(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-01
(54)【発明の名称】歌詞ハイライト表示方法およびこれを提供する使用者端末
(51)【国際特許分類】
G06F 3/04842 20220101AFI20240222BHJP
【FI】
G06F3/04842
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023554821
(86)(22)【出願日】2022-02-09
(85)【翻訳文提出日】2023-09-07
(86)【国際出願番号】 KR2022001961
(87)【国際公開番号】W WO2022191446
(87)【国際公開日】2022-09-15
(31)【優先権主張番号】10-2021-0030759
(32)【優先日】2021-03-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】520211720
【氏名又は名称】カカオ エンターテインメント コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】KAKAO ENTERTAINMENT CORP.
(74)【代理人】
【識別番号】100111132
【氏名又は名称】井上 浩
(74)【代理人】
【識別番号】100170900
【氏名又は名称】大西 渉
(72)【発明者】
【氏名】カン、ヘナ
(72)【発明者】
【氏名】チョン、ジフン
(72)【発明者】
【氏名】キム、ユジン
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA22
5E555AA64
5E555AA76
5E555BA05
5E555BA06
5E555BA74
5E555BA88
5E555BB05
5E555BB06
5E555BC09
5E555BD07
5E555CC04
5E555CC05
5E555DB41
5E555DC31
5E555DC33
5E555DC34
5E555DC35
5E555FA00
(57)【要約】
音源の歌詞をハイライト表示する方法が開示される。本発明の歌詞ハイライト表示方法は、使用者端末が、音源の歌詞を表示する段階、前記使用者端末が、前記歌詞のうち一部を選択する使用者のインタラクションの入力を受ける段階、前記使用者端末が、前記歌詞のうち選択された部分を他の部分と区別されるように表示する段階および前記使用者端末が、前記歌詞のうち選択された部分を含む共有情報をサーバーまたは他の端末に共有しようとする使用者のインタラクションの入力を受けると、前記共有情報をサーバーまたは他の端末に伝送する段階を含む。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用者端末が、音源の歌詞を表示する段階、
前記使用者端末が、前記歌詞のうち一部を選択する使用者のインタラクションの入力を受ける段階、
前記使用者端末が、前記歌詞のうち選択された部分を他の部分と区別されるように表示する段階、および、
前記使用者端末が、前記歌詞のうち選択された部分を含む共有情報をサーバーまたは他の端末に伝送しようとする使用者のインタラクションの入力を受けると、前記共有情報をサーバーまたは他の端末に伝送する段階を含む、歌詞ハイライト表示方法。
【請求項2】
前記使用者端末が、前記共有情報を変更できるインターフェースを提供し、前記インターフェースを通じて前記共有情報を変更しようとする使用者のインタラクションの入力を受けると、前記変更しようとする使用者のインタラクションによって変更された共有情報を表示する段階をさらに含む、請求項1に記載の歌詞ハイライト表示方法。
【請求項3】
前記インターフェースは、前記共有情報の背景イメージを変更する機能および前記共有情報に使用者の識別子表示の有無を選択する機能のうちいずれか一つに関連したインターフェースである、請求項2に記載の歌詞ハイライト表示方法。
【請求項4】
前記使用者端末が、前記共有情報を保存しようとする使用者のインタラクションの入力を受けると、前記共有情報を前記使用者端末の保存空間に保存する段階をさらに含む、請求項1に記載の歌詞ハイライト表示方法。
【請求項5】
前記共有情報は前記音源を再生できるリンクを含む、請求項1に記載の歌詞ハイライト表示方法。
【請求項6】
前記リンクは前記音源の前記歌詞のうち選択された部分に該当する地点または前記地点から予め定められた区間だけ移動した地点から再生が開始されるリンクである、請求項5に記載の歌詞ハイライト表示方法。
【請求項7】
前記使用者端末が、前記音源を再生する時、前記歌詞のうち選択された部分に関連した情報を出力し、
前記情報を出力することは、前記歌詞のうち選択された部分があるという事実を表示すること、前記歌詞のうち選択された部分を表示することおよび前記音源のうち前記歌詞のうち選択された部分に該当する部分を他の部分と区別されるように出力することのうち少なくとも一つである、請求項1に記載の歌詞ハイライト表示方法。
【請求項8】
前記使用者端末が、前記音源の歌詞のうち一部を少なくとも一つの他の使用者が選択した情報を表示する段階をさらに含む、請求項1に記載の歌詞ハイライト表示方法。
【請求項9】
前記他の使用者が選択した情報を表示する段階で、
前記使用者端末は、前記音源の歌詞のうち特定部分を選択した使用者の数により区別されるように表示する、請求項8に記載の歌詞ハイライト表示方法。
【請求項10】
前記他の使用者が選択した情報を表示する段階で、
前記使用者端末は、前記他の使用者の情報を共に表示する、請求項8に記載の歌詞ハイライト表示方法。
【請求項11】
前記使用者端末が、少なくとも一つの音源の歌詞のうち選択された部分を含む情報を表示する段階をさらに含む、請求項1に記載の歌詞ハイライト表示方法。
【請求項12】
