(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-29
(54)【発明の名称】低減レイテンシスピーチ処理
(51)【国際特許分類】
G06F 1/3293 20190101AFI20240221BHJP
G06F 1/3206 20190101ALI20240221BHJP
G06F 1/329 20190101ALI20240221BHJP
G06F 1/3231 20190101ALI20240221BHJP
G06F 3/16 20060101ALI20240221BHJP
【FI】
G06F1/3293
G06F1/3206
G06F1/329
G06F1/3231
G06F3/16 610
G06F3/16 660
G06F3/16 650
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023553710
(86)(22)【出願日】2021-03-12
(85)【翻訳文提出日】2023-09-04
(86)【国際出願番号】 CN2021080471
(87)【国際公開番号】W WO2022188152
(87)【国際公開日】2022-09-15
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(72)【発明者】
【氏名】ドン、シャオシャ
(72)【発明者】
【氏名】シェインブラット、レオニド
(72)【発明者】
【氏名】スン、ジージャー
(72)【発明者】
【氏名】チェン、シン
(72)【発明者】
【氏名】ワン、サブリナ・チュン・マン
【テーマコード(参考)】
5B011
【Fターム(参考)】
5B011DA02
5B011EA02
5B011EA10
5B011KK00
5B011LL11
(57)【要約】
デバイスが、第1段キーワード検出器と、プロセッサとを含む。プロセッサは、第1段キーワード検出器によるキーワード検出を示す信号に基づいて、およびキーワード検出の確認より前に、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化を始動するように構成される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
デバイスであって、
第1段キーワード検出器と、
プロセッサとを備え、前記プロセッサは、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出を示す信号に基づいて、および前記キーワード検出の確認より前に、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化を始動する
ように構成された、デバイス。
【請求項2】
状態の前記変化を始動することは、前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることを含む、請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
状態の前記変化を始動することが、前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることを含む、請求項1に記載のデバイス。
【請求項4】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項3に記載のデバイス。
【請求項5】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項3に記載のデバイス。
【請求項6】
前記プロセッサが、前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、請求項5に記載のデバイス。
【請求項7】
状態の前記変化を始動することが、前記音声サービスのスケジューリング特権を高めることを含む、請求項1に記載のデバイス。
【請求項8】
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項7に記載のデバイス。
【請求項9】
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項7に記載のデバイス。
【請求項10】
前記プロセッサが、前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、請求項9に記載のデバイス。
【請求項11】
前記第1段キーワード検出器が、デジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路に対応するか、それを含むか、それの中に含まれるか、またはそれによって実行され、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、1つまたは複数のアプリケーションプロセッサのコアである、請求項1に記載のデバイス。
【請求項12】
前記プロセッサが、第2段キーワード検出器が前記キーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、状態の前記変化を反転させるようにさらに構成された、請求項1に記載のデバイス。
【請求項13】
前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアと、1つまたは複数の追加のプロセッサコアとをさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
【請求項14】
前記音声サービスが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にすることにより、前記音声サービスの実行を前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアに制限することと比較して、前記音声サービスのレイテンシが低減される、請求項13に記載のデバイス。
【請求項15】
プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるための前記プロセスを割り当てるように構成されたスケジューラをさらに備え、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、前記スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でない、請求項13に記載のデバイス。
【請求項16】
プロセスの第1のグループが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように構成されたスケジューラをさらに備え、プロセスの前記第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの前記第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応する、請求項13に記載のデバイス。
【請求項17】
フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するように構成されたスケジューラをさらに備える、請求項13に記載のデバイス。
【請求項18】
オーディオデータを生成するように、および前記オーディオデータを前記第1段キーワード検出器に、第2段キーワード検出器に、前記音声サービスに、またはそれらの任意の組合せに提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
【請求項19】
コンテキストデータを生成するように、および状態の前記変化に基づいて前記コンテキストデータを前記音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
【請求項20】
前記音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
【請求項21】
前記音声サービスが音声アシスタントを含む、請求項1に記載のデバイス。
【請求項22】
前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
【請求項23】
方法であって、
第1段キーワード検出器によって、キーワード検出を示す信号を生成することと、
前記キーワード検出を示す前記信号に基づいて、および前記キーワード検出の確認より前に、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化を始動することと
を備える、方法。
【請求項24】
状態の前記変化を始動することは、前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることを含む、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
状態の前記変化を始動することが、前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることを含む、請求項23に記載の方法。
【請求項26】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項25に記載の方法。
【請求項28】
前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
状態の前記変化を始動することが、前記音声サービスのスケジューリング特権を高めることを含む、請求項23に記載の方法。
【請求項30】
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項29に記載の方法。
【請求項32】
前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記音声サービスをスケジューリンググループに割り当てることをさらに備え、前記音声サービスは、前記スケジューリンググループが前記音声サービスに関連付けられることに基づいて、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、請求項23に記載の方法。
【請求項34】
スケジューリンググループに対する前記音声サービスに優先度レベルを割り当てることをさらに備え、前記音声サービスは、前記優先度レベルがしきい値優先度レベルを満たすことに基づいて、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、請求項23に記載の方法。
【請求項35】
前記音声サービスをフォアグラウンドアプリケーションとして指定することをさらに備え、前記音声サービスは、前記音声サービスがフォアグラウンドアプリケーションを指定されていることに基づいて、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、請求項23に記載の方法。
【請求項36】
第2段キーワード検出器によってまたは前記音声サービスによって前記キーワード検出を確認することと、前記キーワード検出の確認に基づいて、前記音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに備える、請求項23に記載の方法。
【請求項37】
装置であって、
キーワード検出を示す信号を生成するための手段と、
前記信号に基づいて、および前記キーワード検出の確認より前に、状態の変化を始動するための手段と、ここにおいて、状態の前記変化は、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にする、
を備える、装置。
【請求項38】
生成するための前記手段と始動するための前記手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、請求項37に記載の装置。
【請求項39】
生成するための前記手段と始動するための前記手段とが、車両内に組み込まれた、請求項37に記載の装置。
【請求項40】
生成するための前記手段と始動するための前記手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、請求項37に記載の装置。
【請求項41】
生成するための前記手段と始動するための前記手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、請求項37に記載の装置。
【請求項42】
生成するための前記手段と始動するための前記手段とが、集積回路に含まれる、請求項37に記載の装置。
【請求項43】
命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、
第1段キーワード検出器からキーワード検出を示す信号を取得することと、
前記キーワード検出を示す前記信号に基づいて、および前記キーワード検出の確認より前に、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化を始動することと
を1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項44】
デバイスであって、
2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するようにスケジューラを実行するように構成されたプロセッサを備え、ここにおいて、前記スケジューラは、
第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信することと、
前記インジケーションに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために低電力モードにある音声サービスのプロセスをスケジュールすることと
を行うように構成された、デバイス。
【請求項45】
前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために前記音声サービスの前記プロセスをスケジュールすることは、前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることを含む、請求項44に記載のデバイス。
【請求項46】
前記プロセッサが、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、請求項44に記載のデバイス。
【請求項47】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項46に記載のデバイス。
【請求項48】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項46に記載のデバイス。
【請求項49】
前記プロセッサが、前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、請求項48に記載のデバイス。
【請求項50】
前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために前記音声サービスの前記プロセスをスケジュールすることが、前記音声サービスのスケジューリング特権を高めることを含む、請求項44に記載のデバイス。
【請求項51】
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項50に記載のデバイス。
【請求項52】
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項50に記載のデバイス。
【請求項53】
前記プロセッサが、前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、請求項52に記載のデバイス。
【請求項54】
前記第1段キーワード検出器を含むデジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路と、前記2つ以上のプロセッサコアを含む1つまたは複数のアプリケーションプロセッサとをさらに備える、請求項44に記載のデバイス。
【請求項55】
前記インジケーションに基づいて、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに備える、請求項44に記載のデバイス。
【請求項56】
前記2つ以上のプロセッサコアが、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアと、1つまたは複数の追加のプロセッサコアとを含む、請求項44に記載のデバイス。
【請求項57】
前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために前記音声サービスの前記プロセスをスケジュールすることにより、前記音声サービスの実行を前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアに制限することと比較して、前記音声サービスのレイテンシが低減される、請求項56に記載のデバイス。
【請求項58】
前記スケジューラが、プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるための前記プロセスを割り当てるようにさらに構成され、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、前記スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でない、請求項56に記載のデバイス。
【請求項59】
前記スケジューラは、プロセスの第1のグループが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするようにさらに構成され、プロセスの前記第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの前記第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応する、請求項56に記載のデバイス。
【請求項60】
前記スケジューラは、フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するようにさらに構成された、請求項56に記載のデバイス。
【請求項61】
オーディオデータを生成するように、および前記オーディオデータを前記第1段キーワード検出器に、第2段キーワード検出器に、前記音声サービスに、またはそれらの任意の組合せに提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに備える、請求項44に記載のデバイス。
【請求項62】
コンテキストデータを生成するように、および前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での前記音声サービスの実行に基づいて前記コンテキストデータを前記音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに備える、請求項44に記載のデバイス。
【請求項63】
前記音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、請求項44に記載のデバイス。
【請求項64】
前記音声サービスが音声アシスタントを含む、請求項44に記載のデバイス。
【請求項65】
キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに備える、請求項44に記載のデバイス。
【請求項66】
方法であって、
第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信することと、
前記インジケーションに基づいて、2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するスケジューラにおいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために低電力モードにある音声サービスのプロセスをスケジュールすることと
を備える、方法。
【請求項67】
前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることをさらに備え、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスは、前記第2段キーワード検出器が1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされていることに基づいて、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、請求項66に記載の方法。
【請求項68】
前記音声サービスの前記プロセスが、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めたことに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、請求項66に記載の方法。
【請求項69】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項68に記載の方法。
【請求項70】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項68に記載の方法。
【請求項71】
前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、請求項70に記載の方法。
【請求項72】
前記音声サービスの前記プロセスが、前記音声サービスのスケジューリング特権を高めたことに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、請求項66に記載の方法。
【請求項73】
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項72に記載の方法。
【請求項74】
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項72に記載の方法。
【請求項75】
前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、請求項74に記載の方法。
【請求項76】
前記音声サービスをスケジューリンググループに割り当てることをさらに備え、前記音声サービスの前記プロセスは、前記スケジューリンググループが前記音声サービスに関連付けられることに基づいて、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、請求項66に記載の方法。
【請求項77】
前記音声サービスに優先度レベルを割り当てることをさらに備え、前記音声サービスの前記プロセスは、前記優先度レベルがしきい値優先度レベルを満たすことに基づいて、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、請求項66に記載の方法。
【請求項78】
前記音声サービスをフォアグラウンドアプリケーションとして指定することをさらに備え、前記音声サービスの前記プロセスは、前記音声サービスがフォアグラウンドアプリケーションを指定されていることに基づいて、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、請求項66に記載の方法。
【請求項79】
第2段キーワード検出器によってまたは前記音声サービスによってキーワード検出を確認することと、キーワード検出の確認に基づいて、前記音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに備える、請求項66に記載の方法。
【請求項80】
装置であって、
第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信するための手段と、
2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するための手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段が、前記インジケーションに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために低電力モードにある音声サービスのプロセスをスケジュールするように構成された、
を備える、装置。
【請求項81】
受信するための前記手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、請求項80に記載の装置。
【請求項82】
受信するための前記手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段とが、車両内に組み込まれた、請求項80に記載の装置。
【請求項83】
受信するための前記手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、請求項80に記載の装置。
【請求項84】
受信するための前記手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、請求項80に記載の装置。
【請求項85】
受信するための前記手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段とが、集積回路に含まれる、請求項80に記載の装置。
【請求項86】
命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、
第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを取得することと、
前記インジケーションに基づいて、2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するスケジューラにおいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために低電力モードにある音声サービスのプロセスをスケジュールすることと
を1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項87】
デバイスであって、
2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するようにスケジューラを実行するように構成されたプロセッサを備え、ここにおいて、前記スケジューラは、
第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信することと、
前記インジケーションに基づいて、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めることと
を行うように構成された、デバイス。
【請求項88】
前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度を高めることは、前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることを含む、請求項87に記載のデバイス。
【請求項89】
前記プロセッサが、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、請求項87に記載のデバイス。
【請求項90】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項89に記載のデバイス。
【請求項91】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項89に記載のデバイス。
【請求項92】
前記プロセッサが、前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、請求項91に記載のデバイス。
【請求項93】
前記音声サービスの前記優先度を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項87に記載のデバイス。
【請求項94】
前記プロセッサが、前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、請求項93に記載のデバイス。
【請求項95】
前記第1段キーワード検出器を含むデジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路と、前記2つ以上のプロセッサコアを含む1つまたは複数のアプリケーションプロセッサとをさらに備える、請求項87に記載のデバイス。
【請求項96】
前記インジケーションに基づいて、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに備える、請求項87に記載のデバイス。
【請求項97】
前記プロセッサは、前記第2段キーワード検出器が前記キーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、前記音声サービスの前記優先度の高さを反転させるようにさらに構成された、請求項96に記載のデバイス。
【請求項98】
前記2つ以上のプロセッサコアが、1つまたは複数の予約済みプロセッサコアと、1つまたは複数の追加のプロセッサコアとを含む、請求項87に記載のデバイス。
【請求項99】
前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度を高めることにより、前記プロセスが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることが可能になり、それにより、前記音声サービスの実行を前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアに制限することと比較して、前記音声サービスのレイテンシが低減する、請求項98に記載のデバイス。
【請求項100】
前記スケジューラが、プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるための前記プロセスを割り当てるようにさらに構成され、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、前記スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でない、請求項98に記載のデバイス。
【請求項101】
前記スケジューラは、プロセスの第1のグループが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするようにさらに構成され、プロセスの前記第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの前記第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応する、請求項98に記載のデバイス。
【請求項102】
前記スケジューラは、フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するようにさらに構成された、請求項98に記載のデバイス。
【請求項103】
オーディオデータを生成するように、および前記オーディオデータを前記第1段キーワード検出器に、第2段キーワード検出器に、前記音声サービスに、またはそれらの任意の組合せに提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに備える、請求項87に記載のデバイス。
【請求項104】
コンテキストデータを生成するように、および前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度の高さに基づいて前記コンテキストデータを前記音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに備える、請求項87に記載のデバイス。
【請求項105】
前記音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、請求項87に記載のデバイス。
【請求項106】
前記音声サービスが音声アシスタントを含む、請求項87に記載のデバイス。
【請求項107】
キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに備える、請求項87に記載のデバイス。
【請求項108】
方法であって、
2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するスケジューラにおいて、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信することと、
前記インジケーションに基づいて、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めることと
を備える、方法。
【請求項109】
前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることをさらに備え、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度が、前記第2段キーワード検出器に割り当てられた優先度に基づく、請求項108に記載の方法。
【請求項110】
前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度が、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器の優先度を高めたことに基づいて高められる、請求項108に記載の方法。
【請求項111】
前記第2段キーワード検出器の前記優先度を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項110に記載の方法。
【請求項112】
前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、請求項111に記載の方法。
【請求項113】
前記音声サービスの前記プロセスの前記優先度を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項108に記載の方法。
【請求項114】
前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、請求項113に記載の方法。
【請求項115】
前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度を高めることが、前記プロセスを特定のスケジューリンググループに割り当てることを含む、請求項108に記載の方法。
【請求項116】
第2段キーワード検出器によってまたは前記音声サービスによってキーワード検出を確認することと、キーワード検出の確認に基づいて、前記音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに備える、請求項108に記載の方法。
【請求項117】
装置であって、
第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信するための手段と、
2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するための手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段が、前記インジケーションに基づいて、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めるように構成された、
を備える、装置。
【請求項118】
受信するための前記手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、請求項117に記載の装置。
【請求項119】
受信するための前記手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段とが、車両内に組み込まれた、請求項117に記載の装置。
【請求項120】
受信するための前記手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、請求項117に記載の装置。
【請求項121】
受信するための前記手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、請求項117に記載の装置。
【請求項122】
受信するための前記手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段とが、集積回路に含まれる、請求項117に記載の装置。
【請求項123】
命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、
第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを取得することと、
前記インジケーションに基づいて、2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するスケジューラにおいて、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めることと
を1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項124】
デバイスであって、
キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成された第1のプロセッサと、
2つ以上のプロセッサコアを含む第2のプロセッサとを備え、前記第2のプロセッサは、前記第1のプロセッサに結合され、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、
前記第2のプロセッサをアイドル状態から起動状態に遷移させることと、
キーワード検出の確認より前に、音声サービスを始動することと
を行うように構成された、デバイス。
【請求項125】
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドするようにさらに構成された、請求項124に記載のデバイス。
【請求項126】
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、請求項125に記載のデバイス。
【請求項127】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項126に記載のデバイス。
【請求項128】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項126に記載のデバイス。
【請求項129】
前記第2のプロセッサが、前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、請求項128に記載のデバイス。
【請求項130】
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記音声サービスのスケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、請求項124に記載のデバイス。
【請求項131】
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項130に記載のデバイス。
【請求項132】
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項130に記載のデバイス。
【請求項133】
前記第2のプロセッサが、前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、請求項132に記載のデバイス。
【請求項134】
前記第1のプロセッサが、デジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路であり、前記第2のプロセッサが、アプリケーションプロセッサである、請求項124に記載のデバイス。
【請求項135】
前記第2のプロセッサは、第2段キーワード検出器が前記キーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、前記音声サービスを停止するようにさらに構成された、請求項124に記載のデバイス。
【請求項136】
前記2つ以上のプロセッサコアが、1つまたは複数の予約済みプロセッサコアと、1つまたは複数の追加のプロセッサコアとを含み、特定のプロセッサコアにおいて実行されるためのプロセスを割り当てるように構成されたスケジューラをさらに備える、請求項124に記載のデバイス。
【請求項137】
前記音声サービスを始動することは、前記音声サービスの1つまたは複数のプロセスの実行を前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアに制限することと比較して、前記音声サービスのレイテンシを低減する、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために前記音声サービスの前記1つまたは複数のプロセスをスケジュールすることを含む、請求項136に記載のデバイス。
【請求項138】
前記スケジューラが、プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるための前記プロセスを割り当てるように構成され、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、前記スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でない、請求項137に記載のデバイス。
【請求項139】
前記スケジューラは、プロセスの第1のグループが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように構成され、プロセスの前記第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの前記第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応する、請求項137に記載のデバイス。
【請求項140】
前記スケジューラは、フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するように構成された、請求項137に記載のデバイス。
【請求項141】
オーディオデータを生成するように、および前記オーディオデータを前記第1のプロセッサに、前記第2のプロセッサに、またはその両方に提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに備える、請求項124に記載のデバイス。
【請求項142】
コンテキストデータを生成するように、および前記コンテキストデータを前記音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに備える、請求項124に記載のデバイス。
【請求項143】
前記音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、請求項124に記載のデバイス。
【請求項144】
前記音声サービスが音声アシスタントを含む、請求項124に記載のデバイス。
【請求項145】
前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに備える、請求項124に記載のデバイス。
【請求項146】
方法であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、
プロセッサをアイドル状態から起動状態に遷移させることと、
音声サービスを始動することと
を備える、方法。
【請求項147】
前記音声サービスが、前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めたことに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために始動される、請求項146に記載の方法。
【請求項148】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項147に記載の方法。
【請求項149】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項147に記載の方法。
【請求項150】
前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、請求項149に記載の方法。
【請求項151】
前記音声サービスをスケジューリンググループに割り当てることをさらに備え、前記音声サービスは、前記スケジューリンググループが前記音声サービスに関連付けられることに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために始動される、請求項146に記載の方法。
【請求項152】
前記音声サービスに優先度レベルを割り当てることをさらに備え、前記音声サービスは、前記優先度レベルがしきい値優先度レベルを満たすことに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために始動される、請求項146に記載の方法。
【請求項153】
前記音声サービスをフォアグラウンドアプリケーションとして指定することをさらに備え、前記音声サービスは、前記音声サービスがフォアグラウンドアプリケーションを指定されていることに基づいて、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために始動される、請求項146に記載の方法。
【請求項154】
第2段キーワード検出器によってまたは前記音声サービスによって前記キーワード検出を確認することと、前記キーワード検出の確認に基づいて、前記音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに備える、請求項146に記載の方法。
【請求項155】
装置であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段と、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、プロセッサをアイドル状態から起動状態に遷移させるための手段と、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、音声サービスを始動するための手段と
を備える、装置。
【請求項156】
取得するための前記手段と、遷移させるための前記手段と、始動するための前記手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、請求項155に記載の装置。
【請求項157】
取得するための前記手段と、遷移させるための前記手段と、始動するための前記手段とが、車両内に組み込まれた、請求項155に記載の装置。
【請求項158】
取得するための前記手段と、遷移させるための前記手段と、始動するための前記手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、請求項155に記載の装置。
【請求項159】
取得するための前記手段と、遷移させるための前記手段と、始動するための前記手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、請求項155に記載の装置。
【請求項160】
取得するための前記手段と、遷移させるための前記手段と、始動するための前記手段とが、集積回路に含まれる、請求項155に記載の装置。
【請求項161】
命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令が、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、
プロセッサをアイドル状態から起動状態に遷移させることと、
音声サービスを始動することと
を1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項162】
デバイスであって、
キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成された第1のプロセッサと、
2つ以上のプロセッサコアを含む第2のプロセッサとを備え、前記第2のプロセッサは、前記第1のプロセッサに結合され、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めるようにスケジューラの状態の変化を始動するように構成された、
デバイス。
【請求項163】
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドするようにさらに構成された、請求項162に記載のデバイス。
【請求項164】
前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度を高めるように前記スケジューラの状態の前記変化を始動することが、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドした後に、前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることを含む、請求項163に記載のデバイス。
【請求項165】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項164に記載のデバイス。
【請求項166】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項164に記載のデバイス。
【請求項167】
前記第2のプロセッサが、前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、請求項166に記載のデバイス。
【請求項168】
前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度を高めることが、前記音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項162に記載のデバイス。
【請求項169】
前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項162に記載のデバイス。
【請求項170】
前記第2のプロセッサが、前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、請求項169に記載のデバイス。
【請求項171】
前記第1のプロセッサが、デジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路であり、前記第2のプロセッサが、アプリケーションプロセッサである、請求項162に記載のデバイス。
【請求項172】
前記第2のプロセッサは、第2段キーワード検出器が前記キーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度を低減するようにさらに構成された、請求項162に記載のデバイス。
【請求項173】
前記2つ以上のプロセッサコアが、1つまたは複数の予約済みプロセッサコアと、1つまたは複数の追加のプロセッサコアとを含み、前記スケジューラが、特定のプロセッサコアにおいて実行されるためのプロセスを割り当てるように構成された、請求項162に記載のデバイス。
【請求項174】
前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度を高めることは、前記音声サービスの前記プロセスの実行を前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアに制限することと比較して、前記音声サービスのレイテンシを低減する、前記スケジューラが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために前記音声サービスの前記プロセスをスケジュールすることを可能にすることを含む、請求項173に記載のデバイス。
【請求項175】
前記スケジューラが、プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるための前記プロセスを割り当てるように構成され、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、前記スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でない、請求項174に記載のデバイス。
【請求項176】
前記スケジューラは、プロセスの第1のグループが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように構成され、プロセスの前記第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの前記第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応する、請求項174に記載のデバイス。
【請求項177】
前記スケジューラは、フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するように構成された、請求項174に記載のデバイス。
【請求項178】
オーディオデータを生成するように、および前記オーディオデータを前記第1のプロセッサに、前記第2のプロセッサに、またはその両方に提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに備える、請求項162に記載のデバイス。
【請求項179】
コンテキストデータを生成するように、および前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度に基づいて前記コンテキストデータを前記音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに備える、請求項162に記載のデバイス。
【請求項180】
前記音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、請求項162に記載のデバイス。
【請求項181】
前記音声サービスが音声アシスタントを含む、請求項162に記載のデバイス。
【請求項182】
前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに備える、請求項162に記載のデバイス。
【請求項183】
方法であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めるようにスケジューラの状態の変化を始動することと
を備える、方法。
【請求項184】
前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることをさらに備え、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度は、前記第2段キーワード検出器に割り当てられた優先度が高められていることに基づいて高められる、請求項183に記載の方法。
【請求項185】
前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度が、前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めたことに基づいて高められる、請求項183に記載の方法。
【請求項186】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項185に記載の方法。
【請求項187】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項185に記載の方法。
【請求項188】
前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、請求項187に記載の方法。
【請求項189】
前記音声サービスの前記プロセスの前記優先度を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項183に記載の方法。
【請求項190】
前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、請求項189に記載の方法。
【請求項191】
前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度を高めることが、前記音声サービスをより高いスケジューリンググループに割り当てることを含む、請求項183に記載の方法。
【請求項192】
第2段キーワード検出器によってまたは前記音声サービスによって前記キーワード検出を確認することと、前記キーワード検出の確認に基づいて、前記音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに備える、請求項183に記載の方法。
【請求項193】
装置であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段と、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段と、ここにおいて、状態の前記変化が、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高める、
を備える、装置。
【請求項194】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、請求項193に記載の装置。
【請求項195】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、車両内に組み込まれた、請求項193に記載の装置。
【請求項196】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、請求項193に記載の装置。
【請求項197】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、請求項193に記載の装置。
【請求項198】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、集積回路に含まれる、請求項193に記載の装置。
【請求項199】
命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令が、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めるようにスケジューラの状態の変化を始動することと
を1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項200】
デバイスであって、
キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成された第1のプロセッサと、
