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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-04
(54)【発明の名称】インライン方式の餃子成形システム
(51)【国際特許分類】
   A23P 20/25 20160101AFI20240226BHJP
【FI】
A23P20/25
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023553120
(86)(22)【出願日】2022-03-02
(85)【翻訳文提出日】2023-08-31
(86)【国際出願番号】 KR2022002942
(87)【国際公開番号】W WO2022186600
(87)【国際公開日】2022-09-09
(31)【優先権主張番号】10-2021-0027477
(32)【優先日】2021-03-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】513178894
【氏名又は名称】シージェイ チェイルジェダン コーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】100111372
【弁理士】
【氏名又は名称】津野 孝
(72)【発明者】
【氏名】ジャン、 ボンジン
(72)【発明者】
【氏名】キム、 セジン
(72)【発明者】
【氏名】ジョン、 ダウン
(72)【発明者】
【氏名】べ、 スンソク
(72)【発明者】
【氏名】キム、 サンチョル
(72)【発明者】
【氏名】リ、 ヨンギュ
【テーマコード(参考)】
4B048
【Fターム(参考)】
4B048PE13
4B048PP04
(57)【要約】
インライン方式の餃子成形システムが開示される。本発明によるインライン方式の餃子成形システムは、供給された麺帯をカッティングして餃子皮を形成する餃子皮カッティング装置と、餃子皮カッティング装置の下部領域に配置され、カッティングされた前記餃子皮が安着し、餃子の具が供給された餃子皮を加圧して折る餃子成形用下部折り装置と、餃子成形用下部折り装置の上部領域に配置され、折られた餃子皮を加圧して縫合する縫合装置を含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
麺帯をカッティングして餃子皮を形成する餃子皮カッティング装置と、
前記餃子皮カッティング装置の下部領域に配置され、カッティングされた前記餃子皮が安着し、餃子の具が供給された前記餃子皮を加圧して折る餃子成形用下部折り装置と、
前記餃子成形用下部折り装置の上部領域に配置され、折られた前記餃子皮を加圧して縫合する縫合装置と、を含むインライン方式の餃子成形システム。
【請求項2】
前記餃子皮カッティング装置は、
カッティング装置フレームと、
前記カッティング装置フレームに支持され、前記麺帯を前記餃子成形用下部折り装置に形成された突出カッターで1次的に加圧する第1麺帯加圧器と、
前記カッティング装置フレームに支持され、前記第1麺帯加圧器に対して離隔して配置され、前記第1麺帯加圧器により1次的に加圧された前記麺帯を前記突出カッターで2次的に加圧する第2麺帯加圧器と、を含む、請求項1に記載のインライン方式の餃子成形システム。
【請求項3】
前記第1麺帯加圧器は、
前記カッティング装置フレームに回動可能に結合される第1回動バー部と、
前記第1回動バー部に回転可能に結合され、前記麺帯を加圧する第1加圧ローラー部と、
前記カッティング装置フレームに支持され、前記第1回動バー部に連結され、前記第1回動バー部の回動角度を調節して第1加圧ローラー部の前記突出カッターに対する高さを調節する第1高さ調節部と、を含む、請求項2に記載のインライン方式の餃子成形システム。
【請求項4】
前記第2麺帯加圧器は、
前記カッティング装置フレームに回動可能に結合される第2回動バー部と、
前記第2回動バー部に回転可能に結合され、前記麺帯を加圧する第2加圧ローラー部と、
前記カッティング装置フレームに支持され、前記第2回動バー部に連結され、前記第2回動バー部の回動角度を調節して第2加圧ローラー部の前記突出カッターに対する高さを調節する第2高さ調節部と、を含む、請求項2に記載のインライン方式の餃子成形システム。
【請求項5】
前記縫合装置は、
前記餃子成形用下部折り装置により折られた前記餃子皮を加圧する第1縫合パッドと、前記第1縫合パッドに対向して配置されて前記第1縫合パッドの方向に前記餃子皮を加圧する第2縫合パッドとを備える縫合用加圧ユニットと、
前記縫合用加圧ユニットに連結されて前記第1縫合パッドと第2縫合パッドを移動させる縫合用カムレールユニットと、
前記縫合用加圧ユニットに連結され、前記縫合用加圧ユニットを前記縫合用カムレールユニットに対して相手移動させる縫合用移動ユニットと、を含む、請求項1に記載のインライン方式の餃子成形システム。
【請求項6】
前記縫合用加圧ユニットは、多数個に設けられ、多数個の前記縫合用加圧ユニットは、クローラ型に配列されることを特徴とする、請求項5に記載のインライン方式の餃子成形システム。
【請求項7】
前記縫合用加圧ユニットは、
前記縫合用移動ユニットに連結される縫合用支持プレート部と、
前記縫合用支持プレート部に相手移動可能に結合され、前記第1縫合パッドが結合される第1移動プレート部と、
前記第1移動プレート部に結合され、前記縫合用カムレールユニットに連結されて前記第1移動プレート部を移動させる第1移動プレート用移動部と、
前記縫合用支持プレート部に相手移動可能に結合され、前記第2縫合パッドが結合される第2移動プレート部と、
前記第2移動プレート部に結合され、前記縫合用カムレールユニットに連結されて前記第2移動プレート部を移動させる第2移動プレート用移動部と、
前記縫合用支持プレート部に結合され、前記第1移動プレート部に連結され、前記第1移動プレート用移動部により移動された前記第1移動プレート部を原位置に復帰させる第1原位置復帰部と、
前記縫合用支持プレート部に結合され、前記第2移動プレート部に連結され、前記第2移動プレート用移動部により移動された前記第2移動プレート部を原位置に復帰させる第2原位置復帰部と、を含む、請求項5に記載のインライン方式の餃子成形システム。
【請求項8】
前記第1移動プレート用移動部は、
前記第1移動プレート部に結合された第1回転中心軸と、
前記第1回転中心軸に回転可能に結合された第1回転ローラーと、を含む、請求項7に記載のインライン方式の餃子成形システム。
【請求項9】
前記第2移動プレート用移動部は、
前記第2移動プレート部に結合された第2回転中心軸と、
前記第2回転中心軸に回転可能に結合された第2回転ローラーと、を含む、請求項8に記載のインライン方式の餃子成形システム。
【請求項10】
前記第1原位置復帰部は、
前記縫合用支持プレート部に結合された第1復帰用固定ブロックと、
前記第1移動プレート部に結合され、前記縫合用支持プレート部に形成された第1貫通孔を貫通する第1移動プレート用突出ブロックと、
前記第1復帰用固定ブロックに結合され、前記第1移動プレート用突出ブロックに連結され、前記第1移動プレート用突出ブロックを加圧する第1復帰用弾性体と、を含む、請求項7に記載のインライン方式の餃子成形システム。
【請求項11】
