ロケーション制約のアプリロケーションフィールドを搬送するアプリロケーション可用性通知を介して(例えば、使用、貫通など)提供することができる。実施形態によれば、WTRU102は、例えば、アプリケーションロケーションを新しい(例えば、ローカル)cMEC1310に関連付けられたロケーションに変更するために、コンテキスト更新を要求することができる。
【0207】
実施形態によれば、例えば、ローカルcMEC1310の登録に有効時間がある場合に、登録を更新する(例えば、可能にする)ための(例えば、新規、新規定義など)メッセージ交換があり得る。実施形態によれば、第5の動作14-5として、例えば
図14を参照すると、登録の有効性タイマが満了する前に、WTRU102は登録寿命を更新することができる。実施形態によれば、例えば、登録を更新するために、WTRU102は、(例えば、新しく定義された)メッセージ../local_cmec_registration_updateを呼び出す(例えば、のための呼操作の使用、受信、要求、実行など)ことができ、メッセージは、表8に示すように、cMEC登録更新構造を含む(示す情報)。実施形態によれば、(例えば、異なる/代替)第5の動作14-5として、WTRU102は、例えば、完全なcMEC登録構造を有する(既存のリソースを更新する)「put」動作を実行することによって、../local_cmec_registrationを呼び出す/使用することができ、例えば、そのような「載置」動作は、より高い帯域幅を消費することができる。
【0208】
【0209】
実施形態によれば、UALCMP211は、例えば、登録の有効時間を更新するために、MECシステム200のエンティティに(例えば、関連する)接触することができる。例えば、実施形態によれば、UALCMP211は、登録の有効時間を更新するために、例えば、ローカルcMEC1310に従って(例えば、それに応じて)提供され、eMEC200によってサポートされるMEC統合のタイプに従って、Mm9インターフェースを介して/を通じて、MECシステム200の関連エンティティにコンタクトすることができる。実施形態によれば、UALCMP211は、201作成された応答又は200 OKのいずれかをWTRU102に送信(例えば、戻り)することができ、応答は更新されたcMEC登録データ構造を含むメッセージ本体を有する。実施形態によれば、更新cMEC登録データ構造は、cMEC1310がeMECシステム200にどのように登録されるかを示す(例えば、それらを示す情報を含む)ことができる。実施形態によれば、(例えば、任意選択的に/追加的に)eMEC200は、eMEC200における更新されたcMECインスタンス化にコンタクトするために使用され得る新しい参照URIを生成し得る。
【0210】
実施形態によれば、WTRU102は、eMEC200から(例えば、ローカル)cMECシステム1310を登録解除することができる。すなわち、第6の動作14-6として、例えば
図14を参照すると、WTRU102は、(例えば、ローカル)cMECシステム1310の使用を(例えば、判定する、決定する、指示されるなど)停止することができ、(したがって、例えば、)eMEC200から登録解除することを選択することができる。実施形態によれば、WTRU102は、例えば、ローカルcMEC1310を登録解除するために、表9に示すcMECReleaseデータ型/構造を有する../local_cmec_releaseを使用することができる。実施形態によれば、(例えば、代替として、)(例えば、ローカル)cMEC1310は、例えば、上述の動作2で作成されたように、元の../local_cmec_registrationリソースに対して「削除」動作を実行することによって登録解除されてもよい。
【0211】
【0212】
実施形態によれば、例えば、ローカルcMEC1310によって提供され、eMEC200によってサポートされるMEC統合のタイプに従って、UALCMP211は、例えば、(例えば、ローカル)cMEC1310の登録を取り消すために、Mm9インターフェースを介してMECシステム200の関連エンティティに接触してもよい。実施形態によれば、UALCMP211は、WTRU102に200 OKメッセージを送信する(例えば、戻り)。
【0213】
cMEC情報のサブスクリプション及び通知
図15は、実施形態による、ローカルcMEC登録解除によるアプリケーションコンテキスト更新を示す図である。
【0214】
実施形態によれば、例えば、(上述したように)cMECノードが登録されている場合(例えば、登録後)、WTRU102は、ローカルcMEC1310によってホストされているMECユーザアプリケーションを使用することができる(例えば、使用している可能性がある)。実施形態によれば、そのようなWTRU102は、cMEC登録を実行しなかったローカルエリア内の別のクライアントデバイスであってもよい。そのような場合、ローカルcMEC1310は、ステップ15-1において、例えば、登録有効時間の満了などの様々な理由のいずれかにより、ネットワークから登録解除されてもよい。実施形態によれば、そのような登録解除(例えば、そのような事象)は、例えばETSI MECの(例えば、使用、貫通、標準)メカニズムを介して、アプリケーションコンテキスト削除通知をトリガすることができる。アプリケーションコンテキスト削除通知などの実施形態によれば、WTRU102に、例えば
図15に示すように、ローカルcMEC1310内でインスタンス化された全てのアプリコンテキストが削除されたことを示す(例えば、それらを示す情報を含む)ことができる。実施形態によれば、例えば、
図15に示すように、ローカルcMECの登録解除などのいくつかの理由のいずれかのために、例えば、ローカルcMEC1310からeMEC200へ、又はその逆、及びcMECノード間で、MECアプリケーション(15-2を参照)の移動を有する(例えば、発生する)別のケースが存在し得る。
【0215】
実施形態によれば、上述の2つの通知は、アクティブなアプリコンテキストと共にローカルcMEC1310を使用しているWTRU102に通知することができる(例えば、通知するのに十分である)。しかしながら、ローカルcMEC1310内のアプリケーションのインスタンス化を開始しているか、又はそれを使用することを計画している可能性がある他のWTRU102に、(例えば、単に)よりも多くを通知する必要があり得る。実施形態によれば、(例えば、上記のメッセージ交換に加えて、)、cMECの存在に関連する(例えば、新規)サブスクリプションファミリーが存在し得る。実施形態によれば、例えば、そのような新たなサブスクリプションファミリーの場合、cMEC登録通知及びcMEC登録解除通知のいずれかが存在し得る(例えば、定義される)。
