(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-27
(54)【発明の名称】サービス通知方法、装置、機器及び可読記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04W 4/06 20090101AFI20240219BHJP
H04W 76/27 20180101ALI20240219BHJP
【FI】
H04W4/06
H04W76/27
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023552535
(86)(22)【出願日】2022-03-02
(85)【翻訳文提出日】2023-08-30
(86)【国際出願番号】 CN2022078860
(87)【国際公開番号】W WO2022184104
(87)【国際公開日】2022-09-09
(31)【優先権主張番号】202110247442.6
(32)【優先日】2021-03-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】518389015
【氏名又は名称】中国移動通信有限公司研究院
【氏名又は名称原語表記】China Mobile Communication Co., Ltd Research Institute
【住所又は居所原語表記】32 Xuanwumen West Street, Xicheng District, Beijing 100053, China
(71)【出願人】
【識別番号】518301095
【氏名又は名称】中国移動通信集団有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110002468
【氏名又は名称】弁理士法人後藤特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】謝 芳
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067DD11
5K067HH22
(57)【要約】
本開示の実施例は、サービス通知方法、装置、機器及び可読記憶媒体を開示する。該方法は、通知メッセージを送信することを含み、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示す。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1ネットワーク機器によって実行されるであって、
通知メッセージを送信することを含み、
前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた第1マルチキャストブロードキャストサービスMBSがアクティブ化状態に復帰することを示す、サービス通知方法。
【請求項2】
前記通知メッセージを送信することは、
第1メッセージを第2ネットワーク機器に送信することであって、前記第1メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記第1メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、ここで、前記第1ネットワーク機器は、コアネットワークネットワーク機器であり、前記第2ネットワーク機器は、前記第1セルの所属するネットワーク機器であること、
又は、第2メッセージを第3ネットワーク機器に送信することであって、前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、前記第3ネットワーク機器は、第2セルの所属するネットワーク機器であり、前記第2セルでの少なくとも一部の端末は、前記少なくとも1つのMBSを受信すること、
又は、非アクセス層NAS又はページングメッセージを介して第4メッセージを端末に送信することであって、前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示すこと、を含む
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1メッセージは、前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化されている時間の長さを付帯する
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第3ネットワーク機器又は第2セルは、前記少なくとも1つのMBSをサポートせず、
又は、前記少なくとも1つのMBSは、前記第3ネットワーク機器又は第2セルによってサポートされるMBSリストの外にある
請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記第2メッセージは、
前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化されている時間の長さと、
前記第1セルで前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示すための第1セルの情報と、
前記第1セルの所属するネットワーク機器の情報と、
前記少なくとも1つのMBSを受信する時間情報と、
前記少なくとも1つのMBSを受信する周波数領域情報と、のうちの少なくとも1つを含む
請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記NAS又はページングメッセージを介して第4メッセージを端末に送信することは、
NAS又はページングメッセージを介して第4メッセージを第1セル又は第2セルでの端末に送信することを含む
請求項2に記載の方法。
【請求項7】
前記第4メッセージには、さらに、
前記少なくとも1つのMBSをサポートする1つのセル又は複数のセルリスト情報が含まれる
請求項2に記載の方法。
【請求項8】
第2ネットワーク機器によって実行されるサービス通知方法であって、
通知メッセージを受信することを含み、
前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、
前記第2ネットワーク機器は、前記第1セルの所属するネットワーク機器である、サービス通知方法。
【請求項9】
前記通知メッセージを受信することは、
第1ネットワーク機器から送信される第1メッセージを受信することであって、前記第1メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第1メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが前記第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、前記第1ネットワーク機器は、コアネットワークネットワーク機器であること、
又は、前記第1セルでの端末から送信される第10メッセージを受信することであって、前記第10メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記第10メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが前記第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示すこと、を含む
請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記方法は、さらに、
第2メッセージを第3ネットワーク機器に送信することであって、前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが前記第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、前記第3ネットワーク機器は、第2セルの所属するネットワーク機器であり、前記第2セルでの少なくとも一部の端末は、前記少なくとも1つのMBSを受信すること、
又は、第3ネットワーク機器から送信される切り替え要求メッセージ又は条件付き切り替え要求メッセージを受信することであって、前記切り替え要求メッセージ又は条件付き切り替え要求メッセージは、切り替え理由を付帯すること、
及び、切り替え設定情報を前記第3ネットワーク機器に送信すること、を含む
請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記切り替え設定情報は、
前記少なくとも1つのMBSの受信設定と、
前記少なくとも1つのMBSの受信方式がポイントツーポイントPTP又はポイントツーマルチポイントPTMであることと、のうちの少なくとも1つを含む
請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記第3ネットワーク機器又は第2セルは、前記少なくとも1つのMBSをサポートせず、
又は、前記少なくとも1つのMBSは、前記第3ネットワーク機器又は第2セルによってサポートされるMBSリストの外にある
請求項10に記載の方法。
【請求項13】
第3ネットワーク機器によって実行されるサービス通知方法であって、
通知メッセージを受信することを含み、
前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、
前記第3ネットワーク機器は、第2セルの所属するネットワーク機器であり、前記第2セルでの少なくとも一部の端末は、少なくとも1つのMBSを受信する、サービス通知方法。
【請求項14】
前記第3ネットワーク機器又は第2セルは、前記少なくとも1つのMBSをサポートせず、又は、前記少なくとも1つのMBSは、前記第3ネットワーク機器又は第2セルによってサポートされるMBSリストの外にある
請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記通知メッセージを受信することは、
第1ネットワーク機器又は第2ネットワーク機器から送信される第2メッセージを受信することであって、前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、ここで、前記第1ネットワーク機器は、コアネットワークネットワーク機器であり、前記第2ネットワーク機器は、前記第1セルの所属するネットワーク機器であること、
又は、第3端末から送信される第5メッセージを受信することであって、前記第5メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第5メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、ここで、前記第5メッセージは、少なくとも1つのMBSをサポートするセルリストと、前記第3端末によって測定された前記セルリストのうちの1つ又は複数のセルの測定結果と、のうちの少なくとも1つを含むこと、を含む
請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記方法は、さらに、
前記第2セルでの少なくとも一部の端末が前記第1セルに切り替え可能であると決定することであって、前記少なくとも一部の端末の状態は、接続状態であり、前記少なくとも一部の端末は、少なくとも1つのMBSの受信を期待し又は少なくとも1つのMBSに関心を持つことと、
第8メッセージを前記第2セルでの接続状態にある第1端末に送信することであって、前記第8メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第8メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示すことと、
切り替え要求メッセージ又は条件付き切り替え要求メッセージを前記第2ネットワーク機器に送信することであって、前記切り替え要求メッセージ又は条件付き切り替え要求メッセージは、切り替え理由を付帯することと、
前記第2ネットワーク機器によって設定される切り替え設定情報を受信することと、
第9メッセージを前記第1端末に送信することであって、前記第9メッセージには、切り替え設定情報と、切り替え理由と、前記第1端末のために前記第3ネットワーク機器によって設定される条件付き切り替えのイベント及び前記イベントに対応する閾値と、のうちの少なくとも1つが含まれることと、
第3メッセージを第2セルでの第2端末に送信することであって、前記第3メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第3メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが前記第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示すことと、
前記第3ネットワーク機器は、前記少なくとも1つのMBSがサポートされるセルリストを受信していない場合、第6メッセージを前記第1セル又は第2ネットワーク機器に送信することであって、前記第6メッセージは、少なくとも1つのMBSが前記第1セルによってサポートされるかどうかを問い合わせることを示すことと、
前記第3ネットワーク機器は、少なくとも1つのMBSがサポートされるセルリストを受信している場合、第7メッセージを、前記少なくとも1つのMBSがサポートされる第1セルの所属する第2ネットワーク機器に送信することであって、前記第7メッセージは、前記第3端末が前記第1セルに切り替えられるかどうかを問い合わせることを示すことと、
前記第2ネットワーク機器が前記少なくとも1つのMBSが前記第1セルによってサポートされると返信する場合、前記第3端末を前記第1セルに切り替えることと、のうちの少なくとも1つを含む
請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記第3メッセージは、
前記少なくとも1つのMBSを受信する第2端末による再選択セルのパラメータと、
前記少なくとも1つのMBSを受信する方式と、
前記少なくとも1つのMBSを受信するリソースと、
前記少なくとも1つのMBSを受信する時間情報と、
前記少なくとも1つのMBSを受信する周波数領域情報と、のうちの少なくとも1つを含む
請求項16に記載の方法。
【請求項18】
端末によって実行されるサービス通知方法であって、
非アクセス層又はページングメッセージを介して第1ネットワーク機器から送信される第4メッセージを受信することを含み、
前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す、サービス通知方法。
【請求項19】
前記方法は、さらに、
第5メッセージを第2セルの第3ネットワーク機器に送信することを含み、
前記第5メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記第5メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、前記第2セルでの少なくとも一部の端末は、前記少なくとも1つのMBSを受信すること
請求項18に記載の方法。
【請求項20】
第1ネットワーク機器に適用するサービス通知装置であって、
通知メッセージを送信するように構成される第1送信モジュールを含み、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示す、サービス通知装置。