前記第2原位置復帰部は、
前記縫合用支持プレート部に結合された第2復帰用固定ブロックと、
前記第2移動プレート部に結合され、前記縫合用支持プレート部に形成された第2貫通孔を貫通する第2移動プレート用突出ブロックと、
前記第2復帰用固定ブロックに結合され、前記第2移動プレート用突出ブロックに連結され、前記第2移動プレート用突出ブロックを加圧する第2復帰用弾性体と、を含む、請求項7に記載のインライン方式の餃子成形システム。
【請求項12】
前記縫合用カムレールユニットは、
側面部に沿って前記第1回転ローラーが移動される第1縫合用支持レール部と、
側面部に沿って前記第2回転ローラーが移動される第2縫合用支持レール部と、を含む、請求項9に記載のインライン方式の餃子成形システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、インライン方式の餃子成形システムに関し、より詳しくは、餃子皮用の麺帯が供給されて餃子皮をカッティングし、餃子の具が詰められた餃子皮を折って餃子を成形するインライン方式の餃子成形システムに関する。
【背景技術】
【0002】
通常、餃子は、小麦粉の生地で作った餃子皮の内部に餃子の具が詰められるものであって、餃子の具が詰められた餃子皮を接合する作業の難易度のために、従来には人がいちいち手で餃子を作らなければならなかった。
【0003】
したがって、餃子を作ることに多くの時間と労働力が必要であるだけでなく、大量生産が難しいという問題があった。
【0004】
最近には、これを解消するために、餃子を自動で製造する餃子成形装置が一部製作されているが、その構造が複雑でありかつ設置面積を多く占めることから、設置面積に対する生産能力が劣るという問題がある。
【0005】
また、従来の餃子成形装置は、餃子の具が詰められた餃子皮を折って縫合する過程で、餃子皮が確実に縫合されず、餃子の具が餃子皮から突き出る縫合不良が発生するという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、設置面積が小さくて設置面積に対する生産性が高くて正確な模様に成形できることから、不良発生を減らすことができるインライン方式の餃子成形システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面によれば、麺帯をカッティングして餃子皮を形成する餃子皮カッティング装置;前記餃子皮カッティング装置の下部領域に配置され、カッティングされた前記餃子皮が安着し、餃子の具が供給された前記餃子皮を加圧して折る餃子成形用下部折り装置;及び前記餃子成形用下部折り装置の上部領域に配置され、折られた前記餃子皮を加圧して縫合する縫合装置を含むインライン方式の餃子成形システムを提供することができる。
【0008】
前記餃子皮カッティング装置は、カッティング装置フレーム;前記カッティング装置フレームに支持され、前記麺帯を前記餃子成形用下部折り装置に形成された突出カッターで1次的に加圧する第1麺帯加圧器;及び前記カッティング装置フレームに支持され、前記第1麺帯加圧器に対して離隔して配置され、前記第1麺帯加圧器により1次的に加圧された前記麺帯を前記突出カッターで2次的に加圧する第2麺帯加圧器を含んでよい。
【0009】
前記第1麺帯加圧器は、前記カッティング装置フレームに回動可能に結合される第1回動バー部;前記第1回動バー部に回転可能に結合され、前記麺帯を加圧する第1加圧ローラー部;及び前記カッティング装置フレームに支持され、前記第1回動バー部に連結され、前記第1回動バー部の回動角度を調節して第1加圧ローラー部の前記突出カッターに対する高さを調節する第1高さ調節部を含んでよい。
【0010】
前記第2麺帯加圧器は、前記カッティング装置フレームに回動可能に結合される第2回動バー部;前記第2回動バー部に回転可能に結合され、前記麺帯を加圧する第2加圧ローラー部;及び前記カッティング装置フレームに支持され、前記第2回動バー部に連結され、前記第2回動バー部の回動角度を調節して第2加圧ローラー部の前記突出カッターに対する高さを調節する第2高さ調節部を含んでよい。
【0011】
前記縫合装置は、前記餃子成形用下部折り装置により折られた前記餃子皮を加圧する第1縫合パッドと、前記第1縫合パッドに対向して配置されて前記第1縫合パッドの方向に前記餃子皮を加圧する第2縫合パッドとを備える縫合用加圧ユニット;前記縫合用加圧ユニットに連結されて前記第1縫合パッドと第2縫合パッドを移動させる縫合用カムレールユニット;及び前記縫合用加圧ユニットに連結され、前記縫合用加圧ユニットを前記縫合用カムレールユニットに対して相手移動させる縫合用移動ユニットを含んでよい。
【0012】
前記縫合用加圧ユニットは、多数個に設けられ、多数個の前記縫合用加圧ユニットは、クローラ型に配列されてよい。
【0013】
前記縫合用加圧ユニットは、前記縫合用移動ユニットに連結される縫合用支持プレート部;前記縫合用支持プレート部に相手移動可能に結合され、前記第1縫合パッドが結合される第1移動プレート部;前記第1移動プレート部に結合され、前記縫合用カムレールユニットに連結されて前記第1移動プレート部を移動させる第1移動プレート用移動部;前記縫合用支持プレート部に相手移動可能に結合され、前記第2縫合パッドが結合される第2移動プレート部;前記第2移動プレート部に結合され、前記縫合用カムレールユニットに連結されて前記第2移動プレート部を移動させる第2移動プレート用移動部;前記縫合用支持プレート部に結合され、前記第1移動プレート部に連結されて前記第1移動プレート用移動部により移動された前記第1移動プレート部を原位置に復帰させる第1原位置復帰部;及び前記縫合用支持プレート部に結合され、前記第2移動プレート部に連結されて前記第2移動プレート用移動部により移動された前記第2移動プレート部を原位置に復帰させる第2原位置復帰部を含んでよい。
【0014】
前記第1移動プレート用移動部は、前記第1移動プレート部に結合された第1回転中心軸;及び前記第1回転中心軸に回転可能に結合された第1回転ローラーを含んでよい。
【0015】
前記第2移動プレート用移動部は、前記第2移動プレート部に結合された第2回転中心軸;及び前記第2回転中心軸に回転可能に結合された第2回転ローラーを含んでよい。
【0016】
前記第1原位置復帰部は、前記縫合用支持プレート部に結合された第1復帰用固定ブロック;前記第1移動プレート部に結合され、前記縫合用支持プレート部に形成された第1貫通孔を貫通する第1移動プレート用突出ブロック;及び前記第1復帰用固定ブロックに結合され、前記第1移動プレート用突出ブロックに連結されて前記第1移動プレート用突出ブロックを加圧する第1復帰用弾性体を含んでよい。
【0017】
前記第2原位置復帰部は、前記縫合用支持プレート部に結合された第2復帰用固定ブロック;前記第2移動プレート部に結合され、前記縫合用支持プレート部に形成された第2貫通孔を貫通する第2移動プレート用突出ブロック;及び前記第2復帰用固定ブロックに結合され、前記第2移動プレート用突出ブロックに連結されて前記第2移動プレート用突出ブロックを加圧する第2復帰用弾性体を含んでよい。
【0018】
前記縫合用カムレールユニットは、側面部に沿って前記第1回転ローラーが移動される第1縫合用支持レール部;及び側面部に沿って前記第2回転ローラーが移動される第2縫合用支持レール部を含んでよい。