【0216】
図16は、実施形態による、サブスクリプションイベント及び通知イベントを示す図である。
【0217】
実施形態によれば、サービス消費者は、例えば、登録及び/又は登録解除イベントなどのイベントに関連する通知を受信するために、イベントへのサブスクリプションを作成することができる。実施形態によれば、サブスクリプションは、ETSI MECによって定義/説明された(例えば、サブスクリプションを作成するためのメカニズムは、)に従って作成されてもよい。実施形態によれば、サービスコンシューマは、{通知サブスクリプション}データ構造を含むメッセージ本体(例えば、それを示す情報)を有するPOST要求を送信することができる。実施形態によれば、変数{通知サブスクリプション}は、例えば、以下で説明/定義されるように、異なるイベントサブスクリプションに対して指定されたデータ型で置き換えることができる。実施形態によれば、異なるイベントサブスクリプションに対して指定されたデータ型は、サブスクライブされたイベント、フィルタリング基準、及びサービス消費者がイベント通知の受信を希望するアドレスのいずれかを定義する(例えば、それを示す情報を含む)ことができる。実施形態によれば、サブスクリプション及び/又はイベントへの/イベントについての通知のいずれかのためのメッセージのフローは、
図16に示す通りであり得る。
【0218】
実施形態によれば、通知サブスクリプションのための以下に議論されるデータ型(例えば、データ構造、構造体、情報要素、メッセージなど)は、cMEC登録通知及びcMEC登録解除通知のいずれかと関連付けられ得る(例えば、そのために使用され得る)。
【0219】
データ型:cMEC登録サブスクリプション
実施形態によれば、例えば表10に示すようなcMEC登録サブスクリプションデータ型は、WTRUの地理的エリア(例えば、WTRUが存在する場所)で利用可能になった新しいcMECに関する更新のための(例えば、受信、取得などの)サブスクリプションを表すことがある。
【0220】
【0221】
データ型:cMEC登録解除サブスクリプション
実施形態によれば、例えば表11に示すようなcMEC登録解除サブスクリプションデータ型は、cMECの登録解除に関する更新のための(例えば、受信、取得などの)サブスクリプションを表すことができる。
【0222】
【0223】
実施形態によれば、cMEC登録サブスクリプション及びcMEC登録解除サブスクリプションデータ型(例えば、メッセージ)のいずれかは、特定の通知にサブスクライブ(例えば、をサブスクライブするために使用され得る。実施形態によれば、以下に説明するデータ型(例えば、メッセージ、情報要素などである)は、例えば、新しいcMEC登録又はcMEC登録解除に関連する情報をユーザに伝達するための(例えば、新規)通知タイプである。
【0224】
データ型:cMEC登録通知
実施形態によれば、例えば、表12に示すように、cMEC登録通知データ型は、エリア内に新しいcMECを登録するための通知を表すことができる。
【0225】
【0226】
データ型:cMEC登録解除通知
実施形態によれば、例えば、表13に示すように、cMEC登録解除通知データ型は、エリア内のcMECの登録解除の通知を表すことができる。
【0227】
【0228】
実施形態によれば、参照される構造は、以下に説明する通りであり得る。実施形態によれば、統合インターフェースデータ型を表14に示し、CMEC特徴データ型を表15に示す。
【0229】
【0230】
【0231】
図17は、WTRU102によって実施される方法1700の一例を示す図である。
【0232】
実施形態によれば、ステップ1710において、WTRU102は、MECシステム200による統合に利用可能な少なくとも1つのMECリソースを示す情報を取得するように構成されてもよく、MECシステム200は、統合に利用可能な複数のタイプのMECリソースをサポートし、少なくとも1つのMECリソースは、MECシステム200によってサポートされる複数のタイプのMECリソースのサブセットである。
【0233】
実施形態によれば、ステップ1720において、WTRU102は、MECシステム200による統合に利用可能な東の1つのMECリソースから、MECシステム200によって統合されるべき少なくとも1つのMECリソースを示す情報をMECシステム200に送信するように構成されてもよい。
【0234】
実施形態によれば、ステップ1730において、WTRU102は、MECシステム200から、少なくとも1つの示されたMECリソースのMECシステム200による統合を示す情報を受信するように構成されてもよい。
【0235】
例えば、WTRU102は、統合に利用可能な少なくとも1つのMECリソースを有するように構成されてもよい。
【0236】
例えば、ローカルネットワークノード1310は、統合に利用可能な少なくとも1つのMECリソースを有するように構成することができる。
【0237】
例えば、WTRU102は、統合に利用可能な少なくとも1つのMECリソースのロケーション、及び/又はローカルネットワークノード1310のロケーションを示す情報を受信するように更に構成されてもよい。
【0238】
例えば、WTRU102は、少なくとも1つの示されたMECリソース内でMECシステム200のアプリケーションをインスタンス化するようにWTRU102を構成するように更に構成されてもよい。
【0239】
例えば、WTRU102は、ローカルネットワークノード1310に、及び/又はMECシステム200に少なくとも1つの示されたMECリソースにおいてMECシステム200のアプリケーションをインスタンス化する要求を示す要求メッセージを送信するように更に構成されてよく、及び/又は要求メッセージは、少なくとも1つの示されたMECリソースのロケーションを示す。
【0240】
例えば、MECシステム200によってサポートされる統合に利用可能なMECリソースのタイプは、ネットワーク機能仮想化インフラストラクチャに関連付けられた仮想化インフラストラクチャマネージャ、MEP、MEPMに関連するMEP、並びにMEPM及び/又はMECアプリケーションオーケストレータに関連付けられたMEPのうちのいずれかを含むことができる。
【0241】
例えば、WTRU102は、MECシステム200上でインスタンス化するために利用可能なMECアプリケーションを示す情報の要求を示す要求メッセージをMECシステム200に送信し、MECシステム200から、利用可能なMECアプリケーションを示す要求メッセージに対する応答を受信するように更に構成されてもよく、少なくとも1つの示されたMECリソースは、受信された利用可能なMECアプリケーションに基づく。