ハードウェアと結合されて請求項1~請求項12のいずれか一項に記載された方法を実行させるために媒体に保存されたコンピュータプログラム。
【請求項13】
サーバーが、使用者端末に音源の歌詞を提供する段階、
前記サーバーが、前記使用者端末から使用者が前記歌詞のうち一部を選択した情報を受信する段階、
前記サーバーが、前記使用者端末から前記歌詞のうち選択された部分を含む共有情報を他の端末に共有しようとする要請を受信する段階、および、
前記サーバーが、前記共有情報を前記他の端末に提供する段階を含む、歌詞ハイライト表示情報を提供する方法。
【請求項14】
前記共有情報は前記音源を再生できるリンクを含み、
前記サーバーが、前記他の端末から前記リンクを通じての前記音源の再生要請を受信すると、前記他の端末に前記音源を提供する段階をさらに含む、請求項13に記載の歌詞ハイライト表示情報を提供する方法。
【請求項15】
前記リンクは前記音源のうち前記歌詞のうち選択された部分に該当する地点または前記地点から予め定められた区間だけ移動した地点から再生が開始されるリンクであり、
前記音源を提供する段階で、前記サーバーは前記他の端末に前記歌詞のうち選択された部分に該当する地点からの音源を提供する、請求項14に記載の歌詞ハイライト表示情報を提供する方法。
【請求項16】
前記サーバーが、前記使用者端末に前記音源の歌詞のうち一部を少なくとも一つの他の使用者が選択した情報を提供する段階をさらに含む、請求項13に記載の歌詞ハイライト表示情報を提供する方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は歌詞ハイライト表示方法およびこれを提供する使用者端末に関し、より詳細には、音源の歌詞のうち使用者が選択した歌詞を表示し共有する方法および端末に関する。
【背景技術】
【0002】
無線インターネットおよびモバイル端末機などの発展につれて音源コンテンツを消費する方式が、使用者が端末機を通じて音源サービスに接続して音源をストリーミング方式で提供を受ける形態に変更された。このような音源サービスは音源をストリーミングを通じて提供することだけでなく、音源の歌詞、アーティスト情報などの多様な情報を共に提供している。
【0003】
最近の音源サービスは、使用者の多様な好みを反映してさらに向上したサービスを提供するために、使用者が自身だけのアルバムを作ったり、自身が好きな音源をSNS等を通じて他の使用者と共有できる多様なサービスを提供している。
【0004】
既存のこのような使用者主導的なサービスは、アルバムや個別の音源(曲)を対象に進行されるサービスが大部分であった。しかし、個別の音源に含まれる一部分に対して使用者の好みを反映し、別途に保存または管理できるサービスはなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は音源の歌詞のうち一部をハイライト表示する方式で選択し、選択された部分を他の部分と区別されるように表示する方法およびこれを提供する使用者端末を提供することに目的がある。
【0006】
本発明は音源の歌詞のうち使用者によって選択された部分を他の使用者と共有する方法およびこれを提供する使用者端末を提供することに目的がある。
【0007】
本発明は音源の歌詞のうち一部を少なくとも一つの他の使用者が選択した情報を表示する方法およびこれを提供する使用者端末を提供することに目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するための本発明の歌詞ハイライト表示方法は、使用者端末が、音源の歌詞を表示する段階、前記使用者端末が、前記歌詞のうち一部を選択する使用者のインタラクションの入力を受ける段階、前記使用者端末が、前記歌詞のうち選択された部分を他の部分と区別されるように表示する段階および前記使用者端末が、前記歌詞のうち選択された部分を含む共有情報をサーバーまたは他の端末に伝送しようとする使用者のインタラクションの入力を受けると、前記共有情報をサーバーまたは他の端末に伝送する段階を含む。
【0009】
本発明の一実施例において、前記使用者端末が、前記共有情報を変更できるインターフェースを提供し、前記インターフェースを通じて前記共有情報を変更しようとする使用者のインタラクションの入力を受けると、前記変更しようとする使用者のインタラクションによって変更された共有情報を表示する段階をさらに含むことができる。
【0010】
本発明の一実施例において、前記インターフェースは、前記共有情報の背景イメージを変更する機能および前記共有情報に使用者の識別子表示の有無を選択する機能のうちいずれか一つに関連したインターフェースであり得る。
【0011】
本発明の一実施例において、前記使用者端末が、前記共有情報を保存しようとする使用者のインタラクションの入力を受けると、前記共有情報を前記使用者端末の保存空間に保存する段階をさらに含むことができる。
【0012】
本発明の一実施例において、前記共有情報は前記音源を再生できるリンクを含むことができる。
【0013】
本発明の一実施例において、前記リンクは前記音源の前記歌詞のうち選択された部分に該当する地点または前記地点から予め定められた区間だけ移動した地点から再生が開始されるリンクであり得る。
【0014】
本発明の一実施例において、前記使用者端末が、前記音源を再生する時、前記歌詞のうち選択された部分に関連した情報を出力することができる。
【0015】
本発明の一実施例において、前記情報を出力することは、前記歌詞のうち選択された部分があるという事実を表示すること、前記歌詞のうち選択された部分を表示することおよび前記音源のうち前記歌詞のうち選択された部分に該当する部分を他の部分と区別されるように出力することのうち少なくとも一つであり得る。
【0016】
本発明の一実施例において、前記使用者端末が、前記音源の歌詞のうち一部を少なくとも一つの他の使用者が選択した情報を表示する段階をさらに含むことができる。
【0017】