【請求項21】
第2ネットワーク機器に適用するサービス通知装置であって、
通知メッセージを受信するように構成される第1受信モジュールを含み、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、
ここで、前記第2ネットワーク機器は、第1セルの所属するネットワーク機器である、サービス通知装置。
【請求項22】
第3ネットワーク機器に適用するサービス通知装置であって、
通知メッセージを受信するように構成される第2受信モジュールを含み、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、
ここで、前記第3ネットワーク機器は、第2セルの所属するネットワーク機器であり、前記第2セルでの少なくとも一部の端末は、少なくとも1つのMBSを受信する、サービス通知装置。
【請求項23】
端末に適用するサービス通知装置であって、
非アクセス層又はページングメッセージを介して第1ネットワーク機器から送信される第4メッセージを受信するように構成される第9送信モジュールを含み、前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す、サービス通知装置。
【請求項24】
ネットワーク機器であって、
プロセッサ、メモリ及び前記メモリに記憶されて前記プロセッサで実行可能なプログラムを含み、
前記プログラムが前記プロセッサによって実行される場合に請求項1から7のいずれか1項に記載の方法のステップを実現させ、又は、
前記プログラムが前記プロセッサによって実行される場合に請求項8から12のいずれか1項に記載の方法のステップを実現させ、又は、
前記プログラムが前記プロセッサによって実行される場合に請求項13から17のいずれか1項に記載の方法のステップを実現させる、ネットワーク機器。
【請求項25】
端末であって、
プロセッサ、メモリ及び前記メモリに記憶されて前記プロセッサで実行可能なプログラムを含み、
前記プログラムが前記プロセッサによって実行される場合に請求項18から19のいずれか1項に記載の方法のステップを実現させる、端末。
【請求項26】
可読記憶媒体であって、
前記可読記憶媒体にプログラムが記憶されており、前記プログラムがプロセッサによって実行される場合に請求項1から7のいずれか1項に記載の方法のステップを実現させ、又は、
前記プログラムがプロセッサによって実行される場合に請求項8から12のいずれか1項に記載の方法のステップを実現させ、又は、
前記プログラムがプロセッサによって実行される場合に請求項13から17のいずれか1項に記載の方法のステップを実現させ、又は、
前記プログラムがプロセッサによって実行される場合に請求項18から19のいずれか1項に記載の方法のステップを実現させる、可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本開示は、出願番号が202110247442.6、出願日が2021年3月5日である中国特許出願に基づいて提出され、該中国特許出願に基づく優先権を主張し、その全ての内容が参照によって本開示に組み込まれる。
【0002】
本開示は、通信技術分野に関し、特に、サービス通知方法、装置、機器及び可読記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
マルチキャストブロードキャストサービス(Multicast and Broadcast Services、MBS)は、1つのデータソースから複数のターゲット端末へデータを伝送する技術であり、ネットワーク(コアネットワークとアクセスネットワークを含む)リソースの共有を実現し、ネットワークリソース、特にエアインタフェースリソースの利用率を向上させる。
【0004】
ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)マルチキャスト/マルチキャスト単一周波数ネットワーク(Multicast Broadcast Single Frequency Network、MBSFN)によるMBSサービスの設定方法は、柔軟度が悪く、リソースの浪費が多いため、第5世代移動通信技術(5th generation、5G)のMBS設定は、MBSFN方式に基づいて行われない可能性が高い。即ち、MBSに対するサポートは、セル当たり(per)の粒度である。基地局は、セル内でMBSサービスを受信する端末(例えばユーザ端末(User Equipment、UE))の数などの情報に基づいて、ポイントツーポイント(point-to-point、PTP)とポイントツーマルチポイント(point-to-multipoint、PTM)のうちのどの方法を採用してエアインタフェースでMBSのデータパケットを送信するかを判断する。MBSサービス伝送は、接続状態のUEだけでなく、アイドル状態(idle)又は非アクティブ化状態(inactive)のUEをサポートできる。
【0005】
MBSサービスが一時停止又は終了すると、ネットワークとUEの消費電力を節約するために、コアネットワークは、該MBSサービスが非アクティブ化状態に入ることを基地局及びUEに通知することができる。この時点でUEによる他のサービスの受信がない場合、アイドル状態又は非アクティブ化状態に入ることができる。MBSサービスが復帰すると、コアネットワーク側は、MBSサービスの受信を再開するように基地局及びUEに通知する。
【0006】
MBSサービスが非アクティブ化状態に入ると、接続状態の切り替え及びアイドル状態又は非アクティブ化状態の再選択を含むUEのモビリティ管理は、ユニキャストサービスのシーンに復帰し、つまり、UEの測定値に基づいて行われるように復帰する。MBSサービスがアクティブ化に復帰すると、ネットワーク側が該MBSサービスの復帰状況をどのように考慮してUEのモビリティ管理を行うかは早急に解決すべき問題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本開示の実施例は、どのようにMBSサービスの復帰状況に基づいてUEのモビリティ管理を行うという問題を少なくとも解決するために、サービス通知方法、装置、機器及び可読記憶媒体を提供することを望む。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1態様によれば、本開示の実施例は、第1ネットワーク機器によって実行されるサービス通知方法を提供し、該方法は、通知メッセージを送信することを含み、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた第1マルチキャストブロードキャストサービスMBSがアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0009】
いくつかの選択可能な実施例では、前記通知メッセージを送信することは、第1メッセージを第2ネットワーク機器に送信することを含み、前記第1メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0010】
いくつかの選択可能な実施例では、前記第1メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、前記第1ネットワーク機器は、コアネットワークネットワーク機器であり、前記第2ネットワーク機器は、前記第1セルの所属するネットワーク機器である。
【0011】
いくつかの選択可能な実施例では、前記第1メッセージは、前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化されている時間の長さを付帯する。
【0012】
いくつかの選択可能な実施例では、前記通知メッセージを送信することは、第2メッセージを第3ネットワーク機器に送信することを含み、前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、ここで、前記第3ネットワーク機器は、第2セルの所属するネットワーク機器であり、前記第2セルでの端末は、前記少なくとも1つのMBSを受信する。
【0013】
いくつかの選択可能な実施例では、前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0014】
いくつかの選択可能な実施例では、前記第3ネットワーク機器又は第2セルは、前記少なくとも1つのMBSをサポートせず、又は、前記少なくとも1つのMBSは、前記第3ネットワーク機器又は第2セルによってサポートされるMBSリストの外にある。
【0015】
いくつかの選択可能な実施例では、前記第2メッセージは、
前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化されている時間の長さと、
前記第1セルで前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示すための第1セルの情報と、
前記第1セルの所属するネットワーク機器の情報と、
前記少なくとも1つのMBSを受信する時間情報と、
前記少なくとも1つのMBSを受信する周波数領域情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0016】
いくつかの選択可能な実施例では、前記通知メッセージを送信することは、非アクセス層(Non-Access-Stratum、NAS)又はページングメッセージを介して第4メッセージを端末に送信することを含み、前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0017】
いくつかの選択可能な実施例では、前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0018】
いくつかの選択可能な実施例では、前記NAS又はページングメッセージを介して第4メッセージを端末に送信することは、NAS又はページングメッセージを介して第4メッセージを第1セル又は第2セルでの端末に送信することを含む。
【0019】
いくつかの選択可能な実施例では、前記第4メッセージには、さらに、前記少なくとも1つのMBSをサポートする1つのセル又は複数のセルリスト情報が含まれる。
【0020】
第2態様によれば、本開示の実施例は、さらに、第2ネットワーク機器によって実行されるサービス通知方法を提供し、該方法は、通知メッセージを受信することを含み、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、ここで、前記第2ネットワーク機器は、第1セルの所属するネットワーク機器である。
【0021】
いくつかの選択可能な実施例では、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが前記第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0022】
いくつかの選択可能な実施例では、前記通知メッセージを受信することは、
第1ネットワーク機器から送信される第1メッセージを受信することであって、前記第1メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、前記第1ネットワーク機器は、コアネットワークネットワーク機器であること、
又は、前記第1セルでの端末から送信される第10メッセージを受信することであって、前記第10メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示すこと、を含む。
【0023】
いくつかの選択可能な実施例では、前記第1メッセージ又は第10メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが前記第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0024】
いくつかの選択可能な実施例では、前記方法は、さらに、第2メッセージを第3ネットワーク機器に送信することを含み、前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、ここで、前記第3ネットワーク機器は、第2セルの所属するネットワーク機器であり、前記第2セルでの少なくとも一部の端末は、前記少なくとも1つのMBSを受信する。
【0025】
いくつかの選択可能な実施例では、前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが前記第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0026】
いくつかの選択可能な実施例では、前記方法は、さらに、
第3ネットワーク機器から送信される切り替え要求メッセージ又は条件付き切り替え要求メッセージを受信することであって、前記切り替え要求メッセージ又は条件付き切り替え要求メッセージは、切り替え理由を付帯することと、
切り替え設定情報を前記第3ネットワーク機器に送信することと、を含む。
【0027】
いくつかの選択可能な実施例では、前記切り替え設定情報は、前記少なくとも1つのMBSの受信設定と、前記少なくとも1つのMBSの受信方式がポイントツーポイント(PTP)又はポイントツーマルチポイント(PTM)であることと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0028】
いくつかの選択可能な実施例では、前記第3ネットワーク機器又は第2セルは、前記少なくとも1つのMBSをサポートせず、又は、前記少なくとも1つのMBSは、前記第3ネットワーク機器又は第2セルによってサポートされるMBSリストの外にある。
【0029】
第3態様によれば、本開示の実施例は、さらに、第3ネットワーク機器によって実行されるサービス通知方法を提供し、該方法は、通知メッセージを受信することを含み、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、ここで、前記第3ネットワーク機器は、第2セルの所属するネットワーク機器であり、前記第2セルでの少なくとも一部の端末は、少なくとも1つのMBSを受信する。
【0030】
いくつかの選択可能な実施例では、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0031】
いくつかの選択可能な実施例では、前記第3ネットワーク機器又は第2セルは、前記少なくとも1つのMBSをサポートせず、又は、前記少なくとも1つのMBSは、前記第3ネットワーク機器又は第2セルによってサポートされるMBSリストの外にある。
【0032】
いくつかの選択可能な実施例では、前記通知メッセージを受信することは、第1ネットワーク機器又は第2ネットワーク機器から送信される第2メッセージを受信することを含み、前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、ここで、前記第1ネットワーク機器は、コアネットワークネットワーク機器であり、前記第2ネットワーク機器は、前記第1セルの所属するネットワーク機器である。
【0033】
いくつかの選択可能な実施例では、前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0034】