【発明の効果】
【0019】
本発明の実施形態は、麺帯をカッティングして餃子皮を形成する餃子皮カッティング装置と、餃子皮カッティング装置の下部領域に配置され、餃子の具が供給された餃子皮を加圧して折る餃子成形用下部折り装置と、餃子成形用下部折り装置の上部領域に配置され、折られた餃子皮を加圧して縫合する縫合装置とを備えることで、餃子皮カッティング装置と縫合装置を餃子成形用下部折り装置の上部領域に位置させて設置面積を減らすことができ、それによって設置面積に対する生産性が高くて餃子を正確な模様に成形できることから、不良発生を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】本発明の一実施形態によるインライン方式の餃子成形システムが示された図である。
【0021】
図2図1の右側面が示された図である。
【0022】
図3図1の餃子皮カッティング装置が示された図である。
【0023】
図4図1の餃子皮加圧ユニットが示された平面図である。
【0024】
図5】餃子皮加圧ユニットの折り用回転駆動モジュールが示された図である。
図6】餃子皮加圧ユニットの折り用回転駆動モジュールが示された図である。
【0025】
図7図4のA-A線による断面が示された図である。
【0026】
図8図1の折り用カムレールユニットが示された図である。
図9図1の折り用カムレールユニットが示された図である。
【0027】
図10図1の縫合用加圧ユニットが示された平面図である。
【0028】
図11図10の正面図である。
【0029】
図12図10のB-B線による断面が示された図である。
【0030】
図13図10のC-C線による断面が示された図である。
【0031】
図14図1の縫合用カムレールユニットが示された平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0032】
本発明と本発明の動作上の利点及び本発明の実施により達成される目的を十分に理解するためには、本発明の好ましい実施形態を例示する添付図面及び添付図面に記載された内容を参照しなければならない。
【0033】
以下、添付した図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を説明して本発明を詳しく説明する。ただし、本発明を説明するに当たり、既に公知された機能あるいは構成に関する説明は、本発明の要旨を明瞭にするために省略する。
【0034】
図1は、本発明の一実施形態によるインライン方式の餃子成形システムが示された図であり、図2は、図1の右側面が示された図であり、図3は、図1の餃子皮カッティング装置が示された図であり、図4は、図1の餃子皮加圧ユニットが示された平面図であり、図5及び図6は、餃子皮加圧ユニットの折り用回転駆動モジュールが示された図であり、図7は、図4のA-A線による断面が示された図であり、図8及び図9は、図1の折り用カムレールユニットが示された図であり、図10は、図1の縫合用加圧ユニットが示された平面図であり、図11は、図10の正面図であり、図12は、図10のB-B線による断面が示された図であり、図13は、図10のC-C線による断面が示された図であり、図14は、図1の縫合用カムレールユニットが示された平面図である。
【0035】
本実施形態によるインライン方式の餃子成形システムは、図1図14に示されたように、餃子皮用の麺帯を供給する麺帯供給装置(未図示)と、餃子皮カッティング装置100と、カッティングされた餃子皮に餃子の具を供給する餃子の具供給装置(未図示)と、餃子成形用下部折り装置200と、縫合装置300とを備えてよい。
【0036】
麺帯供給装置(未図示)は、餃子皮カッティング装置100に隣接して配置され、餃子皮用の麺帯を餃子皮カッティング装置100に供給することができる。
【0037】
餃子皮カッティング装置100は、供給された餃子皮用の麺帯(未図示)をカッティングして餃子皮(未図示)を形成することができる。餃子皮カッティング装置100は、図1図3に示されたように、餃子成形用下部折り装置200に支持されるカッティング装置フレーム110と、カッティング装置フレーム110に支持され、餃子皮用の麺帯を餃子成形用下部折り装置200に形成された突出カッター221aで1次的に加圧する第1麺帯加圧器120と、カッティング装置フレーム110に支持され、第1麺帯加圧器120に対して離隔して配置され、第1麺帯加圧器120により1次的に加圧された餃子皮用の麺帯を突出カッター221aで2次的に加圧する第2麺帯加圧器130とを含んでよい。
【0038】
カッティング装置フレーム110は、餃子成形用下部折り装置200の後述する折り装置フレーム210に結合されて支持されてよい。
【0039】
第1麺帯加圧器120は、カッティング装置フレーム110に支持されてよい。このような第1麺帯加圧器120は、餃子皮用の麺帯を餃子成形用下部折り装置200に形成された後述する突出カッター221a側に1次的に加圧してよい。
【0040】
本実施形態による第1麺帯加圧器120は、図1及び図3に示されたように、カッティング装置フレーム110に回動可能に結合される第1回動バー部121と、第1回動バー部121に回転可能に結合されて餃子皮用の麺帯を加圧する第1加圧ローラー部122と、カッティング装置フレーム110に支持され、第1回動バー部121に連結され、第1回動バー部121の回動角度を調節して第1加圧ローラー部122の突出カッター221aに対する高さを調節する第1高さ調節部123を含んでよい。
【0041】
第1回動バー部121は、カッティング装置フレーム110に回動可能に結合されてよい。このような第1回動バー部121は、長さの長いバー状に形成されてよい。
【0042】
第1加圧ローラー部122は、第1回動バー部121に回転可能に結合されてよい。このような第1加圧ローラー部122は、餃子皮用の麺帯を突出カッター221aに対してそっと押し、第2麺帯加圧器130により最終的なカッティング前に餃子皮(餃子皮用の麺帯)を整列させることができる。
【0043】
第1高さ調節部123は、カッティング装置フレーム110に支持されてよい。このような第1高さ調節部123は、第1回動バー部121に連結され、第1回動バー部121の回動角度を調節して第1加圧ローラー部122の突出カッター221aに対する高さを調節することができる。
【0044】
第1高さ調節部123による第1加圧ローラー部122の高さ調節により第1加圧ローラー部122の加圧力が調節され得る。
【0045】
本実施形態による第1高さ調節部123は、第1回動バー部121に回転可能に結合される第1高さ調節用シリンダーロッド123aと、カッティング装置フレーム110に回転可能に結合され、第1高さ調節用シリンダーロッド123aが相手移動可能に結合され、第1高さ調節用シリンダーロッド123aを移動させる第1高さ調節用加圧シリンダー本体123bとを含んでよい。
【0046】
第2麺帯加圧器130は、カッティング装置フレーム110に支持され、第1麺帯加圧器120に対して離隔して配置されてよい。このような第2麺帯加圧器130は、第1麺帯加圧器120により1次的に加圧された餃子皮用の麺帯を突出カッター221aで2次的に加圧して餃子皮を形成してよい。
【0047】