本発明の一実施例において、前記他の使用者が選択した情報を表示する段階で、前記使用者端末は、前記音源の歌詞のうち特定部分を選択した使用者の数により区別されるように表示することができる。
【0018】
本発明の一実施例において、前記他の使用者が選択した情報を表示する段階で、前記使用者端末は、前記他の使用者の情報を共に表示することができる。
【0019】
本発明の一実施例において、前記使用者端末が、少なくとも一つの音源の歌詞のうち選択された部分を含む情報を表示する段階をさらに含むことができる。
【0020】
前記課題を解決するための本発明の歌詞ハイライト表示を提供する使用者端末はメモリ、前記メモリと連結され、前記メモリに含まれた命令を実行するように構成されたプロセッサ、前記プロセッサの制御によって情報の入力を受ける入力部、前記プロセッサの制御によって情報を出力する出力部および前記プロセッサの制御によって情報を外部に伝送する通信部を含むものの、前記プロセッサは、前記出力部を通じて音源の歌詞を表示するように制御し、前記入力部を通じて前記歌詞のうち一部を選択する使用者のインタラクションの入力を受けるように制御し、前記出力部を通じて前記歌詞のうち選択された部分を他の部分と区別されるように表示するように制御し、前記入力部を通じて前記歌詞のうち選択された部分をサーバーまたは他の端末に伝送しようとする使用者のインタラクションの入力を受けると、前記通信部を通じて前記歌詞のうち選択された部分を含む共有情報をサーバーまたは他の端末に伝送するように制御する。
【0021】
前記課題を解決するための本発明の歌詞ハイライト表示情報を提供する方法は、サーバーが使用者端末に音源の歌詞を提供する段階、前記サーバーが、前記使用者端末から使用者が前記歌詞のうち一部を選択した情報を受信する段階、前記サーバーが、前記使用者端末から前記歌詞のうち選択された部分を含む共有情報を他の端末に共有しようとする要請を受信する段階および前記サーバーが、前記共有情報を前記他の端末に提供する段階を含む。
【0022】
本発明の一実施例において、前記共有情報は前記音源を再生できるリンクを含み、前記サーバーが、前記他の端末から前記リンクを通じての前記音源の再生要請を受信すると、前記他の端末に前記音源を提供する段階をさらに含むことができる。
【0023】
本発明の一実施例において、前記リンクは前記音源のうち前記歌詞のうち選択された部分に該当する地点または前記地点から予め定められた区間だけ移動した地点から再生が開始されるリンクであり、前記音源を提供する段階で、前記サーバーは前記他の端末に前記歌詞のうち選択された部分に該当する地点からの音源を提供することができる。
【0024】
本発明の一実施例において、前記サーバーが、前記使用者端末に前記音源の歌詞のうち一部を少なくとも一つの他の使用者が選択した情報を提供する段階をさらに含むことができる。
【0025】
前記課題を解決するための本発明の歌詞ハイライト表示情報を提供するサーバーは、メモリおよび前記メモリと連結され、前記メモリに含まれた命令を実行するように構成されたプロセッサを含むものの、前記プロセッサは、使用者端末に音源の歌詞を提供し、前記使用者端末から使用者が前記歌詞のうち一部を選択した情報を受信し、前記使用者端末から前記歌詞のうち選択された部分を含む共有情報を他の端末に共有しようとする要請を受信し、前記共有情報を前記他の端末に提供する。
【発明の効果】
【0026】
本発明の歌詞ハイライト表示方法およびこれを提供する使用者端末は、音源の歌詞のうち使用者が選択した部分を他の部分と区別されるように表示したり、他の使用者と共有できるようにして、使用者に音源を鑑賞することに関連して新しい経験を提供できるという長所がある。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【
図1】本発明の一実施例に係る使用者端末の内部構成および使用者端末と連結されたネットワーク環境の例を図示した図面である。
【
図2】使用者端末が歌詞をハイライト表示する方法の一実施例のフローチャートである。
【
図3】段階(S130)で歌詞をハイライト表示することが具現された使用者端末の画面の例示を図示したものである。
【
図4】歌詞をハイライト表示したものを共有する方法の一実施例のフローチャートである。
【
図5】段階(S150)または段階(S160)で共有情報と変更インターフェースが表示された使用者端末の画面の例示を図示したものである。
【
図6】段階(S170)で使用者端末が共有情報を他の端末に共有して、他の端末に共有情報が表示された他の端末の画面の例示を図示したものである。
【
図7】他の使用者が歌詞をハイライト表示したものを表示する方法の一実施例のフローチャートである。
【
図8】段階(S180)で他の使用者が歌詞をハイライト表示したものが表示された使用者端末の画面の例示を図示したものである。
【
図9】段階(S180)で他の使用者が歌詞をハイライト表示したものが表示された使用者端末の画面の他の例示を図示したものである。
【
図10】使用者端末が少なくとも一つの音源の歌詞のうち使用者が選択した部分を含む情報を表示する画面の例示を図示したものである。
【
図11】サーバーが歌詞をハイライト表示する方法の一実施例のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0028】
以下、添付された図面を参照して本明細書に開示された実施例を詳細に説明するものの、図面符号にかかわらず同一または類似する構成要素は同じ参照番号を付与し、これに対する重複する説明は省略することにする。また、本明細書に開示された実施例の説明において、関連した公知の技術に対する具体的な説明が本明細書に開示された実施例の要旨を曖昧にさせ得る恐れがあると判断される場合、その詳細な説明を省略する。
【0029】
第1、第2等のように序数を含む用語は多様な構成要素の説明に使われ得るが、前記構成要素は前記用語によって限定されはしない。前記用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ使われる。