いくつかの選択可能な実施例では、前記方法は、さらに、前記第2セルでの少なくとも一部の端末が前記第1セルに切り替え可能であると決定することを含み、前記少なくとも一部の端末の状態は、接続状態であり、前記少なくとも一部の端末は、少なくとも1つのMBSの受信を期待し又は少なくとも1つのMBSに関心を持つ。
【0035】
いくつかの選択可能な実施例では、前記第2セルでの少なくとも一部の端末が前記第1セルに切り替え可能であると決定することは、
前記第2セルでの1つ又は複数の端末によって報告される測定結果、及び/又は、前記第2セルが前記少なくとも1つのMBSをサポートかどうかの情報に基づいて、前記第2セルでの少なくとも一部の端末が前記第1セルに切り替え可能であると決定することを含む。
【0036】
いくつかの選択可能な実施例では、前記方法は、さらに、第8メッセージを前記第2セルでの接続状態にある第1端末に送信することを含み、前記第8メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第8メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0037】
いくつかの選択可能な実施例では、前記方法は、さらに、
切り替え要求メッセージ又は条件付き切り替え要求メッセージを前記第2ネットワーク機器に送信することであって、前記切り替え要求メッセージ又は条件付き切り替え要求メッセージは、切り替え理由を付帯することと、
前記第2ネットワーク機器によって設定される切り替え設定情報を受信することと、を含む。
【0038】
いくつかの選択可能な実施例では、前記方法は、さらに、第9メッセージを前記第1端末に送信することを含み、
前記第9メッセージには、
切り替え設定情報と、
切り替え理由と、
前記第1端末のために前記第3ネットワーク機器によって設定される条件付き切り替えのイベント及び前記イベントに対応する閾値と、のうちの少なくとも1つが含まれる。
【0039】
いくつかの選択可能な実施例では、前記切り替え設定情報は、前記少なくとも1つのMBSの受信設定と、前記少なくとも1つのMBSの受信方式がPTP又はPTMであることと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0040】
いくつかの選択可能な実施例では、前記方法は、さらに、第3メッセージを第2セルでの第2端末に送信することを含み、前記第3メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第3メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが前記第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0041】
いくつかの選択可能な実施例では、前記第3メッセージは、
少なくとも1つのMBSを受信する第2端末による再選択セルのパラメータと、
前記少なくとも1つのMBSを受信する方式と、
前記少なくとも1つのMBSを受信するリソースと、
前記少なくとも1つのMBSを受信する時間情報と、
前記少なくとも1つのMBSを受信する周波数領域情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0042】
いくつかの選択可能な実施例では、前記通知メッセージを受信することは、第3端末から送信される第5メッセージを受信することを含み、前記第5メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0043】
いくつかの選択可能な実施例では、前記第5メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、ここで、前記第5メッセージは、少なくとも1つのMBSをサポートするセルリストと、前記第3端末によって測定された前記セルリストのうちの1つ又は複数のセルの測定結果と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0044】
いくつかの選択可能な実施例では、前記方法は、さらに、
前記第3ネットワーク機器は、前記少なくとも1つのMBSがサポートされるセルリストを受信していない場合、第6メッセージを前記第1セル又は第2ネットワーク機器に送信することを含み、前記第6メッセージは、少なくとも1つのMBSが前記第1セルによってサポートされるかどうかを問い合わせることを示す。
【0045】
いくつかの選択可能な実施例では、前記方法は、さらに、
前記第3ネットワーク機器は、少なくとも1つのMBSがサポートされるセルリストを受信している場合、第7メッセージを、前記少なくとも1つのMBSがサポートされる第1セルの所属する第2ネットワーク機器に送信することを含み、前記第7メッセージは、前記第3端末が前記第1セルに切り替えられるかどうかを問い合わせることを示す。
【0046】
いくつかの選択可能な実施例では、前記方法は、さらに、前記第2ネットワーク機器が前記少なくとも1つのMBSが前記第1セルによってサポートされると返信する場合、前記第3端末を前記第1セルに切り替えることを含む。
【0047】
いくつかの選択可能な実施例では、前記第3ネットワーク機器又は第2セルは、前記少なくとも1つのMBSをサポートせず、又は、前記少なくとも1つのMBSは、前記第3ネットワーク機器又は第2セルによってサポートされるMBSリストの外にある。
【0048】
第4態様によれば、本開示の実施例は、さらに、端末によって実行されるサービス通知方法を提供し、該方法は、非アクセス層又はページングメッセージを介して第1ネットワーク機器から送信される第4メッセージを受信することを含み、前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0049】
いくつかの選択可能な実施例では、前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0050】
いくつかの選択可能な実施例では、前記方法は、さらに、第5メッセージを第2セルの第3ネットワーク機器に送信することを含み、前記第5メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、前記第2セルでの少なくとも一部の端末は、前記少なくとも1つのMBSを受信する。
【0051】
いくつかの選択可能な実施例では、前記第5メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0052】
第5態様によれば、本開示の実施例は、さらに、第1ネットワーク機器に適用するサービス通知装置を提供し、該装置は、
通知メッセージを送信するように構成される第1送信モジュールを含み、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0053】
第6態様によれば、本開示の実施例は、さらに、第2ネットワーク機器に適用するサービス通知装置を提供し、該装置は、
通知メッセージを受信するように構成される第1受信モジュールを含み、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、ここで、前記第2ネットワーク機器は、第1セルの所属するネットワーク機器である。
【0054】
第7態様によれば、本開示の実施例は、さらに、第3ネットワーク機器に適用するサービス通知装置を提供し、該装置は、
通知メッセージを受信するように構成される第2受信モジュールを含み、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、ここで、前記第3ネットワーク機器は、第2セルの所属するネットワーク機器であり、前記第2セルでの少なくとも一部の端末は、少なくとも1つのMBSを受信する。
【0055】
第8態様によれば、本開示の実施例は、さらに、端末に適用するサービス通知装置を提供し、該装置は、
非アクセス層又はページングメッセージを介して第1ネットワーク機器から送信される第4メッセージを受信するように構成される第9送信モジュールを含み、前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0056】
第9態様によれば、本開示の実施例は、さらに、プロセッサ、メモリ及び前記メモリに記憶されて前記プロセッサで実行可能なプログラムを含むネットワーク機器を提供し、前記プログラムが前記プロセッサによって実行される場合に第1態様、第2態様又は第3態様に記載の方法のステップを実現させる。
【0057】
第10態様によれば、本開示の実施例は、さらに、プロセッサ、メモリ及び前記メモリに記憶されて前記プロセッサで実行可能なプログラムを含む端末を提供し、前記プログラムが前記プロセッサによって実行される場合に第4態様に記載の方法のステップを実現させる。
【0058】
第11態様によれば、本開示の実施例は、さらに、可読記憶媒体を提供し、前記可読記憶媒体にプログラムが記憶されており、前記プログラムがプロセッサによって実行される場合に第1態様、第2態様、第3態様又は第4態様に記載の方法のステップを実現させる。
【発明の効果】
【0059】
本開示の実施例では、ネットワーク側は、通知メッセージを基地局又はUEに送信することにより、以前に非アクティブ化状態に入っていたMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、ひいては以前に非アクティブ化状態に入っていたMBSがどのセルでアクティブ化状態に復帰するかを示すことができ、さらにネットワーク側は、MBSサービスの復帰状況に基づいてUEのモビリティ管理を行い、少なくとも1つのMBSの受信を期待するUE又は少なくとも1つのMBSに関心を持つUEによる少なくとも1つのMBSに対する受信の急速な復帰を支援することを実現できる。
【0060】
さらに、少なくとも1つのMBSの受信を期待し又は少なくとも1つのMBSに関心を持つが、駐留する又は接続されるセル又は基地局が該少なくとも1つのMBSサービスをサポートしないUEについても通知され、切り替えなどのモビリティ管理を行うことができるため、UEは、該少なくとも1つのMBSをタイムリーに受信し、該少なくとも1つのMBSサービスをサポートしない基地局又はセルでのUEによる少なくとも1つのMBSに対する受信の急速な復帰が支援され得る。
【図面の簡単な説明】
【0061】
【
図1】MBSサービスの非アクティブ化のフローフローチャートである。
【
図2】本開示の実施例に係るサービス通知方法のフローチャートである(その一)。
【
図3】本開示の実施例に係るサービス通知方法のフローチャートである(その二)。
【
図4】本開示の実施例に係るサービス通知方法のフローチャートである(その三)。
【
図5】本開示の実施例に係るサービス通知方法のフローチャートである(その四)。
【
図6】本開示の実施例に係るサービス通知方法のフローチャートである(その五)。
【
図7】本開示の実施例に係るサービス通知方法のフローチャートである(その六)。
【
図8】本開示の実施例に係るサービス通知装置の模式図である(その一)。
【
図9】本開示の実施例に係るサービス通知装置の模式図である(その二)。
【
図10】本開示の実施例に係るサービス通知装置の模式図である(その三)。
【
図11】本開示の実施例に係るサービス通知装置の模式図である(その四)。
【
図12】本開示の実施例に係るネットワーク機器の模式図である。
【
図13】本開示の実施例に係る端末の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0062】
以下の選択可能な実施形態の詳細な説明を閲読することで、当業者にとっては、他の様々な利点及び利益が明らかになる。図面は、選択可能な実施形態を示すことのみを目的としており、本開示に対する限定と見なされるべきではない。また、図面において、同じ参照番号は、同じ部品を示すために使用される。
【0063】
以下、本開示の実施例の図面を参照しながら、本開示の実施例の技術手段を明確且つ完全的に記載する。明らかに、記載する実施例は、本開示の実施例の一部であり、全てではない。本開示の実施例に基づき、当業者が創造性のある作業をしなくても得られる全ての他の実施例は、本開示の保護範囲に属するものである。
【0064】
本開示の明細書及び特許請求の範囲における「含む」及びそのあらゆる変形は、非排他的に含むことを意味する。例えば、一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又は機器は、明確に列挙されているステップ又はユニットに限定されず、明確に列挙されていないものや、これらのプロセス、方法、製品又は機器に固有の他のステップ又はユニットを含んでもよい。また、明細書及び請求項に使用される「及び/又は」は、連結対象のうちの少なくとも1つを示す。例えばA及び/又はBは、Aのみ、Bのみ、及び、AとBの両方の3種類のケースを示す。
【0065】
本開示の実施例において、「例示的」又は「例えば」などの用語は、例、例証又は説明を示すことに用いられる。本開示の実施例において、「例示的」又は「例えば」で記載されるあらゆる実施例や設計手段は、ほかの実施例や設計手段より好適であり又は優位に立つというふうに解釈されてはならない。適切に言えば、「例示的」又は「例えば」などの用語は、具体的な方式で関連概念を示すという目的で使用される。
【0066】
なお、本開示の実施例に記載の技術は、ロングターム進化型(Long Term Evolution、LTE)/LTEの進化型(LTE-Advanced、LTE-A)システムに限定されず、例えば、他の無線通信システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)、時分割多元接続(Time Division Multiple Access、TDMA)、周波数分割多元接続(Frequency Division Multiple Access、FDMA)、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access、OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(Single-carrier Frequency-Division Multiple Access、SC-FDMA)及び他のシステムのような種々の無線通信システムにも適用可能である。本開示の実施例における用語「システム」と「ネットワーク」は常に互換的に用いられる。説明した技術は、上述したシステム及び無線技術に使用することができ、他のシステム及び無線技術にも使用できる。しかしながら、以下の説明では、例示的な目的としてNR(New Radio)(New Radio、NR)システムを説明し且つ以下の説明の大部分にNR用語を使用したが、これらの技術は、第6世代(6th Generation、6G)通信システムのようなNRシステムアプリケーション以外のアプリケーションにも適用できる。
【0067】
本開示の実施例を詳細に説明する前に、先にMBSサービスの非アクティブ化フローを簡単に説明する。
図1に示すように、具体的なステップは、以下のステップ11~18を含む。
【0068】
ステップ11において、セッション管理機能(Session Management Function、SMF)2は、MBSセッションを無効化にできることを決定する。
【0069】
ステップ12において、SMF2は、MBSセッション無効化要求をAMFに送信する。
【0070】