【0242】
例えば、WTRU102は、WTRU102からMECシステム200に、MECシステム200によって統合された少なくとも1つのMECリソースの特性を更新するためのメッセージを送信するように更に構成されてもよい。
【0243】
例えば、WTRU102は、WTRU102からMECシステム200に、MECシステム200によって統合された少なくとも1つのMECリソースの統合の除去を要求するメッセージを送信するように更に構成されてもよい。
【0244】
例えば、メッセージは、MECシステム200によって統合された少なくとも1つのMECリソースの識別子属性、有効時間属性、及びコンテキスト属性のいずれかを含み得る。
【0245】
例えば、統合に利用可能な少なくとも1つのMECリソースは、制約付きMECリソースであってもよい。
【0246】
図18は、MECシステム200によって実施される方法1800の一例を示す図であり、MECシステム200は、統合に利用可能な複数のタイプのMECリソースをサポートし得る。
【0247】
実施形態によれば、ステップ1810において、MECシステム200は、MECシステム200による統合のために利用可能な少なくとも1つのMECリソースから、MECシステム200によって統合されるべき少なくとも1つのMECリソースを示す情報をWTRU102から受信するように構成されてもよく、少なくとも1つのMECリソースは、MECシステム200によってサポートされる複数のタイプのMECリソースのサブセットである。
【0248】
実施形態によれば、ステップ1820において、MECシステム200は、少なくとも1つの示されたMECリソースのMECシステム200による統合を示す情報をWTRU102に送信するように構成されてもよい。
【0249】
例えば、WTRU102は、統合に利用可能な少なくとも1つのMECリソースを有するように構成されてもよい。
【0250】
例えば、ローカルネットワークノード1310は、統合に利用可能な少なくとも1つのMECリソースを有するように構成される。
【0251】
例えば、MECシステム200は、少なくとも1つの示されたMECリソース内でMECシステム200のアプリケーションをインスタンス化するようにWTRU102を構成するように更に構成されてもよい。
【0252】
例えば、MECシステム200は、ローカルネットワークノード1310に、少なくとも1つの示されたMECリソースにおいてMECシステム200のアプリケーションをインスタンス化する要求を示す要求メッセージを送信するように更に構成されてもよく、及び/又は要求メッセージは、少なくとも1つの示されたMECリソースのロケーションを示す。
【0253】
例えば、MECシステム200は、少なくとも1つの示されたMECリソースにおいてMECシステム200のアプリケーションをインスタンス化する要求を示す要求メッセージを受信するように更に構成されてもよく、及び/又は要求メッセージは少なくとも1つの示されたMECリソースのロケーションを示す。
【0254】
例えば、MECシステム200によってサポートされる統合に利用可能なMECリソースのタイプは、ネットワーク機能仮想化インフラストラクチャに関連付けられた仮想化インフラストラクチャマネージャ、MEP、MEPMに関連するMEP、並びにMEPM及び/又はMECアプリケーションオーケストレータに関連付けられたMEPのいずれかを含む。
【0255】
例えば、MECシステム200は、MECシステム200上でインスタンス化するために利用可能なMECアプリケーションを示す情報の要求を示す要求メッセージをWTRU102に受信するように更に構成されてもよい。利用可能なMECアプリケーションを示す要求メッセージに対する応答をWTRU102から送信するように構成される。
【0256】
例えば、少なくとも1つの示されたMECリソースは、受信された利用可能なMECアプリケーションに基づく。
【0257】
例えば、MECシステム200は、WTRU102から、MECシステム200によって統合された少なくとも1つのMECリソースの特性を更新するためのメッセージを受信するように更に構成されてもよい。
【0258】
例えば、MECシステム200は、WTRU102から、MECシステム200によって統合された少なくとも1つのMECリソースの統合の除去を要求するメッセージを受信するように更に構成されてもよい。
【0259】
例えば、メッセージは、MECシステム200によって統合された少なくとも1つのMECリソースの識別子属性、有効時間属性、及び/又はコンテキスト属性のいずれかを含む。
【0260】
例えば、統合に利用可能な少なくとも1つのMECリソースは、制約付きMECリソースである。
【0261】
図19は、eMEC200に含まれるcMECノード(例えば、ローカルネットワークノード1310)を登録及び接続することのいずれかのためにWTRU102によって実施される方法1900の一例を示す図である。
【0262】
実施形態によれば、ステップ1910において、WTRU102は、WTRU102がeMEC200のcMECノード(例えば、ローカルネットワークノード1310)及びUALCMP211のいずれかを発見又は配置したことを条件として、eMEC200に関連するcMEC統合機能の要求をUALCMP211に送信するように構成されてもよい。
【0263】
実施形態によれば、ステップ1920において、WTRU102は、要求に対する応答をUALCMP211から受信するように構成することができ、応答は、eMEC200によって提供され、ローカルcMECによってサポートされる統合オプションを示すためのcMEC統合能力を示す情報を含む。
【0264】
例えば、WTRU102は、Mx2インターフェースを介して../local_cmec_registrationデータ構造を示す情報を含むメッセージをUALCMP211に送信するように更に構成することができ、このメッセージは、eMEC200に登録するためのものであり、cMECを統合するためにeMEC200によって使用される情報を含む。UALCMP211から、Mm9インターフェースを介して、登録に関連付けられた情報及び/又はcMECがeMECシステム200にどのように登録されているかを示す情報を含むcMEC登録データ構造を含む201作成応答として、メッセージに応答するリターンメッセージを受信する。
【0265】
例えば、WTRU102は、ポリシーに従って、WTRU102がそのローカルLAN上でアクセスすることができるローカルcMEC1310を公開するように更に構成することができ、そのようなポリシーは、プリケーション固有の要件である、ローカルcMECまでの待ち時間、ローカルcMECの計算能力、(例えば、ネットワーク及びストレージ)ローカルcMECのリソース可用性、ローカルcMECの電力状態、ローカルcMECで利用可能なハードウェア加速度のいずれかに関連付けられる。