【0030】
単数の表現は文脈上明白に異なって意味しない限り、複数の表現を含む。
【0031】
本出願で、説明される各段階は特別な因果関係によって羅列された順序に沿って遂行されなければならない場合を除いて、羅列された順序に関係なく遂行され得る。
【0032】
本出願で、「含む」または「有する」等の用語は、明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとするものであって、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものなどの存在または付加の可能性を予め排除しないものと理解されるべきである。
【0033】
以下、添付された図面を参照して本発明について説明する。
【0034】
図1は、本発明の一実施例に係る使用者端末10の内部構成および使用者端末10と連結されたネットワーク環境の例を図示した図面である。
【0035】
図1に図示された本発明の一実施例に係るネットワーク環境は使用者端末10、サーバー20および他の端末30を含むことができる。
【0036】
ネットワークは通信方式が制限されず、ネットワークが含むことができる通信網(一例として、移動通信網、有線インターネット、無線インターネット、放送網)を活用する通信方式だけでなく、近距離無線通信も含まれ得る。
【0037】
使用者端末10はコンピュータ装置で具現される固定型端末であるか移動型端末であり得る。一例として、使用者端末10はスマートフォン(smart phone)、携帯電話、タブレットPC、コンピュータ、ノートパソコン、PDA(Personal Digital Assistants)等を含むことができる。一例として、使用者端末10は無線または有線通信方式を利用してネットワークを通じてサーバー20と通信することができる。
【0038】
このような使用者端末10は使用者によって使われ得る。使用者とは、使用者端末10の使用者であってもよいが、サーバー20が提供する音源提供サービスに使用者として登録されたアカウントを意味することもある。したがって、サーバー20が何らかの情報を使用者に伝送するという意味はサーバー20に登録された使用者のアカウントを通じて使用者端末10に伝送することを意味し得る。
【0039】
使用者端末10は通信部11、入力部12、出力部13、メモリ14およびプロセッサ15を含むことができる。
【0040】
通信部11はサーバー20または他の端末30と有線/無線方式で通信することができる。
【0041】
入力部12は使用者の操作および入力行為によって多様な情報の入力を受けることができる。このような入力部12はタッチスクリーンモジュール、キーボード、マウス、ボタン、カメラ、スタイラスおよびマイクロホンなどがなり得る。
【0042】
使用者端末10は入力部12を通じて使用者のインタラクションの入力を受けることができる。インタラクションとは、使用者が入力部12を操作して使用者の選択または意図などが反映された情報を使用者端末10に入力することを意味する。
【0043】
出力部13は多様な情報を出力することができる。出力部13はディスプレイ装置、スピーカー、振動発生装置および触覚発生装置などがなり得る。場合によって、出力部13は使用者端末10と有線または無線通信(例えば、ブルートゥース(登録商標)などの近距離無線通信)に連結されて信号の伝達を受けて出力する装置(例えば、ブルートゥース(登録商標)イヤホン)であり得る。
【0044】
メモリ14は保存媒体として機能を遂行し、使用者端末10で実行される多数の応用プログラム、使用者端末10の動作のためのデータおよび命令語を保存することができる。一実施例として、メモリ130には音源の再生に関連したアプリケーションおよび歌詞ハイライト表示に関連したアプリケーションが保存され得る。
【0045】
このようなメモリ14はハードウェア的に、ROM、RAM、フラッシュドライブ、ハードドライブなどのような多様な保存機器の形態で備えられるか、ウェブストレージ(webstorage)の形態で備えられ得る。
【0046】
プロセッサ15は通信部11、入力部12、出力部13およびメモリ14の全般的な動作を制御して、音源の再生に関連したアプリケーションおよび歌詞ハイライト表示に関連したアプリケーションを実行することができる。
【0047】
サーバー20は使用者端末10とネットワークを通じて通信して命令、コード、ファイル、コンテンツ、サービスなどを提供するコンピュータ装置または複数のコンピュータ装置で具現され得る。
【0048】
サーバー20は音源データベース23を含むかネットワークを通じて音源データベース23と連結されていてもよい。音源データベース23は使用者端末10にダウンロードされるかストリーミングされ得るデジタル音楽またはサウンドデータを含む。音源データベース23は音源に関連した多様な情報を含むことができる。音源に関連した情報は、例えば、音源の歌詞、タイトル、作詞家、作曲家、製作者、アーティスト、アーティストの所属会社または年齢などの個人情報、類型、ジャンルおよび人気度などの音源に関連したすべての情報であり得る。サーバー20はこのような音源データベース23を利用して使用者端末10に音源および音源に関連した情報を提供することができる。
【0049】
他の端末30は前述した使用者端末10に類似している。したがって、他の端末30の特徴のうち使用者端末10と異なる点を中心として説明することにする。
【0050】
使用者端末10はサーバー20を通じて、またはネットワークを通じて直接他の端末30と情報を送受信することができる。
【0051】
他の端末30は使用者ではない他の使用者によって使われ得る。ここで他の使用者はサーバー20が提供する音源提供サービスに登録された使用者でなくてもよい。そして、他の端末30には音源の再生に関連したアプリケーションが保存されていない場合もある。