ステップ13において、アクセス及び移動管理機能(Access and Mobility Management function、AMF)は、N2 MBSセッション無効化要求を無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)に送信する。
【0071】
ステップ14において、RANは、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)再構成又はリリースをUEに送信する。
【0072】
ステップ15において、RANは、N2 MBSセッション無効化応答をAMFに送信する。
【0073】
ステップ16において、AMFは、N2 MBSセッション無効化応答をSMF2に送信する。
【0074】
ステップ17において、SMF2とユーザプレーン機能(User Plane Function、UPF)2との間にN4 MBSセッション修正を行う。
【0075】
ステップ18において、SMF1とAMFとの間にPDUセッション更新SMコンテキスト(Nsmf_PDUSession_Update SMContext)を実行する。
【0076】
図2に示すように、本開示の実施例は、サービス通知方法を提供し、該方法の実行主体は、第1ネットワーク機器である。該方法は、以下の具体的なステップ201を含む。
【0077】
ステップ201において、通知メッセージを送信し、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0078】
本開示の一実施形態では、前記通知メッセージを送信することは、第1メッセージを第2ネットワーク機器に送信することを含み、前記第1メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第1メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0079】
ここで、前記第1ネットワーク機器は、コアネットワークネットワーク機器であり、選択可能に、コアネットワークネットワーク機器は、アクセス及び移動管理機能(Access and Mobility Management function、AMF)又はセッション管理機能(Session Management Function、SMF)又はユーザプレーン機能(User Plane Function、UPF)を含むがこれらに限定されず、前記第2ネットワーク機器は、第1セルの所属するネットワーク機器である。
【0080】
選択可能に、前記第1メッセージには、アクティブ化されるMBSの関連識別子、例えばセッション(session)の識別子又はグループの識別子が含まれてもよい。
【0081】
選択可能に、前記第1メッセージは、前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化されている時間の長さを付帯する。
【0082】
本開示の別の実施形態では、前記通知メッセージを送信することは、第2メッセージを第3ネットワーク機器に送信することを含み、前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0083】
ここで、前記第1ネットワーク機器は、コアネットワークネットワーク機器であり、前記第3ネットワーク機器は、第2セルの所属するネットワーク機器であり、前記第2セルでの少なくとも一部の端末は、前記少なくとも1つのMBSを受信する。
【0084】
選択可能に、前記第3ネットワーク機器又は第2セルは、前記少なくとも1つのMBSをサポートせず、又は、前記少なくとも1つのMBSは、前記第3ネットワーク機器又は第2セルによってサポートされるMBSリストの外にある。
【0085】
選択可能に、前記第2メッセージには、アクティブ化されるMBSの関連識別子、例えばセッション(session)の識別子又はグループの識別子が含まれてもよい。
【0086】
選択可能に、前記第2メッセージは、
(1)前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化されている時間の長さと、
(2)前記第1セルで少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示す第1セルの情報と、
(3)前記第1セルの所属するネットワーク機器の情報と、
(4)前記少なくとも1つのMBSを受信する時間情報と、
(5)前記少なくとも1つのMBSを受信する周波数領域情報と、のうちの少なくとも1つを含み得る。
【0087】
本開示の又一実施形態では、前記通知メッセージを送信することは、非アクセス層(Non Access Stratum、NAS)又はページングメッセージを介して第4メッセージを端末に送信することを含み、前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0088】
選択可能に、第1ネットワーク機器は、NAS又はページングメッセージを介して第4メッセージを前記第1セル又は第2セルでの端末に送信することができる。
【0089】
選択可能に、前記第4メッセージには、アクティブ化されるMBSの関連識別子、例えばセッション(session)の識別子又はグループの識別子が含まれてもよい。
【0090】
選択可能に、前記第4メッセージには、さらに、前記少なくとも1つのMBSをサポートする1つのセル又は複数のセルリスト情報が含まれてもよい。
【0091】
本開示の実施例では、ネットワーク側は、通知メッセージを送信して以前に非アクティブ化状態に入っていたMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、UEによる少なくとも1つのMBSに対する受信の急速な復帰を支援することができ、さらにMBSサービスの復帰状況に基づいてUEのモビリティ管理を行うことを実現できる。
【0092】
図3に示すように、本開示の実施例は、さらに、サービス通知方法を提供し、該方法の実行主体は、アクセスネットワークネットワーク機器などの第2ネットワーク機器であり得る。該方法は、以下の具体的なステップ301を含む。
【0093】
ステップ301において、通知メッセージを受信し、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、ここで、前記第2ネットワーク機器は、前記第1セルの所属するネットワーク機器であり、例えば第2ネットワーク機器は、第1セルの所属する基地局である。
【0094】
選択可能に、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0095】
本開示の一実施形態では、前記通知メッセージを受信することは、
第1ネットワーク機器から送信される第1メッセージを受信することであって、前記第1メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第1メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが前記第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、ここで、前記第1ネットワーク機器は、コアネットワークネットワーク機器であり、又は、
前記第1セルでの端末から送信される第10メッセージを受信することであって、前記第10メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記第10メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが前記第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示すこと、を含む。
【0096】
選択可能に、前記第1メッセージには、アクティブ化されるMBSの関連識別子、例えばセッション(session)の識別子又はグループの識別子が含まれてもよい。
【0097】
選択可能に、前記第10メッセージには、アクティブ化されるMBSの関連識別子、例えばセッション(session)の識別子又はグループの識別子が含まれてもよい。
【0098】
本開示の一実施形態では、前記方法は、さらに、第2メッセージを第3ネットワーク機器に送信することを含み、前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが前記第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、ここで、前記第3ネットワーク機器は、第2セルの所属するネットワーク機器であり、前記第2セルでの少なくとも一部の端末は、前記少なくとも1つのMBSを受信する。
【0099】
選択可能に、前記第2メッセージには、アクティブ化されるMBSの関連識別子、例えばセッション(session)の識別子又はグループの識別子が含まれてもよい。
【0100】
本開示の一実施形態では、前記方法は、さらに、
第3ネットワーク機器から送信される切り替え要求メッセージ又は条件付き切り替え要求メッセージを受信することであって、前記切り替え要求メッセージ又は条件付き切り替え要求メッセージは、切り替え理由を付帯することと、
切り替え設定情報を前記第3ネットワーク機器に送信することと、を含む。
【0101】
本開示の一実施形態では、前記切り替え設定情報は、
前記第1端末固有のランダムアクセスリソース又は条件付き切り替え用のランダムアクセスリソースと、
前記少なくとも1つのMBSの受信設定と、
前記少なくとも1つのMBSの受信方式が、ポイントツーポイント(Point To Point、PTP)又はポイントツーマルチポイント(Point To Multipoint、PTM)であることと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0102】
選択可能に、前記第3ネットワーク機器又は第2セルは、前記少なくとも1つのMBSをサポートせず、又は、前記少なくとも1つのMBSは、前記第3ネットワーク機器又は第2セルによってサポートされるMBSリストの外にある。
【0103】
本開示の実施例では、ネットワーク側は、通知メッセージを送信して以前に非アクティブ化状態に入っていたMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、UEによる少なくとも1つのMBSに対する受信の急速な復帰を支援することができ、さらにMBSサービスの復帰状況に基づいてUEのモビリティ管理を行うことを実現できる。
【0104】
図4に示すように、本開示の実施例は、サービス通知方法を提供し、該方法の実行主体は、アクセスネットワークネットワーク機器などの第3ネットワーク機器であり得る。該方法は、以下の具体的なステップ401を含む。
【0105】
ステップ401において、通知メッセージを受信し、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0106】
ここで、前記第3ネットワーク機器は、第2セルの所属するネットワーク機器であり、前記第2セルでの少なくとも一部の端末は、少なくとも1つのMBSを受信する。
【0107】
選択可能に、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0108】
選択可能に、前記第3ネットワーク機器又は第2セルは、前記少なくとも1つのMBSをサポートせず、又は、前記少なくとも1つのMBSは、前記第3ネットワーク機器又は第2セルによってサポートされるMBSリストの外にある。
【0109】
本開示の一実施形態では、前記通知メッセージを受信することは、第1ネットワーク機器又は第2ネットワーク機器から送信される第2メッセージを受信することを含み、前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0110】
ここで、前記第1ネットワーク機器は、コアネットワークネットワーク機器であり、前記第2ネットワーク機器は、前記第1セルの所属するネットワーク機器である。
【0111】
選択可能に、前記第2メッセージには、アクティブ化されるMBSの関連識別子、例えばセッション(session)の識別子又はグループの識別子が含まれてもよい。
【0112】
本開示の一実施形態では、前記方法は、さらに、前記第2セルでの少なくとも一部の端末が前記第1セルに切り替え可能であると決定することを含み、前記少なくとも一部の端末の状態は、接続状態であり、前記少なくとも一部の端末は、少なくとも1つのMBSの受信を期待し又は少なくとも1つのMBSに関心を持つ。
【0113】
本開示の一実施形態では、前記第2セルでの少なくとも一部の端末が前記第1セルに切り替え可能であると決定することは、前記第2セルでの1つ又は複数の端末によって報告される測定結果、及び/又は、前記第2セルが前記少なくとも1つのMBSをサポートできるかどうかの情報に基づいて、前記第2セルでの少なくとも一部の端末が前記第1セルに切り替え可能であると決定することを含む。
【0114】
本開示の一実施形態では、前記方法は、さらに、第8メッセージを前記第2セルでの接続状態にある第1端末に送信することを含み、前記第8メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第8メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが前記第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0115】
選択可能に、前記第8メッセージには、アクティブ化されるMBSの関連識別子、例えばセッション(session)の識別子又はグループの識別子が含まれてもよい。
【0116】
本開示の一実施形態では、前記方法は、さらに、前記第1端末によって報告される前記第1セルの測定結果を受信することを含む。
【0117】
本開示の一実施形態では、前記方法は、さらに、
切り替え要求メッセージ又は条件付き切り替え要求メッセージを前記第2ネットワーク機器に送信することであって、前記切り替え要求メッセージ又は条件付き切り替え要求メッセージは、切り替え理由を付帯することと、
前記第2ネットワーク機器によって設定される切り替え設定情報を受信することと、を含む。
【0118】
本開示の一実施形態では、前記方法は、さらに、第9メッセージを前記第1端末に送信することを含み、前記第9メッセージは、
(1)切り替え設定情報と、
(2)切り替え理由と、
(3)前記第3ネットワーク機器給第1端末設定の条件付き切り替えのイベント及び前記イベントに対応する閾値と、のうちの少なくとも1つを含み得る。
【0119】
選択可能に、前記切り替え設定情報は、前記第1端末固有のランダムアクセスリソース又は条件付き切り替え用のランダムアクセスリソースと、少なくとも1つのMBSの受信設定と、少なくとも1つのMBSのPTP又はPTMと、のうちの少なくとも1つを含み得る。
【0120】
本開示の一実施形態では、前記方法は、さらに、第3メッセージを第2セルでのアイドル状態又は非アクティブ化状態にある第2端末に送信することを含み、前記第3メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第3メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが前記第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0121】