2つ以上のプロセッサコアを含む第2のプロセッサとを備え、前記第2のプロセッサは、前記第1のプロセッサに結合され、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスをバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動させるようにスケジューラの状態の変化を始動するように構成された、
デバイス。
【請求項201】
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドするようにさらに構成され、前記音声サービスの前記プロセスが、前記第2段キーワード検出器をフォアグラウンドアプリケーションに指定したことに基づいて、前記バックグラウンドタスクから前記フォアグラウンドタスクに移動される、請求項200に記載のデバイス。
【請求項202】
前記第2のプロセッサが、前記第2段キーワード検出器をフォアグラウンドアプリケーションとして指定することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、請求項201に記載のデバイス。
【請求項203】
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記音声サービスのスケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、請求項200に記載のデバイス。
【請求項204】
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項203に記載のデバイス。
【請求項205】
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項204に記載のデバイス。
【請求項206】
前記第2のプロセッサが、前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、請求項205に記載のデバイス。
【請求項207】
前記第1のプロセッサが、デジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路であり、前記第2のプロセッサが、アプリケーションプロセッサである、請求項200に記載のデバイス。
【請求項208】
前記第2のプロセッサは、第2段キーワード検出器が前記キーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、前記音声サービスを停止するようにさらに構成された、請求項200に記載のデバイス。
【請求項209】
前記2つ以上のプロセッサコアが、1つまたは複数の予約済みプロセッサコアと、1つまたは複数の追加のプロセッサコアとを含み、特定のプロセッサコアにおいて実行されるためのプロセスを割り当てるように構成された前記スケジューラをさらに備える、請求項200に記載のデバイス。
【請求項210】
前記音声サービスの前記プロセスを前記バックグラウンドタスクから前記フォアグラウンドタスクに移動させることは、前記音声サービスの前記1つまたは複数のプロセスの実行を前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアに制限することと比較して、前記音声サービスのレイテンシを低減する、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために前記音声サービスの1つまたは複数のプロセスをスケジュールすることを含む、請求項209に記載のデバイス。
【請求項211】
前記スケジューラが、プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるための前記プロセスを割り当てるように構成され、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、前記スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でない、請求項210に記載のデバイス。
【請求項212】
前記スケジューラは、プロセスの第1のグループが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように構成され、プロセスの前記第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの前記第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応する、請求項210に記載のデバイス。
【請求項213】
前記スケジューラは、フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するように構成された、請求項210に記載のデバイス。
【請求項214】
オーディオデータを生成するように、および前記オーディオデータを前記第1のプロセッサに、前記第2のプロセッサに、またはその両方に提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに備える、請求項200に記載のデバイス。
【請求項215】
コンテキストデータを生成するように、および前記音声サービスの前記プロセスが前記フォアグラウンドタスクを指定されていることに基づいて、前記コンテキストデータを前記プロセスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに備える、請求項200に記載のデバイス。
【請求項216】
前記音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、請求項200に記載のデバイス。
【請求項217】
前記音声サービスが音声アシスタントを含む、請求項200に記載のデバイス。
【請求項218】
前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに備える、請求項200に記載のデバイス。
【請求項219】
方法であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスをバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動させるようにスケジューラの状態の変化を始動することと
を備える、方法。
【請求項220】
前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることをさらに備え、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスは、前記第2段キーワード検出器がバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動されていることに基づいて、前記バックグラウンドタスクから前記フォアグラウンドタスクに移動される、請求項219に記載の方法。
【請求項221】
前記音声サービスの前記プロセスが、前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めたことに基づいて、前記バックグラウンドタスクから前記フォアグラウンドタスクに移動される、請求項219に記載の方法。
【請求項222】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項221に記載の方法。
【請求項223】
前記音声サービスの前記プロセスを前記バックグラウンドタスクから前記フォアグラウンドタスクに移動させることに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、請求項219に記載の方法。
【請求項224】
第2段キーワード検出器によってまたは前記音声サービスによって前記キーワード検出を確認することと、前記キーワード検出の確認に基づいて、前記音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに備える、請求項219に記載の方法。
【請求項225】
装置であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段と、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段と、ここにおいて、状態の前記変化が、音声サービスのプロセスをバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動させる、
を備える、装置。
【請求項226】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、請求項225に記載の装置。
【請求項227】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、車両内に組み込まれた、請求項225に記載の装置。
【請求項228】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、請求項225に記載の装置。
【請求項229】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、請求項225に記載の装置。
【請求項230】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、集積回路に含まれる、請求項225に記載の装置。
【請求項231】
命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令が、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスをバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動させるようにスケジューラの状態の変化を始動することと
を1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項232】
デバイスであって、
キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成された第1のプロセッサと、
2つ以上のプロセッサコアを含む第2のプロセッサとを備え、前記第2のプロセッサは、前記第1のプロセッサに結合され、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスが前記2つ以上のプロセッサコアのうちの第1のプロセッサコアから前記2つ以上のプロセッサコアのうちの第2のプロセッサコアに再割り当てされることを可能にするためのスケジューラの状態の変化を始動するように構成され、ここにおいて、前記第2のプロセッサコアが、前記第1のプロセッサコアよりも高性能なプロセッサコアである、
デバイス。
【請求項233】
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドするようにさらに構成された、請求項232に記載のデバイス。
【請求項234】
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、請求項233に記載のデバイス。
【請求項235】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項234に記載のデバイス。
【請求項236】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項234に記載のデバイス。
【請求項237】
前記第2のプロセッサが、前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、請求項236に記載のデバイス。
【請求項238】
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記音声サービスのスケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、請求項232に記載のデバイス。
【請求項239】
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項238に記載のデバイス。
【請求項240】
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項238に記載のデバイス。
【請求項241】
前記第2のプロセッサが、前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、請求項240に記載のデバイス。
【請求項242】
前記第1のプロセッサが、デジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路であり、前記第2のプロセッサが、アプリケーションプロセッサである、請求項232に記載のデバイス。
【請求項243】
前記第2のプロセッサは、第2段キーワード検出器が前記キーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、前記音声サービスの前記プロセスを前記第2のプロセッサコアから前記第1のプロセッサコアに再割り当てするようにさらに構成された、請求項232に記載のデバイス。
【請求項244】
前記2つ以上のプロセッサコアが、前記第2のプロセッサコアを含む1つまたは複数の予約済みプロセッサコアを含み、前記2つ以上のプロセッサコアが、前記第1のプロセッサコアを含む1つまたは複数の追加のプロセッサコアを含み、特定のプロセッサコアにおいて実行されるためのプロセスを割り当てるように構成された前記スケジューラをさらに備える、請求項232に記載のデバイス。
【請求項245】
前記音声サービスの前記プロセスが前記第2のプロセッサコアに再割り当てされることを可能にすることにより、前記音声サービスの前記プロセスの実行を前記第1のプロセッサコアに制限することと比較して、前記音声サービスのレイテンシが低減される、請求項244に記載のデバイス。
【請求項246】
前記スケジューラが、プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるための前記プロセスを割り当てるように構成され、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、前記スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でない、請求項245に記載のデバイス。
【請求項247】
前記スケジューラは、プロセスの第1のグループが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように構成され、プロセスの前記第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの前記第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応する、請求項245に記載のデバイス。
【請求項248】
前記スケジューラは、フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するように構成された、請求項245に記載のデバイス。
【請求項249】
オーディオデータを生成するように、および前記オーディオデータを前記第1のプロセッサに、前記第2のプロセッサに、またはその両方に提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに備える、請求項232に記載のデバイス。
【請求項250】
コンテキストデータを生成するように、および前記コンテキストデータを前記音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに備える、請求項232に記載のデバイス。
【請求項251】
前記音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、請求項232に記載のデバイス。
【請求項252】
前記音声サービスが音声アシスタントを含む、請求項232に記載のデバイス。
【請求項253】
前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに備える、請求項232に記載のデバイス。
【請求項254】
方法であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスがプロセッサの2つ以上のプロセッサコアのうちの第1のプロセッサコアから前記2つ以上のプロセッサコアのうちの第2のプロセッサコアに再割り当てされることを可能にするためのスケジューラの状態の変化を始動することと、ここにおいて、前記第2のプロセッサコアが、前記第1のプロセッサコアよりも高性能なプロセッサコアである、
を備える、方法。
【請求項255】
前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることをさらに備え、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスは、前記第2段キーワード検出器が前記第1のプロセッサコアから前記第2のプロセッサコアに再割り当てされていることに基づいて、前記第1のプロセッサコアから前記第2のプロセッサコアに再割り当てされる、請求項254に記載の方法。
【請求項256】
前記音声サービスの前記プロセスが、前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めたことに基づいて、前記第1のプロセッサコアから前記第2のプロセッサコアに再割り当てされる、請求項254に記載の方法。
【請求項257】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項256に記載の方法。
【請求項258】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項256に記載の方法。
【請求項259】
前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、請求項258に記載の方法。
【請求項260】
前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することをさらに備え、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスが、前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更したことに基づいて、前記第1のプロセッサコアから前記第2のプロセッサコアに再割り当てされる、請求項254に記載の方法。
【請求項261】
前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、請求項260に記載の方法。
【請求項262】
前記音声サービスをより高いスケジューリンググループに割り当てることをさらに備え、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスが、前記音声サービスを前記より高いスケジューリンググループに割り当てたことに基づいて、前記第1のプロセッサコアから前記第2のプロセッサコアに再割り当てされる、請求項254に記載の方法。
【請求項263】
第2段キーワード検出器によってまたは前記音声サービスによって前記キーワード検出を確認することと、前記キーワード検出の確認に基づいて、前記音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに備える、請求項254に記載の方法。
【請求項264】
装置であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段と、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段と、ここにおいて、状態の前記変化は、音声サービスのプロセスがプロセッサの2つ以上のプロセッサコアのうちの第1のプロセッサコアから前記2つ以上のプロセッサコアのうちの第2のプロセッサコアに再割り当てされることを可能にし、ここにおいて、前記第2のプロセッサコアが、前記第1のプロセッサコアよりも高性能なプロセッサコアである、
を備える、装置。
【請求項265】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、請求項264に記載の装置。
【請求項266】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、車両内に組み込まれた、請求項264に記載の装置。
【請求項267】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、請求項264に記載の装置。
【請求項268】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、請求項264に記載の装置。
【請求項269】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、集積回路に含まれる、請求項264に記載の装置。
【請求項270】
命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスがプロセッサの2つ以上のプロセッサコアのうちの第1のプロセッサコアから前記2つ以上のプロセッサコアのうちの第2のプロセッサコアに再割り当てされることを可能にするためのスケジューラの状態の変化を始動することと、ここにおいて、前記第2のプロセッサコアが、前記第1のプロセッサコアよりも高性能なプロセッサコアである、
を1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項271】
デバイスであって、
キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成された第1のプロセッサと、
2つ以上のプロセッサコアを含む第2のプロセッサとを備え、前記第2のプロセッサは、前記第1のプロセッサに結合され、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスを第1のスケジューリンググループから第2のスケジューリンググループに再割り当てするためのスケジューラの状態の変化を始動するように構成され、ここにおいて、前記第2のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスは、前記第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされない前記2つ以上のプロセッサコアのうちの少なくとも1つのプロセッサコア上で実行されることを可能にされる、
デバイス。
【請求項272】
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドするようにさらに構成された、請求項271に記載のデバイス。
【請求項273】
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、請求項272に記載のデバイス。
【請求項274】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項273に記載のデバイス。
【請求項275】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項273に記載のデバイス。
【請求項276】
前記第2のプロセッサが、前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、請求項275に記載のデバイス。
【請求項277】
前記第2のスケジューリンググループが、前記第1のスケジューリンググループよりも高いスケジューリング優先度に関連付けられた、請求項271に記載のデバイス。
【請求項278】
前記第2のスケジューリンググループがフォアグラウンドアプリケーションに関連付けられ、前記第1のスケジューリンググループがバックグラウンドアプリケーションに関連付けられた、請求項271に記載のデバイス。
【請求項279】
前記第1のプロセッサが、デジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路であり、前記第2のプロセッサが、アプリケーションプロセッサである、請求項271に記載のデバイス。
【請求項280】
前記第2のプロセッサは、第2段キーワード検出器が前記キーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、前記音声サービスの前記プロセスを前記第1のスケジューリンググループに再割り当てするようにさらに構成された、請求項271に記載のデバイス。
【請求項281】
前記2つ以上のプロセッサコアは、前記第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされない1つまたは複数の予約済みプロセッサコアと、前記第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされる1つまたは複数の追加のプロセッサコアとを含む、請求項271に記載のデバイス。
【請求項282】
前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での前記音声サービスの前記プロセスの実行が、前記1つまたは複数の追加のプロセッサコア上での前記音声サービスの前記プロセスの実行と比較して、前記音声サービスのレイテンシを低減する、請求項281に記載のデバイス。
【請求項283】
前記第2のスケジューリンググループがフォアグラウンドプロセスに関連付けられ、前記第1のスケジューリンググループがバックグラウンドプロセスに関連付けられた、請求項271に記載のデバイス。
【請求項284】
オーディオデータを生成するように、および前記オーディオデータを前記第1のプロセッサに、前記第2のプロセッサに、またはその両方に提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに備える、請求項271に記載のデバイス。
【請求項285】
コンテキストデータを生成するように、および前記コンテキストデータを前記音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに備える、請求項271に記載のデバイス。
【請求項286】
前記音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、請求項271に記載のデバイス。
【請求項287】
前記音声サービスが音声アシスタントを含む、請求項271に記載のデバイス。
【請求項288】
前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに備える、請求項271に記載のデバイス。
【請求項289】
方法であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスを第1のスケジューリンググループから第2のスケジューリンググループに再割り当てするためのスケジューラの状態の変化を始動することと、ここにおいて、前記第2のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスは、前記第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされないプロセッサの少なくとも1つのプロセッサコア上で実行されることを可能にされる、
を備える、方法。
【請求項290】
前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることをさらに備え、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスは、前記第2段キーワード検出器が前記第1のスケジューリンググループから前記第2のスケジューリンググループに再割り当てされていることに基づいて、前記第1のスケジューリンググループから前記第2のスケジューリンググループに再割り当てされる、請求項289に記載の方法。
【請求項291】
前記音声サービスの前記プロセスが、前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めたことに基づいて、前記第1のスケジューリンググループから前記第2のスケジューリンググループに再割り当てされる、請求項289に記載の方法。
【請求項292】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項291に記載の方法。
【請求項293】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項291に記載の方法。
【請求項294】
前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、請求項293に記載の方法。
【請求項295】
前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することをさらに備え、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスが、前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更したことに基づいて、前記第1のスケジューリンググループから前記第2のスケジューリンググループに再割り当てされる、請求項289に記載の方法。
【請求項296】
前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、請求項295に記載の方法。
【請求項297】
第2段キーワード検出器によってまたは前記音声サービスによって前記キーワード検出を確認することと、前記キーワード検出の確認に基づいて、前記音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに備える、請求項289に記載の方法。
【請求項298】
装置であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段と、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段と、ここにおいて、状態の前記変化が、音声サービスのプロセスを第1のスケジューリンググループから第2のスケジューリンググループに再割り当てし、ここにおいて、前記第2のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスは、前記第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされないプロセッサの少なくとも1つのプロセッサコア上で実行されることを可能にされる、
を備える、装置。
【請求項299】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、請求項298に記載の装置。
【請求項300】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、車両内に組み込まれた、請求項298に記載の装置。
【請求項301】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、請求項298に記載の装置。
【請求項302】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、請求項298に記載の装置。
【請求項303】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、集積回路に含まれる、請求項298に記載の装置。
【請求項304】
命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスを第1のスケジューリンググループから第2のスケジューリンググループに再割り当てするためのスケジューラの状態の変化を始動することと、ここにおいて、前記第2のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスは、前記第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされないプロセッサの少なくとも1つのプロセッサコア上で実行されることを可能にされる、
を1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項305】
デバイスであって、
キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成された第1のプロセッサと、
2つ以上のプロセッサコアを含む第2のプロセッサとを備え、前記第2のプロセッサは、前記第1のプロセッサに結合され、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスが前記2つ以上のプロセッサコアのうちの予約済みプロセッサコア上で実行されることを可能にするように前記プロセスに関連するスケジューリングパラメータを設定するためのスケジューラの状態の変化を始動するように構成された、
デバイス。
【請求項306】
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドするようにさらに構成された、請求項305に記載のデバイス。
【請求項307】
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めるようにさらに構成され、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスに関連する前記スケジューリングパラメータが、前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めたことに基づいて設定される、請求項306に記載のデバイス。
【請求項308】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項307に記載のデバイス。
【請求項309】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項307に記載のデバイス。
【請求項310】
前記第2のプロセッサが、前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、請求項309に記載のデバイス。
【請求項311】
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記音声サービスのスケジューリング特権を高めるようにさらに構成され、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスに関連する前記スケジューリングパラメータが、前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めたことに基づいて設定される、請求項305に記載のデバイス。
【請求項312】
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項311に記載のデバイス。
【請求項313】
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項311に記載のデバイス。
【請求項314】
前記第2のプロセッサが、前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、請求項313に記載のデバイス。
【請求項315】
前記第1のプロセッサが、デジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路であり、前記第2のプロセッサが、アプリケーションプロセッサである、請求項305に記載のデバイス。
【請求項316】
前記第2のプロセッサは、第2段キーワード検出器が前記キーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、前記音声サービスの前記プロセスが前記予約済みプロセッサコア上で実行されることを可能にしないために、前記プロセスに関連する前記スケジューリングパラメータをリセットするようにさらに構成された、請求項305に記載のデバイス。
【請求項317】
前記予約済みプロセッサコア上で前記プロセスを実行することにより、前記2つ以上のプロセッサコアのうちの1つまたは複数の追加のプロセッサコア上で前記プロセスを実行することと比較して、前記音声サービスのレイテンシが低減され、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、予約済みプロセッサコアでない、請求項305に記載のデバイス。
【請求項318】
前記スケジューラが、プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるための前記プロセスを割り当てるように構成され、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、前記スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でなく、およびここにおいて、前記スケジューリングパラメータが、前記プロセスのスケジューリンググループに関連付けられた、請求項317に記載のデバイス。
【請求項319】
前記スケジューラは、プロセスの第1のグループが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように構成され、プロセスの前記第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの前記第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応し、前記スケジューリングパラメータが、前記プロセスの優先度レベルに関連付けられた、請求項317に記載のデバイス。
【請求項320】
前記スケジューラは、フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するように構成され、前記スケジューリングパラメータは、前記プロセスがフォアグラウンドプロセスであるかバックグラウンドプロセスであるかを示す、請求項317に記載のデバイス。
【請求項321】
オーディオデータを生成するように、および前記オーディオデータを前記第1のプロセッサに、前記第2のプロセッサに、またはその両方に提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに備える、請求項305に記載のデバイス。
【請求項322】
コンテキストデータを生成するように、および前記コンテキストデータを前記音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに備える、請求項305に記載のデバイス。
【請求項323】
前記音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、請求項305に記載のデバイス。
【請求項324】
前記音声サービスが音声アシスタントを含む、請求項305に記載のデバイス。
【請求項325】
前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに備える、請求項305に記載のデバイス。
【請求項326】
方法であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスがプロセッサの予約済みプロセッサコア上で実行されることを可能にするように前記プロセスに関連するスケジューリングパラメータを設定するためのスケジューラの状態の変化を始動することと
を備える、方法。
【請求項327】
前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることをさらに備え、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスに関連する前記スケジューリングパラメータが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリングパラメータに基づいて設定される、請求項326に記載の方法。
【請求項328】
前記音声サービスの前記プロセスに関連する前記スケジューリングパラメータが、前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めたことに基づく、請求項326に記載の方法。
【請求項329】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項328に記載の方法。
【請求項330】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項328に記載の方法。
【請求項331】
前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、請求項330に記載の方法。
【請求項332】
前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することをさらに備え、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスに関連する前記スケジューリングパラメータが、前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更したことに基づいて設定される、請求項326に記載の方法。
【請求項333】
前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、請求項332に記載の方法。
【請求項334】
第2段キーワード検出器によってまたは前記音声サービスによって前記キーワード検出を確認することと、前記キーワード検出の確認に基づいて、前記音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに備える、請求項326に記載の方法。
【請求項335】
装置であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段と、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段と、ここにおいて、状態の前記変化は、音声サービスのプロセスがプロセッサの予約済みプロセッサコア上で実行されることを可能にするように前記プロセスに関連するスケジューリングパラメータを設定する、
を備える、装置。
【請求項336】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、請求項335に記載の装置。
【請求項337】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、車両内に組み込まれた、請求項335に記載の装置。
【請求項338】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、請求項335に記載の装置。
【請求項339】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、請求項335に記載の装置。
【請求項340】
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、集積回路に含まれる、請求項335に記載の装置。
【請求項341】
命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスがプロセッサの予約済みプロセッサコア上で実行されることを可能にするように前記プロセスに関連するスケジューリングパラメータを設定するためのスケジューラの状態の変化を始動することと
を1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[0001]本開示は、一般に低減レイテンシスピーチ処理に関する。
【背景技術】
【0002】
[0002]技術の進歩は、より小型でより強力なコンピューティングデバイスをもたらした。たとえば、現在、小型で軽量の、ユーザによって容易に持ち運ばれる、モバイルフォンおよびスマートフォンなどのワイヤレス電話と、タブレットと、ラップトップコンピュータとを含む、様々なポータブルパーソナルコンピューティングデバイスが存在する。これらのデバイスは、ワイヤレスネットワークを介してボイスおよびデータパケットを通信することができる。さらに、多くのそのようなデバイスは、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルレコーダ、オーディオ記録、オーディオおよび/またはビデオ会議、ならびにオーディオファイルプレーヤなどの追加の機能を組み込む。また、そのようなデバイスは、インターネットにアクセスするために使用され得るウェブブラウザアプリケーションなどのソフトウェアアプリケーションを含む、実行可能命令を処理することができる。
【0003】
[0003]そのようなデバイスがスピーチ認識アプリケーションを含むことは、ますます一般的になっている。たとえば、スピーチ認識を使用する音声アシスタントアプリケーションは、モバイルフォン、ヘッドフォン、スマートスピーカー、車両などのデバイスにおいて広く使用されている。音声アシスタントアプリケーションが改善するにつれて、音声アシスタントアプリケーションのスピーチ検出モデルおよび他の関係するソフトウェアは、より高い処理要件とより大きいレイテンシとにつながる、複雑さの増大をもたらす。いくつかの事例では、レイテンシ増加は、ユーザによって検出可能であるのに十分であり得、これは、音声アシスタントアプリケーションを使用することに関連するユーザエクスペリエンスに悪影響を及ぼす。たとえば、大きいレイテンシ増加は、音声アシスタントアプリケーションがスリープまたは待機状態であり、キーワードの発話に応答して起動されたときに経験され得る。
【発明の概要】
【0004】
[0004]デバイスが、第1段キーワード検出器と、プロセッサとを含む。プロセッサは、第1段キーワード検出器によるキーワード検出を示す信号に基づいて、およびキーワード検出の確認より前に、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化を始動するように構成される。
【0005】
[0005]方法が、第1段キーワード検出器によって、キーワード検出を示す信号を生成することを含む。方法はまた、キーワード検出を示す信号に基づいて、およびキーワード検出の確認より前に、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化を始動することを含む。
【0006】
[0006]装置が、キーワード検出を示す信号を生成するための手段を含む。装置は、信号に基づいて、およびキーワード検出の確認より前に、状態の変化を始動するための手段を含み、ここで、状態の変化は、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にする。
【0007】
[0007]非一時的コンピュータ可読媒体が、命令を記憶し、命令は、1つまたは複数のプロセッサに、第1段キーワード検出器からキーワード検出を示す信号を取得させるように、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。命令は、キーワード検出を示す信号に基づいて、およびキーワード検出の確認より前に、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化を始動するようにさらに実行可能である。
【0008】
[0008]デバイスが、第1段キーワード検出器と、プロセッサとを含む。プロセッサは、2つ以上のコアへのプロセスの割当てを管理するようにスケジューラを実行するように構成される。スケジューラは、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信し、インジケーションに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために低電力モードにある音声サービスのプロセスをスケジュールするように構成される。
【0009】
[0009]方法は、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信することを含む。方法はまた、インジケーションに基づいて、2つ以上のコアへのプロセスの割当てを管理するスケジューラにおいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために低電力モードにある音声サービスのプロセスをスケジュールすることを含む。
【0010】
[0010]装置は、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信するための手段を含む。装置は、2つ以上のコアへのプロセスの割当てを管理するための手段を含み、プロセスの割当てを管理するための手段は、インジケーションに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために低電力モードにある音声サービスのプロセスをスケジュールするように構成される。
【0011】
[0011]非一時的コンピュータ可読媒体が、命令を記憶し、命令は、1つまたは複数のプロセッサに、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを取得させるように、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。命令は、インジケーションに基づいて、2つ以上のコアへのプロセスの割当てを管理するスケジューラにおいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために低電力モードにある音声サービスのプロセスをスケジュールするようにさらに実行可能である。
【0012】
[0012]デバイスが、第1段キーワード検出器と、プロセッサとを含む。プロセッサは、2つ以上のコアへのプロセスの割当てを管理するようにスケジューラを実行するように構成される。スケジューラは、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信し、インジケーションに基づいて、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めるように構成される。
【0013】
[0013]方法は、2つ以上のコアへのプロセスの割当てを管理するスケジューラにおいて、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信することを含む。方法はまた、インジケーションに基づいて、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めることを含む。
【0014】
[0014]装置は、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信するための手段を含む。装置は、2つ以上のコアへのプロセスの割当てを管理するための手段を含み、プロセスの割当てを管理するための手段は、インジケーションに基づいて、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めるように構成される。
【0015】
[0015]非一時的コンピュータ可読媒体が、命令を記憶し、命令は、1つまたは複数のプロセッサに、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを取得させるように、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。命令は、インジケーションに基づいて、2つ以上のコアへのプロセスの割当てを管理するスケジューラにおいて、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めるようにさらに実行可能である。
【0016】
[0016]デバイスが、第1のプロセッサを含む。第1のプロセッサは、キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成される。デバイスはまた、2つ以上のコアを含む第2のプロセッサを含む。第2のプロセッサは、第1のプロセッサに結合され、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、第2のプロセッサをアイドル状態から起動状態に遷移させ、キーワード検出の確認より前に、音声サービスを始動するように構成される。
【0017】
[0017]方法が、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することを含む。方法はまた、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、プロセッサをアイドル状態から起動状態に遷移させることと、音声サービスを始動することとを含む。
【0018】
[0018]装置が、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段を含む。装置は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、プロセッサをアイドル状態から起動状態に遷移させるための手段を含む。装置はまた、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスを始動するための手段を含む。
【0019】
[0019]非一時的コンピュータ可読媒体が、命令を記憶し、命令は、1つまたは複数のプロセッサに、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得させるように、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。命令は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、プロセッサをアイドル状態から起動状態に遷移させ、音声サービスを始動するようにさらに実行可能である。
【0020】
[0020]デバイスが、第1のプロセッサを含む。第1のプロセッサは、キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成される。デバイスはまた、2つ以上のコアを含む第2のプロセッサを含む。第2のプロセッサは、第1のプロセッサに結合され、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めるようにスケジューラの状態の変化を始動するように構成される。
【0021】
[0021]方法が、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することを含む。方法はまた、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めるようにスケジューラの状態の変化を始動することを含む。
【0022】
[0022]装置が、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段を含む。装置は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段を含む。状態の変化は、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高める。
【0023】
[0023]非一時的コンピュータ可読媒体が、命令を記憶し、命令は、1つまたは複数のプロセッサに、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得させるように、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。命令は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めるようにスケジューラの状態の変化を始動するようにさらに実行可能である。
【0024】
[0024]デバイスが、第1のプロセッサを含む。第1のプロセッサは、キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成される。デバイスはまた、2つ以上のコアを含む第2のプロセッサを含む。第2のプロセッサは、第1のプロセッサに結合され、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスをバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動させるようにスケジューラの状態の変化を始動するように構成される。
【0025】
[0025]方法が、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することを含む。方法はまた、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスをバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動させるようにスケジューラの状態の変化を始動することを含む。
【0026】
[0026]装置が、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段を含む。装置は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段を含む。状態の変化は、音声サービスのプロセスをバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動させる。
【0027】
[0027]非一時的コンピュータ可読媒体が、命令を記憶し、命令は、1つまたは複数のプロセッサに、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得させるように、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。命令は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスをバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動させるようにスケジューラの状態の変化を始動するようにさらに実行可能である。
【0028】
[0028]デバイスが、第1のプロセッサを含む。第1のプロセッサは、キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成される。デバイスはまた、2つ以上のコアを含む第2のプロセッサを含む。第2のプロセッサは、第1のプロセッサに結合され、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスが2つ以上のコアのうちの第1のコアから2つ以上のコアのうちの第2のコアに再割り当てされることを可能にするためのスケジューラの状態の変化を始動するように構成される。第2のコアは、第1のコアよりも高性能なコアである。