【0266】
例えば、eMEC200のcMECノード(例えば、ローカルネットワークノード1310)及びUALCMP211のいずれかは、認証を使用してMx2インターフェース上で発見又は配置され、要求は、(1)WTRU102とUALCMP211との間のMx2インターフェース上で搬送される、;(2)../cmec_integration_optionsとして示されたcMECの統合能力に関連付けられたローカルcMEC統合オプションを示す情報を含む。(3)cMECによってサポートされる統合オプションを示すためのcMEC統合能力を示す情報を含む。
【0267】
図20は、ローカルcMECを発見すること、及びクエリ及びeMEC200との非同期通知を介してコンテキストを作成するためにMECユーザアプリケーションをインスタンス化することのいずれかのためにWTRU102によって実施される方法2000の一例を示す図である。
【0268】
実施形態によれば、ステップ2010において、WTRU102は、WTRU102が、UALCMP211から、eMEC200に正常に参加したローカルcMEC1310の確認応答を受信したことを条件として、ローカルエリア内のMECアプリケーションのインスタンス化のためのロケーションのリストを求める要求をUALCMP211に送信するように構成されてもよい。
【0269】
実施形態によれば、ステップ2020において、WTRU102は、要求に対する応答をUALCMP211から受信するように構成されてもよく、応答は、アプリケーションロケーション可用性を示す情報を含み、アプリケーションロケーション可用性データ構造を有する200 OKメッセージである。
【0270】
実施形態によれば、ステップ2030において、WTRU102は、WTRU102によってアプリケーションコンテキストを作成するためのメッセージであって、アプリケーションがcMEC内でインスタンス化され得ることをeMEC200に示す情報を含む../app_contextsデータ構造を示す情報を含むメッセージをUALCMP211に送信するように構成され得る。
【0271】
実施形態によれば、ステップ2040において、WTRU102は、要求に対する応答をUALCMP211から受信するように構成することができ、応答は、eMEC200によって提供され、ローカルcMECによってサポートされる統合オプションを示すためのcMEC統合能力を示す情報を含む。
【0272】
例えば、要求は、(1)obtain_app_loc_availability Mx2呼び出しに含まれるアプリケーションロケーション可用性データ構造、(2)ローカルエリア内のeMECノード200又はcMECノード(例えば、ローカルネットワークノード1310)のいずれかにおけるロケーション、(3)ロケーション制約構造を拡張することによって指示されるcMECのIDのセットのいずれかを示す情報を含み得、
【0273】
アプリケーションは、.../app_contextsデータ構造の、ロケーション制約型の、アプリロケーションフィールドに従ってインスタンス化され、ロケーション制約は、ローカルcMECロケーションを示す。
【0274】
図21は、eMEC200に対するcMECの更新登録及び登録解除のいずれかのためにWTRU102によって実施される方法2100の一例を示す図である。
【0275】
実施形態によれば、ステップ2110において、WTRU102は、完全なcMEC登録データ構造の../local_cmec_registration_updateメッセージ及び../local_cmec_registrationメッセージのいずれかとして、ローカルcMECの登録を更新するためのメッセージをUALCMP211に送信するように構成され得る。
【0276】
実施形態によれば、ステップ2120において、WTRU102は、UALCMP211からメッセージに対する応答を受信するように構成されてもよく、応答は201で作成されたメッセージcMEC登録である。
【0277】
実施形態によれば、ステップ2130において、WTRU102は、WTRU102がローカルcMECの使用を停止することを判定したことを条件として、eMEC200からローカルcMEC1310を登録解除するための登録解除メッセージをUALCMP211に送信するように構成されてもよい。
【0278】
実施形態によれば、ステップ2140において、WTRU102は、UALCMP211から確認メッセージ200 OK応答を受信するように構成され得る。
【0279】
例えば、メッセージは、ローカルcMECに関連付けられたタイマの満了を条件として送信され、登録解除メッセージは、cMEC解放データ構造を有する../local_cmec_releaseメッセージ、及び元の../local_cmec_registrationデータ構造に関連付けられた削除メッセージのいずれかである。
【0280】
明示的に記載されていないが、本明細書に記載の実施形態は、任意の組み合わせ又は部分的な組み合わせで用いられ得る。例えば、本明細書に記載の原理は、記載された変形例に限定されず、変形例及び実施形態の任意のアレンジを使用することができる。
【0281】
加えて、方法について説明される任意の特徴、変形例、又は実施形態は、開示された方法を処理するための手段を含む装置デバイスと互換性があり、開示された方法を処理するように構成されたプロセッサを備えるデバイスと互換性があり、プログラムコード命令を含むコンピュータプログラム製品と互換性があり、かつプログラム命令を記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体と互換性がある。
【0282】
結論
上記では特徴及び要素が特定の組み合わせにおいて提供されているが、当該技術分野の通常の技術を有する者には、各特徴若しくは各要素を単独で使用する、又は他の特徴及び要素との任意の組み合わせにおいて使用できることが理解されるであろう。本開示は、本出願に記載されている特定の実施形態の観点において限定されるものではなく、これらの実施形態は、様々な態様の例示として意図されるものである。当業者には明らかなように、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、多くの修正及び変形を行うことができる。本出願の説明において使用されているいかなる要素、動作、又は指示も、そのように明示的に提示されていない限り、本発明にとって重要又は本質的であると解釈されるべきではない。本明細書に列挙したものに加えて、本開示の範囲内の機能的に等価な方法及び装置が、上述した説明から、当業者には明らかであろう。そのような修正及び変形は、添付の請求項の範囲に入ることが意図されている。本開示は、添付の請求項の条項によってのみ限定されるものであり、かかる請求項が権利を有する等価物の完全な範囲と共に、限定されるものである。本開示は、特定の方法又はシステムに限定されないことを理解されたい。