選択可能に、前記第3メッセージには、アクティブ化されるMBSの関連識別子、例えばセッション(session)の識別子又はグループの識別子が含まれてもよい。
【0122】
選択可能に、前記第3メッセージは、
(1)少なくとも1つのMBSを受信する第2端末による再選択セルのパラメータと、
(2)前記少なくとも1つのMBSを受信する方式と、
(3)前記少なくとも1つのMBSを受信するリソースと、
(4)前記少なくとも1つのMBSを受信する時間情報と、
(5)前記少なくとも1つのMBSを受信する周波数領域情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0123】
本開示の別の実施形態では、前記通知メッセージを受信することは、前記第2セルでの第3端末から送信される第5メッセージを受信することを含み、前記第5メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第5メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0124】
選択可能に、前記第5メッセージには、アクティブ化されるMBSの関連識別子、例えばセッション(session)の識別子又はグループの識別子が含まれてもよい。
【0125】
ここで、前記第5メッセージは、少なくとも1つのMBSをサポートするセルリストと、前記第3端末によって測定された前記セルリストのうちの1つ又は複数のセルの測定結果と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0126】
本開示の一実施形態では、前記方法は、さらに、前記第3ネットワーク機器が少なくとも1つのMBSがサポートされるセルリストを受信していない場合、第6メッセージを第1セル又は第2ネットワーク機器に送信することを含み、前記第6メッセージは、少なくとも1つのMBSが前記第1セルによってサポートされ得るかどうかを問い合わせることを示す。
【0127】
選択可能に、前記第6メッセージは、さらに、少なくとも1つのMBSを受信する1つ又は複数の端末によって測定された測定結果と、前記少なくとも1つのMBSを受信する1つ又は複数の端末のコンテキスト情報と、のうちの少なくとも1つを含み得る。
【0128】
本開示の一実施形態では、前記方法は、さらに、前記第3ネットワーク機器は、少なくとも1つのMBSがサポートされるセルリストを受信している場合、第7メッセージを、前記少なくとも1つのMBSがサポートされる第1セルの所属する第2ネットワーク機器に送信することを含み、前記第7メッセージは、前記第3端末が前記第1セルに切り替えられるかどうかを問い合わせることを示す。
【0129】
本開示の一実施形態では、前記方法は、さらに、前記第2ネットワーク機器が前記少なくとも1つのMBSが前記第1セルによってサポートされると返信する場合、前記第3端末を第1セルに切り替えることを含む。選択可能に、前記第3ネットワーク機器又は第2セルは、前記少なくとも1つのMBSをサポートせず、又は、前記少なくとも1つのMBSは、前記第3ネットワーク機器又は第2セルによってサポートされるMBSリストの外にある。
【0130】
本開示の実施例では、ネットワーク側は、通知メッセージを送信して以前に非アクティブ化状態に入っていたMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、UEによる少なくとも1つのMBSに対する受信の急速な復帰を支援することができ、さらにネットワーク側は、MBSサービスの復帰状況に基づいてUEのモビリティ管理を行うことができる。
【0131】
図5に示すように、本開示の実施例は、サービス通知方法を提供し、該方法の実行主体は、端末である。該方法は、以下の具体的なステップ501を含む。
【0132】
ステップ501において、非アクセス層又はページングメッセージを介して第1ネットワーク機器から送信される第4メッセージを受信し、前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0133】
選択可能に、前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0134】
選択可能に、前記第4メッセージには、アクティブ化されるMBSの関連識別子、例えばセッション(session)の識別子又はグループの識別子が含まれてもよい。
【0135】
本開示の一実施形態では、前記方法は、さらに、第5メッセージを第2セルの第3ネットワーク機器に送信することを含み、前記第5メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第5メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、前記第2セルでの少なくとも一部の端末は、少なくとも1つのMBSの受信を復帰する必要がある。
【0136】
選択可能に、前記第5メッセージには、アクティブ化されるMBSの関連識別子、例えばセッション(session)の識別子又はグループの識別子が含まれてもよい。
【0137】
本開示の実施例では、ネットワーク側は、通知メッセージを送信して以前に非アクティブ化状態に入っていたMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、UEによる少なくとも1つのMBSに対する受信の急速な復帰を支援することができ、さらにネットワーク側は、MBSサービスの復帰状況に基づいてUEのモビリティ管理を行うことができる。
【0138】
以下、本開示の実施例のサービス通知方法について具体的な例を用いて詳細に説明する。
【0139】
(例1)
本例は、ネットワーク側による通知方策である。
図6に示すように、具体的なステップは、以下のとおりである。
【0140】
ステップ21において、第1ネットワーク機器(又はコアネットワーク側のネットワーク機器と呼ばれる)は、第1メッセージを第2ネットワーク機器(アクセスネットワークネットワーク機器又は第1セルのネットワーク機器とも呼ばれる)に送信し、前記第1メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBS(又はMBS1と呼ばれる)がアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0141】
選択可能に、第1ネットワーク機器は、AMF又はSMF又はUPFのいずれかを含むが、これらに限定されない。
【0142】
選択可能に、第2ネットワーク機器は、少なくとも1つのMBSサービスをサポートする第1セル(又はセルAと呼ばれる)での基地局又は他のネットワーク機器であってもよい。
【0143】
選択可能に、第1メッセージには、さらに、少なくとも1つのMBSがアクティブ化されている時間の長さ(T)が付帯され得る。
【0144】
ステップ22において、第1ネットワーク機器(又はコアネットワークネットワーク機器と呼ばれる)は、第2メッセージを第3ネットワーク機器(又は第2セルのネットワーク機器と呼ばれる)に送信し、又は第2ネットワーク機器(又は第1セルのネットワーク機器と呼ばれる)は、第2メッセージを第3ネットワーク機器(又は第2セルのネットワーク機器と呼ばれる)に送信し、前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0145】
選択可能に、第3ネットワーク機器は、少なくとも1つのMBSをサポートしないネットワーク機器を含む。
【0146】
選択可能に、第2メッセージは、
(1)少なくとも1つのMBSがアクティブ化されている時間の長さと、
(2)第1セルで少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示すための第1セルの情報と、
(3)前記第1セルでのネットワーク機器の情報と、
(4)少なくとも1つのMBSを受信する時間情報と、
(5)少なくとも1つのMBSを受信する周波数領域情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0147】
ステップ23において、第2セルでの接続状態にあるUE(第1端末とも呼ばれる)に対して、第3ネットワーク機器は、UEの測定報告、該UEが少なくとも1つのMBSをサポートできるかどうかなどの情報に基づいて、第2セルでの一部のUEを第1セルに切り替える。
【0148】
選択可能に、第3ネットワーク機器は、切り替えプロセス中に隣接セルから提供されるUEコンテキスト情報又はUEによって能動的に報告される情報を通じて、該UEが少なくとも1つのMBSをサポートできるかどうかの情報を取得することができる。
【0149】
UEによる第2セルでの測定結果が第1セルでの測定結果よりもわずかに良いが、第1セルは、UEが望む少なくとも1つのMBSをサポートする一方、第2セルは、少なくとも1つのMBSをサポートしない場合、UEができるだけ早く少なくとも1つのMBSを受信するために、UEが第1セルに切り替えられる。
【0150】
例示的に、ステップ23は、以下の具体的な方式で実現され得る。
【0151】
(1)第3ネットワーク機器は、第8メッセージ(例えば再構成メッセージ、ブロードキャストメッセージなど)を、第2セルでの接続状態にある第1端末に送信し、前記第8メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、さらに、前記第8メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0152】
選択可能に、該第1端末は、該第8メッセージを受信した後、第1セルの測定結果を能動的に報告する。
【0153】
(2)第3ネットワーク機器は、切り替えメッセージ又は条件付き切り替えメッセージを、第2セルでの第1端末に送信し、前記切り替えメッセージ又は条件付き切り替えメッセージは、第1セルで少なくとも1つのMBSを受信するなどの切り替え理由を付帯する。
【0154】
(3)第2ネットワーク機器は、受け入れ制御を行い、第2ネットワーク機器は、切り替え設定情報を設定して切り替え設定情報を第3ネットワーク機器に送信し、ここで、該切り替え設定情報は、UEが第1セルに切り替えて少なくとも1つのMBSを受信するために用いられる。
【0155】
選択可能に、切り替え設定情報は、前記第1端末固有のランダムアクセスリソース又は条件付き切り替え用のランダムアクセスリソースと、少なくとも1つのMBSの受信設定と、少なくとも1つのMBSのPTP又はPTM情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0156】
(4)第3ネットワーク機器は、第9メッセージを第1端末に送信し、第9メッセージには、切り替え設定情報が含まれ、選択可能に、該第9メッセージには、さらに、少なくとも1つのMBSを受信し又は少なくとも1つのMBSがアクティブ化に復帰するなどの第1端末の切り替え理由が含まれてもよい。UEに条件付き切り替えが設定される場合、第9メッセージには、さらに、第1端末に対して第3ネットワーク機器によって設定される条件付き切り替えのイベント、及び、イベントに対応する閾値が含まれてもよく、例えば、第1端末に対して第3ネットワーク機器によってされる隣接セルAにアクセスするイベント(例えばA3イベント及び/又はA5イベント)、対応する閾値(例えば、A3イベントに対応するオフセット量(offset)、及び/又はA5イベントに対応する第1閾値(Threshold1)、A5イベントに対応する第2閾値(Threshold2))などが挙げられる。
【0157】
ステップ24において、第2セルでのアイドル状態又は非アクティブ化状態にあるUE(第2端末とも呼ばれる)に対して、第3ネットワーク機器は、第3メッセージを該UE(第2端末)に送信することにより、少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0158】
選択可能に、該第3メッセージは、システムメッセージ又はページングメッセージであってもよい。
【0159】
選択可能に、該第3メッセージは、
(1)少なくとも1つのMBSを受信する第2端末による再選択セルのパラメータと、
(2)少なくとも1つのMBSを受信する方式と、
(3)少なくとも1つのMBSを受信するリソースと、
(4)少なくとも1つのMBSを受信する時間情報と、
(5)少なくとも1つのMBSを受信する周波数領域情報と、のうちの少なくとも1つを含み得る。
【0160】
上記(3)について、例えば、UEは、idle又はinactive状態を維持し続け、又は、UEは、接続状態に入る。さらに、例えば、接続状態に入ると、PTP又はPTMの方式で受信し、即ち、UEが確立を開始する無線ベアラ(radio bearer、RB)は、ユニキャストのRB又はマルチキャストのRBであり、例えば、MBMS無線ベアラ(MRB)が挙げられる。
【0161】
(例2)
本例は、UEによる通知方策である。
図7に示すように、具体的なステップは、以下のとおりである。
【0162】
ステップ31において、第1ネットワーク機器(又はコアネットワーク側のネットワーク機器と呼ばれる)は、非アクセス層(NAS)又はページングメッセージを介して第4メッセージを第2セルのUEに送信し、前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、選択可能に、前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0163】
UEが、NASの方式(即ち基地局が感知しない)で、少なくとも1つのMBSがアクティブ化される第3メッセージを受信する場合、選択可能に、第4メッセージには、さらに、該少なくとも1つのMBSをサポートするセルリスト情報が付帯され得る。
【0164】
ステップ32において、UEは、第5メッセージを第3ネットワーク機器(サービス基地局又はサービスセルでのネットワーク機器又は第2セルのネットワーク機器とも呼ばれる)に送信し、前記第5メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、選択可能に、前記第5メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0165】
選択可能に、第5メッセージは、少なくとも1つのMBSをサポートするセルリストと、前記UEによって測定された前記セルリストのうちの1つ又は複数のセルの測定結果と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0166】
ステップ33において、第3ネットワーク機器が、少なくとも1つのMBSがサポートされるセルリストを受信していない場合、第6メッセージを第1セル(又は隣接セルと呼ばれる)に送信することにより、前記第1セルが少なくとも1つのMBSをサポートできるかどうかを問い合わせる。
【0167】
選択可能に、前記第6メッセージは、少なくとも1つのMBSを受信する1つ又は複数の端末によって測定された測定結果と、少なくとも1つのMBSを受信する1つ又は複数の端末のコンテキスト情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0168】