本実施形態による第2麺帯加圧器130は、図3に示されたように、カッティング装置フレーム110に回動可能に結合される第2回動バー部131と、第2回動バー部131に回転可能に結合されて餃子皮用の麺帯を加圧する第2加圧ローラー部132と、カッティング装置フレーム110に支持され、第2回動バー部131に連結され、第2回動バー部131の回動角度を調節して第2加圧ローラー部132の突出カッター221aに対する高さを調節する第2高さ調節部133を含んでよい。
【0048】
第2回動バー部131は、カッティング装置フレーム110に回動可能に結合されてよい。このような第2回動バー部131は、長さの長いバー状に形成されてよい。
【0049】
第2加圧ローラー部132は、第2回動バー部131に回転可能に結合されてよい。このような第2加圧ローラー部132は、第1加圧ローラー部122によりそっと押された餃子皮用の麺帯を突出カッター221a側に最終的に加圧して、餃子皮用の麺帯で餃子皮がカッティングされるようにできる。
【0050】
第2高さ調節部133は、カッティング装置フレーム110に支持されてよい。このような第2高さ調節部133は、第2回動バー部131に連結され、第2回動バー部131の回動角度を調節することで、第2加圧ローラー部132の突出カッター221aに対する高さを調節することができる。このような第2高さ調節部133による第2加圧ローラー部132の高さ調節により第2加圧ローラー部132の加圧力が調節され得る。
【0051】
本実施形態による第2高さ調節部133は、第2回動バー部131に回転可能に結合される第2高さ調節用シリンダーロッド133aと、カッティング装置フレーム110に回転可能に結合され、第2高さ調節用シリンダーロッド133aが相手移動可能に結合され、第2高さ調節用シリンダーロッド133aを移動させる第2高さ調節用加圧シリンダー本体133bとを含んでよい。
【0052】
餃子の具供給装置(未図示)は、餃子皮カッティング装置100によりカッティングされた餃子皮に餃子の具を供給することができる。このような餃子の具供給装置(未図示)は、餃子成形用下部折り装置200の上部領域に配置され、下部領域に配置された餃子成形用下部折り装置200に支持された餃子皮の上面に餃子の具を供給することができる。
本実施形態の餃子の具供給装置(未図示)は、餃子皮カッティング装置100と縫合装置300との間に配置されてよい。
【0053】
餃子成形用下部折り装置200は、餃子皮カッティング装置100の下部領域に配置されてよい。このような餃子成形用下部折り装置200は、餃子の具が供給された餃子皮を下部で加圧して折ることができる。
【0054】
本実施形態による餃子成形用下部折り装置200は、地面に支持される折り装置フレーム210と、餃子皮が順次折られるように餃子皮を順次加圧する複数の餃子皮折り部(SF、GF)を備える餃子皮加圧ユニット220と、餃子皮加圧ユニット220に隣接して配置され、餃子皮加圧ユニット220に連結されて餃子皮折り部(SF、GF)を移動させる折り用カムレールユニット230と、餃子皮加圧ユニット220に連結され、餃子皮加圧ユニット220を折り用カムレールユニット230に対して相手移動させる折り用移動ユニット240とを含んでよい。
【0055】
餃子皮加圧ユニット220は、図1に示されたように、多数個に設けられ、クローラ型に配列されてよい。
このような多数個の餃子皮加圧ユニット220は、折り用移動ユニット240の後述する折り用チェーン部241に結合され、折り用チェーン部241の回転に沿って連続的に回転し、移送されて餃子皮を餃子皮カッティング装置100から縫合装置300方向に移動させることができる。
【0056】
本実施形態による餃子皮加圧ユニット220は、図1図9に示されたように、折り用移動ユニット240に連結され、餃子皮折り部(SF、GF)が回転可能に結合される上端プレート部221と、上端プレート部221に連結され、餃子皮折り部(SF、GF)を回転させる折り用回転駆動モジュール222と、折り用カムレールユニット230に連結され、上端プレート部221を支持する上端プレート支持部229とを含んでよい。
【0057】
上端プレート部221には、餃子皮加圧ユニット220によりカッティングされた餃子皮が安着する餃子皮安着領域(K)が形成されてよい。
このような餃子皮安着領域(K)は、図4に示されたように多数個に設けられ、上端プレート部221の長手方向に離隔して配置されてよい。
このような上端プレート部221は、餃子皮折り部(SF、GF)の駆動時に餃子皮の一領域が離隔されてよい。
【0058】
本実施形態の上端プレート部221には、餃子皮安着領域(K)の周縁を区画する突出カッター221aが設けられてよい。このような突出カッター221aは、上端プレート部221の上部面から突出して形成され、円形又は楕円形状に形成されてよい。
本実施形態の突出カッター221aは、餃子皮加圧ユニット220により加圧される餃子皮用の麺帯の下部面に接触され、突出カッター221aの形状に餃子皮をカッティングしてよい。
【0059】
餃子皮折り部(SF、GF)は、上端プレート部221に回転可能に結合されてよい。
餃子皮折り部(SF、GF)は、図4図8に示されたように、餃子皮を1次的に加圧するサポートフィンガー(SF)と、サポートフィンガー(SF)により加圧された餃子皮を2次的に加圧する餃子皮の縁領域をくっつけるギャザリングフィンガー(GF)とを含んでよい。
【0060】
本実施形態において、サポートフィンガー(SF)は、2個に設けられ、互いに対向して配置されてよい。
サポートフィンガー(SF)は、折り用移動ユニット240により移送される餃子皮加圧ユニット220の移送方向に垂直する方向に餃子皮を加圧することができる。
【0061】
このようなサポートフィンガー(SF)は、図4図7に示されたように、ギャザリングフィンガー(GF)より先に予め設定された第1サポートフィンガー用回動角度だけ回動して餃子皮安着領域(K)に置かれた餃子皮の下部面を加圧して餃子皮の両側をそっと持った後、回動せずに停止することができる(図7(b)参照)。
【0062】
本実施形態によるサポートフィンガー(SF)は、図4図7に示されたように、上端プレート部221に回転可能に結合されるサポーティング用本体(SF1)と、サポーティング用本体(SF1)の側壁から突出して形成されて餃子皮に接触されるサポーティング用フランジ(SF2)とを含んでよい。
【0063】
サポーティング用本体(SF1)には、上端プレート部221に回転可能に結合されるサポート用回転中心軸(SF3)が形成されてよい。
【0064】
サポーティング用フランジ(SF2)は、図4図7に示されたように、横方向に長く形成されることで、折られた餃子皮との接触面積を増やして餃子皮をより強く加圧することができる。
【0065】
ギャザリングフィンガー(GF)は、サポートフィンガー(SF)により加圧された餃子皮を2次的に加圧することができる。
本実施形態において、ギャザリングフィンガー(GF)は、図4図7に示されたように、4個に設けられ、餃子皮安着領域(K)の中央部を基準にして放射状に離隔して配置されてよい。
【0066】
ギャザリングフィンガー(GF)には、上端プレート部221に回転可能に結合されるギャザリング用回転中心軸(GF3)が形成されてよい。
【0067】