【0283】
前述した実施形態は、簡潔さのために、赤外線対応装置(すなわち赤外線放射装置及び受信機)の用語及び構造に関連して記載されている。しかしながら、記載されている実施形態は、これらのシステムに限定されるものではなく、他の形態の電磁波、又は音響波などの非電磁波を使用する他のシステムにも適用することができる。
【0284】
本明細書で使用される用語は、特定の実施形態のみを説明する目的のためであり、限定することを意図するものではないということも理解されたい。本明細書で使用されるとき、用語「ビデオ」又は用語「画像」は、スナップショット、単一画像、及び/又は経時的に表示される複数の画像のいずれかを意味し得る。別の例として、本明細書で言及される場合、「ユーザ機器」という用語及びその略語「UE」、「リモート」という用語及び/又は「ヘッドマウントディスプレイ」という用語又はその略語「HMD」は、(i)無線送信及び/又は受信ユニット(WTRU)を意味するか、又は含むことができる。(ii)WTRUの複数の実施形態のいずれか、(iii)特にWTRUの一部若しくは全ての構造及び機能を有するように構成された無線対応及び/若しくは有線対応(例えばテザリング可能)デバイス、(iii)WTRUの全ての構造及び機能より少ない構造及び機能を有するように構成された無線対応及び/若しくは有線対応デバイス、又は(iv)その他、を意味し得る。本明細書に列挙された任意のWTRUを表すことができる例示的なWTRUの詳細は、
図1A~
図1Dに関して本明細書で提供される。別の例として、本明細書で開示される様々な実施形態上記及び下記は、ヘッドマウントディスプレイを利用するものとして説明される。当業者であれば、ヘッドマウントディスプレイ以外のデバイスを利用することができ、本開示及び様々な開示された実施形態の一部又は全部を、過度の実験なしにそれに応じて変更することができることを認識するであろう。そのような他のデバイスの例は、適応現実体験を提供するための情報をストリーミングするように構成されたドローン又は他のデバイスを含み得る。
【0285】
更に、本明細書に提供されている方法は、コンピュータ又はプロセッサによって実行されるようにコンピュータ可読媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、又はファームウェアにおいて実施され得る。コンピュータ可読媒体の例には、電子信号(有線又は無線接続を介して送信される)及びコンピュータ可読記憶媒体が含まれる。コンピュータ可読記憶媒体の例としては、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内部ハードディスク及びリムーバブルディスクなどの磁気媒体、磁気光学媒体及びCD-ROMディスク及びデジタル多用途ディスク(digital versatile disk、DVD)などの光学媒体が挙げられるが、これらに限定されない。ソフトウェアと関連付けられたプロセッサを使用して、WTRU、UE、端末、基地局、RNC又は任意のホストコンピュータにおいて使用するための無線周波数トランシーバを実装し得る。
【0286】
本発明の範囲から逸脱することなく、上記で提供された方法、装置、及びシステムの変形が可能である。適用され得る多種多様な実施形態を考慮して、図示された実施形態は単なる例であり、添付の特許請求の範囲を限定するものと解釈されるべきではないことを理解されたい。例えば、本明細書に提供されている実施形態は、ハンドヘルド装置を含み、この装置は、任意の適切な電圧を提供するバッテリなどの任意の適切な電圧源を含み得る、又はそのような電圧源を用いて利用され得る。
【0287】
更に、上記の実施形態では、処理プラットフォーム、コンピューティングシステム、コントローラ、及びプロセッサを含む他のデバイスに留意されたい。これらのデバイスは、少なくとも1つの中央処理装置(「CPU」)及びメモリを含み得る。コンピュータプログラミングの技術分野における当業者の慣例によれば、動作、及び演算又は命令の記号表現の言及は、様々なCPU及びメモリによって実施され得る。そのような動作及び演算又は命令は、「実行される」、「コンピュータによって実行される」、又は「CPUによって実行される」と言及されることがある。
【0288】
当該技術分野における通常の技術を有する者には、動作及び記号的に表現された演算又は命令が、CPUによる電気信号の操作を含むことが理解されるであろう。電気システムは、電気信号の結果的な変換又は減少を引き起こすことができるデータビットを表し、メモリシステムのメモリ位置にデータビットを維持し、それによってCPUの動作及び他の信号の処理を再構成又は別の方法で変更する。データビットが維持されるメモリ位置は、データビットに対応する、又はデータビットを表す特定の電気的特性、磁気的特性、光学的特性、又は有機的特性を有する物理的位置である。実施形態は、上述したプラットフォーム又はCPUに限定されず、他のプラットフォーム及びCPUが、提供される方法をサポートし得ることを理解されたい。
【0289】
データビットはまた、磁気ディスク、光ディスク、及びCPUによって読み取り可能な任意の他の揮発性(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM))又は不揮発性(例えば、読み取り専用メモリ(ROM))大容量記憶システムを含むコンピュータ可読媒体上に維持されてもよい。コンピュータ可読媒体は、処理システム上に排他的に存在するか、又は処理システムに対してローカル又はリモートであり得る複数の相互接続された処理システム間で分散された、協調的又は相互接続されたコンピュータ可読媒体を含んでもよい。実施形態は、上述したメモリに限定されず、他のプラットフォーム及びメモリが、提供される方法をサポートし得ることを理解されたい。
【0290】
例示的な実施形態において、本明細書に記載されている動作、プロセスなどのいずれも、コンピュータ可読媒体に格納されたコンピュータ可読命令として実装されてもよい。コンピュータ可読命令は、移動体、ネットワーク要素、及び/又は任意の他のコンピューティングデバイスのプロセッサによって実行され得る。
【0291】