【0052】
ここで、使用者と他の使用者の間には所定の関係が存在し得る。例えば、使用者と他の使用者はインスタントメッセージサービスまたはSNSの友達関係であるか、他の使用者の連絡先が使用者端末10に保存された状態であり得る。
【0053】
本発明の使用者端末10は通信部11を通じてサーバー20から音源および音源の歌詞の情報を受信することができる。使用者端末10はスピーカーまたはイヤホンなどの出力部13を通じて受信した音源を出力することができる。そして、使用者端末10はディスプレイなどの出力部13を通じて受信した音源の歌詞を表示することができる。そして、使用者端末10は入力部12を通じて出力部13に表示された歌詞のうち一部を選択する使用者のインタラクションの入力を受けることができる。ここでインタラクションは使用者がタッチスクリーンモジュール、キーボード、マウス、ボタン、スタイラスなどを操作した結果であり得る。そして、使用者端末10は通信部11を通じて歌詞のうち選択された部分を含む共有情報をサーバー20または他の端末30に伝送することができる。
【0054】
前述した動作を含んだ使用者端末10の具体的な動作の実施例については、下記の
図2~
図10を参照してさらに詳細に説明することにする。
【0055】
以下、
図2~
図3を参照して本発明の使用者端末10が歌詞をハイライト表示する方法の一実施例について説明することにする。
【0056】
図2は、歌詞をハイライト表示する方法の一実施例のフローチャートである。
【0057】
段階(S110)で使用者端末10は音源の歌詞を表示する。
【0058】
使用者端末10はディスプレイなどの出力部13を通じてサーバー20から受信した歌詞を表示することができる。歌詞の音源は現在再生される音源であってもよく、現在再生されてはいないが使用者が歌詞を表示することを選択した音源であってもよい。
【0059】
使用者端末10は段階(S110)で歌詞を表示しながら選択インターフェース310を提供することができる。使用者が選択インターフェース310に対するインタラクションを遂行すると、歌詞選択モードが活性化されて使用者が歌詞のうち一部を選択することが可能となり得る。反面、歌詞選択モードが非活性化された状態では、使用者が歌詞のうち一部を選択するインタラクションを遂行しても歌詞のうち一部が選択されないこともある。該当音源が現在再生される音源である場合、歌詞選択モードが非活性化された状態では現在再生される区間の歌詞が他の部分と区別されるように表示され得る。
【0060】
段階(S120)で使用者端末10は歌詞のうち一部を選択する使用者のインタラクションの入力を受ける。
【0061】
使用者端末10は段階(S120)が遂行される以前に使用者の選択インターフェース310に対するインタラクションの入力を受けることができる。これに伴い、使用者端末10は歌詞選択モードが活性化されることになり、段階(S120)で歌詞のうち一部を選択する使用者のインタラクションの入力を受けることになる。
【0062】
歌詞のうち一部を選択する使用者のインタラクションは多様な方式で具現され得る。例えば、使用者は歌詞のうち一部を選択する方式でインタラクションを遂行できる。また、使用者は歌詞のうち一部を選択後にドラッグする方式でインタラクションを遂行できる。また、使用者は歌詞それ自体を選択するのではなく、歌詞のうち選択しようとする一部が再生される間に「歌詞ハイライト表示」等で表示されたボタン(図示されず)を選択する方式でインタラクションを遂行できる。
【0063】
使用者によって選択された歌詞のうち一部は単語の一部、一つの単語、二以上の単語の集合、一つの文章または二以上の文章の集合であり得る。そして、使用者によって選択された歌詞のうち一部は一つまたは二以上の部分であり得る。
【0064】
使用者端末10は歌詞選択モードを何度も活性化して数回に亘って歌詞のうち一部を選択する使用者のインタラクションの入力を受けることができる。
【0065】
段階(S130)で使用者端末10は歌詞のうち選択された部分を他の部分と区別されるように表示する。
【0066】
使用者端末10は段階(S120)で入力を受けたインタラクションによって選択された歌詞のうち一部を多様な方式で他の部分と区別されるように表示する。例えば、歌詞のうち選択された一部を他の部分と文字の色、文字の大きさ、フォント、アンダーラインおよび傾斜などの差をつけて表示することができる。
【0067】
図3は、段階(S130)で歌詞をハイライト表示することが具現された使用者端末10の画面の例示を図示したものである。
【0068】
図3に図示されたように、使用者端末10の画面に音源の歌詞が表示される。使用者端末10の画面には選択インターフェース310が提供され得る。そして、使用者が選択した歌詞のうち一部330、340が他の部分と区別されて表示され得る。
【0069】
以下、
図4~
図6を参照して本発明の使用者端末10が歌詞をハイライト表示したものを共有する方法の一実施例について説明することにする。
【0070】
図4は、歌詞をハイライト表示したものを共有する方法の一実施例のフローチャートである。
【0071】
段階(S110)、段階(S120)および段階(S130)は前述したものと同じであるため説明を省略することにする。
【0072】
段階(S140)で使用者端末10は歌詞のうち選択された部分を含む共有情報をサーバー20に伝送したり他の端末30に共有しようとする使用者のインタラクションの入力を受ける。
【0073】
使用者端末10は歌詞のうち選択された部分を含む共有情報をサーバー20に伝送したり他の端末30に共有する機能に関連したインターフェース320を提供することができる。このようなインターフェースの例示的な形態は
図3のインターフェース320に図示されている。使用者はこのようなインターフェース320を選択して共有情報をサーバー20に伝送したり他の端末30に共有しようとするインタラクションを遂行できる。