【0029】
[0029]方法が、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することを含む。方法はまた、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスがプロセッサの2つ以上のコアのうちの第1のコアから2つ以上のコアのうちの第2のコアに再割り当てされることを可能にするためのスケジューラの状態の変化を始動することを含む。第2のコアは、第1のコアよりも高性能なコアである。
【0030】
[0030]装置が、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段を含む。装置は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段を含み、ここで、状態の変化は、音声サービスのプロセスがプロセッサの2つ以上のコアのうちの第1のコアから2つ以上のコアのうちの第2のコアに再割り当てされることを可能にする。第2のコアは、第1のコアよりも高性能なコアである。
【0031】
[0031]非一時的コンピュータ可読媒体が、命令を記憶し、命令は、1つまたは複数のプロセッサに、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得させるように、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。命令は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスがプロセッサの2つ以上のコアのうちの第1のコアから2つ以上のコアのうちの第2のコアに再割り当てされることを可能にするためのスケジューラの状態の変化を始動するようにさらに実行可能である。第2のコアは、第1のコアよりも高性能なコアである。
【0032】
[0032]デバイスが、第1のプロセッサを含む。第1のプロセッサは、キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成される。デバイスはまた、2つ以上のコアを含む第2のプロセッサを含む。第2のプロセッサは、第1のプロセッサに結合され、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスを第1のスケジューリンググループから第2のスケジューリンググループに再割り当てするためのスケジューラの状態の変化を始動するように構成される。第2のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスは、第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされない2つ以上のコアのうちの少なくとも1つのコア上で実行されることを可能にされる。
【0033】
[0033]方法が、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することを含む。方法はまた、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスを第1のスケジューリンググループから第2のスケジューリンググループに再割り当てするためのスケジューラの状態の変化を始動することを含む。第2のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスは、第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされないプロセッサの少なくとも1つのコア上で実行されることを可能にされる。
【0034】
[0034]装置が、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段を含む。装置は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段を含み、ここにおいて、状態の変化は、音声サービスのプロセスを第1のスケジューリンググループから第2のスケジューリンググループに再割り当てする。第2のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスは、第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされないプロセッサの少なくとも1つのコア上で実行されることを可能にされる。
【0035】
[0035]非一時的コンピュータ可読媒体が、命令を記憶し、命令は、1つまたは複数のプロセッサに、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得させるように、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。命令は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスを第1のスケジューリンググループから第2のスケジューリンググループに再割り当てするためのスケジューラの状態の変化を始動するようにさらに実行可能である。第2のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスは、第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされないプロセッサの少なくとも1つのコア上で実行されることを可能にされる。
【0036】
[0036]デバイスが、第1のプロセッサを含む。第1のプロセッサは、キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成される。デバイスはまた、2つ以上のコアを含む第2のプロセッサを含む。第2のプロセッサは、第1のプロセッサに結合され、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスが2つ以上のコアのうちの予約済みコア上で実行されることを可能にするようにプロセスに関連するスケジューリングパラメータを設定するためのスケジューラの状態の変化を始動するように構成される。
【0037】
[0037]方法が、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することを含む。方法はまた、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスがプロセッサの予約済みコア上で実行されることを可能にするようにプロセスに関連するスケジューリングパラメータを設定するためのスケジューラの状態の変化を始動することを含む。
【0038】
[0038]装置が、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段を含む。装置は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段を含む。状態の変化は、音声サービスのプロセスがプロセッサの予約済みコア上で実行されることを可能にするようにプロセスに関連するスケジューリングパラメータを設定する。
【0039】
[0039]非一時的コンピュータ可読媒体が、命令を記憶し、命令は、1つまたは複数のプロセッサに、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得させるように、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。命令は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスがプロセッサの予約済みコア上で実行されることを可能にするようにプロセスに関連するスケジューリングパラメータを設定するためのスケジューラの状態の変化を始動するようにさらに実行可能である。
【0040】
[0040]本開示の他の態様、利点、および特徴は、以下のセクション、すなわち、図面の簡単な説明と、発明を実施するための形態と、特許請求の範囲とを含む、本出願全体を検討した後に明らかになろう。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【
図1】[0041]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するように構成されたシステムの一例のブロック図。
【
図2】[0042]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するように構成されたデバイスの一例のブロック図。
【
図3】[0043]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するように構成されたデバイスの一例のブロック図。
【
図4】[0044]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するように構成されたデバイスの一例のブロック図。
【
図5】[0045]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するように構成された、2つ以上のデバイスを含む、システムの一例のブロック図。
【
図6A】[0046]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するためにスケジューラによって実施される動作の一例を示す図。
【
図6B】キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するためにスケジューラによって実施される動作の一例を示す図。
【
図6C】キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するためにスケジューラによって実施される動作の一例を示す図。
【
図7A】[0047]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するためにスケジューラによって実施される動作の一例を示す図。
【
図7B】キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するためにスケジューラによって実施される動作の一例を示す図。
【
図7C】キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するためにスケジューラによって実施される動作の一例を示す図。
【
図8A】[0048]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するためにスケジューラによって実施される動作の一例を示す図。
【
図8B】キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するためにスケジューラによって実施される動作の一例を示す図。
【
図8C】キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するためにスケジューラによって実施される動作の一例を示す図。
【
図9A】[0049]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するためにスケジューラによって実施される動作の一例を示す図。
【
図9B】キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するためにスケジューラによって実施される動作の一例を示す図。
【
図9C】キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するためにスケジューラによって実施される動作の一例を示す図。
【
図10A】[0050]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するためにスケジューラによって実施される動作の一例を示す図。
【
図10B】キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するためにスケジューラによって実施される動作の一例を示す図。
【
図10C】キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するためにスケジューラによって実施される動作の一例を示す図。
【
図11】[0051]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するように構成された集積回路を示す図。
【
図12】[0052]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するように構成されたモバイルデバイスを示す図。
【
図13】[0053]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するように構成されたイヤバッドを示す図。
【
図14】[0054]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するように構成されたヘッドセットを示す図。
【
図15】[0055]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するように構成されたウェアラブルデバイスを示す図。
【
図16】[0056]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するように構成された音声制御スピーカーシステムを示す図。
【
図17】[0057]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するように構成されたカメラを示す図。
【
図18】[0058]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するように構成されたヘッドセットを示す図。
【
図19】[0059]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するように構成された空中デバイスを示す図。
【
図20】[0060]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するように構成された車両を示す図。
【
図21】[0061]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減する方法の一例の態様を示すフローチャート。
【
図22】[0062]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減する方法の一例の態様を示すフローチャート。
【
図23】[0063]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減する方法の一例の態様を示すフローチャート。
【
図24】[0064]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減する方法の一例の態様を示すフローチャート。
【
図25】[0065]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減する方法の一例の態様を示すフローチャート。
【
図26】[0066]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減する方法の一例の態様を示すフローチャート。
【
図27】[0067]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減する方法の一例の態様を示すフローチャート。
【
図28】[0068]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減する方法の一例の態様を示すフローチャート。
【
図29】[0069]キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減する方法の一例の態様を示すフローチャート。
【
図30】[0070]特定の態様による、キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するように動作可能であるデバイスの特定の例示的な例のブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0042】
[0071]特定の態様では、音声アシスタント動作は、電力およびコンピューティングリソースを温存するために複数の段階で実施され、段階の実行および/または段階を実行するために使用されるリソースは、電力需要を著しく増加させずにレイテンシを低減する様式で制御される。いくつかの実装形態では、自然言語スピーチを処理する複雑なスピーチ認識モデルの実行をあまり複雑でないキーワード検出モデルから分離するために、段階的手法が使用される。そのような手法を使用して、複雑なスピーチ認識モデルは、キーワードが検出されるまでは低電力状態(たとえば、待機、スリープ、オフ、または別の低電力状態)のままでいることができる。たとえば、段階的手法の第1段は、デジタル信号プロセッサ(DSP)または特定用途向け集積回路(ASIC)などの低電力プロセッサ上で実行される第1段キーワード検出器を含み得る。この例では、第1段キーワード検出器は、キーワードを含む発話を検出するために、1つまたは複数のマイクロフォンからのオーディオデータを監視する。このコンテキストでは、「キーワード」は、コマンドまたはクエリが来ていると音声アシスタントにアラートする単語または句の使用である。第1段キーワード検出器が、キーワードが検出されたことを示すとき、音声アシスタントのより複雑でリソース集約的な部分が始動される。
【0043】
[0072]特定の態様では、第1段キーワード検出器は、比較的単純なスピーチリイグニションモデルを使用し、キーワード検出のために所望よりも多くのフォールスアラームを生成することがある。この問題に対処するために、いくつかの実装形態は、完全な自然言語音声アシスタントアプリケーションを実行する前にキーワード検出を確認するためのより複雑なアルゴリズムをもつ第2段キーワード検出を使用する。第2段キーワード検出器は、低電力プロセッサ(たとえば、DSPまたはASIC)において実行され得るか、あるいはアプリケーションプロセッサ(たとえば、中央処理ユニット(CPU)もしくはグラフィックス処理ユニット(GPU)、または別の汎用プロセッサ)の1つまたは複数の処理コアにおいて実行され得る。一例として、第1段キーワード検出器と第2段キーワード検出器とは、より高いレベルのオペレーティングシステムの下で動作する組込みシステム構成要素である。別の例では、第1段キーワード検出器は、組込みシステム構成要素であり、第2段キーワード検出器は、より高いレベルのオペレーティングシステムの構成要素または態様である。さらに別の例では、第1段キーワード検出器は、組込みシステム構成要素であり、第2段キーワード検出器は、より高いレベルのオペレーティングシステム内で動作するアプリケーション(たとえば、音声サービスまたは音声アシスタントアプリケーション)の一部である。
【0044】
[0073]キーワード検出が第2段によって確認されたとき、キーワードを含むかまたはそれに後続する音声コマンドまたは照会に基づいて音声アシスタント動作を実施するために、完全な音声アシスタントアプリケーションが使用される。キーワードが検出されたときに音声アシスタントアプリケーションが低電力モード(たとえば、スリープ)にある場合、キーワードを検出することと、音声アシスタントアプリケーションがスピーチを受信し処理する準備ができているときとの間に著しい遅延があり得る。本明細書では音声サービスまたは音声アシスタントアプリケーションのレイテンシと呼ばれる、この遅延は、より複雑なスピーチ認識モデルではより長くなり得る。したがって、より複雑なスピーチ認識モデルは、スピーチ認識の精度の改善をもたらすことができるが、より複雑なスピーチ認識モデルは、ユーザエクスペリエンスにとって有害であるレイテンシの増加をももたらし得る。
【0045】
[0074]複雑なスピーチ認識モデルのレイテンシ増加の少なくとも一部分は、特にポータブルバッテリー式デバイスで電力を温存するために、最も強力な利用可能処理コア上でスピーチ認識モデルの実行を遅延させることに起因する。多くのそのようなデバイスは、いくつかの異なるタイプの処理コアを含む。一例として、これらの異なるタイプの処理コアは、低電力処理コアと、高電力処理コアとを含むことができる。この例では、低電力処理コアは、高電力処理コアよりも低い電力需要を有するが、低電力処理コアは、様々なメトリックに関して低減した性能をも有する。例示のために、高電力処理コアに対して、低電力処理コアは、より遅いクロックサイクルを有することがあり、1秒当たりより少数の命令を実行することがあり、1秒当たりより少数の動作を実施することなどがある。
【0046】
[0075]デバイスが複数の処理コアを有するとき、デバイスは、各処理コア上でどのプロセスが実行されるかを制御するために、スケジューラを使用し得る。いくつかの実装形態では、スケジューラは、特定のタイプのプロセスのために1つまたは複数の(本明細書では「予約済み処理コア」と呼ばれる)処理コアを予約するように構成される。そのような実装形態では、予約済み処理コアは、増加した電力需要をもたらしはするが、高電力処理コアの改善された性能が必要であるかまたは望ましいプロセスが使用するために予約される。いくつかのそのような実装形態では、スケジューラは、任意のプロセスのために(本明細書では「追加の処理コア」または「非予約済み処理コア」と呼ばれる)他の処理コアを使用するように構成されるが、スケジューリング優先度などにより、特定のプロセスを他のプロセスより先にスケジュールすることがある。一例として、スケジューラは、フォアグラウンドアプリケーションのプロセスを予約済み処理コアに、または非予約済み処理コアのうちの1つに割り当て得るが、バックグラウンドアプリケーションのプロセスを非予約済み処理コアのうちの1つにのみ割り当て得る。
【0047】
[0076]本明細書で開示される特定の態様では、音声サービスのレイテンシは、第1段キーワード検出器におけるキーワードの検出と、1つまたは複数の予約済み処理コア上でのスピーチ認識モデルの実行との間の遅延を減少させることによって減少される。たとえば、いくつかの実装形態では、レイテンシは、キーワード検出の確認より前に、プロセッサ(たとえば、アプリケーションプロセッサ)をアイドル状態から起動状態に遷移させ、音声サービスを始動することによって減少される。この例では、起動プロセスは、第1段キーワード検出器がキーワード検出のインジケーションを生成していることに基づいて開始される。第2段キーワード検出器または音声サービスが、キーワード検出が確認され得ないと決定した場合、プロセッサはアイドル状態に戻され得る。対照的に、第2段キーワード検出器または音声サービスがキーワード検出を確認した場合、音声サービスは、プロセッサを起動し音声サービスを始動するプロセスが、キーワード検出が確認されるまで遅延された場合よりも速やかに、スピーチ認識動作を実施する準備ができている。
【0048】
[0077]いくつかの実装形態では、第1段キーワード検出器によるキーワード検出を示す信号に基づいて、およびキーワード検出の確認より前に、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化が始動される。たとえば、音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化は、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために音声サービスのプロセスをスケジュールすること、あるいは1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて音声サービスのプロセスをスケジュールするようにスケジューラに命令することを含むことができる。別の例として、音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化は、どのプロセスがどの処理コアに割り当てられるかを決定するためにスケジューラが使用するパラメータ(たとえば、スケジューリングパラメータ)を設定または修正することを含むことができる。例示のために、スケジューラは、様々なアプリケーションまたはプロセスに関連付けられたスケジューリング優先度値を維持するかまたはそれへのアクセスを有し得る。この例示的な例では、状態の変化は、音声サービスまたは音声サービスのプロセスに関連付けられたスケジューリング優先度値を高めることを含むことができる。別の例として、音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化は、音声サービスのプロセスをバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動させることを含むことができる。この例では、スケジューラは、フォアグラウンドタスクが予約済み処理コアを使用することを可能にするように構成され得、バックグラウンドタスクが予約済み処理コアを使用するのを制限し得る。また別の例として、音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化は、音声サービスのプロセスを第1のスケジューリンググループから第2のスケジューリンググループに再割り当てすることを含むことができる。この例では、スケジューラは、第2のスケジューリンググループが予約済み処理コアを使用することを可能にするように構成され得、第1のスケジューリンググループが予約済み処理コアを使用するのを制限し得る。さらに他の例では、スケジューラは、プロセスを処理コアに割り当てるために、より多くの、より少ない、または異なるスケジューリングパラメータを使用する。そのような例では、スケジューラが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために音声サービスをスケジュールすることを可能にする任意の1つまたは複数のスケジューリングパラメータは、レイテンシを低減するために、第1段キーワード検出器によるキーワード検出を示す信号に基づいて、およびキーワード検出の確認より前に設定または修正され得る。
【0049】
[0078]いくつかの例では、音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化は、(たとえば、音声サービス以外の)異なるアプリケーションまたはサービスに関連する1つまたは複数のスケジューリングパラメータを変更することと、これらの1つまたは複数のスケジューリングパラメータを音声サービスに継承させることとを含む。例示のために、状態の変化は、音声サービスと第2段キーワード検出器をバインドすることと、第2段キーワード検出器に関連するスケジューリングパラメータを設定または修正することとを含むことができる。例示のために、第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度は、高められ得る。別の例示的な例として、第2段キーワード検出器は、フォアグラウンドタスクを指定され得る。
【0050】
[0079]特定の態様では、第1段キーワード検出器によるキーワード検出を示す信号に基づいて、およびキーワード検出の確認より前に行われる変化は、キーワード検出が確認されない場合、リセットされるかまたは取り消される。例示のために、音声サービス(または第2段キーワード検出器)に関連するスケジューリングパラメータが、キーワーク検出を示す信号に基づく第1の値から第2の値への変化である場合、スケジューリングパラメータは、第2段キーワード検出器(または音声サービス)がキーワード検出を否認した場合、第2の値から元の第1の値に変更される。このようにしてスケジューリングパラメータをリセットすることにより、音声サービスは、予約済みプロセッサコア上で実行されることを可能にされない。別の例示的な例として、アプリケーションプロセッサが、キーワーク検出を示す信号に基づいてスリープ状態から起動される場合、アプリケーションプロセッサは、第2段キーワード検出器(または音声サービス)がキーワード検出を否認した場合、スリープ状態に戻されるかまたは停止される。したがって、本明細書で開示される様々な態様は、電力需要を著しく増加させずにレイテンシを著しく低減する。
【0051】
[0080]本開示の特定の態様について、図面を参照しながら以下で説明される。説明では、共通の特徴は、共通の参照番号によって指定される。本明細書で使用される様々な用語は、特定の実装形態について説明するために使用されるにすぎず、実装形態を限定することは意図されない。たとえば、単数形「1つの(a、an)」および「その(the)」は、別段にコンテキストが明確に示さない限り、複数形も含むことが意図される。さらに、本明細書で説明されるいくつかの特徴は、いくつかの実装形態では単数であり、他の実装形態では複数である。例示のために、
図1は、1つまたは複数のアプリケーションプロセッサ(
図1では「アプリケーションプロセッサ120」)を含むシステム100を示し、これは、いくつかの実装形態では、システム100が単一のアプリケーションプロセッサ120を含み、他の実装形態では、システム100が複数のアプリケーションプロセッサ120を含むことを示す。本明細書において参照しやすいように、そのような特徴は、概して、「1つまたは複数の」特徴として紹介され、その後、特徴の複数に関係する態様について説明されない限り、単数形または(概して「s」で終了する用語によって示される)随意の複数形で言及される。
【0052】
[0081]「備える(comprise)」、「備える(comprises)」、および「備えること(comprising)」という用語は、本明細書では、「含む(include)」、「含む(includes)」、または「含むこと(including)」と互換的に使用される。さらに、「ここにおいて(wherein)」という用語は、「ここで(where)」と互換的に使用される。本明細書で使用される「例示的」は、一例、一実装形態、および/または一態様を示し、限定的として、または選好もしくは好適な一実装形態を示すものとして解釈されるべきでない。本明細書で使用される、構造、構成要素、動作などの要素を変更するために使用される序数用語(たとえば、「」、「第2の」、「第3の」など)は、それ自体によって、別の要素に対するその要素のいかなる優先順位または順序も示すのではなく、むしろ、(序数用語の使用を除いて)同じ名称を有する別の要素からその要素を区別するにすぎない。本明細書で使用される「セット」という用語は、特定の要素の1つまたは複数を指し、「複数」という用語は、特定の要素の複数(たとえば、2つ以上)を指す。
【0053】
[0082]本明細書で使用される「結合される(coupled)」は、「通信可能に結合される」、「電気的に結合される」、または「物理的に結合される」を含み得、また(あるいは代替的に)、それらの任意の組合せを含み得る。2つのデバイス(または構成要素)は、直接的に、あるいは1つまたは複数の他のデバイス、構成要素、ワイヤ、バス、ネットワーク(たとえば、ワイヤードネットワーク、ワイヤレスネットワーク、またはそれらの組合せ)などを介して間接的に結合(たとえば、通信可能に結合、電気的に結合、または物理的に結合)され得る。電気的に結合された2つのデバイス(または構成要素)は、同じデバイスにまたは異なるデバイスに含まれ得、例示的で非限定的な例として、電子回路、1つまたは複数のコネクタ、あるいは誘導結合を介して接続され得る。いくつかの実装形態では、電気通信しているなど、通信可能に結合された2つのデバイス(または構成要素)は、1つまたは複数のワイヤ、バス、ネットワークなどを介してなど、直接または間接的に電気信号(デジタル信号またはアナログ信号)を送り、受信し得る。本明細書で使用される「直接結合される(directly coupled)」は、介在する構成要素なしに結合(たとえば、通信可能に結合、電気的に結合、または物理的に結合)された2つのデバイスを指す。
【0054】
[0083]本開示では、「決定する」、「計算する」、「推定する」、「シフトする」、「調整する」などの用語は、1つまたは複数の動作がどのように実施されるかについて説明するために使用され得る。そのような用語は限定的なものと解釈されるべきではなく、同様の動作を実施するために他の技法が利用され得ることに留意されたい。さらに、本明細書で言及される「生成する」、「計算する」、「推定する」、「使用する」、「選択する」、「アクセスする」、および「決定する」は、互換的に使用され得る。たとえば、パラメータ(または、信号)を「生成する」、「計算する」、「推定する」、または「決定する」ことは、パラメータ(または、信号)を能動的に生成する、推定する、計算する、または決定することを指すことがあるか、あるいは、別の構成要素またはデバイスによってなど、すでに生成されているパラメータ(または、信号)を使用する、選択する、またはそれにアクセスすることを指すことがある。
【0055】
[0084]
図1は、キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するように構成されたシステム100の一例のブロック図である。システム100は、1つまたは複数のマイクロフォン102と、第1段キーワード検出器108と、スケジューラ112と、複数の処理コア122を含む1つまたは複数のプロセッサ(たとえば、
図1ではアプリケーションプロセッサ120)とを含む。いくつかの実装形態では、マイクロフォン102と、第1段キーワード検出器108と、スケジューラ112と、アプリケーションプロセッサ120とは、モバイルデバイス、コンピュータ(たとえば、ラップトップ、デスクトップ、またはタブレットコンピュータ)、ウェアラブル電子デバイス、モノのインターネットデバイス(たとえば、スマートアプライアンス、スマートスピーカー、ホーム自動化システムなど)、車両、あるいはキーワードおよびユーザスピーチを認識し、それらに応答するように構成された別のデバイスなど、単一のデバイス内に組み込まれる。他の実装形態では、マイクロフォン102と、第1段キーワード検出器108と、スケジューラ112と、アプリケーションプロセッサ120とは、ワイヤードまたはワイヤレス送信を介して通信するいくつかのデバイス間で分散される。たとえば、いくつかの実装形態では、マイクロフォン102と第1段キーワード検出器108とは、第1のデバイス内に組み込まれ、スケジューラ112とアプリケーションプロセッサ120とは、第2のデバイス内に組み込まれる。そのような実装形態のいくつかの例では、第2のデバイスと第1のデバイスは、コロケートされ、ユニバーサルシリアルバス(USB)接続を介してまたはBluetooth(登録商標)通信を介してなど、短距離送信を介して通信する(BLUETOOTH(登録商標)は、米国ワシントン州カークランドのBLUETOOTH SIG社の登録商標である)。そのような実装形態の他の例では、第2のデバイスと第1のデバイスは、互いにリモートにあり、(セルラーネットワークまたはイーサネット(登録商標)を介してなど)長距離送信を介して通信する。例示のために、第1のデバイスは、ポータブルユーザデバイス(たとえば、モバイルフォン)を含むか、それに対応するか、またはその中に含まれ得、第2のデバイスは、音声アシスタントサービスのサーバコンピュータを含むか、それに対応するか、またはその中に含まれ得る。
【0056】
[0085]
図1の例では、第1段キーワード検出器108は、1つまたは複数の常時オンプロセッサ106上で実行される。このコンテキストでは、「常時オン」は、通常の状況下で、常時オンプロセッサ106が、システム100が動作可能であるとき、動作可能であることを示す。しかしながら、常時オンプロセッサ106は、システム100が電源切断されたとき、電源切断され得る。さらに、システム100のユーザ設定は、ユーザがいくつかの状況において(たとえば、ユーザが音声サービスを使用することを望まないとき)常時オンプロセッサ106をオフにすることを可能にし得る。常時オンプロセッサ106は、概して、特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)または他の低電力集積回路などの低電力プロセッサである。したがって、第1段キーワード検出器108は、(たとえば、音声サービスによって使用され得る完全な自然言語モデルと比較して)概して相対的に小さいモデルである。このコンテキストでは、「音声サービス」は、(概してキーワードが提供された後に)自然言語スピーチを介して提供されるコマンドまたは照会に応答するように実行可能なアプリケーションまたはプロセスのセットを指す。第1段キーワード検出器108は、1つまたは複数のキーワードを含む発話についてマイクロフォン102からのオーディオデータ104を監視するように構成された、隠れマルコフモデル、独立したスピーカーのためのユニバーサルスピーチモデル、ニューラルネットワーク、あるいは別のモデルを含むかまたはそれらに対応し得る。キーワードは、ユーザが覚えやすく、理想的には比較的小さいモデルを使用して容易に検出可能である、概して単一の単語、または短い句である。
【0057】
[0086]いくつかの実装形態では、第1段キーワード検出器108がキーワードについてリッスンする間、システムの他の構成要素100は、待機モード、スリープモード、または電力切断モードなどの節電モードに復帰することができる。本明細書で使用される「節電モード」、「待機モード」、「スリープモード」、および「低電力モード」という用語は、デバイスまたは構成要素が通常動作モードにあるときよりも少ない電力をデバイスまたは構成要素が消費する任意のモードまたは状態を示すために互換的に使用される。さらに、このコンテキストでは、電力切断モードは、デバイスまたは構成要素が電力供給されないことを示す。追加または代替として、第1段キーワード検出器108がキーワードについてリッスンする間、システムの他の構成要素100は、スピーチ検出とスピーチ認識とに関係しない動作を実施することができる。たとえば、
図1の音声サービスのプロセス(たとえば、音声サービスプロセス130Aおよび130B)は、第1段キーワード検出器108によるキーワード検出110に基づいて実行され、そうでない(たとえば、キーワード検出110がない)場合、休止状態であるか、電源切断されるか、または他の方法で実行されない。
【0058】
[0087]スケジューラ112は、プロセスをプロセッサコア122のうちの特定のコアにおいて実行されるように割り当てるように構成される。たとえば、スケジューラ112は、アプリケーションの第1のプロセスを第1のコアにおいて実行されるように割り当て、同じアプリケーションまたは異なるアプリケーションの第2のプロセスを第2のコアにおいて実行されるように割り当て得る。本明細書で使用されるアプリケーションは、複数のプロセスを含むことができ、各プロセスは、複数のタスクを含むことができる。特定の実装形態では、スケジューラ112は、システムの組込み機能であり、たとえば、スケジューラ112は基本入出力システム(BIOS)レベルで動作する。他の実装形態では、スケジューラ112は、Android(登録商標)オペレーティングシステム、iOS(登録商標)オペレーティングシステム、macOS(登録商標)オペレーティングシステム、Windows(登録商標)オペレーティングシステム、またはLinux(登録商標)オペレーティングシステムなど、高次オペレーティングシステムの機能である(Androidは、米国カリフォルニア州マウンテンビューのグーグル社の登録商標であり、iOSは、米国カリフォルニア州サンノゼのシスコテクノロジー社からのライセンス下で使用される、米国カリフォルニア州クパチーノのアップル社の商標であり、macOSは、米国カリフォルニア州クパチーノのアップル社の登録商標であり、Windowsは、米国ワシントン州シアトルのマイクロソフト社の登録商標であり、Linuxは、リーナストーバルズの登録商標である)。さらに他の実装形態では、スケジューラ112は、高次オペレーティングシステムのフレームワーク内で動作するアプリケーションである。
【0059】
[0088]スケジューラ112は、プロセスに関連するスケジューリング特権(たとえば、
図1では第1のスケジューリング特権114および第2のスケジューリング特権116)に基づいて、プロセッサコア122にプロセスを割り当てる。本明細書で使用される「スケジューリング特権」は、プロセッサコア122へのプロセスの割当てに優先度を付けるための任意の機構またはアルゴリズムを指す、支配的な用語である。スケジューリング特権114および116は、特定の実装形態に応じて異なる仕方でプロセスに割り振られる。たとえば、スケジューリング特権114および116は、各プロセスに関連する優先度値または他のスケジューリングパラメータ値に基づいて、プロセスがフォアグラウンドプロセスであるかバックグラウンドプロセスであるかに基づいて、プロセスが割り当てられたスケジューリンググループに基づいて、他のファクタに基づいて、あるいは上記のうちの2つ以上の組合せに基づいて割り当てられ得る。
【0060】
[0089]いくつかの実装形態では、アプリケーションプロセッサ120の処理コア122は、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア124と、1つまたは複数の追加のプロセッサコア126とを含む。このコンテキストでは、「予約済みプロセッサコア」は、特定のスケジューリング特権を有するプロセスのみによって使用され得るコアを指す。たとえば、
図1では、スケジューラ112は、第1のスケジューリング特権114をもつプロセスを予約済みプロセッサコア124または追加のプロセッサコア126に割り当てることができる。対照的に、スケジューラ112は、第2のスケジューリング特権116をもつプロセスを追加のプロセッサコア126のみに割り当てることができる。いくつかの実装形態では、スケジューリング特権は動的に割り当てられ、したがって、プロセスは、状況の変化とともに、第1の時間には第1のスケジューリング特権114を有し、第2の時間には第2のスケジューリング特権116を有し得る。概して、予約済みプロセッサコア124は、追加のプロセッサコア126よりも高性能なコアであり、その場合、予約済みプロセッサコア124は、追加のプロセッサコア126よりも大きい電力需要を有し得る。その結果、特定のプロセスのために予約済みプロセッサコア124を予約することにより、電力が温存される。
【0061】
[0090]
図1はまた、アプリケーションプロセッサ120に結合された1つまたは複数のセンサー132を示している。特定の実装形態では、センサー132は、オーディオデータ104を介して受信されたスピーチ入力を処理するために音声サービスプロセス130によって使用され得るコンテキストデータ134を生成するように構成される。いくつかの実装形態では、コンテキストデータ134は、承認済みアプリケーションまたはプロセスのみにとってアクセス可能であり、その場合、コンテキストデータ134は、音声サービスプロセス130Aに関連するスケジューリング特権により、予約済みプロセッサコア124上で実行される音声サービスプロセス130Aにより、または音声サービスプロセス130Aへの特定のスケジューリング特権の割当てにつながるファクタにより、音声サービスプロセス130Aにとってアクセス可能であり得る。たとえば、コンテキストデータ134は、フォアグラウンドアプリケーションにとってアクセス可能であり得、音声サービスプロセス130Aは、音声サービスがフォアグラウンドアプリケーションを指定されていることにより、第1のスケジューリング特権を割り当てられ得る。
【0062】
[0091]
図1はまた、アプリケーションプロセッサ120に結合された1つまたは複数の出力デバイス136を示している。特定の実装形態では、出力デバイス136は、ユーザ通知138のユーザ知覚可能な出力を生成するように構成される。出力は、音、振動または他のハプティック出力、視覚的出力(たとえば、光、テキスト、アイコンなど)を含むかまたはそれらに対応することができる。いくつかの実装形態では、ユーザ通知138に対応する特に出力は、ユーザ構成可能である。いくつかの実装形態では、オペレーティングシステムは、いくつかの動作がアプリケーションプロセッサ120において実行されていることに基づいて、ユーザ通知を自動的に生成するように構成される。たとえば、オペレーティングシステムは、プロセスまたはアプリケーションがフォアグラウンドに移動されたとき、プロセスまたはアプリケーションが予約済みプロセッサコア124上で実行されるとき、プロセスまたはアプリケーションがコンテキストデータ134にアクセスしたとき、あるいは他の状況下で、ユーザ通知138を自動的に生成し得る。特定の態様では、音声サービスプロセス130に関連するユーザ通知138は、キーワード検出が確認されるまで、抑止、抑制、または遅延される。
【0063】
[0092]動作中、音声サービスは、第1段キーワード検出器108がキーワード検出110を示すまで、低電力状態であり得る。低電力状態である音声サービスは、音声サービスアプリケーションの実行に関連する電力を温存する。いくつかの実装形態では、音声サービスが低電力状態であるとき、アプリケーションプロセッサ120のうちの1つまたは複数も低電力状態であり得る。このコンテキストでは、アプリケーションまたはサービスは、アプリケーションまたはサービスが実行されていないとき、アプリケーションまたはサービスのバックグラウンドまたは監視プロセスのみが実行されているとき(たとえば、音声サービスのリスナープロセスがキーワード検出110についてリッスンしているが、音声サービスの他のプロセスが実行されていないとき)、あるいは音声サービスの1つまたは複数のプロセスが、予約済みプロセッサコア124上でのプロセスの実行を可能にしないスケジューリング特権に関連付けられているとき、低電力状態である。このコンテキストでは、プロセッサまたはコアは、プロセッサまたはコアが命令を実行するために使用されていないとき、低電力状態である。いくつかの事例では、低電力状態のプロセッサまたはコアは、電力供給されない(たとえば、オフである)ことがあるか、電力供給されるがクロック信号を提供されないことがあるか、電力供給されるが動作メモリから切断されることがあるか、あるいはプロセッサまたはコアが命令を実行するときに使用するよりも低い電力レベルで電力供給され得る。
【0064】
[0093]第1段キーワード検出器108によるキーワード検出110を示す信号に基づいて、およびキーワード検出の確認(たとえば、
図1のキーワード確認128)より前に、システム100は、音声サービスまたはそれのプロセス(たとえば、音声サービスプロセス130A)が予約済みプロセッサコア124のうちの1つまたは複数の上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化を始動し得る。音声サービスまたはそれのプロセスがキーワード確認128の前に予約済みプロセッサコア124上で実行されることを可能にするための状態の変化を始動することにより、音声サービスの実行に関連するレイテンシが減少される。たとえば、予約済みプロセッサコア124は概してアプリケーションプロセッサ120の最も高性能なコアであるので、予約済みプロセッサコア124において実行されるプロセスは、追加のプロセッサコア126において実行されるプロセスよりも迅速に実行され得る。
図6A~
図10Cは、音声サービスまたはそれのプロセス(たとえば、音声サービスプロセス130)が予約済みプロセッサコア124のうちの1つまたは複数の上での実行のためにスケジュールされることを可能にするためにキーワード検出110に基づいて始動され得る状態変化の様々な例を示している。
【0065】
[0094]常時オンプロセッサ106に関連する電力消費量を限定するために、第1段キーワード検出器108は、キーワードを検出するために比較的小さいモデルを使用する。したがって、第1段キーワード検出器108は、誤ったキーワード検出を時々生成し得る。音声サービスプロセス130を実行するために予約済みプロセッサコア124を使用することに起因する余分の電力消費量を限定するために、キーワード検出110を確認または否認するために第2段キーワード検出器が使用され得る。
図1に示されている実装形態では、音声サービスは、第2段キーワード検出器の動作を実施する。
図2~
図5を参照しながら説明されるものなど、他の実装形態では、第2段キーワード検出器は、音声サービスとは別個であり、第1段キーワード検出器108とは別個である。予約済みプロセッサコア124を使用ことにより、システム100の電力需要が増加される。特定の態様では、キーワード検出110が確認されない(または否認された)場合、キーワード検出110を示す信号より前にシステム100があった状態にそれを戻すための復帰信号140が生成され得る。復帰信号140は、第2段キーワード検出器によって、または音声サービスプロセス130によって生成され得る。したがって、システム100は、電力需要を著しく増加させることなしに音声サービスに関連するレイテンシを著しく低減することが可能である。
【0066】
[0095]
図2は、キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するように構成されたデバイス200の一例のブロック図である。
図2では、デバイス200は、以下で別段に規定されていない限り
図1を参照しながら説明されたようにそれぞれ動作する、
図1のシステム100の様々な構成要素を含む。
図2に示されている例では、デバイス200は、第1の電力ドメイン210と、第2の電力ドメイン220とを含む。この例では、第1の電力ドメイン210は、第2の電力ドメイン220が低電力ドメインであるよりも高電力ドメインである。たとえば、第2の電力ドメイン220は、常時オンプロセッサ106などの低電力の常時オン構成要素に電力供給するように構成され、第1の電力ドメイン210は、アプリケーションプロセッサ120、スケジューラ112などの高電力構成要素に電力供給するように構成される。
【0067】
[0096]
図2に示されている例では、デバイス200はまた、アプリケーションプロセッサ120のプロセッサコア122のうちの1つまたは複数の上で実行される第2段キーワード検出器212を含む。第2段キーワード検出器212は、キーワード検出110を確認または否認するように構成される。たとえば、第1段キーワード検出器108が、キーワード検出110を介して、キーワードがオーディオデータ104中に検出されたことを示した後に、オーディオデータ104は、キーワード確認128のために第2段キーワード検出器212に提供される。
【0068】
[0097]
図2に示されている実装形態では、第2段キーワード検出器212は、第1の電力ドメイン210に関連付けられる。したがって、第2段キーワード検出器212は、第1段キーワード検出器108がキーワード検出110を生成したとき、低電力状態であり得、その場合、第2段キーワード検出器212は、第1段キーワード検出器108がキーワード検出110を生成していることに基づいて(たとえば、それに応答して)、起動または電源投入され得る。さらに、上記で説明されたように、デバイス200の状態の変化は、第1段キーワード検出器108がキーワード検出110を生成していることに基づいて(たとえば、それに応答して)、始動され得る。たとえば、音声サービスに関連するスケジューリング特権は、音声サービスのプロセスが予約済みプロセッサコア124上で実行されることが可能であるように設定、更新、または変更され得る。特定の実装形態では、状態の変化は、音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器212のスケジューリング特権に基づくように、音声サービスと第2段キーワード検出器212をバインドすることを含む。そのような実装形態では、第2段キーワード検出器212のスケジューリング特権は、音声サービスのスケジューリング特権を高めるために高められ得る。たとえば、音声サービスと第2段キーワード検出器212がバインドされた後に、スケジューラ112は、第2段キーワード検出器212の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更し得る。この例では、第2段キーワード検出器212がキーワード検出を確認した場合、音声サービスプロセス130は、フォアグラウンドサービスとして始動され、したがって、予約済みプロセッサコア124上で実行されることが可能である。いくつかの実装形態では、アプリケーションがフォアグラウンドアプリケーションを指定されたとき、ユーザ通知が自動的に生成される。そのような実装形態では、アプリケーションプロセッサ120は、第2段キーワード検出器212の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を、少なくともキーワード確認128が完了するまでユーザに通知されないように遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するように構成され得る。
【0069】
[0098]別の例では、音声サービスと第2段キーワード検出器212がバインドされた後に、スケジューラ112は、第2段キーワード検出器212のスケジューリング特権を高めるか、または第2段キーワード検出器212が予約済みプロセッサコア124上で実行されることを可能にするように第2段キーワード検出器212のスケジューリング優先度を変更し得る。この例では、第2段キーワード検出器212がキーワード検出110を確認した場合、音声サービスプロセス130は、始動されたときに予約済みプロセッサコア124上で実行されることが可能である。
【0070】
[0099]いくつかの実装形態では、音声サービスは、第2段キーワード検出器212にバインドされないか、または音声サービスのスケジューリング特権は、第2段キーワード検出器212のスケジューリング特権にかかわらず変更される。たとえば、音声サービスのスケジューリング特権を修正する(たとえば、高める)ための状態の変化は、音声サービスと第2段キーワード検出器212をバインドすることとは無関係のキーワード検出に基づいて直接始動され得る。例示のために、第1段キーワード検出器108によるキーワード検出110時に、スケジューラ112は、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更し得る。別の例示的な例として、第1段キーワード検出器108によるキーワード検出110時に、スケジューラ112は、音声サービスのスケジューリング優先度値を(たとえば、より高いスケジューリング優先度値に)変更するか、または音声サービスプロセスが予約済みプロセッサコア124上での実行のためにスケジュールされることを可能にするように音声サービスの他のスケジューリング特権を変更し得る。
【0071】
[0100]
図3は、キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するように構成されたデバイス300の別の例のブロック図である。
図3では、デバイス300は、以下で別段に規定されていない限り
図2を参照しながら説明されたようにそれぞれ動作する、
図2のデバイス200の様々な構成要素を含む。
【0072】
[0101]
図3に示されている例では、スケジューラ112とアプリケーションプロセッサ120とは、第1の電力ドメイン210において実行される。しかしながら、第2段キーワード検出器212は、第2の電力ドメイン220において実行される。たとえば、スケジューラ112は、アプリケーションプロセッサ120の1つまたは複数のプロセッサコア122上で実行され得る。
図3の例の特定の実装形態では、第2段キーワード検出器は、常時オンプロセッサ106上にあるように実行される。その結果、第2段キーワード検出器212は、
図2の例における第2段キーワード検出器212よりも低い電力需要を有する。
【0073】
[0102]
図4は、キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するように構成されたデバイス400の別の例のブロック図である。
図4では、デバイス400は、以下で別段に規定されていない限り
図2を参照しながら説明されたようにそれぞれ動作する、
図2のデバイス200の様々な構成要素を含む。
【0074】
[0103]
図4に示されている例では、スケジューラ112と第2段キーワード検出器212とは、第2の電力ドメイン220において実行され、アプリケーションプロセッサ120は、第1の電力ドメイン210において実行される。たとえば、スケジューラ112と第2段キーワード検出器212とは、常時オンプロセッサ106上で実行され得る。その結果、第2段キーワード検出器212とスケジューラ112とは、
図2と
図3との例における第2段キーワード検出器212とスケジューラ112とよりも低い電力需要を有する。
【0075】
[0104]
図5は、キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するように構成されたシステム500の一例のブロック図である。
図5では、システム500は、第1のデバイス502および第2のデバイス504など、2つ以上のデバイスを含む。
図5に示されている例では、第1のデバイス502は、常時オンプロセッサ106と第1段キーワード検出器108とを含み、第2のデバイス504は、スケジューラ112と、アプリケーションプロセッサ120と、第2段キーワード検出器212とを含む。システム500の他の実装形態では、スケジューラ112、第2段キーワード検出器212、またはその両方は、第1のデバイス502に含まれる。たとえば、第1のデバイス502は、ユーザデバイスを含むかまたはそれに対応し得、第2のデバイス504は、サーバまたはスマートハブデバイスを含むかまたはそれらに対応し得る。
【0076】
[0105]特定の態様では、第1のデバイス502と第2のデバイス504は、通信リンクをそれぞれ含む1つまたは複数のネットワーク506を介して通信する。いくつかの実装形態では、通信リンクのうちの1つまたは複数は、プロプライエタリ規格または公開規格に準拠するワイヤレスリンクである。ワイヤレスリンクの例は、BLUETOOTHプロトコル仕様に準拠するリンクなどのパーソナルエリアネットワークリンク、IEEE802.11プロトコル仕様に準拠するリンクなどのワイヤレスローカルエリアネットワークリンク、および/またはロングタームエボリューションプロトコル仕様などのワイヤレスワイドエリアネットワークリンクを含む(BLUETOOTHは、米国ワシントン州カークランドのBLUETOOTH SIG社の登録商標であり、IEEEは、電気電子技術者協会、米国ニュージャージー州ピスカタウェイの登録商標である)。ワイヤードリンクの例は、ユニバーサルシリアルバスリンクなどの短距離リンク、および/またはイーサネットリンク、デジタル加入者線リンク、光ファイバーリンクなどの長距離リンクを含む。
【0077】
[0106]