ステップ34において、第3ネットワーク機器が、少なくとも1つのMBSがサポートされるセルリストを受信している場合、第7メッセージを前記少なくとも1つのMBSをサポートする第1セルの第2ネットワーク機器に送信することにより、前記UEが前記第1セルに切り替えられるかどうかを問い合わせる。
【0169】
ステップ35において、第2ネットワーク機器が、少なくとも1つのMBSがサポートされると返信した場合、第3ネットワーク機器は、少なくとも1つのMBSを受信するように該UEを第1セルに切り替える。
【0170】
なお、例2のステップ35における第3ネットワーク機器の切り替えフローは、例1のステップ23とステップ24を参照することができる。
【0171】
上記実施例に基づき、本開示の実施例は、さらに、第1ネットワーク機器に適用するサービス通知装置を提供し、
図8に示すように、該装置800は、第1送信モジュール801を含む。
【0172】
第1送信モジュール801は、通知メッセージを送信するように構成され、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0173】
本開示の一実施形態では、前記第1送信モジュール801は、第1メッセージを第2ネットワーク機器に送信するように構成され、前記第1メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記第1メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、ここで、前記第1ネットワーク機器は、コアネットワークネットワーク機器であり、前記第2ネットワーク機器は、前記第1セルの所属するネットワーク機器である。
【0174】
選択可能に、前記第1メッセージは、前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化されている時間の長さを付帯する。
【0175】
本開示の別の実施形態では、前記第1送信モジュール801は、第2メッセージを第3ネットワーク機器に送信するように構成され、前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。ここで、前記第3ネットワーク機器は、第2セルの所属するネットワーク機器であり、前記第2セルでの少なくとも一部の端末は、少なくとも1つのMBSを受信する。
【0176】
選択可能に、前記第3ネットワーク機器又は第2セルは、前記少なくとも1つのMBSをサポートせず、又は、前記少なくとも1つのMBSは、前記第3ネットワーク機器又は第2セルによってサポートされるMBSリストの外にある。
【0177】
本開示の一実施形態では、前記第2メッセージは、
前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化されている時間の長さと、
前記第1セルで少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示すための第1セルの情報と、
前記第1セルの所属するネットワーク機器の情報と、
前記少なくとも1つのMBSを受信する時間情報と、
前記少なくとも1つのMBSを受信する周波数領域情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0178】
本開示の別の実施形態では、前記第1送信モジュール801は、非アクセス層を介して第4メッセージを端末(例えば第1セル又は第2セルでの端末)に送信ように構成され、前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0179】
選択可能に、前記第4メッセージには、さらに、前記少なくとも1つのMBSをサポートする1つのセル又は複数のセルリスト情報が含まれる。
【0180】
本開示の実施例に係る装置は、
図2に示す方法実施例が実現した各プロセスを実現し、同じ技術的効果を達成することができ、重複を避けるために、ここで説明を省略する。
【0181】
図9に示すように、本開示の実施例は、さらに、第2ネットワーク機器に適用するサービス通知装置を提供し、該装置900は、第1受信モジュール901を含む。
【0182】
第1受信モジュール901は、通知メッセージを受信するように構成され、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0183】
ここで、前記第2ネットワーク機器は、前記第1セルの所属するネットワーク機器である。
【0184】
本開示の一実施形態では、前記第1受信モジュール901は、
第1ネットワーク機器から送信される第1メッセージを受信することであって、前記第1メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第1メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが前記第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、前記第1ネットワーク機器は、コアネットワークネットワーク機器であること、又は、
前記第1セルでの端末から送信される第10メッセージを受信することであって、前記第10メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記第10メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが前記第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示すこと、を実行するように構成される。
【0185】
本開示の一実施形態では、装置900は、さらに、第2送信モジュールを含み、
第2送信モジュールは、第2メッセージを第3ネットワーク機器に送信するように構成され、前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが前記第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、ここで、前記第3ネットワーク機器は、第2セルの所属するネットワーク機器であり、前記第2セルでの少なくとも一部の端末は、前記少なくとも1つのMBSを受信する。
【0186】
本開示の一実施形態では、装置900は、さらに、受信モジュールと送信モジュールを含み、
受信モジュールは、第3ネットワーク機器から送信される切り替え要求メッセージ又は条件付き切り替え要求メッセージを受信するように構成され、前記切り替え要求メッセージ又は条件付き切り替え要求メッセージは、切り替え理由を付帯し、
送信モジュールは、切り替え設定情報を前記第3ネットワーク機器に送信するように構成される。
【0187】
本開示の一実施形態では、前記切り替え設定情報は、前記第1端末固有のランダムアクセスリソース又は条件付き切り替え用のランダムアクセスリソースと、前記少なくとも1つのMBSの受信設定と、前記少なくとも1つのMBSの受信方式PTP又はPTMと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0188】
選択可能に、前記第3ネットワーク機器又は第2セルは、前記少なくとも1つのMBSをサポートせず、又は、前記少なくとも1つのMBSは、前記第3ネットワーク機器又は第2セルによってサポートされるMBSリストの外にある。
【0189】
本開示の実施例に係る装置は、
図3に示す方法実施例が実現した各プロセスを実現し、同じ技術的効果を達成することができ、重複を避けるために、ここで説明を省略する。
【0190】
図10に示すように、本開示の実施例は、さらに、第3ネットワーク機器に適用するサービス通知装置を提供し、該装置1000は、第2受信モジュール1001を含み、
第2受信モジュール1001は、通知メッセージを受信するように構成され、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、前記第3ネットワーク機器は、第2セルの所属するネットワーク機器であり、前記第2セルでの少なくとも一部の端末は、少なくとも1つのMBSを受信する。
【0191】
選択可能に、前記第3ネットワーク機器又は第2セルは、前記少なくとも1つのMBSをサポートせず、又は、前記少なくとも1つのMBSは、前記第3ネットワーク機器又は第2セルによってサポートされるMBSリストの外にある。
【0192】
本開示の一実施形態では、前記第2受信モジュール1001は、第1ネットワーク機器又は第2ネットワーク機器から送信される第2メッセージを受信するように構成され、前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、前記第1ネットワーク機器は、コアネットワークネットワーク機器であり、前記第2ネットワーク機器は、前記第1セルの所属するネットワーク機器である。
【0193】
本開示の一実施形態では、前記装置1000は、さらに、決定モジュールを含み、
決定モジュールは、前記第2セルでの少なくとも一部の端末が前記第1セルに切り替え可能であると決定するように構成され、前記少なくとも一部の端末の状態は、接続状態であり、前記少なくとも一部の端末は、少なくとも1つのMBSの受信を期待し又は少なくとも1つのMBSに関心を持つ。
【0194】
本開示の一実施形態では、前記決定モジュールは、前記第2セルでの1つ又は複数の端末によって報告される測定結果、及び/又は、前記第2セルが前記少なくとも1つのMBSをサポートできるかどうかの情報に基づいて、前記第2セルでの少なくとも一部の端末が前記第1セルに切り替え可能であると決定するように構成される。
【0195】
本開示の一実施形態では、前記装置1000は、さらに、第3送信モジュールを含み、
第3送信モジュールは、第8メッセージを前記第2セルでの接続状態にある第1端末に送信するように構成され、前記第8メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第8メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが前記第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0196】
本開示の一実施形態では、前記装置1000は、さらに、第3受信モジュールを含み、
第3受信モジュールは、前記第1端末によって報告される前記第1セルの測定結果を受信するように構成される。
【0197】
本開示の一実施形態では、前記装置1000は、さらに、第4送信モジュールを含み、
第4送信モジュールは、切り替え要求メッセージ又は条件付き切り替え要求メッセージを前記第2ネットワーク機器に送信するように構成され、前記切り替え要求メッセージ又は条件付き切り替え要求メッセージは、切り替え理由を付帯する。
【0198】
受信モジュールは、前記第2ネットワーク機器によって設定される切り替え設定情報を受信するように構成される。
【0199】
本開示の一実施形態では、前記装置1000は、さらに、第5送信モジュールを含み、
第5送信モジュールは、第9メッセージを前記第1端末に送信するように構成され、
前記第9メッセージには、
切り替え設定情報と、
切り替え理由と、
第1端末のために前記第3ネットワーク機器によって設定される条件付き切り替えのイベント及び前記イベントに対応する閾値と、のうちの少なくとも1つが含まれる。
【0200】
選択可能に、前記切り替え設定情報は、前記第1端末固有のランダムアクセスリソース又は条件付き切り替え用のランダムアクセスリソースと、少なくとも1つのMBSの受信設定と、少なくとも1つのMBSのPTP又はPTMと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0201】
本開示の一実施形態では、前記装置1000は、さらに、第6送信モジュールを含み、
第6送信モジュールは、第3メッセージを第2セルでのアイドル状態又は非アクティブ化状態にある第2端末に送信するように構成され、前記第3メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第3メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが前記第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0202】
いくつかの選択可能な実施例では、前記第3メッセージは、
少なくとも1つのMBSを受信する第2端末による再選択セルのパラメータと、
前記少なくとも1つのMBSを受信する方式と、
前記少なくとも1つのMBSを受信するリソースと、
前記少なくとも1つのMBSを受信する時間情報と、
前記少なくとも1つのMBSを受信する周波数領域情報と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0203】
本開示の一実施形態では、前記第2受信モジュール1001は、前記第2セルでの第3端末から送信される第5メッセージを受信するように構成され、前記第5メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第5メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、ここで、前記第5メッセージは、少なくとも1つのMBSをサポートするセルリストと、前記第3端末によって測定された前記セルリストのうちの1つ又は複数のセルの測定結果と、のうちの少なくとも1つを含む。
【0204】
本開示の一実施形態では、前記装置1000は、さらに、第7送信モジュールを含み、
第7送信モジュールは、前記第3ネットワーク機器が少なくとも1つのMBSがサポートされるセルリストを受信していない場合、第6メッセージを第1セル又は第2ネットワーク機器に送信するように構成され、前記第6メッセージは、少なくとも1つのMBSが前記第1セルによってサポートされ得るかどうかを問い合わせることを示し、ここで、前記第6メッセージは、さらに、少なくとも1つのMBSを受信する1つ又は複数の端末によって測定された測定結果と、前記少なくとも1つのMBSを受信する1つ又は複数の端末のコンテキスト情報と、のうちの少なくとも1つを含み得る。
【0205】
本開示の一実施形態では、前記装置1000は、さらに、第8送信モジュールを含み、
第8送信モジュールは、前記第3ネットワーク機器が、少なくとも1つのMBSがサポートされるセルリストを受信している場合、第7メッセージを、前記少なくとも1つのMBSがサポートされる第1セルの所属する第2ネットワーク機器に送信するように構成され、前記第7メッセージは、前記第3端末が前記第1セルに切り替えられるかどうかを問い合わせることを示す。
【0206】
本開示の一実施形態では、前記装置1000は、さらに、切り替えモジュールを含み、
切り替えモジュールは、前記第2ネットワーク機器が、前記少なくとも1つのMBSが前記第1セルによってサポートされると返信する場合、前記第3端末を第1セルに切り替えるように構成される。
【0207】
選択可能に、前記第3ネットワーク機器又は第2セルは、前記少なくとも1つのMBSをサポートせず、又は、前記少なくとも1つのMBSは、前記第3ネットワーク機器又は第2セルによってサポートされるMBSリストの外にある。
【0208】
本開示の実施例に係る装置は、