システムの態様のハードウェア実装とソフトウェア実装の間には、ほとんど区別がない。ハードウェアを使用するかソフトウェアを使用するかは、一般に(ただし特定の状況ではハードウェアとソフトウェアの間の選択が重要になることがある)、コスト対効率のトレードオフを表す設計上の選択である。本明細書に記載されているプロセス及び/又はシステム及び/又は他の技術が効果的であり得る様々なビークル(例えばハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェア)が存在し得、好ましいビークルは、プロセス及び/又はシステム及び/又は他の技術が配備される状況によって変化し得る。例えば、実装者が、速度及び正確性が最重要であると判定した場合、実装者は、主にハードウェア及び/又はファームウェアのビークルを選択することができる。柔軟性が最重要である場合、実装者は、主にソフトウェア実装を選択することができる。あるいは、実装者は、ハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェアの何らかの組み合わせを選択してもよい。
【0292】
前述の詳細な説明では、ブロック図、フローチャート、及び/又は例の使用を通じて、デバイス及び/又はプロセスの様々な実施形態を示した。そのようなブロック図、フローチャート、及び/又は例が1つ以上の機能及び/又は動作を含む限り、そのようなブロック図、フローチャート、又は例内の各機能及び/又は動作は、広範囲のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又は実質的にそれらの任意の組み合わせによって個別に及び/又は集合的に実装され得ることが当業者によって理解されよう。一実施形態において、本明細書に記載されている主題のいくつかの部分は、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuits、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Arrays、FPGA)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processors、DSP)、及び/又は他の集積形式を介して実装されてもよい。しかしながら、本明細書に開示されている実施形態のいくつかの態様は、その全体又は一部が、1つ以上のコンピュータ上で動作する1つ以上のコンピュータプログラムとして(例えば1つ以上のコンピュータシステム上で動作する1つ以上のプログラムとして)、1つ以上のプロセッサ上で動作する1つ以上のプログラムとして(例えば1つ以上のマイクロプロセッサ上で動作する1つ以上のプログラムとして)、ファームウェアとして、又はこれらの実質的に任意の組み合わせとして、集積回路において等価的に実施され得ること、並びに、回路を設計すること、及び/又は、ソフトウェア及び/若しくはファームウェアのコードを書くことが、この開示に照らして当業者の技術の範囲内であることが、当業者には認識されるであろう。更に、本明細書に記載されている主題のメカニズムが、様々な形態のプログラム製品として配布され得ること、及び、本明細書に記載されている主題の例示的な実施形態が、配布を実際に行うために使用される特定のタイプの信号担持媒体にかかわらず適用されることが、当業者には理解されるであろう。信号担持媒体の例としては、フロッピーディスク、ハードディスクドライブ、CD、DVD、デジタルテープ、コンピュータメモリなどの記録可能型媒体、並びに、デジタル及び/又はアナログ通信媒体(例えば光ファイバケーブル、導波管、有線通信リンク、無線通信リンクなど)などの伝送型媒体が挙げられ、ただしこれらに限定されない。
【0293】
本明細書に記載されている方法でデバイス及び/又はプロセスを説明し、その後、エンジニアリング手法を使用して、そのような説明されたデバイス及び/又はプロセスをデータ処理システムに統合することが、当該技術分野において一般的であることが、当業者には認識されるであろう。すなわち、本明細書に記載されているデバイス及び/又はプロセスの少なくとも一部が、合理的な量の実験を介してデータ処理システムに統合され得る。典型的なデータ処理システムは、一般に、システムユニットハウジング、ビデオ表示装置、揮発性及び不揮発性メモリなどのメモリ、マイクロプロセッサ及びデジタル信号プロセッサなどのプロセッサ、オペレーティングシステム、ドライバ、グラフィックユーザインターフェイス及びアプリケーションプログラムなどの計算エンティティ、タッチパッド若しくはスクリーンなどの1つ以上の対話デバイス、並びに/又は、フィードバックループ及び制御モータ(例えば、位置及び/又は速度を感知するフィードバック、コンポーネント及び/又は量を移動及び/又は調節する制御モータ)などの制御システム、のうちの1つ以上を含み得ることが、当業者には認識されるであろう。典型的なデータ処理システムは、データコンピューティング/通信システム及び/又はネットワークコンピューティング/通信システムに典型的に見られるような、任意の適切な市販の構成要素を利用して実施され得る。
【0294】
本明細書に記載の主題は、異なる他の構成要素内に含まれるか、又は異なる他の構成要素と接続される異なる構成要素を示すことがある。そのような図示されたアーキテクチャは単なる例であり、実際には、同じ機能を達成する他の多くのアーキテクチャが実施され得ることを理解されたい。概念的には、同じ機能を達成するための構成要素の任意の配置は、所望の機能が達成され得るように、効果的に「関連付けられる」。したがって、特定の機能を達成するために組み合わされた本明細書における任意の2つの構成要素は、アーキテクチャ又は介在する構成要素に関係なく、所望の機能が達成されるように、互いに「関連付けられている」とみなすことができる。同様に、そのように関連付けられた任意の2つの構成要素は、所望の機能を達成するために互いに「動作可能に接続されている」、又は「動作可能に結合されている」とみなすこともでき、そのように関連付けることができる任意の2つの構成要素は、所望の機能を達成するために互いに「動作可能に結合可能」であるとみなすこともできる。動作可能に結合可能の具体例としては、物理的に嵌合可能かつ/若しくは物理的に相互作用する構成要素、及び/又は、無線で相互作用可能かつ/若しくは無線で相互作用する構成要素、及び/又は、論理的に相互作用するかつ/若しくは論理的に相互作用可能な構成要素が挙げられ、ただしこれらに限定されない。
【0295】
本明細書における実質的に任意の複数形及び/又は単数形の用語の使用に関して、当業者は、文脈及び/又は用途に適切であるように、複数形から単数形に、かつ/又は単数形から複数形に変換することができる。本明細書では、明瞭にする目的で、様々な単数形/複数形の並べ換えが明示的に記載され得る。