【0074】
ここで、共有情報510とは歌詞のうち選択された部分330、340を含む情報であって、サーバー20に伝送されたり他の端末30に共有される情報を意味する。共有情報は歌詞のうち選択された部分以外に音源のタイトル511、アーティスト512および歌詞を選択した使用者の識別子513等を含むことができる。また、場合により共有情報は使用者が選択した視覚的イメージまたは写真などを含むことができる。
【0075】
段階(S150)で使用者端末10は共有情報を変更できるインターフェースを提供する。
【0076】
使用者端末10は段階(S150)で、歌詞を表示する画面から共有情報が表示される画面に画面を切り替えて出力することができる。この時、表示される共有情報は使用者の変更が適用されていない基本状態の共有情報であり得る。具体的には、基本状態の共有情報はシステムでデフォルトで定められた画面、背景、色相、フォント等で表示されたものであり得る。そして、使用者がデフォルト設定を変更することも可能であり得る。
【0077】
そして、この画面で共有情報を変更できる変更インターフェース520、530を提供することができる。変更インターフェースは共有情報を修正、変更および編集できる多様な機能を提供することができる。
【0078】
例えば、変更インターフェースのうち一部520は、共有情報の背景イメージを変更する機能に関連したものであり得る。このような変更インターフェースを通じて共有情報の背景の色相を変更したり背景を使用者が選択した写真または視覚的イメージに変更することが可能である。
【0079】
また、変更インターフェースのうち一部530は、共有情報に使用者の識別子(例えば、使用者の名前またはID)表示の有無を選択する機能に関連され得る。このような変更インターフェースを通じて、共有情報の一部分に使用者の識別子513を表示することを選択したり、識別子が表示される位置などを変更することが可能である。
【0080】
また、変更インターフェースのうち一部(図示されず)は、共有情報に表示される文字の大きさおよびフォントなどを調節する機能に関連され得る。
【0081】
また、変更インターフェースのうち一部(図示されず)は、共有情報に使用者が追加情報を入力できる機能に関連したものであり得る。このような変更インターフェースを通じて使用者が自身が所望するメッセージまたはイメージなどを挿入することが可能である。
【0082】
段階(S160)で使用者端末10はインターフェースを通じて共有情報を変更しようとする使用者のインタラクションの入力を受けると、変更しようとする使用者のインタラクションによって変更された共有情報を表示する。
【0083】
使用者端末10は段階(S160)で変更された共有情報を表示して使用者が共有情報を視覚的に確認できるようにすることができる。使用者は変更された共有情報を確認した後、共有情報をサーバー20または他の端末30に伝送するインタラクションを遂行できる。
【0084】
段階(S170)で使用者端末10は共有情報をサーバー20または他の端末30に伝送する。使用者端末10が段階(S170)を遂行する前に使用者の共有伝送に関するインターフェース550を通じてのインタラクションの入力を受けることができる。
【0085】
使用者端末10は段階(S170)で、共有情報をイメージなどの伝送可能なファイル形態に変換してサーバー20または他の端末30に伝送することができる。ここで、共有情報には該当する音源を再生できるリンク610が含まれ得る。共有情報が他の端末30に伝送された場合、他の端末30はリンク610を通じて音源を出力することができる。場合によって、リンク610は音源を最初から再生するのではなく、音源の歌詞のうち選択された部分に該当する地点から再生が開始されるリンクであり得る。また、場合によって、リンク610は音源の歌詞のうち選択された部分に該当する地点から予め定められた区間だけ移動した地点から再生が開始されるリンクであり得る。例えば、音源の歌詞のうち選択された部分に該当する地点が1分40秒地点であれば、予め定められた5秒以前の地点である1分35秒地点から再生が開始される方式である。また、使用者は歌詞のうち選択された部分330、340を選択して音源の再生が開始される地点を選択することができる。
【0086】
ただし、他の端末30で音源が再生される場合、サーバー20は他の端末30の他の使用者がサーバー20の音源提供サービスに使用者として登録されたアカウントであるかどうかを判断することができる。他の端末30の他の使用者が音源提供サービスに使用者として登録されたアカウントであれば、音源全体を再生することが可能であるようにすることができる。しかし、他の使用者が音源提供サービスに使用者として登録されたアカウントでなければ、音源の一部のみを再生することが可能であるようにすることができる。場合によって、音源提供サービスに使用者として登録されていないアカウントに許容される音源の一部の区間が、音源の歌詞のうち選択された部分に該当する地点を含まない場合があり得る。このような場合、他の端末30は音源提供サービスに使用者として登録されていないアカウントであることを理由に、該当地点の再生が不可能であるというメッセージを出力することができる。
【0087】
使用者端末10は共有情報を別途に保存しようとする使用者のインタラクションの入力を受けることができる。このような場合、使用者端末10は共有情報を使用者端末10の保存空間またはサーバー20等に保存することができる。このために、使用者端末10は共有情報を保存することに関連したインターフェース540を提供することができる。使用者端末10は共有情報をイメージなどの保存可能なファイル形態に変換して保存することができる。また、共有情報には前述した音源を再生できるリンクが含まれ得る。
【0088】
図5は、段階(S150)または段階(S160)で共有情報と変更インターフェースが表示された使用者端末10の画面の例示を図示したものである。