図4に示す方法実施例が実現した各プロセスを実現し、同じ技術的効果を達成することができ、重複を避けるために、ここで説明を省略する。
【0209】
図11に示すように、本開示の実施例は、さらに、端末に適用するサービス通知装置を提供し、該装置1100は、第9送信モジュール1101を含み、
第9送信モジュール1101は、非アクセス層又はページングメッセージを介して第1ネットワーク機器から送信される第4メッセージを受信するように構成され、前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す。
【0210】
本開示の一実施形態では、前記装置1100は、さらに、第10送信モジュールを含み、
第10送信モジュールは、第5メッセージを第2セルの第3ネットワーク機器に送信するように構成され、前記第5メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記第5メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、前記第2セルでの端末は、少なくとも1つのMBSの受信を復帰する必要がある。
【0211】
本開示の実施例に係る装置は、
図5に示す方法実施例が実現した各プロセスを実現し、同じ技術的効果を達成することができ、重複を避けるために、ここで説明を省略する。
【0212】
図12に示すように、
図12は、本開示の実施例が適用するネットワーク機器の構造図であり、ネットワーク機器1200は、プロセッサ1201、送受信機1202、メモリ1203及びバスインターフェースを含む。
【0213】
本開示の1つの実施例では、ネットワーク機器1200は、さらに、メモリ上1203に記憶されてプロセッサ1201で実行可能なプログラムを含み、プログラムがプロセッサ1201によって実行される場合に
図2~
図4に示す実施例のステップを実現させる。
【0214】
図12において、バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されたバス及びブリッジを含むことができ、具体的に、プロセッサ1201によって表される1つ又は複数のプロセッサと、メモリ1203によって表されるメモリの様々な回路が一緒にリンクされる。バスアーキテクチャは、さらに、周辺機器、電圧調整器、及び電力管理回路などの様々な他の回路を一緒にリンクすることもでき、これらは当技術分野でよく知られているため、本明細書ではこれ以上説明しない。バスインターフェースはインターフェースを提供する。送受信機1202伝送媒体で様々な他の装置と通信するためのユニットを提供する、送信機及び受信機を含む複数の要素であり得る。
【0215】
プロセッサ1201は、バスアーキテクチャ及び一般的な処理の管理を担当し、メモリ1203は、プロセッサ1201が操作を実行するときに使用するデータを記憶することができる。
【0216】
本開示の実施例に係るネットワーク機器は、
図2~
図4に示す方法実施例が実現した各プロセスを実現し、同じ技術的効果を達成することができ、重複を避けるために、ここで説明を省略する。
【0217】
図13は、本開示の実施例のある端末を実現するハードウェア構造模式図であり、該端末1300は、無線周波数ユニット1301、ネットワークモジュール1302、オーディオ出力ユニット1303、入力ユニット1304、センサ1305、表示ユニット1306、ユーザ入力ユニット1307、インターフェースユニット1308、メモリ1309、及び、プロセッサ1310などの部品を含むが、これらに限定されない。
【0218】
なお、端末1300は、さらに、各部品に電力を供給する電源(例えばバッテリ)を含み得る。電源は、電源管理システムを介してプロセッサ1310と論理的に接続されて電源管理システムを利用して充電、放電及び消費電力管理などの機能を実現することができる。
図13に示す端末構造は、端末を限定するものではなく、端末は、図示よりも多く又は少ない部品を含むことができ、又はいくつかの部品を組み合わせることができ、又は異なる部品配置を含むことができ、ここではこれ以上説明しない。
【0219】
なお、本開示の実施例では、入力ユニット1304は、グラフィックスプロセッサ(Graphics Processing Unit、GPU)13041とマイク13042を含むことができ、グラフィックスプロセッサ13041は、ビデオ取得モード又は画像取得モードにおいて画像取得装置(例えば、カメラ)によって取得された静的イメージ又はビデオの画像データを処理する。表示ユニット1306は、表示パネル13061を含み得る。液晶ディスプレイ、有機発光ダイオードなどの形態で表示パネル13061を配置することができる。ユーザ入力ユニット1307は、タッチパネル13071及び他の入力機器13072を含む。タッチパネル13071は、タッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル13071は、タッチ検出装置及びタッチコントローラの2つの部分を含むことができる。他の入力機器13072は、物理キーボード、機能キー(例えば音量制御キー、スイッチキー等)、トラックボール、マウス、操作レバーを含むことができるが、これらに限定されないが、ここでは説明しない。
【0220】
本開示の実施例では、無線周波数ユニット1301は、ネットワーク側機器からのダウンリンクデータを受信した後、プロセッサ1310に送信して処理する。また、上りのデータをネットワーク側機器に送信する。一般的に、無線周波数ユニット1301は、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、これらに限定されない。
【0221】
メモリ1309は、ソフトウェアプログラム又は命令及び様々なデータを記憶するために使用することができる。メモリ1309は、主に、プログラム又は命令記憶領域及びデータ記憶領域を含むことができ、ここで、プログラム又は命令記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なプリケーションプログラム又は命令(例えば音声再生機能、画像再生機能など)などを記憶することができる。また、メモリ1309は、を含んでもよく、不揮発性メモリを含んでもよい。ここで、不揮発性メモリは、読み取り専用(Read-Only Memory、ROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(Programmable ROM、 PROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable PROM、 EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically EPROM、 EEPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性固体記憶デバイスなどが挙げられる。
【0222】
プロセッサ1310は、1つ又は複数の処理ユニットを含むことができ、選択可能に、プロセッサ1310は、アプリケーションプロセッサと変復調プロセッサとを統合することができ、ここで、アプリケーションプロセッサは、主に、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース、プリケーションプログラムや命令などを処理し、変復調プロセッサは、主に、無線通信を処理し、例えば、ベースバンドプロセッサが挙げられる。上記変復調プロセッサは、プロセッサ1310に統合されなくてもよいことが理解される。
【0223】
本開示の実施例に係る端末は、
図5に示す方法実施例が実現した各プロセスを実現し、同じ技術的効果を達成することができ、重複を避けるために、ここで説明を省略する。
【0224】
本開示の実施例は、さらに、可読記憶媒体を提供し、前記可読記憶媒体にプログラム又は命令が記憶されており、該プログラム又は命令がプロセッサによって実行される場合に上記
図1~
図5に示す方法実施例の各プロセスを実現し、同じ技術効果を達成することができ、重複を避けるために、ここで説明を省略する。
【0225】
ここで、前記プロセッサは、上記実施例に記載した端末内のプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ読み取り専用(Read-Only Memory、 ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどのコンピュータ可読記憶媒体を含む。
【0226】
本開示で説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアの方式で実装されてもよく、プロセッサによってソフトウェア命令を実行する方式で実装されてもよい。ソフトウェア命令は、対応するソフトウェアモジュールで構成されてもよく、ソフトウェアモジュールは、RAM、フラッシュメモリ、ROM、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルハードディスク、コンパクトディスクリードオンリーメモリ又は当技術分野知られている他のいずれの形態の記憶媒体に記憶されてもよい。ある例示的な記憶媒体はプロセッサに結合され、これにより、プロセッサは当該記憶媒体から情報を読み取り、当該記憶媒体に情報を書き込むことができる。もちろん、記憶媒体は、プロセッサの構成要素であってもよい。プロセッサ及び記憶媒体は、ASICに配置されてもよい。更に、当該ASICは、コアネットワークインターフェース機器に配置されてもよい。もちろん、プロセッサ及び記憶媒体は個別のコンポーネントとして、コアネットワークインターフェース機器に存在してもよい。
【0227】
当業者であれば、1つまたは複数の上述の例において、本開示で説明される機能が、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又は任意の組み合わせによって実現され得ることを理解することができる。ソフトウェアで実施する場合、これらの機能は、コンピュータ可読媒体に格納されるか、コンピュータ可読媒体上の1つ又は複数の命令又はコードとして伝送されてもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体及び通信媒体を含み、ここで、通信媒体は、コンピュータプログラムをある場所から別の場所に便利に伝送するための任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータ又は専用コンピュータにアクセス可能な任意の利用可能な媒体であり得る。
【0228】
上記の具体的な実施形態は、本開示の目的、技術的解決策及び有利な効果について更に詳しく説明したが、理解すべきことして、上記の説明は、本開示の具体的な実施形態に過ぎず、本開示の保護範囲を限定することを意図するものではなく、本開示の技術的解決策に基づいて行われるあらゆる修正、同等の置換、改善などは、本開示の保護範囲に含まれるべきである。
【0229】
本開示の実施例は、本開示の実施例に係る方法、デバイス(システム)、及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照して説明される。コンピュータプログラム命令によって、フローチャート及び/又はブロック図の各プロセス及び/又はブロック、及びフローチャート及び/又はブロック図のプロセス及び/又はブロックの組み合わせを実現することができることを理解するであろう。1つのマシンを生成するために、これらのコンピュータプログラム命令を汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサ又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに提供することにより、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサによって実行される命令を、フローチャートの1つのプロセス又は複数のプロセス及び/又はブロック図の1つのブロック又は複数のブロックに指定される機能を実行するための装置を生成させる。
【0230】
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置に特定の方法で動作することができるコンピュータ読み取り可能メモリに記憶することもでき、当該コンピュータ読み取り可能メモリに記憶された命令に命令装置を含む製品を生成させるようにし、当該命令装置は、フローチャートの1つのプロセス又は複数のプロセス及び/又はブロック図の1つのブロック又は複数のブロックで指定された機能を実現する。
【0231】
これらのコンピュータプログラム命令は、さらにコンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置にロードすることもできて、コンピュータ又は他のプログラム可能な装置に一連の操作ステップを実行させて、コンピュータの実装の処理を生成するようにし、それにより、コンピュータ又は他のプログラム可能な装置で実行される命令は、フローチャートの1つのプロセス又は複数のプロセス及び/又はブロック図の1つのブロック又は複数のブロックで指定された機能を実現するためのステップを提供する。
【0232】
明らかなこととして、当業者は、本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、本開示の実施例に対して様々な修正及び変更を行うことができる。したがって、本開示の実施形態のこのような修正及び変更が本開示の範囲及びその同等技術の範囲内に含まれる場合、本開示もこのような修正及び変更を含むことを意図する。
【手続補正書】
【提出日】2023-08-30
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1ネットワーク機器によって実行されるであって、
通知メッセージを送信することを含み、
前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた第1マルチキャストブロードキャストサービスMBSがアクティブ化状態に復帰することを示す、サービス通知方法。
【請求項2】
前記通知メッセージを送信することは、
第1メッセージを第2ネットワーク機器に送信することであって、前記第1メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記第1メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、ここで、前記第1ネットワーク機器は、コアネットワークネットワーク機器であり、前記第2ネットワーク機器は、
無線アクセスネットワークのネットワーク機器であること、
又は、第2メッセージを第3ネットワーク機器に送信することであって、前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、前記第3ネットワーク機器は、第2セルの所属するネットワーク機器であり、前記第2セルでの少なくとも一部の端末は、前記少なくとも1つのMBSを受信すること、
又は、非アクセス層NAS又はページングメッセージを介して第4メッセージを端末に送信することであって、前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示すこと、を含む