【0296】
一般に、本明細書、特に添付の請求項(例えば添付の請求項の本体)において使用されている用語は、一般に「非限定」用語として意図されることが当業者には理解されるであろう(例えば、用語「含んでいる」は、「含んでいるがそれらに限定されない」と解釈するべきであり、用語「有する」は、「を少なくとも有する」と解釈するべきであり、用語「含む」は、「含むがそれらに限定されない」と解釈するべきである)。更に、導入された請求項の特定の数の記載が意図される場合、そのような意図は請求項に明示的に記載されており、そのような記載がない場合、そのような意図は存在しないことが、当業者には理解されるであろう。例えば、1つの項目のみが意図される場合、「単一」という用語又は類似する言葉が使用され得る。理解を助けるために、以下の添付の請求項及び/又は本明細書の説明は、請求項の記載を導入するために「少なくとも1つの」及び「1つ以上の」という導入句の使用を含み得る。しかしながら、このような句の使用は、不定冠詞「a」又は「an」による請求項の記載の導入が、そのような導入された請求項の記載を含む任意の特定の請求項を、1つのそのような記載のみを含む実施形態に制限することを意味するものと解釈すべきではなく、たとえ同じ請求項に、導入句「1つ以上の」又は「少なくとも1つの」及び「a」又は「an」などの不定冠詞が含まれていても同様である(例えば「a」及び/又は「an」は「少なくとも1つの」又は「1つ以上」を意味するものと解釈すべきである)。請求項の記載を導入するために使用される定冠詞の使用も同様である。更に、導入された請求項の特定の数の記載が明示的に記載されている場合でも、かかる記載は少なくとも記載された数を意味するものと解釈されるべきであることが、当業者には認識されるであろう(例えば、他の修飾語なしの「2つの記載」という単純な記載は、少なくとも2つの記載、又は2つ以上の記載を意味する)。更に、「A、B、及びCのうちの少なくとも1つ」に類似する表記が使用される場合、一般に、そのような構造は、当業者がその表記を理解するであろう意味として意図される(例えば、「A、B、及びCのうちの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、A及びBを一緒に、A及びCを一緒に、B及びCを一緒に、並びに/又は、A、B、及びCを一緒に、有するシステムを含み、ただしこれらに限定されない)。「A、B、又はCのうちの少なくとも1つ」に類似する表記が使用される場合、一般に、そのような構造は、当業者がその表記を理解するであろう意味として意図される(例えば、「A、B、又はCのうちの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、A及びBを一緒に、A及びCを一緒に、B及びCを一緒に、並びに/又は、A、B、及びCを一緒に、有するシステムを含み、ただしこれらに限定されない)。説明、請求項、又は図面のいずれにおいても、2つ以上の代替的な用語を提示する実質的に任意の離接的な語及び/又は句は、用語の一方、用語のいずれか、又は両方の用語を含む可能性を企図するものと理解されるべきであることが、当業者には更に理解されるであろう。例えば、「A又はB」という句は、「A」若しくは「B」又は「A及びB」の可能性を含むものと理解されたい。更に、本明細書で使用される、複数の項目のリスト及び/又は複数の項目のカテゴリのリストが後ろに続く用語「~のいずれか」は、項目及び/又は項目のカテゴリの、「のいずれか」、「の任意の組み合わせ」、「の任意の複数」、及び/又は「の任意の複数の組み合わせ」を、個別に、又は他の項目及び/又は他の項目のカテゴリとの組み合わせにおいて、含むことを意図している。更に、本明細書で使用される、用語「セット」は、ゼロを含む任意の数の項目を含むことを意図している。更に、本明細書で使用される、用語「数」は、ゼロを含む任意の数を含むことを意図している。また、本明細書で使用される「多重」という用語は、「複数」と同義であることが意図される。
【0297】
更に、本開示の特徴又は態様がMarkush群の観点から説明されている場合、当業者には、本開示がそれによってMarkush群の任意の個々のメンバー又はメンバーのサブグループの観点からも説明されることが認識されるであろう。
【0298】
当業者には理解されるように、書面による説明を提供するという観点など、あらゆる目的のために、本明細書に開示される全ての範囲は、その任意の可能な部分範囲及び部分範囲の組み合わせも包含している。任意の列挙された範囲は、同じ範囲が、少なくとも等しい2分の1、3分の1、4分の1、5分の1、10分の1などに分解されることを十分に説明して可能にするものとして、容易に認識することができる。非限定的な例として、本明細書に記載されている各範囲は、下位3分の1、中央の3分の1、及び上位3分の1などに容易に分解され得る。また、当業者には理解されるように、「まで」、「少なくとも」、「より大きい」、「より小さい」等の全ての言葉は、言及された数を含み、かつ、上述したように更に部分範囲に分解され得る範囲を意味する。最後に、当業者には理解されるように、範囲は個々の各要素を含む。したがって、例えば、1~3個のセルを有するグループは、1個、2個、又は3個のセルを有するグループを指す。同様に、1~5個のセルを有するグループは、1個、2個、3個、4個、又は5個のセルを有するグループを指し、以下同様である。
【0299】
更に、請求項は、特にそのように記載されない限り、提供された順序又は提供された要素に限定されるものとして読まれるべきではない。更に、いかなる請求項においても、「ための手段」という用語の使用は、米国特許法第112条、第6項、又はミーンズプラスファンクションの請求項形式に訴えることを意図しており、「ための手段」という用語を有さないいかなる請求項もそのようには意図されていない。
【手続補正書】
【提出日】2023-10-30
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線送信/受信ユニット(WTRU)によって実行される方法であって、前記方法は、
マルチアクセスエッジコンピューティング(MEC)システムによる統合のために利用可能な少なくとも1つのMECリソースを示す情報を取得することであって、前記MECシステムが、統合のために利用可能な複数のタイプのMECリソースをサポートし、前記少なくとも1つのMECリソースが、前記MECシステムによってサポートされる前記複数のタイプのMECリソースのサブセットである、取得することと、
前記MECシステムによる統合のために利用可能な前記少なくとも1つのMECリソースから、前記MECシステムによって統合されるべき少なくとも1つのMECリソースを示す情報を前記MECシステムに送信することと、