図5に示されている例では、第1のデバイス502は、オーディオデータ104を監視することによって第1段キーワード検出を実施するように構成される。第1段キーワード検出器108がキーワード検出110のインジケーションを生成したとき、第1のデバイス502は、ネットワーク506を介して、第2のデバイス504に、キーワード検出110のインジケーションを送る。第1のデバイス502はまた、キーワードを検出したことに基づいて、オーディオデータ104の少なくとも一部分を第2のデバイス504に送る。
【0078】
[0107]第1のデバイス502からのキーワード検出110のインジケーションの受信時に、およびキーワード検出の確認より前に、第2のデバイス504は、
図1を参照しながら説明されたように、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化を始動する。第2段キーワード検出器212がキーワード検出110を確認した場合、音声サービスプロセス130は、オーディオデータ104を分析し、ネットワーク506を介して結果データ510を第1のデバイス502に送る。いくつかの実装形態では、結果データ510は、オーディオデータ104によって表されるスピーチ中に検出された単語(たとえば、キーワードに後続する音声コマンドまたは音声照会)を示すデータを含む。いくつかの実装形態では、結果データ510は、オーディオデータ104によって表されるスピーチ中に検出された単語(たとえば、キーワードに後続する音声コマンドまたは音声照会)に応答するデータを含む。例示のために、音声照会が気象データを要求した場合、結果データ510は、要求された気象データを含み得る。いくつかの実装形態では、結果データ510は、オーディオデータ104によって表されるスピーチ中に検出された単語(たとえば、キーワードに後続する音声コマンドまたは音声照会)を示すデータと、オーディオデータ104によって表されるスピーチ中に検出された単語に応答するデータとを含む。たとえば、オーディオデータが特定の情報を探索するための音声照会を含む場合、結果データ510は、探索結果と、探索結果を生成するために使用された探索を識別するテキスト(たとえば、音声照会のテキスト)とのリストを含み得る。
【0079】
[0108]第2段キーワード検出器212がキーワード検出110を否認した場合、または、キーワード検出110が受信された後にオーディオデータ104の受信なしにしきい値時間量を超える時間が経過した場合、第2段キーワード検出器212(またはアプリケーションプロセッサ120の別のプロセス)は、復帰信号140を生成し得る。
図5に示されている例では、復帰信号140は、第2のデバイス504を、キーワード検出110のインジケーションが受信される前の第2のデバイス504の状態にリセットする。復帰信号140はまた、第1のデバイス502を、第1段キーワード検出器108がキーワード検出110のインジケーションを生成する前の第1のデバイス502の状態に戻すために、ネットワーク506を介して、第1のデバイス502に送信され得る。
【0080】
[0109]
図6Aと
図6Bと
図6Cとは、キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するためにスケジューラ112によって実施される動作の一例を示す図である。
図6Aと
図6Bと
図6Cとに示されている例では、スケジューラ112は、プロセスに割り当てられたスケジューリング特権に基づいて、プロセスを特定のプロセッサコア(たとえば、
図6A~
図6Cでは第1のコア610または第2のコア612)に割り当てる。
図6Aは、
図1~
図5の第1段キーワード検出器108によるキーワードの検出の前のスケジューラ112の状態602を示す。
図6Aでは、第2のスケジューリング特権116は音声サービスプロセス130に割り当てられ、その結果、音声サービスプロセス130は第1のコア610に割り当てられる。この例では、第2のスケジューリング特権116に関連するプロセスは、
図1~
図5の追加のプロセスコア126上で実行されることを可能にされるが、予約済みプロセッサコア124上で実行されることを可能にされない。したがって、第1のコア610は、追加のプロセッサコア126のうちの1つである。
【0081】
[0110]
図6Bは、
図1~
図5の第1段キーワード検出器によるキーワードの検出の後のスケジューラ112の状態604を示す。
図6Bでは、第1のスケジューリング特権114は音声サービスプロセス130に割り当てられ、その結果、音声サービスプロセス130は第2のコア612に割り当てられる。この例では、第1のスケジューリング特権114に関連するプロセスは、
図1~
図5の予約済みプロセッサコア124と追加のプロセスコア126との上で実行されることを可能にされる。したがって、第2のコア612は、予約済みプロセッサコア124のうちの1つ、または追加のプロセスコア126のうちの1つである。状態602から状態604へのスケジューラ112の状態の変化は、第1段キーワード検出器108からのキーワード検出110時に始動される。
【0082】
[0111]
図6Cは、(たとえば、
図2~
図5の第2段キーワード検出器212によって、または音声サービスプロセス130によって)キーワード検出が否認された後のスケジューラ112の状態606を示す。スケジューラ112は、同じくまたは代替的に、音声サービスのスピーチ認識動作が完了した後(たとえば、音声対話の終了に達したとき)の状態606を有し得る。
図6Cでは、状態602から状態604への状態の変化は復帰されている。したがって、状態606では、第2のスケジューリング特権116は音声サービスプロセス130に割り当てられ、音声サービスプロセス130は第1のコア610に割り当てられる。
【0083】
[0112]
図7Aと
図7Bと
図7Cとは、キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するためにスケジューラ112によって実施される動作の一例を示す図である。
図7Aと
図7Bと
図7Cとに示されている例では、スケジューラ112は、タスク、プロセス、またはアプリケーションをスケジューリンググループに割り当て、タスク、プロセス、またはアプリケーションが割り当てられたスケジューリンググループは、タスク、プロセス、またはアプリケーションがどのプロセッサコアにおいて実行されることを可能にされるかを示す。
図7Aは、
図1~
図5の第1段キーワード検出器108によるキーワードの検出の前のスケジューラ112の状態702を示す。
図7Aでは、音声サービスプロセス130は、第2のスケジューリンググループ710に割り当てられる。この例では、第2のスケジューリンググループ710に関連するプロセスは、
図1~
図5の追加のプロセスコア126上で実行されることを可能にされるが、予約済みプロセッサコア124上で実行されることを可能にされない。
【0084】
[0113]
図7Bは、
図1~
図5の第1段キーワード検出器によるキーワードの検出の後のスケジューラ112の状態704を示す。
図7Bでは、音声サービスプロセス130は、第1のスケジューリンググループ712に割り当てられる。この例では、第1のスケジューリンググループ712は、第2のスケジューリンググループ710よりも高い処理グループである、第1のスケジューリンググループ712に関連するプロセスは、
図1~
図5の予約済みプロセッサコア124と追加のプロセスコア126との上で実行されることを可能にされる。状態702から状態704へのスケジューラ112の状態の変化は、第1段キーワード検出器108からのキーワード検出110時に始動される。
【0085】
[0114]
図7Cは、(たとえば、
図2~
図5の第2段キーワード検出器212によって、または音声サービスプロセス130によって)キーワード検出が否認された後のスケジューラ112の状態706を示す。スケジューラ112は、同じくまたは代替的に、音声サービスのスピーチ認識動作が完了した後(たとえば、音声対話の終了に達したとき)の状態706を有し得る。
図7Cでは、状態702から状態704への状態の変化は復帰されている。したがって、状態706では、音声サービスプロセス130は、再び第2のスケジューリンググループ710に割り当てられる。
【0086】
[0115]
図8Aと
図8Bと
図8Cとは、キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するためにスケジューラ112によって実施される動作の一例を示す図である。
図8Aと
図8Bと
図8Cとに示されている例では、スケジューラ112は、各アプリケーションまたはプロセスをバックグラウンドアプリケーション810またはフォアグラウンドアプリケーション812として指定する。
図8Aは、
図1~
図5の第1段キーワード検出器108によるキーワードの検出の前のスケジューラ112の状態802を示す。
図8Aでは、音声サービスプロセス130は、バックグラウンドアプリケーション810を指定される。この例では、バックグラウンドアプリケーション810は、
図1~
図5の追加のプロセスコア126上で実行されることを可能にされるが、予約済みプロセッサコア124上で実行されることを可能にされない。
【0087】
[0116]
図8Bは、
図1~
図5の第1段キーワード検出器によるキーワードの検出の後のスケジューラ112の状態804を示す。
図8Bでは、音声サービスプロセス130は、フォアグラウンドアプリケーション812を指定される。この例では、フォアグラウンドアプリケーション812は、
図1~
図5の予約済みプロセッサコア124と追加のプロセスコア126との上で実行されることを可能にされる。状態802から状態804へのスケジューラ112の状態の変化は、第1段キーワード検出器108からのキーワード検出110時に始動される。
【0088】
[0117]
図8Cは、(たとえば、
図2~
図5の第2段キーワード検出器212によって、または音声サービスプロセス130によって)キーワード検出が否認された後のスケジューラ112の状態806を示す。スケジューラ112は、同じくまたは代替的に、音声サービスのスピーチ認識動作が完了した後(たとえば、音声対話の終了に達したとき)の状態806を有し得る。
図8Cでは、状態802から状態804への状態の変化は復帰されている。したがって、状態806では、音声サービスプロセス130は、バックグラウンドアプリケーション810を指定される。
【0089】
[0118]
図9Aと
図9Bと
図9Cとは、キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するためにスケジューラ112によって実施される動作の一例を示す図である。
図9Aと
図9Bと
図9Cとに示されている例では、スケジューラ112は、音声サービスプロセス130などのプロセスをスケジュールするようにスケジューリングパラメータ910を修正する。特に、スケジューラ112は、スケジューリングパラメータ910の1つまたは複数の値を変更する。
【0090】
[0119]
図9Aは、
図1~
図5の第1段キーワード検出器108によるキーワードの検出の前のスケジューラ112の状態902を示す。
図9Aでは、スケジューリングパラメータ910の第2の値912は、音声サービスプロセス130に割り当てられる。この例では、スケジューリングパラメータ910の第2の値912を割り当てられたプロセスは、
図1~
図5の追加のプロセスコア126上で実行されることを可能にされるが、予約済みプロセッサコア124上で実行されることを可能にされない。
【0091】
[0120]
図9Bは、
図1~
図5の第1段キーワード検出器によるキーワードの検出の後のスケジューラ112の状態904を示す。
図9Bでは、スケジューリングパラメータ910の第1の値914は、音声サービスプロセス130に割り当てられる。この例では、スケジューリングパラメータ910の第1の値914を割り当てられたプロセスは、
図1~
図5の予約済みプロセッサコア124と追加のプロセスコア126との上で実行されることを可能にされる。状態902から状態904へのスケジューラ112の状態の変化は、第1段キーワード検出器108からのキーワード検出110時に始動される。
【0092】
[0121]
図9Cは、(たとえば、
図2~
図5の第2段キーワード検出器212によって、または音声サービスプロセス130によって)キーワード検出が否認された後のスケジューラ112の状態906を示す。スケジューラ112は、同じくまたは代替的に、音声サービスのスピーチ認識動作が完了した後(たとえば、音声対話の終了に達したとき)の状態906を有し得る。
図9Cでは、状態902から状態904への状態の変化は復帰されている。したがって、状態906では、スケジューリングパラメータ910の第2の値912は、再び音声サービスプロセス130に割り当てられる。
【0093】
[0122]
図10Aと
図10Bと
図10Cとは、キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減するためにスケジューラ112によって実施される動作の一例を示す図である。
図10Aと
図10Bと
図10Cとに示されている例では、スケジューラ112は、実行されるべき各タスク1020に優先度1010を割り当て、ここで、タスク1020は、アプリケーション、プロセス、またはプロセスの一部分を含み、タスク1020は、それらの割り当てられた優先度1010による実行のためにスケジュールされる。たとえば、
図10Aでは、第1のタスク1022は、この例では最も高い優先度である、第1の優先度1012に関連付けられ、したがって、第1のタスク1022は、タスク1020の他のものの前の実行のためにスケジュールされる。
【0094】
[0123]
図10Aは、
図1~
図5の第1段キーワード検出器108によるキーワードの検出の前のスケジューラ112の状態1002を示す。
図10Aでは、第1の優先度1012は第1のタスク1022に割り当てられ、第2の優先度1014は第2のタスク1024に割り当てられ、第3の優先度1016は第3のタスク1026に割り当てられ、第Nの優先度1018は音声サービスプロセス130または音声サービスプロセス130のタスクに割り当てられる。
図10A~
図10Cでは、Nは4以上の整数を表す。この例では、第1の優先度1012を割り当てられたタスク(たとえば、第1のタスク1022)は、最も高い優先度タスクであり、他のタスク1020より先の実行のためにスケジュールされる。いくつかの実装形態では、少なくともしきい値優先度レベルを割り当てられたタスクのみが、予約済みプロセッサコア124上で実行されることを可能にされる。
【0095】
[0124]
図10Bは、
図1~
図5の第1段キーワード検出器によるキーワードの検出の後のスケジューラ112の状態1004を示す。
図10Bでは、音声サービスプロセス130あるいは音声サービスプロセス130の1つまたは複数のタスクは、第1の優先度1012を割り当てられ、他のタスク1020は、優先度がシフトダウンされる。状態1002から状態1004へのスケジューラ112の状態の変化は、第1段キーワード検出器108からのキーワード検出110時に始動される。
【0096】
[0125]
図10Cは、(たとえば、
図2~
図5の第2段キーワード検出器212によって、または音声サービスプロセス130によって)キーワード検出が否認された後のスケジューラ112の状態1006を示す。スケジューラ112は、同じくまたは代替的に、音声サービスのスピーチ認識動作が完了した後(たとえば、音声対話の終了に達したとき)の状態1006を有し得る。
図10Cでは、状態1002から状態1004への状態の変化は復帰されている。したがって、状態1006では、音声サービスプロセス130または音声サービスプロセス130のタスクは、再び第Nの優先度1018に割り当てられる。
【0097】
[0126]
図11は、常時オンプロセッサ106とアプリケーションプロセッサ120とを含む集積回路1100としてシステム100の実装形態を示す。集積回路1100は、入力データ1102が受信されることを可能にするために、1つまたは複数のバスインターフェースなどの入力1104を含む。入力データ1102は、オーディオデータ104、コンテキストデータ134、または他のデータを含むかまたはそれらに対応し得る。集積回路1100はまた、ユーザ通知138などの出力信号1108を送ることを可能にするために、バスインターフェースなどの出力1106を含む。
【0098】
[0127]
図11では、常時オンプロセッサ106は第1段キーワード検出器108を含む。さらに、常時オンプロセッサ106はアプリケーションプロセッサ120に結合される。
図11に示されている特定の実装形態では、アプリケーションプロセッサ120は、スケジューラ112と、予約済みプロセッサコア124と、追加のプロセッサコア126とを含む。他の実装形態では、常時オンプロセッサ106はスケジューラ112を含む。集積回路1100は、電力を温存しながら低レイテンシをもつスピーチ認識の実装を可能にする。いくつかの実装形態では、集積回路1100は、他のデバイスが電力を温存しながら低レイテンシをもつスピーチ認識を提供することを可能にするために、別のデバイスに組み込まれ得る。
【0099】
[0128]
図12は、
図1のシステム100の態様を組み込んだモバイルデバイス1200を示す。たとえば、
図12では、モバイルデバイス1200は、
図1のシステム100、
図2のデバイス200、
図3のデバイス300、
図4のデバイス400、
図11の集積回路1100、またはそれらの組合せを含む。
図12では、モバイルデバイス1200は、それらがユーザに対して概して見えないことを示すために点線でそれぞれ示されている、常時オンプロセッサ106と、第1段キーワード検出器108と、スケジューラ112と、予約済みプロセッサコア124と、追加のプロセッサコア126とを含む。モバイルデバイス1200は、例示的で非限定的な例として、電話またはタブレットを含む。モバイルデバイス1200は、ディスプレイスクリーン1204と、
図1のマイクロフォン102などの1つまたは複数のセンサーとを含む。
【0100】
[0129]動作中、モバイルデバイス1200は、ユーザからのスピーチ入力に応答して特定の行為を実施し得る。たとえば、ユーザは、
図1~
図5の音声サービスプロセス130を使用するかまたは含む音声アシスタントアプリケーションを起動または始動するためのキーワードを話すことができる。この例では、第1段キーワード検出器108は、キーワードを検出し、キーワード検出のインジケーションを生成する。キーワード検出のインジケーションに応答して、およびキーワード検出が確認される前に、音声サービスプロセス130が予約済みプロセッサコア124において実行されることを可能にするための状態の変化がスケジューラ112において始動される。
【0101】
[0130]
図13は、
図1のシステム100の態様を組み込んだイヤバッド1300を示す。たとえば、
図13では、イヤバッド1300は、
図1のシステム100、
図2のデバイス200、
図3のデバイス300、
図4のデバイス400、
図11の集積回路1100、またはそれらの組合せを含む。たとえば、
図13では、イヤバッド1300の第1のイヤバッド1302は、それらがユーザに対して概して見えないことを示すために点線でそれぞれ示されている、常時オンプロセッサ106と、第1段キーワード検出器108と、スケジューラ112と、予約済みプロセッサコア124と、追加のプロセッサコア126とを含む。いくつかの実装形態では、第2のイヤバッド1304は、常時オンプロセッサ106と、第1段キーワード検出器108と、スケジューラ112と、予約済みプロセッサコア124と、追加のプロセッサコア126との各々の別のインスタンスを含む。さらに他の実装形態では、常時オンプロセッサ106と、第1段キーワード検出器108と、スケジューラ112と、予約済みプロセッサコア124と、追加のプロセッサコア126とは、第1のイヤバッド1302と第2のイヤバッド1304との間で分割される。
【0102】
[0131]イヤバッド1300は、マイクロフォン102を含み、それのうちの少なくとも1つは、主にユーザのスピーチをキャプチャするために配置される。イヤバッド1300はまた、主に(たとえば、雑音消去動作のために)環境音をキャプチャするために配置された1つまたは複数の追加のマイクロフォンを含み得る。
【0103】
[0132]特定の態様では、動作中、イヤバッド1300は、ユーザからのスピーチ入力に応答して特定の行為を実施し得る。たとえば、ユーザは、
図1~
図5の音声サービスプロセス130を使用するかまたは含む音声アシスタントアプリケーションを起動または始動するためのキーワードを話すことができる。この例では、第1段キーワード検出器108は、キーワードを検出し、キーワード検出のインジケーションを生成する。キーワード検出のインジケーションに応答して、およびキーワード検出が確認される前に、音声サービスプロセス130が予約済みプロセッサコア124において実行されることを可能にするための状態の変化がスケジューラ112において始動される。
【0104】
[0133]
図14は、
図1のシステム100の態様を組み込んだヘッドセット1400を示す。たとえば、
図14では、ヘッドセット1400は、
図1のシステム100、
図2のデバイス200、
図3のデバイス300、
図4のデバイス400、
図11の集積回路1100、またはそれらの組合せを含む。
図14では、ヘッドセット1400は、それらがユーザに対して概して見えないことを示すために点線でそれぞれ示されている、常時オンプロセッサ106と、第1段キーワード検出器108と、スケジューラ112と、予約済みプロセッサコア124と、追加のプロセッサコア126とを含む。ヘッドセット1400は、主にユーザのスピーチをキャプチャするために配置されたマイクロフォン102と、主に(たとえば、雑音消去動作のために)環境音をキャプチャするために配置された1つまたは複数の追加のマイクロフォン(たとえば、マイクロフォン1402Aおよび1402B)とを含む。
【0105】
[0134]特定の態様では、動作中、ヘッドセット1400は、ユーザからのスピーチ入力に応答して特定の行為を実施し得る。たとえば、ユーザは、
図1~
図5の音声サービスプロセス130を使用するかまたは含む音声アシスタントアプリケーションを起動または始動するためのキーワードを話すことができる。この例では、第1段キーワード検出器108は、キーワードを検出し、キーワード検出のインジケーションを生成する。キーワード検出のインジケーションに応答して、およびキーワード検出が確認される前に、音声サービスプロセス130が予約済みプロセッサコア124において実行されることを可能にするための状態の変化がスケジューラ112において始動される。
【0106】
[0135]
図15は、ディスプレイ1504とマイクロフォン102などのセンサーとを含む「スマートウォッチ」として示されているウェアラブル電子デバイス1500に組み込まれたシステム100の一例を示す。たとえば、
図15では、ウェアラブル電子デバイス1500は、
図1のシステム100、
図2のデバイス200、
図3のデバイス300、
図4のデバイス400、
図11の集積回路1100、またはそれらの組合せを含む。
図15では、ウェアラブル電子デバイス1500は、それらがユーザに対して概して見えないことを示すために点線でそれぞれ示されている、常時オンプロセッサ106と、第1段キーワード検出器108と、スケジューラ112と、予約済みプロセッサコア124と、追加のプロセッサコア126とを含む。
【0107】
[0136]特定の態様では、動作中、ウェアラブル電子デバイス1500は、ユーザからのスピーチ入力に応答して特定の行為を実施し得る。たとえば、ユーザは、
図1~
図5の音声サービスプロセス130を使用するかまたは含む音声アシスタントアプリケーションを起動または始動するためのキーワードを話すことができる。この例では、第1段キーワード検出器108は、キーワードを検出し、キーワード検出のインジケーションを生成する。キーワード検出のインジケーションに応答して、およびキーワード検出が確認される前に、音声サービスプロセス130が予約済みプロセッサコア124において実行されることを可能にするための状態の変化がスケジューラ112において始動される。
【0108】
[0137]
図16は、
図1のシステム100の態様を含む音声制御スピーカーシステム1600の例示的な例である。音声制御スピーカーシステム1600は、ワイヤレスネットワーク接続性を有することができ、音声アシスタント動作を実行するように構成される。
図16では、音声制御スピーカーシステム1600は、
図1のシステム100、
図2のデバイス200、
図3のデバイス300、
図4のデバイス400、
図11の集積回路1100、またはそれらの組合せを含む。
図16では、音声制御スピーカーシステム1600は、それらがユーザに対して概して見えないことを示すために点線でそれぞれ示されている、常時オンプロセッサ106と、第1段キーワード検出器108と、スケジューラ112と、予約済みプロセッサコア124と、追加のプロセッサコア126とを含む。音声制御スピーカーシステム1600はまた、音声入力または他のオーディオ入力を受信するために、1つまたは複数のスピーカー1602と、
図1のマイクロフォン102とを含む。
【0109】
[0138]特定の態様では、動作中、音声制御スピーカーシステム1600は、ユーザからのスピーチ入力に応答して特定の行為を実施し得る。たとえば、ユーザは、
図1~
図5の音声サービスプロセス130を使用するかまたは含む音声アシスタントアプリケーションを起動または始動するためのキーワードを話すことができる。この例では、第1段キーワード検出器108は、キーワードを検出し、キーワード検出のインジケーションを生成する。キーワード検出のインジケーションに応答して、およびキーワード検出が確認される前に、音声サービスプロセス130が予約済みプロセッサコア124において実行されることを可能にするための状態の変化がスケジューラ112において始動される。
【0110】
[0139]
図17は、
図1のシステム100の態様を組み込んだカメラ1700を示す。たとえば、
図17では、カメラ1700は、
図1のシステム100、
図2のデバイス200、
図3のデバイス300、
図4のデバイス400、
図11の集積回路1100、またはそれらの組合せを含む。
図17では、カメラ1700は、それらがユーザに対して概して見えないことを示すために点線でそれぞれ示されている、常時オンプロセッサ106と、第1段キーワード検出器108と、スケジューラ112と、予約済みプロセッサコア124と、追加のプロセッサコア126とを含む。カメラ1700はまた、画像センサー1702を含む。
【0111】
[0140]特定の態様では、動作中、カメラ1700は、ユーザからのスピーチ入力に応答して特定の行為を実施し得る。たとえば、ユーザは、
図1~
図5の音声サービスプロセス130を使用するかまたは含む音声アシスタントアプリケーションを起動または始動するためのキーワードを話すことができる。この例では、第1段キーワード検出器108は、キーワードを検出し、キーワード検出のインジケーションを生成する。キーワード検出のインジケーションに応答して、およびキーワード検出が確認される前に、音声サービスプロセス130が予約済みプロセッサコア124において実行されることを可能にするための状態の変化がスケジューラ112において始動される。
【0112】
[0141]
図18は、仮想現実ヘッドセット、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、エクステンデッドリアリティヘッドセット、ヘッドマウントディスプレイ、またはそれらの組合せなどのヘッドセット1800に結合されたかまたはそれの中に組み込まれたシステム100の一例を示す。ディスプレイ1804などの視覚的インターフェースデバイスは、ヘッドセット1800が着用されている間、ユーザへの拡張現実または仮想現実の画像またはシーンの表示を可能にするために、ユーザの眼の前に配置される。たとえば、
図18では、ヘッドセット1800は、
図1のシステム100、
図2のデバイス200、
図3のデバイス300、
図4のデバイス400、
図11の集積回路1100、またはそれらの組合せを含む。
図18では、ヘッドセット1800は、それらがユーザに対して概して見えないことを示すために点線でそれぞれ示されている、常時オンプロセッサ106と、第1段キーワード検出器108と、スケジューラ112と、予約済みプロセッサコア124と、追加のプロセッサコア126とを含む。ヘッドセット1800はまた、
図1のマイクロフォン102、カメラ、他のセンサー、またはそれらの組合せなど、1つまたは複数のセンサーを含む。
【0113】
[0142]特定の態様では、動作中、ヘッドセット1800は、ユーザからのスピーチ入力に応答して特定の行為を実施し得る。たとえば、ユーザは、
図1~
図5の音声サービスプロセス130を使用するかまたは含む音声アシスタントアプリケーションを起動または始動するためのキーワードを話すことができる。この例では、第1段キーワード検出器108は、キーワードを検出し、キーワード検出のインジケーションを生成する。キーワード検出のインジケーションに応答して、およびキーワード検出が確認される前に、音声サービスプロセス130が予約済みプロセッサコア124において実行されることを可能にするための状態の変化がスケジューラ112において始動される。
【0114】
[0143]
図19は、
図1のシステム100の態様を組み込んだ車両(たとえば、空中デバイス1900)を示す。たとえば、
図19では、空中デバイス1900は、
図1のシステム100、
図2のデバイス200、
図3のデバイス300、
図4のデバイス400、
図11の集積回路1100、またはそれらの組合せを含む。
図19では、空中デバイス1900は、それらがユーザに対して概して見えないことを示すために点線でそれぞれ示されている、常時オンプロセッサ106と、第1段キーワード検出器108と、スケジューラ112と、予約済みプロセッサコア124と、追加のプロセッサコア126とを含む。
【0115】
[0144]空中デバイス1900は、有人の、無人の、またはリモート操縦の空中デバイス(たとえば、パッケージ配送ドローン)である。空中デバイス1900は、制御システム1902と、
図1のマイクロフォン102などの1つまたは複数のセンサーとを含む。制御システム1902は、貨物の解放、センサーのアクティブ化、離陸、ナビゲーション、着陸、またはそれらの組合せなど、空中デバイス1900の様々な動作を制御する。たとえば、制御システム1902は、指定されたポイントと特定のロケーションにおける貨物の展開との間での空中デバイス1900の飛行を制御し得る。
【0116】
[0145]動作中、空中デバイス1900は、ユーザからのスピーチ入力に応答して特定の行為を実施し得る。たとえば、ユーザは、
図1~
図5の音声サービスプロセス130を使用するかまたは含む音声アシスタントアプリケーションを起動または始動するためのキーワードを話すことができる。この例では、第1段キーワード検出器108は、キーワードを検出し、キーワード検出のインジケーションを生成する。キーワード検出のインジケーションに応答して、およびキーワード検出が確認される前に、音声サービスプロセス130が予約済みプロセッサコア124において実行されることを可能にするための状態の変化がスケジューラ112において始動される。
【0117】
[0146]
図20は、
図1のシステム100の態様を組み込んだ車両2000の例示的な例である。一実装形態によれば、車両2000は、自動運転車である。他の実装形態によれば、車両2000は、車、トラック、オートバイ、航空機、ウォータービークルなどである。
図20では、車両2000は、スクリーン2002と、1つまたは複数のセンサー2004と、
図1のマイクロフォン102とを含む。たとえば、
図20では、車両2000は、
図1のシステム100、
図2のデバイス200、
図3のデバイス300、
図4のデバイス400、
図11の集積回路1100、またはそれらの組合せを含む。
図20では、車両2000は、それらがユーザに対して概して見えないことを示すために点線でそれぞれ示されている、常時オンプロセッサ106と、第1段キーワード検出器108と、スケジューラ112と、予約済みプロセッサコア124と、追加のプロセッサコア126とを含む。システム100は、車両2000に組み込まれるか、または車両2000に結合され得る。
【0118】
[0147]特定の実装形態では、センサー2004は、車両占有センサー、アイトラッキングセンサー、または外部環境センサー(たとえば、ライダーセンサーもしくはカメラ)を含む。特定の態様では、センサー2004からのセンサーデータは、ユーザのロケーションを示す。たとえば、センサー2004は、車両2000内の様々なロケーションに関連付けられる。
【0119】
[0148]特定の態様では、動作中、車両2000は、ユーザからのスピーチ入力に応答して特定の行為を実施し得る。たとえば、ユーザは、
図1~
図5の音声サービスプロセス130を使用するかまたは含む音声アシスタントアプリケーションを起動または始動するためのキーワードを話すことができる。この例では、第1段キーワード検出器108は、キーワードを検出し、キーワード検出のインジケーションを生成する。キーワード検出のインジケーションに応答して、およびキーワード検出が確認される前に、音声サービスプロセス130が予約済みプロセッサコア124において実行されることを可能にするための状態の変化がスケジューラ112において始動される。
【0120】
[0149]
図21は、キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減する方法2100の一例の態様を示すフローチャートである。方法2100は、
図1のシステム100によって、
図2のデバイス200によって、
図3のデバイス300によって、
図4のデバイス400によって、またはそれらの組合せで始動、制御、または実施され得る。特定の態様では、常時オンプロセッサ106、アプリケーションプロセッサ120、またはその両方などの1つまたは複数のプロセッサは、方法2100を実施するためにメモリからの命令を実行することができる。
【0121】
[0150]方法2100は、ブロック2102において、第1段キーワード検出器によって、キーワード検出を示す信号を生成することを含む。たとえば、第1段キーワード検出器108は、マイクロフォン102からのオーディオデータ104を監視し、第1段キーワード検出器108がキーワードを検出したとき、キーワード検出110のインジケーションを生成し得る。
【0122】
[0151]方法2100は、ブロック2104において、キーワード検出を示す信号に基づいて、およびキーワード検出の確認より前に、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化を始動することを含む。たとえば、状態の変化は、キーワード確認128が完了する前に始動され得る。状態の変化の特定の非限定的な例については、
図6A~
図10Cを参照しながら説明された。
【0123】
[0152]
図22は、キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減する方法2200の一例の態様を示すフローチャートである。方法2200は、
図1のシステム100によって、
図2のデバイス200によって、
図3のデバイス300によって、
図4のデバイス400によって、またはそれらの組合せで始動、制御、または実施され得る。特定の態様では、常時オンプロセッサ106、アプリケーションプロセッサ120、またはその両方などの1つまたは複数のプロセッサは、方法2200を実施するためにメモリからの命令を実行することができる。
【0124】
[0153]方法2200は、ブロック2202において、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信することを含む。たとえば、第1段キーワード検出器108は、マイクロフォン102からのオーディオデータ104を監視し、第1段キーワード検出器108がキーワードを検出したとき、キーワード検出110のインジケーションを生成し得る。この例では、キーワード検出110のインジケーションは、スケジューラ112において、アプリケーションプロセッサ120において、またはその両方で受信され得る。
【0125】
[0154]方法2200は、ブロック2204において、インジケーションに基づいて、2つ以上のコアへのプロセスの割当てを管理するスケジューラにおいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために低電力モードにある音声サービスのプロセスをスケジュールすることを含む。たとえば、
図1~
図10Cのいずれかのスケジューラ112は、上記で説明されたように、予約済みプロセッサコア124における実行のために音声サービスプロセス130をスケジュールし得る。
【0126】
[0155]
図23は、キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減する方法2300の一例の態様を示すフローチャートである。方法2300は、
図1のシステム100によって、
図2のデバイス200によって、
図3のデバイス300によって、
図4のデバイス400によって、またはそれらの組合せで始動、制御、または実施され得る。特定の態様では、常時オンプロセッサ106、アプリケーションプロセッサ120、またはその両方などの1つまたは複数のプロセッサは、方法2300を実施するためにメモリからの命令を実行することができる。
【0127】
[0156]方法2300は、ブロック2302において、2つ以上のコアへのプロセスの割当てを管理するスケジューラにおいて、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信することを含む。たとえば、第1段キーワード検出器108は、マイクロフォン102からのオーディオデータ104を監視し、第1段キーワード検出器108がキーワードを検出したとき、キーワード検出110のインジケーションを生成し得る。この例では、キーワード検出110のインジケーションは、少なくともスケジューラ112において受信される。
【0128】
[0157]方法2300は、ブロック2304において、インジケーションに基づいて、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めることを含む。たとえば、
図1~
図10Cのいずれかのスケジューラ112は、
図10A~
図10Cを参照しながら説明されたように、音声サービスプロセス130のいずれかに割り当てられた優先度を高め得る。
【0129】
[0158]
図24は、キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減する方法2400の一例の態様を示すフローチャートである。方法2400は、
図1のシステム100によって、
図2のデバイス200によって、
図3のデバイス300によって、
図4のデバイス400によって、またはそれらの組合せで始動、制御、または実施され得る。特定の態様では、常時オンプロセッサ106、アプリケーションプロセッサ120、またはその両方などの1つまたは複数のプロセッサは、方法2400を実施するためにメモリからの命令を実行することができる。
【0130】
[0159]方法2400は、ブロック2402において、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することを含む。たとえば、第1段キーワード検出器108は、マイクロフォン102からのオーディオデータ104を監視し、第1段キーワード検出器108がキーワードを検出したとき、キーワード検出110のインジケーションを生成し得る。この例では、キーワード検出110のインジケーションは、スケジューラ112によって、アプリケーションプロセッサ120によって、またはその両方で取得される。いくつかの実装形態では、キーワード検出110のインジケーションは、常時オンプロセッサ106と、スケジューラ112と、アプリケーションプロセッサ120とにとってアクセス可能であるメモリからキーワード検出110のインジケーションを読み取ることによって取得される。他の実装形態では、キーワード検出110のインジケーションは、常時オンプロセッサ106からキーワード検出110のインジケーションを含む信号を介して、スケジューラ112、アプリケーションプロセッサ120、またはその両方によって取得される。
【0131】
[0160]方法2400は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、ブロック2404において、プロセッサをアイドル状態から起動状態に遷移させることと、ブロック2406において、音声サービスを始動することとを含む。たとえば、
図1のキーワード検出110より前に、アプリケーションプロセッサ120は、アイドル状態、スリープ状態、待機状態、または別の低電力状態であり得、アプリケーションプロセッサ120は、キーワード検出110のインジケーションに応答して起動され(たとえば、起動状態に遷移され)得る。
【0132】
[0161]
図25は、キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減する方法2500の一例の態様を示すフローチャートである。方法2500は、
図1のシステム100によって、
図2のデバイス200によって、
図3のデバイス300によって、
図4のデバイス400によって、またはそれらの組合せで始動、制御、または実施され得る。特定の態様では、常時オンプロセッサ106、アプリケーションプロセッサ120、またはその両方などの1つまたは複数のプロセッサは、方法2500を実施するためにメモリからの命令を実行することができる。
【0133】
[0162]方法2500は、ブロック2502において、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することを含む。たとえば、第1段キーワード検出器108は、マイクロフォン102からのオーディオデータ104を監視し、第1段キーワード検出器108がキーワードを検出したとき、キーワード検出110のインジケーションを生成し得る。この例では、キーワード検出110のインジケーションは、スケジューラ112によって、アプリケーションプロセッサ120によって、またはその両方で取得される。いくつかの実装形態では、キーワード検出110のインジケーションは、常時オンプロセッサ106と、スケジューラ112と、アプリケーションプロセッサ120とにとってアクセス可能であるメモリからキーワード検出110のインジケーションを読み取ることによって取得される。他の実装形態では、キーワード検出110のインジケーションは、常時オンプロセッサ106からキーワード検出110のインジケーションを含む信号を介して、スケジューラ112、アプリケーションプロセッサ120、またはその両方によって取得される。
【0134】
[0163]方法2500は、ブロック2504において、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めるようにスケジューラの状態の変化を始動することを含む。たとえば、
図1~
図10Cのいずれかのスケジューラ112は、
図10A~
図10Cを参照しながら説明されたように、音声サービスプロセス130のいずれかに割り当てられた優先度を高め得る。他の例では、音声サービスプロセス130に割り当てられた優先度は、音声サービスまたは音声サービスプロセス130をバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに変更したことの結果として、あるいは音声サービスまたは音声サービスプロセス130に関連するスケジューリンググループを変更することによって、高められ得る。いくつかの実装形態では、状態の変化は、音声サービスプロセス130を第2段キーワード検出器にバインドし、第2段キーワード検出器に割り当てられた優先度を高めることによって始動され得る。
【0135】
[0164]
図26は、キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減する方法2600の一例の態様を示すフローチャートである。方法2600は、
図1のシステム100によって、
図2のデバイス200によって、
図3のデバイス300によって、
図4のデバイス400によって、またはそれらの組合せで始動、制御、または実施され得る。特定の態様では、常時オンプロセッサ106、アプリケーションプロセッサ120、またはその両方などの1つまたは複数のプロセッサは、方法2600を実施するためにメモリからの命令を実行することができる。
【0136】
[0165]方法2600は、ブロック2602において、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することを含む。たとえば、第1段キーワード検出器108は、マイクロフォン102からのオーディオデータ104を監視し、第1段キーワード検出器108がキーワードを検出したとき、キーワード検出110のインジケーションを生成し得る。この例では、キーワード検出110のインジケーションは、スケジューラ112によって、アプリケーションプロセッサ120によって、またはその両方で取得される。いくつかの実装形態では、キーワード検出110のインジケーションは、常時オンプロセッサ106と、スケジューラ112と、アプリケーションプロセッサ120とにとってアクセス可能であるメモリからキーワード検出110のインジケーションを読み取ることによって取得される。他の実装形態では、キーワード検出110のインジケーションは、常時オンプロセッサ106からキーワード検出110のインジケーションを含む信号を介して、スケジューラ112、アプリケーションプロセッサ120、またはその両方によって取得される。
【0137】
[0166]方法2600は、ブロック2604において、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスをバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動させるようにスケジューラの状態の変化を始動することを含む。たとえば、
図1~
図10Cのいずれかのスケジューラ112は、
図8A~
図8Cを参照しながら説明されたように、音声サービスまたは音声サービスプロセス130から、バックグラウンドアプリケーション810からフォアグラウンドアプリケーション812に変更し得る。
【0138】
[0167]
図27は、キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減する方法2700の一例の態様を示すフローチャートである。方法2700は、
図1のシステム100によって、
図2のデバイス200によって、
図3のデバイス300によって、
図4のデバイス400によって、またはそれらの組合せで始動、制御、または実施され得る。特定の態様では、常時オンプロセッサ106、アプリケーションプロセッサ120、またはその両方などの1つまたは複数のプロセッサは、方法2700を実施するためにメモリからの命令を実行することができる。
【0139】
[0168]方法2700は、ブロック2702において、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することを含む。たとえば、第1段キーワード検出器108は、マイクロフォン102からのオーディオデータ104を監視し、第1段キーワード検出器108がキーワードを検出したとき、キーワード検出110のインジケーションを生成し得る。この例では、キーワード検出110のインジケーションは、スケジューラ112によって、アプリケーションプロセッサ120によって、またはその両方で取得される。いくつかの実装形態では、キーワード検出110のインジケーションは、常時オンプロセッサ106と、スケジューラ112と、アプリケーションプロセッサ120とにとってアクセス可能であるメモリからキーワード検出110のインジケーションを読み取ることによって取得される。他の実装形態では、キーワード検出110のインジケーションは、常時オンプロセッサ106からキーワード検出110のインジケーションを含む信号を介して、スケジューラ112、アプリケーションプロセッサ120、またはその両方によって取得される。
【0140】
[0169]方法2700は、ブロック2704において、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスがプロセッサの2つ以上のコアのうちの第1のコアから2つ以上のコアのうちの第2のコアに再割り当てされることを可能にするためのスケジューラの状態の変化を始動することを含みここにおいて、第2のコアは、第1のコアよりも高性能なコアである。たとえば、
図1~
図10Cのいずれかのスケジューラ112は、
図6A~
図6Cを参照しながら説明されたように、音声サービスまたは音声サービスプロセス130を第1のコア610から第2のコア612に再割り当てし得る。
【0141】
[0170]
図28は、キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減する方法2800の一例の態様を示すフローチャートである。方法2800は、
図1のシステム100によって、
図2のデバイス200によって、
図3のデバイス300によって、
図4のデバイス400によって、またはそれらの組合せで始動、制御、または実施され得る。特定の態様では、常時オンプロセッサ106、アプリケーションプロセッサ120、またはその両方などの1つまたは複数のプロセッサは、方法2800を実施するためにメモリからの命令を実行することができる。
【0142】
[0171]方法2800は、ブロック2802において、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することを含む。たとえば、第1段キーワード検出器108は、マイクロフォン102からのオーディオデータ104を監視し、第1段キーワード検出器108がキーワードを検出したとき、キーワード検出110のインジケーションを生成し得る。この例では、キーワード検出110のインジケーションは、スケジューラ112によって、アプリケーションプロセッサ120によって、またはその両方で取得される。いくつかの実装形態では、キーワード検出110のインジケーションは、常時オンプロセッサ106と、スケジューラ112と、アプリケーションプロセッサ120とにとってアクセス可能であるメモリからキーワード検出110のインジケーションを読み取ることによって取得される。他の実装形態では、キーワード検出110のインジケーションは、常時オンプロセッサ106からキーワード検出110のインジケーションを含む信号を介して、スケジューラ112、アプリケーションプロセッサ120、またはその両方によって取得される。
【0143】
[0172]方法2800は、ブロック2804において、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスを第1のスケジューリンググループから第2のスケジューリンググループに再割り当てするためのスケジューラの状態の変化を始動することを含み、ここにおいて、第2のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスは、第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされないプロセッサの少なくとも1つのコア上で実行されることを可能にされる。たとえば、
図1~
図10Cのいずれかのスケジューラ112は、
図7A~
図7Cを参照しながら説明されたように、音声サービスまたは音声サービスプロセス130を第2のスケジューリンググループ710から第1のスケジューリンググループ712に再割り当てし得る。
【0144】
[0173]
図29は、キーワード検出のインジケーションに続いてレイテンシを低減する方法2900の一例の態様を示すフローチャートである。方法2900は、
図1のシステム100によって、
図2のデバイス200によって、
図3のデバイス300によって、
図4のデバイス400によって、またはそれらの組合せで始動、制御、または実施され得る。特定の態様では、常時オンプロセッサ106、アプリケーションプロセッサ120、またはその両方などの1つまたは複数のプロセッサは、方法2900を実施するためにメモリからの命令を実行することができる。
【0145】
[0174]方法2900は、ブロック2902において、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することを含む。たとえば、第1段キーワード検出器108は、マイクロフォン102からのオーディオデータ104を監視し、第1段キーワード検出器108がキーワードを検出したとき、キーワード検出110のインジケーションを生成し得る。この例では、キーワード検出110のインジケーションは、スケジューラ112によって、アプリケーションプロセッサ120によって、またはその両方で取得される。いくつかの実装形態では、キーワード検出110のインジケーションは、常時オンプロセッサ106と、スケジューラ112と、アプリケーションプロセッサ120とにとってアクセス可能であるメモリからキーワード検出110のインジケーションを読み取ることによって取得される。他の実装形態では、キーワード検出110のインジケーションは、常時オンプロセッサ106からキーワード検出110のインジケーションを含む信号を介して、スケジューラ112、アプリケーションプロセッサ120、またはその両方によって取得される。
【0146】
[0175]方法2900は、ブロック2904において、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスがプロセッサの予約済みコア上で実行されることを可能にするようにプロセスに関連するスケジューリングパラメータを設定するためのスケジューラの状態の変化を始動することを含む。たとえば、
図1~
図10Cのいずれかのスケジューラ112は、
図9A~
図9Cを参照しながら説明されたように、音声サービスまたは音声サービスプロセス130のスケジューリングパラメータ910の値を、第2の値912から第1の値914になど、変更し得る。
【0147】
[0176]
図30を参照すると、デバイスの特定の例示的な例のブロック図が示されており、全体的に3000と称される。様々な態様では、デバイス3000は、
図30に示されているものよりも少ないまたは多い構成要素を有し得る。例示的な態様では、デバイス3000は、
図1のシステム100、
図2のデバイス200、
図3のデバイス300、
図4のデバイス400、またはそれらの組合せに対応するかまたはそれらを含み得る。例示的な一態様では、デバイス3000は、
図1~
図29のシステムおよび方法を参照しながら説明された1つまたは複数の動作を実施し得る。
【0148】
[0177]特定の態様では、デバイス3000は、予約済みプロセッサコア124と追加のプロセッサコア126とを含む、アプリケーションプロセッサ120を含む。デバイス3000はまた、第1段キーワード検出器108を実行するように構成された、常時オンプロセッサ106を含む。常時オンプロセッサ106、アプリケーションプロセッサ120、またはその両方は、スケジューラ112、音声サービス3018、またはその両方の動作を始動、制御または実施するために、メモリ3014からの命令3016を実行し得る。いくつかの実装形態では、メモリ3014は、常時オンプロセッサ106とアプリケーションプロセッサ120とにとってアクセス可能である共有メモリである。そのような実装形態では、
図1~
図5のキーワード検出110は、(たとえば、フラグを設定する)値をメモリ3014に記憶する常時オンプロセッサ106によって示され得、その場合、アプリケーションプロセッサ120または別の構成要素(たとえば、スケジューラ112を実行する特定の常時オンプロセッサ106)は、キーワードが検出されたかどうかを決定するために、メモリ3014中の値を周期的にまたは時々検査し得る。
【0149】
[0178]
図30では、デバイス3000はまた、トランシーバ3032とアンテナ3034とに結合されたモデム3030を含む。トランシーバ3032は、受信機、送信機、またはその両方を含み得る。常時オンプロセッサ106、アプリケーションプロセッサ120、またはそれらの組合せは、モデム3030を介してトランシーバ3032に結合される。
【0150】
[0179]デバイス3000は、ディスプレイコントローラ3022に結合されたディスプレイ3040を含み得る。スピーカー3006とマイクロフォン102とは、1つまたは複数のインターフェースを介して、コーデック3008に結合され得る。コーデック3008は、デジタルアナログ変換器(DAC)3010と、アナログデジタル変換器(ADC)3012とを含み得る。ディスプレイ3040、スピーカー3006、またはその両方は、
図1の出力デバイス136に対応し得る。
【0151】
[0180]メモリ3014は、
図1~
図29を参照しながら説明された1つまたは複数の動作を実施するために、常時オンプロセッサ106、アプリケーションプロセッサ120、またはそれらの組合せによって実行可能である命令3016を記憶し得る。メモリ3014は、
図1~
図29を参照しながら説明された、データ、1つまたは複数の信号、1つまたは複数のパラメータ、1つまたは複数のしきい値、1つまたは複数のインジケータ、あるいはそれらの組合せを記憶し得る。
【0152】
[0181]デバイス3000の1つまたは複数の構成要素は、専用ハードウェア(たとえば、回路)を介して、1つまたは複数のタスクを実施するための命令3016を実行するプロセッサ(たとえば、常時オンプロセッサ106またはアプリケーションプロセッサ120)によって、あるいはそれらの組合せで実装され得る。一例として、メモリ3014は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)、スピントルクトランスファーMRAM(STT-MRAM)、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM(登録商標))、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、またはコンパクトディスク読取り専用メモリ(CD-ROM)などのメモリデバイス(たとえば、コンピュータ可読記憶デバイス)を含むかまたはそれらに対応し得る。メモリデバイスは、コンピュータ(たとえば、常時オンプロセッサ106および/またはアプリケーションプロセッサ120などの1つまたは複数のプロセッサ)によって実行されたとき、コンピュータに、
図1~
図29を参照しながら説明された1つまたは複数の動作を実施させ得る命令(たとえば、命令3016)を含み(たとえば、記憶し)得る。一例として、メモリ3014あるいは常時オンプロセッサ106および/またはアプリケーションプロセッサ120の1つまたは複数の構成要素は、コンピュータ(たとえば、常時オンプロセッサ106および/またはアプリケーションプロセッサ120などの1つまたは複数のプロセッサ)によって実行されたとき、コンピュータに、