このようなギャザリングフィンガー(GF)は、サポートフィンガー(SF)の回動が開始した後又はサポートフィンガー(SF)が第1サポートフィンガー用回動角度だけ回動した後に、予め設定されたギャザリングフィンガー用回動角度だけ回動されてよい(図7(c)参照)。
【0068】
ギャザリングフィンガー(GF)の回動が開始した後又はギャザリングフィンガー(GF)がギャザリングフィンガー用回動角度だけ回動した後に、サポートフィンガー(SF)が予め設定された第2サポートフィンガー用回動角度だけ回動されてよい(図7(d)参照)。
ここで、第2サポートフィンガー用回動角度は、第2サポートフィンガー用回動角度よりも大きなサイズを有してよい。
【0069】
サポートフィンガー(SF)が第1サポートフィンガー用回動角度に回動した後、ギャザリングフィンガー(GF)がギャザリングフィンガー用回動角度に回動した後、サポートフィンガー(SF)が第2サポートフィンガー用回動角度に回動することで、餃子皮の縁領域を中央にくっつけて餃子皮を折ることができ、サポートフィンガー(SF)の1次的な加圧後、ギャザリングフィンガー(GF)が2次的に餃子皮を加圧し、サポートフィンガー(SF)が餃子皮を最終的に再び加圧することで、餃子の具が餃子皮から突き出ることなく、餃子皮が正確に折られるようにできる。
【0070】
折り用回転駆動モジュール222は、上端プレート部221に連結されてよい。折り用回転駆動モジュール222は、餃子皮折り部(SF、GF)を回転させることができる。
【0071】
本実施形態による折り用回転駆動モジュール222は、図4図7に示されたように、上端プレート部221の下部領域に配置され、上端プレート部221に相手移動可能に連結される中断プレート部223と、中断プレート部223にヒンジ結合され、ギャザリングフィンガー(GF)にヒンジ結合されるギャザリングフィンガー用リンク部224と、中断プレート部223に連結され、中断プレート部223を上端プレート部221の方向に移動させる中断プレート移動部225と、中断プレート部223の下部領域に配置され、上端プレート部221に相手移動可能に連結され、中断プレート部223を貫通する貫通本体(N)を備える下端プレート部226と、貫通本体(N)にヒンジ結合され、サポートフィンガー(SF)にヒンジ結合されるサポートフィンガー用リンク部227と、下端プレート部226に連結され、下端プレート部226を上端プレート部221の方向に移動させる下端プレート移動部228とを含んでよい。
【0072】
中断プレート部223は、下端プレート部226の下部領域に配置されてよい。このような中断プレート部223は、上端プレート部221に結合された中断プレート用ガイド軸(R1)に上下方向にスライディング移動可能に結合され、上端プレート部221に対して上下方向に移動されてよい。
【0073】
ギャザリングフィンガー用リンク部224は、バー状に形成されてよい。ギャザリングフィンガー用リンク部224の一端部領域は、中断プレート部223に回転可能に結合されてよい。
また、ギャザリングフィンガー用リンク部224の他端部領域は、ギャザリングフィンガー(GF)に回転可能に結合されてよい。
【0074】
中断プレート移動部225は、中断プレート部223に連結され、中断プレート部223を上端プレート部221の方向に移動させてよい。
本実施形態による中断プレート移動部225は、図4図7に示されたように、下端プレート部226を貫通して中断プレート部223に結合されるギャザリングフィンガー用昇下降本体225aと、ギャザリングフィンガー用昇下降本体225aに回転可能に結合され、折り用カムレールユニット230に連結されるギャザリングフィンガー用回転ローラー225bとを含んでよい。
【0075】
ギャザリングフィンガー用回転ローラー225bは、折り用カムレールユニット230のギャザリングフィンガー用支持レール部232の上面に連結され、ギャザリングフィンガー用支持レール部232の上面に沿って移動されてよい。
この際、ギャザリングフィンガー用支持レール部232の上面の形状に応じてギャザリングフィンガー用回転ローラー225bが上側に移動されてよく、このようなギャザリングフィンガー用回転ローラー225bの上側への移動は、ギャザリングフィンガー用昇下降本体225aを上側に移動させてよい。
【0076】
ギャザリングフィンガー用昇下降本体225aの上側への移動は、中断プレート部223を上端プレート部221の方向に上昇させ、中断プレート部223の上昇は、ギャザリングフィンガー用リンク部224を上昇させ、ギャザリングフィンガー(GF)を回転させてギャザリングフィンガー(GF)が上昇するようにできる。
【0077】
下端プレート部226は、中断プレート部223の下部領域に配置されてよい。
このような下端プレート部226は、上端プレート部221に結合された下端プレート用ガイド軸(R2)に上下方向にスライディング移動可能に結合され、上端プレート部221に対して上下方向に移動されてよい。
【0078】
下端プレート部226には、上端プレート部221に相手移動可能に連結され、中断プレート部223を貫通する貫通本体(N)が設けられてよい。
中断プレート部223には、貫通本体(N)が貫通する切開孔(未図示)が形成されてよい。
【0079】
サポートフィンガー用リンク部227は、バー状に形成されてよい。サポートフィンガー用リンク部227の一端部領域は、貫通本体(N)に回転可能に結合されてよい。
また、サポートフィンガー用リンク部227の他端部領域は、サポートフィンガー(SF)に回転可能に結合されてよい。
【0080】
下端プレート移動部228は、下端プレート部226に連結され、下端プレート部226を上端プレート部221の方向に移動させてよい。
【0081】
本実施形態による下端プレート移動部228は、図4図7に示されたように、下端プレート部226に結合されるサポートフィンガー用昇下降本体228aと、サポートフィンガー用昇下降本体228aに回転可能に結合され、折り用カムレールユニット230に連結されるサポートフィンガー用回転ローラー228bとを含んでよい。
【0082】
サポートフィンガー用回転ローラー228bは、折り用カムレールユニット230のサポートフィンガー用支持レール部231の上面に連結され、サポートフィンガー用支持レール部231の上面に沿って移動されてよい。
この際、サポートフィンガー用支持レール部231の上面の形状に応じてサポートフィンガー用回転ローラー228bが上側に移動されてよく、このようなサポートフィンガー用回転ローラー228bの上側への移動は、サポートフィンガー用昇下降本体228aを上側に移動させてよい。
【0083】
サポートフィンガー用昇下降本体228aの上側への移動は、下端プレート部226を上端プレート部221の方向に上昇させ、下端プレート部226の上昇は、貫通本体(N)を上昇させてサポートフィンガー用リンク部227を上昇させるようになり、上昇したサポートフィンガー用リンク部227は、サポートフィンガー(SF)を回転させてサポートフィンガー(SF)が上昇するようにできる。
【0084】
上端プレート支持部229は、折り用カムレールユニット230に連結され、上端プレート部221を支持することができる。
【0085】