【0089】
図5に図示されたように、使用者端末10の画面に共有情報510が表示され得る。共有情報512には音源のタイトル511、アーティスト512および歌詞のうち選択した一部330、340が他の部分と区別されるように表示され得る。
【0090】
また、共有情報を変更できる多様な変更インターフェース520、530が表示され得る。また、共有情報をサーバー20に伝送したり他の端末30に共有する機能に関連した共有インターフェース550が表示され得る。また、共有情報を使用者端末10に保存する機能に関連した保存インターフェース540が表示され得る。
【0091】
図6は、段階(S170)で使用者端末10が共有情報を他の端末30に共有して、他の端末30に共有情報が表示された他の端末30の画面(31)の例示を図示したものである。
【0092】
図6に図示されたように、共有情報は音源を再生できるリンク610を含むことができる。場合により、再生インターフェース610を通じて音源を最初から再生してもよく、歌詞のうち選択された一部330、340を選択して音源の該当する地点から再生が開始されるようにしてもよい。
【0093】
また、場合により、該当音源の詳細ページに連結するリンク620を含むことができる。このような場合、該当音源の詳細ページで再生インターフェースを提供することができる。
【0094】
以下、
図7~
図9を参照して本発明の使用者端末10が他の使用者が歌詞をハイライト表示したものを表示する方法の一実施例について説明することにする。
【0095】
図7は、他の使用者が歌詞をハイライト表示したものを表示する方法の一実施例のフローチャートである。
【0096】
段階(S110)、段階(S120)および段階(S130)は前述したものと同じであるため説明を省略することにする。
【0097】
段階(S180)で使用者端末10は音源の歌詞のうち一部を少なくとも一つの他の使用者が選択した情報を表示する。ここで、他の使用者には使用者端末10の使用者が含まれてもよい。
【0098】
使用者端末10は段階(S110)で、歌詞を表示しながら他の使用者ハイライト表示情報を見ることに関連したインターフェース320を提供することができる。使用者がこのようなインターフェース320に対するインタラクションを遂行すると、他の使用者ハイライト表示情報を見るモードが活性化されて該当音源の歌詞のうち一部を他の使用者が選択した情報を表示する。
【0099】
使用者端末10はこのために、サーバー20から該当音源の歌詞に対する他の使用者が選択した情報を受信する。使用者端末10はサーバー20から歌詞のうち特定部分別にどれほど多くの使用者が選択したかに対する情報を受信することができる。具体的には、該当音源の歌詞のうち一部を選択(ハイライト表示)した使用者のうち特定部分を選択した使用者の比率に対する情報を受信することができる。また、使用者端末10はサーバー20から歌詞のうち一部を選択した他の使用者の情報を受信することができる。すなわち、歌詞のうち一部を選択した他の使用者のID、ニックネーム、好み、サーバー20が予め定められた基準により選定した有名人の有無などに対する情報を受信することができる。ここで、有名人の有無はサーバー20が提供する音源提供サービスにアーティストとして登録されたかどうかまたはフォロワーが一定数以上のDJであるかどうかなどにより決定され得る。
【0100】
使用者端末10は音源の歌詞のうち特定部分を選択した使用者の数により区別されるように表示することができる。具体的には、使用者端末10は音源の歌詞のうち特定部分を選択した使用者の数により歌詞を他の部分と文字の色、文字の大きさ、フォント、アンダーラインおよび傾斜などの差をつけて表示することができる。例えば、使用者端末10は音源の歌詞のうち最も多い使用者が選択した部分を最も濃い文字の色で表示し、その次に多くの使用者が選択した部分を普通に濃い文字の色で表示するなどの方法を取ることができる。
【0101】
また、使用者端末10は音源の歌詞のうち特定部分を選択した他の使用者の情報を共に表示することができる。ここで他の使用者は使用者端末10の使用者と一定の関係が存在し得る。例えば、他の使用者は使用者端末10の使用者のインスタントメッセージサービスまたはSNSの友達であり得る。また、他の使用者は有名人であるか使用者端末10の使用者の好みにより選択されたアーティストであり得る。
【0102】
図8は、段階(S180)で他の使用者が歌詞をハイライト表示したものが表示された使用者端末10の画面の例示を図示したものである。
【0103】
図8に図示されたように、使用者端末10は歌詞を表示して他の使用者ハイライト表示情報を見ることに関連したインターフェースを提供することができる。また、使用者端末10は音源の歌詞のうち他の使用者が選択した部分を他の部分と区別して表示することができる。また、使用者端末10は他の使用者が選択した部分のうち最も多い使用者が選択した部分810を最も濃い文字の色で表示し、その次に多くの使用者が選択した部分820を中間程度の濃い文字の色で表示し、その次に多くの使用者が選択した部分830を薄い文字の色で表示することができる。
【0104】
具体的な歌詞が区別されて表示される基準について説明する。例えば、
図8に図示された歌詞のうち、部分810は該当音源の歌詞のうち一部を選択(ハイライト表示)した使用者のうち70%以上が選択した部分であり、部分820は該当音源の歌詞のうち一部を選択(ハイライト表示)した使用者のうち50%以上が選択した部分であり、部分830は該当音源の歌詞のうち一部を選択(ハイライト表示)した使用者のうち30%以上が選択した部分となり得る。
【0105】
図9は、段階(S180)で他の使用者が歌詞をハイライト表示したものが表示された使用者端末10の画面の他の例示を図示したものである。
【0106】