図1~
図29を参照しながら説明された1つまたは複数の動作を実施させる命令(たとえば、命令3016)を含む非一時的コンピュータ可読媒体であり得る。
【0153】
[0182]特定の態様では、デバイス3000は、システムインパッケージまたはシステムオンチップデバイス3002に含まれ得る。特定の態様では、常時オンプロセッサ106と、アプリケーションプロセッサ120と、ディスプレイコントローラ3022と、メモリ3014と、コーデック3008と、モデム3030と、トランシーバ3032とは、システムインパッケージまたはシステムオンチップデバイス3002に含まれる。特定の態様では、タッチスクリーンおよび/またはキーパッドなどの入力デバイス3024と、電源3020とは、システムインパッケージまたはシステムオンチップデバイス3002に結合される。その上、特定の態様では、
図30に示されているように、ディスプレイ3040と、入力デバイス3024と、スピーカー3006と、マイクロフォン102と、アンテナ3034と、電源3020とは、システムインパッケージまたはシステムオンチップデバイス3002の外部にある。しかしながら、ディスプレイ3040と、入力デバイス3024と、スピーカー3006と、マイクロフォン102と、アンテナ3034と、電源3020との各々は、インターフェースまたはコントローラなど、システムインパッケージまたはシステムオンチップデバイス3002の構成要素に結合され得る。
【0154】
[0183]デバイス3000は、ワイヤレス電話、モバイル通信デバイス、モバイルデバイス、モバイルフォン、スマートフォン、セルラーフォン、仮想現実ヘッドセット、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、車両(たとえば、車)、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、コンピュータ、タブレットコンピュータ、セットトップボックス、携帯情報端末(PDA)、ディスプレイデバイス、テレビジョン、ゲーミングコンソール、音楽プレーヤ、無線機、ビデオプレーヤ、エンターテインメントユニット、通信デバイス、固定ロケーションデータユニット、パーソナルメディアプレーヤ、デジタルビデオプレーヤ、デジタルビデオディスク(DVD)プレーヤ、チューナー、カメラ、ナビゲーションデバイス、イヤバッド、オーディオヘッドセット(たとえば、ヘッドフォン)、またはそれらの任意の組合せを含み得る。
【0155】
[0184]
図1~
図29を参照しながら説明されたシステムおよびデバイス3000の1つまたは複数の構成要素によって実施される様々な機能は、いくつかの構成要素またはモジュールによって実施されるものとして説明されていることに留意されたい。構成要素およびモジュールのこの分割は説明のためのものにすぎない。代替態様では、特定の構成要素またはモジュールによって実施される機能は、複数の構成要素またはモジュールの間で分割され得る。その上、代替態様では、
図1~
図30を参照しながら説明された2つ以上の構成要素またはモジュールは、単一の構成要素またはモジュールに組み込まれ得る。
図1~
図30を参照しながら説明された各構成要素またはモジュールは、ハードウェア(たとえば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)デバイス、特定用途向け集積回路(ASIC)、DSP、コントローラなど)、ソフトウェア(たとえば、プロセッサによって実行可能な命令)、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。
【0156】
[0185]いくつかの態様では、説明される実装形態とともに、装置は、キーワード検出を示す信号を生成するための手段を含む。たとえば、キーワード検出を示す信号を生成するための手段は、キーワード検出を示す信号を生成するように構成された、常時オンプロセッサ106、第1段キーワード検出器108、システム100、デバイス200、デバイス300、デバイス400、1つまたは複数の他の回路または構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含む。
【0157】
[0186]装置はまた、信号に基づいて、およびキーワード検出の確認より前に、状態の変化を始動するための手段を含み、ここで、状態の変化は、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にする。たとえば、信号に基づいて、およびキーワード検出の確認より前に、状態の変化を始動するための手段は、信号に基づいて、およびキーワード検出の確認より前に、状態の変化を始動するように構成された、常時オンプロセッサ106、第1段キーワード検出器108、アプリケーションプロセッサ120、第2段キーワード検出器212、システム100、デバイス200、デバイス300、デバイス400、1つまたは複数の他の回路または構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含む。
【0158】
[0187]いくつかの態様では、説明される実装形態とともに、装置は、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信するための手段を含む。たとえば、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信するための手段は、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信するように構成された、常時オンプロセッサ106、第2段キーワード検出器212、スケジューラ112、システム100、デバイス200、デバイス300、デバイス400、1つまたは複数の他の回路または構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含む。
【0159】
[0188]装置はまた、2つ以上のコアへのプロセスの割当てを管理するための手段を含み、ここで、プロセスの割当てを管理するための手段は、インジケーションに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために低電力モードにある音声サービスのプロセスをスケジュールするように構成される。たとえば、2つ以上のコアへのプロセスの割当てを管理するための手段は、2つ以上のコアへのプロセスの割当てを管理するように構成された、常時オンプロセッサ106、スケジューラ112、アプリケーションプロセッサ120、システム100、デバイス200、デバイス300、デバイス400、1つまたは複数の他の回路または構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含む。
【0160】
[0189]いくつかの態様では、説明される実装形態とともに、装置は、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信するための手段を含む。たとえば、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信するための手段は、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信するように構成された、常時オンプロセッサ106、スケジューラ112、第2段キーワード検出器212、アプリケーションプロセッサ120、システム100、デバイス200、デバイス300、デバイス400、1つまたは複数の他の回路または構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含む。
【0161】
[0190]装置はまた、2つ以上のコアへのプロセスの割当てを管理するための手段を含み、ここで、プロセスの割当てを管理するための手段は、インジケーションに基づいて、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めるように構成される。たとえば、プロセスの割当てを管理するための手段は、プロセスの割当てを管理するように構成された、常時オンプロセッサ106、スケジューラ112、アプリケーションプロセッサ120、システム100、デバイス200、デバイス300、デバイス400、1つまたは複数の他の回路または構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含む。
【0162】
[0191]いくつかの態様では、説明される実装形態とともに、装置は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段を含む。たとえば、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するように構成された、常時オンプロセッサ106、スケジューラ112、第2段キーワード検出器212、アプリケーションプロセッサ120、システム100、デバイス200、デバイス300、デバイス400、1つまたは複数の他の回路または構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含む。
【0163】
[0192]いくつかの態様では、説明される実装形態とともに、装置は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、プロセッサをアイドル状態から起動状態に遷移させるための手段を含む。たとえば、プロセッサをアイドル状態から起動状態に遷移させるための手段は、プロセッサをアイドル状態から起動状態に遷移させるように構成された、常時オンプロセッサ106、スケジューラ112、第2段キーワード検出器212、アプリケーションプロセッサ120、システム100、デバイス200、デバイス300、デバイス400、1つまたは複数の他の回路または構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含む。
【0164】
[0193]装置はまた、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスを始動するための手段を含む。たとえば、音声サービスを始動するための手段は、音声サービスを始動するように構成された、常時オンプロセッサ106、第1段キーワード検出器108、アプリケーションプロセッサ120、第2段キーワード検出器212、スケジューラ112、システム100、デバイス200、デバイス300、デバイス400、1つまたは複数の他の回路または構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含む。
【0165】
[0194]いくつかの態様では、説明される実装形態とともに、装置は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段を含む。たとえば、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するように構成された、常時オンプロセッサ106、スケジューラ112、第2段キーワード検出器212、アプリケーションプロセッサ120、システム100、デバイス200、デバイス300、デバイス400、1つまたは複数の他の回路または構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含む。
【0166】
[0195]装置はまた、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段を含み、ここで、状態の変化は、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高める。たとえば、スケジューラの状態の変化を始動するための手段は、スケジューラの状態の変化を始動するように構成された、常時オンプロセッサ106、第1段キーワード検出器108、アプリケーションプロセッサ120、スケジューラ112、第2段キーワード検出器212、システム100、デバイス200、デバイス300、デバイス400、1つまたは複数の他の回路または構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含む。
【0167】
[0196]いくつかの態様では、説明される実装形態とともに、装置は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段を含む。たとえば、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するように構成された、常時オンプロセッサ106、スケジューラ112、第2段キーワード検出器212、アプリケーションプロセッサ120、システム100、デバイス200、デバイス300、デバイス400、1つまたは複数の他の回路または構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含む。
【0168】
[0197]装置はまた、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段を含み、ここで、状態の変化は、音声サービスのプロセスをバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動させる。たとえば、スケジューラの状態の変化を始動するための手段は、スケジューラの状態の変化を始動するように構成された、常時オンプロセッサ106、第1段キーワード検出器108、アプリケーションプロセッサ120、スケジューラ112、第2段キーワード検出器212、システム100、デバイス200、デバイス300、デバイス400、1つまたは複数の他の回路または構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含む。
【0169】
[0198]いくつかの態様では、説明される実装形態とともに、装置は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段を含む。たとえば、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するように構成された、常時オンプロセッサ106、スケジューラ112、第2段キーワード検出器212、アプリケーションプロセッサ120、システム100、デバイス200、デバイス300、デバイス400、1つまたは複数の他の回路または構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含む。
【0170】
[0199]装置はまた、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段を含み、ここで、状態の変化は、音声サービスのプロセスがプロセッサの2つ以上のコアのうちの第1のコアから2つ以上のコアのうちの第2のコアに再割り当てされることを可能にし、ここで、第2のコアは、第1のコアよりも高性能なコアである。たとえば、スケジューラの状態の変化を始動するための手段は、スケジューラの状態の変化を始動するように構成された、常時オンプロセッサ106、第1段キーワード検出器108、アプリケーションプロセッサ120、スケジューラ112、第2段キーワード検出器212、システム100、デバイス200、デバイス300、デバイス400、1つまたは複数の他の回路または構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含む。
【0171】
[0200]いくつかの態様では、説明される実装形態とともに、装置は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段を含む。たとえば、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するように構成された、常時オンプロセッサ106、スケジューラ112、第2段キーワード検出器212、アプリケーションプロセッサ120、システム100、デバイス200、デバイス300、デバイス400、1つまたは複数の他の回路または構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含む。
【0172】
[0201]装置はまた、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段を含み、ここで、状態の変化は、音声サービスのプロセスを第1のスケジューリンググループから第2のスケジューリンググループに再割り当てし、およびここで、第2のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスは、第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされないプロセッサの少なくとも1つのコア上で実行されることを可能にされる。たとえば、スケジューラの状態の変化を始動するための手段は、スケジューラの状態の変化を始動するように構成された、常時オンプロセッサ106、第1段キーワード検出器108、アプリケーションプロセッサ120、スケジューラ112、第2段キーワード検出器212、システム100、デバイス200、デバイス300、デバイス400、1つまたは複数の他の回路または構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含む。
【0173】
[0202]いくつかの態様では、説明される実装形態とともに、装置は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段を含む。たとえば、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するように構成された、常時オンプロセッサ106、スケジューラ112、第2段キーワード検出器212、アプリケーションプロセッサ120、システム100、デバイス200、デバイス300、デバイス400、1つまたは複数の他の回路または構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含む。
【0174】
[0203]装置はまた、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段を含み、ここで、状態の変化は、音声サービスのプロセスがプロセッサの予約済みコア上で実行されることを可能にするようにプロセスに関連するスケジューリングパラメータを設定する。たとえば、スケジューラの状態の変化を始動するための手段は、スケジューラの状態の変化を始動するように構成された、常時オンプロセッサ106、第1段キーワード検出器108、アプリケーションプロセッサ120、スケジューラ112、第2段キーワード検出器212、システム100、デバイス200、デバイス300、デバイス400、1つまたは複数の他の回路または構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含む。
【0175】
[0204]さらに、本明細書で開示される実装形態に関して説明される様々な例示的な論理ブロック、構成、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、プロセッサによって実行されるコンピュータソフトウェア、またはその両方の組合せとして実装され得ることを当業者は理解するだろう。様々な例示的な構成要素、ブロック、構成、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概して、それらの機能に関して説明された。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、プロセッサ実行可能命令として実装されるかは、具体的な適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。当業者は、説明される機能を、具体的な適用例ごとに様々な方法で実装することができるが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こすと解釈されるべきではない。
【0176】
[0205]本明細書で開示される実装形態に関して説明される方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで具現化されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで具現化されるか、またはその2つの組合せで具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、コンパクトディスク読取り専用メモリ(CD-ROM)、または当技術分野で知られている任意の他の形態の非一時的記憶媒体中に存在し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。プロセッサと記憶媒体とは、特定用途向け集積回路(ASIC)中に存在し得る。ASICは、コンピューティングデバイスまたはユーザ端末中に存在し得る。代替として、プロセッサと記憶媒体とは、コンピューティングデバイスまたはユーザ端末中に個別構成要素として存在し得る。
【0177】
[0206]本開示の特定の態様について、相互に関係する条項の第1のセットにおいて以下で説明される。
【0178】
[0207]条項1によれば、デバイスは、第1段キーワード検出器と、第1段キーワード検出器によるキーワード検出を示す信号に基づいて、およびキーワード検出の確認より前に、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化を始動するように構成されたプロセッサとを含む。
【0179】
[0208]条項2は、状態の変化を始動することが、音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、音声サービスと第2段キーワード検出器をバインドすることを含む、条項1のデバイスを含む。
【0180】
[0209]条項3は、状態の変化を始動することが、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることを含む、条項1のデバイスを含む。
【0181】
[0210]条項4は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、条項3のデバイスを含む。
【0182】
[0211]条項5は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項3のデバイスを含む。
【0183】
[0212]条項6は、プロセッサが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、条項5のデバイスを含む。
【0184】
[0213]条項7は、状態の変化を始動することが、音声サービスのスケジューリング特権を高めることを含む、条項1のデバイスを含む。
【0185】
[0214]条項8は、音声サービスのスケジューリング特権を高めることが、音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、条項7のデバイスを含む。
【0186】
[0215]条項9は、音声サービスのスケジューリング特権を高めることが、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項7のデバイスを含む。
【0187】
[0216]条項10は、プロセッサが、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、条項9のデバイスを含む。
【0188】
[0217]条項11は、第1段キーワード検出器が、デジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路に対応するか、それを含むか、それの中に含まれるか、またはそれによって実行され、1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、1つまたは複数のアプリケーションプロセッサのコアである、条項1のデバイスを含む。
【0189】
[0218]条項12は、プロセッサが、第2段キーワード検出器がキーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、状態の変化を反転させるようにさらに構成された、条項1のデバイスを含む。
【0190】
[0219]条項13は、1つまたは複数の予約済みプロセッサコアと、1つまたは複数の追加のプロセッサコアとをさらに含む、条項1のデバイスを含む。
【0191】
[0220]条項14は、音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にすることにより、音声サービスの実行を1つまたは複数の追加のプロセッサコアに制限することと比較して、音声サービスのレイテンシが低減される、条項13のデバイスを含む。
【0192】
[0221]条項15は、プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるためのプロセスを割り当てるように構成されたスケジューラをさらに含み、ここにおいて、1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でない、条項13のデバイスを含む。
【0193】
[0222]条項16は、プロセスの第1のグループが1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように構成されたスケジューラをさらに含み、プロセスの第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応する、条項13のデバイスを含む。
【0194】
[0223]条項17は、フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するように構成されたスケジューラをさらに含む、条項13のデバイスを含む。
【0195】
[0224]条項18は、オーディオデータを生成するように、およびオーディオデータを第1段キーワード検出器に、第2段キーワード検出器に、音声サービスに、またはそれらの任意の組合せに提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに含む、条項1のデバイスを含む。
【0196】
[0225]条項19は、コンテキストデータを生成するように、および状態の変化に基づいてコンテキストデータを音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに含む、条項1のデバイスを含む。
【0197】
[0226]条項20は、音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、条項1のデバイスを含む。
【0198】
[0227]条項21は、音声サービスが音声アシスタントを含む、条項1のデバイスを含む。
【0199】
[0228]条項22は、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに含む、条項1のデバイスを含む。
【0200】
[0229]条項23によれば、方法は、第1段キーワード検出器によって、キーワード検出を示す信号を生成することと、キーワード検出を示す信号に基づいて、およびキーワード検出の確認より前に、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化を始動することとを含む。
【0201】
[0230]条項24は、状態の変化を始動することが、音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、音声サービスと第2段キーワード検出器をバインドすることを含む、条項23の方法を含む。
【0202】
[0231]条項25は、状態の変化を始動することが、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることを含む、条項23の方法を含む。
【0203】
[0232]条項26は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、条項25の方法を含む。
【0204】
[0233]条項27は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項25の方法を含む。
【0205】
[0234]条項28は、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに含む、条項27の方法を含む。
【0206】
[0235]条項29は、状態の変化を始動することが、音声サービスのスケジューリング特権を高めることを含む、条項23の方法を含む。
【0207】
[0236]条項30は、音声サービスのスケジューリング特権を高めることが、音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、条項29の方法を含む。
【0208】
[0237]条項31は、音声サービスのスケジューリング特権を高めることが、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項29の方法を含む。
【0209】
[0238]条項32は、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに含む、条項31の方法を含む。
【0210】
[0239]条項33は、音声サービスをスケジューリンググループに割り当てることをさらに含み、音声サービスが、スケジューリンググループが音声サービスに関連付けられることに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、条項23の方法を含む。
【0211】
[0240]条項34は、スケジューリンググループに対する音声サービスに優先度レベルを割り当てることをさらに含み、音声サービスが、優先度レベルがしきい値優先度レベルを満たすことに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、条項23の方法を含む。
【0212】
[0241]条項35は、音声サービスをフォアグラウンドアプリケーションとして指定することをさらに含み、音声サービスが、音声サービスがフォアグラウンドアプリケーションを指定されていることに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、条項23の方法を含む。
【0213】
[0242]条項36は、第2段キーワード検出器によってまたは音声サービスによってキーワード検出を確認することと、キーワード検出の確認に基づいて、音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに含む、条項23の方法を含む。
【0214】
[0243]条項37によれば、装置は、キーワード検出を示す信号を生成するための手段と、信号に基づいて、およびキーワード検出の確認より前に、状態の変化を始動するための手段と、ここにおいて、状態の変化が、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にする、を含む。
【0215】
[0244]条項38は、生成するための手段と始動するための手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、条項37の装置を含む。
【0216】
[0245]条項39は、生成するための手段と始動するための手段とが、車両内に組み込まれた、条項37の装置を含む。
【0217】
[0246]条項40は、生成するための手段と始動するための手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、条項37の装置を含む。
【0218】
[0247]条項41は、生成するための手段と始動するための手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、条項37の装置を含む。
【0219】
[0248]条項42は、生成するための手段と始動するための手段とが、集積回路に含まれる、条項37の装置を含む。
【0220】
[0249]条項43によれば、命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令は、第1段キーワード検出器からキーワード検出を示す信号を取得することと、キーワード検出を示す信号に基づいて、およびキーワード検出の確認より前に、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化を始動することとを1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0221】
[0250]条項44によれば、デバイスは、2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するようにスケジューラを実行するように構成されたプロセッサを含み、ここにおいて、スケジューラは、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信することと、インジケーションに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために低電力モードにある音声サービスのプロセスをスケジュールすることとを行うように構成される。
【0222】
[0251]条項45は、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために音声サービスのプロセスをスケジュールすることが、音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、音声サービスと第2段キーワード検出器をバインドすることを含む、条項44のデバイスを含む。
【0223】
[0252]条項46は、プロセッサが、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、条項44のデバイスを含む。
【0224】
[0253]条項47は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、条項46のデバイスを含む。
【0225】
[0254]条項48は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項46のデバイスを含む。
【0226】
[0255]条項49は、プロセッサが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、条項48のデバイスを含む。
【0227】
[0256]条項50は、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために音声サービスのプロセスをスケジュールすることが、音声サービスのスケジューリング特権を高めることを含む、条項44のデバイスを含む。
【0228】
[0257]条項51は、音声サービスのスケジューリング特権を高めることが、音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、条項50のデバイスを含む。
【0229】
[0258]条項52は、音声サービスのスケジューリング特権を高めることが、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項50のデバイスを含む。
【0230】
[0259]条項53は、プロセッサが、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、条項52のデバイスを含む。
【0231】
[0260]条項54は、第1段キーワード検出器を含むデジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路と、2つ以上のプロセッサコアを含む1つまたは複数のアプリケーションプロセッサとをさらに含む、条項44のデバイスを含む。
【0232】
[0261]条項55は、インジケーションに基づいて、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに含む、条項44のデバイスを含む。
【0233】
[0262]条項56は、2つ以上のプロセッサコアが、1つまたは複数の予約済みプロセッサコアと、1つまたは複数の追加のプロセッサコアとを含む、条項44のデバイスを含む。
【0234】
[0263]条項57は、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために音声サービスのプロセスをスケジュールすることにより、音声サービスの実行を1つまたは複数の追加のプロセッサコアに制限することと比較して、音声サービスのレイテンシが低減される、条項56のデバイスを含む。
【0235】
[0264]条項58は、スケジューラが、プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるためのプロセスを割り当てるようにさらに構成され、ここにおいて、1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でない、条項56のデバイスを含む。
【0236】
[0265]条項59は、スケジューラが、プロセスの第1のグループが1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするようにさらに構成され、プロセスの第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応する、条項56のデバイスを含む。
【0237】
[0266]条項60は、スケジューラが、フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するようにさらに構成された、条項56のデバイスを含む。
【0238】
[0267]条項61は、オーディオデータを生成するように、およびオーディオデータを第1段キーワード検出器に、第2段キーワード検出器に、音声サービスに、またはそれらの任意の組合せに提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに含む、条項44のデバイスを含む。
【0239】
[0268]条項62は、コンテキストデータを生成するように、および1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での音声サービスの実行に基づいてコンテキストデータを音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに含む、条項44のデバイスを含む。
【0240】
[0269]条項63は、音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、条項44のデバイスを含む。
【0241】
[0270]条項64は、音声サービスが音声アシスタントを含む、条項44のデバイスを含む。
【0242】
[0271]条項65は、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに含む、条項44のデバイスを含む。
【0243】
[0272]条項66によれば、方法は、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信することと、インジケーションに基づいて、2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するスケジューラにおいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために低電力モードにある音声サービスのプロセスをスケジュールすることとを含む。
【0244】
[0273]条項67は、音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、音声サービスと第2段キーワード検出器をバインドすることをさらに含み、ここにおいて、音声サービスのプロセスが、第2段キーワード検出器が1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされていることに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、条項66の方法を含む。
【0245】
[0274]条項68は、音声サービスのプロセスが、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めたことに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、条項66の方法を含む。
【0246】
[0275]条項69は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、条項68の方法を含む。
【0247】
[0276]条項70は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項68の方法を含む。
【0248】
[0277]条項71は、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに含む、条項70の方法を含む。
【0249】
[0278]条項72は、音声サービスのプロセスが、音声サービスのスケジューリング特権を高めたことに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、条項66の方法を含む。
【0250】
[0279]条項73は、音声サービスのスケジューリング特権を高めることが、音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、条項72の方法を含む。
【0251】
[0280]条項74は、音声サービスのスケジューリング特権を高めることが、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項72の方法を含む。
【0252】
[0281]条項75は、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに含む、条項74の方法を含む。
【0253】
[0282]条項76は、音声サービスをスケジューリンググループに割り当てることをさらに含み、音声サービスのプロセスが、スケジューリンググループが音声サービスに関連付けられることに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、条項66の方法を含む。
【0254】
[0283]条項77は、音声サービスに優先度レベルを割り当てることをさらに含み、音声サービスのプロセスが、優先度レベルがしきい値優先度レベルを満たすことに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、条項66の方法を含む。
【0255】
[0284]条項78は、音声サービスをフォアグラウンドアプリケーションとして指定することをさらに含み、音声サービスのプロセスが、音声サービスがフォアグラウンドアプリケーションを指定されていることに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、条項66の方法を含む。
【0256】
[0285]条項79は、第2段キーワード検出器によってまたは音声サービスによってキーワード検出を確認することと、キーワード検出の確認に基づいて、音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに含む、条項66の方法を含む。
【0257】
[0286]条項80によれば、装置は、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信するための手段と、2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するための手段と、プロセスの割当てを管理するための手段が、インジケーションに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために低電力モードにある音声サービスのプロセスをスケジュールするように構成された、を含む。
【0258】
[0287]条項81は、受信するための手段と、プロセスの割当てを管理するための手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、条項80の装置を含む。
【0259】
[0288]条項82は、受信するための手段と、プロセスの割当てを管理するための手段とが、車両内に組み込まれた、条項80の装置を含む。
【0260】
[0289]条項83は、受信するための手段と、プロセスの割当てを管理するための手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、条項80の装置を含む。
【0261】
[0290]条項84は、受信するための手段と、プロセスの割当てを管理するための手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、条項80の装置を含む。
【0262】
[0291]条項85は、受信するための手段と、プロセスの割当てを管理するための手段とが、集積回路に含まれる、条項80の装置を含む。
【0263】
[0292]条項86によれば、命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令は、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを取得することと、インジケーションに基づいて、2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するスケジューラにおいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために低電力モードにある音声サービスのプロセスをスケジュールすることとを1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0264】
[0293]条項87によれば、デバイスは、2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するようにスケジューラを実行するように構成されたプロセッサを含み、ここにおいて、スケジューラは、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信することと、インジケーションに基づいて、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めることとを行うように構成される。
【0265】
[0294]条項88は、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めることは、音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、音声サービスと第2段キーワード検出器をバインドすることを含む、条項87のデバイスを含む。
【0266】
[0295]条項89は、プロセッサが、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、条項87のデバイスを含む。
【0267】
[0296]条項90は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、条項89のデバイスを含む。
【0268】
[0297]条項91は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項89のデバイスを含む。
【0269】
[0298]条項92は、プロセッサが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、条項91のデバイスを含む。
【0270】
[0299]条項93は、音声サービスの優先度を高めることが、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項87のデバイスを含む。
【0271】
[0300]条項94は、プロセッサが、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、条項93のデバイスを含む。
【0272】
[0301]条項95は、第1段キーワード検出器を含むデジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路と、2つ以上のプロセッサコアを含む1つまたは複数のアプリケーションプロセッサとをさらに含む、条項87のデバイスを含む。
【0273】
[0302]条項96は、インジケーションに基づいて、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに含む、条項87のデバイスを含む。
【0274】
[0303]条項97は、プロセッサが、第2段キーワード検出器がキーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、音声サービスの優先度の高さを反転させるようにさらに構成された、条項96のデバイスを含む。
【0275】
[0304]条項98は、2つ以上のプロセッサコアが、1つまたは複数の予約済みプロセッサコアと、1つまたは複数の追加のプロセッサコアとを含む、条項87のデバイスを含む。
【0276】
[0305]条項99は、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めることにより、プロセスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることが可能になり、それにより、音声サービスの実行を1つまたは複数の追加のプロセッサコアに制限することと比較して、音声サービスのレイテンシが低減する、条項98のデバイスを含む。
【0277】
[0306]条項100は、スケジューラが、プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるためのプロセスを割り当てるようにさらに構成され、ここにおいて、1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でない、条項98のデバイスを含む。
【0278】
[0307]条項101は、スケジューラが、プロセスの第1のグループが1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするようにさらに構成され、プロセスの第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応する、条項98のデバイスを含む。
【0279】
[0308]条項102は、スケジューラが、フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するようにさらに構成された、条項98のデバイスを含む。
【0280】
[0309]条項103は、オーディオデータを生成するように、およびオーディオデータを第1段キーワード検出器に、第2段キーワード検出器に、音声サービスに、またはそれらの任意の組合せに提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに含む、条項87のデバイスを含む。
【0281】
[0310]条項104は、コンテキストデータを生成するように、および音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度の高さに基づいてコンテキストデータを音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに含む、条項87のデバイスを含む。
【0282】
[0311]条項105は、音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、条項87のデバイスを含む。
【0283】
[0312]条項106は、音声サービスが音声アシスタントを含む、条項87のデバイスを含む。
【0284】
[0313]条項107は、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに含む、条項87のデバイスを含む。
【0285】
[0314]条項108、方法は、2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するスケジューラにおいて、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信することと、インジケーションに基づいて、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めることとを含む。
【0286】
[0315]条項109は、音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、音声サービスと第2段キーワード検出器をバインドすることをさらに含み、ここにおいて、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度が、第2段キーワード検出器に割り当てられた優先度に基づく、条項108の方法を含む。
【0287】
[0316]条項110は、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度が、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器の優先度を高めたことに基づいて高められる、条項108の方法を含む。
【0288】
[0317]条項111は、第2段キーワード検出器の優先度を高めることが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項110の方法を含む。
【0289】
[0318]条項112は、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに含む、条項111の方法を含む。
【0290】
[0319]条項113は、音声サービスのプロセスの優先度を高めることが、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項108の方法を含む。
【0291】
[0320]条項114は、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに含む、条項113の方法を含む。
【0292】
[0321]条項115は、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めることが、プロセスを特定のスケジューリンググループに割り当てることを含む、条項108の方法を含む。
【0293】
[0322]条項116は、第2段キーワード検出器によってまたは音声サービスによってキーワード検出を確認することと、キーワード検出の確認に基づいて、音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに含む、条項108の方法を含む。
【0294】
[0323]条項117によれば、装置は、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信するための手段と、2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するための手段と、プロセスの割当てを管理するための手段が、インジケーションに基づいて、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めるように構成された、を含む。
【0295】
[0324]条項118は、受信するための手段と、プロセスの割当てを管理するための手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、条項117の装置を含む。
【0296】
[0325]条項119は、受信するための手段と、プロセスの割当てを管理するための手段とが、車両内に組み込まれた、条項117の装置を含む。
【0297】
[0326]条項120は、受信するための手段と、プロセスの割当てを管理するための手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、条項117の装置を含む。
【0298】
[0327]条項121は、受信するための手段と、プロセスの割当てを管理するための手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、条項117の装置を含む。
【0299】
[0328]条項122は、受信するための手段と、プロセスの割当てを管理するための手段とが、集積回路に含まれる、条項117の装置を含む。
【0300】
[0329]条項123によれば、命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令は、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを取得することと、インジケーションに基づいて、2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するスケジューラにおいて、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めることとを1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0301】
[0330]条項124によれば、デバイスは、キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成された第1のプロセッサと、2つ以上のプロセッサコアを含む第2のプロセッサとを含み、第2のプロセッサは、第1のプロセッサに結合され、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、第2のプロセッサをアイドル状態から起動状態に遷移させることと、キーワード検出の確認より前に、音声サービスを始動することとを行うように構成される。
【0302】
[0331]条項125は、第2のプロセッサが、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、音声サービスと第2段キーワード検出器をバインドするようにさらに構成された、条項124のデバイスを含む。
【0303】
[0332]条項126は、第2のプロセッサが、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、条項125のデバイスを含む。
【0304】