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1メッセージは、前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化されている時間の長さを付帯する
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第3ネットワーク機器又は第2セルは、前記少なくとも1つのMBSをサポートせず、
又は、前記少なくとも1つのMBSは、前記第3ネットワーク機器又は第2セルによってサポートされるMBSリストの外にある
請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記第2メッセージは、
前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化されている時間の長さと、
前記第1セルで前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示すための第1セルの情報と、
前記無線アクセスネットワークのネットワーク機器の情報と、
前記少なくとも1つのMBSを受信する時間情報と、
前記少なくとも1つのMBSを受信する周波数領域情報と、のうちの少なくとも1つを含む
請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記NAS又はページングメッセージを介して第4メッセージを端末に送信することは、
NAS又はページングメッセージを介して第4メッセージを第1セル又は第2セルでの端末に送信することを含む
請求項2に記載の方法。
【請求項7】
前記第4メッセージには、さらに、
前記少なくとも1つのMBSをサポートする1つのセル又は複数のセルリスト情報が含まれる
請求項2に記載の方法。
【請求項8】
第2ネットワーク機器によって実行されるサービス通知方法であって、
通知メッセージを受信することを含み、
前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、
前記第2ネットワーク機器は、
無線アクセスネットワークのネットワーク機器である、サービス通知方法。
【請求項9】
前記通知メッセージを受信することは、
第1ネットワーク機器から送信される第1メッセージを受信することであって、前記第1メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第1メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが前記第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、前記第1ネットワーク機器は、コアネットワークネットワーク機器であること、
又は、前記第1セルでの端末から送信される第10メッセージを受信することであって、前記第10メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記第10メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが前記第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示すこと、を含む
請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記方法は、さらに、
第2メッセージを第3ネットワーク機器に送信することであって、前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが前記第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、前記第3ネットワーク機器は、第2セルの所属するネットワーク機器であり、前記第2セルでの少なくとも一部の端末は、前記少なくとも1つのMBSを受信すること、
又は、第3ネットワーク機器から送信される切り替え要求メッセージ又は条件付き切り替え要求メッセージを受信することであって、前記切り替え要求メッセージ又は条件付き切り替え要求メッセージは、切り替え理由を付帯すること、
及び、切り替え設定情報を前記第3ネットワーク機器に送信すること、を含む
請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記切り替え設定情報は、
前記少なくとも1つのMBSの受信設定と、
前記少なくとも1つのMBSの受信方式がポイントツーポイントPTP又はポイントツーマルチポイントPTMであることと、のうちの少なくとも1つを含む
請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記第3ネットワーク機器又は第2セルは、前記少なくとも1つのMBSをサポートせず、
又は、前記少なくとも1つのMBSは、前記第3ネットワーク機器又は第2セルによってサポートされるMBSリストの外にある
請求項10に記載の方法。
【請求項13】
第3ネットワーク機器によって実行されるサービス通知方法であって、
通知メッセージを受信することを含み、
前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、
前記第3ネットワーク機器は、第2セルの所属するネットワーク機器であり、前記第2セルでの少なくとも一部の端末は、少なくとも1つのMBSを受信する、サービス通知方法。
【請求項14】
前記第3ネットワーク機器又は第2セルは、前記少なくとも1つのMBSをサポートせず、又は、前記少なくとも1つのMBSは、前記第3ネットワーク機器又は第2セルによってサポートされるMBSリストの外にある
請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記通知メッセージを受信することは、
第1ネットワーク機器又は第2ネットワーク機器から送信される第2メッセージを受信することであって、前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記第2メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、ここで、前記第1ネットワーク機器は、コアネットワークネットワーク機器であり、前記第2ネットワーク機器は、
無線アクセスネットワークのネットワーク機器であること、
又は、第3端末から送信される第5メッセージを受信することであって、前記第5メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第5メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、ここで、前記第5メッセージは、少なくとも1つのMBSをサポートするセルリストと、前記第3端末によって測定された前記セルリストのうちの1つ又は複数のセルの測定結果と、のうちの少なくとも1つを含むこと、を含む
請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記方法は、さらに、
前記第2セルでの少なくとも一部の端末が前記第1セルに切り替え可能であると決定することであって、前記少なくとも一部の端末の状態は、接続状態であり、前記少なくとも一部の端末は、少なくとも1つのMBSの受信を期待し又は少なくとも1つのMBSに関心を持つことと、
第8メッセージを前記第2セルでの接続状態にある第1端末に送信することであって、前記第8メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第8メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示すことと、
切り替え要求メッセージ又は条件付き切り替え要求メッセージを前記第2ネットワーク機器に送信することであって、前記切り替え要求メッセージ又は条件付き切り替え要求メッセージは、切り替え理由を付帯することと、
前記第2ネットワーク機器によって設定される切り替え設定情報を受信することと、
第9メッセージを前記第1端末に送信することであって、前記第9メッセージには、切り替え設定情報と、切り替え理由と、前記第1端末のために前記第3ネットワーク機器によって設定される条件付き切り替えのイベント及び前記イベントに対応する閾値と、のうちの少なくとも1つが含まれることと、
第3メッセージを第2セルでの第2端末に送信することであって、前記第3メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第3メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが前記第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示すことと、
前記第3ネットワーク機器は、前記少なくとも1つのMBSがサポートされるセルリストを受信していない場合、第6メッセージを前記第1セル又は第2ネットワーク機器に送信することであって、前記第6メッセージは、少なくとも1つのMBSが前記第1セルによってサポートされるかどうかを問い合わせることを示すことと、
前記第3ネットワーク機器は、少なくとも1つのMBSがサポートされるセルリストを受信している場合、第7メッセージを、前記少なくとも1つのMBSがサポートされる
無線アクセスネットワークの第2ネットワーク機器に送信することであって、前記第7メッセージは、前記第3端末が前記第1セルに切り替えられるかどうかを問い合わせることを示すことと、
前記第2ネットワーク機器が前記少なくとも1つのMBSが前記第1セルによってサポートされると返信する場合、前記第3端末を前記第1セルに切り替えることと、のうちの少なくとも1つを含む
請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記第3メッセージは、
前記少なくとも1つのMBSを受信する第2端末による再選択セルのパラメータと、
前記少なくとも1つのMBSを受信する方式と、
前記少なくとも1つのMBSを受信するリソースと、
前記少なくとも1つのMBSを受信する時間情報と、
前記少なくとも1つのMBSを受信する周波数領域情報と、のうちの少なくとも1つを含む
請求項16に記載の方法。
【請求項18】
端末によって実行されるサービス通知方法であって、
第3ネットワーク機器から送信される第3メッセージを受信すること、又は、
非アクセス層又はページングメッセージを介して第1ネットワーク機器から送信される第4メッセージを受信することを含み、
前記第3メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第3メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、前記第3ネットワーク機器は、前記少なくとも1つのMBSをサポートせず、
前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示す、サービス通知方法。
【請求項19】
前記方法は、さらに、
第5メッセージを第2セルの第3ネットワーク機器に送信することを含み、
前記第5メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は前記第5メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた前記少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、前記第2セルでの少なくとも一部の端末は、前記少なくとも1つのMBSを受信すること
請求項18に記載の方法。
【請求項20】
第1ネットワーク機器に適用するサービス通知装置であって、
通知メッセージを送信するように構成される第1送信モジュールを含み、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示す、サービス通知装置。
【請求項21】
第2ネットワーク機器に適用するサービス通知装置であって、
通知メッセージを受信するように構成される第1受信モジュールを含み、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、
ここで、前記第2ネットワーク機器は、
無線アクセスネットワークのネットワーク機器である、サービス通知装置。
【請求項22】
第3ネットワーク機器に適用するサービス通知装置であって、
通知メッセージを受信するように構成される第2受信モジュールを含み、前記通知メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、
ここで、前記第3ネットワーク機器は、第2セルの所属するネットワーク機器であり、前記第2セルでの少なくとも一部の端末は、少なくとも1つのMBSを受信する、サービス通知装置。
【請求項23】
端末に適用するサービス通知装置であって、
非アクセス層又はページングメッセージを介して第1ネットワーク機器から送信される第4メッセージを受信するように構成される第9送信モジュールを含み、前記第4メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、
又は、
前記サービス通知装置は、第3ネットワーク機器から送信される第3メッセージを受信するように構成され、前記第3メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSがアクティブ化状態に復帰することを示し、又は、前記第3メッセージは、以前に非アクティブ化状態に入っていた少なくとも1つのMBSが第1セルでアクティブ化状態に復帰することを示し、前記第3ネットワーク機器は、前記少なくとも1つのMBSをサポートしない、サービス通知装置。
【請求項24】
ネットワーク機器であって、
プロセッサ、メモリ及び前記メモリに記憶されて前記プロセッサで実行可能なプログラムを含み、
前記プログラムが前記プロセッサによって実行される場合に請求項1から7のいずれか1項に記載の方法のステップを実現させ、又は、
前記プログラムが前記プロセッサによって実行される場合に請求項8から12のいずれか1項に記載の方法のステップを実現させ、又は、
前記プログラムが前記プロセッサによって実行される場合に請求項13から17のいずれか1項に記載の方法のステップを実現させる、ネットワーク機器。
【請求項25】
端末であって、
プロセッサ、メモリ及び前記メモリに記憶されて前記プロセッサで実行可能なプログラムを含み、
前記プログラムが前記プロセッサによって実行される場合に請求項18から19のいずれか1項に記載の方法のステップを実現させる、端末。
【請求項26】
可読記憶媒体であって、
前記可読記憶媒体にプログラムが記憶されており、前記プログラムがプロセッサによって実行される場合に請求項1から7のいずれか1項に記載の方法のステップを実現させ、又は、
前記プログラムがプロセッサによって実行される場合に請求項8から12のいずれか1項に記載の方法のステップを実現させ、又は、
前記プログラムがプロセッサによって実行される場合に請求項13から17のいずれか1項に記載の方法のステップを実現させ、又は、
前記プログラムがプロセッサによって実行される場合に請求項18から19のいずれか1項に記載の方法のステップを実現させる、可読記憶媒体。
【国際調査報告】