上端プレート支持部229は、図4図7に示されたように、上端プレート部221に結合される上端プレート用支持本体229aと、上端プレート用支持本体229aに回転可能に結合され、折り用カムレールユニット230に連結される上端プレート用回転ローラー229bを含んでよい。
【0086】
上端プレート用回転ローラー229bは、折り用カムレールユニット230の上端プレート用支持レール部233の上面に連結され、上端プレート用支持レール部233の上面に沿って移動されてよい。
上端プレート用支持レール部233の上面は、サポートフィンガー用支持レール部231とギャザリングフィンガー用支持レール部232の上面とは異なり、傾斜なしに平たく形成され、移動過程で上端プレート部221のたるみを防止することができる。
【0087】
折り用カムレールユニット230は、折り装置フレーム210に結合されてよい。
このような折り用カムレールユニット230は、餃子皮加圧ユニット220に隣接して配置され、餃子皮加圧ユニット220が餃子皮カッティング装置100から縫合装置300方向に移動される過程で、餃子皮加圧ユニット220に連結され、餃子皮折り部(SF、GF)を移動(回転)させることができる。
【0088】
本実施形態による折り用カムレールユニット230は、図1図8及び図9に示されたように、上部面に沿ってサポートフィンガー用回転ローラー228bが移動されるサポートフィンガー用支持レール部231と、サポートフィンガー用支持レール部231に対して離隔して配置され、上部面に沿ってギャザリングフィンガー用回転ローラー225bが移動されるギャザリングフィンガー用支持レール部232と、サポートフィンガー用支持レール部231とギャザリングフィンガー用支持レール部232に対して離隔して配置され、上部面に沿って上端プレート用回転ローラー229bが移動される上端プレート用支持レール部233とを含んでよい。
【0089】
サポートフィンガー用支持レール部231は、長さの長いバー状に形成されてよい。
このようなサポートフィンガー用支持レール部231の上部面に沿ってサポートフィンガー用回転ローラー228bが移動されてよい。
【0090】
ギャザリングフィンガー用支持レール部232は、サポートフィンガー用支持レール部231に対して離隔して配置されてよい。
このようなギャザリングフィンガー用支持レール部232の上部面に沿ってギャザリングフィンガー用回転ローラー225bが移動されてよい。
【0091】
サポートフィンガー用回転ローラー228bがギャザリングフィンガー用回転ローラー225bより先に上昇するように、図9に示されたように、サポートフィンガー用支持レール部231の前面部の上部面がギャザリングフィンガー用支持レール部232の前面部よりも先立って傾くように形成されてよい。
【0092】
ギャザリングフィンガー用支持レール部232とサポートフィンガー用支持レール部231の上端部の部位別高さに応じてギャザリングフィンガー用回転ローラー225bとサポートフィンガー用回転ローラー228bが上側に移動され、ギャザリングフィンガー用回転ローラー225bとサポートフィンガー用回転ローラー228bの上昇に応じてサポートフィンガー(SF)とギャザリングフィンガー(GF)が回転して上昇することができる。
【0093】
折り用移動ユニット240は、餃子皮加圧ユニット220に連結されてよい。
このような折り用移動ユニット240は、餃子皮加圧ユニット220を折り用カムレールユニット230に対して相手移動させてよい。
【0094】
本実施形態による折り用移動ユニット240は、図1及び図2に示されたように、餃子皮加圧ユニット220に結合される折り用チェーン部241と、折り用チェーン部241に連結される折り用プーリ部242と、折り用プーリ部242に連結されて折り用プーリ部242を回転させる折り用駆動モーター243とを含んでよい。
【0095】
折り用チェーン部241は、餃子皮加圧ユニット220の上端プレートに結合されてよい。本実施形態において、折り用チェーン部241は、一対に設けられて上端プレートの両側端部領域にそれぞれ結合されてよい。
【0096】
折り用プーリ部242は、折り装置フレーム210に回転可能に結合されてよい。
このような折り用プーリ部242は、折り用チェーン部241に連結されてよい。
【0097】
折り用駆動モーター243は、折り装置フレーム210に支持されてよい。
このような折り用駆動モーター243は、折り用プーリ部242に連結されて折り用プーリ部242を回転させてよい。
【0098】
一方、縫合装置300は、餃子成形用下部折り装置200の上部領域に配置されてよい。
このような縫合装置300は、餃子成形用下部折り装置200により折られた餃子皮を加圧して縫合してよい。
【0099】
本実施形態による縫合装置300は、図1図2図10図14に示されたように、折り装置フレーム210に支持される縫合装置フレーム310と、餃子成形用下部折り装置200により折られた餃子皮を加圧する第1縫合パッド(P1)と、第1縫合パッド(P1)に対向して配置され、第1縫合パッド(P1)の方向に餃子皮を加圧する第2縫合パッド(P2)を備える縫合用加圧ユニット320と、縫合用加圧ユニット320に隣接して配置され、縫合用加圧ユニット320に連結され、第1縫合パッド(P1)と第2縫合パッド(P2)を移動させる縫合用カムレールユニット330と、縫合用加圧ユニット320に連結され、縫合用加圧ユニット320を縫合用カムレールユニット330に対して相手移動させる縫合用移動ユニット340を含んでよい。
【0100】
縫合用加圧ユニット320は、図1及び図2に示されたように、多数個に設けられ、クローラ型に配列されてよい。
このような多数個の縫合用加圧ユニット320は、縫合用移動ユニット340の後述する縫合用チェーン部341に結合され、縫合用チェーン部341の回転に沿って連続的に回転し、餃子皮カッティング装置100から縫合装置300方向に移動されてよい。
【0101】
本実施形態による縫合用加圧ユニット320は、図1図2図10図14に示されたように、餃子成形用下部折り装置200により折られた餃子皮を加圧する第1縫合パッド(P1)と、第1縫合パッド(P1)に対向して配置され、第1縫合パッド(P1)の方向に餃子皮を加圧する第2縫合パッド(P2)と、縫合用移動ユニット340に連結される縫合用支持プレート部321と、縫合用支持プレート部321に相手移動可能に結合されて第1縫合パッド(P1)が結合される第1移動プレート部322と、第1移動プレート部322に結合され、縫合用カムレールユニット330に連結され、第1移動プレート部322を移動させる第1移動プレート用移動部323と、縫合用支持プレート部321に相手移動可能に結合されて第2縫合パッド(P2)が結合される第2移動プレート部324と、第2移動プレート部324に結合され、縫合用カムレールユニット330に連結されて第2移動プレート部324を移動させる第2移動プレート用移動部325と、縫合用支持プレート部321に結合され、第1移動プレート部322に連結され、第1移動プレート用移動部323により移動された第1移動プレート部322を原位置に復帰させる第1原位置復帰部326と、縫合用支持プレート部321に結合され、第2移動プレート部324に連結され、第2移動プレート用移動部325により移動された第2移動プレート部324を原位置に復帰させる第2原位置復帰部327とを含んでよい。
【0102】