[0333]条項127は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、条項126のデバイスを含む。
【0305】
[0334]条項128は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項126のデバイスを含む。
【0306】
[0335]条項129は、第2のプロセッサが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、条項128のデバイスを含む。
【0307】
[0336]条項130は、第2のプロセッサが、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのスケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、条項124のデバイスを含む。
【0308】
[0337]条項131は、音声サービスのスケジューリング特権を高めることが、音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、条項130のデバイスを含む。
【0309】
[0338]条項132は、音声サービスのスケジューリング特権を高めることが、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項130のデバイスを含む。
【0310】
[0339]条項133は、第2のプロセッサが、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、条項132のデバイスを含む。
【0311】
[0340]条項134は、第1のプロセッサが、デジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路であり、第2のプロセッサが、アプリケーションプロセッサである、条項124のデバイスを含む。
【0312】
[0341]条項135は、第2のプロセッサが、第2段キーワード検出器がキーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、音声サービスを停止するようにさらに構成された、条項124のデバイスを含む。
【0313】
[0342]条項136は、2つ以上のプロセッサコアが、1つまたは複数の予約済みプロセッサコアと、1つまたは複数の追加のプロセッサコアとを含み、特定のプロセッサコアにおいて実行されるためのプロセスを割り当てるように構成されたスケジューラをさらに含む、条項124のデバイスを含む。
【0314】
[0343]条項137は、音声サービスを始動することは、音声サービスの1つまたは複数のプロセスの実行を1つまたは複数の追加のプロセッサコアに制限することと比較して、音声サービスのレイテンシを低減する、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために音声サービスの1つまたは複数のプロセスをスケジュールすることを含む、条項136のデバイスを含む。
【0315】
[0344]条項138は、スケジューラが、プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるためのプロセスを割り当てるように構成され、ここにおいて、1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でない、条項137のデバイスを含む。
【0316】
[0345]条項139は、スケジューラが、プロセスの第1のグループが1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように構成され、プロセスの第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応する、条項137のデバイスを含む。
【0317】
[0346]条項140は、スケジューラが、フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するように構成された、条項137のデバイスを含む。
【0318】
[0347]条項141は、オーディオデータを生成するように、およびオーディオデータを第1のプロセッサに、第2のプロセッサに、またはその両方に提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに含む、条項124のデバイスを含む。
【0319】
[0348]条項142は、コンテキストデータを生成するように、およびコンテキストデータを音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに含む、条項124のデバイスを含む。
【0320】
[0349]条項143は、音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに含む、条項124のデバイスを含む。
【0321】
[0350]条項144は、音声サービスが音声アシスタントを含む、条項124のデバイスを含む。
【0322】
[0351]条項145は、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに含む、条項124のデバイスを含む。
【0323】
[0352]条項146によれば、方法は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、プロセッサをアイドル状態から起動状態に遷移させることと、音声サービスを始動することとを含む。
【0324】
[0353]条項147は、音声サービスが、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めたことに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために始動される、条項146の方法を含む。
【0325】
[0354]条項148は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、条項147の方法を含む。
【0326】
[0355]条項149は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項147の方法を含む。
【0327】
[0356]条項150は、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに含む、条項149の方法を含む。
【0328】
[0357]条項151は、音声サービスをスケジューリンググループに割り当てることをさらに含み、音声サービスが、スケジューリンググループが音声サービスに関連付けられることに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために始動される、条項146の方法を含む。
【0329】
[0358]条項152は、音声サービスに優先度レベルを割り当てることをさらに含み、音声サービスが、優先度レベルがしきい値優先度レベルを満たすことに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために始動される、条項146の方法を含む。
【0330】
[0359]条項153は、音声サービスをフォアグラウンドアプリケーションとして指定することをさらに含み、音声サービスが、音声サービスがフォアグラウンドアプリケーションを指定されていることに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために始動される、条項146の方法を含む。
【0331】
[0360]条項154は、第2段キーワード検出器によってまたは音声サービスによってキーワード検出を確認することと、キーワード検出の確認に基づいて、音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに含む、条項146の方法を含む。
【0332】
[0361]条項155によれば、装置は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段と、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、プロセッサをアイドル状態から起動状態に遷移させるための手段と、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスを始動するための手段とを含む。
【0333】
[0362]条項156は、取得するための手段と、遷移させるための手段と、始動するための手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、条項155の装置を含む。
【0334】
[0363]条項157は、取得するための手段と、遷移させるための手段と、始動するための手段とが、車両内に組み込まれた、条項155の装置を含む。
【0335】
[0364]条項158は、取得するための手段と、遷移させるための手段と、始動するための手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、条項155の装置を含む。
【0336】
[0365]条項159は、取得するための手段と、遷移させるための手段と、始動するための手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、条項155の装置を含む。
【0337】
[0366]条項160は、取得するための手段と、遷移させるための手段と、始動するための手段とが、集積回路に含まれる、条項155の装置を含む。
【0338】
[0367]条項161によれば、命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令が、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、プロセッサをアイドル状態から起動状態に遷移させることと、音声サービスを始動することとを1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0339】
[0368]条項162によれば、デバイスは、キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成された第1のプロセッサと、2つ以上のプロセッサコアを含む第2のプロセッサとを含み、第2のプロセッサは、第1のプロセッサに結合され、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めるようにスケジューラの状態の変化を始動するように構成される。
【0340】
[0369]条項163は、第2のプロセッサが、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、音声サービスと第2段キーワード検出器をバインドするようにさらに構成された、条項162のデバイスを含む。
【0341】
[0370]条項164は、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めるようにスケジューラの状態の変化を始動することが、音声サービスと第2段キーワード検出器をバインドした後に、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることを含む、条項163のデバイスを含む。
【0342】
[0371]条項165は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、条項164のデバイスを含む。
【0343】
[0372]条項166は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項164のデバイスを含む。
【0344】
[0373]条項167は、第2のプロセッサが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、条項166のデバイスを含む。
【0345】
[0374]条項168は、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めることが、音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、条項162のデバイスを含む。
【0346】
[0375]条項169は、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めることが、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項162のデバイスを含む。
【0347】
[0376]条項170は、第2のプロセッサが、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、条項169のデバイスを含む。
【0348】
[0377]条項171は、第1のプロセッサが、デジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路であり、第2のプロセッサが、アプリケーションプロセッサである、条項162のデバイスを含む。
【0349】
[0378]条項172は、第2のプロセッサが、第2段キーワード検出器がキーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を低減するようにさらに構成された、条項162のデバイスを含む。
【0350】
[0379]条項173は、2つ以上のプロセッサコアが、1つまたは複数の予約済みプロセッサコアと、1つまたは複数の追加のプロセッサコアとを含み、スケジューラが、特定のプロセッサコアにおいて実行されるためのプロセスを割り当てるように構成された、条項162のデバイスを含む。
【0351】
[0380]条項174は、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めることが、音声サービスのプロセスの実行を1つまたは複数の追加のプロセッサコアに制限することと比較して、音声サービスのレイテンシを低減する、スケジューラが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために音声サービスのプロセスをスケジュールすることを可能にすることを含む、条項173のデバイスを含む。
【0352】
[0381]条項175は、スケジューラが、プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるためのプロセスを割り当てるように構成され、ここにおいて、1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でない、条項174のデバイスを含む。
【0353】
[0382]条項176は、スケジューラが、プロセスの第1のグループが1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように構成され、プロセスの第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応する、条項174のデバイスを含む。
【0354】
[0383]条項177は、スケジューラが、フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するように構成された、条項174のデバイスを含む。
【0355】
[0384]条項178は、オーディオデータを生成するように、およびオーディオデータを第1のプロセッサに、第2のプロセッサに、またはその両方に提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに含む、条項162のデバイスを含む。
【0356】
[0385]条項179は、コンテキストデータを生成するように、および音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度に基づいてコンテキストデータを音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに含む、条項162のデバイスを含む。
【0357】
[0386]条項180は、音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、条項162のデバイスを含む。
【0358】
[0387]条項181は、音声サービスが音声アシスタントを含む、条項162のデバイスを含む。
【0359】
[0388]条項182は、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに含む、条項162のデバイスを含む。
【0360】
[0389]条項183によれば、方法は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めるようにスケジューラの状態の変化を始動することとを含む。
【0361】
[0390]条項184は、音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、音声サービスと第2段キーワード検出器をバインドすることをさらに含み、ここにおいて、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度が、第2段キーワード検出器に割り当てられた優先度が高められていることに基づいて高められる、条項183の方法を含む。
【0362】
[0391]条項185は、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度が、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めたことに基づいて高められる、条項183の方法を含む。
【0363】
[0392]条項186は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、条項185の方法を含む。
【0364】
[0393]条項187は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項185の方法を含む。
【0365】
[0394]条項188は、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに含む、条項187の方法を含む。
【0366】
[0395]条項189は、音声サービスのプロセスの優先度を高めることが、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項183の方法を含む。
【0367】
[0396]条項190は、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに含む、条項189の方法を含む。
【0368】
[0397]条項191は、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めることが、音声サービスをより高いスケジューリンググループに割り当てることを含む、条項183の方法を含む。
【0369】
[0398]条項192は、第2段キーワード検出器によってまたは音声サービスによってキーワード検出を確認することと、キーワード検出の確認に基づいて、音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに含む、条項183の方法を含む。
【0370】
[0399]条項193によれば、装置は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段と、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段と、ここにおいて、状態の変化が、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高める、を含む。
【0371】
[0400]条項194は、取得するための手段と始動するための手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、条項193の装置を含む。
【0372】
[0401]条項195は、取得するための手段と始動するための手段とが、車両内に組み込まれた、条項193の装置を含む。
【0373】
[0402]条項196は、取得するための手段と始動するための手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、条項193の装置を含む。
【0374】
[0403]条項197は、取得するための手段と始動するための手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、条項193の装置を含む。
【0375】
[0404]条項198は、取得するための手段と始動するための手段とが、集積回路に含まれる、条項193の装置を含む。
【0376】
[0405]条項199によれば、命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令が、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めるようにスケジューラの状態の変化を始動することとを1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0377】
[0406]条項200によれば、デバイスは、キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成された第1のプロセッサと、2つ以上のプロセッサコアを含む第2のプロセッサとを含み、第2のプロセッサは、第1のプロセッサに結合され、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスをバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動させるようにスケジューラの状態の変化を始動するように構成される。
【0378】
[0407]条項201は、第2のプロセッサが、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、音声サービスと第2段キーワード検出器をバインドするようにさらに構成され、音声サービスのプロセスが、第2段キーワード検出器をフォアグラウンドアプリケーションに指定したことに基づいて、バックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動される、条項200のデバイスを含む。
【0379】
[0408]条項202は、第2のプロセッサが、第2段キーワード検出器をフォアグラウンドアプリケーションとして指定することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、条項201のデバイスを含む。
【0380】
[0409]条項203は、第2のプロセッサが、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのスケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、条項200のデバイスを含む。
【0381】
[0410]条項204は、音声サービスのスケジューリング特権を高めることが、音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、条項203のデバイスを含む。
【0382】
[0411]条項205は、音声サービスのスケジューリング特権を高めることが、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項204のデバイスを含む。
【0383】
[0412]条項206は、第2のプロセッサが、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、条項205のデバイスを含む。
【0384】
[0413]条項207は、第1のプロセッサが、デジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路であり、第2のプロセッサが、アプリケーションプロセッサである、条項200のデバイスを含む。
【0385】
[0414]条項208は、第2のプロセッサが、第2段キーワード検出器がキーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、音声サービスを停止するようにさらに構成された、条項200のデバイスを含む。
【0386】
[0415]条項209は、2つ以上のプロセッサコアが、1つまたは複数の予約済みプロセッサコアと、1つまたは複数の追加のプロセッサコアとを含み、特定のプロセッサコアにおいて実行されるためのプロセスを割り当てるように構成されたスケジューラをさらに含む、条項200のデバイスを含む。
【0387】
[0416]条項210は、音声サービスのプロセスをバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動させることは、音声サービスの1つまたは複数のプロセスの実行を1つまたは複数の追加のプロセッサコアに制限することと比較して、音声サービスのレイテンシを低減する、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために音声サービスの1つまたは複数のプロセスをスケジュールすることを含む、条項209のデバイスを含む。
【0388】
[0417]条項211は、スケジューラが、プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるためのプロセスを割り当てるように構成され、ここにおいて、1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でない、条項210のデバイスを含む。
【0389】
[0418]条項212は、スケジューラが、プロセスの第1のグループが1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように構成され、プロセスの第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応する、条項210のデバイスを含む。
【0390】
[0419]条項213は、スケジューラが、フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するように構成された、条項210のデバイスを含む。
【0391】
[0420]条項214は、オーディオデータを生成するように、およびオーディオデータを第1のプロセッサに、第2のプロセッサに、またはその両方に提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに含む、条項200のデバイスを含む。
【0392】
[0421]条項215は、コンテキストデータを生成するように、および音声サービスのプロセスがフォアグラウンドタスクを指定されていることに基づいて、コンテキストデータをプロセスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに含む、条項200のデバイスを含む。
【0393】
[0422]条項216は、音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに含む、条項200のデバイスを含む。
【0394】
[0423]条項217は、音声サービスが音声アシスタントを含む、条項200のデバイスを含む。
【0395】
[0424]条項218は、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに含む、条項200のデバイスを含む。
【0396】
[0425]条項219によれば、方法は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスをバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動させるようにスケジューラの状態の変化を始動することとを含む。
【0397】
[0426]条項220は、音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、音声サービスと第2段キーワード検出器をバインドすることをさらに含み、ここにおいて、音声サービスのプロセスが、第2段キーワード検出器がバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動されていることに基づいて、バックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動される、条項219の方法を含む。
【0398】
[0427]条項221は、音声サービスのプロセスが、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めたことに基づいて、バックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動される、条項219の方法を含む。
【0399】
[0428]条項222は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、条項221の方法を含む。
【0400】
[0429]条項223は、音声サービスのプロセスをバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動させることに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに含む、条項219の方法を含む。
【0401】
[0430]条項224は、第2段キーワード検出器によってまたは音声サービスによってキーワード検出を確認することと、キーワード検出の確認に基づいて、音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに含む、条項219の方法を含む。
【0402】
[0431]条項225によれば、装置は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段と、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段と、ここにおいて、状態の変化が、音声サービスのプロセスをバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動させる、を含む。
【0403】
[0432]条項226は、取得するための手段と始動するための手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、条項225の装置を含む。
【0404】
[0433]条項227は、取得するための手段と始動するための手段とが、車両内に組み込まれた、条項225の装置を含む。
【0405】
[0434]条項228は、取得するための手段と始動するための手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、条項225の装置を含む。
【0406】
[0435]条項229は、取得するための手段と始動するための手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、条項225の装置を含む。
【0407】
[0436]条項230は、取得するための手段と始動するための手段とが、集積回路に含まれる、条項225の装置を含む。
【0408】
[0437]条項231によれば、命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令が、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスをバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動させるようにスケジューラの状態の変化を始動することとを1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0409】
[0438]条項232によれば、デバイスは、キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成された第1のプロセッサと、2つ以上のプロセッサコアを含む第2のプロセッサとを含み、第2のプロセッサは、第1のプロセッサに結合され、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスが2つ以上のプロセッサコアのうちの第1のプロセッサコアから2つ以上のプロセッサコアのうちの第2のプロセッサコアに再割り当てされることを可能にするためのスケジューラの状態の変化を始動するように構成され、ここにおいて、第2のプロセッサコアは、第1のプロセッサコアよりも高性能なプロセッサコアである。
【0410】
[0439]条項233は、第2のプロセッサが、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、音声サービスと第2段キーワード検出器をバインドするようにさらに構成された、条項232のデバイスを含む。
【0411】
[0440]条項234は、第2のプロセッサが、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、条項233のデバイスを含む。
【0412】
[0441]条項235は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、条項234のデバイスを含む。
【0413】
[0442]条項236は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項234のデバイスを含む。
【0414】
[0443]条項237は、第2のプロセッサが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、条項236のデバイスを含む。
【0415】
[0444]条項238は、第2のプロセッサが、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのスケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、条項232のデバイスを含む。
【0416】
[0445]条項239は、音声サービスのスケジューリング特権を高めることが、音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、条項238のデバイスを含む。
【0417】
[0446]条項240は、音声サービスのスケジューリング特権を高めることが、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項238のデバイスを含む。
【0418】
[0447]条項241は、第2のプロセッサが、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、条項240のデバイスを含む。
【0419】
[0448]条項242は、第1のプロセッサが、デジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路であり、第2のプロセッサが、アプリケーションプロセッサである、条項232のデバイスを含む。
【0420】
[0449]条項243は、第2のプロセッサが、第2段キーワード検出器がキーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、音声サービスのプロセスを第2のプロセッサコアから第1のプロセッサコアに再割り当てするようにさらに構成された、条項232のデバイスを含む。
【0421】
[0450]条項244は、2つ以上のプロセッサコアが、第2のプロセッサコアを含む1つまたは複数の予約済みプロセッサコアを含み、2つ以上のプロセッサコアが、第1のプロセッサコアを含む1つまたは複数の追加のプロセッサコアを含み、特定のプロセッサコアにおいて実行されるためのプロセスを割り当てるように構成されたスケジューラをさらに含む、条項232のデバイスを含む。
【0422】
[0451]条項245は、音声サービスのプロセスが第2のプロセッサコアに再割り当てされることを可能にすることにより、音声サービスのプロセスの実行を第1のプロセッサコアに制限することと比較して、音声サービスのレイテンシが低減される、条項244のデバイスを含む。
【0423】
[0452]条項246は、スケジューラが、プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるためのプロセスを割り当てるように構成され、ここにおいて、1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でない、条項245のデバイスを含む。
【0424】
[0453]条項247は、スケジューラが、プロセスの第1のグループが1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように構成され、プロセスの第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応する、条項245のデバイスを含む。
【0425】
[0454]条項248は、スケジューラが、フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するように構成された、条項245のデバイスを含む。
【0426】
[0455]条項249は、オーディオデータを生成するように、およびオーディオデータを第1のプロセッサに、第2のプロセッサに、またはその両方に提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに含む、条項232のデバイスを含む。
【0427】
[0456]条項250は、コンテキストデータを生成するように、およびコンテキストデータを音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに含む、条項232のデバイスを含む。
【0428】
[0457]条項251は、音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、条項232のデバイスを含む。
【0429】
[0458]条項252は、音声サービスが音声アシスタントを含む、条項232のデバイスを含む。
【0430】
[0459]条項253は、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに含む、条項232のデバイスを含む。
【0431】
[0460]条項254によれば、方法は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスがプロセッサの2つ以上のプロセッサコアのうちの第1のプロセッサコアから2つ以上のプロセッサコアのうちの第2のプロセッサコアに再割り当てされることを可能にするためのスケジューラの状態の変化を始動することと、ここにおいて、第2のプロセッサコアが、第1のプロセッサコアよりも高性能なプロセッサコアである、を含む。
【0432】
[0461]条項255は、音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、音声サービスと第2段キーワード検出器をバインドすることをさらに含み、ここにおいて、音声サービスのプロセスが、第2段キーワード検出器が第1のプロセッサコアから第2のプロセッサコアに再割り当てされていることに基づいて、第1のプロセッサコアから第2のプロセッサコアに再割り当てされる、条項254の方法を含む。
【0433】
[0462]条項256は、音声サービスのプロセスが、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めたことに基づいて、第1のプロセッサコアから第2のプロセッサコアに再割り当てされる、条項254の方法を含む。
【0434】
[0463]条項257は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、条項256の方法を含む。
【0435】
[0464]条項258は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項256の方法を含む。
【0436】
[0465]条項259は、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに含む、条項258の方法を含む。
【0437】
[0466]条項260は、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することをさらに含み、ここにおいて、音声サービスのプロセスが、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更したことに基づいて、第1のプロセッサコアから第2のプロセッサコアに再割り当てされる、条項254の方法を含む。
【0438】
[0467]条項261は、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに含む、条項260の方法を含む。
【0439】
[0468]条項262は、音声サービスをより高いスケジューリンググループに割り当てることをさらに含み、ここにおいて、音声サービスのプロセスが、音声サービスをより高いスケジューリンググループに割り当てたことに基づいて、第1のプロセッサコアから第2のプロセッサコアに再割り当てされる、条項254の方法を含む。
【0440】
[0469]条項263は、第2段キーワード検出器によってまたは音声サービスによってキーワード検出を確認することと、キーワード検出の確認に基づいて、音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに含む、条項254の方法を含む。
【0441】
[0470]条項264によれば、装置は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段と、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段と、ここにおいて、状態の変化が、音声サービスのプロセスがプロセッサの2つ以上のプロセッサコアのうちの第1のプロセッサコアから2つ以上のプロセッサコアのうちの第2のプロセッサコアに再割り当てされることを可能にし、ここにおいて、第2のプロセッサコアが、第1のプロセッサコアよりも高性能なプロセッサコアである、を含む。
【0442】
[0471]条項265は、取得するための手段と始動するための手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、条項264の装置を含む。
【0443】
[0472]条項266は、取得するための手段と始動するための手段とが、車両内に組み込まれた、条項264の装置を含む。
【0444】
[0473]条項267は、取得するための手段と始動するための手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、条項264の装置を含む。
【0445】
[0474]条項268は、取得するための手段と始動するための手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、条項264の装置を含む。
【0446】
[0475]条項269は、取得するための手段と始動するための手段とが、集積回路に含まれる、条項264の装置を含む。
【0447】
[0476]条項270によれば、命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスがプロセッサの2つ以上のプロセッサコアのうちの第1のプロセッサコアから2つ以上のプロセッサコアのうちの第2のプロセッサコアに再割り当てされることを可能にするためのスケジューラの状態の変化を始動することと、ここにおいて、第2のプロセッサコアが、第1のプロセッサコアよりも高性能なプロセッサコアである、を1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0448】
[0477]条項271によれば、デバイスは、キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成された第1のプロセッサと、2つ以上のプロセッサコアを含む第2のプロセッサとを含み、第2のプロセッサは、第1のプロセッサに結合され、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスを第1のスケジューリンググループから第2のスケジューリンググループに再割り当てするためのスケジューラの状態の変化を始動するように構成され、ここにおいて、第2のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスは、第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされない2つ以上のプロセッサコアのうちの少なくとも1つのプロセッサコア上で実行されることを可能にされる。
【0449】
[0478]条項272は、第2のプロセッサが、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、音声サービスと第2段キーワード検出器をバインドするようにさらに構成された、条項271のデバイスを含む。
【0450】
[0479]条項273は、第2のプロセッサが、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、条項272のデバイスを含む。
【0451】
[0480]条項274は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、条項273のデバイスを含む。
【0452】
[0481]条項275は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項273のデバイスを含む。
【0453】
[0482]条項276は、第2のプロセッサが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、条項275のデバイスを含む。
【0454】
[0483]条項277は、第2のスケジューリンググループが、第1のスケジューリンググループよりも高いスケジューリング優先度に関連付けられた、条項271のデバイスを含む。
【0455】
[0484]条項278は、第2のスケジューリンググループがフォアグラウンドアプリケーションに関連付けられ、第1のスケジューリンググループがバックグラウンドアプリケーションに関連付けられた、条項271のデバイスを含む。
【0456】
[0485]条項279は、第1のプロセッサが、デジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路であり、第2のプロセッサが、アプリケーションプロセッサである、条項271のデバイスを含む。
【0457】
[0486]条項280は、第2のプロセッサが、第2段キーワード検出器がキーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、音声サービスのプロセスを第1のスケジューリンググループに再割り当てするようにさらに構成された、条項271のデバイスを含む。
【0458】
[0487]条項281は、2つ以上のプロセッサコアが、第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされない1つまたは複数の予約済みプロセッサコアと、第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされる1つまたは複数の追加のプロセッサコアとを含む、条項271のデバイスを含む。
【0459】
[0488]条項282は、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での音声サービスのプロセスの実行が、1つまたは複数の追加のプロセッサコア上での音声サービスのプロセスの実行と比較して、音声サービスのレイテンシを低減する、条項281のデバイスを含む。
【0460】
[0489]条項283は、第2のスケジューリンググループがフォアグラウンドプロセスに関連付けられ、第1のスケジューリンググループがバックグラウンドプロセスに関連付けられた、条項271のデバイスを含む。
【0461】
[0490]条項284は、オーディオデータを生成するように、およびオーディオデータを第1のプロセッサに、第2のプロセッサに、またはその両方に提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに含む、条項271のデバイスを含む。
【0462】
[0491]条項285は、コンテキストデータを生成するように、およびコンテキストデータを音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに含む、条項271のデバイスを含む。
【0463】
[0492]条項286は、音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに含む、条項271のデバイスを含む。
【0464】
[0493]条項287は、音声サービスが音声アシスタントを含む、条項271のデバイスを含む。
【0465】
[0494]条項288は、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに含む、条項271のデバイスを含む。
【0466】
[0495]条項289によれば、方法は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスを第1のスケジューリンググループから第2のスケジューリンググループに再割り当てするためのスケジューラの状態の変化を始動することと、ここにおいて、第2のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが、第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされないプロセッサの少なくとも1つのプロセッサコア上で実行されることを可能にされる、を含む。
【0467】
[0496]条項290は、音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、音声サービスと第2段キーワード検出器をバインドすることをさらに含み、ここにおいて、音声サービスのプロセスが、第2段キーワード検出器が第1のスケジューリンググループから第2のスケジューリンググループに再割り当てされていることに基づいて、第1のスケジューリンググループから第2のスケジューリンググループに再割り当てされる、条項289の方法を含む。
【0468】
[0497]条項291は、音声サービスのプロセスが、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めたことに基づいて、第1のスケジューリンググループから第2のスケジューリンググループに再割り当てされる、条項289の方法を含む。
【0469】
[0498]条項292は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、条項291の方法を含む。
【0470】
[0499]条項293は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項291の方法を含む。
【0471】
[0500]条項294は、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに含む、条項293の方法を含む。
【0472】
[0501]条項295は、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することをさらに含み、ここにおいて、音声サービスのプロセスが、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更したことに基づいて、第1のスケジューリンググループから第2のスケジューリンググループに再割り当てされる、条項289の方法を含む。
【0473】
[0502]条項296は、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに含む、条項295の方法を含む。
【0474】
[0503]条項297は、第2段キーワード検出器によってまたは音声サービスによってキーワード検出を確認することと、キーワード検出の確認に基づいて、音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに含む、条項289の方法を含む。
【0475】
[0504]条項298によれば、装置は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段と、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段と、ここにおいて、状態の変化が、音声サービスのプロセスを第1のスケジューリンググループから第2のスケジューリンググループに再割り当てし、ここにおいて、第2のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが、第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされないプロセッサの少なくとも1つのプロセッサコア上で実行されることを可能にされる、を含む。
【0476】
[0505]条項299は、取得するための手段と始動するための手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、条項298の装置を含む。
【0477】
[0506]条項300は、取得するための手段と始動するための手段とが、車両内に組み込まれた、条項298の装置を含む。
【0478】
[0507]条項301は、取得するための手段と始動するための手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、条項298の装置を含む。
【0479】
[0508]条項302は、取得するための手段と始動するための手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、条項298の装置を含む。
【0480】
[0509]条項303は、取得するための手段と始動するための手段とが、集積回路に含まれる、条項298の装置を含む。
【0481】
[0510]条項304によれば、命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスを第1のスケジューリンググループから第2のスケジューリンググループに再割り当てするためのスケジューラの状態の変化を始動することと、ここにおいて、第2のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが、第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされないプロセッサの少なくとも1つのプロセッサコア上で実行されることを可能にされる、を1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0482】
[0511]条項305によれば、デバイスは、キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成された第1のプロセッサと、2つ以上のプロセッサコアを含む第2のプロセッサとを含み、第2のプロセッサは、第1のプロセッサに結合され、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスが2つ以上のプロセッサコアのうちの予約済みプロセッサコア上で実行されることを可能にするようにプロセスに関連するスケジューリングパラメータを設定するためのスケジューラの状態の変化を始動するように構成される。
【0483】
[0512]条項306は、第2のプロセッサが、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、音声サービスと第2段キーワード検出器をバインドするようにさらに構成された、条項305のデバイスを含む。
【0484】
[0513]条項307は、第2のプロセッサが、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めるようにさらに構成され、ここにおいて、音声サービスのプロセスに関連するスケジューリングパラメータが、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めたことに基づいて設定される、条項306のデバイスを含む。
【0485】
[0514]条項308は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、条項307のデバイスを含む。
【0486】
[0515]条項309は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項307のデバイスを含む。
【0487】
[0516]条項310は、第2のプロセッサが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、条項309のデバイスを含む。
【0488】
[0517]条項311は、第2のプロセッサが、キーワードが検出されたという第1のプロセッサからのインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのスケジューリング特権を高めるようにさらに構成され、ここにおいて、音声サービスのプロセスに関連するスケジューリングパラメータが、音声サービスのスケジューリング特権を高めたことに基づいて設定される、条項305のデバイスを含む。
【0489】
[0518]条項312は、音声サービスのスケジューリング特権を高めることが、音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、条項311のデバイスを含む。
【0490】
[0519]条項313は、音声サービスのスケジューリング特権を高めることが、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項311のデバイスを含む。
【0491】
[0520]条項314は、第2のプロセッサが、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、条項313のデバイスを含む。
【0492】
[0521]条項315は、第1のプロセッサが、デジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路であり、第2のプロセッサが、アプリケーションプロセッサである、条項305のデバイスを含む。