前記MECシステムから、前記少なくとも1つの示されたMECリソースの前記MECシステムによる統合を示す情報を受信することと、を含む、方法。
【請求項2】
前記WTRUが、統合に利用可能な前記少なくとも1つのMECリソースを有するように構成されている、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
ローカルネットワークノードが、統合のために利用可能な前記少なくとも1つのMECリソースを有するように構成されている、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
統合のために利用可能な前記少なくとも1つのMECリソースのロケーションを示す情報を受信することを更に含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記少なくとも1つの示されたMECリソースにおいて前記MECシステムのアプリケーションをインスタンス化するように前記WTRUを構成することを更に含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記ローカルネットワークノード及び/又は前記MECシステムに、前記少なくとも1つの示されたMECリソースにおいて前記MECシステムのアプリケーションをインスタンス化する要求を示す要求メッセージを送信することを更に含み、前記要求メッセージが、前記少なくとも1つの示されたMECリソースのロケーションを示す、請求項3~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記MECシステムによってサポートされる統合のために利用可能なMECリソースの前記タイプが、ネットワーク機能仮想化インフラストラクチャに関連付けられた仮想化インフラストラクチャマネージャ、MECプラットフォーム(MEP)、MECプラットフォームマネージャ(MEPM)に関連付けられたMEP、並びにMEPM及び/又はMECアプリケーションオーケストレータに関連付けられたMEPのうちのいずれかを含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記MECシステム上でインスタンス化するために利用可能なMECアプリケーションを示す情報の要求を示す要求メッセージを前記MECシステムに送信することと、
前記MECシステムから、前記利用可能なMECアプリケーションを示す前記要求メッセージに対する応答を受信することと、を更に含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記少なくとも1つの示されたMECリソースが、受信された前記利用可能なMECアプリケーションに基づく、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
統合に利用可能な前記少なくとも1つのMECリソースが、制約付きMECリソースである、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
無線送信/受信ユニット(WTRU)であって、前記WTRUが、送信機と、受信機と、プロセッサとを含む回路を備え、前記回路が、
マルチアクセスエッジコンピューティング(MEC)システムによる統合のために利用可能な少なくとも1つのMECリソースを示す情報を取得することであって、前記MECシステムが、統合のために利用可能な複数のタイプのMECリソースをサポートし、前記少なくとも1つのMECリソースが、前記MECシステムによってサポートされる前記複数のタイプのMECリソースのサブセットである、取得することと、
前記MECシステムによる統合のために利用可能な前記少なくとも1つのMECリソースから、前記MECシステムによって統合されるべき少なくとも1つのMECリソースを示す情報を前記MECシステムに送信することと、
前記MECシステムから、前記少なくとも1つの示されたMECリソースの前記MECシステムによる統合を示す情報を受信することと、を行うように構成されている、無線送信/受信ユニット(WTRU)。
【請求項12】
前記WTRUが、統合に利用可能な前記少なくとも1つのMECリソースを有するように構成されている、請求項11に記載のWTRU。
【請求項13】
ローカルネットワークノードが、統合に利用可能な前記少なくとも1つのMECリソースを有するように構成されている、請求項11に記載のWTRU。
【請求項14】
前記回路が、統合に利用可能な前記少なくとも1つのMECリソースのロケーションを示す情報を受信するように更に構成されている、請求項11~13のいずれか一項に記載のWTRU。
【請求項15】
前記回路が、前記少なくとも1つの示されたMECリソースにおいて前記MECシステムのアプリケーションをインスタンス化するように前記WTRUを構成するように更に構成されている、請求項11~14のいずれか一項に記載のWTRU。
【請求項16】
前記回路が、前記ローカルネットワークノード及び/又は前記MECシステムに、前記少なくとも1つの示されたMECリソースにおいて前記MECシステムのアプリケーションをインスタンス化する要求を示す要求メッセージを送信するように更に構成され、前記要求メッセージが、前記少なくとも1つの示されたMECリソースのロケーションを示す、請求項13~15のいずれか一項に記載のWTRU。
【請求項17】
前記MECシステムによってサポートされる統合のために利用可能な前記タイプのMECリソースが、ネットワーク機能仮想化インフラストラクチャに関連付けられた仮想化インフラストラクチャマネージャ、MECプラットフォーム(MEP)、MECプラットフォームマネージャ(MEPM)に関連付けられたMEP、並びにMEPM及び/又はMECアプリケーションオーケストレータに関連付けられたMEPのうちのいずれかを含む、請求項11~16のいずれか一項に記載のWTRU。
【請求項18】
前記回路が、
前記MECシステム上でインスタンス化するために利用可能なMECアプリケーションを示す情報の要求を示す要求メッセージを前記MECシステムに送信することと、
前記MECシステムから、前記利用可能なMECアプリケーションを示す前記要求メッセージへの応答を受信することと、を行うように更に構成され、前記少なくとも1つの示されたMECリソースが、受信された前記利用可能なMECアプリケーションに基づく、請求項11~17のいずれか一項に記載のWTRU。
【請求項19】
統合に利用可能な前記少なくとも1つのMECリソースが、制約付きMECリソースである、請求項11~18のいずれか一項に記載のWTRU。
【国際調査報告】