第1縫合パッド(P1)と第1縫合パッド(P1)は、相互対向して配置されてよい。
このような第1縫合パッド(P1)と第1縫合パッド(P1)は、多数個に設けられ、相互離隔して配置されてよい。第1縫合パッド(P1)と第1縫合パッド(P1)との間には、餃子成形用下部折り装置200により餃子皮が折られた餃子が配置されてよい。
第1縫合パッド(P1)と第2縫合パッド(P2)が互いに向かって接近し、間に配置された餃子を加圧して餃子皮を最終的に縫合することができる。
【0103】
縫合用支持プレート部321は、長さの長いプレート状に形成されてよい。
このような縫合用支持プレート部321の両側端部領域は、縫合用移動ユニット340の後述する折り用チェーン部241にそれぞれ連結されてよい。
【0104】
本実施形態の縫合用支持プレート部321の下部面には、第1移動プレート部322と第1移動プレート部322のそれぞれがスライディング移動可能に結合される第1ガイドレール321aと第2ガイドレール321bが相互離隔して配置されてよい。
【0105】
また、縫合用支持プレート部321には、後述する第1移動プレート用突出ブロック326bが貫通する第1貫通孔321cと、後述する第2移動プレート用突出ブロック327bが貫通する第2貫通孔321dが形成されてよい。
【0106】
第1移動プレート部322は、縫合用支持プレート部321の第1ガイドレール321aにスライディング移動可能に結合され、縫合用支持プレート部321に対して相手移動されてよい。
このような第1移動プレート部322には、多数個の第1縫合パッド(P1)が結合され、多数個の第1縫合パッド(P1)は、相互離隔して配置されてよい。
【0107】
第1移動プレート用移動部323は、第1移動プレート部322に結合されてよい。
このような第1移動プレート用移動部323は、縫合用カムレールユニット330の後述する第1縫合用支持レール部331に連結され、第1移動プレート部322を移動させてよい。
【0108】
本実施形態による第1移動プレート用移動部323は、図11に示されたように、第1移動プレート部322に結合された第1回転中心軸323aと、第1回転中心軸323aに回転可能に結合された第1回転ローラー323bとを含んでよい。
【0109】
第1回転ローラー323bは、縫合用カムレールユニット330の第1縫合用支持レール部331の側面部に連結され、第1縫合用支持レール部331の側面部に沿って移動されてよい。
この際、第1縫合用支持レール部331の側面部の形状に応じて第1回転ローラー323bが水平方向(図10及び図11の左側)に移動されてよく、このような第1回転ローラー323bの左側への移動は、第1移動プレート部322を左側に移動させてよい。
【0110】
第1移動プレート部322が左側に移動されると、第1移動プレート部322に結合された第1縫合パッド(P1)も左側に移動されてよい。
【0111】
第2移動プレート部324は、縫合用支持プレート部321の第2ガイドレール321bにスライディング移動可能に結合され、縫合用支持プレート部321に対して相手移動されてよい。このような第2移動プレート部324には、多数個の第2縫合パッド(P2)が結合され、多数個の第2縫合パッド(P2)は、相互離隔して配置されてよい。
【0112】
第2移動プレート用移動部325は、第2移動プレート部324に結合されてよい。このような第2移動プレート用移動部325は、縫合用カムレールユニット330の後述する第2縫合用支持レール部332に連結され、第2移動プレート部324を移動させてよい。
【0113】
本実施形態による第2移動プレート用移動部325は、図11に示されたように、第2移動プレート部324に結合された第2回転中心軸325aと、第2回転中心軸325aに回転可能に結合された第2回転ローラー325bとを含んでよい。
【0114】
第2回転ローラー325bは、縫合用カムレールユニット330の第2縫合用支持レール部332の側面部に連結され、第2縫合用支持レール部332の側面部に沿って移動されてよい。この際、第2縫合用支持レール部332の側面部の形状に応じて第2回転ローラー325bが水平方向(図10及び図11の右側)に移動されてよく、このような第2回転ローラー325bの右側への移動は、第2移動プレート部324を右側に移動させてよい。
【0115】
第2移動プレート部324が右側に移動されると、第2移動プレート部324に結合された第2縫合パッド(P2)も右側に移動されてよい。
【0116】
第1原位置復帰部326は、縫合用支持プレート部321に結合されてよい。
このような第1原位置復帰部326は、第1移動プレート部322に連結され、第1移動プレート用移動部323により移動された第1移動プレート部322を原位置に復帰させることができる。
【0117】
本実施形態による第1原位置復帰部326は、図10及び図11に示されたように、縫合用支持プレート部321に結合された第1復帰用固定ブロック326aと、第1移動プレート部322に結合され、縫合用支持プレート部321に形成された第1貫通孔321cを貫通する第1移動プレート用突出ブロック326bと、第1復帰用固定ブロック326aに結合され、第1移動プレート用突出ブロック326bに連結され、第1移動プレート用突出ブロック326bを弾性的に加圧する第1復帰用弾性体326cとを含んでよい。
【0118】
第1復帰用固定ブロック326aは、縫合用支持プレート部321の上面部に結合されてよい。第1移動プレート用突出ブロック326bは、第1移動プレート部322の上面部に結合されてよい。
このような第1移動プレート用突出ブロック326bは、縫合用支持プレート部321の第1貫通孔321cを貫通して第1復帰用固定ブロック326aに対向して配置されてよい。
【0119】
第1復帰用弾性体326cの一端部は、第1復帰用固定ブロック326aに結合され、他端部は、第1移動プレート用突出ブロック326bに結合されてよい。
このような第1復帰用弾性体326cは、第1移動プレート用移動部323により移動された第1移動プレート部322に弾性力を提供して原位置に復帰させることができる。
【0120】
第2原位置復帰部327は、縫合用支持プレート部321に結合されてよい。
このような第2原位置復帰部327は、第2移動プレート部324に連結され、第2移動プレート用移動部325により移動された第2移動プレート部324を原位置に復帰させることができる。
【0121】
本実施形態による第2原位置復帰部327は、図10図11に示されたように、縫合用支持プレート部321に結合された第2復帰用固定ブロック327aと、第2移動プレート部324に結合され、縫合用支持プレート部321に形成された第2貫通孔321dを貫通する第2移動プレート用突出ブロック327bと、第2復帰用固定ブロック327aに結合され、第2移動プレート用突出ブロック327bに連結され、第2移動プレート用突出ブロック327bを弾性的に加圧する第2復帰用弾性体327cとを含んでよい。
【0122】
第2復帰用固定ブロック327aは、縫合用支持プレート部321の上面部に結合されてよい。第2移動プレート用突出ブロック327bは、第2移動プレート部324の上面部に結合されてよい。
このような第2移動プレート用突出ブロック327bは、縫合用支持プレート部321の第2貫通孔321dを貫通して第2復帰用固定ブロック327aに対向して配置されてよい。