【0493】
[0522]条項316は、第2のプロセッサが、第2段キーワード検出器がキーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、音声サービスのプロセスが予約済みプロセッサコア上で実行されることを可能にしないために、プロセスに関連するスケジューリングパラメータをリセットするようにさらに構成された、条項305のデバイスを含む。
【0494】
[0523]条項317は、予約済みプロセッサコア上でプロセスを実行することにより、2つ以上のプロセッサコアのうちの1つまたは複数の追加のプロセッサコア上でプロセスを実行することと比較して、音声サービスのレイテンシが低減され、ここにおいて、1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、予約済みプロセッサコアでない、条項305のデバイスを含む。
【0495】
[0524]条項318は、スケジューラが、プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるためのプロセスを割り当てるように構成され、ここにおいて、1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でなく、およびここにおいて、スケジューリングパラメータが、プロセスのスケジューリンググループに関連付けられた、条項317のデバイスを含む。
【0496】
[0525]条項319は、スケジューラが、プロセスの第1のグループが1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように構成され、プロセスの第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応し、スケジューリングパラメータが、プロセスの優先度レベルに関連付けられた、条項317のデバイスを含む。
【0497】
[0526]条項320は、スケジューラが、フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するように構成され、スケジューリングパラメータが、プロセスがフォアグラウンドプロセスであるかバックグラウンドプロセスであるかを示す、条項317のデバイスを含む。
【0498】
[0527]条項321は、オーディオデータを生成するように、およびオーディオデータを第1のプロセッサに、第2のプロセッサに、またはその両方に提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに含む、条項305のデバイスを含む。
【0499】
[0528]条項322は、コンテキストデータを生成するように、およびコンテキストデータを音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに含む、条項305のデバイスを含む。
【0500】
[0529]条項323は、音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに含む、条項305のデバイスを含む。
【0501】
[0530]条項324は、音声サービスが音声アシスタントを含む、条項305のデバイスを含む。
【0502】
[0531]条項325は、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに含む、条項305のデバイスを含む。
【0503】
[0532]条項326によれば、方法は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスがプロセッサの予約済みプロセッサコア上で実行されることを可能にするようにプロセスに関連するスケジューリングパラメータを設定するためのスケジューラの状態の変化を始動することとを含む。
【0504】
[0533]条項327は、音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、音声サービスと第2段キーワード検出器をバインドすることをさらに含み、ここにおいて、音声サービスのプロセスに関連するスケジューリングパラメータが、第2段キーワード検出器のスケジューリングパラメータに基づいて設定される、条項326の方法を含む。
【0505】
[0534]条項328は、音声サービスのプロセスに関連するスケジューリングパラメータが、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めたことに基づく、条項326の方法を含む。
【0506】
[0535]条項329は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、条項328の方法を含む。
【0507】
[0536]条項330は、第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることが、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、条項328の方法を含む。
【0508】
[0537]条項331は、第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに含む、条項330の方法を含む。
【0509】
[0538]条項332は、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することをさらに含み、ここにおいて、音声サービスのプロセスに関連するスケジューリングパラメータが、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更したことに基づいて設定される、条項326の方法を含む。
【0510】
[0539]条項333は、音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに含む、条項332の方法を含む。
【0511】
[0540]条項334は、第2段キーワード検出器によってまたは音声サービスによってキーワード検出を確認することと、キーワード検出の確認に基づいて、音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに含む、条項326の方法を含む。
【0512】
[0541]条項335によれば、装置は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段と、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段と、ここにおいて、状態の変化が、音声サービスのプロセスがプロセッサの予約済みプロセッサコア上で実行されることを可能にするようにプロセスに関連するスケジューリングパラメータを設定する、を含む。
【0513】
[0542]条項336は、取得するための手段と始動するための手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、条項335の装置を含む。
【0514】
[0543]条項337は、取得するための手段と始動するための手段とが、車両内に組み込まれた、条項335の装置を含む。
【0515】
[0544]条項338は、取得するための手段と始動するための手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、条項335の装置を含む。
【0516】
[0545]条項339は、取得するための手段と始動するための手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、条項335の装置を含む。
【0517】
[0546]条項340は、取得するための手段と始動するための手段とが、集積回路に含まれる、条項335の装置を含む。
【0518】
[0547]条項341によれば、命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令は、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスがプロセッサの予約済みプロセッサコア上で実行されることを可能にするようにプロセスに関連するスケジューリングパラメータを設定するためのスケジューラの状態の変化を始動することとを1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0519】
[0548]開示される態様の上記の説明は、開示される態様を当業者が作成または使用することを可能にするために提供された。これらの態様への様々な修正は当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義された原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の態様に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書に示された態様に限定されることを意図されておらず、以下の特許請求の範囲によって定義されるような原理および新規な特徴に一致する可能な最も広い範囲を与えられるべきである。
【手続補正書】
【提出日】2023-09-15
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
デバイスであって、
第1段キーワード検出器と、
プロセッサとを備え、前記プロセッサは、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出を示す信号に基づいて、および前記キーワード検出の確認より前に、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化を始動する
ように構成された、デバイス。
【請求項2】
状態の前記変化を始動することは、前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることを含む、請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
状態の前記変化を始動することが、前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることを含む、請求項1に記載のデバイス。
【請求項4】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項3に記載のデバイス。
【請求項5】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項3に記載のデバイス。
【請求項6】
前記プロセッサが、前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、請求項5に記載のデバイス。
【請求項7】
状態の前記変化を始動することが、前記音声サービスのスケジューリング特権を高めることを含む、請求項1に記載のデバイス。
【請求項8】
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項7に記載のデバイス。
【請求項9】
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項7に記載のデバイス。
【請求項10】
前記プロセッサが、前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、請求項9に記載のデバイス。
【請求項11】
前記第1段キーワード検出器が、デジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路に対応するか、それを含むか、それの中に含まれるか、またはそれによって実行され、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、1つまたは複数のアプリケーションプロセッサのコアである、請求項1に記載のデバイス。
【請求項12】
前記プロセッサが、第2段キーワード検出器が前記キーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、状態の前記変化を反転させるようにさらに構成された、請求項1に記載のデバイス。
【請求項13】
前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアと、1つまたは複数の追加のプロセッサコアとをさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
【請求項14】
前記音声サービスが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にすることにより、前記音声サービスの実行を前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアに制限することと比較して、前記音声サービスのレイテンシが低減される、請求項13に記載のデバイス。
【請求項15】
プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるための前記プロセスを割り当てるように構成されたスケジューラをさらに備え、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、前記スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でない、請求項13に記載のデバイス。
【請求項16】
プロセスの第1のグループが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように構成されたスケジューラをさらに備え、プロセスの前記第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの前記第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応する、請求項13に記載のデバイス。
【請求項17】
フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するように構成されたスケジューラをさらに備える、請求項13に記載のデバイス。
【請求項18】
オーディオデータを生成するように、および前記オーディオデータを前記第1段キーワード検出器に、第2段キーワード検出器に、前記音声サービスに、またはそれらの任意の組合せに提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
【請求項19】
コンテキストデータを生成するように、および状態の前記変化に基づいて前記コンテキストデータを前記音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
【請求項20】
前記音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
【請求項21】
前記音声サービスが音声アシスタントを含む、請求項1に記載のデバイス。
【請求項22】
前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
【請求項23】
方法であって、
第1段キーワード検出器によって、キーワード検出を示す信号を生成することと、
前記キーワード検出を示す前記信号に基づいて、および前記キーワード検出の確認より前に、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化を始動することと
を備える、方法。
【請求項24】
状態の前記変化を始動することは、前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることを含む、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
状態の前記変化を始動することが、前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることを含む、請求項23に記載の方法。
【請求項26】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、請求項25に記載の方法。
【請求項28】
前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
装置であって、
キーワード検出を示す信号を生成するための手段と、
前記信号に基づいて、および前記キーワード検出の確認より前に、状態の変化を始動するための手段と、ここにおいて、状態の前記変化は、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にする、
を備える、装置。
【請求項30】
命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、
第1段キーワード検出器からキーワード検出を示す信号を取得することと、
前記キーワード検出を示す前記信号に基づいて、および前記キーワード検出の確認より前に、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化を始動することと
を1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0519
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0519】
[0548]開示される態様の上記の説明は、開示される態様を当業者が作成または使用することを可能にするために提供された。これらの態様への様々な修正は当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義された原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の態様に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書に示された態様に限定されることを意図されておらず、以下の特許請求の範囲によって定義されるような原理および新規な特徴に一致する可能な最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
デバイスであって、
第1段キーワード検出器と、
プロセッサとを備え、前記プロセッサは、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出を示す信号に基づいて、および前記キーワード検出の確認より前に、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化を始動する
ように構成された、デバイス。
[C2]
状態の前記変化を始動することは、前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることを含む、C1に記載のデバイス。
[C3]
状態の前記変化を始動することが、前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることを含む、C1に記載のデバイス。
[C4]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、C3に記載のデバイス。
[C5]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C3に記載のデバイス。
[C6]
前記プロセッサが、前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、C5に記載のデバイス。
[C7]
状態の前記変化を始動することが、前記音声サービスのスケジューリング特権を高めることを含む、C1に記載のデバイス。
[C8]
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、C7に記載のデバイス。
[C9]
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C7に記載のデバイス。
[C10]
前記プロセッサが、前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、C9に記載のデバイス。
[C11]
前記第1段キーワード検出器が、デジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路に対応するか、それを含むか、それの中に含まれるか、またはそれによって実行され、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、1つまたは複数のアプリケーションプロセッサのコアである、C1に記載のデバイス。
[C12]
前記プロセッサが、第2段キーワード検出器が前記キーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、状態の前記変化を反転させるようにさらに構成された、C1に記載のデバイス。
[C13]
前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアと、1つまたは複数の追加のプロセッサコアとをさらに備える、C1に記載のデバイス。
[C14]
前記音声サービスが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にすることにより、前記音声サービスの実行を前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアに制限することと比較して、前記音声サービスのレイテンシが低減される、C13に記載のデバイス。
[C15]
プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるための前記プロセスを割り当てるように構成されたスケジューラをさらに備え、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、前記スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でない、C13に記載のデバイス。
[C16]
プロセスの第1のグループが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように構成されたスケジューラをさらに備え、プロセスの前記第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの前記第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応する、C13に記載のデバイス。
[C17]
フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するように構成されたスケジューラをさらに備える、C13に記載のデバイス。
[C18]
オーディオデータを生成するように、および前記オーディオデータを前記第1段キーワード検出器に、第2段キーワード検出器に、前記音声サービスに、またはそれらの任意の組合せに提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに備える、C1に記載のデバイス。
[C19]
コンテキストデータを生成するように、および状態の前記変化に基づいて前記コンテキストデータを前記音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに備える、C1に記載のデバイス。
[C20]
前記音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、C1に記載のデバイス。
[C21]
前記音声サービスが音声アシスタントを含む、C1に記載のデバイス。
[C22]
前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに備える、C1に記載のデバイス。
[C23]
方法であって、
第1段キーワード検出器によって、キーワード検出を示す信号を生成することと、
前記キーワード検出を示す前記信号に基づいて、および前記キーワード検出の確認より前に、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化を始動することと
を備える、方法。
[C24]
状態の前記変化を始動することは、前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることを含む、C23に記載の方法。
[C25]
状態の前記変化を始動することが、前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めることを含む、C23に記載の方法。
[C26]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、C25に記載の方法。
[C27]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C25に記載の方法。
[C28]
前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、C27に記載の方法。
[C29]
状態の前記変化を始動することが、前記音声サービスのスケジューリング特権を高めることを含む、C23に記載の方法。
[C30]
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、C29に記載の方法。
[C31]
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C29に記載の方法。
[C32]
前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、C31に記載の方法。
[C33]
前記音声サービスをスケジューリンググループに割り当てることをさらに備え、前記音声サービスは、前記スケジューリンググループが前記音声サービスに関連付けられることに基づいて、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、C23に記載の方法。
[C34]
スケジューリンググループに対する前記音声サービスに優先度レベルを割り当てることをさらに備え、前記音声サービスは、前記優先度レベルがしきい値優先度レベルを満たすことに基づいて、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、C23に記載の方法。
[C35]
前記音声サービスをフォアグラウンドアプリケーションとして指定することをさらに備え、前記音声サービスは、前記音声サービスがフォアグラウンドアプリケーションを指定されていることに基づいて、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、C23に記載の方法。
[C36]
第2段キーワード検出器によってまたは前記音声サービスによって前記キーワード検出を確認することと、前記キーワード検出の確認に基づいて、前記音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに備える、C23に記載の方法。
[C37]
装置であって、
キーワード検出を示す信号を生成するための手段と、
前記信号に基づいて、および前記キーワード検出の確認より前に、状態の変化を始動するための手段と、ここにおいて、状態の前記変化は、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にする、
を備える、装置。
[C38]
生成するための前記手段と始動するための前記手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、C37に記載の装置。
[C39]
生成するための前記手段と始動するための前記手段とが、車両内に組み込まれた、C37に記載の装置。
[C40]
生成するための前記手段と始動するための前記手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、C37に記載の装置。
[C41]
生成するための前記手段と始動するための前記手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、C37に記載の装置。
[C42]
生成するための前記手段と始動するための前記手段とが、集積回路に含まれる、C37に記載の装置。
[C43]
命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、
第1段キーワード検出器からキーワード検出を示す信号を取得することと、
前記キーワード検出を示す前記信号に基づいて、および前記キーワード検出の確認より前に、低電力モードにある音声サービスが1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることを可能にするための状態の変化を始動することと
を1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
[C44]
デバイスであって、
2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するようにスケジューラを実行するように構成されたプロセッサを備え、ここにおいて、前記スケジューラは、
第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信することと、
前記インジケーションに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために低電力モードにある音声サービスのプロセスをスケジュールすることと
を行うように構成された、デバイス。
[C45]
前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために前記音声サービスの前記プロセスをスケジュールすることは、前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることを含む、C44に記載のデバイス。
[C46]
前記プロセッサが、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、C44に記載のデバイス。
[C47]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、C46に記載のデバイス。
[C48]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C46に記載のデバイス。
[C49]
前記プロセッサが、前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、C48に記載のデバイス。
[C50]
前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために前記音声サービスの前記プロセスをスケジュールすることが、前記音声サービスのスケジューリング特権を高めることを含む、C44に記載のデバイス。
[C51]
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、C50に記載のデバイス。
[C52]
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C50に記載のデバイス。
[C53]
前記プロセッサが、前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、C52に記載のデバイス。
[C54]
前記第1段キーワード検出器を含むデジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路と、前記2つ以上のプロセッサコアを含む1つまたは複数のアプリケーションプロセッサとをさらに備える、C44に記載のデバイス。
[C55]
前記インジケーションに基づいて、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに備える、C44に記載のデバイス。
[C56]
前記2つ以上のプロセッサコアが、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアと、1つまたは複数の追加のプロセッサコアとを含む、C44に記載のデバイス。
[C57]
前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために前記音声サービスの前記プロセスをスケジュールすることにより、前記音声サービスの実行を前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアに制限することと比較して、前記音声サービスのレイテンシが低減される、C56に記載のデバイス。
[C58]
前記スケジューラが、プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるための前記プロセスを割り当てるようにさらに構成され、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、前記スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でない、C56に記載のデバイス。
[C59]
前記スケジューラは、プロセスの第1のグループが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするようにさらに構成され、プロセスの前記第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの前記第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応する、C56に記載のデバイス。
[C60]
前記スケジューラは、フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するようにさらに構成された、C56に記載のデバイス。
[C61]
オーディオデータを生成するように、および前記オーディオデータを前記第1段キーワード検出器に、第2段キーワード検出器に、前記音声サービスに、またはそれらの任意の組合せに提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに備える、C44に記載のデバイス。
[C62]
コンテキストデータを生成するように、および前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での前記音声サービスの実行に基づいて前記コンテキストデータを前記音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに備える、C44に記載のデバイス。
[C63]
前記音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、C44に記載のデバイス。
[C64]
前記音声サービスが音声アシスタントを含む、C44に記載のデバイス。
[C65]
キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに備える、C44に記載のデバイス。
[C66]
方法であって、
第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信することと、
前記インジケーションに基づいて、2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するスケジューラにおいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために低電力モードにある音声サービスのプロセスをスケジュールすることと
を備える、方法。
[C67]
前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることをさらに備え、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスは、前記第2段キーワード検出器が1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされていることに基づいて、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、C66に記載の方法。
[C68]
前記音声サービスの前記プロセスが、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めたことに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、C66に記載の方法。
[C69]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、C68に記載の方法。
[C70]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C68に記載の方法。
[C71]
前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、C70に記載の方法。
[C72]
前記音声サービスの前記プロセスが、前記音声サービスのスケジューリング特権を高めたことに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、C66に記載の方法。
[C73]
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、C72に記載の方法。
[C74]
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C72に記載の方法。
[C75]
前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、C74に記載の方法。
[C76]
前記音声サービスをスケジューリンググループに割り当てることをさらに備え、前記音声サービスの前記プロセスは、前記スケジューリンググループが前記音声サービスに関連付けられることに基づいて、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、C66に記載の方法。
[C77]
前記音声サービスに優先度レベルを割り当てることをさらに備え、前記音声サービスの前記プロセスは、前記優先度レベルがしきい値優先度レベルを満たすことに基づいて、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、C66に記載の方法。
[C78]
前記音声サービスをフォアグラウンドアプリケーションとして指定することをさらに備え、前記音声サービスの前記プロセスは、前記音声サービスがフォアグラウンドアプリケーションを指定されていることに基づいて、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされる、C66に記載の方法。
[C79]
第2段キーワード検出器によってまたは前記音声サービスによってキーワード検出を確認することと、キーワード検出の確認に基づいて、前記音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに備える、C66に記載の方法。
[C80]
装置であって、
第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信するための手段と、
2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するための手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段が、前記インジケーションに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために低電力モードにある音声サービスのプロセスをスケジュールするように構成された、
を備える、装置。
[C81]
受信するための前記手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、C80に記載の装置。
[C82]
受信するための前記手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段とが、車両内に組み込まれた、C80に記載の装置。
[C83]
受信するための前記手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、C80に記載の装置。
[C84]
受信するための前記手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、C80に記載の装置。
[C85]
受信するための前記手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段とが、集積回路に含まれる、C80に記載の装置。
[C86]
命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、
第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを取得することと、
前記インジケーションに基づいて、2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するスケジューラにおいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために低電力モードにある音声サービスのプロセスをスケジュールすることと
を1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
[C87]
デバイスであって、
2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するようにスケジューラを実行するように構成されたプロセッサを備え、ここにおいて、前記スケジューラは、
第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信することと、
前記インジケーションに基づいて、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めることと
を行うように構成された、デバイス。
[C88]
前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度を高めることは、前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることを含む、C87に記載のデバイス。
[C89]
前記プロセッサが、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、C87に記載のデバイス。
[C90]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、C89に記載のデバイス。
[C91]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C89に記載のデバイス。
[C92]
前記プロセッサが、前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、C91に記載のデバイス。
[C93]
前記音声サービスの前記優先度を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C87に記載のデバイス。
[C94]
前記プロセッサが、前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、C93に記載のデバイス。
[C95]
前記第1段キーワード検出器を含むデジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路と、前記2つ以上のプロセッサコアを含む1つまたは複数のアプリケーションプロセッサとをさらに備える、C87に記載のデバイス。
[C96]
前記インジケーションに基づいて、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに備える、C87に記載のデバイス。
[C97]
前記プロセッサは、前記第2段キーワード検出器が前記キーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、前記音声サービスの前記優先度の高さを反転させるようにさらに構成された、C96に記載のデバイス。
[C98]
前記2つ以上のプロセッサコアが、1つまたは複数の予約済みプロセッサコアと、1つまたは複数の追加のプロセッサコアとを含む、C87に記載のデバイス。
[C99]
前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度を高めることにより、前記プロセスが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のためにスケジュールされることが可能になり、それにより、前記音声サービスの実行を前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアに制限することと比較して、前記音声サービスのレイテンシが低減する、C98に記載のデバイス。
[C100]
前記スケジューラが、プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるための前記プロセスを割り当てるようにさらに構成され、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、前記スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でない、C98に記載のデバイス。
[C101]
前記スケジューラは、プロセスの第1のグループが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするようにさらに構成され、プロセスの前記第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの前記第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応する、C98に記載のデバイス。
[C102]
前記スケジューラは、フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するようにさらに構成された、C98に記載のデバイス。
[C103]
オーディオデータを生成するように、および前記オーディオデータを前記第1段キーワード検出器に、第2段キーワード検出器に、前記音声サービスに、またはそれらの任意の組合せに提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに備える、C87に記載のデバイス。
[C104]
コンテキストデータを生成するように、および前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度の高さに基づいて前記コンテキストデータを前記音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに備える、C87に記載のデバイス。
[C105]
前記音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、C87に記載のデバイス。
[C106]
前記音声サービスが音声アシスタントを含む、C87に記載のデバイス。
[C107]
キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに備える、C87に記載のデバイス。
[C108]
方法であって、
2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するスケジューラにおいて、第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信することと、
前記インジケーションに基づいて、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めることと
を備える、方法。
[C109]
前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることをさらに備え、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度が、前記第2段キーワード検出器に割り当てられた優先度に基づく、C108に記載の方法。
[C110]
前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度が、キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器の優先度を高めたことに基づいて高められる、C108に記載の方法。
[C111]
前記第2段キーワード検出器の前記優先度を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C110に記載の方法。
[C112]
前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、C111に記載の方法。
[C113]
前記音声サービスの前記プロセスの前記優先度を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C108に記載の方法。
[C114]
前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、C113に記載の方法。
[C115]
前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度を高めることが、前記プロセスを特定のスケジューリンググループに割り当てることを含む、C108に記載の方法。
[C116]
第2段キーワード検出器によってまたは前記音声サービスによってキーワード検出を確認することと、キーワード検出の確認に基づいて、前記音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに備える、C108に記載の方法。
[C117]
装置であって、
第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを受信するための手段と、
2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するための手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段が、前記インジケーションに基づいて、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めるように構成された、
を備える、装置。
[C118]
受信するための前記手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、C117に記載の装置。
[C119]
受信するための前記手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段とが、車両内に組み込まれた、C117に記載の装置。
[C120]
受信するための前記手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、C117に記載の装置。
[C121]
受信するための前記手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、C117に記載の装置。
[C122]
受信するための前記手段と、プロセスの割当てを管理するための前記手段とが、集積回路に含まれる、C117に記載の装置。
[C123]
命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、
第1段キーワード検出器がキーワードを検出したというインジケーションを取得することと、
前記インジケーションに基づいて、2つ以上のプロセッサコアへのプロセスの割当てを管理するスケジューラにおいて、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めることと
を1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
[C124]
デバイスであって、
キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成された第1のプロセッサと、
2つ以上のプロセッサコアを含む第2のプロセッサとを備え、前記第2のプロセッサは、前記第1のプロセッサに結合され、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、
前記第2のプロセッサをアイドル状態から起動状態に遷移させることと、
キーワード検出の確認より前に、音声サービスを始動することと
を行うように構成された、デバイス。
[C125]
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドするようにさらに構成された、C124に記載のデバイス。
[C126]
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、C125に記載のデバイス。
[C127]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、C126に記載のデバイス。
[C128]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C126に記載のデバイス。
[C129]
前記第2のプロセッサが、前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、C128に記載のデバイス。
[C130]
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記音声サービスのスケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、C124に記載のデバイス。
[C131]
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、C130に記載のデバイス。
[C132]
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C130に記載のデバイス。
[C133]
前記第2のプロセッサが、前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、C132に記載のデバイス。
[C134]
前記第1のプロセッサが、デジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路であり、前記第2のプロセッサが、アプリケーションプロセッサである、C124に記載のデバイス。
[C135]
前記第2のプロセッサは、第2段キーワード検出器が前記キーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、前記音声サービスを停止するようにさらに構成された、C124に記載のデバイス。
[C136]
前記2つ以上のプロセッサコアが、1つまたは複数の予約済みプロセッサコアと、1つまたは複数の追加のプロセッサコアとを含み、特定のプロセッサコアにおいて実行されるためのプロセスを割り当てるように構成されたスケジューラをさらに備える、C124に記載のデバイス。
[C137]
前記音声サービスを始動することは、前記音声サービスの1つまたは複数のプロセスの実行を前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアに制限することと比較して、前記音声サービスのレイテンシを低減する、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために前記音声サービスの前記1つまたは複数のプロセスをスケジュールすることを含む、C136に記載のデバイス。
[C138]
前記スケジューラが、プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるための前記プロセスを割り当てるように構成され、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、前記スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でない、C137に記載のデバイス。
[C139]
前記スケジューラは、プロセスの第1のグループが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように構成され、プロセスの前記第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの前記第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応する、C137に記載のデバイス。
[C140]
前記スケジューラは、フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するように構成された、C137に記載のデバイス。
[C141]
オーディオデータを生成するように、および前記オーディオデータを前記第1のプロセッサに、前記第2のプロセッサに、またはその両方に提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに備える、C124に記載のデバイス。
[C142]
コンテキストデータを生成するように、および前記コンテキストデータを前記音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに備える、C124に記載のデバイス。
[C143]
前記音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、C124に記載のデバイス。
[C144]
前記音声サービスが音声アシスタントを含む、C124に記載のデバイス。
[C145]
前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに備える、C124に記載のデバイス。
[C146]
方法であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、
プロセッサをアイドル状態から起動状態に遷移させることと、
音声サービスを始動することと
を備える、方法。
[C147]