図9に図示されたように、使用者端末10は音源の歌詞のうち他の使用者が選択した部分を表示しながら、他の使用者の情報を表示することができる。ここで表示される情報はID、ニックネームなどの使用者の情報を表現する情報であり得る。
【0107】
例えば、部分910はTomという使用者が選択した部分であることを表示する。Tomは使用者端末10の使用者自身となり得る。また、部分920はEvansという使用者が選択した部分であることを表示する。Evansは使用者端末10の使用者の好みにより選択された有名人またはアーティストであり得る。また、部分930はMomが使用者が選択した部分であることを表示する。Momは使用者端末10の使用者の連絡先でMomで保存された使用者であり得る。ここで、Tom、EvansおよびMomは使用者の情報であり、ニックネーム、IDなどの使用者の情報を表現する情報であり得る。
【0108】
以下、
図10を参照して本発明の使用者端末10が少なくとも一つの音源の歌詞のうち使用者が選択した部分を含む情報を表示する方法の一実施例について説明することにする。
【0109】
図10は、使用者端末10が少なくとも一つの音源の歌詞のうち使用者が選択した部分を含む情報を表示する画面の例示を図示したものである。
【0110】
図10に図示されたように、使用者端末10は少なくとも一つの音源の歌詞のうち使用者が一部を選択したことに関連した情報1010、1020、1030を表示する。使用者端末10は使用者が選択した歌詞を音源により区分して表示することができる。具体的には、音源のタイトルと使用者が選択した歌詞の一部が表れるように表示され得る。そして、使用者が歌詞のうち一部を選択したことを共有する機能に関連したインターフェース1011と該当音源を再生できるインターフェース1012を提供することができる。
【0111】
使用者端末10は歌詞をハイライト表示するために、
図2~
図10を参照して説明した複数の段階を組み合わせて遂行できる。例えば、一つの使用者端末10が
図4に図示された段階(S140、S150、S160、S170)を遂行し、
図7に図示された段階(S180)も遂行できる。
【0112】
また、コンピュータプログラムが
図2~
図10を参照して説明した方法を遂行できる。このようなコンピュータプログラムはハードディスク、CD、USBメモリなどの媒体に保存されていてもよい。また、このようなコンピュータプログラムはネットワークを通じて使用者端末10にダウンロードされ得る。このようなコンピュータプログラムは使用者端末10に設置されて駆動され得る。
【0113】
以下、
図11を参照して本発明のサーバー20が歌詞をハイライト表示する方法の一実施例について説明することにする。
【0114】
本発明のサーバー20は、
図2~
図10を参照して説明した使用者端末10とネットワークを通じて連結されて歌詞をハイライト表示する方法を遂行するものである。したがって、サーバー20に対する説明中、
図2~
図10を参照して使用者端末10を説明しながらすでに説明された内容は省略することにする。
【0115】
サーバー20は、メモリ21およびプロセッサ22を含む。プロセッサ22はメモリ21と連結され、メモリ21に含まれた命令を実行するように構成される。
【0116】
サーバー20は使用者端末10に音源の歌詞を提供する(S210)。
【0117】
サーバー20は使用者端末10から使用者が歌詞のうち一部を選択した情報を受信する(S220)。サーバー20は受信した情報を使用者のアカウント情報にマッチングさせて保存することができる。具体的には、サーバー20は受信した情報を使用者アカウント情報のうち予め定められた特徴によりマッチングさせて保存することができる。例えば、使用者アカウントがジャズを楽しんで聞く30代の男性とする場合、使用者が選択した歌詞のうち一部を「好み:ジャズ、性別:男、年齢帯:30代」とマッチングさせて保存することができる。サーバー20はこのようなマッチング情報を複数の使用者アカウントに対して保存してデータベースを生成することができる。
【0118】
サーバー20は使用者端末10から歌詞のうち選択された部分を含む共有情報を他の端末30に伝送しようとする要請を受信する(S230)。そして、サーバー20は共有情報を他の端末30に伝送する(S240)。
【0119】
そして、サーバー20は使用者端末10に音源の歌詞のうち一部を少なくとも一つの他の使用者が選択した情報を提供する。このような情報はサーバー20が使用者端末10または他の端末30から歌詞のうち一部を選択した情報を受信して生成したデータベースに基づいたものであり得る。
【0120】
前述した歌詞ハイライト表示方法、これを提供する使用者端末10とサーバー20およびこれを実行させるコンピュータプログラムを通じて、使用者が選択した歌詞のうち一部を使用者に区別して表示したり、他の使用者に共有できるという効果がある。したがって、単純に使用者がどのような音源を楽しんで聞くのかに対する情報ではない、音源のうちどの歌詞部分を選好するかに対する情報を使用者または他の使用者に提供できるという長所がある。また、このように選択された歌詞を集めて見ることができる機能を提供して自身だけの歌詞集などを作って管理できるという長所がある。
【0121】
本発明の各実施例に開示された技術的特徴は該当実施例にのみ限定されるものではなく、互いに両立不可能である場合ではない限り、各実施例に開示された技術的特徴は互いに異なる実施例に併合されて適用され得る。
【0122】
したがって、各実施例ではそれぞれの技術的特徴を中心として説明するが、各技術的特徴が互いに両立不可能である場合ではない限り、互いに併合されて適用され得る。
【0123】
本発明は前述した実施例および添付した図面に限定されるものではなく、本発明が属する分野で通常の知識を有する者の観点で多様な修正および変形が可能であろう。したがって、本発明の範囲は本明細書の請求の範囲だけでなくこの請求の範囲と均等なものなどによって定められるべきである。
【国際調査報告】