【0123】
第2復帰用弾性体327cの一端部は、第2復帰用固定ブロック327aに結合され、他端部は、第2移動プレート用突出ブロック327bに結合されてよい。
このような第2復帰用弾性体327cは、第2移動プレート用移動部325により移動された第2移動プレート部324に弾性力を提供して原位置に復帰させることができる。
【0124】
縫合用カムレールユニット330は、縫合装置フレーム310に結合されてよい。
このような縫合用カムレールユニット330は、縫合用加圧ユニット320に隣接して配置され、縫合用加圧ユニット320が移動される過程で縫合用加圧ユニット320に連結され、第1縫合パッド(P1)と第2縫合パッド(P2)を相互近接する方向に移動させてよい。
【0125】
本実施形態による縫合用カムレールユニット330は、図2及び図14に示されたように、側面部に沿って第1回転ローラー323bが移動される第1縫合用支持レール部331と、側面部に沿って第2回転ローラー325bが移動される第2縫合用支持レール部332とを含んでよい。
【0126】
第1縫合用支持レール部331の側面部は、図14に示されたように傾くように形成されることで、第1縫合用支持レール部331の傾いた側面部に接触された第1回転ローラー323bは、図14において左側に移動されてよい。
このような第1回転ローラー323bの左側への移動は、第1移動プレート部322を左側に移動させてよい。
第1移動プレート部322が右側に移動されると、第1移動プレート部322に結合された第1縫合パッド(P1)も左側に移動されてよい。
【0127】
第2縫合用支持レール部332の側面部は、図14に示されたように傾くように形成されることで、第2縫合用支持レール部332の傾いた側面部に接触された第2回転ローラー325bは、図14において右側に移動されてよい。
このような第2回転ローラー325bの右側への移動は、第2移動プレート部324を右側に移動させてよい。
第2移動プレート部324が右側に移動されると、第2移動プレート部324に結合された第2縫合パッド(P2)も右側に移動されてよい。
【0128】
縫合用移動ユニット340は、縫合用加圧ユニット320に連結されてよい。
このような縫合用移動ユニット340は、縫合用加圧ユニット320を縫合用カムレールユニット330に対して相手移動させてよい。
【0129】
縫合用移動ユニット340は、図1及び図2に示されたように、縫合用加圧ユニット320が結合される縫合用チェーン部341と、縫合用チェーン部341に連結される縫合用プーリ部342と、縫合用プーリ部342に連結されて縫合用プーリ部342を回転させる縫合用駆動モーター343を含んでよい。
【0130】
縫合用チェーン部341は、縫合用加圧ユニット320の縫合用支持プレート部321に結合されてよい。
本実施形態において、縫合用チェーン部341は、一対に設けられて縫合用支持プレート部321の両側端部領域にそれぞれ結合されてよい。
【0131】
縫合用プーリ部342は、縫合装置フレーム310に回転可能に結合されてよい。
このような縫合用プーリ部342には、縫合用チェーン部341が連結されてよい。
【0132】
縫合用駆動モーター343は、縫合装置フレーム310に支持されてよい。
このような縫合用駆動モーター343は、縫合用プーリ部342に連結されて縫合用プーリ部342を回転させることができる。
【0133】
以下、本実施形態によるインライン方式の餃子成形システムを、図1図14を参考して説明する。
【0134】
餃子皮カッティング装置100が餃子皮用の麺帯を餃子成形用下部折り装置200の餃子皮加圧ユニット220で加圧してよい。
餃子皮カッティング装置100の加圧によりカッティングされた餃子皮は、餃子皮安着領域(K)に配置されてよい。
【0135】
餃子皮加圧ユニット220は、折り用移動ユニット240により移動され、サポートフィンガー用回転ローラー228bとギャザリングフィンガー用回転ローラー225bとが折り用カムレールユニット230のサポートフィンガー用支持レール部231とギャザリングフィンガー用支持レール部232の上部面に接触されてよい。
【0136】
折り用カムレールユニット230のサポートフィンガー用支持レール部231とギャザリングフィンガー用支持レール部232の上部面形状に応じてサポートフィンガー用回転ローラー228bとギャザリングフィンガー用回転ローラー225bとが上昇し、サポートフィンガー(SF)とギャザリングフィンガー(GF)とが図7に示されたように回転されて上昇してよい。
【0137】
この際、図7(b)に示されたように、2個のサポートフィンガー(SF)がギャザリングフィンガー(GF)よりも先立って回動して餃子皮安着領域(K)に置かれた餃子皮の下部面を加圧して餃子皮の両側をそっと持つことができる。
【0138】
その後、図7(c)に示されたように、4個のギャザリングフィンガー(GF)が回転してサポートフィンガー(SF)により加圧された餃子皮を2次的に加圧することができる。
【0139】
次に、図7(d)に示されたように、2個のサポートフィンガー(SF)がより大きな角度に回転して餃子皮を強く押すことができる。
【0140】
前述したようなサポートフィンガー(SF)とギャザリングフィンガー(GF)の上昇により餃子皮が折られ、折られた餃子皮は、移動し続けて縫合装置300に到達することができる。
【0141】
縫合装置300は、餃子成形用下部折り装置200により餃子皮が折られた餃子を第1縫合パッド(P1)と第2縫合パッド(P2)で加圧して餃子皮をくっつけることで、餃子を最終形状に成形することができる。
【0142】
このように、本実施形態によるインライン方式の餃子成形システムは、供給された餃子皮用の麺帯をカッティングして餃子皮を形成する餃子皮カッティング装置100と、餃子皮カッティング装置100の下部領域に配置され、餃子の具が供給された餃子皮を加圧して折る餃子成形用下部折り装置200と、餃子成形用下部折り装置200の上部領域に配置され、折られた餃子皮を加圧して縫合する縫合装置300とを備えることで、餃子皮カッティング装置100と縫合装置300を餃子成形用下部折り装置200の上部領域に位置させて設置面積を減らすことができ、それによって設置面積に対する生産性が高くて餃子を正確な模様に成形できることから、不良発生を減らすことができる。
【0143】
以上、図面を参照して、本実施形態について詳しく説明したが、本実施形態の権利範囲が前述した図面及び説明に限定されるものではない。
【0144】
このように、本発明は、記載された実施形態に限定されるものではなく、本発明の思想及び範囲から外れることなく多様な修正及び変形が可能であることは、この技術分野における通常の知識を有する者に自明である。
したがって、そのような修正例又は変形例は、本発明の特許請求の範囲に属すると言うべきである。
【産業上の利用可能性】
【0145】
本発明は、インライン方式の製品成形システム、特にインライン方式の食品加工産業に用いることができる。
図1
図2
図3
図4
図5
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図8
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【国際調査報告】