前記音声サービスが、前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めたことに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために始動される、C146に記載の方法。
[C148]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、C147に記載の方法。
[C149]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C147に記載の方法。
[C150]
前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、C149に記載の方法。
[C151]
前記音声サービスをスケジューリンググループに割り当てることをさらに備え、前記音声サービスは、前記スケジューリンググループが前記音声サービスに関連付けられることに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために始動される、C146に記載の方法。
[C152]
前記音声サービスに優先度レベルを割り当てることをさらに備え、前記音声サービスは、前記優先度レベルがしきい値優先度レベルを満たすことに基づいて、1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために始動される、C146に記載の方法。
[C153]
前記音声サービスをフォアグラウンドアプリケーションとして指定することをさらに備え、前記音声サービスは、前記音声サービスがフォアグラウンドアプリケーションを指定されていることに基づいて、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために始動される、C146に記載の方法。
[C154]
第2段キーワード検出器によってまたは前記音声サービスによって前記キーワード検出を確認することと、前記キーワード検出の確認に基づいて、前記音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに備える、C146に記載の方法。
[C155]
装置であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段と、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、プロセッサをアイドル状態から起動状態に遷移させるための手段と、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、音声サービスを始動するための手段と
を備える、装置。
[C156]
取得するための前記手段と、遷移させるための前記手段と、始動するための前記手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、C155に記載の装置。
[C157]
取得するための前記手段と、遷移させるための前記手段と、始動するための前記手段とが、車両内に組み込まれた、C155に記載の装置。
[C158]
取得するための前記手段と、遷移させるための前記手段と、始動するための前記手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、C155に記載の装置。
[C159]
取得するための前記手段と、遷移させるための前記手段と、始動するための前記手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、C155に記載の装置。
[C160]
取得するための前記手段と、遷移させるための前記手段と、始動するための前記手段とが、集積回路に含まれる、C155に記載の装置。
[C161]
命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令が、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、
プロセッサをアイドル状態から起動状態に遷移させることと、
音声サービスを始動することと
を1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
[C162]
デバイスであって、
キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成された第1のプロセッサと、
2つ以上のプロセッサコアを含む第2のプロセッサとを備え、前記第2のプロセッサは、前記第1のプロセッサに結合され、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めるようにスケジューラの状態の変化を始動するように構成された、
デバイス。
[C163]
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドするようにさらに構成された、C162に記載のデバイス。
[C164]
前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度を高めるように前記スケジューラの状態の前記変化を始動することが、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドした後に、前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることを含む、C163に記載のデバイス。
[C165]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、C164に記載のデバイス。
[C166]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C164に記載のデバイス。
[C167]
前記第2のプロセッサが、前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、C166に記載のデバイス。
[C168]
前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度を高めることが、前記音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、C162に記載のデバイス。
[C169]
前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C162に記載のデバイス。
[C170]
前記第2のプロセッサが、前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、C169に記載のデバイス。
[C171]
前記第1のプロセッサが、デジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路であり、前記第2のプロセッサが、アプリケーションプロセッサである、C162に記載のデバイス。
[C172]
前記第2のプロセッサは、第2段キーワード検出器が前記キーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度を低減するようにさらに構成された、C162に記載のデバイス。
[C173]
前記2つ以上のプロセッサコアが、1つまたは複数の予約済みプロセッサコアと、1つまたは複数の追加のプロセッサコアとを含み、前記スケジューラが、特定のプロセッサコアにおいて実行されるためのプロセスを割り当てるように構成された、C162に記載のデバイス。
[C174]
前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度を高めることは、前記音声サービスの前記プロセスの実行を前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアに制限することと比較して、前記音声サービスのレイテンシを低減する、前記スケジューラが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために前記音声サービスの前記プロセスをスケジュールすることを可能にすることを含む、C173に記載のデバイス。
[C175]
前記スケジューラが、プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるための前記プロセスを割り当てるように構成され、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、前記スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でない、C174に記載のデバイス。
[C176]
前記スケジューラは、プロセスの第1のグループが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように構成され、プロセスの前記第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの前記第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応する、C174に記載のデバイス。
[C177]
前記スケジューラは、フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するように構成された、C174に記載のデバイス。
[C178]
オーディオデータを生成するように、および前記オーディオデータを前記第1のプロセッサに、前記第2のプロセッサに、またはその両方に提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに備える、C162に記載のデバイス。
[C179]
コンテキストデータを生成するように、および前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度に基づいて前記コンテキストデータを前記音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに備える、C162に記載のデバイス。
[C180]
前記音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、C162に記載のデバイス。
[C181]
前記音声サービスが音声アシスタントを含む、C162に記載のデバイス。
[C182]
前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに備える、C162に記載のデバイス。
[C183]
方法であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めるようにスケジューラの状態の変化を始動することと
を備える、方法。
[C184]
前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることをさらに備え、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度は、前記第2段キーワード検出器に割り当てられた優先度が高められていることに基づいて高められる、C183に記載の方法。
[C185]
前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度が、前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めたことに基づいて高められる、C183に記載の方法。
[C186]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、C185に記載の方法。
[C187]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C185に記載の方法。
[C188]
前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、C187に記載の方法。
[C189]
前記音声サービスの前記プロセスの前記優先度を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C183に記載の方法。
[C190]
前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、C189に記載の方法。
[C191]
前記音声サービスの前記プロセスに割り当てられた前記優先度を高めることが、前記音声サービスをより高いスケジューリンググループに割り当てることを含む、C183に記載の方法。
[C192]
第2段キーワード検出器によってまたは前記音声サービスによって前記キーワード検出を確認することと、前記キーワード検出の確認に基づいて、前記音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに備える、C183に記載の方法。
[C193]
装置であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段と、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段と、ここにおいて、状態の前記変化が、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高める、
を備える、装置。
[C194]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、C193に記載の装置。
[C195]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、車両内に組み込まれた、C193に記載の装置。
[C196]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、C193に記載の装置。
[C197]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、C193に記載の装置。
[C198]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、集積回路に含まれる、C193に記載の装置。
[C199]
命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令が、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスに割り当てられた優先度を高めるようにスケジューラの状態の変化を始動することと
を1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
[C200]
デバイスであって、
キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成された第1のプロセッサと、
2つ以上のプロセッサコアを含む第2のプロセッサとを備え、前記第2のプロセッサは、前記第1のプロセッサに結合され、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスをバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動させるようにスケジューラの状態の変化を始動するように構成された、
デバイス。
[C201]
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドするようにさらに構成され、前記音声サービスの前記プロセスが、前記第2段キーワード検出器をフォアグラウンドアプリケーションに指定したことに基づいて、前記バックグラウンドタスクから前記フォアグラウンドタスクに移動される、C200に記載のデバイス。
[C202]
前記第2のプロセッサが、前記第2段キーワード検出器をフォアグラウンドアプリケーションとして指定することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、C201に記載のデバイス。
[C203]
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記音声サービスのスケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、C200に記載のデバイス。
[C204]
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、C203に記載のデバイス。
[C205]
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C204に記載のデバイス。
[C206]
前記第2のプロセッサが、前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、C205に記載のデバイス。
[C207]
前記第1のプロセッサが、デジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路であり、前記第2のプロセッサが、アプリケーションプロセッサである、C200に記載のデバイス。
[C208]
前記第2のプロセッサは、第2段キーワード検出器が前記キーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、前記音声サービスを停止するようにさらに構成された、C200に記載のデバイス。
[C209]
前記2つ以上のプロセッサコアが、1つまたは複数の予約済みプロセッサコアと、1つまたは複数の追加のプロセッサコアとを含み、特定のプロセッサコアにおいて実行されるためのプロセスを割り当てるように構成された前記スケジューラをさらに備える、C200に記載のデバイス。
[C210]
前記音声サービスの前記プロセスを前記バックグラウンドタスクから前記フォアグラウンドタスクに移動させることは、前記音声サービスの前記1つまたは複数のプロセスの実行を前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアに制限することと比較して、前記音声サービスのレイテンシを低減する、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での実行のために前記音声サービスの1つまたは複数のプロセスをスケジュールすることを含む、C209に記載のデバイス。
[C211]
前記スケジューラが、プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるための前記プロセスを割り当てるように構成され、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、前記スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でない、C210に記載のデバイス。
[C212]
前記スケジューラは、プロセスの第1のグループが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように構成され、プロセスの前記第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの前記第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応する、C210に記載のデバイス。
[C213]
前記スケジューラは、フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するように構成された、C210に記載のデバイス。
[C214]
オーディオデータを生成するように、および前記オーディオデータを前記第1のプロセッサに、前記第2のプロセッサに、またはその両方に提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに備える、C200に記載のデバイス。
[C215]
コンテキストデータを生成するように、および前記音声サービスの前記プロセスが前記フォアグラウンドタスクを指定されていることに基づいて、前記コンテキストデータを前記プロセスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに備える、C200に記載のデバイス。
[C216]
前記音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、C200に記載のデバイス。
[C217]
前記音声サービスが音声アシスタントを含む、C200に記載のデバイス。
[C218]
前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに備える、C200に記載のデバイス。
[C219]
方法であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスをバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動させるようにスケジューラの状態の変化を始動することと
を備える、方法。
[C220]
前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることをさらに備え、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスは、前記第2段キーワード検出器がバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動されていることに基づいて、前記バックグラウンドタスクから前記フォアグラウンドタスクに移動される、C219に記載の方法。
[C221]
前記音声サービスの前記プロセスが、前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めたことに基づいて、前記バックグラウンドタスクから前記フォアグラウンドタスクに移動される、C219に記載の方法。
[C222]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、C221に記載の方法。
[C223]
前記音声サービスの前記プロセスを前記バックグラウンドタスクから前記フォアグラウンドタスクに移動させることに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、C219に記載の方法。
[C224]
第2段キーワード検出器によってまたは前記音声サービスによって前記キーワード検出を確認することと、前記キーワード検出の確認に基づいて、前記音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに備える、C219に記載の方法。
[C225]
装置であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段と、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段と、ここにおいて、状態の前記変化が、音声サービスのプロセスをバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動させる、
を備える、装置。
[C226]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、C225に記載の装置。
[C227]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、車両内に組み込まれた、C225に記載の装置。
[C228]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、C225に記載の装置。
[C229]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、C225に記載の装置。
[C230]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、集積回路に含まれる、C225に記載の装置。
[C231]
命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令が、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスをバックグラウンドタスクからフォアグラウンドタスクに移動させるようにスケジューラの状態の変化を始動することと
を1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
[C232]
デバイスであって、
キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成された第1のプロセッサと、
2つ以上のプロセッサコアを含む第2のプロセッサとを備え、前記第2のプロセッサは、前記第1のプロセッサに結合され、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスが前記2つ以上のプロセッサコアのうちの第1のプロセッサコアから前記2つ以上のプロセッサコアのうちの第2のプロセッサコアに再割り当てされることを可能にするためのスケジューラの状態の変化を始動するように構成され、ここにおいて、前記第2のプロセッサコアが、前記第1のプロセッサコアよりも高性能なプロセッサコアである、
デバイス。
[C233]
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドするようにさらに構成された、C232に記載のデバイス。
[C234]
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、C233に記載のデバイス。
[C235]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、C234に記載のデバイス。
[C236]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C234に記載のデバイス。
[C237]
前記第2のプロセッサが、前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、C236に記載のデバイス。
[C238]
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記音声サービスのスケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、C232に記載のデバイス。
[C239]
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、C238に記載のデバイス。
[C240]
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C238に記載のデバイス。
[C241]
前記第2のプロセッサが、前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、C240に記載のデバイス。
[C242]
前記第1のプロセッサが、デジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路であり、前記第2のプロセッサが、アプリケーションプロセッサである、C232に記載のデバイス。
[C243]
前記第2のプロセッサは、第2段キーワード検出器が前記キーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、前記音声サービスの前記プロセスを前記第2のプロセッサコアから前記第1のプロセッサコアに再割り当てするようにさらに構成された、C232に記載のデバイス。
[C244]
前記2つ以上のプロセッサコアが、前記第2のプロセッサコアを含む1つまたは複数の予約済みプロセッサコアを含み、前記2つ以上のプロセッサコアが、前記第1のプロセッサコアを含む1つまたは複数の追加のプロセッサコアを含み、特定のプロセッサコアにおいて実行されるためのプロセスを割り当てるように構成された前記スケジューラをさらに備える、C232に記載のデバイス。
[C245]
前記音声サービスの前記プロセスが前記第2のプロセッサコアに再割り当てされることを可能にすることにより、前記音声サービスの前記プロセスの実行を前記第1のプロセッサコアに制限することと比較して、前記音声サービスのレイテンシが低減される、C244に記載のデバイス。
[C246]
前記スケジューラが、プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるための前記プロセスを割り当てるように構成され、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、前記スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でない、C245に記載のデバイス。
[C247]
前記スケジューラは、プロセスの第1のグループが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように構成され、プロセスの前記第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの前記第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応する、C245に記載のデバイス。
[C248]
前記スケジューラは、フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するように構成された、C245に記載のデバイス。
[C249]
オーディオデータを生成するように、および前記オーディオデータを前記第1のプロセッサに、前記第2のプロセッサに、またはその両方に提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに備える、C232に記載のデバイス。
[C250]
コンテキストデータを生成するように、および前記コンテキストデータを前記音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに備える、C232に記載のデバイス。
[C251]
前記音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、C232に記載のデバイス。
[C252]
前記音声サービスが音声アシスタントを含む、C232に記載のデバイス。
[C253]
前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに備える、C232に記載のデバイス。
[C254]
方法であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスがプロセッサの2つ以上のプロセッサコアのうちの第1のプロセッサコアから前記2つ以上のプロセッサコアのうちの第2のプロセッサコアに再割り当てされることを可能にするためのスケジューラの状態の変化を始動することと、ここにおいて、前記第2のプロセッサコアが、前記第1のプロセッサコアよりも高性能なプロセッサコアである、
を備える、方法。
[C255]
前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることをさらに備え、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスは、前記第2段キーワード検出器が前記第1のプロセッサコアから前記第2のプロセッサコアに再割り当てされていることに基づいて、前記第1のプロセッサコアから前記第2のプロセッサコアに再割り当てされる、C254に記載の方法。
[C256]
前記音声サービスの前記プロセスが、前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めたことに基づいて、前記第1のプロセッサコアから前記第2のプロセッサコアに再割り当てされる、C254に記載の方法。
[C257]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、C256に記載の方法。
[C258]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C256に記載の方法。
[C259]
前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、C258に記載の方法。
[C260]
前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することをさらに備え、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスが、前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更したことに基づいて、前記第1のプロセッサコアから前記第2のプロセッサコアに再割り当てされる、C254に記載の方法。
[C261]
前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、C260に記載の方法。
[C262]
前記音声サービスをより高いスケジューリンググループに割り当てることをさらに備え、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスが、前記音声サービスを前記より高いスケジューリンググループに割り当てたことに基づいて、前記第1のプロセッサコアから前記第2のプロセッサコアに再割り当てされる、C254に記載の方法。
[C263]
第2段キーワード検出器によってまたは前記音声サービスによって前記キーワード検出を確認することと、前記キーワード検出の確認に基づいて、前記音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに備える、C254に記載の方法。
[C264]
装置であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段と、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段と、ここにおいて、状態の前記変化は、音声サービスのプロセスがプロセッサの2つ以上のプロセッサコアのうちの第1のプロセッサコアから前記2つ以上のプロセッサコアのうちの第2のプロセッサコアに再割り当てされることを可能にし、ここにおいて、前記第2のプロセッサコアが、前記第1のプロセッサコアよりも高性能なプロセッサコアである、
を備える、装置。
[C265]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、C264に記載の装置。
[C266]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、車両内に組み込まれた、C264に記載の装置。
[C267]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、C264に記載の装置。
[C268]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、C264に記載の装置。
[C269]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、集積回路に含まれる、C264に記載の装置。
[C270]
命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスがプロセッサの2つ以上のプロセッサコアのうちの第1のプロセッサコアから前記2つ以上のプロセッサコアのうちの第2のプロセッサコアに再割り当てされることを可能にするためのスケジューラの状態の変化を始動することと、ここにおいて、前記第2のプロセッサコアが、前記第1のプロセッサコアよりも高性能なプロセッサコアである、
を1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
[C271]
デバイスであって、
キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成された第1のプロセッサと、
2つ以上のプロセッサコアを含む第2のプロセッサとを備え、前記第2のプロセッサは、前記第1のプロセッサに結合され、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスを第1のスケジューリンググループから第2のスケジューリンググループに再割り当てするためのスケジューラの状態の変化を始動するように構成され、ここにおいて、前記第2のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスは、前記第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされない前記2つ以上のプロセッサコアのうちの少なくとも1つのプロセッサコア上で実行されることを可能にされる、
デバイス。
[C272]
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドするようにさらに構成された、C271に記載のデバイス。
[C273]
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めるようにさらに構成された、C272に記載のデバイス。
[C274]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、C273に記載のデバイス。
[C275]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C273に記載のデバイス。
[C276]
前記第2のプロセッサが、前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、C275に記載のデバイス。
[C277]
前記第2のスケジューリンググループが、前記第1のスケジューリンググループよりも高いスケジューリング優先度に関連付けられた、C271に記載のデバイス。
[C278]
前記第2のスケジューリンググループがフォアグラウンドアプリケーションに関連付けられ、前記第1のスケジューリンググループがバックグラウンドアプリケーションに関連付けられた、C271に記載のデバイス。
[C279]
前記第1のプロセッサが、デジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路であり、前記第2のプロセッサが、アプリケーションプロセッサである、C271に記載のデバイス。
[C280]
前記第2のプロセッサは、第2段キーワード検出器が前記キーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、前記音声サービスの前記プロセスを前記第1のスケジューリンググループに再割り当てするようにさらに構成された、C271に記載のデバイス。
[C281]
前記2つ以上のプロセッサコアは、前記第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされない1つまたは複数の予約済みプロセッサコアと、前記第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされる1つまたは複数の追加のプロセッサコアとを含む、C271に記載のデバイス。
[C282]
前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコア上での前記音声サービスの前記プロセスの実行が、前記1つまたは複数の追加のプロセッサコア上での前記音声サービスの前記プロセスの実行と比較して、前記音声サービスのレイテンシを低減する、C281に記載のデバイス。
[C283]
前記第2のスケジューリンググループがフォアグラウンドプロセスに関連付けられ、前記第1のスケジューリンググループがバックグラウンドプロセスに関連付けられた、C271に記載のデバイス。
[C284]
オーディオデータを生成するように、および前記オーディオデータを前記第1のプロセッサに、前記第2のプロセッサに、またはその両方に提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに備える、C271に記載のデバイス。
[C285]
コンテキストデータを生成するように、および前記コンテキストデータを前記音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに備える、C271に記載のデバイス。
[C286]
前記音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、C271に記載のデバイス。
[C287]
前記音声サービスが音声アシスタントを含む、C271に記載のデバイス。
[C288]
前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに備える、C271に記載のデバイス。
[C289]
方法であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスを第1のスケジューリンググループから第2のスケジューリンググループに再割り当てするためのスケジューラの状態の変化を始動することと、ここにおいて、前記第2のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスは、前記第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされないプロセッサの少なくとも1つのプロセッサコア上で実行されることを可能にされる、
を備える、方法。
[C290]
前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることをさらに備え、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスは、前記第2段キーワード検出器が前記第1のスケジューリンググループから前記第2のスケジューリンググループに再割り当てされていることに基づいて、前記第1のスケジューリンググループから前記第2のスケジューリンググループに再割り当てされる、C289に記載の方法。
[C291]
前記音声サービスの前記プロセスが、前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めたことに基づいて、前記第1のスケジューリンググループから前記第2のスケジューリンググループに再割り当てされる、C289に記載の方法。
[C292]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、C291に記載の方法。
[C293]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C291に記載の方法。
[C294]
前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、C293に記載の方法。
[C295]
前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することをさらに備え、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスが、前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更したことに基づいて、前記第1のスケジューリンググループから前記第2のスケジューリンググループに再割り当てされる、C289に記載の方法。
[C296]
前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、C295に記載の方法。
[C297]
第2段キーワード検出器によってまたは前記音声サービスによって前記キーワード検出を確認することと、前記キーワード検出の確認に基づいて、前記音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに備える、C289に記載の方法。
[C298]
装置であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段と、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段と、ここにおいて、状態の前記変化が、音声サービスのプロセスを第1のスケジューリンググループから第2のスケジューリンググループに再割り当てし、ここにおいて、前記第2のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスは、前記第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされないプロセッサの少なくとも1つのプロセッサコア上で実行されることを可能にされる、
を備える、装置。
[C299]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、C298に記載の装置。
[C300]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、車両内に組み込まれた、C298に記載の装置。
[C301]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、C298に記載の装置。
[C302]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、C298に記載の装置。
[C303]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、集積回路に含まれる、C298に記載の装置。
[C304]
命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスを第1のスケジューリンググループから第2のスケジューリンググループに再割り当てするためのスケジューラの状態の変化を始動することと、ここにおいて、前記第2のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスは、前記第1のスケジューリンググループに割り当てられたプロセスが実行されることを可能にされないプロセッサの少なくとも1つのプロセッサコア上で実行されることを可能にされる、
を1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
[C305]
デバイスであって、
キーワードが検出されたというインジケーションを生成するように第1段キーワード検出器を実行するように構成された第1のプロセッサと、
2つ以上のプロセッサコアを含む第2のプロセッサとを備え、前記第2のプロセッサは、前記第1のプロセッサに結合され、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、およびキーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスが前記2つ以上のプロセッサコアのうちの予約済みプロセッサコア上で実行されることを可能にするように前記プロセスに関連するスケジューリングパラメータを設定するためのスケジューラの状態の変化を始動するように構成された、
デバイス。
[C306]
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドするようにさらに構成された、C305に記載のデバイス。
[C307]
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めるようにさらに構成され、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスに関連する前記スケジューリングパラメータが、前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めたことに基づいて設定される、C306に記載のデバイス。
[C308]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、C307に記載のデバイス。
[C309]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C307に記載のデバイス。
[C310]
前記第2のプロセッサが、前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、C309に記載のデバイス。
[C311]
前記第2のプロセッサは、前記キーワードが検出されたという前記第1のプロセッサからの前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、前記音声サービスのスケジューリング特権を高めるようにさらに構成され、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスに関連する前記スケジューリングパラメータが、前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めたことに基づいて設定される、C305に記載のデバイス。
[C312]
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスのスケジューリング優先度を変更することを含む、C311に記載のデバイス。
[C313]
前記音声サービスの前記スケジューリング特権を高めることが、前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C311に記載のデバイス。
[C314]
前記第2のプロセッサが、前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制するための命令を実行するようにさらに構成された、C313に記載のデバイス。
[C315]
前記第1のプロセッサが、デジタル信号プロセッサまたは低電力集積回路であり、前記第2のプロセッサが、アプリケーションプロセッサである、C305に記載のデバイス。
[C316]
前記第2のプロセッサは、第2段キーワード検出器が前記キーワード検出を確認することに失敗したことに基づいて、前記音声サービスの前記プロセスが前記予約済みプロセッサコア上で実行されることを可能にしないために、前記プロセスに関連する前記スケジューリングパラメータをリセットするようにさらに構成された、C305に記載のデバイス。
[C317]
前記予約済みプロセッサコア上で前記プロセスを実行することにより、前記2つ以上のプロセッサコアのうちの1つまたは複数の追加のプロセッサコア上で前記プロセスを実行することと比較して、前記音声サービスのレイテンシが低減され、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、予約済みプロセッサコアでない、C305に記載のデバイス。
[C318]
前記スケジューラが、プロセスのスケジューリンググループに基づいて特定のプロセッサコアにおいて実行されるための前記プロセスを割り当てるように構成され、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアが、各スケジューリンググループによる使用のために利用可能であり、前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアが、前記スケジューリンググループのうちの1つまたは複数による使用のために利用可能でなく、およびここにおいて、前記スケジューリングパラメータが、前記プロセスのスケジューリンググループに関連付けられた、C317に記載のデバイス。
[C319]
前記スケジューラは、プロセスの第1のグループが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびプロセスの第2のグループが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように構成され、プロセスの前記第2のグループが、しきい値優先度レベル以上の優先度レベルを有するプロセスの前記第1のグループのサブセットを含むかまたはそれに対応し、前記スケジューリングパラメータが、前記プロセスの優先度レベルに関連付けられた、C317に記載のデバイス。
[C320]
前記スケジューラは、フォアグラウンドプロセスとバックグラウンドプロセスとが前記1つまたは複数の追加のプロセッサコアにおいて実行されることを可能にするように、およびバックグラウンドプロセスが前記1つまたは複数の予約済みプロセッサコアにおいて実行されるのを制限するように構成され、前記スケジューリングパラメータは、前記プロセスがフォアグラウンドプロセスであるかバックグラウンドプロセスであるかを示す、C317に記載のデバイス。
[C321]
オーディオデータを生成するように、および前記オーディオデータを前記第1のプロセッサに、前記第2のプロセッサに、またはその両方に提供するように構成された1つまたは複数のマイクロフォンをさらに備える、C305に記載のデバイス。
[C322]
コンテキストデータを生成するように、および前記コンテキストデータを前記音声サービスに提供するように構成された1つまたは複数のセンサーをさらに備える、C305に記載のデバイス。
[C323]
前記音声サービスの実行を示すユーザ通知を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスをさらに備える、C305に記載のデバイス。
[C324]
前記音声サービスが音声アシスタントを含む、C305に記載のデバイス。
[C325]
前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器をさらに備える、C305に記載のデバイス。
[C326]
方法であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスがプロセッサの予約済みプロセッサコア上で実行されることを可能にするように前記プロセスに関連するスケジューリングパラメータを設定するためのスケジューラの状態の変化を始動することと
を備える、方法。
[C327]
前記音声サービスのスケジューリング特権が第2段キーワード検出器のスケジューリング特権に基づくように、前記音声サービスと前記第2段キーワード検出器をバインドすることをさらに備え、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスに関連する前記スケジューリングパラメータが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリングパラメータに基づいて設定される、C326に記載の方法。
[C328]
前記音声サービスの前記プロセスに関連する前記スケジューリングパラメータが、前記キーワード検出を確認するように構成された第2段キーワード検出器のスケジューリング特権を高めたことに基づく、C326に記載の方法。
[C329]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器のスケジューリング優先度を変更することを含む、C328に記載の方法。
[C330]
前記第2段キーワード検出器の前記スケジューリング特権を高めることが、前記第2段キーワード検出器の指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することを含む、C328に記載の方法。
[C331]
前記第2段キーワード検出器の前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、C330に記載の方法。
[C332]
前記音声サービスの指定をバックグラウンドアプリケーションからフォアグラウンドアプリケーションに変更することをさらに備え、ここにおいて、前記音声サービスの前記プロセスに関連する前記スケジューリングパラメータが、前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更したことに基づいて設定される、C326に記載の方法。
[C333]
前記音声サービスの前記指定を前記バックグラウンドアプリケーションから前記フォアグラウンドアプリケーションに変更することに関連するユーザ通知の生成を遅延させるかまたは抑制することをさらに備える、C332に記載の方法。
[C334]
第2段キーワード検出器によってまたは前記音声サービスによって前記キーワード検出を確認することと、前記キーワード検出の確認に基づいて、前記音声サービスによって処理された音声コマンドに基づいて音声支援動作を実施することとをさらに備える、C326に記載の方法。
[C335]
装置であって、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得するための手段と、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、スケジューラの状態の変化を始動するための手段と、ここにおいて、状態の前記変化は、音声サービスのプロセスがプロセッサの予約済みプロセッサコア上で実行されることを可能にするように前記プロセスに関連するスケジューリングパラメータを設定する、
を備える、装置。
[C336]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、モバイルコンピューティングデバイス内に組み込まれた、C335に記載の装置。
[C337]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、車両内に組み込まれた、C335に記載の装置。
[C338]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、ウェアラブルデバイス内に組み込まれた、C335に記載の装置。
[C339]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、拡張現実ヘッドセット、複合現実ヘッドセット、または仮想現実ヘッドセット内に組み込まれた、C335に記載の装置。
[C340]
取得するための前記手段と始動するための前記手段とが、集積回路に含まれる、C335に記載の装置。
[C341]
命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、
第1段キーワード検出器によるキーワード検出のインジケーションを取得することと、
前記第1段キーワード検出器によるキーワード検出の前記インジケーション時に、および前記キーワード検出の確認より前に、音声サービスのプロセスがプロセッサの予約済みプロセッサコア上で実行されることを可能にするように前記プロセスに関連するスケジューリングパラメータを設定するためのスケジューラの状態の変化を始動することと
を1つまたは複数のプロセッサに行わせるように、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
【国際調査報告】